白鳥大橋・朝夕の風景
白鳥大橋の美しい朝夕の景色を展望・写真撮影できる場所と撮影に関するテクニック等をご紹介します。 使用フィルムは富士写真フイルムのフジクロームベルビア(以下、略号:RVPで表記)、プロビア(以下、略号:RDPIIで表記)あるいはコダックのエクタクロームダイナハイカラー100(以下、略号:EBXで表記)です。写真の取り込みにはニコンのフィルムスキャナー COOLSCAN 2を使用しています。スキャンの際、一部の写真では明るさの補正を行っていますが、色調の補正はしていません。
夜景や朝やけ・夕やけの撮影には長時間露光のできるカメラを用意することはもちろんですが、三脚やリレーズも必ず用意しましょう。気象情報をチェックしておくのは当然ですが、夕日が沈む位置や朝日が昇る位置や時間を地図やこよみで調べるなり、事前に下見しておくようにしましょう。 夕日・朝日の撮影は日没や日の出の直前・直後、赤く染まる太陽を入れて撮影するのも良いですが、日没の数分後、日の出の数分前に空や雲が日の光を浴びて真っ赤に染まる瞬間も見逃せません。日の出前の撮影は準備できているので撮影可能ですが、日没後もしばらく待って撮影してみて下さい。朝やけ・夕やけを撮影するときの適正露出はその時々の状況で変わります。 フィルムにはISO感度100程度のリバーサルフィルムを使い、露出補正をしながら数カット撮影した方がよいでしょう。リバーサルフィルムで撮影する場合、アンダー気味の方が空の色がきれいに出ることもありますが、筆者は露出計が示した適正値を基準に、3カット程度露出補正して撮影するようにしています。オートブラケット機能を搭載しているカメラでしたら、補正幅を1/2EV段に設定して撮影すると良いでしょう。また、事前に自分が使用しているカメラの露出計の特徴をつかんでおきましょう。 なお、白鳥大橋の展望・撮影場所の詳細に関しては「白鳥大橋の展望・撮影スポット -展望台編- 」、および「白鳥大橋の展望・撮影スポット -展望台以外編- 」も参考にして下さい。読者の方々からのご意見、ご要望をお待ちしております。 |