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<クラシック・輸入盤新譜情報 07−10>
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

<VIRGIN CLASSICS>
CZS-5046192 6枚組 \2780
100ベスト・ヴィヴァルディ
CD1
四季
協奏曲-3つのヴァイオリンのための ヘ長調RV551
協奏曲-4つのヴァイオリンのための ロ短調RV580
以上 ウォーレン=グリーン
(ヴァイオリン、指揮)、ロンドン室内O
CD2
協奏曲
2つのトランペットのための ハ長調RV537
オーボエ協奏曲ハ長調RV447
チェロ協奏曲ハ短調RV401
バスーン協奏曲変ロ短調RV502;
協奏曲-2つのヴァイオリンのためのRV522
以上 ウォーレン=グリーン指揮
ロンドン室内O
CD3
協奏曲
2つのマンドリンのためのト長調RV532
マンドリン協奏曲ハ長調
RV425/以上ビオンディ指揮、エウローパ・ガランテ
ヴァイオリン協奏曲ハ長調RV581「聖母マリア被昇天の祝日のために」
ビオンディ(ヴァイオリン)、イル・セミナリオ・ムジカーレ
フルート協奏曲ト短調RV439「夜」
協奏曲ト短調RV577「ドレスデンのオーケストラのために」
協奏曲ハ長調RV556「聖ロレンツォの祝日のために」
以上パロット指揮、タヴァナー・プレイヤーズ
CD4
カンタータ「去っておくれ、もはや去っておくれ」RV684
/リー・ラギン(カウンターテナー)、スタッブス指揮、テアトロ・リリコ
ソナタ-チェロと通奏低音のためのト短調RV42
ソナタ-2つのヴァイオリンと通奏低音のためのニ短調RV63「ラ・フォリア」
シンフォニア ロ短調RV169/
以上 メドラム指揮、ロンドン・バロック
グローリアRV637よりイントロダクション
サルヴェ・レジーナRV616
ミゼレーレRV641よりイントロダクション
以上 レーヌ(アルト)、イル・セミナリオムジカーレ
CD5
グローリアRV589
/ヴァン・エヴァラ(ソプラノ)、プレイス(メゾ・ソプラノ)、
ケイブル(コントラルト)、
パロット指揮、タヴァナー合唱団&プレイヤーズ
モテット「In furore」RV626
/チョーフィ(ソプラノ)、ビオンディ指揮 他
スターバト・マーテルRV621
/ダニエルズ(カウンターテナー)、ビオンディ 他
CD6
オペラ・アリア集
「離宮のオットー大帝」より2曲
/ルブランク、マクファッデン(ソプラノ)、リー・ラギン(カウンターテナー)、
スタッブス指揮、テアトロ・リリコ
「バジャゼット」より4曲
/ダルカンジェロ(バス・バリトン)、チョーフィ(ソプラノ)
ダニエルズ(カウンターテナー)、ジノー(メゾ・ソプラノ)、
ビオンディ指揮 他
子らよ主をたたえよRV600
/チョーフィ(ソプラノ)、ビオンディ指揮 他
「ジュスティーノ」より3曲
/デ・リージ(テナー)、ラベレ(ソプラノ)、
コンパラート(メゾソプラノ)、
カーティス指揮、イル・コンプレッソ・バロッコ
ヴァイヴァルディの多彩な魅力を名アーティスト達の演奏で

CZS-5002452 6枚組 \2780
100ベスト・キャロルズ
CD1
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
第1のノエル; Away in a manger; O little town of Bethlehem他全16曲
CD2
ケンブリッジ・クレア・カレッジ・シンガーズ
Shepherd's Pipe Carol(ラッター)
Angel Tidings(モラヴィア民謡)他全16曲
CD3
タヴァナー・コンソート、合唱団、プレイヤーズ
Methinks I see an heav'nly host(ビリングス) 他全14曲
CD4
名歌手によるキャロル 
The Little Drummer Boy他全3曲/キングズ・シンガーズ
マリアの子守唄(レーガー)他全3曲/バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
Tochter Zion, freue dich(ヘンデル)他全2曲/ヘルマン・プライ(バリトン)
Mary's Boy Child(へアストン)他全2曲/ウィーン少年合唱団
Il est ne, le divin enfant(フランス民謡)他全2曲
/ロベルト・アラーニャ(テナー)
王の行進曲(プロヴァンス民謡)他全3曲/木の十字架少年合唱団
クリスマス前夜(フンパーディンク)他全2曲/シュワルツコップ(ソプラノ)
クリスマスの十二日(イギリス民謡)他全3曲
/テ・カナワ(ソプラノ)、アラーニャ(テナー)、ハンプソン(バリトン)
CD5
God rest you merry gentlemen他全5曲/ハダースフィールド合唱協会
コヴェントリー・キャロル(16世紀イギリス)他全9曲/バッハ合唱団
カウボーイ・キャロル(ブロードハースト)他全3曲/ハレ合唱団
CD6 ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
ノエル!! ノエル!! ノエル!!(マコンチイ)他全17曲 
キングズ・カレッジ他によるキャロルの名曲集

CZS-5105682 2枚組 \1980
CLASSICAL 2008
参加予定アーティスト
サラ・ブライトマン、ナイジェル・ケネディ、ブリン・ターフェル、
レスリー・ギャレット、ルチアーノ・パヴァロッティ、マリア・カラス、
サラ・チャン、サイモン・ラトル、プラシド・ドミンゴ、ナタリー・デセイ、
ヴァネッサ=メイ、ポール・マッカートニー、ロランド・ヴィラゾン 他
詳細未定
クラシカルな話題曲、トップ・アーティストによる最新ヒット・コンピレー
ションのインターナショナル盤のご案内です。クロスオーヴァー系の楽曲も
多数含まれる予定です。ご期待ください。



<EMI CLASSICS>
DVBW-5007339(DVD-Video) \2850
ポール・マッカートニー/Ecce Cor Meum
ポールがめざした平和のパフォーマンスの全貌を再現した理想のライヴ
昨年秋発売したCDが2007年クラシカル・ブリット・アウォードで「アルバム
・オブ・ザ・イヤー」を獲得、UKクラシカル・チャートで1位、USクラシカル
・チャートで2位に輝いたポールのクラシカル最新作。本DVDはロイヤル・ア
ルバート・ホールでのライヴ公演を中心に収め、さらにポール、ケイト・ロ
イヤル、アンソニー・スミス、ビル・アイヴズのインタヴューを含む1Hのド
キュメンタリーも合わせて収録。

DVBW-5048959(DVD-Video) \2850
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲コンサート
-第1夜、第2夜
ピアノ・ソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラフィーア」
ピアノ・ソナタ第2番Op.2-2
ピアノ・ソナタ第17番Op.31-2「テンペスト」
ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年6月17日、19日録音

DVBW-5048939(DVD-Video) \2850
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲コンサート
-第3夜、第4夜
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26
ピアノ・ソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノ・ソナタ第28番イ長調Op.101
ピアノ・ソナタ第5番ハ短調Op.10-1
ピアノ・ソナタ第11番変ロ長調Op.22
ピアノ・ソナタ第19番ト短調Op.49-1
ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年6月21日、26日録音

DVBW-5048929(DVD-Video) \2850
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲コンサート
-第5夜、第6夜
ピアノ・ソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調Op.27-1
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3
ピアノ・ソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年6月29日、7月3日録音

DVBW-5048919(DVD-Video) \2850
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲コンサート
-第7夜、第8夜
(ピアノ・ソナタ第16番ト長調Op.31-1
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調Op.10-2
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
ピアノ・ソナタ第22番ヘ長調Op.54
ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年7月4日、6日録音

DVBW-5048909(DVD-Video) 2枚組 \4500
バレンボイム/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・マスタークラス
w/デイヴィッド・カドゥーチ-第16番第1楽章
w/サリーム・アブード・アシュカール-第21番「ワルトシュタイン」第1楽章
2 x DVD9 w/ラン・ラン-第23番「熱情」第1楽章
\3,000 w/シャイ・ウォズナー-第17番「テンペスト」第1楽章
w/アレッシオ・バックス-第29番「ハンマークラフィーア」第4楽章
w/ジョナサン・ビス-第30番第2楽章
2005年1月、シカゴ、シンフォニー・センターでの収録
巨匠バレンボイムの集大成ともなるベートーヴェンの全曲演奏
2005年6月-7月にバレンボイムの本拠地、ベルリンの国立歌劇場(ウンター・
デン・リンデン)にて8夜にわたり行われたベートーヴェンのピアノ・ソナタ
全曲演奏と先立ったシカゴでのマスタークラスの映像を今春発売のボックス
から分売の形でご案内します。いずれもアマレイ・ボックス、4Pブックレット

●バーバラ・ヘンドリックス・シリーズ
CZS-5046602 2枚組 \1450
ヘンドリックス/シャンソンとメロディ
ビゼー、シャブリエ、デュパルク、フォーレ、グノー、アーン、
マスネの作品集
詳細未詳

CZS-5046652 2枚組 \1450
ヘンドリックス/R.シュトラウス歌曲集
4つの最後の歌; 花束を編みたかったOp68-2; 
ささやけ、愛らしいミルテよOp68-3
おとめの花Op.22(4曲) 他 
w/フィラデルフィアO、サヴァリッシュ指揮 
セレナードOp.17-2; 万霊節Op.10-8; わが胸の想いのすべてOp21-1;
子守歌Op41-1; したわしき幻Op48-1 他 w/ゴトーニ(ピアノ)

CZS-5046752 2枚組 \1450
ヘンドリックス/オペレッタ・アリア、デュエット集
ヴィリアの歌-「メリー・ウィドウ」; チャルダーシュ-「こうもり」
恋人よ我に返れ-「ニュー・ムーン」 他 
フィルハーモニアO、フォスター指揮 他
インデアン・ラヴ・コール-「ローズ・マリー」
砂漠の歌-「砂漠の歌」;
わが心に君深く-「学生王子」 他 
w/キリコ(テナー)、フォスター指揮 他

CZS-5046802 2枚組 \1450
ヘンドリックス/エリントン&ガーシュウィン作品集
ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニモア
プレリュード・トゥ・ア・キス;
(ムード・インディゴ; イン・ア・センチメンタル・ムード
A列車で行こう 他
ス・ワンダフル; エンブレイサブル・ユー; 誰かが私を愛してる
私の彼氏;魅惑のリズム; アイ・ガット・リズム; サマータイム; 他
日本でも多数のファンを持つ最もチャーミングなソプラノ、ヘンドリックス
のオリジナル・アルバムを2CDでまとめました。
ブリリアント 12Pブックレット

●BRITISH COMPOSERS
CZS-5059092 2枚組 \2000
ブリテン:戦争レクイエム
ゼーダーシュトレーム(ソプラノ)、ティアー(テナー)、アレン(バリトン)
オクスフォード・クライスト・チャーチ少年合唱団、
バーミンガム市交響楽団 合唱団、
サイモン・ラトル指揮
ブリス: 朝の英雄たち
ウェストブルック(語り)、
ロイヤル・リヴァプール・フィル合唱団、管弦楽団
チャールズ・グローヴズ指揮

CDZ-5059162 \1000
ブリテン:チェロ交響曲
ブリッジ:オーレイション
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
シティ・オブ・ロンドン・シンフォニエッタ、
リチャード・ヒコックス指揮

CDZ-5059212 \1000
マイケル・バークリー:Or Shall We Die
ハーパー(ソプラノ)、ウィルソン=ジョンソン(バリトン)
ロンドン交響楽団、合唱団、 
リチャード・ヒコックス指揮
パターソン:ミサ・ブレヴィス
ロンドン・フィルハーモニー合唱団、
アーウェル・ヒューズ指揮

CDZ-5059232 \1000
ルーサム:For The Fallen
Miniature Suite; The Psalm of Adonis; City in the West;
The Stole Child
フィアロン(ティンパニ)、シンフォニア合唱団、BBCノーザン・シンガーズ
ノーザン・シンフォニア・オブ・イングランド、 
リチャード・ヒコックス指揮


<EMI UK>
●CLASSICS FOR PLEASURE
CDZ-3933672 \1000
ベートーヴェン:「フィデリオ」ハイライツ
ドナート、デルネシュ、リッダーブッシュ、ラウベンタール、ケレメン
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団、
ベルリン・フィル、カラヤン指揮

CDZ-3933682 \1000
ドリーブ:「ラクメ」ハイライツ
0メスプレ、ブール、ソワイエ、
オペラ・コミーク国立劇場合唱団、管弦楽団
ロンバール指揮

CDZ-3933762 \1000
グノー:「ファウスト」ハイライツ
デ・ロス・アンヘレス、ゲッダ、クリストフ、
パリ・オペラ国立劇場合唱団、管弦楽団、
クリュイタンス指揮

CDZ-3933692 \1000
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」ハイライツ
シュワルツコップ、メリマン、パネライ、シモノー、オットー、
フィルハーモニアO
カラヤン指揮

CDZ-3933702 \1000
プッチーニ:「蝶々夫人」ハイライツ
0スコット、ベルゴンツィ、パネライ、
ローマ・オペラ劇場合唱団、管弦楽団
バルビローリ指揮

CDZ-3933712 \1000
プッチーニ:「トゥーランドット」ハイライツ
カバレ、カレラス、フレー二、プリシュカ、ライン・オペラ合唱団、
(ストラスブール・フィルO、
ロンバール指揮

CDZ-3933722 \1000
R.シュトラウス:「ばらの騎士」ハイライツ
テ・カナワ、フォン・オッター、ヘンドリックス、リドル、
グルントヘーバー、リーチ、
ドレスデン・シュターツカペレ、
ハイティンク指揮

CDZ-3933732 \1000
ヴェルディ:「アイーダ」ハイライツ
ニルソン、コレッリ、バンブリー、セレーニ、
ローマ・オペラ劇場合唱団、管弦楽団
メータ指揮

CDZ-3933742 \1000
ヴェルディ:「ナブッコ」ハイライツ
スコット、オブラツォヴァ、マヌグエラ、ギャウロフ、
アンブロジアン合唱団 フィルハーモニアO.
ムーティ指揮

CDZ-3933752 \1000
ヴェルディ:「イル・トロヴァトーレ」ハイライツ
コレッリ、トゥッチ、シミオナート、メリル、
ローマ・オペラ劇場合唱団、管弦楽団
シッパース指揮


<EMI CLASSICS>
CZS-5062432 69枚組+1CD-ROM \82500
カラス/コンプリート・スタジオ・レコーディングス-
デラックス・エディション(限定盤)
CZS-3959182で発売カラスの全セッション録音を収録したボックスのデラック
ス盤のご案内です。胡桃ばり木製ボックス、CDはジュエルケースX14、ブリリ
アント・ボックスX20 3CDマルチパックX5のケース入り、ハードカヴァーの
80Pブックレット(CD-ROMを収納)、カラスの写真プリントX5など超豪華装丁
です。

DVBW-3799349(DVD-Video) \2850
ポーランドの魂
ムリナリスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op6
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op8
\ボーナス映像:アンコール3曲(内容未詳)、ドキュメンタリー映像(20分)
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
ポーランド室内管弦楽団、ヤーツェク・カスプツィク指揮
ポーランドの音楽に深い関心を示すケネディが隠れた名作を世に問うライヴ
映像。前回ご案内のポーランド音楽作品のスタジオ収録に平行して、ケネディ
がワルシャワで行ったコンサートの模様を収録した映像です。ソリスト、オ
ケ、指揮者と聴衆とのパワフルな応答が楽しめる白熱のライヴです。


<VIRGIN CLASSICS>
VC-3951462 \1980
ヴィヴァルディ:ヴィオラ・ダモーレ協奏曲集
協奏曲ニ短調 RV394
協奏曲イ長調 RV396
協奏曲ニ長調 RV392
協奏曲ニ短調 RV393
協奏曲ニ短調 RV395
協奏曲イ短調 RV397
協奏曲ヘ長調 RV97
協奏曲ニ短調 RV540
ファビオ・ビオンディ(ヴィオラ・ダモーレ、指揮)
エウローパ・ガランテ
ヴィヴァルディがヴァイオリンと並び名手だったヴィオラ・ダモーレの名協
奏曲集生前よりヴィヴァルディはヴィオラ・ダモーレの名手としても有名で
した。ヴィヴァルディ・ルネサンス以降でも最も初期から注目された作品群
となる協奏曲集です。ビオンディは作曲者と同様に楽器をヴァイオリンから
ヴィオラ・ダモーレに持ち替えて本録音を完成させました。(ニ短調 RV540
を除く7曲が新録音-2006年5月パルマ)ビオンディはジョヴァンニ・グランツィ
ーノ作(1730年ミラノ)とされる楽器で演奏しています。

VC-3951472 \1980
ブラームス:
二重協奏曲(ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための)イ短調Op.102
ルノー・カプソン(ヴァイオリン)、ゴーティエ・カプソン(チェロ)
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団、
チョン・ミュン=フン指揮
クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
ポール・メイエ(クラリネット)
カプソン四重奏団(ルノー・カプソン/ヴァイオリン、アキ・ソーリエル/
ヴァイオリン、ゴーティエ・カプソン/チェロ、ベアトリス・ミュティル
/ヴィオラ)
07年春、カプソン兄弟はマーラー・ユーゲントOとヨーロッパ・ツアーを行い
その中で4月この録音を完成。メイエを迎えてのクラリネットQも興味深い顔
合わせです。20Pブックレット


<EMI CLASSICS>
●GEMINIシリーズ
大好評の2CDシリーズの新発売のご案内です。
すべてブリリアント・ボックス入り 12Pブックレット付きです

CZS-3977272 2枚組 \1250
コープランド:交響曲第3番
クラリネット協奏曲
静かな都会
ダラス交響楽団、エドゥアルド・マータ指揮
ニュー・ヨーク室内交響楽団、レナード・スラトキン指揮

CZS-3977172 2枚組 \1250
ハイドン:弦楽四重奏曲Op.64(全6曲)
メディチ弦楽四重奏団

CZS-3977112 2枚組 \1250
ヒンデミット:室内音楽(全7曲) 他
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
クラウディオ・アバド指揮

CZS-3977012 2枚組 \1250
モーツァルト:ピアノ協奏曲集(室内楽版)
ピアノ協奏曲第6番、第8番、第11-14番
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)
ムーア四重奏団

CZS-3976952 2枚組 \1250
ムソルグスキー:ピアノ作品集
展覧会の絵 他
ミシェル・ベロフ(ピアノ)
バラキレフ:ピアノ・ソナタ変ロ長調、イスラメイ 他
ロナルド・スミス(ピアノ)

CZS-3976832 2枚組 \1250
ワーグナー:指輪とトリスタンとイゾルデ-シーンとアリア集
プラシド・ドミンゴ(テナー)、ナタリー・デセイ(ソプラノ)、
デボラ・ヴォイト(ソプラノ)
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団
アントニオ・パッパーノ指揮

CZS-3977322 2枚組 \1250
バッハ&ヘンデル:カンタータとアリア集
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ネヴィル・マリナー指揮、レイモンド・レッパード指揮  他

CZS-3977222 2枚組 \1250
フォーレ:ペレアスとメリザンド、
マスクとベルガマスク
トゥールーズ・キャピトル管弦楽団
ミシェル・プラッソン指揮

CZS-3976892 2枚組 \1250
シベリウス:ペレアスとメリザンド、
ルオンノタル、クオレマ、伝説
ボーンマス交響楽団
パーヴォ・ベルグルンド指揮

CZS-5000612 2枚組 \1250
エルガー:ジェロンティアスの夢、エニグマ変奏曲
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、ジョン・ミッチンソン(テナー)
バーミンガム市交響楽団、合唱団
サイモン・ラトル指揮


DVBW-5031729(DVD-Video) \2850
リベラ/エンジェル・ヴォイセズ-リベラ・イン・コンサート

CDC-5031722 \1980
リベラ/エンジェル・ヴォイセズ-リベラ・イン・コンサート
収録曲
Sanctus; Going Home; Far Away; Abide with Me; Libera; Adoramus;
When a Knight; Salve Me; Lacrymosa; Prayer; I Vow to Thee;
Always with You; Stay With Me; Do Not Stand at My Grave; I Am the Day;
Silent Night; Ave Maria; Sacris; Libera Short 全19曲
ついに登場、待望のリベラのライヴ・コンサートDVD
リベラのヒット曲満載、2007年5月オランダ、ライデンの聖ピータース教会で
のライヴ。USのPBS放送用に収録されておりUSでは11月-12月の放送予定。
先行発売のUS盤をいち早くご案内します。DVDにはコンサートのパフォーマン
スに加えリベラへのインタヴュー映像も加えられ素顔の少年たちがうかがえ
る内容です。リベラの初の映像作品にご期待ください。
同時発売のCD盤(国内発売は現在未定)も同時にご案内いたします。


<EMI UK>
CZS-5078572 3枚組 \2950
ジョン・ラッター:プラティナム・コレクション
グローリア/キングズ・カレッジ合唱団、他、クローベリー指揮
マニフィカート/キングズ・カレッジ合唱団、他、クローベリー指揮 
詩篇150/キングズ・カレッジ合唱団、他、クローベリー指揮
A Gaelic Blessing(ラッターによる新版)/ボー(テナー)、J.O.エドワーズ指揮
レクイエム/キングズ・カレッジ合唱団、他、クローベリー指揮
Veni Sancte Spiritus/キ二ー(オルガン)、他、クローベリー指揮
What sweeter music/キ二ー(オルガン)、キングズ・カレッジ合唱団 他
Hymn to the Creator of Light; Cantate Domino/以上クローベリー指揮
Cantus/ウォレス・コレクション、クローベリー指揮 他
テ・デウム/キングズ・カレッジ合唱団、クローベリー指揮
Shepherd's Pipe Carol/クレア・カレッジ合唱団、他 ラッター指揮
Infant holy, infant lowly/ヴォーン(バリトン)、他 ラッター指揮
Angel Tidings(モラヴィアのキャロル-ラッター編)/
クレア・カレッジ・シンガーズ 他
Quelle est cette odeur agreable?(ラッター編)/
クレア・カレッジ・シンガーズ他
Once in Royal David's City/
クレア・カレッジ・シンガーズ、他、ラッター指揮
Il est ne le divin enfant; I saw three ships come sailing by;
In dulci jubilo(以上ラッター編)/
クレア・カレッジ・シンガーズ、他、ラッター指揮
Native Carol; Quem pastores laudavere/
以上 クレア・カレッジ・シンガーズ他
Rocking(Little Jesu sweetly sleep(チェコのトラディショナル)/
ラッター指揮
The Twelve Days of Christmas; Here we come a-wassailing; The Coming
of our King; O come, O come Immauel/以上 ラッター指揮 他
The Infank King; Shepherds' Noel; Noel nouvelet; O little town of
Bethlehem; Gabriel's Message/
以上クレア・カレッジ・シンガーズ、ラッター指揮
Sans Day Carol, 'Now the holly bears a berry; Stille Nacht
(以上ラッター編)
クレア・カレッジ・シンガーズ、管弦楽団、ラッター指揮
Flemish Carol/クレア・カレッジ・シンガーズ、他、ラッター指揮
Past three a-clock/クレア・カレッジ・シンガーズ、ラッター指揮
現代イギリスを代表する作曲家ラッターの宗教的作品の傑作アンソロジー

<OEHMS CLASSICS>
OC625(SACD-Hybrid) \1550
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
(ハンスイェルク・アルブレヒトによるオルガン編曲版)
ハンスイェルク・アルブレヒト(org)
私はバッハの研究中に、「ゴルトベルク変奏曲」が最高のバッハの鍵盤楽器
のための作品であることを実感しました。この魅力的な作品は感情や色彩だ
けでなく、演奏者にとって最も技術を要求する作品でもあります。この曲は、
バッハは2段式マニュアル・チェンバロで演奏するように指定しており、イタ
リア協奏曲やフランス風序曲もこの楽器を指定しています。現代においては
伝説的なグールドの録音以来、グランド・ピアノでも演奏されています。
チェンバロでもピアノでも演奏者の考えによって、色彩豊かな音を出せる楽
器で演奏するべきであることを要求しているのです。さて、もう一つ重要な
鍵盤楽器としてオルガンの可能性があります。バッハ自身、ヴィヴァルディ
などのイタリア風協奏曲をオルガン1台用協奏曲に編曲を多数試みています。
もちろんゴルトベルク変奏曲は、2手のための作品なので、足鍵盤用の適した
音を抜き出し(付けたし)、多彩な音の洪水にならないように置き換えること
は大変困難な事でした。また、決してバロック時代の、バッハの作曲様式を
崩してはなりません。よって、この編曲版を演奏するには、色彩豊かな音色
を持つだけでなく、このような表現を完璧に演奏可能なオルガンと空間でな
いと演奏はうまくいきません。私が演奏旅行の中で見出した最適な楽器に出
会ったとき、この編曲版の演奏をしようと決心しました。バート・ガンデル
スハイムの参事会教会のオルガンは、中型の新しい楽器ではありますが、見
事にバロック様式の流れを汲んだその当時の様々な音色を出すことができる
楽器です。ここに私の編曲とそのベストな楽器での演奏を、皆様にSACDのマ
ルチ・チャンネルを使用して、教会の空間に広がる散りばめられた色彩豊か
な音楽をお聴きいただくことが可能となりました。
(ハンスイェルク・アルブレヒト)
【ハンスイェルク・アルブレヒト】
フライブルク生まれザクソン育ち。ドレスデン
聖十字架教会聖歌隊のメンバーとなり、カウンター・テナー歌手を務める。
その後ハンブルクとケルンにて、オルガンとチェンバロを学び、ハンブルク
聖ミヒャエリス教会のアシスタント・オルガン奏者を務める。ペーター・シュ
ライヤーのアシスタントとして5年間、日本を含め世界中を廻った。カメラー
タ・ザルツブルク、CPE.バッハ室内管弦楽団、バイエルン州立歌劇場管弦楽
団、北ドイツ放送交響楽団などのゲスト指揮者を務め、2005年よりミュンヘ
ン・バッハ管弦楽団&合唱団の音楽監督に就任。「マルチな鬼才オルガニス
ト」と呼ばれ、現在ドイツで人気のある演奏家の1人。
【録音:2007年4月27-30日 バート・ガンデルスハイム、参事会教会、ミュー
ライゼン・オルガン、2000年製)


<BMG>
88697112252(SACD-Hybrid) 2枚組 \3100
J.S.バッハ:「クリスマス・オラトリオ」 BWV248 (全曲)
クリスティーネ・シェーファー(Sp) ベルナルダ・フィンク(A)
ヴェルナー・ギューラ(T) クリスティアン・ゲルハーヘル(Br)
ジェラルド・フィンレイ(Bs)
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
アルノルト・シェーンベルク合唱団
「奇跡の来日」直後の「クリスマス・オラトリオ」
2006年11月、ウィーン・フィルおよびウィーン・コンツェントゥス・ムジク
スとの来日公演で、日本の音楽ファンを感動の渦に巻き込んだニコラウス・
アーノンクール。『音楽の友』誌の「2006年コンサート・ベスト10」では
第1位・第2位を独占したように、その感銘の深さは圧倒的であり、日本の音
楽史上特筆すべき名演の連続であった。当アルバムは、その日本公演から帰
国後、ザルツブルクでのモーツァルト・イヤーを締めくくる「レクイエム」
演奏に続いて取り組んだバッハの「クリスマス・オラトリオ」全曲で、前半
3曲をクリスマス・シーズンの2006年12月、後半3曲を新年の2007年1月の2回
に分けて、このオラトリオ演奏暦のように行われた演奏会のライヴ録音であ
る。
アーノンクールは、1972年から73年にかけてテレフンケン(現テルデック)・
レーベルに、同じウィーン・コンツェントゥス・ムジクスと「クリスマス・
オラトリオ」の初録音を行っており、それ以前に発表してきた「ヨハネ」
(1965年)、ロ短調ミサ(1968年)、「マタイ」(1971年)に続く4大宗教大作録音
を締めくくる、オリジナル楽器を使用した最初期の試みとして大きな注目を
浴びた。作曲当時の演奏様式を再現するべく合唱および独唱のソプラノとア
ルト・パートにはウィーン少年合唱団を起用するなど、その斬新な響きが、
20世紀におけるバッハの新たな演奏様式であることを強く認識させることとな
った。その約10年後、1981年にはテルツ少年合唱団を起用し、オーストリア
のヴァルトハウゼンにあるバロック教会での演奏が、ユニテルによって映像
用に収録されている(2005年にドイツ・グラモフォンからDVDとして発売)。
それからさらに20有余年の歳月を経て果たした今回の再録音では、シェーファ
ー、フィンク、ギューラ、ゲルハーヘルなど、アーノンクールが好んで共演
する若手名歌手を揃えるのみならず、合唱も、これまでの少年合唱に代えて、
これまたアーノンクールと一心同体の存在であるアルノルト・シェーンベル
ク合唱団を起用している。テルデックに残された「マタイ」「ヨハネ」「ロ
短調ミサ」の再録音同様に、この四半世紀におけるアーノンクールの解釈の
進化(深化)を反映し、まさに決定盤にふさわしい名演に仕上がっていること
必至。ハイドン「天地創造」、モーツァルト「レクイエム」、ヘンデル「メ
サイア」など、アーノンクールがBMG/DHMレーベルに行った再録音のクオリ
ティの高さから考えても、最高度の期待は裏切られまい。
解説:アルフレート・デュル、ニコラウス・アーノンクール
【録音】2006年12月8日-10日、2007年1月13日&14日、ウィーン、ムジーク
フェラインザールでのライヴ・レコーディング
Producer: Martin Sauer, Recording Engineer: Michael Brammann




<JVC XRCD24 RCA>
●没後50年記念リリースXRCD24 RCAトスカニーニ・オリジナル・エディション

JMM24XR01 \3465
オットリーノ・レスピーギ(1879-1936):
1. 交響詩「ローマの松」
2.交響詩「ローマの噴水」
3. 交響詩「ローマの祭り」
アルトゥーロ・トスカニーニ
NBC交響楽団
[録音]1949年12月12日(3)、1951年12月17日(2)、1953年3月17日(1)、
ニューヨーク、カーネギー・ホール [モノラル]
[オリジナル・プロデューサー] リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア] ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア] 杉本一家 (JVCマスタリング・センター)
[マスターテープ・トランスファー]
アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニー・スタジオ)
仕様:JVC K2 24 BIT REMSTERING/MONO
2007年10月、ついに待ちに待ったトスカニーニのXRCD24化が実現!RCA所蔵の
オリジナル・モノラル・マスターテープ(76cm/30ips)を使用して最高の状
態で復刻する「XRCD24 RCAトスカニーニ・オリジナル・エディションの第1回
発売は、トスカニーニの数多い録音遺産の中でも最高の名演とされるレスピー
ギの「ローマ三部作」(1949年-1953年録音)とドヴォルザークの「新世界より」
(1953年録音)が登場。
1918年にトスカニーニが「ローマの噴水」を初めて指揮して以来、レスピー
ギとは深い友情で結ばれ、「ローマの松」アメリカ初演(1926年、ニューヨー
ク・フィル)、「ローマの祭り」世界初演(1929年、ニューヨーク・フィル)を
手がけ、「ローマ三部作」はトスカニーニにとって重要なレパートリーとなっ
た。そして、1949年から1953年にかけてNBC交響楽団と録音された「ローマ三
部作」の録音こそが、トスカニーニ最高の名盤として不動の価値を獲得し、
LP-CDとメディアは変遷しても一度もカタログからは消えたことがない。
トスカニーニの「ローマ三部作」は、まず「祭り」が10インチ盤として単独
で発売され、続いて1953年に「松」「噴水」の2曲のカップリングでLP化
(LM-1768)。その後「祭り」は、1956年になってコダーイ「ハーリ・ヤーノ
シュ」組曲との組み合わせで再発売されている。「松」「噴水」の2曲は、
1961年には、ステレオ機器の普及にともなって企画されたトスカニーニ最初
の擬似ステレオ(Electronic Stereo)加工された復刻シリーズのライナップに
も加えられている(LME-2409)。LP時代の1978年に日本企画で復刻された「偉
大なる芸術トスカニーニの真髄」シリーズ中で「祭り」「松」「噴水」の3曲
が1枚にまとめられるという画期的なカップリングが誕生し、以後1984年の
「ハーフ・スピード・マスタリング」シリーズLP(イタリアRCA主導による新
たな擬似ステレオ復刻)、翌1985年のトスカニーニの世界初のCD復刻に際して
も同一カップリングで登場し、もちろん1990年の82枚組のCD全集にもこの形
で含まれていた。
以上のように多様なマスタリングによって発売されてきた経緯がある「ロー
マ三部作」だが、今回のXRCD24での復刻に当たっては、これまでのXRCD24の
原則通り、最もオリジナルなアナログ・マスターテープにさかのぼり、細心
の注意を払ってマスタリングを敢行している。それにより、リビングステレ
オ・シリーズでRCAの録音黄金時代を築き上げたリチャード・モアとルイス・
レイトンの名コンビが捉えたトスカニーニ=NBC交響楽団の輝かしいサウンド
が、前代未聞の明晰さと色彩感を伴って瑞々しくよみがえっている。3曲とも
名録音として知られるが、殊に1949年12月収録の「祭り」は、RCAによる最初
期のテープ録音であることが信じ難いほどのクオリティである。

■『今回のXRCD化の最大の美点と成果は、モノクロの歴史的名画がカラーに
なって蘇った衝撃に似ているとでも言えばよいのか、まさに驚くべきものが
ある。今回のマスター・テープは従来のLP用のマスターではなく、さらに一
世代さかのぼったオリジナルマスターに拠っているという。その原テープの
クォリティの素晴らしさもさることながら、XRCD化により、トスカニーニ率
いるNBC交響楽団が誇っていた、目も覚めるような色彩感と傑出したヴィル
トゥオジティが空前の華やかさと繊細さをもって見事に蘇っており、聴き手
はほとんどクラクラとするばかりの感動をもってトスカニーニの名演に釘付
けにされてしまう。ことに衝撃的なのが、このNBC交響楽団がいかに名手ぞろ
いのヴィルトゥオーゾ・オーケストラであったかという事実の再認識であろ
う。テクニックそして音色はいうに及ばず、各パートあるいはセクション相
互で重なり合う表現の味わいの豊かさと情報量の精密さには本当に驚かされ
るし、オーケストラ・サウンドがパノラマのように拡がっていく響きの奥行
き感と空間性にも心打たれてしまう。その結果、トスカニーニの演奏が特徴
としていた厳格な情熱の背後に、実に柔軟で、さらにふくよかですらあった
指揮芸術の妙味と素顔が浮かび上がってきているのである。これは音質改善
といつた次元などではなく、新しいトスカニーニの演奏と言いたくなるほど
感動的である。』(諸石幸生、ライナーノーツより)

JMM24XR02 \3465
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
交響曲第9番ホ短調 Op.95「新世界より」
アルトゥーロ・トスカニーニ
NBC交響楽団
[録音]1953年2月2日、ニューヨーク、カーネギー・ホール[モノラル]
[オリジナル・プロデューサー] リチャード・モア
[オリジナル・レコーディング・エンジニア] ルイス・レイトン
[リマスタリング・エンジニア] 杉本一家 (JVCマスタリング・センター)
[マスターテープ・トランスファー]
アンドレアス・マイヤー(ニューヨーク・ソニー・スタジオ)
仕様:JVC K2 24 BIT REMSTERING/MONO
レスピーギの「ローマ三部作」同様、1954年の発売以来半世紀以上にわたっ
て、トスカニーニの名盤中の名盤として高く評価されてきたドヴォルザーク
の交響曲第9番「新世界より」がXRCD24化。1961年に擬似ステレオ・シリー
ズに選ばれたことからも判るように、その音質の良さもトスカニーニの全録
音中群を抜いた存在であった。
「新世界より」は、トスカニーニにとって、ごく初期からのコンサート・レ
パートリーに属する作品であり、1897年、30歳の時にすでにトリノで指揮し
ている。NBC交響楽団時代には演奏会で5回取り上げており、当録音は、その
最後となった1953年1月31日の演奏会の2日後にRCAによって録音されたもの
である。トスカニーニの「新世界より」解釈は、構成感が希薄だと思われが
ちなこの交響曲に明晰なまでの論理的秩序をもたらした画期的なものであり、
この交響曲を語る上で欠くことの出来ない名盤とされている。
なおジャケット画は、初出LPに使用されたエドワード・ホッパーらと並ぶア
メリカの国民的画家、チャールズ・バーチフィールド(1893-1967)による「11
月の夕べ」。大のドヴォルザーク・ファンであったバーチフィールドは、
1920年にアコースティック録音で初めて聴いたストコフスキー指揮フィラデ
ルフィア管弦楽団による「新世界より」第2楽章(短縮版/アコースティック
録音)に鮮烈な衝撃を受け、そのインスピレーションをもとに「11月の夕べ」
のスケッチを書いたという。(このジャケットでは日本初出の可能性あり)

■『今回のXRCD化の成果は実にめざましい。トスカニーニならではの引き締
まった演奏の推進力、そこにあるエネルギーと輝かしい表現の気迫がさらに
鮮明かつリアルに前面に押し出されるとともに、ほとんど対照的ともいえる
表現のしなやかさ、音色やアンサンブルに漂う実に柔軟な情緒や陰影感とい
ったものまでもが心にくい美しさと拡がりを持って聴き手の眼前に再現され
ており、イメージを一新させる。ことにオーケストラの巧さと感覚的表現力
の素晴らしさに対する認識は大きく変えられるはずである。半世紀以上も前
の演奏ではあるが、NBC交響楽団が文字通り当時の最先端をいくヴィルトゥオ
ージ・オーケストラであった事実を突きつけられることになるが、もちろん
それは嬉しい衝撃である。』(諸石幸生、ライナーノーツより)

■XRCD24 RCAトスカニーニ・オリジナル・エディション」の発売にあたって
杉本一家 [XRCD24プロデューサー、マスタリング・エンジニエア]
トスカニーニの録音をXRCD24化するにあたっては、まずXRCD24の大原則であ
る真正のオリジナル・マスターテープを使用するという点にこだわりました。
トスカニーニの録音は、LP時代に何度も再発売される過程で、コピーやマス
タリングが繰り返され、オリジナル・マスターテープの音とはずいぶんかけ
離れたものになってしまいました。B.H.ハギンの名著『トスカニーニとの対
話』で明らかにされているように、RCAは同一のカタログ番号であっても、再
プレスする際にマスタリングし直して発売することが多々ありました。
ハギンはそうしたマスタリングを「enhancement(エンハンスメント=強化、
強調)」と称していま。これは、エコー・チェンバーを用いて人工的なエコー
を加えたり、特定の音声帯域を持ち上げて強調したり、またステレオ時代に
入ってからは擬似ステレオ・イメージを付加したりすることで、「より聴き
やすくする」のが目的であったと思われますが、冷静に結果としてみるとい
たずらに刺激的な音に変貌しただけでした。特にLP時代のトスカニーニ・サ
ウンドのイメージであるヴァイオリンなどの高音域や金管が異様なほどに強
調された「硬い・きつい・きたない」の「3Kサウンド」は、この人工的操作
によって生み出されたものといえるでしょう。これが良い意味でも悪い意味
でも、LP時代のトスカニーニのサウンドを長年にわたって規定してしまった
のです。
このイメージを打破したのが、当時のBMGクラシックスが故ジョン・ファイ
ファーの監修で1990年から1992年にかけて完成させたCD82枚組の全集でした。
この時のCD化によって、トスカニーニの録音の大部分が、人工的な操作のさ
れていないオリジナル・マスターテープから真正のモノラルで復刻されたの
です。LP時代の刺激的なトスカニーニのサウンドに慣れていた耳には大人し
く響いたかもしれませんが、それこそがオリジナル・マスターテープに刻み
こまれたサウンド・イメージであり、よく聴くと非常にバランスの取れた、
緻密な音作りがなされていることがよく判ります。LP時代には不自然なバラ
ンスでマスタリングされていたがゆえに聴き取ることの出来なかったディテ
ールまでがクリアになり、トスカニーニが作り上げた演奏のイメージが明確
に届くようになったのです。今回のトスカニーニのXRCD24化は、この成果の
上に立つものです。
ペンシルヴァニアの山中にあるBMGのテープ・アーカイヴに保管されている
トスカニーニのオリジナル・マスターテープは、76cm/30ipsで録音されてお
り、記録されている音の情報量の多さ、密度の濃さ、SNの良さ、ダイナミッ
ク・レンジの広さは驚くべきものです(これまでの私自身の経験では、巷間
ささやかれているような転写や音質劣化などの「アナログ・テープの経年変
化」は、保存状態が万全である限り、皆無といえましょう)。XRCD24化にあた
ってのわれわれの仕事は、それをそのままそっくりCDというパッケージに移
し変えることでした。
同一番号で複数残されている場合もあるマスターテープの選定に際しては、
ニューヨークのソニー・スタジオのアンドレアス・マイヤー氏(彼は現在日
本で発売されているグレン・グールドの紙ジャケット・シリーズのリマスタ
リングも手がけている有能なプロデューサー/エンジニアです)と、スタジオ
のテープ・アーカイヴのスタッフの知識と経験に多いに助けられました。
オリジナル・マスターテープの再生に当たっては、乾燥のせいで離れてしま
う編集箇所のスプライスを一つ一つつなぎ直し、今となっては希少なモノラ
ル・ヘッドを使用して適正な位相でプレイバックしています。よく見過ごさ
れがちなこの基本中の基本を厳守することによって、オリジナル・マスター
テープの情報を最大限に引き出すことが出来るのです。またモノラル録音こ
そ、ステレオ・セパレーションのギミックがないだけに、真の音質向上が問
われます。今回のXRCD24化に当たっては、純正モノラル・サウンドの再現に
こだわり、究極のリマスタリングを実現しました。
なお、トスカニーニ録音のXRCD24化のレパートリーの選定にあたっては、
(1)NBC交響楽団との録音であること
(2)NBCの放送録音ではなく、RCAによる録音であること
(3)テープ録音(つまり1949年12月以降の録音)であること
(4)8Hスタジオなどではなく、音響の良いカーネギー・ホールでの録音であ
ること
(5)トスカニーニの代表的な名盤であること
を原則としました。アコースティック時代の1920年から引退する1954年まで
膨大な録音をおこなったトスカニーニの場合、同一曲でも複数の録音が残さ
れていることが多いのですが、そうした場合は以上の原則に基づいて選んで
います。
最後に、トスカニーニのRCA録音がどのように行われたか、”TOSCANINI
PLAYS YOUR FAVORITES”(LM-1834)のジャケットに記されたインフォメーショ
ンを付け加えておきましょう。
『これらの録音は、マエストロ・トスカニーニとNBC交響楽団によって、
ニューヨークのカーネギー・ホールで行なわれました。同一曲が放送用の演
奏会で取り上げられた後に録音されたのです。トスカニーニの創り出したオ
ーケストラ各パートのバランスを正確に記録するために、あらゆる周波数帯
を満遍なく、しかも広範囲の角度で記録できる録音用のコンデンサー・マイ
クロフォンが1本、指揮台の約16フィート(約4.8メートル)上に吊り下げられ
ました。このマイクによって収録された演奏は、RCA製のテープ・レコーダー
RT-2によって30ipsで原音を損なわぬよう記録されました。』
トスカニーニ指揮NBC交響楽団の録音が全てこのような形で行なわれたかは
定かではありませんが、それぞれの録音を比較してみると、これに類したシ
ンプルなセッティングであったと思われます。こうしてオリジナルマスター
テープに刻まれたトスカニーニの演奏情報を、最大限に引き出してCDという
器に移し替えるのが、私どものXRCD24の究極の目標であるのです。

●今後の発売予定
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」[1953年ライヴ]
ベートーヴェン:交響曲第7番&第1番
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」、交響曲第5番「宗教改革」
ワーグナー:管弦楽曲集(「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、
「神々の黄昏」夜明けとジークフリートのラインへの旅、
ジークフリートの葬送行進曲、ほか)
ムソルグスキー:展覧会の絵、フランク:交響詩「プシュケとエロス」
R.シュトラウス:
交響詩「死と変容」「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
エルガー:エニグマ変奏曲、ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
小品集(ベートーヴェン:エグモント序曲、ベルリオーズ:ローマの謝肉祭、
エロール:ザンパ序曲他)
*なお、メンデルスゾーン「イタリア」「宗教改革」、ベートーヴェン「英
雄」に関しては、演奏会でライヴ収録されたものですが、NBCの放送収録と平
行してRCAのスタッフによって録音されているため、XRCD24化の対象としまし
た。トスカニーニにとって現役最後のシーズンとなった1953年/54年シーズン
は、NBCによる放送用演奏会はRCAによって収録されています。
※ (2007年9月現在。カップリング変更・発売中止の可能性もございます。)

<WARNER>
2564 698460B55 5枚組 \5500
ダニエル・バレンボイム
ザ・ピアニスト(生誕65周年記念アルバム)
( Disc 1)
前奏曲とフーガ第1番 ハ長調  BWV.846-前奏曲第12番 ヘ短調  BWV.857
 (平均律クラヴィーア曲集第1巻より)( J.S.バッハ)
( Disc 2)
(1) ピアノ協奏曲第26番 ニ長調  K.537「戴冠式」(モーツァルト)
(2) ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調  K.595(モーツァルト)
( Disc 3)
(1) 4つの即興曲  D.935(シューベルト)
(2) ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調  D.960(シューベルト)
( Disc4)
[わが懐かしのブエノスアイレス ]
(1) わが懐かしのブエノスアイレス(ガルデル)
(2) ブエノスアイレスの夏(ピアソラ)
(3) 粋な娘(ヒナステラ)
(4) ドン・アグスティン・バルディ(サルガン)
(5) ジプシーのタンゴ(ピアソラ)
(6) ブエノスアイレスの冬(ピアソラ)
(7) アケージョス・タンゴス・カンペーロス(サルガン)
(8) アディオス・ノニーノ(ピアソラ)
(9) 想いのとどく日(ガルデル)
. ブエノスアイレスの春(ピアソラ)
(11) ア・フェゴ・レント(とろ火で)(サルガン)
(12) ブエノスアイレスの秋(ピアソラ)
(13) コントラバヘアンド(ピアソラ&トロイロ)
(14) バイレシート(レスタ)
( Disc 5)
(1) 4つのバラード 作品 10(ブラームス)
(2) ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 作品 5  (ブラームス )
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
( Disc 2)ダニエル・バレンボイム指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
( Disc 4)ロドルフォ・メデーロス(バンドネオン)
エクトル・コンソーレ(コントラバス)
1942年11月にアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれた巨匠バレンボイム
の原点はピアニスト。 7歳の時にベートーヴェン・プログラムでリサイタル
を開いているほどの天才。後にピアノをドイツ系音楽の巨匠エトヴィン・
フィッシャーに学んでいます。
レパートリーは広いですが5CDのうち4枚は、彼の最も得意とするドイツ系の
作品が選ばれており、残りの1枚は彼の生まれたアルゼンチンの作曲家の作品
が選ばれているのがポイント。彼の高い音楽性を理解する上で格好のものと
いえます。

2564 698462B55 5枚組 \5500
ダニエル・バレンボイム
ザ・コンダクター(生誕65周年記念アルバム)
( Disc 1)
(1) 交響曲第4番 作品 54「法悦の詩」(スクリャービン)
(2) 交響曲第3番 作品 43「神聖な詩」(スクリャービン)
( Disc 2)
 楽劇《ジークフリート》第1幕(ワーグナー)
( Disc 3)
 交響曲第5番 嬰ハ短調(マーラー)
( Disc4)
(1) 交響曲第1番 変ロ長調 作品 38「春」(シューマン)
(2) 交響曲第2番 ハ長調 作品 61(シューマン)
( Disc 5)
 CD  [ライヴ・イン・ラマラ ]より
(1) 協奏交響曲 変ホ長調  K.297b (モーツァルト)
(2) 交響曲第5番 ハ短調 作品 67「運命」(ベートーヴェン)
(3) バレンボイムのスピーチ(DVD [ラマラ・コンサート ]より)
(4) ニムロッド-「エニグマ(謎)変奏曲」第9変奏(エルガー)
ダニエル・バレンボイム(指揮)
( Disc 1)パリ管弦楽団
( Disc 2)バイロイト祝祭劇場管弦楽団
( Disc 3)シカゴ交響楽団
( Disc 4)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
( Disc 5)ウエスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団
1942年11月にアルゼンチンのブエノスアイレスに生まれた巨匠バレンボイム
の指揮者としての実力を十二分に味わえる5枚組。内4枚は世界の超一流のオ
ケを見事に駆使しての名演の数々はファンには見逃せないものです。また最
後の1枚は行動する指揮者としての彼の一面を記録した貴重なアルバムです。
ウエスト =イースタン・ディヴァン・オーケストラは巨匠バレンボイムがイ
スラエルとアラブの和平を願い実現させたオーケストラです。イスラエル、
パレスチナ、ヨルダンなどの若手演奏家を集めており、これは 2005年にパレ
スチナ自治区ラマラで行われたコンサートのライヴです。


2564 69785S11 \2080
ダニエル・バレンボイム
スカラ座リスト・リサイタル
(1) ペトラルカのソネット 第47番 - 巡礼の年第2年「イタリア」 S.161
(2) ペトラルカのソネット 第104番 - 巡礼の年第2年「イタリア」 S.161
(3) ペトラルカのソネット 第123番 - 巡礼の年第2年「イタリア」 S.161
(4) 小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ -  2つの伝説曲  S.175
(5) ダンテを読んで (ソナタ風幻想曲 )-巡礼の年第2年「イタリア」 S.161
  (以上 リスト作曲)
(6) ヴェルディ:《アイーダ」-巫女たちの踊りと終幕  S.436
(7) ヴェルディ:《トロヴァトーレ》パラフレーズ  S.433
(8) ヴェルディ:《リゴレット》パラフレーズ  S.434(以上 リスト編曲)
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
今年で 65歳になる巨匠バレンボイムのリスト・アルバム。イタリアのスカ
ラ座におけるライヴ録音です。そのオーソドックスで油の乗った彼の芸術は
このリストにおいてもリストの作品のもつ魅力を的確に表現しています。
緻密な構成の美しい作品から超絶技巧の作品まで、バレンボイムのセンスの
ある選曲の良さも特筆ものです。

2564 69786 \2080
メンデルスゾーン:
(1) ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調
(2) ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 作品49
(3) ピアノ三重奏曲第2番 ハ短調 作品96
アレクサンドル・クニャーゼフ(チェロ)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
ドミトリー・マフチン(ヴァイオリン)
J.S.バッハの「無伴奏チェロ組曲全集」のユニークな演奏で多くのファンに
ショックを与えそして絶賛された“奇跡のチェリスト”クニャーゼフの最新
アルバム。
クニャーゼフの活動はソリストにとどまらず室内楽も旺盛で、ワーナーには
同じベレゾフスキーとマフチンとともにラフマニノフやショスタコーヴィチ
のピアノ三重奏曲も残しています。今回はメンデルスゾーン。一筋縄ではい
かない彼の新しいメンデルスゾーン像が期待できます。


2564 69824 \1800
私を泣かせてください(バロックの旅)
(1) モテット「まことの安らぎはこの世にはなく」(ヴィヴァルディ)
(2) 2つの風に乱されて-歌劇《グリセルダ》(ヴィヴァルディ)
(3) 主よ、あなたが間近にいらっしゃれば(シュテルツェル)
(4) As steal the morn upon the night(ヘンデル)
(5) Where’er you walk-オラトリオ「セメレ」(ヘンデル)
(6) コーヒーってなんて美味しいのでしょう-カンタータ第211番「コーヒー
・カンタータ」(J.S.バッハ)
(7) つかの間の音楽-付随音楽「エディプス王」(パーセル)
(8) 輝けるセラフたちを-オラトリオ「サムソン」(ヘンデル)
(9) 私は妻としてさげすまれ-歌劇《バイアゼット(ティムール)》
(ヴィヴァルディ)
(10) Fairest isle-歌劇《アーサー王》(パーセル)
(11) 私を泣かせてください(涙の流れるままに)-歌劇《リナルド》
(ヘンデル)
(12) ため息と涙-カンタータ第21番「わが心には憂い多かりき」
(J.S.バッハ)
(13) われは知る、われをあがなう者は永遠に生きることを-オラトリオ「メ
サイア」(ヘンデル)
スミ・ジョー(ソプラノ)
コンセルトヘボウ室内管弦楽団
“ゴールデン・ヴォイス ”“神からの贈り物”などとその美しい歌声を讃え
られる韓国出身のソプラノ、スミ・ジョー待望のニュー・アルバムは、バロ
ック・アリア集です。
イタリア仕込みのベル・カント(美しい声)唱法の巧みさで知られるスミ・ジョ
ーならではのバロックの世界。ベル・カントは、その声の美しさ柔らかな響
き滑らかな節回しで知られ、バロックの理想的歌唱法といわれています。

8122 77967 \1800
クリスマス・アルバム
(1) レット・イット・スノウ (Jule Styne)
(2) クリスマス・ソング (Gene Puerling)
(3) ディン・ドン・メリリー・オン・ハイ (French Traditional)
(4) 天なる神には (Edmond Sears)
(5) 神は皆を喜ばせる( English Traditional)
(6) ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・クリスマス (Hugh Martin)
(7) アヴェ・マリア(シューベルト)
(8) きよしこの夜(グルーバー)
(9)  Sweeter Still (Eric William Barnum)
(10) 聖夜 (クリスマスの歌) (アダン )
(11) 神の御子は今宵しも( Traditional)
(12)  Holiday Cheer, A Suite Of Seasonal Songs (Buryl Red)
シャンティクリア
“魔法のア・カペラ ”シャンティクリアの魅力に酔う素敵なクリスマス・ア
ルバム。アメリカのクラシック・シーンで高い人気と実力を誇る男性 12人か
らなるア・カペラのヴォーカル・アンサンブル、シャンティクリア。その磨
かれたアンサンブルと豊かなハーモニーで “声のオーケストラ ”と讃えら
れて愛されています。
1996年にビルボード・クラシック年間売り上げ 12位を得た大ヒット作「聖夜
のア・カペラ」に続くこのアルバムは前作同様に、ポピュラーからクラシッ
クまで広く変化に富んだものとなっています。高い歌唱能力を持つ彼らの持ち
味を生かし、彼らならではの多彩なアンサンブルの世界が繰り広げられます。

<Sony Music>
●SONYよりグールドのアナログ盤が発売になります。
ご予約締切日:9月9日
※入手が難しい可能性もございますので、お早めにご注文下さい。

8869714745-1 \1550
GLENN GOULD . Bach: Goldberg Variations (1955 recording) LP

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GLENN GOULD . Brahms: 10 Intermezzi LP

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GLENN GOULD . Beethoven: Piano Concerto No. 5 LP

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GLENN GOULD . A Consort of Musicke bye William Byrde and Orlando
Gibbons LP

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GLENN GOULD . Bach: Preludes, Fughettas & Fugues LP

★今月よりNAXOS系列の代理店がナクソスジャパンに変更となります。
全体に価格見直しが行なわれておりますので、よろしくお願いいたします。

ご予約締切日:9月6日

<NAXOS> 各1枚 \1000
8.557602
プティジラール(1950- ):
ヴィオラとオーケストラのためのディアローグ、チェロ協奏曲、伝説
演奏/ジェラール・コセ(ヴィオラ)、ゲーリー・ホフマン(チェロ)、
オーギュスタン・デュメイ(ヴァイオリン)、
ローラン・プティジラール(指揮)、
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、
モンテ・カルロ・フィル・ハーモニー、
クラクフ・ポーランド放送合唱団、ポーランド古典フィルハーモニア
「エレファント・マン」や「12人の寺院の守護者」などの作品で知られるフ
ランスの作曲家&指揮者プティジラール。
今回のアルバムは弦楽器の名手を揃えた協奏曲集です。どことなくエスニッ
クな雰囲気を漂わせた哀愁漂うメロディに満ちた
各々の曲は、どれも神秘的で心に残るものばかり。現代音楽を敬遠していた
方にもぜひお聞きいただきたい佳曲です。

8.557613
オール:カルメン幻想曲、
ダンツィ:「ドン・ジョヴァンニ」のテーマによる変奏曲、
カステルヌオーヴォ=テデスコ:「セヴィリアの理髪師」よりフィガロ変奏曲、
カサド:ボアブディルの嘆き、
ドヴォルザーク:
ロンド、静かな森/ソナティナ ト長調(ハルトヴィック編曲)
演奏/マリア・クリーゲル(チェロ)、ニーナ・ティックマン(ピアノ)
NAXOSレーベルの看板チェリスト、マリア・クリーゲルの奏でる超絶技巧チェ
ロ小曲集。
彼女の持ち味は豊かな音色と濃厚な感情表現で、今作でも冒頭の「カルメン
幻想曲」を20秒聞いただけで、その妖艶な音色
に圧倒されることでしょう。ピアノのティックマンとの息のあったやりとり
も見事です。

8.557818
F・X・リヒター(1709-1789):6つのシンフォニア集
演奏/アアポ・ハッキネン(指揮)、ヘルシンキ・バロック・オーケストラ
マンハイムの宮廷でバス歌手として活躍、のちに作曲理論書を出版したF・X・
リヒターの初期の作品です。
1744年に出版された「6つのシンフォニア」は様式的にはバロック的ですが、
随所に表現力豊かな和声と成熟した対位法が散
りばめられているもので、時代の変遷を音で聴けるまことに興味深い作品と
言えるでしょう。

8.557902
モレノ・トローバ(1891-1982):ギター作品集 第1集
組曲「スペインの城」、組曲「マドリッドの門」、前奏曲、古い伝説、
陽気なムードで
演奏/アナ・ヴィドヴィッチ(ギター)
サルスエラとギターのための音楽を多数残したスペインの作曲家&指揮者モ
レノ・トローバのギター作品集です。代表作組曲「スペインの城」は色彩豊
かで情熱的なリズムを駆使した魅力的な作品で、名ギタリストセゴビアが好
んで演奏していますがあまり録音は多くありません。
アナ・ヴィドヴィッチは、史上最年少の13歳でザブレグ音楽院に入学し、18
歳でタルレガの国際ギターコンクールで優勝した美貌の若手新鋭ギタリスト。
目くるめく技巧の持ち主で曲の雰囲気を見事に伝えています。

8.559320
ゴットシャルク(1829-1869):
交響曲第2番「モンテビデオ」、
ピアノと管弦楽のための「セレブル・タランテラ」、
オペラ「キューバの田園劇」より第1幕、
ポルトガル王ルイ1世賛歌による演奏会用変奏曲、アヴェ・マリア、
メユールの「若きエンリケの狩り」への大序曲(3台ピアノ10手連弾を伴う)、
交響曲第1番「熱帯の一夜」
演奏/リチャード・ローセンベルグ(指揮)、
ホットスプリングズ・ミュージック・フェスティバル、
マイケル・ガート(ピアノ)、メリッサ・バリック(ソプラノ)、
アンナ・ノグル(ソプラノ)、ダリル・テイラー(テノール)、
リチャード・ジーバース(バス=バリトン)、ジョン・コンテグリア、
リチャード・コンテグリア、アンジェラ・ドラギチェスク、
チン=ミン・リン、
ジョシュア・ペッパー(ピアノ連弾)
近代アメリカを代表する作曲家ゴットシャルクと言えば、技巧を凝らしたピ
アノ曲が知られていまここに収録されているのは、交響曲を始めとした管弦
楽作品集です。
ベルリオーズ、ショパンに認められ、南米音楽にも精通した彼の作品は美し
いメロディ・ラインと情熱的なフレーズが魅力的。
色彩豊かなオーケストレーションも聴きどころです。

8.570026
トゥリーナ(1882-1949):ピアノ作品集 第4集(小組曲集)
小組曲第1集、第2集、ミニアテュール、子どもの庭
演奏/ホルディ・マソ(ピアノ)
ファリア、アルベニス、グラナドス、モンポウらと共に、スペインのピアノ
レパートリーに多大なる貢献を果たしたトゥリーナのピアノ作品全集第4集
です。
この曲集に収録されているのは「子どものための曲集」で、トゥリーナ自身
の幼い頃の思い出が反映された小組曲など優しさとユーモアに溢れた親しみ
やすいものばかりです。シリーズを一貫して担当しているマソの切れ味鋭い
演奏も魅力です。

8.570139-41 3枚組
バード(c.1540-1623):私のネヴェル夫人の曲集(ヴァージナルのための42曲)
演奏/エリザベス・ファー(ハープシコード)
この曲集は、バードが当時イギリスで人気のあった作曲家の作品を集めて編
纂したいわばコンピレーション・アルバムです。
ダンス、変奏曲、戦いの音楽、ガリアードなど多彩な曲を含み、16世紀イギ
リスの鍵盤作品の様式を俯瞰できるものとして貴重な曲集です。リブレット
にはハープシコードを演奏するファー本人による詳細な解説(英語)が記され
ています。

8.570259
ブロッホ(1880-1959):
4つのエピソード、2つの詩曲、コンチェルティーノ、モーダル組曲
演奏/ノアム・ブフマン(フルート)、ユーリ・ガンデルスマン(ヴィオラ)、
ダリア・アトラス(指揮)、イスラエル・フィルハーモニーのソリストたち、
スロヴァキア放送交響楽団、アトラス・カメラータ管弦楽団
ジュネーヴで生まれて1916年にアメリカに渡ったブロッホはニューヨーク、
クリーヴランド、サン・フランシスコで音楽活動を続けながらも、生涯ユダ
ヤ的な題材を扱った音楽を書き続けました。
しかし作風はその都度変化し、初期のロマンティックな作品から晩年の「モ
ーダル組曲」のような新古典主義的な作品まで多種多様な表情を見せていま
す。イスラエル生まれの女性指揮者、アトラスの味わい深い演奏で。

8.570292
ソレル(1729-1783):ハープシコード・ソナタ全集 第13集
ソナタNo.60ハ短調ソナタ、ト長調ソナタ、ト長調(ロンド)、
ソナタNo.66ハ長調、ソナタNo.68ホ長調、ソナタNo.75ヘ長調、
ソナタNo.76ヘ長調
演奏/ギルバート・ローランド(ハープシコード)
故サミュエル・ルビオ神父の40年に渡る献身的な働きにより、その作品が出
版されたソレルですが、そのおかげで、現在では18世紀後半のスペインの作
曲家の中でも最も重要な鍵盤曲作曲家として位置づけられているのはご存じ
の通りです。
このソナタ集を始めとしたスペインの民俗音楽や踊りの要素を取り入れた多
くの作品は聴き手の心をつかんで離しません。ギルバート・ローランドの当
シリーズは、この第13巻で完結となります。

8.570340
アルウィン(1905-1985):
ピアノ五重奏のためのラプソディ、ヴァイオリンとヴィオラのための即興的
ソナタ、ヴィオラとピアノのためのバラード、2つの歌、ブラックモアによる
3つの歌、ヴァイオリンとピアノのためのソナティネ、弦楽四重奏のための
「3つの冬の詩」、リコーダーとピアノのための「トムへのシャコンヌ」
演奏/ギルバート・ローランド(ハープシコード)
映画音楽で知られるイギリスの作曲家、ウィリアム・アルウィンは管弦楽曲
から、歌曲、器楽曲と多くのジャンルにたくさんの作品を残しています。彼
は「音楽を頭で理解されるよりも心で受けとめること」を好んだロマンティ
ストで、その作品も耳に心地よいものばかりです。
ここに収録された作品は1931年の「2つの歌」から1982年に書かれた「トムへ
のシャコンヌ」までで、50年に渡るアルウィンの作曲技法の成熟度を目の当
たりにすることが可能です。

8.570506
ブライアン(1876-1972):交響曲第2番、祝祭ファンファーレ
演奏/トニー・ロウ(指揮)、モスクワ交響楽団
32曲もの交響曲を作曲したことで知られるイギリスの近代作曲家ブライアン
ですが、彼の生前には、それらはほとんど演奏されることがありませんでし
た。 この第2番の交響曲はゲーテの「鉄の手のゲッツ・フォン・ベルリヒン
ゲン」に触発され書き始められましたが、後に早世した彼の最愛の娘のため
に捧げられました。16本のホルン、3組のティンパニ、2台のピアノ、オルガ
ンを必要とする大規模な編成で奏される悲痛な行進曲は、まるでワーグナー
のジークフリートの葬送曲を思い起こさせます。
MARCO POLOレーベルから既発売の音源です。


