当店でお取り扱い開始しました!画像をクリックしてください


当店へのお支払いに便利な銀行です


<クラシック・輸入盤新譜情報 07−01>
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です

★★★グッディーズ・オリジナル企画・第4回発売★★★
各1枚 \1500

78CDR-1030
ボッケリーニ:チェロ協奏曲変ロ長調 G.482
パブロ・カザルス(チェロ)
サー・ランドン・ロナルド指揮 ロンドン交響楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB3056/8)
(1936年11月29日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
パブロ・カザルス(1876-1973)が HIS MASTER'S VOICE で初めてのソロ協奏曲録音である。録音はJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第2番と第3番(78CDR-1004)の6日後に行われた。録音時カザルスは60歳。指揮者のサー・ランドン・ロナルド(1873-1938)はイギリス指揮界の長老で、コルトーやクライスラーの協奏曲録音も務めたベテラン。録音当時63歳だった。

78CDR-1031
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番ト長調 K.216
(カデンツァ:G.エネスコ)
ドゥニーズ・ソリアーノ(ヴァイオリン)
ジュール・ブーシュリ指揮 管弦楽団
仏 PATHE PAT127/9
(1937年6月3-4日パリ録音)
ドゥニーズ・ソリアーノ(1916-2006)はパリ音楽院の名ヴァイオリン教授ジュ
ール・ブーシュリ(1878-1962)に師事したカイロに生まれたフランスの女流
ヴァイオリニスト。1932年16歳でパリ音楽院の一等賞を得た。1934年にはピ
アノのマグダ・タリアフェロと録音したフォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番
がディスク大賞を受賞した。ソリアーノはソリストとしての活動の傍ら、ブ
ーシュリ教授の片腕として後進の指導にあたった。ソリアーノは2006年3月5日
パリの病院で90歳の生涯を閉じた。この録音は師のブーシュリが愛弟子のた
めに指揮棒を取った唯一の録音。ヴァイオリニストとしてのブーシュリは機
械式録音時代に録音はあるが、電気録音になってからは録音をしなかった。
ソリアーノはモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番変ロ長調 K.454
(78CDR-1027)をピアニストのタリアフェロと録音している。


78CDR-1032
ラヴェル:左手のためのピアノ協奏曲ニ長調
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
シャルル・ミュンシュ指揮 パリ音楽院管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB3885/6)
(1939年5月12日パリ、アルベール・スタジオ録音)
モーリス・ラヴェル(1875-1937)は第1次世界大戦(1914-1918)で負傷し右手を失ったオーストリアのピアニスト、パウル・ヴィットゲンシュタイン(1887-1961)の依頼で「左手のためのピアノ協奏曲ニ長調」を作曲した。初演はヴィットゲンシュタインのソロ、ロベルト・ヘーガー(1886-1978)指揮で1931年ウィーンで行われた。ヴィットゲンシュタインは力量不足で楽譜通りに弾ききれず勝手に手を加えて演奏した上にピアノがあまりにも難技巧のため音楽性がないと曲を非難した。そのため以降このピアニストとラヴェルの仲は険悪となった。楽譜通りの初演は1933年にジャック・フェヴリエ(1900-1979)によってパリで行われた。アルフレッド・コルトー(1877-1962)の演奏は、彼のあらゆる録音の中の最高傑作ではなかろうか。この曲はSP時代にコルトーを含めて3種類の録音があり、そのいずれもシャルル・ミュンシュ(1891-1968)が指揮をしていた。録音時コルトーは62歳だった。

78CDR-1033
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調作品12-1
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調作品12-2
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調作品12-3
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
フランツ・ルップ(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB2554/60
(1935年4月2日=第1番,4月3日=第2番,4月3-4日=第3番ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)はウィーン生まれの20世紀最高のヴァイオリニスト。1935年と1936年にベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全10曲をSPレコード27枚に録音し、HIS MASTER'S VOICEは "ベートーヴェン・ヴァイオリン・ソナタ協会" としてアルバム4巻で発売した。この第1番から第3番は第1巻にあたる。この録音時クライスラーは60歳だった。第2巻は第4番、第5番「春」、第8番(78CDR-1014) 、第3巻は第7番、第9番「クロイツェル」(78CDR-1002) 、第4巻は第6番、第10番(78CDR-1025)で発売されている。

78CDR-1034
フランク:ピアノ五重奏曲ヘ短調
カペー弦楽四重奏団
リュシアン・カペー(第1ヴァイオリン)
モーリス・エウィット(第2ヴァイオリン)
アンリ・ブノワ(ヴィオラ)
カミユ・ドゥロベール(チェロ)
日本コロムビア J8242/6
(1928年10月パリ録音)
カペー弦楽四重奏団の最後の録音。この録音の数週間後リーダーのリュシアン・カペー(1876-1928)が急逝したのだった。享年52歳。カペー弦楽四重奏団は1893年に結成された。途中メンバーの交代があったが、1927年と1928年にフランス・コロンビアに録音した時は1919年以来のメンバーであった。ピアノのマルセル・シャンピ(1891-1980)はパリ生まれ。パリ音楽院でルイ・ディエメに師事し、1909年に一等賞を得て、1941年から1961年でパリ音楽院の教授の地位にあった。弟子には、イヴォンヌ・ロリオ、エリック・ハイドシェック、セシル・ウーセなどがいる。

78CDR-1035
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第 4番ニ長調作品1-13
1 第1楽章 (4:03) 50187-DA (W98617-5)
2 第2楽章 (2:49) 50187-DB (W98618-2)
3 第3楽章 (4:21) 50188-DA (W98619-5)
4 第4楽章 (2:34) 50188-DB (W98620-2)
ジョルジュ・エネスコ (ヴァイオリン)
サンフォード・シュルッセル (ピアノ)
米 COLUMBIA 50187-D/8-D
(1929年ニューヨーク録音)
ヴァイオリニスト、ピアニスト、指揮者、作曲家の全能音楽家だったエネスコ(1881-1955)が1929年にアメリカ・コロンビアに録音した電気録音6枚の中の一曲である。全霊精根を傾けてひたすら弾くこのアーティストのベストフォームで、ヴァイオリン・レコードの最高峰といえる。録音時エネスコは48歳だった。復刻にはアメリカ・コロンビアの初版ブルー・シェラック盤を使用した。第3楽章と第4楽章の前半で周期ノイズが出るのをご容赦願いたい。

78CDR-1036
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番ハ長調 K.330(300h)
モーツァルト:ロマンス変イ長調 K.Anh.205
エトヴィン・フィッシャー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3424/5)
(1937年3月6日=K.330,1938年3月8日=K.Anh.205
ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
エトウィン・フィッシャー(1886-1960)はスイスのピアニスト。バーゼルの音楽院で学んだ後ベルリンに出て、リストの高弟マルティン・クラウゼについた。1930年にベルリン高等音楽院の教授に就任し、演奏家としても活躍した。1942年にスイスに戻りソロ活動に加え、ヴァイオリンのクーレンカンプ(後にヴォルフガング・シュナイダーハン) 、チェロのマイナルディとフィッシャー・トリオを結成した。弟子にアルフレッド・ブレデル、パウル・バドゥーラ=スコダ、レーヌ・ジアノーリらがいる。このモーツァルトはフィッシャーが51歳の時の録音。

78CDR-1037
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調 K.376(374d)
ユーディ・メニューイン (ヴァイオリン)
ヘフツィバ・メニューイン (ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3552/3)
(1938年3月29日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
ユーディ・メニューイン(1916-1999)は6歳の時、サンフランシスコ交響楽団でラロのスペイン交響曲を弾いてデビューし、神童と騒がれた。その後パリでジョルジュ・エネスコ(1881-1955)、ドイツでアドルフ・ブッシュ(1891-1952)の指導を受けた。このソナタはメニューインが22歳の録音。他に17歳の時に録音したヴァイオリン・ソナタイ長調 K.526(78CDR-1026) もある。ヘフツィバ・メニューイン(1920-1980)は4歳年下の妹で1933年以降しばしば兄と共演した。

78CDR-1038
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第33番ヘ長調 K.377 (374e)
アドルフ・ブッシュ (ヴァイオリン)
ルドルフ・ゼルキン (ピアノ)
米 VICTOR 15176/7
(原録音: 英 HIS MASTER'S VOICE DB3373/4)
(1937年10月9日ロンドン、アビー・ロード第3スタジオ録音)
アドルフ・ブッシュ(1891-1952)はドイツのヴァイオリニスト。1922年以後ピアニストのルドルフ・ゼルキン(1903-1991)とデュオを組んで活躍した。1935年ゼルキンはブッシュの娘イレーネと結婚したが、ゼルキンはナチのユダヤ人迫害を避けアメリカに移住した。ブッシュもまたドイツを去りスイスに在住、その後アメリカに定住した。この録音はブッシュが46歳、ゼルキンが34歳の時のもの。70年前のドイツではどのようなモーツァルト演奏が行われていたかの良き例。

78CDR-1039
ルクー:ピアノ四重奏曲 (未完)
1 第1楽章 (1) (4:40) 516.555A (2217 1/2 BMP)
2 第1楽章 (2) (4:28) 516.555B (2218 1/2 BMP)
3 第1楽章 (3) (4:22) 516.556A (2219 BMP)
4 第1楽章 (4)−
第2楽章 (1) (4:07) 516.556B (2220 1/2 BMP)
5 第2楽章 (2) (4:43) 516.557A (2221 1/2 BMP)
6 第2楽章 (3) (4:12) 516.557B (2222 1/2 BMP)
シャルル・ファン・ランケル(ピアノ)
アンリ・コック(ヴァイオリン)
ジャン・ロジステル(ヴィオラ)
リド・ロジステル(チェロ)
仏 POLYDOR 516.555/7
(1933年1-5月録音)
24歳の生涯を閉じたギヨーム・ルクー(1870-1894)未完のピアノ四重奏曲をルクーのヴァイオリン・ソナタト長調を録音したヴァイオリンのアンリ・コック(1903-1969)とピアノのシャルル・ファン・ランケルにヴィオラのジャン・ロジステル(1879-1964)とチェロのリド・ロジステルが加わっての演奏である。これら4人の音楽家はベルギーのリエージュで活躍した。長老格のジャン・ロジステルはストコフスキー時代のフィラデルフィア管弦楽団の首席ヴィオラを務めたこともある。第2楽章をルクーに代わって師のヴァンサン・ダンディ(1851-1931)が補筆したこのピアノ四重奏曲は、ヴァイオリン・ソナタト長調と同じくベルギーの大ヴァイオリニスト、ウジェ−ヌ・イザイ(1858-1931)が作曲委嘱した作品だった。コックとランケルによるヴァイオリン・ソナタト長調は78CDR-1005で発売されている。

<Deutsche Grammophon>
4776402 \1850
ショパン
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
リスト
ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 S.124
ユンディ・リ(ピアノ)
フィルハーモニア管弦楽団
指揮: サー・アンドリュー・デイヴィス
録音:2006年7月 ロンドン
2000年第14回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者、ユンディ・リ待望の
ショパン:ピアノ協奏曲第1番です。カップリングはリストの第1番、ロマン派
ピアノ協奏曲で最も有名なこれら2曲はまさに黄金の組み合わせです。

4775980 \1850
アモール・サクロ(聖なる愛)-ヴィヴァルディ:モテット集
ヴィヴァルディ:
モテット《正しい怒りの激しさに》 RV626
モテット《まことの安らぎはこの世にはなく》 RV630
モテット《荒れ狂う海の中で》RV627
モテット《嵐の中にあって》RV632
ジモーネ・ケルメス(ソプラノ)
ヴェニス・バロック・オーケストラ 
指揮: アンドレーア・マルコン
録音:2004年10月 ドッビアーコ
カルミニョーラやマルコンなどの優れたバロック演奏家の台頭により盛り上が
りを見せるヴィヴァルディの再評価の流れはさらに続いています。「アモール
・サクロ」に取り上げられた最も有名なヴィヴァルディのモテットは《四季》
同様にエモーショナルでエネルギッシュな楽しめる作品。非凡且つ万能な技巧
を要求するソロ・パートを協奏曲のようにフィーチャーし、猛烈なスピードの
名人芸的な曲と、優しく感動的なアリアが交替するソプラノと弦楽のための作
品集。

4776525 2枚組 \1980
特別な日のために-選りすぐりのLove Songを
VALENTINE
Music for Two
CD1
1.プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」《ああ、麗しの乙女》
ジェリー・ハドレイ、トーマス・ハンプソン、アンジェリーナ・レオー
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団 
指揮:レナード・バーンスタイン
2.オッフェンバッハ:歌劇「ホフマン物語」《美しい夜、おお、恋の夜よ》
クラウディア・イーダー、エディタ・グルベローヴァ
フランス国立管弦楽団 指揮:小澤征爾
3.バーンスタイン:歌劇「ウエスト・サイド物語」《マリア》
ホセ・カレーラス
4.バーンスタイン:歌劇「ウエスト・サイド物語」《トゥナイト》
ホセ・カレーラス、キリ・テ・カナワ 指揮:レナード・バーンスタイン
5.ヴェルディ:歌劇「椿姫」《パリを離れて》(第3幕より)
プラシド・ドミンゴ、イレアナ・コトルバス
バイエルン国立管弦楽団 指揮:カルロス・クライバー
6.モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」《奥様お手をどうぞ》
サミュエル・レイミー、キャスリーン・バトル
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
7.プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」《夕暮れは迫り》
ホセ・カレーラス、ミレッラ・フレーニ、テレサ・ベルガンサ
フィルハーモニア管弦楽団 指揮:ジュゼッペ・シノーポリ
8.チャイコフスキー:歌劇「エフゲニー・オネーギン」
《Slikhali l vi za roschei glas nochoi》
ミレッラ・フレーニ、アンネ・ゾフィー・フォン・オッター
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団 指揮:ジェームス・レヴァイン
9.グノー:歌劇「ファウスト」《遅くなった,さようなら》
ピエレッテ・アアリー、レオポルド・シモノー
ベルリン放送交響楽団 指揮:リー・シェーネン
10.レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」《唇は黙っていても》
ボー ・ スコウフス、シェリル・ステューダー
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
11.ドニゼッティ:
歌劇「ランメルモールのルチア」“ああ!私の燃える溜め息が"
カルロ・ベルゴンツィ、ビヴァリー・シルズ
ロンドン交響楽団 指揮:トマス・シッパーズ
12.モンテヴェルディ:歌劇「ポッペアの戴冠」 “ずっとそなたを見つめ"
シルヴィア・マクネアー、ダーナ・ハンチャード
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
13.モーツァルト:歌劇「魔笛」《愛を感じる男の人達には》
エディット・マティス、ゴットフリート・ホーニク
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
14.R.シュトラウス:
楽劇「ばらの騎士」 《光栄にも、このわたしが、大役を仰せつかり》
アグネス・バルツァ、ジャネット・ペリー
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
15.プッチーニ:
歌劇「トスカ」《Ah, quegli occhi!》 - 《Qual occhio al mondo》
カティア・リッチャレッリ、ホセ・カレーラス
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
16.ヴェルディ:歌劇「アイーダ」《大地よさらば》
カティア・リッチャレッリ、プラシド・ドミンゴ、エレーナ・オブラスツォワ
ミラノ・スカラ座管弦楽団 指揮:クラウディオ・アバド
CD 2
1.ドヴォルザーク:ユモレスク op. 101 no. 7 (編:クライスラー)
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
2.マスネ:タイスの瞑想曲(編:マルシック)
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
3.メンデルスゾーン:歌の翼に op. 34 no. 2 (編:マイスキー)
ミッシャ・マイスキー:cello、セルジオ・ティエンポ:piano
4.フォーレ:夢のあとに op. 7 no. 1 (編:カザルス)
ミッシャ・マイスキー:cello、ダリア・オヴォラ: piano
クライスラー:
5.愛の悲しみ
6.愛の喜び
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
7.ラフマニノフ:ヴォカリーズ op. 34 no. 14 (編:ローズ)
ミッシャ・マイスキー:cello、パーヴェル・ギリロフ: piano
8.チャイコフスキー:ただあこがれを知る者だけが
ミッシャ・マイスキー:cello、パーヴェル・ギリロフ: piano
9.リムスキー:コルサコフ:
インドの歌(歌劇「サダコ」より)(編:クライスラー)
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
10.シューマン:トロイメライ (編:G.キャサリン)
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
11.ショパン:夜想曲 op. 9 no. 2 (編:フルニエ)
ピエール・フルニエ:cello、ラマール・クラウソン:piano
12.サン=サーンス:白鳥(動物の謝肉祭より)
ピエール・フルニエ:cello、ラマール・クラウソン:piano
13.サラサーテ:アンダルシアのロマンス op. 22 no. 1
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
14.シューベルト:アヴェ・マリア D 839
クリスチャン・フェラス:violin、
ジャン・クロード・アンブロシーニ:piano
15.シューマン:幻想小曲集 op. 73 no. 1
ピエール・フルニエ:cello、ジャン・フォンダ:piano
16.ストラヴィンスキー:イタリア組曲 序曲 (プルチネラからの編曲)
ピエール・フルニエ:cello、エルネスト・ルッツ:piano
17.ロシアの歌 (歌劇「マウラ」より)
ピエール・フルニエ:cello、エルネスト・ルッツ:piano
18.ピアソラ:
タンゴ no. 2 (タンゴ組曲より編:パトリック・ガロワ&イェラン・セルシェ
ル)
パトリック・ガロワ:flute、イェラン・セルシェル:guitar
19.ヴェルディ:
女心の歌 (歌劇「リゴレット」より 編;ケンブリッジバスカーズ)
ケンブリッジバスカーズ
20.モーツァルト:
“窓辺においで " (歌劇「ドン・ジョバンニ」より 編;ケンブリッジバス
カーズ)
ケンブリッジバスカーズ
21.ビゼー:ジプシーの歌 (歌劇「カルメン」より 編;ケンブリッジバス
カーズ)
ケンブリッジバスカーズ

●SPOT LIGHTシリーズ
往年の名歌手たちのソロアルバムを当時のオリジナルLPスタイルで復刻した
「スポット・ライト・シリーズの第2弾。今回も初CD化を含む全5タイトルを
リリース。

4776539 \1350
ボリス・クリストフ
「ふたつのギター/ロシアのロマンスと民謡」
sings Russian Romances and Folk Songs
1.「これが運命か」 Alas, fate ... Oh, bitter fate
2.「望みは遠く」  Grief, affliction, all hope gone
3.「悲しみは去り」  Oh, pain, pass away, soon the sadness will be gone
4.「うぐいす」  The Nightingale
5.「ナスターシャ」 Nastasia
6.「マーシャは川を渡れない」 Masha may not go down to the river
7.「心とどかず」  I am grieved that thou canst not see into my heart
8.「ふたつのギター」 Two guitars are sadly playing
9.「私にふれないで」  Do not touch me, lest I turn to flame
10.「煙突にうずまく風よ」  How the wind howls in the chimney
11.「カズベクに眠る雪」 Where the eternal snow lies on the Kazbek
12.「ギターを奏でよう」 Come, my guitar, play on
世界初CD化
バス:ボリス・クリストフ
フルート:ミハエル・アキレス、ユルゲン・ブリュゲンボルス
オーボエ/コーラングレ:ガストン・モーグラ
ヴァイオリン:エルヴェ・ル・フロック、ペーター・ハイドリッヒ
チェロ:エミリア・バラノフスカ、ジャン・マリー・ガマール 
ピアノ:ゲジーネ・ティーフウーワ
Orchestre russe de balala?kas d. Liakoff
1977年LP

4776540 \1350
メトロポリタン歌劇場 ルドルフ・ビング・ガラ・コンサート
METROPOLITAN OPERA GALA
Honoring Sir Rudolf Bing (1972)
ヴェルディ:歌劇「トロヴァトーレ」
[1] “Tacea la notte placida""
マーティナ・アーロヨ 指揮:リチャード・ボニング
プッチーニ:歌劇「マノン・レスコー」
[2] “Tu, tu, amore Tu "
モンセラート・カバリエ プラシド・ドミンゴ 
指揮:ジェームス・レヴァイン
R.シュトラウス:楽劇「サロメ」
[3] “Ah, du wolltest mich nicht deinen Mund k?ssen lassen"
ビルギット・ニルソン 指揮:カール・ベーム
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」
[4] “Dove sono"
レオンタイン・プライス 指揮:フランチェスコ ・ モリナーリ=プラデッリ
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」
[5] “Chacun ? Bing's go?t“
レジーナ・レズニク 指揮:クルト・アドラー
ヴェルディ:歌劇「運命の力」
[6] “Invano Alvaro""
リチャード・タッカー ロバート・メリル 
指揮:フランチェスコ ・ モリナーリ=プラデッリ
ヴェルディ:歌劇「オテロ」
[7] “Gi? nella notte densa"
テレサ・ツィリス=ガラ フランコ・コレッリ 指揮:カールベーム
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
サー・ルドルフ・ビング
1972年

4776541 \1350
ラッセル・オバーリン
ヘンデル:アリア集
メサイア
1. 「だが、その来る日には、だれが耐え得よう…(マラキ書3:2)」
2. 「ああ麗しいかな…(ローマ書10:15)」
エジプトのイスラエル人
3. “彼の国に蛙あふれ出で"
4. “御身彼らを導きて"
ムツィオ・シェヴォーラ
5. “あぁ、なんと甘い名前"
ロデリンダ
6. “生きるがよい、暴君よ!"
7. “いとしい人よ今何処に居るのか"
8. “愛しく優しい影"
世界初CD化
ラッセル・オバーリン(カウンター・テナー)
アルバート・フラー(ハープシコード)
Baroque Chamber Orchestra

4776542 \1350
リタ・シュトライヒ
SINGS IMMORTAL MELODIES
シュトラウス(ヨハン) (1825-1899)
[1] 円舞曲「春の声」op.410
サン=サーンス (1835-1921)
[2] 小夜鳴鳥 (ナイチンゲールとバラ)
ヴェルディ (1813-1901)
[3] 煙突掃除屋
ゴダール (1849-1895)
[4] 歌劇「ジョスラン」第2幕~ジョスランの子守歌
アルディーティ (1822-1903)
[5] パルラ・ワルツ
シュトラウス(ヨハン)
[6] 喜歌劇「こうもり」-公爵様、あなたのようなお方は
[7] 同 〜田舎娘を演じる時は
[8] ワルツ「ウィーンの森の物語」
スッペ (1819-1895)
[9] 喜歌劇「ボッカッチョ」第1幕~恋はやさし野辺の花よ
ドヴォルザーク (1841-1904)
[10] 歌劇「ルサルカ」第1幕~月に寄せる歌
マイアベーア (1791-1864)
[11] 歌劇「ディノラー」第2幕~軽い影よ
リタ・シュトライヒ(ソプラノ)
ベルリン放送交響楽団 指揮:クルト・ゲーベル

4776543 \1350
ヴォルフガング・ヴィントガッセン シングス ワーグナー
[1] 《Allm cht'ger Vater, blick herab》 (リエンツィ)
[2] 《Wie sie selig, hehr und milde》 (トリスタンとイゾルデ)
[3] 《Notung, Notung, Neidliches Schwert》 (ジークフリート)
[4] 《Hoho, Hoho, Hohei! Schmiede, mein Hammer》 (ジークフリート)
[5] 《Br?nhilde, heilige Braut》 (神々の黄昏)
[6] 《Nur eine Waffe taugt》 (パルジファル)
[7] 《In fernem Land》 (ローエングリン)
[8] 《Mein lieber Schwan》 (ローエングリン)
[9] 《O F?rstin》 (タンホイザー)
BONUS
[10] 《Fanget an!》 ニュルンベルクのマイスタージンガー)
[11] 《Selig wie die Sonne》
[12] 《Morgenlich leuchtend》
世界初CD化
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(テナー)
バンベルク交響楽団
ベルリン放送交響楽団
指揮:リヒャルト・クラウス、フェルディナント・ライトナー
レオポルト・ルートヴィヒ


4776579 8枚組 \7200
ザ・グローリー・オブ・ロストロポーヴィチ
80th birthday tribute
CD 1
ボッケリーニ: Concerto no. 2 in D major
ヴィヴァルディ: Concerto in C major RV 398
タルティーニ: Concerto in A major
ヴィヴァルディ: Concerto in G major RV 413
チューリヒ・コレギウム・ムジクム 指揮:パウル・ザッハー
録音;SEP./ 1977
シューマン: Concerto in A minor, op. 129
レニングラード・フィルハーモニー交響楽団 
指揮:ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー
録音:SEP./ 1960
CD 2
ドヴォルザーク: Concerto in B minor op. 104
チャイコフスキー: ロココの主題による変奏曲 op. 33
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:SEP./ 1968
13 チャイコフスキー: Andante cantabile op. post.
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
録音:JUN./ 1978 (P) 1979
14 グラズノフ: チェロと管弦楽のための吟遊詩人の歌 op. 71
ボストン交響楽団 / 小澤征爾
録音:AUG./ 1975 (P) 1976
CD 3
ショスタコーヴィチ: Concerto no. 2 op. 126
ボストン交響楽団 / 小澤征爾
録音AUG./ 1975
ショスタコーヴィチ: Symphony no. 5 in D minor op. 47
ワシントン・ナショナル交響楽団
DDD ex 410 509-2 (P) 1993
CD 4
メシアン: コンセール・ア・キャトル
カトリーヌ・カンタン(フルート)、ハインツ・ホリガー(オーボエ)
イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
バスティーユ・オペラ座管弦楽団 指揮:チョン・ミュンフン
録音:SEP./ 1994
バーンスタイン:ミサ曲からの3つの瞑想曲
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン
録音:MAY/1981
ブラームス: チェロ・ソナタ no. 1 in E minor op. 38
CD 5
ブラームス: チェロ・ソナタ no. 2 in F major op. 99
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ショパン: チェロ・ソナタ in G minor op. 65
9 ショパン:
チェロとピアノのための序奏と華麗なるポロネーズ in C major op. 3
10 シューマン: アダージョとアレグロ in A flat major op. 70
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
録音MAR./ 1980
CD 6
シューベルト: 弦楽四重奏曲 in C major D 956
With エマーソン弦楽四重奏団
録音:DEC./1990
CD 7
チャイコフスキー: バレエ組曲
白鳥の湖 op. 20
眠れる森の美女 op. 66a
くるみ割り人形 op. 77a
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:JUN./1978
CD 8
チャイコフスキー: イタリア奇想曲 op. 45
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
プロコフィエフ: ロメオとジュリエット組曲 1 & 2 op. 64 a & b
ワシントン・ナショナル交響楽団
2007年(3月27日)記念すべき80歳の誕生日を迎える優れたソリストであり指
揮者そして室内楽奏者であるロストロポーヴィッチ氏へのトリビュート・アイ
テム。アルゲリッチ(ショパン、シューマン)、ゼルキン(ブラームス)とエ
マーソン・カルテット(シューベルトクィンテット)等との競演からバレエ・
レパートリーなどの管弦楽曲、さらに室内楽にわたる彼のすべてのコンチェル
トレコーディングを初めてボックスセットに収録。豪華装丁仕様に加えブック
レット&フォト付き。初CD化となる50年代の録音(2枚のLPにボーナストラッ
ク4曲を追加)2枚組「初期録音集」も近日リリース予定。

734188(DVD-Video) \3350
《ニューイヤー・コンサート2007》
収録予定曲
1.J.シュトラウスII世:行進曲《乾杯!》
2.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《調子のいい男》
3.ヨーゼフ・シュトラウス:ポルカ《水車》
4.ヨゼフ・ヘルメスベルガー:妖精の踊り
5.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《うわごと》
6.J.シュトラウスI世:入場ギャロップ
7.J.シュトラウスII世:オペレッタ《くるまば草》序曲
8.ヨーゼフ・シュトラウス:イレーネのポルカ
9.J.シュトラウスII世:ワルツ《シトロンの花咲く所》
10.エドゥアルト・シュトラウス:早いポルカ《ブレーキもかけずに》
11.J.シュトラウスII世:ポルカマズルカ《都市と農村》
12.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ:《マドロスポルカ》
13.ヨーゼフ・シュトラウス:ワルツ《ディナミーデン》
14.J.シュトラウスI世:《エルンストの思い出》
15.J.シュトラウスI世:リストのモティーフによるフリオーソ・ギャロップ
アンコール
16.ヨゼフ・ヘルメスベルガー:早いポルカ《足取り軽く》
17.J.シュトラウスII世:ワルツ《美しく青きドナウ》
18.J.シュトラウスI世:ラデツキー行進曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
収録:2007年1月 ウィーン〈ライヴ〉
既にご案内している《ニューイヤーコンサート2007》CD:477-6225の映像商品。
中継と同じく曲間にはChristian Tichyの振り付けによるウィーン国立歌劇場
バレエ団のパフォーマンスを収録予定。

734291(DVD-Video) \3350
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲
福音史家:クルト・エクヴィルツ
イエス:ロベルト・ホル
テナー;トマス・モーザー
バス:アントン・シャリンガー
テルツ少年合唱団
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス 
指揮:ニコラウス・アーノンクール
ディレクター:ハンフリー・バートン 収録:1985(グラーツ)



<DECCA>
4757661 \1850
SOPRANO《ソプラノ》
プッチーニ:歌劇《ボエーム》-ムゼッタのワルツ
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》-ジュリエットのワルツ
メノッティ:歌劇《泥棒とオールドミス》よりアリア
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》-ああ、なんという戦慄が
プッチーニ:歌劇《ジャンニ・スキッキ》-私のお父さん
ドリーブ:カディスの娘たち
ガーシュウィン:歌劇《ポーギーとベス》-サマータイム
ティペット:オラトリオ《われらの時代の子》より
ベルリオーズ:歌劇《ベンヴェヌート・チェッリーニ》よりアリア
シャルパンティエ:歌劇《ルイーズ》-その日から
ベッリーニ:歌劇《カプレーティ家とモンテッキ家》よりアリア
プッチーニ:歌劇《つばめ》-ドレッタの夢
ドニゼッティ:歌劇《ドン・パスクヮーレ》-その熱いまなざしに
ニコル・キャベル(ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・アンドリュー・デイヴィス
録音:2005年12月 ワトフォード
今年28歳となるアメリカ人ソプラノ歌手。BBCカーディフ声楽コンクールは
ブリン・ターフェルやドミトリ・ホロストフスキーなどを輩出した権威ある
声楽コンクールとしてイギリスでは有名。審査員にはジョーン・サザーラン
ドやマリリン・ホーンらが並び、著名な声楽家のマリリンは「ニコルの声は
甘く美しく、高音域はすごく良く響きます。個人的にも長い間特別なサウン
ドを聴かせてくれるのを楽しみにしています。」と絶賛しています。多くの
メディアからもニコルの声に対する賞賛と期待の声がよせられています。

4757668 \1850
アリア:Opera Without Words
ティボーデ
収録予定曲
1. サン=サーンス
テーマ:歌劇「サムソンとデリラ」より
2. リヒャルト・シュトラウス
愛のデュエット:楽劇「ばらの騎士」第2幕より
3. プッチーニ
「私のお父さん」 (歌劇「ジャンニ・スキッキ」)
4. コルンゴルト
マリエッタの歌 (歌劇「死の都市」)
5. ヨハン・シュトラウスII世
Soir?e de Vienne -(喜歌劇「こうもり」)
6. プッチーニ
「歌に生き」 (歌劇「トスカ」)
7. ベッリーニ(arr. Yvar Mikashoff)
清き女神よ (歌劇「ノルマ」)
8. グルック (transcribed G. Sgambati)
M?lodie from 歌劇「オルフェオとエウリディーチェ」
9. プッチーニ (arr. Yvar Mikashoff)
A Portrait of Madama Butterfly (歌劇「蝶々夫人」)
10. ワーグナー (arranged Louis Brassin)
ワルキューレの騎行(楽劇「ワルキューレ」)
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
録音:24-28 June 2006 ドイツ
「ピアノの詩人」ティボーデによるオペラ・アリアのトランスクリプション
集。アリアの持つシンプルで感動的な旋律からスリリングな妙技までを彼独
自のアプローチでアレンジ。プッチーニアリアではティボーデが1993年に彼
の死の前に会ったアメリカのピアニスト、Y.ミカショフの編曲によるものが
用いられています。

4758352 \1850
シューマン :
交響曲第2番、第4番 (編:マーラー)
歌劇「ゲノヴェ−ヴァ」序曲
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:2006年9月 ゲヴァントハウス、ライプツィヒ


●《オリジナルス》 DECCA & PHILIPS
4758225 \1350
ホルスト:惑星
R.シュトラウス:交響詩「ドン・ファン」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン

4758226 \1350
エルガー:
交響曲 第1番 変イ長調 作品55
序曲「南国にて(アラッシオ)」作品50
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
2007年エルガー生誕150年記念 最新リマスタリング

4758227 2枚組 \2600
ヤナーチェク:歌劇「イェヌーファ」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン少年合唱団
指揮:サー・チャールズ・マッケラス

4758230 \1350
マーラー:交響曲 第1番 ニ長調「巨人」
シカゴ交響楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
2007年ショルティ生誕150年記念 最新リマスタリング

4758231 2枚組 \2600
R.シュトラウス:楽劇「エレクトラ」全曲
ニルソン/ショルティ
ミッド・プライス初
ビルギット ・ ニルソン
レジーナ・レズニック
マリー・コリアー
ゲルハルト ・ シュトルツェ
トム ・ クラウゼ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
今年1月、惜しくも世を去ったビルギット・ニルソンの名演。初のミッドプ
ライス化で再リリース

4758234 2枚組 \2600
J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV825-830
ミッド・プライス初
アンドラーシュ・シフ(ピアノ)

4758237 \1350
バーバー:弦楽のためのアダージョ
アイヴズ:交響曲 第3番「キャンプの集い」
コープランド:静かな都会(クワイエット・シティ)
カウエル:Hymn and Fuguing tune No.10
クレストン:交響的スケッチ「うわさ」 op27
アカデミー室内管弦楽団
指揮:ネヴィル・マリナー

4758238 \1350
ラフマニノフ:24の前奏曲
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)

4758239 \1350
シューベルト:アルペジョーネ・ソナタイ短調D.821
シューマン:チェロとピアノのための民謡風の5つの小品 op.102
ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタ 二短調
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
ベンジャミン・ブリテン

4758240 2枚組 \2600
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」全曲
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1959 ウィーン

4758243 \1350
プリマドンナ・イン・パリ
クレスパン
CD 1:
[1] Cette nuit … O toi qui prolongeas mes jours
タウリスのイフィゲニア(グルック)
[2] D’amour l’ardente flame 
ファウストの刧罰 (ベルリオーズ)
[3] Ou suis-je? … O ma lyre immortelle 
サッフォー (グノー)
[4] Tra, la, la, la … “Fiorentinelle!” 
アスカニオ (サン=サーンス)
[5] Werther! … Werther! … Qui m’aurait dit  ウェルテル (マスネ)
[6] Va! Laisse couler mes larmes  ウェルテル (マスネ)
[7] Ah! mon courage m’abandonne!... Seigneur Dieu 
ウェルテル (マスネ)
[8] La voila! … Quand je vous aimerai? …
L’amour est un oiseau rebelle? (ハバネラ)
[9] Pres des remparts de Seville* (Seguidilla) カルメン (ビゼー)
CD 2
[1] Portez armes Vous aimez le danger…
Ah! que j’aime les militaires!
ジェロルスタン大公妃 (オッフェンバック)
[2] On me nomme H?l?ne la blonde … dis-moi V?nus 
美しきエレーヌ (オッフェンバック)
[3] Tu n’es pas beau … je t’adore, brigand?
[4] O mon cher amant, je te jure (air de lettre)
[5] Ah! quel diner je viens de faire ペリコール (オッフェンバック)
[6] Moi je m’appelle
[7] Y’a des arbres … C’est sa banlieue* シブレット (アーン)
[8] Ah! cher monsieur, excusez-moi* Phi-Phi (クリスティーネ)
[9] J’ai deux amants*? 仮面の恋人 (メサジェ)
[10] Saison d’Amour
[11] Je ne suis pas
[12] Je t’aime*
三つのワルツ (オスカー・シュトラウス)
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)
スイス・ロマンド管弦楽団
Wiener Volksopernorchester
指揮:アラン・ロンバール ジョルジュ・セバスティアン
録音:1970 Vienna & Geneva
2007年3月には80歳を迎えるクレスパン。オリジナルLPを初CD化でリリース。

4758246 \1350
フランク:Sonata for violin and piano in a major
ブラームス:Trio for violin, horn and piano in E flat major, op.40
イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
バリー・タックウェル(ホルン)
ヴラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)

4758319 2枚組 \2600
J.シュトラウスII世:喜歌劇《こうもり》全曲
ミッド・プライス初
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン

4758403 \1350
ブルックナー:
交響曲 第4番 変ホ長調《ロマンティック》(ノヴァーク版)
VPO/ベーム
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム

4758247 \1350
リスト:ピアノ作品集
葬送
Sonata in B minor
Trube Wolken (暗い雲)
Klavierstuck in F sharp major, S192 no.3
Eb reve(夜想曲)
リヒャルト・ワーグナー:ヴェネツィア
アルフレッド・ブレンデル(ピアノ)
録音:1991

4758248 \1350
ロドリーゴ:
アランフェス協奏曲
ある貴紳のための幻想曲
Can oneta for violin and string orchestra
三つの小品
ペペ・ロメロ
アカデミー室内管弦楽団
指揮:サー・ネヴィル・マリナー

4758249 2枚組 \2600
ロッシーニ : 歌劇「イタリアのトルコ人」全曲
ミッド・プライス初
スミ・ジョー
シモーネ・アライモ
エンリコ・フィッソーレ
ラウル・ヒメネス
アカデミー室内管弦楽団
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1991

4758252 3枚組 \3900
ベートーヴェン:初期弦楽四重奏曲集
イタリア弦楽四重奏団
録音:1972-1975

4758256 3枚組 \3900
ヘンデル:オラトリオ「サウル」全曲
ミッド・プライス初
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1989

4758260 \1350
シューマン:
謝肉祭、クライスレリアーナ
ミッド・プライス初
内田光子(ピアノ)
録音:1994

<RCA RED SEAL>
82876871562(SACD-Hybrid) \1450 ※再受注
マーラー:交響曲第1 番ニ長調「巨人」
(マーラー協会版決定稿) 「花の章」付
デイヴィッド・ジンマン(指揮)
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、
1995年、デイヴィッド・ジンマンが首席指揮者に就任以来、この10年間チュ
ーリヒ・トーンハレ管弦楽団(TOZ)の躍進ぶりは止まるところがない。ヨ
ーロッパの名門らしい芳醇で深い音色をたたえつつ、響きの透明感を獲得す
るだけでなく、作品の時代によって、使用楽器を選び、編成・オーケストラ
配置などを自在に変えることで、各時代の音楽を鮮やかに現在に蘇らせるそ
の独特の手法は、「21世紀のオーケストラのあり方の理想的な姿の一つ」と
して世界的に大きな評価を得ている。全世界で空前のベストセラーとなった
ベートーヴェンの交響曲全集や序曲集、協奏曲、そしてシューマンの交響曲
全集、R.シュトラウスの管弦楽曲集という充実した成果を経て、ジンマン/
TOZ が世に問うのは、オーケストレーションの粋を極めたマーラーの交響曲
全曲録音である。その第1弾として、交響曲第1番「巨人」が登場する。
2006年6月の来日公演における「巨人」の実演でも証明された通り、巨大な3
管編成を基本としたマーラーのオーケストレーションを精緻に再現し、爛熟
した後期ロマン派・世紀末の申し子マーラーが極限まで拡大させた古典形式
の作品構造を聴く者にはっきりと認識させるという点において、ジンマン/
TOZのマーラー解釈は、感情の波に呑まれこみがちなバーンスタインやテン
シュテット、あるいは細部拡大的なインバル、シノーポリなど、これまでの
さまざまなマーラー演奏とは異なる次元に立つ、まさに21世紀のマーラー像
といえる。第2ヴァイオリンに独自の役割を与えることの多かったマーラーの
オーケストレーションを考慮して、ヴァイオリンを舞台上の左右に振り分け
るほか(舞台左から第1ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、第2ヴァイオリン、
コントラバスという配置)、例えば第1番では第4楽章に登場する2組目のティ
ンパニを1組目と対照させてそれぞれを舞台の後方両端に配置しステレオ効果
を出し、コーダのホルンは楽譜の指定通り起立させ、第2番では、第5楽章の
金管別働隊(バンダ)を別に配置するのみならず、第4楽章「原光」でもや
はり楽譜通り、金管・木管をオーケストラの反対側に置いて空間性を強調、
また、ハープも左右の舞台端に分けて配置して立体感を出すという具合。
第3番に至っては、第5楽章の鐘を特注してしまうほどの入れこみようなど、
とにかくこだわりが半端ではない!
ジンマンはオランダ室内管やロッテルダム・フィルの指揮者をつとめていた
ため20年間にわたってオランダに在住し、生前のマーラーが指揮した名門コ
ンセルトヘボウ管にも頻繁に客演、ハイティンクらによるマーラー・チクル
スのリハーサルや演奏会に必ず立ち合い、同管のアーカイヴに保管されてい
るスコアにあるマーラーの書きこみや修正をじっくりと研究してきた。これ
までポストを歴任したロッテルダム・フィル、ボルティモア響とはマーラー
全曲演奏会を敢行、TOZでは首席指揮者就任演奏会で第3番を演奏して以来、
これまでに7曲のマーラー交響曲を取り上げているジンマンにとって、まさ
に機は熟したのである。TOZも、第2次大戦後首席指揮者となったフォルクマ
ール・アンドレーエがマーラー演奏に積極的に取り組み、セル、クレンペラ
ー、ショルティなど名だたる名指揮者のもとでマーラーの交響曲の演奏を積
み重ねてきている。いわばジンマンとTOZ 双方のマーラー演奏に関する年輪
の深まりがちょうど一致した時期にこのチクルスが開始されたことになる。
「マーラーの交響曲は、それぞれが大河小説の一つの章のようなもの」と語
るジンマンだけに、演奏・録音順も番号順に行われる。2005/06年シーズンに
は第1番「巨人」、第2番「復活」、第3番(以上3曲録音済み)、2006/07年シ
ーズンには第4番(2006年10月)、第5番(2007年4月)、第6番「悲劇的」
(2007年5月)が予定されている。ジンマンが休暇を取る2007/08 年のシー
ズンのあと、2008/09年シーズンで第7番「夜の歌」、第8番「千人の交響曲」
2009/10年シーズンで第9番、第10番(クック版の予定)、「大地の歌」が演
奏・録音されて、ジンマンにとって75歳の時に完結することになっている
(ちなみにこの年まで首席指揮者としての契約を延長している)。少年時代、
ワルター/ウィーン・フィルによる交響曲第5番の「アダージェット」SP盤で
マーラーに目覚め、ミトロプーロス/ニューヨーク・フィルの第6番、ホーレ
ンシュタイン/ロンドン響の第3番、クレンペラー/フィルハーモニアの第2番
をナマで体験し、自らも繰り返し指揮して「最近ようやくマーラーの音楽を
理解できるようになった」と語るジンマン畢生の演奏といえる充実した出来
になること間違いなし。
今回のマーラー・シリーズも、ベートーヴェンの交響曲全集以来(より正確
にはその直前の英デッカへのオネゲル・アルバム以来)、一貫して録音を担
当するクリス・ヘイゼル&サイモン・イーデンの名コンビが音響効果抜群の
トーンハレに鳴り響く名門オーケストラのサウンドを見事に再現。「ホール、
オーケストラ、スタッフ、レコード会社とすべてに理想的な状況の中で、長
年温めつづけた私のファンタジーが飛翔するのです」と自身を持って語るジ
ンマン。このマーラー交響曲全集は、【ハイブリッドSACD 仕様】による発
売となり、この見事な録音を高音質だけでなく、サラウンドにて再生してい
ただき、こだわりの楽器配置などによる素晴らしい音楽空間をお楽しみいた
だけます。トーンハレの巷に溢れるマーラーとは一線を画す、決定的なシリ
ーズの登場である。
※ なお、この盤では「花の章」は、トラック5に収録されております。

<OEHMS CLASSICS>
OC621(SACD-Hybrid) \1550
ベートーヴェン:
交響曲第3番「英雄」
「コリオラン序曲」「エグモント序曲」
ベルトラン・ド・ビリー(指揮)
ウィーン放送交響楽団
ベルトラン・ド・ビリーは1965年パリ生まれ。ロンドンのコヴェント・ガーデ
ン王立歌劇場(1995),ベルリン州立歌劇場(1996),パリ・バスティーユ・
オペラ(1996),ブリュッセル・モネ劇場(1996),ハンブルク州立歌劇場
(1997),バイエルン州立歌劇場(1997)と立て続けにヨーロッパ一流のオ
ペラ・ハウスにデビューし高い評価を得る。2001年にはジュネーヴ大劇場,
2002年夏ザルツブルク音楽祭でもデビューを飾り国際的な名声を獲得する。
アメリカにはドミンゴの招きで1997年にワシントン・オペラでグノーの「ロメ
オとジュリエット」で,1998年にはメットにも同作品で,そして同年ロサン
ジェルス・オペラでも「カルメン」でデビューを飾った。その後メットには
2001年,2002年,2003年にも登場し,2005年には「サムソンとデリラ」,
「トゥーランドット」,「ロメオとジュリエット」を指揮した。
ウィーン国立歌劇場でも数多くの演目を定期的に指揮しているが,各国のオー
ケストラも指揮しており,名門バルセロナ・リセウ大劇場の首席指揮者もつ
とめた(1999年-2004年)。2002年には,ウィーン放送交響楽団の首席指揮者
・芸術監督をつとめているが,2006年からは改修になった伝統のウィーン・
アン・デア劇場のレジデント・オーケストラの活動にも加わっている。
このディスクはそのド・ビリーと手兵ウィーン放送交響楽団との最新アルバ
ムで,彼の日本デビューとなる同響とのコンサートのメイン・プログラムで
ある「エロイカ」と序曲2曲。モーツァルト:ダ・ポンテ3大オペラに始まり,
出身地フランスの近代音楽,オーケストラの本拠地ウィーンのシューベルト,
声楽つき大作ベルリオーズ:レクイエムと立て続けに注目すべき録音を行って
きた彼らが,いよいよ真価を問うレパートリー,ベートーヴェンを取り上げた。
ウィーンの伝統を踏まえながら,引き締まったアンサンブル,磨き上げたディ
テールと音の透明性が見事な出来映えで,ウィーンの音楽シーンに新風を吹
き込んでいる彼らのフレッシュで感動に満ちた名演に仕上がっている。
【録音:2006年、ORFゼンデザール】
【英雄、演奏時間:16:09, 13:17, 5:45, 10:32】
国内盤と同時発売予定。国内盤は通常CD仕様のみの発売となります


<RCA RED SEAL France>
88697028302 \1900
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第4 番*
ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第30番
ジャン・マルク・ルイサダ(p)
ミッコ・フランク(指揮) フランス国立フィル*
「ピアノの詩人」ルイサダによる初めてのベートーヴェン・アルバム。1985年
のショパン・コンクール優勝以来、個性派の名ピアニストとして活躍、日本で
も大きな人気を獲得しているルイサダ。2006年11月にはひさびさの来日公演を
行い、「ルイサダ・ファスティヴァル」と銘打ってソロ・リサイタルのみなら
ず、オーケストラとのピアノ協奏曲、そしてヴァイオリニスト、堀米ゆず子と
のデュオ・リサイタルまで、その幅広い活動ぶりを披露することになっている。
当アルバムは、ルイサダとしては初めてとなるベートーヴェン。5曲のピアノ
協奏曲中、最も抒情的でロマンティックな作風を持つ第4番は、俊英指揮者
ミッコ・フランクとの共演。それに加えて、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ
中最もポピュラーな「悲愴」、そして過去の来日公演において興に乗ってアン
コールで全曲弾き通して話題となった後期の名作ソナタ、第30番を収録。いず
れもルイサダがこれまで何度も取り上げ得意のレパートリーとしている3曲で
ある。録音セッションでは、朝10時から夜10時まで食事の時間も惜しんで何度
も繰り返しテイクを重ねて演奏を極限まで練り上げるというルイサダだが、
今回も彼ならではの繊細なピアニズムが一貫する個性的な解釈を堪能できる
でしょう。 【録音:2006年7月-8月】


●LIVING STEREO ハイブリッドSACD
88697046032(SACD-Hybrid) \1550
シューベルト:
交響曲第8 番「未完成」、
第9番「ザ・グレート」
シャルル・ミュンシュ(指揮)
ボストン交響楽団
ミュンシュ=ボストン響のダイナミックな魅力を最大限に発揮させたシュー
ベルトの交響曲2曲の名演で、いずれもミュンシュにとって唯一の録音となっ
たもの。「未完成」(2チャンネル録音)は「運命」とのカップリングでLP発
売された有名な録音で、男性的な迫力に満ちた硬派の快演。「ザ・グレイト」
(3チャンネル録音)は、圧倒的なスケールと一気呵成の推進力が聴きもの。
なおこのカップリングによる「リビング・ステレオ」としてのCD 化は初めて。
【録音:《8番》1955年5月2日:ボストン・シンフォニー・ホール(2ch録音)
《9番》1958年11月19日(3ch録音)】

88697046042(SACD-Hybrid) \1550
R.シュトラウス:「ドン・キホーテ」「ドン・ファン」
アントニオ・ヤニグロ(Vc)
フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
ライナー=シカゴの極めつきとされたR.シュトラウスの名演から2曲が待望
のSACDハイブリッド化。指揮者としても知られた名チェリスト、アントニオ
・ヤニグロのアメリカ・デビュー時に録音された「ドン・キホーテ」では、各
変奏の情景が目に見えるように再現される。「ドン・ファン」も、シカゴ響な
らではの完璧なアンサンブルで永遠の愛を探求し続ける男の情熱と挫折を描
き切った名演。
【録音:《ドン・キホーテ》1959年4月11日(3ch録音)、
《ドン・ファン》1954年12月6日(3ch録音) シカゴ・シンフォニー・ホール】

88697046052(SACD-Hybrid) \1550
J.S.バッハ:
2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
J・ハイフェッツ(Vn), E・フリードマン(Vn)
マルコム・サージェント(指揮)
ニュー・シンフォニー・オーケストラ・オブ・ロンドン
【録音:1961年5月19、20日、ウォルサムストウ・タウン・ホール(2ch録音)】
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調Op.102
J・ハイフェッツ(Vn), G・ピアティゴルスキー(Vc)
A・ウォーレンシュタイン(指揮)
RCA ビクター交響楽団
【録音:1960年5月19、20日、ハリウッド・リパブリック・スタジオ・サウン
ド・ステージ9(3ch録音)】
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲変ホ長調K364
J・ハイフェッツ(Vn), W・プリムローズ(Va)
I・ソロモン(指揮) RCAビクター交響楽団
【録音:1956年10月2日、ハリウッド・リパブリック・スタジオ・サウンド・
ステージ9(3ch録音)】
ハイフェッツが、名ソリストたちと共演した「二重協奏曲」の名演を3曲カッ
プリング。いずれもハイフェッツにとって唯一のステレオ録音となったもの
で、発売以来一度もカタログから消えたことのない定番がついにSACDハイブ
リッド化。特に室内楽でも多数の共演・録音を残したピアティゴルスキー、
プリムローズとのブラームスとモーツァルトでは、融通無碍の境地を聴かせて
くれる。

88697046062(SACD-Hybrid) \1550
ポピュラー・クラシックス・フォー・スパニッシュ・ギター
HEITOR VILLA-LOBOS / Choros No. 1 * Etude in E Minor , TORROBA /
Madronos , TURINA/ Homenaje a Tarrega , Garrotin * Soleares ,
VILLA-LOBOS / Prelude in E Minor, ALBENIZ / Suite espanola, Granada,
Leyenda, FALLA / Homenaje “Le tombeau de Claude Debussy”,
TRADITIONAL / Canciones populares catalanas: El testament d’Amelia,
TURINA /Fandanguillo
ジュリアン・ブリームがRCAに残した数多くの録音の中でも、名演として知ら
れるリビング・ステレオ期のスペイン音楽がSACD ハイブリッド化。演奏解釈
や技巧の点で20世紀ギター演奏の頂点を極めていた壮年期のブリームが、ヴィ
ラ=ロボスからトゥリーナにいたる名曲の系譜を鮮烈に描いた名盤である。
【録音:1962年11-12月、ロンドン・ケンウッド・ハウス (2ch録音)】

88697046072(SACD-Hybrid) \1550
アルベニス:「イベリア」より、 「ナヴァーラ」
ファリャ:「恋は魔術師」「はかなき人生」「三角帽子」より
グラナドス:「ゴイエスカス」より
レオンタイン・プライス(Sp)
フリッツ・ライナー(指揮)
シカゴ交響楽団
ライナー=シカゴ響の数多い名演奏・名録音の中でも異色の名盤が、アルベ
ニス、ファリャ、グラナドスのオーケストラ小品をちりばめたこの「スペイ
ン」。シカゴ響の正確無比なアンサンブルとヴィルトゥオージティが、きら
びやかで異国情緒あふれる雰囲気を鮮やかに再現。名プリマドンナ、レオン
タイン・プライスとの「恋は魔術師」は、ライナー最晩年の録音。
【録音:1958年-1963年(3ch録音) シカゴ・シンフォニー・ホール】

<VIRGIN CLASSICS>
VCS-3654832 2枚組 \3960
ヘンデル:歌劇「カスティーリャの王、フェルナンド」
ローレンス・ザッゾ(カウンター・テナー)/フェルナンド
ヴェロニカ・カンジェミ(ソプラノ)/エルヴィダ
マリアンヌ・ピッツォラート(アルト)/イサベラ
マックス・エマヌエル・ツェンツッツィ(カウンター・テナー)/サンツィオ
フィリッポ・アダミ(テナー)/ディオニシオ
アントニオ・アベテ(バリトン)/アルトマロ
ネアル・バネルジェエ(テナー)/アルフォンソ
イル・コンプレッソ・バロッコ
アラン・カーティス指揮
カーティスのヘンデル・オペラ録音の第6作はまさに貴重な金字塔
国際ヘンデル録音賞を3度獲得しているシリーズの最新作。「フェランド」は
後に「メディア王、ソザルメ」に改作され1732年2月に初演された作品。カー
ティスは自身が校訂してこの録音に臨み、ヘンデルの最上の音楽が含まれてい
ると評価される作品を完成させました。80Pブックレット、伊、英での歌詞付



<EMI CLASSICS>
CDS-3532582 2枚組 \2980
チャイコフスキー:
交響曲第4番へ短調Op.36
交響曲第5番ホ短調Op.64
交響曲第6番ロ短調Op.74「悲愴」
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ指揮
前作の管弦楽作品(CDC−3700652)に続くパッパーノ/サンタ・チェチーリア
のチャイコフスキー・シリーズの第2作。美しいメロディーとゴージャスで華
麗なオーケストラサウンドで多くのファンを魅了する後期交響曲の傑作録音
です。07年7月にはこの顔合わせで全国9回の来日公演が予定されており(ソリ
ストにはアルゲリッチ)来年度のコンサート・シーンのハイライトとなるで
しょう。そんな期待をさらに盛り上げる注目の録音の登場です。


<EMI UKI>
●CLASSICS FOR PLEASURE
CDZ-3822272 \1000
モーツァルト:ホルン協奏曲第1-4番
ハイドン:トランペット協奏曲変ホ長調*
クレア・ブリッグス(ホルン)、*イアン・バルメイン(トランペット)
ロイヤル・リヴァプール・フィル、 
スティーヴン・コヴァセヴィチ指揮

CDZ-3822302 \1000
プロコフィエフ:ピーターと狼、 
ブリテン:青少年のための管弦楽入門 他
リチャード・ベイカー(スピーカー)
ニュー・フィルハーモニアO、 
レイモン・レッパード指揮 他

CDZ-3822312 \1000
ドビュッシー、ラヴェル:
弦楽四重奏曲 他
デイヴィス(フルート)、クリンコ(ハープ) 他

CDZ-3822332 \1000
サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」
動物の謝肉祭 他
バーミンガム市交響楽団、
ルイ・フレモー指揮

CDZ-3822342 \1000
ショスタコーヴィチ:
ピアノ協奏曲第1&2番、ジャズ組曲第1番 他
(ドミトリ・アレクセーエフ(ピアノ)、
マクシミウク指揮、ヤンソンス指揮 他

CDZ-3822362 \1000
シャンペンと笑い-ヨハン・シュトラウスII世の音楽
シャンペン・ポルカ;美しく青きドナウ/バルビローリ指揮;
皇帝円舞曲/クリップス指揮
「こうもり」より/ボスコフスキー指揮 他 全17曲

CDZ-3822252 \1000
フォスターの歌
金髪のジェニー; 夢見る人; つらい時はもうごめんだ 他 全20曲
ウンガー(フィドル)、メイソン(ギター)、ハンプソン(バリトン) 他

