コアイベント「士魂号の秘密」


001【森/初対面】 PC原以外

[話しかけ1回目・[]内PCがパイロット時のみ追加]
「何の用ですか。用がないなら、話しかけないでください。
 [まったく、パイロットというのは、みんな自分のことを主人公と考えているんですね。
 私たちが整備しなければ、出撃することも出来ないくせに。]

[話しかけ2回目]
「しつこい人は嫌いです。
 あっちに行ってください。」

[話しかけ3回目]
「…しつこいんですね…本当に。
 私と話しても…何もいいこと、ありませんよ。
 …。
 ええと、森 精華(もり せいか)です。
 整備は、得意なほうです。
 他は、何もありません。
 …。」
 森は、こちらを見た。
「挨拶を、したいんじゃないんですか。」

[選択1-1]
 (よ、よろしく。)
「はい。
 …。
 …。
 …ほら、もう話題がないじゃない…。」
 森は、そう独り言を言うと、顔をそむけた。

[選択1-2]
 (やっとまともにしゃべったね。)
「そういう言い方する人、軽薄そうで嫌いです。」


002【森/ホモ・ギガンテス】

「…人より大きな人って、本来は食料の供給や移動の問題で、あんまり強くないんです。
 私たちのオリジナルの、その祖先である原人達…そこで生存競争した種の中には、巨人がいました。
 人類人科…ホモ・ギガンテス。
 結局、私たちの祖先の方が勝って、彼らを絶滅させましたけどね。
 今は、化石でしか巨人は見られません。
 人間の力、その力の源泉は、脳。
 その巨大な脳です。
 でも哺乳類の産道は、その脳が通るには狭すぎる…。
 我々のオリジナルの祖先は、子供を未熟児の状態にして産むことにより解決しました。
 一方ホモ・ギガンテスは母体そのものを巨大化することで、大きな脳を持った赤ちゃんを産むことにしたんです。
 …そして今。我々の脳は、我々のオリジナルの祖先が遠い昔に歴史の中で滅ぼした敵を、巨人達を復活させて戦わせています。
 …人間って、怖い生き物ですよね。」
 森は、こちらを見ている。
「…どうせ、面白い話じゃありませんよ…。」

[選択1-1]
 (いや、面白いけど。)
「…嘘。」

[選択1-2]
 (もう少し別の話が…。)
「…。」


003【森/士魂号という鬼子】

「…士魂号を、熊本以外の県も欲しがっているそうです。
 噂では、首都圏防衛軍や日本連合陸軍も。
 …でも、出さないでしょうね。
 この子は…鬼子ですから」

[選択1]
 (鬼子?) / (士魂号って、地方装備なの?)
「はい。
 あの一族が…無理矢理予算を動かしたと…。
 そう、整備学校の先生が言ってました。
 士魂号という名前が普通の戦車と同じなのは、予算を流用するためだったと…
 そう、言ってました。
 …その先生、数日中に行方不明になったんですけどね。
 整備部隊の私達にも開けない部品もいくつかあります。
 それも制御系に集中して。
 …たぶん、どうしても秘密にする必要があるんだと、そう思います。
 その、おそらく…。
 …制御・神経系に人間のクローンを使っていると思います。自信はないけど…。
 でも…なんでしょうね…。
 戦車と比べれば、性能に劣る人型をあえて作り、それが本当に強いことを知っていた…。
 芝村準竜師って…一体なんでしょうね。
 …でも、どちらにしても医療目的以外の部分クローンの使用は国際法で禁止されているはずです。
 …戦争に勝てれば、どんな戦い方でもいいってわけじゃないと、思います。
 はい。私の探偵ごっこは、ここまで。
 後は、誰か偉い人にこれ話すんだけど、難しいかなぁ。」


