練習日誌(平成12年7〜9月)

練習日誌目次

ここでは、我がクラブのメインである練習会の模様を、私(尾坂圭一)の主観に基づいてレポートします。


9月16日(土) 9:00 枚方市立陸上競技場

「全日本市民駅伝サーキット大阪大会」を翌日に控えている為、軽い練習で調整することにしました。

●30分マイペース走 + 1000m×1本

マイペース走・・各自思いのまま、割とゆっくり走っていたようです。時間走の苦手な私は、6000mのミニビルドアップ走にしました。(5'04/4'37/4'23/4'06/4'00/3'52) 26'02"

そして、1000m・・明日の駅伝がメーンなので、各自ムチャクチャ飛ばさないように・・と、厳命したにもかかわらず、飛ばす飛ばす。大西伸夫の2'47"を筆頭に、近藤康由、清水健一、下水流寛之、岩下真介・・と、み〜〜んな2分台。彼らにとっては楽なペースなのでしょうか??

この1000mトップ集団に尾坂かず子が勝負を挑みました。勿論ハンデ付き(200m)。700mくらいまではなんとかリードしてましたが、結果は3分12秒。境田さんや根岸さんには勝った勝った・・と偉そうにからんでおりました。ちなみに私は3'00"で走ったため、イチャモンをつけられずに済みました。


9月10日(日) 9:00 枚方市立陸上競技場

9月も半ばにかかろうかというのに、猛烈に「暑い」です。私の個人的体感では今年一番の暑さでした(そんなことはないでしょうけど・・)。しかしながら、奇跡的にも「本練習」の時間だけは雲に覆われる超Lucky!に恵まれました。

●インターバル 1000m(400m)×5本

A)・・「清水健一・・5本を初完走!」・・と、赤字で書くほど大層なことではないのですが、5回目くらいの挑戦でようやく最後まで走り切ることが出来ました(・・というより、なぜ今まで走れなかったのかが不思議)。但し、本人のコメントとは裏腹に、3本目以降は潰れかけておりました(タイム参照)。

清水健一 (2'58"/3'01"/3'11"/3'19"/3'05") 「今日は怖いくらい調子が良かった。このまま駅伝まで持てばいいのだが・・。今日、5本完走 Yeaaaaah!! 2本目まで高田君に「勝ち」でも、課題多し。ガンバ!」
高田伸昭
(2'58"/3'02"/3'00"/2'58"/2'54")・・いつもの通りで、速いのなんの!
下水流寛之 (2'59"/3'03"/3'02"/3'00"/2'58")・・先週に続いて好調キープ!
白川康平 ・・1本目積極的に走って3'08"。本格的復活に向けていよいよ始動!
尾坂圭一 (3'10"(2'44)/3'08"(2'52)/3'07"(2'47)/3'08"(2'48)/3'16") 「ビュンビュン飛ばす若手を尻目にマイペースで。4本目までうまく走れていただけに、ラスト崩れてしまったのが残念・・」

B)・・3'50"〜4'00"/1000mの設定。楓井勝三がペースメーカーとなり、10人近い大集団で

宮崎逸男 「3'45"〜50"で5本カバー。暑くて死にソ〜〜 バタン!」
岩渕優子
(3'50"/3'55"/3'49"/3'50"/3'39") 「1本目の後の2本目はJogに感じました。1000mで5秒違うと、こんなに感じ方が違うのかと体感した日でもあり、1秒を大切にしないといけないな〜〜と感じました」

●マイペース走45分

・・・20分走り、休み2〜3分、その後22〜3分走。約15名ゆっくり45分走りました。前半は大野が先頭、2'10"/400m でペースメイク。(大野安男)

村田節子 「昨日の練習の疲れを取る為、ゆっくりJogをしました(1:20')」

●リレー練習

23日の「枚方市秋季総合体育大会」で、4×100mリレーに出ることになった、押本伸、清水健一、高田伸昭、(岩下真介・・欠席)が、入念なるバトンパスの練習。指揮にあたっていた清水君によると、目標は「無事完走」・・だそうです。・・けど予選突破に向けガンバ!