CDZ-3822282 \1000
オルガン・リサイタル
ヘンデル:水上の音楽−アラ・ホーンパイプ
バッハ:トッカータとフーガ二短調
ウォルトン:戴冠式行進曲 他 全19曲
イアン・トレイシー

CDZ-3822292 \1000
プロコフィエフ:古典交響曲 他
チャイコフスキー:「くるみ割り人形」組曲
プロコフィエフ:交響曲第7番 他
フィルハーモニアO.
ニコライ・マルコ指揮

CDZ-3822322 \1000
ロシアン・スペクタキュラー
グリンカ:「リュスランとリュドミラ」序曲
ムソルグスキー:はげ山の一夜 他
ハレO、ロンドン・フィルハーモニーO. 
ヴァーノン・ハンドリー指揮

●BRITISH COMPOSERS
CZS-3821462 2枚組 \1450
アーノルド・コンダクツ・アーノルド
交響曲第1番; 第2番; 第5番; 2つのピアノのための協奏曲w/スミス、
セリック(ピアノ); 「孤独」より; 序曲「シャンターのタム」 他
ボーンマスS.O. バーミンガム市S.O. フィルハーモニアO. 
ロイヤル・フィルハーモニアO. 
マルコム・アーノルド指揮

CZS-3821512 2枚組 \1450
エルガー:交響曲第1&2番 他
序曲「南国にて」; 劇音楽「グラニアとディアルミド」; 
序奏とアレグロ;弦楽のためのセレナード
フレンド、ウィルソン(ヴァイオリン)、チェンバース(ヴィオラ)、
キャメロン(チェロ)
ロンドン・フィルハーモニーO、 
エードリアン・ボールト指揮

CDZ-3821562 \1000
エルガー:ヴァイオリン協奏曲*他
序曲「フロワッサール」; 序曲「コケイン」; 帝国行進曲
*ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニーO、 *ニュー・フィルハーモニアO
エードリアン・ボールト指揮

CDZ-3821572 \1000
ヴォーン・ウィリアムズ:
トーマス・タリスの主題による幻想曲; すずめばち;
グリーンスリーヴズによる幻想曲 
バタワース:青柳の堤; エルガー:エニグマ変奏曲
ロンドンS.O. アンドレ・プレヴィン指揮


<EMI FRANCE>
CZS-3841952 4枚組 \3950
レジーヌ・クレスパン/80歳記念アルバム
CD1
ベルリオーズ:歌劇「トロイ人」より3曲; 「ファウストの劫罰」より;
マスネ:歌劇「エロディアード」より4曲
プーランク:歌劇「カルメル会修道女の会話」より2曲
オッフェンバック:喜歌劇「パリの生活」より2曲
CD2
ヴェルディ:
歌劇「トロヴァトーレ」より; 歌劇「オテロ」より; 歌劇「仮面舞踏会」
より; 歌劇「マクベス」より; 歌劇「ドン・カルロ」より2曲; 歌劇
「アイーダ」より
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」より
CD3
ワーグナー:
歌劇「タンホイザー」より2曲; 歌劇「ローエングリン」より2曲; 
楽劇「ワルキューレ」より; 舞台神聖祝典劇「パルジファル」より; 
「ヴェーゼンドンクに5つの詩」
プッチーニ:歌劇「トスカ」(フランス語版)より3曲
CD4
シューマン:リーダークライスOp.39(全12曲)
デュパルク:旅への誘い;遺言; 悲しき歌; ローズモンドの館; 
エレジー; フィディレ 
フォーレ:夕暮れ; 秘密; 川のほとりで; 夢のあとで; 月の光; 
カントルーブ:紡ぎ女; かっこう(以上「オーヴェルニュの歌」より)
ルーセル:危機に瀕した心
ソーゲ:クレオールの子守歌
レジーヌ・クレスパン(ソプラノ) 他
フランスの代表的ソプラノ、クレスパン幅広いレパートリーをしめす気品あ
ふれるアンソロジー。


<EMI CLASSICS>
CDC-3755862 \1980
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
ピアノ・ソナタ第2番「葬送」
スケルツォ第1番 ロ短調 作品20
スケルツォ第2番 変ロ短調 作品31
スケルツォ第3番 嬰ハ短調 作品39
スケルツォ第4番 ホ長調 作品54
サイモン・トルプチェスキ(ピアノ)
急速に評価を高める若手ピアニストの雄、トルプチェスキのショパン。
27歳の俊英、トルプチェスキのラフマニノフ作品(CDC−5579432)に続くEMI
クラシックスへの第2弾。スラヴ的な気質とロマンティックな気分が横溢した
魅力的なショパンが味わえる新録音のご案内です。

DV6BW-3689939(DVD-Video) 6枚組 \14900
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
DISC1:
第1番、第18番、第29番「ハンマークラフィーア」、 
第2番、第17番「テンペスト」、第10番、第26番「告別」
DISC2:
第8番「悲愴」、第12番、第25番、第28番
第5番、第11番、第19番、第23番「熱情」
DISC3:
第7番、第13番、第27番、第21番「ワルトシュタイン」
第15番「田園」、第3番、第24番、第30番
DISC4:
第16番、第6番、第31番 
第9番、第4番、第22番、第32番
DISC5/6:
マスター・クラス w/ラン・ラン、ジョナサン・ビス、
サリーム・アブード・アシュカール、アレッシオ・バックス
デイヴィド・カドゥーチ、シャイ・ワスナー(各約1時間)、
バレンボイムのインタヴュー
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ステレオ、ドルビー5.0、マスター・クラス部分に仏、独、西の字幕
ハード・ケース・ボックス、100Pブックレット
ベートーヴェン、ピアノ・ソナタのDVDによる決定盤!
8日間のチクルス・コンサートをDVD4枚に収録、さらに若手ピアニストたちへ
のレッスン映像も興味深いコンテンツ2005年、バレンボイムはベルリン・シュ
ターツオーパーを会場に2週間にわたる8回のベートーヴェンのピアノ・ソナタ
全曲演奏を行いました。その全曲を収めたDVDの登場です。さらにマスター・
クラス映像、充実したブックレットと合わせてベートーヴェンのピアノ・ソナ
タの決定盤となるアルバムです。


<VIRGIN CLASSICS>
VCS-3793022 2枚組 \1980
ブラームス:後期ピアノ作品集
幻想曲集 作品116(全7曲)
3つの間奏曲 作品117
6つのピアノ小品 作品118
4つのピアノ小品 作品119
ニコラス・アンジェリシ(ピアノ)
ブラームス・リサイタルの1作目でグラモフォン誌のエディターズ・チョイス
に推薦されるなど新世代のベスト・ピアニストとして評価されるアンジェリ
シのブラームス・リサイタル・シリーズの第2作。ヴァージン・クラシックス
はリサイタル及びカプソン兄弟たち他とのブラームス作品集のシリーズ録音
を継続中。お買い得価格でのご案内です。




<EMI GERMANY>
CDC-3799442 \1980
アントニオ・パスクッリ:オーボエ超絶技巧作品集
「シチリア島の夕べの祈り」の主題による大協奏曲
「トロヴァトーレ」による協奏曲*
歌劇「ポリウート」によるファンタジア
「仮面舞踏会」によるファンタジア*+
「椿姫」の楽しい思い出*
「リゴレット」の思い出*
以上アントニオ・パスクッリ(1842-1924)曲/*ヴォルフガング・レンツ編
クリストフ・ハルトマン(オーボエ、+イングリッシュ・ホルン)
アウグスブルグ・フィルハーモニー、ルドルフ・フィールマイヤー指揮
1842年シチリアのパレルモに生まれたパスクッリは14歳で「オーボエの神童」
としてイタリア、ドイツ、オーストリアを楽旅し4年後にはパレルモ音楽院の
教授に指名されるなどの名声を博し「オーボエのパガニーニ」と呼ばれた天
才オーボエニスト。超絶的な技巧を駆使したオペラの名メロディーをテーマ
とした傑作をベルリン・フィルのオーボエ、ハルトマンがみずからパレルモ
でのツアーをきっかけに発見した自筆譜をもとにレンツの協力を得て完成さ
せたプロジェクト。存在が忘れられていた作品を発掘し新たなオーボエ作品
として紹介するファン必聴のアイテムです。

<NAXOS> 各1枚 \880
8.557062
ラフマニノフ(1873-1943):<2台のピアノのための音楽>
交響的舞曲/組曲第1番「幻想的絵画」/組曲第2番
演奏/ピーター・ドノホー(ピアノ)、マーティン・ラスコー(ピアノ)
作曲者自身が優れたピアニストだったため、ピアノ音楽の表現は無限大。交響
的舞曲はオーケストラ作品の編曲であり、2つの組曲はオリジナル作品。オー
ケストラのように圧倒的なサウンドが、2人のイギリス人ピアニストによって
展開されていく一枚です。

8.557373
シューベルト(1797-1828):
<シューベルト・ドイツ語歌曲全集第22集−「感傷主義」の詩人たち第5集>
ルードヴィヒ・コーゼガルテンの詩による歌曲集 − 愛の精霊/発見/愛のた
めのすべて/忠誠の誓い/幻影/幻覚/夕べ/月夜/夜の歌/夕べに菩提樹の
下で(第1作)/同(第2作)/あこがれ/ルイーゼの答え/ローザに(その1)
/同(その2)/沈みゆく太陽に寄せて/星「暗黒の何と心地よいこと」/イ
ーデンの夜の歌/イーダから/イーデンの白鳥の歌/白鳥の歌
歌・演奏/リューディア・トイシャー(ソプラノ)、
マルクス・ウルマン (テノール)、トーマス・バウアー(バリトン)、
ウルリッヒ・アイゼンロール(フォルテピアノ)
※ドイツ語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
澄んだ声のトイシャー、のびのびと歌い上げるウルマン、そしてやや思索的な
雰囲気のバウアー。この3人に加え、フォルテピアノで独特の雰囲気をもたらす
アイゼンロール。まるでひとつのチームと化した4人が、宴のように歌い上げ
ていくこの一枚は、落ち着いてシューベルトが聴きたい方に最適でしょう。

8.557524
<ロバート・クラフト・コレクション:シェーンベルク作品集第5集>
シェーンベルク(1874-1951):
5つの管弦楽曲/チェロ協奏曲ニ長調(G.M.モンの「クラヴィア協奏曲ニ長調」
による) 
ブラームス(1883-1897):
ピアノ四重奏曲第1番(シェーンベルクによる管弦楽編曲)
演奏/ロバート・クラフト(指揮)
ロンドン交響楽団(5つの管弦楽曲)、フィルハーモニア管弦楽団、
フレッド・シェリー(チェロ……チェロ協奏曲)
Koch Internationalからの移行発売。かつては米Columbiaに主要作品を録音し
ていたクラフト。2つの編曲作品は「作品」と呼べるほど独創的なものであり、
音色旋律という手法を使った「5つの管弦楽曲」も含め、シェーンベルクの音
色感を探る一枚です。

8.557582
ヒナステラ(1916-1983):
バレエ音楽「パナンビ」(全曲)
バレエ音楽「エスタンシア」(全曲版世界初録音)
演奏/ジゼレ・ベン=ドール(指揮)
ロンドン交響楽団、ルイス・ガエタ(語り、バス=バリトン)
※西語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
英Conifer Classicsから発売され、マニアの間で話題になった名盤の移行再発
売。組曲での録音ばかりだった「エスタンシア」の全曲が目玉であり、アルゼ
ンチンのコープランドと呼ばれたこの作曲家の実像に迫っています。民族音楽
的な要素や映画音楽風の親しみやすさもあり、「春の祭典」などがお好きなリ
スナーにもおすすめです。

8.557616
J.S.バッハ(1685-1750):<バスのための教会カンタータ集>
われ喜びて十字架をになわんBWV.56/われは満ち足れりBWV.82/平安、汝とと
もにあれBWV.158
歌・演奏/ハンノ・ミュラー=ブラハマン(バス=バリトン)、
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)
ケルン室内管弦楽団、
ティナ・シェレール(ソプラノ) 、ダニエル・ロテルト(フルート)、
コレギウム・ヴォカーレ・シーゲン、他
※ドイツ語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
1970年に生まれ、バロック・オペラからワーグナーまでを歌いこなすバス=
バリトン歌手が、心癒されるような落ち着いた声で歌うカンタータ集。まる
でJ.S.バッハの思惑通りに、聴きながら祈りを捧げてしまうような雰囲気に
満ちています。初めて教会カンタータを聴く方にもおすすめできる、親しみ
やすさを持った一枚です。

8.557671
C.シュターミッツ(1745-1801):
トリオ・ソナタOp.14-4/トリオ・ソナタOp.14-5/トリオ・ソナタOp.14-2/
トリオ・ソナタOp.14-1
演奏/ドナルド・アームストロング(指揮)
ニュージーランド交響楽団室内管弦楽団
1776年にパリで出版されたOp.14の作品集は、弦楽四重奏でも弦楽合奏でも演
奏可能なシンフォニア。モーツァルトのディヴェルティメントを思わせる爽
快さにあふれ、まさに18世紀のスタイルを伝えてくれる音楽だと言えるでしょ
う。モーツァルト・ファンには無条件でおすすめできる一枚です。

8.557781
<聖霊のための詩篇集>
G.M.ギャレット:
詩篇第126番「主がシオンの捕われ人を連れ帰られると聞いて」/詩篇第93番
「主こそ王」 
ゴス:詩篇第127番「主御自身が建ててくださるのでなければ」 
ハウエルズ:
詩篇第122番より「おお、エルサレムの平和を求めよう」/詩篇第121番「目を
上げて、わたしは山々を仰ぐ」 
H.スマート:詩篇第65番「沈黙してあなたに向かい、讃美をささげます」 
W.マティアス:
詩篇第67番より「神よ、すべての民があなたに感謝をささげますように」 
T.アットウッド:
詩篇第41番「いかに幸いなことでしょう。弱いものに思いやりのあるひとは」
クロフト:埋葬の弔辞 
N.エジソン:詩篇第137番「バビロンの流れのほとりに」 
ベアストウ:詩篇第114番「イスラエルはエジプトを」 
チルコット:詩篇第102番より「わが祈りを聞きたまえ」 
ラーキン:詩篇第111番「わたしは心を尽くして主に感謝を捧げる」 
S.ウェズリー:詩篇第42番「鹿が谷川を慕いあえぐように」 
パリー:
詩篇第122番より「主の家に行こう、と人々が言ったとき、わたしは嬉しかっ
た」 
※英語歌詞付
歌・演奏/ノエル・エジソン(指揮)
エローラ・セント・ジョンズ聖歌隊、マシュー・ラーキン(オルガン)
キリスト教のミサなどで歌われることの多い、 詩篇が歌詞となっている讃美
歌。特にイギリスの作曲家によるものを集めたこの一枚には、教会での結婚式
などで聴いたことのあるメロディも含まれています。讃美歌を歌いたい合唱団
の方、家庭で教会の雰囲気を気軽に味わいたいという方にもおすすめです。

8.557857
チャルディ(1818-1877):<フルートのための音楽>
フルートと管弦楽のための大協奏曲(ロベルト・ファブリッチアーニによる
改訂・オーケストレーション、ツェルボーニ社出版)/フルートと管弦楽の
ための幻想曲「アルノのこだま」(ロベルト・ファブリッチアーニによる改訂
・オーケストレーション、ツェルボーニ社出版)/カンツォネッタ「わたしの
お母さん」によるフルートと弦楽のためのスケルツォ「ヴェネツィアの謝肉
祭」(ロベルト・ファブリッチアーニによる改訂・オーケストレーション)
/フルートとピアノのための幻想曲「北のナイチンゲール」/フルートとピ
アノのための悲歌「心の溜め息」/フルートとピアノのためのカプリッチョ
「運命の女」/フルートとピアノのためのポルカ・マズルカ「ディ・チ?」
/フルートとピアノのためのナポリのストルネッロによる小幻想曲
演奏/ロベルト・ファブリッチアーニ(フルート)、
マッシミリアーノ・ダメリーニ(ピアノ)、
シュテファン・フラース(指揮)
フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州立交響楽団
“フルートのパガニーニ”という異名をとり、その超絶技巧的かつ華やかな作
品で19世紀のイタリア音楽史を彩っているチャルディ。フルートを演奏する方
なら「ロシアの謝肉祭」などでおなじみでしょうが、まだまだ多くの作品があ
ります。ミラノ・スカラ座のオーケストラに在籍したほか、ソリストとして世
界的な活躍をしている奏者のソロをお楽しみください。

8.557895
ベートーヴェン(1770-1827):<弦楽三重奏曲集第1集>
弦楽三重奏曲Op.3/セレナードOp.8
演奏/アティラ・ファルヴァイ(ヴァイオリン)、
ヤーノシュ・フェヘールヴァーリ(ヴィオラ)、
ジェルジ・エーデル(チェロ)
弦楽四重奏曲に隠れているものの、より凝縮された美を感じさせる弦楽三重奏
曲。音楽による会話ともいえるこのシリーズを、コダーイ・クヮルテットのメ
ンバー3人が演奏します。弦楽四重奏曲全集の続編となるものであり、誠実な
演奏が大きな特徴です。

8.557920
ヴィヴァルディ(1678-1741):
<ヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」第1集 −「四季」、他>
第1番「春」/第2番「夏」/第3番「秋」/第4番「冬」/第5番「海のあらし」
/第6番「喜び」
演奏/チョー=リャン・リン(ヴァイオリン)、セジョン、
アンソニー・ニューマン(ハープシコード&ポルタティフ・オルガン)
1960-70年代に、斬新なJ.S.バッハの演奏で一世を風靡したニューマンが、
1995年に結成されたニューヨークのアンサンブルをリード。ドロシー・ディレ
イ門下で、新鮮な才能としてCDデビューも飾ったヴァイオリニストを迎え、
ヴィヴァルディの名曲に新しい光を当てています。しかも決して極端な表現
ではなく、スタンダードな雰囲気でありながら活気がある印象を与えてくれ
ます。

8.557937
ソレル(1729-1783):<ハープシコード・ソナタ全集第12集>
ソナタ ハ長調(ルビオ番号なし)/ソナタ第130番/ソナタ第121番/ソナタ
第63番/ソナタ第67番/ソナタ第125番/ソナタ第44番/ソナタ第107番/ソナ
タ第79番 
※ソナタのナンバリングはルビオ版による
演奏/ギルバート・ローランド(ハープシコード)
イギリスにおけるハープシコード演奏のベテランとなった奏者が、音楽の構成
力をアピールするような演奏を展開。リリースごとに評価を高めているソレル
の膨大な作品シリーズ最新盤。D.スカルラッティと並ぶ才能だけに注目される
べき作曲家であり、その華麗な音楽は新しい聴き手を獲得するだけの魅力を持
っています。

8.557990
マーラー(1860-1911):交響曲第5番
演奏/ジェームス・デプリースト(指揮)ロンドン交響楽団
マニアの間では知る人ぞ知る名匠でしたが、東京都交響楽団のシェフになって
名前が広く知られ、今や「のだめカンタービレ」にも登場した人気指揮者のマ
ーラー。ショスタコーヴィチなどを得意とする指揮者だけに、マーラーの解釈
も実に充実。自信に満ちているその演奏は、スタンダードなものとして広くお
すすめできます。

8.557992
<サクソフォーンと管弦楽のための印象>
テオドラキス(1925- ):
クレタ小協奏曲(編曲:サンプロヴァラキス)/アダージョ スカルコッタス
(1904-1949):小協奏曲(編、オーケストレーション:サンプロヴァラキス)
アントニウー(1935- ):コンチェルト・ピッコロ 
アレキシアディス(1960-):フリギアの連祷
テニディス(1936- ):ポントスの狂詩曲 
ハジダキス(1924-1994):クノール氏(モナ・リザの微笑より) 
※全曲世界初録音
演奏/セオドア・ケルケゾス(サクソフォーン)、
マイロン・ミカイリディス(指揮)テッサローニキ州立交響楽団
ギリシャの奏者によるお国ものですが、図らずもギリシャの代表的な作曲家が
並ぶ一枚に。ボスニアの内戦へ捧げたテオドラキスの「アダージョ」、近年マ
ニアに高い評価を得ているスカルコッタス、映画音楽やワールド・ミュージッ
ク・シーンでも知られるハジダキスなど、見落とされがちなこの国の音楽文化
に接することができるでしょう。

8.559280
バーンスタイン(1918-1990):
バレエ音楽「ディバック」(全曲)
バレエ音楽「ファンシー・フリー」(全曲)
演奏・歌/アンドリュー・モグレリア(指揮)
ナッシュヴィル交響楽団、
メル・ウルリッヒ(バリトン)、マーク・ライジンガー(バス)、
アビー・バーク(歌)、シュテファン・クンマー(ピアノ)、
ロジャー・スペンサー(コントラバス)、
サミュエル・D・バッコ(ドラムス) 
「ディバック」はユダヤ教のさまよう霊をモティーフにした不気味なバレエ音
楽であり、「ウエスト・サイド・ストーリー」のジェローム・ロビンズ振付で
上演された意欲作。ジャズやミュージカルに通じるダンサブルなバレエ音楽
「ファンシー・フリー」は、自作自演も複数あるほどの人気作品であり、この
録音では歌手による冒頭のジャズ・ナンバーも収録しました。

8.570075
ラヴェル(1875-1937):バレエ音楽「ダフニスとクロエ」(全曲)
演奏・歌/ローラン・プティジラール(指揮)
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、ボルドー歌劇合唱団、
サミュエル・コールズ(フルート)
幻想的で古代ギリシャの美を思わせるこのバレエ音楽を、克明に音を描き出し
た新鮮なアプローチで演奏。ワインの生産地として有名な地方のオーケストラ
は、まだまだ知名度が低いもののなかなかの実力派。ロマンティック・オペラ
的な表現も特徴です。同時発売の作品集(下記)にもご注目を。

8.570138
プティジラール(1950- ):
12人の寺院の守護者(ラジオ・フランス委嘱作品)/大管弦楽と弦楽のための
詩(ラ・フィラテューラ[ミュールズ]委嘱作品)/ユーフォニア*
演奏/ローラン・プティジラール(指揮)
ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、
リュブリャナ放送交響楽団* 
パリを拠点に作曲家・指揮者として活躍。ナクソスにも「エレファント・マン」
(8.557608-09)の録音があるプティジラールのオーケストラ作品は、メシアン
や武満などと同様のデリケートさを持っています。現代フランスを代表する一
人であり、特にベルリオーズが創作した未来小説「ユーフォニア」による作品
が注目されます。

8.570217-18 2枚組
ショスタコーヴィチ(1906-1975):バレエ音楽「黄金時代」(全曲)
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)
ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
ショスタコーヴィチ生誕100年におくるナクソスのトリは、魅力的な小品が多数
あるバレエ音楽の全曲版。1930年に初演された際の記録をベースに、第3幕の
冒頭には「二人でお茶を(タヒチ・トロット)」を挿入。アイヴズや20世紀ロ
シア(ソヴィエト)音楽を得意とする指揮者が、鮮烈に描き出す演奏です。


<NSXOS HISTORICAL> 各1枚 \880
8.111064
モーツァルト(1756-1791):
レクィエム(ジュスマイヤー版)(録音:1941年12月4日・5日、ローマ)
※歌詞はラテン語です。ブックレットに歌詞は付いておりません。
演奏・歌/ヴィクトル・デ・サバタ(指揮)
ローマRAI管弦楽団・合唱団、
コスタンティーノ・コスタンティーニ(合唱指揮)、
ブルーノ・エルミネロ(合唱指揮)、
ピーア・タッシナーリ(ソプラノ)、
エベ・スティニャーニ(メゾ・ソプラノ)、
フェルッチョ・タリアヴィーニ(テノール)、
イタロ・ターヨ(バス)
ウォード・マーストン復刻。モーツァルト没後150年の1941年に演奏された記録
であり(初出は伊CETRAのSP)、当時のイタリアを代表する歌手、演奏家たちが
集結。ほの暗く、ゆったりとしたテンポで進む演奏は、深く聴き手の心に刻み
込まれます。

8.111065
<コルトーのSP録音集第4集-ショパン選集>
ショパン(1810-1849):
ピアノ・ソナタ第2番「葬送行進曲つき」
(録音:1928年6月5日、12月11日、ロンドン)
同第3番(録音:1933年7月6日、ロンドン)
3つのポーランドの歌(リスト編曲)(録音:1939年3月10日、ロンドン)
華麗な大ポロネーズ(短縮版)(録音:1923年2月5日、ニュージャージー)
ポロネーズ第6番「英雄」(録音:1933年7月4日-5日、ロンドン)
同第7番「幻想ポロネーズ」(録音:1947年10月15日、ロンドン) 
演奏/アルフレッド・コルトー(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。しっかりと存在感があるサウンドで聴くコル
トーのショパンは、一部は英HMVのSPをソースに復刻。またSPでは発売されな
かった音源もいくつかあり、このピアニストの優雅さと華麗さ、自在なタッチ
を聴くには最適の一枚になりました。

8.111116
<モイセイヴィッチのピアノ録音集第10集:アコースティック録音集1916-1925>
ラモー:ガヴォットと6つの変奏 
ダカン:かっこう 
D.スカルラッティ(タウジヒ編曲):牧歌と奇想曲 
シューベルト(リスト編曲):セレナード「聞け、聞け、ひばりを」 
ウェーバー:無窮動(ソナタ第1番より) 
シューマン:夢のもつれ/春の夜に(リスト編曲) 
ブラームス:8つの小品-第2番「奇想曲」 
ドリーブ:パスピエ(付随音楽「歓楽の王」第6番より) 
モシュコフスキ:幻想曲集-第4番「女道化師」 
ルビンシテイン:舟歌第1番 
ムソルグスキー:
ゴパーク(歌劇「ソロチンスク[ソロチンツィ]の定期市」より) 
スクリャービン:2つの左手のための小品-第2番「夜想曲」 
パルムグレン:
24の前奏曲-第19番「鳥の歌」/同-第12番「海」/フィンランドのリズム-
第5番「西フィンランドの踊り」 
レシェティツキ:練習曲形式のアラベスク 
ドビュッシー:
ミンストレル(前奏曲集第1集より)/月の光(ベルガマスク組曲より)/雨の
庭(版画より) 
ラヴェル:水の戯れ 
メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番
(録音:1916-1925年、イギリス、ヘイズ)
演奏/ベンノ・モイセイヴィッチ(ピアノ)、
[メンデルスゾーン]
ランドン・ロナルド(指揮)ロイヤル・アルバート・ホール管弦楽団
ウォード・マーストン復刻。シリーズ10枚目となるこの一枚は、バロックから
スクリャービンまで幅広い小品を網羅。20代後半から30代前半にかけての演奏
であり、その新鮮さが時代を超えて伝わってきます。若さにあふれた、それで
いて破綻のないピアニズムは、この奏者の節度を知るための大切な証でしょう。


<CPO>
777093-2 \1480
プロコフィエフ(1891-1953):<作曲家によるバレエ音楽ピアノ編曲集>
バレエ音楽「放蕩息子」
バレエ音楽「ボリステネスの岸辺で(ドニェプルの岸辺で)」
演奏/マリア・イワノワ(ピアノ)
ピアノの名手でもあった作曲者が、自らリサイタルで演奏するために作られた
ピアノ版を再現。オーケストラによる原曲と比較し、その構造も手に取るよう
にわかるでしょう。もちろんプロコフィエフ・ファンは必聴。彼のピアノ・ソ
ナタなどがお好きな方にもおすすめです。

777162-2 2枚組 \4200
ミヨー(1892-1974):<ピアノと管弦楽のための作品全集>
エクスの謝肉祭/バラード/5つの練習曲/ピアノ協奏曲第1番/田園の幻想曲
/ピアノ協奏曲第2番/ピアノ協奏曲第3番/ピアノ協奏曲第4番/
ピアノ協奏曲第5番
演奏/ミヒャエル・コルスティック(ピアノ)、
アラン・フランシス(指揮)
SWRカイゼルスラウテルン放送管弦楽団
いくつかは録音があるものの、全集という形でリリースされるのは珍しいピア
ノ協奏曲と、その他の作品集。機知に富んだその作風は、交響曲など他のジャ
ンルと変わりなく、“転調のサーカス”とでも評したくなるような楽しさが、
全編にあふれています。

777180-2 \2100
ロッティ(c.1667-1740):<晩祷のための詩篇集>
ディクシット・ドミヌス(主は言われた)(詩篇第109番)/ラウダーテ・プエ
リ(子らよ、主を誉めたたえよ)(詩篇第112番)/クレディディ(われはなお
も信じたり)(詩篇第115番)/ラウダーテ・ドミヌム(すべての国よ、主を賛
美せよ)(詩篇第116番)
歌・演奏/マティアス・ユング(指揮)
バツドルファー宮廷楽団 ザクセン・ヴォーカル・アンサンブル、
バルバラ・クリスティーナ・シュトイデ(ソプラノ)、
アネカトリン・ラーブス(ソプラノ)、
ダフィート・エルラー(アルト)、
トビアス・ベルント(バス)
イタリアのヴェニスに生まれ、ドレスデン宮廷楽団のメンバーやサン・マルコ
大聖堂の音楽監督も務めたロッティは、バロックと古典派音楽の橋渡し役とし
て知られています。このCDには、2年ほど在籍したドレスデン時代の作品ほかを
収録。ヴェネツィア楽派としての誇りも感じさせる作品集です。

777199-2 \2100
ペッテション(1911-1980):ヴァイオリン協奏曲第2番(改訂版)
演奏/イザベレ・ファン・コイレン(ヴァイオリン)、
トーマス・ダウスゴー(指揮)スウェーデン放送交響楽団
1970年代後半に作曲された長大な作品。約50分もの間途絶えることなく、気分
のテンションが張り続けているその音楽は、交響曲などと同様にこの作曲家の
作風を代表するものです。1999年の改訂版を使った録音であり、クレーメルや
アルゲリッチなどとの共演も多い奏者の壮絶な演奏も聴きものです。

777214-2 \1480
F.ベンダ(1709-1786):<ヴァイオリン・ソナタ集>
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調/同イ短調/同ヘ長調/同ホ長調/同ハ長調/
同変ホ長調
演奏/アントン・シュテック(バロック・ヴァイオリン)、
クリスティアン・リーガー(ハープシコード) 
ボヘミア地方に生まれ、華麗なヴァイオリンの作品と演奏テクニックで当時の
音楽シーンを熱狂させたベンダ。ロココ風の装飾なども駆使したヴァイオリン
・ソナタは人気作品であり、モーツァルトの時代を側面から知るためにも最適
の音楽だと言えるでしょう。ビーバーのソナタ(777124-2)などで注目が集ま
るシュテックのまばゆい演奏にも注目です。

777238-2 \1480
<ブレーメンのクリスマス>
来たれ、諸民族の救い主よ/神の御子は今宵しも/山を越えマリアは行く/私
はどのようにあなたを迎えよう/夜は深まり/おお救い主よ、天の扉を開け/
おおいとしき御子、おおやさしきイエス/ばらは咲きいで/天より下りて/イ
エス・キリストよ、汝はたたえられよ/もろびと声上げ/主の馬槽のそばにわ
れは立ち/喜び踊れわが心よ/ひとりの御子われらに生まれたり/マリアの子
守歌/来てキリストを称えよう/大地と星空に喜びあれ/いと高きところ、神
に栄光あれ/愛らしいナイチンゲール、目を覚まして!/天使は天国の歌を持
ち/優しいお顔の幼子よ/静かに、静かに/もうすぐ暗くなります/高き天よ
り、汝天使が来たる/この超越/おお、いと聖なる/きよしこの夜
歌・演奏/ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、
ヴァルトラウト・ホフマン=ムヒャー(アルト)、
マティーアス・ゲルヘン(バス)、ティム・フィッシャー(ギター)、
ベアーテ・レレケ(オルガン、通奏低音)、
ヴォルフガング・バウムグラッツ(ザウアー・オルガン)、
ヴォルフガング・ヘルビッヒ(指揮)
ブレーメン大聖堂合唱団、ブレーメン室内交響楽団 
ヨーロッパ音楽史でも重要な役割を担ってきたブレーメンの街で、150年前に
結成された合唱団を記念する一枚。そのハーモニーにはろうそくの炎のような
あたたかみがあり、落ち着いたクリスマスの雰囲気にあふれています。

777247-2 12枚組 \12600
ペッテション(1911-1980):交響曲全集(全15曲)
ルツィカ:ペッテションのオマージュ
演奏/トーマス・ザンデルリンク(指揮)、
ペーテル・ルツィカ(指揮)、
マンフレート・トロヤーン(指揮)、
ヨハン・アルネル(指揮)、
ゲルト・アルブレヒト(指揮)、
アラン・フランシス(指揮)、
マンフレッド・ホーネック(指揮)、
ベルリン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、
ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団、
ザールブリュッケン放送交響楽団、BBCスコティッシュ交響楽団、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、
スウェーデン放送交楽団、スウェーデン放送合唱団、
エリック・エリクソン室内合唱団、
ジョン=エドワード・ケリー(アルト・サクソフォーン) 
壮大かつ長大な交響曲を発表し、20世紀のスウェーデン音楽シーンで独特の強
烈な存在を誇示しているペッテション。それぞれが音楽誌からも絶賛されてき
ましたが、集大成と言えるこの全集は20世紀音楽ファン必携の重要アイテム。
ドイツやスウェーデンのオーケストラを中心とした演奏は、極限の緊張感も見
事に再現しています。



<LPO(ロンドン・フィルハーモニー)>
LPO-0015 \1850
ハワード・ブレイク(b.1938):
「スノーマン」
(レイモンド・ブリッグスの原画によるハワード・ブレイク脚本・音楽) 
ポール・パターソン(b.1947):「3匹の子ブタ」
(ロアルド・ダールとドナルド・スタロックによる脚本)
「赤ずきんちゃん」(改訂版)
(ドナルド・スタロックによるロアルド・ダールの「へそまがり昔話
(Revolting Rhymes)」からの出典)
(録音:2006年5月6日、7日、イギリス、アビー・ロード第1スタジオ)
演奏・歌/クリス・ジャーヴィス(ナレーター)、
サム・オリバー(トレブル)、
デイヴィッド・パリー(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
(コンサート・マスター:ピーター・シェーマン) 
世界的に人気の高いキャラクターが、お話しと音楽になりました。絵本もアニ
メも大ヒットしたスノーマンの物語を、“スノーマンの作曲家”としてすでに
親しまれているハワード・ブレイクの音楽と共に。また「チャーリーとチョコ
レート工場」の原作者でもあるロアルド・ダールのストーリーも追加し、各
キャラクターのイラストを掲載したスリップ・ケースに。英語リスニングの教
材やプレゼントにも最適の一枚です。クリス・ジャーヴィスは、BBCテレビの
子供番組でおなじみ。



<FIRST EDITION>
FECD0024 \2100
A.チェレプニン(1899-1977):
ピアノ協奏曲第2番(録音:1961年5月10日)/
交響曲第2番(録音:1965年1月)/組曲(録音:1954年5月9日)#  
※全曲世界初録音、#ルイヴィル管弦楽団委嘱作品
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)
ルイヴィル管弦楽団、アレクサンドル・チェレプニン(ピアノ) 
チェレプニン賞を設置したことでも知られる作曲家が、自作自演で聴かせる協
奏曲はパワフルな作風。近年、交響曲やピアノ協奏曲が再評価されているだけ
に、世界初録音のこの音源は、時代を伝える意味もあって注目されるでしょう。
(ピアノ協奏曲、組曲はモノラル録音)

FECD0030 \2100
黛敏郎(1929-1997):
プリペアド・ピアノと弦楽のための小品(録音:1963年4月)
交響詩「輪廻(さむさーら)」(録音:1966年5月11日)
弦楽のためのエッセイ(録音:1980年11月4日) 
※全曲世界初録音
演奏/ロバート・ホイットニー(指揮)、
遠藤明(指揮……エッセイ)
ルイヴィル管弦楽団、ベンジャミン・オーウェン(ピアノ) 
アナログ・レコード時代には、珍しい海外録音としてマニアの注目を集めてい
た音源がCDに。ケージの影響を受けつつ前衛的には至らない「プリペアド・ピ
アノ協奏曲」、「涅槃交響曲」などに通じる「輪廻(さむさーら)」など、
1950年代から60年代初期にかけての注目作を集めました。



<MARCO POLO DVD>
2.220002 \3050
何占豪/陳鋼:
ミュージック&ダンス・フィルム「梁山伯と祝英台(蝶の恋人達)」
(マリッキ・ハコラ監督による)
エクストラ[蝶の恋人達ドキュメンタリー「蝶の音色」(マリッキ・ハコラ監
督による。作曲家の陳鋼、ヴァイオリニストの西崎崇子、指揮者ジェイムズ・
ジャッド、上海華東師範大学助教授ツゥン・カン・メイ、振付家ドウ・ドウの
インタビュー)/ヴァイオリン協奏曲「梁山伯と祝英台(蝶の恋人達)」(音
楽のみ、画面は山の風景の静止画)]
演奏/西崎崇子(ヴァイオリン)、
ジェイムズ・ジャッド(指揮)
ニュージーランド交響楽団、
ドウ・ドウ(振付)、ディン・ユエ・ホン&ドウ・ドウ(ダンサー)、
マリッキ・ハコラ(監督)
NTSC方式(リージョン・コード0)、
画像構成比16:9Anamorphic、
音声方式:PCMステレオ/ドルビー・デジタル5.1/DTS5.1、
70分(フィルム:30分、ドキュメンタリー:40分)、
英語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)、片面二層ディスク 
中国を代表する名曲として知られ、そのロマンティック&エキゾティックな音
楽は、徐々に愛聴者を増やしている作品の映像化。もともとバレエ作品ですが
ここでは映画仕立てになっており、さらに演奏者も楽器を携えて登場します。
ドキュメンタリーでは貴重なインタビュー満載。大ヒットした「トゥーランド
ット」にも通じるオリエンタルなメロディで、ファンが増えそうです。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
101253 \4900
モーツァルト(1756-1791):
歌劇「偽の女庭師」(伊語歌詞)
(ライヴ収録:2006年、ドイツ、シュトゥットガルト州立歌劇場)
歌・演奏/ダニエル・オールマン、アレクサンドラ・ラインプレヒト、
ノーマン・シャンクレ、チェリア・コステア、ヘレーネ・シュナイダーマン、
イレーナ・ベスパロヴァイテ、ルドルフ・ローゼン、
ローター・ツァグロセク(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団、ジャン・ジュルドゥイユ(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ、139分、伊・英・独・仏
・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
「ニーベルングの指環」サイクル(CD、DVD)やマーラーの「復活」(CD)など
で、その実力が音楽ファンに浸透してきているツァグロセク。「魔笛」の来日
公演でも注目されたシュトゥットガルト州立歌劇場での上演は、鮮烈なステー
ジ・デザインなどヴィジュアル面も注目され、演劇シーンの異才ジュルドゥイ
ユが新しいモーツァルトを創造します。「フィガロの結婚」を思わせるコミカ
ルなストーリーですが、この作品を初めて観る方にもおすすめです。

102107 \3050
ブリテン(1913-1976):
歌劇「オペラを作ろう、または小さな煙突掃除人」
(ペトル・ヴァイグルによるオペラ・フィルム、英語歌詞)
歌・演奏/フェリシティ・パーマー、ケイト・フラワーズ、
スティーヴン・リチャードソン、ジョン・グレアム・ホール、
リサ・ミルネ、リアム・シェーナ、ジュリア・キャンベル、
ケヴィン・ブルーマー、ナイジェル・ウォール、
フランチェスカ・マッシー、エドワード・ヨー、
サイモン・ハルシー(指揮)
バーミンガム市交響合唱団&交響青少年合唱団、コウル弦楽四重奏団、
ネットル&マーカム(ピアノ・デュオ)、ヒュー・セレディグ(打楽器)、
ペトル・ヴァイグル(脚本・監督)、他
NTSC方式、画像構成比4:3Letterbox、音声方式:PCMステレオ、100分、
英・独・仏・西語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
この作品は「小さな煙突掃除人」という聴衆参加型のミニ・オペラと、参加す
るための練習やメイキングを「オペラを作ろう」としてまとめたというユニー
クなもの。機知に富んだブリテンの楽しい音楽とアイデアが、映画仕立ての映
像になって登場しました。なかなか上演されないだけに貴重な資料としても
注目されます。演技は俳優が務め、歌の部分を歌手陣が担当していますが、映
像には登場しません。


<JUXTAPOSITIONS>
DVD9DS18 \2080
※日本語字幕付き
アペルギス(1945- ):
フィルム「頭脳の中の嵐」(1974年から2005年にかけてのアペルギスの創作の
多様性を追い、芸術的アプローチを探るドキュメンタリー。キャサリン・マキ
シモフ監督)[音楽抜粋:プロフィル(2001)/14のジャクタシオン(2002)
/アルテール・ファス(2004)/レシタシオン(1982)/ジグ・バング(2004)
/ル・コール・ア・コール(1979)/アヴィ・ド・タンペット(2004)]/
フィルム「赤ずきんちゃん」(17世紀シャルル・ペローによる物語の原文を使
用した、演奏家6名による音楽劇。ジャン=バプティスト・マテュー監督)
演奏・歌/[頭脳の中の嵐]ソニア・ヴィダー=アサートン(チェロ)、
フランソワーズ・リヴァラン(ザルブ&声)、
リオネル・パントル(バリトン)、ジャン=リュク・ファフシャン(ピアノ)、
ジャン=リュク・プルヴィエ(ピアノ)、
ドナティエンヌ・ミシェル=ダンサク(ソプラノ)、
ピエール・ボー(声)、エレーヌ・シュワルツ(声)、
ヴィオレーヌ・シュワルツ(声)、ロマン・ビショフ(バリトン)、
ジョアンヌ・ソーニエ(ダンサー&俳優)、
ジョルジュ=エリー・オクトルス(音楽監督)
アンサンブル・イクトゥス [赤ずきんちゃん]
アンサンブル・レフレックス
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:LPCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1(頭脳の中の嵐)、102分、
英・独・仏・西・日本語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)
ギリシャのアテネに生まれてパリを拠点とするアペルギスは、特に「音楽によ
る舞台劇」という分野で次々に作品を発表。声のパフォーマンスと言うべき作
品で評価されていますが、ここに収録された2つのドキュメンタリー&パフォー
マンスは、それを映像体験するのに十分でしょう。作曲者のインタビューもま
じえた「頭脳の中の嵐」は多彩な作品のセレクション。有名な童話を舞台作品
化した「赤ずきんちゃん」は、演奏者が仮面を付けて歌い、弾くという、見て
いるだけで楽しい映像です。

<TESTAMENT>
SBT1409 \1850
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ウィルマ・リップ(S)
マルガ・ヘフゲン(A)
マーレイ・ディッキー(T)
ゴットロープ・フリック(Bs)
エリザベート・ブラッスール合唱団
パリ音楽院管弦楽団 
指揮:カール・シューリヒト
1958年3月4&5日、5月27-29&31日;サル・ワグラム 
※ステレオ録音 インターナショナル初CD化
1957年から1958年にかけて録音されたシューリヒトとパリ音楽院によるベー
トーヴェン全集の中でその存在が知られていつつもこれまで輸入盤ではリリ
ースされることがなかったステレオ録音の「第九」がテスタメントの高度な
リマスタリングを経て遂にリリース。
名演として広く知られるこの録音がいかに、より鮮明な姿で蘇るかをご期待
下さい。




<Accord>
4428886
ショパン:
ノクターン 第1番 Op.27 嬰ハ短調
ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調Op.35「葬送」
ノクターン 第2番Op.15 嬰ヘ長調 03’24
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
マズルカ No.3 Op. 30
マズルカ No.4 Op. 30
アンダンテ・スピアナート
華麗なる大ポロネーズ op.22
ノクターン 第20番嬰ハ短調<遺作>
ロジェ・ムラノ(ピアノ)
録音:July 2006 リヨン
メシアンの第一人者としても知られているロジェ・ムラロは1981年、イタリア
のフランツ・リスト国際音楽コンクール、そして1986年、チャイコフスキーコ
ンクールのファイナリストでもある。ユニバーサル・クラシックへメシアン
の作品全曲を録音。2003年にはラヴェルの独奏曲全集を発表。その年の秋に
はパリのシャンゼリゼ劇場でラヴェル全曲を一日で弾ききるコンサートを大
成功させている。そして翌年2004年10月、すみだトリフォニーホール(大ホ
ール)にて、“ラヴェルな夜”第1夜《たったひとりのエスプリ》ピアノ独
奏全曲。第2夜《アンサンブルのエスプリ》と題し小林美恵らを迎え、ソロ
とはちがった魅力を引き出した。最新作「ショパン リサイタル」では−
作曲家の完全な作品のレコーディングであったであろうよりずっとオリジナ
リティーに富み、このアプローチを通して、彼はショパンの繊細がゆえに苦
悩を伴ぅたロマンティシズムのまさしくその心の先へ我々を誘います。




<Delos>
DE3357 \2080
バーンスタイン:セレナーデ
M.マクリーン:エレメンツ
ブライアン・レヴィス(Vn)
ロンドン交響楽団
指揮:ヒュー・ウォルフ
現在その将来を非常に有望視されているブライアン・レヴィス(Vn.)のDelos
デビュー盤はヒュー・ウォルフ率いるLSOとの競演によるバーンスタインの傑作
「セレナーデ」と現代作曲マイケル・マクレーンの「エレメンツ」というバラ
エティに富んだカップリング。

DE3368 \2080
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 VOl.1
チェロ・ソナタ 第1番 Op.5-1
チェロ・ソナタ 第1番 Op.5-2
チェロ・ソナタ 第3番 Op.69
ズイル・ベイリー(チェロ)
シモーネ・ディナースタイン(ピアノ)
ベートーヴェンの室内楽曲中、弦楽四重奏に次いで非常に重要視される傑作、
チェロ・ソナタ5曲の録音に取り組んだズイル・ベイリーはピアニストにシモー
ネ・ディナースタインを迎え、まず初・中期作曲の今作をリリース。時期は未
定ながら後期の第4番、第5番も「VOl.2」として近くリリース予定。




<TELARC>
CD80665 \2080
SACD60665(SACD-Hybrid) \3350
シベリウス:クレルヴォ交響曲 作品7
アトランタ交響楽団&男声合唱団
指揮:ロバート・スパーノ

CD80670 \2080
SACD60670(SACD-Hybrid) \3350
ラフマニノフ:
交響曲 第2番
女の踊り 歌劇「アレコ」より
スケルツォ ニ短調
シンシナティ交響楽団 
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
ラフマニノフがオペラ作曲においてチェイコフスキーに見出された後、管弦楽
においてもその才能を発揮し大衆へ受け入れられた頃にあたる初期の作品集。
未完の交響曲とされるスケルツォ(メンデルスゾーン)も収録。

CD80658 \2080
SACD60658(SACD-Hybrid) \3350
ケルビーニ:
レクイエム ニ短調
葬送行進曲 ハ短調
ベートーヴェン:「悲しい歌」
ボストン・バロック 指揮:マーティン・パールマン

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80079 \1350
ベートーヴェン:戦争交響曲「ウェリントンの勝利」 作品91
リスト:フン族の戦争
同:ハンガリー戦争行進曲
シンシナティ交響楽団
指揮:エリック・カンゼル
<ノース・サウス・スカーミッシェ・アソシエーションのカノン(大砲)及び
マスキット(小銃)使用>
録音:1982年9月、シンシナティ

CD80176 \1350
ブラームス:
アルト・ラプソディ 作品53
「運命の女神の歌」 作品89
「哀悼の歌」 作品82
「運命の歌」 作品54
マリリン・ホーン(Ms)
アトランタ・交響楽団
指揮:ロバート・ショウ
録音:1988年、アトランタ

CD80547 \1350
ウィーン名曲集 Viennafest
ラデツキー行進曲(ヨハン・シュトラウス一世)《ジプシー男爵》序曲/
ポルカ《狩》/ワルツ《春の声》/《ナイチンゲール》ポルカ/《学生》
ポルカ(以上ヨハン・シュトラウスニ世)ワルツ《金と銀》(レハール)
《突撃》ポルカ(ヨハン・シュトラウス2世)《蒸気》ポルカ(エドゥアルト
・シュトラウス)《メリー・ウィドウ》-魔女の踊り(レハール)《マルー
ツァ伯爵夫人》序曲(カールマン)ワルツ《宮廷舞踏会》(ランナー)ワル
ツ《夢》(オスカー・シュトラウス)45分間の2つの心(シュトルツ)《こう
もり》序曲(ヨハン・シュトラウス2世)ウィーン、わが夢の町(ジーツィン
スキー)全16曲
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
録音:2000年2月

CD80573 \1350
モーツァルトの仲間たち:
音楽劇「慈悲深い僧侶」(世界初録音) 
モーツァルト:音楽劇「劇場支配人」 K.486
独唱者たち/ボストン・バロック
指揮: マーティン・パールマン
「賢者の石」に続くシカネーダー劇団の音楽劇。世界初録音。
最晩年のモーツァルトの作品を含む「賢者の石」(ハリポタにあらず!)の世
界初録音で話題を呼んだパールマン&ボストン・バロックのシリーズ第二作。
「慈悲深い僧侶」は1791年3月に、ウィーンのテアター・アウフ・デア・ヴィ
ーデンでシカネーダーの劇団によって上演された音楽劇。「賢者の石」と同様、
モーツァルトをはじめとするシカネーダー一派の共作となっています。

<OTAKEN RECORDS>
TKC-308 \2080
(通常のCDです。CD-Rではありません。)
(1)ヴィオラ協奏曲
(2)管弦楽のための協奏曲
(1)プリムローズ(ヴィオラ)
T.シェルイ指揮ロンドン新交響楽団
録音:1950年代前半,キングズウェイ・ホール(ロンドン)
原盤:米バルトークレコーズ #309
(2)F.ライナー指揮シカゴ交響楽団
録音:1955年10月22日,オーケストラ・ホール(シカゴ)
音源:米RCAビクター
今回、オタケンCDのために某氏から提供されたレコードは、何とバルトークの
子息にして、すぐれたレコーディング・エンジニア、ピーター・バルトークの
主宰したバルトーク・レコーズの一枚です。しかも曲目は、父・ベラの遺作
「ヴィオラ協奏曲」で、さらに演奏者がこの曲の依頼者プリムローズとこの曲
の完成者T・シェルイの指揮という豪華版です。
この曲の初演は1949年で、1955年刊の「THE DISC BOOK」(米)にはすでにこ
のレコードが掲載されていることから、この録音は1950年代前半であったと推
定されます。前掲書にはさらにバルトーク・レコーズの紹介もあって、それに
よれば、少ないが厳選されたカタログと「ハイ・ファイ」マニアが高く評価す
る音質を特徴とするレーベル、とあります。なるほど納得の演奏であり音質と
言えましょう。 カップリングは言わずもがなのライナー・シカゴ響の「オケ
・コン」。今回は某所提供のテープ音源で、「ルツェルンの第九」(TKC-307)
同様、特製オタケン・リマスタリングで再現しました。驚きのステレオ臨場感
をお楽しみくださいませ。
オタケン・レコード 太田憲志




<ジェイズミュージック・レーベル(日本)>
今回は新堀ギター関連の4タイトルです。ベストセラーになっているギター教
本の模範演奏のCDもあり、魅力的なラインナップです。

JMCC-20203 \1575
新堀ギターアンサンブル ライブ2006-「ハンガリー狂詩曲」
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
C.P.E.バッハ:シンフォニア第2番より“アレグロ・ディ・モルト”
L.イエッセル:おもちゃの兵隊の行進、
百瀬賢午:ティアーズ・オブ・イオス、渡辺浦人:かぐら、
川正昭:バロック風「七つの子」、S.アサド:珊瑚の市「レシーフェ」、
L.ハーリン&P.チャイコフスキー:星に願いを〜眠れる森の美女、
リスト:ハンガリー狂詩曲第2番、フォスター:草競馬、
F.ミルズ:スパニッシュ・コーヒー、P.モーリア:蒼いノクターン
新堀ギター・アンサンブル
収録:2006年5月18日 日本大学カザルスホール
ギター・アンサンブルの世界最高峰と謳われる〈新堀ギター・アンサンブル〉
の2006ライブは、モーツァルトイヤーにちなみ「アイネ・クライネ・ナハト・
ムジーク」からはじまり、様々なギター・アンサンブル音楽を詰め込んでいま
す。コンサートマスター田口尋夢のソロによるパガニーニのカプリース24番は
超絶技巧で圧巻。エレクトリックギターによる協奏曲や小編成アンサンブル、
大迫力の「ハンガリー狂詩曲第2番」他、必ずお楽しみいただける内容です。

APAC-06091 \2100
「ライブ選集2006」
バロック風「フォスター」(オールド・ブラック・ジョー、窓を開き給え、
愛しの君よ、鳴らせバンジョー)、
J.S.バッハ(黒田康子編):
リュート組曲第4番ホ長調BWV1006aよりプレリュード、
ヘンデル(新堀寛己編)「王宮の花火の音楽」より序曲、
J.S.バッハ(窪田光明編):
ブランデンブルク協奏曲第5番BWV1050より第3楽章、
三留丈樹:バルトークのテーマによるディベルティメント、
ドナジオ-冷牟田幸子編:この胸のときめきを
J.シュトラウス2世:ワルツ「芸術家の生涯」op.316、「南国のばら」op.388
Josef.シュトラウス-ポルカ・シュネル「前進」、「休暇旅行」、
おしゃべりな可愛い口、ピチカート・ポルカ、
J.シュトラウス:ラデッキー行進曲
新堀ギター・フィルハーモニー 他
収録:2003年9月 横浜
みなとみらいホール 他
新堀ギターフィルハーモニーオーケストラの名演奏を1枚に凝縮しました。ア
メリカ公演でも大絶賛を受けた「バロック風フォスター」、チェンバロギター
アンサンブルによる「バッハのプレリュード」をはじめ、創立者新堀寛己の
指揮で近年のライブからシュトラウスのワルツやポルカを集めました。アル
トやバス等の各音域ギターに様々な管楽器や打楽器群を加えた響きは正にシュ
トラウスが演奏していたオリジナルアンサンブルの現代的拡大版のようです。

APAC-06092 \1575
「バロック・コレクション」
ヴィヴァルディ:
ギター協奏曲ニ長調
(原曲:リュートと二つのヴァイオリンのための協奏曲RV.93)
ソプラニーノギターとアルトギターのための協奏曲「海の嵐」
(原曲:フルート協奏曲op.10-1「海の嵐」)、
二本のフルートのための協奏曲ハ長調RV.533、
フルート協奏曲へ長調
(原曲:フルート,オーボエ,ファゴットと通奏低音のための協奏曲ヘ長調RV.99)
M.ノード(越部裕子編):ピッコロ協奏曲ハ長調
J.S.バッハ:
イタリア協奏曲BWV971より第1楽章、
カンタータBWV208より「羊は安らかに草を喰み」、
カンタータBWV147より「主よ人の望みの喜びよ」、
ヘンデル:
水上の音楽より「アラ・ホーンパイプ」、幸せのガボット(ガボットop.6-10)
演奏:新堀ギター・フィルハーモニー 他
新堀ギターフィルハーモニーオーケストラのライブからバロック音楽を集めま
した。ソプラノ、アルト、バス、コントラバス等の各音域ギターにバロック
音楽にはかかせないチェンバロの効果を出すチェンバロギター、最低音楽器
のギタロン等を加え、撥弦楽器特有の歯切れの良いサウンドでバロック音楽
を表現しています。コンチェルトではソロ楽器にフルートやピッコロを用い、
管楽器とギター・オーケストラによる鮮やかな対比はバロック音楽の醍醐味
を見事に表しています。

APAC-0610 \1575
「新・現代ギター教本」
西川満志(ギター)、哘崎考宏(ギター)
収録:2005年8月 横浜港南区民文化センター
1964年に全音楽譜出版社から出版され、現在までベストセラーを続ける新堀
寛己編著「新・現代ギター教本」の模範演奏CDです。課題曲全曲に加え、著者
新堀寛己作曲による課題曲の伴奏も収録しています。ギター独習者の使用に
も最適です。後半パガニーニのメヌエットやヘンツェのノクターン、カルカッ
シ25の練習曲の抜粋等は鑑賞用としても高いクオリティーです。




<DIVOX>
CDX70303 \1980
カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ:
「専門家と愛好者のためのクラヴィア・ソナタ集」
ソナタホ長調Wq52-5/ハ長調Wq55-1/ソナタハ短調Wq60/
ソナタヘ長調Wq56-4/ソナタ変ロ長調Wq59-3/
ソナタニ長調Wq61-2/ソナタト長調Wq65-48/
ソナタホ短調Wq61-5/ソナタハ短調Wq65-49
ジャン・ゴヴェール(フォルテピアノ)
2004年3月録音
C.P.E. バッハのクラヴィア・ソナタは、装飾の多いロココ的なギャラント様
式と、感情の自由な表現を求める感情過多様式の2つの特色を示し、急緩急の
3楽章から成る古典的ソナタ形式の成立に重要な役割を果たしました。「専門
家と愛好家のためのクラヴィア・ソナタ集」はWq55-59とWq61の6集出版され、
初めクラヴィアは主にチェンバロを意味していましたが、次第にフォルテピア
ノのために書かれるようになりました。 ゴヴェールはオランダのピアノ・
チェンバロ奏者で、バーゼルのスコラ・カントルムで教え、C.P.E. バッハ、
J.C. バッハなどの作品のほか、ショパンやシューマンなどのロマン派作曲家
の作品も古楽器で演奏しています。

CDX70311-12 2枚組 \3960
クラウディオ・メールロ(1533-1604):「オルガン曲全集第2集」
第11旋法のリチェルカーレ/カンツォーナ「ロランダ」「ヨレッテ」
「ツァンベッカラ」「ボヴィア」/第3旋法のトッカータ/第12旋法のリチェル
カーレ/第1旋法のリチェルカーレ他
ステファノ・モラルディ(Org)
2003年9月録音
メールロのオルガン作品全集の第2集(第1集はCDX70309/10)。
メールロはヴェネツィア楽派の作曲家で、ヴェネツィアの聖マルコ大聖堂、
パルマの宮廷・大聖堂・聖マリア・デッラ・ステッカータ教会のオルガン奏
者を務めました。その様式の特徴はフレスコバルディなどのバロックの作曲
家に受け継がれ、模倣様式による部分と即興的な挿入句が交代するトッカー
タは、ブクステフーデのトッカータや前奏曲に影響を与えました。
モラルディは1970年クレルモで生まれ、1996年ヴィテルボでの国内オルガン
・コンクール、1998年イタリア、パシアン・ディ・プラトでの国際オルガン
・コンクールで優勝し、独奏者・通奏低音奏者として活動しています。




<PIERRE VERANY>
PV706051 \2250
ガスパール・ル・ルー(1660頃-1707頃):「クラヴサン曲集」
クラヴサン曲集ニ短調/ニ長調/イ短調/イ長調/へ長調/嬰へ短調/ト短調/
ジーグト長調
ビビアン・ラポワント、
ティエリー・メダー(Cemb)
2005年10月録音
ル・ルーはパリでクラヴサン奏者・教師として活動し、多数の鍵盤楽曲を作
曲しました。全42曲は調性ごとにまとめられ、各組には組曲という名はつけ
られていませんが、アルマンド、クラント、サラバンド、ジグという17世紀
の組曲で基本であった舞曲の多くと、前奏曲や他の舞曲から成っています。
他の楽器による旋律とバスを加えたトリオへの編曲例を示している点が注目
されます。 ラポワントはカナダで生まれ、1985年フランスのカンの音楽院に
古楽学部を創設してそこで教えています。メダーはストラスブール生まれで、
1986年から1990年までムジカ・アンティクァ・ケルンに所属していました。
カンの音楽院の古楽学部と、2002年からパリ音楽院で教えています。

PV706091 \2250
バルトーク:「ピアノ作品集」
ソナティナ/14のバガテルop. 6/ソナタ/15のハンガリー農民の歌/アレグロ・
バルバロ/6つのルーマニア民族舞曲
マールタ・ゲデーニ(P)
2005年10月録音
初期のバガテルから円熟期の傑作であるソナタまで、バルトークの代表的な
ピアノ作品が収録されています。
ゲデーニはリスト・アカデミーとパリ音楽院で学び、1993年ヤマハのコンク
ールとヴィオッティ・コンクール、1999年ジャン・フランセ・コンクールに
入賞しました。1997年オルセー美術館での20世紀前半の作品による演奏会が
放送されてから、世界各地で演奏するようになりました。室内楽にも早くか
ら関心を持ち、チェロ奏者ルノー・デジャルダンとしばしば共演しています。
清潔な音色とタッチで難曲も軽やかに演奏しています。




<ジュエル・ミュージック>
JM002 \1050
ディスコ・キッド30周年企画 第1弾
ディスコ・キッド バラエティVol.II
1.ディスコ・キッド ビッグバンドバージョン(編曲・指揮東海林修)
2.ディスコ・キッド 弦楽四重奏編
3.ディスコ・キッド フルートアンサンブル編
4.ディスコ・キッド ピアノ連弾編
演奏:ジュエル・ミュージック、フルート・オーケストラ“ベル・ソナ”(3)
1977年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲として、瞬く間に日本の吹奏楽界を
席巻した「ディスコ・キッド」。その斬新な作風は30年を経た現在でも少しも
色褪せること無く、多くのファンに支持され続け今や最も有名な吹奏楽曲と言
っても過言では無い。2005年、作曲者の東海林修氏編曲によるビッグバンドバ
ージョンが誕生。待望の初演がここに収録されるに至った。吹奏楽コンクール
の課題曲がビッグバンドアレンジに大変身という前代未聞の快挙!加えて弦楽
四重奏編、フルートアンサンブル編、ピアノ連弾編、と姿を変えたディスコ・
キッド達も必聴だ。30年の沈黙を破り再度我々の前に姿を現したディスコ・
キッド。相も変わらぬ存在感は堂々健在である。

JM001
定価¥2,100(税込)
(税抜き定価¥2,000)
ディスコ・キッド バラエティVol.I -作曲者による8種類のディスコ・キッド
編曲・演奏:東海林修(シンセサイザー)
「ディスコ・キッド2004」の再リリース版です。
シンセサイザーによる8通りのディスコ・キッドが楽しめます。オーケストラ
風・ミュージカル風・和風等々、楽しさ満載のディスコキッド・オムニバス。
ディスコ・キッドに使われているメロディーがこんなに美しいものだったとは
・・・・。
ディスコ・キッドの魅力を再認識させてくれる、ファン必携の一作!




