当店でお取り扱い開始しました!画像をクリックしてください


<クラシック・輸入盤新譜情報 07−09>
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

<Deutsche Grammophon>
4776547 \1850
ヘンデル・アリア集:
歌劇「アルチーナ」より “ああ、私の心よ”
音楽劇「ヘラクレス」より“私はどこへ逃げようかしら”
歌劇「アグリッピーナ」より胸騒ぎが私を苦しめる”
歌劇「エジプトのジュリオ・チェザーレ」より“麗しき願望よ”
オラトリオ「ヨシュア」より“ああ、私にユバルの竪琴があれば”
歌劇「アリオダンテ」より“不実な女よ、戯れるがよい”
オラトリオ「テオドーラ」より“我が嘆きの暗闇で”
歌劇「ゴールのアマディージ」より“残酷なあなたの言葉を喚起する”
歌劇「オルランド」より“狂乱の場”
歌劇「アリオダンテ」より“次の夜”
歌劇「リナルド」より“涙の流れるままに”
ボーナス・トラック
歌劇「セルセ」より“オン・ブラ・マイ・フ”
ボーナストラックは配信のみ収録。CDへの収録は御座いません。
マグダレナ・コジェナー(Ms)
ヴェニス・バロック・オーケストラ 指揮:アンドレア・マルコン"
録音:2006年3月 ドッビアーコ  イタリア
最近、ますます脂の乗った感のあるマグダレナ・コジェナー、待望の新アルバ
ムはお待ちかねのヘンデルのアリア集です。モーツァルトやショスタコーヴィ
チまで、様々なレパートリーで柔軟な解釈を聴かせる才女コジェナーですが、
やはり彼女の本領はバロック・オペラにあると言えるでしょう。正確な音程と
テクニックを駆使したまろやかな声はヘンデルの技巧的なアリアも難なくこな
し、聴き手を陶酔の境地へと誘います。ヘンデルのアリアの特徴的な性格描写
・・・愛、憎悪、望み、自暴自棄で劇的な心情吐露をコジェナーは「歌の絶対
的な美しさ」を通して精巧な感情全てを聴き手に届けます。

4776597 2枚組 \2280
マーラー:交響曲第8番 変ホ長調「千人の交響曲」
トワイラ・ロビンソン
エリン・ウォール
アドリアーネ・ケイロス
ミシェル・デヤング
シモーネ・シュレーダー
ヨハン・ボタ
ハンノ・ミュラー=ブラッハマン
ローベルト・ホル
ベルリン国立歌劇場合唱団
ベルリン放送合唱団
カルヴ・アウレリウス少年合唱団
(合唱指揮:エバーハルト・フリードリヒ/ヨハネス・ゾルク)
シュターツカペレ・ベルリン
指揮:ピエール・ブーレーズ
録音:2007年4月 ベルリン、イエス・キリスト教会
ついに登場したブーレーズ指揮のマーラー:交響曲第8番。《千人の交響曲》
という通称からもわかるように、その編成の尋常ならざる巨大さから実現が
容易とは言い難い作品です。したがって、10年以上をかけて進めらて来たプ
ロジェクトであるブーレーズのマーラー交響曲・主要管弦楽シリーズでも最
後に置かれ、この第8交響曲で遂に完結しました。さらにマーラーの作品の中
でも、ブーレーズという指揮者とのつながりが最も想像し難い作品であると
も言えるでしょう。と同時に、声部や演奏者の数が異常なまでに多い複雑な
スコアを明晰に分析し整えてゆくには、ブーレーズという指揮者の才能は最
適とも思え、興味は尽きません。さらに今回選ばれたオーケストラは、ウィ
ーン・フィルでもベルリン・フィルでも、またシカゴ交響楽団でもなく、バ
レンボイムの手兵シュターツカペレ・ベルリン(ベルリン州立歌劇場管弦楽
団)である点に加え協力な歌手陣にも要注目!
なお、プロデューサーはプレトニョフのベートーヴェン:ピアノ協奏曲で指
揮を務めたクリスティアン・ガンシュが務めている。

4776594 \1850
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
第1番ヘ短調作品2-1
第2番イ長調作品2-2
第3番ハ長調作品2-3
マウリツィオ・ポリーニ(Pf)
録音:2007年1月 ミュンヘン、ヘルクレスザール
ポリーニのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ録音の最新盤は、作品2の3曲で
す。作品2は、ちょうどベートーヴェンがウィーンに行った直後である1793-
95年にかけて作曲されたもので、この時期は彼がピアニストとして活躍し始
めた頃に当たります。そのような初期の作品であるにもかかわらず、ベート
ーヴェンの個性が既に色濃く刻印されているのがこの作曲家の偉大な証拠。
ベートーヴェンがこのジャンルで初めて出版した曲集でもあり、彼の師であ
るハイドンに捧げられました。ナンバリングからもわかるように、「新約聖
書」とも称される計32曲のベートーヴェンのピアノ・ソナタの幕開けを告げ
る作品でもあります。これら最初期のソナタに、大ピアニスト=ポリーニが
アプローチするというだけで興味は尽きません。レコーディング・エンジニ
アはクラウス・ヒーマンが担当。ジュエル・ケース仕様。

4777132 \1850
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125 《合唱付き》
ミーシャ・ブルガーゴーズマン(S)
ケリー・オコナー(Ms)
フランク・ロパード(T)
ルネ・パーペ(B)
クリーヴランド合唱団
(合唱指揮:ロバート・ポルコ)
クリーヴランド管弦楽団
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
録音:2007年1月 クリーブランド、セヴェランス・ホール(ライヴ)
小澤征爾の後任として、2010/11年のシーズンからウィーン国立歌劇場の総
監督に就任することが決定したヴェルザー=メスト。彼が、現在チューリヒ
歌劇場の総監督と共に音楽監督を兼任している手兵クリーヴランド管弦楽団
を指揮してのDGデビュー盤に選んだのは、2007年1月にオーケストラの本拠地
セヴェランス・ホールで行われた公演をライヴ録音したベートーヴェンです
(なお、クリーヴランド管弦楽団は、2007年10月からカーネギー・ホールのレ
ジデント・オーケストラにもなります)。フィーチュアされた歌手陣は以下の
通り。
ソプラノのミーシャ・ブルッガーゴスマンはこれがDG初登場。2007年末には
アメリカ/カナダ圏でのみリリースされるソロ・アルバム「サプライズ!」
もリリース予定の期待の若手。ケリー・オコナーは、DGから発売され、2007
年のグラミー賞を受けたゴリジョフのオペラ《アイナダマル》でも歌ってい
たメゾ・ソプラノ。フランク・ロパードはDGでは既にお馴染みの今日最も傑
出したリリック・テノール。そして、バスには世界中のめぼしい公演に頻繁
に招かれ、今や飛ぶ鳥落とす勢いのルネ・パーペです(パーペは今年公開され
た、ケネス・ブラナーの映画『魔笛』でもザラストロを歌い演じていました)。
調性感に卓抜な才能を発揮するウェルザー=メストと、アンサンブルの精度
の高さで名高いクリーヴランド管による新たな第9の登場です。

4776592 \1850
ショパン:
24の前奏曲作品28
前奏曲作品45嬰ハ短調
前奏曲変イ長調
2つの夜想曲作品62
ラファウ・ブレハッチ(pf)
録音:2007年7月 ベルリン、フリードリヒ・エーベルト・ホール
2005年ワルシャワでのショパン国際ピアノ・コンクールで、クリスティアン
・ツィマーマン以来初のポーランド人として優勝し、一躍世界中の注目を集
めたラファウ・ブレハッチ。1985年6月30日生まれ、今年22歳のこの若きピア
ニストは、20世紀初期の伝説的なピアニストにも似たエレガントでデリケー
ト、詩情溢れる演奏を聴かせ、「数十年にひとり」とその才能をきわめて高
く評価されています。ツィマーマンも来日時の記者会見でブレハッチが話題
に挙がった際に、「出来る限りのサポートをしたい」と期待を語っていた。
既に来日公演も行っているので、彼の実演に接した方も多いことでしょう。
2008年のスケジュールも既にその上半期だけで、フランス、イタリア、スイ
ス、スペイン、アメリカからの招聘が決まっているほどです。その彼が得意
のショパンを引っさげてDGに初登場(まさしく、かつてのツィマーマンを彷彿
させるよう)。ファースト・アルバムがショパンの最も詩的で名高い《前奏
曲》の全集というのも、彼の自信と期待値の高さを物語っています。また、
当盤には作品62の《夜想曲》を併録。この作品は、ショパンがこのジャンル
で辿り着いた集大成とも言うべき2曲です。このデビュー・アルバムが、か
つてのショパン・コンクール優勝者、さらにはショパン音楽の名演の歴史に
新たな1ページとなるのは間違いないことでしょう。デジ・パック仕様。

4777177 \1850
「オペラ・ガラ」-ライヴ・フロム・バーデン バーデン
1.ドリーブ:“ラクメ”より<花の二重唱>
ネトレプコ、ガランチャ
2.ドニゼッティ:
“愛の妙薬”より<人知れぬ涙>
ヴァルガス
3.ビゼー:
“真珠とり”より<聖なる神殿の奥深く>
ヴァルガス、テジエ
4.ベッリーニ:“ノルマ”より<清らかな女神よ>
ネトレプコ
5. ヴェルディ:“ドン・カルロ”より<終わりの日は来た>
テジエ
6.サン=サーンス:“サムソンとデリラ”より
<あなたの声にわが心は開く>
ガランチャ
7.ヴェルディ:“リゴレット”より<愛する美しい乙女よ>
ネトレプコ、ガランチャ、ヴァルガス、テジエ
8.ヴェルディ:“ルイザ・ミラー”より<静かな薄明かりの夕べに>
ヴァルガス
9.プッチーニ:“ラ・ボエーム”より<ああ、麗しの乙女>
ネトレプコ、ヴァルガス
10.チャピ:“セベデオの娘”より<私が愛を捧げたの>
ガランチャ
11.ビゼー:“カルメン”より<闘牛士の歌>
テジエ
12.ヴェルディ:“椿姫”より<乾杯の歌>
ネトレプコ、ガランチャ、ヴァルガス、テジエ
アンナ・ネトレプコ(S) エレナ・ガランチャ(S) ラモン・ヴァルガス(T)
リュドヴィク・テジエ(Br)
SWR南西ドイツ放送交響楽団 指揮:マルコ・アルミリャート
録音:2007年7-8月
バーデン・バーデン祝祭劇場でのコンサート(2007年7月28、31日、8月3日)か
らのハイライトです。この熱きイヴェントの模様はテレビも生で放送され、
なおかつロバート・ドルンヘルムによって映像化され、DVDとしても発売され
るものです。出演者は名テノール、ラモン・ヴァルガスをはじめ、若きフラ
ンスのバリトン歌手、リュドヴィク・テジエ。そして今をときめくアンナ・
ネトレプコとエレナ・ガランチャという名花2人。各々の歌手が挙って次から
次へと美声を披露するのですが、最も注目すべき歌は何と言っても“リゴレ
ット”の「愛する美しい乙女よ」の四重唱でしょう。4人の若きスターの饗宴
は聴き手の胸をワクワクさせること間違いなし。他にもネトレプコとガラン
チャの「花の二重唱」も聴き所です。この3つのコンサートのチケットは3日
も経たずに全て完売。まさにクリスマスと復活祭が一度に来たほどの大変な
イヴェントとなったそうです。なお映像商品は10月リリース予定。

4776635(CD+DVD)\3980
ネトレプコ&ビリャソンによる「愛の二重唱曲集」
duets デュエット
<スペシャル限定エディション>
プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》から
[1] 「優美な乙女よ」(プッチーニ)
ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》から
[2] 「あの方がいらっしゃいます」
ヴェルディ:歌劇《リゴレット》から
[3] 「ジョヴァンナ、あたし後悔しててよ」「愛とは心の太陽」
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》から
[4] 「ええ、わたし、あなたを許しています」「ああ、結婚の夜」
ビゼー:歌劇《真珠採り》から
[5] 「静寂な湖の底深く」
マスネ:歌劇《マノン》から
[6] 「君なのか!」「あなたでしたか!」「この手を握りしめているのは?」
チャイコフスキー:歌劇《イオランタ》から
[7] 「あなたが黙っている理由がわからないわ」
トローバ:サルスエラ《ルイーサ・フェルナンダ》から
[8] 「カジャーテ・コラソン!」
ボーナス・トラック
ペネラ:エル・ガト・モンテス(第2幕)から
[9]“Vaya una tarde bonita”
ボーナスDVD
●2007年3月パリで行われたコンサートからハイライト
・グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》から「私は夢に生きたい」
・チャイコフスキー:歌劇《イオランタ》から
「あなたが黙っている理由がわからないわ」
・ポンキエッリ:歌劇《放蕩息子》から“Il padre! - Tenda natal”
・ペネラ:エル・ガト・モンテスから“Vaya una tarde bonita”
●ビデオ・クリップ《ラ・ボエーム》
●「デュエット」録音風景-インタビュー
●フォト・ギャラリー
アンナ・ネトレプコ(S)&ローランド・ビリャソン(T)
ドレスデン国立管弦楽団 指揮: ニコラ・ルイゾッティ
録音:2006年8月 ドレスデン
2007年春にリリースされ全世界的に非常に高いセールスを記録し話題となっ
た「ネトレプコ&ビリャソン」のデュエット集。当盤はリリース記念にパリ
で行われたコンサートの模様(抜粋)を収めたDVDが付いた完全限定盤。その他
レコーディング風景やフォト・ギャラリーなどネトレプコ・ファンには必携
のアイテム。

4776591 \1850
「ダイアローグ/バッハ:カンタータ集」
バッハ:カンタータ
第49番BWV49
第57番BWV57
第152番BWV152
トーマス・クヴァストホフ(Br)
ドロテーア・レシュマン(S)
ベルリンRIAS室内合唱団(合唱指揮:ジェイムズ・ウッド)
ベルリン・バロック・ゾリステン
(コンサートマスター:ライナー・クスマウル)
録音:2007年5月 ベルリン、イエス・キリスト教会
トーマス・クヴァストホフによるバッハ:カンタータ作品集の第2弾。前回の
クヴァストホフのバッハ録音は、今回と同じく、元ベルリン・フィルのコン
サートマスターだったライナー・クスマウルをリーダーとするベルリン・バ
ロック・ゾリステンと録音されており、世界中で50,000枚を超えるセールス
を記録しています。その結果、2006年にはグラミー賞年間最優秀声楽家賞も
受賞。それゆえこのセカンド・アルバムに更なる期待が集まるのは当然とい
えるでしょう。
今回は共演にドイツのソプラノ歌手ドロテーア・レシュマンを招待。アーノ
ンクールやラトルとの録音でも知られる彼女はドラマティックな歌唱で定評
があります。クヴァストホフと共に、バロックのスタイルと、バッハの音楽
に込められたアフェクトが的確かつ濃密に表現されています。

4777166(CD+DVD) \2680
「シンプリー/アンネ=ゾフィ」
ヴィヴァルディ
ヴァイオリン協奏曲集《四季》第1番ホ長調《春》
第1楽章:アレグロRV269
/トロントハイム合奏団
モーツァルト
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K216
第3楽章:ロンド
/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調《トルコ風》K219
第2楽章:アダージョ/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン
ロマンス ヘ長調作品50
クルト・マズア指揮ニューヨーク・フィルハーモニック
マスネ
《タイース》の瞑想曲/ジェイムズ・レヴァイン指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
クライスラー
愛の悲しみ/オーキス(ピアノ)
プレヴィン
ソング/プレヴィン(ピアノ)
ブラームス
ハンガリー舞曲第6番変ニ長調/オーキス
ガーシュウィン
サマータイム-歌劇《ポーギーとベス》/プレヴィン(ピアノ)
サラサーテ
カルメン幻想曲作品25
[ボーナスDVD]
ヴィヴァルディ:《四季》(抜粋)
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番-ロンドォ
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲第1楽章(抜粋)
プレヴィン:ソング
[フォト・ギャラリーとディスコグラフィ付き]
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
今や世界最高のヴァイオリニストとして名声をほしいままにするアンネ=ゾ
フィ・ムターによる、きわめて珍しい自選コンピレイション。ここ10年以上
にわたる録音の中からの初のハイライト・アルバムです。厳選された作品に
は、1993年のベストセラーとなった《カルメン幻想曲》も収録。これは現在
およそ70万枚ものプレスを重ねている録音です。《ロマンス》は1995年リリ
ースされた音源。モーツァルトは昨年2006年のディスクから。昨年は、ヴァ
イオリン協奏曲やソナタ、ピアノ三重奏曲などで全集録音を完成し、モー
ツァルト・イヤーというメモリアルのみならずムター・イヤーとも言うべき
大活躍の年として記憶されています。当アルバムは、先のモーツァルトの
ヴァイオリン協奏曲などでもお馴染みとなったヴィジュアル重視の6面デジ
パック仕様なので、ファン必携のアイテム。さらにボーナスDVDも付いた超
豪華・お得盤というのも嬉しいかぎり。

4776596 2枚組 \2280
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
ヴァイオリン・ソナタ イ長調作品47《クロイツェル》
ワディム・レーピン(Vn)
作品61:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
作品47:マルタ・アルゲリッチ(Pf)
ザハール・ブロン門下のリーダー的存在として、同門の仲間たちからも高く
評価されているワディム・レーピン。彼は既に数多くのレパートリーを録音
しているのはご存知の通り。しかし、実はこれまでベートーヴェン、メンデ
ルスゾーン、ブルッフ、ブラームスの協奏曲は録音していません。もちろん
コンサートでは何度も演奏し、絶賛されているにもかかわらず・・・。その
理由は、ヴァイオリンにとって、最も重要なこれらの作品を録音するために
は、レコード会社との長期にわたって確立される信頼関係がなければ不可能
と考えていたためでした。したがって、DGでの初ソロ・アルバムであるこの
ベートーヴェン・アルバムは、実現までに4年の歳月を必要とし満を持して
リリースというものです。共演陣はムーティ、ウィーン・フィル、そしてア
ルゲリッチというこの上なく豪華なメンバーが揃ったのも頷けようというも
のでしょう。

4777152 2枚組 \2280
「グルダ/モーツァルト・テープ II」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
CD 1
イ長調K331
ニ長調K284
イ短調K310
CD 2
ハ短調K457
変ロ長調K570
ニ長調K576
フリードリヒ・グルダ(Pf)
録音:1982年11月
グルダのモーツァルト録音は失われてしまった筈。それが、偶然にもダビン
グしていたテープが発見されて昨年アルバム化されました(477 6130)。この
CDセットは、モーツァルト・イヤーに届けられた数多くのイヴェントの中で
も最も話題をさらったもののひとつとなったことはまだ記憶に新しいことで
しょう。今回は何とその第2弾が登場。これによってグルダが1982年に録音し
たモーツァルトのソナタ・ツィクルスがすべて揃ったことになります。当然
ながら今回の音源も、これまでに発表されたことなどあり得ない超レアもの
で、リリースに当たりグルダの息子パウルの監修によって細心の注意を払っ
てリマスターされています。歯に衣着せぬ発言が多い自伝の中でもモーツァ
ルトに対してはその偉大さと難しさを力説していたグルダ。その彼によるモ
ーツァルトが聴けるのは無上の喜びといえましょう。海外誌でも「25年後に
も決して古くならない演奏」と絶賛されています。

4776115 2枚組 \1850
アーサー・フィードラー/レガシー・シリーズvol.1
「アメリカ・コンサート」
CD 1
スーザ:星条旗よ永遠なれ
コープランド:戸外の序曲
アイヴズ:アメリカ変奏曲
ガーシュウィン:ラプソディ第2番
ラルフ・ヴォタペク(ピアノ)
バーンスタイン:
《キャンディード》序曲
《ミサ曲》からの音楽
CD 2
メレディス・ウィルソン:76本のトロンボーン
ガーシュウィン:
3つの前奏曲
君に捧げる歌(映画「ウィンターグリーンを大統領に」)
《ガール・クレイジー》組曲
ロジャーズ:リチャード・ロジャーズ・ワルツ
アンダーソン:
トランペット吹きの子守歌/アンドレ・コム(トランペット)
トランペット吹きの休日
カーマイケル:スターダスト
ハーライン:星に願いを
リューベル:南部の唄(映画「ジッパ・ディー・ドゥー・ダー」)
ジョプリン:
ジ・エンターテイナー
シュガー・ケイン・ラグ
イージー・ウイナーズ
メイプル・リーフ・ラグ
ブレイク:チャールストン・ラグ
バーリン:アレグザンダー・ラグタイム・バンド
ボウマン:12番街のラグ
ブルックス&モートン:ジェリー・ロール・ブルース
(feat. ダークタウン・ストラッターズ・ボール)
オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンク:タイガー・ラグ
バディー・デシルヴァ、ブラウン、ヘンダーソン:
ヴァーシティ・ドラッグ(映画「グッド・ニュース」)
"ボストン・ポップス・オーケストラ 
指揮:アーサー・フィードラー
DGが贈るアーサー・フィードラーに捧げる5巻のシリーズ(全巻各2枚組)。
「クラシカル・クロスオウヴァー」の元祖にして、オーケストラによるポッ
プス演奏の草分け的存在であるアーサー・フィードラー。彼は50年以上にわ
たり、ボストン・ポップスを指揮して録音を遺した結果、歴史上最も録音し
た指揮者にも数えられています。中でも最も優れているとされる27枚のLPは、
彼の最晩年である70年代に、DG、ポリドール、デッカに録れられたものです。
バッハからバーンスタイン、ショスタコーヴィチといったクラシック作曲家
から、バート・バカラック、ポール・マッカートニー、アンドリュー・ロイ
ド=ウエッバーなどのポピュラー作曲家まで、全巻合わせて150曲以上を収
録。各巻にはそれぞれ、これまで未発表だったレアな音源が含まれています。
また、フィードラーの生涯やキャリアに関する詳細なライナーノーツが付さ
れているのも資料的にきわめて価値が高いといえるでしょう。レコーディン
グは、音響のきわめてすぐれたボストンのシンフォニー・ホールで、当時の
最高のエンジニアを起用して行われています。
第1巻は、既にアメリカ音楽のひとつの伝統と言えるボストン・ポップスを
指揮してのアメリカ音楽作品集。《星条旗よ永遠なれ》をはじめ、アイヴズ、
ガーシュウィンからスコット・ジョプリン、リロイ・アンダーソンまでのラ
イト・クラシックを網羅。バーンスタインの《ミサ曲》、コープランドの
《戸外の序曲》、ロジャーズの《ワルツ集》メドレーは初CD化です。

4776118 2枚組 \1850
アーサー・フィードラー/レガシー・シリーズvol.2
「シンフォニック・スペクタキュラー」
Disc 1
ショスタコーヴィチ:祝典序曲作品96
メンデルスゾーン:結婚行進曲
-《真夏の夜の夢》作品61
バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調BWV565
フーガとジーグ
復活祭オラトリオ
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV1006より
プレリュード、ガヴォット
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番BWV1005より
アダージョ
小フーガ ト短調BWV578
カンタータ第208番《羊は安らかに草を食み》
ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲
チャイコフスキー:序曲《1812年》作品49
Disc 2
サリヴァン:バレエ序曲
ラヴェル:ボレロ
ヴェルディ:歌劇《アイーダ》バレエ音楽
ドヴォルジャーク:スラヴ舞曲集より
第1番、第7番
ショパン:ポロネーズ第3番イ長調作品40-1《軍隊ポロネーズ》
ムソルグスキー:禿山の一夜
サン=サーンス:死の舞踏作品40
ハチャトゥリアン:剣の舞-バレエ音楽《ガヤネー》
ストラヴィンスキー: の踊り-バレエ音楽《火の鳥》
ヒナステラ:終幕の踊り〈マランボ〉-バレエ音楽《エスタンシア》作品8
ボストン・ポップス・オーケストラ 
指揮:アーサー・フィードラー
第2巻は、フィードラーのコンサートの定番プログラムからシンフォニックな
作品を集めています。チャイコフスキーの《1812年》、ラヴェル《ボレロ》、
ムソルグスキー《禿山の一夜》、サン=サーンス《死の舞踏》、そしてバッ
ハのオーケストラ編曲作品までを収録。ショスタコーヴィチの《祝典序曲》、
サリヴァン《バレエ序曲》、ヴェルディ《アイーダ》バレエ音楽が初CD化。

4776121 2枚組 \1850
アーサー・フィードラー/レガシー・シリーズvol.3
「ポップスの夕べ」
Disc 1
ヨハン・シュトラウス II:入場の行進-《ジプシー男爵》
ゴルトマルク:序曲作品36
ドビュッシー:月の光-《ベルガマスク組曲》
シベリウス:フィンランディア作品26
バッハ:主よ、人の望みの喜びよBWV147
ヨハン・シュトラウス II:
ワルツ《美しき青きドナウ》作品314
皇帝円舞曲作品437
フランス風ポルカ《ウィーンの 》作品336
ワルツ《新ウィーン》作品342
無窮動作品257
ワルツ《東洋のお伽噺》作品444
トリッチ・トラッチ・ポルカ作品214
ヨハン・シュトラウス I:中国のギャロップ作品20
Disc 2
グリーグ:山の魔王の宮殿にて-《ペール・ギュント》
チャイコフスキー:バレエ音楽《胡桃割人形》
フンパーディンク:夢のパントマイム-歌劇《ヘンゼルとグレーテル》
デュカス:魔法使いの弟子
クレイジンガー:チューバ吹きのタビー
ドッド:ミッキー・マウス・マーチ
チャーチル:《白雪姫と七人の小人》
ラポーソ:《セサミ・ストリート》テーマ
モリス:《フレンチ・シェフ》テーマ
ベイカー/B.デイヴィス/R.クック/R.グリーナウェイ:愛するハーモニー
ニコルズ&ウィリアムズ:愛のプレリュード
マクダーモット:アクエリアス-《ヘアー》
ラスキン:悲しき天使
トラディショナル:ハヴァ・ナギラ
ガーデ:ジェラシー
ボストン・ポップス・オーケストラ 
指揮:アーサー・フィードラー
第3巻は、TV、ラジオ、録音で行われ広く人気を博した「ポップスの夕べ」。
ワルツや舞曲から子供のためのクラシック作品までが収められています。当
巻には、ボストン・ポップスの初録音となった《ジェラシー》も含まれます。
初CD化されたのは、DGに正式録音されていたヨハン・シュトラウスのワルツ
とポルカ集、フンパーディンクの《ヘンゼルとグレーテル》、「ポップスの
夕べ」のライヴ録音である《チューバ吹きのタビー》。

4776124 2枚組 \1850
アーサー・フィードラー/レガシー・シリーズvol.4
「ブロードウェイからハリウッド」
CD 1
ハーヴィー・シュミット/トム・ジョーンズ:
ミュージカル『ファンタスティック』メドレー
クルト・ワイル:セプテンバー・ソング
(劇音楽「ニッカーボッカー氏の休日」)
コール・ポーター:ナイト・アンド・デイ
(映画「コンチネンタル」)
リチャード・ロジャーズ/オスカー・ハマースタイン II:
春の如く(映画「ステート・フェア」)
ロバート・B. シャーマン/リチャード・シャーマン兄弟:
映画『メリー・ポピンズ』メドレー
ジェリー・ボック/シェルドン・ハーニック:
映画『屋根の上のヴァイオリン弾き』メドレー
ミッチ・リー/ジョー・ダリオン:映画『ラ・マンチャの男』メドレー
ステファン・ソンドハイム:映画『カンパニー』メドレー
ガルト・マクダーモット/ジェイムズ・ラド/ジェローム・ラーニ:
映画『ヘアー』メドレー
スティーヴン・シュワルツ/ジョン・マイケル・テベラック:
デイ・バイ・デイ(映画「ゴッドスペル」)
ジュリー・スタイル/ボブ/メリル:映画『シュガー』
CD 2
ジョン・バリー:映画『真夜中のカウボーイ』テーマ
バート・バカラック:
映画『明日に向かって撃て』
映画『アルフィー』
ミシェル・ルグラン:
映画『ポートノイの不満』
映画『おもいでの夏』
ジョー・ブルックス:映画『悲しみの青春』
ハリー・チェイピン:『灯りを点けていただける?』
フレッド・カーリン/ジェイムズ・グリフィン:
『フォー・オール・ウィ・ノウ』
ニーノ・ロータ:
映画『ゴッドファーザー』愛のテーマ
映画『ロミオとジュリエット』愛のテーマ
ヘンリー・マンシーニ/ジョニー・マーサー:映画『酒とバラの日々』テーマ
ジョージ・ブランズ/ロジャー・ミラー:映画『ロビン・フッド』メドレー
リチャード&ロバート・シャーマン兄弟:映画『最高にしあわせ』メドレー
ポール・サイモン:
コンドルは飛んでゆく
映画『卒業』-ミセス・ロビンソン
バーブラ・ストライザンド:映画『スター誕生』-エヴァーグリーン
ステファン・ソンドハイム:映画『リトル・ナイト・ミュージック』
ジョン・ウィリアムズ:
映画『ジョーズ』メイン・タイトル
映画『スターウォーズ』メイン・テーマ
ボストン・ポップス・オーケストラ 
指揮:アーサー・フィードラー
第4巻は、ブロードウェイ・ミュージカルやハリウッド映画の名曲を。舞台や
スクリーンで活躍した作曲家がたっぷりと集められており、その充実振りは
あたかも作曲家の「Who's who(人名録)」の様相を呈しています。初CD化は、
シュミットの《ファンタスティック》、ソンドハイム《カンパニー》と《屋
根の上のヴァイオリン弾き》、そしてフィードラーの後継者にも当たるジョ
ン・ウィリアムズの《ジョーズ》《スターウォーズ》。

4776127 2枚組 \1850
アーサー・フィードラー/レガシー・シリーズvol.5
「スーパースターと歌曲集/編曲ポップス集」
CD 1
ロイド=ウエッバー:《ジーザス・クライスト・スーパースター》
サフカ:《傷ついた小鳥》
フォガティ:《プラウド・メアリー》
フランシス・レイ:『ある愛の詩』テーマ
ハートフォード:《ジェントル・オン・マイ・マインド》
ピラート:《ラブ・ミー・トゥナイト》
レノン/マッカートニー:レット・イット・ビー
ロメオ:《アイ・シンク・アイ・ラヴ・ユー》
ウミリアーニ:《マナ・マナ》
ポール・サイモン:《明日に架ける橋》
ニール・セダカ:《愛ある限り》
キャロル・キング:《空が落ちてくる》
ジョン・デンヴァー:《悲しみのジェット・プレーン》
ウェッブ:《恋はフェニックス》
ポール・クレイトン:《ガッタ・トラヴェル・オン》
ウェッブ:《ウィチタ・ラインマン》
ミラー:《キング・オブ・ザ・ロード》
ラスト:《ミュージック・フロム・アクロス・ザ・ウェイ》
セント・メリー:《別れの時まで》
ポール・サイモン:《早く家へ帰りたい》
パットマン:《想い出のグリーン・グラス》
Disc 2
ポール・サイモン:
セシリア
サウンド・オブ・サイレンス
冬の散歩道
59番街橋の歌
バート・バカラック/ハル・デイヴィス:
ボンド・ストリート
ワイブス・アンド・ラバーズ
世界は愛を求めてる
涙でさようなら
サン・ホセへの道
カーペンターズ:
トップ・オブ・ザ・ワールド
スーパースター
小さな愛の願い
愛にさよならを
雨の日と月曜日は
動物と子供たちの詩
ジョー・ラポーソ:
シング
ABC-DEF-GHI
ラッキー・スター
ニール・ダイアモンド:
燃える珊瑚礁
プレイ・ミー
チャイルドソング
ソング・サング・ブルー
ボストン・ポップス・オーケストラ 
指揮:アーサー・フィードラー
第5巻は、ポップス・コンサートのアンコール集。60、70年代当時に一世を風
靡したポピュラー名曲を大オーケストラ用へのアレンジで聴くことができま
す。サイモン&ガーファンクル、バート・バカラック、カーペンターズ、ニ
ール・ダイアモンド、ビートルズなどなど。編曲に当たったのはリチャード
・ヘイマンやエリック・ナイトら10人のベテラン・アレンジャーばかり。
全44トラックの半数以上が初CD化。

734367(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇《魔笛》全曲
マッティ・サルミネン
クリストフ・ストレール
ユーリア・クライター
エレーナ・モスク
ルーベン・ドローレ 他"
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ニコラウス・アーノンクール
近年のザルツブルク音楽祭の顔として、ウィーン・フィルを指揮して何度か
モーツァルトのオペラを手掛けていたアーノンクール。クシェイの演出によ
る《ドン・ジョヴァンニ》や《皇帝ティートの慈悲》の他、昨年のモーツァ
ルト・イヤーにも、同音楽祭で新演出の《フィガロの結婚》(と、一昨年の演
出である《皇帝ティートの慈悲》)を上演していたことは記憶に新しいことで
しょう。DGからリリースされているDVDシリーズ「モーツァルト22」にも収録
されているのでご覧になった方も多いと思います。今回リリースされるのは、
それ以前にチューリヒ歌劇場でモーツァルトのオペラを手掛けていた頃の映
像になります。アーノンクールは、大御所となった今でも常に問題提起を続
け世界の注目を集め続けていますが、この《魔笛》は、現在のアーノンクー
ル芸術にいたるプロセスを物語るひとつの証言としてきわめて貴重です。さ
らに、当盤にはメイキング映像も収録されているので、彼の音楽作りの秘密
の一端に触れることが出来ます。今年はケネス・ブラナーの映画版『魔笛』
も公開されたばかり。マッティ・サルミネンら、当時の充実した歌手陣の歌
唱と共に、映画とオペラを比べてみるのもいかがでしょう。

734269(DVD-Video) 2枚組 \6450
「ベートーヴェン/ピアノ協奏曲全集」
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
DVD 1
第1番ハ長調作品15
第2番変ロ長調作品19
DVD 2
第3番ハ短調作品37
第4番ト長調作品58
第5番変ホ長調作品73《皇帝》
クリスティアン・ツィマーマン(Pf)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
クリスティアン・ツィマーマンとレナード・バーンスタイン指揮ウィーン・
フィルハーモニー管弦楽団による名盤の誉れ高いベートーヴェンのピアノ協
奏曲がDVDセットで再登場。この組み合わせでは、先月ブラームスのピアノ
協奏曲全集でもリリースされています。バーンスタインは当初ツィマーマン
との共演に必ずしも積極的ではなかったらしいが、蓋を開けたところ意気投
合し、結果としてベートーヴェンとブラームスというドイツ音楽の神髄とも
言うべき両作曲家の協奏曲をすべて録音完成させるにいたりました。精緻な
ツィマーマンのピアノと、音楽に没入するバーンスタインの指揮、そして絶
妙な音色で艶やかに歌うウィーン・フィルの3者の魅力が渾然一体となり、
圧倒的な名演を生み出しています。第4番冒頭のツィマーマンの繊細さや、
ダイナミックでスケールの豊かな第5番はもちろん、バーンスタインの急逝
によりツィマーマン自身による弾き振りとなった第1、第2番も聴き応え十分。
映像監督はブラームスと同じく、ハンフリー・バートンが務めています。

734376(DVD-Video) \3350
「グルダ:ポートレイト/《SO WHAT -!》」
バッハ、ドビュッシー、モーツァルト
シューベルト、グルダなどのピアノ作品を
広く集めたTV用ドキュメンタリー
フリードリヒ・グルダ(Pf)
収録:1986年(インタビュー)
クラシックからジャズまで、多彩な才能を発揮した20世紀を代表する個性派
ピアニスト、フリードリヒ・グルダ初のポートレイト映像作品。ここではグ
ルダの演奏するバッハからドビュッシーにいたるコアなクラシック作品や、
グルダ自身による編曲作品、さらには彼本人の自作(クラシック、およびジャ
ズ)など幅広く収録されています。なおこの映像は、以前に放送で発表され
たことこそあるものの、それ以外では如何なるフォーマットでも世に出たこ
とがない超レアな作品であり、グルダを知る映像資料としてきわめて貴重な
ものです。収録されている作品は数多く、たとえばバッハの《平均律》、
シューベルトの《即興曲》《楽興の時》《さすらい人》、モーツァルトのピ
アノ協奏曲第26番やソナタ第11番《トルコ行進曲付き》、ベートーヴェンの
ピアノ・ソナタ第14番《月光》や第32番、ドビュッシー《映像》、あるいは
グルダの《リコへ》や《パラダイス・アイランド》からチェロ協奏曲、他と、
それぞれ抜粋ながら存分に堪能できることでしょう。

734371(DVD-Video) \3350
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇《こうもり》全曲
グンドゥラ・ヤノヴィツ(ロザリンデ)
エーバーハルト・ヴェヒター(アイゼンシュタイン)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(オルロフスキー)
ヴァルデマール・クメント(アルフレート)
ハインツ・ホレチェク(ファルケ)
エーリヒ・クンツ(フランク)
オットー・シェンク(フロッシュ)"
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カール・ベーム
オペラ専門のウィーン国立歌劇場で上演される貴重なオペレッタといえば、
言うまでもなく《こうもり》。当盤は、70年代前半に、当時オーストリアの
代表的指揮者だったカール・ベームがウィーン・フィルと遺したこのオペレ
ッタの映像作品です。ウィーン社交界の洒脱で華やかな味わいを表現するの
に、ウィーン・フィルはまさに最適。今と比べ一時代前のメンバーによる演
奏における、馥郁たる香り高い音と、彼らにしか不可能な息遣いを味わって
いただきたい。キャストには、ヤノヴィツやヴェヒター、ヴィントガッセン、
クメントらワーグナーまで手掛ける名歌手と、ウィーンの歌手として味わい
深いクンツといった強力な布陣が組まれているのも圧巻。なお、当作品で演
出及び映像監督を務めているオットー・シェンクがフロッシュ役で出演もし
ています。

734370(DVD-Video) \3350
R.シュトラウス:歌劇《ナクソス島のアリアドネ》全曲
グンドゥラ・ヤノヴィツ(アリアドネ)
ルネ・コロ(バッカス)
エディタ・グルベローヴァ(ツェルビネッタ)
トルデリーゼ・シュミット(作曲家)
ヴァルター・ベリー(音楽家) 他
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:カール・ベーム
収録:1978年5、6月、ウィーン映画スタジオ
《ナクソス島のアリアドネ》は、オペラ制作のドタバタと、出来上がったオ
ペラとの二重構造を持つユニークな作品。このDVD作品では、ヤノヴィツ、
コロといった当時全盛のキャストも素晴らしいが、さらに喜ばしいのはコロ
ラトゥーラ・ソプラノの聴かせどころがあるツェルビネッタ役に、当時、彼
女の右に出る者はいないと言われたグルベローヴァが出演していること。脇
を固める役にもシュミットやベリーら豪華なメンバーが配されています。
ジャケット写真にも見られるように、衣装や照明の色合いも見事。指揮は作
曲家と親交のあったカール・ベーム、オーケストラはシュトラウスが度々指
揮したウィーン・フィルというオーセンティックな組み合わせが伴奏を務め
ている。

734362(DVD-Video) \3350
「ニューイヤー・コンサート1991年」
ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」
ヨーゼフ・シュトラウス:
フランス風ポルカ《踊るミューズ》作品266
シューベルト:
ポルカD735
ギャロップD735
ランナー:ワルツ「求婚者」
J.シュトラウス I:ギャロップ《ため息》作品9
J.シュトラウス II:喜歌劇《くるま馬草》序曲
モーツァルト:
コントルダンス第1番K609-1
コントルダンス第3番K609-3
ドイツ舞曲K605-3
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《水彩画》作品258
J.シュトラウス:ポルカ《百発百中》作品326
エドゥアルド・シュトラウス:カドリーユ《カルメン》作品134
J.シュトラウス :皇帝円舞曲作品437
J.シュトラウス I:フランス風ポルカ《ピーフケとプーフケ》作品235
J.シュトラウス :
狂乱のポルカ作品260
ポルカ・シュネル《恋と踊りに熱中》作品393
ワルツ《美しく青きドナウ》作品314
J.シュトラウス I:ラデツキー行進曲作品228
ウィーン国立歌劇場バレエ団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1991年1月 オーストリア、ムジークフェライン
クラウディオ・アバドの指揮した1991年のニューイヤー・コンサートのライ
ヴ映像。ヨハン親子、ヨーゼフ、エドゥアルトらシュトラウス一族、あるい
はその関連で組まれるこの名物コンサートで、モーツァルトやシューベルト、
果てはお国もののロッシーニをフィーチャーした凝ったプログラミングは如
何にもアバドらしいもの。近年のニューイヤー・コンサートでは、シュトラ
ウス一族の秘曲をはじめ、これまでなかなか演奏されなかった作品が披露さ
れることが定番となっているが、そのアイディアの先駆けとなったとも言っ
ても過言ではないでしょう。挿入されるウィーン国立歌劇場バレエ団の華麗
な踊りも毎回の楽しみのひとつ。ここではゲルリンデ・ディルによる振り付
け。映像監督はお馴染み、ブライアン・ラージ。

734372(DVD-Video) \3350
「ウィンナ・ワルツの調べにのせて」
ヨハン・シュトラウス I:ラデツキー行進曲 作品228
ヨハン・シュトラウス II:ワルツ《加速度》 作品234
ヨーゼフ・シュトラウス:
ポルカ=マズルカ《おしゃべり女》 作品144
カール・ミヒャエル・ツィーラー:
シェーンフェルト行進曲 作品422
ヨハン・シュトラウス II:
ワルツ《ウィーン気質》作品354
ヨーゼフ・シュトラウス:
ポルカ=シュネル《休暇旅行で》作品133
ワルツ《オーストリアの村燕》作品164
ヨハン・シュトラウス II:ピツィカート・ポルカ
ヨーゼフ・シュトラウス:フランス風ポルカ《鍛冶屋のポルカ》作品269
ツィーラー:ワルツ《ウィーン市民》作品419
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ=シュネル《騎手》作品278
ヨハン・シュトラウス II:
トリッチ=トラッチ・ポルカ作品214
ワルツ《美しく青きドナウ》作品314
ツィーラー:ワルツ《ヘラインシュパツィールト》作品518
ヨーハン・シュトラウス II:ポルカ=シュネル《観光列車》作品281
ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ=シュネル
《おしゃべりなかわいい口》作品245
カール・コムザーク:ワルツ《バーデン娘》作品257
ヨーハン・シュトラウス II:フランス風ポルカ
《クラップフェンの森で》作品336
ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《うわごと》作品212
ヨーハン・シュトラウス II:
取り壊しポルカ作品269
フランス風ポルカ《歌い手の喜び》作品328
フランツ・フォン・ズッペ:《美しきガラテア》序曲
ヨーゼフ・シュトラウス:フランス風ポルカ《水車》作品57
ヨーハン・シュトラウス II:
シャンペン・ポルカ作品211
皇帝円舞曲作品437
ウィーン少年合唱団 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴィリー・ボスコフスキー
収録:1973 ウィーン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを長く務め、ニュ
ーイヤー・コンサートの代名詞的な存在でもあったヴィリー・ボスコフスキ
ー。このDVDは、シュトラウス一族と同じく、指揮とヴァイオリン独奏を兼ね
た古きよき時代を彷彿させるボスコフスキーの懐かしい映像を集めた作品で
す(近年ではロリン・マゼールがこのスタイルを行うことがありますが、ウィ
ーン情緒を表現し得るヴァイオリンは、やはりボスコフスキーの独擅場でしょ
う)。さらに当盤では演奏シーンのみならず、ウィーンの名所旧跡の映像も収
められ、この街の姿とこの街が生んだ音楽の双方をたっぷりと堪能できるの
も嬉しいところ。ウィーン・フィルの艶やかな音と独特の歌い回しに加え、
天使の声と讃えられたウィーン少年合唱団の歌も収録されています。

734381(DVD-Video) \3350
「ロストロポーヴィチ/人生と芸術」
ブロッホ:シェロモ
シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129
R.シュトラウス:交響詩《ドン・キホーテ》作品35*
"ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)
フランス国立管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン
(*)ウルリヒ・コッホ(Va)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
今年4月、惜しまれつつこの世を去ったスラーヴァこと、ロストロポーヴィ
チ。チェリストとしては、カザルスやフォイアマン、ピアティゴルスキー、
フルニエらの歴史的演奏家に名を連ねる存在であることは言うまでもなく、
今後、彼の音楽的偉業はますます高く評価されていくことでしょう。ユニ
バーサル・クラシックスでは、先月彼の録音(珍しい音源も含まれている)
を集めた追悼シリーズを国内リリースしているが、さらに当DVDも加わるこ
ととなります。60年の長きにわたってチェリスト、指揮者、ピアニストとい
う多岐にわたる活動を繰り広げたこの音楽家の遺した名演の一端として、
当盤には、バーンスタインやカラヤンとのブロッホ、R.シュトラウスという、
ロストロポーヴィチの十八番として知られていた作品ばかりが収められてい
ます。またその他に、人間ロストロポーヴィチの姿が垣間見られるドキュメ
ンタリーも収録。まさにタイトルの通り、彼の「人生と芸術」を知るための
映像作品であるといえるでしょう。

734380(DVD-Video) 2枚組 \6450
ヴェルディ:歌劇《マクベス》全曲
シャーリー・ヴェレット(マクベス夫人)
レオ・ヌッチ(マクベス)
サミュエル・レイミー(バンコ:歌唱)
ヴェリアーノ・ルケッティ(マクダフ)
アントニオ・バラソルダ(マルコム) 他
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:リッカルド・シャイー
ヴェルディお気に入りのシェイクスピアの戯曲に題材をとったオペラ《マク
ベス》。挿入されているバレエ・シーンも有名で、ヴェルディのオペラの中
でも重要な位置を占めるものです。当DVDでは、タイトル・ロールには名歌手
にして名優のレオ・ヌッチ、そしてマクベス以上に重要な役回りと言えるマ
クベス夫人にはシャーリー・ベレットがキャスティングされ、リアリティの
高い迫力ある映像作品に仕上げらています。カラヤンの《ドン・ジョヴァン
ニ》に起用されるなど、当時勢いに乗っていたサミュエル・レイミーが参加
しているのも嬉しいところ。指揮は、デッカにチャイコフスキーの交響曲第
5番でデビューしていたリッカルド・シャイー。なお、Disc2にはメイキング
・ドキュメンタリー「マクベスの秘密」を収録。



<DECCA>
4758764 \1850
サン=サーンス:
ピアノ協奏曲第5番&第2番
フランク:交響変奏曲
ジャン・イヴ・ティボーデ(pf)
スイス・ロマンド管弦楽団 指揮:シャルル・デュトワ
録音:2007年2月 ジュネーブ
まるで荒馬を乗りこなすかのように、ティボーデはサン=サーンスの作品を易々
と演奏し、その美点を具現化してくれます。煌く音、目の覚めるような見事な
運指法、そしてリズミカルな活発さ・・・口うるさいパリの聴衆も、彼の妙技
と確かな解釈には舌を巻く他ありません。
サン=サーンスの協奏曲は、どうしても表面上の美しさに囚われて、どうも、
あまり精神性については重きが置かれていないのですが、ティボーデの演奏は
違います。楽譜を深く読み込み作品の持つメッセージをこぼれることなく伝え
てくれるのです。これは素晴らしい。今回収録されたフランクの“交響変奏曲”
も、隠れた名曲です。

4759177 2枚組 \1850
《クリスマス・スピリット》
-世界中から選りすぐりのクリスマス・キャロルと讃歌-
CD 1:
[1] 賛美歌「ダビデの村の」 [2] アヴェ・マリア (グノー)
[3] ディン・ドン・メリリー・オン・ハイ [4] サイレント・ナイト
[5] 天使の糧 (フランク) [6] 賛美歌「柊と蔦」
[7] ジングル・ベル-「ヒイラギ飾ろう」 [8] 慈しみ深き王ウェンセスラス
[9] オー・ホーリー・ナイト [10] ああベツレヘムよ
[11] 賛美歌「諸人声あげ」 [12] ファースト・ノエル
[13] パストラル・シンフォニア (バッハ:クリスマス・オラトリオ)
[14] よきおとずれをシオンに伝える者よ (ヘンデル・メサイヤ)
[15] ひとりのみどりごがわれわれのために生れた (ヘンデル・メサイヤ)
[16] 賛美歌「世の人忘るな」 [17] まぶねの中で
[18] 賛美歌「御使い歌いて」 (グリーンスリーヴ)
[19] 賛美歌「神の御子は今宵しも」
CD 2:
[1] クリスマスの12日間 [2] クリスマスの夜に (サセックス・キャロル)
[3] スター・キャロル (ラター) [4] メアリーの男の子 [5] 主の庭で
[6] アヴェ・マリア 「エレンの歌 III」 (シューベルト)
[7] 飼い葉桶の中の嬰児 [8] シューベルトのアベマリア
[9] 子守唄 (ブラームス) [10] 木枯らしの風ほえたけり
[11] 嬰児イエス
[12] 2本のフルートとハープによる三重奏 -「キリストの幼時」
[13] 眠れ、いとし子よ、安らかに (バッハ:クリスマス・オラトリオ)
[14] 賛美歌「雪ふる冬に愛の小羊」
[15] 羊飼たちが夜、野宿しながら…(メサイヤ) [16] 羊飼いの子ら憩いし夜
[17] アヴェ・マリア(シューベルト) [18] 賛美歌「天には栄え」
今年のクリスマスには決定盤の2CDセット。パヴァロッティ、キリ・テ・カナ
ワ、L・プライス、サザーランドなど名歌手の歌うアリアなどがたっぷり2時間
以上も詰まったとてもお得な2枚組。この上ない喜びをお届けいたします。

4757669 2枚組 \3200
チャイコフスキー:
バレエ《白鳥の湖》全曲
マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
録音:2006年 サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場
世界で最も知られているバレエといえば、《白鳥の湖》。マリインスキー劇
場は昨年来日しこの作品を上演しましたが、その際のロパートキナの奇跡的
とも言うべき踊りはもはや現代の伝説として永く記憶されることでしょう。
《白鳥の湖》は、ボリショイ劇場での初演が不評に終わり、プティパとイワ
ーノフによって再構成・上演されて日の目を見た作品です。マリインスキー
劇場はその復活の舞台となった場所。したがって、ゲルギエフがマリインス
キー劇場管弦楽団を指揮したこのアルバムは、まさに正統的な演奏と言えま
す。さらに、ゲルギエフはこの劇場で実際にダンサーとのコラボレーション
というバレエの現場を体験している指揮者なので、解釈に説得力があります。
バレエを知らずに譜面だけを見て演奏しているのとは明らかな違いがありま
す。《くるみ割人形》《眠りの森の美女》を既に録音しているゲルギエフが、
ようやく録音した《白鳥の湖》は、それだけでも注目盤といえますが、さら
にチャイコフスキーの3大バレエの中でも、最もダイナミックなドラマ性が
特徴である《白鳥の湖》こそ、ゲルギエフの個性にマッチしているとも言え
るでしょう。同時期にリリースされるDVDとは別の演奏なので、ファンなら
ば両方揃えたいところ。当盤は2枚の全曲演奏に、さらに1枚のハイライト盤
が付いています。

4759080 \1850
チャイコフスキー:
バレエ《白鳥の湖》ハイライト
マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
録音:2006年 サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場

4759081 \1850
バッハ:インヴェンションとパルティータ
バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ
第2番ニ短調BWV1004
2声のインヴェンションBWV772a?786
[ヴァイオリンとヴィオラ編曲版]
3声のインヴェンションBWV787?801
[ヴァイオリン、ヴィオラとチェロ編曲版]
ジャニーヌ・ヤンセン(Vn)
マクシム・リサノフ(Va) トルレーヴ・テデーン(Vc)
録音:2007年4月 ベルリン
1978年オランダ生まれのヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンによる4枚
目のアルバムは、バッハ。1997年のデビュー以降、大車輪の活躍ぶりで、既
に来日も果たしています。2006年にはベルリン・フィルのヴァルトビューネ
・コンサートにも出演していました。今回のアルバムでは、ヴァイオリン音
楽のひとつのルーツとも言うべき、バッハの楽曲を録音。中心となるのは
〈シャコンヌ〉で有名な無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番である。
また、併録に選んだのが、2声と3声の《インヴェンション》の二重奏、三重
奏アレンジであるというのが興味深いところ。ヤンセンが、シカゴのストラ
ディヴァリウス協会から貸与されている1727年製のストラド「バレール」の
音も楽しみの一つでしょう。なお、共演しているチェロのトルレーヴ・テデ
ーンは、東京都交響楽団の2007年11月公演に登場し、《ロココ風変奏曲》を
演奏する予定。

4758746 \1850
ヘンデル/オペラ&オラトリオ・アリア集
ヘンデル:
歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》
〈嵐の海で難破した小舟は〉
歌劇《リナルド》
〈涙の流れるままに(私を泣かせて下さい)〉
歌劇《アルチーナ》
〈前のように私を見つめて (どうか私を喜ばせに来て)〉
カンタータ《アポロとダフネ》
歌劇《リナルド》
〈私は戦いを望む〉
歌劇《ゴールのアマディージ》
〈ああ、無慈悲な人!〉
歌劇《エジプトのジューリオ・チェーザレ》
〈辛い運命に涙は溢れ〉
オラトリオ《セメレ》
〈極みなき喜び〉他
ダニエーレ・デ・ニース(S)
レザール・フロリサン 指揮:ウィリアム・クリスティ
録音:2007年5月 パリ
2005年のグラインドボーン音楽祭で上演されたヘンデルの歌劇《エジプトの
ジューリオ・チェーザレ》で、クレオパトラ役に抜擢され一躍世界の寵児と
なったダニエーレ・デ・ニース。スリランカとオランダの血を引き、オース
トラリアで生まれたソプラノです。彼女は、19歳でメトロポリタン歌劇場の
ヤング・アーティスト・プログラムの最年少メンバーとなり、バルトリやフ
レミング、ターフェルらとの歌劇《フィガロの結婚》で、バルバリーナ役と
してデビューしています。
このアルバムは、彼女のデッカでのソロ・デビュー盤。有名な作品から、ほ
とんど知られていない作品まで、すぐれたセンスでアリアをセレクト。声域
の広さや表現力の多彩さを見事にアピールし、彼女のショウケースとして見
事なアルバムに仕上がっています。昨年のラモー《レ・パラダン》の名演も
懐かしいオリジナル演奏の重鎮、ウィリアム・クリスティ/レザール・フロ
リサンが伴奏に起用されているのも注目です。

●「リヒテル/ザ・マスター」シリーズ
4758628 2枚組 \2080
シューマン/ブラームス
CD 1
ブラームス
ピアノ・ソナタ第1番ハ長調作品1
ピアノ・ソナタ第2番嬰へ短調作品2
CD 2
ブラームス
パガニーニの主題による変奏曲とフーガ作品35
バラード ト短調作品118-3
狂詩曲(ラプソディ)変ホ長調作品119-4
間奏曲ホ短調作品116-5
奇想曲(カプリッチョ)ハ長調作品76-8
シューマン
幻想曲ハ長調作品17
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)

4758631 2枚組 \2080
バッハ
CD 1
イギリス組曲
第3番ト短調BWV808
第4番ヘ長調BWV809
第6番ニ短調BWV811
CD 2
フランス組曲
第2番ハ短調BWV813
第4番変ホ長調BWV815a
第6番ホ長調BWV817
トッカータ ニ短調BWV913
トッカータ ト長調BWV916
幻想曲(と未完のフーガ)ハ短調BWV906
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
録音:1991年 ドイツ

4758634 2枚組 \2080
CD 1
バッハ
イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
パルティータ(フランス風序曲)ロ短調BWV831
4つのデュエットBWV802-805
CD 2
ショパン
練習曲作品10
第1-4、6、10-12番
練習曲作品25
第5、6-8、11、12番
ポロネーズ第1番嬰ハ短調作品26-1
ポロネーズ第4番ハ短調作品40-2
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
録音:1981-1991年
20世紀を代表するロシアの大ピアニスト、スヴァトスラフ・リヒテル。彼が
惜しまれつつ世を去ったのは、1997年8月1日。したがって今年2007年は彼の
没後10周年に当たります。彼の録音をまとめたものには、かつてフィリップ
スの「リヒテル・エディション」がありましたが、残念ながら長らくカタロ
グから消えてしまっていました。しかし、没後10年を期に再び彼の偉業を讃
えようと、今回この「マスター・シリーズ」として復活。さらに、フル・プ
ライスでリリースされていた前回に比べ、当シリーズはそれらの音源の多く
が初めてミッド・プライスでの登場となります。また、フィリップス音源の
みによる単独企画だったのに対し、フィリップスとデッカの両録音が初めて
編集されたのは、ファンにとっても、またこれからリヒテルの芸術に触れよ
うという方にとっても実に喜ばしいことでしょう。各巻はCD2枚の「デュオ・
ボックス」として構成されています。


743216(DVD-Video) \3350
チャイコフスキー:
バレエ《白鳥の湖》全曲
オデット/オディール・・・ウリヤーナ・ロパートキナ
王子ジークフリート・・・ダニーラ・コルスンツェーフ
王妃・・・アレクサンドラ・グロンスカヤ
悪魔ロットバルト・・・イリヤ・クズネッツオフ
バレエ:マリインスキー劇場バレエ団
マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
収録:2006年5月、6月、サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場
1885年からはじまったマリインスキー劇場とそのバレエ団は、ロシア・バレ
エの名作の初演を数多く行っていますが、アンナ・パブロワ、ワスラフ・ニ
ジンスキー、ルドルフ・ヌレエフら世界的なバレエ・スターを輩出したこと
でも知られておりその歴史は伝統と栄光に満ちています。初演が芳しくなか
った《白鳥の湖》を世界的に有名にしたプティパ&イワノフ版での再演はマ
リインスキー劇場で行われており、ゆかり深い特別な演目として頻繁に取り
上げられる人気演目です。今回“白鳥”を踊るのは今マリインスキーで最も
人気のあるプリンシパル・ダンサーのウリヤーナ・ロパートキナ。伝説のバ
レリーナ、ガリーナ・ウラーノワにも匹敵する存在と言われるほど絶大な人
気を博しており、芸術総監督のゲルギエフがタクトをにぎり、ロパートキナ
が踊ったこの《白鳥の湖》は決定版ともいえる豪華キャスト!壮麗なロシア
・バレエを堪能できる一枚です。

★エルガー:コレクターズ・エディション(限定盤)★ 価格変更のご案内
CZS-5036032 30枚組 価格変更 \10000 ※ご予約締切日8月12日
エルガー:コレクターズ・エディション
先日ご案内いたしました当商品は価格が変更となります。限定商品となり
ますので、お早めにご注文下さい。


<EMI UK>
●RECOMMENDS
RECOMMENDS はEMI UKのGramophone GuideとPenguin Guideとのタイアップ企
画。2つの媒体で推薦されたアイテムで編成。第1回目は現時点で入手の難し
いアイテムも含む幅広いカタログから選ばれています。統一のカヴァー、ジュ
エル・ケース入り、12Pブックレット付きのミッド・プライスで発売します。
次回10点も2008年春に編成される予定です。

CDM-5034032 \1280
アダムズ:和声学
The Chairman Dances(管弦楽のためのフォックストロット)
Tromba lontana
Short Ride in a Fast Machine(管弦楽のためのファンファーレ)
バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-5034042 \1280
アデス:アサイラ(管弦楽のための)*
Concerto Conciso(ピアノと室内アンサンブルのための)
These Premises Are Alarmed(大きな管弦楽のための)
室内交響曲Op.2(15人の奏者のための)
…but all shall be well(管弦楽のための)
バーミンガム市交響楽団* 他
サイモン・ラトル指揮*、 
トマス・アデス指揮

CDM-5034052 \1280
バッハ:マニフィカト ニ長調BWV243
カンタータ第21番「わが心に憂いは多かりき」BWV21
ラ・プティト・バンド
ジギスヴァルト・クイケン指揮

CDM-5034062 \1280
ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲
ピョートル・アンデルジェフスキ(ピアノ)

CDM-5034072 \1280
ベルリオーズ:テ・デウム
ロベルト・アラーニャ(テナー)
パリ合唱団、管弦楽団
ジョン・ネルソン指揮

CDM-5034082 \1280
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲集 他
エウローパ・ガランテ
ファビオ・ビオンディ指揮

CDM-5034102 \1280
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番*
キョン=ファ・チョン(ヴァイオリン)
ロイヤル・コンセルトヘボウO、*ロンドン・フィルハーモニーO
クラウス・テンシュテット指揮

CDM-5034122 \1280
ショパン:ピアノ協奏曲第1番、第2番
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
モントリオール交響楽団、シャルル・デュトワ指揮

CDM-5034152 \1280
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
ピアノ五重奏曲Op.81*
サラ・チャン(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団、コリン・デイヴィス指揮
*レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)、ゲオルグ・ファウスト(チェロ) 他

CDM-5034172 \1280
エルガー:ヴァイオリン協奏曲
ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮

CDM-5034192 \1280
グリーグ&シューマン:ピアノ協奏曲
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、マリス・ヤンソンス指揮

CDM-5034202 \1280
マーラー:交響曲第10番
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-5034222 \1280
パーセル:ディドとエネアス
スーザン・グレアム、イアン・ボストリッジ、デイヴィッド・ダニエルズ 他
ル・コンセール・ダストレエ
エマニュエル・アイム指揮

CDM-5034232 \1280
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番
アレグレット ハ短調D915
楽興の時D780
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)

CDM-5034242 \1280
シューベルト歌曲集
双子座に寄せる船乗りの歌D360; 夜の曲D672; ドナウ川の上でD553;
夕べの星D806; 消滅D807; 秘めごとD719; 遊びにおぼれてD715; 羊飼いの
嘆きの歌D121; 遠く去った人にD765; 流れのほとりでD160; 歓迎と別れD767
ギリシャの神々D677; 竪琴に寄せてD737; 湖のほとりでD746; アリンデD904
憂いD772; ヴィルデマン山地を超えてD884; 他 全21曲
イアン・ボストリッジ(テナー)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)

CDM-5034282 \1280
シベリウス:交響曲第5番変ホ長調*
ニールセン:交響曲第4番「不滅」
(9パンとシリンクス
*フィルハーモニア管弦楽団、バーミンガム市交響楽団
サイモン・ラトル指揮

CDM-5034292 \1280
シマノフスキ:
ヴァイオリン協奏曲第1番
ヴァイオリン協奏曲第2番
3つのパガニーニのカプリース
ロマンス
トーマス・ツェーエトマイア(ヴァイオリン)
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮

CDM-5034302 \1280
タヴナー:聖母マリアの御加護のヴェール
トリノス
ブリテン:チェロ・ソナタ第3番
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
ロンドン交響楽団
ゲンナジ・ロジェストヴェンスキー指揮

CDM-5034332 \1280
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲  他
サラ・チャン(ヴァイオリン)
ロンドン交響楽団、コリン・デイヴィス指揮

CDM-5034352 \1280
テレマン:フルート協奏曲集
エマニュエル・パユ(フルート)
ベルリン・バロック・ゾリステン、ライナー・クスマウル(リーダー)



<EMI CLASSICS>
CZS-5099802 50枚組 \13500
オペラ・ハイライツ-ザ・コレクターズ・エディション
ベートーヴェン:フィデリオ/デルネシュ、ヴィッカース、カラヤン指揮
ベッリーニ:清教徒/カバレ、クラウス、マヌグエラ、ムーティ指揮
ベッリーニ:ノルマ/イーグリン、メイ、ラ・スコーラ、ムーティ指揮
ベルリオーズ:トロイの人々
/クレスパン、ショーヴ、ベルビエ、プレートル指揮
ビゼー:カルメン
/バンブリー、ヴィッカース、フリューベック・デ・ブルゴス指揮 
ビゼー:真珠とり/ヘンドリックス、アラー、キリコ、プラッソン指揮
ドビュッシー:ペレアスとメリザンド/ジャンセン、クリュイタンス指揮
ドリーブ:ラクメ
/メスプレ、ミレ、ブーレ、ソワイエ、ブノワ、ロンバール指揮
ドニゼッティ:愛の妙薬/カルテリ、アルヴァ、パネライ、セラフィン指揮
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
/グルベローヴァ、クラウス、レッシーニョ指揮
ガーシュウィン:ポーギーとベス
/ホワイト、ヘイマン、エヴァンス、ラトル指揮
グルック:オルフェオとエウリディーチェ
/バルツァ、マーシャル、ムーティ指揮
グノー:ファウスト
/ドミンゴ、フレー二、ギャウロフ、アレン、プレートル指揮
グノー:ロメオとジュリエット
/アラーニャ、ゲオルギュー、ダム、プラッソン指揮
ヘンデル:アルツィーナ/オージェ、ハーリィ、ジョーンズ、ヒコックス指揮
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ
/カバレ、カレラス、ムーティ指揮
レオンカヴァッロ:道化師/カレラス、スコット、ヌルメラ、ムーティ指揮
マスネ:マノン
/コトルバス、クラウス、キリコ、ラファネル、プラッソン指揮
マスネ:ウェルテル
/クラウス、トロヤノス、バルボー、マヌグエラ、プラッソン指揮
モンテヴェルディ:オルフェオ
/ロジャース、クウェラ、カークビイ、ロジャース指揮
ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ
/クリストフ、アレクシエヴァ、クリュイタンス指揮
モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ
/マーシャル、バルツァ、モリス、ムーティ指揮
モーツァルト:後宮からの逃走
/ローテンベルガー、ポップ、ゲッダ、クリップス指揮
モーツァルト:フィガロの結婚
/アレン、バトル、ヒンニネン、プライス、ムーティ指揮
モーツァルト:魔笛
/イェルザレム、ポップ、グルベローヴァ、ハイティンク指揮
モーツァルト:ドン・ジョヴァンニ
/シメル、ステューダー、ヴァネス、ムーティ指揮
オッフェンバック:ホフマン物語
/シコフ、マレイ、ノーマン、カンブルラン指揮
プッチーニ:ラ・ボエーム
/ゲッダ、フレー二、セレーニ、シッパース指揮
プッチーニ:蝶々夫人
/デ・ロス・アンヘレス、ピラッツニ、サンティーニ指揮
プッチーニ:マノン・レスコー
/カバレ、ドミンゴ、マンガン、バルトレッティ指揮
プッチーニ:トスカ
/スコット、ドミンゴ、ブルソン、ヴェリス、レヴァイン指揮
プッチーニ:トゥーランドット
/カバレ、カレラス、フレー二、ロンバール指揮
ロッシーニ:ウィリアム・テル/ギュイオ、ゲッダ、ブラン、ロンバール指揮
ロッシーニ:セビリャの理髪師/ミルンズ、シルス、ゲッダ、レヴァイン指揮
サン=サーンス:サムソンとダリラ
/ゴール、ヴィッカース、ブラン、プレートル指揮
R.シュトラウス:ばらの騎士
/テ・カナワ、リドル、フォン・オーッター、ハイティンク指揮
ヴェルディ:アイーダ
/ニルソン、コレッリ、バンブリー、セレーニ、メータ指揮
ヴェルディ:イル・トロヴァトーレ
/メリル、トゥッチ、シミオナート、シッパース指揮
ヴェルディ:椿姫
/シルス、ゲッダ、パネライ、ウォリス、ロイド、チェッカート指揮
ヴェルディ:運命の力
/フレー二、ドミンゴ、ザンカナロ、ザジク、ムーティ指揮
ヴェルディ:ナブッコ
/マヌグエラ、ルケッティ、ギャウロフ、スコット、ムーティ指揮
ヴェルディ:オテロ
/マックラッケン、フィッシャー=ディースカウ、バルビローリ指揮
ヴェルディ:リゴレット
/ゲッダ、マクニール、グリスト、モリナーリ・プラデッリ指揮
ワーグナー:さまよえるオランダ人
/ヴァン・ダム、モル、ヴェジョヴィツ、カラヤン指揮
ワーグナー:ニーベルングの指輪
/モリス、イェルザレム、マルトン、ハイティンク指揮
ワーグナー:ニュルンベルグのマイスタージンガー/アダム、カラヤン指揮
ワーグナー:ローエングリン
/コロ、トモワ=シントウ、ニムスゲルン、カラヤン指揮
ワーグナー:パルジファル
/エルスワース、ジョル、マッキンタイア、グッドール指揮
ワーグナー:タンホイザー
/マイヤー、ケーニヒ、ポップ、ヴァイクル、ハイティンク指揮
ワーグナー:トリスタンとイゾルデ
/デルネシュ、ヴィッカース、カラヤン指揮
ウェーバー:魔弾の射手/グリュンマー、オットー、カイルベルト指揮
モンテヴェルディのオルフェオから400年、オペラ生誕400年を記念した名作
オペラ決定盤のハイライトを50CDに収めたアニヴァーサリー企画。
EMIならでは充実したカタログによるボックス。
950グラム、72Pブックレット、CDは紙製ケース入り、外装ケース

CDC-3799342 \1980
ポーランドの魂(限定盤・デジパック)
ムリナリスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番ニ長調Op.6
カルウォヴィチ:ヴァイオリン協奏曲イ長調Op.8
ショパン-デブスキ編:夜想曲第1番、第2番
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
ポーランド室内管弦楽団、ヤーツェク・カスプツィク指揮
ロマンティックな色合いのポーランドの作曲家の作品をケネディが注目し、
この新録音が実現しました。ワルシャワでのコンサートの模様を中心とした
DVDの発売も予定されています

CDC-5045042 \1980
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
協奏曲(ピアノ、トランペットと管弦楽のための)第1番ニ短調Op.35
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)
オルケストラ・デッラ・スヴィッツェラ・イタリアーナ
アレクサンダー・ヴェルデルニコフ指揮
コンチェルティーノ(2つのピアノのための)イ短調Op.94
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、リーリャ・ジルバースタイン(ピアノ)
ピアノ五重奏曲ト短調Op.57
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ルノー・カプソン&アリッサ・マルグリス(ヴァイオリン)
リダ・チェン(ヴィオラ)、ミッシャ・マイスキー(チェロ)
アルゲリッチは心血を注いでいる若手アーティストの育成とバックアップそ
して彼らとの室内楽での共演が活動の中心になっています。2006年ルガノ・
フェスティヴァルでのライヴで実現した久々の協奏曲録音。作曲家生誕100年
の記念年に実現したアルゲリッチならではの新鮮な感覚にあふれた協奏曲、
ナカリャコフとの共演もこのアルバムの魅力を増しています。

CDC-3944312 \1980
ヴィヴァルディ:四季
協奏曲ト短調Op.12-1 RV317
サラ・チャン(ヴァイオリン)
オルフェウス室内管弦楽団
最もポピュラリティを持つクラシックの名曲「四季」に新鮮な感触と解釈で
まるで生まれたてのような感動を与えるサラの新録音です。ヴェンゲーロフ
の代わりに急遽来日公演した「四季」でも聴衆を釘付けにしました。11月の
ヤンソンス/バイエルン放響との来日公演、08年6月には「四季」を引っさげ
ての日本ツアーも噂されています。

CDS-5073752(CD+DVD) \2500
CDC-3944292(通常盤) \1980
レスピーギ:ローマ三部作(限定盤)
(アンドレア・ルッキ-トランペット、アレッサンドロ・カルボナーレ-クラリ
ネット)
夕暮れ(メゾ・ソプラノと弦楽のための)
クリスティーヌ・ライス(メゾ・ソプラノ)
ローマの祭り(アレッシオ・アッレグリーニ-ホルン)
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ指揮
※DVD
ローマ三部作についてのパッパーノへのインタヴュー、録音セッション他
約40分収録 16Pブックレット、ブリリアント・ケース
パッパーノが監督を務めるサンタ・チェチーリアのオケを率いローマを描い
たレスピーギの傑作を発売しました。「噴水」と「松」は当オケのために作
曲され初演され、また「祭り」のイタリア初演もこのオケのより成された縁
深い楽曲です。先ごろの日本公演でもこの楽曲が演奏され絶賛されました。

CDC-3944302 \1980
私は御声を聴く-チューダー朝のアンセム集
ギボンズ:
ダヴィデの息子へのホサンナ(合唱とオルガン)
This is the record of John(ヴィオールと合唱)
O Lord, in they wrath(合唱)
O clap your hands(合唱とオルガン)
In Nomine for 4 parts(ヴィオール)
ウィールクス:
3 In Nomines in 5 parts(ヴィオール)
1 Fantasy in 6 parts(ヴィオール)
Alleluia, I heard a voice(合唱とオルガン)
When David heard(合唱)
Most mighty & all-knowing Lord(ヴィオールと合唱)
Hosanna to the Son of David(合唱とオルガン)
トムキンズ:
2 Pavans in 5 parts(ヴィオール)
2 Fantasies in 6 parts(ヴィオール)
O sing unto the Lord(合唱とオルガン)
Rejoice, rejoice and sing(ヴィオールと合唱)
When David heard(合唱)
O praise the Lord(合唱とオルガン)  以上曲順未定
ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
フレットワーク
15世紀後半から17世紀初にわたる英国チューダー朝時代の代表的作曲家3人の
アンセム集。最もポピュラーな'This is the record of John'をはじめ現代
の典礼でも使用される名曲ばかりです。本録音は「キングズ」とヴィオール
のコンソート「フレットワーク」との共演が実現し聞き逃せない新作となっ
ています。

CDC-5081362 \1980
ヴィデオ・ゲームズ・ライブ
ゼルダ・メドレー
マリオ・ブラザース・メドレー
トロン・メドレー
ミスト・メドレー
ソニック・メドレー
ウォークラフト・メドレー
ハロ・メドレー
シヴィライゼーションIV・メドレー
ファイナル・ファンタジーVII-One Winged Angel
キングダム・ハーツ
ファイナル・ファンタジーVIII-Liberi Fatale
ビヨンド・グッド & イーヴィル
キャッスルヴァニア
マーティン・ロイング:ファイナル・ファンタジー・ピアノ協奏曲
マーティン・ロイング:
マリオ・ブラザース・ピアノ・メドレー/ナムコ・メドレー
(パック-マン他)/テトリス/クロノ-トリガー・アドヴェント
ライジング・メドレー (曲順他予定)
スロヴァキア国立管弦楽団/ジャック・ウォール指揮
クラウチ・エンド合唱団、マーティン・ロイング(ピアノ)
Compiled by トミー・タラリコ & ジャック・ウォール
ヴィデオ・ゲームは今や世界的なヒット・アイテムですが、ゲームと音楽が
一体となってゲーム・ファンに深く浸透しています。これまでも世界各地で
ヴィデオ・ゲーム音楽のコンサートが企画され成功をおせめています。今回
EMIクラシックスと世界的音楽マネジメントのIMGアーティストツが共同しヨ
ーロッパとUSでコンサートとCDとの共同企画が実現します。ロンドンで10月
22日にロイヤル・フェスティヴァル・ホールでフィルハーモニア管弦楽団に
よるコンサートを皮切りにロサンゼルス(10月19日)他のUS各地、カナダ、UK、
オランダ、フランス、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、イタリアでのコ
ンサートが企画され、いずれはアジア地域でも実現にむけ準備が始められて
います。本アルバムはそのロンドンでのコンサートに合わせて発売されます。

DVBW-3952749(DVD-Video) \2850
ブルー・ノート・セッションズ-
ライヴ・イン・パリ・アット・ザ・ニュー・モーニング
Jean de Fleur(Grant Green)
Sudel(Duke Pearson)
Idle Moments(Duke Pearson)
Big Bertha(Duke Pearson)
Midnight Blue(Kenny Burrell)
Stanger in a Stranger Land(Nigel Kennedy)
Chili Peppers(Duke Pearson)
Ivory Joe Hunter
15 Stones(Nigel Kennedy)
Expansions(Lonnie Liston Smith)
BONUS FEATURES:
The Sidewinder(Lee Morgan)
After ther Rain(Duke Pearson)
ナイジェル・ケネディ・インタヴュー(字幕:英、独、仏)
ナイジェル・ケネディ・クインテット
ナイジェル・ケネディ(ヴァイオリン)
Adam Kowalewski(ベース)
Pawel Dobrowoski(ドラムス)
Tomasz Grzegorski(テナー・サックス)
Piotr Wylezol(ピアノ)
CD「ブルー・ノート・セッションズ」の楽曲をポーランドのミュージシャン
達と繰り広げたパリのクラブでのパフォーマンスCD「ブルー・ノート・セッ
ションズ」が大好評だったナイジェルの07年4月3日、ボーズ・ブルー・ノー
ト・レコーズ・フェスティヴァルの期間にパリのジャズ・クラブ、「ザ・ニュ
ー・モーニング」でのパフォーマンスをDVD化して発売。

DVBW-3884639(DVD-Video) 2枚組 \4280
イストミン-スターン-ローズ/
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲全集
8Pブックレット、アムレイ・ボックス

DVAW-5018949(DVD-Video)※番号変更-5067729 \2850
ラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
ラヴェル:ダフニスとクロエ 組曲第2番
フランス放送国立管弦楽団
シャルル・ミュンシュ指揮 (1966年10月 東京 での収録)
シャブリエ:気まぐれなブーレ (1971年3月、パリ フランス国立放送局)
フランス放送国立管弦楽団
フォーレ:ペレアスとメリザンドOp.80
(1971年9月8日、パリ サル・プレイエル)
フランス放送フィルハーニー管弦楽団
以上 ポール・パレー指揮 
8Pブックレット、アムレイ・ボックス

DVAW-5018969(DVD-Video) \2850
スカルラッティ:ソナタ ハ短調Kk.11
ソナタ ハ長調Kk.159
ショパン:マズルカ ト短調Op.33-1
マズルカ ロ短調Op.33-4
ドビュッシー:ラモーを讃えて(映像 第1巻より) 
(以上 1965年1月5日 パリ)
前奏曲第1集(全12曲) (1978年10月22日 パリ) 
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
8Pブックレット、アムレイ・ボックス

DVAW-5018979(DVD-Video) \2850
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調K.216(1975年12月27日 パリ)
ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調K.219(1975年2月28日 パリ)
アダージョ(ヴァイオリンと管弦楽のための)ホ長調K.261
(1975年4月11日 パリ)
以上 ラジオ・フランス室内管弦楽団、
アレクサンダー・シュナイダー指揮
バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV1001よりアダージョとフーガ
(1965年4月1日 パリ、サル・ガヴォー)
ジェミニアーニ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調Op.1-12
(1975年4月11日 パリ、サル・ガヴォー)
クライスラー:美しきロスマリン (1965年4月 パリ、サル・ガヴォー)
以上 アレクサンダー・ザーキン(ピアノ)
以上 アイザック・スターン(ヴァイオリン) 
8Pブックレット、アムレイ・ボックス

DVBW-5018999(DVD-Video) \2850
ヘンデル:ソナタ(フルートと通奏低音のための)ヘ長調HWV369
ドビュッシー:小さな羊飼い
ジョリヴェ:呪文 ハ長調
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
以上ベルナール・ガヴォティ(ピアノ) (パリ収録、1958年3月17日放送)
ヴィヴァルディ:フルート協奏曲ト長調RV439「夜」Op.10-2
コレギウム・ムジクム・ドゥ・パリ、ロラン・ドゥアット指揮
(パリ収録、1963年10月8日放送)
バッハ:ソナタ(フルートと通奏低音のための)ハ短調BWV997
(パリ収録、1963年4月16日)
フルート・ソナタ ト短調BWV1020 第1楽章
(パリ収録、1964年12月28日放送)
以上ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(ハープシコード)
クープラン:
王宮のコンセール第4番よりプレリュード、アルマンド、サラバンド、
リゴードン、フォルレーヌ・ロンド
バッハ:
無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調BWV1013よりサラバンド
ブーレー・アングレーズ
モーツァルト:フルート・ソナタ変ロ長調K15
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(ハープシコード)(1964年3月19日、パリ、
サル・ガヴォー収録)
モーツァルト:フルート協奏曲第1番ト長調K313
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団(1965年5月5日 フランス国立放送局)
イベール:フルート協奏曲 (パリ収録、 1962年4月8日放送)
フランス放送国立管弦楽団
以上ルイ・ドゥ・フロマン指揮
以上 ジャン=ピエール・ランパル(フルート)
8Pブックレット、アムレイ・ボックス

DVBW-5019009(DVD-Video) \2850
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11
フランス放送国立管弦楽団、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮
(パリ収録、 1962年6月17日放送)
ショパン:ワルツ第11番変ト長調Op.70-1
(ドーヴィル収録、1954年8月19日放送)
ラヴェル:ピアノ協奏曲ト長調
フランス放送国立管弦楽団、ジョン・プリッチャード指揮
(1964年12月22日、パリ サル・プレイエル収録)
ラヴェル:フォルラーヌ(クープランの墓)(パリ収録、1959年2月4日放送)
ドビュッシー:トッカータ(ピアノのために)(パリ収録、1962年1月23日放送)
以上 サンソン・フランソワ(ピアノ)
ショパン:ワルツ第9番変イ長調Op.69-1
アルフレッド・コルトー(ピアノ) (パリ収録、1944年1月1日放送)
8Pブックレット、アムレイ・ボックス


CZS-5041672 17枚組 \7450※数量限定
ジャクリーヌ・デュ・プレ「完全EMI録音集成」-没後20周年特別企画
CD1
エルガー:チェロ協奏曲ホ短調Op.85
ロンドン交響楽団、ジョン・バルビローリ指揮(1965年8月19日録音)
ディーリアス:チェロ協奏曲
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、マルコム・サージェント指揮
(65年1月12&14日録音)
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ短調Op.33
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(68年9月24日録音)
CD2
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
シカゴ交響楽団、ダニエル・バレンボイム指揮(70年11月11日録音)
シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(68年4月7-8日、5月11日録音)
CD3
モン:チェロ協奏曲ト短調
ヴァルダ・アヴェリング(ハープシコード・コンティヌオ)、
ロンドン交響楽団
ジョン・バルビローリ指揮(68年9月20日録音)
ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調Hob.VIIb:2
ロンドン交響楽団、ジョン・バルビローリ指揮(1967年12月13日録音)
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb:1
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮(67年4月17&24日録音)
CD4
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調Op.65
フランク(デルサール編):チェロ・ソナタイ長調
以上 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(71年12月10-11日録音)
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
ジェラルド・ムーア(ピアノ)(62年7月15日録音)
CD5
バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007(62年1月7日録音)
バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008(62年1月26日録音)
バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番ニ長調よりアダージョ、アレグロ
(62年7月15日録音-2007年リマスター)
ヘンデル(J W スラッター編):ソナタト短調HMV287(61年3月22日録音)
CD6
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
チェロ・ソナタ第2番ト長調Op.5-2
チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
CD7
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ニ長調Op.102-1
チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
「マカベウスのユダ」の主題による12の変奏曲ト長調WoO45
「魔笛」の主題による7つの変奏曲変ホ長調WoO46
「魔笛」の主題による12の変奏曲ヘ長調WoO66
以上 ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(70年8月25-26日
エディンバラ・フェスティヴァルでのライヴ録音)
CD8
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲変ホ長調Op.1-1
ピアノ三重奏曲ト長調Op.1-2
14の変奏曲変ホ長調Op.44
CD9
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ハ短調Op.1-3
ピアノ三重奏曲変ロ長調Op.97「大公」
ピアノ三重奏曲変ロ長調WoO39よりアレグレット
ピアノ三重奏曲変ホ長調(1784)よりアレグレット
CD10
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ニ長調Op.70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲変ホ長調Op.70-2
カカドゥ変奏曲Op.121a
CD11
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲変ホ長調WoO38
以上 ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
(69年12月29、30日、70年1月3日録音)
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲変ロ長調Op.11
ジェルヴァーズ・ドゥ・ペイエ(クラリネット)、
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
(70年1月30日、3月30日録音)
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(71年12月11日録音)
クープラン:コンセール第13番(1724)
ウィリアム・プリース(チェロ)(63年3月17日録音)
CD12
R.シュトラウス:ドン・キホーテOp.35
ハーバート・ダウンズ(ヴィオラ)、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
エードリアン・ボールト指揮(68年4月6-7、9日録音)
ラロ:チェロ協奏曲ニ短調
クリーヴランド管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(73年1月4&6ライヴ録音)
CD13
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(68年5月20日、8月18日録音)
ボッケリーニ:チェロ協奏曲第9番変ロ長調G.482
イギリス室内管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(67年4月17日、24日録音)
CD14
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69
チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
スティーヴン・ビショップ=コヴァセヴィチ(ピアノ)(65年12月19-23日録音)
ファリャ-マレシャル編:スペイン民謡組曲
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)(61年3月22日録音)
CD15
ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)(68年4月録音)
ブルッフ:コル・ニドライOp.47
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、ダニエル・バレンボイム指揮
(68年6月録音)
CD16
ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
アーネスト・ラッシュ(ピアノ)
(62年9月3日、エディンバラ・フェスティヴァルでのライヴ録音)
チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調Op.50
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)、ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)
(72年7月、コンサート・ライヴ録音)
CD17
パラディス-ドュシュキン編:シチリエンヌ
シューマン:幻想小曲集Op.73(以上62年7月16日録音)
メンデルスゾーン:無言歌ニ長調Op.109(62年7月15日録音)
フォーレ:エレジーOp.24(69年4月1日録音)
以上 ジェラルド・ムーア(ピアノ)
バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564よりアダージョ
ロイ・ジェッソン(オルガン)(62年7月15日録音)
サン=サーンス:動物の謝肉祭より白鳥
オシアン・エリス(ハープ)(62年7月21日録音)
ファリャ-マレシャル編:スペイン民謡組曲よりホタ
ジョン・ウィリアムズ(ギター)(62年7月21日録音)
ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65よりスケルツォ、マルツィア
スティーヴン・コヴァセヴィチ(ピアノ)(65年2月25日録音)
パラディス-ドュシュキン編:シチリエンヌ
シューマン:幻想小曲集Op.73
以上 ジェラルド・ムーア(ピアノ)(63年10月8日録音-2007年リマスタリング)
以上 ジャクリーヌ・デュ・プレ(チェロ)
伝説的名女流チェリスト、デュ・プレのEMI録音の集大成
10月19日に没後20年をむかえるデュ・プレの録音を17CDにまとめてご案内し
ます。28Pブックレット、クラッシュメル・ボックス入り、イラスト画による
ボックス・カヴァー