<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \1000
8.111038
ブラームス(1833-1897):
ドイツ・レクイエム(録音1947年10月20-22日、10月27-29日)
歌・演奏/ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン楽友協会合唱団、
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)、
ハンス・ホッター(バリトン)
終戦後、連合軍当局によりドイツ・オーストリアでの活動を一時禁止されカ
ラヤンの、活動解禁後の初コンサートの1曲がこのドイツ・レクイエムです。
若きカラヤンの情熱の迸りが曲全体に横溢した名演として親しまれているも
ので、エリーザベト・シュヴァルツコップ、ハンス・ホッターの名唱が花を
添えています。既出盤より大幅に音質が改善されています。ぜひ御一聴くだ
さい。

8.111117
《モイセイヴィッチのピアノ録音集第11集 ショパン録音集(1916-1927)》
[1916-1922年:アコースティック録音集]
子守歌、前奏曲第10番、子犬のワルツ、ワルツ11番(2ヴァージョン)、
即興曲第2番(2ヴァージョン)、夜想曲第19番、マズルカ第51番、ショパン
=リスト「ポーランドの6つの歌」より「私の喜び」
[1925-1927年:電気録音集]
スケルツォ第2番、即興曲第1番、ワルツ第14番、練習曲Op.10 No.11、
練習曲Op.10 No.4、練習曲Op.25 No.3、練習曲Op.10 No.10、
ポロネーズ第9番、バラード第3番
ラフマニノフの良き演奏家として知られるベンノ・モイセイヴィッチ。彼の
解釈は優雅で詩的であり、恐るべき超絶技巧を駆使した華やかな演奏も持ち
味の一つです。ここに収録されたショパンの作品も、どれもが輝かしい音色
と特有の歌い回しを備えた味わい深いものです。

8.111140
《ローザ・ポンセルのアメリカ録音集第3集(1923-1929)》
ヴェルディ:
アイーダ「死の石は私の上にとざされた」「おお、大地よ、さらば」、
スポンティーニ:
ヴェスタの巫女「神よ、恐れ戦き祈りを捧げます」、「薄幸の人々の守護神
よ」、
トスティ:「かわいい唇」「夏の月よ」、
マスネ:「エレジー」、
グノー:「アヴェ・マリア」、
シューベルト:「セレナーデ」、
ヴェルディ:アイーダ「勝ちて帰れ」「おお、わが故郷よ」、
R‐コルサコフ:「ナイチンゲールとばら」、
トスティ:「セレナーデ」「さようなら」、
カーン:「アヴェ・マリア」、
ヴェルディ:エルナーニ「エルナーニ、私を奪って逃げて」
40歳の若さでオペラの舞台から引退してしまった名花ローラ・ポンセルの全
盛期、1923年から29年の録音集。ここには彼女が最も得意としたレパートリ
ーの数々が収録されています。彼女の力強い中低音域の声の響きは、多くの
オペラのヒロインに新たな命を吹き込み、全ての聞き手を興奮の渦に巻き込
みました。そんな彼女の輝かしい歌声をご堪能ください。

8.111259
ミルシテイン《チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲&小品集》
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲:
シャルル・ミュンシュ(指揮)、ボストン交響楽団
1953年3月29日録音
メンデルスゾーン:歌の翼に(L・アンダーソン編曲)、
フォスター:懐かしい我が家(L・アンダーソン編曲)、
シューベルト:アヴェ・マリア、セレナーデ(L・アンダーソン編曲)、
フォーレ:夢のあとに(L・アンダーソン編曲)、
ポルディーニ:踊る人形(クライスラー編曲)
アーサー・フィードラー(指揮)RCAビクター管弦楽団
1950年1月17・19日録音
グラズノフ:瞑想曲、
ストラヴィンスキー:ロシアの娘の歌、
ヴィエニャフスキー:マズルカ
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
1949年2月26日録音
ベーム:夜の静けさ、
チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけが
エツィオ・ピンツァ(バリトン)、
ギブナー・キング(ピアノ)
1952年3月17日録音
録音の古さを超越した、滴り落ちるような美音と揺るぎない解釈。ミュンシュ
&ボストン交響楽団の比類なきバックを得て、朗々と鳴り渡るミルシテイン
のヴァイオリンは聴き手に至福の時を与えてくれます。同時収録の小品集も
チャーミング。名バリトン、ピンツァの張りのある声も聴きものです。




<MARCO POLO>
8.225332 \1780
ツィーラー(1843-1922):
オペレッタ序曲集(1.中庭のボール、2.愚かな心、3.白魔法使い、4.観光案
内人、5.財務責任者、6.美しいリゴ、7.3つの願い、8.子どもたちの作戦会議、
9.ドイツの巨匠、10.はしゃぐ娘、11.ジェローム王)
演奏/クリスティアン・ポラック(指揮)、
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
カルル・ミヒャエル・ツィーラー(1843-1922)はオーストリアの作曲家、指揮
者です。ダンス・オーケストラや歩兵連隊の楽隊で指揮者をつとめ、オース
トリア宮廷舞踏音楽監督の称号を受けました。行進曲やワルツなど数多くの
作品を書き、それらはすでに録音も数多く耳にする機会も多いのですが、な
ぜかオペレッタに関しては全曲の録音はおろか、序曲でさえもあまり取り上
げられることがありません(どうしてもJ・シュトラウスやスッペの曲の影に
隠れてしまうのでしょう)。
しかしながら、ここで聴ける曲は何ともチャーミングで郷愁を誘うものばか
り。ウィーン舞踏音楽最後の代表者として注目されるべき作曲家であること
は間違いありません。




<DACAPO>
6.220516(SACD-Hybrid) \1980
ランゴー(1893-1952):
交響曲第2番「春の目覚め」(1912-1914年原典/世界初録音)、
交響曲第3番
演奏/インガ・ダム・イェンセン(S)・交響曲第2番、
ペル・サロ(P)・交響曲第3番、デンマーク国立交響楽団・合唱団、
トマス・ダウスゴー(指揮)
ルーズ・ランゴー(1893-1952)は、デンマークの作曲家です。この当時として
は急進的な作品を書き、また独自の作風を貫いたことから生前には理解され
ることがありませんでした。
彼の16曲ある交響曲はどれもが特徴的で大規模なものです。ここに収録され
た若々しさ溢れた「第2番」などを聴けばわかるように、明らかにワーグナー
やR・シュトラウスの影響を受けていて、その管弦楽法の緻密さとドラマチッ
クな音は聴き手の耳を欹てずにはいられません。

6.220532(SACD-Hybrid) \1980
クレナウ(1883-1946):旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌
演奏/ボー・スコウフス(バリトン)、
ポール・マン(指揮)、
ブルノ・チェコ・フィルハーモニック合唱団、オーデンス交響楽団
ポール・フォン・クレナウ(1883-1946)はデンマークの作曲家ですが、若い頃
をドイツとオーストリアで過ごしたため、その作風はとてもドイツ的です。
彼の初期の交響曲は完全にブルックナー風で、晩年の作品はマーラーとフラ
ンス音楽の管弦楽法の影響が感じられます。
この“旗手クリストフ・リルケの愛と死の歌”は、ドイツの詩人、カール・
マリア・リルケの詩を用いたオーケストラ、バリトン独唱と混声合唱のため
に書かれたものです。リルケ自身は自作の詩に音楽を付けることにはあまり
同意しなかったようですが1924年、この作品の世界初演を聴いたリルケは若
きクレナウの才能を認め詩の使用を許可したのです(この詩を題材にした作品
は、他にもマルタンのものとウルマンのメロドラマなどがあります)。

8.224706 \1780
スヴェン・ニルセン(1937- ):蝶の丘(12人の独唱によるレクイエム)
演奏/タマシュ・ヴェート(指揮)
アルス・ノヴァ・コペンハーゲン、クラウディア・キドン(ソプラノ)、
ルイゼ・スコウベヒ(ソプラノ)、ヒルデ・ドルヴァ(ソプラノ)、
シグネ・アスムッセン(アルト)、リッケ・レンダー(アルト)
エレン・クリステンセン(アルト)、キルステン・グローヴ(アルト)、
イヴァン・ハンセン(テノール)、カスパー・エリアッセン(テノール)、
ラルス・ペデルセン(テノール)、アスガー・リンゲ・ペテルセン(バス)、
ヘンリク・ルンド・ペテルセン(バス)、トーマス・キエルビ(バス)
コペンハーゲンにつぐデンマーク第2の都市オーフス。ここの王立音楽アカデ
ミーで作曲理論を教えているスヴェン・ニルセン(1937- )は現在デンマーク
で最も重要な作曲家の一人です。彼の作品は十二音技法を駆使したアヴァン
ギャルドなものも多いのですが、その反面叙情的な作風の曲も書いていて、
殊に声楽曲にはタイトルも内容もロマンティックな作品が見受けられます。
この「蝶の谷」は彼の声楽作品の中でもとりわけ重要な位置を占めています。
イングラー・クリステンセンの14の小さいソネットを用いた演奏時間50分を
要する大作で、ニルセンはこれを作曲するために6年の歳月をかけています。
曲は12人の独唱者の歌のみで奏されます。各々の歌い手の声が溶け合い醸し
出す夢幻的な響きの甘美なこと! 癒し系のサウンドとしても受け入れられる
かも知れません。ブックレットに挿入された蝶の色とりどりの写真も、曲の
味わいを深めることでしょう。このアルバムには末尾には作詞者本人による
ソネットの朗読が添えられています。

8.226012 \1780発売中止
セレナーデとロマンス集
C.ニルセン、J.P.E.ハルトマン、P.E. ランゲ=ミュラー、C.E.F.ワイゼ、
F.L.AE.クンゼンの歌曲・合唱曲集
演奏/マティアス・ヘーゼゴー(テノール)、
ディッテ・ホイガー・アンデルセン(ソプラノ)、
コペンハーゲン・ロイヤル・ナヴァル合唱団、
アダム・フィッシャー(指揮)、デンマーク放送シンフォニエッタ
あの夏の強い日差しのせいか、はたまた明るい夜のせいなのか・・・。とにか
くデンマークの音楽は美しいセレナーデに満たされています。ロマンティッ
クな歌の中には夏の光と夜の神秘が横溢し、セレナーデや愛の歌の中には汚
れなき欲望と幸せ、そして幾許かの憂鬱の感情が交錯しています。厳粛な生
死の問題を考えるよりも、好きな娘の家の門をたたく。そんな単純な愛の夢
の世界に身を投じてみてはいかがでしょうか?若きテノール、ヘーゼゴーの
輝かしき声でご堪能ください。

8.226039 \1780
ノアゴー(1932- ):ハープのための作品集
いばらの茂みを(ハープ、フルート、クラリネットと弦楽四重奏のためのパッ
セージ)(2003)、ハープソロのための慰め「ばらの花のように」(2002)、ソノ
ーラ(1981)、 小さな踊り(ハープ独奏のための)(1982)、ヘッダ・ガブラー
(1993)、音符の下降-そばかすを持った春の太陽 (2004)、キングとクイーン
とエース(ハープと13の楽器のための小協奏曲)(1989)
演奏/ティーネ・レーリング (ハープ)、エスビェア・アンサンブル、
カイサ・ローセ (指揮)
ペル・ノアゴー(1932- )はカール・ニルセン以降のデンマークで最も重要な
作曲家です。彼はハープの響きがことのほかお気に入りで、独奏曲、室内楽
曲を含め40以上の作品で使用して。しかしその音色の使い方はとても独創的
で、私たちがイメージするロマンティックな音とはかなり異なったもので、
全く違う楽器の音のようにも聞こえるでしょう。
ノアゴーは、その年代によって作風がかなり変化した人ですが、ここに収録
された作品にもそれは顕著に表れています。聖母マリアへの讃歌からタイト
ルをとった「いばらの茂みを」での壮大なアンサンブル、テレビ放送用の劇
につけられた「ヘッダ・ガブラー」での多様な音楽(民謡風な部分が印象的)
などハープを愛したノアゴーならではの興味深い音が楽しめます。

8.226064 \1780
カール・ニルセン(1865-1931):室内楽曲集 第1集
演奏/ダイアモンド・アンサンブル、トリオ・オンディーヌ
ニルセンの室内楽作品集です。ここに収録された作品の作曲時期は1883年か
ら1920年と広範囲に渡り、18歳の時に書かれた「ピアノ・トリオ」はまるで
モーツァルトを思わせる古典的な曲。若き作曲家の意欲に溢れた微笑ましい
作品です。55歳の作品「モデルン組曲」の渋い曲調も極めて魅力的です。
そして、収録曲の中でもとりわけ有名なのは管楽五重奏曲OP.43でしょう。
1920年から22年にかけてコペンハーゲン管楽五重奏団のために作曲されたこ
の曲は、有名な交響曲第5番と同じ時期の作品で、軽妙で独自の和声を持つ
ユニークな作品です。

8.226541 \1780
森の作品集
エブラハムセン:花の歌、
ネアホルム:トリオより、
バック:エスタンピ、
エブラハムセン:雪の踊り、
カイザー:ディヴェルティメントII、
ニョーア:フルートの森、
ブランド:Farven bla
演奏/WOOD'N'FLUTES
1996年に設立された、3人のリコーダー奏者からなるアンサンブル
WOOD'N'FLUTESは、その超絶的なパフォーマンスで聴衆を魅了し続けています。
WOOD'N'FLUTESの広いレパートリーは、20・21世紀の近代作品から中世、バロ
ックと800年もの長い期間の作品をカバーしています。またハープ奏者のティ
ーネ・レーリングと協力し、デンマーク各地の学校で演奏会を行い好評を博
しています。
このアルバムはデンマーク近代のリコーダー作品集で、野原一面に咲き乱れ
る花々が風にそよぐ光景が目に浮かぶような「花の歌」、無限の時の流れを
感じさせる「エスタンピ」などユニークで多彩な作品が収録されています。
何といってもリコーダーの素朴な音色が印象的なアルバムで、「栗コーダー
カルテット」が好きな人なら間違いなくはまります。

6.220531 \1780
アマルゴス(1950- )、ベルツ(1943- )、ストゥッキー(1949- ):
北の交響曲、笛と鐘、エチュード
演奏/ミカラ・ペトリ(リコーダー)、
ラン・シュイ(指揮)、デンマーク国立交響楽団
1959年バルセロナ生まれの作曲家アマルゴスは、アレンジャー、ピアニスト、
クラリネット奏者、そして指揮者と多くの顔を持っています。彼の作品は
ジャズとフラメンコの要素を含むダイナミックなもので、打楽器のリズムが
印象的ですが、もちろんソリストにも想像を絶する超絶技巧を要求するので
す。
1943年のボルツはスウェーデン生まれ。北欧の民謡を根底に置いたメロディ
・ラインを大切にしている人で数多くの声楽作品があり、管弦楽作品にもた
くさんの名曲があります。
1949年生まれのアメリカの作曲家、ストゥッキーは2005年に“第2のオーケ
ストラのための協奏曲”でピューリッツァー賞を受賞し、数多くのオーケス
トラからも作品を委嘱されています。


<ARTHAUS>
101435(DVD-Video) \3480
日本語字幕付き
ケント・ナガノ コンダクツ・クラシカル・マスターピース第5集
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB108(1890)
ベルリン・ドイツ交響楽団、ケント・ナガノ(指揮)
収録:2006年 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ドキュメンタリー(ナレーション:英語)
ケント・ナガノへのインタビュー
リハーサル風景
アニメーション
収録時間:本編:93分、ドキュメンタリー:52分
画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo, Dolby Digital 5.1, DTS 5.1
字幕:フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語
大好評、ケント・ナガノとベルリン・ドイツ交響楽団の「コンダクツ・クラ
シカル・マスターピース」の第5集です。全曲演奏と、リハーサルも含めたド
キュメンタリー映像とで名曲を楽しく分析。アニメーションで作曲の背景を
解説するなどわかりやすく、知っているはずの名曲に新しい光を当てていま
す。
ケント・ナガノの音楽への真摯なアプローチに胸が熱くなることでしょう。

101437(DVD-Video) \3480
日本語字幕付き
ケント・ナガノ コンダクツ・クラシカル・マスターピース第6集
R・シュトラウス:アルプス交響曲 Op.64
ベルリン・ドイツ交響楽団
ケント・ナガノ(指揮)
収録:2006年 ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
ドキュメンタリー(ナレーション:英語)
ケント・ナガノへのインタビュー
リハーサル風景
アニメーション
収録時間:本編:56分、ドキュメンタリー:52分
画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo, Dolby Digital 5.1, DTS 5.1
字幕:フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語
ケント・ナガノとベルリン・ドイツ交響楽団の「コンダクツ・クラシカル・
マスターピース」の第6集です。このシリーズの完結編は、R・シュトラウス
の名作「アルプス交響曲」。もちろん全曲演奏と、リハーサルも含めたドキュ
メンタリー映像とで名曲を楽しく分析。随所に挿入されるアニメーションも
良い味を出しています。
このシリーズ全てに共通することですが、ドキュメンタリー部分の精緻な作
り込みが素晴らしく、 音楽入門としても自信を持っておすすめできる映像と
言えるでしょう。

101809(DVD-Video) \3480
日本語字幕付き
ケント・ナガノ「新たな海岸を探して」
《オリバー・ベッカー制作のドキュメンタリー・フィルム》
収録時間:本編:58分、
メイキング・オブ・コンダクツ・クラシカル・マスターピース:27分
画面:カラー、16:9(メイキング・オブは4:3)
音声:PCM Stereo
字幕:フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語
2006年はケント・ナガノの経歴にとって輝かしい分岐点となった年です。彼
は長年仕事をしてきたベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者、芸術監督の
地位を退任し、新たにモントリオール交響楽団とバイエルン国立歌劇場の音
楽監督に就任し、ますます音楽的発展を遂げようとしています。
このドキュメンタリーはドイツのジャーナリスト、プロデューサーであるオ
リバー・ベッカーの制作した作品で、この時期のケント・ナガノの姿と音楽
的偉業を、彼を取り巻く人々と彼自身の言葉によって詳細な捉えたものです。
もちろん、芸術的な活動だけでなく、カリフォルニアの自宅や生まれ育った
故郷までくまなく紹介されていて(少年時代から情熱的なサーファーであっ
た彼の雄姿も収録されています。)バイエルン国立歌劇場での“サロメ”の
上演風景なども興味深く、「指揮者ケント・ナガノ」を深く知るための格好
の1枚と言えるものです 。

<TELARC>
CD80692 \2080
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲(全曲
シモーネ・ディナースタイン(Pf)
録音:2005年3月
ピアニスト、シモーヌ・ディンナースタインのテラーク・デビューアルバム
です。この録音は2005年3月に、グラミー受賞でも知られるプロデューサー
Adam Abeshouse.によって行われたものです。アメリカでは2007年8月28日に
リリースされましたが、発売されるやいなや大人気となっています。
10年以上もジュリアード音楽院で学ぶも、華々しいコンクール歴などを一切
持たなかった彼女は2005年まではブルックリンで、小学校教師をしている夫、
小さな息子と共に静かに暮していました。しかし、この「ゴルトベルク」の
録音が彼女の分岐点となりました。
デビュー・リサイタルは2005年11月カーネギー・ホール。彼女自身のプロデュ
ースによって行われました。演奏曲目はもちろんゴルトベルク変奏曲全曲で
した。その演奏はニューヨーク・タイムズ紙上で「バッハを完全に現代のパ
フォーマンスとして再現、一つ一つの変奏曲はまるでシューベルトの“冬の
旅”を思わせるかのようなイメージ豊かなものであった」と大絶賛されまし
た。彼女はゴルトベルクについてこう語ります。「この作品は極めて緊密に
書かれ、全ての楽節が深く結びついているのですが、決してそれを聴き手に
意識させることはありません。各々のヴァリエーションは特徴的で、独特の
感情とニュアンスを持っています。現在の私たちはバッハが過ごした時代と
は全く異なる世界に住んでいますが、これらの部分は今でも力強く私たちに
語りかけてきます。」
彼女が録音の際、用いたピアノは1903年ハンブルグ製のスタインウェイ。北
東イングランド、ハル市役所に所蔵されていたもので、第二次世界大戦時、
広範囲に渡って爆撃を受けつつも無傷で生き残り、戦争後も一連のコンサー
トで使用され人々に勇気を与えたピアノとして知られています。そして2002
年、世界貿易センターのウィンターガーデンの再開時にもこのピアノが演奏
され、人々に新たな希望をもたらしたのです。
そんな彼女のゴルトベルク、日本でも人気沸騰間違いなしです。

CD80675 \2080
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第2番&第5番<皇帝>
ジョン・オコーナー(Pf)
ロンドン交響楽団 指揮:アンドレアス・デルフス
ベートーヴェンのピアノソナタ全集で高い評価を得ているピアニスト、ジョ
ン・オコーナーが再びTELARCレーベルへと帰ってきました。曲目はベートー
ヴェンのピアノ協奏曲第2番と第5番“皇帝”というファンにとってもまたと
ない好選曲。彼の熟練した技巧と表現が心行くまで味わえることでしょう。
ベートーヴェンの第2番のピアノ協奏曲は周知の通り、作曲順としては第1番
よりも先に書かれたもので、古典的な形式と柔軟で抒情性溢れる音楽が魅力
的な作品です。第5番に関しては名曲中の名曲、説明は必要ないでしょう。
指揮者アンドレアス・デルフスは、ミルウォーキー交響楽団の音楽監督を
10年務めたあと、ごく最近ホノルル交響楽団の首席指揮者に任命された中堅
指揮者です。彼は20歳でハンブルク大学オーケストラの音楽監督、そしてハ
ンブルク州立歌劇場の歴代最若手のアシスタントを務めた実績ある人として
知られています。

CD80682 \2080
SACD60682(SACD-Hybrid) \3350
「マスター・アンド・コマンダー」
1. アルフレッド・ニューマン:征服への道
2.ミクロシュ・ロージャ:
 メイフラワー号、プリマスへの冒険
3-5.クラウス・バーデルト:
 パイレーツ・オブ・カリビアンより
 「黄金のメダル」、「黒真珠」、「彼は海賊」
6.7.ハンス・ジマー:
 「ジャック・スパロウ」「ホルンパイプ」
8.エーリッヒ・ヴォルフガンク・コルンゴルト(エリック・コーンゴルト)
 「 海賊ブロッド」序曲
9.ルイジ・ボッケリーニ:
 マスター・アンド・コマンダーのサントラより「ロス・マロノス」
10.11.エルマー・バーンスタイン:「プレリュード」「海を離れて」
12.フランツ・ワックスマン:“女海賊アン”前奏曲
13.ヘンリー・マンシーニ:北極の捕鯨
14. エーリッヒ・ヴォルフガンク・コルンゴルト:“シーホーク”より組曲
15.ブロニスラウ・ケーパー :“バウンティ号の反乱”メインテーマ
16. フランツ・ワックスマン:“勇ましい船長”より組曲
17.モートン・グールド:“ウィンド・ジャーマー”より「船よ」
18. ジョン・デブニー:
“カットスロート・アイランド”よりエンド・タイトル
シンシナティ・ポップス・オーケストラ 
指揮:エリック・カンゼル
勇敢な水夫、むこうみずなキャプテン、そして海賊たち・・・・。海はいつ
でも人々の冒険心をかきたてるとともに、その夢を遠くまで運んでくれるの
です。このアルバムは“パイレーツ・オブ・カリビアン”を含む、そんな海
の男、女たちの音楽集です。カンゼルの放つゴージャスな音に乗って、七つ
の海の航海に出帆しましょう。吹奏楽ファンの方にもお薦めの1枚です。


●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。

CD80144 \1350
「アメリカン・ジュビリー」
1. リバティ・ファンファーレ
2. ヤンキー・ドゥードル
3. 「アメリカ」のテーマによる変奏曲
4. ケークウォーク
 グランド・ウォーク・アラウンド/ウォールフラワー・ワルツ
 /ガラ・ケークウォーク
5. ジュビリー
 「交響的スケッチ」より 演奏 シンシナティ・ポップス(OR)
6. ディクシー
7. リパブリック讃歌
Artist メイ・フェスティヴァル・コーラス
8. シェーカーのメロディーによる変奏曲
「アパラチアの春」より 演奏 シンシナティ・ポップス(OR)
9. アメリカン・サルート
10. スター・スパングルド・スペクタクラー
11. ゴッド・ブレス・アメリカ
Artist メイ・フェスティヴァル・コーラス
12. アメリカ・ザ・ビューティフル
Artist メイ・フェスティヴァル・コーラス
13. 星条旗よ永遠なれ
シンシナティ・ポップス・オーケストラ 
指揮:エリック・カンゼル
録音:1985-1987年

CD80499 \1350
マーラー:交響曲第4番
フレデリカ・フォン・シュターデ(Ms)
アトランタ交響楽団 
指揮:ヨエル・レヴィ

CD80513 \1350
ジョン・アダムス&テリー・ライリー
ピアノ作品集
ジョン・アダムス:「チャイナ・ゲート」
テリー・ライリー:「天国の階段」第7篇
「ザ・ウォーラス・イン・メモリウム」
グロリア・チェン-コクラン(Pf)

CD80550 \1350
「ヴィルトゥオーゾ」
バッハ、ベッリーニ、ハイドン、ホルボーン
アルビノーニ、モーツァルト、ファリャ
グレゴリオ聖歌/他
ロルフ・スメドゥヴィッグ(Tp)

CD80049 \1350
J.S.バッハ:オルガン作品集
J・S・バッハ:
幻想曲とフーガ 
ト短調BWV542《大フーガ》
トッカータ ヘ長調BWV540
パッサカリアとフーガ ハ短調BWV582
コラール《天にまします我らの父よ》BWV737
人はみな死すべきさだめBWV643
マイケル・マレイ(Org.)

CD80358 \1350
ベートーヴェン:序曲集
エグモント Op. 84
プロメテウスの創造物 Op. 43
レオノーレ No. 1, Op. 138
レオノーレ No. 2, Op. 72a
レオノーレ No. 3, Op. 72b
フィデリオ Op. 72c
コリオラン Op. 62
アトランタ交響楽団 
指揮:ヨエル・レヴィ

CD80378 \1350
「ロシアン・スケッチ」
チャイコフスキー:
「フランチェスカ・ダ・リミニ」
「エフゲニー・オネーギン」-ポロネーズ、
リムスキー=コルサコフ:「ロシアの復活祭序曲」
グリンカ「ルスランとリュドミラ」序曲
イッポリトフ=イワーノフ「コーカサスの風景」全曲
ボルチモア響 
指揮:デヴィッド・ジンマン
録音:1995年

CD80574 \1350
トゥリーナ:
交響詩《幻想舞曲集》作品22
セヴィーリャ交響曲作品23
交響詩《ロシーオの行列》作品9
ドビュッシー:
管弦楽のための《映像》から第2曲「イベリア」
シンシナティ交響楽団 
指揮:ヘスス・ロペス=コボス

CD80051 \1350
サン=サーンス:
交響曲第3番 ハ短調 作品78 「オルガン付き」
マイケル・マレイ(org.)
フィラデルフィア管弦楽団 
指揮:ユージン・オーマンディ

CD80315 \1350
ゴスペル・セレブレーション
シンシナティ・ポップス・オーケストラ 
指揮:エリック・カンゼル

CD80441 \1350
バーバー/協奏曲集
バーバー:
ヴァイオリン協奏曲作品18
ピアノ協奏曲作品38
スーヴェニール作品28
ロバート・マクドゥーフィー、ジョン・キムラ・パーカー
アトランタ交響楽団 
指揮:ヨエル・レヴィ

CD80564 \1350
バルトーク:
管弦楽のための協奏曲
4つの管弦楽曲 Op.12
ハンガリーの農民の歌
管弦楽のための協奏曲
 -オリジナル・エンディング
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レオン・ボッツタイン
録音:2000年10月




<CATS INTERNATIONAL>
IDC10011 \2500
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.11
第31番 変イ長調 作品110
第32番 ハ短調 作品111
杉谷昭子(Pf)
録音:2005年7月 新潟県小出郷文化会館
使用楽器:ハンブルグ・スタインウェイ 
フルコンサートグランド(小出郷文化会館所有)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲録音、遂に完結!
ドイツ圏を主として活動を続け、ヨーロッパでも高い評価を受けている杉谷
昭子が2001年より演奏会とともにスタートさせた「ベートヴェン:ピアノ・
ソナタ」連続録音。その偉業ともいうべき集大成もいよいよ最終章を迎えま
した。
ベートーヴェンがその生涯を通じて書き続けた全32曲のピアノ・ソナタ、そ
の全てを自らの手で残すというこの一連の作品は多くのピアニストにとって
計り知れぬ至難を伴う作業であり、また意義のある目標であることをあらた
めて聴き手に頷かせるものでしょう。
【好評発売中】
・Vol.1:第1,2,3番 (IDC-10001)
・Vol.2;第4,5,6番 (IDC-10002)
・Vol.3;第7,8,19.20番 (IDC-10003)
・Vol.4:第9,10,11番 (IDC-10004)
・Vol.5:第12,13,14番 (IDC-10005)
・Vol.6:第15,16番 (IDC-10006)
・Vol.7:第17,18,22番 (IDC-10007)
・Vol.8:第21,23,24番 (IDC-10008)
・Vol.9:第25,26,27,28番 (IDC-10009)
・Vol.10:第29番、第30番(IDC-10010)




<KLEOS>
KL5141 \2080
「ルー・ハリソン・イン・メモリー」
ルー・ハリソン(1917-2003)
1.ヴィクター・ジャワーズを偲んで(1967)
2.聖セシリアの日のためのミサ曲(1983-1986)
3.ハーポ・マルクスのための悲歌(1965)
4.ディヴィッドの哀歌(1941)
5.まだらの美(1940)
6.新月(1986)
6以外は世界初録音
アンサンブル・パラレル
UCSC室内シンガーズ
指揮:ニコル・ペイエメント他
アメリカの現代作曲家、ルー・ハリソンはコープランドやアイヴスらの影響
を受け、初期は12音の技法を用いて作曲していましたが、次第に音律に興味
を抱き、世界中の民族楽器に精通しやがてその作品もガムランなどを用いた
独特のものへと変化していきます。
ここに収録された作品は“新月”を除くを全てが世界初録音。冒頭の「ヴィ
クター・ジャワーズを偲んで」から、何とも親しみ深く切ないメロディが胸
に迫ります。決して押し付けがましくないけれど印象的な作品群は、新しい
癒しとして受け入れられるかもしれません。曲を彩る各々の奏者たちの伸び
伸びとした演奏もステキです。

KL5142 \2080
コンチェルタンテ
1.コルンゴルト:弦楽六重奏曲 ニ長調
2.ブリッジ:弦楽六重奏曲 変ホ長調
シャオ=ドン・ワン、リサ・シトーテン(1のみ)
イッタイ・シャピラ(2のみ)(Vn)
レイチェル・シャピロ、アラグレゴリアン(Va)
アレクシス・ピア・ゲルラッハ、ツィヴィ・プレッサー(Vc)
6人の若手弦楽器奏者を中核とし、世界中の様々な都市で活躍しているアンサ
ンブル「コンチェルタンテ」は、今までにもたくさんの作品を演奏してきま
した。それは確立されたレパートリーであったり、ほとんど知られていない
作品であったりと多岐に渡ります。このアルバムで取り上げたのはコルンゴ
ルトとブリッジ。両曲ともほとんど同時期の作品ですが、コルンゴルトの作
品は17歳の時に書かれたにもかかわらず、驚くほど洗練され、かつ濃厚な音
楽になっています。それに比べるとブリッジの作品は和声進行は清冽で品が
良いのですが、時折見せる、ぞっとするほどの底知れぬ暗さがたまりません。

KL5143 \2080
モーツァルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.570
ロンド 二長調 K.485
アダージョ ロ短調 K.540
組曲からの断章 K.399
メヌエット ニ長調 K.355
ピアノ・ソナタ 変ホ長調 K.282
キム・ジュンジャ(Pf)
すでにラヴェルやラフマニノフの録音がある韓国生まれのピアニスト、キム
・ジュンジャ。ジュリアード音楽院で学び、バーンスタインとも共演したと
いう実力派で、あまり知名度は高くないが一部に熱狂的なファンがいる人で
す。彼女が今回取り上げたのはモーツァルトの作品集。2曲のソナタの間に
小品をはさんだという選曲ですが、独特なフレージングや、モーツァルトら
しくない重々しさなど興味深い聴きどころが満載の1枚です。

KL5144 \2080
イタリアン・バロック
A・コレッリ(1653-1713)
合奏協奏曲 Op.6 No.8 “クリスマス”
G・B・ペルゴレージ(1710-36)
カンタータ“オルフェオ”より
A・スカルラッティ(1660-1725)
合奏協奏曲No.1
合奏協奏曲No.2
G・B・ペルゴレージ(1710-36)
サルヴェ・レジーナ
コペンハーゲン・サクソフォン・クァルテット
ヴィッゴ・マンゴール(Org)
マティアス・ヘデゴー(T)
CLASSICOレーベルよりCLASSCD687として出ていた盤と同一音源。スカルラッ
ティのソナタを録音したら好評だったので、他の作品も演奏してみた・・・
というコンセプト。極めてのどかなアンサンブルが、曲のぬくもりを伝えて
くれます。見事なテノールを聞かせるのは、デンマークの新鋭ヘデゴー。

KL5146 \2080
「ジョン・ルイスの思い出に」
1.プロローグ
2.2台ピアノのための組曲
3.スケーティング・イン・セントラル・パーク
4.スカイライン
5.アンダー・カプリコーン
6.ポインチアナ
7.ミラノ
8.エピローグ
デヴィッド・ウォード=ステインマン(Pf)
トニー・グールド(Pf)
ジャズとクラシックの融合を目指す「サードストリーム・ミュージック」を
追求したことで知られるMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のピアノ奏者、
ジョン・ルイスを讃えたコンサート。
アメリカの現代作曲家、デヴィッド・ウォード=ステインマンとトニー・グ
ールドが2台のピアノでゴキゲンなジャズを披露しています。有名な「スケー
ティング・イン・セントラル・パーク」をはじめとしたジョン・ルイスの曲
を軸に、自作や即興も交えた楽しくくつろいだ一時をお約束します。

KDVD5145(DVD-Video) \3350
バドゥラ 「モーツァルトの夕べ」
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
デュポールの主題による変奏曲 K.573
アダージョ ロ短調 K.540
ピアノ・ソナタ ニ長調 K.576
幻想曲 ハ短調 K.475
ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457
ロンド ニ長調 K.485
アダージョ ハ長調 K.356
パウル・バドゥラ=スコダ(Pf)
フリートリヒ・グルダ、イエルク・デムスとともに「ウィーン三羽烏」と称
されたパウル・バドゥラ=スコダによるモーツァルト。公式の演奏会ではな
く、居心地のよいサロンでの演奏会の模様らしく、曲を演奏する前に語りが
入るところが興味深い。モーツァルトについて語るスコダの何とも魅力的な
こと!実際の演奏はお世辞にも精緻なものとはいえないが、(ミスタッチの
嵐・・・)モーツァルトを心から愛している様子が伝わってくること間違い
なし。大作である「ハ短調幻想曲」とそれに続く「ハ短調ソナタ」は驚くほ
どの熱演。

<Brilliant Classics>
BRL 93546 36枚組 \9750
スカルラッティ:ソナタ全集
Disc.1-27までは既発となっているもの
Disc.28 ソナタK.428-446
Disc.29 ソナタK.447-461
Disc.30 ソナタK.462-475
Disc.31 ソナタK.476-489
Disc.32 ソナタK.490-502
Disc.33 ソナタK.503-519
Disc.34 ソナタK.520-535
Disc.35 ソナタK.536-547
Disc.36 ソナタK.548-555
ピーター・ヤン=ベルダー(Cemb)
既発とあわせて全集となりました。とにかく今後定盤品として注目されるこ
と間違いなし。

BRL 93559 6枚組 \3080
サティ:ピアノ作品全集
クリスティーナ・アリアーノ(pf)

BRL 93545 2枚組 \1080
ハイドン:弦楽四重奏曲集 第5巻
ブッフベルガー四重奏団
収録曲:弦楽四重奏曲Op.20

BRL 93360 \540
サリエリ:ウィンドアンサンブルの為の作品集
三重奏曲 ト長調、ハ長調、セレナータ ハ長調、変ホ長調、ヘ長調、
ト長調、アンダンテ・マエストーソ、五重奏曲 変ロ長調、
カッサツィオーネ ハ長調
アンサンブル・イタリアーノ・フィアティ

BRL 93359 3枚組 \1550
ロッシ:声楽曲集
マドリガル集第1巻、マドリガル集Op.13、教会音楽集
パーセル:
アンセム「主を恐るる者は幸いなり」詩篇112、
アンセム「主よ、汝耳を傾けて我に答えたまえ」詩篇4、
アンセム「貧しき者を省みるものは幸いなり」詩篇41、ソナタ
カンプラ:モテット詩篇8
ヴァリアス・アーティスツ

BRL 8771 8枚組 \3880
ムジカ・メキシカーナ メキシコの作曲家による作品集
エンリケ・バティス指揮、
ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団、
メキシコシティ・フィルハーモニー管弦楽団、
メキシコ国立交響楽団
ヘンリク・シェリンク(Vln)
アルフォンソ・モレノ(Guitar)
ホルヘ・フェデリコ・オソリオ(pf)
エヴァ・スーク(pf)
クラウディア・コーンス(Obe)
Disc.1
チャベス:共和国序曲
ポンセ:市の立つ日、組曲「メキシコの点描」
レブエルタス:トッカータ
ポンセ:夜の印象
Disc.2
ボンセ:ヴァイオリン協奏曲
チャベス:交響曲第2番「インディオ交響曲」
レブエルタス:マヤ族の夜
Disc.3
アルフテル:ヴァイオリン協奏曲Op.11
モンカーヨ:ウアパンゴ
レブエルタス:クァゥナワク
ポンセ:南の協奏曲
Disc.4
レブエルタス:組曲「網」
ジメネッツ:組曲「メキシコの3つの手紙」
ディマス:組曲「セルバンテスへの讃歌」
カストロ:き奇想曲風ワルツ
チャベス:弦楽のためのサラバンド
Disc.5
ソレール:ソナタ
レブエルタス:センセマヤ
ディマス:マリアッチ
ポンセ:エストレリータ
アルフテル:祝典序曲Op.11
レブエルタス:ハニッツィオ
アウフテル:トリパルティータop.25、言葉のないロマンス、ソナタ
レブエルタス:ラジオ向きの八重奏曲
ビジャヌエバ:詩的なワルツ
ブクステフーデ(チャベス編):シャコンヌ
Disc.6
ポンセ:
ピアノ協奏曲、ガボット、挽歌形式の詩、メキシコのバラード、
メキシコの古い舞曲、交響三部作「チャプルテペック」
Disc.7 
チャベス:
オーケストラのためのトッカータ、メキシコの景色、組曲「コルキスの娘」、
メキシコの歌、バイリ
Disc.8 
チャベス:
交響曲第1番「アンティゴナ」、交響曲第4番「ロマンティック交響曲」
レブエルタス:カミノス、会話のための音楽、ヴェンタナス




<韓国ローカルEMI>
※ご予約締切日 9月20日(ご注文分のみの代理店入荷となります)
EKC2D 2枚組 \2300
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ全曲
ヨハンナ・マルツィ(Vln)
96kHz/24bit Digital Remastering 仕様となって音質向上再登場



<独 SONY CLASSICS>
※ご予約締切日 9月25日
CB 88697 08471(SACD-Hybrid) \2300
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」Op.40
R.シュトラウス:「メタモルフォーゼン」AV.142
シュターツカペレ・ドレスデン
ファビオ・ルイージ(指揮)

CB 88697 14197(SACD-Hybrid) \2300
R.シュトラウス:「アルプス交響曲」Op.64
R.シュトラウス:「4つの最後の歌」AV.150
アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
シュターツカペレ・ドレスデン
ファビオ・ルイージ(指揮)




<EINSATZ RECORDS>
EZCD 009 \2300
モーツァルト:
セレナード第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ディヴェルティメントK.136/137/138
パレナン四重奏団(J.パレナン/M.シャルパンティエ/S.コロ/P.ペナソゥ)
EMIに多くの名演を残したパレナン四重奏団が、仏PACIFICレーベルに録音し
たモーツァルトの名曲集。あまりにも有名なこの4曲の弦楽四重奏による録音
は極めて少なく、弦楽合奏版とは違った軽やかな響き、サロン風な趣きが実
に心地良い。1950年代初頭の録音。
仏PACIFIC LDC-F103/LDP-C77からの復刻。

EZCD 010 \2300
J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲第3・6番
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
シュタルケルがバルトークの息子であるピーター・バルトーク設立のPIRIOD
レーベルに録音した彼の最初の無伴奏録音の2曲。残念ながら全集にはならな
かったが、後のいずれの全集録音をも凌駕する、若き日のシュタルケルの凄
まじい演奏である。1950年代初頭の録音。英NIXA PLP543からの復刻。





<OPUS ARTE>
OA0974D(DVD-Video) 2枚組 \5480
ヴェルディ:歌劇《イル・トロヴァトーレ》
ブレゲンツ音楽祭 2006
マンリーコ: カール・タナー
レオノーラ: イアノ・タマール
ルーナ伯爵: ジェリコ・ルチッチ
アズチェーナ: マリアンネ・コルネッティ
フェランド: ジョヴァンニ・バティスタ・パローディ
イネス: ディアンナ・ミーク
ルイス: ホセ・ルイス・オルドネス
指揮:トーマス・レスナー
演奏:ウィーン交響楽団/モスクワ室内合唱団/
ブレゲンツ音楽祭合唱団
演出:ロバート・カーセン
衣裳:ミルナ・ボルゼスク 装置:ポール・スタインバーグ 
照明:パトリック・ウッドロフ
振付:フィリップ・ジロドー ドラマトゥルグ:イアン・バートン 
2006年8月9、13日 ブレゲンツ音楽祭、ボーデン湖上舞台におけるライヴ収録
収録時間全プログラム169分
字幕 英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語
ボーデン湖上に浮かぶ製油所を摸したセットで繰り広げられるスペクタクル!
10本の煙突から放たれる火柱! ヴェルディ中期の傑作歌劇に、演出のカーセ
ンと装置のスタインバーグの才気あふれるコンビが織り込んだのが、現代の
権力者はオイル・マネーを手にした人々というコンセプト。その経済発展の
象徴ともいえる威風堂々たる製油所の姿は、濃厚なノスタルジアを感じさせ
よう。一方、巨大で暴力的でたくましいこの建造物は、まるで荒ぶる神。登
場人物の運命を容赦なく弄ぶのだ。(解説:鈴木淳史)

OA0980BD(DVD-Video) 3枚組 \9280
ヴェルディ・ボックス 
歌劇 《ファルスタッフ》
ファルスタッフ:ブリン・ターフェル
フォード:ロベルト・フロンタリ
フォード夫人:バルバラ・フリットリ
ナンネッタ:デジレ・ランカトーレ
ベルナルト・ハイティンク指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場
グレアム・ヴィック演出
収録:1999年
単品は品番OA0823D(既発売)
歌劇 《リゴレット》
マントヴァ公爵:マルセロ・アルバレス
ジルダ:クリスティーネ・シェーファー
リゴレット:パオロ・ガヴァネッリ
エドワード・ダウンズ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場
デイヴィッド・マクヴィカー演出 
収録:2001年
単品は品番OA0830D(既発売)
歌劇《イル・トロヴァトーレ》
マンリーコ(トロヴァトーレ):ホセ・クーラ
ルーナ伯爵:ディミトリ・フヴォロストフスキー
アズチェーナ:イヴォンヌ・ナエフ
レオノーラ:ヴェロニカ・ヴィッラロエル
カルロ・リッツィ指揮
コヴェント・ガーデン王立歌劇場
イライジャ・モシンスキー演出
収録:2002年
単品は品番OA0849D(既発売)
収録時間   全プログラム8時間18分
字幕 英語
オーパス・アルテ社がBBCとタッグを組み世に送り出した、英国の誇りコヴェ
ント・ガーデン王立歌劇場による、ヴェルディ傑作歌劇の映像をひとつにま
とめたボックス・セットが登場。クーラ、アルバレス、ターフェル、フリッ
トリなど、イギリス最高のオペラハウスの名に恥じぬ輝かしいスター歌手に
よる、高水準の舞台を取り揃えた決定盤。

OA 0981D(DVD-Video) \4550
「Le Songe de Medee メディアの夢」 約42分
メディア:マリ=アニエス・ジロ
イアソン:ウィルフリード・ロモリ
領主クレオンの娘:エレオノーラ・アバニャート
他 パリ・オペラ座バレエ
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
音楽:マウロ・ランツァ
「MC 14/22 《CECI EST MON CORPS》」
(マルコによる福音書第14章22節「これは私の体」) 約52分
ステファン・ブイヨン、ギヨーム・シャルロ、ジャン=クリストフ・ゲリ、
エマニュエル・オフ、ジル・イゾアール、ステファン・ファヴォラン、
シルヴァイン・グラウド(バレエ・プレルジョカージュ)
他 パリ・オペラ座バレエ
振付:アンジュラン・プレルジョカージュ
音楽:テッド・ザーマル
収録:2004年11月、パリ・オペラ座 ガルニエ宮
【特典映像】◇インタビュー 
<ブリジット・ルフェーブル(芸術監督)、アンジュラン・プレルジョカー
ジュ(振付家)、マウロ・ランツァ(音楽)>
収録時間 全プログラム118分(本編95分+特典映像23分)
字幕英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語
パリ・オペラ座バレエ2004
現代フランス気鋭の振付家プレルジョカージュによる、オペラ座からの委嘱
作品を収録している。エウリピデスのギリシア悲劇「王女メディア」をベー
スにした「メディアの夢」、最後の晩餐でのキリストの言葉「取って食べな
さい。これは私の体である」を記したマルコの福音書を題材とした「MC14/22」。
夫の不義に怒り彼との子どもを殺してしまうメディアの愛憎劇、電子音の中
で12人の男性ダンサーが互いを傷付け合いながら性と暴力をむき出しにする
不条理な舞台。好みは分かれるが、どちらも人間の欲望と本質をえぐり出す
秀作である。

OA6001D(DVD-Video) \3580
パキート・デ・リベラ&チャノ・ドミンゲス「ラテン区」
マドリッド王立劇場ライヴ 2006 [OA6001D]
[演奏曲]
ポル・アレグリアス/アイ・リメンバー・ディジー/ルンバ・パ・ジェリー/
ポインシアーナ/アリア・デ・ムゼッタ/ブルース・イマジナリオ/ア・ミ・
パードレ/バモノス・パ・カイ/ドント・ゲット・アラウンド・マッチ・エニ
モア/ブルセラス・エン・ラ・ジュビア/ルンバ・マリナ
[演奏者]
チャノ・ドミンゲス(ピアノ)
パキート・デ・リベラ(アルト・サックス/クラリネット)
ミゲル・“アンガ”ディアス(パーカッション)
マーク・ミラルタ(ドラムス)
マリオ・ロッシィ(ベース)
イスラエル・スアレス“ピラーニャ”(フラメンコ・パーカッション)
2006年4月5日 マドリッド王立劇場(スペイン)におけるライヴ
収録時間 全プログラム95分
字幕 英語
ラテン音楽というジャンルを越え活躍するマエストロ、パキート・デ・リベ
ラとチャノ・ドミンゲス。マドリッドの王立劇場(テアトロ・レアル)で行
われた熱気溢れるコンサートを収録した本作は、スペイン屈指のリズムセク
ションを従えて繰り広げられる二人の妙技がたっぷりと堪能出来る。そして、
先頃急折したキューバを代表する天才打楽器奏者、ミゲル“アンガ”ディア
スの最後の勇姿は、全てのキューバ音楽ファンの目頭を熱くするだろう。
(解説:高橋慎一)

<ORF>
CD461 \2080
グレートレ(1626-1683):カンタータ集
救いたまえ、おお愛の祭壇よ/来て下さい、聖なる魂よ/すべての者は主に
ありて喜び/主よ、すべての美は/幸いなるかな女王(サルヴェ・レジーナ)
/私を憐れんで下さい/ほか
ダニエラ・ドルチ(指揮)
ムジカ・フィオリータ(ピリオド楽器使用)、
ヨハン・メルヒオール・グレートレ(1626-1683)は、スイスのオルガニスト、
作曲家。アウグスブルクで大聖堂のオルガン奏者、カペルマイスターとして
活躍した。シュッツとブクステフーデの間の世代の作曲家として、近年注目
が高まっている。このCDに収録されているのは、いずれもラテン語の宗教カ
ンタータ。

CD484 \2080
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 ト短調Ben339
弦楽四重奏曲 ヘ短調Ben367
弦楽四重奏曲 ニ長調Ben342
弦楽四重奏曲 ト長調Ben332
ウィーン・アルティス四重奏団〔ペーター・シューマイヤー(Vn),ヨハネス・
マイスル(Vn),ヘルベルト・ケーファー(Va),オトマール・ミュラー(Vc)〕
録音:2006年12月18,21,22日、
イグナツ・ヨゼフ・プレイエル(プライエル)(1757-1831)の弦楽四重奏曲集。
彼は後にフランスに移住してピアノ製造業を手がけ、プレイエル・ピアノに
その名を残している。彼はハイドンの弟子で、ハイドン(1732年生まれ)とベ
ートーヴェン(1770年生まれ)のほぼ間の世代にあたるため、両者の間に位置
する弦楽四重奏の形態を知るには打ってつけである。ことに短調の作品は非
常に美しい。ウィーン・アルティス四重奏団は、1980年結成のベテラン四重
奏団。

CD485 \2080
「オペレッタ・ライヴ 第2集」
(1)J.シュトラウス:「こうもり」抜粋
(2)レハール:「ルクセンブルク伯爵」抜粋
(3)ベナツキ:「白馬亭にて」抜粋
ウィーン・フォルクスオパー管弦楽団,合唱団
(1)M.フランク・ラールセン(Br,アイゼンシュタイン)、
エディト・リエンバッハー(S,ロザリンデ)、
アレクアンドラ・ラインプレヒト(S,アデーレ)、
クラウス・クットラー(Br,ファルケ)、
ハイディ・ブルンナー(S,オルロフスキー)、
スティーヴン・ションディ(T,アルフレート)、
ヨゼフ・ルフテンシュタイナー(Br,フランク)
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)、録音:2003年9月10日
(2)ミリェンコ・トゥルク(Br,レネ伯爵)、
中嶋彰子(S,アンゲリカ)、
オイゲネ・アメスマン(T,マンフレート)、
ナタリー・カール(S,ユーリエ・ウェルモント)、
ハインツ・ツェドニク(T,バジル・バジロヴィッチ)、ほか
アルフレート・エシュヴェ(指揮)、録音:2005年10月1日
(3)ウルリケ・シュタインスキ(S,ヨゼファ)、
ヨゼフ・ルフテンシュタイナー(Br,レオポルト)、
ガブリエラ・ボーネ(S,オティリエ)、
オイゲネ・アメスマン(T,ジードラー)、ほか
エリーザベト・アトル(指揮)、録音:2004年1月26日
いずれもウィーン・フォルクスオパーでのライヴ録音。ウィンナ・オペレッ
タの総本山での上演だけに、いずれも立派で、かつ大いに楽しめる演奏であ
る。中嶋彰子を始め、いずれも現在のウィーン・フォルクスオパーで活躍す
る人たちばかりである。「こうもり」は2008年の来日公演でも上演の予定。

CD488 \2080
ウィーン・ギター・フェスティヴァル2006
(1)アルベニス:コルドバ/ボグダノヴィッチ:幻想的ソナタ
(2)ファリャ(ベルンハルト編):スペイン舞曲第1番/
チャイコフスキー(ドボ編):「くるみ割り人形」から/
ロッシーニ(ドボ編):「セビリアの理髪師」序曲/
(3)ガンベッタ:ファンダンゴ/タランテクサス/ディクシ/
(4)ドメニコーニ:コユンババ/
(5)マクファーレン:デニアル/ニア・ザ・サークル/
ブロッキー:贈り物
(1)ギター・デュオ・グルーバー&マクラール
(2)ギタリッシマ〔クリスティーナ・ドボ,マリア・ベニシェック,スザンナ
・ヤーノシ,カロリーネ・アウエル,ユディト・ベルンハルト〕
(3)ベッペ・ガンベッタ(G)
(4)ローラ・ヤング(G)
(5)スコットランド・ギター四重奏団
録音:2006年3月23-25日
ウィーン・ギター・フェスティヴァルは、2003年から行われているギター音楽
の祭典。ソロからギター・アンサンブルまで、古典から現代の作品まで、多様
な音楽を聞くことができる。ベッペ・ガンベッタはジェノヴァ生まれのイタリ
アのギタリスト。スチール弦のようで、ちょいカントリー風の自作を爽やかに
奏でている。ローラ・ヤングは、カナダ生まれでバルセロナ在住のギタリスト。

CD497 \2080
「2007年第6回フィデリオ・コンクール 受賞者発表会」
(1)パガニーニ:ロッシーニの主題による変奏曲
(2)ムチンスキ:時の小品集から
(3)イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ニ短調Op.27-3から
(4)ニールセン:フルート協奏曲から
(5)デニソフ:アルトサクソフォン・ソナタから
(6)ミュレンバ ッハ:弦楽四重奏曲第2番から
(7)ワーグナー:夢
(8)ボッテジーニ:コントラバス協奏曲 ロ短調から
(9)フローラン・シュミット:伝説 Op.66
(10)J.シュトラウス:ヴェネツィアの夜
(11)ヴァッハウアー:144
(1)ミラン・カラノヴィチ(チェロ)、
ナタリー・バイヒ(ピアノ)
(2)トーマス・フィヒティンガー(クラリネット)、
サンドラ・ロスト(ピアノ)
(3)カロリーネ・レフラー(ヴァイオリン)
(4)エヴェリン・ペニャ・コマス(フルート)、
ザビーネ・プレーグルヘフ=カーナー(ピアノ)
(5)コンスタンツェ・アッカーマン(サクソフォン)、
アナ・ディモーヴァ(ピアノ)
(6)アトラス四重奏団
(7)アニタ・ゲッツ(ソプラノ)、
ジャン=ベルナール・マター(ピアノ)
(8)アダム・レクッキ(コントラバス)、
宮本千津(ピアノ)
(9)アラン・ルザー(サクソフォン)、
アナ・ディモーヴァ(ピアノ)
(10)マラ・マスタリール(ソプラノ)、
ジャン=ベルナール・マター(ピアノ)
(11)ノヴァリス三重奏団
録音:2007年2月18日
フィデリオ・コンクールは、ウィーン音楽院(私立大学)が主催するコンクー
ル。その受賞者の発表演奏会を収録したもの。未来のスターの第一歩が記録
されているかもしれない。




<QUERSTAND>
VKJK0724 \1680
(MDRエディション17)
シェーンベルク編曲ブラームス、バッハ作品集
(1)ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲第1番Op.25
(2)J.S.バッハ(シェーンベルク編):前奏曲とフーガ変ホ長調BWV.522
(3)J.S.バッハ(シェーンベルク編):
コラール前奏曲(「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV.654、
「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」BWV.667
準・メルクル指揮
中部ドイツ放送(MDR)響
録音:2007年4月23-27日MDR
アウグストゥス・スクエア・スタジオ
2007/2008シーズンよりドイツ最古の放送オケMDR響(ライプツィヒ放送響)の
首席指揮者に就任する準・メルクル氏。新譜が早くも発表されます。
次第を担うどころか、早くも音楽シーンを牽引する名指揮者に成長した巨匠。
N響への客演でも実力は折り紙つきです。そのN響とも録音のあるブラームス=
シェーンベルク:ピアノ四重奏曲第1番(管弦楽版)が登場です。余程自信のあ
るレパートリーなのでありましょう。フィルアップは、前奏曲とフーガ、コ
ラール前奏曲というシェーンベルク編曲による知的で壮麗な名曲でございます。

VKJK0714 \1680
シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調「ます」D.667
モーツァルト:ピアノ四重奏曲変ホ長調K.493
後藤泉(Pf)
ダニエル・ゲーデ(Vn)、カール・ズスケ(Va)、
ユルンヤコブ・ティム(Vc)、ドリン・マルク(Cb)
録音:2007年4月3-6日MDRスタジオ
後藤泉は「軽井沢の森音楽祭」の主要ピアニストを務めるなど国内での活動に
加え、コフマンの指揮するボン・ベートーヴェン管弦楽団やキエフ室内管との
共演など、海外での活躍の場も広げている注目のピアニストです。今回は共演
も豪華メンバーが終結。元ウィーン・フィルのコンサート・マスターでソリス
トとして活躍するダニエル・ゲーデ、ゲヴァントハウス管の元コンマスで言う
までもない名ヴァイオリニストのカール・ズスケ(今回はヴィオラ)、ゲヴァン
トハウス管の首席チェリストのユルンヤコブ・ティム、元ミュンヘン・フィル
の首席コントラバス奏者のドリン・マルクととにかく強力メンバーが揃って
おります。

VKJK0423 \1680
「若きバッハ」-J.S.バッハ初期作品集
J.S.バッハ:
前奏曲とフーガ ハ長調BWV.531/暁の星のいと美しきことかなBWV.739/主イ
エス・キリスト,われらを顧みたまえBWV.726/天にいますわれらの父よ
BWV.737/いと高きにある神にのみ栄光あれBWV.715/キリストは死の絆につ
かせたまえりBWV.718/前奏曲とフーガ ハ短調BWV.549/幻想曲ハ短調
BWV.1121/フーガ ト短調(小フーガ ト短調)BWV.578/カンツォーナ ニ短調
BWV.588/前奏曲とフーガ ト短調BWV.535/おお神よ,汝いつくしみ深き神よ
BWV.767/トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
ウルリヒ・ベーメ(Org)
ライプツィヒ聖トーマス教会のオルガン

VKJK0603 \1680
バッハのオルガン小曲集全曲
J.S.バッハ:オルガン小曲集(全曲)BWV.599-644、BWV Anh.I200
ウルリヒ・ベーメ(Org)
録音:2006年8月、11月、ライプツィヒ聖トーマス教会のオルガン
この2枚は、バッハが音楽監督をしていたライプツィヒ聖トーマス教会の現在
のオルガニスト、ベーメが同教会の新しいバッハ・オルガンを使用したバッ
ハ作品集。VKJK0423は「小フーガ ト短調」や「トッカータとフーガ ニ短調」
というバッハの2大ポピュラー作品も収録した初期名作集。
VKJK0603はオルガン小曲集47曲に1曲加えた全48曲収録。

VKJK0618 \1680
「メンデルスゾーンとその時代Vol.1」
メンデルスゾーン:レスポンソリウムと賛歌Op.121
ニルス・ガーゼ:オルガンのための3つの小品Op.22
フェルディナンド・ダヴィド:弦楽四重奏曲Op.32
ユリウス・リエッツ(1812-1877):6つの宗教的歌曲集(男声5声のための)
ライプツィヒ・ヴォーカルロマンティカー、
ハルトマン四重奏団、
ヨハネス・ウンガー(Org)
2009年のメンデルスゾーン生誕200年に向けての新シリーズ「メンデルスゾー
ンとその時代」がスタートします。メンデルスゾーンの珍しい作品に加えガー
ゼ、ダヴィド、リエッツといった当時のライプツィヒで活躍した作曲家の作品
をジャンルにこだわらず紹介していきます。ライプツィヒを本拠とする
QUERSTANDレーベルならではの企画です。

VKJK0632 \1680
「ザクセンのオルガン第3集-ティーフェナウのジルバーマン・オルガン」
ヨハン・カスパル・ケルル:シャコナ ハ長調
ハイドン:1792年の時計の音楽
フレスコバルディ:
トッカータ・デシマ(トッカータ集第1巻より)/カプリッチ
ョ・ソプラ・ラ・バッターリャ
モーツァルト:アンダンテ ヘ長調K.616
他、ゲオルク・ベーム、作者不詳(18世紀)、スウェーリンクの作品
ユルゲン・リーガー(Org)
録音:2006年10月
怒涛のごとく発売を続けるQUERSTANDのオルガン・シリーズ。このザクセンの
オルガン・シリーズも第3弾。今回はドレスデン北西ティーフェナウの礼拝堂
にあるジルバーマンの名器を使用。近年発見された作者不詳(18世紀ドイツの
作曲家、頭文字B)の作品も収録。

VKJK0712 2枚組 \3360
メンデルスゾーン:オルガン作品集
6つのオルガン・ソナタOp.65、3つの前奏曲とフーガOp.37、トリオ ヘ長調
(1844)、アレグロ変ロ長調(1844)、フーガ ヘ短調(1839)、アレグロニ短調/
ニ長調(1844)、コラールニ長調(1844)、後奏曲ニ長調(1831)、優しいアンダ
ンテ ニ長調(1823)、アレグロ・モデラート・マエストーソ ハ長調(1845)、
コラール変イ長調(1844)、前奏曲ハ短調(1844)、主題と変奏ニ長調(1844)、
フゲッタ ニ長調(1835)
ウルズラ・ハウザー(Org)
シュヴェーリン大聖堂ラデガスト・大オルガン(1871)使用
メンデルスゾーンのオルガン作品をほぼ全曲収録した2枚組。シュヴェーリン
にある1871年製ラデガストの大オルガンを使用しています。ハウザーはスイ
スのオルガニストでロマン派を得意としております。

VKJK0713 \1680
「テューリンゲンのオルガン第2集-アルテンブルクのトロスト・オルガン」
バッハ:
幻想曲BWV.1121、前奏曲ト長調BWV.568、フーガヘ長調BWV Anh.II-42、
ハ長調BWV Anh.II-90、ト短調BWV.578、ニ短調、トッカータとフーガ
ニ短調BWV.565、パルティータ「神のひとり子なる主キリスト」、
前奏曲とフーガ ホ短調BWV.533、コラール前奏曲BWV Anh.II-73、
フーガ・ソプラ・イル・マニフィカトBWV.733、
3つのコラール(BWV.657、654、655)、
協奏曲ハ長調BWV.594(原曲:ヴィヴァルディの協奏曲RV.208)
フェリックス・フリードリヒ(Org)
アルテンブルクのトロスト・オルガン使用
こちらは「テューリンゲンのオルガン」第2集です。アルテンブルクの1739年
に製造されたトロスト・オルガンを使用。オール・バッハ・プログラムで最
もポピュラーな「トッカータとフーガ ニ短調」からヴィヴァルディの協奏曲
の編曲まで多彩なプログラムになっています。

VKJK0719 \1680
「フライべルク大聖堂での夕べの音楽-いざ来たれ異教徒の救い主よ」
シャイデマン:言葉は肉となり
ブクステフーデ:
オルガン・コラールBuxWV.211/安らぎと喜びもてわれは逝くBuxWV.76
J.S.バッハ:
オルガン・コラールBWV.661、659、コラール・トリオBWV.36-2、
他の合唱曲、オルガン曲
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):コラール幻想曲
聖歌隊による賛美歌
フライベルク大聖堂少年聖歌隊
クリスティアン・スコボフスキー(指揮、Org)
ヴォルフガング・クーベ&マルティン・イェレフ(Obダモーレ)
鐘の音に始まり鐘の音に終わる雰囲気豊かなコンサートです。2007年が生誕
300年にあたるブクステフーデとバッハの作品を中心にオルガンと聖歌隊に
よる美しい演奏です。

VKJK0721 \1680
「テューリンゲンの12人のチェリストたち」
バッハからスター・トレックまで!
「最初の一撃・ライヴ!-テューリンゲンの12人のチェリスト達」
アレクサンダー・カレッジ:プロローグ(スター・トレックのテーマ)
ファリャ:火祭りの踊り
アイスラー:前奏曲
カルス・ケーン:スター・フィッシュ(ヒトデ)
ヴィラ=ロボス:序奏(ブラジル風バッハ第1番より)
クリスティアン・ヨスト:イメージ・アンド・シャドウ
エーリヒ・ケストナー&ヨッヘン・ブロイアー:メイリート
J.S.バッハ&エーリヒ・ケストナー:9月のアリア
エルヴィン・ボーツ:僕は君のために注文した植木鉢を持っていた
ミルトン・エイジャー:週末と日光
カレッジ:エピローグ(スター・トレックのテーマ)
J.S.バッハ:アリア(アンコール)
テューリンゲンの12人のチェリストたち
ベルリン・フィルの12人のチェリストに対抗してテューリンゲンの12人のチェ
リストがデビューです。彼らは全員ワイマールのリスト音楽院を出て、テュー
リンゲンの様々なオーケストラに所属しています。バッハからスター・トレッ
クまでオリジナルのアレンジ曲も多数含まれています。




