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![]() ![]() 2006.Oct.18 Renewal |
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純正ルームランプの明かりが、どうも行灯(あんどん)のような明るさでもっと明るくならないものかと以前から思っていました。 交換用電球も明るい物が売られてはいますが、発熱や消費電力が気になります。 最近、白色LEDを使ったルームランプがカーショップなどで売られていますが、多くてもLED6個程度のもので、いまひとつ明るくない。おまけにずいぶんと高価です。 そこで、全てのルームランプを自作でLED化することにしました。 総予算5000円以内が目標!! |
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白色のルームランプ |
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カット寸法 底辺60mm 上辺40mm 高さ30mm |
ルームランプユニットにピッタリと収まるように、基板を加工 |
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使用したLEDは白色Fluxタイプで、6000mcdの明るさで光拡散角度75°です。温度色は7500kで非常に白い感じです。 | ||||||||||||||||||||||||||||
FluxタイプLED |
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Fluxタイプ白色LED3個直列を1ユニットとし全部で6ユニット、合計18個を実装しました。 LED1個の最大動作出夏は3.4Vで最大消費電流は30mAです。抵抗で電圧を落とすのではなく、定電流ダイオードを使用しました。 定電流ダイオードを使用することによって、エンジン始動時等に過大電流が加わるのを防ぐとともに、抵抗を使用すると抵抗が結構発熱しますので、これを回避するためです。 十分な耐圧の抵抗でないと抵抗が焼ききれたり、最悪の場合は、車両火災なんてことにもなりかねません。また、十分な耐圧の抵抗は大型になり、基板上に実装するのには不向きです。 |
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LEDと定電流ダイオードを実装したユニット |
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ルームランプユニットへの電源接続は、電球がT10 タイプのソケット仕様のため、T10ソケットを使用しました。 フロントルームランプ部品
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LEDユニットの全容 |
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ルームランプユニットに装着。 基板をピッタリの大きさにカットしたので、ピッタリと収まりましたので、特に固定はしていません。 |
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こんな感じで取り付けます。 |
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青白く見えます。 この明るさだと十分に本が読める程の明るさになります。 左右のマップランプは未だ電球です。 今後マップランプと後部ルームランプももLED化する予定です。 |
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点灯状態 |
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マップランプもLED化 基板の加工 |
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マップランプもLED化しました。 ルームランプと同じように基板の加工です。 底辺40mm、上辺50mmです。 |
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カット寸法 底辺40mm 上辺50mm 高さ30mm |
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Flux LEDは、15個を実装しました。 ルームランプと同様LED3個直列を1ユニットとし定電圧ダイオードを使用しました。 |
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Flux LEDは15個 |
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マップランプ部品
これが2ユニット 合計金額 2410円 |
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組み込まれたマップランプユニット |
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ルームランプとマップランプ合わせて48個のFlux白色LEDが実装されました。 | ||||||||||||||||||||||||||||
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左側が、オリジナルの電球の明るさ。 右側がFulx 白色LED仕様のマップランプ。明るさが全然違います。 本当のマップランプになりました。 |
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オリジナルの電球は、やっぱり行灯の様で暗い |
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ルームランプとマップランプの両方を点灯させると非常に明るい。それでいて、消費電流が非常に少なく発熱もないいのは、とても良い。 電球に比べれは、コストがかかりすぎるからなのか、採用しているメーカーはまだない。 最近、テールランプやStopランプがLED化されては来たけど・・・・・・ |
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マップランプとルームランプの両方を点灯 |
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リアルームランプ |
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リアのルームランプもLED化しました。 リアのルームランプは、ホルダー取り付けタイプの電球仕様のため組み込みスペースが意外と小さく、LED12個の仕様としました。 |
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組み込みしたリアランプユニット |
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基板ユニットを組み込むために、金属製の電球ホルダーを途中から切断しました。切断しないと基板ユニットが入らないためで、電球のようにLEDは滅多な事では切れたりしないので配線を直接しちゃいました。 | ||||||||||||||||||||||||||||
リアランプユニットの配線 |
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点灯した状態です。 エアトレックは、リアルームランプが、ラケージルームの照明も兼ねているのですが、オリジナルの電球タイプでは、夜間でのラケージルームは、暗く全く使い物になりませんでしたが、LED仕様にしたことで照度が十分に取れるようになりました。 これで、積載物の確認が容易になりました。 |
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リアランプユニット点灯状態 |
リアルームランプ部品
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![]() LED化したことで、車内が格段に明るくなりました。 物を落とした時など、純正の電球の時は視認でき難い状態でしたが、非常に良く視認できるようになりました。 消費電流が電球に比べて格段に少ないので、エンジンを止めている時でもバッテリーに負担を掛けずにストレスなく長時間点灯しておくことが出来ます。 万が一点灯状態にしていて、消し忘れてしまったとしても、一晩位ならまずバッテリーが上がってしまうことはないと思います。 もっとも、エアトレックの場合は、ETACSのインテリアランプオートカット機能で制御されていますので、30分間点灯状態にしておくと自動的に消灯してしまいますからバッテリー上がりの心配は無用ですけどね。 総製作費用 ¥4790円でしたが、十分値段だけのことはあります。 カーショップで高価なLEDルームランプを購入するのなら少々手間はかかりますが、自作がお勧めです。 |
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