Excel2000において、マクロが含まれたファイルを開こうとすると「マクロを有効にするかどうか」を聞いてくることがある。
ここで「無効」にしようものなら、次からずっと無効のまま!
無効なときにマクロを実行しようとすると、「このプロジェクトのマクロは無効に設定されています。マクロを有効にする方法についてはオンラインヘルプまたはホストアプリケーションのドキュメントを参照してください。」というダイアログが出るが、このヘルプには解決方法が
直接には出ていない。さすがマイクロソフト。
というわけで、マクロを有効にする方法です。
高(H) | マクロが実行できなくなる。 この設定をした後にマクロを含んだファイルを開こうとすると、何も聞かずにマクロは無効になる。 実行したければ、セキュリティレベルを「中」以下に設定しなおす必要あり。 |
中(M) | マクロを含んだファイルを開こうとしたときに、マクロを有効にするかどうか聞いてくるようになる。 そのときに「無効」を選ぶと、セキュリティレベルが「高」に設定される。 |
低(L) | マクロを実行できる。 |
だいたい「中」にしとくのが無難かと。
Excel2003の場合は、マクロを含んだファイルを開こうとした場合に聞いてくるダイアログで「無効」にしても、セキュリティレベルそのものが変わることは無い。
また、マクロを無効にしている状態でマクロを実行しようとすると当然実行できないが、その際のヘルプにはマクロを有効にする方法がちゃんと表示される。
なお、セキュリティレベルの変更の仕方はExcel2000と同様。