現在の比例代表制には腹が立つ。政党の比例代表名簿の上位にいれば、明らかに支持したくない奴でも
当選してしまうのだ。それも、「地元」という狭い範囲で選ばれた奴が国会議員になるんだから!
僕は、これに対しては 大選挙区減票制を併用することである程度 緩和できると考える。
ポイントは、以下のようになる。
比例代表での得票数から大選挙区の減票分を引き、その票数でもって順位を決める。
当然、全国的に有名な悪いことをした奴ほど当選しにくくなる。
自分の選挙区をまわって金をばらまいても当選できるとは限らないから、
この制度によって選挙に金が今以上にかかるようなことはない。
また大選挙区なら海外の日本人も容易に参加できる(だいたい、
投票日のうちに結果が判明しなくたっていいじゃないか)し、
「1票の格差」なんてものも生じない。
海外の日本人の意見が反映されるようになれば、対外的な失言を重ねるようなのは落とされるようになり
中国や韓国や北朝鮮などから不必要に批判されることも減るだろう。
…ただ、比例代表はどう考えても政治家が自らを当選しやすくされる為に作った制度だから、
自分に不利になるような変革はしないよなあ。
[1997-10-28]
今日の朝日新聞の天声人語に、似たような考えが載っていた。1956年に大佛という人が書いたものらしい。
通常の票と減票を合わせて1票としている所など、多少は違うが概念は同じっぽい。
それにしても、後から生まれた方は不利だ。単純に思いつくような事は、誰かが既に言っている。
(もちろん、減票制というアイデアは僕が初めてだとは言わない。あくまで一般論)
[2002-04-06]
ついでに、投票率が上がる方策についても考えてみた。ずばり、投票に来た人への戻し減税。
やりたいことは、「投票に来ない人への罰金」。
しかし来ない人の所へお金を集めに行くのは非現実的。
そこで逆に、来た人にお金を出すようにする。消費税なら皆払ってるから
そこから戻せばあまり不公平にはならないだろう。
そこまでしなくても有権者として投票行けよ…(憤)
…ただ、今の政治家は低い投票率の中で組織票を固めて当選してるから、
自分に不利になるような変革はしないよなあ。