最近、DVDの普及の速度には目を見張るものがある。現在発売されているほとんどのパソコンがDVDの再生が可能であるし、DVD‐R・DVD-RW・DVD-RAM等への書き込みのできるパソコンも数が増えている。また、DVDソフトの販売やレンタルをする店もかなりの数になってきている。 DVDが普及するにつれ、DVDをコピーしたいという思う人が増えてきているに違いない。前回、CDのコピーについて紹介したが、今回はDVDのコピーについて紹介する。とは言っても、以下の2点を守って、法律に触れない範囲で活用していただきたい。
DVDのコピーがCDのコピーと違う点の一つに、その容量が挙げられる。DVDの容量は片面4.7GB、2層式のDVDならその倍の9.4GBとなる。ハードディスクの容量が大きくなっているとはいえ、そのままでは大きすぎで扱いづらい。そこで、動画の品質をなるべく落とさずに、圧縮して容量を減らして保存する必要が生じる。 ここでは、比較的簡単な2通りのやり方について紹介したい。
両方のやり方とも圧縮形式はDivXで、動画の品質をあまり落とさずに、高い倍率で圧縮できる。ちなみに驚速DVDビデオレコーダーの場合、デフォルトの設定で約2時間の映画を1.5GB程度に圧縮でき、画質もまずまずであった。1台のパソコンでしかDVDを見ないのであれば、価格も安い驚速DVDビデオレコーダーがお勧めである。(しかし、パソコンを更新したら、せっかくのソフトが全て見られなくなってしまうが。) 各ソフトとも、以下のウェブサイトからダウンロードできる。 ここで注意しなければいけないのは、動画の圧縮にはかなりのCPU負荷がかかるということである。Pentium4やAthlonの高周波数のCPUでなければ、ソフトが動作しないか、動作しても多大な時間がかかってしまうに違いない。そこそこのCPUでも、圧縮には再生時間の2〜3倍の時間がかかるのが普通である。詳しくは、上記ウェブサイトの動作環境等を参考にして欲しい。 具体的な作業方法の紹介の前に、動画の圧縮形式について勉強しておきたい。よく聞くMPEG(エムペグ)とは、Motion Picture Experts Groupの略で、ほとんどの圧縮形式がMPEGかそれの応用形式である。下に紹介する、DivX・WMV・Real VideoもMEPG4の応用形式である。
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それでは、早速、具体的なやり方について説明する。 (1)SmartRipper + DaViDeo2
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(2)驚速DVDビデオレコーダー
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