<BRIDGE>
BCD9186 \1980
「ベネット・ラーナー/ドビュッシー・ピアノ作品全集第1巻」
ボヘミア舞曲、2つのアラベスク、間奏曲、小さな黒人、夢想、舞曲、
子供の領分、前奏曲第2集
ベネット・ラーナー(ピアノ)

BCD9211 2枚組 \1980
「ベネット・ラーナー/ドビュッシー・ピアノ作品全集第2巻」
12の練習曲(第1集、第2集)、ベルガマスク組曲、見出された練習曲、
ベルガマスク組曲第2番
ベネット・ラーナー(ピアノ)
録音:2006年
ラーナーはコープランド、ポウル・ボウルズ、チェレプニン、ヴァージル・
トムソンなどの20世紀音楽の初演者として知られている。そのせいか、この
ドビュッシーでも新しい作品を読み解くように知的なアプローチがとられて
いる。

BCD9212 \1980
「シンフォニック・ジャズ:グローフェとガーシュイン」
グローフェ:ミシシッピ組曲
(ポール・ホワイトマン楽団初演によるオリジナル版)
ガーシュイン(グローフェ編):セカンド・ラプソディ(世界初録音)
グローフェ:サックスとピアノのための「ガロドロのセレナーデ」
グローフェ:グランド・キャニオン組曲
(ポール・ホワイトマン楽団初演によるオリジナル版/世界初録音)
スティーヴン・リッチマン指揮
ハーモニー・アンサンブル・ニューヨーク、
アル・ガロドロ(A.Sax)、
リンカーン・マヨルガ(Pf)、
録音:2004年
アメリカ音楽界の大立者、キング・オブ・ジャズといわれたポール・ホワイト
マン楽団が初演したオリジナル版によるグローフェとガーシュインの名曲。
ラプソディ・イン・ブルーのオリジナル版の録音はすでに世に出ているが、
セカンド・ラプソディはこれが初めて。またグランド・キャニオンのオリジナ
ル版、グローフェの知られざる室内楽曲もあり、アメリカ音楽ファンにはたま
らない一枚。

BCD9206 \1980
「ゴットシャルク(ゴトチョーク):ピアノ作品集」
二番目のバンジョー、孤独、そよ風、ハヴァナのお土産、殉教者の歌、
マンチェガ、サヴァンナ、ユニオン(国歌星条旗よ永遠なれ、ヤンキー・ドゥ
ードゥル、コロンビア万歳によるコンサート・パラダイス)
ランバート・オーキス(Pf)
録音:1982年
アメリカの初期の作曲家ゴットシャルクの珍しいピアノ作品集。使用されてい
るピアノはスミソニアン博物館収蔵の1865年製のもの。オーキスはムターや
ロストロポーヴィチなど大物演奏家の伴奏者としても知られ、録音ではムタ
ーのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集のような名盤もある。他に
も当レーベルへクラムの作品集やベートーヴェンの熱情を3つのピアノで弾き
わけたアルバムを録音するなどユニークな活動をしている。

BCD9207 \1980
「ギャリック・オールソン・エディション-ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ
集第3集」
第3番ハ長調Op.2-3、
第9番ホ長調Op.14-1、
第10番ト長調Op.14-2、
第25番ト長調Op.79
演奏:ギャリック・オールソン(Pf)
録音:2003年
オールソンは1970年のショパン・コンクール1位を獲得して華々しいデビュー
を果たし、その後地道に活動を続けるも録音にはあまり恵まれていなかった
(テンシュテットとのブラームスの協奏曲などあったが)。近年これまで当
レーベルに2枚のベートーヴェン・ソナタ集とピアノ・パートでウォーリネン
のヴァイオリン作品集を録音している。知的なアプローチで知られている。





<CEDILLE>
CDR7001 \1980
メノッティ:Missa"O Pulchritudo"
ルイ・ヴィエルヌ:荘厳ミサ
ウィリアム・フェリス指揮
ウィリアム・フェリス合唱団、
コンポーザー・フェスティヴァル・オーケストラほか
いずれも珍しい20世紀の宗教声楽作品。フェリスは上の2人の作曲家のほかバ
ーバー、コリリアーノ、パーシケッティなど多くの作曲家の初演を手がけて
いる。

CDR90000 091 \1980
「パトリス・マイケルズのアメリカ歌曲集」
収録作曲家/リー・ホビー、ローリー・アルトマン、レスリー・アダムス、
リタ・グリアー、ダン・タッカーほか
パトリス・マイケルズ(Sop)、エリザベス・ブッケリ(Pf)
録音:2004-2005年
さまざまな世代のアメリカの作曲家の歌曲。いずれも親しみやすいものばかり
である。パトリス・マイケルズは当レーベルにたくさんの録音があり、バロッ
クから20世紀音楽までこなすマルチ・タレントである。

CDR90000 092 \1980
「パシフィカ四重奏団/大戦間の弦楽四重奏曲」
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」(1928)
ルス・クロフォード・シーガー:弦楽四重奏曲(1931)
ヒンデミット:弦楽四重奏曲第4番(1922)
パシフィカ四重奏団
録音:2005年
メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲全集が予想外のヒットとなったパシフィカ・
クァルテットの最新録音。大戦間の弦楽四重奏曲と銘打ち、チェコ、ドイツ、
そしてアメリカの作曲家を取り上げている。特にクロフォード・シーガーは
近年再評価の著しいアメリカの女流作曲家。アメリカ民族主義と実験性の融
合したユニークな弦楽四重奏曲である。

CDR90000 093 \1980
ブリテン:幻想四重奏曲(1932)
ブリス:オーボエと弦楽のための五重奏曲(1927)
ブリテン:弦楽四重奏曲第3番(1975)
フェルメール弦楽四重奏団、
アレックス・クライン(Ob)
TELDEC等に大量の録音がある名カルテットと元シカゴ響首席オーボエの共演。
オーボエと弦楽四重奏のための作品を集めた。この編成には武満の「アン・
トゥル・タン」があり作曲家のイマジネーションを刺激する何かがあるらし
い。オーボエのクラインはシカゴ響に首席奏者として在籍したこともあり、
その後ソリストとしてフィラデルフィア管、スイス・ロマンド管と共演、
2002年にはグラミー賞を受賞、近年は指揮者としても活動している。




<CELESTIAL HARMONY>
13247 \1980
「マックス・レーガー:オルガン作品集」
序奏とパッサカリア ニ短調(1899)、トッカータとフーガ イ短調Op.80、
キリエOp.59,7、ベネデクトゥスOp.59,9、幻想曲とフーガ ニ短調Op.135b、
受難Op.154,4、BACHの名による幻想曲とフーガOp.46
フランツ・レールンドルファー(Org)
録音:2003年
厳格ななかにも後期ロマン派の豊穣な響きを湛えたレーガーのオルガン作品
集。名オルガニスト・レールンドルファーは当レーベルにバッハ、レーガー、
即興演奏集など、計7枚のCDを録音している。

13248 \1980
「ムソルグスキー:ピアノ作品集」
組曲「展覧会の絵」、涙、瞑想曲、古典様式による間奏曲、ホパック、
禿山の一夜(コンスタンチン・チェルノフ編)
ニコラウス・ラフゼン(Pf)
録音:2004年
ラフゼンは1960年生まれでエッシェンバッハ、ゲルバーらに師事した。特に
エッシェンバッハから、その才能を高く評価されている。昨年惜しくも44歳
で亡くなりました。ムソルグスキーのピアノ作品だけ集めたアルバムは珍しい。

13262 \1980
フリッツ・ハウザー&ミハイル・アスキル:スペース-ベル、シンバルとゴン
グのための音楽
フリッツ・ハウザー&ミハイル・アスキル
ほぼ即興演奏(と思われる)瞑想的な音楽。セレスチャル・ハーモニーらし
いミステリアスな瞑想音楽。

13263 \1980
バーバラ・トンプソン:サキソフォン四重奏曲集
(第1番、第2番「暗闇から光へ」、第3番「ボディ・ランゲージ」)
アポロ・サキソフォン四重奏団
録音:2003年
トンプソンは1944年オックスフォード生まれ。デューク・エリントンやコルト
レーンを聴いて育った彼女の音楽はジャズ、ミニマリズムの折衷様式で常に活
き活きとしたリズムに溢れている。アポロ・サキソフォン四重奏団は1985年
設立の、この分野でのスター的グループでナイマン、フィットキン、ロドニ
ー・ベネット、マイケル・トークなどポップな傾向の現代音楽を得意として
いる。

14260 2枚組 \3960
ショパン:夜想曲全集
ロジャー・ウッドワード(Pf)
録音:2006年
オーストラリアのピアニスト、ウッドワードはコンクールであのヘルフゴッ
トに勝ったこともあり、武満作品のスペシャリストとして知られているが近
年はショパン演奏に力を入れている。2002年には来日して武満、ショパンの
演奏で話題となったがその最新の成果がこれ。ますます色鮮やかに、そして
深みを増している。

<BRILLIANT>
BRL-7593 \550
バルセロナ・ザ・ロック・オペラ
サルヴォ・ブルーノ(フレディ・マーキュリー)
カリン・テン(モンセラ・カバリエ)
タラス・クリサ:指揮
ウクライナ国立管弦楽団

BRL-8413 3枚組 \1480
ルーセル:室内楽曲全集
イェット・レーリンク
シェーンベルク弦楽四重奏団
フランク・ファン・デン・ブリンク
パウル・ヴェルヘイ

BRL-8463 2枚組 \990
ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ
ムーザ・ルバッキテ

BRL-93105 2枚組 \990
モンテヴェルディ:オルフェオ
セルジオ・バルトロ:指揮
リカルド・マヌエル・バルトロ(バイオリン)

BRL-93138 2枚組 \990
ハイドン:弦楽四重奏曲曲集 第3集
ブッフベルガー弦楽四重奏団

BRL-93183 5枚組 \2390
ベートーヴェン:ピアノ作品集
変奏曲集、バガテル集
アルフレード・ブレンデル

BRL-93184 \550
モーツァルト:劇場支配人
ニコル・マット
ヨーロッパ・チェンバー・ソロイスツ

BRL-93200 3枚組 \1480
ベートーヴェン:歌曲集
ペーター・シュライヤー
ワルター・オルベルツ

BRL-93187 2枚組 \990
J.S.バッハ:ハープシコードのための協奏曲
ピター・ヤン・ベルダー
ムジカ・アンフィオン

<WALHALL>
WLCD0191 4枚組 \3300
ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ハンス・ホッター(ハンス・ザックス)、
グレ・ブラウェンステイン(エヴァ)
ヴォルフガング・ヴィントガッセン(ワルター・フォン・シュトルツィンク)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィチ(マグダレーネ)
アンドレ・クリュイタンス指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1956年バイロイトでのライヴ
以前Musica&Artsレーベルから発売あり

WLCD0192 3枚組 \1650
ワーグナー:楽劇「パルジファル」
マルタ・メードル(クントリー)、ラモン・ヴィナイ(パルジファル)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(アンフォルタス)
ヨゼフ・グラインドル(グルネマンツ)
ハンス・クナッパーツブッシュ指揮
バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1956年バイロイトでのライブ
以前ARKADIAレーベルから発売あり。




<VENEZIA>
CDVE04263 2枚組 \1650
リムスキー=コルサコフ:交響曲全集+ピアノ協奏曲
(1)交響曲第1番 ホ短調op.1 1983年
(2)交響曲第2番 嬰ヘ短調「アンタール」op.9 1978年
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮
ソビエト国立交響楽団
(3)交響曲第3番 ハ長調op.32
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送交響楽団 1962年
(4)ピアノ協奏曲 嬰ハ短調op.30
イーゴリ・ジューコフ(ピアノ)
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
モスクワ放送交響楽団 1968年

CDVE04266 3枚組 \1980
バルシャイ指揮ハイドン:交響曲選集
ハイドン:
(1)交響曲第45番 嬰ヘ短調「告別」 1967年
(2)交響曲第94番 ト長調「驚愕」 1974年
(3)交響曲第95番 ハ短調 1974年
(4)交響曲第100番 ト長調「軍隊」 1973年
(5)交響曲第102番 変ロ長調  1973年
(6)交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」 1973年
ルドルフ・バルシャイ指揮
モスクワ室内管弦楽団

CDVE04267 \1350
B.アレクサンドロフ・アンサンブルによるロシア民謡名唄集
(1)「私のモスクワ」
(2)「祖国」
(3)「トロイカ」
(4)「騎馬のトロイカに乗って」
(5)「ヴォルガの舟歌」
(6)「ヴォルガ河を下る」
(7)「カリンカ」
(8)「カチューシャ」
(9)「勝利の日」
(10)「聖なる戦い」
(11)「行商人」
(12)「白樺は野に立てり」
(13)「ともしび」
(14)「さらば岩山よ」
(15)「前線の森の中で」
(16)「ああ広き野よ」
(17)「ピーテル街道に沿って」
ボリス・アレクサンドロフ、アナトリー・マルツェフ、
ユーリー・ペトロフ、イーゴリ・アガフォンニコフ指揮
アレクサンドロフ・アンサンブル(赤軍合唱団)
1969-92年録音




<WALHALL>
WLCD0187 2枚組 \1800
モーツァルト:歌劇「イドメネオ」
ルドルフ・ショック(イドメネオ)、ヴァルデマル・クメント(イダマンテ)
ヒルデガルト・ヒレブレヒト(イリア)、クリステル・ゴルツ(エレクトラ)
カール・ベーム指揮ウィーン・フィル、ウィーン国立歌劇場合唱団
1956年7月30日ザルツブルクでの録音
※以前MMというレーベルから発売あり。

WLCD0188 2枚組 \1800
モーツァルト:歌劇「後宮からの逃走」
エリカ・ケート(コンスタンツェ)、アントン・デルモータ(ベルモンテ)
ハンニー・シュテフェク(ブロンデ)、マレイ・ディッキー(ペドリロ)
カール・ベーム指揮ヘッセン州立放送交響楽団、合唱団
1956年6月フランクフルトでの録音、スタジオ放送用音源

WLCD0189 2枚組 \1800
カール・オルフ:舞台音楽「アンティゴネ」 初出!
マルタ・メードル(アンティゴネ)、ヘティ・ブリュマッハー(イズメーネ)
ヘルマン・ウーデ(クレオン)、ゲルハルト・シュトルツェ(番人)
ヘルムート・シンドラー(ヘーモン)、ヨゼフ・トラクセル(ティレシアス)
フェルデナント・ライトナー指揮
シュトゥットガルト歌劇場管弦楽団、合唱団
1956年3月9日シュトゥットガルトでの録音
※非常に良い音質です。

WLCD0190 2枚組 \1800
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」
ジョージ・ロンドン(オランダ人)、アストリッド・ヴァルナイ(ゼンタ)
ヨゼフ・トラクセル(エーリク)、アルノルト・ヴァン・ミル(ダーラント)
ヨゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭管弦楽団、合唱団
1956年バイロイトでの録音
※以前MYTOレーベルから発売あり。

<Chandos>
CHAN 0734 8枚組 \8320
J・ハイドン:ミサ曲全集
(ミサ曲第1番-第12番/同ト長調《天より降りたまい》/同《スント・ボナ・
ミクスタ・マリス》)
ジャニス・ワトソン(ソプラノ)、スーザン・グリットン(ソプラノ)、
ナンシー・アージェンタ(ソプラノ)、ローナ・アンダーソン(ソプラノ)、
パメラ・エレナ・スティーヴン(メゾ・ソプラノ)、
キャサリン・デンリー(メゾ・ソプラノ)、
ルイーズ・ヴィンター(メゾ・ソプラノ)、
マーク・パドモア(テノール)、
スティーヴン・ヴァーコー(バス)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
コレギウム・ムジクム90
「イギリス音楽のスペシャリスト」、「イギリス屈指のオペラ指揮者」と称
されるなど、様々な音楽への積極的な取り組みが世界的評価を呼んでいる現
代イギリス屈指の名匠リチャード・ヒコックス。
同郷でバロック・ヴァイオリンの達人、サイモン・スタンデイジと共に1990
年に結成したオーケストラであるコレギウム・ムジクム90とのコンビで録音
を行った8枚に及ぶハイドンのミサ曲全集が限定特別ボックス仕様&特別価格
で登場!
ピリオド楽器を用いているコレギウム・ムジクム90は、バロックや初期古典
派の様々な編成のレパートリーを中心に数多くの名演を残しており、その名
前を確立している。

CHAN 10411 \2080
リチャード・ロドニー・ベネット-ワーズ・アンド・ミュージック ――
春の如く/天使のささやき/ゲット・リッド・オブ・マンデイ/サムワン・
トゥー・ウォッチ・オーバー・ミー/エンジェル・アイズ/スプリング・
キャン・リアリー・ハング・ユー・アップ・ザ・モスト/レット・ミー・
ダウン・イージー/アイ・ウォント・ダンス/キリング・タイム/ハウ・
ロング・ハズ・ディス・ビーン・ゴーイング・オン?/オン・セカンド・
ソート/アーリー・トゥ・ベッド/ウェイク・アップ・チラン・ウェイク・
アップ/グッバイ・フォー・ナウ/ワーズ・アンド・ミュージック
リチャード・ロドニー・ベネット(ヴォーカル&ピアノ)
イギリス映画音楽の巨匠であり、ジャズ奏者としても活躍を続けるベネット
の70歳記念リリース。リン・レーベルからリリースされたアルバム「ホエン・
ライツ・ア・ロー」(AKD 260)で共演を果たしたイギリス最高の女性ヴォー
カル、クレア・マーティンからも全幅の信頼を受ける経験に裏打ちされた音
楽が響く。

CHAN 10425X \1750
ジェラルド・フィンジ(1901−1956):
チェロ協奏曲Op.40/ヴァイオリン協奏曲/前奏曲/ロマンス
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
タスミン・リトル(ヴァイオリン)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック管弦楽団、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
イギリスを代表するチェリストとヴァイオリニストによるフィンジの大作が
24/96kHzデジタル・リマスターで移行再発売。ちなみにタスミン・リトルの
演奏によるヴァイオリン協奏曲は同曲の世界初録音となった音源である。

CHAN 10426X \1750
海のための作品集 ――
A・バックス:海辺にて
F・ブリッジ:管弦楽組曲《海》
B・ブリテン:4つの海の間奏曲
C・V・スタンフォード:ネイ湖の漁師と彼が見たもの
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、アルスター管弦楽団
イギリスの作曲家による「海」を題材とした作品を集めたシャンドスの面目
躍如たる意欲に満ちた1枚。中でもブリテンの「4つの海の間奏曲」はこの曲
のベスト・パフォーマンスとの呼び声が高い名演。24/96kHzデジタル・リマ
スターによる移行再発売。

CHAN 10427X \1750
ウーノ・クラミ(1900−1961):管弦楽作品集 ――
カレリア狂詩曲Op.15/カレヴァラ組曲Op.23/組曲《海の情景》
ペトリ・サカリ(指揮)、
アイスランド交響楽団
シベリウスに続く20世紀フィンランドを代表する作曲家ウーノ・クラミ。
フィンランドの民族叙事詩である「カレヴァラ」を題材とした作品を多く書
き上げたことも有名なエピソード。
CHAN 9268からの24/96kHzデジタル・リマスターによる移行再発売。

CHAN 241-36 2枚組 \2080
C・M・V・ウェーバー:クラリネットのための作品全集
ジャネット・ヒルトン(クラリネット)、キース・スワロー(ピアノ)、
リンゼイズ、ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
バーミンガム市交響楽団
クラリネットの重要レパートリーとして盛んに演奏が行われているウェーバー
の作品を網羅したセット盤。スコットランド室内管弦楽団やマンチェスター・
カメラータの首席奏者を歴任したイギリスのベテラン女流クラリネット奏者
である。




<Etcetera>
KTC 1307 2枚組 \4360
ヘンドリク・アンドリーセン(1892−1981):
ヨハン・クーナウの主題による幻想曲とフーガ(録音:2005年5月2日/+)
交響曲第3番(録音:1968年9月4)
クープランの主題による変奏曲(録音:1965年1月13日/*)
交響曲第1番(録音:1947年5月23日/§)
リチェルカーレ(録音:2005年5月7日/#)
交響曲第2番(録音:1969年1月23日/*)
交響的エチュード(録音:1962年9月17日)
交響曲第4番(録音:1982年5月13日)
ジャン・フルネ(指揮)、ウィレム・ファン・オッテルロー(指揮)*、
エド・デ・ワールト(指揮)#、ヤープ・ファン・ズヴェーデン(指揮)+、
アルベール・ファン・ラールト(指揮)§、
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
ヘンドリク・アンドリーセンは、オランダの音楽一家アンドリーセン一族最大
の音楽家として歴史にその名を残している人物であり、神秘的で簡潔な音楽の
作曲を行ったことにより、オランダ・カトリックの教会音楽を刷新したことで
知られている。
アンドリーセンの管弦楽曲の中でも「ヨハン・クーナウの主題による幻想曲と
フーガ」はオランダのオーケストラの重要レパートリーとして数多くの演奏が
行われている。
この作品集最大の魅力はなんといっても豪華絢爛の指揮者陣!
惜しまれつつも引退した巨匠フルネを中心にオッテルロー、デ・ワールト、若
き鬼才ズヴェーデンなどオランダを代表するマエストロたちによる演奏が一度
に聴けてしまうというなんとも豪華な布陣なのである。
名匠たちのタクトと絶好調オランダ放送フィルによるアンドリーセンの決定盤
登場!

KTC 1314 2枚組 \4360
ヒエロニムス・ローウェリン・ファン・ワーテルフリートのソングブック
エギディウス・クヮルテット&コンソート
ブルージュのシャンソニエによる25曲のオランダ歌曲集。シャンソニエとは主
にシャンソンを集めた手写本または印刷本のことを指している。シャンソニエ
には15世紀各国の特色が反映されており、シャンソンだけでなく様々な言語で
書かれた歌曲が含まれていることも多い。
エギディウス・クヮルテットは1995年にトン・コープマン率いるアムステル
ダム・バロック合唱団のメンバー4人によって結成されたオランダの男声合唱
グループ。名リコーダー奏者サスキア・コーエンも参加するエギディウス・
コンソートとの演奏は中世の雰囲気を如実に再現している。

KTC 4018 \2180
ペドロ・リモンテ(1565−1627):レクイエム
セバスティアン・アギレラ・ダ・エレディア(1561?−1627):
ティエント、オブラード、Discurso sobre Los Saeculorum、オブラ、
Registo baixo
ヨリス・ヴェルディン(オルガン)、
バルト・ファンデウェーゲ(指揮)、
ラ・ヒスパノフラメンカ
16世紀-17世紀初頭のスペインで活躍したサラゴサ出身の作曲家ペドロ・リモ
ンテのレクイエムと、同じく16世紀スペインのウエスカ大聖堂のオルガニスト
を務めていたエレディアのオルガン作品を収録。ラ・ヒスパノフラメンカは
16世紀、17世紀のポリフォニー音楽を得意とするマドリッドの合唱グループ。
初のリリースとなった前作でもリモンテの聖週間の哀歌集を素晴らしい歌声
で聴かせてくれた。全曲世界初録音。

KTC 4019 \2180
恋愛の音楽 ――
作曲者不詳:ダフネ
ジョン・ダウランド(1563−1626):パヴァン
ガレアッツォ・サッバティーニ(1597−1662):Congregavit Dominus aquas
ニコラス・ケンピス(c.1600−1676):シンフォニア
ウィリアム・ローズ(1602−1645):Up Ladies up
マシュー・ロック(c.1621−1677):Lucinda wink or veil those eyes
ジョン・ジェンキンス(1592−1678):Newark Siege、ガリアルド
他 全22曲
アングハラッド・グラファイド・ジョーンズ(ソプラノ)、
マーク・レヴィ(指揮)、コンコーディア
イギリスの貴族キャヴェンディッシュ一族の初代ニューカッスル公爵、ウィリ
アム・キャヴェンディッシュのアントワープ時代(1648−1660)と同時代の作
品を集めた作品集。演奏は古楽器演奏に大きな定評のあるイギリスのバロック
・アンサンブル「コンコーディア」。ポッジャーとのデュオで大活躍中の鍵盤
奏者ゲイリー・クーパーの参加も大きな魅力!

KTC 5251(SACD-Hybrid) \2850
J・ハイドン:
チェロ協奏曲第1番ハ長調Hob.VIIb-1/同第2番ニ長調Hob.VIIb-2
交響曲第60番ハ長調《うかつ者》Hob.I-60
キリーヌ・フィールセン(チェロ)、
ヤン・ヴィレム・デ・フリエンド(指揮)、
コンバッティメント・コンソート・アムステルダム
1994年第10回チャイコフスキー国際コンクールでオランダ人初の入賞を果た
し、2000年のルツェルン音楽祭ではメータ&ウィーン・フィルと共演を行うな
ど目覚しい活躍を見せている女流チェロ奏者フィールセンのハイドン。コン
バッティメント・コンソート・アムステルダムは1982年に1600年から1800年
の間の作品の発掘を目的として結成されたバロック・アンサンブルである。





<Pavane>
ADW 7461 \2180
L・V・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調Op.30-1
S・プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番へ短調Op.80
J・ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調Op.108
フィリップ・フィルシュホーン(ヴァイオリン)、
エリザベート・レオンスカヤ(ピアノ)
バルト三国の小国リトアニアが輩出した名ヴァイオリニスト、フィルシュホー
ンがレオンスカヤとのデュオで1993年11月30日にアムステルダム・コンセルト
へボウで開催したコンサートのライヴ録音!ベルギーを拠点に活躍していた
フィリップ・フィルシュホーンは、1965年のパガニーニ国際コンクールで第2
位を獲得。続く1967年のエリザベート国際コンクールではクレーメルやカント
ロフを抑えて第1位に輝いた名匠である。

ADW 7449 \2180
トランペットとオルガンのための作品集 ――
M・A・シャルパンティエ:《テ・デウム》より 前奏曲
A・ヴィヴァルディ:協奏曲ニ長調Op.3-7
ミシェル=リシャール・ドラランド(1657−1726):トランペット協奏曲
ジャン・ラングレ(1907−1991):3つのコラール
J・S・バッハ:
G線上のアリア、主よ人の望みの喜びよ、目覚めよと呼ぶ声あり
F・シューベルト:アヴェ・マリア
G・ロッシーニ:歌劇《セビリャの理髪師》より カヴァティーナ
ジョルジュ・ドルリュー(1925−1992):叙唱とコラール
シモン・フルニエ(トランペット)、
ジャン=ピエール・レコウディ(オルガン)、
フレデリク・マドレーヌ(バロック・ティンバレス)
1973年にベルギーの都市アンジェで生まれたシモン・フルニエは、フランスの
アンサンブル・オーケストラ・トロワでソロ・トランペット奏者を務めている。
2000年7月にはバシュメット&モスクワ・ソロイスツのツアーに参加するなど、
その輝かしいサウンドに大きな期待が寄せられている。

ADW 7454 \2180
フロリエージュ・ワロン-ピエール・マトー:
ワロン地方の民謡によるサクソフォーンとオルガンのための組曲
ジャン=ピエール・ロリーヴ(サクソフォーン)、
ピエール・マトー(オルガン)
ベルギーのフランス語圏ワロン地方に伝わる民謡18曲を、サクソフォーンとオ
ルガンで奏でた心地よい調べを届けてくれるアルバム。リエージュ音楽院を主
席で卒業し、デュファイエやロンデックスなどサクソフォーンの重鎮の下で学
んだロリーヴが駆使するアルト、ソプラノ、ソプラニーノといった3種類の楽
器の音色の聴き比べも魅力的。

ADW 7455 \2180
A・ヴィヴァルディ:フルート・ソナタ集 ――
フルート・ソナタ ト短調Op.13-6,RV.58/同ハ長調RV.48/同ト短調RV.51/
同ニ短調RV.49/同ホ短調RV.50/同イ長調Op.13-4,RV.59
マクサンス・ラリュー(フルート)、
ジョルジュ・キス(チェンバロ)
フルートのマクサンス・ラリューは、1954年のジュネーヴ国際音楽コンクール
で優勝という輝かしい経歴を持ち、パリ・オペラ座管弦楽団の首席奏者などを
歴任したフランスのフルート界を牽引してきたベテラン奏者である。

ADW 7456 \2180
セファルディ-スペイン系ユダヤ人の音楽 ――
Morena Me Yaman/Puntcha Puntcha/Mi Padre Era De Fransya/
Doz Amantes Tengo La Mi Mama/La Roza Enflorese/他 全12曲
ラ・ローザ・エンフローレーゼ
中世イベリア半島へ移り住んだユダヤ人である「セファルディ」に伝わる伝統
音楽12曲を収録。セファルデイの伝統音楽の中でも特に名作と言われる「La
Roza Enflorese」を名に冠する5人組のアンサンブルがイベリアとユダヤの融
合を聴かせてくれる。




<Phaedra>
DDD 92020 \2180
In Flanders' Fields Vol.20-見て、私の庭のバスクラリネット! ――
ディルク・ブロッセ(1960−):エレジー
ヨハン・フォヴォレール(1957−):ゼブス
アラン・クラーンス(1957−):ディヴェルティメント、エクスペリエンス
ウィルフリード:ウェステルリンク(1945−):ピエロ
ヨーク・ボーウェン(1884−1961):幻想五重奏
湯山昭(1932−):ディヴェルティメント
チャールズ・カミレリ(1931−):デュオ・ソナタ
ヤン・ギュンス(バス・クラリネット)、
モスクワ・チェンバー・ソロイスツ、
トリオ・クラシクム、ジェミニ・アンサンブル
1972年にアントワープ歌劇場でプロ奏者としてのキャリアをスタートさせたヤ
ン・ギュンス。現在は名門フランダース放送管弦楽団に在籍しておりベルギー
だけでなく世界を代表するバス・クラリネット奏者として知られている。演奏
活動以外にも、王立アントワープ音楽院の指導や世界中でマスタークラスを開
催するなど幅広い活動を展開中。深く豊かで暖かみのある音色と卓越した演奏
はバス・クラリネットの魅力と可能性を存分に感じさせてくれる。ちなみに
ブックレットには9ページにわたって日本語解説が封入されている。

DDD 92026/2 2枚組 \4360
In Flanders' Fields Vol.26
ペーター・ベノア(1834−1901):歌曲集《人生における愛》
ヘンリエッタのアルバムより-ピアノのための5つの小品/
歌曲集《愛の悲劇》より
ウェルネル・ファン・メヘレン(バス・バリトン)、
ヨゼフ・デ・ベーンハウワー(ピアノ) 
フランダース地方の音楽の発展に尽力した19世紀ベルギーの作曲家ペーター・
ベノワ。白井光子&ハルトムート・ヘル、シュワルツコップ、フィッシャー
=ディースカウのマスタークラスで研鑽を積んだベルギーのバス・バリトン
奏者がベノワの歌曲に秘められた感情を上手く表現している。

DDD 92024 \2180
In Flanders' Fields Vol.24-
ステファン・メイラールス(1970−)-ある作曲家の肖像 ――
あるハンガリーの夏/エレジー/波/組曲/3つの愛の歌/瞑想/ノクターン
/レイメント/トリオ/荒野/宵のワルツ
ルック・ベルゲ(ホルン)、
ピート・ファン・ボックスタル(オーボエ)、
マルク・ヴェルテッセン(クラリネット)、
クルト・ゲイセン(バス・バリトン)、ヴェラ・バリコ(チェロ)、
クーン・ケッセル(ピアノ)、ステファン・メイラールス(ピアノ)
1970年生まれのベルギー、フランダース地方の作曲家ステファン・メイラール
スの室内楽作品、歌曲などによる作品集。メイラールスはモネ劇場とレメンス
音楽研究所を拠点として作曲家としてだけでなくピアニストや指揮者としても
活動を行っている。ブックレットには日本語による作曲家紹介等が掲載されて
いる。

DDD 92023 \2180
In Flanders' Fields Vol.23-フランダースのスリリングなトロンボーン ――
ラオル・デ・スメット(1936−):カームサ1
ルシアン・ヘサルス(1931−):サルヴァトーレ・アランドのラメント
ヤン・ピーター・ビーセマンス(1939−):ディスコルソ・ア・シンク
ヨリス・デ・ラート(1947−):イリヴァーシブル
クロード・コッペンス(1936−):スライディング、ザ・シフト
ウィルフリード・ウェステルリンク (1945):“S”
カームサ・トロンボーン五重奏団
Iフランダース地方のトロンボーン奏者であるレオ・フェルヘイエンへのトリ
ビュートとして製作されたアルバム。フランダースのアヴァンギャルド・ミュ
ージックを知ることの出来る興味深い1枚となっている。新たなレパートリー
探しにも最適!?




<Musique En Wallonie>
CYP 3616 \2180
ピエトロ・アントニオ・フィオッコ(1654−1714):
春(Le Retour de Printemps)/ソナタ ハ長調/カンタータ《Tutto acceso
d'amore》/ソナタ ト短調/アリア《告げよ、愛の神よ》
キャロリーヌ・ペロン(ソプラノ)、ジュリー・ハスラー(ソプラノ)、
ラファエル・ケネディ(ソプラノ)、ジル・ゲナール(カウンターテナー)、
フィリップ・ノンクル(オートコントル)、
ヴァンサン・ブーショ(バリトン)、
ユーゴ・レーヌ(指揮)、ラ・サンフォニー・デュ・マレ、他
17世紀ヴェネツィアで生まれ、ベルギーのブリュッセルへと活躍の場を移した
ピエトロ・アントニオ・フィオッコは、後にベルギー音楽に多大な貢献を果た
すジョゼフとエクトールのフィオッコ兄弟の父でもある。アントニオ・フィオ
ッコの現存する作品は宗教音楽が多数を占めており、器楽作品などの音源は
貴重と言える。1999年のライヴ録音。

CYP 3614 2枚組 \4360
クララ・クレアベール(1899−1970)-ヒストリカル・レコーディング集
G・マイアベーア:
歌劇《プロエルメルのパルドン祭》より、歌劇《ユグノー教徒》より
G・ドニゼッティ:歌劇《連隊の娘》より
A・トマ:歌劇《ミニョン》より
C・グノー:歌劇《ミレイユ》より、歌劇《ロメオとジュリエット》より
L・ドリーブ:歌劇《ラクメ》より/他 全30曲
クララ・クレアベール(ソプラノ)、様々なアーティスト
19世紀から20世紀にかけて活躍したオペラ歌手の歴史的録音を復刻するシリー
ズ。

CYP 3612 \2180
エクトル・ドゥフランヌ(1870−1951):ヒストリカル・レコーディング集
A・アダン:Le Chaletより、Si Jetais Roiより
A・トマ:歌劇《ミニョン》より
L・ドリーブ:歌劇《ラクメ》より
G・ビゼー:
歌劇《真珠採り》より、歌劇《美しきパースの娘》より、
歌劇《カルメン》より
C・ドビュッシー:歌劇《ペレアスとメリザンド》より/他 全22曲
エクトル・ドゥフランヌ(バリトン)、様々なアーティスト
Arias/Dufranne(br)




<Musiques Suisses>
MGBCD 6240 4枚組 \9200
パウル・ザッハー-指揮者と音楽の代弁者 ――
I・ストラヴィンスキー:
ヴェノーサのジェズアルド400年祭のための記念碑、宗教的バラード《アブラ
ハムとイサク》、カンタータ《説教、説話、祈り》、3楽章の交響曲
J・ハイドン:交響曲第39番ト短調Hob.I-39
B・マルティヌー:リディツェ追悼
F・マルタン:チェロのためのバラード
B・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
L・ベリオ:夢の回想
D・ミヨー:歌劇《オルフェの不幸》
W・A・モーツァルト:オーボエ協奏曲ハ長調K.314
W・フォルトナー:アウロディ
H・ホリガー:2つのリスト・トランスクリプション、塔の音楽
ハインリッヒ・シフ(チェロ)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)、
ハインツ・ホリガー(オーボエ&指揮)、
パウル・ザッハー(指揮)、
バイエルン放送交響楽団&合唱団、
バーデンバーデン・フライブルク南西ドイツ放送交響楽団、
バーゼル室内管弦楽団&合唱団、バーゼル交響楽団
バーゼル室内管弦楽団、バーゼル・スコラ・カントルムを創設。多くの近現
代作曲家への協力や資金援助を行いパトロンとしての役割も果たしたスイス
の音楽家パウル・ザッハー。バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタの
ための音楽」などザッハーの委嘱によって作曲された作品は数多く、近現代
の音楽の発展に多大な影響を及ぼしたことは非常に有名である。今回のリリ
ースは、ザッハーの代名詞でもある近現代音楽からハイドン、モーツァルト
など1961年から1987年にかけて収録された音源を収めた貴重なボックス・
セット。またマルタンではシフ、ベリオではロストロポーヴィチ、モーツァ
ルトではホリガーなど、超一流のアーティストがソリストとして参加してい
るところもザッハーの偉大さの証明だろう。スイスの偉大なる音楽家の記録
がスイスのレーベルから登場という素晴らしい企画である。

MGBCD 6246 \2300
アルペンホルンのための新しい作品集 ――
アルカディ・シルクロペール(1956−):
ファンファーレ、アフター・ストーム、アルペン・トレイル、行列、ブ
レイン、クレステッドビュート・マウンテン
ハンス=ユルク・ゾマー(1950−):牧歌風舞曲
マティアス・リュエック(1952−):エアバウリッヒェ・スタディ
ジョン・ヴォルフ・ブレンナン(1954−):
トゥ・ザ・サミット・アンド・バック、歌と変奏
アルフレッド・レオンツ・ガスマン(1876−1962):悲しい時間
ダニエル・シュナイダー(1961−)アルペンホルン協奏曲より カデンツァ
ハンス・ケネル(1939−):5つの踊り
アルカディ・シルクロペール(アルペンホルン&フレンチホルン)
Neue Alphornmusik/Shilkloper(Alphrn&hrn)
スイス山間部の民族楽器であり、ブラームスやロッシーニもその音色に影響を
受けたアルペンホルンのための作品を集めたユニークなアルバム!1956年モス
クワ出身のホルン奏者アルカディ・シルクロペールはモスクワ陸軍音楽学校で
ホルンを学び、ボリショイ歌劇場管とモスクワ・フィルのホルン奏者を歴任し
た歴戦の猛者。その後ソリストとして活動を始めたシルクロペールは、クラシ
ック、ジャズや即興など枠にとらわれない幅広い活動を展開している。この
アルバムでは全てのパートをアルペンホルンとフレンチホルンを用いた多重
録音でシルクロペールが演奏。クラシカルなスタイルの作品から、現代風の
作品などバラエティに富んだラインナップとなっている。スイスのレーベル
ならではの意欲作である!

MGBCTS-M101 \2300
ロルフ・ルーザー(1920−2001):レチタティーヴォと賛歌
コリャ・レッシング(1961−):Metaphysical Muse on a Street Lit
フリーデマン・トレイバー(1971−):無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲
バルツ・トランピー(1946−):The Intertwined Paths
エリック・ゴーディベール(1936−):奇想曲
ハイディ・バーデル=ノブス(1940−):二重奏曲
エリオット・カーター(1908−):4つの賛美
ハンスハインツ・シュネーベルガー(ヴァイオリン)
1926年10月にスイスのベルン出身で今年2006年で御歳80歳というスイスの老
ハンスハインツ・シュネーベルガーのポートレート・アルバム。ハンブルク
北ドイツ放送交響楽団では1958年から1961年にかけて第1コンサートマスター
を務め、マルタンのヴァイオリン協奏曲、バルトークのヴァイオリン協奏曲
第1番の世界初演を行うなどスイスのみならず世界トップクラスのヴァイオリ
ニストとして君臨してきたシュネーベルガー。20世紀の無伴奏ヴァイオリン
のための作品を集めた今回の最新録音では、老練で巧みな技と衰えを知らぬ
テクニックを存分に披露してくれている。2006年5月-6月の録音。

MGBCD 6248 \2300
フリードリッヒ・テオドール=フレーリッヒ(1803−1836):
4声のモテット集/12声の《ミゼレーレ》
ミカイエル・バルヤン(ハンマーフリューゲル)、
セバスティアン・ゴール(指揮)、
バーゼル・ヴォーカル・ソロイスツ
スイス・ロマン派最大の作曲家の1人とされているフレーリッヒは、父の希望
により作曲家から弁護士となり、その後再び音楽家に戻るという経歴を持って
いた。12人の若き声楽家たちによって結成されたバーゼル・ヴォーカル・ソ
イスツの澄み切った歌声が美しく響き渡る。

MGBCD 6237 \2300
Bonifacius Amerbach(1495−1562)の楽譜より(全25曲)
ミハエル・ゴンドコ(指揮)、コリーナ・マルティ(指揮)、
ラ・モッラ
M中世ドイツ語圏の知られざる作曲家たちの作品集。ラ・モッラは、2000年に
結成されアントワープでデビューを果たしたバーゼルを拠点とする新しい古楽
アンサンブル。

MGBCD 6239 \2300
ペーター・ミーク(1906−1990):
弦楽三重奏曲/弦楽四重奏曲第1番/オーボエ協奏曲/
トッカータ、アリオーソとジーグ
ストライフ・トリオ、カルミナ・クヮルテット、
トーマス・インダーミュール(オーボエ)、
マルク・キソッツィ(指揮)、
カメラータ・チューリッヒ、
セバスティアン・トゥインケル(指揮)、
南西ドイツ室内管弦楽団
ペーター・ミークは作曲家、画家、そしてジャーナリストなど多くの分野で
活躍したスイスの作曲家。オーボエ協奏曲のソリストであるインダーミュー
ルは、オランダ室内管弦楽団やロッテルダム・フィルのオーボエ奏者を歴任
したベルン生まれの名手である。

MGBCD 6241 \2300
F・マルタン:室内楽作品集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番/同第2番/アイルランド民謡による三重奏曲/
ギターのための《4つの小曲》
アルメーネ・スタキアン(ヴァイオリン)、
パスカル・デザルツェンス(チェロ)、
ダニエル・フックス(ピアノ)、
ミゲル・シャロスキー(ギター)
様々な楽器のための「バラード」などを残したスイスの大作曲家マルタン。
弦楽器のための作品集となったこのアルバムの中でも特筆すべきは「 ギター
のための《4つの小曲》」だろう。アルゼンチン出身のミゲル・シャロスキ
は、1988年ジュネーヴ国際音楽コンクールのギター部門で3位入賞の実績を持
つ。

MGBCD 6242 2枚組 \4600
パウル・ユオン(1872−1940):
弦楽四重奏曲Op.5/同ロ短調Op.11/同イ短調Op.29/同第3番Op.67
ニツィオル四重奏団
ロシアに生まれたパウル・ユオンはその後ドイツへ移住。スイスの市民権を持
ちながらも人生の大半をドイツで過ごした作曲家である。ロマン派的な作風が
特徴。チューリヒ・トーンハレ管とチューリッヒ歌劇場管のメンバーで構成さ
れるニツィオル四重奏団による充実の演奏が光る。

MGBCD 6243 \2300
パウル・ユオン:五重奏曲ニ短調Op.33/室内交響曲Op.27
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の奏者たち
J同じくパウル・ユオンの作品集。こちらは弦楽器、木管楽器、ピアノなどに
よる編成の2作品を収録。チューリヒ・トーンハレ管の奏者たちのレベルの高さ
は流石の一言!ロマン主義を持ち続けたユオンの作品を鮮やかに描いている。

MGBCD 6245 \2300
フランツ・ティッシュハウザー(1921−):3つのモルゲンシュテルン
エディス・マティス(ソプラノ)、
フランツ・ティッシュハウザー(ピアノ)、
フリッツ・ナフ(指揮)、
スイス室内合唱団、スイス・クラリネット・プレーヤーズ
スイスのベテラン作曲家ティッシュハウザーが詩人クリスティアン・モルゲ
シュテルンの詩を題材として書き上げた合唱作品を収録。

MGBCD 6247 \2300
ヴィリー・ブルクハルト(1900−1955):
オルガンのための《パッサカリア》/7つの詩篇Op.82/幻想曲とコラール
Op.58/無伴奏合唱のためのモテットOp.51/ソプラノとオルガンのための
《マニフィカト》Op.64/テ・デウムOp.33
マリア・C・シュミット(指揮)、
クライネ・カントレイ、ダイエル・シャイドゲル(ティンパニー)、
アドリアン・ウェーバー(トロンボーン)、
アンネッタ・ゲイゼル(トランペット)、
ハインツ・バリー(オルガン)
マルタン、オネゲル、シェックなどの大作曲家を世界へと羽ばたかせた20世紀
前半のスイスにおいて、彼らと並ぶと期待されながらも55歳でこの世を去った
作曲家ブルクハルトの宗教作品集。

MGBCTS-M97 \2300
ゲオルギス・アペルギス(1945−):イン・エクストリミス
ワン・ド・クン(1972−):4つの詩
メラ・マイアーハンス(1961−):スフレ・コンバッタント
マリー・シュワブ(アルト)、
ピエール=アラン・モノ(指揮)、
ヌーヴェル・アンサンブル・コンテンポラン
ヌーヴェル・アンサンブル・コンテンポランは、2005年1月で結成10周年を迎
えたスイスの現代音楽アンサンブル。コンサートではシフを筆頭とした大物
をゲストに迎えるなど評価は高い。

MGBCTS-M98 \2300
トーマス・ケスラー(1937−):
《, said the shotgun to the head.》/ドラム・コントロール/《Is it?》
ソウル・ウィリアムズ(語り)、
マルコ・レトンヤ(指揮)、
バーゼル・ラップ・コアー、バーゼル交響楽団、他
ボリス・ブラッハーの門下生でスイスの作曲家であるケスラーの作品集。主演
映画「SLAM」が全米で話題を呼び一躍話題の人となったアメリカの詩人ソウル
・ウィリアムズのレコーディングへの参加が最大の目玉である。

MGBCTS-M99 \2300
パトリシア・ユンガー(1951−):ヘラー・シャイン/ワルツ・エターナル
エヴァ・チャポ(メゾ・ソプラノ)、
パトリシア・ユンガー(指揮)、
コレギウム・ムジクム・チューリヒ
ドイツのフランクフルトで生まれ、オーストリア人とスイス人の両親を持つ女
流作曲家パトリシア・ユンガー。ドイツ南西放送(SWR)の「Karl-Sczuka」賞
を受賞した初の女性作曲家でもある。

MGBCTS-M100 \2300
メラ・マイアーハンス(1961−):
ディフェランスI/タンネルII/プレリュードとエコー/ナルシサスとエコー
/エッセイI−V
バーゼル・シンフォニエッタ、アンサンブル・エクアトゥオール、
クヮルテット・ノワール、他
コンテンポラリー、電子音楽の作品に定評があるルツェルン出身の女流作曲家
マイアーハンス。その作品はルツェルン音楽祭やバーゼル交響楽団、ワシント
ンのルーズベルト・アンサンブルなどでも取り上げられている。




<KML Recordings>
KML 1111 \2250
カティア&マリエル・ラベック-ラヴェル ――
モーリス・ラヴェル(1875−1937):
スペイン狂詩曲(2台ピアノ版)/組曲《マ・メール・ロワ》(1台4手連弾版)
古風なメヌエット(マリエルによるソロ)/亡き王女のためのパヴァーヌ
(1台4手連弾版)/前奏曲(カティアによるソロ)/
ボレロ(打楽器と2台ピアノ版)
カティア・ラベック(ピアノ)、マリエル・ラベック(ピアノ)、
グスタヴォ・ヒメノ(打楽器)、ティエリー・ビスカリー(打楽器)
スペインとの国境に近いフランス南西部の都市バイヨンヌ。
このフランス・バスク地方の中心都市で生まれたカティア&マリエルのラベッ
ク姉妹が自らのルーツに立ち戻るため、自主レーベルである「KML Recordings」
を設立!
記念すべき大注目のリリース第1弾は、ラベック姉妹と同じくフランス南西部の
バスク地方(シブール)をルーツとするラヴェルの作品集。
収録曲は「スペイン狂詩曲」や「マ・メール・ロア」、「亡き王女のためのパ
ヴァーヌ」などラヴェルを代表する作品が並ぶ豪華なラインナップであり、演
奏形態も1台4手連弾、2台ピアノによるデュオ、そしてカティアとマリエルそれ
ぞれのソロなど非常に多彩。
中でも特に注目すべき作品はやはり「ボレロ」だろう。カティアとマリエルは
2台ピアノ版の「ボレロ」に打楽器を加えるためにバスクの作曲家ミシェル・
センドレスに編曲を依頼。
そしてここに収録された「ボレロ」は一般的に用いられている打楽器ではなく、
アタバルといったバスク地方の民族楽器が加えられたバスクの色彩にあふれた
新たなる「ボレロ」なのである。
動のカティア、静のマリエルと言われるラベック姉妹にとって初となるオール
・ラヴェル・プログラム。対照的な特長の姉妹の中に流れる同じバスクの血が
燃え滾る!




<Hyperion>
CDA 67597 \2080
SACDA 67597(SACD-Hybrid) \2850
ジャン=フィリップ・ラモー(1683−1764):クラヴサン曲集(1724)より
第2組曲ホ短調/新クラヴサン曲集(第4組曲イ短調/第5組曲ト短調)
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
去る10月に行われた来日公演では聴衆に大きな感動を与え、2006年グラモフォ
ン・アウォードでは“年間最優秀アーティスト賞”に選出されるなど更なる飛
躍を見せている鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。
10年という歳月をかけて録音が行われたバッハの鍵盤作品集に続き、クープラ
ン、シャブリエ、そして遂にスタートとなったベートーヴェンのピアノ・ソナ
タ集が絶賛を博したことは記憶に新しい。
今回ヒューイットが贈る最新盤は、来日公演でも演奏を披露し話題となった18
世紀フランス音楽界の巨匠であり近代和声学の父とも称されるラモーのクラヴ
サン曲集!
ロマン派の多くの作曲家たちにも多大な影響を与えたラモーのクラヴサン曲集。
ヒューイットの楽曲を深く掘り下げた綿密な解釈によって奏でられるラモーか
らは、18世紀当時の音楽の香りを感じ取ることが出来るだろう。
もちろん来日公演でも演奏が行われた「新クラヴサン曲集第4組曲」も収録。
これは大注目!

