表示は運用が始まった駅を示しており、今更記すまでもありませんが、常=常滑、河=河和、伊=伊奈、美=美合、内=内海を表します。平日、休日とも停泊となるのはこの5駅です。翌日の駅が前日の運用終了駅のを表し、原則記載は省略しています。
なお、休日翌日の始発駅は青表示になっていますが、当然ながら前日の休日ダイヤによる運用終了駅を表していますので、見方には少々注意が必要です。
駅略号に括弧付きのものがありますが、直接の手掛かりがなく、他の編成の運用や前後関係から推定したものであることを表します。
日付 | 7019 | 7025 | 7041 | 5701 | 5702 | 727レ | 特記事項 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4.27(火) | 美 | 内 | 伊 | 河 | (常) | 7707+7041 | |
4.28(水) | 常*7 | 内 | 美 | 伊 | 河*7 | 5517+5701 | |
4.29(木) | 伊 | 内 | 常 | 美 | 河 | --- | |
4.30(金) | 常 | 河 | 内 | 美 | 伊 | 5312+5702 | 1542=ト5309+5517+5515キ |
5.1(土) | 内 | 伊 | (河) | (常) | 美 | --- | |
5.2(日) | 内 | (常) | 河 | 伊 | 美 | --- | |
5.3(月) | (河) | (内) | 伊 | (常) | 美 | --- | |
5.4(火) | 伊 | (河) | 美 | (内) | 常 | --- | |
5.5(水) | 常 | 伊 | 美 | 河 | 内 | --- | 碧急=ト5513+5517キ |
5.6(木) | 内 | 美 | 常 | 伊 | 河 | 5515+5701 | |
5.7(金) | 常 | 内 | 河 | 美 | 伊 | 5313+5702 | 1542=ト5513+5309+5517キ |
5.8(土) | 内 | (常) | 伊 | 河 | 美 | --- | |
5.9(日) | (河) | (内) | 常 | 伊 | 美 | --- | |
5.10(月) | 伊 | 内 | 河 | 常 | 美 | 5312+7019 | 1542=ト5517+5310+5513キ |
5.11(火) | 美 | 河(*7) | 伊 | 内 | 常(*7) | 5313+7041 | 1542=ト5513+7703+5515キ |
5.12(水) | 内 | 河(*7) | 美 | (常)(*7) | 伊 | 5310+5702 | 1542=ト5515+5517+5312キ |
5.13(木) | 内 | 河 | 常 | 伊 | 美 | 7703+5701 | 2001F+2002F納車 |
5.14(金) | 常 | 伊 | 河 | 美 | 内 | 5517+7025 | |
5.15(土) | 河 | 美 | 伊 | 常 | 内 | --- | |
5.16(日) | (河or内) | 美 | (常) | 伊 | (河or内) | --- | 碧急=ト5517+5513キ |
5.17(月) | 河 | 美 | 伊 | 常 | 内 | 5312+7041 | 2296=ト5513+5515キ |
5.18(火) | 伊 | 内 | (美) | 河 | (常) | 5517+7019 | 2000系築港線で試運転 1542=ト5309+5513+5515キ |
5.19(水) | (美) | (常) | 内 | 伊 | (河) | 5312+5701 | |
5.20(木) | 内 | (河) | 常 | 美 | 伊 | 5513+5702 | |
5.21(金) | (常) | 伊 | (河) | 内 | (美) | 5515+7025 | |
5.22(土) | 内 | 美 | 伊 | 河 | 常 | --- | 2001F、2002F豊明-伊奈試運転 |
5.23(日) | 内 | 美 | (常) | 伊 | (河) | --- | |
5.24(月) | (河) | 美 | 伊 | (常) | (内) | 5517+7041 | |
