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おせいの約束                           作:2nd 7

おせいは、いつも歯磨きをしない困った子です。
お母さんが何度注意してもおせいは「大丈夫だよ〜!!」といってすぐ遊びにいってしまいます。
おせいがいつものように遊んでいると、目の前に不思議な杖をもった妖精が立っていました。その子は悲しそうな顔をしてこう言いました。
「おせいが歯磨きをしないから妖精の国の王様が怒って、こらしめにいってこいといってたんだ」
おせいは今まで歯磨きをしなかったことを後悔しました。
「ごめんね。これからはちゃんと歯磨きするよ。だから許して!」
すると妖精は嬉しそうにわらってこういいました。
「わかった。妖精の国から見てるからね。約束だよ!」
おせいもしっかりとうなずきました。

それからというもの、おせいは毎日歯を磨くようになりました