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C-3PO研究 いかにして3POは黄金のスキンを着るか エピソード1から、エピソード3に至る、スター・ウォーズ新三部作。その主たるストーリーは、可愛らしい少年アナキン・スカイウォカーが、いかにして悪の権化ダース・ベーダーになるか、と言われている。 まず、ワトーのジャンク・ヤードのシーン。山づみされたジャンクの中に、あの見慣れた姿を見出すことができる。なんと、黄金のC-3POと同じスキンが、ジャンクの中に埋もれているではないか。 |
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このジャンクの中の3POは、ジャー・ジャー・ビンクスの後ろに、数カットに渡って登場するので、注意して見ていれば見落とすことはないすだろう。 「エピソード2」で、ジェダイ騎士となって母シミ・スカイウォーカーを迎えに、タトウィーンに戻ってきたアナキンは、母を守り通した3POに、ご褒美として黄金のスキンを与えるのであろうか。 このジャンクの中の、黄金色のスキンは、そうした細かいストーリーを想像させる。 では、右下腿が銀色パーツに置きかえられるのは、なぜか。 この謎を解読する伏線のようかなカットが、「ファントム・メナス」には登場している。3POと同型のドロイドが、モス・エスパの街中に見られるが、そのドロイドは何と片足を引きずって歩いている。どちらの足を引きずっているのかは、はっきりしないが。 そして、その3PO型ドロイドのスキンの色は、何とシルバーである(私には、シルバーに見えた。一瞬しか登場しないのではっきりしないのだが)。 シルバーの3PO型ドロイドが、モス・エスパの街中を片足を引きずって歩いている。 これは、凄い発見である。何が凄いかというと、このおそらく右足の悪いドロイドは、その不良部品をワトーのジャンク・ヤードで交換する。つまり、積まれていた3PO型ドロイドのスキンから部品が拝借される。そして、残されるのは、シルバーの右足。 アナキンが帰ったとき、ワトーの店に残されている部品は、右下腿以外の3POの黄金スキン、そしてシルバーの右下腿ということになるのである。 考えすぎであろうか。しかし、シルバーの3PO型ドロイドが、モス・エスパの街中を片足を引きずって歩いているのは、歴然とした事実である。この画像については、まだ入手していないが、是非、劇場で直接確認して欲しい。 (6月30日更新) |
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