CDC-5045572 \1980
パコ・ペーニャ:フラメンコ・レクイエム-地球のための
パコ・ペーニャ(ギター、指揮、作曲)
パコ・ペーニャ・アンサンブル
ソールズベリー・フェスティヴァル合唱団
現代フラメンコの正統と革新を体現するペーニャ、作曲家、プロデューサー、
劇作家、芸術的指導者としてフラメンコの認識を変革した大芸術家です。前作
「ミサ・フラメンコ」での世界各地での上演でクラシカルな合唱との共演を通
じて、あらたなギター、声と合唱からなる新作への衝動から作曲した最新作。
フラメンコ音楽と声とフラメンコの形式で結びつけ、同時にレクイエム本来の
意味と地球上の生の消失を結びつけ,最後の審判が描かれる。また少年合唱で
地球賛歌と最終的な平安がうたわれます。

CDC-3944222 \1980
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
ピアノ・ソナタ第27番ホ短調Op.90
ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109
ジョナサン・ビス(ピアノ)
大家への道を邁進するセレブ・ピアニスト、ビスのベートーヴェン。本国US
のみならず日本をはじめ世界的な評価と注目を浴びるビスのEMI専属のシュー
マンに続く第2作。日本でのリサイタルの演目でもとりあげた中心的なレパー
トリーの新録音です。


<EMI US>
CDM-3974692 \1650
ブゾーニ:2つのピアノのための作品全集
モーツァルト-ブゾーニ編:「魔笛」序曲
ブゾーニ:バッハのコラールによる即興曲
モーツァルト:幻想曲(自動オルガンのための)
ブゾーニ-モーツァルトより:デュエッティーノ・コンチェルタンテ
ブゾーニ:
ファンタジア・コントラプンティスティカ(バッハの「フーガの技法」による)
ブゾーニ:
悲劇的子守唄(エゴン・ペトリによる管弦楽版からのトランスクリプション)
(世界初録音)
ダニエル・リヴィノー、ローレンス・レイトン・スミス(ピアノ)
ブゾーニの2つのピアノのための世界初録音曲を含む秘曲集。
オペラ「ファウスト博士」の完成に集中するためピアノ演奏家としてのキャ
リアを終息させつつある時でさえ、ブゾーニは2つのピアノのための編曲、作
曲は継続しました。本アルバムはモーツァルトとバッハ作品のトランスクリ
プションによるブゾーニと弟子のエゴン・ペトリとの演奏を彷彿とさせるも
ので、白眉は「ファンタジア・コントラ」でバッハの死により未完で残され
た「フーガの技法」のブゾーニによる完成版によって組み立てられています。

<EMI CLASSICS>
●GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY
今回の10点を加えて全200点(一部廃盤あり)のカタログのメイン・シリーズの
ご案内です。今回もカラスの「セビリアの理髪師」、プレヴィンのドビュッ
シー、未発売のステレオテイクを含む赤軍アンサンブルのアルバムなど期待
のライン・アップが並んでいます。全て新規のARTリマスタリング使用。

CDM-3919622 \1450
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲イ短調BWV1041
ヴァイオリン協奏曲ホ長調BWV1042
協奏曲(2つのヴァイオリンのための)ニ短調BWV1043*
シャコンヌ-ヴァイオリン・パルティータニ短調BWV1004
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)、
*ジョルジ・エネスコ(ヴァイオリン)
パリ交響楽団、ピエール・モントゥー指揮 (1932-36年録音)
2つのヴァイオリン協奏曲はメニューインの初録音で師エネスコとの共演。
ディアパソン・ドール賞受賞

CMS-3919512 3枚組 \4350
バッハ:平均率クラフィーア曲集(全曲)
平均率クラフィーア曲集(48の前奏曲とフーガBWV846-893)
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
1933年-36年にかけて収録されたスイス出身のピアニストで指揮者フィッシャ
ーの「平均率」全曲の世界初録音、フィッシャーの絶妙なピアニズムと説得
力の高い解釈が聴きもの。

CDM-3919662 \1450
ドビュッシー:映像、夜想曲
牧神の午後への前奏曲(ピーター・ロイド-フルート)
映像(管弦楽のための)
3つの夜想曲*
ロンドン交響楽団
アンドレ・プレヴィン指揮
1979年録音、*1983年録音
EMIにとってのデジタル初録音で編集なしのテイクによって収録されました。
プレヴィンとロンドン交響楽団のアンサンブルのトップ・フォームの演奏。
グラモフォン賞受賞

CMS-3919732 2枚組 \2900
エルガー:ジェロンティアスの夢 他
ミュージック・メイカーズOp.69
ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー合唱団、管弦楽団
エードリアン・ボールト指揮
ジェロンティアスの夢Op.38
ジェロンティアス-リチャード・ルイス(テナー)
天使-ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)
僧侶-キム・ボルグ(バス)
ハレ合唱団&シェフィールド・フィルハーモニー合唱団
アンブロジアン・シンガーズ、ハレ管弦楽団
ジョン・バルビローリ指揮
「ジェロンティアスの夢」は1964年に収録されたが現時点でもベスト・チョ
イスとされる代表的なエルガー作品録音。2年後に収録されたベイカー初期の
録音「ミュージックメイカーズ」と組み合わされたエルガーの傑作集

CMS-3919852 2枚組 \2900
メンデルスゾーン歌曲集
新しい恋Op19a-4; 挨拶Op19a-5; 歌の翼にOp34-2; 旅の歌Op34-6;
朝の挨拶Op47-2; 夜ごとの夢にOp86-4; 春の歌Op47-3; 遥かなる人に
Op71-3; 葦の歌Op71-4: 旅路にてOp71-5; 愛の歌Op47-1; 春の歌
Op19a-1; 最初のすみれOp19a-2; 旅の歌Op19a-6; 冬の歌Op19a-3; 
愛の歌Op34-1; おお若者よOp57-4; 私は木の下に横たわるOp84-1; 
収穫の歌Op8-4; 民謡Op47-4; さすらいの歌Op57-6; 夜の歌Op71-6;
森の館; 小姓の歌; 春の歌Op34-3; ゆりかごのそばでOp47-6; 木の葉が
耳をそばだてるOp86-1; 慰めOp71-1; 狩の歌Op84-3; 
二人の心が離れてしまえばOp99-5; 月Op86-5; ヴェネツィアの舟歌Op57-5;
花冠; 最初の喪失Op99-1; 魔女の歌Op8-8; ライン川への警告; 
古いドイツの歌Op57-1; 羊飼の歌Op57-2; 限りなき太陽; 別れてOp9-6
レーヴェ*:エドワードOp1-1; ミサに参列するムーア人の太守Op97-3; 
魔王Op1-3: アーチボルド・ダグラスOp128; 宝掘りする男Op59-3; 
詩人トム Op135; 小さな家庭Op71; すてきな葬式Op62-4; 
オーロフ氏Op2-2
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ)、
*ジェラルド・ムーア(ピアノ)
フィッシャー=ディースカウのメンデルスゾーン(1970年録音)とレーヴェのバ
ラッド(67年録音)という各レパートリーの頂点とされる名録音。レーヴェは
初CD化。ディアパソン・ドール賞受賞

CMS-3919982 2枚組 \2900
プッチーニ:ラ・ボエーム
ロドルフォ-ニコライ・ゲッダ(テナー)
ミミ-ミレッラ・フレー二(ソプラノ)
マルチェッロ-マリオ・セレーニ(バリトン)
ショナール-マリオ・バジオラJr(バリトン)
コッリーネ-フェッルッチョ・マッツォーリ(バス)
ムゼッタ-マリエッラ・アダーニ(ソプラノ) 他
ローマ歌劇場管弦楽団、合唱団
トマス・シッパース指揮   (1963年録音)
グラインドボーンとコヴェント・ガーデンでのデビューに成功したばかりの
フレー二の初録音となったフレッシュなミミとゲッダの顔合わせで実現した
名録音

CDM-3920302 \1450
赤軍アンサンブル/民謡集
若さの歌(ドゥナイエフスキー); 
野原に樺が立っていた(ロシア民謡)/ディデンコ(テナー)
はるか遠くに(ノソフ)/ベライアエフ(テナー)
君はいつも美しい(モクルーソフ)/ベライアエフ(テナー)
カリンカ(ロシア民謡)/ベライアエフ(テナー)
ペーター通りに沿って(ロシア民謡)/セルゲイエフ(バス) 
バンドゥーラ(ウクライナ民謡)/サフチュク(テナー)、フェドロフ(バス)
兵士の合唱-「ディセンブリスト」(シャポーリン)
美しい月明かりの夜(ウクライナ民謡)/ベライアエフ(テナー)
カマリンスカヤ(ロシア民謡)/フェクティストフ(バラライカ独奏)
アニー・ローリー(スコット)/ベライアエフ(テナー英語歌唱)
*黒い眉(ウクライナ民謡)/サフチュク(テナー)
ウクライナの詩(アレクサンドロフ)/セルゲイエフ(バス)
だめだ、ジョン(イギリス民謡)/エイゼン(バス英語歌唱)
*平原の歌(クニッパー)
こな雪(ロシア民謡)/ディデンコ(テナー)
ヴォルガの舟歌(ロシア民謡)/エイゼン(バス)
くり色の顔の少女(ノヴィコフ)/アブラモフ&サフチュク(テナー)
*小さな鐘(ロシア民謡)/アブラモフ(テナー)
*天使の ハンマー(シーガー)/セルゲイエフ(バス)
遥かなティぺラリー(ジャッジ&ウィリアムズ)/ゲラシモフ(バリトン英語歌唱)
ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン(英語歌唱)
*初ステレオ版
ソヴィエト赤軍アンサンブル
ボリス・アレクサンドロフ大佐、コンスタンティン・ヴィノグラドフ中佐、
ヴラディミール・アレクサンドロフ少佐指揮
1956年と63年、ロンドン・ツアー中に収録された決定盤。最後の「ゴッド・
セイヴ…」は今回が初出音源。LPが発売された時、リヒテル、ギレリス、オ
イストラフなどのロシアの巨匠たちも買い求めたというエピソードが残され
ています。

CMS-3920412 2枚組 \2900
ロッシーニ:セビリアの理髪師
ロジーナ-マリア・カラス(ソプラノ)
アルマヴィーヴァ伯爵-ルイジ・アルヴァ(テナー)
フィガロ-ティト・ゴッビ(バリトン)
バルトロ-フリッツ・オレンドルフ(バス)
バジリオ-ニコラ・ザッカリア(バス)
ベルタ-ガブリエッラ・カルトゥラン(ソプラノ)
フィオレロ-マリオ・カーリン(バリトン)
フィルハーモニア管弦楽団、合唱団
アルチェオ・ガリエラ指揮
「イタリアのトルコ人」に続いて1957年に収録されたカラスの初ステレオ録
音。前年のスカラ座で共演したゴッビ、アルヴァとのトリオでの名録音。
ショック・ドゥ・モンド受賞

CDM-3920522 \1450
クリストフ/ロシア・オペラ・アリア集、歌曲集
ムソルグスキー:ボリス・ゴドゥノフ(リムスキー=コルサコフ編)より
ボリスのモノローグ、ボリスの別れと祈り、ボリスの死 他 
ドジテウスのアリア-ホヴァンシチーナ(リムスキー=コルサコフ補筆)
のみの歌
ボロディン:イーゴリ公(リムスキー=コルサコフ&グラズノフ補筆)
ガリツキー公のアリア; コンチャーク汗のアリア
リムスキー=コルサコフ:サトコ より ヴァイキングの歌
見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語 より
ユーリのアリア
チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギン より グレーミン公爵のアリア
ヴォルガの舟歌
シベリアの囚人の歌
ムソルグスキー:死の歌と踊り より 司令官; 天の魂
ボリス・クリストフ(バス)
フィルハーモニア管弦楽団
イサイ・ドブロヴェン、ニコライ・マルコ、ヘルベルト・フォン・カラヤン、
ヴィルヘルム・シュヒター指揮、ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1949年-52年録音。「ボリス・ゴドゥノフ」はクリストフがコヴェント・ガー
デンのデビューの6ヶ月前に収録。ディアパソン・イストリク賞受賞。

CDM-3920562 \1450
シュワルツコップ&ゼーフリート/ソプラノ二重唱集
モンテヴェルディ:Io son pur vezzosetta pastorella; Ardo e scoprir
Baci cari; Dialgo di nifa e pastore
カリッシミ:Detesta la cativa sorte in amore; Lungi omai; Il mio core
A pie d'un verde alloro
ドヴォルザーク:13のモラヴィア・デュエット集Op32
フンパーディンク:私と踊りましょう-「ヘンゼルとグレーテル」
シュトラウス:Herr Gott im Himmel(銀のばらの献呈)-「ばらの騎士」
エリザベート・シュワルツコップ&イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)他
1955年ロンドンで収録された二重唱集 他


<EMI FRANCE>
昨年発売して好評のフランス編成のバジェット・ボックスのご案内です。
今回は全て5CD、マルチパックで8Pブックレット入り

CZS-5013272 5枚組 \2700
ベルリオーズ:
幻想交響曲/フィラデルフィアO.ムーティ指揮
ロメオとジュリエット/ノーマン他、フィラデルフィアO.ムーティ指揮
イタリアのハロルド/トゥールーズ・キャピトルO.プラッソン指揮
ファウストの劫罰/パリO.プレートル指揮


CZS-5013392 5枚組 \2700
ブラームス:声楽作品集
ドイツ・レクイエム 他 (詳細未詳)

CZS-5017592 5枚組 \2700
ジャン・フィリップ・コラール/フォーレ:ピアノ作品集
夜想曲集(13曲)
主題と変奏曲嬰ハ短調
前奏曲集(9曲)
舟歌集(13曲) 他

CZS-5013572 5枚組 \2700
スペイン・ピアノ作品集
アルベニス:イベリア/ミシェル・ブロック(ピアノ)
アルベニス:スペイン組曲/ゴンサロ・ソリアーノ(ピアノ)
グラナドス:ゴイェスカス/アルド・チッコリーニ(ピアノ)
ファリァ:4つのスペイン風小品/テレサ・ラクーナ(ピアノ) 他

CZS-5017762 5枚組 \2700
ブロードウェイ・ミュージカル集
(詳細未詳)

CZS-5013692 5枚組 \2700
モーツァルト:管楽器のための室内楽作品集
クラリネット五重奏曲/ポルタル他、クラリネット三重奏曲/ポルタル他
オーボエ四重奏曲/ブールグ他、フルート四重奏曲全4曲/デボスト他
ホルン五重奏曲/シュナイダー他、
ピアノと管楽器のための五重奏曲/メロス・アンサンブル  他
(CZS-3361512と同内容)

CZS-5017392 5枚組 \2700
シューマン:ピアノ作品集
(詳細未詳)

CZS-5013002 5枚組 \2700
マリー=マドレーヌ&モーリス・デュリュフレ/バッハ:オルガン作品集
前奏曲とフーガBWV531-539
トッカータとフーガBWV540&541
幻想曲とフーガBWV542 他

CZS-5013512 5枚組 \2700
フォーレ:室内楽曲全集
ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番/フェラス(ヴァイオリン)、
チェロ・ソナタ第1番、第2番/トルトゥリエ(チェロ)、
弦楽四重奏曲/ベルネードQ、ピアノ四重奏曲/フランソワ(ピアノ)、
ピアノ五重奏曲第1番、第2番/コラール(ピアノ) 他
(CZS-3361262と同内容)

CZS-5017452 5枚組 \2700
ハイティンク/ワーグナー:ニーベルングの指輪-ハイライト
(詳細未詳)

CZS-5013212 5枚組 \2700
マズア/リスト:交響詩作品集
(詳細未詳)

CZS-5013142 5枚組 \2700
メニューイン/モーツァルト:セレナード作品集
(詳細未詳)

CZS-5017692 5枚組 \2700
ムーティ/チャイコフスキー:交響曲全集
交響曲第1番-第6番
マンフレッド交響曲
ロミオとジュリエット、フランチェスカ・ダ・リミニ、1812年

CZS-5013332 5枚組 \2700
プッチーニ:五大オペラ・ハイライツ
ラ・ボエーム/ゲッダ、フレー二、シッパース指揮
蝶々夫人/デ・ロス・アンヘレス、
ビョルリング、サンティー二指揮
トゥーランドット/カバレ、カレラス、フレー二、ロンバール指揮
マノン・レスコー/カバレ、ドミンゴ、バルトレッティ指揮
トスカ/スコット、ドミンゴ、ブルソン、レヴァイン指揮

CZS-5013062 5枚組 \2700
シューベルト:声楽作品集
(詳細未詳)

CZS-5012882 5枚組 \2700
バッハ:ソナタ&ヴァイオリン組曲集
シュタルケル(チェロ) 他
(詳細未詳)

CZS-5017332 5枚組 \2700
ストラヴィンスキー:バレエ音楽、交響作品集
(詳細未詳)

CZS-5013632 5枚組 \2700
タッキーノ/プーランク:ピアノ作品集
ピアノと18楽器のための協奏舞踏曲「オーバード」全8曲/プレートル指揮
ピアノ協奏曲ハ短調、2台のピアノのための協奏曲/プレートル指揮
2台のピアノのためのソナタ、4手のためのピアノ・ソナタw/フェヴリエ
3つの常動曲、ハ調の組曲全3曲、5つの即興曲、プロムナード全10曲 他

CZS-5013452 5枚組 \2700
テンシュテット/マーラー:歌曲作品集
(詳細未詳)

CZS-5012942 5枚組 \2700
ヴァルハ/バッハ:平均率クラフィーア曲集、
インヴェンションとシンフォニア集
(詳細未詳)



<VIRGIN CLASSICS>
VCD-3951382 2枚組 \3960
ベッリーニ:夢遊病の女(全曲)
アミーナ - ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ロドルフォ伯爵 - カルロ・コロンバラ(バス)
エルヴィーノ - フランチェスコ・メリ(テナー)
リーザ - ジャエル・アッツァレッティ(ソプラノ)
テレサ - サラ・ミンガルド(アルト)
アレッシオ - パウル・ガイ(バス・バリトン)
リヨン歌劇場合唱団、管弦楽団
エヴェリーノ・ピド指揮
コロラトゥーラ・ソプラノとして世界を席権したデセイですが、リリカルな
役柄を積極的に手掛けるようになりドニゼッティの「ルチア」の成功に続いて、
指揮者ピドとのコラボレーションで06年秋リヨンとパリのステージで大成功を
収めました。その間にこの録音は収録されました。使用された校訂版はエル
ヴィーノ役の2箇所でオリジナルのテッシトゥーラに復元されています。11月
に2度目の来日リサイタル公演が予定され絶好の来日記念盤となります。
解説文(英・仏・独)、歌詞テキスト(伊・英)付き

VM-3951452 2枚組 \2900
ヴィヴァルディのアダージョ
Andromeda liberataよりSovente il sole/ジャルースキー(カウンターテナー)
協奏曲「夜」ト短調Op.10-2よりラルゴ/
パロット指揮、タヴァナー・プレイヤーズ
スターバト・マーテルRV621よりスターバト・マーテル・ドロローサ/
ダニエルズ(カウンターテナー)
独奏ヴァイオリンとエコー・ヴァイオリンの協奏曲イ長調RV552よりラルゲット
ビオンディ(ヴァイオリン)他
子らよ主をたたえよ(詩篇112番)RV600よりSit nomen Domini/
チョーフィ(ソプラノ)
2つのチェロの協奏曲ト短調RV531よりラルゴ/ビオンディ指揮
葬送協奏曲変ロ長調RV579よりアレグロ・ポコ・ポコ及びアダージョ/
以上ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ
主が家を建てられるのでなければRV608よりCum dederit dilectis/
ダニエルズ(カウンターテナー)
マンドリン協奏曲ハ長調RV425よりラルゴ/
ビオンディ指揮、エウローパ・ガランテ
サルヴェ・レジナRV618よりサルヴェ・レジナ/レーヌ(アルト)
四季:協奏曲第1番ホ長調RV269「春」よりラルゴ・エ・ピアニッシモ/
ウォーレン=グリーン(ヴァイオリン、指揮)
グローリア ニ長調RV589よりIl Et in terra pax/パロット指揮
四季:協奏曲第2番ト短調RV315「夏」よりアダージォ
四季:協奏曲第3番ヘ長調RV293「秋」よりアダージョ/
以上ウォーレン=グリーン(ヴァイオリン、指揮)
「ジュスティーノ」RV717より 私のいとしい人を眺めよう/
コンパラート(メゾ・ソプラノ)
四季:協奏曲第4番ヘ短調RV297「冬」よりラルゴ/ウォーレン=グリーン
「バジャゼット」第2幕第7景より 私は妻としてさげすまれ/
ヴィヴィカ・ジノー(メゾ・ソプラノ)
ヴィヴァルディのメロディアスな作品集

VC-3951432 \1980
シューマン:ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44
ブラームス:ピアノ五重奏曲ヘ短調Op.34
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)
アルテミス四重奏団
(ナタリア・プリシェペンコ、ハイメ・ミュラー/ヴァイオリン、フォルカー
・ヤコブセン/ヴィオラ、エッカルト・ルンゲ/チェロ)
新世代のランドマークとなる新録音の登場です。

VC-3951442 \1980
パーセル:Jehovah quam mult sunt - CD/HM/TA/PA/KW
クロフト:What art thou - HM
パーセル:Lord, wht is man, lost man - PA
Hosanna to the highest - PA/KW
Tell me, some pitying angel tell - CD
Since God so tender a regard - TA/PA/KW
In the midst of Life - HM/TA/PA/KW
ブロウ:Peaceful is he and most secure - CD
ハンフリー:Lord! I have sinned - TA
パーセル:O all ye people, clap your hands - CD/HM/TA/KW
In guilty night - CD/PA/KW
The night is come - TA/KW
Close thine eyes - HM/KW
ハンフリー:Wilt thou forgive that sin - PA
パーセル:Now that the Sun - HM
ブロウ:Salvator mundi - CD/HM/TA/PA/KW
ポール・アグニュー(テナー) [PA]
トマス・マイケル・アレン(カウンターテナー) [TA]
クレア・デボノ(ソプラノ) [CD]
ハンナ・モリソン(ソプラノ) [HM]
コンスタンティン・ヴォルフ(バス) [KW]
レ・ザール・フロリサン、ウィリアム・クリスティ
(指揮、ハープシコード、オルガン)
17世紀後半に出版された作品をまとめた新録音。パーセルを中心に友人のブロ
ウ、パーセルが師事したハンフリー、パーセルと同じくロイヤル・チャペルと
ウェストミンスター・アビーのオルガニストを勤めたクロフトの作品も収録。

VBD-5036802 4枚組 \3950
パロット/クリスマス・キャロル
CD1:ヨーロッパとアメリカの祝祭音楽
CD2:シーズンの音楽の9世紀
CD3:キャロル・アルバムI-クリスマス音楽の7世紀
CD4:キャロル・アルバムII-クリスマス音楽の7世紀
タヴァナー・コンソート、合唱団&プレイヤーズ 他
アンドルー・パロット指揮
クリスマスの季節に親しまれてきた66作品を収めたアンソロジーの決定盤

<OEHMS CLASSICS>
OC707 \1450
シューマン:
交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」
交響曲第4番ニ短調Op.120
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
ザールブリュッケン・カイザースラウテルン・ドイツ放送フィルハーモニー
管弦楽団 (旧名称:ザールブリュッケン放送交響楽団)
このディスクはベートーヴェンの交響曲全集を完結後、スクロヴァチェフス
キ自身の以前からの要望で取り上げたプロジェクトで、シューマンの交響曲
全集の第1弾、読売日本交響楽団とのコンサートで取り上げる第4番と第1番
「春」。スクロヴァチェフスキのシューマンはピアノ協奏曲(ジャニス&ミネ
アポリス響)とチェロ協奏曲(シュタルケル&ロンドン響)の録音が1960年代に
マーキュリーにあったが、交響曲はNHK交響楽団との第4交響曲のライヴがCD
化(1996年アルトゥス)されているだけで、彼にとって初のスタジオ録音とな
るもので、83歳とは思えぬエネルギッシュで若々しい生命力と熱い表現意欲
溢れる名演が感動を呼び覚ます!
【録音:2007年3月20-23日、ザールブリュッケン、ザールラント放送大ホー
ル】

OC807 2枚組 \3100
エンゲルベルト・フンパーディンク:歌曲全集
シビラ・ルーベンス(Sp) クリスティーネ・ミュラー(Ms)
アンドレアス・ウェラー(T) トーマス・バウアー(Br)
ウタ・ヒエルシャー(p) チア・チョウ(p)
フンパーディンクと言うと、どうしても“ヘンゼルとグレーテル”のかわい
らしい情景を思い浮かべることでしょう。ワーグナーの「交響曲」を校訂し
たりと、巨匠の信頼を得たフンパーディンクですが、彼が好んだのはメルヘ
ンの世界でした。代表作“ヘンゼルとグレーテル”の他にも“いばら姫”な
どの題材を用いたオペラを作曲しています。そして、そのオーケストラ・パ
ートが思いの他重厚に書かれていることもご存じの方が多いのではないでしょ
うか?後年のオペラではシュプレッヒゲザングも使われるほど、その作曲技
法は凝ったものです。
ここに収録された歌曲も、フンパーディンクの特質がよく表れているものと
言えましょう。とても耳当たりは良いのですが、決して単純なメロディでは
ありません。とは言え、ツェムリンスキーなどのような半音階を駆使した音
楽でもないので、とにかく愛らしく聴きやすいことは間違いなしです。各曲
に最も適した声域で、新鋭シビラ・ルーベンスら、4人の歌手たちが歌いわけ
て いるのも魅力です。
【録音:2005-2006年: カールスルーエ、南西ドイツ放送ゼンドザール】

OC704 \1450
メシアン:「アーメンの幻影」
ベートーヴェン:大フーガ Op.134(2台のピアノ版)
デュオ・ダコール
メシアンの“アーメンの幻影”を演奏する際の難しさは、この曲に秘められ
たエロティズムをどこまで表現するか・・・に尽きると言われています。ひ
たすら瞑想的な第1曲「創造のアーメン」、 星の煌きがそのまま音になった
かのような「星と環を持つ惑星のアーメン」、苦悶の表情に時折歓喜が垣間
見えるかのような「イエスの苦悩のアーメン」、そしてこの作品のクライマ
ックスである「欲望のアーメン」。(この曲を初めて聴く人はまずこのトラッ
クからどうぞ。)「天使、聖人、鳥の歌のアーメン」、「神の裁きのアーメ
ン」、「終わりのアーメン」。まさに音で聴く大人の世界です。とは言え、
デュオ・ダ・コールの演奏はこの曲に過度な飾りつけをすることもなく、極
めて品良くまとめています。彼らが描く、「ドロドロしたものを排除した美
しい楽園の世界」は、一つの理想郷の形。こういうメシアンもありなのかも
知れません。
ベートーヴェンの「大フーガ」の 4手連弾版の録音も極めて珍しいものです。
この曲は、弦楽四重奏曲第13番の終曲として書かれた(後に削除された)「大
フーガ」のベートーヴェン自身によるピアノ連弾版で、2005年7月にペンシル
ヴァニア州、ウィンウッドのパーマー神学校の図書館で発見されたものです。
弦楽四重奏版の“大フーガ”とはほとんど音楽は同一ですが、その成立理由
から考えると違う作品番号を与えられた独立した作品として考えても良いで
しょう。響きはずっとコンパクトで、深く考えられた低音部とバランスの良
さ、そしてリズミカルなピアノによる音の流れは、このベートーベンの晦渋
な音楽をより鮮明に表現しています。
【Duo d ’Accord】 今ドイツでもっとも期待されているピアノ・デュオ
「デュオ・ダコール」。Shao-Yin Huang とSebastian Euler の若手による
デュオで、すでにリンカーン・センター、ミュンヘン・ヘラクレス・ホール、
チューリヒ・トーンハレ、などメジャーなホールで絶賛を浴びています
【録音:2006年10月23-27日:バイエルン放送第2スタジオ】

OC710 \1450
ヨハン・アドルフ・ハッセのオペラによる、リュートのためのトランスクリ
プションズ集
アクセル・ヴォルフ(リュート)
バロック時代、様々なオペラのアリアは、室内楽または器楽のために自由に
編曲され演奏されていました。そのように編曲された作品は、即興で友人達
または個人で楽しまれていたわけで、楽譜などは残されていないのが実状で
した。そこでバイエルン州立歌劇場の通奏低音リュート奏者であるアクセル
・ヴォルフは、、後期バロック時代にヨーロッパで最も有名だったオペラ作
曲家ハッセのオペラ・アリアを、当時このようにリュートで演奏されていた
ように、様々なオペラを手がけてきた経験を生かし編曲・演奏を行いました。
ほとんど上演されないハッセのオペラですが、そのアリアはわかりやすく美
しいメロディーが心を引きます。もちろんリュートの古典的演奏法からはず
すことのないA・ヴォルフは、さらにフランス風演奏法を取り入れ、その音は、
夢のような心地良さが広がります。
【ヨハン・アドルフ・ハッセ(1699-1783)】
ドレスデンの音楽史上、最も重要な作曲家。ハンブルク近郊に生まれ、ブラ
ンシュヴァイク=リューネブルクの宮廷劇場と契約。その後ナポリに留学。
そこで大成功をおさめ名声を確立した。その後、ヴェネチィア、ドレスデン、
ロンドン、ウィーンなどで活躍した。ハッセは、120にも及ぶオペラ作品を書
き上げたが、残念ながらプロイセン人によるドレスデン包囲の際に、彼の写
本は焼失してしまった。
【アクセル・ヴォルフ】
ハンス・ミヒャエル・コッホ氏に師事しギター、リュートを学ぶ。ナイジェ
ル・ノース、ホプキンスン・スミスのマイスターコースをとりながら、ロル
フ・リスレヴァントに師事。アンサンブル“ラ・スフォントラータ”のメン
バーとして、1992年オランダ、ユトレヒト古楽器国際コンクールに入賞の実
績をもつ。彼の演奏活動は、ムジカ・フィアタ・ケルン、アルス・アンティ
クヮ・オーストリア、フライブルク・バロック・オーケストラ、ガブリエリ
・コンソートのもとでソリストやメンバーとして活躍している。 また、バイ
エルン州立歌劇団にて、ハリー・ビケットやアイヴォー・ボルトンの指揮で、
バロック・オペラ上演の際には必ず出演している。(2005年秋のバイエルン州
立歌劇場来日の際、ヘンデルのアリオダンテで通奏低音リュートを担当して
いた。)更にオペラ、コンサートのほかに、ペーター・シュライアー、ラヨ
シュ・ロヴァトケイ、ポール・マッククリーシュ、ヨシュア・リフキンなど
の指揮でCD製作も行っている。
1986年-2003年、ハノーバー国立音楽大学で後進の指導にあたる。伴奏者、コ
ンティヌオ奏者として数多くのCDを手掛ける傍ら、ヨハン・セバスティアン
・バッハの作品をリュートで、あるいはユナイテット・コンティヌオ・アン
サンブルと共にリュートとキタローネを使い、アレッサンドロ・ピッチニー
ニの作品でソロでCDをリリースしている。 OehmsClassicsより、アンサンブ
ルLyriarteの通奏低音として「ビーバー/ロザリオのソナタ(OC514)」「ジェ
ミニアーニ等のヴァイオリン・ソナタ集(OC356)」などをCDリリースしている。
【録音:2006年11-12月:バイエルン放送第2スタジオ】





<DHM(ドイツ・ハルモニア・ムンディ)>
88697115712 \1900
イタリア・バロック・ソナタ作品集
「コレルリ/ソナタ集Op.5-3&8&12【ラ・フォリア】」 「ルイス・デトリ?
/ソナタ ハ短調」 「ジェミニアーニ/ソナタ ニ短調 Op1-7」 「ヴィヴァ
ルディ/ソナタ ト短調 Op.13-6 RV.58」
「サンマルティーニ/ソナタ Parma No,13&16」
ドロシー・オベルリンガー(Bfl)、
カルステン・エリック・オセ(バスBfl)、
ワルター・フェスティデッロ(バロックVc)、
ジアンカルロ・ラド(リュート&バロック・ギター)、
ジアンピエトロ・ロザト(Cemb)
ブロックフレーテの音色は、最も詩的で甘い音色を持つ楽器です。そのこと
はバロック時代のオペラやカンタータで、魅力的な音を必要とする特殊な場
合に使われていたのです。この小さい楽器から発せられる音色、メロディッ
クな表現は、そして妙技は、ヴァイオリンと比べても全く劣っていません。
ヨーロッパ中では、イタリア風協奏曲やソナタが大流行となり、ロンドンや
アムステルダムでは技巧を要するイタリアのヴァイオリン作品が、ブロック
フレーテのための編曲楽譜が多数出版されました。ここではそうしたイタリ
アのヴァイオリン・ソナタを、ブロックフレーテによって演奏されています。
現在ドイツで最も人気のある女流ブロックフレーテ奏者オベルリンガーは、
決してテクニックを見せびらかすのでもなく、大胆な表現はせずに、詩的で
情緒豊かに表現し。彼女の笛には、「心」があります。
【ドロシー・オベルリンガー】
1969年生まれ。ケルン音楽大学とケルン大学で教育音楽、ドイツ文学専攻後、
ケルン音大・アムステルダム音大でリコーダーをギュンター・へラー、ヴァ
ルター・ファン・ハウヴェに師事。ミラノでペドロ・メメルスドルフに師事、
数多くの賞を受賞する。1997年メック国際コンクールで1位入賞後ロンドン・
ウィグモアホールでデビュー、ソロ・室内楽活動を展開する。2001年にはリ
コーダーでははじめてノルトラインヴェストファーレン州芸術家奨励賞を受
賞する。ソリスト及び古楽アンサンブル「オーナメント99」「ボア・デ・コ
ロン」のメンバーとして数多くのコンサート、放送、CD録音、テレビ録画で
活躍。今までに6枚のアルバムを発売。ヴィヴァルディのCD「Concert per
Flauto」は、音楽ジャーナリストにより最高の評を得る。また2007年1月に
「バッハ/ソナタとパルティータ集」も高い評価を得ている。古学研究と実
践的演奏とともに、現代音楽にも重点的に取り組み多くの初演をする。2003
年にはリコーダー現代奏法のためのワークショップを東京で開いている。ま
た、ウィーン大学音楽学科博士課程で研究中、ロンドン・バロックやムジカ
・アンティクァ・ケルンのメンバー、その他5団体ものリコーダー奏者を務
める。ケルン音楽大学の教授を経て、ザルツブルク・モーツァルテウムの教
授も務めている。
【録音:2007年2-3月、ケルン・ドイツ放送・カンマームジーク・ザール】




<RCA RED SEAL US>
88697113222 \1900
The 5 Browns/ Browns In Blue
ピアノ5台、5人姉弟の驚異のクインテット、ザ・ファイヴ・ブラウンズ待望
のサード・アルバムは、今年生誕90周年のディーン・マーチン!との共演(ボ
ーナス・トラック)を含む3曲のコラボレーションも聴きものの話題のニュー
・レコーディング!
【収録曲】
1: ラフマニノフ (編曲グレッグ・アンダーソン)/第18変奏-パガニーニの
主題による変奏曲
2:サン=サーンス/水族館-組曲「動物の謝肉祭」
【ゲスト:ギル・シャハム(Vn)】
3:ピアソラ/アルフレッド・ゴッビの肖像-タンゴの歴史
4:ドビュッシー(編曲:ジェフリー・シャムウェイ)/
月の光-ベルガマスク組曲
5:ティム・ブリム&ウィリアム・クリストファー・ハンディ(1873-1958)
(編曲:アート・テイタム)/ ハガーおばさんのブルース
6:ラフマニノフ/ロマンス- 2台のピアノのための組曲第2番Op.17
7:ブラームス/インテルメッツォ イ長調Op.118-2
8:シューベルト(編曲:フランツ・リスト)/糸を紡ぐグレートヒェン
9:ジョン・ノヴァーチェク(1964-)/リフレクションズ・オン・“シェナン
ドー”(オリジナル作品)
10:ガーシュウィン(編曲:アール・ワイルド)/エンブレイサブル・ユー-
11:ショパン/ノクターン第 13番ハ短調Op.48-1
12:ヴォーン・ウィリアムズ&シベリウス(編曲:グレッグ・アンダーソン)/
「富める人とラザロ」による幻想曲
13:サン=サーンス(編曲:ゴドフスキー)/白鳥-組曲[動物の謝肉祭」
14:グリーグ/君を愛す-自作の歌曲によるピアノ曲集Op.41-3
15:ガーシュウィン(編曲:ジェフリー・シャムウェイ)/
望郷のブルース-パリのアメリカ人 【ゲスト:クリス・ボッティ(Tp)】
16:ケン・レーン(1912-1996)&アーヴィン・テイラー(1914-1983)/
誰かが誰かを愛してる 【ゲスト:ディーン・マーチン(ヴォーカル)】
[演奏]
ザ・ファイヴ・ブラウンズ(デザレー、デオンドラ、グレゴリー、メロディ
ー&ライアン・ブラウン)
このディスクはデビュー・アルバム「ザ・ファイヴ・ブラウンズ」でクラシ
ック界に旋風を巻き起こした、ザ・ファイヴ・ブラウンズのサード・アルバ
ムで、アメリカではビルボード・クラシック・チャートで10週連続第1位を記
録したデビュー・アルバム、初登場第1位(21週連続第1位)を獲得し、65週も
25位以内にチャート・イン(7月21日現在第21位)しているセカンド・アルバム
に続くもの。
ブラウン家の5人の姉弟(長女デザレー、次女デオンドラ、長男グレゴリー、
三女メロディー&次男ライアン)は全員がアメリカの名門ジュリアード音楽院
でピアノを学び、ピアノ・クインテットを中心にしたザ・ファイヴ・ブラウ
ンズを結成し、全米でのコンサート・ツアー、CDデビュー、メディアへの登
場で大きな話題を呼んできた。このアルバムでは、セカンド・アルバムでの
ジャジーなガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」といったレパー
トリーを更に発展させて、スムース・ジャズの超人気トランペッター、クリ
ス・ボッティとの「パリのアメリカ人」の共演、ヴァイオリンのヴィルトゥ
オーゾ、ギル・シャハムとの共演、そしてなんとディーン・マーチン(今年生
誕90周年で秋にはトリビュート・アルバムがUSで発売予定)との録音上での共
演(「誰かが誰かを愛してる」)といったコラボレーションも大きな話題とな
る、ザ・ファイヴ・ブラウンズの新たな世界を築いている。
【録音:2007年5月14日、17日、18日、29日-31日、ニューヨーク、レガシー
・スタジオA509(アメリカ) 88.2Hz/24bitレコーディング】



<RCA RED SEAL EU>
88697131692 \1900
ヴィヴァルディ/チェロ協奏曲集
1. チェロ協奏曲へ長調 RV.410
2. チェロ協奏曲イ短調 F.I-176, RV.356, P.1
(協奏曲集Op.3「調和の霊感」より)
3. チェロ協奏曲イ短調 RV.418
4. チェロ協奏曲変ロ短調 RV.424
5. チェロ協奏曲ト長調 F.III-12, RV.413, P.120
6. チェロ協奏曲ハ短調 F.III-1, RV4.01, P.434
7. チェロ協奏曲へ短調 F.I-25, RV.297, P.442「冬」
(協奏曲集Op.8「和声と創意への試み」より)
ソル・ガベッタ(チェロ)
イ・ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ
このディスク、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集は、ソル・ガベッタのセカ
ンド・アルバムとなるもの。ヴィヴァルディはヴェネツィアのピエタ女子養
育院のヴァイオリン教師として、その楽団のために多数のヴァイオリン協奏
曲を残したが、チェロ協奏曲も同様で、チェロにとってバロック時代のソロ
協奏曲の重要なレパートリーと位置づけられている作品群。
ソル・ガベッタの演奏は、数々のコンサートを制覇してきたキャリアを裏付
けるかのように、高い演奏技術に支えられた、叙情性と歌心あふれる情熱的
かつ知的な表現が聴くものを魅了するもので、名器グァダニーニの素晴らし
い音色もその演奏に艶と陰影を映し、新鋭らしいフレッシュな感性が飛び切
り魅力的なディスクに仕上がっており、日本での更なる活躍が期待されてい
る。更に今回は、ヴィヴァルディやヴェネツィアの音楽を最も得意としてい
る古楽器アンサンブル「イ・ソナトーリ・デ・ラ・ジョイオーサ・マルカ」
(以前、カルミニューラがいた楽団)がバックをサポートし、刺激的なヴィヴァ
ルディを表現しています。
【録音:2007年5月 11-14日:Santa Vigilio, Col San Martino (Treviso)】

88697139962 2枚組 \2900
ロジャー・クィルター/歌曲集 Vo.1
マーク・ストーン (Br) スティーヴン・バーロウ(p)
「ロンドンの春」「4つの子供の歌 Op.5」「3つのシェイクスピア歌曲 Op.6」
「悲しみの歌 Op.10」「3つの田園風歌曲 Op.22」「5つのシェイクスピア歌
曲 Op.23」「2つの歌 Op.26」「4つのシェイクスピア歌曲 Op.30」「Non
nobis,Domine」「Come Lady-Day」「2のシェイクスピア歌曲 Op.32」
「Trollie lollie laughter」「Hark! hark! the lark」「Come unto these
yellow sands」「Tell me where is fancy bred」「A song at parting」
「3つの歌 Op.3」「6月」「エリザベス朝抒情詩 Op.12」「4つの歌 Op.14」
「3つの歌 Op.15」「Spring is at thedoor」「2つの9月の歌」「6つの歌
Op.25」「I arise from dreams of thee op. 29」「Music and moonlight」
「Wild cherry」「Far, far away」「Drooping wings」「Hymn for victory
Stone」「One word is too often profaned」「Music」
【ロジャー・クィルター(1877-1953)】
シェークスピアやその他偉大な英国の詩人たちの詩に魅力的なメロディーを
付けた、重要な近代英国の作曲家。しかし、彼の音楽はエリザベス1世やヴィ
クトリア女王の時代のイギリスを彷彿とさせる典雅なものに、近代音楽が培っ
たロマンチックな和声や色彩感を織り込み、大変雄弁な曲調が特徴。そのスタ
イルを駆使して、彼はイギリスの古典を次々と美しい歌曲にしていった。
あふれんばかりの熱情と、それにも関わらず節度を失わないメロディー。そし
て言い難い技巧を凝らす、シューマンの歌曲を思わせるようなピアノ伴奏と
が渾然一体となった素晴らしい歌曲ばかりです。ここに収録された作品は、
シェイクスピアとシェリーの詩を中心として収録されています。
【マーク・ストーン】
イギリス生まれの若手バリトン歌手。キングズ・カレッジで声楽を学び、現
在ロイヤル・オペラ、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、ウェールズ州
立オペラ、グラインド音楽祭などに出演している。
ロンドンの主なほとんどのオーケストラ、ロイヤル・リヴァプール管弦楽団、
ハレ管弦楽団、バーミンガム市交響楽団、ハノーヴァー・バンドなどとも共
演している。
【録音:Music Room, Champs Hill, West Sussex:UK】

88697129182(SACD-Hybrid) 2枚組 \1900
マーラー:交響曲第 3番 ニ短調
ディヴィッド・ジンマン(指揮)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
ブリギット・レンメルト(A)
スイス室内合唱団(合唱指揮:フリッツ・ネーフ), スイス児童合唱団
2006年6月の来日公演における「巨人」の実演でも証明された通り、巨大な3管
編成を基本としたマーラーのオーケストレーションを精緻に再現し、爛熟した
後期ロマン派・世紀末の申し子マーラーが極限まで拡大させた古典形式の作品
構造を聴く者にはっきりと認識させるという点において、ジンマン/TOZのマ
ーラー解釈は、これまでのさまざまなマーラー演奏とは異なる次元に立つ、
まさに 21世紀のマーラー像といえる。第2ヴァイオリンに独自の役割を与え
ることの多かったマーラーのオーケストレーションを考慮して、ヴァイオリ
ンを左右に振り分けるほか(左から第1ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、第2
ヴァイオリン、コントラバスという配置)、第3番では、第3楽章のポストホル
ン・ソロを別に配置するのは当然としても、ハープを左右の舞台端に分けて
配置して立体感を出し、さらに第5楽章で登場する鐘を特注しているほどのこ
だわりよう。細部にわたるスコアの再現性は厳密を極め、マーラーの自然へ
の讃歌を見事なまでに謳いあげている。
【録音:2006年2月 27日-3月1日:チューリヒ・トーンハレ】
【ハイブリッド SACD仕様:CD 2.0ch./ SACD 2.0ch./ SACD 4.0 ch】
※1枚もののSACD用にディスクを重ねてセットされた仕様となっております。
これは、海外では2枚組用(2in1)SACDケースは特注となっており、石油高騰の
ため大変高価なものとなっております。ディスクに傷が付くなど気になるお
客様へは、通常2in1CDケース仕様の国内盤をお勧めいたします。




<DHM>
88697071622(SACD-Hybrid) \1980
《人間の声》 フランス・ヴィオール作品集
マラン・マレ:
「人間の声」「おどけ」「シャコンヌ」「迷宮」「鐘もしくはカリヨン」
「リュリ氏へのトンボー」「優美なロンド」「旋風」「アラベスク」
「夢見る女」「田園風ロンド」、
ムッシュ・ド・ロニー:「カスケーズ」
シャルル・ムートン:「葬儀の祈祷」
ジャック・ガロ:「スペインのフォリア」
ヒレ・パール(gamb)
リー・サンタナ(テオルボ)
ヴィオールのために書かれた作品は、膨大な数があり、その中には、「感情
的なもの」「リラックスさせるためのもの」「舞曲」「楽しませるもの」
「演奏者の妙技を披露するもの」など様々な部類があります。ここに収録し
たものは、そうしたものからごく自然に選択したもので、特にマラン・マレ
の作品は、様々な作品群において精通した最も偉大な作曲家と言えるでしょ
う。彼が現れる以前、パリではリュートが最も一般的な楽器でした。ここに
偉大なるリュート作曲家のリュート作品も数曲収録しました。マレが精通し
ていたことを既にリュートで奏していたことがわかります。リュートとヴィ
オールは一体の楽器です。私たちは、ヴィオール音楽を最も色調豊かにさせ
るパートナーは、テオルボであると考えます。テオルボはヴィオールの意思
をはっきりさせ、また激化させることができます。私は、リスナーが自分と
同じようなイメージを持つかどうかはわかりませんし、聴くたびに異なった
イメージを持つかもしれません。どんな時でも、これらの音楽は、素晴らし
い音楽に変わりはありません。(ヒレ・パール)
【ハイブリッド SACD仕様:CD 2.0ch./ SACD 2.0ch./ SACD マルチ ch】



<OEHMS CLASSICS>
OC624 \1550
ブルックナー:交響曲第3番ニ短調
WAB103「ワーグナー」 (1873年第初稿版)
シモーネ・ヤング(指揮)
ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・フィルを振った初の女性指揮者、シモーネ・ヤングのブルックナ
ー交響曲第2弾。ワーグナー献呈された第1稿によるレコーディング登場!
このディスクは、ウィーン・フィルを振った史上初の女性指揮者シモーネ・
ヤングが手兵ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団(フィルハーモニカー・
ハンブルク=州立歌劇場管弦楽団のコンサート活動での名称)と始めたブルッ
クナーの交響曲レコーディング第2弾。第2交響曲第1稿(1872年[1990年ウィ
リアム・キャラガン校訂2005年出版])に続き第1稿による注目の録音。第1稿
は「詩と音の芸術の前人未到の世界的に顕著な優れた大家であるリヒャルト
・ワーグナー閣下に、深甚の敬意をもって」献呈された初稿で、トリスタン
やワルキューレなど、ワーグナーからの引用がいくつか見られるものだが、
ウィーン・フィルから初演を拒否されたもので、今日では演奏・録音(インバ
ル盤、ロジェストヴェンスキー1988年盤など)される機会は少ないが、ワーグ
ナーは気に入ったといわれている。
ワーグナーなどの重厚なドイツ・オペラを得意とするシモーネ・ヤング(エー
ムス・クラシックスにヨハン・ボータのサポートでウィーン放送響を指揮し
たワーグナー・オペラ・アリア集あり)が、その実力・真価をブルックナーの
シンフォニーでも十分に発揮して腕っこき揃いの手兵ハンブルク・フィルと
ともに見事な演奏を繰り広げています。
【ハイブリッドSACD仕様:CD 2.0ch./ SACD 2.0ch./ SACD 5.0 ch】
【録音:2006年10月 15-16日:ハンブルク、ライスハレ[旧称ムジークハレ]
でのライヴ】

OC909 2枚組 \3100
アントニオ・サリエリ:歌劇「ダナオスの娘たち」(全曲)
ソフィー・マラン=ドゥゴール(Sp)、 ハンス・クリストフ・ベゲマン(Br)、
クリストフ・ゲンツ(T)、 キルシュテン・ブライゼ(Sp)、他
ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)
ルートヴィヒスブルク城芸術祝祭管弦楽団と合唱団
今年もやってまいりました、バーデン=ヴュルテンベルク国際音楽祭の一環と
して行われる、ルートヴィヒスブルク城芸術祭の2006年ライヴ録音です。演
目は、サリエリの「ダナオスの娘たち」。モーツァルト・イヤーのおかげで、
ライバルとされたサリエリのオペラにも光が当たったのでしょうか。とにか
く録音的にも、全曲盤としては今までに2種類ほどしかリリースされていない
貴重なものです。この作品は、初演時はグルック作として発表されました。
しかし、これはグルックが当時34歳のサリエリをパリの楽壇に売り込むため
に仕組んだ作戦だったというのです。もちろんパリの聴衆はこのオペラに熱
烈な賛辞を送り、そこでグルックが「この作品を書いたのは実はサリエリで
した」と発表したところで、その評価が下がることはありませんでした。内
容は、当時流行のギリシア神話を基にした悲劇で、若干荒唐無稽なあらすじ
ですが、(ダナオスには娘が50人もいる!)音楽はなかなか重厚で、目立つア
リアこそありませんが、聴き所はたっぷり。さすがベルリオーズも絶賛した
と言われる作品です。この演奏では、オリジナル楽器を使用しています。 ま
た、最近バイエルン国立歌劇場、リセウ劇場、ベルリン・コミッシェ・オー
パ、ザルツブルク音楽祭などからの客演、そして古典派の隠れた作品の復活
上演(アイブラーの作品)などを手がける若手指揮者、ホフシュテッターの指
揮によって演奏されています。
【録音:2006年8月28-31日 ルートヴィヒスブルク城劇場でのライヴ】

OC702 \1450
ヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン:
チェロ協奏曲第2番 イ短調 Op.4 *
「エレジー Op.21」「カプリッチョ Op.40」「セレナーデ Op.35」
「ガヴォット Op.42」「即興曲 Op.43」「アヴェ・マリア Op.41」
「悪魔の幻想曲 Op.34(アントン・ルービンシュテインの歌劇「悪魔」のモチ
ーフによる)」「アヴェ・マリアOp.41 (チェロとピアノ版、チェロとハーモ
ニウム版)」
イェンス・ペーター・マインツ(Vc)
ペーター・ルンデル(指揮)ミュンヘン放送管弦楽団*
パウル・リフィニウス(p, ハーモニウム )
このフィッツェンハーゲンは作曲家としては、ほとんど知られていませんが、
実は彼の作品は良く知られているのです。それは、あのチェイコフスキーの
“ロココ風の主題による変奏曲”。この曲を初演しなおかつ勝手に編曲し、
出版してしまったのが、何を隠そうこのフィッツェンハーゲンだったのです。
(現在入手できる、この曲のCDはほとんどがフィッツェンハーゲン版を使用し
ているとの事・・・) そんな彼自身の作品は、どちらかというとシューマン
を思わせる至って叙情的で内省的なもの。ちょっぴりドヴォルザークも感じ
させる日本人の琴線に触れるメロディもふんだんに聴こえてきます。時代に
埋もれてしまった名手の発掘。そんな興味深い1枚といえるでしょう。
【ヴィルヘルム・フィッツェンハーゲン(1848-1890)】
ドイツで生まれのチェリスト。22歳のときにモスクワ音楽院の教授として迎
えられた。その後チャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」を初
演し、またピアノ三重奏曲の初演にも参加した。しかしそれ以外の彼の演奏
活動などは、現代ではほとんど知られていないののが現状。しかしながら、
彼が存在しなかったら、ロシアの音楽学校の発展はなかったであろうとも言
われている。ここに収録されたチェロ協奏曲は、彼がシューマンの影響を受
けて作曲したもの。またチェロの小品は、彼が定期的にモスクワのルター派
教会でのコンサートに参加し、そのために書いたものとも言われている。彼
の作品はチェロの演奏をするものは必ず学ぶ曲で、楽譜もたくさん出版され
ているが、CDはほとんどないため、貴重なアルバムともいえよう。
【録音:2003年9月19日*、2005年12月12-13日:バイエルン放送第1スタジオ】

OC585 2枚組 \1550
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op.5
シューマンの主題による変奏曲 Op.9、 4つのバラード Op.10
アンドレアス・ボイデ(p)
前作ではピアノ・ソナタの第1番と第2番(OC584)でその才能の片鱗を見せ付け
た彼ですが、今回は、ブラームスのピアノ・ソナタの中でも最も劇的な表現
力に富み、難易度も高い第3番を取り上げます。曲全体が関連付けられた動機
からなる重厚な作品で、演奏時間は40分近くの長丁場。後期の作品のような
渋さを追求するよりは、ダイナミックさや華やかさに重きが置かれがちな曲
ですが、ボイデの演奏はとても落ち着いたもので、決して技巧をひけらかす
ことなく、冒頭なども力まずスタイリッシュにまとめています。第2楽章や
第4楽章での、一音一音の粒の際立つ様の美しさも筆舌に尽くしがたいほどで
す。男の独白、または、渋いモノトーンで描くブラームス。そんな味わいの
ソナタと小品です。
【録音:2005-2006年:ケルン放送ビスマルク・ザール】

OC622(SACD-Hybrid) \1550
ミュンヘン・オデオンのオルガン
ブルックナー:前奏曲とフーガ ハ短調、
リスト:「泣き、悲しみ、悩み、おののき」の主題による変奏曲
ラインベルガー:オルガン・ソナタ第9番 ニ短調 Op.142
マックス・レーガー:コラール幻想曲 Op.52-2「目覚めよ、と呼ぶ声あり」
ヴィンツェンツ・ゴラー:ブルックナーへのメモリアルによる祝祭前奏曲
アンドレアス・ゲッツ(org)
ミュンヘン王立オデオンは1828年に建てられ、1944年の第2次世界大戦によっ
て破壊されるまで、ミュンヘンの公的な音楽の場、及び音楽教育の場の一つ
でした。そこでは、シューマン、ブラームス、マーラー、R・シュトラウス、
ラインベルガーなど偉大な作曲家たちも働いたことがありました。もともと
ここには1887年にメルツ社製の当時もっとも美しいといわれたロマンティッ
ク・オルガンが備え付けられていましたが、残念ながら1907年に聖ルペルト
教会移動されてしまった。しかしその間に、様々な作曲家のオルガン作品が
初演されたそうです。
このオルガンの特色は、とにかく音色が美しく響きがたっぷりとしているこ
と。だからこそ、フーガのように、「音の絡まりを楽しむ曲」よりも、ここ
に選ばれているようなロマン派以降の作品を演奏する時のほうが、その特性
が最大限に発揮されることは間違いありません。音が複雑になればなるほど、
ねっとりとした響きが層を増す、まさに、あの有名店「キム○ツ」のミルフィ
ーユとんかつのような芸術的な音が楽しめるのです。ゴラーの作品で聴こえ
てくるブルックナーのおなじみのメロディも、更に荘厳になり、まさに天上
から響いてくるかのよう。リストの音楽の持つ「切なさ」も、ラインベルガ
ーの「夢想的な感傷」も丁寧に表現されているのには、全く恐れいる他あり
ません。
【ハイブリッド SACD仕様:CD 2.0ch./ SACD 2.0ch./ SACD 5.0 ch】
【録音:2005年10月17-21日: ミュンヘン、聖ルペルト教会】


★メーカーからのお知らせ★
88697082812(SACD-Hybrid) \1550
マーラー:「大地の歌」
モーリン・フォレスター(Ms) リチャード・ルイス(T)
フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
【録音:1959年11月9日シカゴ・オーケストラ・ホール [3トラック録音]】
1959年11月7日と9日の録音された、ライナー指揮シカゴ響による「大地の歌」
をSACDハイブリッド用にリマスターする過程で、われわれはコントラルトの
フォレスターが歌う楽章と、テノールのルイスが歌う楽章とで、オーケスト
ラのサウンドが異なることに気がついた。オリジナル・マスターを綿密に視
聴した結果、録音時に、3チャンネルのうちの一つのチャンネルが、誤って逆
の位相で録音されていたことが判明した。このミスは11月7日の初日のセッ
ション後に発見されたようで、2日後に行われた2回目のセッションでは正し
く修正された。
ソリストの歌は、ソロ用のマイクでセンター・チャンネルに収録されたため、
このような問題はなかったが、その背後に広がるオーケストラのサウンド・
イメージが初日のテイクと2日目のテイクとは異なることとなったわけである。
これは、問題のチャンネルの位相を再度逆にすれば簡単に解決する。しかし
この録音で大きな問題だったのは、一つの楽章間で両日のテイクが繋ぎあわ
されている箇所があったことで、結果として全曲を通じて間歇的にオーケス
トラの音が変化することになってしまった。
そのため、オリジナル・マスターの編集点を一つ一つ確認し、各テイクがど
ちらの日に収録されたのかを見極めて、初日のテイクが使われた箇所のみ位
相を正常に戻す必要があった。そうやって新たに再構成した3チャンネルの
マスターから新たに2チャンネル・ステレオ用にミックスダウンを行い、CD
層とSACDステレオの音声を完成させたのである。
【マーク・ドナヒュー(マスタリング・エンジニア)】

<WARNER>
2564.69879 \1900
スーザン・グラハム
アーティスト・ポートレイト
1.恋はどんなものかしら-歌劇「フィガロの結婚」(モーツァルト)
2.自分で自分がわからない-歌劇「フィガロの結婚」(モーツァルト)
3.君は笑止千万だ-歌劇「アルチーナ」(へンデル)
4.甘い愛で誘惑しようと-歌劇「アルチーナ」(ヘンデル)
5.Stopping by Woods on a Snowy Evening(ローレム)
6.“Early in the morning”(ローレム)
7.“O you whom I often and silently come”(ローレム)
8.昔トゥーレの王様が-劇的物語「ファウストの劫罰」(ベルリオーズ)
9.神よ!いま何と?-歌劇「ベアトリスとベネディクト」(ベルリオーズ)
10.“This Journey. This Journey to Christ”-Opera “Dead Man Walking”
(ヘッジー)
11.“Who will walk with me”-Opera “Dead Man Walking”(ヘッジー)
12.“He will gather us around”-Opera “Dead Man Walking”(ヘッジー)
13.お前は度々思い出すだろう-歌曲集「ジプシーの歌」(ブラームス)
14.赤い夕焼け雲が流れ-歌曲集「ジプシーの歌」(ブラームス)
15.夜鳴うぐいす-「7つの初期の歌」(ベルク)
16.夢に見た栄光-「7つの初期の歌」(ベルク)
17.室内にて-「7つの初期の歌」(ベルク)
18.夕べの調べ-「ボードレールの5つの詩」(ドビュッシー)
19.噴水-「ボードレールの5つの詩」(ドビュッシー)
20.サーカス・バンド(アイヴズ)
21.おり(かご)(アイヴズ)
22.C’est pas Paris, c’est sa banlieue-オペレッタ「シブレット」
(アーン)
23.Vagabonde-オペレッタ「Toi c’est moi」(サイモンズ)
Warner Classics スーザン・グラハム(メゾ・ソプラノ)
今最も旬なアメリカ出身の世界的メゾ・ソプラノ、スーザン・グラハム
(1960-)の多彩な才能を知るに格好な1枚です。高く評価されているフランス
ものや現代ものをはじめモーツァルトやブラームスなどそのクォリテイの高
さは比類ないものです。
2002年に米国で初演され高く評価されたヘッジーの “Dead Man Walking”の
歌唱やローレム(1923-)などの珍しい作品が収められるのもポイントです。


2564.69983 \2080
エットーレ・ストラッタ指揮 メンフィス交響楽団
シンフォニック・エルヴィス
(1) ザッツ・オール・ライト
(2) イフ・アイ・キャン・ドリーム
(3) 好きにならずにいられない
(4) 心と届かぬラヴレター
(5) 今夜はひとりかい?
(6) バーニング・ラヴ
(7) ラヴ・ミー・テンダー
(8) 冷たくしないで
(9) サスピシャス・マインド
(10) サレンダー
(11) ハートブレイク・ホテル
(12) ハウ・グレイト・ゾー・アート/ヒー・タッチト・ミー/リパブリック
賛歌
エットーレ・ストラッタ指揮 
メンフィス交響楽団
伝説的シンガー、プレスリーの没後30年を記念して製作された追悼盤です。
プレスリーの数々の愛される名作を、幻想的な編曲で彼の育ったメンフィスの
オーケストラの華麗な響きで聴く1枚です。
彼ゆかりのサイドメン(スコッティ・ムーア&レジー・ヤング(ギター)、ボビ
ー・ウッド(ピアノ)、マイク・リーチ(ベース)、ブーツ・ランドルフ(サキソ
フォン)それにチャーリー・マッコイの伝説のハーモニカ)が参加しているの
もファンには見逃せません。

2564.69889 3枚組 \4050
(CD1)
(1)「ペール・ギュント」第1組曲 作品46
(2)「ペール・ギュント」第2組曲 作品55
(3) 抒情組曲 作品54
(4) ホルベルク組曲(ホルベアの時代から) 作品40
(5) 2つの悲しき旋律 作品34
(CD2)
(1) ピアノ協奏曲イ短調 作品16
(2) 交響曲ハ長調(1864)
(CD3)
(1) 抒情小曲集「第3集」作品43
(蝶々/孤独なさすらい人/ふるさとで/小鳥/恋の曲(エロティク)/春に
寄す)
(2) 抒情小曲集「第5集」作品54
(羊飼いの少年/ノルウェー農民の行進曲/小人の行進/夜想曲/スケルツォ
/鐘の音)
(3) 抒情小曲集「第8集」作品65
(青春の日々から/農夫の歌/メランコリー/サロン/バラード風に/トロ
ルドハウゲンの婚礼の日)
(4)抒情小曲集「第9集」作品68
(船乗りの歌、おばあさんのメヌエット、あなたのおそばに、山の夕べ、ゆ
りかごの歌、ゆううつなワルツ)
(以上 グリーグ曲)
ノルウェーの大作曲家グリーグ(1843-1907)の没後100年記念アルバムです。
「ペール・ギュント」をはじめグリーグの北欧の抒情をたっぷりと味あわせ
てくれる名曲の数かず。その上、珍しい交響曲も収録されているのが注目さ
れます。
北欧の管弦楽団やピアニストが大部分の作品を演奏していることもこの企画
を魅力あるものとしています。
オストロボリアン室内管弦楽団、ヘルシンキ・ストリングス、
ノルウェー放送管弦楽団、
フランソワ=ルネ・ドゥシャーブル(ピアノ)、
ユハニ・ラゲルスペッツ(ピアノ)

2564.64471 6枚組 \9800
フィッシャー=ディースカウの芸術
(CD1)レーヴェ歌曲集
1. 祈り少なき者 作品141 2. 老ゲーテ 作品9-IX2
3. エーバーシュタイン伯爵 作品9-VI.5
4. フリードリッヒ大王 作品61-1    5. 虜囚の提督 作品115
6. 海の挨拶 作品103-1   7. 渡河 作品94-1
8. アスラ 作品133    9. ヨルダンの岸辺 作品13-4
10. 野いばら 作品75-2   11. ヘジラの奇蹟 作品75-4
12. よい羊飼い 作品131-22    13. 暗い眼 作品11-1
14. わたしの心は暗い 作品5-5
15. 眠れぬ者の太陽 作品13-6 16. 暮らしの知恵 作品9-V3
17. 宿屋の女将の娘 作品1-2 (以上 レーヴェ)
1985年録音
(CD2)シューベルト歌曲集
1. 御者クロノスに D.369   2. 希望 D.295a
3. ドナウ河の上で D.553   4. 流れ D.565
5. さすらい人 D.649   6. ギリシャの神々 D.677b  
7. 沈むよろこび D.700   8. こびと D.771
9. かなしみ D.772   10. 墓堀人の郷愁 D.842
11. ブルックの丘で D.853   12. 歌びとの持ちもの D.832
13. 窓辺で D.878   14. 漁師の歌 D.881b
15. 弔いの鐘 D.871   16. 十字軍 D.932
17. 漁師の愛の幸せ D.933   18. 星 D.939
19. ひとり住まいの男 D.800  20. 夕映えの中で D.799
21. 別れ-歌曲集「白鳥の歌」第7曲 D.957-7  
(以上 シューベルト)1991年ライヴ録音
(CD3)シューマン歌曲集
1. リーダークライス 作品24   2. 詩人の恋 作品48
3. 僕の馬車はゆっくりと行く 作品142-4
4. 僕の愛はかがやきわたる 作品127-3
5. 海辺の夕暮れ 作品45-3   6. 君は花のように 作品25-24
7. 密輸入者 作品74-10   8. はじめての緑 作品35-4
9. 美しい異郷 作品39-6
10. 僕はひとりここに座っている 作品25-5
(以上 シューマン) 1991年ライヴ録音
(CD4)フランス・ベル・エポック歌曲集
1. 孤独 (グノー)   2. ばらの結婚    3. ばらと蝶々
4. 夜曲(以上 フランク)  5. 鐘   6. 月の光
7. 期待   8. ジャン王の進軍 (以上 サン=サーンス) 
9. 夢見る男の歌   10. 幸福の歌
11. 子あひるたちのヴィラネル 12. せみ (以上 シャブリエ)
13. 「四月の詩」-なんと時は短いもの(マスネ)
14. 墓場にて   15. 月の光   16. リディア 
(以上 フォーレ)   
17. 牧歌   18. 海の歌 (以上 ダンディ)
19. リラの花咲く頃   20. 蝶々 (以上 ショーソン) 
21. セレナード(ピエルネ)
22. わたしの詩に翼があったなら(アーン)  1984年録音
(CD5)アイスラー歌曲集
1. 箴言1939   2. 悲歌2曲  3. 亡命の期間について
4. 避難所     5. 悲歌1939
6. 小さなラジオに      7. 草原で   8. 春
9. 亡命途上   10. 自殺について
11. ノルウェー侵攻線で沈められた4千の兵士たちへの追悼碑
12. 箴言   13. ホテルの部屋1942
14. 悪鬼の面   15. 最後の悲歌    16. 悲歌5曲
17. 亡命の風土 18. 眠りに寄す
19. パスカルの句による2つの歌曲  20. 昧爽   
21. アイヒェンドルフとシューマンの回想
22. ヘルダーリン断片   23. 失恋 
24. ホレイショのモノローグ (以上 アイスラー) 1987年録音
(CD6)ショスタコーヴィチ&ライマン歌曲集
1. ミケランジェロの詩による組曲 作品145(ショスタコーヴィチ) 
2. ミケランジェロの3つの詩(ライマン) (1986年&87年録音)
ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ヘルムート・ヘル(ピアノ)((1)-(5)) アリベルト・ライマン(ピアノ)((6))
20世紀最高のリート歌手である名バリトン、フィッシャー=ディースカウ
(1925- )が、エラートとテルデックに残した名唱の集大成です。
定評あるレーヴェ、シューベルト、シューマンはもちろんのこと、彼には珍
しいフランスの歌曲を歌っているのが注目されます。また、20世紀のドイツ
の作曲家アイスラー(1898-1962)やライマン(1936-)、そして旧ソ連の作曲家
ショスタコーヴィチ(1906- 1975)での比類ない歌唱も聞きものです。

2564.69928 3枚組 \5700
シューマン:交響曲全集+ピアノ&ヴァイオリン協奏曲
(CD1)
1. 交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」
2. 交響曲第2番 ハ長調 作品61
(CD2)
1. 交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」
2. 交響曲第4番 ニ短調 作品120
(CD3)
1. ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
2. ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(1853)
ニコラウス・アーノンクール指揮 ヨーロッパ室内管弦楽団
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)(CD3-1)
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)(CD3-2)
このシューマンの交響曲全集で“美への音楽の冒険者”と英国グラモフォン
誌で絶賛されたアーノンクールの名盤の復活です。
鋭敏な感性を持ち学究的な指揮者といわれるアーノンクールによる緻密なデッ
サンがこのシューマンを誰もが納得するものとしています。その明快で透明
な響きは比類の無いものです。
アルゲリッチとクレーメル。最高の独奏者を迎えての協奏曲は、共にこれら
の作品の代表盤として知られたものです。

9903.99115 \1350
スコット・ジョプリン
ラグタイム・ピアノ・ロール(没後90年記念)
1. ジ・エンターティナー
2. メイプル・リーフ・ラグ
3. オリジナル・ラグズ
4. プレザント・モーメンツ
5. ストップタイム・ラグ
6. 菊の花
7. ヘリオトロープの花束
8. ウォール・ストリート・ラグ
9. ザ・ラグタイム・ダンス
10. ザ・カスケイズ
11. ソラース
12. ベシーナ
13. ジ・イージー・ウィナーズ
14. しだれ柳
15. パイナップル・ラグ
16. フィグ・リーフ・ラグ
17. スコット・ジョプリン・ニュー・ラグ
18. シュガー・ケーン
19. ザ・ストレニュアス・ライフ
20. フェリシティ・ラグ
スコット・ジョプリン
(ピアノ・ロールを元とした最新デジタル機器による再現)
ジャズの前身にあたるラグタイムの創始者スコット・ジョプリン(1868-1917)
の没後90年を記念したアルバムです。
ジョプリンの残した膨大なピアノ・ロールを素材に作成された記念アルバム
です。しかし、今までのような不完全な機械的ピアノを再生に使用せず、ピ
アノ・ロールから最新システムに対応可能なマスターを作成し、それを最新
のデジタル音楽機器に通して完成させた新しい時代のジョプリン・アルバム
です。
ジョプリンの音楽の魅力を、作曲者自身のピアノ演奏を聴くことの出来る注
目盤です。曲目の良さも注目です。


●アーノンクールとレオンハルトという最良のJ.S.バッハ再現者が2つのチー
ムに分けて完成させた全集です。1970年から18 年かけて完成させたもので、
古楽器の鮮烈な響きが心に迫るバッハ演奏の1つの金字塔とも言うべき録音で
す。今回はその第3回発売分です。今回で全60枚の完結です。

8573.811695 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第41集
(1) 教会カンタータ第131番「深き淵よりわれ汝に呼ばわる、主よ」BWV.131
(2) 教会カンタータ第132番「道を備え、大路を備えよ」BWV.132
(3) 教会カンタータ第133 番「われは汝にありて喜び」BWV.133
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((2)(3))

8573.811685 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第42集
(1) 教会カンタータ第134番「おのがイエス生きたもうと知る心は」BWV.134
(2) 教会カンタータ第135番「ああ主よ、哀れなる罪人なるわれを」BWV.135
(3) 教会カンタータ第136番「神よ、願わくばわれを探りて」BWV.136
(4) 教会カンタータ第137番「主よ頌めまつれ、勢威強き栄光の主を」BWV.197
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((1)(2))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((3)(4))

8573.811675 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第43集
(1) 教会カンタータ第138番「汝なにゆえにうなだるるや、わが心よ」
BWV.138
(2) 教会カンタータ第139番「幸いなるかな、おのが御神に」BWV.139
(3) 教会カンタータ第140番「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」
BWV.140
ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス)

8573.811665 \1600
アーノンクール/レオンハルト
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第44集
(1) 教会カンタータ第143番「わが魂よ、主を頌め讃えよ」BWV.143
(2) 教会カンタータ第144番「おのがものを取りて、行け」BWV.144
(3) 教会カンタータ第145番「われは生く、わが心よ、汝を喜び楽しません
ため」BWV.145
(4) 教会カンタータ第146番「われらは多くの患難を経て」BWV.146
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((1)(2))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((3)(4))

8573.811655 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第45集
(1) 教会カンタータ第147番「心と口と行いと生きざまをもて」BWV.147
(2) 教会カンタータ第148 番「その御名にふさわしき栄光を」BWV.148
(3) 教会カンタータ第149 番「喜びと勝利の歌声は」BWV.149
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1)(2))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((3))

8573.811645 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第46集
(1) 教会カンタータ第150番「主よ、われ汝仰ぎ望む」BWV.150
(2) 教会カンタータ第151番「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」
BWV.151
(3) 教会カンタータ第152番「出て立て、信仰の道に」BWV.152
(4) 教会カンタータ第153番「見たまえ、御神、いかにわが敵ども」BWV.153
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((1)(2))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((3)(4))

8573.811635 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第47集
(1) 教会カンタータ第154番「いと尊きわがイエスは見失われぬ」BWV.154
(2) 教会カンタータ第155番「わが神よ、いつまで、ああいつまでか」」
BWV.155
(3) 教会カンタータ第156番「わが片足すでに墓穴に入りぬ」BWV.156
(4) 教会カンタータ第157番「汝われを祝せずば」BWV.157
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1)-(3))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((4))

8573.811625 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第48集
(1) 教会カンタータ第158番「平安なんじにあれ」BWV.158
(2) 教会カンタータ第159番「見よ、われらエルサレムにのぼる」BWV.159
(3) 教会カンタータ第161番「来たれ、汝甘き死の時よ」BWV.161
(4) 教会カンタータ第162番「ああ!いまわれ婚礼に行かんとして」BWV.162
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((1)(2))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((3)(4))

8573.811615 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第49集
(1) 教会カンタータ第163番「各々に各々のものを」BWV.163
(2) 教会カンタータ第164番「汝ら、キリストの者と名のる徒」BWV.164
(3) 教会カンタータ第165番「おお聖なる霊と水の洗礼よ」BWV.1654
(4) 教会カンタータ第166番「汝はいずこに行くや?」BWV.166
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((3)-(4))

8573.811605 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第50集
(1) 教会カンタータ第167番「もろびとよ、神の愛を讃えまつれ」BWV.167
(2) 教会カンタータ第168番「務めの報告をいだせ!と轟く雷のことば」
BWV.168
(3) 教会カンタータ第169番「神にのみわが心を捧げん」BWV.99
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1)(3))

8573.811595 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第51集
(1) 教会カンタータ第170番「満ち足れる安息、嬉しき魂の悦びよ」BWV.170
(2) 教会カンタータ第171番「神よ、汝の誉れはその御名のごとく」BWV.171
(3) 教会カンタータ第172番「歌よ、響け」BWV.172
(4) 教会カンタータ第173番「高く挙げられし血と肉よ」BWV.173
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((1)(3))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((2)(4))

8573.811585 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第52集
(1) 教会カンタータ第174番「われいと高き者を、心を尽くして愛しまつる」
BWV.174
(2) 教会カンタータ第175番「彼はおのれの羊の名を呼びて」BWV.175
(3) 教会カンタータ第176番「傲りかつ臆するは」BWV.175
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((2)(3))

8573.811575 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第53集
(1) 教会カンタータ第177番「われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」
BWV.177
(2) 教会カンタータ第178番「主なる神われらの側にいまさずして」BWV.178
(3) 教会カンタータ第179番「心せよ、汝の敬神の偽りならざるかを」
BWV.179
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

8573.811565 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第54集
(1) 教会カンタータ第180番「装いせよ、おおわが魂よ」BWV.180
(2) 教会カンタータ第181番「軽佻浮薄なる精神の者ども」BWV.181
(3) 教会カンタータ第182番「天の王よ、汝を迎えまつらん」BWV.182
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((1)(2))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((3))

8573.811555 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第55集
(1) 教会カンタータ第183番「人びと汝らを除名すべし」BWV.183
(2) 教会カンタータ第184番「待ちこがれし喜びの光」BWV184
(3) 教会カンタータ第185番「永遠の愛の憐れみ満てる心」BWV185
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1)(3))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((2))

8573.811545 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第56集
(1) 教会カンタータ第186番「魂よ、躓づくなかれ」BWV.186
(2) 教会カンタータ第187番「彼らみな汝を待ち望む」BWV.187
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((2))

8573.811535 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第57集
(1) 教会カンタータ第188番「われはわが確き望みを」BWV.188
(2) 教会カンタータ第192番「いざやもろびと神に感謝せよ」BWV.192
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

8573.811525 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第58集
(1) 教会カンタータ第194番「こよなく待ちこがれし喜びの祝い」BWV.194
(2) 教会カンタータ第195番「光は義しき人のために射し出で」BWV.122
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((2))

8573.811515 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第59集
(1) 教会カンタータ第196番「主はわれらを御心に留めたまえり」BWV.196
(2) 教会カンタータ第197番「神はわれらの確き望みなり」BWV.197
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((2))

8573.811505 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第60集
(1) 教会カンタータ第198番「公妃よ、なお一条の光を」BWV.198
(2) 教会カンタータ第199番「わが心は血の海に漂う」BWV.199
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((1))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((2))



5144.20647 \1080
ヴァイオリンと弦楽のための傑作集
(1) ヴァイオリン協奏曲 ト短調 BWV.1056a(J.S.バッハ)
(2) ヴァイオリン協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIa-1(ハイドン)
(3) ロンド イ長調 D.438 (シューベルト)
(4) ヴァイオリン協奏曲 ニ短調(第2版)(メンデルスゾーン)
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン&指揮)
カメラータ・イタリアーナ管弦楽団
(1977年録音)
胸がすくような技巧と美しく流麗な音楽性で知られるアッカルドが、かれの
愛するヴァイオリンの隠れた名曲を弾き振りした一枚です。彼は17歳のとき
にパガニーニ国際コンクールで優勝した超実力派で、独奏に、室内楽に、指
揮に多彩な活動を続けていす。
(1)のバッハのヴァイオリン協奏曲はアリオーソで知られるチェンバロ協奏曲
第5番のヴァイオリン編曲版です。

5046.633035 2枚組 \2160
フランコ・コレルリ
フランコ・コレルリの肖像 (オペラ・アリア集)
イタリアの名テノール、フランコ・コレルリ(1921-)がスカラ座をデビューし
たのが1954年。それ以来、彼は持ち前の端正な容姿とリリコ・スピントの美
声を武器にオペラ界に君臨し1960年を代表するテノールと呼ばれています。
その彼が躍進を続けた時代の記録です。
テノール用の人気レパートリーが数多く収められており、オペラをこれから
聴こうというファンにも十分アピールするのもポイントです。
CD1
(1) あれから6ヶ月たった-歌劇「西部の娘」(プッチーニ)
(2)泣くな、リュー-歌劇「トゥーランドット」(プッチーニ)
(3) 誰も寝てはならぬ-歌劇「トゥーランドット」(プッチーニ)
(4) あなたに懐かしい母の優しさとほほえみを感じ-歌劇「アドリアーナ・
ルクヴルール」(チレア)
(5) 心身ともにくたくたで-歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」(チレア)
(6) 天使のような乙女-歌劇「ファヴォリータ」(ドニゼッティ)
(7) 妙なる調和-歌劇「トスカ」(プッチーニ)
(8) 星は光ぬ-歌劇「トスカ」(プッチーニ)
(9) やがて来る自由の日-歌劇「西部の娘」(プッチーニ)
(10) ああ、親しくした日々は遠く過ぎ去り-歌劇「ウェルテル」(マスネ)
(11) しおれた花に降りた露のように・・・ああ私の心が讃える貴女-歌劇
「エルナーニ」(ヴェルディ)
(12) ああ、あなたこそ私の恋人-歌劇「トロヴァトーレ」(ヴェルディ)
(13) 見よ、あの恐ろしい炎を-歌劇「トロヴァトーレ」(ヴェルディ)
(14) 清きアイーダ-歌劇「アイーダ」(ヴェルディ)
(15) わが祖先の墓よ・・・やがてこの世に別れを告げよう-
歌劇「ランメルモールのルチア」(ドニゼッティ)
(16) 喜べ、敵はすべて海の藻屑となってしまった-歌劇「オテロ」
(ヴェルディ)
(17) 私の喜びで彼女を包みたい-歌劇「十字軍のロンヴァルディア人」
(ヴェルディ)
(18) 風の中の羽根のように(女心の歌)-歌劇「リゴレット」(ヴェルディ)
(19) この世に一人寂しく-歌劇「トロヴァトーレ」(ヴェルディ)
(20) 永久にきみを失えば-歌劇「仮面舞踏会」(ヴェルディ)
(21) 不幸なものにとって人生は地獄だ・・・天使たちの胸に抱かれて-
歌劇「運命の力」(ヴェルディ)
CD2
(1) おまえが投げたこの花は(花の歌)-歌劇「カルメン」(ビゼー)
(2) Ah, non miridestor-歌劇「ウェルテル」(マスネ)
(3) 世の果てに近づいた-歌劇「メフィストーフェレ」(ボーイト)
(4) 衣装をつけろ-歌劇「道化師」(レオンカヴァルロ)
(5) もう道化師じゃない-歌劇「道化師」(レオンカヴァルロ)
(6) お母さん、あの酒は強いね-歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
(マスカーニ)
(7) もし、フランツの言うことがほんとうなら-歌劇「ロドレッタ」
(マスカーニ)
(8) ある日青空をながめて-歌劇「アンドレア・シェニエ」(ジョルダーノ)
(9) 私は兵士だった-歌劇「アンドレア・シェニエ」(ジョルダーノ)
(10) 五月の晴れた日のように-歌劇「アンドレア・シェニエ」
(ジョルダーノ)
(11) 愛さずにはいられぬこの思い-歌劇「フェードラ」(ジョルダーノ)
(12) 見て下さい、私の涙を-歌劇「フェードラ」(ジョルダーノ)
(13) 純白の衣装をまとい、髪に花をさしたアダルジーザが-歌劇「ノルマ」
(ベルリーニ)
(14) あれかこれか-歌劇「リゴレット」(ヴェルディ)
(15) 心に炎が燃える-歌劇「シモン・ボッカネグラ」(ヴェルディ)
(16) 野から牧場から-歌劇「メフィストーフェレ」(ボーイト)
(17) 美しい人たちの中で-歌劇「マノン・レスコー」(プッチーニ)
(18) 愛の家よ、さようなら-歌劇「蝶々夫人」(プッチーニ)
(19) 真実の恋か、気まぐれか-歌劇「蝶々夫人」(プッチーニ)
フランコ・コレルリ(テノール) (1955-58年録音)

5144.22383 \1400
カルーソーの伝説(オペラ・アリア集)
20世紀を代表するイタリア生まれの歴史的名テノール、カルーソー(1873-
1921)の貴重なオペラ・アリア集です。ベル・カント唱法の規範といわれる
彼の歌唱は、この古い録音の中でも色あせません。
収録曲の中の幾つかに、同曲の別録音が収められているのもファンには興味
深いものです。
(1) アルプスの雪よりも美しく-歌劇「ユグノー教徒」(マイアベーア)
(2) 人知れぬ涙-歌劇「愛の妙薬」(ドニゼッティ)
(3) 何というやさしさ-歌劇「ドン・パスクアーレ」(ドニゼッティ)
(4) あれかこれか-歌劇「リゴレット」(ヴェルディ)
(5) あれかこれか-歌劇「リゴレット」(ヴェルディ)
(6) 風の中の羽根のように(女心の歌)-歌劇「リゴレット」(ヴェルディ)
(7) 清きアイーダ-歌劇「アイーダ」(ヴェルディ)
(8) 清きアイーダ-歌劇「アイーダ」(ヴェルディ)
(9) 空と海-歌劇「ジョコンダ」(ポンキエルリ)
(10) 空と海-歌劇「ジョコンダ」(ポンキエルリ)
(11) おまえが投げたこの花は-歌劇「カルメン」(ビゼー)
(12) Chiudo gli occhi-歌劇「マノン」(マスネ)
(13) 野から牧場から-歌劇「メフィストーフェレ」(ボーイト)
(14) 妙なる調和-歌劇「トスカ」(プッチーニ)
(15) 星は光ぬ-歌劇「トスカ」(プッチーニ)
(16) 朝の歌(マッティナータ)(レオンカヴァルロ)
(17) 学生諸君、聞きたまえ-歌劇「ジェルマニア」(フランケッティ)
エンリコ・カルーソー(テノール)
サルヴァトーレ・コットーネ(ピアノ)((2)(4)(7)(9)(12)(13))
ルッジェーロ・レオンカヴァルロ(ピアノ)((16))