<GENUIN>
GEN87102 3枚組 \3960
「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番-第5番
パウル・バドゥラ=スコダ(P)、
ヘルマン・シェルヘン指揮
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1951-1958年
原盤:ウェストミンスター(ライセンス:ドイツ・グラモフォン)
グルダ、クリーンとともにウィーン派ピアノ三羽烏と言われたバドゥラ=ス
コダも今や80歳。それを記念し、ウェストミンスターに鬼才シェルヘンと録
音した「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集」を世界初CD化。第2番はIDIS
からCD化されたことがありますが、今回はDGから正式なライセンス許可のも
と発売されます。GENUINとバドゥラ=スコダの良好な信頼関係を象徴するか
のような好企画。3枚組で2枚価格というのもうれしいところです。

GEN87090 \1980
「バッハ国際コンクール2006受賞者-フランチェスコ・コルティ」
ルイ・クープラン:ハープシコード組曲集
(組曲ハ長調、組曲ホ短調、シャコンヌまたはパッサカリア ト短調、
組曲イ短調、組曲ヘ長調)
フランチェスコ・コルティ(Cemb)
録音:2007年2月
バッハ国際コンクールは、ライプツィヒで開催されている由緒正しいコンク
ールです。1950年に第1回が行われ1964年からは4年おきに行われています。
過去の優勝者にはニコラーエワ、カール・リヒター、アファナシエフ、カガ
ン、など巨匠も含まれております。
フランチェスコ・コルティは1984年イタリアの音楽家一家に生まれ、地元で
オルガンとチェンバロを学んだ後、最終的にアムステルダムでファン・アス
ペレンに師事しました。既にヨーロッパ各地やアメリカで演奏活動も行って
おり、ルーヴル宮音楽隊などの古楽アンサンブルとの共演も果たし、将来有
望な若手チェンバリストです。

GEN87094 \1980
「レスピーギ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集Vol.2-バロック
のヴァイオリン・ソナタ編曲集」
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調
ポルポラ:ヴァイオリン・ソナタ ハ長調
ヴェラチーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調、イ短調、第6番、第8番
イローナ・テン=ベルク(Vn)
ミヒャエル・シェーファー(Pf)
録音:2007年4月4-5日
レスピーギは大管弦楽による華麗な作品で知られておりますが、一方で「リュ
ートのための古風な舞曲とアリア」のようなバロックの作品の編曲でも知ら
れるように、20世紀初頭に忘れられていたバロック音楽の復興に尽力しまし
た。これらのヴァイオリン・ソナタの編曲もその一環として行われ、通奏低
音(チェロやファゴット等とチェンバロなどの鍵盤楽器)の伴奏をヴァイオリ
ンとピアノに振り分けています。そうして出来上がった作品はまるでロマン
派のソナタのような響きになるという興味深いものになっています。

GEN87522 \1980
シチェドリン:バレエ「カルメン組曲」(ビゼーに基づく)
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ
ヒンデミット:葬送音楽
ミヒャエル・ザンデルリング指揮
ドイツ弦楽フィルハーモニー
2007年1・2月録音
ミヒャエル・ザンデルリングとドイツ弦楽フィルハーモニーのGENUINへの2枚
目のアルバム。
ドイツ弦楽フィルハーモニーは学生を中心とするユース・アンサンブルです。
しかしながらその技術力、表現力は学生であることが信じられないほど高い
ものです。ドイツにはユンゲ・ドイチェ・フィルやマーラー・ユーゲント・
オーケストラなどプロ顔負けのユース・オケが多々ありますが、このドイツ
弦楽フィルもその一つに数えられるでしょう。
チャイコフスキーの弦楽四重奏からの有名な「アンダンテ・カンタービレ」
はチェロのソロ、ヒンデミットの「葬送音楽」ではヴィオラのソロを団員が
務めています。ザンデルリング一家の三男ミヒャエルの指揮も冴え渡り、ヒ
ンデミットのようなやや難解な作品でもメリハリが効き、シチェドリンのカ
ルメン組曲は打楽器が加わりさらに切れ味の鋭い快演になっております。





<若林工房レーベル(日本)>
WAKA-4119-20 \2980
シューベルト:
ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D.784
ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 D.664
ピアノ・ソナタ 第16番 イ短調 D.845
ヴァレリー・アファナシエフ(ピアノ)
2005年10月30日、浜離宮朝日コンサートホールにおけるライヴ録音
STEREO/24bit Digital録音、発売元:若林工房
現代最高の鬼才ピアニストとして名高いヴァレリー・アファナシエフの2005
年日本公演時のライヴ録音。「レコード芸術」特選盤に輝いた前作
(WAKA-4115-16/シューベルト: ピアノ・ソナタ第20番 & 3つのピアノ曲
D.946)に続くオール・シューベルト・プログラム第2弾。シューベルトはア
ファナシエフが最も得意にしている作曲家の一人ですが、今回の3曲はいずれ
も初録音。(ただしピアノ・ソナタ第13番のみ1972年ブリュッセルでのエリ
ザベート王妃国際コンクール本選でのライヴ録音が存在)。いずれも期待に
違わぬアファナシエフ独特の解釈が光る個性的な名演で、ニュアンス豊かな
ppから強烈なffに至るまで、現代ピアノのもつ可能性を徹底的に駆使しなが
らシューベルトの巨大な作品宇宙を創造してゆくさまはまさに圧巻です。

WKLC-7005 \2400
リスト:超絶技巧練習曲集 S.139 (全12曲)
ミハイル・リツキー(ピアノ)
2000年9月15日、モスクワ音楽院小ホールにおけるライヴ録音
STEREO/24bit Digital録音、発売元:若林工房
知る人ぞ知るロシアの若き巨匠ミハイル・リツキーの新譜はリストの「超絶
技巧練習曲集」。2000年9月にモスクワ音楽院小ホールで行われたリサイタル
のライヴ録音です。これまでにメフィスト・ワルツや協奏曲第1番などの録音
でリスト弾きとしての実力を存分に見せつけたリツキーですが、これはまさ
に「衝撃的」としか言いようのない演奏。しなやかさと強靭さを併せ持った
独特のタッチが生み出す魔術的な音色。どこまでも深く透明なリリシズム。
あり余るほどのヴィルトゥオージティもさることながら、それを完全にコン
トロールする恐るべき知力。随所に聞かせる哲学的アプローチ。この作品に
書き込まれた分厚い音符のひとつひとつがこれほどまで意味を持って鳴らさ
れたことはこれまでなかったのではないでしょうか。とにかく凄い。あらゆ
るレベルにおいて聴き手を圧倒する、まったく新しい「超絶技巧」の誕生で
す。




<OTAKEN RECORDS>
TKC-311 \2080
ベートーヴェン:
(1)交響曲第5番ハ短調Op.67「運命」
(2)交響曲第4番変ロ長調Op.60
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1954年2月28,3月1日 ウィーン・ムジークフェラインザール
(2)1952年12月1-2日 ウィーン・ムジークフェラインザール
音源:EMIによる商業用正規録音
私ども復刻盤愛好家がレコードよりの復刻、いわゆる板起しにこだわってきた
理由は、これまでの市販CDの音に満足出来なかったからに他なりません。しか
し最近になってCDの音を悪くしている原因が、粗雑なスタンパー製作とプレス
時の不純物であることが解明され、決してデジタルがアナログに劣っているわ
けではないことが判明して来ました。そこで当社は音楽CD製作を専門とし且つ
国内最高水準の精度と純度を出すスタンパー製作会社およびプレス工場と提携
し、超高音質で話題になったガラスCDに迫る音質のプレスCDの製作に成功いた
しました。これにより、我らがフルヴェングラーの録音がかつてない最高音質
で甦る道が開かれました。この方法ですと、音源を大変忠実に再現するため、
当然マスターの音の良否が問われることになります。幸い、フルトヴェングラ
ーの1952年以降の正規録音は、マスターにおいてすぐれた音質で保存されてい
ることが確認され、この度そのうち何点かコピーIDフリーの状態でマスターコ
ピーの提供をお受けすることができました。文字通り前代未聞の音で巨匠の名
演の数々を順次ご提供させていただくことが可能となったわけです。まずは54
年の「運命」。カップリングの「第4」共々私事で恐縮ですが30数年前初めて
聴いた擬似ステレオLPのぼんやりした音から見れば本当に隔世の感がある見事
な音で甦りました。この音で聴くとフルトヴェングラーのベートーヴェンには、
例えばパーヴォ・ヤルヴィのような現代のスタイルのベートーヴェンを支持さ
れる方にも受け入れられるはずの斬新性が先取りされていたことが判明します。
フルトヴェングラーは決して古弁ではなく何時もfull弁なのです。
オタケン・レコード 太田憲志




<COL LEGNO>
ドイツからオーストリアに本拠を移し、経営陣も一新。ジャケ写も新しいアー
トワークに統一され、指揮者のグスタフ・クーンも芸術面での顧問として経営
に参画。現代音楽だけではなく様々な作品を取り上げていく予定です。
新生コル・レーニョに今後もご期待ください。

WWE20261
オルガ・ノイヴィルト(1968b):
死と乙女II(エルフリート・イェリネクのテキストによる)
アンネ・ベンネント&ハンナ・
シグラ(語り)、
ゴットフリート・ヒュングスベルク
(コンピュータ・プログラミング)
クリスティアン・フェングハウス
(マスタリング)、制作:2007年
オーストリアの若い世代を代表する作曲家ノイヴィルトの朗読とコンピュータ
音響のための50分に及ぶ大作。コンピュータの電子音響を背景にイェリネクの
ドイツ語による詩が二人の語り手によって朗読される。電子音響のほか、詩の
言葉を暗示する具体音も登場、語り手の声も加工される。まるで心霊番組の
BGMといった趣き。現代ヨーロッパの不条理劇を楽しもう。

WWE20301
「フラヌイ-ムジークバンダ」
シューベルト歌曲集(音楽:シューベルトにインスパイアされたマルクス・ク
レーラー、アンドレアス・シェットによる)
さすらい人、水辺の歌、さすらい人の夜の歌、宵の明星、別れ、月に、
それはあなたが休むということです、円舞のために、夕映え、
この上ない幸福、私はよそ者、ほか全17曲
フラヌイ【エリザベト・ハリンゲー(Vn)、ロメト・ホプフガルトナー(Sax、
Cl)、マルクス・クレーラー(Db、アコーディオン)、
アンドレアス・シェット(Trp、コルネット、声)ほか】
録音:2007年
「フラヌイ」とはオーストリアは東チロルのインナーヴィルグラテン村にある
山の牧場の名前で、インナーヴィルグラテンは音楽家が多く出ている村として
知られています。
以前ツェンダーの創造的編曲(改竄?) による「冬の旅」があったが、これは
同じくシューベルトの様々な歌曲に似た発想で手を加えたオムニバス。しかし
声はたまにしか入らず、主に器楽アンサンブルが中心。サックス、トランペッ
ト、ツィター、アコーディオン、ダルシマー、ダブルベース、チューバなどに
よるアンサンブルがシューベルトを時に安っぽい酒場のバンド風に、時に東欧
風に変える。ツェンダーとは似ても似つかない「村のバンド」的なチープさが
たまらない。

WWE60002
ベートーヴェン:交響曲第2番、第7番
グスタフ・クーン指揮
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
録音:2006年4月26日-5月3日
ハイドン・オーディトリアム(イタリア、ボルツァーノ)

WWE60003
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」、第8番
グスタフ・クーン指揮
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
録音:2006年2月10日-17日
ハイドン・オーディトリアム(イタリア、ボルツァーノ)
コルレーニョ・レーベルのクラシック・シリーズ。奇才グスタフ・クーンによ
るベートーヴェン第2弾、第3弾(第1弾は第1、5番/WWE60001)。「運命」では
ちょっと焦点の定まらないところがあったが、今回の2枚は小振りのオーケス
トラを使い、きびきびした音楽の運びで楽しませる。しかしアーノンクールの
ような古楽的アプローチとも一線を画し、過激な管楽器・打楽器の突出を避け、
新時代の標準的な演奏を目指しているように思われる。

●旧譜再プレスのご案内
COL LEGNOの名盤が装丁も新しく再プレスされました。
WWE20102
「リゲティ・シューベルト/実験的リサイタル」
リゲティ:記念碑/シューベルト:幻想曲ヘ短調-4手のためのD940 op.103
リゲティ:自画像/シューベルト:ソナタ変ロ長調-4手のためのD617 op.30
リゲティ:運動
アンドレアス・グラウ&ゲッツ・シューマッヒャー
(ピアノ・デュオ)
録音:1997年
因みに今年はリゲティ没後1年、シューベルト生誕210年、来年は没後180年。

WWE20104 2枚組
「ヘンツェ-ダウランド-シェイクスピアの精神」
CD1)ヘンツェ(1926-):
「王宮の冬の音楽」
(シェイクピアの登場人物によるギターのためのソナタ第1番、第2番)
CD2)ダウランド(1563-1626):舞踏と幻想曲
シュテファン・シュティエンス(lute&G)
録音:2000年
旧譜のジャケット変え再プレス。リュートとギターによるヘンツェ流ダウラ
ンドの換骨奪胎が楽しい。

WWE20501
「リゲティ:ピアノとチェンバロのための作品集」
ピアノ練習曲第1巻(1985)/インヴェンション(1948)/カプリッチョ第1&2番
(1947)/ムジカ・リチェルカータ(1951-53)/チェンバロのための3つの小品
(ハンガリーのパッサカリア、ハンガリアン・ロック、コンティヌウム)
エリカ・ハーゼ(Pf&Cemb)
録音:1990年
(31815のミッド・プライス盤)
コル・レーニョのミッド・プライス・シリーズ「COLLAGE」シリーズの名盤。
今年は作曲家没後1年。

WWE20502
「カーゲル:管弦楽作品集」
イデー・フィクス(1988-89)/管弦楽のための「ロンド」/鍵盤楽器と管弦楽
のための音楽(1987-88)/作品1.991(1990)/管弦楽のための演奏会用小品
クリスティ・ベッカー(P)、クリストフ・デルツ(P)、
ヴィルヘルム・ノイハウス(P)、ペーター・ディッケ(P)、
マウリツィオ・カーゲル指揮
ザールブリュッケン放送so
録音:1991年(31826のミッド・プライス盤)
カーゲルはシアトリカルな作品が多いが、だからなのか何なのか、管弦楽作品
は前衛音楽というより驚くほど映画音楽的でニーノ・ロータ、エンニオ・モリ
コーネ、ショスタコーヴィチすら想起させる一癖二癖あるコミカルでスパイシ
ーな作品ばかり。

WWE31881
グバイドゥーリナ:
(1)チェロ協奏曲第2番「かくして、祭はたけなわ」
(2)無伴奏チェロのための「10の前奏曲」
(1)ダヴィッド・ゲリンガス(Vc)
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮フィンランド放送so
(2)ウラディーミル・トンハ(Vc)
録音:1994年(1)5月31日ヘルシンキ(2)3月27日カッセル
グバイドゥーリナのチェロのための作品2題。「協奏曲」はゲリンガス&サラ
ステという魅力的なコンビによる演奏。また「前奏曲」を演奏するトンハは
グバイドゥーリナ作品には欠かせない演奏家。




<TUDOR>
TUDOR7145(SACD-Hybrid)
ストラヴィンスキー:
(1)「春の祭典」、
(2)3楽章の交響曲
ジョナサン・ノット(指揮)バンベルク交響楽団
録音:(1)2006年2月2、3日、(2)2005年1月19、20日
ヨゼフ・カイルベルト・ザール、バンベルク57:00
ジョナサン・ノットとバンベルク交響楽団による最新録音。これまではシュー
ベルトの交響曲全集やマーラー、ブルックナーなど、ドイツの交響曲を中心に
録音してきましたが、いよいよノット得意の20世紀作品、ストラヴィンスキー
を録音。
ノットはアンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督を務めるなど現代
音楽を得意としており、TUDORにもシューベルトにまつわる現代作品集やヤナ
ーチェクなどを録音してきました。
ノットが音楽監督を務めるバンベルク交響楽団も以前はドイツの重厚なオケと
いうイメージがありましたが、今では機敏な、機能的にもかなり優れたオーケ
ストラに変貌しています。
「春の祭典」は早めのテンポが基本ですが、微妙なルバートをかけるなど表現
力がとても豊か。また、打楽器の激しい打ち込みや音を割りぎみで吼える金管
など、ダイナミック・レンジがとてつもなく広く、しかしながら、縦の線は
バッチリで曖昧さのない、スタイリッシュな名演となっています。「3楽章の
交響曲」も同様で、あまり演奏されないこの曲ですが、例えば第1楽章のカッ
コよさにはしびれさせられます。更に嬉しいことに高音質のSACDでの発売です。




<CAMPION>
イギリスのCAMPIONレーベルを取り扱うことになりました。当レーベルはイギ
リス、チェコ、ラトヴィア物を得意としております。そんな中、看板はなんと
言ってもラトヴィアのソプラノ、イネッサ・ガランテでしょう。代名詞ともい
えるカッチーニのアヴェ・マリア(RRCD1335に収録)がアメリカのラジオで放送
されて以来瞬く間に世界中で評判になり、オランダではディスク賞まで受賞。
日本では2004-05年に放映されたドラマ「金八先生」第7シリーズでこの演奏が
使用されました。
他には珍しい作品を紹介するCAMEOシリーズ。その中でもリトアニアの作曲家
イヴァノフス・シリーズとイギリスの作曲家シリーズがマニアにはたまらない
ラインナップとなっております。

●CAMPION&CAMEOレーベル・カタログ
RRCD1302 \1980
「ドヴォルザーク(ハセフェルト編):室内楽曲の管弦楽用編曲集」
5つのバガテルop.47(オルガンと弦楽版)/六重奏曲(弦楽オーケストラ版)op.48
カメラータ・ノヴァ室内管

RRCD1303 \1980
「キラール:サウンドトラック集」
キラール:影の線/運命への夜明け/山猫協奏曲/影の歌/他
マレツキ:水の山/ワルシャワの夢/
イングマン:バラのつぼみ(「市民ケーン」のための悲歌)

RRCD1304 \1980
ヴィクター・デイヴィス:メノー派信徒ピアノ協奏曲/「良い時」組曲
(「蝶の踊り」を含む)
イルムガルト・ベルク(P)、
ボリス・ブロット指揮ロンドン響

RRCD1306 \1980
「弦楽のために」
ドヴォルザーク(イングマン編曲):弦楽セレナードニ短調op.44/
デーヴィッド・ベック:ラグタイム/キャロル/パルティータ/
レーモンド・パーフリー:優しいドメニコ
カメラータ・ノヴァ室内管

RRCD1313 \1980
「ブリテン:弦楽オーケストラのための作品全集」
シンプル・シンフォニーop.4/フランク・ブリッジの主題による変奏曲op. 10
/テノール、ホルンと弦楽のためのセレナードop. 31
ペーター・シュライアー(T)、ペーター・ダム(Hrn)、
ボフダン・ヴァルハル指揮スロヴァキア室内管

RRCD1314 \1980
「チェコ九重奏団に捧げる」
ドヴォルザーク(N.イングマン編曲):
八重奏セレナード(セレナードop. 22による)
マルティヌー:九重奏曲第2番
イシャ・クレイチー:九重奏ディヴェルティメント
タウシンゲル:フクヴァルディ九重奏曲(ヤナーチェクへの賞賛)
チェコ九重奏団

RRCD1316 \1980
レスピーギ:
(1)秋の詩/グレゴリオ聖歌風協奏曲
(2)ボッティチェッリの三連画
(1)ヴィクトル・シムツィスコ(Vn)、
オンドレイ・レナルト指揮スロヴァキア放送管
(2)ヤン・ヴァルタ指揮ジリナ室内管

RRCD1318 \1980
「マルティヌー:管弦楽作品集」
(1)ピアノ三重奏と弦楽オーケストラのための小協奏曲第2番
/ピアノと管弦楽のためのインヴェンション
(2)リジツェへの追悼/ピエロ・デラ・フランチェスカのフレスコ
(1)エミル・レイフネル(P)、ヨセフ・スーク(Vn)、ヨセフ・フッフロ(Vc)、
ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィル
(2)トルフリク指揮スロヴァキア放送響

RRCD1321 \1980
「マルティヌー:鍵盤楽器協奏曲集」
(1)ピアノ協奏曲第4番「呪文」/第5番
(2)チェンバロと小管弦楽のための協奏曲
(1)クララ・ハヴィリコヴァ(P)、
オンドレイ・レナルト、トルフリク指揮スロヴァキア放送響
(2)ズザナ・ルージチコヴァー(Cemb)、
コシュラー指揮スロヴァキア放送響室内管

RRCD1323 \1980
「ようこそすべてのお客様-17世紀後期・18世紀初期の楽しいイギリスの歌
曲集」
ジョン・ブロー&ヘンリー・パーセル:歌曲集
ティモシー・ペンローズ(C-T)、
ジェームズ・グリフェット(T)、
ストリング&ウインド・アンサンブル

RRCD1331/32 2枚組 \1980(1枚価格)
「ハヴァーガル・ブライアン:管弦楽作品集」
古い詩による幻想的変奏曲/祝祭舞曲/記念に/ヘリックの2つの歌/メリーハー
ト博士/イギリス組曲第1番/創作主題によるおどけた変奏曲/勇気のために
ジェフリー・ヒールド=スミス指揮
ハル・ユース交響楽団

RRCD1335 \1980
「カッチーニのアヴェ・マリア-イネッサ・ガランテ・デビュー」
ベッリーニ:「ノルマ」-「清らかな女神よ」/グノー:「ロメオとジュリ
エット」-「私は夢に生きたい」/ビゼー:「カルメン」-「何を恐れる
ことがありましょう」/プッチーニ:「ラ・ボエーム」-「私の名はミミ」/
ヴェルディ:「椿姫」-「さようなら過ぎ去った日よ」/カッチーニ:アヴ
ェ・マリア/モーツァルト:「魔笛」-「ああ、愛の喜びは露と消え」/ヴィ
ラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番/他
イネッサ・ガランテ(S)、
アレクサンドル・ヴィルマニス指揮
パウル・マギ指揮
イマンツ・レスニス指揮
ラトヴィア国立交響楽団

RRCD1336 \1980
「コープランド:ピアノ作品集」
バレエ音楽「ロデオ」(コープランド編曲)/エル・サロン・メヒコ(バーンス
タイン編曲)/4つのブルース/ピアノ・ソナタ
ユージェニー・ルッソ(P)

RRCD1337 \1980
「ガーシュウィン:ピアノ作品集」
ラプソディ・イン・ブルー(1927年ピアノ独奏版)/パリのアメリカ人/
3つの前奏曲/私の愛する人/スワニー/手をたたいて/他
ユージェニー・ルッソ(P)

RRCD1338 \1980
「イネッサ・ガランテ-オペラのヒロインたち」
グノー:「ファウスト」-「宝石の歌」/ヴェルディ:「リゴレット」-「慕
わしい人の名は」/プッチーニ:「トゥーランドット」-「お聞き下さい
王子様」/マスネ:「マノン」-「さようなら、私たちの小さなテーブル
よ」/プッチーニ:「蝶々夫人」-「ある晴れた日に」/チレア:「アドリ
アーナ・ルクヴルール」-「私は創造の神のつつましい僕」/他
イネッサ・ガランテ(S)、
アレクサンドル・ヴィルマニス指揮
ラトヴィア歌劇場管

RRCD1340 \1980
「イネッサ・ガランテ、ユダヤ民謡とラフマニノフを歌う」
(1)マクス・ゴールディンス:18のユダヤ民謡/
(2)ラフマニノフ:4つのロマンティックな歌曲
イネッサ・ガランテ(S)、
(1)ヴラディーミル・チョクロフ(P)、イングマルス・ゼムザルス(P)、
ヤニス・ブルヴァス(Vn)、(2)インタ・ヴィレルサ(P)

RRCD1341 \1980
「イネッサ・ガランテ-宗教音楽を歌う」
様々な作曲家によるアヴェ・マリア(パウラ・リチテ、フランク、サン
=サーンス、ビゼー、ブルックナー、マルセル・デュプレ、ジュアン・
アラン、バッハ&グノー、カッチーニ)
フランク:天使の糧/プッチーニ:サルヴェ・レジナ/ヤゼプス・ヴィト
ルス:カンタータ「堅信礼のために」「山上の説教」/他
イネッサ・ガランテ(S)、
ラトヴィア放送合唱団、アイヴァルス・カレイス(Org)
(リガ大聖堂でのライヴ)

RRCD1342 \1980
ディッタースドルフ:コントラバス、ヴィオラと管弦楽のための協奏交響曲
/ヴィオラ協奏曲へ長調/ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのためのディヴェ
ルティメントニ長調
オンドジェイ・クカル指揮
南ボヘミア室内フィル

RRCD1343 \1980
「オンドジェイ・クカル(1964-)作品集」
(1)ヴァイオリン協奏曲、(2)交響的舞曲、
(3)クラリネット小協奏曲「クラリネッティーノ」、
(4)ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲「プレゼント」、
(5)弦楽四重奏曲第1番
(VARSレーベルVA0050と同内容)
オンドジェイ・クカル((1)Vn、(2)指揮)
(2)ヴラジミール・ヴァーレク指揮
(1)南ボヘミア室内フィル,(2)プラハ放送響、
(3)ペテルコヴァー(cl)、
(3)(5)新ヴラフ四重奏団


RRCD1344 \1980
「イネッサ・ガランテ-アンコール(乾杯の歌、歌に生き・愛に生き)」
J.シュトラウス2世:春の声/ヴェルディ:「椿姫」-「乾杯の歌」/トゼ
ッリ:セレナード/オッフェンバック:「ホフマン物語」-「人形の歌」/
リムスキー=コルサコフ:「雪娘」-愛の二重唱/ラフマニノフ:ヴォ
カリーズ/プッチーニ:「ラ・ボエーム」-ムゼッタのワルツ/ドニゼッ
ティ:「ランメルモールのルチア」-「あたりは沈黙に閉ざされ」/プッ
チーニ:「トスカ」-「歌に生き、愛に生き」
イネッサ・ガランテ(S)、
ヤニス・スプロギス(T)、サムソンス・イジュモフス(Br)、パウル・マギ、
イマンツ・レスニス、
アレクサンドル・ヴィルマニス指揮
ラトヴィア国立歌劇場管、ラトヴィア国立響

RRCD1345 \1980
「イネッサ・ガランテ-アリエッタ(麗しのアマリッリ)」
ペルゴレーシ:もし私を愛しているなら/デュランテ:踊れや踊れ、
やさしき乙女よ/カッチーニ: /ヘンデル:「リナルド」から「涙の流れ
るままに」/ジョルダーニ:カロ・ミオ・ベン/ヘンデル:「セルセ」から
「なつかしい木陰よ」/パイジェッロ:「身分違いの恋」から「わが心も
はやうつろになりて」/マルティーニ:愛の喜び/他
イネッサ・ガランテ(S)、
マーク・スティーヴンソン指揮ロンドン・ムジチ

RRCD1346 \1980
ドヴォルザーク:弦楽セレナード/
スーク:「聖ヴァーツラフ」による瞑想曲/
ヤナーチェク:弦楽のための組曲
オンドジェイ・クカル指揮チェコ室内管

RRCD1347 \1980
ブラームス:ハンガリー舞曲集(ヴァイオリン版、ヨアヒム編)
ユヴァル・ワルドマン (Vn)、
ユージェニー・ルッソ(P)

RRCD1348 \1980
「イネッサ・ガランテ-ウィグモア・ホールでのロシア・ライヴ」
グリンカ、メトネル、ラフマニノフ:歌曲とアリア
イネッサ・ガランテ(S)、
ロジャー・ヴィニョルズ(P)

RRCD1349 \1980
「イネッサ・ガランテ、ヴェルディ後期のアリアを歌う」
「仮面舞踏会」-「あの草を摘み取って」「死にましょう、しかし、そ
の前にお願い」/「運命の力」-「諸天使の聖処女は」「神よ、平和
を与えたまえ」/「アイーダ」-「「勝ちて帰れ」「おお、わが祖国」/「ド
ン・カルロ」-「世のむなしさを知る神」/「オテロ」-「「柳の歌」「ア
ヴェ・マリア」/「ファルスタッフ」-「そよ風に乗って妖怪たちが」/レ
クイエム-リベラ・メ イネッサ・ガランテ(S)、
テリエ・ミッケルソン指揮ラトヴィア国立響

PRCD1350/1 2枚組 \1980(1枚価格)
ヴェルディ:歌劇「椿姫」
イネッサ・ガランテ(S)、イングス・ペテルソンス(T)、イズユモフス(Br)、
ヴィルマニス指揮
ラトヴィア国立歌劇場管・合唱団/他

RRCD1353 \1980
「ピアノ二重奏のためのイギリス音楽」
ウォーロック:カプリオール(跳躍)組曲/
ボウエン:組曲/3つの小品/
ウォルトン(ランバート編曲):ファサード組曲/マスグレーヴ:遠足/
レノックス・バークリー:ヤシの庭のワルツ/
レーン:こっけいなスケルツォ
ピーター・ローソン(P)、
アラン・マクレーン(P)

CAMEO2001 \1850
スタンフォード:「アイルランドの詩とバラード集」
ジェームズ・グリフェット(T)、
クリフォード・ベンソン(P)

CAMEO2002 \1850
「マニフィカト-ヤニス・スプロギス&ラトヴィア放送合唱団」
ペルト:マニフィカト/ランダル・トンプソン:アレルヤ/フォーレ:タント
ゥム・エルゴ/フランク:天使の糧/ブルックナー:愛する者よ、あな
たはすべてに美しい/ブラームス:ミサハ長調-アニュス・デイ/ド
ヴォルザーク:ミサニ長調-ベネディクトゥス/シューベルト:アヴェ・
マリア/バッハ(グノー編曲):アヴェ・マリア/他
ヤニス・スプロギス(T)、
シグヴァルズ・クラヴァ指揮ラトヴィア放送合唱団、他

CAMEO2003 \1850
「モーツァルト、サリエリ:カストラートのためのアリアとモテット集」
モーツァルト:「イドメネオ」から/「皇帝ティートの慈悲」から/踊れ、
喜べ、汝幸いなる魂よ/サリエリ:歌劇「アルミーダ」から/モテット
「圧制者は怒りにふるえ」から/他
アルノ・ラウニヒ(ソプラニスト(男性ソプラノ))、
ヴァルター・コベラ指揮
ウィーン・アマデウス・アンサンブル、
ウィーン・ラントシュトラッセ室内合唱団

CAMEO2004 \1850
「バルトのヴァイオリン協奏曲集」
(1)ヤニス・イヴァノフス:ヴァイオリン協奏曲
(2)アウリス・サッリネン:ヴァイオリン協奏曲
(3)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ヴァルディス・ザリンス(Vn)、
ラトヴィア国立響、
(1)(3)ヴァシリー・シナイスキー指揮
(2)パウル・マギ指揮

CAMEO2005 \1850
「チャイコフスキー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全曲」
スケルツォop.42-2/メロディ変ホ長調op.42-3/憂鬱なセレナード/
ワルツ・スケルツォハ長調/瞑想曲ニ短調op.42-1/ヴァイオリン協奏曲ニ長調
ヴァルディス・ザリンス(Vn)、
ヴァシリー・シナイスキー指揮
ラトヴィア国立響

CAMEO2006 \1850
「シナイスキー・コンダクツ・名序曲集」
ロッシーニ:絹のはしご/ウェーバー:魔弾の射手/シューベルト:ロ
ザムンデ/ワーグナー:リエンツィ/ベルリオーズ:海賊/ニコライ:ウ
ィンザーの陽気な女房たち/ヴェルディ:シチリア島の夕べの祈り/
スッペ:スペードの女王
ヴァシリー・シナイスキー指揮
ラトヴィア国立響

CAMEO2007 \1850
「ヤニス・イヴァノフス:管弦楽作品集第3集」
交響曲第4番「アトランティス」/交響詩「虹」
ヴァシリー・シナイスキー指揮
ラトヴィア国立響、ジンタルス女声合唱団

CAMEO2008 \1850
「ヤニス・イヴァノフス:管弦楽作品集第1集」
交響曲第1番「交響詩」/ラトガリアの風景/交響曲第2番
シナイスキー、イムナンツ・レスニス、
ヤニス・ジルニス指揮
ラトヴィア国立響

CAMEO2009 \1850
「ヤニス・イヴァノフス:管弦楽作品集第2集」
交響曲第3番/雲がかかった山/チェロ協奏曲
マリス・ヴィレルス(Vc)、イマンツ・レスニス、
レオニズ・ヴィグネルス指揮
ラトヴィア国立響

CAMEO2012 \1850
「ヤニス:イヴァノフス:管弦楽作品集第6集」
映画「春の遅霜」からの音楽/交響詩「ラクプレセス(訳注:熊殺し。
古代ラトヴィアの伝説上の英雄)」/交響曲第8番
イマンツ・レスニス、ヴァシリー・シナイスキー、エドガルス・トンス指揮
ラトヴィア国立響

CAMEO2013 \1850
「ヤニス・イヴァノフス:管弦楽作品集第7集」
ピアノ協奏曲/アンダンテ/交響曲第10番
イーゴリ・ジューコフ(P)、
トヴィイス・リフシクス、エドガルス・トンス、
ヴァシリー・シナイスキー指揮
ラトヴィア国立響

CAMEO2015 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「マシュー・カーティス(1959-):管弦楽作品集」
祝祭/アムステルダム組曲/パ・ド・ドゥ/交響組曲「ウルビノへの道」/
小管弦楽のための2つの小品
ガヴィン・サザーランド指揮
ロイヤル・バレエ・シンフォニア

CAMEO2016 \1850
「ヴャチェスラフ・グロホフスキー(1945-):管弦楽作品集」
ピアノと管弦楽のためのロシアの奇想曲/交響詩「魅せられたさす
らい人たち」/ピアノと管弦楽のための組曲「ハンス・アンデルセン
のおとぎ話」/ヴァイオリンと管弦楽のためのジプシー狂詩曲
ヴァレリー・グロホフスキー(P)、
ヴラディーミル・イヴァノフ(Vn)、
ヴャチェスラフ・グロホフスキー指揮
モスクワ放送響

CAMEO2017 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「ビル・ワーランド:管弦楽作品集」
開幕!/描写的組曲「ブロードステアーズ」/眠りの精のセレナード
/平和の道/間奏曲45/アイーダのために/憂鬱な狂詩曲/甘い苦しみ/
安酒場の町/マンハッタンの真夜中
ガヴィン・サザーランド指揮プラハ市フィル

CAMEO2018 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「ポール・ルイス(1943-):テレビのテーマ音楽の30年」
ゼンダ城の虜/秋の愛/組曲「ブリトン人のアーサー王」/大きなナイフ/
王家の人/ダーク・エンジェル/ベニー・ヒルのワルツ/島/他
ポール・ルイス指揮
ロイヤル・バレエ・シンフォニア

CAMEO2020 \1850
「帽子箱-リコーダーとギターのための音楽」
A.ブラード:帽子箱/シュテパン・ラク:アリオーソ/作曲者不明:グリ
ーンスリーヴズ/ファン・エイク:ダウランドの「コマギン」による変奏
曲/ジョン・ゴランド:新世界の舞曲集/ジョン・デュアート (1919-) :
小さいジャズop. 92/小さいジャズ第2op. 92a/他
ターナー=スミス二重奏団:【ジョン・ターナー(Bfl)、ニール・スミス(G)】

CAMEO2021 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)「監獄歌曲集」
アラン・ブッシュ&アラン・ロースソーン(1905-1971):監獄歌曲集/
ロースーン:2つの歌曲/キャロル/2匹の魚/先駆者たち/3つのフ
ランスの保育園の歌/田舎の景色/ワルツ/バガテル嬰ト短調/他
ジョン・マッケイブ:3つの民謡op. 19
アリソン・ウェルズ(S)、
キース・スワロー(P)

CAMEO2022 \1850
「クラリネット万華鏡」
ヴィンター:歌と踊り/サザランド:漫歩組曲/ファンショー:セレナー
ド/ハント:瞑想曲/エルガー:月光の中で/レーン:3つのスペイン舞曲/
ケル:こっけいな幻想曲/秋の旋律他
ヴェリティ・バトラー(Cl)、
ガヴィン・サザランド(P)

CAMEO2024 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)「セレナードと舞曲」-
ポール・ルイス:ロマンティックなハーモニカ作品集
(ポリー・フリントの秘密の世界/2つの細密画/春の組曲/3人でお
茶を/セレナード/サマセット組曲/ノーフォーク狂詩曲/セレナード
と舞曲/ベニー・ヒル・ワルツ/他)
ジェームズ・ヒューズ(ハーモニカ)、
エリザベス・ジェーン・ボールドリー(Hp)、
デーン・リース(P)、
デラメア弦楽四重奏団

CAMEO2025 \1850
「熱狂的で夢のような旋律のハープ-ヴィクトリア朝の優美なハープ音楽」
フェリクス・ゴドフロワ、チャールズ・オーバーサー、ジョルジオ・ロレ
ンツィ、ジョン・バルサー・チャタートン、アンジェロ・ボヴィオの作品
エリザベス・ジェーン・ボールドリー(Hp)

CAMEO2026 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)「ケルト族の魅力-ピーター・クロスリ
ー=ホランド(1916-2001)とその仲間の室内楽と歌曲集」
ピーター・クロスリー=ホランド:ナイチンゲール/カッコウの好きな
天気/笛吹き/2つの歌曲/三重奏曲/ジョン・マンデュエル:C-Hレ
チタティーヴォとアリア/エドマンド・ラッブラ:オーボエ・ソナタハ長
調op. 100/ジュリアス・ハリソン:フィロメーラー/ブリテン:オヴィディ
ウスによる6つのメタモルフォーゼop. 49/他
レズリー=ジェーン・ロジャーズ(S)、
ジョン・ターナー(Bfl)、
リチャード・シンプソン(Ob)、
キース・スワローズ(P)、
リチャード・ハワース(Vn)、
トム・ダン(Va)

CAMEO2027 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「ジョン・マッケイブとデーヴィッド・エリスの室内楽」
ジョン・マッケイブ:弦楽四重奏曲第2番/弦楽三重奏曲/
デーヴィッド・エリス:弦楽四重奏曲第1番/
ヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための三重奏曲
カメラータ合奏団

CAMEO2028 \1850
「オペラ、ミュージカル、オラトリオからのピアノ編曲集」
ヴェルディ(シドニー・スミス編曲):華麗な幻想曲「椿姫」/ビゼー
(スミス編曲):演奏会用幻想曲「カルメン」/ヘンデル(ジョン・ウォ
ルシュ2世編曲):「ソロモン」からシバの女王の到着/グルック(I.
フリードマン編曲):「オルフェオとエウリディーチェ」から「精霊の踊
り」/ロッシーニ(グリゴリー・ギンスブルク編曲):「セビーリャの理
髪師」からフィガロのアリア/マスカーニ(作曲者編曲):「カヴァレリ
ア・ルスティカーナ」から間奏曲/バーンスタイン(作曲者編曲):「ウ
ェスト・サイド物語」から「アメリカ」/フォーレ(エドゥアルド・グロッセ
ンスタイン編曲):レクイエムからサンクトゥス/他
エドゥアルド・グロッセンスタイン(P)

CAMEO2029 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「無限大からの抜粋-スティーヴン・プルーズ(1961-)の新作集」
神の仲間たちが再訪した/産業の言葉/主題-ハイランド放逐/5つの練習曲
/あなたが死んだ道で/質問/無秩序の行進/他
マイク・ウオーカー(G)、スティーヴ・ベリー(Cb)、
イアン・ディクソン(Cl)、トレヴァー・トムキンズ(Dms)、
ダンカン・マッケイ(Tp)、スティーヴン・プルーズ(P、キーボード)、他

CAMEO2030 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「夏は8月の中に-イギリスのフルート音楽」
マルコム・アーノルド(1921-):ソナティナop. 19/ポール・ルイス
(1943-):ノーフォーク田園詩/パヴァーヌ/フルートの3つの気晴ら
し/ポール・カー(1961-):3つの青い小品/夏は8月の中に/ゴード
ン・ジェーコブ(1895-1984):ハーメルンの笛吹き/夏の夕べに/ポー
ル・グレゴリー(1956-):ソナティナ「青」/他
レーチェル・スミス(Fl)、
レーチェル・フライア(P)、
ポール・グレゴリー(G)、
ジェニー・ブル-ム(Hp)、
エスター・ウォード=カドル(Vc)

CAMEO2031 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
ピーター・コーク:(1)器楽用組曲「鏡によって、そしてアリスがそこで見
つけた物」(2)小管弦楽のための組曲「ケントの人」
(1)キャロル合奏団
(2)ガヴィン・サザーランド指揮
ロイヤル・バレエ・シンフォニア

CAMEO2032 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「バーバリ海岸-スティーヴン・ドジソンの音楽」
バーバリ海岸/協奏的二重奏曲/光と影/オルレアンのシャルルの4つのロン
ドー/ハープシコードのためのインヴェンション/ウォーベック三重奏曲/他
レズリー=ジェーン・ロジャーズ(S)、
ジョン・ターナー(Bfl)、
グレアム・サルヴィジ(Fg)、
クレーグ・オグデン(G)、
パメラ・ナッシュ(Cemb)

CAMEO2033 \1850
「ピアノの過ぎ去った時代-ガヴィン・サザランドによる即興・編曲・
演奏のライヴ録音」
ジェローム・カーンの音楽/小さい談話室/子守歌/ガーシュウィン
流/情熱的に/アイヴァー・ノヴェロの魅力/道の日の当たる側/偉大なロマン
ティックなミュージカル集
ガヴィン・サザーランド(P)

CAMEO2034 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「ジグ、エア、リール集-リコーダーと弦楽四重奏のための音楽」
フランツ・ライツェンシュタイン:パルティータ/ジョン・ジェフリーズ:
ジョン・ターナーのための前奏曲とジグ/マルコム・アーノルド:幻想
曲/ウィリアム・ルワーン・ハリス:五重奏曲/ロビン・ウォーカー:
「青い島の鐘」からの舞曲/エドワード・グレグソン:ロマンス/フィリ
ップ・カウリン:小協奏曲他
ジョン・ターナー(Bfl)、カメラータ合奏団

CAMEO2035 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「マシュー・カーティス:管弦楽作品集第2集」
シンフォニエッタ/小舞踊組曲/ロマンス/秋の歌/アイルランドの子守歌/
卒業の日/どうぞご無事で他
ガヴィン・サザランド指揮
ロイヤル・バレエ・シンフォニア

CAMEO2036 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)「北を指す-ピアノ二重奏曲集」
ウィリアム・ウォルトン(1902-1983):序曲「ポーツマス岬」/午睡/子
供たちのためのニ重奏曲/アラン・ローソーン(1905-1971):組曲
「びく」/トマス・ピットフィールド(1903-1999):組曲「未成年者たち」/
レナード・アイザックス(1909-1997):民謡の旋律による2つのピアノ
二重奏曲/パーシー・ヤング(1912-2003):5つの民謡による二重奏
曲/ロイ・ヒートン・スミス(1928-):ソナティナ/ノーマン・コッカー
(1889-1953):8つの二重奏曲
キース・スワロー、ジョン・ウィルソン(P)

CAMEO2037 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
ジェフリー・ルイス:アベラールとエロイーズの墓碑銘/リタニア
ムジカ・エテルナ、デーヴィッド・ジョーンズ(P)

CAMEO2038 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)「夢想-ウェールズの室内楽」
イアン・パロット:ウェールズの旋律による夢想/おどけたロンド/秋
の風景/肖像/ピーター・クロスリー=ホランド:アンダンテ/ウィリア
ム・マサイアス:リコーダー、オーボエ、バスーンとハープシコード
のための小協奏曲op. 65/ジェフリー・ルイス:決然と/他
ジョン・ターナー(Bfl)、
リチャード・シンプソン(Ob)、
グレアム・サルヴィジ(Fg)、
ジャネット・シンプソン(P, Cemb)

CAMEO2040/41 2枚組 \3700
(イギリスの作曲家シリーズ)
「秋の連作-ダグラス・スティールとその仲間たちの音楽」
スティール:4つのピアノ曲/3つの短い歌曲/オルガン小品集/秋
の連作/アーノルド・クック:5つのウィリアム・ブレークの歌/フィリッ
プ・カウリン:哀歌/スティーヴン・ハック:悲歌他
ジョン・ターナー(Bfl)、ジョン・パウエル(Br)、
ヴァネッサ・ウィリアムソン(Ms)、マイケル・ハンコック(T, P)、他

CAMEO2042/43 2枚組 \3700
マイケル・バルフ:歌劇「アルトワの乙女」
ケイ・ジョーダン(S)、スティーヴン・ブラウン(T)、レベッカ・ラッジ(S)、
フィリップ・マッケンジー指揮
ヴィクトリア歌劇場管・合唱団他

CAMEO2044 \1850
「飛ぶ凧-トラフォードの曲集」
サシャ・ジョンソン・マニング(1963-):飛ぶ凧/ロバート・エリオット
(1932-2002):ピアノのためのソナティナop. 2/トマス・ピットフィール
ド(1903-1999):木琴のためのソナタ/川の舞曲集/雨/バガテル第
3番へ調/デーヴィッド・ベック(1941-):ダンハム牧歌/ジェームズ・
ラングリー(1927-1994):5つのシェークスピアの舞曲他
リチャード・ベーカー(語り)、ジョン・ターナー(Bfl)、
キース・スワロー(P)、ダミアン・ハロン(Perc)

CAMEO2047/48 2枚組 \3700
(イギリスの作曲家シリーズ)
「愛と喪失の歌曲集-ジェフリー・キムプトンの音楽」
ウィリアム・バーンズによる5つの詩-愛と喪失の歌曲集/クリステ
ィナ・ロセッティによる2つの愛の詩/キャロル・ブルックスによる2
つの現代恋愛詩/ロバート・グレーヴズによる4つの詩/ジョン・クレ
アによる6つの愛の歌他
マーク・ロビンソン(Br)、ピーター・ローソン(P)、
ジョージーナ・アン・コルウェル(S)、ナイジェル・フォスター(P)、
サシャ・ジョンソン・マニング(S)

CAMEO2050 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)「ジョン・フォックス:生涯の航海」
生涯の航海/スカーバラの定期市(民謡、フォックス編曲)/安全な
牧草地/組曲「地球と宇宙」/旋律的パノラマ/ダニー・ボーイ(民
謡、フォックス編曲)/カワード(フォックス編曲):ロンドンの誇り他
ガヴィン・サザーランド指揮
ロイヤル・バレエ・シンフォニア

CAMEO2053 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)「国境地」
キャムデン・リーヴズ:星月夜のイカ/ポール・ミーラー:国境地/ジ
ョン・ピカード:ピアノ三重奏曲/フィリップ・グレーンジ:ピアノ三重
奏曲/シャガールへの賞賛
シャガール三重奏団:【ニコリン・クラームウィンケル(Vn)、
ティム・ジル(Vc)、ジュリアン・ロルトン(P)】

CAMEO2055 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
「マシュー・カーティス:管弦楽作品集第3集」
進行中/フルート協奏曲/たそがれに/弦楽オーケストラのための5
つの舞曲/協奏的ディヴェルティメント/パルティータ
ジェニファー・スティントン(Fl)、
ヴェリティ・バトラー(Cl)、
ガヴィン・サザーランド指揮
ロイヤル・バレエ・シンフォニア

CAMEO2056 \1850
(イギリスの作曲家シリーズ)
ジェラード・F. カブ(1838-1904):兵舎の部屋のバラッド
ラルフ・ミーンリー(Br)、
デーヴィッド・マッキー(P)

CELT9001 \1850
「ケルトのアリア」
クルター:アイルランドの呼び声/聖ジョン:アセンリーの野/ディ・カ
プア:私の太陽/スペンサー(トール編曲):トラリーのバラ/デンツァ
(トール、サンダーソン編曲):フニクリ・フニクラ/ダニー・ボーイ(民
謡、トール編曲)/ヴェルディ(トール編曲):「リゴレット」から「風の
中の羽のように」/プッチーニ(トール編曲):「トゥーランドット」から
「だれも寝てはならぬ」/他
マーティン・トール(T)




<NMC>
NMC D111 \1980
「映画館-ゲーリー・カーペンター作品集」
音楽の玉突き遊び/ダ・カーポ/距離/ファン・アセンデルフトのフェルメール
/ブラックにちなんで/映画館
クラーク・ランデル、ゲーリー・カーペンター
指揮アンサンブル10/10、パメラ・ナッシュ
(Cemb)、2006・2007年録音
カーペンターはロンドンの王立音楽大学を卒業後、劇場や映画にもかかわり、
歌劇やミュージカルも作曲しています。フランスの伝統に根差し、調性音楽
の要素と無調の要素が混合されています。第1曲は、モーツァルトの没後200
年に当たる1991年に委嘱されて「音楽のさいころ遊び」を実行したものです。
アンサンブル10/10はロイヤル・リヴァプール・フィルの現代音楽を得意と
するメンバーで結成されました。

NMC D120 \1980
「アメリカの輪唱-マーティン・バトラー(1960-)作品集」
アメリカの輪唱/シウォードの川の歌/スーザンの川の歌/ナサニエルのモビ
ール/葬式/ピアノ五重奏のためのスカルラッティの2つのソナタ/夜の続唱/
ウォールデン湖の雪
シューベルト・アンサンブル:【ウィリアム・ハワード(P)、サイモン・
ブレンディス(Vn)、ダグラス・パターソン(Va)、ジェーン・サーモン(Vc)、
ピーター・バコーク(Cb)】
2006年6月録音
バトラーはマンチェスター大学とロイヤル・ノーザン音楽大学で学んだ後、
プリンストン大学で修士を取得し、サセックス大学教授を務めています。そ
の音楽は概して調性的でリズムがはっきりしており、静かな部分の美しい音
色が印象的です。第1曲は、アメリカ民謡の旋律を引用してはいませんが、
その音階などの要素を採り入れています。第2・3曲は歌劇「もっと良い場所」
の中で用いた曲の編曲です。

NMC D125 \1980
「思いがけない光」-セイディー・ハリソン作品集
思いがけない光/隠れた光/ゲダの編み込み/ルスネのための歌曲集-リトアニ
アの7つの民謡/…天使が私の開いた本を読む…/3つの歌曲と記憶での花嫁の旅
ルスネ・マタイティテ(Vn)、
ドナタス・カトクス指揮
ヴィリニュス聖クリストファー室内管、セルゲユス・オクルシュコ(P)、他
2004・2005・2006年録音
ハリソンはオーストラリアのアデライデで生まれ、ロンドンのキングズ・カ
レッジで学びました。過去の文化を現在どう解釈し理解すれば良いか、伝統
に生気を与えるために政治的・音楽的対話がいかに必要かということに関心
を持ち、2005年にサウサンプトン大学で考古学を学び始めました。民謡に基
づく作品を多数作曲し、第1曲は20世紀初めまで多様だったリトアニア、グル
ジア、フェルガナ、アルメニアの民俗音楽がいかに変化したかを表現してお
り、ゲダはリトアニアの詩人です。

NMC D127 2枚組 \3960
ヒリヤード・アンサンブル委嘱作
マーシュの「月に憑かれたピエロ」
ロジャー・マーシュ(1949-):アルベール・ジローの「月に憑かれたピエロ」
ヒリヤード・アンサンブル、レッド・バード、ジュース、
イーボー・シンガーズ、
ポール・ゲームソン指揮、
リンダ・ハースト(Ms)、ジョー・マーシュ(語り)
2005年12月・2002年録音
ジローの「月に憑かれたピエロ」は50の詩から成り、そのうちの21にシェー
ンベルクが作曲したダダイズムやシュール・レアリズムを予見させる注目す
べき作品です。マーシュはヨークやカリフォルニアの大学で学び、ヨーク大
学教授を務めています。この作品は2000年にヒリヤード・アンサンブルに委
嘱されて初め22曲が作曲され、残りの28曲が第2部として追加されて2002年に
ヨーク大学で初演されました。中世の合唱曲風の曲からポピュラー音楽風のリ
ズムの曲まで、様式は様々です。

NMC D132 \1980
エドウィン・ロクスバラ(1937-):「氷の下の反映-ピアノのための冒険」
氷の下の反映/若いピアニストのためのミロの鏡/6つの練習曲/ピアノ・ソナ
タ/2つの小品/前奏曲とトッカータ/迷宮/序奏とアラベスク
トン・デュオ:【長谷川和香&ジョゼフ・トン】、
セーリア・マイアーズ、竹之内博明、ピーター・オハガン、サリー・メイズ、
カール・ルチマイア、ジョージ・キング、ジェームズ・ヤング(P)、
2006年11月録音
ロクスバラはリヴァプールで生まれ、王立音楽大学で作曲とオーボエを学び、
現在バーミンガム音楽院作曲主任を務めています。ここに収録された作品は、
ドビュッシーやメシアンの影響を感じさせる叙情的な部分もありますが、自
由な無調の部分を交え、大変力強くエネルギーに満ちています。
長谷川和香は1975年に生まれ、英国王立音楽アカデミーとギルドホール音楽
院で学び、2003年に東京国際ピアノ・デュオ・コンクールで3位を受賞しまし
た。竹之内博明は英国王立音楽大学大学院で学び、第4回国際アジア・ショパ
ン・ピアノ・コンクールに入賞しています。

NMC D133 \1980
「しなやかな倍音-ドナチャ・デニヒー(1970-)作品集」
眠る魅力的な人/アイルランド人/がらくた箱の欺瞞/しなやかな倍音/軽い足
取り/売春婦
アンサンブル・アンテグラル、タティアナ・コレヴァ(Perc)、
クラッシュ・アンサンブル、ダラ・モーガン(Vn)、
ガヴィン・マロニー指揮RTEアイルランド国立響、
ジョアンナ・マグレガー(P)、
2003-2007年録音
デニヒーはダブリンのトリニティ大学とイリノイ大学で学んだ後、電子音楽
をハーグとパリのIRCAMで学びました。1997年にマルチメディアの現代音楽を
演奏するクラッシュ・アンサンブルを創立し、アイルランドの音楽の新しい
波の代表の一人と見なされています。第1・5曲ではあらかじめテープに録音
された音、第3曲では電子音が一緒に用いられています。第3曲はクラッシュ
・アンサンブルのために作曲され、デニヒーの作品の様式の画期的な前進と
変化を示すものとなりました。

NMC D135 \1980
「ベンいつか-ハワード・スケンプトン(1947-):合唱・室内楽作品集」
室内協奏曲/クラリネット五重奏曲/精神の声/火の橋/「繊細なもの」からの
組曲/1年のロンドー/起きろ、私の愛/ベンいつか
バーミンガム現代音楽グループ、
ジェームズ・ウィークス指揮エクサウディ
2007年1・4月録音
スケンプトンはイングランドのチェスターで生まれ、コーネリウス・カーデュ
ーに師事して単純な音楽様式を発見しました。初めピアノやアコーディオン
のための小品を多数作曲しましたが、最近は声楽曲に集中しています。その
音楽の親しみ易さ、ロマン派風の和声などは過去への郷愁や保守主義ではな
く、スケンプトンは、真の啓発は私たちが最も良く知っていると考えている
ものの中に探し、発見するべきだと提唱しています。

NMC D138 2枚組 \3960
ハリソン・バートウィスル(1934-):
「パンチとジュディ」-悲劇的喜劇又はこっけいな悲劇、1幕の歌劇(1968)
スティーヴン・ロバーツ(Br)、
ジャン・デ・ガエターニ(Ms)、
フィルス・ブリン・ジュリソン(S)、
デーヴィッド・アサートン指揮
ロンドン・シンフォニエッタ、他
1979年6・7月録音
バートウィスルは王立マンチェスター音楽大学で作曲とクラリネットを学び、
1954年「マンチェスター新音楽グループ」を結成しました。1965年から作曲
に専念し、単位を組み合わせていく祭儀的性格の強い様式を確立し、この歌
劇や器楽曲「悲劇」などによってイギリスの代表的作曲家の一人となりまし
た。「パンチとジュディ」は、こっけいなあやつり人形の見世物で、主人公
のせむしでかぎ鼻のパンチが妻ジュディと犬を殺し、訪ねて来る医者を殴打
し、自分の死刑執行人を絞首刑にするという物語です。




<VAI>
VAIDVD 4428(DVD-Video)
(1)ハチャトゥリアン: バレエ「ガイーヌ」
(以下ボーナス・トラック)
(2)「ガイーヌ」から
(3)「スパルタクス」から
(4)「ガイーヌ」から
(5)「スパルタクス」から
(1)ラリサ・トゥイソワ(ガイーヌ)、
アレクサンドル・ルミャンツェフ(ギコ)、
ゲンナジ・ゴルバネフ(アルメン)、
アレクサンドル・ヴィリュマニス(指揮)
ラトヴィア・オペラ・バレエ団
収録:1980年、ボリショイ劇場
(2)ニーナ・ティモフェーエワ(ガイーヌ)、
エレナ・チェルカフスカヤ(ヌーネ)、
ユーリ・ジダーノフ(アルメン)
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団
収録:1964年(白黒)
(3)マイヤ・プリセツカヤ(フリジア)、1971年(白黒)
(4)ニーナ・ティモフェーエワ(ガイーヌ)、1958年(白黒)
(5)ナターリャ・ベスメルトノワ(フリジア)、1978年
リージョン・フリー、NTSC、カラー(特典の一部は白黒)、4:3、モノラル、
128m、字幕なし
ハチャトゥリアンの代表作、「ガイーヌ」の映像。ラトヴィアの団体がモス
クワのボリショイ劇場で上演した際の収録。特典には、ハチャトゥリアン自
身が「ガイーヌ」を指揮している公演や、大プリマ、プリセツカヤの踊る
「スパルタクス」のアダージョなど、貴重な映像を47分収録。

VAIDVD 4429(DVD-Video)
ブリテン:戦争レクイエム
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ボストン交響楽団
フィリス・カーティン(ソプラノ)
ニコラス・ディ・ヴィルジーリオ(テノール)
トム・クラウゼ(バリトン)
プロムジカ合唱団、コロンバス少年合唱団
収録:1963年7月27日
リージョン・フリー、NTSC、白黒、4:3、ステレオ、89m、字幕 英独仏伊西
ラインスドルフとボストン交響楽団によるブリテンの戦争レクイエム、1963
年のタングルウッド音楽祭でのライヴ映像である。この曲はこれが米国初演
だった。ラインスドルフは前年にボストン交響楽団の音楽監督に就任したば
かり。当時51歳のラインスドルフが、非常に高度なバトンテクニックとカリ
スマ漂う集中力でオーケストラを掌中に収めていたことが良く分かる。

VAI DVD 4391(DVD-Video)
アダン:バレエ「ジゼル」
(振付 アリシア・アロンソ)
(ボーナス・トラック)リハーサル風景
アリシア・アロンソ(ジゼル)、
ウラディーミル・ワシリエフ(アルブレヒト)、
エレナ・マダン(ベルト)、
アルベルト・メンデス(森番)、ほか
演奏:ホセ・ラモン・ウルバイ(指揮)
ハバナ大劇場管弦楽団
収録:1980年10月31日、
リージョン・フリー、NTSC、カラー(特典の一部は白黒)、
ステレオ/モノラル、4:3、125m、字幕なし
キューバの人間国宝的バレリーナ、アリシア・アロンソが、ハバナで上演し
た「ジゼル」の映像。ジゼル役は彼女の得意中の得意で、60歳目前というこ
の1980年の映像でも衰えは感じられない。

VAI DVD 4415(DVD-Video)
(1)プロコフィエフ:「キージェ中尉」
(振付 O.タラソワ,A.ラパウリ)
(2)ストラヴィンスキー:「妖精の口づけ」
(振付 N.カサトキナ,V.ワシリエフ)
(以下ボーナス・トラック)
(3)チャイコフスキー:「眠りの森の美女」-パ・ド・ドゥ
(4)ミンクス:「ドン・キホーテ」-パ・ド・ドゥ
(1)ウラディーミル・ワシリエフ(皇帝パヴェル)、
ライサ・ストルチコワ(女官)、
タチアーナ・ポプコ(羽)、ほか
アリギス・ジュライティス(指揮)管弦楽団
(2)タチアナ・ヤチェンコ(氷の娘)、
ルドミラ・ワシリエワ(バベッテ)、
ウラディーミル・マラーホフ(ルディ)、ほか
モスクワ・クラシカル・バレエ・カンパニー
(3)(4)ライサ・ストルチコワ、ボリス・コフロフ
収録:(1)1969年、(2)1990年、(3)1971年
リージョン・フリー、NTSC、カラー(特典のみ白黒)、4:3、
モノラル、107m、字幕 英
現在では5曲からなる組曲として知られているプロコフィエフの「キージェ中
尉」だが、元々は映画音楽である。そこからバレエ用に編んでいる。ユーリ
・トゥイニャーノフの風刺の効いた原作を上手くバレエ化していている。
「妖精の口づけ」は元々バレエ音楽だが、映像は珍しい。





<Edition HST>
HST-046 \2500
ヴァンハル(1739 ‐1813):ヴァイオリン・ソナタ集Op.43
ヴァイオリン・ソナタ ト長調、変ロ長調、ニ短調Weinmann XIa:11-13
演奏:福本 牧(Vn)、江間 理恵(Pf)
録音:2007年6月、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音
交響曲、弦楽四重奏曲などの世俗音楽作曲を1780年代に絶筆したヴァンハル
(17391813)は、その後、精神病克服の神への感謝から教会音楽作曲へ専念す
る傍ら、日常はヴィーン市内で貴族の家族や後進の音楽指導にあたったと伝
えられる。
弟子の中には、プレイエル、ベートーヴェンらもいた。 そのため20世紀ま
では、教材用のソナチネ作曲家としてのみ知られていた。
作品43は、これら弟子のためのソナチネと同様に作曲され、独ベルリン・ジ
ムロック社とマインツ・ショット社から同時出版された。1811年には同じく
ライプチヒ・キューネル社から出版され、当時まだヴァンハルの人気は絶大
であったことが伺える。




<WEITBLICKレーベル旧譜のご案内>
旧譜・ケーゲルの名盤、最終入荷のご案内
以下のアイテムは長期欠品でしたが、メーカー在庫が発見され、今回その分
全てが入荷いたしました。再プレスの予定はない、とのことですので実質最
終入荷となります。入荷数が終了した場合。次回入荷の見込みはございませ
んのでご了承ください。

SSS0029-2 2枚組 \3960
マーラー:交響曲第3番
(1984年3月25日ライヴ ステレオ)
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ドレスデン・フィル、
ドレスデン・フィル少年合唱団、同女声合唱団
マドヤロヴァ・ヴィオレッタ(A)、
クリューヴ・ヴィリ(ポスト・ホルン)、

SSS0037-2 \1980
(1)ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
(1973年9月 ライヴ ステレオ)
(2)ショスタコーヴィチ:交響曲第14番「死者の歌」
(ドイツ語歌唱)
(1972年3月 ライヴ ステレオ)
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
(2)エミリア・ペトレスク(S)、
(2)フレッド・タシュラー(Bs)

SSS0039-2 \1980
ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
(1972年11月 ライヴ ステレオ)
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団

SSS0040-2 5枚組 \6500
ショスタコーヴィチ:交響曲選集(5枚組)
交響曲第4番(1969年5月ライヴ モノ)
交響曲第5番(1986年10月ライヴ ステレオ)
交響曲第6番(1973年9月ライヴ ステレオ)
交響曲第9番(1978年5月ライヴ ステレオ)
交響曲第11番「1905年」(1958年4月ライヴ モノ)
交響曲第14番「死者の歌」(ドイツ語歌唱)
(1972年3月ライヴ ステレオ)
交響曲第15番(1972年11月ライヴ ステレオ)
ヘルベルト・ケーゲル指揮
ライプツィヒ放送交響楽団
エミリア・ペトレスク(S、第14番)、
フレッド・タシュラー(Bs、第14番)

<CARUS>
83.232 2枚組 \3450
シュッツ:宗教的合唱曲集(29のモテット)op.11.SWV.369-397
ドレスデン・カペラ・サジタリアーナ、ドレスデン室内合唱団
ハンス=クリストフ・ラーデマン指揮
2007年録音

83.241 \2380
ドレスデン聖母教会の音楽(クリスマス時期のブラス音楽)
(1)「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」
(2)「主にあるものみなほめたたえよ」
(3)「愛しいヨゼフ、私のヨゼフ」
(4)「もろびと、声あげ」
(5)「賛美を受け給え、汝イエス・キリストよ」
(6)「高き天より、われは来たり」
ルートヴィヒ・ギュトラー(指揮/トランペット)
ブラス・アンサンブル 2006年録音
上記のクリスマスを主題にしたメロディをもとにジョヴァンニ・ガブリエリ、
(1557-1612)アンロレアス・ラゼリウス(1963-1602)、アレクサンダー・
フリードリッヒ・ヘッセン(1863-1945)、マックス・レーガー(1873-1916)
等の作曲家達による楽曲

83.242(SACD-Hybrid) 3枚組 \4580
ヘンデル:オラトリオ「ソロモン」
ティム・ミード(ソロモン:イスラエルの王)、ドミンク・ラーベル(王女)
クラロン・マクファーデン(シバの女王)、
ロデリック・ウイリアムズ(第2の遊女)
ゲッティンゲン祝祭管弦楽団、ウィンチェスター教会合唱団
ニコラス・マクゲガン指揮 2007年ライヴ録音

83.413 \2380
ダヴィト・ポール(1624-95 ドイツ):協会音楽集
ソナタ第11、23、24、25、29番
「Diligam te Domine」
「In te Domine speravi」
「Benedicam Dominum」
「Jesu Chare」
「Paratum cor meum」
モニカ・マウホ(ソプラノ)、David Erler(アルト)
ハンス=イェルク・マメル(テノール)
ラ・アルバ・フェスタンテ 2004年録音





<VENEZIA>
CDVE04285 5枚組 \3950
ショスタコーヴィチ:
CD.1
1.スケルツォ 嬰へ短調op.1
2.主題と変奏 変ロ長調op.3
ソビエト国立文化省交響楽団 1982年
3.クルィローフの2つの寓話op.4から(こおろぎと蟻)
ガリーナ・ボリソーワ(ソプラノ) ソビエト国立交響楽団 1979年
4.クルィローフの2つの寓話op.4から(ろばとうぐいす)
モスクワ音楽院室内合唱団、モスクワ・フィル 1979年
5.スケルツォ 変ホ長調op.7
ソビエト国立文化省交響楽団 1982年
6.劇音楽「南京虫」op.19
ソビエト国立文化省交響楽団 1985年
7.日本の詩による6つの歌曲op.21
アレクセイ・マースレンニコフ(テノール) 
ソビエト国立文化省交響楽団 1982年
CD.2
8.E..ドレッセルの歌劇「コロンブス」の為の2つの小品から序曲op.23
レニングラード・フィル 1979年
9.E..ドレッセルの歌劇「コロンブス」の為の2つの小品から終曲op.23
ソビエト国立文化省交響楽団、合唱団 1984年
10.映画音楽「女ひとり」op.26
ソビエト国立交響楽団 1982年
11.映画音楽「黄金の丘」組曲op.30a
ソビエト国立文化省交響楽団 1985年
12.劇音楽「ハムレット」組曲(全13曲)op.32a
モスクワ・フィル 1962年
CD.3
13.8つのプレリュードop.34
ソビエト国立文化省交響楽団 1983年
14.映画音楽「司祭とその下男バルダの物語」組曲(全6曲)op.36
ソビエト国立交響楽団 1979年
15.A.プーシキンの詩による4つの歌曲op.46
ソビエト国立文化省交響楽団 1983年
16.劇音楽「リア王」op.58a
ナターリャ・ブルナシェヴァ(ソプラノ)、エフゲニー・ネステレンコ(バス)
ソビエト国立文化省交響楽団 1984年
17.映画音楽「コルジーンキナの出来事」op.59
ソビエト国立文化省交響楽団、合唱団 1984年
CD.4
18.イギリスの詩による6つの歌曲op.62a
アナトリー・サフューリン(バス) ソビエト国立文化省交響楽団 1986年
19.A.プーシキンの詩による4つのモノローグop.91
アナトリー・サフューリン(バス) ソビエト国立文化省交響楽団 1983年
20.祝典序曲op.96
ソビエトRTV大交響楽団 1972年
21.歌劇「カテリーナ・イズマイロヴァ」から5曲 op.114a 
ソビエト国立文化省交響楽団 1985年
CD.5
22.ロマンス「春よ、春よ」op.128
エフゲニー・ネステレンコ(バス) ソビエト国立文化省交響楽団 1985年
23.イギリスとアメリカの8つの民謡
エレーナ・イヴァノヴァ(ソプラノ) ソビエト国立文化省交響楽団 1989年
24.ジャズバンドの為の組曲第1番
ソリスト・アンサンブル 1985年
25.「Big Lightning」(未完のコミック・オペラ)から9曲
ソビエト国立文化省交響楽団、合唱団 1984年
編曲:
26.D.スカルラッティの2つの小品op.17から「パストラーレ」
27.D.スカルラッティの2つの小品op.17から「カプリチオ」
28.ベートーヴェンの「のみの歌」
ソリスト・アンサンブル 1979年
29.J.シュトラウスIIのポルカ「楽しい列車」
モスクワ・フィル 1979年
30.リムスキ=コルサコフの「私はほら穴で君を待っていた」
ソビエト国立交響楽団 1979年
31.V.ユーマンズの「2人でお茶を」op.16
レニングラード・フィル 1979年
以上、指揮は全てゲンナジー・ロジェストヴェンスキー




<TACET>
TACET 146 \2380
ピアノ・ロールによるシュナーベル(Pf)1905年の演奏
The Welte-Mignon Mystery Vol.VII
ヨゼフ・シュトラウス:オーストラリアの村つばめ op.164
シューベルト:4つの即興曲集 D.899 op.90から第4番
シューベルト:高雅なワルツ集 D.969 op.77から第1-6,8-10,12番
シューベルト:3つのピアノ曲 D.946から第2番
ブラームス:4つの小品 op.119から第3番
ショパン:練習曲 op.25から第2番
ショパン:練習曲 op.10から第5番
他 J.ランナー、バッハ、ヴェーバーの小品 全12曲 63:03分
アルトゥール・シュナーベル(ピアノ) 
1905年の録音をピアノ・ロール




<MYTO (NOT HISTRICAL)>
MDCD0003 2枚組 \3050
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
レオンタイン・プライス(レオノーラ)、
アイリーン・デイリス(アズチェーナ)
フランコ・コレッリ(マンリーコ)、
マリオ・セレーニ(ルーナ伯爵)
ウイリアム・ヴェルダーマン(フェルランド)
ファウスト・クレヴァ指揮
メトロポリタン歌劇場管弦楽団、合唱団
1961年2月4日メトロポリタン、ライヴ録音
以前MYTO MCD91751(既に廃盤)で発売あり。
フランコ・コレッリ、レオンタイン・プライスによるニューヨーク、デビュ
ー公演のライヴ盤です。音質は良いです。




<OPERA RARA>
ORC35(SACD-Hybrid) 3枚組 \6240
ジョヴァンニ・パチーニ:歌劇「インドのアレッサンドロ」
ブルース・フォード、ジェニファー・ラーモア、ローラ・クレイコム
ディーン・ロビンソン、マーク・ワイルド
デイヴィッド・パリー指揮
ロンドン・フィル、ジェフリー・ミッチェル合唱団
いつもながらの豪華な装丁と成っています。
WORLD PREMIERE RECORDING !
イタリア・オペラにおいてロッシーニからベッリーニ、ドニゼッティに至る
流れの中でとても重要な作曲家であるパチーニ(1796-1867)の現在では上演
される機会の少ない歌劇のひとつ「インドのアレッサンドロ」
(1824年ナポリで上演された2幕のオペラ)世界初録音!