9月3日(日) 9:00 山田池公園(40名参加)

かすかに秋を思わせるような気候になってきたように思います。うだるような暑さから解放されたこともあり、少し長い距離での練習としました。

●ペース走15.6km(2.6km×6周)
●マイペース走・・MAX 約80分

ペース走 A)・・ペースの上がる2周目、清水健一を先頭に若手組(高田伸昭,下水流寛之,岩下真介,田中宏之)がグイグイとペースアップ(私は途中で追走をあきらめました)して5人の先頭集団を形成。何人かにはオーバーペースだったようですが、高田伸昭&下水流寛之はそこから更にビルドアップ・・・あのな〜、ちょっと速すぎんで〜おたくら・・。

※境田さんの提案により、練習直後に「練習日誌」をつけるようになりました。各自のコメント・・全て掲載してみました。

高田伸昭 56'26"(11'57/9'14/9'01/8'53/8'48/8'33)
下水流寛之 56'56"(11'57/9'14/9'01/8'53/8'48/9'03)
清水健一 (11'57/9'14/9'01/9'54・・リタイア) 「なぜ、今日はリタイアしたか? それは元ゴールデンルーキーだから・・??。貧血というものを初めて経験。真っ白でキモチヨカッタ・・(^^;」
岩下真介
(11'57/9'14/9'30・・リタイア) 「夏、走り過ぎて疲労が踵に溜まり痛くなったので、途中でリタイアしました」
嶋渡祐三
1:12'00" 「まだ、暑かった」
大野安男
「早く到着したので、皆さんより1周多く走りました。全体では?周 1:01'00"」
能勢弘道
1:01'35"「2〜6周は、9'50"のほぼイーブン。5周目途中から尾坂さんが見えなくなってしまった」
岩渕優子
「メニューは6周でしたが、4周までで上がりました。いつまでもズルズルと疲労を残さないように、来週はキッチリ走れるようになりたいです。タイム・・・尾坂優季に消された・・」
村田節子
1:09'42"(12'06/11'47/11'52/11'30/11'32/10'53) 「夏(8月)の疲れが出て、なかなかペースが上がらなかったのですが、ラストは宮崎さんに引張っていただいて10分台で終われました」
山本喜代子
(12'09/11'59/12'13/12'58/13'24) 「ヒザ故障の為、Jogにしました。調子が戻ったら気持ちを入れて練習しようと思います」
嶋渡和子
4周「ダウンの走りでした」
境田孝雄
1:04'19"(11'57/9'34/10'17/10'32/10'49/11'07)
尾坂圭一 1:00'19"(11'57/9'33/9'45/9'56/9'43/9'24) 「高田君のLAPを見て、ついていかんでよかったなあ〜・・というのが正直なところ。落ちてきたヒロを目標に何とか最後まで持ちこたえました。終わってみれば3番GOAL・・まあ、満足」
田中宏之
1:01'30"・・序盤、果敢に先頭につき、後半バテながらも完走
白川康平 1:02'49"・・まだまだ完全復活とはいかないまでも、大分走れるようになりました。
三浦俊範 1:03'20"・・久々登場。実力者健在なり!
根岸政人 1:05'10"・・スプリントなら自信あり! ゴール前、西尾さんを逆転!
西尾元志 1:05'17"・・3周目途中まで私と並走。その後は粘りの走りでした。


8月20日(日) 9:00 枚方市立陸上競技場

「鈴鹿」に旅立った私(尾坂圭一)に代わり、枚方マスターズの“元ゴールデンルーキー”清水健一のレポートを中心にお届けします。・・何故「元」かって? それは、レポを読めば「現」が誰か分かりますヨ (^o^)

●レペティション 3000m,2000m,1000m(10分間隔)


★ 清水健一レポ ★

3000m・・いつもの様に高田君が先頭でペースを作ります。それに岡村先生、清水下水流君が続きます。快調に飛ばす高田君。一方調子の悪いと言っていた岡村先生が1000mあたりから下水流君、清水の爽やか?コンビに抜かれてしまいます。そのまま高田くんが一着でゴール!!10秒ほど遅れて清水下水流君、岡村先生と続きました(後不明&TIMEも忘れました)

白川康平(第2集団)のタイム・・ 10'34"(3'24/3'31/3'38)

2000m・・再び高田くんが「そのまま走って広島帰るんか??」と言わんばかりのハイペース、次に勝てないのにむきになる私清水岡村先生、下水流君・・・Start500mまで高田君、清水の勝負!!しかし予想通りすぐ失速。岡村先生に抜かれます。なんとか岡村先生に食らいつきLAST600辺りで高田君との差を詰めますがその後あまり変わらず・・しか〜しLAST直線10mでスプリント走法で私清水岡村先生を抜きます。少し遅れて下水流くん(後不明&TIMEも忘れました)

白川康平(第2集団)のタイム・・ 6'57"(3'26/3'31)

