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<クラシック・輸入盤新譜情報 06−10>
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です
 

★★★グッディーズ・オリジナル企画★★★
SPレコードを生で聴くすばらしさを多くの方に感じてもらいたい!という思い
から、当店で独自に復刻した音源をCD-Rにて頒布いたします。これまでの復刻
音源とは一味違う生々しい音がお楽しみいただけると思います。

●SPレコード本来の音を追求したダイレクト・トランスファー CD-R
SPレコードの真の音は残念ながら、これまで市販された復刻CDではなかなか聴
くことができません。それはSPレコードの音ミゾに刻まれた音声信号を拾い出
すプロセスで、重要な情報が失われているからです。このCD-Rシリーズは復刻
プロセスを最短にしてSPレコードのありのままをお届けするダイレクト・トラ
ンスファーです。LPとは比較にならない強大な音響勢力を持つSPレコードのた
めに、専用のカスタムメイド真空管式フォノイコライザをの使用しています。
またノイズ除去と共に失われる音楽情報に最も気を配り、一切のノイズリダク
ションを排除してあります。従来のSP復刻CDよりノイズの量は多くなりますが、
ノイズの奥に演奏者の確かな息づかいが聴き取れます。プレスCDより音の鮮度
の点で優位と判断し、CD-Rを採用しました。収録はSPレコード3枚から5枚の
初発売時のアルバム単位を基本としています。
ケースには録音データ(オリジナル・レコード番号、マトリクス番号、テイク、
録音年月日等)を記載してありますが、曲目解説はありません。

●第1回 10タイトル 発売中
●価格:各1枚 \1500(税込) お取り扱いは当店の通販のみとなります。

■ご注意
CD-Rを使用していますので、再生機器によっては再生が出来ない場合もござい
ますので、ご了承下さい。
編集作業を一切行っておりませんので、曲はつながっていません。1トラックは
SP盤片面分となります。トラック間の空白部分は統一されていません。
リードアウト部分の短い盤は、終わりの部分のノイズが入る場合があります。


78CDR-1000
ショパン: ピアノ協奏曲第2番ヘ短調作品21
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
ジョン・バルビローリ指揮管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB8658/61
(1935年7月8日アビー・ロード第 1スタジオ録音)
ピアニストのアルフレッド・コルトー (1877-1963)がどんなに輝かしい音を出
していたか、どの復刻盤(LPを含めて)も再現していなことが、このCD−Rを聴
くと分かる。オーケストラの録音もいささかも古さを感じさせない。

78CDR-1001
ショパン: エチュード作品10 (全12曲)
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB2207/09
(1933年7月4&5日,ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)
アビー・ロードに設置されたEMIの自社開発による録音システムが稼働しはじめ
て間もなくの録音(原盤番号の後に□のマークで区別)だが、今は聴けないエ
ラール社のピアノの音が光輝いている。コルトーは曲順を楽譜通りではなく配
列して曲の相互に関連性を持たせているのも聞きどころ。

78CDR-1002
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調作品30-2
英HMV DB3068/70
(1936年2月6日ロンドン, アビー・ロード第3スタジオ録音)
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第 9番イ長調作品47「クロイツェル」
フリッツ・クライスラー (ヴァイオリン)
フランツ・ルップ (ピアノ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB3071/74
(1936年6月17,18,19日,11月8日ロンドン,アビー・ロード第3スタジオ録音)
フリッツ・クライスラー(1875-1962)は1935年と1936年にベートーヴェンのヴァ
イオリン・ソナタ全集を録音した。SPレコードで27枚が4巻のアルバムで発売さ
れた。ソナタ第7番ハ短調と第9番イ長調「クロイツエル」はアルバム第3巻(7枚
組)として発売された。1935年に60歳を迎えたクライスラーのベートーヴェンソ
ナタ全曲は、人生経験を積んだ音楽家のもつ深い思慮で紡ぎ出された演奏。クラ
イスラーの音色もまたこれまでの復刻盤では、十分に再現できていなかったこと
が、お分かりいただけると思う。

78CDR-1003
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
ジネット・ヌヴー(ヴァイオリン)
イザイ・ドブローウェン指揮フィルハーモニア管弦楽団
英 HIS MASTER'S VOICE DB9126S/9130
(1946年8月16-18日ロンドン、アビー・ロード第1スタジオ録音)
フランスの女流ヴァイオリニスト、ジネット・ヌヴー(1919-1949)はアメリカ
に向かう航空機の事故で30歳の命を失った。ピアニストで実弟のジャン・ヌヴー
も同乗していた。彼女の天才ぶりは1930年に11歳でパリ音楽院で一等賞を得た
ことでも推し量れる。第2次政界大戦が終わり占領下のパリが解放され、世界に
羽ばたく緒端の期の録音である。原録音は磁気テープと思われるが78回転SPで
発売され、LPでは味わうことのできない実在感のあるヴァイオリンが聴ける。

78CDR-1004
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV1008
J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV1009
パブロ・カザルス(チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB8414/19
(1936年11月23日ロンドン, アビー・ロード第3スタジオ録音)
パブロ・カザルス(1876-1973)のJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲全6曲は2曲ず
つ録音された。この第2番と第3番はアルバムの第1巻として発売された。この2
曲だけがアビー・ロードでの録音。他の4曲は1938年と1939年に録音された。
この録音の生々しさは1930年の半ばにしてEMIの録音技術は完成していたことの
証である。

78CDR-1005
ルクー: ヴァイオリン・ソナタ ト長調
アンリ・コック(ヴァイオリン)
シャルル・ファン・ランケル(ピアノ)
日本ポリドール 80104/7 (1932年録音)
この名曲の世界初録音盤である。この曲が日本で未だに人気があるのは、この
SP盤に端を発している。アンリ・コックはフランコ=ベルギー派の名手でルク
ーのスペシャリストでもあった。骨太の筆致で奏でるルクーはSP時代のメニュ
ーインやLPのリュミオーと一味違う。この演奏はLP時代も復刻盤がなかった初
復刻。

78CDR-1006
ベートーヴェン: ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調作品47「クロイツェル」
ブロニスワフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
イグナツ・フリートマン(ピアノ)
仏Parlophone 59.532/5 (英Columbia LX72/5 と同一演奏)
1930年9月12日ウィーン,ミッテラー・コンツェルトザール録音
フーベルマンは「快刀乱麻」とあらえびす(1882-1963)が評した演奏である。
荒々しいまでのフーベルマンの演奏は復刻盤では古臭く聞こえるが、SPダイレ
クトでは圧倒的な力で迫ってくる。

78CDR-1007
ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61
フリッツ・クライスラー(ヴァイオリン)
サー・ジョン・バルビローリ指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
英HIS MASTER'S VOICE DB2927/31 (1936年6月16日録音)
フリッツ・クライスラーは初期の電気録音時代の1926年にベートーヴェンを録
音していて、この曲の決定盤と評価されていた。1936年のこの録音は61歳のク
ライスラーの録音。ヴァイオリン・ソナタ全集と同一時期のもので、ここでも
人生経験を積んだ音楽家だけが持つ演奏を繰り広げてきる。EMI録音の完成期の
見事な音はSP時代の再生法では再生不可能だった。

78CDR-1008
サン=サーンス: ピアノ協奏曲第4番ハ短調作品44
アルフレッド・コルトー(ピアノ)
シャルル・ミュンシュ指揮パリ・フィルハーモニー協会管弦楽団
英HIS MASTER'S VOICE DB2577/9
(1935年7月9日アビー・ロード第1スタジオ録音)
1936年作曲家サン=サーンス (1835-1921)の生誕100年記念演奏会がパリとロン
ドンで開かれた。ロンドンの演奏会の直後にアビー・ロードのEMIスタジオで録
音された。ソリストはコルトー、オーケストラはパリで活躍していたソリスト
や音楽院教師などで特別に編成され、シャルル・ミュンシュ(1891-1968)が指
揮者に起用された。前出の78CDR-1000 のコルトーによるショパン:ピアノ協奏
曲第 2番の翌日の録音。フランス人指揮者とフランスのオーケストラによるこ
の曲とイギリス人指揮者とイギリスのオーケストラによる比較ができる。SPレ
コード録音の極致とも言える音がダイレクト・ランスファーで聴ける。

78CDR-1009
ベートーヴェン: ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調作品97「大公」
アルフレッド・コルトー (ピアノ)
ジャック・ティボー (ヴァイオリン)
パブロ・カザルス (チェロ)
英 HIS MASTER'S VOICE DB1223/7
(1928年11月18日ロンドン小クイーンズ・ホール録音)
まさに人類の遺産とも言えるかけがいのない名演奏。アルフレッド・コルトー
(1877-1962)、ジャック・ティボー(1880-1953)、パブロ・カザルス(1876-
1973)のピアノ・トリオは電気録音の初期に数曲の録音をした。SP時代最高品質
と言われた HIS MASTER'S VOICE 盤は盛大な雑音があるが、楽音の彫りの深さ
も圧倒的。ダイレクト・トランファーで3人の巨人の妙技に浸れる。原盤番号の
末尾の△は電気録音の開発者ウェスタンエレクトリックの録音機を使用した記号。

<Deutsche Grammophon>
4776384 \1850
ロシアン・アルバム
1.チャイコフスキー:
「悲しい涙など知らずに過ごした日々」(歌劇「イオランタ」)
2.ラフマニノフ:「ここは素晴らしい場所」(12の歌 作品21-7)
3.ラフマニノフ:「美しい人よ、私のために歌わないで」(6つの歌 作品4-4)
4.R.コルサコフ:「汝、皇太子、わが救済者よ」(歌劇「皇帝サルタンの物語」)
5.R.コルサコフ:「ああ、可愛そうなはにかみ屋の雪娘よ!」?「女友達とイ
チゴ摘みに行き」(歌劇「雪娘」)
6.R.コルサコフ:「偉大なる皇帝よ!私に百回尋ねよ」(歌劇「雪娘」)
7.R.コルサコフ:
「イヴァン・セルゲーイチ、庭に行きましょう」(歌劇「皇帝の花嫁」)
8.チャイコフスキー:
「ピンピネッラ、フィレンツェの歌」(6つのロマンス 作品38-6)
9.グリンカ:「清らかな野原を私は見る」(歌劇「イワン・スサーニン」)
10.プロコフィエフ:
「奇跡だ、なんと彼女は素晴らしい」(歌劇「戦争と平和」)
11.ラフマニノフ:
「おお、泣かないで、私のパウロ」(歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」)
12.チャイコフスキー:手紙の場面「私は破滅してもいい」
(歌劇「エフゲニー・オネーギン」)
アンナ・ネトレプコ(Sp)
ズラータ・ブリチェワ(Ms)、ディミトリ・ヴォロパエフ(T)、
ヴラディーミル・モロズ(Br)、イリヤ・バンニク(Bs)、
アレクサンドル・モロゾフ(Bs)
マリインスキー劇場合唱団(合唱指揮:アンドレイ・ペトレンコ)
マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
2005年12月、2006年1,5,6月 マリインスキー劇場での録音
「ずっとロシアのオペラ・アリアと歌曲を録音したいと思っていました」と語
るネトレプコ。美しい容姿と豊かな表現力で、今やスーパー・スターの位置を
確固たるものにし、ヨーロッパの音楽チャートではどの国でも常にベスト3には
過去のアルバムがランクインし続けているという驚愕のブレイクぶり。そんな
中での新録音は、自身のルーツとも言えるロシアのオペラ・アリアと歌曲集で
す。しかも、伴奏を務めるのはネトレプコを見出したゲルギエフ。そしてゲル
ギエフ率いるマリインスキー劇場管。南ロシア出身のネトレプコは、93年にグ
リンカ声楽コンクールに優勝後マリインスキー劇場に所属、ゲルギエフの下で
オペラの研鑽を積みます。その後の活躍ぶりはご存知の通り。ですが、今まで
お国物の録音がほとんどなく、プロコフィエフの「3つのオレンジへの恋」全曲
(ゲルギエフ指揮)での端役がある程度でした。そして今回ようやくロシア作
品の録音がついに実現!古巣であるゲルギエフ&マリインスキー劇場の伴奏に
加え、気心知れたマリインスキーの歌手達との共演で歌えることは、彼女にと
ってもこの上ない喜びのようです。DVDリリースされたヴェルディの「椿姫」
や、MET来日公演で見せた「ドン・ジョヴァンニ」での彼女も素晴らしかった
ですが、ロシア物での彼女も今でとは違った魅力があり、ネトレプコ本来の姿
でありながら、今までは見ることのできなかった新たな一面をかいま見る気が
します。アルバムには彼女がアメリカでブレイクするきっかけとなったプロコ
フィエフの「戦争と平和」はもちろん、今までCDになっていないようなレアな
作品も収録。さらにはふだんピアノ伴奏でしか歌われない作品もオーケストラ
伴奏で収録されており、ロシア・オペラ、ロシア歌曲ファンにとっても聴き逃
せないアルバムになっています。

4776229 \1850
ドラゴン・ソング-中国作品集
1.中国中央楽団創作:ピアノ協奏曲 「黄河」
2.呂分成:平湖秋月
3.賀緑汀:牧童短笛
4.民謡:対花
5.孫以強:春舞
6.杜鳴心:草帽舞
7.?雨賢:望春風
8.朱踐耳:翻身的日子
9.民謡:春江花月夜
10.趙李平:亀茲舞(組曲 「シルクロード」 第5楽章)
11.王建民:楓橋夜泊
ラン・ラン(Pf)
ファン・ウェイ(ピパ)(9)、ザン・ジャリ(ダブル・リードの笛)(10)、
ジ・ウェイ(ツィター)(11)
チャイナ・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:ロン・ユー
2006年1月北京での録音
母国の最高傑作と珠玉の小品を弾く!同タイトルのDVD&ハードカバーBook仕様
限定盤も同時リリース!
子供時代に弾いた作品を集めた前作「メモリー」に続き、ラン・ランの新作は
母国中国の作品集です。2008年の北京オリンピック開催を前にして、世界中の
視線が集まる中国。そこで、音楽を通して中国と欧米社会との架け橋になるべ
く、ラン・ランが温めてきた企画がこの「ドラゴン・ソング」です。1曲目の
「黄河」は、中国で最も有名なクラシック作品として今まで何度も録音されて
いる名曲。中国の民謡と西欧の伝統的なクラシック音楽が融合した色彩的な響
きが印象的なこの作品は、ソリストに高度なテクニックを要求しますが、ヴィ
ルトゥオーゾ・ピアニストのラン・ランにとってはお手の物。母国生まれの難
曲を見事に弾きこなしています。伴奏のチャイナ・フィルの演奏も素晴らしく、
中国におけるクラシック音楽のレヴェルの高さに驚きます。カップリングには
7曲のピアノ小品と3曲の室内楽を収録。どれも中国人作曲家による作品(一部
は民謡からの編曲)で、ラン・ランが少年時代を過ごした中国の原風景が目前
に広がるような美しい作品ばかり。わたしたち日本人にとっても、どこか相通
ずる雰囲気があり、思わず郷愁感に誘われてしまいます。3種類の民俗楽器を
演奏するのはラン・ランと気心の知れた仲間たち。もちろん演奏の息もぴった
りです。そして今回は同タイトルのDVDも同時リリース!DVDには最近の中国ツ
アーの模様や、ドラゴン・ソングの録音風景などが収録されています。

4776403 \1850
オッフェンバック・ロマンティーク
喜歌劇「天国と地獄」 序曲
チェロと管弦楽のための大協奏曲
喜歌劇「ライン川の水の精」より 序曲、バレエとグランド・ワルツ
喜歌劇「月世界旅行」より バレエ音楽
ジェローム・ペルノー(Vc)
ルーヴル音楽隊/指揮:マルク・ミンコフスキ
初のモーツァルト・アルバム(477 5798)が大ヒット中のミンコフスキ。このア
ルバムはレコ芸吉田秀和氏の「之を楽しむ者に如かず」に2ヶ月連続して取り
上げられ、大変高い評価を得ています。最新盤は彼がデビュー当初から手がけ
てきたオッフェンバックの作品集。フランス・バロックのスペシャリストとし
ての地位を確立してきたミンコフスキですが、同時にオッフェンバックにも傾
倒し、早い時期から彼の作品を採り上げてきました。特に2001年にオッターを
フィーチャーして行われたパリ・シャトレ座でのオッフェンバック・ガラ・コ
ンサートは圧巻で、この時の映像はDVDでもリリースされています。さらには
喜歌劇「美しきエレーヌ」や「天国と地獄」はCDとDVDがあり、オッターとは
オッフェンバックのアリア集でも共演しています。今の時代にこれだけオッ
フェンバックを採り上げている指揮者は珍しく、ミンコフスキの取り組みは
「オッフェンバック・ルネッサンス」と呼ばれひとつのムーヴメントとしてと
らえられるまでになっています。今回は、楽しい喜歌劇の序曲やバレエ曲をは
じめ、オペラ・コミック座のチェロ奏者でもあったオッフェンバックの貴重な
チェロ協奏曲も収録。オッフェンバックの魅力が満載された好企画です。協奏
曲でソロを務めるペルノーは1994年のチャイコフスキー・コンクールに入賞し、
現在はイギリス王立音楽院教授としてバロック、モダン両方のチェロを教えて
おり、Ligia Digitalレーベルからバッハの無伴奏組曲のライヴ盤も出してい
るフランスの俊英チェリストです。

4775725 \1850
Noel-ノエル
1.「Jul, jul stralande jul」
2.ウィデーン:「湖と岸辺の上で輝け」
3.民謡:「われらの神を讃えよ」
4.グロンダール:「メロディ」
5.リャプノフ:「Chanteurs de Noels」
6.シベリウス:「クリスマスがやってくる」(5つのクリスマスの歌 作品1-2)
7.シベリウス:「栄誉はいらない」(5つのクリスマスの歌 作品1-4)
8.シベリウス:「もみの木」(ピアノのための5つの小品 作品75-5)
9.グリーグ:「クリスマスの子守歌」
10.「幸福な鐘の音」
11.クィルター:「ベツレヘムのゆりかご」
12.ヘッド:「3人の仮装行列」
13.グレインジャー:「サセックスの仮装行列によるクリスマス・キャロル」
14.民謡:「So Blest a Sight」
15.シャミナード:「鳥のクリスマス」
16.グノー:「クリスマス」
17.シベリウス:「冬の情景」(ピアノのための5つのスケッチ 作品114-2)
18.「マリアのゆりかごの歌」
19.コーネリウス:「キリストの木」(6つのクリスマスの歌 作品8)
20.コーネリウス:「Die Hirten」(6つのクリスマスの歌 作品8)
21.コーネリウス:「王」(6つのクリスマスの歌 作品8)
22.バッハ:「主よ人の望みの喜びよ」 BWV147
23.カステリャノス:
「ガリシアのクリスマス・キャロル」(スペインのクリスマス・キャロル集)
24.カステリャノス:
「バスクのクリスマス・キャロル」(スペインのクリスマス・キャロル集)
25.カステリャノス:
「カスティーリャのクリスマス・キャロル」
(スペインのクリスマス・キャロル集)
26.カステリャノス:
「コルドバのクリスマス・キャロル」(スペインのクリスマス・キャロル集)
27.カステリャノス:
「アンダルシアのクリスマス・キャロル」(スペインのクリスマス・キャロル集)
28.バッハ:「われは今汝の飼い葉桶の傍らに立ち」 BWV469
29.バッハ:「異教徒の救い主よ」BWV659
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Ms)
ベンクト・フォシュベリ(Pf)
2005年8月 ミュンヘン・ヘラクレス・ザールでの録音
北欧のクリスマス・キャロルを歌った「Home for Christmas」から7年。今度
は世界のクリスマス・キャロルを集めたアルバムが登場です。前回はわりと知
られている作品が多かったですが、今回のアルバムには伝統的なクリスマス・
キャロルやバッハ、グノーなどの作品に加え、ロシアやスペインの珍しい作品
も収録。オッターが世界中から見つけてきた素敵なクリスマス・キャロルが満
載の充実した内容になっています。オッターのパートナーを務めるのはピアノ
のフォシュベリ。すでに長年コンビを組んでいる二人だけに、それぞれの作品
からより親密な雰囲気を感じさせてくれます。前作ベニー・アンダーソン作品
集も好調なオッター。彼女の優しい歌声で世界中のクリスマスが心温まるもの
になることは間違いないでしょう。

4776360 9枚組 \8100
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ選集
CD1
第2番 イ長調 作品2-2、第3番 ハ長調 作品2-3、
3つの選帝侯ソナタ WoO.47
CD2
第4番 変ホ長調 作品7、第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」、
第10番 ト長調 作品14-2
CD3
第5番 ハ短調 作品10-1、第6番 ヘ長調 作品10-2、
第7番 ニ長調 作品10-3
CD4
第11番 変ロ長調 作品22、第12番 変イ長調 作品26、
「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 作品35
CD5
第13番 変ホ長調 作品27-1、第14番 嬰ハ短調 作品27-2「月光」、
第15番 ニ長調 作品28 「田園」
CD6
第16番 ト長調 作品31-1、第17番 ニ短調 作品31-2 「テンペスト」、
第18番 変ホ長調 作品31-3
CD7
第19番 ト短調 作品49-1、第20番 ト長調 作品49-2、
第21番 ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」、
第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」、
第25番 ト長調 作品79
CD8
第26番 変ホ長調 作品81-a 「告別」、第27番 ホ短調 作品90、
第30番 ホ長調 作品109、第31番 変イ長調 作品110
CD9
第28番 イ長調 作品101、第29番 変ロ長調 作品106 「ハンマークラヴィーア」
エミール・ギレリス(Pf)
録音:1972-1985年
今年10月26日はギレリス90回目の誕生日。1985年に亡くなってからすでに20年
以上の歳月が過ぎていますが、未だに人気の高いピアニストです。DGでは彼の
功績を讃えて、ベートーヴェン、モーツァルト、初期録音集の3種類をリリース
します。ベートーヴェンのソナタ集は1972年に録音がスタートし、1985年に彼
の突然の死によって5曲が録音されずに終わってしまったものですが、今でも
世界中で売れ続けており、未完の全集ながら彼のベートーヴェンが高い支持を
得ていることをあらわしています。力強いタッチ、正確無比なテクニックに加
え、晩年の自信に満ちあふれた演奏が聴くものを圧倒します。彼の男性的な演
奏は「ミスター・ベートーヴェン」と呼ばれるほどで、多くの名手を輩出した
ロシア・ピアニストの中でも、ベートーヴェンに関しては彼の右に出る者はい
ませんでした。今回の再発売でケースもスリム化。

4776373 2枚組 \1850
モーツァルト・レコーディングス
CD1
1.ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281
2.パイジェロの「哲学者気取り」の「主に幸いあれ」による6つの変奏曲
ヘ長調 K.398
3.幻想曲 ニ短調 K.397
4.ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310
CD2
1.2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調 K.365
2.ピアノ協奏曲 第27番 変ロ長調 K.595
エミール・ギレリス(Pf)
エレーナ・ギレリス(Pf)(CD2-1)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:カール・ベーム
CD1;1970年1月28日ザルツブルクでのライヴ録音
CD2:1973年のスタジオ録音
ギレリス生誕90周年記念リリースのモーツァルトは2枚組で、CD1はギレリス初
のDG録音となった1970年1月のザルツブルク・ライヴ。長らく廃盤になってい
た音源で、今回久々の復活です(一部は9月発売のスタインウェイ・レジェンド
・シリーズにも収録されています)。CD2は今でもオリジナルス・シリーズでロ
ングセラーを続けている協奏曲。ベーム&ウィーン・フィルの好サポートも光
る名盤。ギレリスはデビュー当初は技巧派で情熱的な演奏を好んでいましたが、
1970年代の彼は音楽と他の芸術や哲学との深い関係を重要視し、テクニックだ
けではなく作品の本質を追い求めるようになっていました。特に、モーツァル
トにおける彼の演奏は、ロシア物やベートーヴェンなどで見せる力強さとは違
って典雅な雰囲気に満ちあふれており、発売当初から高い評価を得ていました。

●DG Original Masters TWOFERS
4776370 2枚組 \1850
エミール・ギレリス-初期録音集
CD1
1.レイエ(ゴドフスキー編):
チェンバロ組曲 第1番 ト短調より 「ジーグ」 (1935年録音)
2.ラモー:「鳥のさえずり」 (1951年録音)
3.シューマン(タウジヒ編):「密輸入者 」 作品74-10 (1935年録音)
4.シューマン:「トッカータ」 作品7 (1935年録音)
5.メンデルスゾーン:「デュエット」 作品38-6 (1947年録音)
6.シューマン:「夢のもつれ」 作品12-7 (1937年録音)
7.プロコフィエフ:「3つのオレンジへの恋」より 「行進曲」 (1947年録音)
8.ショパン:バラード 第1番 ト短調 作品23 (1949年録音)
9.リスト:パガニーニ大練習曲より 「狩」 (1940年録音)
10.リスト:ハンガリー狂詩曲 第9番 「ペシュトの謝肉祭」 (1951年録音)
11.D.スカルラッティ:ソナタ ハ長調 K.159
12.D.スカルラッティ:ソナタ ニ短調 K.27
13.D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.125
14.D.スカルラッティ:ソナタ ホ長調 K.380
15.D.スカルラッティ:ソナタ イ長調 K.113 (以上1955年録音)
CD2
1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第3番 ハ長調 作品2-3 (1952年録音)
2.メトネル:ピアノ・ソナタ 第3番 ト短調 作品22 (1952年録音)
エミール・ギレリス(Pf)
1929年に13歳でデビューしたギレリス。彼の録音はメロディアに数多く残され
ましたが、ソ連崩壊後の混乱で一時は音源が散逸し、貴重な録音の数々が埋も
れてしまっていました。最近になってメロディアは活動を再開し、録音もかな
り復刻されていますが、ギレリスの20代から40代にかけての録音をDGがリマス
タリング。2枚組の初期録音集にまとめました。もっとも古い録音は1935年で
彼が22歳の時。血気盛んなテクニシャンとして売り出したころのもので、ゴド
フスキーが手を加えたレイエの「ジーグ」やタウジヒがより難しく編曲した
シューマンを、鮮やかなテクニックで弾きこなしています。他にも、ラモー、
スカルラッティといったバロック作品から、同時代のプロコフィエフまで、実
に幅広いレパートリーを収録。多彩なギレリスのピアニズムを堪能できる格好
の2枚組といえます。


●DG OPERA HOUSE
4775647 4枚組 \3600
ヘンデル:歌劇 「ジュリオ・チェザーレ」 全曲
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br)、タチアナ・トロヤノス(Ms)、
ユリア・ハマリ(A)、ペーター・シュライアー(T)、他
ミュンヘン・バッハ管弦楽団&合唱団
指揮:カール・リヒター
1969年録音 イタリア語歌唱
超豪華キャストによる名盤、ついにCD化!
ヘンデルの「ジュリオ・チェザーレ」は、バロック・オペラの中でも古くから
録音されてきた作品ですが、1969年に録音されたこのリヒター盤は、当時考え
られ得る最高のソリスト達を集めたものとして長らくCD化が期待されていまし
た。リヒター生誕80年の今年、ついにCD化が実現。ヘンデル作品の公演が増え
る昨今、この名盤が復刻されることは大きな意味を持つと言っても過言ではな
いでしょう。

4775652 2枚組 \1800
マスネ:歌劇 「ウェルテル」 全曲
プラシド・ドミンゴ(T)、フランツ・グルンドヘーバー(A)、
アーリン・オジェー(Sp)、エレーナ・オブラスツォワ(Ms)、他
ケルン放送交響楽団
指揮:リッカルド・シャイー
1979年録音 フランス語歌唱
ドミンゴ唯一のマスネ・オペラ録音。イタリア人指揮者、ドイツのオケという
演奏ながら、フランス・グランド・オペラの迫力が十分伝わってくる力演です。

4775659 2枚組 \1800
ロッシーニ:歌劇 「チェネレントラ」 全曲
テレサ・ベルガンサ(Ms)、ルイジ・アルヴァ(T)、
レナート・カペッキ(Br)、パオロ・モンタルソロ(Bs)、他
スコティッシュ・オペラ合唱団
ロンドン交響楽団
指揮:クラウディオ・アバド
1971年録音 イタリア語歌唱
アバド初のオペラ録音。当時のグラモフォン誌はこの録音を「アバドの勝利!」
と絶賛しました。若きアバドが、ベルガンサをはじめとしたベテランの歌唱陣
と合唱団、オーケストラを見事にまとめ上げた名演です。

4775662 2枚組 \1800
ヴェルディ:歌劇 「トロヴァトーレ」 全曲
カルロ・ベルゴンツィ(T)、アントニエッタ・ステッラ(Sp)、
フィオレンツァ・コッソット(Ms)、エットーレ・バスティアニーニ(Br)、他
ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団
指揮:トゥリオ・セラフィン
録音:1962年 イタリア語歌唱
「トロヴァトーレ」史上最高の録音のひとつと評される名盤がオペラ・ハウス
・シリーズから再登場です。主役級4人の非の打ち所がない歌唱は言うまでも
なく、セラフィンのドラマティックな表現に応えるオーケストラのダイナミッ
クな響きも素晴らしいです。「トロヴァトーレ」のファースト・チョイスにふ
さわしい名演です。


●DG DVD-Video
734213(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
ランバート・オーキス(Pf)
2005年2月ミュンヘン・ヘラクレス・ザールでのライヴ収録
7月インフォでの予告通り、ムター&オーキスのモーツァルト「ヴァイオリン・
ソナタ集」がDVDで登場です。6月の来日公演ではCDジャケットの衣裳そのまま
に登場してモーツァルトのソナタを弾き、聴衆を魅了した女王ムター。この
DVDはCDにもなったヘラクレス・ザールでのコンサートの模様を完全収録した
もので、今後続々リリース予定のムターのモーツァルトDVDシリーズの第1弾を
飾るもの。CDだけでは味わえない会場の雰囲気や、ムターとオーキスの表情な
ど、DVDならではの魅力が満載の内容です。もちろん続いてトリオ、ソナタの
DVDも発売予定。

734159(DVD-Video) \3350
ベートーヴェン:歌劇 「フィデリオ」 全曲
グンドラ・ヤノヴィッツ(Sp)、ルネ・コロ(T)、
ルチア・ポップ(Sp)、ハンス・ヘルム(Br)、他
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:レナード・バーンスタイン
演出:オットー・シェンク
1978年1月ウィーン国立歌劇場でのライヴ収録
今月もバーンスタイン驚きのDVDが登場です!バーンスタインの「フィデリオ」
は、長い間ディスクで親しまれてきた名演ですが、その録音の直前に行われた
ウィーン国立歌劇場でのライヴを、オーストリア放送協会が収録した映像が
DVDとしてリリースされます。映像ソフトとしては完全初出!キャストは録音
で歌っていたディースカウがハンス・ヘルムになっている以外はほぼ同じで、
レオノーレ役のヤノヴィッツ、フロレンスタン役のルネ・コロなど、当時最も
輝いていた名歌手達を起用。オットー・シェンクの演出も素晴らしく、その舞
台を見ることができるだけでも、このDVDの価値は大きいでしょう。バーンス
タインの音楽はスケールが大きく、ウィーン国立歌劇場オーケストラの充実し
た響きも印象的です。第2幕フィナーレの直前には「レオノーレ」第3番が盛り
込まれ、見事な高揚感を作り出しています。録音も映像も数多くリリースされ
ている「フィデリオ」ですが、このDVDが今後のファースト・チョイスになる
ことは間違いありません!
PCM STEREO / DOLBY DIGITAL 5.0 / DTS 5.0

734191(DVD-Video) \3350
ドラゴン・ソング
「ラン・ラン・イン・チャイナ」
ラン・ラン(Pf)
2006年1月(演奏シーン)、2005年6&12月、2006年1月(ドキュメンタリー)収録
アルバム「ドラゴン・ソング」の録音と並行して収録されたラン・ランのド
キュメンタリー・フィルムがDVDでリリース。各地で熱狂的な歓迎を受け、自身
「夢のようだ」と語った中国ツアーの模様や、両親が住むアパートにある初め
てのピアノとの再会、家族とのランチ風景や古いお寺を訪ねるラン・ランなど
など、プライヴェート映像満載です。最大の見せ場は母校で行ったマスター・
クラス。大げさな身振り手振りで生徒を教え、時には自らピアノを弾き生徒と
じゃれ合い聴衆から笑いを誘うラン・ラン、そしてマスター・クラスを熱心に
見つめる満員の聴衆。中国クラシック界の底知れぬパワーを感じさせる印象的
なシーンです。もちろんCDに収録されている小品集の演奏シーンも収録。ラン
・ランがそれぞれの作品について自ら語っています。中国の民俗楽器との共演
を見れるのも、DVDならではの醍醐味と言えましょう。
PCM STEREO / DOLBY DIGITAL 5.1./ DTS 5.1

4776517(前記CD4776229+DVD734191) \6300
ドラゴン・ソング
前出、ドラゴン・ソングのCDとDVDをパッケージングし、さらにハードカバー
・ブック仕様の超豪華版、ファン必携の限定盤も同時発売です。

734207(DVD-Video) \3350
マスネ:歌劇 「マノン」 全曲
エディタ・グルベローヴァ(Sp)、フランシスコ・アライサ(T)、
ピエール・タウ(Bs)、ハンス・ヘルム(Br)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:アダム・フィッシャー
演出:ジャン・ピエール・ポネル
映像監督:ブライアン・ラージ
1983年12月、ウィーン国立歌劇場で収録
1983年、ウィーン国立歌劇場での「マノン」をオーストリア放送協会が収録し
た映像がDVD初登場!当時37歳でまさに絶頂期を迎えようとしていたグルベロ
ーヴァがマノン役を熱唱しており、ポネルの演出もグルベローヴァの魅力を大
きくひきたたせています。フィッシャーが指揮するウィーン国立歌劇場管のダ
イナミックな演奏も素晴らしく、「マノン」の決定盤といっても過言ではない
映像です。
PCM STEREO / DTS 5.0
(P)2006 Deutsche Grammophon GmbH, Hamburug




<Decca>
4758069 \1850
オマージュ-ジ・エイジ・オブ・ザ・ディーヴァ
1.チレア:「哀れな花よ」(歌劇「アドリアーナ・ルクルヴール」)
2.スメタナ:「私はどうすれば良いのか?」(歌劇「ダリボル」)
3.チャイコフスキー:「小屋の裏手では牧場が青々としている」
(歌劇「オプリーチニク」)
4.プッチーニ:「歌に生き、恋に生き」(歌劇「トスカ」)
5.コルンゴルト:「私は彼のところへ行った」(歌劇「ヘリアーネの奇蹟」)
6.グノー:「おお、かよわき燕」(歌劇「ミレイユ」)
7.R.シュトラウス:
「Wie umgibst du mich mit Frieden」(歌劇「ダナエの愛」)
8.R=コルサコフ:「私の花よ!」(歌劇「セルヴィリア」)
9.ヴェルディ:「静かな夜だった」(歌劇「トロヴァトーレ」)
10.マスネ:
「J'ai verse le poison dans cette coupe d'or」(歌劇「クレオパトラ」)
11.ヤナーチェク:「モノローグと祈り」(歌劇「イェヌーファ」)
12.コルンゴルト:
「Ich soll ihn niemals, niemals merh sehn」(歌劇「カトリーン」)
ルネ・フレミング(Sp)
マリインスキー劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
世界中のオペラ・ハウスから賞賛されているアメリカ人ソプラノ、ルネ・フレ
ミング。彼女の最新盤は、ソプラノ歌手の先人たちへのトリビュート・アルバ
ムです。リリック・ソプラノのための情熱的な作品を数々演じてきたフレミン
グは、それらの作品を歌ってきた先人たちの素晴らしさの虜になっていきまし
た。19世紀から20世紀初頭にかけてのソプラノ歌手達は、舞台をはじめ録音や
映画、広告の世界にいたる幅広い分野でその名声を高め、彼女たちにとって
「ディーヴァの時代」と呼ばれる黄金期を築きました。フレミングはそんな先
人たちに敬意を表しこのアルバムを企画。R.シュトラウスに欠かせなかったロ
ッテ・レーマン、ヤナーチェクやコルンゴルトの初演者でもあったマリア・
イェリーツァなどに縁のある作品を中心に選曲。人気のアリアはもちろん、ロ
シアや東欧の極めてレアなアリアも含まれ、とても多彩なプログラムになりま
した。特に、レアな作品の中には長らく忘れ去られていたものもあり、フレミ
ングはそれら「失われた宝石たち」を現代に蘇らせ、その美しい魅力をこのア
ルバムで伝えようとしています。そして伴奏を務めるのはゲルギエフとマリイ
ンスキー劇場管弦楽団。奇しくもネトレプコの新譜でも伴奏を務めており、現
代最高のディーヴァ二人の伴奏を同時に受け持つことになったゲルギエフ。彼
は新世代のディーヴァ達を育て上げてきた立役者であり、このアルバムにもっ
ともふさわしい指揮者と言えます。
なお、デジパック仕様限定盤は80ページにおよぶブックレットに英語・フラン
ス語・ドイツ語の歌詞対訳を収録。通常盤の対訳は英語のみの収録になってい
ます。
超こった作りの先行e-cardも是非チェックしてみてください!
http://www.decca.com/features/reneefleming/homage_ecard/

4758070 \1850
オマージュ-ジ・エイジ・オブ・ザ・ディーヴァ (通常盤)
上記アルバムの通常仕様盤。歌詞対訳は英語のみの収録です。

4758039 \1850
生まれ変わった「神童」 デイヴィッド・ギャレット
フリー Free
1.モリコーネ:ラ・カリッファ
2.ビゼー:カルメン・ファンタジー
3.メタリカ:ナッシング・エルス・マターズ
4.モンティ:チャルダーシュ
5.映画「脱出」より デュエリング・ストリングス
6.パガニーニ:カプリース
7.ギャレット:セレナード
8.R.コルサコフ:熊蜂の飛行
9.ギャレット:トッカータ
10.バーンスタイン:サムウェア
11.ギャレット:エリザの歌
デイヴィッド・ギャレット(Vn)
パコ・ペナ(Gt)(2)
1994年、わずか14歳でドイツ・グラモフォンと専属契約したギャレット。伝統
レーベルと最年少で専属契約したということで、当時「神童」としてたいへん
注目されました。そのギャレットも今年26歳。録音からは久しく遠ざかってい
ましたが、久しぶりの新録音がDECCAから登場です。「これは僕が変わってか
ら最初のアルバムなんだ」「プロデュース、編曲、作曲、それは全てにおいて
僕の企画なんだ」と語るギャレット。グラモフォンでのアルバムはどれもがい
たって真面目なクラシックばかりでしたが、今回のアルバムではクラシックの
みならず、ミュージカル・ナンバーや映画音楽、さらにはギャレットが大好き
なメタリカの曲も収録。もちろん、持ち前の超絶技巧も炸裂。3曲収録された
自作も含め、水を得た魚のように伸びやかなパフォーマンスを披露しています。
10月には日本を含むアジア・ツアーが予定されているギャレット。本業の傍ら
ニューヨークではファッション・モデルも務め、はやりの「ちょいワル」の雰
囲気も漂い(まだ全然おやじじゃないですが)、日本でも再びギャレット旋風
が吹き荒れることは間違いないでしょう。

4757984 2枚組 \2650
サザーランド80歳記念、全曲収録初CD化!
音楽の夜会-イタリア&フランスのサロン歌曲集
CD1
1.ロッシーニ:約束
2.ロッシーニ:非難
3.ロッシーニ:別れ
4.ロッシーニ:狂宴
5.ロッシーニ:誘い
6.ロッシーニ:アルプスの羊飼いの娘
7.ロッシーニ:ゴンドラに乗って
8.ロッシーニ:踊り
9.レオンカヴァッロ:フランスのセレナード
10.ドニゼッティ:溜息
11.レスピーギ:遙か遠い日々
12.ベッリーニ:フィデッレの悲しげな姿よ
13.ロッシーニ:さらば人生よ
14.ベッリーニ:マリンコニーア
15.ヴェルディ:哀れな男
16.ベッリーニ:優雅な月よ
17.チマーラ:ストルネッロ
18.ポンキエルリ:吟遊詩人
CD2
1.マスカーニ:あなたの星
2.ロッシーニ:ゾラの歌
3.ロッシーニ:古風なアリエッタ
4.カンパーナ:最後の希望
5.ドニゼッティ:真夜中に
6.ドニゼッティ:私はいつも待っている
7.グノー:春に
8.ゴダール:フローリアンの歌
9.マスネ:秋の思い
10.ダレーラク:Quand la bien
11.ラロ:奴隷
12.トマ:夜
13.サン=サーンス:愛し合おう
14.フォーレ:蝶と花
15.ビゼー:牧歌
16.マスネ:ああ、もし花に目があったら
17.マイアベーア:Guide au bord ta nacelle
18.ダヴィッド:燕
19.シャミナード:子守歌
20.マスネ:Puisqu'elle a pris ma vie
21.ドリーブ:カディスの娘たち
22.アーン:愛し合おう
23.アダン:Mariquita
ジョーン・サザーランド(Sp)
リチャード・ボニング(Pf)
全曲盤初CD化!完全限定盤
1978年スイスのサザーランド&ボニング夫妻の自宅で録音
今年11月7日に80歳の誕生日をむかえるサザーランド。先月より記念のリリー
スが相次いでいますが、今月ご紹介するのは1978年に夫で指揮者のボニングの
ピアノ伴奏で録音されたサロン歌曲集の復刻盤です。ロッシーニの「音楽の夜
会」をタイトルにしたこのアルバムは、3枚組でLP発売されましたが、その後
は1993年にイタリアの作品だけを集めた1枚物のCDとして日本盤が発売された
だけで、収録曲の半数は今日まで陽の目を見ずにいました。生誕80年を迎えた
今年、DECCAが完全な形でこのアルバムを復刻!CDでは2枚に収まりましたが、
全曲が収録された形での再発売はこれが世界初めてとなります。録音当時は
DECCAの看板アーティストとしてオペラ録音で大活躍していたサザーランドと
ボニング。このアルバムにはイタリアとフランスのサロン歌曲がたっぷり収録
されており、中には希少価値の高い作品も含まれています。録音が夫妻の自宅
音楽ルームで行われたことも驚きですが、リラックスした雰囲気がサロン歌曲
にぴったりで、それがこのアルバムの大きな魅力のひとつとも言えましょう。
サザーランドの最も魅力的なアルバムが復刻されることで、日本では今ひとつ
人気の出なかったサザーランドの再評価が高まりそうです。
と、いいつつ。世界完全限定数の生産です。もちろんヨーロッパ、USでの人気
ぶりは健在ですので、ご注文はお早めにお願いします。

4757987 3枚組 \2700
バッハ:マタイ受難曲 全曲 (英語版)
ロバート・ティアー(T)、ジョン・シャーリー・カーク(Br)、
フェリシティ・ロット(Sp)、アルフレーダ・ホジソン(A)、
バッハ合唱団
テームズ室内管弦楽団
指揮:サー・ディヴィッド・ウィルコックス
かつてASVレーベルから発売されていた英語版「マタイ受難曲」がDECCAから再
発売されます。指揮のウィルコックスはキングス・カレッジ合唱団の音楽監督
を長年務めたイギリス合唱界の重鎮で、1960年から1988年まではアマチュアの
バッハ合唱団の指揮者も務めていました。キリスト教の復活祭の時期には、
手兵を率いてバッハの受難曲を毎年演奏し、ロンドンでは高い評価を得ていま
す。この「マタイ受難曲」は全て英語で歌われており、イギリス出身のソリス
ト達をはじめアマチュアとは思えない完成度を見せるバッハ合唱団、そしてテ
ームズ室内管のぬくもりのある演奏が非常に印象的な録音です。

4757498 2枚組 \1850
エッセンシャル・ヒム
CD1
1.ゴス:「わが魂たたえよ あまつみ神を」
2.ステイナー:「天なる喜び」
3.モンク:「日暮れて 四方は暗く」
4.パリー:「主よ今われらの罪をゆるし」
5.コーフト:「神わがたすけぞ」
6.パリー:「いざ主を誉めまつれ」
7.ダイクス:「聖なるかな」
8.ウェッベ:「栄えの主イエスの」
9.パーセル:「主イエスよ、われらの」
10.テシュナー:「All glory laud and honour」
11.民謡:「復活の日」
12.ハーウェイス:「聖なる方をほめたたえよ」
13.民謡:「力の主よ」
14.ウェズレー:「いとも尊き 主は降りて」
15.エルヴィー:「子羊をば誉めたたえる」
16.クルーガー:「いざやともに」
17.デイヴィス:「God be in my Head」
18.ブリテン:「聖母賛歌」
19.民謡:「もろびと声あげ」
20.民謡:「天使ガブリエルのお告げ」
21.サリヴァン:「みよや十字架の」
22.アーヴィン:「主は我が飼い主」
23.ヒューズ:「天からのパン」
24.ドレーパー:「ものみなこぞりて」
25.パリー:「イェルサレム」
CD2
1.民謡:「主よ私を導きたまえ」
2.モンク:「All things bright and beautiful」
3.クロフト:「あめつち御神をば」
4.シベリウス:「安かれわが心よ」
5.ダイクス:「よき羊飼いイエス」
6.民謡:「主を誉めたたえ」
7.ヴォーン・ウィリアムズ:「この世にあかしをたて」
8.タリス:「この日のめぐみを今こそたたえめ」
9.ショーレフィールド:「御神のたまいし」
10.ホーズリー:「みやこの外なる丘の上に」
11.タヴァナー:「聖母マリアへの賛歌」
12.民謡:「生けるものすべて」
13.民謡:「神の知恵ぞはかりなき」
14.パリー:「わが魂を愛するイエス」
15.フリッツ:「Lead us Heavenly Father lead us 」
16.ステイナー:「久しく待ちにし」
17.作者不詳:「Behold the great Creator Makes」
18.スマート:「よろずのくにびと」
19.ダイクス:「主よみもとに近づかん」
20.レッドヘッド:「千歳の岩よ」
21.ダイクス:「はてしも知られぬ」
22.民謡:「久しく待ちにし」
23.プレトリウス:「エサイの根より」
24.民謡:「アメイジング・グレイス」
25.ラター:「この地球の美しさに」
クレオバリー指揮ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊
ほかイギリスの様々な合唱団
DECCAのエッセンシャル・シリーズ16枚目は賛美歌集。世界各地の賛美歌をイ
ギリスの様々な合唱団による歌声でお楽しみいただけます。「アメイジング・
グレイス」の合唱版は意外と貴重だったりします。

9863813 \1850
ルロイ・アンダーソンのクリスマス
1.そりすべり
2.クリスマス・メドレー
3.While be my sheep
4.もろびと声あげ
5.エサイの根より
6.三艘の船が来るのをみた
7.From heaven high
8.我らはきたりぬ
9.王たちの行進
10.ベツレヘムの羊飼い
11.天なる神には
12.ああベツレヘムよ
13.たいまつてにてに
14.かいばの桶で寝ている
15.酒宴の歌
16.Angels in our fields
17.いざ歌え
18.久しく待ちにし
19.おいで子供たち
20.コヴェントリー・キャロル(鎮魂の子守歌)
21.パタパン
22.そりすべり
ルロイ・アンダーソン管弦楽団
指揮:ルロイ・アンダーソン
ボストン・ポップス管弦楽団(1)
指揮:アーサー・フィードラー(1)
録音:1960年代
ルロイ・アンダーソン編曲&指揮によるクリスマス・キャロル集!
ライト・クラシックの先駆者ルロイ・アンダーソン。彼がクリスマス・キャロ
ルをオーケストラに編曲し自ら録音したアルバムが再登場です!アンダーソン
の音楽はいつ聴いても楽しいものですが、特にクリスマス・シーズンにはぴっ
たり。このアルバムには自身の代表作「そりすべり」をはじめ、世界中のクリ
スマス曲を収録。しかもアンダーソンによるオーケストラ編曲が実にゴージャ
ズで、クリスマスの雰囲気を一層盛り上げてくれるでしょう。1曲目の「そり
すべり」はフィードラー指揮ボストン・ポップスの演奏で、最終トラックの
自作自演と比較できるのもこのアルバムの特長です。