5.25(火) | 伊 | 内 | 美 | 河 | 常 | 5310+7019 | ト2001F+2002Fキ試運転 |
5.26(水) | 美 | 常 | 内 | 伊 | 河 | 5513+5701 | |
5.27(木) | 内 | 河 | 常 | 美 | 伊 | 5313+5702 | |
5.28(金) | 常 | 伊 | 河 | 内 | 美 | 5515+7025 | 2000系+3100系試運転 |
5.29(土) | 河 | 美 | 伊 | 内 | 常 | --- | |
5.30(日) | 河 | 美 | 常 | 伊 | (内) | --- | |
5.31(月) | 伊 | 美 | 河 | 常 | 内 | 5309+7019 | 2000系+3100系試運転 5513津島線新一宮-津島代走 |
6.1(火) | 美 | 内 | 伊 | (河) | (常) | 5515+7041 | |
6.2(水) | (内) | 常 | 美 | 伊 | (河) | 5310+5701 | |
6.3(木) | 内 | (河) | (常) | (美) | 伊 | 5313+5702 | 1542=ト5517+5309+5513キ |
6.4(金) | (常) | 伊 | (河) | 内 | (美) | 5311+7025 | |
6.5(土) | (内) | 美 | (伊) | 河 | (常) | --- | |
6.6(日) | 河 | (美) | (常) | (伊) | 内 | --- | |
6.7(月) | 伊 | 美 | 河 | 常(a) | 内 | 5517+7019 | |
6.8(火) | 美(b) | 内 | 伊 | 常(b) | P6運用 | 5309+7041 | 河=7513 |
6.9(水) | 河(*3) | 常 | 美 | 伊(*3) | 内 | 5517+5701 | |
6.10(木) | 美 | 河 | 常 | 伊 | 内 | 5311+5701 | |
6.11(金) | 常 | 伊 | 河 | 美 | 内 | 5517+7025 | |
6.12(土) | 内 | 美 | 伊 | 河 | 常 | --- | |
6.13(日) | (河) | 美 | (常) | 伊 | (内) | --- | |
6.14(月) | 伊 | 美 | 河 | 常 | 内 | 5311+7019 | 7019F故障運用離脱 832レ=ト7709+7037代走 1542=ト5515+5309+5517キ |
6.15(火) | -- | 内 | 伊 | (河) | (常) | 5513+7041 | 美=ト7037+5311代走 |
6.16(水) | 【内】 | (常) | (美) | 伊 | (河) | 5515+5701 | 内=ト7037+5311代走 1162Gから7019復帰 |
6.17(木) | 内 | 河 | (常) | (美) | 伊 | 5517+5702 | |
6.18(金) | (常) | 伊 | (河) | 内 | (美) | 5515+7025 | |
6.19(土) | 内 | 美 | 伊 | 河 | (常) | --- | |
6.20(日) | 河 | 常 | 美 | 伊 | (内) | --- | |
6.21(月) | 伊 | 河 | 美 | 常 | 内 | 5309+7019 | 台風6号上陸 5701、1995レで1384Fの代走 |
6.22(火) | 伊 | 美 | 内 | 河 | 常 | 5311+7019 | |
6.23(水) | 美 | 常 | 内 | 伊 | 河 | 5312+5701 | |
6.24(木) | 内 | 河 | 常 | 美 | 伊 | 5513+5702 | 1542=ト5310+5517+5515キ |
6.25(金) | 常 | 伊 | 河 | 内 | 美 | 5309+7025 | |
6.26(土) | 内 | 美 | 伊 | 河 | (常) | --- | |
6.27(日) | 内 | 河 | 常 | 伊 | 美 | --- | |
6.28(月) | (河) | 伊 | 内 | (常) | (美) | 5310+7025 | 1542=ト5313+5515+5513キ |
