Off season training

物欲大魔王

時間さえ空けば自転車に乗るようになると、もっと快適に乗りたいということでいろいろと変更したい部品がゴロゴロ出てきます。しかも悪いことにPCとかスノーボードの道具と同様、本体と部品に関するインターフェイスが規格化されていて自分の好きなようにカスタマイズできるようになっている!!!
これは見事に私の”つぼ”をヒットしてしまいました。MTB入門者状態なのでフレームの良し悪しははっきりいって判りません。ある程度軽くて壊れなければ問題なしです。その他の走りに関する部分はアップグレードしたぶんだけ自分で感じることが出来ます。購入して1ヶ月でいろいろと手を出し始めました。

以下が物欲リストです。(成就したもの、欲望段階のもの、両方)


まず、一番最初に買ったのはスピードメータ兼距離計
CATEYEのサイクルメータ。前輪にパルスセンサをつけて回転数を拾って距離換算するもの。自動車のメータを同じです。これがあると乗っていて張り合いが出ます。

タイヤ
新車で装着されていたのは26X2.0のギンギンのオフロード用ブロックパターンタイヤ。これが街乗りでは五月蝿い、重い、おまけにコーナーでバイクを寝かせるとヨレヨレっと歩いて横移動するしで、結構乗りにくかった。当然ダートはいいんですけど....走行距離が500kmを超えたところで後輪のブロックがなくなりました!!というわけで、タイヤを交換するついでにMTB用のスリックタイヤに変更です。チューブを替えるのが面倒と言うだけの理由でサイズは26X1.95(太い)それでもブロックタイヤに比べれば雲泥の差です。平均速度も上がったし、コーナリングも良くなった。ただしそれは舗装路のはなし、ちょっとダートに行ってみましたがスベリまくり!!ははは。それはしょうがない。もう街乗り専用車状態です。
このタイヤが擦り減った時には細いスリックに交換しますか。ん〜ん、ますます軟弱MTB化だ!!クロスバイク買えよ!!>自分...といいつつ更に細い26x1.5のスリックタイヤを注文してしまった。もちろん細いチューブも一緒に。うーむ、ダート走れないなぁ....Wheelとスプロケセットで買って数分で交換できるようにするしかないな。(軽〜く3万円コースか)

ペダル
今はなんの変哲もないアルミのペダルがついていますが、長い時間乗ったり、登りが続くと腿の引き上げもペダリングに使えればなぁと思い、simanoのSPDシステムを導入。スノーボードのソフトブーツステップインで大ヒットとなったクリッカーシステムの元になったシステムですね。靴も専用になってしまいますが、我々お気楽ライダーには嬉しいスニーカータイプもあるので購入に踏み切りました。最初はちょっと練習しないと、停車時にクリップ外れなくて倒れます。スキーの金具同様開放強度を自分で決められます。私はゆるゆるで始めました。その後怖くて開放強度アップはしてません。
ペダルは2面ありますが、そこらへんに買い物行くのにSPDはかったるいので片面SPD、反対は通常のフラットペダルというものを使ってます。走り始めにいちいちクリップを探さなきゃいかんのがちょっと面倒くさいけど。
このシステム靴とペダルがセットで1万で買えます。なんと安いことか?!
実際の漕ぎ心地は?というとSPDが無いときに比べてかなり楽になりました。スピードは確実にあがり、長距離を走るのにとても楽になりました。上り坂での効果は凄まじいです。SPDにする前はフロントインナーまで落として登っていた坂でフロントミドルのまま同じような疲労度合いで登ることが出来ます。(私が住んでいる日野市から多摩方面に抜けるには多摩川沿いで遠回りする以外は全て山越えになってしまいますから効果は覿面でした)

ブレーキシステム(その1)
購入時ついていたブレーキは米国製AVID SD3というVブレーキ本体+安いブレーキレバーセット。普通に走る分は問題ありません。ただ少し反応が遅いかな?もう少し少ない力で強力なブレーキ力が欲しい気もします。特に下り坂ではね。そこで、simanoのちょっといいVブレーキシステム(XT)を導入することにしました。通販で定価の45%引きくらいで手に入りました。(本体、レバー両方購入で7千円くらいかな?)
車の設計をしている私が部品を見たときの感想は、とてもよく考えられたブレーキだな。ということ。ブレーキシューがリムを挟むのですが、通常はブレーキ本体レバーに直付けなのでリムに対して斜めに当たっていくのですが、XTのブレーキは本体にリンクがついていて、シューが必ずリム面と平行に当たるように出来ていますね。
ブレーキレバーもよく出来ていて、サーボ機構を内臓してます。レバーを動かしていくと、力の支点が勝手に動く構造で、軽い力で大きなブレーキ力が出る構造になってます。