7559.79971 \1900
「見捨てられた庭」
1.Trem para( A.カルロス・ジョビン)
2.Chora coracao( A.カルロス・ジョビン )
3.ブラジルの女- “スカルムーシュ ”(ミヨー)
4.メヌエット- “ベルガマスク組曲 ”(ドビュッシー)
5.Laranjeiras (C.アサド )
6.Tahhiyya li ossoulina (S.アサド )
7.見捨てられた庭( A.カルロス・ジョビン)
8.Milagres e palhacois( A.カルロス・ジョビン)
9.八重奏曲( A.グェッテル)
10.Arcos da Lapa  (C.アサド )
11.Central do Brasil (C.アサド )
12.ヴィフ- “スカルムーシュ ”(ミヨー)
13.パスピエ- “ベルガマスク組曲 ”(ドビュッシー)
14.ラプソディー・イン・ブルー(ガーシュウィン)
15.前奏曲- “ベルガマスク組曲 ”(ドビュッシー)
Nonesuchセルジオ&オダイル・アサド(ギター)
セルジオとオダイル・アサドの演奏にはなにか魔法が存在するようだ(ザ・
ニューヨーク・タイムズ)をはじめ、アメリカの各紙誌その絶賛されているア
サド兄弟のニュー・アルバム。彼らの演奏活動は 40年を越え、音楽でのパー
トナー以上に完璧に同化しあった比類ない音楽を聴かせます。
意欲的な選曲も注目されます。ボサノバの父カルロス・ジョビン(1927-94)、
セルジオの娘であるクラリスの作品、 2人フランスの作曲家の作品などなど
多種多様で彼らは広いレパートリー生かした内容となっています。

7559.79974 \1900
東アジア:日本/歌舞伎と他の伝統音楽
1.越後獅子
2.安宅の松
3.娘道成寺
4.勧進帳
5.下がり葉の曲
6.敦盛
7.はなやぎ(三木稔)
8.颯踏 (三木稔 )
Nonesuchアンサンブル・ニッポンニア
ノンサッチ・レーベルの注目シリーズ “Explorer Series”の1枚。タイトル
通り歌舞伎の使用される長唄を中心に、能、尺八の名作を収めています。ま
た、最後の2曲はこのアンサンブル・ニッポンニアのリーダーである作曲家、
三木稔 (1930-)がこの楽団のために作曲した作品です。
このアルバムはアンサンブル・ニッポンニアが1978年に行った第2回のニュー
ヨーク公演で録音されたものです。
選曲も良く日本の伝統音楽を知るのに格好のものです。また三木稔ファンには
見逃せないアルバムです。

8573.811945 \1600
J.S.バッハ:教会カンタータ全集 第21集
(1) 教会カンタータ第67番「死人の中より甦しイエス・キリストを覚えよ」
BWV.21
(2) 教会カンタータ第68番「げに神はかくまで世を愛して」 BWV.68
(3) 教会カンタータ第69番「わが魂よ、主を頌めまつれ」 BWV.69
(4) 教会カンタータ第69番 a「わが魂よ、主を頌めまつれ」 BWV.69a
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団 ((1))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ((2)-(4))
アーノンクールとレオンハルトという最良の J.S.バッハ再現者が2つのチー
ムに分けて完成させた全集です。1970年から18年かけて完成させたもので、
古楽器の鮮烈な響きが心に迫るバッハ演奏の1つの金字塔とも言うべき録音で
す。今回はその第2回発売分です。

8573.811925 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第22集
Bach: Cantatas 22. BWV 70-73
(1) 教会カンタータ第70番「眼を覚まして祈り!祈りて目を覚ましおれ!」
BWV.70
(2) 教会カンタータ第71番「神はいにしえよりわが王なり」BWV.71
(3) 教会カンタータ第72番「すべてはただ神の御心のままに」BWV.72
(4) 教会カンタータ第73番「主よ、御心のままに、わが身の上になし給え」
BWV.73
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1)-(3))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((3))

8573.811915 \1600
レオンハルト
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第23集
(1) 教会カンタータ第74番「人もしわれを愛せば、わが言を守らん」
BWV.74
(2) 教会カンタータ第75番「乏しき者は食らいて」 BWV.75
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団

8573.811875 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第24集
(1) 教会カンタータ第76番「もろもろの天は神の栄光を語り」BWV.76
(2) 教会カンタータ第77番「汝の主なる神を愛すべし」BWV.77
(3) 教会カンタータ第78番「イエスよ、汝はわが魂を」BWV.78
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス((1)(3))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団((2))

8573 811855 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第25集
(1) 教会カンタータ第79番「主なる神は日なり、盾なり」 BWV.79
(2) 教会カンタータ第80番「われらが神は堅き砦」 BWV.80
(3) 教会カンタータ第81番「イエスは眠りたもう、わが望みはいずこにあ
りや」 BWV.81
(4) 教会カンタータ第82番「われは足れり」 BWV.82
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団( (1))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ((2)-(4))

8573.811845 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第26集
(1) 教会カンタータ第83番「喜び満ちし新しき契約の時」 BWV.83
(2) 教会カンタータ第84番「われはわが命運に満ちたれり」 BWV.84
(3) 教会カンタータ第85番「われは善き牧者なり」 BWV.85
(4) 教会カンタータ第86番「まことに、まことに汝らに告ぐ」 BWV.86
ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

8573.811835 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第27集
(1) 教会カンタータ第87番「今までは汝らなにをもわが名によりて」
BWV.87
(2) 教会カンタータ第88番「見よ、われらは多くの漁る者を遣わし」
BWV.88
(3) 教会カンタータ第89番「われ汝をいかになさんや、エフライムよ」
BWV.89
(4) 教会カンタータ第90番「恐ろしき終わり汝らを引きさらう」 BWV.90
WarnerClassics
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス( (1))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団( (2)-(4))

8573.811825 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第28集
(1) 教会カンタータ第91番「賛美を受けたまえ、汝イエス・キリストよ」
BWV.91
(2) 教会カンタータ第92番「われは神の御胸の思いに」 BWV.92
(3) 教会カンタータ第93番「尊き御神の統べしらすままにまつろい」
BWV.92
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((1)(2))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ((3)

8573.811815 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第29集
(1) 教会カンタータ第94番「われいかで世のことを問わん」 BWV.94
(2) 教会カンタータ第95番「キリストこそわが生命」 BWV.95
(3) 教会カンタータ第96番「主キリスト、神の独り子」 BWV.95
ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

8573.811805 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第30集
(1) 教会カンタータ第97番「わがなすすべての業に」 BWV.97
(2) 教会カンタータ第98番「神なしたもう御業こそいと善けれ」 BWV.98
(3) 教会カンタータ第99番「神なしたもう御業こそいと善けれ」 BWV.99
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス( (1)(3))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((2))

8573.811795 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第31集
(1) 教会カンタータ第100番「神なしたもう御業こそいと善けれ」 BWV.100
(2) 教会カンタータ第101番「われらより取り去りたまえ、主よ、汝真実の
神よ」 BWV.101
(3) 教会カンタータ第102番「主よ、汝の目は信仰を顧るにあらずや」
BWV.102
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((1))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス( (2)(3))

8573.811785 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第32集
(1) 教会カンタータ第103番「汝らは泣き叫び」 BWV.103
(2) 教会カンタータ第104番「イスラエルの牧者よ、耳を傾けたまえ」
BWV.104
(3) 教会カンタータ第105番「主よ、汝の下僕の審きにかかずらいたもう
なかれ」 BWV.105
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((1))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス( (2)(3))

8573.811775 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第33集
(1) 教会カンタータ第106番「神の時こそいと良き時」 BWV.106
(2) 教会カンタータ第107番「汝なんぞ悲しみうなだるるや」 BWV.107
(3) 教会カンタータ第108番「わが去るはあ汝らの益なり」 BWV.108
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((1))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ((2)(3))

8573.811765 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第34集
(1) 教会カンタータ第109番「われ信ず、尊き主よ、信仰なきわれを助けた
まえ」 BWV.109
(2) 教会カンタータ第110番「笑いはわれらの口に満ち」 BWV.110
(3) 教会カンタータ第111番「わが神の御心のままに、常に成らせたまえ」
BWV.111
WarnerClassicsニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

8573.811755 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第35集
(1) 教会カンタータ第112番「主はわが真実なる牧者」 BWV.112
(2) 教会カンタータ第113番「主イエス・キリスト、汝こよなき宝」
BWV.113
(3) 教会カンタータ第114番「ああ、愛しきキリストの徒よ、雄々しかれ」
BWV.114
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ((1))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((2)(3))

8573.811745 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第36集
(1) 教会カンタータ第115番「備えて怠るな、わが霊よ」 BWV.115
(2) 教会カンタータ第116番「汝平和の君、主イエス・キリスト」 BWV.116
(3) 教会カンタータ第117番「讃美と栄光至高の善なる者にあれ」 BWV.117
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ((1)(2))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((3))

8573.811735 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第37集
(1) 教会カンタータ第119番「エルサレムよ、主を讃えよ」 BWV.119
(2) 教会カンタータ第120番「神よ、讃美はシオンにて静けく汝に上がり」
BWV.120
ニコラウス・アーノンクール指揮 ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

8573.811725 \1600
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第38集
(1) 教会カンタータ第121番「キリストをわれらさやけく頌め讃うべし」
BWV.121
(2) 教会カンタータ第122番「新たに生まれし嬰児」 BWV.122
(3) 教会カンタータ第123番「いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いた
もう君候」
(4) 教会カンタータ第124番「わがイエスをばわれは放さず」 BWV.124
WarnerClassicsニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス

8573.811715 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第39集
(1) 教会カンタータ第125番「平安と歓喜もてわれはいま」 BWV.125
(2) 教会カンタータ第126番「主よ、われらを汝の御言のもとに保ち」
BWV.126
(3) 教会カンタータ第127番「主イエス・キリスト、真の人にして神よ」
BWV.127
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス( (1)(2))
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((3))

8573.81170 \1400
J.S.バッハ/教会カンタータ全集 第4 0集
(1) 教会カンタータ第128番「ただキリストの昇天にのみ」 BWV.128
(2) 教会カンタータ第129番「主を頌めまつれ」 BWV.129
(3) 教会カンタータ第130番「主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め」
BWV.130
グスタフ・レオンハルト指揮 レオンハルト合奏団  ((1)(2))
ニコラウス・アーノンクール指揮 
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス ((3))

2564.69924 2枚組 \2200
エルガー:
(1) 行進曲「威風堂々」第4番
(2) チェロ協奏曲 第1楽章(主題)
(3) 朝の歌
(4) エニグマ変奏曲より
(5) エニグマ変奏曲より
(6) 弦楽のための序奏とアレグロ
(7) 行進曲「威風堂々」第1番
(8) 夜の歌
(9) 愛の挨拶
(10) 序曲「南国にて」 (オープニング )
(11) 交響曲第1番 アンダンテ
(12) 夢の中の子供たち アンダンテ
(13) 弦楽のためのエレジー
(14) チェロ協奏曲-アダージョ
(15) 溜め息
(16) 序曲「コケイン」
(17) ラルゲット-弦楽のためのセレナード
(18) 間奏曲-交響的習作「フォールスタッフ」
(19) 主よ、永遠の光を(「ニムルッド」の合唱版) (以上エルガー )
アンドリュー・デーヴィス指揮  BBC交響楽団
愛の挨拶」や「威風堂々第1番」などで、近年注目を浴びている英国の作曲家
エルガー( 1857-1984)の魅力のエッセンスを収めた1枚です。
英国の A.デーヴィスはエルガーを得意とし、殆どの管弦楽をワーナーに録音
しておりそのいずれもが定評のあるもの。

2564.699708 4枚組 \4400
(1) フランス組曲第6番 ホ長調  BWV.817
(2) イタリア協奏曲 ヘ長調  BWV.971(J.S.バッハ )
(3) 前奏曲とフーガ イ短調  BWV.543 ( J.S.バッハ/リスト編曲)
(4) シャコンヌ ニ短調(ブゾーニ編曲)-無伴奏ヴァイオリンのためのパル
ティータ第2番 BWV.1004 (J.S.バッハ )
(5) 前奏曲とフーガ第1番 ハ長調  BWV.846-平均律クラヴィーア曲集第1巻
(J.S.バッハ )
(6) ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品 23(チャイコフスキー )
(7) ピアノ・ソナタ ロ短調  S.178(リスト)
(8) バレエ「春の祭典」 (4手のための編曲 )(ストラヴィンスキー )
(9) 「ポーギーとベス」より(ガーシュウィン/サイ編曲)
(10) ラプソディー・イン・ブルー(ガーシュウィン)
(11) リアルト・リップルズ (ラグ )(ガーシュウィン)
(12) 2つの調の即興曲 (ガーシュウィン )
(13) ピアノのための3つの小品(メリー・アンドルー/スリー・クォーター
・ブルース/プロムナード)(ガーシュウィン)
(14) 「アイ・ガット・リズム」変奏曲(ガーシュウィン)
(15) 3つの前奏曲(前奏曲第1番/ブルー・ララバイ(第2番)/スペイン風前
奏曲 (第3番 )(ガーシュウィン )
ファジル・サイ (ピアノ )
1970年生まれ、トルコ出身のファジル・サイは 25歳のときにニューヨークで
のヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで第1位を得た俊
です。このアルバムは彼のワーナーへの録音の集大成です。

2564.69951 2枚組
ドイツに生まれイギリスで活躍したヘンデル (1685-1759)の魅力のエッセン
スを集めタコンピレーション・アルバムです。豪華なアーティストもポイン
トです。
1. 祭司ザドク
2. 「水上の音楽」より
3. エア-クラヴィーア組曲第5番ホ長調
4. 主はわが主に言われた
5. 輝けるセラフたちを-オラトリオ「サムソン」
6. ミュゼット-合奏協奏曲第6番 ト短調 作品 6 .67. 
涙の流れるままに-歌劇「リナルド」
8. もろびとこぞりて
9. サラバンド、変奏 I& II-組曲第4番ニ短調
10. オルガン協奏曲第13番(カッコウとナイチンゲール)
11.  O Lord whose beauties numberless-オラトリオ「サウル」
12. オンブラ・マイ・フ-歌劇「セルセ」
13. シバの女王の入城-オラトリオ「ソロモン」
14. 「王宮の花火の音楽」より
15. そなたの赴くところ、何処にも-オラトリオ「セメレ」
16. ハープ協奏曲変ロ長調 作品 4-6より
17. レコーダー・ソナタ ヘ長調 作品 1-1118. 
オラトリオ「メサイア」より
19. ラルゲット-合奏協奏曲第9番ト短調 作品 6-920. 
ラルゲット-オルガン協奏曲第14番 イ長調
21. 嫉妬深い暴君-歌劇「アルチーナ」
22. ラルゴ-合奏協奏曲第2番変ロ長調 作品 3-223. オンブラ・マイ・フ-
歌劇「セルセ」
○主なアーティスト
スコット・ロス、フェリシティ・ロット、スミ・ジョー、グスタフ・レオン
ハルト、モンテヴェルディ合唱団、ジョン・エリオット・ガーディナー

2564.69967 9枚組 \9900
アンドラーシュ・シフ 協奏曲と室内楽集
(1) ピアノ協奏曲第1番-第5番「皇帝」 (ベートーヴェン )
(2) ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 作品 57「熱情」 (ベートーヴェン )
(3) ピアノ協奏曲第1番-第3番(バルトーク)
(4) パウル・クレー讃(ヴァレーズ)
(5) ピアノ協奏曲 (ヴァレーズ )
(6) 6つのチァールダーシュ(ヴァレーズ)
(7) ピアノ三重奏曲第3番 変ロ長調  K.502(モーツァルト)
(8) クラリネット三重奏曲 変ホ長調  K.498「ケーゲルシュタット・
トリオ」(モーツァルト)
(9) アルペジオーネ・ソナタ イ短調  D.821(シューベルト)
(10) ピアノ三重奏曲第1番&第2番(シューベルト)
(11) ノットルノ 変ホ長調  D.897(シューベルト)
(12) ピアノ五重奏曲イ長調 作品 81(ドヴォルザーク)
(13) ピアノ四重奏曲第2番変ホ長調 作品 87(ドヴォルザーク )
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)
清冽なリリカルな音楽性で聴く人を感動させるシフのワーナーに残した協奏
曲と室内楽の名演を集大成。協奏曲はもちろんのこと、彼が力を入れていた
アンサンブル作品が収められているのもポイントです。

2564.69928 2枚組 \2800
ジャン・アラン・オルガン作品全集
(1) 連祷
(2) オルガンのための組曲
(3) 前奏曲とフーガ
(4) 3つの舞曲
(5) 吊り庭
(6) 幻影 他全 25曲(以上 ジャン・アラン)
マリー=クレール・アラン
20世紀後半のオルガン演奏の分野で大きな足跡を残したマリー=クレール・
アランが彼女の長兄であった作曲家にしてオルガニストのジャン・アラン
(1911-40)の作品の全てを録音した全集です。ジャン・アランは第二次大戦
中に惜しくも戦死しています。

2564.69998 4枚組 \4400
スターバト・マーテル
(1) スターバト・マーテル(ペルゴレージ)
(2) スターバト・マーテル、 RV.621(ヴィヴァルディ)
(3) スターバト・マーテル  (D.スカルラッティ )
(4) サルヴェ・レジナ  (カヴァルリ )
(5) いと優しきマリアをたたえよ(ジェズアルド)
(6)  O Maria, vernans rosa
(7) スターバト・マーテル( J.ハイドン)
(8) スターバト・マーテル(シューベルト)
クラウディオ・シモーネ指揮 グルベキアン管弦楽団
イレアナ・コトルバス (ソプラノ )
ルチア・ヴァレンティ-ニ・テッラーニ (メゾ・ソプラノ )
伊原直子 (アルト )
シーラ・アームストロング(ソプラノ)他
モンテヴェルディ合唱団
5人の作曲家の「スターバト・マーテル」 (悲しみの聖母 )を中心に編成され
た宗教曲集です。作曲家はペルゴレージ (1710-1736イタリア )、ヴィヴァル
ディ (1678-1741 イタリア )、(D.スカルラッティ( 1685-1757 イタリア)、
カヴァルリ (1602-1676 イタリア )、ジェズアルド (1560頃-1613 イタリ
ア )、クレマン (1822-1885 フランス )、 J.ハイドン (1732-1809 オース
トリア )、シューベルト (1797-1828 ドイツ )。ペレコレージ以外はカタロ
グ少ないので見逃せません。
ベルギアン管弦楽団はポルトガル団体で、 1979年からシモーネが指揮に当た
っています。

<NAXOS> 各1枚 \880
8.555312-13 2枚組
モンテヴェルディ(1567-1643):
マドリガーレ集第6巻(1614)/アリアンナの嘆き(1623)/寄せ集めのマド
リガーレ集:出版された様々な作曲家による作品選集に印刷されたモンテヴェ
ルディのマドリガーレ全集 
※イタリア語歌詞、英語対訳付き、歌詞はwebsiteでもご覧いただけます
歌・演奏/デリティエ・ムジケ、マルコ・ロンギーニ(指揮)
第1巻(8.555307)、第2巻(8.555308)、第3巻(8.555309)、
第4巻(8.555310)、第5巻(8.555311)に続く第6集は、「アリアンナの嘆き」
を筆頭に、「いとしい女の墓に注ぐ恋人の涙」ほか、文学的な志向の作品を集
めた歌曲集。また1623年になって出版されたもうひとつの「アリアンナの嘆き」
も収録しており、モンテヴェルディ・ファンであれば聴き逃せません。

8.557374
ベルク(1885-1935):弦楽四重奏曲/抒情組曲 
ヴォルフ(1860-1903):イタリア風セレナード
演奏/ニュージーランド弦楽四重奏団
豊潤なロマンをたたえた新ウィーン楽派の名作を、ニュージーランドのグルー
プが好演。ベルクの2曲に、作曲者の没後(1904年)になって初演されたヴォル
フの小品を加え、20世紀弦楽四重奏曲の古典と呼べる3曲を取り上げています。

8.557695
クレメンティ(1752-1832):<初期ピアノ・ソナタ集第2集>
ソナタOp.11/ソナタOp.1-2/ソナタOp.7-3/ソナタOp.9-3/ソナタOp.10-1
演奏/スーザン・アレグザンダー=マックス(フォルテ・ピアノ)
第1集(8.555808)に続くシリーズ第2弾は、18世紀の後半(1780年代)に作曲
された5つのソナタを収録。ニューヨーク生まれのフォルテピアノ奏者が研究を
重ね、自らライナーノートも執筆して、第1集に続き爽快な演奏を聴かせます。

8.557848
ブゾーニ(1866-1924):
ヴァイオリン・ソナタ第1番/ヴァイオリン・ソナタ第2番/バガテル集
演奏/ジョセフ・リン(ヴァイオリン)、ベンジャミン・ローブ(ピアノ)
ブゾーニの数少ない室内楽作品で、ドイツ・ロマン派の流れをくむ作風のヴァ
イオリン・ソナタ集には、ブラームスやR.シュトラウスに並ぶ魅力が。特にベ
ートーヴェンの後期作品を思わせる内省的な第2番は、もっと人気が出てもお
かしくない秀作です。

8.557904
リスト(1811-1886):<リスト・ピアノ曲全集第25集:ヴェルディの演奏会
用パラフレーズと編曲集>
リゴレット(演奏会用パラフレーズ)/アイーダ(聖なる踊りと終幕の二重
唱)/トロヴァトーレのミゼレーレ/「エルサレム」(第1回十字軍のロンバ
ルディア人)のめでたし、マリア/「ドン・カルロ」の祝典の合唱と葬送行
進曲/「シモン・ボッカネグラ」の回想/エルナーニ(演奏会用パラフレーズ)
演奏/アレクサンドレ・ドッシン(ピアノ)
シリーズ第25弾は、これぞリストの醍醐味!と声をあげたくなる超絶技巧が、
惜しげもなく披露されるオペラからの編曲。有名な「リゴレット・パラフレー
ズ」をはじめ、どれもが歌心と情熱を持った音楽であり、ブラジル生まれの
俊英が見事に弾ききります。

8.559180
コリリアーノ(1938- ):
スナップショット:1909年頃*/黒い11月の七面鳥*/弦楽四重奏曲 
フリードマン(1974- ):弦楽四重奏曲第2番* *印=世界初録音
演奏/コリリアーノ四重奏団
“遅れてきたロマン派"コリリアーノがエマーソン弦楽四重奏団のために書い
た「スナップショット」をはじめ、彼の弟子で現代のバルトーク的作風を持
つフリードマンの作品を収録。作曲者の名前を冠したグループによる、信頼
度の高い演奏です。

8.559328
タワー(1938- ):
メイド・イン・アメリカ*/タンボル*/管弦楽のための協奏曲 
*印=世界初録音
演奏/レナード・スラットキン(指揮)ナッシュヴィル交響楽団
ニューヨークを拠点に活動し、現代アメリカを代表する作曲家でもあるジョー
ン・タワー。調性音楽である3つのオーケストラ作品は彼女のオリジナリティ
を知る格好のものであり、アメリカ現代音楽の今を切り取る一枚だと言える
でしょう。

8.570110-11 2枚組
コルンゴルト(1897-1957):
映画音楽「シー・ホーク」(ジョン・モーガンによる復元スコア)/映画音楽
「愛憎の曲」(ジョン・モーガンによる復元スコア) 
※いずれも世界初全曲録音 
※歌詞は英語です、解説書に歌詞は付いておりません
演奏・歌/ウィリアム・T・ストロンバーグ(指揮)
モスクワ交響楽団&合唱団、
イリーナ・ロミシェフスカヤ(ソプラノ)、
アレクサンドル・ザゴリンスキー(チェロ)
没後50年を迎えたコルンゴルトですが、さらに高く評価されていいハリウッド
時代の音楽。中でもエロール・フリンが主演した「シー・ホーク」の音楽は、
これまで組曲などで知られてきた名作であり、その全貌がようやくおよそ120
分の全曲版として蘇りました。

8.570177J
大澤壽人(1907-1953):ピアノ協奏曲第2番/交響曲第2番 
*全曲世界初録 *録音・編集(24bit/48kHz)
※片山杜秀氏による日本語解説書付き
演奏/エカテリーナ・サランツェヴァ(ピアノ)
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
「神風協奏曲」ほかを収録した第1弾(8.557416J)により、あらためてその名
前と作品がクローズアップされ、東京や大阪・兵庫では作品が蘇演された大澤
壽人。その第2弾となるのは前回同様にピアノ協奏曲と交響曲のカップリング
です。どちらの曲も1930年代中盤、パリでナディア・ブーランジェやポール・
デュカスに師事していた時代の名作であり、戦前モダニズムの粋が結晶化され
ています。

8.570352
ハウエルズ(1892-1983):
サー・パトリック・スペンス(世界初録音)/楽園への讃歌 
※英語歌詞付き、歌詞はwebsiteでもご覧いただけます
演奏・歌/デーヴィッド・ヒル(指揮)
ボーンマス交響楽団、バッハ合唱団、
クレア・ラター(ソプラノ)、ジェームズ・ギルクリスト(テノール)、
ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)
ヴォーン・ウィリアムズやフィンジらと同じ作風を持つハウエルズは、CD時代
になって特にクローズアップされた存在。「楽園への讃歌」は大規模な声楽曲
の代表作であり、初録音となる「サー・パトリック・スペンス」は、ヴォーン
・ウィリアムズの作風に似ている作品です。

8.570410
S.S.ウェズリー(1810-1876):<オルガン作品集>
序奏とフーガ(改訂版)/ラルゲット(室内オルガンのための3つの小品第2集
より)/アンダンテ(室内オルガンのための3つの小品第2集より)/ヴォラン
タリー(グラーヴェとアンダンテ)/アンダンテ・カンタービレ/アンダンテ
(室内オルガンのための3つの小品第1集より)/合唱曲(室内オルガンのため
の3つの小品第1集より)/ミュージカル・スタンダードよりアンダンテ/アン
ダンテ ホ短調/ホルズワーシー教会の鐘(変奏付きエア)
演奏/ジェームズ・マクヴィニー(オルガン……イギリス、テンブリー、セン
ト・マイケルズ教会、ヘンリー・ウィリス神父製オルガン使用)
イギリスのオルガニスト一家に育ったサミュエル・セバスティアン・ウェズ
ーは、メンデルスゾーンと彼が発掘したJ.S.バッハなどに影響を受け、19世
紀イギリスを代表するオルガン曲を生み出しました。教会音楽の枠に囚われ
ず、純粋な器楽曲としてオルガン作品を生み出したことも評価されています

8.570414
フィンジ(1901-1956):<英国歌曲シリーズ第16集>
ある若者の訓戒/地球が朽ちるまで/おお眼にも美しい 
※英語歌詞付き、歌詞はwebsiteでもご覧いただけます
歌・演奏/ジョン・マーク・エインズリー(テノール)、
イアン・バーンサイド(ピアノ)
詩人トマス・ハーディの世界観を音楽に仕立て上げたフィンジの歌曲集は、
まさにイギリスらしい抒情と、ときにシニカルな香りに包まれた名品。シュ
ーベルトの歌曲にも匹敵する名作を、エインズリーの新しい録音で。

8.570491
ヒル(1869-1960):<弦楽四重奏曲集第1集>
弦楽四重奏曲第1番「マオリ」/弦楽四重奏曲第2番「マオリ伝説の4つの場面」
/弦楽四重奏曲第3番「謝肉祭」
演奏/ドミニオン四重奏団
オーストラリアに生まれたヒルは、生涯を欧米以外で過ごしたせいかマイナー
な存在ですが、その音楽はドヴォルザークを思わせる美しい抒情に満ちあふれ、
どうしてこんな曲が埋もれているのかと驚くほど。ぜひこの一枚で、ブームを
巻き起こしてください。


<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \880
8.110998
<ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの商業録音集(1940-1950)第5集>
ブラームス(1833-1897):
交響曲第1番
録音:1947年11月17日-20日、ウィーン、楽友協会大ホール)
ハイドンの主題による変奏曲「聖アントーニのコラール」
(録音:1949年3月30日、4月2日、ウィーン、楽友協会大ホール)
演奏/ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウォード・マーストン復刻。交響曲第1番は戦後にHMV(EMI)と契約し、その
初期に録音した演奏。テスタメント・レーベルなどからも既出ですが、音質の
聴き比べもファンにとっては醍醐味でしょう。ハイドン変奏曲もセッション
録音であり、ライヴが多いフルトヴェングラーの録音の中で存在感を誇ってい
ます。

8.111095
<ロッテ・レーマンの歌曲録音集第4集(1941)>
ブラームス:
4つの歌Op.43-第2番「5月の夜」/49のドイツ民謡集-第2集第12番「かわいい
恋人よ、素足で来ないで」/同-第1集第2番「美しいおとめよ、私を許して」
/同-第1集第6番「谷の底では」/4つの歌Op.46-第4番「ナイチンゲールに寄
す」/低音のための5つのリート-第4番「墓地にて」/プラーテンとダウマー
によるリートと歌-第9番「ご機嫌いかが、私の女王様」/4つのリートOp.96
-第2番「われらはさまよい歩いた」/5つのリートOp.47-第3番「日曜日」/
同-第4番「おお、いとしい頬」/5つのリートOp.49-第4番「子守歌」/5つの
リートOp.106-第1番「セレナード」 
ワーグナー:
女声のための5つの詩(ヴェーゼンドンク歌曲集)-第1番「天使」/同-第3番
「温室にて」/同-第4番「悩み」/同-第5番「夢」 
ヴォルフ:
メーリケ詩集-第12番「世をのがれて」/同-第46番「ヴァイラの歌」/シェッ
フェル、メーリケ、ゲーテとケルナーによる6つの詩-第1番「憩え、憩え」/
スペイン歌曲集II(世俗歌曲)-第30番「誰があなたの足を傷つけたの?」 
ジーツィンスキー:わが夢の都ウィーン アルノルト:郊外のヴァハウでは 
シュトルツ:プラーターに再び花は咲き 
レオポルディ:ウィーン、我が夢の街 
ベナツキー:グリンツィングにもう一度行かなくちゃ 
J.シュトラウスII世(ドスタル編曲):
今日という日は世界が私にとって日曜日に見える 
※解説に歌詞は付いておりません、歌詞は独語です
歌・演奏/ロッテ・レーマン(ソプラノ)、
パウル・ウラノフスキー(ピアノ)
ウォルター・アンドリュース復刻、Romophoneで既発売の音源。ブラームス、
ワーグナー、ヴォルフという、レーマンが得意とした3人のドイツ音楽を堪能
できる一枚。米Columbiaへの録音を中心に、SPでは未発売だったトラックも
含まれています。


<CPO>
777150-2 \2100
J.C.F.フィッシャー(1656-1746):
春の日記(10曲の組曲)Op.1-組曲第1-4番、第6-8番
演奏/ミヒ・ガイック(指揮)
オルフェオ・バロック・オーケストラ 
「音楽のパルナッソス山」など鍵盤楽器の作品で知られ、フランス音楽のスタ
イルをドイツへと持ち込んだ一人として評価されているJ.C.F.フィッシャー。
この作品は数少ないアンサンブル曲であり、バロック音楽ファンにおすすめの
佳曲です。

777157-2 \1480
ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):<管楽協奏曲全集>
オーボエと小管弦楽のための牧歌(コンチェルティーノ)/ファゴットと小管
弦楽のための組曲(コンチェルティーノ)/イングリッシュ・ホルン、弦楽と
2つのホルンのための小協奏曲
演奏/ディエゴ・ディーニ=チアッチ(オーボエ&イングリッシュ・ホルン)、
パオロ・カルリーニ(ファゴット)、
ツォルト・ハマル(指揮)パドヴァ・ベネト管弦楽団
「聖母の宝石」間奏曲だけではない作曲家として、CPOの録音などにより徐々
にその全貌がわかってきたW=フェラーリですが、この一枚も大切な存在に。特
にイングリッシュ・ホルンの協奏曲は、演奏者・リスナー共に注目の1曲です。

777212-2 \1050
J.S.バッハ(1685-1750):<オルガン作品全集第20集:偽作集III>
8つの小前奏曲とフーガBWV.553-560/25のコラール変奏曲第11番「甘き喜びの
うちに」/5つのコラール・トリオ/3つのオルガン・コラールLM4843/2つの
オルガン・コラール/4声のコラール-古き年は過ぎ去り
演奏/ゲアハルト・ヴァインベルガー(オルガン……ドイツ、メヒテルシュ
テット、聖母マリア教会、カール・クリスティアン・ホフマン製[1770年製]
オルガン/ビュスレーベン(エルフルト近郊)、聖ペトリ教会、ゲオルク・ク
リストフ・シュテルツィング製[1702年製]オルガン) 
いよいよ大詰めになってきたシリーズ20枚目となる一枚は、18世紀の名オルガ
ンを演奏したものであり、偽作としながらもバッハ特有の威厳を保っている作
品集。落ち穂拾い的な内容ですが、バッハ・ファンには貴重な資料的価値もあ
るでしょう。

777249-2 \2100
テレマン(1681-1767):<3つのカンタータ>
偶像を打ち壊せ/私の話は悲しみに包まれた/あなたの傷は治らない
演奏・歌/シャレフ・アド=エル(指揮)
アカデミア・ダニエル、ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
クラウス・メルテンス(バス=バリトン)
70歳を過ぎたテレマンが書いた教会音楽は、どれもが確固たる存在感を誇り、
ドイツ・バロックの完成を宣言しているような威厳をたたえています。他の
レーベルではなかなか聴けないものであり、テレマン・ファンは必聴の一枚
だと言えるでしょう。

777273-2 2枚組 \2960
モーツァルト(1756-1791):ピアノ三重奏曲全集
演奏/トリオ・ストラディヴァリ(古楽器使用) 
ドレスデン版の「四季」(777037-2)などで名をあげたフェデリコ・グリエル
モらが結成したトリオによる、モーツァルトの名作三重奏曲集。しなやかに歌
う演奏で、モーツァルトの美しさを再認識できる全集です。

777303-2 2枚組 \4200
レハール(1870-1948):喜歌劇「ほほえみの国」
歌・演奏/カミラ・ニュルント、ユーリア・バウアー、ピョートル・ベツァー
ラ、アレクサンダー・カイムバッハー、アルフレート・ベルク、テーオドール
・ヴァイマー、ウルフ・シルマー(指揮)ミュンヘン放送管弦楽団、バイエル
ン放送合唱団(ミヒャエル・グレーザー合唱指揮)
「メリー・ウィドウ」など代表作に次ぐレハールの注目作として、録音だけ
でなく上演も多いオペレッタですが、このセットはウィーン国立歌劇場の常連
でもあるシルマーの指揮。オーストリア-ドイツ的な性格を見事に再現し、作
品のクオリティを再認識させてくれます。

<ECM new series>
4763098 \2180
フリードリッヒ・ツェルハ(1926-):チェロ協奏曲 (1989/1996)
フランツ・シュレーカー (1878 ? 1934):1楽章の室内交響曲
ハインリッヒ・シフ(vc)
オランダ放送室内管弦楽団 指揮:ペーター・エトヴェシュ
録音:2003年9月 ヒルヴァーシュム、オランダ
名手ハインリヒ・シフによるツェルハのチェロ協奏曲と、近年ますます評価が
高まるシュレーカーの室内交響曲という、いかにもECMらしい選曲が光る1枚で
す。ツェルハと言えば、あのベルクの“ルル”を補筆した作曲家として知られ
ています。1926年生まれの彼はシェーンベルクの12音技法に影響を受けつつも、
1958年に「Die Raihe」というアンサンブルを結成し、独自の作風の音楽を作
り上げました。彼のチェロ協奏曲は、ベルリン芸術祭の委嘱作品で、ソプラノ
・サックスやボンゴなどの打楽器も駆使した極めてエネルギッシュな音楽。も
ちろんチェロ・パートも極めて機能的に書かれた見事なものです。シュレーカ
ーの室内交響曲は、1916年に作曲された彼唯一の交響曲で、7つの管楽器、11
の弦楽器、ティンパニ、ハープ、チェレスタ、ハーモニウムという編成からな
る魅惑的な音色を持った音楽です。
指揮者のエトヴェシュは、改めて語るまでもなく現在、現代音楽の指揮者とし
て最も有名な人の一人。IRCAMやアンサンブル・アンテルコンテンポランとも
素晴らしい業績を残しています。ECMレーベルにも数多くの録音があり、それ
はカシュカシアンとの共演であったり、彼自身の作品の録音であったりと、
そのどれもが高い評価を受けています。

4766177 \2180
クレーメル、クレメラータ・バルティカ-アダージョ
マーラー:交響曲第10番からアダージョ
弦楽合奏用編曲:H.シュタットルマイヤー&クレメラータ・バルティカ
ショスタコーヴィチ:交響曲第14番、作品135《死者の歌》
 (ベンジャミン・ブリテンに捧ぐ)
ユリア・コパチェヴァ(S)、フョードル・クズネツォフ(B)、
クレメラータ・バルティカ、ギドン・クレーメル(vn.)
録音:2001年10月 リガ、レコーディングスタジオ
2004年11月23日 ムジークフェライン、ウィーン<ライヴ>
今回の2つの作品は、指揮者なしの室内楽方式で演奏されています。マーラー
の“白鳥の歌”の名で知られている交響曲第10番の第1楽章は、未完となった
この作品中、ほぼ完成されているものですが今回は弦楽合奏のために編曲され
新たな魅力を放っています。ショスタコーヴィチの交響曲は2人の独唱者を必
要とする作品で、こちらもオーケストラの高い技術が要求され、また両曲とも
根底に「死と別離」の気分が漂う、劇的で激しい感情の起伏が特徴的な作
品です。クレーメルとECMの関係の始まりは、あの名盤、ペルトの「タブラ・
ラサ」に遡ります。それ以来、ロッケンハウス音楽祭のライヴや、彼単独の
バッハの“無伴奏”など優れたものばかり。今回のアルバムも輝かしい賛辞を
贈られることでしょう。1997年にクレーメルによって設立されたクレメラータ
・バルティカは、アジア、ヨーロッパとアメリカで年に6つのツアーを開催し、
毎年およそ60の演奏会を開催します。そのレパートリーの多くは現代音楽です
が、いわゆる「今風」の音楽も楽しんで演奏し、聴き手に多くの喜びを与えて
いることは皆さんご存知のことでしょう。

4766178 \2180
ヴァレンティン・シルヴェストロフ作品集
1.ピアノのためのバガテル(2005)
2.弦楽合奏のためのエレジー (2000-02)
 ・・・マリナ・カピッツァに捧ぐ
3.弦楽合奏のための
 「スティル・ミュージック」(2002)
 ・・・マンフレード・アイヒャーに捧ぐ
4.弦楽合奏のための「別れのセレナーデ」(2003)
 ・・・イワン・クラヴィツに捧ぐ
5.弦楽とピアノのための「使者」(1996)
 ・・・ラリッサ・ボンダレンコに捧ぐ
6.2つのディアローグとあとがき(2001/02)
 アルヴォ・ペルトに捧ぐ
アレクセイ・リュビーモフ(pf)・・・1.5.6
ミュンヘン室内オーケストラ 指揮:クリストフ・ポッペン・・・2.3.4.5.6
録音:2006年9月
2007年9月30日、シルヴェストロフの70回目の誕生日を記念してリリースされる
アルバムです。「使者」以外は世界初録音。この作曲家のこの世のものとは思
えないほどの美しい作品をたっぷり堪能できるアルバムです。まるで時の流れ
を遡るようなシルヴェストロフの音楽は、新しい癒しの音楽としても、ファン
の間に少しずつ定着しています。アルバムの前半におかれた「バガテル」は、
ピアノによる短い言葉で綴られた極めて叙情的な音楽です。これを聞く時、多
くの聴き手はかすかな痛みをともなう郷愁で胸が一杯になってしまうでしょう。
シルヴェストロフ作品の最良の解釈者であるリュビーモフによって奏されます。
アルバムの後半は、クリストフ・ポッペンの繊細な指揮による3曲の弦楽合奏
と、前述のリュビーモフの演奏による2つの作品です。「使者」は、以前にも
リュビーモフの独奏ヴァージョンがECMでリリースされていますが、今回は弦
楽合奏が加わった新たなヴァージョンです。

4766180 \2180
「沈黙へ向かって」
1.沈黙、そして沈黙
2.J・S・バッハ:
 「ゴルトベルク変奏曲」よりアリア
3.4つのチェンバロ
4.全体の半分
5.J・S・バッハ:
 ソナタ BWV 1018よりヴィヴァーチェ
6.ドーリアの地平線
7.J・S・バッハソナタ BWV 1018よりアレグロ
8.垂直に
9.最初のグリッサンド
10.J・S・バッハ:
 ソナタ BWV 1018より前奏曲、アダージョ
11.鐘
12.ボンベイ II
13.J・S・バッハ:ソナタ BWV 1018よりラルゴ
パウル・ギーガー(va.、ヴィオリーノ・ダ・モーレ)
マリー=ルイーズ・デーラー(chmb.)
録音:2006年10月
ヴァイオリニスト、作曲家、そして即興演奏の達人であるパウル・ギーガーと
ハープシコードのマリー=ルイーズ・デーラーによる作品集。もちろんECMレー
ベルらしく、彼らの作品の中にバッハの作品を挟みこみ、一つの完成されたア
ルバムを作り出しています。この魅力的な作品集は、ギーガーのECMレーベル
への6枚目の録音で、自由な音の広がりを持つ自作と、端正なバッハの作品を
配置することにより音楽の多様性を探るものです。ギーガーはスイス生まれの
ヴァイオリニスト。ベルンで音楽を学ぶ以前は、大道芸人として、音楽を奏し
ながらアジアを旅していたという変り種。バロック音楽から多様な民族音楽、
現代作品、即興、ジャズと広範囲に亘る音楽をレパートリーにしています。
ハープシコードのマリー=ルイーズ・デーラーは、今作がECMへの初録音とな
ります。彼女は5歳でハープシコードの勉強を始めた時からギーガーと室内楽
を演奏。まさに「ぴったり息のあった」演奏を聴かせます。バロック・ファン
にもジャズ好きにもオススメのアルバムです。

4766186 2枚組 \3880
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集 Vol,5
CD1
3つのソナタop. 31
ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 op. 31-1
ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 op. 31-2《テンペスト》
ピアノ・ソナタ 第18番変ホ長調 op. 31-3
CD2
ピアノ・ソナタ 第21番ハ長調op. 53《ワルトシュタイン》
アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調WoO 57
アンドラーシュ・シフ(pf)
録音:2005年12月4日 チューリッヒ・トーンハレ<ライヴ>
大好評、シフのベートーヴェン・ソナタ集です。
作品31の3つのソナタはベートーヴェンの中期の作品で、交響曲第3番“英雄”
が作曲される少し前のものです。ユーモラスな第1番、劇的な“テンペスト”、
そして柔和さと華麗さを併せ持つ第3番と、3つの作品は異なった性格を持って
います。ベートーヴェンの中期の傑作である“ワルトシュタイン”は、ベート
ーヴェン自身にとっても重大な仕事であっただけでなく、ピアノ音楽の歴史の
中でも特別な位置を占めるもの。楽器としてのピアノの発展にも大きく関わる、
まさに転換期の傑作といえるものです。当初、ワルトシュタインの第2楽章と
して作曲された“アンダンテ・ファヴォリ”はこのライヴ録音の際、アンコー
ルとして付け加えられたものです。
2005年11月にシフがニューヨークのエヴリー・フィッシャー・ホールで“ワル
トシュタイン”を演奏したとき、ニューヨーク・タイムズ紙ではこのように絶
賛されました。「まさに息を飲む名演。複雑な構成と深さを持つこの曲をシフ
は見事に表現した。高密度のテクスチャーも、全て渦巻くエネルギーのために
使われる・・・」




<UCJ>
4766269 \2680
50th Anniversary Recording
バーンスタイン:「ウエスト・サイド・ストーリー」
1.プロローグ
2.ジェット・ソング
3.なにか起りそう
4.ブルース
5.プロムナード
6.マンボ
7.チャ・チャ
8.ジャンプ
9.マリア
10.バルコニーにて-トゥナイト
11.アメリカ
12.クール
13.ひとつの心
14.トゥナイト
15.アイ・フィール・プリティ
16.何処かに
17.クラプキ巡査への悪口
18.あんな男
19.恋する私
20.フィナーレ
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ニック・イングマン
ブロードウェイ初演から50年ということで企画された記念盤。
大きな話題となっている配役はオリジナルでキリ・テ・カナワが演じたマリア
を日本でも「ピュア・ヴォイス」で有名な「ヘイリー」、さらにトニーをイタ
リアのテナー歌手「ヴィットリオ」が担当。これまでのアルバム・セールスが
二人合わせて250万枚を超えるというまさにゴールデン・カップルによる競演。
ブックレットには作家・キャスターとして知られるバーンスタインの息子であ
るジェイミー・バーンスタイン氏によるエッセイも収録。

4765720 \2080
Voices of the Valley「ヴォイス・オブ・ザ・ヴァレー」
1.セイリング
2.アバイド・ウィズ・ミー
3.イェルサレム
4.ランド・オブ・マイ・ファーザーズ
  (我が父なる国ウェールズ国歌)
5.ダニー・ボーイ(ロンドンデリー・エア)
6.アンチェインド・メロディ
7.ユー・レイズ・ミー・アップ
8.シェナンドー(アメリカ民謡)
9.ユー・ウィル・ネヴァー・ウォーク・アローン
10.オール・スルー・ザ・ナイト
11.ザ・ラスト・ローズ・オブ・サマー
12.ザ・ローズ
13.ワールド・イン・ユニオン
14.力強き主よ、導き給え
ザ・フロン・メイル・ヴォイス・クワイア
昨年暮れにリリースしたデビューアルバムが全英で累計50万枚を突破。更に
2007年UKクラシック・ブリット・アワードへノミネートされた10組のうちの一
つである新人グループ。これだけでも十分な話題となるはずだがこのグループ
のキャリアとその特性はそれらを凌ぐほどに驚きと興味をもたらします。
北ウェールズの田舎スランゴスレン(「Llangollen」毎年大きな音楽祭が行わ
れることでも知られています)から現れたこの男声コーラスは1947年結成で今
年60周年を向かえます。60名からなるこのグループは平均年齢60歳を超えるメ
ンバーによって構成され、そのほとんどが既にリタイアしているか他の仕事に
従事しているため、いわゆるプロの団体とはその活動が異なりました。そんな
彼らがUKのチャートに躍り出た経緯は劇的でありハリウッドから映画化のオ
ファーが来ているとのことです。「ダニー・ボーイ」などのトラディショナル
から「セイリング」「アンチェインド・メロディ」といったポピュラーまで取
り上げた今作は聴く者を選ばず独自の癒しを与えるものです。今秋には2nd AL
のリリースも予定。




<MD+G>
60314642 \2080
90314646(SACD-Hybrid) \2950
W.A.モーツァルト(1756-1791)
ドン・ジョヴァンニ KV 527
(ヨーゼフ・トリーベンゼによる管楽アンサンブル版)
オペラ・センツァ
録音:2007年2月 ホンラート、ドイツ
当時記録的なヒットを飛ばした“ドン・ジョヴァンニ”は管楽アンサンブル
にも絶妙に形を変え、人々を喜ばせていました。このヨーゼフ・トリーベン
ゼは、モーツァルトのオペラを編曲した人として知られ、他にも“ティトス
の慈悲”などの編曲版も知られています。200年前の貴族たちは、夕食や園遊
会の際には必ず音楽を必要としました。しかし、大きなオーケストラを連れ
て移動するわけには行きません。そんな時に活躍したのが「小さな管楽アン
サンブル」です。彼らは小回りが効き、柔軟で戸外の悪天候にも耐えるとい
うすぐれもの。中でも人気があったのが、今回の編曲者トリーベンゼの父ゲ
オルグが率いるインペリアル・ウィンド・アンサンブルでした。トリーベン
ゼによるドン・ジョヴァンニの管楽八重奏編曲版はすでに1789年に書かれて
いました。モーツァルトはそれに反対することもなかったため、以降たくさ
んの編曲ヴァージョンが出回ることとなったのです。200年前の貴族の気分に
浸れる贅沢な1枚です。

90114526(SACD-Hybrid) \2950
ヨーゼフ・ハイドン(1732-1809):
交響曲第97番 ハ長調
序曲「哲学者の魂
またはオルフェオとエイリディーチェ」
交響曲第102番 変ロ長調
オーストリア・ハンガリー・ハイドン・フィルハーモニー
指揮:アダム・フィッシャー
録音:2006年9月 アイゼンシュタット、オーストリア
MDGレーベルへのアダム・フィッシャー&ハイドン交響楽団の最初のSACD録音
であった「交響曲第92番、94番」(MDG 901 1325-6)は、その豊かな音楽性が
絶賛され、権威あるエコー・クラシック賞も受賞しました。今回のアルバム
は彼らにとっての3枚目のSACD録音で、またもや素晴らしい名人芸を聞かせて
くれます。
ハイドンの交響曲第93番から第104番は、ザロモンセットと呼ばれています。
これはイギリスの興業主ザロモンが主催する予約演奏会の目玉として新作を
依頼されたハイドンが、1791年から1792年、および1794年から1795年の2回イ
ギリスに渡り合計1ダースもの交響曲を作曲したのです。《交響曲第97番 ハ
長調》Hob.I:97はそのの5つめの作品で、1792年の第1回ロンドン旅行の折り
に作曲されました。初演はもちろん大成功でした。交響曲第102番は1794年の
2回目の旅行の際に書かれたもので、ハイドンはますますイギリスでの名声を
高めたのです。

30314632 \2080
エーリッヒ・ヴォルフガンク・コルンゴルト(1897-1957):室内楽曲集
1.ピアノ・トリオ op. 1
2.2台のヴァイオリンと
チェロ、ピアノのための組曲op. 23
トリオ・パルナッスス
マティアス・ヴォロンク
録音:2006年11月 バド・アーロルゼン、ドイツ
以前からMDGレーベルに多くの録音をしているトリオ・パルナッススの最新盤。
今作は、近年人気急上昇中のコルンゴルトの室内楽作品を取り上げています。
ピアノ・トリオop. 1は極めて早熟だった彼の13歳の時の作品、その30年後に
書かれた組曲は円熟期の作品です。1897年にウィーンで生まれたコルンゴル
トは、幼い頃から音楽の才能を発揮し、「モーツァルトの再来」と騒がれて
いました。彼が最初のピアノ小品を発表したのは12歳の時で、以降バレエ・
パントマイム、オーケストラ作品、オペラと次々に作品を発表ウィーン中を
激震させたのです。しかし、1938年には戦争のためアメリカに亡命し、映画
音楽の作曲の作曲に従事。2つのオスカーも受賞しましたが、彼自身はその仕
事に満足することはありませんでした。1945年、本来の作曲をするべくウィ
ーンに戻ったコルンゴルトでしたが、当時のウィーンでは前衛音楽が全盛期
を迎えていて、コルンゴルトの書く「後期ロマン派」の音楽は受け入れられ
ることもなかったのです。失意の内にハリウッドに戻ったコルンゴルトは
1957年に病死してしまいました。
ここに収録されている2曲の室内楽はどちらも独創的なもので、創意と工夫に
溢れたピアノ・トリオからは、彼の早熟さが伺われます。そして「組曲」は、
あの右手を失ったピアニスト、ヴィトゲンシュタインのために書かれた作品
で、当然のことながらピアノ・パートは左手だけで奏するように作曲されて
います。しかし、そこに用いられている技巧は驚くべきもので、聴き手を陶
然とさせるに違いありません。

30114532 \2080
ヨーゼフ・ガブリエル・ラインベルガー (1839-1901):
室内楽作品集
六重奏曲  op. 191b
九重奏曲 op. 139
コンソルティウム・クラシクム
録音:(Nonet)2006年3月、(Sextet)2006年12月 バド・アーロルゼン、ドイツ
ドイツの作曲家、オルガン奏者ラインベルガーは7歳で生まれ故郷のファドゥ
ーツ・パリッシュ教会のオルガン奏者となり、その翌年には最初の作品を演
奏したという神童です。
そのため、彼の作品でよく知られているのは何と言ってもオルガン曲ですが、
ここでは彼の知られざる室内楽作品に光をあてています。1861年、22歳のラ
インベルガーは管楽と弦のための八重奏曲を書きました。その作品は何度も
演奏され好評を博したのですが
その20年後にフルート・パートと新しいアダージョを付け加え、多くの校訂
を加えたものが、ここに収録された九重奏曲となります。六重奏曲は、ライ
ンベルガーの最晩年の作品ですが、その若々しさに溢れた美しい音楽は注目
に値するものです。
40年に渡る長き活動歴を誇るコンソルティウム・クラシクムは数多くのレコ
ーディングもありそのユニークなレパートリーは室内楽作品の普及に大きく
貢献しています。この録音ではクラリネット奏者のディーター・クレッカー
とともに驚異的なアンサンブルを披露しています。

60914572 3枚組 \5940
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)
歌劇「タメルラーノ」HWV 18 全曲
ニコラス・スパーノ(C-T)・・・・タメルラーノ
マリー・エレン・ネシ(Ms)・・・アンドロニーコ
タッシス・クリストヤンニ(Br)・・・バヤゼット
マタ・カッスリ(S)・・・アステリア
イリーニ・カライアンニ(Ms)・・・イレーネ
ペトロ・マゴウラス(Bs)・・レオーネ
オーケストラ・オブ・パトラス(オリジナル楽器による)
指揮:ジョルジュ・ペトルー
録音:2006年7月 パトラス、ギリシャ
中世の2人の支配者の血なまぐさい対立を描いたヘンデルのオペラ「タメルラ
ーノ」は1724年に9回演奏されています。しかし彼は、一旦完成されたオペラ
に大幅に手を加え(新しい台本を入手したためと言われています)4回以上の校
訂をしました。現在上演されるのはこちらの改訂版ですが、ペトルーとオー
ケストラ・オブ・パトラスは初めて初稿版の演奏を試みました。このオペラ
は歴史的に名高いティムール帝国の創始者、ティムールを描いたもの。(タメ
ルラーノはティムールのヨーロッパでの通称)彼は1402年にオスマン帝国を侵
攻し、アンカラ郊外で第4代皇帝であったバヤゼットを捉え捕虜として連れて
行きます。これらの2人の統治者の対立のエピソードはイタリアの詩人アコス
チーヌ・ピオヴェーネらによって物語化され、ヘンデルもそのテーマに魅了
されたのでしょう。
ギリシアの精鋭、オーケストラ・オブ・パトラスは以前にも「クレタ島のア
リアンナ」での名演がありますが、今回も説得力の高い緊密なアンサンブル
でこのオペラに新しい魅力をもたらしています。




<AMBITUS>
AMB96895 2枚組 \4360
カール・ヘラー (1907-1987):作品集第3集
管弦楽作品集 No.1
交響曲第1番 嬰ハ短調 Op.40
交響曲第2番 ト短調 Op,65
バンベルク交響楽団 バイエルン州立管弦楽団
指揮:ヘルマン・ボイマー
ミュンヘン音大の学長を務めながらも、自身がオルガニストとしても活躍し
た作曲家カール・ヘラー。ヒンデミットとの親交が厚く、作風にも共通点が
多いとされる彼の交響曲です。交響曲第1番は1942年に作曲が開始され完成ま
でには数年を要しました。1937年にミュンヘン音楽大学の講師を辞任後、プ
ラハの音楽学校の招聘の話を断り、1942年にフランクフルトの高等音楽院で
作曲科の教授に就任した彼は、絶え間ない爆撃におびえつつも、この交響曲
を書き続けたのです。
その30年後に書かれた交響曲第2番は、ミュンヘン高等音楽院の学長職を退職
後、大いなる余暇の中で書かれた平安なもので、同じ時期にはヴァイオリン
協奏曲第2番や、チェロ協奏曲第2番など、彼の管弦楽作品の中でも重要な曲
が書かれています。

AMB96897 \2180
カール・ヘラー(1907-1987):作品集Vol.5
オルガン作品集 No.2
ヴァイオリンとオルガンのための「幻想曲」 Op.49
チェロとオルガンのための“イエス、いと
麗し”によるインプロヴィゼーションOp.55
オルガンのための
“復活のいけにえに賛美を”によるトリプティコン Op.64
ヤーコヴ・ルビンシュタイン(vn.) マーク・コソワー(vc.)
ヴィンフレッド・ベーニッヒ(org.)
カール・ヘラーの幅広い音楽性には目を見張るものがあります。優れたオル
ガン奏者として(もちろん即興演奏も)、また室内楽や歌の伴奏ピアニストと
して、また指揮者として、どれも素晴らしい業績を残しました。彼の作風は、
19世紀に頂点に達した「調性感」やバッハやレーガーによって極められたポ
リフォニーなどを用いたある意味保守的なもので、戦争後20年経ってもその
スタイルを変えることがなかったため、当時のアヴァンギャルドな批評家た
ちの目には「古臭いもの」としか写りませんでした。しかしそんな批評も、
実際にこのCDのレパートリーを聴いてみればたちどころに色あせてしまうこ
とでしょう。

AMB96915 2枚組 \4360
カール・ヘラー(1907-1987):作品集Vol.7
宗教声楽作品集
1 ミサ・ブレヴィス Op.31
2 ソプラノとオルガンのための
“6つの宗教的な歌”Op.172
3 女声合唱、ヴァイオリン、オルガンのための
“小さなクリスマスの音楽”Op.12b3
4 死者のためのミサ曲 Op.144
ハイディ・エリザベス・マイアー(S)、
アクセル・フリエール(Org)・・・2.3.4 
イザベル・ラムベレト(Vn)・・・3 
ターニャ・ワウラ(指揮)・・・1.3.4 
ミュンヘン音楽大学マドリガル合唱団
カール・ヘラーの声楽作品集。全て世界初録音です。




<EBS>
EBS6142(SACD-Hybrid) \2080
マックス・ブルッフ(1838-1920):
ロマンチックな交響曲作家 II
ヴァイオリンとオーケストラの
ためのセレナーデ Op.75
ヴァイオリンとオーケストラの
ためのロマンス Op.42
オーケストラのための“ロシア民謡”による組曲 Op.79b
ウルズラ・ショッホ (vn)
ヴェストファーレン・ノイエ・フィルハーモニー
指揮:テオ・ヴォルタース
ブラームスと同じ時期に生まれ活躍した作曲家ブルッフは、後世の作曲家た
ち・・・レーガーやR・シュトラウスなどの作風が前衛的に変化していくこと
を憂いていたようです。彼自身の最も成功した作品、ヴァイオリン協奏曲に
ついても「私は決して一般受けするためにこの曲を書いたのではない。それ
は私の音楽的良心が許さなかった」と述べるほどでした。彼の作品は、どれ
もが甘美な旋律と和音を用いたロマンティックなもので、ここに収録された
3曲も美しいものばかりです。中でも、ヴァイオリンの幅広い音域を駆使した
旋律がたまらない“ロマンス”は知られざる名曲といっても間違いありませ
ん。ここでヴァイオリンを演奏しているウルスラ・ショッホは、ヴァイオリ
ン協奏曲も同レーベルから発売されていて(EBS6141)高く評価されています。

<ARTS>
43088-2 2枚組 \3100
ヴェルディ:
歌劇「ルイザ・ミラー」
ペーター・マーク指揮
RAIトリノ交響楽団、RAIトリノ合唱団、
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、
ジルダ・クルス・ロモ(S)、アンナ・ディ・スタシオ(Ms)、
ラファエレ・アリエ(B)、フェルッチョ・マッツォーリ(B)、
マッテオ・マヌグエッラ(Br)、
クリスティナ・アンゲラコヴァ(Ms)、ワルター・アルティオリ(T)、
録音:1974年12月6日ライヴ、
ステレオ、24bit/96khzリマスター
ペーター・マークと言えばモーツァルトやメンデルスゾーンの権威として知
られますが、パヴァロッティとの共演でヴェルディのオペラ全曲というと意
外な感じがします。
「リゴレット」、「トロヴァトーレ」、「椿姫」に比べると人気では劣るヴェ
ルディの「ルイザ・ミラー」ですが、1970年代にはカバリエ、スコット、リッ
チャレッリ、パヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスといった超一流の歌手た
ちが、その不当に軽視されていた美しさや現代性を評価し、レパートリーに
していました。
このCDではその一人パヴァロッティの全盛期とも言える1974年のライヴです。
実は指揮者のペーター・マークはオペラ演奏も得意としており、この演奏も
新鮮で劇的な名演奏となっております。

47596-2 \1150
「ニーノ・ロータ作品集」
(1)ある愛の歌による交響曲
(2)ピアノ協奏曲「夕べの協奏曲」
マッシモ・デ・ベルナール指揮
シチリア交響楽団
(2)ベネデット・ルーポ(P)
録音:1991年7月、49:15
ニーノ・ロータは「ゴッドファーザー」など映画音楽の巨匠として知られて
おりますが、本人はクラシックの作曲家であることを自認しておりました。
ここ10年ほどで交響曲や協奏曲、室内楽など様々な録音がなされ徐々にロー
タの純音楽も知られるようになりました。
今回発売になるCDは後に映画「山猫」に転用された「ある愛の歌による交響
曲」と「ワルツ・ファンタジア」で始まり「カンカン」でしめられる楽しい
作品「夕べの協奏曲」を収録。ピアニストのルーポはロータを得意としてお
り、ハルモニア・ムンディにも「夕べの協奏曲」を録音しています。

●ARTS NEW HYBRID SACDシリーズ
※SACDハイブリッドによる再発売
47564-8(SACD-Hybrid) \2080
ヴィヴァルディ:協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8(第1集)
協奏曲第1番-第4番「四季」、第5番、第6番
※47564-2のSACD盤
ステファノ・モンタナリ(Vn)、
オッタヴィオ・ダントーネ(指揮、Cemb)
アカデミア・ビザンチナ、
録音:2000年9月

47565-8(SACD-Hybrid) \2080
ヴィヴァルディ:協奏曲集「和声と創意への試み」Op.8(第2集)
協奏曲第7番-第12番
※47565-2のSACD盤
ステファノ・モンタナリ(Vn)、
パオロ・グラッツィ(Vc)、
オッタヴィオ・ダントーネ(指揮、Cemb)、
アカデミア・ビザンチナ、
録音:2000年9月
ヴィヴァルディ演奏では定評のあるダントーネ&アカデミア・ビザンチナ。
NAIVEレーベルのヴィヴァルディ・エディションにも数タイトル録音していま
す。そんな彼らのヴィヴァルディの名曲「四季」が聴けるアルバムで、「調
和の霊感」全曲(47646-8、47647-8)に続くSACDハイブリッドでの再発売です。




<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99033 \2500
野尻多佳子 ピアノ・リサイタル「3人の物語」
(1) シューマン:アラベスク 作品18
(2) リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調S.178,R.21
(3) ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ長調 作品35「葬送行進曲付」
(4) リスト:コンソレーション(慰め)第3番 変ニ長調S.172-3
野尻多佳子(ピアノ)
録音:2007年5月15-18日、田園ホール・エローラ
時空を超えて、現代の空間、現代の技術、現代の情感の中に、19世紀ロマン
派の代表作が描かれます。
「・・・ピアノの調整にあたっては、二つのコンセプトを柱に仕上げを進め
ました。一つ目は88鍵のそれぞれの音の音色の倍音の配合バランスを整えて
均質で整った音色にすること、二つ目は和音を構成する基になっている基音
と低次の倍音の発音を充実させ、その関係が音の強弱長短にかかわらず保た
れるようにすることです。・・・・今回の収録では野尻さんと何度も話し合
いながら、敢えて曲によってその折衷ポイントを変えてみることにしました。
シューマンのアラベスク、リストのコンソレーションは最初のコンセプトに、
ショパンとりストのそれぞれのソナタでは2番目のコンセプトに傾斜させてあ
ります。・・・・これらの曲の中で、そしてすばらしい演奏の中で、このハ
イブリット構造がどのように感じられるでしょうか・・・」
倉田尚彦(松尾楽器商会) ライナー・ノートより
野尻多佳子(ピアノ)
東京生まれ。在学中より、オーケストラとの共演、室内楽、ソロ等の活動を
始めソロリサイタルや、音楽祭に出演。卒業後、しばしば渡欧し、著名な演
奏家の指導を受ける。現在、ソロや室内楽で活躍。内外の演奏家との共演も
多い。2000年より毎年銀座王子ホール、東京文化会館小ホールにて定期的リ
サイタルを行うほか、東京オペラシティタケミツメモリアホールや紀尾井ホ
ール、東京文化会館大ホールなどにもしばしば出演。またドイツ、スイス、
オーストリアなどでも演奏している。
今回のアルバムではプログラミングから解説までこなしている。




<Edition HST>
HST-044 \2500
ヴァンハル(17391813):カッサシオン集
ノッテュルノ ト長調Weinmanm IV:5 ( Vn, Va, VC, CB, 2Corni )
カッサシオン変ホ長調Weinmann III:Es ( Vn, Va, VC, CB, 2Corni )
カッサシオン変ホ長調「葬送行進曲つき」Weinmann deest.
( Vn, VC, CB, 2Oboi, 2Corni )
指揮:室伏 正隆
演奏:ハイドン・シンフォ二エッタ トウキョウ
録音:2007年4月、東京府中の森芸術劇場ヴィーンホールでのライヴ録音。
1760年代ヴィーン上京後の最初のヴァンハル出世作と伝えられる室内楽、
カッサシオン集。どの曲も特にアダージョ楽章がヴァンハルならではの大変
優雅な曲となっており、当時の人気のほどが伺える。




<ALBANY>
TROY949 \1980
「ロストロポーヴィチへの賞賛」-ロストロポーヴィチの作品と初演した作品
ペンデレツキ:スラヴ風に
ウォルトン:パッサカリア
モイセイ・ヴァインベルク(1919-1996):無伴奏ソナタop. 72
ヒナステラ:プネーニャ第2番op.45「パウル・ザッハーへの賞賛」
ロストロポーヴィチ:モデラートとヴィヴァーチェ
ヨアヒム・ストゥチェフスキー(1927-1982):作品1970
ルトスワフスキ:ザッハー変奏曲
ダイアモンド:演奏会用小品
ロベルト・シュターラー(1924-2001):孤独の歌
スティーヴン・ホニグバーグ(Vc)
今年4月27日に死去したロストロポーヴィチを追悼して、彼のために書かれた
無伴奏チェロ作品が深みのある音色で演奏されています。ロストロポーヴィチ
はチェリストとして約150曲、指揮者として約70曲を初演しました。
ホニグバーグはジュリアード音楽院でレナード・ローズに学びました。1984年
ロストロポーヴィチが音楽監督を務めるナショナル交響楽団の団員となり、そ
の独奏者としてもたびたび出演しています。ソリストとしては「ベートーヴェ
ン:チェロ・ソナタ全集」(TROY268/69)やアメリカの現代作品など、ポトマッ
ク弦楽四重奏団の団員としてダイアモンド(TROY504,540,613,727)とクイン
シー・ポーターの弦楽四重奏曲全曲(TROY918/19)を録音しました。

TROY927 \1980
シリル・ローズ(1830-1903):32の練習曲
ショーン・オズボーン(Cl)
クラリネット学習者には有名なローズの32の練習曲(エチュード)を収録した
CD。オズボーンはモトロポリタン歌劇場管弦楽団の最年少クラリネット奏者
だった他、ニューヨーク・フィル、シアトル響、ピッツバーグ響で首席を務
めたあと、現在はソリスト、作曲家として活躍しています。
ローズはパリ音楽院でクラリネットを学び、1857-91年パリ・オペラ座のクラ
リネット奏者、1876-1900年パリ音楽院教授を務め、19世紀で最も尊敬された
クラリネット奏者の一人でした。この練習曲集は、オーボエ奏者フェルリン
グ(1796-1874)のオーボエのための48の練習曲op. 31に基づいています。

TROY908 \1980
「思考と夢-ピアノ三重奏のための現代作品」
レイフ・セーゲルスタム(1944-):1楽章の思考の三重奏曲第2番
ヘンツェ(1926-):室内ソナタ
ヴァッケ・シャラフィアン(1966-):ピアノ三重奏曲第2番「夢の中の夢」
ジョナサン・ゴラヴ:悪夢
ティグラン・マンスリアン(1939-):5つのバガテル
ベアード三重奏団:【スティーヴン・メイニーズ(P)、モヴセス・ポゴシアン
(Vn)、ジョナサン・ゴラヴ(Vc)】
シャラフィアンはアメリカの文化遺産に根差し、その精神と意味を探求して
います。「夢」は宇宙自体であり、夢のように心を感動させる音楽語法を作
ろうとしたと述べています。ゴラヴはバッファロー大学で教えながらエレク
トリック・チェロ奏者としても活動しています。「悪夢」は歌劇「赤い報い」
に基づいてこの三重奏団のために書かれました。マンスリアンの様式は昔の
アメリカ音楽の伝統と現代ヨーロッパの作曲技法を総合したもので、「バガ
テル」は深い思索と豊かな情緒を示しています。

TROY909 \1980
「不安な心-アメリカの歌曲集」
ロナルド・ペレラ(1941-):さあ眠れ
リビー・ラーセン(1950-):
私を試して下さい、善良な王様-ヘンリー8世の妻たちの最後の言葉
スティーヴン・ポーラス(1949-):愛とあこがれの歌曲集
ブルース・アドルフ(1955-):愛の千年
カレン・スミス・エマーソン(S)
アーリーン・シュルート(P)
2006年5月録音
「愛とあこがれの歌曲集」の歌詞は大伴家持、小野小町ほかの和歌の英訳で
す。エマーソンはニューヨークのオラトリオ協会の独唱コンクールなどに入
賞し、バロックから近代までの歌劇に出演するほか、アメリカの主要な楽団
や合唱団と共演し、スミス大学で教えています。

TROY917 \1980
「四季の詩人の恋」(英語版シューマン:詩人の恋)
シューマン:
くるみの木/君は花のごとく/献呈/「ウィーンの謝肉祭の道化」op. 26からロ
マンス/3つのロマンスop. 28
クララ・シューマン:ロマンスイ短調op.21-1/へ長調op.21-2/イ短調遺作/
シューマン:詩人の恋(エリザベス・カーシュナーの英訳歌詞による)
ジーン・ダントン(S)、
トマス・シュトンプフ(P)
2006年1月録音
アメリカの詩人カーシュナーは「詩人の恋」の歌詞を英訳し、4つの季節に4曲
又は5曲を割り当てました。透明な声で明確な歌唱を聴かせているダントンは、
独唱、歌劇、オラトリオ、ミュージカルと広く活動し、アメリカの現代作品も
多数演奏しています。

TROY921 \1980
「ロス・バウアー:儀式の断片」
(1)エスキモーの歌
(2)石のスープ
(3)運動
(4)儀式の断片
(5)支流
(1)ロス・バウアー指揮、クリスティーン・シャーデバーグ(S)、
クリストファー・オールドファザー(P)他
(2)ジェフリー・ミラースキー指揮
ニューヨーク・ニュー・ミュージック合奏団、
(3)トリプル・ヘリックス三重奏団
(4)スーザン・ナルッキ(S)、エンパイアリーアン合奏団
(5)ニューヨーク・ニュー・ミュージック合奏団のメンバー
バウアーはニュー・イングランド音楽院で学び、タングルウッドでベリオに
師事しました。ここには1990年代の作品が収録されており、叙情的な部分か
ら激しい部分まで表現の幅は大きく、表面は複雑に見えても、形式と声部進
行に対する確かな感覚によって形式は明確になっています。

TROY922 \1980
「音楽による賞賛」
「クロード・ドビュッシーの墓」
デュカス:牧神のはるかな嘆き
ルーセル:ミューズの歓待
マリピエロ:クロード・ドビュッシーに
バルトーク:ハンガリー農民の歌による即興曲
ラヴェル:ヴァイオリンとチェロの二重奏曲
ファリャ:クロード・ドビュッシーの墓碑銘のための賛歌
「ガブリエル・フォーレへの賞賛」
ラヴェル:ガブリエル・フォーレの名による子守歌
エネスコ:フォーレへの賞賛
ルイ・オーベール:同
ケックラン:同
フローラン・シュミット:同/他
アンドレイ・カスパロフ(P)
オクサナ・リュツィシン(P)
リーザ・リラフォード・コストン(Ms)
パヴェル・イリャショフ(Vn)、他
前半は、ドビュッシーの死後、1920年にパリの音楽雑誌Revue musicaleがド
ビュッシーを賞賛するために委嘱した作品です。後半は、それが成功したた
め、編集長がフォーレ存命中の1922年に7人の弟子に委嘱した「フォーレへの
賞賛」と題する作品です。

TROY923 \1980
「アラ・ボルゾヴァの室内楽作品集」
マジュヌーンの歌-テノールと合奏のためのカンタータ/スケルツォ/フラン
スのイメージ/ピンスクと青/母は言った
ジェームズ・リオ(T)、
アラ・ボルゾヴァ指揮
ダ・カーポ室内プレイヤーズ、
メーガン・ストゥープス(Cl)、イェフゲニア・ストレンガー(Vn)、
ウィリアム・シメル(アコーディオン)、アラ・ボルゾヴァ(P)、
ポール・スペリー(T)他
2002-2004年録音
ボルゾヴァはベラルーシで生まれの女性作曲家、モスクワ音楽院で学んだ後、
1993年にアメリカに移住し、指揮者、ピアニスト、オルガニストとしても活
動しています。マジュヌーンは7世紀アラビアの詩人、ピンスクはベラルーシ
の都市です。

TROY924 \1980
ウィリアム・ヒル:「変わった小さな甲殻類」
変わった小さな甲殻類/北の曙光-アメリカ土着のフルートと管弦楽のための
交響詩/7つの抽象的な細密画
ジェームズ・J.ペレリット(アメリカ土着のフルート)、
ローレンス・ゴラン指揮
モラヴィア・フィル
2006年8月録音
ヒルはコロラド交響楽団主席打楽器奏者を務め、デンヴァー大学で作曲を教
えています。画家としても活動していて、「7つの細密画」は作曲者が描いた
抽象的なスケッチからの7点に作曲したものです。

TROY925 \1980
「ロバート・ヘルプス(1928-2001):ピアノ作品全集第1集」
シャル・ウィ・ダンス?/回顧して/夜想曲/幻影のワルツ/左手のための
音楽-ピアノ独奏のための3つの練習曲/泉の幻想曲/3つの賞賛/発光/葉書
/4つの歌曲編曲
ナオミ・ニスカラ(P)
2006年5・8月録音
ヘルプスはセッションズに作曲を学び、ピアニストとしてその作品や現代音楽
も演奏しました。作品は新ロマン主義、印象主義、ミニマル・ミュージックの
影響を受けています。ニスカラはフィンランド系アメリカ人の父と日系2世の
母との間に生まれ、南フロリダ音楽大学助教授を務めています。

TROY926 \1980
「トロンボーン上のX-ジャンルを破壊する21世紀のトロンボーン協奏曲集」
ナサニエル・シルクレット(1889-1982):トロンボーン協奏曲
ジェームズ・プー:トロンボーン協奏曲
ジェフ・ティジク:トロンボーン協奏曲
ジェームズ・プー(Tb)
ジェフ・ティジク指揮
コロラド響
2004年7月録音
ここに収録された協奏曲は皆ポピュラー音楽の要素を含んでいます。プーは
イーストマン音楽学校を卒業し、ウッディ・ハーマン・バンドに加わった後、
チック・コリアと演奏旅行をし、2000年からはスティーリー・ダンのロック・
グループと演奏して来ました。現在は主にトロンボーン独奏者とイリノイ大
学トロンボーン教授として活動しています。

TROY928 \1980
ペテル・レウェン:「生きている水」
生きている水/クラリネット、バス・クラリネット、ピアノとチェロのため
の「時代錯誤」/ヴァイオリン協奏曲「星」/クラリネット、ハープ、ピア
ノと弦楽のための「水晶の光の川」
フランツ・アントン・クラーガー指揮
ヒューストン・ムーアズ大学響、
ジェフリー・ラーナー(Cl)、ウェルナー・ローズ(P)、
アンジェイ・グラビェツ(Vn)、デーヴィッド・キャンベル(Cl)他
1989・2005年録音
レウェンはユトレヒトで生まれ、ニュー・メキシコ大学とカリフォルニア大
学で学びました。1980年代末にテクサスに移住して、テクサスA&M大学教授を
務め、「生きている水」は同大学のオペラ・演奏芸術協会組合の委嘱によっ
て書かれました。

TROY929 \1980
ロバート・ウォード(1917-):
(1)交響曲第3番
(2)ヴァイオリン、チェロとピアノのための三重協奏曲「対話」
(3)交響曲第6番
(4)歌劇「コロラドから来た女性」-西部の曲集
(1)イーゴル・ブケトフ指揮アイスランド響、
(2)ニコラス・キッチン(Vn)、イェースン・キム(Vc)、ミンチェ・リュウ(P)
(2)(3)ロレンツォ・ムーティ指揮トライアングル室内管
(4)アラン・バルター指揮チェコ・フィル室内管
ウォードはイーストマン音楽学校とジュリアード音楽院で学び、コープランド
にも師事しました。調性は明確で、ヒンデミットやガーシュウィンの影響も
受けています。三重協奏曲はヴァイオリンとチェロのための作品の改作です。

TROY930/31 2枚組 \3960
サミュエル・コールリッジ=テーラー(1875-1912):
24の黒人の旋律集op.59
(南東アフリカ/南アフリカ/西アフリカ/西インド/アメリカ)
デーヴィッド・シェーファー=ゴットショーク(P)
2005年1-4月録音
コールリッジ・テーラーはシエラ=レオネ人の父とイギリス人の母との間に
イギリスで生まれ、王立音楽アカデミーでスタンフォードに師事しました。
アフリカやアフリカ系アメリカの民謡を収集し、それらを保存しヨーロッパ
文化に受け入れ易いものにしようと尽力しました。

TROY932 \1980
デーヴィッド・フェザーロルフ(1956-):室内楽作品集
(1)弦楽四重奏曲第1番「月だけが騒ぐ時」
(2)夢でも見てろ、おお太陽たち
(3)組曲-チェロのための幻想曲
(1)ガマヴィラ四重奏団
(2)ヴィット・ムジク(Vn)、
(2)(3)マリアーン・パヴリク(Vc)
2002年9月録音
フェザロフは初めチェロを学び、パーチェス音楽大学で作曲修士を取得し、
ニューヨークの作曲家集団「ランダム・アクセス・ミュージック」を創立し
ました。(1)の曲名はディラン・トマスの詩から採られ、(2)は「モーゼとア
ロン」の文字の綴り替えです。

TROY934 \1980
ドン・レイ:西部入植者の踊り/家族の肖像-組曲第1番
デリク・グリーソン指揮
ダブリン・フィル
2004年11月録音
レイはカリフォルニア大学を卒業して1956年CBCテレビの音楽スタッフとなり、
テレビのための音楽も作曲しています。親しみ易い様式で書かれ、第1曲は、
元入植者である祖父母が住んでいたロサンジェルス近くの田舎の懇親会で行
われた踊りを素材としています。

TROY935 \1980
アーマンド・クォリオティン(1954-):「室内楽作品集」
バッハ幻想曲/蜂鳥/ホタルの愛の祭/フォノコピア/サクソフォン、チェ
ロとピアノのための三重奏曲/緑色の蝶
ラドノフスキー・サクソフォン四重奏団、
ジョン・マクドナルド(P)、ペイ=チュン・リン(Pic)、
ケネス・ラドノフスキー(Sax)、ジル・ドレーベン(Pic, Fl)、
新しい音楽のためのアウロス・グループ、他
クォリオティンは初めジャズ・ギター、続いてクラシック・ギターと作曲を
学び、ブーレーズとバビットにも師事しました。「幻想曲」は友人ラドノフ
スキーの四重奏団のために書かれ、BACHの4音を12音音列を統合するために用
いています。

TROY936 \1980
ジェラルド・レヴィンソン(1951-) :「室内楽作品集1973-2001」
三重奏曲/慰め/二重奏曲(光の風)/ラガマリカ/驚くべきほとんどの現在
のここ-12の器楽の細密画
グレゴリー・フルカーソン(Vn)、マーカントニオ・バロン(P)、
チャールズ・アブラモヴィック(P)、バーバラ・アン・マーティン(S)、
イーゴリ・ベゲルマン(Cl)、クランシー・ニューマン(Vc)、
ジェームズ・フリーマン指揮オーケストラ2001
1993-2006年録音
レヴィンソンはクラム、メシアンなどに師事し、1979-80年はバリ島で同地の
音楽を学びました。第3曲の曲名はラーガ(インドの旋法)の花輪という意味で、
第4曲はクラムの70歳の誕生日を祝って、俳句とロルカ、カミングズの詩に基
づいて作曲されました。

TROY937 \1980
「田舎の星-ヴァイオリンとピアノのための新しい音楽」
デーヴィッド・ゴンパー(1954-):峡谷の音楽/田舎の星
ジョゼフ・ダンガーフィールド(1977-):フィンの夢
チン=チュー・フー(1969-):氷河の赤-覆われた景色
ノエル・ザーラー(1951-):ヴァイオリンとピアノのために
ジョン・アルマイア(1970-):キングズ・クロス
ヴォルフガング・ダーフィト(Vn)、
デーヴィッド・ゴンパー(P)
2005年9月・2006年9月録音
ここにはアメリカの作曲家たちが2人の演奏者のために作曲した作品が収録さ
れています。ゴンパーは1991年からアイオワ大学教授と現代音楽センター長
を務め、ピアニスト、指揮者としても活動しています。

TROY938 \1980
ロジャー・セッションズ(1896-1985):ヴァイオリン協奏曲
ジェームズ・ボレ:儀式
オレ・ベーン(Vn)、
ジェームズ・ボレ指揮
モナドノック祝祭管
2006年8月録音
ボレはミヨーらに作曲、ローゼンストックらに指揮を学びました。1966年モ
ナドノック・ミュージックを設立し、1974年から28年間ニュー・ハンプシャ
ー交響楽団音楽監督を務めました。「儀式」は厳粛で叙情的な作品です。

<SONY>
※価格が下がる可能性がありますが、現状の取り扱い価格でご案内いたし
ます。

8869713094-2 80枚組 \37500
グレン・グールド コンプリート・ジャケット・コレクション
(80CD BOX)
限定生産BOX仕様
1982年に亡くなった後も、未だに話題を提供し続ける稀代のピアニスト、グ
レン・グールド。2007年、没後25年/生誕75年という記念の年に、彼がソニ
ー・クラシカルに残した全ての音源をまとめ、オリジナルLPのジャケットを
CDサイズに復元した紙ジャケット仕様によるボックスセットが登場します!
「ゴールドベルク変奏曲」に始まったグールドの音楽の旅がこのボックス
にすべて収められていると言っても過言ではありません。
・オリジナルLPジャケットを忠実に再現した紙ジャケット仕様。ディスク面
もLPを再現
・オリジナル盤の発売順に並べられたCD78枚(映画のサウンドトラック「スロ
ーターハウス5」や、シューマンの室内楽アルバムなどを含みます)
・ボーナスディスク2枚(「ティム・ペイジとの対話」「未完のイタリアン・
アルバム&ジークフリート牧歌」)
・美麗ボックス仕様
・240ページブックレット(M.シュテーゲマンによる書き下ろしエッセイ含む)
・最新USデジタル・リマスター音源採用




<独SONY CLASSICS>
CB 82876 77718 \2300
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番、交響曲4番
(2005年10月収録)
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)

CB 88697 12363 \2300
バルトーク:
管弦楽のための協奏曲
中国の不思議な役人 組曲
ラヴェル:ダフニスとクロエ 第2組曲
(2004年10月収録)
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)




<Opus Arte DVD>
OA 0967(DVD-Video) \4550
ロッシーニ:歌劇「ランスへの旅」
ワレリー・ゲルギエフ指揮、マリンスキー劇場管弦楽団
パリ・シャトレ座 ベリャーエワ、ウスペンスキー、ユーディナ、他

OA 0973(DVD-Video) 2枚組 \5500
ラモー:歌劇「ゾロアストル」
クリストフ・ルセ指揮、レ・タラン・リリク、
ドロットニングホルム宮廷歌劇場管弦楽団
J.ダーリン、アレクシエフ、ブンゴード、パンツァレッラ、他

OA 5001(DVD-Video) 2枚組 \5500
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」(ヌレエフ版)
パリ・オペラ座バレエ
振付:ルドリフ・ヌレエフ 
出演:ルテステュ、マルティネズ、パケット、他




<EINSATZ RECORDS>
EZCD-007 \2300
シューマン:クライスレリアーナ・幻想曲ハ長調
ヴラド・ペルルミュテール(ピアノ)




<Brilliant special Box>
BRL 8317 100枚組 \17500
ロシアン・レジェンズ
好評のヒストリカル・ロシアン・アーカイヴ シリーズ(全13タイトル)を
ボックス化。さらに今回 ギドン・クレーメル10枚組を追加収録
※詳細はこちら
収録演奏家:
ラザール・ベルマン(Pf)エミール・ギレリス(Pf)
エフゲニー・キーシン(Pf)レオニード・コーガン(Vln)
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
ロストロポーヴィチ(Vc)ダニエル・シャフラン(Vc)
ヴィクトル・トレチャコフ(Vln)ギドン・クレーメル(Vln)
すべてライヴ録音による臨場感あふれる名演奏が目白押し。


