いよいよ試乗
13時前になり、受付入り口には列ができている。
我々も並んで待つ。
そして列が動き出す。子供以上に大人の方がニコニコしてるように思えたのは気のせい?
入口で乗車券に印が押され、大型モニタスクリーンのある部屋へ。
椅子には試乗した人にだけ配布されるパンフレット、アンケート用紙が置かれていた。
ここで係りのおねえさんが、お子様にだけ何やら配っている。MLX01を模ったぬいぐるみ、のようなもの。
友人が「ほし〜」というが、当然配布されなかった(笑)
ここでグリーフィング・・・いや、リニア開発の歴史、山梨実験線の概要、そして、「実用化の基礎技術が確立した」という
国土交通省の評価、中央新幹線構想・・・要するに展示フロアの再確認(笑)。
今回の試乗会参加応募は約16000組あったそうで、5/26、27の2日間で、約1000組が招待されたそうだ。
正確な数字だったが、忘れた。以前、あるTV番組では、当選倍率80倍と言っていたけど、それは大げさだったのか?
いよいよ乗車!
乗車前の説明会場。 |
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搭乗口。3号車は東京寄りの車両。 |
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車内には適当な間隔でモニタが設置されている。 |
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座席は片側2席。我々は13番C席とD席に指定されていた。
説明によれば、シート自体も軽量化をしてあるそうで。なるほど、重厚さがまるで無い(笑)。
いわゆる回転式ロマンスシート。リクライニングする。が、席の向きは固定するようアナウンス。
ゆっくりと甲府方面へ動き出す。車輪式鉄道と比較すれば、加速は良い。
モニタには、先頭車に取り付けられているカメラの映像が映し出されている。
車内テロップには、リアルタイムで速度と位置が表示されている。本線に入るとすぐトンネルだ。
50km/hの速度で進入し、しばらくすると停車。26.8km地点。モニタ画面に「トラバーサ式」分岐装置の説明が映し出される。
見学センター搭乗口の側線と本線を切換ている時間を利用した説明ビデオだった。
続いて時速300km/hで走行するという説明。そして、浮上走行についての説明。
MAGLEVは、低速時は車輪走行する。時速150km/h位までは浮いていない。この辺がHSSTと大きく違う点だ。
いよいよ走行開始。
東京方面に向かう。つまり、後ろ向き。この状態で300km/hを体験する。
浮上走行に変わる前に、乗務員のアナウンスがある。明らかに音が変化するのだが、実はよくわからなかった・・・。
見学センター前は約200km/h程度で通過し、あとはずっとトンネル区間。300km/hでの走行はほんのわずか。
速度が落ちてくると、車輪走行に変わるよ、ってアナウンス。今度は着地するのがよくわかる。
飛行機で着陸するかのような、軽いショックと明らかに車輪で走ってる音がする。
停止前にトンネルから出る。窓から見える風景は、森。木々しか見えない。
そうして車両基地手前約200mで停止。窓から「34k6」の標識が見える。
モニタ画面では、トンネル内照明が12m間隔で取り付けられていると説明している。高速走行時は、1本の光の帯にように見えるらしい。
続いて、500km/h走行の説明が始まる。
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