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2001年 仙台青葉まつり (宵まつり) 1
仙台青葉まつりの起源は、江戸時代の1655(承応4)年に仙台東照宮で行われたお祭りが始まりで、 毎年9月17日に仙台藩最大のお祭りとして行われた「仙台祭」がその始まりです。藩をあげてのお祭りで70基もの山鉾が仙台城下を練り歩いたそうです。

明治時代になると、徳川関連のお祭りだったためでしょうか...これにかわって明治7年に伊達政宗を祀ってできた青葉神社で、政宗公の命日である5月24日に行う礼祭が「青葉祭り」と呼ばれ盛んになりました。
特に明治18年の政宗公没後250年祭や昭和10年の300年祭には、多くの山鉾が市内を練り歩き盛大に行われたそうです。
しかしこれも昭和40年代後半に、高度経済成長の影響からか交通事情等などで途絶えてしまいました。

今の仙台青葉まつりは、昭和60年に伊達政宗公没後350年を迎えた年に、長年途絶えていた「青葉まつり」を市民のお祭りとして復活させたもので、伊達政宗公の御命日である5月24日の前の土曜日・日曜日に行なわれ、今では仙台三大祭りの一つとしてすっかり市民のあいだに定着したお祭りとなっています。

2001年の今年の青葉まつりは、伊達政宗公が1601(慶長6)年に「仙台城下屋敷割」を行ってからちょうど四百年目の「開府四百年記念」にあたり、例年より盛大に5月19日(宵まつり)と20日(本まつり)がおこなわれました。
宵まつりでは開祭式、杜の市、芸能祭、郷土芸能、仙臺すずめ踊り’2001などの楽しみな催し物がいっぱいなのですが、今回のぼんの目的はただ一つ。
伊達・火縄銃鉄砲隊演武式です♪(≧∇≦)ノ やはり戦国絵巻っぽいのにひかれます。

場所は仙台市西公園で14:00〜15:15の予定なので、ちょっと早めの12時ごろ出陣しました。 午前中は晴れていたのですが、午後からは何やら妖しげな曇り空で...
いや〜な予感が(^^; 一応カサもっていきます。

1時間前に現地に到着すると、会場には白地に黒の伊達家の家紋入りの陣幕が張られており、けっこうな人だかりとなっていました。陣幕の裏側には鉄砲隊のみなさまがちらほらと集まっており、期待ふくらむぼん(^O^)

宵まつりを見にきたのは初めてのぼん。。。もちろん火縄銃鉄砲隊演武式を見るのも初めてで、写真を撮るポジションをあれやこれやと考えながらうろついていると遠くで雷鳴が!
しばらくして強烈な雨が降ってきました(><)カサ持ってきてよかったよぉ
中止になったらどうするの(;∇;) もうすぐ始まるのに
あ、小雨になった! きまぐれなお天気(笑)

小雨のなか、会場に甲冑武者が整列。
その中にひときわ目立つ弦月の前立、黒羅紗地に金銀モールの山形文様陣羽織を煽った伊達政宗公登場(@O@)
しばし無言のままみとれてました...
この間に式典開催の挨拶があったのですが、まったく耳にはいらず。
感動です。こころ揺さぶられました。

独眼竜伊達政宗本陣 五葉山火縄銃鉄砲隊
:床机に腰をおろし、眼前に整列する鉄砲隊をみすえる独眼竜伊達政宗。
ふるえます(≧∇≦)ノ おそばに控えたい♪
:政宗公御前で最初に鉄砲演武を披露するのは、五葉山火縄銃鉄砲隊(岩手県住田町)。一番隊から三番隊まで編成されている鉄砲隊です。

火種が消えないように かまえてっ!
:小雨のなか火縄の火種が消えてしまうアクシデントに苦しむ五葉山火縄銃鉄砲隊のみなさま。伝令の方が火種をもって大忙しで走りまわっておりました。
:弾込め! かまえてっ!

はなて〜ぃ!
はなてーーーっ! ズドーーーン ズドーーーン ズドーーーン!!
うおおお(@O@)おなかに響きます。
撃ち方にもいろいろありまして、、、各隊一斉射撃。全隊一斉射撃。それに「つるべ撃ち」などです。小人数が絶え間なく順番に撃ちつづけるのがつるべ撃ちだったんですね。
実際の合戦では威嚇目的で行ったのでしょうか。

全員で礼〜っ
悪天候の中、雨にも負けずがんばってくださった五葉山火縄銃鉄砲隊のみなさま。
ぼんも雨と闘いながらの撮影となり、かなり苦戦いたしました。
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