jp.hishidama.net
クラス URI

java.lang.Object
  jp.hishidama.net.URI

すべての実装されたインタフェース:

Comparable<URI>

public class URI
extends Object
implements Comparable<URI>

URIクラス.

URIを保持する簡易クラス。
java.net.URIは URIとして不正な文字を含んでいるとエラーになってインスタンスを生成できない為、当クラスを作成した。
主目的はhttpの保持なので、他のスキーマについてはほとんど考慮していない。

• java.net.URIとは異なり、インスタンス生成時に不正文字や整合性のチェックは行わない。
• ssは、「//」またはnullとなる想定である。
• portは、java.net.URIでは数値だが、当クラスでは文字列である。存在しない場合は-1でなくnullとなる。
• authorityやschemeSpecificPartそのものは保持しない。 「mailto:」や「string:」でそれらに当たる部分は、host又はpath等に保持されることになると思う。

導入されたバージョン:

2010.02.06

作成者:

ひしだま

コンストラクタの概要

URI(String str)
コンストラクター.

URI(String scheme, String ss, String user, String host, String port, String path, String query, String fragment)
コンストラクター.

URI(URI uri)
コンストラクター.

メソッドの概要

int	compareTo(URI that)
boolean	equals(Object obj)
String	getAuthority() 機関コンポーネント取得.
String	getFragment() 部分識別子取得.
String	getHost() ホスト取得.
String	getPath() パス取得.
String	getPort() ポート取得.
String	getQuery() クエリー取得.
String	getScheme() スキーマ取得.
String	getSchemePath() スキーマ〜パス取得.
String	getSchemeQuery() スキーマ〜クエリー取得.
String	getSchemeSpecificPart() スキーマ固有部分取得.
String	getSS() 「//」取得.
String	getUserInfo() ユーザー情報取得.
int	hashCode()
boolean	isAbsolute() 絶対URIかどうか.
boolean	isFragmentOnly() 部分識別子（fragment）のみかどうか
boolean	isOpaque() 不透明かどうか.
URI	normalize() 正規化.
URI	relativize(URI uri) 相対化.
URI	resolve(File dir, File f)
URI	resolve(File dir, File f, URI uri)
URI	resolve(URI uri)
URI	setFragment(String fragment) 部分識別子を変更したURIを返す。
URI	setHost(String host) ホストを変更したURIを返す。
URI	setPath(String path) パスを変更したURIを返す。
URI	setPort(String port) ポートを変更したURIを返す。
URI	setQuery(String query) クエリーを変更したURIを返す。
URI	setScheme(String scheme) スキーマを変更したURIを返す。
URI	setSS(String ss) 「//」を変更したURIを返す。
URI	setUserInfo(String user) ユーザー情報を変更したURIを返す。
String	toString()
URI	toURI() java.net.URI取得.
static URI	valueOf(File file) URIインスタンス生成.
static URI	valueOf(File file, boolean isDirectory) URIインスタンス生成.
static URI	valueOf(URI uri) URIインスタンス生成.

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

getClass, notify, notifyAll, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

URI

public URI(String scheme,
           String ss,
           String user,
           String host,
           String port,
           String path,
           String query,
           String fragment)

コンストラクター.

パラメータ:

scheme - スキーマ（null可）

ss - スキーマ直後（スキーマ固有部分の先頭）の「//」（無い場合はnull）

user - ユーザー情報（null可）

host - ホスト名（null可）

port - ポート（null可）

path - パス（null可）

query - クエリー（null可）

fragment - 部分識別子（null可）

URI

public URI(URI uri)

コンストラクター.

URIから当インスタンスを生成する。

パラメータ:

uri - java.net.URI

URI

public URI(String str)

コンストラクター.

パラメータ:

str - URI文字列

メソッドの詳細

valueOf

public static URI valueOf(URI uri)

URIインスタンス生成.

パラメータ:

uri - java.net.URI

戻り値:

URI（必ずnull以外）

valueOf

public static URI valueOf(File file)

URIインスタンス生成.

指定されたファイルがファイルシステム上に実在しているディレクトリーの場合、生成されたURIのパスの末尾に「/」が付く。
ユーザーの想定が「fileはディレクトリー」だとしても、実在していない場合は「/」は付かない。

パラメータ:

file - ファイルまたはディレクトリー（null不可）

戻り値:

URI（必ずnull以外）

valueOf

public static URI valueOf(File file,
                          boolean isDirectory)

URIインスタンス生成.

isDirectoryがtrueの場合は、生成されたURIのパスの末尾に「/」が付く。falseの場合は「/」は付かない。

パラメータ:

file - ファイルまたはディレクトリー（null不可）

isDirectory - trueの場合ディレクトリー、falseの場合ファイルとして扱う

戻り値:

URI（必ずnull以外）

getScheme

public String getScheme()

スキーマ取得.

