<クラシック・輸入盤新譜情報 10-12
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

<Deutsche Grammophon(France)>
4803653 \2180
ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》
ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
指揮:チョン・ミュンフン
録音:2007年3月、2008年12月 パリ
2000年に音楽監督に就任以来、チョン・ミュンフンがシェフを務めるフランス
放送フィルハーモニー管弦楽団による録音2曲を収録。エネルギッシュなタク
トの元、色彩感あふれる演奏が展開されています。

4803959 4枚組 \3150
アルゲリッチ/ピアノ・ソロ作品集
CD1=「デビュー・リサイタル」
1. ショパン:スケルツォ第3番嬰ハ短調
2. ブラームス:2つのラプソディ第1番ロ短調
3. ブラームス:2つのラプソディ第2番ト短調
4. プロコフィエフ:トッカータ ハ長調
5. ラヴェル:水の戯れ
6. ショパン:舟歌 嬰ヘ長調
7. リスト:ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調
8. リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
CD2=「アルゲリッチ・プレイズ・バッハ」 
1.イギリス組曲第2番 
2.パルティータ第2番 
3.トッカータ
CD3=ショパン前奏曲&ソナタ
ショパン:24の前奏曲 op.28
同:前奏曲嬰ハ短調 op.45
同:前奏曲変イ長調 (遺作)
同:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 op.35
CD4:シューマン・アルバム
シューマン:子供の情景
同:クライスレリアーナ
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
録音:1960年(CD1:1-7)、1971年(CD1:8)、1979年(CD2)
1975年(CD3:1)、1974年(CD3:2)、1983年(CD4)
アルゲリッチのピアノ・ソロ作品4枚をそのままの形でBOXにまとめたフランス
企画。尋常ならざる才気が結晶した天才アルゲリッチの至芸。

734628(DVD-Video) \3350
ドゥダメル&フローレス/オープニング・ガラ2010
1.オープニング・クレジット/2.ロッシーニ:《泥棒かささぎ》序曲
3.同:プリンシペ・ピウ・ノン・ゼイ/4.同:《セミラーミデ》序曲
5.同-甘美な希望が/6.グランダ:シナモンの花/7.ララ:グラナダ
8.モンカージョ:フアパンゴ/9.グレヴェール:約束
10.グティエレス:平原の魂/11.マルケス:舞曲第2番
12.ドニゼッティ:ああ、友よ/13.ヴェルディ:女心の歌
14.クロージング・クレジット
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール:3、5-7、9、10、12、13) 
ロサンゼルス・フィルハーモニック
指揮:グスターボ・ドゥダメル
録音:2010年10月7日 ウォルト・ディズニー・コンサートホール、ロサンゼルス
昨年からロサンゼルス・フィルの音楽監督を務めるドゥダメルが、就任2期目
を迎える今年10月のオープニングに行ったガラ・コンサートの模様が早くも
DVD化!当代きっての名テノール・フローレスを迎え、十八番のイタリア・オ
ペラの名アリアを清廉に歌い上げているのも聴きどころです!

4778367 2枚組 \3750
ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》全3幕
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノフェドーラ)
プラシド・ドミンゴ(テノール:ロリス)
ニノ・マチャイヅェ(ソプラノ:オルガ)
ファビオ・マリア・カピタヌッチ(バリトン:デ・シリュウ)
モネ交響楽団
指揮:アルベルト・ヴェロネージ
録音:2008年1月10-23日 
ロイヤルサーカス、ブリュッセル 
プッチーニ音楽祭の音楽監督を務めるイタリアの実力派アルベルト・ヴェロネ
ージを指揮者に迎え、歌手陣には、プラシド・ドミンゴとアンジェラ・ゲオル
ギューや、近年活躍が著しいニノ・マチャイヅェやファビオ・マリア・カピタ
ヌッチを豪華に配した《フェドーラ》。磐石の名演をどうぞ!

779333 3枚組 \2800
ドミンゴ70才記念盤
ザ・プラシド・ドミンゴ・ストーリー(限定盤)
CD1
1.ジョルダーノ:愛さずにはいられぬこの思い
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 指揮:ネッロ・サンティ
2.ウェーバー:お父さん!
バイエルン放送交響楽団 指揮:ラファエル・クーベリック
3.ヴェルディ:私の喜びで彼女を包みたい
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ランベルト・ガルデッリ他
4.オッフェンバック:クラインザックのために
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:リチャード・ボリング他
5.ヴェルディ:失くしてしまった
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
6.ビゼー:花の歌
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
7.ワーグナー:朝はばら色に輝きて(優勝の歌)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団 指揮:オイゲン・ヨッフム
8.サン=サーンス:待て、おお、わが同胞よ
パリ管弦楽団 指揮:ダニエル・バレンボイム他
9.マスネ:私の全ての魂はそこにある
ケルン放送交響楽団 指揮:リッカルド・シャイー他
10.ヴェルディ:女心の歌
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ他
11.同:清きアイーダ
ロサンゼルス・フィルハーモニック 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
12.プッチーニ:誰も寝てはならぬ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
プッチーニ:衣裳をつけろ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ジョルジュ・プレートル 
14.マスカーニ:おお、ローラよ、お前は花のように美しい
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ジュルジュ・プレートル
CD2
1.ヴェルディ:見よ 恐ろしい炎を
ローマ聖チェチーリア音楽管弦楽団 指揮:ジョルジュ・プレートル
2.ワーグナー:はるかな国へ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
3.ヴェルディ:星が光り輝き
フランス国立管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
4.ワーグナー:
ヴォルフラム、聞いてくれ!…いかなる懺悔者も今まで感じなかったほどの
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
5.プッチーニ:絵の具を取ってくれ!…妙なる調和
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ他
6.マイアベーア:おお、パラダイス
ローマ国立歌劇場管弦楽団 指揮:ズービン・メータ
7.R.シュトラウス:《影のない女》Op.65-間奏曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
8.ロッシーニ:《セビリャの理髪師》-カヴァティーナ第2番
ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
9.ヴェルディ:喜べ!
パリ・バスティーユ管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン
10.同-恥と悲しみに満ちて
パリ・バスティーユ管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン他
11.モーツァルト:海の外なる胸の内の海は
メトロポリタン歌劇場管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
12.プッチーニ:大狂宴だ!
ローマ聖チェチーリア音楽管弦楽団 指揮:アルベルト・ヴェロネージ"
13.レオンカヴァッロ:ノー、デ・イアンティカ・グレチャ
フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団
指揮:アルベルト・ヴェロネージ
14.レオンカヴァッロ:あなたの眼差しにはある/ラン・ラン(ピアノ)
CD3
1.ララ:グラナダ/ロンドン交響楽団 指揮:マルセル・ペーテルス
2.デ・クルティス:忘れな草
ロンドン交響楽団 指揮:カール=ハインツ・ローゲス
3.ガルデル:わが愛しのブエノスアイレス
スタジオ・オーケストラ 指揮:ロベルト・パンセーラ
4.同:思いの届く日/スタジオ・オーケストラ 指揮:ロベルト・パンセーラ
5.ロイド・ウェバー:ホザンナ
イギリス室内管弦楽団 指揮:ロリン・マゼール
6.レハール:君はわが心のすべて
ローマ国立歌劇場管弦楽団 指揮:ズービン・メータ
7.ペネッラ:ハスタ・クアンド?/マドリード交響楽団 指揮:ミゲル・ロア
8.同:セノ・クエ・ノ・ミー・ファルテ・エル・ヴァロ
マドリード交響楽団 指揮:ミゲル・ロア
9.ソウトゥーリョ&ベルト:お前の胸から心配を除いてやりたい
パリ管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン
10.フランク:天使の糧
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団 指揮:マルチェロ・ヴィオッティ
11.アルベニス:ラヴ・ムーヴズ・バイ・ナイト!
マドリード市立管弦楽団 指揮:ホセ・エウゼビオ
12.ドミンゴ・ジュニア:40年
ブダペスト・フィルハモニー管弦楽団 指揮:ユージーン・コーン
13.カタリ・カタリ
ブダペスト・フィルハモニー管弦楽団 指揮:ユージーン・コーン
14.トローバ:ヴィダールのロマンス第10番
指揮:ヘスス・ロペス=コボス
15.モラレス:冬の星座/
マドリード市立管弦楽団 指揮:ホセ・エウゼビオ.
16.ドミンゴ・ジュニア:良心
17.アロンソ:アクア・クエ・リオ・アバージョ
マドリード市立管弦楽団 指揮:ホセ・エウゼビオ
プラシド・ドミンゴ(テノール)他
録音:1970-2008年
2011年1月23日に70歳の誕生日を迎えるドミンゴを記念して制作された豪華
3枚組。DGに残した100以上のライヴ&セッション録音からえり選った名演の
数々を豪華共演者たちとの掛け合いも含めてご堪能いただける3枚組です。

4779336 26枚組 \8450
ドミンゴ/ザ・オペラ・コレクション
CD1-2
ビゼー:歌劇《カルメン》全4幕
ロンドン交響楽団 指揮:クラウディオ・アバド他
CD3-4
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》全3幕
ロンドン交響楽団 指揮:イオン・マリン他
CD5
レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》全2幕
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:ジョルジュ・プレートル他
CD6
マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》全1幕
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ他
CD7-8
オッフェンバック:歌劇《ホフマン物語》プロローグ&3幕&エピローグ
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:リチャード・ボリング他
CD9-10
プッチーニ:歌劇《トスカ》全3幕
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:リチャード・ボリング他
CD11-12
プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》全3幕
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン他
CD13-14
ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》
ヨーロッパ室内管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
サン=サーンス:歌劇《サムソンとダリラ》Op.47全3幕
パリ管弦楽団 指揮:ダニエル・バレンボイム他
CD17-18
ヴェルディ:歌劇《トロヴァトーレ》全4幕
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ他
CD19-20
ヴェルディ:歌劇《椿姫》全3幕
バイエルン国立歌劇場管弦楽団 指揮:カルロス・クライバー他
CD21-22
同:歌劇《オテロ》全4幕
パリ・バスティーユ管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン他
CD23-26
ワーグナー:歌劇《ローエングリン》全3幕
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ他
プラシド・ドミンゴ(テノール)他
録音:1972-93年
50年以上に渡るキャリアの中で、歌いこなすオペラのレパートリーは130以上。
舞台の出演回数に至っては3500回を超えるというドミンゴも、来年の1月23日
で70歳の誕生日を迎えます。それを記念して企画された当盤では、彼の当たり
役として知られる12のオペラを一挙に収録。ドミンゴ・ファンはもちろん、
初心者の方の入門にもぴったりな豪華26枚組です!

4779289 \1850
マーラー:歌曲集《子供の不思議な角笛》(全14曲)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
ウィーン・ヴィルトゥオーゼン
録音:2010年3-7月  ライディング
2011年に生誕100周年を迎えるマーラーを祝って、当代きってのマーラー歌手
ハンプソンが、新たな名盤を世に送り出します!ウィーン・フィルの精鋭が
集ったウィーン・ヴィルトゥオーゼンとのコラボレーションで、最高峰かつ
新境地を同時に実現した《子供の不思議な角笛》全14曲を高らかに歌い上げ
ています。



<Decca>
4782604 2枚組 \2800
ブレンデル/80歳記念盤
CD1
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15/
バイエルン放送交響楽団 指揮:サー・コリン・ディヴィス
CD2
1.モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503/
南西ドイツ放送交響楽団 指揮:ハンス・ツェンダー
2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
3.シューベルト:4つの即興曲D.935
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ) 
録音:1985年2-3月 ミュンヘン(CD1)、
2002年2月 バーデン・バーデン(CD2‐1)、
2007年8月 ザルツブルク(CD2‐2、3)
2008年12月をもってコンサート活動から引退した巨匠アルフレッド・ブレンデ
ル。2011年1月5日に80歳の誕生日を迎えるのを記念して、ミュンヘン、バーデ
ン・バーデン、そしてザルツブルクで残した4つの名演を収録。彼が得意とし
た4人のドイツ人作曲家に対する深い造詣が刻印された貴重盤です。

4782564 \1850
アルブレヒト・マイヤー/ボンジュール・パリ
1.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
2.フォーレ:パヴァーヌ
3.ドビュッシー:月の光
4.フランセ:花時計
5.オーデルマット:オーボエと管弦楽のための3つの映像Op.18
6.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
7.フォーレ:シシリエンヌ
8.ダンディ:フランス民謡の主題による幻想曲Op.31
9.サティ:ジムノぺディ第1番
10.ハーン:クロリスへ
アルブレヒト・マイヤー(オーボエ) アカデミー室内管弦楽団
指揮:マティアス・メニウス"録音:2010年4月20-24日 ロンドン
ベルリン・フィル首席オーボエ奏者マイヤーによる7枚目のソロ・アルバムは
初のフランス音楽作品集。ドビュッシー、ラヴェル、フォーレらの有名曲を
中心に、オケで培った柔らかく緩急自在の妙技が光る1枚です。今後の第2弾、
第3弾に早くも期待が集まる仕上がりです。

4804484 \1850
ラッセル・ワトソン/プラチナム・コレクション
ネッラ・ファンタジア/タイム・トゥ・セイ・グッバイ/ヒア・アイ・アム・
アゲイン/ユー・レイズ・ミー・アップ/誰も寝てはならぬ(2007リミックス)
/オー・ソレ・ミオ/アヴェ・マリア(シューベルト)/女心の歌/グラディエー
ターのテーマ/バルセロナ/カルーソ/スウィング・ロウ/バンボレオ/天使の糧
プレイヤー/エンタープライズのテーマ/ミー・アンド・ミセス・ジョーンズ
/ヘヴン・ヘルプ・アス・オール/レット・イト・スノウ
ラッセル・ワトソン
オペラの名曲をはじめ、フレディー・マーキュリーの「バルセロナ」、ウルト
ラヴォックスの「ヴィエナ」、ポール・サイモンの「明日に架ける橋」など
ロック/ポップス・ナンバーまで幅広く歌いこなすラッセルの魅力がつまった
ベスト・コレクション。ジャンルを超えた名曲を七色の歌声で見事に歌い上げ
ています。


●ORIGINALS
4782659 \1350
モーツァルト:ホルン協奏曲集
1.第2番変ホ長調K.417
2.第3番変ホ長調K.447
3.第1番ニ長調K.412
4.第4番変ホ長調K.495
5.断章ホ長調K.Anh.98a
バリー・タックウェル(ホルン) 
ロンドン交響楽団
指揮:ペーター・マーク
録音:1961年4月 ロンドン
デニス・ブレイン亡き後のイギリス・ブラスの伝統を受け継ぐ名手タックウェ
ルによる珠玉のモーツァルト協奏曲集。しなやかな音色と強靱なテクニック、
そしてのびのびとした音楽性が何よりも魅力を放つ1枚です。

4782663 \1350
ロッシーニ・アリア集
1.ひどい運命よ!愛の暴君よ!
2.あなか方と一緒にここから逃亡するための…わが友よ、どんな時でも…祖国
のことを考えなさい
3.ああ女の愛する人が歩く街の壁よ…エレナ、私はあなたを呼んでいる
4.おお祖国よ
5.柳の木の下で腰をおろし…神よ、しばし眠るために(柳の歌)
6.キリストの死を担わしめよ
7.イタリアの土地を…再び懐かしい故郷の土地を見られるとしたら
8.悲しみと涙のうちに生まれて
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ) 
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
指揮:ジュゼッペ・パターネ
録音:1988年7月 ウィーン
ローマ聖チェチーリア音楽院を卒業してまだ間もない頃のバルトリが初めて挑
んだアリア録音。広い音域と、エネルギッシュかつ切れ味の鋭い歌唱力が当時
から備わっていたことを示す貴重な録音です。

4782660 \1350
愛の喜び-ヴァイオリン名曲集
1.クライスラー:ジプシーの女
2.同:愛の悲しみ
3.ポルディーニ:踊る人形
4.ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ(フランチェスカッティ版)
5.エルガー:愛の挨拶
6.同:気まぐれな女
7.チャイコフスキー:感傷的なワルツOp.51‐6
8.クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
9.ノヴァチェック:無窮動Op.5‐4(ジンゴールド版)
10.ドビュッシー:美しい夕暮れ
11.ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調
12 ヴィエニャフスキ:エチュード・カプリース イ短調Op.18‐4
13.ゴセック:ガヴォット
14.クライスラー:愛の喜び
15.シャミナード:スペインのセレナード
16.サン=サーンス:カプリースOp.52‐6
17 ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲第1番
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
フィリップ・モル(ピアノ)
録音:1985年10月 サマセット
韓国ヴァイオリン界の至宝チョン・キョンファが初めて録音した小品集として
話題となり、ヴァイオリン名曲のベスト盤として定評の高いアルバムが遂にオ
リジナルスで登場。高度なテクニックと持ち前の情熱的なアプローチに加え、
深みとロマンを湛えた充実の名演を披露しています。

4782661 \1350
ブラームス:交響曲第3番へ長調Op.90
ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1961年9-10月 ウィーン
クラシック界の頂点に上り詰めていくカラヤンが1960年代にウィーン・フィル
と残した名盤として名高い2つの交響曲。ベルリン・フィルとはまた一味違う、
しなやかに躍動する快演です。



<Universal Music>
2756469(CD+DVD) \3750
アンドレア・ボチェッリ/マイ・クリスマス:デラックス版
CD収録予定曲
ホワイトクリスマス/御使いの声は天より響き/サンタが街へやって来る/
クリスマスソング(with ナタリー・コール)/主の祈り/
御使いうたいて(with メアリー・J.ブライジ)/神の御子は今宵しも/もみの木/
ジングルベル/きよしこの夜/ブルークリスマス(with レバ・マッケンタイア)/
クリスマスの聖歌(オーホーリーナイト)/子どものイエス様/
アイ・ビリーヴ(with キャサリン・ジェンキンス)/
ゴッド・ブレス・アス・エヴリワン
DVD収録予定曲
ホリデー・ピース/御使いの声は天より響き/サンタが街へやって来る/
クリスマスソング(with ナタリー・コール)
ブルークリスマス(with レバ・マッケンタイア)/もみの木/主の祈り/
御使いうたいて(with メアリー・J.ブライジ)/神の御子は今宵しも/
クリスマスの聖歌(オーホーリーナイト)/子どものイエス様/
アヴェ・マリア/アイ・ビリーヴ(with キャサリン・ジェンキンス)/
ゴッド・ブレス・アス・エヴリワン/
きよしこの夜/ジングルベル/ホワイトクリスマス/
アンドレア・ボチェッリ
ナタリー・コール、レバ・マッケンタイア、キャサリンジェンキンス、他
魅惑の歌声! 世界のテノール、ボチェッリによるクリスマス名曲集! 豪華ゲ
ストも多数。
デイヴィッド・フォスタープロデュースによるボチェッリのクリスマス・アル
バム「マイ・クリスマス」の豪華盤(CD+DVD)。既にボーナスDVDの付いたデラッ
クスCDがリリースされていますが、今回のものは18トラックから成るフルの
DVD映像と16トラックのCDが一緒になった豪華盤。ボチェッリの甘く粘りのある
歌声が見事なハーモニーとなってクリスマスを盛り上げる素敵なBGMになるこ
と間違いなしです。



<Universal Music>
2756469(CD+DVD) \3750
アンドレア・ボチェッリ/マイ・クリスマス:デラックス版
CD収録予定曲
ホワイトクリスマス/御使いの声は天より響き/サンタが街へやって来る/
クリスマスソング(with ナタリー・コール)/主の祈り/
御使いうたいて(with メアリー・J.ブライジ)/神の御子は今宵しも/もみの木/
ジングルベル/きよしこの夜/ブルークリスマス(with レバ・マッケンタイア)/
クリスマスの聖歌(オーホーリーナイト)/子どものイエス様/
アイ・ビリーヴ(with キャサリン・ジェンキンス)/
ゴッド・ブレス・アス・エヴリワン
DVD収録予定曲
ホリデー・ピース/御使いの声は天より響き/サンタが街へやって来る/
クリスマスソング(with ナタリー・コール)
ブルークリスマス(with レバ・マッケンタイア)/もみの木/主の祈り/
御使いうたいて(with メアリー・J.ブライジ)/神の御子は今宵しも/
クリスマスの聖歌(オーホーリーナイト)/子どものイエス様/
アヴェ・マリア/アイ・ビリーヴ(with キャサリン・ジェンキンス)/
ゴッド・ブレス・アス・エヴリワン/
きよしこの夜/ジングルベル/ホワイトクリスマス/
アンドレア・ボチェッリ
ナタリー・コール、レバ・マッケンタイア、キャサリンジェンキンス、他
魅惑の歌声! 世界のテノール、ボチェッリによるクリスマス名曲集! 豪華ゲ
ストも多数。
デイヴィッド・フォスタープロデュースによるボチェッリのクリスマス・アル
バム「マイ・クリスマス」の豪華盤(CD+DVD)。既にボーナスDVDの付いたデラッ
クスCDがリリースされていますが、今回のものは18トラックから成るフルの
DVD映像と16トラックのCDが一緒になった豪華盤。ボチェッリの甘く粘りのある
歌声が見事なハーモニーとなってクリスマスを盛り上げる素敵なBGMになるこ
と間違いなしです。




<Universal France>
4764035 14枚組 \4280
クリダ/リスト:ピアノ作品集
CD1
巡礼の年第1年《スイス》S.160/同 第2年《イタリア》S.161
CD2
巡礼の年第2年《イタリア》S.161/同 第3年S.163
CD3
巡礼の年第2年補遺《ヴェネツィアとナポリ》S.162/
2つの伝説S.175/コンソレーションS.172/
バラード第1番変ニ長調S.170/同 第2番ロ短調S.171
CD4
ハンガリー狂詩曲集S.244
CD5
ハンガリー狂詩曲集S.244/スペイン狂詩曲S.254
CD6
詩的で宗教的な調べS.173
CD7
メフィスト・ワルツ(全4曲)/華麗なマズルカS.221
メフィスト・ポルカS.217/4つの忘れられたワルツS.215
ワルツ・カプリース第1番S.214‐1/同 第2番S.214‐2
CD8
2つのポロネーズS.223/ゲーテ記念祭の祝祭行進曲S.227
死のチャルダーシュS.224/2つのチャルダーシュS.225
スケルツォと行進曲S.177/半音階的大ギャロップS.219
ギャロップ イ短調S.218/ワルツ形式による音楽帳の1ページS.166
アルバムの綴り変イ長調S.165/即興的ワルツS.213
CD9
超絶技巧練習曲S.139/2つの演奏会用練習曲S.145
怒りをこめて-仕上げの練習曲S.143
CD10
パガニーニによる大練習曲S.141/3つの演奏会用練習曲S.144
演奏会用大独奏曲S.176
CD11
愛の夢S.541(全3曲)/ピアノ・ソナタ ロ短調S.178/子守歌S.174
華麗なアレグロS.151/スペインの主題《密輸入者》による幻想的ロンド
CD12
ヴォロニンツェの落穂拾いS.249/ハンガリーの歴史的肖像S.205
5つのハンガリー民謡S.245/ハンガリー草原の哀愁S.246
ハンガリー的性格の2楽章S.241
CD13
クリスマス・ツリー/灰色の雲S.199/悲しみのゴンドラS.200
リヒャルト・ワーグナー-ヴェネツィアS.201/葬送前奏曲S.206
別れ(ロシア民謡)S.251
CD14
スケルツォ ト短調S.153/S.156/幻影S.155/ゴルチャコフ即興曲S.191
5つのピアノ小品S.192/悲歌第1番S.196/同 第2番S.197/トッカータS.197a
プレーナルボンヌ夫人の回転木馬S.214a/忘れられたロマンスS.527
眠れぬ夜(問いと答え)S.203/瞑想S.204/夜想曲《夢の中に》S.207
凶星!S.208
フランス・クリダ(ピアノ)
録音:1968-74年
女性ピアニストとして初めて「リスト・ピアノ全集」録音の快挙をなし遂げた
フランス・クリダ(1938‐)の豪華14枚組。リスト国際コンクール入賞後、
「マダム・リスト」と呼ばれるようになったクリダは4年間の歳月をかけて、
世界で初めて「リスト・ピアノ全集」を完成し、1970年のフランス・ディスク
大賞を受賞。1968-74年にかけて録音された当盤の演奏は、まさに彼女のそう
した最初の絶頂を記録した歴史的名盤です。


●プラス・グランズ・サクセス・シリース 各3枚組 \1950
入門編にもクラシック・ファンの方にもお薦めなフランス・ユニバーサルの
3枚組シリーズのご案内です。
お手ごろ価格で、一流演奏家の名演が楽しめる魅力的なラインナップです。
内容詳細は当店HPにございます。
http://www.ne.jp/asahi/goodies/home/um2010_12.html

4804041
プラス・グランズ・サクセス:アダージョ集
アダージョのゆったりとした調べに身も心も任せ、くつろいだひとときを過
ごすのに最適な3枚組。幅広ィジャンルから名曲を精選し、名手たちの名演で
お届けします。

4804032
プラス・グランズ・サクセス:聖歌集
クリスマスのBGMにも最適な、美しく荘厳な聖歌の調べを集めた3枚組。
幅広いジャンルから名曲を精選し、名手たちの名演でお届けします。

4803949
プラス・グランズ・サクセス:古典傑作集
クラシック入門者にも最適な、誰もがどこかで聴いたことがある定番ばかりを
集めた3枚組。幅広ィジャンルから名曲を精選し、名手たちの名演でお届けし
ます。

4803960
プラス・グランズ・サクセス/クラシック・禅
深遠で荘厳な、まるで禅の思想に通じるような調べを集めた3枚組。幅広い
ジャンルから名曲を精選し、名手たちの名演でお届けします。

4803953
プラス・グランズ・サクセス:カラヤン
帝王カラヤンが手兵ベルリン・フィルと残した膨大な録音の中から選りすぐっ
た豪華3枚組。おなじみの名曲はもちろん、フランス国家《ラ・マルセイエー
ズ》なども収録した、カラヤン入門にも最適なアイテムです。

4803945
プラス・グランズ・サクセス:モーツァルト
西洋音楽史上最大の天才ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの膨大な
創作の中から選りすぐった豪華3枚組。幅広ィジャンルから名曲を精選し、
名手たちの名演でお届けします。モーツァルト入門にも最適なアイテムです。

4804053
プラス・グランズ・サクセス:ノエル
クリスマスのBGMにぴったりなノエルの名曲を集めた3枚組。幅広いジャンルか
ら名曲を精選し、名手たちの名演でお届けします。

4803980
プラス・グランズ・サクセス:オペラ
誰もがどこかで聴いたことがあるに違いない、オペラ史に残る傑作集めた豪華
3枚組。名歌手たちの饗宴をたっぷりお楽しみください。

4804028
プラス・グランズ・サクセス:ピアノ
誰もがどこかで聴いたことがあるに違いない、ピアノ史に残る傑作集めた豪華
3枚組。有名ピアニストの定番だけでなく、貴重な名演も多数収められています。

4804036
プラス・グランズ・サクセス:ワルツ
華麗に舞い踊る傑作ワルツの花束を集めた豪華3枚組。幅広ィジャンルから名
曲を精選し、名手たちの名演でお届けします。




<Australian Eloquence>
4802391 2枚組 \1400
ザ・ワールド・オブ・バレエ
1.ムソルグスキー:ペルシャの奴隷の踊り
2.ロッシーニ:《ウィリアム・テル》-バレエ音楽
3.サン=サーンス:《サムソンとダリラ》-バッカーナール
4.ヴェルディ:《アイーダ》-バレエ音楽
5.J.シュトラウスII世(ドラティ編):卒業舞踏会
6.ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
7.ミンクス:《ドン・キホーテ》-パ・ドゥ・ドゥ
8.ルコック:《アンゴー夫人の娘》-バレエ音楽
9.ウォルトン:《ファザード》組曲
パリ音楽院管弦楽団 新交響楽団 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
指揮:アナトール・フィストラーリ
録音:1953年、1957-58年
1907年にロシアのキエフに生まれ、若い頃はパリのシャトレ座、モンテカルロ
・ロシア・バレエ団などの指揮者として活躍し、特にオペラとバレエの分野で
多くの名演を残した名匠フィストラーリ。豊かな色彩、抜群のリズム感、そし
てしなやかにうたわれる名旋律の数々は、今回が初CD化となるファン必携のア
イテムです。

4802428 \900
1.イッポリトフ=イヴァノフ:組曲《コーカサスの風景》
2.グリエール:組曲《赤いけしの花》
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:アナトール・フィストラーリ
録音:1956-57年
早熟の天才指揮者フィストラーリが、デッカの録音チームと収録し、1957年に
RCAからリリースされた音源。約半世紀の時を経て、本家のデッカからこの度、
初リリースとなります。「色彩ときらめきに溢れた秀演(コーカサスの風景)」
(グラモフォン誌)。

4803784 2枚組 \1400
シネマ・クラシックス
1.地底探検
2.シンドバッド7回目の冒険
3.地球の静止する日
4.華氏451
5.ガリバー旅行記
6.神秘の島
7.アルゴ探検隊の大冒険
8.市民ケーン
9.ジェーン・エア
10.悪魔とダニエル・ウェブスター
11.キリマンジャロの雪
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:バーナード・ハーマン
ヒッチコック作品をはじめ、傑作として名高い映画音楽を数多く残したバーナ
ード・ハーマン(1911‐75)。彼の自作自演を11曲集めた珠玉の名演集を、来年
の生誕100周年を記念してリリース。名画の名シーンを彩った名旋律の数々を
たっぷりお楽しみください!

4803787 2枚組 \1400
シネマ・スペクタクル
CD1
1.ウォルトン:リチャードIII世
2.ランベルト:《アンナ・カレーニナ》組曲
3.バックス:《オリヴァー・ツイスト》-2つの抒情小品
4.ベンジャミン:理想の結婚
5.ウォルトン:嘆きのプレリュード
6.ヴォーン・ウィリアムズ:49度線
7.ブリス:《来るべき世界》組曲
CD2
1.ハーマン:サイコ
2.同:マーニー
3.同:北北西に進路を取れ
4.同:めまい
5.同:ヒッチの肖像
6.ショスタコーヴィチ:ハムレット(抜粋)
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:バーナード・ハーマン
録音:1968年、1975年
バーナード・ハーマンは1960-70年代に、デッカに重要な録音を残しました。
これらの多くが当時の新しいオーディオ技術「Phase4」を使用していたことも
あり、現在も高音質で楽しむことができます。当盤には、一連のヒッチコック
作品のために彼が残した音楽と、彼が指揮したイギリス映画音楽を併録。ショ
スタコーヴィチのほの暗く揺らめく《ハムレット》も聴きどころです。

4803790 2枚組 \1400
ミクロス・ローザ映画音楽集
1.ベン・ハー
2.ジュリアス・シーザー
3.クォ・ヴァディス
ナショナル・フィルハーモニック管弦楽団
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ミクロス・ローザ、バーナード・ハーマン
録音:1974年、1976-77年
ミクロス・ローザ(1907‐95)はハンガリー出身のアメリカ合衆国の作曲家。映
画音楽の作曲家としてアカデミー作曲賞に17回ノミネートされ、3回受賞した
彼の3つの代表作を豪華カップリング。彼自身とハーマンが振り分けた名演を
どうぞ!

4802382 2枚組 \1400
フレンチ・コンサート
1.シャルパンティエ:交響詩《イタリアの印象》
2.マスネ:管弦楽組曲第4番《絵のような風景》
3.同 第7番《アルザスの風景》
4.フランク:交響詩《呪われた狩人》
5.同:交響詩《贖罪》
6.ラロ:ノルウェー狂詩曲
7.同:スケルツォ
8.同:《イスの王様》序曲
9.マスネ:《フェードル》序曲
10.同:《ウェルテル》前奏曲& クリスマスの夜
パリ音楽院管弦楽団 パリ・オペラ・コミック座管弦楽団 
指揮:アルベルト・ヴォルフ
録音:1954年、1956-57年
鍵盤奏者、指揮者、作曲家など、多彩な顔を持つアルベール・ヴォルフの録音
遺産は、かねてから多くのクラシック・ファンに愛されてきました。デッカと
の初録音は1951年。その数年後に録音された本作には、ラロの劇的な音楽や、
シャルパンティエやマスネの優美な調べなど、フランス音楽の魅力がたっぷり
詰まった10曲を収録。温かくクリアで美しい名演を、デッカならではの高音質
でどうぞ!

4802388 2枚組 \1400
舞踏への勧誘
1.グラズノフ:四季
2.リスト:ハンガリー狂詩曲第2番
3.ラヴェル:ボレロ
4.同:道化師の朝の歌
5.アダン:ジゼルGiselle
6.ウェーバー(ベルリオーズ編):舞踏への勧誘
7.ファリャ:《三角帽子》-舞曲集
パリ音楽院管弦楽団
指揮:アルベルト・ヴォルフ
録音:1954年、1956-58年
巨匠アルベルト・ヴォルフが得意とした舞曲を多数集めた2枚組。温かくクリア
で美しい名演を、デッカならではの高音質でどうぞ!

4802385 2枚組 \1400
Hi-Fi序曲集
1.サン=サーンス:《黄色人の王女》序曲
2.ベルリオーズ:《ベンヴェヌート・チェッリーニ》序曲
3.同:《海賊》序曲
4.同:《リア王》序曲
5.同:《ローマの謝肉祭》序曲
6.同:《宗教裁判官》序曲
7.アダン:《我もし王なりせば》序曲
8.エロール:《ザンパ》序曲
9.レズニチェク:《ドンナ・ディアナ》序曲
10.スッペ:《スペードの女王》序曲
11.ニコライ:《ウインザーの陽気な女房たち》序曲
12.オーベール:《黒いドミノ》序曲
13.同:《ポルティチの娘( マサニエッロ)」》序曲
14.同:《青銅の馬》序曲
15.同:《フラ・ディアヴォロ》序曲
16.同:《王冠のダイヤモンド》序曲
パリ音楽院管弦楽団 パリ・オペラ・コミック座管弦楽団 
指揮:アルベルト・ヴォルフ
録音:1951年、1955年、1957年
《我もし王なりせば》、《ザンパ》、《ドンナ・ディアナ》、《スペードの女
王》、《ウインザーの陽気な女房たち》、《黒いドミノ》の6曲を収録した
「Cult」に10曲を加えて完成した豪華2枚組の序曲集。各曲を整然と描き分け
つつ、作品集としての一体感を備えた巨匠アルベルト・ヴォルフの魅力をご堪
能ください。

4802064 2枚組 \1400
ザ・ファースト・クリスマス
CD1
3隻の船/ザ・ファースト・クリスマス/柊飾ろう/ドルミ・イェズ/乾杯の歌
/アワ・レディーズ・ソング/一人の嬰児が我々ののために生まれた/かほど
の美徳あるバラはなからん/クリスマスおめでとう/清しこの夜/豚頭賛歌
バルラロウ/アウト・オブ・ユア・スリープ・アライズ/この子供を見よ/
ご機嫌いかが?/フロム・へヴン・ウィンギング/ウェルカム・ユーリ!
アヴェ・マリア/ザ・ファースト・ノエル/ゴッド・レスト・イ・メリー・
ジェントルメン/ィンファント・ホーリー/ア・ベイブ・イズ・ボーン
ディンドン高く/天を降りし神の御子/柊と蔦は
CD2
お告げのキャロル/羊飼いよ!眠気をを払いのけておくれ/リメンバー・オ・
ゾウ・マン/ウェンセスラスはよい王様/ジ・オールド・イヤー・ナウ・イズ
・フレッド/イースタン・モナークス/オ・リーヴ・ユア・スリープ/乾杯の
歌/イェズ、ゾウ・アート・アワ・セイヴィアー/小さな嬰児が生まれたOp.48
/マリアの悲しみ/ホアット・シングズ?/いと高き処に神に栄光あれ
バルラロウ/アレルヤ、ア・ニュー・ワーク・イズ・カム・オン・ハンド
コヴェントリー・キャロル/ジ・オキセン/喜ぶべきかな/アヴェ・プレナ・
グラシア/聖母子/叫び
ザ・エリザベサン・シンガーズ
指揮:ルイス・ハルシー
録音:1963年、1965-66年
美しく、しかも珍しいクリスマス・ソングばかりを47曲集めた2枚組。ルイス
・ハルシーが指揮する名門ザ・エリザベサン・シンガーズの透明で温かい歌声
でお届けします。

4769771 2枚組 \1400
シューマン交響曲全集
交響曲第1番-第4番
《マンフレッド》序曲
《ゲノヴェーヴァ》序曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
録音:1976年6月(1番&4番)、1981年3月(3番&マンフレッド)、1980年6月(2番)、
1976年6月(ゲノヴェーヴァ)
アメリカを拠点に精力的な活動を展開していたメータが40代でウィーンフィル
を指揮した開放感溢れる演奏。若きメータの覇気あるタクトの下、ウィーン・
フィルのつややかな美音が引き出された、しなやかな名演です。




<UNIVERSAL ITALIA>
4766379 \2180
バッハ・フォー・ギター
1.シャコンヌBWV.1004
2.組曲ホ短調BWV.996
エドゥアルド・カテマリオ(ギター) 
ナポリ生まれのギタリスト、エドアルド・カテマリオが、バッハの美感を徹底
的に引き出した名盤です。

4763293 6枚組 \4800
バーラミ・プレイズ・バッハ
CD1
ゴルトベルク変奏曲BWV.988
CD2
フーガの技法BWV.1080
CD3
イタリア協奏曲BWV.971/組曲BWV.823/イタリア風アリアと変奏BWV.989
カプリッチョ《最愛の兄の旅立ちに寄せて》BWV.992
4つのデュエットBWV.802-5
CD4
パルティータ第1-3番BWV.825-7/同 第5番BWV.829
CD5
同 第4番BWV.828/同 第6番BWV.830/同 ロ短調BWV.831
CD6
フランス組曲第1番BWV.812/インヴェンション第7番BWV.778
シンフォニア第12番BWV.798/2声のインベンション第1番BWV.772
インヴェンション第9番BWV.794/イギリス組曲第5番BWV.810
前奏曲とフーガ第1番BWV.870/同 第14番BWV.883/同 第4番BWV.849
フーガの技法BWV.1080-コントラプンクトゥスI
ラミン・バーラミ(ピアノ)
録音:2002年他
1976年にイランのテヘランで生まれた注目の若手ピアニスト、ラミン・バーラ
ミ。ワイセンベルク、シフ、レヴィンなどに師事した彼ですが、バッハに関し
ては、ロザリン・テュレックから受け継いだ解釈が基調となっています。好評
を博した《パルティータ》や《フーガの技法》をはじめ、甘く柔らかい語り口
で正統派の名演を綴っています。

4763833 2枚組 \2550
J.S.バッハ:フランス組曲全曲BWV.812-7
ラミン・バーラミ(ピアノ)
1976年にイランのテヘランで生まれた注目の若手ピアニスト、ラミン・バーラ
ミ。ワイセンベルク、シフ、レヴィンなどに師事した彼ですが、バッハに関し
ては、ロザリン・テュレックから受け継いだ解釈が基調となっています。好評
を博した《パルティータ》や《フーガの技法》と同様、甘く柔らかい語り口で
綴られた正統派の《フランス組曲》全曲をどうぞ。"

4763127 2枚組 \3980
J.S.バッハ:イギリス組曲全曲BWV.806-11
アンドレア・バッケッティ (ピアノ)
アンドレア・バッケッティは、1977年ジェノヴァ生まれ。11歳でクラウディオ
・シモーネ指揮イ・ソリスティ・ヴェネティと共演してデビューした神童です。
とりわけバッハとベリオを得意とする知性派で、ここでも構築性の高い清廉な
イギリス組曲を聴かせてくれます。

4763406 \2180
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
1.第9番Op.47《クロイツェル》
2.第4番Op.23
3.第5番Op.24《春》
ソニグ・ チャケリアン(ヴァイオリン)
ロベルト・プロッセダ(ピアノ)
パガニーニなど超絶技巧作品を得意得する名女流チャケリアンによるベートー
ヴェン・ソナタ集。を聴かせてくれます。

4763074 2枚組 \3980
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全曲&変奏曲集
1.チェロ・ソナタ第1-5番
2.《マカベウスのユダ》の主題による12の変奏曲WoO.45
3.《魔笛》の主題による12の変奏曲Op.66
4.《魔笛》の主題による7の変奏曲WoO.46
エンリコ・ディンド(チェロ). ピエトロ・デ・マリア(ピアノ)
ベートーヴェンの書いたチェロとピアノのための作品を全て集めた2枚組。
1965年にイタリアで生まれ、97年にパリで行われたロストロボーヴィッチ国際
チェロ・コンクールを制した若き名手ディンドの豊かな音楽性が光る好演です。

4765684 \2180
ベルリオーズ(リスト編):幻想交響曲Op.14
ジョヴァンニ・ベルッチ(ピアノ)
独学でピアノをはじめ、15歳でベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲を暗譜で
弾いたという伝説の持ち主ジョヴァンニ・ベルッチによるリスト編曲のベルリ
オーズ《幻想交響曲》。原曲の色彩感やダイナミックはそのままに、ピアノな
らではの繊細な機動力を加味した新しい《幻想》をご堪能ください!

4765291 \2180
ブラームス:ヴィオラ・ソナタ集
1.ヴィオラ・ソナタ第1番Op.120‐1
2. 同 第2番Op.120‐2
3.F.A.E.ソナタOp.5-スケルツォ
ドメニコ・ノルディオ(ヴァイオリン) ミハイル・リツキー(ピアノ)
元々はクラリネット・ソナタとして書かれ、後にブラームス自身の手でヴィオ
ラ用に編曲された2つのソナタ。ヴァイオリンとヴィオラを自在に操り、教育
者としても活躍する名手ノルディオの安定感抜群な名演でどうぞ。

4763123 \2180
ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集
1.第1番Op.78
2.第2番Op.100
3.第3番Op.108
ドメニコ・ノルディオ(ヴァイオリン) ミハイル・リツキー(ピアノ)
ブラームスが創作活動の中期から晩年にかけて残したヴァオリン・ソナタ史に
残る至高の傑作3曲。ヴァイオリンとヴィオラを自在に操り、教育者としても
活躍する名手ノルディオと、ロシアの若きカリスマ、リツキーによる安定感抜
群な名演でどうぞ。

4763761 2枚組 \2550
ブラームス:交響曲全曲(ピアノ・デュオ版)
マッテオ・フォッシ、マルコ・ガッジーニ(ピアノ)
ブラームスが練りに練り上げた4つの交響曲をピアノ・デュオ版で。その見事
な構造があらためて浮き彫りになる好企画です。

4763502 \2180
ブラームス:ピアノ変奏曲集
1.パガニーニの主題による変奏曲Op.35
2.弦楽六重奏曲第1番Op.18
3.ショパンの変奏曲へ短調
4.ウェーバーのロンド ハ長調
5.J.S.バッハのプレスト ト短調
6. 同(第2稿)
7.左手のためのシャコンヌ(原曲:J.S.バッハBWV.1004)
パオロ・レスターニ(ピアノ)
主題を多彩かつ緻密に変奏する術に長けていたブラームスの魅力を凝縮した
1枚。名手レスターニの名演でどうぞ。

4764048 \2180
ブゾーニ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
1.ヴァイオリン・ソナタ第1番Op.29
2. 同 第2番
3.4つのバガテルOp.28
4.フルートとピアノのためのアルバム・リーフBV.272
5.ヴァイオリン・ソナタBV.41
フランチェスコ・ドラツィオ( ヴァイオリン)
ジャンパオロ・ヌーティ(ピアノ)
イタリア出身でドイツを中心に世界中で活躍した作曲家ブゾーニのヴァイオリ
ン作品をコンプリートした1枚。新古典主義音楽を提唱し、電子音楽や微分音
による作曲などにも積極的だった彼の魅力が凝縮されています。

4763604 3枚組 \5980
ケルビーニ:弦楽四重奏曲全集(全6曲)
ヴェネツィア弦楽四重奏団
モーツァルトとほぼ同世代に活躍したイタリア出身のフランス人作曲家ケルビ
ーニの弦楽四重奏曲全集。ベートーヴェンが当時最高のオペラ作曲家として高
く評価し、ショパンやシューマンが愛読した対位法の教本の作者としても知ら
れる彼の妙技をたっぷりお楽しみください。

4766165 \2180
マイ・ショパン
夜想曲第2番/ワルツ第6番《小犬》/同 第6番/夜想曲第20番/同 第15番
《雨だれ》/練習曲第12番/同 第20番/バラード第4番/夜想曲第18番
練習曲第3番《別れの曲》/マズルカ第36番/同 第37番/夜想曲第1番
同 第8番/同 第5番/同 第16番
ロベルト・プロッセダ(ピアノ)
メンデルスゾーンの未発表曲などを積極的に発掘して注目されているロベルト
・プロッセダ(1975年イタリア生まれ)。国際コンクールの入賞歴も数多い彼が
お気に入りのショパン作品を集めたのが当盤です。繊細にしっとりと紡がれる
名演をどうぞ。

4766358 2枚組 \2550
コレッリ:ヴァイオリン・ソナタOp.5(全12曲)
ジョヴァンニ・アンジェレーリ(ヴァイオリン)
ジャンカルロ・トリンボリ(チェロ)
フランコ・アンジェレーリ(チェンバロ)
コレッリの代表作「作品5」のヴァイオリン・ソナタ全集。有名な《ラ・フォ
リア》(第12番)を含む傑作揃いのこの曲集には多数のヴァイオリニストが挑ん
でいますが、名手アンジェレーリによる演奏はまさに至高の名演。瑞々しい音
色と切れのいいテクニックで、2つの楽器とも絶妙なコンビネーションを聴か
せてくれます。

4763352 \2180
デ・サバタ:ミレ・エ・ウナ・ノッテ
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
指揮:フランチェスコ・マリア・コロンボ
トスカニーニの後任として名門ミラノ・スカラ座の音楽監督を務めた巨匠ヴィ
クトル・デ・サバタの作曲家としての才能が如何なく発揮された1枚。地元ミ
ラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響の熱演でどうぞ。

4766321 \2180
グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ全集(全3曲)
フェデリコ・ グリエルモ(ヴァイオリン)
元イタリア合奏団のメンバーで、現在は指揮者としても活躍する名手フェデリ
コ・ グリエルモの清々しい妙技が光るグリーグのヴァイオリン・ソナタ全集
をどうぞ!

4763282 \2180
リスト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタS.178/献呈S.566/ハンガリー狂詩曲第2番S.244/
魔王S.558‐4/ひばりS.558‐9/セレナーデ/愛の使いS.560
アンナ・クラフチェンコ(ピアノ)
ブレンデル、アルゲリッチ、グードなどを輩出した名門ブゾーニ国際ピアノ・
コンクール1992年度の覇者アンナ・クラフチェンコの知性と超絶技巧が光る
リスト・ファン必聴の1枚です。

4763300 \2180
ベートーヴェン(リスト編):交響曲第9番Op.125《合唱》
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
近年、日本での知名度を俄かに高めているバリーニによるリスト編のベートー
ヴェン「第9」。雄弁でスケールの大きな、実に立派な演奏です!

4763882 \2180
リスト:
1.超絶技巧練習曲S.139
2.24の大練習曲S.137-第4番
3.同-第5番
マウリツィオ・バリーニ(ピアノ)
近年、日本での知名度を俄かに高めているバリーニによるリスト作品集。実に
ダイナミックで華麗な妙技が光る1枚です!

4765277 \2180
メンデルスゾーン:レア作品集
1.ソナタ ヘ短調(1820)
2. 同 ホ短調(1820)
3. 同 イ短調(1820)
ロベルト・プロセッダ(ピアノ)
メンデルスゾーンのスペシャリスト、プロセッダが贈るメンデルスゾーンの珍
しいソナタ集。いずれも1820年に書かれた短調の調べを、持ち前の抒情味あふ
れる演奏でどうぞ。

4766796 2枚組 \3980
メンデルスゾーン:
1.無言歌(全48曲)
2.作品番号なしの6つの無言歌
3.フーガ ニ短調
4. 同 ロ短調
5. 同 ニ短調
6. 同 ト短調
7.アレグロ・コン・フォーコ ト長調
ロベルト・プロセッダ(ピアノ)
"メンデルスゾーンのスペシャリスト、プロセッダが贈るメンデルスゾーンの
無言歌集。持ち前の抒情味あふれるタッチでしっとりと紡がれる極上の調べで
どうぞ。

4763259 \2180
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ全集
1.ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調(1838)
2. 同 ヘ短調Op.4
3. 同 ヘ長調(1820)
フランチェスコ・ドラツィオ(ヴァイオリン)
ロベルト・プロセッダ(ピアノ)
2人のメンデルスゾーンのスペシャリストの邂逅。しなやかな感性とあくなき
探求心が結実し、メンデルスゾーンの3つのヴァイオリン・ソナタの新しい世
界を切り開いた珠玉の1枚です。

4763457 \2180
モーツァルト:ピアノ四重奏曲全集
1.ピアノ四重奏曲第1番K.478
2. 同 第2番K.493
ロベルト・プロセッダ(ピアノ)
ベルリーニ・カルテット
名手プロセッダとイタリアの実力派ベルリーニ・カルテットによる滋味にあふ
れたモーツァルト・ピアノ四重奏曲全集をどうぞ!

4763832 \2180
モーツァルト:弦楽四重奏曲集
1.弦楽四重奏曲第3番K.156
2. 同 第2番K.155
3. 同 第1番K.80
4. 同 第8番K.168
5. 同 第13番K.173
ベルリーニ・カルテット
メカニックに優れ、アンサンブルの精度やパート間のバランスなどが際立った
水準で知られるイタリアの実力派ベルリーニ・カルテットによる優美なモー
ツァルトをどうぞ!

4766488 \2180
ロッシーニ:アリア集
ボレロ/何も言わずにやつれはてるでしょう/アラゴネーズ/遥かに
ロッシーニの別れ/古風なアリエッタ/アヴェ・マリア/告白
さようなら人生/別離/もしも彼が粉ひき娘を望むなら
死にゆく者のベッドの傍で/赤ちゃんの歌/スペイン人へのティラナ
カルメラ・レミージョ(ソプラノ)
レオーネ・マジエラ(ピアノ)
イタリアを代表するリリック・ソプラノ、カルメラ・レミージョ。その卓越し
た美声と音楽性に裏打ちされた極めて精度の高い歌唱は、ここに収められた
ロッシーニの14曲のアリアにおいて、大輪の花を咲かせています。

476396 \2180
シューマン:ピアノ作品集
1.幻想曲Op.17
2.アラベスクOp.18
3.子供の情景Op.15
4.森の情景Op.82
ロベルト・プロセッダ(ピアノ)
メンデルスゾーンの名手プロセッダは、親友シューマンの4つの代表作におい
ても、繊細と機知を備えた至芸を聴かせてくれます。

4763274 \2180
ジ・アート・オブ・クラリネット
パスクリ:蜂/バッツィーニ:妖精の踊りOp.25
ショーレム・アレイヘム、ロヴ・フィードマン
ティリンカンティ:クラリネットロジア/ハイフェッツ:ホラ・スタッカート
ドビュッシー :亜麻色の髪の乙女/パガニーニ:カプリス第24番
パガニーニの主題によるジャズ変奏曲
サルヴィア:ラプソディック・ナイトメア
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20/アルベニス:タンゴ
ドビュッシー:月の光(アクロバティック変奏曲)
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
シューマン:美しい5月にOp.48‐1
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット)
1967年イタリア・デゼンツァーノ生まれのカルボナーレは、5歳からクラリネッ
トを始め、ジュネーヴやミュンヘンなど主要な国際コンクールで次々と最高位
を獲得。現代を代表するヴィルトゥオーソとして世界中で活躍を繰り広げてお
り、超絶技巧曲を多数集めた当盤ではまさにその真価をご堪能いただけます。
クラリネット・ファン必聴の1枚です。

4763818 2枚組 \2550
トスティ&ロッシーニ:アリア集
CD1:トスティ
セレナータ/そうなってほしい/夢/秘密/最後の歌/アブルッツォ地方の歌
私の魂/君なんか/魅惑/苦しみ/プルチネッラは死んだ/死にたい
最初のワルツ/かわいい口唇/安らぎを返させたまえ/4月/誰かいますか?
夢にとどまれ!/幸せな教訓/我が思い出の言葉!
CD2:ロッシーニ
ボレロ/何も言わずにやつれはてるでしょう/アラゴネーズ/遥かに
ロッシーニの別れ/古風なアリエッタ/アヴェ・マリア/告白
さようなら人生/別離/もしも彼が粉ひき娘を望むなら
死にゆく者のベッドの傍で/赤ちゃんの歌/スペイン人へのティラナ
カルメラ・レミージョ(ソプラノ)
レオーネ・マジエラ(ピアノ)
イタリアを代表するリリック・ソプラノ、カルメラ・レミージョ。その卓越し
た美声と音楽性に裏打ちされた極めて精度の高い歌唱は、ここに収められたト
スティとロッシーニの両作曲家においても、それぞれ個性的な大輪の花を
せています。





<Deutsche Grammophon(韓国)>
DG 7701 \2180
1.ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 Op.15
2.同:創作主題による変奏曲Op.21-1
3.同:主題と変奏曲 ニ短調(弦楽六重奏曲第1番:第2楽章による)
クン=ウー・パイク(ピアノ)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エリアフ・インバル
録音:2009年2月 プラハ(1)、2009年7月 ノイマルクト(2、3)
超一級の実力者ながら、なぜか日本では知られざるピアニスト、クン=ウー・
パイクによるリリシズム溢れる名録音。2009年の来日公演では紀尾井ホールで
2晩にわたるオール・ベートーヴェン・プロを組んで天上の響きで聴衆を圧倒
し、ブラームス録音についても語っていました。残念ながら実演を聴くチャン
スは限られていますが、ぜひこのアルバムで心の奥底に響く演奏をご堪能くだ
さい。




<DECCA(イタリア)>
4763922 \2180
1.ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
2. 同:交響組曲《キャットフィッシュ・ロウ》
3. 同:ピアノ協奏曲 へ調
4. 同:リアルト・リップルス
ステファノ・ボラーニ(ピアノ) 
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2010年1月28日&29日 ライプツィヒ ゲヴァントハウス (ライヴ)
イタリア・ジャズ界の逸材、ステファノ・ボラーニとクラシック界の重鎮によ
る一期一会の火花散るコラボレーション。これぞガーシュウィン!これぞライ
ヴ!




<DECCA(UK)>
4764092 \2180
1. チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
2. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
ニコラ・ベネデッティ(ヴァイオリン)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヤコブ・フルシャ
録音:2010年1月30日-2月1日 プラハ、ドヴォルザーク・ホール
2004年BBCの“Young Musician of the Year in 2004”に選ばれ輝かしいキャ
リアをスタートさせたたニコラ・ベネデッティの最新録音はヴァイオリン協奏
曲の双璧を成す2作。「コミュニケーション能力に長けている」と評されるニ
コラらしく、共演者および聴衆とひとつの感動を共有するひたむきな演奏が刻
まれた名盤の登場です。

<RCA RED SEAL>
8869774672-2 2枚組 \1600
マーラー:交響曲第9番
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
[録音]2009年10月、チューリヒ、トーンハレ
既に完売となっているSACD-Hybrid盤の通常CD発売

8869731622-2 12枚組 \3700
プラシド・ドミンゴThe Album Collection
(リサイタル&デュエット・レコーディングズ1969-1989)
初回生産限定盤
今年70歳を迎えたプラシド・ドミンゴ。それを記念して20歳代後半から40歳代
後半に録音された、名リサイタル・アルバムを厳選し、収録。オペラ・アリア
だけでなく、様々な名歌手たちとのデュエット、サルスエラやメキシコの音楽、
プッチーニの隠れた作品、ミルンズとの互いに指揮をする一風変わったアルバ
ムなども収録されています。各ジャケットは、オリジナル発売LPからの復刻デ
ザインによる紙ジャケットで、レーベル面もLPより復刻デザイン仕様となって
おります。
※内容詳細はこちらにございます




<SONY CLASSICAL>
8869779665-2 60枚組 \13000
VIVARTE(ヴィヴァルテ)CD60枚組BOX、初回生産限定盤!
1989年、「テレフンケン」「セオン」「DHM」などの古楽の名プロデューサー、
ヴォルフ・エリクソンは、ソニー・クラシカル内に古楽専門レーベル『ヴィ
ヴァルテ』を設立することとなりました。それまで彼と友好的にレコーディン
グを行ってきたアーティストとともに、多くのピリオド楽器録音のすばらしい
成果を残してくれました。その核となったのがベルギー、オランダでのピリオ
ド楽器演奏活動の立役者のひとりであったアンナー・ビルスマ。彼を中心に結
成された「ラルキブデッリ」は、柔軟な編成でさまざまなレパートリーをこの
レーベルに残しました。他にも、ルッツ・キルヒホーフ(リュート)、フリーダ
ー・ベルニウス(指揮)シュトゥットガルト室内合唱団、ブルーノ・ヴァイル
(指揮)、パウル・ファン・ネーヴェル(指揮)ウエルガス・アンサンブル、ター
フェルムジーク・バロック管弦楽団、グスタフ・レオンハルト、クイケン3兄弟
など、質の高い古楽演奏をコンスタントに供給してきたのは、名プロデューサ
ーW. エリクソンの手腕なのでしょう。演奏だけでなく録音の面でも、当時最先
端の20bitレコーディングやSBMなどの画期的な信号技術で、限りなく素晴らし
いサウンドが再現されています。
このBOXでは、このレーベルで高い評価を得たアルバムばかりが選ばれ、ピリ
オド楽器による中世からロマン派まで幅広い時代の芸術を、様々な角度から味
わうことのできる盛りだくさんな内容となっています。また、現在入手不可能
な盤も数多く収録されているのもうれしいところです。
BOX仕様は、以前発売した「Living Stereo 60CD BOX」とほぼ同じ予定です。
【仕様】
■ CD60枚組
■ 紙ジャケット仕様・BOXに封入(「Living Stereo 60CD BOX」同仕様)
■ DDD STEREO(デジタル録音:セッション)
■ 240ページの別冊解説書付き(英語表記)
■ プレス/生産国:韓国
※内容詳細はこちらにございます

<NAXOS> 各1枚 \1000
8.572305
シベリウス:
1-4.交響曲第1番ホ短調 Op.39/5-7.交響曲第3番ハ長調 Op.52
ニュージーランド交響楽団
ピエタリ・インキネン(指揮)
日本でもおなじみ、ピエタリ・インキネンによるシベリウス(1685-1957)。い
よいよ交響曲の登場です。まずは第1番からお聴きください。いつものような
透明感溢れるオーケストラの響き、そして湧き上がるような感情の迸り。まさ
に「これは名演だ」と心から叫ばずにいられません。 1899年に書かれた第1番
は、表題こそ付いてないものの、終楽章には「幻想風に」と記されていたり
と、かなり物語性を帯びた曲です。誰もが想像する北欧の大自然を音にすれば
こんな感じで間違いないでしょう。インキネンは曲の随所にメリハリを持たせ、
テンポ良く進めていきます。そして、金管を思い切り歌わせ、弦を可能な限り
まで揺らめかせ、シベリウスをこれ以上ないほどに丁寧に表現しています。も
っと簡素な趣きを持つ第3番では、爽やかな風を思わせる第1楽章で始まり、曲
の最後まで緊張感が途切れることがありません。全集完成が本当に楽しみです。

8.572228-29 2枚組
メンデルスゾーン:オラトリオ「エリヤ」
エリヤ…ラルフ・ルーカス(バス)/寡婦…ルート・ツィーザク(ソプラノ)/
天使/女王イゼベル…クラウディア・マーンケ(メゾ・ソプラノ)/オバデヤ/
アハブ…クリストフ・ゲンツ(テノール)/少年…ルイゼ・ミュラー(トレブル)
/ライプツィヒ MDR放送合唱団
ライプツィヒ MDR交響楽団
準・メルクル(指揮)
イスラエルの神ヤハウェに仕える預言者を描いた、メンデルスゾーン(1809-
1847)最後の完成作品であるオラトリオ「エリア」。1836年に初演された「パ
ウロ」を越える物を書くために、ルターが訳したドイツ語聖書をもとに作成さ
れた台本を練り上げ、感動的な音楽が付けられています。旧約聖書の「列王
記」に記されたエリアは、徹底した預言者であり、正しき言葉を伝えるために
は、権力者から民衆まで、この世の全てを敵に回すことも厭わないほど激しい
人物でした。しかし、メンデルスゾーンは、彼の中に理想の指導者の姿を見出
し、音楽で余すことなく描き切ったのです。準・メルクルは現代最高の歌い手
たちとともに、この素晴らしいオラトリオを理想的な形で現代に問います。

8.572216
サラサーテ:ヴァイオリンと管弦楽のための作品集第2集
1-5.カルメン幻想曲 Op.25/6.グノーの「ロメオとジュリエット」による演奏
会用幻想曲 Op.5/7.ロシアの歌 Op.49(ヴァイオリンと管弦楽編 )
8.ナイチンゲールの歌 Op.29(ヴァイオリンと管弦楽編 )/9.狩り Op.44
10.ホタ・デ・パブロ Op.52(ヴァイオリンと管弦楽編)
楊天堝(ヴァイオリン)
ナバーラ交響楽団
エルネスト・マルティネス=イスキエルド(指揮)
有名な「カルメン幻想曲」で始まるこのアルバムは、NAXOS期待の新人、1987
年生まれの楊天堝によるサラサーテ(1844-1908)の管弦楽とヴァイオリンのた
めの作品集第2集になります。冒頭から素晴らしい緊張感と美音に満ちた彼女
の演奏に引き込まれない人はいないでしょう。彼女はNAXOSのサラサーテ録音
を一手に引き受けていますが、リリースが進むごとに成熟度が高まるのはさす
が!少女時代から数多くのコンクールを制覇し、アイザック・スターンに学び、
13歳でパガニーニの「24の狂詩曲」を録音、世界各国のオーケストラとも共演
する彼女の今後が本当に楽しみです。サラサーテは一部の曲のみばかりが知ら
れますが、こんなに良い曲があるとは!と驚かれた人も多いはず。情熱的な曲
をもっと聴きたい方は第1集(8.572191)か、ピアノとヴァイオリンのための作
品集の第1集(8.557767)、第2集 (8.570192)もどうぞ。

8.572344
ショパンの弟子たち
《ミクーリ(1819-1897)》
1.2つのポロネーズ Op.8より第1番ト短調/ 2-5.10のピアノ小品集 Op.24より
(ルーマニア風 /練習曲/カンティレーナ/即興曲)/6.2つのポロネーズ Op.8
より第2番変イ長調/《テレフセン(1823-1874)》7.ワルツ変ニ長調 Op.27/
8.即興曲ト長調 Op.38/9.小さな物乞い Op.23/10-13.4つのマズルカ Op.3
/《フィルチ(1830-1845)》14.即興曲第1番変ト長調/ 15.マズルカ変ホ長調
Op.3-3/16.ヴェネツィアの別れ/17.舟歌変ト長調/18.言葉のないロマンス
/19.即興曲第2番変ロ短調/《グートマン(1819-1882)》20.夜想曲変イ長調
Op.8-1/21.鳥たちの目覚め、牧歌 Op.44/22.ボレロ Op.35
フベルト・ルトコフスキ(ピアノ)
優れたピアニストが、そのまま優れた教師であるとは決して言えませんが、
ショパンは「本当に素晴らしい才能を持った者」に自らの音楽を伝えていたよ
うです。ショパンより 9歳年下のミクーリは、「ショパンのピアノ奏法の継承
者」と言われてますが、第1番のポロネーズで見られる和声はかなり独特で、
また先進的。洗練されているとは言い難いかもしれませんが、今、こうして聴
いてみるとかなり面白いと言えるでしょう。ノルウェイのピアニスト、テレフ
センは2年半待ってショパンに弟子入りを許されたという人。その後パリで大
勢し、確固たる地位を築きました。フィルチは11歳から4年間だけショパンに
師事したのですが、残念なことに15歳の時に肺結核で世を去ってしまします。
タッチもショパンに似ていたそうですが、この即興曲第1番は、ショパンその
ものを彷彿させる繊細な作品で、せめてあと 20年生きていれば、ピアノ界の
歴史を塗り替えていたかもしれません。そしてグートマンはショパンとは違
い、大柄で力強い人だったそうで、ショパンは彼に「スケルツォ第3番」を献
呈しています。ショパンが心から信頼を寄せていた人物の一人です。

8.572499
ショパン:歌曲全集
1-17.17の歌曲集 Op.74(乙女の願い/春/悲しみの川 /浮かれた女/好きな場所
/消え失せよ/使者/美しき若者/メロディー/戦うもの/二つの死/いとしき人 /
無くてはならぬものは無く……/指環/許婚者/リトアニアの歌/舞い落ちる木
の葉)/18. 不思議な力/19. ドゥムカ(寂しき小唄)/20-23.ショパンのマズ
ルカによる歌曲(ポーリーヌ・ヴィアルト=ガルシア編 )(16歳(マズルカ第31
番変イ長調 Op.50-2)/私を愛して(マズルカ第23番ニ長調 Op.33-2)/小鳥(マズ
ルカ第47番イ短調 Op.68-2)/コケット(マズルカ第5番変ロ長調 Op.7-1))
オルガ・パシシュニュク(ソプラノ)
ナターリャ・パシシュニュク(ピアノ)
ショパン(1810-1849)はその生涯に、折りに触れて歌曲を書いていましたが、
結局のところ出版することはありませんでした。理由はわかりませんが、もし
かしたらこれらは彼の個人的心情の表れだったのではないでしょうか?ショパ
ンの死後、友人のフォンタナが遺稿を整理し、16曲をまとめて作品74として出
版します。その後、シュレジンガーがもう一曲追加し17曲としてまとまりまし
た。このアルバムではその後に発見された2曲も歌われています。ピアノ曲と
は違い、ほとんどが単純な有節歌曲で素朴なものですが、実に味わい深い音楽
であることに間違いありません。このアルバムでは、ショパンの友人で才能あ
る女性作曲家ポーリーヌ・ヴィアルドがショパンのマズルカに歌詞をつけ「歌
曲に設えた」作品も4曲歌われています。パシシュニク姉妹のチャーミングな
演奏が知られざるショパンの姿を生き生きと伝えます。

8.572450
ルトスワフスキ:ラスト・コンサート
1-5.パルティータ(ヴァイオリンと管弦楽編)/6.インターリュード/7-10.
チェーン II/11-19.花の歌と花のお話(夜の美人/バッタ/ヴェロニク/野ばら、
サンザシ、藤の花/カメ/バラ/ワニ/天使/蝶々)/20.チェーン I
フジコ・イマジシ(ヴァイオリン)…1-5.7-10/ヴァルディン・アンダーソン
(ソプラノ)…11-19/ニュー・ミュージック・コンサーツ
ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮)
偉大なるポーランドの作曲家、ルトスワフスキ(1913-1994)は自作を表現する
にあたって最高の演奏家でもありました。作曲する際も当時流行の前衛主義な
どの周囲のやり方に惑わされることなく、常に彼独自の思想に基づいており、
常に新しい形式を開発し、またそれを推し進めたことで知られています。彼が
追求した形式の一つに「チェーン」というものがありますが、これは偶然性や
不確定な繰り返しなど様々な要素を含み、真意を表現するのは並大抵のことで
はありません。ここで聴ける「チェーンI」と「チェーンII」はまさにこの形
式の最良の姿と言えるでしょう。パルティータは比較的演奏される機会の多い
作品ですが、ここは作曲家の意図が120%伝わる演奏で聴いてみたいものです。
仄暗く神秘的な音色に終始する「花の歌と花のお話」も興味深い連作歌曲集で
す。ルトスワフスキはこのコンサートの3か月と2週間後にこの世を去りました
が、ここには全く感傷めいたものはありません。常に前進する芸術家の意思
強く感じられます。

8.572501
カステルヌオーヴォ=テデスコ:シェイクスピア序曲集第2集
1.お気に召すまま Op.166/2.ヴェニスの商人 Op.76/3.空騒ぎ Op.164/
4.キング・ジョン Op.111/5.冬の叙事詩 Op.80
※トラック3以外世界初録音
西オーストラリア交響楽団/アンドリュー・ペニー(指揮)
第1集(8.572500)で、その劇的で壮大な音楽に驚かされた人も多いことでしょ
う。カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968)のシェイクスピア序曲集の第
2集です。まるで映画を見るかのように、シェークスピアの名作の各々場面を
彷彿させ、ここまで想像を膨らませるだけの音楽を書くには、相当作品を読
み込んでいたのでしょう。「お気に召すまま」ではアーデンの森に響き渡る
角笛の音で幕を開けます。羊飼いたちと主人公たちの恋愛騒動は、まるでワー
グナーを思わせる森のささやきと共に描かれていくのです。トスカニーニに
献呈された「ヴェニスの商人」では重苦しい弦のユニゾンで幕を開けます。
聴き手は、シャイロックとアントニオのやりとりを頭の中で描きながら音楽
に没頭できます。他の3曲も素晴らしい描写力です。

8.557881
モーツァルト:ピアノ協奏曲第12、13、14番(ピアノと弦楽四重奏編)
1-3.ピアノ協奏曲第12番イ長調 K414
4-6.ピアノ協奏曲第13番ハ長調 K415
7-9.ピアノ協奏曲第14番変ホ長調 K449
ロバート・ブロッカー (ピアノ)/ビアヴァ四重奏団(メンバー)オースティン
・ハルトマン(ヴァイオリン)/コー・ヒュンスー(ヴァイオリン)/マリー・
パージン(ヴィオラ)/ジャンソン・キャロウェイ(チェロ)
ザルツブルクの大司教コロレドと訣別し、ウィーンに活動の拠点を移したモー
ツァルト(1756-1791)が、1782年の秋に作曲し、自ら主宰した予約演奏会で初
演した第12番と第13番、そしてその2年後に作曲された第14番。各々作風の違
いや、本来の楽器編成の若干の違いはありますが、どれもが若き作曲家の自
信に満ち溢れた輝かしい作品です。とは言え、当時、旅行する機会の多かった
モーツァルトは、例えオーケストラが準備できない場所でも自作を演奏しなく
てはいけませんでした。そんな時のために、これらの協奏曲には「弦楽四重奏
伴奏」の版も用意してあったのです。オーボエやホルンやトランペット、ティ
ンパニ・・・これらがなくとも何と輝かしくたおやかなことでしょう。シンプ
ルな響きの中に溢れる音楽性と知性。「むずかしすぎず易しすぎず、音楽通は
もちろん、そうでない人もなぜだか満足」できるように作られた名曲です。

8.570380
クロイツェル:
1-3.ヴァイオリン協奏曲第17番ト長調
4-6.ヴァイオリン協奏曲第18番ホ短調
7-9.ヴァイオリン協奏曲第19番ニ短調
アクセル・シュトラウス(ヴァイオリン)
サン・フランシスコ音楽院管弦楽団/アンドリュー・モグレリア(指揮)
クロイツェル(1766-1831 フランス読みではクレゼール)は、フランス・ヴァイ
オリン楽派の基礎を作った人で、当時としては先進的なヴァイオリンのヴィ
トゥオーゾであったため、ベートーヴェンから第9番のソナタを献呈されたこ
とで知られています。ただし、クロイツェル自身は演奏しなかったと言われて
いますが・・・。このアルバムで聴ける協奏曲はクロイツェルの作曲家として
の最も脂の乗った時期に書かれたもので、彼の19曲ある協奏曲の最後の3曲と
なります (NAXOSでは彼の協奏曲を全曲リリースする予定です)。溢れるような
旋律美はロマン派を先取りしていて、自由自在に歌うヴァイオリンの調べには
ため息をつく他ありません。脈々と息づくヴァイオリン音楽の伝統を遡る喜び
を味わってみてください。NAXOSイチオシの若手、アクセル・シュトラウスの
素晴らしい演奏です。

8.572088
リース:ピアノ協奏曲集第4集
1-3.ピアノ協奏曲第5番ニ長調「田園風」Op.120
4-6.ピアノ協奏曲第4番ハ短調 Op.115
7.序奏と華麗なるロンド WoO54
クリストファー・ヒンターフーバー(ピアノ)
ボーンマス交響楽団/ウーヴェ・グロット(指揮)
NAXOSのリース (1784-1838)のピアノ協奏曲もこれで第4集目となります。
第5番のタイトル「田園風」は、彼自身が名付けたもので、彼の3曲あるタイト
ル付きの協奏曲の中の1曲ですが、他の2曲とは違い、最初に出版されたスコア
に付されていたものです。このタイトルを聴いて誰もが思い出すのは、ベート
ーヴェンの「田園交響曲」でしょう。もちろんリースもこの曲を良く知っては
いましたが、別に影響されたわけではないようで、当時のボヘミアとオースト
リアには、「牧歌的」なイディオムがそこら中にあったと考える方が正しいよ
うです。タイトル通り、平和で美しい音楽です。もちろん、時として爆発する
瞬間もありますが。それに比べ、ハ短調の協奏曲は調性の特性もあってか、か
なり劇的に始まりますが、終楽章が予想外にのどかなのも面白いところです。
1835年に書かれたロンドは、当時流行の「自らの技巧を誇示するために最適」
な作品。こんな良いものが出版されなかったのが不思議です。

8.572416
カゼッラ:五
1.声楽と管弦楽のための「五月の夜」 Op.20…世界初録音
2-4.チェロ協奏曲 Op.58
5-9.ピアノと少管弦楽のための D.スカルラッティの音楽によるディヴェル
ティメント「スカルラッティアーナ」 (シンフォニア/メヌエット/カプリッ
チョ/パストラーレ/終曲)
アリヴィア・アンドレイニ(メゾ・ソプラノ )…1/アンドレア・ネフェリーニ
(チェロ)…2-4/ユ・ソンヒ(ピアノ)…5-9
ローマ交響楽団/フランチェスコ・ラ・ヴェッキア(指揮)
NAXOSレーベルが力を注ぐ、アルフレード・カゼッラ(1883-1947)の作品集。
今回は声楽曲とチェロ協奏曲、そして彼が研究していたスカルラッティの音楽
に基づいた管弦楽作品と、広範囲に渡る曲を収録しました。「5月の夜」はス
トラヴィンスキーの「春の祭典」に触発されて書かれた作品で、不可解な月の
光が広がる夜から、光溢れる夜明けまでを入念に描いています。同じくストラ
ヴィンスキーのプルチネルラを思わせる「スカルラッティアーナ」、タイトル
こそは付されていないものの、新古典主義的な音の動きを持つ1934年に書かれ
たチェロ協奏曲、と、カゼッラが目指した音楽の方向が見えるような曲ばかり
が選ばれています。

8.559248
スーザ:吹奏楽作品集第8集
1.士官候補生/2.北部の松/3.喜歌劇「エル・カピタン」からセレクション
4.アメリカのボーイスカウト/5.十字軍行進曲
6.喜歌劇「エル・カピタン」から第2幕「オー、ウォリアー・グリム」
7.キャンパスにて/8.ジャック・ター/ 9.在郷軍人会の戦友たち
10.ピッツバーグの誇り/11-13.組曲「王宮にて」
(伯爵夫人/閣下夫人/女王陛下)/14.ワシントン・ポスト
マーティン・ヒントン(コルネット)…6
ロイヤル・アーティレリー・バンド/キース・ブライオン(指揮)
NAXOSの人気シリーズ、スーザ(1854-1932)の行進曲集もこの盤で第8集となり
ます。100曲を越えるマーチは、どれもエネルギーに満ち、聴いているだけで
元気が出てくるような溌剌としたものばかりです。誰もが知っている「ワシン
トン・ポスト」や「士官候補生」はもちろんのこと、こんなに良い曲があった
のか!と驚かせてくれるような曲ばかりが詰まっています。そんなスーザは
「マーチ王」として知られていますが、実はオペレッタも数多く書いています。
この盤では、最も成功した演目「エル・カピタン」からの曲を聴くことができ
ます。1896年に作曲されボストンで初演されたこのオペレッタ、 17世紀のペ
ルーを支配していた臆病な総督が主役の 3幕ものの作品で、今では行進曲ばか
りが知られていますが、1992年にブロードウェイで再演されてから、少しずつ
人気が再燃している息の長い音楽です。スーザのオーソリティ、キース・ブラ
イオンの素晴らしい演奏で。

8.572173
レーガー:クラリネット・ソナタ全集
1-4.クラリネット・ソナタ第1番変イ長調 Op.49-1
5-8.クラリネット・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.49-2
9-12.クラリネット・ソナタ第3番変ロ長調 Op.107
ジャネット・ヒルトン(クラリネット)/ヤコプ・フィッケルト(ピアノ)
レーガー(1873-1916)の 3曲あるクラリネット・ソナタの全集です。第1番と
第2番のソナタは、ブラームスのクラリネット・ソナタに触発されて書いたと
されますが、曲の雰囲気はかなり違い、妙に懐かしいメロディと複雑な転調が
組み合わせられた曲で、なかなか美しさを理解するには時間がかかりそうな
作品です。彼の個人的な教師であったリントナーが紹介したクラリネット奏
者、キュルマイヤーのために書かれており、キュルマイヤーも演奏に際して、
この曲を丹念に研究したということです。第3番のソナタは形式こそ古典的で
すが、曲想はもっと自由で、禁欲的なクラリネットと、演奏困難とも言えるピ
アノ・パートが見事な対話を繰り広げています。

8.559660
メルツァー:
1-3.ブリオン(2008)/4-5.「サイラス・マーナー」からの 2つの歌(2000-2001)
(夜になると彼はお祭り騒ぎ/目覚めの当惑)/シンドバッド
(浜辺/クラスルーム/シンドバッドの妻はルックバック/ボザール・ボール/
テニス/夜に/体験/ウォーター・キャノン/ワルツ/教え)
16-17.亡命者(亡命者/亡命者(中国へ) )
シグナス・アンサンブル… 1-3/ジェイムズ・ベイカー(指揮)…1-3
エリザベス・ヘンリクソン・ファルム(ソプラノ)… 4-5
グレゴリー・ヘッセリンク(チェロ)…4-5
ジョン・シャーリー=カーク(ナレーター)…6-15
ピーボディ・トリオ… 6-15/リチャード・ラリ(バリトン)…16-17
セクィトゥル… 16-17/ポール・ホステッター(指揮)…16-17
1966年ブルックリン生まれのメルツァーは、作曲だけでなく、教育者としても
高く評価されています。新古典主義の影響も感じられる彼の音楽は、深淵でも
あり、また探究心を刺激するまたとないユニークなものです。2008年に作曲
された「ブリオン」では、楽器たちが入れ替わり立ち替わり、雄弁な歌を歌い
ます。その風景はまるで魔法の森の中で小鳥たちの不思議な歌を聴いているか
のようです。奇妙な懐かしさを持つ「 2つの歌」、現代の世界を訪れてテニス
をするシンドバット、そして、ピューリッツァー賞も受賞したアメリカの詩
人、コンラッド・エイケンの詩に基づいた暗澹とした作品「亡命者」。現代
アメリカの混沌とした部分を垣間見るような作品が並びます。

8.572291
イギリスの女性作曲家たち
1-4.エセル・スミス(1858-1944):ヴァイオリン・ソナタイ短調 Op.7
5-7.エリザベス・マコンキー(1907-1994):3つの前奏曲
8-10.イレーネ・レジーナ・ウィエニアウスカ(ポルドウスキ ):ヴァイオリン
・ソナタニ短調/11-13.フィリス・テイト (1911-1987):三部作
14.エセル・バーンズ(1874-1948):狩り
クレア・ホウィック(ヴァイオリン)/ソフィア・ラーマン(ピアノ)
一部の愛好家や研究者の尽力のおかげで、最近になって、ようやくイギリスの
音楽は広く普及してきたと思われますが、これが「イギリスの女性作曲家」と
なると知名度はまだまだ低いのが現状です。このアルバムには、19世紀終わり
から20世紀を生きた5人の女性作曲家のヴァイオリン作品を収録しました。お
よそ80年の間に彼女たちは様々な音楽を書き、人知れずこの世を去っていきま
した。これらの音楽の何と芳しいこと。決して女性の地位が高くはなかった時
代において、彼女たちは音楽でのみ自らの声を伝えていたのでしょうか?

