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最近話題の

発芽玄米。
美肌やダイエット成人病予防にも効果が!
白米と玄米の長所を兼ね備えた「発芽玄米」。ダイエットや成人病予粉にも効果があるということで、
近ごろ、話題になっています。
食物繊維やミネラルが豊富な玄米以上の栄養分がありながら、発芽するときに玄米の外皮がやわらかくなるので、白米同様、炊飯器で炊くことができ、食感もやわらか。また、発芽のときに、玄米内部の酵素が活性化し、
糖質やタンパク質を分解するので、うみ味や甘みもグ〜ンとアップ。
さらに、カルシウム、鉄分などのミネラルが体に吸収されやすい状態に変化します。
血圧を下げ、中性脂肪の増加を抑制し、精神を沈静化させるさようがあるギャバ、
老化や病気の原因となる活性酸素を抑えるフェルラ酸なども多く含まれ、
食物繊維も豊富なので成人病予防、ダイエット、美肌などにも効果的とか。
最初は白米にまぜて炊くのがおすすめです。ためしてみる?

アルツハイマー型のボケ予防にも有効だった
 近年になって、老人介護などの点からも大きな社会問題になっているのが、アルツハイマー型痴呆症です。
 人の脳内には、PEPという酵素の一種が一定量存在しています。
そしてこのPEPは、脳の機能を正常に保つさまざまなペプチドという成分の新陳代謝を促しています。
ところがこのPEPが何らかの理由で異常にふえると、脳の働きが攪乱され、
それがアルツハイマー型痴呆症を起こす一因と考えられているのです。
 こうしたアルツハイマー型痴呆症を防ぐのにも発芽玄米は役立つことが分かってきています。
というのも、玄米が発芽するときにこのPEPの暴走を防ぐ物質、
つまり「PEP阻害物質」が生成されるからなのです。
 また、発芽玄米のなかには、通称ギャバと呼ばれる「?・アミノ酪酸」が、
玄米の約1.6倍、白米の約10倍含まれています。
このギャバは、哺乳動物の脳などにはもともと存在するものなのですが、
初老期の痴呆症の人は減少しているという報告があります。
 そうしたことから、発芽玄米(ギャバ)は、初老期の痴呆による精神不安や不眠に有効で、
また脳の血流をよくするため、動脈硬化の後遺症などの治療に用いられます。
肝機能を高める力、腎臓の働きを活発にする効果もあります。
 さまざまな生活習慣病や老化、そして痴呆の防止にも有効な発芽玄米は、
まさに高齢化社会にぴったりの食品ではないでしょうか。
私自身、生きている間はピンピン燃焼しきったときにコロリといく
「ピンピンコロリ」の人生を全うすべく、毎日発芽玄米を食べています。
 発芽玄米は、単なる長命ではなく「長寿」をめざす人に、ぜひ、おすすめしたい食品なのです。
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