●DECCA ULTIMATE
5枚組スーパー・バジェット・プライス・シリーズがDECCAから登場です!
全8タイトルのうち、作曲家別の4タイトルでは各作品の全楽章を収録、もち
ろんフェード・アウトは一切ありません!DECCA&PHILIPSから厳選した録音を
使用しているので、どの作品も優秀な演奏ばかり。最近はやりのコンピレー
ションの中でも、コストパフォーマンスでは間違いなく上位にランク・イン
するシリーズです。

4758040 5枚組 \3650
アルティメット・ベートーヴェン
CD1
交響曲 第5番 ハ短調 作品67 「運命」
交響曲 第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
CD2
交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」
CD3
ピアノ協奏曲 第4番 ト短調 作品58
ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73
CD4
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
ヴァイオリンのためのロマンス 第1番、第2番
CD5
ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 作品13 「悲愴」
ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」
ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 作品57 「熱情」
ベルナルト・ハイティンク指揮
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(CD1&4)
ゲオルク・ショルティ指揮 シカゴ交響楽団(CD2)
ヴラディミール・アシュケナージ(Pf)(CD3)
ズービン・メータ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(CD3)
ヘンリク・シェリング(Vn)(CD4)
クラウディオ・アラウ(Pf)(CD5)

4758046 5枚組 \3650
アルティメット・ショパン
CD1
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
CD2&3
夜想曲 全曲
4つのバラード
CD4
前奏曲集
即興曲集
CD5
ワルツ 全曲
ホルヘ・ボレット(Pf)(CD1)
シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団(CD1)
ヴラディミール・アシュケナージ(Pf)(CD2&3)
クラウディオ・アラウ(Pf)(CD4)
ゾルタン・コチシュ(Pf)(CD5)

4758052 5枚組 \3650
アルティメット・モーツァルト
CD1
交響曲 第40番 ト短調 K.550
交響曲 第41番 ハ長調 K.551
CD2
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466
CD3
クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
ホルン協奏曲 第4番 変ホ長調 K.495
ホルンのためのロンド 変ホ長調 K.371
CD4
セレナード 第13番 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
セレナード 第6番 ニ長調 K.239 「セレナータ・ノットゥルナ」
3つのディヴェルティメント
CD5
レクイエム ニ短調 K.626
ミサ曲 ハ長調 「戴冠式ミサ」 K.317
モテット 「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618
ヨーロッパ室内管弦楽団/指揮:ゲオルク・ショルティ(CD1)
フィルハーモニア管弦楽団/ヴラディミール・アシュケナージ(Pf&指揮)(CD2)
カール・ライスター(Cl) イレーナ・グラフェナウアー(Fl) 
マリア・グラーフ(Hp) ペーター・ダム、ティモシー・ブラウン(Hr)(CD3)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮ネヴィル・マリナー(CD3&4)
ライプツィヒ放送合唱団&ドレスデン国立管弦楽団
指揮:ペーター・シュライアー(CD5)

4758058 5枚組 \3650
アルティメット・バッハ
CD1&2
ブランデンブルク協奏曲 全曲
CD3
ヴァイオリン協奏曲 第1番
ヴァイオリン協奏曲 第2番
2本のヴァイオリンのための協奏曲
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲
CD4
ゴルトベルク変奏曲
CD5
トッカータとフーガ ニ短調
トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調
前奏曲とフーガ イ短調
目覚めよ、冬の大地
目覚めよと呼ぶ声あり
われらみな唯一の神を信ず
ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(CD1&2)
アルテュール・グリュミオー(Vn)(CD3)
ヘルマン・クレバース(Vn)(CD3)
レ・ソリステ・ロマンド(CD3)
アルパード・ゲレチュ(指揮)(CD3)
ハインツ・ホリガー(Ob)(CD3)
エド・デ・ワールト(指揮)(CD3)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(CD3)
アンドラーシュ・シフ(Pf)(CD4)
カルロ・カーリー(Org)(CD5)

4758073 5枚組 \3650
アルティメット・バロック
CD1
ヴィヴァルディ:「四季」
ヴィヴァルディ:協奏曲 変ホ長調 「海の嵐」
ヴィヴァルディ:協奏曲 ハ長調 「喜び」
CD2
パッヘルベル:カノンとジーグ ニ長調
アルビノーニ:アダージョ
バッハ:主よ人の望みの喜びよ
バッハ:羊たちは安らかに草をはむ
バッハ:G線上のアリア
バッハ:大フーガ ト短調
ボッケリーニ:メヌエット
ホフマイスター:セレナード
ヘンデル:ラルゴ
ヘンデル:シバの女王の入場
ヘンデル:オルガン協奏曲 ヘ長調
ヘンデル:歌劇 「ベレニーチェ」 序曲
CD3
ヘンデル:王宮の花火の音楽
ヘンデル:水上の音楽
CD4
バッハ:管弦楽組曲 全曲
CD5
ジュリアーニ:ギター協奏曲 第1番
ヴィヴァルディ:ギター協奏曲 ニ長調
ヴィヴァルディ:ギターとヴィオラ・ダ・モーレのための協奏曲
ヴィヴァルディ:ギター協奏曲 イ長調
パガニーニ:ギター・ソナタ イ長調
マリアーナ・シルブ(Vn)(CD1)
イ・ムジチ(CD1)
カール・ミュンヒンガー指揮シュトゥットガルト室内管弦楽団(CD2)
レイモンド・レッパード(指揮)(CD3)
イギリス室内管弦楽団(CD3&5)
ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(CD4)
エドゥアルド・フェルナンデス(Gt)(CD5)
ジョージ・マルコム(指揮)(CD5)

4758079 5枚組 \3650
アルティメット・クラシカル・チル・アウト
ドビュッシー:月の光、
ベートーヴェン:月光ソナタ、
フォーレ:パヴァーヌ、
ボロディン:夜想曲、
ヴィヴァルディ:「四季」より「冬」、
J.シュトラウス:美しき青きドナウ、
シューベルト:ます、
リスト:愛の夢、
チャイコフスキー:「ロメオとジュリエット」より「愛の主題」ほか
アーティスト:
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、ヴラディミール・アシュケナージ(Pf)、
ラドゥ・ルプー(Pf)、ゲオルク・ショルティ(指揮)、
ロリン・マゼール(指揮)、ホルヘ・ボレット(Pf)、
ネヴィル・マリナー(指揮)、他

4758085 5枚組 \3650
アルティメット・クラシックス
シューベルト:アヴェ・マリア
、パッヘルベル:カノン、
ヴェルディ:行け我が思いよ、
マスカーニ:間奏曲、
ラヴェル:ボレロ、
マスネ:タイスの瞑想曲、
ロドリーゴ:ギター協奏曲、
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲、
ヘンデル:ハレルヤ・コーラスほか
アーティスト:
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、ゲオルク・ショルティ(指揮)、
レナータ・テバルディ(Sp)、ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)、
ジョーン・サザーランド(Sp)、ラドゥ・ルプー(Pf)、
アンドレ・プレヴィン(指揮)、他

4758091 5枚組 \3650
アルティメット・ピアノ・クラシックス
ショパン:軍隊ポロネーズ、
モーツァルト:トルコ風ロンド、
バッハ:主よ人の望みの喜びを、
サティ:ジムノペディ 第1番、
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番、
ベートーヴェン:月光ソナタ、
ファリャ:火祭りの踊り、
メンデルスゾーン:春の歌、
ルービンシュタイン:メロディ、
ラフマニノフ:前奏曲ほか
ピアニスト:
ヴラディミール・アシュケナージ、ユリウス・カッチェン、
アンドラーシュ・シフ、ホルヘ・ボレット、アリシア・デ・ラローチャ、
ラドゥ・ルプー、他


●DECCA DVD-Video
743137(DVD-Video) \3350
ショスタコーヴィチ:歌劇 「カテリーナ・イズマイロヴァ」 全曲
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(Sp)、V.トレチャク(T)、
V.ラジイェフスキー(T)、A.ヴェデルニコフ(Bs)、他
キエフ国立オペラ&バレエ劇場管弦楽団&合唱団
指揮:コンスタンティン・シメオノフ
監督:ミハイル・シャピーロ
1966年収録
生誕100周年記念、 映画版がDECCAからDVDで登場!ボーナス映像も充実のDVD!
ショスタコーヴィチのオペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」改訂版である
「カテリーナ・イズマイロヴァ」。このオペラの映画版がDECCAからDVDで登場
です。1966年、映画監督シャピーロによって撮影されたこのフィルムは主役の
カテリーナ役にソプラノのヴィシネフスカヤを起用、その他の配役は俳優が演
じ歌手があとから歌をかぶせる手法で撮影されています。映画は西側諸国でも
上映され、ニューヨーク・タイムズ誌が「ヴィシネフスカヤの歌と演技が素晴
らしい」と絶賛するなど、その完成度の高さが高い評価を得ました。日本では
かつてメロディア盤LDがBMGからリリースされ、最近ではマイナー・メーカー
からDVDもリリースされていますが、海外ではこのDECCA盤が初めてのリリース
となります。しかも今回のDVDには、2007年にリリース予定のショスタコーヴィ
チのオペレッタ「チェリョムーシカ」のハイライト映像や、ドキュメンタリー
「ショスタコーヴィチ対スターリン」のハイライトなどがボーナス映像として
収録されており、それだけでも大きな価値のあるDVDとなっています。
映像:カラー
音声:PCM: 2.0 Enhanced Mono

743139(DVD-Video) \3350
※再案内
チャイコフスキー:バレエ 「眠りの森の美女」 オン・アイス
インナ・ヴォリアンスカヤ(王女)、ヴァレリー・スピリドノフ(王子)、
監督:タチアナ・タラソワ
1994年収録
オリンピック金メダリスト荒川静香を育てたタラソワ・コーチ。彼女が監督し、
フィギュア・スケートで「眠りの森の美女」を演じた映像がDVDで登場です。
バレエの映像とはまた一味ちがった「眠りの森の美女」。チャイコフスキー
の美しい音楽にのって演じるスケーター達の妙技もなかなか見応えがあります。
PCM Stereo & DTS 5.1 Surround

743148(DVD-Video) \3350
※再案内
チャイコフスキー:バレエ 「白鳥の湖」 全曲
マリナ・ルザニコワ(オデット&オディール)、
ニコライ・シェヴィシェロフ(王子)、他
モスクワ・クラシカル・バレエ管弦楽団
指揮:パヴェル・サルニコフ
世界中で愛され続けているチャイコフスキーの「白鳥の湖」。モスクワ・クラ
シカル・バレエによる映像がDVDで登場です。「白鳥の湖」には初版をはじめ
とした悲劇で終わる版と、1937年のメッセレル版以降に採用されはじめたハッ
ピー・エンド版が存在しますが、今回のDVDはハッピー・エンド版を採用。主
役のオデット(白鳥)とオディール(黒鳥)役は同じバレリーナが踊りますが、こ
の大役を若きルザニコワが見事に踊りきっています。

743152(DVD-Video) \3350
ファリャ:交響的印象 「スペインの庭の夜」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
ファリャ:歌劇「ペドロ親方の人形芝居」
アリシア・デ・ラローチャ(Pf)、ペペ・ロメロ(g)、
シャルル・デュトワ(指揮)、ネヴィル・マリナー(指揮)、他
1990年&1993年収録
スペインの最も有名な場所であるアルハンブラ宮殿とアランフェス広場。そこ
から生まれたクラシックの名作をラローチャとロメロが演奏し、その模様を映
画監督のラリー・ワインシュタインがスペインの魅惑的な風景と絡めて撮影し
た映像がDVDで登場です。さらに、このDVDにはファリャの珍しい人形劇「ペド
ロ親方の人形芝居」も収録。このオペラの映像は極めて珍しく、それが見られ
ることはとても貴重なことでもあります。



<Philips>
4757947 7枚組 \6300
ファイナル・セッションズ
CD 1
バッハ:パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826
バッハ:パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825
CD2
バッハ:パルティータ 第5番 ト長調 BWV829
バッハ:パルティータ 第3番 イ短調 BWV827
CD 3
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1番 ヘ短調 作品2-1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第16番 ト長調 作品31-1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第22番 ヘ長調 作品54
CD 4
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第2番 イ長調 作品2-2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第24番 嬰ヘ長調 作品78
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第25番 ト長調 作品79
CD 5
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調 「幻想」 D.894
シューベルト:楽興の時 D.780
CD 6
シューベルト:即興曲集 D.935
シューベルト:3つのピアノ曲 D.946
CD 7
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ドビュッシー:ピアノのために より サラバンド
ドビュッシー:レントよりも遅く
ドビュッシー:ロマンティックなワルツ
クラウディオ・アラウ(Pf)
1991年6月、88歳の生涯を閉じたアラウ。彼は最後の最後まで精力的に演奏活
動を続け、録音も死の直前まで行われていました。その最後の録音をまとめた
シリーズが「ファイナル・セッションズ」。かつて国内盤でバラ売りが出て
いましたが、輸入盤では久々の復活です!ベートーヴェン、シューベルト、
ドビュッシー、どれもがアラウの得意としたレパートリーですが、死の2ヶ月
前に録音されたバッハのパルティータは、彼にとって初めてのパルティータ
録音でもあり、最後にバッハを録音したのも何かの因縁かもしれません。5歳
でコンサート・デビューしたのち、83年間もピアニストとして生きてきたア
ラウ。88歳とは思えない折り目正しい演奏は、圧倒的な説得力をもって聴く
者に迫ってきます。

4757955 4枚組 \3600
シューベルト:交響曲 全集
CD1
第1番 ニ長調 D.82、第4番 ハ短調 D.417 「悲劇的」
CD2
第2番 変ロ長調 D.125、第3番 ニ長調 D.200
第5番 変ロ長調 D.485
CD 3
第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
第6番 ハ長調 D.589
CD 4
第9番 ハ長調 D.944 「グレート」
18世紀オーケストラ
指揮:フランス・ブリュッヘン
録音:1990年代初頭
世界中からリクエストの多かったブリュッヘンのシューベルト全集がついに
ボックス化です!1990年代初頭に録音されたこの全集は、そのあまりにも新
鮮な響きゆえに様々な論議を呼びました。現在は国内盤で一部の作品が入手
可能ですが、輸入盤では久しぶりの全曲リリースとなります。シューベルト
演奏の革命とまで言われたこの全集、ふたたび陽の目を見ることができ、ファ
ンにとっても嬉しい限りではないでしょうか。

4757960 12枚組 \10800
ワーグナー:ニーベリングの指環 全曲
ドナルド・マッキンタイア(Br)、マルティン・エーゲル(Br)、
ジークフリート・イェルザレム(T)、ハインツ・ツェドニク(T)、
ヘルマン・ベヒト(Br)、マッティ・サルミネン(Br)、
フリッツ・ヒューブナー(Bs)、ペーター・ホフマン(T)、
ジャニーヌ・アルトマイアー(Sp)、ギネス・ジョーンズ(Sp)、
マンフレート・ユング(T)ほか
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
指揮:ピエール・ブーレーズ
1979年&1980年、バイロイト祝祭大劇場でのライヴ
既にDVDでは復刻されているブーレーズのリングがCDでも再登場です。ブーレ
ーズは1976年にバイロイトの指揮をまかされ、演出のシェローの舞台と共に
斬新なアイデアと解釈を採り入れた新世代の「リング」として、その後数年
のうちにワグネリアン達から絶賛されるようになります。DVDでは1980年の
公演が収録されていますが、CDは1979年と1980年の公演から編集されたもの。
音だけに集中して聴くと、ブーレーズの解釈が細部に渡るまで徹底されてい
る様子がよくわかります。12時間以上にも渡るこの超大作を、ここまで精密
に演奏した録音は、あとにも先にもこのブーレーズ盤だけといっても過言で
はないでしょう。「リング」全曲を選ぶとしたら、ショルティもカラヤンも
良いですが、実はこのブーレーズ盤こそが本家本元のオケと舞台で録音した、
ファースト・チョイスにふさわしい盤と言えます。



<DECCA>
4300002 \1350
To My Friends
ヴォルフ: メーリケの詩による歌曲集
こうのとりの使い、散歩、妖精の歌、ある結婚式で、狩人の歌、告白、郷愁、
水の精、ねずみとりのおまじない、飽くことを知らぬ恋、さようなら、
捨てられた娘、古画に寄せて
レーヴェ:追いかける鐘 作品20-3
グリーグ:白鳥 作品25-2
ブラームス: 少女の歌 作品95-6、テレーゼ 作品86-1、目隠し鬼 作品58-1
エリーザベト・シュヴァルツコップ(Sp)
ジェフリー・パーソンズ(Pf)
録音:1977年1月 ロンドン、1979年1月 ウィーン
先月3日、90歳にしてこの世を去ったシュヴァルツコップの最後のスタジオ・レ
コーディング。追悼盤として緊急リリース!
EMIアーティストとして認識されているシュヴァルツコップですが、実は最後の
スタジオ・レコーディングはDeccaに残されました。プロデューサーはしかも、
夫でもあったウォルター・レッグ。この貴重なレコーディングは一度CDとして
リリースされていますが、20年以上もの間カタログから消えていました。今回、
追悼盤ということで待望の復活、及びミッド・プライス化です!



<Deutsche Grammophon / Decca>
モーツァルト一色に染まった今年のザルツブルク音楽祭。そのハイライトとも
いうべき公演が、モーツァルトの舞台音楽芸術作品22本を一挙に上演する
MOZART22プロジェクトでした。このプロジェクトにはウィーン・フィルやザル
ツブルクのオーケストラ以外にもヨーロッパを代表する歌劇場やドイツの地方
劇場も客演。歌唱陣もネトレプコのようなスター歌手から、目下売り出し中の
若手歌手達まで、実に多彩な顔ぶれです。さらに演出陣も注目で、「アルバの
アスカニオ」は弱冠28歳のヘルマン、「偽の女庭師」では現代ドイツを代表す
る女流映画監督のデリエなどなど、モーツァルトのオペラを様々な視点から描
いている点も特筆できます。ユニバーサル・ミュージックではこの公演全てを
映像収録。DGとDECCAから2回に分けてDVD全18タイトルがリリースされます。
今月はその第1弾8タイトルのご紹介です!
いち早くその断片の映像が見られる下記インターネット・サイトも是非チェッ
クしてみてください。
http://www.mozart22.tv/

734229(DVD-Video) \3350
モーツァルト:歌劇 「アルバのアスカニオ」 K.111 全曲
イリス・クプケ(Sp)、ソニア・プリナ(Ms)、チャールズ・レイド(T)、
ディアナ・ダムラウ(Sp)、他
マンハイム国立歌劇場合唱団&管弦楽団
指揮:アダム・フィッシャー
演出:デヴィッド・ヘルマン
2006年8月ザルツブルク州立劇場にて収録
「アルバのアスカニオ」はモーツァルト15歳の作品。ザルツブルク音楽祭では
28歳のヘルマンによる演出で、マンハイム国立歌劇場のプロジェクトが客演し
ました。将来の活躍が楽しみな実力派新人歌手を擁しており、とりわけD.ダム
ラウはアーノンクールの最新録音「ツァイーデ」で題名役を歌う人気の新進ソ
プラノです。このオペラの映像は初めてでしょう。

734222(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「偽の女庭師」 K.196 全曲
ジョン・グレアム=ホール(T)、アレクサンドラ・ラインプレヒト(Sp)、
ジョン・マーク・エインズリー(T)、ヴェロニク・ジャンス(Sp)、他
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
指揮:アイヴォー・ボルトン
演出:ドリス・デリエ
2006年8月ザルツブルク州立劇場にて収録
演出のドリス・デリエはドイツを代表する女流映画監督。ボルトン指揮ザルツ
ブルク・モーツァルテウム管のさわやかな演奏も印象的です。ヴェロニク・
ジャンスをはじめ歌手陣も強力です。

734251(DVD-Video) \3350
モーツァルト三部作<彷徨I>
モーツァルト:歌劇 「偽ののろま娘」 K.51(46a) 全曲
マリン・ハルテリウス(Sp)、マリーナ・コンパラート(Ms)、
マティアス・クリンク(T)、シルヴィア・モイ(Sp)、他
カメラータ・ザルツブルク
指揮:ミヒャエル・ホーフシュテッター
演出:ヨアヒム・シュレーマー
2006年8月ザルツブルク・レジデンツホーフにて収録
今年のザルツブルク音楽祭では、22本の劇場作品のうち「偽ののろま娘」「レ
ックス・トレメンドゥス」「夕べの感覚」がモーツァルト三部作「彷徨」と題
されてシリーズ上演されました。「偽ののろま娘」はモーツァルトが12歳のと
き、ザルツブルクの宮廷で初演された作品です。

734225(DVD-Video) \3350
モーツァルト:歌劇 「牧人の王」 K.208 全曲
クレジミール・スパイサー(T)、アネッテ・ダッシュ(Sp)、
マルリス・ピーターセン(Sp)、アルピネ・ラハジャン(Sp)、他
バルタザール・ノイマン・アンサンブル
指揮&演出:トーマス・ヘンゲルブロック
2006年7月ザルツブルク大学大講堂にて収録
「羊飼いの王様」とも呼ばれるこの作品は、ウィーン・コンツェントゥス・ム
ジクスの元団員でアーノンクールの薫陶を受けたヘンゲルブロックが、手兵を
指揮し自ら演出も担当しました。歌唱陣にもバロックのスペシャリスト達を起
用しています。

734226(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「ルーチョ・シッラ」 K.135 全曲
ロベルト・サッカ(T)、アニク・マシス(Sp)、
モニカ・バチェッリ(Ms)、ヴェロニカ・カンジェミ(Sp)、他
フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:トーマス・ネトピル
演出:ユルゲン・フリム
2006年7月ザルツブルク・フェルゼンライトシューレにて収録
「ルーチョ・シッラ」ではイタリアからフェニーチェ歌劇場が客演。指揮のネ
トピルは、ウィーン・フォルクスオパーやフィレンツェ市立歌劇場等を振って
活躍中のデビューしたてのフィンランドの俊英です。マシス、バチェッリ、カ
ンジェミといった女声陣の充実した歌唱が特筆ものです。

734244(DVD-Video) \3350
モーツァルト:
歌劇 「バスティアンとバスティエンヌ」 K.50 全曲
歌劇 「劇場支配人」 K.486 全曲
アレクサンドラ・ザモイスカ(Sp)、エヴモルフィア・メタクサキ(Sp)、
ベルンハルト・ベルヒトルト(T)、ラドゥ・コヨカリュウ(Bs)、他
ユンゲ・フィルハーモニー・ザルツブルク
指揮:エリーザベト・フックス
演出:トーマス・ライヒェルト
2006年7&8月ザルツブルク・マリオネット劇場にて収録
今年の音楽祭の中でも異色の公演がこの2作品。マリオネット(人形)劇場で
の公演は、舞台の上には人形たちだけで、その前にオーケストラと歌手達が陣
取り、「劇場支配人」の中に「バスティアンとバスティエンヌ」の物語が組み
込まれ、あたかも劇中劇のように話が進みます。ザモイスカとメタクサキの両
ソプラノはオーディションのライバルとして共にバスティエンヌ役を歌ってい
ます。台詞・衣裳・装置までも担当したライヒェルトは、時にハプニングを装
ったユーモアたっぷりの演出で子供から大人まで楽しませ、モーツァルテウム
の学生や卒業生で構成されるオーケストラもレベルの高い演奏を聴かせてくれ
ます。

743156(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「後宮からの逃走」 K.384 全曲
ローラ・アイキン(Sp)、ヴァレンティーナ・ファルカス(Sp)、
チャールズ・カストロノーヴォ(T)、ディートマール・ケルシュバウム(T)、
ウィーン国立歌劇場合唱団
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
指揮:アイヴォー・ボルトン
演出:シュテファン・ヘアハイム
2006年8月ザルツブルク・モーツァルト・ホールにて収録
序曲の演奏中から全裸の男女が出てくるなど、ヘアハイムの奇抜な演出が物議
を醸した「後宮」。アメリカ出身のアイキンやカストロノーヴォの歌唱やザル
ツブルク・モーツァルテウム管の充実した響きは実に見事。この演出には賛否
両論あるだけに、怖いもの見たさで大注目となること受け合いです。作品的に
も人気の高い「後宮」ですので、今シリーズ中、大きなセールスを記録するの
は間違いありません!

743159(DVD-Video) 2枚組 \6450
モーツァルト:歌劇 「魔笛」 K.620 全曲
ルネ・パーペ(Bs)、ポール・グローヴズ(T)、
フランツ・グルントヘーバー(Bs)、ディアナ・ダムラウ(Sp)、
ゲニア・キューマイアー(Sp)、クリスティアン・ゲルハーエル(T)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・ムーティ
演出:ピエール・アウディ
2006年7&8月ザルツブルク祝祭大劇場にて収録
ムーティ指揮ウィーン・フィルの美しい演奏もさることながら、ザラストロ役
を得意とするパーペをはじめとした歌唱陣の力演も印象的な「魔笛」です。現
地でも絶賛されたソプラノのダムラウ(前出「アルバのアスカニオ」にも出演)
による「夜の女王のアリア」は特に素晴らしく、女王の衣裳とともに迫力ある
歌と演技で見る者を圧倒します。超人気オペラ「魔笛」の最強盤として大ブレ
イク間違いなし!です。



<Universal US>
B000718902 \1850
Simply Anne-Sophie
ヴィヴァルディ:「四季」-「春」より第一楽章  トロンハイム・ソロイスツ
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 第3番より第三楽章:ロンド LPO
同:ヴァイオリン協奏曲 第5番「トルコ風」よりアダージョ  LPO
ベートーヴェン:ロマンス 作品50  マズア/NYP
マスネ:タイスの瞑想曲  レヴァイン/VPO
クライスラー:愛の悲しみ  オーキス(Pf)
プレヴィン:ソング  プレヴィン(Pf)
ブラームス:ハンガリー舞曲 第6番  オーキス(Pf)
ガーシュウィン:「ポーギーとベス」よりサマー・タイム  プレヴィン(Pf)
サラサーテ:カルメン幻想曲 作品25  レヴァイン/VPO
アンネ=ゾフィー・ムター(Vn)
モーツァルト3部作の大ヒット、そしてそれらのDVDリリースなど、まさに女王
と呼ぶに相応しい快進撃を続けるムターの新ベスト!
2006年モーツァルト・イヤーは、側面、ムター・イヤーとしても我々の記憶に
留まるほどの大活躍を見せた女王ムター。どれもが大ヒットを続けるモーツァ
ルト3部作に加え、10月からはそれらのDVDリリースも控え、注目度は増すばか
りです。これらの新録音までも含めた新ベストともいえるアルバムが全世界リ
リースとなります。インターナショナル・リリースは来年10月に予定されてい
ますが、それに先駆けて11月の全米ツアーの合わせて発売となるUS盤をご案内
いたします。

B000764972 21枚組 \20000
Steinway Legends GRAND EDITION
アルゲリッチ・アラウ・アシュケナージ・ブレンデル・ギレリス・ホロヴィッ
ツ・ケンプ・ミケランジェリ・ポリーニ・内田光子
ボーナスCD
スタインウェイ・レジェンズ・イン・ザ・メイキング(グリモー、ユンディ・
リ、ラン・ラン)
好評!スタインウェイ・レジェンズ10タイトルがBOX化!ボーナスCD、フォト
・アルバムがついたスペシャル・パッケージの超豪華版!
8月9月と二ヶ月にわたり5タイトルずつリリースされたスタインウェイ・レジェ
ンズ。「ホロヴィッツのスタインウェイ・ピアノ」の来日などの話題もあり、
好評を得ていますが、今回それら10タイトルにボーナスCD等がついた豪華版
BOXセットが発売となります。使用したピアノ、アーティスト、それらが奏で
る音楽。すべてがどこまでも「本物」であるこのシリーズ。ピアノ・マニアの
方には是非とも愛蔵して頂きたい一品です。
40Pフル・カラー、フォト・アルバムつき。(CDサイズではなくBoxサイズです)
ボーナスCD。スタインウェイ・レジェンズ・イン・ザ・メイキング(直訳する
と、現在生産されつつある伝説って感じでしょうか?)と題され、次世代のレ
ジェンズ・メイカー足りえる3人のアーティストがフィーチャーされています。
一部の音源はこのBoxでしか手に入らないもの!
スペシャル・パッケージ。スタインウェイのDシリーズのピアノを模した凝りに
凝ったパッケージだそうです。(こればかりは実物を見ないとなんともいえま
せんが・・・)

B000764802 4枚組 \3600
モーツァルト・ミーツ・マリナー
CD1
交響曲 第25番、第40番、第41番「ジュピター」
CD2
交響曲 第35番「ハフナー」、第38番「プラハ」、第39番
CD3
アイネ・クライネ・ナハトムジーク、セレナータ・ノットゥルノ、
ポストホルン・セレナーデ
CD4
ピアノ協奏曲 第21番、第24番、ロンド ニ長調
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
マリナーのベストとも、モーツァルトのベストともいえる4枚組。彼らのエッセ
ンスが詰まったバジェット盤!
「モーツァルト・イヤーの!」というには、少々遅い到着ですが、モーツァル
ト・イヤーでモーツァルト音楽の魅力を再認識した方や、お気に入りの一作品
に出会った方には朗報といえるリリース。絶対はずせない交響曲6曲に親しみや
すいセレナーデとP協奏曲がセットになって、たコンパクトながらもエッセンス
が凝縮されています。もちろん、モーツァルト演奏史に多大な功績を残したマ
リナー/ASMIFを味わうにも格好のセットです。

<EMI CLASSICS>
CDC-3763792 \1880
ベートーヴェン:交響曲第1番、第3番「英雄」
ラトル、ウィーン・フィル
旧品番:CDC-5575642

CDC-3763802 \1880
ベートーヴェン:交響曲第2番、第5番「運命」
ラトル、ウィーン・フィル
旧品番:CDC-5575662

CDC-3763812 \1880
ベートーヴェン:交響曲第4番、第6番「田園」
ラトル、ウィーン・フィル
旧品番:CDC-5575682

CDC-3763832 \1880
ベートーヴェン:交響曲第7番、第8番
ラトル、ウィーン・フィル
旧品番:CDC-5575702

CDC-3763852 \1880
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱」
ラトル、ウィーン・フィル他
旧品番:CDC-5575722

CMS-3758122 5枚組 \7250
ラトル、ウィーン・フィル他
ベートーヴェン:交響曲全集
クラッシュメル・ボックス
旧品番:CDS-5574452
ラトルのベートーヴェン全集の再発売です。

CZS-3773442 2枚組 \1450
ヒンデミット・コンダクツ・ヒンデミット
ホルン協奏曲;クラリネット協奏曲; 組曲「気高き幻想」
弦楽と金管のための
協奏音楽; 吹奏楽のための交響曲 変ロ調* (94年、*87年リマスター)
パウル・ヒンデミット指揮、フィルハーモニア管弦楽団 他(ステレオ録音)
4Pブックレット、ブリリアント

CZS-3773492 2枚組 \1450
ヴェルディ:ファルスタッフ
ゴッビ、シュヴァルツコップ、メリマン、パネライ、バルビエリ、
モッフォ、アルヴァ
カラヤン
フィルハーモニアO (ステレオ、99年リマスター)
8Pブックレット、ブリリアント

CZS-3773572 3枚組 \1980
R.シュトラウス:ばらの騎士
シュヴァルツコップ、ルードヴィヒ、シュティッヒ=ランダル、エーデルマン、
ヴェヒター、ゲッダ、
カラヤン
フィルハーモニアO (ステレオ、01年リマスター)
8Pブックレット、ブリリアント

CDZ-3773642 \980
ベートーヴェン:大フーガ 変ロ長調Op.133
モーツァルト:セレナーデト長調K525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
アダージョとフーガ ハ短調K546;
セレナーデ 二長調K239「セレナータ・ノットゥルナ」
クレンペラー
フィルハーモニアO
4Pブックレット、ブリリアント

CZS-3773652 2枚組 \1450
ヴェルディ:イル・トロヴァトーレ
カラス、パネライ、ディ・ステファノ、バルビエリ、ザッカリア
カラヤン(モノラル、97年リマスター)
8Pブックレット、ブリリアント

CDC-3764072 \1980
ザ・リアル・グループ/アンビエンス
1.Ahlen:夏への賛歌
2.トラッド:我らが草地で
3.アルヴェーン:夕べ
4.ペーターソン=ベルガー:モミの木の森で
5.スウェーデン賛歌集:花たちが返り咲いている
6.シュテンハマー:スウェーデン
7.民謡/アルヴェーン編:幸せの花たち
8.ヴィカンダー:谷間のゆりの王
9.ヴィカンダー:初春の夕べ
10.ペーターソン=ベルガー:光が戻る
11.民謡/アルヴェーン編:我らが天国の星のように輝き
12.スウェーデン賛歌集:我らが全能の地は祝福され
13.シュテンハマー:セレイレの庭で
14.スウェーデンの歌遊び/アルヴェーン編:少女、彼女は踊りに行った
15.ゼーダーブロム:このように祝福された夏の時期に
16.トラッド:天国で、天国で
17.民謡/ヴィカンダー編:全ての丘と谷間について
18.リントブラート:夏の前夜
19.民謡/アルヴェーン編:リム、リム、リマ
20.リンドベルイ:Pingst
21.リンドベルイ:星は輝き
22.ペーターソン=ベルガー:アンビエンス
ザ・リアル・グループ(ヴォーカル)、
エリク・エリクソン(ミュージック・ガイダンス) 
ソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バスのスウェーデンの若手、
ア・カペラ・グループによる癒しのスウェーデン合唱作品集

CDC-3532572 \1980
キリ・シングズ・カール
TRACKLISTING - running order tbc
Carlos Guastavino/Cortadera , Plumerito… (From Flores Argentinas)
Carlos Guastavino/El clavel del aire blanco(From Flores Argentinas)
Carlos Guastavino/Que linda la madreselva! (From Flores Argentinas)
Carlos Guastavino/Ay, aljaba, flor de chilco (From Flores Argentinas)
Karl Jenkins/In Paradisum
Carlos Guastavino/Jardin Antiguo
Alberto Ginastera/Cancion Al Arbol Del Olvido
Karl Jenkins /Antema Africana
Gabriel Faur/Le Secret Op23 No3(Text by Armand Silvestri)
Ariel Ramrez/Misa Criolla
Karl Jenkins /Paya Paya
Karl Jenkins /Capriccio D'Amore(Text by Carlo Cinque)
Carlos Guastavino/La Rosa y el Sauce
Karl Jenkins (after Beethoven)/Allegretango
Karl Jenkins/The Mystic
Karl Jenkins (after Chopin)/Mazurka
キり・テ・カナワ(ソプラノ)
カール・ジェンキンス(指揮、編曲、プロデュース)
自曲も含め様々な作品をアレンジ、世界のスーパースター、キリとのコラボ
で納得の新たなジェンキンス・ワールドが実現しました。


<VIRGIN CLASSICS>
VC-3633402 \1980
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
スターバト・マーテル ト短調
サルヴァ・レジーナ(アルトのための) ヘ短調
サルヴァ・レジーナ(ソプラノのための) イ短調
ドロテア・レシュマン(ソプラノ)
デイヴィッド・ダニエルズ(カウンター・テナー)
エウローパ・ガランテ
ファビオ・ビオンディ指揮
ダニエルズとレシュマンをソリストに迎えたバロックの傑作声楽作品集
24Pブックレット 歌詞テキスト付き

DVBW-3633529(DVD-Video) \2850
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」全曲
アディーナ/アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
ネモリーノ/ロランド・ヴィラゾン(テナー)
ベルコーレ/レオ・ヌッチ(バリトン)
ドゥルカマーラ/イルデブランド・ダルカンジェロ(バス)
ジャンネッタ/インナ・ロス(ソプラノ)
ウィーン国立歌劇場管弦楽団、合唱団
ウィーン国立歌劇場ビューネ管弦楽団
音楽監督、指揮:アルフレート・エシュヴェ
ウィーン国立歌劇場プロダクションのライヴ(05年4月)
舞台監督:オットー・シェンク
センセーションを起こしたウィーンの舞台を収録
グレート・テナーへの道を進むヴィラゾンの歌手としてまたアクターとしての
才能がライジング・スター・ソプラノ、ネトレプコとの共演でセンセーション
を巻き起こし、シェンクの演出と相まって世界的な名ステージとして記憶され
ました。オペラ・ファンに絶対お勧めの映像作品の登場です。
130分、Dolby5,0サラウンド、英/仏/独/西/伊−字幕付き

VC-3533992 \1980
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第13番Op.106(1895)
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」(1928)
アルテミス四重奏団
(ナターシャ・プリシェペンコ、ハイメ・ミュラー/ヴァイオリン、
フォルカー・ヤコブセン/ヴィオラ、エッカールト・ルンゲ/チェロ)
発表するアルバムが世界的評価を浴びて、最も有望な四重奏団として注目され
るアルテミスQのヴァージン・クラシックスレーベルへの4作目。新鮮で大胆な
音楽作りがこのチェコの代表的作品でもみごとに生かされています。
カミラ・ストッスロヴァとの友愛から生まれたとされる「ないしょの手紙」は
ヤナーチェクの室内楽作品の中でも最高傑作とされ、アメリカから帰国後作曲
されたドヴォルザークの第13番は彼の室内楽作品中の傑作とされ特にアダー
ジョ楽章は最も深い感動を呼び起こすとされています。

VC-3633502 \1980
モンテヴェルディ:愛と戦い
タンクレディとクロリンダの戦い
テスト/ロランド・ヴィラゾン(テナー)
タンクレディ/トピ・レーティプウ(テナー)
クロリンダ/パトリツィア・チョーフィ(ソプラノ)
断ち切られた望み/(L)、(V)
甘美な光で/(V)
苦しみが甘美なものなら/(V)
おお私は傷つき、倒れる/(C)
Perche se m'odiavi-ヴィチェンティ編/(L)
それは本当なのだ/(L)
あの軽蔑した目つき/(C)
面影よ、のろわれよ/(L)
Piu lieto il guardo/(L)
チェトラの調べに合わせて/(L)
戻っておいで、おおかわいい口づけ/(L),(V)
あなたはかつて私のものだった/(V) 
ロランド・ヴィラゾン(テナー)(V)、
パトリツィア・チヨーフィ(ソプラノ)(C)
トピ・レーティプウ(テナー)(L)
ル・コンセール・ダストレエ、エマヌエル・アイム指揮
ジュエル・ケース、44Pブックレット(歌詞テキスト付、仏/独/英文)

VC-3634022(CD+DVD5) \2480
モンテヴェルディ:愛と戦い
CDはVC-3633502と同内容
DVDにはアイムとヴィラゾンのインタヴュー、録音セッションのハイライトが
約40分程度収録されています。
デジパック、44Pブックレット(歌詞テキスト付、仏/独/英文)をポケットに
差込み

●VIRGIN BUDGET BOX
VBD-3728562 5枚組 \1980
バッハ:ミサ曲集
ミサ曲 ロ短調 BWV232
ミサ曲 ヘ長調 BWV233
ミサ曲 ト長調 BWV236
ミサ曲 ト短調 BWV235
ミサ曲 イ短調 BWV234
サンクトゥス 二長調 BWV238
C.P.E.バッハ: オラトリオ「イエスの復活と昇天」Wq240
シュリック、パトリアス、メロン、マルティンペルト(ソプラノ)、
ブレット、レーヌ(アルト)、クルック、プレガルディーン(テナー)、
クーイ、パーヴィ(バス)
ゲント・コレギウム・ヴォカーレ合唱団、管弦楽団
エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
フィリップ・ヘレヴェッヘ指揮

VBD-3727782 5枚組
モーツァルト:室内楽作品集
ディヴェルティメント 変ホ長調 K563
オーボエ四重奏曲 ヘ長調 K370
以上 シュレーダー(ヴァイオリン)、グリフィン(ヴィオラ)、
リンデン(チェロ)
ハイドン四重奏曲集
弦楽四重奏曲第14番 ト長調 K387
弦楽四重奏曲第15番 二短調 K421
弦楽四重奏曲第16番 変ホ長調 K428
弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K458 「狩」
弦楽四重奏曲第18番 イ長調 K464
弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K465 「不協和音」
弦楽五重奏曲 変ロ長調 K174*
弦楽五重奏曲 ト短調 K516*
以上 スミッソン弦楽四重奏団 *リサ・ラウテンベルグ(第2ヴィオラ)
マルチパック 12Pブックレット


<EMI CLASSICS>
CDC-3737082 \1980
ブラームス:ソナタ ヘ短調Op.120-1(原曲クラリネットのための)
ブラームス:ソナタ 変ホ長調Op.120-2(原曲クラリネットのための)
ライネッケ:ソナタ Op.167「ウンディーネ(水の精)」
エマニュエル・パユ(フルート)
イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
パユ初のドイツ・ロマン派作品、トップ・フルーティストとしての実力を遺憾
なく発揮した名演です。ブラームスは晩年のクラリネットソナタを原曲としパ
ユ自身の編曲のようです。ライネッケ作品は当時大流行し様々な音楽作品に投
影された「ウンディーネ」の物語を題材としたもの。録音では初となるブロン
フマンとの共演も興味をそそります。

CDC-3700652 \1980
チャイコフスキー:序曲集
幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」 Op.32
A.カルボナーレ(クラリネット)
幻想序曲「ロミオとジュリエット」(1880年版)
ワルツ-歌劇「エフゲニー・オネーギン」第2幕
ポロネーズ-歌劇「エフゲニー・オネーギン」第3幕
序曲「1812年」 Op.49
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、合唱団
国家警察音楽隊
アンオトニオ・パッパーノ指揮
今、世界中から注目される指揮者、パッパーノ満を持してのチァイコフスキー
コヴェント・ガーデンの音楽監督と並んでパッパーノが音楽監督を務めるロー
マの手兵サンタ・チェチーリアOを率いてのカリスマティックな録音が完成。
「1812年」はオリジナルの合唱と36名の軍楽隊を加えた編成での録音です。

DVBW-3774539(DVD-Video) \2850
モーツァルト:歌劇「皇帝ティートの慈悲」
ティート/ヨナス・カウフマン(テナー)
ヴィテリア/エヴァ・メイ(ソプラノ)
セルヴィリア/マリン・ハルテリウス(ソプラノ)
セスト/ヴェッセリーナ・カサロヴァ(ソプラノ)
アンニオ/リリアナ・ニキテアヌー(アルト)
プブリオ/ギュンター・グロイスベック(バス)
チューリッヒ・オペラ合唱団、管弦楽団
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
舞台監督:ジョナサン・ミラー (2005年)のプロダクション Dolby5.1
モーツァルト作ではないとされるセッコ・レチタチーヴォを取り除いた新鮮な
上演、カウフマンのティートは絶賛を博しました。

DVBW-3774529(DVD-Video) \2850
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」全曲
ミミ/クリスティナ・ガリャルド=ドマス(ソプラノ)
ムゼッタ/エレナ・モスク(ソプラノ)
ロドルフォ/マルチェッロ・ジョルダーニ(テナー)
ショナール/チェイン・デイヴィドソン(バリトン)
マルチェッロ/ミハエル・フォッレ(バリトン)
コッリーネ/ラズロ・ポルガー(バス) 他
チューリッヒ・オペラ合唱団、管弦楽団 他
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
舞台監督:フィリップ・シレイル 2005年プロダクション Dolby5.1
台詞と歌詞を明確に伝えて喜劇と悲劇をたくみに結合さえて描くウェルザー=
メストの音楽が聴き物です。



<EMI UK>
CDC-3669382 \1980
ラフマニノフ:
ソナタ(チェロとピアノのための) ト短調 Op.19
ヴォカリーズ Op.34No.14
ショパン:ソナタ(チェロとピアノのための) ト短調 Op.65
序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
ナタリー・クライン(チェロ)
チャールズ・オウエン(ピアノ)
イギリス中心に評価高まる美人チェリスト、クラインのEMI専属契約後の第1弾
Classics for Pleasureで発売したブラームスとシューベルトのソナタ集が高
い評価を受けEMIが専属契約を結んだクライン。第1弾はロマン派を代表する
チェロ・ソナタの名曲です。ナタリーはクラシック・ブリット・アウォードの2
005年ヤング・ブリティッシュ・パフォーマー賞とBBCのヤング・ミュージシャ
ン・オフ・ジ・イヤーを獲得しており大きな期待を抱かせます。



<VIRGIN CLASSICS>
VC-3634142 \1980
ジャルースキー/ヒーローズ
(ヴィヴァルディ:オペラ・アリア集)
「狂乱を装ったオルランド」より"Se in ogri guardo"
「ジュスティーノ」より ”私のいとしい人を眺めよう”
「離宮のオットー大帝」より"Frema pur, si lagni Roma"
「オリュンピアス」より"Mentre dormi amor fomenti"
「ティト・マンリオ」より"Vanne perdida…Fra le procelle"
「Andromeda liberata」より"Sovente il sole"
「Domofoonte」より"Sperai vicino il lido!"
「ジュスティーノ」より"Deh perche…Bel riposo de'mortali"
「Il Tigrane」より"Fara la mia spada"
「Tieteberga」より"Sento in seno"
「狂乱のオルランド」より"Cara sposa"
「ファルナーチェ」より"Perdona o figlio amato"
「狂乱を装ったオルランド」より"Alla rosa ruggiadosa"
フィリップ・ジャルースキー(カウンターテナー)
アンサンブル・マテウス、 
ジャン=クリストフ・スピノシ(指揮とヴァイオリン)
ジャルースキーのリサイタル第3作。ヴィヴァルディのほぼ30年間に及ぶ美しい
作品の全体像を捉えた選曲。当時の名カストラートのための作品。バロックの
名指揮者、スピノシとの共演も素晴らしい結果をもたらしました。

VCD-3633322 2枚組 \1980
ナタリー・デセイ/ザ・ミラクル・オブ・ザ・ヴォイス
ブリリアント・ボックス 28Pブックレット(英/独文)
CD1はスペシャル・リンク付きのエンハンスト仕様で、DVDクリップ、写真
チケット申し込み、アーティスト・ニュースへアクセスできます