8.572120
エネスク:ピアノ作品集
1-3.ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調 Op.24-1
4-5.組曲第3番「即興的小品」 Op.18より(コラール/鐘の夜想曲)
6-9.組曲第2番ニ長調 Op.10(トッカータ/サラバンド/パヴァーヌ/ブーレ)
マテイ・ヴァルガ(ピアノ)
20世紀最高のヴァイオリニストの一人、ジョルジェ・エネスク(1881-1955)。
彼はパリで学び、自作にルーマニア民俗音楽を取り入れたことでも良く知られ
ています。彼のピアノ曲はあまり知られていませんが、魅力的な作品が多く、
このアルバムが再評価のきっかけになることを祈るばかりです。1924年に作曲
されたピアノ・ソナタは彼が休暇で訪れたカルパチア山で完成させたもので、
第2楽章の特徴的なリズムが印象的な作品です。調性感は弱いものの、得も言
われぬ抒情性を帯びたメロディは聴き手を引きつけて離しません。組曲は、
もう少し前に書かれた作品ですが、こちらもかなり個性的。例えば「鐘の夜想
曲」での倍音を模した響きはありそうでなかった音色です。後のメシアンを予
感させる多元的な音色とでも言えましょうか。

8.570960
レーガー:オルガン作品集第10集
1-2.前奏曲とフーガホ短調 Op.85-4/3-8. 52のやさしいコラール前奏曲より
(第39番天にいますわれらの父よ /第40番高き天より、われは来たり/第41番
目覚めよと、呼ぶ声あり /第42番われは神より離れず /第43番何ゆえにわれは
悩むや /第44番神のみわざはよきかな )/9-10.前奏曲とフーガ嬰ト短調/
11-18. 52のやさしいコラール前奏曲より(第45番ただ愛する神の摂理にまかす
者/第46番ただ愛する神の摂理にまかす者 /第47番目覚めよ、わが心 /第48番
わが終わりの近きをだれぞ知らん/第49番暁の星のいと美しきかな /第50番
幸いなるかな、おお魂の友よ /第51番イエスは来たれり /第52番おお、いかに
喜びに満ちたるか、汝ら信仰深き者)/19.コラール幻想曲「おおわが魂よ、
大いに喜べ」
マルティン・ヴェルツェル
(オルガン…トリーア教会ヨハネス・クライスオルガン)
レーガー(1873-1916)の「52のやさしいコラール前奏曲」は彼のオルガン作品
の中でも重要な位置を占めているものです。1902年に作曲され、プロテスタン
トの良く知られた讃美歌が元になっており、中にはバッハのコラールなどでお
なじみのメロディもあり、なかなか聴きごたえがあります。タイトルに「やさ
しい」とありますが、なかなかどうして。どれも凝った作風で一筋縄ではいか
ないところがさすがレーガーです。さすがに半音階的な和声は姿を潜めていま
すが、いつものような「網の目のような対位法」が散りばめられていて、複雑
怪奇な物が好きな人にはたまらない作品群と言えるのです。第1-10番までは
8.553927、第11-30番までは 8.570455で聴くことができます。独立した3つの
作品もこれまた素晴らしく、こちらは完全に近代の音楽で、和声的にも音楽的
にもすこぶる充実しています。

8.572107
D.スカルラッティ:鍵盤のためのソナタ全集第13集
1.同イ長調 K.65/L.195/P.142/2.同ニ長調 K.160/L.15/P.131/3.同ト長調
K.125/L.487/P.152/4.同ホ短調 K.232/L.62/P.317/5.同ニ長調 K.416/L.149
/P.454/6.同ト長調 K.71/L.81/P.17/7.同ニ長調 K.164/L.59/P.274/8.同
ト短調 K.35/L.386/P.20/9.同ニ長調 K.534/L.11/P.538/10.同ハ短調 K.22
/L.360/P.78/11.同ヘ長調 K.205/L.S.23/P.171/12.同変ロ長調 K.529/L.327
/P.533/13.同ニ長調 K.491/L.164/P.124/14.同ロ短調 K.197/L.147/P.124/
15.同ホ長調 K.28/L.373/P.84/16.同ハ短調 K.363/L.160/P.104
ホワン・チューファン(ピアノ)
大好評、ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)の同第13集です。NAXOSでは
各々のアルバム毎に違うピアニストを起用し、それぞれの個性も打ち出して
います。今回演奏しているのは、中国の若き才能、ホワン・チューファン。
彼女は2005年のクリーヴランド国際ピアノ・コンクールで1位を獲得し、ヴァ
ン・クライバーン国際コンクールではファイナリストとなった注目の人です。
すでに世界的な演奏活動を行っており、日本でも室内楽のコンサートを開い
ています。全体的にしっとりとした風情があり、重みのある打鍵、美しい音色
が印象的。大人の風格を感じさせてくれます。

8.572325
クレメンティ :グラドゥス・アド・パルナッスム Op.44 第1巻
1.速く/2.できるだけ活発に/3.活発に/4.早く、しかし優雅に/5.歩く
テンポより少し早く。表情豊かに/6.活発に中庸のテンポで、更に中庸に/
7.極度に早く/8.やや活発に、中庸のテンポで、そして優雅に/9-11.3つの
小品からなる組曲(前奏曲/活発に中庸のテンポで/活発に中庸のテンポで、
そして歌うように)/12-15.4つの小品からなる組曲 (前奏曲/フーガ/ゆるや
に音を保持して)/16.急速に/17.急速に/18.序奏とフーガ/19.急速に/
20.活発に/21.急速に/22.活発に、心をこめて/23.急速に/24.急速に
アレッサンドロ・マラゴーニ (ピアノ)
グラドゥス・アド・パルナッスム。この名前はドビュッシーの「子どもの領
分」の中の1曲でおなじみでしょう。しかしこの名前の由来をご存知ですか?
もともとは芸術や文化の聖地、ギリシャにある「パルナッソス山」への梯子
という意味で、クレメンティ(1752-1832)は自らの練習曲にこの名前を当てま
した。この当時は指のために書かれた練習曲がとても少なく、ひたすら機械的
に指を鍛えることができるこの曲集は「芸術を極めるための近道」として学習
者たちに重用されたのです。ドビュッシーは、愛娘がこの曲を練習している姿
を見て、少々皮肉を込めて自作に引用したというわけです。ただ、練習曲とし
て聴くにはもったいないほどの高い音楽性を秘めた曲集でもあることは確か
です。

8.660277-78 2枚組
ロッシーニ :歌劇「新聞」
ドン・ポンポーニオ…マルコ・クリスタレッラ・オレスターノ(バス)/
リセッタ…ジュディス・ゴーティエ(ソプラノ)/フィリッポ…ジューリオ・
マストロトターロ(バリトン)/アルベルト…マイケル・スパイレス(テノール)
/ドラリーチェ…ロッセラ・ベヴァクア(ソプラノ)/ラ・ローゼ夫人…マリア
・ソーリス(メゾ・ソプラノ)/トラヴェルセン氏…フィリッポ・ポリネッリ
(バス)/ドン・アンセルモ…ヴィンセンツォ・ブルッツァニティ(バス)/
ウーゴ・マイユー(チェンバロ)/ナポリ・サン・ピエトロ・ア・マジェラ音楽
院合唱団/チェコ・チェンバー・ソロイスツ
クリストファー・フランクリン (指揮)
「セビリアの理髪師」と「チェネレントラ」の間に書かれた喜劇「新聞」全曲
です。カルロ・ゴルドーニの「結婚競争」を原作とし、ロマンティックであり
ながらも多くの風刺を含んだ楽しい作品です。たくさんのオペラを短期間で仕
上げることの多かったロッシーニ(1792-1868)らしく、音楽の使い回しも見受
けられますが、それはそれで、却って楽しいものとなっています。新聞広告で
愛娘の婿を募集する金持ちの父親、世界中を探し回っても理想の女性に巡り合
えない気の毒な若者。婿を募集されてしまった娘、彼女を秘かに愛する宿屋の
主人、そんな登場人物たちが入り乱れて、最後は仮面舞踏会で騒ぎはクライ
マックスに・・・。映像がなくても音だけでかなり楽しめます。

8.572125
ハイドン:ミサ曲第5集
ミサ曲第2番変ホ長調「祝福された聖処女マリアへの讃美のミサ(大オルガン
ミサ)」Hob.XXII:4(1.キリエ/2-4.グローリア/5-7.クレド/8.サンクトゥス/
9.ベネディクトゥス/10-11.アニュス・デイ)/ミサ曲第8番変ロ長調「オッフィ
ーダの聖ベルナルドの賛美のミサ」Hob.XXII:10(12.キリエ/13-16.グローリア
/17-20.クレド /21.サンクトゥス/22.ベネディクトゥス/23-24.アニュス・デイ)
アン・ホイット(ソプラノ)…1-24/ルーシエン・ブラケット(アルト)…1-11
/ヘイティン・チン(アルト)…12-24/キルステン・ゾレク =アヴェラ(アルト)
…12-24/スティーヴン・サンズ(テノール)…1-11/ダニエル・ムトル
(テノール)…12-24/リチャード・リポルド(バス)…1-24/アンドリュー・
ノーレン(バス)…1-24/ドンショク・シン(オルガン)…1-11/ニューヨーク・
トリニティ教会合唱団/ルベル・バロック管弦楽団
オーウェン・バーディック(指揮)
1768-69年頃、ハイドン(1732-1809)がエステルハーツィ候ニコラウスに仕え始
めた頃に書かれた「ミサ曲第2番」はアイゼンシュタットのベルク教会のため
に作曲されたとされています(聖母マリアの祝日のために演奏された後は、聖
ヨゼフの日にも使いまわされたようです)。全編に渡ってオルガンが活躍する
ため「大オルガンミサ」と呼ばれます。ハイドン自身がオルガンを演奏し、喝
采を浴びたのではないでしょうか?曲調も全体的に明るく、快活で喜びに満ち
た美しいものです。そのほぼ30年後に書かれた「オッフィーダの聖ベルナルド
の賛美のミサ」は、サンクトゥスの部分に古い聖歌が使われていることで「ハ
イリゲ・ミサ」としても知られています。一度はロンドンに永住しようと考え
たハイドンですが、結局ウィーンに戻り、この曲が書かれた1796年にはエステ
ルハーツィ家の楽長に再就任、2代目当主のために書かれたミサ曲です。合唱
パートがとりわけ充実していて、60歳を超えたハイドンの旺盛な創作意欲が感
じられる傑作です。

8.504017 4枚組
ルーセル:交響曲全集
《8.570323》
1-4.交響曲第1番「森の詩」 Op.7/5.交響的前奏曲「復活」 Op.4/
6-9.劇音楽「眠りの精」 Op.13(録音 2008年10月、2009年4月)
《8.570529》
1-3.交響曲第2番 Op.23/4.春の祭りに寄せて Op.22/5-7.組曲ヘ長調 Op.33
(録音2007年5月、2006年5月)
《8.570245》
1-4.交響曲第3番ト短調 Op.42/バッカスとアリアーヌ Op.43/
5-15.組曲 第1番/16-26.組曲第2番(録音 2006年5月、2006年10月)
《8.572135》
1-4.交響曲第4番イ長調 Op.53/5.交響詩「フランドル狂詩曲」 Op.56/
6-8.小組曲 Op.39/9-11.小管弦楽のためのコンセール Op.34/
12-14.シフォニエッタ Op.52(録音2006年10月、2007年5月、6月、2008年8月)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ステファン・ドヌーヴ(指揮)
ルーセル(1869-1937)の交響曲全曲番と、交響詩、他管弦楽作品をまとめた
BOXです。アルベール・ルーセルは 1869年にルーアンに生まれ、印象主義から
新古典主義に進み、ラヴェルとともにドビュッシー亡き後のフランス楽壇を
リードした作曲家です。若い頃は海軍の道を志し、30歳の頃は海上で働き、
様々な異国の地の風景をその目で見てきました。退役後、真剣に音楽を学び直
し、若い頃の体験を音楽に移し変えることに専念。色彩豊かな素晴らしい曲を
数多く作曲したのです。演奏はステファン・ドヌーヴ。母国フランスの音楽を
こよなく愛する名指揮者による、最良の解釈をお聴きいただけます。

8.111357
ラフマニノフ・コンダクツ・ラフマニノフ
1.交響詩「死の島」 Op.29
2.ヴォカリーズ Op.34-14(ラフマニノフによる管弦楽版)
3-5.交響曲第3番イ短調 Op.44
フィラデルフィア管弦楽団/セルゲイ・ラフマニノフ(指揮)
録音:1929年4月20日…1-2,1939年12月11日…3-5
フィラデルフィア・アカデミー・オブ・ミュージック
マーク・オーバート=ソーン復刻
20世紀最大の作曲家ラフマニノフは、ピアニストであると同時に偉大なる指揮
者でもありました。彼はボリショイ劇場では優秀なオペラ指揮者として信頼さ
れ、数多く行った演奏会では、自国の作曲家、チャイコフスキーやボロディン
の作品を積極的に紹介し、評論家たちからは大絶賛されています。ロシアを出
国後は、ボストン交響楽団からも演奏会の申し出を受けたほど(結局実現する
ことはなかった)当時の注目指揮者でもありました。ここでは彼自身の指揮に
よる3つの作品をお聴きください。ピアノとは違う表現の幅を体感できること
でしょう。

8.111381
グレート・ピアニスト・シリーズ/コルトー1929-1937年録音集
1-4.パーセル(1659-1695):組曲ト長調(A.M. ヘンダーソンによるピアノ編)
(メヌエット/シチリアンヌ/ガボット/エア)(録音 1937年10月26日)
5-7.J.S.バッハ(1685-1750):
オルガン協奏曲ニ短調 BWV596(原曲-ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲
ニ短調 RV565)(A.コルトーによるピアノ独奏編 )(録音1937年5月18日)
8.J.S.バッハ:
ピアノ協奏曲ヘ短調 BWV1056 - 第2楽章ラルゴ( A.コルトーによるピアノ
独奏編)(録音1937年5月18日)
9.メンデルスゾーン(1809-1847):厳格な変奏曲 Op.54(録音1937年5月19日)
10.メンデルスゾーン:無言歌集第1巻よりOp.19-1 ホ長調(録音1937年5月19日)
11-13.フランク(1822-1890):
前奏曲、コラールとフーガ(録音1929年3月6、19日)
14-16.フランク:前奏曲、アリアと終曲(録音1932年3月8日)
17.サン=サーンス(1835-1921):
6つのエチュード集より Op.52-6「ワルツの形式で」(録音193)1年5月13日
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ロンドンアビーロード・第3スタジオ…1-10.14-16
ロンドンクイーンズ・小ホール… 11-13.1
ウォード・マーストン復刻
稀代のショパン弾きとして知られるコルトーですが、彼のレパートリーは実
に多彩です。このアルバムには、メンデルスゾーンとフランクが中心に収録
されており、その才能の一端を遺憾なく知ることができるでしょう。例えば、
コルトーは「フランクの第1人者」として知られていたことをご存知ですか?
フランクのピアノ曲は作品自体が地味で、あまり演奏される機会も多くない
のですが、コルトーほどの名手の手にかかると、複雑な対位法や、きっちり
構築された和声の素晴らしさと、味のあるメロディを心から楽しむことがで
きるでしょう。




<PHOENIX EDITION>
PE-181 2枚組 \2450
シュルホフ(1894-1942):ピアノ独奏作品集
CD1:
1-4.ピアノ・ソナタ第 1番(1924)/5-9.5つのグロテスク Op.21/
10-14.5つのブルレスケ Op.23/15-19.ピアノ・ソナタ第 3番(1927)
CD2:
1-5.5つの音の絵 Op.31(フォックス・トロット /ラグタイム/In Futurm/
ワン・ステップ /マシシェ)/6-11.6つのアイロニー Op.34/
12-19.ジャズのインプロヴィゼーション(あなたの気をひく/カプリッチョレッ
テ/バタフライ/タンゴ/メロディ・ワルツ /ミュージカル・フィリップ /真夜
中のおばけ/フモレスカ)
マルガレーテ・バビンスキ(ピアノ)/マリア・レットベリ(ピアノ)…CD2.6-11
アンドレアス・ウィキダル(ピアノ)…CD2.12-19
ナチス政権によって「頽廃音楽」の烙印を押されてしまった作曲家の一人、エ
ルヴィン・シュルホフのピアノ作品集。ドイツ系ユダヤ人の子としてプラハに
生まれ、プラハ、ウィーン、ライプツィヒ、ケルンで作曲とピアノを学び、第
一次世界大戦後の演奏と作品はジャズとダダイズムの影響を受けた前衛へと進
むようになりました。ジャズを積極的に自作に取り入れ、自らもドイツの広い
範囲で演奏旅行を行い、イギリスやフランスにも進出しています。晩年はヴュ
ルツブルク強制収容所に収容され、翌年 8月に結核のため死去しました。そん
な彼の作品、CD1のピアノ・ソナタの厳しい音楽(新古典派系の動きの多いメロ
ディ)を聞いていると、どこが頽廃音楽なのか?と首をひねりたくなるものの、
CD2を聴くと、「ああ、これは確かに快楽を伴う音楽だ」と納得できるはず。
「2台ピアノのためのアイロニー」や「ジャズのインプロヴィゼーション」など
はなかなか楽しいジャズ風の音楽ですが、実はとても実験的。なんと第2ピア
ノは即興で付けなければいけなかったりと、色々な落とし穴があります。もう
ひとつ秘曲が・・・。「5つの音の絵」の第3曲目「In Futurum」は通の間では
知られた作品。この曲を完璧に演奏するには大変な努力と演技力を伴います。
ジョン・ケージの4分33秒を越える「美しい音楽」。こんなものが1919年に作曲
されていたとは!(再生時にはご注意ください)



<CAPRICCIO>
C5044 \2450
シューベルト(1797-1828):
歌曲集「美しき水車屋の娘」D795
流れの上で D943
ダニエル・ベーレ(テノール)
スヴァイヌンク・ビェラン(ピアノ)/アプ・コスター(ホルン)
録音 2009年6月6-8日ベルリン・テルデック・スタジオ
若きテノール、ダニエル・ベーレによる渾身の「水車屋の娘」です。ハンブル
ク生まれのベーレは、最近様々な歌劇場からひっぱりだこ。注目を浴びている
新進気鋭の歌手で、最近では、ヤーコプス指揮の「魔笛」にて清冽なる歌声を
披露、一躍日本のファンの知名度をぐんぐん上げている人です。PHOENIXレーベ
ルからも5人の作曲家による歌曲集(PE-154)がリリースされていて、こちらも
ニュアンスに富んだ素晴らしい歌唱を聴かせていましたが、こちらの「水車屋」
はもっとストレートに若者の心情を歌いあげています。第1曲目の「さすらい」
からなんとも表情豊か。このシンプルな歌を単なる有節歌曲として終わらせる
のではなく、1回ごとの繰り返しを丁寧に変化させ、実に色彩豊かに表現してい
ます。全編通して、緻密なドラマ性と情熱の迸りが溢れる良い演奏です。

C7061 2枚組 \2450
ヨッヘン・コヴァルスキー名唱集(C7062と C10323のセット )
CD1
C7062:《ヘンデル・アリア集》 1.歌劇「リナルド」より「今,トランペット
が勝利を告げる」/ 2.歌劇「セルセ」より「私の愛するプラタナスの」-
「懐かしい木陰よ」/ 3.歌劇「ジュスティーノ」より「栄光へと私を呼ぶの
は誰?」 -「心の中で」/ 4.歌劇「エジプトのジュリオ・チェザーレ」より
「抜け目のない狩人は」/5.歌劇「ロデリンダ」より「生きよ、暴君よ」/
6.歌劇「アルチーナ」より「緑の牧場よ」/ 7.歌劇「リナルド」より「いと
しい許婚、いとしい恋人」/ 8.「メサイア」より「見よ、おとめがみごもっ
て」 -「よきおとずれをシオンに伝える者よ」/ 9.「メサイア」より「彼は
人々に軽蔑され、見捨てられた」/ 10.「エジプトのイスラエル人」より
「カエルが地にあふれ」/ 11.「ベルシャザール」より「ああ真実の神聖なる
神託」
CD2
C10323:
《ヘンデル・イタリア語のカンタータ集》 1-3.カンタータ「曙は東に輝き」
HWV166/4-6.カンタータ「打ちひしがれた心の子ら」HWV112/7-9.カンタータ
「愛の苦しみは甘くもある」 HWV109/10-13.カンタータ「私の胸は騒ぐ」
HWV132c/14-19.カンタータ「愛の神が見て」 HWV175
CD1)C.P.E. バッハ室内管弦楽団/ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)…1-6/
ベルリン放送交響楽団/ハインツ・フリッケ(指揮)…7/アカデミー室内管弦
楽団/ネヴィル・マリナー(指揮)…8-11
(CD2)ヨッヘン・コヴァルスキー(カウンターテナー)
ベルリン古楽アカデミー…1-3/ジークフリート・パンク(ヴィオラ・ダ・ガン
バ )…4-19/クリスティーネ・ショルンスハイム(チェンバロ)…4-19
世紀のカウンターテナー、コヴァルスキーの1986年から1993年までのヘンデル
名唱集です。1984年、ベルリンのコミーシェ・オーパーで歌劇「ジュスティー
ノ」を歌い世界的に注目を浴びた彼、以降、様々な役どころで魅惑的な歌唱を
聴かせています。日本にも度々来日し、とりわけ「こうもり」のオルロフスキ
ー役では大絶賛を浴びました。ここでは彼が大得意とするヘンデルの歌劇、オ
ラトリオ、カンタータをたっぷりお楽しみください。 C7062は、このセットの
ために新しく組み直されたコンピレーションとなっております。女声の甘さと
男声の力強さを兼ね備えた美しい声は、まさに神の奇跡の賜物です。

C7052 2枚組 \2450
フルー ト・トリオ&ファンタジー(C10398と C10831のセット )
CD1
C10831:
1.ボルヌ(1862-1929):ビゼーの「カルメン」による華麗な幻想曲/ 2.F.ドップ
ラー(1821-1883):ハンガリーの主題による小二重奏曲 Op.36/3.F.ドップラー:
ハンガリー田園幻想曲 Op.26/4.F.ドップラー&K.ドップラー:リゴレットの
主題による幻想曲と変奏曲/5.ブリッチャルデイ(1818-1881):ヴェニスの謝肉
祭 Op.78/6.F.ドップラー:ハンガリー幻想曲
CD2
C10398:
1.フンメル(1778-1837):「美しいミンカ」によるアダージョ、変奏曲とロンド
Op.78/2-4.ハイドン(1732-1809):フルート三重奏曲第 13番ト長調 Hob.XV:15
/5-7.ギロヴェッツ(1763-1850):ディヴェルティメントイ長調 Op.50/8-11.
ウェーバー(1786-1826):フルート三重奏曲 Op.63
(CD1)ヤーノシュ・バーリント(フルート)/イムレ・コヴァーチュ(フルート)
…2.4/ブダペスト・ストリングス/
(CD2)エッカルト・ハウプト(フルート)/ゲッツ・トイチュ(チェロ)/アルカ
ディ・ゼンジペル(ピアノ)
ハンガリーの名手、ヤーノシュ・バーリント、かたや、ドレスデン国立歌劇場
オーケストラの名物フルーティスト、エッカルト・ハウプト。この2人の個性
を味わいながら聞きたい2枚組。ハンガリー人による本場のドップラーは、嬉
しくなるほどに明快で起伏に富んでいる演奏。オーケストラ編曲版なのも、曲
の華やかさが一層強調されて聞きごたえ満点。ハウプトによる三重奏曲は、ま
さに典雅の極み。超絶技巧を聴くというよりも、美しい笛の音色と、溶けあう
響きを楽しむアルバム。どちらも素晴らしい!

C7046 5枚組 \3050
シューベルト(1797-1828):ミサ曲集
CD1:
1.ミサ曲第 1番ヘ長調 D105/2.ミサ曲第 2番ト長調 D167
CD2:1.ミサ曲第 3番変ロ長調 D324/2.ミサ曲第4番ハ長調 D452
CD3:1.ミサ曲第 5番変イ長調 D678
2.オッフェルトリウムハ長調「心に悲しみを抱きて」 D136
CD4:
1.ミサ曲第 6番変ホ長調 D950/2.タントゥム・エルゴ D962
CD5:1.ドイツ・ミサ D872
2.オッフェルトリウム「わたしが呼ぶ声を聞いてください」D963
3.スターバト・マーテルト短調 D175/4.マニフィカトハ長調 D486
ブルガリア国立合唱団… CD1, CD2, CD3-1,CD4-1/RIAS室内合唱団… CD5
ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団… CD1, CD2, CD3-1,CD4-1
ベルリン放送交響楽団… CD3-2, CD4-2, CD5
マグダレーナ・ハヨーショヴァ(ソプラノ)…CD3-2
ゲオルギ・ロベフ(指揮)…CD1, CD2, CD3-1,CD4-1
ディートリヒ・クノーテ(指揮)…CD3-2,CD4-2
マルクス・クリード(指揮)…CD5
シューベルトのミサ曲を第1番から第6番まで。ブルガリアの素朴な合唱とオー
ケストラで聴く全集です。17歳に書かれた第1番から、最晩年(と言っても31歳)
に書かれた第6番まで、まさにメロディの宝庫と言った名作が並びます。ブルッ
クナが生涯愛し、手本としたと言われる緊密に書かれた作品群は、美しさの中
に宿る力強さと比類なき輝きを放ち、歌曲や管弦楽曲とは全く違った魅力に満
ち溢れています。





<myrious classics>
MYR001 \2450
J.S.バッハ(1685-1750):
1.幻想曲とフーガイ短調 BWV904/2.幻想曲とフーガイ短調 BWV944
3.半音階的幻想曲とフーガニ短調 BWV903/4.幻想曲ロ短調 BWVdeest
5.アルビノーニの主題によるフーガロ短調 BWV951a/6.幻想曲とフーガハ短調
BWV906/7.ロンドによる幻想曲ハ短調 BWV918/8.幻想曲ハ短調 BWV1121
9.幻想曲ト短調 BWV917(偽作)/10.フーガイ短調 BWV959
11.幻想曲イ短調 BWV922
レオン・ベルベン(チェンバロ)
録音 2009年10月、2010年1月オーバープファルツノイマルクト、
ヒストリシャー・ライトシュターデル
使用チェンバロ:1728年ハンブルククリスチャン・ツェル・モデル=キース・
ヒルが復元
1970年、オランダのヘーレンで生まれたベルベンの演奏するバッハの知られざ
る幻想曲を含むアルバムです。彼はデン・ハーグとアムステルダムでオルガン
とチェンバロを学び、2000年からはムジカ・アンティクヮ・ケルンでチェンバ
ロ奏者を務め、解散後は独奏者として活躍しています。バッハの幻想曲は、一
応楽譜として残っていますが、本当は演奏時にたくさんの即興を交えて奏者が
華麗な妙技を披露するための曲だと考えられます。例えば「半音階的幻想曲」
も、弟子たちが書き移したいくつもの異稿版が存在するなど、研究すればする
ほどに深みにはまる作品と言えそうです。このアルバムには、前述の通り、あ
まり演奏されることのない曲も含まれます。シュミーダーによるBWV(BWVのあと
に付いているdeestとは、作品目録が編纂された後に発見された作品などで、
遺稿 Anhangとも若干意味あいが違い、いわば「分類待ち」とでも言えるでしょ
うか?)色んな意味で興味をそそる1枚です。

MYR004(SACD-Hybrid) \2450
ヴィオラとピアノのためのソナタ集第1集
1.クラーク(1886-1979):ヴィオラ・ソナタ
2.ヴュータン(1820-1881):ヴィオラ・ソナタ変ロ長調 Op.36
3.ブラームス(1833-1897):ヴィオラ・ソナタ第2番変ホ長調 Op.120-2
タベア・ツィマーマン(ヴィオラ)/キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)
録音 2010年3月、4月ケルンドイツ放送カンマームジクザール
MYR003「Solo」であまりにも素晴らしい演奏を聴かせたツィマーマン、MYRIOS
レーベルへの2番目の録音は、3曲のロマン派のヴィオラ・ソナタです。注目は
イギリスの女性作曲家レベッカ・クラークのソナタです。このヴィオラ・ソナ
タは1919年にエリザベス・クーリッジ夫人が主催する「室内楽コンクール」に
提出、73人の作曲家をしりぞけ、第2位を獲得しています。ちなみに第1位は、
ブロッホが獲得しましたが、彼女はこの曲を男性名義で提出していたのでした。
素晴らしい才能を持ちながらも、結局のところ、どうしてもジェンダーの壁を
乗り越えることができず、作品を公表することに消極的になり、いつしか存在
自体が忘れられてしまったのです。この録音が復権の機会を作ることでしょう。
ロマン派、印象派、新古典派、様々な表情を見せる極めて素晴らしいソナタ
です。

MYR005 \2450
1.シューマン(1810-1856):フモレスケ Op.20
2.ナッセン(1952-):オフェーリアの最後の踊り
(オフェーリア舞曲集第 2集より )
3.リスト(1811-1886):ピアノ・ソナタロ短調
キリル・ゲルシュタイン(ピアノ)
録音 2010年5月オーバープファルツノイマルクト、ヒストリシャー・ライト
シュターデル
2009年12月のN響定期に出演、見事なショスタコーヴィチを聴かせ聴衆の度肝を
抜いたゲルシュタイン。彼はジャズを学ぶために14歳でアメリカに渡るも、
その後クラシックに「転身」。現在ではシャルル・デュトワに高く評価されて
いるピアニストです。MYRIOSへのソロ・デビューアルバムは、リスト、シュー
マンとナッセンというユニークなもの。リストでのデモーニッシュな表現、か
たやシューマンでの柔らかなまなざし、確かに期待の新人に間違いありません。
ナッセンの作品は世界初演録音。2010年に作曲されたばかりの新作です。




<LPO>
LPO-0049 \2100
ブルックナー(1824-1896):交響曲第6番イ長調
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
クリストフ・エッシェンバッハ(指揮)
録音2009年11月4日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
ブルックナーの第6の交響曲は、彼が生涯に書いた作品の中でも極めて美しい
音楽を含むとされています。1877年に第3番の交響曲の初演に失敗したブルッ
クナーは、聴衆の反応にひどく敏感になり、第4番、第5番の初演もせず、また
作曲からも 1年間ほど遠ざかっていました。しかし、 1880年にスイス旅行へ
出かけ、雄大なモンブランの山並みを見て心もほぐれたのでしょう。1881年
9月に完成されたこの曲は素晴らしい仕上がりとなり、マーラーによる短縮版
の初演を経て、1901年カール・ポーリヒが全曲を演奏。以来、安定した人気を
誇っています。どんな曲にも、入念な解釈を施すことで知られる指揮者として
のエッシェンバッハ。彼にとって、このブルックナーの6番、とりわけこの曲
の第2楽章は、まさに力の見せ所。これでもか・・・とばかりに美しいメロ
ディと響きが押し寄せてくる様は、ある意味力技とも言える凄まじさです。
テンポ設定も尋常ではありません。大抵の指揮者が17-18分でこの楽章を演奏
するのに対し、このLPOでのエッシェンバッハは20分08秒もかけてじっくり歌
い込みます。「天上的な美しさ」とはこういう演奏のことを言うのでしょうか
・・・。その分、第3楽章ではさらりとかわし、その余力を全て終楽章に注ぎ
込むところも見事です。

LPO-0050 \2100
2009年のクリスマス・コンサート
1-7.J.S.バッハ(1685-1750):
カンタータ第63番「キリスト者よ、この日を銘記せよ」
8-13.メンデルスゾーン(1809-1847):
カンタータ「高き天より、われは来たり」
14-25.ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):初めてのノエル
リサ・ミルン(ソプラノ)/ルクサンドラ・ドノーセ(メゾ・ソプラノ)/
アンドリュー・ステープルス(テノール)
クリストファー・マルトマン(バリトン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ウラディーミル・ユロフスキ(指揮)
録音2009年12月5日ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
2009年のクリスマス・コンサートのライヴ録音です。バッハのカンタータ第63
番は、彼がワイマールの宮廷楽師長に任命された1714年の12月25日に演奏され
た作品で、祝祭的な合唱に導かれるも、信仰における迷いや不安が垣間見える
複雑な曲。お祭りムード一色ではない、敬虔な美しさに満ちています。ユロフ
スキのバッハは意外な気もしますが、なかなかステキです。メンデルスゾーン
の作品は、第1曲の冒頭から光が舞い降りてくるような、希望に満ちた曲です。
ヴォーン・ウィリアムズの「初めてのノエル」は全編しっとりとした美しさに
満ちています。有名なキャロルがあちらこちらに顔を出し、それを聴いている
だけでも楽しいものです。当日は他にオネゲルも演奏された様子ですが、収録
時間の関係か、今回のアルバムには収録されていませんが、この3曲だけでも
充分にクリスマス気分を味わえます。



<BR KLASSIK>
60周年記念 BOX 分売
900702 2枚組 \2080
フルトヴェングラー(1886-1954):交響曲第2番ホ短調
バイエルン放送交響楽団
オイゲン・ヨッフム(指揮)
1954年12月9.10日ミュンヘンヘラクレス・ザール
全曲で80分を越える「名指揮者」フルトヴェングラーが書いた大作、交響曲
第2番です。彼の作品はどれも長大で、後期ロマン派(とりわけブルックナー)
の影響を強く受けていますが、1945年に書かれたこの曲はとりわけ彼自身も気
に入っていたようで、自作自演も存在することで知られています。紆余曲折を
繰り返しつつ歩んで行く、決して平易とは言えない作品ですが、曲の最後の希
望に満ちた部分で、全ての魂が解放されるような希望を見せてくれます。この
ヨッフムの演奏は、1954年11月30日に逝去したフルトヴェングラーへの追悼で
もあり、リスペクトとも言えるでしょう。また彼の作品に新たな解釈の光があ
たった記念すべきものでもあります。じっくりとお楽しみください。




<cpo>
777610-2 \2450
ゲベル(1709-1753):クリスマス・カンタータ集第1集
1.おお世界よ。私に従いたまえ
2.神よ褒め称えよ!わがイエス、我をきよめたまえ
ヴェロニカ・ヴィンター(ソプラノ)/ブリッタ・シュヴァルツ(コントラルト)
アンドレアス・ポスト(テノール)/マティアス・フィーヴェク(バリトン)
レ・ザミ・ド・フィリッペ
ルドガー・レミー(指揮)
ゲオルク・ゲベルは、同名のオルガニストを父に持ち、若き頃から才能を嘱望
されていた音楽家でした。しかし死後はほとんど忘れられてしまいました。幸
い、彼が書いた多くの作品はチューリンゲン州のルードルシュタットに保存さ
れており、これから少しずつ音にされていくものと思われます。複雑な対位法、
そして調和のとれた作風は、同時代の作曲家とは一線を画したものであり、当
時どれほど称賛されたかがよくわかることでしょう。 cpoレーベルからは、
ヨハネ受難曲(999894-2)と、クリスマス&新年オラトリオ(999993-2)がリリー
スされており、とりわけ「ヨハネ受難曲」のほのぼのとした明るい雰囲気は、
当時の受難曲のまた違った面を垣間見せてくれると、高く評価されています。

777506-2 \1700
エネスク(1881-1955):ピアノ四重奏曲集
1.ピアノ四重奏曲第1番 Op.16 ニ長調
2.ピアノ四重奏曲第2番 Op.30 ニ短調
演奏:タンムーズ・ピアノ四重奏団 (メンバー)/オリヴァー・トリエンドル
(ピアノ)/ダニエル・ゲーデ(ヴァイオリン)/ラルス・アンドレス・トムター
(ヴィオラ)/グスタフ・リヴィニウス(チェロ)
ルーマニアの偉大なる作曲家エネスクは、自らの作品の中に巧みに民謡を織り
交ぜ、特異な音楽を作り出した人です。初期の作品は若干ロマンティックな味
付けが施されてはいるものの、至るところにルーマニアのリズムが顔を出した
り、と興味深いものばかりです。その中でも室内楽は特に重要な位置を占め、
この2曲のピアノ四重奏も彼の作風の変遷を辿るにふさわしい大作となってい
ます。1910年周辺に書かれた第1番は、フォーレの晩年の作品にも似たゆらめ
きのある作品。1944年に書かれた第2番は、もっと洗練されて、複雑で不可解
です。第2楽章での夢幻的な響きが耳に残ります。

777585-2 \1700
リスト(1811-1886):巡礼の年第2年「イタリア」
1.婚礼/2.物思いに沈む人/3.サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ/
4.ペトラルカのソネット第47番/5.ペトラルカのソネット第104番/6.ペトラ
ルカのソネット第123番/7.ダンテを読んでーソナタ風幻想曲/8.子守歌
S.174/9.モショニの葬送 S.194/10.リヒャルト・ワーグナーの墓に S.202
/11.哀しみのゴンドラ第2稿/12.葬送前奏曲と葬送行進曲 S.206
ミヒャエル・コルスティック(ピアノ…スタインウェイDモデル使用 )
第1年(777478-2)で、その変幻自在な解釈を聴かせたドイツのピアニスト、コ
ルスティックによる、リストの「巡礼の年」第2年の登場です。通常、カップ
リングされる追加の 3曲「ゴンドラ漕ぎ」「カンツォーネ」「タランテッラ」
は収録せず、晩年の渋い作品を併せてきたところが、個性派ピアニストたる所
以でしょう。「ペトラルカのソネット」における胸苦しいまでの美しさ、「ダ
ンテを読んで」の力強さ、そしてどの曲にも漲る文学性、コルスティックはこ
れらの暑苦しいまでの色彩を丁寧になぞって行きます。そして晩年の作品で一
転、その世界がモノクロームに転じる一瞬も衝撃的。調性から解き放たれた孤
高の音楽は、リストの深い暗闇を描き切っているかのようです。

777035-2 \2450
エンナ(1859-1939):交響曲第2番ホ長調他
1.交響的絵画「おとぎ話」/2.序曲「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」
3.交響曲第2番 ホ長調
演奏:北ドイツ・ハノーヴァー放送フィルハーモニー管弦楽団
ミヒャエル・ホフステッター(指揮)
デンマークで最も愛されている作家ハンス・クリスチャン・アンデルセン。こ
の作品に魅了された作曲家の一人が、このオーギュスト・エンナです。彼は
1901年に受けたインタビューで「私はアンデルセンのおとぎ話に魅了されて
いて、彼の作品を何度も何度も読み返し、多くの喜びを感じ取る」と語ってい
ます。もちろん作曲にあたって多くのインスピレーションを受けたのは間違い
なく、歌劇「マッチ売りの少女」を始め、いくつかのアンデルセンの作品に基
づいた曲を書いています。このアルバムの 2つの曲は間違いなくアンデルセン
関連の曲ですが、交響曲第2番も「煌めくような音の魔法に満ち溢れている」
作品であり、一種のおとぎ話であると言えるかもしれません。

777319-2 \1700
マルクスゼン(1806-1887):ピアノ作品集
1.華麗なるロンド Op.9/2.フィンランドの歌「カンテレを弾く人」による15
の変奏曲 Op.67-2/3.無言歌 Op.37/4.ソナタ変ロ長調 Op.8/5.3つのロマン
ス/ 6.ドイツの古い民謡「コッヘルバーガーの納屋の踊り」による 12の変奏
曲 Op.67-1/7.つかの間の小品 Op.31-3
演奏:アントニー・シュピリ(ピアノ)
エドゥアルド・マルクスゼンは、ブラームスのピアノ&作曲教師として知られ
ています。神学を学びつつも、18歳の時にオペラを聴き作曲家を志したという
マルクスゼン。やがてハンブルク随一の音楽教師となり、弟子となったブラー
ムスの才能を見抜き大きく育てるのです。彼自身の作品は、シューベルトとブ
ラームスの橋渡し的なものとして認識されていますが、教訓的なものの中に驚
くほどの劇的表現を帯びたものも多く、なかなか聴きどころたっぷりです。ピ
アニストのシュピリは、マルクスゼンの良き理解者として知られ、以前、
CAMERATAレーベルからも、「歌曲とピアノ曲集」をリリースし、知られざる作
曲家マニアをうならせています。

777531-2 \2450
クーナウ(1660-1722)&アルブリチ(1631-1696):カンタータとアリア集
1.クーナウ:心の底からあなた方を懸念する
2.クーナウ:ああ、神よ、あなたの最後の手段を
3.クーナウ: In te Domine speravi/4.クーナウ:慈悲深きイエス
5.クーナウ:そして敵かどうかを/6.アルブリチ:Omnia quae fecit Deus
7.アルブリチ: Mihi autem bonum est
コンチェルト・コン・ヴォーチェ
バルバラ・クリスティーナ・シュトイデ(ソプラノ)
ジャン・カッツシュケ(指揮)
ドイツ、ザクセン州で大工の息子として生まれたクーナウは、ライプツィヒで
法学を学び、ツィッタウにてカントルの地位に付きます。その後、ライプツィ
ヒに戻り聖トーマス教会のオルガニストを務め、1701年からは同教会付属学校
のカントルを務めます。1722年の逝去の年までその地位にあり、後任は J.S.
バッハが務めたことでも、クーナウの才能の豊かさが実証されることでしょ
う。2010年は彼の生誕 350周年にあたり、今まで未知であった彼の作品のいく
つかが上演されました。シュッツから受け継いだ伝統(テキストに極めて親密
に結び付いた音楽)とイタリア的な明るさの融合は、当時のドイツ中部の至る
ところで愛されたものです。余白に収録されているのは、彼の親友であった
アルブリチのカンタータです。彼はドレスデンの宮廷楽団の音楽家であり、
1662年には日曜日と祭日の音楽の全てを担っていたほどの名手です。

<MD+G>
90116436(SACD-Hybrid) \2950
ラインベルガー:オルガンと管弦楽のための協奏曲集
1.協奏曲第2番ト短調Op.177
2.チェロとオルガンのための3つの小品
3.協奏曲第1番ヘ長調Op.137
シュテファン・ヨハネス・ブライヒャー(オルガン)
ムジークコレギウム・ヴィンタートゥーア
指揮:ダグラス・ボイド キャシリア・クメル(チェロ:2)
録音:2010年2月 ヴィンタートゥーア
ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー(1839-1901)はリヒテンシュタインの
ファドゥーツに生まれ、ドイツのミュンヘンで没した作曲家&オルガン奏者。
代表作のオルガン・ソナタ20曲をはじめ、オルガン作品に傑作が多いが、現在
では再評価が進み、様々なCDリリースも好調になっています。古今のオルガン
作品を精力的に録音し続けているブライヒャーの演奏で、彼の魅力あふれる
2つのオルガン協奏曲をどうぞ!また、チェロとの美しい対話による3つの小品
も聴きどころです。

90316276(SACD-Hybrid) \2950
ソレール:ハープ・ソナタ選集
第48番/第18番/第19番/第84番/第117番/第6番
第100番/第15番/第73番/第74番/第1番/第104番
ゴドリーヴ・シュラマ(ハープ)
録音:2010年4月 マリエンミュンスター修道院
アントニオ・ソレール(1729‐83)はスペインの作曲家&聖職者。最も有名な作
品は、約150曲もある鍵盤楽器のためのソナタで、ドメニコ・スカルラッティ
の作品に匹敵するとまで言われている。名手シュラマのハープ演奏による、
繊細で多彩な変化に富んだ名演をどうぞ!

30716712 \2080
アルフテル:弦楽四重奏曲作品集
1.弦楽四重奏曲第1番(1956)
2. 同 第2番(1970)
3. 同 第7番(2007)
ライプツィヒ弦楽四重奏団
録音:2010年3月 マリエンミュンスター修道院
ロドルフォ・アルフテル(1900‐87年10月14日)は、20世紀スペインを代表する
作曲家。作曲は独学で、アルフテル兄弟を中心としたグループはフランス6人
組をもじってスペイン8人組と呼ばれました。ドビュッシー、シェーンベルク、
ラヴェル、バルトークなど、当時の前衛音楽の影響を受けた彼の創意あふれる
3つの弦楽四重奏曲を、名門ライプツィヒSQの充実した名演で!

61816262 \2080
フォーレ:夜想曲全集
第5番変ロ長調Op.37/第13番ロ短調Op.119/第1番変ホ短調Op.33-1
第6番変ニ長調Op.63/第9番ロ短調 Op.97/第4番変ホ長調 Op.36
第11番嬰ヘ短調Op.104-1/第2番ロ長調Op.33-2/第12番ホ短調Op.107
第3番変イ長調Op.33-3 /第10番ホ短調Op.99 /第7番嬰ハ短調Op.74
第8番変ニ長調Op.84-8
シュテファン・イルマー(ピアノ)
録音:2010年2月 マリエンミュンスター修道院
フォーレが創作活動のすべてに渡って書き続けた珠玉の夜想曲全13曲を、一貫
性と各曲の明確な弾き分けを備えた、名手イルマーの類い稀な演奏でお届けし
ます。

3083012 \2080
17世紀イタリア・リコーダー作品集
フォンターナ:ソナタ第15番a/サラヴェルデ:カンツォン
フレスコバルディ:カンツォーナ第11番/同 第12番/同 第3番
ヴィルジニアーノ:リチェルカータ/ストラーチェ:モニカ
パレストリーナ:野山は花の賑わい/トゥリーニ:ソナタ第1番
同 第2番/サラヴェルデ:スーザンがある日/メールラ:スザンヌがある日
同:ラ・カッタリーナ
ガナッシ・コンソート・ケルン
録音:1988年 
ガナッシ・リコーダーは、16世紀初頭の聖マルコ大聖堂のリコーダー奏者シル
ヴェストロ・ガナッシが出版したリコーダーの聖書「ラ・フォンデガーラ」に
記述されている楽器で、当時の通常のリコーダーでは不可能な2オクターブ以
上の高音域まで演奏可能な楽器として知られています。この楽器の登場によっ
て、17世紀のイタリアで花開いたリコーダー音楽の傑作を集めたのが当盤です。
当レーベルがデジタル録音を開始した頃の歴史的名盤が、ここに待望の再プレ
スとなります!




<TESTAMENT>
UK版 新譜
SBT 1458 \1850
スターン&ヘス/ヴァイオリン・ソナタ集
(from 第14回エジンバラ音楽祭 in 1960)
1. ブラームス:ヴァイオリン協奏曲第2番
2. シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番 D.384
3. ハワード・ファーガソン:ヴァイオリン・ソナタ第2番 op.10
4. ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op.96
アイザック・スターン(ヴァイオリン)
マイラ・ヘス(ピアノ)
録音:1960年8月28日 エジンバラ アッシャー・ホール 
モノラル録音
マイラ・ヘスとアイザック・スターンはソリストとして遍く広く知られる存在
ですが、二人とも室内楽に情熱を持ち、マイラ・ヘスの晩年、二人はデュオ・
リサイタルでしばしば共演しました。彼らの最後のリサイタルとなった1960年
のエジンバラ音楽祭での録音がここに登場します。ブラームスの2番のソナタ
に始まり、シューベルトのソナチネ、ファーガソンのソナタを挟んでベートー
ヴェンの10番でしめくくる趣味の良いプログラム。室内楽を愛して止まなかっ
た二人の豊かな音楽性が香り立つ音楽ファン必聴の一枚です。


●既に日本語版で発売された下記タイトルのUK版が扱えるようになりましたの
で合わせてご案内いたします。
以下全て 「UK版」です。

SBT 1430 \1850
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 作品40
レオン・シュピーラー(Vn)[英雄の生涯]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1985年4月27日
ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音

SBT 1431 \1850
シェーンベルク:浄夜 作品4-1917年弦楽オーケストラ編曲版
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1988年10月5日
ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音

SBT 1452 \1850
1)ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68 《田園》
2)R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》 op.40
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ミシェル・シュヴァルベ(ソロ・ヴァイオリン)(2)
録音:1972年5月16日 ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)

SBT1453 \1850
1)モーツァルト:ディヴェルティメント第15番 変ロ長調 K.287
2)ストラヴィンスキー:バレエ《春の祭典》
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1972年5月15日 ロンドン、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール (ライヴ)

SBT 1444 \1850
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
バーミンガム市交響楽団 指揮:サイモン・ラトル
録音:1993年9月7日 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール(1)
1984年2月22日 ロンドン ロイヤル・フェスティヴァルホール(2)

SBT2 1436 2枚組 \2800
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1984年2月11日 ベルリン、フィルハーモニー・ホール (ライヴ)
ステレオ録音

SBT 1437 \1850
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1985年3月5日 ベルリン フィルハーモニー・ホール(ライヴ)
ステレオ録音

SBT2 1439 2枚組 \2800
ムソルグスキー:歌劇《ホヴァンシチナ》前奏曲(モクスワ河の夜明け)
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品3
ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 作品70
キョン・ファ・チョン(Vn)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
録音:1973年5月10日&11日 
ベルリン、フィルハーモニー・ホール (ライヴ) ステレオ録音

<MEMBRAN>
MEMBRAN 223287 40枚組 \9450
OPERA ITALIANA オペラ・イタリアーナ
サイズ:縦140mm×横370mm×奥行150mm
各タイトルごとにブックレットが付き装丁も綺麗になっています。珍しいオ
ペラも多く含まれています。
※内容詳細はこちらにございます



<Brilliant Classics>
BRL 94051 170枚組 \16000
モーツァルト:作品大全集
CD170枚、DVD 1枚、DVD-ROM(ブックレット収録)1枚
2006年に発売され大変ご好評いただいたモーツァルト作品大全集が更に充実し
て再登場!
今回は前作の内容を一部変更しての発売となります。
ヴァイオリン協奏曲をカルミニョーラの演奏するものと入れ替えました。また
モーツァルトの人生をより詳しく知るために作られた「Mozart's life and
music」をDVDを収録(日本語なし)。伝記的な構成になっており、作曲した時期
とあわせて名曲が奏でます。モーツァルトにちなんだ絵画や資料、ヨーロッパ
の美しい風景も収録しています。またブックレットはCDROMとなっており収録曲
をより詳細に表記しています。ヤープテル・リンデン、ピーター=ルーカス・
グラーフ、カール・ライスターなど著名な演奏家による録音を使用し、今やブ
リリアントレーベルの代表的アーティストとして注目されている演奏家たちの
名演奏も多数収録している全集です。サイズ:縦140mm×横420mm×奥行140mm
※内容詳細はこちらにございます


BRL 94103 10枚組 \2700
BACH CHRISTMAS J.S.バッハ クリスマスにちなんだ作品集
※内容詳細はこちらにございます


●Brilliant Classics CLASSIC MANIA series
ブリリアントレーベルのヨーロッパのみの流通商品の一部が販売可能となりました。入荷数限定となりますがご案内いたします。特別価格となっております。
尚、代理店入荷分が品切れになった段階で取り扱いを終了させていただきます。あらかじめご了承ください。

BRL 8255 3枚組 \1080
ショスタコーヴィチ:作品集
交響曲第9番、第10番
ルドルフ・バルシャイ指揮、ケルンWDR交響楽団
ジャズ組曲第1番、第2番、ロシアとキルギスの主題による序曲Op.115、
ノヴォロシースクの鐘、祝典序曲
テオドール・クチャル指揮、ウクライナ国立交響楽団
ピアノ五重奏曲Op.57
エドワード・アウアー(pf)ポール・ローゼンタール、
クリスティアーン・ボル(Vln)マーカス・トンプソン(Vla)
ゴッドフリード・ホーヘフェーン(Vc)
ピアノ三重奏曲Op.67 
エドワード・アウアー(pf)クリスティアーン・ボル(Vln)
ナサニエル・ローゼン(Vc)

BRL 92827 3枚組 \1080
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲、管弦楽組曲全曲
ボーダン・ワルチャル指揮、スロヴァキア室内管弦楽団

BRL 92833 2枚組 \540
ドヴォルザーク:協奏曲全集
ピアノ協奏曲、ロマンスOp.11、マズレックOp.49、森の静けさOp.68、
チェロと管弦楽のためのロンドOp.94、ヴァイオリン協奏曲、チェロ協奏曲 
ルドルフ・フィルクシュニー(pf)ルッジェーロ・リッチ(Vln)
ザラ・ネルソヴァ(Vc)
ワルター・ズスキント指揮、セントルイス交響楽団
※品番:BRL92833と同内容

BRL 92835 6枚組 \2050
グレート・ピアノ・コンチェルト
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
ニコライ・ルガンスキー(pf)
イワン・シュピラー指揮、ロシア国立アカデミー交響楽団
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
エレーヌ・グリモー(pf)
ヘスス・ロペス=コボス指揮、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
エフゲニー・キーシン(pf)
ワレリー・ゲルギエフ指揮、サンクトペテルブルグ・アカデミー交響楽団
ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲
ルドルフ・フィルクシュニー(pf)
ワルター・ズスキント指揮、セントルイス交響楽団
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
エフゲニー・キーシン(pf)
ドミトリー・キタエンコ指揮、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第5番「皇帝」
エミール・ギレリス(pf)
クルト・マズア指揮、ソビエト国立交響楽団
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
クララ・ヴュルツ(pf)
ウラディーミル・シレンコ指揮、ウクライナ国立交響楽団
シューマン:ピアノ協奏曲
クララ・ヴュルツ(pf)
アリー・ファン・ベーク指揮、北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団
リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番、死の舞踏
ネルソン・フレイレ(pf)
ミシェル・プラッソン指揮、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
※BRL92293と同内容

BRL 92906 3枚組 \1080
アルビノーニ:オーボエ協奏曲全集
シュテファン・シーリ、ジョヴァンニ・デ・アンジェリ(Obe)
ニコル・マット指揮、シュトゥットガルト室内管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲Op.9-1、Op.9-10、Op.9-7、Op.9-4 
ターニャ・ベッカー=ベンダー(Vln)ヨーロッパ室内ソロイツス
※品番:BRL92791と一部同内容

BRL 93109 3枚組 \1080
ブラームス:作品集
交響曲第3番、第4番
ヤープ・ファン・ズヴェーデン指揮オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲
ボリカ・ファン・デン・ボーレン(Vln)
エドゥアルド・マルトゥレット指揮
ベルリン交響楽団
ヴァイオリンとチェロのための協奏曲Op.102
エミー・ヴェルヘイ(Vln)ヤーノシュ・シュタルケル(Vc)
アルパド・ヨー指揮、アムステルダム・フィルハーモニー管弦楽団
幻想曲集Op.116、3つの間奏曲Op.117、6つの小品Op.118、4つの小品Op.119 
ホーカン・アウストボ(pf)

BRL 93114 3枚組 \1080
ハイドン:交響曲第99番-第104番
アダム・フィッシャー指揮
オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団

BRL 93115 3枚組 \1080
リスト:ハンガリー狂詩曲全曲
アルトゥール・ピサロ(pf)
森のささやき、小人の踊り、愛の夢第3番、メフィスト・ワルツ第1番、
エステ荘の噴水、ピアノソナタロ短調 
クララ・ヴュルツ(pf)エミール・ギレリス(pf)
※品番:BRL92790と一部同内容

BRL 93116 3枚組 \1080
マーラー:交響曲第4番、第5番、第9番
アレクサンドラ・コク(Sop)
ハルトムート・ヘンヒェン指揮、オランダ・フィルハーモニー管弦楽団
ルドルフ・バルシャイ指揮、ユンゲ・ドイチェ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

BRL 93119 3枚組 \1080
ロッシーニ:序曲集、弦楽のためのソナタ集
序曲集 泥棒かささぎ、絹のはしご、ブルスキーノ氏、セビリアの理髪師、
イタリアのトルコ人、アルジェのイタリア女、セミラミーデ、
ウイリアム・テル
弦楽のためのソナタ第1番-第6番、ホルンとピアノのための前奏曲、
主題と変奏曲、ドニゼッティのラルゲット主題によるヴァイオリンとピアノ
のための変奏曲
エンリケ・バティス指揮、
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/メキシコ州立交響楽団
シモーネ・バロンチーニ(Hrn)マッシモ・ベリ(Vln)
ヴィクトリア・テレキエフ(pf)
エツィオ・ロヤッティ指揮、ハイドン・フィルハーモニー・ソロイスツ
※品番:92116と一部同内容




<Opus Arte DVD>
OA 1037(DVD-Video) \4550
OA 7073BD(Blu-ray) \5480
チャイコフスキー:歌劇「チェレヴィチキ」
アレクサンドル・ポリャニチコ指揮、
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、他
コヴェントガーデン王立歌劇場2009

OA 1038(DVD-Video) \4550
OA 7074BD(Blu-ray) \5480
マクミラン:「トリプルビル」
振付 ケネス・マクミラン 英国ロイヤルバレエ団

OA 1039(DVD-Video) \4550
OA 7075BD(Blu-ray) \5480
プッチーニ:歌劇「西部の娘」
カルロ・リッツィ指揮、ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団、他
ネーデルラントオペラ2009




<HARDY CLASSIC VIDEO>
HCD 4045(DVD-Video) \5480
ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」
トーマス・フルトン指揮、フランス国立管弦楽団、他
オランジュ音楽祭1984




<KULTUR SPIEGEL>
SONY 88697 375782 40枚組 \8000
Die grossen Dirigenten
偉大な指揮者たちの名演奏集
ドイツの出版社が企画したレーベルを超えたスペシャルボックスです。20人の
指揮者の演奏を2枚ずつにまとめています。またDG、EMI、SONY、RCA、WARNER
などの音源を使用しています。
ボーナスディスクとしてDVDが付いていますが、PAL方式となっておりますので
あらかじめご了承ください。
※曲目詳細はこちらにございます。




<WARNER CLASSICS>
WARNER 2564 679718 2枚組 \1350
The Christmas Experience
クリスマス名曲集
ヴァリアスアーティスツ
クラシックからポピュラーミュージックまで幅広い選曲。カレーラスやハンプ
ソン、キリ・テ・カナワなどの歌手からモンテヴェルディ合唱団、コープマン、
マリー=クレール・アラン、ラザレフ、ガーディナーらの名演奏を含むオムニ
バス盤。

WARNER 2564 681002 2枚組 \1350
The Mozart Experience
モーツァルト:作品集
フィガロの結婚序曲、魔笛序曲、交響曲第29番、第40番より、
ピアノソナタK.310、331より、アイネクライネより、クラリネット協奏曲より、
ホルン協奏曲第4番より、ピアノ協奏曲第20番より、グランパルティータより、
ミサ曲K.317より、アヴェヴェルムコルプス、レクイエムより
ヴァリアスアーティスツ

WARNER 2564 677793 \1050
Lest We Forget
Poetry and Music of Remembrance
記憶の詩と音楽 2つの大戦の戦没者にむけて
アンドルー・デイヴィス指揮、BBC交響楽団
2つの世界大戦の戦没者に捧げる イギリスの作曲家による作品と詩の朗読 
サー・ジョン・ギールグッド、サー・デレク・ジョージ・ジャコビ(映画俳優)
1. Military Medley-The Chelsea Pensioners 2. Elgar: Pomp&Circumstance
-March No.4 Binyon:lines from For the Fallen AE Housmann:On the idle
hill of summer 3. Hardy:In Time of the Breaking of Nations 4. Elgar:
Salut dAmour 5. Read:The Autumn of the World 6. Holst:The Planets ?
Mars, the Bringer of War Siegfried Sassoon:Attack Siegfried Sassoon:
The General Rupert Brooke:The Dead(III) 7. Binyon:For The Fallen 
8. Thomas:In Memoriam(Easter 1915) 9. Brooke:The Dead(IV) 10.
Rosenberg:Returning, we hear the larks 11. Siegfried Sassoon:Everyone
Sang 12. Elgar:Chanson de Matin 13. Masefield:On the Dead in
Gallipoli 14. Elgar:Elegy WN Hodgson:Before Action Rupert Brooke:
The Soldier 15. Owen:Futility 16. McCrae:In Flanders Field 17.
Elgar:Chanson de Nuit 18. Thomas:The Hand That Signed The Paper 
19. Delius:Summer Night on the River Herbert Read:To A Conscript of
1940 C Day Lewis:Watching Post 20. Reed:Naming of Parts 21. Lewis:
All day it has rained 22. Britten:Peter Grimes-Dawn Charles Causley:
Song of the Dying Gunner John Pudney:For Johnny 23. Holst:the
Planets?Venus, the Bringer of Peace Patrick Dickinson: Midnight, May
7th 1945 C Day Lewis: Will it be so again? 24. Causley:At The British
War Cemetery, Bayeux 25. Elgar:Enigma Variations-Nimrod 26. Thomas:
And Death Shall Have No Dominion 27. Elgar:Pomp&Circumstance March
No.1 28. Binyon:lines from For the Fallen
リメンバランス・デー…11月11日を中心に英国内では赤いポピーの花飾りを胸
に付ける習慣があります。別名ポピー・ディとも呼ばれています。
1918年11月11日第一次世界大戦が終わり最も激戦だったと言われるフランドル
戦線で、戦いの後にポピーが咲き乱れた事に由来しています。ポピーの種はた
くさん踏まれたり掘り起こされることにより"発芽率"が高まるため、激戦区で
あればあるほど、多くの花が咲いたということです。その後戦没者への募金を
集めるために赤いポピーが売られ始め活動は年々盛んになりました。現在では
毎年多くの人々が募金活動に参加し全国的な活動になっています。

WARNER 1136 996232 \1050
The Nuns 崇高的で精神的な声の高揚
ミンスク・聖エリザベス修道院聖歌隊
正教会の聖歌と少し異なる平静な歌が続きます。祈りと共に歌うことで、純粋
さ誠実さを感じとります。


●WARNER Opera series
WARNER 2564 678999 4枚組 \4180
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ロベルト・ホル(Bs)アンドレアス・シュミット(Br)
ペーター・ザイフェルト(Ten)マティアス・ヘーレ(Bs)
エミリー・マギー(Sop)エンドリク・ヴォトリヒ(Ten)
ビルギッタ・スヴェンデン(Alt)
ダニエル・バレンボイム指揮、バイロイト祝祭管弦楽団、他

WARNER 2564 678994 4枚組 \4180
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」
ペーター・ザイフェルト(Ten)ファルク・シュトルックマン(Br)
ルネ・パーペ(Bs)ローマン・トレーケル(Br)エミリー・マギー(Sop)
デボラ・ポラスキ(Sop)
ダニエル・バレンボイム指揮、シュターツカペレ・ベルリン、他

WARNER 2564 680173 3枚組 \3500
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」
ルッジェーロ・ライモンディ(Br)ヴャチェスラフ ポロゾフ (Ten)
ポール・プリシュカ(Bs)ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(Sop)
ニキタ・シュトローエフ(Bs)ロムアルト・テサロヴィチ(Bs)
ケネス・リーゲル(Ten)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮、ナショナル交響楽団、他

WARNER 2564 679266 3枚組 \3500
ヴィヴァルディ:歌劇「狂乱のオルランド」
マリリン・ホーン(MSop)ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)
ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ(Alt)カルメン・ゴンザレス(Sop)
セスト・ブルスカンティーニ(Br)
クラウディオ・シモーネ指揮、イ・ソリスティ・ヴェネティ、他

WARNER 2564 679002 3枚組 \3500
シャルパンティエ:歌劇「ルイーズ」
フェリシティ・ロット(Sop)ジェローム・プルエット(Ten)リタ・ゴール(MSop)
エルネスト・ブラン(Br)
シルヴァン・カンブルラン指揮、ベルギー国立歌劇場交響楽団、他




<Opus Arte>
OACD 9005 3枚組 \4500
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」
コリン・デイヴィス指揮
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、他
コヴェントガーデン王立歌劇場1981

OACD 9006 3枚組 \4500
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
アンドリュー・デイヴィス指揮
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団、他
コヴェントガーデン王立歌劇場1995




<ANALEKTA>
ANALEKTA 2 8730 \2080
ノエル - クリスマスの音楽集
クラシックのクリスマスにちなんだ曲から定番クリスマス名曲まで多彩な音楽集
アンジェル・デュボー(Vln)
ラ・ピエタ




<DUX>
DUX 0730 \2080
トランペットの王様
パーセル:トロンバと弦楽オーケストラのためのソナタ
コレッリ:コンチェルト・グロッソ第4番第5番
テレマン:トランペット協奏曲、トランペットソナタ
トレッリ:5声のソナタ第7番
ヘンデル:トランペットと弦楽と通奏低音のための組曲ニ長調
イゴール・ツェツォホ(Trp)
ヴロツワフ・フィルハーモニー
ヤロスラフ・ピエトシャック(Vln)Beata Solnicka(Vln)Ewa Dymek-Kus(Vc)
ヤン・トマシュ・アダムス(Vc)

DUX 0749 \2080
ショパン:ピアノ曲集
夜想曲Op.posth.、第15番、マズルカ第26番-第29番、ワルツOp.posth.、第7番
ブラームス:ピアノソナタ第2番
Niziurski:
ピアノのための子供の小品集、ソロ・アコーディオンのための前奏曲、
マレク・ミゼラ(pf)
2つのアコーディオンのためのワルツ「リング・オブ・ア・ファイン・レディー」
スウィトクルジースキ・アコーディオン・デュオ

DUX 0781 \2080
ヴォイチェフ・キラール:
管弦楽のための荘厳序曲、無伴奏混声合唱のための復活大祭の聖歌、
交響曲第5番「アドヴェント・シンフォニー」
ミロスラフ・ヤチェク・ブワシュチック指揮、
シレジア・フィルハーモニー管弦楽団




<EuroArts DVD> ※数量限定商品
EUROARTS 2051241(DVD-Video) \680
ロッシーニ:歌劇「セビリアの理髪師」
レイナルド・マシアス(Ten)カルロス・ショーソン(Bs)
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(MSop)マヌエル・ランサ(Br)
ニコライ・ギャウロフ(Bs)エリザベス・ラエ・マグナソン(Sop)
ヴァレリィ・ムルガ(Ten)
ネルロ・サンティ指揮
チューリッヒ歌劇場管弦楽団、他

EUROARTS 2055011(DVD-Video) \680
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」
マティアス・ハービヒ、ルース・アン・スウェンソン(Sop)
マリン・ハルテリウス(Sop)ハンス・ペーター・ブロッホヴィッツ(Ten)
マンフレート・フィンク(Ten)クルト・リドル(Bs)
ジャンルイジ・ジェルメッティ指揮
シュトゥットガルト放送交響楽団、他




<ARTHAUS>
101526(DVD-Video) 2枚組 \6280
マイケル・ナイマン BOX
《DVD1》
レベルアップし続けるコンポーザー-シルヴィア・ベックによるポートレート
《 DVD2》
マイケル・ナイマン・イン・コンサート-マイケル・ナイマン・バンドス
タジオ・ハレ・ライヴ<1.羊飼いにまかせとけ/2.光学理論の眼識/3.えびの観察
/4.時の流れ/5.ナディア/6.モリー/7.ダイアリー・オブ・ヘイト/8.ダイアリー
・オブ・ラブ/9.普遍性に対して/10.おいで、黄色の砂浜に/11.ミランダ/12.
音楽学者のスコア/13.ホィールバロウ・ウォーク/14.真相究明/15.ウォーター
・ダンス/16.ニ調のドン・ジョヴァンニ>
《DVD1》
字幕:英・独・仏・西・伊・日
《 DVD2》2009年 10月 22日 ライヴ収録
字幕 :なし
マイケル・ナイマン(1944-)は、イギリスのミニマル・ミュージックの作曲家で
あり、ピアニストであり、オペラ台本作家であり、さらに音楽学者でもあり、
音楽評論家です。 1982年から映画音楽の作曲に携わってきましたが、1992年
の映画「ピアノ・レッスン」の音楽で爆発的な人気を得たことで、知名度が飛
躍的に上がったのは周知の事実です。この2枚組のBOXは、彼の生涯、作品を丹
念に追うドキュメンタリーと、2009年に行われたライヴ録音を収録したもので
す。映画音楽の中に革新的なミニマリズムを持ちこんだナイマンの偉大さは今
更論ずることもないでしょう。このドキュメンタリーでは、彼の見解や多様性、
ユニークな洞察力に光を当て、彼の人間性と音楽性のすみずみまでを解明する
ことに成功しています。幼い頃の彼のエピソード・・・例えば、その頃着てい
たセーターの模様を楽しそうに話す彼の姿などを織り交ぜながら、描かれるナ
イマンの魅力的なこと。ミニマル音楽という、一見単純でありながら実は奥深
いものに見せられた作曲家が見事にとらえられています。そしてコンサートの
映像は、2009年のヘンデル記念年というテーマに合わせ、ヘンデルの故郷ハレ
で最新作「音楽学者のスコア」のドイツ初演を行った時の模様です。この20分
を越える作品では、ヘンデルの主題がナイマンによって現代によみがえって
います。

101529(DVD-Video) \5650
101530(Blu-ray) \5650
ブラウンフェルス(1882-1954):鳥たち
アリストファネスによる 2幕の叙情幻想劇
ナイチンゲール・・・デジレ・ランカトーレ(ソプラノ)
グッド・ホープ・・・ブランドン・ヨハノヴィチ(テノール)
ロイヤル・フレンド・・・ジェイムズ・ジョンソン(バリトン)
フープー・・・マーティン・ガントナー(バリトン)
ウレン・・・ステーシー・タッペン(ソプラノ)
プロメテウス・・・ブライアン・ムリガン(バリトン)
鷲/ゼウス・・・マシュー・ムーア(バリトン)他
ジェームズ・コンロン(指揮)
ロスアンジェルス・オペラ
ダルコ・トレスニャク(演出)/デイヴィッド・P・ゴードン(舞台装置)
リンダ・チョー(衣装)/デイヴィッド・ウェイナー(照明)
2009年4月23-26日ロスアンジェルス・オペラライブ収録※世界初映像作品
収録時間:139分/音声 :《DVD》ステレオ 2.0/ドルビー・デジタル
字幕 :英・独・仏・西・伊・日
ロスアンジェルス・オペラが力を入れているプロジェクト「頽廃音楽の復興」
の第2弾は、ブラウンフェルスの「鳥たち」です。作曲者のブラウンフェルス
は、ルイ・シュポーアを祖先に持つ人で、ユダヤの血をひいているため、一時
期こそ迫害されましたが、大戦後はドイツ音楽の復興に尽力し、幸せな晩年を
送ったことで知られています。このオペラ「鳥たち」は 1920年にブルーノ・
ワルターが初演、当時は「完全なる芸術作品」と称賛された作品です。権力を
求めるヤツガシラをそそのかし、人と神の結び付きを阻もうとする旅人2人。
その中の一人を愛するナイチンゲール。ヤツガシラを王とする鳥たちは、天と
地の間に砦を作るのですが・・・。ギリシャのアリストファネスの劇に基づい
た粗筋ですが、音楽はまるで R・シュトラウスかワーグナーのように甘美です。
ナイチンゲール役には完璧なコロラトゥーラの技術が要求されますが、ランカ
トーレはこれを易々とこなしています。映像としては世界初。待ち望んでいた
方も多いのではないでしょうか。