CDA 67580 \2080
モートン・ラゥリッドソン(1943−) ―― 合唱作品集Vol.2
真冬の歌(管弦楽伴奏版)/薔薇の歌/I will lift up mine eyes/O come
let us sing unto the Lord/めでたし、いと優しきマリア/夜想曲
スティーヴン・レイトン(指揮)、
ポリフォニー、ブリテン・シンフォニア、
アンドリュー・ラムスデン(オルガン)、
モートン・ラウリッドソン(ピアノ&フィンガーシンバル)
現代アメリカを代表する合唱作曲家るラゥリッドソンは、1994年から2001年ま
でアメリカの名門合唱団ロサンゼルス・マスター・コーラルのコンポーザー・
イン・レジデンスを務めるなど20世紀の新しい合唱レパートリーの作曲、普及
を活発に行っている。またその作品の数々は、代表作「おお、大いなる神秘」
を筆頭に日本でも大きな人気を獲得するなど国、ジャンルを越えて幅広く親し
まれている。指揮者のレイトンの呼びかけで1986年に結成されて以来、瞬く間
にイギリスのトップ・クラスの合唱団の地位を獲得したポリフォニー。その実
力は2度のグラモフォン・アウォード合唱部門年間最優秀賞の獲得などで実証
されている。前作(CDA 67449)の続編となる第2集では日本でも歌われる機会
の多い「真冬の歌」や「薔薇の歌」を収録しており、前述の2作品以外は世界
初録音!作曲者自身も録音に参加するなど合唱ファン&関係者必聴の注目盤
である。

CDA 67589 \2080
ウィリアム・ローズ(1602−1645):
まだ間に合ううちに薔薇のつぼみを摘みなさい、おお我がクラリサ我が恋人
よ、おのが罪に人があなたの裁きを感じるとき、「ロイヤル」コンソートよ
り クーラント、カントリー・ダンス、アルマン、コラント
ヘンリー・ローズ(1596−1662):
A Tale out of Anacreon、Oh that joy so soon should waste、春のアマリ
リス、The Angler's Song、A Pastoral Elegie/他 全27曲
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)、
エリザベス・ケニー(リュート&テオルボ)、
レベッカ・アウトラム(ソプラノ)、ロバート・マクドナルド(バス)、
ウィリアム・カーター(リュート&ギター&テオルボ)、
フランシス・ケリー(ダブルハープ)
BCJへの客演などで日本でもお馴染みの世界的カウンターテナー奏者ロビン・
ブレイズ。キャンピオンの歌曲集(CDA 67268)、バードの歌曲集(CDA 67397)
に続くハイペリオン第3弾が登場!ヘンリーとウィリアムのローズ兄弟は、共
に17世紀イギリスを舞台として活躍した作曲家である。兄のヘンリーは作曲範
囲を声楽曲に絞っていたのに対し、弟のウィリアムは声楽曲のみならず器楽曲、
劇音楽も手がけるなど対照的な1面を持っていたことも知られている。またロ
ーズ兄弟は作曲家としてだけでなく歌手としても活躍しており、同郷であり同
じ歌い手であるロビン・ブレイズだからこそ存分に表現が出来るレパートリー
と言える。

CDA 67615 \2080
ニコラス・モー(1935−):合唱作品集 ――
3つの賛歌/5つのエピグラム/天使ガブリエル/Our Lady's song/子守歌/
聖体祝日のキャロル/Swete Jesu/5つのアイルランド歌曲集/One foot in
Eden still I stand
マーク・シェパード(指揮)、
スコラ・カントルム・オブ・オックスフォード
ニコラス・モーは、ジョシュア・ベルによって演奏が行われたヴァイオリン協
奏曲が話題を集めるなど注目を浴びる現代イギリスの作曲家。スコラ・カント
ルム・オブ・オックスフォードは新進気鋭の若手演奏家が集結して結成された
室内合唱団である。「子守歌」と「One foot in Eden still I stand」以外の
収録曲は今回が世界初録音となる。


<Helios>
CDH 55231 \1280
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678−1741):
トリオ・ソナタ ト短調RV.74/ヴァイオリン・ソナタ ハ長調RV.754/トリオ
・ソナタ ニ短調《ラ・フォリア》Op.1-12/ヴァイオリン・ソナタ イ長調
RV.758/トリオ・ソナタ ハ長調RV.60
パーセル・クヮルテット
極上の演奏で堪能するヴィヴァルディのラ・フォリア!
CDA 66193からの移行再発売。

CDH 55238 \1280
ヴィルトゥオーソ・シュトラウス・トランスクリプションズ ――
アンドレイ・シュルツ=エヴラー(1852−1905):
美しく青きドナウの主題による演奏会用アラベスク
イグナーツ・フリードマン(1882−1948):春の声
モーリツ・ローゼンタール(1862−1946):
ウィーンの謝肉祭、ヨハン・シュトラウスの主題による幻想曲
カール・タウシク(1841−1871):ウィーンの夜会
レオポルド・ゴドフスキー(1870−1938):
《芸術家の生涯》による交響的変容
ピアーズ・レーン(ピアノ)
驚きと楽しさに満ちた超絶技巧の舞踏会へようこそ!
CDA 66785からの移行再発売。

CDH 55265 \1280
アンドレア・ガブリエリ(c.1510−1586):
第1旋法による4声のリチェルカーレ/モテット《深き淵より》/カンツォン・
アラ・フランチェーゼ《小さなジャケ》/ミサ曲《父よ、われは天に対し》
より キリエ、グローリア、クレド、サンクトゥス、ベネディクトゥス、
アニュス・デイI−III/第6旋法のイントナツィオーネ/第6旋法による4声
のリチェルカーレ/マドリガル《別れのときには》/第12旋法による4声のリ
チェルカーレ/第7旋法によるリチェルカーレ/モテット《おお、聖なる宴よ》
/8声のリチェルカーレ・ペル・ソナーレ
ティモシー・ロバーツ(指揮)、
ヒズ・マジェスティーズ・サグバッツ&コルネッツ、
ヒズ・マジェスティーズ・コンソート・オヴ・ヴォイシズ
ジョヴァンニの叔父の作品の数々をバロック金管アンサンブルが壮麗に奏で
る!
CDA 67167からの移行再発売。

CDH 55266 \1280
チャールズ・ヒューバート・パリー(1848−1918):ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調/12の短い小品/ファンタジー・ソナタ ロ長調
エーリヒ・グルーエンバーク(ヴァイオリン)、
ロジャー・ヴィニョールズ(ピアノ)
イギリスの重鎮タッグの演奏で味わうパリーの醍醐味。
CDA 66157からの移行再発売。




<Tactus>
TC 851301 \2080
ジュゼッペ・マルトゥッチ(1856−1909):
ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.22、メロディ、3つの小品Op.67
ジョヴァンニ・ズガンバーティ(1841−1914):2つの小品Op.24、舟歌Op.29
ルカ・ブラガ(ヴァイオリン)、ルチア・ピタウ(ピアノ)
1990年よりデュオを組み、イタリア内外で活躍を続けるアーティストによるイ
タリアのヴァイオリン作品集。オペラが隆盛を誇っていた19世紀イタリアで敢
えてオペラを書かなかったマルトゥッチ、リストの愛弟子でありイタリアの鍵
盤音楽界の発展に尽力したズガンバーティといった異色の作曲家たちの魅力に
満ちた作品を収録している。艶やかなヴァイオリンの音色が印象的な好演。

TC 570101 \2080
ラファエッラ・アレオッティ(1575−1646?):聖ヴィートの修道女 ――
Sancta et immaculata virginitas/Hodie nata est beata Maria/
Congratulamini mihi omnes/Exurgat Deus/Diligam te Domine/Surge
propera amica mea/Beatus Laurentius/Miserere mei Deus/他 全23曲
キャンダス・スミス(ディレクター)、カペラ・アルテミシア
ラファエッラ・アレオッティは若くしてフェッラーラの聖ヴィート女子修道院
に入り、音楽の才能を伸ばしたイタリアの女流音楽家である。修道院の重要な
演奏団体「コンチェルト・グランデ」の指導を行い、その演奏は教皇クレメン
ス8世とスペイン女王から絶賛されたとされている。現存しているアレオッティ
の作品は僅かなだけに録音は貴重である。全曲世界初録音。

TC 750601 \2080
フェデリーゴ・フィオリッロ(1755−ca.1823):
フルートとヴァイオリン、ヴィオラのための三重奏曲集(第1番-第6番)
アンサンブル・アランティカ
1755年にオペラ作曲家であるイニャツィオ・フィオリッロの息子として生まれ
たフェデリーゴ・フィオリッロ。1788年からはロンドンでザロモン弦楽四重奏
団のヴァイオリン奏者として活動を始めるなど相当な名手であったとされてい
る。当盤には「36曲のカプリッチョ」と並ぶ代表作である「三重奏曲集」を収
録しており、今回が世界初録音となる。

TC 790002 \2080
ナポレオン時代のギター伴奏付き歌曲集 ――
カルロ・ミケーレ・アレッシオ・ソラ(1786−1829):
Or che fra nube asconde、Quel cor che mi prometti
ドメニコ・プッチーニ(1772−1815):Aure amiche、Senza l'amabile
ガエターノ・マラーニ:E taglia cor di vederme、Polacca
ジローラモ・クレッシェンティーニ(1762−1846):Languir d'amore
/他 全20曲
マウリツィア・バラッツォーニ(ソプラノ)、
サンドロ・ヴォルタ(ギター)
ナポレオン・ボナパルトが生きた同時代に活躍したイタリアの作曲家たちによ
る歌曲集。伴奏がピアノではなくギターというところがこのアルバムの特色と
言える。




<Centaur>
CRC 2803/04/05 3枚組 \6240
L・V・ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集(第1番-第10番)
スターリク・ペリー・デュオ〔スティーヴン・スターリク(ヴァイオリン)、
ジョン・ペリー(ピアノ)〕
ロイヤル・フィル、ロイヤル・コンセルトへボウ管、シカゴ響のコンサート・
マスターを歴任し、多くの巨匠たちと数々の名演を生み出した名手スティーヴ
ン・スターリク。スターリクは1969年よりアメリカのピアニスト、ジョン・ペ
リーと「スターリク・ペリー・デュオ」を結成。今回デジタル・リマスターが
施されたベートーヴェンは1980年と1982年に収録が行われた音源であり、同コ
ンビの至芸を存分に堪能できる記念碑的名演である。

CRC 2788 \2080
ヴィオラと管弦楽のための作品集 ――
J・ヨンゲン:ヴィオラと管弦楽のための組曲
J・フランセ:ヴィオラと小管弦楽のための狂詩曲
T・シェルリー:ヴィオラ協奏曲
マーカス・トンプソン(ヴィオラ)、
ポール・フリーマン(指揮)、チェコ・ナショナル交響楽団
ベルギー、フランスそれぞれの大家であるヨンゲンとフランセに加えて、バル
トークのピアノ協奏曲第3番とヴィオラ協奏曲の補筆を行ったとしてその名を
知られるシェルリーのヴィオラ作品をカップリング!ソリストはセンター
(Centaur)からバルトーク&ブロッホの協奏曲集(CRC 2150)をリリースし
ているアメリカのヴィオラ奏者マーカス・トンプソン。シカゴ響、フィラデル
フィア管、クリーヴランド管などのメジャーオケとの共演も行っている実力
者である。

CRC 2802 \2080
5つの世紀の愛の歌 ――
G・フレスコバルディ:そんなふうに私を蔑むのか
C・モンテヴェルディ:Dolci miei sospiri
S・ディンディア:Io son nel duol si vinto
G・カプスベルガー:トッカータI
作曲者不詳(17世紀スペイン):Vestros ojos、Quien quiere entrar
J・ダウランド:彼女はいいわけできようか、帰っておいで
M・ジュリアーニ:Confuso, smarrito、ソナチナOp.71より
民謡:The Garden Where the Praties Grow/他 全24曲
テレジア・ボーテ(ソプラノ)、
ペーター・クロトン(リュート&ギター)
テレジア・ボーテは、カナダでアイルランド人の母とドイツ人の父との間に生
まれメキシコで育ち音楽を学んだという経歴を持つソプラノ奏者。共演のペー
ター・クロトンはバーゼル・スコラ・カントルムで1989年より、ベルン音楽院
では1984年から教鞭を執っている。ボーテとクロトンのコンビが民謡、16世紀
から21世紀までに渡る歌曲を絶妙のデュオで聴かせてくれる。

CRC 2831 \2080
もろびと声あげ
伝承曲:
賛美歌第102番《もろびと声あげ》、Remember O Thou Man、Gently the
Fragrance、明日は私の喜び踊る日、飽くことなく望む汝は、Chretiens qui
suivez l'eglise、感謝
P・F・ベドデッカー:Veni Salvator hominum
M・コレット:Quatrieme Symphonie en quatuor、Noel Provencal
N・ブルーンス:全地よ、主に喜びの叫びをあげよ
J・P・ラモー:ミュゼット、リゴードン
F・クープラン:ミュゼット
J・S・バッハ:道をそなえ大路をまっすぐにせよ、カンタータ第36番より
ジュリアンヌ・ベアード(ソプラノ)、アウロス・アンサンブル
アウロス・アンサンブルは1973年より活動を始めたアメリカの古楽器アンサン
ブル。収録の賛美歌や伝承曲は全てアウロス・アンサンブルのアレンジによる
もの。クリスマス・アルバムとしてだけでなく、純粋なバロックの宗教作品集
としても聴き応えのある1枚に仕上がっている。

CRC 2812 \2080
アンドレア・カポラーレ(fl.1735−1757):
チェロと通奏低音のためのソナタ全集(ソナタ第1番-第6番/ソナタ ニ短調)
ガイ・フィッシュマン(バロック・チェロ)、
サラ・フライバーク(バロック・チェロ)、
ジョン・ギボンズ(チェンバロ)
18世半ばにロンドンで活躍したイタリアの作曲家でありチェロ奏者でもあった
カポラーレ。演奏はボストン・バロックのメンバーとして活動を続けるイスラ
エル出身のフィッシュマン、サンフランシスコ・フィルハーモニア・バロック
・オーケストラの主席奏者フライバーク。豊かで美しい旋律を持ったソナタを
安定感のある演奏で描いている。

CRC 2808 \2080
クラリネット・ブリリアンテII ――
A・メサ−ジュ:ソロ・ド・コンクール
E・カヴァリーニ:フィオーリ・ロッシニアーニ
C・M・ウィドール:序奏とロンド
E・ショーソン:アンダンテとアレグロ
G・レバンチ:ヴェルディの「アイーダ」のモチーフによる幻想曲
J・マゼリエ:ファンタジー・バレエ
C・ドビュッシー:第1狂詩曲
L・バッシ:ドニゼッティの「椿姫」によるディヴェルティメント
G・タイユフェール:アラベスク
キャロライン・ハーティグ(クラリネット)、
デボラ・モリアーティ(ピアノ)
積極的にクラリネット・アルバムのリリースを行っているセンターからクラリ
ネット・ブリリアンテI(CRC 2572)の続編がリリースに。クラリネットの
キャロライン・ハーティグは、アメリカの名門ミシガン州立大学で教授を務め
る女流奏者である。

CRC 2796 \2080
C・アイヴズ:歌曲集 ――
ゆっくりしたマーチ/最も偉大な人/おり/サーカス・バンド/思い出/In
Summer Fields/Songs my mother taught me/The Old Mother/Remembrance
/スコットランドの子守歌/子守歌(Berceuse)/子守歌(Cradle Song)/
子供の時間/To Edith/Immortality/2つの小さな花/マリー/The Last
Reader/ダウン・イースト/The Light that is Felt/There is lane/静け
さ/トムが船出する/心のあらわれ/賛歌/虹/われらの祖先が愛したもの
アンドリュー・チャイルズ(テノール)、
スー・ウェイ・ハン(ピアノ)
グレゴリオ聖歌からコンテンポラリーまで幅広く精通するアメリカのテノール
奏者が歌うアイヴズ。アンドリュー・チャイルズはシアトル・オペラ、グリ
マーグラス・オペラなどを中心に活躍。またミズーリ州立大学の助教授とし
て後進の指導にも力を注いでいる。

CRC 2800 \2080
E・グリーグ:ピアノ作品集第5巻 ――
25のノルウェーの踊りと舞曲Op.17/ワルツ・カプリースOp.37/《十字軍の兵
士シグール》からの3つの小品Op.56/オラヴ・トリュグヴァソンより/2つの
ノルウェーの旋律Op.63
アントニオ・ポンパ=バルディ(ピアノ)
1998年の「ロン・テイボー・コンクール」で優勝、2001年の「ヴァン・クライ
バーン国際ピアノ・コンクール」で銀メダルを獲得するなど世界的な賞を得て
いるポンパ=バルディは、録音のみならず世界各国で演奏活動も精力的に行っ
ており、2004年にはベルリン交響楽団とともに来日公演を果たしている。

CRC 2798 \2080
ヴィオラとチェロのための作品集 ――
W・ルトスワフスキ:牧歌
R・クラーク:2つの小品
L・V・ベートーヴェン:二重奏曲変ホ長調WoO.32
P・ヒンデミット:二重奏曲
D・コールマン:Dezembrum
W・ピストン:二重奏曲
シェイラ・ブラウン(ヴィオラ)、ウェスリー・バルドウィン(チェロ)
テネシー州立大学の教授コンビによるヴィオラとチェロのデュオ・アルバム。
ベートーヴェン、ヒンデミットからルトスワフスキなど20世紀の作品などを
収録しており、貴重なレパートリーの参考音源としても重宝するタイトルで
ある。

CRC 2809 \2080
フレンチ・ソワレ ――
D・ミヨー:デュオ・コンチェルタンテ
L・カユザック:カンティレーヌ、セヴェンヌ地方のパストラール
B・コヴァーチ:ドビュッシーへのオマージュ
P・ジャンジャン:アンダンティーノ、クレール・マタン
P・M・デュボワ:9つの即興曲
H・トマジ:序奏と舞曲
C・M・ウィドール:序奏とロンド
ケイシー・ポープ(クラリネット)、ジェド・モス(ピアノ)
管楽器の重要レパートリーとして外せないフランス作品を中心とした作品集。
ケイシー・ポープはアメリカのバレエ団「バレエ・ウェスト」の主席クラリ
ネット奏者として演奏活動を行う傍ら、ユタ州立大学の教授として指導を行
っている。

CRC 2807 \2080
フィリップ・ローズ(1940−):
スリー・ガーシュウィン・セッティングス/シェイクスピア・イン・ソング
/無伴奏チェロのための3つの小品/ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
/無伴奏ヴィオラのためのパルティータ/弦楽三重奏曲
エクトル・ヴァルディヴィア(ヴァイオリン)、
キャスリン・アナンダ=オーウェンス(ピアノ)、他
フィリップ・ローズはカナダのカールトン大学コンポーザー・イン・レジデン
スと教授を務めているアメリカの作曲家。ローズの作品はアトランタ響やクリ
ーヴランド管、ナショナル響などのメジャー・オケに取り上げられている。

CRC 2773 \2080
B・ガランテ:瞑想、A Clear Midnight、アヴェ・マリア
T・ウェストン:マニフィカト、ヌンク・ディミッティス
W・シューマン:Carols of Death
B・ブリテン:祝祭テ・デウム
A・コープランド:われらの王にほめうたを歌え
E・ウィテカー:ウォーター・ナイト、クラウド・バースト
R・ヴォーン=ウィリアムズ:O Praise the Lord of Heaven
リチャード・ジョーブ(オルガン)、
ロバート・テイラー(指揮)、テイラー・フェスティヴァル・コアー
テイラー・フェスティヴァル・コアーは、アメリカの合唱指揮者ロバート・テ
イラー自らが設立した24人のプロ奏者による合唱団。新進気鋭の作曲家ウィテ
カーの代表作クラウドバーストが聴けるところも嬉しい。




<New World>
80652-2 \2080
チェアー・ボーイズ・チェアー!南軍第26連隊バンドの音楽Vol.2 ――
Band Call-Cheer Boys Cheer/Grand Confederate Quickstep/Double
Quickstep/Serenade Waltz/Irish Emigrant's Lament/Parting/21st
Regiment Quickstep/他 全24曲
アメリカン・ブラス・クインテット・ブラス・バンド
アメリカの南北戦争で最も有名だった南軍第26連隊軍楽隊の音楽を再現したシ
リーズ第2弾。アメリカ随一の金管五重奏団である「アメリカン・ブラス・ク
インテット」のメンバーを主体としたブラス・アンサンブルがハイレベルな
演奏を次々と披露!

80649-2 \2080
バレルハウスからブロードウェイまで ジョー・ジョーダンの音楽冒険旅行
ジョー・ジョーダン(1882−1871):
Double Fudge/That Teasin' Rag/Brother-N-Law Dan/Pekin Rag-Intermezzo
/Bouclaire Waltzes/The Morocco Blues/他 全22曲
リック・ベンジャミン(指揮)、
パラゴン・ラグタイム・オーケストラ
アメリカ劇場音楽の黄金時代の申し子であるアフリカ系アメリカ人アーティス
ト、ジョー・ジョーダン。軽音楽の魅力満載のこのアルバムにはジョー・ジョ
ーダンのインタビューという貴重な音源が含まれている。

80657-2 \2080
モートン・フェルドマン(1626−1987):
ヴィオラ・イン・マイ・ライフ/False Relationships and the Extended
Ending/なぜ、パターンなのか?
モートン・フェルドマン(ピアノ&指揮)、高橋悠治(ピアノ)、
デイヴィッド・チューダー(ピアノ)、
カレン・フィリップス(ヴィオラ)、他
ブゾーニの孫弟子であり、ジョン・ケージの弟子でもあるフェルドマン。図形
楽譜を発明した20世紀アメリカ音楽界の大家の作品集では、作曲者自身など
錚々たる演奏者が顔を揃えている。CRI原盤。

80646-2 \2080
バーバラ・ベナリー(1946−):
Aural Shoehorning/サン・オン・スノー/バランI/バランII/ダウンタウン
・スティール
ダウンタウン・アンサンブル、ガムラン・サン・オヴ・ライオン
インドネシアの音楽から大きな影響を受けたアメリカの女流作曲家の作品集。
ガムランなどインドネシア音楽の要素がふんだんに用いられている。

80656-2 \2080
ピーター・ズモ(1948−):
ソングIV/インストゥルメンツ/ラテラル・パス
ビル・ライル(タブラ)、アーサー・ラッセル(チェロ&声)、
ピーター・ズモ(トロンボーン)、他
ミニマリズム、民族音楽、ジャズ、そしてクラシックの作風を織り交ぜたズモ
の作品集。タブラとトロンボーンのコンビネーションが面白い。

80653-2 \2080
女流作曲家による新しい電子音楽-1977 ――
ヨハンナ・M・バイヤー(1888−1944):天体の音楽
アンネ・ロックウッド(1939−)ワールド・リズム
ポーリン・オリヴェロス(1932−):バイ・バイ・バタフライ/他 全8曲
様々なアーティスト
女流作曲家のみの現代音楽を集めたアルバム。CRI原盤。





<Gaudeamus>
CDGAM 357 \1680
エッセンシャル・オケゲム ――
ヨハネス・オケゲム(c.1420−1497):
うるわしき救い主の御母よ/S'elle M'amera/可愛いカミュゼット/マ・メス
トレス/死を待つ以外に/オフェルトリウム/キリエ/グローリア/クレド
/サンクトゥス/ベネディクトゥス/アニュス・デイ/汚れなき御母
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ
オケゲムの「レクイエム」(CDGAU 168)がグラモフォン・アウォードを獲得
し、ミサ「ミ・ミ」(CDGAU 139)がノミネートされるなど輝かしい実績を誇
るウィッカム&クラークス・グループ。同コンビによるオケゲムの録音の中か
ら厳選した作品をまとめ、ディジパック仕様へと新装を行ったオケゲムのベス
ト盤。





<Living Era Classics>
AJD 2013 2枚組 \2160
エリック・コーツ・コンダクツ・エリック・コーツ ――
34のオリジナル・モノ・レコーディングス1933-1955
エリック・コーツ(指揮)、様々なアーティスト
ライトミュージックやマーチなど数々の魅力溢れる作品を残したイギリスの作
曲家エリック・コーツの自作自演集。

AJC 8562 \1080
20人の偉大なるヴァイオリン奏者たち ――
オリジナル・モノ・レコーディングス1917-1955
ハイフェッツ、クライスラー、メニューイン、ミルシテイン、オイストラフ、
スターン、他

AJC 8563 \1080
20人の偉大なるピアニストたち ――
オリジナル・モノ・レコーディングス1919-1955
アラウ、ギレリス、ホロヴィッツ、ラフマニノフ、リヒテル、
ルービンシュタイン、他




<Resonance>
CDRSB 406 4枚組 \3500
四季-コレクション・オヴ・シーズナル・クラシックス ――
A・ヴィヴァルディ:春
G・F・ヘンデル:歓喜
H・マッカン:収穫の踊り
F・ディーリアス:夏の歌
G・ガーシュウィン:サマータイム
F・ブリッジ:春の歌
B・ブリテン:スプリング・キャロル
P・I・チャイコフスキー:こんぺい糖の精の踊り、花のワルツ
様々なアーティスト
これまでにリリースされた「春」(CDRSN 3068)、「夏」(CDRSN 3069)、
「秋」(CDRSN 3074)、「冬」(CDRSN 3055)をボックス化!一流アーティ
ストによる演奏で四季の移り変わりを楽しめる。

CDRSB 3079 \1080
J・ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25
F・メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第2番へ短調Op.2
シューベルト・アンサンブル
OEKで第1コンサートマスターとして活躍中のサイモン・ブレンディスも参加し
ているピアノ四重奏曲の名作集。

CDRSB 3080 \1080
J・ブラームス:ピアノ四重奏曲第2番イ長調Op.26
F・メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調Op.1
シューベルト・アンサンブル

CDRSB 3081 \1080
J・ブラームス:ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.60
F・メンデルスゾーン:ピアノ四重奏曲第3番ハ短調Op.3
シューベルト・アンサンブル

<Hyperion>
CDA 67583 \2080
ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第2集 ――
ロベルト・フォルクマン(1815−1883):チェロ協奏曲イ短調Op.33
アルベルト・ディートリヒ(1829−1908):チェロ協奏曲ト短調Op.32
フリードリヒ・ゲルンスハイム(1839−1916):チェロ協奏曲ホ短調Op.78
ロベルト・シューマン(1810−1856):チェロ協奏曲イ短調Op.129
アルバン・ゲルハルト(チェロ)、
ハンヌ・リントゥ(指揮)、ベルリン放送交響楽団
「ロマンティック・チェロ・コンチェルト・シリーズ第1集」(CDA 67544)、
「ショスタコーヴィチ&シュニトケ作品集」(CDA 67534)の2タイトルで桁
違いのスケールの演奏を披露するなど、アムラン&ヒューイットと比肩する
ハイペリオンのトップ・アーティストとしての実力を証明したドイツのチェ
ロ奏者アルバン・ゲルハルト。ハイペリオンの中でも特に絶大な反響を得て
いる「ロマンティック・シリーズ」の最新作となる「ロマンティック・チェ
ロ・コンチェルト・シリーズ第2集」では、現在ゲルハルトが最も重要で中心
的レパートリーとして取り組んでいる十八番シューマンのチェロ協奏曲を含
む4作品が登場!ブラームスの友人であり、同僚でもあった4人の中で現在も
頻繁に名前が登場するのはシューマンだが、フォルクマンやディートリヒ、
ゲルンスハイムの3人も19世紀ドイツ・ロマン派の作曲家として成功を収め
ている。ゲルハルトは来る2007年4月14日-16日にベルリンのフィルハーモ
ニーにおいてティーレマン&ベルリン・フィルとシューマンのチェロ協奏曲
で共演することが決定!芸術監督サイモン・ラトルの強い要望によって実現
したプログラミングとコンサートなだけにその期待度は半端ではない。ロマ
ンティシズムに満ちあふれる甲乙付けがたい4つのチェロ協奏曲。ドイツ系
チェリスト最大の大器ゲルハルトが奏でる至高の芸術は聴き手の心に新たな
る風を吹き込むことだろう!(シューマンを除く3作品は世界初録音。)

CDA 67571 \2080
E・ブロッホ:
《バール・シェム》組曲、ヘブライ組曲、無伴奏ヴァイオリン組曲第1番、
同第2番
パウル・ベン=ハイム(1897−1984):
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ ト短調Op.44、Berceuse Sfaradite、
即興と舞曲Op.30
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)、
アーノン・エレツ(ピアノ)
フバイのヴァイオリン協奏曲集のリリースによって、さらにその株を上げた
ハガイ・シャハムによるブロッホのヴァイオリン作品集第2弾。第1弾となっ
た前作(CDA 67439)ではヴァイオリン・ソナタをメインとしたプログラミン
グを聴かせてくれたシャハム。今回の第2弾ではブロッホの無伴奏ヴァイオリ
ン組曲を中心に、イスラエルの作曲家ベン=ハイムの作品も収録。力強さと
情熱、そして民族性を併せ持ったブロッホ&ベン=ハイムの作品でシャハム
のスリリングな妙技と輝かしい音色が冴え渡る!

CDA 67574 \2080
R・シュトラウス:
メタモルフォーゼン/ピアノ四重奏曲ハ短調Op.13/
カプリッチョOp.85より 前奏曲
ナッシュ・アンサンブル
イギリスのヴィルトゥオーソ集団ナッシュ・アンサンブルの最新作は、なんと
リヒャルト・シュトラウス!23の弦楽器のために書かれた「メタフォーゼン」
だがここで収録されているのは、初稿版とも言える弦楽七重奏版。そして「メ
タモルフォーゼン」より約60年前に作曲された「ピアノ四重奏曲」のカップ
ングも、シュトラウスの作風の変遷を知ることの出来る興味深い選曲である。
ジャケットのデザインもこれまでとは一風違った雰囲気を醸し出しており、
聴き手を唸らせるような演奏を披露してくれるに違いない!

CDA 67579 \2080
マクシミリアンII世時代の宮廷音楽 ――
ヤコブス・ファート(c.1529−1567):
イエスは彼女が泣き、星の創り主、おお王国は栄光に満ちて、
Ascendetis post filium、コンティヌオ・ラクリマス
アントニウス・ガリ(?−1565):ミサ曲《Ascendetis post filium》
ピーター・マーセンス(c.1505−1562):Discessu
オルランド・デ・ラッスス(1532−1594):平和を愛する者
チンクエチェント
神聖ローマ皇帝マクシミリアンII世から絶大な信頼を受けていた臣下ヤコブ
ス・ファートや貴族として認められたラッススなど、同皇帝に仕えた音楽家
たちによる宮廷音楽を存分に堪能出来るハイペリオンの意欲があふれる好企
画。5人音楽家によって2004年10月にウィーンで結成された「チンクエチェン
ト」は、16世紀の合唱作品を主なレパートリーする新進気鋭の男声ヴォーカ
ル・アンサンブル。今回のリリースがデビュー盤であり今後の活躍が嘱望さ
れている。

CDA 67593 \2080
E・エルガー:教会音楽集 ――
大いなる主Op.67/They are at rest/Queen Alexandra Memorial Ode/
アヴェ・マリアOp.2-2/《使徒たち》Op.49より The Spirit of the Lord
/テ・デウムとベネディクトゥスOp.34/おお救い主なるいけにえよ/
アヴェ・ヴェルムOp.2-1/見よ大いなる司祭/主よ聞かせ給えOp.64/
Give unto the Lord Op.74
ロバート・クウィニー(オルガン)、
ジェームズ・オドンネル(指揮)、ウェストミンスター寺院聖歌隊
ウェストミンスター寺院聖歌隊とハイペリオンのコラボレーション・アルバ
ム第4弾。1912年に「大いなる主Op.67」がウェストミンスター寺院で初演さ
れるなど、縁の深い音楽家であったエルガーの合唱作品を集めたもの。



<Helios>
CDH 55273 \1280
天国と地獄の結婚-13世紀フランスのモテットと歌 ――
作曲者不詳:「Je ne chant pas/Talens m'est pris/APTATUR/OMNES」
作曲者不詳:
「Trois sereurs/Trois sereurs/Trois sereurs/Perlustravit」
ブロンデル・ド・ネスル(fl.1180−1200):En tous tans que vente bise
作曲者不詳:
「Plus bele que flors/Quant revient/L'autrier jouer/
FLOS FILIUS EIUS」
作曲者不詳:「Par un matinet/He,sire!/He,bergier!/EIUS」
作曲者不詳:
「De la virge Katerine/Quant froidure/Agmina milicie/AGMINA」
コラン・ミュゼ(fl.c.1200−1250):Trop volentiers chanteroie
作曲者不詳:「Ave parens/Ad gratie/AVE MARIA」
作曲者不詳:
「Super Te Jerusalem/Sed Fulsit Virginitas/Primus Tenor/Dominus」
作曲者不詳:A vous douce debonnaire
作曲者不詳:「Mout souvent/Mout ai este en dolour/Mulierum」
ベルナール・ド・ヴァンタドゥール(1125−2295):
Can vei la lauzeta mover
作曲者不詳:
「Quant voi l'aloete/Diex! je ne m'en partire ja/NEUMA」
作曲者不詳:「En non Dieu/Quant voi la rose/NOBIS」
ゴーティエ・ド・ダルジー(c.1165−a.1236):
Autres que je ne sueill fas
作曲者不詳:「Je m'en vois/Tels a mout/OMNES」
作曲者不詳:Festa januaria
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、ゴシック・ヴォイセズ
その演奏と功績が全世界から絶賛されているイギリスのヴォーカル・グルー
プが発掘する中世フランス音楽 ――。CDA 66423からの移行再発売。

CDH 55274 \1280
15世紀後期の宮廷音楽 ――
ロバート・モートン(c.1430−c.1479):Le souvenir de vous me tue
ヨハンネス・レジス(c.1425−c.1496):Puisque ma damme-Je m'en voy
作曲者不詳:Las je ne puis plus nullement durer
ロバート・モートン:Que pourroit plus
ヨハンネス・ベディンガム(?−1459/60):Myn hertis lust
ジル・バンショワ(c.1400−1460):Dueil angoisseux
ギョーム・デュファイ(1397−1474):Ne je ne dors
作曲者不詳:En amours n'a si non bien
ヴィンスネット・ドゥ・ブルーケット(1397−1474):
La pena sin ser sabida
作曲者不詳:Mi ut re ut
ロバート・モートン:Plus j'ay le monde regarde
ウォルター・フライ(?−1475):So ys emprinted
ブルゴーニュ公シャルル(1433−1477):Ma dame,trop vous mesprenes
エンリケ(?−1488):Pues servicio vos desplaze
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、ゴシック・ヴォイセズ
最高の演奏によって現代にその姿を現した珠玉の作品の数々 ―― 。
CDA 66194からの移行再発売。

CDH 55281 \1280
イギリスとフランスの精神-中世後期の宮廷と教会音楽 ――
作曲者不詳:Quant la douce jouvencelle
ジョン・クック(c.1385−?1442):グローリア
マッテオ・ダ・ペルージャ(fl.1400−1416):比類なく美しい方よ
ギョーム・ド・マショー(c.1300−1377):Ay mi! dame de valour
作曲者不詳:
En cest mois de May、Laus detur multipharia、クレド、
La uitime estampie real
ピキーニ(fl.c.1364−1389):Plaisance,or tost
作曲者不詳:
Deduc, Syon, uberrimas、La septime estampie real、「Je ne puis/
Par un matin/Le premier jor/IUSTUS」、Beata nobis gaudia、
「Virgo plena gratie/Virgo plena gratie/[VIR]GO」、La quarte
estampie real、Crucifigat omnes、Flos in monte cernitur、In Rama
sonat gemitus
プレトリウス(fl.c.1200):Presul nostri temporis
作曲者不詳:アヴェ・マリア
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、ゴシック・ヴォイセズ
数々の名演奏を世に送り出してきたアンサンブルの実力と魅力が満載!
CDA 66739からの移行再発売。




<Guild Historical>
GHCD 2319 \1350
J・ブラームス:交響曲第4番ホ短調Op.98
F・シューベルト:交響曲第8番ロ短調D.759《未完成》*
パウル・クレツキ(指揮)、
ルツェルン祝祭管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団*
上質のリマスターと貴重な歴史的音源を次々と発表してきたギルド・ヒストリ
カルから久々のリリース!ポーランドの生んだ巨匠パウル・クレツキは、ドイ
ツでのナチスやイタリアでのファシスト、ソ連でのスターリンからの迫害を避
けるためにスイスへと亡命。1946年にスイスで行われた未発表の貴重な音源
が2000年に発見され、今回リリースの運びとなった。このクレツキのタイトル
は新たにスタートとなる「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シリー
ズ」の1枚。チューリッヒ中央図書館には150を超える未発表のコレクション
が所蔵されており、今回のリリースがシリーズ第1弾となる。今後のリリース
・プランに要注目!ブラームスは1946年9月5日-7日ルツェルン、シューベルト
は1946年11月10日&13日ロンドン・アビー・ロード・スタジオでの録音。

GHCD 2320 \1350
バルビローリ・プロムス・ライヴ(1954) ――
J・ハイドン:
歌劇《無人島》序曲、オラトリオ《天地創造》Hob.XXI-2より そこで神はその
御姿にしたがって人間をつくられた、威厳と気高さを身につけ
J・ブラームス:交響曲第1番ハ短調Op.68
デイヴィット・ガリヴァー(テノール)、
ジョン・バルビローリ(指揮)、ハレ管弦楽団
バルビローリが1943年から1958年にかけて常任指揮者を務めた手兵ハレ管弦
楽団との1954年プロムス・ライヴがギルド・ヒストリカルから登場!バルビ
ローリのブラームスはハレ管との交響曲第3番&第4番の商業録音、1966年か
ら67年にかけてウィーン・フィルとの全曲録音が既に存在しているが、今回
1954年のハレ管との交響曲第1番が追加されたことは嬉しいところ!1954年8
月24日、ロンドン・ロイヤル・アルバート・ホールで開催されたプロムスの
ライヴ録音。英国バルビローリ協会との共同制作。

GHCD 2321 \1350
クーセヴィツキー・ライヴ録音集1943-1948Vol.1 ――
R・シュトラウス:交響詩《ドン・ファン》Op.20
B・バルトーク:管弦楽のための協奏曲
I・ストラヴィンスキー:頌歌
C・M・V・ウェーバー:歌劇《オベロン》序曲
セルゲイ・クーセヴィツキー(指揮)、ボストン交響楽団
1924年から1949年まで長きに渡ってボストン響の常任指揮者として活躍した
クーセヴィツキーが1943年から1948年にかけて行ったコンサートのライヴ録
音シリーズ第1作。クーセヴィツキー自身が委嘱を行ったバルトークの「管
弦楽のための協奏曲」は初演が行われた1944年の12月31日の録音(5楽章の
終曲はオリジナル・エンディング)。ストラヴィンスキーの「頌歌」は1943
年10月8日に行われた初演の録音が収録されている!

GHCD 2323 \1350
F・ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
S・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
ヴィトルド・マルクジンスキ(ピアノ)、
パウル・クレツキ(指揮)、フィルハーモニア管弦楽団
前出の「GHCD 2319」と同じく「チューリッヒ中央図書館所蔵の歴史的録音シ
リーズ」。ヴィトルド・マルクジンスキはショパンのスペシャリストとして
高名な1914年ワルシャワ出身のピアニストであり、1937年に行われた第3回
ショパン国際コンクールで第3位獲得という実績を持つポーランドの巨星。
同郷のクレツキとのコンビで収録された貴重な協奏曲録音はショパンが1946
年11月20日、ラフマニノフが1949年4月26日-27日の収録で会場は2曲ともロン
ドン・アビー・ロード・スタジオである。

GMCD 7310 \2180
F・シューベルト:
即興曲変イ長調D.935-2,Op.142-2、同変イ長調D.935-2,Op.142-2
R・シューマン:《子供の情景》Op.15より 知らない国々、重大な出来事
E・グリーグ:抒情小曲集第10集Op.71より 小さな妖精、森の静けさ
F・ショパン:幻想即興曲嬰ハ短調Op.66
S・ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2、同嬰ト短調Op.32-12
アルフレード・フェルダー(1950−):ブルー・リザードの歌
マルティン・ウェルナー(ピアノ)
1991年スイス出身のマーティン・ウェルナーは、若干9歳でチューリッヒ・
ヴィンタートゥーア音楽院に入学。その後ロンドンの王立音楽院のディプロ
マへ進むなど探究心の尽きぬ若き天才である。スイス・ヤング・ミュージッ
ク・コンペティションなどのコンクールにおいて圧倒的な評価で優勝を獲得
するなどスイスのピアノ界を担う逸材として期待を受けている。

GLCD 5128 \1350
軽音楽の黄金時代-労働時間の軽音楽 ――
E・コーツ:Calling All Workers
リード:The Band Plays
P・E・フレッチャー:Folie Bergere
R・スコット:In An 18th Century Drawing Room
W・アレッター:Rendezvous
H・P・デイヴィス:“Lisbon Story” Selection/他 全26曲
様々なアーティスト

GLCD 5129 \1350
軽音楽の黄金時代-青い水平線を越えて ――
L・ロビン:Beyond The Blue Horizon
V・ヤング:Blue Star
A・V・ピネリ:Blue Blues
R・バルソッティ:Flying Colours
R・バスビー:Out Of The Blue
F・ティルキンス:Pink Lady Waltz
I・バーリン:Blue Skies/他 全27曲
様々なアーティスト




<Etcetera>
KTC 9000(22CDs+4DVDs+1SACD)\25500
シェーンベルク・アンサンブル・エディション-ア・センチュリー・オブ・
ミュージック・イン・パースペクティヴ ――
シェーンベルク/ウェーベルン/マーラー/ツェムリンスキー/シマノフス
キ/ヤナーチェク/ストラヴィンスキー/ミヨー/メシアン/ブーレーズ/
シュトックハウゼン/リゲティ/ヘンツェ/カーゲル/ダラピッコラ/アン
タイル/他
ラインベルト・デ・レーウ(指揮)、
シェーンベルク・アンサンブル
オランダが世界に誇る超絶集団「シェーンベルク・アンサンブル」。オラン
ダのハーグで1974年にデ・レーウを中心として創設されたシェーンベルク・
アンサンブルは、結成30年記念の一大企画として20世紀&21世紀の音楽が網
羅できる規格外のボックス・セットを世に送り出す!マーラーやミヨー、ス
トラヴィンスキーからメシアン、ブーレーズ、リゲティ、そしてアンドリー
センやアダムス、アンタイル、リームなど様々な近現代の作曲家の作品を収
録。20世紀から21世紀への音楽の移り変わりを体験できるという視点からも
非常に大きな意味を持つボックスと言える。ちなみにブックレットはなんと
約600ページ!(計4枚DVDの中でカーゲルとデ・レーウの2タイトルはPAL方式
となっております。予めご了承下さい。)




<Phaedra>
DDD 92049 \2180
In Flanders' Fields Vol.49-リッケリンク・プレイズ・ヨンゲン&ロンケ
J・ヨンゲン:ソナタ形式による組曲Op.60、ソナチネOp.88
ジョルジュ・ロンケ(1900−1967):
青き部屋の写真、夕暮れOp.11、夜想曲Op.45、スペイン舞曲Op.10、
モーリッシュ舞曲Op.29、セーリング・ボートOp.42
ハンス・リッケリンク(ピアノ)
2003年と2005年には来日も果たしており、ヘフェールト賞など数多くの賞を
獲得しているヘント出身のピアニストであるハンス・リッケリンクによるベ
ルギーのピアノ・アルバム。録音で使用されているベーゼンドルファー・モ
デル280の響きとリッケリンクのタッチの融合がフランダースの香りを醸し出
している。

DDD 92050 2枚組 \4360
In Flanders' Fields Vol.50-フランダース地方の宗教音楽集 ――
ペーター・ベノワ(1834−1901):アヴェ・マリア、天使のパン
ロデウィック・モルテルマンス(1868−1952):
Klaar bloed en louter wonden
アルトゥール・フェルホーフェン(1889−1958):前奏曲とフーガ ホ長調
ガストン・フェレマンス(1907−1964):Pater in manus tuas
アウグスト・デ・ボック(1865−1937):
アヴェ・マリア、おお救いのいけにえよ
フロレンティヌス・デ・ボック(1826−1892):ああ、イエスよ/他 全28曲
アン・デ・レネ(ソプラノ)、クリスティーネ・アダマイテ(オルガン)、
ヘルマン・エンゲルス(指揮)、ラトヴィア国立合唱団
19世紀ベルギーのフランダース地方で活躍した音楽家たちによる宗教音楽を取
り上げたコンサートのライヴ録音。バルト三国の小国を代表するラトヴィア
国立合唱団の歌声は神秘であり荘厳である。




<Gaudeamus>
CDGAU 358 \2080
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&パルティータ集第1巻
ソナタ第1番ト短調BWV.1001/パルティータ第1番ロ短調BWV.1002/
ソナタ第2番イ短調BWV.1003
ジャクリン・ロス(バロック・ヴァイオリン)
アマティによって1570年頃に制作されたバロック・ヴァイオリンを弾きこなす
ニューヨーク生まれの女流ヴァイオリニスト、ジャクリン・ロスが挑むバッハ
の無伴奏!6歳からヴァイオリンを始めたロスは特待生として名門ジュリアー
ド音楽院へ入学。現在はソリストとしての活動の傍らバーミンガム音楽院の
教授職を務め、各地でのマスタークラスなどを積極的に開催している実力者
である。

CDGAU 360 \2080
フェリックス・フェミナ-中世スコットランドのポリフォニー
レベッカ・タヴァナー(ディレクター)、カンティ
12世紀末にスコットランドで作曲された世界初録音を含む聖母マリア崇拝のた
めの声楽作品集。「カンティ」はスコットランドを代表する古楽演奏団体「カ
ペラ・ノヴァ」の女流奏者たちによって結成されたアンサンブルであり、イギ
リスを中心として活発な活動を展開している。

CDGAX 550 5枚組 \4750
オケゲム・コレクション ――
ヨハネス・オケゲム(c.1420−1497):
めでたし元后/ミサ「ミ・ミ」/うるわしき救い主の御母よ/種々の比率に
よるミサ曲/ミサ・ド・プリュ・ザン・プリュ/クレド/喜びたまえマリア
よ/ミサ曲《今はただ死を待つばかり》/レクイエム/Intemerata Dei
mater/アヴェ・マリア/ミサ曲《見よ主のはしためを》/任意の旋法による
ミサ曲/天の恵みが/第5旋法によるミサ曲/S'elle M'amera/可愛いカミュ
ゼット/ミサ曲《武装した人》/ミサ・シネ・ノミネI&II/ミサ・オー・ト
ラヴァイユ・シュイ
エドワード・ウィッカム(指揮)、クラークス・グループ
ウィッカム&クラークス・グループの代名詞とも言えるオケゲムの作品集。
既にリリースされたベスト盤「エッセンシャル・オケゲム」(CDGAM 357)
に続いて、これまでにクラークス・グループが録音を行ってきたオケゲムの
作品集を1つにまとめた総収録時間6時間以上に及ぶセットが登場!「レクイ
エム」(CDGAU 168)がグラモフォン・アウォードを獲得し、ミサ「ミ・ミ」
(CDGAU 139)が同賞にノミネートされるなど世界的名声を獲得してきた演奏
がギッシリと詰まったオケゲムの決定盤。




<Living Era>
CDAJA 5601 \1680
喜びの夜-1930年代のパームコート ――
24のオリジナル・モノ・レコーディングス1928-1940
様々なアーティスト
1930年代を中心として親しまれたサロン音楽の歴史的録音集。アルフレード・
カンポーリ、マレーク・ウェーバー、マントヴァーニ・オーケストラなどの
演奏を収録している。

CDAJA 5618 \1680
エツィオ・ピンツァ-26のオリジナル・モノ・レコーディングス1927-1952
エツィオ・ピンツァ(バス)
名門メトロポリタン歌劇場で22シーズンにわたって750回以上の出演を果たし
たイタリアの伝説的バス奏者のポートレート。

CDAJA 5649 \1680
モック・モーツァルト-モーツァルトのパロディ集 ――
23のオリジナル・モノ・レコーディングス1912-1954
様々なアーティスト
ヴィクトル・ボルゲ、ザ・コメディ・ハーモニスツ、フローレンス・フォス
ター・ジェンキンスといった希代の個性派アーティストたちによる一風変わ
ったモーツァルト・アルバム。





<Resonance>
CDRSN 3086 \1080
ベスト・オブ・プッチーニ ――
G・プッチーニ:
歌劇《トゥーランドット》より 誰も寝てはならぬ/ハミング・コーラス/
ある晴れた日に/他
様々なアーティスト
「Resonance」の新シリーズ「ベスト・オブ...」は、作曲家ごとの代表作を
集めたその名の通りベスト盤。クラシック初心者にはもちろんのこと、ASVの
個性あふれる音源で名作を広く堪能して頂くことの出来るシリーズである。
初回の5タイトルに続いて全20タイトルのリリースが予定されている。

CDRSN 3082 \1080
ベスト・オブ・チャイコフスキー ――
P・I・チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35より/バ
レエ音楽《眠りの森の美女》より/幻想序曲《ロメオとジュリエット》より
様々なアーティスト

CDRSN 3083 \1080
ベスト・オブ・シベリウス ――
J・シベリウス:
交響詩《フィンランディア》Op.26/トゥオネラの白鳥Op.22-2/
悲しきワルツOp.44-1/カレリア組曲/他
様々なアーティスト

CDRSN 3084 \1080
ベスト・オブ・ショパン ――
F・ショパン:
ワルツ第6番変ニ長調Op.64-1《子犬のワルツ》/ピアノ・ソナタ第2番
変ロ短調Op.35《葬送》/前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》/他
様々なアーティスト

CDRSN 3085 \1080
ベスト・オブ・ヘンデル ――
G・F・ヘンデル:水上の音楽/王宮の花火の音楽/他
様々なアーティスト




<APR>
APR 6004 2枚組 \4360
コンプリート・ヨーロピアン・ソロ・レコーディングス1930-36 ――
F・ショパン:
練習曲第4番嬰ハ短調Op.10-4、同第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》、
同第8番ヘ長調Op.10-8、練習曲第15番ヘ長調Op.25-3、
マズルカ第7番ヘ短調Op.7-3、同第27番ホ短調Op.41-2、
同第32番嬰ハ短調Op.50-3、スケルツォ第4番ホ長調Op.54、
ピアノ・ソナタ第2番変ホ短調Op.35より 第1楽章
F・リスト:
詩的で宗教的な調べ より 第7曲《葬送》、ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
D・スカルラッティ:ソナタ ロ短調Kk.87、ソナタ ト長調Kk.125
J・S・バッハ(ブゾーニ編曲):
コラール《いざ喜べ、愛するキリストのともがらよ、もろともに》BWV.734
G・F・ハイドン:ソナタ第52番変ホ長調Hob.XVI-52
L・V・ベートーヴェン:自作の主題による32の変奏曲ハ短調WoO.80
R・シューマン:プ
レスト・パッショナート ト短調WoO.5-2、アラベスク ハ長調Op.18、
夢のもつれOp.12-7、トッカータ ハ長調Op.7
C・ドビュッシー:練習曲集第5巻より第5番《アルペッジョのために》
F・プーランク:パストゥレル、トッカータ
N・リムスキー=コルサコフ(ラフマニノフ編曲):熊蜂の飛行
I・ストラヴィンスキー:ロシアの踊り
S・ラフマニノフ:前奏曲第6番ト短調Op.23-5
S・プロコフィエフ:トッカータ ニ短調Op.11
ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
ホロヴィッツの重要レパートリーを収録した既発売の2タイトル“APR 5516”
と“APR 5517”をセットにした新装再発売盤。若きホロヴィッツの鬼気迫る
圧倒的な演奏を数多く収録したヒストリカル・ファン、ホロヴィッツ・ファ
ン必携の1枚である!

APR 5528 \1880
ブッシュ&ゼルキン・デュオ-未発表録音集 ――
J・S・バッハ:
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第5番ヘ短調BWV.1018
J・ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ト長調Op.78《雨の歌》、
ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40
アドルフ・ブッシュ(ヴァイオリン)、
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)、
オーブリー・ブレイン(ホルン)
20世紀を代表する名手たちによる初出音源が登場!バッハは1939年3月2日、
ブラームスのヴァイオリン・ソナタは1936年10月13日のライヴ録音。ホルン
三重奏曲は、既に音盤化されている1933年11月の音源に同年5月16日に収録さ
れた録音を組み合わせたヴァージョンとなっている。

APR 5599 \1880
W・A・モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
F・シューベルト:ピアノ・ソナタ第13番イ長調D.664,Op.120
R・シューマン:幻想曲ハ長調Op.17
ヴァレリー・トライオン(ピアノ)
幼少時代からBBC放送やコンサートなどで活躍してきたイギリスのベテラン女
流ピアニスト、ヴァレリー・トライオンの最新盤。




<Amon Ra>
CD-SAR 1 \2080
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第4番ニ長調Op.83/同第9番変ホ長調Op.117
ダーティントン弦楽四重奏団
1958年の結成以来、イギリスの弦楽器界を牽引する弦楽アンサンブルとして
活躍してきたダーティントン弦楽四重奏団によるショスタコーヴィチ・アル
バム。1973年の録音。

CD-SAR 24 \2080
ピエール・ド・ラ・リュー:死者のためのミサ曲
ジョスカン・デ・プレ:
ミサ曲《フェラーラ公エルコーレ》、森のニンフ泉の女神
ジェイムズ・ウッド(指揮)、
ニュー・ロンドン室内合唱団
ルネサンス音楽からコンテンポラリーまでをレパートリーとしており、特に
20世紀-21世紀音楽の演奏に定評のあるニュー・ロンドン室内合唱団。ウッド
によって1981年に結成された直後の1985年に収録された録音。

CD-SAR 37 \2080
J・ブラームス:
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
クラリネット・ソナタ第1番へ短調Op.120-1/同第2番変ホ長調op.120-2
アラン・ハッカー(クラリネット)、
ジェニファー・ワード・クラーク(チェロ)、
リチャード・バーネット(ピアノフォルテ)
ロンドン交響楽団の主席クラリネット奏者などを歴任したイギリス・クラリ
ネット界の大御所アラン・ハッカーがオリジナル楽器を使用して演奏するブ
ラームス。1989年4月の録音。




<Saydisc>
CD-SDL 354 \2080
メカニカル・オペラ-オルゴールによるオペラ名曲集
オルゴールによる自動演奏
イギリスの収集家たちが所有する貴重なオルゴールの自動演奏でヴェルディ
やドニゼッティ、ロッシーニなどのオペラの名曲が響き渡る。

CD-SDL 302 \2080
ケントの教会の鐘
(カンタベリー大聖堂、ロチェスター大聖堂などの鐘の音色を曲収録)
様々なアーティスト

CD-SDL 352 \2080
G・ブッシュ:クリスマス・カンタータ
リチャード・エルフィン・ジョーンズ(指揮)、
カーディフ・ポリフォニック・コアー




<Nimbus>
NI 5804 \2080
M・アーノルド:金管楽器のための室内楽作品全集 ――
ルイ・アームストロングのためのファンファーレ/金管五重奏曲第1番Op.73
/トランペットのための幻想曲変ロ長調Op.100/小組曲第1番Op.80/ホルン
のための幻想曲Op.88/小組曲第2番Op.93/トロンボーンのための幻想曲
Op.101/小組曲第3番Op.131/チューバのための幻想曲Op.102/金管五重奏曲
第2番Op.132/金管楽器のための交響曲Op.123
ファイン・アーツ・ブラス
85歳の誕生日を目前に控えながら、去る2006年9月にこの世を去ったマルコム
・アーノルド。9曲の交響曲や多数の管弦楽曲、そして映画音楽など卓越した
管弦楽法を駆使した数々の作品で絶大な人気を誇ったアーノルドの金管楽器
のための作品を網羅したアルバムが登場!
アーノルドはロンドン・フィルの首席トランペット奏者として活躍した経験
を活かし、金管楽器のための名作を多数作曲。現在でも重要度最大級のレパ
ートリーとして世界各地で演奏が行われている。ブリリアントなサウンドで
見事な演奏を繰り広げるファイン・アーツ・ブラスは、1987年にアーノルド
から「金管五重奏曲第2番」を献呈されるなどまさに適役と言える起用。今は
亡き巨匠の魅力に満ちた作品の数々に心が躍る!

