インターネットの通信形態をADSLからFTTH(Fiber To The Home:光ファイバー)に変更した。その理由は、以下の通りである。 (1)ADSLの場合、NTTの収容局からの距離が長くなるに従って通信速度が落ちていく。1.5MbpsからスタートしたADSLもその後8、12、24、40Mbpsと次々に速度アップしてきたが、速度アップの恩恵を受けられるのは、NTTの収容局からの距離が近い人(約2km以内)に限られてしまう。我が家の場合、その距離が2.1kmであり、速度アップの効果があまり顕著でないということで、8Mbpsで我慢していた。ちなみに実際の速度は2.9Mbpsであった。 NTT東日本の収容局からの距離測定サイト 通信速度測定サイト (2)FTTHも技術の進歩と過当競争で、速度アップしつつ価格が下がっている。例えばNTT東日本のBフレッツの場合、昨年11月より32世帯あたりの通信速度が、100Mbpsから1Gbps(=1000Mpbs)に増加した。(ただし、1世帯の最大は100Mbps)ヤフーBB光も複数世帯で1Gbpsである。また、TEPCOひかりは100Mbpsを1世帯で独占するため、実質はNTTのBフレッツやヤフーBBよりも実際の通信速度は速いようである。 料金に関しても、以前に比べてかなり下がってきている。Bフレッツの場合、ほとんどのプロバイダーは工事料金はプロバイダー持ちであり、私も工事料金無料であった。NTTへの月額料金も最初の何ヶ月かは無料のキャンペーンをやっている。皆さんFTTHの導入の際にはいろいろと調べて比較して、なるべく安くなるように工夫してください。 NTT東日本Bフレッツ ヤフーBB光 TEPCOひかり 通信速度実績比較 |
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工事の順番待ちで、開通は申し込んでから約3週間後と結構、時間がかかった。電話線と同じ管の中を光ファイバーケーブルを通していき、室内の回線終端装置(写真左)に接続する工事である。 この回線終端装置と無線LANルーター(写真右)をLANケーブルで接続して完了である。我が家の合計3台のパソコン(私用、妻用、子供用)に無線LANカードをセットして、それぞれで光ファイバーによる高速インターネットが楽しめることになった。 |
通信速度の測定結果は、以下の通りである。 無線LAN経由で25Mbpsの速度が出ている。なお、有線LANでは38Mpbsであった。 ADSLの時は2.9Mbpsだったので、速度が1桁上がったことになる。 測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3 測定時刻 2005/01/31 21:32:41 回線種類/線路長/OS FTTH/-/Windows XP キャリア/ISP/地域 NTT Bフレッツ ハイパーファミリー/asahi-net/千葉県 ホスト1: WebArena(NTTPC) 25Mbps(6008kB,2.1秒) ホスト2: SAKURAインターネット 25Mbps(9971kB,3.3秒) 推定最大スループット: 25Mbps これで、大容量ファイルのダウンロード、Windowsアップデート、ソフトのダウンロード、動画のストリーミング等がとても快適になった。 真悠子も早速、バレンタインデー対応で、手作りチョコの作り方の動画をストリーミングしてチェックしていた。 |