101535(DVD-Video) \3480
ヴァーツラフ・ノイマン、ドヴォルザークとヤナーチェクを振る
1.ドヴォルザーク(1841-1904):交響曲第 9番「新世界より」
(1990年フランクフルト・アルテ・オパーライヴ収録 )
2.ヤナーチェク(1854-1928):グラゴル・ミサ
(1987年プラハ、ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホールライヴ収録 )
ガブリエラ・ベナチャコーワ(ソプラノ)
ドラホミラ・ドロブコーワ(コントラルト)
ヨゼフ・クンドラーク(テノール)
セルゲイ・コプチャーク(バス)
ヤン・ホーラ(オルガン)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
プラハ・フィルハーモニー合唱団
ルボミール・マトル(合唱指揮)…2
グスタフ・マーラー・ユーゲントオーケストラ…1
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
ヴァーツラフ・ノイマン(1920-1995)の晩年の2つのライヴ映像です。ノイマン
はチェコのプラハ生まれで、プラハ音楽院でヴィオラを学びながら、高名な指
揮者ターリヒに指揮を学びます。革命の嵐にもまれ、クーベリックが祖国を離
れた1948年からはチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者となりまし
た。その後、楽団を一度は離れるも、1968年には首席指揮者に就任。以降22年
間、その地位にあってドヴォルザークやスメタナ、マルティヌー、ヤナーチェ
クなどの自国の作品を積極的に取り上げ、これらの曲の普及に尽力したのです。
とはいえ、この「新世界」はチェコ・フィルではなくマーラー・ユーゲントを
指揮した時の映像です。若き音楽家たちに注ぐ巨匠の目は厳しくも暖かく、奏
者たちの喜びの声が聞こえてくるかのような熱演です。ヤナーチェクの方は文
句なしの名演。このスラブ語で書かれた特異なミサ、緊張感に満ちた冒頭の音
をお聴きいただくだけでも、その凄さが伝わるのではないでしょうか。オルガ
ン・ソロの「後奏」での迫力も言葉に尽くせません。この 2作から、巨匠が到
達した境地に思いを馳せてみてください。

101515(DVD-Video) \5650
メノッティ(1911-2007):「泥棒とオールド・ミス」「霊媒」
1.コミック・オペラ「泥棒とオールド・ミス」(ドイツ語歌唱)
(1964年スタジオ録音 )
2.2幕の歌劇「霊媒」(ドイツ語歌唱)(1961年スタジオ録音 )
ミス・トッド・・・エリザベス・ヘンゲン(メゾ・ソプラノ)
レティーシャ・・・オリーヴ・ムーアフィールド(ソプラノ)
ミス・ピンカートン・・・ヒルデ・コネツニ(ソプラノ)
ボブ・・・エベルハルト・ヴェヒター(バリトン)
ウィーン・フォルクスオーパー
ヴォルフガンク・レンネルト(指揮)…1
フローラ夫人・・・エリザベス・ヘンゲン(メゾ・ソプラノ )
モニカ・・・マリア・ホセ・デ・ビン(ソプラノ)
トビー・・・ニノ・アルバネーゼ
ゴビノー夫人・・・ソーニャ・ドラグスラー(コントラルト)
ノーラン夫人・・・ヒルデ・コネツニ(ソプラノ)
ゴビノー氏・・・ノーマン・フォスター(バス・バリトン)
アルマンド・アルベルティ(指揮)…2
オットー・シェンク(演出)/ゲルハルト・フルービー(装置)
字幕 :独・英・仏・西・伊・日
イタリア出身で、アメリカで大活躍したメノッティの2つの作品です。カー
ティス音楽院在学中に書いた歌劇「アメリア、舞踏会へ行く」が大好評であっ
たため、NBCから依嘱されたラジオ放送用の2つのオペラのうちの一つが、この
「泥棒とオールドミス」です。老嬢ミス・トッドの家に脱獄中の泥棒ボブが逃
げ込んだことによって起きる物語。ミス・トッドの「もしかしたら私も若いイ
ケメンと・・・」という淡い期待は見事に打ち砕かれ、ボブはメイドのレティ
ーシャと駆け落ちしてしまいます。序曲のアニメーション (これがまたいい味
出してます)で内容が見事に描かれています。もう一つはシリアスな内容を持つ
「霊媒」です。それまで喜劇を書いていたメノッティが初めて手掛けた悲劇で、
心霊術で死者を呼び出す(実はいかさま)主人公の悲しい心情と、悲劇的な結末
を、郷愁溢れる歌で繋ぎます。入念に準備された装置と演出は、時代を越えて、
見る人の心を動かすでしょう。ウィーンの名ソプラノとして名を馳せたヒルデ
・コネツニが両作品に登場するのも、ファンにとっては嬉しいところです。

101525(DVD-Video) \5650
メノッティ(1911-2007):歌劇「領事」(ドイツ語歌唱 )
3幕のミュージカル・ドラマ
ジョン・ソレル・・・エベルハルト・ヴェッチャー(バリトン)
マグダ・ソレル・・・メリッタ・ムゼリー(ソプラノ)
ジョンの母・・・レス・フィッシャー(コントラルト)
領事秘書・・・グロリア・レーン(メゾ・ソプラノ )
秘密警官・・・ウィリー・フェレンツ(テノール)
コフナー氏・・・フリードリヒ・ニデツキー(バス・バリトン)
イタリアの女性・・・リューバ・ヴェリチュ(ソプラノ)
アンナ・ゴメス・・・ローレンス・デュトワ(ソプラノ)
ヴェラ・ボロネル・・・ヒルデ・コネツニ(コントラルト)他
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
フランツ・バウアー=トイセル(指揮)
ルドルフ・カルティエ(演出)/ロベルト・ポジク(装置)
収録時間:99分+4分
(メノッティへのドイツ語でのインタビュー・・・英語字幕のみ )
字幕:独・英・仏・西・伊・日
こちらはメノッティの作品の中でも、とりわけ残酷で悲惨なオペラです。1950
年に初演され、その年のピューリッツァー賞音楽部門賞を受賞しました。ニュ
ーヨークでは269回もの公演が行われ、後に12カ国語に翻訳され、20カ国以上で
上演された問題作です。作品には救いは全くなく(しいて言えば第1幕と第2幕の
冒頭に流れるフランスの流行歌くらいでしょうか)全編緊張感と強烈な不協和音
に満たされた音楽に聴き手は翻弄されてしまいます。どんなに順番を待ってい
ても、自分の番はやって来ない。順番を仕切る秘書は早く仕事を終えて帰宅す
ることばかり考えているのに。場面は少しずつ焦燥感を帯び、やがてたった一
人が旅券を手にし、残った人々は絶望の淵へと沈みゆく。このオペラは、今を
生きる人に何を語りかけているのでしょうか?管理社会への恐れでしょうか?
それとも?1950年代のとあるヨーロッパの町で起こった、「ありがちな」悲劇
を当時最高の歌手たちが演じます。

101533(DVD-Video) \3480
ハイドン(1732-1809):
ミサ曲ハ長調「聖チェチーリアのミサ-祝福された聖処女マリアの賛美のミサ
・チェレンシス」 Hob.XXII:5
ルチア・ポップ(ソプラノ)/ドリス・ゾッフェル(コントラルト)
ホルスト・ラウベンタール(テノール)/クルト・モル(バス)
バイエルン放送交響楽団&合唱団/ハインツ・メンデ(合唱指揮)
ラファエル・クーベリック(指揮)
1982年オットーボイレンベネディクト修道院バジリカライヴ収録
バイエルン地方の小さな町オットーボイレン。この町にあるベネディクト派の
僧院は観光地としても有名で、交通の便があまりよくないにもかかわらず、多
くの人々が訪れることで知られています。何と言っても、教会の素晴らしさは
群を抜いており、中に飾られたフレスコ画や、祭壇、聖者の像などは、まさに
歴史的遺産と言えるでしょう。この教会で行われたこのライヴ、以前からCDと
してリリースされていて、その燃焼度の高い演奏には定評がありました。クー
ベリックの的確な指揮もさることながら、ルチア・ポップを始めとした名歌手
たちの名唱も聴きどころです。このミサ曲は、あまり録音の多くない作品です
が、全編を覆う輝かしい響きは格別のものがあり、初期の曲ながらも奥深い美
しさを持っています。そんな明るさと荘厳さを見事なまでに表現した演奏です。

<Opus Arte>
OALS3000BD(DVD-Video) 12枚組 \8350
ミラノ・スカラ座の貴重な映像アーカイブBOX、久しぶりの再入荷!数量限定!!!
ミラノ・スカラ座BOX
スカラ座往年の名オペラ映像を結集したアーカイブシリーズのBOXを3年ぶりに
再入荷!!イタリア・オペラ界の頂点に長年君臨したムーティの名采配ぶりを
目の当たりにすることができる豪華なBOX。いずれも、世界最高峰のオペラ・
ハウス、ミラノ・スカラ座ならではの、スター歌手、名指揮者・演出家が勢ぞ
ろいの舞台。イタリア・オペラの栄華を感動とともに体験できる珠玉のコレク
ションを今だけ特別価格で! 
字幕】英語のみ ※日本語字幕なし
曲目詳細はこちらにございます



<Brilliant Classics>
BRL 9147 20枚組 \7850
ESPANA Classical masterpieces
スペインの作曲家による作品集
ヴァリアスアーティスツ
曲目詳細はこちらにございます

BRL 9171 11枚組 \5050
ミニマル・ピアノ・コレクション Vol.X-XX
ヴァリアスアーティスツ
曲目詳細はこちらにございます

BRL 9178 \540
カタルーニャ民謡集(マヌエル・ガルシア・ムランテ版)
ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス(Sop)ジェフリー・パーソンズ(pf)
El cant del ocells、Muntanyes regalades、El mariner、El mestre、
Mariagneta、Muntanyes del Canigo、El rossinyol、El bon cacador、
La filla del marxant、L’hereu Riera、Els estudiantes de Tolosa、
La ploma de perdiu、Els fadrins de Sant Boi、Caterina d’Alio、
La Margarideta、La Mare de Deu、Josep i Maria、El Noi de la Mare、
El desembre congelat、La dama d’Arago、El testament d’Amelia、
La muller del gavatxot、La filadora、La preso de Lleida、Canco del
lladre、Els pobres traginers、La filla del carmesi、Els tres tambors、
Els segadors

BRL 94056 40枚組 \9450
ヴィヴァルディ:作品集
ヴァリアスアーティスツ
曲目詳細はこちらにございます

BRL 93145 4枚組 \2050
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲、管弦楽組曲
カンタータ第146番「われらあまたの苦難を経て」BWV.146よりシンフォニア、
カンタータ第29番「われら汝に感謝す、神よ、われら感謝す」BWV.29よりシ
ンフォニア
ピーター=ヤン・ベルダー指揮、ムジカ・アムフィオン
アンドルー・マンゼ指揮、ラ・ストラヴァガンツァ・ケルン、他

BRL 93153 6枚組 \3080
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲Op.10、Op.11、Op.13 
既発の品番:92503、92889、93076をまとめたもの
ラ・マニフィカ・コムニタ

BRL 93325 3枚組 \1550
ワーグナー:オペラ序曲全集
パルジファルより前奏曲、ニーベルングの指輪よりワルキューレの騎行、
森のささやき、ジークフリートのラインへの旅、
ジークフリートの葬送行進曲、トリスタンとイゾルデより前奏曲、愛の死、
リエンツィ序曲、さまよえるオランダ人序曲、タンホイザーより序曲、
ローエングリンより第1幕への前奏曲、第2幕への前奏曲、
ニュルンベルクのマイスタージンガー序曲、妖精序曲、恋愛禁制序曲、
リエンツィ序曲、パルジファルより聖金曜日の音楽、ジークフリート牧歌
ユーリ・シモノフ指揮、フィルハーモニー管弦楽団
フランチェスコ・ダヴァロス指揮、フィルハーモニー管弦楽団

BRL 97441 3枚組 \1550
J.S.バッハ:マタイ受難曲
ルーファス・ミュラー(Ten)イエス:リチャード・ジャクソン(Br)
ナンシー・アルジェンタ(Sop)リンダ・リー(MSop)
ジョナサン・ピーター・ケニー(C-T)ジェミー・マクドゥーガル(Ten)
スティーヴン・ヴァーコー(Br) 
ペルゴレージ:スーターバト・マーテル 
アングハラド・グラフィズ・ジョーンズ(Sop)ローレンス・ザゾ(C-T)
ポール・グッドウィン指揮、オックスフォード・アカデミー

BRL 9165 \540
エネスコ:ヴァイオリンソナタ第1番-第3番
アンタル・シャライ(Vln)ヨージェフ・バログ(pf)

BRL 9194 2枚組 \1080
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ:交響曲第1番-第6番
ハンス・ヴェルナー・ヘンツェ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ロンドン交響楽団

BRL 94054 10枚組 \4580
ハインツ・ホリガー(Obe)名演奏集
曲目詳細はこちらにございます

BRL 94060 2枚組 \1080
シューマン:チェロのための編曲集
フリードリヒ・グルツマッヒャーの編曲による 歌曲より17曲、
ピアノ曲よりOp.85-12、Op.115-6、Op.28-2、Op.124-16、Op.12-3、
Op.68-10、2、Op.82-9、Op.85-9、ヴァイオリンソナタ第2番、
子供の情景Op.15
フランチェスコ・ディロン(Vc)
エマニュエル・トルクァーティ(pf)

BRL 94077 \540
リャードフ:管弦楽曲集
プーシキン記念のポロネーズOp.49、古い時代からOp.21b、
スケルツォ第1番Op.16挽歌Op.67、音楽の玉手箱Op.32、
アマゾン女族の踊りOp.65、ヨハネ黙示録からOp.66、
ルビンシテイン像の除幕式祝賀ポロネーズOp.55、8つのロシア民謡Op.58、
キキモラOp.63、魔法にかけられた湖Op.62、ババ・ガヤOp.56
イヴァン・シュピラー指揮、クラスノヤルスク交響楽団

BRL 94082 2枚組 \1080
シューベルト:二重唱曲、三重唱曲、四重奏曲集
ヘルマンとトゥスネルダD.322、アンティゴーネとエディプスD.542、
クロンナンD.282、歌唱練習曲D.619、ゼルマとゼルマールD.286、
光と愛D.352、ヘクトールの別れD.312、ただあこがれを知る者だけD.877-1、
ゲーテの「ファウスト」の一場面D.126、婚礼の焼肉D.930、弁護士D.37、
ポンス酒の歌D.277、フォーグルの誕生日のためのカンタータ「春の朝」D.666
サリエリ氏の50年目の祝いに寄せる歌D.441、
ドイツ人の勝利で苦しみは去ったD.88、酒宴の歌D.148、踊りD.826、
誕生日讃歌D.763、無限なるものに寄せる讃歌D.232、太陽に寄せてD.439、
埋葬の歌D.168、嵐の中の神D.985、世界の創造主たる神D.986、
人生の喜びD.609、祈りD.815
エリー・アーメリング(Sop)ジャネット・ベイカー(MSop)
RIAS室内合唱団
ペーター・シュライアー、ホルスト・ラウベンタール(Ten)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ジェラルド・ムーア(pf)

BRL 94112 10枚組 \4580
コレッリ:作品全集
トリオソナタOp.1-Op.4、ヴァイオリンソナタOp.5、合奏協奏曲Op.6、
トランペットと2台のヴァイオリンの為のソナタWoO.4、トリオソナタWoO.5-8、
シンフォニアWoO.1、4声のソナタWoO.2
既発BRL92403と同内容
ピーター=ヤン・ベルダー指揮、ムジカ・アムフィオン、他

BRL 94146 \540
ルイージ・ガッティ(1740-1817):3つの協奏曲集(世界初録音)
ヴァリアスアーティスツ
2つのヴァイオリンと管弦楽のためのコンチェルトーネL7e.1、
ファゴット協奏曲L7e.4、ピアノ協奏曲L7e.5 
パオロ・ギドーニ、リタ・マスカーナ(Vln)ピエトロ・ボスナ(Vc)
ファウスト・ペドレッティ指揮、
Orchestra dei Ducati
ステファノ・カヌーティ(Fgt)
ファウスト・ペドレッティ指揮
Orchestra da camera del conservatorio di musica di mantova
Andrea Dembech(pf)
ルカ・ベルタッツィ指揮
Orchestra da camera del conservatorio di musica di mantova


●Brilliant Classics Concertos series
曲目詳細はこちらにございます

BRL 94094 10枚組 \2700
トランペット協奏曲集

BRL 94095 10枚組 \2700
ピアノ協奏曲集

BRL 94096 10枚組 \2700
ヴァイオリン協奏曲集

BRL 94097 10枚組 \2700
フルート協奏曲集

BRL 94098 10枚組 \2700
チェロ協奏曲集

BRL 94099 10枚組 \2700
オルガン協奏曲集

BRL 94100 10枚組 \2700
管楽器のための協奏曲集





<IMPERIAL DVD CLASSIC> 各1枚 \1050
こちらは韓国盤です。ケース等はすべて英語表記になっています。また字幕は
英語となります。

IMPERIAL 52025(DVD-Video)
スメタナ:モルダウ、歌劇「売られた花嫁」より
グリーグ:ペールギュント組曲
リボル・ペシェク指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、他

IMPERIAL52026 (DVD-Video)
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」
チャールズ・マッケラス指揮、プラハ国立歌劇場管弦楽団、他
アンドレイ・ベスチャスニー(Br)ルジェク・ヴェレ(Bs)
イルジナ・マルコヴァ(Sop)ナジェジュダ・ペトレンコ(Sop)

IMPERIAL 52027(DVD-Video)
モーツァルト:歌劇「魔笛」(抜粋)
フェレンツ・フリッチャイ指揮、ベルリンRIAS交響楽団、他
ヨーゼフ・グラインドル(Bs)リタ・シュトライヒ(Sop)
マリア・シュターダー(Sop)エルンスト・ヘフリガー(Ten)

IMPERIAL 52028(DVD-Video)
アルゲリッチと仲間たち
モーツァルト:四手のためのソナタK.381/シューマン:幻想小曲集Op.73/
ラフマニノフ:組曲第2番/ラヴェル:ラ・ヴァルス
マルタ・アルゲリッチ(pf)ニコラス・エコノム(pf)ネルソン・フレイレ(pf)
ミッシャ・マイスキー(Vc)

IMPERIAL 52029(DVD-Video)
20世紀の作曲家による2台ピアノのための作品集
ストラヴィンスキー:春の祭典/アイヴ:四分音による3つの小品
ガーシュウィン:ピアノ協奏曲ヘ調/ラプソディー・イン・ブルー
アンソニー・パラトーレ、ジョゼフ・パラトーレ(pf)

IMPERIAL 52030(DVD-Video)
スタニスラフ・ブーニン(pf)ピアノコンサート
ショパン:
ノクターンOp.27-2、即興曲Op.29、Op.51、
マズルカOp.30-2、Op.56-2、Op.59-3、Op.63-3、ポロネーズOp.61、
ワルツ 変ホ長調Op.posth、ホ長調Op.posth
ドビュッシー:アラベスク第1番、スティリー風タランテラ、映像第1集
スタニスラフ・ブーニン(pf)  

IMPERIAL 52031(DVD-Video)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番K.466、第26番K.537
フリードリヒ・グルダ(pf、指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

IMPERIAL 52032(DVD-Video)
Piano & Viola ensemble
Classic Hour at Emerald Hall
ミシェル・コレット:ソナタ ロ長調/ベートーヴェン:ノットゥルノOp.42
ブラームス:ソナタOp.120-2/パガニーニ:大ヴィオラソナタ
シューベルト:アルペジオーネソナタよりアダージョ/サンサーンス:白鳥
アルチュニアン:Exprompt
ルボミール・マリー(Vla)ラディスラフ・イェリネク(pf)

IMPERIAL 52033(DVD-Video)
Mozart for the People
モーツァルト:ピアノ曲集
ソナタ第4番K.282、第9番K.311、第12番K.322、第14番K.457、幻想曲K.475
フリードリヒ・グルダ(pf)

IMPERIAL 52034(DVD-Video)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/チャイコフスキー:交響曲第5番
アルカディ・ツェンツィパー(pf)
Vladislav Tschernunschenko指揮、サンクトペテルスブルク国立管弦楽団

IMPERIAL 52035(DVD-Video)
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲
マキシム・ヴェンゲーロフ(Vln)アレクセイ・スルタノフ(pf)
パヴェル・コーガン指揮、モスクワ国立管弦楽団

IMPERIAL 52036(DVD-Video)
ブラームス:交響曲第2番
Ilmar Lapinsch指揮、モスクワ国立放送交響楽団
ビゼー:交響曲第1番
パヴェル・ソロキン指揮、モスクワ国立放送交響楽団

IMPERIAL 52037(DVD-Video)
モーツァルト・イン・ザルツブルク
交響曲ニ長調K.95、第39番K.543、ピアノ協奏曲第21番K.467、
コンサート・アリア「あなたを愛している人の望みどおり」K.577 、
「もうたくさんだ、お前は勝った…ああ、私を捨てないで」K.486
マリア・ティーポ(pf)クラウディア・カリッシュ(MSop)
ハンス・グラーフ指揮、モーツァルテウム管弦楽団

IMPERIAL 52038(DVD-Video)
First Night of the Proms
グリンカ:ルスランとリュドミーラ序曲/ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2番
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲より、花のワルツ
Diniki:Die Lerche/ハチャトゥリアン:剣の舞
J.シュトラウス:皇帝円舞曲、ラデツキー行進曲/エルガー:威風堂々
ユストゥス・フランツ 指揮、Philharmonia of the Nations

IMPERIAL 52039(DVD-Video)
R.シュトラウス・コンサート
ホルン協奏曲第1番、歌劇「カプリッチョ」より弦楽六重奏のための序奏、
ロマンス、組曲「町人貴族」Op.60
Werner Grobholz(Vln)
シュテファン・ハーク(Vc)マティアス・ウェーバー(pf)
ザビーネ・マイヤー(Cla)マリー=ルイーズ・ノイネッカー(Hrn)
ミヒャエル・ヘルムラート指揮、ミュンヘン・フィルハーモニー室内管弦楽団

IMPERIAL 52040(DVD-Video)
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」(抜粋)
ジョルジオ・クローチ指揮、Stagione d'Opera Italiana、他
パウレッタ・ディヴォーン、ブルーノ・セバスティアン、
アドリアーナ・ニコライ、ワルター・ドナティ

IMPERIAL 52042(DVD-Video)
ベルント・グレムザー(pf)リサイタル
スクリャービン:ピアノソナタ第2番「幻想」
ストラヴィンスキー:ペトルーシュカからの3楽章
リスト:超絶技巧練習曲より第11番「夕べの調べ」、第5番「鬼火」、
無調のバガテル、スペイン狂詩曲

IMPERIAL 52043(DVD-Video)
モーツァルト:幻想曲K.475
ベートーヴェン:ピアノソナタ第32番
シューベルト:ピアノソナタ第21番D.960
ゾルタン・コチシュ(pf)リサイタル

IMPERIAL 52044(DVD-Video)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
ツィモン・バルト(pf)
ロドリック・ブライドン指揮、スイス・イタリアーナ管弦楽団

IMPERIAL 52045(DVD-Video)
モスクワ・ヴィルトゥオージ
J.S.バッハ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV.1043、ヴァイオリン協奏曲BWV.1041
モーツァルト:
オーボエ協奏曲K.285d、交響曲第24番K.182、ディヴェルティメントK.137より
アレクセイ・ウトキン(Obe)
ウラディーミル・スピヴァコフ(Vln、指揮)
モスクワ・ヴィルトゥオージ室内管弦楽団

<TACET>
TACET 192 \2380
エフゲニ・コロリオフ(ピアノ) バッハ:各種編曲作品集
原曲と編曲 Original works and transcriptions
(1)リチェルカーレ ト短調 「音楽の捧げ物」BWV.1079 より
エフゲニ・コロリオフ(ピアノ)
(2)ジョルジ・クルターグによる4手のピアノの為に編曲された作品集6曲
コラール「おお罪なき神の小羊」 BWV.1095
コラール「アダムの墜落によりてすべては朽ちぬ」 BWV.637
コラール「深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる」 BWV.687
コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV.711
ソナチネ - カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」 BWV.106から
ソナタ 1 - オルガンの為による6つのトリオ・ソナタから BWV.525
デュオ・コロリオフ
(エフゲニ・コロリオフ、Ljupka Hadzigeorgieva(ピアノ))
(3)コロリオフ編曲による「パッサカリア ト短調」  BWV.582
デュオ・コロリオフ
(エフゲニ・コロリオフ、Ljupka Hadzigeorgieva(ピアノ))
(4)クラヴィーア練習曲第3巻 - Clavierubung III
(各コラールのピアノ編曲作品集11曲)
コラール「キリエ、永遠の父なる神よ」 BWV.672
コラール「すべての世の慰めなるキリストよ」 BWV.673
コラール「キリエ、聖霊なる神よ」 BWV.674
コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」 BWV.675
コラール「いと高きところにいます神にのみ栄光あれ」によるフゲッタBWV.677
コラール「これぞ聖なる十戒」によるフゲッタ」 BWV.679
コラール「われらみな唯一なる神を信ず」によるフゲッタ BWV.681
コラール「天にましますわれらの父よ」 BWV.683
コラール「われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり」 BWV.685
コラール「深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる」 BWV.687
コラール「われらの救い主なるイエス・キリスト」によるフーガ BWV.689
エフゲニ・コロリオフ(ピアノ)
(5)リスト編曲による「前奏曲とフーガ イ短調」 BWV.543
エフゲニ・コロリオフ(ピアノ)




<CARUS>
50.153/99 \2380
ラインベルガー:歌唱劇「魔法の言葉」op.153 
(小規模のメルヘン・オペラ)
Josef Gabriel Rheinberger - Das Zauberwort op.153
ヨハネス・クネヒト指揮とピアノ Johannes knecht
シュトゥットガルト州立歌劇場児童合唱団
Kinderchor der Staatsoper Stuttgart
2007年3月2-3日シュトゥットガルト州立歌劇場での録音
ドイツの小説家で童話作家であるヴィルヘルム・ハウフ(Wilhelm Hauff 1802-
1827)による、「こうのとりになったカリフ」の物語を素材に1888年に作曲した
子供の為のメルヘン・オペラです。
世界初録音で、学術的にも貴重なアルバムです。
シーンごとの情景をイメージする効果音も含まれた楽しいアルバムです。

83.361 \2380
フランコ・ファジョーリ(カウンター・テナー) 名唱集
カンツォーネとカンタータ
フレスコバルディ、モンテヴェルディ、ヘンデル、ヴィヴァルディ、
パイジェッロの作品からカンツォーネとカンタータから全23曲
ルッカ・ピアンカ(リュート:Luca Pianca)
マルコ・フレッツァート(チェロ:Marck Frezzato)
イェルク・ハルベック(ハープシコード:Jorg Halubek)
2010年6月14-19日バーデン・バーデンでの録音
Franco Fagioli は 1981年アルゼンチンで生まれのカウンターテナーです。
既に多くの賞と高い名声を手に入れ、数々のアルバム高い評価を受ける
ファジョーリ注目のソロ・アルバムです。

83.362 \2380
W.F. バッハ:カンタータ集 第1集
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ
(1)「どうか天を引き裂き降りて来てください」
(2)「主をおそれ歩むものは幸いなり」
(3)O Wunder, wer kann dieses fassen
(4)「神は喜び叫ぶ声と共に昇り」
ラルフ・オットー指揮
マインツ・バッハ合唱団
ラルパ・フェスタンテ
2010年5月28-31日ヴィースバーデンでの録音
1曲目を除いて全て世界初録音です。学術的にも貴重なアルバムです。

83.429 \2380
W.F. バッハ:カンタータ集 第2集
ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ
(1)Der Herr wird mit gerechtigkeit richten die Armen
(2)「ミサ曲 ト短調」 Missa in g-Moll
(3)Heilig ist Gott, der Herr Zebaoth
(4)「神の子羊 アニュス・デイ」 Agnus dei
(5)「われを愛するものは、わが言葉を守らん」
ユルゲン・オックス指揮
ラスタッター・ホフカペレ
2010年7月5-7日バーデン・バーデンでの録音
全て世界初録音です。学術的にも貴重なアルバムです。




<VENEZIA>
CDVE00026 3枚組 ¥1650
レオニード・コーガン(ヴァイオリン)の芸術
CD. 1
(1)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタからパルティータ第1番 BWV.1002
(2)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタからパルティータ第2番 
BWV.1004 から 「シャコンヌ」
1954年2月14日ライヴ録音
(3)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12-3
CD. 2
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」 ヘ長調 op.24
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」イ長調 op.47
以上 エミール・ギレリス(ピアノ)
1964年3月29日レニングラード・フィル大ホールでのライヴ
CD. 3
(6)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 ト長調 op.78 1959年
(7)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100 1956年
(8)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番 二短調 op.108 1955年
モスクワ音楽院大ホール
以上 アンドレイ・ムイトニク(ピアノ)
以上 ヴァイオリン は 全て レオニード・コーガン
※CD. 1 のバッハにマスターに起因するノイズが含まれているとの事です。
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタはCDVE04348(#2700000 043486)
既に廃盤からの収録となります。

CDVE04399 6枚組 ¥4500
チャイコフスキー:
CD. 1
(1)交響曲第1番「冬の日の幻想」ト短調 op.13
(2)交響曲第2番「ウクライナ」ハ短調 op.17
CD. 2
(3)交響曲第3番「ポーランド」ニ長調 op.29
以上 モスクワ放送交響楽団 1972年スタジオ録音
CD. 3
(4)交響曲第4番 ヘ短調 op.36
モスクワ放送交響楽団 1971年スタジオ録音
(5)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
モスクワ・フィル 1968年モスクワでのライヴ録音
CD. 4
(6)交響曲第5番 ホ短調 op.64
モスクワ放送交響楽団 1972年スタジオ録音
(7)祝典序曲「1812年」 op.49
モスクワ音楽院管弦楽団(チャイコフスキー記念交響楽団) 1990年ライヴ録音
CD. 5
(8)交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74
モスクワ放送交響楽団 1973年スタジオ録音
(9)ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 op.33
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
レニングラード・フィル 1963年スタジオ録音
CD. 6
(10)交響曲「マンフレッド」 op.58
モスクワ放送交響楽団 1972年スタジオ録音
以上 指揮は 全て ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
CDVE24250チャイコフスキー:後期交響曲(既に廃盤)
CDVE04379(#2700000 043790)チャイコフスキー:後期交響曲
(この全集を受けて廃盤)。
今回、ヴァイオリン協奏曲等小品を含む6CDの全集です。

<GENUIN>
GEN 10189 \1980
「ロマン派流儀のバッハ」
(1)バッハ(メンデルスゾーン編):パルティータ第2番BWV.1004-シャコンヌ
(2)バッハ(メンデルスゾーン編):パルティータ第3番BWV.1006-プレルーディオ
(3)バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016-第3楽章,第4楽章
(4)バッハ(レッセル編):パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004-シャコンヌ
(5)メンデルスゾーン:
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調-アレグロ・ヴィヴァーチェ
(6)バッハ(シューマン編):パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004-シャコンヌ
(7)バッハ(シューマン編):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番BWV.1003-アンダンテ
平崎真弓(Vn)
クリスティーネ・ショルンスハイム(フォルテピアノ)
録音:2010年4月15-17日
たいへん興味深いアルバムである。バッハの有名なシャコンヌが3種類、メン
デルスゾーン、レッセル、シューマンがそれぞれピアノ伴奏を補った楽譜で
演奏。同様なプレルーディオ、アンダンテに加え、メンデルスゾーンのヴァイ
オリン・ソナタも収録。平崎真弓は、東京藝術大学在学中にドイツに渡り、
2006年、ライプツィヒのバッハ国際コンクールで第2位を受賞。バロック、
古典派それぞれのピリオド奏法に精通したソリストとして活躍している。
伴奏は名手クリスティーネ・ショルンスハイムである。

GEN 10178 \1980
「ダンディ:ピアノ作品集第3集」
3つの言葉のないロマンスOp.1/4つの小品Op.16
エルヴェティアOp.17/夜想曲Op.26/散歩Op.27
シューマニアーナOp.30
ハイドンの名前に基づいたメヌエットOp.65
妖精たちの物語Op.86
フランスの童謡に基づいた6つのパラフレーズOp.95
ミヒャエル・シェーファー(ピアノ)
録音:2009年10月12-14,ミュンヘン
ヴァンサン・ダンディ(1851-1931)のピアノ作品全集の第3集。
第1集はGEN 87083、第2集はGEN 87101。第4集で完結の予定である。第3集は、
1869年作曲のロマンスから始まり、1929年作曲のパラフレーズまで、多様な
作品が集められている。中でもダンディ75歳の時の妖精たちの物語は美しい
作品である。ミヒャエル・シェーファーが申し分ない演奏を録音してくれて
いる。

GEN 10183 \1980
「ヴィオラ・ダモーレのための音楽」
シューフバウアー:
トリオ イ長調(2つのヴィオラ・ダモーレと通奏低音のための)
グツィンガー:組曲 イ長調(2つのヴィオラ・ダモーレと通奏低音のための)
不詳:トリオ ニ長調(2つのヴィオラ・ダモーレと通奏低音のための)
不詳:トリオ イ長調(2つのヴィオラ・ダモーレと通奏低音のための)
ペツォルト:パルティータ イ長調
ガンシュペック:ウヴェルチューレ イ長調
アンネ・シューマン(Vaダモーレ)、
クラウス・フォイクト(Vaダモーレ)、
アリソン・マクジリブレイ(Vc)、
ペトラ・ブルマン(テオルボ,バロックギター)、
セバスティアン・クネーベル(Cemb)
録音:2010年2月15-18日
これはバロック音楽ファン待望の録音だ。バロック時代から古典派初期にかけ
て人気だったヴィオラ・ダモーレは、共鳴弦を持っていることで独特の豊かな
音を奏でることができる楽器だ。このCDでは2つのヴィオラ・ダモーレを用いる
曲を集めている。フランツ・ジーモン・シューフバウアー(?-1743)、ヨハン・
ペーター・グツィンガー(1683-1773)、クリスティアン・ペツォルト
(1677-1733)、ヴィルヘルム・ガンシュペック(1687-1770)といった作曲家の
作品に加え、18世の名も伝わらぬ作曲家の作品が実に愛らしく楽しめる。ヴィ
オラ・ダモーレの音色に魅せられた人なら大喜び間違いないだろう。

GEN 10176 \1980
「バロック時代の嘆きの歌」
ヘンデル:「リナルド」-泣くがままにさせてください
グルック:「オルフェオ」-エウリディーチェを失ってどうすればいいのか,
なんという澄み切った空だろう
ヘンデル:「ヘラクレス」-どこへ飛んでいこう
ヴィヴァルディ:「ジュスティーノ」-胸に感じる,喜びをもって見るでしょう
モンテヴェルディ:「ウリッセの帰還」-哀れな王妃の
ヘンデル:「アチ、ガラテアとポリフェーモ」-空に雷が光ろうとも
モンテヴェルディ:「アリアンナ」-アリアンナの嘆き
ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」-侮辱された蛇は
パーセル:「ディドとエネアス」-私が大地に横たわる時
マライケ・モール(MS)
ハノーフェルシェ・ホフカペレ(ハノーファー宮廷楽団)
2010年2月11日、4月22、23日,
モンテヴェルディからグルックまでのオペラの嘆きの歌を集めている。マライ
ケ・モールは、1977年、ドイツ、ヘッセン州ローテンブルク・アン・デア・フ
ルダ生まれ。バロック音楽もリゲティなど現代の音楽も歌うという多彩な才能
の持ち主である。ハノーフェルシェ・ホフカペレ(ハノーファー宮廷楽団)は
1981年結成の歴史ある古楽オーケストラ。1996年以来コンサートミストレスの
アンネ・レーリヒが率いている。

GEN 10179 \1980
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
ラヴェル:「鏡」
ミヒャエル・ゼーヴァン(ピアノ)
録音:2009年4月6、8-9日、ライプツィヒ、
「展覧会の絵」に「鏡」と、ピアノの傑作組曲2曲を収録。ミヒャエル・ゼー
ヴァンはミュンヘン生まれ。11歳にしてオーケストラと共演。以来幅広くピア
ニストとしての活動を続けてきた。ここでの両名曲には、豊かな経験を背負っ
た芸術家ならではの、しっかりとした語り口の上手さを楽しむことができる。

GEN 10192 \1980
シューマン:謝肉祭 Op.9,幻想小曲集 Op.12
メンデルスゾーン:幻想曲 嬰ヘ短調 Op.28
リスト:シューマンの「君に捧ぐ」
リリアン・アコポヴァ(ピアノ)
録音:2010年3月26、27日、ミュンヘン
リリアン・アコポヴァは1983年6月、アルメニアの首都エレバンに生まれた若
いピアニスト。2001年からミュンヘンに留学、エリソ・ヴィルサラーゼに学び、
数々のコンクールで優勝、入賞。ソリストとしての活躍を広げている。清潔感
のある音楽作りが好ましい。




<ムジカノーバ・レーベル>
MUSI-0009 \2100
「癒しの聖歌と賛美歌」
1.もろびとこぞりて
2.しゅはいのちを
3.あまつましみず
4.あめにはさかえ
5.みつかいうたいて
6.いつくしみふかき
7.なつかしみ母
8.みこのねむるそば
9.まぶねのかたえに
10.カレリアの丘
11.きよきおとめとて
12.アリアはあゆみぬ
13.ひいらぎかざろう
14.われをもすくいし
15.こころに主イエスを
16.まきびとひつじを
17.さやかに星はきらめき
演奏者:石原眞治
合計演奏時間: 43分57秒
ベルサウンド(オルゴールサンプリング)による宗教曲集。
光明社発行「カトリック聖歌集」と日本キリスト教団発行の「賛美歌・賛美歌
第二編」からセレクトして編曲を施した宗教曲集です。




<若林工房レーベル>
WAKA-4150 \2400
ショパン名曲集
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22
ノクターン 変ホ長調Op.9-2/幻想即興曲 嬰ハ短調Op.66/
ワルツ(変ニ長調Op.64-1「小犬」、嬰ハ短調Op.64-2、変イ長調Op.69-1「告別」)
マズルカ(変ロ長調 Op.7-1、 ニ長調Op.33-2、 ホ短調Op.41-2)
スケルツォ 第2番 変ロ短調Op.31
プレリュード 変ニ長調Op.28-15 《雨だれ》
舟歌 嬰ヘ長調Op.60
カンタービレ 変ロ長調
[ボーナストラック]
エチュード(「別れの曲」Op.10-3、「革命」Op.10-12、「黒鍵」Op.10-5)
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2010年4月、6月& 9月、新川文化ホール(富山県魚津市)
2010年6月25日、いずみホール(コンサート・ライヴ録音)(ボーナストラック)
メジューエワによるショパン生誕200年メモリアル・イヤー企画第6弾。待望の
「ショパン名曲集」の登場です。大作「アンダンテ・スピアナートと華麗なる
大ポロネーズ」や、「幻想即興曲」、「小犬のワルツ」などお馴染みの名曲
のほか、既録音のある「ノクターン第2番」、「雨だれ」、
「スケルツォ第2番」、「舟歌」を改めて新録音。さらには2010年6月25日に
いずみホール(大阪)で行われた演奏会のライヴ録音から有名エチュード3曲を
ボーナストラックとして収録するなど、聴きごたえ充分の一枚です。きわめて
自然な息遣いをもってショパンならではの「詩情」と「憂愁」を情感豊かに
表出する、しなやかで強靭なピアニズム。「ショパンの魂を語り継ぐ真の
ショパン弾き」メジューエワの真価をお楽しみください。
「・・・作品に込められた内的葛藤と、日々の心象風景を見事に描き切り、
ショパンにとって極めて大切な各々特有のリズムを、闊達な躍動感と万感胸
に迫るような哀感を携えて織り上げるのである。それは作品が誕生してから
経過した200年近くの時空を打ち消し、その作品が今生まれたばかりのよう
な新鮮さと情熱、そして活き活きとした生命力をもって我々の前に示してく
れるのである。イリーナ・メジューエワこそ、ショパンの魂を後世に語り継
ぐ真のショパン弾きである。」(真嶋雄大/ライナーノートより)




<ミッテンヴァルト>
MTWD 99045 \3000
-日本楽派IX-
日本のピアノ・ソナタ選-小松耕輔・乾 春男・大澤壽人-
(1)小松耕輔(明治17年-昭和41年):ピアノ・ソナタ ト長調(大正11年)
(2)乾 春男(昭和4年-昭和24年):ピアノ・ソナタ(昭和24年)
(3)乾 春男:ペルソナ(昭和24年)
(4)大澤壽人(明治39年-昭和28年):ソナチネ ホ短調(昭和8年)
(5)大澤壽人:丁丑春三題(昭和12年)
入川 舜(ピアノ)
録音:2010年5月25日・26日,神奈川県二宮町生涯学習センター 
ラディアンホール
3つの世代の日本人作曲家のピアノ曲が収められている。小松耕輔は山田耕筰や
信時潔と同世代の明治人。大澤壽人は諸井三郎や橋本國彦、高木東六、池内友
次郎、深井史郎、松平頼則や平尾喜四男と同世代の大正育ち、乾春男は黛敏郎
や武満徹と同世代で諸井誠や間宮芳生とは同級生の戦後の作曲家。
一見、バラバラと思えなくもない3人だ。しかし、ひとつのキイワードでつな
がっている。フランスだ。いや、パリだ。小松は1920年代にパリに学び、日本
に近代フランス音楽の息吹きを伝えた。大澤は1930年代にパリに学び、その街
に鳴り響く最新の音楽をたちまち自家薬籠中のものにした。乾は日本から出ぬ
まま早逝した人だけれど、その師匠は小松の紹介でパリ音楽院に留学した池内
友次郎であり、池内との出会いが乾のフランス趣味を強めていった。
日本人とフランス音楽とピアノ。そんなつながりに思いを巡らせるためのアル
バムである。
(片山杜秀,ライナー・ノートより)




<ジェイズ・ミュージック>
JMCC 20217 \3000
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第9番Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 D.810「死と乙女」
クァルテット・エクセルシオ:
【西野ゆか(Vn)、山田百子(Vn)、吉田有紀子(Va)、大友肇(Vc)】
録音:2010年4月、7月,入善コスモホール 
結成17年。国内の常設カルテットとしては、今や若手ナンバーワンの名前を欲
しいままにしているエクセルシオ。待望のセカンド・アルバムです。今回は難
曲「死と乙女」に挑戦。瑞々しい迫力に満ちあふれています。芳醇で上品な仕
上がりとなっている「ラズモフスキー 第3番」と共に、聴き応えのある1枚に
仕上がっています。
2000年、第5回パオロ・ボルチアーニ国際弦楽四重奏コンクールにて最高位受
賞、同時にサルバトーレ・シャリーノ特別賞受賞。また、2009年には第19回新
日鐵音楽賞を受賞。
「エクの演奏は、構築とダイナミズム、響きの色彩が鮮やかに融合し、恐るべ
きファンタジーが紡がれていくのである。そして何よりもエクの美意識の高さ
に驚かされているのだ。」(真嶋雄大)

JMCC-20206 \2500
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第10番Op.74「ハープ」
シャリーノ:弦楽四重奏曲 第7番(世界初録音)
ディーリアス:弦楽四重奏曲「去りゆくツバメ」
(ボーナス・トラック,幸松肇:4つの日本民謡第1集より)
クァルテット・エクセルシオ
クァルテット・エクセルシオの第1弾CDです。弊社で取り扱うことになりまし
た。現在のエクセルシオの原点ともいえる1枚。エクセルシオの伝説はここか
ら始まった。





<エディションHST>
HST-902 5枚組 \3150
限定盤 特別価格
ヴァンハル(1739-1813):10の交響曲集(HST902)【世界初録音】
Disc1) 第一巻; HST053
変ロ長調Bryan B2/変ホ長調Bryan Es5
Disc2) 第六巻; HST051
ト長調Bryan G7/ト長調Bryan G1/へ長調Bryan F4
Disc3) 第八巻; HST059
ト長調Bryan G8/ハ長調Bryan C9
Disc4) 第九巻; HST066
変ロ長調Bryan B4/変ホ長調Bryan Es3/ホ長調Bryan E1
Disc5) HST901
「アダージョ集」
ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
松井 利世子(ヴァイオリン;リーダー)
録音:2007年- 2009年
ハイドン・シンフォニエッタ・トウキョウ結成13年を記念して、リリース済み
のヴァンハル:疾風怒濤交響曲全集から4枚とアダージョ集を集成して、廉価盤
として限定発売。
中でも、特に交響曲 B2, G8 は20世紀初頭までハイドン作として伝承された曰
く付きであり、古典派交響曲を語る上で欠くことのできない存在となっていま
す。
5枚組(マルチケース入り、疾風怒濤交響曲集4枚+アダージョ集1枚)、限定盤
(再発売)




<ALBANY>
TROY1192 9枚組 \7920
エズラ・ラダーマン(b.1924)の音楽
Vol.1(TROY399)
(1)ピアノ・ソナタ第2番/
(2)ヴァイオリンとチェロの二重奏曲/
(3)チェロとピアノの二重奏曲
(1)アン・ルイーズ=タージオン(P)、
(2)キャシー・ロビンソン(Vn)、キース・ロビンソン(Vc)
(3)パンジー・チャン(Vc)、E.パリソット(P)
Vol.2(TROY434)
(1)ヴァイオリン・ソナタ/
(2)ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲/
(3)ヴァイオリンとピアノのための主題と変奏/
(4)チェロのための幻想曲
(1)(2)エリック・フリードマン(Vn)、
(1)(2)(3)エリザベス・パリソット(P)、
(3)ユ・キョンハク(Vn)、
(4)パトリック・ジェー(Vc)
Vol.3(TROY473)
弦楽四重奏曲第6-8番
カサット弦楽四重奏団
Vol.4(TROY454)
(1)アルド/(2)シモンエス/
(3)パリソット(ピアティゴルスキー/カザルス/フォイアマン/シュタルケル
/パリソット)
アルド・パリソット指揮イェール・チェロ・アンサンブル
Vol.5(TROY537)
(1)ヴァイオリン二重奏曲/(2)ファゴット協奏曲/
(3)六重奏曲
ピッツバーグ室内楽プロジェクト
Vol.6(TROY637)
(1)ピアノ三重奏曲第1・2番/
(2)想像上の生活からの情景第1・2巻
(1)コネティカット三重奏団(ピアノ三重奏)、
(2)トマス・ラバドルフ(Cl)
Vol.7(TROY939)
ピアノ・ソナタ第3番/《B’shert》(訳注:イディッシュで「…を意味した」
の意)
スィンアイ・スー(Pf)
Vol.8(TROY1057)
(1)フルートとクラリネットのための二重奏/
(2)フルートと弦楽四重奏のための《天体》/
(3)クラリネットと弦楽のための協奏曲
ランサム・ウィルソン((1)(2)Fl、(3)指揮)
(1)(3)デヴィッド・シフリン(Cl)
(2)カサット弦楽四重奏団
(3)イェール・フィルハーモニア弦楽合奏団
Vol.9(TROY1155)
弦楽四重奏曲第9番,第11番,第12番
アリアンツァ弦楽四重奏団
これまでリリースされたアメリカの作曲家ラダーマンのCDをボックスとしてま
とめたもの。エズラ・ラダーマンは1924年ブルックリン生まれの作曲家でアメ
リカ人としては最も早い時期に12音技法を取り入れた作曲家として知られ、
12音技法ながらほのかな抒情を感じさせる音楽室内楽を中心に多くの作品を
発表。12音技法は彼の主な手法だが、時に調性的な素材と無調的な素材を組み
合わせて用い現代的な文脈の中に叙情的な様式を混合している。クラリネット
の名匠デヴィッド・シフリン、ハイフェッツの高弟エリック・フリードマン、
EMIなどに多数の録音も行っているフルートのランサム・ウィルソンら演奏陣
も一流。

TROY1197 \1980
「ヴィクトール・バシュティクスの音楽」
ヴィクトール・バシュティクス(1912-2001):
レクイエム/クリスマス・カンタータ/
讃美歌/ラトヴィアの民謡集
アンドレイス・ヤンソンス指揮
ラトヴィア国立歌劇場室内管弦楽団、ラトヴィア音楽アカデミー混声合唱団、
ニューヨーク・ラトヴィア・コンサート合唱団、ほかソリスト
録音:2010年2月リガ
バシュティクスはラトヴィアの教会の合唱指揮者の父と合唱団員の母のもと
1912年に生まれた。第二次大戦中はドイツに占領され戦後がソ連に蹂躙される
という国家的民族的苦難を味わったが作品はそんな苦労を打ち払うかのように
力強く清冽なリリシズムを恥らうことなく大らかに歌い上げる。

TROY1191 \1980
「遠く離れて」
-ミロス・ライコヴィッチ(b.1956)の音楽
(1)空飛ぶ三人(1979-1980)
(2)ピアノ・ソナタ(1988-1989)
(3)B-A-G-D-A-D(バグダッド)-6音の主題による音楽(2004)
(4)エル・コントルノ(輪郭)変奏曲(2000)
(5)3つのロマンス(1988)/(6)冬のワルツ(2006)
(1)EVIトリオ(ピアノ三重奏)、
(2)タチアナ・ランコヴィッチ(Pf)、
(3)ミレン・ナチェフ指揮RTS(セルビア放送)響、
(4)ヴァレリヤ・ショロホヴァ(Vc)、ミロス・ライコヴィッチ(Pf)、
(5)B.クロフォード(Fl)、ヤスナ・ポポヴィッチ(Pf)、
(6)ボヤン・スジッチ指揮RTS(セルビア放送)響
録音:2008-09年
ライコヴィッチは1956年セルビアのベオグラード出身の作曲家で指揮者。かの
地の紛争のため世界各地を転々とし、日本にも滞在したことがある。メシアン、
デル・トレディチという全く個性の異なる作曲家に師事した変り種。作品も変
わっている。「空飛ぶ三人」は一度の三和音がメジャーとマイナー・コードが
時々変わるだけでひたすらジャカジャカ鳴らされ、ヴァイオリンとチェロは
「ドソミソ・ドドミソ・ソミドミソ・・・」といった態のアルペジオだけとい
うぶっ飛んだ曲。ちょっとフィリップ・グラスのミニマル手法を思わせるがア
ルペジオの音形パターンになかなか工夫が凝らされてれてパズルを見ているよ
うな面白さがある。「バグダッド」はハープ版、弦楽四重奏版、ピアノ版は既
に録音されている。エル・コントルノ変奏曲はペルトと佐藤聡明を組み合わせ
たような瞑想的な音楽。

TROY1194 \1980
「いま再び」-バーナード・ランズ(b.1934)の音楽
(1)前奏曲(2004)-Fl,Va,Hpのための
(2)「・・・声なき人の間で・・・」(2004)-Fl,Va,Hpのための
(3)スケルツィI-V(1974)-Cl,Vn,Vc,Pfのための
(4)ウォルコット歌曲集(2004)-メゾ・ソプラノとVcのための
(5)いま再び-サッフォーからの断章(2006)
-3人の女声と8人のアンサンブルのための
(1)-(5)ヤン・クシヴィツキ指揮
ネットワーク・オブ・ニューミュージック・アンサンブル
(4)(5)ジャニス・フェルティ(MS)、
(5)ジェニファー・ウィアー(S)、
(5)バーナデット・ディマジオ(A)
録音:2009-2010年
ランズはベリオ、ダラピッコラに師事し、作品はメータ、バレンボイムらによ
って盛んに取り上げられている。1984年にはピューリツァー賞を受賞。この賞
の受賞者には保守的で型にはまった作風の作曲家が多いのだがランズは例外的
で前衛と保守の間のバランスをうまく保ちながら現代の抒情的表現を追求し続
けている。武満徹が彼の才能に惚れ込み、サントリー国際作曲委嘱シリーズ作
曲家として日本に招聘したこともある。ドビュッシーの色彩感とウェーベルン
の切り詰められた表現が融合した声楽と室内アンサンブルのための最新作「い
ま再び-サッフォーからの断章」は近年の傑作。

TROY1171 \1980
ヘンリー・マーティン:ピアノ作品集
ピパの歌/ピアノ・ソナタ第4番《真夜中の時間》/
インヴェンションズ(I-VII)/
新しい前奏曲XVI/新しいフーガXVI/4つのジャズ・シーン
ヒラリー・デムスク(Pf)
録音:2009年
マーティンはアメリカの中堅世代の作曲家で、このアルバムには1980年から
2007年までに書かれたピアノ作品が収められている。マーティンは放送用の音
楽を手がける傍ら、多くの室内楽、交響楽、ピアノ作品を発表している。曲名
からも察せられるようにバッハに深く傾倒し、その対位法を現代流に組み替え
ようとしているのが彼の音楽である。バッハ、ジャズ、バルトーク、シェーン
ベルクが矛盾なく融合され、キース・ジャレットのような無国籍民族音楽のよ
うに聴こえる。

TROY1184 \1980
「エヴリシング・マスト・ゴー」
-マーティン・ブレスニックの音楽
(1)ウィリーのやり方(2006)/(2)落下(1993)/(3)バラード(2004)
(4)3つの合唱曲-アミカイの詩による(1988)
(5)エヴリシング・マスト・ゴー(2007)
(1)(3)リサ・ムーア(Pf)、(2)A.ニムズ(S)
(2)ウェイ=イ・ヤン(Pf)
(3)A.バスゲイト(Vc)
(4)M.ブルックス指揮エール・カメラータ
(5)プリズム・サクソフォン四重奏団
ブレスニックはクラシックから映画音楽まで幅広い分野で作品を発表している。
第1回アイヴス賞、アメリカ・ローマ大賞、ベルリン賞など多数の賞を受賞。
作品はジャズの影響を受けた「ウィリーのやり方」、バーンスタインやコープ
ランドを思わせる叙情的な「3つの合唱曲」、ミニマルの影響のある(5)など多
彩。

TROY1186 \1980
「水銀」-フルートとギターのためのアメリカ大陸の歌と踊り
(1)ロバート・ビーザー:山の歌(1985)
(2)デヴィッド・リプタク:ペルセポネのための歌(1997)
(3)アストル・ピアソラ:タンゴの歴史(1986)
ボニタ・ボイド(Fl)、
ニコラス・ゴルセス(G)、
(1)キャスリン・レウェック(S)
録音:2009年
ボニタ・ボイドはアメリカを代表する女流フルート奏者で若くしてロチェス
ター・フィルの首席を勤め現在はソリストとして多くの新作初演を行ってい
る。その中にはミクロス・ローザ、シエラの作品も含まれている。ギターの
ゴルセスとのユニットは1993年に結成され、アメリカ国内、ヨーロッパで盛
んに活動している。ロバート・ビーザーの「山の歌」はアメリカ民謡による
組曲。素朴な旋律が懐かしく味わい深い。アストル・ピアソラの「タンゴの
歴史」では二人の息のあったアンサンブルを聴かせる。

TROY1187 \1980
アラン・シュルマン(1915-2002):チェロのための作品集
(1)無伴奏チェロ組曲(1951)/(2)エリック・サティへのオマージュ(1938)
(3)若いチェリストのための組曲(1960)/(4)ラメント(1939)
(5)セレナーデ(1941)/(6)ラメントII(1983)
(7)コル・ニドレ(1970)/(8)チェロ協奏曲(1948)
ウェズリー・ボールドウィン(Vc)
(3)-(7)ケヴィン・クラス(Pf)、
(8)ジーン・レイズ指揮ホット・スプリングス音楽祭管弦楽団
録音:2009年、(9)のみライヴ
シュルマンはジュリアード音楽院でチェロを学んだ後、作曲をヒンデミットに
師事。チェリストとしては室内楽に力を入れると同時にトスカニーニのNBC交
響楽団に在籍したこともあった。作曲家としても多くの作品を残し、大作
「チェロ協奏曲」はレナード・ローズのために作曲されミトロプーロス&ニュ
ーヨーク・フィルによって初演された。ブロッホの「シェロモ」を思わせる神
秘的でロマンティックな秀作である。

TROY1188 \1980
デヴィッド・ストック(b.1939):
弦楽四重奏曲第6番(2000)/第5番(2000)/第7番(2006)
ラテン・アメリカ四重奏団
録音:2008年
ストックはデューケンス大学で教鞭を取る一方、指揮者としても活動してい
る。ピッツバーグ響、シアトル響のレジデンス・コンポーザーを勤めたことも
ある。多くの委嘱を受け、ニューヨーク・フィル創立150周年記念として委嘱
された管弦楽曲「キック・オフ」はクルト・マズアによって初演され絶賛され
た。2000年に入ってから集中的に書かれた3つの弦楽四重奏曲は様々な様式が
折衷されている。バルトーク、ミニマル、ベルク、コープランド、民族音楽の
要素などが巧みにブレンドされ独自の世界を生み出している。

TROY1189 \1980
「必然」-ホルヘ・ヴァリエゴの一人クラリネット・アンサンブル
ホルヘ・ヴァリエゴ:ステートメンツ(2007)(クラリネット四重奏)/
セルヒオ・フィデムライサー:南風(2008)-バスCl&テープ/
ヴァリエゴ:歌(2009)-ClとバスClのための/
ヴァリエゴ:巨大な形(2008)-プリペアードClとコンピュータのための/
マイク・ソロモン:
サン・マルコ広場へは徒歩(2008)
-フィクスド・クラリネット・アンサンブルのための/
ビリー・ホリデイ:ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド/ほか全11曲
ホルヘ・ヴァリエゴ(Cl,複数パートがある場合は全て多重録音)
録音:2008年
ヴァリエゴは1975年アルゼンチン出身のクラリネット奏者・作曲家。カーネギ
ー・メロン大学で学び、フロリダ大学で博士号を取得した学術派。このCDには
彼と彼の仲間の作曲家の作品が収められている。テープ、コンピュータとのコ
ラボレーション作品など実験的な傾向の作品が主体となっている。

TROY1190 \1980
「魂の歌」-アフリカ系アメリカ人作曲家の室内楽
(1)ウンディーヌ・スミス・ムーア:
《アフロ・アメリカン》組曲(1969)(Fl,Vc,Pf)
(2)トーマス・ジェファーソン・アンダーソン:
スピリット・ソングズ(1993)(Vc,Pf)
(3)ウィリアム・バンフィールド:魂が家に帰った(2001)(室内Ens,声)
(4)アンソニー・ケリー:製粉工場(2005)(Fl,Cl,Vc,Perc)
マラルメ・チェンバー・プレイヤーズ、
(3)ネンナ・フリーロン(Vo)
録音:2008年
アメリカのアフリカ系アメリカ人の作曲家の作品を集めた楽しいアルバム。多
少の差はあれ、どの作曲家もジャズ、黒人霊歌の要素が含まれ、ブルース調あ
りスウィンギーな曲ありと理屈ぬきに楽しめる。

TROY1193 \1980
「タービュレント・ウィンズ(乱気流)」
-東ヨーロッパの木管アンサンブルのための音楽
(1)F.ファルカシュ(1905-2000):17世紀ハンガリー舞曲(1959)(全5曲)/
(2)エンドレ・セルヴァンスキー(1911-77):木管五重奏曲第1番(1953)/
(3)ジェルジ・リゲティ(1923-2006):6つのバガテル(1953)/
(4)パヴェル・ハース(1899-1944):木管五重奏曲Op.10(1929)
プレイリー・ウィンズ木管五重奏団
録音:2004-2005年
プレイリー・ウィンズ木管五重奏団は1996年に結成された。20世紀ハンガリー
の木管五重奏が集められているが現代音楽的要素は皆無で素朴な味わいある小
品ばかり。ファルカシュはリゲティの先生で明るく朴訥で親しみやすい音楽。
リゲティの木管五重奏曲はウィーン亡命前のまだ師匠ファルカシュと大先輩バ
ルトークの影響下にある民族的要素の濃い楽しい組曲。

TROY1195 \1980
ニュー・アメリカン・マスターズVol.3(世界初録音集)
エリック・エワゼン:パリサデ組曲(2007)/
ブライアン・ショーバー:ウィンド・スペース(2007)/
フレッド・メスナー:アイネ・クライネ・アーベント・ムジーク(2007)/
ディック・ハイマン:オウムのための寓話(2007)/
ランダル・E・ファウスト:3つのアメリカの肖像(2007)/
ベン・モデル:プログラムのスパイス(2005)
パリセイド・ヴィルトゥオーゾ:
【M.スウィンコスキ(Fl)、D.モクリンスキ(Cl)、ロン・レヴィ(Pf)】
録音:2007年
パリサデ・ヴィルトゥオーゾが委嘱した作曲家の作品を集めたアルバム。アメ
リカの中堅からベテランの作曲家の作品が収録。現代音楽というより良質のサ
ロン音楽といった趣向の内容。

TROY1196 \1980
「セカンド・チャンス」
-マーティン・ボイカン(b.1931)の音楽
(1)セカンド・チャンス/(2)ソングラインズ/
(3)モテット/(4)弦楽四重奏曲第3番
(1)(3)P.デラル(MS)、D.バーマン(Pf)
(2)S.ブレディ(Fl)、(2)H.ブラウン=ヒル(Vn)、
(2)(3)M.マルゴリーズ(Cl)、(2)(3)R.ポッパー=カイザー(Vc)
(4)リディアン弦楽四重奏団
録音:2007年
マーティン・ボイカンは作曲をピストン、コープランド、ヒンデミットに師事
しハーバード大学で学士号を取得。作品もそうした堅実な経歴を表すかのよう
に東海岸流の前衛アカデミズムの系統を受け継いでいる。ベルク、ウェーベル
ンらセリエリストの影響が濃く、緊密な構成のなかに乾いた抒情が漂う。

TROY1201/02 2枚組 \3960
ヨハン・シュトラウスII:喜歌劇《こうもり》(英語版)
ジョン・ナードリロ指揮
ケンタッキー大学歌劇場、
ケンタッキー大学交響楽団、
D.ジョンソン、J.ラドーサー、E.グラハムほか
録音:2007年
キワモノなどと思うなかれ。ウィーンの本家本元には及ばないとは言え、歌手、
オーケストラとも大健闘で、アメリカ特有のエンターテイメント精神にあふれ
ていて楽しい。英語版なのでミュージカルを聴いている気分に。それにしても
大学内の併設組織とは言え、地方都市でさかんにオペラ興業が行われているの
は日本としてはうらやましいところ。




<TUDOR>
TUDOR 7169(SACD-Hybrid) \2080
「古典派トランペット協奏曲集」
ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe-1
レオポルト・モーツァルト:トランペット協奏曲 ニ長調
ネルーダ:トランペット協奏曲 変ホ長調
フンメル:トランペット協奏曲 ホ長調
ガボール・タルコヴィ(トランペット)
カール=ハインツ・シュテフェンス(指揮)
バンベルク交響楽団
録音:2009年5月4-8日
イタリアのトランペット協奏曲(TUDOR 7161)に続くガボール・タルコヴィのト
ランペット協奏曲集。タルコヴィは1969年、ハンガリー生まれ。2005年以来
ベルリン・フィルのソロ・トランペット奏者を務めている。前回がバロック
音楽中心だったのに対し、今回は古典派が中心。ヨハン・バプティスト・ゲオ
ルク・ネルーダ(1707-1780)のトランペット協奏曲が比較的珍しい。伴奏の指
揮はベルリン・フィルを2007年に退団したクラリネット奏者・指揮者で、気心
の知れたシュテフェンスです。

TUDOR 7152 \2080
アレンスキー:
ピアノ三重奏曲第1番 Op.32
ピアノ三重奏曲第2番 Op.73
モスクワ・ラフマニノフ三重奏団:
【ヴィクトール・ヤンポルスキー(Pf)、ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ナターリャ・ザヴィノヴァ(Vc)】
アントン・アレンスキーの代表作であるピアノ三重奏曲2曲をモスクワ・ラフ
マニノフ三重奏団が演奏した録音。モスクワ・ラフマニノフ三重奏団は1995年
結成。ピアノのヴィクトール・ヤンポルスキー、 ヴァイオリンのミハイル・
ツィンマン、チェロのナターリャ・ザヴィノヴァはいずれもチャイコフスキー
音楽院の卒業生である。現代的感性とロシア室内楽の伝統の融合を感じさせる
演奏である。




<CELESTIAL HARMONIES>
14302-2 2枚組 \3960
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ Op.87全曲
ロジャー・ウッドワード(ピアノ)
録音:1975
バッハの平均律クラヴィーア曲集全曲(19922-2 5CD4枚価格)が極めて大きな
反響を巻き起こしたロジャー・ウッドワード、その彼が30代の頃に録音した
ショスタコーヴィチの24の前奏曲とフーガがCD復刻された。ウッドワードの
知性的な音楽作り、瑞々しく豊かな感性の感じられる音色が、若い頃から極
めて高い水準で結実していることがよく分かる。ショスタコーヴィチが、偉
大なバッハの作品を模しながら、各々の前奏曲とフーガに盛り込んだ「思い」
が、ウッドワードによって浮かび上がって来る。




<MARQUIS>
MAR 81385 \1980
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調 Op.18
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
カテリーナ・マヌーキアン(Vn)
シャイン・ワン(Pf)
録音:2008年7月9-11日、ニューヨーク、DDD
二人の若く才能ある女性演奏家の共演。カテリーナ・マヌーキアンは1981年、
トロントの生まれ。両親(アルメニア人の父、日本人の母)ともにヴァイオリ
ニストという恵まれた環境で、マヌーキアンは子供の頃から才能を発揮、また
哲学の博士号を持っているほどの教養もあり、その演奏は高く評価されてい
る。当MARQUISレーベルと、ビクターから国内盤も何点か発売になっている。
ピアノのシャイン・ワンは中国生まれで、1997年に米国に移住、拠点として
活躍している。

MAR 81507 2枚組 \3960
ベートーヴェン:後期ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
ピアノ・ソナタ第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 Op.110
ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
スチュワート・グッドイヤー(ピアノ)
録音:2010年1月17、18日、3月22日、トロント
カナダのピアニスト、スチュワート・グッドイヤーがベートーヴェンの後期ピ
アノ・ソナタ集を録音した。グッドイヤーは1978年、トロント生まれ。作曲家
としても知られるだけに、曖昧さを残さない明確な解釈に優れており、これを
卓越した技術で見事に音楽化している。快速で鮮やかな「ハンマークラヴィー
ア」を聞けば、この曲はベートーヴェンがピアノのアクションの革新に大いに
関心を寄せて書いた曲だと気付かされるだろう。一方で緩徐楽章の繊細さも
素晴らしい。





<CEDILLE>
CDR 7003 \1450
「ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲集」
オーボエ協奏曲 イ短調 RV.463,F.VII-13
オーボエ協奏曲 ニ長調 RV.453,F.VII-10
オーボエ協奏曲 ハ長調 RV.447,F.VII-6
オーボエ協奏曲 イ短調 RV.461,F.VII-5
オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.457,F.VII-12
オーボエ協奏曲 ニ短調 RV.454,F.VII-1
オーボエ協奏曲 ハ長調 RV.450,F.VII-11
オーボエ協奏曲 ヘ長調 RV.455,F.VII-2
アレックス・クライン(オーボエ)
アンソニー・ニューマン(指揮)
ニュー・ブランデンブルク・コレギウム
録音:1993年9月1-3日、ニューヨーク
アレックス・クラインは、1995年から2004年までシカゴ交響楽団の首席オーボ
エ奏者を務めたものの、ジストニアという運動障害の難病のため惜しまれつつ
首席の地位を退いた。このヴィヴァルディは、クラインが20代末にミュージカ
ル・ヘリテイジ・ソサイティに録音したもの。軽やかで鮮やかで、しかも歌心
に溢れた音楽は、クラインという超一流のオーボエ奏者の魅力を完璧に伝えて
くれる。かつてピリオド楽器演奏の先駆者として一世を風靡したアンソニー・
ニューマンによる伴奏も切れ味抜群だ。

CDR 7004 \1450
「ウィリアム・フェリスの音楽」
(1)グローリア
(2)そして突如として晩になる
(3)ブリストルの丘
(4)光の回廊
(1)(4)ウィリアム・フェリス(指揮)
コンポーザー・フェスティヴァル管弦楽団
(1)パトリシア・スペンサー(S)、カスリーン・メレディス(A)、
ジョン・ヴォラシ(T)、フィリップ・スケリス(B)
(2)ジョン・ヴォラシ(T)、
アラン・ヘザリントン(指揮)シカゴ弦楽アンサンブル
(3)アーニー・ロス(指揮)ロンドン交響楽団弦楽群
(4)ジョン・シャーリー=カーク(Br)、サラ・ワトキンス(Ob)、
ウィリアム・フェリス合唱団
アメリカの作曲家、合唱指揮者のウィリアム・フェリス(1937-2000)の作品集。
抒情的で美しい作風で知られる。「グローリア」は1992年の作品。題名通りラ
テン語の声楽作品。「そして突如として晩になる」は1965年の作品で、サル
ヴァトーレ・クワジモードのイタリア語の詩による4つの管弦楽伴奏歌曲。
「ブリストルの丘」は1969年の弦楽合奏曲。ニューヨーク州のブリストルの丘
に登った体験を基にしている。「光の回廊」は1994年の作品。スティーヴン・
スペンダーの詩に基づいた、バリトン独唱と合唱、オーボエのオブリガート、
管弦楽による20分を越す大作。英国の名バス・バリトン、ジョン・シャーリー
=カークが独唱を受け持っている。




<ARTS>
47756-8(SACD-Hybrid) \2080
シューマン:子供のためのアルバムOp.68(全43曲)
アレッサンドラ・アマーラ(Pf)
録音:2010年3月8-10日,ヴェローナ
「謝肉祭」と「ダヴィト同盟舞曲集」(47755-8 SACD Hybrid)に続くアレッサ
ンドラ・アマーラによるシューマンは、「子供のためのアルバム」からはじ
めの43曲を演奏したものアレッサンドラ・アマーラは1972年、フィレンツェ
生まれ。たピアニスト。「子供のためのアルバム」は、シューマンが38歳頃に
娘マリーのために作曲した愛らしい作品ばかりの曲集である。録音時のアマー
ラはちょうど作曲時のシューマンと同じ年頃。シューマンが子供へ注ぐ愛情
を実感として味わっているような、平明だからこその幸福が浮かぶ素敵な演奏
である。




<WEITBLICK>
SSS0108-2 2枚組 \3960
マーラー:交響曲第3番 ニ短調
ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
シュトゥットガルト放送交響楽団、
シュトゥットガルト放送女声合唱団、
ケルン放送女声合唱団、
シュトゥットガルト賛美歌児童合唱団、
ワルトラウト・マイヤー(Alt),
録音:1996年7月2-5日シュトウットガルト・リーダーハレに於けるライヴ
*シュトゥットガルト放送提供音源
2001年に「アイーダ」指揮中に心筋梗塞で亡くなるという悲劇に見舞われた巨
匠シノーポリ。その実演はショーマンシップにも事欠かず、理屈よりも情熱が
迸る凄まじいものでした。マーラーの第3番は、フィルハーモニア管とのスタ
ジオ録音がヴァイオリンを両翼に配したものであるのに対し、こちらは一般的
配置で、実はシノーポリはライヴではほとんどこの配置で演奏していたので
す。当盤は、そのスタジオ録音から約2年後のライヴで、何よりもワルトラウ
ト・マイヤーの歌唱を得ているところが強みと申せましょう。演奏は、スタジ
オ盤より心持ゆっくりめでかなり耽美的な演奏ということができます。両端楽
章のじっくり加減には目を見張るものがあります。自作「ルー・サロメ」の
録音も名高く晩年まで客演を繰り返したシュトウットガルト放送響はとても
優秀。音色は清澄で明るめ、とても美しいものです。フィルハーモニア管と
の実演を聴いて、録音からは想像もつかないオケの非力さに落胆した方が多
かったそうですから、ドイツの名門との共演盤は歓迎されましょう。次回作
は第6番「悲劇的」、第10番アダージョが予定されております。
演奏タイミング[35:39][10:14][16:43][11:05][4:19][25:00]。
英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

SSS0114-2 \1980
ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1978年6月6日ライヴ
演奏はリズム重視の極めて厳しいものです。細部まで神経がピリピリと尖って
いますのでブルックナーに大らかさやのどかさを求める方には反感を買う恐れ
があります。特にこの第3番はゲヴァントハウス管とのライヴ(1986年,
SSS0042-2)が伝統を尊重した古典的演奏であるのに対し、こちらはイメージ通
りのケーゲルとも言えるアジテーションたっぷりの過激演奏と言えましょう。

SSS0115-2 \1980
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
録音:1971年9月21日ライヴ
第4番「ロマンティック」も表題に逆らうかのような演奏。スタイルはクール、
情熱は火の玉のような個性的名演です。冒頭こそ、ゆっくりと風情豊かですが
次第に温まってくると、ケーゲル本来の偏執的徹底振りが目立つ演奏となって
参ります。特に第3楽章のスケルツォの運動神経は特筆もので、この曲が取り
とめがなく、ブルックナーの中でも内容に乏しいなどという偏見を振り払う
に十分な名演です。第4楽章のフィナーレの回顧などひょっとしたら、この曲
はブルックナーの「エロイカ」なんではないかと妄想してしまうほどの雄渾
振りです。「ハース版」を基調としていますが、第1楽章展開部にティンパニ
追加など、ところどころ味付けがあります。

<Signum Classics>
SIGCD 219 特価 \1250
マーラー:交響曲第4番ト長調
サラ・フォックス(ソプラノ)、
チャールズ・マッケラス(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団
ヤナーチェクを初めとするスラヴ音楽から、モーツァルト、ベートーヴェンの
ピリオド・アプローチ、そしてマーラーの精密で清新な解釈など、幅広いレパ
ートリーのアカデミックな演奏が持ち味のマッケラス。
オーケストラ都市ロンドンを堅実に支える屋台骨フィルハーモニア管を巧み
に動かし、マーラーの芳醇なシンフォニーを花開かせます。
録音:2006年2月16日、クイーン・エリザベス・ホール(ロンドン/ライヴ)




<Avie>
AV 2209 5枚組 \5400
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集 ――
5つのソナタK.279-K.283/ピアノ・ソナタ第6番ニ長調K.284
2つのマンハイム・ソナタK.309&K.311/パリのソナタK.310
4つのソナタK.330-K.333/幻想曲とソナタK.475&K.457
ソナタK.533&K.494/3つの後期ソナタK.545、K.570&K.576
ダニエル・ベン・ピエナール(ピアノ)
南アフリカが生んだ逸材、ダニエル・ベン・ピエナールがモーツァルトでア
ヴィー(Avie)初登場!
現在ロンドンを拠点としているピエナールの底知れぬ才能に、グラモフォン賞
受賞の名プロデューサー、ジョナサン=フリーマン・アットウッドが惚れこみ、
実現したレコーディングがこのモーツァルトのピアノ・ソナタ全集なのである。
日本ではソリスト、川畠成道とのデュオで知名度を高めているピエナール。広
大なアフリカの大地に生まれ、イギリスで育まれた才能が、新たなステージで
進化を遂げる時は今!
録音:2008年8月&2009年9月、王立音楽院デュークス・ホール(ロンドン)