戻り値:

スキーマ

getSS

public String getSS()

「//」取得.

スキーマの直後（スキーマ固有部分の先頭）の「//」。

戻り値:

スラッシュ

getUserInfo

public String getUserInfo()

ユーザー情報取得.

戻り値:

ユーザー情報

getHost

public String getHost()

ホスト取得.

戻り値:

ホスト

getPort

public String getPort()

ポート取得.

戻り値:

ポート

getPath

public String getPath()

パス取得.

戻り値:

パス

getQuery

public String getQuery()

クエリー取得.

戻り値:

クエリー

getFragment

public String getFragment()

部分識別子取得.

戻り値:

部分識別子

isAbsolute

public boolean isAbsolute()

絶対URIかどうか.

戻り値:

true：絶対URI

isOpaque

public boolean isOpaque()

不透明かどうか.

戻り値:

true：不透明

isFragmentOnly

public boolean isFragmentOnly()

部分識別子（fragment）のみかどうか

戻り値:

true：部分識別子のみ

getAuthority

public String getAuthority()

機関コンポーネント取得.

ユーザー情報 + ホスト + ポート

戻り値:

機関コンポーネント

getSchemeSpecificPart

public String getSchemeSpecificPart()

スキーマ固有部分取得.

「//」 + ユーザー情報 + ホスト + ポート + パス + クエリー

戻り値:

スキーマ固有部分

getSchemePath

public String getSchemePath()

スキーマ〜パス取得.

スキーマ + 「//」 + ユーザー情報 + ホスト + ポート + パス

戻り値:

スキーマ〜パス

getSchemeQuery

public String getSchemeQuery()

スキーマ〜クエリー取得.

スキーマ + 「//」 + ユーザー情報 + ホスト + ポート + パス + クエリー

戻り値:

スキーマ〜クエリー

toString

public String toString()

オーバーライド:

クラス Object 内の toString

toURI

public URI toURI()
          throws URISyntaxException

java.net.URI取得.

戻り値:

java.net.URI

例外:

URISyntaxException - 変換失敗

normalize

public URI normalize()

正規化.

戻り値:

正規化されたURI（必ずnull以外）

関連項目:

URI.normalize()

resolve

public URI resolve(URI uri)

resolve

public URI resolve(File dir,
                   File f)

resolve

public URI resolve(File dir,
                   File f,
                   URI uri)

relativize

public URI relativize(URI uri)

相対化.

指定されたURIを、当URIに対して相対化する。
URI.relativize(URI)は 基準URIが対象URIの一部になっている場合しか相対化できないが、 当メソッドでは「../」を付加するので、パスの先頭部分が一致していれば使える。

パラメータ:

uri - 相対化するURI（null不可）

戻り値:

相対化されたURI（必ずnull以外）

setScheme

public URI setScheme(String scheme)

スキーマを変更したURIを返す。

パラメータ:

scheme - スキーマ

戻り値:

変更されたURI（必ずnull以外）（変更が無い場合は当URIがそのまま返る）

setSS

public URI setSS(String ss)

「//」を変更したURIを返す。

パラメータ:

ss - スラッシュ

戻り値:

変更されたURI（必ずnull以外）（変更が無い場合は当URIがそのまま返る）

setUserInfo

public URI setUserInfo(String user)

ユーザー情報を変更したURIを返す。

パラメータ:

user - ユーザー情報

戻り値:

変更されたURI（必ずnull以外）（変更が無い場合は当URIがそのまま返る）

setHost

public URI setHost(String host)

ホストを変更したURIを返す。

パラメータ:

host - ホスト

戻り値:

変更されたURI（必ずnull以外）（変更が無い場合は当URIがそのまま返る）

setPort

public URI setPort(String port)

ポートを変更したURIを返す。

パラメータ:

port - ポート

戻り値:

変更されたURI（必ずnull以外）（変更が無い場合は当URIがそのまま返る）

setPath

public URI setPath(String path)

パスを変更したURIを返す。

パラメータ:

path - パス

戻り値:

変更されたURI（必ずnull以外）（変更が無い場合は当URIがそのまま返る）

setQuery

public URI setQuery(String query)

クエリーを変更したURIを返す。

パラメータ:

query - クエリー

戻り値:

変更されたURI（必ずnull以外）（変更が無い場合は当URIがそのまま返る）

setFragment

public URI setFragment(String fragment)

部分識別子を変更したURIを返す。

パラメータ:

fragment - 部分識別子

戻り値:

変更されたURI（必ずnull以外）（変更が無い場合は当URIがそのまま返る）

equals

public boolean equals(Object obj)

オーバーライド:

クラス Object 内の equals

hashCode

public int hashCode()

オーバーライド:

クラス Object 内の hashCode

compareTo

public int compareTo(URI that)

定義:

インタフェース Comparable<URI> 内の compareTo