NI 1725 6枚組 \6240
D・スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ全集Vol.1 ――
練習曲集K.1-30/ヴェネツィア写本第1巻K.148-176/同第2巻K.177-201
リチャード・レスター(チェンバロ)
イギリスのサイレンセスター古楽音楽祭を創設し、自らが音楽監督を務める
など盛んな音楽活動を展開する鍵盤奏者リチャード・レスター。レスターが
最も重要視しているレパートリーであるスカルラッティの鍵盤楽器のための
ソナタ全曲録音のプロジェクト第1弾。定評ある技術に裏付けられたスカルラ
ッティの演奏は躍動感あふれる好演奏である。続編は今後続々とリリースが
行われ、全7巻での完結が予定されている。

NI 1726 6枚組 \6240
D・スカルラッティ:鍵盤楽器のためのソナタ全集Vol.2 ――
ヴェネツィア写本第3巻K.206-235/同第4巻K.236-265/同第5巻K.266-295
リチャード・レスター(チェンバロ)
サイレンセスター教会聖歌隊の監督も務めるリチャード・レスター。スカル
ラッティのソナタ全集第2巻では、第1巻の後半から引き続きヴェネツィア写
本を収録。

●Prima Voce
NI 7937 \1650
イーゴル・ゴリン-ビクター録音集(1938−1942) ――
M・ムソルグスキー:
歌劇《ホヴァンシチナ》より、歌曲集《死の歌と踊り》、
歌劇《ソロチンスクの市場》より
K・ゴルトマルク:歌劇《シバの女王》より
E・コルンゴルト:歌劇《死の都》より/他 全15曲
イーゴル・ゴリン(バリトン)、
チャールズ・オコンネル(指揮)、ウィルフレード・ペレティア(指揮)、
ブルーノ・レイボルト(指揮)、マックス・ラヴィノヴィチ(ピアノ)、他
78回転のSP盤の演奏をマイクロフォンで拾い、デジタル化を行う復刻シリー
ズ「プリマ・ヴォーチェ」は往年の名歌手たちの歌声を堪能できる貴重な録
音。イーゴル・ゴリン(1904−1942)は、ウクライナに生まれたのち、1939
年にアメリカへと移住したバリトン奏者。

NI 7938 \1650
チャールズ・クルマン-ヨーロピアン・コロンビア録音集(1931−1938) ――
G・ヴェルディ:歌劇《アイーダ》より、歌劇《運命の力》より
A・ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より
P・I・チャイコフスキー:歌劇《エフゲニー・オネーギン》より
G・プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より/他 全22曲
チャールズ・クルマン(テノール)、
クレメンス・シュマルスティッヒ(指揮)、
ベルリン国立歌劇場管弦楽団、他
ドイツ人の両親の下に生まれたチャールズ・クルマン(1903−1983)は、メ
トロポリタン歌劇場などアメリカで数々の名演奏を残したリリック・テノー
ル奏者。

NI 7935/6 2枚組 \3300
ニーナ・コシェッツ-ビクター&シャーマー録音全集(1928/9&1940) ――
A・ボロディン:歌劇《イーゴリ公》より
N・リムスキー=コルサコフ:
歌劇《サドコ》より、歌劇《皇帝の花嫁》より、歌劇《雪娘》より、
F・ショパン(リトヴィンヌ編):練習曲ホ長調
S・グレチャニノフ:子守歌
S・ラフマニノフ:夜の静けさ、小さな島、ひなぎく/他 全37曲
ニーナ・コシェッツ(ソプラノ)、
セルゲイ・グレチャニノフ(ピアノ)、
ブルーノ・ライボルト(指揮)、セリウス・ドハーティ(ピアノ)、他
ニーナ・コシェッツ(1891−1965)はラフマノフから歌曲集を献呈され、グ
レチャニノフ自身のピアノ伴奏で歌曲を歌うなど当時の大作曲家たちと深い
親交を持っていたソプラノ奏者である。




<Lyrita>
SRCD.2217 2枚組 \4360
マイケル・ティペット(1905−1998):歌劇《真夏の結婚》
アルベルト・レメディオス(テノール)、
ジョーン・カーライル(ソプラノ)、
ライムンド・へリンクス(バリトン)、
エリザベス・ハーウッド(ソプラノ)、
スチュワート・バロウズ(テノール)、
ヘレン・ワッツ(アルト)、
スタッフォード・ディーン(バス)、
エリザベス・バインブリッジ(メゾ・ソプラノ)、
コリン・デイヴィス(指揮)、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
「真夏の結婚」はティペットの歌劇を含む舞台作品の中でも特に取り上げら
れる機会の多い作品。「典礼の踊り」は単独で演奏、録音がされるものの歌
劇の全曲録音は非常に貴重なだけにコリン・デイヴィス盤の復活は非常に嬉
しいところ!

SRCD.2218 2枚組 \4360
ウィリアム・オルウィン(1905−1985):歌劇《ミス・ジュリー》
ジル・ゴメス(ソプラノ)、
ベンジャミン・ルクソン(バリトン)、
デラ・ジョーンズ(メゾ・ソプラノ)、
ジョン・ミッチンソン(テノール)、
ヴィレム・タウスキー(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
数々の交響曲や映画音楽でその名を知られ、演奏者としてもロンドン響の主
席フルート奏者も務めていたオルウィンの珍しいオペラ全曲盤。

SRCD.204 \2180
ウィリアム・スタンデイル・ベネット(1816−1875):
ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.1/同第3番ハ短調Op.9/奇想曲Op.22
マルコム・ビンズ(ピアノ)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ドイツとイギリスに足跡を残したスタンデイル・ベネット。
ピアノ協奏曲第3番と奇想曲はベネットの作品の中でも突出した評価を受けて
いる代表作である。

SRCD.205 \2180
ウィリアム・スタンデイル・ベネット:
ピアノ協奏曲第2番変ホ長調Op.4/同第5番へ短調/アダージョ
マルコム・ビンズ(ピアノ)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団
W・S・ベネットはシューマンからも称賛され、オックスフォード大学から博
士号を贈られ、ナイトの叙勲を受けるなどその功績は大きく認められている。

SRCD.207 \2180
ウィリアム・ワーズワース(1908−1988):
交響曲第2番ニ長調Op.34/同第3番ハ長調Op.48
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
高名な詩人、ワーズワース兄弟の子孫であるウィリアム。その作品は派手さ
はないが叙情的でロマンティックな作風を持っており、祖先譲りの才能を発
揮している。

SRCD.208 \2180
ウィリアム・ハールストン(1876−1906):
自作の主題による変奏曲/組曲《魔法の鏡》/ハンガリーの民謡による変奏曲
ニコラス・ブライスウェイト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
スタンフォードの門下生であり、30歳という若さで夭折したイギリスの天才
作曲家の作品集は全曲世界初録音となった音源である。

SRCD.212 \2180
ジョン・フォウルズ(1880−1939):
序曲《ル・キャバレ》Op.72a/交響的パスクィナーデ第2番Op.98/
4月-イギリスOp.48-1/ヘラス-古代ギリシャの組曲Op.45/
3つのマントラOp.61b
バリー・ワーズワース(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
近年その作品への再評価の機運が高まっているジョン・フォウルズの管弦楽
作品集。まさにその再評価の先駆けとなったのがこのリリタ盤。

SRCD.252 \2180
ジェフリー・ブッシュ(1920−1998):
序曲《Yorick》/管弦楽のための音楽/交響曲第1番/
同第2番《ギルドフォード》
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
バリー・ワーズワース(指揮)、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、
ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
ブッシュはスタンデイル・ベネットの作品集第1巻の編集を行うなど、イギリ
ス音楽学者として知られざる母国の作曲家の発掘に力を注いでおりその功績
は大きい。

SRCD.291 \2180
アラン・ロースソーン(1905−1971):交響曲第1番/同第2番/同第3番
トレイシー・チャドウェル(ソプラノ)、
ジョン・プリッチャード(指揮)、
ニコラス・ブレイスウェイト(指揮)、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、BBC交響楽団
新古典主義、ロマンティシズムなど作風の変化を見せたロースソーン。収録
されている3曲の交響曲だけでなくジュリアン・ブリームのために書き上げた
「エレジー」や映画音楽の評価も高い。

SRCD.323 \2180
グレイス・ウィリアムズ(1906−1977):
ウェールズの子守歌による幻想曲/オーボエと管弦楽のための《カリヨン》
/ペニリオン/トランペット協奏曲/海のスケッチ
アントニー・カムデン(オーボエ)、
ハワード・スネル(トランペット)、
チャールズ・グローヴズ(指揮)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、
イギリス室内管弦楽団
ヴォーン=ウィリアムズから指導を受け、ブリテンとも親交の深かったグレ
イス・ウィリアムズ。注目はハワード・スネルがソリストとして登場するト
ランペット協奏曲!

SRCD.324 \2180
ウィリアム・マサイアス(1934−1992):
アヴェ・レックス/キャロル・セクエンスOp.45/王子のための悲歌Op.59
/This Worlde's Joie Op.67
ジェライント・エヴァンス(バス)、
ジャネット・プライス(ソプラノ)、
ケネス・ボウエン(テノール)、
マイケル・リッポン(バリトン)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
デイヴィッド・ウィルコックス(指揮)、
ロンドン交響楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、
ウェールズ・ナショナル・オペラ合唱団、バッハ・コアー、
セント・ジョージ・コリスター
マサイアスは、ティペットと師であるバークリーから多大な影響を受けたウェ
ールズの作曲家である。声楽作品は宗教作品が多数を占めており、いずれも
すぐれた作品と評されている。

SRCD.325 \2180
ウィリアム・マサイアス:
クラリネット協奏曲Op.68/ハープ協奏曲Op.50/ピアノ協奏曲第3番Op.40
ジェルヴェーズ・ド・ペイエ(クラリネット)、
オシアン・エリス(ハープ)、
ピーター・ケイティン(ピアノ)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
ロンドン交響楽団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
作曲家であると同時にピアニストとしても名声を誇ったマサイアスだが、不
思議とピアノのための作品が少なく収録されているピアノ協奏曲第3番は貴重。

SRCD.326 \2180
ダニエル・ジョーンズ(1912−1993):
交響曲第6番/同第9番/The Country Beyond the Stars
チャールズ・グローヴズ(指揮)、
ブライデン・トムソン(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、BBCウェールズ交響楽団、
ウェールズ・ナショナル・オペラ合唱団
複数の拍子記号を組み合わせた「複合拍子」を考案したウェールズの作曲家
ダニエル・ジョーンズ。伝統的な形式や調性を用いた作品を書いており、交
響曲は最も評価を受けている。

SRCD.327 \2180
グレイス・ウィリアムズ:
管弦楽のためのバラード/ソプラノと管弦楽のための《Fairest of Stars》
/交響曲第2番
ジャネット・プライス(ソプラノ)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
BBCウェールズ交響楽団、チャールズ・グローヴズ(指揮)、
ロンドン交響楽団
リリタ(Lyrita)でのグレイス・ウィリアムズ2枚目の作品集。師と同じく
民謡を題材とした作品を残したウィリアムズはウェールズで最も成功を収め
た女流作曲家とも言われる。

SRCD.328 \2180
ウィリアム・マサイアス:
舞踊序曲Op.16/ディヴェルティメントOp.7/祈りと踊りOp.17/
前奏曲、アリアと終曲Op.25/シンフォニエッタOp.34/ラウディOp.62
/ヴィスタスOp.69
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
アーサー・デイヴィソン(指揮)、
ロンドン交響楽団、イギリス室内管弦楽団、
1975ナショナル・ユース・オーケストラ・オヴ・ウェールズ、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
ウェールズ内外で成功を収めたマサイアス。その作品の中で最大の業績と言
われている管弦楽のための作品を収録したアルバム。数々の管弦楽作品と通
してその才能を存分に窺い知ることが出来る。

SRCD.331 \2180
アルン・ホディノット(1929−):
交響曲第2番Op.29/同第3番Op.61/同第5番Op.81
ノーマン・デル・マー(指揮)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
アンドルー・デイヴィス(指揮)、
ロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
カーディフ20世紀音楽祭を創設するなど、ウェールズ南部の近現代音楽の発
展に尽力したホディノットの交響曲集。

SRCD.332 \2180
アルン・ホディノット:
富める人とラザロ Op.39/ヴィオラのための小協奏曲/チェロのための夜想
曲とカデンツァ/信仰のシンフォニア
フェリシティ・パルマー(ソプラノ)、
トーマス・アレン(バリトン)、
ツシャバ・エルデリィ(ヴィオラ)、
モーレイ・ウェルシュ(チェロ)、
ジル・ゴメス(ソプラノ)、
スチュワート・バロウズ(テノール)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
チャールズ・グローヴズ(指揮)、
ウェールズ・ナショナル・オペラ・コーラス、
フィルハーモニア管弦楽団&合唱団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
バルトーク、そしてロースソーンから大きな影響を受けたホディノットの声
楽、管楽器、弦楽器を伴う作品集。ホディノットはメトカーフなど次代の才
能を輩出している。




<Quartz>
QTZ 2048 \2080
C・ドビュッシー:
小組曲/昔のロス伯爵家の人々の行進曲/6つの古代の墓碑銘/交響曲ロ短調
/交響詩《海》
ピアノ・フォー・ハンズ
「ピアノ・フォー・ハンズ」は、イギリスの王立音楽院でクリストファー・
エルトン、ピアーズ・レーンに学んだジョセフ・トングと長谷川和香による
デュオ。2003年東京国際ピアノデュオコンクールでは3位に入賞するなど今後
の活躍が期待されている。

QTZ 2047 2枚組 \4160
J・S・バッハ:
管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067/オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調BWV.1055
/オーボエとヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV.1060/2つのヴァイオリ
ンのための協奏曲ニ短調BWV.1043/ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調
BWV.1047/同第4番ト長調BWV.1049/同第5番ニ長調BWV.1050/カンタータ
第208番《羊は安らかに草をはみ》BWV.208/カンタータ第147番《主よ人の
望みの喜びよ》BWV.147
ロンドン・コンコルド・アンサンブル
「ロンドン・コンコルド・アンサンブル」はBBC交響楽団、コヴェント・ガー
デン王立歌劇場管弦楽団、フィルハーモニア管、ヨーロッパ室内管弦楽団の
首席奏者という実力者たちによって2002年に結成された室内楽団である。




<Amon Ra>
CD-SAR 33 \2080
バロック時代と古典派のフルートとリュートのための作品集 ――
P・ロカテッリ:ソナタ ト短調Op.2a-3
J・S・バッハ:ソナタ ハ長調BWV.1033
C・P・E・バッハ:ソナタ イ短調W.128
M・ジュリアーニ:グランド・デュエット・コンチェルタンテ
F・シューベルト(ディアベッリ編):ワルツ
L・V・ベートーヴェン(ディアベッリ編):ポプリ
リザ・ベズノシウク(バロック・フルート)、
ナイジェル・ノース(リュート&ギター)
アヴィー(Avie)から鬼才パヴロ・ベズノシウク、夫であるリチャード・タ
ンニクリフとのコンビでモーツァルトの作品集をリリースするなど更にその
実力に磨きがかかるリザ・ベズノシウク。1986年11月に収録されたこの作品
集では世界最高のリュート奏者としてその名を馳せるナイジェル・ノースと
絶妙のデュオを聴かせてくれる。

CD-SAR 5 \2080
J・ハイドン:
ピアノ・ソナタ第43番変イ長調Hob.XVI-43(第35番)/同第26番イ長調
Hob.XVI-26(第41番)/同第50番ハ長調Hob.XVI-50(第60番)/同第51番
ニ長調Hob.XVI-51(第61番)
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
歴史的鍵盤楽器の権威リチャード・バーネットが2台のフォルテピアノを弾
き分けたハイドン・アルバム。ミヒャエル・ローゼンベルガー(c.1798年製)、
ジョン・ブロードウッド&サンズ(1801年製)というハイドン存命中に製作
された楽器を使用。1979年1月の録音。

CD-SAR 21 \2080
C・M・V・ウェーバー:
フルート三重奏曲ト短調Op.63/フルート・ソナタ第1番へ長調/
同第3番ニ長調/同第4番変ホ長調/同第6番ハ長調
スティーブン・プレストン(フルート)、
ジェニファー・ワード・クラーク(チェロ)、
リチャード・バーネット(フォルテピアノ)
スティーブン・プレストンは、ホグウッドやピノック、ハジェットといった
名奏者たちと共演を重ね、バロック奏法の指導にも携わるバロック・フルー
トの重鎮スティーブン・プレストン。1984年12月の録音。

CD-SAR 61 \2080
バルバラ・ストロッツィ(1619−c.1665):声楽のための作品集 ――
Merce di voi/Noisa lontananza:Dimmi dove sei/Le tre Gratie a
Venere/Gl'occhi superbi/Amor dormiglione/Begli occhi/Anima del
mio core/他 全14曲
ムジカ・セクレタ
タリス・スコラーズでも中核を担うソプラノ奏者デボラ・ロバーツを擁する
イギリスのバロック・アンサンブル「ムジカ・セクレタ」。イタリア初期バ
ロックの女流作曲家ストロッツィの作品集は1992年11月の録音。




<Saydisc>
CD-SDL 348 \2080
ケルティック・ハープによる民謡と舞曲集 ――
妖精の王/Poll Ha'penny/南風/ワイルド・ギース/Bonny Portmore/モー
ニング・デュー/Limerick's Lamentation/酔っぱらいの水夫/Neil Gow's
Lament for the Death of His Second Wife/ケリー・ポルカ/フィンガルの
洞窟/Morris Tunes/ハイド・アンド・シーク
アイリーン・モンガー(ケルティック・ハープ)、
マイク・ビリング(ボドラン)、
ジェニー・マクロード(イーリアン・パイプ)、
ジョージ・モンガー(ハンマー・ダルシマー)
ケルティック・ハープを中心としたケルトの民族楽器4種類の演奏によるケル
ト民謡作品集。ケルト音楽ファンに是非ともお薦めしたい1枚。

CD-SDL 234 \2080
パリーのバレル・オルガン
バレル・オルガンの自動演奏
約200年前に考案された自動演奏のバレルオルガン。素朴ながら温かい音色が
印象的。

CD-SDL 243 \2080
聖メリー・レドクリフ教会の鐘
様々な演奏者
エリザベス1世がイギリスで最も美しいと絶賛した教会の鐘の音を収録したア
ルバム。

<ORFEO>
ORFEOR 682062 2枚組 \3960
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
フランコ・コレッリ(T アンドレア・シェニエ)
レナータ・テバルディ(S マッダレーナ)
エットレ・バスティアニーニ(Br ジェラール)
エリーザベト・ヘンゲン(Ms コワニー伯爵夫人)
ヒルデ・コネツニ(S マデロン)
ほか
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1960年6月26日,ウィーン国立歌劇場
1960年6月の「アンドレア・シェニエ」。テバルディ、コレッリ、バスティア
ニーニという、「シェニエ」にはこれ以上考えようのないほどの強力キャス
ト。特に全盛期のコレッリは、シェニエを歌うために生まれてきたんじゃない
かというほどのハマリ役。ラストのテバルティとの二重唱では、マタチッチの
剛毅な音楽とも相まって、扇情の激流にクラクラします。脇にはヘンゲン、
コネツニといった往年の名歌手まで起用、もちろん脇はウィーンの実力派が
固めています。
ウィーン国立歌劇場のライブラリーに残されていた、ORF収録のマスターのコ
ピーを使用、音質はこの年代のライヴとしては極めて鮮明です。
※CDの裏と背にSTREOの表示がありますが、実際にはMONOです。





<DOREMI>
DHR 5709 \1980
(1)モーツァルト:クラリネット五重奏曲イ長調KV.581
(2)ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
(1)ハロルド・ライト(Cl) (2)スタンリー・ドラッカー(Cl)
ジュリアード四重奏団
録音:(1)1963年10月11日(2)1968年12月19日
米合衆国議会図書館(ライヴ)
ジュリアード・カルテットによるシリーズ第6弾はクラリネット五重奏の2大
名曲。ボストン響のライトにニューヨーク・フィルのドラッカーと、それぞ
れメジャー・オケの首席奏者を務めた名手との共演がポイント。
1946年の創設以来60周年という長いキャリアから多数の同曲異演盤が知られ
る一方で、当アンサンブルにとって両作品については初めてではないにせよ
たいへん貴重というべきで、このたびのリリースの意味は小さくありません。
しかも、このライヴを含めてゲストとは共演機会にも恵まれていて、演奏内
容もとびきりなのですからなおさら価値あるところです。室内楽の醍醐味こ
こに極まれりといった感で、充実のひとときを与えてくれることでしょう。





<K617>
K617 192 2枚組 \2960
マルティン・イ・ソレール(1754-1806):
オペラ「オーリードのイフィジェニー」
ファン・バウティスタ・オテーロ(指)
レアル・コンパーニャ・オペラ・デ・カマラ
オルガ・ピターチ(S イフィゲニア)、ベトサベー・アース(S アキーレ)、
レイフ・アルーン=ソレン(T アガメノン)、
マリーナ・パルド(MS ウリッセ)、セリーヌ・リッチ(S アーケード)
ファン・バウティスタ・オテーロは、ポルポーラの「オルランド」(K617 177)
の録音後18世紀のオペラのレパートリーを探求していました。トロイア戦争に
まつわる物語「オーリードのイフィジェニー」はソレールの傑作オペラの一つ
ですが、一般的にはまだまだ知られていません。輝かしいオーケストレーショ
ン、劇的な展開、表現力豊かな歌声でこの作品の規範となる演奏がここに誕生
しました。

K617 189 \2080
クスコ大聖堂でのコーパス・クリスティの祝祭
ガブリエル・ガリード(指)
アンサンブル・エリマ、
スコラ・カントルーム カンターテ・ドミノ、
ミヒャエル・ゲース(合唱指揮)




<ambroisie>
AMB 9997 \2300
テンプル騎士団の聖歌-12世紀のエルサレムの聖墳墓教会
アンティフォナ:聖なる十字架をにないたまえ、
レスポンソリウム:デウスの祝福、
レスポンソリウム:力天使と能天使の名誉、キリエ・エレイソン 他
マルセル・ペレス(指)
アンサンブル・オルガヌム
録音:2005年12月

AMB 109 2枚組 \4360
J.S.バッハ:
オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのための6つのソナタBWV1014-1019
ステファノ・モンタナーリ(Vn)、
クリストフ・ルセ(Cem)
指揮の分野での活躍もめざましいクリストフ・ルセのチェンバロによる、バッ
ハの最新録音の登場です。今回はバッハの「オブリガート・チェンバロとヴァ
イオリンのための6つのソナタ」。第1番の冒頭のチェンバロが鳴ったその瞬間
から、空気ががらりと変わってたちまちバッハの世界へと引き込まれます。
5楽章から成る第6番は、中間の楽章にチェンバロのソロがありますが、これは
パルティータの第6番にも転用されているもの。充実した楽章で、ルセのチェ
ンバロがたっぷりと堪能できます。ヴァイオリンのモンタナーリは、アカデミ
ア・ヴィザンチナでコンサートマスターを努めるなど世界でも評価の高い今
もっとも活躍しているヴァイオリニストの一人。最高の組み合わせによるバッ
ハを、アンブロワジーレーベルの極上の録音で聴く、至福のひとときを味わえ
ます。

AMB 9993 5枚組 \5150
ベートーヴェン:交響曲全集
[DISC1]交響曲第1&2番 
[DISC2]交響曲第3&4番 
[DISC3]交響曲第5&6番 
[DISC4]交響曲第7&8番 
[DISC5]交響曲第9番
ジョン・ネルソン(指)
アンサンブル・オルケストラル・ドゥ・パリ
「革命児ベートーヴェン」・・・使い古された言葉ではありますが、まさにこ
の言葉を実感させてくれる演奏がボックスセットになって登場。アンサンブル
・オルケストラル・ドゥ・パリのしなやかで強靭な音色、ネルソンの精緻な
指揮ぶりはまさに完璧としかいいようがありません。第1番の冒頭から、新し
い発見に満ち溢れています。8番の第2楽章のアンサンブルも、どこまでも軽や
かではありますが決して乱れることがありません。
(AMB 120-124のボックス化)





<CASCAVELLE>
VEL 3100 10枚組 \5150
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
CD1:第14番「月光」、第11番、第1番
CD2:第20番、第9番、第10番、第32番
CD3:第5番、第30番、第17番「テンペスト」
CD4:第28番、第6番、第2番
CD5:第31番、第7番、第18番「狩」
CD6:第21番「ワルトシュタイン」、第25番、第4番
CD7:第24番「テレーゼ」、第15番「田園」、第27番、第12番
CD8:第23番「熱情」、第13番、第16番
CD9:第26番「告別」、第3番、第8番「悲愴」
CD10:第19番、第29番「ハンマークラヴィーア」、第22番
アルド・チッコリーニ(Pf) 
使用ピアノ:スタインウェイ D274
録音:1995年(CD1,CD2,CD3)、1996年(CD4,CD5,CD7)、1997年(CD6,CD8,CD9)
1998年(CD10-第19番)、1999年(CD10-第29&22番)
1925年ナポリ生まれ、80歳を過ぎてもなお真摯にピアノに向かい合う巨匠アル
ド・チッコリーニ。100歳まで演奏を続けたいと語るチッコリーニ、その闊達
とした姿に多くのファンを魅了し続けています。イタリア出身ながらロン=
ティボー国際コンクールに優勝、1949年からパリに移住、長らくパリ国立高等
音楽院の教授を務め、1971年にフランス国籍取得。フランス音楽はもちろん
モーツァルトやベートーヴェンのスペシャリストとしても知られるチッコリー
ニ。このセットに収められた全曲録音はBongiovanniレーベルから発売され、
長らく廃盤となっていたベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集の再発BOXです。
伝統を感じる堅実さ、率直な感性から描き出される美音、ダイナミックさと
デリケートさをあわせ持つタッチ。チッコリーニの歩んできた音楽人生を体
現するような演奏です。




<WERGO>
WER 6684 \1950
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):
(1)破滅に瀕して-7つのチェロと2つのアクアフォンのための
(2)深遠なる-バヤンまたはアコーディオンのための
(3)四元数-4つのチェロのための
(4)イン・クローチェ-チェロとアコーディオンのための
(1)ユリウス・ベルガー、ニクラス・エッピンガー、
アレクサンドラ・オアール、ディエゴ・ガルシア、ユーハン・チョイ、
ヨン=ユン・ファン、テイ=ヤン・ツァン(チェロ)
ソフィア・グバイドゥーリナ、ヴィクトール・ススリン(アクアフォン)
(2)ステファン・フッソング(バヤン)
(3)アレクサンドラ・オアール、ディゴ・ガルシア、ユーハン・チョイ、
テイ=ヤン・ツァン(チェロ)
(4)ユリウス・ベルガー(チェロ)、
ステファン・フッソング(アコーディオン)
一曲目の「破滅に瀕して」は、チェロの楽器本体のへりから上の指板で奏でら
れる、高音域による(時にはフラジオレットになります)グレゴリオ聖歌の
『怒りの日』が印象的な作品。また、二曲目は、名手フッソングによるバヤ
ンが堪能できる曲。冒頭は低い音域で楽器自体ががたがたと鳴っていますが、
曲が進むにつれて高揚とともに音域も高まり、宇宙遊泳をしているような雰囲
気の音楽になります。
グバイドゥーリナはハンブルクにほど近いアッペンという村に居をかまえてい
ます。そこの庭は、かつて日本を訪れた際に持ち帰ったシダが生い茂り、彼女
の家の中には、ロストロポーヴィチがプレゼントしたというスタインウェイの
グランドピアノをはじめ、クラシックの楽器のみでなくアジア各地の伝統的な
楽器が実に数多く置かれています。このディスクに収められているのも、チェ
ロといったクラシックの楽器のみならず、グバイドゥーリナ自身によるアクア
フォン、さらには名手フッソングによるバヤンも含まれており、彼女の中に広
がる、深い思考に満ちた音楽世界の一端に触れることができます。

WER 6674 \1950
シュネーベル(1930-):OPXEΣTPA/ ORCHESTRA(1974-1977)
-持ち運べる楽器の奏者のための交響楽的音楽-
「オーケストラ」というと、楽員たちは座席にはじまり、奏法などもかなり
様々な制約を受けざるを得ませんが、それを解消しようという試みとして作曲
されたのがこの作品。30年ほど前に作曲されたにも関わらず、この作品はオー
ケストラという概念に対する挑戦として、常に新しい存在として受け止められ
ています。




<TAHRA>
TAH 606 4枚組 \8320
(1)ワーグナー:ジークフリート牧歌
(2)ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
(3)ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 Op.67 「運命」
(4)マーラー:「亡き児をしのぶ歌」
(5)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番 ト長調 Op.58
(6)シューマン:交響曲第4番 ニ短調 Op.120
(7)ワーグナー:
「パルジファル」-前奏曲,クリングゾールの魔法の庭園の場面,
聖金曜日の奇跡の場面,フィナーレ
(8)ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調のリハーサル
(9)インタビュー
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)
(1)(2)ケルン放送交響楽団 (3)(4)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(5)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (6)シュターツカペレ・ドレスデン
(7)バイロイト祝祭管弦楽団 (5)ヴィルヘルム・バックハウス(P)
(7)ヴォルフガング・ヴィントガッセン(T パルジファル),
マルタ・メードル(S クンドリー),
ヨゼフ・グラインドル(Bs グルネマンツ),
ハンス・ホッター(Br アンフォルタス)
録音:(1)(2)1953年5月8日,(3)(4)1956年4月9日,(5)1954年1月17日,
(6)1956年6月4日,(7)1954年8月5日
TAHRAから、クナッパーツブッシュの音源が4CDで発売。いずれも名演として知
られていたもので、特にケルン放送交響楽団を指揮したブラームスの4番交響
曲は、クナらしい分厚いロマンティシズムに満ちた超名演。またベルリン・
フィルとの「運命」も最高。濃厚なシューマンの4番もたまりません。ジーク
フリート牧歌と「亡き児をしのぶ歌」は比較的珍しい音源。さらに、クナッパ
ーツブッシュのリハーサル風景、インタビューまで収録、クナッパーツブッ
シュの肉声が聞けます。さらにさらに、16ページの別冊小写真集に非常な貴重
な写真が!クナッパーツブッシュの祖父母、父、母(そっくり!)、弟妹、少
年時代、最初の夫人、娘、再婚の夫人、レジョン・ドノールの勲章を着けて大
喜び、と、クナッパーツブッシュ・ファンが狂喜する内容ばかり。これは見逃
がせません!

TAH 568 2枚組 \4160
(1)パッヘルベル:カノンとジーグ
(2)ハイドン:交響曲第103番 変ホ長調 Hob.I-103 「太鼓連打」
(3)パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ニ長調 Op.6
(4)ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指)NDR交響楽団
(3)クリスティアン・フェラス(Vn)
録音:(1)1954年8月21日(2)1954年10月18日(3)1954年11月15日
(4)1952年4月28日
名匠シュミット=イッセルシュテットの1950年代前半の放送用録音を集めてい
ます。なんと言っても注目はブルックナーの9番交響曲。S-Iの指揮したブルッ
クナーの9番は、おそらくこれが初。さらに質実剛健の「太鼓連打」、フェラ
スと共演のパガニーニと、いずれも注目。そして、深々とした味わいのパッヘ
ルベル、カノンだけじゃなくちゃんとジーグまで演奏しているところに、S-I
らしさが伺えます。

TAH 599 2枚組 \4160
シェルヘン 秘蔵音源集
シューベルト:
(1)交響曲第5番 変ロ長調 D.485,
(2)交響曲第6番 ハ長調 D.589
(3)モーツァルト:交響曲第29番 イ長調 K.201
(4)パーセル:「妖精の女王」から
(5)ヴァレーズ:デゼール(砂漠)
ヘルマン・シェルヘン(指)
(1)ウィーン交響楽団 (2)ウィーン歌劇場管弦楽団 
(3)(4)フランス放送交響楽団 (5)フランス国立管弦楽団
録音:(1)(2)1950-1951年,(3)(4)1954年1月20日,(5)1954年12月2日
ヘルマン・シェルヘンと言えば、ロマン派的演奏がまだ強い20世紀中頃にあっ
て、その残照をキッパリと洗い去って、バロックから古典派までに新風をもた
らした人物として有名な指揮者。と同時に、同時代の最先端の音楽にも深い理
解を示していたことでも知られています。このCDでは、なんといってもヴァレ
ーズの「デゼール」の世界初演が貴重。今となっては別に過激でもない曲です
が、電子音まで用いた独特のヴァレーズ・ワールドに客席からは怒号とそれを
制する声とが飛び交い、臨場感たっぷり。演奏後の盛大なブーイングとささや
かな拍手まで、どんなCDよりも楽しく聞ける「デゼール」でしょう。一方、モ
ーツァルトなどは、とても1950年代の演奏とは思えないサッパリと清潔な感触
が心地よいものです。





<DOREMI>
DHR 7872 \1980
「リヒテル第11集 / ピアノ協奏曲ライヴ集、パリ1964 & 1967」
(1)バッハ:ピアノ協奏曲第5番へ短調BWV.1056
(2)ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15
(3)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第5番ト長調Op.55
スヴャトスラフ・リヒテル(P)
ロリン・マゼール(指)(1)(2)フランス国立放送O.(3)フランス国立O.
録音:(1)(2)1964年5月12日(3)1967年4月18日パリ(ライヴ)
キャリア絶頂期のリヒテルが、若き日のマゼールと組んだ協奏曲ライヴ集。ま
ず、同じマゼールとのスタジオ盤(70年)でも有名なプロコフィエフ。3年前
のこの出会いあればこそと思わせる屈指の聴きもの。ほかにミュンシュとのス
タジオ盤(60年)や、エッシェンバッハとのライヴ(88年)ほかを数える得意
のベートーヴェン。さらにはいつもの第1番でなく、第5番というのが貴重なバ
ッハ。いずれも巨人の豪腕と切り込み鋭い指揮者のぶつかり合いがなんとも異
色でスリル満点です。





<altara>
ALT 1019 \1980
(1)プロコフィエフ:チェロソナタ Op.119
(2)ショスタコーヴィチ:チェロソナタ Op.40
(3)ラフマニノフ:ヴォカリーズ
ラルフ・キルシュバウム (Vc)、ペーテル・ヤブロンスキー (Pf)
かつてメジャー・レーベルから多数ディスクをリリースしていたベテラン・
チェロ奏者ラルフ・キルシュバウム久々の新録音。いずれもピアノ・パートが
チェロと互角に書かれている難曲ですが、それをペーテル・ヤブロンスキーが
務めているのも魅力。清潔感あふれる名演です。

=Classic=
ALT 1016 \1980
「チャッコーナ(シャコンヌ)/ ヴィヴィアン・ハーグナー」
(1)バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタSz.117
(2)ハルトマン:無伴奏ヴァイオリンのための組曲第1番
(3)バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調BWV.1004
ヴィヴィアン・ハーグナー(Vn)
ヴィヴィアン・ハーグナーは1976年ミュンヘン生まれ。ベルリン・フィルのコ
ンマスを務めたトーマス・ブランディスのほか、トーマス・ツェートマイアー、
ピンカス・ズーカーマンらに師事。共演したズービン・メータや内田光子もサ
ポートを惜しまないという彼女は、2001年の初来日以来着実にファンを増やし
ている注目株。
Altaraデビュー盤はヴァイオリニストの試金石ともいえる本格的なプログラム。
いずれの作品にもシャコンヌ(チャッコーナ)楽章が含まれ、バッハの不滅の
傑作を筆頭にすべてが難曲ぞろい。「ヴァイオリンで歌を奏でたい」という彼
女の感性がまばゆく、これからの活躍に期待を繋ぐ内容です。なお、使用楽器
は日本音楽財団から貸与された1717年製ストラディヴァリウス「サッセルノ」。





<Musica Rediviva>
スウェーデンのクラシックといえばBISですが、BISがメジャーになりすぎた昨
今、15年前のBISの雰囲気を漂わせる超優秀録音のレーベルが登場しました。
Musica Rediviva (ムジカ・レディヴィヴァ) はスウェーデンの本当に小さな
インディペンデント・レーベル。ルネッサンス音楽を中心とするレパートリー
から、今後は、トリオによる現代音楽、スウェーデン伝統の楽器ニッケルハル
パを使ったユニークな企画への取り組みも始まります。プロデューサーは、
里子ベルイェル藤本さん。ご主人のベルイェル氏は初期のBISの録音にも参加
していました。夫婦二人のレーベルです。非常にセンスのいい録音は、スウェ
ーデンを代表する録音エンジニアのひとり、マッツ・ヘリベリ。優秀な録音技
術と洗練された感覚により、音楽の心の伝わる録音をすることに誇りをもっ
いたヘリベリ氏はエンジニアとして天才的な才能と同時に、誰からも愛される
人柄で「ダーラナのひぐまちゃん」と慕われていましたが先日惜しくも亡くな
りました。彼の遺作の録音のひとつが今回の新譜です。すべて日本語解説付。

MRCD 015 \2080
日本語解説 訳詞付
マリア - 中世の歌とスウェーデン伝承の音楽
(1)ニルス・セーデルストレム (1894-1956):
ソプラノソロのための青春のマリア
(2)1500年頃の伝承曲:聖ヨーランと龍
(3)13世紀の新レトロワンジ (聖歌曲)
(4)13世紀スペインのアルフォンソ十世:薔薇の中の薔薇
(5)伝承曲:牧歌
(6)オズワルド・フォン・ヴォルケンシュタイン (1377-1445):
そこに輝くは誰そ
(7)1300年頃 イギリス:乙女に向かう天使
(8)16世紀 ドイツ:ヨセフ、愛するヨセフ
(9)13世紀末イギリス :至福なるかな、天上の女王
(10)リオネル・パワー (c.1375-1445):幸運なる者たち
(11)14世紀イギリス:十字架の下の母上、しっかりとお立ちください
(12)尊い薔薇-スウェーデン民謡「うるわしき水晶」による即興演奏 
(13)伝承曲 (ダーラナ地方、スカットングビ) :うるわしき水晶
(14)14世紀 スペイン:輝く星
(15)13世紀 スペイン:天上の女王
(16)13世紀 スペイン:アルフォンソ十世 奇跡を讃える歌
(17)エルヴダーレン (ダーラナ地方) 民謡:リム、リム、リーマ
(18)ジャン・ギセリン (c.1455-1511):おお、咲き誇る薔薇よ
(19)オズワルド・フォン・ヴォルケンシュタイン (1377-1445):
アヴェ・マリア、おお、マリア
(20)ギョーム・デュファイ (c.1400-1474):華麗なる乙女
(21)C・J・L・アルムクヴィスト(1793-1866):
マリアの驚き、耳を傾けるマリア
ヘレーナ・エーク (Sp)、
ヨーラン・モンソン (ピーパ、フレームドラム、ストリングドラム、ハーディ
ガーディ)、ヨハンネス・ランドグレン (Org)、
マリ=ルイーズ・マルミング (中世フィドル、Vo)、
ベーリト・リンドベリ (Hp)、ベルイェル・里子 (ハーディガーディ)、
ヘレーナ・セルヴィン (Vo)
録音 2006年1月25日-27日 ヘムシェー教会 (スウェーデン、ヨーテボリ郊外)
親密な音で加わる笛やフィドルやオルガン。教会で歌うソプラノ、ヘレーナ・
エークの姿が目に浮かびます。風の音に耳を傾け、夜の闇の音を聴く……人が
自然とともに生きるスウェーデンで育まれた感性から生まれた音。プロデュー
サー、里子ベルイェル藤本さんの思い描いた音楽が、美しい音として姿を現し
たアルバム。貴重なレパートリー、美しい装丁(デジパック)、超高品位録音。
魅力あるレーベル、Musica Rediviva を代表するアルバムとなるはずです。





<Harmonia Mundi France>
HMI 987069 \2250
ネブラ:
レシタードとアリア「過酷な運命」,レシタードとアリア「この恩知らずの荒
い岩山」,アリア・デ・グラシオーサ「彼が失った一つの目」,レシタードと
アリア「彼の目を隠し、泣かせ、嘆かせよう」,ほか
ボッケリーニ:シンフォニア ニ短調 Op.12-4 G.506「悪魔の家」
マリア・バーヨ(S)
エドゥアルド・ロペス・バンソ(指)
アル・アイレ・エスパニョール(ピリオド楽器使用)
録音:2005年12月4,8日
古楽を中心に活躍するスペインの歌姫、マリア・バーヨが、18世紀スペインの
作曲家ホセ・デ・ネブラ(1702-1768)のサルスエラのアリアを歌っています。
ネブラはマドリッドで活躍した作曲家で、ここに収録されているアリアは、い
ずれも当時大変に人気があったものの。イタリアオペラの影響を受けつつも、
独自の魅力が開花しています。バーヨの清楚な声が、まさにピッタリ!
なお、特典DVDが付いておりますが、PAL仕様のため、通常のDVDプレーヤーで
はご覧になれませんが、パソコンでは視聴可能です。ご了承ください。





<haenssler>
93 188 2枚組 \4500
ショスタコーヴィチ:映画音楽集
(1)新バビロン Op.18
(2)一生のような一年 Op.120a
カイ・アドマイト (Pf)、
フランク・ストロベル(指) SWR放送管弦楽団
ショスタコーヴィチが生涯にわたって創作し続けた映画音楽は、彼の作品のな
かでも非常に重要ながら、楽譜の散逸などにより録音も少なく、未知の領域で
した。ゆえに大歓迎のアルバムが登場します。「新バビロン」は1929年のサイ
レント映画のために作曲したもので、91分に及ぶ大作が初めて日の目をみまし
た。交響曲第2番と第3番の間の所産で、初期ショスタコーヴィチの斬新でフレ
ッシュな音楽を楽しめます。「一生のような一年」は1965年作の映画のための
音楽。カール・マルクスを主人公としたもので、「バリケード」とか「バトル」
といった題の曲にそそられます。全ショスタコ・ファン必携のアルバムと申せ
ましょう。





<CASCAVELLE>
VEL 3104 \2080
(1)ワインベルク:ピアノ三重奏曲 Op.24
(2)ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番 Op.67
ウィーン・レシェティツキ三重奏団
【スタニスラフ・チーホノフ (Pf)、クララ・フリーダー (Vn)、
クリストフ・ダヴィド・パンティヨン (Vc)】
師弟的な絆で結ばれたショスタコーヴィチとワインベルクが第2次世界大戦末期
に作ったピアノ三重奏曲。どちらもシリアスな内容ながら、ユダヤの旋律を用
い、独特なエネルギーに満ちていて聴き応え満点。2003年にデビューしたウィ
ーン・レシェティツキ三重奏団。新グループながらベテランのロシア、オース
トリア、スイス人音楽家から成り、ヨーロッパで注目されています。




<naive>
V 5074 3枚組 \2080
[CD1](V 5021の再発売)
シューベルト:
(1)アルペジオーネ・ソナタ D 821 
(2)ヴァイオリン・ソナティナ op.137、D.384(チェロ編曲版)
(3)歌曲トランスクリプション-
セレナーデ、音楽に寄す、万霊節の日のための連祷、ます、影法師、
水の上で歌う、幻覚、水車屋と小川
[CD2](V 4983の再発売)
シューマン:
チェロのための作品集-チェロ協奏曲イ短調Op.129、幻想小曲集Op.73、
民謡風の5つの小品Op.102、アダージョとアレグロOp.70
[CD3](V 4817の再発売)
ブラームス:
チェロ・ソナタ全集チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38、同第2番ヘ長調Op.99
アンヌ・ガスティネル(Vc)
[CD1]クレール・デセール(Pf)
[CD2]クレール・デセール(Pf)、
ルイ・ラングレー(指)リエージュ・フィルハーモニー管弦楽団
[CD3]フランソワ=フレデリク・ギィ(Pf)
2006年5月、来日が予定されていましたがキャンセルになり、ますます彼女を
渇望する声が日本に渦巻いているアンヌ・ガスティネル。これ以上ない組み合
わせのボックスセットが、3枚組みなんとなんとの1枚価格での大ご奉仕!決し
て野太くなりすぎない、しかし力強い音色、震えるような歌う音色、時に鋭く
時に柔らかいフォルテ、どれをとっても何をとってもまさに最上級の演奏を聴
かせてくれます。




<AVI MUSIC>
4260085 530649 2枚組 \3650
ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.13
(CD1)
フンメル編曲室内楽版/モーツァルト:ピアノ協奏曲第25番&24番
(CD2)
シューベルト:楽興の時Op94 D.780、
ラヴェル:鏡
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番
セフェリン・フォン・エッカルトシュタイン(P)
アンドレア・リーバークネヒト(Fl)、アンドレイ・ビエロフ(Vn)、
ニコラス・アルシュターツ(Vc)
録音:(CD1)2006年8月2日、(CD2)2006年9月3-5日
エッカルトシュタインは1978年デュッセルドルフ生まれ、2003年のエリーザベ
ト王妃国際コンクールの優勝者。フンメル編曲室内楽版は、各楽器の響きを重
点に置いた非常にバランスのとれたアンサンブルに、エッカルトシュタインの
スタイリッシュな音楽性がプラスされた鮮やかな演奏です。エッカルトシュタ
インは2枚目の独奏曲でも鋭敏な演奏を披露しています。

4260085 530298 3枚組 \5000
ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.12
シューベルト・チクルス
(CD1)美しき水車屋の娘D 795
(CD2)冬の旅D 911
(CD3)白鳥の歌D 957
ベンハルト・ベルヒトルト(T)、イリーナ・プリシンスカヤ(P)

4260085 530236 5枚組 \6350
2004/2005年ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.11
(CD1)
ラヴェル:ラ・ヴァルス 
ドビュッシー:版画-第1曲塔(パゴダ)、第3曲雨の庭
シューベルト:
創作主題による8つの変奏曲 変イ長調 D813,
ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D.960(遺作)
シューマン:アラベスクOp.18
(CD2)
シューマン:アレグロ ロ短調 Op.8
シューベルト:ピアノ・ソナタ第14番 D.784
シェーンベルク:5つのピアノ曲Op.23
ラヴェル:鏡
(CD3)
J.S.バッハ/ブゾーニ編曲:前奏曲とフーガ BWV 532
J.S.バッハ/アレクサンドル・ジロティ編曲:
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第10番 BWV 855
J.S.バッハ/ラフマニノフ編曲:
無伴奏ヴァイオリンパルティータ 第3番 より前奏曲、ガヴォット、ジーグ
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
(CD4)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番Op.7
シューベルト:即興曲Op.90 D.899、
ラフマニノフ:
コレッリの主題による変奏曲 Op.42、幻想的小曲集-メロディ ホ長調
ショパン:大円舞曲 変イ長調Op.42
(CD5)ボーナス-CD
J.S.バッハ:イタリア風のアリアと変奏 イ短調
モーツァルト:
デュポールのメヌエットの主題による9つの変奏曲 ニ長調 KV.573
ラフマニノフ:練習曲「音の絵」Op.33&39 より
リゲティ:ピアノ練習曲第1集、第2集、第3集より
(CD1) ホワン・チューファン(P)、ベンジャミン・ホックマン(P)、
クロード・フランク(P)
(CD2) ティム・ホートン(P) 
(CD3) ニコライ・トカレフ(P)
(CD4) キリル・ゲルシテイン(P) 
(CD5) タマラ・ステファノヴィッチ(P)

4260085 530199 2枚組 \3650
ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.10
モーツァルト『魔笛』全曲(ツェムリンスキー編曲4手ピアノ版)
滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィス(P)
録音:2004年7月24-26日(カールスルーエ・コンツェルトハウス、大ホール)
ツェムリンスキー編曲によるモーツァルトの『魔笛』!しかも全曲ヴァージョ
ンがピアノ4手で登場です。魔笛はモーツァルト最後のオペラ作品で美しいメ
ロディーの宝庫。モーツァルト・イヤーならではのユニークな選曲で楽しませ
てくれるアルバムです。
滑川真希は、ヨーロッパを中心に活躍し世界の主要オーケストラと共演し各地
の音楽祭にも多数参加。ドイツの国立カールスルーエ音楽大学のピアノ科講師
として後身の指導にあたっています。今回共演のデニス=ラッセル・デイヴィ
スは指揮者として活躍していますが、以前はピアニストとして現代音楽を中心
に演奏していました。

4260085 530151 3枚組 \5000
2005年ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.9
(CD1)
チャイコフスキー:組曲「くるみ割り人形」Op71a(2台ピアノ版)
リムスキー・コルサコフ/クルサノフ編曲:
「シェエラザード幻想曲-9つのパラフレーズ」
シューベルト/リスト編曲:歌曲集「白鳥の歌」
クライスラー/ラフマニノフ編曲:愛の喜び、愛の悲しみ
ガーシュイン/アール・ワイルド編曲:「7つの超絶技巧練習曲集」
(CD2)
ワーグナー:ニーベルングの指環より(ピアノ編曲版)
楽劇『ジークフリート』-森のささやき、
楽劇「神々の黄昏」-ジークフリートの葬送行進曲
楽劇『ワルキューレ』-ワルキューレの騎行
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(2台ピアノ編曲版)、
交響詩「ドン・ファン」(2台ピアノ編曲版)、
オペラ「ばらの騎士」(2台ピアノ編曲版)
(CD3)ボーナス-CD
ヨハネス・マリア・スタウド:ピアノのための音楽(世界初演)
マルコ・ストロッパ:アフ・トンガリキ(世界初演)
ヨーク・ヘラー:モノグラム-14の性格の小品(世界初演)
(CD1)A&J.パラトーレ(P) ニコライ・トカレフ(P) 
イリーナ・プリシンスカヤ(P) キリル・ゲルシテイン(P)
(CD2) ニコライ・トカレフ(P) A.& J.パラトーレ(P)
(CD3)アンナ・ヴァヴィック(P) タマラ・ステファノヴィッチ(P)


4260085 530335 10枚組 \8800
1997-2004年ルール・ピアノフェスティヴァル エディションVol.1-8

[CD1]1997年音楽祭の記録
(1)シマノフスカ:ポロネーズ舞曲ロ短調
シューベルト:ワルツ ロ短調 Op.18
(2)リスト:
「ウィーンの夜会」S.427よりヴァルス・カプリ-ス第6番、セレナーデ、
魔王(すべてシューベルト原曲のトランスクリプション)
(3)リスト:巡礼の年「イタリア」よりペトラルカのソネット第47、104番
(4)フォーレ:舟歌第3番 変ト長調 Op.42/ショパン:バラード第1&2番
(5)ドビュッシー:
映像第2集「葉ずえを渡る鐘」「荒れた寺にかかる月」「金色の魚」
演奏:[CD1]
(1)エルズビエタ・ヴィエドネル・ザヨツ(1978-)
(2)ベルント・グレムザー (3)マルクス・グロー 
(4)マルク=アンドレ・アムラン 
(5)マリス・ゴトーニ(1979-、ラルフ・ゴトーニの息子)

[CD2]1998年音楽祭の記録
(1)J.S.バッハ:フーガの技法よりコントラプンクトゥスIV、IX
(2)モーツァルト:アダージョ ロ短調 K.540
(3)チェルニー:
美しいウィーンのワルツによる 変奏曲 Op.12、
タウジヒ:新ウィーンの夜会
(4)シューマン:
森の情景Op.82より「森の入口」、「茂みのなかで獲物を待ち伏せる狩人」
(5)リスト:バラード第2番、ラフマニノフ:前奏曲ト長調Op.32-5、
ショパン:幻想即興曲、華麗なるワルツ変イ長調Op.42
(6)ショパン:ノクターン嬰へ短調Op.48-2、練習曲Op.10-7&8&12(革命)番
演奏:[CD2]
(1)ジャンルカ・カシオーリ (2)ハイドゥルン・ホルトマン 
(3)フランソワ・ジョエル・ティオリエ (4)デルフィン・バーディン 
(5)ボリス・ブロッホ (6)イーゴル・チェトゥーエフ

[CD3] 1999年音楽祭の記録
(1)シューベルト:3つのピアノ曲D.946 第2番 変ホ長調
(2)ショパン:ワルツ 変イ長調 Op.34-1、スケルツォ第1番 ロ短調Op.20
(3)シューマン:幻想的小曲Op.111-2 変イ長調
(4)リスト:ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調、
J.シュトラウス:アンネン・ポルカ Op.117
(5)スチュワート・グッドイヤー:ピアノ・ソナタ第1番変ホ短調
(6)リスト:2つの演奏会用練習曲第2番小人の踊り
(7)ショパン:練習曲 Op.25-6
(8)ショパン:練習曲 Op.25-9
演奏:[CD3]
(1)マルク・ラフォーレ (2)ミヒャエル・ポンティ 
(3)クレール=マリ・ル・ゲ (4)エデュアルド&ヨハネス・クトロヴァッツ 
(5)スチュワート・グッドイヤー 
(6)フェルッチョ・ブゾーニ(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.51364) 
(7)ローゼンタール(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.62961) 
(8)ミーシャ・レヴィツキー(ピアノロール/アンピコ・ロールNo.57702)

[CD4] 2000年の音楽祭の記録
(1)D.スカルラッティ:ソナタ ヘ短調 K.466、ソナタ 変ロ長調 K.551
(2)ハイドン:ソナタ ハ長調 Hob.XVI:50、
ベートーヴェン:エロイカ変奏曲Op.35、
ドビュッシー:前奏曲第10番「カノープ」
(3)ビゼー:組曲「子供の遊び」-ギャロップ《舞踏会》Op.22-12
(4)ラフマニノフ:前奏曲嬰ト短調 Op.32-12、
ブラームス:ワルツ 変イ長調 Op.39-15、
ウェーバー:「舞踏への勧誘」Op.65
(5)ウォルフガング・ダウナー:南回帰線
演奏:[CD4]
(1)フィリッポ・ガンバ (2)セドリック ティベルギアン 
(3)タール&グロートホイゼン デュオ(Sony/BMG) 
(4)マティアス・キルシュネライト (5)ウォルフガング・ダウナー

[CD5] 2001年の音楽祭の記録
(1)ベートーヴェン:幻想曲 ロ長調 Op.77
(2)メンデルスゾーン:無言歌集Op.67-2 嬰ヘ短調、Op.85-4 ニ長調
(3)ブラームス:ラプソディ ロ短調 Op.79-1
(4)ブラームス:愛の歌 (18曲のワルツ)4手ピアノのための Op.52
(5)リスト:ハンガリー狂詩曲第6番 変ロ長調、
スクリャービン:前奏曲No.1,9,3,12,15、バルトーク:舞踏組曲 Sz77
(6)エルネスト・レクオーナ:キューバ舞曲、アンダルシア舞曲
演奏:[CD5]
(1)ゴットリープ・ヴァリッシュ (2)ニコライ・ルガンスキー 
(3)ジャスミンカ・スタンチュール 
(4)ブリジット・エンゲラー&ボリス・ベレゾフスキー 
(5)アレッシオ・バックス (6)クリスティーナ・ペルラーゴ

[CD6] 2002年の音楽祭の記録
(1)バーバー:夜想曲 ロ長調 Op.33、
ラモー:クラヴサン曲集-プレリュード、ガヴォット
(2)クレメンティ:ソナタ第5番 嬰ヘ短調 Op.25
(3)ベートーヴェン:ソナタ第5番 ハ短調 Op.10-1
(4)シューベルト:3つの小品 第1番D.946
(5)メンデルスゾーン:厳格な変奏曲Op.54
(6)リスト:スペイン狂詩曲
(7)ジョン・ケージ:One2(1-4台のピアノのための)
演奏:[CD6]
(1)ツィモン・バルト (2)ドレル・ゴラン (3)ジョナサン・ジラード 
(4)ニコラウス・ラフゼン (5)トーマス・ドゥイス 
(6)マルティン・ヘルムヘン (7)マーガレット・レン・タン

[CD7] 2003年の音楽祭の記録
(1)J.S.バッハ:イタリア協奏曲ヘ長調BWV971
(2)レーガー:レピソード集 第1番ニ長調、第3番ハ長調 Op.115
(3)ショパン:夜想曲 ロ長調 Op.9-3、華麗なるポロネーズ Op.22、
ラフマニノフ:練習曲集 「音の絵」Op.39-9
(4)シューマン:ロマンス 嬰ヘ長調 Op.28-2
(5)ショパン:24の前奏曲 第1、2、16番 Op.28
(6)プロコフィエフ:
ソナタ第3番、
《ロメオとジュリエット》からの10の小品-モンタギュー家とキャピュレット家
グリンカ=バラキレフ編:ひばり
(7)エミール・フォン・ザウアー:音楽時計
(8)シューマン=リスト/歌曲集「ミルテの花」より 第1曲 『献呈』:
演奏[CD7]
(1)デニス・プロシャイエフ (2)マルクス・ベッカー 
(3)ウラジミール・ハーリン(4)ネダ・ナヴェー 
(5)アンナ ・ クラフチェンコ (6)アレクサンダー・ギンディン 
(7)オレグ ・ マルシェフ (8)アンナ ・ クラフチェンコ

[CD8] 2004年の音楽祭の記録
(1)ハイドン:ソナタ 変イ長調 Hob.XVI:43
(2)モーツァルト:ソナタ第8番KV311
(3)ハイドン:ソナタ 変イ長調 XVI:46
(4)モーツァルト:ソナタ第14番
(5)ハイドン:『神よ守りたまえ』による変奏曲 Hob.III:77
(6)デイブ・ブルーベック: キャスティリアン・ブルース
演奏[CD8]
(1)タマラ・ステファノヴィッチ (2)ペテル・ジェーシャ 
(3)アンナ・ヴァヴィック (4)コーラ・イルセン 
(5)アレクサンダー・ロンクイッヒ 
(6)エドワード・クトロヴァッツ&ヨハネス・クトロヴァッツ

[CD9] 2005年の音楽祭の記録
(1)ベアート・フラー:3つのピアノ小品集
(2)ベアート・フラー:雪には声がない
(3)オルガ・ノイヴィルト:マーシャス
(4)ヨハネス・マリア・シュタウト:ベヴェーグンゲン (運動)
(5)ウィルヘルム・キルマイヤー:
こちら側にもあちら側にも-此方と彼方の物語
(6)ペルト:都市への賛歌(2台ピアノのための)
演奏[CD9]
(1)マルクス・ヒンターハウザー (2)クリストファー・ヒンターフーバー 
(3)トーマス・ラルヒャー (4)タマラ・ステファノヴィッチ 
(5)ツィモン バルト 
(6)エドワード・クトロヴァッツ&ヨハネス・クトロヴァッツ

[CD10]ボーナスCD2002-2004年の音楽祭の記録
(1)シューマン:クライスレリアーナOp.16
(2)リスト:
レーベルトとシュタルクの大ピアノ学校のためのアヴェ・マリア、
巡礼の年報(第3年)-エステ荘の噴水、「シモン・ボッカネグラ」の回想、
クルターク:8つのピアノ小品集 Op.3
演奏[CD10]
(1)ツィモン バルト (2)ペテル・ジェーシャ




<haenssler>
93 105 2枚組 \4500
ベルリオーズ:「ベンヴェヌート・チェッリーニ」
ブルース・フォード(T チェッリーニ)
ローラ・クレイコム(S テレーザ)
フランツ・ハヴラタ(Bs バルドゥッチ)
モニカ・グループ(Ms アスカーニオ)
クリストファー・マルトマン(Br フィエラモスカ)
ほか
ロジャー・ノリントン(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
ライプツィヒMDR放送合唱団
録音:2003年9月19日(ライヴ録音)
ノリントンのベルリオーズ・シリーズ、ついにオペラが登場!傑作「ベンヴェ
ヌート・チェッリーニ」です。「ローマの謝肉祭」の元になった作品としても
知られるこのオペラ、ベルリオーズが大変な意気込みで作曲した熱気に溢れる
傑作にもかかわらず、1838年のオペラ座での初演は無残な失敗。ずっと経った
1852年に、リストの後援で改作してワイマールで上演、ようやく好評を得まし
た。ノリントンはこのワイマール稿を選択、正規盤として初録音となりました。
至難のチェッリーニ役を歌うのは、ロッシーニ・テノールとして一世を風靡し
たブルース・フォード。ヒロインのテレーザは、近年フランスで活躍するロー
ラ・クレイコム。二人ともテキサス出身。テレーザの父バルドゥッチには、
バイエルンの名バス、フランツ・ハヴラタ、ズボン役のアスカーニオにはモニ
カ・グループと、強力なキャスト。そして何といってもノリントンの見事な
指揮っぷり!ベルリオーズの強い思い入れがヒシと感じられる名演です。




<TAHRA>
TAH 604/605 2枚組 \4160
(1)ブルックナー:交響曲第7番 
(2)チャイコフスキー:組曲第3番Op.55 
(3)チャイコフスキー:交響曲第6番Op.74「悲愴」
アーベントロート(指)(1)、(3)ベルリン放送O,(2)ライプチッヒ放送O
録音:(1)1956年2月19日(2)1951年3月20日(3)1950年11月28日
すべて初出。ブルックナーは同年、2月16,17日、スタジオ録音がTahraから発
売されていました(TAH.114/5)がすでに廃盤。これはその翌々日のドレス・
リハーサルの録音。終楽章の一部にテープの問題があったため、その部分はス
タジオ録音と差し替えられています。組曲は唯一の録音。「悲愴」は52年のラ
イプチッヒ放響と今回の2つが存在しています。52年盤のスケルツォは宇野先
生が「ティンパニの肌に粟を生じさせるような轟き、テンポの雄弁な動かし方
にいたっては筆舌に尽くしがたい。まことに最高のスケルツォと絶賛してよい
だろう。」と激賞されておりますが、この50年盤はさらにすさまじい、阿修羅
のようなスケルツォで驚天動地の「悲愴」です。





<TALENT>
DOM 2910125 \2080
(1)ストラヴィンスキー:イタリア組曲(1933)
(2)ダッラピッコラ:タルティニアーナ 第2(1956)
(3)ヴァン・ロッサム:グラフィティOP.16(1968)
(4)シュニトケ:古い様式による組曲(1972)
(5)ルトスワフスキ:パルティータ(1984)
(6)ドン・フロイント:バッハによるソナパルティータ(2001)
ダニエル・ルーベンシュタイン(Vn),
ムヒッディン・ヂュリュオグル=デミリツ(Pf)

DOM 2910123 \2080
フローラン・シュミット:
親密な音楽Op.16&29,3つのワルツ-ノクチュルヌOp31,ロマンチックな作品Op42
アンジェリーヌ・ポンデペイル(Pf)

DOM 2910124 \2080
ピエトロ・ボッテジーニ:
(1)フルート、クラリネット、弦楽四重奏のための主題と変奏 
(2)クラリネットと弦楽四重奏のためのディヴェルティメント 
(3)クラリネットとギターのためのロッシーニのオペラ「バビロニアのチロ」
のアリア 
(4)ヴァイオリン、クラリネット、ギター、チェロのための四重奏第3番、第6番 
(5)クラリネットとピアノのための主題と変奏
ジョヴァンニ・ボッテジーニ:
クラリネット、コントラバス、ピアノのためのグランデュオ
ルイジ・マジストレッリ(Cl)、エレーナ・チェッコーニ(Fl)、
マッシモ・ラウラ(Kb)、クラウディア・ブラッコ(Pf)、アンドリアニ四重奏団




<Naru Music>
628740 640326 \2180
J.S.バッハ:
(1)無伴奏ウクレレによるパルティータ第3番BWV.1006
(2)平均率クラヴィア曲集第1巻-前奏曲BWV.846
(3)カンタータ第147番-主よ、主よ人の望みの喜びよ
(4)無伴奏チェロ組曲第1番BWV.1007-前奏曲、サラバンド、ジーグ
(5)無伴奏チェロ組曲第6番BWV.1012-ガヴォットI&II
(6)無伴奏チェロ組曲第5番BWV.1011-ガヴォットI&II
(7)無伴奏チェロ組曲第4番BWV.1010-ブーレI&II
ジョン・キング(ウクレレ)
実に楽しい、幸せなバッハ。これでフラダンスが踊れるわけではありませんが、
ウクレレで弾かれてもやはりバッハはバッハで、無伴奏ヴァイオリン・パルティ
ータやチェロ組曲のような超絶的な大曲でもなごめてしまいます。




<Bel Air>
BAC 017(DVD-Video) 2枚組 \5400
NTSCリージョン・オール
PCM STEREO, Dolby Digital 5.1, DTS 5.1
字幕:伊英独仏西
モーツァルト:「フィガロの結婚」
ピエトロ・スパニョーリ(Br 伯爵)
アンネッテ・ダッシュ(S 伯爵夫人)
ローズマリー・ジョシュア(S スザンナ)
ルカ・ピサローニ(Br フィガロ)
アンゲリカ・キルヒシュラーガー(Ms ケルビーノ)
ほか
ルネ・ヤーコプス(指)
コンチェルト・ケルン,シャンゼリゼ劇場合唱団
演出:ジャン=ルイ・マルティノーティ
収録:2004年6月,シャンゼリゼ劇場
ついに出ました!ヤーコプスの「フィガロの結婚」DVD!
2003年に録音された2004年に発売されたCDは、その年の世界中の音楽賞を総
ナメ、権威ある英グラモフォン・アワードの年間最優秀賞をも受賞しました。
そして2004年にシャンゼリゼ劇場で上演、それを収録したのがこのDVDです。
ライヴということもあって、ヤーコプスの音楽は一層の感興の高まりを見せ
ています。ここでは歌手は、実に巧みな起用がなされています。フィガロ役
には、1975年ブッセート生まれのイタリアのバリトン、ルカ・ピサローニ。
2002年から毎年ザルツブルク音楽祭に出演している、若手のモーツァルト・
バリトンの筆頭株。スザンナ役は、英国ウェールズの首都カーディフ生まれ
のローズマリー・ジョシュア。ヤーコプスに重用されている古楽系ソプラノ
として知られています。伯爵夫人には、1976年ベルリン生まれのアンネッテ
・ダッシュ。この「フィガロ」の上演の一ヵ月後に録音されたアルバム
(HMN 911835)も非常に好評だった逸材で、若くして倦怠に陥った伯爵夫人
の哀しみを見事に出しています。そして伯爵は、ロッシーニで活躍するイタ
リアのベテラン、ピエトロ・スパニョーリ。伯爵だけ一人ベテランを配し、
孤立感が鮮明になっています。ケルビーノはCDと同じアンゲリカ・キルヒ
シュラーガーで究めつけ。ジャン=ルイ・マルティノーティの演出は、シャ
ンゼリゼ劇場の狭い舞台に大小多数の絵画を配したお洒落なもの。映像その
ものも美しく、「フィガロ」がお好きな方なら絶対お勧めの映像です!




