★のあるものについては、教師&ブータPCセリフについてをご一読下さい。
芳野は上機嫌のようだ。
鼻歌を歌って、手を振っている。
大人の女の人なのに、なんて子供っぽいんだろう。
「どうしたの?
元気ないわね。
元気出さないと。
坂上先生から、かぶかぶ、されちゃうぞっ。
ほら、いいから笑いなさい。
大人になることはね、皆に心配かけないように笑うことなのよ。」
[選択1-1]
(先生もそうなの?)
「さあ、どうでしょうね? ふふっ。
それもきっと、大人になれば分かるわ。
大人か子供かは、他人のことがわかるようになるかどうかで決まるのよ。だからワガママな人は、いくつになっても子供なの。」
[選択1-2]
(…ってもなあ。)
「…笑っていれば、そのうち本当に笑えるわ。
困った時には、まず笑う!
これがポイントかしら。」
「よお! 元気ぃ?
ふふふ。
先生ね、少し、本田先生の真似しちゃった。
少しは…元気に見えた?」
[選択1-1]
(はい。)
「そうでしょう。ふふふ。
そうでしょうとも!
そうよ、ファイト!
フフフ! バカみたいにファイト!」(以下※に続く)
[選択1-2]
(…いいえ。)
「…そう。
そうね…。
ごめんね…ごめんね…。
先生が…大人が…弱いから…
みんなを戦争に送りこんだりするから…。」(以下※に続く)
※
芳野先生からは、保健室の消毒液のような臭いがした。
芳野「よー、○○、元気ぃ?
なによー。
わたしがまだ結婚していないからって、バカにしてるんでしょう。
アハハハ! ウソー。
あー、もうだっこしてあげるからぁ。
はい…。
くー。」
芳野は、抱き付いたまま、寝ている。
○○「…は…え、ちょ、ちょっと。」
芳野先生を家まで送りました。
一日を終了します。
※誰か1人からしか聞けない。
「先生ね…、辞めることになっちゃった…。
…心が、弱かったのね。
身体もボロボロだし、辞めたらね、研究所に戻されるんだって。
…そんな顔はしないで。
笑って…笑ってください…。
なさけない私を見て…少しでも気を晴らして。
フフフ…グ…ブブ…先生ね、先生ね、いつのまにか、自分で自分にファイトって、言わなくなっちゃった…。
…さようなら。」
「…さようなら。
…いつか、
あなたにも、きっと分かるようになるわ。」
本田「おー、それじゃ始めるか。
今日は、代りの代用教員が居るんだ。」
[音楽消えて…]
芳野「こんにちは。芳野です。」
本田「同系タイプのクローンだ。
今度のは、前のよりもう少し持つぞ。」
芳野「なんの話ですか?」
本田「いえ、なんでもありませんよ。
さあ、自己紹介してください。」
芳野「はい。
えーと、芳野 春香です。
みなさんに国語を教えることになります。
好きな言葉は、ファイトっ!」
※「この」芳野については、各キャラへの感情値や「このみ」を聞いたかどうかなどの、人間関係部分の値は全てリセットされている。
「なにか、本田先生と坂上先生が、夜に出歩くなって…。
なにか、あったんですか?
先生、先生なのにみんな教えてくれないの。」
「…先生ね。時々幻獣じゃなくて、今の社会体制が憎い時があるのよ。
私の生徒をとらないでって…。
ばかね。」
[HR開始]
「**先生は今日、お休みなので私がホームルームします。おはようございます。」
[違うクラスの生徒がいる]
「○○くん(さん)、あなたはお隣のクラスでしょ?」
[夕方HRのランダムメッセージ]
「連絡は特にありません。
みなさん、注意してお仕事してくださいね。」
「…はやく平和になるといいですね。
今日はこれで終わります。」
「だんだん薄着でもよくなってきましたね。
…終わりましょう。」
「健康には気をつけてくださいね。」
「じゃあ、遅刻をしないように。」
「お仕事、がんばってくださいね。」
[授業に遅れた]
「…遅れたらメーでしょう? ○○くん席について。」
[授業中に倒れた]
○○「くっ!」
芳野「○○くん(さん)!」