さぁそれぞれの想いを胸にLAST1本

1000m・・今回は岡村先生先頭、高田君、清水下水流くんと続きます。400mまで4人がほぼ団子状態。その後「清水は1000mインターバル系がにがてやな」尾坂さんに先週も言われてしまった私清水・・失速・・失速、下水流くんに抜かれまた失速・・(今日はそんなに調子悪くなかったのにー)と思いながらもゴールしてみれば2'58"・・そんなに悪くない・・・で上位3名と言いますと・・

高田くん 2'48",岡村先生 2'51",下水流くん 2'54" ・・・白川康平 3'16"

まだまだ練習が足りない&良い練習でした。


★ 岩渕優子レポ ★

曇っていたのと風が少々あったので、いつもよりは走りやすかった様に思います。

実を言いますと・・・・
競技場での練習は12月の記録会以来でして、レペティションなんていう練習自体初めての経験で、どの様なペースで走ったら良いのか、どの様な走りが出来るのか全くわかりませんでしたが、とりあえず設定されたペースで付いて行けるところまで付く事を心がけました。

3000m(キロ4分ペース)・・・3:56 4:02 3:50

2000m(キロ3分50秒ペース)・・・3:50
私は1000mで目の前にお星様がキラキラし始めたので残りの1000mはジョグをしました。

1000m(フリー)・・・・3:37

※いつもはジョギングonlyの“マコちゃん”こと松井昌子がレペに挑戦。3000mで13分台前半の自己ベストを記録した他、1000mでも3'50"と大健闘!したようです。(本人&山本さん談)



8月12日(土) 9:00 枚方市立陸上競技場

今日も変わりなく「暑い」です。焼けつくような暑いトラックでの練習となりましたが、強い人はやはり強いです。

●インターバル 1000m(400m)×5本

酷暑の中での練習となったので、3本目まではペースを設定(A:3'30"/km,B:4'00"/km)してのインターバル走ということにしましたが・・物足りない面々は1本目から飛ぶように走っていきました。

高田伸昭がハイペースで引っ張り、ここ最近のレギュラー陣(近藤康由、清水健一、岩下真介、下水流寛之)+復活?した冨田英男が追走・・という感じの前半。「暑さに弱い」と言っていた高田君でしたが、この日は2分台が3本と素晴らしい走り。近藤君と冨田さんも安定した走りでした。

2本目まで快調に飛ばしていた清水君。3本目で失速し始め、4本目では途中リタイア・・。5本目、復活して走った後、高田君を捕まえて自身の5本目を走っておりました・・「意地」ですね。
他にも、高田ペースについていった岩下、下水流の若手が後半失速・・としては、気持ち良く抜かせて頂きました。

は、終始マイペース。ラスト1本はT.Tのつもりでスタートしましたが、全然伸びず失速してしまいました・・反省。

尾坂圭一のTIME : @3'19"(2'16) A3'17"(2'11) B3'15"(2'37) C3'12"(2'51) D3'15"

澤村佐登美のTIME : @3'51"(2'40) A3'44"(2'54) B3'52"(3'00) C3'47"(2'59) D3'56
「いつも同じ反省になってしまいますが、今回もラスト1本が苦しくて、なんとか4分を切ったという感じです。ラスト1本粘った走りが出来るようになりたいです。でも、故障上がりとしては、良かった方かな?!と思っています。インターバル1000m×5本の目標のもちかたもいろいろあると思いますが、どんな走りをするのかをしっかり持って練習したいと思います。」

村田節子のTIME : @3'59" A3'57" B4'00" C3'58" D3'59"
「4分位のペースで、5本きっちりと走り切るのが目標だったので、(5本目は、もう少し追い込めたかなという気もしましたが、)最後にヘロヘロにならずに気持ちよく終われたので、今回はよかったかなと思います。」

●マイペース走 約45分


8月6日(日) 9:00 山田池公園

(尾坂圭一)は、このクソ暑いのに「高槻市陸上選手権」に参加のため欠席(他・・冨田,近藤,清水,押本が参加)。代わりに村田節子さんにミニレポして頂きました。
・・・それにしても“
暑い”。朝ちょっとだけ山田池に顔出ししたのですが、焼けつくようでした・・。

●ペース走5.2km(2.6km×2周)+タイムトライアル5.2km(2.6km×2周)
ペース走の設定 : A・・・10'00"〜10'30"/1周,B・・・11'30"〜12'00"/1周
●マイペース走