VCD-3779612 2枚組 \2080
ナタリー・デセイ/LE MIRACLE D'UNE VOIX
デジパック 28Pブックレット(仏文)
CD1はスペシャル・リンク付きのエンハンスト仕様で、DVDクリップ、写真
チケット申し込み、アーティスト・ニュースへアクセスできます
CD1
1ドリーブ:「ラクメ」-「鐘の歌」
2オッフェンバック:「ホフマン物語」-森の小鳥はあこがれを歌う
3マイアベーア:「ディノラ」-「影の歌」
4-5マスネ:
「マノン」-私が女王のように町を行くと…彼らの声が甘い恋に誘うとき
6グノー:「ロミオとジュリエット」-私は夢に生きたい
7シャブリエ:「いやいやながらの王様」-ジプシーの歌
8ドニゼッティ:「連隊の娘」より
9-12ドニゼッティ:「ランメルモールのルチーア」-狂乱の場
13オッフェンバック:「天国と地獄」より
14オッフェンバック:「ロビンソン・クルーソー」より
CD2
1-2モーツァルト:「魔笛」-「夜の女王のアリア」2曲
3モーツァルト:テッサリアの民よ
4ヘンデル:「愛の妄想」より 
5R.シュトラウス:「ナクソス島のアリアドネ」-偉大なる王女さま
6J.シュトラウス:ワルツ「春の声」
7ラフマニノフ:ヴォカリーズ
8アリャビエフ:夜うぐいす
9ストラヴィンスキー:「ナイティンゲール」-ナイティンゲールの歌
10アヴェ・マリア-映画「戦場のアリア」より
11モンク/ヌーガロ:ラウンド・ミッドナイト
12バーンスタイン:「キャンディード」より
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
コンロン、A.デイヴィス、グシュルバウアー、アイム、P.フルニエ 他指揮
世界が恋するソプラノ、ナタリー・デセイ。バロックからストラヴィンスキー
まで幅広いレパートリーでその高い技術と音楽性で魅了する彼女の魅力を
ぎっしりと収めた2枚組 2つのヴァージョンをご案内します。

DVBW-3633399(DVD-Video) \2850
ナタリー・デセイ/ザ・ミラクル・オブ・ザ・ヴォイス
グレーテスト・モーメンツ・オン・ステージ
1.J.シュトラウス:「こうもり」-「春の声」ワルツw/シルマー指揮
ウィーン・シュターツオーパー、1993年12月31日
2.R.シュトラウス:
「ナクソス島のアリアドネ」-偉大なる王女さま(ツェルベネッタ)
w/ドハナーニ指揮、ザルツブルグ・フェスティヴァル 2001年
3.オッフェンバック:
「ホフマン物語」-森の小鳥はあこがれを歌う(オランピア)
w/メルクル指揮、ウィーン・シュターツオーパー、1996年9月6日
4.ドニゼッティ:
「ランメルモールのルチア」-狂乱の場(ルチア)w/ピド指揮
リヨン・オペラ、2002年1月
5.モーツァルト:
「魔笛」-第1幕「若者よ、恐れるな…私の運命は苦しみに満ちて」
(夜の女王)w/クリスティー指揮、エクサン・プロヴァンス・フェス、
1994年7月30日
6.モーツァルト:
「魔笛」-第2幕「復讐のこころは地獄のように」(夜の女王)
w/フィッシャー指揮、パリ国立オペラ、2000年11月25日
7.オッフェンバック:
「ホフマン物語」-森の小鳥はあこがれを歌う(オランピア)
w/ナガノ指揮、リヨン・オペラ、
8.トーマ:「ハムレット」-狂乱の場(オフェリー)w/ドゥ・ビリー指揮
バルセロナ、リセウ大劇場、2003年10月
9.ラヴェル:「子供と呪文」-火のアリア、リヨン・オペラ、1993年6月
10.オッフェンバック:
「ホフマン物語」-森の小鳥はあこがれを歌う(オランピア)
w/プラッソン指揮、オランジェ・コレギー、2000年7月12&15日
11.R.シュトラウス:
「ナクソス島のアリアドネ」-偉大なる王女さま(ツェルビネッタ)
w/スタインバーグ指揮、パリ国立オペラ、2003
12.バーンスタイン:
「キャンディード」より(クネゴンド)w/A.デイヴィス指揮
グラインドボーン、EMI100周年ガラ、1997
13.オッフェンバック:
「天国と地獄」よりw/ミンコフスキ指揮、リヨン・オペラ、 1997年12月
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
デセイを世界に知らしめた名ステージのハイライト映像


<EMI CLASSICS-ANGEL>
CZS-3533592 2枚組 \1980
THE MOST RELAXING BACH ALBUM IN THE WORLD…EVER!
G線上のアリア; サラバンド-パルティータ第1番; 羊は安らかに草を食み;
サラバンド-無伴奏チェロ第4番; 他 全30曲 
ガヴリーロフ、マリナー、パークニング、テツラフ、ボストリッジ、
ビオンディ他

CZS-3533672 2枚組 \1980
THE MOST RELAXING BEETHOVEN ALBUM IN THE WORLD…EVER!
ラルゲット-交響曲第2番; 「月光」ソナタ第1楽章; 
「皇帝」協奏曲第2楽章
「ハープ」四重奏曲第2楽章; ピアノ協奏曲第2番第2楽章 他 全15曲
アルバン・ベルクQ、バレンボイム、デュ・プレ、ギレリス、ムーティ 他

CZS-3533812 2枚組 \1980
THE MOST RELAXING HANDEL ALBUM IN THE WORLD…EVER!
シチリアーナ-オーボエ協奏曲第1番; サラバンド-オーボエ協奏曲;
アンダンテ-オルガン協奏曲ヘ長調; 他 全28曲予定
A.デイヴィス、ガヴリーロフ、パロット、パークニング、ダニエルズ 他

CZS-3533742 2枚組 \1980
THE MOST RELAXING MOZART ALBUM IN THE WORLD…EVER!
アヴェ・ヴェルム・コルプス; バスーン協奏曲第2楽章; 
クラリネット協奏曲 第2楽章; ホルン協奏曲第2番第2楽章; 他全22曲予定
アルバン・ベルクQ、バレンボイム、キングズ・カレッジ合唱団 他

CZS-3533542 2枚組 \1980
THE MOST RELAXING VIVALDI ALBUM IN THE WORLD…EVER!
「調和の霊感」より; 「和声と創意への試み」より; 
「ラ・チェトラ」より;ラルゴ-バスーン協奏曲変ロ長調; 他 全39曲予定
パークニング、ブラウン、エロイカ・トリオ、ビオンディ、デ・ヴリーズ 他

<RCA RED SEAL EU>
82876686692 \1900
ショパン:
1) ポロネーズ第1番嬰ハ短調Op.26-1
2) ポロネーズ第2番変ホ短調Op.26-2
3) 即興曲第1番変イ長調Op.29
4) 即興曲第2番嬰へ長調Op.36
5) 即興曲第3番変ト長調Op.51
6) 即興曲第4番嬰ハ短調Op.66「幻想即興曲」
7) ポロネーズ第4番ハ短調Op.40-2
8) ポロネーズ第6番変イ長調Op.53「英雄ポロネーズ」
エフゲニー・キーシン(ピアノ)
ヴェルビエ音楽祭2004ライヴ
21世紀を担うコンサート・ピアニストの若き巨匠としての位置をゆるぎないも
のにしているエフゲニー・キーシン、RCA Red Seal への最新録音は、超人気
・名曲「幻想即興曲」を含む即興曲全曲、「英雄ポロネーズ」を含むポロネー
ズ4曲とスケルツォ第3番からなる6年ぶりリリースであるオール・ショパン・
アルバム!
キーシンは20年前の1986年、14歳での日本デビュー(西側デビュー) から積
極的にショパンを演奏してきたが、BMGクラシックスとの契約後、1993年にカ
ーネギー・ホールで行われた「ショパン・リサイタル」のライヴCDを皮切り
に、1998年、1999年にスタジオ録音のショパン・アルバムをリリース、5年ぶ
りのショパン録音、しかも待望の名曲揃いのディスク!!キーシンは原則的
に同じ曲の再録音を行わないが、「英雄ポロネーズ」は1999年に次ぐ、2度目
の録音となる。2004年7月にスイスのヴェルビエ音楽祭で大絶賛を浴びたリサ
イタルのライヴ・レコーディングを、キーシン自らが熱望してCD化されるも

【録音:2004年7月26日 ヴェルビエ音楽祭(スイス)でのライヴ】

88697006552(SACD-Hybrid) \1900
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番
パーヴォ・ヤルヴィ 指揮
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
国内盤既発売で、ほぼ全ての批評で大絶賛のこの盤が、輸入盤で発売!

82876865002 2枚組 \3100
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」(全曲)
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms)
Antonino Siragusa (T:Don Ramiro), Vladimir Chernov (Br:Dandini),
Maria Laura Martorana (Sp:Clorinda) 、
Judith Schmid (Ms:Tisbe), Bruno de Simone (Br:Don Magnifico) 、
John Relyea (Bs:Alidoro)
カルロ・リッチ(指揮)
ミュンヘン放送管弦楽団 &バイエルン放送合唱団
現代最高のロッシーニ歌いとして押しも押されもせぬ人気と実力を兼ね備えた
カサロヴァ。絶妙な間の取り方で自在な歌唱を遺憾なく力量を発揮しています。
ロッシーニの「チェネレントラ」の最近の録音は意外と少なく、Decca 盤のバ
ルトリが歌ったものが有名であるが、ここにカサロヴァ盤が登場したのは、
ファンには垂涎の盤でしょう。また、次代を担うロッシーニ・テナー、ドン・
ラミロ役のアントニオ・シラグーザの響きの美しい特徴的な高音とテクニック
で魅了してくれます。
リブレットは冊子としては付属しておりません。エンハンスド機能により、パ
ソコンにてPDFファイルとして閲覧、印刷可能です。
(日本語対訳はございません)
★演奏会形式のため、一部レチタティーヴォの省略がございます。
【録音】2005年11 月27 日、ミュンヘン・ガスタイクでの、演奏会形式コンサ
ートのライヴ


<RCA RED SEAL France>
88697007082 \1900
リスト:超絶技巧練習曲集(全12曲)
ベルトラン・シャマユウ(p)
昨年2005 年の「熱狂の日」で来日し、完璧な技巧と大胆な解釈と評価された、
フランスの新世代ピアニストの登場です。B.シャマユウは、1981年トゥールー
ズ生まれ。2001 年ロン=ティボー国際音楽コンクールで入賞して以来、フラン
スを中心に近現代音楽を得意とし評判をよんでいたが、最近では彼独自解釈に
よるベートーヴェンやフンメルなどの作品を演奏し、絶賛を浴びている。2004
年に行われたこの「超絶技巧練習曲」のコンサートでは、「本当に、彼の(異常
すぎる)超越したテクニックに我々は驚嘆した! 安定したテクニックのおかげ
で、初めてこの曲の魅力を感じることができた」「彼の音の魅力は、声のよう
に響きわたることです。彼はテクニックだけでなく、熱い感情がそこにこめら
れているのです」「彼はマジシャンのようだ。彼はまだ若いが、聴衆は何を演
奏者に期待し、聴衆に何を伝えるべきかと言うことを、完璧に理解しています」
と、絶賛を浴びたものです。
【録音】2005 年、リヨン、モリエール・ホール

82876873832 2枚組 \2400
ルイサダ、ピアノ名演集
【Disk 1】
ショパン 1)ワルツ第1 番「華麗なる大円舞曲」、2)マズルカ第12番 、
3)マズルカ第13番 、4)マズルカ第15番 、5)幻想曲へ短調 、
6)ノクターン第8番、7)スケルツォ第2番、8)プレリュード第17番変イ長調 、
9)プレリュード第22番ト短調 、10)バラード第3番 、11)ノクターン第17番、
12)エチュード第12番「革命」 、13)プレリュード第7番イ長調 【
Disk 2】
1)ショパン/ピアノ・ソナタ第3番、 2)リスト/ピアノ・ソナタ ロ短調、
3)スクリャービン/ピアノ・ソナタ第9番「黒ミサ」、
4)ショパン/エチュードOp.10-3「別れの曲」
ジャン=マルク・ルイサダ(p)
スーパーピアノ・レッスンなどでもますます人気の上がる、現代屈指のショパ
ン弾き、 ルイサダのあの名演集が、2枚組み低価格で再発売!
【Disk1】は、 奔放で恋多き女流作家サンドと、ショパンとの世紀の恋愛物語
を、サンドの日記や書簡をもとに、女優メリルによる演劇。その劇中に使用さ
れるルイサダの演奏によるショパンの名ピアノ曲を収録。 定評あるDGへの録音
から10年、美音に透徹した深みが加わった表現は充実の極みにあるルイサダの
姿を映し出しており、ショパンの多彩な魅力を堪能できる盤。
【Disk2】は、 ショパン、リスト、スクリアビンのソナタ3曲。時代も作風も異
なる3人の作曲家を結びつける、ルイサダならではの粋なこだわりを感じさせる
1枚。それぞれの作曲家の代表作を集めるだけでなく、それぞれの作品を聴きた
どることによって、形式や調性の枠組が外れ、音楽が抽象性を増してゆく西洋
音楽の19世紀の最も重要な変化の過程をあじわうことができる、こだわりのル
イサダらしい筋の通った見事な選曲で、最後にアンコール風に「別れの曲」を
収録。


<RCA RED SEAL US>
82876877692 \1900
モイセイ・ヴァインベルク(ミェチスワフ・ワインベルグ)/室内楽作品集
「クラリネットとピアノのためのソナタOp28」
「ピアノ五重奏曲Op18」 「ユダの歌Op17」
アーティスト・オブ・ザ・ロイヤル・コンセルヴァトワール
ヨアクィン・ヴァルデペニャス(Cl) リチャード・マージソン(T)
今年没後10年のモイセイ・ヴァインベルグ(1919―1996)の、室内楽作品集。彼
は、ユダヤ系ポーランド人。ワルシャワでシマノフスキーに師事。1939年のナ
チスのポーランド侵攻でソ連に避難。以後ソ連で、ショスタコーヴィッチなど
に援助されつつ作曲家として活動していたが、スターリン政権から、かなりの
迫害を受けた。ショスタコーヴィチとは生涯にわたって、弟子であり親友だっ
た。また、ショスタコーヴィチの作品の多くを演奏し、録音もされた。彼の作
品や演奏は、以前メロディア等ロシア系レーベルから発売されていたことがあ
るが、最近ナクソスやシャンドスなどから徐々に彼の作品集が発売されてきて
おり、見直されつつあります。この録音では、トロント王立音楽院の教授らの
メンバーによって研究され、演奏されます。また「ユダの歌」は、メトロポリ
タン歌劇場など様々なオペラ・ハウスで活躍しているカナダの人気歌手、R・
マージソンの深い感情表現によって歌われています。
【録音】 2006年4月 Toronto Centre for the Arts



<ARTE NOVA>
82876863752 \650
擬古典主義の協奏交響曲
マルティヌー:協奏交響曲第2 番 変ロ長調(1949)
ハイドン/協奏交響曲 変ロ長調(Hob.I-105)
Matthias Arter (Ob), Matthias Buhlmann (Fg), Julia Schroder (Vn)
und Christoph Dangel (Vc)
クリストファー・ホグウッド(指揮)
バーゼル室内管弦楽団
モーツァルト:協奏交響曲K364 (1808 年編曲者不詳の弦楽六重奏版)
バーゼル室内管弦楽団メンバー
Julia Schroder, Marianne Aeschbacher(Vn)、
Mariana Doughty,Ewa Miribung(Va)
Christoph Dangel, Martin Zeller(Vc)
ホグウッド&バーゼル室内管弦楽団による、擬古典主義シリーズの続編。マル
ティヌーの作品は、1950 年にバーゼルで初演された作品。珍しく調性がついて
いる作品で、これはハイドンの同名の作品から採られたもので、独奏楽器も同
じ、「ヴァイオリン、オーボエ、チェロ、ファゴットと管弦楽」のための編成。
マルティヌーはこの頃、ハイドンの交響曲を一つの理想型と考えており、作品
自体もハイドンを思わせる快活な音楽。ここでホグウッドは、そのハイドンの
協奏交響曲もあわして収録し、その作曲法や違いを聞き比べていただきたいと
いう思考。マルティヌーは、ほとんど現在入手できない作品ですので、是非聴
いてみて下さい。そして協奏交響曲といえば、モーツァルトの2曲(K364と
K297b)がその代表する作品ですが、ここではK364(ヴァイオリンとヴィオラの
ための協奏交響曲)を1807or1808年に編曲者不詳による弦楽六重奏版による演
奏で収録されています(以前ビルスマ盤がありました)。「バーゼル室内管弦楽
団」は通常モダン楽器のオーケストラですが、ほとんどのメンバーは古楽器も
演奏し、全て古楽器を使用した場合には、「バーゼル・バロック・オーケスト
ラ」と名前を変えるようです。今回はモダン楽器を使用しつつも(マルティヌ
ーは、もちろんモダン楽器使用)、ハイドンではアントニーニ指揮のベートー
ヴェンのように(OC605)、一部に古楽器を使用し、古楽奏法を取り入れた演奏
によっておるようです。



<OEHMS CLASSICS>
OC573 \1450
J.S.バッハ:オルガン作品集
幻想曲とフーガ ト短調BWV.542、 トリオ・ソナタ第1番変ホ長調BWV.525、
パルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」BWV.768、
オルガン協奏曲第3番ハ長調BWV.594(原曲:ヴィヴァルディ作曲)、
コラール「イエス・キリスト、汝ほめ讃えられよ」BWV.604、
パッサカリア ハ短調BWV.582
フランツ・ラムル
(ドレスデン、ホーフ教会、ジルバーマン製作オルガン1755製)
バッハ時代、最高の名オルガン製作者ジルバーマンが最後に製作したオルガン
(1755 年製)を使用し、バッハの真髄に迫った録音。このオルガンの特徴は独
特な音色。バス・リード管の音色は、スーザホーンとコントラ・ファゴットを
あわせたような「ブッカブッカ、ブーブー」という音色は今までにはないもの。
最初は妙な感覚だが、何回も聴いているうちに、バッハのオルガン曲は壮大と
いうより、祝典的な雰囲気の方が実は合っているのでは、と納得させられた。
フルート管も非常に柔らかい音で美しく、当時と製作された当時と同様に戻さ
れたメカニカル部分の「カタカタ」といった音も、演奏の生々しさまで録音さ
れている。 1964年バイエルン生まれのオルガン奏者F.ラムルは、トン・コープ
マンにオルガンとチェンバロを学んだ。1990年からはハーグ王立音楽院のバロッ
ク・オルガンの教授を務め、ハスラー・コンソートの音楽監督も務めている。
彼の演奏は、確固たるしっかりした作りの上に歯切れの良いテンポを乗せてい
くという方式で、このオルガンの音色にすばらしく同調したものです。エーム
ズ社長も、「様々なオルガンを聴いてきたが、このオルガン非常に独特で、興
味深いものである」と感心したオルガンです。この盤は通常のCDですが、優秀
な録音のおかげで、素晴らしい広がりと響きを再現してくれています。
【録音】2005年11月2-3日ドレスデン、ホーフ教会

OC615(SACD-Hybrid) \1550
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第1-3番(Op.2)
ミヒャエル・コルスティック(p)
1955年ケルン生まれ。ジュリアード音楽院でピアノを学んだが、拘った性格の
ため全くコンサートを行わず研究に没頭した。初のコンサートはなんと1993年
(38歳)。特にベートーヴェンやシューベルトにこだわって演奏。その独特な
解釈は絶賛され、2005年度エコー賞を受賞している。現在でも、1年に数回の
コンサートのみしか行わない演奏家である。その演奏は、確かに“遅咲きの天
才”という人は存在するのだ!と確信せざるを得ないだろう。もともと現代音
楽などを得意としていたが、たまたま彼の演奏したベートーヴェンが、かの名
ピアニスト、クラウディオ・アラウの耳にとまり「これはすごい!」と大絶賛
されたそう。それで一躍注目を浴びることとなったのが何と38歳だというのだ。
そんな彼の前作の“ディアベリ変奏曲(OC532)”では、その才能の片鱗を見せて
くれたが、今回は同じくベートーヴェン。最初のソナタ3曲である。まず学習用
にも使われることの多いOp.2-1。何という迫力だろう。決然とした第1主題はも
ちろんのこと、叙情的な第2主題までもが激しく、聴き手はまるで燃え盛る炎に
炙られているようだ。美しい第2楽章で一息ついて、また目まぐるしい第3楽章
が始まる頃にはすっかり音の魅力にはまるだろう。Op2−2も負けずに激しい。
時としてデフォルメされるテンポ、そして湧き上がるような上昇アルペジオ。
ただただ翻弄されるのみである。全曲を通じて感じられるのが「思い切りのよ
さ」。オトコだったらベートーヴェン!そんな硬派な演奏である。5.0chのマル
チの音も非常に自然で優秀。
【録音】2005年12月20-22 日ハノーファー・コングレス・センター、
ベートーヴェン・ザール

<WARNER>
2564.63927 \1900
ベートーヴェン:交響曲 第9番「合唱」
アンゲラ・ドノケ(Sp)ヴァルトラウト・マイヤー(MS)
ブルクハルト・フリッツ(Tn)ルネ・パーペ(Br) 
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
ダニエル・バレンボイム指揮 
ウェスト・イースタン・ディヴァン・オーケストラ
8月27日ベルリン・フィルハーモニーで、イスラエル‐レバノン戦争の中、全て
の人々に平和を訴えるべく、バレンボイムが異なる習慣、宗教の民族から若い
音楽家を集め、自ら手塩にかけて育てたウェスト・イースタン・ディヴァン・
オーケストラによるコンサートが行われた。
シラーの「歓喜に寄す」に作曲された『第9』こそ人類愛と平和の象徴として最
もふさわしいプログラム。文字通り音楽には国境はないことを証明し、音楽に
よって民族問題を克服しようとするバレンボイムの人道主義的精神の発露とし
てのコンサートのライヴを収録。
8月27日、ベルリン・フィルハーモニーでのライヴ収録

2564.63426 \1900
シューマン:謝肉祭、交響的練習曲
ピエール・ローラン・エマール(ピアノ)
古典から現代まで幅広いレパートリーを持つエマールの待望のシューマン
ウィーン・コンツェルト・ハウスでの感動に満ちたライヴを収録

2564.63432 \1900
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集 第4巻
第7番 ヘ長調 Op. 59‐1「ラズモフスキー第1番」、
第12番 変ホ長調 Op.127
エンデリオン四重奏団
最新の研究成果に基づく「Jonathan Del Mar( ジョナサン・デル・マール)」
版による初の全集録音。このシリーズの国内盤はレコ芸「特選」。
弦楽四重奏曲の最高峰をなすベートーヴェン後期の一連の弦楽四重奏曲の最初
のものと中期の代表的なものをカップリング。

2564.63412 \1900
ヒンデミット:ルードゥス・トナリス、組曲「1922年」
ボリス・ベレゾフスキー(P)
「ショパン/ゴドフスキー:練習曲集」といった問題作と「チャイコフスキー:
ピアノ協奏曲」のような名曲をバランスよく録音するベレゾフスキーの最新作
はヒンデミットのピアノ作品。
ヴィオラ奏者から『新音楽』の作曲家として認められるきっかけとなった「組
曲1922年」とナチス・ ドイツを逃れてアメリカに渡った後の1944年に作曲され
た20世紀の平均律ともいうべき「ルードゥス・トナリス」を収録。

2564.63235 2枚組
ドヴォルザーク:
交響曲第5番、交響曲第6番、英雄の歌、スケルツォ・カプリッチョーソ
イルジー・ビェロフラーヴェク指揮 BBC交響楽団
プラハ・フィルを創立し桂冠指揮者のビェロフラーヴェクは、N響への客演や日
フィルの首席客演指揮者として、また数多くのCDで日本でも人気の指揮者。今
年7月よりBBC響の首席指揮者に就任。
ドヴォルザークの比較的演奏頻度が低く、なじみの薄い佳曲をCD2枚に収録。

2564.62545 \1900
J.S.バッハ
ヴァイオリン協奏曲第1番BWV 1041、同2番BWV 1042、
2つヴァイオリンのための協奏曲BWV 1043、
ブランデンブルク協奏曲第5番BWV1050
ダニエル・ホープ(Vn)、
ヨーロッパ室内管弦楽団、
クリスティアン・ベサイディンオート(Cemb)
生誕100年を祝うショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲に続くホープの新譜
はバッハのヴァイオリン協奏曲全曲にブランデンブルク協奏曲第5番を加えた超
お徳盤。
ヨーロッパ室内管とモダン・ピアノからフォルテピアノ、チェンバロまでこな
すベサイディンオートも共演。

2564.63431 \1900
ミャスコフスキー: 交響曲 第6番 Op. 23「革命的」、第10番
ドミトリ・リス指揮 
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団、エカテリンブルク市合唱団
ミャスコフスキーは生涯に27曲の交響曲を作曲し、また弦楽四重奏曲13曲、そ
の他協奏曲、ピアノ曲等多くの作品を残した。
一方モスクワ音楽院作曲家教授として30年間の間にカバレフスキー、ハチャ
トゥリアン等幾多の作曲家を育てた。
ドミトリ・リスはロシア国立交響楽団のアシスタント・コンダクター兼ウラル
・フィルの常任指揮者として活躍、ロシアの若手指揮者として最も期待されて
いる。

8 2564.63236 \1900
グラズノフ:交響曲第4番 Op.48、交響曲第7番 Op.77
ホセ・セレブリエール指揮 
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
同コンビによる交響曲第8番、バレエ組曲「ライモンダ」以来の第3弾。

2564.63427 \1900
シューマン:謝肉祭、ムソルグスキー:展覧会の絵
ヴァレンティナ・イゴシーナ(ピアノ)
1993年アルトゥール・ルビンシュタイン国際青年ピアノ・コンクールにて優勝。
その後モスクワ音楽院を卒業。その後アトランタ国際ピアノ・コンクール第2位、
ラフマニノフ国際ピアノ・ コンクール優勝。
映画「ミステリー・オブ・ショパン」ですばらしい演奏を見せるなど、ヨーロ
ッパを中心にコンサート等で活躍してます。

2564.63165 5枚組 \6750
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻、第2巻
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)

2564.63675 3枚組 \4050
ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲・変奏曲全集
パガニーニの主題による狂詩曲、
ショパンの主題による変奏曲、コレルリの主題による変奏曲
ニコライ・ルガンスキー(ピアノ)、
サカリ・オラモ指揮 バーミンガム市交響楽団

2564.62321(DVD-Video) 2枚組 \9000
ワーグナー:楽劇「神々のたそがれ」
ダニエル・バレンボイム指揮 バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
演出:ハリー・クプファー
ジークフリート S.イェルザレム
グンター    B.ブリンクマン
アルベリヒ   G.v.カンネン
ハーゲン    P.カン
ブリュンヒルデ A.エヴァンズ
グートルーネ  ブントシュー
ヴァルトラウテ W.マイアー
バイロイト・フェスティバル 1992年6月 ライヴ収録
NTSC 16:9 ワイドスクリーン、PCMステレオ2ch(CDクオリティ)、
Dolby Digital 5.1、DTS5.1
ドイツ語、仏語、英語、伊語、スペイン語
今回の「神々のたそがれ」で楽劇『ニーベルングの指環』4部作のDVD化が全て
完了。

2564.63676 2枚組 \2700
ヴィラ・ロボス: 赤ちゃんの一族、野生の詩、オリオンの3つの星、
ショパン:
スケルツォ全4曲、3つのエコセーズ、バラード第3番、
ポロネーズ第6番「英雄」、子守歌、、夜想曲集、他
ネルソン・フレイレ(ピアノ)

2564.63780 11枚組 \9450
マキシム・ヴェンゲーロフ「コンプリート・テルデック・レコーディングス」
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第26 番、
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」&第9番「クロイツェル」
メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ へ長調、
ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ第2番&3番、
エルガー:ヴァイオリン・ソナタ
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番、
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、
メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲、
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲、
チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲、
シベリウス: ヴァイオリン協奏曲、
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲、
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲、
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番、
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番、
ニールセン:ヴァイオリン協奏曲、
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ&ハバネラ、
ワックスマン: カルメン幻想曲
ヴィニャフスキー: 華麗なるポロネーズ第1番、伝説曲
クライスラー: 美しきロスマリン、中国の太鼓、ウィーン奇想曲
チャイコフスキー: なつかしき土地の想い出より
パガニーニ:胸騒ぎ、
ブロッホ:ニーグン、
メシアン: 主題と変奏、
サラサーテ: バスク奇想曲、
バッツィーニ: 妖精の踊り
マキシム・ヴェンゲーロフ

2564.63779 14枚組 \11880
ニコラウス・アーノンクール「コンプリート・ベートーヴェン」
ベートーヴェン:
交響曲全9曲、ピアノ協奏曲全5曲、3重協奏曲、ロンドWoO.6、合唱幻想曲、
ヴァイオリン協奏曲、ロマンス第1番&第2番、「コリオラン」序曲、
「プロメテウスの創造物」序曲と序奏、「アテネの廃墟」序曲、
「フィデリオ」序曲、「レオノーレ」序曲第1番−第3番、「エグモント」序曲、
バレエ「プロメテウスの創造物」全曲、荘厳ミサ
ニコラウス・アーノンクール、
ヨーロッパ室内管弦楽団、エマール、ツェートマイアー、ハーゲン 他

2564.63782 10枚組 \8000
ハイドン:ピアノ・ソナタ全集
ルドルフ・ブーフビンダー( ピアノ)

2564.63671 12枚組 \13500
ザ・ベスト・オブ・バッハ
イル・ジャルディーノ・アルモニコ、アーノンクール、レオンハルト、
コープマン、クニャーゼフ他
バッハ研究のエキスパート、ニコラス・アンダーソンによる解説書付のスペシ
ル・コンピレーション。

5101.12205 2枚組 \2900
ヴェルディ:歌劇「オテロ」全曲
フランコ・カプアーナ指揮 
トリノ・イタリア放送交響楽団&合唱団
オテロ     カルロス・グィチャンドゥート
デズデモナ   チェシ・ブロッジニ
イアーゴ    ジュゼッペ・タッディ(Br)
カッシオ    アンジェロ・メルクリアーリ
ロデリーゴ   トーマソ・ソレイ
ロドヴィーコ  マルコ・ステファノーニ
モンターノ   アルベルト・アルベルチーニ
エミーリア   リナ・コルシ
伝令      マリオ・コンテ  他
録音:1955年6月8日
オテロ役のカルロス・グィチャンドゥートは1919年アルゼンチンのブエノスア
イレス生まれ。1945年「リゴレット」でバリトンとしてデビュー。1953年「ワ
ルキューレ」でテノールとして再デビュー。フィレンツェ五月祭では、「メディ
ア」でマリア・カラスと共演。1955年、ヴェローナ音楽祭で、オテロとドン・
ホセ役で出演。ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、コヴェント・ガーデン
王立歌劇場などで活躍した。

<ベルリン・フィルハーモニー CD>
ベルリン・フィル12タイトル特別シリーズ
「ベルリン・フィル-時代を代表するオーケストラ」
「ベルリン・フィルと子供たち」で始動した、世界最高峰のオーケストラによ
る自主レーベルが本格的に活動。ベルリン・フィルの歴史を飾ったマエストロ
たちによる名演集、一挙12枚をリリース!貴重な秘蔵のライヴ音源が多数あり、
クラシック・ファン必聴の内容です。

BPH0601 \2080
アルフレート・ヘルツ指揮*(1913)/アルトゥール・ニキシュ指揮**(1920)
ワーグナー: 舞台神聖祝祭劇「パルジファル」より管弦楽組曲*
(録音: 1913年9月12、13、15、16日 ベルリン)
リスト: ハンガリー狂詩曲 第1番 ヘ短調**(録音: 1920年 ベルリン)
ベルリオーズ: 序曲「ローマの謝肉祭」 Op.9**(録音: 1920年 ベルリン) 
<Mono ADD/NAXOSヒストリカル等で既出>
ワーグナーの権威であり、METのドイツものの重鎮であったアルフレート・ヘル
ツによる「パルジファル」からの組曲は、ベルリン・フィル最初期の録音です。
ベルリン・フィルの二代目常任指揮者ニキシュは、運命を最初に録音したこと
で有名ですが、この演奏は最晩年のもので、伝説の大指揮者ニキシュの貴重な
記録です。

BPH0602 \2080
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮(1928)
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調(録音: 1928年 ベルリン)]
<Mono ADD/コッホ音源>
ユダヤ系名指揮者ホーレンシュタインは、1970年代まで息の長い活動を続けた
人ですが、若き日にはフルトヴェングラーの助手も務め、彼に気に入られて
1920年代からベルリン・フィルの指揮台に上りました。ここでは晩年まで得意
にしたブルックナーを演奏していますが、1928年に若い指揮者がこの大作の全
曲録音を任されるということは極めて異例のことで、ホーレンシュタインの覇
気に満ちた指揮ぶりが聴きものです。

BPH0603 \2080
エーリヒ・クライバー指揮(1930-1935)
モーツァルト:
セレナード 第13番 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
ウェーバー: 付随音楽「プレチオーザ」序曲
シューベルト: 交響曲 第7番(旧第8番) ロ短調 D.759「未完成」 
リスト:
巡礼の年報 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」 - タランテッラ(カール
・ミュラー=ベルクハウス管弦楽編曲)
R.シュトラウス:
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」(ロンドー形式の
昔の無頼の物語による) Op.28
スッペ: 喜歌劇「軽騎兵」序曲] (録音:1930、1932-1935年)
<Mono ADD/SP用録音、初CD化>
カルロスの父であり、戦前のドイツ・オーストリアを代表する大指揮者であっ
たエーリヒ・クライバーは、ことにモーツァルトを得意にしていました。1935
年にナチスを嫌って南米に移住するまでの数年間に残したSP録音の復刻で、
「未完成」を始めとする珠玉の名曲集です。

BPH0604 \2080
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮(1943-1954)
ベートーヴェン:
交響曲 第1番 ハ長調 Op.21
(ライヴ録音: 1954年9月19日 ベルリン、ティタニア・パラスト)
同第5番 ハ短調 Op.67「運命」
(ライヴ録音: 1943年6月30日 ベルリン、アルテ・フィルハーモニー)
ラヴェル:
「ダフニスとクロエ」第2組曲 - 夜明け − パントマイム − 全員の踊り
(ライヴ録音: 1944年3月20-22日 ベルリン、ベルリン国立歌劇場)
<Mono ADD/既発売音源の再編集>
戦後の中断を経て30年もベルリン・フィルに君臨した不世出の大指揮者フルト
ヴェングラーが、戦時中に焼失前の旧フィルハーモニーで演奏した「運命」、
44年に国立歌劇場で演奏したラヴェル、そして、1954年9月19日、生涯最後の
コンサートで演奏したベートーヴェンの「第1番」。ベルリン・ブランデンブル
ク放送との共同制作です。

BPH0605 \2080
セルジウ・チェリビダッケ指揮(1948-1951)
ドビュッシー: バレエ音楽「遊戯」
(録音: 1948年3月20日 ベルリン、ダーレム、ゲマインデハウス)
メンデルスゾーン: 交響曲 第4番 イ長調 Op.90「イタリア」
(録音: 1950年1月20日 ベルリン)
ミヨー: フランス組曲 Op.248(録音: 1951年3月31日 ベルリン)
<Mono ADD/一部既出>
終戦直後の混乱期にベルリン・フィルを支えた若き日のチェリビダッケがベル
リン・フィルの常任指揮者であった時期に放送用に録音したドビュッシー、ミ
ヨーの2フランス作品とメンデルスゾーンの「イタリア」です。ベルリン・ブラ
ンデンブルク放送との共同制作。

BPH0606 \2080
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 (1963)
ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」
(ライヴ録音: 1963年10月15日 ベルリン、フィルハーモニー)]
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(S)/ジークリンデ・ヴァーグナー(A)
ルイージ・アルバ(T)/オットー・ヴィーナー(Br)
聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団/リアス室内合唱団 
<Stereo ADD/初出>
フルトヴェングラーの没後ベルリン・フィルの終身指揮者・芸術監督となった
帝王カラヤンが、欧州楽壇に君臨していた1963年10月15日に行われた、記念す
べきベルリン・フィルハーモニー新ホールの落成記念コンサートのライヴ収録
です。ベルリン・ブランデンブルク放送との共同制作。

BPH0607 \2080
ダヴィド・オイストラフ指揮 (1972)
チャイコフスキー:交響曲 第6番 ロ短調 Op.74「悲愴」
(ライヴ録音: 1972年3月16日 ベルリン、フィルハーモニー)] 
<Stereo ADD/初出>
ソ連を代表する大ヴァイオリニスト、オイストラフは、晩年ベルリンでカラヤ
ンと共演したりして録音を残す一方、自らも指揮台に立ちました。得意の「悲
愴」を、ロシア人らしい濃厚な情熱を込めて演奏しています。ベルリン・ブラ
ンデンブルク放送との共同制作。

BPH0608 \2080
サー・サイモン・ラトル指揮 (1987)
マーラー:交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」
(ライヴ録音: 1987年11月14、15日 ベルリン、フィルハーモニー)] 
<Stereo ADD/初出>
現在の首席指揮者・芸術監督であるラトルが、ベルリン・フィルにデビューし
た記念すべきコンサート(1987年11月)のライヴです。バーミンガム市響との
マーラー録音で名声を得たラトルだけに、このマーラー:「第6番」は語り草に
なるほどの名演で大評判となりました。ベルリン・ブランデンブルク放送との
共同制作。

BPH0609 \2080
ダニエル・バレンボイム(指揮、ピアノ)(1989)
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15
交響曲 第7番 イ長調 Op.92
(ライヴ録音: 1989年11月12日 ベルリン、フィルハーモニー)]
<Stereo DDD/SONYより既出>
1989年のベルリンの壁の崩壊を受けて、急遽東ベルリン市民のために開かれた
無料特別コンサートのライヴ録音です。長くベルリン・フィルを支えている実
力者で、欧州楽壇に君臨するバレンボイムが弾き振りをしたベートーヴェンの
「ピアノ協奏曲第1番」と「交響曲第7番」の感動的な名演です。ソニー・クラ
シカルから発売されたこともありました。

BPH0610 \2080
クラウディオ・アバド指揮 (1996)
モーツァルト:セレナード 第7番 ニ長調「ハフナー」K.250(248b)
(ライヴ録音: 1996年12月13-15日 ベルリン、フィルハーモニー)]
ライナー・クスマウル(vn) 
<Stereo DDD/ドイツ銀行より頒布>
前の首席指揮者・芸術監督で、辞任後むしろ評価の高まっているアバドが1996
年12月に指揮した演奏会のライヴ録音です。アバド指揮の「ハフナー・セレナ
ード」は、DGやSONYからCDが出ていない貴重な曲目です。

BPH0611 \2080
クルト・ザンデルリンク指揮 (1997/1999)
ハイドン: 交響曲 第82番 ハ長調「熊」
ショスタコーヴィチ: 交響曲 第15番 イ長調 Op.141
(ライヴ録音: 1997年6月9日、1999年3月16日 ベルリン、フィルハーモニー)] 
<Stereo DDD/初出>
近年最後の巨匠指揮者として日本でも人気が高まったザンデルリンクが1997年
に指揮したハイドン「交響曲第82番『熊』」と1999年に指揮したショスタコー
ヴィチの「交響曲第15番」のライヴ録音です。ベルリン・ブランデンブルク放
送とドイツ・ラジオによる収録。

BPH0612 \2080
ニコラウス・アーノンクール指揮(2002)
J.S.バッハ:
管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV.1066 / オーボエとヴァイオリンのための協奏曲
ニ短調 BWV.1060a * / 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV.1068
(ライヴ録音: 2002年10月5日 ベルリン、フィルハーモニー)]
アルブレヒト・マイヤー(ob)* / トーマス・ツェートマイヤー(vn)*
ラファエル・アルパーマン(cemb)* 
<Stereo DDD/初出>
鬼才から巨匠へと変貌を遂げつつあるアーノンクールが2002年10月に指揮した
バッハの管弦楽組曲「第1番」「第3番」と、豪華なソリストを擁した「ヴァイ
オリンとオーボエのための協奏曲ニ短調」のライヴ録音です。ベルリン・ブラ
ンデンブルク放送による収録。





<NAXOS> 各1枚 \850
8.555700
シューベルト(1797-1828):
ピアノ三重奏曲第2番/ピアノ三重奏曲「ソナタ楽章」
演奏/クングスバッカ・ピアノ三重奏団
1997年に結成され、すでに欧米やオーストラリアなどで活躍している若手トリ
オの、ナクソス初登場盤。現在はロンドンのギルドホール音楽院の所属アンサ
ンブルとして活躍。若々しいアンサンブルによるシューベルトは爽やかな風の
ようです。

8.557463
グノー(1818-1893):交響曲第1番/交響曲第2番
演奏/パトリック・ガロワ(指揮)シンフォニア・フィンランディア
ナクソスのレギュラー・アーティストとなったガロワが、フランスの隠れた名
作交響曲を指揮。ビゼーの爽快な雰囲気+管楽器の豊潤なハーモニー+バレエ
の伝統を受け継いだリズム。決して「アヴェ・マリアの作曲家」に止まらない
才能を聴いてください。

8.557577
エルガー(1857-1934):<管弦楽小曲集>
演奏会用序曲「フロワッサール」/5月の歌/カリッシマ/ロマンス(ファゴ
ットと管弦楽のための)/3つの性格的小品/メヌエット /2つの小品/3つの
バイエルンの踊り
演奏/ジェイムズ・ジャッド(指揮)
ニュージーランド交響楽団、プレマン・ティルソン(ファゴット)
交響曲を思わせる壮大な「フロワッサール」に圧倒されますが、むしろエルガ
ーの魅力を味わうには小品がいいでしょう。名作「愛の挨拶」と同じような親
しみやすいメロディと、ミニチュア的・家庭的な雰囲気の作品を集めました。
「ロマンス」はファゴット奏者の重要なレパートリーです。

8.557660
ハイドン(1732-1809):
ピアノ小協奏曲Hob.XIV:12/同Hob.XIV:13/同Hob.XIV:11/同Hob.XVIII:F2
/弦楽三重奏曲Hob.V:16/同Hob.XI:11
演奏/サビーヌ・ヴァーティン(フォルテピアノ…1893年エラール製)、
アンサンブル・ダルコ
鍵盤楽器(チェンバロ、フォルテピアノ)を含む四重奏曲や、チェロに似た弦
楽器であるバリトンのための珍しい曲も含め(このディスクではチェロで演奏)、
ハイドンの多彩な室内楽曲を味わえる一枚です。

8.557681
ギボンズ(1583-1625):<教会讃美歌集>
喜びの歌/愛の歌/犠牲の歌/嘆きの歌/勝利の歌/統合の歌/信仰
の歌/希望の歌 ※英語歌詞付
※英語歌詞、スコアはwebsiteでご覧いただけます。
歌・演奏/トヌス・ペレグリヌス、
アレクサンダー・レストランジ(カウンターテノール&コントラバス)、
アントニー・ピッツ(指揮、オルガン:1766年ジョン・バイフィールド製オル
ガン、フィンチコックス古楽器博物館コレクション )、他
イギリス・ルネサンス期の作曲家で、鍵盤楽器作品やマドリガル、ヴィオール
・コンソートなどが有名なギボンズ。1623年出版の「教会讃美歌集」に、レス
トランジとA.ピッツ、J.M.ピッツ及びR.J.ピッツが新解釈を施してまとめた作
品集です。ペルトの「ヨハネ受難曲」(8.555860)で見事なアンサンブルを聴
かせたトヌス・ペレグリヌスの繊細なハーモニーを、24bit録音で味わってくだ
さい。

8.557697
リルバーン(1915-2001):<管弦楽作品集>
アオテアロア序曲/誕生日の捧げもの/ドライスデール序曲(1937、1986改訂)
/森(音詩)/島の歌(音詩)/祝典序曲/行列のファンファーレ(1961、
1985改訂)
演奏/ジェイムズ・ジャッド(指揮)
ニュージーランド交響楽団
ニュージーランド生まれの“自然派、田園派作曲家”による、交響曲集
(8.555862)に続く作品集第2弾。NHK交響楽団など日本のオケへの客演も多い
ジャッドですが、今月はエルガーとあわせて彼の生き生きとした音楽に接する
チャンスです

8.557729
リバ(1765-1815):
フルート四重奏曲ハ長調/同 ヘ長調/弦楽四重奏曲イ短調/同 ニ短調
演奏/ヤン・オストリー(フルート)、M.ノスティッツ弦楽四重奏団
チェコのクリスマス・ミサなどを収録したディスク(8.554428)で一躍その名
が知られ、モーツァルトと同じ時代を生きた作曲家として、その作風が注目さ
れたリバ。チェコの古典派音楽を知る上でも格好の作曲家であり、メンデルス
ゾーンやスメタナへとつながっていく音楽でもあります。

8.557767
サラサーテ(1844-1908):<ヴァイオリンとピアノのための音楽第1集>
スペイン舞曲集-第1番「マラゲーニャ」/同-第2番「ハバネラ」/同-第3番
「アンダルシアのロマンス」/同-第4番「ホタ・ナバーラ」/同-第5番「プラ
イェーラ(祈り)」/同-第6番「サパテアード」/同-第7番「ヴィト」/同-
第8番「ハバネラ」/バスク奇想曲/ホタ・アラゴネーサ/バラード/アンダ
ルシアのセレナーデ
演奏/ヤン・ティエンワ(ヴァイオリン)、
マルクス・ハドゥラ(ピアノ)
超絶テクニックとジプシー・ヴァイオリン風の作風が特徴的なサラサーテの作
品集は、代表曲を集めたものが多数あるものの、体系化したシリーズはまだ珍
しいと言えるでしょう。小澤征爾に見いだされた中国の若手が、難曲に挑戦し
ている一枚です。

8.557817
ラフマニノフ(1873-1943):<オペラ・ハイライト集>
歌劇「アレコ」より[序奏/老ジプシーの物語:歌の魔力で/女たちの踊り/
男たちの踊り/アレコのカヴァティーナ:みんな寝ている/若いジプシーのロ
マンス:ごらん彼方の月を/二重唱:時間だ!…待って!/アレコの登場:彼
は起きていたんだわ/若いジプシーの死:逃げて、愛しいひと、逃げて/ジプ
シーたちの登場:何の騒ぎだ?/老ジプシーの登場:アレコ!ゼムフィーラ!
/ 老ジプシー:わしらは野人、わしらには掟はない/アレコ: おお、この苦悩!
この苦痛よ!]/歌劇「けちな騎士」より第3場:宮殿にて[アルベールと公爵:
父上、貧しさにずっと苦しんできました/男爵(けちな騎士)の登場:男爵よ、
会えてうれしい/公爵と男爵:男爵、子供はいますか/公爵と男爵:息子よ、
わたしはお前に立腹した/アルベールの登場:この嘘つきめ!/男爵の死:許
してください、父上]/歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」より第2場:リミ
ニ城、宮殿の部屋[序奏/フランチェスカとパオロの二重唱:美しきグウィネ
ヴィア/パオロとフランチェスカ:明け方の兆しが東の空を染め/パオロとフ
ランチェスカ:おおなんと愛しく、なんと神々しいものを彼らに授けられたの
か/フランチェスカ:口づけを知る運命ではないのです/パオロとフランチェ
スカ:わたしにとっての天国は/パオロとフランチェスカ:あなたがいれば、
地獄も天国に・・・あなたがいれば幸福は永遠に!/フランチェスカ:わたし
はあなたのもの。永遠!/嵐/ランチェオットの登場:駄目だ!永遠に呪われ
よ!]/同-終幕[ヴィルギリオとダンテの影/パオロとフランチェスカの霊:
おお、今日はこれ以上読めません/霊の消滅:これ以上の悲しみはない]
※露語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
歌・演奏/マリアナ・ズヴェトコヴァ(ソプラノ)、
アンドレアナ・ニコロヴァ(メゾ・ソプラノ)、
ボイコ・ズヴェタノフ(テノール)、
アレクサンデル・テケリエフ(バス・バリトン)、
ペテル・ナイデノフ(バス)、ニコ・イサコフ(バリトン)、
プラメン・ベイコフ(バス)、
ナイデン・トドロフ(指揮)ソフィア国立歌劇場管弦楽団・合唱団
なかなか上演されることがないラフマニノフのオペラですが、交響曲やピアノ
協奏曲以外にも、その才能は発揮されたことを知る一枚だと言えるでしょう。
チャイコフスキーから受け継がれたロシア・ロマン派オペラの雰囲気を持ちつ
つ、陶酔するメロディはやはりこの作曲家ならでは。ワーグナー風の曲もあり
ます。