ORR242 \2380
サロン音楽 Vol.11 「ラ・セレナータ」
ブルース・フォード、ダイアナ・モンタギュー、
ポール・オースティン・ケリー
バリー・バンクス、マジェラ・カラフ、エリザベト・ヴィダル 他
オペラ・ララ・レーベルが誇る豪華歌手陣によるドニゼッティ、オッフェン
バック、トマ、メルカダンテ、パチーニ、カンパーナ、マリアーニ等の歌劇
から「夕べの音楽」を称するアリアを集めたアルバム。
いつもながらの豪華な装丁と成っています。




<VENEZIAZ>
CDVE04287 \1350
ベートーヴェン:
(1)ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調「悲愴」 op.13 
1959年6月4日スタジオ
(2)ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調「テンペスト」 op.31-2
1965年10月10日ライヴ
(3)ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調「熱情」 op.57 
1960年6月9日ライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CDVE04288 \1350
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 op.16
D.オイストラフ指揮
ソビエト国立交響楽団 1968年3月30日ライヴ
(2)シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54
バルシャイ指揮
ソビエト国立交響楽団 1973年3月28日ライヴ
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CDVE04295 \1350
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ
第1番 ト短調
第2番 イ短調
第3番 ニ短調「バラード」
第4番 ホ短調
第5番 ト長調
第6番 ホ長調
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) 1976年

<Onyx>
ONYX 4026 \2180
D・ショスタコーヴィチ:
ピアノ三重奏曲第1番ハ短調Op.8
2つのヴァイオリンとピアノのための《5つの小品》(レフ・アトフミアン編曲)
ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
ジュリアン・ラクリン(ヴァイオリン)、
ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)、
ユーリ・バシュメット(ヴィオラ)、
ミッシャ・マイスキー(チェロ)、
イタマール・ゴラン(ピアノ)
世界中を飛び回り多忙を極める5人の超一流奏者たちが2006年12月にショスタ
コーヴィチの生誕100年を祝うため、そして気心知れた仲間たちとアンサンブ
ルを行うためウィーンに集ったことにより実現したコンサートのライヴ録音
である!
抜群のコンビネーションを聴かせてくれるラクリンとヤンセンのデュオによる
「5つの小品」の見事な完成度はもちろんのこと、やはり最大の注目は「ピア
ノ五重奏曲」。
5人の超一流奏者が紡ぐ別次元の音楽が黄金のホール“ムジークフェライン”
を包み込む!大注目!2006年12月11日、ムジークフェラインでのライヴ録音。

ONYX 4021 \2180
アパリション ――
H・パーセル:
しばしの間の音楽、もし音楽が恋の糧なら、ああ!恋することは何とすばら
しい、幾重にも幸せな恋人たち、ばらの花はよりかぐわしく、ばらの花園の
木陰から、わが苦悩のすべて、祭壇を飾れ、ディドの嘆き
G・クラム:
声楽とピアノのための《3つの初期の歌曲》、ソプラノとアンプリファイド・
ピアノのための《アパリション(幽霊)》
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)、
エリック・シュナイダー(ピアノ&アンプリファイド・ピアノ)
シューベルトの「冬の旅」(ONYX 4010)に続くクリスティーネ・シェーファー
とエリック・シュナイダーのパートナーシップによる待望のリリース第2弾は、
「ディドの悲劇」に代表されるパーセルが書いた17世紀の歌曲集と、20世紀
アメリカの作曲家クラムの歌曲集をカップリングした意欲作。
300年という年月を隔てているパーセルとクラムの組み合わせに「愛と死」と
いう物語性を見出したシェーファーとシュナイダーは、このプログラムをコ
ンサートでも度々取り上げている。
またフランス国立自然史博物館で撮影されたウェディング・ドレスを着たシェ
ーファーが骨に囲まれるという見るものに強烈な印象を残すジャケット・デ
ザインは、恋心や切なさという愛を歌った「パーセル」と美しき死への道筋
を提示した「クラム」の作品の関係を視覚的に表現したものなのである。
現在最も美しい輝きを放つソプラノ奏者クリスティーネ・シェーファーが時
代や作曲者の垣根を越えた「愛と死」の物語を歌う ――。

ONYX 4025 \2180
E・エルガー:
ヴァイオリン協奏曲ロ短調Op.61/弦楽セレナード ホ短調Op.20
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)、
アンドルー・デイヴィス(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
オニックスへのデビュー・タイトルとなった「20世紀のヴァイオリン協奏曲
集」(ONYX 4016)の成功で高いポテンシャルが本物であることを証明したジェ
ームズ・エーネスが難曲エルガーに挑む!
これまでの活動の成功によって30歳という若さで「地球上に存在する4-5人の
完璧なヴァイオリン奏者の1人」とまで称されるなど、ハイフェッツやメニュ
ーインといった巨匠たちの後継者としての評価を確固たるものとしている。
オニックスのエルガー生誕150年記念としてリリースされるエーネスのエルガ
ーは、なんと2007年5月というわずか数ヶ月前にクイーン・エリザベス・ホー
ルで行われたコンサートの熱気の冷めやらぬライヴ録音なのである。
タクトを執ったアンドルー・デイヴィスも「エーネスのエルガーが最も素晴
らしい!」と大絶賛。今回のエルガーでエーネスの名声がさらに飛躍するこ
とは間違い無さそうだ。

ONYX 4022 \2180
ただ憧れを知るものだけが ――
P・I・チャイコフスキー:
太陽は沈んだ、子守歌、なぜ?、かつてのように私はひとりに、そんなに早
く忘れて、ただ憧れを知るものだけが
C・ドビュッシー:シャルル・ボードレールの5つの詩
R・シュトラウス:
セレナードOp.17-2、万霊節Op.10-8、幸せに満ち足りてOp.37-1、解き放たれ
た心Op.39-4、憩えわが魂Op.27-1、ひそかなる誘いOp.27-3、ツェツィーリエ
Op.27-2
アマンダ・ルークロフト(ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)
キャリアの全盛期を迎えていると言っても過言ではない世界有数のオペラ歌
手アマンダ・ルークロフトがオニックスに登場。ガーディナーの指揮による
モーツァルトの「コシ・ファン・トゥッテ」の録音やメータ率いるバイエル
ン州立歌劇場の来日公演「フィガロの結婚」への出演など、オペラの舞台で
輝かしい活躍を続けてきたルークロフトにとって意外にも今回のリサイタル
・プログラムが初のソロ・アルバムとなる。
全て原語で歌われる収録プログラムは、チャイコフスキー、ドビュッシー、
そしてR・シュトラウスといったルークロフト自身の重要レパートリー。充実
の時を迎えているルークロフトの魅惑的な歌声を存分に堪能することの出来
る珠玉のアルバムの登場である。

ONYX 4023 \2180
G・カンチェリ:ヴィオラ、混声合唱と管弦楽のための《ステュクス(Styx)》
J・タヴナー:
ヴィオラ、合唱と打楽器のための《ミルラを捧げる人》(世界初録音)
マキシム・リザノフ(ヴィオラ)、
マリス・シルマイス(指揮)、
リエパーヤ交響楽団&室内合唱団、ラトヴィア国立男声合唱団、
リハルツ・ザルペ(打楽器)
「遂に私のライバルが現れた ―― 」。世界的名手ユーリ・バシュメットが
自らのライバルとして認めた同郷の若き逸材マキシム・リザノフ。BBCヤン
グ・ジェネレーション・アーティスト2007-2008に選出され、アムランやクレ
ーメル、マイスキー、ムローヴァ、ヴェンゲーロフなど世界的名手たちと共
演を重ねるなどその評価は急上昇中。
エヴェリン・チャンとのコンビでイギリスのアヴィー(Avie)からデビュー盤
をリリースしているリザノフのセカンド・アルバムがこのカンチェリ&タヴ
ナー。ここに収録されたカンチェリの「ステュクス」と世界初録音となるタ
ヴナーの「ミルラを捧げる人」は、いずれもバシュメットのために書かれた
作品というのも両者の関係の深さを物語っている。

ONYX 4024 \2180
ボロウド・タイム-デイヴ・マリクの音楽 ――
デイヴ・マリク:
苦境/意識清明期/センスとイノセンス/シェイプシフター/ボロウド・タ
イム/トリロジー(三部作)
コリン・カリー(打楽器)、
ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット&フリューゲルホルン)、
デイヴ・マリク(ピアノ)、サム・ウォルトン(打楽器)、
クライヴ・ドリスキル=スミス(オルガン)
イギリスが生んだ超絶のパーカッショニスト、コリン・カリーのオニックス
・デビュー・アルバムは、ギリシャとボスニア移民の家系に生まれた現代イ
ギリスの作曲家デイヴ・マレクの作品集。コリン・カリーの超絶のテクニッ
クだけでなく作曲者自身のピアノ伴奏とウェストミンスター寺院のオルガン
との共演、そして極めつけは世界に名高いスウェーデン生まれの天才トラン
ペット奏者ハーデンベルガーがゲストとして録音に参加するなど注目度満点。
マイケル・ナイマンやマイケル・トーキーといった大物からも作品を提供さ
れているコリン・カリー。この若き名手はデイヴ・マリクの「トリロジー」
を自らのレパートリーの十八番としており、圧巻のパフォーマンスで世界中
の聴衆に衝撃を与え続けている。




<Hyperion>
CDA 67618 \2180
SACDA 67618(SACD-Hybrid) \2850
R・シューマン:
ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調Op.11/フモレスケ変ロ長調Op.20
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
バッハの録音を完結させ、現在はベートーヴェンのピアノ・ソナタの録音に
取り組んでいる鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。
現在リリースされている「熱情」を収録した第1弾(CDA 67518)、「悲愴」を
収録した第2弾(CDA 67605)の2タイトルとも新たなベートーヴェンの解釈とし
て世界各国の聴衆とメディアから称賛を浴びている。
遂に6大陸25ヶ国での「アンジェラ・ヒューイット・バッハ・ワールド・ツア
ー」がスタートするなど、目下絶好調のヒューイットが贈る最新作はなんと
シューマン!
のちに妻となる最愛のクララに対する「君への私の心の叫びだ」というシュー
マンのあふれんばかりの愛情と切ない思いが込められた大作ピアノ・ソナタ
第1番。
そしてシューマンがクララを追って向かったウィーンで1839年2月に作曲され
た「フモレスケ」の2作品をカップリング。
クララに対する熱き想いと葛藤、結婚が認められない状況への苦悩といった
複雑に入り混じるシューマンの感情をヒューイットがピアノ通じて伝えてく
れる。
バッハやショパン、ベートーヴェンとはまた違ったヒューイットの魅力を感
じさせてくれるアルバムの登場だ。

CDA 67551 \2180
J・ブラームス:
ピアノ五重奏曲へ短調Op.34/弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.51-2
スティーヴン・ハフ(ピアノ)、タカーチ弦楽四重奏団
大成功を収めたハイペリオンでのリリース第1弾「シューベルトの弦楽四重奏
曲集」(CDA 67585)から約1年。
さらに進化したタカーチ弦楽四重奏団の最新盤は、4度のグラモフォン・アウォ
ードを筆頭に世界中のレコード賞を獲得しているイギリスの名手スティーヴン
・ハフを迎えてのブラームス!
世界屈指の弦楽四重奏団と英国の誇るヴィルトゥオーソ・ピアニストの才能が
融合する「ピアノ五重奏曲」は注目度絶大。またブラームスの「弦楽四重奏曲
第2番」で展開される楽譜を研究し尽くした演奏もシューベルトに続いて再び
話題となるだろう!
1975年にハンガリーのリスト音楽院に在学していた学生たちによって結成され
たタカーチ弦楽四重奏団。ハンガリーより騎士十字勲章を授けられるなど、そ
の実力と名声は周知の通り。数度のメンバー交代を経ながらも、長年にわたっ
て世界最高の弦楽四重奏団の一つとして活躍を続けている。

CDA 67461/2 2枚組 \4360
マイケル・ティペット(1905-1998):ピアノのための作品全集 ――
ピアノ協奏曲/ヘンデルの主題による幻想曲/ピアノ・ソナタ第1番/同第2番
/同第3番/同第4番
スティーヴン・オズボーン(ピアノ)、
マーティン・ブラビンズ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
20世紀イギリスを代表する作曲家として特にイギリス音楽ファンから大きな支
持を得ているマイケル・ティペット。音楽家としての経歴のスタートは比較的
遅かったティペットだが、独創的なリズムと和声を用いた独自色の強い作品を
打ち出すことによって自らの評価を確立した作曲家として知られている。
1991年にクララ・ハスキル国際コンクールで優勝を果たしたスコットランド生
まれの俊英スティーヴン・オズボーン。
アムランやヒューイット、ハフといった超一流ピアニストを擁するピアノ大国
ハイペリオンの中でも一際輝く存在感を発揮しているオズボーンは、ティペッ
トの権威という知られざる一面を兼ね備えていた!
ティペットのピアノ作品全6曲を収録した今回の新録音はスペシャリストの名
に相応しい一大事業。これだけまとまった形でのリリースは珍しいだけに、オ
ズボーン・ファンとティペット・ファンの両方から重宝されることは間違い
ない。

CDJ 33110 \2180
R・シューマン:歌曲集第10巻 ――
リーダークライスOp.39/美しいヘートヴィヒOp.106/2つのバラードOp.122
/3つの詩Op.29/尼僧Op.49-3/私に何がいえようOp.27-3/春の挨拶/3つの
2声部の歌曲Op.43/私の園Op.77-2/夏の安らぎWoO.7/乙女の歌Op.103/オレ
ンジとミルテWoO.26-4
ケイト・ロイヤル(ソプラノ)、グレアム・ジョンソン(ピアノ)、
フェリシティ・ロット(ソプラノ)、アン・マレー(メゾソプラノ)、
クリストフ・バンツァー(語り)、他
2004年に第9巻(CDJ 33109)がリリースされてから早数年。シューマン歌曲集に
待望の第10巻が登場!
豊かな才能を感じさせる若手奏者と、実績十分のベテラン奏者をバランス良く
起用しているところもこの歌曲集の特徴の1つ。
今回の第10巻でも実力、人気ともに評価急上昇中のケイト・ロイヤルや、数々
の名演を世に送り出してきたフェリシティ・ロットとアン・マレー、ピアノ伴
奏のグレアム・ジョンソンが集うなど素晴らしい陣容が実現している。

CDA 67528 \2180
S・バーバー:歌曲集 ――
そんなひばりはいない/物乞いの歌/小暗き松林に/世捨て人の歌Op.29/雨
は降り続くOp.10-1/さあ眠れOp.10-2/軍勢がこの国にOp.10-3/メロディ・
パサジェールOp.27/ひなぎくOp.2-1/わが心は後悔に苦しむOp.2-2/夜想曲
Op.13-4/この輝ける夜にOp.13-3/ドーヴァー・ビーチOp.3
ジェラルド・フィンリー(バリトン)、ジュリアス・ドレイク(ピアノ)、
アロノヴィツ・アンサンブル
多彩なレパートリーで好評を博しているハイペリオンの歌曲シリーズに加わる
のは、20世紀アメリカの大作曲家バーバー。「弦楽のためのアダージョ」で知
られるバーバーだが、膨大な数の歌曲は20世紀の重要レパートリーとして位置
付けられるなどバーバーの最重要分野としての声も多い。
このバーバーの歌曲集に起用されたのは世界中から引く手あまたのバリトン奏
者ジェラルド・フィンリー。作曲者自身も録音を残した「ドーヴァー・ビーチ」
などの演奏も楽しみなところ。

CDA 67638 \2180
E・ブロッホ:ピアノ五重奏曲第1番/夜/2つの小品/ピアノ五重奏曲第2番
ピアーズ・レーン(ピアノ)、ゴールドナー弦楽四重奏団
スイスに生まれ、アメリカに渡ってバルトークの教えを受けたユダヤ人ブロッ
ホの中期から晩年にかけて作曲された室内楽作品集。ブロッホはユダヤの題材
を用いた作品から新古典主義、十二音技法、無調音楽などその生涯で大きな作
風の変化を見せている。
ゴールドナー弦楽四重奏団は、1995年から活動を開始したオーストラリア屈指
の弦楽四重奏団。ハイペリオンの看板アーティストの1人である知性派ピアニ
スト、ピアーズ・レーンの参戦も魅力的なポイントである。

●Hyperion dyad
CDD 22061 2枚組(1枚価格) \2180
G・タルティーニ:
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.1-10《捨てられたディドーネ》/
同ハ短調Op.1-8/同ヘ長調Op.1-2/パストラーレ イ長調Op.1-13/
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.1-12/同ト短調《悪魔のトリル》/
同ニ長調/同変ロ長調/同イ長調/同変ロ長調Op.5-6
ロカテッリ・トリオ
現在は「コンヴィヴィウム」という名称で活動を続けるロカテッリ・トリオ。
アルビノーニやヴェラチーニ、ヘンデルなどと並ぶ代表盤であるタルティーニ
がセットになって新装リリース!CDA 66430&CDA 66485からの移行再発売。




<Helios>
CDH 55278 \1280
G・P・テレマン:ターフェルムジーク ――
組曲ニ長調(ターフェルムジーク第2集より)
組曲変ロ長調(ターフェルムジーク第3集より)
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
キングズ・コンソートが奏でる王侯貴族たちの食卓の音楽!
CDA 66278からの移行再発売。

CDH 55292 \1280
獅子心王の音楽 ――
Mundus vergens/Novus miles sequitur/A la doucour de la bele seson/
Sol sub nube latuit/Hac in anni ianua/Anglia, planctus itera/Etas
auri reditur/Vetus abit littera/In occasu sideris/L’amours dont
sui espris/Purgator criminum/Li nouviauz tanz/Pange melos
lacrimosum/Ma joie me semont/Ver pacis apperit/Latex silice
クリストファー・ペイジ(指揮)、ゴシック・ヴォイセズ
勇猛なるイングランド王リチャードI世の即位800周年を記念した演奏が復活
CDA 66336からの移行再発売。

CDH 55304 \1280
P・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23
A・スクリャービン:ピアノ協奏曲嬰ヘ短調Op.20
ニコライ・デミジェンコ(ピアノ)、
アレクサンドル・ラザレフ(指揮)、BBC交響楽団
重戦車デミジェンコが突き進む!ラザレフのタクトが火を吹く!
CDA 66680からの移行再発売。




<Centaur>
CRC 2878 \2080
A・コープランド:ヴァイオリン・ソナタ(コントラバス編曲版)
J・ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38(コントラバス編曲版)
ヴォルカン・オーホン(コントラバス)、
ローズ・シャンクラー・ファインブルーム(ピアノ)
コントラバスのために編曲されたコープランドとブラームスをカップリングし
たアレンジ物ファン要チェックの好企画盤。低弦楽器特有の深みのある音色に
よって全く別の作品のように聴こえてしまうのだから不思議。
ヴォルカン・オーホンはトルコ出身のコントラバス奏者。トルコ国立プレジデ
ンシャル響を経て現在はアイオワ州を本拠地とするシーダー・ラピッズ交響楽
団の主席奏者として活躍している。

CRC 2891 \2080
J・ロドリーゴ:ピアノ作品集 ――
ピアノのための組曲/スペインのセレナーデ/スペインの4つの小品/朱色の
塔のかげに/カスティーリャのソナタ集/アマポーラの踊り/郷愁のプレリュ
ード/アランフェス、わが想い
デナ・ケイ・ジョーンズ(ピアノ)
「アランフェス協奏曲」などギターのための名作を数多く作曲したことで知ら
れるロドリーゴのピアノ作品集。哀愁の漂うメロディーが心に染み渡る。
デナ・ケイ・ジョーンズはアメリカの女流ピアニスト。1900年から1950年に作
曲されたスペインの知られざる作品の演奏やレクチャーを主な活動としている。

CRC 2854 \2080
無伴奏ヴィオラのための作品集 ――
J・S・バッハ:組曲第2番ニ短調BWV.1008
H・ヴュータン:奇想曲
M・レーガー:無伴奏ヴィオラのための組曲第1番Op.131d
P・ヒンデミット:無伴奏ヴィオラ・ソナタOp.25-1
I・ストラヴィンスキー:悲歌
L・フックス:ソナタ・パストラーレ
M・ディック:スリー・フォー・ワン
ピーター・ミンクラー(ヴィオラ)
現在アメリカのボルティモア交響楽団で副主席ヴィオラ奏者の任にあるピータ
ー・ミンクラーのファースト・アルバム。バッハから20世紀の作曲家たちによ
る無伴奏作品を集めたアルバムからは奏者の実力がストレートに伝わってくる。

CRC 2841 \2080
20世紀のチェコのフルート作品集 ――
P・エベン:ソナチナ・センプリーチェ
E・ドリツガ:パルティータ
J・フェルト:フルート・ソナタ、アメリカン・ソナチネ
E・シュールホフ:フルート・ソナタ
ラナ・ジョーンズ(フルート)、
ジャッキー・エドワーズ=ヘンリー(ピアノ)
時代は20世紀、国はチェコに限定したフルート&ピアノのための作品を集めた
アルバムは参考音源としても重宝する1枚。フルートのラナ・ジョーンズは、
現在ミシシッピ州立大学のフルート科教授として後進の指導にあたっている女
流奏者。

CRC 2827 \2080
ティム・トンプソン:So Long As This Land Exists/家路
リン・ジャーブ(ヴォーカル)、エミリー・ラボン・ホール(ヴォーカル)、
トレイシー・マーブル(ヴォーカル)、
マティアス・アンタル(指揮)、ハンガリー国立交響楽団、他
気象予報士であり作曲家でもあるティム・トンプソン。20世紀FOXのためのフィ
ルム・スコアやアメリカン・バレエ・シアター、サン・フランシスコ・バレエ
などのための作品を書いている。




<Musique Suisses>
MGBCTS-M107 \2300
ピアノ・デュオのための作品集 ――
ルドルフ・ケルターボーン(1931-):
2台ピアノのためのソナタ、ピアノのための小品VII
ミシェル・ロス(1976-):Molasse Vivante
クシシュトフ・マイヤー(1943-):カラフルな即興曲
ディーター・アマン(1962-):Regard sur les Traditions
アドリアン・ソース(ピアノ)、イヴォ・ハーグ(ピアノ)
スイスを拠点に活躍中のピアノ・デュオによるスイス作曲家の作品集。ケルタ
ーボーンのソナタなど高度なテクニックとアンサンブル能力が問われる作品を
巧みに弾きこなしている。





<New World>
80681-2 2枚組 \2080
ラルフ・シャピー(1921-2002):
ピアノのための21の変奏/弦楽四重奏曲第6番/同第7番/コラールと変奏/
スリー・フォー・シックス
ワンダ・マキシミリアン(ピアノ)、
レキシントン弦楽四重奏団、
シカゴ大学コンテンポラリー・ジャズ・プレーヤーズ、他
ラルフ・シャピーはシカゴ大学コンテンポラリー・ジャズ・プレーヤーズの
指揮なども務めたアメリカの現代作曲家。CRI音源の復刻CD化。




<Chandos>
CHAN 10438 \2180
E・W・コルンゴルト(1897-1957):映画音楽集Vol.2 ――
《シー・ホーク》(ラモン・ガンバ版)
ラモン・ガンバ(指揮)、BBCフィルハーモニック
今年2007年で没後50年という節目の年を迎えたコルンゴルト。「ヴォルフガ
ング」という共通点を持ち神童として桁外れの才能を見せていたため「モー
ツァルトの再来」と称されるなど、幼少期から次々と傑作を世に送り出した
ことは非常に有名。
ナチス台頭によってアメリカに亡命したコルンゴルトは、ハリウッド・デビュ
ーをきっかけに当代最高の映画音楽作曲家として大成功を収めることとなる。
当時のハリウッド・スター、エロール・フリンが主演を務めた映画「シー・
ホーク」。1940年に製作されたこの映画は、16世紀イギリスの「海の鷹」呼
ばれる海賊たちの活躍を描いた冒険活劇である。
「シー・ホーク」のフィルム・スコアは抜群の迫力と巧みなオーケストレー
ションによって大絶賛を受けアカデミー賞音楽賞にノミネートされるなど、
数あるコルンゴルトの映画音楽の中でも最高傑作としての呼び声が高い。
「シー・ホーク」の録音に使用されたのは、長大なスコアの中から指揮者の
ラモン・ガンバ自身の手で1枚のCDに収まる形へと再構成を行った「ラモン・
ガンバ版」。シャンドス映画音楽シリーズの守護神ラモン・ガンバが選りす
ぐった「シー・ホーク」は、作品の持つ魅力をストレートに伝えることので
きる内容に仕上がっている。

CHAN 10439 \2180
ジョージ・ダイソン(1883-1964):
カンタータ《ネブカドネザル》/2つの戴冠式アンセム/3つの賛美歌/
ウッドランド組曲
マーク・パドモア(テノール)、ニール・デイヴィス(バス・バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団
世界最強のイギリス音楽のスペシャリスト、リチャード・ヒコックスがジョ
ージ・ダイソンの知られざる作品を録音!ウィンチェスター音楽祭のための
1935年に作曲されたカンタータ「ネブカドネザル」は、新バビロニア国王ネ
ブカドネザルを描いた世界初録音となる作品。
ポスト・ロマン派としてのダイソンの作品からはヴォーン=ウィリアムズや
ブリス、ハウエルズの作風を感じることが出来る。ヒコックスとロンドン響
の相性も抜群なだけにダイソンの新たな録音にも大きな期待が持てる。

CHSA 5055(SACD-Hybrid) \2850
J・ラインベルガー:宗教合唱作品集 ――
ミサ曲変ホ長調Op.109/3つのドイツ宗教曲Op.69/4つの6声のモテットOp.133
/8声のための復活祭賛歌Op.134
チャールズ・ブラッフィー(指揮)、
フェニックス・バッハ・クワイヤー、カンザス・シティ・コーラル
オルガン作品で有名な19世紀リヒテンシュタインの作曲家ラインベルガー。
オルガン作品があまりにも有名なため陰に隠れがちだが、宗教作品にも高度
な作品が存在しており現在再評価が進んでいる。
アメリカ有数の合唱指揮者ブラッフィーがフェニックス・バッハ・クワイヤ
ーとカンザス・シティ・コーラルを率いたアルバムもこれで3枚目。美しき
ハーモニーは今回も健在である。

CHSA 5056(SACD-Hybrid) \2850
交響的大曲 ――
C・トゥルヌミール:《テ・デウム》による即興曲
J・ボネ:妖精、悲歌
C・サン=サーンス:アレグロ・ジョコーソ
C・フランク:交響的大曲Op.17
E・ギゴー:スケルツォ
C-M・ウィドール:オルガン交響曲第4番Op.13
イアン・トレイシー(オルガン)
ラモン・ガンバ&BBCフィルとの共演によるフランス作品集(CHSA 5056)に続
くイアン・トレイシーのシャンドスSACDシリーズ第2弾。
プログラムは前作同様フランスの作曲家によるオルガン作品集だが今回はオ
ルガン独奏による録音。イギリス最大級の規模を誇るリヴァプール大聖堂のヘ
ンリー・ウィリス・オルガンが壮大に鳴り響く。

CHAN 241-39 2枚組 \2180
アレクサンドル・イワーシキン・プレイズ・シュニトケ ――
A・シュニトケ:
チェロ協奏曲第1番/同第2番/合奏協奏曲第2番/チェロ・ソナタ第1番/
同第2番
アレクサンドル・イワーシキン(チェロ)、イリーナ・シュニトケ(ピアノ)、
ワレリー・ポリャンスキー(指揮)、ロシア国立交響楽団
シュニトケがチェロ作品を書いた3人のロシア人奏者の1人であり、作曲者自
身の友人でもあったアレクサンドル・イワーシキン。これまでにイワーシキ
ンがシャンドスに録音を行ったシュニトケの作品が1つのセットとなって新
装登場。イリーナ未亡人とのデュオを含むなど、これがシュニトケのチェロ
作品集の決定盤!

●Chandos Opera In English
CHAN 3145 2枚組 \3560
L・ヤナーチェク:歌劇《カーチャ・カバノヴァー》(英語版)
シェリル・ベイカー(ソプラノ)、ジェーン・ヘンシェル(メゾソプラノ)、
ロバート・ブルベイカー(テノール)、
カルロ・リッツィ(指揮)、
ウェールズ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団、他
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同制作による英語オペラの最新盤は
ヤナーチェク。カルロ・リッツィはこの「カーチャ・カバノヴァー」がシャ
ンドスのデビュー録音となる。




<Linn>
CKD 293(SACD-Hybrid) \2580
N・リムスキー=コルサコフ:
交響組曲《シェエラザード》Op.35/交響詩《サトコ》Op.5/
スペイン奇想曲Op.34
アルトゥール・ピツァーロ(ピアノ)、
ヴィタ・パノマリオヴァイテ(ピアノ)
ラヴェルでの熱気と才気に満ちた名演が記憶に新しいリスボンが生んだワー
ルド・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト、アルトゥール・ピツァーロのリン・
レコーズでのリリースも今回で6枚目。
注目の内容は、自らの教え子であり友人でもあるリトアニアの女流ピアニス
ト、ヴィタ・パノマリオヴァイテとのデュエットによるリムスキー=コルサ
コフ!
オリジナルはご存知の通り「シェエラザード」を筆頭として管弦楽作品の名
曲であるこの3曲。ここでは「シェエラザード」と「スペイン奇想曲」の2作
品で、リムスキー=コルサコフ自身によるピアノ・デュオへのアレンジを使
用。残る「サトコ」では、リムスキー=コルサコフの妻であり優れたピアニ
ストとしても知られたナデージダによるアレンジを用いており、リムスキー
=コルサコフ夫妻それぞれのアレンジを組み合わせているという点も非常に
興味深い。

CKD 301(SACD-Hybrid) \2580
ジェイムズ・マクミラン(1959-):合唱のための新しい音楽 ――
テネブレ/ミサ・ブレヴィス/ストラスクライドのモテット
アラン・タヴナー(指揮)、カペラ・ノヴァ
現在のスコットランドを代表する作曲家として同国の音楽分野を牽引するジェ
イムズ・マクミラン。発表された作品は様々なレーベルで次々とレコーディ
ングが行われるなど、英語圏を中心に絶大な人気を誇っている。
今回カペラ・ノヴァによって録音が行われた新たな宗教作品集は3曲全てが
世界初録音となる。
アラン・タヴナー率いるカペラ・ノヴァはこれまでに60曲を超える作品の初
演を手懸けるなど、新作の演奏には定評がある。
またカペラ・ノヴァは1987年から20年に渡ってマクミランと良好な関係を続
け信頼関係を築いており、その作品の演奏や理解度の高さは他の追随を許さ
ない。





<Danacord>
DACOCD 669 \2300
2006年度フーズム城音楽祭ライヴ録音-稀少ピアノ作品集第18集 ――
A・スクリャービン:2つの即興曲Op.12(セシル・リカド)
S・ボルトキエヴィチ:
ピアノ・ソナタ第2番嬰ハ短調より第3楽章(ナデイダ・ヴラエヴァ)
A・リャードフ:前奏曲Op.57-1(ヘイミッシュ・ミルン)
N・メトネル:おとぎ話Op.51-3(H・ミルン)
パンチョ・ヴラディゲーロフ(1899-1978):
ソナチナ・コンチェルタンテ嬰ヘ短調Op.28(マルク=アンドレ・アムラン)
C・V・アルカン:夢の中でOp.63-48(M=A・アムラン)
A・ソレル:ソナタ ト短調R.87&ソナタ ニ長調R.84(エルダー・ネボルシン)
J・S・バッハ(ルンメル編):
カンタータ第127番《まことの人にして神なる主イエス・キリストよ》
(ジョナサン・プロウライト)
レフ・プイシュノフ(1893-1955):小さなワルツ(J・プロウライト)
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1855):夕べ(J・プロウライト)
R・シュトラウス(レーガー編):
愛を抱いてOp.32-1(フレデリク・メインダース)
R・クィルター(ハフ編):真紅の花びらがまどろめばOp.3-2(F・メインダース)
F・メインダース:シューベルティアーナ(F・メインダース)
S・バーバー:
バレエ組曲Op.28より 第6曲ギャロップ(タール&グロートホイゼン・デュオ)
モイセス・モレイロ(1904-1979):ホローポ(ガブリエラ・モンテロ)
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、ヘイミッシュ・ミルン(ピアノ)、
ジョナサン・プロウライト(ピアノ)、他
各曲の後ろの( )内に表記されているのが演奏ピアニスト
超一級の世界的ピアニストたちが次々と繰り出す知られざるレパートリーに
よって、多くの支持を集めている「フーズム城音楽祭」の2006年ライヴ盤!
1987年に第1回が開催された「フーズム城音楽祭」。2006年の公演にはアムラ
ン、ミルン、プロウライトといったハイペリオンでお馴染みのピアニストを
中心に豪華なピアニストが参戦。
演奏された数々のレア・レパートリーは、ピアニストそれぞれの持ち味が存
分に発揮できる魅力的な作品ばかり。
その中でも特に注目なのは、やはりアムランの弾くヴラディゲロフ。ヴィル
トゥオーソ的な作曲手法やブルガリア民謡の旋律を用いて書かれた作品で
“スーパー・ヴィルトゥオーソ・ピアニスト”が躍動する!
2006年8月19日-26日の録音。

DACOCD 451-460 11枚組 \9450
アクセル・シェッツ全録音集(1933年-1946年) ――
オラトリオとモーツァルトのアリア(1940年-45年録音)/美しい水車屋の娘
(1945年録音)とグリーグの歌曲(1943年録音)/詩人の恋とブラームスとグリ
ーグとベルマンの歌曲(1946年録音)/未完の《美しい水車屋の娘》(1939年
-40年録音)と秘蔵の録音/C・E・F・ヴァイセのロマンスとスカンディナヴィ
アのリュート歌曲/デンマークの黄金時代とヴァイセの映画(1940年)抜粋/
夏の歌(1938年-40年、デンマーク録音)/ハイセのロマンス(1942年-45年録音)
と新たに見つかったノルウェー放送録音/「ファリネッリ」、管弦楽をとも
なう歌、ポピュラーソング(1933年-38年録音)/カール・ニールセン歌曲全
録音
アクセル・シェッツ(テノール&バリトン)、
ヘアマン・D・コペル(ピアノ)、他
DACOCD 451から460として単独でリリースされていたアクセル・シュッツの
録音を限定盤ボックス・セットとして1つにまとめたもの。11枚のCDに加えて
約400ページのブックレットが封入されるなどコレクターズ・アイテムとし
て重厚な仕上がりとなっている。





<Gaudeamus>
CDGAU 363 \2080
H・I・F・ビーバー(1644-1704):
1681年のヴァイオリン・ソナタ集(1681)Vol.2 ――
ソナタ第1番イ長調/同第4番ニ長調/同第6番ハ短調/同第8番ニ長調
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン)、ソネリー
ビーバーの代表作「ロザリオのソナタ」を完結させたハジェット&ソネリー
が同じくビーバーの「1681年のヴァイオリン・ソナタ集」の完結に乗り出し
た!この「1681年のヴァイオリン・ソナタ集」はザルツブルク大司教マック
ス・ガンドルフに献呈された作品。ハジェット&ソネリーは第1巻(CDGAU 203)
でグラモフォン賞受賞するなど絶大な評価を獲得しており、ファン待望の
続編が遂に登場となる。




<ASV Gold>
GLD 4027 \2080
L・V・ベートーヴェン:
七重奏曲変ホ長調Op.20/セレナード ニ長調Op.25
アンサンブル360
平均年齢30歳未満というイギリスの若き精鋭たちによって結成された室内楽
団「アンサンブル360」。BBCミュージック・マガジンで最高評価の五つ星を
獲得した第1弾のモーツァルト、第2弾のシュポアに続く第3弾はベートーヴェ
ンの不朽の名作2作品。若さあふれる溌剌とした演奏に期待したい。




<ASV>
CDDCA 1186 \2080
F・ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ全集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番-第3番/ヴァイオリン・ソナタ(1892)
スザンヌ・スタンゼレイト(ヴァイオリン)、
グスタフ・フェーニョ(ピアノ)
スタンゼレイトはコーガン、ミルシテイン、パラシェフコフ、ヴェーグとい
った巨匠たちから直にヴァイオリンの教えを受けた女流ヴァイオリン奏者。
2002年からはロンドン・カレッジ・ミュージック&メディアで弦楽部長を務
めている。
ここでは3曲のヴァイオリン・ソナタにディーリアスが30歳の時に作曲を行
った通し番号なしのヴァイオリン・ソナタを加えた4作品を収録している。





<Lyrita>(LyritaはCD-R盤となります)
SRCD.275 \2180
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):
ピアノ協奏曲/ピアノのための5つの練習曲*/
ピアノ・デュオのための《奇想曲》+/金管五重奏のための《コメディアIV》
スティーヴン・コヴァセヴィッチ(ピアノ)、
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
ロンドン交響楽団、
リチャード・ロドニー・ベネット(ピアノ)*+、
シア・マスグレイヴ(ピアノ)+、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル
映画音楽、クラシック、そしてジャズなどジャンルの垣根を感じさせない活
動を続けているイギリスのベテラン・アーティスト、リチャード・ロドニー
・ベネット。
リリタからのリリースに収録されているのは、ベネットから献呈を受けたコ
ヴァセヴィッチ自身の演奏による「ピアノ協奏曲」、作曲者自らが録音に臨
んだピアノ作品。そして伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ
・ブラス・アンサンブル(PJBE)による金管五重奏曲。
フィリップ・ジョーンズ、エルガー・ハワース、アイファー・ジェームズ、
ジョン・アイヴソン、ジョン・フレッチャー・・・金管楽器関係者感涙のメ
ンバーによる「コメディアIV」は聴き逃せない音源だ!
一部世界初CD化。

SRCD.259 \2180
ゴードン・クロス(1937-):
オーボエと12人の奏者のためのコンチェルタンテ《アリアドネ》Op.31/
ソプラノ、バリトン、混声合唱と管弦楽のための《変化》Op.17
サラ・フランシス(オーボエ)、
マイケル・ランケスター(指揮)、
ロンドン交響楽団アンサンブル、
ジェニファー・ヴィヴィアン(ソプラノ)、
ジョン・シャーリー=クァーク(バリトン)、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
オーピントン・ジュニア・シンガーズ、
ハイゲート・スクール少年合唱団、
ロンドン交響楽団&合唱団
ゴードン・クロスは、オックスフォード大学でヴェレスに学んだ現在も活躍中
のイギリス人作曲家である。
オーボエ独奏が主役となる「アリアドネ」と大規模な編成を必要とする「変化」
の2作品は、これまでに作曲されたクロスの室内楽と声楽作品それぞれを代表す
る作品として知られている。全曲世界初CD化。

SRCD.317 \2180
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
伝説Op.14、ロマンス ト長調Op.39、ヴァイオリン協奏曲ト短調Op.80
ジュリウス・ハリソン(1885-1963):
ヴァイオリンと管弦楽のための狂詩曲《ブレンドン・ヒル》
ロレイン・マクアスラン(ヴァイオリン)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ハイペリオンからヴァイオリン協奏曲Op.80(独奏:アンソニー・マーウッド)や
ナッシュ・アンサンブルの演奏による室内楽作品集がリリースされるなど再評
価が進むコールリッジ=テイラー。
リリタがリリースするヴァイオリン協奏曲でソリストを務めるのは、イギリス
の女流ヴァイオリン奏者マクアスラン。カップリングのジュリウス・ハリソン
の録音も非常に珍しい。世界初出音源。

SRCD.330 \2180
アルン・ホディノット(1929-):
序曲《ジャック・ストロー》/クラリネット協奏曲Op.3/ハープ協奏曲Op.11
/ピアノ協奏曲第1番Op.1-19*/同第2番Op.21+
チャールズ・グローヴズ(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、
ジェルヴァーズ・ド・ペイエ(クラリネット)、
オージアン・エリス(ハープ)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
ロンドン交響楽団、
フィリップ・フォーク(ピアノ)*、
バリー・ワーズワース(指揮)*、
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)+、
アンドルー・デイヴィス(指揮)+、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
バルトークやロースソーンの作品から影響を受け、自らカーディフ20世紀音楽
祭を創設したウェールズの作曲家ホディノット。リリタからは3枚目のリリース
となるホディノットの作品集では、ペイエやエリスといった往年の名手たちに
よる演奏の復活が大きな魅力。全曲世界初CD化(一部世界初出)。

SRCD.2277 3枚組 \4360
ジョン・アイアランド(1879-1962):ピアノ作品集 ――
デコレイションズ/アーモンドの木/4つの前奏曲/前奏曲変ホ長調/狂詩曲
/引き船路/メリー・アンドルー/ロンドンの小品/夏の夕暮れ/ピアノ・
ソナタ/2つの小品/暮れなずむ谷間/エキノックス/ある誕生日の朝/独り言
/2つの小品/ソナチナ/バラード/2つの小品/マンスズ・マインド/緑道/
サーニア
エリック・パーキン(ピアノ)
「室内楽」、「歌曲」に続くアイアランドの3枚組セットの第3弾はピアノ作品
集。アイアランドは生涯で多数のピアノ作品を作曲しており、小規模作品で巧
みな作曲法を発揮した作曲者の魅力が色濃く表れている。全曲世界初CD化。

SRCD.2286 2枚組 \4360
ウィリアム・ハールストーン(1876-1906):
ピアノ協奏曲ニ長調/スウェーデンのエアに基づく幻想変奏曲/
ピアノ三重奏曲ト長調/ピアノ四重奏曲ホ短調Op.43
エリック・パーキン(ピアノ)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
タンネル・ピアノ四重奏団
あふれんばかりの才能を輝かせながらも喘息によって30歳という若さでこの世
を去ってしまったハールストーン。その短い生涯で遺した作品はいずれも傑作
として高い評価を受けている。大規模な編成の作品と室内楽作品をカップリン
グしており、ハールストーンの作曲法の妙を知ることが出来る。世界初CD化。




<Nimbus>(NimbusはCD-R盤となります)
NI 5012 \2080
F・ショパン:夜想曲集 ――
夜想曲第3番ロ長調Op.9-3/同第4番ヘ長調Op.15-1/同第5番嬰ヘ長調Op.15-2
/同第6番ト短調Op.15-3/同第7番嬰ハ短調Op.27-1/同第8番変ニ長調Op.27-2
/同第13番ハ短調Op.48-1/同第14番嬰ヘ短調Op.48-2/同第16番変ホ長調
Op.55-2/同第18番ホ長調Op.62-2
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
生まれ故郷の旧ソ連を離れ21歳でフランス国籍を取得したペルルミュテールは、
モシュコフスキとコルトーにピアノを師事。さらにラヴェル本人から直接指導
を受け、世界屈指のラヴェル弾きとして存在感を放ち続けたことはあまりにも
有名である。
「作曲者直伝のラヴェル」が代名詞となっているペルルミュテールのレパート
リーにおいて、そのラヴェルと双璧を成していたのがこのショパン。今回は、
ペルルミュテールがニンバス(Nimbus)に録音を行ったショパン全6タイトルを
一挙にご紹介。
優しく繊細なタッチによって紡がれる今は亡きペルルミュテールのショパンは、
録音から数10年経った今も名演として輝き続けている。
1984年1月28日-29日の録音。

NI 5038 \2080
F・ショパン:
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》/同第3番ロ短調Op.58/舟歌Op.60
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1974年1月8日&1982年3月8日の録音。

NI 5064 \2080
F・ショパン:
24の前奏曲Op.28/前奏曲第25番嬰ハ短調Op.45/幻想曲ヘ短調Op.49/
子守歌変ニ長調Op.57
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1981年3月&1982年3月の録音。

NI 5095 \2080
F・ショパン:12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25/3つの新しい練習曲
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1983年3月28日-29日&1982年6月8日-9日の録音。

NI 5209 \2080
F・ショパン:
バラード第1番ト短調Op.23/同第2番ヘ長調Op.38/同第3番変イ長調Op.47/
同第4番ヘ短調Op.52/
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1974年1月&1981年3月の録音。

NI 5393 \2080
F・ショパン:
スケルツォ第3番嬰ハ短調Op.39/3つのマズルカOp.59(第36番-第38番)/
3つのマズルカOp.63(第39番-第41番)/マズルカ第15番ハ長調Op.24-2/
同第25番ロ短調Op.33-4/同第26番嬰ハ短調Op.41-1/同第29番変イ長調Op.41-4
/同第34番ハ長調Op.56-2/同第35番ハ短調Op.56-3/同第51番ヘ短調Op.68-4
/同第13番イ短調Op.17-4/同第21番嬰ハ短調Op.30-4/同第32番嬰ハ短調
Op.50-3/タランテラ変イ長調Op.43
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)
1990年10月9日、1992年7月1日-3日、1986年5月21日-22日、
1983年3月29日の録音。

NI 5652/5 4枚組 \4350
J・ハイドン:交響曲全集Vol.5 ―― 交響曲第70番-第81番
アダム・フィッシャー(指揮)、
オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団
フィッシャー兄弟の兄アダム・フィッシャーが自ら創設したオーストリア・ハ
ンガリー・ハイドン管弦楽団と創り上げたハイドンの交響曲全集は、同コンビ
の代表作として有名なもの。ちなみに録音は全てエステルハージ宮殿のハイド
ンザールで行われている。1997年6月&1998年5月の録音。

NI 5650 \2080
G・P・da・パレストリーナ:
義人らよ、主において喜び踊れ/ミサ曲《われヨハネを見る》/義人らの魂は
/ミサ曲《天にましますわれらの父よ》/天にましますわれらの父よ
スティーヴン・ダーリントン(指揮)、
オックスフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊
現在はアヴィー(Avie)から録音のリリースを行っているダーリントン&オック
スフォード・クライスト・チャーチ大聖堂聖歌隊。ニンバス時代の録音でも得
意とするルネサンス音楽のハーモニーが美しく響く。
1996年7月1日-2日の録音。

NI 5664 \2080
P・グラス:オルガンのための作品集 ――
ダンスII、「サティアグラハ」より第3幕のフィナーレ、ダンスIV
クリストファー・バウワーズ=ブロードベント(1945-):
デュエットとカノン(世界初録音)
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
一大事業となったニンバスの「バッハ・オルガン作品全集」で演奏を担当した
ケヴィン・ボウヤー。グラス、ペルト、グバイドゥーリナなど近現代のオルガ
ン作品への取り組みも非常に活発。1999年6月1日-2日の録音。





<Amon Ra>(Amon RaはCD-R盤となります)
CD-SAR 35 \2080
ファゴット・コレクション ――
G・A・ベルトリ:ソナタ第1番
D・シュペーア:ソナタ第1番&第2番
J・F・ファッシュ:ソナタ ハ長調
J・B・de・ボワモルティエ:2本のファゴットのためのソナタ第5番
F・ドヴィエンヌ:ソナタ ト短調Op.24-5
W・A・モーツァルト:ソナタ変ロ長調K.292
The Trout with apologies to Schubert
E・エルガー:ロマンスOp.62
フランセス・ユースティス(ファゴット&ショーム)、
アンドルー・ワッツ(ファゴット&ショーム)、
ジェニファー・ワード・クラーク(チェロ)、
ポール・ニコルソン(オルガン&チェンバロ&フォルテピアノ)
イギリスの女流奏者が様々な種類のファゴットを用いて吹き込んだピリオド楽
器による作品集。ここでは歴史的価値のあるファゴットだけでなく、オーボエ
の前身であるショームの音も聴ける。1987年11月の録音。

CD-SAR 34 \2080
W・A・モーツァルト:オーボエのための音楽 ――
オーボエ四重奏曲ヘ長調K.370/クラリネット五重奏曲変ロ長調K.516
(オーボエ版)/ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251
ロビン・カンター(オーボエ)、ロンドン・バロック
バロック・オーボエの名手ロビン・カンターによるモーツァルト。クラリネッ
ト五重奏曲のオーボエ版といった珍しい収録曲だけでなく、カンターやロンド
ン・バロックの各声部がしっかりと聴き取れる録音も特筆もの。
1987年11月の録音。

CD-SAR 30 \2080
トランペット・コレクション ――
G・ファンティーニ:Modo per imparare a sonare di trombaより
C・モンテヴェルディ:しかし、それは本当なのか
G・フレスコバルディ:カンツォーナ
H・パーセル:戦の準備を!雄々しい殿よ!
A・スカルラッティ:Si suoni la tromba
H・ビショップ:アリアとワルツ、Thine for Ever
G・ドニゼッティ:lo L'udia
H・ケーニッヒ:ポストホルン・ギャロップ
J-B・アーバン:ヴェルディのリゴレットによる幻想曲
H・クラーク:カズン
G・エネスコ:伝説
クラリオン・アンサンブル
ナチュラル・トランペット、コルネット、ビューグル、スライド・トランペッ
ト、そして現在一般的に用いられているトランペットなどピリオドからモダン
までの8種類の楽器を駆使したアルバム。ちなみにアリアを歌うのはタリス・
スコラーズのデボラ・ロバーツである。1986年12月の録音。




<Prima Voce>(Prima VoceはCD-R盤となります)
NI 7898 \1680
ジークリッド・オネーギン(1889-1943)-録音集Vol.1(録音:1919年-1921年)
ジークリッド・オネーギン(アルト)、他
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転のSP
盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。

NI 7896 \1680
カルロス・ガルデル(1890-1935)-
キング・オヴ・タンゴVol.1(録音:1927年-1930年)
カルロス・ガルデル(ヴォーカル)、リカルド&バルビエリ(ギター)、他

NI 7894 \1680
マルセル・ジュルネ(1867-1933)-録音集(録音:1905年-1924年)
マルセル・ジュルネ(バス)、他

<PentaTone>
PTC 5186 098(SACD-Hybrid) \2850
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネ ハ長調K.190
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K.364
ヴァイオリンと管弦楽のためのロンド ハ長調K.373
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)、
ゴルダン・ニコリッチ(ヴァイオリン&ヴィオラ)、
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ室内管弦楽団
これまでにペンタトーンからリリースされた7枚のディスクの大ヒットによっ
て世界一流のヴァイオリン奏者としての地位を確固たるものとした若きミュー
ズ、ユリア・フィッシャー。
「ヴァイオリン協奏曲」、ミュラー=ショットとの共演による「二重協奏曲」
などで話題を呼んだ前作ブラームスに続く最新盤は、ユリア・フィッシャー
自身にとって3枚目となるモーツァルト・アルバム!
第1弾(PTC 5186 064)と第2弾(PTC 5186 094)の2タイトルはいずれもヴァ
イオリン協奏曲を中心としたプログラミングだったが、新譜となる第3弾のメ
インは満を持しての協奏交響曲!
天賦の才を発揮し続けるユリア・フィッシャーとコンビを組むのは、ロンドン
交響楽団のコンサート・マスターとオランダ室内管弦楽団の音楽監督を兼任す
るなど目覚しい活躍を見せている豪腕ゴルダン・ニコリッチ。
ソリストの卓越した音楽性やテクニック、群を抜いたアンサンブル能力は言う
に及ばず、両者と馴染みの深いクライツベルク&オランダ室内管がサポートの
役割を担うなどソリストとオーケストラの関係も万全である。




<Guild Historical>
GHCD 2327 \1350
C・ドビュッシー:イベリア
M・ラヴェル:クープランの墓
A・ルーセル:バレエ音楽《バッカスとアリアーヌ》第2組曲
シャルル・ミュンシュ(指揮)、NBC交響楽団
絶好調ギルド・ヒストリカルからなんとシャルル・ミュンシュの音源が登場。
今回ギルド・ヒストリカルから復刻となるのは、ミュンシュがNBC交響楽団を
率いて1954年3月28日にカーネギー・ホールで行ったコンサートのライヴ録音
ミュンシュがNBC交響楽団の指揮台に立った唯一のコンサートとして知られる
この1954年のライヴ。
得意とするフレンチ・プログラムで発揮されるミュンシュの強烈な個性と、
トスカニーニによって鍛え上げられたNBC交響楽団の合奏能力の融合が圧巻の
演奏を生み出している。
リマスターを担当するのは、もちろんピーター・レイノルズ。見事に改善さ
れた音質がミュンシュとNBC交響楽団の名演をさらに引き立たせている。
1954年3月28日の録音/ADD

GHCD 2328 \1350
カンテッリ・ライヴ録音集1951-1953 ――
M・ムソルグスキー(ラヴェル編):組曲《展覧会の絵》
R・ワーグナー:ファウスト序曲、ジークフリートのラインへの旅
A・ルーセル:シンフォニエッタ*
H・ベルリオーズ:ハンガリー行進曲*
A・ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調Op.3-8,RV.522*
グィド・カンテッリ(指揮)、
ニューヨーク・フィルハーモニック、NBC交響楽団*
早くから同郷の巨匠トスカニーニの後継者と目されながらも、ニューヨーク
へ向かう飛行機の墜落事故によって36歳という若さでこの世を去ったグィド
・カンテッリ。
僅か36年でその生涯を閉じてしまったためカンテッリの商業用録音は非常に
数が少なく、その至芸を知るためには放送音源が重要な存在となる。
このカンテッリの放送音源の中からギルド・ヒストリカルが復刻に着手した
のは、ニューヨーク・フィル&NBC響とのコンビで1951年から1953年に行われ
たコンサートのライヴ録音。
夭折の天才カンテッリの遺した貴重な遺産が、ピーター・レイノルズのリマ
スターによって一段と鮮明な音質で蘇る。
録音:
ムソルグスキー:1953年3月29日
ワーグナー:1953年3月22日
ルーセル&ベルリオーズ:1951年12月15日
ヴィヴァルディ:1951年(場所は全てカーネギー・ホール/ADD)




<Collegium>
CSCD 305 4枚組 \4360
ジョン・ラッター:合唱作品集 ――
子供のためのミサ/レクイエム/テ・デウム/マニフィカト/グリーリア&
アンセム集/8つのアンセム/ジョン・ラッターによる2つの賛歌の編曲/
8つのアンセム
キャロライン・アシュトン(ソプラノ)、
ドンナ・ディーム(ソプラノ)、
パトリシア・フォーブス(ソプラノ)、
スティーヴン・オートン(チェロ)、
クェンティン・プール(オーボエ)、
ジョアンヌ・ラン(ソプラノ)、
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
ジョン・ラッター(指揮)、
ケンブリッジ・シンガーズ、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブル、カンターテ児童合唱団
合唱の神様ジョン・ラッターの代表作を収録した自作自演集4タイトルがグッ
ド・プライスの完全限定ボックス・セットで登場!
コレギウムのカタログの中でも特に人気の高い代表盤であるCOLCD 112、
COLCD 129、CSCD 504、CSCD 515の4タイトルを1度に揃えるチャンス。この
機会をお見逃し無く!




