戻る
海洋深層水
「天海の水」って何?
―今、健康に不安を感じ、体に良い食べ物や飲み物への感心が高まっていますが、
ミネラル補給源として海洋深層水に着目し「天海の水」が製品化されましたが、その背景は?
川畑 ご存知のように、海水はミネラルを豊富に含み、しかも私たちの体液に近いバランスで
完全にイオン化されているため吸収されやすく、ミネラル補給源としてはうってつけなのです。
食品は原料の質が大事なのです。深層水は
@細菌が少なく、環境汚染のない清浄性
A高圧化で長期に熟成されている
B年間を通して低温で安定している―
といった素晴らしい条件を持っています。
―なぜ、高知県の室戸岬沖の深層水なのですか。
川畑 深層水とは、グリーンランド周辺の塩分濃度差を持った海流が、海底へ二q以上も沈み込み、
深海を北大西洋、インド洋、南・北太平洋と千年もの年月をかけて循環している、その水をいうのです。
この深層水が、高知県室戸岬沖で、湧昇流として姿を現します。
この海域では科学技術庁を中心に六年前から研究開発を行っており、食品、漁業、エネルギー産業への応用が始まっています。
「天海の水」は海洋深層水を開発して飲料水とする先べんをつけたものなんです。
―品質保証の面で自信のほどは?
川畑 当社は赤穂で古来より製塩業を手がけ、マグネシウム、カルシウム、ナトリウムなどの無機塩類を医薬、食品業界に供給してきました。
「天海の水」は脱塩技術などのノウハウを駆使し、開発を重ね、五年の歳月をかけて誕生したのです。
ですから、100%深層水で、添加物等の加工は一切行っていません。
当社はマイクログラム単位でミネラルを測定し、成分表示しています。室戸工場を皆様にぜひ視察していただきたいものです。
―最近、ミネラルが相互に補完し合うことが、わかり、関心をよびましたが、
川畑 そうですね、例えば、心臓からの血液を体中に運ぶために、動脈中のカルシウムは収縮させ、
マグネシウムが弛緩(しかん)させるというお互いペアになって働いてるんですよ。
そのために、カルシウムとマグネシウムがつり合って一定の緊張度を保持できるのですが、
マグネシウムが不足すると、動脈の緊張が高まり、血圧も上がります。
 ところが、欧米型の食事や加工食品が増えると、マグネシウムの摂取量がどんどん少なくなるのです。
平均的な食事で一日に100r足りないといわれています。
「天海の水」は、一般のミネラルウォーターと比べてカルシウムよりマグネシウムが多いですし、
空気にふれない深層を流れているため酸化されていない還元水ですので、
体内の活性酸素も抑制できる健康飲料と自負しています。

赤穂化成 コミュニケーションセンターお客様相談室
川畑 和陽 氏 談

戻る