S-JIS[2006-09-15/2009-10-06] 変更履歴

MS-Project操作メモ

マイクロソフトのProject Standard 2003の超基礎的メモです。
単純な事でも、すぐ使い方を忘れるので…。


ガントチャートの表示

  1. メニューバーの「表示(V)」→「ガント チャート(G)」。

ガントチャートの列(フィールドのタイトル)に名前を付ける

例えば「リソース名」を「担当者」と表示させる方法は、以下の通り。

  1. ガントチャートを表示する
  2. 列の名前の部分(例:「リソース名」)をダブルクリックして、「列の定義」ダイアログを開く。
  3. 「タイトル(T)」に新しい名称(例:「担当者」)を入力する。

リソースの新規追加・削除

MS-Projectで言うリソースとは、具体的な担当者名(個人の名前)とは限らない。「プログラマー」といった役割やグループ名を入れてもいい。(だからリソースという、一見分かりにくい言葉を使っているんだろう)
新しい担当者(リソース)を新規に登録する方法は、以下の通り。

  1. メニューバーの「表示(V)」→「リソースシート(S)」でリソース一覧を表示する。
  2. リソース名を入力する。(変更も可能)

リソースを削除するには、リソースシートで削除したい行を選んで右クリック→「リソースの削除(D)」[2008-01-13]

リソースシートからガントチャートに戻すには、ガントチャートを表示し直す。
(ExcelやWord、あるいは印刷プレビューのような別ウィンドウが開いているわけではない)


規定のタスクの種類の変更

タスクにリソースを割り当てるとき、1つのタスクに複数のリソース(担当者)を割り当てると、設定していた期間(開始日〜終了日の日数)が減ってしまう。[2006-10-28]
(例えば10人日の作業に1人の担当者を割り当てていて、そこにもう1人追加すると、「10人日で2人」になるので5日間になってしまう)
これは、リソース変更の設定が、デフォルトで「単位数固定」になっているため。

これを「期間固定」にしてやると、リソース(担当者)を変更しても期日は変わらなくなる。

  1. メニューバーの「ツール(T)」→「オプション(O)」で「オプション」ダイアログを開く。
  2. 「スケジュール」タブを選択する。
  3. 「規定のタスクの種類(Y)」で「期間固定」を選択する。

休日の設定

最近は祝日が不定なので、MS-Projectが対応できていなかったりする。また、プロジェクト全体で予定された休暇(夏休みとか?)がある場合もある。
そういった休日をカレンダーに登録することが出来る。

  1. メニューバーの「ツール(T)」→「稼働時間の変更(H)」で「稼働時間の変更」ダイアログを開く。
  2. カレンダーで休日にしたい日にちをクリックする。(あるいは曜日ごと設定することも出来るらしい)
  3. 「非稼働日(N)」ラジオボタンを選択する。

なお、「標準」でプロジェクト全体の休日を設定できるほか、担当者(リソース)毎に個別に休日を設定することも出来る。[2008-03-17]


先行タスクとの間隔

タスク間の前後関係を付けることが出来る。[2008-07-26]
これにより、1つのタスクのスケジュールをずらした時に、前後関係に応じて他のタスクもずれてくれる。

この設定、先行タスクの「直後」だけでなく、「n日後」という指定もすることが出来る。
先行タスクのシートで先行タスクを指定する際、間隔を指定する。

  1. タスクをダブルクリックして「タスク情報」ダイアログを開く。
  2. 「先行タスク」タブを選択する。
  3. 「ID」に先行タスクの番号を入力する。
  4. 「間隔」に値(日数などの差分)を入れる。
    「依存タイプ」が「終了-開始(FS)」で「間隔」が5日なら、“先行タスク終了日+5日”になる。

プラスの間隔は「ラグタイム」と言うらしい。
マイナスの間隔(-5日や-50%)は「リードタイム」といい、これを設定するとタスクの期間の一部(指定した間隔の分)が重複する。

ほんとは「詳細」タブの「期限」で“別タスク-5日”が指定できた方が「いついつまでに完了させなきゃ!(汗)」っていう気になるので便利なんだけど。
(例えば「試験」完了は「リリース日」の一週間前、とか。リリース日を仮決めしておき、リリース日をずらしてみることで、他のタスクをいつ頃実施する必要があるか分かる)


イナズマ線の表示

予定より作業が進んでいるか遅れているかを線で表現することが出来る。(ぎざぎざの線になるので、いなずま線と呼ばれているらしい)

  1. ガントチャートを表示する
  2. メニューバーの「ツール(T)」→「進捗管理(K)」→「イナズマ線(L)」
    もしくは、ガントチャートのスケジュール部分(右側のペイン上)で右クリックして、ポップアップメニューの「イナズマ線(L)」[2009-10-06]
    で「イナズマ線」ダイアログが開く。
  3. 「日付と間隔」タブで「現在のイナズマ線を表示する(R)」にチェックを入れる。

横線の表示

項目(タスク)が増えてスケジュールも横に伸びると、横線が無いとどれが何を指しているのか分かりにくくなる。[2008-03-17]
そこで横線(目盛線)を表示してやるとよい。

  1. 「目盛線」ダイアログを表示する。
  2. 「設定の対象(L)」リストから「チャート横線(大区分)」を選択する。
  3. 「一般」グループの「線の種類(T)」で線を選ぶ。(点線がお勧め)

2行毎とか3行毎に線を引きたい場合は、「指定間隔ごと」グループの23を選ぶ。(数字は行数)

「一般」と「指定間隔ごと」は両方を同時に指定することが出来る。
例えば“一般で点線を指定し、指定間隔で実線を指定する”といったことが出来る。
5行ずつ実線というくらいが見やすいと思う。


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