かみ合わせ(咬合)の治療
「かみ合わせ」を考えた治療とは?
歯科医院では頻繁にこの言葉を使います。しかし私たちにとって「かみ合わせ」を治すということは大変なことですので、とても重たい響きを持つ言葉です。
小さな虫歯の治療でも、歯周病でぐらつく歯を削ることも、大がかりな矯正治療も義歯やインプラントもその全てがかみ合わせの治療です。
私たちが勉強しているかみ合わせ(咬合)の考え方では、健康な人のかみ合わせも、入れ歯の人のかみ合わせも、矯正したあとに作られるかみ合わせもすべて基本的なルールは同じであると考えています。
ですから私たちはどんな状況の噛み合わせでも、きちんとした「咬合診断」をおこなってその人ごとの「咬合設計」をしたうえで治療をすすめるべきだと考えています。
つまり、ただ普通に歯型を取って歯を作っただけではその人の「ずれたかみ合わせ」を治すことはできないのです。
是非きちんとした診断をしてから治していきたいものです。
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審美的な治療が主目的でも、噛み合わせを考えないといけません。噛み合わせに問題があるのにそれを考慮しないでただ「審美的」に綺麗なものを入れても、長持ちしなかったり後のトラブル発生の原因になることがあります。
噛み合わせをよく考えて審美修復をするべきです。