S-JIS[2003-07-19/2020-09-09]

PostgreSQLインストール

PostgreSQLのインストールのメモ。


概要

PostgreSQLをCentOSにインストールするには、yumコマンドを使用する。[2020-09-08]

ただし、CentOSのデフォルトのyumリポジトリーにはPostgreSQLは入っていないので、リポジトリーRPMを追加する必要がある。
どのリポジトリーRPMを追加するのかはOSのバージョンやCPUアーキテクチャー(x86かどうか)によって違うので、自分の環境によって変える。

アーキテクチャーの確認
# uname -m
x86_64

該当するリポジトリーRPMをパッケージページから探す。
CentOS7のx86_64なら、https://yum.postgresql.org/reporpms/EL-7-x86_64/。

リポジトリーRPMのインストールは以下のようにして行う。

# yum -y install https://yum.postgresql.org/reporpms/EL-7-x86_64/pgdg-redhat-repo-latest.noarch.rpm

リポジトリーRPMをインストールできたら、yumコマンドでpostgresqlをインストールできる。

最新版
# yum -y install postgresql-server

PosgreSQL12
# yum search postgresql12	←RPMがあるかどうか確認
# yum -y install postgresql12-server

これで、psqlコマンド・postgresコマンド(旧postmasterコマンド。postmasterはpostgresへのシンボリックリンクになっている)が使えるようになる。

また、UNIXユーザーのpostgres(グループもpostgres)が作られる。

# su - postgres

$ pwd
/var/lib/pgsql

$ ls
backups  data

DBのデータの実体は/var/lib/pgsql/dataになる。


JDBCドライバーのダウンロード

JDBCドライバーもyumでダウンロードできる。

# yum -y install postgresql-jdbc

/usr/share/java/にpostgresql-jdbc*.jarが配置される。
いくつかファイルがあるように見えるが、実体は(PostgreSQL8.1の場合は)/usr/share/java/postgresql-jdbc-8.1.407.jarで、他は全てそのファイルへのシンボリックリンク。
したがって、実際に使う際はpostgresql-jdbc.jarを指定すればいいだろう。


MavenセントラルリポジトリーのPostgreSQL JDBC Driverからダウンロードすることも出来る。[2020-09-09]

Gradleの場合、以下のように記述する。

build.gradle:

repositories {
  mavenCentral()
}

dependencies {
  // https://mvnrepository.com/artifact/org.postgresql/postgresql
  compile group: 'org.postgresql', name: 'postgresql', version: '42.2.16'
}

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