S-JIS[2025-09-27]
TsurugiのSQLでユーザーに権限を付与するのがgrant文。(Tsurugi 1.6.0以降)
Tsurugi 1.6.0では、ユーザーを扱うにはユーザー認証を有効にする必要がある。
一般ユーザーはデフォルトでは何の権限も持っていない。
テーブルを作成することも出来ないので、システム管理者がテーブルを作成して、そのテーブルへのアクセス権限をユーザーに付与する必要がある。
システム管理者は全ての権限を持っているので、grant文で権限を付与しなくてもテーブルを操作できる。
(デフォルトでは、全てのユーザーがシステム管理者である)
grant 権限 on オブジェクト〔,…〕 to ユーザー〔,…〕
権限 | 説明 |
---|---|
ALL PRIVILEGES |
全権限(システム管理者と同等の権限) |
SELECT, INSERT, UPDATE, DELETE |
テーブルを操作する権限 |
オブジェクト | 説明 |
---|---|
テーブル名 |
テーブル |
TABLE テーブル名 |
ユーザー | 説明 |
---|---|
ユーザー |
指定されたユーザー |
PUBLIC |
全ユーザー |
CURRENT_USER |
現在のユーザー |
grant select,update,delete,insert on test to tsurugi;