Inno Setupのメモ。
Inno Setupは、Windowsのアプリケーション(exeやdll)のインストーラーを作成するツール。
生成されるインストーラーでは以下のようなことが出来る。
また、アンインストーラーも(1行書くだけで)生成できる。
拡張子issのテキストファイルにインストーラーの定義を書いておき、コンパイルすることで、インストーラーが作成できる。
コンパイルはGUIツールやCLIから実行できる。
生成されるインストーラーの拡張子はexe。
(標準ではmsiのインストーラーは作れないらしい)
デフォルトでは「C:\Program Files (x86)\Inno Setup 6
」にインストールされる。
なお、その下の「Examples」ディレクトリーに、サンプルのissファイルがある。
Inno SetupはGUIアプリケーションであり、GUIで操作できる。
GUI上のテキストエディタ―でissファイルを編集する。
そして、GUI上でissファイルをコンパイルしてインストーラーを生成する。
issファイルの雛形を作りたいときは、ウィザードを使うのが便利。
生成されたインストーラーが出力される場所は、デフォルトでは「issファイルのあるディレクトリー
\Output\
」。
Inno SetupのExamplsの場合は「PC\ドキュメント\Inno Setup Examples Output\
」。
メニューバーの「Build」→「Open Output Folder」で出力先のディレクトリーを開くことが出来る。
Inno SetupではCLIのコマンドも用意されている。
ISCC.exeでissファイルをコンパイルしてインストーラーを生成することが出来る。
> cd /d issファイルのあるディレクトリー > "C:\Program Files (x86)\Inno Setup 6\ISCC.exe" issファイル > dir Output\
出力先ディレクトリーを指定するには/Oオプションを使う。
/Oと出力先の間にはスペースを入れない。
> "C:\Program Files (x86)\Inno Setup 6\ISCC.exe" /O出力先ディレクトリー issファイル