A I B O

 ソニービルで愛嬌を振りまいている1匹の犬。その名も「AIBO(アイボ)」。
 Artificial Intelligence(人工知能) Robotの略と日本語の「相棒」をかけたネーミングである。

 (1999年5月末撮影)
 
1999年6月1日にインターネットによる通信販売のみで販売され、日本国内では限定数3,000台が20分で売り切れた。
 米国仕様の2,000台を含めて、計5,000台が即完売となったのである。

 「ロボット犬をペットにするなんて、寂しい生活はしたくないな〜」と思いつつ見ていると、「おもしろい」「かわいい!」「欲しい」「飼いたい」と、10分間で気持ちが大きく変化してしまった。
 ロボットらしさを強く出したデザインが、「ペットの代わり」ではなく、「エンタテイメントロボットだぞ!」と強く主張していて、なかなか良いのである。1匹と言わず、1台と数えるところも、好感が持てる。

 1999年11月1日には、色とデザインを一部変更したAIBOが、日米欧合計1万体の追加予約が受け付けられた。ちなみに、11月1日は「犬の日」である。型番も、ERS-111になっている。
 PlayStationUの発売が、平成12年3月4日など、SONYの語呂合わせ販売日は結構多い。

 8日の締め切りまでに、日本だけで13万件以上の応募があったとか。
 私も申し込んだのですが、アンケートを兼ねた、落選通知が送られてきました。
 WoOoo〜n!
 

aibo

open-r このワンちゃんの原型は、1998年6月10日にソニーが発表した「OPEN-R」である。(右の写真)

 1台25万円掛ける15,000台で37億5千万円の売り上げ!うひゃ〜!!と思うのは、下種の考えである。もしかしたら、これまでの開発費も出ないのかもしれないネ。