<audite>
AU 92564(SACD-Hybrid) \2380
起きよ、地を裁く者よ!-聖なるオルガン音楽
(1)アイノ・シューベルト:マニフィカート-第8音階による三枚折り祭壇画 
(2)ロイプケ:詩篇第94番 
(3)バウアーザックス:山上の垂訓 
(4)ヘッセンベルク:正義の太陽 
(5)レオナルディ:「今や主を喜べ、全ての世界よ」による即興曲
ベルンハルト・レオナルディ(Org)
録音:2006年3月
作品の魅力、演奏の聴き応え、録音の素晴らしさがまさに三位一体となった
オルガン名曲集です。僅か24歳で世を去り師リストを嘆かせた夭折の天才ロ
イプケ(1834-1858)の情熱と敬虔が同居した注目すべきロマン派宗教オルガ
ン曲を始め、宇宙の広大さを音で表現したようなアイノ・シューベルト
(1928-)の作品など、19世紀ロマン派の時代から今日までの宗教的オルガ
ン作品の感動的な世界をSACDサラウンドの素晴らしい録音によって鑑賞でき
ます。オルガンはザールブリュッケンの聖ヨハン教会のもので、この教会で
楽長を務めるレオナルディがオルガン独奏のみならず、静寂から歓喜に至る
自作品「今や主を喜べ、全ての世界よ」による即興曲を披露しています。





<HUNGAROTON>
HCD 32427 \2080
ツィンバロンのための新しい音楽
(1)ファルカシュ:ハイブリッド (2)コチャール:バラッド 
(3)ソコライ:教会ソナタ (4)ヴァヴリネジ:ラメント 
(5)ファルカシュ:エクセルキティウム・トナーレ) 
(6)ホローシュ:パストラーレ (7)ラースロー:独奏曲第15番
ヴィクトリア・ヘレンチャール(ツィンバロン)
(6)アニタ・ホルヴァート(Vl)
録音:2006年1月
130本前後のスチール弦をばちで叩いて音を出す楽器ツィンバロンに現代のハ
ンガリーの作曲家たちが注いできた成果を一望できる貴重なコレクションで
す。時にはピアノ、時にはハープのような多彩な響きを生み出すこの楽器は
もともとロマ族の楽器として知られていましたが、20世紀初めからクラシッ
クジャンルで活躍する作曲家たちの関心を集めるようになり、このCDに収録
されているような多彩で水準の高い作品が生み出されるようになりました。
土俗的な雰囲気を湛えた作品や、(1)のファルカシュ(1905-2000)の作品の
ように厳格な12音技法で作曲された作品まで、この楽器が秘める可能性を堪
能できる作品集になっています。独奏者のヘレンチャールは1953年ブダペス
ト生まれ。1973年以来クラシック、伝統の両ジャンルでコンサートと録音活
動を積極的に行っているベテランです。

HCD 32447 \2080
アルス・ノヴァ、オルバーンを歌う
ジョルジ・オルバーン:
(1)即興の歌 (2)夜の歌に (3)第5ミサ(全5曲) 
(4)アヴェ・ヴェルム・コルプス 
(5)サルヴェ・レジナ (6)われらが父 (7)カム・アウェイ 
(8)おお、私の恋人よ 
(9)ブック・オブ・ロケット(全10曲) (10)一日が終わる前、汝に 
(11)怯えと恐怖 (12)今や、主よ
カタリン・キッシュ(指)
アルス・ノヴァ・ヴォーカル・アンサンブル
(3)(9)ヤーノシュ・マチャーク(Cl)
エンドレ・ルダーニ(Cbs)
録音:(1)(2)1992年、(3)1996年、(4)(5)(6)(7)(8)2003年、
(9)2002年/1998年、(10)(11)(12)2005年
コダーイなど合唱分野で傑出した作曲家を輩出しているハンガリーの作曲家、
ジョルジ・オルバーン(1947-)のアカペラと一部楽器を伴った合唱作品集で
す。日本でも合唱コンクールで取り上げられることが多い彼の作品ですが、
曲名から窺われるように祈りが根底にある敬虔な歌が特徴です。ほのかにゴ
スペル調の味わいがする「即興の歌」や、中世の響きと現代のハーモニーが
調和した「第5ミサ」などいずれの作品も聴き応え十分。アルス・ノヴァの
豊かで緻密な合唱と相俟って忘れがたい感動をもたらしてくれます。

HCD 32417 \2080
ラースロー・シャーリ:天国の花
(1)4つの鍵盤楽器のための前奏曲 (2)12の俳句 (3)天国の花
(1)(3)ラースロー・ヴィドウスキ(P)、
(3)ゾルターン・イェネイ、ラースロー・シャーリ、
アンドラーシュ・ウィルヘイム(以上P)
古橋富士夫(指)NHK東京放送児童合唱団
偶然性音楽とミニマル・ミュージックと無調音楽とをミックスしたような曲
と聞けば、誰でも一瞬引いてしまいたくなるかもしれませんが、(1)(3)のピ
アノ作品はいずれも理詰めで作られているにもかかわらず、結果として光の
粒が降り注ぐような効果を発揮していて、耳を傾けている間に思わずハイに
なってしまいそうなくらい!NHKの児童合唱団とその指揮者古橋富士夫に捧
げられた「12の俳句」は芭蕉、蕪村の句のハンガリー語訳テキストによる無
伴奏合唱による作品で、幽玄でなにか浮遊感漂う不思議な音響世界が繰り広
げられています。

HCD 32458 \2080
シャーンドル・バラッシャ:第3惑星
(1)オペラ・カンタータ「第3惑星」op.39 
(2)混声合唱のための「伝説」op.12
(1)ズジャ・ミシュラ(Sop)、(1)タマラ・タカーチ(Alt)、
(2)タマーシュ・ダローツィ(Ten)、(2)カズメール・シャルカーニ(Br)、
ヨーセフ・グレゴール(Bs)
(1)アンドラーシュ・リゲティ、(2)フェレンツ・シャプソン(指)
ハンガリー放送交響楽団
ハンガリーの作曲家バラッシャが1984年から1987年にかけて作曲したオペラ
・カンタータのタイトル「第3惑星」とはまさしくわれわれの地球を指してい
ます。2部構成のこの作品では「大気」、「川」、「熱帯林」の人間による自
然破壊への抗議と滅亡への嘆き、利益追求に捉われ自らを破壊する道に入っ
ている人類への批判をテーマとしたテキストを合唱とオーケストラが劇的に
表現しています。器楽作品や管弦楽作品では実験的手法も見せるバラッシャ
ですが、ここでは自ら書きあげたプロテスト・テキストに沿った比較的オー
ソドックスな手法で「語る」「伝える」ことに主眼を置いた作風です。




<ALTUS>
ALT 137 \2450
伝ヴィターリ(レスピーギ編):
ヴァイオリン、弦楽オーケストラとオルガンのためのシャコンヌ
(原曲:伝ヴィターリ:シャコンヌ ト短調-ヴァイオリンとピアノのための)
ロカテッリ(マリヌッツィ編):
弦楽オーケストラとピアノのための協奏曲第10番
(原曲:ロカテッリ:10のソナタop.8より第6番変ホ長調)
タルティーニ(ザンドナイ編):
「悪魔のトリル」(ヴァイオリン、弦楽オーケストラ、ピアノのための)
(原曲:タルティーニ:悪魔のソナタ ト短調)
ヴィヴァルディ(ダンディ/バゼレール編):
チェロと弦楽オーケストラのためのソナタ
(原曲:ヴィヴァルディ:6つのチェロソナタより第5番ホ長調RV.40)
クライスラー:「ヴィヴァルディの様式による」協奏曲 ハ長調
タルティーニ(レスピーギ編):
「パストラーレ」(ヴァイオリン、弦楽オーケストラのための)
(原曲:タルティーニ:スコラダトゥーラ・ヴァイオリンのための「パスト
ラーレ」)
新イタリア合奏団
新イタリア合奏団は、世界で最も優秀な室内アンサンブルのひとつ。近年で
はレパートリーも幅広くなり、多岐に渡って活動しています。このアルバム
ではイタリア・バロックの名曲を編曲した作品を収録。レスピーギが編曲し
たヴィターリ:シャコンヌ、タルティーニ:「パストラーレ」は発見も多く、
密度の濃い演奏が繰り広げられています。ヴィターリ:シャコンヌはオルガ
ン付き管弦楽伴奏版。憂鬱さを感じる独奏と悲哀感を高める伴奏で、新イタ
リア合奏団の通常のブリリアントな音色と相反するメランコリーな一面を聴
かせてくれます。ヴィヴァルディ:6つのチェロソナタはチェロと弦楽オー
ケストラのための編曲で、新イタリア合奏団の持ち味である明朗なサウンド
を楽しめます。また、2006年12月には彼らのクリスマス・コンサートが日本
各地で開かれます。明るく輝かしい音色、伸びやかな演奏で人々を魅了する
新イタリア合奏団の妙技をお楽しみ下さい。





<MIRARE>
MIR 017 \2300
J.S.バッハ:
管弦楽組曲第1 BWV1069、第4番BWV1066
ヴァイオリンとクラヴィーアためのソナタ 第4番 BWV 1017
カンタータ<われは 憂いに沈みぬ>BWV 21-シンフォニア
ピエール・アンタイ(指)ル・コンセール・フランセ
アマンディ-ヌ・ベイェ(バロック・ヴァイオリン)
ルフレード・ベルナルディーニ(Ob)
3760127 220176
チェンバロの鬼才、ピエール・アンタイ。このアルバムは自ら結成した古楽
アンサンブル「ル・コンセール・フランセ」を率いてのJ.S,バッハの管
弦楽組曲を収録。バッハの作品の中でもフランス・バロック的な要素がある
管弦楽組曲。したがってソロ・パートの気品や音色の多彩さが重要視されま
すが、ここでのル・コンセール・フランセの演奏は粋な感性が存分に発揮さ
れ、尚且つピエール・アンタイの刺激的な名人芸でドイツ・バロックの枠組
みを越えた多様なニュアンスで聴かせてくれます。
またヴァイオリンとクラヴィーアためのソナタでは、アマンディ-ヌ・ベイェ
が丁寧にバッハ像を描き出しています。




<ZIG-ZAG Territories>
ZZT 2020601 \1750
ヨハン・シュトラウス2世:
トリッチ=トラッチ・ポルカR214、「こうもり」序曲R503-1、
チャールダーシュ(「こうもり」より)R503-2、ワルツ「北海の絵」R390、
ポルカ・シュネル「突進」R348、新ピッツィカート・ポルカR449、
「無窮動」音楽の冗談(第2稿)R257-2、ワルツ「春の声」R410、
「ジプシー男爵」序曲R511-1、ワルツ「美しく青きドナウ」R314、
エジプト行進曲R335、ポルカ「ハンガリー万歳」R332、狂乱のポルカR260
ヴィヴィアン・ハーグナー(Vn)
イン・マゼール
ミヒャエル・ロートによるベーレンライター新校訂版の楽譜に出会い、イン
マゼールはヨハン・シュトラウスの音楽に新たな音楽史的な価値を見出し、
大変新鮮な演奏で私たちを驚愕させたあのアルバムが特別価格、カタログ付
きで再登場!





<ORFEO>
ORFEOR 681062 2枚組 \3960
ヴェルディ:「運命の力」
アントニエッタ・ステッラ(S レオノーラ)
ジュゼッペ・ディ・ステーファノ(T アルヴァーロ)
エットレ・バスティアニーニ(Br ドン・カルロ)
ジュリエッタ・シミオナート(Ms プレツィオジッラ)
ほか
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1960年9月23日
ウィーン国立歌劇場の歴史でも語り草となった伝説の名演が、ORFEOから正規
盤として登場!1960年9月の「運命の力」です。約一ヵ月後の11月2日に急逝す
るミトロプーロスの、神がかったとしか言いようのない絶品の音楽にはただ
ただ圧倒!あまたの「運命の力」の中でも格別の魅力を放っています。しか
も歌手は、当時芸術監督だったカラヤンがスカラ座から引っ張ってきたドリ
ームキャスト!ステッラ、ディ・ステーファノ、バスティアニーニ、シミオ
ナートと超強力!ことにディ・ステーファノが渾身の絶唱で、大感動!さら
に脇をウィーンの実力派が固めています。ウィーン国立歌劇場に奇跡的に保
存されていた、ORF収録のマスターのコピーを使用、音質はこの年代のライヴ
としては極めて鮮明です。イタリアオペラ・マニアもミトロプーロス・ファ
ンも飛びつきの名盤です!!!
なお、第3幕のアルヴァーロとカルロの決闘の場面は上演でカットされており、
また当時のドイツ語圏の慣習として、第1幕をプロローグとして扱い、序曲が
その後に演奏されています。
※CDの裏と背にSTREOの表示がありますが、実際にはMONOです。

<ALIA VOX>
AVSA 9850(SACD-Hybrid) 2枚組 \4160
(デジパック・トールBOX)
[CD1]73'38"
[CD2]68'19"
「クリストファー・コロンブス-失われた楽園(1400-1506)」
[CD1]
1.古い予言と降霊
2.国土回復とコロンブス誕生
3.新しい道と大いなる計画
4.アル・アンダルス(イスラム・スペイン)の終焉
(収録曲:コルナーゴ、ジョスカン・デプレ、フアン・デル・エンシーナら
の作品、「ラ・スパーニャ」(器楽曲)、他)
[CD2]
5.セファルディの離散
6.発見と被害
7.イザベラ女王の遺言とコロンブスの死
(ルイス・デ・ミラン、デュファイ、イザークらの作品、他)
ジョルディ・サヴァール(指)、
モンセラート・フィゲーラス(VO)、エスペリオンXXI、
ラ・カペッリャ・レイアル・デ・カタルーニャ
録音:2006年11月20日
昨年の「ドン・キホーテ」と同様の、解説272ページ豪華美麗ブック型CDケー
スでリリースされる、サヴァール渾身の新録は、今年(2006年)、没後500年を
迎える「クリストファー・コロンブス」。西語、仏語、英語、カタルーニャ語、
独語、伊語、アラビア語、ヘブライ語による解説付です。
国土回復運動、新大陸発見というキリスト教徒から見たプラスの面の視点と、
彼らの反対側から見た、アル・アンダルス終焉、セファルディ離散、新大陸に
おけるインディオの迫害など、楽園喪失という視点の両面からアルバムを構成
しており、当時のヨーロッパ、イスラム、新大陸の資料と音楽を駆使したこの
録音は、サヴァールのアイデンティティのありようとキャリアを感じさせるも
のとなっています。
また、演奏陣も充実しており、それぞれの曲が、場面にあった歓喜と悲哀を表
し、要所要所に適切な雰囲気の即興が挿入されています。特に、フアン・デル
・エンシーナのビリャンシーコ「起きよパスクアル、グラナダが陥ちた」の勇
壮さには、当時のキリスト教徒たちの喜びが満ち溢れています。




<ORFEO>
ORFEOR 684062 2枚組 \3960
“セーナ・ユリナッチ”
〔収録詳細〕
モーツァルト:「フィガロの結婚」から
セーナ・ユリナッチ(Ms ケルビーノ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1950年6月
※EMI録音
プフィッツナー:「パレストリーナ」から
セーナ・ユリナッチ(S イギーノ),クリスタ・ルートヴィヒ(Ms シッラ)
ロベルト・ヘーガー(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1964年12月16日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」から
セーナ・ユリナッチ(S 作曲家)
パウル・シェフラー(Br 音楽教師)
ジェス・トーマス(T テノール歌手)
クリスタ・ルートヴィヒ(S プリマドンナ)
レリ・グリスト(S ツェルビネッタ)
ほか
カール・ベーム(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1964年7月26日,ザルツブルク音楽祭(ライヴ)

R.シュトラウス:「バラの騎士」から
セーナ・ユリナッチ(Ms オクターヴィアン)
マリア・ライニング(S 元帥夫人)
ヒルデ・ギューデン(S ゾフィー)
ハンス・クナッパーツブッシュ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1955年11月16日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

ベートーヴェン:「フィデリオ」から
セーナ・ユリナッチ(S マルツェリーネ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1953年10月12日,アン・デア・ウィーン劇場(ライヴ)

モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」(ドイツ語)から
セーナ・ユリナッチ(S ドンナ・エルヴィーラ)
ジョージ・ロンドン(Br ドン・ジョヴァンニ)
エーリヒ・クンツ(Br レポレッロ)
カール・ベーム(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1955年11月6日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

プッチーニ:「蝶々夫人」から
セーナ・ユリナッチ(S 蝶々さん)
エルマンノ・ロレンツィ(T ピンカートン)
ベリスラフ・クロブチャール(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
1961年3月25日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

モーツァルト:「フィガロの結婚」から
セーナ・ユリナッチ(S 伯爵夫人)
ハインツ・ワルベルク(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1962年7月26日,ザルツブルク音楽祭(ライヴ)

モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」から
セーナ・ユリナッチ(S ポッペア)
ゲルハルト・シュトルツェ(T ネローネ)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1963年4月1日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

チャイコフスキー:「エウゲニ・オネーギン」から
セーナ・ユリナッチ(S タチアーナ)
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1961年1月26日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

ヤナーチェク:「イェヌーファ」から
セーナ・ユリナッチ(S イェヌーファ)
マルタ・メードル(Msコステルニチカ )
ヤロスラウ・クロンブホルツ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1964年4月7日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

ヴェルディ:「ドン・カルロ」から
セーナ・ユリナッチ(S エリザベッタ),プラシド・ドミンゴ(T カルロ)
シルヴィオ・ヴァルヴィーゾ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1968年6月17日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

プッチーニ:「トスカ」から
セーナ・ユリナッチ(S トスカ)
カルロ・コッスッタ(T カヴァラドッシ)
アンドレ・クリュイタンス(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1966年12月15日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

R.シュトラウス:「バラの騎士」から
セーナ・ユリナッチ(S 元帥夫人)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms オクターヴィアン)
ハインツ・ワルベルク(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1972年6月21日,ウィーン国立歌劇場(ライヴ)

セーナ・ユリナッチは、1921年ボスニアに生まれたソプラノ。父がクロアチ
ア人、母がウィーンの女性。ザグレブで学び、ここで1942年にデビュー。
1944年、23歳の時にカール・ベームの招きでウィーン国立歌劇場と契約、戦
後にメキメキと頭角を現し、1950年代から1970年代まで広く活躍しました。
1983年に舞台から引退。ソプラノながらメッゾもよく歌い、ことに「バラの
騎士」のオクターヴィアンは彼女の最大の当たり役。このCD2枚には、1950年
から1972年まで、20年以上の録音を収録。ケルビーノ、オクターヴィアン、
作曲家といった彼女の得意の役から、伯爵夫人、元帥夫人といったより成熟
した役、エリザベッタ、蝶々さん、トスカといったイタリアオペラのヒロイ
ン、さらにイェヌーファやタチアーナといったスラヴ系のオペラまで、ユリ
ナッチの芸の幅の広さには、改めて驚かされます。指揮者は、ウィーン国立
歌劇場だけに、カラヤン、ベーム、クナッパーツブッシュ、クリュイタンス、
マタチッチら、大変豪華。ユリナッチのファンはもちろん、ユリナッチをよ
く知らない人にもお勧めです。



<Profil>
PH 07011 \2180
ブルックナー:交響曲第6番イ長調
ベルナルト・ハイティンク(指)ドレスデン・シュターツカペレ
録音:2003年11月3日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
ハイティンク&ドレスデンによるブルックナー第6番。ようやく正規盤でのリ
リースが実現致しました。確かな耳を持つProfilレーベルの主宰ギュンター・
ヘンスラー氏がアーカイヴのテープを聴きリリースを即決したというのも頷け
る内容です。ハイティンクにとって第6番はこれまでのところ70年のセッショ
ン録音に次いで2種目。現在では桂冠指揮者のポストにあるロイヤル・コンセ
ルトへボウ管とともに、キャリアの若い時期に完成させたこの全集によって、
以後ブルックナー指揮者としての確固たるポジションを築いてゆくことになり
ます。当アルバムは急死したシノーポリの後を受け、ハイティンクがドレスデ
ン国立歌劇場音楽監督に就任した翌年に行なわれたコンサートを収めたもの。
ヨーロッパの伝統を体現した最高の楽器との呼び声高いオケを得たことで、
より大きく魅力が開花しています。いったいどうすればこんな音が出せるのか
というほど、ニュアンスいっぱいのオーボエ・ソロが紡ぎ出す哀感がたまら
ないアダージョ。しなやかで潤いいっぱいの弦の美しさや、分厚いブラスの
音。ここを聴いただけでも、これをハイティンク&ドレスデンの最上の仕事
に数えることに何のためらいもありません。





<BIS>
BIS SA 1519(SACD-Hybrid) \2380
シューマン:
(1)交響曲第2番ハ長調 Op.61
(2)交響曲第4番ニ短調 Op.120(原典版)
(3)「ゲーテのファウストからの情景」序曲
(4)序曲「ジュリアス・シーザー」Op.128
トーマス・ダウスゴー(指)スウェーデン室内管
期待の俊英トーマス・ダウスゴー、BIS初登場です。ダウスゴーとスウェーデ
ン室内管といえば、SIMAXレベールに録音したベートーヴェンの交響曲全集が
高い評価を受けていますが、今回はシューマン・シリーズ。第4番は原典版に
よる演奏なうえ、あまり聴く機会のない序曲も含まれていて貴重。小編成で
透明なサウンドを持つスウェーデン室内管の響きが、「灰色の管弦楽法」と
評されるシューマンのイメージを一新させます。

BIS SA 1505(SACD-Hybrid) \2380
音楽と甘美な詩-1600年頃の歌とリュート独奏曲
(1)ジョンソン:アルメン/五尋の深みに/パヴァン
(2)モーリー:ティルシスとミルラ/悲しみよ来たれ
(3)ダウランド:訴えるべきか、慈悲を請うべきか/行け、透き通った涙よ、
言葉で心を動かしてみようか
(4)カプスベルガー:トッカータ
(5)ディンディア:あの真っ赤な薔薇/私の涙の海から
(6)ヒューウェット:ファンタジーア
(7)シンメルプフェニック:懐かしい昔
(8)シュッツ:神よ、われを助けに急ぎたまえ
(9)ゲドロン:人間よ、嘆くのはやめなさい
(10)ボエセ:フィリスは呑気者
(11)ムリニエ:穏やかな暗い夜
エマ・カークビー(Sop)、ヤコブ・リンドベルイ (Lute)
来る2月に来日ツアーが予定されているカークビーとリンドベルイ。公演曲と
非常に重なるアルバムが登場します。プログラムも魅力的ながら、注目なの
はリンドベルイの用いているリュート。16世紀前半の作らしく、保存の難し
いこの楽器としては、使用可能な最古のものとされます。ルターの宗教改革
期の音を聴くことができます。

BIS SA 1473(SACD-Hybrid) \2380
ベートーヴェン:ピアノ独奏曲全集 Vol.4
(1)ピアノソナタ第12番変イ長調 Op.26 
(2)同第13番変ホ長調 Op.27の1 
(3)同第14番嬰ハ短調 Op.27の2「月光」 
(4)同第15番ニ長調 Op.28
ロナルド・ブラウティハム(フォルテピアノ)
欧米で絶賛されているブラウティハムのベートーヴェン第4弾。今回は「月光」
を含む幻想曲風の2曲が含まれているのに注目。フォルテピアノによる清新な
解釈は新たな発見も多く、目からウロコが落ちる連続です。

BIS 1312 \2250
エイヴィン・グローヴェン:
(1)「ヒャラル・リョド」序曲 Op.38 
(2)交響曲第1番「山脈に向いて」Op.26 (1938)  
(3)ノルウェー交響舞曲第1番 Op.43 (1956) 
(4)同第2番 Op.53 (1967)
エイヴィン・アードラン(指)スタヴァンゲルSO
エイヴィン・グローヴェン (1901-1977)はノルウェーの作曲家にして民族音楽
学者。民俗音楽の豊かな伝統を持つ地方に生まれ育ち、民俗楽器も巧みに演奏
しました。作曲家としてはあまり顧みられていませんが、その作品は民謡本来
の旋律的・リズム的性格を保ちつつも、独自の和声的な音楽を展開していて興
味津々、北欧音楽ファンは無視できません。

BIS NL 5030 \2250
スンドの響き-男声合唱編曲集
ラヴィアンローズ、ラ・クカラチャ、ロンドンデリーの歌、
バークレー広場でナイチンゲールが鳴くほか
ロベルト・スンド(指)オルフェイ・ドレンガル男声Choほか
スウェーデンを代表する男声合唱団オルフェイ・ドレンガル。力強くて透明
なアンサンブルが魅力ですが、ここでは世界各国でポピュラーな曲をスンド
の編曲で披露しています。聴きものは日本でもおなじみのメキシコ民謡「ラ
・クカラチャ」。私達が通常聴くものとは随分印象が異なりますが、こうい
う歌い方もなかなかオツです。




<Praga Digitals>
PRDDSD 250233(SACD-Hybrid) \2580
モーツァルト:ピアノ三重奏曲全集Vol.2
(1)ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調 K.502
(2)同第7番ト長調 K.564
(3)同第1番変ロ長調 K.254(ディヴェルティメント)
プラハ・グァルネリ・トリオ
SACDハイブリッド盤。好評の第1集(PRD/DSD.250226)に続く第2弾。未完成
の第2番を除けば、これで全集となります。弦の国・チェコならではの艶のあ
る美しさが独特。優雅なひとときを楽しめます。




<COVIELLO>
COV 30614(SACD-Hybrid) \2180
ブルックナー:交響曲第3番ニ長調第1稿(ノヴァーク版)
アーヘン交響楽団 
マルクス・ボッシュ(指)
録音:2006年5月6日(ライヴ)アーヘン、聖ニコラウス教会
ドイツ有数の古都アーヘンにそびえる大伽藍、聖ニコラウス教会でのライヴ
録音。第8番(COV30301)、第7番(COV30405)、第5番(COV30509)に続いて第3番
が登場します。ドイツ最古のオーケストラのひとつアーヘン響は、R. シュト
ラウス、ワインガルトナー、ムック、プフィッツナー、クレメンス・クラウ
スそしてカラヤンが関わりを持った名門楽団。大聖堂の豊かな残響に包まれ
て聴く音楽格別の美しさ。音楽総監督を務めるドイツ期待の指揮者、マルク
ス・ボッシュも手兵アーヘン響を率いて若々しさに満ち溢れた見事な演奏を
聴かせてくれます。

COV 40611(SACD-Hybrid) \2180
ささやかな贈り物-イギリス・アメリカの作曲家による合唱曲集
コープランド:
アメリカの古い歌より-”ささやかな贈り物”(男性合唱とピアノのため)
ブリテン:
聖セシリア讃歌 作品27、若者マスグレーブとバーナード夫人のバラード(男
性合唱とピアノのため) 
民謡編曲集より(男性合唱、ピアノと打楽器のため)-美しいマリー伯爵、サリ
ーの園、リヴァー・クロムウェル
ティペット:5つの黒人霊歌 - オラトリオ《我らが時代の子》より
コープランド:
アメリカの古い歌より-“船乗りの踊り”、“ペテン師”、私は町から猫を連
れてきた“(男声合唱とピアノのため)
バーバー:アニュスデイ 作品11 ランドール・トンプソン:アレルヤ 
バーバー:ストップ・ウォッチと地形地図
コープランド:
アメリカの古い歌より-”ささやかな贈り物”(女性合唱とピアノのため)
ベルリン放送合唱団 
サイモン・ハルゼー(指)
フィリップ・マイヤーズ(P)




<VIRGIN CLASSICS>
★中止になっていた以下の4点の再登場です。
VB-5457272 \980
「ドゥシャーブル/リサイタル」
J.S.バッハ/ドゥシャーブル編:
コラール「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」
シチリアーナ ト短調-フルート・ソナタBWV1031
アダージョ-オルガン・トッカータ イ短調BWV564
コラール「主よ、人の望みの喜びよ」-カンタータBWV147
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op13「悲愴」
エリーゼために
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2「月光」
スカルラッティ:
ソナタ 二短調K141
ソナタ ハ長調K132
ソナタ ト長調K13
モーツァルト:幻想曲二短調K397
フランソワ=ルネ・ドゥシャーブル(ピアノ)

VBDW-5615072 2枚組 \1450
マーラー:交響曲第5番
フィンランド放送交響楽団、
ユッカ=ペッカ・サラステ指揮
さすらう若人の歌
アン・マレイ(メゾ・ソプラノ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、
アンドルー・リットン指揮
子供の魔法の角笛
トーマス・アレン(バリトン)、アン・マレイ(メゾ・ソプラノ)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、
チャールズ・マッケラス指揮

VBDW-5621122 2枚組 \1450
カセドラル・ヴォイスVol.2
ロッティ:十字架にかけられ(10声)
タヴァナー・コンソート、パロット指揮
モンテヴェルディ:「倫理的・宗教的な森」より
カークビー他、パロット指揮
パーセル:「メアリー女王の葬送音楽」より
チルコット他、レッジャー指揮
ヘンデル:司祭ザドク
キングズ・カレッジ合唱団他、レッジャー指揮
剣を腰につけよ-「サウル」より
レッジャー指揮 他 全33曲

VBDW-5615972 2枚組 \1450
ノクチュルヌVol.2
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番−第2楽章
テツラフ(ヴァイオリン、指揮)
シューベルト:八重奏曲ヘ長調−第2楽章
ナッシュ・アンサンブル
メンデルスゾーン:交響曲第4番「イタリア」−第2楽章
マッケラス指揮
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ−第2楽章
テツラフ(ヴァイオリン)他
リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード−若き王子と王女
リットン指揮 他全21曲




<ORFEO>
ORFEOR 680062 2枚組 \3960
メルカダンテ:「誓い」
プラシド・ドミンゴ(T ヴィスカルド)
アグネス・バルツァ(Ms ビアンカ)
マーラ・ザンピエーリ(S エライーザ)
ロバート・カーンズ(Br マンフレード)
ほか
ゲルト・アルブレヒト(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1979年9月9日,ウィーン国立歌劇場(演奏会形式)
ドミンゴ、バルツァ、ザンピエーリという豪華キャストで珍しいオペラ。
サヴェリオ・メルカダンテ(1795-1870)は、ロッシーニ(1792年生まれ)と
ドニゼッティ(1797年生まれ)とほぼ同世代、ドニゼッティが1838年にパリ
に移ってから、ヴェルディの人気が不動になるまでは、イタリアのオペラ界
は彼が天下を取っていた大御所でした。またメルカダンテは、フランスのグ
ランドオペラの手法をいち早くイタリアオペラに取り入れた改革者としても
知られ、ヴェルディがそこから多くを学んでいることでも有名です。「誓い」
は、1837年にスカラ座で初演された、メルカダンテの代表作。エライーザは
ヴィスカルドを愛しているが、彼は人妻ビアンカを愛しており、彼女の夫マ
ンフレードは嫉妬、一方ビアンカはかつてエライーザの父の命を救った恩人
だった、という複雑な人間関係の中、エライーザはビアンカを助け死んでし
まう、という波乱万丈の話。これは1979年9月の、ウィーン国立歌劇場での
演奏会形式の上演のライヴ。驚くほど瑞々しいドミンゴとバルツァはもちろ
ん、この前年にスカラ座の「仮面舞踏会」でセンセーションを巻き起こした
ザンピエーリと、実に充実したキャスト。さらにご存知アルブレヒトの引き
締まった音楽によって、メルカダンテのオペラが生き返っています。





<ALPHEE>
ALPHEE 9810010 \2250
ショパン:
(1)4つの即興曲
(2)舟歌 嬰ヘ長調Op.60
(3)スケルツォ第1番ロ短調Op.20
(4)12の練習曲Op.25(全曲)
フィリップ・ジュジアーノ(P)

ALPHEE 9703008 \2250
ショパン:
(1)24の前奏曲Op.28
(2)ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
フィリップ・ジュジアーノ(P)

ALPHEE 0401016 \2250
ラフマニノフ:
(1)練習曲集「音の絵」Op.33
(2)練習曲集「音の絵」Op.39
フィリップ・ジュジアーノ(P)
2006年11月にトッパン・ホールで行なわれたリサイタルでも得意のショパン・
プログラムで聴衆をとりこしたジュジアーノ。1993年より始まった来日公演
を通して、また新たにMIRAREからもアルバムがリリースされるなど、ますま
す目が離せないピアニストのひとりとなっています。
彼は1990年第12回ショパン国際ピアノ・コンクールで最年少入賞(当時17歳)
を果たし、続く1995年の第13回同コンクールではアレクセイ・スルタノフと
ともに第2位(最高位)を得たことで一躍その名を知られるところとなりまし
た。コンクール本選でも絶賛されたというエチュードをはじめとしたショパ
ン。華麗なテクニックで鮮やかに描き切ったラフマニノフ。いずれも今後の
さらなる飛躍を実感させる注目の内容です。
フィリップ・ジュジアーノ…1973年フランスのマルセイユ生まれ。マルセイ
ユ国立音楽院でオディル・ポアソン、ピエール・バルビゼ両教授に師事。さ
らにパリ国立音楽院ではジャック・ルヴィエに師事、16歳で満場一致のプル
ミエ・プリを得て卒業。93年には奨学金を得て、ザルツブルクのモーツァル
テウム音楽院でカール・ハインツ・ケマリングに師事。89年から93年には毎
年1ヶ月間「オランダ音楽セッション」においてヤン・エキエル教授(20世紀
を代表するショパン研究家、ピアニスト。ポーランドの国家事業ショパン・
ナショナル・エディションの校訂者として知られる)にも師事しています。




<Opus蔵>
OPK 7030 \2250
チャイコフスキー:
(1)交響曲4番ヘ短調Op.47 
(2)眠りの森の美女より
カラヤン(指)フィルハーモニアO
音源 初期英Columbia LP 33CXシリーズ使用(1952録音)
前回の第5番に続きカラヤンが多く録音を残した第4番の最初の録音です。
ホルンがマイクに入りやすくするため指揮者の後に背中を向けて並んで録音
したとのこと。「イギリスのオーケストラの持つ品格と風合いを活かしなが
ら、カラヤンは氷上を滑りぬけていくような快速のスピード感と鮮やかさで、
泥臭くない、洗練されたチャイコフスキー演奏をここで聴かせている。第3楽
章のピツィカートの連続から、第4楽章の息をつかせぬ畳みこみの迫力には、
その特長がよく出ている。後年のベルリン・フィル盤はもっとオーケストラ
が重いし、最晩年のウィーン・フィル盤ではカラヤンの緊張が途絶えがちに
なる。それぞれ、よくもわるくも録音時点でのカラヤンの音楽を端的に示し
た盤なのだが、このフィルハーモニア盤の颯爽たる演奏は、45才のカラヤン
の才気を見事に捉えたものと言えるだろう。」(山崎浩太郎)

OPK 7031 \2250
レオポルド・ウラッハのモーツァルト
モーツァルト:
(1)クラリネット協奏曲K622
(2)クラリネット五重奏曲K581
(1)カラヤン(指)ウィーンPO (2)シュトロス四重奏団
音源 私家版SP, ベルテルスマンLP
オーパス蔵としてもモーツァルト生誕250年にあたって何かと思いましたがウ
ラッハに落ち着きました。どちらもウェストミンスター盤が有名でその前に
録音されたものは評価も購入も後回しにされる傾向があります。そこでマイ
ナーレーベルの特権を(面子が要らない)利用して2つの録音を一緒にまとめま
した。協奏曲もロジンスキー盤よりいいと思っています。いかがでしょう。
(レーベル・オーナー 相原氏談)

OPK 2065 \2250
ベートーヴェン:
(1)フィデリオ序曲Op.72 
(2)トリプル・コンチェルトOp.56
(3)ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.39
ワインガルトナー(指)
(1)ロンドン・フィル(1938)
(2)R オドノポソフ(Vn) S アウベル(Vc) A モラレス(Pf) ウィーンPO
(3)マルグリット・ロン(Pf) パリ音楽院管弦楽団(1940)
日本盤、アメリカ盤、フランス盤SPより復刻
ワインガルトナーのベートーヴェンを聴くと、ベートーヴェンはこのように
演奏していたのではないかと思ってしまいます。今回は協奏曲を中心とした
ものです。「これらの演奏に関して感じられるとても大切なことは、これら
は、レコードが今のように大量消費財ではなく、まだ音楽家達が演奏してい
る音楽に没頭できた時代のものだということです。恐らく、これらの録音は、
私たちがすばらしいクラシック音楽がただの娯楽の一形態ではなく、道徳的
な力であった日々を思い起こさせるものなのです。」
(Ralph Steiberg, New York ライナーノートより)




<Altus>
ALT 138/9 2枚組 \3900
ブルックナー:交響曲第5番
セルジュ・チェリビダッケ(指)ミュンヘン・フィルハーモニー管
録音:1986年10月22日東京サントリーホール
梶本音楽事務所 アルトゥス共同企画
スケール、音質、テンポとあらゆる面で既出演奏を大きく上回り伝説となっ
たサントリーでのブル5がついに正規で発売。しかも海賊盤もさすがにこの演
奏だけはでていなかったと思われます。また1986年はサントリーホールの開
館の年でもあり、ヨッフム、コンセルトヘボウも来日して名演のブルックナ
ー7番(ALT015/6)を残し当時チェリかヨッフムかと大いに世間を騒がしま
した。そのチェリのブルックナー5番がまさかのCD化でチェリの御令息イオア
ン総裁も激賞で、チェリのテンポに言及した素晴らしい一文を解説によせて
おり必読。音楽評論界穏健派の重鎮岡本稔氏も「これほど再現性の高いチェ
リビダッケの録音は数少ないというのが率直な印象だ。ここに真のチェリビ
ダッケの芸術と呼ぶにふさわしい音の記録が残されている」と手ばなしの模
様でございます。




<GRAND SLAM>
GS 2018 \2250
(1)フランク:交響曲ニ短調
(2)ワーグナー:歌劇「タンホイザー」序曲
(3)リスト:交響詩「前奏曲」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:(1)1953年12月14、15日(2)1952年12月2、3日
(3)1954年3月3、4日以上すべてウィーン・ムジークフェラインザール
使用ソース:
(1)London LL 967(イギリス・デッカによる片面テスト・プレスU.K. Decca
single sided test pressing)
(2)(3)HMV(U.K.) ALP 1220
制作者より
フルトヴェングラーは晩年、英デッカと契約を結びましたが、LP用に残され
た録音はフランクの交響曲ニ短調のみにとどまりました。この録音はフルト
ヴェングラーの生の音に最も近いとも言わるほど鮮明な音質で知られていま
すが、このCDでは英デッカがアメリカ・ロンドンのために制作した片面カッ
ティングの2枚組テスト・プレスLPから復刻しています。片面プレスのLPは通
常の両面プレスよりも制約が少ないために情報量が多く、当時のオリジナル
・マスターに最も近い音とも言えます。しかも入手したテスト・プレス盤は
1枚目が新品同様、そして2枚目は封印されたままの新品という、復刻の素材
としてはこれ以上は望めないものです。
このフランクのセッションの直前、フルトヴェングラーはウィーン・フィル
の定期公演(1953年12月12日、13日)で、このフランクと当時にワーグナーの
「タンホイザー」序曲を指揮しているので、カップリングにはHMVの同序曲
(1952年)を組み合わせました。また、その「タンホイザー」と同じLPに収
録されているリストの交響詩「前奏曲」も収録されますが、これは約15分の
曲をゆったりとLP片面にカッティングしているため、フランク同様、異様な
までに生々しい音質を誇ります。
解説書の内容
収録されている3作品の初出時の批評(英グラモフォン誌、抜粋)を邦文訳で
掲載します。あとは制作手記を少々。(平林 直哉)
おことわり:LPよりの復刻ですので、LP特有のノイズが混入します。




<DYNAMIC>
DYNDVD 33496(DVD-Video) \3780
字幕:伊独仏英西
ヴェルディ:「エルナーニ」
マルコ・ベルティ(T エルナーニ)
カルロ・グエルフィ(Br ドン・カルロ)
ジャコモ・プレスティア(Bs シルヴァ)
スーザン・ネヴィス(S エルヴィーラ)
ほか
アントネッロ・アッレマンディ(指)
パルマ・レージョ劇場管弦楽団,合唱団
演出&衣装:ピエーラリ
パルマでの「エルナーニ」が映像で発売です。演出のピーエラリ(本名はピ
エールルイージ・ピエーラリ)はフィレンツェ生まれの演出家。シャイー時
代のボローニャ歌劇場で活躍した人。このパルマの舞台では、極めてヴェル
ディらしい重厚な舞台を作り上げています。歌手は、マルコ・ベルティ、ス
ーザン・ネヴィス、ジャコモ・プレスティア、カルロ・グエルフィと、いず
れも各地で引っ張りだこの逸材たち。そしてイタリアオペラの次世代の巨匠
と評価うなぎのぼりの指揮者アントネッロ・アッレマンディの音楽も見事。
《エルナーニ》の熱気溢れる世界を楽しめます。

DYNDVD 33508(DVD-Video) \3780
字幕:仏英独伊西
マスネ:「シェリュバン」
ミシェル・ブリート(Ms シェリュバン),
パトリツィア・チョーフィ(S アンソレイヤード),
カルメラ・レミージョ(S ニーナ),
ジョルジョ・スーリアン(Bs 哲学者),他
エマニュエル・ヴィヨーム(指)
カリアーリ歌劇場管弦楽団,合唱団
演出:ポール・カラン
収録:2006年1月
CD(CDS 508)で発売されていた、カリアーリ歌劇場でのマスネの珍しいオペ
ラ「シェリュバン」が映像で発売!「シェリュバン」は1903年に初演された
オペラで、シェリュバンとは、モーツァルトの「フィガロの結婚」のケルビ
ーノのこと。少年だった彼が17歳になった時の、青年に足を踏み入れ始めた
頃の恋の物語です。演出は、今年6月のボローニャ歌劇場日本公演でもヴェル
ディの「トロヴァトーレ」で個性を発揮しいていたポール・カラン。すっき
りした中に、マスネらしいお洒落な雰囲気を醸した良い舞台です。シェリュ
バン役はミシェル・ブリート、2005年4月に新国立劇場の「フィガロの結婚」
でケルビーノを歌って好評を博した南アフリカ出身のドイツのメッゾソプラ
ノ。さらに、アンソレイヤードにパトリツィア・チョーフィ、ニーナにカル
メラ・レミージョ、哲学者にジョルジョ・スーリアンと、歌の面でも高水準。
エマニュエル・ヴィヨームの指揮も、マスネの味わいを見事に引き出してい
ます。フランスオペラを愛する人には大推薦のDVDです。

CDS 526 2枚組 \3760
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」
マリアンナ・ピッツォラート(Ms イザベッラ) 
マキシム・ミロノフ(T リンドーロ)
マルコ・ヴィンコ(Bs ムスタファー) 
ブルーノ・デ・シモーネ(Bs タッデーオ)
バルバラ・バルニェージ(S エルヴィーラ) 
ホセ・マリア・ロ・モナコ(Ms ズルマ)
アレックス・エスポージト(Bs アリ)
ドナート・レンゼッティ(指)
ボローニャ市立歌劇場管弦楽団、プラハ室内合唱団
録音:2006年8月12,15,19日,ペーザロ
DYNAMICがお届けする、ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァルのシリーズ、
新刊です!なんとつい数ヶ月前の最新録音。「アルジェのイタリア女」です。
このオペラの新録音自体久々のものですが、加えて歌手が皆新鮮ピチピチ。
マリアンナ・ピッツォラートは、2004年にカサロヴァの代役で「タンクレー
ディ」のタイトルロールに抜擢、大成功を収めたシンデレラ・ガール。マキ
シム・ミロノフは、10月に藤原歌劇団の「ランスへの旅」で話題となったロ
シアのテノール。マルコ・ヴィンコも、2003年に藤原歌劇団の「イタリアの
トルコ人」で大好評を博したバス。この三人はいずれもまだ若い歌手で、こ
うした才能を積極的に発掘するこのフェスティヴァルの意欲がズバリと当た
っています。そこに、ベテランのブルーノ・デ・シモーネがタッデーオ役で
加わって、存在感を出しています。ロッシーニの大御所、レンゼッティの指
揮にボローニャのオーケストラと、バックも万全。第2幕のリンドーロのアリ
アは、ロッシーニが新たに書き直したものを使用しています。
なお、DVDでの発売が予定されています。

CDS 520 \1950
カヴァッリ:
5つのラウダーテのヴェスプロ
8声のカンツォーナ
「喝采せよ」(3声)
「神よ、お恵みを」(3声)
6声のマニフィカト
「主をほめ讃えよ」(8声)
「エルサレムよ、主をほめ讃えよ」
ブルーノ・ジーニ(指)クレモナ・モンテヴェルディ合唱団
アンサンブル・ド・サックブティエ、ほか
録音:2006年5月11-14日
モンテヴェルディの後継者として知られるヴェネツィアの作曲家、カヴァッ
リの宗教曲集。いずれもモンテヴェルディの衣鉢を継いだ名曲です。ブルー
ノ・ジーニは、スカラ座少年合唱団を指導していたこともある合唱のプロ。
2000年にクレモナのモンテヴェルディ合唱団の芸術監督に就任、精力的に活
動しています。





<Triolila>
7427 99022 \2080
J.S.バッハ:
(1)トッカータとフーガニ短調 
(2)小前奏曲 ハ短調BWV.999 
(3)「マタイ受難曲」-「神よ、哀れみたまえ」
(3)平均率第1巻-前奏曲第2番ハ短調、前奏曲第1番ハ長調 
(4)G線上のアリア
(5)ハ短調の前奏曲による幻想曲
(6)クリスチャン・バッハ:ヴィオラ協奏曲より
アンジェリカ・アクバル(Pf)、エルカン・イルマク(ネイ)、
ミシルリ・アーメト(ダルブッカ、カホン)他にサズ、コブス等の中近東の
楽器多数
おなじみの「トッカータとフーガ」がピアノで響き始めるとすぐに打楽器が
響き始めてベリーダンサーが眼前で踊り始めるイメージが・・・。大バッハ
の超有名曲に多種多様な民族楽器がからまってワールドミュージックの世界
に。「絶世の美女」と呼びたい、アンジェリカ・アクバルはモーツァルトの
交響曲も、バッハの偉大な音楽も山奥の羊飼いの歌もインドのラーガもクロ
アチアの舞踊もそれらはみんな一つのものと信じてこのアルバムを制作した。




<Profil>
PH 07012 2枚組 \4250 番号変更 PH 07004
(1)マーラー:交響曲第9番ニ長調
(2)R.シュトラウス:交響詩「死と変容」Op.24
ジュゼッペ・シノーポリ(指)ドレスデン・シュターツカペレ
録音:(1)1997年4月6-8日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
(2)2001年1月10、11日ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
2001年4月20日、ジュゼッペ・シノーポリは「アイーダ」の演奏中に心臓発作
で倒れ、そのまま帰らぬ人となりました。ドラマチックな最期を遂げた彼を
語る上で、まず真っ先に思い起こされる究極のレパートリーといえば、当時
の手兵フィルハーモニア管と作り上げた全集録音(85-94年)と続くドレスデ
ンとの「大地の歌」(96年)で知られるマーラーをおいてほかにないでしょ
う。スタジオ盤より3年あまりを経ての第9交響曲。1992年以来首席指揮者を
務めたドレスデン国立歌劇場管とのライヴは、極端なテンポ・ルバートを基
調とした主情的なアプローチがいっそうの深化を遂げ、えもいわれぬ耽美的
世界が繰り広げられています。トロけるような官能と陶酔。93年録音との端
的な違いの顕れとしては、第1楽章がおよそ5分、アダージョも2分以上と、す
べての楽章の演奏時間が拡大した結果、全曲が10分近くも長くなっているこ
とが挙げられます。
いっぽう、当楽団ととりわけゆかりの深いシュトラウスはシノーポリが世を
去る3ヶ月前のもの。いくつかのオペラや「英雄の生涯」「アルプス交響曲」
など主要な管弦楽作品を録音している当コンビですが、「死と変容」はこの
顔合わせでは初めて。なるほど「シュトラウスのオケ」ドレスデン。こちら
も匂い立つような色気がそこかしこに充満して、浄化の動機が歌われるあた
り時に退廃的な美を醸し出して替え難い魅力です。
いずれにしてもシノーポリのアクの強さもさることながら、“どこまでも精
緻で表情も濃厚”、このオケの底知れぬポテンシャルにはまったく驚かされ
ます。
ここに聴く内容から想像するに、シノーポリ&ドレスデンはまだまだ恐ろし
く凄絶な音楽をやってのけたであろうはずで、突然の死が惜しまれてなりま
せん。
(マーラー)
[シュターツカペレ・ドレスデン / 97年ライヴ]
I.32’51”+II.16’54”+III.14’12”+IV.28’18”(※実測値)
[フィルハーモニアO. / 93年]
I.28’05”+II.15’08”+III.13’14”+IV.25’50”
(死と変容)
[シュターツカペレ・ドレスデン / 01年ライヴ]26’27”(※実測値)
[ニューヨーク・フィル / 87年]28’22”