8.557883
ストコフスキー(1882-1977):<管弦楽編曲集第2集>
J.S.バッハ(1685-1750):
管弦楽組曲第3番第2曲「G線上のアリア」/カンタータ第208番「わが楽しみは
元気な狩りだけ」(狩りのカンタータ)-アリア「羊は安らかに草を食み」/フ
ーガ ト短調「小フーガ」/シェメッツ歌曲集より-甘き死よ来たれ /カンター
タ第4番「キリストは死の絆につかせたもう」-イエス・キリスト、神の子/
ヨハネ受難曲-第30番「すべては成就した」/教理問答書コラール-第13番「わ
れらみな唯一なる神を信ず」/オルガン小曲集-「いざ来たれ、異教徒の救い主
よ」/パッサカリアとフーガ ハ短調 
ストコフスキー:2つの古い典礼歌の旋律
ヘンデル(1685-1759):オラトリオ「メサイア」第1部-ピファ(田園曲)
パーセル(1659-1695):
歌劇「ディドとエネアス」-「私が土の中に横たえられた時」(ディドの嘆き)
演奏/ホセ・セレブリエール(指揮)ボーンマス交響楽団
管弦楽編曲集(8.557645)に続く、名指揮者ストコフスキー編曲による作品集。
オルガニストでもある彼が得意としたバロック作品の編曲は、力強さやサウン
ドのカラフルさなど、現代オーケストラの機能を120%活用したものであり、ア
シスタントでもあったセレブリエールが堂々とした音楽に仕立て上げています。

8.557884
ル・ルー(d.1707?):<1台及び2台のハープシコードのための作品全集>
組曲 ニ短調/同 ニ長調/同 イ短調/同 イ長調/同 ヘ長調/同 嬰ヘ短調/
同 ト短調/2台のクラヴサンのためのジグ
演奏/芥川直子(ハープシコード)、
グレン・ウィルソン(ハープシコード)
桐朋学園大学を経てドイツのヴュルツブルク国立音楽大学院で学び、現在もな
おドイツを拠点に活動を続けているアーティストが、師であるウィルソンと共
にCDをリリース。限定発売(NAXOS LIMITED EDITION)となります。

8.559240
コープランド(1900-1990):
ラジオのための音楽(プレイリー・ジャーナル)/バレエ「ロデオ」-4つのエ
ピソード/家からの手紙/映画音楽「赤い子馬」からの組曲
演奏/ジョアン・ファレッタ(指揮)
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
マリン・オールソップと並び、アメリカで注目を集めている実力派の女性指揮
者が、得意のコープランドを指揮。CBS放送の委嘱作に始まり、有名な「ロデ
オ」、第2次世界大戦中の作品である「家からの手紙」、そして映画音楽「赤い
子馬」と、アメリカの香りに満ちあふれた音楽を手兵オケと共に演奏しています。

8.570239
ペルト(1935- ):<無伴奏合唱のための音楽>
トリオディオン/カイザルへの納めもの (マタイ伝 22章15-22節) /ヌンク・
ディミッティス(ルカ伝 2章29-32節)/オードVII (メメント) 「カノン・
ポカヤネン」より/ わたしはまことの葡萄の木/石膏のつぼを持つ女(マタイ
伝26章6-13節)/ 勝利の後で /神の母にして処女
歌/ノエル・エジソン(指揮)エローラ・フェスティヴァル・シンガーズ
「ベルリン・ミサ」(8.557299)に続く、この合唱団によるペルト作品集。ケ
ルン大聖堂やケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊ほか、さまざまな委嘱
による教会音楽を集めており、静かな祈りの音楽を、この合唱団特有の美しい
ハーモニーで味わえる一枚です。



<NAXOS OPERA>
8.660158-59 2枚組 \2000
シェーンベルク(1874-1951):歌劇「モーセとアロン」 
※リブレットは付いておりません。歌詞は独語です。
歌・演奏/ヴォルフガング・シェーネ、クリス・メリット、
イレーナ・ベスパロヴァイテ、ベルンハルト・シュナイダー、
ミヒャエル・エベッケ、カール=フリードリッヒ・デュール、
ウルリッヒ・フリッシュ、サシャ・ヴラバック、シュテファン・シュトルク、
エマ・カーティス、ヘルガ・ロース・インドゥリダドティア、石津なをみ、
アロイス・リーデル、
ローラント・クルティッヒ(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団、
シュトゥットガルト州立歌劇場合唱団・児童合唱団
(合唱指揮:ミヒャエル・アルバー)、
ポーランド放送クラクフ合唱団(合唱指揮:マレク・クルーサ)、他 
2003年12月、シュトゥットガルト州立歌劇場におけるライヴ録音。12音技法を
大胆に使ったオペラとして知られ、有名な聖書物語を哲学的な雰囲気に仕立て
上げた作品ですが、そのスコアにドラマを注入したような歌と演奏が、このプ
ロダクションの大きな特徴です。


<NAXOS HISTORICAL>
8.111051 \850
<ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)>
ベートーヴェン(1770-1827):
ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」(録音:1950年6月6日、ニューヨーク) 
ブラームス(1833-1897):
ヴァイオリン・ソナタ第3番(録音:1950年6月22日、29日、ニューヨーク)
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲
(録音:1951年6月29日、フィラデルフィア)
演奏/ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)、
[春]アルトゥール・バルサム(ピアノ)、
[ソナタ第3番]ウラディミール・ホロヴィッツ(ピアノ)
[二重協奏曲]グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ)、
フリッツ・ライナー(指揮)
フィラデルフィア・ロビン・フッド・デル管弦楽団
マーク・オバート=ソーン復刻。手堅く力強い音楽の中にロマンを感じさせる
演奏ですが、ホロヴィッツやピアティゴルスキーらの共演者も見事です。ベー
トーヴェンは45回転盤レコードから、ブラームスは状態のいいLPレコードから
の復刻です。

8.111053-54 2枚組 \1700
<シュヴァルツコップフ/カラヤン>
J.S.バッハ(1685-1750):
ミサ曲 ロ短調(録音:1952年11月、1953年7月)
ボーナス・トラック:バッハのミサ曲 ロ短調のヒストリカル録音(1929-1952)
[「グロリア」-第5曲「われら主をほめ」(録音:1945年10月5日)
「ニケーア信経」:クレド-第14曲「われは信ず、唯一の主、イエズス・キリス
ト」(録音:1929年5月29日)/同-第18曲「いのちの主なる聖霊を信ず」
(録音:1929年5月14日)/「ベネディクトゥス」-第23曲「ほむべきかな」
(録音:1936年4月27日)/「アニュス・デイ」-第24曲「神の小羊」(録音:
1952年10月7日)]
※解説に歌詞は付いておりません。歌詞はラテン語です
演奏・歌/
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、
コーラル・ソサエティ・オブ・ザ・フレンズ・オブ・ミュージック・ウィーン、
エリーザベト・シュヴァルツコップフ(ソプラノ)、
マルガ・ヘフゲン(アルト)、ニコライ・ゲッダ(テノール)、
ハインツ・レーフス(バス) 
[ボーナス・トラック]
ドロシー・メイナー(ソプラノ)、エリーザベト・シューマン(ソプラノ)、
マーガレット・バルフォー(コントラルト)、
キャスリーン・フェリア(コントラルト)、ジョルジュ・ティル(テノール)、
フリードリッヒ・ショル(バリトン)、
シルヴァン・レヴィン(指揮)ヴィクター管弦楽団、
アルバート・コーツ(指揮)ロンドン交響楽団、
グスタフ・ブレット(指揮)管弦楽団、
エードリアン・ボールト(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、他
マーク・オバート=ソーン復刻。
惜しくも先日亡くなったシュヴァルツコップフですが、オペラとは違った彼女の
芸術を味わえる演奏です。ウィーンとロンドン、2つのセッションをミックスし
た珍しいものであり、ロンドンではデニス・ブレイン(ホルン)、サーストン
・ダート(オルガン)ほか名手たちも参加。状態のいいフランス盤LPから復刻
しています。「ロ短調ミサ」における名唱を集めたボーナス・トラックも貴重
なものです。


<MARCO POLO>
8.225285 \1480
ヨハン・シュトラウス1世(1804-1849):<作品集第9集>
ダッシュ・ワルツ/ギャロップ(マイアベーアの歌劇「ユグノー教徒」の主題
による)/忠誠のワルツ/インド人ギャロップ/ワルツ「グラーツィエ舞曲」
/熱狂的なギャロップ(リストの主題による)/夜鳴きうぐいすのワルツ/ギ
ベリン党員のギャロップ/ワルツ「メルクリウスの翼」/音楽電信
演奏/クリスティアン・ポラック(指揮)
スロヴァキア・シンフォニエッタ・ジリナ 
シリーズ第9弾は、演奏旅行で歓迎を受けたライプツィヒへの返礼を込めたワル
ツに始まり、オーストリア皇帝への追悼作品、人気のあったリストやマイアベ
ーアの音楽をモティーフにしている曲など、さまざまな機会に書かれた粋な音
楽ばかりです。


<CPO>
777033-2(SACD-Hybrid) \2550
ベック(1734-1809):
4つの交響曲Op.4-第1番/同-第2番/同-第3番/「無人島」より序曲
演奏/ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト(古楽器使用)
当時は音楽の中心地だったドイツのマンハイムに生まれ、ハイドン、モーツァ
ルト、ベートーヴェンと同じ時代を生きたフランツ・イグナツ・ベック。作品4
の交響曲集は1766年に出版されており、マンハイムと浅からぬ関係だったモー
ツァルトが聴いた可能性も否定できないでしょう。

777111-2 \1980
ビショフ(1868-1936):交響曲第1番
演奏/ヴェルナー・アンドレアス・アルベルト(指揮)
ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団
R.シュトラウスが唯一の弟子だと認め、作風を継承して約1時間の作品にしたも
のが、この交響曲第1番。1906年に初演されており、R.シュトラウスも指揮をし
ましたが、現在ではやや忘れられた存在に。マーラーの香りも漂うこの曲の録
音は、まさに蘇演だと言えるでしょう。この時代の作品が得意なアルベルトの
指揮だけに、安心です。

777116-2 \1450
シャフラート(1709-1763):<三重奏曲&ソナタ集>
ヴァイオリン、オーボエと通奏低音のための三重奏曲ト短調/チェロとハープ
シコードのための二重奏曲ハ長調/オーボエと通奏低音のためのソナタ ニ短調
/ヴィオラ・ダ・ガンバとハープシコードのためのソナタ ト長調/ヴァイオリ
ン、ファゴットと通奏低音のための三重奏曲 変ロ長調
演奏/エポカ・バロッカ
ドレスデンの近郊に生まれ、後期バロックから古典派への橋渡し時期に活躍し
ていた作曲家。貴族らに好かれたその作風は、高度な演奏テクニックと音楽性
を持ち合わせたものであり、宮廷音楽の典型的なスタイルを持っています。

777140-2 \1450
キンケル(1810-1858):<ヨーロッパ縦断の想像旅行>
32の歌曲集:ライン地方の歌、スペインからイタリア、スコットランド、フラ
ンス民謡、童謡、愛の歌、革命讃歌
歌・演奏/イングリット・シュミットヒューゼン(ソプラノ) 、
トーマス・パルム(フォルテピアノ…エラール)
ファニー・メンデルスゾーンらと並び称される、19世紀前半の女性作曲家。さ
まざまなスタイルの歌を集め、アイデアに跳んだ歌い方で紹介していくという
楽しい作品集です。美しい声はもとより、古いタイプのフォルテピアノの音が、
ノスタルジーを誘います。

777190-2 \1450
マティーカ(1773-1830):
ノットゥルノ ト長調(フルート、ヴィオラとギターのための)/セレナード
ハ長調(フルート、ヴィオラとギターのための)
演奏/セレナード・ア・トロワ[カール・カイザー(フルート)、ペトラ・
ミュレヤンス(ヴィオラ)、ソーニア・プルンバウエル(ギター)] 
ボヘミアに生まれ、18世紀の終わり頃より作品が注目されたマティーカ。1800年
にウィーンへと拠点を移してからは、さらに名声が広くとどろきました。当時と
してはやや珍しい組み合わせの室内楽曲集ですが、それだけに独特の感性が目立
ちます。


<ARTHAUS MUSIK DVD>
101105 \2780
<オペラ・ナイト>
ワーグナー:
歌劇「タンホイザー」-入場の行進曲(祝祭行進曲)/同-夕星の歌 
ドニゼッティ:
歌劇「愛の妙薬」-人知れぬ涙/歌劇「ファヴォリータ」-来たれ、レオノーラ 
ロッシーニ:
歌劇「シンデレラ(チェネレントラ)」-不安と涙のうちに生まれて/歌劇「セ
ミラーミデ」-うるわしい光が誘惑する 
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」-楽しい思い出はどこへ 
ヴェルディ:歌劇「運命の力」-神よ、平和を与え賜え 
プッチーニ:
歌劇「トスカ」-妙なる調和/同-星も光りぬ/歌劇「つばめ」-何と美しい夢 
R.シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」-マリー・テレーズ! 
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」-序奏 /同-サマータイム 
ヒメーネス:サルスエラ「テンプラニカ」-タランチュラは悪い虫だ 
ロルツィング:歌劇「ロシア皇帝と船大工」-おお、聖なる法 
E.デ・クルティス:忘れな草 
デ・ポール:「略奪された7人の花嫁」-あなたの美しい肌に感謝して 
バーンスタイン:
ミュージカル「ウェスト・サイド物語」-トゥナイト 
(ライヴ収録:2005年、ドイツ、ケルン歌劇場)
歌・演奏/トーマス・クヴァストフ、サイミール・ピルグ、
ヴィヴィカ・ジュノー、イサベル・バイラクダリアン、
カルロス・アルバレス、タマール・イヴェーリ、ミッシェル・クライダー、
ニール・シコフ、エッダ・モーザー、クラウディア・ロールバッハ、
レギーナ・リヒター、
マルクス・シュテンツ(指揮)
ケルン・ギュルツェニッヒ管弦楽団、ケルン歌劇場合唱団
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ、125分、英語字幕付き、
片面二層ディスク(DVD9)
まるでベスト・ヒッツ的な選曲、そして次々に登場する名歌手たち。ドイツ・
エイズ財団のために行われた、ケルン歌劇場におけるチャリティ・コンサート
の模様をDVD化したもので、オペラ歌手の“観るカタログ”としても素晴らしい
内容です。

101247 \4480
日本語字幕付き
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」(伊語歌詞)
(収録:2005年、スイス、チューリヒ歌劇場[チューリヒ芸術祭])
歌・演奏/エヴァ・メイ、ピョートル・ベツァーラ、トマス・ハンプソン、
カタリーナ・ピーツ、イレーネ・フリードリ、ミロスラフ・クリストフ、
ワレリー・ムルガ、ラインハルト・マイアー、ジュゼッペ・スコーシン、
ノエル・バスケス、ヘイッキ・ユルッティアホ、ウーヴェ・コッサー、
フランツ・ヴェルザー=メスト(指揮)
チューリヒ歌劇場管弦楽団&合唱団、ユルゲン・フリム(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1,
DTS 5.1、128分、片面二層ディスク(DVD9)伊・独・仏・英・西・日本語字幕
付き 
アルトハウスでもかなりいろいろなライヴをリリースしてきたチューリヒ歌劇
場のステージから、定番中の定番である「椿姫」が登場。登場人物たちの繊細
な心理描写をクローズアップし、オペラ指揮者としての評価が定まったヴェル
ザー=メストの棒が、エヴァ・メイら主役たちの歌を際だたせます。

101405 \2780
<ホセ・カレーラス − アリア集&ミサ・クリオージャ>
ラミレス:ミサ・クリオージャ(南米大陸のミサ) 
ヒナステーラ:2つの歌-第1番「忘却の木の歌」 
グァスタビーノ: ばらと柳 
トルドラ: サンタ・ルチアのロマンス 
ナチョ: あなたに思いこがれて/親友 
(ライヴ・コンサート収録:1990年6月21日、サンフランシスコ、ミッション・
ドロレス教会)
歌・演奏/ホセ・カレーラス(テノール)、アリエル・ラミレス(ピアノ)、
ドミンゴ・クーラ(打楽器)、ロレンソ・ババフ(ピアノ)、
ヘスス・ガブリエル・セガーデ指揮、
アンデス四重奏団、グレゴリオ・N.ケピロドール、
アルゼンチン・ソコーロ大聖堂合唱団 
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、44分、片面一層ディスク
(DVD5) 
「ミサ・クリオージャ」はカレーラスが歌って一躍有名になった作品ですが、
アルゼンチンのフォルクローレ・サウンドが哀愁を呼び、意外なほど高い人気
を獲得しています。作曲者も参加しているこのコンサート映像は貴重なもので
すが、カレーラスの歌声はもちろん、南米における宗教音楽の魅力をダイレク
トに感じることができるでしょう。

101409 \2780
<ホセ・カレーラス − ボリショイ・オペラ・ナイト(ホセ・カレーラス司会
による)>
ヴェルディ:
歌劇「運命の力」- 序曲/歌劇「仮面舞踏会」- 立て、息子に会うのは許してや
ろう/同 - ここがあの恐ろしい場所/歌劇「リゴレット」 - 女心の歌「風の中
の羽のように」 /歌劇「アイーダ」 - 勝ちて帰れ/歌劇「ルイーザ・ミラー」
- おお、私の目を否定できない
ムソルグスキー:
歌劇「ホヴァーンシチナ」 - Sily potainyya/蚤の歌(メフィストフェレスの)
ドニゼッティ:
歌劇「愛の妙薬」 - すばらしい妙薬! おれのものだ!/歌劇「ランメルモー
ルのルチア」 - ルチアのカヴァティーナ「あたりは沈黙にとざされ」
ベルリーニ: 歌劇「夢遊病の女」 - 愛する仲間の方々
フロトウ: 歌劇「マルタ」 - ああ、かくも汚れなく
レオンカヴァルロ:
歌劇「道化師」 - ごめんなさって、善男善女の皆様(プロローグ)
ロッシーニ: 歌劇「セビリャの理髪師」 - おいらは町のなんでも屋
ワーグナー: 歌劇「タンホイザー」 - 夕星の歌
ボロディン: 歌劇「イーゴリ公」 - お元気ですか、公爵
プッチーニ:
歌劇「トスカ」 - 歌に生き、愛に生き 
(ライヴ・コンサート収録:1989年 9月6日、モスクワ、ボリショイ劇場)
歌・演奏/ルチア・アリベルティ、アルフレード・クラウス、
ヘルマン・プライ、カルロ・ベルゴンツィ、アラン・タイタス、
イリーナ・アルキポヴァ、ルイザ・ボサバリアン、アリーダ・フェッラリーニ、
リューバ・カザルノフスカヤ、エフゲニー・ネステレンコ、
ローランド・パネライ、
マルク・エルムレル(指揮)ボリショイ劇場管弦楽団
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、118分、片面二層ディスク
(DVD9) 
病床からカムバック後に参加した、モスクワでのコンサートを収録。プライや
ベルゴンツィなど、さまざまな名歌手たちが登場する豪華なステージであり、
さながら歌手たちの饗宴といったところでしょう。オペラ・ファンは必見の映
像です。



<OPUS ARTE DVD>
OA0958D 2枚組 \4980
モーツァルト(1756-1791):
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[キャスト・ギャラリー/オペラ概要/ルイス・パ
スクワル、カルロス・アルバレス、ビクトル・パブロ・ペレスとのインタビュ
ー]  
(ライヴ収録:2005年10月8日、10日、12日、スペイン、マドリッド、王立劇場)
歌・演奏/カルロス・アルバレス、アルフレッド・ライター、マリア・バーヨ、
ホセ・ブロス、ソニア・ガナッシ、ロレンツォ・レガッツォ、
ホセ・アントニオ・ロペス、マリア・ホセ・モレノ、
ビクトル・パブロ・ペレス(指揮)
王立劇場管弦楽団・合唱団(マドリッド交響楽団・合唱団)、
ホルディ・カサス・イ・バイェル(合唱指揮)、
ルイス・パスクワル(演出)、ヌリア・カステホン(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9 Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステ
レオ、 208分(オペラ172分、エクストラ36分)、英・仏・独・西・伊語字幕
付き、片面二層ディスク(DVD9) 
1940年代、フランコ政権下の政情不安なスペインを舞台にした新演出で、アル
バレスの不気味なドン・ジョヴァンニや新進歌手ホセ・ブロスのドン・オッタ
ーヴィオ、マリア・バーヨの可憐なドンナ・アンナなどが特に絶賛されたステ
ージです。この劇場のプロダクションがかなりセンセーショナルで、高いレヴェ
ルにあることを知っていただけるでしょう。

OA0959D 2枚組 \4980
ベルリーニ(1801-1835):歌劇「ノルマ」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[主要な出演者と制作チームのメンバーによるインタ
ビューを含む作品紹介/オペラ概要/キャスト・ギャラリー]  
(ライヴ収録:2005年、オランダ、アムステルダム、音楽劇場)
歌・演奏/ヒュー・スミス、ジョルジョ・ジュゼッピーニ、
ハスミク・パピアン、アイリーニ・ツィラキディス、アンナ・スタイガー、
カルロ・ボシ、
ジュリアン・レイノルズ(指揮)
ネーデルラント室内管弦楽団、
ネーデルラント・オペラ合唱団(マシュー・ホールズ:合唱指揮)、
ガイ・ジューステン(演出)
NTSC方式、画像構成比16:9 Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステ
レオ、 188分(オペラ162分、エクストラ26分)、英・仏・独・西・伊・蘭語字
幕付き、片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9) 
海外でもいまだにマリア・カラスの影がつきまとうこのオペラを、ドラマとし
てしっかりと位置づける新演出。アメリカの注目ソプラノ、ハスミク・パピア
ンをタイトルロールに据えた上演のライヴであり、見応えのある映像作品にも
なっています。

OA0960D 2枚組 \4980
モーツァルト(1756-1791):歌劇「フィガロの結婚」(伊語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[オペラ概要/キャスト・ギャラリー/「狂気の日」
(ライナー・E・モリッツによるドキュメンタリー・フィルム。クリストフ・マ
ルターラー、シルヴァン・カンブルランと主要な出演者のインタビューを含む)]
(ライヴ収録:2006年、パリ、パリ・オペラ座[パレ・ガルニエ])
歌・演奏/ペーテル・マッテイ、クリスティアーネ・エルツェ、
ハイディ・グラント・マーフィ、ロレンツォ・レガッツォ、
クリスティーネ・シェーファー、ヘレーネ・シュナイダーマン、
ローラント・ブラハト、ブルクハルト・ウルリヒ、
エーベルハルト・フランチェスコ・ロレンツ、カッサンドル・ベルトン、
フレデリック・ケイトン、エリーサ・チェンニ、マリー=アデリーヌ・アンリ、
シルヴァン・カンブルラン(指揮)
パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団(ペテル・ブリアン:合唱指揮)、
クリストフ・マルターラー(演出)、トマス・スタシェ(振付)
NTSC方式、画像構成比16:9 Anamorphic、音声方式:DTSサラウンド、LPCMステ
レオ、 260分(オペラ192分、エクストラ68分)、英・仏・独・西・伊語字幕
付き、片面二層ディスク(DVD9) 
Tシャツやウェディング・ドレスを含む現代風の衣装、小物類の粋な使い方な
ど、オリジナルの貴族邸という設定から解放され、今風のドラマとして再現さ
れた「フィガロ」のライヴ
(オリジナルは2001年のザルツブルク音楽祭で上演)。洗練されたパリの香り
が漂い、オペラ初心者にも楽しめる映像になっています。



<EUROARTS DVD>
2055498 \2700
シューマン(1810-1856):
ピアノ協奏曲/交響曲第4番/アダージョ&アレグロ・ブリッランテ
(「交響的練習曲」より、チャイコフスキー編曲)/見知らぬ国と人々から
(「子供の情景」より)/謝肉祭「4つの音符による面白い情景」-前口上/
同-ドイツ風ワルツ/同-間奏曲「パガニーニ」/同-フィリスティン(ペリシテ
人)と戦うダヴィッド同盟の行進(ラヴェル編曲)
(ライヴ収録:2006年6月1日-2日、ドイツ、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス)
演奏/リッカルド・シャイー(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
NTSC方式、画像構成比16:9anamorphic、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デ
ジタル5.1, DTS 5.1、93分、片面二層ディスク(DVD9)
あまり大きな話題にならない「シューマン没後150年」ですが、作曲者にゆかり
があるライプツィヒでは、アルゲリッチを迎えて刺激的なコンサートが行われ
ていました。その模様を伝えるDVDであり、特にオーケストラ編曲によるピアノ
曲が聴きもの。もちろんメインの2曲(協奏曲、交響曲)では堂々とした演奏を
楽しめます

2072128 \2700
チャイコフスキー(1840-1893):
ヴァイオリン協奏曲/幻想的序曲「ロメオとジュリエット」 
ムソルグスキー(1839-1881):組曲「展覧会の絵」(管弦楽編曲:ラヴェル)
(ライヴ収録:[ムソルグスキー]1978年、
[チャイコフスキー]1979年、
フィラデルフィア、アカデミー・オブ・ミュージック)
演奏/ユージン・オーマンディ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団、イツァーク・パールマン(ヴァイオリン)
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:PCMステレオ、ドルビー・デジタル5.1,
DTS 5.1、89分、片面二層ディスク(DVD9)
ユニテル制作の映像であり、往年の名コンビだったオーマンディ&フィラデル
フィアの、ゴージャスなサウンドが音と映像で楽しめる一枚。CD録音もあるパ
ールマンとの協奏曲をはじめ、すべてが彼らの得意とした曲であり、20世紀の
奇跡を今また追体験できるでしょう。



<JUXTAPOSITIONS>
DVD9DS17 \1900
日本語字幕付き
カーター(1908- ):フィルム「時の迷路」
(ダニエル・バレンボイム、チャールズ・ローゼン、ピエール・ブーレーズの
インタビューを含む)、フランク・シェファー(監督)
NTSC方式、画像構成比4:3、音声方式:ドルビー・デジタル2.0、90分、英・仏
・独・西・蘭・日本語字幕付き、片面二層ディスク(DVD9)、ブックレットの
翻訳PDFファイル付き:日本語、他
すでに同レーベルで、マーラーやベリオなどのドキュメンタリーがリリースさ
れているシェファー監督ですが、この一枚では彼が学生時代に興味を持ったエ
リオット・カーターの人と音楽を追究。ニューヨークのブルックリンという場
所から時間や文化を交錯して新しい音楽を作っていたこの作曲家を、あらため
て再評価させるような内容です。
#SACEM Award, Classiques en Images 2004/Best Documentary Award,
Student Prize, Golden Prague Festival 2004



<NAXOS JAZZ LEGEND>
8.120826 \850
キング・コール・トリオ:
「ザッツ・ホワット」オリジナル・レコーディングス 1943-1947
[(Get Your Kicks On) Route 66 / (I Love You) For Sentimental Reasons
/ Prelude in C sharp Minor (arr. N. K. Cole) / Body And Soul / But She's
My Buddy's Chick / Easy Listening Blues / Gee Baby, Ain't I Good To
You / Embraceable You / If You Can't Smile And Say Yes / It's Only A
Paper Moon / The Man I Love / No Moon At All / Straighten Up And Fly
Right / Sweet Lorraine / That's What / The Best Man / The Frim Fram
Sauce / What Is This Thing Called Love / You Call It Madness (But I
Call It Love) / You Don't Learn That In School]
デヴィッド・レニック復刻。第6集までリリースのこのトリオの記録を網羅した
シリーズとは別に、今回はナット・キング・コールが大ヒットを飛ばす直前の
時代までを収録。ジャズとポップスの橋渡しをしたソフトな音楽性は、1940年
代のアメリカにおいて新鮮な空気を送り出していました。オールド・ポップス
・ファンにもおすすめしたい一枚です。

<TESTAMENT>
SBT21390 2枚組 \3700
ワーグナー:楽劇「ラインの黄金」(全曲)
ハンス・ホッター(ヴォータン;Br)、
ルドルフ・ルスティヒ(ローゲ;T)、
ヘルサ・ヴィルフェルト(フライア;S)、
グスタフ・ナイトリンガー(アルベリヒ;Br)、他
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
録音:1955年7月24日(日曜日)、バイロイト
リングLPセットのいきなりの完売。さらに高まる世界的絶賛。2006年の話題を
席捲する55年リング第3弾「ラインの黄金」登場!
「ジークフリート」「ヴァルキューレ」と続き、途中「さまよえるオランダ人」
と一連のLPリリースと続いた55年ステレオ・ワーグナー・プロジェクト。多く
の演奏評や録音に対する考察などがなされ、「ラインの黄金」発売を前にして、
いまさら説明を加えることもないほどです。これは、日本だけの現象ではなく、
まさに世界中が同じテンションでこのリリースを迎えています。
そして、満を持して第3弾「ラインの黄金」が発売となります。これだけの絶賛
で、いまやその完成度や音質に疑いを持たれる方はいないと思われますが、「話
題になっていて興味はあるが、いきなり4枚組は・・・」と感じていた方も手に
とりやすい2枚組ということもあって、「ライン」リリースによりさらに多くの
ファンが、50年前に確かに存在していた「神々の世界」に触れ魅了されること
は確実と思われます。
今後、年内に第4弾「神々のたそがれ」、そして年を越えてさらに、カイルベル
ト及び他の大物指揮者によるワーグナー・リリースが予定されています。こち
らの情報も確定し次第ご案内申し上げますので、どうぞこのプロジェクトへの
ご注目を継続してお願いいたします。

SBTLP3 1384 3枚組(アナログ) \15750
★ご予約締切日 9月27日
ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」(全曲)
完全限定盤
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
録音:1955年
テスタメントからの感謝を込めたクリスマス・プレゼント。ステレオ「オラン
ダ人」のLPヴァージョン緊急リリース!
発売日前にして、日本割り当て分が完売してしまった19枚組のリング。そこで、
テスタメント社では、この予想以上の反響への感謝を込めて、同じく55年録音
の「さまよえるオランダ人」のLP発売を急遽決定いたしました!
ご存知のとおり、今回の「オランダ人」のLPはリングとは異なり一度ステレオ
でも発売になっているものです。録音後すぐはモノラルのLPとして、その後70
年代にステレオLPがリリースされているので、初出ということではありません。
しかしながら、特にステレオのほうの盤は大変少量しか生産されず、現存して
いる数はさらに少なくなっています。
過去に、良質な既発のLPの復刻も行ってきたテスタメント。そういった際には、
基本的にオリジナルのアートワークを踏襲するのがスタイルでしたが、今回は、
敢えてCDと同デザイン、19枚組リングと同系のデザインでの発売を決定いたし
ました。リングでハード・ケースに収められた4つのBOXがございましたが、そ
れと同様のものが単独で発売になるかたちになります。




<MD+G>
3048822 \2080
ヘンツェ 室内楽作品集 Vol.2
新しい民謡と羊飼いの音楽 (1983/1996)
ファゴット、ギターと弦楽三重奏のための
テルレスの青春 (1965) 
弦楽六重奏のための
キャリロン、レチタティーフ、マスク (1974)
マンドリン、ギターとハープのための
独白と会話 (1984/1985)
ヴィオラ、ギターとオルガンのための三重奏
秋 (1977)  5人の管楽器奏者のための音楽
アンサンブル・ヴィラ・ムジカ
今年、80歳を迎えるハンス・ウェルナー・ヘンツェ。今回のこの室内楽作品集
Vol.2はそれを記念するに相応しい、ヴィルトゥオーゾ集団として知られるアン
サンブル・ヴィラ・ムジカによる5作品の収録です。現代音楽界において最重要
な地位を占めてきたヘンツェですが、音楽だけでなく、音楽に付随する「言葉」
に並々ならぬ思い入れを示してきました。自身の文学的才能も特筆すべきもの。
そういった感性が、彼の音楽語法にもフィード・バックされており、言葉を持
たないそれぞれの楽器が雄弁に語りだすのが、ヘンツェ作品の魅力でもありま
す。

30114152 \2080
フィリッポ・グラグナーニ 室内楽曲集
四重奏曲 イ長調 作品8 ヴァイオリン、
クラリネットと2つのギターのための
三重奏曲 ニ長調 作品13 フルート、
ヴァイオリンとギターのための
ギターのための二重奏曲 ニ長調
六重奏曲 イ長調 
フルート、クラリネット、ヴァイオリン、2つのギターとチェロのための
コンソルティウム・クラシクム
ディエター・クレッカーとそのチームの新たな試み、1767年生まれのイタリア
の作曲家フィリッポ・グラグナーニの作品の再評価がここに完成しました。音
楽理論の発展に大いに寄与し、ヴァイオリニストとしても活躍したグラグナー
ニでしたが、特筆すべきは彼のギター音楽へ残した功績。イタリア芸術の情熱
を保ちつつも、ドイツ、ロシア、フランス(彼は生涯の大半をパリで過ごしま
した)と、ヨーロッパ全土で活躍したグラグナーニでしたが、現存する作品は
わずか数作だとか。しかし、このCDを一聴するだけで、その輝くばかりの才能
を感じとるのは容易です。

32013372 2枚組 \2080
J.S.バッハと巡るキリスト教典礼の一年
Disc1 降臨節/クリスマス/受難節/復活祭
前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
わが魂は主をあがめ BWV733
高き天よりわれは来れり BWV701
ベツレヘムに生まれ幼な子 BWV603
全能の神をたたえん BWV604
かくも喜びあふるる日 BWV605
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
幻想曲 ハ短調 BWV562
われらを救いたもうキリスト BWV620
イエス十字架にかけられしとき BWV621
おお人よ、汝の罪の大いなるを嘆け BWV622
おお汚れなき神の子羊 BWV656
キリストは死の絆につきたまえり BWV625
キリストは甦り BWV627
来れ、創り主にして聖霊なる神よ BWV630
トッカータとフーガ ニ短調 BWV538
Disc2 聖霊降臨祭/三位一体の祝日
前奏曲 変ホ長調 BWV552
われらみな唯一の神を信ず BWV740
われらみな唯一の神を信ず BWV680
これぞ聖なる十誠 BWV678
来れ聖霊、主なる神 BWV652
来れ聖霊、主なる神 BWV651
来れ、創り主にして聖霊なる神よ BWV67
バビロン川のほとりで BWV653
いざ来れ、異教徒の救い主よ BWV659
おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV654
ただ神の摂理にまかす者 BWV647
フーガ 変ホ長調 BWV552
エリザベス・ロロフ(Org)
エルサレム レダーマー教会のカール=シュケ・オルガン
昨年、「ベツレヘムのクリスマス音楽」(320 13452)をリリースして一躍注目を
浴びたエリザベス・ロロフ。クリスマス作品集は、まさにクリスマスの日のミサ
が全世界に中継される聖カトリーネ・ベツレヘム教会のオルガンを使用していま
したが、今回は同じエルサレムながら別の教会のオルガンを使用しての興味深い
バッハ作品集です。
キリスト教における主要な典礼をバッハの作品とともに巡る構造となっている
2枚組。もちろん言葉を持たないオルガン作品ですが、そこには折々の祈りの言
葉が秘められており、宗教的儀式だけでなく大自然が織り成す四季すらも感じ
させるものです。もちろん、MDGが誇る録音技術だからこそ再現できるオルガン
の響きにも注目です。

60113952 \2080
90113956(SACD-Hybrid) \2950
ヨーゼフ&ミヒャエル・ハイドン トランペット協奏曲集
ヨーゼフ・ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
ミヒャエル・ハイドン:トランペット協奏曲 ハ長調
同:セレナード 変ロ長調、ファゴット協奏曲、クラリーノ協奏曲
ヨーゼフ・ハイドン:交響曲 第83番 ト短調 「雌鳥」
ヴォルフガング・バウアー(Tp)
ハイルブロン・ヴュルテンベルグ室内管弦楽団
指揮:ルーベン・ガザリアン
鍵式トランペットを考案したアントン・ヴァイディンガーとヨーゼフ・ハイド
ンが出会ったのは、偶然だったのかはたまた神の思し召しだったのか?それま
で単純な倍音で構成されたフレーズしか演奏できなかったトランペットが、一
躍ソロ楽器として重用されることになる歴史的瞬間でした。その後、変ホ長調
の協奏曲を完成させたハイドン。もちろんこの作品は、ヴァイディンガーのた
めに書かれたものです。この後、鍵式トランペットは姿を消し、現在見られる
トランペットへと変遷するのですが、それらは19世紀中ごろ、ハイドン兄弟が
亡くなってずっと後のことでした。
ミヒャエルのセレナードはその第3,4楽章がトランペット協奏曲ニ長調として
認識されているもの。ザルツブルグの伝統にのっとって、この盤でもセレナー
ドの途中にファゴット協奏曲とクラリーノ協奏曲が挿入されています。

33712052 \2080
93712056(SACD-Hybrid) \2950
ショスタコーヴィチ:交響曲全集 Vol.5
交響曲 第13番 変ロ短調 作品113 「バビ・ヤール」
タラス・シュトンダ(Bs)
チェコ・フィルハーモニー合唱団
ボン・ベートーヴェン管弦楽団
指揮:ローマン・コフマン
毎回ご好評を頂いてきたコフマンのショスタコーヴィチ全集ですが、アニヴァ
ーサリー・イヤーが盛り上がりを見せる只中に「バビ・ヤール」の登場となれ
ば注目度も一段と高まります。ナチによるユダヤ人大量虐殺がなされたとされ
る地名、キエフの「バビ・ヤール」。キエフ生まれのコフマンにとってそれが
どれだけ思いいれの強い作品かは想像に難くありません。年内全集が完成され
ることはなさそうですが、ここに第13番をリリースするには様々な思惑が交差
してのことと思われます。しかしながらコフマンのアプローチはいつもながら
の緻密なスコア・リーディングに裏づけされたもの。熱く燃える心中を冷静な
分析で表出した聴き逃せない13番です。




<Ambitus>
AMB96894 \2180
カール・ヘラー 作品集 Vol.2-オルガン作品
コラール「おお汝ら信仰厚き者は、いかに幸いなるか」によるパルティータ作品1
コラール変奏曲 「神の恵みをともにたたえん」 作品22-1
コラール変奏曲 「イエス、我が喜び」 作品22-2
シャコンヌ 作品54
「太陽はその輝きによりて」によるコラール・パッサカリア 作品61
コラール-コラール前奏曲 「ベツレヘムに生まれ」
エドガー・クラップ(Org)
今年5月に発売となった第1巻の表記をここに訂正させていただきます。前作を
「ヘラー:室内楽曲集 Vol.1」とご案内したのですが、正しくは「ヘラー:作
品集 Vol.1-室内楽」ということだったらしいです。つまり、Ambitusはカール・
ヘラーの作品全集を完成させる野望を秘めているようです。
と、いうことで、今回はオルガン作品集。ミュンヘン音大の学長を務めながら
も、自身がオルガニストとしても活躍した作曲家ですので、オルガン作品は彼
の作品群の中でも特別なものです。ヒンデミットとの親交が厚く、作風にも共通
点が多いとされるヘラーですので、さながらヒンデミットのヴィオラ作品集的
なアルバムといえるかもしれません。

ヘラー:作品集 Vol.1-室内楽 AMB 96893 \2180

AMB96899 \2180
パガニーニ 弦楽とギターのための作品集 Vol.2
四重奏曲 第1番 イ短調 作品4 
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
三重奏曲 ニ長調 (ヴァイオリン、チェロとギターのための)
四重奏曲 第15番 イ短調 
(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロとギターのための)
オッフェンブルグ弦楽トリオ
ジーグベルト・レンブレーガー(Gt)
パガニーニのバイオグラフィーの中でも、彼のギタリストとしての一面を注視
した表記は極端に少ないのですが、残された作品における技巧を吟味するに、
ヴァイオリニストとしてと同様にギターにおいても「悪魔的」とまでいわれる
超絶技巧の持ち主であったことにほぼ間違いはありません。今回はギターを含
んだ四重奏の最初と最後の作を含んだ作品集。パガニーニは実に、ギターと弦
楽トリオのための四重奏を15曲も残しているのです。
第2巻といわれても、1巻目がいつ出たかちょっと思い出せないのではないでしょ
うか?一巻目は5年前(!)、同じメンツで入れたトリプル・コンチェルタンテ
などだと思われます。(発売当初、Vol.1等の表記もなく、続きが出るとも思っ
てませんでした・・・)





<CATS INTERNATIONAL>
IDC10009 \2500
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集Vol. 9
第25番 ト長調 作品79
第26番 変ホ長調 作品81a 「告別」
第27番 ホ短調 作品90
第28番 イ長調 作品101
杉谷昭子(ピアノ)
録音:2005年1月15,16日、5月10-12日 新潟県小出郷文化会館
日本語解説付き
ベートーヴェン・ピアノ・ソナタに限らず、室内楽の分野での活躍も目覚しい
杉谷昭子のチクルス第9弾!
2002年の1月よりリリースを開始した杉谷昭子のベートーヴェン・チクルス。
今年は、ベルリン・フィルの主要メンバーからなるアマルコルド・クワルテット
との室内楽(IDC 10013)のリリースをはさみ、今回は「告別」を含む第9弾。
CD発売に併せ開催される記念リサイタルも好評で、今回で6回目をかぞえ、来年
には海野義雄とのヴァイオリン・ソナタ・リサイタルも2回予定されています。




<ECM New Series>
4763155 \2180
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集 Vol.3
ピアノ・ソナタ 第19番 ト短調 作品49-1
ピアノ・ソナタ 第20番 ト長調 作品49-2
ピアノ・ソナタ 第9番 ホ長調 作品14-1
ピアノ・ソナタ 第10番 ト長調 作品14-2
ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 作品22
アンドラーシュ・シフ(Pf)
着実な歩みをみせる、シフ/ベートーヴェン全集の第3弾。
ちょうど一年前、第1弾が発売となったシフのベートーヴェン全集。半年に一枚
ペースで、今回第3弾の発売となります。ピアノ初学者が必ず弾くといってよい
作品49など、どちらかというと規模の小さい作品が集まった巻となっています
が、こうしたところに現れる冴え渡るピアニズムこそがシフ特有の魅力ともい
え、高評価だった前2作ともども必聴の一枚となっています。

4763152 2枚組 \3980
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
ジョン・ホロウェイ(バロックVn)
ECMの野望に満ちた新作。バロック・ヴァイオリンによる無伴奏!
ちょうど一年前、同じくECMからリリースとなりレコード・アカデミー大賞を受
賞するなど大きな話題になったクレーメルの無伴奏。バッハの「無伴奏」が、
ヴァイオリニストにとっていかに特別なものであるかは誰もが知るところです
が、もちろん、クラシック・レーベルにとっても同様に極めて重要性の高いレ
パートリーです。よほどの自信がなければ一年に一枚ずつリリースできるよう
なレパートリーではないのですが、敢えてECMはこれに挑戦。今回はバロック・
ヴァイオリンでの演奏と、クレーメルのものとは趣もアプローチもまったく違
ったリリースとなります。
音楽への造詣の深さでいえば勝るとも劣らないホロウェイ。ライナーもホロウェ
イ自身によるものです。このライナーの冒頭で、作品と向き合った際の自身を
エジプトのピラミッドを訪れた人の心理にたとえこう述べています。「どうす
れば頂上まで登れるのか?頂上から何が見えるのか?これは何でできているの
か?どうやって建築されたのか?中に何が隠されているのか?」彼にとっても
この「無伴奏」という作品がいかに特別なものであるかが的確に表現されてい
ます。




<Accord>
4428549 3枚組 \4650
リュリ・コレクション Vol.8
リュリ:歌劇「アマディス」(全曲)
世界初録音
フランソワーズ・マッセ(コリザンデ)、セリーヌ・リッチ(アルカボンヌ)、
ギルメッテ・ローレン(オリアーヌ)、
フランソワ=ニコラ・ジェスロ(アマディス)、他
ラ・サンフォニー・デュ・マレ
指揮:ユーゴ・レーヌ
録音:2006年7月
好評アコールのリュリ・コレクション。早くも第8弾!世界初録音となる音楽悲
劇!
フランス・レーベルならでは、楽しませてくれるだけでなく録音史上も大変貴
重なリュリ・コレクション。今回は、第8弾として世界初録音となる音楽悲劇
「アマディス」の登場です。中世ヨーロッパで大流行した騎士物語。そうした
中からこのオペラの主題を選択したのは、ルイ14世その人でした。25巻にも及
ぶ大河小説が基になっており、プロローグと5幕からなるオペラですので、筋書
きはかなり複雑になっていますが、音楽による情景や心情の細やかな描写は繊
細で見事。豪華絢爛を極めたルイ王朝において、これだけ深遠な人間観察が成
されていたことに驚きを禁じ得ません。

4428553 2枚組 \4360
A.マリオッテ:歌劇「サロメ」(全曲)
ケイト・アルドリッヒ(サロメ)、スコット・ワイルド(ヘロデ)、
ジュリア・ジュオン(ヘロディアス)、
ジャン=ルック・シャイノー(ヨカナーン)、他
モンペリエ国立管弦楽団&合唱団
指揮:フリードマン・レイヤー
録音:2005年11&12月、オペラ・ベルリオーズ、モンペリエ
オスカー・ワイルドによってフランス語で書かれた戯曲「サロメ」。モンペリ
エ歌劇場は2005年、大変興味深い試みを実施しました。誰もが知っているR.シュ
トラウスの「サロメ」(1905)と今回のこのリリースである、アヴィニョン出
身のマリオッテによる「サロメ」(1908)を同時上演することにより、物語が
内包するテーマをより鮮明に浮き彫りにするというもの。ドイツ語とフランス
語による表現やそもそもの響きの違いなども注目されるところではないでしょ
うか。
知名度で劣るからといって、音楽作りに一切の妥協はなく、特にタイトル・ロ
ールを歌ったケイト・アルドリッヒはその歌唱と演技力で注目を集めており、
今回のこの難役も見事に表現しています。

4428449 \2180
ベッツィー・ジョラス:風の山と名づけられて
四重奏曲VI 「クラリネットと」 (クラリネットと弦楽三重奏のための1997)
モテットIV 「風の山となづけられて」 (ソプラノ、フルート、ヴァイオリ
ン、チェロとハープのための 2002)
ラブミュージック (フルートとバス・クラリネットのための 2005)
三重奏曲 「時間」 (1990)
アンサンブル・アクローシェ・ノート
ベッツィー・ジョラス生誕80年記念。彼女の目指した「美しい音楽」の粋を集
めたニュー・アルバム。
フランス、アメリカを拠点に活躍する作曲家ベッツィー・ジョラス。彼女の受
賞歴や共演したアーティストの名前は華々しいものですが、彼女が目指してき
たものは常に「美しい音楽」でした。それは、ドメーヌ・ミュジカルの時代か
ら一貫したもの。ブーレーズ、ノーノ、シュトックハウゼンやリゲティと同時
代を生きたジョラス。もしかすると「女流」ということで、作品が取り上げら
れる頻度は彼らに劣ったかもしれませんが、近年、日本でも彼女の作品がコン
サートで演奏される回数も増えているように思われます。
美しい音楽=演奏が簡単、というわけでなく、技術にも解釈にも難しいジョラ
スの音楽。現代作品演奏において多くの作曲家から信頼を得ているアクローシェ
・ノートのパフォーマンスも聴き所です。特に、モテットIVとラブミュージッ
クは、もともとこのアンンサンブルのために書かれた作品です。




<Telarc>
CD80660 \2080
SACD60660(SACD-Hybrid) \3350
ブリテン:青少年のための管弦楽入門 作品34
同:4つの海の間奏曲 作品33a (ピーター=グライムズより改編)
エルガー:創作主題による変奏曲 「エニグマ」 作品36
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
シンシナティ交響楽団
録音:2006年1月22-23日
活躍めざましいパーヴォの最新作は英国作品集。シンシナティ響とのテラーク
10枚目の録音!多くのレーベルへの録音、そしてオーケストラの共演と、現在
もっとも多忙な指揮者といってよいパーヴォの新録音はイギリス作品集。多面
的な活躍そのどれもが丁寧に仕上げられており、特に、シンシナティ交響楽団
をアメリカを代表するまでのオーケストラに育てあげたことは彼の代表する功
績といえるもの。今作は、そのシンシナティ響とのテラークにおける10枚目の
アルバムとして記念すべきものでもあります。
過去の9作品も、バルトーク、ドヴォルザークといった東欧物、ドビュッシー、
ラヴェルといったフランス物、そしてストラヴィンスキー、プロコフィエフと
いわゆる「お国物」ではない、多彩なレパートリーがとりあげられており(シ
ベリウスは1枚ありますが)、最初から彼らが目指しているのは「インターナ
ショナル」であることが窺い知れます。今回も彼らの出身とは関係のない英国
ものですが、ブリテン、エルガーだけでなく「青少年のための-」の主題を書い
たヘンリー・パーセルも含めた英国の3人の偉大なる作曲家へのトリビューショ
ン・アルバムとなっています。

CD80661 \2080
SACD60661(SACD-Hybrid) \3350
R.シュトラウス:
交響詩 「死と変容」 作品24
4つの最後の歌
ワーグナー:楽劇 「トリスタンとイゾルデ」より前奏曲と「愛の死」
クリスティーヌ・ブリューワー(Sp)
アトランタ交響楽団
指揮:ドナルド・ラニクルズ
録音:2006年4月
ラニクルズ&アトランタ響最新盤はR.シュトラウスとワーグナー。最近のこの
コンビの充実ぶりを感じさせる重厚な響きが印象的です。「トリスタンとイゾ
ルデ」「4つの最後の歌」を歌うブリューワーはアメリカ出身のソプラノでワー
グナー歌手として定評があり、昨年はエディンバラ音楽祭の「トリスタンとイ
ゾルデ」に出演し絶賛されました。最近ではラニクルズ&アトランタ響のモー
ツァルト「レクイエム」や、ラトル&バーミンガム響のマーラー「千人の交響
曲」でソプラノを歌うなど、活躍の場を広げつつあります。

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80058 \1350
ガーシュウィン:
ラプソディ・イン・ブルー
パリのアメリカ人
ユージン・リスト(Pf)
シンシナティ交響楽団
指揮:エリック・カンゼル
録音: 1981年

CD80122 \1350
POMP&PIAZZ マーチ名曲集
1.J.ウィリアムズ:オリンピック・ファンファーレ
2.スーク:行進曲 「祖国新生に向けて」
3.エルガー:行進曲 「威風堂々」 第1番
4.アイアランド:英雄詩行進曲
5.チャイコフスキー:戴冠式祝典行進曲
6.ベルリオーズ:ラコッツィ行進曲
7.J.F.ワーグナー:双頭の鷲の旗のもとに
8.フチーク:兵士の入場
9.スーザ(ストコフスキー編):星条旗よ永遠なれ
10.ハイマン編:マーチ・メドレー (ストライク・アップザ・バンド-76本のト
ロンボーン-サウス・ランパート・ストリート・パレード)
11.ハイマン編:聖者が街にやってくる
シンシナティ・ポップス管弦楽団
指揮:エリック・カンゼル
カンゼル&シンシナティ・ポップスの名盤、POMP&PIZAZZ(華麗&活気)がミッ
ド・プライスで再登場!ただのマーチ集ではなく、スークやアイアランド、チャ
イコフスキーの珍曲はじめ、ストコフスキー編曲の「星条旗よ永遠なれ」など
など、文字通り華麗で活気あふれるマーチがたっぷり収録されています。これ
からの運動会シーズンにもピッタリのアイテムです!