BRL 93553 100枚組 \17500
ベートーヴェン作品全集
いよいよ満を持してのブリリアント・ベートーヴェン全集発売決定!
演奏:
●交響曲:クルト・マズア指揮、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 
●ピアノ協奏曲:フリードリヒ・グルダ(pf)
ホルスト・シュタイン指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
●ヴァイオリン協奏曲:ヘンリック・シェリング(Vln)
ベルナルト・ハイティンク指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 
●管弦楽曲集:スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮、ミネソタ管弦
楽団 ギュンター・ヘルビッヒ指揮、シュターツカペレ・ベルリン イルジィ
ー・セミコフ指揮、セントルイス交響楽団 ハンス・フーバート・シェーン
ツェラー指揮、ベルリン交響楽団 デイヴィッド・ジンマン指揮、ロチェス
ター交響楽団 
●室内楽曲集:アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィー
ルズ、チューリッヒ弦楽四重奏団、ガァルネリ四重奏団、チューリッヒ弦楽
三重奏団 クララ・ヴュルツ(pf)ゾルターン・コチシュ(pf) 
●ヴァイオリンソナタ集:アルテュール・グリュミオー(Vln)
クララ・ハスキル(pf) 
●チェロソナタ集:ハインリヒ・シフ(Vc)ティル・フェルナー(pf) 
●フルート作品集:ジャン=ピエール・ランパル(Flu) 
●管楽器による作品集:オッテット・イタリアーノ 
●ピアノソナタ集:フリードリヒ・グルダ(pf) 
●ピアノ変奏曲集:アルフレッド・ブレンデル(pf) 
●歌曲集:ペーター・シュライアー(Ten) 
●宗教曲集:コリン・デイヴィス指揮、ロンドン交響楽団 
●フィデリオ:カブリエレ・シュナウト(Sop)ルート・ツィーザク(Sop)
ヨゼフ・プロチュカ(Ten)ウーヴェ・ハイルマン(Br)
クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮、
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、他

★ベートーヴェン作品全集 収録曲

Disc.1-Disc.5
交響曲全集

Disc.6-Disc.8
ピアノ協奏曲全曲、ピアノ協奏曲ニ長調Op.61(ヴァイオリン協奏曲編曲版)

DISC.9
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ロマンス第1番、第2番

DISC.10
三重協奏曲ハ長調Op.56
ピアノ協奏曲変ホ長調WoO.4
ロンドWoO.6

DISC.11
「レオノーレ」序曲第1番Op.138
「レオノーレ」序曲第2番Op.72、Op.72a
「フィデリオ」序曲Op.72b
「レオノーレ・プロハスカ」のための音楽WoO.96
「献堂式」より序曲Op.124、合唱曲WoO.98

DISC.12
ORCHESTRALWORKS / ORGANWORKS
序曲「コリオラン」Op.62
ウェリントンの勝利Op.91
序曲「命名祝日」Op.115
祝賀メヌエット変ホ長調WoO.3
「タルペイア」のための凱旋行進曲WoO.2
オルガンの為の2声フーガ ニ長調WoO.31
音楽時計のための5つの小品WoO.33
笛時計のための擲弾兵行進曲ヘ長調Hess.107

DISC.13
舞曲集
12のコントルダンスWoO.14
6つの夜会メヌエットWoO.9
11のウィーン舞曲「メートリング舞曲」WoO.17
6つのレントラーWoO.15
12のドイツ舞曲WoO.8

DISC.14
12のメヌエットWoO.7
行進曲ニ長調「軍隊行進曲」WoO.24
6つのメヌエットWoO.10
6つのドイツ舞曲WoO.42
6つのエコセーズ変ホ長調WoO.83
エコセーズ ト長調WoO.23
7つのレントラーWoO.11
12のドイツ舞曲WoO.13
DISC.15
管楽八重奏曲変ホ長調Op.103
ロンディーノ変ホ長調WoO.25
六重奏曲変ホ長調Op.71
3つの二重奏曲WoO.27

DISC.16
行進曲第1番ヘ長調「ボヘミア国防軍のために」WoO.18
行進曲ハ長調「帰営譜」WoO.20
軍楽のための行進曲第2番ヘ長調WoO.19
ポロネーズ ニ長調WoO.21
エコセーズ ニ長調WoO.22
行進曲 変ロ長調WoO.29
五重奏曲 変ホ長調Hess.19
4本のトロンボーンのための3つのエクアーレWoO.30
管楽三重奏曲ハ長調Op.87
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の「お手をどうぞ」による変奏曲
ハ長調WoO.28
2つのフルートのためのアレグロとメヌエット ト長調WoO.26

DISC.17
セレナード ニ長調Op.41
主題と6つの変奏曲Op.105
2つのフルートのためのアレグロとメヌエット ト長調WoO.26
フルート、ファゴットとピアノのための三重奏曲ト長調WoO.37

DISC.18
主題と10の変奏曲Op.107
3つのフルートのためのトリオ ト長調
フルートソナタ変ロ長調Anhang.4

DISC.19
七重奏曲変ホ長調Op.20
六重奏曲変ホ長調Op.81b

DISC.20
ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長調Op.16
ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調Op.11「街の歌」
ホルンソナタ ヘ長調Op.17

DISC.21
ピアノ三重奏曲変ホ長調Op.38
モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」の「もし伯爵様が踊るなら」による
12の変奏曲ヘ長調WoO.40

DISC.22
セレナード ニ長調Op.25

DISC.23
ピアノ四重奏曲ハ長調WoO.36-3
ピアノ四重奏曲変ホ長調WoO.36-1
ピアノ四重奏曲ニ長調WoO.36-2

DISC.24
ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調Op.1-1
ピアノ三重奏曲第2番ト長調Op.1-2

DISC.25
ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.1-3
ピアノ三重奏曲変ロ長調WoO.39
カカドゥ変奏曲ト長調Op.121a

DISC.26
ピアノ三重奏曲第5番ニ長調Op.70-1「幽霊」
ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調Op.70-2

DISC.27
ピアノ三重奏曲変ホ長調WoO.38
ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調Op.97「大公」
創作主題による14の変奏曲変ホ長調Op.44

DISC.28
チェロソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
チェロソナタ第2番ト短調Op.5-2
チェロソナタ第3番イ長調Op.69

DISC.29
チェロソナタ第4番ハ長調Op.102-1
チェロソナタ第5番ニ長調Op.102-2
ヘンデルのオラトリオ「ユダス・マカウベス」の「見よ勇者は帰る」の主題
による12の変奏曲ト長調WoO.45
モーツァルトの歌劇「魔笛」の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲
ヘ長調Op.66
モーツァルトの「魔笛」の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲
変ホ長調WoO.46

DISC.30
ヴァイオリンソナタ第1番ニ長調Op.12-1
ヴァイオリンソナタ第2番イ長調Op.12-2
ヴァイオリンソナタ第3番変ホ長調Op.12-3
ヴァイオリンソナタ第4番イ短調Op.23

DISC.31
ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」
ヴァイオリンソナタ第6番イ長調Op.30-1
ヴァイオリンソナタ第7番ハ短調Op.30-2

DISC.32
ヴァイオリンソナタ第8番ト長調Op.30-3
ヴァイオリンソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
ヴァイオリンソナタ第10番ト長調Op.96

DISC.33
弦楽三重奏曲第1番変ホ長調Op.3
セレナード ニ長調Op.8

DISC.34
弦楽三重奏曲第2番Op.9-1
弦楽三重奏曲第3番ニ長調Op.9-2
弦楽三重奏曲第4番ハ短調

DISC.35
弦楽四重奏曲第1番ヘ長調Op.18-1
弦楽四重奏曲第2番ト長調Op.18-2

DISC.36
弦楽四重奏曲第3番ニ長調Op.18-3
弦楽四重奏曲第4番ハ短調Op.18-4

DISC.37
弦楽四重奏曲第5番イ長調Op.18-5
弦楽四重奏曲第6番変ロ長調Op.18-6
弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95「セリオーソ」

DISC.38
弦楽四重奏曲第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」
弦楽四重奏曲第8番ホ短調Op.59-2「ラズモフスキー第2番」

DISC.39
弦楽四重奏曲第10番変ホ長調Op.74「ハープ」
弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調Op.131

DISC.40
弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127
弦楽四重奏曲第16番ヘ長調Op.135

DISC.41
弦楽四重奏曲第15番イ短調Op.132
弦楽四重奏曲第9番ハ長調Op.59-3「ラズモフスキー第3番」

DISC.42
弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130
大フーガ変ロ長調Op.133

DISC.43
弦楽五重奏曲ハ長調Op.29
弦楽五重奏曲ハ短調Op.104
弦楽四重奏曲ヘ長調Hess.34

DISC.44
弦楽五重奏曲変ホ長調Op.4
弦楽五重奏のためのフーガ ニ長調Op.137
二重奏曲変ホ長調WoO.32
2つのヴァイオリンとチェロ、ストリングベースのための6つのレントラー
前奏曲とフーガ ホ短調Hess.29
前奏曲とフーガ ヘ長調Hess.30
前奏曲とフーガ ハ長調Hess.31
メヌエット 変イ長調Hess.33
弦楽五重奏のための前奏曲とフーガHess.40

DISC.45
ピアノソナタ第1番ヘ短調Op.2-1
ピアノソナタ第2番イ長調Op.2-2
ピアノソナタ第3番ハ長調Op.2-3

DISC.46
ピアノソナタ第4番変ホ長調Op.7
ピアノソナタ第5番ハ短調Op.10-1
ピアノソナタ第6番ヘ長調Op.10-2

DISC.47
ピアノソナタ第7番ニ長調Op.10-3
ピアノソナタ第8番ハ短調Op.13「悲愴」
ピアノソナタ第9番ホ長調Op.14-1
ピアノソナタ第10番ト長調Op.14-2

DISC.48
ピアノソナタ第11番変ロ長調Op.22
ピアノソナタ第12番変イ長調Op.26
ピアノソナタ第13番変ホ長調Op.27-1
ピアノソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」

DISC.49
ピアノソナタ第15番ニ長調Op.28「田園」
ピアノソナタ第16番ト長調Op.31-1
ピアノソナタ第17番ニ短調Op.31-2「テンペスト

DISC.50
ピアノソナタ第18番変ホ長調
ピアノソナタ第19番ト短調Op.49-1
ピアノソナタ第20番ト長調Op.49-2
ピアノソナタ第21番ハ長調Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノソナタ第22番ヘ長調Op.54

DISC.51
ピアノソナタ第23番ヘ短調Op.57「熱情」
ピアノソナタ第24番嬰ヘ長調Op.78「テレーゼ」
ピアノソナタ第25番ト長調Op.79
ピアノソナタ第26番変ホ長調Op.81a「告別」
ピアノソナタ第27番ホ短調

DISC.52
ピアノソナタ第28番イ長調Op.101
ピアノソナタ第29番変ロ長調Op.106「ハンマークラヴィーア」

DISC.53
ピアノソナタ第30番ホ長調Op.109
ピアノソナタ第31番変イ長調Op.110
ピアノソナタ第32番ハ短調Op.111

DISC.54
「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ変ホ長調Op.35
ピアノ・ソナタ第20番ト長調Op.49-2
「ルール・ブリタニア」による5つの変奏曲ニ長調WoO.79
イギリス国歌による7つの変奏曲ハ長調WoO.78
ヴラニツキーのバレエ「森の娘」のロシア舞踏による12の変奏曲イ長調
WoO.71
創作主題による6つの変奏曲ヘ長調Op.34
「トルコ行進曲」の主題による6つの変奏曲ニ長調Op.76

DISC.55
創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80
ヴィンターの歌劇「中止された犠牲祭」の「子供よ、静かにお休み」による
7つの変奏曲ヘ長調WoO.75
リギーニのアリエッタ「恋人よ来たれ」による24の変奏曲ニ長調WoO.65
パイジエッロの喜歌劇「粉屋の娘」の二重唱「ネル・コル・ピウ」による
6つの変奏曲ト長調WoO.70
ジュスマイアーの歌劇「ゾリマンII世」の「ふざけて、からかって」による
8つの変奏曲ヘ長調WoO.76
ディッタースドルフの歌劇「赤ずきん」の主題による13の変奏曲イ長調WoO.66
サリエリの「ファルスタッフ」の「まさにその通り」の主題による10の変奏曲
WoO.73

DISC.56
スイスの歌による6つの易しい変奏曲ヘ長調WoO.64
パイジエッロの「水車屋の娘」の「田舎の恋は」の主題による9つの変奏曲
イ長調WoO.69
創作主題による6つの易しい変奏曲ト長調WoO.77
グレトリーの歌劇「獅子王リシャール」のロマンス「燃える情熱」による
8つの変奏曲ハ長調WoO.72
ロンド ト長調Op.51-2
アレグレット ハ短調WoO.53
6つのエコセーズ変ホ長調WoO.83
バガテル イ短調「エリーゼのために」WoO.59
ポロネーズ ト長調Op.89
「選帝侯ソナタ」第1番変ホ長調WoO.47-1
「選帝侯ソナタ」第2番ヘ短調WoO.47-2

DISC.57
ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調Op.120
11のバガテルOp.119

DISC.58
6つのバガテルOp.126
ロンド・ア・カプリッチョ ト長調Op.129「失われた小銭をめぐる興奮」
ロンド ハ長調Op.51-1
7つのバガテルOp.33
アンダンテ ヘ長調「アンダンテ・ファヴォリ」WoO.57
やや生き生きとWoO.60

DISC.59
バガテル ハ短調WoO.52
アレグレット ハ長調Hess.69
ピアノ小品 喜びと悲しみWoO.54
ロンド ハ長調WoO.48
ロンド イ長調WoO.49
2つのソナチネ楽章ヘ長調WoO.50
アルマンド イ長調WoO.81
アングレース ニ長調 Hess.61
前奏曲ヘ短調WoO.55
幻想曲ロ長調Op.77
アレグレット ロ短調WoO.61
ドレスラーの行進曲による9つの変奏曲ハ短調WoO.63
全長調にわたる2つの前奏曲Op.39
フーガ ハ長調 Hass.64
メヌエット変ホ長調WoO.82
アレグレット ハ長調WoO.56
ハイベルのバレエ「妨げられた結婚」の「ヴィガーノ風のメヌエット」に
よる12の変奏曲ハ長調WoO.68
ワルツ変ホ長調WoO.84
アレグレット・クワジ・アンダンテ ト短調WoO.61a
ワルツ ニ長調WoO.85
エコセーズ変ホ長調WoO.86

DISC.60
ソナタ ニ長調Op.6
ワルトシュタイン伯爵の主題による8つの変奏曲ハ長調WoO.67
3つの行進曲Op.45
ゲーテの「君を思う」による6つの変奏曲ニ長調WoO.74
大フーガ変ロ長調Op.134
「選帝侯ソナタ」第3番ニ長調WoO.47-3

DISC.61 DISC.62
歌劇「レオノーレ」

DISC.63 DISC.64
歌劇「フィデリオ」

DISC.65
エグモントOp.84

DISC.66
バレエ音楽「プロメテウスの創造物」Op.43
バレエ音楽「騎士のバレエ」WoO.1

DISC.67
劇音楽「アテネの廃墟」Op.113
劇音楽「シュテファン王」Op.117
終末歌「ゲルマニア」WoO.94
連合した王侯たちに寄せる合唱WoO.95

DISC.68
シェーナとアリア「ああ、不実なる人よ」Op.65
シェーナとアリア「初恋」WoO.92
シェーナとアリア「いいえ、心配しないで」WoO.92a
二重唱「お前の幸福な日々に」WoO.93
三重唱「不信心な者よ、おののけ」Op.116
アリア「接吻への試み」WoO.89
娘たちと仲良くしてWoO.90
ウムラウフの「美しい靴屋の娘」への2つのアリアWoO.91

DISC.69
皇帝ヨゼフII世の葬送カンタータWoO.87
皇帝レオポルトII世の即位を祝うカンタータWoO.88

DISC.70
カンタータ「栄光の瞬間」Op.136

DISC.71
同志の歌「すべてのよき時に」Op.122
合唱幻想曲ハ短調Op.80
悲歌、生けるごとく安らかにOp.118
同志の歌「すべてのよき時に」Op.122*
野外カンタータ「楽しい乾杯の辞」WoO.103
ロプコヴィッツ・カンタータ「われらの尊き殿万歳」WoO.106
カノン「苦しみは短く、喜びは永し」WoO.166
「奉献歌」Hess.91
結婚の歌「友らのために、婚姻の神を称えん」WoO.105
ウィーン市民への別れの歌WoO.121
オーストリア軍歌WoO.122
奉献歌WoO.126
ジングシュピール「凱旋門」のフィナーレ「成就せり」WoO.97
奉献歌Op.121b

DISC.72
オラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」Op.85

DISC.73 DISC.74
ミサ・ソレムニス ニ長調Op.123
ミサ曲ハ長調Op.86

DISC.75
連作歌曲「遥かな恋人に」Op.98
アデライーデOp.46
君を愛すWoO.123
アリエッタ「くちづけ」Op.128
遠くからの歌WoO.137
異国の若者WoO.138
あきらめWoO.149
追憶WoO.136
ゲレルトによる6つの歌Op.48
5月の歌Op.52-4
モルモットOp.52-7
新しき愛、新しき人生Op.75-2
寂しさの喜びOp.83-1
あこがれOp.83-2
彩られたリボンに添えてOp.83-3
喜びと苦悩に満ちOp.84-4

DISC.76
友情の喜びOp.88
愛されない者のため息と愛の答えWoO.118
愛する男WoO.139
山からの呼び声WoO.147
希望に寄せてOp.32
希望に寄せて(第2稿)Op.94
恋人に寄すWoO.140
恋人に寄す(第2稿)WoO.140
独りごとWoO.114
われを忘れたもうなWoO.130
君を想うWoO.74
愛Op.52-6
いと麗しき花Op.52-8
ある娘のことWoO.107
ミンナにWoO.115
声高な嘆きWoO.135
恋人が別れようとしたときWoO.132
憩いの歌Op.52-3
あこがれWoO.146

DISC.77
蚤の歌Op.75-3
ウリアン氏の世界旅行Op.52-1
酒宴の歌WoO.109
ポンチの唄WoO.111
満ち足りた者Op.75-6
4つのアリエッタとひとつの二重唱曲Op.82
おお、いとしの森よWoO.119
別れWoO.124
アリエッタ「この暗い墓のうちに」WoO.133
女暴君WoO.125
何と時は長くWoO.116
愛する喜びWoO.128
うずらの鳴き声WoO.129
ひめごとWoO.145
ラウラにWoO.112
星空の下の夕べの歌WoO.150
嘆きWoO.113
燃え上がる色Op.52-2
むく犬の死に寄せる悲歌WoO.110
いずれにしてもWoO.148
戦士の別れWoO.143
自由の人WoO.117
奉献歌WoO.126

DISC.78
夜うぐいすの歌WoO.141
新しき愛、新しき生命WoO.127
愛されない者のため息と愛の答えWoO.118
詩人の魂WoO.142
愛する男WoO.139
メルケンシュタインWoO.144
人は炎を隠そうとするWoO.120
モリーの別れOp.52-5
あこがれWoO.134
遥かなる恋人に寄すOp.75-5
ミニョンOp.75-1
グレーテルの戒めOp.75-4
約束を守る男Op.99
高貴な人は慈悲深く善良であれWoO.151
親愛なヘンリエッテHess.151
メルケンシュタインOp.100

DISC.79 DISC.80
太った人を讃えてWoO.100
カノン「ろばの中のろば」Hess.277
親愛なる伯爵さま、親愛なる羊さまWoO.101
カノン「伯爵様、おたずねします」Hess.276
カノン「最上の伯爵殿、貴殿はお人よしだ」WoO.183
カノン「そうあらねばならぬ」WoO.196
カノン ト長調Hess.274
カノン「作品が出来上がった、金を調達しろ」WoO.197
カノン「信じて望めよ」WoO.174
カノン「ホフマンよ、決してホーフマンになるなかれ」WoO.180
アングレース ニ長調 Hess.61(ピアノ版)
修道僧の歌WoO.104
カノン「博士、お訪ねしました」WoO.190
カノン「修道院長殿、私は病気です」WoO.178
カノン「苦しみは短く、喜びは永し」WoO.163
カノン「死んでもいい、断じて違う」WoO.173
カノン「神は堅きやぐら」WoO.188
カノン「聖ペテロは岩なりき、ベルナルドゥスは聖なりき」WoO.175
カノン「美徳とは空虚な名目ではない」WoO.181c
カノン「人は高貴で、慈悲深く善良であれ」WoO.185
カノン「親愛なる市参事会員殿、あなたは寒がる」WoO.177
カノン「うすら寒く、生暖かくなく」WoO.191
カノン「私たちはみな迷うものだ」WoO.198
カノン「お芝居しないで体を動かせ」WoO.187
カノン「ブラウフレ、リンケ」WoO.167
カノン「おおトビアス!、ハスリンガーの支配者」WoO.182
カノン「今日バーデンを思い出せ」WoO.181a
カノン「大公殿下、幸福を祈ります」WoO.179
カノン「幸せはなくても良し、健康は欠くべからず」WoO.171
カノン「ごきげんよう」WoO.181b
カノン「人生を楽しめ」WoO.195
カノン「新年おめでとう」WoO.165
カノン 変イ長調 Hess.275
カノン「恋人の腕に安らかに憩う」WoO.159
カノン「私はあなたに接吻する」WoO.169
カノン「愛する人よ,私はあなたによって悩み,死ぬ」Hess.229
カノン「あなたのみを讃う」WoO.186
カノン「永遠にあなたのもの」WoO.161
カノン「友情は真の幸福の泉」WoO.164
2つのカノンWoO.160-2
カノン「タ、タ、タ…親愛なるメルツェルよ、ごきげんよう」WoO.162
カノン「お願いです、変ホ長調の音階を書い下さい」WoO.172
カノン「芸術は長く、人生は短い」(第2稿)WoO.192
2つのカノンWoO.160-1
カノン「沈黙を学べ」WoO.168-1
カノン「雄弁」WoO.168-2
カノン「ファルスタッフ君、登場しろ」WoO.184
アレグロ 2つのヴァイオリンのための小品イ長調WoO.34
別れの歌WoO.102
25のアイルランド民謡WoO.152
20のアイルランド民謡WoO.153より

DISC.81
12のアイルランド民謡WoO.154

DISC.82
26のウェールズ民謡WoO.155

DISC.83
12のスコットランド民謡WoO.156
12のさまざまな民謡WoO.157

DISC.84 DISC.85
25のスコットランド民謡Op.108
23の各国の歌WoO.158a
7つのイギリスの歌WoO.158b
6つの各国の歌WoO.158c


名演奏家たちによるベートーヴェン名演奏集
DISC.86
交響曲第9番「合唱付」Op.125
エリザベート・シュヴァルツコップ(Sop)
エリザベート・ヘンゲン(Alt)
ハンス・ホップ(Ten)
オットー・エーデル(Bs)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、バイロイト祝祭管弦楽団
(1951年7月29日)

DISC.87
交響曲第3番「英雄」Op.55
序曲「レオノーレ」第1番Op.138
序曲「レオノーレ」第2番Op.72a
オットー・クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団
(1955年10月3日、4日)

DISC.88
交響曲第5番「運命」Op.67
交響曲第7番Op.92
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮、フィルハーモニア管弦楽団
(1954年)

DISC.89
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」Op.73
ピアノソナタ第8番「悲愴」Op.13
ピアノソナタ第23番「熱情」Op.57
エドウィン・フィッシャー(pf)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団
(1951年2月19日、20日)(1952年10月14日-21日)

DISC.90
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調Op.61
ロマンス第1番Op.40
ロマンス第2番Op.50
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
ソビエト国立交響楽団
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワフィルハーモニー管弦楽団
(1962年12月25日)(1968年9月27日)

DISC.91
ピアノソナタ第8番「悲愴」Op.13
ピアノソナタ第14番「月光」Op.27-2
ピアノソナタ第23番「熱情」Op.57
イヴ・ナット(pf)
(1955年)

DISC.92
ピアノソナタ第30番Op.109
ピアノソナタ第31番Op.110
ピアノソナタ第32番Op.111
アルトゥール・シュナーベル(pf)
(1932年1月、3月)

DISC.93
ピアノソナタ第21番「ワルトシュタイン」Op.53
ピアノソナタ第23番「熱情」Op.57
ピアノソナタ第30番Op.109
ピアノソナタ第31番Op.110
ヴァルター・ギーゼキング(pf)
(1951年、1955年)

DISC.94
ピアノソナタ第29番「ハンマークラヴィーア」Op.106
ピアノソナタ第32番Op.111
ソロモン(pf)
(1952年、1951年3月)

DISC.95
ヴァイオリンソナタ第5番「春」Op.24
ヴァイオリンソナタ第7番Op.30-3
J.S.バッハ:無伴奏パルティータ第2番ニ短調BWV.1004
アドルフ・ブッシュ(Vln)ルドルフ・ゼルキン(pf)
(1929年、1933年)

DISC.96
チェロソナタ第1番Op.5-1
チェロソナタ第2番Op.5-2
チェロソナタ第3番Op.69
メヌエット ト長調WoO.10-2
パブロ・ガザルス(Vc)ミエチスラフ・ホルショフスキー(pf)
(1930年、1939年)

DISC.97
ピアノ三重奏曲第7番「大公」Op.97
シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番D.898
アルフレッド・コルトー(pf)ジャック・ティボー(Vln)パブロ・カザルス(Vc)
(1926年、1928年)

DISC.98
弦楽四重奏曲第13番Op.130
弦楽四重奏曲第14番Op.131
ハンガリー弦楽四重奏団
(1953年)

DISC.99 DISC.100
歌劇「フィデリオ」Op.72
マルタ・メードル(Sop)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(Ten)
ゴットロープ・フリック(Bs)
オットー・エデルマン(Bs)
アルフレッド・ペル(Br)
セナ・ユリナッチ(Sop)
ルドルフ・ショック(Ten)
アルウィン・ヘンドリクス(Br)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮、
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
(1953年10月13日-17日)

<ORPLID>
このレーベルは1997年から発売を開始した若いレーベルで偉大なバリトン歌
手ヘルマン・プライの息子であるフロリアン・プライの自主レーベルです。

ORPLID 8 \2380
シューベルト:歌曲集「冬の旅」 op.89 D.911
フロリアン・プライ(バリトン)
リコ・グルダ(ピアノ) 
2006年ミュンヘンでの録音
2006年同曲で日本各地で公演を行い好評を得たフローリアン・プライ(ヘルマ
ン・プライの息子)とリコ・グルダ(フリードリヒ・グルダの息子)のコンビに
よるアルバムです。
尚、シューベルトの「水車小屋の娘」が同じコンビでAMPHIONレーベルから
発売されています。

ORPLID 10 \2380
フロリアン・プライ(バリトン)が歌うテレマン、ヘンデル、バッハ
(1)テレマン:カンタータ「DER MOND ZOG NACH UND NACH」
(2)ヘンデル:カンタータ「穹窿のごとく天はおおい」
(3)ヘンデル:歌劇「リナルド」からアリア「涙の流れるままに」
(4)バッハ:アリア「汝が心われにあたえずや」 BWV.518
(5)ヘンデル:カンタータ「愛の戦から逃れよ」
フロリアン・プライ(バリトン)
クラウス・カンパー(チェロ)、
マルガ・シューリッヒ・ヘンシェル(チェンバロ)
クリストフ・ヘンシェル、マルクス・ヘンシェル(ヴァイオリン)
2000年ミュンヘンでの録音




<ANDROMEDA>
ANDRCD5097 2枚組 \1750
CD.1
(1)ブゾーニ:ヴァイオリン・ソナタ第2番 ホ短調 op.36a
ペーター・リバール(ヴァイオリン) 1954年
(2)ブラームス:ピアノ五重奏曲 ヘ短調 op.34
ペーター・リバール、クレメンス・ダヒンデン(ヴァイオリン)
ハインツ・ヴィガンド(ヴィオラ)、アントニオ・トゥシャ(チェロ) 1949年
CD.2
(3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454
ペーター・リバール(ヴァイオリン) 1954年
(4)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 op.12/3
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) 1957年 ブザンソンでのライヴ
(5)ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第10番 ト長調 op.96
アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) 1957年 ブザンソンでのライヴ
以上 クララ・ハスキル(ピアノ)
(1)はSCHWINDレーベルへのスタジオ録音。
(2)はコンサートホール協会への録音。
(3)はアナログ盤からの復刻で、多少聴き辛い箇所ございます。
(4)(5)はMELODRAMから発売あり。
※(3)を除き全体的に良い音質です。貴重な録音を集めています。

ANDRCD5101 3枚組 \2150
チャイコフスキー:
CD.1
(1)交響曲第6番 ロ短調「悲愴」 op.74 1954年3月21日
(2)組曲「くるみ割り人形」 op.71a 1951年11月17日
CD.2
(3)ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
ウラディーミル・ホロヴィッツ(ピアノ) 1943年4月25日
(4)幻想序曲「ロメオとジュリエット」 1953年3月21日
(5)交響幻想曲「テンペスト」 op.18 1944年3月12日
(6)交響的バラード「ヴォエヴォーダ」 op.78 1941年4月19日
CD.3
(7)交響曲「マンフレッド」 op.58 1953年1月10日
ボーナス・トラック
(8)ボロディン:交響曲第2番 ロ短調 1938年2月26日
以上 アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団 
※良い音質です。

ANDRCD9013 2枚組 \1750
ワーグナー:ニーベルングの指輪から
楽劇「ラインの黄金」
ハンス・ホッター(ヴォータン)、
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)
グレ・ブラウェンステイン(フレイア)、ヨゼフ・トラクセル(フロー)
アルフォンス・ヘルヴィヒ(ドンナー)、ルートヴィヒ・ズートハウス(ローゲ)
グスタフ・ナイトリンガー(アルベリヒ)、パウル・クーエン(ミーメ)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1956年8月13日 バイロイトでのライヴ
※数々の良質な復刻盤で定評あるANDROMEDAが自信をもってお勧めする「ニー
ベルングの指輪」分売です。

ANDRCD9014 3枚組 \2150
ワーグナー:ニーベルングの指輪から
楽劇「ワルキューレ」
グレ・ブラウェンステイン(ジークリンデ)
ヨゼフ・グラインドル(フンディング)、
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
ハンス・ホッター(ヴォータン)、
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(フリッカ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークムンド)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1956年8月14日 バイロイトでのライヴ

ANDRCD9015 4枚組 \2380
ワーグナー:ニーベルングの指輪から
楽劇「ジークフリート」
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)、
パウル・クーエン(ミーメ)
ハンス・ホッター(さすらい人ヴォータン)、
イルゼ・ホルヴェーク(森の小鳥)
グスタフ・ナイトリンガー(アルベリヒ)、
アルノルト・ヴァン・ミル(ファフナー)
ジーン・マデイラ(エルダ)、
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1956年8月15日 バイロイトでのライヴ

ANDRCD9016 4枚組 \2380
ワーグナー:ニーベルングの指輪から
楽劇「神々の黄昏」
アストリッド・ヴァルナイ(ブリュンヒルデ)、
グスタフ・ナイトリンガー(アルベリヒ)
グレ・ブラウェンステイン(グートルーネ)、
ヘルマン・ウーデ(グンター)
ヨゼフ・グラインドル(ハーゲン)、
ジーン・マデイラ(ヴァルトラウテ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ジークフリート)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1956年8月17日 バイロイトでのライヴ




<VENEZIA>
CDVE04277 3枚組 \2000
ムラヴィンスキー指揮、リヒテル(Pf)チャイコフスキー作品集
チャイコフスキー:
CD.1
(1)バレエ音楽「くるみ割り人形」op.71から6曲 1981年12月31日
(2)交響曲第5番 ホ短調 op.64 1983年3月19日
CD.2
(3)幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 op.32 1983年3月19日
(4)交響曲第6番「悲愴」 ロ短調 op.74 1982年1月28日
CD.3
(5)ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23 1959年7月24日
(6)ピアノ・ソナタ(大ソナタ)ト長調 op.37 1956年
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ CD.3)
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィル

CDVE04282 4枚組 \2700
ブラームス:
CD.1
(1)ヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」 ト長調 op.78 1957年
レフ・オボーリン(ピアノ)
(2)ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 op.100 1972年
(3)ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調 op.108 1969年
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)
CD.2
(4)ハンガリー舞曲第5番 嬰へ短調(J.ヨアヒム編) 1952年
(5)ハンガリー舞曲第8番 イ短調(J.ヨアヒム編) 1952年
(6)ハンガリー舞曲第9番 ホ短調(J.ヨアヒム編) 1952年
(7)ハンガリー舞曲第20番 ホ短調(J.ヨアヒム編) 1947年
ヴラディーミル・ヤンポリスキー(ピアノ)
(8)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 1949年
キリル・コンドラシン指揮
全同盟放送大交響楽団 
以上 ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
CD.3
(9)交響曲第1番 ハ短調 op.68
(10)交響曲第3番 ヘ長調 op.90
CD.4
(11)交響曲第2番 ニ長調 op.73
(12)交響曲第4番 ホ短調 op.98
キリル・コンドラシン指揮ソビエトRTV大交響楽団 1969-71年
CD.1はCDVE03225(既に廃盤)と同音源です。

CDVE04275 3枚組 \2000
コンドラシン指揮によるロシアのシンフォニック&ヴォーカル音楽
CD.1
(1)ラフマニノフ:詩曲「鐘」 op.35 1963年
(2)プロコフィエフ:「10月革命20周年のためのカンタータ」op.74 1967年
CD.2
(3)ショスタコーヴィチ:
バラード「ステパン・ラージンの処刑」 op.119 1965年
(4)スヴィリドフ:「悲愴オラトリオ」 1975年
CD.3
(5)スクリャービン:神聖劇序夜から第1部「宇宙」 1973年
(A.ネムティンによる補筆完成版)
キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィル 
アレクサンドル・ユルロフ合唱団
ミハイル・ドヴェンマン(テノール)(1)
エリザヴェータ・シュムスカヤ(ソプラノ)(1)
アレクセイ・ボルシャコフ(バリトン)(1)
ヴィターリ・グロマトスキー(バス)(3)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(バス)(4)

<Hyperion>
CDA 67595 \2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第43集 ――
ウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816-1875):
ピアノ協奏曲第4番へ短調Op.19、カプリッチョホ長調Op.22
フランシス・エドワード・ベイシュ(1833-1858):
ピアノ協奏曲ホ長調Op.18(世界初録音)
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
BBCスコティッシュ交響楽団
知られざるロマンあふれるピアノ協奏曲を次々と世に送り出すなど、絶大な
人気を誇るロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ(RPCシリーズ)
も今回のリリースで第43集に到達。ディーリアス&アイアランドを収録した
第39集以来となる『イギリス』の作品集となる第43集の気になる内容は、
19世紀イギリスの師弟コンビによるピアノ協奏曲集!
ベネットの弟子であり将来の活躍を嘱望されながらも結核に冒され24歳とい
う若さでこの世を去ったエドワード・ベイシュ。大きな魅力を持ちながらも
未出版のため作曲から現在までほとんど演奏が行われてこなかったベイシュ
のピアノ協奏曲だが、ロンドンの王立音楽院に残されていた楽譜が発見され
たことによって今回の録音が実現!師匠譲りの卓越した作曲技法によって書
かれたピアノ協奏曲は、24年という短い生涯を駆け抜けたベイシュの大きな遺
産である。
師匠のスタンデイル・ベネットの作品は2曲を収録。メンデルスゾーンとシュ
ーマンから称賛を受けイギリスのロマン派最大の作曲家と称されるベネット。
「ピアノ協奏曲第4番」と「カプリッチョ」はメンデルゾーンからの影響と
ベネット自身の個性が巧みに表現されている。
ピアニスト、そして指揮者として世界規模の活躍を続けるハワード・シェリ
ーが再びRPCシリーズに登場!モシュレス、エルツ、カルクブレンナーなどの
録音でも見事な弾き振りを披露してくれており、今回のベネット&ベイシュ
でのパフォーマンスに懸かる期待も非常に大きい。

CDA 67629 \2180
A・ブルックナー:
アヴェ・マリア/この所は神が作り給いぬ/ミサ曲第2番ホ短調/キリスト
はおのれを低くして/王の御旗は翻る/正しい者の口は/エサイの杖は芽を
出し/パンジェ・リングヮ
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア
ラッター、ペルト、ウィテカー、マクミラン、ラウリッドソン(ローリゼン)
など独自のプログラミングと高いクォリティを兼ね備えたアルバムを続々と
打ち出しているレイトン&ポリフォニー。
特にペルトの作品集「トリオディオン」(CDA 67375)は2003年度のハイペリオ
ン・ワールド・セールスのトップに輝くなど、歌声とレパートリーの両面が
世界中から絶賛されている。
合唱王国イギリスの中でも特筆した実力を誇る黄金コンビの最新作はブルッ
クナーの宗教作品集。ブルックナーのシンフォニーを連想させてくれる大作
「ミサ曲第2番」や美しきモテットで、レイトン&ポリフォニーの魂を揺さ
ぶる神秘なるハーモニーが響く。

CDA 67671 \2180
B・マルティヌー:ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集Vol.1 ――
フルート、ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲H.252/2本のヴァイオリン
と管弦楽のためのデュオ・コンチェルタンテH.264/2本のヴァイオリンと管
弦楽のための協奏曲ニ長調H.329
ボフスラフ・マトウシェク(ヴァイオリン)、
ヤンネ・トムセン(フルート)、レジス・パスキエ(ヴァイオリン)、
ジェニファー・コー(ヴァイオリン)、
クリストファー・ホグウッド(指揮)、
チェコ・フィルハーモニック管弦楽団
20世紀ボヘミアの大作曲家マルティヌーのプロジェクトがスタート!
全4巻のリリースとなる「ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集」には、世
界初録音となる作品や祖国チェコでは演奏が行われているものの国際的な知
名度はこれからといった作品など豊富なレパートリーによって構成される。
ヴァイオリンにはミルシテイン門下で読売日本交響楽団の元コンサートマス
ターとして活躍したマトウシェク。
指揮者にはホグウッド、オーケストラはマルティヌーにも縁の深いチェコ・
フィルが起用されるなど豪華な陣容が実現!

CDA 67590 \2180
サミュエル・コールリッジ=テイラー(1875-1912):
ピアノ五重奏曲ト短調Op.1/ヴァイオリンとピアノのための《バラード》
Op.73/クラリネット五重奏曲嬰ヘ短調Op.10
ナッシュ・アンサンブル
驚異的な活動を展開しているイギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・ア
ンサンブルの新録音は、コールリッジ=テイラーの室内楽作品集。
シエラレオネ人の父親とイギリス人の母親の間に生まれ、スタンフォードに
作曲を支持したコールリッジ=テイラーの初期と晩年の3作品を収録しており
作風の変化の聴き比べも面白い。
ちなみにハイペリオンからは既に「ヴァイオリン協奏曲」(CDA 67420)がリリ
ースされており好セールスを記録している。

CDA 67611 2枚組 \2180
J・ハイドン:弦楽四重奏曲集Op.9
ロンドン・ハイドン弦楽四重奏団
ハイドンの成熟した様式と創作力を証明している「弦楽四重奏曲集Op.9」を
演奏するのは、ヴィヴァルディのチェロ協奏曲集(CDA 67553)で充実の演奏を
聴かせてくれてジョナサン・コーエンを中心にイギリスの若手奏者によって
結成されたロンドン・ハイドン弦楽四重奏団。
グロッサではホープリッチとの共演でブラームスやモーツァルトの録音を行
っている同アンサンブルは、ガット弦とバロック弓の使用を大きな特徴とし
ている。

CDA 67628 \2180
C・F・アーベル:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのための音楽 ――
アダージョ/ヴィヴァーチェ/アレグロ/メヌエットのテンポで/アダージョ
/アルペジオ/メヌエットと変奏曲/モデラート/アダージョ/フーガ/
ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調/アレグロ/メヌエットのテンポで
/アンダンテ/アルペジオ/アレグロ/メヌエットのテンポで/アンダンテ
/アレグロ/アレグレット/アレグロ
スザンヌ・ハインリッヒ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
ヴィオラ・ダ・ガンバを語るうえで外せないのがドイツに生まれイギリスを
主な活躍の場とした音楽家アーベル。ここには自らが名奏者としてヴィオラ
・ダ・ガンバの復権に力を尽くしたアーベルが残した数多くの無伴奏作品と
ソナタをカップリングしている。
スザンヌ・ハインリッヒは、キングズ・コンソートやパラディアン・アンサ
ンブルなど著名なアンサンブルで活躍する女流奏者。ギルドホール音楽院で
後進の育成にも力を注いでいる。

CDA 67649 \2180
S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調Op.18/同第3番ニ短調Op.30
スティーヴン・ハフ(ピアノ)、
アンドルー・リットン(指揮)、ダラス交響楽団
スコアの原点に立ち帰ったライヴ・パフォーマンスが大きな話題呼ぶなどベ
ストセラーとして絶賛を博している名手ハフのラフマニノフ。
今回のリリースでは、全集(CDA 67501/2)の中から特に人気の高い第2番と
第3番を抜粋。
ハフの至芸によるピアノ協奏曲史上屈指の名作がこの1枚で味わえる。

CDS 44281/6 5枚組 \10500
グランヴィル・バントック(1868-1946):管弦楽作品集 ――
ケルティック交響曲/アトラスの魔女/海の略奪者/ヘブリディーズ交響曲
/異教徒の交響曲/緑日広場のフィフィネ/2つの英雄的なバラード/キプ
ロスの女神/ヘレナ/交響詩《ダンテとベアトリス》/サッフォ/サピック
の詩/《雅歌》への前奏曲/《オマル・ハイヤーム》への前奏曲/らくだの
キャラバン隊/ キャリスティオーナ/行列/破壊者サラバ/ギリシャ悲劇
への序曲 /荒野と孤独な場所/ピエロ・オヴ・ザ・ミニット/《雅歌》よ
り 三つの情景
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
バントックのスペシャリストであるハンドリー、ロイヤル・フィル、そして
ハイペリオンが打ち立てた金字塔であるバントックの管弦楽作品集6タイト
ルがセットになって新装発売。収録時間は7時間33分!




<Helios>
CDH 55307 \1280
ベンジャミン・ブリテン(1913-1976):
祝祭カンタータ《キリストとありて喜べ》Op.30/婚礼のアンセム《我愛す、
ゆえに我あり》Op.46/祝祭テ・デウムOp.32/
みどり児はお生まれになったOp.3
トーマス・トロッター(オルガン)、
マシュー・ベスト(指揮)、
コリドン・シンガーズ、ウェストミンスター大聖堂聖歌隊
抜群の完成度!ブリテンの神秘性に富んだ合唱作品をイギリスの名門が歌。
CDA 66126からの移行再発売。

CDH 55310 \1280
ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):クリスマス物語SWV.435
ジョヴァンニ・ガブリエリ(1557-1612):クリスマスの4つのモテット
ロバート・キング(指揮)、キングズ・コンソート
ドイツとイタリアの巨星が書き上げたクリスマスのための音楽。
CDA 66398からの移行再発売。

CDH 55319 \1280
ルイ=クロード・ダカン(1694-1772):
オルガンまたはクラヴサンのノエルの新しい曲集
クリストファー・ヘリック(オルガン)
イギリスのヴィルトゥオーソが18世紀フランスが生んだ天才の作品を荘厳に
響かせる。
CDA 66816からの移行再発売。




<Signum Classics>
SIGCD 104 \2180
ビューティ・アンド・ザ・ビートボックス ――
L・V・ベートーヴェン(ハグ編):交響曲第5番《運命》
C・コリア(ストローマン編):スペイン
H・パーセル(バラード編):ディドの嘆き
E・ルイス&J・ヘンドリックス&D・ランバート(スウィングル編):
イッツ・サンド・マン
T・アルビノーニ(バラード編):アダージョ ト短調
M・ラヴェル(バラード編):ボレロ
メキシコ民謡(アヴラモヴィツ編):シェリト・リンド
W・A・モーツァルト(ラズボーン編):ピアノ協奏曲第21番より 第2楽章
T・スコット(ライリー編):ガッチャ
シュロモ:バックビート
シュロモ&ヴォーカル・オーケストラ、スウィングル・シンガーズ
「ダバダバ・・・」のスキャット・コーラスでお馴染みのヴォーカル・アン
サンブル、スウィングル・シンガーズがシグナム・クラシックスに初見参!
独特のハーモニーで常に世界を驚嘆の渦に巻き込むスウィングル・シンガー
ズの新録音に超強力なゲストが登場。
全世界で爆発的な話題を呼んでいるイギリスのヒューマンビートボクサーで
あるシュロモ(Shlomo)が、ヴォーカル・オーケストラを引き連れてスウィン
グル・シンガーズとの録音に参戦!
スマートな眼鏡の青年という風貌からは想像がつかない超絶のヴォイス・パ
ーカッションは圧巻という単語以外が見つからないほどの凄さ。
「ビューティ・アンド・ザ・ビースト(美女と野獣)」をアレンジした「ビュ
ーティ・アンド・ザ・ビートボックス(美女とビートボックス???)」という
アルバム・タイトルにもユーモアと遊び心が存分に表現されるている。
『声』を用いた表現の限界を突破し続けるスウィングル・シンガーズとシュ
ロモ。強烈な個性の融合による声の世界に圧倒されること間違いなし!
2006年12月&2007年4月の録音。

SIGCD 103 \2180
ジョン・メトカーフ(1946-):
パラダイス・ハウンツ.../3つのモビール/黄水仙の時に
トーマス・ボウズ(ヴァイオリン)、
ジェラルド・マックリスタル(サクソフォン)、
ジェレミー・ヒュー・ウィリアムズ(バリトン)、
グラント・ルウェリン(指揮)、
BBCナショナル・オーケストラ・オヴ・ウェールズ
1946年スウォンジー生まれのウェールズの作曲家ジョン・メトカーフのソリ
ストを伴う作品集。
メトカーフは作品に幻想的な雰囲気を持たせる術に長けており、ソリストや
オーケストラの使い方も非常に洗練されている。ちなみに「黄水仙」はウェ
ールズの国花である。

SIGCD 105 2枚組 \3500
フランシス・ポット(1957-):気づかないでいた雲
ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、
ジェレミー・フィルセル(オルガン)、
ジェレミー・バックハウス(指揮)、
ヴァサーリ・シンガーズ
フランシス・ポットの「気づかないでいた雲」は、テノール独唱、オルガン、
そして合唱のために作曲された大規模な声楽作品。
1997年にモスクワで開催された第2回プロコフィエフ国際コンクールで一等賞
に輝いたポットは、特に合唱とオルガンの作曲法に定評を持つ。
2007年2月16日-18日の録音。





<Deux-Elles>
DXL 1044 \2180
14の銀の弦-トッカータ、パルティータと舞曲 ――
G・カプスベルガー:
トッカータ第9番、同第10番、パッサカリア イ短調、カンツォーネ第1番、
バッロ第1巻、パッサカリア ニ短調、トッカータ第2番、“カプスベルガー”、
アルペジアータ、カナリオ
A・ピッチニーニ:
トッカータ第8番、Partite variate sopra la folia aria Romanesca、
コレンテ第1番、トッカータ第3番、ガリアルダ第1番、トッカータ第4番、
Partite variate sopra quest’ aria francese detta l’Alemana、
コレンテ第4番、トッカータ第10番
マシュー・ワーズワース(テオルボ)、
ゲイリー・クーパー(チェンバロ&オルガン)、
マーク・レヴィ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
イタリアの初期バロック時代に作曲家、リュート&テオルボの奏者として名
声を得た2大巨頭、カプスベルガーとピッチニーニの作品集は登場アーティス
トが凄い。チャンネル・クラシックスにデビューを果たした盲目の天才奏者
マシュー・ワーズワースを主役として、伴奏でチェンバロとオルガンを担当
するのはなんと名手ゲイリー・クーパー!加えてイギリスのアンサンブル
「コンコルディア」を率いるヴィオラ・ダ・ガンバ奏者マーク・レヴィも馳
せ参じるなど見事な顔触れが実現。もちろん演奏も抜群!
2001年12月&2002年6月の録音。

DXL 1040 \2180
ピアノ・デュオによるラ・ヴァルス
C・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
G・ビゼー:子供の遊びOp.22
M・ラヴェル:マ・メール・ロア、ラ・ヴァルス
フィリップ・ムーア(ピアノ)、
サイモン・クロフォード=フィリップス(ピアノ)
ロンドンの王立音楽院でヘイミッシュ・ミルンに師事したムーアとクロフォ
ード=フィリップスは、1995年にピアノ・デュオとして活動を開始。2001年
にはストラヴィンスキーの2台ピアノのための協奏曲でプロムスにデビュー。
2004年にはスタインウェイのアーティストにも任命された若き実力者たちで
ある。ストラヴィンスキー・アルバム(DXL 1081)での凄まじい演奏が記憶に
新しいところだが、このフレンチ・アルバム、特にラ・ヴァルスでの色彩感
は素晴らしい。2台ピアノによる演奏のさらなる可能性を提示してくれるアル
バムである。
2001年2月26日-27日の録音。

DXL 1033 \2180
セシリア・マクドウォール(1951-):
アークティック・サーク/イレブン/Tapsalteerie/6つの模倣作/3つの演
奏会用練習曲/ヴェニスの晩祷/7つのインプレッションズ/Le Temps
Viendra/サウンドトラックス/パヴァーヌ/パイパーズ・ドリーム/
冬の音楽
エマ・ウィリアムズ(フルート)、リチャード・ショウ(ピアノ)、
アンサンブル・ルミエレ
現代イギリスの女流作曲家セシリア・マクドウォールのフルートを中心とし
た室内楽作品集。ジョセフ・ホロビッツやアダム・ゴーブに作曲を学んだマ
クドウォールの作品は、ジェームズ・ゴールウェイやロンドン・モーツァル
ト・プレーヤーズによって演奏されるなど高い評価を獲得している。
2001年4月&10月の録音。




<Avie>
AV 2138 \2180
W・A・モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457/同第15番ハ長調K.545/
同第13番変ロ長調K.333/ロンド ヘ長調K.494/同ニ長調K.485/
同イ短調K.511
マーシャ・ハジマーコス(フォルテピアノ)
これまで「Zig-Zag Territoires」から録音のリリースを行っていた女流鍵盤
奏者マーシャ・ハジマーコスがアヴィー(Avie)に移籍を果たし初登場!
オレゴンに生まれパリ国立高等音楽院ではインマゼールに師事したハジマー
コス。1995年には8回の演奏会でフランス初となるハイドンのソナタ全曲演奏
会を成功させている。新たな境地となるモーツァルトのレコーディングにも
期待大。





<Nimbus>(NimbusはCD-R盤となります)
NI 1732 6枚組 \6480
F・シューベルト:
ピアノ・ソナタ第7番変ホ長調D.568,Op.122/同第19番ハ短調D.958/
同第9番ロ長調D.575,Op.147/同第18番ト長調D.894,Op.78《幻想》/
同第4番イ短調D.537,Op.164/同第20番イ長調D.959/同第15番ハ長調D.840
《レリーク》/同第17番ニ長調D.850,Op.53/同第13番イ長調D.664,Op.120
/同第16番イ短調D.845,Op.42/同第14番イ短調D.784,Op.143/
同第21番変ロ長調D.960
アラン・マークス(ピアノ)
アメリカのシカゴで生まれ、レオン・フライシャーとベンジャミン・カプラ
ンの下でピアノを学んだアラン・マークスのシューベルト。マークスは、サ
ティの「ヴェクサシオン」の録音を行ったことでも話題を呼んだピアニスト
である。マークスの死去の前年である1994年の1月から3月にかけてベルリン
・フィルハーモニーの小ホール「カンマームジークザール」で行われたコン
サートを収録したライヴ録音。

NI 1731 3枚組 \4350
D・スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ全集Vol.7 ――
ソナタK.141-147、K.94-95、K.97/ソナタ ニ短調/同ト長調/同ニ長調/
同イ長調/同イ長調/同イ長調/同ホ長調/同ト長調/同ニ短調/同イ長調
/同ハ長調/同ト短調/同ト長調/ソナタK.31-42、K.202-205、K.356-357、
K.452-453、K.544-555
リチャード・レスター(チェンバロ)
サイレンスター古楽音楽祭では音楽監督、同じくサイレンスターのパリッシュ
教会では指揮者を務めるリチャード・レスターによるスカルラッティのソナ
タ全集も今回の第7巻で遂に完結。筆写譜などの未出版のソナタが収録されて
いる。2004年-2005年の録音。

NI 5675 \2080
オルガンのための音楽 ――
E・ラウタヴァーラ:トッカータOp.59、Laudatio Trinitatis、Ta Tou
Theou Op.30/S・グバイドゥーリナ:明と暗/A・ペルト:Mein Weg hat
Gipfel und Wellentaler、トリヴィウム、Annum per annum、断続する平行
/H・グレツキ:カンタータOp.26
ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
壮大なスケールで展開される「バッハのオルガン作品集」を築いたケヴィン
・ボウヤーの「ペルトのオルガン作品全曲」を中心としたオルガン作品集。
近代作品への積極的な取り組みもボウヤーの特徴である。
1999年5月-6月の録音。

NI 5673/4 2枚組 \3180
J・S・バッハ:6つのパルティータBWV.825-830
バーナード・ロバーツ(ピアノ)
Bacベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集などニンバス(Nimbus)へ数多くの
録音を行ってきたイギリス人ピアニスト、バーナード・ロバーツ。このパル
ティータ集では、ベテランらしい懐の深いバッハを聴くことが出来る。
2000年7月-9月の録音。

NI 5699 \2080
イギリスのチェロ・ソナタ集 ――
F・ブリッジ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.125
B・ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65
A・ゲール:チェロ・ソナタOp.45
H・ワトキンス:チェロ・ソナタ
ポール・ワトキンス(チェロ)、ヒュー・ワトキンス(ピアノ)
20歳でBBC響の主席チェロ奏者に就任し、現在はナッシュ・アンサンブルなど
第一線で活躍するポール・ワトキンス。
ポールの実弟でコンポーザー=ピアニストであるヒュー・ワトキンスとの兄
弟デュオは、抜群の一体感を醸しだしている。2001年6月10日-14日の録音。

NI 5661 \2080
L・V・ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ト長調Op.1-2/同ハ短調Op.1-3
ウィーン・ピアノ・トリオ
ウィーン・ピアノ・トリオは、1988年に結成され世界各国でのコンサート活
動やニンバスへ録音を行ってきたオーストリアのアンサンブル。ヴァイオリ
ンのレディクの使用楽器はグァダニーニ1771。1998年2月2日-5日の録音。





<Amon Ra>(Amon RaはCD-R盤でのご提供となります。)
CD-SAR 32 \2080
L・M・ゴットシャルク:ピアノ作品集 ――
バナナの木/サバンナ/マンスニエのセレナード/プエル・トリコの思い出
/ロマンス/ジプシーの歌/ポルカ変ロ長調/同変イ長調/私といっしょに
/マンチャの調べ/ガッリーナ/セヴィーリャの夜/アンダルシアの思い出
/マズルカ/子守歌/バラード第6番/瀕死の詩人
リチャード・バーネット(ピアノ)
アメリカに生まれ、中南米各地の民族音楽などの旋律やリズムを自らの作品
へ存分に取り込んだゴットシャルク。ここではバーネット自慢のコレクショ
ンの中から19世紀中盤に製作されたエラール、ブロードウッド、グラーフと
いった3種類の歴史的ピアノを用いており、強調された輪郭とリズム感がゴ
ットシャルクの音楽をさらに際立たせている。
1988年3月の録音。

CD-SAR 48 \2080
J・フィールド:ピアノ作品集 ――
夜想曲第1番変ホ長調/同第5番変ロ長調/ソナタ変ホ長調Op.1-1/夜想曲
第6番へ長調/同第4番イ長調/同第2番ハ短調/同第3番変イ長調/同第11番
変ホ長調/同第12番ト長調/グランド・パストラーレ ホ長調/ロシアのア
リアによる変奏曲イ短調/熊の踊り/アンダンテ ハ短調/カマリンスカヤ
による変奏曲変ロ長調/ロシアの歌曲による変奏曲ニ短調/夜想曲第14番
ハ長調
リチャード・バーネット(ピアノ)、ローナ・フルフォード(ピアノ)
18世紀終盤から19世紀前半を生きたアイルランドの音楽家であり夜想曲の元
祖ジョン・フィールドのピアノ作品集。歴史的ピアノの収集家として有名な
バーネットが19世紀前半に製作された5台のピアノを使い分けるなど、作曲
当時の音色の再現を追及した興味深い録音である。
1990年3月&1991年3月の録音。

CD-SAR 44 \2080
C・P・E・バッハ:
トリオ・ソナタ ロ短調Wq.143,H.567/同ト長調Wq.144,H.568/
同ニ短調Wq.145,H.569/同イ長調Wq.146,H.570/同ハ長調Wq.147,H.571
ヌーヴォー・クヮルテット
ピリオド楽器のアンサンブル「ヌーヴォー・クヮルテット」は、イギリスの
チェンバロ奏者ポール・ニコルソンを中心として古典派音楽を開拓する四重
奏団。落ち着きのある心地よい演奏が印象に残る。1989年5月の録音。





<Prima Voce>(Prima VoceはCD-R盤でのご提供となります。)
NI 7942 \1680
チェーザレ・シエピ(1923-)-録音集(1947年-1948年) ――
G・ヴェルディ:歌劇《エルナーニ》より、歌劇《ナブッコ》より
A・ボイト:歌劇《メフィストフェレ》より/他
チェーザレ・シエピ(バス)、
アルトゥーロ・バシーレ(指揮)、イタリア放送交響楽団、他
「プリマ・ヴォーチェ」は、往年の名歌手たちの歌声が収録された78回転の
SP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリーズ。

NI 7901 \1680
マルセラ・ゼンブリヒ(1858-1935)-録音集(録音:1904年-1912年)
マルセラ・ゼンブリヒ(ソプラノ)、アントニオ・スコッティ(バリトン)、
エミリオ・デ・ゴゴルツォ(バリトン)、他

NI 7902 \1680
カルロス・ガルデル(1890-1935)
キング・オヴ・タンゴVol.2(録音:1930年-1933年)
カルロス・ガルデル(ヴォーカル)、フランシスコ・カナーロ(指揮)、他

NI 7903 \1680
エリザベート・レートベルク(1894-1976)-録音集(録音:1924年-1930年)
エリザベート・レートベルク(ソプラノ)、他




<Channel Classics>
CCSSA 25807(SACD-Hybrid) \2850
RCCSSA 25807(国内仕様盤)(SACD-Hybrid) \3400
アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904):
チェロ協奏曲ロ短調Op.104,B.191/交響的変奏曲Op.78,B.70
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団
1995年12月にオランダ・フィルとのコンビで同作品のレコーディング(CCS
8695)を行っているウィスペルウェイ。今回約10年もの月日を経て実現した新
録音は、楽器、パートナー、そして録音環境といった全ての要素が完璧に揃っ
た前代未聞の完成度を誇る最強の「ドヴォルザークのチェロ協奏曲」なので
ある!ウィスペルウェイがこのドヴォルザークで駆使するチェロは、もちろ
んグァダニーニ(1760)。ロンドンのクリスマス・オークションでグァダニー
ニとしては過去に例のない世界最高の金額で落札されたチェロ・ファン垂涎
の銘器が劇的に、そして美しく響きわたる。
録音:
2006年12月、プダペスト・芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)、ライヴ録音。




<Glossa>
GCD 920308 2枚組 \3250
ボアディーリャのボッケリーニ ――
ルイジ・ボッケリーニ(1743−1805):6つの弦楽三重奏曲Op.14
ラ・レアル・カマラ〔エンリコ・ガッティ(ヴァイオリン)、
エミリオ・モレーノ(ヴィオラ)、ガエタノ・ナッシロ(チェロ)〕
ここまで「オラトリオ」と「ソナタ」といった異なるスタイルのディスクを
発表してきたガッティの新たなリリースとなるのはボッケリーニの「弦楽三
重奏曲集」。
イタリアに生まれ、作曲家としてだけでなく当代屈指のチェロ奏者として活
躍していたボッケリーニ。「弦楽三重奏曲Op.14」はスペインに活動の場を移
したボッケリーニが、1772年にボアディーリャで作曲した作品である。
世界有数のピリオド楽器奏者による「ラ・レアル・カマラ」はとにかくメン
バーが凄い。イタリアが生んだバロック・ヴァイオリンの巨匠エンリコ・ガ
ッティ。18世紀オーケストラでヴィオラ・セクションのリーダーを務めるエ
ミリオ・モレーノ。
そしてガッティとの共演経験も豊富なバロック・チェロの鬼才ガエタノ・ナ
ッシロといったバロック音楽ファン、ピリオド楽器ファンから大きな信頼を
寄せられている世界的奏者たちによる強力アンサンブルなのだ。
個々の能力の高さはもちろんのこと、アンサンブルの完成度も抜群!「ラ・
レアル・カマラ」の奏でるボッケリーニが聴き手の心に感動という名の美し
き風を届けてくれる――。
2005年3月、フラン・ワレ教会(ベルギー)での録音。

GCD 922005 \2180
フランシスコ・ゲレーロ(1528/9−1599):
ミサ曲《バビロンの流れのほとりにて》/めでたし、いと聖なる乙女/天の
后よ、喜び給え/Si el mirar/Celsi confessoris/Ut queant laxis/In
exitu Israel/Adios mi amor/Conditor alme siderum
マイケル・ヌーン(指揮)、
アンサンブル・プラス・ウルトラ、スコラ・アンティクァ、
ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ
ルネサンス音楽の大家ビクトリア、自らの師であったモラレスと並び立った
16世紀スペイン最大の作曲家の1人フランシスコ・ゲレーロ。
ここではゲレーロのミサ曲の中でも非常に珍しく貴重な録音として重宝され
るであろう「バビロンの流れのほとりにて」に加えて、トレド大聖堂のクワ
イアー・ブックからマイケル・ヌーンが新たに発見したゲレーロ作曲による
6曲の賛美歌などを収録している。
ルネサンス時代のスペインで作曲されたポリフォニー音楽の演奏と解釈には
絶大な実績と評価を持つマイケル・ヌーン。
ヌーンはオーケストラ・オヴ・ザ・ルネサンスとのコンビで多くの名演を生
み出してきており、その中でもゲレーロのレクイエム(GCD 921402)は至高
の演奏として絶賛を受けている。
ヌーン自身がディレクターを務める「アンサンブル・プラス・ウルトラ」、
グレゴリオ聖歌のスペシャリスト集団「スコラ・アンティクァ」に加えて
「ヒズ・マジェスティーズ・サクバッツ&コルネッツ」が参加するなど、充
実の陣容は録音への強い意気込みの証拠と言えるだろう。
2006年6月、サン・ミゲル教会(スペイン・クエンカ)での録音。




<Chandos>
CHAN 10413 \2080
ベドルジハ・スメタナ(1824-1884):管弦楽作品集Vol.1 ――
交響詩《リチャードIII世》Op.11
交響詩《ヴァレンシュタインの陣営》Op.14
交響詩《ハーコン・ヤルル》Op.16
プラハの謝肉祭/ポルカト長調《田舎の少女》
祝典序曲ハ長調/シェイクスピア祭のための祝典行進曲Op.20
シェイクスピアの「リチャードIII世」のためのファンファーレ/漁夫
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
世界最大級のインディペンデント・レーベル「シャンドス」を代表するマエ
ストロ、ジャナンドレア・ノセダと手兵BBCフィルの新たなプロジェクトは
チェコの雄スメタナの作品集。
収録曲にはスメタナのスウェーデン時代に作曲が行われた3曲の「交響詩」、
そして「我が祖国」の後に初演が行われた「プラハの謝肉祭」など何れも劣
らぬ名曲がズラリと並ぶ。
「我が祖国」以外のスメタナの管弦楽作品を集めたディスクは数が少ないだ
けに、ノセダ&BBCフィルの新たな録音は話題を呼ぶだろう。

CHSA 5054(SACD-Hybrid) \2850
アレクサンドル・タンスマン(1897-1986):交響曲集Vol.2 ――
交響曲第7番《抒情的》
交響曲第8番《管弦楽のための音楽》
交響曲第9番
オレグ・カエターニ(指揮)、メルボルン交響楽団
第1弾のリリース時にはシャンドスの新たなレパートリーの始まりを実感させ
てくれたタンスマンの交響曲集。
今回発売となるファン待望の第2集には、アメリカ時代の交響曲第7番、フラ
ンス帰国直後の交響曲第8番、前作から約10年後に書かれた交響曲第9番の3作
品を収録。
ちなみに第7番&第9番は今回が世界初録音となる。
演奏はもちろん第1集と同じく人気評価ともに急上昇中のカエターニ&メルボ
ルン響。
師であるムーシン、コンドラシン直伝のタクト捌きでカエターニがメルボル
ン響を見事にコントロール。
マエストロ・カエターニが創造するタンスマンの世界が再び繰り広げられる。

CHSA 5051(SACD-Hybrid) 3枚組 \5700
グランヴィル・バントック(1868-1946):オマル・ハイヤーム
キャスリーン・ウィン=ロジャース(メゾソプラノ)、
トビー・スペンス(テノール)、ロデリック・ウィリアムス(バリトン)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、ロンドン交響楽団&合唱団
「オマル(ウマル)・ハイヤーム」とはセルジューク朝時代の12世紀ペルシャ
で天才詩人として活躍した歴史的人物のこと。四行詩(ルバーイイ)を集めた
「ルバイヤート」は日本を含めた世界各国で翻訳、出版されている。
1908年にエルガーの後任としてバーミンガム大学の教授へと就任したバント
ック。その前後となる1906年から「ルバイヤート」を題材とした作品の作曲
に着手。
1906年のバーミンガム音楽祭、1907年のカーディフ音楽祭、1909年のバーミ
ンガムの三度にわたって初演が行われたことからも作品のスケールの大きさ
が窺い知れる。
この「オマル・ハイヤーム」の指揮者には、ハイペリオンに6枚ものバントッ
ク作品集を録音している達人ヴァーノン・ハンドリーが起用されるなど理想
的なキャストが実現。またシャンドスのプロデューサーであるラルフ・カズ
ンズはこの作品の録音を長く望み続けてきたと言うだけに、レーベルの総力
を結集した重要な録音となることは間違いない。

CHAN 10405 \2080
L・ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》、同第2番《ないしょの手紙》
K・シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37、同第2番Op.56
シェーンベルク・クヮルテット
2002年のグラミー賞へのノミネートされるなど国際的な評価を獲得し続けて
いるシェーンベルク・クヮルテット。
昨年2006年が結成30周年となった同アンサンブルは特に20世紀作品のスペシャ
リストとして名を馳せており、既にシャンドスからリリースされているシェ
ーンベルク、ウェーベルン、ベルク、ツェムリンスキーのディスクは何れも
好セールスを記録している。
今回は、20世紀ウィーンの作曲家たちの作品から東欧の作品にレパートリー
をシフト。チェコとポーランドの名作での熱演を期待したい。

CHAN 10423 \2080
エドムンド・ラッブラ(1901-1986):
カンタベリー・ミサOp.59/聖ドミニク・ミサOp.66/2つのキャロル
リチャード・ヒコックス(指揮)、ウェストミンスター・シンガーズ
約30年前にRCAからLPとして発売されたヒコックスによるラッブラのミサ曲集
がシャンドスより世界初CD化として復刻発売。
圧倒的なレパートリーの数を誇りイギリス音楽のスペシャリストとして名高
いヒコックスだが、声楽のみの作品集は意外と少ない。それだけに合唱指揮
者としてのヒコックスを知ることのできる貴重な録音の復活となるだろう。

CHAN 10444 2枚組 \4160
インガ・ニールセン-ヴォイセズ ――
J・マスネ:歌劇《マノン》より 君か!あなたか!…もう私の手ではないの?
G・ヴェルディ:歌劇《椿姫》より
G・ペルゴレージ:スターバト・マーテルより
G・ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より/他
インガ・ニールセン(ソプラノ)、プラシド・ドミンゴ(テノール)、
アントニオ・パッパーノ(指揮)、
ランベルト・ガルデッリ(指揮)、
グスタフ・クーン(指揮)、他、様々なアーティスト
1946年にデンマークで生まれアメリカで育った名ソプラノ歌手インガ・ニー
ルセンのプロ・デビュー35周年を記念したリリース。
1952年(当時6才!)から2007年までに収録されたライヴ&スタジオ録音の中か
ら選りすぐった音源を2枚のディスクに収めており、幼少の頃の録音や「マノ
ン」でのドミンゴのデュオなどファン注目の音源が多数収録されている。




<Lyrita>(LyritaはCD-R盤となります)
SRCD.216 \2180
ヘンリー・ウッド・オーケストレーションズ ――
J・S・バッハ:トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
F・ショパン:葬送行進曲
F・X・シャルヴェンカ:ポーランド舞曲Op.3-1
E・グラナドス:アンダルーサ
E・グリーグ:葬送行進曲
C・ドビュッシー:沈める寺
S・ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2
M・ムソルグスキー:組曲《展覧会の絵》
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
イギリスの夏の風物詩として世界的な人気を博している「プロムス」で第1回
から約半世紀という長期間にわたって指揮者を務め、世界的な音楽祭へと育
て上げたのが今回のアルバムの主役ヘンリー・ウッド。
ウッドは膨大な数のイギリス初演や世界初演を手がけるなど指揮者としてイ
ギリスの楽壇に遺した功績は計り知れない。そしてウッドのもう1つの大きな
功績こそが、管弦楽編成へのアレンジ。現在では数多くの編曲版が存在する
「展覧会の絵」だが、この作品に初めて管弦楽編曲を施したのはラヴェル
(1922年)ではなくウッド(1915年)なのだからその先見の目には恐れ入る。
このアルバムには前述の「展覧会の絵」を筆頭に「トッカータとフーガ
ニ短調」のウッド版などが収録されるなど聴きどころ満載。アレンジ物の
ファンにとって垂涎のアルバムが登場だ!全曲世界初出音源。

SRCD.215 \2180
コンスタント・ランバート(1905-1951):
バレエ音楽《ロメオとジュリエット》/バレエ音楽《ポモーナ》/
管弦楽のための音楽*/ペスト王+
ノーマン・デル・マー(指揮)、イギリス室内管弦楽団、
バリー・ワーズワース(指揮)*、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団*、
サイモン・ジョリー(指揮)+、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団+
ヴォ-ン=ウィリアムズに師事したランバートは、1925年にディアギレフから
の委嘱でロシア・バレエ団へ作曲を行い一躍その名を広めている。その時に
作曲され、ランバートの代表作となったのがバレエ音楽「ロメオとジュリエッ
ト」。ハイペリオンからも新たな録音(CDA 67545)がリリースされるなどラン
バートのバレエ音楽には傑作が多い。世界初CD化(一部世界初出)。

SRCD.244 \2180
フランク・ブリッジ(1879-1941):
チェロと管弦楽のための悲歌的協奏曲《祈り》
ピアノと管弦楽のための狂詩曲《ファンタズム》
ジュリアン・ロイド・ウェッバー(チェロ)、
ピーター・ウォルフィッシュ(ピアノ)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
民謡を題材とした作品が大勢を占めた当時のイギリスにおいて、珍しい無調
音楽や印象主義といった前衛的な作曲技法を自らの独自路線としたブリッジ。
既にリリースされている管弦楽作品集(SRCD.243)に続くのは、協奏曲集。特
に1930年に作曲された「祈り」はブリッジのレパートリーでは比較的珍しい
大規模な作品として有名。全曲世界初CD化。

SRCD.257 \2180
ディヴェルティメントとシンフォニエッタ集 ――
M・ティペット:ディヴェルティメント《セリンガーのラウンド》
A・ロースソーン:ディヴェルティメント
B・ブリテン:シンフォニエッタOp.1
L・バークリー:シンフォニエッタOp.34
M・アーノルド:シンフォニエッタ第1番Op.48
ノーマン・デル・マー(指揮)、イギリス室内管弦楽団、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、ロンドン交響楽団
ブリテンやアーノルドなど、20世紀イギリスで活躍した大作曲家たちによる
「ディヴェルティメント」と「シンフォニエッタ」をテーマとした好企画盤。
この1枚だけで音楽史に名を残し、同じ国で同じ20世紀を生きた5人の作曲家
たちの個性的な作風を聴き比べることができる。リリタの豊富な音源が可能
にさせたアルバムである。全曲世界初CD化。

SRCD.280 \2180
マルコム・ウィリアムソン(1931-2003):
オルガンと管弦楽のための協奏曲/ピアノ協奏曲第3番変ホ長調*/
2台ピアノのためのソナタ+
マルコム・ウィリアムソン(オルガン&ピアノ)、
エイドリアン・ボールト(指揮)、レナード・ドメット(指揮)*、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
リチャード・ロドニー・ベネット(ピアノ)+
シドニーで生まれ、12歳からはシドニー音楽院で作曲をグーセンスに師事し
たウィリアムソン。1950年にロンドンへ渡りブーレーズやメシアンの音楽を
研究するなど活躍の場をイギリスへと移している。ウィリアムソン自身の演
奏によるオルガンとピアノの演奏だけでなく、ボールトやベネットとの共演
といった貴重な録音の収録も嬉しい。全曲世界初CD化。

SRCD.2261 3枚組 \4360
ジョン・アイアランド(1879-1962):歌曲集 ――
旅人の歌/When Lights go rolling round the sky/Hope the Hornblower
/海熱/マリーゴールド/5つの詩/3つの歌曲/We'll to the Woods no
more/2つの歌曲/神聖な歌曲と世俗的な歌曲/5つの16世紀の歌曲集/Blow
out you bugles/他
ベンジャミン・ルクソン(バリトン)、ジョン・ミッチンソン(テノール)、
アルフレーダ・ホジソン(アルト)、アラン・ウーランズ(ピアノ)
アイアランドの室内楽作品集(SRCD.2271)も管弦楽作品が多数を占めているリ
リタでは珍しいレパートリーだったが、新たに加わるのはなんと歌曲集。大
規模な作品を殆ど手がけなかったアイアランドの歌曲は、その後のイギリス
歌曲の発展に影響を与えるなど評価が高い。全曲世界初CD化。

SRCD.322 \2180
ジョン・ジュベール(1927-):交響曲第1番Op.20
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
1927年南アフリカのケープタウンで生まれ、イギリスへと渡ったジョン・ジュ
ベール。
現在も活躍を続けるベテラン指揮者の80歳を記念して製作されたこのアルバ
ムには、ジュベール最大の野心作と言われる交響曲第1番が収録されている。





<ASV Gold>
GLD 4024 \2080
L・V・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.2 ――
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調Op.12-2/同第4番イ短調Op.23/
同第5番ヘ長調Op.24《春》/同第8番ト長調Op.30-3
ピーター・クロッパー(ヴァイオリン)、マーティン・ロスコー(ピアノ)
惜しまれつつも解散となってしまったイギリスの誇る伝説の弦楽四重奏団「リ
ンゼイズ」。
そのリンゼイズの活動をリーダーとして支え続けてきたヴァイオリン奏者ピ
ーター・クロッパーのベートーヴェン第2弾。本格的なソロ・キャリアを開始
させ、多忙な日々を過ごすクロッパーが本腰を入れて取り組んでいるベート
ーヴェンなだけに期待は非常に高い。
なお当シリーズでは10曲のソナタ全曲のリリースが予定されている。





<Black Box>
BBM 1109 \2080
ポール・ショーンフィールド(1947-):
ピアノと管弦楽のための《4つのパラブル》
ヴァイオリンとピアノのための《4つのお土産》(世界初録音)
ピアノ・トリオための《カフェ・ミュージック》
アンドリュー・ルッソ(ピアノ)、ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)、
ジョアン・ファレッタ(指揮)、プラハ・フィルハーモニア
現代アメリカの作曲家の紹介に力を入れているブラック・ボックス(Black
Box)から新たに登場するのは、1947年デトロイト生まれのポール・ショーン
フィールド。ガーシュウィン、バルトーク、ストラヴィンスキーの作風を好
んでいるショーンフィールドの作品では、リズム感といったジャズの要素や
民謡の旋律が重要視されている。世界的名手の地位を確保したエーネスや売
り出し中のピアノ奏者ルッソ、そしてファレッタなどアーティスト陣も強力。





<ASV>
CDDCA 1184 \2080
S・プロコフィエフ(ボリソフスキ編):
バレエ音楽《ロメオとジュリエット》Op.64より 5つの小品
F・ブリッジ(リーバーマン編):
ロシアの踊り、アレグロ・アパッショナート、ロマンス
F・ショパン(リーバーマン編):
ワルツ第3番イ短調Op.34-2、練習曲第3番ホ長調Op.10-3《別れの曲》
R・シューマン:アダージョとアレグロ
フレダ・スウェイン:午後の歌
P・I・チャイコフスキー(ボリソフスキ編):
10月、6つの歌曲Op.6より、4月、夜想曲、Ardent Declaration
ライオネル・ターティス:夕暮れ
R・ヴォ―ン=ウィリアムズ:ロマンス
H・ヴィエニャフスキ:夢嬰ヘ短調
ヘレン・カルス(ヴィオラ)、フィリップ・ブッシュ(ピアノ)
リリース第1弾(CDDCA 1181)では、堂々たるウォルトンとボーウェンのヴィオ
ラ協奏曲を披露してくれ女流ヴィオラ奏者ヘレン・カルス。協奏曲を取り上
げた前作とは対照的に今回はアレンジ物を中心としたヴィオラのための小品
を取り上げる。世界初録音も多数含まれており、ヴィオラのコンサート・プ
ログラムを選ぶ際の参考としても役立ちそうだ。





<Resonance>
CDRSN 3106 \1250
M・ポンセ:
24の前奏曲/スペインのフォリアによる変奏曲とフーガ/主題、変奏曲と
フィナーレ/パガニーニの主題による変奏曲/カベソンの主題による変奏曲
スティーヴン・マーチオンダ(ギター)
メキシコの偉大なる作曲家ポンセがギターのために書いた全ての変奏曲と24
の前奏曲を収録した名盤が復活!
CDQS 6249からの移行再発売。




<Piano21>
P 21017-N \2250
バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ ――
J・S・バッハ:
トッカータとフーガ ニ短調BWV.565(カツァリス編)
管弦楽組曲第3番ニ長調より-アリア(カツァリス編)
シチリアーノ(フェニンガー編)
コラール《雄々しかれ、わが心》
コラール《イエス、わが喜び》(ケンプ編)
コラール《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》
コラール前奏曲《目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ》BWV.645(ケンプ編)
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564より-アダージョ(ヘス編)
幻想曲とフーガ ト短調BWV.542(サーントー、リスト、カツァリス編)
前奏曲ロ短調BWV.855a(シロティ編)
ガヴォットとロンドー(ラフマニノフ、フリードマン、カツァリス編)
ラルゴ-ソナタBWV.1005より(サン=サーンス編)
バディネリ(カツァリス編)
ラルゴ-協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056(カツァリス編)
アリア《羊は安らかに草をはみ》(カツァリス編)
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
入手困難となっていた「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」がパッ
ケージとフォーマットを一新して再登場!元祖超絶技巧ピアニストの神業を
存分にご堪能あれ!
※この新装盤はSACD Hybrid盤ではなく通常CD盤となります。これに伴い従来
リリースされていたP 21017(SACD Hybrid)/RP 21017(国内仕様盤)は廃盤と
なります。ご注意下さい。




<PentaTone>
PTC 5186 307(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:
ハイドンの主題による変奏曲変ロ長調Op.56a/交響曲第1番ハ短調Op.68
マレク・ヤノフスキ(指揮)、ピッツバーク交響楽団
ペンタトーン(PentaTone)から新たにスタートするプロジェクトは、ピッツ
バーク交響楽団のブラームス!
現在は、アンドルー・デイヴィス、ヤン=パスカル・トルトゥリエ、そして
マレク・ヤノフスキによる三頭体制で活動を続けているピッツバーク響。
(2008年9月からはマンフレッド・ホーネックが音楽監督に就任予定)
今回スタートとなるブラームスは全てヤノフスキのタクトによるもので、ラ
イヴ収録による交響曲全曲のリリースが予定されている。
ヤノフスキは1984年から1986年にかけてASVにブラームスの交響曲全集
(CDRSB 405)の録音を行っており、ピッツバーク響とのプロジェクトによる
リリースは待望の新録音となる。
ピッツバーク響との三頭体制では主にドイツ音楽を担当してきたヤノフスキ。
久々にマーケットに戻ってきたピッツバーク響と作品を知り尽くした名匠の
コンビが円熟味のあふれる堂々たるブラームスを聴かせてくれる。
2007年3月のライヴ録音。

PTC 5186 188(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:セレナード第1番ニ長調Op.11/同第2番イ長調Op.16
クルト・マズア(指揮)、
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
活発な動きを見せるフィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の
復刻シリーズ最新作。今回はハイティンク&コンセルトヘボウと並びシリー
ズの重要な位置を占めるマズア&ゲヴァントハウスによるブラームスがマル
チチャンネルで復刻となる。1981年9月の録音。





<Etcetera>
KTC 1353 \2250
ニュー ――
デレク・ブルジョワ(1941-):オステオブラスト(骨芽細胞)
マルティン・パディング(1956-):And Trees Would Sing
J・P・スヴェーリンク(1562-1621):わが青春は過ぎ去り(フェルヘルスト編)
ルート・ファン・イーテン(1973-):パノラマ
エリック・エワイゼン(1954-):デュエット・フォー・アワー・タイム
ヤコブ・テル・フェルトハウス(1953-):来たれ、イエスよ
エンリケ・クレスポ(1941-):ワッツ・ニュー
マーク・ナイチンゲール(1967-):ターニング・バック・ザ・クロック
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
オランダ発!驚異のスーパー・トロンボーン・アンサンブルのリリース第3弾。
前作から約2年ぶりのリリースとなった今回の新作「ニュー(New)」には、声
楽やオルガンのソロを加えた意欲的な作品など新たに作曲や編曲が行われた
新作8曲を収録。
特にブルジョワの「オステオブラスト」での圧倒的なスケールの演奏からは
新時代の到来を確実に実感させてくれる。トロンボーン界の中心としての地
位を確立したオランダの若き精鋭たちのハーモニーに要注目!