村田節子レポ
・・・「2周をアップ的に走り、休憩した後、2周タイムトライアルでした。Bは、アップは12'10/11'30でいきました。タイムトライアルは岩渕(優子)さんは、1周目10'45だったそうです。2周目は? 私は、タイムトライアルに参加せず、3周JOGをする予定で、2周を13'00ぐらいでゆっくりまわっていたのですが、3周目に入ることろで、境田さんにつかまり(ではなく、伴走していただき)11'13で終わりました。」


7月22日(土) 9:00 枚方市立陸上競技場

梅雨明けと同時に襲ってきた猛暑。この日は、若干風があり幾分爽やか?に感じたりもしましたが、やはり35℃前後の暑さになったと思います。各自アップ、ダウンを少し長めにとって距離を走るようにし、本練習は3000m1本としました。

●アップ5km + 3000mタイムトライアル

[アップ] いつもとやり方を変えて、長めのアップ・・・2kmくらいからは自然とビルドアップ・・中盤では長谷川昇、楓井勝三の両ベテランがリード、ラスト1kmくらいからは根岸政人が炎のラストスパート!・・・と、アップとはいえ早くもやる気十分を窺わせるものでした。

[3000m] スタートから飛び出したのは私(尾坂圭一)。最近序盤からついて行けないようなレースが多いので、とにかく積極的に走ろうと思い飛び出してみました。・・・が、世間はそんなに甘くはなく、1000m手前で近藤康由、清水健一に捕まり、ラスト500mでは故障明けの冨田英男、二日酔いの岩下真介にも抜き去られてしまいました。ラスト300mで一旦意地を見せたものの、そこまで・・。
TOPは安定感抜群の近藤君。1200m位から独走し、ほぼイーブンペースで最後まで走り切りました。

@近藤康由 9'21" A清水健一 B冨田英男 C岩下真介 9'51" D尾坂圭一 9'52"(3'08/3'21/3'23) E森島健一 10'08"

澤村佐登美の感想・・・「6月から故障続きで走れてないですが、内心焦りながらも休養と勉強と思うようにしています。練習会では12kほどJOGも出来るようになり、少しずつ走れるようにしていきたいと思っています。 勉強の一つとして、3000mを離れた立場で見ていました。3000mの中に、入り方、中盤、ラストスパート、やっぱり強い人の走りは組み立ててあるなーと思いました。ペース走、ビルドアップなどは、だいぶん身に付いてきたので、タイムトライアルや、インターバルなども練習していきたいと思います。今は、走れる事がうれしいです!!」

●マイペース走 MAX45分

炎天下での持久走という形になったので、皆さん無理をせずに時間内でも給水、休憩をとりながらのマイペース走でした。


7月8日(土) 9:00 枚方市立陸上競技場

今日は、枚方マスターズ 夏恒例の記録会&懇親会。結果等下記にまとめましたのでご覧下さい。

枚方マスターズ・夏季記録会レポート



7月2日(日) 9:00 山田池公園

暑さ本番の中での練習となりましたが、若手に聞くと「長いのがやりたい」ということなので、給水タイムを取りながらのペース走となりました。一部のメンバー(私含む)は、夕方行われる「大阪城七夕駅伝」に出場の為、やや控えめ?の練習・・それでも走りました。

●ペース走15.6km(2.6km×6周 2周毎給水の為一旦停止
設定ペース : A・・・10'00"〜10'30"/1周,B・・・11'30"〜12'00"/1周,ラスト2周Free
●マイペース走 約60分

A)・・1周目はBと合わせるペースで11'45"。2周目に入ると、松尾桂一vs境田孝雄が静かに火花を散らし出し、3〜4周目になると近藤康由、下水流寛之、岩下真介・・3人で引っ張り合うような形でどんどんペースアップ(9'40"/9'30"・・は4周目でついて行けなくなりこの周で終了。高田伸昭も体調不良でリタイア)。この暑さの中、フリーになってどんなタイムで走るのか・・と見ていましたが・・。さすがに暑さが応えたようでペースダウン・・・ながらも、最後まで意志を持って走りきった岩下君がTopGoal(20'50"/2周)

久々に底知れぬ所を見せてくれたのが境田さん。3周目からは遅れ出したものの、ラスト1周では10'07"と若手よりも速いタイムでただ1人ペースアップ・・・う〜〜ん、やはり恐ろしい限りです。

B)・・楓井勝三さんが岩渕優子をリードするような形でペース走。暑さの中6周を走り切りました。(他の女性陣は駅伝の為、かる〜〜く切り上げてました。)

★・・今回暑さの中の長い距離ということで、一旦立ち止まっての給水という形をとりました。一気に走り切りたい・・という意見もあるのですが、給水係を置くというわけにもいかないので・・追々何か良い方法を考えていきたいと思います。