CD80142 \1350
メンデルスゾーン:
弦楽四重奏曲 第2番 イ短調 作品13
八重奏曲 変ホ長調 作品20
クリーヴランド四重奏団
メリオラ四重奏団

CD80232 \1350
トランペット協奏曲集
1.ハイドン:トランペット協奏曲 変ホ長調
2.タルティーニ:トランペット協奏曲 ニ長調
3.フンメル:トランペット協奏曲 変ホ長調
4.トレッリ:トランペット協奏曲 ニ長調
5.ベッリーニ:トランペット協奏曲 変ホ長調
ロルフ・スメドヴィク(Tp)
スコットランド室内管弦楽団

<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99029 \3000
レスピーギ(1879-1936):
ドリア旋法の弦楽四重奏曲(1924)
夕暮れ(1914)-メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のための
弦楽八重奏曲(1900)
ルガーノ・カルテット【タマス・マイヨル(ヴァイオリン)、木野雅之(ヴァ
イオリン)、エンリコ・バルボーニ(ヴィオラ)、山下泰資(チェロ)】
ルイザ・カステッラーニ(メゾ・ソプラノ)
ミラノ・ドリコ・カルテット
録音:2006年1月7-9日ルガーノ
※ルガーノ・カルテット
1987年、若手気鋭のメンバーが4名集まり、スイスで結成される。ヴァイオリン
にはスイス・イタリアーナ管弦楽団のコンサート・マスター、タマス・マイヨル
と日本フィルハーモニー交響楽団ソロ・コンサートマスターの木野雅之。チェロ
にはスイス在住、スイス・イタリアーナ管弦楽団首席チェロ奏者、山下泰資。
ヴィオラには2001年年からサンタ・チェチリア管弦楽団首席ヴィオラ奏者のエン
リコ・バルボーニが加わり、ヨーロッパで活躍する実力派演奏家で構成される。
アスコーナ、ミラノ、フランクフルトなどヨーロッパ各地での演奏会や放送出演
などの活動を続けている。ソプラノのカリン・オットとのCD録音他、VOEGELINの
弦楽四重奏曲のCDがスイスJECKLIN社よりリリースされている。また、日本でリ
リースされたCDも好評を博している。日本でも東京サントリーホールをはじめ、
各地で演奏会を開き、そのヴィヴィッドな演奏は多くのファンを惹き付けてい
る。また、コンサートの模様はNHK-FM・クラシックアワーでも放送され、好評
を博した。1993年及び1996年に開催された「ストラディヴァリウス・サミット・
コンサート」にも出演し、ストラディヴァリウスによる素晴らしい音色を響か
せた。ルガーノ・カルテットは各自の高い演奏水準をもとにして、それぞれの
演奏活動の日程調整を行い、集中的なトレーニングを続け、完成度の高い演奏
を行っている。




<CD ACCORD>
ACD156(デジパック) \2080
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番、第4番
(第6回ベートーヴェン・イースター音楽祭より)
ルドルフ・ブッフビンダー(Pf&指揮)
シンフォニエッタ・クラコヴィア
(録音:2002年3月26日ライヴ、クラクフ)
2002年3月26日、ポーランド、クラクフのカロル・シマノフスキ・フィルハーモ
ニク・ホールでのライヴ。2003年ウィーン響を弾き振りした全曲録音(ORFレー
ベル、CD348)の前年の録音。ウィーン響との演奏も好評でした。この演奏も近
年円熟味の増しているブッフビンダーの弾き振り。全体にスリムで引き締まった
演奏でオーケストラもよく従っている。盛大な拍手も収録されている。

ACD158 \2080
ベートーヴェン:
弦楽四重奏曲第13番Op.130、第14番Op.131
(第8回ベートーヴェン・イースター音楽祭より)
上海クァルテット
(録音:2004年4月4日ライヴ、ワルシャワ)
上海カルテット久々の新録音。ポーランドで2004年4月4日ワルシャワ・ロイヤ
ル・キャッスル大ホールにおけるライヴ。1983年に結成された上海カルテット
も今や中堅どころ。もともとの技術力は定評がありましたが、円熟味も増して
きて、この演奏もベートーヴェン後期の難曲を非常に緊張力のある完成度の高
い演奏となっている。

ACD137 \1980
スタニスワフ・モニューシコ(1819-1872):
オストラ・ブラマの連祷(リタニI、II、III、IV)
ヘンリク・ヴォイナロフスキ指揮
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
イヴォナ・ホッサ(S)、
アンナ・ルバンスカ(Ms)、
アダム・ズドゥニコフスキ(T)、
チェスワフ・ガウカ(B)
モニューシコはポーランド国民楽派の祖。合唱と大オーケストラのための宗教
音楽。初期ロマン派の真摯な音楽。

ACD139 \1980
ピアソラ他ラテンの作品集
「アイレス・ラティーノ-パヴェウ・ナヴァラ&トマシュ・カシュボフスキ・
ギター・デュオ」
アントニオ・ラウロ:ベネズエラ・ワルツ第2番、第3番
アストル・ピアソラ:
ブエノスアイレスの秋、ブエノスアイレスの冬、ブエノスアイレスの春、
マニュエル・ポンス:スケルツィーノ・メヒカーノ
ほか全19曲
パヴェウ・ナヴァラ&トマシュ・カシュボフスキ(ギター)
二人はともにワルシャワ音楽院の出身でラテン・アメリカの伝統音楽を得意と
している。クラシック、フォーク、ポップスを混ぜた彼らのプログラミングは
ポーランドで高い人気を得ている。

ACD140 \2080
「ウカシュ・クロパチェフスキ/ポートレート」
J.S.バッハ:前奏曲、フーガとアレグロBWV998
A.タンスマン:ショパンヘのオマージュ
M.ジュリアーニ:ロッシニアーナ
ウカシュ・クロパチェフスキ(ギター)
クロパチェフスキはワルシャワ音楽院で学び、その後バルエコにその才能を認
められた。リリカルな音色は特にバッハに生かされている。



<若林工房レーベル>
WAKA-4112 \1980
「ショパン:バラード(全4曲)&舟歌/メジューエワ」
ショパン:
バラード 第1番 ト短調 作品23
バラード 第2番 ヘ長調 作品38
バラード 第3番 変イ長調 作品47
子守歌 変ニ長調 作品57
バラード 第4番 ヘ短調 作品52
舟歌 嬰ヘ長調 作品60
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2006年6月22-23日、新川文化ホール(富山県魚津市)
STEREO/24bit Digital録音、発売元:若林工房
ここ数年の充実した演奏・録音活動が着実な評価を得ているロシアのピアニス
ト、イリーナ・メジューエワの最新録音。ショパン・アルバムとしては若林工
房へのデビュー作となった「スケルツォ集」(2002年11月録音 レコード芸術特
選盤)以来となる1枚。今回は傑作として名高い4曲の「バラード」と、これまた
屈指の名作「舟歌」に挑戦しました。ゲンリヒ・ネイガウス→テオドール・グ
ートマン-ウラジーミル・トロップ-そしてメジューエワと受け継がれてきたロ
シア・ピアニズムならではの繊細霊妙なタッチが生み出す馥郁たる詩情。虚飾
を排し、ひたすら作品の本質に迫る真摯な精神性に貫かれた強靭なピアニズムは、
作品そのものの魅力を存分に引き出すことに成功しています。




<音夢庫(ねむぐら)レーベル>
音夢庫レーベルは、広島県呉市にある明治庫-酒王『千福』の三宅本店が所有す
る酒蔵-の麹室(こうじむろ)で録音された作品のレーベルです。麹室の自然な
響きを大切に、プロデュース、レコーディングからグラフィックデザインまで、
すべて地方発信で制作しています。

NMGR-0001 \3150
「奔手(ほんじゅ)-野澤徹也」
杵屋正邦:去来1967年
沢井忠夫:銀河1984年
玉木宏樹:ジャワリ(Part1、Part2)2002年
長澤勝俊:春三題(若草、陽炎、花吹雪)1977年
三木稔:奔手1974年
野澤徹也(三味線)
松村エリナ(筝)
録音:2006年3月27日 三宅本店・明治庫(広島県呉市)
委嘱初演作の演奏・録音という地道な活動で“現代三味線音楽の開拓者”として
知られる野澤徹也氏が、1960年代以降に作曲された現代邦楽の名曲ばかりを集め
た5作目のソロ・アルバム(前の4つのアルバムはSIONレコードより発売中)。
「色気」や「情」といった古典的な三味線の概念を完全に覆し、スポーツマン的
な豪快さと超絶技巧で細棹三味線の魅力を再構築する。




<GENUIN>
GEN86074 \1980
R.シュトラウス:アルプス交響曲、
「薔薇の騎士」組曲
ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年10月30日ドレスデン、ライヴ
GENUINレーベルとドレスデン・フィルが協力して、CDを制作していくことにな
りました。今後どういったものが出てくるかは不明な点が多いですが、リリー
スに期待しましょう。第1弾として2003年からヤノフスキーの後を継いで首席
指揮者を勤めその後芸術監督も勤めることになったフリューベック・デ・ブル
ゴス。そんな彼のR.シュトラウス:アルプス交響曲と「薔薇の騎士」組曲です。
ドレスデン・フィルとはBERLIN CLASSICSに「ドン・ファン」「ティル」「ド
ン・キホーテ」と既にシュトラウス作品集を録音しています。またアルプス
交響曲はウィーン響とも録音したり(CALIG)、日本で読響と演奏したりとこ
だわりの作品です。この録音も巨匠の域に入ったデ・ブルゴスの迫真のライヴ
を高音質で完全再現。「薔薇の騎士」組曲のドレスデン・フィル管の豊穣な響
きも必聴です。

GEN86052 \1980
「ドン・ジョヴァンニ・アドヴェンチャー・オンザ・ピアノ」
モーツァルト/フンメル(編):ドン・ジョヴァンニ序曲、
ベートーヴェン:アレグロ・モルト(ディアベリ変奏曲-第12変奏)
モーツァルト/ビゼー(編):手を取り合って、
J.B.クレーマー:序奏、アリアと変奏曲、
クレメンティ:打てよマゼットによる序奏とコーダ、
シューマン:モーツァルトによる小品
F.X.W.モーツァルト:ドン・ジョヴァンニのメヌエットによる変奏曲、
ラインベルガー:「恋人よこの薬で」による小品Op.68-No.2、
ヘルツォーゲンベルク:ドン・ジョヴァンニの主題による変奏曲、
モーツァルト/バレット・ドーン(編):ドン・ブラヴィ,ヴィア,バラテ、
モーツァルト/ビゼー(編):ドン・ジョヴァンニ,ア・チェナル・テコ
バベッテ・ドルン(Pf)
録音:2006年
モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の主題に基づいた様々なピアノ曲
を集めてある。ピアノのバベッテ・ドルンは1991年にドルトムントの国際シュ
ーベルト・ピアノ・コンペティションで受賞後、ヨーロッパ、アメリカで活躍
中のピアニスト。自身もドン・ジョヴァンニの主題に基づく作品を自作自演で
収録している。

GEN86065 \1980
ジュディス・ウィアー(b1954):弦楽四重奏曲
エルガー:弦楽四重奏曲
ピーター・マックスウェル・デイヴィス(b1934):
小さな弦楽四重奏曲第1番、第2番
ラインホルト弦楽四重奏団
(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のメンバー)
録音:2005年
エルガーの弦楽四重奏曲を20世紀生まれの作曲家の二人の作品で挟んだビュー
ティフルなアルバム。バーミンガム市響のコンポーザー・イン・レジデンスで
あるウィアーの弦楽四重奏曲は調性感のある憂いを含んだ美しい作品でブリテ
ン−ペルト−ブライヤーズを連想させる佳作。伝統と革新が拮抗せずに軽やか
に結びついているのはさすがビートルズの国。ベテラン、マックスウェル=
デイヴィスも切りつめられた書法のなかに静謐な美しさが光る。ポスト・モダ
ン(古い言い方だが) ・ミュージックの注目盤。

GEN86076 \1980
ブラームス、メンデルスゾーン、ベートーヴェン:変奏曲集
ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ
メンデルスゾーン:厳格な変奏曲
ベートーヴェン:15の変奏曲とフーガ「エロイカ変奏曲」
クリスティアン・ペーターゼン(Pf)
録音:2005年
ペーターゼンはウゴルスキに師事、後にレオン・フライシャー、クリスティア
ン・カツァリス、ワイセンベルクのマスター・クラスを受けている。数々のコ
ンクールに入賞後、ソリスト、室内楽のピアニストとして今後の活躍が期待さ
れている若手ピアニスト。強靭でクリアなタッチはエロイカ変奏曲で余すとこ
ろなく聴くことができる。

GEN86521 \1980
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲作品13-5
シューベルト:弦楽五重奏曲D956
シューベルト弦楽五重奏団
録音:2005年8月1-3日
シューベルト弦楽五重奏団は生まれも出身大学もまちまちの若手弦楽奏者によ
るアンサンブル。 高いモチベーションとみずみずしい表現が歌心あふれるボッ
ケリーニとシューベルトにうってつけである。





<ARTS>
47850-8(SACD-Hybrid) 10枚組(10SACD) \12200(9月7日までのご予約特価)
9月7日以降の通常価格 \20800
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
CD1)交響曲第1番、第15番
CD2)交響曲第12番「1917年」、第2番「10月」
CD3)交響曲第3番「メーデー」、第14番「死者の歌」
CD4)交響曲第4番(未出版楽章の断片つき)
CD5)交響曲第5番、第6番
CD6)交響曲第7番「レニングラード」
CD7)交響曲第8番
CD8)交響曲第9番、第10番
CD9)交響曲第11番「1905年」
CD10)交響曲第13番「バビ・ヤール」
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団&合唱団
マリーナ・ポプラフスカヤ(Sop,第14番)
ミハイル・ダヴィドフ(Br,第14番)
パヴェル・クディノフ(Bs,第13番)
録音:2000-2006年,
Total Time:677.32
作曲家生誕100年記念プロジェクト、オレグ・カエターニのショスタコーヴィチ
交響曲全集がここに至って一挙にBOXとして完結しました。CD2(第12、2番)、
CD3(第3、14番)、CD10(第13番)は今回が初出となります。また以前、通常CD
として発売されていた盤も含めて全て最高音質のハイブリッドSACDで統一しま
した。精緻にしてダイナミックなカエターニのショスタコーヴィチ!新世代の
ショスタコーヴィチ交響曲全集のスタンダードになることは間違いありません。

47705-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第2番、第12番
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団&合唱団
録音:2005年7月,Total Time:52分
カエターニ/ショスタコーヴィチ交響曲全集からの分売。

47708-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:
交響曲第13番「バビ・ヤール」
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団&合唱団
パヴェル・クディノフ(Bs)
録音:2006年5月,Total Time:52.48分
カエターニ/ショスタコーヴィチ交響曲全集からの分売。分売は残すところ
第3番&第14番の1枚となりました(近日発売予定)。

●ARCHIVESシリーズ
43073-2 2枚組 \2960
ヴェルディ:
歌劇「リゴレット」
フランコ・ボニゾッリ(T)、ヴィオリカ・コルテス(A)、
ローランド・パネライ(Br)、マルゲリータ・リナルディ(S)他
フランチェスコ・モリナーリ=プラデッリ指揮シュターツカ
ペレ・ドレスデン&ドレスデン国立歌劇場合唱団
録音:1977年3月,113:45,24bit/96kHzリマスター
モリナーリ=プラデッリは1911年生まれの指揮者。1938年ボローニャで愛の妙
薬の成功を皮切りに国際的な活動を続けてきた。ヴェルディ、プッチーニ、ド
ニゼッティといったイタリア・オペラの王道を得意としている。ボニゾッリ、
コルテス、リナルディら往年の名歌手の名唱もたっぷり聴ける。

43126-2 \1980
ブラームス:
愛の歌(18曲のワルツ)
ヘルムート・リリング指揮
ゲヒンガー・カントライ(合唱)
マルティン・ガリンク(Pf)、ミヒャエル・ロイシュナー(Pf)
録音:1977年, 60:13,24bit/96kHzリマスター
カンタータなどバッハの合唱曲を全曲録音するという偉業を達成したヘルムー
ト・リリング。バッハの専門家と思われがちですが、実はバロックから現代ま
で実に幅広いレパートリーを持っています。リリングが1954年に結成したゲヒ
ンガー・カントライによる4手ピアノと合唱のための「愛の歌」。リリングの棒
さばきはバッハの緻密さを持ちつつもブラームスの叙情性を生かした重厚な音
楽を聴かせてくれます。





<AULOS(MUSIKADO)>
AUL66118 \1980
ゼレンカ(1679-1745):トリオ・ソナタ集
トリオ・ソナタ第1番へ長調
トリオ・ソナタ第4番ト短調
トリオ・ソナタ第6番ハ短調
シュテファン・シッリ(Ob)
フランソワ・ルルー(Ob)
マルコ・ポスティンゲル(Fg)
フィリップ・マルフェイト(Lute)
ベアトリス・マルタン(Cemb)
ハインリッヒ・ブラウン(Db)
録音:2005年4月
バロック時代のボヘミアの作曲家ゼレンカの代表的な室内楽を独仏の若手中堅
世代の音楽家がさわやかに演奏。細部のパートまでこまやかに聞き取れる録音
も秀逸。当代最高のオーボエ奏者ルルーとバイエルン放送響の首席オーボエ奏
者シュテファン・シッリ、同じく同響の首席ファゴット奏者ポスティンゲル等
最高の布陣でお贈りします。

AUL66143 \1980
ベルント・アロイス・ツィンマーマン(1918-1970):ピアノ作品集
エクステンポラール、スケルツェティーノ、間奏曲、フガート-フィナーレ、
カプリッチョ、間奏曲、エンクリディオン第1部、エンクリディオン第2部、
パックの午後、ヨハン・シュトラウスの午後、配置
ティニー・ヴィルツ(Pf)
録音:2004年5月
歌劇「兵士たち」で知られる、自殺したドイツの前衛作曲家ツィンマーマンの
かずかすのピアノ小品は様々な様式で書かれていて飽きることがない。時にサ
ティ(?)風の軽妙洒脱、バルトーク風のリズム、民族舞曲やフーガのデフォ
ルメなどなど。「配置」という8曲からなる作品集のみウェーベルン風の切り
つめられた緊張感のある音楽。ツィンマーマンのピアノ作品がこれだけまとめ
て聴けるのは珍しい。

AUL66148 \1980
フランク・マルタン:チェロ協奏曲
ダリウス・ミヨー:チェロ協奏曲第1番
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
ニクラス・エッピンガー(Vc)
スティーヴン・スローン指揮
ボーフム交響楽団
録音:2005年10月
チェロのエッピンガーは1990年代にヨーロッパの数々のコンクールで受賞後ヨ
ーロッパ、アメリカ、日本と活動を幅を広げている。近年はギドン・クレーメ
ル、ユーリー・バシュメット、クリストフ・エッシェンバッハとも共演してい
る。マルタンのチェロ協奏曲は普段聴く機会のない作品だが、フランス風のア
ルカイズム、バルトーク、ショスタコーヴィチ風の激しいエネルギーの噴出な
ど聴き応え十分の力作である。

AUL66149 \1980
ガブリエラ・モイセオヴィッツ(b.1944):ピアノ作品集
ノウメロン・ソナタ第6番、ノルウィディアーナ
ラプソッド第3番、ラプソッド第1番
ガブリエラ・モイセオヴィッツ(Pf)
録音:2005年10月
モイセオヴィクツは1944年ポーランド生まれ。13才にして2台ピアノのための協
奏曲を発表するなど早熟であった。現在はウクライナ共和国に住み、ピアニス
トとしても活躍している。東欧の民族音楽の影響があると思われ、分厚いクラ
スター音塊、トッカータ的な激しいエネルギーの放出が特色。

AUL66150 \1980
ジャクリーヌ・フォンティン:ピアノ作品集
アウラ、昼間、カプリチオ、ゴング
モザイク、バラード、泡、スパイラル
ロベルト・グロスロット(P)、
フィリップ・テルスレール(P)
林崎ショウコ&ミヒャエル・ハーゲマン(Pデュオ)、
グロスロット&ダニエル・ブルーメンタール(Pデュオ)
録音:1982年/2005年
ジャクリーヌ・フォンティンはピアノ・コンクールの課題曲に取り上げられる
こともある50歳代の作曲家。1960年代から1990年代ころまでのピアノ曲が収め
られており、点描的書法、クラスター、内部奏法など、およそ今日のピアノ書
法の全てを消化した上で自身の世界を表現しようとしている。

AUL66151 \1980
メンデルスゾーン:作品81からの弦楽のための3つの小品
シューベルト:
7つのトリオとコーダつきの5つのドイツ舞曲D.90、
弦楽五重奏のための序曲ハ短調D.8
ベートーヴェン:大フーガ-弦楽四重奏曲作品133
ゲオルグ・マイス指揮
リトアニア室内管弦楽団
録音:2005年9月
原曲が室内楽(弦楽四重奏、五重奏)を弦楽オーケストラで演奏した盤。指揮
のメイは1958年生まれで指揮をミュンヒンガー、チェリビダッケ、ガーディナ
ーに師事している。リトアニア室内管弦楽団は1970年設立でヨーロッパの数々
の音楽祭に参加、クレーメル、ロストロポーヴィチ、ニコレらと共演している。
柔らかく、潤いのある弦の響きは他のオーケストラではあまり聴けまい。




<CLASSICO>
CLASSCD439 \1850
ブラームス:「宗教合唱曲集−モテットとオルガン音楽」
モテット(「神よ、わがために清き心を作れ」/「何ゆえ悩む者に光が与えられ
たのか」、3つのモテットop.110)
コラール前奏曲(「わが心の切なる喜び」/「一輪のばらは咲きて」/「心から愛
するイエス」/「わが心の切なる願い」/「おお神よ、汝いつくしみ深き神よ」)
祝辞と格言op.109/アヴェ・マリアop.12/宗教的歌曲「惜しみなく与えよ」op.30
ペル・エネヴォル指揮
トリニタティス・カントリ、
インゲ・ベネルップ(Org)
2001・2002年録音
1957年からデトモルトの宮廷合唱団、1959年からハンブルクの女声合唱団の指
揮者を務めたことは、ブラームスの合唱作品に大きな影響を与えました。ルネッ
サンスやバロックの技法や形式を用いながら、そこにはロマン派時代の叙情的
な繊細さ、ブラームス独特の和声と彼の悲観的な性格が表れています。

CLASSCD492 \1850
ソル、ジュリアーニのギターのためのソナタ集
ソル:大独奏曲(序奏とアレグロ)op.14/ソナタハ長調op. 22
ジュリアーニ:華麗なソナタハ長調op.15
イェンス・バン=ラスムッセン(G)
ソルのここに収録された2作品はいずれも初期の作品で、特にソナタ作品22は4
楽章の充実した堂々としたソナタで、代表作と見なされています。ジュリアー
ニはイタリアの作曲家で、ウィーンに住んでベートーヴェンなどと親交をもち
ました。「華麗なソナタ」はウィーンの影響の感じられる優雅な作品です。

CLASSCD495 \1850
「来たれ、羊飼いたち−アンサンブル・セラフィムとのクリスマス」
ヴァイゼ(1774-1842)、J.S.バッハ、ヘンデル、シャイン(1586-1630)、
フレスコバルディ、グラツィアーニ(1605-1674)、カリッシミ、
シャルパンティエ
アンサンブル・セラフィム
【ベンテ・ヴィスト(S)、ティネ・グレンベク(S)、ウラ・ムンク(MS)、
M・ラスムッセン(Gamb)、レイフ・メイヤー(Cemb, Org)】
2004年6・8月録音
バロック時代のクリスマスの歌を清らかで透明な女声独唱と重唱で楽しむこと
ができます。

CLASCD519 \1850
「黄金の記憶」-酒場のピアノ
ハーライン:星に願いを
C.M.ベルマン:ベルマン・ポプリ/エーデルワイス/
バーリン:復活祭のパレード
カンダー:キャバレー
マトソン:ラヴ・ミー・テンダー/
レノン&マッカートニー:イエスタデイ他
スヴェン・ヨハンセン(P)
2003年録音
よく歌われる旋律を酒場やレストランで演奏するピアニストはほとんどいなく
なりました。実際居酒屋やレストランで演奏をし、熟達した音楽家たちと長時
間過ごした経験のあるヨハンセンは、古き良き時代の雰囲気と、そのようなピ
アニストのヴィルトゥオーソ様式を伝える最後の大家たちの一人です。

CLASSCD520-21 2枚組 \2700
「初心者のためのクラシック」
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番-サラバンド
ヘンデル:ハレルヤ・コーラス
モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章
ベートーヴェン:「フィデリオ」序曲
シューベルト:即興曲変ホ長調
ショパン:夜想曲嬰へ長調
ヴェルディ:レクイエム-怒りの日
チャイコフスキー:「四季」-「狩」
マーラー:「亡き子をしのぶ歌」-「ふと私は思う」
ドビュッシー:月の光
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ショスタコーヴィチ:バレエ「ボルト」から/ 他
様々な演奏家
クラシック音楽の初心者が西洋音楽の歴史をたどることができるように、グレ
ゴリオ聖歌から20世紀の作品まで、主要な作曲家の43曲が当レーベルの既発売
のCDから選ばれ、ほぼ年代順に配列されています。

CLASSCD524 \1850
「9つの朗読−イギリスの慣習によるクリスマスの準備」
J.S.バッハ:
オルガン・コラール「目覚めよ、と呼ぶ声あり」「いざ来たれ、異教徒の救い
主よ」
スヴェン・O.メラー:小コラール「私の魂は主を高く賞賛する」
ガーゼ:小コラール「かいばおけに横たわる幼な子イエズス」
デーヴィッド・ウィルコックス:「すべてのキリスト教徒たちよ来たれ」他
ハンス・Chr.ヘイン、
キルステン・K.ラングベルウ指揮
レグム修道院教会学校聖歌隊、
ペーデア・ラングベルウ(Org)、エイナー・D. ペーゼアセン(Org)
鐘が鳴らされてクリスマスを迎える礼拝が始まります。聖書から予言、受胎告
知、誕生、3人の神聖な王、告白など9個所が朗読され、そのそれぞれの間に、
賛美歌、コラール、オルガン・コラールが演奏されます。取り上げられている
のはドイツの作曲家が多く、デンマークの作曲家も含まれています。

CLASSCD554-55 2枚組 \2700
「魅力的な謎モーツァルト−モーツァルトの最良の時間」
交響曲第32番ト長調/アヴェ・ヴェルム・コルプス/弦楽四重奏曲ニ短調KV421-
メヌエット/クラリネット協奏曲イ長調/ピアノと管楽のための五重奏曲変ホ長
調KV452/歌劇「牧人の王」序曲/踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ/ピアノ協奏曲
第21番ハ長調/ 他
様々な演奏家
Classicoレーベルの既発売のCDから、モーツァルトの様々な面を表す13曲が選
ばれています。

CLASSCD607 \1850
「ほほ笑んで目覚めなさい」-デンマーク・ロマン派歌曲集
ニールセン:
ぼくはひばりの巣を知っている/りんごの花/彼女は私を忘れてしまった/自然の
研究
クリスティアン・ゲバウア(1808-84):道の曲がるところに
P.E.ランゲ=ミュラー(1850-1926):陽の沈む所に/睡蓮
ペーター・ヘイセ(1830-79):アネーテの子守歌
カール・モーテンセン:眠れわが子、長く眠れ 他
ティナ・キベルウ(S)、
ヘンリク・メッツ(P)
2005年9月録音
デンマークのロマン派歌曲が情感豊かに演奏されています。キベルウはデンマ
ーク王立音楽院とオペラ・アカデミーで学び、1984年ロンドンのベンソン・ヘ
ッジズ声楽コンクールで歌曲の金メダルを受賞しました。1997年東京でベルリ
ン国立歌劇場公演に出演し、ベートーヴェンの「第九」のソリストも務めまし
た。

CLASSCD630 \1850
「スソー音楽祭の現代音楽第2集」
アンデアス・ノーデントフト(1957-):賛歌
アクセル・ボルプ=イェルゲンセン(1924-):チェンバロのためのタロッコ
ハンス=ヘンリク・ノアドストレム(1947-):12の山
エイヴィン・グルブランセン(1977-):発見と副産物
ペル・ネルゴー(1979-):マヤの踊り
ペレ・グズムンセン=ホルムグレン(1932-):近くと遠く
カール・オーゲ・ラスムッセン(1947-):双子の夢
ストアストレム室内合奏団、
スロート三重奏団、ユトラント・サクソフォン四重奏団、
アルス・ノヴァ、オーフス・シンフォニエッタ、アンサンブル2000 他
1998-2004年ライヴ録音
スソー音楽祭は1992年、作曲家ノアドストレムらによって創設され、田園的な
スソーの谷にあるスケルビーという村の学校で毎年開催されています。生存し
ているデンマークの作曲家の作品をデンマークの演奏家が演奏するという明確
な目的によって、熱心な聴衆が集まって演奏者との一体感が生じるようになり
ました。2004年には88人の作曲家による、約80の世界初演を含む325作品が演奏
されました。

CLASSCD637 \1850
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
オルガン交響曲第9番ハ短調op.70「ゴシック」/第10番ニ短調op.73「ローマ風」
ハンス・オレ・テアス(Org)
2006年1月録音
第1番、第2番(CLASSCD442)、第3番、第7番(CLASSCD450)、第5番、第6番
(CLASSCD629)に続くテアスのヴィドール:オルガン交響曲シリーズ。ヴィド
ールの最後の2つのオルガン交響曲です。第9番は、1890年に落成演奏をして感
銘を受けたオルガンのあるルーアンのゴシック教会を思い出して作曲されまし
た。第10番はトゥールーズのローマ風バシリカである聖セルミン教会に捧げら
れました。単一の主題が全曲を通じて用いられ、旋法的音楽語法、現代的な作
曲技法など第9番までの作品と異なっていて、傑作として後のオルガン作品に影
響を与えました。

CLASSCD640 \1850
「抒情的な風景−古風な現代作曲家たちによるギター音楽」
ヒルディング・ハルネス(1903-84):ギターのための前奏曲第1-12番
ヴァン・ホルンボー(1909-96):多数の人と少数の人の談話
ディミトリ・ファンパス(1921-96):ギターの歌第1番/ロマンス
ガスパール・カサド(1897-1966):
カタルーニャの伝説/キジアナのサルダーナ
フランク(メルドルプ編曲):「オルガニスト」から4曲
ハルネス:フルートとギターのための3つの対話/厳格な演奏−8つの小品
エーリン・メルドルプ(G)、
カール・レウコヴィチ(Fl)
2005・2006年録音
ハルネスは北欧的性格の顕著なスウェーデンの作曲家。ホルンボーは、東洋の
音楽などの影響も受けた20世紀デンマークにおける交響曲・弦楽四重奏曲の大
家。ファンパスはギリシアにおけるギター音楽の重要な先駆者ですが未出版の
ものも多く、ここに収録された2曲は、メルドルプが作曲者の娘に送ってもら
いました。フランクの「オルガニスト」は、出版されたセゴビアの編曲に基づ
いてメルドルプが編曲しました。

CLASSCD668 \1850
J.S.バッハ(ペーター・ベクゴー編曲):「カンタータ楽章オルガン編曲集」
カンタータ第29番-シンフォニア/第199番-「われ、汝の悲しむ子」/第75番-
「神のみわざは良きかな」/第4番-「キリストは死のきずなにつかせたまえり」
/第36番-トリオト長調/第143番-「汝平和の主、イエス・キリスト」/他
ヘルゲ・グラムストルプ(Org)
2004年10月・2005年5・8月録音
シュープラー・コラールと呼ばれる6曲のコラール(BWV645-650)は、バッハのカ
ンタータの楽章の編曲です。これに刺激されてベクゴー(1952-)はカンタータ楽
章をオルガン用に編曲しました。グラムストルプは1937年に生まれ、メシアン、
オットー・マリング、デンマーク現代作曲家のオルガン曲を録音しています。

CLASSCD670 \1850
「クヴァシルの血」-ヴァイキングの音楽
家の頌歌(アイスランド民謡)/戦いのうなり声(アイスランド民謡)
/Gorrlaust−クヌート・ヨンソン・ヘディ(1857-1938)による/グロアの呪文
(アイスランド民謡)/Leikar(スウェーデンのバグパイプの旋律)−アダ
ム・セーデルストレム(1850-1927)とJ. プルケ(?-c. 1910)による 他
エスク【マリアン・アンデルセン(歌、Hp、角笛、カウベル)、ポウル・ヘク
スブロ(骨のフルート、骨、ホーンパイプ、角笛、カウベル)】
2005年12月録音
クヴァシルとは古アイスランド語で書かれた神話詩エッダに登場する賢人で、
小人に殺されてその血は飲料にされました。古代北欧の吟遊詩人は英雄的で複
雑な詩を作り、その多くは歌われ、これらの詩を朗唱することはヴァイキング
の社会での高貴な楽しみの一つでした。このCDはヴァイキングの楽器と同じか
似た楽器で当時演奏されたと思われる楽譜を演奏したものです。

CLASSCD671 \1850
アンデルセンをテーマにしたピアノ曲と歌曲集
「アンデルセン−底流と共に」
コルンゴルト:おとぎ話の絵op. 3-エンドウの上の王女
グリーグ:詩作法/愛/ランゲラン島の民謡/兵士/4つのデンマーク語の歌
ガーゼ:アンデルセンによる3つの詩/シューマン:5つの歌曲op.40-第1-4曲
ディーリアス:2つの青い目/ランゲ=ミュラー:君を愛す
ヴァイゼ:「ケニルワースの祭」による歌
ヘイセ:砂漠の息子/アネーテの子守歌
ルヴィ・シュッテ:(1848-1909):H.C. アンデルセンによる詩への音楽の挿絵
ヤコプ・クリスティアン・セトナー(Bs)、
クリスティアン・ギヴァー(P)
2005年録音
コルンゴルトとシュッテの作品はピアノ独奏曲、それ以外はアンデルセンの詩
による歌曲です。

CLASSCD672 \1850
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリッチョーソ
チャイコフスキー:ワルツ・スケルツォ
J.S.バッハ:「マタイ受難曲」-「神よ、あわれみたまえ」
マスカーニ:「カヴァレリア・ルスティカーナ」-間奏曲
ネドバル(1874-1930):悲しいワルツ
V.ポコルニー:ワルツ第5番
ドヴォルザーク:ユモレスク/交響曲第9番「新世界より」-ラルゴ/
マズルカop.49
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
ガブリエラ・デメテロヴァ(Vn)、
チェコ・フィルハーモニー・コレギウム
デメテロヴァの出身国チェコの作品を中心とした10曲が収録されています。デ
メテロヴァはプラハ音楽院で学び、1992年プラハの春ヴァイオリン・コンクー
ルで2位、翌年メニューイン国際ヴァイオリン・コンクールで1位を受賞しまし
た。独奏者として世界各地で演奏しSUPRAPHONやCLASSICOなどに録音も多数あり
ます。デメトロヴァの伴奏をするために結成されたチェコ・フィルハーモニッ
ク・コレギウムの独奏者と芸術監督を務めています。活気のあるリズムと巧み
なテンポの変化により、陰影に富んだ音楽を作り出しています。

CLASSCD680 \1850
マルセル・デュプレ(1886-1971):3つの前奏曲とフーガop. 7/古いノエルによ
る変奏曲op. 20/受難交響曲op. 23
クリスティアン・プレストホルム(Org)
2005年10月録音
「前奏曲とフーガ」は作曲当時は演奏不能と見なされ、出版されたのはデュプ
レが有名になった後でした。「変奏曲」はフランスのクリスマス・キャロルに
よる主題と10の変奏から成り、構成にはバッハの影響が見られます。「受難交
響曲」は、1921年アメリカで4つのグレゴリオ聖歌を主題として行った即興演
奏を書き記したもので、4つの楽章はキリストの生涯における4つの出来事を描
写しています。

CLASSCD681 \1850
ニルス・ラ・コウル:「ピアノで」-器楽作品集
ピアノのための前奏曲/ヴィオラとピアノのための「5つの静物画」/ピアノ三
重奏曲/「2つの夕べの歌」/ピアノのための「要因」
ドーテ・エルセベト・ラーセン(S)、アンナ・スコマン(Vn)、
ペーター・テンスホフ(Vc)、マーティン・ヨキムセン(Va)、
トルキル・ボルップ・ニールセン(P)
2005年録音
デンマークではコウルの合唱曲は合唱団のレパートリーとなっていますが、器
楽作品はそれほど知られていません。このCDにはコウルの1969年からの30年間
のピアノを含む作品全曲が収録されています。

CLASSCD684 \1850
「イギリスの交響的作品集第15集」
フレデリック・ハイメン・カウエン(1852-1935):
交響曲第6番ホ長調「田園詩風」
サミュエル・コールリッジ=テーラー(1875-1912):交響曲イ短調
ダグラス・ボストック指揮
オーフス響
2005年9月録音
カウエンはジャマイカで生まれ、4歳の時ロンドンに移り、早くからピアノと作
曲の才能を示し、指揮者としても活動しました。交響曲、歌劇、オラトリオ、
などを作曲しましたが、新しい傾向の音楽の台頭と共にほとんど忘れられてい
ました。6曲の交響曲のうち、現代になって録音されるのはこれが2曲目です。
コールリッジ=テーラーはジャマイカ出身の父とイギリス人の母との間に生まれ、
スタンフォードに作曲を学びました。アフリカの旋律やリズムを用いた管弦楽
曲等様々なジャンルの作品を作曲しています。交響曲は1896年、学生時代に書
かれ、第1楽章にはドヴォルザークの影響が顕著ですが、既に独自の様式が認め
られます。

CLASSCD686 \1850
ヴィンセント・リューベック(1654-1740):「オルガン作品集」
前奏曲ホ長調/シャコンヌイ長調/前奏曲ニ短調/前奏曲ト長調/「主イエス・キ
リスト、われ汝を呼ぶ」ホ短調/前奏曲とフーガハ短調/前奏曲とフーガヘ長調
/「今ぞわれら主なる神に感謝せん」/前奏曲ハ長調/前奏曲ト短調
セレン・グレールプ・ハンセン(Org)
2005年10・11月録音
リューベックは1674年ドイツ北部シュターデの聖コスメ・エ・ダミアニ教会、
1702年にハンブルクの聖ニコライ教会のオルガン奏者となりました。そのオル
ガン作品は北ドイツでブクステフーデ、ラインケンらの作品と並ぶ重要な位置
を占めています。

CLASSCD703 \1850
J.S.バッハ:「幻想曲とフーガ集」
イ短調BWV944/イ短調BWV894/イ短調BWV904/ハ短調BWV906/半音階的幻想曲とフ
ーガニ短調BWV903
ギエドレ・ルクサイテ=ムラズコヴァ(Cemb)
ルクサイテ=ムラズコヴァはリトアニアとモスクワで、1976年からはチェコに
住んでオルガンとチェンバロを学びました。1981年からプラハ音楽院で教え、
現在はチェンバロ学科長としてパロック音楽の歴史的解釈に力を入れています。
バッハとボヘミアのヴァイオリン・ソナタ集をデメテロヴァと録音しています
(CLASSCD626)。

CLASSCD911 \1850
J.S.バッハ:幻想曲とフーガト短調BWV542
レーガー:創作主題による変奏曲とフーガop.73
モアテン・G.ラデホフ(1978-):3つの変形(うるわしのばら-ダンスタブル
ジーグ-J.S.バッハ/おやすみ-シューベルト)
モアテン・G.ラデホフ(Org)
ラデホフ作品の「うるわしのばら」は15世紀イギリスのシャンソン、ジーグは
イギリス組曲第6番ニ短調のジーグ、「おやすみ」は「冬の旅」第1曲に基づい
ていて、作曲者はこれらを皆新しい時代様式と美的態度を反映した作品と考え
ています。第1曲は重厚、第2曲はバッハのオルガン曲の様式に従い、第3曲は常
に弱音で演奏され、表情を変えるためにある「歪んだ」音が加えられます。

CLASSCD5003 \1850
デンマーク王立歌劇場歴史的録音シリーズ
サリヴァン:
オペレッタ「軍艦ピナフォア、又は水兵を恋した小娘」−王立劇場のレパート
リー
フランセスコ・クリストフォリ指揮
デンマーク王立管、デンマーク王立歌劇場合唱団、
リセ・リンヘイム(S)、イェルゲン・レーンベルウ(Br)、
ジョン・プライス(Bs)、他 1960年10月録音
この作品は、軍艦ピナフォア号の船長の娘が海軍司令官の求婚を退け、めでた
く愛する船員と結婚するという物語です。1878年ロンドンで初演され、ギルバ
ートとサリヴァンによるそれまででの最大の成功となり、700回連続上演を記録
しました。デンマーク王立劇場では1955年12月10日に初演されて成功を収め、
1955年から1962年の間に198回上演されました。





<誠和音芸レーベル>
誠和音芸は尺八奏者坂田誠山氏が主催する尺八の製造販売、CD/楽譜の出版を行
う会社です。いかにすれば邦楽が一般の市民生活にもっと普及していくかを念
頭に置きながら、演奏活動、合奏団活動(オーラJ・アジア アンサンブル・千
葉邦楽合奏団・東京邦楽合奏団等)、後進の指導、などに携わってきた坂田氏
のこだわりを感じさせるレーベルです。

YUCD0001 \2100
結(ゆい)レコード・レーベル
「アジア・アンサンブル-Origin」
Origin(三木 稔 作曲)
亀茲舞曲(楊静作曲)
叙事詩「生涯」(Ts.アルタンゲレル作曲)
辺賽之夜(費堅蓉作曲)
金閣譜(三木 稔作曲)
華やぎ(三木稔作曲)
V seasons(佐藤容子作曲)
riverrun(Martin Regan作曲)
アジア・アンサンブル
シズカ楊静(中国/琵琶)
費堅容(中国/大三弦)
アヨーシ・バトエルデネ(モンゴル/馬頭琴)
木村玲子(日本/新筝)
坂田誠山(日本/尺八)
三木稔(芸術監督)
録音:2003年10月14日トリフォニー小ホール
※アジア・アンサンブルについて 三木 稔
アジアの楽器たちは、二十世紀終わり近くまで、国や民族を超えて音楽しあう
ことは殆どなかった。私は、1964年に『日本音楽集団』によって全ての日本楽
器が合奏できる環境を創成し、93年以降は『オーケストラアジア』によってア
ジアの楽器群の大合奏を推進する基盤作りに携わった。どちらの場合も、歴史
上かつて存在しなかった楽器編成であるため、次々と作曲して、レパートリー
を整備しなくてはならなかったが、幸いどちらも聴衆を満足させる作品をかな
りの数残すことが出来た。
私は「共生・共楽」をモットーに、「オペラ」と「アジア」をライフワークと
してもう50年以上、無数の文化圏を分かつ高い尾根を歩く危険な創造活動を続
けてきた。次の峰はアジアの民族楽器ソリストたちだけの自由な『アジア・ア
ンサンブル』(略称AE)の創設であった。邦楽を含めたアジアの民族楽器には、
西洋楽器のスターたちに負けない力量を持ったソリストがかなりいるはずだ。
彼らを大きな組織の中に埋没させず、より広いメディアの中で光り輝く存在に
する。また彼らがすでにレパートリーとして持っているソロ曲や重奏曲によっ
て、素晴らしい技術と音楽性を際限なく引っ張り出し、聞かせる場を作り、加
えて今までなかったアンサンブル作品を生み出して、「共楽」を創成するのだ。
2002年10月、岡崎市シビックセンターの室内楽ホール「コロネット」で「アジ
ア・シルクロード音楽祭」が行われ、その最終日10月4日に『アジア・アンサン
ブル』の旗揚げ公演が行われた。私は、そのために“Origin”を作曲し、歴史
的な公演の最終曲目とした。選んだ5つの楽器は、それぞれが管楽器・擦弦楽器
・抱弦楽器・伏弦楽器・低音の抱弦楽器を代表する表現力の大きい楽器であり、
演奏者はそれぞれの楽器で有数のソリストたちである。
アジア・アンサンブルが、その理想に達するのは遥か先であろう。主宰者・芸
術監督である私だけでなく、若い世代の作曲家・演奏家、そして各種スタッフ
たちと共に活動を連鎖させねばならない。でも、才能豊かな彼らの、努力の先
の栄光を確信している。
(アジア・アンサンブルのより詳しいデーターはwww.m-miki.comをご覧下さい)