KTC 1354 \2250
コレクティヴ ――
L・クープラン(ニッケル編):3つの舞曲
サスキア・アポン:トロンボーン四重奏曲第1番
D・ブルジョワ:スケルツォ・フューネブル
C・ドビュッシー(レヴィン編):3つのシャンソン
ハンス・コールメース:トロッター
E・クレスポ:ブルックナー・エチュード
R・V・イーテン:インナー・スペース
J・ハイドン(デリセ編):
バリトン三重奏曲ト長調Hob.XI-123より アダージョとメヌエット
イリャ・レインハウト:
ウェアー・ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ゴー・トゥデイ
J・P・スヴェーリンク(メルヴィク編):詩篇111番
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
以前はオランダの「Q-Disc」からリリースされていたニュー・トロンボーン
・コレクティヴのデビュー・アルバム「コレクティヴ」がエトセトラから移
行発売に!
定番中の定番であるドビュッシーや、ブルックナーの荘厳な響きを思わせる
クレスポのブルックナー・エチュードなど重要レパートリーを数多く収録し
た強力盤。

KTC 1355 3枚組 \4600
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
ニュー・トロンボーン・コレクティヴ
コレクティヴ(KTC 1354)、トロンボーン(KTC 1284)、そして新譜のニュー
(KTC 1353)の3タイトルをまとめたグッド・プライスのボックス・セットも同
時に登場。
ニュー・トロンボーン・コレクティヴはコンセルトヘボウ管首席トロンボー
ン奏者のヨルゲン・ファン・ライエン、ロッテルダム・フィルのレムコ・デ
・ジェイガー、オランダ放送フィルの若きバス・トロンボーン奏者ブラント
・アッテマらロッテルダム音楽院出身の若手実力派トロンボーン奏者9人に
よって結成されたトロンボーン・アンサンブル。





<marc aurel edition>
MA 20012 \2250
神の芸人-中世イタリアのラウダ
エリック・メンゼル(ディレクター)、
ヴォックス・レゾネイト〔太刀川昭(カウンターテナー)、ポール・カービィ
(テノール)、エリック・メンツェル(テノール)、スティーヴン・グラント
(バス)、菅原徳尚(リュート)、マルクス・タピオ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)〕
「宗教的賛美」という意味を持つ「ラウダ」とは中世、ルネサンス時代のイ
タリアで典礼以外の場で歌われた宗教歌曲の形式のこと。宗教作品としてだ
けでなく中世、ルネサンス時代のイタリアにおける音楽の発展を証明する重
要な役割を果たしている。ちなみにアルバムタイトルの「神の芸人
(Joculatores Dei)」とは、当時のイタリアでラウダを歌った歌手たちの呼
び名である。
注目の日本人アーティスト、太刀川昭と菅原徳尚がメンバーに名を連ねる
ヴォックス・レゾネイトは、エリック・メンゼルとスティーヴン・グラント
によって1996年に結成された4人の男声ヴォーカルと2人の古楽器奏奏者によ
るアンサンブル。ケルンのライン・ルネサンス音楽祭やオランダのドラード
音楽祭、ムジカ・サクラ・シリーズ、フィンランド放送古楽音楽祭、ドイツ
のヴァイルブルク城音楽祭などで大絶賛を受けている。





<Passacaille>
Passacaille 941 \2250
W・A・モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576/ロンド イ短調K.511/
幻想曲ハ短調K.475/ピアノ・ソナタ第14番ハ短調K.457
ミッシェル・キーナー(フォルテピアノ)
スヴェーリンク音楽院ではレオンハルトにチェンバロを学び、現在はジュネ
ーヴ音楽院で教授職を務めるスイスの鍵盤奏者ミッシェル・キーナーによる
モーツァルト。キーナーは師であるレオンハルト、クイケン、モザイク・
クヮルテット、イル・ジャルディーノ・アルモニコやイル・ガルデリーノと
共演を行うなど、活発な演奏活動を展開中。
クリストファー・クラーク製作のアントン・ヴァルター1790のレプリカを駆
使したモーツァルトは、作品の内面まで掘り下げた秀演である。





<Ameson>
ASCP 0506 \2250
ヤニス・クセナキス(1922-2001):回帰-蛇行
ジョルジュ・アペルギス(1945-):トーテム
ロベール・パスカル(1952-):Au plus profond d'un etrange reve eveille
カミーユ・ロイ(1934-):トレス
ヴィンコ・グロボカール(1934-):Freu(n)de
ミシェル・ポツマンテル(指揮)、
現代音楽センターのチェリストたち
クセナキスを筆頭にグロボカールやアペルギスなどの作品で最大19人のチェ
リストたちの強烈な個性がぶつかり合う。チェロ・アンサンブルによる現代
作品集。2005年の録音。

ASCP 0505 \2250
アンリ・デュティーユ(1916-):ピアノ・ソナタ
カロル・ベッファ(1973-):シラージュ、6つの練習曲、母音
ロレーヌ・ドゥ・ラチュルド(ピアノ)
ロレーヌ・ドゥ・ラチュルドは、2003年のザイラー国際ピアノ・コンクール
優勝の実績を持つ1979年フランス生まれの女流ピアニスト。ここではフラン
スの大ベテラン、デュテーユと若手作曲家ベッファの作品をカップリング。
2005年の録音。




<Timpani>
2C 2122 2枚組 \4600
ピエール・ジャメと五重奏団 ――
W・A・モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
C・ドビュッシー:
ハープのための舞曲、フルート, ヴィオラとハープのためのソナタ、
亜麻色の髪の乙女
M・ラヴェル:前奏曲とアレグロ
G・ピエルネ:愛する国への旅、自由な変奏とフィナーレ
V・ダンディ:組曲Op.91
A・ルーセル:セレナードOp.30
フローラン・シュミット:ロカイユ趣味の組曲Op.84
J・フランセ:木管五重奏曲
ピエール・ジャメ(ハープ)、ガストン・クリュネル(フルート)、
パリ管楽五重奏団、ピエール・ジャメ五重奏団、
ギュスターヴ・クロエ(指揮)、ピエール・キャプドヴィエル(指揮)、他
フランスのハープ界の発展に尽力した同国の20世紀を代表する名手ピエール
・ジャメの歴史的録音集。同じく20世紀フランスを代表するフルート奏者ガ
ストン・クリュネルとの共演など、協奏曲や室内楽曲が2枚のディスクにギッ
シリと収められている。1933年-1952年の録音。





<Pavane>
ADW 7396 \2250
L・M・ゴットシャルク:
バンブーラ/バンジョー/バナナの木/マンチャの調べ/アンダルシアの思
い出/舞曲/マンスニエのセレナード/ハバナの思い出/子守歌/大スケル
ツォ/風刺
ルドヴィク=アマデウス・セルミ(ピアノ)
中南米各地の民族音楽などの旋律やリズムを自らの作品に取り込んだゴット
シャルクの作品。特に超絶技巧を要する「バンジョー」はカツァリス得意の
アンコール・ピースとして知られている。ルドヴィク=アマデウス・セルミ
はフランスのトゥーロン住まれのピアニスト。1985年のラヴェル国際アカデ
ミーでの一等賞など多くの受賞歴を誇る。1997年の録音。

ADW 7407 \2250
C・サン=サーンス:
チェロ・ソナタ第1番ハ短調Op.32/同第2番ヘ長調Op.123/アレグロ・アパッ
ショナートOp.43/白鳥
ルク・トーテン(チェロ)、ベンジャミン・ラヴィッツ(ピアノ)
ルク・トーテンは、フランダース放送響の主席奏者やアリアーガ弦楽四重奏
団のメンバーとして活躍するベルギーのトップ・チェリスト。 15歳でコミッ
ショーナの指揮するハイファ交響楽団との共演でソロ・デビューを飾ったイ
スラエルのピアニスト、ラヴィッツとのコンビも絶妙。

ADW 7406 \2250
F・シューベルト:歌曲集《冬の旅》D.911,Op.89
ジュール・バスティン(バス)、ウルスラ・クナイス(ピアノ)
ジュール・バスティンは、ブリュッセルの王立モネ劇場でのデビューを皮切
りに世界中のオペラハウスでブーレーズ、バレンボイム、クライバー、カラ
ヤン、ベームといった巨匠たちとの共演を重ねた名バス奏者。1978年に収録
された「冬の旅」は今は亡き名手の歌声を現在に伝える録音である。

ADW 7404 \2250
クリストファー・ボール(1936-):
リコーダーと弦楽のための協奏曲《笛吹きの夢》/木管五重奏のための《コ
メディーからの情景》/オーボエと弦楽のための協奏曲/異教徒の笛吹き/
笛の音を耳に
ポール・アーデン=テイラー(リコーダー&オーボエ)、
クリストファー・ボール(指揮)、アダベリー・アンサンブル
作曲家、指揮者、リコーダー奏者、そして写真家など様々な顔を持つイギリ
スの芸術家クリストファー・ボールの作品集。哀愁の漂う旋律とリコーダー
の圧倒的なテクニックが1つとなった「笛吹きの夢」はリコーダー・ファン
要注目の音楽家としてのボールの代表作。

ADW 7413 \2250
バッハと同世代の作曲家たち ――
J・クリーガー:トッカータ ハ長調、フーガ
J・クーナウ:前奏曲とフーガ ロ長調、同ト長調、コラール前奏曲
J・S・バッハ:オルガンのためのコラール集
J・F・ファッシュ:トリオ・ソナタ ハ短調
J・C・アルトニコル:リチェルカーレ ハ長調
ルク・ポネ(オルガン)
大バッハと同世代の4人の作曲家によるオルガン作品を、ベルギーのレフ修
道院のオルガンを用いて演奏したもの。1997年の録音。





<Cybele>
Cybele 360.901 \2250
ハンス・ガル(1890-1987):
ヴァイオリン・ソナタOp.17/チェロ・ソナタOp.89
アネッタ=バルバラ・フォーゲル(ヴァイオリン)、
フールベルト・スレンチカ(チェロ)、レネ・レクオーナ(ピアノ)
ニーダーライン響のコンサート・ミストレスを務めたフォーゲル、デュイス
ブルク・フィルのソロ・チェロ奏者スレンチカがソリストを務めるハンス・
ガルの室内楽作品集。ピアノ作品を中心に録音が増えているハンス・ガルは
ブラームスから多大な影響を受けた作曲家として近年再評価が著しい。

Cybele 351.001 \2250
20世紀のクラリネット三重奏曲集 ――
ゴットフリート・フォン・アイネム(1918-1996):フェルデーア=トリオ
A・ベルク:アダージョ
フリードリヒ・ショルツ(1926-):主題と変奏
エルンスト・クルシェネク(1900-1991):三重奏曲
トリオ・コントラスツ
バルトークの名作をアンサンブルの名前に冠した「トリオ・コントラスツ」
は、エッセンのフォルクヴァンク大学で学んだ3人のアーティストたちによ
って1997年に結成された三重奏団。クラリネットのクリスティアン・ドルフ
スは、ドレスデン・シュターツカペレでクラリネット奏者として活躍中の実
力者である。

Cybele 360.401 \2250
ハーモニーとカウンターポイント ――
ディートリヒ・ハーネ(1961-):フォーチューン
エリック・ルンド(1958-):ラコンティーニ
シュテファン・ヴォルペ(1902-1972):トリオ
スコット・ローラー(1959-):トリオ・セット
マンフレッド・スタンケ(1951-):リトゥス
ヴォルペ・トリオ
シュテファン・ヴォルペを筆頭にドイツとアメリカの20世紀の作曲家5人を取
り上げたアルバム。フルート、ピアノ、チェロによるヴォルペ・トリオはこ
の録音がデビュー盤となった。




<Hortus>
HORTUS 021-022 2枚組 \4500
ルイ・マルシャン(1669-1732):
クラヴサン曲集第1巻/同第2巻/オルガン曲集第1巻
ローレン・スチュワート(チェンバロ)、
フレディ・アイケルバーガー(オルガン)
作曲と演奏の両面で天才的な才能を発揮したフランスの音楽家ルイ・マルシャ
ン。マルシャン自身の出版に対する意欲がそれほどではなかったため現存す
る楽譜も限られており、その飛び抜けた才能を確認する手段は非常に少ない。
2つのクラヴサン曲集と死後出版されたオルガン曲集、そしてヴェルサイユの
手写本はマルシャンの作曲家としての手腕を証明する傑作として知られている。





<Syrius>
SYR 141404(CD+dts) \4500
W・A・モーツァルト:教会ソナタ集 ――
教会ソナタ変ホ長調K.67/同変ロ長調K.68/同ニ長調K.69/同ニ長調K.144
/同ヘ長調K.145/同変ロ長調K.212/同ト長調K.241/同ヘ長調K.224/同イ
長調K.225/同ヘ長調K.244/同ニ長調K.245/同ト長調K.274/同ハ長調K.328
/同ハ長調K.336
パトリック・ドゥラブル(オルガン)、シャルトル弦楽四重奏団
1984年に結成されたフランスのアンサンブル、シャルトル弦楽四重奏団のメ
ンバーとシャルトル大聖堂のフィリップ・ルフェーブルのアシスタントを務
めていたオルガン奏者ドゥラブルによるモーツァルト。奥行きのある響きと
洗練された音色が印象に残る演奏に仕上がっている。2006年5月、フランス・
ペリゴール地方のサン・シプリアン教会での録音。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)

SYR 141395(CD+dts) \4500
M・E・ボッシ:熱情Op.140-1、ツバメとの対話Op.140-2、幸福op.140-3
R・マナーリ:シチリアーナ幻想曲、伝説、協奏的練習曲、スケルツォ
ドメニコ・セヴェリン(オルガン)
オペラの黄金時代だった19世紀イタリアにおいてオルガン作品の作曲に力を
注いだ音楽家たちの作品集。メッシーナ大聖堂のグランド・オルガンでの録
音。

SYR 141397(CD+dts) \4500
メッシーナ大聖堂のオルガンII ――
D・ジャーマン:祝祭のためのトランペット・チューン
J・S・バッハ:パッサカリアとフーガBWV.582、カンタータ第208番より
F・リスト:海を渡るパオラの聖フランシス
C・ドビュッシー:月の光
G・ブッシュ:トランペット・マーチ
J・ヨンゲン:5月の歌Op.53-1
M・E・ボッシ:伝説op.132-1
C・キエザ:Assisii templi in limine
L・de・サン=マルティン:トッカータ
マッシモ・ノゼッティ(オルガン)
シチリア半島のメッシーナ大聖堂に設置されているグランド・オルガンによ
る作品集の第2弾。バラエティに富んだプログラムが特徴的。

SYR 141408(CD+dts) \4500
M・コレット:
第1旋法によるマニフィカト、第3旋法によるマニフィカト、第5旋法による
マニフィカト、組曲ト短調、オルガンのための小品
J-J・ボーヴァルレ・シャルパンティエ:
ミサ曲ホ短調より キリエ、グローリア、アニュス・デイ/他
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
フランスのサン・ルイ教会の歴史的オルガンによる録音。




<2L>
2L 40(SACD-Hybrid) \2850
W・A・モーツァルト(1756-1791)
E・グリーグ(1843-1907):2台ピアノのためのソナタ集 ――
ピアノ・ソナタ第15番ハ長調K.545/同第18番ヘ長調K.533/494/同第5番
ト長調K.283/同第14番ハ短調K.457
デーナ・ピアノデュオ〔ハイデ・ゲルツ(ピアノ)、
ティナ・マルガレータ・ニルセン(ピアノ)〕
モーツァルトのオリジナルに一切手を加えず第2ピアノのパートだけをグリ
ーグが作曲したソロ・ソナタは4曲。この4曲全てを演奏した、非常にユニー
クで興味深いアルバムがノルウェーの2Lから登場。
ドイツ人のゲルツ、ノルウェー人のニルセンによる師弟デュオが抜群のコン
ビネーションを披露してくれる。





<NORCD>
NORCD 766 \2300
メイド・ディス ――
エレクトル/クローム・ヒル/ムーン・ティント/アウトカム/ハウス/
インサビアティ/シルヴァースミス/バッハ/イン・ザ・ミドル・オヴ・
ザ・ナイト/アングーラ・モーメンタム/ヴァルス
イープル・トリオ





<Bajkal Records>
222016 \2300
ウッドワーク ――
ピュア・アナログ・フォーエヴァー/ファイアーログより/イングレイブ/
モノクローム
ウィンターストーマー

<harmonia mundi>
HMU 807408(SACD-Hybrid) \2500
マルチチャンネル
シュトックハウゼン(1928-):
Stimmung(2006年ヒリアーによるコペンハーゲン版)
ポール・ヒリアー(指)
シアター・オブ・ヴォイシズ
≪Else Torp(S I)、Louise Skovbセch(S II)、Clara Sanabras(Ms)、
Wolodymyr Smishkewych(T I)、Kasper Eliassen(T II)、
Andrew Hendricks (Bs)≫
「Stimmung」とは、英語に訳すと「tuning(チューニング)」。楽器や声の調
子を合わせる意味ですが、ここでは、声の調子のみならず、人の魂をもチュ
ーニングする、という内的な意味合いも含まれています。「変ロ」の音とそ
の自然倍音列上にある音のみを、6人の奏者たちの声によって重ねていくこの
作品は、1968年に作曲、初演されました。歌詞は、母音の羅列や意味のない
言葉、そしてシュトックハウゼンが書いた詞「魔法の名前」。また、ここに
収録されている2006年版では、突然「Wednesday」などといった曜日が様々な
言語で聴こえてきますが、これは、シュトックハウゼンの近作オペラ「リヒ
ト」(2005年の東京の夏で一部演奏された)もそれぞれの部分が各曜日に属し
ていて、シュトックハウゼンにとって、「曜日」に関する意識が高まってい
るのでは、という考えに基づいています。発表されてから約40年たとうとし
ている現在においてもなお、衝撃的かつ新鮮、斬新。ヒリアーによる揺るぎ
ない統率のもと心をひとつにする6人の奏者の輪の真ん中にいるような錯覚に
陥るような録音のされかたは実に見事。通常CDとして聴いても充分興味深い
音響ですが、マルチチャンネルで聴ける方は、是非、不思議ワールドに浸っ
ていただきたいです。

HMU 907392 \2450
ブラームス:変奏曲集
(1)ハンガリーの歌の主題による変奏曲op.21-2
(2)ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
(3)パガニーニの主題による変奏曲op.35 第1部、第2部(全曲)
オリガ・カーン(Pf)
スゴ腕女流ピアニスト、オリガ・カーンの最新盤はブラームスの変奏曲集。
どれも規模の大きな作品ばかり、カーンの腕の冴え渡るところです。パガニ
ーニ変奏曲はたいへんな難曲として知られていますが、フォルテでオクター
ブの和音をおさえながら絶え間なく跳躍する部分もらくらくと弾きこなして
います。ヘンデル主題も、複雑なフーガ部分も実に明晰に演奏、理知性と迫
力とを兼ね備えた見事なブラームスとなっています。

HMC 901945 \2450
ブラームス:
(1)愛の歌op.52(全18曲)(2)三つの四重唱曲op.64(全3曲)
(3)新・愛の歌op.65(全15曲)
マーリス・ペーテルセン(S)、ステッラ・デュフォワ(A)、
ヴェルナー・ギューラ(T)、
コンラート・ヤルノット(Bar-Bs)
クリストフ・ベルナー(Pf(1)-(3))、カミッロ・ラディッケ(Pf(1)、(3))
ブラームスの詩情ゆたかな四重唱曲集。多くの声楽曲、そしてハンガリー舞
曲集などすぐれたピアノ四手のための作品をのこしたブラームス。そんな彼
が、ウィーンの伝統音楽にインスピレーションを受けて書いた贅沢な編成の
重唱曲集です。これらの曲集は、発表されるとすぐにウィーンの音楽サロン
で大ヒットとなりました。恋をしたうきうき気分から、失恋の悲しみまで、
その歌詞の内容は恋のすべてを語りつくします。




<LSO Live>
LSO 0607(2枚組 SACD-Hybrid)+(DVD-Video) \3450
字幕なし
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」
スーザン・グリットン(S)
サラ・ミンガルド(Ms)
マーク・パドモア(T)
アラステア・マイルズ(Bs)
テネブレ合唱団
サー・コリン・デイヴィス(指)ロンドン交響楽団
録音:2006年12月10-12日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス & ニール・ハッチンソン
ことし9月25日に80歳の誕生日を迎えるわれらがデイヴィス。去年の12月12日
を最後に、彼は11年間にわたりその任にあったLSOの首席指揮者を勇退しまし
た。LSO Live最新アルバムはヘンデルの最高傑作「メサイア」ライヴ、デイ
ヴィスが首席指揮者としての最後の晴れ舞台に選んだ、とっておきのプログ
ラムです。
1742年のダブリン初演以来、もっとも広く演奏され愛されている国民的なオ
ラトリオ「メサイア」。ヘンデルの天才はただ巨大な合唱を扱った宗教的な
荘厳さにあるばかりでなく、聖書からまとめられたテキストを通じて、キリ
ストの生誕と死、そして復活をときに親しみやすく、ときにドラマティック
に迫真を込めて描いているところにあります。こうしたストレートでわかり
やすくセレモニアルな内容から、「メサイア」はいまや英国のクリスマス・
シーズンには欠かせない風物詩となっています。
これまでにも折に触れて声楽を擁する大掛かりな作品を取り上げて、そのす
ぐれた腕前には定評がある巨匠デイヴィス。LSOとのメサイアではすでに前
回のスタジオ盤(1966年)がモダン楽器によるスタンダードとの位置づけを獲
得していますが、このたびのライヴの特色としては、ピリオド・アプローチ
を意識した試みが随所に挙げられます。
まず、ソリストにミンガルドやパドモアらいずれも古楽の確かな実績を積ん
だ顔触れを揃えていること。デイヴィスとの共演機会も豊富なグリットンは
マクリーシュのプロダクションでおなじみのソプラノ。なかでもきわめつけ
はバスのマイルズ。第2部「いかなれば、もろもろの国民は」と第3部「トラ
ンペットは鳴りて、死人は朽ちぬ者に蘇り」では、そのゆるぎない音程、流
れるようなレガート、力強い発声をはっきりと確かめられるはず。
さらに、これらソリストたちをもしのぐ活躍をみせたのがコーラス。あえて
前回の録音に参加したロンドン交響合唱団に替えて迎えられたのは、最強の
秘密兵器テネブレ合唱団。同じくバロック調の響きが求められた「キリスト
の幼時」(LSO.0606)に続いての起用はまさしくこの場にふさわしいものとい
えるでしょう。じっさい、ここでも透明度の高い歌唱はたとえようもなく、
ハーモニーの陰影と色彩は音楽に劇的なコントラストを生んでいます。たと
えば、第1部終曲の合唱「主のくびきはやすく、主の荷は軽し」。カノンで
歌われる入りはきびきびしたアーティキュレーションが際立ち、レビューで
も“これ以上に的確で情熱的なものはあるはずがない”(フィオナ・マドック
ス-英イヴニング・スタンダード)と絶賛されています。
そして、いままさに絶頂にあるLSO。編成を絞ったオケではヴァイオリンに
対向配置が採用され、旋律の掛け合いがとても効果的。また、オリジナル楽
器のレプリカを使用したトランペットなど、デイヴィスの意欲的な取り組み
は例外なくオケにも向けられています。
思えばLSO Liveがスタートした2000年、その第1弾としてドヴォルザークの
「新世界より」(LSO.0001)で登場したのがほかでもないデイヴィスでした。
いまでは一般的となったオケによる自主制作盤リリースに先鞭をつけた彼こ
そは、いわばLSOの救世主。ロンドン初演で感極まったジョージ2世にならい、
客席の聴衆も一斉に立ち上がるのが慣習となっているハレルヤ・コーラス。
エネルギッシュなタクトのもと高らかに響き渡るとき、あらためてLSOのプ
レジデントとして復活することをみずからここに予言しているかのようにも
感じられます。
なお、当セットには期間限定でシリーズ初の特典としてDVDビデオが付属し
ます。11トラックにおよぶライヴ演奏のハイライトとデイヴィスのインタ
ビューは、無上の感動に包まれた一夜を巨匠とともに分かち合えるなによ
りのプレゼントとなることでしょう。



<audite>
AU 97533 \2580
「序曲-トロンボーン・カルテットのための作品集」
(1)プレトリウス:
ダンス組曲(イギリスのバレエ / ガイヤルド / バレエ / クーラント)
(2)J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ハ短調BWV.885
(3)ボワモルティエ:4声のソナタ
(4)ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」序曲
(5)バーバー:弦楽のためのアダージョOp.11
(6)ドビュッシー:
小組曲(ミンストレル / 亜麻色の髪の乙女 / ゴリウォーグのケークウォーク)
(7)ブラームス:ハンガリー舞曲第3番
(8)同:ハンガリー舞曲第4番
(9)ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクァーレ」序曲
ミュンヘン・トロンボーン・カルテット

AU 97469 \2580
「間奏曲-トロンボーン・カルテットのための作品集」
(1)パウル・ポイエルル(1570-1625頃):
組曲(パドゥアーナ / イントラーダ / ダンツァ / ガリアルダ)
(2)パッヘルベル:幻想曲とフーガ
(3)ドビュッシー:前奏曲集第2巻より 風変わりなラヴィーヌ将軍
(4)同:子供の領分より 象の子守歌
(5)同:前奏曲集第2巻より カノープ
(6)同:前奏曲集第2巻より ピックウィック卿をたたえて
(7)ミッシミリアーノ・ネリ:4声のソナタ
(8)シャイト:
来たれ、異教徒の救い主よ-1650年ゲルリッツのタブラチュア譜よりの2章
(9)J.S.バッハ:コラール前奏曲
(10)同:フゲッタ
(11)エベルハルト・クラウス:十二音による対位法第4番よりコラール前奏曲
(12)フリーデマン・ヴィンクルホーファー:序奏とコラール
(13)ブクステフーデ:カンツォーナ
(14)シューマン:子供の情景Op.15より 怖がらせ
(15)同:同 Op.15より 詩人は語る
(16)同:子供のためのアルバムOp.68よりコラール
(17)同:同 Op.68よりサンタクロースのお爺さん
(18)シューベルト:軍隊行進曲第1番Op.51 D.733
(19)ヴェルディ:アヴェ・マリア(なぞの音階)
(20)フチーク:行進曲「剣士の入場」
21.ベルンハルト・エッツェル:ヨーデル歌手
22.ウェーバー:「魔弾の射手」序曲
ミュンヘン・トロンボーン・カルテット
バイエルン放送響の看板奏者ホルヒほか、ドイツの主要オケのトップが居並
ぶトロンボーン・アンサンブルのアルバムです。有名曲のアレンジから、あ
まり知られていないものまで、とにかくあきれるほどにうまい!繊細にして
大胆な表現力。熱狂的なブラス・マニアはもちろん、オケ好きをもしびれさ
せる楽しさ満点の内容。
トーマス・ホルヒ…バイエルン放送交響楽団首席トロンボーン奏者。R.シュ
トラウス音楽院講師。2008年よりミュンヘン国立音楽大学でも教鞭をとるこ
とになっています。
ダニー・ボンヴァン…ミュンヘン・フィル首席トロンボーン奏者、ミュンヘ
ン・フィル・ブラス・アンサンブルのメンバー。ザルツブルク・モーツァル
テウム教授。
ウルリヒ・プフェルチュ…バイエルン国立歌劇場管弦楽団首席トロンボーン
奏者
フォルカー・ヘンジーク…バンベルク交響楽団バス・トロンボーン奏者。
ミュンヘン国立音楽大学講師。





<BIS>
BIS 1900/02 5枚組 \7080
シベリウス完全全集 その1
エン・サガ Op.9(原典版)/レンミンカイネン組曲 Op.22(原典版)/即興曲
/春の歌Op.16/森の精 Op.15/エン・サガ Op.9(現行版)/カッサツィオー
ネ Op.6(原典版)/ある情景への音楽/フィンランドは目覚める/フィンラ
ンディア Op.26/春の歌Op.16/葬送行進曲「イン・メモリアム」Op.59(現
行版)/レンミンカイネン組曲 Op.22(現行版)/ポホヨラの娘 Op.49/夜の
騎行と日の出 Op.55/森の精 Op.45の1/舞踏間奏曲 Op.45の2/吟遊詩人
Op.64/大洋の女神 Op.73(現行版)/タピオラ Op.112/ルオンノタール
Op.70/大洋の女神 Op.73(1914年版)/葬送行進曲「イン・メモリアム」
Op.59(原典版)/カッサツィオーネ Op.6(現行版)/「歴史的情景」第1組曲
Op.25/「歴史的情景」第2組曲 Op.66
オスモ・ヴァンスカ(指)
ラハティSO、
ネーメ・ヤルヴィ(指)
エーテボリSO(「歴史的情景」のみ)
シベリウスの没後50年を記念してBISが送る「シベリウス完全全集」。全体
を13のジャンルに分け、全65枚、世界初の浩瀚な大全集の完成となります。
第1弾は「音詩」と題され、交響曲以外の管弦楽曲を網羅しています。同一
曲の異版まで収められている完璧さ。演奏は大半がヴァンスカ&ラハティ響
というのも魅力です。英・独・仏・フィンランド・日本語の五カ国語による
77ページ豪華解説書と伝記(それぞれ別冊)つき。最高の演奏と録音が美麗化
粧函入りで5枚組3枚価格。




<GRAND SLAM>
GS 2024 \2250
モノラル
(1)ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73
(2)ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調Op.21
カール・シューリヒト(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:
(1)1953年6月(2)1952年5月25-30日ウィーン・ムジークフェラインザール
使用音源: Decca (U.K.) (1)LXT 2859(2)LXT 2824
制作:平林 直哉
* おことわり:このCDはLPより復刻しており、LP特有のノイズが混入します。
■ 制作者より
GRAND SLAMからシューリヒトが初めて登場します。フルトヴェングラーは存
命当時からたいへんに人気があり、そのため初期LPのプレス枚数も多く、現
在でも状態の良いLPを手に入れるのはそれほど困難ではありません。しかし、
シューリヒトは当時、ヨーロッパでは注目されず、特にデッカの本拠地であ
るイギリスで人気がありませんでした。その証拠に、英グラモフォン誌上で
もシューリヒトのデッカ録音に対する批評は非常に小さな扱いでした。しか
しながら、不人気とは言ってもシューリヒトのベートーヴェンやシューマン
の交響曲は初期LP時代にもそれなりに再発売はされていますが、このブラー
ムスは初出のLXT2859(1954年3月発売)のみで、再発売は1960年代以降になり
ます。このブラームスのLXT盤がどのくらいプレスされたかは不明ですが、お
そらくフルトヴェングラーの何十分の一以下しか製造されなかったと思われ
ます。そのため、中古市場でもめったに見かけませんし、さらにその中でも
復刻に耐えうる状態のものに遭遇するのは極めて困難です。しかし今回はあ
るコレクターの協力を得てそれぞれ複数以上の状態の良いLPを復刻に使用す
ることが出来たのは幸いでした。
(平林 直哉)
■ 解説書の内容
フルトヴェングラーのシリーズと同様に、英グラモフォン誌の初出LPの批評
の邦訳を掲載します。先ほど触れたように、このシューリヒト盤はフルトヴェ
ングラーに比べてずいぶんとぞんざいに扱われています。その他、復刻に使
用したLPジャケットを掲載するほか、珍しいプログラムも掲載予定です。




<SUPRAPHON>
SU 7014(DVD-Video) \4750
字幕:チェコ・英・独・仏
[英語歌唱]
マルチヌー:オペラ「ギリシャ受難劇」H.372(全4幕)
ジョン・ミッチンソン(T)
ヘレン・フィールド(S)
ジョン・トムリンソン(Bs)
キャサリン・サボリ(Ms)ほかカーディフ・ウェールズ・ナショナル・オペラ
の独唱陣
ヨゼフ・ヴェセルカ(合唱指揮)プラハ・フィルハーモニー合唱団
イジー・フヴァラ(合唱指揮)キューン児童合唱団
サー・チャールズ・マッケラス(指)
ブルノ・フィルハーモニー管弦楽団
脚本・監督:トマーシュ・シメルダ / 撮影:マルティン・クバラ
収録:1981年6月1-6日ブルノ・スタディオン・ホール
「その男ゾルバ」で有名なギリシャの作家ニコス・カザンツァキスによる小
説「キリストは再び十字架に掛けられる」(1951)。この内容に基づくオペラ
「ギリシャ受難劇」のために、マルチヌーは自ら台本を手がけました。1956
年から書き進められ、胃癌に苦しみながら書き上げましたが、生前は日の目
を見ず死後1961年にチューリッヒで初演されています。
物語はギリシャの山村がその舞台。トルコ人によって略奪された村からの難
民たちは、町の広場にやって来て保護を求めます。しかしたどりついた先で、
関わりを恐れて激怒し自分のことしか考えない大多数の村民によって難民た
ちは拒否されてしまいます。この筋書きは、村で上演される「復活祭受難劇」
(最近ではメル・ギブソンの映画「パッション」のモトネタとしても知られる
もの)のお膳立てとして絡み合い、いま迫り来る受難劇での役柄がもう一段
演じ手の気持ちを引き上げて、ゆっくりと彼らの命を変えてゆくのです。マ
ルチヌー作品では典型的なように、ここでも現実とファンタジーとの境界線
がしばしばぼやけて消えます。
この1981年に制作されたTV映画は、同内容のCD(10.3611)がすでに出ています
が映像作品としては初のリリース。第2稿チューリッヒ版による演奏は、マッ
ケラスを筆頭に優れたキャストの取り組みで、スタンダードに位置づけられ
るすぐれた内容です。




<ORFEO>
=ORFEO D'OR=
ORFEOR 704077 7枚組 \7280
モノラル
「ジョージ・セル / ザルツブルク音楽祭ライヴ1958-1968」
[CD 1]
(1)モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調KV.319 *
(2)同:交響曲第41番ハ長調KV.551「ジュピター」
(3)ハイドン:交響曲第92番ト長調Hob.I:92「オックスフォード」
ジョージ・セル(指)
(1)(2)アムステルダム・コンセルトへボウO. (3)フランス国立放送O.
録音:(1)(2)1958年8月6日(3)1959年8月3日モーツァルテウム(ライヴ)
[CD 2]
(1)アイネム:管弦楽のためのバラードOp.23[ヨーロッパ初演] *
(2)ウォルトン:管弦楽のためのパルティータ *
(3)プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100 *
ジョージ・セル(指)
(1)(2)(3)アムステルダム・コンセルトへボウO.
録音:(1)(2)(3)1958年8月8日モーツァルテウム(ライヴ)
[CD 3]
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調KV.271「ジュノーム」
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37 *
ルドルフ・フィルクシュニー(P)
ジョージ・セル(指)
(1)アムステルダム・コンセルトへボウO. (2)チェコ・フィルハーモニックO.
録音:(1)1958年8月6日モーツァルテウム(ライヴ)
(2)1963年8月4日祝祭大劇場(ライヴ)
[CD 4]
(1)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
(2)ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
(3)グルック:歌劇「アルチェステ」序曲 *
ジョージ・セル(指)
(1)(2)チェコ・フィルハーモニックO. (3)ベルリン・フィルハーモニーO.
録音:(1)(2)1963年8月4日(3)1964年8月10日祝祭大劇場(ライヴ)
[CD 5]
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調KV.595 *
(2)R.シュトラウス:家庭交響曲Op.53 *
サー・クリフォード・カーゾン(P)
ジョージ・セル(指)ベルリン・フィルハーモニーO.
録音:(1)(2)1964年8月10日祝祭大劇場(ライヴ)
[CD 6]
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58 *
(2)同:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」 *
サー・クリフォード・カーゾン(P)
ジョージ・セル(指)
(1)シュターツカペレ・ドレスデン (2)ウィーン・フィルハーモニーO.
録音:(1)1965年8月2日(2)1968年8月21日祝祭大劇場(ライヴ)
[CD 7]
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(1885年ノヴァーク版)
ジョージ・セル(指)ウィーン・フィルハーモニーO.
録音:1968年8月21日祝祭大劇場(ライヴ)
*初出音源
これはスゴイ。未発表の音源を多数含む、セルのザルツブルク音楽祭におけ
る貴重なライヴがボックスで急遽リリース。まず目を引くのはベルリン・フィ
ルとの祝祭大劇場でのコンサート。後光が射し込まんばかりの威容が眩しい
グルックに、同年1月に手兵クリーヴランドとスタジオ収録を終えたシュト
ラウスと、当日の演目をまるごと収めています。なかでも嬉しいことにモー
ツァルトの27番では、この曲にふさわしい名手カーゾンがソリストに迎えら
れています。なお、カーゾンとはベートーヴェンの4番と「皇帝」、さらに
名手フィルクシュニーとはベートーヴェンの3番といった具合に、あらたに
収録された協奏曲では、知られざる豪華共演が楽しめるのも大きな魅力とい
えるのではないでしょうか。格調高きモーツァルトやハイドンから、やはり
アンサンブルが凄みをきかせるウォルトン、アイネムまで、セルの至高の音
楽性が刻印されたかけがえのないライヴ。これはファンの方には必携のセッ
トとなるでしょう。オーストリア放送提供の正規音源使用。

ORFEOR 741073 3枚組 \6240
「シャーンドル・ヴェーグ / ザルツブルク・モーツァルト・マチネー1988-
1993」
[CD 1]
モーツァルト:
(1)カッサシオン ト長調KV.63
(2)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調KV.413
(3)ディヴェルティメント第10番ヘ長調KV.247
[CD 2]
モーツァルト:
(1)カッサシオン 変ロ長調KV.99
(2)ピアノ協奏曲第8番ハ長調KV.246
(3)ディヴェルティメント ニ長調KV.136
(4)交響曲第25番ト短調KV.183
[CD 3]
モーツァルト:
(1)ディヴェルティメント第1番変ホ長調KV.113
(2)ピアノ協奏曲第13番ハ長調KV.415
(3)アリア「わからないわ、あの人の悩みは」KV.582
(4)レチタティーヴォとアリア「どうしてあなたを忘れられよう…心配しなく
ともよいわ、愛しい人」KV.505
(5)セレナード第13番ト長調KV.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
[CD 1](1)ジェラール・コルステン(Vn)(2)アンドラーシュ・シフ
シャーンドル・ヴェーグ(指)カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
録音:(1)(3)1989年8月6日(2)1990年8月12日モーツァルテウム(ライヴ)
[CD 2]シャーンドル・ヴェーグ(指)カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
録音:(1)(2)(4)1990年8月12日(3)1989年8月6日モーツァルテウム(ライヴ)
[CD 3](2)(4)アンドラーシュ・シフ(P)
(3)(4)ダフネ・エヴァンゲラトス(Ms)
シャーンドル・ヴェーグ(指)カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク
録音:(1)(5)1993年7月25日(2)(3)(4)1988年7月31日
モーツァルテウム(ライヴ)
1997年に名匠ヴェーグが世を去ってことしで10年。これを記念してオルフェ
オから手兵カメラータ・アカデミカ・ザルツブルクとのモーツァルト・アル
バムがリリースされます。生地ゆかりのコンビが奏でるモーツァルトづくし
は5年分のマチネーから編まれたもの。アイネ・クライネ、ディヴェルティメ
ント、小ト短調交響曲などの名曲をふんだんに収めたきわめつけの内容とな
っています。しかもコンチェルトのソリストは、全集録音でお互いにパート
ナーであったシフ。きらきらと美しい音色で、オケとのみごとな掛け合いが
聴かれます。

ORFEOR 743071 \2080
モノラル
(1)ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ニ長調RV.10
(2)J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV.1001
(3)モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第24番ハ長調KV.296
(4)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
(5)[アンコール]マリア=テレジア・フォン・パラディス:シシリエンヌ
(6)[アンコール] J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番BWV.1006よりプレリュード
ナタン・ミルシテイン(Vn)ワルター・クリーン(P)
録音:1963年7月31日ザルツブルク・モーツァルテウム(ライヴ)
1957年のソロ・リサイタル、1956年「クロイツェル」ほかにつづく、ロシア
生まれの名手ミルシテインによるザルツブルク音楽祭ライヴ第3弾。数々の別
録音でも知られるとおり、いつ聴いてもさすがというほかない折り目正しき
バッハ。モーツァルトやヴィヴァルディでは甘美な音色が映え、官能的な香
り漂うブラームスを経てアンコールにいたるまで比類なき職人芸が光ります。
これを絶妙にサポートするのはミケランジェリに師事したオーストリアのク
リーン(1928-1991)。

ORFEOR 742071 \2080
ステレオ
(1)J.S.バッハ:パルティータ第2番ハ短調BWV.826
(2)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
(3)ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
(4)シューマン:謝肉祭Op.9
ゲザ・アンダ(P)
録音:1972年8月15日ザルツブルク・モーツァルテウム(ライヴ)
1952年ザルツブルク音楽祭にデビューして以来、常連として活躍したアンダ。
これはちょうど20年後、この2年後には世を去る彼にとって最後のソロ・リサ
イタルとなった1972年のライヴを収めたものです。いずれもヴィルトゥオー
ゾとしてならした彼のピアノを存分に楽しめます。なお、べーム&ウィーン
・フィルとともに、1974年の夏にもう一度だけ音楽祭に登場して、得意とし
たモーツァルトの第18番のコンチェルトを弾いています。





<ATMA>
SACD2 2402(SACD-Hybrid) \2180
J.S.バッハ:
カンタータ 第147番「心と口と行いと生きざまもて」BWV147
カンタータ 第82番「我は満ち足れり」BWV82
カンタータ 第1番「暁の星のいと美しきかな」BWV1
エリック・ミルンズ(指)モントリオール・バロック
モニカ・マウフ(S) マシュー・ホワイト(C-T)
チャールズ・ダニエルズ(T) ステファン・マクラウド(Bs)
モントリオール・バロックによるバッハのカンタータ集の第3弾。
第1集(SACD2 2400)と第2集(SACD2 2401)はOVPP(1パート一人方式)の演奏によ
るSACD Hybridシリーズとして好評を博しています。今回遂に人気曲「主よ、
人の望みの喜びよ」を含む147番と、聖母マリアにちなんだ作品を集めた録
音。北米を中心に活躍しているカナダのカウンター・テナー、マシュー・ホ
ワイトが参加し豪華歌手陣にも注目。

SACD2 2377(SACD-Hybrid) \2180
ドビュッシー:管弦楽によるピアノ作品集
子供の領分(アンドレ・カプレ編)、6つの古代墓碑名(アンセルメ編)、
月の光(ストコフスキー編)、サラバンド(ラヴェル編)、
スティリー風タランテラ(ラヴェル編)、
グラナダの夕暮れ(アンリ・ビュッセル編)、小組曲(アンリ・ビュッセル編)、
月の光(アンドレ・カプレ編)
ヨアフ・タルミ(指)ケベック交響楽団
輝きのある秀逸な色彩感は色あせることのないドビュッシーの魅力。このア
ルバムは、ピアノのために作曲されたドビュッシーの作品を作曲家、指揮者
などオーケストレーションの名人によって編曲された作品集。ヨアフ・タル
ミは、スヴェトラーノフの代役としてN響定期演奏会に登壇したことで、日
本での知名度も急上昇したイスラエルのマエストロ。カナダで最も歴史ある
オーケストラ、ケベック響を率い、鋭敏なセンスと絶妙なニュアンスでドビュ
ッシーの世界を見事に描写しています。

ACD2 2560 \1850
ショパン:ピアノ作品集
24前奏曲Op.28、ポロネーズOp.26-1、4つマズルカOp.33、
ノクターンOp.9-2、ノクターンOp.15-3
ジャン・フランソワ・ラトゥール(P)
カナダ出身の若手ピアニスト、ジャン・フランソワ・ラトゥールのデビュー
アルバム。
レオン・フライシャーに師事、輝かしいテクニックと強い個性を持つピアニ
ストで将来性を十分に感じさせる演奏です。




<Opus 蔵>
OPK 7033 \2250
(1)ハイドン:交響曲第92番ト長調HOB. I:92 「オクスフォード」(rec.1944)
(2)R.シュトラウス:「ドン・キホーテ」作品35 (rec.1938)
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)NBC交響楽団
(2)エマニュエル・フォイアマン(Vc)
フォイアマン、トスカニーニとNBC交響楽団の「ドン・キホーテ」はこれまで
何度も出ておりCDも複数ありますが、それらは単に歴史的記録のレベルでし
た。ところが今回「これは音がよいよ」と紹介された私家盤LPは素晴らしい
音でびっくりしました。フォイアマンの細かいニュアンスもよくわかります。
ただときどきハムが出てきます。これまでの音源がハムを嫌ってカットした
ため貧相な音になったものか、別装置による録音なのかはわかりません。本
CDでは音を優先させハムを残しています。慣れれば気にならなくなると期待
して。(相原 了) 
=山崎浩太郎氏ライナーノーツより=
プライベートLPが音源とのことだが、音の生々しさ、分離のよさが格別で、
硬めの音質のM&Aや腰のないGUILDよりも、音楽に引き込まれる。・・ここ
で使われているのは(ハイドンと同様)かなり良質なものらしい。どこに何が
あるのか、何がよりよい音なのかが、理屈では割り切れない世界なのである。
(中略)冒頭の、ふわっと跳ねるようにして始める軽やかな導入、独特のひね
りとうねりを加えた緩急のあるフレージング、そしてその見事なテンポ設定。
けっして澱むことのないその進行は、まさにトスカニーニを聴く喜びを味あ
わせてくれる。ここで顔を出してくる各楽器のキャラクターが明快に聴き分
けられるのが、このオーパス蔵盤の魅力である。そしてそこに歌いはじめる、
気品と若々しい表情をもったフォイアマンのチェロ。老騎士ドン・キホーテ
にしては若武者すぎる感もないではないが、世界的巨匠トスカニーニに臆す
ることなく自分の音楽を貫く、その心意気が素晴らしい。 (山崎浩太郎)

OPK 7034 \2250
(1)ブリテン:セレナード作品31(テノール、ホルン、弦楽合奏のための)
(2)バークレイ:ホルントリオ
(3)J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV1046
デニス・ブレイン(Hrn)
(1)ピーター・ピアーズ(T) ユージン・グーセンス(指)新交響楽団
(2)マヌーク・パリキアン(Vn) コリン・ホースリー(Pf)
(3)ボイド・ニール(指)ボイド・ニール合奏団
音源:初期LP (Decca, UK-Col, MMS)
ブリテンのセレナードは44年の録音に比べてピアーズ、ブレイン共に深みが
増しています。グーセンスのバックもしっかりしています。バークレイの曲
も聴き応えあるものですが、ブレインの録音があるのでその後のホルン奏者
が取り上げられないのだそうです。ブランデンブルク協奏曲もボイド・ニー
ルとの最初の録音はあまり良くない(Potter)ということで再録音を選びまし
た。(相原 了)=
=小林利之ライナーノーツより=
朗報だった。かねてからブレインの芸術に信仰的情熱を示してきたオーパス
蔵による復刻盤で、待望の再録音の《セレナード》が世に出ることになった
からだ。待ちに待った《アレクサンダー》によるブレインが聴けるテスト・
マスタリングCDR…ときめく胸をおさえながら聴いた「プロローグ」から1曲
また1曲、…やはりブレインは素晴らしかった。(中略)自然倍音のみで吹奏さ
れる「プロローグ」をまず繰り返して聴いてほしい。第2楽章のコットンの詩
による「牧歌」で“日は暮れようとして…”と歌い出すピアーズのテノール
を受け継ぐブレインのホルンが、歌と全く同じ表情のフレージングで吹きは
じめることや、第3楽章のテニスンの詩による「夜想曲」で“響け、角笛、
答えよ、こだまよ、深紅の谷が答えるのを…”と歌うテノールへの、ほのぼ
のとした表情で、朗々と応答するホルンの迫力がたまらなくいい。
(小林利之)

OPK 2070 \2250
(1)バッハ:ブランデンブルク協奏曲第1番 rec. 1935
(2)J.S.バッハ:シシリアーノ rec.1933
(3)ブラームス:ホルントリオ rec.1933
(4)モーツァルト:ホルン協奏曲第3番変ホ長調 K447 rec.1940>
オーブリー・ブレイン(Hrn)
(1)アドルフ・ブッシュ(指)ブッシュ室内管弦楽団
(2)(3)ブッシュ(Vn)、ルドルフ・ゼルキン(Pf)
(4)エードリアン・ボールト(指)BBC交響楽団
すべてSPより復刻
ブッシュ、ゼルキン、オーブリー・ブレインのブラームスのホルントリオ録
音はこれを越えるものがないと言われる位の名演奏・名録音です。録音の翌
年の演奏会でも、「この演奏会を聴けた者は幸福である。トリオとして、昨
日の演奏者たちは申し分ない。技術的な卓越、また、音楽的な感性の点から
も、まさに理想的なメンバーであった(Morning Post. 1934年3月8日付)」と
絶賛されています。ブランデンブルク協奏曲第1番はデニス・ブレインの始
めての公開演奏会で取り上げられたもので、ブッシュが指揮とヴァイオリン
を担当、父のオーブリーが第1ホルンを吹いています。録音では第2ホルンを
ブラッドショーが吹いています。モーツァルトのホルン協奏曲第3番は当時ま
さに絶頂期にあったオーブリーの演奏です。デニスの録音も複数残っている
ので、親子で聴き比べてみるのも興味深いでしょう。





<ZIG-ZAG Territoires>
ZZT 070802 \2480
ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ
第1番 ニ長調 作品12-1 第2番 イ長調 作品12-2 第3番 変ホ長調 作品12-3
ジョス・ファン・インマゼール
(フォルテピアノ:クリストファー・クラーク製作ワルター1988年製)
ミドリ・ザイラー(Vn:イタリア18世紀中期製バロックヴァイオリン)
シューベルト:ヴァイオリン・ソナタ(ZZT060501)で清冽な演奏を聴かせてく
れたミドリ・ザイラー&インマゼールによるベートーヴェン。このアルバム
から、インマゼールとミドリ・ザイラーはベートーヴェンのヴァイオリン・
ソナタ集の全曲録音を開始。また2008年からアニマ・エテルナとインマゼー
ルもベートーヴェンの交響曲全曲録音をスタートさせる予定と今後のZIG-ZAG
Territoiresのリリースは大注目です。ベートーヴェンのヴァイオリン・ソ
ナタの創作は初期に集中しており、このアルバムに収録されている
作品12の1、2、3番までの3曲のソナタはサリエリに献呈されています。この
作品群はモーツァルトの影響を強く受けていて、ピアノパートが重視される
傾向がみられます。作品群全体としては、ヴァイオリンの明るい色調を前面
に出した若々しい陽気な雰囲気に溢れています。第3番はピアノパートが自由
奔放、アルペッジョを用いて華やかに聴かせ、優しく美しいヴァイオリンの
メロディーを効果的に響かせています。インマゼールの音楽の愉悦感、遊び
心も刺激され、ザイラーとの会話も一段と弾んでいるよう。

ZZT 070902 \2480
ヴィヴァルディ:
協奏曲集「調和の霊感」より
協奏曲第1番ニ長調RV549、協奏曲第4番ホ短調 RV550、
協奏曲第7番ヘ長調 RV567、協奏曲第10番ロ短調 RV580、
3つのヴァイオリンのための協奏曲ヘ長調RV551、
4つのヴァイオリンのための協奏曲変ロ長調RV553
キアラ・バンキーニ(Vn & 指) アンサンブル415
ZIG-ZAG Territoires設立10周年を記念してキアラ・バンキーニによるヴィ
ヴァルディの録音がリリースされます。ヴェネツィアのピエタ養育院の女生
徒楽団のために書かれた作品から12曲をまとめた「調和の霊感」の中から4
つのヴァイオリンを中心とした作品を収録。端正な演奏、繊細な表情付けで
上品に聴かせるバンキーニ。軽妙なリズム感、緻密な構成、音楽の流れはシ
ンプルでありながら説得力を感じさせる演奏です。





<Praga Digitals>
PRD 350031 \2080
ヤナーチェク:室内楽曲集
(1)コンチェルティーノ(2Vn, Va, Cl, Hrn & Fg)
(2)「おとぎ話」(Vc & P)
(3)管楽六重奏のための「青春」
(Fl[Picc持ち替え], Ob, Cl, Bs-Cl, Hrn & Fg)
(4)カプリッチョ「挑戦」(左手P, Fl[Picc持ち替え], 2Tp & 3Tb)
チェコ・ノネット&プラハ木管五重奏団
(Fl, Ob, Cl, Fg & Hrn)のメンバーたち
イヴァン・クラーンスキー(P)
(1)イィリ・フルニク、ウラディミール・クラーンスキー(Vn)
ヤン・ニクリン(Va)
(2)マレク・イェリ(Vc)
(3)ズビネク・チカ(Bs-Cl)ヤロスラフ・マレク(Cl)
(4)ウラディミール・コジェルカ、ヤン・フィシェール(Tp)
イィリ・オドチャツェル、
ヤン・ヒンチカ、アントニーン・ケラー(Tb)トマシュ・クトゥニク(指)
録音:1999年5-6月プラハ、ドモヴィナ・スタジオ
ヤナーチェクが書いた器楽ジャンルの傑作を集めたアルバムです。おもに
1920年代の半ば、作曲家晩年にあたる時期の「青春」やコンチェルティーノ
など、どこか日本人にもなつかしいモラヴィア民謡の旋法によるあじわいも
魅力。弦だけでなく管の名手を数多く輩出するチェコのトップ奏者たちの演
奏で楽しめます。旧品番PRD.250134。

PRD 350032 \2080
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集Op.46 & 72(全曲)
プラハ・ピアノ・デュオ(P)
録音:2000年5 & 6月プラハ
旧品番PRD.250151。のちに作曲者自身が行ったオケ版がよりポピュラーなス
ラヴ舞曲集。ドゥムカ、フリアントなどチェコ固有の民俗舞曲からなる全16
曲は、もともとドヴォルザークの魅力がぎっしり詰まった連弾の定番レパー
トリー。1989年結成の夫婦デュオによる演奏。

PRD 350033 \2080
マルチヌー:弦楽器のためのデュオ&トリオ集
(1)デュオ第1番H.157(Vn & Vc)
(2)トリオ第2番H.238(Vn, Va & Vc)
(3)3つのマドリガルH.313(Vn & Va)
(4)デュオ第2番H.331(Vn & Va)
(5)デュオ第2番H.371(Vn & Vc)
(6)小品H.377(2Vc)
ベートーヴェン弦楽三重奏団
パヴェル・フーラ(Vn)ヨセフ・クルソニュ(Va)ミハル・カニュカ(Vc)
録音:2000年6月20、26&28日、2001年4月10日プラハ、聖ヴァヴジネッツ教会
旧品番PRD.250155。ナチの迫害を逃れてからマルチヌーは再び祖国の土を踏
むことなく世を去りました。そのため方方の滞在先でチェコへの強い郷愁に
掻き立てられた作品を生み出しました。1934年作トリオ第2番のように不協
和音を駆使し、政治的不安を表現したとされる作品でも、あくまでスラヴへ
のこだわりが聞き取れます。また、ヴァイオリンとチェロが絡み合いながら
立ち昇ってゆくさまが官能的なH.157も、ドヴォルザークに慣れ親しんだ耳に
は強く引き込まれます。

PRD 350034 \2080
ドヴォルザーク:
(1)弦楽五重奏曲第3番変ホ長調Op.97 B.180
(2)弦楽五重奏曲第2番ト長調Op.18 B.49(1875年オリジナル版)
(1)ヨセフ・クルソニュ(Va)(2)イジー・フデッツ(Cb)
コチアン四重奏団
録音:2001年1月プラハ福音派教会
「アメリカ」の副題をもつOp.97は、同様のタイトルで有名な四重奏Op.96や
「新世界より」とならぶ作曲家渡米期のもの。人懐こい民謡調の主題がノス
タルジーを誘う名作です。ここでは第2ヴィオラがプラジャークSQのメンバー
ということで、コチアンSQと響きも同質なうえ、作品に思い入れたっぷりの
仲間たちによる一体感あるアプローチが聴きものです。当時のチェコ・フィ
ル首席をゲストに迎えたOp.18は、間奏曲を加えたオリジナル5楽章版による
世界初録音として初出時に話題となりました。旧品番PRD.250159。

PRD 350038 \2080
ブロッホ:
(1)ピアノ五重奏曲第1番ハ長調(1923)
(2)ピアノ五重奏曲第2番(1957)
イヴァン・クラーンスキー(P)
コチアン四重奏団
一貫して自らのルーツ、ユダヤ色を鮮明にした創作活動で知られるブロッホ。
代表作ヴィオラ組曲などを含む室内楽曲は重要な位置を占めるジャンルです。
ピアノ五重奏は、悩ましさと濃厚さにかけては最右翼のフランクにも劣らぬ
味わい。どこまでも情念の淵に溺れたい方にはオススメのディスクです。
旧品番PRD.250185。

PRD 350039 \2080
R=コルサコフ:
(1)ピアノと木管のための五重奏曲変ロ長調(1876)[P, Fl, Cl, Hrn & Fg]
(2)弦楽六重奏曲イ長調(1876)
(1)イヴァン・クラーンスキー(P)プラハ木管五重奏団
(2)ヨセフ・クルソニュ(Va)ミハル・カニュカ(Vc)コチアン四重奏団
旧品番PRD.250188。30代初期に書かれた五重奏はオーボエ抜きの木管五重奏
とピアノという編成。楽器法の巧みさや派手で聴こえ栄えするところにリム
スキーの持ち味が顕れています。緩徐楽章に「シェエラザード」をおもわせ
る歌ものぞかせます。

PRD 350040 \2080
マルチヌー:室内楽曲集
(1)弦楽四重奏曲第7番「コンチェルト・ダ・カメラ」H.314
(2)2つのヴァイオリンとピアノのためのソナタH.213
(3)弦楽六重奏曲H.224
(4)九重奏曲H.374
(1)プラジャーク四重奏団
(2)パヴェル・フーラ、ヤン・オドストルチル(Vn)ボリス・クライニー(P)
(3)コチアン四重奏団 (4)チェコ九重奏団
旧型番PRD.250097。本場チェコ勢によるマルチヌーの室内楽アルバム。パリ
時代のトリオと弦楽六重奏から、世を去る1959年の九重奏までを収めていま
す。わずか一週間で書き上げられた弦楽六重奏は、クーセヴィツキーらが審
査員に名を連ねるワシントンのクーリジ・コンクールに入賞した出世作。
3楽章からなり、音色がカノン風に次々と折り重なってゆく美しさは独特の
魅力です。たいへん多作で様式が目まぐるしく移り変わった作曲家マルチヌ
ーをよくあらわした内容といえます。

PRD 350041 \2080
(1)ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19
(2)ミヤスコフスキー:チェロ・ソナタ第1番ニ長調Op.12
(3)同:チェロ・ソナタ第2番イ短調Op.81
ミハル・カニュカ(Vc)ヤロミール・クレパーチ(P)
録音:(1)2001年9月(2)(3)2002年5、6月プラハ
旧品番PRD250182。プラジャーク・カルテットのカニュカが弾くロシアの名
ソナタ2題。かのロストロポーヴィチが2番を弾いて有名になったミヤスコフ
スキー。そしてメランコリックなムードが全編を覆うラフマニノフ。作品と
演奏とのしっくり感は“スラヴ”というキーワードで相通じるゆえでしょう。

PRD 350042 \2080
シューベルト:
(1)弦楽五重奏曲ハ長調D.956
(2)弦楽四重奏曲第7番ニ長調D.94
マルク・コッペイ(Vc)、プラジャーク四重奏団
かつてイザイ・カルテットのメンバーだったコッペイが参加した弦楽五重奏
が聴きもの。さすがはみずからも長年アンサンブルを組んでいた実績が示す
とおり、ツボを心得たじつに雄弁なチェロで引っ張ります。DSD録音で弦の
みずみずしさもみごとに捉えられています。SACDハイブリッド仕様
(PRDDSD.250191)からの移行で通常CDとしては初リリース。

PRD 350043 \2080
ラフマニノフ:
(1)晩祷Op.37
(2)聖ヨハネ・クリソストモスの典礼Op.31より第6、8 & 12曲
ヤロスラフ・ブリフ(指)プラハ・フィルハーモニック合唱団
録音:2001年12月3-7日プラハ、聖アグネス修道院
プラハ・フィル合唱団は1935年に創立、1990年チェコ・フィルから分離して
独立組織となってからは、海外のメジャー・オケやレーベルとの活動も多い
実力派団体。この録音はいまやSACDの雄となったプラハ・レーベルとして、
オリジナル・マスターに初の6チャンネルDSD収録を使用した記念すべきタイ
トルでした。かつてのSACDハイブリッド仕様(PRD.250176・廃盤)からの移行
で通常CDとしては初のリリース。




<ACCENT>
ACC 24176 2枚組 \4500
ジョゼフ=エクトル・フィオッコ(1703-1741):
クラヴサン曲集第1組曲(12曲)、第2組曲(12曲)
クロード=ベニーニュ・バルバトル(1727-1799):
クラヴサン曲集より ラ・ベロー、ラ・デリクール、ラ・マルゼルブ、
ラ・リュジャック
エヴァルト・デマイヤー
(Cemb:使用楽器1736年製パリのアンリ・エムシュ複製)
録音:2006年
ベルギー盛期バロック音楽の作曲家フィオッコ。以前コープマンのアルバム
(Astree)は既に廃盤となっており、このデマイヤーの録音は貴重。フィオッ
コは宗教曲を多く作曲していますが、2つの組曲からなる「クラヴサン曲集」
を残しています。クラヴサン曲集の中の曲の幾つかにはクープラン風の奇抜
な題名がついていて、クープランの影響が音楽様式のみならず、描写や手法
にも見られます。またカップリングのバルバトルのクラヴサン曲集はフラン
ス・クラヴサン音楽の最後を飾る曲集ともいえるでしょう。香り高き貴重な
クラヴサン音楽をお楽しみいただけます。

ACC 30009 2枚組 \2500
【CD1】
モンテクレール:フルートのためのコンセール第2番、
ブラヴェ:ソナタ第2番、
ジャン=ピエール・ギニョン:ソナタ イ長調作品1-8、
ボワモルティエ:ソナタ第2番 ト長調、
ルクレール:ソナタ第7番 ト長調
【CD2】
コレッリ:ソナタ ホ短調 作品5-8、
ジェミニアーニ:ソナタ ニ長調 作品1-10、
ヴェラチーニ:ソナタ ホ短調 作品1-6、
ロカテッリ:ソナタ ハ長調 作品2-1、
アルビノーニ:ソナタ イ短調、
シェドヴィル:ソナタ ト短調 作品13-6、
プラッティ:ソナタ ト長調 作品3
【CD1】録音:1979年(旧品番ACC 67909)
【CD2】B.クイケン(フラウト・トラヴェルソ)、W.クイケン(Vc)、
ロベール・コーネン(Cemb) 録音:1991年(旧品番ACC 9177)




<BONGIOVANNI>
GB 1203 \2180
(1)ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
(2)プッチーニ:「ボエーム」
(3)プッチーニ:「トスカ」
(4)プッチーニ:「西部の娘」
(5)レオンカヴァッロ:「道化師」
からの場面マリオ・デル・モナコ(T)
(1)トゥリオ・セラフィン(指),(2)ヴィットーリオ・グイ(指),
(3)ウーゴ・ラポーロ(指),(4)ガブリエーレ・サンティーニ(指),
サンカルロ歌劇場管弦楽団,合唱団
(5)サンティアゴ・グエッラ(指)
録音:(1)(3)1954年,ナポリ (2)(4)1951年,ナポリ 
(5)1956年,リオ・デ・ジャネイロ
偉大なテノール、マリオ・デル・モナコの珍しいライヴ録音集。「ボエーム」
だけはつい最近になって全曲CDが発売されましたが、他はいずれもまとまっ
た形では初出と思われます。特に「アンドレア・シェニエ」は、1954年10月
の公演のサンカルロ劇場でのライヴで、セラフィンのスケールの大きな指揮
と相まって物凄い名演になっています。音質はお世辞にも良くありませんが、
マニアにはたまらない秘蔵録音ばかりです。

GB 1204 \2180
ヴェルディ:
「エルナーニ」,「アロルド」,「運命の力」,「ドン・カルロ」,
「アイーダ」,「オテッロ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
チレア:「アドリアーナ・ルクヴルール」
プッチーニ:
「マノン・レスコー」,「トスカ」,「蝶々夫人」,「西部の娘」,
「外套」,「トゥーランドット」
ビゼー:「カルメン」
からのアリア
ジャンフランコ・チェッケレ(T)
録音:1964-2004年
ジャンフランコ・チェッケレは1938年、パドヴァ近郊のガッリエラ・ヴェネ
タ出身のテノール。1960年代後半から1970年代にかけてロブストなテノール
として一世を風靡し、スカラ座など大劇場でも活躍したテノールだというの
に、レコードの録音が極端に少なく、日本人にはカラヤンが製作したマスカ
ーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の映画でトゥリッドゥを歌っていた、
くらいの認知度です。しかしこのCDに収められた録音を聞けば、誰でも「凄
いテノール!」と思うことでしょう。得意のヴェリズモ・オペラを中心に熱
唱が集められています。

GB 1201 \2180
ロッシーニ:「グリエルモ・テル」,スターバト・マーテル
ベッリーニ:「ノルマ」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「運命の力」,「アイーダ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
プッチーニ:
「マノン・レスコー」,「ボエーム」,「トスカ」,「トゥーランドット」
レオンカヴァッロ:「道化師」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
アレヴィ:「ユダヤの女」
マイヤベーア:「ユグノー」
グノー:「ファウスト」
ビゼー:「カルメン」
R.シュトラウス:「バラの騎士」
からのアリア
クルト・バウム
録音:1950年頃,スタジオ録音
クルト・バウム(1908-89)は、プラハ生まれですが、イタリアに移住しローマ
とミラノで歌を学んでいます。1930年代にヨーロッパ各地で歌った後、1941年
11月にメトロポリタン歌劇場にデビュー、1967年まで出演しています。バウ
ムは、かなり逞しい持ち主でありながら、高音に滅法強いテノールとして知
られており、マンリーコが当たり役でした。このCDは、1950年代に発売され
たLPを基にしています。

GB 1202 \2180
ヴェルディ:18の“清きアイーダ
エンリコ・カルーゾ(1908年)
アントーニオ・パオーリ(1911年)
ホセ・パレット(1912年)
ミゲル・フレータ(1927年)
ジョヴァンニ・マルティネッリ(1923年)
アウレリアーノ・ペルティレ(1927年)
フランツ・フェルカー(1930年,ドイツ語)
ヘルゲ・ロスヴェンゲ(1940年,ドイツ語)
ガッリアーノ・マジーニ(1941年)
ベニアミーノ・ジーリ(1940年,映画のサウンドトラックから)
ユッシ・ビョルリンク(1936年)
ラファエル・ラガレス(1949年)
ゲオルギ・ネレップ(1952年,ロシア語)
マリオ・デル・モナコ(1953年,ライヴ)
フランコ・コレッリ(1956年)
マリオ・フィリッペスキ(1956年,ライヴ)
カルロ・ベルゴンツィ(1957年,ライヴ)
フラヴィアーノ・ラボー(1969年,ライヴ)
細かい説明は無用でしょう、ヴェルディ「アイーダ」のラダメスのアリア
“清きアイーダ”を、古今18人のテノールで聞こうというものです。カルー
ゾ、デル・モナコのような有名人から、バルセロナ生まれのパレット、リヴォ
ルノ生まれのマジーニ、アルゼンチンのテノール、ラガレスなど珍しいテノ
ールの録音も。通して聞くも良し、好みで選んで聞くのも良しのCDです。

GB 2421 \2180
ペロージ:(1)オラトリオ「魂の死」,(2)カンタータ「おお、我らが父よ」
ルチア・ビーニ(Ms)
アルトゥーロ・サッケッティ(指)
(1)アレッサンドリア“クラシカ”交響楽団,
ミラノ“ヨハン・セバスチャン・バッハ”合唱団
(2)ノヴァラ“カルロ・コッチャ”交響楽団,
パルマ“アッリーゴ・ボーイト”音楽院合唱団
録音:(1)2006年,トルトーナ (2)2001年,ロレート
BONGIOVANNIの進めるロレンツォ・ペロージの録音の新刊です。オラトリオ
「魂の死」は1907年12月18日にローマで初演されました。リハーサルでは密
かにダヌンツィオが聞き入っていたそうです。カンタータ「おお、我らが父
よ」は同じ年に作曲されたもの。詩はダンテです。

GB 5149 \2180
ファルローニ:スターバト・マーテル
アレッサンドラ・カーピチ(S)
アレッサンドラ・ザパローリ(Ms)
アンジェロ・ビアンカマーノ(指)
ウルビーノ・アッカデミア・フィラルモニカ管弦楽団,
“メツィオ・アゴスティーニ”リリコ合唱団
ファウスト・ファルローニは、1960年生まれのイタリアの作曲家。スターバ
ト・マーテルは、1999年にアンコーナの大聖堂で初演、これはその時の録音。




<IDIS>
IDIS 6516 2枚組 \3300
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
プロコフィエフ:「ロメオとジュリエット」からの組曲
リスト:葬送,ピアノ・ソナタ ロ短調
ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
スクリャービン:練習曲 Op.8-12
【+ボーナス】
シューマン:ピアノ・ソナタ 嬰ヘ短調 Op.11
録音:1977年10月26日,ニューヨーク,カーネギー・ホール
【+ボーナス】録音:1972年11月23日,ミラノ
大好評だった1976年ミラノ・ライヴ(IDIS 6497)に続く、IDISからのラザール
・ベルマンのライヴ。今回は1977年にカーネギーホールで行われたライヴ。
ベルマンの遺族の承認を得て、初めてCD化されます。1977年といえば、ベル
マンが初来日し、大変な話題となった年。当時を懐かしく思う人も、ベルマ
ンを全く知らない人にもお勧めです。おそらく記録用とおぼしき録音はモノ
ラルですが、音は悪くありません。

IDIS 6515 \1650
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
協奏交響曲 変ホ長調 K.364
マルコム・サージェント(指)ロンドン交響楽団(K.219)
トーマス・ビーチャム(指)ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(K.218)
ウィリアム・プリムローズ(Va),
アイズラー・ソロモン(指)RCAヴィクター管弦楽団(K.364)
録音:1951年(K.219),1949年,(K.218),1956年(K.364)
ハイフェッツの演奏するモーツァルトの協奏曲。




<Medici arts>
MM 010 \2080
モノラル
(1)モーツァルト:ピアノ協奏曲第24番ハ短調KV.491
(2)同:ピアノ協奏曲第27番変ロ長調KV.595
(3)ウェーバー:コンツェルトシュテュック ヘ短調Op.79
ロベール・カサドシュ(P)
(1)(2)ジョージ・セル(指)(3)ロマーヌス・フーベルトゥス(指)
ケルン放送SO.
録音:(1)1960年6月27日(2)1958年9月8日(3)1954年3月3日
ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
WDRアーカイヴからの正規音源復刻で完全初出。シックで清潔なスタイルが持
ち味のカサドシュによるモーツァルト。奇しくも名手のピアノではこれと同
一のカップリングで、第24番をミトロプーロス(56年)、第27番をシューリヒ
ト(61年)という個性派の大物指揮者とのライヴ(ともにウィーン・フィル。
ORFEOR.536001)も聴くことができますが、ここでのパートナーはスタジオ盤
(61年&62年)と同じくかの“アンサンブルの鬼”セル。このライヴを経てあの
不滅の名盤が誕生することになるわけですが、まさに夢の再現とでもいうべ
き顔合わせから生み出される音楽はあくまで清潔無垢。いまのわたしたちに
モーツァルトの理想形を教えてくれます。ほかに初出レパートリーとなる
ウェーバーを収録。

MM 014 \2080
モノラル
(1)メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調Op.56「スコットランド」
(2)同:交響曲第5番ニ長調Op.107「宗教改革」
(3)クープラン / ミヨー編:
序奏とアレグロOp.220(※クープランのクラヴサン組曲「サルタンの妃」断章
による)
ドミトリ・ミトロプーロス(指)ケルン放送SO.
録音:(1)1960年10月24日(2)1957年7月19日(3)1954年7月16日
ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール
すべてWDRアーカイヴの正規マスターからの復刻。巨匠ミトロプーロスがケル
ン放送響を振ったメンデルスゾーンは、かねてよりマニアの間では有名だっ
たもの。メンデルスゾーンは巨匠が好んで取り上げた作曲家で、ニューヨー
ク・フィルとのスタジオ録音(1952年)のほか、ベルリン・フィルとの世を去
る60年のザルツブルク・ライヴ(ORFEOR.488981)における「スコットランド」
がこれまでにも知られています。
Mediciご自慢の極上の音質でよみがえったことにより、融通無碍なるスタイ
ルとオケの熱い意気込みもかつてないほどリアルに伝わってきます。また、
正規初出レパートリーのミヨー編曲作も貴重。なお、ミトロプーロスによる
録音はほかにもWDRにシュトラウス、マーラー、ベルリオーズ、ドビュッシ
ーなどが残されており、順次リリースしてゆくとのことです。

MM 011 \2080
モノラル
モーツァルト:
(1)交響曲第39番変ホ長調KV.543
(2)オーボエ協奏曲ハ長調KV.314
(3)4つのドイツ舞曲
(4)交響曲第36番ハ長調KV.425「リンツ」
(5)[ボーナストラック]クライバー、交響曲第39番のリハーサル
エーリヒ・クライバー(指)
(2)ローター・ファーバー(Ob)
(1)(2)(3)(5)ケルン放送SO.(4)シュトゥットガルト放送SO.
録音:(1)(2)(3)(5)1956年1月20日ケルン、WDRフンクハウス、
第1ホール(ライヴ) (4)1955年12月31日シュトゥットガルト
巨匠真骨頂のモーツァルトばかりを集めたエーリヒ・クライバー第3弾。デッ
カ盤でも知られる第39番とドイツ舞曲に加えて、正規初出となる協奏曲、第
36番とリハーサルを含めたすべてが、まるで別物かのような著しく改善され
た音質で登場します。
ケルン放送響とのライヴは作曲者が生誕200年を迎えた1956年、アニヴァーサ
リー・イヤーに合わせて巨匠が行なったもの。そして、その年を目前に控え
たニュー・イヤー・イヴのシュトゥットガルト放送響とのライヴ。いずれも
クライバーの芸風の肝、格調の高さとあふれる愉悦が半世紀の時を経ても色
褪せぬ魅力です。36番をのぞいてWDRアーカイヴからの正規復刻。

MM 013 \2080
モノラル
(1)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.16
(2)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番ハ短調Op.35
(3)チェイシンズ:3つの中国風小品
(4)プーランク:トッカータ
(5)ストラヴィンスキー:サーカス・ポルカ
(6)ベートーヴェン:バガテル ト短調Op.119-1
シューラ・チェルカスキー(P)
(2)ハロルド・ジャクソン(Trp)
(1)(2)ヘルベルト・メンゲス(指)フィルハーモニアO.
録音:(1)1954年11月15 & 16日、1955年4月5日(2)1954年11月16日ロンドン、
アビー・ロード第1スタジオ
(3)1956年3月22日(4)(6)1956年3月21日(5)1955年8月10日ロンドン、アビー・
ロード第3スタジオ
EMI音源の正規ライセンスによる復刻ですべて初CD化。伝説のヴィルトゥオー
ゾ、ホフマンの直弟子チェルカスキーは19世紀の流れを汲む異色のピアニス
ト。まず、ロシアのふたりによるコンチェルトは絶頂期のもの。録音された
54年はプロコが亡くなった翌年、ショスタコもまだ存命中で現役バリバリの
頃。ともに作曲家が生きた同時代音楽の記録としてたいへん興味深いもので
す。ホロヴィッツとも親交があったピアニストで作曲家のチェイシンズ(1903
-87)。かれもまたホフマンの弟子であったためチャルカスキーとは同門にあ
たります。これら併録の小品を含めてすべて、同じ演奏をふたつとしない自
発性を信条とするところと濃厚なロマンチシズムとに、まさに師ゆずりの特
徴がよく顕れています。なお、ポール・ベイリーのリマスタリングで音質も
格段に向上しているのもポイント。

MM 009 \2080
ステレオ
(1)R=コルサコフ:序曲「ロシアの復活祭」
(2)スクリャービン:交響曲第4番「法悦の詩」
(3)バラキレフ / カゼッラ編:イスラメイ
(4)ムソルグスキー / ラヴェル編:組曲「展覧会の絵」
サー・ユージン・グーセンス(指)
(1)(2)(3)フィルハーモニアO.(4)ロイヤル・フィルハーモニックO.
録音:(1)1956年2月13日(2)1956年2月13 & 14日(3)1956年2月8日
(4)1957年9月26 & 28日
ロンドン、キングズウェイ・ホール
EMI音源のライセンス復刻。超難曲「春の祭典」の英国初演を手がけたグーセ
ンス(1893-1962)はロンドンに生まれた名指揮者、作曲家。同名で同じく指揮
者であった父も含めて音楽家の家系に生まれた彼は、おもに1950年代にRCA、
EMI最後にEverest(今は亡き長岡鉄男氏推薦の優秀録音、アンティルの「コロ
ボリー」が有名)へ数多くの録音を行いましたが、現在ではその大半が入手不
可のまま。このたびすべて初CD化となるロシア・プログラムは、同時代の難
解なスコアを自分のものにする天賦の才を持ち合わせていた彼の手腕を如実
に示すものです。なかでもカゼッラ編曲のイスラメイ。近代管弦楽法が駆使
された華麗なサウンドは、まるでラヴェルを聴いているみたい。リマスタリ
ングも大成功でポール・ベイリーが担当しています。

MM 012 \2080
(1)(2)ステレオ
モノラル
(1)プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調Op.100
(2)ロッシーニ:「コリントの包囲」序曲
(3)ヴィヴァルディ:シンフォニア ロ短調「聖なる墓に」RV.169
(4)フランチェスコ・ドゥランテ:弦楽のための協奏曲第5番イ長調
(5)サリエリ:歌劇「タラール(またはオルムスの王、アクスル)」序曲
トマス・シッパース(指)
(1)フィルハーモニアO.(2)ロンドンSO.
(3)(4)(5)アレッサンドロ・スカルラッティO.
録音:(1)1957年5月11-14日ロンドン、キングズウェイ・ホール
(2)1974年7月30-31日&8月1-28日ロンドン、トゥーティング、
オール・セインツ・チャーチ
(3)(4)(5)1955年7月ナポリ
ケルン、WDRフンクハウス、第1ホール(ライヴ)
EMIの正規ライセンスによる復刻。20世紀が生んだアメリカの名指揮者シッパ
ース(1930-1977)が世を去ってことしで早くも30年。彼は1950年にメノッティ
のオペラ「領事」(ブロードウェイで8ヶ月のロングランを記録)を振って一躍
スターダムに駆け上がり、1955年にはスカラ座にデビュー。1959年にはバーン
スタインとともにニューヨーク・フィル初のモスクワ公演に同行。1963年に
はバイロイトでマイスタージンガーを指揮、1968年にはコヴェントガーデン
にもデビュー。1970年、まさにこれからという時期に惜しくも肺ガンで亡く
なりました。
短い経歴ゆえ録音そのものも多いとはいえず、すぐに米コロムビアの専属と
なったためEMIのものはさらにレア。没後100周年記念のスカラ座ライヴ
(69年)も記憶に残るロッシーニは既出のスタジオ全曲録音からのもの。ほか
はすべて初CD化となります。おもにオペラでの業績が目立ちますが、レッグ
録音のプロコフィエフにおける音楽運びなど非凡な才能のなによりの証しと
いえるでしょう。
現状ではオペラはまだしもオケがほとんど全滅というさみしい状況のため、
これは全力で駆け抜けた彼を偲ぶにまたとないリリースといえます。リマス
タリング担当はポール・ベイリー。




<DOREMI>
DHR 7900/1 2枚組 \4160
「リヒテル第14集 / モーツァルトのピアノ協奏曲ライヴ集」
モーツァルト:
(1)ピアノ協奏曲第14番変ホ長調KV.449
(2)ピアノ協奏曲第15番変ロ長調KV.450
(3)ピアノ協奏曲第17番ト長調KV.453
(4)ピアノ協奏曲第22番変ホ長調KV.482
(5)ピアノ協奏曲第27番変ロ長調KV.595
[ボーナス](6)ピアノ・ソナタ第15番ハ長調KV.545
スヴャトスラフ・リヒテル(P)               
ルドルフ・バルシャイ(指)モスクワ室内O.               
録音:(1)1973年5月27日(4)1966年9月27日(5)1966年5月モスクワ(ライヴ)
(2)1968年2月6日(3)1969年1月4日レニングラード(ライヴ)
(6)1989年(ライヴ)
1994年の東京公演でも実現したリヒテルとバルシャイの顔合わせによるモー
ツァルト。15番と27番をのぞいておそらく初出。データで27番は5月となっ
ていますが、既出の4月23日のものと同一のものではないかと思われます。
22番と27番ではブリテンとのライヴ(BBCL.4206)もたいへん素晴らしいもの
でしたが、リヒテルが弾くモーツァルトのコンチェルトはそもそも録音が
少ないので、このたびのリリースはファンにはうれしいところです。

DHR 7813/4 2枚組 \4160
「フランク・ペレグ第1集」
(1)J.S.バッハ:デュエットBWV.802-805
(2)同:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
(3)同:ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV.1050
(4)メンデルスゾーン:華麗なるカプリッチョ ロ短調Op.22
(5)同:ピアノ協奏曲第1番ト短調Op.25
(6)同:セレナードとアレグロ・ジョイオーソ ロ短調Op.43
(7)ドビュッシー:ピアノと管弦楽のための幻想曲
フランク・ペレグ((1)(2)(3)Cem(4)(5)(6)(7)P)
(3)ぺーター・リバール(Vn) ペーター・ルーカス=グラーフ(Fl)
(3)(4)(5)ワルター・ゲール(指)ヴィンタートゥールSO.
(6)(7)オットー・アッカーマン(指)オランダ・フィルハーモニックO.
録音:(1)(4)(5)(6)(7)1951年頃(2)1959年頃(3)1952年頃
イスラエルのアーティストに光をあてることに熱心なDOREMIからまた興味深
いリリース。フランク・ペレグ(チェコ名ポラク1910-1968)はプラハに生まれ
たイスラエルの鍵盤楽器奏者。かれは作曲家であり、また音楽学者、指揮者、
哲学者、教師でもありました。
かれの名声を裏付けるようにソリストとして指揮者ではクレンペラーやドラ
ティ、ホーレンシュタイン、ターリヒ、パレー、チェリビダッケらのほか、
フランチェスカッティ、ゴールドベルク、ロスタルいった錚々たる顔ぶれと
も共演しています。
1936年にはイスラエルに移住、テル・アヴィヴ音楽院で教えるかたわらハイ
ファ交響楽団設立に尽力し音楽監督を務めました。また、イスラエル建国後
は文部省の音楽部門の責任者にも招かれています。
ミュージカル・マスターピース・ソサエティ、コンサートホール録音からの
復刻となる当アルバムは、バロックから現代まで幅広いレパートリーに等し
くすぐれた演奏を聴かせたペレグを知るうえで格好の内容となっています。



<Bel Air>
BAC 020(DVD-Video) \4850
NTSC
Region free
ショスタコーヴィチ:バレエ音楽「ボルト」Op.27(全曲)
(+コザリンスキーによるアヴァンギャルド映像 (2006)、出演者インタビュー)
アナスタシア・ヤツェンコ(ナスチャ)、アンドレイ・メルクリエフ(ヤン)、
デニス・サヴィン(デニス)、岩田守弘(イワーチカ)
振付:アレクセイ・ラトマンスキー、
台本:ヴィクトル・スミルノフ、
舞台美術:セミヨン・パストゥフ、
衣装:ガリーナ・ソロヴィヨワ
パヴェル・ソローキン(指)ボリショイ劇場管弦楽団
[2006年9月/モスクワ、ボリショイ劇場での復活蘇演ライヴ]
ショスタコーヴィチは生涯に3篇のバレエ音楽を残していますが、いずれも当
時の共産主義的イデオロギー色が強い台本の拙さゆえ、長くバレエ団のレパ
ートリーからはずされてきました。当DVDは2006年9月、ショスタコーヴィチ
の生誕百年を記念してボリショイ劇場で75年ぶりに復活された舞台のライヴ。
原作は、勤務怠慢で解雇された工場労働者が、復讐のために機械の中へボル
ト(ねじ)を落として壊してしまおうと計画。しかし、そそのかされ実行しよ
うとした二人のうちの少年が自分の使命を思い出し、工場長に密告して陰謀
を未然に阻止するというもの。あまりの内容ゆえ、ショスタコーヴィチ自身
が上演を拒んだといわれます。しかし音楽は人を小馬鹿にしたような軽妙さ
に満ちた1920年代ならではの斬新さでショスタコの才気煥発。ラトマンスキ
ーの振付も旧ソ連の行進や体操を茶化したり、とにかくヒリヒリするほど自
国の暗黒時代をギャグ化、最高に面白い一時間半を過ごせます。

BAC 023(DVD-Video) \4850
NTSC
Region free
ヒンデミット:歌劇「カルディヤック」Op.39(全曲)
(+「カルディヤック大発見」出演:ジェラール・モルティエ、アンドレ・
エンゲル、ニッキー・リエティ)
カルディヤック:アラン・ヘルド(Br)、
娘:アンゲラ・デノケ(Sop)、クリストファー・ヴェントリス(Ten)、
貴婦人:ハンナ・エステル・ミヌティッロ (Ms)
総監督:ジェラール・モルティエ、演出:アンドレ・エンゲル、
台本:フェルディナント・リオン(E.T.A.ホフマン原作)、
舞台美術:ニッキー・リエティ
ケント・ナガノ(指)パリ・オペラ座O、Cho
[2005年10月/パリ、バスチーユ・オペラでのライヴ]
2005年にバスチーユ・オペラでプレミエを迎え話題となった「カルディヤッ
ク」。E.T.A.ホフマンの幻想的な原作を1920年代のパリに移し、悪に憑かれ
て連続殺人を行なうカルディヤックが群衆に撲殺されるまでを描いています。
純フランス的アール・デコ調の舞台美術もオシャレ。声楽陣はいずれもハイ
レベルで、ケント・ナガノの充実した音楽作りも特筆もの。ヒンデミットと
いうと職人的な技法を駆使した無機的音楽というイメージがありますが、こ
れは驚くほど猟奇的でボルテージが高く、息をつく暇ない面白さです。




<IDIS>
IDIS 6524 2枚組 \3300
ワーグナー:
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
「ジークフリート」-森のささやき
ジークフリート牧歌
「神々の黄昏」-夜明けとジークフリートのラインへの旅
「パルジファル」-聖金曜日の音楽
「神々の黄昏」-ジークフリートの死と葬送行進曲
「トリスタンとイゾルデ」-前奏曲と愛の死
「ワルキューレ」-ワルキューレの騎行
アルトゥーロ・トスカニーニ(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団
録音:1952年9月19日
第二次世界大戦後、トスカニーニは何度かスカラ座のオーケストラを指揮して
います。その最後の機会となったのがこの9月19日のワーグナー・コンサート。
存在は広く知られていたにもかかわらず、わりと最近になってようやく聞ける
ようになりました。今回のIDISレーベルから発売されたCDでは、全8曲の演奏
内容のみならず、前半後半それぞれの前後の放送アナウンス(ブックレットに
伊文と英訳を掲載)までを初めて収録、もちろん曲毎の観客の熱狂的な反応も
そのままで、1952年9月19日にラジオから放送を聞いているような気分にさせ
てくれます。トスカニーニがスカラ座のオーケストラを指揮すると、両者が
理想的な「化学反応」するのが常で、ここでもどの曲も惚れ惚れとするよう
な見事な演奏ばかり。「神々の黄昏」からの2曲、「ジークフリート牧歌」も
名演ですが、圧巻は「トリスタン」!音楽は徹底的に歌い抜いていながら、
美しさと悲しさと感動が渾然一体となったとてつもない名演!録音状態は、
1952年のスカラ座ライブとしては並というところ、決して良好ではないです
が、感動的な一夜を楽しむことができます。




