あらすじ:
数万年の時を越え、襲い来る「恐竜帝国」を名乗る爬虫人類。
一命を賭け駆逐したその戦いで壮絶な最後を迎えた巴武蔵の死から5年後、再び恐竜帝国の魔の手が人類を脅かそうとしていた。
流竜馬が去りし早乙女研究所から移行し、新たに対爬虫人類機関として立ち上げられた「ネーサー」では神隼人の指揮の元、秘密裏に戦闘マシン「ネオゲッターロボ」が開発されるも、その圧倒的パワーに耐えうるパイロットが必要なのだ。
橘翔、大道凱に続くパイロットは見つかるのか?
地下闘技場のファイター、一文字號の存在とは?
そして、メカザウルスの襲来と共に、再び地上の覇権を賭けた種族戦争の幕が開く。
備考:
原作『ゲッターロボ號』のストーリーと世界観をベースに、敵役をプロフェッサーランドウから原作『ゲッターロボ』の敵である恐竜帝国に置き換え、アレンジメントを加え独自に再構成した作品。
大体が原作『ゲッター號』は30分×4話で納まり切るストーリーではないので、尺の関係もあるのであろう、原作『ゲッター號』のアニメ化作品とは程遠く、むしろ各原作『ゲッターロボ』サーガ作品からテイストをチョイスしまくった、まったくのアニメ専用オリジナル作品。
間違っても原作『ゲッター號』のアニメ化作品なんて勘違いしてはいけません。別モノです。
主役メカである「ネオゲッターロボ」のデザインは「ゲッターロボ號」のデザインをリファインしたものになっていて、「ゲッター號」よりはカッコ良くはなっているものの、正直言ってベースの「ゲッター號」自体があんまカッコ良くないため「ネオゲッター」もそれほどカッコ良くは無い(笑)。
まぁカッコ良い悪いの受け止め方は人それぞれですから。
話はズレるがあのカッコ悪い「ゲッター號」を石川氏が描くとなんであんなカッコ良くなるんだろう? 不思議だ。だからこそとてもイカシてるのだが。
それよりも第2話から出て来る「テキサスマック」のデザインの何とカッコ良いコトか!
ゲーム『スーパーロボット大戦』シリーズで取り上げられたコトにより、「テキサスマック」人気にTVアニメシリーズの(元祖)『ゲッターロボ』以来再び火が点き、この作品専用に石川賢氏が新たにデザイン画を描き下ろすコトになったのだが、コレが秀逸!
涙が出る程カッコ良い。
作品上ではかなりがんばってはいるものの、やはり2番手ロボ扱いなのがもったいなさ過ぎ。
絶対「ネオゲッター」なんかより「テキサスマック」の方が強そうです。
もったいないな〜。
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