<Capriccio>
71135(SACD-Hybrid) \2700
ウィリアム・ヘイズ(1708-1777):
シンフォニア ニ短調/協奏曲ニ長調/頌歌《受難》序曲/
オルガン協奏曲ト長調/協奏曲ニ短調
カプリッチョ・バーゼル
イギリスの音楽一家に生まれたウィリアム・ヘイズは、オックスフォード・
モードリン・カレッジのオルガン奏者と聖歌隊長などを歴任。作曲家として
も和声や対位法に優れた楽曲を作曲するなど18世紀イギリスに確実な足跡を
残した。
ピリオド楽器を使用している「カプリッチョ・バーゼル」は、1999年に結成
されたスイスのバロック・オーケストラ。バロック、古典派、初期ロマン派
の作品を主なレパートリーとしており、前作グレゴリ&ストラデッラの作品
集(71091)での新鮮な演奏と解釈が記憶に新しい。

71128(SACD-Hybrid) \3250
ゲーテと同時代の巨匠たち ――
カール・エーベルヴァイン(1786-1868):
ゲーテのファウストによる間奏曲と歌曲より 前奏曲
エルンスト・ヴィルヘルム・ヴォルフ(1735-1792):
シンフォニア ホ短調、同ト長調
アンナ・アマリア(1739-1807):エルヴィンとエルミーレより 序曲と間奏曲
ヨハン・フリードリヒ・ライヒャルト(1752-1814):
エルヴィンとエルミーレより 序曲
フランツ・セラフ・フォン・デトゥシュ(1772-1844):シンフォニア ニ長調
ペーター・ギュルケ(指揮)、
ワイマール州立歌劇場管弦楽団
ドイツが生んだ文豪ゲーテと同じ時代に活躍した音楽家たちによる音楽を集
めた作品集。ゲーテをワイマールに招聘したアウグスト大公の母であるザク
セン・ワイマール・アイゼナハ公爵夫人アンナ・アマリアの作品が収録され
ているところも興味深い。
演奏は歴代の音楽監督にリストやR・シュトラウス、アーベントロートが名
を連ね、400年という歴史を持つワイマール州立歌劇場管弦楽団。ゲーテも
劇場監督を務めていたこともあり、アルバムのテーマに沿った最適な起用と
言えるだろう。

71131(SACD-Hybrid) \3250
クリスティアン・スプレンガー(1976-):ルター派の賛美歌による幻想曲
クリスティアン・スプレンガー(指揮)、ジェネシス・ブラス
ルター派の牧師であり多くの賛美歌を書いたパウル・ゲルハルト(1607-1676)
の生誕400年を記念して企画されたブラス・アンサンンブルによる讃美歌集。
2003年に結成されたジェネシス・ブラスは、ベルリン放送響やベルリン・シュ
ターツカペレなどベルリンのオーケストラに所属する金管奏者たちによるア
ンサンブル。ドイツ特有の重厚な響きによって賛美歌が高らかに歌われる。

67190 \2080
J・S・バッハ:カンタータ集 ――
カンタータ第82番《われは満ち足れり》BWV.82
カンタータ第158番《汝に平安あれ》BWV.158
カンタータ第56番《われは喜びて十字架を担わん》BWV.56
ゴットホルト・シュヴァルツ(バリトン)、
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)、ラ・スタジョーネ・フランクフルト
ロッシュ、シュライヤー、ポンマー、リリングなど超一流の音楽家たちの下
で研鑽を積んだシュヴァルツの歌うバッハのカンタータ集。
バロック唱法にも長けたシュヴァルツとドイツのバロック・アンサンブル、
ラ・スタジョーネ・フランクフルトのコンビが大バッハの世界を深く追求し
ている。

●Capriccio SACD Collection
71123(SACD-Hybrid) \2180
C・P・E・バッハ:
オルガン協奏曲ト長調Wq.34,H.444/前奏曲ニ長調Wq.70-7,H.107/
オルガン協奏曲変ロ長調Wq.35,H.446/幻想曲とフーガ ハ短調Wq.119-7,H.103
ローランド・ミュンヒ(オルガン)、
ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)、
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ室内管弦楽団
カプリッチョの豊富な音源をSACD Hybrid盤で復刻していく「SACDコレクショ
ン」シリーズ。C・P・E・バッハの作品の演奏経験が豊富なミュンヒのオルガ
ンとドイツのマエストロ、ヘンヒェンのコンビで聴かせるオルガン協奏曲集。
1985年9月の録音。

71120(SACD-Hybrid) \2180
G・P・テレマン:
序曲ハ長調《ハンブルクの潮の満ち干》/序曲ホ短調/序曲ヘ長調《アルス
ターのエコー》
ハンス=マルティン・リンデ(指揮)、
カペラ・コロニエンシス
ヘンデルの「水上の音楽」と並び、もう1つの水上の音楽とも呼ばれるテレマ
ンの管弦楽曲を代表する「ハンブルクの潮の満ち干」など3曲の序曲(管弦楽
組曲)を収録。1985年-1986年の録音。

71121(SACD-Hybrid) \2180
カール・ディタース・フォン・ディッタースドルフ(1739-1799):
交響曲ハ長調《バスティーユ襲撃》/協奏曲イ長調/
交響曲ハ長調《4つの時代》
ウェルナー・エアハルト(指揮)、
コンチェルト・ケルン、アンドレア・ヴィーグ(ハープ)、
ブダペスト・ストリングス、
ハンス=マルティン・リンデ(指揮)、
カペラ・コロニエンシス
貴重なコントラバス協奏曲の作曲者として知られる18世紀ウィーンの音楽家、
ディッタースドルフの交響曲集。コンチェルト・ケルンやカペラ・コロニエ
ンシスといったカプリッチョの中核を担うアーティストの演奏が嬉しい。
1986年の録音。

71118(SACD-Hybrid) \2180
M・レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガOp.132
アルノルト・ベックリンによる4つの音詩Op.128
イェルク=ペーター・ヴァイグレ(指揮)、
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
かつてケーゲルの手兵として多くの名演を生み出したドレスデン・フィル。
ヴァイグレとのコンビによるレーガーは1988年10月、1989年1月の録音。





<Guild Light Music>
GLCD 5136 \1650
軽音楽の黄金時代-マーチとワルツ ――
スーザ:キング・コットン
スポリアンスキー:メルバ・ワルツ
ホルツマン:ブレイズ・アウェイ
ハーバート:アブサン・フラッパ
ワーレン:シャドウ・ワルツ
アルフォード:海軍士官候補生/他 全27曲
ロン・グッドウィン&ヒズ・オーケストラ、
ロバート・ファーノン(指揮)、デンマーク放送管弦楽団、他
軽音楽の宝庫として親しまれるギルド・ライト・ミュージック・シリーズ。
どこか懐かしさを感じさせてくれるマーチとワルツを凝縮した1枚。

GLCD 5137 \1650
軽音楽の黄金時代-労働時間の軽音楽Vol.2 ――
コーツ:行進曲《全労働者諸君》より
ガンヌ:ロレーヌ行進曲
ノヴェロ:ダンシング・イヤーズ・セレクション
チャイコフスキー:眠りの森の美女のワルツ
スコット:おもちゃのトランペット
シュトラウス:皇帝円舞曲
シュタルケ:剣と槍/他 全26曲
エリック・コーツ&シンフォニー・オーケストラ、レジナルド・バーストン
(指揮)、ロンドン・コロシアム・オーケストラ、他
「ロレーヌ行進曲」や「皇帝円舞曲」、「剣と槍」などのスタンダードな作
品も収録。1940年代の演奏と作品の一体感が絶妙。





<Deux-Elles>
DXL 1126 2枚組 \2180
オーランド・ギボンズ(1583-1625):鍵盤楽器のための作品全集 ――
ファンタジアMB10/パヴァーヌMB17/ガイヤルドMB24/グラウンドMB26/
マスク-いと美しき乙女MB43/ファンタジアMB14/アルマンM35/ガイヤルド
MB25/グラウンド-イタリアのグラウンドMB27/マスク-リンカーンズ・イン
MB44/プレリュードMB2/アルマンMB37/アルマンMB36/ファンタジアMB6
/ファンタジアMB5/ハットンの娘のガイヤルドMB20/ガイヤルドMB23/
ガイヤルドMB21/ファンタジアMB9/パヴァーヌMB16/グラウンド-Whoop,
do me no harm, good man MB31/グラウンド-Peascod time, or,
The hunt’s up MB30/ファンタジアMB7/アルマンMB33/フランスのクラ
ントMB38/クラントMB39/マスク-Welcome home MB42/プレリュードMB1/
ヴァースMB4/ファンタジアMB11/アルマンMB34/クラントMB40/ファンタ
ジアMB13/マスク-The temple mask MB45/グラウンド-The Queens's
command MB28/グラウンド-深い緑の森よMB29/フランスのエアーMB32/
プレリュードMB3/ファンタジアMB8/パヴァーヌMB15/ガイヤルドMB22/
マスク-ナンのマスク、もしくはフランスのアルマンMB41/パヴァーヌ-ソ
ールズベリの道MB18/ガイヤルド-ソールズベリの道MB19/ファンタジアMB12
ダニエル=ベン・ピエナール(ピアノ)
17世紀初期のイギリスにおける最大の作曲家の1人に数えられるオーランド・
ギボンズ。ギボンズの名高い教会音楽に並ぶ個性を持った鍵盤作品での優れ
た手法も当時の音楽に多大な影響を残している。
ギボンズの鍵盤作品全曲を取り上げたのは南アフリカの若き天才ピアニスト、
ダニエル=ベン・ピエナール。
14歳でリストのピアノ協奏曲を弾いてデビューを果たしたピエナールはイギ
リス留学を経て世界各地で活躍を見せており、ヴァイオリン奏者の川畠成道
との共演などで日本へも頻繁に来日している。





<Tactus>
TC 661906 \2080
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):
シンフォニア第1番ヘ長調/同第2番ニ長調/同第3番ニ短調/同第4番ホ短調
/同第5番ニ短調/同第6番イ短調/協奏曲ホ短調
エンリコ・カザッツァ(指揮)、
マニフィカ・コムニタ・アカデミア
ドメニコの父親アレッサンドロ・スカルラッティの器楽曲を代表する「12の
シンフォニア」(1715)から前半の6曲とフルートのための協奏曲を収録。マニ
フィカ・コムニタ・アカデミアは1990年から活動を開始したイタリアのバロ
ック・アンサンブル。これまでにタクトゥス(Tactus)からは、フランチェス
キーニ、ロンバルディーニ、ストラデッラ、タルティーニ、ヴェラチーニ、
そしてA・スカルラッティのディスクをリリースしている。
アンサンブルを率いるヴァイオリン奏者エンリコ・カザッツァは、カルミ
ニョーラ、ビオンディ、ウォルフィッシュといった名匠たちからバロック奏
法を学んだ才気あふれるイタリアのアーティスト。清々しさを感じさせてく
れる演奏はレベルも非常に高い。ちなみにシンフォニア第7番-第12番を収録
した第2集は「TC 661907」としてリリースされている。

TC 752801 \2080
ムツィオ・クレメンティ(1752-1832):
ソナタ変ロ長調Op.5-1(第2稿/1807)/3つのソナタOp.15
エンツォ・ポルタ(ヴァイオリン)、カルロ・マッツォーリ(フォルテピアノ)
「ピアノフォルテの父」、「ソナチネ」で知られる18世紀-19世紀イタリアの
作曲家クレメンティのヴァイオリンとピアノフォルテのためのソナタ集。
Op.5で見られる卓越した対位法など、ヴァイオリンとピアノフォルテを対等
に表現させた高度な作曲技法はクレメンティの名声を証明するものである。
ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管などで活躍したベテラン奏者ポルタが
弾くミハイル・プラットナー(1735、ローマ)のヴァイオリンとマッツォーリ
の弾くフォルテピアノが作曲当時の響きを届けてくれる。

TC 841905 \2080
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841-1914):ピアノ作品全集Vol.5 ――
前奏曲とトッカータ ト長調/変奏曲/ワルツ/小さなワルツ/ワルツ・ブ
リランテ/メランコリックなワルツ/スケルツォ ニ長調/同ニ短調/小さ
なセレナータ/ロマンス へ長調/2つの小品/プレスティメント/メランコ
リー/即興的な旋律/マズルカ/ベートーヴェンのメヌエット/4手連弾の
ための3つの小品*
フランチェスコ・カラミエロ(ピアノ)、
フランチェスコ・リベッタ(ピアノ)*
タクトゥスが進めるズガンバーティのピアノ作品全集も今回が第5巻。イタ
リアの神童として幼少の頃から才能を発揮したズガンバーティ。リストやワ
ーグナーにも認められるなど19世紀イタリアにおけるヴィルトゥオーソとし
て祖国の鍵盤音楽の発展に尽力したことで知られる。
ナポリ出身のピアノ奏者カラミエロは、フィルハーモニア管やニュルンベル
ク・シンフォニカーからソリストとして招かれる実力者。ちなみにカラミエ
ロは、ヒューイットやデミジェンコによって一躍有名になったイタリアの
ファツィオーリを使用している。ファツィオーリ・ファンは要チェックの1枚。

TC 791803 \2080
G・ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス
レティツィア・カランドラ・ブルマット(ソプラノ)、
キアラステッラ・オノラーティ(アルト)、
ジュリアーノ・ディ・フィリッポ(テノール)、
ロレンツォ・バテジオン(バス)、
ミケランジェロ・カルボナーラ(ピアノ)、
エンリコ・マリア・ポリナンティ(ピアノ)、
アルベルト・パヴォーニ(ハーモニウム)、
フラヴィオ・エミリオ・スコーニャ(指揮)、
ゴッフレド・ペトラッシ室内合唱団
ロッシーニが晩年となる1863年に作曲を行った「小ミサ・ソレムニス」は、
4声の独唱と合唱、2台のピアノとハーモニウムの伴奏という編成で書かれた
傑作である。ちなみに1864年に初演が行われた「小ミサ・ソレムニス」は
1867年に管弦楽伴奏への改訂が行われている。
指揮者のスコーニャはこれまでにもボッケリーニの「スターバト・マーテル」
(初稿版)などの録音を手懸けるなど、イタリアの声楽作品の演奏には定評が
ある。

TC 661911 \2080
A・スカラッティ:鍵盤楽器のための作品全集Vol.1 ――
アルペジオ/フーガ/クーラント/トッカータ/第1旋法のフーガ/第2旋法
のフーガ/第3旋法のフーガ/トッカータ/トッカータ/フーガ(アレグロ)
/チェンバロのためのトッカータ/トッカータ/フーガ/フーガ/トッカー
タ、ラルゴ、アレグロ、フーガ/第1旋法によるトッカータ第7番
フランチェスコ・タシーニ(チェンバロ)
18世紀オペラのナポリ楽派の開祖と称さるアレッサンドロ・スカルラッティ。
オペラやカンタータが特に有名なスカルラッティだが、鍵盤楽曲や器楽曲に
も声楽作品に劣らぬ傑作を残している。
チェンバロとオルガンを高いレベルで弾きこなすフランチェスコ・タシーニ
は、ボローニャ音楽院出身で学んだイタリアの鍵盤奏者。イタリア音楽のス
ペシャリストであるタシーニは、タクトゥスを中心に45枚のディスクをリリ
ースしている。

TC 580607 \2080
G・フレスコバルディ:4声のファンタジア集第1集
フランチェスコ・タシーニ(オルガン)
「4声のファンタジア集第1集」は、フレスコバルディがサン・ピエトロ大聖
堂のオルガニストに就任した1608年にミラノで出版された12曲で構成される
曲集である。演奏には、ボローニャのサン・マルティーノ教会に設置されて
いる歴史的オルガン(1556)を使用している。

TC 880701 \2080
ゴッフレード・ジャルダ(1886-1973):オルガンのための作品集 ――
オルガンのための3つの小品Op.50/瞑想Op.43/オルガンのための3つの小品
Op.51/演奏会用アレグレットOp.64/カント・セラフィコOp.70/Alla fonte
di Cristo Op.71/L'Annunciazione Op.72/リベラ・ファンタジアOp.73
(全曲世界初録音)
アンドレア・マシナンティ(オルガン)
20世紀イタリアの知られざるゴッフレード・ジャルダは、ヴェルデイの友人
だったフランチェスコを父に持つイタリアの音楽一家に生まれたサラブレッ
ド。1929年にはウィーンの聖シュテフェン大聖堂で演奏を行うなど、国内外
で精力的な活動を展開によってオルガンの名手としての名声を確立した。

TC 951201 \2080
カルロ・アレッサンドロ・ランディーニ(1954-):管弦楽作品集 ――
シンフォニア イ長調/タイム・オン・ターゲット/シンフォニア ロ長調/
ミドラーシュ・テムラー
レナウ・ピカール=ラランヌ(指揮)、
ポワトゥ=シャラントゥ管弦楽団、
ヤーノシュ・エルデーイ(指揮)、
ブダペスト・フィルハーモニア、他
カルロ・アレッサンドロ・ランディーニは、ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院
で作曲とピアノを学び現在も活躍中のイタリアの作曲家。管弦楽作品、しか
も現代作品の録音はタクトゥスとしては非常に珍しいレパートリー。





<Jecklin>
JD 504-2 \2300
オトマール・シェック(1886-1957):
使者Op.18/彩られたリボンで/マリアの歌/ペレグリーナ第2番/An einem
heitern Morgen/あこがれ/森の小鳥/神のみ旨によって/アグネス/聖ス
テファノの回廊で/Sapphische Strophe/森の小鳥/Septembermorgen/さあ
行け!/s Seeli/ Zimmerspruch
エルンスト・ヘフリガー(テノール)、
カール・グレナハー(ピアノ&指揮)、
ウェッティンゲン室内合唱団、
セミナーコール・ウェッティンゲン、ウェッティンゲン室内管弦楽団
スイスのレーベル、イェックリン(Jecklin)の代名詞であるオトマール・シェ
ックの作品集。テノール独唱と合唱、管弦楽を必要とする「使者」はレーナ
ウの詩に曲を付けたシェック初期の代表作である。
この「使者」と歌曲を歌うのはなんとスイスが生んだ大テノール、エルンス
ト・ヘフリガー!スイスの偉大なる演奏家がスイスを代表する作曲家の作品
を歌った貴重な記録である。1967年の録音。

JS 317-2 \2300
エルマノ・マッジーニ(1931-1991):
弦楽四重奏のための《カントXIV》/尺八とコントラバスのための《浦上》
/チェロと弦楽オーケストラのための《カントXVI》/弦楽四重奏のための
《カントXXI》
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、
田嶋直士(尺八)、白土文雄(コントラバス)、
アニック・ゴーティエ(チェロ)、
クリストフ・エッシャー(指揮)、スイス・イタリア語放送管弦楽団
20世紀-21世紀スイスの作曲家による作品を紹介する「スイスの風景(Szene
Schweiz)」シリーズ。尺八とコントラバスという日本人奏者のデュオによる
「浦上」は、浦上天主堂の被爆をテーマとした作品。1997年6月&1998年6月
の録音。

JS 319-2 \2300
エルマノ・マッジーニ:
弦楽四重奏のための《カントVII》/同《カントXIV》/同《カントXVI》
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団
「スイスの風景」シリーズ。ゲヴァントハウス弦楽四重奏団は、その名の通
りゲヴァントハウス管に所属する現役奏者たちによるアンサンブル。1991年
に没したマッジーニの作品は、イタリアのイントラーニャで設立されたエル
マノ・マッジーニ財団によって紹介が行われている。1998年6月&2002年3月
の録音。

JS 310-2 \2300
マックス・E・ケラー(1947-):
ギターのための《思い出》/ソプラノとアンサンブルのための《10の詩》/
打楽器のための《Neungestalt》/木管七重奏のための《zerblasen》/アコ
ーディオンのための《aushalten und bewegen》
クリストフ・イエギン(ギター)、
アンサンブル・オペラ・ノヴァ、クリストフ・ブルンナー(打楽器)、
アンサンブル・アヴェントゥル、
テオドロ・アンツェロッティ(アコーディオン)
Ke「スイスの風景」シリーズ。マックス・E・ケラーは1947年アーラウ出身の
作曲家。このディスクにも収録されているギターやアコーディオンなど独自
の手法による器楽作品が作曲家ケラーの中核となっている。
1994年6月&1995年4月の録音。

JS 315-2 \2300
ワルター・ギーガー(1952-):室内オペラ《夕日の耳》
マリア・グラーナー(ソプラノ)、石野繁生(バリトン)、オーケストリオ
「スイスの風景」シリーズ。「夕日の耳」は梅津勝一郎の原作、脚本とスイ
スのアーティストであるワルター・ギーガーの音楽による日本語歌詞の室内
オペラ。ヴァイオリン、ギター、ダブルベースのアンサンブルと2人の独唱
というユニークな編成で演奏される。1996年7月の録音。





<Centaur>
CRC 2872 \2080
アラン・ホヴァネス(1911-2000):ホルン、声楽と弦楽のための音楽 ――
ホルン協奏曲《Artik》Op.78/詩篇とフーガ第2番(世界初録音)/協奏曲第3
番Op.94(世界初録音)/無伴奏ヴィオラのための《Chahagir》Op.56-1/声楽、
ホルンと弦楽オーケストラのためのカンタータ《天使の歌》Op.19
(世界初録音)
ロビン・ダウアー(ホルン)、スザンヌ・バニスター(ソプラノ)、
カレン・グリーブリング(ヴィオラ&指揮)、
ヘンドリックス・カレッジ室内管弦楽団
作品番号が付いたものだけでも400曲以上の作品を残した20世紀アメリカの作
曲家ホヴァネス。ホヴァネスは、途中自らの作品をほとんど破棄しているた
め実際に作曲された作品の数は400曲をはるかに上回る。
アーカンソー交響楽団のホルン奏者ロビン・ダウアーをメインとした今回の
アルバムでは3作品が世界初録音。ホルン協奏曲からカンタータまで幅広いス
タイルの作品を収録しており、ホヴァネス特有の神秘性にあふれた世界を聴
くことができる。

CRC 2875 \2080
シャルル・ユレル(17世紀末):
テオルボのための音楽:組曲ト長調/同ハ長調/同ニ短調/同ニ長調/
同イ短調
クリストファー・ウィルク(テオルボ)
17世紀後半に活躍していたとされるフランス人音楽家シャルル・ユレル。テ
オルボ教師や音楽アカデミーの常任役員を務めていたとされているが、その
生涯の多くは現在も謎に包まれている。
ユレルがテオルボのために作曲した組曲集は現存する貴重な作品である。ク
リストファー・ウィルクは、テオルボからエレキギター、バロック・オペラ
からロック・バンドまでをこなしてしまうマルチ・プレーヤー。

CRC 2851 \2080
マネナ・コントレラス:
弦楽四重奏のための《インスタント》/メゾソプラノ、フルートとピアノの
ための《Oyendo a un Pajaro》/フルート、クラリネット、チェロとピアノ
のための《2DOS》/無伴奏クラリネットのための《ナタリア・ミア》/メゾ
ソプラノ、フルート、クラリネット、チェロとピアノのための《ハピネス》
/オーボエ、クラリネットとファゴットのための《クラーヴェス》
モメンタ弦楽四重奏団、ビエラ・ダ・コスタ(メゾソプラノ)、
アンドレス・エロイ・ロドリゲス(フルート)、
ガブリエル・メネセス(ピアノ)、他
優れた音楽家を輩出し注目集めているベネズエラで生まれた女流作曲家マネ
ナ・コントレラスの室内楽作品集。多くの作曲賞を獲得したコントレラスは、
2005年にテンプル大学のコンポーザー・イン・レジデンスに選出されるなど
活躍の場を広げている。

CRC 2861 \2080
ダニエル・ケスナー(1946-):サークリング
フランク・カンポ(1927-):ファンタジー
ダニエル・ホースケン:クラリネット,インタールプテッド
リヴィウ・マリネスク:オマージュ・カレッジ
ゲイリー・ショッカー(1959-):ディアー・ダイアリー
ウィリアム・トータント(1948-):ソナチナ
ジュリア・ハイネン(クラリネット)、シャリー・レイノル(ピアノ)
ジュリア・ハイネンは、アメリカン・ウィンド・シンフォニーで主席奏者を
務める女流クラリネット奏者。ハイネンは新しく作曲されたレアなレパート
リーに積極的に取り組んでおり、ここに収録された作品も音源として貴重な
もの。

CRC 2869 \2080
エディ・バス:室内楽作品集 ――
5つの歌/ヴィオラ・ソナタ/クラリネット・ソナタ/あの山で
ケリー・バーク(クラリネット)、スコット・ロールズ(ヴィオラ)、
アンドルー・ウィリス(ピアノ)、アンドルー・ハーリー(ピアノ)、
カルラ・ルフェーヴル(ソプラノ)
1968年から1986年までグリーンズボロ交響楽団の主席トランペット奏者とし
て活躍したエディ・バス。同団を退団後は1993年までノースカロライナ大学
で作曲と音楽史の指導を行っていた。バスの作品は1989年の国際トロンボー
ン協会コンクールで1位に輝くなど国際的な評価を得ている。

CRC 2879/2880 2枚組 \4160
F・ショパン:夜想曲(全曲)
ジェーン・アレクシス・スミス(ピアノ)
ジュリアード音楽院、スタンフォード大学で音楽修士号を取得し、ソリスト
や室内楽奏者として活動を続ける女流ピアニストのショパン。丁寧なタッチ
と音楽作りが印象的。

CRC 2870 \2080
ウィリアム・R・ヒル:神秘的な風景/原始の楽器/環状列石
ジェイムズ・ペレリット(ネイティブ・アメリカン・フルート)、
バシル・ヴェンドレス(ヴィオラ)、ジョン・キンジー(打楽器)、
ウィリアム・ヒル(打楽器)、他
コロラド交響楽団の主席ティンパニー奏者を務めたヒルの作品は、アメリカ
の民族音楽を取り入れるなどワールド・ミュージックとのクロスオーヴァー
的な作風を持つ。

<SUPRAPHON>
SU 3922 \1780
(1)ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
(2)ハース:弦楽四重奏曲第1番嬰ハ短調Op.3(1920)
(3)同:弦楽四重奏曲第3番Op.35(1938)
パヴェル・ハース四重奏団
録音:2007年6月1-2、29-30日&7月30日プラハ
2004年5月の「プラハの春」国際コンクール、同年6月のパオロ・ボルチアー
ニ・コンクール(世界三大弦楽四重奏コンクールのひとつ)での相次ぐ優勝、
デビュー盤ヤナーチェクとハースの第2番(SU.3877)がBBC Music Magazineで
2007年の新人賞を獲得するなど注目を集める大器パヴェル・ハース・カルテッ
ト。アルバム第2弾は前作に引き続き、団体名の由来となった看板ハースの作
品と、その師ヤナーチェクの第1番という内容です。
アウシュヴィッツで最期を迎えたハースの2曲。第1番はまだブルノ音楽院の
学生だった1920年の作。幻想曲の様式で、演奏時間13分ほど単一のソナタ楽
章に特徴があります。そして、全3楽章のフィナーレが主題と変奏の形をと
る第3番は、創作活動のピークにあたる1938年に書かれたもの。悲劇的な音
楽が急速に台頭してきたナチの脅威という時代の空気を反映しています。
そして、このたび2曲揃って完結篇となるヤナーチェクの「クロイツェル・ソ
ナタ」。わずか九日間で一気に書き上げられた傑作は、ドロドロとしたエロ
チシズム漂う内容が若き情熱で溢れるいまの彼らにぴったりです。

SU 3924 4枚組 \5950
「バルトーク:ヴァイオリン作品全集 / ジェルトレル」
[CD 1]
(1)2つのラプソディSz.87、90
(2)ヴァイオリン協奏曲第2番Sz.112
(1)ヤーノシュ・フェレンチク(指)ブルノ・フィルハーモニックO.
(2)カレル・アンチェル(指)チェコ・フィルハーモニックO.
[CD 2]
(1)44のデュオSz.98
(2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117
(1)ヨゼフ・スーク(Vn)
[CD 3]
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番Sz.75
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番Sz.76
(3)コントラスツSz.111
(1)(2)(3)ディアネ・アンデルセン(P)(3)ミラン・エトリーク(Cl)
[CD 4]
(1)ヴァイオリン協奏曲第1番Sz.36
(2)ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 遺作(1903)
(3)ジェルトレル編:トランシルヴァニアの民俗主題によるソナチネSz.55
(4)ジェルトレル編:ハンガリー民謡Sz.42
(1)ヤーノシュ・フェレンチク(指)ブルノ・フィルハーモニックO.
(2)(3)(4)ディアネ・アンデルセン(P)
以上すべてアンドレ・ジェルトレル(Vn)
録音:1962-65年プラハ&ブルノ
ついに出ました!マリピエロ&カゼッラの協奏曲(SU.3904)に次ぐ、ジェルト
レル生誕100周年記念リリースは代表的録音バルトーク。じっさいに作品の多
くを初演し、1925年から38年にわたりコンサートで作曲者との共演を重ねた
ジェルトレルはバルトークのエキスパートとしてあまりに有名です。新マス
タリングで音質も極上となって不滅の名盤がよみがえります。





<CASCAVELLE>
VEL 3114 \1680
オルフ:カルミナ・ブラーナ(2台ピアノ&パーカッション版)
ブリジット・フルニエ(S)ペーテル・ジグリスト(T)
ミシェル・ブロダール(Br)
カメダ・マユミ&ジャン=ジャック・バレ(P)
ベルナール・エリティエ(指)
ジュネーヴ・パーカッション・アンサンブル
ノヴァンティクァ・ド・シオンCho.
スコラ・デ・プティ・シャントゥール・ド・シオン
録音:1990年
オルフ最大の傑作で、映画やTVでも多用されいまやすっかりポピュラーにな
った「カルミナ・ブラーナ」。ここでは作曲者自身の編曲版による演奏。ク
ロマータ・アンサンブル盤(BIS.734)でも知られるように、打楽器の迫力が
強調されオケ版にも負けないパワーに、原色のひびきともいえる味わいがま
た新たな魅力です。ミドル・プライス再発(旧品番VEL.1009)。

VEL 3115 5枚組 \3050
シューベルト:弦楽四重奏曲全集
シネ・ノミネ四重奏団
CASCAVELLEのみならず、Clavesにも数多くの録音があるスイスの名門シネ・
ノミネ四重奏団。彼らの代表的録音シューベルト全集が、これまでのフルプ
ライス分売(VEL.1041-1045)からスリムボックス仕様のセットになって、価
格も3分の1以下とお得になりました。親しい仲間との団欒のために作曲され
たものに始まり、第8番以降の高度な書法による作品まで、歌ごころあふれる
シネ・ノミネの演奏はいまなお新鮮です。



<TDK>
TDKAD 024 \2450
モーツァルト:交響曲第31番ニ長調K. 297パリ」
ハイドン:
交響曲第83番ト短調Hob.I-83「雌鶏」、交響曲第86番ニ長調Hob.I-86
(アンコール/モーツァルト:交響曲第31番ニ長調K. 297「パリ」第2楽章
2nd ver.)
鈴木秀美(指)
オーケストラ・リベラ・クラシカ
録音:2007年6月29日 東京・浜離宮朝日ホール(ライヴ)
音声収録編集:櫻井卓
今年で6年目を迎えたオーケストラ・リベラ・クラシカの第18回演奏会より、
ハイドンの「パリ交響曲」から2曲を、モーツァルトの「パリ」とともに収録
しています。
完成度が高くアイデア満載の「パリ交響曲」を、長年培ったOLCのサウンドが
最良のかたちで表現された演奏です。またパリの大きなオーケストラでの演
奏のため書かれたかなりの規模をもった交響曲「パリ」では、新メンバー4人
も加わり当時の熱狂した聴衆を追体験するような、エネルギーに満ちた演奏
を聴かせています。この作品の第2楽章には、依頼人の要望で書き換えた別バ
ージョンがあり、アンコールとしてこの録音に収録されています。




<audite>
AU 95584 \2280
ハイドン:
(1)交響曲第44番ホ短調Hob.I-44「悲しみ」
(2)交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98
フェレンツ・フリッチャイ(指)
ケルン放送SO.
録音:(1)1953年(2)1952年ケルン(ライヴ)
J.S.バッハからB.A.ツィンマーマンまで広範なレパートリーを誇った名指揮
者フリッチャイ。1947年ザルツブルク音楽祭でクレンペラーに代わり、アイ
ネムのオペラ「ダントンの死」初演を成功させたエピソードは有名で、同時
代作品のエキスパートとして注目されました。師バルトークとコダーイや、
ストラヴィンスキーの音楽を広めたのも大きな功績です。1950年代初めケル
ン放送響にひんぱんに登場した彼は、シンフォニー・コンサートで、また録
音目的で同時代の作曲家の作品を取り上げていますが、そのなかにはハイド
ンも含まれていました。
このたびauditeのフリッチャイ・シリーズに登場する内容はすべて初出。快
速なテンポとクリアな響き、引き締まったフォルムの美しさが、この頃のフ
リッチャイのスタイルをよく伝えています。“簡潔ゆえにかえって演奏がむ
ずかしい”といわれるハイドン。当時のコンサート・プログラムではどちら
かといえば無視されていたハイドンに着目しているのもフリッチャイの見識
の高さを示しています。WDRアーカイヴからの復刻で音質もたいへん良好。





<Profil>
PH 04066 \2180
ショパン:ワルツ集
第1番変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」/ 第2番変イ長調Op.34-1「華麗な
る円舞曲」/ 第3番イ短調Op.34-2「華麗なる円舞曲」/ 第4番ヘ長調Op.34-3
「華麗なる円舞曲」/ 第5番変イ長調Op.42 / 第6番変ニ長調Op.64-1「小犬」
/ 第7番嬰ハ短調Op.64-2 / 第8番変イ長調Op.64-3 / 第9番変イ長調Op.69-1
「別れ」/ 第10番ロ短調Op.69-2 / 第11番変ト長調Op.70-1 / 第12番ヘ短調
Op.70-2 / 第13番変ニ長調Op.70-3 / 第14番ホ短調 / 第16番変イ長調 /
第15番ホ長調 / 第19番イ短調 / 第18番変ホ長調 / 第17番変ホ長調 /
第2番変イ長調Op.34-1「華麗なる円舞曲」[初稿]
エフゲニー・ムルスキー(P)

PH 04069 2枚組 \4360
ショパン:ポロネーズ集
第1番嬰ハ短調Op.26-1 / 第2番変ホ短調Op.26-2 / 第3番イ長調Op.40-1
「軍隊」/ 第4番ハ短調Op.40-2 / 第5番嬰ヘ短調Op.44 / 第6番変イ長調
Op.53「英雄」/ 第7番変イ長調Op.61「幻想」/ 第8番ニ短調Op.71-1 /
第9番変ロ長調Op.71-2 / 第10番ヘ短調Op.71-3 / ト短調 / 変ロ長調 /
変イ長調 / 嬰ト短調 / 変ロ短調 / 変ト長調 / アンダンテ・スピアナート
と華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22
エフゲニー・ムルスキー(P)
2010年のアニヴァーサリーに向けてProfilで進行中のムルスキーによるショ
パン・シリーズ。ムルスキーは1975年ウズベキスタンのタシケント生まれ。
ガヴリーロフやリュビーモフ、シチェルバコフを教えた名教師レフ・ナウモ
フに師事、コブリンとは同門にあたります。1994年ロンドン国際ピアノ・コ
ンクール第1位。そして、過去6年間に2000年にオスロで開かれた権威あるグ
リーグのコンクールほか、2001年にはブレーメン・ピアノ・コンクール、
2002年にナポリ・デンツァ・ピアノ・コンクールと幅広く賞を獲得していま
す。第1弾のバラード集(PH.04065)もそうでしたが、抜群のテクニックであ
ざやかに聴かせます。

PH 07071 \2180
「バッハ・リフレクションズ」
(1)J.S.バッハ:パルティータ第6番ホ短調BWV.830
(2)同:平均律クラヴィーア曲集第2巻より前奏曲とフーガ第22番変ロ短調
BWV.891
(3)ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガOp.87より第24番ニ短調
(4)リスト:バッハの主題による変奏曲
デイヴィッド・テオドール・シュミット(P)
1982年エルランゲン生まれの気鋭シュミットによるアルバムは、この若さで
彼自身が人生の一部と語るバッハと、その影響を受けた後世の作曲家たちの
ピアノ曲を収めています。幼少より慣れ親しんだバッハでの共感に満ちた演
奏からは、未来の大器を予感させます。





<KII>
KDC 5030/31(SACD-Hybrid) 2枚組 \5400
日本語解説・訳詞付
BIS
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232
キャロリン・サンプソン、レイチェル・ニコルズ(Sop)、
ロビン・ブレイズ(A)、
ゲルト・テュルク(Ten)、ペーター・コーイ (Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
4909346 001350
SACDハイブリッド盤。バッハ演奏で世界の注目を集めるBCJが、四大宗教曲の
最後にして最高峰「ロ短調ミサ」を遂に録音しました。バッハ生涯の総決算
として、あらゆる創作技法と驚くべきエネルギーが凝縮された難曲を、精鋭
18名の合唱がBCJならではの見事なハーモニーで歌い上げます。サンプソンは
じめ世界屈指のソリストと器楽陣による、厳しいまでに純化されたロ短調ミ
サに感動させられます。

KDC 5027 \2580
日本語解説書付
harmonia mundi France
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品61
ヴァイオリンソナタ第9番イ長調 作品47「クロイツェル」
イザベル・ファウスト(Vn)、
アレクサンドル・メルニコフ(P) 
イルジー・ビェロフラーベク(指)
プラハ・フィル
今年11月の来日公演が大いに期待されるイザベル・ファウスト。若い世代で
もっとも注目される彼女が、ベートーヴェンのヴァイオリン2大傑作に挑戦し
ました。その格調の高さ、スケールの大きさ、音楽性の深さいずれも女王の
風格。「クロイツェル・ソナタ」ではメルニコフがピアノパートを担当。火
花が飛び散るようなやりとりを楽しめます。

KDC 5028(SACD-Hybrid) \2650
日本語解説書付
BIS
ロドリーゴ:パストラール協奏曲
イベール:フルート協奏曲
ボルヌ:カルメン幻想曲
シャロン・ベザリー(Fl)、
ジョン・ネシリング(指)サンパウロ交響楽団
フルートの美神ベザリーが近代の難曲として知られるロドリーゴとイベール
に挑戦しました。サンパウロ交響楽団が南米ならではのラテン的情熱を込め
たバックを務めているのも魅力。鮮烈さと生命力にあふれています。

KDC 5029 \2580
日本語解説書付
harmonia mundi France
クープラン:
神秘的なバリケード/ティク・トク・ショック/クープラン/信心女たち/
さまよう亡霊たち/編み物をする女たち/シテール島の鐘/居酒屋のミュ
ゼット/葦/アタラント/パッサカリア/プラチナ色の髪のミューズ/奇術
/闘いの響き/子守歌/空想にふける女/ロジヴィエール/双生児/かわい
い子供/デュフリ
アレクサンドル・タロー(P)
490ロココ調チェンバロ芸術の魅力の頂点に位置するクープラン。これをタロ
ーがピアノで手掛けると、まるでラヴェルのような極彩色になるから驚き。
タッチはあくまで繊細にして透明ながら、強い意志に満ちた硬派演奏です。
タロー恐るべし。




<harmonia mundi>
HMC 901975 \2450
ヴィヴァルディ:協奏曲集
(1)弦楽合奏のための協奏曲RV 156ト短調
(2)二つのオーボエのための協奏曲RV 535ニ短調
(3)「調和の霊感」op.3より第12番RV 265ホ長調
(4)2つのチェロのための協奏曲RV.531ト短調
(5)2つのヴァイオリンのための協奏曲RV.522イ短調
(6)ヴァイオリン、2本の狩猟用ホルン、2本のオーボエとファゴットのため
の協奏曲 RV 574ヘ長調
ベルリン古楽アカデミー
好評だった「ハンブルク・オペラの序曲集(HMC 901852)」に引き続きベルリ
ン古楽アカデミーがお届けするのは、「赤毛の司祭」ヴィヴァルディの協奏
曲集。ヴィヴァルディは、様々な楽器がソロとして活躍する協奏曲を書いた
ことで、音楽史上に大きな足跡を残していますが、そんな彼の手によるとり
わけ華やかな作品ばかりが並べられたこのディスクでは、様々な楽器のヴィ
ルトゥオーゾ性が光っています。二重協奏曲は、二人のソリストを擁するコ
ンチェルト二人のソリストのかけあいや重奏、オーケストラとのかけあいと、
見どころ聴きどころ満載です。





<FM東京>
TFMC 0021/22 2枚組 \4750
ステレオ
正規盤初出
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ラヴェル:夜のガスパール
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
録音:1973年10月29日東京文化会館(ライヴ)
巨匠ミケランジェリといえば大変なキャンセル魔ですが、この録音も当初予
定していたリサイタルをキャンセルされ、かろうじて録音が許されたのがこ
の日のリサイタル。しかし録音していみるとFM東京の録音陣を気に入った様
子で当時のプロデューサー東条碩夫(現音楽ジャーナリスト)氏の談話による
とかなり協力的で大変満足なものであったようです。NHKにはリサイタルの録
音は既に残っていないので日本における唯一のオリジナルテープが現存する
リサイタル録音がこれと申せましょう。その貴重な音源を復刻するにあたっ
てはアナログからデジタルへの変換に通常以上に時間をかけキングスタジオ
に残るこれも日本で唯一の現役稼動しているテレフンケンのオープンリール
再生機で丁寧にオリジナルのアナログテープをトランスファーいたしました。




<Harmonia Mundi France>
HMC 901949 2枚組 \3780
ヘンデル:「ソロモン」
サラ・コノリー(A ソロモン)
スーザン・グリットン(S ソロモンの王妃,第1の遊女)
キャロリン・サンプソン(S シバの女王,第2の遊女)
マーク・パドモア(T ザドク,従者)
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン(Bs レヴィ人)
ダニエル・ロイス(指)
ベルリン古楽アカデミー,RIAS室内合唱団
「ソロモン」は、1748年、既に63歳に達していたヘンデルが作曲したオラト
リオです。旧約聖書に現れる古代イスラエルの王ソロモンを題材にし、第2幕
には「大岡裁き」の場面があることでも知られています。今日では専ら、
第3幕の前奏曲である「シバの女王の入城」ばかりが有名ですが、作品全体
も晩年のヘンデルの名曲が多々あります。このHMFによる新録音では、サラ
・コノリー、スーザン・グリットン、キャロリン・サンプソン、マーク・パ
ドモアと、古楽界のスター歌手が揃えられ、しかもベルリン古楽アカデミー
とRIAS室内合唱団という鉄壁の布陣。そして指揮のロイスが知性と愛情100%
の指揮を繰り広げてくれています。ドリームチームのヘンデル、この秋の一
押しです!

HMU 907146 3枚組 \3780
ヘンデル:歌劇「アリオダンテ」(全曲)
ロレイン・ハント・リーバーソン(アリオダンテMs)、
ジュリアナ・コンデク(ジネヴラS)、
リサ・サッファー(ダリンダS)、
ェニファー・レイン(ポリネッソMs)、
ニコラス・カヴァリエ(スコットランド国王B)、
ルーフス・ミュラー(ルルカーニオT)、
イェルン・リンデマン(オドアルドT)
ニコラス・マギーガン(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ヴィルヘルムスハーフェン・ヴォーカル・アンサンブル
録音:1995年6月、ゲッティンゲン
2006年7月に、癌のため53歳で惜しくも亡くなったロレイン・ハント・リーバ
ーソンを追悼して、マギーガンの記念碑的名盤「アリオダンテ」が豪華装丁
で復活。1995年のヘンデル・フェスティヴァル音楽祭(ゲッティンゲン)での
伝説的なプロダクションのメンバーによる録音です。第1幕第8場の超絶技巧
アリア「真心という翼にのり」でのロレイン・ハントの歌唱は、録音当時40
歳代前半、まさに旬の歌声そのもの、今聴いても圧倒的な力強さで、色褪せ
ることない魅力を放っています。ダリンダ役のサッファーの初々しい歌声も
魅力。この「アリオダンテ」は、ヘンデルがコヴェントガーデンのために書
いた最初のオペラというだけあって、聴衆を獲得するために気合を入れて書
かれており、レチタティーヴォが短めで、次々と聴きもののアリアが繰り広
げられるのが特徴。マギーガンのしなやかな情熱に満ちた指揮に、名人集団
フライブルク・バロック・オーケストラが見事に応えていて、序曲からぐっ
と心をわしづかみにされてしまいます。





<audite>
AU 95497 \2280
ビゼー:「カルメン」抜粋(ドイツ語)
マルガレーテ・クローゼ(Ms カルメン)
ルドルフ・ショック(T ジョゼ)
エルフリーデ・トレチェル(S ミカエラ)

フェレンツ・フリッチャイ(指)
ベルリンRIAS交響楽団,ベルリンRIAS室内合唱団
録音:1951年
フリッチャイは、若い頃のブダペスト時代から「カルメン」を得意としてい
ました。1956年にはベルリン放送交響楽団と前奏曲やバレエ音楽をDGに録音、
さらに1958年には、バイエルン国立管弦楽団とDGに抜粋盤の録音もしていま
した。今回登場するのは、1951年にベルリンRIAS交響楽団を指揮した抜粋録
音。まだ30台半ばのフリッチャイが、バリッと鮮やかでグイグイ推進力のあ
る演奏を繰り広げています。ドイツの人気テノール、ショックのジョゼをは
じめ、ベルリン国立歌劇場で30年も活躍した偉大なメッゾ、クローゼのカル
メン、全盛期に亡くなってしまった幻のソプラノ、トレチェルのミカエラと、
キャストはDGの抜粋録音よりずっと上です。ドイッチュラントラディオ・ク
ルトゥアとの共同制作。




<FARAO>
B 108080(SACD-Hybrid) 3枚組 \5880
ヘンデル:「アルチーナ」
アニャ・ハルテロス(S アルチーナ)
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms ルッジェーロ)
ヴェロニカ・カンヘミ(S モルガーナ)
ソーニャ・プリーナ(Ms ブラダマンテ)
ジョン・マーク・エインズリー(T オロンテ)
クリストファー・パーヴィス(Bs メリッソ)
デボラ・ヨーク(S オベルト)
アイヴァー・ボルトン(指)バイエルン国立管弦楽団
録音:2005年7月,プリンツレゲント劇場
FARAO CLASSICSから強力新譜が登場!2005年の秋にバイエルン国立歌劇場が
来日した時、FARAO CLASSICSのスタッフが自信たっぷりに「この間のヘンデ
ルは素晴らしかったぞ!録音したから、リリースをお楽しみに!」と言って
いたものでした。それがこの「アルチーナ」。それもそのはず、7人のソリス
ト全員がまあ豪華なこと!男装メッゾ役には何とカサロヴァ!タイトルロー
ルには、ミュンヘンで絶大な人気を誇る若き歌姫、ハルテロス。アルチーナ
の妹、モルガーナにはベテラン古楽ソプラノ、カンヘミ。男装する女性役、
ブラダマンテには、やはりベテラン古楽メッゾのプリーナ。さらに脇役とい
うべきオベルトに、ヨークという隙のなさ。もちろんボルトンの指揮も見事
なもの、バイエルン国立歌劇場のバロックオペラ上演の力量が存分に発揮さ
れています。「アルチーナ」は、ヘンデルのオペラの代表作の一つに挙げら
れる割には良い録音が少なかったので、この新録音は歓迎されることでしょ
う。プリンツレゲント劇場でのライヴ録音、SACDでの発売です。





<BIS>
BIS SA 1701/2(SACD-Hybrid) 2枚組 \5000
J.S.バッハ:ミサ曲ロ短調 BWV232
キャロリン・サンプソン、レイチェル・ニコルズ(Sop)、
ロビン・ブレイズ(A)、
ゲルト・テュルク(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)
バッハ・コレギウム・ジャパン
BCJ発足当初から、ファンの間で最もリクエストの多かったロ短調ミサ。それ
がカンタータ連続録音13年目、まさに満を持しての実現となりました。教会
カンタータをはじめ、マタイ、ヨハネなどバッハの大作、重要作全ての経験
がこのロ短調演奏に全て結実していると思われる凄みに満ちた内容となって
います。合唱を極力小さくし、独唱者がそこに加わるのも独特。鈴木秀美、
若松夏美をはじめとする器楽陣も精密の極み。「わび・さび」の美学を思わ
せさえする、厳しいまでに純化されたロ短調ミサの世界に感動させられます。

BIS SA 1618(SACD-Hybrid) \2500
モーツァルト:
(1)2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365(第10番)
(2)2台のピアノのための協奏曲変ホ長調 K.365
(クラリネット、トランペット、ティンパニを含む版)
(3)3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.242(第7番)
ロナルド・ブラウティハム、アレクセイ・リュビーモフ(フォルテピアノ)、
マンフレート・フス(指揮とフォルテピアノ)
ハイドン・シンフォニエッタ・ウィーン
フォルテピアノのよるモーツァルトの独奏曲全集録音で評価の高いブラウティ
ハムが、同じモーツァルトの2台および3台のピアノのための協奏曲に挑戦。
それも共演は奇才リュビーモフなのが興味津々です。演奏は期待にたがわず
強い個性がぶつかりあい、驚くほどいきいきとした世界を創りあげています。
さらに興味深いのは、2台のピアノのための協奏曲が、通常版とクラリネット、
トランペット、ティンパニで増強されたオーケストレーションによるものと
2種収録されていること。BIS初登場の古楽器オーケストラ「ハイドン・シン
フォニエッタ・ウィーン」が好演を見せています。

BIS 1657 \2380
グリーグ歌曲全集 Vol.6
(1)ノルウェー Op.59(全5曲) (2)9つのロマンスと歌 Op.18 
(3)悲劇的な詩 Op.59(全6曲) (4)兵士 (5)涙 (6)祖国賛歌 (7)少年 
(8)ふつうの殿方
モニカ・グロープ(Ms)、ロジャー・ヴィニョールズ(Pf)
グリーグ歌曲全集の第6巻はメゾソプラノ用作品が集められています。グリー
グは若い頃、ある声楽家の美声に魅了され、すっかり一目ぼれして、その思
いを「9つのロマンスと歌 Op.18」に込めて、彼女に献呈しました。それが後
のグリーグ夫人とのこと。グリーグならではの旋律の美しさに加え、ナイー
ヴで一途な思いが心を打つ感動作です。

BIS 1617 \2380
オネゲル:
(1)チェロ協奏曲(1929)
(2)チェロソナタ(1920)
(3)チェロとピアノのためのソナチネ(1921/2)
(4)ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ(1932)
クリスティアン・ポルテラ(Vc)、
トゥオマス・オッリラ=ハンニカイネン(指)
マルメSO(1)、キャスリン・ストット(Pf)(2)(3)、
クリスティアン・テツラフ(Vn)(4)
スイスの期待の新鋭クリスティアン・ポルテラの第2弾。今回は母国の大物オ
ネゲルのチェロ曲集。「パシフィック231」と同時代のチェロ協奏曲をはじめ、
ヴィルトゥオーゾ的な難技巧が要求される辛口音楽ばかり。クラリネットと
ピアノとためのソナチネのチェロ版も、こちらの方がむしろ味わいを増して
いるかのよう。ポルテラの腕が冴えます。

BIS 1669/70 3枚組 \4760
スクリャービン:オーケストラ曲全集
(1)交響曲第1番ホ長調 Op.26 (2)同第2番「悪魔的な詩」Op.29 
(3)同第3番「神聖な詩」Op.43
(4)法悦の詩 Op.54 (5)プロメテウス Op.60 (6)夢想 Op.24 
(7)ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20
ルーヴェ・デルヴィンエル(Pf)(5)、ローランド・ペンティネン(Pf)(7)、
インゲル・ブロム(Ms)(1)、ラーシュ・マグヌソン(Ten)(1)、
レイフ・セーゲルスタム(指)
ロイヤル・ストックホルム・フィル、同Cho
スクリャービンはピアノ的な作曲家だったゆえ、管弦楽曲の数は少ないもの
の、大規模なものばかり残しています。ロシア的な抒情が美しい交響曲第1番
やピアノ協奏曲にはじまり、「法悦の詩」や「プロメテウス」のような神秘
主義的アブナい世界へと進化していく過程が3枚のCDで味わえます。それが何
と2枚価格。巨匠セーゲルスタムがロシア系指揮者とはひと味異なるひんやり
とした幻想世界を創りあげています。




<TDKコア>
TDKMA 301 \2450
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
上岡敏之(指)
ヴッパータール交響楽団
録音:2007年5月13,14日 ヴッパータールシュタットハレ(ライヴ)

TDKMA 302 \2450
ブルックナー:交響曲第7番(ハース版)
上岡敏之(指)ヴッパータール交響楽団
録音:2007年9月8,9日 ヴッパータールシュタットハレ(ライヴ)
近年多いに話題となりながら国内盤のなかった上岡とヴッパータール響の強
力コンビ。日本では馴染みの薄いヴッパータール響ですが、上岡氏が総監督
に就任するや、ドイツオーケストラ格付けでなんとAランクに浮上!ドイツの
オケらしく深みがありながら美しい弦の響きが特徴です。上岡氏の彗星ぶり
も大変で宇野功芳氏は彼の音楽を『薄味にならず、随所に名人芸が隠され、
大爆発を起こす。つまりマイクに入り切らないタイプであり、本当に耳の良
い音楽ファン、通のファンに真に喜ばれる演奏家』と手放しの模様。
上岡敏之とヴッパータール交響楽団:ヴァント、シュタイン、クナが生まれ
た西部ドイツ、ケルンやドュッセルドルフそばの経済的に古くから恵まれた
大都市、ヴッパータール市のオーケストラである同交響楽団は150年の歴史
があります。録音や演奏会に使用されるシュタットハレはサー・サイモン・
ラトルによると「世界で最も美しい響きのホール」とのことで古風で豪華な
内装はウィーンのムジークフェラインザール以上とされます。また上岡敏之
は2004年にヴッパータール市音楽総監督就任。それ以前はヘッセン州立歌劇
場の音楽総監督を務めました。まさに日本人でありながらドイツ叩き上げの
ドイツドイツしたマエストロであります。またザールブリュッケン音大の正
教授でもあります。




<Ondine>
ODE 1101(SACD-Hybrid) \2300
アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):管弦楽作品集
英雄的序曲(1952 rev.1969)
交響曲第5番-シンフォニア・ディ・スフェーレ(空間の交響曲1974-75)
風景(1965 rev.1968)
交響曲第3番-シンフォニア・サクラ(神聖な交響曲1963)
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団 ヨン・ストゥールゴールズ(指)
録音:2006年10月 タンペレ・ホール(タンペレ、フィンアンド)
制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ
「感情と知力の理想的なバランスから音楽の永遠の美が生まれる」。
そう語ったアンジェイ・パヌフニク (1914-1991) はポーランドの生まれ。
ワルシャワとウィーンで作曲を学びました。1954年、共産党による社会主義
リアリズムの押しつけを嫌ってイギリスに亡命。祖国ポーランドでは存在が
消されてしまいました。キリスト教化されポーランド公国となった千年紀の
ために作曲した〈シンフォニア・サクラ〉は代表作のひとつ。宗教と愛国の
感情を表現したこの作品は1963年モナコ皇太子レニエ三世作曲賞第1位を受
賞。ルイ・フレモーの指揮で初演された後、ストコフスキー、シュミット=
イッセルシュテット、ショルティも指揮しています。1952年オリンピック・
ヘルシンキ大会で作曲者自身がフィンランド放送管弦楽団を指揮して初演し
た〈英雄的序曲〉。「空間の交響曲」のタイトルが内容を示唆する交響曲
第5番。果てしない景色がメランコリーの気分を誘う〈風景〉。

ODE 1106 \2080
ペーテリス・ヴァスクス(1946-):合唱と管弦楽のための宗教作品集
パーテル・ノステル(われらの父よ) (1991)
ドナ・ノビス・パーチェム(われらに平安をあたえたまえ) (1996)
ミサ曲(2000 rev.2005)
ラトヴィア放送合唱団、
リガ・シンフォニエッタ、
シグヴァルズ・クリャーヴァ(指)
録音:2007年1月 聖ヨハネ教会(リガ、ラトヴィア)
交響曲第2番とヴァイオリン協奏曲(ODE1005)と交響曲第3番とチェロ協奏曲
(ODE1086)が注目を集め、一般的な成功をおさめたラトヴィアの作曲家、ペー
テリス・ヴァスクス(1946-)。3枚目のディスクでは、合唱と管弦楽のための
宗教作品が紹介されます。「主の祈り」のラテン語テクストによる〈パーテ
ル・ノステル〉 と通常文によるミサ曲。伝統の教会音楽とバルト地方の神
秘主義の出会いから生まれた瞑想気分の音楽は、キリスト教徒にとどまらず、
宗教心をもつ人々に広くアピールしそうです。混声合唱とオルガン、混声合
唱と弦楽オーケストラ。〈ドナ・ノビス・パーチェム〉には2つのバージョン
があり、シグヴァルズ・クリャーヴァとラトヴィア放送合唱団は、アイヴァ
ルス・カレイスと共演してオルガンのための版を録音していました
(BIS1145)。混声合唱と弦楽オーケストラの版は、ポール・ヒリアー指揮の
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団とタリン室内管弦楽団
(HMU907311) (バルトの声 第1集) に次ぐ録音です。





<Alba>
ABCD 230 \2300
チェロとオルガンのためのロマンティック・デュオ
マルセル・デュプレ(1886-1971):
チェロとオルガンのためのソナタ イ短調 作品60
ヨーゼフ・ラインベルガー(1839-1901):
6つの小品 作品150[夕べの歌、エレジー、田園詩]
ソルト・ガルドーニ(1946-):ハンガリーのコラールによる変奏曲
ルネ・ギユー(1903-1958):アダージョ-J.S.バッハへのオマージュ
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):祈り 作品158
グスタフ・メルケル(1827-1885):礼拝 作品114
マックス・レーガー(1873-1916):
ヴァイオリンとオルガンのための組曲より アリア 作品103a-3
ヴォルフガング・シュトックマイアー(1931-):
リストの「十字架への道」の主題による変奏曲(1981-82)
ティボル・ボガーニ(Vc) アーグネス・ザースカリスキ(Org)
録音:2006年3月9日-11日 聖ミカエル教会 (トゥルク、フィンランド)
6チェロの倍音とオルガンの倍音。そこから生まれる調和が多くの音楽家の心
をとらえてきました。
ロマンティックでネオクラシカルなパリのオルガニスト、マルセル・デュプ
レ。ハンガリーに生まれ、ドイツでオルガニスト、作曲家として活躍するソ
ルト・ガルドーニ。ヴェルサイユ・ノートルダム教会のオルガニスト、ルネ
・ギユー。19世紀ドイツを代表するヴィルトゥオーゾ、グスタフ・メルケル。
サン=サーンスは、聖セヴラン教会のオルガニストに指名された感謝のしる
しとして〈祈り〉を作曲。ヴァイオリンとオルガンのために書いた抒情曲を
チェロとオルガンのために編曲したラインベルガーとマックス・レーガー。
シュトックマイアーは、リストの〈十字架への道〉に主題を求め、イエス・
キリストの苦難と死の神秘に想いを寄せます。ハンガリーのふたりのプレー
ヤーにより鮮やかに奏でられます。

ABCD 231 \2300
エルッキ・メラルティン(1875-1937):森の中を楽しく歩く
オスカル・メリカント(1868-1924):
リンゴの花、夏の夕べのおだやかな風、娘は花の上を歩き
カイヤ・サーリアホ(1952-):あなたを見つめる、ああ、心よ、夕べの祈り
イルマリ・ハンニカイネン(1892-1955):弔いの歌、平安
ユルキ・リンヤマ(1962-):夏「夜が明けると娘が」
トイヴォ・クーラ(1883-1918):朝の歌、マリアの歌
リク・ニエミ(1967-):ランプの灯が消えていく
ヨウニ・カイパイネン(1956-):平安、幸運は胸のうちに
オッリ・コルテカンガス(1955-):スキーヤーの歌
アヌ・コムシ(1967-):僕らは霧の中を歩く
ペール・ヘンリク・ノルドグレン(1944-):彼らはみな死んではいない
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):北極光
ユルヨ・キルピネン(1892-1959):夕べに
アヌ・コムシ(S) ピア・ヴァッリ(P)
録音:2002年10月26日-27日、2006年4月1日 (フィンランド)
20世紀前期フィンランドの作曲家たちは、詩人エイノ・レイノ(1878-1926)
の詩にさまざまに曲を書いてきました。踊りのリズムをつけてもらうために
生まれた美しい響きをもつ抒情の詩。現代の作曲家たちはレイノの詩に何を
感じ、何を読みとるのでしょうか。レイノの詩を愛するソプラノ歌手、アヌ
・コムシは、現代フィンランドの作曲家たちに新しい歌の作曲を委嘱。新し
い音感覚をもった現代作曲家たちにも、ロマンティックな歌曲の伝統はしっ
かり受け継がれていることが証明された作品となっています。アヌ・コムシ
とピア・ヴァッリにより2001年のムジカ・ノーヴァ・ヘルシンキのコンサー
トで初演された新曲と、フィンランドの人たちに愛されてきた歌がひとつの
アルバムのなかで美しい調和を見せています。

NCD 29(SACD-Hybrid) \2300
ペッカ・コスティアイネン(1944-):自作自演集 第5集
守護天使、今 この世は栄え、主を探し求めよ、クリスマスの賛美歌、
主よ あなたはいつ私とともに、たとえようのない宝、受難と復活、
主に感謝し 主を賛美せよ、目覚めよ 優柔の魂よ、愛国の賛美歌、
夕べの賛美歌、主よ 私の手を取ってください
ムジカ合唱団 ペッカ・コスティアイネン(指)
録音:2006年11月17日-19日 ケルティンマキ教会
コスティアイネンは現代を代表する合唱曲作家のひとり。混声合唱のための
作品や、〈ひばりの道 〉をはじめとする児童合唱のための作品は世界の合唱
団で歌われ、日本の合唱団もレパートリーに取り入れています。コスティア
イネンがムジカ合唱団とヴォックス・アウレラを指揮して録音するシリーズ。
第5集では、フィンランド伝承の賛美歌と宗教歌を編曲した12の合唱作品が選
ばれました (全30曲)。古くからの賛美歌が新しい響きの歌として歌われてい
ます。

NCD 30(SACD-Hybrid) \2300
ミッコ・シドロフ(1985-):パニヒダ
アニタ・リントゥ(S) オッシ・ヤウヒアイネン(T)
クリソストモス室内合唱団 ミッコ・シドロフ (指)
録音:2006年10月6日-7日 ヴァラモ修道院 (フィンランド)
愛する人を弔う徹夜の祈り、「パニヒダ」。フィンランドの若い指揮者、作
曲家のミッコ・シドロフはフィンランド正教会の儀式による新しい音楽を作
曲しました。コンサートホールのための〈パニヒダ〉。賛美の歌、詩篇91番、
連祷、コンタグ、頌歌など16の部分から構成。音楽語法と雰囲気は異なるも
のの、さきがけとなったラウタヴァーラの〈ヴィジリア〉(ODE910) から影響
を受けたことを作曲者自身が認めています。シドロフは、ヘルシンキ・ポリ
テクで指揮と歌とオーボエを学び、クリソストモス室内合唱団、ヘルシンキ
大聖堂聖歌隊、スタディア・オペラ、室内アンサンブルの指揮者として活動。
正教会のための音楽、エイノ・レイノの詩による合唱曲と歌曲などを作曲し
ています。クリソストモス室内合唱団は2003年、シドロフが〈パニヒダ〉初
演のためクオピオに創設した合唱団です。





<haenssler>
98 290 \1250
「静謐なる響き」
(1)ハイドン:交響曲第52番ハ短調より第1楽章
(2)J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲よりアリア
(3)プッチーニ:菊の花
(4)シューマン:3つのロマンスOp.94より第2曲
(5)J.S.バッハ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1043より第2楽章
(6)ショパン:ワルツ第3番イ短調Op.34-2
(7)パッヘルベル:カノン
(8)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」より第2楽章
(9)ディッタースドルフ:アンダンティーノ ト長調
(10)メンデルスゾーン:「真夏の夜の夢」Op.61より夜想曲
(1)トーマス・ファイ(指)ハイデルベルクSO.
(2)エフゲニー・コロリオフ
(3)パトリック・ストゥルブ(指)シュトゥットガルト・アルカタ室内O.
(4)ディルク・アルトマン(Cl)フローリアン・ヘンシェル(P)
(5)クリストフ・ポッペン、イザベル・ファウスト(Vn)
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
(6)パヴロス・ハツォプーロス
(7)アイオナ・ブラウン(指)アカデミー室内O.
(8)ゲルハルト・オピッツ(P)
(9)ラヨシュ・レンチェシュ(Ob)フランツ・リスト室内O.
(10)ヘルムート・リリング(指)オレゴン・バッハ・フェスティヴァルO.
心休まるクラシックの名旋律の数々を集めたコンピレーション・アルバム。
ファイ、オピッツ、ファウスト、リリングとhaenssler社が擁する一流演奏家
の音源を投入しているところがそこいらのものとは一味ちがいます。




<ORFEO D'OR>
ORFEOR 701072 2枚組 \4160
モーツァルト(R.シュトラウス編):「イドメネオ」
ロバート・ギャンビル(T イドメネオ) 
カミッラ・ニールント(S イズメーネ)
ブリッタ・シュタルマイスター(S イリア) 
イリス・フェルミリオン(Ms イダマンテ) ほか
ファビオ・ルイージ(指)
シュターツカペレ・ドレスデン,ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:2006年8月25日
今年2007年から、伝統あるドレスデン国立歌劇場の音楽監督に就任したファ
ビオ・ルイージ。この11月には両者の来日公演が待っています。オペラで極
めて高い評価を得ているルイージですが、実はまだモーツァルトのオペラの
録音がありませんでした。そこにORFEOから、ザルツブルク音楽祭でドレスデ
ンのオーケストラと合唱団を起用しての「イドメネオ」が登場。フェルゼン
ライトシューレでのライブ録音です。これがただの「イドメネオ」じゃない、
なんとシュトラウス版!歌詞はドイツ語です。シュトラウスによってところ
どころ思い切った近代化を施された「イドメネオ」は、シュトラウスに定評
の高いルイージにはピッタリ。歌手は、来日公演でタンホイザーを歌うギャ
ンビル、サロメとエリーザベトを歌うニールントに加え、実力派のドイツの
メッゾ、フェルミリオンに、ここ数年で台頭の著しいドイツのソプラノ、
シュタルマイスターと、超強力。演奏会形式とは思えない緊張感の漲った演
奏になっています。