6.29(火) | 伊 | (美) | 内 | 河 | (常) | 5312+7019 | |
6.30(水) | 美 | (常) | 内 | 伊 | 河 | 5310+5701 |
6.27(土)、本線系の2運用は最近の土曜日定番である「美」=7025、「伊」=7041でした。日曜日は「美」がループ、「伊」は「常」となることが多く、たまに「美」→「常」、「伊」→「美」となるのですが、6.28(日)は2本とも本線から抜けてしまい、5700系の2本が入りました。7025Fが「美」→「河」、5702Fが「常」→「美」となっていますが、どちらも休日ダイヤでは成立しません。
5702Fについては27日19:59頃、栄生駅上りホームに回送で停車中であったとの目撃情報があります。当日は「常」に入っていたと考えられますので、三柿野から回送される途中であったものと思われます。
では、差し替え相手の7025F(美)とどのように差し替えられたのでしょうか?「美」は夕方、茶所を出区したあとの豊川稲荷までの1往復(1722レ、2021レ)が非併結のパノラマカー(P6)に差し替えられることがしばしばありますので、この日も差し替えを実施し、7025Fを三柿野または犬山へ回送し、5702Fを国府行き2122レから充当すれば特別な代走を行わなくても両者を差し替えることは可能です。しかし、推定の域を脱することはなく、他にもさまざまなパターンが想定されるため、既知の情報から特定することは困難です。
しかしながら、臨時の回送列車をわざわざ走らせたのは間違いなく、ちょっと運用を変えれば済むような簡単な話ではなかったものと思われます。
前回の更新から約3週間が経過しましたが、今回は話題豊富です。しかし、トラブルに起因するものが多いことはわきまえておきたいと思います。
6.7(火)〜9日(水)にかけて事故の影響とみられる変則運用が実施されました。
(a)7日〜8日、5701F 「常」→「常」
7025Fが「美」→「内」となっているため、5702Fは本来「内」→「常」の予定であったものと思われます。しかし、この日は事故によってダイヤが乱れ、他の運用に変更されたものと考えられます。その結果、三柿野で昼寝をしている5701Fを臨時回送で金山または大江へ送って常滑連泊となったと思われます。
三柿野留置の編成がいなくなると犬山21:34発の2167レに充当する編成がなくなりますが、これに7513Fが入ったものと考えられます。
(b)8日〜9日、7019F 「美」→「河」と5701F「常」→「伊」
まず5701Fに着目すれば、「常」→「伊」は三柿野から(各)新岐阜へ回送され、17:00発の1760列車に充当されるという実績のあるパターンです。しかし、差し替え相手の「河」は通常は入ることがないP6の7513Fで、途中駅で車両交換という方法で早々に差し替えられたかも知れません。
三柿野にいた5701Fが「河」の運用へ移ってしまうとそれを補充する編成が必要となります。これは「美」の7019Fが金山で「内」の編成とトレードされて1162Gレ〜(中略)〜1862レで犬山到着後、2063レでなく、2167レに入れば補うことができます。
この日「内」の7025Fが内海連泊とはならず、「常」に流れていることから、7019Fが1162Gレ〜に入ったとする推定に矛盾はありません。
残る「内」の2063レ以降は変則的にP6運用に充当されていた5702Fを復帰させればよいということになり、9日の「内」は5702Fでしたので、これも矛盾はありません。
あの人最近見ないねと噂をするとその人がひょっこり現れるということはよくあるものです。前回の更新で「最近は伊奈トレードが全くない。」と書いたら6.9の夜に7019Fと5701Fのトレードが行われました。これは前記の運用混乱を修復する目的で行われたものと思われます。
6.14(月)、5311F+7019Fの727レは新岐阜駅に遅れて到着しました。通常ならば折り返し832レとなるのですが、7709F+7037Fに差し替えられました。車内では車両故障によるものとのアナウンスがあったそうです。7709Fはおそらく国府で切り離され、1123レは7037F単独で帰ってきましたが、折り返し1320レには727レに入っていた5311Fが連結されました。そして、5311F+7037Fが16日(水)の午前中まで7019Fの代走をこなしました。