<BBC LEGENDS>
BBCL 4220 \2180
ステレオ
ショスタコーヴィチ:
(1)交響曲第4番ハ短調Op.47
(2)組曲「カテリーナ・イズマイロヴァ」Op.114a
(3) 祝典序曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)
フィルハーモニアO.(3)ロンドンSO.
録音:(1)1962年9月7日(2)1962年9月4日
エジンバラ、アッシャー・ホール(ライヴ) 
(3)1985年7月8日ロンドン、バービカン・ホール(ライヴ)
すべてBBCアーカイヴ音源からの復刻。天才ロジェヴェンが絶頂期に客演した
エジンバラでのライヴの2曲はともに英国(西側)初演、しかも作曲者の御前演
奏という強力なポイントつき。なかでも最大の問題作第4交響曲は、その演奏
史において語り草となっていたもので、ようやく全貌が明らかとなります。
当時のタイムズ紙も興奮が冷め遣らぬ異常演奏の模様を次のように伝えていま
す。「この作品こそまさしく天才の仕事、豊潤な響きと構成要素の多様性とは
とんでもなく素晴らしいかぎり。当夜、このとてもやっかいなプログラムに説
得力満点の演奏を思い描くのがむずかしいように、マエストロ、ロジェスト
ヴェンスキーがフィルハーモニアから引き出したよりも輝かしい演奏を想像す
ることはむずかしい。」
はたしてBBC LEGENDSとショスタコーヴィチとは不思議な因縁があるようで、
ムラヴィンスキー(BBCL.4002)とスヴェトラーノフ(BBCL.4189)の第8番、オイ
ストラフの協奏曲集(BBCL.4060)と過去に重要なリリースが続いていますが、
またしてもここにとんでもない価値のアルバムが出現したといえるでしょう。

BBCL 4219 \2180
モノラル
(1)ブルックナー:交響曲第3番ニ短調(1877年エーザー版)
(2)ブゾーニ:踊りのワルツOp.53 / K288
ヤッシャ・ホーレンシュタイン(指)
(1)BBCノーザンSO.(2)ロイヤル・フィルハーモニックO.
録音:
(1)1963年7月3日チェルトナム音楽祭(ライヴ)
(2)1966年5月9日ロンドン、BBCスタジオ
BBCアーカイヴ音源からの復刻。1928年のベルリン・フィルとの第7番に始まる
巨匠ホーレンシュタインのブルックナー録音。BBC LEGENDSでは第5番
(BBCL.4033)、第8番&第9番(BBCL.4017)につづいて、完全初出の第3番が登場し
ます。ちなみに同じエーザー版によるものとして、データではほかに1957年
11月9日メイダ・ヴェイル・スタジオで行ったBBC響との放送録音もありますが、
収録テープが未発見のため現状正規ではこれが唯一のものとなります。
さて、演奏ですがブルックナーは得意とするだけあって、スケールは巨大、緊
張感、迫力、パワーが漲る骨太の内容。これまでと同じく期待を裏切りません。
余白はワルツの父ヨハン・シュトラウスに献呈された作品。ブゾーニはホーレ
ンシュタインがキャリアをスタートさせた1920年代に熱烈に師事していた作曲
家。密接な親交があったため信頼も厚く、BBCからブゾーニの音楽祭での指揮
を依頼されています。

BBCL 4216 \2180
ステレオ(5)のみ
モノラル
(1)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調Op.58
(2)サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
(3)ヴィラ=ロボス:
「赤ちゃんの一族」第1組曲より 小さな褐色の紙の人形 / 小さなボロ布人形
/ 道化人形
(4)ショパン:練習曲ホ短調Op.25-5
(5)[アンコール]ショパン:スケルツォ第2番変ロ短調Op.31
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
(1)アンタル・ドラティ(指)ロンドン・フィルハーモニックO.
(2)ルドルフ・シュヴァルツ(指)BBC SO.
録音:(1)1967年12月6日(2)1957年11月27日(5)1968年12月4日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
(3)(4)1958年11月9日ロンドン、BBCスタジオ
ことし2007年が生誕120周年にあたる往年の名手ルービンシュタイン
(1887-1982)。これを記念してBBC LRGENDSから通算5枚目のアルバムがリリー
ス。生涯にじつに3度も全集録音を完成させているベートーヴェン。なかでも
第4番は第3番とともに実演でひんぱんに取り上げていたナンバーで、力みの
抜けたタッチで興にまかせ音楽に遊ぶさまは大家の芸。ここでは名指揮者ドラ
ティのサポートがまた絶妙です。3つのスタジオ盤があるサン=サーンスも得
意の曲で、これはシューマン(BBCL.4152)と同日のライヴ。ルービンシュタイ
ンの代名詞であるショパン演奏もいうことなし。スケルツォはブラームスの
第1番(BBCL.4187)のアンコールとして演奏されたものです。サン=サーンス
をのぞいて、BBCアーカイヴ音源からの復刻となります。

BBCL 4217 \2180
ステレオ(1)(2)
モノラル(3)
(1)ベートーヴェン:「エグモント」序曲Op.84
(2)同:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
(3)ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)
(1)(2)イシュトヴァン・ケルテス(指)ロンドンSO.
(3)カール・ゼーマン(P)
録音:(1)(2)1964年3月13日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・
ホール(ライヴ)
(3)1956年9月5日エジンバラ、アッシャー・ホール(ライヴ)
すべてBBCアーカイヴからの復刻。ウィーンに生没したシュナイダーハン
(1915-2002)は、オタカル・シェフチーク、ユリウス・ヴィンクラーに師事し
て、ドイツ=オーストリアの本流を汲むスタイルからいまなお根強いファン
を持つヴァイオリニスト。1933年にウィーン響初のコンマスに就任、37年に
はウィーン・フィルのコンマスを歴任したのち、ソリストとして活躍。また
カルテットやクーレンカンプのあとを受けてフィッシャー、マイナルディら
とのトリオでも味わい深い演奏を聴かせました。
50年代にファン・ケンペン、62年にヨッフムとスタジオ録音を残しているベ
ートーヴェン。そのヨッフム盤同様、ティンパニが加わるのが異色という自
作のカデンツァも聴きものですが、なによりあたたかくリリカルな音色が古
きよき香りを伝えます。また、不幸な事故で早くに世を去ったケルテスのラ
イヴとしてもこれは貴重で、音質も良好なステレオという点もうれしいとこ
ろです。
さらに、同じ顔触れによる翌57年のスタジオ盤が有名なブラームス。名コン
ビとの華美に流れぬ朴訥とした味わいは得難い魅力です。

BBCL 4218 \2180
ステレオ
(1)モンテヴェルディ:
あの蔑みの眼差しSV.247-1 / 苦しみが甘美なものならばSV.332 / 面影よ、
呪われよSV.246
(2)ボニファツィオ・グラツィアーニ(1604or05-1664):
カンタータ「棕櫚のように、薔薇のように」
(3)ミスター・バーリングクルー:賛美歌;エホバの御代
(4)ハンフリー:汝、その罪をゆるしたまえ(父なる神への讃歌)
(5)パーセル:
おお、私をどこかしずかな木陰へ連れて行っておくれ / 追い求める美 /
ああ、無情な、残酷な運命よ
(6)シューベルト:
妹の挨拶D.762 / アリエッタ“恋はいたるところに” D.239-6 / アリエッタ
“あちこち矢が飛び交っています”D.239-3 / 沈みゆく太陽にD.457 / リン
ツの試補ヨーゼフ・シュパウン氏へD.749
(7)フォーレ:
マンドリンOp.58-1 / ひそやかにOp.58-2 / 夕暮れOp.83-2 /
捨てられた花Op.39-2
(8)グノー:セレナード
(9)ヘンデル:
オラトリオ「ジョシュア」HWV.64より ああ、私にユバルの竪琴があれば
(10)[ボーナス]ベイカーへのインタビュー(聞き手:マージョリー・アンダ
ーソン)
ジャネット・ベイカー(Ms) レイモンド・レパード(P & Cem) 
ジョイ・ホール(Vc)
録音:1971年6月14日オールドバラ音楽祭[インタビュー]
1969年10月22日BBCスタジオ
英国の名花ベイカーとレパードと30年以上にもおよぶ何ものにも代え難いパー
トナーシップは、1950年代後半ブリテンによるオールドバラ音楽祭での出会
いにはじまります。このリサイタルはブリテンたっての希望で実現したもの。
膨大なレパートリーのかげで自らに厳しかったベイカーのためにレパードが
用意したプログラムは、音楽祭ゆかりのパーセル、モンテヴェルディのほか
に、レパードが“再発見した”グラツィアーニ、バーリングクルー、パーセ
ルの師で夭折のぺラム・ハンフリー(1647-1674)に加えて、ベイカーお気に
入りのシューベルト、フォーレなど多彩なラインナップ。アンコールのグノ
ー、ヘンデルまで表情豊かな歌唱はさすが女王の貫禄。BBCアーカイヴから
の復刻で音質良好です。





<Anthonello MODE>
今年目白バロック音楽祭で早くも伝説化したライヴが緊急発売!
「濱田の作り出す音楽の一番のよりどころは人間が音楽するにあたって普遍で
あるべき自発性にほかならない。 カテドラルに鳴り響いたモンテヴェルディ
の霊感は同時に演奏者たちの霊感であった。」  音楽評論家・濱田滋郎氏

AMOE 10007/8 2枚組 \2450
モンテヴェルディ:『聖母マリアの夕べの祈り』(1610)
花井尚美(Sp) 高山潤子(Sp) 七条信明(Tn) 谷口洋介(Tn) 
小笠原美敬(Bs) 春日保人(Bs)
濱田芳通(指)アントネッロ
合唱:ラ・ヴォーチェ・オルフィカ
録音:2007年6月1日 東京カテドラル・ライヴ
満場の東京カテドラルの豊かな残響のもと、ユニークな独唱陣、最大編成のア
ントネッロでのぞみ曲を知り尽くした合唱団による即興性に溢れた演奏は、
聴衆を同音楽祭史上最大に沸せました。そのライヴが緊急発売。しかも限定盤
で破格のプライスでございます。お見逃しなく。




<Musica Rediviva>
MRCD 016 \2080
J・S・バッハ:
(1)オルガン小品 (幻想曲 ト長調) BWV572
(2)種々の手法による6つのコラール
目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645
われいずこに逃れ行かん (わが愛する神に) BWV646
ただ愛する神の摂理にまかす者BWV647
わが魂は主をあがめ BWV648
ああ、われらのもとにとどまれ、主イエス・キリストよ BWV649
汝イエスよ、今天より降りたもうや BWV650
(3)前奏曲とフーガ ハ長調 BWV545 トリオソナタ ホ短調 BWV528
(4)コラール変奏曲「おお神よ、汝義なる神よ」 BWV767
(5)バビロンの流れのほとりに BWV653 幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
ハンス・ファーギウス(Org)
レウヴスタ・ブリューク教会のヨハン・ニクラス・カーマン・オルガン
(1727-28年)
録音:2006年12月17日
レウヴスタ・ブリュークはストックホルムの北西、大学都市ウプサラ近郊にあ
る町。18世紀、鉄鋼業で栄え、町の産業発展に貢献したベルギーの資本家、ル
イ・ド・イェールの膨大な自筆譜コレクションでも知られます。この町の教会
に設置されたヨハン・ニクラス・カーマン・オルガンは、スウェーデンで最良
の状態で保存されたバロックオルガンとされ、2006年に新たな修復が終わりま
した。このレウヴスタ・ブリューク教会のオルガンがもつ魅力を幅広く紹介す
ること。この楽器により、J・S・バッハの無比の音楽をできるだけ忠実に、
説得力のある音楽として再現すること。ハンス・ファーギウスは、その2点を
念頭に置き、このアルバムの選曲を行いました。
バッハのオルガン全作品を BIS に録音したファーギウスは1951年、スウェー
デンのノールショーピング生まれ。彼が生まれた1950年代から60年代にかけて
の演奏とは異なる、力強くあっても、いささかも威圧的でないバッハ。 幻想
曲、コラール、フーガ、トリオソナタ。バッハの音楽を適確なスタイルで弾い
ているのは、現代のアーティストの証し。録音エンジニアはヨーラン・フィン
ベリのセンスと技術のおかげで、バロック期オルガンの音色と響きが、瑞々し
い、鮮やかな音質で収録されました。





<CANTUS>
ここ数年、日本市場での扱いがなかったカントゥス・レーベルの取り扱いを
開始致します。

C 9614 \2080
エアからグラウンドへ-17世紀イギリスの合奏曲
パーセル:
4声のソナタ集よりソナタ第4番ト短調Z805、同第6番(シャコンヌ)ハ短調Z807、
グラウンド ハ短調ZD221、同ニ短調Z668、パヴァーヌ イ長調Z748、
シンフォニア ニ短調
ロック:
ブロークン・コンソート集第1巻(1660)より組曲第2番ト長調、
リトル・コンソート集(1651)より組曲第6番ヘ長調、
2挺のバス・ヴィオールのための二重奏曲集(1652)より組曲ニ短調/ニ長調
ジェンキンス:
ファンシー ト短調(1650頃)、エア・ディヴィジョン ト短調(1650頃)
トリプラ・コンコルディア
録音:1996年10月イタリア、モンテヴァルキ
マイケル・ナイマンが「英国式庭園殺人事件」で素材にしている、パーセルの
ZD221など、初期バロック・イギリスの、グラウンドを初めとする合奏曲は、
ミニマル・ミュージックによく引用されています。そのグラウンドを中心に、
パーセル、ロック、ジェンキンスという当時を代表する作曲家の、グラウン
ドに関連する曲種を集めたのがこの録音。トリプラ・コンコルディアは、時
代様式に忠実に、同時に、その曲種の未来の可能性を感じさせる演奏をして
います。

C 9632 \2080
タブラチュア譜-ルネサンス・ギターのための音楽
ル・ロワ:
ファンタジア第1番&第2番、パヴァーヌ「もし私がそのようであるなら」、
パヴァーヌ、ガイヤルド「もし私がそのようであるなら」、ガイヤルド、
「戦争」によるパヴァーヌ、前のパヴァーヌによるガイヤルド、ブルゴーニュ
のブランル第1番-第3番、同第5番、同第6番
ブレサン/ル・ロワ:
ファンタジア第5番、「おお、乱れた足取りは」、「ラララ、私は」、
バスダンス「恋の駆け引き知りたがる娘に」、バスダンス風、
トゥルディヨン、プレリュード、鶴のファンタジア、パヴァーヌ「愛を失い、
我が心は張り裂け痛む」、パヴァーヌ、前のパヴァーヌによるガイヤルド、
ガイヤルド
モルレ:
ファンタジア第1番&第2番、「我が目よ、涙を降らせ」、ヴィラネスカ、
ガイヤルド「5歩」、「クラロス伯」による変奏曲、パドゥアーヌ「きれいな
木へ」、ガイヤルド、「わが口元は微笑み」、「セラフィム」、リーパによる
ファンタジア
マイケル・クラドック(ルネサンスG)[1989年ローレンス・K・ブラウン製]
録音:2000年5月スイス、ブリスフェルデン
パリで活躍した演奏家・作曲家にして、出版に携わった3人、アドリアン・ル
・ロワ(c1520-1598)、ギョーム・モルレ(c1510-1558以降)グレゴワール・ブ
レサン(1547-60活躍)の作品集。当時は宗教対立による政情不安な空気が張り
詰め、王家はヴァロワ朝からブルボン朝へ、つまり、摂政として実権を保持
したカトリーヌ・メディシスからアンリ4世王へと移り変わった時代でした。
そのような中にあって、王侯貴族を慰めたインティメットな曲の数々をクラ
ドックが真摯に演奏しています。

C 9705 2枚組 \2450
中世ルネサンスの楽器辞典
[CD1]
擦弦楽器(中世ヴァイオリン、フィドル、ヴィオラ・ダ・ガンバ、16・17世紀
のヴァイオリンとヴィオラ)、發弦楽器(中世とルネサンスのハープ、ダルシ
マー、中世とルネサンスのリュート、ビウエラ、シターン)、中世とルネサン
スのリコーダーとフルート
[CD2]
鍵盤楽器(中世とルネサンスのオルガン、クラヴィコード、ヴァージナル、ハ
ープシコード、ハーディ=ガーディ)、管楽器(中世とルネサンスのコルネット、
サックバット、トロンボーン、トランペット、バグパイプ、ショーム、ボンバ
ルド、クルムホルン、バスーン)
アンドルー・ローレンス=キング、ブリジット・レーヌ、
ドミニク・ヴェラール&アンサンブル・ジル・バンショワ、
マリア・クリスティーナ・キール、ギユメット・ロランス、
コンチェルト・パラティーノ、
エリク・ファン・ネーベル&クッレンデ・コンソート、
イェーテボリ大学アンサンブル、イン・スティル・モデルノ、
ラ・レヴェルディ、他多数
中世ルネサンスの楽器は、図版や実物を見たり、演奏を聴いたりする機会はあ
るものの、モダン楽器と比べた場合、楽器の音を明確に意識して聴く機会は少
ないようです。このアルバムは、比較的短い曲を選び、個別の楽器の音がしっ
かりと聴き取れるよう、楽器によっては独奏、伴奏、アンサンブルという風に、
幾つかの演奏形態をそれぞれ収録。この楽器の音はどんな音だったかという疑
問に、すぐに答えられる、理想的な、楽器の音の辞典となっております。




<MA Recordings>
MA J503 \2940
国内盤仕様
エメラルド・オーディオファイルCD
高島正明「歩行者天国」
1. 歩行者天国(Utopia Crosswalk)
ウィーンのリンク内部ケルントナー通りやミュンヘンのノイハウザー通り。
至る所で大道芸人や音楽のパフォーマンス。雑踏の中の孤独…。
2. 少年時代(In My Childhood)
全く泳げなかったのに、スイミングクラブへ通い、いつの間にか選手コースへ。
激しい練習の後、仰向けにぽっかりと浮かぶ爽快感。
3. 追憶の中で(Reminiscing)
ヨーロッパを中心にこれまで一人旅をした16カ国。
このCDの曲のほとんどはその想い出を反映している。
4. That’s Why I Love You
相手の事を「あーだ、こーだ」と言ってる前半部。
でも「そこがいいんだよな」と言っている後半部。
5. 白昼夢(Daydream)
6. 春の終わりに(When Spring Ends)
7. Gasse
ドイツ語で「小路」。街中の通りやどんなに短い小路にも名前が付いている。
8. Memory Lane
六甲の山を背景にキャンパスの中央に時計台がそびえる。
その美しい風景に向かい眺めながら、一本道を歩き大学の正門を目指す。
9. 車窓(Train Window)
チェコからスロヴァキアまでの列車でも移動中、延々と続く田園風景の中、
突然列車が止まった。何の車内放送も説明もなく約1時間半程何もないところ
で止まったまま。しかし乗客の誰も騒がず、じっとしている…。
10. 弥生(March)
11. 雨上がり(After the Rain)
12. 石橋(Stone Bridge)
ドイツ南部にある小さな町レーゲンスブルク。
ドイツで一番古い石橋があるとの事で訪れてみた。その場所に着いたのは、
ちょうど雨が上がったところで、空気が爽やか、木々の緑が瑞々しく美しい。
雲間からこぼれさすいくつもの光ノgood timing.
13. In the Dark
14. Say, Good Night
15. Angelfish
初めての海外はインドネシア、バリ島。
シュノーケルで熱帯魚の群れを楽しむ。
高島正明(P)
ジャンルを問わず幅広く活躍しているピアニスト、高島正明のオリジナル・ピ
アノ作品集。日本シャンソン界の牽引者、石井好子の伴奏や加藤登紀子と共演
など、その歌心を買われ数多くのコンサートに出演しています。このアルバム
は、日常の些細な出来事を小粋に美しくスケッチしながら散策しているよう。
そして、それぞれの情景が目に浮かび、美しい音楽を聴いている喜びにほんわ
かと浸ることの出来る1枚です。彼の優しいピアノの音色を反映した淡い色彩
のジャケットもマル。
高島正明:
東京生まれ、大阪育ち。子供の頃よりクラシック・ピアノを学び、大学時代か
らフュージョン・ジャズ等の活動を始める。TVドラマ音楽担当(平成元年度文
化庁芸術作品賞受賞「父子の対話」等)やシャンソンの石井好子のCD録音を始
め、加藤登紀子と札幌交響楽団との共演、世界的アコーディオニスト御喜美江
と現代音楽作品(澤田穣治)での共演、澤田穣治(ショーロクラブ)リーダーのア
ルバム「オペラリオ」に参加等、メジャー及びインディーズ、ジャンルに関わ
らず幅広くレコーディング、コンサート、ライブ活動をしている。





<Preiser>
PRCD 90730 \2080
(1)マーラー:交響曲第1番
(2)シューマン:交響曲第1番
パウル・クレツキ(指)イスラエル・フィル
ポーランドの作曲家・指揮者パウル・クレツキはユダヤ系であるがために戦時
中幾度もの亡命を余儀なくされました。ポーランドで生まれ、ドイツに留学し
たのちに作曲家、指揮者として認められるようになりました。また同じ時代に
生きたトスカニーニ、フルトヴェングラーにも擁護されたことでも知られてい
ます。指揮者としての国際的なキャリアは唯一の非イタリア人としてミラノ・
スカラ座の再オープニングのためにトスカニーニに招かれたことのほか輝かし
いもので、のちに数々のレーベルで録音も残しています。有名な録音のひとつ
に、フィルハーモニア管とのマーラーの大地の歌がありますが、これはアルト
ではなくバリトンをソリストとして起用した最初の録音でしょう。そのときの
バリトン・ソロはディートリヒ・フィッシャー=ディースカウでした。ベート
ヴェン、とりわけマーラーのスペシャリストとして認められたクレツキと、彼
の手兵ともいえたイスラエル・フィルとの貴重なマーラーの記録が収められて
います。

PRCD 20048 2枚組 \4160
ヴェルディ:「シチリア島の夕べの祈り」
アッリーゴ:マリオ・オルティカ,
プローチダ:ボリス・クリストフ
エレナ公女:アニタ・チェルクエッティ,
モンフォルテ:カルロ・タリアブエ
ベトゥーネ:マリオ・ゾルニョッティ,
ヴォードゥモン伯爵:ジュリアーノ・フェッライン
ニネッタ:ミティ・トゥルッカノ・パーチェ,
ダニエリ:トマッソ・ソレー
テバルド:ヴァルター・アリトーリ,
ロベルト:クリスティアーノ・ダラマンガス
マンフレード:サンテ・アンドレオリ
マリオ・ロッシ(指)RAIトリノ合唱団・管弦楽団
ルッジェーロ・マギーニ(合唱指揮)
「椿姫」に次ぐヴェルディ19番目のオペラ「シチリア島の夕べの祈り」は、パ
リ・オペラ座のためにグランド・オペラの形式でフランス語の台本に作曲され、
1855年に初演されました。初演直後のイタリア公演ではイタリア語に直され、
以後イタリア語版で上演されています。録音は初演からちょうど100年後の
1955年。エレナ公女のチェルクエッティは、マリア・カラスが「ノルマ」を
キャンセルし、代役を依頼され一挙に世界的名声を手にいれた歌手。またアッ
リーゴのオルティカもスカラ座やジェノヴァでカラスの相手役をつとめており、
まさにカラスの黄金時代をほうふつとさせる内容となっています。

PRCD 91139 \2080
古きウィーンからの皇帝の調べ
カール・ミヒャエル・ツィーラー:
(1)皇后のワルツ (2)ツルニチニチソウ
(3)そのように男たちはばら色の紙の上でうそをつく-オペレッタ「3つの望み」
より
(4)芸術と自然 
(5)いらっしゃい!-オペレッタ「質屋の主人」より 
(6)天使のワルツ
(7)どちらがメルヘンで、そちらが夢か-オペレッタ「ばかな心」より
(8)ウィーン生活より 速いポルカ 
(9)私たちは毎日生きている ワルツ
(10)センセーショナル・メッセージ! 速いポルカ 
(11)メッテルニヒ ガヴォット
(12)8をよこせ!-オペレッタ「気の狂った娘」より 
(13)好きな色のワルツ 
(14)愉快な列車 速いポルカ 
(15)花は5月にもう一度-オペレッタ「気の狂った娘」より
(16)ねずみのマーチ-オペレッタ「質屋の主人」より
リタ=ルチア・シュナイダー(Sp)、トーマス・ヴァインハッペル(Br)、
ハンス・シャーデンバウアー(指)
1907年にウィーンの宮廷舞踏会の指揮者となったカール・ミヒャエル・ツィー
ラー(1843-1922)は、オーストリアのオペレッタ、舞踏曲の作曲家で、この盤
では作曲家の名前を冠したオーケストラがシャーデンバウアー指揮によって
ウィーン音楽をお届けします。
ウィーンのきらびやかな大舞踏会を想像させる珠玉の舞踏曲、そしてオペレッ
タのアリアをソプラノとバリトン、またデュエットで華をそえます。バリト
ンのヴァインハッペルは2004年にバーデン市立歌劇場来日公演でコジ・ファ
ン・トゥッテのグリエルモを歌っていますが、この盤ではテノールを思わせ
る輝かしい音色を聴かせてくれます。

PRCD 90726 \2080
クルト・ワイル:トゥナイト
(1)利益の冠 または くじ屋のタンゴ (2)ユーカリ (3)ロンリー・ハウス
(4)カヴァティーナとシーン (5)ブロードウェイに出たくないの? 
(6)小さい卵の下のポツダムへ(7)シッケルグルーバー 
(8)そして兵士の妻は何を得たか (9)セーヌの哀歌 (10)トラブル・マン 
(11)ビッグ・モウル (12)ステイ・ウェル (13)ナンナの歌 
(14)君を愛していない (15)僕はここではよそ者だ (16)それは彼だ 
(17)バカな心 (18)船を待つ (19)グラン・ルストゥクル (20)別れの手紙
エリザベス・フォン・マグヌス(メッツォ・ソプラノ)
ヤコブ・ボガアルト(P)
ユダヤ人の家系に生まれたドイツの作曲家、クルト・ワイルはブレヒトの台本
に協力をした「三文オペラ」が特に有名で、マーラー、シェーンベルク、スト
ラヴィンスキーの影響を受けはじめは交響曲でも成功しましたが、のちには劇
場音楽や声楽作品に情熱を傾けることとなりました。第二次世界大戦でのナチ
スからの干渉により、ドイツに居続けることができなくなり、はじめにパリ、
そしてニューヨークに移住したワイルは、ミュージカル作品も多く残しました。
「トゥナイト」と名づけられたこの盤には、彼が住んだドイツ、フランス、そ
してアメリカの言葉による歌曲たちが収められています。まさにワイルの一生
を追うかのような作品たちをマグヌスとボガアルトが知的に再現しています。

PRCD 90711 \2080
パリーニューヨーク 1930
(1)ガーシュイン:プレリュード、ラプソディ・イン・ブルー 他
(2)ラヴェル:アダージョ (3)ドビュッシー:美しい夜 
(4)ザイフェルト:瞑想 
(5)ザイフェルト:ルンバ (6)ミヨー:モデレ (7)ミヨー:ブラジレイラ
(8)ドビュッシー:月の光 
シルヴェーヌ・イラリオ(P)、クラウス・ゲジング(サクソフォーン)
女流ピアニスト、シルヴェーヌ・イラリオはフランスとオーストリア、イギリ
スそしてカナダで教育を受け、多くの音楽家のパートナーとしてまさに世界中
を飛び回る中で、常に新しい経験や自由な音楽を探し続けているアーティスト
です。特にスペイン音楽やアルゼンチン・タンゴに深く惹かれ、2002年にはピ
アソラ作品をアレンジした録音を残しています。またこの盤のために彼女はド
ビュッシー、ラヴェル、ミヨー、ガーシュインの楽曲の編曲を担当しました。
一方ドイツで生まれオランダで音楽教育を受けはじめたクラウス・ゲジング
は、はじめクラシックのクラリネットを演奏していましたが、17歳でテナー
サクソフォンに持ち替えました。彼はその音楽活動の中で、ヨーロッパの伝統
音楽とクラシック音楽が、ジャズの即興性と真に共存することを信じてきまし
た。音楽に定まった枠を感じさせない二人のミュージシャンが出会い、自由
を奏でるセンスある1枚です。





<AEON>
AE 0747 \2450
モーツァルト:
(1)弦楽四重奏曲イ長調K.464(1784) 
(2)弦楽五重奏曲ニ長調K.593(1790)
ブレンターノ弦楽四重奏団、Hsin-Yun Huang(Vla)
薫り高いモーツァルトの「ハイドン・セット」からイ長調の薫り高い名曲と、
「コジ・ファン・トゥッテ」のあとに書かれた弦楽五重奏曲というなんとも
ノーブルな組み合わせでの登場です。ブレンターノ弦楽四重奏団は、1992年
に結成された団体。日本にも来日しており、その甘やかな音色は多くファン
を獲得するところとなっています。

AE 0748 \2450
ジャチント・シェルシ:無伴奏チェロのための三部作-禅
(1)Triphon(三和音/若)(1956)
(2)Dithome(二分/動と静)(1956-1957)
(3)Ygghur(浄化/老年)(1965)
アルン・デフォルス(チェロ)
一曲目の冒頭から超人的な超絶技巧。「Triphon」は、金属でできたミュート
を使用するよう指示されています。これにより金属的な響きが得られ、まるで
ケージの「プリペアード・ピアノ」のような音響世界が広がります。時にチ
ベットの僧が唱える経文のように、時に呪文のようにギコギコと奏でられる
チェロは不思議と生命力に満ちています。続く「Dithome」では人間が大人へ
と成長し、精神的にも成熟していく過程が描かれ、最後の「Ygghur」で、い
よいよ人間は非物質的な世界、超越的な精神性の境地へとむかうのです。ディ
スクが終わったとき、座禅をしたような清々しい気持ちになります。

AE 0746 \2450
トリスタン・ミュライユ:作品集
(1)ウィンター・フラグメンツ
(2)答えのない問いかけ-フルート・ソロ
(3)Ethers-フルートと器楽アンサンブルのための
(4)鐘を吹き渡る葉-フルート、ヴァイオリン、チェロとピアノのための
(5)湖-アンサンブルのための
エリン・レッセール(Fl)
ミシェル・ガランテ(指)アージェント室内アンサンブル
ミュライユは、「ウィンター・フラグメンツ」は、氷の中に閉じ込められたよ
うな気分になる曲。打楽器や管楽器による硬質な音は、氷の中に閉じ込められ、
叫べども叫べども外にいる人に声が届かないような、絶望的な孤独感を味わう
ことができます。4曲目の「鐘を吹き渡る風」も、音によるオブジェといった
感で、美しい響きがとことん追求された音世界となっています。

AE 0531 \2450
ミカエル・ジャレル:作品集
(1)ひとときの音楽(器楽アンサンブルのための)
(2)フォルムとフラグメントIIb(4つの声、楽器のための)
(3)パルメニデスの詩の断片について(6人の独唱者のための)
(4)群集-ふるい(室内バレエ)
シュトゥットガルト・新ヴォーカルゾリステン、
エルネスト・モリナーリ(バス・クラリネット)
エミリオ・ポマリコ(指)
アンサンブル・クラングフォーラム・ウィーン
ジャレルは、1958年ジュネーヴに生まれました。東洋哲学などに影響を受け、
「時」を音楽で表そうとしたり、哲学的な詩などにインスピレーションを得
て作品を書いたりしています。2曲目は「間」を重用していて、ふにゃふにゃ
したダダイズムのような独特の世界が広がっています。




<naive>
OP 30438 3枚組 \5200
ヴィヴァルディ:「アテナイデ」 RV702
サンドリーヌ・ピオ(S アテナイデ)
ポール・アグニュー(T レオンティーノ)
ギルメット・ロランス(Ms プルケリア)
ナタリー・シュトゥッツマン(Ms マルツィアーノ)
ヴィヴィカ・ジュノー(S テオドージョ)
ロミーナ・バッソ(Ms ヴァラーネ)
ステーファノ・フェルラーリ(T プローボ)
フェデリーコ・マリア・サルデッリ(指)モード・アンティクォ
naiveのヴィヴァルディ・エディション、新刊はオペラ「アテナイデ」、世界
初録音です!「アテナイデ」は、1728年にフィレンツェで初演されたオペラ。
アテナイデとは、東ローマ皇帝テオドシウス2世の皇后アエリア・エウドキア
(401-460 元々アテナイスという名前でした)のこと。皇后になったにもかか
わらず、後半生を聖地エルサレムで暮らしたことで知られています。台本は高
名なアポストロ・ゼーノ。今回の起用された歌手の豪華なこと!バロックもの
ではおなじみのサンドリーヌ・ピオ、ポール・アグニュー、ギルメット・ロラ
ンス、ご存知超絶技巧の歌姫ヴィヴィカ・ジュノーに加え、低音女王ナタリー
・シュトゥッツマンまで起用、また「救われたアンドロメダ」の日本公演で
好評だったロミーナ・バッソが参加しているのもうれしいもの。ヴィヴァル
ディを得意とするサルデッリとモード・アンティクォの演奏も万全です。イ
タリア・アントニオ・ヴィヴァルディ研究所のクリティカル・エディション
を使用しています。

V 5080 2枚組 \4160
[CD1]
W.A.モーツァルト:
(1)ロンド イ短調 K.511 (2)ソナタ第9番 ニ長調 K.311 
(3)「ああ、お母さん、きいてください」による12の変奏曲(キラキラ星変奏曲)
[CD2]
プロコフィエフ:
(1)トッカータop.11 (2)ピアノ・ソナタ第3番op.28 イ短調 
(3)組曲「ロメオとジュリエット」からの10の小品より(抜粋)『少女ジュリ
エット』『メヌエット』『仮面舞踏会』『モンタギュー家とキャピュレット
家』『マキューシュオ』『別れの前のロミオとジュリエット』
ボーナスDVD([CD2]の裏側):
ドキュメンタリー・オブ・リーズ・ドゥ・ラ・サール(撮影:ジャン=フィリ
ップ・ペロー)
リーズ・ドゥ・ラ・サール(ピアノ)
※disc 2はデュアルディスク仕様、ドキュメンタリー(26分)収録(PAL)
2007年1月にも来日した天才美少女ピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サール。
好評だったハクジュホールでのリサイタルと同プログラムによるCDがリリース
されます。かっちりとしたタッチで、「大人になると難しい」といわれるモー
ツァルトを難なくこなしています。ディスク2のプロコフィエフでは一転、幅
広い音色とものすごいエネルギー。ソフトバンク社のコマーシャルでも話題と
なった『モンタギュー家とキャピュレット家』でも、重厚な和声で弾ききって
います。ボーナス映像はPAL方式ですが、パソコンなどでリーズの映像が見ら
れるものとあって貴重。撮影したジャン=フィリップ・ペローは、主に自然
の写真などを多く手がけるフォトグラファー。写真家ならではのアングルに
よるリーズの映像の数々もみものです。

<CSO・RESOUND>
CSOR 901704 \2700
CSOR 901706(SACD-Hybrid) \3250
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(1885年ハース原典版)
ベルナルド・ハイティンク(指)シカゴ交響楽団
録音:2007年5月10、11、12 & 15日
シカゴ、シンフォニーセンター、
オーケストラ・ホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:クリストファー・ウィリス
アシスタント・エンジニア:ジョン・ニュートン
昨年10月の首席指揮者就任コンサートからほぼ7ヶ月ぶりにCSOに復帰した巨
匠ハイティンク。マーラーの第3番(CSOR.901701)でここに華々しいスタート
を切ったCSOリザウンド・シリーズ第2弾は、ことし5月に行なわれたブルック
ナーの第7番ライヴ。はたして新たなシェフとわれらがCSOとの結びつきがど
れほどのものかと高い関心を集め、今シーズン前半最大の目玉となったプロ
グラムです。
ベートーヴェンの「コリオラン」序曲、ルトスワフスキのチェーン2(ヴァイ
オリン独奏はコンマスのロバート・チェン)のあと、休憩をはさんで後半に置
かれたメインのブルックナー第7番。これまでにハイティンクが振った3種の
正規録音はすべてRCOとのものでしたが、年とともに演奏時間が拡大する傾向
がみられ、最新のCSOとのライヴではついに最長となり、より細部に至るまで
目の行き届いた表現となっているのが特徴です。
ショルティ、バレンボイム時代を通じて、すっかり世界屈指のブルックナー
・オケに成長したCSO。もともと、めいめいが黙っていてもモノスゴイ音を出
すオケにあって、いかなる誇張表現をも排して、終始自然な流れを大切にす
るハイティンク。このうえなくデリケートな弦のトレモロから、深く静かに
浮かび上がる息の長いフレーズで開始される第1楽章。冒頭の部分を聴いただ
けでもこの演奏がただものではないことを予感させるに十分ですが、曲が進
むにつれてその予感は確信へと変わってゆくのがわかります。各声部のバラ
ンス処理とブレンド具合、遅すぎず速すぎずのテンポ設定、全曲のみごとな
構成力。どの瞬間も無機的にならないのは78歳、これこそ巨匠の境地という
べきでしょうか。
暖かくやわらかで、ホルンより低いバリトンの音域をもたらす四本のワーグ
ナー・チューバ。アダージョではオーケストラ全体から極上の響きが生み出
されるなか、とりわけブラス・セクションの健闘が光ります。さらにフィナ
ーレも、まさに音による大聖堂のような拡がりを形づくって圧巻というほか
ありません。
5月12日付のシカゴ・トリビューン紙は「白熱の、説得力ある演奏。ハイティ
ンクとCSOは力強く成長している。」と評し、シカゴ・サン・タイムズもまた
「ハイティンクはリズムにしたがってわたしたちの注意を強く求め、そして
釘付けにするのだ。マエストロとCSOはほとんど感覚を超越したむすびつき
に達している」とこの模様を絶賛しています。
最強の手兵CSOの圧倒的な合奏能力を武器に、おそらくは巨匠ハイティンクの
総決算となるであろうブルックナー第7番。あいにく当アルバムには収められ
ていませんが、伝え聞く終演後の長く大きな喝釆が、何よりも演奏内容の素
晴らしさを物語っています。
なお、今回はオーディオファイルからの熱い要望にこたえて、通常盤と同時
に新たにSACDハイブリッド盤も用意されています。




<K617>
K617 194 \2250
マシュー・ロック(1622-1677):
付随音楽「テンペスト」抜粋、ファンタジー、クーラント、シンフォニア、
サラバンド、
現在の私の喜び(ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラーギ)、
夢の神…汝はどこに(ジョヴァンニ・バッティスタ・ドラーギ)
ヘンリー・パーセル(1659-1695):
「ゴルディウスの結び目はほどかれた」、「予言者,またはダイオクリオー
ジャン」、「インドの女王」、「真似事の結婚」「ドン・キホーテの滑稽な
物語」、「結婚の悲運、知らずに不貞を働くことに」抜粋、遺作として-偉大
なるマシュー・ロックの死に捧げる歌(1677)
ラ・レヴーズ、ベンジャミン・ペロ(指)
1660年代のイギリスは急速に経済、芸術、音楽が発展。1642年の劇場封鎖か
ら活動を再開した劇場や居酒屋、賭博場などで街が賑わっていた王政復古期。
まさに17世紀のイギリスを生きた、破天荒な劇作家の生涯を描いたジョニー
・デップ主演の映画「リバティーン」の時代。(リバティーン・サウンドト
ラックMNRCD.104)
王政復古時代のイギリス文学を支配し「英国批評文学の父」と呼ばれるジョ
ン・ドライデンやトマス・シャドウェルなど著名な劇作家たちは有能な音楽
家と手を組み次々と作品を発表していきました。このアルバムは、その時代
に代表される作曲家マシュー・ロックとヘンリー・パーセルの劇音楽を集め
た1枚。マシュー・ロックはトマス・シャドウェルの台本による《テンペスト》
に音楽を担当。そのなかの「序幕の音楽(カーテン・チューン)」でロックは
クレシェンドを音楽史上初めて使用し、話題を呼びました。またロックは重
要な出版人ジョン・プレイフォードとも親交があり、このアルバムでも彼の
出版からいくつかの作品が収録されています。

K617 196 \2250
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):
モテット集「霊的なカンシオンとビリャネスカ」
ラ・コロンビーナ〔ケル・アンドゥエサ(S) ホセ・エルナンデス・パスト
ール(A) ホセ・ベネット(T) ホセ・カブレ(Br)〕
16世紀後半スペイン教会音楽を代表する作曲家ゲレーロのモテット集。この
曲集「霊的なカンシオンとビリャネスカ」は17世紀以降の和声法を予感させ
る手法で作曲されています。歌いやすい旋律線、進歩的な和声構造で時代を
先取りしていたものと思われます。彼はこの時代の作曲家の中では最も多く
旅行をし、エルサレムへの巡礼も行い、また2度も海賊に襲われるなど各地
を飛び回っていました。しかし、その時代の作曲家たちの多くがそうであっ
たように、故郷セビーリャで多くを暮らし、生涯を閉じています。また彼の
死後、肖像画や伝記が発表されるなどスペインでの名声の高さを物語ってい
ます。





<ACCENT>
ACC 24189 \2300
D.スカルラッティ:ソナタ集
変ホ長調K474、変ホ長調K.193、ヘ短調K.238、ヘ短調K.239、ヘ長調K.438、
ニ短調K.396、ハ長調K.487、ト長調K.424、ト長調K.235、ホ短調K.198、
ニ長調K.436、嬰ヘ短調K.447、嬰ヘ短調K.448、イ長調K.208、イ長調K.209
エヴァルト・デマイヤー
(Cemb:使用楽器1756年製パリのアンリ・エムシュ複製)
エヴァルト・デマイヤーはアントワープ音楽院にてジョス・ファン・インマ
ゼール氏に師事し、これまでACCENTレーベルよりW.F.バッハ(ACC 23157)、
トーマス・アーン(ACC 21145)など数枚をリリース。自由奔放な手法のスカ
ルラッティの作品を、確かな技巧と躍動感溢れたリズムでスカルラッティの
楽しげな音楽性を表現しています。






<SUPRAPHON>
SU 3881 \1780
ショパン:チェロ作品全集
(1)チェロ・ソナタ ト短調Op.65
(2)マイアベーアの歌劇「悪魔のロベール」の主題による大二重奏曲ホ長調
(3)序奏と華麗なるポロネーズOp.3
(4)ピアノ三重奏曲ト短調Op.8
イジー・バールタ(Vc) マルティン・カシーク(P) ヤン・ターリヒ(Vn)
「ピアノの詩人」と云われるだけに、ショパンといえばなにをおいてもまず
ピアノ曲。じっさいあまりに素晴らしすぎるためでしょうか。ほかの作品が
かすんでしまうほど。それでも、チェリストのフランショームに献呈された
ソナタのほか、その彼との合作になる大二重奏曲と、ピアノ・パートはもち
ろんチェロにも技術的に豊かな内容が与えられており、知らずにおくのは惜
しいものです。バールタが駆る愛器は1785年製作ガリアーノ。





<haenssler>
98 504 2枚組 \3500
J.S.バッハ:
(1)トッカータとフーガ ニ短調BWV.565 
(2)いと高きところでは、神にのみ栄光あれBWV.676 
(3)幻想曲とフーガ ト短調BWV.542 (4)目覚めよと呼ぶ声ありBWV.645 
(5)前奏曲とフーガ ハ長調BWV.545 
(6)ああ我らのもとにとどまりたまえ、主イエス・キリストよBWV.649 
(7)‘来れ、精霊よ’によるファンタジアBWV.651 (8)前奏曲BWV.552/1 
(9)フーガBWV.552/2 (10)パッサカリア ハ短調BWV.582 
(11)ただ愛する神の摂理に任せBWV.647 (12)トリオ・ソナタ第5番BWV.529 
(13)我が魂は主をほめまつるBWV.648 
(14)イエスよ、汝は今ぞ天より下りてBWV.650 
(15)キリストよ、汝は明るい日BWV.766 
(16)我いずこに逃れ行かんBWV.646 (17)前奏曲とフーガ ホ短調BWV.548
(オルガン)
カイ・ヨハンセン(1)(2)(3)(8)(9)(12) 
ビーネ・カトリーネ・ブリンドルフ(4)(6)(7)(11)(13)(14)(16)
アンドレア・マルコン(5)(10) ヴォルフガング・ツェラー(15) 
マルティン・リュッカー(17)
ヘンスラー社の大看板「バッハ作品大全集」から、選りすぐられたオルガン
名曲集。入門編としても最適です。





<Soli Deo Gloria>
SDG 134 2枚組 \3950
[CD1]
(1)「わが魂よ、主を頌めまつれ」BWV 69a
(2)「霊と心は驚き惑う」BWV 35
(3)「主を頌めまつれ、力つよき栄光の王をば」BWV 137
[CD2]
(1)「汝の主なる神を愛すべし」BWV 77
(2)「汝ら、キリストの者と名のるともがら」BWV 164
(3)「ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ」BWV 33
ギリアン・キース(Sp) ナタリー・シュトゥッツマン(At)
クリストフ・ゲンツ(Tn) ヨナタン・ブラウン(Bs)
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
録音:2000年9月10&17日 ケーテン、フランクフルト
カンタータ69a番は、1723年にかかれましたが、当時のバッハのカンタータの
中では規模の大きいもの。のちに改作され市参事会の交代式の音楽としても
用いられました。トランペット3本を含む冒頭の合唱曲から、華やかな魅力に
溢れています。33番は、3曲目のアルトのアリアが傑出した作品。イエスを信
頼する強い気持ちに満ち溢れた歌詞を、シュトゥッツマンが堂々と歌い上げ
ます。

SDG 137 \3050
J.S.バッハ:
モテット「主にむかいて新しき歌をうたえ」BWV225
カンタータ「出で立て、信仰の道に」BWV 152
カンタータ「新たに生まれし嬰児」BWV 122
カンタータ「神は頌むべきかな!いまや年は終わり」BWV 28
カンタータ「主にむかいて新しき歌を歌え」BWV 190
ギリアン・キース、キャサリン・フーグ、ジョアンヌ・ルン(Sp) 
ダニエル・テイラー(At)
ジェームス・ギルクリスト(Tn) ピーター・ハーヴェイ(Bs)
モンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
録音:2000年12月31日 ニューヨーク
モテットの中でもよく演奏される、「主にむかいて新しき歌をうたえ」を含
む、人気カンタータ集。この2000年12月31日のコンサートは、SDGのこの「巡
礼シリーズ」の最終録音というだけあって思いいれもひとしお、モテットの
歌詞の一語一語が心にしみる名演奏となっています。※録音自体は最終日に
行われましたが、このCDシリーズ自体はまだ続きます。





<ALIA VOX>
AV 9854 \2280
AVSA 9854(SACD-Hybrid) \2750
ハイドン:「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」(1785)[管弦楽版]
(1)導入部 (2)福音書朗読「父よ、彼らをお赦し下さい」(ルカ福音書第23章
第34節) (3)ソナタ第1番 (4)福音書朗読「あなたは今日わたしと一緒に楽
園にいる」(ルカ福音書第23章第43節) (5)ソナタ第2番(6)福音書朗読「婦人
よ、御覧なさい。あなたの子です」(ヨハネ福音書第19章第26節) (7)ソナタ
第3番(8)福音書朗読「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったので
すか」(マタイ福音書第27章第46節) (9)ソナタ第4番 (10)福音書朗読「渇
く」(ヨハネ福音書第19章第28節) (11)ソナタ第5番 (12)福音書朗読「成
し遂げられた」(ヨハネ福音書第19章第30節) (13)ソナタ第6番 (14)福音
書朗読「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます」(ルカ福音書第23章第46節) 
(15)ソナタ第7番 (16)「地震」プレスト・コン・トゥッタ・ラ・フォルツァ
ジョルディ・サヴァール(指)
ル・コンセール・デ・ナシォン
レクイエムの調性であるニ短調の序章で始まり、昇天の際の地震を表す曲で
終わる、この管弦楽曲は、キリストの7つの言葉(ラテン語)が朗読された後、
瞑想する時間のために作曲された7つのソナタが中心となっています。カディ
スのサンタ・クエバ信徒会からの依頼によって作曲され、1786年に、サンタ
・クエバ教会で初演されたこの版以外に、1787年に弦楽四重奏曲版が、1796
年にオラトリオ版が作られています。
サヴァールにとって、この曲は2回目の録音となります。音楽祭での収録だっ
た前回とは異なり、今回は、初演場所である、サンタ・クエバ教会での録音。
前回同様、ラテン語による7つの言葉の朗読も収録されています。解説は、
1998年のノーベル文学賞受賞者ホセ・サラマーゴと神学者ライモン・パニッ
カルによって書かれています。コンセール・デ・ナシォンは、作品が持つ重
厚さや深遠さを、的確に、そして、情熱を込めて演奏しています。





<harmonia mundi>
HMX 2908214 \4850
〔2CD(2h33')+1DVD VIDEO (NTSC)59'30〕
ルネ・ヤーコプス/Rene Jacobs by himself(1977-2007)
ハルモニアムンディ録音開始30周年スペシャルボックス
[CD 1]
(1)シャルパンティエ:「聖水曜日のルソン・ド・テネブル」より、レポン
(2)モンテヴェルディ:O quam pulchra es a voce sola
(3)ランベール:暗い砂漠
(4)シュッツ:「神よ,とく来たりてわれを救いたまえ」SWV 282
(5)チェスティ:オロンテーアよりアリア「Adorisi sempre」第2幕第1場
(6)モンテヴェルディ:西風がもどり
(7)F.クープラン:聖水曜日の第3のルソン・ドゥ・テネブル
(8)J.S.バッハ:「マタイ受難曲」よりNo.39アリア「憐れみたまえ」
(9)カヴァッリ:「セルセ」より第1幕17場アリア「慕わしい御名」
(10)ヘンデル:
「フラーヴィオ」より第1幕第1場アリア「Ricordati, mio ben」
(11)モンテヴェルディ:
「ポッペアの戴冠」より第3幕第7場「さらば、ローマよ」
(12)ブクステフーデ:「われらがイエスの四肢」より「顔について」
(13)ヘンデル:「ジューリオ・チェーザレ」より第1幕第9場「Va tatito」
(14)アルメイダ:「ジュディッタ」より第1幕序曲
[CD 2]
(1)カヴァッリ:「カリスト」より第1幕14場のアリア「Piante ombrose」
(2)モンテヴェルディ:
「聖母マリアの夕べの祈り」より“Nigra sum a voce sola”
(3)カルダーラ:
「キリストの足下のマグダレーナ」より第47番アリア「I Per il mar del
pianto mio」
(4)テレマン:「オルフェウス」より「甘き死よ、きたれ!」
(5)J.S.バッハ:クリスマスオラトリオより「備えなさい、シオンよ」
(5)モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」より第1幕第5場
(6)モーツァルト:
「コジ・ファン・トゥッテ」より第8番合唱とドン・アルフォンソのレチタ
ティーヴォ
(7)モーツァルト:
「コジ・ファン・トゥッテ」より第9番「毎日手紙を書いてね」(五重唱)
(8)パーセル:
「ディドーとエネアス」より第2幕合唱「Chorus In our deep vaulted cell」
(9)カイザー:
「クロイソス」第2幕第8場アリア「Liebe, sag’, was f ngst du an?」
(10)モンテヴェルディ:戦いと愛のマドルガルより「ニンファのなげき」
(11)グルック:
「オルフェオとエウリディーチェ」より第2幕第2場「Che puro ciel!」
(12)ポルポラ:「オルフェオ」よりアリア「Dall’amor pi sventurato」
(13)ヘンデル:「リナルド」より第2幕第10場レチタティーヴォとアリア」
(14)モーツァルト:
「フィガロの結婚」より六重唱「お母さんをよく見ておくれ」
(15)ハイドン:「四季」より“Hier treibt ein dichter Kreis”
(16)ヘンデル:
「サウル」より81番アリア“Brave Jonathan his bow never drew”、82番
合唱“Eagles were not so swift as they”
(17)モーツァルト:
「皇帝ティートの慈悲」より第1幕第2場のアリア“Deh se piacer mi vuoi”
[DVD-VIDEO]
(1)ルネ・ヤーコプス-厳格さと自由な創造性の間で-“Ren? Jacobs, entre
rigueur et fantaisie”
(2)ルネ・ヤーコプス-ポートレイト(ドイツ語による自身の語りも含む)
映像監督:Pierre Barr , AThierry Loreau (RTBF, 2004)
※英語字幕つき
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の録音が間もなく日本上陸する、今
まさに飛ぶ鳥を落す勢いのヤーコプス。思えば彼がハルモニアムンディに初
めて録音したのはシャルパンティエのルソン・ド・テネブル、1977年のこと
でした。その後70ほどの画期的な演奏を次々と世に送り出してきたヤーコプ
ス。このセットでは、ヤーコプスの活動初期の歌唱録音から、最新のオペラ
の録音まで、彼の足跡をダイジェストで追えるものとなっています。ヤーコ
プスは録音の際、演奏者たちに対して非常に厳しいことで知られていますが、
DVDでは、貴重な録音シーンやオペラのリハーサル風景を見ることができ、
ヤーコプスの音楽に対する真摯な態度を見ることができます。




<harmonia mundi>
HMC 901970(2CD+1DVD VIDEO NTSC方式) \3780
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲(全曲)
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)
【使用楽器:1696 Gioffred Cappa】
2007年9月にも来日公演のある、ジャン=ギアン・ケラスによる待望のバッハ
の登場!ハリとバネのあるチェロの美しい音色、そして甘いマスクは、これま
でにも多くのファンを魅了してきたところ。第1番の有名なプレリュードは、
ゆったりとしていながら実にアグレッシブ。舞曲のような独特の躍動感です。
第3番も、プレリュードは、滾々と湧き出る泉のよう。湧き出た水は、時に速
く、時にゆったりと、自在に姿を変えて大海原へと流れ行きます。つづく舞曲
も実にしなやか。「バッハの組曲では、弓をまるで剣の名手のように使いこな
せることが要求される。フェンシングのチャンピオンみたいに。」と語るケラ
スによる華麗なる弓さばきが生み出す絶妙な間とタイミングに、最終曲のジー
グまで引き付けられどおしです。組曲がもつ独特の祈りのような深い精神性と、
自由闊達な躍動感が見事に共存した稀有な演奏となっています。ボーナスDVD
では、組曲第3番全曲の演奏姿がおさめられており、彼の見事な弓づかいをじ
っくり見ることができます。また、レコーディング風景や、ケラスがバッハ
について語る映像も収録(英語字幕あり)。耳でも目でもたのしめる素晴らし
いバッハのセットとなっています。ケラスは今年も9月から来日公演が予定さ
れており、このバッハの無伴奏組曲も多くの公演で演奏予定です。

HMC 901964 3枚組 \5000
HMC 801964(SACD-Hybrid) 3枚組 \6750
※SACDのみ12月までの期間限定特価 \5000
W.A.モーツァルト:
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(全曲)KV.527(1788年ウィーン稿)
ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ、RIAS室内合唱団
ヨハネス・ヴァイサー(ドン・ジョヴァンニBr)、
ロレンツォ・レガッツォ(レポレッロB)、
アレクサンドリーナ・ペンダチャンスカ(ドンナ・エルヴィラS)、
オリガ・パシフニク(ドンナ・アンナS)、
ケネス・ターヴァー(ドン・オッターヴィオT)、
スンハエ・イム(ツェルリーナS)、
ニコライ・ボルシェフ(マゼットBr)、
アレッサンドロ・グエルツォーニ(騎士長Bs)
【補遺:1787年プラハ初演稿の楽曲】
・ 第2幕第2場レチタティーヴォ「それじゃ、さっき私のマゼットを(Dunque
quello sei tu)」(ツェルリーナ、ドンナ・エルヴィラ、ドン・オッターヴィ
オ、マゼット)
・ 第20番アリア「ああ、おゆるしください」(レポレッロ)
・ 第2幕第10場レチタティーヴォ「Ferma, perfido, ferma」
(ドンナ・エルヴィラ、マゼット、ツェルリーナ、ドン・オッターヴィオ)
・ 第21番アリア「今こそ僕の愛しい人を慰めてあげて下さい(Il mio tesoro
intanto)」
(ドン・オッターヴィオ)
快進撃のとまらないヤーコプス、遂にモーツァルトのダ・ポンテ三部作完結編
となる「ドン・ジョヴァンニ」の登場。2006年のインスブルック音楽祭で上演
された直後の録音で、ヤーコプスの練り上げられた統率のもと、一音一音が
ショッキング!序曲冒頭の和音でいきなり奈落の底に突き落とされるような衝
撃と迫力です。名手フライブルク・バロック・オーケストラの面々が、いなな
く管、激流の弦で大爆発です。楽しさ、おそろしさ、美しさをとことんつきつ
めた表現は壮観、まさに音絵物語です。ドン・ジョヴァンニ役は、1980年ノル
ウェー出身の若き貴公子、ヨハネス・ヴァイサー。色気たっぷりですが、ドン
・ジョヴァンニ=騎士身分の品格もきちんと感じさせます。レガッツォによる
レポレッロは、ドン・ジョヴァンニに仕える憎めない役どころをきちんと演じ
ていますが、あまりに上手くてカッコよすぎるかも、と思う瞬間もあるほど。
今年10月の新国立劇場「フィガロの結婚」でもフィガロ役で登場予定、注目度
大です。ドン・ジョヴァンニに翻弄されるドンナ・エルヴィラは今をときめく
ペンダチャンスカ。ドンナ・アンナには、Opus111でもおなじみのウクライナ
出身の清潔感あふれるソプラノ、パシフニク。驚異的な息づかいの長さで、し
っとりと歌いあげるさまは圧巻。ツェルリーナ役のスンハエ・イムは、韓国
出身の期待のソプラノ。LFJ音楽祭2006でも来日、そのピンと透き通った歌声
をご記憶の方もいらっしゃるのでは。レチタティーヴォでのフィゲイレドの
チェンバロも冴えまくりで、一音たりとも聞き逃せません。
さらに、さすがヤーコプス!と思わず膝を打ってしまいたくなるのが、プラ
ハ初演稿の楽曲もディスク3の最後に収録されていること。ドン・オッター
ヴィオのアリアの瑞々しいこと!どこまでもカンペキな「ドン・ジョヴァン
ニ」。




<altara>
ALT 1021 2枚組 特価\2180
ステレオ
[CD 1]
(1)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
(2)ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
[CD 2]
(1)[アンコール]ショパン:ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄」
(2)ブラームス:ピアノ協奏曲第2番[リハーサル・シークエンス]
アルトゥール・ルービンシュタイン(P)
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)ワルシャワ・フィルハーモニックO.
録音:1960年2月22日ワルシャワ、ナショナル・フィルハーモニック・ホール
(ライヴ)【ポーランド放送のアーカイヴからの復刻音源】
1960年2月22日にポーランドの名手ルービンシュタインが、故郷ワルシャワに
もどって行なったコンサート・ライヴ。ちょうどショパンの150回目の誕生日
にあたるこの日は、同時にまた第6回国際ショパン・ピアノ・コンクールの会
期中ということもあり、会場は満員の聴衆で沸いていました。そのせいか73歳
にして依然みずみずしいピアノはスタジオ盤とは熱のこもりかたもまるで違い
ます。バックはほぼ同時期に同じブラームスの交響曲全集(ALT.1006、1009)を
完成させているロヴィツキとワルシャワ・フィルのコンビ。気を配る、洒脱な
指揮ぶりも堂に入ったものです。
すべてmuzaから出たことのある内容(現状では入手不可)ですが、リフレッシュ
された音質もポイントで興奮の一夜を追体験させてくれます。またショパンは
ポーランドAccordのものと同じです。




<AEON>
AE 0745 \2450
リスト:チェロのための作品集
(1)悲歌第1番(第1版-Vc、Pf、ハープ、ハルモニウムのための)
(2)悲歌第2番(チェロとピアノのための)
(3)忘れられたロマンス(第3版-チェロとピアノのための)
(4)眠られぬ夜(問いと答え)(デシャルム編)-チェロとピアノ
(5)おお、汝いとしき宵の明星(レスリー・ハワード編)-チェロとピアノ
(6)ノンネンヴェルトの僧房(チェロとピアノ)
(7)トリスティア-「オーベルマンの谷」より(ラッセン(1830-1894)リストの
弟子編:ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(8)オルフェ(サン=サーンス編)(ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
(9)コンソレーション第3番(デシャルム編/クラリネット、チェロとピアノの
ための)
(10)悲しみのゴンドラ(チェロとピアノ)
(11)暗い雲(チェロとピアノ)
アレクシス・デシャルム(Vc)
セバスティアン・ヴィシャール (Pf)
アンサンブル・クアレンド・インヴェニティエス
リストによる作品の中で、チェロのために書かれたもの、あるいはチェロとピ
アノのために編曲されたもの(リスト自身、あるいは他者による)があつめられ
た一枚です。(5)はもともとはワーグナーのタンホイザー中の有名な「夕星の
歌」。リストによるピアノ・ソロ編曲は現存していますが、リストはチェロと
ピアノのためにもこの作品を編曲したとされています。楽譜はのこされていま
せんが、音楽学者のレスリー・ハワードによって再現されたものです。コンソ
レーション第3番は、チェロ奏者デシャルム自身によって第3の楽器クラリネッ
トが追加され、ますます色合いと香りを豊かにしています。「暗い雲」の重苦
しい空気が終結部では無へと昇華される様が見事。晩年の作品がおさめられて
おり、研ぎ澄まされた深い精神性、そして神秘的な和声をじっくりと聴かせる
演奏となっています。





<Praga Digitals>
PRDDSD 250224(SACD-Hybrid) \2780
ギデオン・クライン(1919-1945):
(1)弦楽四重奏曲Op.2(1940-41)
(2)弦楽三重奏曲(1944)
(3)弦楽四重奏のための4つの楽章(1938)
(4)ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲(1940)
(5)ヴィオラのための前奏曲(1940)
(6)ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲(1938-40)
(7)弦楽四重奏のための幻想曲とフーガ(1942-43)
コチアン四重奏団
チェコの退廃音楽家シリーズの第5弾。ギデオン・クラインは、ユダヤ系チェ
コ人のピアニスト、作曲家。プシェロフで生まれた彼は、早くから楽才を示
し、ピアノをルージェナ・クルツヴァーとヴィレム・クルツに、作曲をアロ
イス・ハーバに師事しました。
1941年12月彼はナチスによって国外に追放され、テレジン強制収容所に送ら
れました。かのアンチェルも過ごしたこともあるそこで、ヤナーチェクの弟
子パヴェル・ハース、ハンス・クラーサ、そしてシェーンベルクの弟子ヴィ
クトル・ウルマンとともに、かれは主要な作曲家のひとりとなりました。こ
こでの彼の作品には、その中に弦楽四重奏のための音楽、弦楽三重奏曲とと
りわけピアノ・ソナタを含まれます。
そして彼はアウシュヴィッツに、それから1944年10月にはフュルステングル
ーべ(彼の弦楽三重奏曲を完成して後の2週間足らず)へと送られ、そこで帰ら
ぬ人となりました。




<ZIG-ZAG Territoires>
ZZT 070602 \2480
ガブリエル・フォーレ(1845-1924):チェロ作品集
ロマンス Op.69、ヴォカリーズ-練習曲、エレジーOp.24、
チェロ・ソナタ第1番イ長調Op.109、セレナードOp.98、蝶々Op.77、
シシリエンヌOp.78、チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.117子守歌Op.16、
初見視奏曲イ長調*、夢のあとにOp7-1、3つの無言歌Op.17
グザビエ・ギャニュパン(Vc使用楽器:ガン&ベルナルデル(パリ)1878年製)
ジャン-ミシェル・デイェズ(P使用楽器:エラール1902年製)
ジェレミー・ビエ(Vc)*
精妙な美しさに満ちたフォーレのチェロ作品。「エレジー」「シシリエンヌ」
「夢のあとに」などに比べて演奏される機会の少ないソナタですが、1番2楽章
の甘美で安らかな旋律、2番3楽章の変化に富んだ主題の色彩感など短いながら
にフォーレの清香な音楽性を感じ取ることが出来ます。深く響き渡るチェロの
音色、重厚で艶のあるピアノ、フォーレの切なくも甘美な音楽に心酔です。
グザビエ・ギャニュパンは、フランスの弦楽四重奏の正当な継承者、美しい音
色で定評のあるロザムンデ弦楽四重奏団の一員として高く評価されています。

ZZT 070601 \2480
バルトーク(1881-1945):弦楽四重奏第2番&第5番
パーカー弦楽四重奏団
【ダニエル・チョン(Vn) キム・カレン (Vn) ジェシカ・バードナ(Va)
キム・ケヒョン(Vc)】
アメリカの若手カルテット、パーカー弦楽四重奏団。2005年ボルドー室内楽国
際コンクール優勝、2005年コンサート・アーティスト・ギルド・コンペティ
ション1位などの受賞歴をもち、アメリカの新聞各紙に絶賛され注目を集めて
いる実力派。現在アメリカを中心にコンサート活動を行うかたわら、2002、
2003年とニューイングランド音楽院の名誉弦楽四重奏団に選ばれ、同音楽院
で学んでいます。バルトークの第2番の弦楽四重奏曲は第1番から10年後に作曲
され、ちょうどバレエ音楽「かかし王子」やオペラ「青ひげ公の城」といった
大作を書き上げた時期と重なり、バルトークの作風の転換期となっています。
一方、第5番は晩年の様式が顕著に表れた作品。

ZZT 070401 \2480
アダン・ド・ラ・アル(1245頃-1287/1306):歌曲集
愛は私を傷つけた(シャンソン)、私のいとしい人(ロンドー)、
愛の慈悲を下さい(シャンソン)、愛する心から(シャンソン)、
人はつねに愛がなんであるか問う(シャンソン) 全17曲
ル・ジャルダン・ド・クルトワジー
アンヌ・ドラフォッス=クエンティン(S)
アダン・ド・ラ・アルは13世紀のフランス吟遊詩人。音楽史上最後のトルヴェ
ール、ミンストレルとして位置付けられます。作品には3声のロンドー、音楽
劇「ロバンとマリオンの戯れ」などがあげられます。色気を感じさせる情念
の歌の数々が、聴き手の興味をひく演奏解釈で展開されていきます。




<BIS>
BIS SA 1661(SACD-Hybrid) \2500
グリーグ:無伴奏合唱曲集
(1)ロンダーネにて (2)私は夕べに身を横たえ (3)2つの宗教的合唱曲 
(4)マルグレーテの子守歌(5)駄馬よ、おやすみ (6)故郷への帰還 
(7)過ぎし春 (8)民謡調に(抒情小曲集より) (9)4つの詩篇 Op.74
グレーテ・ペダーシェン(指)ノルウェー・ソリスト合唱団
グリーグ歿後百年記念に贈る好企画。今年9月に初来日、8日の横浜みなとみ
らいホールをはじめツアーが予定されているペダーシェン&ノルウェー・ソ
リスト合唱団。女性指揮者ペダーシェンはバロックから現代まで高い評価を
受ける北欧最注目の実力派。グリーグの合唱曲はかなり珍しいものの、彼な
らではの独特の美しさに満ちています。ことに「4つの詩篇」は最晩年のグリ
ーグが到達した超進歩的な響きに驚かされますが、あまりの難曲ゆえ満足の
いく演奏になかなか出会えませんでした。このペダーシェン&ノルウェー・
ソリスト合唱団の演奏は絶句するほどの素晴らしさ。ノルウェー語歌唱もさ
すが母国語、この幻の傑作の真価を説得力たっぷりに味わせてくれます。

BIS SA 1536(SACD-Hybrid) \2500
パーセル歌曲集
(1)薔薇より甘く (2)運命の時が (3)アミンタスが初めて唇を求めてきた時
(4)悲嘆 (5)彼らはあなたの偉大な力を語ってくれた 
(6)男は女のために作られ (7)静寂な闇より (8)束の間の音楽 
(9)今や闇は払われ (10)音楽が愛の糧であるならば 
(11)この上なく幸せな恋人たち (12)内気なテムズ河 
(13)恋の病から自由になろうと (14)おお、美しいチェダリアよ 
(15)こよなく美しい島 (16)おお孤独よ (17)もし恋が甘い情熱なら 
(18)聖処女の戒め (19)夕べの賛歌
キャロリン・サンプソン(Sop)、ローレンス・カミングス (Cem, Spinet)、
エリザベス・ケニー (アーチリュート、テオルボ)、
アンヌ=マリー・ラスラ(バスヴィオール)、サラ・セクストン、
アンドレア・モリス (Vn)、ジェーン・ロジャース (Va)
BCJのカンタータ・シリーズでもおなじみのイギリスのソプラノ、キャロリン
・サンプソン。彼女の最新盤はお国物のパーセル。それも「薔薇より甘く」
など名作をはじめとする歌曲を19曲も収録した嬉しいアルバム。サンプソン
の極めて軽やかで天使のような声質はパーセルのピュアな世界にピッタリ。
世にも美しい音空間が実現しました。

BIS SA 1568(SACD-Hybrid) \2500
スクリャービン:
(1)練習曲嬰ニ短調 Op.8の12 (2)ピアノソナタ第2番嬰ト短調 Op.19 
(3)練習曲嬰ハ短調 Op.2の1 (4)マズルカ(4曲)Op.3より 
(5)ピアノソナタ第5番 Op.53 (6)ニュアンス Op.56の3(7)詩曲 Op59の1 
(8)ピアノソナタ第9番「黒ミサ」Op.68 (9)ワルツ Op.38
エフゲニー・スドビン(Pf)
BISが現在最も力を入れているロシア出身のピアニスト、スドビン。彼はスク
リャービンの音楽にゾッコンなのだそうで、不思議な選曲もライナーノーツ
の執筆も自ら行なっているとのこと。もともとアブないスクリャービン後期
作品ですが、スドビンの解釈のアブなさは、ホロヴィッツに匹敵するほどの
レベル。これぞまことのロシアの狂気世界と申せましょう。

BIS 1424 \2380
C.P.E.バッハ:鍵盤独奏曲全集 Vol.17-ヴュルテンベルク・ソナタ2
(1)ソナタ第4番変ロ長調 Wq 49/4
(2)同第5番変ホ長調 Wq 49/5
(3)同第6番ロ短調 Wq 49/6
ミクローシュ・シュパーニ (クラヴィコード)
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの全鍵盤作品を録音するという偉
業を達成中のシュパーニ。今回のアルバムにはC.P.E円熟期の3作が収められ
ています。この時期の作は限りなくロマン派の音楽に近づいていて、充実度
満点。クラヴィコードの重量感ある音色も魅力です。





<altara>
ALT 1024 3枚組 \3650
ベートーヴェン / テリエ・トネセン編:
後期弦楽四重奏曲集(弦楽オーケストラ版)
(1)第13番変ロ長調Op.130 (2)大フーガ 変ロ長調Op.133 
(3)第16番ヘ長調Op.135 (4)第15番イ短調Op.132 
(5)第14番嬰ハ短調Op.131 (6)第12番変ホ長調Op.127
テリエ・トネセン(指)カメラータ・ノルディカ
録音:(1)(2)2001年11月29日-12月2日(3)2002年9月20-22日
(4)2003年9月18-20日(5)2005年1月25-27日スウェーデン、ヴィシェルム教会
(6)2005年4月14-17日スウェーデン、エランド、アルグツルム教会
不滅の金字塔として燦然とかがやくベートーヴェンの弦楽四重奏曲。なかでも
一曲一曲がガラリと性格も異なる後期は傑作ぞろい、バーンスタインによる
14番や16番のデモーニッシュな演奏でも知られるように、弦楽合奏版では深
みと凄みが引き立ちます。
ここにまた、果敢にも全曲のアレンジをも手がけて挑むのは、マックス・ロ
スタルに師事し、オスロ・フィルやノルウェー室内管のリーダーとしても有
名なトネセン。ここで彼が率いるカメラータ・ノルディカ(旧名称カメラータ
・ルーマン)は、2007年以来自身が音楽監督を務めるスウェーデン有数の室内
オケ。もともと指揮者を置かないスタイルによる活動を行なってきた団体で
すが、コンチェルト・グロッソ・タイプの新編曲でそのままカルテットが拡
大したような効果を生んでいます。

ALT 1015 \2180
(1)バルトーク:ディヴェルティメント
(2)エルガー:序奏とアレグロOp.47
(3)グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」Op.40
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指)
アテネ・メガロン管弦楽団
[カメラータ・オブ・ザ・フレンズ・オブ・ミュージック]
ウォーレン=グリーンが首席指揮者を務めるギリシア屈指の室内オケのアルタ
ラ・デビュー盤。ヨーロッパの数々の音楽祭にも常連という人気を裏づけるよ
うに、かれらの鍛え抜かれた弦楽アンサンブルの実力のほどが実感されます。




<CALLIOPE>
CAL 3718 \1550
J.S.バッハ:
(1)トッカータとフーガ ニ短調BWV.565
(2)トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV.564
(3)トッカータとフーガ ニ短調「ドリア調」BWV.538
(4)トリオ ヘ長調BWV.587
(5)幻想曲 ト短調BWV.542
(6)トリオ ニ短調BWV.583
(7)フーガ ト短調BWV.542
(8)トッカータとフーガ へ長調BWV.540
アンドレ・イゾワール(Org)
録音:1993年
オルガン曲大全集を完成させたバッハのエキスパート、フランスの名手イゾ
ワールによる「トッカータとフーガ」。長らく聴き継がれてきた定番中の定
番です。





<BBC LEGENDS>
来年2008年にレーベル創設10周年を迎えるBBC LEGENDS。これに向けて、これ
までのBBC LEGENDSのベスト・セラーばかりをアーティストごとにまとめたお
得なボックスセットが登場します。
その名も「ポートレイト・オブ・ア・レジェンド」。第1弾はテンシュテット、
リヒテル、ミケランジェリ、オイストラフという豪華な顔ぶれを揃えた全4タ
イトル。完全限定盤につきお見逃しなく!

BBCS 5001 4枚組 \4550
[CD 1]ステレオ(BBCL 4131)
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
マリアンネ・ヘガンデル(S)アルフレダ・ホジソン(A)
ロバート・ティアー(T)グウィン・ハウエル(Bs)
クラウス・テンシュテット(指)ロンドン・フィルハーモニックO.&Cho.
録音:1985年9月13日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
[CD 2]ステレオ(BBCL 4139)
(1)スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲
(2)ドヴォルザーク:交響曲第8番ト長調Op.88
(3)ヤナーチェク:シンフォニエッタ
クラウス・テンシュテット(指)ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:1991年4月2日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
[CD 3]ステレオ(BBCL 4167)
(1)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92
(2)ブラームス:交響曲第3番ヘ長調Op.90
クラウス・テンシュテット(指)ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:(1)1989年11月22日(2)1983年4月7日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
[CD 4]ステレオ(BBCL 4195)
(1)ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
(2)シューベルト:交響曲第9番ハ長調「ザ・グレイト」
(3)ブラームス:悲劇的序曲Op.81
クラウス・テンシュテット(指)ロンドン・フィルハーモニックO.
録音:(1)1984年10月7日(2)(3)1983年4月7日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
ライヴでの途方もない熱さと重さがファンを釘付けにしてやまない巨匠テン
シュテット。不運にもリリース機会が失われていたところへ、記念すべき
「第九」で活路を開いたのがBBC LEGENDSでした。ついにセッション録音を残
さなかったベト7、ブラ3は、ひたすら音楽に全身全霊を傾けるタイプの典型
的演奏で凄絶の一語。そのほかどれひとつとして音に意味のない瞬間がなく、
これほどまでに心の奥底を揺さぶられる体験はそうはできません。魂の巨匠
テンシュテットを知る上で必携のセットといえましょう。

BBCS 5004 4枚組 \4550
[CD 1]モノラル(BBCL 4031)
(1)ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズOp.22
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(3)同:ピアノ協奏曲第2番イ長調
(4)同:ハンガリー幻想曲
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
(2)(3)(4)キリル・コンドラシン(指)ロンドンSO.
録音:(1)1961年7月16日(2)-(4)1961年7月18日
ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)
[CD 2]ステレオ(BBCL 4082)
(1)モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番 ト長調KV.283
(2)チャイコフスキー:「四季」Op.37aより5月、6月、11月& 1月
(3)ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」Op.39-3 & 4
(4)スクリャービン:ピアノ・ソナタ第9番Op.68「黒ミサ」
(5)プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4番ハ短調Op.29
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:1966年6月19日オールドバラ、パリッシュ・チャーチ(ライヴ)
[CD 3]モノラル(BBCL 4126)
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第9番ホ長調Op.14-1
(2)同:ピアノ・ソナタ第10番ト長調Op.14-2
(3)シューベルト:さすらいびと幻想曲
(4)シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化
(5)同:アベッグ変奏曲
(6)ショパン:練習曲Op.10-4
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:(1)-(3)1963年2月2日(4)-(6)1963年1月27日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
[CD 4]ステレオ(BBCL 4146)
(1)シューベルト:楽興の時D.780より第1番、第3番&第6番
(2)同:ピアノ・ソナタ第6番ホ短調D.566
(3)ショパン:舟歌 嬰ヘ長調Op.60
(4)リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
録音:(1)1965年6月22日オールドバラ、ジュビリー・ホール(ライヴ)
(2)1964年6月20日(3)1966年6月21日オールドバラ、パリッシュ・チャーチ
(ライヴ)
BBC LEGENDSスタートから10枚を超えるタイトル数を誇り、たいへん息の長い
セールスを続ける「ピアノの巨人」リヒテルのライヴ。まったく同じ顔合わ
せで行なったスタジオ録音直前にあたるリストの協奏曲ライヴをはじめ、ブ
リテンとの親交によって実現したオールドバラ音楽祭のライヴなど、すべて
が西側に出て目覚しい活躍ぶりをみせていた絶頂期のドキュメントです。

BBCS 5002 3枚組 \3380
[CD 1](1)モノラル(2)ステレオ(BBCL 4043)
(1)グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
(2)ドビュッシー:前奏曲集第1巻
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
(1) ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス(指)
ニュー・フィルハーモニアO.
録音:(1)1965年6月17日(2)1982年4月13日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
[CD 2](1)-(3)ステレオ(4)モノラル(BBCL 4064)
(1)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26
(2)同:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7
(3)ドビュッシー:映像第1集よりラモーを讃えて
(4)ラヴェル:夜のガスパール
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
録音:(1)-(3)1982年4月13日ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
(ライヴ)
(4)1959年6月30日ロンドン、BBCスタジオ(ライヴ)
[CD 3]モノラル(BBCL 4128)
(1)D.スカルラッティ:
ソナタ ハ短調K.11 / ソナタ 変ロ長調K.332 / ソナタ 変ロ長調K.172
(2)ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調Op.111
(3)クレメンティ:ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.12-1
(4)ショパン:ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(P)
録音:(1)(2)1961年5月12日(3)(4)1959年6月30日ロンドン、BBCスタジオ
(ライヴ)
ドビュッシー、ラヴェル、ショパンなど極端に限られたレパートリーをとこと
ん磨き上げた孤高のピアニスト、ミケランジェリ。録音には慎重、納得のゆか
ないステージには立たないという独特のスタイルは、エキセントリックなイメ
ージだけが先行しがちですが、それもこれも理想の演奏を追求した結果。いま
なお光を放つ彼の偉大さは直弟子のアルゲリッチだけでなく、音楽性の点で
ツィンマーマンらにも多大な影響を与えていることがなによりの証といえる
でしょう。

BBCS 5003 3枚組 \3380
[CD 1](2)ステレオ(1)(3)モノラル(BBCL 4060)
(1)ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調Op.77
(2)同:ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調Op.129
(3)イザイ:友情Op.26-2つのヴァイオリンと管弦楽のための詩曲第2番
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
(1)ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指)フィルハーモニアO.
(2)エフゲニー・スヴェトラーノフ(指)ソヴィエト国立SO.
(3)イーゴリ・オイストラフ(2nd Vn)
サー・マルコム・サージェント(指)
ロンドンPO.
録音:(1)1962年9月7日エジンバラ、アッシャー・ホール(ライヴ)
(2)1968年8月22日(3)1961年2月26日ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール
(ライヴ)
[CD 2]モノラル(BBCL 4102)
(1)チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
(2)ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
(1)ノーマン・デル・マー(指)ロイヤルPO.
(2)サー・マルコム・サージェント(指)ロンドンPO.
録音:(1)1960年1月19日(2)1961年2月26日ロンドン、ロイヤル・アルバート
・ホール(ライヴ)
[CD 3]モノラル(BBCL 4127)
(1)ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
(2)モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番ニ長調KV.218
ダヴィド・オイストラフ(Vn)
(3)キリル・コンドラシン(指)モスクワPO.
(4)ダヴィド・オイストラフ(指)ロンドンPO.
録音:(1)1965年10月10日(2)1965年10月12日
ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール(ライヴ)
太く大きく美しい音色で圧倒的な存在感を示したオイストラフ。第1番の初演
者で第2番の被献呈者であるショスタコーヴィチ。ロンドンの聴衆を釘付けに
したロシア音楽祭のベートーヴェンとモーツァルト。絶頂期のライヴをまと
めたこのセットは、ヴァイオリン音楽の魅力を体現したようなかれの演奏を
味わいつくせるまたとない内容です。




<haenssler>
93 196 \2250
「ディアギレフとロシア・バレエ団の音楽Vol.1」
(1)ストラヴィンスキー:バレエ「春の祭典」
(2)ドビュッシー:バレエ「遊戯」
(3)デュカス:ラ・ぺリのファンファーレ
(4)同:舞踊詩「ラ・ぺリ」
シルヴァン・カンブルラン(指)SWR南西ドイツ放送交響楽団
録音:(1)2006年11月(2)2006年7月(3)2004年2月
鬼才カンブルランによる衝撃の「ハルサイ」が登場です。リズムの冴え、キャ
ンバスに絵の具をたたきつけてぬりたくったような原色のひびきと、近現代の
作品を得意とするもの同士の顔合わせがみごとな覚醒作用を生んでいます。さ
らに、このストラヴィンスキーのドギツさにあてられたあとは、デュカスと
ドビュッシーの精妙な世界が待っています。アルバムのタイトルが示すよう
に、興行師ディアギレフ率いるロシア・バレエ団によって委嘱されたこれら
の作品。不世出のバレエ・ダンサー、振付師のニジンスキーが世に出したに
もかかわらず、視覚的効果を必要としない傑作のため本来のバレエ・レパー
トリーではなくなってしまったものです。

98 280 2枚組 \3500
ヘンデル:オラトリオ「サウル」HWV.53
キルステン・ブレイズ(S ミカル)
エリザベト・ケウシュ(S メラブ)
ダニエル・テイラー(A ダヴィデ)
ノーマン・シャンクル(T ヨナタン)
マルクス・アイヒェ(Bs サウル)ほか
ヘルムート・リリング(指)
ゲヒンガー・カントライ・シュトゥットガルト
シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
録音:
2007年1月27-29日シュトゥットガルト・リーダーハレ、ベートーヴェンザール
J.S.バッハをはじめ声楽曲のエキスパート、リリングの最新録音はヘンデルの
「サウル」。1739年に初演されたこの劇的オラトリオは、ヘンデルの英語によ
る声楽作品への道を決定付けた傑作です。旧約聖書のサムエル記に題材をとっ
た物語は以下のとおり。若き英雄ダヴィデに激しく嫉妬したサウルは、息子ヨ
ナタンの訴えも聞き届けずダヴィデを殺そうとしますが、結局自ら破滅の道を
辿るというもの。たいへん起伏に富む内容に、人気のダニエル・テイラーほか
キャストが充実の歌唱を聴かせています。CD2枚で80に及ぶトラック分けも便
利です。




<AVI-MUSIC>
4260085 530601 \2450
ヴィヴァルディ:
2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ短調 RV 565
ヴァイオリンと2つのチェロのための協奏曲 ハ長調 RV561
4つのヴァイオリンのための協奏曲 変ロ長調 RV553
2本のヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 RV522
チェロ協奏曲 ト長調 RV413
4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 RV580
弦楽のための協奏曲 ト短調 RV156
ベルリン・バロック・ゾリステン
【ライナー・クスマウル(Vn、音楽監督)、リューディガー・リーバーマン(Vn)、
町田琴和(Vn)、ベルンハルト・フォルック(Vn)、ゼバスティアン・ヘーシュ
(Vn)、ライマー・オルロフスキー(Vn)、クリストフ・シュトロイリ(Vn)、
ゾルタン・アルマジ(Vn)、ターニャ・クリスト(Va)、ヴァルター・キュッス
ナー(Va)、エルンスト・マルティン・シュミット(Va)、ゲオルク・ファウス
ト(Vc)、クリスティン・フォン・デル・ゲッツ(Vc)、クラウス・シュトール
(コントラバス)、ラファエル・アルパーマン(Cemb)、ビョルン・コレル(アー
チリュート)】
録音:2007年1-2月 イエス・キリスト教会(ベルリン)
1995年ベルリン・フィルの首席弦楽器奏者たちによって結成された弦楽アンサ
ンブル、ベルリン・バロック・ゾリステン。1993年から1998年までベルリン・
フィルの首席コンサートマスターを務めた、リーダーのライナー・クスマウル
など、ベルリン・フィル最強のソリスト陣が鮮やかな演奏を披露します。彼ら
は愛用の名器にガット弦を張り、バロック弓を駆使して独自の観点でアプロー
チしています。メリハリの利いた演奏で、個々の表現力の高さ、完成されたア
ンサンブルに魅了されます。
また録音会場はベルリン・フィルの旧録音会場でいくつもの名演を生んだイエ
ス・キリスト教会で行われ、伝統の響きを堪能できます。





<K617>
K617 193 \2250
ジャン・ジル(1668-1705):モテット集
グラン・モテ「神の御名をほめたたえよ」、「我が心決意したり」、「我、
喜びに満ちたりて」、「神殿の幕は裂け」、プチ・モテ3曲
ギ・ローラン(指) レ・フェット・ドルフェ
録音:2006年11月
南仏を拠点に活動したフランス盛期バロックの作曲家ジャン・ジルのモテッ
ト集。傑作「レクイエム」以外はほとんど紹介される機会のないジャン・ジ
ルの作品。この「レクイエム」は、1705年2月5日37歳の若さで亡くなった彼
自身の葬儀で初演されたと言われ、また当時非常に人気のあったこの作品は
ルイ15世やラモーの葬儀の際にも演奏されていたよう。優美な旋律、ドラマ
ティックでありながら静かな神秘性に満ちた名曲「レクイエム」同様、ここ
に収録されているグラン・モテも天上の美しさを湛えた作品です。レ・フェッ
ト・ドルフェを率いるギ・ローランによる研究成果を感じさせるアルバムです。





<KING INTERNATIONAL>
KDC 5024 \2080
日本語解説書付
[harmonia mundi France]
スクリャービン:
(1)前奏曲 作品11の4 (2)ピアノソナタ第2番嬰ト短調 作品19 
(3)2つの詩曲 作品32 (4)幻想曲ロ短調 作品28 
(5)アルバムのページ 作品45の1 (6)2つの小品(欲望、舞い踊る愛撫)作品57
(7)ピアノソナタ第3番嬰ヘ短調 作品23 (8)5つの前奏曲 作品74 
(9)皮肉 作品56の2 (10)ピアノソナタ第9番「黒ミサ」作品68 
(11)マズルカ 作品24の3
アレクサンドル・メルニコフ (ピアノ)
1973年生まれ、89年にシューマン、91年にエリザベート王妃国際コンクールで
ともに最年少優勝をはたした天才メルニコフ。彼のスクリャービンは繊細なが
ら病的でなく、艶のある音色で美しく聴かせてくれます。21世紀的スクリャー
ビン演奏の出現と申せましょう。

KDC 5025 \2300
日本語解説書付
[Claves]
クラシック名作編曲集
(1)スメタナ(トレネチェク編):モルダウ 
(2)リスト(レニエ編):ナイチンゲール、ため息 
(3)バルトーク(メストレ編):ルーマニア民俗舞曲集 Sz68 
(4)チャイコフスキー(メストレ編):3つのワルツ 
(5)プロコフィエフ(ドゥーロヴァ編):
前奏曲ハ長調 作品12の7、ハープのための小品、〈ロミオとジュリエット〉
より朝のセレナード 
(6)ハチャトゥリヤン:2つの小品 
(7)ラヴェル(メストレ編):マ・メール・ロワ 
(8)マテオ・アルベニス(サバレタ編):ソナタ 
(9)グラナドス(ロートマン編):スペイン舞曲 
(10)ファリャ(グランジャニー編):〈はかなき人生〉よりスペイン舞曲第1番
グザヴィエ・ドゥ・メストレ (ハープ)
25歳で天下のウィーン・フィルのハープ奏者となったメストレ。日本でも最
も人気のあるハープの貴公子で、来日のたびに大きな話題となっています。
彼のソロ・アルバムは古今の名曲をハープのヴィルトゥオーゾたちが独奏用
に編曲したものを集めた嬉しい一枚。スメタナのモルダウ全曲から、チャイ
コフスキー、ラヴェルまで天上の響きを味わえます。高度なテクニックに加
え、強靭な指による輝かしさも彼ならではです。

KDC 5026(SACD-Hybrid) \2450
日本語解説書付
[Ondine]
サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 作品78
バーバー:祝祭トッカータ 作品36
プーランク:オルガン協奏曲
オリヴィエ・ラトリー(オルガン)、
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
フィラデルフィア管
エッシェンバッハ&フィラデルフィアOの最新盤は名作サン=サーンスの交響
曲第3番を含むオルガンとオーケストラの饗宴集。オーディオ効果抜群の作品
ですが、使用楽器も2006年5月に披露されたフィラデルフィアのヴェリゾン・
ホールの巨大オルガン。6938本のパイプと110のストップを備え、想像を絶す
るサウンドを生み出します。演奏者は凄腕のオリヴィエ・ラトリー。
SACD、5.0ch.サラウンドで、部屋の中がヴェリゾン・ホールと化します。

KDC 9010(DVD-Video) \5080
日本語解説書付
[BelAir]
ベルリオーズ:
幻想交響曲 作品14
イタリアのハロルド 作品16
タベア・ツィンマーマン(ヴィオラ)、
クリストフ・エッシェンバッハ(指)
パリ管
エッシェンバッハ&パリ管の「幻想交響曲」、ついに映像が登場します。さら
に嬉しいのは、ヴィオラの女王タベア・ツィンマーマンが独奏を務める「イタ
リアのハロルド」も収録されていること。エッシェンバッハとツィンマーマン
の微妙な表情まで、BelAirならではの高品質な映像で楽しめます。演奏も凄ま
じい迫力と濃密な迫力に満ち、満足度満点です。





<harmonia mundi>
HMU 907445 \2450
シューベルト:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ集
(1)ソナチネ第1番ニ長調D.384,Op.137-1
(2)同 第2番イ短調D.385,Op.137-2
(3)同 第3番ト短調D.408,Op.137-3
(4)同 第4番(二重奏曲)イ長調D.574,Op.162
アンドルー・マンゼ(Vn)リチャード・エガー(Fp)
マンゼ&エガーの最強デュオがおくる最新アルバムはシューベルト。エレガン
トなフォルテピアノと、無垢なるバロック・ヴァイオリンとが引き起こす奇跡
の化学反応。モーツァルトやヘンデルのソナタでの記憶も強烈ですが、このふ
たり何を弾いても心底新鮮な驚きの連続。シューベルトが19ないし20歳の頃、
いままさにウィーンでの初めての成功を謳歌しようという時期に書かれたソナ
タでも、シンプルなのに演奏の力でしょうか。ほとんど作品の真価を塗り替え
てしまうほどに、これまでと全然ちがった世界を切り開いてゆきます。たとえ
ば内容のもっとも充実している第4番。若きシューベルトのとめどなくあふれ
る感性をそのままに伝えてみごとというほかありません。これはゼッタイおす
すめです!