<TAHRA>
TAH 642 3枚組 \6900
マーラー:
(1)交響曲第1番 ニ長調
(2)交響曲第2番 ハ短調 「復活」
(3)交響曲第4番 ト長調
(1)ヨゼフ・カイルベルト(指)
シュターツカペレ・ドレスデン
(2)ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)
NWDR交響楽団,オダ・バルスボルク(S),シークリンデ・ワーグナー(Ms)
(3)ブルーノ・ワルター(指)
フランクフルト博物館管弦楽団,アンネリース・クッパー(S)
録音:(1)1950年2月4日,(2)1956年11月12日,(3)1950年9月4日
TAHRAから、マーラーの秘蔵音源が3CDで登場。注目は、シュミット=イッセ
ルシュテットの指揮する「復活」。1956年11月12日、ハンブルクのムジーク
ハレでのライブ録音。速めのテンポでキビキビと演奏しつつ、S-Iならではの
自然な美しさ、流れの良さと、隅々までが目が行き届いた知性が生かされた
優れものの名演。豊満肥大化してしまった「復活」に慣れている耳に新鮮に
響く「復活」です。なお多少のカットが入った演奏です。カイルベルトの第1
交響曲は、カイルベルトがシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者だっ
た頃の演奏。カイルベルトらしい骨太のゴッツイ演奏。ワルターの第4交響曲
は、海賊盤CDで出ていたもの。ワルターの覇気に溢れた棒に、フランクフル
トのオーケストラが必死に喰らいついている一期一会的名演。しかも音質が
年代にしてはかなり明瞭なのがありがたいです。3種それぞれに聞き応え十分
のマーラーです。




<AVI-MUSIC>
4260085 530472 \2450
レーガー:クラリネット五重奏曲イ長調 Op.146
モーツァルト:クラリネット五重奏イ長調  K.581
ヴォルフガング・マイヤー(Cl)
カルミナ弦楽四重奏団[マティアス・エンデルレ(Vn) 
スザンヌ・フランク(Vn) ウェンディ・チャンプニー(Va) 
シュテファン・ゲルナー(Vc)]
録音:2006年6月
1984年スイス、チューリッヒにて結成され、現在の室内楽界を牽引する正統
派カルテットとして活躍を続けているカルミナQと、ヴォルフガング・マイヤ
ーによるモーツァルトの名作クラリネット五重奏曲。妹のザビーネはモーツァ
ルトの五重奏を3回録音。ヴォルフガング・マイヤーは妹の存在感に隠れがち
ですが、この演奏はまさに天国的な音楽と言っても良いでしょう。音楽への
集中力、息の合ったアンサンブル、柔和な音色、自然で自由な流れ。上質な
アンサンブルを聴かせてくれます。ブラームスとカップリングされることの
多いモーツァルトのクラリネット五重奏ですが、このアルバムではレーガー
を収録。レーガーはブラームスのクラリネット五重奏に触発されて作曲、2つ
の偉大な作品に劣らず充実した最晩年の作品です。




<haenssler>
93 201 \2250
ベルリオーズ:序曲集
(1)ウェイヴァリーOp.1 H.26
(2)宗教裁判官Op.3 H.23d
(3)リア王Op.4 H.53
(4)ロブ・ロイH.54
(5)ローマの謝肉祭Op.9 H.95
(6)海賊Op.21 H.101
シルヴァン・カンブルラン(指)
SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)(4)(6)2007年5月(2)2000年2月
(3)2003年2月フライブルク、コンツェルトハウス
(5)2002年1月バーデン=バーデン、祝祭劇場
そもそもオペラやオラトリオのための序曲として書かれながら、さまざまな
理由でもっぱら今日独立したコンサート・ピースとして親しまれているベル
リオーズの序曲。さすがは管弦楽法の大家ベルリオーズ、いずれも華麗かつ
精緻なサウンドに魅力が凝縮されているのがその特徴。甘美なラルゲットと
激烈なアレグロの二部からなり、以後の作曲家としての歩みの出発点となっ
たウェイヴァリー。試みとして歌劇「ベンヴェヌート・チェッリーニ」第2幕
のために書かれ、のちに独立した「ローマの謝肉祭」。色彩の魔術師カンブ
ルランがおおいに手腕を振るった内容です。





<United Archives>
UAR 018 8枚組 \5800
モノラル
-The Well-tempered Musicianよく調えられた音楽家-
ワンダ・ランドフスカ/ヨーロッパ録音集1928-1940
【CD1】1928-1930年
(1)J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV 988
(2)バード:ウォルシーの荒野
(3)J.S.バッハ:イギリス組曲第3番より「ガヴォット」
(4)ランドフスカ:オーヴェルニュのブレー第2番
(5)ダカン:かっこう
(6)J.S.バッハ:ファンタジー ハ短調 BWV 906
(7)J.S.バッハ:イギリス組曲第5番より「パスピエ」
(8)クープラン:恋のうぐいす
(9)スカルラッティ:ソナタ ニ短調L.413
録音:(1)1933年11月18,19,20日 (2)-(5)1928年4月 (6)-(9)1930年4月
【CD2】1934年
クープラン:クラヴサン曲集より
(1)第8組曲より「パッサカリア」
(2)第3組曲より「お気に入り」
(3)第6組曲より「収穫をする人々」「心地よい恋やつれ」「さえずり」
「牧歌(ロンドー)」「おしゃべり女」「羽虫」
(4)第11組曲より「貴族とメネストランディーズ会員」「ヴィエール弾きと
乞食」「熊と猿を連れたジョングルールと軽業師と大道芸人」
(5)第13組曲より「純潔」「恥じらい」「希望」「忍耐」「媚」「年老いた
伊達男と時代後れの守銭奴」「気のよいかっこう」「無言の嫉妬」「狂乱、
または絶望」
(6)第15組曲より「子守歌、またはゆりかごの中のいとし子」「居酒屋の
ミュゼット」「花咲く果樹園」
(7)第18組曲より「修道女モニク」
(8)第19組曲より「信心男と信心女、または小屋芝居の一こま」
(9)第20組曲より「タンブラン」
ラモー:
(10)クラヴサン曲集第3組曲より「歓喜(ロンドー)
(11)第5組曲より「トリコテ」「メヌエット」「雌鶏」「未開人」
シャンボニエール:
(12)チャコーナ ヘ長調
(13)ロンドー ヘ長調
ダカン:
(14)クラヴサン組曲第1巻 第2組曲より「つばめ」
リュリ(ダングルベール編):
(15)Les Songes Agreables d’Athis
録音:(1)(4)1934年4月 (2)、(5)-(15)1934年4月10日 
(3)1934年4月10日、6月27日
【CD3】1934年のスカルラッティ/1935年のヘンデル
(1)スカルラッティ:20のソナタ≪ト長調L.232/ト短調L.488/ハ長調L.104
/ヘ短調L.438/イ長調L.132/ヘ長調L.384/ヘ短調L.475/ロ短調L.263/
ニ長調L.463/嬰へ短調L.294/ニ長調L.208/ホ短調L.257/嬰ハ短調L.256
/ホ長調L.375/ト長調L.527/ト短調L.338/変ホ長調L.142/ホ長調L.23/
ヘ長調L.474/ヘ長調L.479
(2)ヘンデル:組曲第2番ヘ長調
(3)ヘンデル:組曲第5番ホ長調
録音:(1)1934年9月10、11,12日 (2)1935年2月25日
(3)1935年2月25、26日
【CD4】1935年のヘンデル/1936年のバッハ
ヘンデル:
(1)組曲第7番ト短調
(2)組曲第10番ニ短調
(3)組曲第14番ト長調
J.S.バッハ:
(4)パルティータ第1番変ロ長調BWV825
(5)6つの小プレリュードBWV933-938
(6)半音階的幻想曲とフーガBWV903
録音:
(1)1935年2月1日 (2)1935年2月26&3月1日
(3)1935年3月1日 (4)1935年7月9日、1935年10月17日
(5)1935年7月11&16日 (6)1935年7月17&10日
【CD5】1936年のバッハ
J.S.バッハ:
(1)トッカータ ニ長調BWV912
(2)フランス組曲第6番 ホ長調BWV817
(3)イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
(4)小プレリュード ハ長調BWV 924
(5)小プレリュード ハ長調BWV 939
(6)プレリュード ハ短調 BWV 999
(7)小フーガ ハ短調 BWV 961
(8)イギリス組曲第2番 イ短調BWV 807
パッヘルベル:
(9)第2旋法によるマニフィカト(ト短調)
(10)第8旋法によるマニフィカト(ト長調)
録音:(1)1936年9月28日 (2)1936年9月24日 
(3)1936年9月25&26日、1935年7月17日 (4)-(7)1936年9月25日 
(8)1936年9月23&25日(9)-(10)1936年9月26日
【CD6】1937年―協奏曲集
(1)ヘンデル:チェンバロ協奏曲op.4-6変ロ長調
 ウジェーヌ・ビゴー指揮
(2)ハイドン:チェンバロ協奏曲Hob.XVIII-11ニ長調
 ウジェーヌ・ビゴー指揮
(3)モーツァルト:ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」K.537ニ長調
 (カデンツァ:ランドフスカ)/ワルター・ゲール指揮
録音:(1)1937年4月21日 (2)1937年4月19日 (3)1937年3月
【CD7】1937年-1938年
(1)ヘンデル:アリアと変奏変ロ長調
(2)ハイドン:ソナタ嬰ハ短調Hob.XVI.36(第49番)よりメヌエット
(3)ハイドン:Ballo Tedesco (Hob. Gr. IX no.22)
(4)モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
(5)ラモー:組曲ホ短調
(6)J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第1番 ニ短調 BWV 1052
 ウジェーヌ・ビゴー指揮
録音:(1)-(3)1937年4月21日 (4)1937年3月 (5)1938年7月5、6日 
(6)1938年12月2、5、6日
【CD8】
スカルラッティ:
20のソナタ≪ニ長調L.206/ロ短調L.449/ニ長調L.213/ハ長調L.102/
イ短調L.138/ヘ短調L.382/ヘ長調L.suppl.20/ニ短調L.422/ト短調L.49
/ニ短調L.423/ニ長調L.418/ニ長調L.14/ニ長調L.461/変ロ長調L.497
/ヘ長調L.228/ヘ短調L.187/ト長調L.103/ハ長調L.255/ニ長調L.56/
変ロ長調L.97
録音:1939年1月9,11,12日、1940年3月8,9日
ワンダ・ランドフスカ (1879-1959)は、ほぼ絶滅していたチェンバロという
古楽器を20世紀に復活させた立役者にして、この楽器の女王。彼女がチェン
バロで奏でるバッハを聴き、ショックを受けた有名人にはブゾーニ、トルス
トイ、チュルリョーニスといった鋭敏な感受性を持つ芸術家も多く、世の中
への多大な影響という点で、まさにチェンバロ革命を行なったと申せましょ
う。彼らも聴いたほど太古に生きたランドフスカの録音は、数が多いわりに
クオリティが低く、せっかくの神業がイマひとつ実感できずにきました。し
かし、ユナイテッド・アーカイヴ社が入念なマスタリングを施した結果、驚
くほど鮮明な音質に蘇り、トルストイが聴いた音楽を私たちも体験できるこ
ととなりました。
チェンバロという楽器は音量に乏しく、音色の変化もない欠点があったため、
ランドフスカはプレイエル社に特注して、ピアノの機能を応用したモダン・
チェンバロを生み出しました。これは今日古楽関係者たちから忌み嫌われて
いますが、典雅で艶のあるチェンバロの音が、ある時にはオルガンのように
壮麗に、ある時はピアノのように表情豊かに変幻する様は、あたかも魔術の
よう。また、ランドフスカならではのリズム感の良さとフレージングの斬新
な切り方が、超新鮮に響きます。まさに神業と申せましょう。
ランドフスカが珍しくピアノを演奏しているモーツァルトの戴冠式協奏曲も、
音が格段に明快となり、繊細な表情の変化など、モシュコフスキ門下だった
ランドフスカの名人芸がたっぷり味わえます。




<BBC LEGENDS>
BBCL 4224 2枚組 \3250
ステレオ
(1)マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」
(2)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」
クラウス・テンシュテット(指)ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:(1)1980年8月29日アッシャー・ホール(エジンバラ音楽祭ライヴ)
(2)1985年9月13日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
1998年にテンシュテットが世を去って来年でちょうど10年。だれもが待ち焦
がれたマーラーのライヴが、同じく2008年にレーベル誕生10周年という節目
を迎えるBBC LEGENDSよりついに登場します。
手兵ロンドン・フィルとはすでに2種の別録音を数えるテンシュテットの「夜
の歌」。このたび登場するエジンバラ音楽祭におけるライヴは、全集シリー
ズの1980年10月のセッション録音に先立って同年8月に行なわれました。テン
シュテットがまだ病に倒れる以前ということもあり、気力の充実と演奏の白
熱ぶりには凄まじいものがあります。それはたとえば、演奏時間が全体でお
よそ7分も長くなった93年のライヴと比較して、80年のライヴはスタジオ盤と
ほとんど変わらぬテンポを保っていることからもうかがい知れます。
テナーホルンの奇抜なアイデアが響きに異化効果を生む第1楽章。副題の所以
ともなったふたつの夜曲。そしてフィナーレにおけるエネルギーの開放。マ
ーラーの音楽が内包するとりとめのなさ、途方もない落差をそのまま提示し
たテンシュテットによるライヴ。テンシュテットを知るにはやはりライヴを
聴くしかない。あらためてそう思わせる破格の内容です。
カップリングの「ジュピター」はさきのベートーヴェン第九(BBCL.4131)と
同日のライヴで、北ドイツ放送響盤(1980年ライヴ)に次いで2種目にあたり
ます。ここでは申し分なく雄渾でありながら、音楽運びにより自由度と燃焼
度の高さとが増しており、手兵と息のあったところをみせてくれます。しか
も、演奏から終始漂う張り詰めた気配はなんとも独特で、このコンサートこ
そが病に倒れる直前のものであったことと無関係ではないのかも知れません。
すべてBBCアーカイヴ音源からの復刻で音も万全なうえ、ともに正規盤初出
ということを合わせると、ファンには見逃すわけにはゆかないアルバムとな
りましょう。

BBCL 4223 \2180
ステレオ
(1)ニールセン:交響曲第4番Op.29「不滅」
(2)シベリウス:交響曲第3番ハ長調Op.52
サー・ジョン・バルビローリ(指)ハレO.
録音:(1)1965年7月30日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
(2)1969年8月8日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
すべてBBCアーカイヴ音源からの復刻。シベリウスの名演奏と呼ばれるものの
多くが素朴な味わいをとどめた地元フィンランド勢で占められるなか、粘っ
こい歌いまわしで作品の世界を訥々と描いてゆくバルビローリのそれは独特
のポジションを獲得しています。そのシベリウスのエキスパート、バルビロ
ーリと手兵ハレ管による第3交響曲ライヴ。69年8月は同曲のスタジオ録音か
ら3ヵ月後、ようやく解禁となった内容は文字通りファンには宝物といって
さしつかえないでしょう。
ニールセンの「不滅」はシベリウス5番(68年ライヴ)とのカップリングでBBC
ラジオ・クラシックスから出ていたもの。シベリウス同様に作品との相性も
よく、とくに第1楽章のヤマ場における、たたみかけるような気迫にみちた
激しさは一度耳にすると記憶に焼きついて離れません。廃盤により長らく入
手困難であったためこのたびの復活は嬉しいところです。

BBCL 4221 \2180
モノラル
(1)フォーレ:レクイエムOp.48
(2)ヴェルディ:聖歌四篇
(1)(2)ジャネット・ベイカー(S)(1)ジェラール・スゼー(Br)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)フィルハーモニアO.&Cho.
録音:1962年4月30日ロンドン、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
エジンバラ音楽祭への出演やコヴェント・ガーデンでの「ドン・カルロ」な
どを通じて、50年代後半から60年代前半にジュリーニはひんぱんに英国のオ
ケに登場しています。ちょうどこの時期に数多くの録音を残したフィルハー
モニアとの傑作宗教曲ライヴ。まさしくカンタービレの巨匠と異名をとる彼
の持ち味が存分に活きた内容で、いまにも吸い込まれそうな美しさ。同じ
フィルハーモニアとのスタジオ盤(86年)で知られるフォーレでは、スゼーの
優しく温かみある歌声が心に沁みます。ヴェルディはこの公演での成功を受
けてでしょうか、同じ年12月に同一キャストでスタジオ録音を行なっていま
す。ともにソリストを務めるのはおなじみのベイカー。

BBCL 4222 \2180
ステレオ
(1)シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番イ短調D.784
(2)同:ヒュッテンブレンナーの主題による変奏曲D.576
(3)シューマン:
幻想小曲集Op.12より夕べに / 飛翔 / なぜに / 夜に / 夢のもつれ / 歌の
終わり
[アンコール]
(4)ドビュッシー:映像第2集より葉ずえを渡る鐘の音
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:(1)1979年3月31日ロンドン、
ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
(2)(3)(4)1969年10月8日マンチェスター、自由貿易ホール
すべてBBCアーカイヴからの復刻。ことしが没後10年にあたるリヒテルのリサ
イタル集。第14番のソナタはオール・シューベルト・プロ(BBCL.4010)からの
もので、合わせて当夜の内容がすべて揃います。なお、このリサイタルは同
じ年の2月から3月にかけての来日公演直後にあたり、第14番は東京と大阪の
プログラムにも組まれていました。いっぽう、さかのぼること10年前マンチェ
スターでのライヴは当夜のプログラム前半を収録(後半はラフマニノフ。BBCL.
4090)。とりわけシューマンはリヒテルの真骨頂とも呼べる出来栄えです。





<Harmonia Mundi France>
HMD 9909008(DVD-Video) 2枚組 \4800
ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」
アンドレアス・ショル(CT ジューリオ・チェーザレ)
インガー・ダム=イェンセン(S クレオパトラ)
トゥーヴァ・セミングセン(Ms セスト)
ランディ・ステーネ(Ms コルネーリア)
クリストファー・ロブソン(CT トロメーオ)
パーレ・クヌーセン(Br アキッラ)
マイケル・マニアチ(男声S ニレーノ)
ラース・ウルリク・モーテンセン(指)
コンチェルト・コペンハーゲン(ピリオド楽器使用)
演出:フランシスコ・ネグリン
収録:2005年
ついに出ました!ショルの「ジューリオ・チェーザレ」、待望の発売です。
2002年5月にデンマーク王立歌劇場で上演された「ジューリオ・チェーザレ」
は、ショルの圧倒的なタイトルロールを始め、極めて高い水準の舞台が大き
な話題になりました。2005年3月の再演をデンマーク放送が収録、今回、
HMFからリリースされることになりました。なんと言ってもショルのチェー
ザレ!持ち前の美声に加え、凛々しさと気品もあって、かつ男っぽさ十分で、
圧倒的!クレオパトラを歌うインガー・ダム=イェンセンはデンマークのベ
テランのソプラノ、モーツァルトを得意とする他、マーラーの交響曲、歌曲
でも高い評価を得ています。セストを歌うトゥーヴァ・セミングセンはノル
ウェイのメッゾ。1999年デビューのまだ若い歌手。2006年には、クリスティ
指揮のモーツァルト「イドメネオ」でイダマンテを歌っています。コルネー
リア役のランディ・ステーネもノルウェイのメッゾ。10年以上デンマーク王
立歌劇場で活躍している実力派。さらにトロメーオは、個性的なカウンター
テナー、ロブソンが担当。今年の一月に来日して話題を読んだモーテンセン
の率いるコンチェルト・コペンハーゲンの才気が走る演奏も特筆すべきで
しょう。フランシスコ・ネグリンの演出は、おしゃれに現代化した素敵な舞
台です。話題を掻っ攫った「ジューリオ・チェーザレ」、ぜひ映像でお楽し
みください!




<FARAO>
B 108033 \2180
R.シュトラウス:
ツェツィーリエ Op.27-2、冬の霊感 Op.48-4、二人の秘密をなぜ隠すのか
Op.19-4、明日の朝 Op.27-4、夜 Op.10-3、とき放たれた心 Op.39-4、
献呈 Op.10-1、四つの最後の歌 Op.150
シューベルト:
無限なるものに D.291、憂愁 D.825、鱒 D.550、糸を紡ぐグレートヒェン
D.118、夜の曲 D.672、魔王 D.328
ワルトラウト・マイヤー(Ms)
ヨゼフ・ブラインル(P)
録音:2007年3月
この10月にベルリン国立歌劇場と共に来日、イゾルデを歌う予定のワルトラ
ウト・マイヤー。彼女は2回の歌曲リサイタルも予定されています。そのリサ
イタルの曲目とほぼ同じ内容のCDが緊急リリース。シューベルトとシュトラ
ウスの傑作ばかりを選り抜いて、円熟のマイヤーが奥深い世界を切り開いて
います。ことに四つの最後の歌は絶品!リサイタルを聞ける人にも、聞きに
行けない人にも歓迎されるCDでしょう。




<COVIELLO>
COV 20701 \2350
カール5世時代の音楽
M.プレトリウス、フランシスコ・デ・ラ・トッレ、ルイス・デ・ナルバエス、
ティルマン・スザート、トワノ・アルボー、ルイス・デ・ミラン、
フィリップ・ヴェルデロ、カンシオネーロ・デ・ラ・コロンビーナ、
フランシスコ・ゲレーロ、ヒエロニムス・パラボスコ、J.ヴァルター、
ジョスカン・デ・プレ、ルートヴィヒ・ゼンフル 他
カペラ・デ・ラ・トーレ
マティアス・ゲルヒェン(B)、セバスチャン・クネーベル(Org)
録音:2006年10月聖オスダーク教会(マンデルスロー、ドイツ)
16世紀のスペインは、政治経済、文化芸術ともに強く豊かで黄金期と呼ぶに
ふさわしい時代でした。1516年に神聖ローマ皇帝カール5世がスペイン王カル
ロス1世として即位。カール5世はヨーロッパから新大陸に至る広大な領土を
統治、歴史上もっとも広い地域を支配した君主の一人。出身地であるフラン
ドルから優れた音楽家を招き、時代を代表する画家や彫刻家も、彼のもとに
活躍しました。このアルバムはカール5世と同時代に活躍した作曲家の作品
を集めた1枚。カール5世の最高の宮廷楽団の響きを味わうことの出来る内容
です。

COV 20709 \2350
ジョン・プレイフォード(1621-1686):
「英国式舞踏指南 イングリッシュ・ダンシング・マスター」(1651-ca.1728)
より
アンサンブル・プレイフォーズ
録音:2006年8月28-30日
17世紀イギリスを代表する楽譜出版者のひとり、ジョン・プレイフォード。
1651年に出版された17世紀のヒット曲集、「英国式舞踏指南 イングリッシュ
・ダンシング・マスター」を編纂。このアルバムは、アンサンブル・プレイ
フォーズと名付けられた意欲的な古楽アンサンブルによって、より精密に、
より確かな解釈において再発見された音楽を展開しています。

COV 60703(SACD-Hybrid) \2350
Between the lines-境界線のはざまで
エリッキ=スヴェン・トゥール:
構図II(1986/2000)-クラリネット、バス・クラリネットとピアノのための
アンドレアス・ゾルク:
ヘーレンタール(2000)-2本のバス・クラリネットとピアノのための
エリオット・シャープ:
ハウリン・アット・ザ・ヴォルフガング(2005)-バセット・ホルン、バス・
クラリネットとピアノのための
ゲルハルト・ミュラー=ホルンバッハ:
色褪せた影-クラリネット、バセット・ホルンとピアノのための
パトリック・ビシャイ:
イヴについて-クラリネット、バス・クラリネットとピアノのための
ゲイリー・クレシャ:
結合の神秘-クラリネット、バス・クラリネットとピアノのための
ベールマン・トリオ
天才クラリネット奏者、ベールマンにちなんで名づけられたベールマン・ト
リオによる現代クラリネット作品集。エストニア出身の作曲家、エリッキ=
スヴェン・トゥールのトリオ。ベールマン・トリオのために作曲されたNYア
バンギャルド・シーンの重鎮、エリオット・シャープのモーツァルトの生誕
250年を祝った"ハウリン・アット・ザ・ヴォルフガング"。ユングの著書"結
合の神秘"に基づいて書かれたゲイリー・クレシャの5つの楽章からなる作品
など、新旧の要素を含んだ興味深いアルバムとなっています。




<BIS>
BIS 1903/05 6枚組 \7080
日本語解説付
シベリウス完全全集 その2-室内楽(四重奏・三重奏)編
(1)弦楽四重奏曲:
モルト・モデラート-スケルツォ JS134/[スケルツォ]ロ短調/
弦楽四重奏曲変ホ長調 JS184 (1885)/[4つの主題] (1887)/
アラ・マルチア ホ短調 JS16/プレスト ヘ長調 JS154/主題と変奏
ト短調 JS197/アレグレット ニ長調 JS20/アンダンティーノ ハ長調 JS39
/主題と変奏 嬰ハ短調 JS195/[33の小品] (1888-89)/[アレグロ]ト短調
/アンダンテ-アレグロ・モルト 二長調 JS32/アンダンテ・モルト・
ソステヌート ロ短調 JS37/モデラート-アレグロ・アパッシオナート
嬰ハ短調 JS131/アレグロ ホ短調 JS28/アレグレット イ長調 JS17/
アダージョ ヘ短調 JS14/アレグレット 変ロ長調 (1889)/マルティン・
ウェゲリウスのためのフーガ JS85/弦楽四重奏曲イ短調 JS183/
アダージョ 二短調 JS12/弦楽四重奏曲変ロ長調 Op.4/弦楽四重奏曲二短調
「親愛の声」Op.56/弦楽四重奏曲二短調「親愛の声」の終結部異稿/
アンダンテ・フェスティヴォ JS34a
(2)ピアノ三重奏曲:
ピアノ三重奏曲ト長調 JS205/[メヌエット]二短調 (1882)/
メヌエット ヘ長調 JS12/[アンダンテ]-アダージョ-アレグロ・マエストーソ
(1883-85)/ピアノ三重奏曲イ短調 JS206/[モデラート]イ短調/[アレグロ]
ハ長調/アレグロ ニ長調 JS27/[アンダンティーノ]イ長調(1886)/
ピアノ三重奏曲イ短調「ハフトラスク」JS207/ピアノ三重奏曲 ニ長調
「コルポ」 JS209/アンダンティーノ ト短調 JS43/ピアノ三重奏曲
ハ長調「ロヴィサ」 JS208/[アレグレット]変イ長調 (1888) /
[アレグレット]変ホ長調(ヤーッコ・クーシスト補完)/[アレグロ]二短調
(カレヴィ・アホ補完)/ヘルシンキ大学解剖学学院の華麗な行進曲 JS116
(3)ピアノ四重奏曲:
ピアノ四重奏曲二短調 JS157/光の乙女 (1885)/スケルツォ ホ短調JS165
/アンダンテ・カンタービレ 変ホ長調 JS30b(ピアノとハルモニウムの
ための)/ヴァイオリン、チェロ、ハルモニウム、ピアノのための四重奏曲
ト短調 JS158/ピアノ四重奏曲 ハ短調 JS156
テンペラSQ、ヤーッコ・クーシスト、サトゥ・ヴァンスカ(Vn)、
マルコ・イロネン、タネリ・トゥルネン(Vc)、
フォルケ・グラスベック、ペテル・レンクヴィスト(Pf)、
ハッリ・ヴィータネン(Harm)
シベリウスの没後50年を記念してBISが送る「シベリウス完全全集」。全体
を13のジャンルに分け、全65枚、世界初の浩瀚な大全集の完成となります。
第2弾は室内楽作品のうち、四重奏と三重奏曲を網羅しています。交響曲や
管弦楽曲にくらべて、どうしても地味な印象の室内楽作品ですが、ヴァイオ
リンの名手だったシベリウスが、幼い頃から家族や友人と楽しんだ極めて近
しいジャンルでもあります。学生時代の未出版作品から断片的なスケッチま
で収められている完璧さですので、これ1セット持っていれば十分なスグレ
もの。演奏もフィンランドの新鋭テンペラSQのほか、クーシスト、グラス
ベックなどフィンランドの実力派が担っているのも魅力です。英・独・仏・
フィンランド・日本語の五カ国語による80ページ豪華解説書、さらに別冊
伝記(連載)つき。美麗化粧函入りで6枚組3枚価格という超お買い得品です。





<ATMA>
ACD2 2563 \1850
ブクステフーデ:「われらがイエスの四肢」
レ・ヴォワ・バロック
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707)の名作「われらがイエスの四
肢」にまた一つ優れたCDが加わりました。レ・ヴォワ・バロックという団体
名は耳慣れないでしょうが、そこに参加したアーティストの顔ぶれは非常に
豪華。歌は各パート一人での演奏で、スージー・ルブラン、キャスリーン・
ウェブスター、マシュー・ホワイトら、強力なソリストが見事な歌を聞かせ
てくれます。アレクサンダー・ワイマン率いるアンサンブルには、レ・ヴォ
ア・ユメーンの二人(スージー・ナッパーとマーガレット・リトル)ら、古楽
の名手が多数。モントリオールの古楽の勢いを感じさせてくれます。

ACD2 2501 \1850
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲第6番 ヘ短調 Op.80
弦楽四重奏のための4つの小品 Op.81-2曲
弦楽五重奏曲第2番 変ロ長調 Op.87
アルカン四重奏団〔ローラ・アンディラーニ(Vn),ナタリー・カミュ(Vn),
リュク・ベアシュマン(Va),デイヴィッド・エリス(Vc)〕
スティーヴ・ダン(Va)
メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は、ここ数年、ちょっとしたブームと言っ
てよい状況で、盛んに取り上げられています。このCDには、メンデルスゾー
ン晩年の3つの作品を収録。弦楽四重奏曲第6番は、急死した姉ファニーへの
レクイエムとして作曲されたもので、全編を覆う悲しみは感動的です。アル
カン四重奏団は、1989年にケベックで結成した弦楽四重奏団。アルカンとは、
彼らのスポンサーのアルミ会社の名前だそうです。そのまんまアルミ缶。

ACD2 2545 \1850
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」(抜粋 木管五重奏版)
ペンタエドル〔ダニエル・ブルジェ(Fl),マルタン・カルペンティエ(Cl),
ノルマン・フォルジェ(Ob),ルイ=フィリップ・マルソレ(Hr),
マティウ・リュシエ(Fg)〕
モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」を、管楽五重奏で演奏したもの
です。カナダの夏の名物であるクラシック音楽祭、ラノディエール国際フェ
スティバルで2006年に披露され、大変好評だったものです。カナダの名手が
揃った演奏だけに、オリジナルとはまた違った魅力を発揮しています。

ACD2 2550 \1850
ココシ:シャーマン
デジャルダン:家は開いている,ヤンキーたち
グジェオン:夏の夜の小音楽
マルク:スリシール
ライヒ:エレクトリック・カウンターポイント
ゴティエ:エクー
ブルワー:空、空気、そして微笑みについて
フォレステア(ギター・アンサンブル)
リシャール・デジャルダン(歌)
フォレステアは、2002年に結成されたギター・アンサンブル。名前の由来は、
ギターが木で出来ていることから、forestとギタール guitareをかけたので
しょう。演奏している曲は、いずれもここ20年ほどの作品です。

ALCD2 1037 \1350
パーセル:「アーサー王」より,「妖精の女王」より
カヴァッリ:「カリスト」より
テレマン:フルート、弦楽と通奏低音のための協奏曲 ホ短調
メアッリ:ソナタ「ラ・ベルナベア」
クレランボー:サンフォニア第5番
ルベル:バレエ組曲「踊りの性質」
シュメルツァー:バレエ音楽「剣術学校」
コレット:コンチェルト・コミック「未開人」より
ボワモルティエ:バレエ「大公妃邸のドンキホーテ」より
フランシス・コルプロン(指)レ・ボレアド
モントリオールを代表する古楽団体、レ・ボレアドによる演奏を集めたサン
プラーCDです。「旅 Journey」と題されたように、英独仏伊と様々な国の作
曲家の作品が集められています。カタログ付きの特別価格です




<Profil>
PH 06062 \2180
ベートーヴェン:
(1)弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
(2)同 第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」
フォーグラー四重奏団
1985年に結成、ベルリンを拠点にすでにオリジナル・メンバーで20年以上の
キャリアを誇る名門フォーグラー・カルテット。最新録音はベートーヴェン
中期の傑作ラズモフスキー2曲。第1番はデビュー間もない時期にも録音(92年
RCA)していますが、ここでは2曲とも、とくに第9番フィナーレの英雄的で力
強いフーガなどに大きな成長のあとを感じさせます。この流れで、ぜひ後期
も聴いてみたくなります。

PH 07073 \2180
(1)ロドリーゴ:ある貴紳のための幻想曲
(2)アルベニス:スペインの歌Op.232
(3)トゥリーナ:ギター・ソナタ ニ短調Op.61(1931)
フリーデマン・ヴットケ(G)
セバスティアン・テヴィンケル(指)プファルツハイム南西ドイツ室内O.
ドイツの名手ヴットケによるスペインのギター曲集。なかでも1998年に97歳
の作曲者御前演奏し絶賛されたロドリーゴは絶品。ヴットケはロドリーゴ邸
を訪ねた際に、天下のマエストロが有名なアランフェスの第2楽章のテーマを
ピアノで弾いてくれたことにいたく感銘を受けたと述懐しています。

PH 04060 \2180
ハイドン:
(1)変奏曲へ短調Hob.XVII-6
(2)ソナタ ト長調Hob.XVI/11
(3)ソナタ第23番ヘ長調Hob.XVI-23
(4)ソナタ第20番ハ短調Hob.XVI-20
エフゲニー・コロリオフ(P)
ギレリスと同門でかのネイガウスに師事したコロリオフによるハイドン。
ロンドン時代の有名な変奏曲、エステルハージ時代の2つのソナタをはさん
で、ディヴェルティメントとも呼ばれる初期のト長調まで、コロリオフの
確かな技術は得意のバッハにも通じる存在感です。

PH 06022 \2180
ハイドン:
(1)「ネルソン・ミサ」ニ短調Hob.XXII-11
(2)4つの秘跡のレスポンソリウム(ラウダ・シオン)Hob.XXIIIc-4
(3)めでたし、天の元后 イ長調Hob.XXIIIb-3
インガ・ニルセン(S)(3)
クリスティナ・ラキ(S) リア・ボレン(A)
ハイナー・ホプフナー(T) ギュンター・ライヒ(Bs)
フリーダー・ベルニウス(指)
シュトゥットガルト室内Cho.、ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内O.
評価の高いベルニウス&手兵シュトゥットガルト室内合唱団によるハイドン
の宗教曲集。




<WAON RECORDS>
WAONCD 080 \2080
フランチェスコ・バルサンティ(1690-1772):
リコーダーソナタ集(ロンドン1724年)全6曲
(1)第1番ニ短調 (2)第2番ハ長調 (3)第3番ト短調
(4)第4番ハ短調 (5)第5番ヘ長調 (6)第6番変ロ長調
本村睦幸(リコーダー)
平尾雅子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、櫻田亨(リュート)、
上尾直毅(チェンバロ、オルガン)
バルサンティは、1690年にイタリアのルッカに生まれ、1714年にロンドンに
わたり活躍した管楽器奏者・作曲家です。18世紀初頭、ロンドンではリコー
ダーの黄金時代を迎えていました。そのような頃、1724年にバルサンティが
最初の曲集として出版したのが6つのリコーダーソナタ集です。ロンドンで
出版された多くのリコーダー作品の中にあって、このバルサンティのソナタ
集は、リコーダー音楽の喜びを感じさせる叙情性と議校正の双方に満ち溢れ
ており、リコーダーソナタの最高傑作に挙げられます。本村が奏でる音色は
澄み切った美しいもの。通奏低音の演奏陣も、レオンハルト、ホーホラント
の愛弟子の上尾、「やすらぎのガット(WAONCD 060)」でも魅惑の音色を聴か
せた櫻田、そして世界的なガンバ奏者の平尾と完璧な布陣。澄みきったリコ
ーダーと、あたたかみのある通奏低音が、魅惑の世界を紡ぎ上げます。なお、
第1番の第1、2、4楽章、第4番では、手ふいごオルガンが用いられており、
ほんわかした音色がたのしめるのもポイント。

<STUDIO FLOHRA>
B 2704 \2500
W.A.モーツァルト:
(1)交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」
(2)交響曲第40番 ト短調 K.550
田部井剛(指)ターリヒ室内管弦楽団
録音:2006年11月プラハ・ドモヴィナスタジオ
「モーツァルト:ピアノ協奏曲第17番、第10番ほか」(INTEG 221156)の指揮
をつとめ、ハイドシェックから「クルト・ザンデルリンクと共演して以来の
出来だった」と評された、田部井剛。名門ターリヒ室内管弦楽団を率いての
交響曲デビュー盤。
ハイドシェックと田部井の出会いは1999年5月19日。ハイドシェックがデラノ
ワに献呈されたピアノ協奏曲「五月のコンチェルト」を日本初演する際、当
初予定されていた指揮者との演奏が思うようにいかず、練習の際、オーケス
トラパートをピアノで演奏していた田部井を、ハイドシェックがコンサート
の前日に急遽指名。田部井に許された時間はゲネプロ1回のみの練習でした
が、見事成功、ハイドシェックから「ヤング・トスカニーニ」と激賞されま
した。『ハイドシェックの演奏スタイルは奔放で、指揮者は「合わせる」の
に手を焼くといわれる。しかし、田部井はインテンポを旨とした自分のスタ
イルを譲らず、なのに「合わせている」という感じがしない。むしろ、ハイ
ドシェックの演奏は、さらに自由になっていく。(長野隆人氏によるライナー
ノーツより)』とあるように、確固たる信念に満ちた演奏で、妥協をゆるさ
ない田部井。そんな彼によるモーツァルトは、かっちりとした枠組をとりな
がら、ひとつひとつの音が花のようにやわらかなふくらみをみせています。
若き巨匠がここに誕生しました。




<Medici arts>
MM 016 \2080
(1)ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1890年版)
(2)ハイドン:交響曲第86番ニ長調Hob.I-86
カール・シューリヒト(指)
(1)ウィーン・フィル (2)シュトゥットガルト放送SO.
録音:(1)1965年12月2-4日ウィーン、ムジークフェラインザール
(2)1954年5月20日シュトゥッガルト(ライヴ)
(1)ステレオ
(2)モノラル
シューリヒト没後40周年の2007年、medici MASTERSが取り上げるのは晩年EMI
に遺したウィーン・フィルとのブルックナー。生涯を通じてブルックナー指
揮者として鳴らした巨匠にとって意外なことに第3番だけはこれが唯一の録音
にして、コンサートで振った記録も残っていないレパートリー。これまでに
も本家EMIから、またPreiserからもCD化されており、演奏についてはいまさ
ら余計な説明を加える必要はありませんが、なんといってもポイントは新リ
マスタリングでブラッシュアップされ大幅に向上したその音質。まだこの時
期ローカル色をとどめた金管になまめかしい弦と、ウィーン・フィル独特の
響きがたまらない魅力です。
カップリングのハイドンはhansslerの「カール・シューリヒト・コレクショ
ン1950-1966」(93.140)に、ボーナス盤としてマーラーの「復活」と収録さ
れていたものとおなじ。単独では初の登場となります。第86番は60年フィレ
ンツェ、62年ルツェルンと頻繁に実演で取り上げていて、1961年の北ドイツ
放送響との別録音というのも出ていました。ブルックナーはEMI音源の、ハ
イドンはSWRアーカイヴよりのそれぞれ正規ライセンスを得ての復刻。

MM 018 \2080
チャイコフスキー:
(1)交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
(2)ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
パウル・クレツキ(指)
(1) フィルハーモニアO.(2) ストックホルム・フェスティヴァルO.
録音:(1)1960年4月11-12日ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
(2)1955年9月28日スウェーデン、ストックホルム音楽祭
(1)ステレオ
(2)モノラル
ポーランド生まれの指揮者&作曲家クレツキによるチャイコフスキー・アル
バム。オイストラフ独奏の協奏曲は、名手の数ある同曲録音ではコンヴィチュ
ニー盤(54年 / PH.05011)とオーマンディ盤(59年)との間に位置するもので
このたび初出。ここでもクレツキのダイナミックな指揮のもと、柔に剛にい
つもながらの圧倒的な存在感をみせつけます。クレツキの代表的録音とされ
る「悲愴」はEMIからの正規ライセンス復刻。CD化以来20年以上も廃盤でし
たが、このたびリマスタリングの効果が抜群で、とても半世紀近くも前のも
のとは思えぬクオリティの高さに驚かされます。

MM 019 \2080
ステレオ
(1)ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調Op.68「田園」
(2)モーツァルト:交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」
サー・エイドリアン・ボールト(指)
ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:(1)1977年4月17日&5月10、15日(2)1974年9月23日&10月
ロンドン、アビー・ロード・スタジオ
ライプツィヒ音楽院でニキシュとレーガーに師事した英国の指揮者ボールト。
ドイツ音楽を得意とした巨匠による2大名曲は、すみずみまで生気があふれこ
の上ない風格からはいままでCD化が見送られていたのが不思議としかいいよ
うのない立派な内容。また、両曲ともヴァイオリン両翼配置によりステレオ
感も申し分なく、当時のパーカー&ビショップが携わった屈指の名録音とし
てアナログ時代よりマニアには知られていたものです。medici MASTERSによ
る優秀な復刻で大いに歓迎されるところとなりましょう。

MM 015 \2080
モノラル
ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123
アンネリース・クッパー(S)
ジークリンデ・ワーグナー(A)
ルドルフ・ショック(T)
ヨゼフ・グラインドル(Bs)
ハンス・バッヘム(Org)
ハンブルク北西ドイツ放送Cho.
ケルン放送Cho.
オットー・クレンペラー(指)ケルン放送SO.
録音:1955年6月6日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
あまりに巨大で格調の高い音楽が聴き手の心をとらえて離さないクレンペラ
ーのベートーヴェン。なかでもミサ・ソレムニスは、ウィーン響とのVox盤
(1951年3月)やフィルハーモニア管とのライヴ(1963年 / Testament)のほか、
1965年10月ニュー・フィルとのスタジオ盤にとどめをさすといわれる究極の
一曲。ケルン放送響とのライヴは、以前より複数のレーベルから出ていた有
名な演奏でようやく正規リリースの運びとなりました。WDRのアーカイヴに
残されたオリジナル・マスターからトランスファーされた音質は格段に向上
しており、とくに合唱のすばらしさを完璧にとらえています。ブルックナー
の「ロマンティック」(MM.001)、ブラームスの1番(MM.005)とともに、クレ
ンペラーが指揮者として心身ともに絶頂にあった時期のかけがえのない記録
といえるでしょう。

MM 020 \2080
モノラル
(1)ストラヴィンスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ調
(2)バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント
(3)ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
(2)アルテュール・グリュミオー(Vn)
フェレンツ・フリッチャイ(指)ケルン放送SO.
録音:(1)1951年7月8日ドイツ、レックリングスハウゼン(ルール音楽祭)
(2)1953年5月4日
(3)1953年10月5日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
WDRアーカイヴ蔵出し音源によるハンガリーの名指揮者フリッチャイのリリー
スが盛んです。すでにauditeからはコルトーとのシューマン&チャイ5、「カ
ルメン」のハイライト、ハイドンの交響曲が案内されていますが、medici
MASTERSからもストラヴィンスキーのライヴ集が登場します。
「春の祭典」はスタジオ録音に先行することおよそ半年ほど、いっぽう師直
伝のバルトークはスタジオ録音(いずれもオケは当時の手兵ベルリンRIAS響)
ののち一ヶ月以内に行なわれたもので完全初出。ともに白血病を発病する以
前、鋭利なリズムとダイナミックなスタイルを色濃く反映しています。また、
グリュミオーとの協奏曲はフリッチャイにとって現状では唯一の録音で正規
初出。すべてオリジナル・マスター・テープ使用により驚異の高音質です。

MM 017 \2080
モノラル
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(2)シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
(3)ドビュッシー:レントよりおそく
(4)同:舞曲(スティリー風のタランテラ)
(5)ラヴェル:水の戯れ
(6)バッハ:パルティータ第1番変ロ長調BWV.825
ワルター・ギーゼキング(P)
(1)ヨゼフ・カイルベルト(指) (2)ギュンター・ヴァント(指)
ケルン放送SO.
録音:(1)1953年9月14日ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
(2)1951年1月8日エッセン(ライヴ)
(3)(4)(5)(6)1948年10月23日スウェーデン、ストックホルム・コンサート
・ホール
今もってドビュッシーとラヴェル、モーツァルトの演奏で別格ともいえる扱
いを受けるドイツの名ピアニスト、ギーゼキング。レパートリーはたいへん
幅広く、ここに聴く2つの協奏曲もベートーヴェンがこののちのガリエラ盤
(55年)を含めて4種、シューマンではフルトヴェングラー指揮による42年ラ
イヴなど2種の別演奏を数えます。晩年を迎えたライヴはともにかねてより
知られていた内容とはいえ、気になる音質がこれまでとは比較を超えた次元
のすばらしさで演奏の印象さえ変えてしまうほど。
いっぽう、余白のリサイタル・パートはナチへの戦争協力を問われてからの
演奏禁止が明けた1948年のもので初出と思われます。いっそうの傾倒を深め
ていたドビュッシーとラヴェルが聴けるのは幸いです。ベートーヴェンとシュ
ーマンがWDR、スウェーデン放送のアーカイヴの正規音源よりの復刻。





<NIFC>
ショパンの国ポーランドに注目のレーベルが出現しました。NIFC (Narodwy
Instytut Fryderyka Chopina国立ショパン協会)のディスクで、ワルシャワ
の国営ショパン研究所が制作しています。このシリーズは、ショパンが活躍
した時代製の、ショパンが愛用した楽器を用いて彼の全作品を刊行するとい
う壮大なもの。ショパン・イヤーとなる2010年に全集完成を予定しています。
すでに4タイトルがリリースされていますが、久々の新譜登場となるブリュッ
ヘン&18世紀オーケストラの驚異的名演があるなど、話題性満点です。

NIFCD 004 \2700
ショパン:
(1)ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11
(2)同第2番ヘ短調 Op.21
ダン・タイ・ソン(フォルテピアノ:1849年製エラール)、
フランス・ブリュッヘン(指) 18世紀オーケストラ
録音:(1)2005年9月8日、ワルシャワ・フィル・コンサートホールでのライヴ
(2)2006年8月31日、テアトル・ヴィエルキでのライヴ
お待たせしました。ブリュッヘンと18世紀オーケストラ、久方ぶりの新譜登
場です。それもショパンのピアノ協奏曲というのが驚き。ショパンの協奏曲
の古楽器による録音はこれが初ではありませんが、18世紀オーケストラがや
っているというだけで凄い。実際、演奏は物凄いのひと言につきます。オー
ケストレーションの拙さをいつも指摘されるショパンの協奏曲が、ブリュッ
ヘンと18世紀オーケストラにかかると、一点の濁りもない実に堂々とした響
きとなり、あの長い前奏も充実した交響曲のように聴き惚れさせられます。
第10回(1980年)ショパン・コンクール優勝のダン・タイ・ソンによるショパ
ンの協奏曲といえば、シンフォニア・ヴァルソヴィアとの共演によるVictor
盤がありますが、こちらはショパンが存命中の1849年製エラールのオリジナ
ル楽器を用いている点がユニーク。繊細かつ説得力満点で、ブリュッヘンの
オーケストラと渾然一体となって聴き手を魅了します。

NIFCD 001 \2700
ショパン:マズルカ集
(1)嬰ハ短調Op.50の3 (2)嬰ト短調Op.33の1 (3)変イ長調Op.24の3 
(4)嬰ハ短調Op.56の3 (5)ヘ短調Op.63の2 (6)変イ長調Op.17の3 
(7)ロ短調Op.24の4 (8)ハ短調Op.30の1 (9)変イ長調Op.50の2 
(10)ト短調Op.24の1 (11)ト長調Op.50の1 (12)ロ短調Op.33の4 
(13)ロ短調Op.30の2 (14)ホ短調Op.17の2 (15)ホ短調Op.41の1 
(16)イ短調Op.59の1 (17)イ短調Op.7の2 (18)ヘ短調Op.68の4
フー・ツォン(フォルテピアノ:1849年製エラール)
録音:2005年3月
1934年生まれの中国出身のピアニスト、フー・ツォン久々の新録音。彼はワ
ルシャワ音楽院に留学して、ことにマズルカ解釈を追及し、1955年の第5回
ショパン・コンクールでは第3位とともに「マズルカ賞」を受賞したほどの
権威です。そのフー・ツォンが1849年製エラールのオリジナル楽器を用いて
マズルカを18曲披露しています。時に民俗楽器を思わせる響きも興味深く、
絶品です。

NIFCD 003 \2700
ショパン:
(1)バラード第1番ト短調Op.23 (2)同第2番へ長調Op.38 
(3)同第3番変イ長調Op.47 (4)同第4番ヘ短調Op.52 
(5)ノクターン第7番嬰ハ短調Op.27の1 (6)同第8番変ニ長調 Op.27の2 
(7)同第14番嬰ヘ短調Op.48の2
ネルソン・ゲルネル(フォルテピアノ:1848年製プレイエル)
録音:2005年12月
1969年生まれのアルゼンチンのヴィルトゥオーゾで、日本でも注目されてい
るネルソン・ゲルネルのバラード全曲。アルゲリッチが絶賛しているゲルネ
ルの才能は、単に技巧だけでなく、深い音楽性に驚かされます。彼が1848年
製プレイエルのオリジナル楽器を用いて、ゾクゾクするほど魅力的なショパ
ンを聴かせてくれます。

NIFCD 002 \2700
ショパン:
(1)幻想曲へ短調Op.49 (2)4つのマズルカOp.33 (3)幻想ポロネーズOp.61 
(4)前奏曲集 Op.28より6曲 (5)ピアノソナタ第3番ロ短調Op.58
カ・リン・コリーン・リー(フォルテピアノ:1848年製プレイエル)
録音:2005年11月
2005年に行なわれた第15回ショパン・コンクールで、5位なし6位入賞、2002
年浜松国際コンクールでも優勝した香港生まれ若手女流カ・リン・コリーン
・リー。これはショパン・コンクール直後のセッション録音ですが、1848年
製プレイエルを弾いている点が超貴重。「ピアノソナタ第3番」が過去のど
の録音とも印象の異なる驚きもの。ショパンの頭にはこう響いていたのかと、
これまた目から鱗の一枚です。





<DYNAMIC>
DYNDVD 33528(DVD-Video) 2枚組 \4180
字幕 伊英独仏西
ロッシーニ:「トルヴァルドとドルリスカ」
ミケーレ・ペルトゥージ(Br オルドウ公爵)
ダリーナ・タコヴァ(S ドルリスカ)
フランチェスコ・メーリ(T トルヴァルド)
ブルーノ・プラティコ(Bs ジョルジョ)
ジャンネット・フィッシャー(S カルロッタ)
シモーネ・アルベルギーニ(Bs オルモンド)
ヴィクトール・バプロ・ペレス(指)
ボルツァーノ・トレント・ハイドン管弦楽団
プラハ室内合唱団
演出:マーリオ・マルトーニ
衣装:ウルズラ・パツァーク
装置:チェーザレ・アッチェッタ
収録:2006年8月、ペーザロ・ロッシーニ・フェスティヴァル(ライヴ)
2006年、ペーザロで行われたロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルは、あ
る意味、歴史的なものとなりました。ロッシーニが「セビリアの理髪師」の
直前に書き上げたオペラ「トルヴァルドとドルリスカ」が、おそらく歴史上
初めて大成功を収めたのです。舞台はポーランド。妻ドルリスカを、横暴な
公爵オルドウに奪われたトルヴァルドは、農夫に変装して城に潜り込むも、
正体がばれて捕らわれの身に。公爵はドルリスカに妻にならなければ、夫の
命はないと脅します。危機一髪のところで、救いが到着、公爵は捕らえられ
る、というお話。初演は失敗に終わり、その後どの本でも「失敗作」とみな
されていました。このペーザロでの上演では、ペルトゥージの悪役を筆頭に、
タコヴァ、メーリ、プラティコと万全のキャストを配し、作品の真価を知ら
しめました。マルトーニの演出は、写実を基本としながら、救出オペラの醍
醐味を見事に引き出したもの。知られざる傑作だからこそ味わえる、「初体
験」の感激をDVDでお楽しみください!

DYNDVD 33558(DVD-Video) 9枚組 \8800
R.シュトラウス:「ダフネ」
ジューン・アンダーソン(S ダフネ)
ロベルト・サッカ(T ロイキッポス)
スコット・マック・アリスター(T アポッロ) 他
シュテファン・アントン・レック(指)
フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団
演出:ポール・カラン
収録:2005年6月
マスネ:「ラホールの王」
ジュゼッペ・ジパーリ(T アリム)
アナ・マリア・サンチェス(S シタ)
ウラディミール・ストヤノフ(Br シンディア)
リッカルド・ザネッラート(Bs チムール) 他
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)
フェニーチェ劇場管弦楽団,合唱団
演出:アルノ・ベルナール
収録:2004年12月
ビゼー:「真珠採り」
アニク・マシス(S レイラ)
ルカ・グラッシ(Br ズルガ)
中島康晴(T ナディール)
ルイージ・デ・ドナート(Bs ヌラバッド) 他
マルチェッロ・ヴィオッティ(指)
フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
演出,装置,衣装:ピエール・ルイージ・ピッツィ
収録:2004年4月
日本語字幕付き
ロッシーニ:「マオメット2世」(ヴェネツィア稿) (2DVD VIDEO)
ロレンツォ・レガッツォ(Bsマオメット)
カルメン・ジャンナッタージョ(Sアンナ)
アンア・リタ・ジェンマベッラ(Msカルボ)
マキシム・ミロノフ(Tパオロ・エリッソ) 他
クラウディオ・シモーネ(指)
フェニーチェ劇場管弦楽団,合唱団
演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ
収録:2005年5月
日本語字幕付き
ドニゼッティ:「ピーア・デ・トロメイ」(2DVD VIDEO)
パトリツィア・チョーフィ(Sピーア)
ダリオ・シュムンク(Tギーノ)
アンドルー・シュレーダー(Brネッロ)
ラウラ・ポルヴェレッリ(Msロドリーゴ) 他
パオロ・アッリヴァベーニ(指)
フェニーチェ劇場管弦楽団,合唱団
演出:クリスティアン・ガンニェロン
収録:2005年4月
日本語字幕付き
マスネ:「タイス」
エヴァ・メイ(タイス)
ミケーレ・ペルトゥージ(アタナエル)
ウィリアム・ジョイナー(ニシアス) 他
マルチェロ・ヴィオッティ(指)
フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ピエール・ルイージ・ピッツィ
収録:2002年11月
DYNDVD 33499,DYNDVD 33487,DYNDVD 33459,DYNDVD 33492,DYNDVD 33488,
DYNDVD 33427の6演目9枚のDVDをBOXセットにしたものです。
大特価にて御奉仕!