004【森/原先輩】

「…原先輩は…優秀な人だし、女性としても、尊敬出来ると思います。
 その、時々すごく、子供っぽい所もあるけど。
 それはそれで…許せないときはありますけど、他よりは欠点が少ないと思います。
 …その、整備学校時代の先輩で。
 あんな風に両方出来たらいいなって…。
 …私は不器用ですから、片っ方しか、出来ないと思いますけど。
 …その、原先輩、善行さんと…つきあっていたんでしょう?
 だから…その、今は色々あると思うんですけど、そんな感じゼンゼン出さないし。
 すごいなぁ…って。
 …今言ったこと、絶対、秘密ですからね。」


005【森/新井木について】

「…新井木さんが、ちゃんと仕事している所を見たことがありません。
 …自分が仕事しないということが、どれだけ人の迷惑になるか、考えてないんでしょうね。
 …ひょっとしたら、自分の仕事のせいで、戦死者なんて出たりしたら…。
 …そんなこと考えたら、絶対にへらへら笑ったり出来ないでしょうに…。」


006【森/何か話して(1)】 雨が降って、止んだ後

「いい天気に、なりましたね。
 雨がやんで。
 …晴れて。」
 森は、何かにイライラして、ため息をついた。
「…何か、話して下さい。
 楽しいお話が、いいです。
 私が喜ぶような、そんな話を。
 …それとも、私にはそんな話、出来ませんか。」

[選択1-1]
 (なにか話す。)
 森は、じっと話を聞いている。
 - 2時間後-
「…………。
 私には話題ないけど、あなたにはありそうですね。
 …今度から、この手で行きます。
 さようなら。」

[選択1-2]
 (急に言われても…。)
「…いまいましい空。
 大雨になって、嵐が来ればいいのに。」


007【森/何か話して(2)】

「…。
 …なにか、話してください。
 …何でもいいから、なるべく、長く。
 楽しそうに話してください。

[選択1-1]
 (急に言われても…。)
 
「…。
 私が嫌いなら、そう言えばいいじゃないですか…。
 …もう、いいです。」[イベント終了]

[選択1-2]
 (何か話す。)
 理由はわかりませんが、下手なことを言うと機嫌が悪くなりそうだったので喋りました。
 - 2時間後 -
「…………。
 …。
 ………。
 …まあまあでした。」

[選択2-1]
 (…あのねえ。(怒))
 (以下※に戻る)

[選択2-2]
 (他にどんな話が聞きたいの?(笑))
「…何にも…、
 …何にも分かってないんですね…。
 …バカ。トーヘンボク。
 ニブイうえにお人よしのバカバカバカ。
 …。
 …そったらこと言ったって…
 うちは、話題が少ないもん。
 …どうせ、田舎者やもん。
 …。
 …。
 …専門用語一杯聞いて気絶したくなかったら、ずーっと、ずっと、なんか話してください。
 うち、聞くだけでぇ楽しいす。…から…。」


008【森/これ以上調査しないで】

「…どうしたんですか?」

[選択1-1]
 (これ以上、調査はやめて。)
「え?」
 森は、面食らっているようだ。

[選択1-1-1]
 (頼むからやめて。)
「頼むからやめてって…。
 いや、…そ、そんな迫らないでも…。
 わ、分かりました。もう…。
 …この、心配性。
 分かりました。じゃあ、調査は一時中断します。
 …そんなに必死な顔で言われたら、困るじゃないですか。
 でも、あきらめたわけじゃありませんからね。」[イベント終了]

[選択1-1-2]
 (嫌な予感がする。)
「予感なんて、私は信じてませんから。
 …大丈夫ですよ。自分が荒事向きだなんて、これっぽっちも思ってませんから。
 …この、心配性。
 ちょっと調査して、報告して、それで終わりですよ。ふふっ。」[イベント終了、翌HR009]