<風樂>
NOOI 5005 \2940
早坂文雄:
(1)交響組曲「七人の侍」(1954/2006)松木敏晃・編曲 怯える村-練達の士 
美しい村、美しい娘 合戦そして終劇
(2)二つの讃歌への前奏曲(1936)
(3)左方の舞と右方の舞(1941)
(4)早坂文雄のスケッチによる「交響二章」(1949/2006)石田匡志・編曲
本名徹次(指)オーケストラ・ニッポニカ
録音:2006年12月10日 東京・紀尾井ホールにおけるライブ
芥川也寸志メモリアル・オーケストラ・ニッポニカは、日本人管弦楽作品を中
心にした意欲的な演奏会企画で注目を集めているオーケストラです。2003年の
設立演奏会でおよそ70年ぶりに演奏された、大澤寿人のピアノ協奏曲第3番は
センセーショナルな反響を生んで、NAXOSによる新録音や佐渡裕や飯守泰次郎
らによる再演が行なわれて、大阪ではブームと呼べる現象を引き起こしまし
た。今回の録音は、オーケストラ・ニッポニカの第11回演奏会のライブ録音
ですが、大変にユニークな内容になっています。
早坂文雄(1914年-1955年)は、人気作曲家・伊福部昭(1914-2004)と比較される
と共に、芥川也寸志、黛敏郎、武満徹らに大きな影響を与えた、日本音楽史上
の大作曲家です。
また、1939年、札幌出身の東宝映画社長の植村泰二に認められて東宝の音楽監
督として入社、映画監督黒澤明(1910-1998)、溝口健二(1898-1956)等と組んで
多くの優れた映画作品を残し、日本の映画音楽作曲家として、最初の世界的な
評価を受けます。
「七人の侍」には従来、佐藤勝や池辺晋一郎の編曲がありましたが、今回の編
曲は、3楽章から成る本格的シンフォニックな3管編成の作品として、画期的な
出来栄えとなっています。さらに、芥川也寸志指揮・新交響楽団やNAXOS版
「早坂文雄」などに収録されている「左方の舞と右方の舞」は、実は作曲家の
書いたオーケストラ総譜と演奏用譜面との間に多くの誤りがあることが今回判
明して、全面校訂された譜面により録音されていることも、マニアにとっては
大きな魅力となっています。
「交響二章」は、早坂が生前、長年にわたって完成させようと構想を練ってい
た交響曲のピアノスケッチを基にして、新たにオーケストレーションされた、
ファン待望の世界初録音の作品です。
新編纂「七人の侍」、世界初録音「二つの讃歌への前奏曲」、校訂新版「左方
の舞と右方の舞」、新オーケストレーション・世界初録音「交響二章」・・・
・・話題満載の知られざる早坂ワールドをぜひお聴きください。




<KING INTERNATIONAL>
KDC 7005 \2180
(TAHRA番号:TAH546)
宇野功芳の音盤棚「これがUNO !」 Vol.5
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲&交響曲第2番
エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
ブルーノ・ワルター(指)ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団 
録音:1953年12月20日(協奏曲)、1951年2月4日(交響曲)
ライヴでのワルターの演奏はやはり圧巻とうなずける1枚。ニューヨーク・
フィルとの素晴らしいライヴ録音集としてTAHRAから第1集(TAH 524)と第2集
(TAH 545)が発売され、このアルバムは第2集の中から、エリカ・モリーニと
のブラームス:ヴァイオリン協奏曲と交響曲第2番を取り上げています。
一方の「ヴァイオリン協奏曲」は女流のエリカ・モリーニとの共演だ。父は
イタリア人だが、母は生粋のウィーン子で、1904年ウィーン生まれ、ウィー
ン音楽院に学び、その音色には粘り気がある。当時40代半ばの全盛期で、楽
器をよく鳴らして歌うだけではなく、ものすごい気迫で攻めてゆくところは
チョン・キョンファを彷彿とさせる。(中略)ワルターはモリーニに合わせる
というよりはリードしており、「コンチェルトにおけるテンポの責任は指揮
者にある」という彼の信念をここに実践しているようである。
(宇野功芳-ライナーノーツより)

<MEMORIES>
MR2016/17 2枚組 \3380
CD1:
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」(1947年5月ライヴ)、
ラヴェル:ダフニスとクロエ第2組曲(1945年3月ライヴ)、
レスピーギ:ローマの噴水(1945年3月ライヴ)以上、
ウィーンフィル演奏
CD2:
シューベルト:ガスタイン交響曲(1954年4月バイエルン放送響)、
デュカス:魔法使いの弟子(1953年3月バンベルク響)
クレメンス・クラウス指揮
往年の名指揮者クレメンス・クラウスの希少録音の登場です。クラウスはウィ
ーン生れで、その典雅な風貌にマッチした優美な演奏で大変人気がありました。
当CDでは「ジュピター」における緊張感溢れる名演に加え、ラテン音楽で聴か
せる品格とセンスの良い洒脱な音楽運びにうっとりとさせられます。そして、
珍品のシューベルトの「ガスタイン交響曲」まで収録。叙情の萌芽とも言う
べき佳品の名演です。音質も年代並みですが、ラヴェル、レスピーギは極上
と言って過言ではないでしょう。モノラル

MR2018/19 2枚組 \3380
CD1:ブルックナー:交響曲第7番(1954年9月デンマーク放送響ライヴ)
CD2:ブルックナー:交響曲第9番(1957年2月フランクフルト放送響ライヴ)
カール・シューリヒト指揮
ブルックナーの権威、巨匠カール・シューリヒトによる名演集。いずれも珍し
い音源であります。デンマーク・ライヴのブル7は、お馴染みの快速テンポを
採用し、グングンと前へ進む爽快な演奏です。そして、フランクフルト放送響
に客演したブル9では、クナッパーツブッシュもびっくりの変化をつけ、打楽
器の追加など、効果的な演奏となっております。じっくり聴くとその個性的
表現に圧倒されます。ヒスノイズ(特にブル9)、音ゆれなどソースに起因する
問題も若干ありますが、音そのものはしっかりしておるとのことです。
モノラル

MR2020/21 2枚組 \3380
CD1:
ハイドン:交響曲第104番、
シューマン:交響曲第2番、
以上1955年9月フランス国立放送響ライヴ
CD2:
シューベルト:未完成交響曲(1954年10月ライヴ)、
シューマン:マンフレッド序曲、交響曲第2番(1957年4月)
以上、北ドイツ放送響演奏
カール・シューリヒト指揮
嬉しいのは、シューリヒトのシューマン第2が2種類の演奏で聴けることです。
このロマンティックでしかも深遠な名作をシューリヒトはお得意の疾走する
爽快なテンポで駆け抜けます。フランスとドイツのオケの響の違いや、シュ
ーリヒトならではの過激なギア・チェンジも大いに楽しめます。フランス国
立放送響との演奏は、ERATOによる初出LP時代から評判が良く、その魅力は
今も失せません。音質はいずれも時代としては極上ですが、「未完成」が若
干落ちるとのことであります。モノラル




<MUSIC&ARTS>
M&A1207 \1980
クレンペラー指揮
コンセルトヘボウ管
ブラームス:ハイドン変奏曲、
シューベルト:交響曲第4番、
シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル 1957年2月7日
いずれもクレンペラーが得意としていた曲ばかりであり、さらにコンセルト
ヘボウ管との共演というところにもそそられます。アンドリュー・ローズに
よる丁寧な音質修復がなされており聴く環境は万全といった状態です。




<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA6013 2枚組 \3960
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
ビバリー・シルズ(ルチア)、アルフレド・クラウス(エドガルド)、
ジャン・ピエロ・マストロメイ(エンリケ)、(ライムンド)
ジュアン・エミリオ・マルティン指揮
テアトロ・コロン管、1972年7月4日ライヴ
先頃亡くなったシルズとアルフレード・クラウスという魅惑の組合せによる
「ルチア」テアトロ・コロンの歴史でも高名な名演となった貴重な舞台がCD
で初登場です。ステレオ録音というのも嬉しいばかりです。

<haenssler>
98 501 \2180
ドミニク・ヴィス / 武満徹を歌う
(1)さようなら(日本語) (2)小さな部屋で(日本語) (3)うたうだけ(英語) 
(4)恋のかくれんぼ(英語) (5)○と△の歌(英語) (6)小さな空(英語) 
(7)雪(フランス語) (8)雲に向かって起つ(英語) (9)見えないこども(英語)
(10)素晴らしい悪女(スペイン語) (11)三月のうた(日本語) 
(12)死んだ男の残したものは(英語) (13)ワルツ(ドイツ語) 
(14)めぐり逢い(日本語) (15)燃える秋(日本語) (16)翼(英語) 
(17)島へ(日本語) (18)明日ハ晴レカナ、曇リカナ(英語) 
(19)ぽつねん(英語) (20)昨日のしみ(英語)
ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)、フランソワ・クトゥリエ(Pf)
録音:2001年11月28/30日 パリ
弊社「たまゆらレーベル」制作で、2002年7月にリリースされたアルバムが、
ヘンスラー社から全世界へ向けて発売となります。現代音楽の雄ながら、武
満の歌曲は全く現代的でなく、極上のポップスのようにオシャレ。これをク
レマン・ジャヌカン・アンサンブルのリーダーにして古楽界の大スター、ド
ミニク・ヴィスがカウンターテナーで歌うという斬新な発想、発売当時大き
な話題となりました。ヴィスは、ロック歌手になりそこねたカウンターテナ
ーと自称するほどポップなものはお手のものですが、ここでは歌詞を日本語、
英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語で歌い分け、いずれも驚くほどの
センスの良さを見せてくれます。





<Profil>
PH 08002 \2180
シュニトケ:チェロとピアノのための作品集
(1)チェロソナタ第1番
(2)同第2番
(3)ムジカ・ノスタルジカ
(4)バレエ音楽「ペール・ギュント」のエピローグ
ダヴィド・ゲリンガス(Vc)、タチヤナ・ゲリンガス(Pf)
シュニトケはロストロポーヴィチをはじめ、グートマン、イワシキンなど優
れたチェロ奏者の友人に恵まれたためか、素晴らしいチェロ作品を多く残し
ています。ロストロポーヴィチの愛弟子ゲリンガスもシュニトケの親しい友
人のひとりでした。技巧的にはかなりの難曲ぞろいですが、ゲリンガスの完
璧なテクニックと闇を垣間見せる深い音楽性に唖然とさせられます。





<ORFEO D'OR>
ORFEOR 690074 4枚組 \6240
MONO
ワーグナー:「パルジファル」
トーマス・スチュワート(Br アンフォルタス)
ハンツ・ハーゲナウ(Bs ティトゥレル)
ハンス・ホンター(Br グルネマンツ)
ジョン・ヴィッカーズ(T パルジファル)
グスタフ・ナイトリンガー(Bs クリングゾル)
バルブロ・エリクソン(Ms クンドリー)
ほか
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
録音:1964年8月13日
ORFEO D'ORのバイロイト・エディション、2007年のリリースは、ハンス・ク
ナッパーツブッシュ最後のバイロイト出演となった、1964年の「パルジファ
ル」です。さらに言えば、この時が彼の最後の指揮でした。まさにクナの白
鳥の歌。演奏は、最晩年のクナの深い世界が遺憾なく発揮されており、高名
な1962年のPHILIPS録音よりもさらに深く大きくなっているのには驚かされ
ます。特に第1幕の場面転換の音楽の巨大さには思わず畏怖の念を感ずるほ
ど。歌手は、ホッター、ナイトリンガーといったバイロイトの常連に、カナ
ダの偉大なテノール、ヴィッカーズや、スウェーデンのメッゾ、バルブロ・
エリクソンなど新鮮なメンバーを加えたもの。ヴィッカーズのパルジファル
はこれが唯一の録音。もちろん正規盤初発売。バイエルン放送協会蔵出し音
源で、音質は驚くほど新鮮になりました!

ORFEOR 730071 \2080
STREO
ユリア・ヴァラディ ウィーン国立歌劇場ライヴ
(1)ワーグナー:「さまよえるオランダ人」
ヴェルディ:(2)「運命の力」,(3)「アイーダ」,(4)「トロヴァトーレ」,
(5)「オテッロ」
ユリア・ヴァラディ(S)
(1)フランツ・グルントヘーバー(Br),ウルフ・シルマー(指)
(2)ジュゼッペ・ジャコミーニ(T),マルチェッロ・ヴィオッティ(指)
(3)マリヤーナ・リポヴシェク(Ms),フランツ・グルントヘーバー(Br),
クリスティアン・バデア(指)
(4)ジュゼッペ・ジャコミーニ(T),シュテファン・ショルテス(指)
(5)ジュゼッペ・ジャコミーニ(T),ドナルド・ラニクルズ(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:(1)1993年1月18日,(2)1993年5月5日,(3)1993年6月5日,
(4)1996年2月24日,(5)1996年5月9日
バイエルン国立歌劇場で活躍したユリア・ヴァラディは、1993年から96年ま
でウィーン国立歌劇場でも歌っていました。ここに収録されているのはその
時期のライヴ録音。いずれも彼女の得意とした役だけに、ドラマティックな
声と表現力が楽しめます。このCDのお楽しみはもう一つ、ジュゼッペ・ジャ
コミーニとの共演。時間的にはあまり多くないとはいえ、「オテッロ」第3幕
のデズデーモナとの場面が収録されているのは、ファンには要注目です。

ORFEOR 744071 \2080
MONO
チェーザレ・シエピ 1956年ザルツブルク音楽祭ライヴ
リュリ:「アマディス」,「アルセスト」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
ヴェルディ:「シチリアの晩鐘」,「シモン・ボッカネグラ」
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」,「セビリアの理髪師」
ゴメス:「サルヴァトール・ローザ」
からのアリア
シューマン:君は花のように Op.25-24,私は恨まない Op.48-7
ブラームス:
おお、ぼくが帰り道を知っていたら Op.63-8,甲斐なきセレナード Op.84-4
モーツァルト:アリア「この美しい手と瞳のために」 K.612
ラヴェル:ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ
チェーザレ・シエピ(Bs),レオ・タウプマン(P)
録音:1956年7月27日
チェーザレ・シエピの伝説的ライヴが、ついにORFEOから正規盤で発売です。
1956年7月27日、モーツァルテウム大ホールで行われたリサイタルです。シエ
ピの深々としたバスの美しさは例えようもないもの。イタリアオペラのアリ
アが素晴らしいのは当然!ここではシエピの別の顔がたくさん。リュリの格
調の高さ!ドン・ジョヴニのセレナードを思わせる誘惑の魔力に満ちたモー
ツァルト、そして孤独の苦味が走るラヴェル、どれもこれも絶品。これこそ
シエピの全録音の中でもとりわけ優れたものに間違いありません。オリジナ
ルのテープを使用した音源によって、モノラルながら驚くほど新鮮な音で楽
しむことができます。





<naive>
OP 30439 2枚組 \5000
モンテヴェルディ:「オルフェオ」
フリオ・ザナージ(Br オルフェオ)
アンナ・シンボーリ(S エウリディーチェ,プロセルピナ)
サラ・ミンガルド(A 使者,希望)
モニカ・ピッチニーニ(S 音楽)
セルジョ・フォレスティ(Bs カロンテ)
アントーニオ・アベーテ(Bs プルトーネ)
ルカ・ドルドロ(T アポッロ)
リナルド・アレッサンドリーニ(指)コンチェルト・イタリアーノ
録音:2007年2月,ローマ
2007年は、モンテヴェルディの「オルフェオ」がマントヴァで初演されてか
らちょうど400年。各地で記念公演が催され、新録音も登場しています。その
中にあって最も注目されているのが、このアレッサンドリーニの待望の録音!
マドリガーレでの豊かな経験を駆使し、劇的でありながら、隅々まで考え抜
いた知性が行き渡り、そして心を揺さぶる「オルフェオ」を作り上げていま
す。アレッサンドリーニの指揮による「オルフェオ」は、来年スカラ座でも
上演されることになっています。キャストも充実。フリオ・ザナージは近年
オルフェオ役として最も信頼されている歌手。テノールで歌われることの多
いオルフェオ役、しかしザナージのような柔らかい気品と情熱を兼ね備えた
バリトンで歌われてこそ、神の血を引いた者の気高さが感じられます。重要
な役どころである使者の女には、サラ・ミンガルドを配し、冥界の王プルト
ーネにはアントーニオ・アベーテ、幕切れを引っ張るアポッロにはルカ・ド
ルドロと、磐石です。多数の図版を含む160ページを越す豪華なハードカバ
ー仕様(縦横はCDと同じサイズ)、この形では限定販売です。




<United Archives>
UAR 020 2枚組 \2180
モノラル
モーツァルト:
[CD1]
(1)ピアノ協奏曲第11番ヘ長調KV.413
(2)ピアノ協奏曲第12番イ長調KV.414
[CD2]
(1)ピアノ協奏曲第16番ニ長調KV.451★
(2)ピアノ協奏曲第17番ト長調KV.453★
ルドルフ・ゼルキン(P)
[CD1](1)、(2)ともにアレクサンダー・シュナイダー(指)
マールボロ音楽祭管弦楽団
[CD2](1)アレクサンダー・シュナイダー(指)
コロンビア交響楽団 
(2)ジョージ・セル(指)
コロンビア交響楽団
録音:[CD1](1)1957年8月28日(2)1956年8月30日 
[CD2](1)1955年11月10日(2)1955年11月20-21日
★は初CD化
こぼれ落ちる美から極上の喜悦と評されるゼルキンのモーツァルト。コンチェ
ルトは1980 年代のアバドとの再録も世評が高いなか、やはりファンの間で
「ゼルキンのモーツァルト」との呼び声を決定づけたのは50年代米Columbia
に行なった一連の録音でしょう。ライヴ(BBCL.4157)もすばらしいシュナイダ
ーとのコンビは、バックのオケからもわかるように自ら提唱、芸術監督を務
めた音楽祭つながり。盤石なるセルとの顔合わせも申し分ありません。この
たびのユナイテッド・アーカイヴスのリリースでは、未復刻のままだったも
のも含まれており、定評ある良好な音質とあわせてうれしいかぎりです。な
お、[CD2]に収録の2曲は初CD化、[CD1]に関しては、(1)の第11番は海外初CD
化、(2)の第12番はCD化されてはいましたが、現在では入手困難となっている
ものです。

<ACTE PREALABLE>
AP 0145 \1880
フランツ&カール・ドップラー:
フルート独奏&二重奏とピアノのための作品集
アルベルト・フランツ・ドップラー(1821-1883):
2つのフルートとピアノのためのアンダンテとロンド Op.25(*/+)
ヴァラキアの歌 Op.10(*)
アルベルト・フランツ・ドップラー&カール・ドップラー(1825-1900):
「リゴレット」幻想曲
(2つのフルートとピアノのための協奏的二重奏曲)Op.38(*/+)
アルベルト・フランツ・ドップラー:ハンガリー田園幻想曲 Op.26(+)
アルベルト・フランツ・ドップラー&カール・ドップラー:
ハンガリーの動機による2つのフルートとピアノのための幻想曲 Op.35(*/+)
エスティ・ロフェ(フルート(*))
クシシュトフ・カチカ(フルート(+))
アンナ・キヤノフスカ(ピアノ)
録音:2006年5月、ワルシャワ、スタジオS2
フルート・デュオとして活躍していたドップラー兄弟の作品集。エスティ・
ロフェは1976年イスラエル、クシシュトフ・カチカは1977年ポーランド生ま
れのフルーティストです。

AP 0149 \1880
ポモジェ地方のオルガンとオルガン音楽
[コシャリン、聖母無原罪懐胎教会のオルガン]
テオフィル・アンドレアス・フォルクマール(1686-1768):
ソナタ第1番ヘ長調
カール・アドルフ・ローレンツ(1837-1923):
トッカータとフーガ ハ短調 Op.62
ヴィルヘルム・ルートニク(1850-1927):演奏会用幻想曲ト短調 Op.56
ヤン・ヤンツァ(1933-):
「主よ、わが命を救いたまえ」によるオルガン・ヴァース
アンジェイ・ツフォイジンスキ(1928-):夜想曲 Op.46 Nos.1,7
カジミェシュ・ロズビツキ(1932-):
ミサ・フェスティヴァ から イントロイトゥス(オルガン編曲版)
レシェク・クワコフスキ(1955-):三度音程
[ダルウォヴォ、聖ゲルトルート教会のオルガン]
テオフィル・アンドレアス・フォルクマール:2つのポーランド舞曲
エーベルハルト・ヴェンツェル(1896-1982):
コラール幻想曲「キリストはよみがえりたもうた」
[ビャウォガルト、聖母生誕教会のオルガン]
マックス・レーガー(1873-1916):メロディー Op.129 No.4
エーベルハルト・ヴェンツェル:コラール前奏曲「神の御子は来たりぬ」
グスタフ・ヘヒト(1851-1932):
コラール前奏曲「大いなる神よ、われら御身をたたえん」
ボグダン・ナルロフ(オルガン)
録音:2006年11月

AP 0150 \1880
フリードリヒ2世(プロイセン国王;1712-1786):
弦楽合奏と通奏低音のための交響曲第4番イ長調
フルート、弦楽合奏と通奏低音のための協奏曲第3番ハ長調(*)
弦楽合奏と通奏低音のための交響曲第3番ニ長調
弦楽合奏と通奏低音のための交響曲第1番ト長調
グラジナ・ユルシャ(フルート(*))
マウゴシャタ・カニョフスカ(指揮)
カメラータ・インプルス室内管弦楽団
録音:2006年、ポーランド、カトヴィツェ、聖ピオトル&パヴェウ教会

AP 0151 \1880
ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲第9番ハ長調「ラズモフスキー第3番」Op.59 No.3
弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18 Op.4
カロル・シマノフスキ(1882-1937):弦楽四重奏曲第1番ハ長調 Op.37
アカデモス弦楽四重奏団
アンナ・レフレヴィチ(第1ヴァイオリン) 
ヨハンナ・ツォギェル(第2ヴァイオリン)
アレクサンドラ・バトク(ヴィオラ) ダヌタ・ソビク=プトク(チェロ)
録音:2006年10-11月、ポーランド、ホルツフおよびビトム





<POLSKIE NAGRANIA>
PNCD 872 \1850
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調「ハンマークラヴィーア」Op.106
ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110
オスカル・イェジョル(ピアノ)
録音:2006年9月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS1
オスカル・イェジョルは1985年ワルシャワに生まれドイツのブレーメンで育
ったピアニストで、同時にヴァイオリニスト、作曲家でもある若き天才。祖
母の年代にあたるポーランドの女傑ヴァイオリニスト、ヴァンダ・ウィウコ
ミルスカ(1931年生まれ)と、ヴァイオリンとピアノ、ヴァイオリン二重奏の
両方を聴かせるコンサート・ツアーを行い話題を呼びました。

PNCD 874 \1850
ユゼフ・ヴォイタン 愛唱歌集
スタニスワフ・モニュシュコ(1819-1892):オペラ「幽霊屋敷」、
ヴェルディ(1813-1901):オペラ「仮面舞踏会」、
パウル・アブラハム(1892-1960):オペレッタ「ヴィクトリアと彼女の軽騎兵」、
フランツ・レハール(1870-1948):オペレッタ「フラスキータ」、
ロベール・プランケット(1848-1903):オペレッタ「コルヌヴィユの鐘」、
エメリヒ・カールマン(1882-1953):オペレッタ「秋の演習」からのアリア
他、歌曲
ユゼフ・ヴォイタン(バリトン)
様々な伴奏者
1922年生まれのポーランドのバリトン。

PNCD 902 2枚組 \2500
ベートーヴェン(1770-1827):4つのピアノ・ソナタ
第1番ヘ短調 Op.2 No.1/第17番ニ短調「テンペスト」Op.31 No.2
第7番ニ長調 Op.10 No.3/第32番ハ短調 Op.111
アンジェイ・ラトゥシンスキ(ピアノ)
録音:
1981年8月26日、ワルシャワ、国立フィルハーモニー・コンサートホール
アンジェイ・ラトゥシンスキはワルシャワのショパン音楽アカデミーで学ん
だ後、ホルヘ・ボレット、アルトゥール・ルービンシュタイン、ウラディー
ミル・ホロヴィッツに師事、1973年ブゾーニ国際コンクール第2位(第1位無し
の最高位で2名)入賞したポーランドのヴィルトゥオーゾ・ピアニストです。

PNCD 932 2枚組 \3700
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ 協奏曲名演集
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22(*)
カロル・シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35(+)
アラム・ハチャトゥリアン(1903-1978):ヴァイオリン協奏曲ニ短調(#)
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129(**)
ヴァンダ・ヴィウコミルスカ(ヴァイオリン)
ヴィトルト・ロヴィツキ(指揮(*/+/#))
ヴォイチェフ・ミフニェフスキ(指揮(**))
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年5月6-7日(*)、同年3月6日(+)、1968年12月17日(#)、
1979年6月16日(**)、
ワルシャワ国立フィルハーモニー
ポーランドの女傑ヴィウコミルスカ(1931年生まれ)の当レーベルへの数ある
協奏曲録音から選ばれた4曲。(#)(**)は久々に聴けるようになった音源では
ないかと思われます。

PNCD 966 \1850
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重協奏曲イ短調 Op.102(*)
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):
チェロ協奏曲(+)
グラーヴェ(チェロとピアノのための)(#)
ロマン・ヤブウォンスキ(チェロ)
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(ヴァイオリン(*))
スタニスワフ・ヴィスウォツキ(指揮(*))
ヴィトルト・ルトスワフスキ(指揮(+))
ポーランド国立放送交響楽団(*/+)
サボルチ・エステーニュイ(ピアノ(#))
録音:1980年2月8-11日(*)、1976年6月(+)、カトヴィツェ(*/+)
1981年11月18-27日、ワルシャワ、「ワルシャワの秋」国際現代音楽祭、
ライヴ(#)
ロマン・ヤブウォンスキはルトスワフスキに信頼され、国内外の現代音楽を
積極的に演奏したポーランドのチェリストですが、ここではやはり名手クル
カと共演した(*)がメインでしょう。

PNCD 494 4枚組 ※旧譜代理店在庫限りの特価 \2180
(在庫がなくなり次第特価は終了となります)
モーツァルト:交響曲集
ディヴェルティメント ニ長調 K.136[1980/2](*)
第29番イ長調 K.201[1980/2](*)
第33番変ロ長調 K.319[1970/2](+)
第34番ハ長調 K.338[1981/5](*)
第35番ニ長調「ハフナー」K.385[1980/1](*)
第36番ハ長調「リンツ」K.425[1970/2](+)
第38番ニ長調「プラハ」K.504[1980/1](*)
第39番変ホ長調 K.543[1980/1](*)
第40番ト短調 K.550[1980/1](*)
第41番ハ長調「ジュピター」K.551[1980/1](*)
イェジ・セムコフ(指揮)
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(*)
ポーランド国立放送カトヴィツェ交響楽団(+)




<DUX>
DUX 0352 \2080
ヤスナ・グラ修道院の古楽 Vol.7
アマンド・イヴァンチッチ(1727-1790?):
ミサ・ソレムニス/レジナ・チェリ/サルヴェ・レジナ/聖母のリタニア
アンナ・ミコワイチク(ソプラノ)
ピオトル・オレフ(男性アルト)
クシシュトフ・シュミト(テノール)
ミロスワフ・ボルチンスキ(バス)
マレク・トポロフスキ(指揮)
コンチェルト・ポラッコ
シネ・ノミネ(合唱)
録音:2006年3月、ワルシャワ、改革派福音教会
MUSICONレーベルから発売されていたシリーズが第13巻から当レーベルに以降
した模様です。
イヴァンチッチはクロアチア人で本名はマティアス・レオポルト・イヴァン
チッチ。1744年にパウロ修道会に入り僧名アマンドゥス(アマンド)を授かり、
1755年よりオーストリア、グラーツ近郊のマリア・トロスト修道院で聖職者
・音楽家として活躍しました。

DUX 0417 \2080
カロル・シマノフスキ(1882-1937):
20のマズルカ Op.50/2つのマズルカ Op.62
アンナ・キヤノフスカ(ピアノ)
録音:2004年4月1-4日、ビドゴシュチ、ポモジェ・フィルハーモニー・コン
サートホール
アンナ・キヤノフスカはカトヴィツェのシマノフスキ音楽アカデミー、ヴロ
ツワフのリピンスキ音楽アカデミーで学んだポーランドのピアニストで、特
にシマノフスキの作品の演奏に情熱を注いでいます。1998年にはニューヨー
ク・デビューを果たし、カーネギー・ホールでも演奏しています。

DUX 0458 \2080
アンナ・ダヌタ・ヤストシェンプスカ:室内楽作品集
ポーランドへのテレックス(1981-1982)(*)
深き淵より(1987)(+)/Piu inflano(2001/2002)(#)
モザイク(1998)(**)/惑星の旅(1992)(*)
Between Towns/Antananarivo(2002)(++)
ロベルト・モラフスキ(ピアノ(*))
イザベラ・クウォシンスカ(ソプラノ(+))
トマシュ・ストラール(チェロ(+))
ヤドヴィガ・コトノフスカ(フルート(#))
マリュシュ・ルトコフスキ(ピアノ(#))
ピオトル・ヤノフスキ(ヴァイオリン(**))
カメラータ・ヴィストゥラ室内アンサンブル(**)
アンジェイ・ゲンプスキ(ヴァイオリン) 
グジェゴシュ・フミェレフスキ(ヴィオラ)
アンジェイ・ヴルベル(チェロ)
ピオトル・ザヴィストフスキ(指揮(++))
シネ・ノミネ室内合唱団(++)
録音:2005年、ワルシャワ、国立フィルハーモニー、ポーランド放送スタジオ
アンナ・ダヌタ・ヤストシェンプスカ(おそらく1950年代生まれ)はポーラン
ド生まれの作曲家で、1976年にノルウェーに移住し活動を続けています。

DUX 0478 \2080
14&15世紀ヴロツワフとシロンスクのムジカ・フィグラータ
不詳(シルヴェステル?):Sempiterna ydeitas
不詳:Mole gravati criminum (In fewirs hitcz)
ウォルター・フライ:Ave regina coelorum
パウルス・デ・ブロダ:Phfawn schwantcz
不詳:Bonum vinum cum sapore/Der fochs sahwantcz
O lux luminis (Der fochs sahwantcz)
Se grasse - Cum venerit - Ite missa est/Amis loial
フィリップ・ド・ヴィトリ:Colla iugo - Bona condit - Libera me
不詳:
Mit ganczym willin/Gavisa grata - Frawt euch/Ave virgo sanctissima
グルジョンザのピオトル・ヴィルヘルミ:Predulcis eurus turbinis
不詳:Bonus tenor Leonhardi/SErena mente iubilo
グルジョンザのピオトル・ヴィルヘルミ:
Panis ecce - Panis ewus - Pange exul - Tantum ergo
ハイネ・ファン・ヒゼヘム/ルルキン:De tous biens plaine
不詳:O miranda nimis
マルティーニ:Ave spes et salus (La Martinella)
不詳:
Sanctissima virginum regina/Maria salve virginum/Salve festa dies
トマシュ・ドブジャンスキ(ディレクター)
アルス・カントゥス
モニカ・ヴィエチョルコフスカ(ソプラノ) ピオトル・オレフ(男性アルト)
マチェイ・ゴツマン(テノール) ピオトル・カルペタ(バス)
トマシュ・ドブジャンスキ(リコーダー、マンドーラ)
ヨアンナ・コスティレフ、アンナ・シリヴァ(フィドル)
エヴァ・プラヴツカ(ポジティヴ・オルガン)
カジミェシュ・ピジク(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:2004年5月16-20日、ヴロツワフ、シロンスク・ピアスト家廟
ポーランドのシロンスク(シレジア)地方(ヴロツワフはその中心都市)に残る
写本に記された、14-15世紀のフィグラル音楽(装飾的なポリフォニー音楽)。

DUX 0485 \2080
ヴロツワフの古楽
ヴォルフ=エルンスト・ローテ:
今ぞもろびと神に感謝せよ[Nun dancket alle Gott](15声のコンチェルト)
クリストフ・ベルンハルト(1628-1692):
深き淵より[Aus det Tiefe](3声)
神よ、われを憐れみたまえ[Gott, sei mir gn&auml;dig](9声)
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):
主は汝の声を聞き[Exaudiat te Dominus](3声のコンチェルト)
皆幸いなり[Beati onmes](8声)
ヤン・トマシュ・アダムス(指揮)
コンチェルト・パラティーノ
ブルース・ディッキー、ロドン・デイヴィッド・シャーウィン(ツィンク)
シメン・ファン・メヘレン、シャルル・トゥト、ウィム・ベク(トロンボーン)
ハルモノロジア
マジェナ・ルバシュカ(ソプラノ) セバスティアン・カニュク(男性アルト)
ピオトル・シェフチク(テノール) ヤツェク・オジムコフスキ(バス)
ディミトル・オルシェフスキ、アダム・パストゥシュカ(ヴァイオリン)
テレサ・ピエフ、ヨアンナ・コスティレフ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)
ペトル・ヴァグネル(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 
ヤン・トマシュ・アダムス(オルガン)
録音:2003年12月4日、ヴロツワフ、シロンスク・ピアスト家廟、ライヴ
17世紀のヨーロッパにおける経済・文化の中心都市の一つであったヴロツワ
フ。演奏にはヴロツワフ大学所蔵の楽譜が使用されています。

DUX 0497 \2080
コントラバスによるフランク、フォーレ、ラヴェル
フランク(1822-1890):ヴァイオリン・ソナタ イ短調
ラヴェル(1875-1937):ヴァイオリン・ソナタ
フォーレ(1845-1924):子守歌 Op.16
ラヴェル:ハバネラ形式の小品
バルトシュ・シコルスキ(コントラバス)
マルチン・シコルスキ(ピアノ)
録音:2004年4月13-15日、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-2
バルトシュ・シコルスキ(1974年生まれ)はクラウシュ・シュトールらに師事
したポーランドのコントラバス奏者。兄マルチン(1971年生まれ)とのデュオ
の他、室内アンサンブル、ジャズ・クァルテットのメンバーとしても活躍し
ています。

DUX 0509 \2080
ショパン(1810-1849):
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
3つのマズルカ Op.50
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
ステファン・ヴォイタス(ピアノ)
録音:2003年、ビドゴシュチ、ポモジェ・フィルハーモニー・コンサートホ
ール
ステファン・ヴォイタスはクラクフの音楽アカデミーで学び、1983年より母
校で教えているポーランドのピアニスト。学生時代の1966年にチャイコフス
キー国際コンクールに挑戦したとのことなので、1950年以前の生まれでしょ
うか。

DUX 0514 \2080
ポーランドのチェロ・ソナタ集
ジグムント・ストヨフスキ(1870-1946):ソナタ Op.18
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):ソナタ
ヴィトルト・シャロネク(1927-2001):ソナタ
イェジ・バウエル(1936-):一楽章のソナタ
ミハウ・ドモホフスキ(チェロ)
グレアム・ジャクソン(ピアノ)
録音:2005年12月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-2
ミハウ・ドヴォホフスキは2000年にワルシャワのショパン音楽アカデミーを
卒業、並行して1998年より3年間スペインに留学しマドリッドのソフィア王妃
音楽学校でフランス・ヘルメルソンとナターリャ・シャホフスカヤに師事し
たポーランドのチェリスト。

DUX 0516 \2080
ブラームス(1833-1897):
4つのバラード Op.10/ピアノ・ソナタ第3番へ短調 Op.5
フベルト・サルヴァロフスキ(ピアノ)
録音:2005年3月、ビドゴシュチ、ポモジェ・フィルハーモニー・コンサート
ホール
フベルト・サルヴァロフスキは1978年、ポーランドのオポレに生まれ、カト
ヴィツェの音楽アカデミーでアンジェイ・ヤシンスキに師事した後、ニュー
ヨークのジュリアード音楽院でオクサナ・ヤブロンスカヤに師事したピアニ
スト。1995年、バルセロナののマリア・カナルス国際ピアノ・コンクールで
優勝しています。

DUX 0517 \2080
ルイス・デ・フレイタス・ブランコ(1890-1955):
交響曲第1番ヘ長調(1924)
フェルナンド・ロペス=グラサ(1906-1994):
シンフォニエッタ Op.220(1980/1985)
マリオ・マテウス(指揮)
グダンスク・バルティック・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2004年11月24-26日、グダンスク、バルティック・フィルハーモニー
室内ホール
ポルトガル人指揮者マテウスがポーランドのオーケストラを振り20世紀ポル
トガルの2つの交響作品を演奏。オーケストラの正式名称は「グダンスクの
フレデリク・ショパン記念バルティック・フィルハーモニー・ポーランド管
弦楽団」というやたら長いものとなっています。

DUX 0519 \2080
ハープ・ソロ
J・S・バッハ/マルセル・グランジャニー編曲:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 より アンダンテ
ヘンデル/ティニー・ベオン編曲:パッサカリア
ヘンデル/マウゴジャタ・ザレフスカ編曲:サラバンド
ヤン・ドゥシーク:ソナタ
ドビュッシー:アラベスク
ジョン・トマス:吟遊詩人の故郷への別れ
ラファウ・ストラドムスキ:バラード
ルイーズ・シャルパンティエ:フランス組曲 より アンダンテ
ベルナール・アンドレ:ハープのための6つの小品「秋の踊り」/公爵
マウゴジャタ・ザレフスカ(ハープ)
録音:2005年4月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-2
マウゴジャタ・ザレフスカは1990年にデビューしたポーランドのハーピスト。

DUX 0520 \2080
オルガン・トッカータ名曲集
J・S・バッハ(1685-1750):トッカータ ニ短調 BWV565
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):トッカータとフーガ ホ長調
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ第3番
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1621):トッカータ ハ長調
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):トッカータ ニ短調 BuxWV155
ゲオルク・ムッファート(1653-1704):
「オルガン音楽の練習」から トッカータ第7番
マックス・レーガー(1873-1916):トッカータ イ短調 Op.80
マリアン・サヴァ(1937-2005):トッカータ・フェスティヴァ
J・S・バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
ピオトル・ロイェク(オルガン)
録音:2005年7-8月、ヴォウーフ、聖ヴァヴィジンツァ[ラウレンツィウス]
教会
使用楽器:1716年、アダム・オラツィオ・カスパリーニ製
ピオトル・ロイェクは1999年にヴロツワフのカロル・リピンスキ音楽大学を
卒業したポーランドのオルガニスト。

DUX 0525 \2080
ヴァイオリン、クラリネットとピアノのためのフランス音楽
ダリウス・ミヨー(1892-1974):組曲(*)
フィリップ・マヌリ(1952-):ミシガン・トリオ(1993)(*)
サン=サーンス(1835-1921):タランテラ Op.6(+)
マテュー=フレドリク・ブラジウス(1758-1829):対話三重奏曲 Op.31 No.1(+)
ベッツィー・ジョラス(1926-):Trio sopra et sola Facta(#)
フランシス・プーランク(1899-1963):
劇付随音楽「城館への招待」からの組曲(+)
ヴェルデール・トリオ
ヴァルター・ヴェルデール(ヴァイオリン)
エルザ・ルデヴィグ・ヴェルデール(クラリネット)
シルビア・ルーデラー(ピアノ)
録音:2003年、合衆国、シカゴ、WFMTスタジオ(*)/2004年、合衆国ミシガン
州ランジング(+)
2003年、スロヴァキア、ブラチスラヴァ、ラジオ放送スタジオ(#)
旧ユーゴスラヴィア、合衆国、アルゼンチン出身の奏者によるトリオ。

DUX 0528 \2080
王 ポーランド黄金時代の音楽
不詳:王
クシシュトフ・クラボン(1550頃-1616)/スタニスワフ・グロホフスキ
(1542-1612):
ビチナの勝利を祝うスラヴのカリオペの歌(6曲)
不詳:誇り
シャモトゥーのヴァツワフ(1526頃-1560):主の生誕の歌
不詳:国王ジグムント・アウグストの死に寄せる王女アンの哀歌
ディオメデス・ツァト(1570頃-1607):ファンタジア第4番-第6番
ヴァレンティン・ハウスマン(1565頃-1614):
ポーランド舞曲第2番、第6番、第8番
不詳:舞曲第5番/Bona cat/靴屋は鈎針を持って道を下って行った
ハイドゥツキ(舞曲)/王
ピオトル・ヴァヴレニュク、ロベルト・クライェフスキ
(アーティスティック・ディレクター)
トロンバスティク(ルネサンス・トロンボーン・アンサンブル)
ピオトル・ヴァヴレニュク(アルトサックバット)
プシェミスワフ・ビハフスキ(テナーサックバット)
ロベルト・クライェフスキ(バスサックバット)
ウエヤマ・トモマサ、クシシュトフ・ヴォウティニャク、
クジェゴシュ・ビャウェク(テナー・サックバット)
ダリュシュ・パラドフスキ(男性ソプラノ)
グジェゴシュ・ジホヴィチ(バス)
ピオトル・イヴィツキ(打楽器)
ヤロスワフ・リプスキ(リュート)
ヤツェク・ウルバニャク(ショーム、バグパイプ、リコーダー)
録音:1997年1月、ワルシャワ、サピェハ宮、大舞踏の間

DUX 0529 \2080
オポレ金管五重奏団
ジョー・グレイン:ブラス=ジョーカー
L・ポラック/J・ゲイル編曲:ザッツ・ア・プレンティー
G・スミス:金管五重奏のための組曲「スウィンガラウンド」
伝承曲/ヘンデル/L・ヘンダーソン編曲:聖者のハレルヤ
R・ロブリー:アメリカのイメージ
ジョージ・ガーシュウィン/R・ロブリー編曲:
ガーシュウィン・イン・ブラス
伝承曲/B・マイヤー編曲:メキシカン・フォーク・メロディー
H・L・ウォルターズ:ピッツァ=パーティー
伝承曲/L・ヘンダーソン編曲:アメイジング・グレイス
オポレ金管五重奏団
ポーランドのオポレ交響楽団のメンバーによって結成された金管五重奏団
(トランペット2、ホルン、トロンボーン、テューバ)。

DUX 0530 \2080
ユリウス・ザレンプスキ(1854-1885):ピアノ五重奏曲ト短調 Op.34
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ピアノ五重奏曲第1番(1952)
ワルシャワ五重奏団
コンスタンティ・アンジェイ・クルカ(第1ヴァイオリン)
クシシュトフ・バコフスキ(第2ヴァイオリン) 
ステファン・カマサ(ヴィオラ)
ラファウ・クフィアトコフスキ(チェロ) 
クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ピアノ)
録音:2005年12月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-1
クルカ(1947-)、バコフスキ(1961-)、カマサ(1930-)、クフィアトコフスキ
(1978-)、ヤブウォンスキ(1963-)と、世代を超えてポーランドの名手たちが
集った五重奏団。

DUX 0531 \2080
ミシェル・ライサイト(1958-):
エニグマ クラリネットとピアノのための作品集
北極[Septentrion](*/#)/謎[Enigma](*/++/#)/迷宮[Labyrinthes](*)
ある目覚め[An Awakening](*/++/#)/パランプセスト[Palimpsentes](#)
3つのスケッチ[Trois Croquis](*/#)/サマルカンド[Samarkand](*/#)
フィボナッチへのオマージュ[Homage to Fibonacci](*/+)
青い太陽[Soleil Bleu](*/#)
ロナルド・ヴァン・スパンドンク(クラリネット(*))
ジャン=マルク・フェサール(クラリネット(+)、バスクラリネット(++))
エリアーヌ・レイェス(ピアノ(#))
録音:2005年9月、スタジオ・カランダ
ミシェル・ライサイト[Michel Lysight]はカナダ系ベルギーの作曲家・指
揮者。ファミリーネームのカタカナ読みは仮の形です。ロナルド・ヴァン・
スパンドンク(1970年生まれ)はベルギー出身の名クラリネット奏者。

DUX 0532 \2080
ベアタ・ビリンスカ プレイズ・ショパン
ショパン(1810-1849):
バラード ト短調 Op.23/スケルツォ ロ短調 Op.20
夜想曲 ロ長調 Op.62 No.1/同ホ長調 Op.62 No.2
タランテラ変イ長調 Op.43
アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ変ホ長調 Op.22
マズルカ ト長調 Op.50 No.1/同変イ長調 Op.50 No.2
同嬰ハ短調 Op.50 No.3/ワルツ へ長調 Op.34 No.3
ワルツ変イ長調 Op.42/ポロネーズ変イ長調 Op.53
ベアタ・ビリンスカ(ピアノ)
録音:2005年11月9-10日、ワルシャワ、
ポーランド放送ヴィトルト・ルトスワフスキ・コンサート・スタジオ
クラクフに生まれたベアタ・ビリンスカはカトヴィツェのカロル・シマノフ
スキ音楽アカデミーでアンジェイ・ヤシンスキ教授に師事し、1996年の卒業
と同時に彼の助手を務めた後、准教授となりました。2003年にはニューヨー
クのカーネギー・ホールにデビューし、同年よりCDのリリースも開始、ポー
ランド放送レーベルからはベートーヴェンのピアノ協奏曲のCD(PRCD 139)も
発売されています。

DUX 0533 \2080
ヴァルミア・マズリ県の自然の中で聴くヨーロッパ音楽
ルイ=クロード・ダカン:かっこう
サン=サーンス:白鳥
アレクサンドル・アリャビエフ:ナイチンゲール
ジャック・イベール:間奏曲
アルテュール・オネゲル:牝山羊の踊り
ベルナルト・フミェラルツ:森の幻想曲
マレク・チェルニェヴィチ:2つのヴァルミアの絵
タデウシュ・カッサク:Ptaszarnia
マレク・セヴェン:マズリ生まれのこうのとりよ/マズリの百万羽のあおさぎ
プロ・ムジカ・アンティクァ
レシェク・シャジンスキ(フルート) イェジ・シャフランスキ(オーボエ)
ヴォイチェフ・オラヴィエツ(ファゴット)
マウゴジャタ・スコトニツカ(チェンバロ)
[ゲスト]
ボジェナ・ザヴィシラク=ドルニ(メゾソプラノ)
マリア・オラヴィエツ=ドゥデク(ピアノ)
アルカデュシュ・スコトニツキ(マリンバ)
録音:2005年11月、オルシュティン城
ポーランド北西部、ヴァルミア・マズリ県の豊かな自然をテーマとしたアル
バム。

DUX 0535 \2080
ヴィヴァルディ(1678-1741):「四季」
アンジェイ・クラヴィエツ(ヴァイオリン)
ボグスワフ・ダヴィドフ(指揮)
オポレ・フィルハーモニー室内管弦楽団
トマシュ・グルホフスキ(チェンバロ)
録音:2005年9月、オポレ、聖ピオトル&パヴェウ教会
オポレ・フィルハーモニー室内管弦楽団はオポレ・フィルハーモニー管弦楽
団内に創設。ボグスワフ・ダヴィドフはオポレ・フィルハーモニー管弦楽団
の芸術監督兼首席指揮者、アンジェイ・クラヴィエツはコンサートマスター
です。

DUX 0537 \2080
ポーランドの室内楽 ピアノ三重奏のための作品集
ルドミル・ルジツキ(1884-1953):狂詩曲 Op.33(1913)
アンジェイ・パヌフニク(1914-1991):三重奏曲(1934)
ハンナ・クレンティ(1961-):子守歌(1993)
ベルナルト・フミェラルツ(1958-):三重奏曲(2002)
ヴァルソヴィア・ピアノ三重奏団
エヴァ・スカルドフスカ=キリヤン(ピアノ)
アダム・ザルジツキ(ヴァイオリン)
ピオトル・ハウセンプラス(チェロ)
録音:2005年9-10月、ワルシャワ、国立フィルハーモニー室内楽ホール

DUX 0540 \2080
ミェチスワフ・カルウォヴィチ(1876-1909):
ヴァイオリン協奏曲イ長調 Op.8
カロル・シマノフスキ(1882-1937):ヴァイオリン協奏曲第1番 Op.35
ピオトル・プワヴネル(ヴァイオリン)
チェスワフ・グラボフスキ(指揮)
ジェロナ・グラ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年12月、ジェロナ・グラ・フィルハーモニー・コンサートホール
ピオトル・プワヴネルは1974年ウーチに生まれ、1991年のヴィエニャフス
キ国際コンクール、1995年のミュンヘン国際音楽コンクール等で優勝を果た
したポーランドの天才若手ヴァイオリニスト。

DUX 0541 \2080
ベートーヴェン(1770-1827):ピアノ三重奏曲第5番ニ長調「幽霊」Op.70 No.1
ショスタコーヴィチ(1906-1975):ピアノ三重奏曲第2番ホ長調 Op.67(1944)
クラコヴィア三重奏団
クシシュトフ・シミェタナ(ヴァイオリン)
ユリアン・トリチンスキ(チェロ)
イェジ・トシク=ヴァルシャヴィアク(ピアノ)
録音:2005年12月、クラクフ音楽アカデミー、フロリアンスカ・ホール

DUX 0542 \2080
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):管弦楽作品集
フレスコバルディの主題による変奏曲(1937)
交響曲第4番(1939)/4つのポーランド舞曲(1931)
J・S・バッハの2つのコラール(1939)から いざ来たれ、異教徒の救い主よ
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(指揮)
ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー交響楽団
[旧・ビャウィストク交響楽団]
録音:2005年11-12月、ビャウィストク、
ポドラシェ・オペラ&フィルハーモニー・コンサートホール
マルチン・ナウェンチ=ニェショウォフスキ(1972年生まれ)はワルシャワのフ
レデリク・ショパン音楽アカデミーでボグスワフ・マデイに師事、卒業翌年
の1997年にビャウィストク・フィルハーモニーの経営兼芸術監督に就任、
2005年の改組にあたってポドラシェ・オペラ&フィルハーモニーの初代経営
兼芸術監督に使命されました。

DUX 0543 \2080
ヴィエニャフスキ兄弟:ヴァイオリンとピアノのための作品集
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
華麗なポロネーズ イ長調 Op.21/伝説 Op.17
ユゼフ・ヴィエニャフスキ(1837-1912):ソナタ ニ短調 Op.24
パトリツィヤ・ピェクトフスカ(ヴァイオリン)
エドヴァルト・ヴォラニン(ピアノ)
録音:2005、2006年、ビドゴシュチ、ポモジェ・フィルハーモニー・コンサ
ートホール
パトリツィヤ・ピェクトフスカは2000年にワルシャワのフレデリク・ショパ
ン音楽アカデミーを卒業後、ブリュッセル王立音楽院でイーゴリ・オイスト
ラフに師事したポーランドのヴァイオリニスト。エドヴァルト・ヴォラニン
(1961年生まれ)はヤン・エキエル門下のポーランドのピアニストです。

DUX 0544 \2080
20世紀ポーランドのヴァイオリンとピアノのための音楽
カロル・シマノフスキ(1882-1937):ソナタ ニ短調 Op.9(1904)
グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969):ソナタ第4番(1949)
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994):パルティータ(1984)
パトリツィヤ・ピェクトフスカ(ヴァイオリン)
ベアタ・ビリンスカ(ピアノ)
録音:2006年5月、ワルシャワ、ポーランド放送スタジオS-1

DUX 0545 \2080
20世紀ポーランドのフルートとピアノのためのソナタ集
アダム・シヴィエジンスキ(1914-1997):カシュビ舞曲
タデウシュ・シェリゴフスキ(1896-1963):ソナタ(1953)
アレクサンデル・タンスマン(1897-1986):ソナタ(1925)
アダム・シヴィエジンスキ:クラコヴィアク
ボレスワフ・ヴォイトヴィチ(1899-1980):ソナタ(1952)
アダム・シヴィエジンスキ:かもめ/ソナタ(1954)
マルタ・アレクサンドラ・バリンスカ(フルート)
ベルナール・ジョブ(ピアノ)
録音:パリ、オテル・ド・モナコ(現ポーランド大使館)、18世紀のサロン

DUX 0548 \2080
ピアソフォルテ
アストル・ピアソラ(1921-1992)/
ベルナルト・フミェラルツ編曲:ミケランジェロ70
ホセ・ブラガード編曲:室内管弦楽のための3つの小品
ベルナルト・フミェラルツ、ホセ・ブラガード、グジェゴシュ・フランコフ
スキ編曲:
天使のコンチェルト
グジェゴシュ・フランコフスキ編曲:忘却/革命家
[ボーナス・トラック]
ビデオ「テレディスク・オヴ・ピアソフォルテ・プロジェクト」
ピアソフォルテ
ケヴィン・ケナー(ピアノ) 
パヴェウ・ヴァイラク、マチェイ・ルレク(ヴァイオリン)
リシャルト・スネカ(ヴィオラ) コンラット・グルカ(チェロ)
グジェゴシュ・フランコフスキ(コントラバス、アーティスティック・リーダ
ーシップ)
録音:2005年9月28-29日、クラクフ音楽アカデミー・ホール
なんと、1990年ショパン国際ピアノ・コンクール最高2位入賞のケヴィン・ケ
ナーが参加するグループによるピアソラ。
ボーナス・トラックの動作保証はございませんので、あらかじめご了承くだ
さい。

DUX 0550/0551 2枚組 \3100
小さな耳のための音楽
パデレフスキ:メヌエット Op.14 No.1
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」から 花のワルツ
リムスキー=コルサコフ:くまばちの飛行
ベートーヴェン:エリーゼのために WoO.59
フチーク:フローレンス行進曲 Op.214  
ショパン:練習曲 Op.10 No.3
ダカン:かっこう  
サン=サーンス:「動物の謝肉祭」から 白鳥
モーツァルト:トルコ行進曲 K.331  
シューマン:トロイメライ Op.15 No.7
カッサク:Ptasi berek  
メルカダンテ:ロシア風ロンド
アルベニス:タンゴ  
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番 から アリア
シマノフスキ:マズルカ Op.50 No.7  
リカルディ:道化師のポルカ
ベートーヴェン:メヌエット WoO.10 No.2
モーツァルト:ソナタ K.10 から アレグロ  
ブラームス:子守歌 Op.49 No.4
ヨハン II&ヨゼフ・シュトラウス:ピツィカート・ポルカ
ビゼー:ハバネラ  
クライスラー:美しきロスマリン
モーツァルト:ピアノ五重奏曲 K.452 から ロンド
ルジツキ:「トファルドフスキ氏」から チャルダシュ
ボンダジェフスカ=バラノフスカ(バダジェフスカ):乙女の祈り
リューリング:電信ギャロップ Op.95  
ボスク:ローズ=ムース
フバイ:おいでよ、カティ Op.32 No.4
レノン&マッカートニー:イエロー・サブマリン
グレイン:ブラス=ジョーカー  ドゥシーク:ロンドとソナタ No.3
シューベルト:楽興の時 Op.94 No.3
ファールバッハ:カーレンベルク村で Op.340
ホフマイスター:ホルン五重奏曲 から ロンド フォーレ:子守歌 Op.16
レーア:テンポ!テンポ!  グリーグ:晩春 Op.34 No.2
クライスラー:ウィーン小行進曲
モーツァルト:2台のピアノのためのソナタ K.448 から アレグロ・モルト
ディニク:ひばり
ムソルグスキー:「展覧会の絵」から 卵の殻をつけたひなの踊り
ヨハン・シュランメル:ウィーンはウィーン
モーツァルト:オーボエ協奏曲 K.314 から ロンド
プーランク:組曲「城館への招待」からの断章
様々な演奏者
子供向けに制作されたコンピレーション。ブックレットには収録各曲をテー
マに子供が描いた絵が収められています。




<ARSIS>
ARSIS 4199 \2180
ギター・クァルテットのためのオリジナル作品集
ジョン・W・デュアート(1919-2004):
コンチェルト・デモクラティコ Op.108(1991)
ステパン・ラク(1945-):ルンバ(1987)
デュージャン・ボグダノヴィチ(1955-):序奏と舞曲
トマス・ビリャホス(1926-):4つのギターのための四重奏曲(2005)
アントニオ・ノゲーラ(1963-):合流[Confluencias](2003)
アンドルー・ヨーク(1958-):スピン
フランシスコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):版画(1972)
テルプシーコレ・ギター・クァルテット
フアン・ブラス・アレリャーノ、ラウル・ビエラ、
イバン・ダビアス、アレフレード・オルタス(ギター)
録音:2006年2月、スペイン、ウエスカ県ボレーア、聖トマス教会
テルプシーコレ・ギター・クァルテットはウエスカ職業音楽院を卒業した4人
のギタリストによって2000年に結成されました。

ARSIS 4207 \2180
オルガンの低音とともに
イタリア・バロックのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ(17世紀):
「ラ・チェスタ」
ミケランジェロ・ロッシ(1602-1656):トッカータ第9番
ジョヴァンニ・アントニオ・パンドルフィ・メアッリ:
「ラ・ステッラ」[星]
マルコ・ウッチェリーニ(1603頃-1680):
ソナタまたはトッカータ第6番「私の奥様」
ジョヴァンニ・サルヴァトーレ(1610頃-1688頃):
カンツォン・フランチェーゼ第3番擬第1旋法
バルトロメオ・モンタルバーノ(1598頃-1651頃):
シンフォニア第2番「ツァンビーニ」
ジョヴァンニ・デ・マックェ[ジャン・ド・マック](1550頃-1614):
コンソナンツェ・ストラヴァガンティ
バルトロメオ・モンタルバーノ:シンフォニア第4番「ジェローソ」
ジョヴァンニ・サルヴァトーレ:
カンツォン・フランチェーゼ第4番第7旋法、バッロ「ベルガマスカ」による
ベルナルド・ストラーチェ(17世紀):チャッコーナ[シャコンヌ]
ダリオ・カステッロ(17世紀):ソナタ第1番
ジョヴァンニ・ガブロリーリ(1557-1612):トッカータ第1旋法
ダリオ・カステッロ:ソナタ第2番
クラウディオ・メールロ(1533-1604):カンツォン「ラ・イロニカ」
ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(?-1630):
ヴァイオリン独奏ソナタ第3番
ラウル・オレリャーナ(ヴァイオリン(*))
ダヴィデ・メレッロ(オルガン(+))
録音:2004年11月15-17日、イタリア、チェゼーナ、聖ドメニコ教会
使用楽器:19世紀終盤、フランス、不詳作者製(*)
1601年、バルダッサーレ・マラミーニ製
(2004年、デッロルト&ランツィーニ修復)(+)
南米チリ出身、ミラノ市立音楽院古楽科でエンリコ・ガッティに師事したラ
ウル・オレリャーナが、師の得意とする17世紀イタリアのヴァイオリン音楽
に挑戦した注目すべきアルバム。ダヴィデ・メレーリョはやはりミラノ市立
音楽院古楽科でロレンツォ・ギエルミに師事したイタリアのオルガニスト。
当時の「ソナタ」は「器楽曲」のような意味合いです。

ARSIS 4208 \2180
ボッケリーニ、ポッレッティ:チェロと通奏低音のためのソナタ集
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):ソナタ イ長調 G.4
ドメニコ・ポッレッティ(1709-1783):
チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ ト長調
ルイジ・ボッケリーニ:ソナタ ニ短調
ドメニコ・ポッレッティ:チェロ独奏と通奏低音のためのソナタ ニ長調
ルイジ・ボッケリーニ:ソナタ 変ホ長調 N.26
イアゴバ・ファンロ(チェロ(*))
アルベルト・マルティネス・モリーナ(チェンバロ(+))
録音:2006年9月、スペイン、マドリッド県ボアディーリャ・デル・モンテ、
ドン・ルイス親王宮、音楽の間
使用楽器:1978年、ギー・ドラ[Guy Derat]製(バロック・タイプ)(*)
2002年、ティトゥス・クレイネン製(二段鍵盤、モデル:リュッケルス)(+)
スペインで活躍した二人のイタリア人チェリスト兼作曲家を取り上げたアル
バム。ポッレッティはナポリに生まれ、スペインに渡りマドリッドの王宮楽
団の首席チェリストを務めました。彼の死後、娘がボッケリーニに嫁いだの
で二人は舅婿の関係になりますが、二人が知り合いであったかは確証がない
そうです。
イアゴラ・ファンロはロンドンの王立音楽アカデミーでジェニファー・ウォ
ード・クラークに、ベルリン芸術大学でヴォルフガング・ベットヒャーに師
事したスペインのチェリスト。名前が風変わりなのはバスク系だからでしょ
う。アルベルト・マルティネス・モリーナはリチャード・エガーらに師事し
たスペインのチェンバリストです。

ARSIS 4209 2枚組 \2180
ミカエル・ナヴァルス[ミゲル・ナバーロ]:
聖フェルミンのための第一晩課
[晩課 Viesperas]
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
讃歌「アヴェ・マリス・ステラ」によるグローサ
ミゲル・ナバーロ(1563頃-1627):序唱「神よ、急ぎてわれを救いたまえ」
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611):
詩篇110「われは主に感謝せん」
ミゲル・ナバーロ:詩篇109「主を畏れる者は幸いなり」
フランシスコ・ゲレーロ(1527-1598):詩篇112「しもべらよ、主をたたえよ」
ミゲル・ナバーロ:
詩篇116「主をたたえよ」/讃歌「神よ、御身の戦士の」
マニフィカトへの序奏/マニフィカト第8旋法
[聖母交唱 La Salve]
セバスティアン・アギレーラ・デ・エレディア(1561-1627):
聖母交唱によるティエント
ミゲル・ナバーロ:起ちて急げ/御身は完全に美しい
アントニオ・デ・カベソン:聖母交唱への序奏
ミゲル・ナバーロ:サルヴェ・レジナ
アントニオ・デ・カベソン:
讃歌「アヴェ・マリス・ステラ」によるグローサ
ダビッド・ギンダーノ・イガレータ(指揮)
ノヴァ・ルクス・アンサンブル
録音:2007年2月16-18日、スペイン、オルコイェン、聖ミゲル教会
スペイン、ナバーラ地方の中心都市パンプローナの守護聖人である聖フェル
ミンのための晩課を、パンプローナ出身で当地の大聖堂楽長を務めたその名
もナバーラの作品を中心に構成したアルバム。詩篇等の前後にはグレゴリオ
聖歌によるアンティフォンが斉唱されます。
ノヴァ・ルクス・アンサンブルはパンプローナ室内合唱団を母体として2006
年に創設された声楽アンサンブル。ここでは器楽奏者(ツィンク、アルト・サ
ックバット、テナー・サックバット、ファゴット、オルガン)も参加していま
す。2枚組で1枚分の価格です。




<ACANTHUS>
ACANTHUS 94001 \2300
汝らは新たなる知らせを聞かん
16&17世紀ドイツの舞曲、恋愛歌とマドリガル
パウル・ホーフハイマー(1549-1537):
Hertzliebstes Bild/Und vollt ihr h&ouml;ren neur M&auml;r(*)
ルートヴィヒ・ゼンフル(1490頃-1543):Es taget vor dem Walde(*)
パウル・ホーフハイマー:Ade mit Lied(*)
ハンス・ユーデデンキューニヒ(1445頃-1526):
Das erste Priamel/Wo soll ich mich hin keren
Rossina ain welscher Dantz/Ain Hoff Dantz mit zway Stimen
ヨハネス・ヘーア(1489-1553):
Es gieng guot Tr&ouml;scher &uuml;ber Land(*)
ハインリヒ・イザーク(1450以前-1517):La la h&ouml; h&ouml;
ゲオルク・フォルスター(1510頃-1568):Herzliebster Wien(*)
ヨハネス・ヘーア:Die Vollen Br&uuml;edren(*)
ハインリヒ・イザーク:
Las rauschen/Mich freut ein Bild(*)/E Scheidens Gwalt(*)
ハンス・ノイジードラー(1511以前-1563):
Preambel/Mein einigs A/L'Amora Isaac
Zart sch&ouml;ne Fraw/Welscher Tantz Wascha mesa
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):カンツォン第31番
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):Tanzen und Springen(*)
エラスムス・ヴィトマン(1572-1634):
Clara, Catharina, Euphrosina/Sophia;
Feinslieb, du hast mich gfangen(*)
Bransle de Villages; Das Herz tut mir aufspringen(*)
ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):クーラント・サラバンド第106番
ダニエル・フリデーリツィ(1571-1638):Ade, ich muss nun Scheiden(*)
ウィリアム・ブレイド(1560-1630):パヴァーヌ第9番/ガイヤルド第9番
クヌート・ショッホ(テノール(*))
マリアンネ・リューティ&マンフレート・ハラス(指揮)
アンサンブル・ガリアルダ・バーゼル
マリアンネ・リューティ、ヴェロニク・ダニエルス、マンフレート・ハラス、
ベアーテ・クノープロッホ、エヴァ・クラスタン、アンドレアス・シェーニ
(ルネサンス・リコーダー)
ピーター・クロトン(ルネサンスリュート)
録音:1992年7月10-12日、スイス、ブーベンドルフ、改革派教会

ACANTHUS 94003 \2300
即興の技法 ジェームズ朝のマスクと劇場音楽
トマス・モーリー:今こそ五月
「インナー・テンプルとグレイズ・インのマスク」からの組曲
ジョヴァンニ・コペラリオ:五月祭の柱/美しいニンフ/ニンフの踊り
ロバート・ジョンソン:The Flatt Pavan/The Flatt Masque
ウィリアム・ブレイド:王妃のイントラーダ
ジョン・アドソン:アドソンのエア
不詳:寝取られ夫のマスク
ロバート・ジョンソン:妥協者/機知に富むワトソン
組曲「Fantasticall Creatures」
ロバート・ジョンソン:第二の魔女の踊り/妖精のマスク
ジョヴァンニ・コペラリオ:踊りの休みの間に
ロバート・ジョンソン:サチュロスのマスク
組曲「獣たち」
不詳:蜂/熊たちの踊り/鳥たちの踊り/ヒヒたちの踊り
ジョヴァンニ・コペラリオ:
「インナー・テンプルとグレイズ・インのマスク」から グレイズ・イン
「ヘイ卿のマスク」からの組曲
トマス・キャンピオン:Now Hath Flora
トマス・ルポ:見世物と毎夜の酒宴
トマス・キャンピオン:Move Now with Measured Sound
ジョージ・ウェイガンド(指揮)
イクステンポア・ストリング・アンサンブル
ウィリアム・ソープ(ヴァイオリン)
ローズマリー・ソーンディクラフト(トレブル・ヴィオル、バス・ヴィオル)
サリー・オーエン(チェンバロ、テナー・ヴィオル)
ロビン・ジェフリー(テオルボ、バンドーラ、リュート)
ジョージ・ウェイガント(リュート、バンドーラ、オルファリオン)
マンフレート・ハラス(リコーダー、バス・ヴィオル)
録音:1992年4月5-7日、ロンドン、オールセインツ教会

ACANTHUS 94005 \2300
音楽はその銀色の音で…
16&17世紀イングランドのコンソート音楽、歌曲とリュート音楽
不詳(1600頃)/ニコラウス・ブレイヤー(1591-1630以後):
私のロビンは緑の森へ行った-クーラント
不詳(1600頃):
ダフネが美しいフォイボスから逃げ去ったとき(*)-私のつま先をくすぐって
ジョン・ベネット(1600頃)/ミヒャエル・プレトリウス(1571-1621):
ヴィーナスの鳥たち(*)-クーラント(パッキントンのパウンド)
ジョヴァンニ・コペラリオ(1575頃-1626):ファンタジー
不詳(1600頃):この楽しく快き春(*)-苺の葉/愛の光(ガイヤルド)
クリストファー・タイ(1505-1572):イン・ノミネ「叫び」
ウィリアム・マンディ(1529頃-1572):ファンタジア
ジョン・ダウランド(1563-1626):
ファンシー/盲をたたえよ、目よ(盲目の羨ましさ)(*)
ロバート・ホワイト(1538-1574):イン・ノミネ
ナサニエル・パトリック(?-?):死に備えよ(*)
ピーター・フィリップス(1560-1628):パヴァーヌと悲しみのガイヤルド
ウィリアム・ブレイド(1560-1630):ガイヤルド第7番
ジョン・ダウランド:
ご婦人向きのすてきな小物(*)/デンマーク王のガイヤルド
トマス・キャンピオン(1567-1620):What harvest half so sweet is(*)
ウィリアム・ブレイド:スコットランド舞曲
アントニー・ホルボーン(?-1602):
すいかずら(アルマンド)-妖精のラウンド(ガイヤルド)
マサイアス師のガイヤルド
ジョン・ダウランド:今こそ別れねばならない(*)
ウィリアム・ブレイド:パヴァーヌとガイヤルド第4番
クヌート・ショッホ(テノール(*))
ピーター・クロトン(ルネサンスリュート)
マリアンネ・リューティ&マンフレート・ハラス(指揮)
アンサンブル・ガリアルダ・バーゼル
マリアンネ・リューティ、マンフレート・ハラス、エヴァ・クラスタン、
ヴェロニク・ダニエルス、ベアーテ・クノープロッホ、
アンドレアス・シェーニ(ルネサンス・リコーダー)
録音:1996年6月14-16日、スイス、ブーデンドルフ、改革派教会

ACANTHUS 94007 \2300
リコーダーの技法 リコーダーとオルガン
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767):
ソプラノリコーダーと通奏低音のためのメトーディシュ・ソナタ ト長調
ダニエル・パーセル(1660-1717):
アルトリコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
音楽時計(オルガン)にための小品集
ヨハン・クリスティアン・シックハルト(1680頃-1762):
アルトリコーダーと通奏低音のためのソナタ イ短調 Op.17 No.3
ジョン・スタンリー(1713-1786):
リコーダーと通奏低音のためのソナタ ニ短調
オルガンのためのヴォランタリー Op.5 No.8
ヨハン・クリストフ・ペープシュ(1667-1752):
アルトリコーダーと通奏低音のためのソナタ へ長調
ジョン・バストン(18世紀):
協奏曲第2番ハ長調(ソプラノリコーダーとオルガンのための編曲版)
マンフレート・ハラス(リコーダー)
ヘルベルト・ダイニンガー(オルガン)
録音:1998年8月13-15日、ドイツ、ブランジンゲン、福音教会

ACANTHUS 94009 \2300
愛の歌 ギター伴奏歌曲集
マヌエル・ガルシーア(1775-1832):スペインの奇想詩集
Baxelito nuevo,Y no lo digo por mal
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):3っつのカヴァティーナ(Op.39 から)
Par che di giubilo,Alle mie tante lagrime,Confuso, smarrito
フェルナンド・ソル(1778-1839):3つのセギディーリャ・ボレーラ
Cesa de atormentarme,Mis descuidados ojos,Si dices que mis ojos
マルエル・ガルシーア:Tus ojuelos/El dinero/Que tentacion de risa
フェデリコ・モレッティ(1765-1838):好奇心
マウロ・ジュリアーニ:3つのドイツ語歌曲 Op.98;別れ,別れ,セレナード
エイトール・ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギターのための前奏曲第1番/モディーニャ
ロベルト・ジェラルド(1896-1970):死と乙女/闘牛
エヴァ・チャポ(ソプラノ)
ペーター・カーステンス(ギター)
録音:1991年3月8日、スイス、バーゼル、ライヴ

ACANTHUS 94010 \2300
チェンバロの歴史的名器 Vol.1
さらば、喜びよ;運命、わが敵よ イングランドのヴァージナル音楽
ウィリアム・バード(1542-1623):
涙のパヴァーヌ/さらば、喜びよ-運命、わが敵よ
ローランド、またはウィルビー卿のいらっしゃいませ
私がウォルシンガムへ行ったとき/
ウィルソンの、またはウォルジーのワイルド
ソールズベリー伯爵;パヴァーヌ,第一のガイヤルド,第二のガイヤルド
ファンタジア/御者の口笛/鐘
トマス・トムキンズ(1573-1656):
スタッフォード伯爵;パヴァン,ガイヤルド
この狂乱の時勢の悲しきパヴァーヌ/グラウンド/バラフォスタスの夢
デイヴィッド・レイ(チェンバロ)
録音:1998年10月26-28日、イギリス、オックスフォード州チャーベリー
使用楽器:1623年、アントワープ、アンドレアス・リュッケルス製
(1996年、デイヴィッド・レイ修復)

ACANTHUS 94011 \2300
バロックからクラシックへのオルガン音楽
ゲオルク・ベーム(1661-1733):前奏曲とフーガ ハ長調
ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター(1684-1748):
パルティータ「イエス、わが喜び」
J・S・バッハ(1685-1750):トリオ・ソナタ第3番ニ短調 BWV527
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1714-1788):
ソナタ変ロ長調 Wq.70 No.2
ヨハン・ルートヴィヒ・クレープス(1713-1780):
幻想曲ヘ長調-イタリア風幻想曲ヘ長調-前奏曲ハ長調
クリスティアン・ハインリヒ・リンク(1770-1846):
フルート協奏曲ヘ長調 Op.55
ヘルベルト・ダイニンガー(オルガン)
録音:1999年?、ドイツ、レールラッハ、キリスト教会

ACANTHUS 94012 \2300
チェンバロの歴史的名器 Vol.2 テンドゥッチのチェンバロ
J・S・バッハ(1685-1750):パルティータ第5番ト長調 BWV829
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):
ソナタ第6番ハ短調 Op.5 No.6
ジュスト・フェルディナンド・テンドゥッチ(1735-1790):
ソナタ第3番ヘ長調
ヨハン・クリスティアン・バッハ:ソナタ第4番変ホ長調 Op.5 No.4
J・S・バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
デイヴィッド・レイ(チェンバロ)
録音:2000年1月24-26日、イギリス、オックスフォード州チャーベリー
使用楽器:1766年、ロンドン、アメリクス・バッカース製(1999年、デイヴィ
ッド・レイ修復)
イタリア生まれのカストラート歌手、セネシーノことジュスト・フェルディ
ナンド・テンドゥッチが購入し所有していたチェンバロを使用。
テンドゥッチ、バッカース、および楽器修復に関する資料(テキスト112ペー
ジと写真87枚)を収めたCD-ROM付きですが、動作保証はいたしかねますので
ご了承ください。

ACANTHUS 94013 \2300
チェンバロの歴史的名器 Vol.3 偉大なるイギリスのチェンバロ
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):組曲第7番ト短調
ジョゼフ・ケルウェイ(1702-1782):ソナタ第2番ト短調
ヨハン・クリスティアン・バッハ(1735-1782):ソナタ変ロ長調 Op.17 No.6
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:シャコンヌ ト長調
デイヴィッド・レイ(チェンバロ)
録音:2000年5月22-24日、イギリス、オックスフォード州チャーベリー
使用楽器:1773年、ロンドン、バーカット・シュディ&ジョン・ブロード
ウッド製
(1993年、同社修復/2000年、デイヴィッド・レイ最終修復)
英国で最大、ヨーロッパでも最大級の歴史的チェンバロとされる楽器を使用
しています。

ACANTHUS 94014 \2300
チェンバロの歴史的名器 Vol.4 ドイツのチェンバロ
ヤン・アダム・ラインケン(1623-1722):組曲第7番ト長調
ゲオルク・フィリップ・テレマン(1681-1767)/J・S・バッハ編曲:
協奏曲ト長調
ヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルク(1727-1756):前奏曲とフーガ ヘ短調
ヨハン・クリストフ・グラウプナー(1863-1760):組曲ハ長調
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):シャコンヌ ヘ短調
ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト(1696-1715)/
J・S・バッハ編曲:協奏曲ニ短調
デイヴィッド・レイ(チェンバロ)
録音:2002年5月20-22日、イギリス、オックスフォード州チャーベリー
使用楽器:1623年、アントワープ、アンドレアス・リュッケルス製
(1996年、デイヴィッド・レイ修復)

ACANTHUS 94015 \2300
チェンバロの歴史的名器 Vol.5 イギリスのスカルラッティ
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ
ニ短調 K.1/ト長調 K.2/ニ短調 K.9/嬰ヘ短調 K.25/ロ短調 K.27
ニ長調 K.96/ト長調 K.13/ト長調 K.14/ト長調 K.105/変イ長調 K.127
ヘ長調 K.44/ハ長調 K.132/ハ長調 K.133/ト長調 K.125
ニ長調 K.140/ニ長調 K.119
デイヴィッド・レイ(チェンバロ)
録音:2002年1月20-22日、イギリス、オックスフォード州チャーベリー
使用楽器:1768年、ロンドン、ジェイコブ・カークマン製
(2001-2002年、デイヴィッド・レイ修復)

ACM 001 \2300
ハンス・フーバー(1852-1921):合唱&四重唱作品集
5つの四重唱曲 Op.52(*)
10のレントラー「ルツェルン湖より」Op.47
ゲーテの「西東詩集」による10の四重唱曲 Op.69(*)
リーダーシュピール「青春と愛の歌集」Op.72(*/+)
バルバラ・ロッハー(ソプラノ(*))
リリアーネ・チュルヒャー(アルト(*))
ルーカス・アルブレヒト(テノール(*))
ペーター・ブレッヒビューラー(バス(*))
アロイス・コッホ(指揮(+))
ルツェルン・アカデミー合唱団(+)
ルツェルン・ピアノ・デュオ
アリーツェ・ハウク、ピウス・ウレッヒ
録音:1994年6月17-18日、スイス、アールガウ州、ボスヴィル旧教会
1994年9月1日、スイス・ドイツ語放送局、スタジオ・バーゼル
Huber: Choral & Vocal Quartet Works with Accompaniment of Piano 4 Hands /

ACM 002 \2300
ハンス・フーバー(1852-1921):
「ルツェルン湖より」 ワルツ、レントラー、メロディーとロマンス
ヴァイオリン、チェロとピアノ四手連弾のためのワルツ集 Op.27
チェロとピアノのための2つのロマンス Op.30(*)
10のレントラー「ルツェルン湖より」Op.47
ヴァイオリンとピアノのための3つのメロディー Op.49(*)
ヴァイオリン、チェロとピアノ四手連弾のためのワルツ集 Op.54
ルイス・パンティロン(ヴァイオリン)
セバスティアン・サンジェル(チェロ)
ピウス・ウレッヒ(ピアノ(*))
ドミニク・ドロン&ピウス・ウレッヒ・ピアノ・デュオ
録音:2003年1月24-26日、スイス、アールガウ州アーラウ、文化会議堂

ACM 003 \2300
思い出 ピアノ四手連弾のための古き良き時代のダンス音楽
クサヴァー・シャルヴェンカ(1850-1924):ワルツ変ホ長調 Op.44
モリツ・モシュコフスキ(1854-1925):ドイツ舞曲 Op.25
サミュエル・バーバー(1910-1981):バレエ組曲「思い出」Op.28
ローベルト・フックス(1847-1927):10のウィンナ・ワルツ Op.42
フロラン・シュミット(1870-1958):ワルツ「ドイツの反映」Op.28
ドミニク・ドロン&ピウス・ウレッヒ・ピアノ・デュオ
録音:2004年7月19-21日、スイス、アールガウ州、ボスヴィル旧教会




<SELENE>
CD-S 9304.11 \2080
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835-1880):
ヴァイオリン協奏曲第2番ニ短調 Op.22
アダム・コステツキ(ヴァイオリン)
ヴォイチェフ・ミフニェフスキ(指揮)
ポズナン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1992年
アダム・コステツキはワルシャワに生まれ、モスクワ音楽院でダヴィド・オ
イストラフに師事、主としてドイツ各地のオーケストラのコンサートマスタ
ーとして活躍してきたヴァイオリニストです。

CD-S 9407.23 \2080
ヴィヴァルディ(1678-1741):「四季」
ロッシーニ(1792-1868):弦楽のためのソナタ第2番イ長調
アダム・コステツキ(ヴァイオリン、指揮)
ハノーファー室内管弦楽団
録音:1992年、ドイツ、ハノーファー

CD-S 9402.18 \2080
モーツァルト(1756-1791):オルガン作品全集 Vol.1 教会ソナタ集
変ホ長調 K.67/変ロ長調 K.68/ニ長調 K.69/ニ長調 K.144
変ロ長調 K.212/へ長調 K.224/イ長調 K.225/ト長調 K.241
ヘ長調 K.244/ニ長調 K.245/ハ長調 K.263/ト長調 K.264
ハ長調 K.268/ハ長調 K.328/ハ長調 K.329/ハ長調 K.336
カロル・ゴウェンビョフスキ(オルガン)
イェジ・サルヴァロフスキ(指揮)
ポモジェ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1989年、ビドゴシュチ

