ひろz NEW YEAR CARD
2005

2005年。
ついにオレも『魔獣戦線』をテーマに持って来れるほど実力がついてきたか! と言ってしまいたいほど本来自分にとっては特別な作品である『魔獣戦線』なのだが、いかんせん。今回のテーマ起用は単にネタが無かったからやってみた。って程度なので実はしょぼしょぼです。
相変わらず作業時間をほとんどとれないため、「変かな?」と思っても振り返ってるヒマが無いのだ。手が動くままに突き進むしかない。
なので出来上がったモノは、はっきり言って『魔獣戦線』から掛け離れたモノになってしまいました(笑)。

ベースのイメージは『魔獣戦線』のラストシーン。
宙空に浮いてる2つの輪は神の目覚めを告げる砂時計を意味してます。見えなくてもそーなの。
舞ってる羽根は慎一の羽根……のつもりだったんだけど鷹(鷲だっけ?)の羽根ではあまりにも年賀状っぽくならないのであえなく白い羽根に。
ほら、もうどんどんズレてきますね(笑)。
舞い散る羽根のバリエーションもいっぱい描いてる時間が無いので「1〜2枚描いて後は変形バリエーションで済ませよう。」と手抜きに走った割りには3Dソフトを持っていないため、丸める変形かけるのにも一苦労。結局Photoshopの擬似3D機能を使って丸めたモノだからよく見るとラインがカクカクです。

といった感じでかなりしょぼしょぼな経緯を経て作られた2005年の年賀状ですが、途中で『魔獣戦線』に固執するのをヤメたため、久し振りに年賀状っぽい前向きさを感じさせる見た目になっているんじゃないでしょうか。
何にしろ、「さあ行くぞ」ですから(笑)。
イメージベースのシーン的には慎一がマリアを喰らってるという、相も変わらずの凶悪なシーンなんですケドね。

色の綺麗さを優先させたタメ、クリスマスカードみたいな色味になってる。なんてコトは言ってはいけません。
コレは年賀状です。

<2006.1.6>