<Signum Classics>
SIGCD 214 \2180
プロコフィエフ:
組曲《シンデレラ》より 序奏Op.107-1、パ・ド・シャOp.107-2、
喧嘩Op.107-3、仙女のお婆さんと冬の精Op.107-4、
踊りのレッスンとガヴォットOp.108-2、ギャロップOp.108-7、
愛を込めてOp.109-8、シンデレラのワルツOp.107-7、
真夜中Op.107-8
/組曲《ロメオとジュリエット》より モンタギュー家とキャピュレット家
Op.64ter-1、少女ジュリエットOp.64ter-2、僧ローレンスOp.64ter-3、
踊りOp.64ter-4、別れの前のロメオとジュリエットOp.64ter-5、
仮面舞踏会Op.64bis-5、タイボルトの死Op.64bis-7
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)、
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
旧ソ連時代のオーケストラを思い起こさせるトランペットの直線的で突き刺す
ようなサウンド、咆哮するブラスとパーカッション。
「ロメオとジュリエット」、「シンデレラ」のストーリーをドラマチックに描
く表情豊かな弦楽セクション。
旧ソ連時代、レニングラード・フィル時代からの伝統的なサウンドを残しつ
つ、同時にインターナショナル化も感じさせるテミルカーノフ体制のサンクト
ペテルブルク・フィルが、「ロメオとジュリエット」&「シンデレラ」の凄演
を繰り広げます!
録音:2009年8月26日-28日(ロメオとジュリエット)&12月24日(シンデレラ)、
フィルハーモニー大ホール(サンクトペテルブルク)

SIGCD 216 \2180
ハープ協奏曲集 ――
グリエール:ハープ協奏曲変ホ長調Op.74
ドビュッシー:神聖な舞曲と世俗的な舞曲
モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
クレア・ジョーンズ(ハープ)、ウィリアム・ベネット(フルート)、
ポール・ワトキンス(指揮)、イギリス室内管弦楽団
2007年から英国王室、英国皇太子(HRH The Prince of Wales)のオフィシャル
・ハーピストとして活躍中の若き女流ハーピスト、クレア・ジョーンズのコン
チェルト・アルバム。
名作グリエールの「ハープ協奏曲」やドビュッシー、英国フルート界の重鎮
ウィリアム・ベネットとのモーツァルトは、英国王室"オフィシャル"の肩書
きに相応しい堂々たる演奏。

SIGCD 218 2枚組 \3500
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調BWV.232
ラルフ・オールウッド(指揮)、
ロドルファス合唱団、サザン・シンフォニア、
キャサリン・バックハウス(ソプラノ)、
クリント・ファン・デル・リンデ(アルト)、ベン・ジョンソン(テノール)、
コリン・キャンベル(バス)、ホーカン・ヴラムスモ(バス)
ロドルファス合唱団は、イギリスのイートン・カレッジで音楽監督を務めてい
る合唱指揮者ラルフ・オールウッドが、イートン・カレッジ・サマー・コーラ
ル・コースのメンバーから選抜した16歳-25歳の歌手たちで構成される混声合
唱団。
前作ハウエルズの合唱作品集(SIGCD190)が英BBCミュージック・マガジン誌で
演奏&録音ともに最高評価の五つ星を獲得するなど、合唱王国イギリスの中で
も注目を集めている合唱団である。




<Champs Hill Records>
CHRCD 012 \2180
ラフマニノフ:ピアノ三重奏曲第1番ト短調《悲しみの三重奏曲》
チャイコフスキー:
ピアノ三重奏曲イ短調Op.50《ある偉大な芸術家の思い出のために》
グールド・ピアノ・トリオ
ジョセフ・グァルネリ・フィリウス・アンドレア1703年製のヴァイオリンの
使い手ルーシー・グールド、アレッサンドロ・ガリアーノ1710年製のチェロ
を弾くアリス・ニアリー、ブゾーニ国際ピアノ・コンクール最高位受賞のベ
ンジャミン・フリースが組むグールド・ピアノ・トリオは、確かな実力とゴ
ージャスな響きで支持を集めてきた英国のアンサンブル。
ロシアの"2大ピアノ三重奏曲"での安定感のある演奏は、好評を得てきたブラ
ームスやフランク、シューベルトを上回るアンサンブルの代表的録音となる
可能性大。

CHRCD 013 \2180
プラム・プディング ――
伝承曲(ヴォーン=ウィリアムズ編):乾杯の歌/クレア:12月
ビクトリア:おお、大いなる神秘/バード:この日キリストは生まれ
ウェイクフィールド・プレイズより ゴッド・スピーチ
レイトン:眠れ、眠れ/サミュエル:ジョリー・ワット・ザ・シェファード
作曲者不詳:私は少女を歌にする
レーガー(ブロードベント編):聖母マリアの眠りの歌
コルネリウス(アトキンス編):3人の王/エリオット:東方の博士の旅
バーバー:12番目の夜/リー:セビーリャのクリスマス(抜粋)
ゲレーロ:聖母マリア/スペイン民謡(カーター編):今夜
トーマス:クリスマスの思い出/伝承曲(デイヴィス編):ひいらぎとつた
ルーカス:クリスマス・デコレーションズ
ウェールズ民謡(ブロードベント編):ひいらぎ飾ろう
ノーウィッチ:クリスマスの12日/伝承曲(カーター編):クリスマスの12日
アームス:クリスマス休戦/クラーク:シンギング・イン・ザ・ストリート
グルーバー(ブロードベント編):きよしこの夜
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、ガブリエル・ウルフ(ナレーター)、
ピーター・ブロードベント(指揮)、
ジョイフル・カンパニー・オヴ・シンガーズ
1988年にピーター・ブロードベントを中心に結成された室内合唱団ジョイフル
・カンパニー・オヴ・シンガーズのクリスマス・アルバムがチャンプス・ヒル
(Champs Hill)から復刻。
ゲストにはフェリシティ・ロット、夫君で俳優のガブリエル・ウールフが招か
れるなど、アーティスト陣も豪華。2002年11月30日、チャンプス・ヒル・ミュ
ージック・ルームでのライヴ録音。

CHRCD 014 2枚組(1枚価格) \2180
J.S.バッハ:管弦楽作品集 ――
弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067
オーボエ・ダモーレ協奏曲(BWV.1055からの復刻)
オーボエとヴァイオリンのための協奏曲(BWV.1060からの復刻)
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043
ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV.1047
ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調BWV.1049
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050
羊は安らかに草をはみ(ダニエル・ペイルソープ編)
主よ、人の望みの喜びよ(ダニエル・ペイルソープ編)
ロンドン・コンコード・アンサンブル、フローリアン・ウーリヒ(ピアノ)
小編成から大編成、様々な時代の作品に対応できるロンドン・コンコード・
アンサンブルは、BBC響、コヴェント・ガーデン王立歌劇場管、フィルハーモ
ニア管、ヨーロッパ室内管の首席奏者たちで結成された管楽器、弦楽器によ
る室内楽団。
ピリオド楽器によるバッハ演奏がスタンダードとなる今、モダン楽器、フレッ
シュなメンバーたちによるバッハの演奏はかなり新鮮。ENOの首席フルート、
ダニエル・ペイルソープ、SCOの首席クラリネット、マキシミリアーノ・マル
ティンなど、メンバーは秀才揃い。2004年-2006年の録音。




<Deux-Elles>
DXL 1145 \2180
シューベルト:八重奏曲ヘ長調D.803
フィボナッチ・シークエンス
フィボナッチ・シークエンスは、"ホルン"、"ハープ"、"ファゴット"、"オー
ボエ"など、それぞれの楽器が大活躍する室内楽作品集が好評を博してきたイ
ギリスのアンサンブル。
シューベルトの大曲「八重奏曲」では、日本人女流ヴィオラ奏者の井上祐子、
コントラバスのダンカン・マクティアが活躍。各奏者たちのレベルも非常に
高い。2008年9月の録音。




<Dal Segno>
DSPRCD 052 \2180
マスターズ・オブ・ザ・ピアノロール ―
偉大なるピアニストVol.12 - アルトゥール・フリードハイム ――
ショパン:
前奏曲第8番嬰ヘ短調Op.28-8(1917年)、前奏曲第3番ト長調Op.28-3(1917年)
ヘンゼルト:もしも小鳥ならばOp.2-6(1915年)
ゴットシャルク:バンジョー(1916年)
リスト:
小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ(1916年)、
波の上を歩くパオラの聖フランチェスコ(1919年)、
ワレンシュタットの湖で(1924年)、
パガニーニによる超絶技巧大練習曲第1番ト短調《トレモロ》(1926年)、
同第3番嬰ト短調《ラ・カンパネッラ》(1919年)、夕べの調べ(1917年)、
エステ荘の噴水(1919年)、ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調(1919年)、
同第10番ホ長調(1917年)、同第9番変ホ長調(1916年)
アルトゥール・フリードハイム(ピアノロール)
デニス・コンドン・コレクションのピアノ・ロール再生をデジタル収録した
"ヒストリカルではない"偉大なるピアニストたちの名演集第12巻。
ロシア出身のアルトゥール・フリードハイム(1859-1932)は、フランツ・リス
トの高弟として知られており、師匠譲りの圧倒的なテクニックを備え、ドイ
ツ、イギリス、アメリカ、カナダで活躍したヴィルトゥオーゾ・ピアニスト
である。

DSPRCD 059 \2180
イギリスのピアノ作品集 ――
ガーニー:前奏曲嬰へ長調、同変ニ長調、同イ短調、同変ニ長調、同ハ短調、
同ハ長調、同嬰ヘ長調、同嬰ヘ長調、同ニ長調、夜想曲ロ長調、同変イ長調、
夢想、E.M.H.へ、絵画
エルガー:演奏会用アレグロ、スケッチ、スミルナにて、さよなら
ハウエルズ:3つの小品Op.14*
アラン・グラヴィル(ピアノ)、ジェレミー・フィルセル(ピアノ)*
生涯にわたる友情を築いたアイヴァー・ガーニーとハーバート・ハウエルズ、
そして近代英国音楽の旗手エルガーの"ピアノ作品"を集めたイギリス一色の
ピアノ作品集。
作曲家であると同時に詩人でもあったガーニーのピアノ作品は、抒情的で少し
寂しげな旋律が美しい。1990年&1994年の録音。





<LIR Classics>
LIR 017 \1780
クリスマス・セレブレーション ――
伝承曲(オールウッド編):ジングル・ベル
ポストン:イエス・キリストりんごの木/ワーロック:子守歌
ラッター:ゼアー・イズ・ア・フラワー/L・バークリー:私は少女を歌にする
アイレス:聖なる幼子/ラスボーン:ガブリエルのお告げ
アラン:コヴェントリー・キャロル/レイトン:眠れ、眠れ
伝承曲(ガトリッジ編):きよしこの夜
カーター:スペインの子守歌、スペインのキャロル
タヴナー:ゴッド・イズ・ウィズ・アズ/コルネリウス:3人の王
ウィラン:3人の王/ビンガム:クローデッド・ヘヴン
ローリゼン:おお、大いなる神秘/伝承曲(カーター編):クリスマスの12日
ペガサス、マシュー・アルサム(指揮)、マーティン・トイヤー(オルガン)
2005年と2007年のBBC"クワイア・オヴ・ザ・イヤー"コンクールでセミ・ファ
イナリストに残り、スペインのトロサ国際合唱コンクールでは第3位(銅賞)に
輝いたイギリスの室内合唱団ペガサスが歌うクリスマス・アルバム。
ポール・アイレスの「聖なる幼子」は世界初録音。2008年1月の録音。





<Euridice>
EUCD 55 \2300
アラン:幻想曲第1番、幻想曲第2番/カルク=エラート:3つの印象Op.72
ボッシ:英雄的小品Op.128、アヴェ・マリアOp.104-2
ヴィエルヌ:オルガン交響曲第3番嬰ヘ短調Op.28
ヘラルド・リーセ(オルガン)
ヘラルド・リーセは、ノルウェー工科大学の音楽学部で教会音楽の教授を務
めているノルウェーのオルガニスト。
2008年-2009年にかけてトロンハイム音楽院に製作されたオーケルマン&ルン
ド製のフレンチ・ロマンティック・オルガンのサウンドがポイント。

EUCD 46 \2300
アンデシェン:室内楽作品集 ――
弦楽四重奏曲ニ短調/チェロとピアノのための《伝説》
ヴァイオリンとピアノのための《アリエッタ》
ヴァイオリンとピアノのための《インテルメッツォ・ア・ラ・ガヴォット》
ピアノ小品集〔アリエッタ/Ballettopptrin/ユーモレスク
Hyfsar/Nordlandsk〕
ミンアンサンブル、セルゲイ・オサドチュク(ピアノ)
フリチョフ・アンデシェン(1876-1937)は、ライプツィヒでヤーダースゾーン
やカルク=エラートに学び、当時のドイツ音楽からの影響を大きく受けたノル
ウェーの作曲家。アンデシェンの室内楽作品も経歴と同じくドイツ的な響き、
作風が特徴。





<turnleft>
TurnCD 21 \2300
ベルグラブ:聖母マリアのためのミサ曲
ボードー大聖堂少年少女合唱団、ナマー・アルワード(ヴォーカル)、
ホヴァルド・ルンド(クラリネット&バス・クラリネット)、
ビョルン・A.ドラーゲ(シンセサイザー)、
スタイナー・ハウゲルド(コントラバス)、
アルンフィン・ベルグラブ(打楽器)、
アーレ・ブレダル・シモンセン(ベースギター)
少年少女合唱、ヴォーカル、ドラムス、電子楽器、さらにはジャズ・ミュー
ジシャンも参加するノルウェーの「聖母マリアのためのミサ曲」。モダンで
クロスオーヴァーなスタイルのミサ曲も面白い。




<Onyx>
ONYX 4060 \2180
メンデルスゾーン:
ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64*/八重奏曲変ホ長調Op.20**
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)*/**、
ウラディミール・アシュケナージ(指揮)*、フィルハーモニア管弦楽団*、
シアトル・チェンバー・ミュージック・オクテット**
オニックス(Onyx)への移籍以降、エルガーやコルンゴルト、バーバー、ウォル
トンなど"近現代"のヴァイオリン協奏曲で説得力のある演奏を繰り広げてきた
エーネス。それだけに満を持して取り上げた"ドイツ・ロマン派"の名作、メン
デルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」はエーネスにとって大きな一歩となる。
シアトル・チェンバー・ミュージック・オクテット
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)、エリン・キーフ(ヴァイオリン)、
アンドルー・ワン(ヴァイオリン)、
オーガスティン・ハーデリッヒ(ヴァイオリン)、
シンシア・フェルプス(ヴィオラ)、リチャード・オニール(ヴィオラ)、
ロバート・デマイン(チェロ)、エドワード・アーロン(チェロ)
録音:2010年1月30日、ワーウィック・アーツ・センター(ライヴ/イギリス)*
&2010年7月9日、イルズリー・ボール・ノールドストローム・リサイタル・
ホール(シアトル)**

ONYX 4063 \2180
ハチャトゥリアン:
バレエ音楽《スパルタクス》より 序奏とニンフの踊り、
エギナとガルモジーのアダージョ、エギナの変奏とバッカナール、
情景とクロタルを持った踊り、スパルタクスとフリーギアのアダージョ、
ガディスの娘の踊り
バレエ音楽《ガイーヌ》より 友人たちの踊り、じゅうたん刺繍、
レズギンカ、ウズンダアラ、娘たちの踊り、アイシャとガイーヌ、
アイシャのモノローグ、山岳人の踊り、剣の舞、ゴパック
キリル・カラビッツ(指揮)、ボーンマス交響楽団
ブダペスト祝祭管、フランス放送フィルのアシスタント・コンダクター、スト
ラスブール・フィルの首席客演指揮者として経験を積んだカラビッツは、英国
に渡りボーンマス交響楽団の首席指揮者に就任。
カラビッツ&ボーンマス交響楽団の快進撃は目覚しく、このハチャトゥリアン
の2大バレエが本格始動したこのコンビの名刺代わりとなる!
録音:2010年7月1日-2日、ライトハウス(ドーセット/イギリス)

ONYX 4054 \2180
ブラームス:ヴィオラII ――
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115(ヴィオラ版)*/2つの歌Op.91/
弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.111**
マキシム・リザノフ(ヴィオラ)、アリス・クート(メゾ・ソプラノ)、
アシュリー・ウェイス(ピアノ)、
アレクサンドル・シトコヴェツキー(ヴァイオリン)、
マリアナ・オシポワ(ヴァイオリン)*、
ボリス・ブロフツィン(ヴァイオリン)**、ユリア・デイネカ(ヴィオラ)、
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)
ヴィオラの世界的名手ユーリ・バシュメットに「遂に私のライバルが現れた」
と言わしめたウクライナの大器マキシム・リザノフ。
ブラームスのソナタ&トリオ集(ONYX 4033)で、バシュメットの言葉が間違い
ではなかったことを証明したリザノフのセカンド・アルバムはブラームスの
第2弾!
ヴィオラ版の「クラリネット五重奏曲」や、声楽とピアノにヴィオラが加わる
「2つの歌」など、チャレンジ精神にあふれた特色豊かなプログラムも大物の
証しである。




<Glossa>
GCDSA 922209(SACD-Hybrid) \2850
ストコフスキとの夕べ ――
J・S・バッハ(ストコフスキ編):トッカータとフーガ ニ短調
チェスティ(ストコフスキ編):お前は私を苦しめていなかったのに
ヘンデル(エガー編):組曲《水上の音楽》
J・S・バッハ(ストコフスキ編):管弦楽組曲第3番ニ長調より アリア
パーセル(ストコフスキ編):
5つの小品による組曲〔トランペット・チューン/エコー/ホーンパイプ/
私が大地に横たえられた時(ディドの嘆き)/ラルゴとアレグロ〕
パレストリーナ(ストコフスキ編):キリストをたたえよ
オケゲム(エガー編):けがれなき神の御母
チャイコフスキー:スラヴ行進曲
リチャード・エガー(指揮)、ブリュッセル・フィルハーモニック
イギリスの古楽鍵盤界をリードし続けてきた世界的名匠リチャード・エガー。
数々の名演、実績を残してきた鍵盤奏者としてだけでなく、ホグウッドの後
任としてエンシェント室内管弦楽団(アカデミー・オブ・エンシェント・ミュ
ージック)の音楽監督に就任するなど、指揮者としての活動も活発なエガーが、
グロッサ(Glossa)初登場!
ベルギーのモダン・オケ、ブリュッセル・フィルハーモニック(旧フランダー
ス放送管弦楽団)を振るマエストロ・エガーが用意したプログラムは、ストコ
フスキと自身のトランスクリプションを織り交ぜた"ストコフスキとの夕べ"!
バッハの「トッカータとフーガ ニ短調」や「アリア(G線上のアリア)」など
ストコフスキ・トランスクリプションの代表作から、古楽を知り尽くしたエガ
ー自身の手によるヘンデルの「水上の音楽」、オケゲムの「けがれなき神の御
母」など、エガーとストコフスキ、ブリュッセル・フィルの饗宴が繰り広げ
る"ストコフスキとの夕べ"は、古楽愛好家、アレンジ作品ファンを魅了するひ
と時となることだろう!
期待が高まる"マエストロ"エガーの指揮とトランスクリプション。注目度抜群
です!
録音:2008年6月、フラジェ・スタジオ4(ブリュッセル/ベルギー)




<Melodiya>
MELCD 1001734 \1550
ストラヴィンスキー:バレエ音楽《火の鳥》(1910年版)
ドミトリー・キタエンコ(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ストラヴィンスキーのバレエ音楽「火の鳥」が1910年にパリ・オペラ座で初演
されてから今年2010年で100周年。
メロディアが初演100周年記念として復刻に選んだ音源は、キタエンコ&モス
クワ・フィルによる"1910年版"の全曲録音。メロディア時代のキタエンコの解
釈がポイント。
録音:1985年/ディジパック仕様

MELCD 1001747 \1550
5世紀-13世紀のアルメニア聖歌集
タガラン、エレヴァン・エルカニアン(芸術監督)
紀元301年に世界で初めてキリスト教を国教として定めた旧ソ連のアルメニア。
この「アルメニアの聖歌集」はアルメニア国家賞の受賞者エレヴァン・エルカ
ニアンを音楽監督とするアルメニアの古楽アンサンブル"タガラン"が、祖国の
音楽のルーツを探る壮大で神秘的な旅路。旧ソ連時代の豊富な音源を所有する
メロディアならではのリリースである。
録音:1990年/ディジパック仕様





<NIFC>
NIFCCD 000-020 21枚組 \13750 ※12月10日までのご注文特価 \9650
ザ・リアル・ショパン ―― ショパン:ピアノ作品全集
NIFCCD 000-NIFCCD 020 のセットBOX
ネルソン・ゲルナー、ダン・タイ・ソン、ニコライ・デミジェンコ、
タチアナ・シェバノワ、マレク・ドレヴノフスキ、エヴァ・ポブウォツカ、
フー・ツォン、ヤヌシュ・オレイニチャク、ケヴィン・ケナー、
カ・リン・コリーン・リー、ディーナ・ヨッフェ、
ヴォイチェフ・シヴィタワ、ラウル・コチャルスキ、
フランス・ブリュッヘン&18世紀オーケストラ、他
ショパン存命当時に製作された「1849年製のエラール」&「1848年製のプレイ
エル」と、ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者、入賞者など、ショパンや
ポーランドと縁の深い世界的ピアニストたちの共演が大きな話題を呼び続けて
いるポーランド国立ショパン協会(Narodowy Instytut Fryderyka Chopina)の
自主レーベル"NIFC"。
ショパン・イヤーも終盤に突入した今、ショパンの孫弟子コチャルスキの歴史
的録音から、ダン・タイ・ソンの「夜想曲」までの21タイトルを1つにしたイ
ンパクト絶大のボックス・セットが登場!
ショパンの祖国ポーランドが、ショパン・イヤーの締めくくりとして贈るNIFC
レーベルのボックス・セットは、まさに国家のプライドをかけた一大事業。




<Channel Classics>
CCSSA 29110(SACD-Hybrid) \2850
ベートーヴェン:
ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120/6つのバガテルOp.126
ゲイリー・クーパー(フォルテピアノ/アントン・ヴァルター1822)
レイチェル・ポッジャーとのデュオでモーツァルトの「ヴァイオリン・ソナタ
全集」を完成させたゲイリー・クーパーのハイドン(CCSSA 26509)に続くソロ
・レコーディング第2弾は、ベートーヴェンの「ディアベッリ変奏曲」!
ゲイリー・クーパーが弾く楽器は、「ディアベッリ変奏曲」の作曲、完成
(1819、1822-23)とほぼ同時期の1823年にベートーヴェンと同世代のウィーン
の名工アントン・ワルターによって製作されたフォルテピアノ。
フォルテピアノの修復師で世界有数のコレクターでもあるエドウィン・ベウ
ンクの手により復活した約200歳(!)のフォルテピアノでゲイリー・クーパー
が奏でる「ディアベッリ変奏曲」が、作曲、製作当時の1820年代に響いた演奏
を鮮明に伝えてくれることだろう!
録音:2008年11月、メノナイト教会(デーフェンター/オランダ)

CCSSA 29910(SACD-Hybrid) \2850
ノルディック・サウンズ - サンドストレム:合唱作品集:
主を讃えよ、すべての異教徒よ/アヴェ・マリア/おお主よ、わが祈りを聞
きたまえ/われ満ち足れり/新しい愛の歌/われら主をほめ/アニュス・デイ
/主に向かって新しい歌を歌え
ピーター・ダイクストラ(指揮)、スウェーデン放送合唱団
オランダの名門ローデン少年合唱団の天才ボーイ・ソプラノ、同じくオランダ
の男声ヴォーカル・アンサンブル「ジェンツ」のリーダーから、バイエルン放
送合唱団の音楽監督、オランダ室内合唱団の首席客演指揮者、そしてスウェー
デン放送合唱団の首席指揮者へと飛翔した合唱界の若き巨匠ピーター・ダイク
ストラ。
北欧の合唱の神様エリク・エリクソン、トヌ・カリユステが育てたスウェーデ
ン放送合唱団を受け継いだダイクストラが、最初のレコーディングで取り上げ
たのは、現代スウェーデンのリーディング・コンポーザー、スヴェン=ダー
ヴィド・サンドストレム(1942-)の合唱作品集!
ダイクストラ&スウェーデン放送合唱団は去る6月に行われた来日公演でもサ
ンドストレムの「主を讃えよ」などスウェーデンの合唱作品を歌っており、北
欧の音楽、新作や現代の作曲家たちの音楽へ取り組む姿勢と意欲も素晴らしい。
"オランダの天才"ダイクストラが"北欧の名門"スウェーデン放送合唱団のメン
バーたちと創造する新しいハーモニー。新時代の到来です!
録音:2009年12月、スウェーデン放送スタジオ(ストックホルム)




<PentaTone>
PTC 5186 361(SACD-Hybrid) \2850
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
カミラ・ティリング(ソプラノ)、デトレフ・ロート(バリトン)、
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団&合唱団
ドイツで音楽を学び、ピッツバーク響のトロイカ体制時代には主にドイツ音楽
を振ってきたヤノフスキにとって、ブラームスの「ドイツ・レクイエム」も交
響曲と同じくらい特別な存在。
ヤノフスキとベルリン放送響&合唱団との良好な関係が音楽で表現された好演
です。
録音:2009年11月、ベルリン・フィルハーモニー(ライヴ)

PTC 5186 373(SACD-Hybrid) \2850
コルンゴルト:交響曲嬰ヘ長調Op.40/組曲《から騒ぎ》Op.11
マルク・アルブレヒト(指揮)
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
アメリカ亡命後にハリウッドの巨匠としての地位を確立したコルンゴルトの
「交響曲」は、強調されたリズム、ダイナミックなホルンの咆哮などが、映画
音楽の雰囲気を感じさせてくれる晩年の大作。
また亡命前のヨーロッパ時代に作曲された「から騒ぎ」とのコントラストも、
コルンゴルトの作風の変化を知ることが出来る絶好の機会となるだろう。アル
ブレヒト&ストラスブール・フィル、大健闘!
録音:2010年3月、ストラスブール音楽会議センター(フランス)

PTC 5186 168(SACD-Hybrid) \2580
ドヴォルザーク:
交響曲第9番ホ短調Op.95《新世界より》/序曲《謝肉祭》Op.92
小澤征爾(指揮)、サンフランシスコ交響楽団
1970年代にフィリップスが生み出したクァドラフォニック(4チャンネル)録音
をSACDフォーマットにリマスタリングしたペンタトーンの"RQR"シリーズ。
小澤征爾のサンフランシスコ交響楽団の音楽監督時代を代表する名演、ドヴォ
ルザークの新世界がオランダ・ポリヒムニアのリマスターで蘇る。
フィリップス・クァドラフォニック録音からの復刻(RQRシりーズ)。
1975年5月、サンフランシスコでの録音。




<AR RE-SE>
AR 2010-1 \2300
ミャスコフスキー:
弦楽四重奏曲第13番イ短調Op.86/弦楽四重奏曲第1番イ短調Op.33
ルノワール弦楽四重奏団
その生涯で27曲もの"交響曲"を遺したロシアのシンフォニスト、ニコライ・
ミャスコフスキー(1881-1950)の"室内楽"が持つ知られざる魅力を解き放つ"最
初"と"最後"の弦楽四重奏曲。
ルノワール弦楽四重奏団は、1995年に結成されたフランスのアンサンブル。
ショスタコーヴィチ、デュティーユ、ヘンツェ、エルサン、プロコフィエフ、
ウェーベルンなどを積極的に取り上げてきており、近現代音楽の演奏、解釈
への信頼度は高い。





<Musique En Wallonie>
MEW 0525 \2300
甘き憂鬱 - マルグリット・ドートリッシュの生涯
カピラ・フラメンカ、ディルク・シュネリングス(ディレクター)
神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の長女、マルグリット・ドートリッシュ
(1480-1530)の生涯をジョスカンやブリュメル、ラ・リュー、ミランなどの音
楽でたどる見事なプログラム。
4声の男声ヴォーカルとピリオド楽器による古楽大国ベルギーが誇る世界トッ
プクラスのルネサンス音楽のスペシャリストたち、カピラ・フラメンカの演奏
はここでも秀逸。ブックタイプ仕様での新装再発売。2005年の録音。

MEW 0953 \2300
ブリュッセルのケルメス -1910年頃の作品集
チボリ・バンド、エリク・マトー(指揮)
20世紀初頭のベルギー、ブリュッセルで演奏されたケルメス(お祭り)のための
音楽。ブックタイプのフルカラーブックレットには、当時の写真やフライヤー
が掲載されている。ブックタイプ仕様。





<Cybele>
3SACD KiG 002(SACD-Hybrid) \5650
アポステル:弦楽四重奏曲全集 ――
弦楽四重奏曲Op.7/単一楽章の弦楽四重奏曲Op.26/6つのエピグラム/
創作主題による18の変奏曲/弦楽四重奏曲ニ短調
ドゥーレン弦楽四重奏団、ハンス・エーリヒ・アポステル(語り)、他
ハルトマン(3SACD KiG 001)に続くシベーレ(Cybele)の"演奏+オーディオブッ
ク"第2弾は、アポステルの弦楽四重奏曲全集。1960年代に収録されたアポステ
ルの語りは、かなり貴重。第1弾のハルトマンも好評を得ており、このアポス
テルの資料的価値も高い。





<Musiques Suisses>
MGBCD 6267 \2300
スイス親衛隊と王室大厩舎の音楽 ――
リュリ/フィリドール/クープラン/モンテクレール/プリン/
フレイヨン=ポンサン/他
ティロ・ヒルシュ(指揮)、
アンサンブル・アルチンボルド、
バーゼル・スコラ・カントルム・トランペット・アンサンブル
Mルイ14世、ルイ15世時代のフランスで、スイスの親衛隊によって演奏された
輝かしく華やかな祝典、祝祭の音楽集。
ピリオドのトランペットやトロンバ・マリーナ、クルムホルン、タンブランの
サウンドが、壮麗な宮廷の雰囲気を届けてくれます。名門バーゼル・スコラ・
カントルムのトランペット・アンサンブルも流石の上手さ。

MGBCD 6265 \2300
わたしの青いピアノ - スイスの歌曲集 ――
ナーデルマン:わたしの青いピアノ/ブロッホ:2つの歌
へーガー:5つの歌Op.19/リンガー:5つのモルゲンシュテルン歌曲
ブルクハルト:4つの歌曲
ナーデルマン:ネリー・ザックスの詩による7つの歌曲
ノエミ・ナーデルマン(ソプラノ)、オリヴァー・シュナイダー(ピアノ)
ここ日本へもインバル&都響の「復活」にソリストとして招かれるなど、世界
各国で活躍中のスイス人ソプラノノエミ・ナーデルマンが、父レオ・ナーデル
マンや近現代スイスの作曲家たちの歌曲を歌う。
共演のピアニストはオリヴァー・シュナイダー!充実のデュオが近現代の"ス
イス歌曲"をじっくりと聴かせてくれる。

MGBCD 6266 2枚組 \4600
リーバーマン:音楽喜劇《森林》
アン・ハウエルズ(メゾ・ソプラノ)、ミハル・シャミール(ソプラノ)、
ジャン=フィリップ・クルティ(バス)、リカルド・カッシネッリ(テノール)、
ジェフリー・テイト(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団、他
20世紀のスイスを代表する作曲家の1人、ロルフ・リーバーマン(1910-1999)の
「森林」は、ロシアの作家アレクサンドル・オストロフスキーの作品を題材と
した音楽喜劇。
ジェフリー・テイト&スイス・ロマンド管など、キャストも充実。
1987年4月24日の録音。

MGBCTS-M 124 \2300
アマン:室内楽作品集 ――
バースト・ムーヴメント(弦楽四重奏曲第1番)
ハード・フォーム - 弦楽三重奏へのオマージュ
沈黙の後 - ピアノ三重奏のための
弦楽四重奏曲第2番(ディスタンス・クヮルテット)
カザル弦楽四重奏団、モンドリアン・アンサンブル、テヒラー・トリオ、
アマル弦楽四重奏団
ディーター・アマン(1962-)は、リームやルトスワフスキの下でも学んだスイス
のアーラウ生まれの作曲家。カザル弦楽四重奏団の演奏、アマンの現代的な作
品の完成度は高い。

MGB-NV 15 \2300
ヤネット:レントラー・ラプソディ
ホイスラー:ワルトシュタッター・ファンタジー
レントラーオルケスター
トランペットやヴァイオリンなどのモダン楽器とアルペンホルン、ハックブレ
ットなどの民族楽器が同居する"レントラーオルケスター"の新しくて楽しいス
イスの民謡風作品集。

MGBCTS-M 125 2枚組 \4600
グラモン・セレクションIII ――
コラレス:レ/メトロー:石/メヌー:アドレイション
フラー=ミュンシュ:アントファルテン/ゼア・ゴメス:カンブッシェ
シュナイダー:ディエスIII/モロー:コンティヌームス/ホック:イスキア
マリータン:フラグメンツ・セニキューズ/他
アンサンブル・ヴォルテクス、バーゼル・シンフォニエッタ、
シュヴァイツァー・ピアノ・トリオ、他
スイスの若手-ベテラン作曲家たちによって2009年に作曲された"新作"のセレ
クション。スイス現代音楽界の現在が見えてくる。




<Hortus>
HORTUS 963 \2300
ノートルダム大聖堂のクリスマス ――
神の御子は/ホエン・クリスマス・カムズ/羊飼いたちの聖夜
ヘルシー・ヴァージン/おお、隣人/荒野の果てに/ベツレヘムのクリスマス
I Arose/聖なる御子が生まれた/バルバストレ:ヨゼフは結婚した
ダカン:フォーリン・クリスマス/デュプレ:クリスマスの主題による変奏曲
即興曲
リオネル・ソウ(指揮)、
パリ・ノートルダム大聖堂聖歌隊、オリヴィエ・ラトリー(オルガン)、
フィリップ・ルフェーヴル(オルガン)、ジャン=ピエール・ルゲ(オルガン)
パリ・ノートルダム大聖堂の合唱団とオルガニストたちがフルキャストで贈る
荘厳で豪華なクリスマス・アルバム。




<ABC Classics>
ABC 4765791 \2250
オーストラリアのクリスマス ――
ジェームズ:オーストラリアン・クリスマス・キャロル
エドワーズ:《誰を探しているのか》からの5つのキャロル
ウィッティントン:幼な子はベツレヘムに生まれぬ
ウィリアムソン:クリスマスの夜/ボイド:バーニング・ベイブ
スカルソープ:アウェイク・グラッド・ハート
フォード:ワッセイル&ララバイ
アントニー・ウォーカー(指揮)、
シドニー・フィルハーモニア・モテット・クワイアー、
デイヴィッド・ミラー(ピアノ)
真夏にクリスマスを迎える南半球、オーストラリアから届くクリスマス・アル
バム。スカルソープやウィリアムソン、エドワーズなど、ご当地の作曲家たち
のクリスマス作品をたっぷりと。1995年1月&2月&5月の録音。弊社初紹介。




<Timpani>
1C 1182 \2300
ルクー:弦楽四重奏のための作品全集 ――
モルト・アダージョ/弦楽四重奏曲/瞑想曲/メヌエット
ドビュッシー四重奏団
ティンパニ(Timpani)初登場となるドビュッシー四重奏団は、モーツァルトの
"弦楽四重奏版"「レクイエム」で話題を呼んだリヨンを活動拠点とするフラン
スの弦楽四重奏団。
2010年3月の録音

1C 1163 \2300
サクル:ピアノ作品集Vol.2 ――
新しい子供の歌/主題と変奏/ヌフ・コント・モロー/独り言
プチ・エグゼルシス・デ・ラ・ソリテチュード/謝肉祭
ビリー・エイディ(ピアノ)
作曲家、ピアニスト、音楽評論家、そしてパリ・ショパン・フェスティヴァル
のミュージック・アドヴァイザーなど、多彩な才能を持つフランスのアーティ
スト、ギイ・サクル(1948-)のピアノ作品集。
現代で活躍するサクルのピアノ作品からは、印象派的な響きや、ケックランを
思わせる旋律など、近代フランス音楽の様々な要素が聴こえてくる。サクルと
親交の深いエイディの洗練された演奏もグッド。

1C 1169 \2300
デルベ:管弦楽作品集 ――
2つの夜想曲/アダージョ/ジェネス/プレモニティオ・パッショニス/
マヌ・タラ
ジャン=フランソワ・アントニオーリ(指揮)
ティムショハラ・フィルハーモニー管弦楽団
ジャン・デルベ(1937-1982)は、スイス・ロマンド放送の音楽プロデューサーと
してスイスで活躍したフランス人音楽家。
セリー技法、エレクトロ・アコースティック、ジャズなど、様々なジャンル、
現代的な技法を拒むことなく受け入れるなど、時代の先端、独自のスタイルを
模索し続けた探求者である。




<Centaur>
CRC 3011 \2080
ラモー:歌劇《ピグマリオン》/フランス皇太子妃/カンタータ《焦燥》
コンサート・ロイヤル・オーケストラ&コーラス
ジェームズ・リッチマン(指揮)、
マティアス・ヴィダル(テノール)、ジェニファー・レーン(メゾ・ソプラノ)、
レベッカ・チョート・ビーズリー(ソプラノ)、アヴァ・パイン(ソプラノ)
フランス・バロックの大家ラモーの歌劇「ピグマリオン」は、自らが製作した
彫像に恋をしてしまったピグマリオンの物語を題材とした1幕のオペラ。
ピリオド楽器、古楽唱法を取り入れ、17-18世紀の音楽を専門とするアメリカ
の古楽演奏団体コンサート・ロイヤルが、人間と彫像の不思議(?)な恋を巧み
に描きます。

CRC 3036 \2080
コンスタンティニデス:
サクソフォン四重奏と弦楽オーケストラのための協奏曲
ルイジアナへのオマージュ/ヴァイオリン協奏曲/トレノス・オヴ・クレオン
/ファゴット協奏曲
アテネ・サクソフォン四重奏団、
シモス・パパナス(ヴァイオリン)、
ジェームズ・リオン(イングリッシュ・ホルン)、
ガブリエル・ビーヴァース(ファゴット)、
ルイジアナ・シンフォニエッタ
ディノス・コンスタンティニデス(1829-)は、ルイジアナ州立大学の作曲科教
授、ルイジアナ州立大学現代音楽フェスティヴァルのディレクターなどの重責
を担うギリシャ出身のベテラン作曲家。
"サクソフォン四重奏"をソリストとした「サクソフォン四重奏のための協奏曲」
は、吹奏楽ファン、サクソフォン・プレーヤーにチェックしてもらいたい作品。
演奏機会も増えるかも?

CRC 3051 \2080
ブラームス:
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115(ヴィオラ版)
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114(ヴィオラ版)
ロナルド・ゴレヴィク(ヴィオラ)、エリック・ルイス(ヴァイオリン)、
ロイ・ルイス(ヴァイオリン)、ジョン・デクスター(ヴィオラ)、
マティアス・ネーゲル(チェロ)、ジュディス・ゴードン(ピアノ)
クラリネット奏者にとってのドイツ・ロマン派の重要レパートリー、ブラーム
スの「クラリネット五重奏曲」と「クラリネット三重奏曲」の"ヴィオラ版"!
"クラリネット+弦楽器(+ピアノ)"の組み合わせではなく、弦楽器の音色で統
一された響きが醸し出すブラームスの憂愁もまた美しい。

CRC 3052 \2080
ヴィオラとピアノのためのブラジル音楽 ――
クリーゲル:ブラジリアーナ/ミニョーネ:3つのブラジルのワルツ
ラセルダ:アパッショナート、カンティレーナとトッカータ/マーレ:ソナチナ
グアルニエリ:田舎の歌、エンカンタメント/ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
ブラウス:ソナタ
バーバラ・ウェストファル(ヴィオラ)、
クリスティアン・ルヴォロ(ピアノ)
なかなか聴く機会に恵まれない南米ブラジルの室内楽作品、しかも"ヴィオラ"
にスポットライトをあてた意欲的なプログラム。
"ブラジル=サンバ"と想像してしまいがちだが、収録曲はブラジル・クラシッ
ク界の現在を伝える本格的な作品ばかり。中でもブレンノ・ブラウスの「ソナ
タ」はイチオシ。

CRC 3039 \2080
ハイドン:チェロ協奏曲集 ――
チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1/チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VIIb-2
スティーヴン・フラミル(チェロ)
ポール・フリーマン(指揮)、チェコ・ナショナル交響楽団
ベトナムの首都ハノイで演奏を行った最初のアメリカ人チェリスト、スティー
ヴン・フラミルが弾くハイドンの協奏曲集。
アメリカではフィラデルフィア、アジアではブルネイや香港に活動拠点を置く
など国際経験も豊富。

CRC 3018 \2080
トーマス・イー&モーリン・フォルク - ピアノ・デュオのための音楽 ――
ベックウィズ:《ダンシング・ミュージック》より/クレシャ:神話
クローリー:3つの暗闇の影/ベイカー:カプリッチョ
バーンスタイン(クローリー編):《ウェスト・サイド・ストーリー》より
トーマス・イー(ピアノ)、モーリン・フォルク(ピアノ)
ナディア・ブーランジェの弟子ベックウィズ、キッチナー=ワーテルロー交響
楽団&カナディアン・オペラ・カンパニーのコンポーザー・イン・レジデンス
のクレシャなど現代作曲家たちのピアノ・デュオ作品集。
アメリカのデュオ、トーマス・イー&モーリン・フォルクのために2008年にア
レンジされた「ウェスト・サイド・ストーリー」のデュオ・ヴァージョンが聴
きどころ。

CRC 3050 \2080
セラフィン弦楽四重奏団 ――
スティル:パナマの踊り/ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲ヘ長調Op.96
バーバー:弦楽四重奏曲ロ短調Op.11
ガーシュウィン:弦楽四重奏のための《ララバイ》
セラフィン弦楽四重奏団
ヴェニスの名工、サント・セラフィン(1665-1748)の名を冠するセラフィン弦楽
四重奏団は、2004年に活動をスタートさせ、2010年9月にロンドン・デビューを
飾ったアメリカの弦楽四重奏団。
第1ヴァイオリンのケイト・ランサムが弾く楽器は、サント・セラフィン1728年
製作の銘器。その音色に耳を傾けてみて下さい。

CRC 3045 \2080
故郷への追憶 - ヴィオラとピアノのための作品集 ――
アルベニス:マジョルカ/モンカージョ:ヴィオラ・ソナタ
フォーサイス:ケルトの歌/ラヴェル:ハバネラ形式による小品
ハンドシキン:ロシアの主題による変奏曲
マルティヌー:ヴィオラ・ソナタ第1番
ゴレスタン:アリオーソと演奏会用アレグロ
クリスティーナ・プラシラ(ヴィオラ)、ヘクトル・ランダ(ピアノ)
帝政ロシア時代のヴァイオリニスト&作曲家イワン・ハンドシキンの音楽や、
フォーサイス、マルティヌー、ゴレスタンなど、時代や国の壁を取り払った
ヴィオラのためのリサイタル・プログラム。

CRC 3059 \2080
カール・コートのギター音楽 ――
エヴォカシオン/2つのマカム/空想の声
デュオ46、エーリヒ・オスカー・ヒュッター(チェロ)
カール・コート(1928-)は、パーシケッティに作曲を学び、ベルギーのエリザベ
ート王妃国際コンクールでは1969年の作曲部門で第2位に輝いたアメリカの作曲
家。ギターとヴァイオリンのコンビ、デュオ46のコンビネーションもハイレベ
ル。

CRC 3021 \2080
サターホワイト:室内楽作品集 ――
メメント・モリ3/ヴァイオリン・ソナタ/メメント・モリ2
スパイキー・エピファニーズ
アーセナル・トリオ、ルイビル弦楽四重奏団
米国の名門ミシガン州立大学とインディアナ大学でコントラバスと作曲を学ん
だテキサスの作曲家マーク・サターホワイトの音楽。「メメント・モリ」とは、
「死を忘れるな」という意味を持つ宗教用語のこと。

CRC 3026 \2080
フォルカー:室内楽&独奏作品集 ――
ゴースト・シグナルズ/イン・ザ・プレゼンス・オヴ・ミステリー/深い冬
ペインテッド・オン・ザ・ファーマメント
ソサイエティ・フォー・ニュー・ミュージック、
ラウラ・キャンベル(フルート)、ルナ・ノヴァ
1974年生まれのアメリカ人作曲家マーク・フォルカー(1974-)。アメリカ現代音
楽の理解者たちが、若手有望株として注目を浴びるフォルカーの作品を取り上
げる。

CRC 3034 \2080
リヴィングストーン:フィジカル・オーヴァーチュアーズ
ジョー・クィグリー(ヴァイオリン)、
ジョセフ・リヴィングストーン(電子楽器)
イギリス、リヴァプール出身の作曲家、ジョセフ・リヴィングストーン(1962-)
のコンテンポラリー・ミュージック・アルバム。

CRC 3017 \2080
フュージョンズ - エレクトロアコースティック・ミュージック ――
コンゴ:フュージョンズ/インヴェンション1:16/前奏曲(春96)
デイヴィッド・コンゴ(電子楽器)
アメリカの現代作曲家デイヴィッド・コンゴ(1952-)が構築した音楽プログラ
ム、「デイヴィッド"サジェスト"ミュージック」による電子音楽集。




<Signum Classics>
SIGCD 215 2枚組 \3500
J・S・バッハ(ビル・ドビンズ編):クリスマス・オラトリオBWV.248
キングズ・シンガーズ、ビル・ドビンズ(指揮)、WDRビッグ・バンド
キングズ・シンガーズのハーモニーはもちろんのこと、バックのWDRビッグ・
バンドも世界トップクラスの超一流ならば、アレンジャーも超本格派。
アレンジャー&コンダクターのビル・ドビンズは、ドイツ、ケルンのWDRビッ
グ・バンドのプリンシパル・ディレクター、オランダ、ヒルヴァーサムのメト
ロポール・オーケストラのゲスト・コンダクターを務め、現在はアメリカのイ
ーストマン音楽院で教授として教鞭を執るジャズ界の大物アーティストなのだ!
ア・カペラの極意を知るキングズ・シンガーズと、ビッグ・バンド界の最前線
に立つWDRビッグ・バンドのJAZZYでFREEDOMな「クリスマス・オラトリオ」が、
清く熱く響きます!
録音:2009年11月30日、ケルン・フィルハーモニー(ライヴ/ドイツ)




<Sterling>
CDS 1089-2 \2300
ラフ:合唱、ピアノと管弦楽のための作品集 ――
合唱、ピアノと管弦楽のための《1日のうつろい》Op.209/朝の歌Op.186a/
眠れる人々Op.186b/カンタータ《星》WoO.53
アンドレア・クイン(指揮)、
ノールランド歌劇場交響楽団、ソングクラフト室内合唱団、
チャ・グエン(ピアノ)
スウェーデンのノールランド歌劇場によるヨアヒム・ラフ(1822-1882)の作品
集第3弾!
スイスのラッヘンで生まれドイツに活躍の場を求め、その生涯で11曲の交響曲
やピアノ協奏曲など膨大な数の作品を作曲したラフ。晩年の1877年に"合唱"、
"ピアノ"、"管弦楽"のための作品として作曲された「1日のうつろい(Die
Tageszeiten)Op.209」は、「交響曲」の中に加えられても不思議ではない完成
度と魅力を持った4楽章形式の大規模作品である。
録音:2009年12月14日-18日、ウメオ・オペラ・ハウス(スウェーデン)

CDS 1090-2 \2300
グレーナー:
ウィーン交響曲Op.110
フルートと室内オーケストラのための組曲《サンスーシ宮殿のフルート》*
鐘楼守りの歌Op.107/フルート協奏曲Op.116**
アンドレアス・ヌープ(フルート)*、コルネリア・グローマン(フルート)**、
エリク・ソレーン(指揮)、
アルテンブルク=ゲラ・フィルハーモニー管弦楽団
パウル・グレーナー(1872-1944)は、モーツァルテウム音楽院の院長、新ウィー
ン音楽院の作曲科講師を務め、ライプツィヒ音楽院にはレーガーの後任として
作曲科教授に招聘されるなど、ドイツ語圏の音楽教育に大きな功績を遺した作
曲家。
後期ドイツ・ロマン派の伝統を受け継ぎながらも、ナチスへの傾倒の影響、
1944年の爆撃による楽譜の消失によって現在では完全に"忘れられた存在"とな
ってしまったグレーナー。
シャルヴェンカ兄の管弦楽作品集(CDS 1079-2)で熱い演奏を聴かせてくれたソ
レーン&アルテンブルク=ゲラ・フィルによって、グレーナーの音楽が不遇の
過去と決別の時を迎えます。
録音:2009年3月16日-19日、ゲラ市立歌劇場コンサートホール(ドイツ)

CDA 1669-2 \2300
シェーグレン:歌曲集 ――
私が好きなら/初めての素晴らしい出会いは/イプセンとビョルンソンの4つ
の詩Op.1/ホルガー・ドラクマンの《タンホイザー》からの7つの歌Op.3/
岩よ、おお波よ/エアンスト・フォン・デア・レケの4つの詩Op.2/ユリウス
・ヴォルフの《タンホイザー》からの6つの歌Op.12/エアンスト・フォン・
デア・レケの4つの詩Op.13
カタリーナ・ピロッティ(ソプラノ)、
クリスティーナ・バルステット・ティレニウス(ピアノ)
演奏家にスポットライトをあてる"ARTIST"シリーズの最新作は、スウェーデン
の名ソプラノ、カタリーナ・ピロッティが歌うエミール・シェーグレン(1853-
1918)の歌曲集。
ストックホルムの教会でオルガニストとして活躍したシェーグレンは200曲に
も及ぶ歌曲を作曲するなど、19世紀-20世紀初頭のスウェーデンを代表する歌
曲作家である。
2009年11月14日-2010年1月30日、
オレブロ大学コンサートホール(スウェーデン)




<Centaur>
CRC 3068 \2080
バッハ・ファミリー・アルバム ――
J.C.バッハ:五重奏曲ニ長調Op.22/J.S.バッハ:アリアBWV.988-1
C.P.E.バッハ:トリオ・ソナタ ト長調W.144
J.S.バッハ:メヌエットBWV Anh.114、115/J.C.F.バッハ:トリオ ハ長調/
J.S.バッハ:ポロネーズBWV Anh.123、125
C.P.E.バッハ:オーボエと通奏低音のためのソナタ ト短調W.135
J.S.バッハ:ミュゼットBWV Anh.126
アウロス・アンサンブル〔クリストファー・クルーガー(トラヴェルソ)、
マーク・シャハマン(バロック・オーボエ)、リンダ・クァン(バロック・ヴァ
イオリン)、マイロン・ルッケ(バロック・チェロ)、アーサー・ハース
(チェンバロ)〕
ラモーの管弦楽組曲を室内楽編成の"五重奏"で演奏するという離れ業を実現さ
せたアウロス・アンサンブル。
ラモー(CRC 2970)に続くバッハ・ファミリーの室内楽作品集では、大バッハの
威厳を保たせながら息子たちにも花を持たせるという粋なプログラムを披露!
1973年の結成以来、米国の古楽シーンを牽引してきた老舗アンサンブルの高い
経験値を感じさせる奥深きバッハ・アルバムです。

CRC 3016 \2080
フランソワとアルマン=ルイ・クープランの音楽 ――
F・クープラン:組曲ヘ長調/A-L・クープラン:クラヴサン曲集より(抜粋)
F・クープラン:クラヴサン組曲第24イ短調
マシュー・ダースト(チェンバロ)
Music of Francois and Armand-Louis Couperin/Dirst(cemb)
華麗なるフランス宮廷の音楽文化を現在に伝えるクープラン一族の代表者、
"フランソワ"と"アルマン=ルイ"の鍵盤作品集。
演奏には、サンフランシスコ響もご用達のアメリカの楽器製作者、ジョン・
フィリップスが製作したニコラ・デュモン1707年モデルのレプリカを使用し
ている。

CRC 2986 \2080
ラインベルガー:
ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重奏曲イ長調Op.112
ヴァイオリンとオルガンのための6つの小品Op.150より 序曲
オルガン、ヴァイオリンとチェロのための組曲ハ短調Op.149
ピーター・アイザックソン(ヴァイオリン)、ティド・ヤンセン(チェロ)、
ステイシー・クワク(ピアノ)、ヘイ=ジェアン・チョイ(オルガン)
ヨーロッパの小国リヒテンシュタインの大作曲家ヨーゼフ・ガブリエル・ライ
ンベルガーの音楽の妙を堪能できる室内楽作品集。
アメリカ、テキサス州のハーディン・シモンズ大学で教鞭を執るアーティスト
たちの丁寧な演奏が、ラインベルガーの音楽の魅力を余すことなく引き出して
いる。

CRC 3030 \2080
クラリネット・イン・ソング ――
ローズ:シェイクスピアの歌/サターホワイト:キャラクター・スケッチ/
ローズ:アイデンティティ・シンギング/アントニオウ:マノスのための哀歌
/カントルーブ:《オーヴェルニュの歌》より 3つのブーレ、バイレロ、
女房持ちは可哀そう
ダラス・ティドウェル(クラリネット)、
エディス・デイヴィス・ティドウェル(ソプラノ)、
デイヴィッド・ジョージ(ピアノ)
シューベルトの歌曲「岩上の羊飼い」に代表される"クラリネット+声楽+ピ
アノ"の三重奏のために作曲された新しい4つの作品と、カントルーブの「オー
ヴェルニュの歌(抜粋)」を収録。
自然とブレンドする3つの音色を聴くと、声楽とピアノに管楽器のクラリネッ
トを加えたシューベルトの発想力の凄さを改めて思い知らされる。声楽家、
クラリネット奏者の新たなレパートリー開拓にも役立ちそう。

CRC 3066 \2080
東方の宝石 ――
カセルン:フルートのためのソナチネ/プタシンスカ:フルートのための変奏曲
フェルド:フルート・ソナタ、4つの小品/マルティヌー:スケルツォ
ローザ:無伴奏フルート・ソナタOp.39/ウール:フルートのためのソナチナ
ニコル・ライナー(フルート)、テレサ・ボガード
チェコ、ポーランド、ハンガリー。宝石のように輝きを放つ東ヨーロッパのフ
ルート作品を集めた個性的なプログラム。
ハリウッドの巨匠として知られ、再評価が進むミクロス・ローザの「無伴奏ソ
ナタ」など、東欧の民族的で濃厚な作品たちはフルート奏者必聴!

CRC 3057 \2080
ヴェストホフ:無伴奏ヴァイオリン組曲第5番
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV.1004
テレマン:無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲第7番変ホ長調
ジェミニアーニ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
ティモシー・シュワルツ(バロック・ヴァイオリン)
ティモシー・シュワルツは、ドロシー・ディレイの門下生で、ソロ・デビュー
はフィラデルフィア管との共演だったという米国の実力者。
無伴奏作品集での使用楽器は、カルロ・アントニオ・テストーレ1741年製のバ
ロック・ヴァイオリン。

CRC 3048 \2080
モーツァルト:
ホルン五重奏曲変ホ長調K.407/ピアノ四重奏曲第1番ト短調K.478
クラリネット五重奏曲イ長調K.581
ウィラード・ジーク(ホルン)、
キンバリー・コール・ルエヴァノ(クラリネット)、
アリアンナ弦楽四重奏団、ダニエル・フォスター(ヴィオラ)
西ミシガン大学音楽学部の現役教授や教授経験者たちをソリストに迎えてのモ
ーツァルトの室内楽作品集。
ホルン、クラリネット・ソロの伸びやかなサウンドと、アリアンナ弦楽四重奏
団のコンビネーションも◎。

CRC 3069 \2080
J・S・バッハ:トリオ集 ――
ソナタ ト短調BWV.1020/ソナタ ト長調BWV.525/ソナタ ロ短調BWV.1014
ソナタ ホ短調BWV.526/ソナタ ハ長調BWV.1032/ソナタ ハ短調BWV.1017
アンサンブル・ポワティエ〔リゼッタ・キールソン(リコーダー&フルート)、
ポール・ボーンケ(チェンバロ&オルガン)〕
"リコーダー&フルート"と"チェンバロ&オルガン"。2人の奏者で奏でるバッハ
のトリオ・ソナタ集。
女流リコーダー奏者のリゼッタ・キールソンは、アメリカ・リコーダー協会の
会長、ミッドウェスト・リコーダー・オーケストラのアソシエイト・ディレク
ターとしても活躍するスペシャリスト。

CRC 3055 \2080
エルム -
ドビュッシー:夏の風の神、パンに祈るために
クルーセル:四重奏曲第2番ハ短調Op.4/シベリウス:ミランダ
コーカイ:小四重奏曲/バイラーク:エルム/ヴァンハル:四重奏曲ヘ長調
クルーセル:四重奏曲第1番変ホ長調Op.2
ラヴェル:眠りの森の美女のパヴァーヌ
クルーセル四重奏団
クルーセル四重奏団は、セントルイスの女流クラリネット奏者エルジー・パー
カーがトップ&アレンジャーを務めているクラリネット、ヴァイオリン、ヴィ
オラ、チェロのクヮルテット。
アレンジもクラリネットが活躍するように工夫されており、ベースを加えた五
重奏で贈るアメリカのジャズ・ピアニスト、リチャード・バイラークの「エル
ム」もアメリカのアンサンブルらしいチョイス。

CRC 3058 \2080
トマジーニ:ヴァイオリン作品集 ――
フィドル・ステイツ/行列/クローザー・ウォーク/パッセージ
マルタ・ウォルヴールド(ヴァイオリン)、ニコラス・ハッチンソン(ピアノ)、
ジェニファー・ウォルヴールド(ヴァイオリン)
マシュー・トマジーニ(1978-)は、シカゴをベースとして展開されているコン
サート・シリーズ、"ミュージック・イン・ザ・ロフト"のコンポーザー・イン
・レジデンスに抜擢されたアメリカの若手作曲家。

CRC 3070 \2080
マルスキ:弦楽四重奏のための音楽 ――
ラカン/ベルリン - 偉大なる都市へのシンフォニー
ヴァレイ・オヴ・ダイニング・スター
弦楽四重奏団《QX》
アメリカ、クラーク大学の准教授、マシュー・マルスキ(1961-)のモダンなス
タイルで書かれた弦楽四重奏のための音楽に、ボストンのフレッシュなアンサ
ンブル"QX"が挑戦!




<Et'cetera>
KTC 1335 2枚組 \4600
シューベルト:フォルテピアノのための作品集Vol.6 ――
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調D.850/ハンガリーのメロディ ロ短調D.817
アダージョ ホ長調D.612/行進曲ホ長調D.606/アレグレット ハ短調D.915
ディアベリのワルツによる変奏曲ハ短調D.718
ヒュッテンブレンナーの主題による13の変奏曲イ短調D.576
ピアノ・ソナタ第5番変イ長調D.557/17のレントラーD.366
ピアノ・ソナタ第2番ハ長調D.279
ヤン・フェルミューレン(フォルテピアノ/ナネッテ・シュトライヒャー1826)
クイケンやドンブレヒトとの共演も多いベルギーの鍵盤奏者ヤン・フェルミュ
ーレンが、名工の誉れが高いウィーンの女流楽器製作者、ナネッテ・シュトラ
イヒャーの1826年製フォルテピアノ(シリアルナンバー2090)で弾くシューベル
ト作品集第6巻。
英インターナショナル・レコード・レビュー誌で「ヒストリカル、またはモダ
ン・ピアノの(シューベルトの)演奏でこれ以上のものは聴いたことがない。」
と称賛されたフェルミューレンのシューベルト。
ナネッテ・ストライヒャーのフォルテピアノから響くぬくもりのある音色、
フェルミューレンの飾らないストレートなアプローチが生み出す音楽は、フォ
ルテピアノによるシューベルト演奏の理想形の1つと言っても過言ではない。
録音:2009年12月&2010年1月、レマンス音楽院室内楽ホール(ルーヴェン/
ベルギー)

KTC 1399 \2300
スパイラル・オヴ・ライト - 弦楽とマリンバのためのポルトガル音楽 ――
ティノコ:エンズ・ミート/オリベイラ:エスピラル・デ・ルス
ペーニャ:パースペクティヴ/アルメイダ:ドゥルス・デリリアム
ラファエル:枝振り/カルネイロ:ラントマン/ローサ:カント・サーキュラー
アルディッティ弦楽四重奏団、ペドロ・カルネイロ(マリンバ)
"マリンバ+弦楽四重奏"、しかもポルトガルの現代作品という特殊な編成、
レパートリーを徹底的に追求できるのは、現代作品と向き合い続けてきたアル
ディッティ弦楽四重奏団だからこそ。
マリンバ・ソロのペドロ・カルネイロは、これまでに100作品以上の初演を任
されてきたこちらもコンテンポラリーの鉄人である。
録音:2009年5月&11月、ロンドン

KTC1904 4枚組 \4600
ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ全集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.12-1/第2番イ長調Op.12-2
第3番変ホ長調Op.12-3/第4番イ短調Op.23/第5番ヘ長調Op.24《春》
第6番イ長調Op.30-1/第7番ハ短調Op.30-2/第8番ト長調Op.30-3
第9番イ長調Op.47《クロイツェル》/第10番ト長調Op.96
ジャネット・クッククック(ピアノ)、
サラ・カプスティン(ヴァイオリン)
1981年生まれのサラ・カプスティンは、名門ジュリアード音楽院ではロバート
・マンにヴァイオリンを学び、現在は17世紀イタリアの名工ジョバンニ・バ
ティスタ・ロジェリ1690年頃製作のヴァイオリンを手にオルフェウス室内管
などで活躍するアメリカの才女。
オランダ・ピアノ四重奏団の創設者として広く活躍するピアニスト、ジャネッ
ト・クッククックとのベートーヴェンでは、17世紀末にイタリアのブレッシア
で創られた貴重なヴァイオリンの強い主張が聴こえてくる。
2009年9月&10月の録音。

KTC 4032 \2300
ピーターセン:
《作品集》(1683)より 第1番ニ長調、第7番ト長調、第5番ト短調、
第2番イ短調、第4番ニ長調、第10番ホ長調
ステーンウィック:トリカビリー/作曲者不詳:アマリリス、ダフネ
バロック・オーケストラ《ビーロック》
ダヴィッド・ピーターセンは、17世紀後期にアムステルダムで活躍したという
こと以外は経歴が謎に包まれている作曲家兼ヴァイオリニスト。ヴァイオリン
のためにヴィルトゥオージティックなレア・レパートリーを発掘してきたベル
ギー、ヘントのバロック・オーケストラ"ビーロック"のヴァイオリストは、ロ
ドルフォ・リヒター!
重鎮モニカ・ハジェットの弟子であり、あのポッジャーの後任としてパラディ
アン・アンサンブルのメンバーに迎えられえた天才のヴァイオリンが冴える!
2009年4月27日-29日の録音。

KTC 1387 \2300
ヴォクス・ネールランディカII ――
フェアファルスト:霧は我々を覆う/レントヘン:貴族の合唱
ディーペンブロック:海へ、秋の歌/ワーヘナール:昇天される主への讃歌
フェアヘイ:サルヴェ・レジナ/アンドリーセン:おわします方は
フォールモーレン:旅人の夜の歌/ニーラント:子守歌
バディングス:歌え, 友よ, 歌え、フィニガンズ・ウェイク
ストラーテヒール:マルジョレーヌの仲間たち
トゥーボッシュ:いま歓迎せよ/デ・クラーク:主の祈り
ヘラッツ:天なる父よ/アンドリーセン:ソネット第43番/デ・レーウ:祈り
フォールン:魂が聴くなら/マネケ:詩篇第121番
ウーヴェ・グロノスタイ(指揮)、オランダ室内合唱団
レントヘンやディーペンブロック、ワーヘナール、アンドリーセンなど、オ
ランダの近現代を代表する作曲家たちの合唱作品集"ヴォクス・ネールラン
ディカ(オランダの声)"の第2集。
ウーヴェ・グロノスタイとオランダ室内合唱団という素晴らしい演奏家に恵
まれた作品たちが、美しく、そして高らかに響く。1996年6月&7月の録音。
NM 92065からの移行再発売。

KTC 1417 \2300
ヴィーデフェルト:歌曲&室内楽作品集 ――
ヴァイオリン・ソナタ/南アフリカの歌/2つのヴァイオリンのためのソナタ
ウォルト・ホイットマンの詩による歌
ユリア・ブロンクホルスト(ソプラノ)、トン・ハルトシューカー(ピアノ)、
内藤淳子(ヴァイオリン)、他
第2次世界大戦後のオランダで非前衛的な作風を守り抜いた作曲家ヴォルフガ
ング・ヴィーデフェルト(1910-1985)。
プーランクやメシアン、ヒンデミットの音楽の精神を受け継いだという「ヴァ
イオリン・ソナタ」では、コンセルトヘボウ管で活躍する日本人奏者の内藤淳
子が登場。2010年1月の録音。

KTC 1408 \2300
ブレウェイズ:
ペインテッド・ピラミッズ/シ・センティヴァ・ウン・ポ・スタンコ....
ブラック・ロック・アンフォールディング
レ・メアンドレ・デ・ラ・メモワール/オーバン
イル・フューメ・デル・テンポ・パッサーヴァ
シャン・ダクション
Brベルギー、フランドルの現代作曲家リュック・ブレウェイズ(1959-)の世界
初録音となる室内楽作品集。2009年11月7日のライヴ録音。




<Immortal>
IMM 960025(DVD-Video) \2580
チレア:歌劇《アドリアーナ・ルクヴルール》
マルチェッラ・ポッベ(ソプラノ)、ニコラ・フィラクリディ(テノール)、
フェドーラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)、
オテッロ・ボルゴノーヴォ(バリトン)、
アルフレード・シモネット(指揮)
ミラノ・イタリア放送管弦楽団&合唱団、他
18世紀のパリで実在した女優アドリアーナ・ルクヴルールを描いたチレアのオ
ペラ。
1955年3月26日/約131分/モノクロ(マスターに起因する画質の乱れがござい
ます。ご了承下さい)

<VAI>
VAIDVD 4509(DVD-Video) \3450
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番 ニ短調 BWV1004
ブラームス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番ニ短調Op.108
R.シュトラウス:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 変ホ長調Op.18
シマノフスキ:神話 Op.30
ラヴェル:ツィガーヌ
チャイコフスキー:メロディ(アンコール)
ユージン・ウゴルスキ(Vn)コンスタンチン・リフシッツ(P)
収録:2009年5月22日ライヴ
2009年マイアミ国際ピアノ・フェスティヴァルに登場したユージン・ウゴルス
キとコンスタンチン・リフシッツのリサイタル映像。
ユージン・ウゴルスキは1989年サンクトペテルブルク生まれ。いま最も注目を
集めている若手のヴァイオリニストの一人。カリスマ指揮者ワレリー・ゲルギ
エフに認められモスクワとロッテルダムで共演。現在もヴェスナ・グルップマ
ンとイゴール・グルップマン両氏のもとで学んでいます。コンスタンチン・リ
フシッツとはメクレンブルク=フォアポンメルン音楽祭、ジョルジュ・エネス
ク国際音楽祭で共演し、息の合った演奏を披露しています。
リフシッツの豊かな音色と深い音楽性とユージン・ウゴルスキの端正な演奏が
作品の新しい魅力を引き出しています。ブラームスのヴァイオリン・ソナタで
語り合い紡ぎだされる親密な演奏は、柔和で暖かく聴く者の心を魅了します。
ラヴェルのツィガーヌでは、ウゴルスキの超絶技巧をおしみなく披露し、独自
性、テクニック、音楽性が見事調和した絶品の演奏。またバッハで聴かせた
抜群の音程感覚と音色、和声感は非常に洗練されたもの。これから目の離せな
いヴァイオリニストの一人です。




<Profil>
PH 11009 \2180
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
イーディス・ウィーンズ(S) ウテ・ヴァルター(A) 
ライナー・ゴルトベルク(T) カール=ハインツ・シュトリチェク(Bs-Br)
ドレスデン国立歌劇場合唱団
ヘルベルト・ブロムシュテット(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1985年3月30、31日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
1985年3月にブロムシュテット指揮でおこなわれたゼンパーオーパー再開記念
演奏会の「第九」が、Profilより復活リリース。

PH 10036 \2180
「モーツァルト:バリトンのためのコンサートアリア&序曲集」
「コジ・ファン・トゥッテ」序曲K 588
アリア「彼に目を向けたまえ」K 584
「フィガロの結婚」序曲K 492
レチタティーヴォとアリア「もうお前の勝ちだといったな…ため息をついて
いる間に」K 492
「ドン・ジョヴァンニ」序曲K 527
レチタティーヴォとアリア「アルカンドロよ、打ち明けてしまおう…わたしは
どこから来るのか」K 512
アリア「そなたを残してゆくとなると、娘よ」K 513
アリア「手に口づけを」K 541
「魔笛」序曲K 620
アリア「この美しい手にかけて」K 612
レチタティーヴォとアリア「このようにあなたは裏切るのか…苦く酷い後悔よ」
K 432
アリア「わたしはあなたに別れを告げます」KV Anh.245(621)
クラウス・メルテンス(Bs-Br)
カペラ・ヴァイルブルゲンシス(オリジナル楽器使用)
ドリス・ハーゲル(指揮)
録音:2009年9月10-14日ヴァイルブルク、シュロス教会(デジタル・セッション)
1949年クレーフェに生まれたドイツの名バス・バリトン、メルテンスが歌うモ
ーツァルトをたっぷり味わえるアルバムです。ヘレヴェッヘ、ヤーコプス、ク
イケン、ブリュッヘンらとの仕事でも実績を重ねているメルテンスですが、こ
のアルバムでもピリオド楽器のアンサンブルがバックを務めており、ときに力
強く、ときにしっとり甘く表情豊かに歌いあげます。途中、挿入される4曲の
有名序曲もうつくしい演奏で、アルバム全体にメリハリを効かせています。

PH 10070 \2180
モノラル
ショパン:
12の練習曲Op.10
12の練習曲Op.25
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1928年1月(モノラル・セッション)
リマスタリング:2010年THSシュトゥーディオ・ホルガー・ジードラー
「ショパンの『練習曲』は非常な名演奏で、私は長い間これをコンサート用の
標準レコードにして居たが、…(中略)…作品25番の方のエチュードで、第1番
『変イ長調のエチュード』などは、電気の初期のコルトーも良かったが、バッ
クハウスの颯爽味はまた格別であった。第11番の『木枯し』や第12番の『ハ短
調のエチュード』など、当時の我等には殆ど讃歎の的であった。」
あらえびす『名曲決定盤』
バックハウスの復刻(PH07006, PH10006)に力を入れるProfilがお届けするシリ
ーズ第3弾は、ショパンのエチュード。SP期における世界初のエチュード全曲
録音であったバックハウスの演奏は、音楽評論家あらえびす(小説家の野村胡
堂)が取り上げたことでもたいへん有名な内容。2010年最新のマスタリングに
より音質改善がはかられ、たいへん聴きやすくなっています。また、20ページ
のブックレットにはバックハウスの貴重な写真と当時のコンサート・ポスター
など貴重な資料が収められているのもうれしいところです。

PH 10071 \2180
「ロマンティック・インスピレーションズ-ローベルト&クララ・シューマン
の音楽」
・クララ・シューマン:ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンスOp.22
ハン・スジン(Vn) アンナ・ナレット(P)
・ローベルト・シューマン:おとぎの絵本Op.113
徐佩君(Va) アンナ・ナレット(P)
・ローベルト・シューマン:3つのロマンスOp.94
徐佩君(Va) アンナ・ナレット(P)
・ローベルト・シューマン:献呈Op.25-1-歌曲集「ミルテの花」
徐佩君(Va) アンナ・ナレット(P)
・ローベルト・シューマン:幻想小曲集Op.73
ガブリエル・アドリアーノ・シュヴァベ(Vc) ニコライ・ゲラシメツ(P)
・ローベルト・シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調Op.70
ガブリエル・アドリアーノ・シュヴァベ(Vc) ニコライ・ゲラシメツ(P)
録音:2010年クロンベルク・ストライト教会、
ロータルザール / クロンベルク芸術家村博物館(デジタル・セッション)
1993年フランクフルトの北西部にクロンベルク国際室内楽アカデミーとして
設立され、1999年に改称したクロンベルク・アカデミーは、教授陣にクリス
ティアン・テツラフや今井信子らを擁し、これまでにアリーナ・イブラギモ
ヴァや宮田大といったアーティストを輩出しています。また、すぐれた教育者
としても知られたロストロポーヴィチが亡くなるまでアカデミー財団のパトロ
ンを務めていました。
このアルバムで演奏する、上海出身の徐佩君、韓国出身で英国育ちのハン・ス
ジン、ベルリン出身のガブリエル・アドリアーノ・シュヴァベはいずれもクロ
ンベルク・アカデミーで学んでおり、その国際色豊かな顔ぶれはそのままアカ
デミーの特色とも重なります。今井信子に師事した徐佩君をはじめ、若き才能
を見いだすのもまた楽しみなアルバムです。



<Orfeo>
ORFEO 802102 2枚組 \2450
J.S.バッハ:
(1)フーガの技法 BWV1080
(2)コラール「汝の御座の前に我今進み出で」BWV668a
コンスタンチン・リフシッツ(Pf)
録音:2009年4月27-29日ジーメンス・ヴィラ(ベルリン)
聴く人の度肝を抜いた「音楽の捧げもの」に次ぐリフシッツのバッハ新録音は
「フーガの技法」。最晩年のバッハがとりくみながら、途中で失明したために
未完で終わり、今日も多くの謎を残しています。人間業とは思えぬ複雑な作曲
技法、時代を超えた前衛性、最晩年の孤高の境地と死の予感など、一筋縄には
いかない難物となっています。リフシッツはグールドのようにオルガンを用い
るのではなく、ピアノのみで挑戦。ひとりで弾くのが不可能な2つのトラック
のみ多重録音していますが、違和感は全くありません。むしろ、これほどの深
みに30代のピアニストが達しているのが驚異的です。バッハの音楽の崇高さ、
恐さ、面白さ、美しさがすべて満喫できます。




<DOREMI>
DHR 7890/1 2枚組 \3960
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第1番ニ短調 Op.15
(2)同:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83
[以上1968年5月31日モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)]
(3)ベートーヴェン:ピアノソナタ第13番変ホ長調 Op.27の1
(4)同:ピアノソナタ第26番変ホ長調 Op.81a「告別」
[以上1968年5月モスクワ・ライヴ]
クラウディオ・アラウ(Pf)、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
モスクワ放送響(1)(2)
当時65歳、脂の乗り切ったアラウが行った旧ソ連でのライヴ。かつてメロディ
アのLPで発売されただけの幻の音源がついに日の目をみました。注目はひと晩
にブラームスの協奏曲2篇を演じていること。ブラームスの協奏曲は管弦楽パ
ートも非常重要な作品ですが、まだ若々しいロジェストヴェンスキーが非の打
ちどころのないサポートぶりを示しているのも聴きものです。まだ初老期のア
ラウも情熱にあふれ、巨匠風の演奏を繰り広げます。同時期のベートーヴェン
のソナタも貴重。思いのほか明るい音色で輝かしい演奏を楽しめます。




