S-JIS[2016-04-09]

Cコンパイラーインストール

C言語のコンパイラーのインストール方法。


gccのCentOSへのインストール

gcc/g++をCentOSへインストールする方法。

# yum install gcc

# gcc --version
gcc (GCC) 4.4.7 20120313 (Red Hat 4.4.7-16)
# yum install gcc-c++

# g++ --version
g++ (GCC) 4.4.7 20120313 (Red Hat 4.4.7-16)

ただし、4.4はかなり古い。(-std=c++11といった指定が使えない)
新しいバージョンを入れるには、ソースからビルドする必要がある。


gccのソースからのインストール

gcc/g++をソースからビルド・インストールする方法。

なお、gcc/g++自体をコンパイルする為にgcc/g++が必要なので、yumで事前にインストールしておく。

  1. ソースのアーカイブファイル(例:gcc-4.8.5.tar.gz)をダウンロードし、解凍する。
    # wget http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/software/gcc/releases/gcc-4.8.5/gcc-4.8.5.tar.gz
    # tar xf gcc-4.8.5.tar.gz -C /usr/local/src/
    # cd /usr/local/src/gcc-4.8.5
  2. 依存ライブラリーをダウンロードする。
    # ./contrib/download_prerequisites
  3. makeファイルを生成する。
    # mkdir build
    # cd build
    # ../configure --enable-languages=c,c++ --prefix=/usr/local --disable-bootstrap --disable-multilib
  4. ビルドする。(十数分くらいかかる)
    # make
  5. インストールする。
    # make install
    
    # which gcc
    /usr/local/bin/gcc
    # gcc --version
    gcc (GCC) 4.8.5
    
    # which g++
    /usr/local/bin/g++
    # g++ --version
    g++ (GCC) 4.8.5

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