7019Fは重検切れが迫っているようですが、リフレッシュを受けて今後も元気に活躍することを期待したいと思います。
相変わらず5500系の充当頻度が高くなっています。中でも6.7の週は5517Fが3回も727レの先頭に立ちました。
前回5300系は全てSR2の運用に入っていると記しましたが、5312Fが舞木検査場へ入場しているようです。しかし、それを補う7700系が増えることはなく、727レに限れば5.13以来1ヶ月以上も充当されていません。
ゴールデンウイークや年末年始などの連続休日ダイヤを除けば、7025Fはほとんど「美」で3連泊します。しかし、6.19は7041Fと茶所でトレードされ、「美」を抜けて「常」へ流れました。
5.13に中部国際空港特急用2000系3連2本が日本車両から到着し、主に豊明を拠点として試運転を開始しています。既に真新しい車体を目にされた方も多いことでしょう。
さて、本題のNSRですが、5.10〜の週もGW明けの変則パターンの影響が残りました。注目されるのは7025Fが5.10夜から河和に3連泊したことでしょう。11〜13は各日とも「河」の運用に充当されていることが報告されています。4.28にもありましたが、通常「常」→「河」となるものが「伊」へ流れ、「河」→「伊」となる編成が再び河和停泊となるパターンです。
このパターンは滅多に実施されていませんでしたが、ここ最近はやや目立つようになってきました。その代わりでもないでしょうが、本調査を始めた頃にしばしば見られた美合停泊車と伊奈停泊車のトレードが全く見られません。トレードのパターンは一度実施されると近いうちに再び行われる傾向があるようにも感じられます。それが検査周期の都合なのか、運用担当者の嗜好なのかは知る由もありません。
一時期特定の編成が代走に重点的に充当され、SR2本来の運用にはなかなか入らないものがあった5300系ですが、ここ最近は各編成とも本来の運用に充当されています。平日SR2が3本併結となる1542レ(須ヶ口→知立)も3本中2本が5300系という日が少なくなく、掲示板ではため息とも受け取れる発言(?)が目立ちます。
今年のゴールデンウイークは休日ダイヤが5日続き、どのような動きを見せるかが注目されました。4月27日(火)は最近の火曜日定番パターンですが、翌28日から変化が現れ始めました。まずは7019Fと7025Fの動きが逆転し、7025Fが内海に3連泊したことが注目されます。
そして、29日にかけて、7019Fが「常」→「伊」、5702Fが「河」2連泊という動きが見られました。28日の5702Fは「河」始発の773Aと通常は「常」の編成の最終列車である2372A河和行に充当されていたとの報告があり、連泊は間違いないようです。
これについては前回、4.18の更新で4.2の差し替えは03.11.10と同じパターンと早合点してしまいましたが、今回が03.11.10と同じパターンでした。「名鉄運用研究所」、hiroさんが以前に目撃された差し替えの模様によれば、新岐阜に16:49に到着した「河」の1577Aが回送で引き揚げ、代わりに三柿野から送り込まれた「常」の編成が17:00発の1760列車に充当されたとのことです。
2003〜2004の年末年始は5702Fが7日間連泊した「美」は5702Fが30日夜、美合でパンタグラフを降ろし、今回も5702Fが連休明けまで滞在するかと思われましたが、5.3に7041Fと茶所で差し替えられて常滑へ向いました。
5月8、9の休日ダイヤは連休による普段のパターンが崩れた状態が続いていますが、10日(月)には7025Fと5702Fだけが入れ替わった状態にまで「回復」してきています。
5.3、5.9はそれぞれ3本、2本の情報がありませんでしたが、休日ダイヤでは「内」→「伊」が成立しないこと、「美」→「美」と「伊」→「常」が必ずペアで成り立つことから、比較的容易に推定が可能でした。もし1本の目撃情報が欠けただけでも全てを埋めることはできませんでした。