<KII たまゆら>
KKC 30 \3000
ショパン・ファンタジー
(1)ワルツ第3番イ短調 Op.34の2(サラサーテ編)
(2)ワルツ第4番ヘ長調 Op.34の3「華麗なワルツ」(サラサーテ編)
(3)ワルツ第6番変ニ長調 Op.64の1「小犬」(コニュス編)
(4)ワルツ第7番嬰ハ短調 Op.64の2(フーベルマン編)
(5)ワルツ第8番変イ長調 Op.64の3(サラサーテ編)
(6)ワルツ第9番変イ長調 Op.69の1「別れ」(プロテーニ編)
(7)ワルツ第10番ロ短調 Op.69の2(プロテーニ編)
(8)ノクターン第1番変ロ短調 Op.9の1(リピンスキ編)
(9)ノクターン第2番変ホ長調 Op.9の2(サラサーテ編)
(10)ノクターン第20番嬰ハ短調「遺作」(ミルシテイン編)
(11)練習曲ヘ短調 Op.25の2(ブルメスター編)
(12)練習曲ホ長調 Op.10の3「別れの曲」(ヴェクスレル編)
(13)ポロネーズ嬰ハ短調 Op.26の1(リピンスキ編)
(14)マズルカ第7番ヘ短調 Op.7の3(フーベルマン編)
(15)マズルカ第23番ニ長調 Op.33の2(クライスラー編)
(16)マズルカ第45番イ短調 Op.67の4(クライスラー編)
鈴木理恵子(ヴァイオリン) 浦壁信二(ピアノ)
[録音:2009年8月24日、2010年5月12日、6月9日
キング関口台第1スタジオ(192kHz 24bit高音質録音]
キングインターナショナル「たまゆらレーベル」最新盤。ショパンはヴァイオ
リン曲をひとつも残していないため、このジャンルでは蚊帳の外といえます。
しかし彼の有名作にはヴァイオリン用編曲が多数存在します。そのなかには名
だたるヴァイオリンのヴィルトゥオーゾの手による魅力的なものがありながら、
何故かあまり知られていません。ショパンと同郷のフーベルマンやリピンスキ
のポーランド風味あふれる編曲、作曲家としても名高いサラサーテ、クライス
ラー、コニュスによる凝った編曲は、単にショパンの美しいメロディをヴァイ
オリンが奏でるのではなく、ヴァイオリン曲として再創造していて聴き応え満
点。むしろショパンの長いメロディ・ラインを音符通りに弾くことや、ピアノ
ではやりたくてもできないポルタメントの効果など、ヴァイオリンの方がはる
かに向いているように思え、オリジナルのような説得力を示します。読売日本
交響楽団のコンミスも務める鈴木理恵子。完璧な技巧とたっぷりとした美音、
そして何より円熟の至芸で「大人のショパンの詩情」を美しく謳いあげます。
ヴァイオリン・ファンのみならずショパンを学ぶ方々すべてに是非聴いてい
ただきたい、目からウロコの連続に満ちた驚きのアルバムです。




<OPUS蔵>
OPK 1006(7CD+1ボーナスCD) \9450
ヨハン・シュトラウス コレクション
オーパス蔵10周年記念特別企画
貴重音源多数!
ヨハン・シュトラウス コレクション
SPに聴くシュトラウス 20世紀前半 SP録音集成

CD1すべて「美しく青きドナウ」
1.ヨハン・シュトラウスIII(指)交響楽団 (録音:1927年)
2.ワインガルトナー(指)ロイヤル・フィル (録音:1927年)
3.クライバー(指)ベルリン・フィル (録音:1931年)
4.クレメンス・クラウス(指)ウィーン・フィル (録音:1941年)
5.レーラー合唱団・ベルリン-ノイケルン (録音:1929年)
6.ビクター女声合唱団矢野滋(sop) (録音:1951年)
7.フリーダ・ヘンペル(sop) (録音:1916年)
8.マリア・イヴォーギュン(sop) 
ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管 (録音:1932年)
9.エルナ・ザック(sop) ベルリン・ドイツ歌劇場管 (録音:1936年)
10.ジョゼフ・レヴィーン(pf) (録音:1928年)
11.スーザ・バンド (録音:1905年)
12.ヴィクター・ヤング楽団 (録音:1935年)
13.フォン・ゲッツィ楽団 (録音:1933年)

CD2名指揮者達に聴くヨハン・シュトラウス1
1.アンネン・ポルカop.117
クレメンス・クラウス(指)ウィーン・フィル (録音:1929年)
2.シャンペン・ポルカop.211
ハワード・バーロウ(指)コロンビア放送交響楽団 (録音:1941年)
3.トリッチトラッチ・ポルカop.214
ジョージ・セル(指)ウィーン・フィル (録音:1934年)
4.加速度円舞曲op.234
ユージン・オーマンディ(指)ミネアポリス交響楽団 (録音:1935年)
5.常動曲op.257
ウィレム・メンゲルベルク(指)コンセルトヘボウ管弦楽団 (録音:1932年)
6.朝刊op.275:カール・ベーム(指)ウィーン・フィル (録音:1949年)
7.美しく青きドナウop.314
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC交響楽団 (録音:1941年)
8.芸術家の生活op.316
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーン・フィル (録音:1946年)
9.雷鳴と稲妻op.324
エーリヒ・ラインスドルフ(指)クリーブランド管弦楽団 (録音:1946年)
10.ウィーンの森の物語op.325
ユリウス・プリューヴァ(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団 (録音:1928年)
11.酒・女・歌op.333
フェルディナント・ライトナー(指)
シュトュットガルト管弦楽団 (録音:1950年)
12.ピツィカート・ポルカ
ウィルヘルム・ロイス(指)ベルリン・フィル (録音:1934年)
13.楽しめ人生をop.340
ヨハン・シュトラウスIII(指)交響楽団 (録音:1927年)

CD3名指揮者達に聴くヨハン・シュトラウス2
1.新ウィーンop.342
アーサー・フィードラー(指)ボストンポップス管弦楽団 (録音:1938年)
2.千一夜物語op.346
エーリヒ・クライバー(指)ベルリン・フィル (録音:1932年)
3.ウィーン気質op.354
セルジュ・クーセヴィツキ(指)ボストン交響楽団 (録音:1928年)
4.シトロンの花咲く国op.364
カール・アルウィン(指)ウィーン・フィル (録音:1931年)
5.親しい仲op.367
フレデリック・ストック(指)シカゴ交響楽団 (録音:1930年)
6.うるわしの5月よop.375
アイロス・メリヒャル(指)ベルリン・フィル (録音:1938年)
7.南国のバラop.388
ブルーノ・ワルター(指)ベルリン・フィル (録音:1930年)
8.キス・ワルツop.400
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
ベルリン・グランド交響楽団 (録音:1933年)
9.春の声op.410
フェリックス・ワインガルトナー(指)ブ
リティッシュ交響楽団) (録音:1931年)
10.皇帝円舞曲op.437
レオ・ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1928年)
11.こうもり序曲
ウィルヘルム・フルトヴェングラー(指)ベルリン・フィル (録音:1937年)

CD4ヨハン・シュトラウスのオペレッタ
1.「こうもり」序曲
ブルーノ・ワルター(指)パリ音楽院管弦楽団 (録音:1938年)
2.この人は私の夫(1幕)
ロッテ・シェーネ(s) 
レオ・ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1928年)
3.侯爵様あなたのようなお方は(2幕):エルナ・ザック(s)
ロルフ・シュレーダー(指)ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 (録音:1938年)
4.チャールダシュ(2幕)
マリア・イヴォーギュン(s)
レオ・ブレッヒ(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1932年)
5.フィナーレ(2幕)御機嫌よう、皆踊ろう:
ロッテ・レーマン(s)、グレーテ・メルレムニキシュ(s)、
カリン・ブランツェル(ms)、リヒアルト・タウバー(t)、
ワルデマール・シュテーゲマン(br) 
ワイスマン(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1928年)
6.私は村娘(3幕)
エリーザベト・シューマン(s)
カール・アルヴィン(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1927年)
7.「女王のレースのハンカチーフ」序曲:
ドール・ダウバー(指)サロンオーケストラ  日VictorJB197A(CW3204)
8.「愉快な戦争」自然こそ彼女の喜び
エーリヒ・クンツ(br) モラルト(指)ウィーン・フィル (録音:1949年)
9.「ヴェネチアの一夜」ハイライト
フリードリッヒ・オイゲン・エンゲルス(t)
ヨハネス・シューラー(指)ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 (録音:1938年)
10.「ジプシー男爵」序曲
エーリヒ・クライバー(指)ベルリン・フィル (録音:1933年)
11.自由気ままに(1幕)
ヨーゼフ・シュミット(t)
ワイスマン(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1932年)
12.ジプシーの歌(1幕)
エリーザベト・レートベルク(s) ワイスマン(指) (録音:1930年)
13.うそ鳥の2重唱(2幕)
エレナ・ゲルハルト(s)、マックス・ブロッホ(t) (録音:1916年)
14.募兵の歌(2幕)
レオ・シュッツェンドルフ(br) ゼルマー・マイロヴィッツ (録音:1930年頃)
15.凱旋行進曲(3幕)
ハンス・ゲオルク・オットー(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1937年)
16.「ウィーン気質」ハイライト
エリーザベト・シュワルツコップ(s) ヘルベルト・グラヴィッチュ(t)
ワルター・ルッツェ(指)ベルリン・ドイツ歌劇場管弦楽団 (録音:1940年)

CD5ヨハン・シュトラウス-歌の競演
1.愛の歌
ルイーズ・サボー(s)
グロース(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団 (録音:1930年頃)
2.アンネンポルカ:イレーネ・アイジンガー(s) 英語 (録音:1937年)
3.常動曲:コメディアンハーモニスツ男声四重奏 (録音:1937年)
4.ウィーンのボンボン
ヘルベルト・エルンスト・グロー(t) ドブリント (録音:1931年)
5.美しく青きドナウ:ローザ・ポンセル(s) 英語 (録音:1921年)
6.美しく青きドナウ
リリー・ポンス(s) コステラネッツ楽団 (録音:1939年)
7.ウィーンの森の物語
アデーレ・ケルン(s)
ワイゲルト(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1930年)
8.酒・女・歌:ウィーン男声合唱団、アイロス・メリヒャル (録音:1930年)
9.酒・女・歌:フリーダ・ヘンペル(s) 伊語 (録音:1923年)
10.千一夜物語
ミリツァ・コルユス(s) ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1935年)
11.うるわしの5月よ:マリア・イヴォーギュン(s) (録音:1924年)
12.南国のバラ:リヒャルト・タウバー(ten) (録音:1938年)
13.南国のバラ
レア・ピルッティ(s)
ザイドラー・ウィンクラー(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1939年)
14.春の声
マリア・チェボターリ(s)
ヘーガー(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団 (録音:1936年)
15.皇帝円舞曲:ウィーン少年合唱団 (録音:1938年)
16.皇帝円舞曲
エルナ・ザック(s) シュレーダー(指)ベルリン・フィル (録音:1938年)

CD6サロンコンサート
1.加速度円舞曲:ダヨス・ベラ楽団 (録音:1928年)
2.トリッチ・トラッチポルカ:ケルン・ピアノトリオ (録音:1936年)
3.朝の新聞:バルナバス・フォン・ゲッツィ楽団 (録音:1933年)
4.ウィーンのボンボン:ハンス・ブント(指)大ダンス楽団 (録音:1941年)
5.ブルーダニューブ:トミー・ドーシー楽団 (録音:1937年)
6.ブルーダニューブ
ジョセフィン・トゥミーニャ(指)ジミー・ドーシー楽団 (録音:1937年)
7.芸術家の生活:アダルベルト・ルッター楽団 (録音:1936年)
8.ウィーンの森の物語:ロードのヴァイオリンとジプシー楽団
9.酒・女・歌:ハリー・ホーリック (録音:1938年)
10.ウィーン気質:カーメン・キャバレロ (録音:1942年)
11.シトロンの花咲く国:アドルフ・ヴレーゲ (録音:1950年頃)
12.南国のバラ
アルバート・サンドラー(指)パームコート・オーケストラ (録音:1945年)
13.春の声:バルナバス・フォン・ゲッツイ楽団
14.宝のワルツ:パウル・ゴドウィン (録音:1931年)
15.皇帝円舞曲
ビング・クロスビー(指)ヴィクター・ヤング楽団 (録音:1947年)
16.こうもり接続曲:マレーク・ウェーバー楽団 (録音:1927年)
17.ジプシー男爵接続曲:マレーク・ウェーバー楽団
18.J.シュトラウスワルツ集:ウィーン・ボエーム楽団 (録音:1936年)

CD7ヨハン・シュトラウスのラッパ吹込みレコード
1.美しく青きドナウ
カール・ドレッシャー(指)ドレッシャー楽団 (録音:1901年)
2.美しく青きドナウ
レオポルド・ストコフスキー(指)フィラデルフィア管弦楽団 (録音:1919年)
3.芸術家の生活
ヨーゼフ・ホルツァー(指)大オデオン管弦楽団 (録音:1910年)
4.ウィーンの森の物語
ウィレム・メンゲルベルク(指)ニューヨーク・フィル (録音:1923年)
5.千一夜物語:フレデリック・ストック(指)シカゴ交響楽団 (録音:1917年)
6.南国のバラ:プリンス(指)ハイドン管弦楽団 (録音:1914年)
7.ウィーンの森の物語:マーセラ・ゼンブリッヒ(s) (録音:1905年)
8.春の声:マリア・バリエントス(s) (録音:1917年)
9.こうもり、侯爵様:マリア・イヴォーギュン(s) (録音:1924年)
10.こうもり、チャールダシュ:ゼルマ・クルツ(s) (録音:1911年?)
11.女王のレースのハンカチーフ、ワルツ
カール・マイスター(t) (録音:1906年)
12.美しく青きドナウ
ウルタードブラザース・マリンバ・バンド (録音:1916年)
13.春の声:アルフレッド・グリュンフェルト(p) (録音:1913年)
14.美しく青きドナウ
ロジャース(指)ビクターダンス楽団(brass) (録音:1909年)
15.南国のバラ:アーサー・プライヤー・バンド(brass) (録音:1913年)
16.芸術家の生活:ダヨス・ベラ楽団 (録音:1922年)
17.宝のワルツ:マレーク・ウェーバー楽団 (録音:1921年)
18.皇帝円舞曲:シュテルン(指)ベルリン・アドロンホテル楽団 (録音:1921年)
CD8ボーナスCD(オーパス蔵OPK7007)
ニューイヤーコンサート1954より
第2部(Part2)52'26"
クレメンス・クラウス指揮ウィーン・フィルハーモニック管弦楽団

原盤:長 真弓 コレクション
復刻:長 真弓
後援:オーストリア大使館 日墺文化協会
推薦:日本ヨハン・シュトラウス協会
元旦の衛星中継ライブ放送ですっかり馴染みとなったヨハン・シュトラウスの
ウィンナワルツはシュトラウスの時代から人々の楽しみに欠かせないものでし
た。レコードの発明以来多くの録音がなされたのも当然です。シュトラウスの
ワルツに特化した長真弓のSPコレクションから約100枚を厳選しジャンルおよ
びテーマごとにCD7枚にまとめました。シュトラウス本人の録音はありません
が、シュトラウス3世やシュトラウス楽団のメンバーであったドレッシャーか
らクライバーやクラウスのワルツの大家までの演奏・録音の変遷が感じられま
す。そして、フルトヴェングラーやトスカニーニのような巨匠指揮者あり、
イヴォーギュン、ヘンペルからザック、シュワルツコップらの歌手たち、カー
メン・キャバレロやビング・クロスビーらのサロン音楽、そして古のアコース
ティック録音などの録音など多彩な世界に驚きます。デジタル録音のワルツも
よいが、20世紀前半のアナログのワルツの世界を味わってください。付録とし
て現在のニューイヤーコンサートの先駆けとなったクラウスによる1954年のラ
イブ録音を付けました。これはSPでなくテープによるエアチェックです。




<Grand Slam>
GS 2001 \2250
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
(1)「コリオラン」序曲、作品62
(2)交響曲第7番 イ長調、作品92(近衞秀麿版準拠)
ボーナス・トラック/最終リハーサルより
(3)交響曲第7番より第1楽章
(4)「コリオラン」序曲
宇野 功芳(指揮)、日本大学管弦楽団
録音:(1)(2)1983年6月21日、新宿文化センター
(3)(4)1983年6月19日、日本大学文理学部大講堂
使用音源:19センチ、4トラック、オープンリール・テープ
録音方式:ステレオ((1)(2)ライヴ)
■制作者より
今から10年前、GS-2001として発売を予告したこの演奏は、突如指揮者から
「あまりにも過激な演奏で、世に出すべきものではない」と待ったがかかり、
中止となりました。そのため、年に何回かはファンから問い合わせがあり、そ
の都度指揮者と交渉をしましたが、許諾は得られませんでした。しかし、2010
年10月、事態は急変、晴れて世に出すことが可能になりました。つまり、指揮
者の説得に10年近くかかったことになります。
宇野功芳(指揮)のベートーヴェン第7はこれまでに新星日本交響楽団(1997年、
キングレコード KICC-237)、アンサンブルSAKURA(1999年、URFC-0001/プライ
ヴェート盤)の2種類ありますが、全体の解釈は回を重ねるごとに軌道修正がな
されています。しかし、このディスクの演奏は第1回目の指揮のためか、やり
たいことをすべて行った演奏で、その衝撃度は破格です。また、特筆されるの
は日本の指揮界の発展に大きく寄与した近衞秀麿(1898-1973)が編曲した版に
準拠していることです。この版には管楽器ではピッコロやコントラ・ファゴッ
トが加わり、ホルンは6本に増強されています。また、弦楽器は特に内声部が
より厚みのある響きを得るように改変されていますが、ティンパニなど原典か
ら著しく遠いと思われる箇所は原典に戻してあります。従って、全体の響きの
印象としてはマーラー版によるシューマンの交響曲全集に近く、著しく違和感
を感ずることはないでしょう。なお、「コリオラン」序曲は全くの原典通りで
す。
ボーナス・トラックには本番直前に行われた通しリハーサルを入れました。
■解説書の内容
演奏会当日のプログラムに掲載された宇野功芳の「指揮者のひとりごと」を転
載します。(以上、平林 直哉)
※おことわり
日本大学管弦楽団は同大学芸術学部とは全く無関係のアマチュアの団体で、技
術的にはつたない箇所が多々あります。




<EURO ARTS>
20 53678(DVD-Video) \2900
字幕:英、独、仏、西、日本語
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」(全曲)
ヘンデル/グーセンス編:
オラトリオ「メサイア」ハレルヤ・コーラス(アンコール)
サー・サイモン・ラトル(指揮) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サリー・マシューズ(S)、ローレンス・ブラウンリー(T)、
クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)、
ベルリン放送合唱団 サイモン・ハルジー(合唱指揮) 
ベルリン大聖堂国立合唱団少年合唱団員
2004年12月31日フィルハーモニー、ベルリン
毎年恒例のベルリン・フィルの「ジルヴェスター・コンサート」。話題を呼ん
だ2004年ラトルの「カルミナ・ブラーナ」がDVDとなって発売されます。メイン
の「カルミナ・ブラーナ」の他に冒頭に演奏されたレオノーレ序曲第3番とアン
コールのハレルヤ・コーラスも収録され、大晦日のコンサートをまるまる楽し
むことができます。
「カルミナ・ブラーナ」はオルフの出世作で中世の生命の息吹を大胆に表現し
ています。ラトルの独自性と、躍動感あふれるリズム、鮮烈で色彩溢れ、ドラ
マティックかつエネルギッシュな演奏を聴かせてくれます。ベルリン・フィル
の重厚な響きを生かし、細部に渡ってデュナーミクを付け、ラトルならではの
ひらめきが沢山盛り込まれた快演。パワフルな歌手陣の歌唱も印象的。
TV放映された音質よりも豊かなサウンドで、オーケストラ、歌唱陣ともに鮮明
で十分に堪能できます。
アンコールはユージン・グーセンス編曲によるヘンデルの「ハレルヤ・コーラ
ス」。同じイギリス人であり友人でもあったトーマス・ビーチャムに依頼され
編曲されました。大晦日にふさわしい華麗な作品で、ラトル自身もアンコール
前に「ジルヴェスターにふさわしい….いつ演奏しても、盛り上がりすぎるく
らいの曲です。」と解説しています。

20 57988(DVD-Video) \2900
20 57984(Blu-ray) \4250
字幕:英・独・仏
マーラー:
交響曲第4番ト長調
リュッケルトの詩による5つの歌曲
美しさゆえに愛するのなら / 私の歌を覗き見しないで / 真夜中に /
私はほのかな香りを吸い込んだ / 私はこの世に忘れられ
マグダレーナ・コジェナー(Ms)
ルツェルン祝祭管弦楽団
クラウディオ・アバド(指)
収録:2009年8月21、22日ルツェルン、カルチャー&コンヴェンション・セン
ター内コンサート・ホール(ライヴ)
2003年以来、毎年一作のペースで進んできたアバド率いるルツェルン祝祭管に
よるマーラー・シリーズ。生誕150周年のアニヴァーサリーでシリーズも最高
潮を迎える2010年は、前作「巨人」から2作立て続けに、同じ2009年収録の
第4交響曲が登場します。アバドはマーラーの第4交響曲を、1977年にウィーン
・フィルとセッション録音、2005年にベルリン・フィルとライヴ録音している
ほか、2006年4月にウィーン、ムジークフェライン大ホールでマーラー・ユー
ゲント管とともにおこなったライヴの映像作品も発表しているので、このたび
はアバドにとって4年ぶり4度目の録音ということになります。
前作のマーラー・ユーゲント管では、アバドを心から慕う若い演奏家たちの奏
でる熱っぽい音楽と、それにもましてかれらに触発された巨匠の旺盛な表現意
欲に驚かされたものですが、ここでは各セクションどこを見渡してもソリスト
級が居並ぶ『空前のスーパー・オケ』ルツェルン祝祭管ということで、すみず
みまで限りなく完璧に近い形でオケの機能美と、近年のアバドらしいホットな
内容が期待できそうです。
前作「巨人」でもたしかなように、充実しきったオーケストラ・サウンドとと
もに、完成度の高さということでは、フィナーレの独唱に迎えられた当代きっ
てのメッツォのひとり、コジェナーの存在もおおいに気になるところです。
なお、当日は、プログラムの前半に第4交響曲と相前後して書かれたリュッケ
ルト歌曲集が演奏されています。第4交響曲のアダージョとの動機上の関連が
みられる「私はこの世に忘れられ」が歌われたあと、そのまま交響曲へとつな
がる構成となっていますが、こちらは以前よりコジェナーが実演で歌い実績を
示しているレパートリーなので、コジェナーにとって初録音となる第4交響曲
と併せて、深みのあるゆたかな歌唱を聴かせてくれるものとおもわれます。
いよいよ全集完成も射程に入ってきたアバド&ルツェルン祝祭管によるマーラ
ー・シリーズ。これはアニヴァーサリーにひしめくさまざまなマーラー作品の
アルバムのなかでもひときわ光を放つリリースといえるでしょう。




<GLOR>
GC 10301 \2280
ブルックナー:交響曲第7番
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
バーデン=バーデン&フライブルクSWR交響楽団(南西ドイツ放送交響楽団)
録音:2008年9月6日
(サン・セバスティアン、”クルザール” オーディトリウム)
読売日本交響楽団の常任指揮者に就任し、常に話題の中心にいるカンブルラン
の最新盤は、ブルックナーの第7番。さすが細かな彫琢を施す名工指揮者カン
ブルランだけあって、第1楽章冒頭から、旋律とそれを彩る対旋律パートの扱
いは見事。絶妙なバランスで、オーケストラから音の色彩のパレットを引き出
します。ディナーミクの幅広さ、荒々しい部分から繊細な部分、メロディとそ
れを支える伴奏部など、様々な対比に満ちたこの作品を、カンブルランは完璧
なバランスで描きます。




<Cascavelle>
VEL 3148 2枚組 \3950
(1)R.シュトラウス:
ばらの花環 作品36-1、森の喜び 作品49-1、子守歌 作品41-1、
懐かしい面影 作品48-1、東方の聖なる三博士 作品56-6、明日の朝 作品27-4
(2)マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」
(1)フェリシティ・ロット(ソプラノ) (2)シルク・カイザー(ソプラノ)
コルネリア・カリッシュ(メゾソプラノ)、
スイス・ロマンド管弦楽団
アルミン・ジョルダン(指揮)
録音:1996年、ヴィクトリア・ホール、ジュネーヴ
((1)セッション録音、(2)ライヴ録音)
スイスの名指揮者アルミン・ジョルダンと手兵スイス・ロマンド管弦楽団によ
るマーラー「復活」の登場です。シューマンの交響曲全集(VEL 3111)、ツァハ
リアス(ピアノ)独奏のベートーヴェンのピアノ協奏曲全集(VEL 3118)をはじめ
ジョルダンは当オーケストラと名録音をのこしてきました。ジョルダンの音楽
は情感の温かさに魅了されてしまいます。またソリストのカイザー、カリッ
シュの美声が光る生命力を感じる演奏です。

VEL 3151 \2080
(1)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 作品22
(2)リスト:ハンガリー幻想曲
(3)ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
エリソ・ボルクヴァゼ(ピアノ)
ヤンスク・カヒッゼ(指揮)トビリシ交響楽団
録音:(1)1993年(2)(3)1994年 ライセンス:SOS Talents
トビリシ交響楽団と地元生まれのピアニスト、ボルクヴァゼとの共演のサン=
サーンス、リスト、ラフマニノフ。7歳にしてオーケストラとの共演をはたし
た神童ボルクヴァゼはタチアナ・ニコラーエワに師事し、様々な国際コンクー
ルにて受賞履歴がございます。またズビン・メータをはじめ世界の名だたる
演奏家との共演により活躍の場を広げております。

VEL 3153 \1480
(1)J.S.バッハ:協奏曲(原曲:チェンバロ協奏曲)BWV1056
(2)同:協奏曲 BWV1060
(3)同:管弦楽組曲 ロ短調 BWV1067※
(4)C.P.E.バッハ:フルート協奏曲 イ長調 WQ168 / H 438
シモン・スタンチウ・シリンクス(パンフルート)
(1)(2)(4)ノルマンディ・アンサンブル・オーケストラ、
ジャン・ピエール・ベルリンゲン(指揮)
(3)チューリヒ室内管弦楽団、エドモンド・デ・シュトウツ(指揮)
録音:(1)(2)(4)1992年、(3)1999年
世界的パンフルート奏者がおくるJ.S.バッハとC.P.E.バッハのコンピレーショ
ン・アルバム。ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲のオーボエ・パートを
パンフルートで演奏するなど、柔らかな音色が魅力のパンフルートをご堪能く
ださい。




<fra prod>
FRA 003(DVD-Video) \3650
FRA 503(Blu-ray) \4450
字幕:英西独伊仏
ヤナーチェク:「カーチャ・カバノヴァー」
カリタ・マッティラ(S カーチャ)
オレグ・ブリヤク(Bs ヂコイ)
ミロスラフ・ドヴォルスキー(T ボリス)
ダリア・シェヒター(Ms カバニハ)
ギ・ド・メ(T ティホーン)
ゴードン・ギーツ(T クドリーシャ)
ナターシャ・ペトリンスキー(Ms ヴァルヴァラ)
マルコ・モンクロア(Br クリギン)
ほか
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)
レアル劇場管弦楽団、合唱団
演出:ロバート・カーセン
美術、衣装:パトリック・キンモンス
照明:ロバート・カーセン,ペーター・ヴァン・プラエト
振付:フィリップ・ジロードー
収録:2008年12月、マドリッド
素晴らしい「カーチャ・カバノヴァー」の映像が登場です。ヤナーチェクのオ
ペラはどれも傑作ぞろいですが、なかでも現実の生活の透き間に潜む狂気を抉
り出したという点で、「カーチャ」は特に見る者の心に訴えかける力の強い作
品です。優しいが不甲斐ない夫と、ガミガミ屋の義母にウンザリしていたカー
チャは、やはり後見人の叔父から手酷い扱いを受けていたボリスと恋に落ち、
夫が出張中に二人は浮気をする。しかし罪の意識に耐えられなくなったカー
チャはすべてを明かしてしまう。だが彼女のせいでボリスはシベリア行きにな
り、人妻のカーチャを連れては行けないと断る。絶望したカーチャは川に身を
投げる。
日本での有名な演出家、ロバート・カーセンが、物語を生々しくも美しく捌け
ば、カリタ・マッティラが内から迸るような感情を歌に乗せ、ミロスラフ・ド
ヴォルスキーが情熱的にそれに応えるという、たいへん充実した舞台。もちろ
ん、今やヤナーチェクを指揮させたら世界一というイルジー・ビエロフラー
ヴェクも、リアリズムとリリシズムが入り混じったヤナーチェクの音楽の魅力
を万全に引き出しています。
映像の良さも特筆、ことにBlu-Rayは見もの。またカーセンとビエロフラー
ヴェクへのインタビューの特典映像付きです。




<C Major>
70 4008(DVD-Video) \3500
70 4104(Blu-ray) \5180
モノクロ
字幕(ボーナスのみ):独(モーツァルト)英(ドヴォルザーク)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219「トルコ風」
イェフディ・メニューイン(Vn)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ウィーン交響楽団
収録:1966年1月ウィーン、ローゼヒューゲン
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
撮影:クルト・ユーネック
録音:ギュンター・ヘルマンス
プロデューサー:オットー・ゲルデス
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1966年1、2月ベルリン、ユニオン・スタジオ・アトリエ
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
撮影:アウグスト・カーニエル、クルト・コーダル
録音:ギュンター・ヘルマンス
プロデューサー:オットー・ゲルデス
[ボーナス]
カラヤンの『ジ・アート・オブ・コンダクティング』
=モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番=
・カラヤンとメニューインとの対談(16:38)
・リハーサル(6:21)
=ドヴォルザークの「新世界より」=
・カラヤンとヨアヒム・カイザーとの対談(14:55)
映像監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
収録:1966年
カラヤンがフランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーと共同制作し
た映像作品のうち、ドヴォルザークの「新世界より」と、メニューイン独奏に
よるモーツァルトの「トルコ風」が初DVD&ブルーレイ化されます。
1965年、来る映像時代の到来を予見して“メディアの寵児”カラヤンは、ユニ
テルの前身である映画フィルム・プロダクション「コスモテル」を設立してい
ます。カラヤンが「コンサート作品の映像化」を意図して協力を求めたのがフ
ランスの映画監督アンリ=ジョルジュ・クルーゾーで、映画「恐怖の報酬」
「情婦マノン」で知られる名匠です。
メニューインをソリストに迎えたモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番は、
1966年1月の収録。前年の11月から12月にかけて収録されたシューマンの第4交
響曲につづくもので、同じくウィーン交響楽団を起用して制作されました。
ウィーン響とは、戦後からカラヤンがベルリン・フィルの芸術監督・常任指揮
者に就任する1950年代半ばまで共演を重ねていた間柄として知られ、カラヤン
の溌溂とした指揮ぶりと久方振りの共演に湧くメンバーの真摯な姿を確認する
ことができます。
メニューインとカラヤンのやりとりも克明に捉えられ、また、カラヤンあるい
はクルーゾーのアイデアからか、ここでは通常のコンサート配置ではなく、指
揮者とソリストをオケが円周状に囲むような楽器配置が採られていて、このあ
たりはスタジオ映像作品ならではの面白さです。
つづくベルリン・フィルとの「新世界より」も同時期に並行してスタジオ収録
されていますが、音楽の進行にしたがって、各演奏パートに迫ってゆく忠実な
カメラ・ワークは、今日のコンサート映像作品の基本スタイルといえるもの。
ドヴォルザーク、モーツァルトとも本編の収録には35ミリフィルム(本編のみ)
が使用され、モノクロながら画質は今日でも十分通用する水準が保たれていま
す。さらに、ボーナスとしてカラヤンのインタビューが収められています。
ピアノに向かったカラヤンが弾き始めると、合わせてメニューインが「美しき
青きドナウ」を弾きながら登場する冒頭部分も楽しいモーツァルト。また、
同じ演出でピアノに向かうカラヤンに高名な音楽評論家ヨアヒム・カイザーが
語りかける、ドヴォルザークのインタビュー・パートはおそらく初ソフト化と
おもわれます。




<ACCENT>
ACC 24217 \2300
ヨハン・アダム・ラインケン(1643-1722):「音楽の園」Vol.1
パルティータ第1番イ短調、第2番変ロ長調、第4番ニ短調、第6番イ長調
スティルス・ファンタスティクス
【パブロ・バレッティ(Vn) フリーデリケ・ホイマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ、
芸術監督) エドゥアルド・エグエス(リュート) ディルク・ベルナー
(ハープシコード)】
録音:2009年9月25-28日サン・ジャン寺院、ミュルーズ(フランス)
ラインケンは17世紀後半から18世紀初めにハンブルクで活躍した作曲家、オル
ガン奏者。当時ハンブルクはドイツで最も栄えていた街で、ドイツ初のオペラ
・ハウスが建設され、公開演奏会が行われるなど、音楽、芸術も盛んでした。
ラインケンはそのハンブルクを象徴するような音楽家でありました。ラインケ
ンはオルガンの即興を得意とし、その作品の殆どは残されておりません。その
代り彼を代表する作品として上げられるのは、今回録音された2本のヴァイオ
リン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音のための6つのパルティータのセット
「音楽の園」です。
MA recordingsから発売されているアルバムも評価の高いリュートのエドゥア
ルド・エグエスをはじめ、ヴィオラ・ダ・ガンバのフリーデリケ・ホイマン率
いる名手揃いのスティルス・ファンタスティクス。彼らの演奏は、バロック音
楽の自由な即興スタイルで、古楽アンサンブルの妙技を堪能することができます。

ACC 24201 \2300
モーツァルト:
フォルテピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調K452、
アダージョ ロ短調K540
ベートーヴェン:フォルテピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調Op.16
ヤン・ヴァーミュレン(フォルテピアノ:アントン・ワルター1795)
イル・ガルデリーノ
録音:2007年
モーツァルトの五重奏曲K452はフォルテピアノと4本の木管楽器という珍しい
編成。室内楽と協奏曲の間を行き来する絶妙なバランスを保った形式。モー
ツァルト自身にとっても自信作であったようで、フォルテピアノと各楽器の
対話が美しく、陰影に富み色彩豊かな傑作です。この作品以前にはピアノと
管楽器の組み合わせの作品は例がなく、ベートーヴェンはモーツァルトの作品
をモデルとしフォルテピアノと管楽のための五重奏曲を作曲しました。マルセ
ル・ポンセール率いるイル・ガルデリーノの管楽器陣とフォルテピアノを担当
するヴァーミュレンの軽快で小粋な節回しが魅力的な演奏。




<COVIELLO>
COV 21012 \2350
14世紀-18世紀のヨーロッパのクリスマス・キャロル
1.Veni veni Emmanuel(France 15th c.)
2.O Heiland, reiss die Himmel auf(Germany 17th c.)
3.Riu riu chiu(Villancico from Spain)
4.Nova! nova!(England 15th c.
5.Marien wart ein bot gesant(Germany 14th c.)
6.Es kommt ein Schiff geladen(Germany 17th c.)
7.Weihnachtsapfel I(Spanish-Moorish tune)
8.Der Morgenstern ist aufgedrungen(Setting after Michael Praetorius)
9.On Christmas Night(English Folk-Carol)
10.Ein Kind geborn(Setting after Lucas Lossius)
11.Entre le boeuf et l'ane gris(France 17th c.)
12.Masters in this Hall(17 th c. )
13.Weihnachtsapfel II
14.Playford Christmas Medley
15.Coventry Carol(England 16th c.)
16.Fum fum fum(Catalonia 17th c.)
17.Noel Nouvelet(France 15th c.)
ザ・プレイフォーズ
【ビョルン・ヴェルナー(Vo)アンネグレート・フィッシャー(Rec)
クラウディア・メンデス(バロック・ヴァイオリン) 
エリック・ヴァルケンティン(バロック・ギター) 
ベンジャミン・ドレスラー(Viol)ノラ・ティエレ(Perc)】
14世紀-18世紀頃からヨーロッパで伝わるクリスマス・キャロルを集めたアル
バム。ザ・プレイフォーズはルネサンスとバロック時代の音楽を中心に活動し、
このアルバムでは14世紀から18世紀のクリスマス・キャロルを再発見。ドイツ、
イギリス、フランス、スペインのクリスマス・キャロルをヴォーカル、リコー
ダー、ヴァイオリン、ギター、パーカッションで色彩豊かにアレンジしてい
ます。




<harmonia mundi>
HMC 902064 \2450
J.S.バッハ:「フーガの技法」
(1)コラール「深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる」(BWV 38)
『フーガの技法』
(2)コントラプンクトゥス(以下CP)1(4声-2つのVnによる
(3)CP2(4声-チェンバロによる)
(4)CP3(4声-Ob, テノールOb, Trb, Fgによる)
(5)CP4(4声-トゥッティによる)
(6)8度のカノン(2声-チェンバロによる)
(7)CP5(4声-トゥッティによる)
(8)CP6(4声-トゥッティによる)
(9)CP7(4声-チェンバロ、2つのVn、Vla, Vcによる)
(10)10度のカノン(2声-VnとVlaによる)
(11)CP8(3声-Vn, Vla, Vcによる)
(12)CP9(4声-トゥッティによる)
(13)CP10(4声-2つのVn, Vla, Vcによる)
(14)CP11(4声-トゥッティによる)
(15)12度のカノン(2声-Vn, Vcによる)
(16)CP12-a(4声-トゥッティによる)(
17)CP12-b(チェンバロソロによる)
(18)CP 13-a(Ob, tenor oboe, Fgによる)
(19)CP 13-b(Vn, Vla, Vcによる)
(20)反行形による拡大カノン(Vn, Vla, Vcによる)
CP18/ 3つの新主題による未完フーガ
ベルリン古楽アカデミー
(BWV 38コラール演奏:ラファエル・アルパーマン(オルガン))
録音:2009年10月、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
「フーガの技法」というと、ついしかめっ面でバッハが築いた対位法の複雑な
砦に頭から突っ込んで迷ってしまいそうになりますが、ベルリン古楽アカデミ
ーの面々の手にかかると、なんとエキサイティングに響くことでしょう!もち
ろん、バッハが知の限りを尽くした線と線、点と点のからみあいが織り成す堅
固な形式はもちろんまったく損なわれておりません。「ああ、これが主要主題
でこちらが対旋律だな」とわかる演奏は多々あれど、これだけ主要主題と対旋
律の双方が拮抗しながらお互いの効果を高め合い、緊張感とエキサイティング
性、そして崇高なまでの「美」を保った演奏は他ではなかなか得難いものとい
えるでしょう。バッハが残した知の迷宮にメンバーも全力で応え、楽器の編成
もそれぞれの曲が効果的に響くように考えられていることがよくわかります。
BWV 38のコラールが最初に収録されていますが、これは原調ではなく、ニ短調
で演奏されており、聴き手にとって「フーガの技法」のよき導入になるので
は、というメンバーの考えに基づくもの。メンバーの意見によると、バッハが
このフーガの技法を書くときにこの主題が頭の中にあったかどうかはわかりま
せんが、主題の構造に類似性が認められるといいます。また、メンバー全員、
実際の録音の時にもまずこの曲を聴いてからでないとフーガの技法に入れない
こともあったとか。古楽界の雄、ベルリン古楽アカデミーの面々が真剣勝負
で挑む、バッハが残した「知」の果てることなきゲームの目撃者となってくだ
さい!




<ORFEO>
ORFEO 832101 \2450
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
録音:2009年6月17、18日バーミンガム、シンフォニー・ホール(セッション)
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
録音:2010年6月2、3日バーミンガム、シンフォニー・ホール(セッション)
アンドリス・ネルソンス(指)
バーミンガム市交響楽団
2010年秋、ベルリン・フィルへのデビューを果たしたのに続いて、ウィーン・
フィル来日公演にも帯同して、いま話題沸騰の若きマエストロ、アンドリス・
ネルソンス。手兵バーミンガム市響との最新アルバムは、交響曲第5番ほか
(ORFEO.780091)以来となる得意のチャイコフスキーで、『悲愴』交響曲と幻
想序曲『ロメオとジュリエット』いう、注目度満点の組み合わせになります。
本格的デビューとなった交響曲第5番のリリースに際して、ネルソンスは「地
理的にも若いころにつねに強い影響を受けていたのがロシアの音楽、なかで
もチャイコフスキーだけは特別」と語り、その演奏にかける強い意気込みを窺
わせていました。
このたびも、ネルソンスは『悲愴』交響曲について「チャイコフスキーが自身
の人生のダイジェストを表そうとしたもの」であると述べ、また、「チャイコ
フスキーの音楽とはすべて人生における感情的な瞬間から出来ている」とも熱
く語っています。
いっぽう、「『悲愴』がチャイコフスキーのもっともパーソナルな作品である
のに対して、もっとも情熱的な作品である」という、カップリングの『ロメ
ジュリ』については「シェイクスピアに題材を採りながらも、ここにはチャイ
コフスキーが当時、激しい恋に落ちていたヴァイオリニスト、ヨシフ・コテク
への抑えきれない感情が背景にあり、どれほど強く激しく深く愛しても、現実
の人生では決して到達し得ない幸福を悟っていたのです」とネルソンスはユニ
ークな持論を展開しています。
そして、「前作のハムレットもそうでしたが、チャイコフスキーのいかなる作
品といえどもその人生に密接に関連しており、このような自身の実体験なくし
てはかくも美しく激しい音楽を書けないと思うのです」と結んでいます。
じっさい、こうした言葉どおりに、ネルソンスのアプローチは両作品ともたい
へん情熱的で、心を揺さぶるスケールのゆたかな音楽づくりが印象的。一作ご
とに格段の成長を遂げていることを実感させる内容で、オケとのよりいっそう
の良好な関係を物語る出来ばえとなっています。




<ALIA VOX>
AVSA 9874(SACD-Hybrid) 3枚組 \4750
DSD MULTI/ STEREO
「ボルジア(ボルハ)一族-ルネサンス期の教会と権力」
[Disc 1]「第1部:権力への径/家門の起源と伸長(1238頃-1492年)」
I.「ボルジア一族の起源と勃興」
1063年 ムスリム治下のバレンシア。
1作曲者不詳:
ムーワッシャハ(宮廷詩)「神、安住の地としてグラナダを守護せられ」
(アル・アンダルスの器楽曲)
1238年 アラゴン王ハイメ1世によるバレンシア征服。
2作曲者不詳:
ドゥクツィア(CSM123、「聖母マリアのカンティガ集」より)[器楽曲]
1378年 未来の教皇カリストゥス3世、アルフォンソ・デ・ボルハ誕生。
3デュファイ/サヴァール:サルタレッロ
1417年 西方教会の大分裂(シスマ)終結。
4バンショワ:「ダ・パーチェム」
1423年 アラゴン王アルフォンソ5世寛大王軍、ナポリ遠征。
5ジョルディ・デ・サン・ジョルディ:
「友もなく、富もなく、主もなく」(「囚人」より)(朗誦)
1431年 ロドリーゴ・ボルジア誕生。
6デュファイ/サヴァール:ロンド「この日」[器楽曲]
1438/42年 アルフォンソ5世王イタリアへ:ナポリ征服へ。
7 作曲者不詳:
ストランボット=カッチャ「猟犬どもよ行け」(モンテカッシーノ歌集)
1442年 ナポリ:アラゴン王権下の中心地。
8作曲者不詳:「野を耕せ」(モンテカッシーノ歌集)[器楽曲]
1444年 アルフォンソ・デ・ボルハ、枢機卿に任命される。
9デュファイ:「めでたし、海の星(アヴェ・マリス・ステッラ)」
1453年 コンスタンティノープル陥落。
10マカーム・ムハッイェル・「キュメ」・ウスル・デュイェク=アチェムレ
ール(トルコ軍楽行進曲)
II.「3つの文化の終焉と権力の獲得:ヴァチカン」
1455年 アルフォンソ・デ・ボルハが教皇カリストゥス3世となる。
彼はトルコへの十字軍を宣言する。
11作曲者不詳:「天は称賛にわき立ち」(モンテカッシーノ歌集)
1456年 カリストゥス3世、1431年の裁判におけるジャンヌ・ダルクの有罪
判決を破棄する。
12作曲者不詳:「アドラムス・テ(我ら汝を拝み)」(モンテカッシーノ歌集)
1455-58年 ナポリ王フェランテ1世。
13作曲者不詳:「万歳、万歳、フェルナンド王」(モンテカッシーノ歌集)
1458年 6月27日アルフォンソ5世王死去、8月6日教皇カリストゥス3世死去。
14作曲者不詳:
「ミゼレーレ・ノストリ(我らを哀れみたまえ)/ヴェクシラ・レジス
(王の御旗)」(モンテカッシーノ歌集)
1459年 バレンシアの高名な詩人アウシアス・マルク死去。
15アウシアス・マルク:「大いなる悲しみ」(朗誦)
1474年 チェーザレ・ボルジア誕生。
16作曲者不詳:「頭がいいんだ、俺さまは」[器楽曲]
1478年 シクストゥス6世、ロレンツォ・メディチ・「イル・マニーフィコ」
を破門する。
17コルナーゴ:「我らの先祖は罪を犯した」
1480年 ルクレツィア・ボルジア誕生。
18ヒゼヘム/ジョスカン・デプレ:「僕の彼女はいいところばかり」
1489年 バヤズィト2世の兄弟であり競争者のジェム王子、バチカンの人質と
なる。
19作曲者不詳(オスマントルコ):タクシームと舞曲
1492年1月 グラナダ王国終焉。
20ヴェラルディ:「万歳、フェルナンド大王」
1492年4月 ロレンツォ・メディチ・「イル・マニーフィコ」、死去。
21イザーク:ロレンツォ・イル・マニーフィコの死への哀歌(ラメント)
1492年7月 ユダヤ人がスペインから追い出される。
22作曲者不詳(セファルディ):ロマンセ「5月にバラが咲くと」
[Disc 2]「第2部:栄華を極めることは儚く/絶頂と夢の終焉(1492年-1509年)」
III.「絶頂と夢の終焉」
1492年8月 ロドリーゴ・ボルジアは教皇に選出され、アレクサンデル6世の名
を得る。
1マルブリアーノ・デ・オルト:
「サルヴェ・レジス・マーテル(めでたし、王の母)/ヒク・サチェルドス
(この司祭は)」
1493年 アレクサンデル6世がセファルディのユダヤ人たちをかくまう。
2作曲者不詳:ヘブライの平和の歌「主よ」(シナゴーグでの歌)
1493年 ルクレツィア・ボルジアとジョヴァンニ・スフォルツァの結婚。
3 B.アッコルティ:「ルクレツィア賛」(朗誦)
1495年 ジェム王子とオケゲムの死。
4ジョスカン・デプレ:「オケゲムの死を悼む挽歌」
1496年 ナポリ副王の降伏。
5作曲者不詳:「絶望を司る運命の女神よ」
1497年 ガンディア公ジョヴァンニ・ボルジアの暗殺。
6ジョスカン・デプレ:「わが子、アブサロン」
1498年 ルクレツィア、アルフォンソ・ダラゴーナと結婚する。
7作曲者不詳:「スペインの騎士」
1498年5月23日 サヴォナローラの拷問と処刑
8太鼓と鐘
1498年 ルクレツィアとアルフォンソの息子、ロドリーゴ誕生。
9ジョスカン・デプレ:「バスクの娘」[器楽曲]
1499年 チェーザレ・ボルジア、シャルロット・ダルブレと結婚。
10フィリップス・デ・ルラーノ:「お嬢さん、私の意志に反して」
1501年10月31日 ローマへの牧歌。黒い伝説。
11フアン・デル・エンシーナ:
ビリャンシーコ「この皮は、3人分の全ての袖を作るのに十分でしょうか?」
1503年7月 ルクレツィア、詩人にして人文主義者ピエトロ・ベンボに出会う。
12 アルカデルト/ベンボ:ソネット「汝の美徳たる愛は」
1503年8月18日 アレクサンデル6世の致命的な病と死。
13ジョスカン・デプレ:レクイエム
IV.「社会変動と人文主義の時代: シビラ(巫女)と黙示録の預言」
1505年 フェラーラ公妃ルクレツィア。
14ダルツァ:フェラーラ風パヴァーヌ
1506年 フェラーラ宮廷におけるルクレツィア。
15フォンドラリア:「フェラーラ公賛」(朗誦)
1507年 ビアナ包囲中のヴァレンティーノ公爵(チェーザレ・ボルジア)の死
16アントニオ・デ・ゲバラ:
チェーザレ・ボルジアへの墓碑銘「かつて全世界を震撼させた者がこの狭き
土地に横たわる」&ゴンサロ・フェルナンデス・デ・オビエド:墓碑銘のパロ
ディ
チェーザレの死への哀歌。
17エルコーレ・ストロッツィ:
「葬儀の場にカスタリアの泉の水が撒かれ」(朗誦)
1508年 ルクレツィアの腹心の友、エルコーレ・ストロッツィの暗殺。
18ジョスカン・デプレ:「アニュス・デイ」(ミサ「エルクレス・レクス」より)
ヨハネの黙示録のラッパ。
19ジョルディ・サヴァール:ファンファリア
20作曲者不詳:
バレンシアのシビラ(巫女)の歌(ガンディア歌集)& アロンソとバルトロメウ
・カルセレス:ルフラン
〔「審判の日に」
「処女マリアの誕生は」
ルフラン「15の兆しが現れ」(アロンソ)
ルフラン「高き天より」(バルトロメウ・カルセレス)
ルフラン「各々が書いて」(アロンソ)
ルフラン「永遠の喜びから」(バルトロメウ・カルセレス)
ルフラン「神の母よ」(アロンソ)
ルフラン「私について聴いて戴いたこと全てを」(バルトロメウ・カルセレス)〕
[Disc 3]「第3部:アレクサンデル6世の騒然とした治世から聖フランシスコ・
デ・ボルハの宗教的勝利まで(1510年-1572(1671)年)」
V.「交戦と休戦/軍事的及び政治的責任」
1510年 フランシスコ・デ・ボルハ誕生。
1ルイス・デ・ミラン:ファンタジア第1番(ハープ)
1515年 フランス王フランソワ1世。マリニャーノの戦いにおける勝利。
2ジャヌカン/スザート:「ラ・バタッリャ(戦争)」(器楽曲)
1519年 ルクレツィアの死。神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世の死。
3ジョスカン・デプレ:モテット「ああ、悲しみよ」
1520年 ギルド同盟の反乱(カタルーニャ)。
4マテオ・フレーチャ:「戦い:全ての良き兵士たちへ」
1526年 (カラブリア公)フェルディナンド・デ・アラゴン、バレンシア副王と
される。
5ルイス・デ・ミラン:ファンタジア第2番(ハープ)
カラブリア公爵の宮廷。
6バルトロメウ・カルセレス:
「なんてかわいい赤ん坊でしょ、ドゥルンデーナ、ドゥルンド」
1529年 フランシスコ・デ・ボルハの、レオノール・デ・カストロ・メロ・エ
・メネゼスとの結婚。
7作曲者不詳(ポルトガル):「我が目は海上を彷徨い」
1536年 スペインを代表する抒情詩人、ガルシラソ・デ・ベガ、フランシスコ
・デ・ボルハの腕の中で戦死する。
8ガルシラソ・デ・ベガ:牧歌4(1536年)「正直で純粋な」(朗誦)
1538年 フランソワ1世とカール5世(カルロス1世)のニースの和約。
9クリストバル・デ・モラレス:「全地よ、神をたたえよ」
1539年 フランシスコ・デ・ボルハ、カタルーニャ副王に任命される。
10フアン・ロマン(C.M.パラシオ):パヴァーヌ「または」
VI.「断念(放棄)と宗教的変容」
1549年 信仰告白。
11伝フランシスコ・デ・ボルハ:「クレド・イン・ウヌム・デウム」
1550年 ガンディアからの出発。
12ベネガス・デ・エネストローサ:キリエ第1番(ハープ)
1555年 アビラのテレサとの邂逅。
13テレサ・デ・ヘスス:「魂は、汝を求むるものが我が中に、我自身を求むる
ものが汝の中に」
1555年 フランシスコ・デ・ボルハ、狂女王フアナの死に立ち会う。(トルデ
シーリャスにて)
14クリストバル・デ・モラレス:「ラクリモーサ・ディエス・イッラ」
1556年 カール5世(カルロス1世)の退位。
15ジョスカン・デプレ/ルイス・ナルバエス:「千々の悲しみ」
VII.「最後の年月、フランシスコ・デ・ボルハの死と列聖」
1565年 オスマン・トルコ、マルタ島を攻撃。
16作曲者不詳(トルコ伝統音楽): 即興と踊り
1571年 レパントの海戦の勝利。
17作曲者不詳:ファンファーレ
1572年8月24日 パリへの旅。サン・バルテルミの虐殺。
18グディメル:詩篇第35番「主は、私を非難するものから私を守り」
1572年9月30日 フランシスコ・デ・ボルハの死。
19クリストバル・デ・モラレス:
「ピエ・イェズ・ドミネ」(「レクイエム」より)
1609年9月22日 ムーア人(モーロ、モリスコ)追放の布告。
20国王陛下および、ルイス・カリリョ(・イ・ソトマヨル)殿下による、
34ページ(バレンシア、1611年刊)(朗誦)
ムーア人追放への哀歌。
21即興(ムーア風哀歌)
1671年 フランシスコ・デ・ボルハ列聖。
22作曲者不詳:
「パンジェ・リングァ・グロリオージ」(グレゴリオ聖歌)/カバニーリェス:
「パンジェ・リングァ」よりティエント第17番
ジョルディ・サヴァール(指)、
エスペリオンXXI、ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ
録音:2009年9月20&21日、10月11-14&25-29日、11月8&9日スペイン、
カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会、2009年11月13&14日ベルギー、
フランク・ヴァレット教会
年1回のペースで続くブックCDも6巻目。ボルジア一族が主題となっている今回
は、ローマ教皇と関係があるという点において前作とつながり、スペインが絡
むという点において、今までのブックCDの流れともつながる内容となっていま
す。日本ではボルジア一族というと、その華やかさや魅力からか、塩野七生の
イタリア・ルネサンスを主題とした諸作や惣領冬実の「チェーザレ」など、メ
ディアを問わず、チェーザレ・ボルジアに主題が集中しがちです。対照的に、
この録音では、スペインを源流とするボルジア一族の起源(ローマ教皇カリス
トゥス3世)から宗教的栄光(第3代イエズス会総長聖フランシスコ・デ・ボルハ)
に至る約300年が取り上げらています。
特に、死後、列聖されるという、一族唯一の宗教的栄光を得た、聖フランシス
コ・デ・ボルハは、教皇や王たちの個人的アドバイザーを勤め、イエズス会の
宣教師教育養成機関などをはじめとする組織を整備し、第5代総長アクアヴィ
ヴァの頃に迎える、イエズス会の興隆期を準備したことで、後世の史家から、
創立者・第1代総長ロヨラと同等の高い評価を与えられています。
前作を時間的に引き継ぐ形となった今回は、1492年に至るまでのスペインの国
土回復への動き、カール5世の世界帝国、から、レパントの海戦、サン・バル
テルミの虐殺を扱っており、音楽も、デュファイからジョスカン・デプレまで
というルネサンス音楽の王道、および、当時、耳にしたであろう、中近東・イ
スラムの音楽(音)が収録されています。
[美麗図版多数、英伊西カタルーニャ語による詳細な解説付]

<MA RECORDINGS>
M 084AHR(DVD-ROM) \4450
176.4kHz WAVファイル
「NAMA ―生―」
1.チキータ
2.アイラ・セラ
3.トト
4.ラ・ノーチェ・ムアムラ
5.ア
6.ギンカナ
7.タル
8.ミロンガ・デル・ビチョ・フェオ
9.ウニャ
10.ピンチェ・ティアーノ
11.ジェネララ I(自由即興)カルマ
12.ムンドス・ケ・セ・トカン
13.エル・アモーレ
14.ジェネララ II (自由即興)ノ・ハイ・デスプュエス
プエンテ・セレステ
マルセロ・モギレフスキ(クラリネット、リコーダー、歌) 
エドガルド・カルドーソ(ギター、歌、ソングライター)
ルシアーノ・ディゼンショズ(ベーシスト) 
ルーカス・ニコティアン(アコーディオン、ピアノ)
サンティアゴ・ヴァスケス(打楽器、ンビラ、歌)
5.6MHz 1ビット・WSD録音
2010年4月、アルゼンチン「ゲーテ・インスティテュート・ブエノスアイレス」
録音機材:KORG社MR-2000 1ビットMaster Recorder/MA独自のDCライン出力マ
イク2本
ケーブル:クリスタル・ケーブル「ウルトラ」3メートルペアー
エンジニア:タッド・ガーフィンクル
編集・マスタリング:タッド・ガーフィンクル
制作:タッド・ガーフィンクル&サンティアゴ・ヴァスケス
MA RECORDINGSよりハイレゾ音源第4弾。アルゼンチンで大人気、日本でもファ
ンの多いプエンテ・セレステの新譜です。今まで発表した楽曲の新録音を中心
に彼らの魅力が詰まった新たな一枚が誕生しました。本アルバムのタイトル
「NAMA」は文字通り“生”で、“加工していない”つまり“ライブ(録音)”を
さします。大方のリスナーがなれているスタジオ録音の音質ではなく、とても
ヴィヴィトで洗練された音になりました。
この秋オーディオ雑誌各社が次々と発売したPCオーディオ関連雑誌。新しい音
楽の聴き方、ハイレゾリューションサウンドの魅力が注目されつつあります。
高品位音源をパッケージ化しているレーベルはまだまだ少ないものの、米リ
ファレンスレコーディングスのHRx、日本のワオン・レコーズ、そして天才エ
ンジニア、タッド・ガーフィンクルのレーベルMA RECORDINGSが続々とリリー
スしています。単にデータ容量が大きいということではなく、演奏と録音が
優れているレーベルだからこそ体験できる感動がここにあります。
【プエンテ・セレステ】
アルゼンチンのプエンテ・セレステ(「天の橋」という意味をもつ)は、マルチ
楽器演奏者でソングライターである5人、マルセロ・モギレフスキ、サンティ
アゴ・ヴァスケス、エドガルド・カルドーソ、ルシアーノ・ディゼンショズ、
ルーカス・ニコティアンで構成されています。音楽構造と絶えず変化する即興
が、詩的で情熱的で繊細に織り成し、メロディックな独自の曲を美しく演奏し
ています。プエンテ・セレステならではの、卓越した歌唱と音楽の構成が一番
の魅力と言えましょう。




<AMBRONAY>
AMY 022 \2500
パーセル:「ディドーとエネアス」
ソレン・ラヴァナン・リンク(Ms ディドー)
アルハンドロ・メーラプフェル(Br エネアス)
ソ・イェリ(S ベリンダ)
ファビアン・ショフリン(CT 魔女)
ほか
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指)
ラ・カペラ・メディテラネア,ラ・ヌーヴェル・メネストランディエ
録音:2009年,ジュネーヴ
パーセルの傑作「ディドーとエネアス」には、既に多数の名盤がありますが、
ここに新たな名盤が登場しました。なんといってもアラルコン率いるラ・カペ
ラ・メディテラネアがいい!レオナルド・ガルシア・アラルコンは、1976年、
アルゼンチンのラ・プラタ生まれ。チェンバロを学び、1997年にスイス、ジュ
ネーヴでクリスティーヌ・ジャコテに師事。1999年にはジュネーヴでラ・カペ
ラ・メディテラネアを結成。以来鍵盤楽器奏者、指揮者として活躍しています。
そのアラルコンの「ディドーとエネアス」、強い表現意欲を持ったもので、序
曲から悲劇的な緊張感に満ちてます。一方で柔らかい気品や舞曲での沸き立つ
リズムも見事。
主役ディドーを歌うソレン・ラヴァナン・リンクは、1980年生まれの若いメッ
ゾ。現在スイスを中心に活動、バロック、古典派を歌えば、ワーグナー「パル
ジファル」の花の乙女やヴェルディ「アイーダ」の巫女も歌うという活躍ぶり。
アルハンドロ・メーラプフェルはアルゼンチン出身のバリトン。非常に広範な
レパートリーを誇っており、中でもバロック音楽で高い評価を受けています。
ソ・イェリ 徐 藝俐(Yeree Suh)は、韓国出身のソプラノ。ソウルで学んだ後、
ドイツに留学。2003年、インスブルック古楽祭でヤーコプスが指揮したモンテ
ヴェルディ《オルフェオ》に出演、以来ドイツ語圏を中心にバロック、古典派
の声楽作品で活躍しています。

AMY 025 \2500
イザベッラ・レオナルダ:
アヴェ・スアヴィス・ディレクティオ,3声のソナタ第7番
フランチェスカ・カッチーニ:
これは誰だ,マリア、愛しいマリア、私はやつれ、一人にさせて
カテリーナ・アッサンドラ:
二人のセラフィム,4声のカンツォン,
オ・クワム・スアヴィス(ああなんと優しいことか),
オ・サルタリス・オスティア(ああ救いの犠牲よ)
バルバラ・ストロッツィ:アポッロがテーティの胸に抱かれてから
ほか
マリア・クリスティーナ・キール(S)
ジャン=マルク・エメ(指)
コンチェルト・ソアーヴェ
2010年5月23-26日,アンブロネ
2010年3月に久々の来日を果たしたアルゼンチンのソプラノ、マリア・クリス
ティーナ・キールの新録音です。イザベッラ・レオナルダ(1620-1704)、フラ
ンチェスカ・カッチーニ(1587-1641以降)、カテリーナ・アッサンドラ(1590頃
-1618以降)、バルバラ・ストロッツィ(1619-1677)と17世紀の女性作曲家の声
楽、器楽作品を収録。キールは、若い頃からの透明な美声はそのままに、ベテ
ランの旨みを著しく増し、静かな歌い口に感情がジワリと滲んで、たいへん聞
き応えがあります。

AMY 301 \2500
コラン・ド・ブラモン:
カンタータ「シルセ(キルケー)」(8曲)
ギリシャとローマの祭典(6曲)
クープラン:
比類ないリュリ氏の不滅の思い出のために作曲されたアポテオズ(輝かしい
成果)という題名による器楽コンセール(12曲)
パルナソス山の平和
マルゴ・ブロンシャール&シルヴァン・サルトル(指)
レゾンブル
フランソワ・クープラン(1668-1733)と、フランソワ・コラン・ド・ブラモン
(1690-1760)の作品を収録。コラン・ド・ブラモンは、1719年に王室の音楽監
督に就任したほどの人物ながら、その作品は録音が極端に少なく、今回の2曲
はたいへん貴重です。レゾンブル Les Ombresは、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者
のマルゴ・ブロンシャールと、フラウト・トラヴェルソ奏者のシルヴァン・
サルトルによって2006年に結成された若いバロックアンサンブル。この録音
では随所に朗読を挟んでいるのも特徴です。




<CALLIOPE>
CAL 9416 \2180
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 Op.101
ピアノ・ソナタ第29番 変ロ長調 Op.106 「ハンマークラヴィーア」
オリヴィエ・シャウズ(P)
録音:2010年2月8-11日、パサヴァン
オリヴィエ・シャウズは1963年、ボルドーに近いリブルヌに生まれたピアニス
ト。柔軟なタッチ、明るい音色と、よく考えられた作品解釈と知的な演奏設計
が見事に融合した演奏を繰り広げ、ここでもしばしば晦渋に演奏されるベート
ーヴェン後期のピアノ・ソナタを、とても分かりやすい音楽に仕立てています。
力技の「ハンマークラヴィーア」が苦手な人にお勧めです。

CAL 9441 \2180
ジョスカン・デ・プレ:
各音程からの声によるミサ「武装した人」
第6旋法のミサ「武装した人」
モーリス・ブルボン(指)
メタモルフォーゼ
録音:209年8月28日-9月1日
15世紀後半から16世紀始めにかけて活躍したジョスカン・デ・プレのミサ曲を
二つ収録。「武装した人」とは、当時流行っていた歌の題名で、その旋律を取
り入れた作品なので公呼ばれています。モーリス・ブルボンは音楽研究家かつ
作曲家で、ルネサンス声楽音楽を専門とする男声アンサンブル、メタモルフォ
ーゼを指揮して、オケゲム、ジョスカン・デ・プレや、埋もれた作曲家の作品
を今の世に蘇らせています。

CAL 9411 \2180
ライヒャ:クラリネット八重奏曲&クラリネット五重奏曲
ジャン=ルイ・サジョ(Cl)、フランス八重奏団
録音:2009年2月
ベートーヴェンと同年に生まれたライヒャの室内楽作品集。クラリネットの流
麗な旋律が美しく、また、アンサンブルの絡み合いもロマンの香りただよう出
来栄えです。




<PRAGA>
PRDDSD 250269(SACD-Hybrid) \2780
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第3番 ニ長調 Op.44-1
アンダンテ Op.81-1
スケルツォ Op.81-2
弦楽四重奏曲第5番 変ホ長調 Op.44-3
ツェムリンスキー四重奏団
録音:2010年5月31日、6月1、16、17日、プラハ
弦楽四重奏曲第1番+弦楽五重奏曲第1番(PRDDSD 250252)、弦楽四重奏曲第4番、
第6番(PRDDSD 250267)に続く、ツェムリンスキー四重奏団のメンデルスゾーン
弦楽四重奏曲集の第3弾。第3番と第5番はベートーヴェンの弦楽四重奏曲の影
響が濃い作品。1994年に結成されたツェムリンスキー四重奏団は、緻密なアン
サンブルで構成感をしっかり生かしつつ、スピード感ある清流の迸りのような
爽やかな演奏で音楽の魅力を引き出しています。

PRDDSD 250272(SACD-Hybrid) \2780
ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.54「第1トスト四重奏曲集」
弦楽四重奏曲 ト長調 Op.54-1 Hob.III-58
弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.54-2 Hob.III-57
弦楽四重奏曲 ホ長調 Op.54-3 Hob.III-59
パルカニ四重奏団
録音:2010年5月17-19日、プラハ
「ロシア四重奏曲集」からの3曲(PRDDSD 250238)に続く、パルカニ四重奏団に
よるハイドンは「第1トスト四重奏曲集」全3曲。トストとは、エステルハージ
家の宮廷楽団のヴァイオリニストの名前。1788年頃の作品で、交響曲だと第90
番あたりの時代。ハイドンの充実ぶりが感じられる名曲です。前進であるオル
ランド弦楽四重奏団から数えると2011年で結成35年を迎えるパルカニ四重奏団
(しかもチェロ以外の三人は結成時のまま!)が、ベテランの技と味を遺憾なく
発揮した演奏です。

PRDDSD 250271(SACD-Hybrid) \2780
ブロッホ:チェロ作品集
ユダヤ人の生活から
ニーグン
ヘブライの瞑想曲
荒野の叫び
幻影と予言
無伴奏チェロ組曲第3番
ミハル・カニュカ(Vc)
ミゲル・ボルヘス・コエーロ(P)
録音:2010年2月11日、3月27、28日、プラハ
「シェロモ」で有名なエルネスト・ブロッホ(1880-1959)のチェロ作品を収録。
「荒野の叫び」は交響詩として知られていますが、これはチェロとピアノのた
めのオリジナルの形態。「幻影と予言」はそのうちの5楽章をピアノ独奏用に
縮小したもの。「ニーグン」はヨーゼフ・シュースターによるピアノ伴奏版。
いずれもどこか寂しげな郷愁を感じさせる音楽を、チェコの名チェリスト、
ミハル・カニュカが豊かに歌い上げています。

PRDDSD 250273(SACD-Hybrid) \2780
(1)ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 op.87
(2)ブラームス:ピアノ三重奏曲 イ長調
プラハ・グヮルネリ・トリオ
録音:(1)2010年8月 (2)2009年6月
プラハ・グヮルネリ・トリオ最新盤。第2番の濃密な歌の絡み合いはさすが長
年のトリオだけあって、各人の音楽の振幅が見事にマッチ、増幅したうねりと
なって見事な迫力で迫ってきます。




<ARTACT>
AR 002 \2180
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」ヘ長調 op.24
ヴァイオリン・ソナタ第7番 ハ短調 op.30-2
ヴァイオリン・ソナタ第8番 ト長調 op.30-3
ネマニャ・ラドゥロヴィッチ(ヴァイオリン)
スーザン・マノフ(ピアノ)
録音:2008年7月(ライヴ)
パワフルな表現と、決して乱れることのないテクニック、そして甘い音色で
ファンを虜にしているラドゥロヴィッチ待望の最新盤はベートーヴェン。耳
に吸いついてくるような少しコケティッシュで美しい音色、躍動感と瑞々し
さに満ちた歌がなんとも魅力的です。ピアニストを務めるのはスーザン・マ
ノフ。室内楽の分野で活躍めざましく世界中のアーティストから篤い信頼を
寄せられているマノフのサポートが光ります。ライヴ録音ならではの熱に満
ち、それでいて驚異的なまでに完璧な仕上がりに、ラドゥロヴィッチの底知
れぬ才能と実力を感じます。




<STUDIO FROHLA>
BB 2110 \2500
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 op.47
ティエリー・フィッシャー(指揮)
北村朋幹(ピアノ/ラヴェル)
名古屋フィルハーモニー交響楽団
コンサートマスター:日比浩一
録音:2010年5月17日(ライヴ/東京・サントリーホール)
1991年生まれ、愛知県出身の俊英・北村のピアノは圧巻。ラヴェルの協奏曲の
きらびやかな音色、軽やかなテクニック、そして巧みな語り口によるアダー
ジョ・アッサイの楽章の歌は一音も聴き逃せない吸引力です。スイス人フィッ
シャーの巧みな指揮から紡ぎだされるオーケストラの軽やかで美しい余韻に満
ちた響きが北村のピアノと見事にマッチします。つづくショスタコーヴィチの
交響曲は、荘重な出だしから、均整のとれた響きに驚かされます。第4楽章の
行進曲まで一気呵成に聴かせる、抜群のバランス感覚に満ちたショスタコー
ヴィチです。




<Arte Verum>
ARV 009 \2280
“主に喜び歌おう”
1. 伝承曲:マリアは赤ちゃんを産んだ
2.主は羊飼いのようにその群れを養い(ヘンデル:「メサイア」より)
3. 彼のもとに来なさい(ヘンデル:「メサイア」より)
4. 大いに喜べ、おおシオンの娘よ(ヘンデル:「メサイア」より)
5. これは何という子だ!
6. クリスマスの夜に
7. コヴェントリー・キャロル
8. ディン・ドン
9. グノー:アヴェ・マリア
10. レーガー:マリアの子守歌
11. ウェイド:美しい星
12. 美しい星
13. 立ちなさい、羊飼いたちよ、そしてついて来なさい
14. 主に喜び歌おう
15. おおエルサレム
16. アント・ザット・ア・ロッキン
17. 山の上から告げなさい
18. フランク:天使の糧
19. アダン:キリスト教徒のメヌエット
20. シューベルト:アヴェ・マリア
21. 初めてのクリスマス
22. グルーバー:きよしこの夜
23. 諸人こぞりて(ヘンデル)
バーバラ・ヘンドリックス(S)
ウルリカ・テンスタム(Ms)
ハラルド・ペターソン(ハーディガーディ)
アグネッタ・ヘルストレム(バグパイプ)
マツ・ベルイストレム(G)
ジョージ・リードル(Db)
ドロットニングホルム・バロックアンサンブル
ほか
録音:2010年9月1-4日,ストックホルム
名ソプラノ、バーバラ・ヘンドリクスがクリスマス歌曲を録音。おなじみの名
曲がズラリと並んでいますが、そこはヘンドリクス、月並みな季節ものには
なっていません。伴奏にはオルガン、ギターなどに加え、ハープ、ハーディガ
ーディ、ダブルベースなどを適宜選択し、それぞれの曲の個性を際立たせてい
ます。もちろんヘンドリクスの温かみのある歌はこれらの曲にピッタリ。今年
のクリスマスはこれが一押しです!




<K617>
K617 223 \2250
バッハ:6つのトリオ・ソナタ
トリオ・ソナタ第1番 変ホ長調 BWV525
トリオ・ソナタ第2番 ハ短調 BWV526
トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527
トリオ・ソナタ第4番 ホ短調 BWV528
トリオ・ソナタ第5番 ハ長調 BWV529
トリオ・ソナタ第6番 ト長調 BWV530
ベンジャミン・リゲッティ(Org)
録音:2009年
バッハのオルガン曲の中でもこの6つのトリオ・ソナタは、派手さはないもの
の、いずれも味わい深い曲ばかりです。このCDには、1982年生まれの若いスイ
スのオルガニスト、ベンジャミン・リゲッティが、ローザンヌのサン・ポール
寺院、サン=レジエのラ・シエサ、そしてヌーシャテルのブドリ寺院のオルガ
ンを使用した演奏が収録されています。明るい音色の誠実な演奏で、安心して
聞き入ることが出来ます。




<LSO Live>
LSO 0694(SACD-Hybrid) \2180
ニールセン:
交響曲第4番Op.29, FS76「不滅」(1914-16)
録音:2010年5月6 & 9日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
交響曲第5番Op.50, FS.97(1920-22)
録音:2009年10月1 & 4日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
サー・コリン・デイヴィス(指)ロンドン交響楽団
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン
巨匠デイヴィスがLSOを率いてあらたにスタートさせる、ニールセンの交響曲
全曲シリーズ。注目の第1弾は全6曲中、もっとも有名な第4番「不滅」と、最
高傑作の呼び声高い第5番という組み合わせです。
「ニールセンは強迫観念にとり憑かれていて、本当に執拗なのです…シベリウ
スよりはるかにずっと狂気を孕んでいるのです」
インタビューでニールセンについてこのように述べ、シベリウス同様に長年、
ニールセンの音楽を激賞してきたデイヴィスですが、意外にもこれまでほとん
どどんな作品も指揮してきませんでした。それだけに、このたびの交響曲全集
プロジェクトにかける意気込みも一入といったところでしょう。
いま、とてつもなくパワフルな最高の手兵LSOを得て、デイヴィスがようやく
83歳にして初めて取り組むニールセンのプロジェクト。デイヴィスの熱くひた
むきな思いもまたまさに“消しがたきもの”にほかなりません。



<Dynamic>
CDS 667 \1950
バッハ:
協奏曲 ニ短調 BWV596(原曲ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ短調 Op.3-11)
協奏曲 ハ長調 BWV595(原曲 ザクセン=ワイマール公ヨハン・エルンスト作)
協奏曲 イ短調 BWV593(原曲 ヴィヴァルディ:協奏曲 ニ短調作曲 Op.3-8)
フーガの技法 BWV1080-コントラプンクトゥス1、コントラプンクトゥス3、
コントラプンクトゥス9
ヴィヴァルディ:
協奏曲 ト短調 RV157
協奏曲 ニ短調 RV153
協奏曲 ハ長調 RV443
イカルス四重奏団(リコーダー・アンサンブル)
録音:2009年5月
バッハ、ヴィヴァルディの協奏曲をリコーダー・アンサンブルで演奏していま
す。弦楽合奏主体の場合と比べ、旋律の絡みが一層くっきり明瞭になり、曲の
魅力を改めて感じることが出来ます。イカルス四重奏団は、ステーファノ・バ
リャーノ、ロレンツォ・カヴァサンティ、プリスカ・コンプロイ、マヌエル・
スタロポリの四人からなり、バロック音楽を積極的に取り上げている団体です。

CDS 537 2枚組 \2450
カヴァッリ:「ディドーネ」
クラロン・マクファッデン(S ディドーネ)
マグヌス・ステイヴランド(T エネア)
マヌエラ・クステル(Ms カッサンドラ)
マリーナ・デ・リーゾ(S エクバ)
ドナテッラ・ロンバルディ(S クレウザ)
ほか
ファビオ・ビオンディ(指)エウローパ・ガランテ
録音:2006年9月,ヴェネツィア,マリブラン劇場
2007年にDVDで発売され話題となったカヴァッリの「ディドーネ」(DYNDVD
33537)がCDになりました。しかも特別価格で、非常にお手頃です。モンテヴェ
ルディの高弟、フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676)は、音楽史では高名
な割に、そのオペラの上演や録音は多くありません。このCDで聞ける「ディド
ーネ」は1641年のカーニヴァルシーズンにヴェネツィアで初演されたオペラ。
パーセルのオペラやベルリオーズの「トロイアの人々」でもおなじみの、有
名なディドーとエネアスの物語です。この上演はフェニーチェ歌劇場の制作、
1650年のナポリ稿に基づいてビオンディ自らが校訂した楽譜を使用。クラロン
・マクファッデン、マグヌス・ステイヴランド、マヌエラ・クステル、マリー
ナ・デ・リーゾなど、バロックオペラに強い歌手を揃えて、この上なく充実し
た演奏になっています。
お求め安い値段で上質のカヴァッリのオペラを楽しめます!

