皆さんの中でも、インターネット・バンキングを利用して、オンラインで振込み・振替え・残高照会等を行っている人も多いと思います。いちいち銀行の店舗に行かなくてもいいので便利ですよね。私もメインバンクの千葉銀行のインターネット・バンキングを便利に活用しています。 最近では、実際の店舗を持たず、インターネット上だけで営業する銀行もできてきました。IY(アイワイ)バンク銀行、ジャパンネット銀行、ソニー銀行、イーバンク銀行等です。実際の店舗を持たないため固定資産 や人件費の負担が少ない、新しくできたため不良債権が少ない等の利点から、通常の銀行より金利やサービスの質が高いのが特徴です。 インターネット銀行もちゃんと預金保険機構の保証対象になっているので、2005年4月以降も、普通預金と定期預金の合計で、元本1000万円+利息が保証されるので安心です。(幸か不幸かわれわれ庶民が、1銀行あたり1000万円を超える預金を持つ心配はありません けど。)また、取引に対して、保険をかけている銀行もあります。 その中で一番にお勧めするのは「イーバンク銀行」です。何が特徴かというと 利率が高いということです。通常の銀行の約10倍の金利です。下に比較表を示します。 |
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銀行 | 普通 | 定期(1年) | 定期(3年) | 備考 |
イーバンク銀行 | 0.06% | 0.30% | 0.50% | 一口10万円 |
0.35% | 0.55% | 一口100万円 | ||
みずほ銀行 | 0.001% | 0.03% | 0.07% | スーパー定期 |
ゆうちょ | 0.005% | 0.03% | 0.06% | 定額郵便貯金 |
100万円を1年定期で預けた場合、イーバンク銀行の利息は3500円(税引き後2800円)、みずほ銀行・ゆうちょの利息は300円(税引き後240円)ということになります。また、イーバンク銀行の普通預金の利率とみずほ銀行・ゆうちょの3年定期の利率がほぼ同じです。 |
次にイーバンク銀行の入出金手数料について以下に説明します。ほんの少し努力すれば手数料0円で入出金ができます。超低金利の現在、手数料を払って入出金するのはもったいないです。利息を稼ぐことを考えるより、手数料を払わないことをまず考えるべきです。なお、イーバンクカードは全国の郵貯のATM・セブンイレブンのATMが使用できます。セブンイレブンなら365日24時間入出金ができます。 | ||
入金時 | イーバンクカード | 0円(入出金合計で月6回目以降は200円) |
振込入金口座 | 105円(3万円未満)、210円(3万円以上) | |
郵貯口座 | 0円 | |
出金時 | イーバンクカード | 0円(入出金合計で月6回目以降は200円) |
りそな本人口座 | 0円 | |
郵貯口座 | 100円 | |
その他 | 250円 |
さて、もうひとつお勧めの銀行があります。新生銀行です。新生銀行は日本長期信用銀行が破綻した後、一時国有化を経て米国の投資会社リップルウッド・ホールディングスを中心とする投資組合が買い取って、2000年に再度民営化された銀行です。破綻処理には我々の貴重な税金約8兆円が公的資金として気前良く投入されました。 新生銀行は、その公的資金の投入の甲斐もあって現在では不良債権の少ない優良銀行となり、我々にうれしい次のサービスがあります。
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ATMの利用手数料比較(引き出し時) | |||||
銀行 | ATM | 昼間 | 夜間 | 深夜・早朝 | 土日祝昼 |
新生銀行 | 自社・コンビニ | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
みずほ銀行 | 自社 | 0円 | 105円 | 210円 | 105円 |
コンビニ | 105円 | 210円 | 210円 | 210円 |
インターネット振込み手数料比較 | |||
銀行 | 振込先 | 3万円未満 | 3万円以上 |
新生銀行 | 自行・他行 | 0円 | 0円 |
みずほ銀行 | 自行 | 105円 | 210円 |
他行 | 210円 | 420円 | |
従って、銀行振り込みでお金を送金したい場合、ATMからお金を新生銀行の自分の口座に入金し、インターネットで送金先の口座に振り込めば無料となります。我々の税金をたくさん使われた分、利用して元をとらないと損ですよね。 結論:預金はイーバンク銀行、振込みは新生銀行を活用して、賢く手堅くマネーメイク・マネーセーブしよう。 |