<ORFEO>
ORFEOR 714061 \1980
“インゲ・ボルク”
ベートーヴェン:「フィデリオ」から
アルトゥール・ローター(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団
録音:1951年12月,ベルリン
メノッティ:「領事」(ドイツ語)から
アルトゥール・ローター(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団
録音:1951年12月,ベルリン
ウェーバー:「オイリアンテ」から
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)フィレンツェ五月祭管弦楽団
録音:1954年5月8日,フィレンツェ
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」から
ジャン・フルネ(指)モンテカルロ歌劇場管弦楽団
録音:1955年,モンテカルロ
ヴェルディ:「アイーダ」(ドイツ語)から
ハンス・ミュラー=クライ(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
録音:1953年7月10日,シュトゥットガルト
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」から
リチャード・タッカー(T シェニエ) 
カート・ハーバード・アドラー(指)管弦楽団
録音:1954年,ハリウッドボール
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」(ドイツ語)から
ピアノ伴奏
録音:1943年,ルツェルン
ミレッカー:「ドゥバリー」から
レハール:「エファ」から
アレクサンダー・クランハルス(指)チューリヒ・トーンハレ管弦楽団員
録音:1938年,チューリヒ
エルヴィン:容易じゃないわ
録音:1936年5月15日,ウィーン
インタビュー
録音:2006年9月18日,シュトゥットガルト
インゲ・ボルクは、1921年マンハイム生まれのドラマティック・ソプラノ。
一家はユダヤ系の大商人で、第二次世界大戦中はスイスに移住。1951年、バ
ーゼルでのメノッティの「領事」でデビュー、その成功によってウィーンや
ベルリンでも歌うようになりました。とりわけR.シュトラウスのヒロインで
成功を収め、サロメ、エレクトラ、ヘレナ、皇后、バラクの妻などで絶賛さ
れました。さらに、ワーグナーをはじめとする諸々のドイツオペラはもちろ
ん、イタリアオペラでも人気を博しました。このCDには、彼女のキャリアの
初期、1950年代前半の録音が中心になっています。さらに、女優を目指して
いたという十代の頃のミュージカルナンバーやオペレッタの歌、そして2006
年の肉声と、たいへん充実した内容です。




<harmonia mundi FRANCE/JVC>
JMXR 24200 \3180
日本語解説・帯付
2chオリジナルマスター使用
「古代ギリシャの音楽」
序奏,「オレステース」のスタシモン,コントラポリノポリスの器楽曲断片,
デルポイのアポロン讃歌 第1,テクメッサの嘆き,パピルス・ウィーン29825,
太陽神への讃歌,ミューズ(ムーサ)への讃歌,ネメシスへの讃歌,パピルス
・ミシガン,アエナオイ・ネフェライ(不断に流れる雲),セイキロスの墓
碑銘,パイアン,ベレルマンの無名氏,ピュティア祝勝歌 第1,パピルス・
オクシュリンコス,オクシュリンコスのキリスト教賛美歌,ホメロスの讃歌,
パピルス・ゼノン・カイロ断片,テレンティウス「義母」第861行,
「道徳詩」第1歌 第11-12行(ミーニュ版教父全集37,523:f),デルポイの
アポロン讃歌 第2,パピルス・オスロ1413 A/B,終奏
グレゴリオ・パニアグワ(指)アトリウム・ムジケー古楽合奏団
録音:1978年6月 / xrcdリマスタリング:2006年11月25日
ずば抜けた優秀録音と独特の音響世界とでハルモニアムンディ・フランスの
大ベストセラー、もはや説明不要という名盤中の名盤「古代ギリシャの音楽」
がXRCD化!アナログ盤初出時に、今は亡きオーディオ評論家長岡鉄男氏も絶賛
していたあの録音です。
聴き比べの楽しみこそオーディオの醍醐味。通常盤(HMA.1951015)でも十分
に録音の素晴らしさを確かめられますが、それはそれ、より良い音で楽しみた
いというのがオーディオ・ファイルの見果てぬ夢。XRCDで聴くと、アナログ録
音の持つ風合い・空気感がダイレクトに届きます。ぜひ、お手持ちの装置とご
自分の耳でお確かめください。
●ぞっとするほどの生々しい優秀録音。オーディオ評論家 長岡鉄男
SN比がよく、残響がすごく長く豊かで美しく、しかも直接音は鮮明で力強い。
音像の輪郭は自然、定位も自然で、音場は3次元的に深く広い。はるか彼方に
雀の声がきこえる。雀の声はアルバムを通して絶えず入っている。
Dレンジは圧倒的に広く、こんなに力感のある、厚みのある音はきいたことが
ない。ぞっとするほどの生々しさがある。こんな録音は通常の方法では不可能
である。筆者の想像では、録音場所は、人里離れた修道院の、天井の高い礼拝
堂、時間は早朝、マイクは2本、2トラックデッキ直結、リミッター、ドルビ
ー、ミキシング等いっさいなし、というのを基本にしていると思う。とにかく
すばらしい録音である。
(1980年ステレオ誌11月号より抜粋)



<Zig-Zag Territoires>
ZZT 061105 \2150
ラフマニノフ:2台ピアノ&4手のための作品集
(1)組曲第1番「幻想曲」Op.5 (1893) 1.バルカロール2.夜-愛3.涙4.復活祭、
(2)組曲第2番Op.17 (1901)1.序奏2.ワルツ3.ロマンス4.タランテラ、
(3)6つの小曲Op.11(1894)1.舟歌2.スケルツォ3.ロシアの主題4.ワルツ
5.ロマンス6.栄光
(1)I.インマゼール II.シュヴァリエ
(2)(3)I.シュヴァリエ II.インマゼール
使用楽器:
インマゼール/1897年エラール社製エクストラ・コンサート・グランド・ピア
ノ使用、
シュヴァリエ/1905製エラール社製コンサート・グランド・ピアノ使用
録音:2005年7月4-8日、11月7-8日 コンセルトヘボウ(ブルージュ)
リリースの度に注目を集め、最近ではピリオド楽器によるラヴェルの管弦楽
集(ZZT060901)で新感覚の演奏を披露したジョス・フォン・インマゼール。今
回のアルバムは、ラヴェルのアルバムでも本人所有の1905年製エラール・ピ
アノでの「左手の協奏曲」で見事な演奏を聴かせてくれたクレール・シュヴァ
リエとの、これもまたエラール製のピアノを使用したラフマニノフの2台ピア
ノと4手のための作品集。ラフマニノフはニューヨークスタインウェイのイメ
ージが強いですが、若い頃フランスではエラールを弾いたこともあったので
しょう。ここに収められている作品は演奏に使用されているエラール・ピア
ノとほぼ同時期に作曲されたもの。ラフマニノフが本来イメージした音色が
再現されているのではないでしょうか。柔らかく高音の伸びの良いエラール
の音色がこれまでの分厚いラフマニノフの演奏とは一味違った印象を与えて
くれます。壮麗で華麗な「ラフマニノフぶし」というよりも、ラフマニノフ
的な半音階進行による旋律と感情を増幅させる和音、アルペッジョやトリラ
ー風の音型など細部にこだわりを感じさせる演奏で、お互い丁寧に会話をし
ているような優しい音楽に仕上がっています。




<MIRARE>
MIR 012 \2300
パーセル:ヴィオールのためのファンタジア集
グランドによる3声のファンタジア、パヴァーヌ、3声のファンタジア、
4声のファンタジア、一音に基づく5声のファンタジア、6声のファンタジア
「イン・ノミネ」、7声のファンタジア「イン・ノミネ」 
リチェルカール・コンソート、フィリップ・ピエルロ(指&Vn)
上村かおり、ライナー・ツィッパリング、エマニュエル・バルサ、
ミエネケ・ファン・デル・ヴェルデン、ソフィア・デニズ、
フランソワ・フェルナンデス、ルイス・オクラビオ・サント、
ジョバンナ・ペシ
フィリップ・ピエルロ率いる実力派古楽集団リチェルカール・コンソートに
よるパーセルの秀作ファンタジア集。パーセルのファンタジアは英国伝統の
対位法で作られているのが特徴です。響きも派手さはなく堅実な音楽。反復
低音上に音楽が展開するグラウンドは何度も繰り返して聴きたくなる不思議
な魅力を持つ曲。フィリップ・ピエルロを筆頭にヴィオールの名手が一同に
会した、なんとも贅沢豪華なアルバムです。




<Lyrinx>
LYR 249 \2250
フランク:
前奏曲・コラールとフーガ、
オルガンのための前奏曲・フーガと変奏曲(編:ハロルド・バウアー&ソディ
・ブライデ)
オルガンのための3つのコラール(編:ブランシュ・セルヴァ)、
前奏曲・アリアと終曲
ソディ・ブライデ(P)
ソディ・ブライデは2003年リーズ国際ピアノコンクール入賞、エリック・ハ
イドシェックに見出されフランスを中心に活動している若手ピアニスト。荘
厳なオルガンの曲も彼の手にかかると、美しくピアニスティックな演奏に仕
上がっています。




<IDIS>
IDIS 6505 2枚組 \3300
チャイコフスキー:
交響曲第4番 ヘ短調 Op.36,第6番 ロ短調 Op.74 「悲愴」
シューベルト:
交響曲第5番 変ロ長調 D.485,第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
エーリヒ・クライバー(指)
ケルン放送交響楽団(「悲愴」),
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(「未完成」),
NBC交響楽団(チャイコフスキー第4番),NDR交響楽団(シューベルト第5番)
録音: 1935-1955年
エーリヒ・クライバーの指揮した、シューベルトとチャイコフスキーの録音。
ベルリン・フィルとのシューベルト「未完成」は1935年1月28日のTELEFUNKEN
録音。第5番は、1953年1月29日のハンブルクでのライヴ。チャイコフスキー
の第4番は1948年1月3日、ニューヨークでのライヴで、TAHRAからTAH 450で
発売されているものと同じ。「悲愴」は、1955年3月28日のケルンでの録音。

IDIS 6503 2枚組 \3300
D.スカルラッティ:
ソナタ ニ短調K.9,ハ短調K.11,ロ短調K.27,イ長調K.322
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番 ハ長調 Op.2-3
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲 イ短調 Op.35
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 Op.54,ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
シューマン:ワルツ 変ホ長調 KK.IVb-10 BI.133
ドビュッシー:ラモーを讃えて
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(P)
ヴィトルド・ロヴィツキ(指)
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
録音: 1955年3月13,27日,ワルシャワ
altara archiveから発売されていた2枚(ALT 1005とALT1007)と同内容。
35歳のミケランジェリの、悪魔的と言っても良いほどのメカニックの完璧さ
には惚れ惚れするばかりです。





<Ondine>
ODE 1089 \2080
ヨウニ・カイパイネン(1956-):
交響曲第3番 作品72 (2004)、バスーン協奏曲 作品74 (2005)
オット・ヴィルタネン (バスーン)
ハンヌ・リントゥ (指)
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
フィンランドの作曲家カイパイネン(1956-) は1990年代になって大きく作風
を変えました。21世紀初頭のカイパイネンの代表作、交響曲第3番は、弾む気
分と瞑想的な気分の交差する、長大な曲 (約46分)。バスーン協奏曲は、ホル
ン協奏曲とチェロ協奏曲第1番 (ODE 1062)、トランペット協奏曲、ギターと
弦楽のための室内協奏曲につづく新作の協奏曲。カイパイネンは、現代フィ
ンランドでもっとも多忙な協奏曲作家としての顔も持っています。

ODE 1088 \2080
きよしこの夜
オルク・ヨーゼフ・フォーグラー(1749-1814):ホサナ
シュレジェン民謡(マッティ・ヒュオッキ 編曲):この世はうるわし
カール・コッラン(1828-1871):ナイチンゲールのクリスマスの歌
マルッティ・ヘラ(1890-1965):クリスマスの奇跡
セリム・パルムグレン(1878-1951):そして、聖母マリアは幼子を抱き
ヘイノ・カスキ(1885-1957):小屋は雪の下に眠る
ミヒァエル・プレトーリウス(1571-1621):一輪のばらが咲いた
テウヴォ・ハカサロ:クリスマスの夜
ペッカ・ユハニ・ハンニカイネン(1854-1924):クリスマスツリーに挨拶を
ジャン・シベリウス(1865-1957):
クリスマスの歌「私には富も名声もいらない」作品1-4
オット・コティライネン(1868-1936):いと高きところに栄光あれ
ランドール・トンプソン(1899-1984):アレルヤ
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):クリスマスの賛美歌
フランツ・グルーバー(1787-1863):きよしこの夜
オット・コティライネン(1868-1936)(カレヴィ・アホ 編曲):
クリスマスの朝のスズメ
アハティ・ソンニネン(1914-1984):クリスマス讃歌「平和、ただ平和だけを」
ユッカ・リンコラ (1955-):
クリスマス組曲、よろこべ友よ、おそれなく、ひいらぎ飾ろう、
はじめてのクリスマス、ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス
ヘルシンキ大学男声合唱団 (YL) 
マッティ・ヒュオッキ (指)
ペルッティ・エーロラ (Org) ソイレ・イソコスキ (S)
ヘルシンキ大学男声合唱団と、フィンランドの人たちから敬愛されるソプラノ
歌手イソコスキ。伝統のキャロルと新しいクリスマスソングが歌われます。イ
ングランドとウエールズのキャロルなどを基に書かれた〈クリスマス組曲〉。
ジャズ・ミュージシャンとして知られるユッカ・リンコラがどんなプレゼント
をくれるのか。楽しみです。

ODE 1093 \2080
(1)ジャン・シベリウス:恋するもの 作品14-1、悲しい旋律 作品98b-2
(2)エルッキ・メラルティン:
劇音楽〈眠れる森の美女〉組曲 作品22-メヌエット、蝶々のワルツ
(3)エルッキ・メラルティン:森の小道にそって 作品4-1、
ハンニカイネン:平安
(4)ベルンハード・ヘンリク・クルーセル:
クラリネット協奏曲第3番 変ロ長調 作品11-アダージョ
(5)ジャン・シベリウス:
10のバガテル 作品34-ワルツ、思い出、田園舞曲、探索、竪琴弾き
(6)エイノユハニ・ラウタヴァーラ:メランコリー
(7)トイヴォ・クーラ:朝の歌、マルッティ・トゥルネン:日曜日
(8)フィンランド民謡、カレリアの丘、笛を吹く羊飼い、民族の歌、
この国・わが祖国、フィンランド、みなし児のため息
(9)ヴァイノ・ライティオ:
ハメの夏景色(1935)-夏の夜、羊飼いの歌、花の女王
(10)レーヴィ・マデトヤ:青い鳥、私の手をとって 作品9-3
(11)エルッキ・メラルティン:交響曲第1番 ハ短調 作品30-1-スケルツォ
(1)ペーテル・チャバ (指)ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ
(2)レイフ・セーゲルスタム (指)タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
(3)ソイレ・イソコスキ (S) マリタ・ヴィータサロ (P)
(4)カリ・クリーク (Cl) サカリ・オラモ (指)フィンランド放送交響楽団
(5)オッリ・ムストネン(P)
(6)レイフ・セーゲルスタム (指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管弦楽団
(7)ヨルマ・ヒュンニネン(B) ウルフ・セーデルブルム(指)
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
(8)エルッキ・ポホヨラ(指) タピオラ・シンフォニエッタ 
ヨルマ・パヌラ (編、指) タピオラ合唱団
(9)トゥオマス・オッリラ (指)タピオラ・シンフォニエッタ
(10)ヘレナ・ユントゥネン(S) グスタヴ・ユプショバッカ(P)
(11)レオニード・グリン(指)タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
フィンランドの短い夏のメランコリックで神秘的な気分に浸ることの出来る
アルバム。フィンランドのカメラマンたちが撮影した白夜の景色が16ページ。
まるで写真集のようなデジパックのブックレットに収まっています。

OCTO 412 \2080
リーロイ・アンダーソン:そりすべり、
ハワード・ブレイク:ウォーキング・イン・ジ・エアー、
マルック・ユーハンソン:
年月が速く過ぎると、民謡、毎日がクリスマス、クリスマスの輝き、
オスカル・メリカント:クリスマスがやってきた、
エーリク・リンドストレム:昨日のクリスマス、
マルック・ユーハンソン:クリスマスの星(メドレー)、
リューリ・ヴァルティオヴァーラ=カッリオニエミ:トントゥ、
ウォルター・ケント:アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス、
レイノ・マルックラ:踊るスノーマン、
リーロイ・アンダーソン:クリスマス・フェスティヴァル、
ハワード・ブレイク:ウォーキング・イン・ジ・エアー
マリ・パロ(S) ペトリ・ベクストレム(T) ラッセ・ヒルヴィ(P)
ヴァンター・ポップスオーケストラ、
ヴァンター・ポップスオーケストラ・スウィングバンド
マルック・ユーハンソン (Tp、フリューゲルホルン、指) 
ヴァンター音楽学校合唱団
イギリスの作曲家ハワード・ブレイクがTVアニメーション「スノーマン」の
ために書いた音楽からの1曲、《ウォーキング・イン・ジ・エアー》をメイン
に、ヘルシンキ国際空港のあるヴァンター市のミュージシャンたちと祝うポッ
プでハートウォーミングなひととき。ちょっとメランコリックな表情が、
フィンランドのクリスマス!




<BEL AIR>
BAC 016(DVD-Video) \4750
NTSC方式
ベルリオーズ:
(1)幻想交響曲作品14a
(2)イタリアのハロルド(ヴィオラ独奏付きの4楽章の交響曲(1834))
クリストフ・エッシェンバッハ(指)パリ管弦楽団
(2)タベア・ツィンマーマン(Vla)
エッシェンバッハ&パリ管の「幻想交響曲」、ついに映像が登場です。名手
ぞろいのパリ管による「幻想交響曲」とはなんとも贅沢なとりあわせ。各楽
章にちりばめられているソロのパートは、どれも見事。第五楽章の「怒りの
日」のチューバは壮絶なまでの迫力です。BEL AIRの高品質な映像でたのしめ
る貴重な映像といえます。また、カップリングの「イタリアのハロルド」は、
いまや室内楽、ソロ両面にひっぱりだこの名手タベア・ツィンマーマンがヴィ
オラ・ソロをつとめます。ベルリオーズはこの作品を、パガニーニに委嘱さ
れて作曲しました。オーケストラがヴィオラ・ソロを妨げることのないよう
に留意しながらも、パガニーニの技巧がくまなく発揮される華やかな技巧が
もりこまれた作品となっています。物語は、主人公のハロルドがさすらいの
旅に出て、自然、恋愛、様々な人生経験を重ねながらも最後は自暴自棄にな
って山賊の洞穴に飛び込み、壮絶な最期を迎える、というストーリー。ツィ
ンマーマンのヴィオラが時にむせび泣き、時に天地を駆け巡る様は圧巻です。
エッシェンバッハの指揮も、濃密な歌心たっぷりで、ベルリオーズの2大標
題音楽の魅力を余すところなくたのしむことができます。




<DYNAMIC>
DYNDVD 33535(DVD-Video) \3780
NTSC
字幕:伊英仏独西
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」
デジレ・ランカトーレ(S ルチア)
ロベルト・デ・ビアージョ(T エドガルド)
ルカ・グラッシ(Br エンリーコ)
エンリーコ・イオーリ(Bs ライモンド)
マッテオ・バルカ(T アルトゥーロ)
ヴィンチェンツォ・マリア・サリネッリ(T ノルマンノ)
ティツィアーナ・ファルコ(Ms アリーザ)
アントニーノ・フォリアーニ(指)
ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団,合唱団
演出:フランチェスコ・エスポージト
舞台:イタロ・グラッシ
収録:2006年10月,ベルガモ
2007年1月に来日公演の行われる、北イタリアの名門歌劇場、ベルガモ・ドニ
ゼッティ劇場。その来日演目がDVDで発売になります!これは、ドニゼッティ
最大の人気作「ルチア」。何といっても注目は、今ヨーロッパで最も注目され
ている若手ソプラノの一人、デジレ・ランカトーレの主演!ランカトーレは
1977年、シチリアのパレルモ生まれ。合唱団員だった母に学び、19歳で初舞
台に立った場所は、なんとザルツブルク音楽祭!しかも「フィガロの結婚」
のバルバリーナという21世紀に入ってから急速に名声を高め、2004年12月に
は、修復後のスカラ座の再会公演で主役を務めています。彼女の声は、密度
のある充実した声で、驚異的に高い音まで楽々出せてしまうという驚異的な
もの。コロラトゥーラも鮮やかで、最大の当たり役は「ホフマン物語」のオ
ランピア、既にDVDが2種類もある程です。ルチア役は今回が初役です。その
他、デ・ビアージョ、グラッシ、イオーリ、バルカ、サリネッリの主要歌手、
フォリアーニの指揮、エスポージトの演出は、来日公演と同じ。公演を見に
行かれる方にも、見に行かれない方にも、ぜひお勧めです!

DYNDVD 33534(DVD-Video) \4180
NTSC
字幕:伊英仏独西
ドニゼッティ:「アンナ・ボレーナ」
ディミトラ・テオドッシュウ(S アンナ・ボレーナ)
ジャンルカ・パゾリーニ(T ペルシ)
ソフィア・ソロヴィイ(Ms ジョヴァンナ)
リッカルド・ザネッラート(Bs エンリーコ)
ホセ・マリア・ロ・モナコ(Ms スメトン)
マウーロ・コルナ(Bs ロシュフォール)
ルイジ・アルバーニ(T エルヴェイ)
ファブリツィオ・マリア・カルミナーティ(指)
ベルガモ・ガエターノ・ドニゼッティ音楽祭管弦楽団,合唱団
演出:フランチェスコ・エスポージト
舞台:イタロ・グラッシ
収録:2006年10月,ベルガモ
日本にも毎年のように訪れて人気のプリマドンナ、ディミトラ・テオドッシュ
ウ、その最大の当たり役であるアンナ・ボレーナが映像に!ドニゼッティの出
世作となった「アンナ・ボレーナ」は、無実の不貞の罪で死に至るアンナ・ボ
レーナの悲劇。大変な人気作であるにもかかわらず、ヒロインのアンナに大き
な力量が問われるので、上演はあまり多くありません。しかしここ数年は、
テオドッシュウが得意として度々取り上げています。彼女は既に2000年の上演
のライヴがCDになっています(CDS370)が、それから6年、テオドッシュウの
声はますます磨きがかかっています。豊かでドラマティックな表現力を持ちつ
つ、コロラトゥーラも操れ、しかも気高く美しい。聞けば納得の出来栄えです。
パゾリーニ、ザネッラート、ロ・モナコ、コルナ、アルバーニの主要歌手、
カルミナーティの指揮、エスポージトの演出は、来日公演と同じ。「アンナ
・ボレーナ」のDVDは、20年以上前にカナダでサザランドが歌ったものがあっ
ただけでしたから、これは大歓迎。公演を見に行かれる方にも、見に行かれ
ない方にも、ぜひお楽しみに!




<naive>
V 5053 \2080
(1)ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番
(2)リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
(3)プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第1番変ニ長調op.10
リーズ・ドゥ・ラ・サール(P)
ローレンス・フォスター(指)グルベンキアン管弦楽団
(1)ガボル・ボルドツキ(Tp)
1988年生まれの美貌と才能に恵まれたピアニスト、リーズ・ドゥ・ラ・サー
ル。次なる新譜は初の協奏曲。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番では、
プラハ室内管でも活躍するトランペッター、ガボル・ボルドツキ(ソニーか
らリリースあり)がソロ・パートで演奏しているのも注目の点です。ピアノ
のパートも、シンプルな響きの中にリーズの感性がきらりと光る名演です。
リストの協奏曲も、冒頭の華々しいピアノのパッセージのものすごい迫力に
は圧倒されます。第3楽章のスケルツァンドの雰囲気も軽妙洒脱。プロコフィ
エフも、ちりばめられた技巧のひとつひとつをリーズはいとも簡単にこなし
ており、見事。指揮のローレンス・フォスターは2007年5月のN響定期でも来
日が決まっています。グルベンキアン管弦楽団は創立40年以上の中堅管弦楽
団、リーズの若き才能を好サポートしています。

OP 30432 \1550
「Vivaldi, il furioso!」
ヴィヴァルディ・エディション・ハイライト集
管弦楽曲、協奏曲、オペラからのハイライト集
「ティート・マンリオ」、「怒ったオルランド」、「オリンピアーデ」、
「狂乱を装ったオルランド」、「セミラーミデ」、
「勝利のユディータ」より、アリア
アレッサンドリーニ(指)&コンチェルト・イタリアーノほか多数の演奏家
美人モデルをジャケットに起用したナイーブの人気シリーズ、ヴィヴァルディ
・エディションのハイライト集です。オペラを全曲聴くのはちょっと・・・
という人や、声楽もの、器楽もの、いいところだけ聴いてみたい!という人
に是非おすすめしたい一枚です。




<harmoniamundi>
HMC 901958 \2250
W.A.モーツァルト:
交響曲第38番「プラハ」、第41番「ジュピター」
ルネ・ヤーコプス(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
2007年1月、ハルモニア・ムンディにはやくも超強力盤の登場です。なんとな
んとのヤーコプスによるモーツァルト交響曲。ヤーコプスというだけでも胸
踊るのに、曲は「プラハ」と「ジュピター」。「プラハ」は、「フィガロの
結婚」と「ドン・ジョヴァンニ」の作曲時期のちょうど中間に書かれており、
まさに円熟の極みの名作。冒頭の序奏部からしてイキのよさが断然違い、何
が起こるのかわくわくしてしまいます。つづく主部であらわれる様々な動機
も、まさにヤーコプス・マジック、すべての要素がくっきりといきいきと聴
こえてきます。第2楽章は、まさにモーツァルト円熟期の結晶ともいえる楽章
ですが、ヤーコプス・マジック120%炸裂、思わず息をのんで聴き入るばかり
です。そして第41番「ジュピター」。なといっても白眉は終楽章。生命力に
富んだフーガを怒涛の推進力で展開しています。どの楽章をとっても、そし
て一音一音が、ぴちぴちとした躍動感に満ちている1枚です。フライブルク・
バロック・オーケストラの奏者一人一人の集中力、そしてヤーコプスの棒の
冴え具合ともにかつてないものすごさ、絶品のモーツァルトとなっています。





<PREISER>
●Lebendige Vergangenheitシリーズ 女声篇です
PRCD 89653 \1880
マファルダ・サルヴァティーニ アリア集
ヴェルディ:「アイーダ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
プッチーニ:「蝶々夫人」,「トスカ」,「トゥーランドット」
ダルベール:「低地」,「死んだ目」、
コルンゴルト:「死の都」
ドヴォルザーク:「ルサルカ」
パチーニ:「サッフォー」
ジョルダーノ:「フェドーラ」からのアリア
マファルダ・サルヴァティーニ(S)
録音:1919-1930年
マファルダ・サルヴァティーニ(1888-1971)は、名前の通りイタリア人のソ
プラノですが、ジャン・ド・レシュケに学び、ベルリンを中心にして活躍し
ました。1926年、「トゥーランドット」のベルリン初演でタイトルロールを
歌っています。「アイーダ」,「カヴァレリア・ルスティカーナ」,「蝶々
夫人」のみイタリア語、他はイタリアオペラのアリアでもドイツ語歌唱。

PRCD 89659 \1880
アーダ・サーリ アリア集
ベッリーニ:「清教徒」,「夢遊病の女」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」、
ドニゼッティ:「ルチア」
ヴェルディ:「リゴレット」,「トラヴィアータ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
マイヤベーア:「ユグノー」,「ディノーラ」
グノー:「ファウスト」,「ロメオとジュリエット」
ビゼー:「真珠採り」、
ドリーブ:「ラクメ」
シャルパンティエ:「ルイーズ」からのアリア
アーダ・サーリ(S)
録音:1925,26年
アーダ・サーリ(1886-1968)は、本名ヤドヴィガ・サイエルというポーラン
ド人。母国でも活躍しましたが、イタリアや、ことに南米での人気が高かっ
たそうです。やや太めの声の豪快なコロラトゥーラ・ソプラノ。

PRCD 89666 \1880
リチア・アルバネーゼ アリア集 第2集
モーツァルト:「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」、
ビゼー:「カルメン」
マスネ:「マノン」、
ヴェルディ:「オテッロ」
チレーア:「アドリアーナ・ルクヴルール」
プッチーニ:
「ヴィッリ」,「ロンディネ」,「ボエーム」,「ジャンニ・スキッキ」,
「修道女アンジェリカ」,「トゥーランドット」からのアリア,場面、ほか
リチア・アルバネーゼ(S)
ヨネル・ペルレア(指)RCAヴィクター管弦楽団,他
録音:1945-1955年
リチア・アルバネーゼは1913年、南イタリアのバーリ生まれ。1934年に生地
で「ボエーム」のミミ役でデビュー。イタリアで成功を収めると、1940年に
メトロポリタン歌劇場に進出、ここで大プリマドンナとして活躍しました。
トスカニーニのお気に入りで、「ボエーム」と「トラヴィアータ」で彼女を
起用したことでも有名。声はちょっと古いタイプながら、歌いまわしはまさ
にイタリアの栄光、トスカニーニが彼女を重用したのも頷けます。余白のド
ナウディがまた最高に素晴らしい!

PRCD 89667 \1880
マリア・カニーリア アリア集 第2集
ワーグナー:「ローエングリーン」
ヴェルディ:
「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」,「運命の力」,「オテッロ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
プッチーニ:「ボエーム」,「トスカ」
ボーイト:「ネローネ」からのアリア,ほか
マリア・カニーリア(S)
ジュゼッペ・アントニチェッリ(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団
ジーノ・マリヌッツィ(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団
ウンベルト・ベレットーニ(指)管弦楽団、他
録音:1936-1953年
マリア・カニーリア(1905-1979)は、まだオペラの全曲録音が珍しかった
1940年代に、ベニアミーノ・ジーリとともにヴェルディの「仮面舞踏会」や
「アイーダ」、プッチーニの「トスカ」などを録音したプリマドンナ。ドラ
マティックで恰幅の良い声の持ち主でした。ここでは、1930年代後半から
1940年代前半の全盛期の録音が中心。加えて、1953年のボーイトの「ネロー
ネ」のアリアの貴重なライヴ録音が聞けます。

PRCD 89668 \1880
インゲ・ボルク アリア集
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ヴェルディ:「アイーダ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「エレクトラ」
シリングス:「モナリザ」
メノッティ:「領事」からのアリア,場面
インゲ・ボルク(S)
アルトゥール・ローター(指)ベルリン市立歌劇場管弦楽団
ハンス・ミュラー=クレイ(指)シュトゥットガルト放送交響楽団、他
録音:1951-55年
1950年代を代表するシュトラウス・ソプラノ、インゲ・ボルク(1921年生ま
れ)の比較的珍しい録音を集めています。「フィデリオ」のレオノーレのア
リアは、1952年3月19日のELECTOROLA録音。ドイツ語のヴェルディ「アイー
ダ」は1953年のシュトゥットガルトの放送録音。「サロメ」はライナーが指
揮したRCA録音。「エレクトラ」は1953年のヘッセン放送の録音、オレストは
フェルディナント・フランツ。「モナリザ」はPRCD 90573で全曲盤が発売さ
れているもの。ドイツ語のメノッティの「領事」は、1951年に彼女がバーゼ
ルでデビューした役で、これはその成功を受けて同じ年の12月にベルリンで
ELECTOROLAによって録音されたもの。いずれも貴重な音源です。

PRCD 89670 \1880
マリア・フォン・イロスファイ アリア集
モーツァルト:
「見せかけだけの馬鹿娘」,「救われたベトゥーリア」,「ティートの慈悲」
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」,「ドン・カルロ」,レクイエム
トーマ:「ミニヨン」
ビゼー:「カルメン」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
ワーグナー:「ラインの黄金」,「ジークフリート」からの場面
マリア・フォン・イロスファイ(Ms)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)ウィーン交響楽団
ウィルヘルム・ロイブナー(指)ウィーン交響楽団
クレメンス・クラウス(指)バイロイト祝祭管弦楽団
ヴィレム・ヴァン・ケンペン(指)
ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
録音1952-1955年
録音が極めて少なく、日本ではほとんど無名に近い状態だったハンガリーの
メッゾソプラノ、マリア・フォン・イロスファイの名前が一気に広まったの
は、1950年代のバイロイト音楽祭のライヴ録音でした。彼女の神秘的なエル
ダは、歴代のエルダの中でも最も印象的なものでした。1913年ブダペスト生
まれ。生地で学んだ後、ザルツブルクでモーツァルトを学んでいます。1940
年からハンブルクの歌劇場に属し、大戦後はドイツ語圏で活躍、バイロイト
には1953年から58年まで出演。1987年にハンブルクで亡くなっています。こ
こには1950年代のPHILIPS録音が中心となっています。

PRCD 89675 \1880
ローズ・バンプトン アリア集
グルック:「アルチェステ」
モーツァルト:「ドン・ジョヴァンニ」
ロッシーニ:「チェネレントラ」,「セミラーミデ」
ヴェルディ:「エルナーニ」,「アイーダ」
ワーグナー:「ローエングリーン」,「トリスタンとイゾルデ」
プッチーニ:「トスカ」
マスネ:「エロディアート」
ベルリオーズ:「ファウストの劫罰」
からのアリア,場面、ほか
ローズ・バンプトン(S)
ウィルフレッド・ペルティエ(指)
ヴィクター管弦楽団,RCAヴィクター管弦楽団
ウィリアム・スタインバーグ(指)
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
録音:1932-1946年
ローズ・バンプトンといえば、トスカニーニが指揮した「フィデリオ」の録音
でレオノーレを歌っているソプラノ。1907年、米国クリーヴランド近郊の生ま
れ。1932年にメトに初出演、しばらくはメッゾソプラノを歌っていましたが、
1930年代後半から徐々にソプラノ役を手がけ、1940年頃から本格的にソプラノ
に転向、ドラマティック・ソプラノとして活躍しました。このCDにもまだソプ
ラノ役とメッゾ役が混ざっています。伴奏をしているカナダの指揮者、ウィル
フレッド・ペルティエは夫。

●Lebendige Vergangenheitシリーズ 男声篇です
PRCD 89655 \1880
ヨゼフ・フォン・マノワルダ 第2集
モーツァルト:「魔笛」
ワーグナー:
「ローエングリーン」,「トリスタンとイゾルデ」,「マイスタージンガー」
「ワルキューレ」,「パルジファル」
ヴェルディ:「ドン・カルロ」
からのアリア,場面
ヨゼフ・フォン・マノワルダ(Bs)
ヨゼフ・カイルベルト(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
ハンス・ワイスバッハ(指)ライプツィヒ放送管弦楽団、他
録音:1937-1941年
ヨゼフ・フォン・マノワルダ(1890-1942)は、ウィーンを中心に活躍したバ
スバリトン。ワーグナーを得意とし、バイロイトでも、伝説的なトスカニー
ニ指揮の「タンホイザー」で領主へルマンを歌っています。1930年代の放送
録音が中心になっています。

PRCD 89657 \1880
ロバート・ウィード アリア集
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」,「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「仮面舞踏会」
「運命の力」,「ドン・カルロ」,「オテッロ」,「ファルスタッフ」
レオンカヴァッロ:「道化師」
グノー:「ファウスト」
ビゼー:「カルメン」
からのアリア,場面
ロバート・ウィード(Br)
録音1946-1954年
ロバート・ウィード(1903-1972)は、米国ボルチモア生まれのバリトン。
朗々と輝く声の優れたヴェルディ・バリトンでしたが、先輩のローレンス・
ティベット(1896年生まれ)、後輩のレナート・ウォーレン(1911年生まれ)、
ロバート・メリル(1917年生まれ)の影に隠れて高い名声は得られませんで
した。録音も極めて少なく、マリア・カラスのメキシコ公演で共演している
「アイーダ」や「トスカ」などがCDで聞けるくらい。しかし、ここでの録音、
特に「道化師」のトニオのプロローグを聞けば、彼がいかに不当に低評価に
留まっているか分かると思います。ヴェルディ・バリトン好きは必聴。

PRCD 89658 \1880
パウル・シェフラー アリア集 第2集
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ワーグナー:
「タンホイザー」,「マイスタージンガー」,「ワルキューレ」,
「パルジファル」
ヴェルディ:
「シチリアの晩鐘」,「シモン・ボッカネグラ」,「ドン・カルロ」
マイヤベーア:「アフリカの女」
オッフェンバック:「ホフマン物語」
ボロディン:「イーゴリ公」
モーツァルト:「魔笛」からのアリア
パウル・シェフラー(Br)
ヴィルヘルム・ロイブナー(指)管弦楽団
フェリックス・プロハスカ(指)ウィーン国立歌劇場管弦楽団
録音:1950,1954年
パウル・シェフラー(1897-1977)は、ザルツブルク音楽祭に1938年から1965年
まで、戦争の中断などを除くと実に25年以上毎年のように出演していたドイ
ツの名バリトン。ウィーンやメトでも活躍しました。ドレスデン生まれらし
い温かい質実剛健なドイツ精神を持ちつつ、イタリアに留学し、パレルモ生
まれのバリトン、マリオ・サンマルコに学んだ流麗な旋律美も持ち合わせて
おり、ことにザックスで絶賛されていました。ここではお得意のワーグナー
に加え、ヴェルディやオッフェンバック、さらには珍しいボロディンまで収
録。「アフリカの女」はイタリア語、「イーゴリ公」はフランス語の歌唱。

PRCD 89660 \1880
エツィオ・ピンツァ 第4集
モーツァルト:「フィガロの結婚」,「ドン・ジョヴァンニ」,「魔笛」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」
ヴェルディ:
「ナブッコ」,「エルナーニ」,「シチリアの晩鐘」,
「シモン・ボッカネグラ」,「ドン・カルロ」
グノー:「ファウスト」
トーマ:「ミニヨン」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」からのアリア,他
エツィオ・ピンツァ(Bs)
アルフレッド・ウォレンスタイン(指)RCAヴィクター管弦楽団
エーリヒ・ラインスドルフ(指)RCAヴィクター管弦楽団、他
録音:1945-1951年
20世紀前半を代表する名バリトンの一人、エツィオ・ピンツァ(1892-1957)
の、比較的後期の録音。60歳近くなっても、粋な歌いっぷりはさすがです。
1951年録音の二つのセッションが中心となっています。「魔笛」はイタリア
語の歌唱。

PRCD 89661 \1880
ジャチント・プランデッリ アリア集
ドニゼッティ:「愛の妙薬」,「ドン・パスクワーレ」,「ルチア」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ヴェルディ:「リゴレット」,「ルイーザ・ミラー」
ワーグナー:「ローエングリーン」
マスネ:「ウェルテル」,「マノン」
プッチーニ:「マノン・レスコー」,「トスカ」
アルファーノ:「復活」
からのアリア,場面
ジャチント・プランデッリ(T)
アルベルト・エレーデ(指)ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
アルジェオ・クワドリ(指)ミラノ交響楽団、他
録音:1947-1954年
ジャチント・プランデッリは1914年生まれのイタリアのテノール。繊細で優
美な声を持ったテノールで、1950-60年代に活躍、DECCAでテバルディと共演
した「ボエーム」の全曲録音もあります。このCDには、珍しい1940年代後半
から1950年代前半の若々しい声が聞けます。

PRCD 89663 \1880
ジュゼッペ・カンポーラ アリア集
ヴェルディ:「運命の力」,「ファルスタッフ」
ポンキエッリ:「ジョコンダ」
ボーイト:「メフィストーフェレ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
プッチーニ:「トスカ」
チレーア:「アルルの女」
マスカーニ:「ロドレッタ」
ジュゼッペ・カンポーラ(T)
アルマンド・ラ・ローザ・パローディ(指)ミラノ・スカラ座管弦楽団
アルベルト・エレーデ(指)ローマ・サンタ・チェチーリア音楽院管弦楽団
世の中には、運悪くメジャーになれなかった歌手が多数いますが、このジュ
ゼッペ・カンポーラ(1923-2004)もその一人でしょう。1949年、26歳の時に
「ボエーム」でデビュー、1951年にはスカラ座に初登場。その後、メトを初
めとする米国での活動が増し、1960年代以降は米国が拠点となります。力強
さと潤いのある声は大変優れたもので、イタリアのドラマティックなテノー
ルが好きなら聞く価値は大。彼の代表的録音である「運命の力」の全曲録音
からの抜粋や、1955年のDECCA録音など、カンポーラの本領が楽しめます。

PRCD 89671 \1880
マリオ・フィリッペスキ アリア集
ベッリーニ:「ノルマ」
ロッシーニ:「グリエルモ・テル」
マイヤベーア:「ユグノー」
ヴェルディ:
「トロヴァトーレ」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
プッチーニ:「西部の娘」,「トゥーランドット」
からのアリア,場面
マリオ・フィリッペスキ(T)
マリオ・ロッシ(指)RAIトリノ管弦楽団
アルジェオ・クワドリ(指)RAI管弦楽団、他
録音:1951-1956年
マリオ・フィリッペスキ(1907-1979)は、ヒロイックな声で高い音をバシバ
シ出すという、驚異的な声の持ち主。1937年にデビュー。1940年代に名声を
築き上げ、1950年代前半には押しも押されもせぬ大テノールになりました。
ヴェルディの「トロヴァトーレ」のマンリーコや、ことにロッシーニの「グ
リエルモ・テル」のアルノルドを得意として、後者は彼の看板役でした。し
かし1950年代後半からピークがすぎ、戦後の録音産業の発展に乗り遅れてし
まいました。このCDには、RAIが収録して、CETRAがLPで発売した録音が中心
となっています。フィリッペスキの代表的録音である「グリエルモ・テル」
は、タッデイのテル、ロッシの指揮も充実、音の状態も現行のCDよりはるか
に良好。ハイC連発に痺れます。

PRCD 89673 \1880
ルートヴィヒ・ウェーバー アリア集
モーツァルト:「後宮からの逃走」
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ウェーバー:「魔弾の射手」
ヴェルディ:「マクベス」,「シチリアの晩鐘」
ワーグナー:
「タンホイザー」,「さまよえるオランダ人」,「ラインの黄金」,
「神々の黄昏」,「パルジファル」
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
R.シュトラウス:「バラの騎士」からのアリア,場面
ルートヴィヒ・ウェーバー(Bs)
オットー・アッカーマン(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フェリックス・プロハスカ(指)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、他
録音:1938-1955年
ルートヴィヒ・ウェーバー(1899-1974)は、ウィーン生まれでウィーンで活
躍し、ウィーンで没した、生っ粋のウィーンのバス。モーツァルトからベル
クまで、幅広いレパートリーを誇っていましたが、本領はやはりワーグナー。
バイロイトには1960年まで出演しました。そして極めつけのオックス男爵。
このCDは、1950年前後の英COLOMBIA録音が中心になっています。

PRCD 89306 3枚組 \5640
シューベルト:
「美しき水車小屋の娘」 D.795 Op.25,「白鳥の歌」 D.957 965A
シューマン:
「詩人の恋」 Op.48,リーダークライス Op.24,「ミルテの花」 Op.25
ペトレ・ムンテアヌ(T)
フランツ・ホレチェク(P)
ペトレ・ムンテアヌ(1916-1988)は、ルーマニア生まれのテノール。ブカレ
スト国立歌劇場でデビューした後、ベルリンに留学、ここでドイツ・リート
もみっちり勉強しています。その後、イタリアに渡り、1947年にはモーツァ
ルトの「コジ・ファン・トゥッテ」でスカラ座にデビュー。1950年代には、
ヨーロッパ各地で、オペラに、コンサートに引っ張りだこでした。この時期、
彼はWestminster社に録音を残しており、特にそのドイツリートには、日本で
も熱狂的なファンがいたものでした。ムンテアヌ独特の陶酔的な美しさが
CD3枚たっぷり楽しめます。

PRCD 89662 \1880
ペトレ・ムンテアヌ アリア集
モーツァルト:
「コジ・ファン・トゥッテ」,「ドン・ジョヴァンニ」,「後宮からの逃走」
チマローザ:「秘密の結婚」
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」,「アルジェのイタリア女」
ベッリーニ:「夢遊病の女」
ドニゼッティ:「ルチア」,「愛の妙薬」,「ドン・パスクワーレ」
ヴェルディ:
「リゴレット」,「トラヴィアータ」,「ルイーザ・ミラー」,レクイエム
からのアリア,など
ペトレ・ムンテアヌ(T)
ペトレ・ムンテアヌは、録音が歌曲やバッハの宗教曲などが中心だったため、
日本では歌曲歌手のイメージが強いようです。しかし実際には、イタリアで
はスカラ座を初めとする各地の劇場で活躍したオペラ歌手で、一線を退いて
からはミラノのジュゼッペ・ヴェルディ音楽院の教授になったほどの人です。
当然イタリアオペラのアリアも絶品。このCDに収録された録音は、時期や共
演者は不明ですが、おそらく1950年代の放送録音とおぼしきもので、音の状
態は良好、ムンテアヌの魅力が全開です。




<現代ギター>
GGCV 1003 \2940
ヴァリエ3
(1)ウルクズノフ:4つの神話、通りゃんせ物語、迷宮、モリトヴァ-祈り
(2)バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
(3)ドビュッシー:小舟にて
(4)ガーシュウィン:
3つの小品
[私の彼氏、アイ・ラヴズ・ユー・ポーギー、アイ・ガット・リズム]
(5)キース・ジャレット:メモリーズ・オブ・トゥモロー
(6)ルーマニア伝承曲:熊の踊り
アタナス・ウルクズノフ(G) & 小倉美英(Fl)
優れた新人アーティストを紹介する、福田進一プロデュースのレーベル“ヴァ
リエ”。その第3弾として、作曲家としてもすでに世界中の出版社から数多く
の作品を出版している、ブルガリア出身のアタナス・ウルクズノフのアルバ
ムが発売されます。民族音楽にルーツを持つ鋭敏なリズム感覚、深い作品分
析、強靱なテクニックと熱い情熱。
いま、ギター音楽は新たな領域へ! そして、フルートの小倉とのスリリン
グなアンサンブルは、聴く人の耳を惹きつけてやみません。ギターファン必
聴のアルバム、いよいよ発売です!




<BONGIOVANNI>
AB 20002(DVD-Video) \4750
字幕:伊英仏独
ガッツァニーガ:「ドン・ジョヴァンニ」
ロベルト・ルリアーノ(T ドン・ジョヴァンニ)
リンダ・カンパネッロ(S ドンナ・エルヴィーラ)
クリスティーナ・マンテーゼ(S ドンナ・アンナ)
パオラ・ヴァレンティーナ・モリナーリ(S マトゥリーナ)
マウリツィオ・レオーニ(Br パスクワリエッロ)
ジョルジョ・トゥルッコ(T オッターヴィオ公爵)
アルベルト・ロータ(Bs 騎士長)
ルカ・タマーニ(ランテルナ)
ピエランジェロ・ペルッキ(指)
ガエターノ・ドニゼッティ管弦楽団
ドニゼッティ劇場合唱団
演出:アレッシオ・ピッツェク
収録:2005年10月,ベルガモ
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」作成にあたって、台本作家のロレン
ツォ・ダ・ポンテが、もう一つの「ドン・ジョヴァンニ」から<パクリ>を
していることは有名なこと。それこそがこのガッツァニーガの「ドン・ジョ
ヴァンニ」。モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」の初演に遡ること8ヵ月
半、ヴェネツィアで初演され、人気を博した作品で、モーツァルトの「ドン
・ジョヴァンニ」を理解するには不可欠の作品です。日本でも何度か上演さ
れていますが、映像はこれが始めて。ベルガモのドニゼッティ劇場での上演
です。なお、今日、ガッツァニーガの「ドン・ジョヴァンニ」は1幕もののオ
ペラとして上演されていますが、もともとはプロローグがあったことが伝え
られています。その部分は失われてしまったため、今回は音楽なしで簡単な
プロローグが付けられています。

GB 5632 \1980
モーツァルト:2つのチェンバロのためのソナタ集
四手のためのソナタ ハ長調 K.19d
四手のためのソナタ ニ長調 K.381(123a)
四手のためのアンダンテと5つの変奏曲 ト長調 K.501
2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K.448(375a)
フーガ ト短調 K.401(375e)
マリア・クロティルデ・シエーニ(Cemb)
カーティア・ロッチ(Cemb)
録音:2006年9月,ローマ
チェンバロによる2台の鍵盤のための作品集。チェンバロ2台だと、ピアノ2台
や、フォルテピアノ2台とも全く違った、雅なモーツァルトになるのが面白い
ものです。マリア・クロティルデ・シエーニはローマのチェンバロの大御所的
存在。カーティア・ロッチはその高弟です。




<PREISER>
PRCD 93448 \1880
レオニー・リザネク 初期録音集
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ウェーバー:「オベロン」
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」
ヴェルディ:「マクベス」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
プッチーニ:「トゥーランドット」
ダルベール:「低地」
シュトラウス:「アラベラ」
からのアリア,場面
レオニー・リザネク(S)
ルドルフ・モラルト(指)ザールラント放送管弦楽団
ヨゼフ・カイエルベルト(指)ケルン放送交響楽団
クルト・アイヒホルン(指)バイエルン国立管弦楽団
オイゲン・ヨッフム(指)バイエルン国立管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)ベルリン交響楽団
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)バイエルン放送交響楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1950-1955年
20世紀後半のウィーンを代表するドラマティックソプラノといえば、このレ
オニー・リザネク(1926-1998)。世界中の劇場に出演、しかも1948年にデ
ビューして1996年に引退するまで半世紀近いキャリア!驚くべき歌手でした。
そのリザネクの初期の録音を集めています。放送用録音、ライヴ録音、商業
用録音と音源は様々。中では、ドイツ語ながら「マクベス」のライヴが貴重、
しかもアイヒホルンの指揮。

PRCD 93449 \1880
ヨゼフ・メッテルニヒ 第2集
ヴェルディ:「マクベス」,「運命の力」,「アイーダ」,「オテッロ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」
プッチーニ:「トスカ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「アラベラ」からのアリア,場面
ヨゼフ・メッテルニヒ(Br)
ヨゼフ・カイルベルト(指)ベルリン国立歌劇場管弦楽団
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ベルリン交響楽団,ベルリン市立歌劇場管弦楽団
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1950-1955年
ヨゼフ・メッテルニヒ(1915-2005)はケルン生まれのバリトン。1950年代に
ベルリンやウィーンを中心に活躍しました。このCDに収録されているのは、
大半がELECTOROLA録音。「サロメ」はPHILIPSへの全曲録音から、「アラベ
ラ」は英COLOMBIAへの抜粋録音から採られたもの。

PRCD 93450 \1880
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ 初期録音集
ロルツィング:「密猟者」,「皇帝と船大工」,「ウンディーネ」
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房達」
ワーグナー:「タンホイザー」
ヴェルディ:「仮面舞踏会」,「シチリアの晩鐘」,「ファルスタッフ」
プッチーニ:「ボエーム」からのアリア,場面
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)
ヴィルヘルム・シュヒター(指)
ベルリン交響楽団,フィルハーモニア管弦楽団
フリッツ・ブッシュ(指)ケルン放送交響楽団
マリオ・ロッシ(指)ケルン放送交響楽団
フェレンツ・フリッチャイ(指)RIAS交響楽団、ほか
録音:1949-1955年
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの1950年代前半の録音を集めて
います。レコード用の録音と放送録音がありますが、どちらもかなり珍しい
もの。「ボエーム」は、エルフリーデ・トレチェル、リタ・シュトライヒ、
ローレンツ・フェーエンベルガーとの四重唱。いずれもドイツ語の歌唱です。




<King international 独自制作盤>
KDC 9 \1650
フォーレ・リサイタル
(1)即興曲第1番変ホ長調 (2)同第2番ヘ短調 (3)同第3番変イ長調 
(4)同第4番変ニ長調 (5)同第5番嬰ヘ短調 
(6)ヴァルス・カプリス第1番イ長調 (7)同第2番変ニ長調 
(8)同第3番変ト長調 (9)同第4番変イ長調 (10)8つの小品 作品84
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1993年4月、7月/パリ、聖ペテロ福音教会
即興的に変幻自在に繰り出されるハイドシェック的フォーレ(大橋マリ)

KDC 10 \1650
リスト名演集
(1)ノルマの回想 (2)葬送曲(詩的で宗教的な調べ)より (3)2つの伝説 
(4)悲しみのゴンドラ第1番 (5)メフィスト・ワルツ第1番
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1994年8月/パリ
ここにみなぎる情感の息つぎの豊かさ、深さは、ほとんど比類がない
(濱田滋郎)

KDC 11 \1650
ベートーヴェン:
(1)ピアノソナタ第15番ニ長調「田園」作品28
(2)同第20番ト長調「ソナチネ」作品49の2
(3)同第32番ハ短調 作品111
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1993年4月、7月/パリ
最後のソナタは真摯なアプローチと強い集中力が目立ち、ベートーヴェン
晩年の深い内容を切ないくらい献身的に表現しつくしている(宇野功芳)

KDC 12 \1650
ベートーヴェン:
(1)ピアノソナタ第11番変ロ長調
(2)同第21番ハ長調「ワルトシュタイン」
(3)自作主題による6つの変奏曲
エリック・ハイドシェック(ピアノ)
録音:1992年6-7月/パリ
あらゆる楽想が魂を得て羽ばたき始めた感がある(宇野功芳)




<Hanssler>
98 234 \2080
ドイツのバロック・リュート作品集
ヴァイス:組曲イ長調
アダム・ファルケンハーゲン:ソナタ ハ短調 作品1
ヨハン・アドルフ・ハッセ:歌劇「クレオフィーデ」より
ハーゲン:ソナタ 変ロ長調、ガベル:トンボー ハ短調
ヘンデル:
歌劇「アルミーラ」より(リュート編曲)、序曲、メヌエット、ジーグ
ヨアヒム・ヘルト(リュート)

98 232 \2080
ハプスブルク家領内のバロック・リュート作品集
ムファット:パッサカリア、
ラウフェンシュタイナー:組曲 ト長調、
ヴァイス:組曲 ト長調、
ロイスナー:組曲 ニ短調、
ロジー:組曲 ヘ長調、
ビーバー:パッサカリア ハ短調
ヨアヒム・ヘルト(リュート)

98 218 \2080
ルネッサンスのリュート作品集
作者不詳:ヴォルト、
ダウランド:私のバルバラ、
バラード:クラント、G.B.ドメニコ:ベルガマスコ、
アラゴン:トッカータ、作者不詳:クーラント
アルフォンソ・フェッラボスコ:私の最後のため息、
作者不詳:クラント、カプスベルガー:トッカータ、
ブザール:プレアンブルム、
ギャビン・ボクエット:ラメンタティオ、
ダウランド:リッチ夫人のガリアルド、美しさ乙女、
ヴァン・デン・ホーヴ:トッカータ、パッサジオ、
ディオメデス・カート:レ・ミ・ファ・ソ・ラ
ヴァン・デン・ホーヴ:トッカータ1614、涙のパヴァーヌ
ヨアヒム・ヘルト(リュート)



<hr musik>
HRMK 03306 \2180
DDD
ショスタコーヴィチ:
(1)ピアノ・ソナタ第2番ロ短調Op.61
(2)24の前奏曲集Op.34より
(第1番,第2番,第6番,第10番 ,第12番,第14番,第15番,第16番,
第17番,第18番,第22番,第24番)
(3) 24の前奏曲とフーガOp.87より
(第8番,第5番,第24番)
エフゲニ・コロリオフ(P)
録音:2005年11月2 & 3日、12月19-21日ヘッセン放送ゼンデザール
ネイガウス、ユージナ、オボーリンらに師事し、一連のバッハ演奏でならした
コロリオフが世に問う最新録音はショスタコーヴィチのピアノ曲。
ショスタコーヴィチといえばショパン・コンクールにも出場した名手。その
ショパン「24の前奏曲」になぞらえ、わずか数時間で一気に大半が書き上げ
られた作品34は、情緒と諧謔漂う独特の雰囲気がいかにも天才の個性を反映
しています。そして、やはり大バッハの「平均律」をベースとする作品87。
ロシア固有の素材も散りばめられつつ、バッハ時代の様式を見事に発展昇華
させた内容からこのジャンルの代表作とされています。ほかに有名な「レニ
ングラード」交響曲と同時期の労作、第2ソナタを収録。