●デリーツィエ・ムジカーリ・シリーズ
DM 8005 \880
サン・サーンス:
弦楽四重奏曲第1番 ホ短調 Op.112
弦楽四重奏曲第2番 ト長調 Op.153
ヴェネツィア弦楽四重奏団
録音:1997年5月,ジェノヴァ
旧CDS 179。なぜか録音の少ないサン=サーンスの弦楽四重奏曲。第2番は1918
年の作で、サン=サーンスはもう80歳ととうに越えていた頃の作品。この後サ
ン=サーンスは小品ばかり作曲しますので、サン=サーンスの最後の大作とい
ってよい傑作です。ヴェネツィア弦楽四重奏団は、ヴァイオリンのアンドレア
・ヴィオ、アルベルト・バッティストンのヴァイオリン、ヴィオラのルカ・モ
ラッスッティ、チェロのアンジェロ・ザニンから成る団体。

DM 8006 \880
ネグリ:「愛の感謝」
アンサンブル・ラ・フォリア
【パオロ・ビョルディ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
パオロ・ファルディ(フルート,ボンバルド) パオロ・ファンチュッラッチ
(コルネット,ヴィオローネ) マルツィオ・マッテオーリ(リュート) 
マウロ・モリーニ(テノール・トロンボーン) アンドレア・ペルージ
(チェンバロ) ダニエレ・ポーリ(ルネサンス・ギター)】
旧S2001。チェーザレ・ネグリ(1535-1604)は、ミラノ出身で16世紀後半に活動し
たイタリアの舞踊家。「愛の感謝」とは、ネグリが1602年に出版した舞踊理論
書の題名。それに基づいて、アンサンブル・ラ・フォリアが様々な舞曲を演奏
しています。

DM 8004 \880
ミシェル・ド・モンテクレール:コンセール集
コンセール第5番「戦争」
コンセール第4番
コンセール第3番
コンセール第6番「平和」
ガブリエーレ・カッソーネ(ナチュナルTp)
アントニオ・フリージェ(Cemb)
アンサンブル・ピアン&フォルテ
ルカ・マルツァーナ(ナチュナルTp)
ジョナサン・ピア(ナチュナルTp)
マウロ・ベルナスコーニ(ナチュナルTp)
録音:1998年11月,ジェノヴァ
旧CDS 229。ミシェル・ド・モンテクレール(1667-1737)は、17世紀末から18世
紀始めにかけて活躍したフランスの作曲家。雇用主からイタリア留学を命じら
れ、当時の最先端の音楽をパリにもたらした人物でした。このCDには、1725年
頃出版されたコンセール集から4曲が収録されています。




<BIS>
BIS SA 1829(SACD-Hybrid) \2500
ブルックナー:交響曲第2番ハ短調(1877年ノヴァーク版)
トーマス・ダウスゴー(指)
スウェーデン室内管
[録音:2009年1月/エレブロ・コンサートホール(スウェーデン)]
コンサートもCDも評価の高いダウスゴーがブルックナーに挑戦。それも壮大で
重厚、大音量が売りの交響曲をわずか40名余りの室内管弦楽団で料理するとい
う驚きの試み。ダウスゴーはこの作品に、ブルックナーがオルガンで瞑想、即
興するような非常に個人的な祈りの心情を見出し、それを念頭に交響楽を底流
とした室内楽的即興の集合体を描いたと述べています。その結果、かつて聴い
たことのないようなブルックナー像が出現しているとのこと。室内オーケスト
ラによるブルックナー、このアルバムが成功すれば全集も夢ではない、画期的
企画の胎動を感じます。

BIS SA 1817(SACD-Hybrid) \2500
(1)モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
(2)シューベルト:弦楽三重奏曲第1番変ロ長調 D.471
トリオ・ツィンマーマン
【フランク・ペーター・ツィンマーマン(Vn)、アントワーヌ・タムスティ(Va)、
クリスチャン・ポルテラ(Vc)】
[録音:2009年7月(モーツァルト)、2010年7月(シューベルト)
/旧ストックホルム音楽アカデミー]
弦楽三重奏ながら演奏時間50分、各奏者に協奏曲ばりの演奏技術を要求するモ
ーツァルトのディヴェルティメント K.563。ならばこそ、フランク・ペーター
・ツィンマーマン、アントワーヌ・タムスティ、クリスチャン・ポルテラで結
成したトリオに役者の不足はないと申せましょう。実際、久々の充実演奏で、
モーツァルト晩年の心のひだを絶妙に表現しています。驚異の弦楽トリオの出
現です。

BIS SA 1794(SACD-Hybrid) \2500
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271「ジュノム」
(2)同第12番イ長調 K.414
(3)ピアノと管弦楽のためのロンド イ長調 K.386
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)、
ミヒャエル・アレクサンダー・ヴィレンズ(指)
ケルン・アカデミー
[録音:2009年11月/ドイッチュラントフンク・カンマームジークザール]
プロジェクト進行中のベートーヴェンの協奏曲シリーズではスタインウェイの
モダンピアノを用いているブラウティハムが、1795年製アントン・ヴァルター
のフォルテピアノのコピーで挑んだモーツァルトの協奏曲。評価の高いソナタ
集と同じく、楷書的ながら愉悦と滋味あふれる演奏を繰り広げています。ヴィ
レンズ指揮ケルン・アカデミーも好演。

BIS SA 1868(SACD-Hybrid) \2500
グンナル・イデンスタム:ユッカスイェルヴィの歌
(1)ポエムI (2)夜の歌(サーミ語版) (3)八季 (4)初雪の踊り (5)風神 
(6)フィンランド人の踊り (7)水の精の歌
(8)夜の歌(スウェーデン語版) (9)冬至 (10)サーリ・ポルスカ 
(11)ハリング (12)凍った川上のトナカイ 
(13)春の踊り (14)夏の風 (15)夜の歌(フィンランド語版) (16)夜の歌II
(17)ポエムII (18)エピローグ
シモン・マライネン(ヨイク)、ブリタ=スティナ・シャッゴ(Vo)、
サンドラ・マルテレウル(Vn)、
トルビョルン・ヤコブソン(Sax)、グンナル・イデンスタム(Org、テープ)
[録音:2010年3月/キルナ教会(スウェーデン)]
オルガニストとしても高名なイデンスタムがスウェーデンの北極圏ラップラン
ドにある教会の400周年を記念して作曲した組曲。この地にはサーミ(ラップ人)、
スウェーデン人、フィンランド人が混在し、その多彩な文化風習と自然を描い
ています。まさにワールドミュージック的な内容で、北欧に興味のある方すべ
てにオススメです。

BIS 1624 \2380
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.21
(1)ソナタ ヘ長調Wq50/1(H136) (2)同ト長調 Wq50/2(H137) 
(3)同イ短調Wq50/3(H138) (4)同ニ短調 Wq50/4(H139) 
(5)同変ロ長調 Wq50/5(H126) (6)同ハ短調 Wq50/6(H140)
ミクローシュ・シュパーニ(クラヴィコード)
[録音:2007年6月/ヘイッキ・サルヴェラ・ホール(フィンランド)]
C.P.Eバッハの時代以前、ある作品が曲中で反復される際、演奏者が自由に即興
するのが普通でした。しかし、演奏家が必ずしも即興をできなくなった世とな
り、CPEがそのやり方を示す目的で作曲したのがこの6篇のソナタ。そのような
条件下ながら、非常に芸術的で表情に富んでいるのがさすがと申せましょう。

BIS 1954 \1350
ペーテル・マッテイ-万華鏡
(1)オルフ:カルミナ・ブラーナ(室内楽版)より
(2)デュリュフレ:「レクイエム」より犠牲と祈りを
(3)同:ミサ「クム・ユビロ」よりグリーリアとベネディクトス
(4)ステンハンマル:フローレスとブランセフロール Op.3よりバラード
(5)アダン:オー・ホーリー・ナイト
(6)コルネリウス:三人の王
(7)ヴェンネルベリ:詩篇24
(8)シベリウス:栄誉はいらない
(9)伝承曲:ロンドンデリーの歌ほか
ペーテル・マッテイ(Br)、オルフェイ・ドレンガル、聖ヤコブ室内合唱団、
ルヴェ・デルヴィンエル、ローランド・ペンティネン(Pf)、
ロベルト・スンド、パーヴォ・ヤルヴィ、ゲイリー・グラーデン(指)ほか
[録音:1991-2006年]
廉価盤。1965年生まれのスウェーデンのバリトン、ペーテル・マッテイ。まさ
に脂の乗り切ったベテランである彼のベスト盤が登場です。メトやスカラ座で
も活躍する彼ですが、ここではオペラ・アリアではなく名盤の誉れ高いグラー
デン指揮によるデュリュフレのレクイエムほかを絶美に歌うものが集められて
います。柔らかく甘い歌声に酔わされます。




<ENZO Recordings>
EZCD 10013 \2450
日本語帯解説書付
製造:スペイン
エッセンシャル・デ・ムジカ エスパニョーラ
グラナドス :12のスペイン舞曲集 Op.37
(1)スペイン舞曲第1番ト長調「ガランテ、メヌエット」 
(2) 第2番ハ短調「オリエンタル」 
(3) 第3番ニ長調「ファンダンゴ」 (4) 第4番ト長調「ビジャネスカ」 
(5) 第5番ホ短調「アンダルーサ」 
(6) 第6番ニ長調「ロンダージャ アラゴネッサ」 
(7) 第7番ト長調「バレンシアーナ」 
(8)第8番ハ長調「サルダーナ、アストゥリアーナ」 
(9) 第9番変ロ長調「ロマンティカ」 
(10)第10番ト長調「メランコリカ」 (11)第12番イ短調「アラベスカ」 
(12)第11番ト短調「ボレロ」
比石妃佐子(Pf)
スペインに在住し、1986年よりサグラダファミリア聖堂にて定期演奏会を継続、
スペインで最重要とされるぺララダ城、夏のインターナショナルフェスティバ
ルにも出演するなど現地で活躍するピアニスト比石妃佐子の最新録音。比石は
デ・ラローチャ、カルメン・モンポウらに師事。スペイン・マリア・カナルス
国際コンクール名誉賞受賞、スイス・ピアノ80コンクール第一位優勝など輝か
しい実績を持つ。そんな比石がライフワークとして取り組むスペイン音楽は日
本でも評価が高い。2011年4月には東京でリサイタルが予定されている。
なお、比石の夫はサグラダファミリア聖堂の主任彫刻家としてコーヒーのテレ
ビCMにも出演した外尾悦郎氏。
『アントニ・ガウディの死後も建築が続くサグラダ・ファミリア聖堂の彫刻家
であり、私の夫でもある外尾悦郎とのスペインでの生活は、かれこれ20年以上
になりました。夫が、偉大なガウディが目指した方向を見て彫刻しているのと
同じように、私もスペイン音楽の神髄を日本人の感性を持って追求し続けてき
ました。それが10年をかけて師ラローチャと校正したアルベニス「イベリア組
曲」の出版、地元で大変栄誉あるアルベニス・メダルの受賞へとつながりまし
た。このCDも、そんな成果の一つです。この演奏を通じてスペインの魂を皆様
のお手元にお届けできればとても幸せです。(比石妃佐子)




<STUDIO FROHLA>
GAIA-CD010 \3150
「大樹の雫」
1. クライスラー:美しきロスマリン op.55-4
2. クライスラー:中国の太鼓 op.3
3. ジョン・ケージ:夜想曲
4. ヴィエニャフスキ:グノーの「ファウスト」の主題による幻想曲 op.20
5. ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」ト長調 op.78
6. J.シュトラウス:ピチカート・ポルカ(多重録音)
石亀協子(ヴァイオリン)
中川賢一(ピアノ)
録音:2010年2月9日、16日/三鷹市芸術文化センター 風のホール
石亀協子のデビュー・アルバム。振幅の大きい旋律の歌い方、スケールの大き
な音楽作り、ひたむきで瑞々しい感性に彩られた音色、そして確かな技巧で聴
き手を感動させます。聴き手の感情にすっと入りこんできて聴き手を魅了しま
す。ジョン・ケージでは出身地・秋田県の世界遺産である白神山地の大樹の下
で撮影されたジャケット写真からも石亀の大らかな人柄が伝わってきます。
アルバムタイトルの通り、神秘的な森に育まれた大樹を思わせるおおらかな石
亀の魅力が詰まった1枚です。
=石亀協子(ヴァイオリン)=
秋田市出身。桐朋女子高等学校音楽科を卒業後に留学。ウィーン国立音楽大学
にてライナー・キュッヘル氏に、ドイツ・リューベック国立音楽大学シュムエ
ル・アシュケナージ氏に師事、5年間に渡り研鑽を積む。
ミケランジェロ・アバド国際バイオリンコンクールにて最高位、他国内外のコ
ンクールにて多数入賞。ヨーロッパ、アメリカ各地でソロリサイタルをはじめ
多くの室内楽等のコンサートに出演。ソリストとして仙台フィルハーモニー管
弦楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、東京シティ・フィルハーモニック管
弦楽団等と共演。
ザルツブルク音楽祭、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭、宮崎国際音楽
祭など国内外の多数の音楽祭に参加。現在は、テレビ、雑誌、新聞等各メディ
アにも取り上げられ、ソロ、室内楽を中心に多方面に亘り活動する一方、後進
の指導にもあたっている。トウキョウ・モーツァルト・プレイヤーズメンバー。
加藤道子、鷲見健彰、徳永二男、江口有香、小林健次、篠崎史紀、ミハエラ・
マーティン各氏に師事。



<Pro Musica>
PPC 9061 \2280
静かな村に明るい光が-オスロ大聖堂少年聖歌隊のクリスマス
ラーシュ・ソロース d.y./マグネ・H・ドローゲン編:静かな村に明るい光が
アドルフ・アダン/マグネ・H・ドローゲン編:
聖らに星すむ今宵(オー・ホーリー・ナイト)
エミー・シェーレル/エルセ・ベルントセン・オース編:
たくさんのキャンドルに灯がともった
ジョン・F・ウェイド/サー・デイヴィッド・ウィルコックス編:
神の御子は今宵しも
伝承曲/マグネ・H・ドローゲン編:つねに待ち望む心を
スタングヴィークの伝承曲/トロン・H・F・クヴェルノ編:
それは愛らしい幼子が
ヤコブ・ゲアハー・マイデル:青空はうるわしく
フランツ・クサヴァー・グルーバー/マグネ・H・ドローゲン編:きよしこの夜
フランク:天使の糧
J・A・P・シュルス/トロン・H・F・クヴェルノ編:
あなたの小さな軍隊がやってきます
サン=サーンス:クリスマス・オラトリオ Op.12-いけにえを捧げよ
ブラームス:
コラール前奏曲「一輪のばらは咲きて(エサイの根より)」Op.122-8
ミヒャエル・プレトーリウス/トロン・H・F・クヴェルノ編:
一輪のばらが咲いた
ニルス・W・ゲーゼ/マグネ・H・ドローゲン編:
クリスマスイブ「幼子イエスはかいばおけに横たわり」
シュレジェン民謡/テリエ・クヴァム編:この世はうるわし
オスロ大聖堂少年聖歌隊 マグネ・H・ドローゲン(指) 
アンデシュ・アイステン・ダール(Org)器楽アンサンブル
ベンヤミン・T・イーサクセン(ボーイソプラノ) 
マリアンネ・ベアテ・シェラン(Ms)  ヨハネス・ヴァイサー(B)
録音:2008年1月11日-12日、4月4日-5日 
ブラゲルネス教会(ドランメン、ノルウェー)
制作:ヴェーガルド・ランドース  エンジニア:トマス・ヴォルデン
「静かな村に明るい光が 夜どおし煌めく たくさんの子どもたちが手に 天
のともしびをにぎる……」。なつかしい歌、新しい響き。オスロ大聖堂少年聖
歌隊によるクリスマス・アルバム。
オスロ大聖堂少年聖歌隊は、合唱指揮者のテリエ・クヴァム(1944-)とカール・
ホグセット(1941-)が1985年に新たに創ったアンサンブルです。イギリス国教会
の聖堂聖歌隊にならい、少年全員がソプラノパートを歌いアルトパートをカウ
ンターテナーが担当するスタイルを採っています。
ノルウェーの教会音楽家、ラーシュ・ソロース d.y.のキャロル「静かな村に明
るい光が」に始まるクリスマスアルバム。少年聖歌隊に大聖堂の青年聖歌隊メ
ンバーが加わり、ソプラノ、カウンターテナー、テノール、バスの4声部で歌
われます。指揮者のマグネ・H・ドローゲンは、2002年から少年聖歌隊の音楽
監督を務め、2003年には大聖堂のアシスタント・オルガニストにも任命されま
した。ソロを歌うのは、少年聖歌隊のメンバー、ベンヤミン・T・イーサクセ
ン、メッツォソプラノはマリアンネ・ベアテ・シェラン、バリトンはヨハネス
・ヴァイサー(ヨハンネス・ヴァイセル)。ブラームスのコラール前奏曲を弾き、
合唱の伴奏を担当するアンデシュ・アイステン・ダールは、録音セッションの
行われたブラゲルネス教会のオルガニストです。伝統のキャロルを編曲したの
は、クヴァム、エルセ・ベルントセン・オース、サー・デイヴィッド・ウィル
コックス、指揮者のドローゲン。「マタイ受難曲」(Aurora ACD4994)を作曲し
たトロン・H・F・クヴェルノは3曲を担当し、ノルウェー語歌詞のつけられた
プレトーリウスの「一輪のばらが咲いた」は、バリトンソロと弦楽四重奏をと
もなう作品に編曲しています。




<SUPRAPHON>
SU 4033 \1780
「純潔なる聖母マリア-モラヴィアの待降節の歌&降誕祭(クリスマス)の歌」
1/ Kyrie eleison 1:08
2/ What happened that night 2:36
3/ What happened, what occurred 1:27
4/ There was a green meadow 1:42
II. Gloria
5/ Gloria in excelsis Deo 1:36
6/ It’s already winter, frost 1:17
7/ Shepherds herded sheep 2:33
8/ Are they Valachs? 0:57
9/ Everyone rejoice 1:49
III. Credo
10/ How beautiful the sun 2:18
11/ The Lord’s power 4:32
12/ The prophets foretold 3:28
13/ Christ, dear son 0:56
IV. Sanctus
14/ Welcome, Jesus Christ 2:21
15/ Visit us, little child 2:53
16/ Oh, Holy Virgin 3:39
17/ This joyous child 2:51
V. Benedictus
18/ The Lord’s Archangel came down from heaven 2:20
19/ Joseph, my dear 2:11
20/ Blessed, revered 1:00
21/ I know a grove 1:23
22/ It was winter 3:45
23/ Cold water springs 2:09
VI. Agnus Dei
24/ The Virgin Mary wandered the world 3:40
25/ The Lord’s son was born to us 2:18
ズザナ・ラプチコヴァー(ヴォーカル、ツィンバロン) 
ヨゼフ・フェチョ(コントラバス、ツインバロン)
ロスティスラフ・フラシュ(サキソフォン) 
イヴァン・ヘラーク(ヴァイオリン、ヴィオラ)
オンドジェイ・クライニャーク(ピアノ) 
カミル・スレザーク(パーカッション)
モラヴィア民謡のシンガーとして、またツィンバロン奏者として知られるズザ
ナ・ラプチコヴァーの歌うクリスマス・アルバム。ほとんど知られていないモ
ラヴィア地方に伝わるキャロルや、バロック時代の聖歌から選り抜いた内容は
素朴な味わいが新鮮。クリスマス・シーズンが過ぎたあとにもいつまでも心に
幸せな気分を残してくれるアルバムです。




<DOREMI>
DHR 7998 \2080
「ヤッシャ・ホーレンシュタインVol.2 / ショスタコーヴィチ、ヒンデミット
&コルンゴルト」
・コルンゴルト:「ヴィオランタ」より前奏曲と謝肉祭の音楽
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1965年6月2日ロンドン、キングズウェイ・ホール(セッション)
・ショスタコーヴィチ:交響曲第1番ヘ短調Op.10
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1970年7月18日イギリス、ノッティンガム音楽祭(ライヴ)
・ヒンデミット:交響曲「画家マチス」
 フランス国立放送管弦楽団
 録音:1954年5月27日(ライヴ)
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指揮)
巨匠の貴重な指揮姿を収めたベートーヴェンの「第九」DVD(DHR7960)が、おお
きな反響を呼んでいるDOREMIのホーレンシュタイン第2弾。
別のレーベルで以前CD化されたことがあるショスタコーヴィチの交響曲第1番は、
マーラーを得意とした巨匠が聴かせる個性的な演奏としてファンのあいだでは
よく知られているものですが、廃盤で長らく入手難が続いていたため、このた
びのカタログ復活はうれしいところです。
早熟の天才コルンゴルトが17歳のときに書いた「ヴィオランタ」からの2曲は、
1980年代初めにごく短い期間アナログ盤でリリースされ、当時、演奏のすばら
しさで評判となったもので、おそらくこのたびが初CD化。
ヒンデミットの交響曲「画家マチス」は、ホーレンシュタインには1972年の
LSOとのステレオ・セッション録音もありますが、そちらの評価が高かっただけ
に、このフランス国立放送管とのライヴも期待が持てそうです。




<ALIA VOX>
AVSA 9872(SACD-Hybrid) 5枚組 \4050
マレ:ヴィオール曲集全5巻より
[CD1] 第1巻(1686刊)より組曲ニ短調、シャコンヌ ト長調、組曲ト長調
[CD2] 第2巻(1701刊)より「スペインのフォリア」(II-20)、「人間の声」
(II-63)、組曲ロ短調(II-83-95)
[CD3] 第3巻(1711刊)より組曲第1番イ短調、同第4番ニ長調、同第7番ト長調
[CD4] 第4巻(1717刊)より異国風の組曲
[CD5] 第5巻(1725刊)より組曲ト短調、組曲ホ短調/ホ長調
ジョルディ・サヴァール(Gamb)、
ホプキンソン・スミス(テオルボ,バロックG)、
[1][3]-[5]トン・コープマン(Cemb)、[1]クリストフ・コワン(Gamb)、
[2]アンヌ・ガレ(Cemb)、
[5]ジャン=ミシェル・ダミアン(ナレーター)
録音:[1]1978年4月フランス、オルヌ(県)、アブロヴィルの教会、
[2]1975年7月、[3]1992年1月、[4]1977年1月、
[5]1983年3月フランス、イヴリーヌ、サン=ランベール・デ・ボワのロマネス
ク教会
サヴァールの旧作を最新技術で蘇らせるヘリテージ・シリーズ。最新作はサ
ヴァールの代表作で代名詞とさえ言える、マレのヴィオール曲集全5巻(抜粋)。
サヴァール、コープマン、ホプキンソン・スミスを核として録音されたこの
曲集は、各巻からの抜粋とはいえ、他の追随を許さない高水準の演奏。また、
映画「めぐり逢う朝」を1つの象徴とする、マレ復権の烽火を上げた記念碑的
作品です。作曲当時、このタイプの音楽の演奏場所であった城内は、豊かで
華麗な響きが特長。初発売当初から名盤の声が高いこのアルバムですが、音楽
そのものに身を委ね、心から楽しむ演奏が、その特長を生かした、より美しい
音で蘇りました。
なお、サヴァールは、ヴィオール曲集第2巻から2つの組曲を2003年にAlia Vox
レーベルに録音しています(AV9828)。そのうちの1曲(組曲ロ短調)が再録音で
すが、新録と旧録の一番の違いは楽器編成にあります。具体的には、旧録は、
旋律を受け持つヴィオール、通奏低音のクラヴサンとテオルボという固定した
編成で、組曲の一体性に重点を置いているのに対し、新録は、通奏低音を各曲
毎に、テオルボ、ギター、クラヴサン、ヴィオールの中から適宜選択し、組曲
内の各曲の表現の幅を最大限生かすことを目指している点にあります。比べて
お聴き戴けると、マレの音楽の、本質的で変わらない部分と、音質的な変化に
よる表現の彩の楽しみを味わって戴けます。





<MN RECORDS>
MNRCD 118 \1880
マイケル・ナイマン:ヴェルトフ・サウンズ
映画「世界の六分の一」のための音楽(5曲)
映画「11年」のための音楽(5曲)
マイケル・ナイマン(指)マイケル・ナイマン・バンド
「カメラを持った男」についで、旧ソ連の監督ジガ・ヴェルトフのサイレン
ト映画にマイケル・ナイマンが新たに作曲したサウンドトラックの作曲者編
集盤。「世界の六分の一」は1926年作のニュース映画。ソ連は世界の陸地の
6分の1を占めるという大国意識丸出しの国策映画で、スターリン御大も出演。
「11年」は1928作。革命から11年を経たウクライナに於ける社会主義建設を
描くドキュメンタリー。これだけ聞くと、いかにも観たくない宣伝映画のよ
うですが、ヴェルトフの才能恐るべし。ロシア・アヴァンギャルドの影響明
瞭で、70年以上前のものとは思えぬ新鮮さ。通常ならばアレグロで明朗な社
会主義リアリズムの音楽が付くはずですが、ナイマンの新曲はオシャレでポ
ップ、一見ミスマッチのようながら、むしろ映像の先進性を際立たせさすが。
音楽単独でもナイマンならではの不思議な魅力に満ちあふれています。

MNRCD 204(CD+DVD) \3650
マイケル・ナイマン:シネ・オペラ
(1)レーベルのポートレート(CD)
[ ひかりのまち/マン・アンド・ボーイ:ダダ/リバティーン/英国式庭園
殺人事件/プロスペローの本/ピアノ・レッスン/ツェランによる歌曲/
アクツ・オブ・ビューティ/魔王/ラヴ・カウンツ/エロティックな歌/MGV
/グレア/地球最寒の地]*いずれも抜粋
マイケル・ナイマン・バンドほか
(2)間違っているはずのない5万枚の写真(DVD)
[バルセロナ・グラフィティ/本屋/尋ね人/脂肪ビーチ/アスファルト上の
生命/プールの少女/反射/灰色男/酒場の娘]
(3)シネ・オペラ(50ページ美麗写真集)
いまやカリスマ的な存在となったマイケル・ナイマン。彼の芸術を巧くまとめ
たアルバムで、入門用にも最適。3つの部分から成り、CDでは彼の映画音楽と
純音楽から聴きどころを16曲厳選。さらにすごいのはナイマンによる芸術写真
集。DVDではカメラロール的に多量の写真が次々現れます。BGMとして流れ続け
るナイマンの音楽が都会的で超オシャレな雰囲気を醸し出します。また美麗
装丁によるミニ写真集も豪華の極み。音楽、映像、写真が有機的に結びつい
ているのも興味津々。ナイマンの世界にはまること間違いなしのセットアル
バムです。




<haenssler>
93 261 \2250
ケクラン:ピアノ曲集 Vol.3
(1)ジンジャー・ロジャースのための舞曲 Op.163(1937/9)
(2)ソナチネ第3番 Op.59の3(1915/6)
(3)アンダンテ・コン・モト(1896)
(4)古い田舎屋敷 Op.124(1923/33)
(5)小品(アダイジョ・トレ・カルム)Op.83bis(1923)
(6)ソナチネ第2番 Op.59の2
(7)12のエスキス Op.41(1905/15)
ミヒャエル・コルスティック(Pf)
コルスティックによるケクランの第3弾。「展覧会の絵」のプロムナードを想
わす「古い田舎屋敷」の冒頭、ガーシュウィンかサティのようにオシャレな
「ジンジャー・ロジャースのための舞曲」、バッハのインヴェンション風な
「12のエスキス」など美しい曲の発見に興味津々ですが、独特のユルさが全
体を覆う世界にはまるとなかなか抜け出せられません。




<naive>
V 5175 \2280
ザック・ミスキン:お客様の安全のために
ワズント・ザット・ラッキー/バット・アイ・グレイブド・ア・ブランチ/
クロスチェック/イディオッツ/オーヴァー・アナド・アウト/シャディ・
ガリー/イン・ジ・オーシャン/シートベルト・アッセンブリ/ロング・ウィ
ンター/アイ・フィール・オフ・ア・クリフ
ザック・ミスキン(Vc)、ニック・ツァムート(Vo、Guit)、
トッド・レイノルズ(Vn)、
パウル・デ・ヨング(Vc)、ブライス・デスナー(e-guit)ほか
一見全くクラシック音楽ではないアルバム。ザック・ミスキンはニューヨーク
生まれでパリ在住のチェリスト。もともとはアラン・ムニエ門下の正統派のは
ずながら、チェロをクラシックの箱から解き放ちたいと、ポップスらロックの
ミュージシャンとコラボした革命的アルバムをリリース。ユニットThe Books
のメンバーらのエレキギターやドラムス、ヴォーカルとチェロが不思議な融合
を見せています。




<IDEALEAUDIENCE>
30 79188(DVD-Video) \2900
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a「告別」
ショパン:
ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58、練習曲Op.10-4嬰ハ短調、
練習曲Op.10-10 変イ長調
ネルソン・ゲルネル(P)
収録:2009年7月19日ヴェルビエ音楽祭、スイス(ライヴ)
アルゼンチン出身の俊英ピアニスト、ネルソン・ゲルネル(ゲルナー)は、同じ
くアルゼンチン出身の世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチにその才能を
認められ、今や彼の世代で最も注目すべきピアニストの一人です。
2009年スイスで行われたヴェルビエ音楽祭に出演し、ベートーヴェンとショ
パンの重要なソナタ2作品を、ゲルネル独自の解釈をはっきりと提示する演奏
を披露しました。ベートーヴェンのソナタ第26番「告別」は後期の作風への
転換点となる重要な作品。ゲルネルの第3楽章の「再会」の歓喜の表現が見事。
ショパンのソナタ第3番は、厳格な構成美、重厚な和声、美しくロマンティッ
クな旋律を持つ円熟期の傑作。ゲルネルはこの作品を1996年に録音しています
が、ここでは以前のような正統的なアプローチに加え、自然な音楽性とあふれ
出る抒情、情熱がプラスされ、作品の本質により一層深く迫る演奏を聴かせて
くれます。続くショパンのエチュード2曲は、華麗で繊細かつ安定したゲルネ
ルのテクニックが印象的。




<harmonia mundi>
HML 5908366 3枚組 \2500
J.S.バッハ:
[CD1&2] ロ短調ミサ BWV 232
ヴェロニク・ジャン、ヨハネッテ・ゾマー(S)
アンドレアス・ショル(A)
クリストフ・プレガルディエン(T)
ペーター・コーイ、ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(Bs)
[CD3]
モテット(1)「おそるるなかれ、われ汝とともにあり」BWV 228
(2)「イエスよ、わが喜び」BWV 227
(3)「来ませ、イエスよ、来ませ」BWV 229
(4)「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」BWV 230
(5)「主に向かいて新しき歌をうたえ」BWV 225
(6)「おお、イエス・キリスト、わが生命の光」BWV 118
アニェス・メロン、グレタ・デ・レイゲール(S)
ヴァンサン・ダラス(A)
ハワード・クルック(T)
ペーター・コーイ(Bs)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ、シャペル・ロワイヤル
録音:[CD1&2]1996年7月/[CD3]1985年11月
「キリエ」冒頭を聴くだけでこの録音の物凄さを実感する、ヘレヴェッヘの
ロ短調。劇的な演奏や悲痛な演奏、様々なものがありますが、ヘレヴェッヘ
のはとにかく「美」が前面に出ています。モテットでも細かなアーティキュ
レーションが徹底して施されています。

HML 5908360 3枚組 \2500
J.S.バッハ:
[CD1]
(1)カンタータ「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」BWV 63
(2)マニフィカトBWV 243a 変ホ長調
キャロリン・サンプソン(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、
マーク・パドモア(T)、セバスティアン・ノアーク(Bs)
[CD2]
(1)マニフィカト BWV 243 (ニ長調)
(2)カンタータ「われらが神は堅き砦」BWV 80
バーバラ・シュリック(S)、アニェス・メロン(S/ BWV 243)、
ジェラール・レーヌ(A)、ペーター・コーイ(B)
[CD3]
(1)カンタータ「いと尊き御神よ、いつわれは死なん」BWV 8
(2)カンタータ「平安と歓喜もて われはいく」BWV 125
(3)カンタータ「汝なにゆえにうなだるるや、わが心よ」BWV 138
デボラ・ヨーク(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、マーク・パドモア(T)、
ペーター・コーイ(B)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ
録音:[CD1]2002年10月[CD2]1990年1月[CD3]1998年2月
クリスマスの時期にふさわしいセット。[CD1]に収められているのは、マニ
フィカトBWV 243(ニ長調)の初稿。クリスマス用の4つの挿入曲を含みます。
改訂稿と比べてやや荒削りの印象のする部分もありますが、楽器の用法など、
捨てがたい魅力に溢れています。待降節のカンタータなどが中心に収められ
ているので、大変に華々しいセットとなっています。それにしてもヘレヴェッ
ヘの指揮にかかると、トランペットなどのファンファーレもなぜかしっとり
とした独特の質感を帯びるのが不思議であり、たまらなく魅力的です。

HML 5908369 3枚組 \2500
J.S.バッハ:待降節&クリスマスのためのカンタータ集
[CD1]
(1)カンタータ「喜び勇みて羽ばたき昇れ」BWV 36
(2)カンタータ「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV 61
(3)カンタータ「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」BWV 62
シビッラ・ルーベンス(S)、サラ・コノリー(A)、
クリストフ・プレガルディエン(T)、ペーター・コーイ(B)
[CD2]
(1)カンタータ「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」BWV 91
(2)カンタータ「キリストをわれらさやけく頌め讃うべし」BWV 121
(3)カンタータ「われ汝にありて喜び」BWV 133
ドロテー・ブロツキー=ミールズ(S)、インゲボルク・ダンツ(A)、
マーク・パドモア(T)、ペーター・コーイ(Bs)
[CD3]
(1)カンタータ「新たに生まれし嬰児」BWV 122
(2)カンタータ「笑いは、われらの口に満ち」BWV 110
(3)カンタータ「試練に耐えうる人は幸いなり」BWV 57
ヴァジリカ・イェゾブシェク(S)、サラ・コノリー(A)、
マーク・パドモア(T)、ペーター・コーイ(B)
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ
録音:[CD1]1996年11月[CD2]2001年12月[CD3]1995年12月
クリスマスはキリスト教の中でも特に重要な行事なだけに、カンタータ作曲に
も熱が入ります。ここに収められているのはどれも充実した器楽パート、華や
かな合唱など、非常に楽しめる内容のものばかり。ヘレヴェッヘ率いるコレギ
ウム・ヴォカーレの奏者たちの巧さもあらためて実感の出来栄えです。

HML 5908372 3枚組 \2500
J.S.バッハ:ソロのためのカンタータ集
[CD1]バスのためのカンタータ集
(1)われは満ちたれり BWV 82 (2)われは喜びて十字架を負わん BWV 56
(3)平安 汝にあれ BWV 158
ペーター・コーイ(バス)
[CD2]アルトのためのカンタータ集
(1)満ち足れる安らい、うれしき魂の悦びよ BWV 170
(2)罪に手むかうべし BWV 54 (3)霊と心は驚き惑う BWV 35
アンドレアス・ショル(カンターテナー)
[CD3]ドイツ・カンタータ集
フランツ・トゥンダー(1614-1667):
(1)主はわが光 
(2)汝の怒りをひるがえし 
(3)われらが神は堅き砦,
ヨハン・クーナウ(1660-1722):
(4)神よ、あなたの恵みによって
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):
(5)私は横になり眠る
クリストフ・グラウプナー(1683-1760):
(6)主よ、水の流れが生じ
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
コレギウム・ヴォカーレ
録音:[CD1]1991年1月[CD2]1997年7月[CD3]1999年9月
ペーター・コーイは今なおバッハ・コレギウム・ジャパンなどでも抜群に安
定した歌唱で聴く者を唸らせ続けていますが、これはコーイの約20年前の声が
聴ける興味深い盤。何も飾らず、一切の小細工なしに、カンタータの言霊を私
たちに伝えてくれます。管弦楽パートが美しいのは言うまでもありません。
ショルのソロ・カンタータ集も奇跡としかいいようのない美しさ。ドイツ・
カンタタータ集では、コレギウム・ヴォカーレの巧さが光ります。



<C-major>
70 2708(DVD-Video) \3500
シューベルト/ウェーベルン編:6つのドイツ舞曲D.820
ヨーゼフ・シュトラウス:
ポルカ・マズルカ「女心」Op.166、ワルツ「うわごと」Op.212、
ポルカ・シュネル「ごちゃまぜポルカ」Op.161
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
映像監督:ミヒャエル・ベイヤー
収録:2009年7月26日&28日ザルツブルク祝祭大劇場(ライヴ)
2009年7月に行われたウィ-ン・フィルのザルツブルク音楽祭オープニング・
コンサート映像。また、この公演は巨匠アーノンクールの80歳を記念したも
のでもありました。
メインはシューベルト「ザ・グレイト」。旋律線をくっきりと描き出し、決
然とリズムを刻むアーノンクール節が炸裂の勢いのある演奏。ウェーベルン
編曲のシューベルト「6つのドイツ舞曲」は、2人の作曲家の感性が混ざり合
い、とても甘美な響きを持った音楽。アーノンクールは深い色合いや透明な
響きを巧みに操り音楽の面白さを生み出しています。ヨーゼフ・シュトラウ
スの3曲は、ヨーゼフ特有の穏やかさと上品さが描き出された気品ある演奏。
アーノンクール&ウィーン・フィルのコンビで生み出される至高の響き、ア
ーノンクールの年齢を感じさせない熱い指揮ぶりで、印象的な演奏を楽しむ
ことができます。




<Grand Slam>
GS 2057 \2250
ステレオ
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調、作品64
(2)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調、作品61
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
シャルル・ミュンシュ指揮、ボストン交響楽団
録音:(1)1959年1月23日、 25、シカゴ、オーケストラ・ホール
(2)1955年11月27日、28日、ボストン、シンフォニー・ホール
使用音源:RCA(U.S.A.)(1)FTC 2046(19センチ、4トラック、オープンリール・
テープ)
(2)FCS 24(19センチ、2トラック、オープンリール・テープ)
■制作者より
GSレーベル初の器楽奏者の復刻は、ヴァイオリンの王者ヤッシャ・ハイフェッ
ツです。使用した素材は1950年代から60年代に発売されたオープンリールで、
その音は既存のCD等とは印象が大きく異なります。残念ながらメンデルスゾ
ーンの方は普及型の4トラックでしか発売の実績がなく、このテープからのリ
マスターとなりますが、それでもその情報量の多さは十分に実感出来ます。
ベートーヴェンの方はメンデルスゾーンよりも4年前の録音ですが、2トラッ
クのテープを使用しているため、より密度の濃い、柔らかく繊細な音色で再
現されます。
■解説書の内容
これらのLPが発売された頃の雑誌の批評を一部引用します。また、ハイフェッ
ツの珍しい写真も掲載します。
■お知らせ
ハイフェッツによるチャイコフスキー、ブラームスのヴァイオリン協奏曲
(RCA、ステレオ録音)も近々発売を予定しています。この2曲はともに19セン
チ、2トラックのオープンリール・テープからの復刻です。(以上、平林直哉)
(古いテープより復刻しており、わずかな音揺れや細かいノイズが混入してい
ます)





<WAON RECORDS>
WAONCD 200 \2080
甘き喜びのうちに In dulci jubilo
富山鹿島町教会 礼拝奏楽より -アドヴェントからクリスマス-
〈礼拝の開始と御言葉に耳を傾けられるようにとの祈り〉
1. 中世のキャロル:「甘き喜びのうちに」
2. J.M.バッハ:「甘き喜びのうちに」
3. J.C.H.リンク:「いとも尊いイエスよ、われらはここにて」
〈待望(I)〉
4. J.S.バッハ:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」
5. コラール:「いざ来ませ、異邦人の救い主よ」(和声:J.S.バッハ)
6. G.M.トラバーチ:第3旋法による3つの主題によるリチェルカータ
〈預言〉
7.コラール:「一輪のバラの花が萌え出で(エッサイの根より)」
8. J.ブラームス:「一輪のバラの花が萌え出で」
〈天使による良い知らせ〉
9. J.S.バッハ:「高き天よりわれは来たれり」
〈天使、羊飼いの讃美〉
10. C.ウェスレー:パストラーレ
11. 『讃美歌21』278番 「暗き闇に星光り」(松原葉子 編曲)
12. J.S.バッハ:「ほめ讃えられよ、汝イエス・キリストよ」
13. 『讃美歌21』259番「いそぎ来たれ、主にある民(神の御子は今宵しも)」
(松原葉子 編曲)
14. O.ギボンズ:ヴォランタリー
〈マリアの讃歌、すべてのものらの礼拝と讃美〉
15. D.ブクステフーデ:「マニフィカト(わが魂は主をあがめ)第9旋法」
16. 『讃美歌21』255番 「生けるものすべて」(松原葉子 編曲)
17. J.S.バッハ:「全能なる神に讃美あれ」
18. E.クレンケル:「いざ歌い、喜べ」
19. B.カー:シチリアの歌に基づく変奏曲より
20. O.アーベル:「われは汝の馬槽の前に立ち」
〈待望(II)と成就〉
21. J.ボワヴァン:第4旋法による容易なプレリュード
22. 松原葉子:「久しく待ちにし」による前奏曲
23. 『讃美歌21』231番 「久しく待ちにし」
〈讃美と安らぎ、平和〉
24. G.P.チーマ:カンツォーン第4番「安らぎ」
25. 『讃美歌21』264番「きよしこの夜」(松原葉子 編曲)
松原葉子-リードオルガン
録音:2009年9月28日、12月7日、2010年5月6日、6月21日 
日本基督教団富山鹿島町教会礼拝堂(富山市)
一人の教会オルガニストが、日々礼拝を営む際に使用するオルガンを用いて
の、待降節-クリスマスにかけての音楽集。リードオルガンのストレートに心
に響く音色、松原の真摯な歌心がすべて捉えられた優秀録音。
「きよしこの夜」の、天上から降り注ぐ天使たちの合唱を思わせるような雰囲
気は感動的。クリスマスの時期に、こうした音楽を聴いて心静かな時を過ごす
のも大変よいものです。
=松原葉子(オルガン)=
1973年、富山生まれ。幼少の頃よりピアノを始める。15歳より教会での礼拝奏
楽に携わり、教会音楽の学びを志す。フェリス女学院大学音楽学部楽理学科卒
業。オルガンを林佑子、宮本とも子、三浦はつみ、作曲を岡島雅興、松本日之
春、土田英介、音楽学を寺本まり子、秋岡陽 の各氏 に師事。2000年「立教学
院創立125周年記念教会音楽作曲コンクール」3位入賞。日本オルガン研究会、
日本リードオルガン協会、日本賛美歌学会会員。日本基督教団富山鹿島町教会
オルガニスト。




<DOREMI>
DHR 7997 \2080
「アリリオ・ディアス / ギター名演集」
・アントニオ・ラウロ:ギター協奏曲
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)ベネズエラ交響楽団
録音:1957年カラカス、ラテン・アメリカ音楽祭におけるライヴ
・ヴィンチェンツォ・ガリレイ:ガリアルダ
・フレスコバルディ:アリアと変奏「フレスコバルダ」
・J.S.バッハ:
前奏曲BWV 999 / リュート組曲第1番BWV 996よりアルマンド /
前奏曲とフーガBWV 998
・モレノ・トローバ:12の性格的な小品集より五月祭の歌 / アルバーダ
・リョベート:アメリア様の遺言(カタルーニャ民謡)
・ヴィラ=ロボス:練習曲第1番 / 練習曲第7番 / ショーロ第1番
・ホルヘ・ゴメス・クレスポ:夜想曲
・バリオス:アコンキーハ / パラグアイ舞曲
・ラウル・ボルヘス:ベネズエラ風ワルツ
録音:1956-57年
・エドゥアルド・サインス・デ・ラ・マーサ:ギター讃歌
・ロドリーゴ:祈りと踊り
 録音:1962年
アリリオ・ディアス(G)
セゴビアに学んだベネズエラを代表するギタリスト、アリリオ・ディアスの
録音をDOREMIがまとめてリリース。すべて初CD化となる内容は、師ボルヘス
の作品やディアスに献呈されたロドリーゴの「祈りと踊り」などのソロ作品
に加えて、なんと巨匠ホーレンシュタインがベネズエラ響に客演した際のラ
ウロの協奏曲といった異色のライヴも収録されているのも注目されるところ
です。
アリリオ・ディアス…1923年ベネズエラ北西部の小村カローラに生まれたギ
ター奏者。カラカス音楽院でラウル・ボルヘス、クレマン・ピメンテルに師
事。さらに政府奨学金により、マドリードに留学してサインス・デ・ラ・マ
ーサに師事、1951年から1958年にかけてシエナのキージ音楽アカデミーでセ
ゴビアに師事、1954年にその助手となり、1965年にはセゴビアの後任として
教授に就任。1952年スペインとイタリア、つづいて1954年にはパリでデビュ
ー。1959年に北米で初公演を行う。以後、欧米をはじめ、世界的に活躍しな
がら、チェリビダッケ、スワロフスキーなどの指揮者と共演を果たす。1966
年に初来日。




<PREISER>
PRCD 89734 \2080
ボリス・クリストフ アリア集第4集
ベッリーニ:「ノルマ」,「夢遊病の女」
ヴェルディ:
「ナブッコ」,「運命の力」,「シモン・ボッカネグラ」,
「ドン・カルロ」,「アイーダ」
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
からのアリア,場面
ムソルグスキー:サウル王,風は激しく吹く,ゴパーク,蚤の歌
ボリス・クリストフ(Bs)
ヴィットーリオ・グイ(指)ローマ歌劇場管弦楽団,合唱団
イサイ・ドヴロウェン(指)フランス国立放送管弦楽団
ジョルジュ・ツィピーヌ(指)フランス国立放送管弦楽団 ほか
録音:1954-57年
20世紀最大のバスの一人、ボリス・クリストフ(1914-1993)のアリア集第4集。
クリストフはブルガリアの生まれですが、若くからイタリアに留学していた
ことで、ブルガリアの力強さとイタリアの旋律美を兼ね備えたバスになりま
した。このCDには1950年代の全盛期の録音が集められています。

PRCD 89739 \2080
クラウディア・ムツィオ アリア集
ベッリーニ:「夢遊病の女」,「ノルマ」
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」,「トラヴィアータ」,「運命の力」,「オテッロ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
チレーア:「アルルの女」,「アドリアーナ・ルクヴルール」
レフィーチェ:「チェチーリア」
からのアリア
クラウディア・ムツィオ(S)
録音:1935年
クラウディア・ムツィオ(1889-1936)は、イタリアのパヴィア出身の20世紀前
半の偉大なプリマドンナ。1910年にデビューするや、瞬く間に大スターにな
り、スカラ座、パリのオペラ座、ロンドンの王立歌劇場、メトロポリタン歌
劇場などで活躍。ことにプッチーニのヒロインで名高く、1918年、メトでの
「外套」の初演でジョルジェッタを歌っています。潤いのある情感豊かな声
は今聞いてもとても魅力的です。ここには1935年の英Columbia(=EMI)録音を
収録。中でも「チェチーリア」は、リチーニョ・レフィーチェ(1883-1954)が
ムツィオのために書いたオペラで、彼女の魅力が存分に引き出されています。

PRCD 89740 \2080
アルバート・ダ・コスタ アリア集
ベッリーニ:「清教徒」
ヴェルディ:「アイーダ」,「オテッロ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
ワーグナー:「ローエングリーン」,「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,
「ワルキューレ」,「ジークフリート」
アレヴィ:「ユダヤの女」
マイヤベーア:「ユグノー」,「預言者」,「アフリカの女」
グノー:「ファウスト」
ビゼー:「カルメン」
からのアリア
アルバート・ダ・コスタ(T)
アルバート・ダ・コスタ(1927-1967)は、ニューヨーク生まれのテノール。ロ
シアとジャマイカの血を受け継いでいると言われています。ジュリアード音楽
院で学んだ後、1949年にバリトンでデビュー。数年後テノールに転向し、1955
年にメトロポリタン歌劇場にデビュー、1957年に《マイスタージンガー》の
ヴァルター・フォン・シュトルツィングで成功を収め、以来メトでは伊独仏
いずれのオペラでも大活躍をします。1960年代に入るとヨーロッパで歌う機
会が増え、チューリヒやケルンの歌劇場に進出。しかし名声を確立し始めた
40歳の若さで亡くなってしまいました。早世したため録音が少なく、ブルーノ
・ワルターが1959年に録音したベートーヴェンの第9交響曲のテノール・ソロ
を務めているのが有名なくらい。このCDには、Allegro RoyaleやConcordと
いった米国のマイナーレーベルから発売されたLPから採られています。幻の
名テノールの歌をお楽しみください。

PRCD 89741 \2080
クルト・バウム アリア集
ベッリーニ:「ノルマ」
ロッシーニ:「グリエルモ・テル」,スターバト・マーテル
アレヴィ:「ユダヤの女」
マイヤベーア:「ユグノー」
グノー:「ファウスト」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「運命の力」,「アイーダ」
ビゼー:「カルメン」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
プッチーニ:
「マノン・レスコー」,「ボエーム」,「トスカ」,「トゥーランドット」
R.シュトラウス:「ばらの騎士」
からのアリア
クルト・バウム(T)
クルト・バウム(1908-1989)は、プラハ出身で米国のメトロポリタン歌劇場で
活躍したテノール。若い頃はアマチュア・ボクシングでチェコスロヴァキア
のチャンピオンになったこともあるといいます。1933年にチューリヒでデビュ
ー。ヨーロッパで活躍した後、1941年11月にメトロポリタン歌劇場に初出演、
1940、1950年代に幅広い活躍をしました。太く逞しい声の持ち主でありなが
ら、ハイCも楽々出せ、ことにヴェルディ「トロヴァトーレ」のマンリーコを
得意としていました。残された録音はほとんどがメトのライヴ録音で、それ
以外は僅か。このCDには、RemingtonとAllegro RoyaleでLP発売されたバウム
の貴重なアリア集から得意の歌が収録されています。

PRCD 89742 \2080
マヌエル・アウセンシ アリア集
モーツァルト:
「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」,
「コジ・ファン・トゥッテ」,彼に目を向けてください K.584
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
ヴェルディ:
「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」,「オテッロ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
グノー:「ファウスト」(イタリア語)
ビゼー:「真珠採り」(イタリア語)
トーマ:「ハムレット」(イタリア語)
マルティン・イ・ゲレロ:「モンテリア」
セラーノ:「神の魂」
からのアリア
リカルド・ラモテ・デ・グリニョン(指)大交響楽団
インダレシオ・シスネロス(指)大交響楽団
アタウルフォ・アルヘンタ(指)マドリッド室内管弦楽団
マヌエル・アウセンシ(1919-2005)は、バルセロナ生まれのバリトン。1946年
にデビュー、翌1947年の暮れにはバルセロナのリセウ大劇場に初登場、以来
二十年以上に渡ってこの劇場の花形バリトンでした。1973年に引退。長いキャ
リアと広大なレパートリーを誇る万能型バリトンですが、残された録音は少
なく、メジャーな録音は、DECCAにヴァルヴィーゾの指揮で録音した「セビリ
アの理髪師」のフィガロくらいでしょう。ヴェルディを中心としたイタリア
オペラ、フランスオペラ、そしてサルスエラと、お得意のアリアが並んでい
ます。

PRCD 89743 \2080
チェーザレ・シエピ コール・ポーターを歌う
ポーター:
「陽気な離婚」-夜も昼も
「ケイトよ、私にキスしてくれ(キス・ミー・ケイト)」
-それほどあなたを愛している,素晴らしい
「踊るために生まれた(踊るアメリカ艦隊)」-あなたはしっかり私のもの
「何か大声で叫びたいこと(サムシング・トゥ・シャウト・アバウト)」
-家に帰ってあなたが居てくれたら嬉しい
「七つの活き活きとした芸術(セブン・ライヴリー・アーツ)」
-いつもさよならを
「記念祭」-ビギンを始めよう(ビギン・ザ・ビギン)
「踊るために生まれた」-すぐに恋するのは
「全てが移ろう」
-あなたから刺激を喰らった,吹くんだ、ゲイブリエル、吹くんだ
「メキシコ逃避行」-君を愛する
「ロザリー」-夜の静けさに
トスティ:魅惑,君なんてもう愛してない,セレナータ,最後の歌
デンツァ:妖精の瞳
ロトーリ:私の花嫁は旗
ビッリ:こおろぎは歌う
ブロージ:ヴェネツィアの風景
ローランド・ショー管弦楽団
チェーザレ・ガッリーノ(指)RAI室内管弦楽団
録音:1948年
今年亡くなった名バス、チェーザレ・シエピ(1923-2010)は、ポピュラー名曲
でもたいへんな人気を博した人でした。このCDには、シエピがコール・ポータ
ーのヒットナンバーを歌った録音と、トスティを始めとするカンツォーネもの
を収録。シエピのこの上なく滑らかに美しいバスの美声を堪能しましょう。

PRCD 93457 \2080
ヴォルフガング・ヴィントガッセン オペラ名場面集
ワーグナー:
「タンホイザー」,「ワルキューレ」,「ジークフリート」,「神々の黄昏」
ダルベール:「低地」
ロルツィング:「密猟者」
からの場面
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T) アストリッド・ヴァルナイ(S)ほか
フェルディナント・ライトナー(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
アルトゥール・ロータ(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フェルディナント・ライトナー(指)ヴュルテンベルク国立歌劇場管
レオポルト・ルートヴィヒ(指)バイエルン放送交響楽団ほか
録音:1950-1956年
偉大なヘルデン・テノール、ヴォルフガング・ヴィントガッセン(1914-1974)
が、1950年代にDGに録音した様々な録音を集めています。ヴィントガッセンは
亡くなる直線まで舞台に立っていましたが、1950年代半ばから末くらいまでの
若々しい声はたいへんに美しく、1960年代のものとは違った魅力があります。
お得意のワーグナーの作品や、ダルベールの「低地」、ロルツィングの「密猟
者」といった珍しい作品まで、ヴィントガッセン節が楽しめます。

PRCD 93460 2枚組 \4160
マルタ・メードル アリアと歌曲集
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ヴェルディ:「マクベス」,「ドン・カルロ」
ビゼー:「カルメン」
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」,「神々の黄昏」,「パルジファル」
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
からのアリア,場面
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
マルタ・メードル(S) ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T)
ヨハンナ・ブラッター(Ms) ルドルフ・ショック(T)
ハンス・レーヴライン(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団
アルトゥール・ローター(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)NWDR管弦楽団
ヨゼフ・カイルベルト(指)ケルン放送交響楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)NWDR管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)バイロイト祝祭管弦楽団
録音:1950-1958年
バイロイト音楽祭で活躍した、ソプラノ、メッゾソプラノのマルタ・メードル
(1912- 2001)の全盛期の録音。最も有名なのは、Telefunkenに録音した「トリ
スタンとイゾルデ」の抜粋で、第1幕の「タントリスの歌」、第2幕の愛の二重
唱、第3幕の愛の死と、計およそ1時間たっぷり収録。トリスタン役がヴィント
ガッセンというのも魅力で、メードルとヴィントガッセンのコンビの「トリス
タン」はライヴでもないはず。「神々の黄昏」からは幕切れが20分超収録。ど
ちらも名匠アルトゥール・ローターの指揮がまた素晴らしい。カイルベルト
指揮によるヴェーゼンドンク歌曲集も聞きもの。ヴェルディの「マクベス」
と「ドン・カルロ」、ビゼーの「カルメン」、さらにはムソルグスキーの
「ボリス・ゴドゥノフ」という珍しいレパートリーも貴重。全てドイツ語に
よる歌唱です。

PRCD 93461 \2080
アニー・シュレム アリア集
モーツァルト:「フィガロの結婚」(ドイツ語)
ウェーバー:「魔弾の射手」
ロルツィング:「ウンディーネ」
ニコライ:「ウインザーの陽気な女房たち」
トーマ:「ミニョン」(ドイツ語)
オッフェンバック:「ホフマン物語」(ドイツ語)
スメタナ:「売られた花嫁」(ドイツ語)
からのアリア
アニー・シュレム(Ms)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)管弦楽団
フェルディナント・ライトナー(指)バンベルク交響楽団
ヴィクトール・ラインスハーゲン(指)バンベルク交響楽団
フェルディナント・ライトナー(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ハインリヒ・ホルライザー(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・レーマン(指)バイエルン放送交響楽団
録音:1953-1955年
アニー・シュレム(1929-)は、ドイツ、フランクフルト・アム・マイン近郊の
ノイ・イーゼンブルクに生まれたメッゾソプラノ。1946年、僅か17歳でデビュ
ー。1950年代にベルリン国立歌劇場に所属、また各地の歌劇場に客演し、卓越
した歌と演技で活躍しました。当たり役の一つに「さまよえるオランダ人」の
マリーがあり、ウォルデマール・ネルソンが指揮したバイロイトでの上演の映
像と、ヴォルフガング・サヴァリッシュが指揮したバイエルン国立歌劇場での
ライヴ映像の2種に出演していました。長い期間、様々な役を歌い、録音を残
したシュレムですが、脇役が多いのであまり目立ちませんでした。このアリア
集では彼女の全盛期の素敵な歌を聞けます。

PRCD 93463 \2080
ジョージ・ロンドン アリアと歌曲集
グルーエンバーグ:「皇帝ジョーンズ」
マスネ:「タイス」
ヴェルディ:「リゴレット」,「オテッロ」,「ファルスタッフ」
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」,
からのアリア,場面
ムソルグスキー:「死の歌と踊り」
ジャン・モレル(指)コロムビア交響楽団
ルドルフ・モラルト(指)ウィーン交響楽団
ポール・ウラノフスキ(P)
録音:1955年
重厚な声で幅広いレパートリーで活躍したバス・バリトン、ジョージ・ロンド
ン(1920-1985)が1955年に米COLUMBIA社に録音したアリア集を中心としたもの。
1955年というと、ロンドンがカール・ベームに引っ張られてウィーン国立歌劇
場再建記念公演の「ドン・ジョヴァンニ」のタイトルロールを歌った年で、
この後ますますヨーロッパでの活躍が活発になっていきます。ルイス・グル
ーエンバーグの「皇帝ジョーンズ」は1933年にメトロポリタン歌劇場で初演
されたオペラ。

PRCD 93471 \2080
ヘルマン・ウーデ アリア集
ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」(ドイツ語)
ウェーバー:「魔弾の射手」
ヴェルディ:「リゴレット」(ドイツ語)
ビゼー:「カルメン」(ドイツ語)
ダルベール:「低地」
ワーグナー:
「さまよえるオランダ人」,「ローエングリーン」,「ワルキューレ」
からのアリア,場面
ヘルマン・ウーデ(Br)
フェルディナント・ライトナー(指)ヴュルテンベルク国立歌劇場管弦楽団
フェルディナント・ライトナー(指)バンベルク交響楽団
アルトゥール・ローター(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)バイロイト祝祭管弦楽団
ヨゼフ・カイルベルト(指)バイロイト祝祭管弦楽団
録音:1952-1957年
バイロイト音楽祭で活躍したドイツのバリトン、ヘルマン・ウーデ(1914-1965)。
ライヴ録音は多数残されているものの、セッション録音はほとんど復活しない
ままでした。このCDは1950年代前半のDG録音が中心になっています。得意の
ワーグナーから、チェーザレ、リゴレット、エスカミーリョなど、珍しい役
の録音も含まれています。

PRCD 93472 \2080
フェルディナント・フランツ アリア集第2集
レーヴェ:バラード集
海を駆けるオーディン Op.118,オイゲン王子 Op.92,
鳥刺しハインリヒ Op.56-1,アーチボルド・ダグラス Op.128,
詩人トム Op.135,小さな所帯 Op.71,時計 Op.123-3,海の光 Op.145-1,
水の精 Op.129-2
フェルディナント・フランツ(Br) ハンス・アルトマン(P)
録音:1956年10月22-23日
R.シュトラウス:「サロメ」から
フェルディナント・フランツ(Br ヨカナーン) インゲ・ボルク(S サロメ) 
フランツ・フェーリンガー(T ナラボート)
クルト・シュレーダー(指)ヘッセン放送交響楽団
録音:1952年5月9日
プフィッツナー:「パレストリーナ」から
フェルディナント・フランツ(Br ジョヴァンニ・モロネ) 
アルフレート・ペル(Br ルーナ伯爵)
オットー・ヴィーナー(Br 司教エルコレ・セヴェロルス)
ルドルフ・ケンペ(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1955年8月1日
PRCD 90490に続く、フェルディナント・フランツの第2集。フェルディナント
・フランツ(1906-1959)はドイツのバス・バリトン。1927年にデビュー。1943
年から亡くなるまで、バイエルン国立歌劇場に所属し、ここで大きな名声を
得ました。フルトヴェングラーが、1950年のスカラ座での「ニーベルングの
指環」、1953年のローマでの「指環」、そして1954年のEMIへの「ワルキュー
レ」の録音、いずれでもヴォータンにフランツを選んだことで知られていま
す。オペラの録音は比較的多数残されていますが、レーヴェのバラードは貴
重です。

PRCD 93473 \2080
ゴットロープ・フリック アリア集第3集
ベートーヴェン:「フィデリオ」
マイヤベーア:「ユグノー」(ドイツ語)
ワーグナー:「ローエングリーン」,
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,
ヴェルディ:「運命の力」(ドイツ語)+
コーネリウス:「バグダッドの理髪師」
ヴォルフ:「お代官様」
プフィッツナー:「パレストリーナ」
からのアリア,場面
ゴットロープ・フリック(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ロベルト・ヘーガー(指)大ウィーン放送管弦楽団
ハインリヒ・ホルライザー(指)大ウィーン放送管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)ハンブルクNWDR交響楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)ハンブルクNWDR交響楽団
ルドルフ・ケンペ(指)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・エルメンドルフ(指)ザクセン州立歌劇場管弦楽団
リヒャルト・クラウス(指)ケルンNWDR交響楽団
録音:1944-1956年
ドイツの偉大なバス、ゴットロープ・フリック(1906-1994)のアリア集第3集
第1集はPRCD 93443、第2集はPRCD 93452。この第3集では、「フィデリオ」,
「ローエングリーン」,「ニュルンベルクのマイスタージンガー」はEMIによ
る全曲録音から、「お代官様」,「ユグノー」,「運命の力」,「バグダッ
ドの理髪師」,「パレストリーナ」は放送曲による全曲録音から採られてい
ます。

PRCD 93475 \2080
グスタフ・ナイトリンガー アリア集
ワーグナー:
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」,「ラインの黄金」,
「ワルキューレ」,「ジークフリート」,「神々の黄昏」,
R.シュトラウス:「ばらの騎士」
ヴェルディ:「運命の力」(ドイツ語)
モーツァルト:「恋の花作り」,「ドン・ジョヴァンニ」
からのアリア,場面
グスタフ・ナイトリンガー(Bs-Br)
ロルフ・ラインハルト(指)トンシュトゥディオ管弦楽団
レオポルト・ルートヴィヒ(指)北西ドイツ放送交響楽団
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)北西ドイツ放送交響楽団
ルドルフ・ケンペ(指)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クレメンス・クラウス(指)バイロイト祝祭管弦楽団
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)バイロイト祝祭管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団
録音:1950-1958年
グスタフ・ナイトリンガー(1910-1991)といえば、1952年から1975年の長きに
渡ってバイロイト音楽祭に出演、ことに極めつけのアルベリヒとして有名だっ
たドイツのバス・バリトン。ここでも1953年の「ラインの黄金」と「ジーク
フリート」、1957年の「神々の黄昏」とバイロイト音楽祭でのアルベリヒが
聴けます。一方「ワルキューレ」にはアルベリヒは登場しないはず。なんと
ここではヴォータンの告別を歌っています。悪役を得意としたナイトリンガ
ーですが、若い頃はむしろコミカルな役所が多く、ここでも「ドン・ジョヴァ
ンニ」のマゼットや「運命の力」のメリトーネ神父を聞くことができます。
「恋の花作り」は、1950年の米国のPeriodレーベルから発売された初の全曲
録音から。

PRCD 93476 \2080
アンネリース・クッパー アリア集
モーツァルト:
「フィガロの結婚」(ドイツ語),「ドン・ジョヴァンニ」(ドイツ語)
ワーグナー:「タンホイザー」
ヴェルディ:「アイーダ」(ドイツ語)
ダルベール:「死んだ眼」,「低地」
コルンゴルト:「死の都」
R.シュトラウス:「ナクソスのアリアドネ」,「ダフネ」,
からのアリア,場面
アンネリース・クッパー(S)
フェルディナント・ライトナー(指)ヴュルテンベルク国立歌劇場
ヘルベルト・サンドベリ(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ロベルト・ヘーガー(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
アルトゥール・ローター(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
フリッツ・レーマン(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
リヒャルト・クラウス(指)ベルリン放送交響楽団
ゲオルク・ショルティ(指)バイエルン国立管弦楽団
ヴィクトール・ラインスハーゲン(指)バンベルク交響楽団
録音:1949-1957年
アンネリース・クッパー(1906-1987)は、オーストリアのグラーツに生まれた
ソプラノ。1946年から1961年までバイエルン国立歌劇場に所属、幅広く活躍
しました。このCDに収録されているものは、いずれもDGによる録音で、初発
売以来まったく復活していないものも多く、貴重です。




<STUDIO FROHLA>
BB 2105 \2800
「Happy- Go- Lucky!」
(1)E.クック:Bolivar
(2)J.G.ロパルツ:小品 変ホ短調
(3)中村典子:ガンジン・ウェイ
(4)スッペ:君にバラを-オペレッタ『ボッカチオ』より
(5)ミレッカー:深紅のバラ-オペレッタ『ガスパローネ』より
(6)ドゥメルスマン:序奏とポロネーズ op.30
(7)ブルーメ:‘ハイク’パーミュテーションズ
(8)ヨルゲンセン:組曲 作品22
(9)シューベルト:鳩の使い-歌曲集『白鳥の歌』より
〔ボーナス・トラック〕
(10)クラーク:いとこたち
(11)バグダサリアン:シマリスの歌
田中宏史(トロンボーン)
近藤麻由(ピアノ)、田中紫織(マリンバ、パーカッション(1)(3)(4)(5))、
平田慎(バストロンボーン(7))、
藤島謙冶(トランペット(10))、野々山未帆(ピアノ(11))
録音:2009年11月5,6日/2007年5月3日((11))、
2010年4月4日((7)、(10)、(11))
名古屋フィルハーモニー交響楽団の首席トロンボーン奏者、田中宏史のアルバ
ム。濃厚な旋律美に溢れたロパルツ作品や、ドゥメルスマンの超絶技巧作品な
ど、田中の実力が遺憾なく発揮された演奏には圧倒されます。また、委嘱作品
も多数含んでいるのも興味深いところ。中村典子の「ガンジン・ウェイ」は、
鑑真にまつわる作品。鑑真が6度目の渡航で日本に渡ったことに因み、「6」と
いう数字をキーに中国的な雰囲気の響きの中曲が進みます。ブルーメの‘ハイ
ク’・パーミュテーションズでは、ジャズを思わせる軽快なパッセージを響か
せます。トロンボーンとは思えないような甘やかな音色、揺るぎないテクニッ
クと抜群の音程感覚など、田中の魅力のすべてがあますところなくおさめられ
ています。
元フィラデルフィア管弦楽団のトロンボーン奏者で、現インディアナ大学教授
のM.D.ステュワート氏は「HIROSHIが素晴らしいCDを創りあげた。非常に音楽
性の高いトロンボーンの演奏に加え、素晴しい音色と躍動的な演奏スタイルが
聴かれる。よく知られた作品から今回のプロジェクトの為に委嘱されたものが
加えられ、多様性と創造性がうかがえる。更に、様々な手法によるアンサンブ
ルが色彩感を高め、心から楽しめるCDに仕上がっている。」という賛辞を寄せ
ています。



<KII>
KKC-5116(SACD-Hybrid) 2枚組 \4500
[LSO] LSO 0660
輸入盤・日本語解説書・訳詞付
マーラー:交響曲第3番ニ短調
アンナ・ラーション(アルト)、
ロンドン響合唱団女声合唱、ティフィン少年合唱団、
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
ロンドン交響楽団
世界の音楽界に旋風を巻き起こしているゲルギエフのマーラー・シリーズ、
その始まりは当アルバムでした。マーラーの交響曲中最長を誇る第3番ながら、
早いテンポときびきした解釈で息もつかせずに進みます。ゲルギエフならで
はの輝かしいフォルテッシモはもちろんながら、不気味に囁く弦、木管の病的
な明滅など、弱音もショッキング。全体にゲルギエフらしさ全開です。

KKC-5115 \2800
[SUPRAPHON] SU 4032
輸入盤・日本語解説書付
スメタナ:交響詩「わが祖国」(全曲)
ヤクブ・フルシャ(指揮)
プラハ・フィルハーモニア
[2010年5月13,4日 プラハの春国際音楽祭でのライヴ]
今年から東京都交響楽団のプリンシパル・ゲスト・コンダクターに任命された
1981年生まれの新鋭ヤクブ・フルシャ。日本でもファンを増やしている彼が母
国の名作「わが祖国」全曲に挑戦。今年5月13日のオープニングで圧倒的な成
功を収めた演奏が早くもCD発売。目が離せません。

KKC-5117 \3000
[MIRARE] MIR 096
輸入盤・日本語解説書付
ショパン:
ポロネーズ第12番変ロ長調/同第11番ト短調/同第13番変イ長調/同第10番
ヘ短調 Op.71の3/マズルカ第8番変イ長調 Op.7の4/同第32番嬰ハ短調
Op.50の3/同第45番イ短調Op.67の4/ワルツ 変ホ長調「ソステヌート」/
同第12番ヘ短調 Op.70の2/同第19番イ短調/カンタービレ変ロ長調/
夜想曲第20番嬰ハ短調/幻想即興曲 Op.66/子守歌 Op.57/舟歌 Op.60/
スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/バラード第4番ヘ短調 Op.52
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
フランスを代表する女性ピアニスト、ケフェレックによるショパン、待望の
登場です。ケフェレックならではの知的で洗練された演奏により、ショパン
のフランス的な面が強調され魅力的。ショパン7歳の作のポロネーズから、最
後の作のマズルカまでショパンの一生を俯瞰できます。

KKC-5118 \2800
[ARTACT] AR 001
輸入盤・日本語解説書付
悪魔のトリル-ラドゥロヴィチと仲間たち
(1)クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ
(2)ヴィエニャフスキ:伝説曲 Op.17/(3)ヴィターリ:シャコンヌ
(4)シューベルト:ロンド イ短調 D438
(5)チャイコフスキー:なつかしい土地の思い出 Op.42
(6)タルティーニ:悪魔のトリル
(7)サラサーテ:アンダルシアのロマンス Op.22
(8)クライスラー:愛の悲しみ/(9)同:美しきロスマリン
ネマニャ・ラドゥロヴィチ(Vn)、レ・トリーユ・ドゥ・ディアブル
ラ・フォル・ジュルネでも注目され、日本でも人気急上昇中のヴァイオリニス
ト、ネタニャ・ラドゥロヴィチ。線が太くで甘い独特の音色で聴き手を魅了し
ます。ここでは彼の得意とする美しい小品ばかりを集めました。ネマニャの親
しい友人を集めた室内アンサンブル「レ・トリーユ・ドゥ・ディアブル」(悪
魔のトリル)も華やかさを倍増させてくれます。




<STUDIO FROHLA>
B 2922 \2500
「真夜中のコンガ」
(1)レクオーナ:真夜中のコンガ
(2)ルイス・ヘラルド・ヴィテリ:かかし
(3)イグナシオ・セルバンデス:Los Tres Golpes(3つのノック)
(4)グアスタヴィーノ:10の民謡より
(5)レクオーナ:Ahi viene el Chino 中国人がここに来る
(6)セルバンテス:L Velorio(お通夜)
(7)ヒナステラ:美しい娘のダンス
(8)マヌエル・サウメル・ロブレド:Tu Sonrisa(あなたの笑顔)
(9)グアスタヴィーノ:カンタレーナ第1番
(10)セルバンテス:No Bailes Mas(もう踊ってはいけない)
(11)フアン・ホセラモス:南のミロンガ
(12)ヒアナヴァロ:Pasillo
(13)レクオーナ:ダンツァ・ネグラ
(14)サウメル:ラメントス・デ・アモール
(15)ホアン・モレル・カンポス:No me toques(さわらないで)
(16)マヌエル・ポンセ:インテルメッツォ
(17)セルバンテス:
4手連弾のための3つのキューバのダンス「カマグエイ」、「ロシータ」、
「操り人形」
(18)セルバンテス:さようならキューバ
(19)モレイロ:ホロッポ
森川実千代(ピアノ)
伊藤正美(ピアノ(17))
南米ピアノ作品集。賑やかなリズムの連弾から、ノスタルジックでロマンティ
クな旋律美の「さようならキューバ」など、色とりどりの作品が並びます。ヒ
ナステラの「美しい娘」は複雑なハーモニーと美しい旋律、そして南米の大地
を思わせる雄大な音楽。メキシコの空気を知るピアニスト、森川実千代が瑞々
しい感性で多彩な世界を紡ぎます。
=森川実千代(ピアノ/プロフィール)=
長野県出身。桐朋学園高校、同大学卒業後、メシキコへ渡り孤児院で音楽教師
としてボランティア活動をする。その間、黒沼ユリ子アカデミーでの伴奏、グ
アダラハラ日本人補習校で合唱指導を行う。マンハッタン音楽院修士課程修了。
マネス音楽院プロフェッショナルスタディーズ修了。日本、ヨーロッパ、アメ
リカ、中南米で演奏活動を行う。日本―ハリスコ州政府友好記念コンサートに
て、ゲストソリストとしてハリスコフィルハーモニックオーケストラと共演。
イグナシオ・セルバンテス国際ピアノコンクール(キューバ)にて特別賞を受賞。
ヘルマン・ディエス、ジェローム・ローズ、カール・U・シュナーベル、ヒュ
ーゴ・ゴールデンツバーグ、高橋従子各氏に師事。現在、グリニッジハウス音
楽学校、サードストリート音楽学校でピアノ教師として、また伴奏者としても
活躍している。