CDS 524 2枚組 \3780
モーツァルト:「ルーチョ・シッラ」
ロベルト・サッカ(T ルーチョ・シッラ) アニック・マシス(S ジューニャ)
モニカ・バチェッリ(Ms チェチーリオ) ヴェロニカ・カンヘミ(S チンナ)
ユーリア・クライター(S チェーリア) 他
トマーシュ・ネトピル(指)フェニーチェ歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:2006年6月
「ルーチョ・シッラ」は、1772年12月26日、ミラノで初演されたオペラ・セ
リア。モーツァルトは、年が明けて間もなくで17歳という頃。既に劇作品で
十分豊富な経験を持っていたモーツァルトは、「ルーチョ・シッラ」で大成
功を勝ち得て、26回もの公演があったと伝えられています。この公演、実は
一ヶ月後にザルツブルク音楽祭で上演されたのと全く同じ出演者、オーケス
トラ、合唱団、さらに演出(ユルゲン・フリム)。フェニーチェ歌劇場との共
同制作だったのです。当然、サッカのタイトルロールを筆頭にキャストは優
れていて、ことにマシス、バチェッリ、カンヘミといった古楽系で活躍する
歌手が効果絶大。そして一番の注目は指揮のネトピル。1975年生まれの若い
チェコの指揮者で、このヴェネツィアとザルツブルクでの「ルーチョ・シッ
ラ」で一躍注目度を高めました。 ザルツブルクでは、半野外劇場のフェル
ゼンライトシューレでの上演でしたから、音の収録ではフェニーチェ劇場の
方が条件は良いでしょう。音楽をじっくり楽しみたい方はこちらをぜひどう
ぞ。

CDS 550 2枚組 \3780
パガニーニ:37のギター・ソナタ
グィド・フィヒトナー(G)
録音:2007年5月
パガニーニと言えばヴァイオリン。ヴァイオリンとギターのための素敵な作
品が多々あることはよく知られているでしょう。同時に、パガニーニにはギ
ター独奏曲もたくさん残されています。その中の一つに、37のソナタがあり
ます。文字通り、37のギター・ソナタ集。CD2枚で37曲収録できるくらいの、
小品ばかり。しかしいずれもパガニーニの才気が発揮された佳曲揃いです。
グィド・フィヒトナーは、1959年、ミラノに生まれたギタリスト。ピアチェ
ンツァの音楽院を修了後、パリでさらに研鑚を重ねました。1822年のルイ・
パノルモ製作のギターのコピーを使用。





<IDIS>
IDIS 6526 2枚組 \3250
セゴビア、バッハ全録音集 1927-1955
組曲 ホ短調 BWV.996-アルマンド,サラバンド,ブーレ
前奏曲 ハ短調 BWV.999
フーガ ト短調 BWV.1000
無伴奏ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001-シチリアーノ
無伴奏パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002-テンポ・ディ・ブーレ
無伴奏パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004-シャコンヌ
無伴奏パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006-ガヴォット
無伴奏組曲第1番 ト長調 BWV.1007-前奏曲,ガヴォット
無伴奏組曲第3番 ハ長調 BWV.1009-クラント,ルーレ
無伴奏組曲第6番 ニ長調 BWV.1012-ガヴォット

アンドレ・セゴビア(G)
録音:1927-1955年
「ギターの神様」セゴビアの演奏したバッハの録音を集めたCD。リュート曲
だけでなく、無伴奏ヴァイオリン曲、無伴奏チェロ曲まで、高い説得力で弾
けるのは、やはり卓越した音楽性ゆえでしょう。




<ONDINE>
ODE 1115 \1350
シベリウス:
ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47、交響曲第2番ニ長調作品43
ペッカ・クーシスト(Vn)
レイフ・セーゲルスタム(指) 
ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団




<haenssler>
93 211 \2250
モーツァルト:
(1)交響曲第1番変ホ長調KV.16
(2)交響曲第25番ト短調KV.183
(3)交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」
サー・ロジャー・ノリントン(指)SWRシュトゥットガルト放送交響楽団
録音:(1)(2)2006年9月5日
(3)2006年9月17日シュトゥットガルト・リーダーハレ、
ヘーゲルザール(2006年シュトゥットガルト、ヨーロッパ音楽祭ライヴ)
毎年恒例ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるヨーロッパ音楽祭ラ
イヴ。2006年はモーツァルト生誕250周年のアニヴァーサリーということで、
2週間に渡って初期から後期に及ぶ大小20曲以上のシンフォニーが演奏されま
した。リリースのたびに旋風を巻き起こしてきたこのコンビによる最新アル
バムはモーツァルト。第1弾は第1番と第25番そして「ジュピター」という魅
力たっぷりの選曲です。
ノリントンのモーツァルト演奏ではかつての手兵ロンドン・クラシカル・プ
レーヤーズとのスタジオ録音がすでに知られ、後期三大交響曲と「プラハ」
(90&91年)のほか、ピアノ協奏曲集、オペラ「魔笛」や「ドン・ジョヴァン
ニ」、レクイエムなどオリジナル楽器の斬新な響きを駆使した過激なアプロ
ーチが興味深いものでした。また、もうひとつの手兵カメラータ・ザルツブ
ルクとのライヴによる「ジュピター」(ORFEOR.567011)やオペラ「ポントの
王ミトリダーテ」(ORFEOR.703062)などもありました。
さて、ノリントン&シュトゥットガルト放送響によるモーツァルトの新しい
シリーズ。一貫して同時代の演奏様式により可能なかぎり作品の再創造を標
榜する音楽は、大きく進化を遂げていることをうかがわせます。すべての反
復の指示に遵ったスコア。ヴァイオリンを左右両翼に、通奏低音を中央に据
えた楽器配置。編成も初演時のサイズを踏襲して曲ごとに変更。最小わずか
18人から、プラハとウィーンのために書かれた最後の4曲では、ヴァイオリ
ン24に木管楽器16というシュトゥットガルトの通常サイズと、作曲年代の変
遷がはっきりと分かる仕組み。しかも、聴いてみると変わったことをほかに
もいろいろやっていて、面白いことこの上なし。これは大注目のシリーズと
言わねばなりません。各曲ともすべて拍手入り。

=ノリントン&シュトゥットガルトによるモーツァルト 今後の予定=
・ Vol.2(93.212)第12番KV.110、第29番KV.201 & 第39番KV.543
・ Vol.3(93.213)第8番KV.48、ニ長調K.320 & 第40番KV.550
・ Vol.4(93.214)第22番KV.162、第33番KV.319 & 第38番KV.504「プラハ」
・ Vol.5(93.215)第19番KV.132、第34番KV.338 & 第36番KV.425「リンツ」
・ Vol.6(93.216)第32番KV.318、第28番KV.200、第35番KV.385「ハフナー」
& 第31番KV.297




<harmonia mundi>
HMU 907440 \2450
ウィリアム・バード(1543-1623):
セカンド・サーヴィス&コンソート・アンセム集
(1)起き上がりたまえ、おお主よ、何ゆえ眠りたもうや
(Arise, O Lord, why sleepest thou?)
(2)ああ神よ、汝は輝ける太陽を導き(O God, that guides the cheerful sun)
(3)ああ、過ぎ去りしわが青春を振り返る時(Alack, when I look back)
(4)5声のイン・ノミネ第2番(器楽)
(5)第2のサーヴィス(マニフィカト)
(6)ファンタジア ニ短調(オルガン・ソロ)
(7)第2のサーヴィス【主よ、今こそ御身のしもべを
(Nunc dimittis servum tuum)】
(8)5声のイン・ノミネ第4番(器楽)
(9)主を畏るる者は幸いなり(Blessed is he that fears the Lord)
(10)御身、天と地を導きたもう神よ(Thou God that guid'st)
(11)おお主よ、御身のしもべエリザベスが
(O Lord, make thy servant Elizabeth)[アンセム][5声]
(12)ファンタジア イ短調(オルガン・ソロ)
(13)主よ、御身の怒りにてわれを非難したもうことなかれ
(Lord, in thy wrath reprove me)
(14)5声のイン・ノミネ(第5番)(器楽)
(15)おお神よ、われを憐れみ(Have mercy upon me, O God)
(16)なぜ私は紙とインクとペンを使うか
(Why do I use my paper, ink and pen)[マドリガル]
(17)導きたまえおお主よ(Prevent us O Lord)[アンセム][5声]
ビル・アイヴズ(指)
オックスフォード大学マグダレナ・カレッジ合唱団((1)(2)(3)(5)(7)(10)
(11)(15)(17))
ライアン・レオナルド(オルガン、(1)(6)(11)(12)(17)) 
ステファン・ロバーツ(ボーイ・ソプラノ(2)(5)(7)(10)(15))
ロジャース・カヴェイ=クランプ(テノール(3)(9)(13)(16)) 
フレットワーク((2)(3)(4)(5)(7)(8)(9)(10)(13)(14)(15)(16))
録音:2006年3月、7月
「イギリス音楽の父」とも評されるウィリアム・バードによる珠玉の作品集。
この時代の教会音楽は、バードなしには語れません。魂をゆさぶる、美しく
澄みきった声楽作品は、神々しささえ漂います。名手フレットワークによる
器楽作品も、胸と脳を振るわせる擦弦の音がたまりません。時折聴こえる不
協和音にドキっとさせられます。





<MA RECORDINGS>
MA J505 \2800
フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 作品15 ハ短調
ショーソン:ピアノ四重奏曲 作品30 イ長調
ガブリエル・ピアノ四重奏団
金子陽子(P) フランソワ・ソシャール(Vn) マルク・デスモン(Va)
ルノー・ギユー(Vc)
録音:2007年4月7日 東京文化会館小ホール(ライヴ)
2007年4月に5年ぶりの来日コンサートを行い、このアルバムはそのコンサー
トでのライヴ録音。珍しいピアノ四重奏の常設団体であるがゆえ、稀にみる
アンサンブルの美しさ、緻密さ、表現の豊かさに驚かされます。
ガブリエル・ピアノ四重奏団は、パリ音楽院の学生によって結成されて15年
以上、これまでに50曲に及ぶレパートリーを発掘。録音はMaguelone、LYRINX
レーベルから4枚のアルバムをリリース。また創設メンバーでもある金子陽子
はジョス・ファン・インマゼールと共演するなど、精力的に活動を行ってい
ます。現メンバーでの演奏活動は2004年から。注目の新メンバーはフランス
の若い世代の音楽家のなかでも最も才能豊かな3人が加わり今後の活躍が大い
に期待されます。
ガブリエル・ピアノ四重奏団としてはフォーレ、ショーソンの録音は2度目
ですが、新メンバー加入後の録音はこのアルバムが初めて。はっと息をのむ
ような微妙な色彩の陰影、多彩な音色の変化が、巧みに録られた1枚です。




<naive>
V 5063 \2680
エボカシオン-思ocation-
ショーソン:(1)ヘベop.2-6 (2)魅惑op.2-2 (3)セレナードop.13-2 
(4)蜂雀op.2-7  (5)愛と海の詩op.19よりリラの花咲くころ
R.シュトラウス:(6)-(9) おとめの花op.22(全4曲)
ドビュッシー:
(10)星月夜 (11)2つのロマンス(ブールジェ詩)より「そぞろな悩める心」 
(12)麦の花 (13)西風
ツェムリンスキー:
(14)愛と春 (15)バラのリボン (16)春の歌 (17)私が夜の森を歩くと
(18)誘拐 (19)夏op.27
ケックラン:グラディスのための7つの歌op.151 (20)愛は私に言った  
(21)おまえは彼をとりこにしたと思った (22)罠にとらわれて 
(23)ナイアス(The Naiad)  (24)サイクロン (25)ハト (26)運命
シェーンベルク:四つの歌op.2 
(27)期待 (28)イエスの物乞い「あなたの金の櫛を渡しにおくれ」
(29)高揚 (30)森の木漏れ日
サンドリーヌ・ピオー(S) スーザン・マノフ(Pf)
録音:2006年7月
「鈴を転がすような」という表現がぴったりの可憐な声、それでいて深く
しっとりとした表情もたっぷりと含んだ歌声。魅惑のソプラノ、サンドリー
ヌ・ピオーによる最新録音の登場です。吉田秀和氏をして「どんな時も、人
肌のぬくもりから、遠く離れることはない。この声の与える手ざわり、その
感触は――そう、精妙なガラス細工を思わせる」(レコード芸術2003年7月号)
と絶賛せしめたピオーがとりあげたのは、女性にまつわる歌曲たち。ケック
ランで聴かせる甘い表現、ツェムリンスキー作品で聴かせる深い表現・・・。
一音一音、一声一声すべてが違った表情をみせてくれます。曲ごとに、様々
な色・素材のやわらかな布でくるまれるようなあたたかな気持ちになれます。
アメリカ出身でラトヴィアとドイツの血を引くピアニスト、スーザン・マノ
フは現在パリ国立高等音楽院でも教鞭をとる傍ら、言葉と音に焦点を当てた
コンサートやパフォーマンスで注目を集めている実力派。歌詞への深い洞察
から生まれるタッチは絶妙です。
-ピオーが寄せたコメント(ブックレットより)-
歌曲集「おとめの花」を録音することは私の夢でした。年を重ねて花が散っ
ていくというのではなく、むしろ、年を重ねるほどにその神秘性を増してい
くものを喚起させるもの、すなわち「花-女性」あるいは「女性-花」、これ
は、私に、子ども時代に遊んだ万華鏡―爆発する色彩、何か暗示的な形、美
のプリズム、謎めいた女性のように決してひとつの形に留まってはいない万
華鏡―のことを思い起こさせます。
このアルバムには何も特別な「ストーリー」はありません。そのかわりに、
欠如や幸せ、悲しみといった感覚。また、意識と無意識のあやふやな境界線
上にある夢。時に女性性や愛といった偉大なる神秘を背景に立ち上ってくる、
くらくらするようなエロティシズムへの招待、といったものが存在している
のです。




<CASCAVELLE>
VEL 3105 \2080
アレヴィ:「シャルル6世」
マイヤベーア:「ディノーラ」
オーベール:「ハイデ」
からのアリア,場面
イザベル・フィリップ(S)
ミケル・オルテガ(指),オリヴィエ・オプデベック(指),
ミシェル・スヴィエルシェヴスキ(指),
フランス・アルベリック・マニャール管弦楽団
録音:2004,2005年、コンピエーニュ
アレヴィ、マイヤベーア、オーベールという、19世紀半ばのフランスオペラ
を代表する3人珍しい録音が登場しました。マイヤベーアの「ディノーラ」
のアリア“影の歌”は非常に有名ですが、あとはどれも文献でしか知らない
ような作品ばかり。このCDには、アレヴィの「シャルル6世」から2曲(約30
分)、「ディノーラ」から影の歌を含む3曲(約20分)、そしてオーベールの
「ハイデ」から、短い序曲を含めて4曲(20分強)と、それぞれのオペラをた
っぷり聞かせてくれます。イザベル・フィリップは、コンピエーニュのアイ
ドルといってよいほど活躍しているソプラノ。まだ地方劇場が中心とはいえ、
フランスオペラでの評価が抜群。加えて高度なコロラトゥーラ技術で「ナク
ソス島のアリアドネ」のツェルビネッタなども得意としています。

VEL 3098 2枚組 \2850
グノー:「ミレイユ」
ダニエル・ボルスト(S ミレイユ) クリスティアン・パピ(T ヴァンサン)
マルセル・ヴァノ(Br ウリア) ベルナルデット・アントワーヌ(Ms タヴェン)
ジャン=フィリップ・クルティス(Bs ラモン) 川道博子(S ヴァンスネット)
ほか
シリル・ディードリヒ(指)
ランコーントル・ミュジカル管弦楽団
録音:1993年11月,ローザンヌ
旧VEL 1048の再発売。グノーのオペラでは、「ファウスト」,「ロメオとジュ
リエット」に次いで人気の高い「ミレイユ」ですが、全曲盤はごく僅か。
その貴重な一つがお買得になって再発売です。





<harmonia mundi>
HML 5908236 2枚組 \3780
豪華ブック仕様(84ページ)
ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲集
【CD1】協奏曲RV401ハ短調、RV417ト短調、RV423変ロ長調、RV405ニ短調*、
RV400ハ長調、 RV419イ短調、RV415*
【CD2】協奏曲RV420イ短調、RV408変ホ長調、RV411ヘ長調、RV407ニ短調、
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲「プロテウス」RV544ヘ長調、
RV421イ短調、ヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲RV561ハ長調
ロエル・ディールティエンス(Vc&指、ピッコロ・チェロ*)、
アンサンブル・エクスプロラシオン
録音:【CD1】1997年 【CD2】2001年
朝日試聴室推薦、レコード芸術特選ときわめて高い評価を得た、ディールティ
エンス率いるアンサンブル・エクスプロラシオンによるヴィヴァルディの名
盤が豪華ブックCD仕様で復活です。ディールティエンスは、今年のラ・
フォル・ジュルネ音楽祭にも来日し、その長身と、優しげな風貌でファンを
魅了しました。演奏でも民族色のあるプログラムを興味深く聴かせてくれま
した。ここに収められているのは、音楽史上初めて、チェロがソロの楽器と
して活躍するように書かれた協奏曲集。ヴィヴァルディというと、どれも同
じような曲、というイメージあるかもしれませんが、あらためて聴いてみる
とそのヴァラエティの豊かさは圧倒的。RV405ニ短調のデモーニッシュな冒頭
と、続くチェロのソロで奏でられる美しい旋律、RV415ト長調協奏曲のター
フェルムジークを思わせるきらびやかな音世界・・・どこをとっても瑞々し
い喜びと美しさに満ちています。ヴィヴァルディが活躍した頃のヴェネツィ
アについての興味深い文章や、当時の絵画がフルカラーでふんだんに収めら
れていて、パラパラとめくってながめているだけでも見ごたえ充分の内容と
なっています。

HML 5908224 2枚組 \3780
豪華ブック仕様(140ページ)
【CD1】ラブレーの楽しい集い(HMC 901453)
 セルミジ:決して豚は食わないぞ、アンリ・フレノー:愛の溜息、
歓喜の思いよ他全26曲
【CD2】ルネサンス時代フランス・フランドル楽派の酒歌(HMC 901729)
 クレメンス・ノン・パパ:食膳の祈り、
デカレッラ:トゥールで聖マルタンの祭日に、
 セルミジ:アウ、アウ、アウ、俺は飲むぞ、
ルロワ:馬の足のアルマンド他全21曲
ドミニク・ヴィス&クレマン・ジャヌカン・アンサンブル
元祖チョイワルカウンターテナー、ドミニク・ヴィス率いるクレマン・ジャ
ヌカン・アンサンブルの楽しい2枚が豪華ブックCDで再登場。演技達者な
面々が揃っているだけに、特にCD2の宴の音楽など、思わず立ち上って踊り
だしたくなるような楽しさ。中世の宮廷の雰囲気から、教会音楽の荘厳さ、
さらには一般の市民が集う酒場の喧騒にいたるまでがこの2枚にギュギュっ
と詰まっています。それにしても彼らの表現の多様なことといったら、オル
ガンのレガールのような音から、鳥の声、酒に酔ってダミ声で騒ぎ立てる中
年女、カエルの鳴き声・・・すべてこれが声だなんて!今さらながら驚きで
す。ゴスペラーズやラグ・フェアが活躍するずっと前から、クレマン・ジャ
ヌカンの面々はこんなにも鮮烈なことをやってのけていたのです。体験した
ことのない人は是非聴いてみていただきたい豪華CDとなっております。注目
すべきは当時の料理のレシピ集。「雉のオレンジ・ソース添え(ゲーム)」で
は、羽毛のむしり方から始まり事細かに伝授。さらには白鳥やクジャクのし
め方、と思いきや、色々なスパイスも加えられてヒトクセあって美味しそう
なアップルパイや、牡蠣のシチューなんていうのまで載っています。
※全ての料理は、細かな分量が指定されていないので、思い思いの分量でお
試しください。きっと中世人になれますよ。





<Profil>
PH 07006 \2180
モノラル
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
(2)同:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」
[アンコール]
(3)シューベルト:即興曲集Op.142 D.935より第3番 変ロ長調
(4)ショパン:練習曲第14番ヘ短調Op.25-2
(5)シューマン:森の情景より予言の鳥Op.87-7
(6)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番イ長調KV.331よりトルコ行進曲
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
1970年、ヘルムート・メルヒェルトはバックハウス未亡人からここに聴くピ
アノ・リサイタルが収められた4つのレコードおよびテープを受け取りまし
た。これらは“サンプル録音”としるしを付けられた段ボール箱に入れられ、
彼女の家の地下室に保管されていたものです。
バックハウスといえば、真っ先に思い浮かぶのがベートーヴェン。メインの
ソナタ2曲はおそらく初出で、なかでも「ハンマークラヴィーア」は1952年
録音がこれまで唯一無二のものとされてきただけに、このたびのライヴの価
値ははかりしれません。アンコールはデッカのアナログ復刻で別レーベルよ
り出ていたこともありますが、良好な復刻がうれしいところ。こうしていま、
広範囲な調査および復刻作業によって、このかけがえのないドキュメントお
よびこの類稀なるピアニストの肖像が日の目をみることとなりました。




<haenssler>
98 502 \2080
ファゴット・レボリューション
フート:「大きな古時計」による変奏曲
グレン・グールド:ファゴットソナタ
ビゼー:初見用小品
マスネ:初見用小品
エルガー:ロマンス 作品62
フチーク:小言親父(おどけたポルカ)作品210
グリエール:即興曲とユモレスク 作品35
ニーノ・ロータ:トッカータ
ロベール・カサドシュ:2つの小品 作品61
チェレプニン:ソナチネ・スポーティヴ 作品63
ラトハウス:道化役者
ロイド=ウェッバー:ノーシントンの牧場
工藤淳子(Fg)、白石光隆(Pf)
録音:2004年4月14日、8月2日、10月21日/キング関口台第1スタジオ
キングインターナショナル「たまゆらレーベル」から2005年2月にリリースさ
れ、朝日新聞朝刊でも紹介されるなど、ヒットとなった「ファゴット・レボ
リューション」がヘンスラー社の目にとまり、同社より世界発売されること
になりました。
管楽器の中でも馴染みの薄いファゴット。そこでファゴットの意外なオリジ
ナル曲を集め、その魅力を存分に味わっていただくために企画したアルバム。
とぼけてユーモラスなフチークから、真摯なエルガーとマスネ、流麗なグリ
エール、ピアノとスポーツ合戦を行なうチェレプニン、あの「大きな古時計」
に基づく華麗な変奏曲まで多士済々。大ピアニストのグールド、カサドシュ
の珍品も注目。この楽器の底知れぬ表現力とカッコ良さに目を開かされます。
白石光隆が美しい音色で絶妙なサポートしているのも特筆。
工藤淳子は1978年 福岡県生まれ。2001年 東京芸大器楽科を卒業。ファゴッ
トを菊地保、岡崎耕治に師事。現在フリーランサーとしてオーケストラ、室
内楽等で活動中の腕もたち容姿も端麗な逸材。





<Calliope>
CAL 9370 \2180
ショスタコーヴィチ:
(1)ピアノ三重奏曲第1番ハ短調 Op.8
(2)同第2番ホ短調 Op.67
(3)ブロークの詩による7つの歌 Op.127
エフゲニヤ・グレーコヴァ(Sop)、ヤコフ・カスマン(Pf)、
ペトル・マツェチェク(Vn)、ペトル・プラウセ(Vc)
ショスタコーヴィチはピアノ・トリオの形態による作品を3篇残しています
が、それぞれが彼の初期、壮年期、晩年という3つの時期に書かれ、異なっ
た作風と音楽観を示しています。注目は1997年ヴァン・クライバーン・コン
クール2位の鬼才カスマンのピアノ。恐ろしいまでの説得力に驚かされます。
「ブロークの7つの歌」で独唱を務めるロシアの新進オペラ歌手グレコー
ヴァは、シュワルツコップの教えも受けた逸材です。





<HUNGAROTON>
HCD 32445 \2080
グリーグ:
(1)ノルウェー舞曲集Op.35
(2)2つの交響的小品Op.14
(3)2つのノルウェーの旋律Op.63
(4)通りゆく婚礼の行列Op.19-2
(5)ワルツ・カプリスOp.37
(6)古いノルウェーのロマンスと変奏Op.51
デュオ・エグリ&ペルティス【モニカ・エグリ、アッティラ・ペルティス
(ピアノ・デュオ)】
録音:2006年4月21-28日フンガロトン・スタジオ
2台のピアノが対面で合体した形に特徴があるプレイエル社のダブル・グラ
ンドピアノ。現存数が極めて少ないこの楽器による演奏で評判となっている
デュオ・エグリ&ペルティス。最新アルバムはアニヴァーサリーにふさわし
くグリーグの作品集。自身すぐれたピアニストでもあり、また全10巻からな
る抒情小曲集に代表される数多くの作品が物語るように、ピアノ曲は歌曲と
並んでつねに創作の中心にありましたが、デュオ作品ともなると貴重。グリ
ーグのほとんど全作品を録音しているBISにさえないほど。のちに管弦楽編曲
されてポピュラーになったOp.35、交響曲ハ短調の中間2楽章の編曲版である
Op.14など大半が網羅された当アルバム、これまでありそうでなかっただけ
にたいへん価値あるリリースといえます。





<audite>
=マンデルリング・カルテットによるシューベルト全集シリーズ=
AU 92507(SACD-Hybrid) \2580
(1)シューベルト:弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
(2)弦楽四重奏曲第10番変ホ長調D.87
マンデルリング四重奏団
録音:2003年
メンバーのうち3名までが身内という強みで緊密なアンサンブルを聴かせる
マンデルリング四重奏団。シューベルト・チクルスの第1集にあたる「死と
乙女」と第10番は通常盤CD(AU.97507)でリリース済みの内容ですが、第2集
の「ロザムンデ」&第11番(AU.92524)、第3集の第9番&第15番(AU.92552)に
合わせて、新たにSACDハイブリッド仕様での登場となります。もとより優秀
録音で知られるauditeですが、美しく伸びやかな弦の魅力がいっそう引き立
ちます。




<naive>
V 5028 2枚組 \4600
ルディ・シュテファン(1887-1915):歌劇「最初の人類」
(作曲:1909-14年、オットー・ボルングレーバー原作のエロティックな神秘
劇に基づく、1920年7月1日初演)
ミッコ・フランク(指)
フランス国立管弦楽団
ナンシー・グスタフソン(S チャヴァ)、フランツ・ハヴラタ(Bs アダム)、
ヴォルフガング・ミルグラム(T チャベル)、
ドニー・レイ・アルベルト(Br カイン)
将来を嘱望されながら、28歳という若さで惜しくも戦死したルディ・シュテ
ファンによるオペラです。舞台は春の荒れた大地。アダムとチャヴァの夫婦
がいて、チャベルとカインはその息子。アダムはまじめに農業に従事して熱
心に働いている。チャベルは毎日祈りを捧げる敬虔な息子ですが、一方のカ
インは、その正反対で、さながら歩く煩悩といった人物。生贄の子羊を神に
捧げる儀式もそこそこに、女性の姿を求めて荒野の果てまで駆けて行ったり、
はては自分の母親に迫ったり・・・。おそらくは聖書の天地創造のその後に
ついての創作ですが、最後はアダムの「多くの人物が現われてはカインのよ
うなことをするだろう、そしてこの果てしない世界の中を嵐のように駆け巡
るだろう、しかし、星々もまた彼と同じように現われ、彼と同じように光を
放ち、この安らぎのない世界における永遠の帆のように立ち続けるだろう」
という暗示的な台詞で終わります。物語はあまり救いのない感じですが、つ
けられた音楽はいたって感情豊か、官能的で、後期ロマンから新ウィーン楽
派のごく初期にかけての、ドロドロ濃厚の世界。
キャストは、日本でも小澤の第九などで来日しているフランツ・ハヴラタ、
つい最近もロリン・マゼール率いるトスカニーニ交響楽団とともに来日した
ナンシー・グスタフソンをはじめ、豪華な面々。彼らをまとめるは、ミッコ
・フランク。深い読み込みで、この複雑なストーリーとからみあう音楽を見
事にときほぐして聴かせてくれます。

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0040 \2415
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」(10,Jan,1952)
ワーグナー:「神々の黄昏」-ジークフリートの葬送行進曲(31,May,1952)
ワーグナー:ジークフリート牧歌(*)(6,Jun,1952)
フルトヴェングラー
ローマ・RAIオーケストラ/トリノ・RAIオーケストラ(*)
実に不思議な「田園」である。個々の楽器はお世辞にも上手とは言えない所
があるが、これが一つの流れで全曲を聴くと、以外(失礼?)にも立派な演奏
に聞こえるから不思議に思う。フルトヴェングラーは気心しれたBPOやVPOで
は多少の無茶(デフォルメ)をしてかなりきついアッチェレランドなどをかけ
るが、この演奏は至って自然な流れを作っておりこれが見事なほど成功して
いる。田園という曲のイメージに近い演奏かもしれない。但し、劇的なフル
トヴェングラー節に聴き慣れていると少し物足りないと感じるかもしれない。
しかし、フレーズをしっかり弾かせ、歌う様に作り上げた演奏は、決してお
粗末ではなく別の一面を見る事ができるしっかりとした演奏。

DCCA-0038 \3000
三鷹のエレナ・ベルガー(?)山口なをみの意欲的な新譜!
「歌の輪、心の和」
1.春の唄、2.早春賦、3.若葉、4.花嫁人形、5.夏は来ぬ、6.荒城の月、
7.椰子の実、8.赤とんぼ、9.故郷、10.鈴懸の径11.月の砂漠、12.砂山、
13.冬景色、14.雪の降る街を15.千の風になって、16.赤い花白い花、
17.夜明けのうた18.蘇州夜曲、19.ここに幸あり
山口なをみ(ソプラノ)、
金井 信(ピアノ)
見出しに「三鷹の」とご当地風の案内で始まりましたがそれも彼女がその地
に足をつけて普通の歌手以上に精力的に歌の素晴らしさを広めようとしてい
る原点の場所だからです。多分多くの方は山口なをみと聴かれても?になる
事でしょう。実は私も恥ずかしながらその一人でした。(名前は知っていまし
たが・・・。)彼女の場合、もちろん二期会会員として多くのステージに立つ
一方、後進の指導やアマチュア合唱団での指導にも力を入れており、「三鷹」
地域では私が知る限り少なくとも4つの合唱団の指導にあたっています。山口
はプライベート盤として既に3タイトルCDを発売していますが、そのいずれも
コンセプトがあり、今回も「日本の抒情歌」で作り上げた一枚です。学校の
教科書に載っている、有名な抒情歌もあれば、最近話題のあの「千の・・・」
も収録しています。山口の素晴らしい所は、曲一つ一つに合わせた歌い方も
さることながら、感情移入というか「心」の存在場所が歌一つ一つに込めら
れている事でしょう。上手い下手でいえば、この広い世界、彼女より上手い
歌手は沢山いる事でしょう。しかし、彼女と同じように歌に「心」を入れら
れる歌手はどれほどいるだろうか?一本調子になりがちな、日本語による日
本の抒情歌。彼女の歌声は全てを歌いきる!

<MEMORIES>
MR2024/25 2枚組 \3380
モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番
ベートーヴェン:交響曲第4番
以上、1953年4月14日ライヴ
ハイドン:チェロ協奏曲第2番(1954年12月2日ライヴ)
リヒャルト・シュトラウス:家庭交響曲(1956年12月7日ライヴ)
ソリスト:ウィルヘルム・ケンプ(P)、
エンリコ・マイナルディ(Vc)
カール・ベーム指揮
フランクフルト放送響
ドイツ・オーストリア音楽の権威として、ドイツ各地の名門オケに客演を続
けた巨匠カール・ベーム。当CDはフランクフルト放送響に客演した一連のラ
イヴ名演集で、ケンプとのモーツァルト ピアノ協奏曲第22番は、そもそも
共演が珍しい上に、ケンプにとってもクレー共演盤しかなかったレパートリ
ーとあって、貴重です。ベートーヴェンも晩年の重厚さを先取りしたような
風格がお見事。そして、エキスパートとして君臨したリヒャルト・シュトラ
ウスの音楽ですが、「家庭交響曲」は、スタジオ録音を残さなかったレパー
トリーであり、ドラマティックな盛上がりには、感動を禁じえません。

MR2026/27 2枚組 \3380
ワルター・コンダクツ・ブラームス
CD1:
ドイツ・レクイエム(英語歌唱)
ニューヨークフィル、ナディヌ・コナー(S)、マック・ハレル(BS)
1952年3月16日カーネギーホール・ライヴ
CD2:
ハイドン変奏曲、運命の歌、交響曲第1番 
ロサンゼルスフィル他
1947年7月10日ハリウッド・ボウル・ライヴ
ブルーノ・ワルター指揮
巨匠ワルターにとって、モーツァルトと共にその演奏活動の中核を為してい
たブラームス。独特の温かみを湛えた音色と爆発的な感興の発露は、今なお
聴き手を感動に誘います。特に「ドイツ・レクイエム」は、スタジオ録音を
一度しか残さなかったものの生涯演奏を重ねた得意曲であり、英語歌唱とい
うハンデを乗越えて、しみじみとした味わいと動的なアプローチが見事に決
まっております。ロサンゼルスフィルに客演したハリウッドボウル、夏の音
楽祭におけるブラームス・プロも木管の瑞々しいロスフィルの音色を活かし
た名演であり、既出のどのCDよりも音質が良い所が嬉しい限りです。

MR2022/23 2枚組 \3380
ブラームス:交響曲第1番、
リヒャルト・シュトラウス:ドン・ファン
以上、1957年1月16日ドレスデン国立劇場大ホール
ウェーバー:交響曲第1番、
ワーグナー:トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死、
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」
1956年1月28日ドレスデン国立劇場大ホール
ルドルフ・ケンペ指揮
シュターツカペレ・ドレスデン
今なお、熱烈なファンの多い巨匠ルドルフ・ケンペ。黄金時代を築いたシュタ
ーツカペレ・ドレスデンとの初期共演集です。ご承知の通り、ドレスデンは
第2次世界大戦で大空襲に見舞われて、ドレスデン国立歌劇場は破壊されまし
た。当時の演奏会場がケンペ研究会によって明らかになりました。歌劇場では
ない劇場の大ホールを使っていた模様です。演奏は、ケンペならではの独特の
優雅なオーケストラ・ドライヴにより、美演を展開しております。シュターツ
カペレ・ドレスデンの名技も去ることながら、音色の美感も並々ならぬものが
あります。「運命」はケンペとしては意外な物々しさで、威圧的です。

<STRADIVARIUS>
STR 33750 \2180
エマヌエーレ・カザーレ(1968-):室内音楽集
9(アンサンブルのための;2006)
スタジオ 2a(バスリコーダーのための;1990)
スタジオ 1(ホルンのための;1997)
5つの楽器のためのコンポジション(1990)
声のためのコンポジション(2003)
四重奏のためのコンポジション(1997)
5(フルートとクラリネットのための;2002)
3(フルートとファゴットのための;1999)
エクス・ノーヴォ・アンサンブル
アントニオ・ポリターノ(バスリコーダー) 
アンジェロ・ポッリーノ(ホルン)
スヴェン・ヤコブ・メルビ(フルート) 
マリア・ソーク・ガルマルク(クラリネット)
アンナ・クレメンティ(声) マリア・カローリ(フルート) 
パスカル・ガロワ(ファゴット)
イカルス・アンサンブル

STR 33761 \2180
モーツァルト:
フルート協奏曲ニ長調 K.314
フルートと管弦楽のためのアンダンテ ニ長調 K.315
フルート協奏曲ト長調 K.313
ルイザ・セッロ(フルート)
ロモーロ・ジェッシ(指揮)
ミラノ・クラシカ管弦楽団
ルイザ・セッロはウディーネ音楽院を低年齢で卒業後、シエナのアッカデー
ミア・キジアーナでセヴェリーノ・ガッゼローニに師事、さらにパリでレイ
モン・ギオーに師事したイタリアのヴァイオリニスト。ライヴ録音で、カデ
ンツァは自作しています。

STR 33785 \2180
ヒースの芽 ツィンバロンのための作品集
ジェルジ・クルターク(1926-):
ヒースの芽(1994)/サールカーク(1962/1973)
クラリネットとツィンバロンのための3つの小品 Op.38(1996)
クラリネットとツィンバロンのための次の3つの小品 Op.38a(1996)
ベレーニ・フェレンツ70歳へのオマージュ(1997)
アレサンドロ・ソルビアーティ(1956-):
イメージのノート(8つの小品;2002)(*)
小さな歌の3つのデュエット(1996)(*)
ルカ・フランチェスコーニ(1956-):エチュード(2001)(*)
ルイジ・ガッジェーロ(ツィンバロン)
フレイア・グンラウグスドッティル(クラリネット)
ミケーラ・ラ・ファウチ(ハープ)
アンドレア・モレッティ(ヴィブラフォン)
ハンガリーの民族楽器ツィンバロンはコダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」に
登場することで知られています。(*)は作曲者の監修における世界初録音。

STR 33787 \2180
フランチェスコ・ダ・ミラノ&ペリーノ・デ・フィオレンティーノ:
リュート作品集
ペリーノ・デ・フィオレンティーノ(1523-1552):ファンタジア 5
ジャン・リシャホール(1480頃-1548頃):De mon triste desplaisir
ペリーノ・デ・フィオレンティーノ:ファンタジア 4
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):ファンタジア 41/同 39
ペリーノ・デ・フィオレンティーノ:ファンタジア 2
ジャック・アルカデルト(1505-1562頃):Quanta belta
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア 40/同 30
ペリーノ・デ・フィオレンティーノ:ファンタジア 1
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア 42/同 13
ジャック・アルカデルト:O felici occhi miei
ペリーノ・デ・フィオレンティーノ:ファンタジア 8
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア「la compagna」
不詳:Vignon Vignetta
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア 32
ペリーノ・デ・フィオレンティーノ:ファンタジア 3/同 7
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア「demontriste」
ジャック・アルカデルト:Quand' io penso al martire
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア 31/同 38/同 35
ジャック・アルカデルト:Quanti travagli
ペリーノ・デ・フィオレンティーノ:ファンタジア 6
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア 33
パウル・ベイエル(ルネサンスリュート)

STR 57005 \2180
ファビオ・ヴァッキ(1949-):架空の場所
架空の場所(1987-1992)(*)
「さすらい人」変奏曲(B♭管クラリネット、ファゴット、ホルン、
2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとコントラバスのための;1997)(+)
サッビウーノの圏谷(5人の奏者のための;1995)(#)
流れよ、わがダウランド(男声アルトとアンサンブルのための;1994)(**)
グイード・グイダ(指揮(*))
シチリア交響楽団ソロイスツ(*)
マウロ・チェッカンティ(指揮(+))
コンテンポラルタンサンブル(+)
マルコ・ラッザーラ(男声アルト(**))
アンサンブル・ムジカ20(**)
(#)演奏者不詳。




<ARS PRODUKTION>
ARS 38026(SACD-Hybrid) \2700
忘れられた至宝 Vol.5
ベルンハルト・ロンベルク(1767-1841):交響曲集
プロイセン王妃ルイーゼの死に寄せる葬送交響曲ハ短調 Op.23
交響曲第2番変ホ長調 Op.28
交響曲第3番ハ長調 Op.53
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
録音:2006年6月26-30日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ベルンハルト・ロンベルクは音楽一家に生まれたチェリスト・作曲家。同い
年のいとこであるアンドレアス・ロンベルク(1767-1821)と兄弟のように育
ち、共にボン選帝侯宮廷楽団に在籍、それからベルンハルトはベルリンに移
り王立管弦楽団、宮廷楽長を務めた後フリーランスのチェロ奏者となり、ハ
ンブルクを本拠に活躍しました。

ARS 38465 \2180
シュトゥットガルトの音楽 シュンケ、アーベルト:歌曲&室内楽作品集
ルートヴィヒ・シュンケ(1810-1834):
ピアノ四手連弾のための華麗なロンド ト長調(++)
ピアノ四手連弾のための小ロンド ニ長調(++)
魔王(1827)(#)/小川のほとりの若者(+)/春の歌(#)/最初の喪失(1827)(*)
糸を紡ぐグレートヒェン(1840出版;「新音楽時報」付録)(*)
ピアノ四手連弾のための2つの性格的小品 Op.13(1834出版)(++)
ヨハン・ヨゼフ・アーベルト(1832-1815):
独唱とピアノ伴奏のための6つの歌曲(1879出版)
濃い影あり(*),冷たく身を切るように風は吹く(**),甘美で愛らしい姿(+),
子守歌(*),さすらい人(+),秘密の森の小道で(+)
ガラス屋の娘(1879出版)(**)
弦楽四重奏曲イ長調 Op.25(1862/1864出版)(##)
ロスヴィータ・ジッカ(ソプラノ(*))
マルティン・ナギー(テノール(+))
クラウス・テンプス(バスバリトン(#))
トーマス・プファイファー(バリトン(**))
リリヤナ・ボロタ(ピアノ(**))
クリスティアン・クネーベル(ピアノ(#))
ピアノ・デュオ・リリヤナ・ボロタ&クリスティアン・クネーベル
(ピアノ四手連弾(++))
ヨアヒム・ドラーハイム(ピアノ(*/+))
アーベルト弦楽四重奏団(##)
録音:2003年11月7日、2004年5月12日、2005年1月21日、
SWRカールスルーエ・スタジオ
2004年7月19-20日、12月20日、SWRシュトゥットガルト室内楽スタジオ




<ARTA>
F 10149 \2080
プラハ大聖堂の音楽
ヴィヴァルディ(1678-1744):協奏曲ト短調 RV456
レオナルド・レオ(1694-1744):光り輝く天の星[Fulgita coeli stella]
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
谷を越え山を越え[Per rupes et per montes]PayP.11
ヴィヴァルディ:ソナタ ハ長調 RV60
レオナルド・ヴィンチ(1690-1750):Quando Jesu mi chare
アントニオ・ロッティ(1667-1740):Sat est o Jesu vulnerasti
ヴィヴァルディ:4声のソナタ変ホ長調「聖墓に」
ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1785):
Non timebo poenas/めでたし、おお、優しき聖母[Salve o dulcis Virgo]
ヴィヴァルディ:協奏曲ハ短調 RV120
イヴァナ・ビレイ・ブロウコヴァー(ソプラノ)
マルケータ・ツクロヴァー(メゾソプラノ)
ヒポコンドリア・アンサンブル
ヤン・ハーデク、ヤナ・フィチロヴァー(ヴァイオリン)
ミハル・ドゥシェク(ヴィオラ) オンドジェイ・ミハル(チェロ)
ミハル・ノヴァーク(コントラバス)
フィリプ・ドヴォジャーク(ポジティヴ・オルガン)
シモン・マルティン=エリス(テオルボ)
17世紀から18世紀にかけて、プラハ城内の聖ヴィート大聖堂ではイタリア様
式の独唱曲・二重唱曲が好んで演奏されていました。

F 10151 \2080
ヨセフ・クリチュカ(1855-1937):オルガンのための「伝説」
伝説(ニ長調)Op.49/伝説(ニ短調)Op.54/伝説(ロ短調)Op.98
ソナタ嬰へ短調
ペトル・ライノハ(オルガン)
クリチュカはチェコ・ロマン派における最も重要なオルガン音楽作曲家の一人。

F 10155 2枚組 \3100
チェンバロのある生活 フランチシェク・ヴィフナーレク(製作家)
ジャイルズ・ファーナビー(1563頃-1640):
2台のヴァージナルのために(*/+)(a/a)
ウィリアム・バード(1540頃-1623):鐘(鍵盤楽器のためのグラウンド)(+)(a)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ集第2巻 から トッカータ第11番(+)(b)
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):
半音階的ファンタジア(*)(d)
ジローラモ・フレスコバルディ:
トッカータ集第2巻 から トッカータ第10番(+)(e)
ルイ・クープラン(1626-1661):
組曲イ長調(*)(f)/パヴァーヌ嬰ヘ短調(*)(f)
ヘンデル(1685-1759):シャコンヌ ト長調 HWV435(+)(b)
ヨセフ・アントニーン・シュチェパーン(1726-1797):
ソナタ ニ長調 Op.3 No.3(*)(c)
J・S・バッハ(1685-1750):
平均律クラヴィーア曲集第2巻 から 前奏曲とフーガ嬰へ長調 BWV882(*)(d)
トッカータ嬰へ短調 BWV910(*)(d)
クラヴィーア練習曲集第3巻 から コラール前奏曲(+)(e)
キリエ、永遠の父なる神よ BWV672
キリスト、諸国人の慰めよ BWV673
キリエ、聖霊なる神よ BWV674
いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV675
「いと高きにある神にのみ栄光あれ」によるフゲッタ BWV677
「これぞ聖なる十誠」によるフゲッタ BWV679
「われら皆唯一の神を信ず」によるフゲッタ BWV681
天にましますわれらの父よ BWV683
われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり BWV685
深き苦しみの淵より、われ御身を呼ぶ BWV687
「われらの救い主イエス・キリストよ」によるフーガ BWV689
2台のチェンバロのための協奏曲ハ短調 BWV1060(*/+)(d/c)
ギエドレー・ルクシャイテー=ムラースコヴァー(チェンバロ(*))
ヤロスラフ・トゥーマ(チェンバロ(+))
使用楽器:1987-2007年、フランチシェク・ヴィフナーレク複製
モデル:1580年頃、不詳作者製、イタリアン・タイプ、ヴァージナル(a)
1681年頃、ルッカにてジョヴァンニ・バッティスタ・ジュスティ製、
一段鍵盤イタリアン・タイプ(b)
1624年、アントワープにてヨハネス・リュッケルス製、
二段鍵盤フレミッシュ・タイプ(c)
1640年、アントワープにてアンドレアス・リュッケルス製、
二段鍵盤フレミッシュ・タイプ(d)
1715年頃、テューリンゲンにて不詳作者製、一段鍵盤ジャーマン・タイプ(e)
1769年、パリにてパスカル・タスカン製、二段鍵盤フレンチ・タイプ(f)




<NIBIRU>
NIBIRU 0137-2 \2080
パガニーニ:24の奇想曲
ヤナ・ヘライノヴァー(ヴァイオリン)
録音:1996年12月14-17日、プラハ、チェコ放送スタジオ
ヘライノヴァー(1956年生まれ)はナタン・ミルシテインに師事したチェコの
ヴァイオリニストで、1995年から1998年までチェコ九重奏団の第1ヴァイオリ
ン奏者を務めていたました。

NIBIRU 0138-2 \2080
世紀のチェンバロ音楽
ヴィクトル・カラビス(1923-):水彩画 Op.53/前奏曲、アリアとトッカータ
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):ソナタ/2つの小品/2つの即興曲
ヤン・リフリーク(1916-1964):チェンバストたちへのオマージュ
ペテル・ミエク(1906-1990):チェンバロのために
バルトーク(1881-1945):
「ミクロコスモス」第6巻 から 3つのブルガリア舞曲
ズザナ・ルージチコヴァー(チェンバロ)
録音:1998年1月14-17日、プラハ芸術アカデミー音楽部門サウンド・スタジオ

NIBIRU 0139-2 \2080
ペトル・エベン(1929-):ハープのための音楽
リソナンツァ/リュートとともに行く歌(*)
フルート(ピッコロ)とハープのための小二重奏曲集(+)
6つの愛の歌(低声、ピアノとハープのための)(*/#)
オルド・モダリス(オーボエとハープのための)(**)
ギリシャ語の辞典(女声合唱とハープのための)(++)
カテジナ・エングリホヴァー(ハープ)
ヤナ・テトウロヴァー(メゾソプラノ(*))
ヤン・マハト(フルート(+))
ヤロスラフ・シャロウン(ピアノ(#))
ラデク・フラビェ(オーボエ(**))
シュテファン・ブリトヴィーク(指揮)
チェコ放送室内合唱団(++)
録音:1999年5月、プラハ、マルチーネク・スタジオ
(+)初録音/(*)(#)(**)CD初収録。

NIBIRU 0140-2 \2080
フランク:ヴァイオリン・ソナタ(チェロ版)
ブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」(チェロ&ピアノ伴奏版)
クリシュトフ・レツィアン(チェロ)
ヤン・ニェデルレ(ピアノ)
録音:1999年6月20日、プラハ、ボフスラフ・マルチヌー・ホール、ライヴ

NIBIRU 0142-2 \2080
ドヴォルジャーク:
ミサ ニ長調 Op.86/3つの宗教的な歌 Op.19b/オルガンのための習作
G・ヴィトコロヴァー(ソプラノ)
M・ツクロヴァー(アルト)
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール)
マチアス・ゲルヘン(バス)
Ch・ボッセルト(オルガン)
アダム・ヴィクトラ(指揮)
アンサンブル・イネーガル

NIBIRU 0143-2 \2080
J・S・バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
ト短調 BWV1020/ト長調 BWV1021/ヘ長調 BWV1022
ホ短調 BWV1023/ハ短調 BWV1024/ロ短調 BWV1031
イヴァン・ジェナチー(ヴァイオリン)
ズザナ・ルジーチコヴァー(チェンバロ)
ペトル・ヘイニー(ガンバ)

NIBIRU 0144-2 \2080
ヤン・ヨセフ・イグナーツ・ブレントネル(1689-1742):教会音楽集
Hoste devicto / Perfice gressus meos / Desidero te/ Himmelssonne
Cantemus domino / Jesu, du mein treus Hirt/ Plaude exulta cor meum
Laudate dominum / O Jesu mein / Benedicte gentes/ Quam suavis amor
Jubilate Deo
ガブリエラ・エイベノヴァー、エヴァ・ルカヴィチコヴァー(ソプラノ)
ハサン・エル・ドゥニア、マルタ・ファドリェヴィコヴァー(アルト)
ヤロスラフ・ブジェジナ、マルチン・プロケシュ(テノール)
マチアス・ゲルヘン、マリアン・クレイツィク(バス)
アダム・ヴィクトラ(指揮)
アンサンブル・イネーガル

NIBIRU 0145-2 \2080
ゲオルク・ツァールト[イジー・チャルト](1708-1778以降):
フルート・ソナタ集
ホ短調/ト長調/ホ長調/ト長調/ニ長調
ヴァーツラフ・クント(フルート)
ペトル・ヘイニー(チェロ)
モニカ・クノブロホヴァー(チェンバロ)
録音:2005年3月18-20日、プラハ、ホレチコヴァー、
耳の不自由な子供たちのための特別学校内の礼拝堂
ツァールト(チャルト)はボヘミア生まれの作曲家・ヴァイオリニスト。フラ
ンチシェク[フランツ]・ベンダの親友で、二人はともにウィーン、ワルシャ
ワ、ドレスデン、ベルリンの宮廷で活躍、チャルトはその後マンハイムの宮
廷でも活躍しました。フルートも学んだチャルトですが、これらのソナタは
すべて世界初録音。使用されているフルートはモダーン楽器。

NIBIRU 0146-2 \2080
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1745):
カンタータ「青銅の蛇」ZWV61(1730)
ハナ・ブラジーコヴァー(ソプラノ:エグラ)
ペトラ・ノスカイオヴァー(アルト:ナムエル)
アレクス・ポッター(カウンターテナー:アザリア)
ヤロスラフ・ブジェジナ(テノール:モーゼ)
ペーター・コーイ(バス:神)
アダム・ヴィクトラ(指揮)
アンサンブル・イネーガル
録音:2005年8月18-21日、プラハ城、ロトマイエル・ホール
旧約聖書に書かれた「青銅の蛇」のエピソードを題材とした宗教的オラトリ
オ。ピリオド楽器を使用、ヴァロッティ律:a=415kHzを採用した本格的演奏
です。




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72171 \2180
グリーグ、エルガー、シベリウス:ヴァイオリンとピアノのための音楽
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ長調 Op.8
エドワード・エルガー(1857-1934):ため息 Op.70
ジャン・シベリウス(1865-1957):ユモレスク Op.87 No.2/同 Op.89 Nos.2,4
エドワード・エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)
ロナルド・ブラウティハム(ピアノ)
録音:2007年2月8-10日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ
オランダの名手、イザベル・ファン・クーレン(1966年生まれ)とロナルド・ブ
ラウティハム(1954年生まれ)による最新録音です。

CC 72176 \2180
スペシャル・アレンジメンツ
アストル・ピアソラ(1921-1992)/ホセ・ブラガート編曲:天使の死
ベートーヴェン(1770-1827):弦楽四重奏曲ヘ長調
ショスタコーヴィチ(1906-1975):アダージョとアレグレット
ドヴォルジャーク(1841-1904):/クライスラー編曲:
ハイドン(1732-1809):弦楽四重奏曲変ホ長調 Op.2 No.3
ルイス・ヒアネオ(1897-1968):「クレオールの曲集」から ケチュア族の哀歌
シューベルト(1797-1928):楽興の時 Op.94 No.3
フランシスクス弦楽四重奏団
ダイアナ・モリス、パメラ・クービク(ヴァイオリン)
フランク・ブラッケー(ヴィオラ) セバスティアン・ファン・エック(チェロ)
録音:2006年7月3-4日、オランダ、ヒルフェルスム、MCOスタジオ
原曲から弦楽四重奏曲のために編曲された作品を集めたアルバム。編曲者名表
記のない楽曲は作曲者自身、または出版者の意思による不詳編曲者の手になる
ものです。

CC 72178 \2180
タンゴ・ロマンス
アストル・ピアソラ(1921-1992)/ホセ・ブラガート編曲:
ブエノスアイレスの四季/忘却/ル・グラン・タンゴ
ホセ・ブラガート(1915-):ミロンタン
アストル・ピアソラ/ホセ・ブラガート編曲:革命家/天使の死
デヴィフ・トリオ  ハンナ・デヴィフ(ピアノ)
サラ・オーツ(ヴァイオリン)
ヤスパー・ハフェラール(チェロ)
録音:2007年2月19-21日、ベルギー、モル、ギャラクシー・スタジオ

CC 72179 \2180
ブクステフーデ&Co.
ヨハン・フィリップ・クリーガー(1649-1725):
ソナタ ヘ長調 から シャコンヌ
マティアス・ヴェックマン(1619頃-1674):ソナタ第9番
ディートリヒ・ベッカー(1623-1671):3声のソナタ
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):ソナタ ニ長調 BuxWV267
マティアス・ヴェックマン:ソナタ第6番
ディートリヒ・ベッカー:2声のソナタ
ヨハン・タイレ(1646-1724):4声のソナタ
ディートリヒ・ブクステフーデ:
宮廷風アリア BuxWV247/ソナタ第4番 Op.2 BuxWV262
マティアス・ヴェックマン:ソナタ第8番/同第5番
チェチーチア・コンソート  
フィオナ・ラッセル(コルネット[ツィンク]、コルネッティーノ)
アダム・ウールフ(テナー・トロンボーン)
ウォーター・フェルスフーレン(ドゥルツィアン)
カトリン・コック(チェンバロ、オルガン)
アナベル・フェルディナンド(ヴァイオリン)
録音:2006年11月10-11、13日、オランダ、メインスヘーレンラント、ラウレ
ンティウス教会
トン・コープマンによる全作品録音で注目が集まっている中期ドイツ・バロッ
クの大作曲家ブクステフーデと、その周辺の音楽家たちの作品で構成されたア
ルバム。ブクステフーデがリューベックの聖マリア教会で主宰した演奏会「ア
ーベントムジーク」の気分を味わえそうです。




<NUMERICA>
NUM 1149 \2080
宮廷演奏会 19世紀ポルトガルの音楽
ジョゼ・マリア・リバス(1796-1861):
フルートとピアノのための幻想曲イ長調(*)
ジョゼ・フランシスコ・レアル(1841-1894):今夜(+)
ジョアキン・マヌエル・ダ・カマラ:メランコリー(+)
シギスムント・ノイコム(1778-1858):
フルートとピアノのための幻想曲「恋人」(*)
不詳:同情から愛は生まれる(ベッリーニの主題による)(+)
ジョアン・ドミンゴス・ボンテンポ(1775-1842):
パイジェッロの主題による幻想曲 Op.6
ガブリエル・フェルナンデス・ダ・トリンダーデ(1790-1854):天への感謝(+)
不詳:それは私に、運命によって(+)
ジョゼ・マリア・ダ・シルヴァ:フルート・ソナタ ト長調(*)
エレーナ・マリーニョ(フォルテピアノ)
ペドロ・コウト・ソアレス(フルート(*))
ルイ・タヴェイラ(テノール(+))
録音:ヌメリカ・スタジオ
ピリオド楽器による演奏。

NUM 1151 \2080
二つの世界 バロックと20世紀のギター音楽
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス(1686-1750):幻想曲ニ短調
カルロス・セイシャス(1704-1742):ソナタ イ短調(S.K.No.74)
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):
アンダンテ・カンタービレ イ長調 K.209 L.428/
アレグロ イ長調 K.208 L.238
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 より シャコンヌ
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):レバント組曲
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):前奏曲/バレート
レオ・ブローウェル(1939-):舞踏礼賛
ジェラルド・ガルシア(1949-):5つのケルトの小品
カルロス・セーザル・クーニャ(ギター)
録音:ヌメリカ・スタジオ
カルロス・セサル・クーニャは1974年ポルト近郊ガイア生まれのポルトガルの
ギタリスト。

PS 5007 2枚組 \3560
ジョアン・ドミンゲス・ボンテンポ(1775-1842):ピアノ協奏曲集
第2番ヘ短調 Op.3/第4番ニ長調 Op.12
第3番ト短調 Op.7/第1番変ホ長調 Op.2
ネッラ・マイッサ(ピアノ)
クラウスペーター・ザイベル(指揮)
ニュルンベルク交響楽団





<SOMM>
SOMMCD 065 \2180
ニコラス・モー(1935-):弦楽四重奏曲第3番(1994)
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
弦楽四重奏曲第3番 Op.94(1975)/3つのディヴェルティメント(1936)
コウル弦楽四重奏団
ロジャー・コウル、フィリップ・ギャラウェイ(ヴァイオリン)
グスタヴ・クラークソン(ヴィオラ) ニコラス・ロバーツ(チェロ)
録音:2005年11月8-9日、バーミンガム、聖ポール教会

SOMMCD 067 \2180
ショスタコーヴィチ(1906-1975):チェロ・ソナタ ニ短調 Op.40(*)
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
チェロ・ソナタ ハ長調 Op.65(*)/無伴奏チェロ組曲第3番 Op.87
カリーネ・ゲオルギアン(チェロ)
ジェレミー・ヤング(ピアノ(*))
モスクワ生まれ、1966年の第3回チャイコフスキー国際コンクール・チェロ部
門優勝、1980年以来ロンドンに居を構えているカリーネ・ゲオルギアンが登
場。彼女の師であるロストロポーヴィチに献呈されたブリテンの2曲と、お国
ものショスタコーヴィチ。ゲオルギアンの脂の乗りきった演奏が期待できます。

SOMMCD 069 \2180
エドワード・エルガー(1857-1934)/
ジークフリート・カルク=エーレルト(1877-1933)編曲:
交響曲第1番(ピアノ独奏版)
アラン・ブッシュ(1900-1995):ピアノ・ソナタ Op.2(*)
マーク・ベビントン(ピアノ)
録音:2006年8月、バーミンガム・シンフォニー・ホール
エルガーの生誕150年記念盤。オルガン作品で知られるドイツの作曲家カルク
=エーレルトが、イギリスの大作曲家エルガーの交響曲のピアノ・トランスク
リプションを残していたとは少々意外。2台や4手連弾ではなくソロ版なので、
ピアニストの力量が問われそうです。イギリスの作曲家ブッシュの(*)は世界
初録音。




<CRD>
CRD 3521 \1780
モーツァルト(1756-1791):
弦楽五重奏曲第1番変ロ長調 K.174/同第3番ハ長調 K.515
弦楽五重奏曲第1番変ロ長調 K.174 から
メヌエット(第3楽章初稿),アレグロ(第4楽章初稿)
チリンギリアン弦楽四重奏団
レヴォン・チリンギリアン、チャールズ・セウォート(ヴァイオリン)
スージー・メーシャーロシュ(ヴィオラ) 
フィリップ・デ・グロート(チェロ)
井上祐子(ヴィオラ)
録音:2005年11月8-10日、英国サフォーク州ウェスルトン、ポッター・ホール
モーツァルトは1773年、ミヒャエル・ハイドンの弦楽五重奏曲の新作に触発
されて第1番を書き上げましたが、ミヒャエル・ハイドンのさらなる新作を聴
いて曲後半の書き直しを決意しました。当盤には書き直し前の初稿による演
奏も収録されています。

CRD 35112 2枚組 \2670
【再発売】【特別価格】
ジャン=フィリップ・ラモー(1683-1764):チェンバロ作品全集
組曲イ短調(1706)(*)/組曲ホ短調(1724)(+)/組曲ニ短調・長調(1724)(#)
組曲イ短調(1728)(+)/組曲ト長調・短調(1728)(#)
コンセールからの小品集(1741)(*)/皇太子妃(1747)(*)
トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
録音:英国オックスフォードシャー州スウィンコム、聖ボトルフ教会(*)
英国オックスフォードシャー州ダンズトゥー(+)
英国ケント州アッパーハーダーズ、聖ピーター&ポール教会(#)
使用楽器:1972年、クレイソン&ギャレット製
(モデル:1745年、ドゥルケン製)(*)
デイヴィッド・ルビオ製(18世紀フレンチ・タイプ、モデル:タスカン)(+)
アダム・バーネット製(モデル:ブランシェ)
ピノック(1946年生まれ)の30歳頃の録音(1978年頃?)が廃盤から復活しまし
た。2枚組で1枚半分の価格です。

CRD 3396 \1780
【新装再発売】
ピアノのためのヴィルトゥオーゾ・トランスクリプション集
J・S・バッハ(1685-1750)/ラフマニノフ(1873-1943)編曲:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ ホ長調 BWV1006 からの組曲
シューベルト(1797-1828)/ラフマニノフ編曲:いずこへ?
クライスラー(1875-1962)/ラフマニノフ編曲:愛の悲しみ-愛の喜び
ビゼー(1838-1875)/ブゾーニ編曲(1866-1924):
「カルメン」による室内幻想曲
ウェーバー(1786-1826)/タウジヒ(1841-1871)編曲:舞踏への勧誘 Op.65
グリンカ(1804-1857)/バラキレフ(1837-1910)編曲:ひばり
ヨハン・シュトラウス II(1825-1899)/シュルツ=エヴラー(1852-1905):
「美しく青きドナウ」の主題によるアラベスク
フィリップ・フォーク(ピアノ)
録音:1981年以前、ロンドン、ハムステッド、ロスリン・ヒル・チャペル




<GRIFFIN>
GCCD 4059 \1500
われらの心を揚げん 19世紀英国の教会音楽
サミュエル・セバスチャン・ウェスリー(1810-1876):われらの心を揚げん
ジョン・ステイナー(1840-1901):われは主を見た
ジョン・ゴス(1800-1880):荒野/われらがイエスの死を信ずるならば
フレデリック・ウーズリー(1825-1889):おお、世の救い主よ
ジョン・ステイナー:山上になんと美しき
トマス・ウォムズリー(1814-1856):記憶したまえ、おお、主よ(*)
サミュエル・セバスチャン・ウェスリー:われを捨てたもうな(*)
ヘンリー・スマート(1813-1879):
マニフィカト ト長調/ヌンク・ディミティス ト長調
アラン・サーロー(指揮(*以外))
ジョン・バーチ(指揮(*))
チチェスター大聖堂聖歌隊
ジェレミー・スーター(オルガン(*以外))
イアン・フォックス(オルガン(*))
録音:1984年6月18-19日(*以外)、1976年(*)、チチェスター大聖堂

GCCD 4001 \1500
【旧譜値下げ】
中世の音楽(1200-1480)
不詳(12世紀):父の御言葉が人となる
マショー:ああ、優しく美しいかたよ
不詳:天使が処女に
ランタン:汝の記憶に
不詳:やすらかな春
ル・ヴィニエ:冬の花
ドメ二コ:Filia Guilmin
不詳:わたしはもうしない
ランディーニ:春は来たりぬ
不詳:ガリアのラッパ
ダンスタブル:美しきバラ
ランディーニ:陽気な乙女
ピエロ(14世紀):Chavalcando con un Giovine Accorto
不詳:狩りのホルン
マショー:わたしが深くため息をついても
デュファイ:わたしの顔が青ざめているなら
不詳(13世紀):Novus Miles Sequitur
不詳:神よ、イングランドに祝福を
不詳:猫の手
マショー:どんなにわたしのことなどうわのそらでも
ランディーニ:金色の巻き毛
不詳(13世紀イングランド):スタンティプス
ジュリアン・ポッジャー(指揮)
トリニティ・バロック
レイチェル・エリオット、ケイト・ハミルトン、ジュリアン・ポッジャー、
ルパート・ヘミングズ、トマス・グズリー、サイモン・ターニル(歌)
アラン・クランプラー(指揮)
フォーバリー・コンソート
ケイト・グリーン(リコーダー、パーカッション)
カレン・モーガン、ジョアン・スクーズ、リアノン・トマス、
ジェーン・ウォトキンズ(リコーダー)
アラン・クランプラー(リコーダー、パーカッション、ヴィオール、
タンブリン、シンフォニー)
マーティン・ポープ(指揮)
ホルベイン・コソート
トム・リーズ(サクバット)
キース・マクゴワン(ショーム、パイプ&タボール、ルネサンス・フルート)
マーティン・ポープ(サクバット、リュート) 
エイドリアン・トライブ(コルネット)
ゲスト:スティーヴン・プレイヤー
(リュート、バグパイプ、パーカッション、ルネサンス・ギター)
録音:1995年4月2-6日、ヘアフォードシャー、レオミンスター・プライオリー
高い技術的水準を保った上品な演奏でありながら、どこかあっけらかんとの
んきな雰囲気に満ちたアルバム。トリニティ・バロックのリーダーを務める
テノールのジュリアン・ポッジャーは、バロック・ヴァイオリニストである
レイチェル・ポッジャーの実兄。

GCCD 4032 \1500
【旧譜値下げ】
エリザベス1世の戴冠式
【ウェストミンスター・ホールからウェストミンスター寺院までの行進】
伝承曲:ファンファーレ(+++)
クロード・ジェルヴェーズ(1550頃出版):ブランル・ドゥブル(++)
フィリップ・ファン・ビルダー(1525-1557頃活動):愛は薄らぎ(++)
作曲者不詳(フランス):洗濯女のブランル(++)
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):一日じゅう(++)
作曲者不詳(16世紀):行け、ため息よ(++)
クロード・ジェルヴェーズ(1550頃出版):
イングランドのパヴァン(++)/平易なブランル(++)
【戴冠式】
伝承曲:ファンファーレ(+++)
ウィリアム・マンディ(1529頃-1591):来たれ、創造主なる聖霊よ(+)
【ミサ】
リチャード・オルウッド(1510頃-1560頃):
ミサ「ほめるべき彼をほめたたえよ」(+)
((*)グレゴリオ聖歌)
[イントロイトゥス(*)/キリエ(*)/グローリア/グラドゥアーレ(*)/
クレド/オフェルトリウム(*)/スルスム・コルダと序文(*)/
サンクトゥス&ベネディクトゥス/パーテル・ノステル、他(*)/
アニュス・デイ/コムニオ、ポストコムニオとイテ・ミサ・エスト(*)]
伝承曲:ファンファーレ(+++)
【戴冠の宴】
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):ラ・ヴォルタ(++)
作曲者不詳:新しいアルマン(++)
トマス・マリナー(1545頃出版):2つのファランドール(++)
フィリップ・ケイヴ(指揮) マニフィカト(+)
アラン・クランプラー(指揮) フォーバリー・コンソート(++)
クリスピアン・スティール=パーキンス(指揮) 
キングズ・トランペッターズ(+++)
録音:1993年頃?、ロンドン、ハンプトン宮殿大ホール
1559年1月15日に執り行われたイングランド女王エリザベス1世の戴冠式の音
楽を、想像をまじえて再現したアルバム。





<NORTHERST CLASSICS>
NWC 611094(SACD-Hybrid) \2300
サウンドスケイプ
ザゴーテンバーグコンボ、2つのギターのための音楽を弾く
ザゴーテンバーグコンボ:
エヴリシングズ・オールライト・フォーエヴァー(2006)
ペーテル・ハンセン:12=ストリング・ヌーン
(デュアン・オールマン・イン・メモリアム;2004)
アンドレアス・エクレーフ:フライデー(2005)
スティーヴ・ライヒ/デイヴィッド・タネンバウム編曲:
ナゴヤ・ギターズ(1994/1996,1998)(*)
スティーヴ・ライヒ:フェイズ(1967)
フレデリク・ベリストレーム:ザ・コンボ・ソング(2002)
ザゴーテンバーグコンボ
ダヴィド・ハンソン、トーマス・ハンシー(ギター)
録音:2006年11月、スウェーデン、ユーラ教会
2000年に結成されたスウェーデンのザゴーテンバーグコンボ(「イェーテボリ
のコンビ」の意)は、インターネットで公開されている動画(例(*))が日本の
ギター・ファンの間でも話題となるなど、今世界で最も注目を集めているギ
ター・デュオのひとつです。




<CONCERTO>
★現在の代理店のコンチェルト・レーベルの取り扱い終了に伴い在庫を廉価
にてご案内いたします。在庫限りのご注文先着となります。
CD 2006 \1250
【在庫限定特価】
J・S・バッハ(1685-1750):オルガンのための協奏曲集
協奏曲イ短調 BWV593(原曲:ヴィヴァルディ)
協奏曲ニ短調(原曲:ヴィヴァルディ)
トリオ ハ短調 BWV585(原曲:ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ)
協奏曲ハ長調 BWV595(原曲:ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト)
トリオ ト長調 BWV586(原曲:ゲオルク・フィリップ・テレマン)
協奏曲ト長調 BWV592(原曲:ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト)
アリア へ長調 BWV587(原曲:フランソワ・クープラン)
協奏曲ハ長調 BWV594(原曲:ヴィヴァルディ)
アレッシオ・コルティ(オルガン)
録音:ミラノ、クリスティアーナ・プロテスタンテ教会
使用楽器:1969年、タンブリーニ製大オルガン

CD 2023/2 2枚組 \2100
【在庫限定特価】
モーツァルト:ディヴェルティメント&ノットゥルノ集
バセットホルン・トリオのための5つのディヴェルティメント変ロ長調 K.439b
ノットゥルノ(*)
「愛らしい二つの瞳」K.439/「愛しき人よ、たとえ遠くにいても」K.438
「いまや恐ろしい時が来た」K.436/
「私は貪欲な運命を黙って悲しもう」K.437
「愛しい光、美しい光」K.346/「これほどの軽はずみはない」K.549
アダージョ へ長調 K.Anhang 94/アダージョ 変ロ長調 K.411(+)
マリエッラ・ペンニッキ(ソプラノ(*))
グロリア・バンディテッリ(メゾソプラノ(*))
セルジョ・フィレスティ(バス(*))
アントニー・ペイ(クラリネット(+))
マルテサーナ四重奏団(クラリネット&バセットホルン)
録音:レッコ、モンテヴェッキア教会、32ビット・リマスタリング
初出レーベル:Antes Concerto

CD 2028 \1250
【在庫限定特価】
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):
アランフエス協奏曲(*)
スペインの3つの小品/祈祷と踊り/ソナタ・ジョコーサ
麦畑で/古風なティエント/ヘネラリフェのほとり
ジュリオ・タンパリーニ(ギター)
ピエル・カルロ・オリツィオ(指揮)
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ・ピアノ音楽祭管弦楽団
録音:ライヴ(*)/ミラノ、バルトーク・スタジオ

<CZECH RADIOSERVIS>
CR 0348-2 \1780
ギャリック・オールソン プラハの春 ライヴ 2
ブラームス(1833-1897):ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 Op.83(*)
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(+)
ギャリック・オールソン(ピアノ)
ガエターノ・デローグ(指揮(*))
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(*)
録音:1978年5月28日、プラハ市民会館スメタナ・ホール、
プラハの春音楽祭、ライヴ(*)
1974年5月17日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、
プラハの春音楽祭、ライヴ(+)
事情によりご案内が遅れてしまった2006年の新譜です。

CR 0353-2 2枚組 \1780
ダリボル・C・ヴァーチカーシュ(1906-1984):スモーキング・シンフォニー
弦楽四重奏曲のための協奏曲
スーク弦楽四重奏団 録音:1978年3月、チェコスロヴァキア放送
Appelatio(管弦楽と合唱のための)
ズデニェク・コシュラー(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 プラハ・フィルハーモニー合唱団
録音:1977年10月、プラハ、ルドルフィヌム
Monogramy(ピアノ独奏のための2つの詩)
フランチチェク・ラウフ(ピアノ)
Extempore 84(管弦楽のための3つのエッセイ)
ヴィート・ミツカ(指揮) 
オロモウツ・モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1986年9月、オロモウツ、ユリウス・フチーク・ホール
縫い物をするときの歌
ミロスラフ・ヴェンホダ(指揮) プラハ・マドリガル・シンガーズ
交響曲第3番ホ短調「スモーキング・シンフォニー」
カレル・アンチェル(指揮) チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年12月、プラハ、ルドルフィヌム
死んだ兵士のための祈り
ヤロスラフ・トヴルシスキー(オルガン) ミロスラフ・ケイマル(トランペット)
録音:1988年9月、プラハ、ルドルフィヌム
人間の伝説(チェンバロ、管・打楽器のための協奏曲)
アロイス・クリーマ(指揮) チェコスロヴァキア放送交響楽団
録音:1967年11月、チェコスロヴァキア放送
開くな、花よ(映画「高慢な王女」の音楽から)
ヤン・フラーヴェク(指揮) プラハ弦楽合奏団 ベジンキー(歌)
録音:1978年9月
友情に乾杯
パヴェル・スメターチェク(指揮) トラディショナル・ジャズ・スタジオ
作曲家ヴァーツラフ・ヴァーチカーシュ(1881-1954)の息子で、プラハ音楽院
でヨセフ・スクに師事、クラシックのみならずジャズをはじめとしたポピュ
ラー音楽の分野でも活躍した作曲家ダリボル・C・ヴァーチカーシュの生誕
100年を記念して編集されたアルバム。2枚組で1枚分の価格です。