SOCD0001 \2100
邦楽器による伝説舞台「羽衣」-初演舞台ライヴ録音
脚本・作詞:西田豊子
作曲:三木稔、佐藤容子、関一郎、マーティン・リーガン、橘川琢
赤星佳子(ソプラノ)、石鍋多加史(バリトン)、
オーラJ(Aura-J)【坂田誠山(尺八)、クリストファー遙盟(尺八)、関一郎
(尺八)、山口賢治(尺八)、木村玲子(筝)、篠塚綾(筝)、村松エリナ
(筝)、藤川いずみ(筝)、桑子裕子(筝)、野澤徹也(細棹三味線)】
邦楽器による伝説舞台《羽衣》の由来 三木 稔
《羽衣》の日本語での音楽劇が10年を経て完成した。1995年9月、日本・ロシア
国際共同演劇制作としてモスクワのボリショイ劇場の隣にあるロシアン・アカ
デミー・ユースシアターでロシア語で初演され、今も上演されている西田豊子
作、ふじたあさや演出による《羽衣》の音楽を担当した私は、当時オペラ《隅
田川》を作曲中のため、各音楽ナンバーの歌のメロディーを書き、小オケによ
る伴奏を佐藤容子に任せた。1999年、この音楽劇は極東のハバロフスクでも上
演された。 私は初演当時からこの台本を生かして別の形の音楽劇を日本語でや
りたいと思い続けていた。そして初演時責任を回避して書かなかった歌の伴奏
は、全て日本の楽器を使って自分で書き直し、必要になる他の部分を佐藤に作
曲してもらおうと考えていた。 伝統楽器が必修となった教育現場のひとコマの
チャンスで邦楽器・雅楽器を楽しみながらストレートに受容し、音楽とドラマ
の感動を同時に体験させる最適の素材ではないか、この《羽衣》は!
33年を要して「三木稔、日本史オペラ8連作」が完成した直後、はやる気持を抑
えられず、オーラJ全員参加でこの伝説舞台を作り上げようと思い立ち、西田さ
んの新たな脚本を得、2005年11月、総勢の熱い思いで初演を果たした。幸い直
ちに文化庁「本物の舞台芸術鑑賞事業」に採用され、そのツアーが始まる。
(オーラJ芸術監督)

SOCD0002 \2100
坂田誠山/尺八の魅力 「ベストセレクション」
諸井誠:竹籟五章、
長澤勝俊:詩曲、
三木稔:孤響、
佐藤敏直:片足鳥居の映像
三木稔:秋の曲
坂田誠山(尺八)
野坂恵子(二十絃筝)
坂田誠山が長年の尺八演奏活動において数多くの作品を演奏した中で、最も素
晴らしいと思われる作品を5曲収録したCD。竹籟五章は尺八のための5つの楽章。
古典的な奏法を巧みに取り入れた現代尺八曲の秀作。詩曲は尺八独奏曲。七孔
尺八の特徴を充分に発揮できる長澤勝俊の自信作。孤響は尺八独奏曲。長管尺
八の持つ内面的な孤独性を体現しながら、最弱音から最強音に至る秘術を駆使
しての独り歌。片足鳥居の映像は尺八独奏曲。片足鳥居は長崎に原爆が投下さ
れて片方が飛ばされ片足で立ち続ける鳥居。その事への様々な観念と片足で立
っているその力学的な美に触発されて生まれた四つの小品。秋の曲は 尺八・
二十絃箏二重箏曲。「哀しくも美しい第3の季節「秋」に触発されて生まれる音
を整理し、秩序立てることが私の仕事であった」と作曲家の言葉。尺八と二十
絃箏の二重箏における最高傑作。




<ジェイズミュージック・レーベル(日本)>
MMCD-1043 \1575
新堀ギター・オーケストラ「蒼いノクターン」
蒼いノクターン/P. モーリア
歌劇「ファウスト」より「ヌピアの踊り-トロイの娘たちの踊り」/C. グノー
愛の旋律/セネビル&トゥッサン
星に願いを-眠りの森の美女/L. ハーリン-P. I. チャイコフスキー
この胸のときめきを/P. ドナジオ
フルート協奏曲より/A. ヴィヴァルディ
フルート協奏曲より/W. A. モーツァルト
メヌエット/W. A. モーツァルト
セレナーデ/W. A. モーツァルト
白鳥/サン=サーンス
羊は安らかに草を喰み/J. S. バッハ
ワルツ/F. ショパン
カタリ・カタリ/早川正昭
幸せのガボット/C. F. ヘンデル
ハワイ・ウェディング・ソング/C. E. キング
アルハンブラの想い出/F. タレガ
牧人ひつじを/賛美歌
新堀ギター・オーケストラ
新堀ギター・オーケストラの数多くの名演から、現代人に必要なヒーリングサ
ウンドをベストセレクトしました。一日の疲れがギター・オーケストラのサウ
ンドで癒され、明日への活力が沸いてきます。表題曲「蒼いノクターン」、
「星に願いを」等、曲目はだれもが知っているポピュラー曲から「ショパンの
ワルツ」、「白鳥」、「アルハンブラの想いで」等、有名なクラシック曲まで
幅広く選曲あいています。特に、ハンドベルと1816年作のギターによる賛美歌
は、ほっと一息つくことのできる響きで、ここにしかない癒しの世界を作りま
す。

CS301 \1980
ベートーヴェン:クラリネット三重奏曲「街の歌」
島田広:クラリネット三重奏のための「舟歌」
モーツァルト:クラリネット三重奏曲
稲垣征夫(クラリネット)
島田広(ピアノ)
クリストフ・シュトラートナー(チェロ)
日本のクラリネットの父と呼ばれるアイヒラー氏をして、オーストリア人より
もウィーンらしい、と言わしめた稲垣のクラリネット。そのアイヒラー氏との
二重奏「デュオ」のCD(JMCC20201)も好評だった。そんな彼が若手作曲家のホ
ープ島田広をピアノに、ニーダーエステライヒ・トーンキュンストラ・オーケ
ストラのソロ・チェリストであるクリストフ・シュトラートナーを迎え、ベー
トーヴェン、ブラームス、そしてピアノの島田の作曲になる3重奏を録音。しか
もウィーンでの録音が届いた。
2001年の録音であるが、ファンの要望により一般発売開始。歌心溢れる3人の演
奏は、音楽の都とうたわれたウィーンの気品に満ちている。グラス片手に至福
の時を与えてくれる1枚である。





<ミッテンヴァルト・レーベル>
MTWD99027 \3000
伊福部昭(大正3年/1914年-平成18年/2006年)作曲・編曲・監修
「ギター・トランスクリプションズ」
交響譚詩(1943/2001、編曲:哘崎孝宏)
サンタ・マリア(1978)
ギターのためのトッカータ(1970)
箜篌歌(1969)
ファンタジア(幻哥)(1980/93、編曲:哘崎孝宏)
サンタ・マリア(チェンバロ・ギターによる演奏)
哘崎孝宏(ギター)、
大宮洋美(ギター)
録音:2005年8月1・2日、
2006年2月28日
横浜港何区民センター“ひまわりの郷”
哘崎孝宏の伊福部昭ギター作品集の第2集。(第1集はMTWD99019「伊福部昭 ギ
ター作品集」)。作曲家編曲・監修により始まったこのプロジェクトも惜しく
も追悼盤になってしまいました。交響譚詩は伊福部の出世作で代表的な管弦楽
曲のひとつです。このギター二重奏版は2001年に編曲された「二十五絃筝甲乙
奏合交響譚詩」をベースに作曲家の指示も取り入れつつ哘崎が編曲したもので
す。またトッカータと箜篌歌は伊福部氏が所有していた河野堅氏制作の楽器が
使用されています。ベルギーで行われた国際ギター製作コンクールに優勝した
記念に伊福部氏に贈られたものです。
哘崎孝宏(ギター)
日本ギター音楽学校(現・学校法人国際新堀芸術学院)卒業。1984年度全日本
ギター・コンクール独奏部門第2位(1位なし)。ギターオーケストラ創始者・
新堀寛己博士に長年師事。以後、新堀ギターアンサンブル<NE>、新堀ギター
男性六十奏団<DANROKU>メンバーとして演奏活動を行う。国内での大ホール
での演奏から海外での演奏も多い。1999年から伊福部昭氏に師事。現在、学校
法人国際新堀芸術学院助教授を務める




<NBBレコーズ>
NBB 20 \2250
「人生を主題にした15の変奏曲(FIFTEEN VARIATIONS ON THE THEME OF LIFE)」
ウクライナのユダヤの伝統的な器楽音楽
クレツメラータ・フィオレンティナ: 【イゴール・ポレシツキー(Vn)、
リッカルド・クロチッラ(Cl)、フランチェスコ・フルラニック(アコーディ
オン)、リッカルド・ドナーティ(Cb)】
録音:2006年3月18日ライヴ
クレツマーとはイーディッシュ音楽(言語)のことで中央ヨーロッパのユダヤ民
族の共通語である。グループ名は「フィレンツェのイーディッシュ音楽室内楽
団」とでも訳せるだろうか。この「人生のテーマによる15のヴァリエーション」
はユダヤ民族の生活の色々なことを歌った短いメロディーを元にほぼ即興演奏
したものである。言葉のイントネーションを真似た4分の1音程等独特の強い歌
い回しが興味深い。 生粋のユダヤ人はリーダーのヴァイオリニスト、イゴール
・ポレシツキー(ウクライナのキエフ生まれ)だが他のメンバー、クラリネット
のリッカルド・クロチッラ、アコーディオンのフランチェスコ・フルラニック
(本職はファゴットである)、コントラバスのリッカルド・ドナーティが見事に
このイーディッシュ音楽に融合している。全員がフィレンツェ五月祭オーケス
トラのメンバー、大指揮者のズービン・メータも彼らを絶賛している。(ジャ
ケット裏面にメータ氏の「TERRIFIC!」のコメント入り)。尚コントラバスは
NBB03でお馴染みのリッカルド・ドナーティ(彼は2005年のヴァレンティーノ・
ブッキ国際コンクールの優勝者である)が随所にソロを聞かせバックに回って
も素晴らしい演奏を聞かせている。





<VAI>
VAI DVD 4388(DVD-Video) \3650
「クラウディオ・アラウ テレビ・リサイタル」
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 ハ短調 Op.111
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
収録:1964年、オール・リージョン、白黒、NTSC、
Mono、字幕:英仏、58分
カナダ放送制作の、名ピアニスト、クラウディオ・アラウ(1903−1991)のテ
レビ・リサイタル(聴衆はいない)のDVD化。ベートーヴェンの第32番は得意
中の得意で、若い頃から複数録音があるが、モーツァルトのK.310はPHILIPSへ
の1984年の録音があったのみ。アラウのインタビュー(フランス語 約5分)
も収録。

VAI DVD 4377(DVD-Video) \4050
「ジャック・ダンボワーズ 偉大なアメリカのダンサーの肖像」
ストラヴィンスキー:「アポロ」
ドビュッシー:
「静止点」(弦楽四重奏曲から ブラック編),「牧神午後への前奏曲」
チャイコフスキー:「白鳥の湖」,「くるみ割り人形」
トムソン:「ガソリン・スタンド」、
スーザ(ケイ編):「星条旗」
ジャック・ダンボワーズのインタビュー 2006年(約49分)
ジャック・ダンボワーズ
収録:1954−1965年(インタビュー以外)、オール・リージョン、
白黒/カラー、NTSC、Mono、字幕なし 85分
ジャック・ダンボワーズは、1934年生まれの米国のダンサー。ニューヨーク・
シティ・バレエのダンサーとして長きに渡って活躍した。彼は1954年のMGM映画
「掠奪された7人の花嫁」でも注目を浴び、後年はテレビでも活躍した。この
DVDに収録されているのは、ベル・テレフォン・アワーを中心とした、全盛期の
ダンボワーズの貴重な映像である。

VAI DVD 4380(DVD-Video) \4050
グノー:「ミレイユ」序曲
グノー:「ミレイユ」(抜粋)
ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」第2幕
ロラン・ルデュク指揮カナダ放送管弦楽団,収録:1955年
ピエレット・アラリー(ソプラノ ミレイユ)、
レオポルド・シモノー(テノール ヴァンサン)、
ロベール・サヴォア(バリトンウリアス)、
ヨランド・デュリュード(ソプラノ ヴァンセネット)、
デニス・ハーバー(バス ラモン)、他
ジャン・ボーデ(指揮)カナダ放送管弦楽団、収録:1957年
シュザンヌ・ダンコ(ソプラノ メリザンド)、
ジャン=ポール・ジャンノット(テノール ペレアス)、
ロベール・サヴォア(バリトン ゴロー),
ジャン・ボーデ(指揮)カナダ放送管弦楽団、収録:1955年
オール・リージョン、白黒、NTSC、Mono
字幕 英仏独伊、90分
カナダ放送の秘蔵映像からのDVD化。グノーの「ミレイユ」は、「ファウスト」
から5年後の1864年に初演されたオペラ。プロヴァンス地方を舞台にした、金持
ちの娘ミレイユと貧しいヴァンサンの悲恋の物語です。テレビ用にセットを組
んだ収録で、約1時間の抜粋ながら、映像はこれが初めて。先日亡くなった、カ
ナダを代表するリリック・テノール、レオポルド・シモノーと、その妻ピエレ
ット・アラリーのおしどり夫婦共演です。余白には、「ペレアスとメリザンド」
の第2幕。名メリザンドとして知られるシュザンヌ・ダンコの貴重な映像です。

VAI DVD 4387(DVD-Video) \4050
「パ・ド・ドゥの芸術第2集」
オーベール:グラン・パ・クラシック
チャイコフスキー:「白鳥の湖」−白鳥のパ・ド・ドゥ
チャイコフスキー:「白鳥の湖」−黒鳥のパ・ド・ドゥ
チャイコフスキー:「眠れる森の美女」−グラン・パ・ド・ドゥ
ドリーブ:「コッペリア」−パ・ド・ドゥ
「ラ・エスメラルダ」−ダイアナとアクティオンのパ・ド・ドゥ(ドリゴ作曲)
ドビュッシー:「静止点」(弦楽四重奏曲から ブラック編)
ミンクス:「ドン・キホーテ」−グラン・パ
エリザベート・プラテル、ニコラ・ル・リシェ、1993年
ガリーナ・ウラーノワ、コンスタンティン・セルゲイエフ、1953年
マイヤ・プリセツカヤ、ニコライ・ファジェーチェフ、1957年
マーゴット・フォンティーン、マイケル・サムズ、1955年
ソニア・アロワ、エリック・ブルーン、1963年
スヴェトラーナ・ベリオソワ、ルドルフ・ヌレエフ、1964年
メリッサ・ハイドン、ジャック・ダンボワーズ、1962年
ニーナ・アナニアシヴィリ、アレクセイ・ファジェーチェフ
オール・リージョン、カラー/白黒、Mono/Stereo、字幕 なし
第1集(VAIDVD 4381)に続く第2集。VAIの既発のバレエDVDから、パ・ド・ドゥ
の名場面を集めている。

VAIA 1248 \1980
「フラグスタート ライヴ1949−1957」
ワーグナー:
「さまよえるオランダ人」−ゼンタのバラード,「トリスタンとイゾルデ」−
愛の二重唱,愛の死
R.シュトラウス:
解き放たれて Op.39-4,万霊節 Op.10-8,ツェツィーリェ Op.27-2
ワーグナー:「神々の黄昏」−幕切れ
グルック:「アルセスト」からの場面(ノルウェー語とデンマーク語歌唱)
キルステン・フラグスタート(S)
セト・スヴァンホルム(T)、
ガエターノ・メローラ(指揮)サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
録音:1949年10月9日
ガエターノ・メローラ(指揮)サンフランシスコ歌
劇場管弦楽団、録音:1950年10月8日
ヨハン・ヒー=クヌセン(指揮)デンマーク放送
管弦楽団,合唱団、録音:1957年4月14日
ノルウェーが生んだ、20世紀最大のワーグナー・ソプラノの一人、キルステン
・フラグスタート(1895 - 1962)のライヴ録音集。1949年と1950年のサンフラ
ンシスコでの演奏会は有名なもので、ことに「トリスタン」の二場面は、全盛
期にも劣らぬフラグスタートの魅力が味わえる。1957年のデンマークでの「ア
ルセスト」の録音は、非常に珍しいものである。フラグスタートだけがノル
ウェー語で、その他はデンマーク語で歌われている。

●VAIレーベルCD-Rのお知らせ
VAIレーベルの次のタイトルはCD-Rだったため取り扱いを中止にさせていただ
きます。また通常CDとしてプレスされる場合はその都度連絡いたします。ご迷
惑おかけして申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
VAIA1001、VAIA1003、VAIA1005、VAIA1007、VAIA1009、VAIA1012、VAIA1017、
VAIA1018、VAIA1019、VAIA1021、VAIA1024、VAIA1027、VAIA1028、VAIA1030、
VAIA1032、VAIA1033、VAIA1034、VAIA1037、VAIA1042、VAIA1045、VAIA1055、
VAIA1058、VAIA1065、VAIA1066、VAIA1072、VAIA1083、VAIA1085、VAIA1087、
VAIA1088、VAIA1089、VAIA1093、VAIA1096、VAIA1109、VAIA1115、VAIA1117、
VAIA1124、VAIA1125、VAIA1126、VAIA1127、VAIA1128、VAIA1129、VAIA1130、
VAIA1131、VAIA1132、VAIA1133、VAIA1137、VAIA1139、VAIA1140、VAIA1142、
VAIA1164、VAIA1169、VAIA1171、VAIA1179、VAIA1187、VAIA1188、VAIA1192、
VAIA1194、VAIA1195、VAIA1196、VAIA1197、VAIA1199、VAIA1200、VAIA1201、
VAIA1202、VAIA1206、VAIA1207、VAIA1213、VAIA1216、VAIA1217、VAIA1218、
VAIA1230、VAIA1232、VAIA1234、VAIA1235、VAIA1236、VAIA1239、VAIA1240、
VAIA1242、VAIA1242、VAIA1244、VAIA1245




<新世界レーベル(日本)>
※新世界レコード社のオリジナル・レーベルの再案内です。
SRCD-0002 \2100
アンジェラス/旅の途中
-世界の讃美歌・民謡・歌謡曲によるヒーリング音楽集-
アメイジング・グレイス(ロシア語版)/いと尊きマリア/嬰児イエズスの子
守歌/みすぼらしい馬小屋/時には母のない子のように//おだやか
な夕暮れ/愛あるところ神あり/最後の詩篇(タゴール詞露訳)ほか全16曲
歌唱:ロシア語、ウクライナ語、ラテン語、ヘブライ語等
★歌詞対訳付(一部省略)
☆ウクライナ東端の町ルガンスクで教会に奉仕する女性たちを中心に集
った五人が結成した「アンジェラス」はメンバー中ふたりが、ローマ法王の
特別ミサで聖歌隊員・楽団員を務めた経験をもつほどの実力を備えた本
格的アンサンブル。ヨーロッパ各地の教会での演奏会や路上パフォーマ
ンスでの人気ぶりは、想像を越えるものがあります。
心からのメッセージを伝える歌詞、魂を揺さぶる音楽、そして親しみやす
い、しかし高度の演奏技術に裏づけされた歌と演奏のつまったアルバム
です。聴くほどに、深まる感動と新しい発見がきっとあります。
アンジェラス:エレーナ・シヴェーツ糸澤(ヴォーカル、詩朗読)
オリガ・シュマーコヴァ(ギター)
オリガ・ソーボレヴァ(フルート)
イリーナ・フローポヴァ(ヴォーカル、パーカッション)
ヴィクトリヤ・フローポヴァ(ヴァイオリン、鍵盤)

SRCD-0005 \2415
ラフマニノフ:24の前奏曲(全)
収録曲:前奏曲嬰ハ短調op.3-2/前奏曲集op.23/前奏曲集op.32
ミハイル・カンディンスキー(ピアノ)
本CDの演奏は、ラフマニノフの想念にあった「前奏曲」全24曲というツィクル
ス全体の構想を見事に再現したものだ。印象の集積に留まらず、ひとつの秘蹟
的統一体として今日に蘇る、ロシア・ピアノ音楽の新訳聖書!(日本語解説付)

SRCD-0006 \2415
「ミハイル・カンディンスキー/ピアノ・リサイタル」
スクリャービン:
練習曲嬰ハ短調作品42の5/ピアノ・ソナタ第2番「幻想ソナタ」
ラフマニノフ:
幻想的小品集作品3(全)/楽興の時作品16(全)/前奏曲ト長調作品32の5
/前奏曲ホ長調作品32の3
(ライヴ録音/2000年11月14日、音楽の友ホール)(日本語解説付)
ミハイル・カンディンスキー(ピアノ)
生活と自然への親しみと、無限への憧憬をともに秘めたロシアの二大作曲家兼
ピアニストたち。革命前夜ロシアの、豊かに文化芸術の花開いた「銀世紀」の
息づかいが甦る一夜。

SRCD-0007 \2800
「ソレンコワ・リサイタル 」
うぐいす(アリャビエフ)/なつかしきヴォルガ/なぜに夜のふけるまで/うぐ
いすとばら/つばめ/美しき君よ/黄金の魚/鐘の歌/グノーのセレナード/
白鳥/シューベルトのアヴェ・マリア/箱根八里は/サクラ サクラ
歌唱ロシア語[「アヴェ・マリア」ドイツ語、日本民謡日本語を除く]歌詞
対訳つき(一部省略)
独唱:アラ・ソレンコワ(コロラトゥーラ・ソプラノ)
G.ストリヤロフ指揮/モスクワ・ラジオ交響楽団
K.コンドラシン指揮/ボリショイ劇場管弦楽団
エヴゲニー・カンゲルpf
アラ・ソレンコワ(コロラトゥーラ・ソプラノ)――ボリショイ劇場の名花。
日ソ国交回復に伴い1957年来日、全国13箇所におよぶ公演で熱狂的に歓迎され
ました。帰国後数年で引退、伝説のソプラノ歌手として語り伝えられています。
音楽ファンの熱い要望に応えて来日時のスタジオ録音盤レコード(新世界レコ
ード社発売)を完全CD復刻いたしました。

MLT-20002 \2415
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
リスト:ドン・ジョヴァンニの回想
ムソルグスキー(フドレイ編):禿山の一夜
録音:1999年11月モスクワ(チャイコフスキー)
2001年9月東京オペラシティ(リスト、ムソルグスキー)
ニコライ・トカレフpf
ミハイル・ホフロフ指揮
モスクワ・グネーシン・オーケストラ

<BRILLIANT>
BRL-8189 3枚組 \1480
ジョン・ケージ:プリペアード・ピアノ作品集
ジャンカルロ・ソモナッキ(P)
ニコラ・パスコフスキ(指揮)
ヴィンチェンツォ・ガリレイ管弦楽団

BRL-93059 5枚組 \2380
ハイドン:スコットランド歌曲集第3集
ロルナ・アンダーソン
ジェイミー・マクドガル
アイゼンシュタット・ハイドン三重奏団

BRL-93076 2枚組 \990
ボッケリーニ:弦楽五重奏曲 第3集
ラ・マニフィカ・コムニタ

BRL-93094 2枚組 \990
ドン・コサック合唱団曲集
ミカエル・ミンスキー
ドラム・バラライカ・アンサンブル

BRL-93096 7枚組 \3380
「ダニエル・シャフラン名演集」
J.S.バッハ:
無伴奏チェロ組曲第2-5番
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調[チェロ版]
シューマン:トロイメライ
ショパン:ノクターン変ホ長調 Op.9-2
チャイコフスキー:
「懐かしい土地の思い出」-メロディー
感傷的なワルツ
ハイドン:チェロ協奏曲第2番ニ長調
J.C.バッハ:チェロ協奏曲ハ短調
ブレヴァル:チェロ・ソナタ ト長調
ポッパー:ヴィト、スパニッシュ・ダンス Op.54-5
ポッパー:演奏会用エチュード Op.55-2
ヘンデル:アリア
プロコフィエフ:交響的協奏曲ホ短調 Op.125
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番ト短調 Op.126
ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調
プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』-行進曲
シチェドリン:アルベニス風に
グラナドス:『スペイン舞曲』-アンダルーザ
アルベニス:マラゲーニャ
ファリャ:火祭りの踊り
ラドフ:ロマンス
ヴラソフ:メロディー
ファリャ:スペイン民謡組曲
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
シュニトケ:古風な組曲
ドビュッシー:ミンストレル
ラヴェル:ハバネラ風の小品
ドビュッシー:月の光
エイヴァジアン:アルメニア舞曲
サン=サーンス:白鳥
カバレフスキー:チェロ協奏曲第1番ト短調 Op.49
ダヴィドフ:チェロ協奏曲第2番イ短調 Op.14
チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 Op.33
録音:1948-1982年

BRL-93098 \550
J.S.バッハ:アンナ。マグダレーナの音楽帳
ピーター=ヤン・ベルダー
ヨハネッテ・ゾマー

BRL-93105 11枚組 \4780
ハイドン:交響曲選集(名前付)
アダム・フィッシャー
アウスト・フンガリア・ハイドン管弦楽団

BRL-93125 2枚組 \990
J.S.バッハ:ブランデングルク協奏曲
ピーター=ヤン・ベルダー
ムジカ・アムフィフォン

BRL-93127 2枚組 \990
モーツァルト:アポロとヒアキントス
ニコル・マット
ヨーロッパ・チェンバー・ソロイスツ

<ARCHIPEL>
ARPCD0264 \950
J.S.バッハ:
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068
ベルリン・フィル 1948年10月24日
ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調BWV1050
ヴィリー・ボスコフスキー(Vn)、ヨゼフ・ニーダーマイヤー(Fl)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮、Pf)
ウィーン・フィル 1950年8月31日
管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068から「アリア」
ベルリン・フィル 1929年
以上、指揮はすべてヴィルヘルム・フルトヴェングラー
※良い音質です。

ARPCD0339 \950
モーツァルト:2台のピアノの為の協奏曲 変ホ長調(第10番)KV.365
クララ・ハスキル、ゲーザ・アンダ(Pf)
アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団 1956年4月
モーツァルト:ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調KV.595
クララ・ハスキル(Pf)
オットー・クランペラー指揮ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 
1956年ケルンでのライヴ
バッハ:2台のピアノの為の協奏曲第2番ハ長調BWV1061
クララ・ハスキル、ゲーザ・アンダ(Pf)
アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団 1956年4月
※良い音質です。

ARPCD0351 \950
ロッシーニ: 歌劇「ブルスキーノ氏」
ガウデンツィオ:レナート・カペッキ(Br)、
ソフィア:エルダ・リベッティ(S)
ブルスキーノ:カリメロ・マウゲーリ(Br)、
エンニオ・ジェレッリ指揮ミラノ室内管弦楽団、合唱団 1954年
※以前VOXレーベルから発売あり。良い音質です。
省略が多いですが、曲の概略を知るには不足の無い演奏です、

ARPCD0354 \950
「ニコライ・ゲッダ 初期録音集1952-56」
チャイコフスキー:
歌劇「エフゲニー・オネーギン」から「どこへいってしまったのか私の青春
の黄金の日々よ」
マスネ:歌劇「ヴェルテール」から「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」
マスネ:歌劇「マノン」から「目を閉じると」
ビゼー:歌劇「真珠とり」から「耳に残る君の歌声」
ポンキエッリ:歌劇「ジョコンダ」から「空と海」
ドニゼッティ:歌劇「愛の妙薬」から「人知れぬ涙」
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドノフ」から、オーベール、グノー
ヴェルディ、ルソー他 計16曲の名アリア集
ニコライ・ゲッタ(T)
※良い音質です。
アルチェオ・ガリエラ指揮フィルハーモニア管弦楽団 
イサイ・ドブロウェン指揮フランス放送管弦楽団
ルイ・ド・フロマン指揮ルイ・ド・フロマン室内管弦楽団




<VENEZIA>
CDVE04245 9枚組 \5400
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集
マリア・グリンベルク(Pf) 1960-74年録音
ロシアにおいて最初にベートーヴェン:ソナタ全曲録音を完成させた女流ピア
ニスト、グリンベルグの記念すべきアルバムが復活致しました。
価格もお安くなり、ジャケットもリニューアルして待望の再発です。
マリア・グリンベルグ(1908-1978)
1925年モスクワ音楽院で学ぶ。1930年にユダヤ系である事を理由に迫害を受け
る。1950年代に国内に限り演奏活動を再開する。1960年代から海外への演奏活
動を開始。ハンガリー、ドイツ、オランダ等で成功を収める。ベートーヴェン、
シューベルト、リスト等を得意とし、そのシリアスで真摯な演奏は、大きく評
価されています。
上記内容を含むCDVE94001は廃盤となっています。

CDVE04258 3枚組 \1980
ブルックナー:交響曲第7番 1967年2月25日
ブルックナー:交響曲第8番 1959年6月30日
ブルックナー:交響曲第9番 1980年1月30日
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル
(交響曲第7,8番:モノラル。交響曲第9番:ステレオ)
お求め安いセットになりました。
上記内容を含むCDVE03214と03215は廃盤となります。




<NUOVA ERA>
NE223287 40枚組 \22000
「オペラ・イタリアーナ」※初回1000セット限定です
形状:ブリリアント・レーベルのモーツァルトBOXのような形状です。

7366 2枚組
アントニオ・サリエーリ:「オルムスの王アクスル」 
アンドレア・マルティン、カーティス・レイヤム、エヴァ・メイ 
ルネ・クレマンシック指揮
オーケストラ・フィラルモニカ・リュス

7289 3枚組
ロッシーニ:「セヴィリアの理髪師」 
ロックウエル・ブレイク、エンツォ・ダーラ 
ブルーノ・カンパネッラ指揮
トリノ・レジオ劇場管弦楽団&合唱団

6971 3枚組
メルカダンテ:「イル・ブラーヴォ」 
ディーノ・ディ・ドメニコ、ジャネット・ペリー 
ブルーノ・アプレーア指揮
イタリア・インテーナツィオナーレ管弦楽団&合唱団

6715 2枚組
ドニゼッティ:
「ドン・パスクワーレ」 
エンツォ・ダーラ、ルチアーナ・セルラ
ブルーノ・カンパネッラ指揮トリノ 
レジオ劇場管弦楽団&合唱団

6842 2枚組
ベッリーニ:「清教徒」 
マリエッラ・デーヴィア、ウィリアム・マッテウッツィ 
リチャード・ボニング指揮
カタニア・ベリーニ劇場管弦楽団&合唱団

7028 2枚組
ヴェルディ:「エルナーニ」 
ヴィンツェンツォ・ラ・スコーラ、ダニエラ・デッシー 
ジュリアーノ・カレッラ指揮
イタリア・インテーナツィオナーレ管弦楽団&合唱団

7300 2枚組
レオンカヴァッロ:「ラ・ボエーム」 
ルチア・マッツァーリア、ジョナサン・サマーズ
ジャン・レイサム=ケーニッグ指揮
ヴェネツィア・フェニース劇場管弦楽団&合唱団

7218
プッチーニ:「妖精ヴィッリ」 
ホセ・クーラ、ステファノ・アントヌッチ
ブルーノ・アプレーア指揮
イタリア・インテーナツィオナーレ管弦楽団&合唱団

番号なし 2枚組
ジーノ・マリヌッツィ:「ジャクリー(一揆)」 
ミロ・ソルマン、アントニオ・サルヴァドーリ
アンドレア・リカータ指揮
カターニア・ベッリーニ歌劇場管弦楽団&合唱団

番号なし 2枚組
ジャン・カルロ・メノッティ:「ゴヤ」 
C.Hernandez, S.Guzman, A.Wentzei
Steven Mercurio指揮
Penelope Daner Spoleto祝祭管弦楽団&合唱団

1001
エミーリオ・デ・カヴァリエーリ:「魂と肉体の劇(古楽劇)」 
ラエルテ・マラグティ、ジェイムズ・ルーミス
エトヴィン・レーラー指揮
ルガーノ・ソシエタ

7294 3枚組
モンテヴェルディ:「ポッペアの載冠」 
ダニエラ・デッシー、ヨゼッラ・リージ 
アルベルト・ゼッダ指揮
バッサーノ・プロアルテ

6932 2枚組
ヴィヴァルディ:「オリンピアス」 
アンドルー・ウォーカー・シュルツ、エリザベート・フォン・マグヌス
ルネ・クレマンシック指揮
クレマンシック・バロック・コンソート

6863 3枚組
ヘンデル:「エジプトのジューリオ・チェザーレ」 
マルティーヌ・デュピュイ、パトリツィア・オルチアーニ
マルチェロ・パンニ指揮
バッサーノ・プロアルテ管弦楽団&合唱団

7358 2枚組
ニコロ・ピッチンニ(1728-1800):「La Cecchina」 
ガブリエーラ・モリージ
ブルーノ・カンパネッラ指揮
プロアルテ・セレンシマ管弦楽団&合唱団

7384
ジャチント・カルデラーラ: 「Ricimero」 
M. Kriscak, A.Zabala, L.De Lisi
マウリツィオ・ベネデッティ指揮
コンパニーア・イタリアーナ管弦楽団&合唱団

6872 2枚組
パイジェッロ:「ニーナ」 
ドン・バーナディーニ、フランチェスコ・ムシヌー
リチャード・ボニング指揮
カタニア・ベリーニ劇場管弦楽団&合唱団

7014 2枚組
チマローザ:「秘密の結婚」 
エンツォ・ダーラ
アンジェロ・カヴァラーロ指揮
マルキッジアーナ・フィルファーモニー管弦楽団&合唱団

1222 2枚組
ジュゼッペ・ガッツァニーガ:「ドン・ジョバンニ」 
マリア・ルイザ・ジョルジェッティ、ルチアーナ・テッチネッリ
ハーバート・ハンド指揮
スイス・イタリア放送管弦楽団&合唱団

1181
ボッケリーニ:「慈悲深い女」 
エレナ・リッツィエーリ、マリア=グラツィア・フェッラチーニ
アンジェロ・エフリキアン指揮
スイス・イタリア放送管弦楽団&合唱団

★イギリス有数の独立レーベルでLP時代から魅力ある作品を発売し、クラシッ
ク・ファンには良く知られたNimbus。幅広いレパートリーと有能なアーティス
による演奏、そしてハイ・クォリティ・サウンドは1970年代に創設されて以来、
世界的に評価されてきた。特にサラウンドの先駆けともいえるアンビソニック
・サラウンド方式による録音は当時、音楽ファンのみならずオーディオ・ファ
ンからも絶賛されるなど、幅広い支持を獲得。残念ながら一時その活動を停止
していたものの近年になって以前のCDが再発売されるとともに新録音による発
売もスタート。伝統あるレーベルの今後のリリースに乞うご期待!

<Nimbus>
NI 5741/2 2枚組 \3120
L・V・ベートーヴェン:《チェロ・ソナタ全曲》――
チェロ・ソナタ第1番-第5番/ヘンデルの《マカベウスのユダ》の〈見よ勇者
は帰る〉の主題による12の変奏曲ト長調WoO.45/モーツァルトの《魔笛》の
〈娘か女か〉の主題による12の変奏曲ヘ長調op.66/モーツァルトの《魔笛》
の〈恋を知る男たちは〉の主題による7つの変奏曲 変ホ長調
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
ジョン・ヨーク(ピアノ)
イギリスを代表するチェロの名手、ウォルフィッシュによる初のベートーヴェ
ン:チェロ・ソナタ全集。1953年、ロンドン生まれのウォルフィッシュは音楽
一家に育ち、チェロをあのピアティゴルスキーに師事。その後、ハイフェッツ
を初めとするそうそうたるメンバーと室内楽を演奏するなど、その驚異的な技
巧と類まれな音楽センスはヨーロッパで大評判となった。24歳で‘ガスパール
・カサド国際チェロ・コンクール’で優勝。その後ロンドン交響楽団をはじめ
とする名オーケストラとの共演、ソロ公演などその活動は多岐にわたる。録音
はChandos、Hyperionから魅力ある作品を次々と発売し、国際的評価を得てい
る。このベートーヴェンにおいてもその驚異的な技巧と豊かなフレージング、
艶やかな弦の響きはますます冴え渡っており、チェロの巨匠ともいうべき風格
ある演奏を繰り広げている。ピアノ奏者のジョン・ヨークも‘ドビュッシー
国際コンクール’などをはじめ、栄誉ある賞を多数受賞している実力者。
2004年の録音。

NI 5733 \2080
2台のピアノのための音楽――
I・ストラヴィンスキー:《春の祭典/作曲者編曲》
M・ムソルグスキー:《展覧会の絵/ティム・セドン編曲》
タムリコ・シプラシェヴィリ & マーク・アンダーソン(ピアノ)
ストラヴィンスキーの代表作であるバレエ音楽《春の祭典》の2台のピアノ版
は、ストラヴィンスキー自身がバレエの練習用に編曲したもの。ファジル・サ
イの多重録音による演奏などでこの版は日本でも話題となったが、2台のピア
ノによる録音というのはそれほど多くない。オーケストラ版同様、緻密な構成
と血沸き肉踊るリズムはこの2台のピアノ版にも十分生かされており、ストラ
ヴィンスキーの巧みな編曲技法が窺える。ムソルグスキーの代名詞ともいえる
《展覧会の絵》を2台のピアノ用に編曲したティム・セドンは1964年生まれの
作曲家であの名ピアニスト、スティーヴン・ハフにも曲を提供している。ピア
ノによる原曲のイメージを損なわず、細部において2台のピアノならではの表
現力を生かした編曲ぶりが印象的。シプラシェヴィリ&アンダーソンは男女に
よるピアノ・デュオ。シプラシェヴィリは3歳でピアノをはじめ、モスクワ音
楽院卒業後、数々のコンクールに入賞。アンダーソンは5歳でピアノをはじめ、
東京国際ピア・コンクールなど多くのコンクールで入賞。1994年にデュオとし
て初のリサイタルを行い、大成功を収めた。4手のためのピアノ作品をレパー
トリーに世界各国で公演を行っている。2003年の録音。

NI 5764/5 2枚組 \3120
D・ショスタコーヴィチ:チェロのための作品全集――
チェロ協奏曲第1番 変ホ長調op.107
同第2番ト短調op.126
チェロ・ソナタ ニ短調op.40
チェロ・ソナタop.147(原曲:ヴィオラ・ソナタ/ダニール・シャフラン編曲)
モデラート
アダージョ(2つの小品、バレエ組曲第2番より)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
マーティン・ブラビンス(指揮)、BBC交響楽団、ジョン・ヨーク(ピアノ)
ショスタコーヴィチのチェロ作品を2枚に収めた好企画盤。中でも注目すべき
はショスタコーヴィチの最後の作となったヴィオラ・ソナタをロシアの名チェ
リスト、ダニール・シャフランがチェロ・ソナタに編曲した版と小曲の《モデ
ラート》、《アダージョ》が収録されていること。《モデラート》は1986年に
モスクワのセントラル・ステイト・アーカイヴで発見された《チェロ・ソナ
タop.40》のマニュスクリプトに書かれていたものでショスタコーヴィチが同
ソナタに用いようとしていた楽章ではないかと推測されている作品。ウォル
フィッシュがブラビンス&BBC交響楽団の強力コンビおよび、‘国際ドビュッ
シー賞’などを受賞しているベテラン・ピアニスト、ジョン・ヨークと演じ
た話題作である。2000年、2005年の録音。

NI 5763 \3120
F・ブリッジ(1879−1941):悲劇的協奏曲《オレーション》
E・エルガー:チェロ協奏曲ホ短調op.85
G・ホルスト:インヴォケーション(祈り)
ラファエル・ウォルフィッシュ(チェロ)、
リチャード・ディッキンス(指揮)、ロイヤル・リヴァプール・フィル
20世紀初期に作曲されたチェロと管弦楽のためのイギリス音楽集。ブリッジ
が1930年に作曲した《オレーション》は、8楽章から成る曲でチェロとオーケ
ストラによる悲哀に満ちたメロディが印象的な作品。《インヴォケーション》
は1911年に作曲されたホルスト唯一のチェロとオーケストラの作品。エルガ
ーの《チェロ協奏曲》は、イギリスを代表するチェロ協奏曲としておなじみ
の作品。名手ウォルフィッシュがその高い技巧と豊かな音楽性で奏でるこの
CDはイギリス音楽ファン必聴盤。2005年の録音。

NI 5762 \2080
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第3番ヘ長調op.73/同第7番嬰ヘ短調op.108
プロコフィエフ:弦楽四重奏曲第2番ヘ長調op.92「カバルダの主題による」
コペルマン四重奏団 [ミハイル・コペルマン(vn)、ボリス・クシュニール
(vn)、イーゴル・シュリガ(va)、ミハイル・ミルマン(vc)]
コペルマン四重奏団は、20年にわたってボロディン弦楽四重奏団のヴァイオリ
ニストとして活躍したミハイル・コペルマンを中心に、モスクワ音楽院の黄金
時代ともいえる1970年代に同音楽院を卒業した実力派メンバーで2002年に結成
された。ボリス・クシュニールは、モスクワ弦楽四重奏団の創始者であり、
ショスタコーヴィチとも交流があったヴァイオリニスト。イーゴル・シュリガ
は、数多くの国際コンクールで優勝した経歴を持ち、クシュニールと同じくモ
スクワ弦楽四重奏団の創始者。ミハイル・ミルマンは、長きにわたってウラ
ディミール・スピヴァコフのもと、モスクワ・ヴィルトゥオージの首席チェリ
ストとして活躍した。それぞれが輝かしい経歴を持ったこの四重奏団は、結成
後すぐに大評判となり、世界各国で公演。幅広いレーパートリーを持つこの
四重奏団であるが、とりわけロシア音楽に造詣が深く、このショスタコーヴィ
チ、プロコフィエフのカップリングは彼等にとって至極当然のことであろう。
まさにプロ中のプロによるロシア音楽である。2005年の録音。

NI 5714/5 2枚組 \3120
I・ストラヴィンスキー:
バレエ組曲《火の鳥》(1910年、オリジナル・ヴァージョン)
バレエ音楽《春の祭典》
バレエ音楽《ペトルーシュカ》(1911年、オリジナル・ヴァージョン)
3楽章の交響曲
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、ロンドン交響楽団
巨匠ロジェストヴェンスキーが1987年に録音したストラヴィンスキーの作品
集。自国のロシア音楽に造詣が深く、ショスタコーヴィチをはじめとする作品
を数多く録音しているロジェストヴェンスキーであるが、以外にもストラヴィ
ンスキーの録音はほとんど無い。ストラヴィンスキーと交流のあったロジェス
トヴェンスキーが作曲者の代表曲を一堂に収録したこのCDはファンにとっては
注目すべきもの。

NI 5749/50 2枚組 \3120
W・A・モーツァルト:ピアノ協奏曲集第1巻――
ピアノ協奏曲第13番ハ長調K415/同第12番イ長調K414/同第14番変ホ長調K449
/同第5番ニ長調K175/同第23番イ長調K488/ロンド ニ長調K382
ジェレミー・メニューイン(ピアノ)、
マイケル・ボックマン(コンサートマスター)、イギリス交響楽団
名ヴァイオリニスト&指揮者、ユーディ・メニューインを父親に持つジェレニ
ー・メニューインによるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ第1弾。1984年
の冬にニューヨークでデビューしたメニューインは、その後ベルリン・フィル、
コンセルトヘボウ管弦楽団などの一流オーケストラと共演し、名ピアニストと
しての地位を確立した。録音も今までにベートーヴェン、シューベルトなどの
古典派からロマン派を中心とした作曲家の作品を取り上げ、高い評価を得てい
る。2004年-2005年の録音。

NI 5709/10 2枚組 \3120
G・F・ヘンデル:オラトリオ《メサイア》 (ワトキンス・ショウ版)
アリソン・スマート(ソプラノ)、
ウィリアム・タワーズ(カウンターテナー)、
マイケル・ハート=デイヴィス(テノール)、
ギャヴィン・カー(バリトン)
聖マイケル・シンガーズ
(ポール・レディントン・ライト/コーラス・マスター)
ウィリアム・ボートン(指揮)、イギリス交響楽団
アリソン・スマート、ウィリアム・タワーズ、マイケル・ハート=デイヴィス
といったイギリスで人気のソリストたちを起用し、名指揮者ボートンが情感豊
かにタクトを振った録音。1963年に創設された聖マイケルズ・シンガーズは、
自国イギリスの合唱曲をはじめとする幅広いレパートリーを持ち、ロンドン・
モーツァルト・プレイヤーズなど名オーケストラとの共演や、ムスティスラフ
・ロストロポーヴィチをはじめとする世界的指揮者たちとも共演。ちなみに
《メサイア》は、彼等の最も得意とするレパートリーのひとつである。
2003年の録音。

NI 5705/8 4枚組 \4160
エーリッヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897-1957):ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第1番ニ短調(1908/9)/同第2番(1910)
同第3番ハ長調op.25(1931)/ドン・キホーテ(1909)
2つの情景のパントマイム(《雪だるま》より)(1909)
4つのやさしい小品(《雪だるま》より)(1909)
7つのおとぎ話の絵op.3(1910)/4つのワルツ(1911)
子供のための4つの小漫画op.19(1926)/森は私に何を伝える(1909)
間奏曲(歌劇《ヘリアーネの奇跡》より)(1927)
ピアノ三重奏曲ニ長調op.1(1910)
ポトポウリ(歌劇《ピュクラテスの指輪》より)(1913)
付随音楽《空騒ぎ》op.11(1918)/歌劇《死の都》より
シュトラウスの物語op.21(1927)
4手のピアノによる《演劇序曲op.4》 (F・レベイ編曲)(1911)*
大幻想曲(歌劇《死の都》より)op.12(F・レバイ編曲)(1920)
マーティン・ジョーンズ(ピアノ)、リチャード・マクマホン(ピアノ)*
オーストリア・ハンガリー系のアメリカ作曲家コルンゴルトは、幼い頃から類
まれな音楽的才能を開花。わずか10歳でカンタータを作曲し、マーラーから
「天才」と称されるなどその神童ぶりは多くの音楽関係者を驚かせた。ここに
収録されているピアノ曲の中にも10代前半に作曲された作品が収録されており、
その完成度の高い作曲技法はまさに‘モーツァルトの再来’と騒がれた所以で
ある。近年は映画音楽の分野で高い評価を得ているコルンゴルトであるが、
幼い頃から作曲していたピアノ作品にこそ彼の音楽的本質があるといえるで
あろう。コルンゴルトのピアノ曲をこれだけ収録したCDはほとんど無いだけ
に非常に貴重な録音といえる。マーティン・ジョーンズはイギリスを代表す
る名ピアニスト。2000年-2001年の録音。

NI 5703 \2080
AトゥZオヴJAZZ ――
アウフダーハイデ:スリラー
バーリン:アレグザンダーズ・ラグタイム・バンド
ラロッカ:タイガー・ラグ
レイトン:ウェイ・ダウン・ヨンダー・イン・ニュー・オーリンズ
ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド
バーリン:プッティング・オン・ザ・リッツ
ウォーラー:ヴァレンタイン・ストンプ
バーリン:トップ・ハット、ホワイト・タイ&テイルズ
ガーシュウィン:ゼイ・キャント・テイク・ザット・アウェイ・フロム・ミー
ガーシュウィン:ア・フォギー・デイ−ラヴ・ウォークト・イン
ジェイムズ編曲:ヴェニスの謝肉祭
ガレスピー:ソルト・ピーナッツ
ヘフティ&ベイシー:リル・ダーリン、フライト・オヴ・ザ・フー・バーズ
ロジャーズ:マイ・フェイヴァリット・シングス
ザッパ:テーマ・フロム・ランピー・グレイヴィー
ベイシー:ヘイ・バーナー
コリア:ラ・フィエスタ
メセニー:ジェイムズ
ザッパ:ドッグ・ブレス・ヴァリエーションズ
ファイン・アーツ・ブラス
ファイン・アーツ・ブラスは1980年の結成以来、数度のメンバー交代を重ねな
がら60ヶ国以上で2500回にも及ぶコンサートを行ってきたイギリスの金管五重
奏団。金管王国イギリスのアンサンブルがジャズの定番さのナンバーを切れ味
の鋭い演奏で聴かせてくれる。2003年の録音。


★アーノルド、オルウィン、バックス、フィンジ、フォウルズ、ホルスト、
アイルランド、ロースソーン、ラッブラ・・・
イギリス音楽の専門レーベルとして様々な作曲家の貴重な録音を送り出すなど、
LP時代から多くのイギリス音楽ファンの熱狂的な支持を獲得してきた“Lyrita
(リリタ)”。優秀な録音技術を駆使した巨匠や作曲家自身の演奏によるイギ
リス音楽という重要な音源やを多数発売しながらも、市場から姿を消していた
“Lyrita”が沈黙の時を経て遂に復活!!
既に“Lyrita”が所有している音源や新録音なども含めて、今後18ヶ月間で
約130タイトルのリリースが予定されるなど本格的な活動再開がアナウンスさ
れており期待は膨らむばかり。
イギリス音楽ファンの狂喜乱舞を誘う“Lyrita”レーベルの復活。今後の動向
のご注目下さい!

