あーっ、イライラするう!近頃、SHOTAROを見ていると、胃のあたりがムズムズしてくるのです。人間の子どもというのは体よりも脳の発達の方が先を行くようで、今のSHOTAROには、意思のとおりに体が動かせないということが一杯。次の展開を想像することができるようになって、物を組合わせてみる、通してみる、入れてみる、開けてみるなど、新しいことにチャレンジするのですが、運動神経はそれを実行するほど発達していないのです。他の動物では考えられませんよね?
細い棒を小さな穴に通してみたり、電車の車輪を溝に這わせてみたり、スプーンにボールをのせて走ってみたり(こんな競技ありますね)、ペンにキャップをはめようとしたり。「箱の中にハンカチを入れてふたを閉めて棚にのせる」に挑戦しているときなどは、ふたをしめたらハンカチが飛び出て、棚に上げようとしたらふたが落ちて、ふたを拾う間にまたハンカチが落ちて・・・「あああああ、じれったいー!」と横で叫んでしまいそうでした。
一つことを飽きもせず10回も20回も繰り返し、転んだり頭をぶつけたりしながらも何とかやり遂げようとする姿には頭が下がります。成長・発達ひいては進化する為に、誰しもが好奇心というものを持って生まれてくるのだなーと、生物の不思議に今更ながら感動です。
こんな風に何かにチャレンジしているときは、何と声を掛けても相手にしてもらえません。茶碗に残った一口のご飯を右に左にスプーンで追い掛け回しているときなど、つい手を出してしまいそうになるのですが、それをしたら相当怒られます。彼がくたびれた頃に「しゅーしゅーしようか?(訳:すくってあげようか?)」と尋ねて、「ん。」というお許しが出ない限り手伝わないこと。もし確認せずに勝手に手伝ったら、その後、テーブルの上のものを全て投げ飛ばして、大荒れになるからです。「いやー!(自分でするのー!)」、ガチャーン!、ありゃりゃー!が何度あったことか・・・。
それにしても、時計とにらめっこしながら、せかせかした生活を送ってきたせいでしょうか、ずいぶん忍耐力を無くしているワタシ。もっとのんびりおおらかに構えたいのですが。
2002年4月
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