2011.Mar.25


 イタリアのBegali社のパドル
Simplexを購入しました。
Begali社のKeyはパドル・キーのフェラーリと言われているようで、その精巧な造りとデザインに魅了されてしまい購入しました。
 購入方法はWebからBegali社に直接注文しました。


 私が購入したSimplexは、パラジュームメッキの台座を選択して注文しました。注文時にゴールドも選択できます。

 さらに、金メッキ製の接点やアルミ製パドルレバーの選択、コールサインの刻印などのオプションが選択注文できます。


 オリジナルでは黒色のプラスチック製のレバーが付いてきます。

 オリジナルのフィンガーブレードはプラスチック製

   オプションで注文したブルーのアルミ製Finger piecesを取り付けました。オリジナルのプラスチック製の物と比較すると格段にタッチの感触が軽くFBです。

 デザインなんでしょうが、途中に楕円形の穴が開いていておしゃれです。軽量化も考慮しているのでしょうが、このへんのワンポイントが、いかにもイタリアンという感じがします。
 
 オプションのアルミ製フィンガーブレードを取り付けた

 
 Begaliのパドルは、二重の箱に収められて送られてきます。
 箱潰れは一切なで、Begali社の発送の手違いで1発送予定日に発送できなかった、大変申し訳ないとメールが届き、発送が遅れたとの理由で、私の場合DHL EXPRESSで送られてきました。

 DHL EXPRESSでの送料は60ユーロもかかるのに、信用第一、イタリア人は日本人と同じで非常に律儀だ。





       
付属品(右上から)

  1 接続用ケーブル(3.5φプラグ付)
  2 アルミ製finger pieces(ブラック)
  3 オプション注文のfinger pieces(ブルー)
  4 取り付けネジ
  5 接点感激調整用シート(0.03mm)
  6 本体Key(プラスチックfinger pieces付)
  7 自分のCALLを入れて使用するQSLカード30枚
  8 お手入れ用Begariロゴ入りクロス
  5 埃よけカバー(右画像参照)


設置状態
Olkey F-88とのコンビネーション





 オプションのレバーは高精度で、寸分の狂いもなくピッタリと取り付け状態となります。

 ここまで、こだわって出井作されているのを目の当たりにすると、イタリア人の職人気質を感じます。物作りに関しては、日本人にどこか似ている気がしてなりません。

     Keyの底面には製作者のI2RTFのサインが入っています。
接続ケーブルもパドル本体からきれいに出るようにわざわざ台座裏側をくり抜き加工してあり、この部分のエッジ加工も非常に美しい仕上がりで、普段見えない部分でも手抜きは全くない。感心!

また、配線の接続部にテンションが直接掛からないようにケーブルストッパー(赤色)まで付いている。
 

 
眺めているだけでも非常に美しいパドルですが、本当に細かい所にまで気を使って造られていて、正にパドル・キーのフェラーリという感じがします。
 

 使用感ですが、非常に軽いタッチで符号を送ることが出来ます。
  フィンガータッチの感触はアルミ製のレバーのため少々硬いかなとも思いましたが、実はこの感じがBegaliの持ち味であり、だからこそ軽いタッチで符号を送ることが出来るのだと、後日製作して取り付けた自作のチーク材で作ったレバーで改めて認識しました。



 


 











チーク材でオリジナルと同じ3mmの厚みと形状で製作したなのですが、フィンガータッチの感触が全く違います。

 私の指先の感触はそれほど敏感だとは思ってもいませんが、それでも違います。材質が違うだけで全く別の感触で、悪い感触ではないのですが、チーク材のパドルレバーの時は、何か粘るような感触なんです。
 硬さを出すために木目方向も考えて製作したのですが、きっと、硬いチーク材とは言っても木質ですから、レバー自体に弾力があってその感覚が指先に伝わって、粘り感を感じさせたのかと思います。

 どちらが良いのか?結論は、やっぱりBegaliオリジナルのアルミ製の方がマッチングが良いようです。
 
 



       To Remodeling Menu