「人間を導くレベルの神」が存在しないことを何とかして証明しようと考察していたら、 居てもおかしくないことになってしまって非常に困っている。
つまり、宇宙の外側が始まる前の完全なる「無」から生じる世界の「可能性」は無限に存在するので、 そのうちの1つであるこの宇宙が神の居る宇宙であってもおかしくないし、居ない宇宙であるかもしれない。 この宇宙が神の存在する宇宙なのか存在しない宇宙なのかは分からないのだ。困った。
ちなみに「無から生じる世界の無限の可能性」とは、例えば魔法が存在する世界が本当にあり得るかもしれないし、
この宇宙と同じ歴史をたどって途中から別の歴史になる世界があり得るかもしれないし、
この宇宙と全く同じ歴史をたどりながら誕生から1秒後に消滅する世界があり得るかもしれないし、
2秒後に消滅する世界、3秒後、4秒後…、150億年後、150億年1秒後…に消滅する世界があり得るかもしれない、
という事を指しているつもり。
実際「この宇宙が次の瞬間もちゃんと存在する」という事を確証持って言えるのか?
ところで、僕は「無限の可能性」と考えたが、物理学では「この宇宙はこの形でしかあり得なかったのだ」ということを 証明しようとしている人も居るらしい。それが証明されればそれはそれで面白いけど…。