HOTH PRESS エイリアン研究 モス・アイズリー編 |
Wioslea ワイオスリー ![]() |
種族名:ヴーヴリアン。 個体名:ワイオスリー。性別:女。 出身:不明 職業:ギャンブラー。スペースポート・スピーダーズの経営者。 製作時呼称:マルティプル・アイズ 「ルークのランドスピーダーを買ったスペース・ポート・スピーダーズのヴーヴリアン女性。ジャバ・ザ・ハットに1000クレジットの借金がある。ギャンブラー。多くの言語を話す。」[CCG] [考察]ルークはカンティーナを出て、すぐに中古車バイヤーのマルティプル・アイに出会う。ボスク研究で詳しく研究しているように、SWユニバースにおける中古市場の重要性を示す描写である。 マルティプル・アイといえば、日本の妖怪にも似たのがいるではないか。百目である。このエイリアンが、日本の妖怪をもとにデザインされたかどうかは不明である。 |
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スペースポート・スピーダーズ研究 スペースポート・スピーダーズとワイオスリーのコメントについて、情報の矛盾が認められる。 スペースポート・スピーダーズは、左の[ENC]の説明で、「モス・アイズリーの中心にある」と書かれている。実際、「スター・ウォーズ テクニカル・ジャーナル」(日本語版)P16のモス・アイズリー宇宙港の地図でも、モス・アイズリーのど真ん中にあるのがわかる。この土地を所有しているか、借地なのかは不明であるが、いずれにせよモス・アイズリーの中での特等地であるから、かなり高価であることが予想される。そして、スペースポート・スピーダーズを経営しているのが、ウナット・ポル(アルコーナ)とワイオスリーであるというのだ。ワイオスリーは、ルークのスピーダーの購入に即金で、2000クレジット払った。 |
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彼女が、スペースポート・スピーダーズの経営権の半分 | |||
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を所有しているとすると、彼女はかなりの資産家ということになるだろう。その彼女が、ジャバ・ザ・ハットに1000クレジットの借金が本当にあるのだろうか。 また、「彼女はモス・アイズリーのスペースポート・スピーダーズに何台もの中古のスピーダーを所有している。」という記述も正確でない。二人が経営者であれば、そこにあるスピーダーの主要権は、ワイオスリーのものとはならない。もし、本当に彼女がこれらのスピーダーを所有しているのなら、まずジャバへの借金を返しているはずだ。 彼女の職業が、CCGの説明では、「ギャンブラー」になっているが、あくまでも、彼女の職業は、スペースポート・スピーダーズの経営、ないしは店員と記載すべきであろう。ギャンブルをするとしても、それは本職とはいえないのではないか。 ワイオスリーの風体を見ると、経営者というよりは、一介の店員、せいぜい雇われ店長のようにしか見えないのだが。 |
Kal'Falnl C'ndros カルファルニル・シンドロス ![]() |
種族名:クオーサブ。 個体名:カルファルニル・シンドロス。性別:女。 出身:不明 職業:フリーパイロット 鳥に似た温血動物であるクオーサブ。身長3.5m.彼女の宇宙船は、彼女の尋常でない身長に合わせて、特別なハシゴが装備されている。 [考察]このエイリアンは、登場シーンが少ない割には非常に印象を残すエイリアンである。と同時に、ダイア・ノーガと並び最もSWらしいエイリアンといえるのではないか。この足しか見えないエイリアンの全体像は不明である。 |
したがって、我々観客は、この節くれだった足の関節から、全体像を想像するしかない(プロフィールからみて、ダチョウのような姿か?)。そこにSWユニバースの広がりがある。SWはジャンルでいえばSFだが、それはscience