<Lyrita>
SRCD.222 \2180
ボールト・コンダクツ・ホルスト ――
G・ホルスト:
フーガ風序曲op.40-1/サマセット狂詩曲Op.21-2/ベニ・モラ-東洋的組曲
Op.29-1/ハマースミス-前奏曲とスケルツォOp.52/スケルツォ/日本組曲
Op.33*
エイドリアン・ボールト(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、ロンドン交響楽団*
イギリスの巨匠たちが指揮を振った録音が多数存在している「Lyrita」。その
中でもイギリス音楽のスペシャリストとして知られるサー・エイドリアン・ボ
ールトは、数多くのレコーディングを手がけるなど特に重要な役割を果たした。
収録曲の中で特に注目いただきたいのは「日本組曲」!

SRCD.219 \2180
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852−1924):
アイルランド狂詩曲第4番*/ベケットOp.48/ピアノ協奏曲第2番ハ短調
マルコム・ビンズ(ピアノ)、
エイドリアン・ボールト(指揮)*、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団*、
ニコラス・ブライスウェイト(指揮)、
ロンドン交響楽団
プロテスタント系アイルランド人の作曲家として、「アイルランド狂詩曲」な
どの代表作を残したスタンフォード。「アイルランド狂詩曲」と並んでスタン
フォード最大の傑作とも称される「ピアノ協奏曲第2番」をカップリングした
プログラミングもお見事。

SRCD.224 \2180
ウォルトン・コンダクツ・ウォルトン ――
W・ウォルトン:
ポーツマス・ポイント序曲*/シエスタ/子供のための音楽/組曲《クエスト》
/協奏交響曲/喜劇序曲《スカピーノ》/カプリッチョ・ブルレスコ
ウィリアム・ウォルトン(指揮)、
ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団*
日本ではシャンドスからリリースされている4巻からなる映画音楽集や、吹奏
楽編曲での演奏で大ブレイクとなったウォルトン。作曲者自らがロンドンの2
大オーケストラを率いた自作自演集は、ウォルトン好きにとって涙モノの1枚。

SRCD.220 \2180
ボールト・コンダクツ・パリー ――
ヒューバート・パリー(1848−1918):
序曲《書かれない悲劇》/イギリス組曲/結婚行進曲*/組曲《レディ・ラド
ナー》/交響的変奏曲
エイドリアン・ボールト(指揮)、
ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団*
主に合唱作品の作曲家として地位を確立し、存命中はイギリス王立音楽院の学
長として教育にも携わったヒューバート・パリー。パリーの管弦楽作品には合
唱作品にも劣らない優れた作品が存在しており、名匠ボールトがその魅力を余
すことなく披露している。

SRCD.235 \2180
エドムンド・ラッブラ(1901−1986):
交響曲第2番ニ長調Op.45/祝典序曲Op.62/交響曲第7番ハ長調Op.88
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団、
エイドリアン・ボールト(指揮)*、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団*
ホルストの下で作曲を学んだエドムンド・ラッブラは、、近年再評価が著しい
20世紀イギリスの作曲家。1937年に作曲された「交響曲第2番」、20年後の
1957年に作曲された「交響曲第7番」が収録されており、ラッブラの作風の変
化を窺い知ることが出来る。

SRCD.223 \2180
イモージェン・ホルスト・コンダクツ・グスターヴ・ホルスト ――
G・ホルスト:
2つの無言歌Op.22/フルート、オーボエと弦楽のための《フーガ風協奏曲》
/《金のガチョウ》より バレエ組曲/《ムーアサイド組曲》より 夜想曲/
2本のヴァイオリンのための《二重協奏曲》/ヴィオラのための《抒情的断章》
/ブルック・グリーン組曲/カプリッチョ
ウィリアム・ベネット(フルート)、
ピーター・グレアム(オーボエ)、
セシル・アルノヴィッツ(ヴィオラ)、
エマヌエル・ハーウィッツ(ヴァイオリン)、
ケネス・シリート(ヴァイオリン)、
イモージェン・ホルスト(指揮)、イギリス室内管弦楽団
「Lyrita」の音源には作曲家自身による自作自演集が数多く存在しているが、
このホルスト・アルバムで指揮者を務めるのはなんとホルストの愛娘イモー
ジェン・ホルスト!管楽器や弦楽器を中心に据えた作品が中心だが、父親の
作品を愛娘が愛情を持って奏でた心温まる話題盤。

SRCD.211 \2180
R・ヴォーン・ウィリアムズ:ピアノ協奏曲ハ長調
ジョン・フォウルズ(1880-1939):
ピアノと管弦楽のための《ダイナミック・トリプティク》Op.88
ハワード・シェリー(ピアノ)、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
言わずと知れた大作曲家ヴォーン・ウィリアムズと、東洋の文化に感化された
フォウルズのピアノ協奏曲を収録。特にフォウルズの音源は貴重。ハイペリオ
ンやシャンドスで快進撃を見せるシェリーのピアノと、若きハンドリーのコ
ンビも見逃せないポイント。

SRCD.209 \2180
G・ホルスト:
冬の牧歌/悲歌-ウィリアム・モリスの追憶に/交響詩《インドラ》Op.13/
夜の歌Op.19-1/歌劇《シータ》より 第3幕の間奏曲Op.23/祈りOp.19-2/バ
レエ音楽《ルーア》*/《モーニング・オブ・ザ・イヤー》Op.45-2より
ダンス*
ロレイン・マクアシュラン(ヴァイオリン)、
アレクサンドル・ベイリー(チェロ)、
デイヴィッド・アサートン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団、ロンドン交響楽団*
イギリス国内のみならず香港フィルなど国外でも広い活動を続けるマエストロ
・アサートンによるホルストの小品集。ホルストを筆頭にイギリス音楽の解釈
には定評のあるアサートン。収録曲のプログラミングや録音も秀逸。

SRCD.227 \2180
オルウィン・コンダクツ・オルウィン ――
ウィリアム・オルウィン(1905−1985):交響曲第1番/同第4番
ウィリアム・オルウィン(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ウォルトンと同じく、シャンドスの録音や吹奏楽編曲の演奏によって日本で広
くその名を知られるようになったオルウィンの自作自演集。民謡の旋律を取り
入れるなどリリカルな雰囲気を醸し出す「交響曲第4番」など作曲者自身の解
釈を聴けるのが嬉しい。

SRCD.225 \2180
アーサー・ブリス(1891−1975):
メレ幻想曲/管弦楽とソプラノのための《ルート》/組曲《アダム・ゼロ》
/アポロへの讃歌/管弦楽とバリトンのための《セレナード》*/The world
is charged with the grandeur of God**
レイ・ウッドランド(ソプラノ)、
ジョン・シャーリー=カーク(バリトン)、
アーサー・ブリス(指揮)、
ブライアン・プリーストマン(指揮)*、
フィリップ・レッジャー(指揮)**、
ロンドン交響楽団、ロンドン交響楽団の管楽器奏者たち、
アンブロシアン・シンガーズ**
「色彩交響曲」や「チェック・メイト」などの代表作で知られる20世紀イギ
リスの重要作曲家アーサー・ブリス。2曲を除いた収録曲はブリス自身の指揮
による演奏である。管弦楽作品だけでなく、声楽付き作品などブリスの魅力
が満載のアルバム。





<Quartz>
QTZ 2016 \2080
ヴァイオリンとピアノのための作品集 ――
A・ドヴォルザーク:ヴァイオリンとピアノのためのソナチナ ト長調Op.100
ウジェーヌ・イザイ(1858−1931):ヴァイオリン・ソナタ第4番
松下功(1951−):ヴァイオリンとピアノのための《時の調べに》
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835−1880):創作主題による変奏曲
佐原敦子(ヴァイオリン)、ジョン・レネハン(ピアノ)
2004年の1月16日から20日にかけてカザフスタンのウラルスクで開催された
第2回ウラルスク国際ヴァイオリン・コンクールで優勝を飾った日本人ヴァイ
オリン奏者、佐原敦子のソロ・アルバム。日本国内だけでなくウィーンなど
海外へも積極的に進出しており、日本人作曲家である松下功の作品などで構
成された意欲的なプログラムでその実力を存分に披露してくれている。

QTZ 2017 2枚組 \4160
E・エルガー:オラトリオ《使徒たち》Op.49
アンナ・リーズ(ソプラノ)、
ルイーズ・プール(メゾ・ソプラノ)、
アンドリュー・ステイプルズ(テノール)、
コリン・キャンベル(バリトン)、ロバート・ライス(バリトン)、
ロデリック・ウィリアムス(バリトン)、
リチャード・クック(指揮)、
カンタベリー合唱協会、キングズ・スクール室内合唱団&少女合唱団、
カンタベリー大聖堂聖歌隊、フィルハーモニア管弦楽団
演奏時間は約2時間というエルガーの宗教作品の中でも特に大きな規模を持つ
「使徒たち」の新録音が登場!「使徒たち」は、「神の国」と未完に終わった
「最後の審判」と併せて3部構成の構想を練っていたエルガーのオラトリオ
3部作の第1部にあたる。カンタベリー合唱協会で20年以上にわたって指揮者
を務める合唱作品のスペシャリストであるリチャード・クックの統率力が光
る見事な演奏。

QTZ 2018 \2080
リチャード・ブラックフォード(1954−):亡命者の声(Voices of Exile)
キャサリン・ウィン=ロジャース(メゾ・ソプラノ)、
グレゴリー・カンデ(テノール)、ジェラルド・フィンリー(バリトン)、
デイヴィッド・ヒル(指揮)、
ロンドン・バッハ合唱団、ニュー・ロンドン少年少女合唱団、
フィルハーモニア管弦楽団
収録作品はイギリスの中堅作曲家ブラックフォードが、亡命者、刑務所、拷
問などに苦しんだ人々の言葉を題材として書き上げた劇的なカンタータ。
ジャケットのデザインでもあるロウソクの炎のように儚い望みを歌い、奏で
たメッセージ色の濃い作品となっている。ハイペリオンでも様々な声楽作品
を手がけているデイヴィッド・ヒルが指揮を振るい、1つの音楽として作曲者
のメッセージを聴衆に訴えかける!

QTZ 2020 \2080
タワーズ・ザ・ライト ――
チック・コリア(バックランド編曲):チルドレンズ・ソング
吉松隆:ファジイバード・ソナタ
ニッキ・アイルス:アルマ・ヴィーナス
グラハム・フィトキン(バックランド編曲):ネメシス
ロイ・パウエル:タワーズ・ザ・ライト
ロブ・バックランド(ソプラノ&アルト・サクソフォーン)、
ピーター・ローソン(ピアノ)、シモーネ・レベロ(ヴィブラフォーン)
クォーツ(Quartz)からアルバムをリリースしているアポロ・サクソフォー
ン・クヮルテットの一員であり、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュ
ージックの教授として後進の指導にも力を注ぐロブ・バックランド。イギリ
ス内外から注目を集めるの名手のソロ・アルバムで特に注目したいのはやは
り吉松隆の「ファジイバード・ソナタ」。バックランドのテクニックが冴え
渡る!

QTZ 2021 \2080
ヴァイオリン・リサイタル ――
F・ディーリアス:ヴァイオリン・ソナタ ロ長調
M・ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ
C・フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
イッタイ・シャピラ(ヴァイオリン)、ジェレミー・デンク(ピアノ)
イッタイ・シャピラは2003年にカーネギー・ホール・デビューを果たしたイ
スラエルのヴァイオリン奏者。これまでにロシア・フィル、チェコ・ナショ
ナル響などとの共演やユーリ・バシュメット&イギリス室内管のツアーに同
行するなど、多くの指揮者やオーケストラから信頼を獲得している。グァダ
ニーニ1745年製のヴァイオリンを駆使して繰り広げられる3曲のソナタは、
シャピラの実力を証明する卓越した演奏に仕上がっている。

QTZ 2022 2枚組 \4160
F・ショパン:夜想曲(全曲)
イスラエラ・マルガリット(ピアノ)
ベルリン・フィルやアメリカの5大メジャーなどと共演を重ねるなど、国際的
にも名高い女流ピアニストであるイスラエラ・マルガリット。既にChandos、
Black Bos、Resonance、EMI、Deccaなどに多くの録音を残しており、特にロ
ンドン響とのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は絶賛を博すなどその録音は
高く評価されている。情感に満ちたショパンは、円熟味を増したマルガリッ
トの充実した現在を証明した演奏である。





<Capriccio>
71105(SACD-Hybrid) \2580
ショスタコーヴィチ生誕100年記念アルバム ――
劇音楽《リア王》より/オラトリオ《森の歌》より/交響曲第5番《革命》
より/劇音楽《すずめばち》より/ヴァイオリン協奏曲第1番より/バレエ
音楽《ボルト》より/ジャズ組曲第1番より/室内交響曲より/2台のピアノ
のための組曲嬰へ短調より/歌曲集《ユダヤの民族詩から》より/ピアノ
五重奏曲より/マクシム3部作より/ピアノ協奏曲第1番より/交響曲第3番
《メーデー》より
ウラディミール・スピヴァコフ(ヴァイオリン&指揮)、
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)、
ペーターゼン・クヮルテット、
ジェイムズ・コンロン(指揮)、
ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
モスクワ・ヴィルトゥオージ、ケルン放送合唱団、
ベルリン・ドイツ放送交響楽団、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
生誕100周年も今年、ショスタコーヴィチの新譜リリースに積極的な姿勢を見
せているカプリッチョ(Capriccio)からアニヴァーサリー・アルバムが発売
に!現在のカプリッチョ・レーベルで中核を担っている主要アーティストた
ちによる演奏で、ショスタコーヴィチの様々なスタイルの作品を楽しめる。
既存音源からの抜粋を収録したコンピレーション盤。




<Onyx>
ONYX 4011 \2080
フェリックス・メンデルスゾーン(1809−1847):ピアノ三重奏曲集
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49/ピアノ三重奏曲第2番ハ短調Op.66
協奏的変奏曲ニ長調Op.17
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トルセン(ヴァイオリン)、ポール・
ワトキンス(チェロ)、イアン・ブラウン(ピアノ)〕
2004-05シーズンで結成40年を向かえたイギリスのヴィルトゥオーソ集団、ナッ
シュ・アンサンブルによるオニックス(Onyx)のセカンド・アルバムは前作タ
ーネジから大きく趣向を変えたメンデルスゾーン。2002年にはロイヤル・フィ
ルハーモニック協会から最優秀室内楽団賞を授与されるなど様々な編成の室内
楽作品に対応出来る柔軟性と、ハイペリオンなどの録音で実証済の高い技術と
音楽性は国内外から絶大な評価を受けている。
様々なアーティストたちが挙って取り上げているメンデルスゾーンのピアノ三
重奏曲。ナッシュ・アンサンブルの演奏は、自然とその世界に引き込まれてゆ
く新鮮で見事なもの。生きた音楽を存分に聴かせてくれる素晴らしいアルバム
の登場。

ONYX 4012 \2080
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756−1791):
セレナード第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》
セレナード第12番ハ短調K.388《ナハトムジーク》
マイケル・コリンズ(ディレクター)、ロンドン・ウィンズ
22歳という若さでカーネギー・ホールへのデビューを果たし、現在もイギリス
のクラリネット奏者を代表するアーティストとして活躍しているマイケル・コ
リンズ。ロンドン・ウィンズは、ソリストとしてだけでなく室内楽活動へも大
きな情熱を注いでいるコリンズがオーボエ奏者のガレス・ハルス、ファゴット
のロビン・オニール、ホルンのリチャード・ワトキンスと共に1988年に結成し
た木管アンサンブルである。
ロンドン・ウィンズのオニックスへのデビュー・タイトルは、同レーベルにと
っても初となるモーツァルト・アルバム。オーソドックスなスタイルを保ちな
がら、各楽器の奏でる旋律が次々と浮かび上がってくる充実の演奏を披露して
くれている。

ONYX 4014 \2080
グスタフ・マーラー(1860−1911):原光-歌曲集
春の朝/つらなる想い/シュトラスブルクの砦で/番兵の夜の歌/トランペッ
トが美しく響くところ/別れのつらさ/ラインの小伝説/この歌をこしらえた
のは誰だろう/緑の森を楽しく歩いた/もう会うことはない/魚に説教するパ
ドゥアの聖アントニウス/原光/この世の生活/真夜中に/私はこの世に忘れ
られ
クリスティアーネ・ストーティン(メゾ・ソプラノ)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
その魅力溢れる歌声に注目したオニックスの首脳陣によって抜擢され、デビュ
ーを果たしたオランダのメゾ・ソプラノ奏者クリスティアーネ・ストーティン
の第2弾はマーラー!
ストーティンは、共演者として良好な関係を築いている名匠ハイティンクのタ
クトによって「リュッケルトの歌」を演奏。9月6日には同じくハイティンクが
指揮を振るマーラーの交響曲第2番「復活」に出演が予定されるなど、ストー
ティンにとってマーラーの歌曲は十八番となる重要なレパートリー。今回のマ
ーラー・アルバムの伴奏には世界一流の歌い手たちから信頼を集める名手、ジュ
リアス・ドレイクが起用されるなど期待は高まるばかり。ヨーロッパを中心に
評価急上昇中の歌声にご期待いただきたい!





<Capriccio>
71104(SACD-Hybrid) \2580
D・ショスタコーヴィチ:
弦楽四重奏曲第8番ハ短調Op.110、
マリーナ・ツヴェターエワの6つの詩(アウエルバッハ編曲)
レーラ・アウエルバッハ(1973−):弦楽四重奏曲《Cetera desunt》
ゾルヤナ・クシュプラー(メゾ・ソプラノ)、
ペーターゼン・クヮルテット
ドイツではアルベン・ベルク弦楽四重奏団を凌いだとも評されるペーターゼン
・クヮルテット。クリスティーネ・シェーファーを共演に迎えて話題を呼んだ
前作に続くリリースは、ショスタコーヴィチの生誕100年を記念したアニヴァー
サリー・アルバム。しかしそこはペーターゼン。ショスタコーヴィチの弦楽四
重奏曲だけでなく、アメリカの若き作曲家レーラ・アウエルバッハの作品と編
曲をカップリングにするなど今回も独自の発想と意欲溢れる姿勢は健在!2000
年のミュンヘン国際コンクールを制覇した1975年ウクライナ生まれのメゾであ
るゾルヤナ・クシュプラーが歌う「マリーナ・ツヴェターエワの6つの詩」も
要チェック!

71098(SACD-Hybrid) \2580
F・シューベルト(マーラー編曲):
弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810《死と乙女》(弦楽合奏版)
R・ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩
インドラ・トーマス(メゾ・ソプラノ)、
ウラディミール・スピヴァコフ(指揮)、
モスクワ・ヴィルトゥオージ
近年は以前にも増して指揮活動を充実させているスピヴァコフが手兵モスクワ
・ヴィルトゥオージを率いた最新作。マーラーの手によって弦楽合奏版へと編
曲が行われたシューベルトの後期弦楽四重奏曲の名作、「死と乙女」では精度
の高いアンサンブルを披露。ワーグナーで共演のインドラ・トーマスは、次代
のヴェルディ歌手として多方面から期待を浴びるアメリカの新星である。

67178 \2080
トランペット&パーカッション ――
ジョン・ケージ(1912−1992):2声のためのソナタ、One4
クリスティアン・ヴォルフ:
トランペット奏者と打楽器奏者のための《脈》、三重奏曲第1番
カスパル・ヨハネス・ワルター:レイゲン
ニコラウス・A・フーバー:トランペット独奏のための《doux et scintillant》
アキム・クリスティアン・ボルンホエフト:
トランペットと打楽器のための《Perfor 1》
ラインホルト・フリードリヒ(トランペット)、
ロビン・シュルコフスキー(打楽器)
様々な現代作品への積極的なアプローチを続ける2人の名手たちがケージやドイ
ツの現代作曲家たちの作品を取り上げたデュオ・アルバム。かつてはフランク
フルト放送響の首席奏者を務め、現在はソリストとして活発な活動を続けるフ
リードリヒと、現代作品を演奏させたら右に出る者はいない女流打楽器奏者シュ
ルコフスキーの超強力タッグによる演奏は圧倒的な迫力と独特の世界を醸し出
す!ちなみに今回のリリースはメイソンやワルター、リームなどの作品を収録
したアルバム(Capriccio 10880)の続編となる。

60129 2枚組 \4160
エルンスト・クルシェネク(1900−1991):歌劇《Sardakai》Op.206
ラインハルト・シュミーデル(指揮)、ベルリン放送交響楽団、他
ナチスの台頭によってドイツとオーストラリアで弾圧を受け、アメリカへと逃
れたクルシェネク。「退廃音楽」として括られることの多いその作品は350曲
以上にも及び、ロマン派の音楽からジャズや十二音技法など様々なスタイルを
用いたことでも知られている。クルシェネクの作品の発掘に力を入れるカプリ
ッチョが表舞台に引き出した歌劇の録音は非常に貴重なものである。





<CCn'C>
CCn'C 01912 SACD(SACD-Hybrid) \2580
ジョン・アダムズ(1947−):
恐怖のシンメトリー、ダンス音楽《委員長は踊る》
レポ・スメラ(1950−2000):交響曲第2番
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、ノールランド歌劇場交響楽団
エストニアが世界に誇るヤルヴィ一族の風雲児、クリスチャン・ヤルヴィが
2000年から2004年まで主席指揮者を務めていたスウェーデンのノールランド歌
劇場交響楽団を率いての注目盤!現代アメリカ音楽界における代表的作曲家の
一人として数えられるジョン・アダムズと、ヘイノ・エッレル最後の門下生で
あり文化大臣の地位にもあったレポ・スメラのカップリング。ジョン・アダム
ズの作品のタイトルも個性的で気になるところだが、特筆すべきはノールラン
ド歌劇場交響楽団のパフォーマンス。クリスチャン・ヤルヴィの指揮によって
放出される音の洪水は一級品!

CCn'C 02322 \2080
ダニエル・シュナイダー(1961−):
ソングブック/イザベル/ピアノ協奏曲《パラレル・タイムズ》/イシュマエル
/メモリーズ
ケニー・ドリュー・ジュニア(ピアノ)、
ダニエル・シュナイダー(サクソフォーン)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、ノールランド歌劇場交響楽団
ジャズ、クラシックなどを中心に様々なジャンルで演奏や作曲活動を行ってい
るチューリッヒ出身のサクソフォーン奏者であるダニエル・シュナイダーの作
品集。中でも特に注目なのはジャズ・ピアニスト、ケニー・ドリュー・ジュニ
アをフューチャーしたピアノ協奏曲。ピアニスト、指揮者ともに偉大な父親を
持つ新世代のアーティストの共演という興味深い組み合わせ。才気の迸る圧巻
の演奏は一聴に値するパフォーマンスである!

CCn'C 01812 \2080
エルッキ=ズヴェン・トゥール(1959−):アーキテクトニクスI-IV
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、アブソリュート・アンサンブル
エウストニアの西方に浮かぶヒーウマー島出身の現代作曲家トゥールの作品を、
クリスチャン・ヤルヴィが手兵アブソリュート・アンサンブルを率いて繰り広
げた意欲作。プログレとロック、そしてコンテンポラリーのクロスオーヴァー
作品をクリスチャン・ヤルヴィが見事にコントロール。




<Pavene>
ADW 7495 \2180
ラプソディ ――
J・ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
V・モンティ:チャルダッシュ
伝承曲:Grosse Tete
E・モリコーネ:ガブリエルのオーボエ
Z・コダーイ:ハーリ・ヤーノシュより
V・コスマ:グランド・ブロンド、Chant du berger
F・ファルカシュ:ルーマニア舞曲集
D・I・ディニーク:ホラ・スタッカート、ひばり
ルーマニア民謡:
ホラ・シナイ、Balada lui corbea、Le traineau a grelots、Ca La Breaza、
Cintec din Aedeal
フィリップ・ユセール(パンフルート)、
シリル・デュプイ(ツィンバロン)、
セドリック・ビュルゲラン(オルガン)
ルーマニアの民族楽器であるパンフルート、ハンガリーを中心とした東欧諸国
で用いられるツィンバロン、そしてオルガンという異色のトリオが贈る超絶の
小品集!クラシックのピアニストでもありパンフルート奏者でもあるユセール
の超絶技巧が炸裂する「チャルダッシュ」や「ホラ・スタッカート」などの数
々の作品に加えて、ツィンバロンにとって外せない「ハーリ・ヤーノシュ」か
らの抜粋も魅力満点。そしてオルガン伴奏で美しく響き渡るモリコーネの「ガ
ブリエルのオーボエ」は、パンフルートの音色の魅力を存分に味わえる涙を誘
う感動的な演奏。

ADW 7467 \2180
シャルル・シャイネ(1925−):
金管五重奏とオルガンのための《黙示録のためのシークエンス》/バリトンと
オルガンのための《魂の歌》/オルガンのための4つの前奏曲《光に向かって》
ジャン=マルク・サルツマン(バリトン)、
ジャン=ピエール・レコウディ(オルガン)、
アビニョン金管五重奏団
かのラヴェルとの因縁が有名なエピソードとして知られている若手芸術家の登
竜門、1951年のローマ賞を勝ち取ったフランスの作曲家シャイネの作品集。生
まれ故郷であるトゥールーズの音楽院で教授職を務めるシャイネの作品は現代
的な作風で書かれ、迫り来る音の波が印象的。

ADW 7452 \2180
ベルギー・ヴァイオリン・スクール ――
アンリ・ヴュータン(1820−1881):ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ヘ短調Op.19
ウジェーヌ・イザイ(1858−1931):
ヴァイオリンと管弦楽のための《悲劇的な詩》Op.12
レイモンド・シェヴリール(1901−1976):ヴァイオリン協奏曲第2番Op.56
カルロ・ファン・ネステ(ヴァイオリン)、
エドガル・ドネ(指揮)、RTB室内管弦楽団、他
ベルギーの巨匠イザイにもその実力を認められたヴァイオリン奏者カルロ・ファ
ン・ネステ(1914−1992)の歴史的録音集。1953年から1973年にかけて録音さ
れた3曲のコンチェルトを収録しており、音質は良好。

ADW 7494 \2180
セザール・キュイ(1835−1918):ピアノ作品集 ――
前奏曲集Op.64より/ワルツOp.31/組曲Op.21
クリストフ・デルツ(ピアノ)
スイス北西に位置するヌシャテル音楽院でリパッティにピアノを学び、ロシア
音楽のエキスパートとしてヨーロッパを中心に活躍中のピアニストが、ロシア
五人組の中でも特に膨大な数の作品を残しながら演奏の機会に恵まれないキュ
イのピアノ作品を弾きこなす。

ADW 7480 \2180
バロック時代のフルート協奏曲集 ――
C・P・E・バッハ:フルート協奏曲ニ短調Wq.22/426
G・P・テレマン:組曲イ短調TWV.55/a2
A・ヴィヴァルディ:フルート協奏曲ト短調《夜》Op.10-2、RV.439
J・S・バッハ:管弦楽組曲第2番ロ短調BWV.1067
カルロ・ヤンス(フルート&指揮)、
ラトヴィア・フィルハーモニック室内管弦楽団
ルクセンブルクのフルート奏者カルロ・ヤンスは7歳からフルートのレッスンを
受け始め、リエージュ王立音楽院とマーストリヒト音楽院で更に研鑽を積みソ
リストとして活躍。1997年よりラトヴィアのリガ音楽院の客員教授、ラトヴィ
ア・フィルハーモニック室内管の客演指揮者に招聘されるなど幅広い活動を見
せる音楽家である。

ADW 7101 \2180
フルートのためのフランス作品集 ――
マラン・マレ(1656−1728):主題と変奏
ジョセフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755):小組曲ニ短調
ミシェル・ブラヴェ(1700−1786):ジーグとロンドー
C・ドビュッシー:シランクス
アンドレ・ジョリヴェ(1905−1974):
5つの呪文《イメージが象徴となるために》(アルト・フルートのための)
ウジェーヌ・ボザ(1905−1991):映像
アルテュール・オネゲル(1892−1955):牝山羊の踊り
ジャック・イベール(1890−1962):無伴奏フルートための小品
マルク・グローウェルズ(フルート)
ピアソラから「タンゴの歴史」を献呈されるなど、ベルギーの生んだフルート
の世界的名手マルク・グローウェルズ。17世紀のマレから20世紀のボザやジョ
リヴェといった無伴奏フルートのための重要作品を最高の演奏で堪能できる名
盤。1982年の録音。

ADW 7477/9 3枚組 \4360
ジョセフ・ヨンゲン(1873−1953):ピアノ作品全集Vol.2 ――
トッカータOp.91/悲しみのサラバンドOp.58/セレナーデOp.19/演奏会用練習
曲第1番Op.65-1/同第2番Op.65-2/マズルカOp.126bis/マズルカ(1924)/ナ
ポリタニア/バラード第1番/同第2番/古風な形式による舞踏のためのブーレ、
サラバンド/演奏会用練習曲第3番/3つの小品Op.102/妖精の遊びOp.91-2/
ワルツ形式でOp.69/13の前奏曲Op.69/10の小品Op.96/幻想曲/Pages
intimes Op.55/子供の遊びOp.120/Cocass-Marsch、Petite Berceuse et
Divertissement Op.129/インテルメッツォ・ピッコロOp.136bis
ディアネ・アンデルセン(ピアノ)、
アンドレ・デ・グロート(ピアノ)
ベルギーが誇る20世紀の大作曲家ヨンゲンのピアノ作品を網羅したシリーズ第2
集。リエージュ音楽院やブルージュ音楽院で教鞭を執っていたヨンゲンの作品
は、ここ日本においては器楽作品が取り上げられることが多くロパルツと並び
近年再評価が著しい。ディアネ・アンデルセンは、ベルギーのブリュッセル王
立音楽院教授、ヨーロッパピアノ教育連盟ベルギー支部長などの要職にあるベ
テラン奏者である。

ADW 7468 \2180
スペインの周りで ――
フランシスコ・ソト・デ・ランガ(1534/38−1619):Tiento del Sexto Tono
フランシスコ・コレア・デ・アラウホ(c.1575−1654):Tiento
セバスティアン・アギレラ・デ・エレディア(1561−1627):
Tiento de falsas、Salve Regina
ジョアン・デ・ソウザ・カルヴァーリョ(1745−1798):アレグロ/他 全18曲
パスカル・ルエ(オルガン)

ADW 7451 \2180
ニコラ・ド・グリニー(1672−1703):Les Cinq Hymnes
ジャン=ピエール・レコウディ(オルガン)、
レ・シャントレ・ドュ・ロイ




<Tactus>
TC 780702 \2080
マウロ・ジュリアーニ(1781−1828):ソプラノとギターのための作品集 ――
6つのカヴァティーナOp.39/ワルツOp.57より/6つの歌曲Op.89/アリアOp.95
クリスティーナ・クルチ(ソプラノ)、
アルド・ヴィアネロ(ギター)
イタリアのビシェリエに生まれ、18世紀を代表するギター奏者であり作曲家とし
てその名を馳せたマウロ・ジュリアーニ。ソプラノとギターの作品3曲に加えて
ギター独奏によるワルツ集からの抜粋をカップリング。ボローニャのG・B・マ
ルティーニ音楽院で研鑽を積んだソプラノ奏者クルチと、アンサンブル・ファ
ブラ、トリオ・ペトラッシなどで活躍中のギタリストであるヴィアネロの演奏
が爽やかな風を呼び込んでくれる。

TC 801201 \2080
クラリネットとピアノのための作品集 ――
ドメニコ・リヴェラーニ(1805−1877):
クジュス・アニマム(-ロッシーニのスターバト・マーテルより)、
カヴァティーナ(-ヴェルディの椿姫より)、デュエッティーノ、セレナータ、
約束(-ロッシーニの音楽の夜会より)、ラ・ゲテ、
ジョヴァニーレのアルバムのフラメンティ第1番&第2番
ステファノ・ゴリネリ(リヴェラーニ編曲):マズルカ
ステファノ・ゴリネリ(1818−1891):
サロン用小品第1番、同第2番(全曲世界初録音)
コラード・ジウフレディ(クラリネット)、
ジュゼッペ・ファウスト・モドーニョ(ピアノ)
ドメニコ・リヴェラーニはイタリアの都市カステル・ボロニェーゼ出身。力強
い音色と抜群のテクニックを駆使して、19世紀イタリアにおけるクラリネット
のヴィルトゥオーソとして活躍した音楽家である。イタリア国内のオーケスト
ラやザルツブルクなどでも活躍し、現在はブッセート合奏団のディレクターを
務めるコラード・ジウフェレディが19世紀の名手の作品を優雅に奏でたアルバ
ム。

TC 580403 \2080
シジスモンド・ディンディア(1580−1629):ソプラノ二重奏のための音楽
作品集第1巻(1609年)/作品集第2巻(1615年)
マテルダ・ヴィオラ(ソプラノ)、パオラ・ロンケッティ(ソプラノ)、
ジョヴァンニ・カルーソー(テオルボ)、ジノ・ナッポ(チェンバロ)、
ルイジ・ポルシーニ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
マルガレーテ・ティーセン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
オルガ、エルコリ(アルパ)
モンテヴェルディと同時代に活躍した作曲家であり、イタリア各地の音楽様式
を積極的に自らの作品に採り入れたシジスモンド・ディンディア。ディンディ
アの作品の大半は声楽作品で構成されており、多数の優れた歌曲にはイタリア
各地で吸収した作風が反映されている。通奏低音による伴奏のサポートを受け
たヴィオラ、ロンケッティの両ソプラノが息の合った歌声を披露している。

TC 590601 \2080
ベネデット・フェラーリ(1597−1681):Musiche Varie A Voce Sola(14曲)
イン・タベルナ・ムジカ
生地であるレッジョ・カラブリアから離れ、17世紀ベネツィアを主な活躍の場
とした詩人であり作曲家であったベネデット・フェラーリ。初の公開商業オペ
ラである「アンドロメダ」の作曲に携わった音楽家としてその名を知られてい
る。イン・タベルナ・ムジカは、ルネサンス音楽とバロック音楽を専門とする
ソプラノ独奏と古楽器によるアンサンブルである。

TC 620001 \2080
ギルランダ・サクラ(ヴェネツィア−1625年) ――
A・ガブリエリ:第7旋法によるイントナチオーネ
C・モンテヴェルディ:Currite populi、めでたし元后
フランチェスコ・カヴァッリ:カンテーテ・ドミノ
ダリオ・カステロ:エクスルターテ・デオ
G・フレスコヴァルディ:トッカータ
アレッサンドロ・グランディ:ラウダ・シオン、カンターボ・ドミノ
他 全18曲
フランチェスコ・セラ(オルガン)、アンサンブル・アルテ・ムジカ
声楽のソロによるヴェネツィアのモテット集。アンサンブル・アルテ・ムジカ
はオルガン奏者フランチェスコ・セラによって、モテットやマドリガル、カン
タータといったバロック時代の宗教作品の演奏を目的として結成された5人の声
楽家と通奏低音よるアンサンブル。

TC 672239 \2080
A・ヴィヴァルディ:
協奏曲ハ長調RV.554/ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲ニ短調RV.541/
同ヘ長調RV.542/同ハ短調RV.766/同ヘ長調RV.767/リコーダー・ソナタ
ヘ長調RV.52/同ニ短調
イル・ロシニョーロ
イタリアのバロック・アンアンサンブルである「イル・ロシニョーロ」は、イタ
リア・バロック時代の作品の世界初録音や初演を手がけるなど、17世紀の作品を
主なレパートリーとして活躍中。今回のヴィヴァルディ・アルバムでは、ヴァ
イオリンとリコーダーの独奏によるソナタと協奏曲を収録している。

TC 740208 \2080
L・ボッケリーニ:スターバト・マーテル(1781年初稿版)
バルバラ・ヴィグヌデッリ(ソプラノ)、
フラヴィオ・エミリオ・スコーニャ(指揮)、
ベネデット・マルチェロ室内管弦楽団
高貴で荘厳な音楽ながら、どこか温かな雰囲気が溢れるボッケリーニの宗教音
楽の中核的作品。この作品には初稿版、第2版と2つの版が存在しており、当盤
に収録されているのは1781年に作曲されたソプラノ独唱と管弦楽伴奏による初
稿版を使用した演奏である。スコーニャとマルチェロ室内管はペルゴレージの
スターバト・マーテル(TC 711603)をタクトゥスへ録音しており、その演奏と
解釈には定評がある。

TC 730201 \2080
カルロ・ベゾッツィ(1738−1791):
2つのオーボエ、2つのホルン、ファゴットのためのソナタ集 ――
ソナタ第22番/同第10番/同第1番/同第12番/同第2番/同第21番/同第13番
/同第14番
ジュゼッペ・ナリン(ディレクター)、
アンサンブル・バロッコ・サンス・スーシ
17世紀から19世紀にかけて繁栄したイタリアの音楽一家ベゾッツィ一族の一人
であるカルロ・ベゾッティ。ベゾッティ一族はオーボエ奏者を多く輩出してお
り、カルロも例に漏れずオーボエ奏者兼作曲家としてドレスデンを中心に活躍。
また、カルロの演奏を聴いたレオポルド・モーツァルトから高く評価されたと
いう逸話も残っている。全曲世界初録音。

TC 280001 \2080
Laude sulla Vita di Gesu-13世紀イタリアのラウダ ――
Veglia dell'Annunciazione/Veglia della Nativita/Veglia della Passione
e Morte/Miserere di Sessa Aurunca/Lauda della Resurrezione
ステファノ・アルバレロ(ディレクター)、
コンセントゥス・ルセンシス、カントリ・デル・ミゼレーレ




<Guild>
GMCD 7308 \2180
トレブル・ソロによる宗教作品&世俗歌曲集 ――
ヘンリー・ウォルフォード・デイヴィス(1869−1941):God Be In My Head
リチャード・ロドニー・ベネット(1936−):鳥の悲歌
ジャン・フランソワ・ラルエット(1651−1728):O Mysterium Ineffabile
リチャード・シェパード(1947−):Let him Who Seeks
ペルハム・ハンフリー(1647−1674):A Hymn To God The Father
ピーター・ワーロック(1894−1930):ゆりかごの歌
アントニオ・カルダーラ(c.1670−1736):愛しの君よ
ジェレミア・クラーク(1674−1707):夕べの賛歌
J・S・バッハ、C・グノー:アヴェ・マリア
ピーター・ハーフォード(1930−):精霊への祈り
B・ブリテン:あの幼子は
G・フォーレ:慈悲深き主イエスよ
エヴェリン・シャープ:スカイ・ボート・ソング
F・メンデルスゾーン:主よ、わが祈りを聞きたまえ
B・ブリテン編曲:サリーの園
C・オルフ:おお、運命の女神よ
フレディ・デ・リヴァス(トレブル)、
ニコラス・ロビンソン(ピアノ&オルガン)、
ジェイムズ・デイヴィ(オルガン)、
サイモン・ジョンソン(ピアノ&オルガン)
1991年12月にイギリスのセント・オーバンスに生まれたトレブルのフレディ・
デ・リヴァス。幼少の頃からドラムに親しんだリヴァスは、1999年にアンドリュ
ー・ルーカスが音楽監督を務めるセント・オーバンス教会(大聖堂、寺院)の
聖歌隊のメンバーに選出され注目を集めるトレブル(ボーイ・ソプラノ)なの
である!古くは17世紀の宗教作品から現代イギリスの歌曲、グノーのアヴェ・
マリアやオルフのカルミナ・ブラーナなど幅広いレパートリーを持つのと同時
に、ビブラートを多様しない真っ直ぐで明るい歌声による演奏は今後を大いに
期待させてくれる!

GMCD 7304 \2180
オルガン・スペクタキュラー ――
L・J・ルフェビュル=ウェリ:ソルティ変ホ長調
R・ヴォーン・ウィリアムズ:ロシメドル
T・デュボワ:トッカータ
M・プレトリウス:水夫のバレー
G・タルベン=バール:悲歌
A・ギルマン:間奏曲
J・アイルランド:奇想曲
G・マイアベーア:凱旋行進曲
H・パーセル:ロンドー
J・クラーク・トランペット・ヴォランタリー
他 全19曲
ヒュー・ウィリアムス(オルガン)
1998年より、セント・ポール大聖堂の第2オルガン奏者、アシスタント・ディレ
クターの任にある期待の若手音楽家ヒュー・ウィリアムスによるオルガン名作
集。セント・ポール大聖堂のオルガンによって響き渡る様々な作品の数々はオ
ルガン入門にも最適な内容であり、ウィリアムスのパフォーマンスも充実。





<Guild Light Music>
GLCD 5124 \1350
軽音楽の黄金時代-殿堂Vol.2 ――
コンフリー:Dizzy Fingers
プロヴォスト:Intermezzo
アゼヴェード:Delicado
ロジャース:Dancing On The Ceiling
レオナルド・トレビルコ:
Grand Vista、High Heels、Posterity、Lady In Love、Backstreet
他 全26曲
様々なアーティスト

GLCD 5125 \1350
軽音楽の黄金時代-子供の頃の思い出 ――
ファーノン:Playtime
キャンプベル:Children's Hour
ホワイト:Clockwork Clown
リンデン:Peter Pan
モーリー:Tinkerbell
クロードソン:Little Boy Blue
エングルマン:Children's Playtime Suite
他 全27曲
様々なアーティスト





<Immortal>
IMM 960006(DVD-Video) \2450
セザール・プーニ:バレエ音楽《エスメラルダ》
アンドレイ・アニハーノフ(指揮)、
ムソルグスキー記念サンクト・ペテルブルク国立歌劇場&バレエシアター
ヴィクトル・ユゴーの台本と、セザール・プーニの音楽が織り成す華麗なるバ
レエを収録。近年日本へ頻繁に来日しているアニハーノフがタクトを執ってい
る。
(画像フォーマット-NTSC、4:3、カラー/サウンド・フォーマット-ステレオ
2.0、ドルビー・デジタル5.1/収録時間60分)

IMM 960008(DVD-Video) \2450
プラシド・ドミンゴ-プラシド・グランディシモ ――
G・ビゼー:歌劇《カルメン》序曲
G・ガーシュウィン:サマータイム
G・プッチーニ:星は光りぬ、ドレッタのすばらしい夢
マヌエル・ペネラ:El gato montes
パブロ・ソラサバル:No puede ser
I・アルベニス:アストゥリアス
マリアン・ベグベデ&マヌエル・アレシャンドロ:
Cancion para una reina、El grito de America
プラシド・ドミンゴ(テノール&指揮)、
ジュリア・ミゲネス・ジョンソン(メゾ・ソプラノ)、
エルネスト・ビテッティ(ギター)、他
ドミンゴが様々なゲストを招いて開催したコンサートを収録。
(画像フォーマット-NTSC、4:3、カラー/サウンド・フォーマット-ステレオ
2.0、ドルビー・デジタル5.1/収録時間58分)





<Ponto>
PO-1052 3枚組 \3300
W・A・モーツァルト:
歌劇《コシ・ファン・トゥッテ》(英語版/録音:1969年)
デイム・ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団、他

PO-1051 2枚組 \2300
G・ヴェルディ:歌劇《海賊》(録音:1971年)
パウリン・ティンスリー(ソプラノ)、
マーカス・ドッズ(指揮)、
BBCコンサート・オーケストラ&合唱団、他




<Gala>
GL 100.658 4枚組 \4600
ウーテ・ヴィンジン-アリア集 ――
L・V・ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》より
E・ダルベール:歌劇《低地》より
R・シュトラウス:歌劇《アラベラ》より
G・ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》より
G・プッチーニ:歌劇《トスカ》より
R・ワーグナー:
歌劇《さまよえるオランダ人》より、歌劇《タンホイザー》より、
歌劇《ローエングリン》より、楽劇《トリスタンとイゾルデ》より、
楽劇《ワルキューレ》より、楽劇《ジークフリート》より、
楽劇《神々の黄昏》より
(録音:1972年-1985年)
ウーテ・ヴィンジン(ソプラノ)、様々なアーティスト

GL 100.757 2枚組 \\2300
J・マスネ:歌劇《ウェルテル》(録音:1989年)
ドリス・ゾッフェル(メゾ・ソプラノ)、
ミゲル・A・ゴモス・マルティネス(指揮)、
マドリッド交響楽団、他

GL 100.780 2枚組 \2300
E・カールマン:Das Hollandweibchen
マックス・シェーンヘル(指揮)、
ウィーン放送管弦楽団&合唱団、他




<Pearl>
GEM 0234 \2080
カール・ドルメッチ・リコーダー名演集(1950年-1953年)-
ドイツ、フランス、イギリスの作品集
カール・ドルメッチ(リコーダー)

●レーベル・価格変更のご案内
下記レーベルの価格が変更になります。
適用例)通常レギュラー盤 \2080
Pearl/Opal/Flapper/Topaz




<Timpani>
1C 1102 \2180
C・グノー:交響曲第1番ニ長調/交響曲第2番変ホ長調
エルヴェ・ニケ(指揮)、
ベートーヴェン・アカデミー
クセナキスに続いてレーベルを代表するベストセラーとして君臨する一連のロ
パルツ作品集やピエルネ、ダンディといった様々なヒット作を送り出すなど快
進撃を見せるティンパニー(Timpani)。好評を博しているダンディの管弦楽作
品集(1C 1101)の余韻が覚めやらぬ中、早くも登場する最新盤はグノーの交響
曲集。しかも指揮者として登壇するのは、コンセール・スピリチュエルとのコ
ンビで世界を震撼させ続ける鬼才エルヴェ・ニケという仰天のキャスティング!
ニケが2004年より主席指揮者兼音楽監督を務めるベートーヴェン・アカデミー
は、1993年に設立されたベルギーのオーケストラ。ちなみに今回のリリースが
ニケとベートーヴェン・アカデミーのコンビによる初録音となる。伝統的な形
式を発展させ、後にビゼーやマスネ、サン=サーンスへと影響を与えたグノー
の交響曲。フランス音楽への造詣において他の追随を許さないニケにとって最
適のプログラムであり、この作品のファースト・チョイスとなること必至!