<Arte dell'arco Japan>
ADJ 029 \2450
ラ・フォンテヴェルデ / 「文学の響き」イタリアン・マドリガル集
1.ジャッケス・アルカデルト(c.1505-1568):
「白く優しい白鳥」Il bianco e dolce cigno
2.クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
「星に向かって打ち明けた」Sfogava con le stelle
3.モンテヴェルディ:「誰も私に忠告するな」Alcun non mi consigli
4.ジュゼッペ・カイモ(c.1540-1584):「嘆け、谷よ」Piangete valli
5.モンテヴェルディ:「死んでしまいたい」Si, ch'io vorrei morire
6.アドリアン・ヴィラールト(c.1490-1562):
「愛は私を死なせる」Amor mi fa morire
7.シジスモンド・ディンディア(c.1582-1629):
「無慈悲な慰め」Dispietata pietate
8.モンテヴェルディ:
「さあ、さあ、可愛い羊飼いたちよ」Su, su, su pastorelli vezzosi
9.ディンディア:
「“ああ”、とフィレーノは言った」"Lasso", dicea Fileno
10.フィリップ・ヴェルドロ(1480-1532):「わがイタリアよ」Italia mia
11.チプリアーノ・デ・ローレ(c.1516-1565):
「別れのとき」Ancor che col partire
12.シジスモンド・ディンディア(c.1582-1629):
「“情けを”、と泣きながら叫んでも」"Merce!", grido piangendo
13.モンテヴェルディ:
「ああ私の愛しい人はどこに」Ohime dov'e il mio ben
14.カイモ:「カッコーが鳴く間に」Mentre il cuculo
15.モンテヴェルディ:「私は若い娘」Io mi son giovinetta
16.マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643):
「あのころ私は燃えていた」Arsi un tempo e l'ardoro
17.オラツィオ・ヴェッキ(1550-1625):
「知っているよ、誰が楽しい思いをしているか」So ben mi c'ha bon tempo
18.ルカ・マレンツィオ(1553-1599):
「千回の口づけを」Basciami mille volte
19.マレンツィオ:
「輝く愛しい星に告げた」Dissi a l'amata mia lucida stella
20.ジョバンニ・ジャコモ・ガストルディ(c.1550-1622):
「勝ち誇る愛の神」Amor vittorioso
ラ・フォンテヴェルデ【星川美保子、鈴木美登里、山村奈緒子(ソプラノ) 
上杉清仁(カウンター・テナー)、谷口洋介(テノール) 浦野智行、
小笠原美敬(バス) 上尾直毅(チェンバロ、オルガン) 金子浩(リュート)】
録音:2010年6月10-13日、秩父ミューズパーク音楽堂
鈴木美登里を中心に結成された実力派声楽アンサンブル“ラ・フォンテヴェル
デ”の初アルバムが遂に登場!モンテヴェルディ他マドリガーレ作曲家達に
よる珠玉の作品を集め、「声による言葉の表現」に焦点を当てて精緻なアン
サンブルを聴かせてくれます。
「日本人によるマドリガーレのグループを作りたい」という想いを10年程も
持ち続けた後、2002年に《ラ・フォンテヴェルデ》は誕生した。メンバーの
殆どは古楽の分野で活躍している歌手であったがマドリガーレに関しては初
体験に近く、試行錯誤の日々が続いた。更に8年の年月を経た今、ようやく録
音に至ったことはこの上ない喜びである。
(プログラムノート鈴木美登里 より)




<Supraphon>
SU 4040 \1780
アルビノーニ:アダージョ ト短調
ハイドン:ロンド
リーグラー:ジプシー・ダンス
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
パガニーニ:カプリース第24番
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番,第12番
リスト:ハンガリー・ラプソディ第2番
カルマン:コム・テガーヌ
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第8番,「わが母に教え給いし歌」
スロヴァキア・ツィンバロン・バンド
録音:2009年10月、2010年3月、ブラチスラヴァ、ARSスタジオ
おとぎ話においてジプシー音楽は「悪魔」と称されますが、この音楽は誰もが
心躍るであろう魅力的なものです。演奏のスロヴァキア・ツィンバロン・バン
ドは国内を問わず、ドイツ、イギリス、フランス、カナダと海外公演を成功さ
せ、伝統的な奏法を基盤にクラシックからジャズ、ポップスと幅広いジャンル
を演奏しております。その中で彼らのレパートリーで最も重要であるクラシッ
クのサラサーテをはじめ、ジプシー音楽にインスパイアされ作曲されたブラー
ムス、リスト、ドヴォルザークの作品が本アルバムに収録されております。
明るいアプローチの演奏は名曲の新たな一面を垣間見ることができるでしょう。





<HUNGAROTON>
HCD 10340 \2080
「チャールダーシュからジャズまで」
-サンタJr.が弾きまくるヴァイオリン名曲集
(1)ロージャヴェーギー:楽しい祭り (2)メドレー・ソング
(3)メドレー・ソング (4)ブラームス:ハンガリー舞曲第4番
(5)ディニーク:ホラ 変ホ長調 (6)黒い瞳
(7)オールド・ロシアン・ロマンス
(8)ガーシュウィン(ハイフェッツ編曲):
ポギーとベスより「そんなことはどうでもいいさ」
(9)『スイート・ジョージア・ブラウン』 (10)エルガー:愛の挨拶
(11)カルロス・ガルデ:ポル・ウナ・カベーサ
(12)ピアソラ:リベル・タンゴ (13)メドレー・ソング
(14)チャールダーシュ・メロディ
フェレンツ・サンタJr.& フェレンツ・サンタ・バンド
録音:2010年3月29日-4月1日、フンガロトン・スタジオ、ブダペスト
7歳でヴァイオリンを弾き始め、フランツ・リスト音楽院を卒業、以後国内外
を問わず活躍しているフェレンツ・サンタJr.と彼が率いるバンド、2010年の
最新録音はチャールダーシュからジャズのナンバーまでジャンルをこえたオム
ニバス・アルバムです。サンタJr.はアルバム「ハンガリー舞曲」(HCD 10330)
など、いわゆる伝統音楽のアプローチでクラシック音楽を演奏し、ツィンバロ
ンの響きがワールドミュージック感を表しています。




<Praga Digitals>
PRDDSD 350054(SACD-Hybrid) \2780
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83[録音:1949/52]
(2)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16[録音:1951/53]
ヤコフ・ザーク(Pf)、
クルト・ザンデルリンク(指)
レニングラード・フィル(1)、モスクワ放送響(2)
1937年に開催された第3回ショパン国際コンクール優勝者にしてアファナシエ
フやヴィルサラーゼの師として高名ながら、その演奏に接する機会の極めてす
くない巨匠ヤコフ・ザーク(1913-1976)。リヒテルやギレリスと同世代で、彼
らに勝るとも劣らぬ実力の持ち主ながら、海外公演等を制約され、セッション
録音も少ないため正当に評価されていません。そのザークの芸風を堪能できる
アルバムの登場です。師ネイガウス譲りの深々としたタッチと悠然とした表現
で、ロシア・ピアニズム最良の例を聴くことができます。2曲とも難曲中の難
曲ですが、技術的にも余裕。指揮をクルト・ザンデルリンクが務めているのも
魅力で、ブラームスはことに絶品。SACD化され明瞭な音で全盛期の両巨匠の
至芸を味わえます。




<Alba>
ABCD 301 \1980
ディエゴ・オルティス(c.1510-c.1570):
レセルカーダ(リチェルカーレ)第1番「パッサメッツォ・アンティーゴ」
レセルカーダ第2番「パッサメッツォ・モデルノ」
レセルカーダ第4番 「ガンバ」
レセルカーダ第8番「ガンバ」
レセルカーダ第5声部「ルッジェーロ」
レセルカーダ第3番「パッサメッツォ・モデルノ」
レセルカーダ第6番「ロマネスカ」
レセルカーダ第7番「ロマネスカ」
クリストファー・シンプソン(c.1602-1669):
前奏曲 ニ長調、グラウンド ニ長調、前奏曲 イ短調、
グラウンド イ短調、前奏曲 ト短調、
グラウンド ト長調 前奏曲 ホ短調、グラウンド ホ短調
マラン・マレ(1656-1728):スペインのフォリア
アントワーヌ・フォルクレ(c.1672-1745):シャコンヌ
ミカ・スイヒコネン(ヴィオラダガンバ) バッロ・デッラ・バッタリア
16世紀から18世紀に生きた4人の音楽家のガンバ作品集。ヴィオール演奏に関
する即興と装飾技法の最初の教本とされる <Tratado de Glosas>(1553)を著
したスペインの作曲家、音楽学者ディエゴ・オルティス。ヴィオールの独奏と
アンサンブルの華麗な技巧曲を載せた本を発表したイギリスの音楽家、作曲家
クリストファー・シンプソン。フランスの宮廷に仕えた、ヴィオラダガンバの
名手ふたり、マラン・マレとアントワーヌ・フォルクレ。フィンランドの音楽
祭やヨーロッパ各地のコンサートに出演してきたヴィオラダガンバ奏者、ミカ
・スイヒコネンとバッロ・デッラ・バッタリアに、彼らと定期的に共演してい
るイギリスのハープ奏者、アンドリュー・ローレンス=キングの加わったアン
サンブルによる録音です。

ABCD 306(SACD-Hybrid) \1980
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第3番 ホ長調 作品13-3、
オルガン交響曲第8番 ロ短調 作品42-4
ヤン・レヘトラ(Org) [聖フランソワ教会(リヨン、フランス)のカヴェイエ
=コル・オルガン(1879年製)]
フィンランドのオルガニスト、ヤン・レヘトラの「歴史的オルガンと作曲家」
シリーズの第2作は、ヴィドールの2曲のオルガン交響曲。初期のスタイルを
代表し、後年改訂された第3番。大規模で、高度な技術を求められる第8番。
この録音にレヘトラは、ヴィドールが1838年から1889年にかけてオルガニス
トを務めたリヨンの聖フランソワ教会に1879年に設置されたオルガンを選び
ました。この楽器を建造したアリスティード・カヴァイエ=コルは、ヴィド
ール家と交際があり、ヴィドールのブリュッセル留学を整えたことで知られ
るオルガン製作者。ヴィドールの作品は、オルガニストとオルガン製作者の
協力が見事な結果をもたらした最良の例とも言われます。

NCD 40(SACD-Hybrid) \1980
夜明けに-伝統と新しいクリスマスキャロル
ヘイッキ・リーモラ:待降節の入祭唱
ヘイノ・カスキ:小屋は雪の下に眠る
ピエ・カンツィオーネス:めでたし、花と飾りの教会よ
ユハニ・コムライネン:慈悲深きイエス・キリストよ
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン/イルマリ・ハンニカイネン編:
クリスマスイブに
T・イルマリ・ハーパライネン編:クリスマスツリーは誇らしく
ヘイッキ・リーモラ:幼児イエスへのクリスマスの贈り物
セリム・パルムグレン:平和の御子
ピエ・カンツィオーネス:歓びの歌を声高く歌え
ヘイッキ・クレメッティ編:歓びの歌を声高く歌え
ヘイッキ・リーモラ:クリスマスキャロル
マルッティ・ヘラ:静かなクリスマスキャロル
ヘイッキ・リーモラ:クリスマスのキャンドルの煌めきのなかに、夜明けに
ヨウコ・リンヤマ:クリスマスイブ
イルマリ・ハンニカイネン:クリスマスキャロル
ヘイッキ・リーモラ:わが心のクリスマス
ユハニ・コムライネン:めでたき海の星
エイノユハニ・ラウタヴァーラ:
クリスマスの賛美歌、マルヤッタのクリスマス賛美歌
シベリウス:5つのクリスマスの歌 作品1
【クリスマスはもうそこに/クリスマスがやってくる/夜のとばりがおりて/
クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」/雪はうず高く積もり】
ハルユ室内合唱団 ヘイッキ・リーモラ(指) ヤン・レヘトラ(Org)
フィンランド、タンペレ市の混声合唱団。コープランド、エルガー、マデトヤ、
フォーレ、ラターの作品を歌った『ルクス・エテルナ』(NCD19)のハルユ室内
合唱団がクリスマスアルバムを録音しました。指揮者のヘイッキ・リーモラ
(1958-)はシベリウス・アカデミーの出身です。ヨルマ・パヌラとエーリク・
エーリクソンに学び、1977年からハルユ室内合唱団(旧 ハルユ青年合唱団)の
指揮者に就任。フィンランド各地の合唱団を指揮し、1998年にはフィンラン
ド合唱指揮者協会の最優秀指揮者に選ばれました。ラテン語の聖歌集「ピエ
・カンツィオーネス」の曲、カスキ、ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン、パ
ルムグレン、ラウタラーヴァをはじめとするフィンランド作曲家の曲、リー
モラが新たに作曲した曲によるプログラム。シベリウスの「5つのクリスマス
の歌」は、トペリウスの詩による第1曲から第4曲がスウェーデン語、ヨウカ
ハイネンの詩による第5曲がフィンランド語と、すべてオリジナルの歌詞で歌
われています。

NCD 41(SACD-Hybrid) \1980
クリスマスへの旅
アルマス・マーサロ/ヨウコ・トルマラ編:
小さなイエスよ、あなたの元へまいります
ピエ・カンツィオーネス/カリ・アラ=ポラネン編:
おお学生たち、おなじ声で - 歓べ
ピエ・カンツィオーネス/ヘイッキ・クレメッティ編:歓びの歌を声高く歌え
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン:クリスマスの鐘
ペッカ・コスティアイネン:静かなひととき
レナード・ワークハウス/ペッカ・コスティアイネン編:
リンリンとそりの鈴が鳴る
オット・コティライネン/サンナ・サルミネン編:クリスマスの朝の雀
イーヴァル・ラスムセン/カリ・アラ=ポラネン編:天使の歌
伝承曲/ペッカ・コスティアイネン編:真夜中にめざめが
伝承曲/(カリ・アラ=ポラネン編:御子が生まれた時
伝承曲/サンナ・サルミネン編:ディンドン、空高く
伝承曲/カリ・アラ=ポラネン編:マリアに御子が生まれた
伝承曲/セッポ・ホヴィ編:スウィート・リトル・ジーザス・ボーイ
オッリ・モイラネン:旅
伝承曲/サンナ・サルミネン編:旅
伝承曲:救い主よ讃えられよ
伝承曲:われらに御子が生まれた
フランツ・クサヴァー・グルーバー/サンナ・サルミネン、
ペッカ・コスティアイネン編:きよしこの夜
アドルフ・アダン:クリスマスの歌「聖らに星すむ今宵」
ヴォックス・アウレア サンナ・サルミネン(指)
ラテン語で "黄金の声"、ヴォックス・アウレアは、1968年、11歳から17歳の
才能ある児童を集めユヴァスキュラ市に創設された合唱団です。トシュテン・
リンドフォシュ、カリ・アラ=ポラネン、ペッカ・スティアイネンをはじめ
とする指揮者の下、海外ツアーを含むさまざまな活動を行い、フィンランド
を代表する児童合唱団のひとつに成長しました。ペッカ・コスティアイネンの
2つの自作自演集、『ロルライレー』(NCD7)と『1000×1000年』(NCD36)につづ
く録音は、クリスマスキャロル集。フィンランド歌われてきた歌と世界各国の
キャロルが集められました。ヴォックス・アウレアとムジカ室内合唱団のボイ
ストレーナーと副指揮者から、この合唱団の指揮者に就任し、各国との交流な
どさまざまに活躍するサンナ・サルミネンが指揮しています。



<Little Star>
LS 1003 \1000
LS 10031(CD+楽譜) \2000
日本の水彩画:故郷-椰子の実-さくら-荒城の月
アマラウ・ビエイラ(Pf,編曲)
アマラウ・ビエイラは作曲家、ピアニスト、音楽学者。1952年サンパウロに生
まれる。
パリ音楽院でピアノをリュセット・デカーブ、作曲をオリヴィエ・メシアン
に師事、その後、フライブルグ音楽大学でピアノをカール?ゼーマン、作曲を
コンラッド・レヒナーに師事。卒業後、英国カウンシル・ロンドンの招聘で
渡英。リストの流れをくむピアニスト、ルイス・ケントナー氏とともに演奏
活動を行う。
演奏家より:
世界の国々には日本がそうであるように、歌い継がれてきた音楽が豊富にあり
ます。私は繊細な日本のメロディーが、色合い豊かで魅力的な永遠の音楽の水
彩画に似ている事を常に感じてきました。私は、日本や世界のコンサートでこ
れらの永遠のメロディーを私自身演奏する事を強く望んできました。それが、
私が日出る美しい地に私の個人的な敬意を表して日本の水彩画を作曲した理由
です。




<EURO ARTS>
20 56028(DVD-Video) \2180
字幕:英、独、仏、西
ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」(全曲)
クラウディオ・アバド(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:2001年2月 サンタ・チェチーリア音楽院(ローマ)
【ドキュメンタリー】
・「自由の内部」と「運命の力」(作曲経緯)
・ヴルフ・コーノルト氏による楽曲解説(各楽章)
制作:2007年
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の
映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視
聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。
このベートーヴェンの「運命」は有名な音楽学者ヴルフ・コーノルト氏がベー
トーヴェンの生涯と楽曲について論じています。ベートーヴェンの出身地ボン
を背景に豊富な知識と譜例を用い、ベートーヴェンの傑作を紐解いていきます。
演奏はアバド&ベルリン・フィルの熱演。アバドが病に倒れ、その後の復活を
果たした記念すべき演奏。

20 56178(DVD-Video) \2180
字幕:英、独、仏、西
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調(全曲)
クラウディオ・アバド(指揮)
ルツェルン祝祭管弦楽団
収録:2004年8月ルツェルン・フェスティヴァル(ライヴ)
【ドキュメンタリー】
・we are composed(作曲経緯)
・ジェレミー・バラム氏による楽曲解説(各楽章)
制作:2007年
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の
映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視
聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。
このマーラーの交響曲第5番はマーラーの研究家ジェレミー・バラム氏が、作
曲の経緯、楽曲の性格、緻密な分析を行い、詳細な解説を聞くことができます。
マーラーがこの交響曲第5番を作曲したオーストリアの美しい街ヴァルターザ
ーを背景に、この名曲の謎を解き明かします。
演奏はアバドが2004年ルツェルン音楽祭で行ったコンサート。マーラーを知り
尽くしたアバドならではの名演が堪能できる映像です。

20 56168(DVD-Video) \2180
字幕:英、独、仏、西
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(全曲)
ピエール・ブーレーズ(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
収録:1996年聖フローリアン修道院(ライヴ)
【ドキュメンタリー】
・偉大な作品の創設(作曲経緯)
・ハバクク・トレイバー氏による楽曲解説(各楽章)
制作:2008年
交響曲の重要なレパートリーを解説と演奏で紹介する新シリーズ。全曲演奏の
映像だけではなく、専門家の洞察力に富んだドキュメンタリーで構成され、視
聴者に分かりやすく、詳しく作品の構造を案内します。
このブルックナーの交響曲第8番は、高名な音楽評論家ハバクク・トレイバー
氏が案内役として、この記念碑的傑作を鮮やかに解説しています。演奏はブ
ルックナーゆかりの聖フローリアン修道院で行われたブーレーズ&ウィーン
・フィルのライヴ映像。



<恩地マンドリン研究所>
R 0900241 \3000
Fantasy Sacra
マクダウエル:野ばらに
ダウランド:Kemp’s Jig/What if I Never/Come again
グリーンスリーヴス
カラーチェ:星空の奇想曲
W.アルトホッフ:メルヘン/ユーモレスク/気まぐれなワルツ
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ
グラナドス:アンダルーサ
ボッタキアーリ:岸辺にて
平井康三郎:平城山
日本古謡:桜
フロトー:庭の千草
スコットランド民謡:スコットランドのつり鐘草  
中山晋平:砂山
恩地早苗(マンドリン)渡部延男(G)
世界ではじめてのパイプオルガンとの協奏(「ファンタジー」)、オリジナル
Twilight toneのイメージを共有する抒情的作品のピアノとの協奏(「Twilight
Tones」)など、幅広い分野でマンドリン音楽の可能性を追求してきた恩地早
苗の新録音がリリースされました。日本を代表する名歌「さくらさくら」を
中心に、もっともマンドリンらしいともいえる小品を集め、また、マンドセ
ロ演奏も含まれております。

<DUTTON>
CDLX 7255 \1550
スタンリー・ベイト(1911-1959):交響曲第4番(1954-1955)
リチャード・アーネル(1917-2009):
交響曲第7番「マンデラ」Op.201(1996-2005)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)
録音:2010年6月3-4日、グラスゴー(英国)、
RSNOセンター、ヘンリー・ウッド・ホール
世界初録音。

CDLX 7256 2枚組 \3100
ラトランド・ボートン(1878-1960):
音楽ドラマ「コーンウォールの女王」(1923-1924)
フィリップ・テッブ(バス:夜警)
パトリシア・オーア(メゾソプラノ:ブラングワイン)
ニール・デイヴィス(バスバリトン:マーク王)
ヘザー・シップ(メゾソプラノ:女王イズー)
ピーター・ウィルマン(テノール:サー・アンドレット)
ジャック・インブライロ(バリトン:サー・トリストラム)
ジョーン・ロジャース(ソプラノ:ブルターニュの白い手のイズー)
エリザベス・ワイスバーグ(ソプラノ:ダムセル)
ロンドン合唱団員
ニュー・ロンドン管弦楽団
ロナルド・コープ(指揮)
録音:2010年7月8-10日、ロンドン、ハムステッド・ガーデン・サバーブ、
セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会
世界初録音。

CDLX 7257 \1550
ポール・パターソン(1947-):
ヴァイオリン協奏曲 Op.72(1992)(*)
ヴィオラ協奏曲 Op.101(2009)(+)
チェロ協奏曲 Op.90(2002)(#)
タマーシュ・アンドラーシュ(ヴァイオリン(*))
サラ=ジェーン・ブラッドリー(ヴィオラ(+))
アリス・ニアリー(チェロ(#))
オーケストラ・ノーヴァ
ジョージ・ヴァス(指揮)
録音:2010年3月4日(+/#)、7月16日(*)、
ロンドン、ハムステッド・ガーデン・サバーブ、
セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会
世界初録音(*/+)。

CDLX 7259 \1550
エルガー(1857-1934)/イアン・ファーリントン(1977-)編曲:
演奏会用アレグロ Op.41(1901/ピアノと管弦楽のための版;2007)(*)
交響曲第2番変ホ長調 Op.63(1911/ピアノ独奏版;2009)
5つのピアノ即興曲(1929)より 第2番ト短調,第5番ニ短調(編曲;2004)
イアン・ファーリントン(ピアノ)
ボーンマス交響楽団(*)
ジョージ・ヴァス(指揮(*))
録音:2010年7月28日、プール(英国、ドーセット州)、ライトハウス
2010年8月3-4日、サフォーク、ポットン・ホール

CDLX 7260 \1550
ジョン・フォウルズ(1880-1939):管弦楽作品集 Vol.2
音楽画集 グループ VI(ゲールのメロディ)Op.81(1924)
フロリダ・スピリチュアル Op.71 No.1(1925)(*)
即興間奏曲「美しいピエレット」(1922)(*)
ダービーとジョーン(英国の古い牧歌)Op.42 No.1(*)
音楽画集 グループ IV(弦楽のための組曲)Op.55(1916-1917)
古代の歌からのストローフィ集(1924/1934)(*)
インド組曲(1932-1935)(*)/組曲「ヘンリー8世」Op.87(1925/1926)
フランス組曲 Op.22(1910)(*)
BBCコンサート管弦楽団
ロナルド・コープ(指揮)
録音:2010年3月8-10日、ワトフォード(英国)、タウン・ホール
CD初収録。世界初録音(*)。

CDLX 7261 \1550
デイヴィッド・マシューズ(1943-):
ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.31(1980-1982)(*/**)
オーボエ協奏曲 Op.57(1991-1992)(+/**)
ヴァイオリン協奏曲第2番 Op.74(*/++)
陽が昇った後 Op.82(2000-2001)(**)
フィリップ・グラフィン(ヴァイオリン(*))
ニコラス・ダニエル(オーボエ(+))
ボーンマス交響楽団(**)
オーケストラ・ノーヴァ(++)
録音:2010年3月3日、ロンドン、ハムステッド・ガーデン・サバーブ、
セント・ジュード=オン=ザ=ヒル教会(**)
2010年7月27-28日、プール(英国、ドーセット州)、ライトハウス(++)
世界初録音。

CDLX 7262 \1550
ボートン、ベイントン:管弦楽のための音詩集
ラトランド・ボートン(1878-1960):  愛と春 Op.23(1904/1913)
トロイラスとクレッシダ(汝と我)Op.17(1902)
夏の夜 Op.5(1899/1903) エドガー・ベイントン(1880-1956):
パラセルスス Op.8(1904/1913)
ポンピリア Op.11(1903)
プロメテウス Op.19(1909)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
マーティン・イェーツ(指揮)
録音:2010年6月1-2日、グラスゴー(英国)、RSNOセンター、
ヘンリー・ウッド・ホール
世界初録音。




<ARTA>
F 10185 \2080
ヤン・ヴァーツラフ・フゴ・ヴォジーシェク(1791-1825):
交響曲ニ長調 Op.24(1823)
アントニーン・レイハ[アントン・ライヒャ](1770-1836):
序曲ニ長調ニ長調「八分の五拍子」(1799以前/1823改訂)
交響曲変ホ長調 Op.41(1799/1802出版)
ムジカ・フロレア
マレク・シュトリンツル(指揮)
録音:2006年11月、プラハ、CNSOスタジオ
ピリオド楽器による「ドヴォルジャークの交響曲第7&8番」(F 10180)をヒット
させたシュトリンツル&ムジカ・フロレア。今回は時代を遡り、ボヘミア出身
の二人の作曲家を取り上げています。ヴォジーシェクはウィーンで、レイハは
フランスやドイツで活躍しました。

F 10186 \2080
J・S・バッハ(1685-1750):
フルートとチェンバロのオブリガートのためのソナタ ロ短調 BWV1030(*)
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 BWV1013
フルートとオルガンのためのソナタ ホ短調 BWV1034(+)
フルートとオルガン(原曲:リュート)のための組曲ハ短調 BWV997(+)
大嶋義実(フルート)
ヤロスラフ・トゥーマ(チェンバロ(*)、オルガン(+))
録音:2010年4月、スヴァター・ホラ(チェコ)、聖母マリア被昇天バジリカ聖堂
大嶋義実(1958年大阪に生まれ)は京都市立芸術大学を卒業(1981)後、ウィーン
音楽大学でヴォルフガング・シュルツに師事(1981-1984)、プラハ放送交響楽団
の首席奏者(1987-1990)、群馬交響楽団第1フルート奏者を経て現在京都市立芸
術大学教授を務めるフルーティスト。ヤロスラフ・トゥーマと長らくデュオを
組んでいます。

F 10187 \2080
アストル・ピアソラ(1921-1992):タンゴの歴史(*)/忘却(*)
クリストフ・ヴィルバルト・グルック(1714-1787):
オペラ「オルフェオとエウリディーチェ」から 精霊の踊り(+)
ポール・アグリコール・ジュナン(1832-1903):ヴェニスの謝肉祭(+)
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933):
無伴奏フルート・ソナタ嬰ヘ短調 Op.140
シャルル・グノー(1818-1893):アヴェ・マリア(*)
大嶋義実(フルート)
ヤロスラフ・トゥーマ(チェンバロ(*)、オルガン(+))
録音:2010年4月、スヴァター・ホラ(チェコ)、聖母マリア被昇天バジリカ聖堂
ピアノ伴奏でないところがユニークです。




<NIBIRU>
NIBIRU 0152-2 \2080
J・S・バッハ(1685-1750):ゴルトベルク変奏曲 BWV988
ボルバーラ・ドボジ(チェンバロ)
録音:2009年11月5-8日、ネビーロヴィ城(チェコ)
使用楽器:2005年、ヤン・ベチーチカ&スタニスラフ・ヒュットル&ペトル・
シェフル工房製
(モデル:1710年、ミヒャエル・ミートケ製、ジャーマン・タイプ、二段鍵盤)
ピッチ:a = 415 Hz Kirmberger III
ボルバーラ・ドボジはハンガリーのブダペストに生まれ、ズザナ・ルージチコ
ヴァー、ヨハン・ゾンライトナーらに師事したチェンバロ奏者。

<FLORA>
FLORA1909 2枚組 \3250
J・S・バッハ(1685-1750):ヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタ
ヴァイオリンとチェンバロ・コンチェルタントのためのソナタ
第1番ロ短調 BWV1014/第2番イ長調 BWV1015/第3番ホ長調 BWV1016
第4番ハ短調 BWV1017/第5番ヘ短調 BWV1018/第6番ト長調 BWV1019
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021(*)
フランソワ・フェルナンデス(ヴァイオリン)
バンジャマン・アラール(チェンバロ)
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))
録音:2009年2月8-11日、ボーフェ教会(フランス)
使用楽器:
1670年、クレモナ、アンドレア・グァルニエーリ製(ヴァイオリン)
アントニー・シドニー製
(モデル:1740年頃、ゴットフリート・ジルバーマン製)(チェンバロ)
1625年、トマス・オールレッド製(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
当レーベルのベストセラーである「無伴奏ソナタ&パルティータ集」
(FLORA 0402, 0403)から7年、フランソワ・フェルナンデスがついに録音に踏
み切った「伴奏付きソナタ」。チェンバロ・パートがたいへん重要なこれらの
作品の録音にあたって彼が組んだのは、1985年生まれという若さにして「レオ
ンハルト以来最高のバッハ弾き」とも称されるフランスの逸材バンジャマン・
アラール。チェンバロ一台とは思えないほど多彩な音響を生成するそのテク
ニックは驚異的で、左手はときにヴィオラ・ダ・ガンバを弾いているようにす
ら感じさせます。そして、求めていたものがおそらくすべて整えられた上で自
由自在に語り歌い踊るフェルナンデスのヴァイオリン。「無伴奏」では孤高の
求道者を思わせた彼が、ここでは凛々しい天使のよう。フィリップ・ピエルロ
は最後の1曲のみの参加ですが、がらりと雰囲気を変えてしまうところはさす
がです。

FLORA 2110 \2080
セヴィニエ夫人のためのコンサート
不詳:
ああ、良き日ふたたび[Ah! quand reviendra-t-il](*)
若きイリス(*)/サラバンド(*)/シャコンヌ(*)
ジャン=バティスト・リュリ(1632-1687)/
ロベール・ド・ヴィゼ(1650頃-1725頃)編曲:
バレエ「アムールの勝利」(1681)より アポロンの入場(++)
不詳:シンフォニー(*)/サラバンド(*)
ゴーティエ:レシ(#)
ジャック・オトテール(1674-1763):2つの高音楽器のための組曲第2番(**)
荘重な二重奏曲(均等八分音符)/アルマンド/ロンド、愛情、雉鳩
ロンド/ジグ/パサカーユ
リュリ/編曲者不詳:オペラ「ペルセ」(1682)より
ああ、愛は何と不安を招くことか[Ah que l'amour cause d'Alarmes](+)
マラン・マレ(1656-1782):メヌエット-ガヴォット(*)
不詳:ゴーティエ氏の喜び(+)
リュリ/編曲者不詳:
オペラ「アマディス」(1684)より フルートによる魅惑のためのシンフォニー(+)
オペラ「アルミード」(1686)より アルミードの眠りの前奏曲(+)
不詳:カナリー(#)
マラン・マレ:(##)
前奏曲/アルマンド=ドゥブル/クラント=ドゥブル/サラバンド
ガヴォット/ジグ
不詳:シンフォニー(*)/パサカーユ(*)
出典:
(*)Trio de la Chambre Tome Premier(フランス国立図書館、RES 1397)
(+)Recueil de Plusiers belles pieces de Symphonie...1695
(フランス国立図書館、RES F.533)
(#)Trio//de//Mr Gautie(r)(フランス国立図書館、RES 1536)
(**)Premier suite de pieces, a deux dessus, sans basse continue pour
les flutes traversiegres, flute aabec, violes...Paris, 1712
(++)Vaudry de Saizenay写本(ブザンソン市立図書館)
(##)Panmure写本(エジンバラ、スコットランド国立図書館)
マルク・アンタイ、ジョルジュ・バルテル(フラウト・トラヴェルソ)
エドゥアルド・エグエス(テオルボ)
フィリップ・ピエルロ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:2009年9月、バス=ボドー教会(ベルギー)
使用楽器:
アラン・ウェーマールス製(モデル:オトテール製)(フラウト・トラヴェルソ)
ヤコプ・ファン・ヘースト製(テオルボ)
1625年、トマス・オールレッド製(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
セヴィニエ夫人ことセヴィニエ侯爵夫人マリー・ド・ラビュタン=シャンタル
(1626-1696)は、子供たちに書き送った1500通を超える手紙により書簡文学の
先駆者と称せられる人物。彼女の書簡は当時のフランス貴族の生活ぶりを伝え
る歴史資料であり、そこにはもちろん音楽に関する記述も見られます。
『若い人たちは、楽しむために小唄(シャンソン)に合わせて踊りました。これ
が今、宮廷で大流行しているのです。ある者は、カード遊びに興じ、ある者
は、ヴェゼ、マレ、デコトー、フィルベールの美しいコンサートに耳を傾けま
した。そうこうしているうちに真夜中になり、結婚式がクレキ邸の礼拝堂で
執り行われました。』(1696年2月3日、セヴィニエ夫人の手紙より、永田美穂
訳)
いかにも貴族的な、節度をわきまえながらも華のある愉悦の音楽。フィリップ
・ピエルロが自ら通奏低音パートを補筆復元した楽譜を弾いた(#)は圧巻です。
ピエルロは現存する6つの楽譜資料から「セヴィニエ夫人のためのコンサート」
と題したプログラムを構成し、2009年から2010年にかけて世界各地で演奏して
います。2010年11月にはマルク・アンタイとフィリップ・ピエルロが来日し、
リチェルカール・コンソート名義で東京にてこれに近いプログラムを演奏しま
す。参照:木の器。
ブックレットは添付されない仕様となっております。ご了承ください。

FLORA 2310 \2080
ラ・サクブート 初期バロックのサックバット音楽
ザムエル・シャイト(1587-1654):ベルガマスカ(1622)
ダリオ・カステッロ(1590-1644):
ソナタ・コンチェルタータ集(1644)から 第4番/第3番/第16番
アンドレア・ファルコニエロ(ファルコニエーリ;1585頃-1656):
カツォーネ、シンフォニアとファンタジア集第1巻(1650)から
パッサカリアとチャッコーナ
タルクイニオ・メルラ(1594/1595-1665):
教会用と室内用のカンツォーナまたはソナタ・コンチェルタータ集(1637)から
チャッコーナ
クリストバル・デ・モラレス(1500頃-1553)/パコ・ルビオ編曲(装飾):
それでも女たちは呼ばわりつつ(1547)
ディエゴ・オルティス(1510-1570):レセルカダス[リチェルカーレ](1553)
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):音楽の饗宴(1617)から
パヴァーヌ/ガイヤルド/クラント/アルマンド
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):シンフォニエ・サクレ第2巻(1647)から
そして神は起き上がり SWV356
ミシェル・ベケ(テナー・サックバット)
レ・サックブーティエ[トゥールーズ古楽金管アンサンブル]
ジャン=ピエール・カニャック、
マリー・ガルニエ・マルズッロ(コルネット[ツィンク])
ダニエル・ラサル(アルト・サックバット、テナー・サックバット)
ウィム・ベク(バス・サックバット) 
エドゥアルド・エグエス(テオルボ、ビウエラ)
ヤスコ・ブヴァール(オルガン) ペドロ・エステバン(打楽器)
録音:2002年8月 前出:Ambroisie, AMB 9929
トロンボーンの前身楽器であるサックバットをトロンボーンの名手ミシェル
・ベケが吹奏した話題盤が復活しました。




<ARS PRODUKTION>
ARS 38071 \1850
室内楽珍曲集 Vol.2
ハインリヒ・アントン・ホフマン(1770-1842):
ヴァイオリンとチェロのための協奏的大二重奏曲集
イ長調 Op.5 No.2/ト長調 Op.5 No.3
変ホ長調 Op.5 No.6/ヘ長調 Op.6 No.1
ヤンサ・デュオ
クリスティーネ・ロクス(ヴァイオリン)
クラウス=ディーター・ブラント(チェロ)
録音:2009年6月、ホンラート(ドイツ)、福音教会
ハインリヒ・アントン・ホフマンはマインツに生まれ、フランクフルト市立
劇場の音楽監督を務めたドイツのヴァイオリニスト・指揮者・作曲家。ヴァイ
オリンを含む編成のための楽曲や歌曲等の作品を残しました。Vol.1にあたる
「ARS 38067」のご案内の際、演奏者名を誤って「ヤスナ・デュオ」と表記し
ておりました。お詫び申し上げます。

ARS 38087 \1850
ヘンデル(1685-1759):独唱カンタータ集
私も愛から逃れた HWV118
優しいときに BWV135
つれないけれど美しいドーリよ HWV151
私から離れよ、暴虐の思いよ HWV125b
悩みに疲れ HWV167a
私の目の喜びと苦しみであるクローリ BWV91a
マリアンネ・ベアテ・シェラン(メゾソプラノ)
ベルゲン・バロック
トーマス・C・ボイセン(テオルボ)
マルック・ルオラヤン=ミッコラ(チェロ)
ハンス・クヌート・スヴェーン(チェンバロ)
録音:2010年3月、ヴッパータール、インマヌエル教会
マリアンネ・ベアテ・シェラン(1975年生まれ)はオラトリオ等の分野で高い
評価を得ているノルウェーのメゾソプラノ。バッハ・コレギウム・ジャパン
のソリストとして来日したこともあります。ピリオド楽器の精鋭が揃ったベ
ルゲン・バロックとのスリリングな共演。

ARS 38088 \1850
私たちのために御子が生まれた クリスマス合唱曲集
アリエル・ラミレス(1921-2010):La Peregrinacion(1964)
ユルゲン・エスル(1961-):Die Nacht ist vorgedrungen
フーゴ・ディストラー(1908-1942):Ich brach drei durre Reiselein
ヨハン・クリューガー(1598-1662):Wie soll ich Dich empfangen(1640)
ヘルムート・バルベ(1927-):Leise rieselt der Schnee(1989)
カルステン・グンダーマン(1966-):Susser die Glocken nie klingen(2003)
オラ・イェイロ(1978-):A Spotless Rose
ハビエル・ブスト(1949-):Ave Maria(1992)
ラフマニノフ(1873-1943):晩祷 Op.37(1891)からBogoroditse Devo(1891)
ゴットフリート・ヴォルタース(1910):Maria durch ein Dornwald ging(1891)
ブリテン(1913-1976):A Hymn to the Virgin(1930/1934)
ヤン・サンドストレーム(1954-):Det ar en Ros utsprungen(1995)
クルト・ズットナー(1936-):Il est ne, le divin Enfant
ウィリアム・J・カークパトリック(1838-1921):Away in a Manger
スチュアート・マレイ・ターンブル(1975-):Unto us a Child is Born(2010)
ハンス・シャンダール(1960-):Kiris Bara Bari(Christ ist geboren)(1996)
ブライアン・ケイ(1950-):Gaudete(1986)
ボブ・チルコット(1955-):The Gift
伝承曲:Stille Nacht! Heilige Nacht!
(フランツ・X・グルーバー(1787-1863)作曲のキャロルによる)
エリック・バンクス(1969-):To Hear the Angels Sing(2004)
レーガー(1873-1916):Schlaf, mein Kindelein(1899)
ヘルムート・ランメル(1950-):Sei uns mit Jubelschalle
ヘルベルト・ビットリヒ(1960-):Festejo de Navidad
ウーヴェ・ウンゲラー(1969-):Little Drummer Boy(Carol of the Drum)(2007)
ジェフリー・キーティング(1950-)The Twelve Days of Christmas(1981)
アマデウス合唱団
ニコル・マット(指揮)
録音:2010年6月18-20日、7月10日、9月24-26日、場所未詳

ARS 38494 \1850
シューベルト(1797-1828):白鳥の歌
白鳥の歌 D.318
歌曲集「白鳥の歌」D.957
白鳥の歌 D.744 Op.23 No.3
ドミニク・ヴェルナー(バスバリトン)
クリストフ・ハンマー(フォルテピアノ)
録音:2009年10月25-28日、場所未詳




<DUX>
DUX 0704 \2080
ベートーヴェン(1770-1827):
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による
7つの変奏曲変ホ長調 WoO 46(1801)
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調「クロイツェル」Op.47
(カール・チェルニー(1791-1857)編曲、チェロとピアノのための版)
チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102 No.2
イヴァン・モニゲッティ(チェロ)
パーヴェル・ギリロフ(ピアノ)

DUX 0781 \2080
ヴォイチェフ・キラル(1932-):
管弦楽のための荘厳序曲(2010)(+)
無伴奏混声合唱のための復活祭賛歌(2008)(*)
交響曲第5番「アドヴェント・シンフォニー(待降節交響曲)」
(合唱と管弦楽のための2007)(*/+)
シロンスク・フィルハーモニー合唱団(*)
シロンスク・フィルハーモニー管弦楽団(+)
ミロスワフ・ヤチェク・ブワシュチク(指揮)

DUX 0782 \2080
ショパン・レゾナンス
ショパン(1810-1849):幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
パデレフスキ(1860-1941):夜想曲変ロ長調 Op.16, No.4
スクリャービン(1872-1915):練習曲嬰ニ短調 Op.8 No.12
ショパン:前奏曲変ホ短調 Op.28 No.14/練習曲変イ長調 Op.25, No.1
ドビュッシー(1862-1918):
12の練習曲 から 組み合わされたアルペッジョのための(No.11)
ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57/マズルカ イ短調 Op.7 No.2a
シマノフスキ(1882-1937):マズルカ Op.50 No.2
ショパン:マズルカ ハ長調 Op.56 No.2
ビル・エヴァンス(1929-1980):ピース・ピース[The Peace Piece]
ショパン:マズルカ ホ短調 Op.17 No.2
バラキレフ(1837-1910):夜想曲第2番ロ短調(1901)
ジョージ・クラム(1929-):マクロコスモス第2巻 から 夢の映像(愛と死の音楽)
ケヴィン・ケナー(ピアノ)

DUX 0708 \2080
【未案内旧譜】
ヴォイチェフ・キラル(1932-):
ピアノ協奏曲(*)
コラール前奏曲(弦楽合奏のための)
オラヴァ
ペーター・ヤブロンスキ(ピアノ(*))
ポーランド放送管弦楽団
ヴォイチェフ・ライスキ(指揮)
録音:1998年10月5-11日、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
入手が困難となっている可能性がございます。あらかじめご了承ください。

DUX 0755 \2080
【前回新譜再案内】
ショパン(1810-1849):室内楽作品全集
ピアノとチェロのための序奏と華麗なポロネーズ ハ長調 Op.3
ピアノ三重奏曲ト短調 Op.8(*)
マイアベーアの「悪魔ロベール」の主題による
チェロとピアノのための協奏的大二重奏曲(1833)
チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
バルトゥオメイ・ニジョウ(ヴァイオリン(*))
ヤン・カリノフスキ(チェロ)
マレク・シュレゼル(ピアノ)
録音:2010年2月1日、エトボン(フランス)、アトリエ・アド・リビドゥム
使用楽器:1845年、プレイエル製(ピアノ)
ピアノがピリオド楽器と判明したため再案内いたします。




<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD BOX 0001 7枚組 \6150
ショパン国際ピアノ・コンクールの勝者たち
ショパン(1810-1849):
[CD 1]
レフ・オボーリン(第1回 1927年 第1位)
練習曲変ホ短調 Op.10 No.6/練習曲ヘ短調 Op.10 No.9
練習曲変イ長調 Op.25 No.1/練習曲ヘ短調 Op.25 No.2
練習曲ヘ長調 Op.25 No.3/夜想曲嬰ハ短調 No.20 Op.posth.
ワルツ嬰ハ短調 Op.64 No.2/子守歌変ニ長調 Op.57
マズルカ嬰ハ短調 Op.50 No.3
アレクサンドル・ウニンスキ(第2回 1932年 第1位)
夜想曲嬰ヘ長調 Op.15 No.2/練習曲変ト長調Op.10 No.5
マズルカ嬰ヘ短調 Op.6 No.1/マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3
ワルツ変ト長調 Op.70 No.1
ヤコフ・ザク(第3回 1937年 第1位)
夜想曲ロ長調 Op.32 No.1/夜想曲ト短調 Op.37 No.1
マズルカ ホ短調 Op.17 No.2/マズルカ嬰ト短調 Op.33 No.1
マズルカ ヘ短調 Op.63 No.2/マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3
華麗な大ワルツ ヘ長調 Op.34 No.3
ベラ・ダヴィドヴィチ(第4回 1949年 第1位)
3つのエコセーズ Op.72 Nos.3-5/マズルカ ヘ短調 Op.68 No.4
スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
[CD 2]
ハリナ・チェルニ=ステファンスカ(第4回 1949年 第1位)
ポロネーズ ハ短調 Op.40 No.2/夜想曲嬰ハ短調 Op.27 No.1
即興曲嬰ハ短調 Op.66/マズルカ ニ長調 Op.33 No.3
マズルカ 変ロ長調 Op.7 No.1/マズルカ ハ長調 Op.68 No.1
マズルカ イ短調 Op.17 No.4/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
アダム・ハラシェヴィチ(第5回 1955年 第1位)
バラード第1番ト短調 Op.23/練習曲嬰ト短調 Op.25 No.6
練習曲イ短調 Op.25 No.11/マズルカ イ短調 Op.67 No.4
マズルカ嬰ハ短調 Op.63 No.3/前奏曲嬰ハ短調 Op.45
夜想曲ロ長調 Op.62 No.1/ポロネーズ変イ長調 Op.53
[CD 3]
マウリツィオ・ポリーニ(第6回 1960年 第1位)
ポロネーズ嬰ヘ短調 Op.44/ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
マルタ・アルゲリッチ(第7回 1965年 第1位)
前奏曲変ホ長調 Op.28 No.19/前奏曲ハ短調 Op.28 No.20
前奏曲変ロ長調 Op.28 No.21/前奏曲ト短調 Op.28 No.22
前奏曲ヘ長調 Op.28 No.23/前奏曲ニ短調 Op.28 No.25
練習曲ハ長調 Op.10 No.1/練習曲変イ長調 Op.10 No.10
夜想曲変ホ長調 Op.55 No.2/舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/ポロネーズ変イ長調 Op.53
[CD 4]
ギャリック・オールソン(第8回 1970年 第1位)
夜想曲変ホ長調 Op.55 No.2/練習曲ハ長調 Op.10 No.1
練習曲イ短調 Op.10 No.2/練習曲変イ長調 Op.10 No.10
ソナタ第3番ロ短調 Op.58
クリスティアン・ツィマールマン(第9回 1975年 第1位)
バラード第4番ヘ短調 Op.52/華麗な大ワルツ変イ長調 Op.34 No.1
前奏曲変ロ長調 Op.28 No.16/前奏曲変イ長調 Op.28 No.17
前奏曲ヘ短調 Op.28 No.18/前奏曲変ホ長調 Op.28 No.19
練習曲イ短調 Op.25 No.4/練習曲ハ長調 Op.10 No.7
練習曲ヘ長調 Op.10 No.8/スケルツォ第4番ホ長調 Op.54
[CD 5]
ダン・タイ=ソン(第10回 1980年 第1位)
夜想曲変ニ長調 Op.27 No.2/練習曲イ短調 Op.25 No.4
練習曲ヘ長調 Op.10 No.8/練習曲嬰ト短調 Op.25 No.6
夜想曲ホ長調 Op.62 No.2/舟歌嬰ヘ長調 Op.60
スケルツォ第2番変ロ短調 Op.31
スタニスラフ・ブーニン(第11回 1985年 第1位)
スケルツォ第4番ホ長調 Op.54/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
バラード第4番ヘ短調 Op.52/前奏曲変ホ短調 Op.28 No.14
前奏曲変ニ長調 Op.28 No.15/前奏曲変ロ短調 Op.28 No.16
前奏曲変イ長調 Op.28 No.17/前奏曲ヘ短調 Op.28 No.18
華麗な大ワルツ ヘ長調 Op.34 No.3
[CD 6]
ケヴィン・ケナー(第12回 1990年 第2位[第1位なし])
スケルツォ第3番嬰ハ短調 Op.39/即興曲嬰ヘ長調 Op.36
練習曲嬰ハ短調 Op.10 No.4/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
バラード第4番ヘ短調 Op.52
フィリップ・ジュジアーノ(第13回 1995年 第2位[第1位なし])
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/練習曲ハ長調 Op.10 No.1
練習曲イ短調 Op.10 No.2/マズルカ イ短調 Op.59 No.1
スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
アレクセイ・スルタノフ(第13回 1995年 第2位[第1位なし])
ソナタ第3番ロ短調 Op.58 から アレグロ・マエストーソ
練習曲嬰ト短調 Op.25 No.6/練習曲ハ短調 Op.10 No.12
ワルツ変ホ長調 Op.18/ポロネーズ変イ長調 Op.53
[CD 7]
ユンディ・リ(第14回 2000年 第1位)
夜想曲ハ短調 Op.48 No.1/練習曲イ短調 Op.25 No.11
子守歌変ニ長調 Op.57/ワルツ変イ長調 Op.42
アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
ラファウ・ブレハッチ(第15回 2005年 第1位)
前奏曲イ長調 Op.28 No.7/前奏曲嬰ヘ短調 Op.28 No.8
前奏曲ホ長調 Op.28 No.9/前奏曲嬰ハ短調 Op.28 No.10
前奏曲ロ長調 Op.28 No.11/前奏曲嬰ト短調 Op.28 No.12
夜想曲ロ長調 Op.62 No.1/ワルツ変ニ長調 op.64 No.1
ワルツ嬰ハ短調 op.64 No.2/ワルツ変イ長調 op.64 No.3
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60/マズルカ ロ長調 Op.56 No.1
マズルカ ハ長調 Op.56 No.2/マズルカ ハ短調 Op.56 No.3
ポロネーズ変イ長調 Op.53
2010年10月に開催された第16回ショパン国際ピアノ・コンクールに合わせて発
売された歴代最高位入賞者たちの録音集。
初回限定生産3,000個。すでに残り在庫は1割程度とのことですので、お早めに
ご検討下さい。

PNCD 1298 \1800
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):
ヴァイオリン・ソナタ第4番(1949)(*)
ヴァイオリン協奏曲第7番(1964-1965)(+)
クシシュトフ・メイエル(1943-):ヴァイオリン協奏曲 Op.12(+)
ロマン・ラソツキ(ヴァイオリン)
ウルシュラ・ボジェク・ムシャルスカ(ピアノ(*))
ポーランド国立放送交響楽団(+)
カレル・ストリヤ(指揮(+))
録音:1986年12月1-4日、
ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール(*)
1988年4月20-24日、カトヴィツェ芸術センター(ポーランド)(+)

PNCD 1300 \1800
イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860-1941):ピアノ作品集
クラクフ幻想曲 ロ長調 Op.14 No.6/夜想曲変ロ長調 Op.16 No.4
メヌエット ト長調 Op.14 No.1/メロディ 変ト長調 Op.16 No.2
サラバンド ロ短調 Op.14 No.2/序奏とトッカータ ニ短調 Op.6(*)
変奏曲とフーガ イ短調 Op.11(*)/タトラのアルバム Op.12(*)
小林倫子(ピアノ)
録音:2009年12月、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ(*以外)
1986年6月、ワルシャワ国立フィルハーモニー・コンサートホール(*)
1977年以来ポーランド在住、政府よりポーランド文化功労賞・功労騎士十字勲
章を贈られているピアニスト、小林倫子の最新録音。

PNCD 039 2枚組 \2300
【新仕様再発売】
ロマン・マチェイェフスキ(1910-1988):レクイエム(死者のためのミサ)
ズジスワヴァ・ドナト(ソプラノ)
ヤドヴィガ・ラッペ(アルト)
イェジ・クネティク(テノール)
ヤヌシュ・ニジョウェク(バス)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
ヘンリク・ヴォイナロフスキ(合唱指揮)
タデウシュ・ストルガワ(指揮)
録音:1989年5月2-15日、ワルシャワ国立フィルハーモニー
世界初録音。ディジパック仕様での再発売。





<LAMMAS>
LAMM 081D \1850
BC: なしセントオーバンズのクリスマス
ジョン・ラッター(1945-):The Shepherd's Pipe Carol
伝承曲/ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941)編曲:
What Child is this?
パトリック・ハドリー(1899-1973):I sing of a maiden
カール・シャーク(1929-):Before the Marvel of this Night
ジェラルド・ヘンドリー(1935-):There is no Rose of such Virtue
チェコ伝承曲/マルコム・サージェント(1895-1967)編曲:The Zither Carol
伝承曲/ジョン・メイソン・ニール(1818-1866)編曲:Good King Wenceslas
ピーター・ウォーロック(1894-1930):I saw a fair Maiden
ジョン・ガードナー(1917-):Tomorrow shall be my Dancing Day
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
「In Dulci Jubilo」による前奏曲(オルガン独奏)
ポール・エドワーズ(1955-):No small Wonder
伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
God rest you merry, gentlemen
ケネス・レイトン(1929-1988):
O leave your sheep / Lully, Lulla, thou little tiny child
ベルリオーズ(1803-1869):The Shepherd's Farewell
ウィリアム・ジェイムズ・カークッパトリック(1838-1921)/
バリー・ローズ(1934-)編曲:Away in a Manger
伝承曲/マルコム・サージェント編曲:De Virgin Mary had a baby-boy
ピーター・ハーフォード(1930-):The Holy Son of God most high
伝承曲/アーサー・サリヴァン(1842-1900)&ロジャー・ローマン編曲:
It came upon the midnight clear
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):Eia, Susanni!
伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:The Sussex Carol
聖アルバン大聖堂&修道院教会聖歌隊
セントオーバンズ・バッハ合唱団
アンドルー・パーネル(オルガン)
バリー・ローズ(指揮)
録音:セントオーバンズ(英国)、聖アルバン大聖堂

LAMM 088D \1850
コヴェントリー大聖堂のキャロル集
単旋律聖歌:Hodie Christus natus est
ヘンリー・ジョン・ガウントレット(1805-1876)/A・H・マン編曲:
Once in Royal David's city
J・S・バッハ(1685-1750):Zion hears the watchmen's voices
伝承曲(フランス)/アンドルー・カーター(1939-)編曲:A maiden most gentle
ロバート・アシュフィールド(1911-2006):Fairest of morning lights
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)/
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Of the Father's heart
フランスの古いキャロル/A・E・ベイカー編曲:
Whence is that goodly fragrance?
J・S・バッハ:In dulci jubilo(コラール前奏曲)BWV608(オルガン独奏)
不詳(16世紀):While shepherds watched their flocks
マイケル・ヘッド(1900-1976):The little road to Bethlehem
ジョン・アイアランド(1879-1962):The Holy Boy
J・S・バッハ:In dulci jubilo(コラール前奏曲)BWV729(オルガン独奏)
ジョン・ラッター(1945-):Angels' carol
伝承曲/ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)編曲:
O little town of Bethlehem
伝承曲/フィリップ・レッジャー(1937-)編曲:
On Christmas night(Sussex Carol)
ウィリアム・ロイド・ウェバー(1914-1982):
クリスマス・キャロルによる4つの間奏曲(オルガン独奏)
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:O come all ye faithful
ハロルド・ダーク(1888-1976):In the bleak midwinter
メンデルスゾーン(1809-1847):Hark, the herald angels sing
フランツ・グルーバー(1787-1863):Silent night
コヴェントリー大聖堂聖歌隊&少女聖歌隊
ポール・レディントン・ライト、ダニエル・モールト(オルガン)
デイヴィッド・ポールター(指揮)
録音:コヴェントリー大聖堂(英国)

LAMM 102D \1850
【廃盤・代理店在庫在庫極少・先着確保】
私は遠くから見る 降臨節のための音楽
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):
I look from afar(Matin Responsory)
アンドルー・ラムスデン(1962-):Come Thou Redeemer of the earth
トマス・レイヴンズクロフト(1582/1592-1635):Remember O thou man
J・S・バッハ(1685-1750):Wake, O wake with tidings thrilling
マルコム・アーチャー(1952-):Creator of the stars of night
オットー・ゴルトシュミット(1829-1907):A tender shoot
バリー・ローズ(1934-):People look East
オーランド・ギボンズ(1583-1625):This is the record of John
マルコム・アーチャー(1952-):There is no rose
エリザベス・ポストン(1905-1987):Jesus Christ the apple tree
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):Out of your sleep
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:O come, O come Emmanuel
ジョン・タヴナー(1944-):The Lamb
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):This is the truth
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):A spotless rose
ジョン・ステイナー(1840-1901):Come thou long-expected
エドガー・ベイントン(1880-1956):And I saw a new heaven
ガブリエル・ジャクソン(1962-):Tomorrow go ye forth
伝承曲(英国):Lo, He comes with clouds descending
ウェルズ大聖堂聖歌隊(少女&男声)
ルパート・ゴフ(オルガン)
マルコム・アーチャー(指揮)
録音:1997年11月12-13、18日、ウェルズ大聖堂(英国)

LAMM 115D \1850
降臨節から聖燭節まで
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525?-1594):
Matin responsory Palestrina
ジェイムズ・トマス(1963-):Lo! he comes with clouds descending(Helmsley)
メンデルスゾーン(1809-1847):I waited for the Lord
オーランド・ギボンズ(1583-1625):This is the record of John
チャールズ・ウッド(1866-1926):Expectans expectavi
コラール(ドイツ):On Jordan's banks the Baptist's cry(Winchester)
アパラチアのキャロル/ジョン・ラッター(1945-)編曲:I wonder as I wander
トマス・ウィールクス(1576-1623):Hosanna to the son of David
ジョージ・ラトクリフ・ウッドワード(1848-1934)編曲:
Up! good Christen folk
メンデルスゾーン/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
Hark! the herald angels sing
チャイコフスキー(1840-1893):The crown of roses
ボリス・オード(1897-1961):Adam lay bounden
ジョン・ラッター:Mary's lullaby
スティーヴン・クレバリー(1948-)編曲:Joys seven
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):A babe is born
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:
O come, all ye faithful [Adeste fidelis]
伝承曲(ドイツ):Bethlehem of noblest cities(Stuttgart)
ペーター・コルネリウス(1824-1874)/アイヴォー・アトキンズ(1869-1953):
The three kings
ウィリアム・クロッチ(1775-1847):Lo! star-led chiefs(from "Palestine")
ウィリアム・バード(1540頃-1623):Senex puerum William Byrd
ヨハネス・エッカルト(1553-1611):When to the temple Mary went
伝承曲(スコットランド):The race that long in darkness pined
ジェフリー・バーゴン(1941-2010):Nunc Dimittis
セントエドマンズベリー大聖堂聖歌隊
スコット・ファレル(オルガン)
ジェイムズ・トマス(指揮)
録音:1999年2月1、3、5日、セントエドマンズベリー大聖堂(英国)

LAMM 116D \1850
クリスマスを夢見て ウェルズ大聖堂のキャロル集
伝承曲(英国)/マルコム・アーチャー(1952-)編曲:I saw three ships
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)/
ジョージ・ラトクリフ・ウッドワード(1848-1934)編曲:Up good Christen folk
ハロルド・ダーク(1888-1976):In the bleak mid-winter
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):O magnum mysterium
フランツ・グルーバー(1787-1863)/バリー・ローズ(1934-):Silent night
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)/レジナルド・ジャック(1894-1969)編曲:

Good King Wenceslas
マルコム・アーチャー:Where do Christmas songs begin
アルフレッド・ホリンズ(1865-1942):Christmas cradle song
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)
/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
Unto us is born a son
フランシス・プーランク(1899-1963):Hodie Christus natus est
ジェラルド・ヘンドリー(1935-):As I outrode this enderes night
不詳(16世紀、フランス)/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
Ding, dong! merrily on high
ジョゼフ・バーンビー(1838-1896)/マルコム・アーチャー編曲:
O little town of Bethlehem
伝承曲(アイルランド)/マイケル・ニコラス(1938-)編曲:Today, maiden Mary
不詳(15世紀、英国)/コン・スティーヴンズ校訂:There is no rose
不詳(「ピエ・カンツィオネス」から)/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:
Of the Father's heart begotten
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):The blessed son of God
クロード・バルバストル(1724-1799):Ou s'en vont ces gais bergers?
伝承曲(ポーランド)/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:
Infant Holy, infant lowly
アーヴィング・バーリン(1888-1989)/マルコム・アーチャー編曲:
I'm dreaming of a white Christmas
伝承曲(英国)/マルコム・アーチャー編曲:The twelve days of Christmas
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ルパート・ゴフ(オルガン)
マルコム・アーチャー(指揮)
録音:1999年3月8-9、12日、ウェルズ大聖堂(英国)

LAMM 117D \1850
高みにて称賛を
バリー・ローズ編纂:「High Praise」と「Merrily on High」からの音楽
アンドルー・パーネル(1954-)編曲:Rejoice and be merry
マイケル・ローズ:Now the most High is born
マルコム・アーチャー(1952-):Brightest and Best
ウィリアム・ボイス(1711-1779):Examine me, O Lord, and prove me
エドワード・ベアストウ(1874-1946):The Blessed Virgin's Cradle Song
ジェラルド・ヘンドリー(1935-):As I outrode this enderes night
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):The Lamb
デレク・ホルマン(1931-):Prevent us, O Lord
ジョージ・ダイソン(1883-1964):I will worship toward thy holy temple
バリー・ローズ(1934-):Advent Responsory(I look from afar)
バリー・ローズ編曲:Come, thou Redeemer of the earth
マルコム・アーチャー:Come, watch with us this Christmas night
マーク・ブラッチリー(1960-):Magnificat in B flat
A・E・ベイカー編曲:Whence is that goodly fragrance flowing?
エドワード・エルガー(1857-1934):Ave verum corpus
スティーヴン・オリヴァー(1950-1992):
How blest are they that fear the Lord
バリー・ローズ:Risen Lord
マーティン・ダルビー(1942-):My song is in sighing
ロナルド・コープ(1951-):A Cradle Song
レナード・ブレイク(1907-1989):And now another day is gone
チャールズ・ウッド(1866-1926)/ハリソン・オクスリー(1933-2009):
Mater ora filium
ウィリアム・ハリス(1883-1973):
Behold now, praise the Lord William Harris
アーマー・ガール・シンガーズ
ベルファスト聖ジョージ教区教会少年聖歌隊
イアン・キートリー(オルガン)
オーブリー・マクリントック(指揮)
ナイジェル・マクリントック(オルガン、指揮)
録音:1999年4月7-9、11日、アーマー(英国、北アイルランド)、
ローマ・カトリック聖パトリック教会

LAMM 122 \1850
天使が処女に 降臨節とクリスマスのための音楽
ウィリアム・バード(1540頃-1623):Rorate coeli
オーランド・ギボンズ(1583-1625):This is the record of John
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):Magnificat Quinti toni
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):Ave maris stella
ジョン・タヴナー(1944-):Hymn to the Mother of God
ブリテン(1913-1976):Hymn of St Columba
ハワード・スケンプトン(1947-):Adam lay ybounden
ヤン・サンドストレーム(1954-):Det &euml;r en ros utsprungen
マーティン・ショー(1875-1958):Hills of the North, rejoice
ジョスカン・デプレ(1440頃-1521):Praeter rerum seriem
不詳/クリストファー・ストークス(1952-)編曲:Angelus ad virginem
ジョン・ジュベール(1927-): There is no rose
ケネス・レイトン(1929-1988):Lully, lulla, thou little tiny child
伝承曲/フィリップ・レッジャー(1937-)編曲:
On Christmas night(Sussex Carol)
ジョン・ウェスト(1863-1929):See amid the winter's snow
ジェニファー・ケルシー(1974-)/マシュー・オーエンス(1971-)編曲:
Away in a manger
メンデルスゾーン(1809-1847):Hark! the herald angels sing
エジンバラ聖マリア大聖堂聖歌隊
サイモン・ニーミンスキ(オルガン)
マシュー・オーエンス(指揮)
録音:2000年1月19-22日、エジンバラ(英国)、聖マリア大聖堂

LAMM 123 \1850
ブラックバーン大聖堂のクリスマスタイド
ロバート・ガワー編曲:I saw three ships
ジョン・ラッター(1945-)編曲:The holly and the ivy
ボリス・オード(1897-1961):Adam lay ybounden
チャイコフスキー(1840-1893):The crown of roses
メンデルスゾーン(1809-1847)/デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:
Hark! the herald angels sing
ホルスト(1874-1934)/ジョン・バータロット(1931-)編曲:
In the bleak midwinter
ジョン・タヴナー(1944-):Today the Virgin
デイヴィッド・クーパー(1949-):Dormi Jesu
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Unto us is born a Son
ロバート・ガワー編曲:The truth from above
アンドルー・シンプソン:Veni, domine Jesu
バリー・ローズ(1934-)編曲:People look East
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Once in royal David's city
バリー・ローズ(1934-)編曲:Away in a manger
ジョン・ラッター(1945-):Mary's Lullaby
ロバート・ルーカス・ピアサル(1795-1856)編曲:In dulci jubilo
デイヴィッド・グッディナフ編曲:Deck the hall
ジョン・ラッター:Shepherd's pipe carol
ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958)/トマス・アームストロング:
O little town of Bethlehem
アーサー・ウォレル(1900-1970)編曲:A merry Christmas
ジョン・ラッター編曲:The twelve days of Christmas
ハワード・シーモ編曲:Saint Joseph's Carol
リチャード・タナー編曲:God rest you merry, gentlemen
ペーター・コルネリウス(1824-1874)
/アイヴォー・アトキンズ(1869-1953)編曲:
The three Kings
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:O come, all ye faithful
ブラックバーン大聖堂少年・男声聖歌隊&少女聖歌隊
ヤング・ピープルズ・クワイアー
ルネサンス・シンガーズ
ティモシー・クック(オルガン)
リチャード・タナー(指揮)
録音:2000年2月10-13日、6月30日、ブラックバーン大聖堂(英国)

LAMM 128 \1850
クリスマスの幾世紀
不詳:Angelus ad Virginem
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):Ne timeas Maria
不詳:Ther is no rose
単旋律聖歌:Ne timeas Maria
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Angelus ad Virginem
マルティン・ルター(1483-1546)ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621)編曲:
Vom Himmel hoch
マルティン・ルター/J・S・バッハ(1685-1750)編曲:Vom Himmel hoch
不詳:Owt of your slepe(Nowel)
単旋律聖歌:Hodie Christus natus est
不詳:A nywe werk(Alleluya)
フランシス・プーランク(1899-1963):Hodie Christus natus est
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):Out of your sleep
単旋律聖歌:Quem vidistis pastores
不詳:In dulci jubilo Anon
リチャード・スマート(1400頃-1478/1479):Dieus wous garde(Nowel)
不詳:The Coventry Carol
フランシス・プーランク:Quem vidistis pastores
ケネス・レイトン(1929-1988):The Coventry Carol
不詳:Resonemus laudibus
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):
Hodie Christus natus est
不詳:Ave rex angelorum
ウィリアム・マサイアス(1934-1992):Ave Rex(Carol Sequence)
デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Resonemus laudibus
セントオーバンズ室内合唱団
ロジャー・ジャッド(オルガン)
デイヴィッド・ハンゼル(指揮)
録音:2001年7月6-7日、エルストリー
(英国、ハートフォードシャー州エルストリー)、
アルデナム・スクール礼拝堂

LAMM 136 \1850
セントオーバンズのノエル
ピーター・ウォーロック(1894-1930):Benedicamus Domino
ヘンリー・ジョン・ガウントレット(1805-1876)/
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Once in Royal David's city
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):A spotless Rose
ピーター・ウォーロック:Adam lay y-bounden
ヤン・サンドストレーム(1954-):Es ist ein Ros' entsprungen
伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Of the Father's heart
伝承曲/チャールズ・ウッド(1866-1926)編曲:Ding dong merrily on high
伝承曲(スペイン):Riu, riu, chiu
ジョン・タヴナー(1944-):The Lamb
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):
O little town of Bethlehem
ハーバート・ハウエルズ:Sing lullaby
マイケル・ヘッド(1900-1976):The Little Road to Bethlehem
伝承曲/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:Sussex Carol
伝承曲/ジョン・マッカーシー(1919-1989)編曲:The little drummer boy
伝承曲/ジョン・ラッター(1945-)編曲:I wonder as I wander
ペーター・コルネリウス(1824-1874):The Three Kings
ハーバート・ハウエルズ:Here is the little door
フランツ・グルーバー(1787-1863)/バリー・ローズ(1934-)編曲:Silent Night
伝承曲/バリー・ローズ(1934-):O come all ye faithful
聖アルバン大聖堂聖歌隊
サイモン・ジョンソン(オルガン)
アンドルー・ルーカス(指揮)
録音:2001年10月25-27日、セントオーバンズ(英国)、
聖アルバン大聖堂&修道院教会

LAMM 139 \1850
ポール・エドワーズ(1955-):
小さからぬ不思議 クリスマスと記念のための音楽
No small wonder / In Memoriam / What sweeter music
All poor men and humble / I sing of a maiden / The wild swans at Coole
The humble few / Balulalow / Turvey Tuba Tune / In freezing winter night
In excelsis gloria / Love came down at Christmas / Carol of the
Adoration
Pie Iesu / Tryste Noel / Wise men three in starry night
The stars of Bethlehem / O love that wilt not let me go "Colkirk"
Norfolk Requiem
コンコード・シンガーズ
ポール・エドワーズ(ピアノ、オルガン)
メアリー・ベインブリッジ(指揮)
録音:2001年5月7日、ターヴェイ(英国)、オール・セインツ教会
2001年11月4日、ケンプストン(英国)、オールセインツ教会

LAMM 158 \1850
彼が王となるとき クリスマスのための音楽
伝承曲/フィリップ・レッジャー(1937-)編曲:Sussex Carol
エリザベス・ポストン(1905-1987):Jesus Christ the Apple Tree
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869-1941):
O little town of Bethlehem
ピーター・ウォーロック(1894-1930):Benedicamus Domino
ハロルド・ダーク(1888-1976):In the bleak mid-winter
伝承曲/フィリップ・マーシャル編曲:I saw three ships
ブリテン(1913-1976):A New Year Carol
ジョン・タヴナー(1944-):The Lamb
プーランク(1899-1963):Quem vidistis pastores
ウィリアム・J・カークパトリック(1838-1921)/
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-)編曲:Away in a manger
伝承曲(フランス)/スティーヴン・ジャクソン(1951-)編曲:Noel nouvelet
ロバート・パーソンズ(1535-1572):Ave Maria
フランツ・グルーバー(1787-1863)/サイモン・モーリー編曲:Silent night
メンデルスゾーン(1809-1847):When Jesus our Lord
プーランク:O magnum mysterium
ヘンリー・ジョン・ガウントレット(1805-1876)/A・H・マン編曲:
Once in Royal David's city
ピーター・ウォーロック:Bethlehem Down
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):Here is the little door
伝承曲(チェコ)/アンドルー・ネスシンガ(1968-)編曲:
Little Jesus, sweetly sleep
ジョン・ガードナー(1917-):When He Is King
トルロ大聖堂聖歌隊
クリストファー・グレイ(オルガン(+))
ロバート・シャープ(指揮)
録音:2003年3月10-11、13日、トゥルロ大聖堂




<NUMERICA>
NUM 1203 \1850
なんと美しい 17世紀ポルトガルの教会音楽
エステヴァン・デ・ブリト(1570-1641):おお、栄光の王[O Rex gloriae]
マヌエル・カルドーゾ(1566-1650):マニフィカト第8旋法
ジョアン・ロドリゲス・エステヴェス(1700頃-1755頃):
天の元后[Regina coeli]
マヌエル・ロドリゲス・コエリョ(1563-1638):
めでたし海の星[Ave maris stella]による4つのヴァース
ポルトガル王ジョアン4世(1604-1656)?:まことの十字架[Crux fidelis]
エステヴァン・デ・ブリト(1570頃-1641):天に喜び[Gaudent in caelis]
ジャシント・ド・サクラメント修道士(18世紀):
トッカータ ニ短調(オルガン独奏)
ディオゴ・ディアス・メルガス(1638-1700):めでたし元后[Salve Regina]
ジョアン・ロドリゲス・エステヴェス:Cum turba plurima
ペドロ・デ・アラウジョ(1633-1664):バタリャ第6旋法(オルガン独奏)
ジョアン・ロドリゲス・エステヴェス:
あなたはなんと美しい[Quam pulchri sunt]
ディオゴ・ディアス・メルガス:来たれ、聖霊[Veni Sancte Spiritus]
ポルト・セ・大聖堂合唱団
アントニオ・レステイレイロ(オルガン)
エウジェニオ・アモリム(指揮)

NUM 1204 2枚組 \2700
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):無伴奏合唱作品集 Vol.1
[CD 1](*)
「ポルトガル各地の歌」第1集(全13曲)
「ポルトガル各地の歌」第2集(全9曲)
「ポルトガル各地の歌」第3集(全7曲)
[CD 2](+)
「ポルトガル各地の歌」第4集(全10曲)
「ポルトガル各地の歌」第5集(全11曲)
あるヒロインのバラード/太陽を称えて/山の歌
2つの詩篇
神に向かって喜びの声をあげよ[Jubilate Deo](詩篇98)
兄弟がともにある喜び[Concordiae fratrum jucunditas](詩篇132)
リスボン・カンタト室内合唱団(*)
リスボン・カンタト・シンフォニック合唱団(+)
ジョルジェ・カルヴァリョ・アルヴェス(指揮)
録音:2007年5月-2010年7月、リスボン工科大学獣医学部講堂

NUM 1141 \1850
【未案内旧譜】
ラテンアメリカのクリスマス
ドミニカ、キューバ、ベネズエラ、メキシコ、ペルー、チリ、アルゼンチン、
パナマ、ボリビア、パラグアイ、プエルトリコ、ブラジル、コロンビア、
ウルグアイのクリスマスの歌(全23曲)
リスボン室内合唱団
テレジタ・グティエレス・マルケス(指揮)
録音:2006年、リスボン、聖公会聖ジョルジェ教会