fiction というよりもspace fantasyというべきであろう。そのファンタジーたる所以が、想像力をかきたてるということだろう。そういう意味で、カルファルニル・シンドロスは最もSWらしいエイリアンといえるだろう。全てを見せない、切り捨ての美学がSWには流れているし、切り捨てられた部分を想像するのがファンタジーである。 もう一つ、カルファルニル・シンドロスについて重要なシーンがある。カンティーナ内で、ラブリアがアップになった時、やはり二本足の生物が前を横切るのである。それを追って、ラブリアの目玉が左から右へと動く。カルファルニル・シンドロスのような関節のくびれははっきりしないが、私は同種のエイリアンではないかと推測する。 |
Tawass Khaa トス・カー ![]() |
種族名:ニムバニーズ。 個体名:トス・カー。性別:女。 出身:ニンバン。 職業:不明。 [考察]モゼップが登場する数秒前に、長くて白い髭が特徴的なニムバニーズが一体、一瞬だけ登場しています。それが、トス・カーと思われます。 |
Mosep モゼップ ![]() |
種族名:ニムバニーズ。 個体名:モゼップ。性別:男。 出身:ニンバン。 職業:ジャバの帳簿係。 内通者ほ通じてハットの敵たちの資金の流れを阻害する。失敗すれば次に自分が、帳消しになるのだ、ということを胆に命じている。 [考察]先日までモゼップを、カンティーナ内のエイリアンに分類していましたが、モゼップはカンティーナ内には出ておりませんでした。マス・アイズリーのルークたちが、ドッキングベイ94に向かう通りですれ違うのが、モゼップです。 |
Garindan ガリンダン ![]() |
種族名:クバーズ。 個体名:ガリンダン。性別:男。 出身:クビンディ。 職業:密告者。 製作時呼称:スニッチ(密告者)、ロングスヌート(長っ鼻) ルークたちの後をつけて、帝国軍に密告したのが、ガリンダン。クバーズは昆虫を常食とする。クバーズ大きな感受性の高い目を持っている。タトウィーンの強い日差しから目を守るために、特別性のゴーグルをつけなくてはいけない。また、ザラザラとした黒緑色の肌を日光から守るために、フードを被っていた。 [考察]手に小型通信機を持っていた。良く見ると、ストームトルーパーが常備している帝国軍のコムリンクと同型のようだ。 |
Prophetess 女予言者 ![]() |
種族名:ヒューマノイド。 個体名:不明。性別:女。 出身:不明。 職業:予言者。タトウィーンの統治者アリオンの使者。 名高い超能力者。強運を察知する女性。ハン・ソロに会うため、ドッキング・ベイ94に向かったジャバと手下どもの後をつけた。 [考察]女予言者はCCGのアンコモン・カードであり、容易に入手できるのだが、初めてそのカードを手にした時、こんな人どこに出てきたの、と思ってしまった。そんなマイナー・キャラの女予言者だが、特別編を見直すと、モス・アイズリーの町で、何と四回も登場している。最初はトルーパーに検問されるシーンで手前を通りすぎる。二回目はカンティーナの前で、ルークたちがスピーダーを降りようとする時、一瞬後ろを通りすぎる。三回目は、ルークたちがドッキング・ベイ94に入ろうとするところで一瞬、通りすぎる。四回目は、ミレニアム・ファルコンへ向かおうと多数のトルーパーが道を通ろうとする時、あわわてよけようとしているところがバッチリ写る。彼女は一体何をしていたのか。顔までははっきりと写らないので、単に同じ服を着ていた人という可能性もあるだろう。しかし、ハン・ソロに会うために、ハン・ソロを探していたため、通りを何度も往復していたのかもしれない。しかし、ドッキング・ベイ94の前まで来ていながら、ハン・ソロの気配を察知できなかった彼女は、たいした予言者ではなさそうだ。 |
Brindy Truchong ブリンディ・トルチョン ![]() |
種族名:コレリア人。 個体名:ブリンディ・トルチョン。性別:女。 出身:コレル。 職業:密輸屋。 彼女はモス・アイスリーで、反乱軍に手っ取り早く、兵器や物資を供給できる手段を探っている。 [考察]左の写真のシーンは劇中には登場していないはず。確認できるのは、ルークたちがドッキング・ベイ94に入ろうとするところで、ルークたちのすぐ前を歩いているブリンディが、後姿だけ見えるというものである。 |
Nevar Yalnal ネバール・ヤルナール ![]() |
種族名:ラナット。 個体名:ネバーメ・ヤルナール。 出身:ラナリア。 職業:スパイ。 ハーチェク・カルファスのスパイでかつ人夫。 |
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