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オーケストラの誕生              作:meina (管弦楽部)

今から約1000000年前のお話。
わしは、とある村の村長の玄じいじゃ。ちょっと聞いてくれんか。わしは今人生最大の窮地にたっているんじゃ。隣の村の村長の竹ばあさんが私たちの村にある木を全て焼こうとしていたんじゃ。わしがその時はあわてて止めたんじゃがそれからというもの村同士の関係がどんどん悪くなっていってこまっとる。
そこで向こうの村の特産品の金属とわしらの村の特産品の木を使ってどうにか仲直りしたいと思ったんだ。すると村の1人の若者がこういったんじゃ
「遠くの国でオーケストラという木と金属を使った物を操る集団がいるそうです」
わしはこの時ひらめいたのじゃ!それをつかえばきっと仲直りが出来るだろう、と。

そして・・・
木を使った物体をわしの名前からとって「弦楽器」
金属を使ったものは竹ばあさんの漢字の一部をとって「管楽器」
材料が余ったものを使って「打楽器」
と命名したのじゃ。
いいセンスじゃろ?ふふふ・・・☆

おわり