CD-S 9403.19 \2080
モーツァルト(1756-1791):オルガン作品全集 Vol.2
幻想曲ヘ短調 K.608
幻想曲(アレグロとアダージョ)K.594(ゴウェンビョフスキ版)
アンダンテ へ短調 K.616/ヴェローナ風アレグロ K.72a
フーガ変ホ長調 K.153/同ト短調 K.154/ライプツィヒのジーグ K.574
序曲ハ長調 K.399/アダージョとロンド ハ短調-ハ長調 K.617
アダージョ ハ長調 K.356/フーガ ト短調 K.401(四手連弾)(*)
アダージョとフーガ ハ短調 K.546
カロル・ゴウェンビョフスキ(オルガン)
ヴィクトル・ウィヤク(オルガン(*))
録音:1989年、グダンスク、聖ニコライ教会

CD-S 9407.23 \2080
J・S・バッハ:オルガン作品集
トッカータ ニ短調 K.565/カンツォーナ ニ短調 K.588
コラール編曲「今ぞ喜べ、愛するキリスト者たちよ」K.734
同「いと高きにある神にのみ栄光あれ」K.715/幻想曲ト長調 BWV572
協奏曲イ短調 K.593/前奏曲とフーガ ニ長調 K.532
ソナタ第6番ト長調 K.530/パッサカリア ハ短調 K.582
カロル・ゴウェンビョフスキ(オルガン)
録音:1991-1992年、オランダ、ブレダ、大教会、
スウェーデン、クリスチャンスタッド、聖三位一体教会

CD-S 9704.35 \2080
マックス・レーガー(1873-1916):オルガン作品集
B-A-C-Hによる幻想曲とフーガ Op.46
コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」による幻想曲 Op.52 No.2
序奏とパッサカリア Op.63
幻想曲とフーガ ニ短調 Op.135B
カロル・ゴウェンビョフスキ(オルガン)
録音:1997年?、ストックホルム、ヘドヴィグ=エレオノーラ教会

CD-S 0001-7.54-67 14枚組 \25000
J・S・バッハ:オルガン作品全集
カロル・ゴウェンビョフスキ(オルガン)
録音:オランダ、ブレダ、大教会/スウェーデン、クリスチャンスタッド、
聖三位一体教会
2枚組7巻仕立てとなっておりますが、当面全巻一括の形でのみ行います。
なお、セット用外箱はございません。

<MELODIYA>
MELCD 1000190 \1780
アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
交響曲第3番ハ短調「神聖な詩」Op.43(1903)(*)
「プロメテウス(火の詩)」(交響曲第5番)(1911)(+)
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ(+))
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
モスクワ放送合唱団(+)
録音:1968年(*)/1988年(+)

MELCD 1000543 \1780
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー
マックス・レーガー(1873-1912):無伴奏チェロ・ソナタ第2番 Op.131c(*)
R・シュトラウス(1864-1949):チェロ・ソナタ Op.6(+)
J・S・バッハ(1685-1750)/アウグスト・ヴィルヘルミ(1845-1908)編曲:
管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068 より アリア(#)
マリア・テレジア・フォン・パラディース(1759-1824)/
グリゴリー・ペッケル(1905-1983)編曲:シシリエンヌ(#)
ショパン(1810-1849)/アレクサンドル・グラズノフ(1865-1936)編曲:
練習曲嬰ハ短調 Op.25 No.7(#)
メンデルスゾーン(1809-1847):無言歌ホ長調 Op.53 No.2(**)
サン=サーンス(1835-1921):「動物の謝肉祭」から 白鳥(++)
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ)
アレクセイ・ジプツェフ(ピアノ(+/++))
ナウム・ヴァルテル(ピアノ(#))
録音:1962年(*/+)/1948年(#)/1952年(**)/1956年(++)
クヌシェヴィツキー(1908-1963)はロシアのヴィルトゥオーゾ・チェリスト。
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)、レフ・オボーリン(ピアノ)と組ん
だトリオによるベートーヴェンのピアノ三重奏曲、三重協奏曲の名盤がよく
知られています。

MELCD 1001030 \1780
ラフマニノフ(1873-1943):24の前奏曲
嬰ハ短調 Op.3 No.2/10の前奏曲 Op.23/13の前奏曲 Op.34
ヴィクトル・エレシュコ(ピアノ)
録音:1995年10月22-24日
ヴィクトル・エレシュコ(1942年生まれ)は1963年ロン・ティボー・コンクー
ルで優勝、1966年チャイコフスキー・コンクールで第3位に入賞した名ピアニ
ストで、ラフマニノフを得意としています。

MELCD 1001229 \1780
ヴィヴァルディ(1678-1741):協奏曲集
オーボエと弦楽合奏のための協奏曲イ短調 RV461(*)
ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲イ長調 RV546(+/#)
ヴァイオリン、弦楽とチェンバロのための協奏曲ホ短調 RV278(+)
チェロ、弦楽とチェンバロのための協奏曲ロ短調 RV424(+/#)
ヴァイオリン、チェロと弦楽のための協奏曲変ホ長調 RV547(+)
フルート協奏曲ト短調「夜」Op.10 No.2 RV439(**)
エフゲニー・ネパロ(オーボエ(*))
ルドルフ・バルシャイ(指揮(*))
モスクワ室内管弦楽団(*)
オレグ・カガン(ヴァイオリン(+))
ナターリャ・グートマン(チェロ(#))
レフ・マルキス(指揮(+))
モスクワ・フィルハーモニー交響楽団アンサンブル・オヴ・ソロイスツ(+)
アルベルト・ゴフマン(フルート(**))
ダヴィド・オイストラフ(指揮(**))
モスクワ・フィルハーモニー・アンサンブル・オヴ・ソロイスツ(**)
録音:1968年(*)/1974年(+)/1968年(**)

MELCD 1001230 \1780
J・S・バッハ(1685-1750):オルガン作品集
トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
コラール前奏曲
「われら悩みの極みにありて BWV641
「最愛なるイエスよ、われらはここにあり」BWV633
「ただ神の摂理に任す者」BWV691a
「いと高きにある神にのみ栄光あれ」BWV711
「わが心の切なる思い」BWV727
「今ぞ喜べ、愛するキリスト者のともがらよ」BWV734
「われは御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ」BWV639
「古き年は過ぎ去り」BWV614
「汝らキリスト者よ、こぞりて神をたたよ」BWV732
「イエス、わが喜び」BWV610/「神のひとり子なる主キリスト」BWV601
「来たれ、創り主にして聖霊なる神よ」BWV631
「栄光の日は来たりぬ」BWV629
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
レオニード・ボイズマン(オルガン)
録音:1960年代、モスクワ音楽院大ホール




<VISTA VERA>
VVCD 00134 \1780
マリア・グリンベルクの遺産 Vol.7
シューマン(1810-1856):
子供の情景 Op.15(*)/雑記帳 Op.99(+)
交響的練習曲 Op.13(#)/3つの幻想的小品 Op.111(**)
マリア・グリンベルク(ピアノ)
録音:1951年(*)/1947年(+)/1961年(#)/1970年(**)

VVCD 00135 \1780
ヴィヴァルディ(1678-1741):6つのファゴット・ソナタ
第1番変ロ長調 RV47/第2番ヘ長調 RV41/第3番イ短調 RV43
第4番変ロ長調 RV45/第5番ホ短調 RV40/第6番変ロ長調 RV46
ワレーリー・ポポフ(ファゴット)
アレクサンドル・バフチエフ(ピアノ)
録音:1988年

VVCD 00136 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.9
アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
ピアノ・ソナタ第3番嬰ヘ短調 Op.23/同第9番 Op.68
詩曲 Op.59 No.1/前奏曲 Op.74 Nos.1,3,4
ピアノ・ソナタ第5番 Op.53/同第8番 Op.66/詩曲 Op.69 No.1
同 Op.32 No.1/練習曲 Op.42 Nos.3-5
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1958年6月8日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ

VVCD 00137 \1780
ウラディーミル・ソフロニツキー Vol.10
アレクサンドル・スクリャービン(1872-1915):
前奏曲 Op.13 No.1/Op.11 No.2/Op.13 No.3/Op.11 Nos.4,5/Op.13 No.6
Op.15 No.1/Op.9 No.1/Op.11 Nos.9,10/Op.22 No.2/Op.16 Nos.2,5,4,
Op.11 No.15,16,19,21,22,24
詩曲 Op.52 No.1/Op.59 No.1/Op.51 No.2/Op.52 No.3/Op.63 No.1
悪魔的詩曲 Op.36/ピアノ・ソナタ第9番 Op.68/詩曲 Op.69 Nos.1.2
暗い炎 Op.73 No.2/花飾り Op.73 No.1/ピアノ・ソナタ第10番 Op.70
頼りなさ Op.51 No.1/アルバムの綴り Op.45 No.1/練習曲 Op.42 No.5
マズルカ Op.40 No.2/練習曲 Op.8 No.12
ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)
録音:1960年2月2日、モスクワ音楽院マリー・ホール、ライヴ

VVCD 00138 \1780
カルル・エリアスベルク、ブラームスを振る
ブラームス(1833-1897):
交響曲第3番ヘ長調 Op.90(*)
ヴァイオリン、チェロと管弦楽のための二重協奏曲イ短調 Op.102(+)
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン(+))
スヴャトスラフ・クヌシェヴィツキー(チェロ(+))
カルル・エリアスベルク(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団(*)
レニングラード放送交響楽団(+)
録音:1951年3月5日(*)/1948年4月19日(+)
カルル・エリアスベルク(1907-1978)はミンスク(現ベラルーシ共和国首都)に
生まれたソヴィエトの指揮者で、レニングラード放送交響楽団の首席指揮者、
ソヴィエト国立交響楽団の次席指揮者を務めました。ブラームスは彼のお気
に入りの作曲家。オイストラフとクヌシャヴィツキーという大物をソリスト
に向かえるという豪華さ。




<AQUARIUS>
※ほぼキリル文字のみの表記となっております。歌唱はロシア語です。

AQVR 259-2 \1780
イリーナ・マスレンニコワ 歌曲集
ブラーホフ、アリャビエフ、グリンカ、チャイコフスキー、ラフマニノフ、
バッハ、シューベルト、ショパン、グノー、シャミナード、ビゼー、
ドリーブ、ベネディクト、クライスラー、リスト、ドビュッシー、ラヴェル、
グリーグ、ピエルネの作品(全23曲)
イリーナ・マスレンニコワ(ソプラノ) 伴奏者
録音:1946-1954年

AQVR 260-2 \1780
セルゲイ・レメシェフ 歌曲集
シューベルト、ベートーヴェン、グリーグ、モニュシュコ、リストの作品
(全25曲)
セルゲイ・レメシェフ(テノール) 伴奏者
録音:1947-1972年

AQVR 272-2 2枚組 \3560
チャイコフスキー:歌曲集(全49曲)
セルゲイ・レメシェフ(テノール) 伴奏者
録音:1938-1966年

AQVR 273-2 \1780
チャイコフスキー、ラフマニノフ:歌曲集(全26曲)
セルゲイ・レメシェフ(テノール) 伴奏者
録音:1946-1959年

AQVR 276-2 \1780
セルゲイ・レメシェフ イタリア歌曲集
タロアフェッリ、クルティス、ロッシーニ、ブラッティ、カプア、デンツァ、
トセッリ、ビスカルディ、レオンカヴァッロ、チャイコフスキー、他の作品
(全15曲+別テイク9曲)
セルゲイ・レメシェフ(テノール) 伴奏者
録音:1932-1954年

AQVR 286-2 \1780
ナジェジダ・オブホワ オペラ・アリア&二重唱曲集
ダルゴムイシスキー:「石の客」、チャイコフスキー:「スペードの女王」、
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」、「皇帝の花嫁」、「雪娘」、
ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」、ボロディン:「イーゴリ公」、
マスネ:「ウェルテル」、サン=サーンス:「サムソンとデリラ」、
ビゼー:「カルメン」から
ナジェジダ・オブホワ(メゾソプラノ)
N・オゼロフ、V・シェフツォフ、I・コズロフスキー(テノール)
A・イワーノフ(バリトン)
様々な指揮者 ボリショイ劇場管弦楽団 ピアノ伴奏者
録音:1937-1947年

AQVR 293-2 \1780
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
ドビュッシー:練習曲第11番(+)
チャイコフスキー:夜想曲 Op.19(+)
プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」からの行進曲 Op.33ter(+)
同:「束の間の幻影」Op.22 Nos.3,5,9,10,11,17(+)
ショスタコーヴィチ:前奏曲とフーガ Op.87 Nos.1,24(+)
エミール・ギレリス(ピアノ)
フリッツ・ライナー(指揮(*))
シカゴ交響楽団(*)
録音:1955年10月29日(*)/1954年3月5、22日、パリ、スコラ・カントルム(+)

AQVR 296-2 \1780
マスネ:オペラ「マスネ」から 抜粋(3種の録音から11曲+別テイク4曲)
グノー:オペラ「ロミオとジュリエット」から 抜粋(2曲)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
イリーナ・マスレンニコワ(ソプラノ) 他
S・サモスード、V・ネボリシン、A・ガウク(指揮)
録音:1948-1951年

AQVR 297-2 \1780
セルゲイ・レメシェフ&イリーナ・マスレンニコワ 
オペラ・アリア&二重唱曲集
ヴェルディ:「椿姫」、プッチーニ:「ボヘーム」、
リムスキー=コルサコフ:「五月の夜」、
グノー:「ロミオとジュリエット」から
タネーエフ:「ロミオとジュリエット」のための二重唱曲
(チャイコフスキーのスケッチによる)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)
イリーナ・マスレンニコワ(ソプラノ) 他
S・サハロフ、A・オルロフ、S・サモスード、V・ネボリシン、
N・ゴロワーノフ(指揮)
録音:1944-1953年

AQVR 299-2 2枚組 \3560
チャイコフスキー:オペラ「イヨランタ」
ボリス・ブガイスキー、グラフィーラ・ズーコフスカヤ、
パンテレイモン・ノルツォフ、
グリゴリー・ボリシャコフ、アレクサンドル・バトゥーリン、
アレクサンドル・ホッソン、
ミハイル・ソロビヨフ、マリア・レヴィーナ、
カピトリーナ・パチェフスカヤ、
バーシャ・アンボルスカヤ(歌)
S・サモスード(指揮)
ボリショイ劇場管弦楽団&合唱団
録音:1940年

AQVR 305-2 \1780
マルク・レイゼン 歌曲集
ヤコブレフ、ヴァルラーモフ、グリンカ、ボロディン、
リムスキー=コルサコフ、
グレチャニノフ、ブレイフマン、ストリピン、A・ルビンシテイン、
イッポリトフ=イワーノフ、マラシキンの作品
マルク・レイゼン(バス) 伴奏者
録音:1930年代-1952年




<IM LAB>
※ほぼキリル文字のみの表記となっております。

IMLCD 097 \1780
ミハイル・グリンカ(1804-1857):歌曲集 Vol.1
(全26曲;1824-1834)
I・コズロフスキー、T・ガヴロワ、S・シャポシニコフ、L・シモノワ、
G・ヴィノグラードフ、M・マクサコワ、V・ボリセンコ、N・グトロヴィチ、
E・カトゥリスカヤ、N・オブホワ、I・マスレンニコワ、E・シュミリナ、
L・ネヴェロフ、A・オルフェーノフ、I・ペトロフ、N・オホチンコフ、
A・イワーノフ、G・トゥフティナ、A・ゼムリャノイ、N・ドルリアク、
S・フロムチェンコ(歌) 伴奏者

IMLCD 098 \1780
ミハイル・グリンカ(1804-1857):歌曲集 Vol.2
(全26曲;1834-1840)
I・ペトロフ、N・ドルリアク、N・グトロヴィチ、G・ネレップ、M・レイゼン、
V・レベディ、B・シトコロフ、P・リシツィアン、I・コズロフスキー、
A・ソロヴャネンコ、N・クリブリャ、S・レメシェフ、N・シピーレル、
A・ドニーシェフ、V・アンドリアノフ、G・ヴィシネフスカヤ、A・ロズム、
V・イワノワ(歌) 伴奏者

IMLCD 099 \1780
ミハイル・グリンカ(1804-1857):歌曲集 Vol.3
(全20曲+別テイク5曲;1840-1856)
A・オルフェーノフ、G・ネレップ、B・ズラトゴロワ、S・レメシェフ、
A・ロズム、I・マスレンニコワ、O・ムシャンスカヤ、N・ドルリアク、
V・ボリセンコ、G・ヴィノグラードフ、G・ヴィシネフスカヤ、V・イワノワ、
S・ミガイ、V・バエワ、I・コズロフスキー、N・オブホワ、
S・シャポシニコフ(歌) 伴奏者

IMLCD 097-099 3枚組 \5340
ミハイル・グリンカ(1804-1857):歌曲集(Vol.1-3)
IMLCD 097, 098, 099のセット。

IMLCD 103 2枚組 \3560
ルイ14世の宮廷の音楽
ジャック・マルタン・オトテール(1656-1728):
リコーダーと通奏低音のための組曲 Op.5 No.1
フランソワ・クープラン(1668-1733):王宮のコンセール第2番
ジャック・マルタン・オトテール:2つの高音楽器のための組曲 Op.8 No.3
マラン・マレ(1656-1728):音階/夢見る女
ノヴァヤ・ゴッランディヤ・バロック・アンサンブル
パーヴェル・アンドレーエフ(フラウト・トラヴェルソ)
ユリア・ルリエ(ヴィオラ・ダ・ガンバ、ソプラノ・ヴィオル)
ミハイル・ブレッヘル(チェンバロ)
録音:1998-2002年
ノヴァヤ・ゴッランディヤは1989年、サンクトペテルブルクでパーヴェル・
アンドレーエフによって創設されたピリオド楽器アンサンブル。

IMLCD 104 \1780
ヴィターリ、ビーバー、J・S・バッハ:ヴァイオリン作品集
トマゾ=アントニオ・ヴィターリ(1665-1735):シャコンヌ ト短調(*)
ハインリヒ・イグナーツ・フランツ・フォン・ビーバー(1644-1704):
16のソナタ(15の「ロザリオのソナタ」とパッサカリア)から
無伴奏ヴァイオリンのためのパッサカリア
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV1004 から シャコンヌ
ユリア・ルリエ(ヴァイオリン)
ミハイル・ブレッヘル(チェンバロ(*))
録音:1998-2002年
ルリエ、ブレッヘルはともにノヴァヤ・ゴッランディヤのソリスト。

IMLCD 105 \1780
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV1007
無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
コンスタンチン・クチェロフ(チェロ)
録音:2001年
コンスタンチン・クチェロフもノヴァヤ・ゴッランディヤのソリストで、
J・S・バッハの「無伴奏チェロ組曲」をバロック・チェロを用いてピリオド
奏法で演奏したロシアで最初のチェリストとして知られています。

IMLCD 106 \1780
われら御身に向かいて歌う ロシア正教会聖歌集(全20曲)
オリガ・ボンダレフスカヤ(指揮)
石の島の洗礼者ヨハネ生誕教会聖歌隊&独唱者
録音:2005年、サンクトペテルブルク、石の島の洗礼者ヨハネ生誕教会




<JMR>
JMRCD 010 \1780
すべてに、すべてに、わが感謝を… 
レールモントフの詩による声楽作品集 Vol.2
ヴィクトル・ベリイ(1904-1983)、
アントン・ルビンシテイン(1829-1894)、
アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869)、
アレクセイ・シシキン(19世紀)、
アレクサンドル・ワルラーモフ(1801-1848)、
ドミートリー・トルストイ(1923-2003)、
フェリクス・ブルーメンフェルト(1863-1931)、
オスカル・ストロク(1896-1975)、プラトン・ブロウン(19世紀)、
ラフマニノフ(1873-1943)、ユーリー・エフィモフ(1923-)、
チャイコフスキー(1840-1893)、ワディム・ビベルガン(1937)の作品、
ロシア民謡
ウラディーミル・アレクサンドロヴィチ(バス)
セルゲイ・ウリヴァエフ(ピアノ)




<OLYMPIA>
MKM 189 2枚組 \3560
チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23(*)
ピアノ協奏曲第3番ト長調 Op.75(*)
ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44(*)
ピアノ・ソナタ嬰ハ短調 Op.80(+)
エミール・ギレリス(ピアノ)
ロリン・マゼール(指揮(*))
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(*)
録音:1972年(*)/1962年(+) 原盤:EMI(*)/BZK(+)

<SOLSTICE>
FYCD 939 \1780
ガティアン・マルカイユー(1807-1855):インディアナ、その他15のワルツ
インディアナ、スミレの花束、月の輝き、奔流、森の花、浮気女、秋の葉、
バラの花束、他 
アレクサンドル・ソレル(ピアノ)
録音:1995年 12月
南フランス生まれのマルカイユーは近代フランスのワルツ等の舞踊音楽を革
新し、後年フォーレ、ラヴェル、サン=サーンス、ミヨー等に影響を与えた。
マルカイユーと9歳のときに初めて出合ったフォーレは終生彼を尊敬していた
という。




<Suoni e Colori>
SC 253412 \2180
DSCH 3 Signes sectets
ショスタコーヴィチ:
(1)ピアノ・トリオ 第2番 op.67
(2)ブロークの詩による7つの歌 op.127
アレクサンドル・ブリュシロフスキー(vn)
ナタリア・コーマ(vc)
ヴォロディミール・ヴィニツキ(p)
タチアナ・スミルノヴァ(sp)
録音:2006年3月

<BOHEME>
CDBMR 006147 \1780
ロシアのブラス・ミュージック
カリンカ/セントルイス・ブルース/ヴォルガの舟歌/リオ・リタ
「黒い瞳」の主題による小品(プフコフ作曲)
ヴィオレッタ・タンゴ(ヴェルディの「椿姫」による)
ジプシーの主題によるパラフレーズ(ネクラーソフ作曲)
ロイヤル・ガーデン・ブルース(ウィリアムズ作曲/レベジェフ編曲)
バレエ「ガイーヌ」から レズギンカ(ハチャトゥリアン作曲)
タイガー・ラグ(ラ・ロッカ作曲/レベジェフ編曲)/夕べの鐘
カルパチアのメロディー/煙が目にしみる
アヴェ・マリア(シューベルト作曲)/公園で/マーチ・スウィング
アムル川の波涛/ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス I)
波涛を越えて(ロサス)/フローレンス行進曲(フチーク作曲)
アナトリー・ムハメジヤン(指揮)
コルニエンコ公吹奏楽団
タイトルや解説文中には「ブラス」とありますが、クラリネットやフルート
も編成に加わっています。ポピュラー・タッチでややムード風の演奏ですが、
「黒い瞳」にタンゴ「ラ・クンパルシータ」のメロディーををかぶせるなど、
なかなか楽しませてくれます。

760902 \1780
ロシアのワルツとマーチ集
不詳:プレオブラジェンスキー連隊行進曲
不詳:サラトフスキー連隊行進曲
ベッケル:Forest Tile
不詳:バトゥリンスキー連隊行進曲
ブランテル:市立公園で(ワルツ)
ラーセク:バグラチオン(ワルツ)
クユス:アムル川の波涛(ワルツ)
不詳:カヴァレルガルツキー連隊行進曲
ジョイス:秋の眠り(ワルツ)
アガプキン:スラヴ娘の別れ(行進曲)
不詳:砲兵隊よ位置につけ(行進曲)
マリツェフ:フィンランドの朝(ワルツ)
ゲーデ:第5キエフ擲弾兵隊行進曲
アガプキン:青い夜(ワルツ)
不詳:ペチョルスキー連隊行進曲
エファーノフ:リャオリャアオン近郊の戦い(行進曲)
ジョイス:思い出(ワルツ)
トロフィモフ:母国への郷愁(行進曲)
N・ウシャポスキー、E・エルドゥイシェフ、S・ソコロフ(指揮)
レニングラード軍管区司令部軍楽隊

760904 \1780
セミョン・チェルネツキー(1881-1950):軍隊行進曲選集
ロコソフスキー荘厳行進曲/レニングラード近衛歩兵部隊行進曲
砲兵隊行進曲/選抜部隊行進曲/近衛臼砲兵隊行進曲/空輸部隊行進曲
パンフィーロフ将軍記念第8近衛部隊行進曲/パレード行進曲
スターリングラードの英雄/赤軍のブダペスト進攻/モスクワのあいさつ
ウクライナ行進曲/勝利の祝典/母国に栄光あれ(パレード行進曲)
N・ウシャポフスキー、R・ラプチェフ、Y・バルタシェヴィチ(指揮)
レニングラード軍管区司令部軍楽隊




<KAPELMEISTER>
KAP 003 \1780
ロシア国防省軍楽隊 戦勝60周年記念
伝承曲/アクセノフ編曲:イズマイロフ近衛連隊行進曲
ハリコフ:レフォルトヴォ行進曲
アガプキン:スラヴ娘の別れ
ペトロフ/プフコフ編曲:フッサール行進曲
オクジャーワ:映画音楽「ベラルーシの鉄道駅」から 勝利をこそわれらに
フレンニコフ/セレブレンニコフ編曲:砲兵隊行進曲
フォミチェフ/ペストフ編曲:エレツから来たわれら
ヴォルコフ:5月9日(行進曲)
チェメツキー:戦車隊員行進曲/近衛臼砲兵隊行進曲
トロフィモフ/ドゥナーエフ編曲:母国への郷愁(行進曲)
ワレーリー・ハリコフ、アンドレイ・コロトゥシュキン、
セルゲイ・ドゥルイーギン(指揮)
ロシア国防省軍楽隊




<MELODIYA>
MELCD 6000519 \1780
パレード ブラスバンドによる行進曲集
アガプキン:スラヴ娘の別れ
チェメツキー:モスクワのあいさつ
ハイト:高く、より高く
リューティ:ブラスバンド
イワーノフ・ラトケヴィチ:ガステッロ大佐
ハチャトゥリアン:愛国戦争の英雄
ソロヴィヨフ=セドイ:ナヒーモフ行進曲
ヴィシネフスキー:平和の支持者
チェメツキー:ブダペスト
ブハーロフ:プラハは待っている
ブロン:勇気ある兵士
スヴィリドフ:軍隊行進曲
ソロヴィヨフ=セドイ:旅にて
ルーノフ:近衛行進曲
スタロカドムスキー:勝利
チェメツキー:パレード行進曲
N・ミハイロフ、A・マルツェフ、N・セルゲーエフ(指揮)
ソヴィエト国防省軍楽隊第一分隊
A・プリホトチェンコ、B・ドゥイルディン(指揮) 儀杖兵軍楽隊
V・ソロダヒン(指揮) ソヴィエト海軍軍楽隊
G・チュマコフ(指揮) ソヴィエト内務省国内治安軍軍楽隊

MELCD 6000928 2枚組 \3560
ロシア海軍の軍歌と行進曲集
海はうなりをあげ/運あらば/海を愛す/ヤーブロチュコ(水兵の踊り)
われら行軍す/さらば、ロッキー山脈/望みの石/映画「大洋」からのワルツ
水兵の夜/疲れた潜水艦/乗組員は家族だ/セヴァストーポリ(ワルツ)
波は音をあげ/空襲の夜/都会の庭園で
組曲「艦上の一日」から 下甲板を片付けろ
海の守り/黒海の水夫/看守交代行進曲/海軍のコムソモール/1945年春
海軍行進曲/海上パレード/ナヒーモフ海軍学校行進曲/水兵の栄光
祝典行進曲/海兵隊行進曲/ヴァイキング/海の国境警備/故国の浜へ
ユーリー・ボガティコフ、オレグ・ウフナーレフ(歌)
ウラディーミル・ソロダヒン、ニコライ・ミハイロフ(指揮)
ロシア海軍軍楽隊
軍隊もののファンに喜ばれそうなアルバム。ただし曲名の日本語訳はかなり
アヤシイと思ってください。すみません。外装の背表紙以外はすべてキリル
文字表記です。




<OLYMPIA>
タイトル以外キリル文字表記となっています。
MKM 85 \1780
スラヴ娘の別れ
グリンカ、シャポーリン、ブランテル、ソロヴィヨフ=セドイ、
クニッペル、ムソルグスキーの作品
アレクサンドロフ・アンサンブル

MKM 98 \1780
ロシアの歌 愛国戦争時の名歌集
アレクサンドロフ、ソロヴィヨフ=セドイ、モクロウソフ、リストフ、
フレンニコフ、タバフニコフ、ノヴィーコフ、ジャルコフスキー、
ブランテル、カッツ、ドゥナエフスキーの作品
アレクサンドロフ・アンサンブル




<RUSSIAN LYRE>
RLCD 022 \1780
神の栄光に コネヴェツ男声四重唱団、ヴァラモ新修道院で歌う
鐘(ヴィクトル修道士による)
ワラーム修道院聖歌:Izhe svetom svoim
ケドロフ:われらの父
ブルマギン:善い泥棒
ズナメニ聖歌/グラズノフ編曲:肉欲の眠りに落ち
ブルガリア正教会聖歌(17世紀):起ちたまえ、おお、神よ
カルタリア=カヘティア聖歌:めでたしマリア、神の御母
ワラーム修道院聖歌/バラキレフ編曲:天使が御身に向かいて叫びぬ
ゴロワーノフ:聖母被昇天の小讃詞
ギリシャ正教会聖歌/ケドロフ編曲:主をたたえよ、わが魂よ(詩篇104)
フョードル帝:それは真にふさわしい
グリンスク修道院聖歌:主の御名をたたえよ
リヴィウ修道院聖歌/イオナファン修道士編曲:悔悟の門
リヴォフスキー:御身の選びし者は幸いなり
ゴロワーノフ:聖ニコライの小讃詞
ワラーム修道院聖歌/ドミトリエフ編曲:今ぞ天の力が
ズナメニ聖歌/ニコルスキー:いと高きところ神に栄光あれ
ゴロワーノフ:われらは御身をたたえる
ワラーム修道院聖歌/ドミトリエフ編曲:聖なる神
ギリシャ正教会聖歌、ニーロフ修道院聖歌:わが祈りを起こさせたまえ
タネーエフ:善い泥棒
チェスノコフ:天なる主をたたえよ(詩篇148)
セルビア正教会聖歌/ルザーノフ編曲:顕現日の賛美
イッポリトフ=イワーノフ:見よ、主をたたえよ
エゴロフ:おお、わが魂よ
モーツァルト・アヴェ・ヴェルム・コルプス
ワラーム修道院聖歌:ワラーム、不思議の島よ
コネヴェツ男声四重唱団
ドミートリー・メドニコフ(テノール I) 
セルゲイ・スヴォイスキー(テノール II)
ミハイル・トリフォノフ(バリトン) 
イーゴリ・ドミトリエフ(バス)
録音:2005年5月21-25日、フィンランド、ヴァラモ新修道院、キリストの変
容教会
フィンランドで唯一のロシア正教修道院であるヴァラモ修道院の新築完成を
記念して制作されたアルバム。




<BOHEMIA MUSIC>
BM 0033 \2080
ワールド・ユース・クワイアー'94 アメリカン・レパートリー
ポール・サイモン/ホーコン・スンド編曲:明日に架ける橋
カルロス・グァスタビーノ:鳩のあやまち
黒人霊歌:Soon ah will be done[神の御許に]/Down by the riverside
ロッシーニ:散歩
アストル・ピアソラ/リリアナ・カンヒアーノ編曲:天使の死
アルベルト・ファベーロ/リリアナ・カンヒアーノ編曲:
お前が好きだ[Te quiero]
カルロス・ベナビデス/ペドロ・T・ロバーリョ編曲:
ロンダ・カトンガ(カンドンベ)
黒人霊歌:Deep river
ペドロ・グティエレス/アンヘル・サウセ編曲:平原の魂[Alma llanera]
ヴィンセント・ユーマンズ/ローベルト・スンド編曲:ハレルヤ!
ローベルト・スンド(指揮)
ワールド・ユース・クワイアー(合唱)
カルメン・マリーニョ(ピアノ)
録音:1994年8月、ウルグアイ、モンテビデオ、アリアンス・フランセーズ




<GZ DIGITAL MEDIA>
L 10547-2 \2080
ファイアーワークス・オヴ・クラシック II
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲(*)
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(*)
J・S・バッハ:管弦楽組曲第3番 BWV1068 から アリア(ob/*)
ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」から フィガロのカヴァティーナ(+)
ドニゼッティ:「愛の妙薬」から 人知れぬ涙(ob-d'a/*)
モーツァルト:「フィガロの結婚」から もう飛ぶまいぞこの蝶々(*)
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」から 精霊の踊り(ob/+)
フロトウ:「マルタ」から 麗しい君の姿(vc/*)
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」から カンタービレ(ob-d'a/vc/+)
ワーグナー:「ローエングリン」から 結婚行進曲(+)
プッチーニ:「トゥーランドット」から 誰も寝てはならぬ(*)
ヴェルディ:「リゴレット」から あれかこれか(hr/+)
マスネ:「タイス」から 瞑想曲(vl/*)
ドヴォルジャーク:スラブ舞曲 Op.46 No.7(*)
グリーグ:「ペール・ギュント」から ソルヴェイグの歌(ob-d'a/+)
プッチーニ:「トスカ」から 星は光りぬ(ob/*)
チャイコフスキー:「白鳥の湖」から 白鳥のひなたちの踊り(+)
ドヴォルジャーク:「ルサルカ」から ルサルカのロマンス(vn/vn2/*)
スメタナ:「売られた花嫁」から フリアント(*)
フィビフ:詩曲(ob-d'a/+)
ドヴォルジャーク:「悪魔とカーチャ」から 悪魔の踊り(+)
ズデニェク・アダム(オーボエ(ob)、オーボエダモーレ(ob-d'a))
ズザナ・コジノヴァー(ヴァイオリン(vl))
パヴェル・ビェロウシェク(チェロ(vc))
ヴァーツラフ・ファルティーン(ホルン(hr))
ヴェロニカ・ノヴォトナー(ヴァイオリン(vn2))
クラウス・リンケル(指揮(*))
カレル・ビェロホウベク(指揮(+))
チェコ室内フィルハーモニック
録音:2003年、ドイツ、ノイブランデンブルク、コンサート教会

L 10559-2 \2080
ドヴォルジャーク:
ジプシーの歌 Op.55/近代ギリシャの3つの詩 Op.58
4つの歌 Op.82/聖書の歌 Op.99
エディタ・ランドヴァー(メゾソプラノ)
スタニスラフ・ボグニア(ピアノ)
録音:2003年、スタジオ・ラジオ・プラハ




<MAXIMUM HANNIG>
HG 0010-2 \2180
夢想 フルートとギター
チャイコフスキー:夢想
J・S・バッハ:バディネリ
フィビフ:詩曲
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番 K.545 から
グリーグ:ソルヴェイグの歌
ベートーヴェン:エリーゼのために
チャイコフスキー:古いフランスの歌
ドヴォルジャーク:ユモレスク
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
ターレガ:アフハンブラの思い出
フォーレ:パヴァーヌ
マルチヌー:コロンビーナは踊る
イベール:間奏曲
マルチヌー:内気な人形
ドビュッシー:シリンクス
ヤン・リエドルバウフ(フルート)
ミロスラフ・クラウス(ギター)
録音:1995年8月24日、チェコ、リボホヴィツェ城

HG 0017-2 \2180
瞑想 ギターとオルガン
J・S・バッハ:アリア
ヴィヴァルディ:ギターとオルガンのための協奏曲ニ長調
J・S・バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(BWV147 より)
ホアキン・ロドリーゴ:ある紳士のための幻想曲
ミロスラフ・クラウス(ギター)
ズザナ・ニェメチコヴァー(オルガン)
録音:1996年8月26-27日、プラハ、聖ミハル教会

HG 0021-2 \2180
地中海の音楽 フルートとギター
マウロ・ジュリアーニ(1781-1829):
フルートとギターのための大ソナタ Op.85
ヴィンチェンツォ・ジェッリ(18-19世紀):
ディヴェルティメント ハ長調 Op.2
フェルディナンド・カルッリ(1770-1841):
ベッリーニのオペラ「海賊」の主題による
フルートとギターのための幻想曲 Op.337
マウロ・ジュリアーニ:協奏的大二重奏曲 Op.52
ヤン・リエドルバウフ(フルート)
ミロスラフ・クラウス(ギター)
録音:1997年8月24日、チェコ、プラハ=ストドゥールキ、聖ヤクプ教会

HG 0034-2 \2180
ノスタルジー
シューベルト(1797-1928):セレナード
ジュゼッペ・ジョルダーノ(1743-1798):カロ・ミオ・ベン
J・S・バッハ(1685-1750):インヴェンション第8番
スメタナ(1824-1884):あこがれ(*)
J・S・バッハ:インヴェンション第13番
ヤナーチェク(1854-1928):ぼくらの夕べ
シューベルト:漁師の娘
ヤナーチェク:吹き飛ばされた一枚の葉
J・S・バッハ:インヴェンション第1番
ヤナーチェク:みみずくは飛び去らなかった
ゼキーニャ・デ・アブレウ(1880-1935):チコ・チコ
スメタナ:無邪気(*)
J・S・バッハ:インヴェンション第4番
スメタナ:思い出(*)
エラクリオ・フェルナンデス(1851-1886):解き放たれた悪魔
フィビフ(1850-1900):思い出(*)
D・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ K.380 L.23
ジョアン・ギマランイス(ペルナンブーコ)(1883-1947):
鐘の音(ギター独奏)
オネゲル(1892-1955):牝山羊の踊り(フルート独奏)
ヤン・リエドルバウフ(フルート)
ミロスラフ・クラウス(ギター)
イジー・イルマル(ギター(*))
録音:2004年6月、ダンテ・ミュージック・スタジオ

HG 0035-2 \2180
アクシス・テンポールム 作曲家ヤン・クルサークのプロファイル
ヤン・クルサーク(1934-):
交響詩「目に見える地上の楽園」(大管弦楽のための;1998)(*)
ブロンドの髪の美女(ソプラノと弦楽四重奏のための;2001)(+)
抒情的幻想曲、グリーグへのオマージュ(管弦楽のための;1965)(#)
少なくとも明日まで(7つの楽器のための;1998)(**)
アクシス・テンポールム[時間軸](大管弦楽のための;2003-2004)(++)
ヴラディーミル・ヴァーレク(指揮(*))
チェコ放送交響楽団(*)
ヴァンダ・タベリ(ソプラノ(+))
スタミツ弦楽四重奏団(+)
リボル・ペシェク(指揮(#))
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(#)
モントシャイン・アンサンブル(**)
ペトル・アルトリフテル(指揮(++))
プラハ交響楽団(++)
録音:
2002年3月12日、プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルジャーク・ホール(*)
2001年5月18日、プラハ、聖シモン&ユダ教会、「プラハの春」音楽祭(+)
1992年3月28日、プラハ市民会館スメタナ・ホール(#)
2002年4月19日、プラハ、チェコ放送第1スタジオ(**)
2004年4月14-15日、プラハ市民会館スメタナ・ホール(++)

HG 0036-2 \2180
プラハ・バロックの最後の巨匠?
フランチシェク・クサヴェル・トゥリ(1939-):
交響曲ニ長調「水上の音楽」(*)
オーボエ、弦楽とチェンバロのための協奏曲ニ短調(+)
2つのオーボエ、ファゴット、弦楽とチェンバロのためのカプリッチョ(#)
ミサ ヘ長調(**)
ヤン・ネポムク・トゥリ(オーボエ(+))
メグミ・トゥリ・ヤマダ(チェンバロ(#))
ダヴィト・ラコンツァイ(テノール(**))
ヴラディミール・ロウバル(オルガン(**))
ジャック・フランシス・マンゾン(指揮(*))
プラハ室内ソロイスツ(*)
チェコ・マドリガル・シンガーズ(*)
フランチシェク・クサヴェル・トゥリ(指揮(+/#/**))
コレギウム・クヴァヴェリウム(+/#/**)
プラハ室内合唱団(**)
録音:1998年3月7日、プラハ、芸術家の家、ドヴォルジャーク・ホール
現代においてもルネサンス・バロック・古典派の様式で書き続けているチェ
コの異色の作曲家、フランチシェク・クサヴェル・トゥリがバロック様式で
書いた作品を演奏したアルバム。ジャケット写真でトゥリはバロック風のか
つらをかぶってコスプレしていますが、彼の作風はパロディーではなく、素
人耳で聴く限り真面目にバロックや古典派そのものになりきっています。本
国でもややキワモノ扱いされている感があるトゥリ。しかし、このアルバム
は興味本位に制作されたのではなく、真正面から彼の作品に臨み、その真価
を世に問うものとなっていま

HG 0037-2 \2180
パブロ・デ・サラサーテ(1877-1908):
アンダルシアのロマンス スペイン舞曲集
マラゲーニャ Op.21 No.1/アンダルシアのロマンス Op.22 No.1
サパテアード Op.23 No.2/プライェーラ Op.23 No.1
スペイン舞曲第7番イ短調 Op.26 No.1/同第8番ハ長調 Op.26 No.2
ミラマール Op.42/ペテネーラス Op.35/さらば、わが山々よ Op.57
ラダ・ファドロヴァー(ヴァイオリン)
ルツィエ・カウツカー(ピアノ)
録音:
2005年7月1日、8月3日、9月12日、チェコ、オロモウツ、レドゥタ・ホール

HG 0038-2 \2180
60年代の印象 ヤン・クルサーク(1934-):作品集 1960-1965
印象(12の管楽器のための;1960)(*)
第1のインヴェンション(室内管弦楽のための;1961)(+)
第3のインヴェンション(弦楽のための;1962)(#)
ヴァイオリンと管楽のためのソナタ(1964-1965)(**)
グスタフ・マーラーの主題による管弦楽のための変奏曲(1960-1962)(++)
リボル・ペシェク(指揮(*/+/**/++))
室内ハーモニー(*/+)
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮(#))
プラハ室内ソロイスツ(#)
イヴァン・シュトラウス(ヴァイオリン(**))
セバスティアン管弦楽団(**)
プラハ交響楽団(++)
録音:1963年4月、プラハ、ドモヴィナ・シタジオ(*)
1964年3月(+)、1964年4月(#)、1966年8月(**)、1968年8月(++)、
プラハ、ドヴォルジャーク・ホール(+/#/**/++)




<MIRO>
M 001 \2180
愛の小道 歌曲集
リスト(1811-1886):おお、夢に来ませ/喜びに満ち、悲しみに満ち
プーランク(1899-1963):愛の小道
トゥリーナ(1882-1949):歌 Op.19 No.3
エドゥアルド・トルドラ(1895-1962):お母さん、二つの目を見たよ
R・シュトラウス(1864-1949):万霊節 Op.10 No.8
シューマン(1810-1856):献呈 Op.25 No.1
シューベルト(1797-1828):セレナード D.957 No.4
チャイコフスキー(1840-1893):昼の光が満ちようと Op.47 No.6
話して、枝の陰で起きたことを Op.57 No.1/太陽は沈んだ Op.73 No.4
ラフマニノフ(1873-1943):
ここはすばらしい場所 Op.21 No.7/リラの花 Op.21 No.5
ヤロスラフ・クシチカ(1882-1969):
私の心の中の愛 Op.1 No.1/私の愛は静かに歌う Op.1 No.2
ミクラーシュ・シュネイデル=トルナフスキー(1881-1958):
はるかに広がる Op.16 No.3
ドヴォルジャーク(1841-1904):
多くの人の心に死の思いがある Op.83 No.2
私には甘美な希望がわかる Op.83 No.4
お前の瞳の甘美な力に Op.83 No.7
おお、かけがえのない人よ Op.87 No.8
アレナ・ミロ(ソプラノ)
イリナ・コンドラテンコ(ピアノ)




<ROSA>
RD 103【CD-R】 \2180
フランチシェク・イグナーツ・トゥーマ(1704-1774):
ミサ ハ長調(*)
ヤン・ディスマス・ゼレンカ(1679-1715):
預言者エレミヤの哀歌
聖水曜日の第1の哀歌(+),同第2の哀歌(#),聖木曜日の第1の哀歌(**)
ミランダ・チェハロヴァー(ソプラノ(*))
ヴィエラ・パーホヴァー(アルト(*/#))
ヴラディミール・ドレジャル(テノール(*/+))
ペトル・マトゥシェク(バリトン(*/**))
ヴィチェスラフ・ポドラジル(指揮)
オロモウツ室内管弦楽団
プラハ室内合唱団
録音:1993年11月5-6日、プラハ、ウ・サルヴァートラ教会

RD 151【CD-R】 \2180
聖歌集 ヴィッシー・ブロト修道院のオルガン
ヴラディミール・ロウバル:コラール「全能の神」による即興演奏
リスト(1811-1886):詩篇23(*)
ブルックナー(1824-1896):アヴェ・マリア(*)
メンデルスゾーン(1809-1847):オルガン・ソナタ第6番ニ短調
ヨセフ・ボフスラフ・フェルステル(1859-1951):2つの詩篇(*)
イトカ・コジェルホヴァー(1966-):私は一人の男を見た(*)
ヴラディミール・ロウバル:
コラール「来たれ、創造主なる聖霊よ」による即興演奏
オネゲル(1899-1955):3つの詩篇
ヤナーチェク(1854-1828):グラゴル・ミサ から 後奏曲
ペトル・マトゥシェク(バリトン(*))
ヴラディミール・ロウバル(オルガン)
録音:1994年5月23-25日、チェコ、ヴィッシー・ブロト、シトー派修道院
使用楽器:1892年、レオポルト・ブラインバウアー製

RD 1127【CD-R】 \2180
ヤン・ベルナーテク(1950-):オラトリオ「十字架の道行き」
ラドヴァン・ルカフスキー(語り)
マルチナ・バウエロヴァー(ソプラノ)
ダニエル・フールカ(バリトン)
ヤロスラフ・ブリフ(指揮)
プラハ・フィルハーモニー合唱団
ヤン・ベルナーテク(オルガン)
録音:1994年5月2-3日、プラハ、聖ヤクプ教会




<STYLTON>
RS 0112-2 \2180
チェコの名歌曲集
ドヴォルジャーク(1841-1904):ジプシーの歌
ヤナーチェク(1854-1928):
モラヴィア民俗詩歌(モラヴィア民謡の花束)から
ヴィーチェスラヴァ・カプラーロヴァー(1915-1940):さようならとハンカチ
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):愛についての憂鬱な歌
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):2ページの歌
タマラ・ブルンメロヴァー(メゾソプラノ)
イジー・ニエドバ(ピアノ)
録音:1996年10月、チェコ放送オストラヴァ支局

RS 0505-2 \2180
ドヴォルジャーク(1841-1904):
ピアノ三重奏曲ホ短調「ドゥムキー」Op.90
ヨセフ・スク(1874-1935):
ピアノ三重奏曲ハ短調 Op.2
オストラヴァ三重奏団
イヴァン・フジェバベツキー(ヴァイオリン)
イヴォ・フィシェル(チェロ) イジー・ニエドバ(ピアノ)
録音:1998年4月、チェコ放送オストラヴァ支局

RS 0511-2 \2180
チェコ・スロヴァキアの民謡と民俗詩による男声合唱作品集
ドヴォルジャーク(1841-1904):
チェコ民謡の花束 Op.41 から 迷える羊飼い
スロヴァキア民謡の花束から Op.43(*);嘆き,奇跡の水,森の中の少女
ヤナーチェク(1854-1928):真の愛
パヴェル・クシシュコフスキー(1820-1885)、
ボフミール・ポコルニー(1877-1968)、ルドルフ・ヴュンシュ(1880-1955)、
フェルディナント・ヴァフ(1860-1955)、ヤン・ショウパル(1892-1964)、
オルドジフ・ハルマ(1907-1985)、インドジフ・インドジフ(1876-1967)、
ズデニェク・ルカーシュ(1928-)(+)、フランチシェク・スピルカ(1877-1928)、
ヤロスラフ・クシチカ(1882-1969)の作品
ルボミール・マートル、ルミール・ピヴォヴァルスキー(指揮)
モラヴィア教員男声合唱団
ハナ・コトコヴァー(ヴァイオリン(+))
レネー・アダーメク、ペトル・ハノウセク(ピアノ(*))
録音:1984-1996年、チェコ放送オストラヴァ支局スタジオ

RS 0515-2 \2180
ドヴォルジャーク、ヤナーチェク、マルチヌー:男声合唱作品集
ヨセフ・ネシュヴェラ(1842-1914):モラヴィアへ
ドヴォルジャーク(1841-1904):
チェコ民謡の花束 Op.41 から 迷える羊飼い/かわいい女は毒殺者
スロヴァキア民謡の花束から Op.43(*);嘆き,奇跡の水,森の中の少女
ヤナーチェク(1854-1928):
ああ、戦争だ、戦争だ/真の愛/別れ/お前が知っていれば/夜の魔女
別れ/ハルファル先生/マリチカ・マグドノヴァ/さまよえる狂人
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):
カンタータ「三つの光の山」(語り、独唱、男声合唱とオルガンのための)(+)
ヤロスラフ・コテク(語り(+))
ヤロスラフ・フバーチェク(バリトン(+))
ルボミール・マートル(指揮)
モラヴィア教員男声合唱団
マルタ・ヴィエルズゴニオヴァー(オルガン(+))
レネー・アダーメク、ペトル・ハノウセク(ピアノ(*))
録音:1998年、チェコ放送オストラヴァ支局スタジオ

RS 0520-2 2枚組 \4360
第三千年紀のための音楽 少女合唱のための作品集
アントニーン・トゥチャプスキー(1928-):アット・ザ・ミュージック
エドゥアルド・ドジーズガ(1944-):子供の歌
川崎優(1924-):合唱組曲「心のうたごえ」
帰り道、ママは私の心の太陽、もずの鳴く日、ふるさとは伊豆の
イゴル・カタイェフ(1922-):
少女合唱、オルガン、ピアノと打楽器のためのカンタータ
イヴァナ・ロウドヴァー(1941-):太陽へのあいさつ/古の知恵
ヤン・イラーセク(1955-):ミサ・プロプリア
オフェル・ベン=アモツ(1955-):詩篇81
イリヤ・フルニーク(1922-)ミサ・ヴィネア・クルチス(*)
エヴァ・シェイネロヴァー(指揮)
マルチン・トゥルノフスキー(指揮(*))
ペルモニーク・ユース合唱団
プラハ交響楽団(*)
オストラヴァ室内管弦楽団ソロイスツ

RS 0535-2 \2180
フランク(1822-1890):
ミサ イ長調 Op.12(1860)(*)
大オルガンのための3つの小品(1878)から 英雄的小品(+)
エヴァ・ドジーズゴヴァー=イルショヴァー(ソプラノ(*))
イジー・ハラマ(テノール(*))
イヴォ・フラホヴェク(バス(*))
ルボミール・マートル(指揮(*))
モラヴィア室内合唱団(*)
アレシュ・リプカ(オルガン)
アダ・バロヴァー(ハープ(*))
イヴォ・フィシェル(チェロ(*))
ルミール・カヴィーク(コントラバス(*))
録音:1999年9月11-12日(*)、10月10日(+)、チェコ、クリムコヴィツェ、
カテジナ教会
テノール歌手が歌うクリスマスの名曲「天使の糧」(1872)は、もともと(*)の
サンクトゥスとアニュス・デイの間に置かれたソプラノ独唱曲でした。

RS 0573-2 \2180
クラリネット・クァルテットのための音楽
G・ボッツフォード:ブラック・アンド・ホワイト・ラグ
アルビノーニ:ソナタ ト短調
T・マドセン:クラリネット・マーマレード
ガーシュウィン:ライザ
A・ガブリエーリ:カンツォーナ-リチェルカーレ
P・M・デュボワ:クラリネットのための四重奏曲
ヘンデル:シバの女王の入場
モーツァルト:メヌエット
G・ジェイコブ:クラリネットのための四重奏曲
F・ファルカシュ:古いハンガリー舞曲
ガーシュウィン:レディー・ビー・グッド
ハーヴィー:クラリネットのための四重奏曲
シュタードラー・クラリネット・クァルテット
イゴル・フランチシェク、ペトル・ボフシュ、
スヴェトスラフ・トチェフ、イジー・マスニー
録音:2001年7月17-18日、チェコ、フリーデク=ミステク城、騎士の間

RS 0577-2 \2180
ピアノ・デュオのためのチェコ音楽
ヴィーチェスラフ・ノヴァーク(1871-1949):
私の五月 Op.20(四手連弾のための;1899/1900)
クレメント・スラヴィツキー(1911-1999):四手連弾のためのソナタ(1968)
ペトル・エベン(1929-):緑の木立(四手連弾のための;1929)
イジー・ラブルダ(1931-):2台のピアノのためのソナタ(1989)
ヴラスチミル・レイセク(1927-):4つの小さなゲーム(四手連弾のための)
レネー・アダーメク、ペトル・ハノウセク(ピアノ)
録音:1989-2001年、チェコ、オストラヴァ・ヤナーチェク音楽院

KS 001 \2180
オストラヴァ・ヤナーチェク音楽院室内合唱団 Rok s vetrem v plachtach
ズデニェク・ルカーシュ(1928-):われらの父
アントニーン・トゥチャプスキー(1928-):
5つのモテット[Postn&iacute; Moteta]
わが魂は悲しみに満ち[Tristis est anima mea],わが父[Pater mi],
エルサレムの娘らよ[Filiae Jerusalem],エリ、エリ[Eli, Eli],
わが父[Pater meus]
ズデニェク・ルカーシュ:ハレルヤ
D・リドミラ:M&aacute; Mil&aacute; mamulko
A・トマーショヴァー:Malick&aacute; som
スワヒリ伝承:チョー・チョー・ローザ
タンザニア伝承:ハレルヤ・イエス
ズールー伝承:ンギネシ・ポノノ
ロンダ・ポレイ:Come in
不詳(アカペラ):How can I truly say
黒人霊歌:I'm gonna sing
ヤコブス・ハンドル[ガルス](1550-1591):
麗しきいとしの女[Dulcis amica]
パレストリーナ(1525頃-1594):御父に栄光あれ[Gloria Patri]
プーランク(1899-1963):サルヴェ・レジナ
モラヴィア民謡?:Salom alejchem
クリスマス・キャロル:Caroling Caloring
イジー・スロヴィーク(指揮)
オストラヴァ・ヤナーチェク音楽院室内合唱団
録音:
2004年10月23日、12月19日、オストラヴァ・ヤナーチェク音楽院ホール




<CZECH RADIO OSTRAVA>
CRO O-0038-2 \2180
ヤナーチェク(1854-1928):
おとぎ話(チェロとピアノのための;1910)(*)
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):
チェロ・ソナタ第3番(1952)(*)
ゾルターン・コダーイ(1882-1967):
無伴奏チェロ・ソナタ(1915)
ヤン・シュクルドリーク(チェロ)
レナタ・アルダシェヴォヴァー(ピアノ(*))
録音:1998年、チェコ放送オストラヴァ支局

CRO O-0040-2 \2180
【再案内】
ミラン・バーホレク(1939-):
弦楽のための多様な小品(4曲;1992)(*)
オーボエと弦楽のための3つの情景(1982)(+)
チェロと弦楽のための小協奏曲(1991)(#)
対照(ヴァイオリン、室内弦楽合奏とチェンバロのための;1998)(**)
イジー・カニアーク(オーボエ(+))
ヤン・ハリシュカ(チェロ(#))
ヴィチェスラフ・クズニーク(ヴァイオリン(**))
ズデニェク・デイマク(指揮(*))
オタカル・トルフリク(指揮(+))
ロスチスラフ・ハリシュカ(指揮(#))
ヤナーチェク室内管弦楽団
STYLTONレーベルのアイテムとしてご案内いたしましたが、今後は CZECH
RADIO OSTRAVAレーベルとして取り扱いいたします。




<STYLTON>【再案内】
RS 0527-2 \2180
エルネスト・ショーソン(1855-1899):
ヴァイオリン、ピアノと弦楽四重奏のための五重奏曲 Op.21(*)
ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):
2つのヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとピアノのための五重奏曲 Op.12
レネー・アダーメク(ピアノ)
フランチシェク・ノヴォトニー(ヴァイオリン(*))
クビン弦楽四重奏団
録音:1999年以前、チェコ放送オストラヴァ支局スタジオ

RS 0543-2 \2180
ルカーシュ・ヴォンドラーチェク アメリカン・ピアノ・リサイタル
J・S・バッハ:イタリア協奏曲 BWV971
シューベルト:即興曲変ホ長調 Op.90 No.2 D.899
ショパン:夜想曲変イ長調 Op.32 No.3/幻想即興曲嬰ハ短調 Op.66
ヨセフ・スク(1874-1935):愛の歌 Op.7 No.1/ユモレスク Op.7 No.2
ヴィチェスラフ・ノヴァーク(1870-1949):思い出 Op.6
リスト:タランテラ
ルカーシュ・ヴォンドラーチェク(ピアノ)
録音:1999年12月4、19、21日、オパヴァ、フランシスコ教会、会議堂
1986年生まれのヴォンドラーチェク、13歳での録音。1999年10月、ニューヨ
ークのスタインウェイ・ホールにおけるリサイタルでの演奏曲目を収めたア
ルバム。

RS 0595-2 \2180
ヴァイオリンとピアノのための作品集
モーツァルト:ソナタ ホ短調 K.304
ヤナーチェク:ソナティナ
エヴジェン・ザーメチニーク(1939-):無窮動
ボフスラフ・マルチヌー(1890-1959):ソナタ第2番
ルボシュ・フィシェル(1935-1999):手(ソナティナ)
スデニェク・フィビフ[フィビヒ](1850-1900):演奏会用ポロネーズ ニ長調
ロマン・ムジク(ヴァイオリン)
レナタ・ビアラソヴァー(ピアノ)
録音:2001-2002年、オストラヴァ、ヤナーチェク音楽院コンサートホール

RS 0596-2 \2180
ミラン・バーホレク(1939-):合唱作品集
エヴァ・セイネロヴァー(指揮)
ペルモニーク・コンサート合唱団
オタカル・トルフリーク(指揮)
プラハ交響楽団
スタニスラフ・ファルツニーク(指揮)
ヤナーチェク室内管弦楽団金管合奏団 他

RS 5122-2 \2180
ヴラスチミル・レイセク(1927-):ピアノ作品集
前奏曲集(1975)/ピアニストたちと馬たち(1977)/5つの短い舞曲(1981)
地下貯蔵所からの歌(1996)/ソナテッラ(1978)(*)
レネー・アダーメク(ピアノ)
録音:2003年9月6-7日、オストラヴァ、ヤナーチェク音楽院コンサートホール
1984年12月、チェコ放送オストラヴァ支局(*)

RS 5128-2 \2180
ピアノ・デュオのための音楽
レオシュ・ヤナーチェク(1854-1928):霧の中で
カレル・フサ(1921-):8つのチェコ舞曲
ツチラト・コホウテク(1929-):3つのマテニーク舞曲
ヴラスチミル・レイセク(1927-):2台のピアノのためのディヴェルティメント
パヴェル・ブラトニー(1931-):水の音楽
ペトル・フィアラ(1943-):二人のためのゲーム
エヴジェン・ザーメチニーク(1939-):ウ・フラビシャ(モラヴィア舞曲)
レナタ・ビアラソヴァー、ミラン・ビアラス(ピアノ)
録音:
2004年、オストラヴァ、ヤナーチェク音楽院コンサートホール、ライヴ

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0039 \2415
フルトヴェングラー in Italy Vol.2!
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(19,Jan,1952)
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」-前奏曲と愛の死(*)(11,Mar,1952)
フルトヴェングラー指揮
ローマ・RAIオーケストラ/トリノ・RAIオーケストラ(*)
フルトヴェングラーが残した録音にはかなりの偏りがあり、またベートーヴェ
ン?と思われるかもしれないが、そこは巨匠の残した名演を堪能するという事
で是非ご理解頂ければ・・・。
さて、今回のも前回同様フルトヴェングラー・イン・イタリーの第2弾です。
イタリアのオケとの相性はそう悪くなく、一定のレベルの演奏に仕上がって
いるのがやはり技術なのか?と感心するばかりでこの英雄も、フルトヴェン
グラーが指揮をした同曲異演と重なる箇所も多く44年や52年のウィーン・フィ
ル盤に近い演奏にも聞こえる。(但し、44年盤は時期的に鬼気迫る感じに聞こ
えなくもないですが)
英雄も十八番の一つ。演奏について触れる必要は全くないでしょう。
3月のワーグナー「前奏曲と愛の死」ですが、これは名演と言って過言ではな
いでしょう。元々ワーグナー演奏にも定評があるフルトヴェングラー。この
トリノとの演奏では、泣かせます、聴かせます。やはりツボを知っておりテ
ンポといい、間といい、ただでさえ「トリスタン」の最後を飾る名曲を抑え
きれない感情をググッと内に秘め、青白きオーラを発しながらオケに魔法を
かけこの名演を生み出した凄まじき指揮を生で見てみたかったものです。

<REGIS>
RRC 1279 \900
グリーグ:
弦楽四重奏曲第1番ト短調 Op.27
弦楽四重奏のためのフーガ ヘ短調
ピアノ三重奏のためのアンダンテ・コン・モート ハ短調(*)
弦楽四重奏曲第2番へ長調(ユリウス・レントゲン補筆完成)(+)
ラファエル弦楽四重奏団
イェット・レーリング(ピアノ(*))
原盤:Olympia
(+)の第3&第4楽章は世界初録音です。

RRC 1280 \900
ベスト・オヴ・グラスゴー・オルフェウス合唱団
Belmont ? hymn (by cool Siloam's shady rill)
(adapted by Webbe: arr. Roberton)
Peat-fire smooring prayer (from "Songs of the Hebrides")
(Kennedy-Fraser: trans. Macleod; arr. Roberton)
Ae fond kiss (Burns; arr. Roberton)
Bonnie Dundee (Trad.; arr. Roberton)
Orlington (Psalm tune) (Campbell; arr.Roberton)
An eriskay love lilt (from "Songs of the Hebrides')
(Kennedy-Fraser; arr. Roberton)
Ca' the Yowes (Burns: arr. Roberton)
The dashing white sergeant (arr. Roberton)
Crimond (Scottish psalm tune) (Grant)
Hark, hark the echo falling (Rothery :di Lasso; ed. Benson)
The blue bird (Stanford; Coleridge)
Ellan Vannin (Dear isle of man) (Green; Townsend)
(Faux bourdon by Roberton)
All in the April evening (Roberton; Tynan)
White waves on the water (Roberton; Plumfield)
(with piano accompaniment)
Jesu, joy of man's desiring (J.S.Bach; Allen)
The cloud capp'd towers (Choral album No.19) (Stevens)
The faery song (from "The immortal hour') (Boughton; MacLeod)
Far away (Londonderry air) (Trad; arr. Joze; Sigerson) -
The old woman (Roberton; Campbell)
Go lovely rose (Thoman; Waller)
O can ye sew cushions ? (Lullaby) (Trad.; arr. Bantock)
Iona boat song (Trad.; arr. Roberton)
Mice and men (Set to the psalm tune "Desert")
(Trad.; arr. Roberton)
Kedron (Roberton)
In silent night (Brahms; Rothery)
All through the night (Trad.; arr. Roberton)
ヒュー・ロバートソン(指揮)
グラスゴー・オルフェウス合唱団
原盤:HMV / EMI

RRC 1284 \900
ヘンリク・ミコワイ・グレツキ(1933-):
交響曲第3番(1976)(*)
古い様式による弦楽のための3つの小品(1963)
スーザン・グリットン(ソプラノ(*))
ユーリー・シモノフ(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
原盤:RPO

RRC 1286 \900
バレエ・エヴァーグリーン
チャイコフスキー:「眠れる森の美女」から ワルツ
ドリーブ:「シルヴィア」から
狩の女神たち,ピツィカート,ゆるやかなワルツ
チャイコフスキー:「白鳥の湖」から 情景,ワルツ
ドリーブ:「コッペリア」から 人形のワルツ,時のワルツ
アダン:「ジゼル」から ワルツ
ウェーバー:舞踏への招待
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」から 序曲,行進曲,
金平糖の踊り,トレパック,中国の踊り,葦笛の踊り,花のワルツ
ポンキエッリ:オペラ「ジョコンダ」から 時の踊り
ピエトロ・ガルダ(指揮)
ナショナル・バレエ管弦楽団
原盤:Culverhouse 前出:EMI

RRC 2077 2枚組 \1800
J・S・バッハ(1685-1750):
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006
ルッジェーロ・リッチ(ヴァイオリン)
原盤:Unicorn Kanchana
全曲ワン・テイクで録音されたという名盤です。




<CORO>
COR 16050 \2080
ブラームス(1833-1897):
ドイツ・レクイエム Op.45(ピアノ四手連弾伴奏版)
ジュリー・クーパー(ソプラノ)
イーモン・ドゥーガン(バス)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
ゲイリー・クーパー、クリストファー・グリン(ピアノ)
使用楽器:1872年、ベーゼンドルファー製
最新録音。クリストファーズ&シックスティーンがドイツ・ロマン派の大曲
に挑戦!

COR 16051 \2080
ロバート・カーヴァー(1484頃-1568頃):
おお、善きイエス(19声)
ミサ「ドゥム・サクルム・ミステリウム(聖なる秘儀を見し時)」
マニフィカト
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
初出レーベル:Collins
スコットランドの作曲家カーヴァーを取り上げたアルバムが復活しました。

COR 16041 \2080 ※旧譜
英国王宮礼拝堂の音楽 「国王の音楽」
ペラム・ハンフリー(1647-1674):わが神よ、なぜわれを見捨てられたか
ヘンリー・クック(1615頃-1672):御身の怒りでわれを責めたもうことなかれ
ペラム・ハンフリー:主よ、われは罪を犯せり
ヘラム・ハンフリー、ジョン・ブロー(1649-1708)、
ウィリアム・ターナー(1651-1740):
われ常に主をたたえん(クラブ・アンセム)
ペラム・ハンフリー:
おお、悲しみの日/バビロン川のほとりに
Sleep downy sleep come close mine eyes
ヘンリー・クック:おお、主よ、御身はわれを見出し知れり
ペラム・ハンフリー:御身はあの罪を許したもうや(父なる神への讃歌)
ジョン・ブロー:われは聞いた
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション
録音:2006年、ロンドン、クリップルゲイト、聖ジャイルズ教会
新録音。ヘンリー・パーセルの同時代人として紹介されることの多い三人の
作曲家の優れた作品を収めたアルバムです。




<LA MA DE GUIDO>
LMG 2074 \2180
フランシスコ・バリュス(1671頃-1747):詩篇とミサ
われ主に感謝す[Confitebor tibi](イントロイトゥス;詩篇138[137])
ミサ第4旋法(1709)
われは喜びに満てり[Laetatus sum](イントロイトゥス;詩篇122[121])
ミサ第1旋法(1709)
われは信ず[Credidi, propter quod locutus sum](終唱;詩篇116[115])
ジョアン・グリマルト(指揮)
エクサウディ・ノス
アレシャンドリーナ・ポロ、メリチェイ・オラーヤ(ソプラノ)
エリゼンダ・アルキンバウ、モンセラート・ベルトラル(アルト)
アルベルト・リエラ、ダミアー・カルボネイ(テノール)
シャビエ・パジェス(バリトン) アルナウ・ロドン(コルネット)
メリチェリ・フェレー(ファゴット) ジョゼプ・M・マルティー(テオルボ)
サンティアゴ・ミローン(ヴィオローネ) 不明(オルガン)
録音:2006年7月19-20日、テラッサ、サン・ペレ礼拝堂
フランシスコ・バリュス[フランセスク・バユス]はバルセロナに生まれ、
同地の大聖堂楽長を務めた作曲家です。

LMG 2069 \2180 ※旧譜
16、17&18世紀イスパニアのオルガン音楽に取り込まれた歌と舞曲集
アントニオ・デ・カベソン(1510-1566):
パバーナとそのグローサ/ミラノのガリアードによるディフェレンシア
アントニオ・カレイラ(16世紀)?:4声のカンサオン
アントニオ・バレンテ(16世紀):バッロ・デリントルチア
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(1584-1654):
ティエント第4旋法、モード・デ・カンシオーン/陽気な羊飼い
フセーペ・ヒメーネス(1601-1672):フォリアと20の変奏
ジョアン・カバニーリェス(1644-1712):
パサカーリェス第4旋法/同第1旋法/ガリャルデス第8旋法
パセーチス[Passeigs]第3旋法/コレント・イタリアーナ第1旋法
アントニオ・ソレール(1729-1783):ソナタ ト長調
ナルシス・カサノベス(1747-1799):パス[Pa]ニ長調
ジョゼプ・マリア・マス・イ・ボネート(オルガン)
録音:2005年5月6-7日、カダケース、聖母教会
使用楽器:1689-1691年、ジョセプ・ボスカ・イ・セリニェーナ製(シャビエ
・フェレ復元)




<PROPRIUS>
PRCD 7001 \2180
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):天つみ国に Op.74 No.4
バーンハー・レオコヴィチ(1927-):主に向かいて歌わん/おお、善きイエス
スヴェン=エーリク・ベック(1919-1994):涸れた谷に鹿が水を求めるように
オット・オルソン(1879-1964):
シメオンの頌歌 Op.40 No.2/イエス、甘美な思い出 Op.40 No.4
オスカル・リンドベリ(1887-1964):聖霊降臨節
オット・オルソン:目を上げて、われは山々を仰ぐ
ミカエル・サミュエルソン(バリトン)
ブルール・サミュエルソン(指揮)
ヴェステロース大聖堂少年合唱団
グンナル・ヌーデンフォシュ(オルガン)
録音:1979年9月22日-23日、ムンクトルプ教会
原盤LP:Proprius, PROP 7831 "Gloria Patri" (1979)
14世紀ドイツの旋律/フーゴ・ディストラー(1908-1942) 校訂:
一輪のばらが咲いた(エサイの根より)
クリスマスのための中世のアンティフォナ:キリストの生まれた日に
アルベルト・ルンベック(1894-1974):マニフィカト
フランスのクリスマス・キャロル/ハンス・ラング編曲:御子は眠る
スクルトゥナの宗教的民謡/ローランド・フォシュベリ編曲:
聖母マリアはベツレヘムへ行った
ヤコプ・アルカデルト(1500-1568):アヴェ・マリア
レオンハルト・レヒナー(1902-1986)マニフィカト第1旋法
モーリス・デュリュフレ(1902-1986):
汝はすべてに美し、マリアよ Op.10 No.2
M・カマルゴ・グァルニエリ(1907-1993):アヴェ・マリア
フランチェスコ・ソリアーノ(1549-1621):レジナ・チェリ[天の元后]
オット・オルソン:
アヴェ・マリス・ステッラ[めでたし海の星]Op.40 No.5
イングマル・ミルヴェデーン(1920-):神の寵愛を受けた幼児
「ピエ・カンツィオネス」から/ゴットフリード・ベリ編曲:
エルサレムとともに喜び
ウィリアム・バード(1543-1623):アヴェ・ヴェルム・コルプス
バーンハー・レオコヴィチ:われらがためキリストは死のもとに
クヌート・ニューステット(1915-):あの方は復活された
ミケランジェロ・グランチーニ(1605-1669):
優しきキリスト/アニュス・デイ
ヴァルデマー・オーレーン(1894-1982):
谷と野原は優しい緑におおわれ(夏の賛美歌)
フランスの旋律:御身の恩寵の中で、おお、優しき父よ
ブルール・サミュエルソン(指揮)
マリア合唱団
録音:1974年1月12日、1979年3月10日-11日、ディングテュナ教会
1974年1月13日、ヴェステロース大聖堂
原盤LP:Proprius, PROP 7733 "Upp min tunga" (1975)
Proprius, PROP 7816 "Mariakoren sjungar om Maria" (1979)
スウェーデン、ヴェステロース大聖堂の二つの聖歌隊、少年合唱団とマリア
合唱団の創設50周年記念盤。LP3枚の音源を新マスタリングでCD化したもので
す。

PRSACD 2040(SACD-Hybrid) \2300
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
スターバト・マーテル
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):スターバト・マーテル
スサンネ・リデーン(ソプラノ)
ミカエル・ベッリーニ(カウンターテナー)
ストックホルム・バロック管弦楽団のメンバー
マリア・リンダル、エヴァ・リンダル(ヴァイオリン)
モニカ・カルレーン(ヴィオラ) マグダレーナ・モルーディング(チェロ)
アンナ・ホルム(コントラバス) カール・ニーリン(アーチリュート)
ペーテル・ロンネベリ(オルガン、チェンバロ)
録音:2007年1月28-19日、4月17日、スウェーデン、ヘーレ教会

PRSACD 2037(SACD-Hybrid) \2300 ※旧譜
ソアーヴィ・アッチェンティ(優しい調子で)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
西風が帰り(2声)/黄金の髪/ニンファの嘆き
ダリオ・カステッロ(1590頃-1630?):
2つのソプラノ声部とトロンボーンのためのソナタ第12番
ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):地獄よ、門を開け
ダリオ・カステッロ:
2つのソプラノ声部とトロンボーンのためのソナタ第11番
ジャコモ・カリッシミ:空の空[Vanitas Vanitatum]
クラウディオ・モンテヴェルディ:シンフォニア-チェトラの調子を整えて
フレードリク・マルムベリ(指揮)
ハーモニー・オヴ・ヴォイシズ
録音:2006年10月2-5日、スウェーデン、ヘーレ教会

PRSACD 7742(SACD-Hybrid) \2300 ※旧譜
鳥たちと泉 2つの伝説的オルガン録音
[ストックホルム、マタイ教会のオルガン](*)
ニコラウス・ブルーンス(1665-1697):前奏曲とフーガ ホ短調
ルイ・クロード・ダカン(1694-1772):ノエル・グラン・ジュとデュオ
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):
われ神より去らじ(コラール前奏曲)
ルイ・ヴィエルヌ(1870-1937):ウェストミンスターのカリヨン
ハンス・フリードリヒ・ミヒールセン(1902-1973):
オルガン協奏曲第2番「三人の天使が歌った」から トッカータ
[エステルゴトランド州、ヴォンガ教会のオルガン](+)
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):シャコンヌ ヘ短調
ニコラ・アントワーヌ・ルベグ(1631頃-1702):今日はクリスマス
ヤン・ピーテルスゾーン・スウーリンク(1562-1621):
「それは軍神マルスか」による変奏曲
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
ソプラニーノ・リコーダーと弦楽のための協奏曲ハ長調 から ラルゴ
ディートリヒ・ブクステフーデ:前奏曲とフーガ嬰へ短調
J・S・バッハ(1685-1750):おお、罪なき神の小羊(コラール前奏曲)
オリヴィエ・メシアン(1908-1992):聖体拝領、鳥たちと泉
ベングト・ベーリ(オルガン)
録音:1974年5月(*)/1974年9月12-15日(+) リマスター:2006年
アナログ名録音盤として知られた2枚のLPの音源をSACD化したアルバムです。




<STRADIVARIUS>
STR 33723 \2180
ファウスト・ロミテッリ(1963-2004):オーディオドローム 管弦楽作品集
Dead City Radio. Audiodrome(管弦楽のための;2003)
EnTrance(ソプラノ、16人の奏者とエレクトロニクスのための;1995)(*)
Flowing down too slow(弦楽、打楽器と2つのサンプリングのための;2001)
The nameless city(弦楽合奏と任意の鐘のための;1997)
ドナティエンヌ・ミシェル=ダンザク(ソプラノ(*))
ペーター・ルンデル(指揮)
RAI国立交響楽団

STR 33747 \2180
rotte sonore
ファビオ・ヴァッキ:フルート、バスクラリネット、
ヴァイオリン、チェロとハープのための五重奏曲(1987)
マリオ・チェーザ:四重奏のための交響曲
(フルート、クラリネット、チェロとピアノのための;2003)(*)
アルマンド・ジェンティルッチ:私たちの夢の遥かなる神秘
(ソプラノ・レッジェーロ、フルート、クラリネットとピアノのための;
1988)(+)
ジャンヴィンチェンツォ・クレスタ:本土の船乗り(語り手、フルート、
クラリネット、ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2003)(#)
マリア・アグリーコラ(ソプラノ(+))
ルチアーノ・ベルトーリ(語り(#))
ヴィットリオ・パリージ(指揮)
デダーロ・アンサンブル
(*)(#)世界初録音

STR 33757 \2180
ミケーレ・ダッロンガーロ(1957-):GRIMOIRE
Grimoire(ソプラノ、ヴァイオリンとテープのための;1996)(*)
Alter(無伴奏ヴィオラのための;2001)
傍らにある損害(チェロ独奏、クラリネット、
ヴァイオリン、ヴィオラとピアノのための;2003)
E.Z.の音楽(無伴奏ヴァイオリンのための;1999)
ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための三重奏曲(1989/1990)
破片になった子守歌(2つのヴァイオリンのための;1998)
ソプラノ、フルート、クラリネット、
2つのヴァイオリン、ヴィオラとチェロのための変奏曲(2004)
跡(無伴奏フルートのための;1995)
弦楽四重奏曲第5番(2003/2004)
ソニア・ヴィセンティン(ソプラノ(*))
アルディッティ弦楽四重奏団
エクス・ノーヴォ・アンサンブル

STR 33769 \2180
現代イタリアの声楽作品集 Vol.3
アルド・クレメンティ:2つの詩(1946)
アルベルト・コッラ:リルケの2つの詩(2005)
ルカ・ロンバルディ:オフェーリア断章(1982)
ジャコモ・マンツォーニ:暗闇よ(1998)
カルロ・ピネッリ:Se un giorno tu(2002)
アレッサンドロ・ソルビアーティ:ヘルダーリン歌曲集 から I(2000)
ファビオ・ヴァッキ:ミニョン(憧れについて)(1995)
デュオ・アルテルノ
ティツィアーナ・スカンダレッティ(ソプラノ)
リッカルド・ピアユエンティーニ(ピアノ)

STR 33777 \2180
グイード・サントルソラ(1904-1994;ブラジル):ギター作品集
ギターと弦楽四重奏のための5声の協奏曲(1978)(*)
ショーロ第1番(1944)/ワルツ=ショーロ(1960)
ソナタ第2番「イスパニカ」(1971)/ラテンアメリカ4つの小品(1971)
アントニオ・ルゴーロ(ギター)
パウル・クレー弦楽四重奏団(*)

STR 33782 \2180
無伴奏ヴァイオリン・リサイタル
ユジェーヌ・イザイ(1858-1931):ソナタ第4番「クライスラーに」Op.27
ナタン・ミルシテイン(1904-1992):パガニーニアーナ
プロコフィrフ(1891-1953):ソナタ Op.115
フリッツ・クライスラー(1875-1962):スケルツォ=カプリッチョ
O・マーリオ(1966-):B・A・C・Hによる変奏曲
カルメロ・アンドリアーニ(ヴァイオリン)

STR 33786 \2180
SOULS REFLECTIONS ソプラノサクソフォンとオルガン
ギヨーム・デュファイ(1400-1474):アヴェ・レジナ・チェロールム
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ集第1巻 から コッレンテ I,II
フランソワ・クープラン(1668-1733):
コルネ音栓とティエルス音栓によるトリオのディアローグ
J・S・バッハ(1685-1750):目覚めよ、と呼ぶ声あり BWV645
ザムエル・シャイト(1587-1654):光であり日であるキリスト(賛歌)
ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757):ソナタ ニ長調 K.287
ドメニコ・チマローザ(1749-1801):ソナタ第5番ト短調
ブラームス(1833-1897):
オルガン作品集(11のコラール前奏曲 Op.122?)から 第10-11番
ガストン・リテーズ(1909-1991):24の典礼前奏曲 から 第10番
フロール・ペーテルス(1903-1986):旋法組曲 から 第2-3曲
カレン・デ・パステル(1949-):
空間と時間の反映(ソプラノサクソフォンとオルガンのための;2006)
レオナルド・ポラート(1963):もっと光を(2006)
パトリツィオ・マッローネ(1961-):
「アヴェ・マリス・ステラ」による(2006)
ニコラ・カンポグランデ(1969-):小さな音符たちの散歩(2006)
ピエトロ・タリアフェッリ(1964-) 、マッシモ・ベルツォッラ(1963-):
もしも…(2006)
ピエトロ・タリアフェッリ(ソプラノサクソフォン)
マルゲリータ・シッドゥルロ(オルガン)

STR 33801 \2180
ジャチント・シェルシ(1905-1988):コレクション Vol.1
バスフルートのための「Maknongan」(1976)(*)
弦楽四重奏曲第2番(1961)(+)
Riti(儀式)「アレキウスの葬儀」(4人の打楽器奏者のための;1962)(#)
ヴィシュヌ神の変身を描いた4つの挿絵
(ピアノのための;1953、未出版ヴァージョン)(#)
Riti(儀式)「カルロ・マーニョの葬儀」(チェロと打楽器のための;1976)(#)
ロベルト・ファッブリチアーニ(フルート(*))
トリノ弦楽四重奏団(+)
ムジカテアトロアンサンブルのソリストたち(#)
ファブリツィオ・オッタヴィウッチ(ピアノ)
フランチェスコ・ディロン(チェロ) フルヴィア・リチェヴート(打楽器)

STR 33689 \2180
【旧譜】
細川俊夫(1955-):鳥たちへの断章
息の歌[Atem-Lied](バスフルートのための;1997)(*)
メモリー-尹伊桑の追憶に[Memory - In Memory of Isang Yun]
(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;1996)(*)
ヴァーティカル・タイム・スタディ I[Vertical Time Study I]
(クラリネット、チェロとピアノのための;1992)(*)
鳥たちへの断章 III[Birds Fragments III]
(笙〔またはアコーディオン〕とフルート〔バス&ピッコロ〕のための;
1990)(+)
デュオ[Duo](ヴァイオリンとチェロのための;1998)(#)
ピエール・ブーレーズのための俳句-75歳の誕生日に
["Haiki" for Pierre Boulez - To His 75th Birthday]
(ピアノのための;2000/2003)(*)
アルテル・エゴ[Alter Ego]
マヌエル・ズリア(フルート) パオロ・ラヴァーリャ(クラリネット)
フランチェスコ・ペヴェリーニ(ヴァイオリン)
フランチェスコ・ディロン(チェロ) オスカル・ピッツォ(ピアノ)
クラウディオ・ジャコムッチ(アコーディオン(+))
録音:RAIラジオ・ホール(*)/ローマ、オペラ・パエーゼ(+)
ドイツにおいてイサン・ユン(尹伊桑)、クラウス・フーバー、ブライアン・
ファーニホウに師事、以後ドイツと日本を拠点に活躍し、ヨーロッパでは知
名度・評価とも非常に高い細川俊夫の作品集が、このところ現代音楽に力を
入れているストラディヴァリウスから登場。(*)では作曲者自身が録音に立ち
会い、監修しています。

STR 33718 \2180
【旧譜】Changes Chances
エリオット・カーター(1908-):Changes(1998)(*)
ジョン・ケージ(1912-1992):Four6(1992)(+/#)
テリー・ライリー(1935-):
Ascenc&iacute;on(1993)(**)/Barabas(1995)(**)/Piedad(1995)(**)
エレーナ・カーソリ(ギター(*/+/**)、アーチリュート(#))
使用楽器:Fritz Ober 1998(*/+)/Louis Panormo 1846(+/**)
Robert Taylor 1996, Bertrand Martin 1982 & 1981(+)
Pascal Goldschmidt 1992 [copy of Sellas 1613](#)
フレデリク・ジガンテのディレクションによる「ギター・コレクション・シ
リーズ Vol.14」

<WEST HILL RADIO ARCHIVES>
WHRA6015 7枚組 \9900
シャルル・ミュンシュ+ボストン響 初期ライヴ集(モノ)
CD1
ドビュッシー:イベリア(1953年10月30日)、
ラヴェル:クープランの墓(1953年10月17日)、
オネゲル:死の舞踏(1952年12月19日)
CD2
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死(1952年10月11日)、
シューベルト:
交響曲第5番(1952年10月11日)、交響曲第8番「未完成」(1952年12月13日)
CD3
オーベール:「ポルティチの唖娘」序曲(1953年12月26日)、
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」(1952年11月1日)、
シューマン:交響曲第2番(1955年11月12日)
CD4
ワーグナー:「名歌手」第3幕より(1953年1月24日)、
モーツァルト:交響曲第41番「ジュピター」(1952年12月26日)、
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(1952年10月18日、P:レリア・グソー)
CD5
ベートーヴェン:
交響曲第2番(1953年10月17日)、交響曲第3番「英雄」(1953年10月30日)
CD6
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」(1954年1月1日)、
ラロ:スペイン交響曲(1953年12月11日、Vn:ルス・ポセル)、
イベール:フルート協奏曲(1954年1月9日、Fl:ドロワ・アンソニー)
CD7
ワーグナー:「ファウスト」序曲(1954年2月26日)、
ブラームス:
ハイドン変奏曲(1953年11月21日)、
ピアノ協奏曲第2番(1953年1月9日、P:クラウディオ・アラウ)
全て初出音源。就任直後の凄絶なライヴ集。美麗BOX
ボストン時代のライヴ録音がここまでまとまったのは、初めてです。アラウ
との協奏曲や珍しいモーツァルトなど、どれも新鮮!ライヴで燃え上がる一
発芸的な天才指揮者ミュンシュの本領が余すことなく納められております。
秋には何と「ベートーヴェン・ライヴ」も発売されます。



modoru