S-JIS[2005-02-11]
作ったiアプリを実際の携帯でダウンロードする方法。
ダウンロードに必要なのは、jarファイルとjamファイル。
jarファイルにはコンパイルされたclassファイルの他、リソース(画像イメージデータ)等が入る。
jamファイルにはアプリケーションの情報が入っている。
どちらのファイルも、eclipseからビルドしてやれば更新される。
eclipseのプロジェクトのbinディレクトリの下に出来るので、それを自分の公開用ウェブページにコピーしてやればよい。
iアプリをダウンロードできるようにするには、ダウンロードページで少し特殊なタグを使用する。
download.html:
<html> <head> <object declare id="iMeiro" data="iMeiro.jam" type="application/x-jam"></object> </head> <body> <a ijam="#iMeiro" href="error.html">迷路</a> </body> </html>
「object」というタグでjamファイルを指定する。
リンク本体のアンカータグに「ijam」という属性を入れ、objectタグのid属性と合わせる。
この例でいえば「download.html」と「iMeiro.jam」及び「iMeiro.jar」は、同じディレクトリに入れておく。
リンクをクリックして正常にロードできた場合は どこにもページ移動するわけではないので、href属性には何を書いておいてもいい。
が、iモードでない環境からクリックした場合にはijam属性なんぞは無視されて素直にhrefの指し先に移動するので、エラーメッセージを表示するページにしておいた方がいいと思う。
例えば下記のような感じ。
error.html:
<html> <head> <title>iアプリロードエラー</title> </head> <body> <h1>ロードエラー</h1> <p> <font color="#FF0000">iアプリのダウンロードができない環境のようです。</font> </p> </body> </html>
いったんダウンロードしたiアプリは、iアプリメニューから最新版へアップデートすることが出来る。(すくなくとも自分が持ってる携帯は)
これは、jamファイルの中の更新日時などを見て最新版かどうか判断しているらしい。
ちなみにAppName(携帯上に出る名前)やAppClassを変えても同じアプリとして認識される。(携帯上に出る名前はちゃんと変わるけど)