HRMK 03206 \2180
“地獄に堕ちたこうもり”-アンドレアス・N.・タルクマンのハルモニーム
ジーク版編曲によるオッフェンバックとヨハン・シュトラウス
(1)オッフェンバック:地獄のオッフェンバック(“オッフェンバキアーデ”)
 -アンドレアス・N.・タルクマンによる金管九重奏版組曲
(2)ヨハン・シュトラウス:こうもり
 -アンドレアス・N.・タルクマン編曲による金管九重奏のためのハルモニー
ムジーク
アンタレス・アンサンブル
録音:(1)2004年11月6、7日
(2)2001年2月17、18日ヘッセン放送ゼンデザール
ふたりの喜歌劇王シュトラウスとオッフェンバックによるとびきりの名旋律
の数々が、ハルモニームジークで楽しめるアルバム。それぞれ「こうもり」
からの各場面の音楽と、「美しきエレーヌ」「天国と地獄」「ぺリコール」
「パリの生活」など各オペレッタから編まれています。
アンタレス・アンサンブルは、フランクフルト放送交響楽団のメンバーによ
り1997年に結成された団体。1956年ハノーヴァー生まれのタルクマンは、ザ
ビーネ&アルブレヒト・マイヤーのさまざまなアルバムにクレジットされ、
時には協奏曲のカデンツァなどの作曲もする名アレンジャー。現在、マンハ
イム音楽大学で編曲と器楽法を教えています。

<REGIS>
RRC 1244 \850
ニコライ・ミャスコフスキー(1881-1950):管弦楽作品集
室内管弦楽のためのセレナード変ホ長調 Op.32 No.1
弦楽合奏のためのシンフォニエッタ ロ短調 Op.32 No.2
抒情的コンチェルティーノ Op.32 No.3
(フルート、クラリネット、ホルン、ファゴット、ハープと弦楽合奏のための)
祝典序曲ハ長調 Op.48
エフゲニー・サモイロフ(指揮)
モスクワ新オペラ管弦楽団
録音:1993年、モスクワ放送スタジオ5 
ライセンサー:Olympia CD, London

RRC 1247 \850
ラフマニノフ(1873-1943):
交響曲第1番ニ短調 Op.13(*)
交響詩「死の島」Op.29
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1966年(*) 原盤:Melodiya 
ライセンサー:Gramzapis

RRC 1254 \850
モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ集
第12番ヘ長調 K.332
第13番変ロ長調 K.333
第15番ハ長調 K.545
第17番ニ長調 K.576
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
録音:2005年12月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、
メンデルスゾーン・ザール

RRC 1255 \850
モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ集
第3番変ロ長調 K.281
第10番ハ長調 K.330
第11番イ長調「トルコ行進曲付き」K.331
「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
(きらきら星変奏曲)ハ長調 K.265
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
録音:2005年10月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、
メンデルスゾーン・ザール

RRC 1261 \850
モーツァルト(1756-1791):変奏曲集 Vol.I
「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
(きらきら星変奏曲)ハ長調 K.265
「女ほどすばらしいものはない」による8つの変奏曲へ長調 K.613
クラリネット五重奏曲 K.581, K.Anh.137 より 6つの変奏曲イ長調
「主に幸いあれ」による6つの変奏曲ヘ長調 K.398
「われら愚かな民の思うは」による10の変奏曲ト長調 K.455
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲ニ長調 K.573
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
録音:2005年7月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、
メンデルスゾーン・ザール

RRC 2073 2枚組 \1700
モーツァルト(1756-1791):変奏曲集 Vol.II & III
グラーフのオランダ語歌曲による8つの変奏曲ト長調 K.24
ウィレム・ファン・ナッサウのオランダ語歌曲による
7つの変奏曲ニ長調 K.25
ボーマルシェのロマンス「私はランドール」による12の変奏曲ホ長調 K.354
グレトリーの「サムニットの結婚」の行進曲による
8つの変奏曲ヘ長調 K.352
アレグレットによる12の変奏曲変ロ長調 K.500
サルティの「子羊のように」による10の変奏曲イ長調 K.460
K.460のもう一つの主題と2つの変奏曲 【世界初録音】
アレグレットによる6つの変奏曲ヘ長調 K.54
サリエリの「わが愛しのアドーネ」による6つの変奏曲ト長調
フィッシャーのメヌエットによる12の変奏曲 K.179
「美しいフランソワーズ」による12の変奏曲変ホ長調 K.353
ドゼードの「リゾンは眠った」による9つの変奏曲 K.264
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
録音:2005年5月、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、
メンデルスゾーン・ザール

RRC 5003 5枚組 \4000
BC:5055031350032モーツァルト(1756-1791):ピアノ・ソナタ全集
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
RRC 1251、1252、1253(以上既発売)、1254、1255をスリップケースに収納。

RRC 7002 7枚組 \5600
モーツァルト(1756-1791):
幻想曲・変奏曲・舞曲全集、初期&あまり知られていないピアノ作品集
マルティノ・ティリモ(ピアノ)
RRC 1256、1257、1272(以上既発売)、1261、1273をスリップケースに収納。

RRC 1262 \850
サン=サーンス(1835-1921):
交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」Op.78(*)
交響詩「死の舞踏」Op.40
「動物の謝肉祭」
ロリス・チェクナヴォリアン(指揮(*))
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団(*)
エンリケ・バティス(指揮(+/#))
メキシコ国立交響楽団(+)
メキシコシティ・フォルハーモニー管弦楽団(#)
ギジェルモ・サルバドール・シニア&ジュニア(ピアノ(#))
初出:1980年(*)/1988年(+)/1983年(#) 原盤:ASV(+/#) 
前出:Varese Sarabande(*)

RRC 1265 \850
ジャネット・ベイカー イギリス歌曲アンソロジー
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872-1958):
「5つの神秘的な歌」から 使命/「旅の歌」から 青春と恋
ジョン・アイアランド(1879-1962):
感謝/「トマス・ハーディの詩による歌」から 彼女の歌
マイケル・ディーワー・ヘッド(1900-1976):笛吹き
セシル・アームストロング・ギブズ(1889-1960):
ここは聖なる都市 Op.44 No.1(By a Bierside)/恋は病
トマス・フレデリック・ダンヒル(1877-1946):天の衣 Op.30 No.3
伝承曲(16世紀)/ピーター・ウォーロック編曲:子守歌
ピーター・ウォーロック(1894-1930):青春
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):ダヴィデ王/さあ、歌い踊ろう
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):
「5つのエリザベス朝の歌」から 眠り/父さんと一緒に耕しに行く
トマス・フレデリック・ダンヒル:
「花環を携えよう」Op.18 から 天の女王に
ジェラルド・フィンジ(1901-1956):去れ、死よ/恋する男とその彼女
ジャネット・ベイカー(メゾソプラノ)
マーティン・イセップ(ピアノ)
初出:1966年8月 原盤:Saga Classics 
ライセンサー:CNR Music, bv, Netherland

RRC 1266 \850
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第2番ハ短調「小ロシア」Op.17(第2版)(*)
弦楽セレナード ハ長調 Op.48(+)
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1967年(*)/1970年(+) 原盤:Melodiya 
ライセンサー:CDK Music (Gramzapis)

RRC 1268 \850
エリーザベト・シュヴァルツコップ リートを歌う
モーツァルト:
クローエに(*)/老婆(*)/春への憧れ(*)/夕べの思い(+)/魔術師(+)
ベートーヴェン:寂しさの喜び(+)
シューベルト:
ミューズの子(#)/至福(**)/ます(**)/連祷(+)/いらだち(+)
糸を紡ぐグレートヒェン(#)
シューマン:くるみの木(+)/ことづて(+)
ブラームス:
ドイツ民謡集 から 谷間に,ああ、お母さん、欲しいものがある(+)
甲斐なきセレナード(+)
R・シュトラウス:私の父は言った(+)
ヴォルフ:
子守歌(+)/ねずみ捕りの呪文(+)/眠る幼な児イエス(++)
主顕節(++)/何を怒っているの、愛しい人(++)
主よ、この地になにが芽生えるのでしょう(++)  
明るい月のなんと輝かしく(++)/さようなら(++)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ワルター・ギーゼキング(ピアノ(*))
ジェラルド・ムーア(ピアノ(+))
エドウィン・フィッシャー(ピアノ(#))
カール・フーデツ(ピアノ(**))
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(ピアノ(++))
録音:1954年(*/+)/1953年(#/++)/1946年(**) 原盤:EMI




<CRD>
CRD 33145 2枚組 \3500
【新装再発売】J・S・バッハ:フルート・ソナタ集
変ロ長調 BWV1030/変ホ長調 BWV1031/イ長調 BWV1032
ハ長調 BWV1033/ホ短調 BWV1034/ホ長調 BWV1035
イ短調 BWV1013(無伴奏)
スティーヴン・プレストン(フラウト・トラヴェルソ)
トレヴァー・ピノック(チェンバロ)
ジョルディ・サバール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
初出:1975年

CRD 33267 2枚組 \3500
【新装再発売】エドワード・エルガー(1857-1934):
「セヴァーン川」組曲 Op.87(+)
オラトリオ「ジェロンティアスの夢」Op.38(*)
ロバート・ティアー(テノール:ジェロンティアス)
アルフレーダ・ホジソン(アルト:天使)
ベンジャミン・ラクソン(バリトン:司祭、苦悩の天使)
アレグザンダー・ギブソン(指揮)
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団&合唱団(以上(*))
ジェイムズ・ストバート(指揮(+))
ロンドン・カレッジエイト・ブラス(+)
初出:1976年




<CORO> \2080
英国王宮礼拝堂の音楽 「国王の音楽」
ペラム・ハンフリー(1647-1674):わが神よ、なぜわれを見捨てられたか
ヘンリー・クック(1615頃-1672):
御身の怒りでわれを責めたもうことなかれ
ペラム・ハンフリー:主よ、われは罪を犯せり
ヘラム・ハンフリー、ジョン・ブロー(1649-1708)、
ウィリアム・ターナー(1651-1740):
われ常に主をたたえん(クラブ・アンセム)
ペラム・ハンフリー:
おお、悲しみの日/バビロン川のほとりに
Sleep downy sleep come close mine eyes
ヘンリー・クック:おお、主よ、御身はわれを見出し知れり
ペラム・ハンフリー:御身はあの罪を許したもうや(父なる神への讃歌)
ジョン・ブロー:われは聞いた
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション
録音:2006年、ロンドン、クリップルゲイト、聖ジャイルズ教会
最新録音。ヘンリー・パーセルの同時代人として紹介されることの多い三人
の作曲家の優れた作品を収めたアルバムです。

COR 16039 \2080
J・S・バッハ(1685-1750):
カンタータ第50番「今ぞ救いと力は来たれり」BWV50
カンタータ第34番「おお、永遠の炎、おお、愛の源よ」BWV34(*)
カンタータ第147番「心と口と行いと生活もて」BWV147(+)
ジリアン・フィッシャー(ソプラノ(+))
デイヴィッド・ジェイムズ(カウンターテナー(*/+))
イアン・パートリッジ(テノール(*/+))
マイケル・ジョージ(バス(*/+))
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション
録音:1990年、ハムステッド、聖ジューズ・オン・ザ・ヒル教会
初出レーベル:Collins

COR 16042 \2080
ヴィヴァルディ(1678-1741):グローリア ニ長調 RV589
J・S・バッハ(1685-1750):マニフィカト ニ長調 BWV243(*)
リンダ・ラッセル、ジリアン・フィッシャー(ソプラノ)
アリソン・ブローナー(アルト)
イアン・パートリッジ(テノール(*))
マイケル・ジョージ(バス(*))
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
シンフォニー・オヴ・ハーモニー&インヴェンション
録音:1991年、ロンドン、セント・ジョンズ・スミス・スクエア
初出レーベル:Collins

COR 16040 5枚組 \6240
イートン・クワイアブック・コレクション
Vol.1「ばらとだちょうの羽根」(COR 16027)
Vol.2「いばらの冠」(COR 16012)
Vol.3「永遠の柱」(COR 16022)
Vol.4「あまねく純潔なる花」(COR 16018)
Vol.5「天使の声」(COR 16002)
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
既発売の5枚をスリップケースに収めたもの。3枚分の特別価格。




<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72241 2枚組 \3300
【推薦盤】コープマンの次なる大企画 【ブクステフーデ作品全集】 第2弾!
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637頃-1707):作品全集 II 声楽作品集 1
オラトリオ「最後の審判」(「目覚めよ!戦いの備えをなせ」)BuxWV Anh.3
カロリーネ・スタム、オルランダ・ヴェレス・イシドロ、
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)
ロビン・ブレイズ(カウンターテナー)
アンドレアス・カラシアク(テノール)
クラウス・メルテンス(バス)
トン・コープマン(指揮)
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
録音:2005年9月、アムウステルダム、フランス改革派教会
第1弾のチェンバロ作品集に続いていきなり声楽大作を手がけるとは、さすが
コープマン。独唱者の布陣も万全です。

CC 72234 \2180
われらに生まれたもう クリスマス・キャロル集
ルイ=クロード・ダカン(1649-1772):
スイスのノエル(ノエル XII)/Quand Jesus naquit a Noel(ノエル X)
Adam fut un pauvre homme(ノエル VI)
ジョン・ブル(1563-1628):御子がわれらに生まれたもう(キャロル)
ヤン・ピーテルスゾーン・スウェーリンク(1562-1628):
御子がわれらに生まれたもう
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682-1738):
サントーニュのノエル/ノエル・ポワトヴァン
Si c'est pour oter la vie/Adam fut un pauvre homme
ドメニコ・ジポーリ(1680-1726):パストラーレ
パブロ・ブルーナ(1611-1679):聖母の連祷によるティエント
ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707):
暁の星のいと美しきかな BuxWV223
今ぞ来たれ、異教徒の救い主よ BuxWV211
甘き喜びのうちに[諸人声あげ]BuxWV197
ニコラス・ルベク(1631-1702):
Une Vierge Pucelle/A la venue de Noel/Noel pour l'amour de Maria
J・S・バッハ(1685-1750):
パストラーレ BWV590/甘き喜びのうちに[諸人声あげ]BWV729
トン・コープマン(オルガン)
録音:2006年4月30日-5月1日、ベルギー、ハリンヘ、聖マルティヌス教会
使用楽器:1778年、ファン・ペーテゲム製
J・S・バッハの全カンタータに引き続きブクステフーデの全作品と、重厚な
仕事を続けているコープマンからの思いがけないクリスマス・プレゼント。
彼のオルガン・ソロ録音としても久々ではないでしょうか。




<STRADIVARIUS>
STR 33746 \2180
エヴァリスト・フェリーチェ・ダッラーバコ(1675-1742):
いくつかの楽器のための協奏曲集 Op.5
合奏協奏曲(Nos.1,2,4,6)
2つのフルートのための協奏曲(No.3)
オーボエ協奏曲(No.5)
パオロ・グラッツィ(オーボエ)
マッシミリアーノ・トルシリェーリ、ステファニア・マルーシ(フルート)
ダヴィデ・モンティ、マルゲリータ・ツァーネ(ヴァイオリン)
アルベルト・ラージ(指揮)
イル・テンピオ・アルモニコ(ヴェローナ・バロック・オーケストラ)
ダッラーバコは法学者を父にヴェローナに生まれ、幼い頃トレッリにヴァイオ
リンとチェロを師事し、20代初めはモデナで活動。1701-1704年頃にバイエル
ンの選帝侯マクシミリアン2世の宮廷楽団員となり、戦争のためネーデルラン
ト、フランスに随行。1715年、侯の凱旋に伴い宮廷楽長となり、1717年には
顧問官の地位まで出世しました。ダッラーバコは「ポスト・コレッリ」の作
曲家とされ、その作風は非常に洗練されていますが、その経歴を反映してか、
当時のフランス音楽の様式が採り入れられている点が特徴的です。

STR 33754 2枚組 \3270
【特別価格】J・S・バッハ(1685-1750):
ライプツィヒ・コラール集 BWV651-668a(コラール合唱付き)
クラウディオ・アストロニオ(オルガン)
P・ウルバン・シュティルハルト(指揮)
コンツェントゥス・ヴォカーリス・グリエセンシス
2枚組で1枚半分の価格。

STR 33756 \2180
ソフィア・グバイドゥーリナ(1931-):ピアノ作品全集
シャコンヌ(1962)/ソナタ(1965)/音楽おもちゃ箱(1969)
トッカータ・トロンカータ(1971)/インヴェンション(1974)
ダイアナ・ベイカー(ピアノ)
STR 33393(廃盤)の新装再発売。現時点までに発表されているピアノ独奏の
ための全作品を収録しています。

STR 11016 \1280
エミリオ・デ・カヴァリエーリ(1550頃-1602):
「魂と肉体の劇」(1600;マルコ・ロンギーニによるクリティカル・エディ
ション)
ジェンマ・ベルタニョッリ(ソプラノ:魂)
ロベルト・マッテイ(バリトン:肉体)
ベルタ・ロッセッティ(ソプラノ:守護天使、祝福された魂)
クラウディオ・カヴィーナ(カウンターテナー:知性、快楽、享楽的生活)
ジュゼッペ・マレット(テノール:忠告、友人)
アントニオ・アベーテ(バス:時、世界、友人、地獄に落ちた魂)
マルコ・ロンギーニ(指揮)
イスティトゥツィオーニ・ハルモニケ・ディ・ヴェローナ合奏団&合唱団
アンサンブル・ディ・ヴィオーレ・デラッカデーミア・ストルメンターレ・
イタリアーナ
STR 33339(廃盤)の新装値下げ再発売。

STR 11017 2枚組 \2560
ヴェルディ(1813-1901)/アンドレア・チェンナ編曲:室内歌曲全集
ノットゥルノ「月のなんと白いこと」(三重奏曲)/煙突掃除屋
乾杯/神秘/ストルネッロ/亡命者/捨てられた女/祖国/詩人の祈り
わたしの安らぎは失せて/孤独な部屋で/暗い夜を恐れて/ジプシー女
撤退せよ、おお、優しさよ/悲しみに沈んで/アヴェ・マリア
エリーザよ、疲れた詩人は死んでいく/誘惑/ブリジディーノ
憐れみたまえ、主よ/乞食/あなたのかわいい坊やに(フィオレリン)
日没/だれが取り戻してくれようか/星に/墓に近寄らないで
人生は苦悩の海
マリエッラ・デヴィーア(ソプラノ)
セルゲイ・ラリン(テノール)
ミケーレ・ペトルーシ(バス)
パルマ・オペラ・アンサンブル
STR 33545(廃盤)の新装値下げ再発売。ピアノ伴奏部を管楽合奏に編曲して
演奏したものです。




<GRIFFIN>
GCCD 4052 \2080
ウィンチェスターの降臨節
単旋律聖歌:天よ、滴らせたまえ
ウィリアム・バード(1543-1623):目覚めていよ
ポール・マンズ(1919-):さりとても、主イエスよ、急ぎ来たりたまえ
J・S・バッハ:目覚めよ、と呼ぶ声あり(オルガン独奏)
トマス・ウィールクス(1576-?1623):ダヴィデの息子にホサナ
ジェイムズ・マクミラン(1959-):聖母マリアへの讃歌
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):汚れなきバラ
不詳(15世紀フランス)/デイヴィッド・ウィルコックス編曲:
おお、来たれ、エマヌエルよ[久しく待ちにし]
J・S・バッハ:いざ来たれ、異教徒の救い主よ(オルガン独奏)
フランツ・ビーブル(1906-2001):アヴェ・マリア[主の天使]
パトリック・ゴワーズ(1936-):御身に向けてわが魂を上げ
エドワード・ウッドール・ネイラー(1867-1934):
声が聞こえる、「叫べ!」と
ブラームス:一輪のバラが咲き[エサイの根より](オルガン独奏)
チャールズ・ヴィラーズ・スタンフォード(1852-1924):
ベネディクトゥス ハ長調
アンドルー・ラムスデン(指揮、オルガン独奏)
ウィンチェスター大聖堂聖歌隊
サラ・バルドック(オルガン伴奏)
録音:2006年1月16-19日、ウィンチェスター大聖堂

GCCD 4057 \2080
かつてクリスマスの天使たちは ボーイソプラノによるクリスマスの歌
伝承曲:柊と蔦は
クリストファー・ハーヴィー、ジェイムズ・リル、
ピーター・ホワイト(ボーイソプラノ)
アラン・ウィックス(指揮) カンタベリー大聖堂聖歌隊
伝承曲:小さきイエスよ、心地よく眠れ
マイケル・クリスウェル(ボーイソプラノ)
デイヴィッド・ラムスデン(指揮) 
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
ガウントレット:ダヴィデの村の厩の中に
ヘッド:ベツレヘムへの小さな道
ポール・ダットン(ボーイソプラノ)
ドナルド・ハント(指揮) リーズ教区教会聖歌隊
伝承曲:ディン・ドン、空高く/羊飼いたちのほめたたえし人
アンドルー・ウィックス(ボーイソプラノ)
ジョン・バーチ(指揮) チチェスター大聖堂聖歌隊
伝承曲:ああ、ベツレヘムよ
ポール・ダットン(ボーイソプラノ)
ドナルド・ハント(指揮) リーズ教区教会聖歌隊
伝承曲:もうすぐクリスマス
アンドルー・ウィックス(ボーイソプラノ)
ジョン・バーチ(指揮) チチェスター大聖堂聖歌隊
カークパトリック:まぶねの中に
マイケル・クリスウェル(ボーイソプラノ)
デイヴィッド・ラムスデン(指揮) 
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
伝承曲:今日御子が生まれたもう
レイトン:おやすみ、小さなかわいい子
ハーフォード:三艘の舟を見た
アンドルー・ウィックス(ボーイソプラノ)
ジョン・バーチ(指揮) チチェスター大聖堂聖歌隊
ベアストー:聖母の子守歌
ロビン・ウォーカー(ボーイソプラノ)
フランシス・ジャクソン(指揮) ヨーク・ミンスター聖歌隊
ブレイク:ウォーキング・イン・ジ・エア
ラッター:キャンドルライト・キャロル
ダニエル・ラドフォード=トマス(ボーイソプラノ)
アンドルー・シェントン(指揮) ノーザンプトン聖マテュー教会聖歌隊
ラッター:明日は僕の踊りの日
デイヴィッド・エリアス(ボーイソプラノ)
マイケル・スミス(指揮) ランダフ大聖堂聖歌隊
ゴス:真冬の雪の中に
オーエン・パフ(ボーイソプラノ)
デイヴィッド・ラムスデン(指揮) 
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
伝承曲:イエスは庭を持っていた
デイヴィッド・リーズ=ウィリアムズ(ボーイソプラノ)
デイヴィッド・ラムスデン(指揮) 
オックスフォード・ニュー・カレッジ聖歌隊
ヘンデル:喜びもて主をたたえよ
ジェレミー・ボーヤー(ボーイソプラノ)
ハリー・ブランマ(指揮) サウスワーク大聖堂聖歌隊
ヴォーン・ウィリアムズ:優しき御子よ、眠れ
イアン・クーパー(ボーイソプラノ)
アラン・ウィックス(指揮) カンタベリー大聖堂聖歌隊
黒人霊歌:すべての神の子は[アイ・ガット・ア・ローブ]
アンドルー・ウィックス(ボーイソプラノ)
ジョン・バーチ(指揮) チチェスター大聖堂聖歌隊
伝承曲:アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー
ポール・ダットン(ボーイソプラノ)
ドナルド・ハント(指揮) リーズ教区教会聖歌隊
ブリテン:新年のキャロル
ピーター・デイヴィー(ボーイソプラノ)
アラン・サーロー(指揮) チチェスター大聖堂聖歌隊
テリー:私の愛しい幼な子
マイケル・メイス(ボーイソプラノ)
ドナルド・ハント(指揮) リーズ教区教会聖歌隊
グルーバー:きよしこの夜
アンドルー・ウィックス(ボーイソプラノ)
ジョン・バーチ(指揮) チチェスター大聖堂聖歌隊
録音:1964-1989年 原盤:Alpha




<CORO>
COR 16043 \2080
トラディショナル・クリスマス・キャロル・コレクション
牧人、羊を[最初の聖夜]/ダヴィデの村の厩の中に
サセックスのキャロル/羊飼い、群れを/三艘の舟を見た
荒野の果てに[御空を馳せ行く御使いたちよ]/おお、ベツレヘムよ
きよしこの夜/まぶねの中に/かわいいイエスよ、心地よく眠れ
エサイの根より[一輪のバラが咲き]/ディン・ドン、空高く
冷たき真冬に/良き王ウェンセスラス/柊飾ろう/柊と蔦は
世の人忘るな/真冬の雪の中に/コヴェントリー・キャロル
神の御子は今宵しも/天には栄え
ハリー・クリストファーズ(指揮)
シックスティーン
マーガレット・フィリップス(オルガン)
録音:1991年、ロンドン、クリップルゲイト、聖ジャイルズ教会
初出レーベル:Collins




<RTVE>
CD 65245 \2180
ラティーノ 合唱によるラテンアメリカの音楽
エルネスト・レクオーナ(1895-1963):シボネイ
ペドロ・エリアス・グティエレス(1870-1964):
アルマ・ジャネーラ[平原の魂]
アグスティン・ララ(1897-1970):マリア・ボニータ[美しいマリア]
セバスティアン・イラディエル(1809-1865):ラ・パロマ
エンリク・マドリゲーラ(1902-1973):アディオス[さようなら]
ゼキーニャ・デ・アブレウ(1880-1935):チコ・チコ
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):エストレリータ
セバスティアン・イラディエル:エル・アレグリート
オスマン・ペレス・フレイレ(1880-1930):アイ・アイ・アイ
マリアーノ・モレス(1922-)、フ
ランシスコ・ピリンチョ・カナーロ(1888-1964):
アディオス、パンパ・ミーア[さようなら、私のパンパ]
ジュベルト・デ・カルヴァーリョ(1900-1977):マリンガ
ニコ・サキート[B・A・フェルナンデス・オルティス](1901-1982):
マリア・クリスティーナ
サインス・アルファーロ(指揮)
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)
バスク交響楽団
録音:2005年8月18-22日、サン・セバスティアン、バスク交響楽団本部

CD 65249 \2180
ジャズ・シンフォニコ[シンフォニック・ジャズ]
ホセ・ニエト(1942-):
ジャズ・クィンテットと管弦楽のための協奏曲(1973)(*)
ガンサー・シュラー(1925-):ジャズへの旅(1962)(+)
ジョージ・ガーシュウィン(1898-1937)/R・ラッセル・ベネット編曲:
組曲「ポーギーとベス」(1935)(#)
ジャズ・クィンテット(*)
マルセロ・ペラルタ(アルトサックス) 
ボビー・マルティネス(テナーサックス)
クリス・ケイス(トランペット) ホセ・ミゲル・ガルソン(ベース)
アントニオ・シマデビーラ(ドラムス)
カルメロ・ゴメス(語り(+))
ホセ・ニエト(指揮)
スペイン放送交響楽団
録音:2005年6月27日-7月1日(*/+)、1990年7月11日(#)、
マドリッド、モヌメンタル劇場

CD 65252 2枚組 \3300
ヴェルディ(1813-1901):レクィエム
インドラ・トマス(ソプラノ)
ルチアーナ・ディンティーノ(メゾソプラノ)
ロベルト・アロニカ(テノール)
ルネ・パーペ(バス)
ヘスス・ロペス・コボス(指揮)
プリンチパード・デ・アストゥリアス交響楽団
オルフェオン・ドノスティアラ(合唱)
プリンチペ・デ・アストゥリアス財団合唱団
録音:2005年10月20日、オビエド、アウディトリオ・プリンチペ・フェリペ

CD 65260 \2180
カルロス・アルバレス サルスエラを歌う
フェデリコ・モレーノ・トローバ(1891-1982):「ルイサ・フェルナンダ」、
ヘスス・グリーディ(1886-1961):「農場」、
ハシント・ゲレーロ(1895-1951):「灰鷹」、「サフランの花」、
フランシスコ・アロンソ(1887-1948):
「浮かれ騒ぎ」、「ラ・リンダ・タパーダ」、
ルペルト・チャピ(1851-1909):「歩兵の鼓手」、「嵐」、
エミリオ・アリエータ(1823-1894):「マリーナ」、
レベリアーノ・ソウトゥーリョ(1884-1932)&フアン・ベルト(1890-1931):
「ソト・デル・パラルの女」から
カルロス・アルバレス(バリトン)
フアン・ホセ・オコーン(指揮)
スペイン放送交響楽団&合唱団
録音:2006年1月4日、マドリッド、モヌメンタル劇場、ライヴ

CD 65262 \2180
ヴァイオリンとピアノのためのスペイン音楽
エンリケ・グラナドス(1867-1916):ソナタ(*)
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
ソナタ第2番「スペイン・ソナタ」Op.82(*)
マヌエル・デ・ファリャ(1876-1946)/
パウル・コハンスキ(1887-1934)編曲:
スペイン民謡組曲(「7つのスペイン民謡」より 6曲)(+)
パブロ・サラサーテ(1844-1908):
スペイン舞曲集 Op.21 から マラゲーニャ(No.1)(+)
同 Op.22 から アンダルシアのロマンス(No.1)(+)
同 Op.26 から エル・ビト(No.1)(+)
ナバーラ Op.33(*/#)
ミゲル・ペレス=エスペホ・カルデナス(ヴァイオリン)
シン=リン・ツァイ(ヴァイオリン(#))
アントニオ・ナレホス(ピアノ(*))
ティモシー・ボザース(ピアノ(+))
録音:2006年1月2-5日、スペイン国営放送スタジオ2(*)
2006年2月10、15日、ボストン大学コンサートホール(+)

CD 65265 2枚組 \3300
ハビエル・グルピデ(1939-)(台本&作曲)&
フアン・アントニオ・シマーロ(1973-)(作曲):
バレエ「綱渡り師」
バレエ「ラ・マラベントゥーラ」
エイドリアン・リーパー(指揮)
スペイン放送交響楽団
録音:2006年6月9日、マドリッド、モヌメンタル劇場





<PNEUMA>
PN 640 \2180
夜の歌 ヌーバ・ラスト・ド・ダイルのアンダルース音楽
[ミーザーン・バスィト]
エントラーダ/夜への前奏曲/アトルメンタード・ポル・アマルテ
アレグラーテ・コラソン・ミーオ/白い月の夜
[ミーザーン・カイム・ワ・ニスフ]
夜半の前奏曲/満月/私の慈しみ/若者の中でより美しい
私の愛を決して忘れない
[ミーザーン・ブタイヒ]
月の光/歓喜の女王/生き生きとした世界/暁光
私の眠りの中にあなたを見る/おお君よ燃える愛の
カラ・メ・エス・トゥ・ウニオン
[ミーザーン・コッダム]
時の享有/暁の前奏曲/夜明けの白さ/幸福の時間/願いへの到達
一人の生き生きとした時間/私の羚羊/おお完全なる満月よ
もう私は悲しまない
オマル・メティウィ&エドゥアルド・パニアグァ(指揮)
アンサンブル・イブン・バーヤ
アベデルハミド・アル・ハッダード(独唱) 
セサル・カラーソ(独唱、フィドゥラ)
アブデッセラム・アムラニ・ブホブザ(歌、タール)
オマル・メティウィ(ウード、歌)、
エドゥアルド・パニアグァ(中世フルート)
アーメド・アル・ガズィ(ラバーブ、ビオラ)
ルイス・デルガド(ラウード・アンダルースィ、ベンディール)
モハメド・アグドゥール(ダルブガ)
ミーザーンとはモロッコのアンダルース音楽におけるリズムやリズム・パター
ン、あるいはその楽曲を指すようで、東のアラブ(マグレブに対してマシュレ
ク)で言えばイーカー、インドではターラにあたるだろうか。
モロッコ・アンダルース音楽の代表的な5つのミーザーンの内から4つを取り
上げ計26曲が演奏される。[近藤博隆]

PN 780 \2180
離散集落のセファルディム音楽
おお、なんと甘美な(ブルガリア)/モーロの女王シェリファ(モロッコ)
モーロ人たちよ(ボスニア)/朝の食事(トルコ)/五月(モロッコ)
ドン・フェルナンド(ポルトガル)
娘よ、嫁がせるべきか?−いやよ、お母さん(トルコ−ユダヤ系スペイン)
ヨメ・ヨメ(イディッシュ)/ラダの母は(ブルガリア)
サロニカの春(ギリシャ)/姉(妹)シムハ−魚のフライ(モロッコ)
おいで、恋人よ(ソロモン・アルカベツ(16世紀モロッコ)作曲)
城の頂で(ポルトガル)/王は起きた(モロッコ)
夜明けに起きた王は(トルコ)/起きなさい、ジャコ(ギリシャ)
親切な兵士(フランス)/お聞きください兵士殿
(モロッコ/ユダヤ系スペイン)
木々よ(トルコ/ユダヤ系スペイン)/リコリーナ(ポルトガル)
ジェルメーヌ(フランス)/私の恋人は戦争に行った(イタリア)
美しい娘−ジョン・ライリー(アングロ=アメリカ)/おお、光よ(中東)
私がベンバシャに行ったとき(ボスニア)/アライアンス校で(サロニカ)
聖と俗を分かつ者が−高みにある神(ボスニア)/良き一週間(モロッコ)
ジュディス・R・コーエン(歌、中世ビエラ・デ・アルコ、アドゥフェ、
ダルブカ)
タマール・リャーナ・コーエン・アダムス(歌、アドゥフェ、パンデーロ)
ワフィル・シェイフ(ウード、アコーディオン、ビオラ、トルコ式サズ、
打楽器、歌)
ウィリアム・クーリー(歌、プサルテリー、マンドーラ、打楽器)
エドゥアルド・パニアグァ(カヌーン、笛、ダフ、タンブリン)
録音:2005年7月、マドリッド、AXISスタジオ

PN 810 \2180
セファルディック・クレズマー ユダヤの婚礼音楽
ミゼール/金をくれ/ただ君と一緒にいるために/今時の姑は
ミレフのラチェニッツァ/バラの花/おいで、恋人よ
踊れ、ユダヤ人たちよ、踊れ/年老いたブルガリア人
おお、なんと美しい家々/シッ、黙って!/レベの踊り
ホルヘ・ロセンブルム(歌、ベース、パンデーロ)
エドゥアルド・パニアグァ(カバル、カヌーン、コーラス)
イーヴォ・フリストフ(19鍵クラリネット、スルナ、コーラス)
ナスコ・フリストフ(アコーディオン、コーラス)
エル・ワフィル・シャイヘルディネ
(ウード、ヴァイオリン、デルブカ、ダフ、パンデーロ、コーラス)
録音:2006年、マドリッド、AXISスタジオ

PN 830 \2180
天と地の間に アゼルバイジャンのムガム
アラゲス(ムガム・ビアティ=シラス)−初恋(ハビル・アリエフ作曲)(*)
魂を生かせ(ハジ・ハマンマドフ作曲)(*)/バノフシャ(民族舞曲)(*)
あなたは水とともに去った(ムガム・セイダ)−シュスカの山々(*)
バクーの夜(アレクペル・タギエフ作曲)(*)
なんと美しい!(ムガム・マフル・レンギ.テスニフ)(+)
あなたの髪の雲(ムガム・シュステル.ガタル・テスニフ)(+)
アイグン・バイラル(歌、パンデーロ、ダフ)
アサドゥリャエフ・トグルル・ミルナジム・オグル(カマンチェ)
グルバノフ・ロフシャン・オクタイ(タール)
録音:2006年3月25日、マドリッド、AXISスタジオ(*)
2006年3月26日、マドリッド、ライヴ(+)
ムガムはアゼルバイジャンの民族音楽の一形式。非常に複雑で、演奏には相当
の技量が要求されるそうです。




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0122 \2180
マヌエル・ヴァリュス・ゴリーナ(1920-1984):
セファルディムの歌(ソプラノ、フルートとギターのための;9曲)(*/**)
4つのワルツ歌曲(ソプラノとピアノのための)(*/+)
バルトークの主題による変奏曲(ピアノのための(+))
卑俗で感傷的な組曲(ピアノ4手連弾のための(+/#))
彫刻(*/+)/私はあなたの名前を呼ぼう(*/+)
アルボラーダ(*/+)/物売りの歌(*/+)
ファリャへのオマージュ(ピアノのための)(+)
ピアノ・ソナタ(#)
ロザ・マテウ(ソプラノ(*))
マック・マクルーア(ピアノ(+))
モンセラート・サンタカーナ(ピアノ(#))
アントン・セラ(フルート(**))
ビクトル・バリュス・イ・アウベルト(ギター(**))
録音:2004年3月26-27日、イェローナ、スタジオ・アルベルト・モラレーダ

1CM 0138 \2180
世紀スペインの女性作曲家たち
エミリアーナ・デ・スベルディア(1888-1987):6つのスペイン民謡
マティルデ・サルバドー(1918-):子守歌と不眠の歌(5曲)
カルメン・サンティアゴ・デ・メラース(1917-2005):
アンドレスとオウム/イレーネ・ガルシーアに/それは真実だ
マリア・ロドリーゴ(1888-1967):
La Copla Intrusa(ピアノ独奏)/私は目覚め、彼女を見た
あなたはバラで私はユリ/Ayes...(3曲)
マリア・ルイサ・オサイタ(1939-):スペイン=アラブの4つの歌
エレナ・ロメーロ(1923-):トゥリーナへの歌(ピアノ独奏)
マリア・エスクリバーノ(1954-2002):水のハバネラ/優しき水の女
マルタ・クノール(メゾソプラノ)
アウレリオ・ビリバイ(ピアノ)
録音:2004年9月20-21日、バルセロナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ

1CM 0146 \2180
ホアキン・ニン父子:歌曲&合唱曲集
ジョアキン・ニン=クルメル(1908-2004):
ソプラノとピアノのために和声付けされた12のカタルーニャ民謡(1957)(*/+)
ジョアキン・ニン(1879-1949):ドビュッシーへの伝言(1929)(+)
ジョアキン・ニン=クルメル:
フェデリク・モンポウへのオマージュ「Que il darem ?」(1990)(+)
カタルーニャの6つのトナーダ 第4巻(1952)(*/+)
無伴奏合唱のために和声付けされたカタルーニャ民謡(4曲;1956-1957)(**)
リマの聖ロサとサロモンのキリストをたたえる合唱とオルガンのための
ミサ・ブレヴィス(1998)(**/#)
ジョアキン・ニン:女声合唱とピアノのための歌(1926)(**/+)
アスンプタ・マテウ(ソプラノ(*))
パウ・カザン(ピアノ(+))
ダヴィド・マレート(オルガン(#))
モンセラート・ボネート(指揮(**))
ディアパゾン室内合唱団(**)
録音:2005年6月、バルセロナ、パドゥアの聖アントニ教会
2005年9-10月、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ

1CM 0147 \2180
世紀のセファルディム歌曲集
アロンソ・デ・ムダーラ(1520頃-1580):ダヴィデ王は悲しんだ
ホセ・アントニオ・ドノスティア(1886-1966):セファルディムの5つ歌
エルネスト・ハルフテル(1905-1987):ヘリナルド
モーリス・オアナ(1914-1995):子守歌
ホアキン・ロドリーゴ(1901-1999):セファルディムの5つの歌
ホアキン・ニン・クルメル(1908-2004):セファルディムの6つの民謡
ウォルフ=シモン(1909-1991):セファルディムの4つの歌
マティルデ・サルバドー(1918-):Morena me yaman
マリオ・カステルヌオーヴォ・テデスコ(1895-1968):
フランスの王女のロマンス
ペドロ・エリーアス(1946-):ア・ラ・ナナ、ア・ラ・ブバ
ダリウス・ミヨー(1892-1974):ル・コンタ・ブネサンの礼拝(5曲)
モーリス・ラヴェル(1875-1937):ヘブライの2つの歌
エレナ・グラヘーラ(メゾソプラノ)
アントン・カルド(ピアノ)
録音:2004年12月12-13日、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ

1CM 0150 \2180
ホアキン・ニン=クルメル(1908-2004):ピアノ協奏曲ハ長調(*)
シャビエ・モンサルバーチェ(1912-2002):
コンチェルト・ブレーヴェ[短い協奏曲](ピアノと管弦楽のための)(*)
Alborada en Aurinx
ダニエル・ブランク(ピアノ)
エンリケ・ペレス・メサ(指揮(*))
キューバ国立交響楽団(*)
録音:2005年6月、キューバ、ハバナ、アマデオ・ロルダン劇場

1CM 0153 3枚組 \4360
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):ギターと弦楽のための五重奏曲全集
第5番ニ長調 G.449(*)/第4番ニ長調 G.448(*)
第1番ニ短調 G.445(+)/第3番変ロ長調 G.447(+)
第2番ホ長調 G.446(+)/第6番ト長調 G.450(#)
第7番ホ短調 G.451(#)/第9番ハ長調「マドリッドの帰営ラッパ」G.453(#)
アルモディス
ダビド・モラータ、フェラン・デ・ラ・バルガ(ヴァイオリン(*/+))
ビエル・グラエリス、オレゲル・ベルトラン(ヴァイオリン(#))
アンドレア・マメーリ(ヴィオラ) イニャキ・エチェパレ(チェロ)
ジョアン・カルレス・マルティネス(ギター) 
ルドビカ・モスカ(カスタネット)
録音:2003年12月(*)、2004年11月(+)、バルセロナ、オンダ・スタジオ(*/+)
2005年8月、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ
既発売のVol.1-3(1CM 0125, 0140, 0151)をスリップケースに収めたもので、
2枚分の価格。モダーン楽器を使った演奏です。

1CM 0156 \2180
5ジョルディ・セルベーリョ(1935-):弦楽器のための作品集
ヴァイオリンのためのソナティナ(1994)(*)
ヴァイオリンのための4つのカプリッチョ(1998)(*)
2つのヴァイオリンのためのディヴェルティメント第1番(1996)(*/+)
2つのヴァイオリンのためのディヴェルティメント第2番(1996)(*/+)
オマージュ(チェロのための;1994)(#)
伝説(ヴァイオリンのための)(*)
イリヤ・イーオフ(ヴァイオリン(*))
イリヤ・テプリャコフ(ヴァイオリン(+))
セルゲイ・スロヴァチェフスキー(チェロ(#))
録音:2003年4月、サンクトペテルブルク、聖エカテリーナ教会

1CM 0158 \2180
ジェズス・ロドリゲス・ピコ(1953-):室内オペラ「山人たちの楽園」
フランセスク・ガリゴーザ(テノール)
リュイス・シンテス(バリトン)
マルタ・マテーウ(ソプラノ)
ガブリエル・ブランコ(テノール)
アントニ・ファジャルド(バス)
マルク・モンクジ(指揮)
バルセロナ・モダーン・プロジェクト
録音:2005年11月21-25日




<DISCANT>
CD-E 1010 \2180
218世紀バルセロナ大聖堂のオルガニストたち
カルレス・バゲール(1768-1808):前奏曲(del tercer salm de Nones)(*)
グレゴリオ聖歌:めでたし、聖なる御母よ(+)
ジョアン・サロ(1685?-1747):
キリエのための5つのヴァーセット第1旋法(*)
グレゴリオ聖歌:キリエ「Rex virginum」(+)
ジョアン・サロ:グローリアのための9つのヴァーセット第4旋法(*)
グレゴリオ聖歌:グローリア(+)
ジョアン・サロ:使徒書簡朗読のためのヴァーセット(*)
カルレス・バゲール:オフェルトリウム(*)/Rondo de Nazards(*)
カルレス・バゲール:サンクトゥスのためのヴァーセット第6旋法(*)
グレゴリオ聖歌:サンクトゥス(+)
カルレス・バゲール:アニュス・デイのためのヴァーセット第6旋法(*)
グレゴリオ聖歌:アニュス・デイ(+)
フランセスク・マリネール(1720-1789):
右手のためのティエント・パルティータ(コムニオ)(*)
グレゴリオ聖歌:イテ、ミサ・エスト−デオ・グラツィアス(+)
グレゴリオ聖歌:Nihil est candoris(アンティフォナ)(+)
マテウ・フェレール(1788-1864):詩篇唱第1旋法−5つのヴァーセット(*)
グレゴリオ聖歌:主は言われた(詩篇109)(+)
フランセスク・マリネール:サルヴェに基づく単旋律作品第2旋法(*)
ダビード・マレート(オルガン)
スコラ・グレゴリアーナ・デ・ラ・コンパーニャ・ムジカル
ジョゼプ・ボネート(テノール) ジョルディ・リカルト(バリトン) 
ジョゼプ・カブレ(バス)
録音:2005年10月19-20日、バルセロナ大聖堂、ライヴ




<ENCHIRIADIS>
EN 2016 \2180
アロンソ・ロボ:2つのミサ
フランシスコ・ゲレーロ(1528-1599):
天の王国はかくの如し[天国のたとえ話;Simile est regnum caelorum]
アロンソ・ロボ(1555-1617):ミサ「天の王国はかくの如し」
フランシスコ・ゲレーロ:
ペテロよ、われは汝のために祈りたり[Petre Ego pro rogavi]
アロンソ・ロボ:
ミサ「ペテロよ、われは汝のために祈りたり」
われは生きたるゆえ、と主は言いたもう[Vivo ego, dicit Dominus]
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
エバ・フアレス、ピラール・モラル(ソプラノ) 
マルタ・インファンテ(アルト)
ミゲル・ベルナル(テノール) ルイス・ビセンテ、
エクトル・ゲレーロ(バス)
マリア・クリソル(ファゴット)
録音:2006年7月、スペイン、マラガ県ベナラウリーア、
聖ドミンゴ・デ・グスマン教会

EN 2002 \2180
【旧譜再案内】
クリストーバル・デ・モラーレス(1500頃-1555):
レクイエム(5声;1544)
ヤコブは嘆きぬ/主よ、耳を傾けたまえ/われらを憐れみたまえ
ラウル・マリャビバレーナ(指揮)
ムジカ・フィクタ
ヌリア・リアル(ソプラノ) アリシア・ラモネット(アルト)
ジョルディ・アベリョ(カウンターテナー) 
アルベルト・フォルク(テノール)
トマース・マシェ(バス) イグナジ・ジョルダ(オルガン)
録音:1998年5月、バルセロナ、エスペランサ礼拝堂
しばらく扱いを停止しておりましたが、再開いたします。




<LINDORO>
MPC 0712 \2180
甘き木蔭に ルネサンス期イタリアとドイツ=オーストリアのムジカ・ポエ
ティカ
リコーダー・コンソートのための音楽
ヨハン・ヘルマン・シャイン(1586-1630):「音楽の饗宴」から 組曲 X
ジョルジョ・マイネリオ(1535-1582頃):ミラノのバッロ
ジョヴァンニ・アントニオ・テルツィ(1580頃-1620):ポーランドのバッロ
アントニオ・ガルダーネ(1509-1569):ヴェネツィアのガリアルダ
ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー(1620頃-1680):
7つのリコーダーのためのソナタ
オルランドゥス・ラッスス(1532-1594):わが魂は悲しむ
チプリアーノ・デ・ローレ(1515/16-1565):主は正し
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(1525-1594):
ガラリヤ人たちよ
メルキオーレ・デ・バルベリイス(1500頃-1549以後):いかなる確かさが
ジローラモ・カヴァッツォーニ(1525頃-1577):
「Falt D'Argens」によるカンツォン
ルカ・マレンツィオ(1553頃-1599):美しく輝く瞳
アントニオ・ベルターリ(1605-1669):5つのリコーダーのためのソナテッラ
ルートヴィヒ・ゼンフル(1486頃-1542):Das g'laut zu Speyer
不詳(16世紀ドイツ):わが努力と労苦は
ハンス・ノイジードラー(1508-1563)):わが努力と労苦は
メルヒオール・ノイジードラー(1531-1591/92):わが努力と労苦は
ルートヴィヒ・ゼンフル):わが努力と労苦は
ハンス・レオ・ハスラー(1564-1612):ああ、苦痛に禍あれ
ウィリアム・ブレイド(1560-1630):ガリアード
ヤコプ・プレトリウス(1586-1651):太陽の昇る地平から
パウル・レーンハウツ(指揮)
ロイヤル・ウィンド・ミュージック
録音:2002年4月、セビーリャ県サンルーカル・ラ・マヨール、
サレジオ会神学校内教会
ブックレットに簡単な日本語解説が記載されています。

AA 0102 \2180
アイラ・レヴィン:ピアノ編曲集
J・S・バッハ(1685-1750):
トッカータ ヘ長調 BWV540
「狩のカンタータ」BWV208 から 羊は安らかに草を食み
汝を飾れ、おお、愛する魂よ BWV654
いと高きにある神にのみ栄光あれ BWV664
トリオ・ソナタ第4番 BWV528 から アンダンテ
ワーグナー(1813-1883):ジークフリート牧歌
チャイコフスキー(1840-1893):バレエ「くるみ割り人形」Op.71 からの4曲
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ブラジル風バッハ第2番 から 田舎者の小さな汽車
アイラ・レヴィン(ピアノ)
録音:2005年12月12-15日、ブラジル、ベレン・ド・パラ、平和劇場
シカゴに生まれ、現在はブラジルで主に指揮者として活躍しているアイラ・レ
ヴィンが、自身による編曲版を演奏しています。




<VERSO>
VRS 2035 \2180
アンヘル・アルテアーガ(1928-1984):ポートレイト
シンフォニエッタ(1961)(*)/ディヴェルティメント(1967)(*)
ドン・キホーテの音楽(1961/1968)(*)/サント・デ・パロ(1971)(+/*)
第二の言葉(1970)(#)/アルビシフォン(1973)(**)
古典形式のソナティナ(1961)(++)/3つの小品(++)
ホセ・ルイス・テメス(指揮(*))
グラナダ市立管弦楽団(*)
マリア・ホセ・サンチェス(ソプラノ(+))
イサベル・マイネース(ハープ(#))
フアン・カルロス・チョルネート(フルート(**))
アナ・ギハーロ(ピアノ(++))
録音:2006年1月、グラナダ、マヌエル・デ・ファリャ・ホール

VRS 2036 \2180
ピーター・スカルソープ(1929-):スピリッツ・オヴ・プレイス
From Irkanda III(1961/1999)から(*/+/#)/Mountains(1981)(#)
From Saibai(1993)(*/#)/夜の小品集(1970/1971)(#)
Djilile(1986)(+/#)/小パッサカリア(2004)(#)
私は夢を見るとときどき(2002)(#)/Irkanda I(1955)(*)
4つの小品(2台のピアノのための;1979)(#)/夜の歌(1995)(*/+/#)
エマ・アレクセーエワ(ヴァイオリン(*))
ダビード・アペリャーニス(チェロ(+))
アナンダ・スカルラン(ピアノ(#))
録音:2005年4月30-31日、ヘタフェ音楽院ホール
(#/#)は2台のピアノのための作品です。

VRS 2037 \2180
ジョアキン・オムス(1906-2003):ギターを伴う室内楽作品集
組曲第2番「2本の線の間に」/2つのギターのための即興曲
双子座 I(2つのギターのための)/2つのギターのための2つの楽章
2つのギターと打楽器のための夜想曲/ギターと打楽器のための即興曲
フルートとギターのための二重奏曲
射手座(フルート、ギター、ヴァイオリンとチェロのための)
不在(ギターと弦楽のためのアダージョ)
+ Que 2 ギター・デュオ
フェルナンド・コラース、オルランド・エチャバリーア(ギター)
アンサンブル・デ・サラマンカ
録音:206年4月、サラマンカ音楽院ホール

<MEMORIES>
ME1083 \1050※年内取り扱いの特価
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」1989年3月19日
チェリビダッケ指揮
ミュンヘンフィル、
ドナート、ゾッフェル、イェルサレム、リカ
チェリビダッケの傑作。第9がついに登場。極限まで遅いテンポが採用されて
いるかと思いのほか、流れは非常にスムーズです。やはりフルトヴェングラー
の強い影響を受けただけに、祝祭的な盛り上がりにも事欠きません。第1楽章
では、黙示録的な表情を見せ、聴く者の心胆を寒からしめ、緘余楽章における、
神秘な響きは神々しいまでの凄さです。第4楽章の感情爆発はチェリビダッケ
が知性だけの人でなく本能の人であることを知らしめます。




<M&A>
M&A1193 5枚組 \7920
シュナーベル:モーツァルト録音集
CD1
ピアノ協奏曲第22番(1941年11月ライヴ、ワルター指揮ニューヨークフィル)
ピアノ・ソナタ第8番(1939年1月27日スタジオ)
二台ピアノのための協奏曲K.365
(1936年10月28日スタジオ、カール・シュナーベル、ボールト指揮ロンドン響)
CD2
ピアノ四重奏曲第1番K.478(1934年12月19日スタジオ、プロ・アルテSQ)
ピアノ・ソナタ第12番(1946年6月スタジオ)
ピアノ協奏曲第27番(1934年5月2日スタジオ、バルビロリ指揮ロンドン響)
CD3
ピアノ協奏曲第20番(1948年6月スタジオ、ジュスキント指揮フィルハーモニア)
ピアノ・ソナタ第13番(1944年米軍放送)
ピアノ協奏曲第19番(1937年1月スタジオ、サージェント指揮ロンドン響)
CD4
ピアノ協奏曲第24番(1948年6月18,19日、ジュスキント指揮フィルハーモニア)
ピアノ・ソナタ第16番(1948年6月スタジオ)
ピアノ協奏曲第23番
(1946年3月3日ライヴ、ロジンスキー指揮ニューヨークフィル)
CD5
ピアノ協奏曲第21番(1937年1月12日スタジオ、サージェント指揮ロンドン響)
ロンドイ短調K.511(1946年6月スタジオ)
ピアノ・ソナタへ調(1943年11月14日ニューヨーク・ライヴ)
ピアノ協奏曲第17番抜粋(1942年3月22日ライヴ、シュティードリー指揮)
アルトウール・シュナーベル(P)
ベートーヴェンの権威、巨匠アルトゥール・シュナーベルによるモーツァルト
傑作集。コロンビアへのスタジオ録音とライヴ録音をもとに構成されておりま
す。その骨太なタッチは、軽やかで楽天的なモーツァルト像からは、程遠く、
質実剛健で嘘のない演奏展開で聴く者を捉えて離しません。今回は天才エンジ
ニアKit Higginsonによるサウンド修復がなされ、いずれも聴きやすくまとまっ
ております。

M&A1195 2枚組 \3960
シュワルツコップ、ドイツ放送への1940−1941年の録音集
CD1
ラモー「ヒッポリュトスとアリキア」より"恋するナイチンゲール“
バッハ:狩のカンタータ「我が楽しみは元気な狩のみ」
レーヴェ:歌曲集より
CD2
シューベルト:春に寄す
シューマン:リュッケルトの死による民謡
ヴェルディ:小さな煙突掃除
レーガー:歌曲集
リヒャルト・シュトラウス:四つの歌曲より他
シュワルツコップへのインタビュー「歌曲を歌うために」1980年8月サンフラ
ンシスコで英語での質疑
エリザベート・シュワルツコップ(S)
惜しくも亡くなった名花シュワルツコップによる戦時中の放送録音集。音質も
優れております。何よりも貴重なのは1980年のインタビューです。英語による
分りやすい語り。とても素敵です。

<DELTA>
DCCA-0030 \2425
モーツァルト:「魔笛」より第2幕(抜粋)
世界初出!
フルトヴェングラー、ウィーン・フィル
ウィーン国立歌劇場合唱団、他
ザラストロ:ヨーゼフ・グラインドル
タミーノ:ヴァルター・ルートヴィヒ
夜の女王:ヴィルマ・リップ
パミーナ:イルムガルト・ゼーフリート
パパゲーノ:エーリッヒ・クンツ
パパゲーナ:ヘッダ・ホイサー
モノスタトス:ぺーター・クライン
弁者:パウル・シェフラー
第一の僧:フレッド・リーヴェール
第二の僧:フランツ・へブリンク/他
モーツァルト生誕250年の今年は、フルトヴェングラーの生誕120年にあたる
ダブル・メモリアル・イヤーだが、まさにそれを締めくくるにふさわしい内容
となった。
この50年の魔笛は存在は古くから知られていたが、著名なディスコグラフィー
をはじめほとんどの資料ではプライベート保管と明記されていた。
しかも、今回が世界初出であるとは少々驚いたが、それはテープを聴いて納得
した。魔笛が全曲収録されていない、いわゆる欠落などが存在し、序曲や第1幕
の音源は今のところ無いとされている不完全な状態なのである。
フルトヴェングラーは49、50、51年とザルツブルクで魔笛を指揮しているが、
49年、51年の演奏は既に、いくつものメーカーにより発売されている。
50年は上記のような理由により、今まで発売されてこなかったのではと推測で
きる。しかし、このほど1950年8月16日のフルトヴェングラー指揮と表記された
「魔笛」の第2幕だけほぼ全曲の私的保管録音が、全く同一内容の複数のオー
プン・テープの形で存在することが判明した。
今回、その内の一つから復刻を試みたが、8月16日の公演は生放送されており、
個人と思われるエア・チェック収録にて保管されていたようで、曲の頭や終わ
りにテープを一時停止(ポーズ)させたと思われる音もあり、それに伴って欠
落も発生しているという難点がある。とは言え、フルトヴェングラーが残した
貴重な演奏がまた一つ新たに聞く事ができる喜びは大きい。

楽天ブックストップページ

modoru