CR 0345-2 \1780
【旧譜・再案内】
ヴァーチカーシュ:ズビロフの思い出 吹奏楽作品集
ヴァーツラフ・ヴァーチカーシュ(1881-1954):
目覚め/リヴィエラ/ドブジェヨヴィツェのポルカ/フラデツ周辺で/夢見て
ダリボル・C・ヴァーチカーシュ(1906-1984):頭を上げよ
ヴァーツラフ・ヴァーチカーシュ:
緑の木立で/解放/愛の夢/スラヴ舞曲第1番
海の向こうの夕べ/三兄弟/スラヴ舞曲第2番/手のひらの中の心(*)
聴衆へのあいさつ/テンポ/ズビロフの思い出(*)/マーチ・メドレー
ダリボル・C・ヴァーチカーシュ:良い旅を
ヴァーツラフ・ヴァーチカーシュ:恋人(+)
ヴラディミール・ヴァーレク(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 他、さまざまな演奏家
録音:1971-1981年
音源:チェコ放送(ラジオ&テレビ)/Supraphon(+)
親しみやすい小品を多数残した作曲家ヴァーツラフ・ヴァーチカーシュの生
誕125年を記念して編集されたアルバム。(*)のみ弦が入る編成になっていま
すが、他は吹奏楽です。

CR 0358-2 \1780
イジー・カラフ(1934-):
バロックの主題による前奏曲(*)
ヴァイオリン協奏曲(+)
A・シュヴァイツァーへのオマージュ(#)
管弦楽のための協奏曲(**)
マルチン・ヴァーレク(ヴァイオリン(+))
ミルシュカ・クヴェホヴァー(オルガン(#))
ヴラディミール・ヴァーレク(指揮)
プラハ放送交響楽団
キューン混声合唱団(#)
録音:1993年(*)、1997年(+)、プラハ、チェコ放送(*/+)
1997年(#)、2001年(**)、プラハ、ルドルフィヌム、ライヴ(#/**)

CR 0360-2 \1780
プロコフィエフ(1891-1953):
スキタイ組曲 Op.20(*)
バレエ「ロミオとジュリエット」第1組曲 Op.64bis Nos.3-7(+)
バレエ「ロミオとジュリエット」第2組曲 Op.64ter (Nos.1-7)(+)
ヴラディミール・ヴァーレク(指揮)
プラハ放送交響楽団
録音:2006年3月3日(*)、9月11日(+)、
プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、ライヴ
(+)は2つの組曲を組み合わせ曲順を入れ換えて演奏されています。

CR 0364-2 \1780
タンゴ・ポルテーニョ(ブエノスアイレスのタンゴ)
アストル・ピアソラ(1921-1922):
ブエノスアイレスの春/タンゴ組曲 から タンゴ第3番
来たるべきもの/天使のミロンガ
アグスティン・バリオス(1885-1944):スペインの伝説
アストル・ピアソラ:
ブエノスアイレスの夏/チキリン・デ・バチン(バチンの少年)
ルイス・デ・マッテオ(1934-):私の心の中では[Por dentro de mi]
アストル・ピアソラ:タンゴ組曲 から タンゴ第2番
セルソ・マシャード(1953-):ブラジル民俗音楽集 から
綿菓子(サンバ),サンボッサ(ボサノヴァ),ペ・デ・モレケ
マヒモ・ディエゴ・プホール(1957-):七月のミロンガ
アストル・ピアソラ:ブエノスアイレスの秋
インストルメンタル・タンデム
リボル・ヤネチェク(ギター) ペトル・ザーメチニーク(アコーディオン)
録音:2006年前半、チェコ放送ブルノ支局

CR 0365-2 \1780
ミラダ・シュブルトヴァー(ソプラノ;1924-) オペラ・リサイタル
ベートーヴェン(1770-1827):シーンとアリア「ああ、不実な人よ」Op.65
プラハ室内管弦楽団 録音:1955年5月
ウェーバー(1786-1826):「魔弾の射手」第2幕第7曲、エンヒェンのアリア
ヨセフ・フルンチーシュ(指揮) プラハ放送交響楽団 録音:1953年4月
グノー(1818-1893):「ファウスト」第3幕第14曲、マルグリートのアリア
フランチシェク・ディク(指揮) プラハ放送交響楽団 録音:1960年3月
オッフェンバック(1819-1880):
「ホフマン物語」第2幕第20曲、アントーニアとホフマンの二重唱
イヴォ・ジーデク(テノール)
ヴァーツラフ・カシュリーク(指揮) プラハ放送交響楽団 録音:1955年5月
グリンカ(1804-1857):
「ルスランとリュドミラ」第1幕第2曲、リュドミラのアリア
フランチシェク・ディク(指揮) プラハ放送交響楽団 録音:1961年6月
チャイコフスキー(1840-1893):
「エフゲニー・オネーギン」第1幕第9曲、タチアナのアリア(手紙の場)
ヤン・フス・チヒー(指揮) プラハ交響楽団 録音:1954年9月
スメタナ(1824-1884):「ダリボル」第2幕第3場、ミラダとダリボルの二重唱
ベノ・ブラフト(テノール) 
フランチシェク・ディク(指揮) プラハ放送交響楽団 録音:1960年4月
ドヴォルジャーク(1841-1904):
「アルミーダ」第1幕第3場、アルミーダ、ヒドラオットとイスメンの三重唱
ラディスラフ・ムラーシュ(バリトン) ズデニェク・オタヴァ(バス)
ヴァーツラフ・イラーチェク(指揮) プラハ放送交響楽団 録音:1956年12月
カレル・コヴァジョヴィチ(1862-1920):スロヴァキアの歌
ヴァーツラフ・スメターチェク(指揮) プラハ交響楽団 録音:1967年12月

CR 0368-2 \1780
プロコフィエフ(1891-1953):
チェロと管弦楽のための交響的協奏曲ホ短調 Op.125(1950-1951/1952)(*)
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):チェロ協奏曲第2番 H.304(1945)(+)
ミハル・カニュカ(チェロ)
ヴラディミール・ヴァーレク(指揮)
プラハ放送交響楽団
録音:2005年3月30日(*)、1999年4月20日(+)、
プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール、ライヴ

CR 0046-2 \1780
【旧譜・再案内】
ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」(1923)
弦楽四重奏曲第2番「内緒の手紙」(1928)
ヤナーチェク弦楽四重奏団
録音:1998年7月17-18日、ブルノ




<BRNO ACADEMIC CHOIR>
BAS 1995 \2180
【旧譜・再案内】
ルネサンス名曲集
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):シビラの予言
トマス・タリス(1505頃-1585):エレミヤの哀歌
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594):
スターバト・マーテル
ヤロスラフ・キズリンク(指揮)
ブルノ・アカデミー合唱団
録音:1995年7、10月、チェコ、ウニチョフ教会
なぜかお問い合わせの多いブルノ・アカデミー合唱団の自主制作盤。古楽ファ
ンにもお薦めできる優れた演奏です。規格番号は便宜的に付けたもので、本体
に表記はございません。




<SAPHIR>
LVC 1069 \2300
メンデルスゾーン(1809-1847):
6つの前奏曲とフーガ ホ短調 Op.35
6つの子供の小品 Op.72
幻想曲嬰ヘ長調「スコットランド・ソナタ」Op.28
マリー=カトリーヌ・ジロー(ピアノ)
録音:2006年4月、パリ、聖マルセル寺院
『無言歌集』(LVC 1053)で好評を得たジローのメンデルスゾーン。待望の新
録音です。

LVC 1070 \2300
オリヴィエ・グレイフ(1950-2000):
チェロ・ソナタ第2番(1967)(*)
ピアノ・ソナタ第22番「Codex Domini」(1994)(+)
歌曲集「ウィーンのコンサート」(1973)(#)
ラヴェルの墓碑銘(ピアノ4手連弾のための;1975)(**)
ジュヌヴィエーヴ・ロランソー(チェロ(*))
ロレーヌ・ド・ラテュ(ピアノ(*))
パク・ジョンファ(ピアノ(+/**))
ヒョールディス・テボー(ソプラノ(#))
シャルル・ブイセ(ピアノ(#))
アンリ・バルダ(ピアノ(**))
録音:2006年5月11日、パリ、アルシペル、ライヴ
ポーランド人移民を両親にパリで生まれたオリヴィエ・グレイフは、3歳でピ
アノを、9歳で作曲を開始。パリ音楽院でピアノをリュセット・デカーヴ、室
内楽をジャン・ユボー、作曲をトニー・オーバン、オーケストレーションを
マリウス・コンスタンに師事。特にピアノ曲(ソナタだけで23曲)、室内楽、
声楽の作曲に才能を発揮し活躍しましたが、1950年5月13日、パリの自宅で
50歳の若さで亡くなりました(死因は不明)。
このアルバムはグレイフの七回忌の二日前に、サフィール・レーベルの本拠
地であるライヴハウス「アルシペル」で行われた記念演奏会を収録したもの
です。

LVC 1073 \2300
レオンス・デ・サン=マルタン(1886-1954):
合唱、金管楽器と2台のオルガンのための作品集
アヴェ・マリア Op.17(1934)(**/+)
ミサ・ソレムニス ホ長調 Op.13(1932)から(++/##/*/#)
キリエ,グローリア
主日のサンフォニー Op.39 から 祈り(1946)(*)
ミサ・ソレムニス ホ長調 Op.13 から(++/##/*/#)
サンクトゥス,聖体奉挙,ベネディクトゥス,アニュス・デイ
主日のサンフォニー Op.39 から アリア(1948)(*)
天使の糧 Op.27(1940)(**/++/+)
聖ルイの栄光に Op.33(1945)(+)
聖ルイよ、再び(単旋律の賛歌)(++)
マニフィカト Op.42(1951)(*/+)
汝はペテロなり Op.7(1929)(*/+)
ジャン=ピエール・ミリュー(オルガン(*))
クリスティアン・オット(オルガン(+))
ダニエル・マルタン(オルガン(#))
ブランンディーヌ・ド・サンサル(ソプラノ(**))
アモリー・サルトリユス(指揮(++))
ヴェルサイユ聖ルイ大聖堂聖歌隊(++)
ヴェルサイユ聖ルイ大聖堂金管アンサンブル(##)
録音:2006年、ヴェルサイユ、聖ルイ大聖堂
レオンス・デ・サン=マルタンは同年生まれのマルセル・デュプレ(1886-1971)
をして「聖堂オルガニストの偉大なる伝統を代表する者」と言わしめた人物。
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937)に弟子入りし、1937年、ヴィエルヌの死により
パリのノートルダムのオルガニストを引き継ぎ、亡くなるまでその地位にあり
ました。(ちなみに後任はピエール・コシュロー。)
アリスティッド・カヴァイエ=コル(1811-1899)が手がけた2台のオルガンを
使用。ソプラノのサンサルは録音当時で14歳です。

LVC 1076 \2300
フランソワーズ・ショヴォー:
ピアノ五重奏曲第2番 Op.108(2002)(*)
弦楽四重奏曲第1番「フランダースの思い出」Op.5(1981)
弦楽四重奏曲第3番「ブラジル四重奏曲」Op.101(2002)
弦楽四重奏曲第2番「不透明な反映」Op.17(1987)
弦楽四重奏曲第4番「ニューヨーク」Op.102(2002)
フランソワーズ・ショヴォー(ピアノ(*))
ヴィリニュス弦楽四重奏団
アウドロネ・ヴァイニューナイテ(第1ヴァイオリン)
アルトゥーラス・シラレ(第2ヴァイオリン)
ギルドゥティス・ヤカイティス(ヴィオラ)
アウグスティナス・ヴァシリャウスカス(チェロ)
録音:2005年4月19-26日、リトアニア、ヴィリニュス・フィルハーモニック
当レーベルのロングセラー、『ミヨー:ピアノ独奏作品全集』(LVC
1028)でスペシャリストぶりを発揮したショヴォーは作曲家でもあります。
ご覧の通り作品数は100を超えており、交響曲まで書いているそうです。

LVC 1077 2枚組 \3250
フォーレ(1845-1924):夜想曲集
第1番変ホ短調 Op.33 No.1/第2番ロ長調 Op.33 No.2
第3番変イ長調 Op.33 No.3/第4番変ホ長調 Op.36
第5番変ロ長調 Op.37/第6番変ニ長調 Op.63
第7番嬰ハ短調 Op.74/第8番変ニ長調 Op.84
第9番ロ短調 Op.97/第10番ホ短調 Op.99
第11番嬰へ短調 Op.104/第12番ホ短調 Op.107
第13番ロ短調 Op.119
エミール・ナウモフ(ピアノ)
録音:2006年12月、パリ、聖マルセル寺院
当レーベルの初期に『バッハ作品のピアノ・トランスクリプション集』
(LVC 1006)、『フォーレ:レクイエム(ピアノ独奏版)』(LVC 1007)等の人気
盤をリリースしていたブルガリア生まれのフランスの名ピアニスト、エミー
ル・ナウモフが帰って来ました!

LVC 1034 \2300
Beyond Classical World(s) プレリュードからラーガへ
アリアーヌ・グレイ=ユベール:ムード/土と火
エリック・サティ/アリアーヌ・グレイ=ユベール編曲:グノシエンヌ
アリアーヌ・グレイ=ユベール:タミル・ナドゥ/魔法/インドの物語
S・カールティック:天国の象
アリアーヌ・グレイ=ユベール:
あるいは私たちの夢は過ぎ去ってしまったのか?
ドビュッシー/アリアーヌ・グレイ=ユベール編曲:仮面
アリアーヌ・グレイ=ユベール:ヒロナ…ティッラーナ
アリアーヌ・グレイ=ユベール(ピアノ、歌)
S・カールティック(ガタム)
録音:2002年7月4-5日、パリ、聖マルセル寺院
パリ生まれのアメリカのピアニスト、アリアーヌ・グレイ=ユベールとインド
のガタムの名手カールティックのコラボレーション。ガタムは南インドの打
楽器で、鉄粉を混ぜて焼いた素焼きの壷。壷の側面・ネック・口を、指・手
のひら・手首で叩き分けることにより様々な音色を出すことができるのだそ
うです。
当レーベルのポピュラー音楽のブランド「Blue Saphir」から発売されていた
ため、ご案内が大幅に遅れてしまったことをお詫び申し上げます。

LVC 1065 \1250
【旧譜・再案内】
ラヴェル(1875-1937):
ヴァイオリン・ソナタ(*/#)
ヴァイオリンとチェロのためのソナタ(*/+)
ツィガーヌ(ヴァイオリンとピアノのための演奏会用狂詩曲)(*/#)
ピアノ三重奏曲(*/+/#)
レジス・パスキエ(ヴァイオリン(*))
ローラン・ピドゥー(チェロ(+))
ジャン=クロード・ペヌティエ(ピアノ(#))
録音:2001年12月8、10-14日、パリ、聖マルセル福音教会
『ラヴェル:室内楽作品集』(LVC 1044; 2CD)からの抜粋盤に、2007年版サ
フィール・レーベル・カタログを添付したスリップケース仕様の特別価格商
品です。
※代理店への少量限定入荷のため、入手できない場合もございます。
出来るだけお早めにご注文下さい。(Goodies)





<LAMMAS>
●未案内旧譜情報 第1回
LAMM 152D \2300
世の救い主よ 四旬節と受難節のための音楽
トマス・タリス(1505-1585):世の救い主よ
ヘンリー・パーセル(1659-1695):われらが宣るところを信ぜしは誰ぞ
トマス・タリス:聞き入れたまえ
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):世の救い主よ
トマス・タリス:われは願う、断食し泣きながら
リチャード・パンチェフ(1959-):見よ、その日が来る
フランシス・プーランク(1899-1963):わが選びし葡萄の園
フランシス・グリアー(1956-):O King of the Friday
ジェイムズ・デイヴィー(1980-):流れよ、ゆるやかに、涙よ
ヘンリー・パーセル:主よ、われらの罪を思い出したもうことなかれ
ジョン・ブロー(1648-1708):世の救い主よ
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):アニュス・デイ
ハーバート・ハウエルズ:われは天の声を聞きぬ
マシュー・オドノヴァン(指揮)
オックスフォード大学アルカディアン・シンガーズ
ジェイムズ・デイヴィー(オルガン)
録音:2002年12月11-13日、オックスフォード・マートン・カレッジ礼拝堂

LAMM 154D \2300
ジョン・スタイナー(1840-1901)/バリー・ローズ編曲:
「キリストの磔」(管弦楽伴奏版)
ピーター・オーティ(テノール)
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ステファン・ファー(オルガン)
バリー・ローズ(指揮)
ギルフォード・フィルハーモニー管弦楽団
ギルフォード・カメラータ(合唱)
録音:2003年1月8-9、13日、ギルドフォード大聖堂

LAMM 155D \2300
見よ、満たされし最後の生贄
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):神の小羊を喜び祝え
レノックス・バークリー(1903-1989):祝祭アンセム
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):見よ、満たされし最後の生贄
リチャード・ロドニー・ベネット(1936-):5つのキャロル
ケネス・レイトン(1929-88):諸人、声合わせ
サイモン・ジョンソン(指揮)
聖アルバン修道院少女聖歌隊
聖アルバン大聖堂聖歌隊レイ・クラークス
ジェイムズ・マクヴィニー(オルガン)
録音:2003年2月17-20日、聖アルバン大聖堂および修道院内教会

LAMM 156D \2300
ヨゼフ・ラインベルガー(1839-1901):ミサ曲集
ミサ イ長調 Op.126(*)
ミサ ヘ長調 Op.190(+)
ミサ・プエロールム[少年合唱のためのミサ]Op.62(#)
ミサ・ブレヴィス ヘ長調 Op.117(**)
リチャード・タナー(指揮)
ブラックバーン大聖堂ルネサンス・シンガーズ女声(*)
ブラックバーン大聖堂聖歌隊男声(+)
ブラックバーン大聖堂少女聖歌隊(#)
ブラックバーン大聖堂聖歌隊(**)
グレッグ・モリス(オルガン)
録音:2001年2月9-15日、ブラックバーン大聖堂

LAMM 162D \2300
主に向かいて歌え 3つの晩祷のための音楽
エイドリアン・バトン(1591-1637):喜びもて歌え
単旋律聖歌(巡礼調)/クリストファー・トットニー(1982-)校訂:詩篇114
ジェラルド・ナイト(1908-1979):詩篇115
オーランド・ギボンズ(1583-1625):
ショート・サーヴィス から マニフィカト&ヌンク・ディミティス
リチャード・ニコルソン(1563-1639):主に向かいて歌え
トマス・タリス(1505頃-85):栄えあれ、神よ
リチャード・ファラント(1530頃-1580)あるいはジョン・ヒルトン(?-1608):
主よ、御身の優しき慈悲によりて
ジョージ・ギャレット(1834-1897):詩篇126
ジョン・レマン・ロジャース(1760-1847):詩篇127
クリストファー・トットニー:詩篇128
ジョージ・ギャレット:詩篇129
ウィリアム・エリス:詩篇130
デイヴィッド・ウィルコックス(1919-):詩篇131
トマス・コースタン(1520頃-1569):
夕べの礼拝 から マニフィカト&ヌンク・ディミティス
ロバート・パーソンズ(1528頃-1572):アヴェ・マリア
オーランド・ギボンズ:父の愛
トマス・タリス:汝、われを愛さば
ジョゼフ・バーンビー(1838-1896):詩篇142
マーティン・ハースト/クリストファー・トットニー編曲(和声):詩篇143
トマス・タリス:
ショート・サーヴィス から マニフィカトとヌンク・ディミティス ドリア
旋法
使徒は口々に
クリストファー・トットニー(指揮)
ダラム大学礼拝堂聖歌隊
デイヴィッド・ジャクソン(オルガン)
録音:2003年6月19-21日、ダラム城(ダラム大学)

LAMM 163D \2300
主の聖霊 スタンフォードとエルガーの音楽
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1942):
3つのモテット Op.38
義人らの魂は,この日昇天したもう,穢れなき道を行く者は幸いなり
平和の歌 Op.113 No.4/エルサレムの平和を祈れ
サーヴィス イ長調 Op.12;マニフィカト,ヌンク・ディミティス
見よ、われは起つ Op.145
エドワード・エルガー(1857-1934):
オラトリオ「世の光」から
彼に七つの星を創ることを求めよ,世の光,汝の父の慮りを疑うなかれ
オラトリオ「使徒たち」から 主の聖霊がわが上にあり/主に与えよ Op.74
クリストファー・ストークス(指揮)
マンチェスター大聖堂聖歌隊
ジェフリー・マキンソン(オルガン)
録音:2003年6月23-25日、マンチェスター大聖堂

LAMM 165D \2300
マルコム・アーチャー:教会音楽作品集
砂漠は喜ばん/ウェルズ・サーヴィス;マニフィカト,ヌンク・ディミティス
心の清い人は幸いである
クリフトン・サーヴィス;マニフィカト,ヌンク・ディミティス
ミサ・ブレヴィス/いと高きにいます子
おお、御身の聖霊よりわれはどこへ行けようか/知恵への賛歌
おお、大いなる神秘
マルコム・アーチャー(指揮)
ウェルズ大聖堂聖歌隊
ルパート・ゴフ(オルガン)
録音:2003年7月1、7-8日、ウェルズ大聖堂

LAMM 166D \2300
生けるパン 悔悛の時のための音楽
サミュエル・セバスチャン・ウェスリー(1810-1876):
われより邪悪さをことごとく洗い去りたまえ
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525頃-1594):
われは命の糧なり
フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1947):わが祈りを聞きたまえ
ジョナサン・バッティシル(1738-1801):おお、主よ、天より見下ろしたまえ
グレゴリオ・アッレーグリ(1582-1652):ミゼレーレ
ウィリアム・ウォルトン(1902-83):連祷
アロンソ・ローボ(1555-1617):わがハープは悲しみの音を奏で
マイケル・ワイズ(1647-1687):シオンの満ちは悲しみ
セザール・フランク(1822-90):天使の糧
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):見よ、満たされし最後の生贄
ロバート・シャープ(指揮)
トルーロ大聖堂聖歌隊
クリストファー・グレイ(オルガン)
録音:2003年7月14-16日、トルーロ大聖堂

LAMM 169D \2300
天国と楽の音を合わせ パリー、スタンフォード、ハリス:合唱音楽作品集
ヒューバート・パリー(1848-1918):恵みを受けし二人のセイレーン
ウィリアム・ハリス(1883-1973):天国は美し/さあ、わが道よ
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1942):
おお、神に近づきゆく歩みへ
3つのモテット Op.38
義人らの魂は,この日昇天したもう,穢れなき道を行く者は幸いなり
夕べの礼拝 ト長調;マニフィカト,ヌンク・ディミティス
ヒューバート・パリー:
わが魂よ、そこに国はある/われは知る、わが魂にはすべてを知る力ありと
風雨に打たれた帆船も/古き信仰あり
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード:平和の歌
ウィリアム・ハリス:
来たりて、おお、聖なるものを愛でよ/主なる神よ、われらを導きたまえ
汝ら、その弱き手を強めよ
ジュリアン・ト-マス(指揮)
ノーリッジ大聖堂聖歌隊少女&男声
トマス・リーチ(オルガン)
録音:2004年5月1-2、4日、ノーリッジ大聖堂

LAMM 170D \2300
祈りに フランスの教会音楽
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):アヴェ・マリア Op.67 No.2
ジャン・ラングレ(1907-1991):簡潔なミサ[Missa in simplicitate]から
キリエ,グローリア,サンクトゥス,ベネディクトゥス,アニュス・デイ
ジュアン・アラン(1911-1940):おお、何と甘美なるかな
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
ソワソン大聖堂の時の鐘の主題によるフーガ(オルガン独奏)
ジャン・ラングレ:5つのモテット
めでたし、世の栄光,おお、救いの生贄,大いなる秘蹟,おお、善きイエス,
聖母をたたえる連祷歌「海の星、おお、マリアよ
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):アヴェ・マリア Op.93
ジャン・ラングレ:三部作 から メロディー
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):レクイエム Op.9 から ピエ・イエズ
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):祈りに
アンドレ・カプレ(1878-1925):サンクトゥスとベネディクトゥス
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
レクイエム Op.9 から イン・パラディズム
エドワード・ホワイティング(指揮)
ノーサンプトン・オール・セインツ教会少女聖歌隊
リチャード・ピネル(オルガン)
録音:2004年4月14-15日 オックスフォード、エクセター・カレッジ

LAMM 171D \2300
ブリテンのミサ・ブレヴィス-ボーイ・ソプラノのための作品集
キーラン・ホワイト(ソロ)
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):ミサ・ブレヴィス(*/+/#)
ナディア・ブーランジェ(1887-1979):永遠の光
フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1947):
オラトリオ「エリヤ」から 心をつくして求めれば(*)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):5つの神秘的な歌 から 使命
デイヴィッド・J・エヴァンス(1957-)/マルコム・アーチャー編曲:
静まれ、主のいませば(*)
マルコム・アーチャー:最も明るく最善なる(*)/導け、優しき光よ(*)
ジョン・アイアランド(1879-1962):子供らの口々より
ダミアン・ランディー/マルコム・アーチャー編曲:
若き預言者のための歌(*)
マルコム・アーチャー:不思議の十字架を眺めると(+)
フィリップ・ムーア(1943-):われらは御身に感謝す、おお、主よ(*)
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):レクィエム から ピエ・イエズ
スタンリー・ヴァン(1910-):われは御身を求む(*)
メアリー・プラムステッド(1905-1980):感謝する心
ノエル・ロースソーン(1929-):われは目を上げて山々を望まん(*)
レナード・ブレイク(1907-1989):そして今また一日が過ぎ行く
ジョージ・ダイソン(1883-1964):ヌンク・ディミティス ニ長調
キーラン・ホワイト(ボーイソプラノ(*))
ネッド・ベリー(ボーイソプラノ)(+)
ダニエル・マックリン(ボーイソプラノ(#))
ハリー・ニュー(ボーイソプラノ(#))
マルコム・アーチャー(オルガン、指揮)
ウェルズ大聖堂少年聖歌隊
デイヴィッド・ベドノール(オルガン)
録音:2004年4月2日、アンプルフォース修道院
2004年5月28日、ウェルズ大聖堂

LAMM 172D \2300
かくも立派なる王冠
ジェイムズ・トマス(1963-):聖エドモンドの祈り
フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1947):
いずこに生まれしや/ヤコブの星は現れん
ウィリアム・バード(1543-1623):
われらを支えたまえ、おお、主よ/喜び歌え
エドワード・ベアストー(1874-1946):祝福されし町、神々しきセイラム
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1942):
義人らの魂は/この日昇天したもう
トマス・タリス(1505頃-1585):おお、聖なる宴
エドワード・ウッドール・ナイラー(1867-1934):聞け、呼ぶ声あり
トマス・タリス:汝、われを愛さば/まことにわれ汝に告げん
チャールズ・ウッド(1866-1926):めでたし、喜ばしき光よ/皆の目は
ヒューバート・パリー(1848-1918):
わが魂よ、そこに国はある/風雨に打たれた帆船も
われは知る、わが魂にはすべてを知る力ありと
伝承曲/エドワード・ミラー(1731-1807)編曲:不思議の十字架を眺めると
ジェームス・トーマス(指揮)
聖エドモンズベリー大聖堂聖歌隊
マイケル・ボートリー(オルガン)
録音:2004年7月5-7日、聖エドモンズベリー大聖堂

LAMM 173D \2300
彼らの音楽を交え
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):神は昇りたもう
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):聖マイケルのための続唱
単旋律聖歌:恵まれし救世主の御母
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):恵まれし救世主の御母
単旋律聖歌:天の元后
トマス・ルイス・デ・ビクトリア:天の元后
ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(1677-1731):
われらの苦悩は/聖霊はわれらの弱きを助けたもう
フェリクス・メンデルスゾーン(1809-1947):われを裁きたまえ、神よ
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):慰めよ、慰めよ、わが民を
ケネス・レイトン(1929-1988):テ・デウム
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):アンティフォン
マルコム・シンガー(1953-):歓呼せよ
デイヴィッド・ハンゼル(指揮)
聖アルバン室内合唱団
ロジャー・ジャッド(オルガン)
録音:2004年7月9-10日、ハートフォードシャー州エルストリー、
アルデナム・スクール礼拝堂

LAMM 179D \2300
マイケル・ヘッドと友人たちの歌曲集
マイケル・ヘッド(1900-1976):
甘美なチャンス/イングランドに四月が来た/ジギタリス/緑の雨
バグパイプ吹き/緑の麦畑
デイヴィッド・ベドノール(1979-):
イングランド/彼女を最初に見たときとその後
マイケル・ヘッド:アーカディーの船/恋人/歌う黒つぐみ
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ダヴィデ王
マイケル・ヘッド:
かけがえなき喜び/さんざし摘みに行ってはいけない/愛の嘆き
美しい容姿で私を愛さないで/星に/双子/夏の田園詩/聖母の子守歌
かわいいアンが歌うとき
アイヴァー・ガーニー(1892-1937):サリー・ガーデンのそばで/眠り
リチャード・ローントリー(テノール)
デイヴィッド・ベドノール(ピアノ)
録音:2004年10月21-22日、ウェルズ大聖堂学校

LAMM 180D \2300
親愛なる羊飼い ブラックバーン大聖堂の賛美歌集
リチャード・タナー:御身の羊の親愛なる羊飼い
ベイジル・ハーウッド/リチャード・タナー:汝の手を、おお、神が導きぬ
アイルランド民謡/リチャード・タナー編曲:庭園を歩きながら
伝承曲/リチャード・タナー編曲:おお、この世の神、祭壇の神よ
ハーバート・ハウエルズ:聖チェチーリアへの賛歌
ジョージ・エルヴィー/デイヴィッド・クーパー/
リチャード・タナー編曲:たくさんの王冠を彼に捧げよ
ハーバート・ハウエルズ:聖霊は常に住まう(*)
オーランド・ギボンズ:永遠の統治者(*)
「歌による敬虔の訓練」[Praxis Pietatis Melica](1656)から/
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1942)編曲:
全能なる主をたたえよ(*)
ヴァイオレット・バーネット/リチャード・タナー編曲:親愛なる父
R・R・テリー/リチャード・タナー:聞け、何という響きか
グレアム・ケンンドリック/リチャード・タナー編曲:召使いの王
マイケル・ボーエン/サイモン・ロール編曲:主は長年にわたり
アメリカ伝承賛美歌/ジョン・バータロット編曲:アメイジング・グレイス
黒人霊歌/ジョン・バータロット編曲:スティール・アウェイ
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:全世界を
同/リチャード・タナー編曲:見張りらよ、神聖なる者たちよ
メアリー・プラムステッド:汝の目を閉じよ
オーランド・ギボンズ/イアン・トレイシー編曲:平和、完全なる平和
ハーバート・ハウエルズ:歓呼せよ
クリス・チャイヴァーズ:われらを気高くさせたまえ
ケン・ネイラー/リンドン・ヒルズ:その威厳をわれいかに歌わん
ハーマン・ブリアリー:神よ、わが頭の中に在りたまえ
エドウィン・ジョージ・モンク/リチャード・タナー編曲:天使の声
リチャード・タナー(指揮、オルガン(*))
グレッグ・モリス(オルガン、指揮(*))
ブラックバーン大聖堂聖歌隊および会衆
録音:2004年11月13-14日、2005年6月16-18日、ブラックバーン大聖堂




<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 931 \1550
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ 子供たちへ
ジャン=バティスト・アッコーライ(1833-1900):
ヴァイオリン協奏曲イ短調(ピアノ伴奏)(*)
ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニ(1706-1784):ガヴォット
チャイコフスキー(1840-1893):古いフランスの歌 Op.39 No.16
ヘンデル(1685-1759):ブーレ
シャルル・ダンクラ(1817-1907):マズルカ イ短調
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):ポーランドの歌 Op.12 No.2
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティ(1755-1824):
ヴァイオリン協奏曲第23番ト長調(ピアノ伴奏)
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(ヴァイオリン)
ヤドヴィガ・シャモトゥルスカ(ピアノ)
録音:1957年3月30日(*)、3月13日(*以外)、ワルシャワ国立フィルハーモニー
ポーランドの女傑ヴィウコミルスカ(1931年生まれ)が25歳のときに録音した
LPのCD化。収録時間30分ほどで、タイトルこそ「子供たちへ」となってはい
ますが、中身はヴァイオリン・ファンをうならせるものです。アッコーライ
はベルギー出身のフランス人ヴァイオリニスト・教師・指揮者・作曲家で、
(*)は単一楽章形式の協奏曲。ダンクラはフランスのヴァイオリニスト・教師
・作曲家。




<TANIDOS>
SRD 336 \2080
トナディーリャ・コレクション 18世紀からグラナドスまで
ジョセ・スビラック編曲:舞台用トナディーリャ集
ブラス・デ・ラセルナ:マハのセギディーリャ
アントニオ・ゲレーロ:ラ・パロマのトナディーリャ
J・パロミーノ:悪漢の歌
ルイス・ミソン:恋する女の悲しいセギディーリャ
パブロ・エステーベ:予想の風刺歌
ベントゥーラ・ガルバン:求婚する将校のセギディーリャ
ハシント・バリェドール:内気な女の歌
F・フェランディエーレ:まじめな音楽を称えるメヌエット
マリアーノ・ブストス:暴力主義者に反対する歌
M・プラ:宗教的なセギディーリャ
J・カステル:手先の器用なジプシー女の歌
エンリケ・グラナドス(1867-1916):
古い様式によるトナディーリャ集(昔風のスペイン歌曲集)から
愛と憎しみ,町をぶらつく,控え目なマホ,内気なマホ,マハの眼差し,
トラ・ラ・ラとギターの爪弾き,ゴヤのマハ,悲しむマハ I(*),同II,同III
慎ましやかな下町娘たち(+)
ジプシーの歌
アンヘレス・ロペス・アルティーガ(ソプラノ)
ホセ・マドリッド(ピアノ)
ヘスス・フステール(オーボエ(*))
アナ・ベントゥーラ(メゾソプラノ(+))
録音:2005年6月1、3、8、20日、バレンシア、S.G.A.E.本部
スペイン語の「トナディーリャ」を直訳すると「小唄」。もともとは時事を題
材としたギター伴奏付き独唱歌曲で、それが舞台演劇の幕間の余興となり、さ
らに独立して短い舞台作品となりました。前半の「舞台用トナディーリャ集」
は女性一人によって演じられるトナディーリャをピアノ伴奏歌曲に編曲したも
のです。
アンヘレス・ロペス・アルティーガは1939年スペイン、バレンシア県生まれの
ソプラノで、作曲家、ピアニストでもあります。録音時点で66歳、貫禄で聴か
せます。

SRD 348 \2080
アンヘレス・ロペス・アルティーガ(1939-):ピアノ作品集
不滅なるもの(前奏曲集;1990)
土,空気,雨,太陽,言葉,海,火
エッセイ(1992)
キャピュレット家のジュリエット,ジョルジュ・サンド,
テレサ・デ・ヘスース,
フアナ1世,サロメ,マリー・キュリー,エレクトラ
アンヘレス・ロペス・アルティーガ(ピアノ)
録音:2007年3月6-7日、バレンシア、S.G.A.E.本部
ロペス・アルティーガの作曲家・ピアニストとしての才能をうかがうことがで
きるアルバム。「エッセイ」は歴史上の女性たちの印象を音楽で綴った作品で
す。

SRD 338 \2080
変貌する夜 アコーディオンのための音楽
J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲とフーガ BWV851
リスト(1811-1886):BACHの名による前奏曲とフーガ
ホルヘ・タラマスコ(1968-):3つのワルツ
アブリルのワルツ,アリギエーリのワルツ,ロートレックのワルツ(2005)
ウラディスラフ・ソロタリョフ(1942-1975):ソナタ第3番
ウラディーミル・ズビツキー(1953-):
アストル・ピアソラへのオマージュ(1998)
ミゲル・アンヘル・コルメネーロ(1936-2002):
音楽の愛撫[ボーナス・トラック]
ヘスス・モソ=コルメネーロ(アコーディオン)
録音:2006年?
ヘスス・モソ=コルメネーロはおそらくまだ20代のアコーディオン奏者。おじ
のミゲル・アンヘル・コルメネーロに手ほどきを受け、アンヘル・ルイス・カ
スターニョ他に師事、数々のコンクールに入賞後ソリストとして活躍し、バチ
カンのローマ法王の御前でも演奏しました。現在、ムルシア高等音楽院、セゴ
ビア専門音楽院等で教えています。

SRD 339 \2080
パースペクティヴ チェロとアコーディオン
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):7つのスペイン民謡
フォーレ(1845-1924):エレジー
セルジュ・カウフマン(1940-):イディッシュ組曲;歌,聖詩吟唱,祈り
イルッカ・クーシスト(1933-):讃歌集
Caelestis Aulae Nuntius,サルヴェ・レジナ,グローリア
アストル・ピアソラ(1921-1992):アヴェ・マリア/ル・グラン・タンゴ
アルヴォ・ペルト(1935-):フラトレス
ダビッド・アペリャーニス(チェロ)
アンヘル・ルイス・カスターニョ(アコーディオン)
録音:2006年5月、セゴビア、スタジオ・キローファノ・ソノーロ
ダビッド・アペリャーニスはソフィア王妃高等音楽学校でフランス・ヘルメル
ソンとアンヘル・ルイス・キンターナに師事したスペインのチェリスト。現在、
バレンシア高等音楽院チェロ科教授を務め、アラゴン高等音楽院でも教えてい
ます。

SRD 349 \2080
ロンド・カプリチョーソ 2つのアコーディオンのための音楽
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):シャコンヌ ホ短調
J・S・バッハ(1685-1750):4つのコラール
今ぞ来たれ、異教徒の救い主よ,主イエスよ、今ぞたたえられよ,
われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ,神よ、われを助け成就させたまえ
ラフマニノフ(1673-1943):ヴォカリーズ
ウラディスラフ・ソロタリョフ(1942-1975):ロンド・カプリチョーソ
トゥールビョルン・ルンドクヴィスト(1920-):バラード
パトリック・ビュスーユ(1956-):心からの訴え
シェティル・ヴォースレフ(1939-):アコーディオンのための二重奏曲(*)
アストル・ピアソラ(1921-1992):2つのタンゴ
チキリン・デ・バチン,アヴェ・マリア
デュオ・ダコール
アンヘル・ルイス・カスターニョ、ラケル・ルイス(アコーディオン)
録音:2007年4月、セゴビア、スタジオALCH(*以外)
1993年、サンセバスティアン、スタジオElkar(*)
ラケル・ルイスはスペインのサンセバスティアンに生まれ、同市およびマドリ
ッドの高等音楽院を卒業後デンマークのコペンハーゲン王立音楽アカデミーで
モエンス・エッレゴーに師事した女性アコーディオン奏者。現在、マドリッド
専門音楽院アコーディオン科教授を務めています。

SRD 322 \1650
【旧譜・在庫特価】
アコーディオン独奏のためのスペイン音楽
ダビッド・デル・プエルト(1964-):アコーディオンのための幻想曲(2005)
ゴンサロ・デ・オラビデ(1934-2005):Vol(e)(1997)
ヘスス・トレス(1965-):影[Itzal](1994)
ジョゼプ・ソレール(1935-):葬儀用小品集(1997)
ヘスス・ルエダ(1961-):アコーディオンのためのインヴェンション(2005)
セサル・カマレーロ(1962-):青い光(1997)
アンヘル・ルイス・カスターニョ(アコーディオン)
1969年スペイン、バスク地方の中心都市サンセバスティアンに生まれ、パリ
音楽院とコペンハーゲン王立音楽院で学んだアンヘル・ルイス・カスターニョ
が、自身への献呈作品を演奏しています。

SRD 331 \1650
【旧譜・在庫特価】
アンコール !! アコーディオンのためのアンコール名曲集
ロッシーニ:フィガロ
マテオ・アルベニス:ソナタ ニ長調
ターレガ:アルハンブラの思い出
レクオーナ:La Comparsa
アルベニス:マラゲーニャ
不詳/セミョーノフ編曲:ルネサンスの4つの小品
F・クープラン:葦
グラナドス:舞曲第2番/同第5番
イベール:白い小さなロバ
ピアソラ:ラ・Misma Pena/Sentido Unico/バンドネオン
アレクサンドル・ホルミノフ:夜想曲
アナトール・ビロシツキー:憂鬱
マックス・ボナイ:Petit Vals pour Rever
ウラディスラフ・ソロタレフ:冬の朝
オーレ・シュミット:The Scape of the Meatball
ジョルジ・リゲティ:ムジカ・リチェルカータ から 第7楽章
ヘスス・ルエダ:Tocata para Unai
パトリック・ビュシュール:インコと泥棒
ウラディスラフ・ソロタレフ:Spiegle
アンヘル・ルイス・カスターニョ(アコーディオン)
カスターニョお得意の小ピース集です。

SRD 330 \1650
【旧譜・在庫特価】
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ集
イ短調 K.3/ト短調 K.8/ハ短調 K.11/ニ短調 K.32
ニ短調 K.52/ヘ短調 K.69/ロ短調 K.87/ホ短調 K.147
へ短調 K.185/ホ長調 K.206/イ長調 K.208/ニ短調 K.213
ハ長調 K.308/イ長調 K.322/変ホ長調 K.474/ヘ短調 K.481
パブロ・カーノ(チェンバロ)
録音:2006年6月12-15日、マドリッド、トークバック・スタジオ
使用楽器:2003年、パリ、ラインハルト・フォン・ナーゲル製(モデル:1
730年、ブランシェ製)
パブロ・カーノは1950年バルセロナに生まれ、ボブ・ファン・アスペレンに
師事したスペインを代表するチェンバロ奏者の一人。

SRD 329 \1650
【旧譜・在庫特価】
スペインとラテンアメリカの音楽
ターレガ:アラブ奇想曲/演奏会用大ホタ
グラナドス:舞曲第5番
アルベニス:アストゥリアス/セビーリャ
モレーノ=トローバ:マドローニャ
ルイス=ピポ:歌/舞曲
ヴィラ=ロボス:前奏曲第3番/同第2番
バリオス:熱情的マズルカ
ラウロ:ベネズエラのワルツ第1番/同第2番/エル・マラビーノ
バリオス:サンバの調べ/パラグアイ舞曲/マシーシャ/森に夢見る
レネ・モーラ(ギター)
録音:2006年?、マドリッド県アンビーテ、ナウエル・スタジオ
「メンドゥイーニャ・システム」という新製作法によるギターを使用しています。

SRD 310 \1650
【旧譜・在庫特価】
ヴィルトゥオーゾ・ヴァイオリン
エルネスト・ブロッホ(1880-1959):「バール・シェム」から ニグン
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):スケルツォ=タランテラ Op.16
パブロ・サラサーテ(1844-1908):アンダルシアのロマンス Op.22 No.1
ヘンリク・ヴィエニャフスキ:華麗なポロネーズ Op.21/伝説 Op.17
パブロ・サラサーテ:序奏とタランテラ Op.43
ピョートル・チャイコフスキー(1840-1893):憂鬱なセレナード Op.26
パブロ・サラサーテ(1844-1908):ツィゴイネルワイゼン
ガブリエル・アルカンヘル(ヴァイオリン)
フアン・アントニオ・アルバレス・パレーホ(ピアノ)
録音:2005年5月21-22日、マドリッド、R.C.S.M.、マヌエル・デ・ファリャ・
ホール
ガブリエル・アルカンヘルはスペインのオレンセに生まれ、13歳でバルセロナ
のリセウ音楽院を金メダル付きで卒業。さらにザハール・ブロンらに師事し、
特にティボール・ヴァルガには2年にわたって教えを受けました。




<AUDIOGENIA>
AG 007 \2300
トルス III マリンバのための音楽
ポール・スマドベック(1955-)/サンティアゴ・アルデゲール編曲/
J・ボルヘス詩:リズム・ソング(*)
三善晃(1933-):トルス III
安倍圭子(1937-):桜の幻影
三木稔(1930-):マリンバの時
J・S・バッハ(1685-1750)/サンティアゴ・アルデゲール編曲:
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007 から クーラント
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009 から 前奏曲
インヴェンション第1番 BWV772/前奏曲ト短調(原曲:ハ短調)
ジェイコブ・ドラックマン(1928-1996)/サンティアゴ・アルデゲール編曲:
Reflections on Nature of Water
チャイコフスキー(1840-1893)/サンティアゴ・アルデゲール編曲:
子供のアルバム Op.39 から 楽しい夢 ハ長調(No.21)
アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978)/サンティアゴ・アルデゲール編曲:
子供の小品のアルバム(1947)から イワンの夢(イワンの冒険 第1番)
ポール・スマドベック:エチュード第1番
クレア・オマー・マッサー(1901-1998):エチュード ハ長調 Op.6 No.10
ポール・スマドベック:リズム・ソング(オリジナル版;1984)
サンティアゴ・アルデゲール:ファンタジア
同/パブロ・ネルーダ(1904-1973)詩:メスティサヘス[混血人たち](*)
サンティアゴ・アルデゲール(マリンバ、声(*)、テープ(*))
スペインの若手打楽器奏者サンティアゴ・アルデゲールのファースト・ソロCD。
アルデゲールはアリカンテ県に生まれ、国内で学んだ後ユトレヒト音楽院、
シュトゥットガルト音楽大学に留学、数々のコンクールに入賞し、国際的に活
躍しています。




<CONTRASTES>
CD 131-2 \2300
ギターの足跡を追って
マヒモ・ディエゴ・プホール(1957-):
Tristango en vos/悲しげな前奏曲/カンドンベ ホ長調
ロラン・ディアンス(1955-):サウダーデ第3番
セルヒオ・メネゲーリョ(1970-):手紙/エル・マスノウにて
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):麦畑で/サンティアゴへの道
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):ターレガへのオマージュ
フランシスコ・ターレガ(1852-1909):アラブ奇想曲
アグスティン・バリオス(1885-1944):大聖堂
フェルナンド・ソル(1778-1839):「魔笛」の主題による変奏曲 Op.9
J・S・バッハ(1685-1750):前奏曲 BWV995
ルイス・デ・ナルバエス(16世紀):「牛の番」による7つのディフェレンシア
セルジオ・メネゲッロ(ギター)
現代からルネサンス時代へとギター音楽の歴史をたどっていくアルバム。
1970年生まれのセルジオ・メネゲッロはポルトガル、イタリア、ブラジル、
ギリシャの血を引くギタリストで、ダニエル・サンスと「デュオ・アクロア
ーマ」を組んでいます(DCLレーベル CD 070)。




<FIMTE>
FIMTE 242 \2380
ロンドンのソレールとスカルラッティ チェンバロ・ソナタ選集
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ファンダンゴ/ソナタ ニ長調 K.96
アントニオ・ソレール(1729-1783):ソナタ ニ長調 R.74
ドメニコ・スカルラッティ:ソナタ
イ長調 K.322/イ長調 K.24/イ短調 K.54/ハ長調 K.513/ヘ長調 K.107
アントニオ・ソレール:ソナタ ニ短調 R.24/同ニ短調 R.15
ドメニコ・スカルラッティ:
ソナタト短調 K.234/同ロ短調 K.376/同ホ長調 K.380
アントニオ・ソレール:ソナタ変ニ長調 R.88/同ドリア旋法 R.49
ルイサ・モラーレス(チェンバロ)
録音:2004年7月11-12日、合衆国サウスダコタ州ヴァーミリオン、国立音楽博
物館、
アーン・B・ラーソン・コンサートホール
使用楽器:1798年、ロンドン、ジョゼフ・カークマン製(国立音楽博物館所蔵)
ドメニコ・スカルラッティとソレールがにロンドンを訪れたことがあるかどう
かは定かではありませんが、彼らの音楽が当時の一大音楽都市であったロンド
ンに与えた影響の大きさは言うまでもありません。実際、両作曲家の鍵盤楽器
用ソナタの楽譜が最初に出版されたのはロンドンにおいてでした。
18世紀末にロンドンで製作された名器を弾くのは、ラファエル・プヤーナとト
ン・コープマンに師事したスペイン鍵盤音楽のスペシャリスト、ルイサ・モラ
ーレス。彼女は FIMTE(スペイン鍵盤音楽国際フェスティヴァル)の創設者で、
その監督を務めています。
※外装、ブックレット、CD本体に規格番号表記はございません。あらかじめ
ご了承ください。



<GADINET>
G 16AAF \2380
ルイス・ミラン国際ギター・コンクール 2004/05 受賞者たち Vol.2
J・S・バッハ(1685-1750):
前奏曲とフーガ BWV848(*)/協奏曲ニ長調 BWV972(原曲:ヴィヴァルディ)(*)
パガニーニ(1782-1840):チェントーネ・ディ・ソナタ第1番(*)
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946):オペラ「はかない人生」から 舞曲(*)
マヌエル・ロペス・キローガ(1899-1988):5つの小品(+)
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):ソナティナ(#)
エンリケ・グラナドス(1867-1916):スペイン舞曲第5番(#)
フェルナンド・エスピ:3つのヒホンの歌(#)
マヌエル・デ・ファリャ:バレエ「三角帽子」より 代官の踊り,粉屋の踊り(#)
タマーヨ=モンテシノス・ギター・デュオ(*)
マルコ・タマーヨ、アナベル・モンテシノス(ギター)
アナベル・モンテシノス(ギター(+))
フェルナンド・エスピ(ギター(#))
録音:2006年4月、スペイン、バレンシア県ヒリベーリャ、スタジオ・アウラル
スペイン、バレンシア県ビラ・デ・オリェーリアで開催されたルイス・ミラン
国際ギター・コンクールの受賞者によるスタジオ録音です。今回「Vol.2」の情
報のみ入りました。「Vol.1」および他巻については問い合わせ中です。
※次項の旧譜と規格番号が非常に似通っておりますので、オーダー時にはご注
意ください。

G 16EAF \1780
【旧譜・在庫特価】
ピュア・クラリネット 2006 無伴奏クラリネット作品集
ヘスス・エチェベリーア・デ・ミゲル:受胎告知
イシュトヴァーン・ラーング(1933-):モノディア
ヘスス・エチェベリーア・デ・ミゲル:ダンスのための作品
エルランド・フォン・コック(1911-):モノローグ第3番
ヘスス・エチェベリーア・デ・ミゲル:バレンシア・ラプソディ
エディソン・デニーソフ(1929-):ソナタ
ルチアーノ・ベリオ(1925-2003):リート
ヘスス・エチェベリーア・デ・ミゲル(クラリネット)
録音:2005年4月2-3日、バレンシア専門音楽院大ホール

※【旧譜・在庫特価】商品は、代理店の在庫限りの特価となりますので、
ご注文先着で代理店在庫が無くなり次第終了となります。
お早めにご注文下さい。




<K&K>
KUK 27 \2300
ブエノスアイレスの春
アストル・ピアソラ(1921-1992)/エーゴリ・グレチシニコフ(1974-)編曲:
忘却/ブエノスアイレスの四季
J・S・バッハ(1685-1750)/エーゴリ・グレチシニコフ:ソナタ ト短調
ピアソラ・クラシック・アンサンブル
エフゲニア・ゲーレン(ヴァイオリン) 
エーゴリ・グレチシニコフ(ヴァイオリン、ヴィオラ)
マクシム・ベーリン(アルトサクソフォン) 
レフ・アブラーモフ(チェロ)
ドミートリー・グラーフ(コントラバス)
ピアソラ・クラシック・アンサンブルはドイツ・インターナショナル交響楽団
[Internationale Symphoniker Deutschland]に所属するロシア、ベラルー
シ、ウズベキスタン出身の演奏家によって2003年に結成されました。

KUK 28 \2300
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲集 Vol.4
第6番変ロ長調 K.238/第25番ハ長調 K.503
フランツ・フォラバー(ピアノ)
モーテン・シュルト=イェンセン(指揮)
ライプツィヒ室内管弦楽団
録音:2006年7月、ドイツ、マウルブロン修道院、ライヴ
フランツ・フォラバーはオーストリアのグラーツにオルガン奏者の息子とし
て生まれ、5歳でピアノを始め、7歳になると教会のオルガンを(ペダルに足を
届かせるために立ったまま)演奏しました。13歳でグラーツ音楽院への入学を
特別に許可され、フランクフルト音楽大学に進み、19歳の時に東京でリサイ
タル・デビューを果たしました。フォラバーはThorofonレーベルにシューマ
ンのピアノ作品全集を録音しスペシャリストとして名を上げましたが、ドイ
ツ・ピアニズムの伝統とともにウィーン派の流れも汲んでいる彼はモーツァ
ルトも得意としています。
モーテン・シュルト=イェンセン(1958年生まれ)はコペンハーゲン王立音楽
アカデミーで声楽、声楽教育、合唱指揮、管弦楽指揮を学びました。2000年
よりライプツィヒ室内管弦楽団の指揮者兼芸術監督およびライプツィヒ・ゲ
ヴァントハウスの合唱監督を務め、2006年にはフライブルク音楽院教授に就
任しています。

KUK 87 \2300
【未案内旧譜】
太陽は明るく輝く 南アメリカのバロック・クリスマス合唱音楽
不詳:われらを許したまえ、主よ
(主イエス・キリストの生誕に寄せるカチュア[インディオ舞曲])
不詳:われが授かりし大いなる御子(カチュア)
フアン・ガルシア・デ・セスペデス(17世紀後半):今宵われらは招かれ
ガスパール・フェルナンデス(1570頃-1629):かわいらしく神々しき御子
フアン・デ・アラウホ(1648頃-1712):さあ、行こう
トマス・トレホン・イ・ベラスコ(1644-1728):眠れないわが主人
フアン・デ・アラウホ:このすばらしき太陽に
ガスパール・フェルナンデス:喜べ、アントン
フアン・デ・アラウホ:星に導かれた同志たち
ガスパール・フェルナンデス:その突然の苦難(主の生誕に寄せるネグリート)
フアン・デ・アラウホ:動き出せ
ガスパール・フェルナンデス:その突然の苦難
グルーポ・カント・コラール
録音:2002年6月1日、ドイツ、マウルブロン修道院、ライヴ




<Musicon>
MCCD 15 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.15
ミハウ・オルウォフスキ(18世紀):交響曲ヘ長調
ヤン・エンゲル(?-1778):交響曲変ホ長調/同変ロ長調
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1790?):交響曲ト長調
ルドヴィク・マーデル(18-19世紀):
めでたし、世の希望なるマリア[Ave mundi spes Maria]ニ長調(アリア)(*)
めでたし、恩寵に満てる聖母、太陽より明るき唯一の星
[Ave Virgo gratiosa Stella Sole clarior](オフェルトリウム)(+)
マジェナ・ルバシュカ(ソプラノ(+))
ヨアンナ・ドブラコフスカ(アルト(+))
ピオトル・シェフチク(テノール(+))
ヤツェク・オジムコフスキ(バス(*))
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペラ・クラロモンターナ]
録音:2005年4、8月、チェンストホヴァ、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール
Duxレーベルと発売元を分担することになった当シリーズ。Vol.13(DUX
0352)、Vol.14(近日中にご案内予定)もDuxから発売されています。

MCCD 16 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.16
マルチン・ユゼフ・ジェブロフスキ(1710頃-1780):マニフィカト(*)
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1790?):ミサ ハ長調(+)
マジェナ・ミハウォフスカ(ソプラノ)
ピオトル・オレフ(男性アルト)
アレクサンデル・クナフ(テノール(*))
プシェミスワフ・ボリス(テノール(+))
ボグダン・マカル(バス)
マレク・トポロフスキ(指揮)
コンチェルト・ポラッコ
シネ・ノミネ(合唱)
録音:2005年12月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール

MCCD 17 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.17
ツィリル・フロリアン・ギェチンスキ(1793-1866):(*)
来たれ、創造主なる聖霊よ[Veni Creator Spiritus](オフェルトリウム)
ミサ ニ長調(bz/kk/ak/tp)/アリア(器楽)
サルヴェ・レジナ ト長調(オフェルトリウム)(ak/tp/aj)
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):(*)
おお、栄光に満てる聖母[O Gloriosa Virginum](bz/tp)
めでたし、海の星[Ave maris stella]
主に向かいて新しき歌を歌え[Cantate Domino](オフェルトリウム)
ツィリル・フロリアン・ギェチンスキ:(+)
ミサ ハ長調(bz/ub/kk/aw/tp)
天より滴らせたまえ[Rolate coeli](bz/om/kk/ap/tp/mk)
永遠の神よ[Aeternus Deus](オフェルトリウム)
聖なる山に[Do Góry swietey](ポーランド語)
来たれ、聖別者よ[Veni Sanctificator](オフェルトリウム)
ボグミワ・ジエル・ヴァヴロフスカ(ソプラノ(bz))
ウルシュラ・バルドウォフスカ(ソプラノ(ub))
オルガ・ミスウォフスカ(ソプラノ(om))
カタジナ・クシジャノフスカ(メゾソプラノ(kk))
アンナ・ポチェイ(メゾソプラノ(ap))
アレクサンデル・クナフ(テノール(ak))
アンジェイ・ヴィシニェフスキ(テノール(aw))
トマシュ・ピェンタク(バリトン(tp))
アルトゥル・ヤンダ(バリトン(aj))
ミウォシュ・コンドラチュク(バリトン(mk))
ヤクプ・ブジンスキ(指揮)
ラ・テンペスタ(管弦楽&合唱)
録音:2005年12月、ワルシャワ、聖霊パウロ教会(*)
2006年5月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール(+)

MCCD 19 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.19
ユゼフ・エルスネル(1769-1854):
ミサ イ短調 Op.81
晩課ハ長調 Op.64
マジェナ・ルバシュカ(ソプラノ)
ヨアンナ・ドブラコフスカ(アルト)
ピオトル・シェフチク(テノール)
ヤツェク・オジムコフスキ(バス)
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペラ・クラロモンターナ]
録音:2005年4、8月、チェンストホヴァ、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール
Vol.18は未発売です。

MCCD 26 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.26
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1790?):
ミサ ニ長調
聖母マリアのためのリタニア[Litaniae Laurentanae]ハ長調
アレクサンドラ・レヴァンドフスカ(ソプラノ)
カタジナ・ホウィシュ(メゾソプラノ)
ピオトル・シェフチク(テノール)
マチェイ・ストラブジンスキ(バス)
バルトゥオメイ・スタンコヴャク(指揮)
アッカデーミア・デラルカディア
マレク・トポロフスキ(監修)
録音:2006年12月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール
Vol.20は未発売、Vol.21-25はDuxレーベルから発売される予定です。

MCCD 30 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.30
フィリプ・ゴットシャルク(?-1809):
いざ歌え、聖歌隊よ[Eja chori resonate]
ルドヴィク・マーデル(18-19世紀):
リタニア ニ長調(*)
主の聖所にて主をたたえよ[Laudate Dominum in Sanctis ejus]
レクイエム 嬰ニ長調(*)
マジェナ・ルバシュカ(ソプラノ(*))
ヨアンナ・ドブラコフスカ(アルト(*))
クリスティアン・クシェショヴャク(テノール(*))
ヤツェク・オジムコフスキ(バス(*))
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
カペラ・ヤスノグルスカ[カペラ・クラロモンターナ]
録音:2005年11月、チェンストホヴァ、
ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、アウグスティン・コルデツキ神父ホール
Vol.27-29はDuxレーベルから発売される予定です。

MCCD 11 \1050
【旧譜・在庫特価】
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.11
フランチシェク・ペルネックヘル[ペルネッカー](?-1769):
おお、偉大なる女神よ[O wielka dobroci](受難のアリア 変ロ長調)(*)
イグナツィ・リガル(18世後半紀):
おお、御頭よ、おお、茨よ[O caput, o spina](主の受難のアリア)(+)
ここで、汝巡礼者よ[Huc viator](同)(*)
フランチシェク・コットリッチュ(1727頃-1787):
悲しめ、汝ら信者よ[Lugete fide mentes]
(われらの主イエス・キリストの受難のアリア 嬰ニ長調)(*)
スターバト・マーテル[Stabat Mater](*)
ルドヴィク・マーデル(18世紀後半):
おお、茨の冠を被りしイエスよ[O! Jesu, spinis acerbissimis]
(受難のアリア)(**)
フィリプ・ゴッチャルク[ゴトシャルク](?-1809):
ようこそ、最善の主なるイエスよ I/II[Ave Jesu, summe bonus]
(受難のアリア)(*/+)
アンナ・ミコワイチク(ソプラノ(*))
ピオトル・オレフ(男性アルト(+))
アレクサンデル・クナフ(テノール(#))
ヴォイチェフ・ギェルラフ(バス(**))
マレク・トポロフスキ(指揮)
コンチェルト・ポラッコ
録音:2005年4月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール

MCCD 12 \1050
【旧譜・在庫特価】
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.12
エリク・ブリクネル(1705-1760):終課
Cum invocarem(詩篇4)
In te Domine speravi(詩篇31[30])
Qui habitat in adjutorio(詩篇91[90])
Ecce nunc benedicite Dominum(詩篇134[133])
Te lucis ante terminim(讃歌)(*/+)
In manus tuas Domine(小レスポンソリウム)
Nunc dimittis servum tuum(シメオンのカンティクム)
ヤン・トマシュ・ジェブロフスキ(18世紀):
オラトリオ「主の御墓におけるキリスト者の悔悟」(*/+)
アンナ・ミコワイチク(ソプラノ)
ピオトル・オレフ(男性アルト(*))
クシシュトフ・シェフチク(テノール(+))
ミロスワフ・ボルチンスキ(バス)
マレク・トポロフスキ(指揮)
コンチェルト・ポラッコ
シネ・ノミネ(合唱)
録音:2005年5月、ヤスナ・グラ聖パウロ修道院、
アウグスティン・コルデツキ神父ホール

MCD 043 \1050
【旧譜・在庫特価】
エスニック・インスピレーションズ ギター・リサイタル
ミゲル・リョベート(1878-1938):盗賊の歌
イサーク・アルベニス(1860-1909):アストゥリアス
フランシスコ・ターレガ(1852-1909):マズルカ
ルイス・デ・ナルバエス(?-1550):「牛の番」による変奏曲
ガスパール・サンス(1640-1710):フォリア
アントニオ・デ・サンタ・クルス(17世紀):ハカラ
ガスパール・サンス(1640-1710):カナリオ
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):ヘネラリフェのほとり
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):オブレク/クヤヴャク
ローラン・ディアンス(1956-):サウダーデ 第3番
マリア・ルイサ・アニード(1907-1996):北方の歌
アタウアルパ・ユパンキ(1908-1992):ラ・ポブレシータ
レオ・ブローウェル(1939-):高原の踊り
ホルヘ・カルドーソ(1949-):ガト
ホセ・アントニオ・ロハス(1921-):わが母に捧げるグァヒーラ
アストル・ピアソラ(1921-1992):天使のミロンガ
レシェク・ポタシンスキ(ギター)
録音:2002年11月4-8日、ビドゴシュチ、
ポモジェ・フィルハーモニー・コンサートホール
レシェク・ポタシンスキは1958年ワルシャワに生まれ、ワルシャワ音楽アカ
デミーを卒業後マドリッド王立音楽院でホセ・ルイス・ロドリーゴに師事、
またホルヘ・ガルドーソ、ホセ・ミゲル・モレーノ、デイヴィッド・ラッセ
ルのマスタークラスにも参加しました。フラメンコ・ギターや南米のチャラ
ンゴの優れた奏者でもあり、ワルシャワのフリデリク・ショパン中等音楽学
校で教職にも就いています。

※【旧譜・在庫特価】商品は、代理店の在庫限りの特価となりますので、
ご注文先着で代理店在庫が無くなり次第終了となります。
お早めにご注文下さい



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