ナビトラモニタ付加機能
0−400m、0−100km/h計測

ゼロヨン計測モード
ナビトラモニタを使って、0−400m(俗に言うゼロヨン)と、0−100km/h加速時間を計測します。使用するには、自動車から車速パルスを取り出してナビトラモニタに入力します。また、ナビトラモニタを追加回路図のように改造します。
車速パルスには何種類かの仕様があるようですが、対応しているものは4パルス式のタイプで、MR2などトヨタのほとんどは4パルス式だそうです。

追加回路図

追加回路図
ナビトラモニタ用ゼロヨン測定追加回路
※Rは保護用、0〜1KΩ
※74HC244の代用はシュミット入力ならなんでもOK、
新規に購入するなら74HC14がベスト

使用方法

まず、SW2を押しながらSW1を押すことでゼロヨン計測モードを選択します。

速度が0km/hになると「READY?」と表示されますので、あとはスタートするだけで全自動で計測します。スタートを検知できたら「GO!!」と表示されます。そのまま、好きな速度で400mを走り抜けてください。ゼロヨンが計測できれば「FINSHED 0-400m」と表示されます。

また、0−100km/h加速も同時に測定されます。100km/hに達した時に「RECODED 0−100km/h」と表示されます。この両方を計測できれば、また、速度が0km/hになるのを待ってから自動的に計測開始します。

普通、街中だと100km/hも出せないので、いつまででも、計測モードに入ったままになります。計測モードから抜けるにはSW2を押します。これで、速度が0km/hになるのを待って、再び計測が開始されます。

画面説明

まず、上から1行目、左ら、現在の速度(Sp)、平均速度(Av)、最高速度(Hs)です。
平均速度は、エンジンスタートしてから現時点までの速度の平均値です。
最高速度は、このゼロヨン計測モードに入っている時に記録した、速度の最高値です。

2行目には、「READY」などのコメントが表示されます。

3行目は、0−100km/hの結果です。単位は秒です。分解能は0.1秒です。
左から、一番最後に計測した結果、1つ前に計測した結果、今までの最高値です。

4行目は、0−400mの結果です。単位は秒です。分解能は0.1秒です。
左から、一番最後に計測した結果、1つ前に計測した結果、今までの最高値です。

もろもろの話

車速パルスを使った計測をしますので、基本的にタイヤが何回転したから400m走ったと認識します。つまり、ホイルスピンしたほうが早い結果がでてしまいます。そのため、あまり正確な計測はできませんのであしからず・・・

計測タイムは、小数点1桁までです。上記のように精度はイマイチですので、これで十分でしょう。さらに、タイヤ摩耗によるタイヤ径の差でも変ってきます。おまけに、車の速度計の精度は10%程度まで許されまるそうですから、精度もそれなりだと思われます。絶対値比較ではなく、同じ車での相対値で比較して遊んでください。

ちなみに、今までのベストタイムは、0-100km/h=8.1、0-400m=12.9です。0-400m記録は、ノーマルなNAでこんなに出るとは思えないので、ホイルスピンしたようでアヤシイです。