レバーと本体を交換した結果はというと、やばいくらいの効きです。指一本で前後ともフルロックしちゃったりして。乗っている人間がミサイルとなって発射しそうです。おぉ怖!!
下り坂でスピードを出した際のスピードコントロールはかなり楽になりました。効きが良すぎて、前ブレーキが”ギョェェェェ”っとかなり派手に鳴きます。後ろは鳴く前にロックしちゃいますが...ブレーキシューとリムの当たりをいろいろと換えてみたのですが、鳴き始めが変わるだけで、音が変わらない。けどしっかり効くんだよなぁ。しょうがないので、WEBにてブレーキ鳴きのコンテンツを色々と調べてみると、どうもSIMANOのXTブレーキは思いっきり効くけど思いっきり鳴くということが判明。しくしく。手が無いのでその後も効きを最優先のセッティングにして日夜”ギョェェェェ”っと鳴かして止まってます。(うーむ、近所迷惑)
追加対策は左右のブレーキ台座をつなぐスタビライザーを装着してブレーキ作動時にFRフォークが変形するのを防ぐてなのもあることはあるのですが、もともと剛性が大きいフォークにスタビライザーつけても効果があるかどうか微妙なところですねぇ。WEBで漁ったところ、余計ひどくなった方もいたようで...

ブレーキシステム(その2)
これはまだ欲求の段階ですが、モーターバイクでは常識と化している油圧ブレーキですかね。リムを挟むタイプとハブにディスクを装着するディスクブレーキの両方がありますね。最近ではディスクタイプがかなり普及してきましたが、が、しかしです。
私のMTBはディスクブレーキキャリパの台座はついていますが、ホイールがローター取付けに対応してません。ということで、ディスク化する際はホイール毎交換なので4〜5万円コースになってしまいます。(一台買えるぞ!!!)
ディスクよりもちょっと安いのが、リムブレーキの油圧式。安いとは言っても3万円してしまう高さですが....Vブレーキのようにワイヤーの伸びる感触がなく、カチっとした感触がよく、指一本でフルロックさせられるので、自転車トライアルをやっている人御用達状態です。かなりそそる代物ですが、Vブレーキの5倍近くの値段では....
まぁ、Vブレーキ+サーボで満足できなくなったら考えますか?


自転車本体(おいおい)
休みの日に走り回っていると、ロードバイクに乗った方々が結構なスピードで走っているのを見て”おぉ、かっこいいなぁ”と思ったりします。でもあのドロップハンドルはちょっとなぁ...と思っていたらロードバイクにフラットバーハンドルもあるのね!ちょっと欲すぃぃ。でもあのタイヤの細さは恐怖だ。でも走りは軽そうだしねぇ。
最近は折りたたみのスポーツタイプってのも出てますねぇ。GIANTのMR4ってやつ。自転車屋さんに聞いたらそこそこ売れているみたいです。なんでも輪行用に人気があるんだとか?
まぁ来年あたり考えてみますか??

バックパック
冬スノーボード滑るときにVIDEOカメラやら着るものやら食い物を入れておくのに20Lくらいのバックパックを使っているので、まぁ、自転車もそれでいいやと使ってみたのですが、背中が暑い!!!蒸れ蒸れですわ。背中全体にザックのパッド面が当たってしまうので保温材と化します。こりゃ夏はタマランということで、Dueterという自転車用ザックメーカーの”クロスエアー”なる22Lのザックを購入。これは背中が当たる面とザック本体部分に隙間がありまして、かなり快適です。たったこれだけで効くもんです。値段は通販で8千円くらいですから、お買い得ですね。夏の徒歩通勤も快適にできそう。
そうそう、ヘルメットをホールドできる装備もついているので、冬のスノーボードにも重宝しそうです。

サドルバック
買い物とかちょこっと走るときに財布やら、鍵やらを入れるのにウェストバッグを使用していました。上のバックパック同様、腰回りにじっとり汗をかいてしまいますし、結構重かったりしますので、自転車に持ってもらうことにして、サドルバッグを購入。必要なものだけ入れるには十分ですね。買い物とかで、自転車を離れるときにもワンタッチで外れますし、使ってみると結構便利だったりします。

今後もまだまだ続く予定。
次は本当に身体に良いのか?

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