光ファイバーの導入  

最終更新日:05年2月12日

 インターネットの通信形態をADSLからFTTH(Fiber To The Home:光ファイバー)に変更した。その理由は、以下の通りである。

(1)ADSLの場合、NTTの収容局からの距離が長くなるに従って通信速度が落ちていく。1.5MbpsからスタートしたADSLもその後8122440Mbpsと次々に速度アップしてきたが、速度アップの恩恵を受けられるのは、NTTの収容局からの距離が近い人(約2km以内)に限られてしまう。我が家の場合、その距離が2.1kmであり、速度アップの効果があまり顕著でないということで、8Mbpsで我慢していた。ちなみに実際の速度は2.9Mbpsであった。

  NTT東日本の収容局からの距離測定サイト

  通信速度測定サイト

(2)FTTHも技術の進歩と過当競争で、速度アップしつつ価格が下がっている。例えばNTT東日本のBフレッツの場合、昨年11月より32世帯あたりの通信速度が、100Mbpsから1Gbps(=1000Mpbs)に増加した。(ただし、1世帯の最大は100MbpsヤフーBB光も複数世帯で1Gbpsである。また、TEPCOひかり100Mbpsを1世帯で独占するため、実質はNTTのBフレッツやヤフーBBよりも実際の通信速度は速いようである。
 料金に関しても、以前に比べてかなり下がってきている。Bフレッツの場合、ほとんどのプロバイダーは工事料金はプロバイダー持ちであり、私も工事料金無料であった。NTTへの月額料金も最初の何ヶ月かは無料のキャンペーンをやっている。皆さんFTTHの導入の際にはいろいろと調べて比較して、なるべく安くなるように工夫してください。

  NTT東日本Bフレッツ  ヤフーBB光  TEPCOひかり

  通信速度実績比較

 工事の順番待ちで、開通は申し込んでから約3週間後と結構、時間がかかった。電話線と同じ管の中を光ファイバーケーブルを通していき、室内の回線終端装置(写真左)に接続する工事である。
 この回線終端装置と無線LANルーター(写真右)をLANケーブルで接続して完了である。我が家の合計3台のパソコン(私用、妻用、子供用)に無線LANカードをセットして、それぞれで光ファイバーによる高速インターネットが楽しめることになった。
通信速度の測定結果は、以下の通りである。
無線LAN経由で25Mbpsの速度が出ている。なお、有線LANでは38Mpbsであった。
ADSLの時は2.9Mbpsだったので、速度が1桁上がったことになる。

測定サイト  http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻  2005/01/31 21:32:41
回線種類/線路長/OS FTTH/-/Windows XP
キャリア/ISP/地域  NTT Bフレッツ ハイパーファミリー/asahi-net/千葉県
ホスト1: WebArena(NTTPC) 25Mbps(6008kB,2.1)
ホスト2: SAKURAインターネット 25Mbps(9971kB,3.3)
推定最大スループット: 25Mbps


 これで、大容量ファイルのダウンロード、Windowsアップデート、ソフトのダウンロード、動画のストリーミング等がとても快適になった。
 真悠子も早速、バレンタインデー対応で、手作りチョコの作り方の動画をストリーミングしてチェックしていた。


→我が家のパソコン   →最近のトピックス   →内容(目次)