[選択1-2]
 (…なにか、手伝えないか?)
「…。
 そう言うと思った。
 じゃあ、来月の頭までに資料を集めますから、手伝ってくださいね。
 真相に近い人達と仲良くして情報集めないと。図書館も調べないといけないし。
 こき使いますからね。
 とりあえず、明日から手分けして人と接触しましょう。本田先生なんか、どうですか。
 …じゃあ、本田先生と仲良くしてこっそり情報を集めること。
 おたがい、注意しましょうね。」[イベント終了、翌HR009]


009【本田と坂上/交通事故】

本田「ええと、…その。
 坂上先生、お願いします。」
坂上「…。」
本田「すみません…坂上先生。」
坂上「…みなさんに哀しいお知らせをしなければなりません。
 昨日、森さんが交通事故で亡くなりました。
 即死でした。」
 クラスがどよめいた。
坂上「遺体は、とても皆さんに見せられる状態ではありませんでした。
 家族の方々も、一緒に御不幸に…。
 …。
 葬儀は、私たちの方で済ませました。
 あなた方の出席は必要ありません。
 …戦死ならともかく、事故死とは、世の中は分からないものです。
 皆さんも、注意してください。
 …以上、解散。
 森さんの墓、ですか。
 …ああ、いえ。墓は…遠くにあるんで、たぶん、行けないと思いますよ。
 …失礼。」


他人のコアイベント関連


010【森/芝村警告レベル1】

「芝村は無視した方がいいと思います。」


011【森/芝村警告レベル2】

「…芝村は無視した方がいいと思います。
 世界を征服するなんて、子供みたいな事を言っている人ですから。」


012【森/芝村警告レベル3】

「あなたも芝村の仲間みたいですね。
 私に話し掛けないでください。」


013【森/芝村警告レベル4】

「…。」


014【森/お酒なんか呑んで】

「芳野先生でしょう?
 お酒なんか呑んで…心が弱すぎます。
 運動して辞めさせましょう。
 …私たちを戦場に送り込んでいるのは自分たちの癖に!」


恋愛モード森


015【森/あなたが出撃するたびおかしくなりそう】

「なんで…。
 いつも、こんな気持ちに…なるのかな。
 あなたが出撃するたびに…。
 いつも…。いつもうちが、おかしくなりそうになること知ってました…?」

[選択1]
 (そう簡単に死なないよ。) / (戦争だから…。)
「…こんなことなら…、
 こんな気持ちになるんなら…、
 人を好きにならなきゃよかった…。」


016【森/一緒に逃げて】

「…一緒に逃げましょう。
 どこかに、逃げて…。
 戦争のないところに…二人きりで。
 …。
 分かってます。
 逃げるとこなんて、この惑星のどこにもない。
 それどころか、仲間に追われるだろうなんて。
 そんなことに、意味がないくらいなんて…。
 でも…もう、待っているのは嫌。
 …嫌ゃもん…。
 …だども…うち…嫌ゃもん。」
 森は、小さな子供のように泣きじゃくった。

[選択1-1]
 (…泣くなよ。)
「…。
 …あんたにしがみついて泣くぐらいの自由も…
 うちにないとぉ…?
 ふぇぇんっ。」
 (以下※に続く)

[選択1-2]
 (じゃ、逃げる?)
「ほんとうに…?」

[選択2]
 (本当に。) / (なんてね、そう出来たらいいけどね。)
「バカ…。
 あんた、いつもそう言って逃げ遅れるんよ。
 …いつもいつも。
 ふぇぇんっ。」
 (以下※に続く)


 2時間ほど、泣かれました。
「…………。
 …ちょっと、すっきりした。
 …ぜったいに死んだら、いけませんからね。
 …怪我もだめ。浮気は当然です。」

※昼休みに起こすと、2時間ほど泣かれなくて済む。時間も経過しない。


その他


017【森/整備兵にとっても幻獣は敵】

「…幻獣が、私の士魂号と、私のパイロットを殺す。
 整備兵にとってもね…、
 幻獣は敵です。」


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