大泣きあんまり泣く方ではないように思います。泣いても、グズグズと泣き続けることはめったにありません。転んだり、机などに頭をぶつけたりしたときは、自分の手で痛いところをスリスリと撫でた後、ぶつかった場所を「えいっ!」と叩いて反撃を加えると、すぐまた遊びに戻ります。気に食わないことがあって泣きわめいても、目新しいおもちゃを目の前でチラチラさせると、ぱくっと飛びつき、次の瞬間には怒っていたことを忘れています。眠いときにはちょっぴりグズグズすることもありますが、泣くというよりこれはおやすみなさいのご挨拶のようなもの。人見知りをして泣いたのは今までに2人だけ。
そんなSHOTAROが先日、大泣きして騒ぎになりました。少し眠そうにしながらねんね前のミルクを飲んでいたときです。もういらないとミルクをテーブルに置いたので、布団に連れていき寝かせたところ、うぇーんと泣き始めました。まだお腹が空いていたかなと、もう一度抱き上げ、残したミルクを手に持たせようとすると首を振ってイヤイヤをしながら大泣きに。それじゃあ、遊びたかったのかなと、抱っこしてあやしてみるけれど、手足をバタバタさせますます荒れ模様。大好きな電車を窓から見せても泣き止まず。腕の中で暴れるので抱っこが嫌なのかと思い床に降ろすと、今度はそっくり返ってぎゃーぎゃーとわめきます。
いつもと違う様子に、体のどこかに針でもささったかと服を脱がしてみるけれど何も見つかりません。原因不明の大泣きに、次第に不安が。もしかして腸重積などの病気かもしれない、そう思い始めたのは、泣き始めてから30分以上経ったころ。119番に電話して様子を話したところ、小児科医がいる救急病院を教えてくれました。すぐさま必要なものだけつかみ、泣いているSHOTAROを抱え、車に飛び乗りました。
ところが、車を発車させると同時にピタっと泣き止んだのです。車窓の景色に目をやっています。あれ?っと思いながらも、一時的に泣き止んでいる可能性もあり、そのまま病院に向かいました。到着するまでおとなしーく景色を見ていたSHOTARO、病院のロビーに入ると、自分で歩くから抱っこから降ろしてくれ、と催促しました。もう夜の10時を過ぎており、ロビーで待っているのは親に抱きかかえられ、ぐったりしている重症・急患の子どもたちばかり。そんな中を元気にテケテケ歩き回るSHOTAROを後から追いかけながら、急に場違いなようで恥ずかしくなり、あわてて退散しました。
帰りの車の中で寝てしまったSHOTARO、翌日はいつもと変わりなく元気一杯でした。一体大泣きの原因は何だったのやら、わからないままです。 2002年1月
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