<BIVA>
BIVA 10101 \2250
シンフォニー・リローデッド
フランチシェク・クサヴェル・リフテル(1709-1789):序曲ニ長調 Op.2 No.1
フランチシェク・レスレル=ロセッティ(1750-1792):交響曲ハ長調 Op.5 No.1
ヨセフ・ミスリヴェチェク(1737-1781):交響曲ニ長調 Op.1 No.1
ヨセフ・バールタ(1744-1787):交響曲ト短調
アントニーン・カメル(1730-1784?):交響曲ヘ長調 Op.10 No.6
アンサンブル18+
ヴォイチェフ・スプルニー(指揮)
録音:2009年6月1-3日、プラハ、スタジオ・マルチーネク
ピリオド奏法を踏まえた演奏をモダーン楽器を用いて行うことを目的として
2009年プラハに創設された室内管弦楽団、アンサンブル18+のデビュー盤。




<BOHEMIA MUSIC>
BM 0062 \2080
【未案内旧譜】
クリスマスの歌
クリスマスの歌(チェコ語;全20曲)
ジャンベルク高等学校合唱団
器楽伴奏者たち
イヴァ・ミムロヴァー(指揮)
録音:2005年10月、ヤブロンネー・ナド・オルリツィー(チェコ)、
聖バルトロメイ教会

BM 0077 \2080
【未案内旧譜】
ヨーロッパにお生まれになった クリスマス・アルバム
不詳(イステブリツェ賛歌集 から)/ヤロスラフ・クルチェク(1939-)編曲:
Nascitur de Virgine / Jedniem hlasem tiemto casem
伝承曲(チェコのキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Ej, poslyste kamaradi
伝承曲(英国のキャロル)/ガブリエル・クロウチ(1973-):
Angelus ad Virginem
伝承曲(英国のキャロル):Coventry Carol(キングズ・シンガーズ版)
不詳(バロック時代のキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Veselme se vsickni nyni
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
Es ist ein' Ros' Entsprungen(ドイツのキャロル)
不詳(スラヴィーチェク・ライスキー賛歌集 から)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Spanila z archy holubicko
不詳(バロック時代の待降節のキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Rosu dejte / Otce nebeskeho
伝承曲(チェコのキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Padla rosa studena / My tri kralove jdeme k vam
伝承曲(英国のキャロル)/フィリップ・ローソン(1957-):Away in a Manger
伝承曲(チェコ、クルコノシェ山麓のキャロル)/ヤロスラフ・クルチェク編曲:
Pred Vanoci
フランツ・グルーバー(1787-1863;オーストリア):Stille Nacht(Silent Night)
スティーヴン・ハットフィールド(1956-):
In Europam natus est(ジェントルメン・シンガーズへの献呈作品)
ジェントルメン・シンガーズ
録音:2008年11月16-17日、プラハ、スタジオ・ボヘミア・ミュージック
チェコ少年合唱団ボニ・プエリのOBにより2003年に創設された男声アンサンブ
ル、ジェントルメン・シンガーズが歌うヨーロッパのクリスマス・アルバム。




<Musicon>
MCCD 35 \1800
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.35
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
聖母マリアのリタニア ニ長調(*)
Quis confidit?(聖母マリアのモテット)
ミサ ハ長調(*)
カテリーナ・プレステレ(ソプラノ(*))
カタジナ・ホウィシュ(アルト)
ピオトル・シェフチク(テノール(*))
ミロスワフ・ボルチンスキ(バス(*))
ヴォクス・フマーナ(声楽アンサンブル(*))
アッカデーミア・デラルカディア(管弦楽)
バルトゥオミェイ・スタンコヴィアク(指揮)
録音:2008年5月、チェンストホヴァ(ポーランド)、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール
ヤスナ・グラ修道院に数多くの作品の楽譜が所蔵されているクロアチア生まれ
の作曲家イヴァンチッチの作品集。

MCCD 36 \1800
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.36
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
Selve fidelis(あらゆる男性聖人および女性聖人のアリア)(*)
Maria carli Domina(アリア・デ・テンポーレ)(+)
Veni electa mea(女性福者または女性聖人のアリア)(#)
ミサ ハ長調(**)
テ・デウム(**)
カタジナ・ヴィヴェル(ソプラノ(+/**))
ヤン・メンドララ(男性アルト(#/**))
ジョゼフ・コーンウェル(テノール(*/**))
マルチン・ヴォラク(バス(**))
リピエーノ[合唱補強](**)
ヨアンナ・スタヴァルスカ(ソプラノ) 
ウーカシュ・ドゥレヴィチ(男性アルト)
シュチェパン・コショル(テノール) マリウシュ・ザジツキ(バス)
ポーランド18世紀オーケストラ
ポール・エスウッド(指揮)
録音:2008年12、チェンストホヴァ(ポーランド)、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、告解の秘跡の礼拝堂
20世紀後半を代表するカウンターテナーの一人であり、英国王立音楽アカデミ
ー教授を務めるポール・エスウッド(1942-)が指揮者として登場。エスウッド
は2007/2008年度よりポーランドのグダンスク音楽アカデミーの客員教授を兼
任、ポーランド18世紀オーケストラを定期的に指揮しています。ポーランド
18世紀オーケストラはフランス・ブリュッヘンの主宰する18世紀オーケストラ
で唯一のポーランド人団員であるトランペット奏者トマシュ・シルサルチクの
呼び掛けにより2007年にクラクフで創設されたピリオド楽器オーケストラ。

MCCD 39 \1800
ヤスナ・グラ修道院の音楽 Vol.39
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1758):
ミサ ハ長調(*)
聖母マリアのリタニア ハ長調(+)
Maria carli Domina(アリア・デ・テンポーレ)(#)
弦楽三重奏曲ニ長調(**)
ヨアンナ・シンコフスカ(ソプラノ(*/+/#))
カタジナ・ホウィシュ(アルト(*/+))
ピオトル・シェフチク(テノール(*/+))
マチェイ・ストラブジンスキ(バス(*/+))
ダヌタ・ヤヴォルニツカ(ソプラノ(*))
マテウシュ・ウルバンスキ(バス(*))
アッカデーミア・デラルカディア(管弦楽(*/+/#))
バルトゥオミェイ・スタンコヴィアク(指揮(*/+/#))
ディミトル・オルシェフスキ(ヴァイオリン(**))
ドミニク・デンプスキ(ヴィオラ(**))
テレサ・カミンスカ(チェロ(**))
録音:2007年10月、2008年5月チェンストホヴァ(ポーランド)、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール

MCD U06 \1800
【旧譜・再案内】
ステファン・ストゥリグロシュ(1920-):
ポーランド・ミサ集(ポーランド語;全12曲)
ポズナン国立フィルハーモニー少年&男声合唱団「ポズナンのナイチンゲール」
ロベルト・ハウプトマン(オルガン)
ステファン・ストゥリグロシュ(指揮)
録音:2000年6月26-28日、ポズナン(ポーランド)、ヴィルダ、復活教会
一時的と思われますが再びメーカーに在庫されたようです。




<Inenita>
PI 2654 \2080
ルチアーノ・シモーニ(1932-):
交響曲第5番 Op.63(2005)
平和への賛歌(テノールと管弦楽のための;1999)(+)
天の聖母(ソプラノ、テノールと管弦楽のための;1980)(*/+/#)
マダラシュ・イルディコー(ソプラノ(*))
セレコヴァーン・ヤーノシュ(テノール(+))
ルチアーノ・シモーニ(朗読(#))
トゥルグ=ムレシュ・フィルハーモニー管弦楽団
ロメオ・リンブ(指揮)
録音:2006年9月5-7日、トゥルグ=ムレシュ(ルーマニア)、文化宮殿
イタリアのボローニャに生まれたルチアーノ・シモーニは、ボローニャ大学
で電気工学を学ぶかたわらレスピーギの教え子であったリーノ・リヴィアベッ
ラ(1902-1964)に音楽を師事しましたが、音楽家としてはまったく注目されず、
師の没後は音楽界との関係を事実上断たれてしまいました。しかし、ボロー
ニャ大学電気工学科教授となった1975年、交響曲第1番(1970年に作曲)がイタ
リア音楽家組合主催のコンクールで第1位を受賞、一躍「二足のわらじを履く」
時の人として注目を浴びました。以来、教授職と作曲を両立させています。
「交響曲第5番」は前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(1920-2005/在位:1978-
2005)の逝去をきっかけに書き上げられた4楽章構成の作品。




<TRITO>
TD 0071 \1550
スペイン・ロマン派のヴァイオリン協奏曲集
トマス・ブレトン(1850-1923):ヴァイオリン協奏曲イ短調
ヘスス・デ・モナステリオ(1836-1903):ヴァイオリン協奏曲ロ短調
アラ・マリキアン(ヴァイオリン)
カスティリャ・イ・レオン交響楽団
アレハンドロ・ポサダ(指揮)
ブレトンはマドリード王立音楽院院長を務めた作曲家。スペイン的なオペラの
確立に尽力し数多くのオペラやサルスエラを残しましたが、器楽作品が演奏さ
れる機会はごく稀です。モナステリオはマドリード王室礼拝堂楽団のヴァイオ
リニストを務めた作曲家。ブレトンとは対照的に器楽の分野でスペイン音楽の
発展に貢献しました。アラ・マリキアンはアルメニア人を両親に1968年レバノ
ンで生まれたヴァイオリニスト。スペインのマドリードに在住し、マドリー
ド交響楽団のコンサートマスターを務めながら世界的なソロ活動を展開してい
ます。

TD 0072 \1550
ジュアン・ギンジュアン(1931-):
交響曲第3番「Sincrotro Alba」
交響曲第2番「Ciutat de Tarragona [タラゴナ市]」
パントーナル[汎無調]
バルセロナ交響楽団
エルネスト・マルティネス・イスキエルド(指揮)
カダケス管弦楽団
ネヴィル・マリナー(指揮)
演奏の分担は今のところ不明です。

TD 0077 \1550
ベネト・カザブランカス(1956-):弦楽四重奏&三重奏曲全集
弦楽四重奏曲第3番「Raging in the dark [暗闇の中で荒れ狂う]」
5つの間奏曲「変奏曲風」
弦楽四重奏曲第2番
弦楽三重奏曲
アルディッティ弦楽四重奏団
「弦楽四重奏曲第1番」が見当たりませんがアルバム・タイトルは「Complete」
(もちろん現時点での)となっています。




<ACOUSTICA>
ACOUTICACD 2010.01 2枚組 \2080
1リスト(1811-1886):「詩的で宗教的な調べ」(全曲)
イシドロ・バリオ(ピアノ)
録音:2010年4月、マドリード、スタジオ・ソノランド
イシドロ・バリオは1945年マドリードに生まれ、同王立音楽院でアレクシス・
ワイセンベルク、カルロ・ゼッキに師事したスペインのピアニスト。ソレルの
ソナタの録音(Koch Classicsレーベル)で注目を集め、主にスペイン音楽とドイ
ツ=オーストリア系レパートリーの演奏を高く評価されています。また、バッハ
の「ゴルトベルク変奏曲」のユニークな解釈でも知られ、初来日公演となった
2009年2月の東京、すみだトリフォニーホールでの演奏も話題となりました。





<EMEC>
E 096 \2080
デルフィン・コロメ(1946-2008):室内音楽集
スケルツォ・オーヴァー・ベートーヴェン[Scherzo over Beethoven](1995)
セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
ボラカイ・ビーチ[Boracay beach](1999)
アルフレド・カルラビリャ、マルコス・パランカレス(サクソフォン)
眠る小舟についての変奏曲
[Variations a propos d'un bateau qui s'endort](1984)
アグスティン・マルリ(ギター)
ソロのためのソロ[Solo para un solo](1986)
フランシスコ・アルコセル(ファゴット)
シンガポール・スリング[Singapore Sling](2006)
セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
鳥の[Dels ocells](2007)
マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ) アグスティン・マルリ(ギター)
セミオエスフェラス[Semioesferas](1998)
アグスティン・マルリ(ギター)
セレスト・ウィリアムス、クリスティナ・カスティリョ(ヴァイオリン)
アナ・マリア・アロンソ(ヴィオラ) マイケル・ケヴィン・ジョーンズ(チェロ)
ルイス・ナビダド(コントラバス)
ソルチコ[Zortziko](2007)
アグスティン・マルリ(ギター)
愛は海のように[Amar como el mar](1982)
デルフィン・コロメ(ピアノ)
録音:1982、2007、2010年、マドリード、他





<KARONTE>
KAR 7054 \2080
アンヘル・イリャラメンディ(1958-):
交響曲第3番「白い石」(1988)(*)
交響詩「微笑む空間」(1992)(+)
52 soka(1994)(#)
マイテ・アルアバレナ(メゾソプラノ(*))
エドズアルド・バランサノ(ギター(*))
アンドラ・マリ合唱団(*)
バスク交響楽団(*)
ルベン・ヒメノ(指揮(*))
アマイア・スビリア(アルト(+))
ルイス・メンド(エレクトリック・ギター(+))
スロヴァキア放送交響楽団(+)
マリアーン・ヴァフ(指揮(+))
ブルガリア交響楽団(#)
デヤン・パヴロフ(指揮(#))
録音:2009年5月23日、ギプスコア(スペイン、バスク州)、
レンテリア、ムシカステ(音楽祭)閉会演奏会、ライヴ(*)
1993年11月、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送第1スタジオ(+)
2010年3月、ソフィア、ブルガリア国営放送第1スタジオ(#)
イリャラメンディは映画音楽の分野でも名高いスペイン・バスク地方出身の作
曲家。(+)は「KAR 7051」として発売されていた音源と同じものです。





<PROFESOR MERCURY>
MAGUCA 01 \2080
プロフェッサー・マーキュリー:私のギターの夢
Meditacioan / Melchor / Renacer / Palacio Real de Olite
Parador Principe de Viana / Museo del vino de Olite
Fuente del Chorron(Olite)/ Astro-Musica "Fernando Remacha"
Astro-Musica "Sabicas" / Astro-Musica "Agustin Gonzalez Acilu"
Danza a Sarasate(El Dragon)/ Suite "Fuentes de Pamplona"
Super jota Sanferminera(homenaje a Miguel Indurain)
Caminando al Castillo de Javier en Navarra / Triptico Magico del Vino
プロフェッサー・マーキュリー(ギター)
スペインの「霊気センター」所長プロフェッサー・マーキュリーの自作自演自
主製作CD。プロフェッサー・マーキュリーは霊気療法、占星術、数霊術、性科
学の専門家にしてジャーナリスト、作曲家、音楽療法士、ギタリストでもある
という多才な人物。収録曲の作風と演奏は……個性的ではあります。きわもの
・珍盤マニア向けの一枚と申せましょう。





<UNIVERSAL MUSIC SPAIN>
0028947639664 \2850
タンゴ、ハバネラ&ミロンガ
アストル・ピアソラ(1921-1992):
ブエノスアイレスの春(弦楽五重奏とピアノのための;1970)
ブエノスアイレスの夏(弦楽五重奏とピアノのための;1964)
コラール(レイナルド・マセオ編曲;弦楽四重奏のための版)
イサーク・アルベニス(1860-1909):
スペイン Op.165 から タンゴ(No.2)(ピアノのための)
同(フリッツ・クライスラー編曲;ヴァイオリンとピアノのための版)
エルネスト・アルフテル(1905-1989):キューバの2つの小品 から
ハバネラ(ヘンリク・シェリング編曲;ヴァイオリンとピアノのための版)
フアン・ホセ・ラモス(1930-1996):南のミロンガ(ピアノのための;1979)
アルベルト・ヒナステラ(1916-1983):アルゼンチンの3つの小品 Op.2(1937)
エミリオ・アラゴン(1959-):あそこに(弦楽五重奏とピアノのための;2008)
イグナシオ・セルバンテス(1847-1905):
キューバ舞曲集(ピアノのための)から さらばキューバ,失われた幻影
アストル・ピアソラ:
タンガタ(レイナルド・マセオ編曲;弦楽四重奏のための版)
ブエノスアイレスの秋(弦楽五重奏とピアノのための;1969)
ブエノスアイレスの冬(弦楽五重奏とピアノのための;1970)
ロサ・トレス=パルド(ピアノ)
アッサイ弦楽四重奏団
レイナルド・マセオ(第1ヴァイオリン) 
グラディス・シロト(第2ヴァイオリン)
ホセ・アントニオ・マルティネス(ヴィオラ) ホアキン・ルイス(チェロ)
マヌエル・バルデス(コントラバス)
録音:2008年4月26-27日、ヘタフェ音楽院ホール(スペイン、マドリード県)
スペイン(トレス=パルド、ルイス)および(マセオ、シロト、マルティネス、
バルデス)出身の奏者によるスペインとラテンアメリカの音楽。




<ALBERT MORALEDA>
MORALEDA 7169 \2080
【未案内旧譜】
サルバド・ブルトンス(1959-):ピアノ伴奏ソナタ集
フルート・ソナタ
クラリネット・ソナタ
チェロ・ソナタ
トランペットとピアノのための協奏ソナタ
ヴィオラ・ソナタ
サルバド・ブルトンス(フルート)
ジュアン・エンリク・リュナ(クラリネット)
フランソワ・モンシエロ(チェロ)
ダグラス・マクルーア(トランペット)
コンスタンス・ホワイトマン(ヴィオラ)
アルベルト・ニエト(ピアノ)
録音:1996年




<DIAL DISCOS>
Doblon シリーズ
DIAL 96486 \1550
【未案内旧譜】
スペインの協奏曲
サルバドル・バカリッセ(1898-1963)/ルイス・ベドマル編曲:
小協奏曲イ短調(ギターとピアノのための版)
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1992):ある紳士のための幻想曲
ルイス・ベドマル(1931-):ギターとピアノのためのソナタ
フランシスコ・クエンカ(ギター)
ホセ・マヌエル・クエンカ(ピアノ)
1999年頃発売。

DIAL 96593 \1550
【未案内旧譜】
サルスエラ名曲集 Vol.1
アマデオ・ビベス(1871-1932):「ドニャ・フランシスキタ」、
フランシスコ・アロンソ(1887-1948):「海賊」、
ハシント・ゲレロ(1895-1951):「サフランの花」、
フェデリコ・チュエカ(1846-1908):「果樹園の喜び」、
ホセ・セラノ(1873-1941):「忘却の歌」、
パブロ・ルナ(1880-1942):「風車小屋」、
フェデリコ・チュエカ&ホアキン・バルベルデ(1846-1910):
「その年は水のごとく去り」、
アマデオ・ビベス:「女将軍」、
マヌエル・フェルナンデス・カバリェロ(1835-1906):
「シャトー・マルゴー」から
フランシスコ・アロンソ:「優しい女」から チョティス
ヘロニモ・ヒメネス(1854-1923);「ルイス・アロンソの婚礼」から 間奏曲
リリカ・グラン・ビア管弦楽団
ルイス・A・ハネル(指揮)
1980年以前の録音。2002年頃発売。




<ONA DIGITAL>
ODCD 29 \2080
【未案内旧譜】
クリスマスがやってきた バレアレス諸島のクリスマスの歌
ジュアン・マリア・トマス(1896-1966)編曲:神の御子は今宵しも(*/+/#/AR/JC)
アントニ・リエラ(1911-1966):シビラの歌(*/EB+/JC)
バルタザル・ビビロニ(1936-):クリスマスがやってきた(*/MP/JC)
マヌエル・オルトラ(1922-):7つのクリスマス(+/DM/CO)
ジュゼプ・クリヴィエ(1947-)編曲:聖ヨゼフは洗濯する(#/IF/EB*)
ジョルディ・ドゥミンゴ(1928-1991):Vaig a portar-li robeta(#/IF/EB*)
バルタザル・ビビロニ編曲:On vas Pere?(#/IF/FR)
ジョルディ・ドゥミンゴ:Fa fred en el carre(#/IF/FR)
バルタザル・ビビロニ編曲:El noi de la mare(#/IF/FR)
ジョルディ・ドゥミンゴ:Ha nascut el Salvador(#/IF/FR)
バレアレス諸島大学合唱団(*)
ジュヴェントゥツ・ムジカルス青年合唱団(+)
ジュヴェントゥツ・ムジカルス児童合唱団(#)
アルナウ・レイネス(オルガン(AR))
エステル・バルセロ(ピアノ(EB+)、指揮(EB*))
マルタ・プジョル(ピアノ(MP))
ダビド・モエダノ(ピアノ(DM))
イグナジ・フリオ(ピアノ(IF))
ジュアン・コンパニー(指揮(JC))
コンセプシオ・オリベル(指揮(CO))
S・フランシア、P・リエラ(指揮(FR))



<PAVLIK>
PA 0068-2 \2080
アレア
アストル・ピアソラ(1921-1992):フガタ/タンガタ
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ツィーゲルフェルドゥの歌
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの春
エフゲニー・イルシャイ(1951-):アンスタボルリンド・アナグラマンゴ
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
マレク・ピアチェク(1972-):全くの偶然[Alea vera]
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの秋
マルチン・ブルラス(1955-):ブラチスラヴァのため息
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
ペテル・ザガル(1961-):コン・パッシオーネ
アストル・ピアソラ:夢
アレア
ダニエル・ブラノフスキー(ピアノ) ヤーン・クリゴフスキー(コントラバス)
ボリス・レンコ(アコーディオン、バンドネオン) 
スタノ・パルーフ(ヴァイオリン)
録音:2008年12月28-30日、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ・ホール

PA 0071-2/9(CD/DVD-Audio) \2080
スロヴァキアのピアノ・ソナタ集
ロマン・ベルゲル(1930-):センプリーチェ(2000)
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):ピアノ・ソナタ第23番(2004)
エフゲニー・イルシャイ(1951-):エクソダス(ピアノとタムタムのための;1996)
リュビツァ・チェコフスカー(1975-):緊張したソナタ(2008)
ヴラディスラフ・シャリシュスキー(1984-):ソナタ第1番(2001)
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:時期不詳、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ・ホール
CDとDVD-Audioの二面ディスク構造。

PA 0073-2/9(2CD/2DVD-Audio) \3100
ヴァイオリン・ソロ 1
スロヴァキアの作曲家による無伴奏ヴァイオリンのための作品集
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):
詩(1988)/モノドラマ(1995)/コントラスト(1997)/バガテル(2001)
シメトリー(2001)/ソナティナ(2004)/ソナタ第2番(2004)
ラディスラフ・ブルラス(1927-):
カデンツァ(1974)/ソナティナ(1968)/カデンツァ第2番(1997)
ソナタ(1975)/ソナタ・コンチェルタンテ(1974)
ミラン・パリャ(ヴァイオリン)
録音:2009年、モシュテニツァ教会(スロヴァキア)
CDとDVD-Audioの二面ディスク構造。

PA 0075-2 \2080
カウダー、クルークハルト、カーン:
オーボエ、ヴィオラとピアノのための三重奏曲集
フーゴー・カウダー(1888-1972):三重奏曲(1916)
アウグスト・クルークハルト(1847-1902):
葦の歌(レーナウの詩による5つの幻想的小品;1872)
ローベルト・カーン(1865-1951):セレナード Op.73(1923)
フーゴー・カウダー三重奏団
イヴァン・ダンコ(オーボエ) ローベルト・ラカトス(ヴィオラ)
ラディスラフ・ファンゾヴィツ(ピアノ)
録音:2010年3月12-14日、ジリナ(スロヴァキア)、ファトラ芸術館
珍しい編成のための作品。カウダーはオーストリアの作曲家・教育者・音楽理
論家。クルークハルトはドイツの作曲家・指揮者。カーンはドイツの作曲家・
ピアニスト・教育者。

PA 0042-2 \2080
音楽の世界への架け橋 アコーディオン・オーケストラ
レナード・バーンスタイン/ハインツ・エーメ編曲:
ウエストサイド・ストーリー
I・タマリン/リュドミラ・トルストシェーエフ編曲:キューバ舞曲
ジョン・マイルズ/ハンス=ギュンター・ケルツ編曲:音楽
レナート・ブイ:半音階的ブギ
セバスティアン・クライン編曲:
ハイル・ホーリー・クイーン(映画「天使にラブソングを」より)
イェルク・ドレーガー:ロシア幻想曲
アドルフ・ゲッツ:ダルマチア舞曲集
アストル・ピアソラ:忘却
ロナン・パドレイグ・ハーディマン/ハンス=ギュンター・ケルツ編曲:
ザ・ロード・オブ・ザ・ダンス
アコーディオン・オーケストラ・アマンドロ
解説書は付いておりません。




<SLOVAK RADIO(RADIO BRATISLAVA)>
RB 0333-2(CD/DVD-Audio) \2080
ミロ・バーズリク(1931-):台座 電子音楽集
[CD]
シンプル・エレクトロニック・シンフォニー(1975)
Epoch&eacute; II(チェロと録音テープのための協奏曲;1984)(*)
和解(ヨハネの黙示録による;2004)
[DVD-Audio]
生命の運動(2005)/ファウストの贖罪(2005)
Pytagorovskyobal jednej Bachovej fugy(2004)
和解(ヨハネの黙示録による;2005)
ヨゼフ・ポドホランスキー(チェロ(*))
ミロ・バーズリク(制作)
CDとDVD-Audioの二面ディスク構造。

RB 0335-2 \2080
音のさまざま スロヴァキアの児童合唱音楽
ガブリエラ・ベルナートホヴァー:1声のための5つの歌(*)
アレクサンデル・モイゼス(1906-1984):Desat' l'udovych piesni から2曲(*)
ミラン・ノヴァーク(1927-):Spievajuce mandarinky(*)
ヴィチャゾスラフ・クビチカ(1953-):
子供のベツレヘム・オペラ から 3曲(+)
レクイエム から アニュス・デイ,(+)
ユライ・ハートリク(1941-):
子供たちが神に向かって書く(子供らしいテキストによる12の小品)(+)
エウゲン・スホニュ(1908-1993):
ねずみさんがおかゆをつくる(リュドヴィート・フラの絵本による)(+)
スロヴァキア放送児童合唱団
ダニエラ・パリョヴァー(ピアノ(*))
スロヴァキア放送交響楽団(+)
アドリアーン・ココシュ(指揮)

RB 0085-2 \2080
【未案内旧譜】
教会合唱音楽集
グレゴリオ聖歌:天使のミサ
トマス・タリス(1505頃-1585):ミサ・シネ・ノミネ
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):アヴェ・マリア
ヤコブス・ガルス・ハンドル(1550-1591):
主の御名において[In nomine Jesu]
見よ、正しき人の死にゆく様を[Ecce quomodo moritur justus]
ヨゼフ・ロシンスキー(1897-1973):厳かないけにえ[Sacris solemnis]
エルネスト・シュメラ(1843-1962):神に歓呼せよ[Jubilate Deo]
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ(1843-1936):主の祈り
オクテット・シンガーズ
ラディスラフ・ハッロン、エルネスト・フデツ(テノールI)
フランチシェク・ラクチシュ、リュボミール・キゼク(テノールII)
アダム・ブラジョ、マルチン・ランペルト(バリトン)
アントン・クールニャヴァ、マリアーン・ブッラ
ブランカ・ユハニャーコヴァー(指揮)
録音:1995年、ブラチスラヴァ、スロヴァキア・フィルハーモニー・コンサート
ホール

RB 0153-2 \2080
【未案内旧譜】
キスツァ混声合唱団 20周年記念
ペトル・フィアラ(1943-):キシュカ、キシュカ
ジョヴァンニ・クローチェ(1557-1609):主に向かって歌え
ヤーン・シンブラツキー(?-1657):Congregati sunt inimici nostri
オラツィオ・ヴェッキ(1550-1605):私の最も甘美な人
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):アヴェ・マリア
ボフスラフ・マチェイ・チェルノホルスキー(1684-1742):
Praecatus est Moises
チャイコフスキー(1840-1893):ケルビム賛歌
ブルックナー(1824-1896):この場所は神によって造られた
ドヴォルジャーク(1841-1904):
「自然の中で」Op.63 から 歌が私の心に入ってくる
イリヤ・ゼリェンカ(1932-2007):バガテル
イヴァン・フルショフスキー(1927-2001):
2つの悲しい歌/ああ、愛、愛(キスツェ民謡)
ミクラーシュ・シュネイデル=トルナフスキー(1881-1958):不機嫌なアンナ
アルフレート・ゼマノフスキー(1919-1994):
私はすでに去った(ザーズリヴァーの恋歌)
ヤーン・ツィッケル(1911-1989):
3つの混声合唱曲 から 七つの山と七つの川の彼方に
オンドレイ・フランツィスツィ(1915-1985):東スロヴァキアの3つの歌
パヴォル・プロハースカ(1949-):ゲメルの恋歌
アレクサンデル・モイゼス(1906-1984):西スロヴァキアの2つの歌
キスツァ混声合唱団
ペトル・フィアラ、パヴォル・プロハースカ(指揮)
録音:1981-1997年、ブラチスラヴァ、スロヴァキア放送スタジオ

RB 0315-2 \2080
【未案内旧譜】
天使への時 クリスマスをスロヴァキア放送児童合唱団とともに
スロヴァキア放送児童合唱団
スロヴァキア放送交響楽団、他
ヤンカ・リフラー、オンドレイ・フランツィスツィ、
アドリアーン・ココシュ(指揮)
録音:1965、1990、1993、2005-2007年

RB 0323-2 \2080
【未案内旧譜】
おお、親愛なる大地よ 愛国と賛美の合唱 スロヴァキアの合唱音楽
エウゲン・スホニュ、シュテファン・ファイノル、リュドヴィート・ヴァンサ、
アウグスト・ホリスラフ・クルチメーリ、ヨゼフ・ストレチャンスキー、
ミクラーシュ・シュネイデル=トルナフスキー、
ヤーン・レヴォスラフ・ベッラ、
他の作品(全20曲)
スロヴァキア教員合唱団
シュテファン・セドリツキー(指揮)
録音:2003年、テプリツェ(チェコ)




<DISQUES CINEMUSIQUE>
映画音楽CD情報 2010-178
DCM 101 \1550
セルジュ・フランクリン(1942-):
「Une Petite Fille Particuliegre ou Le Billet de Loterie」
[特別な少女、または、宝くじ(直訳)]
(ジャン=ピエール・プレヴォスト監督;1994)
「Le Prince des Improsteurs」[偽造者の王子(直訳)]
(ジャン=ピエール・プレヴォスト監督;1998)
プラハ・フィシオ管弦楽団
マリオ・クレメンス(指揮)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 102 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
「ア・マン・イン・ラブ」(ディアーヌ・キュリス監督;1987)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 103 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
「夜明けの約束」(ジュールズ・ダッシン監督;1970)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 104 \1550
カロラン・プティ:
「家なき子」(ジャン=ダニエル・ヴェラーゲ監督、TV映画;2000)
「Madame de...」(ジャン=ダニエル・ヴェラーゲ監督、TV映画;2001)
ブダペスト交響楽団
ベーラ・ドラホス(指揮)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 109 \2080
ルイス・フューレイ(1949-)/リシャール・グレゴワール(1944-)編曲:
「マリア・シャプドレーヌ」(ジル・カルル監督;1985)
リシャール・グレゴワール(指揮)
映画およびTVシリーズのオリジナル・サウンドトラック。

DCM 110 \1550
ジョルジュ・ドルリューが指揮するモーリス・ジョベールの映画音楽集
「日は昇る」(マルセル・カルネ監督;1934)
「アタラント号」(ジャン・ヴィゴ監督;1934)
「赤頭巾ちゃん」(アルベルト・カヴァルカンティ監督;1929)
「舞踏会の手帖」(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督;1937)
「霧の波止場」(マルセル・カルネ監督;1938)以上5作品から
マドリード交響楽団
ジョルジュ・ドルリュー(指揮)
録音:1986年、ライヴ

DCM 111 \1550
ピエール・F・ブロー(1939-):
「La Vraie nature de Bernadette」[ベルネデットの正体(直訳)]
(ジル・カルル監督;1972)
「Red」(ジル・カルル監督;1973)
「Quebec a l'Heure de l'Expo」[万国博覧会時のケベック(直訳)]
(ジル・カルル監督;1968)
「Place aux Insolences!」 [無礼者たちの場所!(?直訳)]
(ジル・カルル監督;1966)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 112 \1550
ルイス・フューレイ(1949-)/レナード・コーエン作詞/
リシャール・グレゴワール(1944-)編曲:
ミュージカル「ナイト・マジック」(ルイス・フューレイ監督;1985)
ルイス・フューレイ、キャロル・ロール、エリン・ディケンズ、
エステル・スト=クロワ、カレン・ヤング、ナネット・ワークマン(歌)
リシャール・グレゴワール(指揮)
オリジナル・サウンドトラック。

DCM 113 \1550
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992)/ロベール・ラフォン編曲:
「愛と死の果てるまで」(ジョン・ヒューストン監督;1969)
ロベール・ラフォン(各種楽器、サンプリング、制作)
オリジナル・スコアに基づき新たに制作されたアルバム。

DCM 114 \1550
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992)/ロベール・ラフォン編曲:
未出版映画音楽集 Vol.1
「群衆の中の殺し屋」(ラルフ・トーマス監督;1968)
「Without Warning: The James Brady Story」
[警告なし: ジェイムズ・ブレイディ物語(直訳)]
(マイケル・トシユキ・ウノ監督、TV;1991)
「Sin of Innocence」[無知の罪(直訳)]
(アーサー・アラン・シーデルマン監督、TV;1986)
「フィリピン陥落 -バターン半島1942」
[Women of Valor;勇敢な女たち(直訳)]
(バズ・キューリック監督、TV;1986)
「パリス by ナイト」(デイヴィッド・ヘア監督;1988)
「コードネーム・ダンサー」(バズ・キューリック監督、TV;1987)
ピアノ協奏曲
「パートナーズ」(ジェイムズ・バロウズ監督;1982)
「Mister Johnson」
[ミスター・ジョンソン」(ブルース・ベアスフォード監督;1990)
「サイレンス・ハート」(リチャード・マイケルズ監督、TV;1984)
「ギデオン テロリスト暗殺指令」(マイケル・アンダーソン監督、TV;1986)
ロベール・ラフォン(各種楽器、サンプリング、制作)
ドルリューの未出版オリジナル・スコアに基づき新たに制作されたアルバム。

DCM 115 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992)/ロベール・ラフォン編曲:
「かもめの城」(ジョン・ギラーミン監督;1965)
「しのび逢い」(ケヴィン・ビリングトン監督;1968)
ロベール・ラフォン(各種楽器、サンプリング、制作)

DCM 117 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992)/ロベール・ラフォン編曲:
「女が愛情に渇くとき」(ジャック・クレイトン監督;1964)
「Our Mothers's House」(ジャック・クレイトン監督;1967)
「何かが道をやって来る」(ジャック・クレイトン監督;1983)
「The Lonely Passion of Judith Hearne」
[ジュディス・ハーンの孤独な情熱(直訳)](ジャック・クレイトン監督;1987)
「Memento Mori」(ジャック・クレイトン監督、TV;1992)
ロベール・ラフォン(キーボード、ギター、サンプリング、制作)

●旧譜ご案内
DCM-CL 201 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
クラリネットとピアノのための4つの小品(*)
オーボエとピアノのための前奏曲と舞曲(+)
弦楽四重奏曲第1番(#)/弦楽四重奏曲第2番(#)
サイモン・アルドリッチ(クラリネット(*))
リズ・ボーシャン(オーボエ(+))
サラ・レイモン(ピアノ(*/+))
クローデル=カニメ弦楽四重奏団(#)
エレーヌ・マルシル、マリー=ジョゼ・アルパン(ヴァイオリン)
アニー・パラン(ヴィオラ) ジャンヌ・ド・シャンタル・マルシル(チェロ)
録音:2006年5月、モントリオール、ラジオ=カナダ放送局スタジオ12

DCM-CL 203 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
ピアノのための最も美しい映画音楽テーマ集
「ピストン野郎」(1964)より イザベルのテーマ
「悪党」(1968)より ジャンヌのテーマ
「君に愛の月影を」(1969)より メイン・テーマ
「まぼろしの市街戦」(1966)より 生きる喜びのテーマ
「親愛なるルイーズ」(1972)より メイン・テーマ
「ベルモンドの怪盗二十面相」(1975)より 可憐なマリー=シャルロット
「L'Africain」[アフリカ人(直訳)](1982)より メイン・タイトル
「恋のエチュード」(1971)より 組曲
「ネバー・アゲイン・オールウェイズ」(1976)より メイン・テーマ
「甘い告白」(1971)より 組曲
「Milady」(1975)より メリーゴーランド,さよならミラディ
「Une autre vie」[もうひとつの人生(直訳)」(1971)より メイン・テーマ
「La Petite Vertu」[小さな徳(直訳)](1968)より メイン・タイトル,
田舎への逃避
ヨーコ・サワイ(ピアノ)
パトリック・ヒアリー(フルート)
ギヨーム・ソーシエ(チェロ)
録音:時期不詳、モントリオール、スタジオ St-Urbain

DCM-CL 204 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):
フルートとオーボエのための最も美しい映画音楽テーマ集
「L'Autre Femme」[他の女(直訳)](1964)より サラバンド
「明日に太陽を」(1963)より クレジット・タイトル
「大盗賊」(1962)より 組曲
「突然炎のごとく」(1961)より 第1のテーマ,組曲
「柔らかい肌」(1964)より ピエールとニコール
ピュイ・デュ・フーの「音と光のスペクタクル」(1982)より 夜,ルネサンス
「Thibaud ou les croisades」
[ティボー、または、十字軍(直訳)](1968)より
ティボーのテーマ,シビルのテーマ,歓喜
「Guy de Maupassant」[ギー・ド・モーパッサン](1982)より
ファニーのテーマ
「イルカの日」(1974)より ノクターン
「アグネス」(1985)より 第1のテーマ
「カーリー・スー」(1991)より クレジット・タイトル
パトリック・ヒアリー(フルート、ピッコロ)
ヘレン・デリー(オーボエ、イングリッシュホルン)
アンサンブル・アン=ル=ヴァン&コンパニー
録音:時期不詳、ヴェルダン(カナダ、ケベック州)、スタジオ451

DCM-CL 205 \2080
ジョルジュ・ドルリュー(1925-1992):ピアノを伴う作品集
ヴァイオリンとピアノのためのアンティフォナ1
告別のコンチェルト(ヴァイオリンとピアノのための)
チェロとピアノのためのアリアとフィナーレ
打楽器とピアノのための(5つの)楽章
ヴァイオリン・ソナタ
オリヴィエ・トゥーアン(ヴァイオリン)
ギヨーム・ソーシエ(チェロ)
ファブリス・マランドーラ(打楽器)
ミンナ・レ・シン(ピアノ)
録音:時期不詳、モントリオール、スタジオ・ピッコロ

DCM-CL 206 \2080
モーリス・ジョベール(1900-1940):
フランス組曲(管弦楽のための;1932)
間奏曲(弦楽のための;1936)(*)
組曲「赤ずきんちゃん」(12の楽器のための;1931)(*)
映画「舞踏会の手帖」(1937)から ワルツ(*)
映画「巴里祭」(1933)の音楽による舞踏組曲(ピアノのための)(+)
ピアノのためのインヴェンション第2番(#)/同第4番(#)/同第5番(#)
ニース室内管弦楽団(*)、ジャック=フランシス・マンゾン(指揮(*))
ヨーコ・サワイ(ピアノ(+/#))
録音:時期不詳、モントリオール、スタジオ451(+)、スタジオ・プラネート(#)
初出:BNL Productions(*)
組曲「赤ずきんちゃん」は同名の映画音楽のスコアより編曲。「フランス組曲」
と「間奏曲」はフランソワ・トリュフォー監督によりそれぞれ映画「アデルの
恋の物語」(1975)、「恋愛日記」(1977)の音楽として使用されました。




<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 219 \2080
シューマン(1810-1856)/クララ・シューマン(1819-1896)編曲:
ピアノ五重奏曲変ホ長調 Op.44(ピアノ四手連弾版)
ピアノ四重奏曲変ホ長調 Op.47(ピアノ四手連弾版)
パルマス・ピアノ・デュオ
クリスティーナ・パルマス、ルーカ・パルマス(ピアノ)
録音:2009年10月23-34、31日、ピアチェンツァ(イタリア)、
ニコリーニ音楽院コンサートホール

DISCANTICA 224 \2080
ジョルジョ・ガスリーニ(1929-):
ピアノ・ソナタ・デコラージュ(+)
儀式(2台のピアノのための)(#)
ピアノ・ソナタ・デコラージュ第2番(+)
間奏曲: ピアノ即興曲(*)
ピアノ・ソナタ・デコラージュ第3番(+)
カフェ=ソナンの画家たち(2台のピアノと打楽器のための)(#/**)
ジョルジョ・ガスリーニ(ピアノ(*))
アルフォンソ・アルベルティ(ピアノ(+))
パオラ・ビオンディ、デボラ・ブルニアルティ(ピアノ(#))
マンリツィオ・ベン・オマール(打楽器(**))
録音:2008年11月13日、ジェノヴァ(イタリア)、ニコロ・パガニーニ音楽院
イタリアのジャズ・ピアニスト・作曲家で映画音楽の分野でも知られる巨匠
ジョルジョ・ガスリーニのクラシカル・ピアノ作品集。

DISCANTICA 225 \2080
メンデルスゾーン(1809-1847):
弦楽四重奏曲第2番イ短調 Op.13
弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81
シューベルト(1797-1828):弦楽四重奏曲第12番ハ短調 D.703
ローマ弦楽四重奏団
マルコ・フィオリーニ、ビアンカマリア・ラダッチーニ(ヴァイオリン)
ダヴィデ・トーゾ(ヴィオラ) アレッサンドラ・モンターニ(チェロ)
録音:2009年9月11-13日、ローマ、
聖セバスティアーノ・アル・パラティーノ教会

DISCANTICA 226 \2080
アルメニア狂詩曲 2台のピアノのためのアルメニア音楽
アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):
ワルツ(バレエ「ガヤネ」(1942/1952)より)
エジプトのダンサー(バレエ「スパルタクス」(1947)より)
エギナの踊り(バレエ「スパルタクス」より)
子守歌(バレエ「ガヤネ」より)
3つの小品(1945); オスティナート,ワルツ,幻想的ワルツ
コミタス(1869-1935)/ロベルト・アンドレアシアン(1912-1971)校訂:
春が来て…(ピアノ独奏のための;1966)
アルノ・ババジャニアン(1921-1983):悲歌(ピアノ独奏のための;1978)
エドワルト・アブラハミアン(1923-1986)/エレオノーラ・アダミアン編曲:
即興曲第1番(1956)
アレクサンドル・スペンジャリアン(1871-1928)/
エレオノーラ・ガスパリアン(1932-)編曲:カイタルマ[Khaitarma](1895)
エレオノーラ・アダミアン(1932-)/エレオノーラ・ガスパリアン編曲:
舞曲(1981)
エドガル・ホフアニシアン(1930-1998)/
エレオノーラ・ガスパリアン編曲:アダージョ
アルノ・ババジャニアン/エレオノーラ・アダミアン編曲:奇想曲(1950)
アルノ・ババジャニアン/アレクサンドル・アルチュニアン(1920-):
アルメニア狂詩曲(1952)
ハチャトゥリアン・ピアノ・デュオ
アニ・マルロシアン、パオロ・ジラルディ(ピアノ)
録音:2009年4月29日、フォルリ(イタリア)、
アンジェロ・マジーニ高等音楽学校サンジョルニ・ホール
珍しくかつ興味深い収録内容。独奏曲(*)も担当するアニ・マルチロシアンは
アルメニア生まれのピアニスト。

DISCANTICA 228 \2080
ヴィクトル・デ・サバタ(1892-1967):
音楽のフレスコ画「ヴェニスの商人」(1934)
マラガ合唱団
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
アルド・チェッカート(指揮)
録音:2008年10月、マラガ(スペイン)
1934年のヴェネツィア・ビエンナーレにおいて初演された作品。

DISCANTICA 06 \2080
【未案内旧譜】
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)/トマス・ビリントン(1754-1832)編曲:
合奏協奏曲集 Op.6(Vol.2)Nos.1, 2, 4, 5, 6, 9
エドアルド・ベロッティ(オルガン)
録音:イタリア、フリウリ・ヴェネティア・ジュリア州ウディーネ県
ヴィッラルタ・ディ・ファガーニャ、教区教会
使用楽器:1791年、ガエターノ・カッリード製
「Vol.1」(DISCANTICA 04、廃盤)と合わせ DISCANTICA 137/138 (2CD)として
再発売されておりますのでご注意ください。Vol.1を既にお持ちの方にお勧め
いたします。

DISCANTICA 43/44 2枚組 \4160
【未案内旧譜】
ルチオ・カンピアーニ(1822-1914):室内楽作品集
ヴァイオリン、フルート、クラリネットとピアノのための四重奏曲(*)
夜[Sera](夜のメロディ;ピアノのための)(+)
ピアノのための8つの幻想曲「ヴェルディの花束」から トラヴィアータ(+)
ピアノのための6つの性格的小品 から 星へ(演奏会用アンダンテ)(+)
激しい胸騒ぎ(ピアノのための大ギャロップ)(+)
オペラ「十人委員会」から シンフォニア
(チェーザレ・トロンビーニ編曲、ピアノ四手連弾版)(#)
マントヴァ=モデナ鉄道(ピアノ四手連弾のためのワルツ)(#)
トニーノの墓前で流す涙(ピアノ四手連弾のための追悼の意)(#)
弦楽四重奏曲第3番ニ長調(**)
パオロ・ギドーニ(ヴァイオリン(*/**))
ファビオ・バチェッレ(フルート(*))
マッテオ・マラビーニ(クラリネット(*))
ステファノ・ジャヴァッツィ(ピアノ(*))
ロベルタ・バンバーチェ(ピアノ(+))
カミッロ&ウンベルト・ベルテッティ(ピアノ(#))
ルーカ・ベルタッツィ(ヴァイオリン(**))
アンドレア・マイーニ(ヴィオラ(**))
フランチェスコ・フェッラリーニ(チェロ(**))
録音:1998年7、9月、ビビエーナ(イタリア)、アッカデーミコ劇場





<STRADIVARIUS>
STR 33864 \1980
カールハインツ・シュトックハウゼン(1928-2007):
ハルレキン 無伴奏クラリネットのための作品集
夢の使い[Der Traumbote]
遊び好きな設計者[Der spielerische Konstrukteur]
恋する抒情詩人[Der verliebte Lyriker]
気難しい教師[Der pedantische Lehrer]
いたずら好きな道化師[Der spitzbubische Joker]
情熱的な舞踊家[Der leidenschaftliche Tanzer]
一つの足との対話[Dialog mit einem Fuss]
ハルレキンの踊り[Harlekin's Tanz]
熱狂する輪廻の魂[Der exaltierte Kreiselgeist]
ミケーレ・マレッリ(クラリネット)
曲名の和訳は適切でないかもしれませんので参考程度にお受け取りください。

STR 33868 \1980
グロンドーナ・プレイズ・J・S・バッハ
J・S・バッハ(1685-1750):
トッカータ ホ短調 BWV914/前奏曲ニ短調 BWV999
フーガ イ短調 BWV1000/前奏曲、フーガとアレグロ変ホ長調 BWV998
「アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帳」より 16曲
ゴルトベルク変奏曲 BWV988 より アリア
ステファノ・グロンドーナ(ギター)

STR 33877 \1980
フェッラーリ:恋する男たちよ、私には言える 独唱のための作品集
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):コッレンテ第1番
ベネデット・フェッラーリ(1597-1681):恋する男たちよ、私には言える(*)
アレッサンドロ・ピッチニーニ:トッカータ第6番
ベネデット・フェッラーリ:おお、地獄よ、迎え入れよ(*)/岸に戻れ(*)
アレッサンドロ・ピッチニーニ:
フランスのアリア「アレマンナ」によるパルティータ
ベネデット・フェッラーリ:コッレンテ第6番/聞け、恋人たちよ(*)
ベッレロフォンテ・カスタルディ(1581-1649):一口のファンタジア
ベネデット・フェッラーリ:彼女は私をたくさん愛してくれる(*)
アレッサンドロ・ピッチニーニ:トッカータ第4番
ベネデット・フェッラーリ:
愛の神よ、私は反逆する(*)/愛の神よ、あなたは私をとらえた(*)
ジローラモ・ヴィヴィアーニ:パッサカリア
ベネデット・フェッラーリ:あなたを愛すべきか(*)
アレッサンドロ・ピッチニーニ:カリアルダ第3番
ベネデット・フェッラーリ:あなたを愛し続けよう(*)
ペギー・ベランジェ(ソプラノ(*))
ミシェル・アンジェ(テオルボ)
ベネデット・フェッラーリはレッジョ・ネレミーリアに生まれイタリア各地お
よびウィーンで活躍した作曲家・台本作家・テオルボ奏者。3巻の独唱曲集
(Musiche varie a voce sola;1633、1637、1641年、ヴェネツィアにて出版)
には、彼の作詞家・作曲家・テオルボ奏者としての才能が凝縮されています。

STR 33305 \1980
【未案内旧譜】
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
フルートとチェンバロのための5つのソナタ
第1番ニ短調 K.77/第2番ホ短調 K.81/第3番ニ短調 K.89
第4番ニ短調 K.90/第5番ト長調 K.91
クラウディオ・フェッラリーニ(フルート)
ルイジ・フォンターナ(チェンバロ)
前ディストリビューター未案内商品。在庫僅少につき供給できない可能性が
ございます。あらかじめご了承ください。

STR 33338 \1980
【未案内旧譜】
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):
3つのフルート四重奏曲 Op.22
第1番変ロ長調/第2番ハ長調/第3番変ホ長調
クラウディオ・フェッラリーニ(フルート)
ザルツブルク弦楽四重奏団員
ラヴァルド・スコウ・ラーセン(ヴァイオリン)
イェルク・シュタインクラウス(ヴィオラ) デトレーフ・ミールケ(チェロ)
前ディストリビューター未案内商品。

STR 33368 \1980
【未案内旧譜】
ジュゼッペ・サルティ(1729-1802):フルートと低音楽器のための6つのソナタ
第1番ト長調/第2番ハ長調/第3番ト長調
第4番ト短調/第5番ヘ長調/第6番ニ長調
クラウディオ・フェッラリーニ(フルート)
クリスティーネ・マイヤー(チェンバロ)
ソコル・コカ(チェロ)
前ディストリビューター未案内商品。

STR 40001 \1980
【未案内旧譜】
ヤニス・クセナキス(1922-2001):
Psappha(1976)
Okho(1989)
Persephassa(1969)
デモエ・パーカッション・アンサンブル
前ディストリビューター未案内商品。

STR 50005 \1980
【未案内旧譜】
レッラ・クベルリ、モーツァルトとペルゴレージを歌う
モーツァルト(1756-1791):エクスルターテ・ユビラーテ K.165
ペルゴレージ(1710-1736):ミゼレーレ第2番ハ短調(*)
レッラ・クベルリ(ソプラノ)
エリーザ・フランツェッティ(ソプラノ(*))
エマヌエーレ・ビアンキ(男性アルト(*))
ヴィンチェンツォ・ディ・ドナート(テノール(*))
サルヴォ・ヴィターレ(バス(*))
ミラノ市民大学合唱団(*)
イル・クアルテットーネ室内管弦楽団
マルティニョ・ルテロ(指揮)
前ディストリビューター未案内商品。




<NIREO>
NIREO 006S \2450
【未案内旧譜】
レッチェの声 20世紀レッチェの歌手たち
ヴェルディ:オペラ「トロヴァトーレ」から
Condotta ella era in ceppi 〔1941〕
Ai nostri monti 〔1940〕(*)/Stride la vampa 〔1950〕
チレア:オペラ「アドリアーナ・ルクヴルール」から Io sono sua per l'amor
〔1941〕(+)
R・シュトラウス:セレナータ 〔1942〕
クローエ・エルモ(1910-1962;メゾソプラノ)
ベニャミーノ・ジーリ(テノール(*))
ジーナ・チーニャ(ソプラノ(+))
ドニゼッティ:オペラ「シャモニーのリンダ」から Da quel di che
t'incontrai 〔1930〕(*)
ペコラーロ:
Lucernedde de Santu Ronzu(マズルカのテンポによるカンツォーネ) 〔1935頃〕
スキーパ:Beddha e trista 〔1940〕
プペスキ:Baccara 〔1932頃〕
フランコ・ペルッリ(1899-1989;テノール)
リーナ・パリューギ(ソプラノ)
ドニゼッティ:オペラ「ランメルモールのルチア」から
Il dolce suono〔1940頃〕
ヴェルディ:オペラ「椿姫」から Sempre Libera〔1940頃〕
ヴァンナ・カマッサ(ソプラノ;1914?-?)
マリノーシ:「Le Sette Parole」から
Di mille colpe reo(*)/ L'alta impresa e gia compiuta 〔1970頃〕
ルイジ・デミトリー(1898-1981;バリトン)
フェルナンド・ミラウロ(テノール?(*))
ヴェルディ:オペラ「リゴレット」から Verdi - La donna e mobile 〔1959頃〕
カプア:オー・ソレ・ミオ 〔1959頃〕
ニチェータ・リッツォ(1910-1982;テノール)
ヴェルディ:オペラ「第一回十字軍のロンバルディア人」から
La mia letizia 〔1951年〕
グスターヴォ・ガッロ(1904-1992;テノール)
プッチーニ:オペラ「マノン・レスコー」から No! pazzo son! 〔1930頃〕
フランコ・タフロ(1888-1943;テノール)
録音:〔年〕
ティート・スキーパ(1889-1965)の生地であるイタリア南東部の町レッチェと
その近郊出身の歌手たちの歴史的録音集。スキーパの同世代および次世代に
あたる人たちです。伴奏者の表記は略しました。音質のよくないものがあり
ますので、あらかじめご了承ください。

NIREO 010 \2450
【未案内旧譜】フ
ランチェスコ・ダヴァロス(1930-):ピアノ作品集
過去の印象(アルバムの綴りと変奏曲)/アルバムの綴り[Albumblatt]
ある変奏の変奏/4つの相互的変奏曲/13の前奏曲 1840-1900
夜想曲/小さなロマンス/アルバムの綴り[Foglio d'Album]
メヌエット/海の光景/2つの性格的小品/ワルツ
フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)
録音:2006年1月2-8日、4月24日、レッチェ(イタリア)、ナルド




<Alto>
ALC 6001 6枚組 \3050
※代理店に少量入荷済み
チェコ・ピアノ音楽アンソロジー
ドヴォルジャーク(1841-1904):
主題と変奏 Op.36 B.65/詩的音画 Op.85 B.161
録音:1992年9月、プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
原盤:Unicorn Kanchana 前出:Regis, RRC 1171(廃盤)
ヤナーチェク(1854-1928):
草陰の小道を通って(第1巻&第2巻)
ソナタ「1905年10月1日、街頭にて/霧の中で
録音:1994年9月、プラハ、ルドルフィヌム・スタジオ
原盤:Unicorn Kanchana 
前出:Regis, RRC 1172(廃盤) 分売:ALC 1137(未発売)
マルチヌー(1890-1959):
幻想曲とトッカータ/前奏曲&ポルカ集(全16曲)
マルケ河岸のブキニスト(古本屋)/アダージョ/ソナタ第1番
録音:1990年1月、スタジオ・アイゴー・カークウッド 原盤、
初出:Adda, 581202/203
ノヴァーク(1870-1949):
英雄的ソナタ Op.24/冬の夜の歌 Op.30/スロヴァキア組曲 Op.32
2つのワラシュ舞曲 Op.34 から ディマーク(No.2)
録音:2010年7月、ポーウィス(英国、ウェールズ)、Stockenny 
分売:ALC 1113
スメタナ(1824-1884):
3つのサロン用ポルカ Op.7(1854)/3つの詩的ポルカ Op.8(1854)
夢(6曲;1875)/チェコ舞曲集第2巻(1879)
録音:1992-1994年 原盤:Unicorn Kanchana 前出:Regis, RRC 1173, 1223
分売:ALC 1128
スク(1874-1935):
6つのピアノ小品 Op.7/春 Op.22a/夏の印象 Op.22b/母について Op.28
録音:1994年12月、プラハ、ルドルフィヌム・ホール
原盤:Unicorn Kanchana 前出:Regis, RRC 1174(廃盤)
ラドスラフ・クヴァピル(ピアノ)

<MEMBRAN>
MEMBRAN 233106 43枚組 \5400
ワーグナー:オペラ全集
「妖精」
ユルキ・コルホネン、スー・パッチェル、ウルリケ・ゾンターク、
マヌエラ・クリスチャック
ガボール・エトヴェシュ指揮
カリアリ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団
録音:1998年
「恋愛禁制」
ルートヴィヒ・ヴェルター、ヘルベルト・プリコーパ、アントン・デルモータ、
ヒルデ・ザデック
ロベルト・ヘーガー指揮、ウィーン大放送管弦楽団
録音:1963年
「リエンツィ、最後の護民官」
ギュンター・トレプトウ、トルーデ・アイッパーレ、ヘルムート・フェーン、
エルナ・シュリュター
ヴィンフリート・ツィリッヒ指揮、ヘッセン放送交響楽団
録音:1950年
「さまよえるオランダ人」
ハンス・ホッター、ヴィオリカ・ウルスレアク、ゲオルク・ハン、
カール・オスターターク
クレメンス・クラウス指揮、バイエルン州立歌劇場管弦楽団
録音:1944年
「タンホイザー」
アウグスト・ザイダー、マリアンネ・シェヒ、カール・パウル、
マルガレーテ・ボイマー
ロベルト・ヘーガー指揮、バイエルン州立歌劇場管弦楽団
録音:1951年
「ローエングリン」
エレアノール・ステーバー、アストリッド・ヴァルナイ、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン、ヘルマン・ウーデ
ヨーゼフ・カイルベルト指揮、バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団
録音:1953年
「トリスタンとイゾルデ」
ルートヴィヒ・ズートハウス、キルステン・フラグスタート、
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ、ブランシェ・シーボム
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
録音:1952年
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
オットー・エーデルマン、ハンス・ホップフ、
エリザベート・シュワルツコップ、エーリヒ・クンツ
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団
録音:1951年
「ラインの黄金」
ジョン・ヴェーグナー、ウィリャ・エルンスト=モスレイティス、
ハンス=イェルク・ヴァインシェンク、オレグ・ブリヤク、
サイモン・ヤング、マルコム・スミス
ギュンター・ノイホルト指揮、バーデン・シュターツカペレ
録音:1993-95年
「ヴァルキューレ」
エドワード・クック、フローデ・オルセン、ジョン・ヴェーグナー、
ガブリエレ・マリア・ロンゲ、ズラトミラ・ニコロワ、カーラ・ポール
ギュンター・ノイホルト指揮、バーデン・シュターツカペレ
録音:1994-95年
「ジークフリート」
ヴォルフガング・ノイマン、ハンス=イェルク・ヴァインシェンク、
ジョン・ヴェーグナー、オレグ・ブリヤク、サイモン・ヤング、
カーラ・ポール
ギュンター・ノイホルト指揮、バーデン・シュターツカペレ
録音:1994-95年
「神々の黄昏」
エドワード・クック、ボード・ブリンクマン、オレグ・ブリヤク、
マルック・テルヴォ、カーラ・ポール、ガブリエレ・マリア・ロンゲ
ギュンター・ノイホルト指揮、バーデン・シュターツカペレ
録音:1995年
「パルジファル」
ジョージ・ロンドン、ルートヴィヒ・ウェーバー、
ヴォルフガング・ヴィントガッセン、ヘルマン・ウーデ、マルタ・メートル
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮、バイロイト祝祭歌劇場管弦楽団
録音:1951年

MEMBRAN 205253 10枚組 特別価格 \650
Mengelberg/ Maestro Appasionato
ウィレム・メンゲルベルク(指揮)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
1. ヴィヴァルディ:合奏協奏曲 op.3 No.8(1937)
2. J.S. バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調
BWV1043 (1935)
3. J.S. バッハ:管弦楽組曲第2番 BWV1067(1931)
4. J.S. バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV1068(1942)
5. モーツァルト:セレナーデ 第13番 ト長調 K.525(1940)
6. ウエーバー:序曲「魔弾の射手」(1931)
7. ウエーバー:序曲「オベロン」(1928)
8. ベートーヴェン:交響曲第6番(1937)
9. ベートーヴェン:交響曲第7番(1940)
10. シューベルト:交響曲第8番(1942)
11. シューベルト:交響曲第9番(1942)
12. ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番(1940)
13. ワーグナー: 序曲「タンホイザー」(1940)
14. ワーグナー:ローエングリンより第1幕「前奏曲」(1927)
15. リスト:前奏曲(1929)
16. ボロディン:中央アジアの草原にて(1941)
17. ブラームス:交響曲第3番(1932)
18. ブラームス:大学祝典序曲(1930)
19. ブラームス:悲劇的序曲(1942)
20. チャイコフスキー:交響曲第6番(1941)
21. チャイコフスキー:ロメオとジュリエット(1930)
22.チャイコフスキー:序曲「1812年」(1940)
23. フランク: 交響曲(1940)
24. ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲(1938)
25. ラヴェル:ダフニスとクロエ組曲第2番(1938)
26. マーラー:交響曲第4番(1939)
27. R.シュトラウス:ドン・ファン(1938)
28. R.シュトラウス:英雄の生涯(1941)
29.バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第2番(1939)
30. コダーイ:ハンガリー民謡「飛べよ孔雀」(1939)




<NUOVA ERA>
NUOVA ERA 233007 2枚組 \1650
ドニゼッティ:歌劇「連隊の娘」
ルチアーナ・セッラ
ウィリアム・マッテウッツィ
エンツォ・ダーラ
ブルーノ・カンパネッラ指揮
ボローニャ市立劇場管弦楽団、合唱団
1989年 ライヴ

NUOVA ERA 233009 2枚組 \1650
ベッリーニ:歌劇「カプレーティとモンテッキ」
カティア・リッチャレッリ
ダイアナ・モンタギュー
ダーノ・ラッファンティ
マルチェッロ・リッピ
ブルーノ・カンパネッラ指揮
ヴェネツィア・フェニーチェ座管弦楽団、合唱団
1991年 ライヴ




<KULTUR>
KULTUR BD4684(Blu-ray) \3780
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」
エリーザベト・シュヴァルツコップ
セーナ・ユリナッチ
アンネリーゼ・ローテンベルガー
オットー・エーデルマン
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カラー 192分




<URANIA-WIDESCREEN COLLECTION>
WS121.106 2枚組 \1450
グルック:歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
リーザ・スティーヴンス
リーザ・デラ・カーザ
ロバータ・ピータース
ピエール・モントゥー指揮
ローマ歌劇場管弦楽団   1957年

WS121.107 2枚組 \1450
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
シクステン・エールリンク指揮 ストックホルム祝祭管弦楽団
1954/6/10,11
三重協奏曲
レフ・オボーリン(P) スヴィヤトスラフ・クヌシェヴィツキー(VC)
マルコム・サージェント指揮 フィルハーモニア 1958/5/10
ヴァイオリン・ソナタ第3番
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(P) 1955/5/19
ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」
レフ・オボーリン(P)   1953

WS121.108 2枚組 \1450
ガーシュウィン:
ラプソディー・イン・ブルー
ジョージ・ガーシュウィン(P) ポール・ホワイトマン・オーケストラ
1927年
ピアノ協奏曲 へ調
ロイ・バージー(P) ポール・ホワイトマン・オーケストラ
1928/9/15-17
13のポピュラー・ソング
フレッド・アステア、ルイ・アームストロング、アル・ジョルソン、
ミルドレッド・ベイリー、ビリー・ホリデイ、ナット・キング・コール、
エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラ、サラ・ヴォーン、
ポール・ロブスン、ジュディ・ガーランド、マリリン・モンロー
1928-1956
ラプソディー・イン・ブルーアール・ワイルド(P)
パリのアメリカ人   
ピアノ協奏曲 へ調オスカー・レヴァント(P)




<CHROME DREAMS>
CDCD5049 2枚組 \1650
FRANK ZAPPA'S CLASSICAL SELECTION
フランク・ザッパに影響を与えた作品集
DISC.1
1. ワ-グナー:ワルキューレの奇行
2. ストラヴィンスキー:春の祭典より春のロンド
3. ウエーベルン:バガテル op. 9
4. ストラヴィンスキー: 兵士の物語より王の行進曲
5. ホルスト: 惑星より木星
6. ヴァレーズ: 「超分光器Hyperprism」
7. アンタイル: バレエ・メカニック
8. ラヴェル: ボレロ
9. シェーンベルグ:映画の一場面への伴奏音楽op.34
10. シルベストレ・レブエルタス: センセマヤ
11. ジョン・ケージ: 4分33秒
12. コンロン・ナンカロウ:スタディ No.11
13. ピェール・ブーレーズ:ル・マートル・サン・メートルより第1楽章
DISC.2
1. ハリーパーチ: US Highball - A Musical Account of a
Transcontinental Hobo Trip
2. ルイジ・ノーノ: Il Canto Sospeso(The Suspended Song)
3. カール・ハインツ・ストックハウゼン:Kontakte
4. オリヴィエ・メシアン: Chronochromie
5. ペンデレッキ:Threnody to the Victims of Hiroshima
6. ブレント・アレル:Electronic Music No.1

CDCD5051 2枚組 \1650
The Classic Themes of Bernard Hermann and Bebe & Louis Barron/
Sonic SCI -FI
バーナード・ハーマンとルイ・バロン、ベベ・バロンのSF作品
DISC.1
バーナード・ハーマン:
The Days The Earth Stood Still(1951)
(地球の静止する日)
Outer Space Suite(1957)
DISC.2
ルイス・アンド・ベベ・バロン
The Forbidden Planet(1956)
(禁断の惑星)
Bonus Track:
Bells Of Atlantis(1952)

CDCD5050 \1500
The Essential Alfred Hitchcok/ Suspense of Disbelief
アルフレッド・ヒッチコックの世界
1.Main Thema(ジェフ・アレクサンダー)
2.Music to be Murdered(ジェフ・アレクサンザー)
3.Vertigo - Prelude and Roorftop(Muis Mathieson)
4. 北北西に進路をとれ(Kidnappes)
5. I Confess(ディミトリ・ティオムキン)
6. After You've Gone
7.ケ・セラ・セラ(ドリス・デイ)
8. ダイヤルMを廻せ!(ディミトリ・ティオムキン)
9. ロープ(プーランク)
10.ハリーの災難(バーナード・ハーマン)(1954)
11.スペルバウンド(ミクロス・ローザ)
12.北北西に進路をとれ(Fashion Show)
(バーナード・ハーマン)
13.Rear Window - juke Box #6(フランツ・ワックスマン)
14.Leading Ladies(A.ヒッチコック)
15.Vertigo(ムイア・マティソン)
16.見知らぬ乗客(ディミトリ・ティオムキン)
17.マニピュレーター(A.ヒッチコック)
18.サイコ(A.ヒッチコック)
19.北北西に進路をとれ(Ouverture)
20.スペルバウンド - メイン・テーマ(ミクロス・ローザ)
21.泥棒成金(リン・マレイ)
22.Vertigo - The Neeklace, The Return and Finale
(ムイア・マティソン)
23.The Hour of Parting(ジェフ・アレクサンダー)

<SOLSTICE> 各1枚 \1780
SOCD 241
ジャン・ラングレJEAN LANGLAIS(1907-1991):
宗教的声楽曲集 SACRED VOCAL MUSIC
モンフォール家聖ルイ‐マリー教会のカンタータ、5つのモテット、
3つの祈祷、素朴さなミサ他
サミュエル・コカール指揮
ブーシュ・デュ・ローヌ県聖歌隊
マリー・ルイズ・ラングレ(オルガン)
録音: 2007年 10月3-5日

SOCD 242
ジャチント・シェルシGIACINTO SCELSI(1905-1988):
ヴァイオリン・ソナタ(1934)、ディヴェルティメント第4番(1955)、
デュオ(1965)、XNOYBIS(1964)
ブルノ・マントヴァーニ(1974-):D’une seule voix(2007)
ディエゴ・トジ(Vn)Diego Tosi、ジャイ・ゴットリーブ(P)、ティモセー・トジ(Vc)
録音: 2007年 10月3-5日

SOCD 251
モーリス&マリー=マドレーヌ・デュリュフレ・イン・コンサート 
J.S.バッハ:
パルティータ ホ短調BWV.770/シューマン:カノン風練習曲1&5番0p.56
ヴィエルヌ:亡き子のための墓碑(トリプティクより)
トゥルヌミール:即興的小ラプソディ
ブルドン:エレジー-ルイ・ヴィエルヌの思い出
デュリュフレ:アランの名による前奏曲とフーガOp.7*
リスト「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ*
モーリス&マリー=マドレーヌ・デュリュフレ*(オルガン)
録音: 1970年8月7日サランシュ教会(サヴォア)のオルガンによるコンサート

SOCD 252
コシュローを讃えて
デイヴィッド・ブリッグス:
「ヒバリよ、かわいいヒバリ」による即興曲
(聖ヴァンサン教会、2008年10月17日)、
ティエリ・エスケシュ:即興的組曲(聖ロシュ教会、2008年12月8日)
ロイク・マリェ:
ピエール・コシュローの名による即興的組曲
(リヨン国立音楽院、2009年2月8日)、
ジョージ・ベイカー:ベルスーズ・パラフレーズ/サセックス・キャロルよる
トッカータ‐ジーグ(聖スルピス教会、2008年12月7日)
ダヴィッド・ブリッグス、ティエリー・エスカイシュ、ロイス・マリー、
ジョージ・ベイカー(オルガン)

SOCD 253
パリ、ノートル・ダム寺院のラングレ
サルヴェ・レジナop.85(1954)、真の霊魂へのオフラドop.206(1981)、
トランペットとオルガンのためのコラールop.172-1,3,4(1972)、
荘厳な詩篇 第3番op.142(1964)
ノートル・ダム聖歌隊、ピエール・コシュロー/ジャン・ラングレ(オルガン)、
ロジャー・デルモット(Tp)、他
録音: 1979年12月10,11日、1980年2月3日、1981年3月28日

SOCD 254
ドヴォルザーク:
13のモラヴィアの歌op.32、2つのモラヴィアの歌(作品番号無し)
ラフマニノフ:6つの合唱曲op.15
ラインベルガー:maitag,ein lyrishes intermezzo op.64
サミュエル・コカール指揮ブーシュ・デュ・ローヌ県聖歌隊
録音: 2009年3月2-6日

SOCD 255
ダニエル・トジ:
幻想の地平線-ハーディー・ガーディーとオーケストラのための組曲
ドミニク・レゲフ(ハーディー・ガーディー)、
ラ・カメラータ・デ・フランス
録音: 2008年10月12日

SOCD 256
マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールの作曲家たち
アダン、ルイ・ベルツ、マルスリーヌ・デボルド、ジョン・フィールド、
フランク、レイナルド・アーン、ルイ=エマヌエル・ジャダン、ロッシーニ、
サン=サーンス、エリック・タンギ、Marguerite Canal、
Pauline Duchambge、Joseph-Henri Mees、Henry Woolett
フランソワーズ・マセ(Sp)、ニコラス・スタヴィ(P)
録音: 2009年7月17-22日

SOCD 257
アラウンド・ヴィヴァルディ
Calro Alezio RAZETTI(16..-17.):協奏曲ヘ短調
Giuseppe Matteo ALBERTI(1685-1751):協奏曲ト短調
Calro TESSARINI(1690-1767):協奏曲ヘ長調
Andrea ZANI(1696-1757):協奏曲ニ長調、
Giovanni Baptista SOMIS(1686-1763):協奏曲ト長調
Silvestro ROTONDI(16..-17..)協奏曲ヘ短調
(初録音)
Ensenble Guidantus
録音: 2009年3月

SOCD 259
ショパン&クラーマー
ショパン:
タランテラop.43/舟歌op.60/幻想ポロネーズop.61/幻想即興曲op.66/
子守唄op.57/幻想曲op.49
ヨハン・バプティスト・クラーマー:練習曲作品81より41,45,62,71,72,81番
ジャン=ピエール・マルティ(P)
録音: 1957年(ショパン)、1965年(クラーマー)

SOCD 264
リスト:オルガン曲集
バッハの名による前奏曲とフーガ、
コラール「アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム」による幻想曲とフーガ、
「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」による変奏曲、葬送
ピエール・ラブリック(オルガン)
録音:1973年11月24,25日
ルーアン、サントゥアン大修道院のカヴァイユ=コル・オルガン

SOCD 265/6
フランク:オルガン全集(エラート原盤)
アンドレ・マルシャル(オルガン)
録音:1956年 パリ、サントゥスタシュ教会

SOCD 269
ジャンヌ・ドゥメッシュー(1921-1968):オルガン曲集
6つの練習曲op.5、精霊についての7つの瞑想曲op.6より2-7、
コラール前奏曲op.8-3、トリプティクop.7、テ・デウムop.11
ピエール・ラブリック(オルガン)
録音:1969年、1972年 パリ、ノートル・ダム寺院におけるライヴ収録

<MEMORIES>
MR2145/2149 5枚組 ¥2080
ベートーヴェン:交響曲全集(カプリング順)
全てカール・シューリヒト指揮、モノラル録音
CD1
交響曲第1番
(ベルリン市立管=現ベルリン・ドイツ・オペラ管、1941年スタジオ録音)
交響曲第4番
(ベルリン市立管=現ベルリン・ドイツ・オペラ管、1942年スタジオ録音)
CD2
交響曲第2番
(スイス・ロマンド管、1957年ライヴ)
交響曲第5番「運命」
(フランス国立放送響、1956年9月23日ライヴ)
CD3
交響曲第8番
(パリ音楽院管、1957年5月スタジオ録音)
交響曲第3番「英雄」
(シュトウットガルト放送響、1952年2月29日ライヴ)
CD4
交響曲第6番「田園」
(シュトウットガルト放送響、1957年2月14日ライヴ)
交響曲第7番
(VPO、1956年12月10日ライヴ)
CD5
交響曲第9番
(フランス国立放送響、マリア・シュターダー=S、カタリナ・マルティ=A、
ワルデマル・クメント=T、ハインツ・レーフス=Bs、
ラ・ツール・ド・ペリ合唱組合、シャイイ・スー・クララン合唱団、
1954年9月12日ライヴ)
年の瀬が忍び寄る今日この頃。何となくベートーヴェンが聴きたくなります。
MEMORIESからの贈り物は名指揮者シューリヒトによるベートーヴェン:交響曲
全集です。巨匠の芸風は飄々とか軽やかという言葉で片付けられ勝ちですが、
この全集からどの曲でも結構ですから聴いてみてください。実は豪快そのもの
で恐ろしく大胆な変化を平気で繰り広げる大胆な指揮者なのです。クリュイタ
ンスと同行した戦後初のウィーンフィルアメリカ・ツアーに於ける「第7番」
の熱狂(当時76歳!)、「第9」はモントルー・フェスティヴァルの凄絶なライ
ヴで、第2楽章などトスカニーニもビックリの激しさ。パリで燃焼した「運命」
……。奇数番号の交響曲にライヴの凄みが光っております。既出のCDよりも
生々しい音で迫るMEMORIES入魂のリマスタリングです。

modoru