<Chandos>
CHAN 10384 \2080
ドミトリー・カバレフスキー(1904−1987):ピアノ協奏曲集Vol.2
ピアノ協奏曲第1番Op.9/交響曲第2番Op.19
ピアノ協奏曲第4番Op.99《プラハ》
キャスリン・ストット(ピアノ)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、BBCフィルハーモニック
ピアノ協奏曲第2番&第3番を収録した前作(CHAN 10052)がイギリスではグラ
モフォン誌のエディターズ・チョイスに選出され、ここ日本でも音源の珍しさ
と充実の演奏で人気を呼んだシャンドスのカバレフスキー作品集。新たにリリ
ースとなる第2集ではピアノ協奏曲第1番と第4番に加えて、これまた貴重な音
源となる交響曲第2番をカップリング。指揮は第1集のシナイスキーに代わって
ヤルヴィ一族の長、ネーメ・ヤルヴィが登場。旋律的で色彩豊か、そして情熱
的なカバレフスキーの作品をストットとヤルヴィが熱演!

CHAN 10334 \2080
ミェチスワフ・ワインベルク(1919−1996):交響曲集Vol.3
交響曲第16番Op.131(世界初録音)/交響曲第14番Op.117
ガブリエル・フムーラ(指揮)、
ポーランド国立放送交響楽団
ワルシャワでユダヤ人の家庭に生まれたワインベルク。ナチス・ドイツのポー
ランド侵攻から逃れるために旧ソ連へ亡命を果たし、難を逃れたと思われた矢
先にスターリンの反ユダヤ政策によって逮捕されるなど波乱の生涯を送ったこ
とは有名である。盟友ショスタコーヴィチの影響を受けたワインベルクは22曲
の交響曲を作曲。今回もワインベルクの祖国のオーケストラであるポーランド
国立放送交響楽団が演奏を担当。収録されている交響曲第16番は世界初録音と
なる。

CHAN 10385 \2080
R・ヴォーン・ウィリアムズ:クリスマスのための作品集
クリスマス・キャロルによる幻想曲(世界初録音)/クリスマス劇/
バレエ音楽《クリスマスの夜に》(世界初録音)
サラ・フォックス(ソプラノ)、ロデリック・ウィリアムズ(バリトン)、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア、
ジョイフル・カンパニー・オブ・シンガーズ、
ヴォーン・ウィリアムズの作品のユニークなカップリングによるシャンドスの
クリスマス・アルバム!シャンドスの屋台骨を支える看板指揮者の1人であり、
現代屈指のイギリス音楽のスペシャリストであるヒコックスがタクトを振るう
演奏はやはり見事。「クリスマス劇」を除く2作品は世界初録音という充実の内
容で贈るクリスマス・アルバム!

CHAN 10387 \2080
G・ロッシーニ:ピアノ作品集Vol.3
ワルツ(世界初録音)/モデラート 変イ長調(世界初録音)/
ワルツ 変ホ長調(世界初録音)/《老年のいたずら》第5集-《幼い子供たちの
ためのアルバム》
マルコ・ソリーニ(ピアノ)、
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
BBCフィルハーモニック
オピッツ、ワイセンベルクらの下で研鑚を積んだピアニスト、マルコ・ソリー
ニによるロッシーニのピアノ作品集完結盤。親交の深かったカール・ロスチャ
イルド夫人に献呈された「ワルツ」など3曲の世界初録音を収録。

CHAN 0729 \2080
F・クープラン:諸国の人々Vol.2
組曲集《諸国の人々》より 第3組曲《神聖ローマ帝国の人々》、
第4組曲《ピエモンテの人々》/コンセール第13番ト長調(新しいコンセール
第9番)/《クラヴサン奏法》より 序曲第2番、同第3番
パーセル・クヮルテット、レベッカ・ルッソ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
1726年に出版が行われたクープランの重要作品「諸国の人々」を、イギリス屈
指のバロック室内楽グループであるパーセル・クヮルテットが再び取り上げた
第2弾集!「諸国の人々」は既存の作品を改題したものや、新たに作曲を行った
作品が収録されたクープランのトリオ・ソナタを知るうえで重要な役割を果た
す作品集である。

CHSA 5045(SACD-Hybrid) \2850
「永遠の安息」
F・マルタン:二重合唱のためのミサ
ヤーコ・マンテュヤルヴィ(1963−):Canticum Calamitatis Maritimae
フランク・ティケリ(1958−):There Will Be Rest
レネ・クローゼン(1953−):In Pace
チャールズ・ブラッフィー(指揮)、
フェニックス・バッハ・クワイヤー、カンザス・シティ・コーラル
タンスマンやヴァイルなどの作品のリリースを続々と行い、新たなカラーを打
ち出し始めたシャンドスのSACDシリーズ。「永遠の安息」と題された今回のア
ルバムにはフランスの大家マルタン、現代フィンランドの俊英アンテュヤル
ヴィ、共にアメリカ作曲界の重要人物であるティケリとクローゼンなど4人の
作曲家たちによる合唱作品を収録。演奏にはシェイクスピア・イン・ソング
(CHSA 5031)での美しき歌声が高く評価されたフェニックス・バッハ・クワ
イヤーが再びシャンドスに登場するなど、合唱関係者要注目!




<Avie>
AV 2110(DVD-Video) \3380
ジュリアン・ブリーム-マイ・ライフ・イン・ミュージック(私の音楽人生)
ジュリアン・ブリーム(ギター)
1933年にロンドンで生まれ、若くしてクラシック・ギターの巨匠としての地位を
確立したジュリアン・ブリーム。2003年にブリームの70歳を記念してMusic on
Earth社から限定発売された貴重な映像が、装いも新たにアヴィー(Avie)から
復活リリース!
収録時間120分に及ぶ本編は、ブリテンやストラヴィンスキー、ウォルトンとの
映像や演奏風景を交えながらブリーム自身が自宅でこれまでの音楽人生につい
て語るという貴重な内容。また75分という長時間に渡るボーナス映像にはブリ
ームの演奏によるアグアド、ヴィラ=ロボス、モーリー、ウォルトンの作品に
加えて、ブリテンの作品である「ノクターナル」の手稿譜映像などが収められ
るなどギター関係者感涙のシーンが満載!
本編は日本語字幕付き仕様となっており、ブリームの全てを知るには絶好の環
境が整えられているのも大きなポイント。
DVD-Video/NTSC/16:9/ドルビー・デジタル・ステレオ/
本編120分(日本語字幕付き)、ボーナス映像75分(英語字幕のみ)

AV 2087 \2080
S・プロコフィエフ:フルート・ソナタ ニ長調Op.94
C・ドビュッシー:シランクス
R・ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死
C・フランク(ピッチニーニ編曲):ヴァイオリン・ソナタ イ長調
マリーナ・ピッチニーニ(フルート)、
アンドレアス・ヘフリガー(ピアノ)
マリーナ・ピッチニーニはトロントでニューヨーク・フィル首席奏者であるバ
ックストレッサーの下でフルートを学び、小澤征爾にもその実力を認められた
ヴィルトゥーソ。ソリストとして活発な活動を展開しておりボストン響、東響、
ロッテルダム・フィルなどと共演を重ねている。伴奏を務めるのはエルンスト
・ヘフリガーの息子であり、ピッチニーニの夫君でもあるアンドレアス・ヘフ
リガー。夫婦ならではの息の合った演奏を聴かせてくれるフルート・アルバム
である。

AV 2094 \2080
ノーブル・エンターテインメント-アン女王のための音楽 ――
W・ウィリアムズ:トリオ・ソナタ第6番ヘ長調
D・パーセル:トリオ・ソナタ第2番ト短調
W・コルベット:トリオ・ソナタ ハ長調
N・F・ハイム:チェロと通奏低音のためのソナタ ホ短調
J・ペジブル:組曲第4番ハ短調、ソナタ ハ短調Op.1-3
J・C・ペプシュ:トリオ・ソナタ ヘ長調
H・パーセル:チェンバロのための組曲第2番ト短調
G・ケラー:トリオ・ソナタ第4番変ロ長調
G・フィンガー:トリオ・ソナタ ト長調2
G・F・ヘンデル:トリオ・ソナタ ヘ長調HWV.405
パルナシアン・アンサンブル
1998年より演奏活動を開始した2本のリコーダーを中心とした4人の音楽家によ
るバロック・アンサンブル、パルナシアン・アンサンブルのデビュー盤。18世
紀イギリスのリコーダー作品が主なレパートリーであり、バロック・チェロと
チェンバロの通奏低音に支えられたリコーダーの音色が印象的。今後のコンサ
ート活動やレコーディングが楽しみなアンサンブルである。

AV 2106 \2080
北イタリア17世紀-18世紀のヴァイオリン協奏曲集Vol.1 ――
フランチェスコ・ナヴァーラ(fl.1695−1699):
シンフォニア/5声のソナタ ハ長調、同イ長調
作曲者不詳(fl.ca.1695):子らよ、主を誉めまつれ
ジョヴァンニ・レグレンツィ(1626−1690):3つのバレッティと5声のコレンテ
T・アルビノーニ:6声の協奏曲第4番
ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(ca.1680−ca.1760):
4つのヴァイオリンのための協奏曲第6番
A・ヴィヴァルディ:
ヴァイオリン協奏曲ト長調Op.3-3,RV.310、
4つのヴァイオリンのための協奏曲ロ短調Op.3-10,RV.580
アドリアン・チャンドラー(ヴァイオリン&ディレクター)、
ラ・セレニッシマ、ムハイリー・ローソン(ソプラノ)
ラ・セレニッシマは1974年生まれの若手ヴァイオリニスト、アドリアン・チャ
ンドラーを中心に1994年に結成されたピリオド・アンサンブル。前作のヴィ
ヴァルディ・アルバム(AV 2063)でも、冴え渡るチャンドラーのソロとラ・
セレニッシマの見事なアンサンブルによる演奏を披露しており、全3巻のリリ
ースが予定されている今回のシリーズのパフォーマンスにも期待が高まる。





<Natives>
CDNAT 02 2枚組 \4360
19世紀-20世紀ロシアのオルガン作品集 ――
M1・グリンカ:フーガ(3曲)
S・タネーエフ:Choral Varie
C・キュイ:前奏曲(2曲)
R・グリエール:ロシアのクリスマス音楽の主題による幻想曲
A・グラズノフ:幻想曲Op.110
N・チェレプニン:Chant Des Cherubins
S・ラフマニノフ:前奏曲Op.3-2
S・プロコフィエフ:バレエ音楽《ロメオとジュリエット》より 3つの小品
D・ショスタコーヴィチ:
歌劇《カテリーナ・イズマイロヴァ》より パッサカリア
V・キクタ:オルガンのための組曲第2番
Y・ブツコ:対位法第18番
S・グバイドゥーリナ:光と影
D・ディアコフ:ソナタ第3番
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)
19世紀から20世紀にかけて活躍したロシアの大作曲家、現在も活躍中の作曲家
たちの作品を集めた「ロシアン・アルバム」ではグリンカ、プロコフィエフ、
ショスタコーヴィチ、グリエールなどの秘曲を楽しむことができるロシア音楽
ファン注目タイトル。フランスのオルガン専門レーベルとして日本へ上陸を果
たした「ナティーヴ(Natives)」のメイン・アーティストであるマリーナ・
シェボルキーナは、オルガンの世界的権威マリー=クレール・アランの下で研
鑽を積んだモスクワ出身のロシア人オルガン奏者。1996年からはヴェルサイユ
宮殿王室礼拝堂のオルガニストを務めるなど国際的にも知名度の高い演奏家で
ある。ダヴィンチ・コードで一躍有名となったサン・シュルピス教会のオルガ
ンによる演奏。

CDNAT 04 \2180
ルイ・クロード・ダカン(1694−1772):オルガン作品全集
新しいクリスマス曲集
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)
フランス・バロックの作曲家ルイ・クロード・ダカンは幼い頃から神童と称さ
れ、1755年にはノートルダム大聖堂のオルガン奏者に就任した音楽家である。
ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のグランド・オルガンによる演奏。

CDNAT 05 2枚組 \4360
ルイ・マルシャン(1669−1732):オルガン作品全集
Manuscrit de Versailles第2巻、同第5巻/Edition Posthume Op.40より/
テ・デウム
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)
ダカンと同じくフランスバロック時代の音楽家であるマルシャンは、13歳にし
て王宮のオルガン奏者に選出されるなど才能を大きく発揮。出版された作品は
非常に少ないがマルシャンの音楽は当時のフランスにおいて大きな支持を得て
いたことが知られている。ヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のグランド・オルガン
による演奏。




<Danacord>
DACOCD 659 \2180
2005年度フーズム城音楽祭ライヴ録音-稀少ピアノ作品集第17集
N・メトネル(1880−1951):
即興曲変ロ短調Op.31-1(エカテリーナ・デルシャヴィーナ)
パンチョ・ヴラディゲロフ(1899−1979):
前奏曲Op.15-1(リュドミル・アンゲロフ)
S・プロコフィエフ:ワルツOp.102-1(ローランド・ペンティネン)
フローラン・シュミット(1870−1958):
影Op.64-1-遠いところから聞こえる(セシル・リカド)
ルイ・モロー・ゴットシャルク(1829−1869):
黒人たちの踊り(セシル・リカド)
W・A・モーツァルト:
《リゾンは眠った》による9つの変奏曲K.264(アンドレア・バケッティ)
G・エネスコ:
ピアノ・ソナタ第3番ニ長調Op.24-3より(コンスタンティン・リフシッツ)
F・シューベルト:舞曲集(ミヒャエル・エンドレス)
ピエール・サンカン(1916−):オルゴール(ミヒャエル・エンドレス)
C・コリア:スペイン(マルクス・ベッカー)
ジェローム・カーン(1885−1945):あなたは私のすべて(マルクス・ベッカー)
コンスタンティン・リフシッツ(ピアノ)、
ミヒャエル・エンドレス(ピアノ)、ローランド・ペンティネン(ピアノ)、
リュドミル・アンゲロフ (ピアノ)、他
各曲の後ろの( )内に表記されているのがが演奏ピアニスト
ファンお待ちかね!一流ピアニストによるレア・レパートリーに発掘を目的と
した「フームズ城音楽祭」の2005年ライヴ盤が登場!1987年から開催されてい
るフームズ城音楽祭は当初賛否両論だったようだが、回数を重ねることにファ
ンや支持者が増え続けているという。2005年もリフシッツ、エンドレス、ペン
ティネンなどその名を轟かす名奏者たちが参加するなど、貴重なプログラムと
併せてファンにとって堪らない要素が詰まったアルバムである。





<Cala>
CACDS 4115(SACD-Hybrid) \2580
チェロ・クリスマス ――
グレゴリオ聖歌:あるときダヴィデの都で/世の人忘るな/ガウデーテ
P・I・チャイコフスキー:組曲《くるみ割り人形》より
カークパトリック:遠くの馬屋
プロコフィエフ:トロイカ、ベツレヘムの小さな町
バッハ、コルネリウス:三人の王
メドレー:アメリカのクリスマス
シューベルト:アヴェ・マリア/ディン・ドン、ほがらかに
メドレー:イギリスの古いクリスマス
バーリン:ホワイト・クリスマス
アンダーソン:
そりすべり/ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス/ファンタ
ジア:コヴェントリー・キャロル、もろびと声あげ
ジェフリー・サイモン(指揮)、
ロンドンの24人のチェリストたち、
ケンブリッジ・クレア・カレッジ聖歌隊
ラテン・チェロに続くカーラ(Cala)のSACDリリース第2弾はチェロ・クリスマ
ス。チェロ・アンサンブルの演奏による温かく深みを感じさせてくれるクリス
マス作品の数々は、BGMとしても効果抜群!





<Jecklin>
JD 632-2 \2180
フランク・マルタン・コンダクツ・フランク・マルタン ――
ヴァイオリン協奏曲/ピアノ協奏曲第2番
ヴォルフガング・シュナイダーハーン(ヴァイオリン)、
パウル・バドゥラ=スコダ(ピアノ)、
フランク・マルタン(指揮)、ルクセンブルク放送交響楽団
20世紀スイスにおける最大の作曲家マルタン自身が、指揮者として自らの作品
でタクトを振った貴重な音源。スイス・ロマンド管やベルリン・フィルの指揮
台に立った自作自演集(JD-645-2)に続き、今回の協奏曲集ではシュナイダー
ハーンとバドゥラ=スコダという超一級のアーティストをソリストに迎えた強
力な演奏者陣で演奏を展開。シェックの歌曲集と並びイエックリンの快挙とも
言えるマルタンの自作自演集。これは注目!1971年の録音。

JD 681/2-2 2枚組 \4360
オトマール・シェック(1886−1957):歌曲全集第11巻 ――
歌曲集《善き慎み》Op.62
リン・ドーソン(ソプラノ)、イアン・ボストリッジ(テノール)、
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
スイスのレーベルであるイエックリン(Jecklin)ならではの一大シリーズ「オ
トマール・シェック歌曲全集」の紹介も今回ご案内の2タイトルで完結。エー
ドゥアルト・メーリケの詩を題材として作曲された歌曲集《善き慎み》Op.62は
演奏に120分を要する大作である。シェーファー、バンゼなど大物歌手を起用し
てきたシェックの歌曲全集。第11巻でも歌い手にリン・ドーソンとイアン・ボ
ストリッジ、ピアノにはジュリアス・ドレイクといった一流アーティストを起
用するなどイエックリンのこのシリーズへの並々ならぬ意気込みを感じさせて
くれる!1996年7月&10月の録音。

JD 680-2 \2180
オトマール・シェック(1886−1957):歌曲全集第10巻
静かなる輝きOp.60/山と湖
ヘドウィッヒ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)、
アジズ・コルテル(ピアノ)
ヘドウィッヒ・ファスベンダーは、エルンスト・ヘフリガーに声楽を学び現在
はドイツの歌劇場を中心に活躍。また、フランクフルトやシュトゥトガルトで
指導者として後進の育成にも取り組んでいるメゾ・ソプラノ奏者である。
1994年の録音。

JD 633-2 \2180
フルートと弦楽器のための五重奏曲集
フェルディナント・リース(1784−1838):フルート五重奏曲ロ短調
アンドレアス・ヤコプ・ロンベルク(1767−1821):
フルート五重奏曲変ロ長調Op.21-5、同Op.21-4イ短調
ウィリアム・ベネット(フルート)、
ノヴザァーク・トリオ、マイル・コーシ(ヴィオラ)
日本でもお馴染みのイギリスの世界的フルート奏者、ウィリアム・ベネットと
チューリッヒ・トーンハレ管の首席奏者たちによって結成されたノヴザァーク
・トリオのコンビによる室内楽アルバム。1990年の録音。

JD 630-2 \2180
F・シューベルト:歌曲集
少年D.692/ギリシャの神々D.677/あこがれD.879/子守歌D.527/風にD.669
/笑いと涙D.777/ひそかな愛D.922/アンゼルモの墓にD.504/アン・ライル
の歌D.830/ばらD.745/糸を紡ぐグレートヒェンD.118/他 全21曲
エリーザベト・シュパイザー(ソプラノ)、
ジョン・バトリック(ピアノ)
チューリッヒの音楽一家に生まれ、バロックからコンテンポラリーまでを広く
レパートリーとするソプラノ歌手であるシュパイザー。日本への来日経験も持
ちその歌声へのファンも多い。1988年の録音。

JD 643-2 \2180
A・ベルク:
ピアノ・ソナタOp.1/ピアノ・ソナタ第3番の断章/同第4番の断章/同第5番
の断章/メヌエット ヘ長調/同ハ短調/ピアノ小品ヘ長調/同へ短調/
同ハ短調/同ロ短調/ワルツ ト長調/スケルツォ ハ短調/即興曲ハ短調/
変奏曲ヘ長調/同へ短調/自作主題による12の変奏曲ハ長調
ジャン=ジャック・ダンキ(ピアノ)
ジャン=ジャック・ダンキは、バーゼル音楽院でピアノと室内楽の指導を行っ
ている1948年アーラウ生まれのピアニスト。1990年に録音が行われたベルクの
ピアノ作品を網羅したアルバム。

JD 649-2 \2180
M・レーガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調Op.122/同ハ短調Op.139
ハンスハインツ・シュネーベルガー(ヴァイオリン)、
ジャン=ジャック・ダンキ(ピアノ)
スイスのベテラン・ヴァイオリニストであるシュネーベルガーが、ダンキのサ
ポートを得て弾きこなす老練なるレーガー。1991年の録音。





<APR>
APR 5534 \1780
ザ・ピアノG&T's Vol.4(録音:1900年-1908年)
F・メンデルスゾーン:無言歌第34番ハ長調Op.67-4《紡ぎ歌》
F・ショパン:夜想曲Op.27-2
D・スカルラッティ:ソナタ ホ長調K.20
ブラームス:バラード ト短調Op.118-3
F・ショパン・ポロネーズ イ長調Op.40-1
G・F・ヘンデル:組曲第5番ホ長調
F・ショパン:幻想即興曲Op.66
F・リスト:ラ・カンパネラ
S・ラフマニノフ:前奏曲嬰ハ短調Op.3-2/他 全26曲
ルイ・ディエメ(ピアノ)、イロナ・アイベンシュッツ(ピアノ)、
ヨーゼフ・ホフマン(ピアノ)、ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
EMIの前身「ザ・グラモフォン&タイプライター社」時代の録音を復刻するシリ
ーズ第4作。





<Gaudeamus>
CDGAU 356 \2080
J・S・バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
ヴァイオリン協奏曲ニ短調BWV.1052/同第1番イ短調BWV.1041/
同第2番ホ長調BWV.1042/同ト短調BWV.1056
モニカ・ハジェット(ヴァイオリン)、
ソネリー
レイチェル・ポッジャーと双璧を成す女流バロック・ヴァイオリン奏者、モニ
カ・ハジェットのバッハ・アルバム!ハジェット自身が率いる古楽演奏のスペ
シャリスト集団「ソネリー」とのコンビによるビーバーのヴァイオリン・ソナ
タ集(CDGAU 203)がグラモフォン・アウォードに輝くなど、レコーディング
の実績も満点。ハジェット&ソネリーの最新盤となるバッハ・アルバムでは、
ピリオド楽器ファンの期待に応える美しさと透明感に溢れた演奏を余すことな
く聴かせてくれる。





<Black Box>
BBM 1097 \2080
スティーヴ・ライヒ(1936−):
ディファレント・トレインズ、ピアノ・フェイズ
マーク・メリッツ(1966−):弦楽四重奏曲第2番
アンドリュー・ルッソ(ピアノ)、マーク・メリッツ(ピアノ)、
デューク・クヮルテット
最近はアダムズ、コリグリアーノ、クラム、ローレムなど現代アメリカの作曲
家たちの作品集のリリースに力を入れているブラック・ボックス。今回の新譜
は、現代音楽作曲家の中でも大御所的存在として君臨するスティーヴ・ライヒ
の代表作、「ディファレント・トレインズ」の収録盤。この作品はクロノス・
クヮルテットのために書かれた作品であり、ミニマル・ミュージックの代名詞
とされている大作である。カップリングのメリッツの弦楽四重奏曲第2盤は今回
の録音が世界初録音となる。





<Resonance>
CDRSB 203 2枚組 \2160
J・ハイドン:交響曲選集
交響曲第80番ニ短調Hob.I-80/同第87番イ長調Hob.I-87/
同第89番ヘ長調Hob.I-89/第83番ト短調《めんどり》Hob.I-83/
同第84番変ホ長調Hob.I-84/同第88番ト長調Hob.I-88
ジェーン・グローヴァー(指揮)、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ
英国屈指の女流指揮者のタクトが冴える気品に満ちたハイドン・アルバム!

CDRSN 3075 \1080
B・マルティヌー:
ピアノ三重奏曲ニ短調H327/同第3番ハ長調H332/5つの短い小品H193/
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第2番H371
アンゲル・トリオ
20世紀チェコを代表する大家によるボヘミアの情感溢れる室内楽作品の数々。

CDRSN 3077 \1080
オルガン作品集
F・リスト:
コラール《アド・ノス、アド・サルタレム・ウンダム》による幻想曲とフーガ
S.259、バッハの名による前奏曲とフーガS.260、《泣き、嘆き、悩み、おのの
き》のコンティヌオによる変奏曲S.673
R・シューマン:4つのスケッチOp.58
ジェニファー・ベータ(オルガン)
ロイヤル・アルバート・ホールのオルガンが荘厳に鳴り響く!

CDRSN 3074 \1080
秋-コレクション・オヴ・シーズナル・クラシッス
A・ヴィヴァルディ:秋
G・F・ヘンデル:歓喜
H・マッカン:収穫の踊り
F・ディーリアス:去りゆくつばめ
V・ウィリアムズ:ロンドン交響曲より
S・プロコフィエフ:交響的スケッチ《秋》
H・ベルリオーズ:サバトの夜の夢
A・リャードフ:バーバ・ヤーガ、エンチャンテッド・レイク
様々なアーティスト
音楽で四季を巡るシリーズも今回の“秋”が最終巻。新緑の秋が目に浮かぶよ
うな作品が並ぶ。





<Living Era>
CDAJA 5511 \1680
センプリーニ-セレナーデ集(25のオリジナル・モノ・レコーディング/1951年
-1954年)
センプリーニ(ピアノ)

CDAJA 5585 \1680
ジェームズ・メルトン-スーベニアーズ(25のオリジナル・モノ・レコーディン
グ/1927年-1951年)
ジェームズ・メルトン(テノール)

<Hyperion>
DVDA 68000(DVD-Video) \3380
マルク=アンドレ・アムラン-イッツ・オール・アバウト・ザ・ミュージック
□第1部:イッツ・オール・アバウト・ザ・ミュージック-
マルク=アンドレ・アムランの芸術
□第2部:リサイタル〜アムラン・イン・シャルルヴォワ ――
L・ゴドフスキー:
ショパンの練習曲に基づく練習曲集より、《ジャワ組曲》より ボイテンゾル
フ植物園/R・ワーグナー(リスト編曲):イゾルデの愛の死/G・ヴェルディ
(リスト編曲):エルナーニ・パラフレーズS.432/S・シャリーノ:アナモル
フォーゼ/G・アンタイル:ピアノ・ソナタ第4番《ジャズ・ソナタ》/C・ド
ビュッシー:水に映る影
□第3部:特典映像-ジェイ・ライズ(作曲家)とのインタビュー/ハーヴィー
・ウッディーン(テンプル大学ピアノ科教授)、ロバート・リム(マルク=ア
ンドレ・アムランと8人のコンポーザー・ピアニスツの著者)とのインタビュ
ー/F・ブゾーニ:ピアノ協奏曲Op.39より 第4楽章「イタリア人」-マルク=
アンドレ・アムラン(ピアノ)、オスモ・ヴァンスカ(指揮)、ラハティ交響
楽団
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)
世界最強の“スーパー・ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト”であるマルク=アン
ドレ・アムランのDVD-Videoが遂に登場!しかも日本語字幕付き!
収録内容は3部構成となっており、第1部はロナルド・スティーヴンソン、ロバ
ート・リム、アンドルー・キーナーのインタビューなどによる約48分のドキュ
メンタリー映像となっている。
第2部ではカナダのケベック郊外の街、シャルルヴォワで行われたリサイタル
を約48分収録。ゴドフスキーやリストの編曲集、シャリーノなど超絶技巧満載
の作品に加えて、昨年の来日公演のアンコール曲として演奏を行い、爆発的な
反響を呼んだアンタイルのジャズ・ソナタを収録しているところが大きなポイ
ント!
ボーナス・トラックとなる第3部では、アムランの師匠であるテンプル大学教
授ハーヴィー・ウッディーンとのインタビューや、あのブゾーニのピアノ協
奏曲の演奏映像(抜粋)が収められるなど“超”充実の内容に仕上がってい
る。やはり特筆すべき点はアムランの圧倒的パフォーマンスと併せて、音楽
へ取り組む姿勢や熱意など普段はなかなか踏み込めない部分を知ることが出
来るというところではないだろうか。
DVDフォーマット-All Regions/NTSC/DVD 5/ドルビー・デジタル2.0/16:9
/字幕:英語、フランス語、ドイツ語、日本語

CDA 67471/2 2枚組 \4160
J・ブラームス:ピアノ四重奏曲集
ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25/同第3番ハ短調Op.60/同第2番イ長調Op.26
/3つの間奏曲Op.117
マルク=アンドレ・アムラン(ピアノ)、レオポルド弦楽三重奏団
既にハイペリオンから数多くの録音のリリースを行っているアムランにとって
初となる室内楽作品のレコーディングは、ピアノ協奏曲第2番に引き続きブラー
ムス!3曲のピアノ四重奏曲の中でも「ピアノ四重奏曲第1番」は、シェーンベ
ルクの手によって管弦楽編曲が行われるなど親しまれている作品である。また
カップリングとして収録されているの「3つの間奏曲」は神秘的な雰囲気を持
ち、演奏には高度なテクニックを必要とするブラームス晩年のピアノ独奏のた
めの作品。
先日行われた3回の来日公演では、期待に違わぬ見事ブラームスとショパンの
演奏を聴かせてくれたアムラン。共演のレオポルド弦楽三重奏団も、ヴィオラ
奏者のローレス・パワーなどの実力者が集っており演奏も秀逸。溢れんばかり
のヴィルトゥオージティに加えて、更に円熟味の増したアムランの演奏からは、
巨匠としての風格とオーラを感じ取ることが出来るだろう。

CDA 67565 \2080
スティーヴン・ハフ-スパニッシュ・アルバム
A・ソレール:ソナタ嬰へ長調
E・グラナドス:詩的な情景
I・アルベニス:エヴォカシオン、トゥリアーナ
F・モンポウ:内なる印象より 悲しい鳥、小舟、秘めごと、ジプシー
F・ロンガス:アラゴン
C・ドビュッシー:グラナダの夕べ、さえぎられたセレナード、ヴィーニョの門
M・ラヴェル(モリス・デュメニル編曲):ハバネラ形式による小品
I・アルベニス(ゴドフスキー編曲):タンゴ
F・X・シャルヴェンカ:スペインのセレナードOp.63-1
W・ニーマン:セヴィーリャの夕暮れ
S・ハフ:オン・ファリャ
スティーヴン・ハフ(ピアノ)
アムラン、ヒューイットを筆頭に、超一流の世界的ピアニストを擁するピアノ
王国であるハイペリオンの中でも際立った存在感を見せているスティーヴン・
ハフ期待の最新作はスパニッシュ・アルバム!
アルバム・タイトルを見ただけでも思わず踊りたくなってしまう今回の新譜で
は、「スペインの作曲家による作品」、「フランスの作曲家によるスペインを
題材とした作品」、「その他の国の作曲家や編曲作品」といった3つの枠で構
成されている。
ちなみにハフはモンポウのピアノ作品集(CDA 66963/MCDA 66963)で1998年度
のグラモフォン・アウォードを獲得するなど、スペイン音楽への造詣も非常に
深く実績も満点。
高い技巧と深い音楽性で、聴き手の全身の血が高ぶるような熱演を存分に披露
してくれることだろう!

CDA 67484 \2080
ニコライ・ロースラヴェツ(1881−1944):
室内交響曲(世界初録音)、In the hours of the New moon
イラン・ヴォルコフ(指揮)、BBCスコティッシュ交響楽団
ヤナーチェクの管弦楽作品集に続くヴォルコフ&BBCスコティッシュ響のハイ
ペリオンへのレコーディング・プロジェクト第2弾は、アムランの演奏による
ピアノ作品集(CDA 66926/MCDA 66926)によって再びその名を知られるよう
になったロシア・アヴァンギャルドの鬼才ロースラヴェツ。
ロシアにおける無調音楽の創始者であり「ロシアのシェーンベルク」の異名を
持っていたロースラヴェツの管弦楽のための作品を、イスラエルの若きマエス
トロであるヴォルコフが手兵BBCスコティシュ響とのコンビで解き放つ!ちな
みに室内交響曲は今回のリリースが世界初録音となる。

CDA 67568 \2080
W・バード(1539/40−1623):宗教音楽集第10巻
人生に望みを持つ人は誰か/苦難が近づき/彼は終わりの時に現われん/めで
たし、聖なるみ母よ/アレルヤ、めでたし、めぐみに満てるマリア/祝福され
し乙女/幸いなるかな、乙女マリアのみ体/天の女王、喜びませ/めでたし、
女王、憐れみ深きみ母/御身のしもべに御身の慈悲もてはからいたまえ/見よ、
何という幸せ、何という喜び/主よ、御身が手に/われは主にひとつの事を望
みぬ/主よ、訪れたまえ、とわれらは願う/主よ、わが祈りを聞きたまえ、
御耳を/聖なる讃美のうちに
アンドリュー・カーウッド(指揮)、カージナルズ・ミュージック
タリス・スコラーズのメンバーにも名を連ねると同時に、自らが10年に渡って
音楽監督を務めるカージナルズ・ミュージックを率いて精力的な演奏活動を行
っているアンドリュー・カーウッド。今回のリリースは、同じくイギリスのレ
ーベル「Gaudeamus」で第9巻まで進行していたバードの宗教作品集の第10巻と
なるもので、今後はハイペリオンへ活躍の場を移して完結までに更に3枚のリ
リースが予定されている(全13巻予定)。
実力派合唱団による演奏のリリースが数多く行われているハイペリオンが期待
を寄せるカージナルズ・ミュージック。合唱ファンは今後の動向に要注目!

CDA 67567 \2080
ジェフリー・バーゴン(1941−):合唱作品集
At the round earth's imagined corners/アサンプション*/短いミサ曲/
Of flowers and emeralds sheen*/マニフィカト/ヌンク・ディミッティス
(1979年版)/As the angels stood*/林檎の花*/聖体祝日のキャロル*/
The song of the creatures*/死よ驕るなかれ*/Come let us pity not the
dead*/テ・デウム*/ヌンク・ディミッティス(1997年版)*
マシュー・オーウェンス(指揮)、ウェルズ大聖堂聖歌隊
ジェフリー・バーゴンは、クラシックの作品のみにとどまらず映画音楽やテレ
ビ、舞台音楽など多数作曲し、その作品はイギリス各地で数多く取り上げられ
ているベテラン作曲家である。
ハウエルズの合唱作品集(CDA 67494)に続いて2度目の登場となるウェルズ大
聖堂聖歌隊は、バーゴンの作品の初演を担当するなど演奏、解釈ともに定評が
ある。*=世界初録音。

●Hyperion dyad
CDD 22062 2枚組 \4160
J・S・バッハ:幻想曲とフーガ ト短調BWV.542/同ハ短調BWV.537/
幻想曲ハ短調BWV.562/同ト長調BWV.572/前奏曲とフーガ(BWV.543、532、
544、541、552、546、548、547、534、536、545)
クリストファー・ヘリック(オルガン)
「オルガン・ファイアーワークス」シリーズへの録音など、ハイペリオンの初
期から今日に至るまで活躍を続けるイギリスの名手によるバッハ・アルバム。
CDA 66791/2からの移行再発売。




<Helios>
CDH 55243 \1280
4月の夕べのすべてのもの-イギリス合唱曲集 ――
ヒュー・ロバートソン:4月の夕べのすべてのもの
イギリス民謡(ロバートソン編曲):
美しい岸ドゥーン、エリスカイ・ラヴ・リルト、アンガスの夢、
The Wee Cooper O'Fife
イギリス民謡(ヴォーン・ウィリアムズ編曲):羊を追って、キジバト
イギリス民謡(バントック編曲):O Can Ye Sew Cushions?
イギリス民謡(マンスフィールド編曲):Wi A Hundred Pipers
イギリス民謡(ロバートソン編曲):
Drink to Me only with Thine Eyes、All Through The Night/他 全24曲
マイケル・ブリューワー(指揮)、ラウディバス
グラスゴー・オルフェウス合唱団のレパートリーが詰まった美しきアルバム。
CDA 67076からの移行再発売。

CDH 55261 \1280
イギリス古典派のクラリネット協奏曲集 ――
ジョン・マフーン(c.1748−1834):
クラリネット協奏曲第2番ヘ長調、二重奏曲第4番変ロ長調、同第1番ヘ長調
ヨハン・クリスチャン・バッハ(1735−1782):演奏会用交響曲変ホ長調
ジェームズ・フック(1746−1827):クラリネット協奏曲変ホ長調
コリン・ローソン(クラリネット&バセット・ホルン)、
マイケル・ハリス(クラリネット&バセット・ホルン)、
ピーター・ホルマン(指揮)、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
英国古典派時代に生み出されたクラリネットのための隠れた名作の数々―― 。
CDA 66896からの移行再発売。

CDH 55262 \1280
G・F・ヘンデル:イタリア二重奏曲集 ――
多くの矢を私の胸に放ち/お前をじっと見つめていたい/あまりにも苛酷、
あまりにも傲慢/もしお前が愛を捨てないなら/恋する心よ、熱情を抱いて
倍加せよ/鳩は悩み、泣き、溜息をつく/盲目の愛の神、あなたを信じまい
/愛の絆は楽しく幸福/軽く動く葉
ジリアン・フィッシャー(ソプラノ)、
ジェームズ・ボウマン(カウンターテナー)、
キングズ・コンソート
重なり合う2つの声と声が愛の歌を響かせる――。
CDA 66440からの移行再発売。





<Cello Classics>
CC 1019 \2180
ダンス・フォー・シックス-6本のチェロのための作品集 ――
アラン・スティーヴンソン(1950−):セヴィーリャのお土産、4 for 6
ロナルド・G・ピーターソン(1971−2001):6本のチェロのための3つの舞曲
ヘンドリク・ホフマイヤー(1957−):タンゴ
Ha!Man(フランソワ・ル・ルー/1966−):ダウン・トゥ・D
アラン・ソロモン(1938−):アンティフォンとブルレスケ
伝承曲(ピーターソン編曲):Sarie Marais
グランディ・ヴィオロンチェリスティ
「グランディ・ヴィオロンチェリスティ」は、南アフリカのチェリスト6人に
よって結成されたハイレベルのチェロ・アンサンブル。
収録作品には同アンサンブルが重要なレパートリーとして取り上げている南ア
フリカの作曲家たちによる作品が並んでいる。
6人のチェリストたちのポテンシャルがフルに発揮された壮麗なサウンドによ
る好演!




<APR>
APR 5539 \1780
イリノイ大学でのライヴ録音Vol.2 ――
W・A・モーツァルト:
ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467/同第9番変ホ長調K.271《ジュノム》
マイラ・ヘス(ピアノ)、
ジョン・M・カイパース(指揮)、イリノイ大学シンフォニエッタ
20世紀イギリス最大の女流ピアニストとして現在も高い人気を誇るマイラ・へ
スが、アメリカのイリノイ大学で行ったライヴ録音シリーズの第2弾。録音は
1949年3月17日&18日。

APR 5562 \1780
フィオレンティーノ・エディションVol.8 ――
F・リスト:
バラード第1番変ニ長調S.170/同第2番ロ短調S.171/葬送/軽やかさS.144-2
/森のささやきS.145-1/ピアノ・ソナタ ロ短調S.178
セルジオ・フィオレンティーノ(ピアノ)
APRの人気シリーズの1つ、フィオレンティーノ・エディション。イタリア南部
の都市ナポリが生んだ名手フィオレンティーノの技巧が光るリスト・アルバ
ム!1997年10月18日&19日の録音。

APR 5568 \1780
ロナルド・スミス・プレイズ・シューベルト ――
F・シューベルト:
さすらい人幻想曲ハ長調D.760/ピアノ・ソナタ第4番イ短調D.537/
同第14番イ短調D.784
ロナルド・スミス(ピアノ)
フレディ・ケンプの師匠であり、アルカンの権威としての側面を併せ持った名
手ロナルド・スミスが1986年と晩年となる2002年に残した録音。

APR 5583 \1780
セルジオ・フィオレンティーノ-初期録音集Vol.3 ――
F・リスト:
巡礼の年第1年《スイス》/同第2年補遺《ヴェネツィアとナポリ》
セルジオ・フィオレンティーノ(ピアノ)
前述のAPR 5539に続いて、若き日のフィオレンティーノによる録音シリーズ
第3集もリストの作品集。録音:1963年7月29日-31日&1962年9月15日-18日。

CDAPR 7024 2枚組 \3560
エゴン・ペトリ録音集第2巻1929-1942年
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》、同第24番嬰へ長調Op.78、
同第27番ホ短調Op.90、同第32番ハ短調Op.111
J・ブラームス:
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24、
パガニーニの主題による変奏曲Op.35、2つのラプソディOp.79、
ラプソディ変ホ長調Op.119-4
エゴン・ペトリ(ピアノ)
自らはブゾーニにピアノを学び、アール・ワイルドといった名ピアニストを育
て上げたエゴン・ペトリの歴史的録音集。





<Ponto>
PO-1035 2枚組 \2300
C・グルック:歌劇《アルチェステ》(録音:1981年12月12日)
デイム・ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
チャールズ・マッケラス(指揮)、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、他

PO-1034 2枚組 \2300
R・シュトラウス:歌劇《火の危機》
グンドゥラ・ヤノヴィツ(ソプラノ)、
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)、ベルリン放送交響楽団、他





<Amstel Classics>
CD 2006-01 \2180
ヨハン・デ・メイ:交響曲第3番《プラネット・アース》
オットー・タウスク(指揮)、
北オランダ管弦楽団、北オランダ・コンサート合唱団
オランダの人気作曲家デ・メイの「指輪物語」、「ビック・アップル」に続く
管弦楽と合唱のために書かれた3番目の交響曲を収録。





<Anglo Records>
AR 016-3 \2180
P・スパーク:コンサート・バンドのための作品集
マドリガルム/3つの素晴らしき冒険/オックスフォード伯爵の行進曲より
/シエラ・ネヴァダ/ハーレクイン/メディテイション/港:日曜の朝/
プロセッショナル/イギリスの海の歌による組曲/夏の島々/フィエスタ・
デ・ラ・ヴィダ
デニス・マイクロフト(指揮)、
XBYコンサート・バンド

AR 017-3 \2180
P・スパーク:金管バンドのための作品集
マドリガルム/プロセッショナル/オックスフォード伯爵の行進曲より/
エルサレム/ヴァレリウス変奏曲/メディテイション/ハーレクイン/
アイルランド民謡による前奏曲/3つの素晴らしき冒険/リプトン・ファン
タジー/フィエスタ・デ・ラ・ヴィダ/コルネット・ロック/エロイス
デイヴィット・ストーウェル(指揮)、
GUSバンド

AR 018-3 \2180
P・スパーク:ファンファーレ・バンドのための作品集
マドリガルム/4つの真理/ラルゴ(ヘンデル作曲)/カレイドスコープ/
羊たちは安らかに草をはむ(バッハ作曲)/プロセッショナル/クレツマー
・カーニヴァル/金髪のジェニー/シンガポールからの手紙/鐘のキャロル
/エロイス
ノルベルト・ノジ(指揮)、
オランダ王立陸軍ファンファーレ・バンド





<De Haske>
DHR 01-041-3 \2180
クラッシュ・オヴ・ザ・スタイルズ ――
P・K・シャールズ:序曲《蝶々》
J・ニース:マトレシュカ
A・ウェニアン:祝祭の情景
S・シュワルギン:ジャゾチック・フライト
G・ティンネル:クラッシュ・オヴ・ザ・スタイルズ
シュワルギン編曲:ドイツ民謡による幻想曲
A・ピアソラ:リベルタンゴ/他 全15曲
ペーター・クライネ・シャールズ(指揮)、
スロヴェニア警察バンド

DHR 03-044-3 \2180
遺跡 ――
B・モレン:遺跡
J・ブランケン:ミーツ・ザ・バンド!、コンサート・マーチ《リバティ》
J・ヴァンデルロースト:金管のためのアダージョ
H・グレグソン=ウィリアムス:ナルニア国物語第1章/他 全14曲
カース・ファン・デル・ワウデ(指揮)、
ブラス・バンド・バズニン・オーエンカーク

DHR 03-045-3 \2180
エレジーI ――
J・デ・ハーン-金管バンドのための作品集
マジェスティック・プレリュード/パシフィック・ドリームス/ユートピア
/コンチェルト・ダモーレ/オレゴン/ラ・ストーリア/ディオゲネス/
ロスロイ/エレジーI
様々なアーティスト





<PentaTone>
PTC 5186 094(SACD-Hybrid) \2850
W・A・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲集Vol.2 ――
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207/同第2番ニ長調K.211/
同第5番イ長調K.219《トルコ風》
ユリア・フィッシャー(ヴァイオリン)、
ヤコフ・クライツベルク(指揮)、オランダ室内管弦楽団
卓越した実力と美しき容姿で新たなスターの誕生として大きな注目集め、デ
ビューから瞬く間にスターダムへと登りつめたユリア・フィッシャー。この
秋からは23歳という若さで名門フランクフルト音楽大学教授への就任が予定
されているなど、世界有数のヴァイオリン奏者として確実にその地位を固め
つつある。ミュラー・ショット、ギラードとのフレッシュなトリオによって
話題を集めたメンデルスゾーンに続く最新作はモーツァルトの第2弾!前作
(PTC 5186 064)でも自作のカデンツァを随所に盛り込んだユリア・フィッ
シャー。今回も3曲全てで自身と指揮者クライツベルクによるカデンツァを
用いるなどその積極的なスタンスは勢いを増すばかり。ユリア・フィッシャ
ーの音楽に対する真摯な姿勢が音楽で表現されたモーツァルトは、聴き手に
感動と至福の時間を届けてくれる。

PTC 5186 078(SACD-Hybrid) \2850
C・フランク:交響曲ニ短調
E・ショーソン:交響曲変ロ長調Op.20
マレク・ヤノフスキ(指揮)、スイス・ロマンド管弦楽団
サヴァリッシュの門下生でもある名匠マレク・ヤノフスキがペンタトーン
(PentaTone)に初登場!ヤノフスキはこれまでに、デュセルドルフ、ハン
ブルクなどのドイツの歌劇場で活躍。2000年まで音楽監督の任にあったフラ
ンス放送フィルを育て上げた後にベルリン放送響の主席指揮者に就任するな
ど、オーケストラ・ビルダーとしての手腕は絶大な信頼を集めている。ペン
タトーン・デビューとなる今回は、新たにシェフとして就任した名門スイス
・ロマンド管とのコンビによるフランク&ショーソン。アンセルメが得意と
していたフランクとショーソン敢えて取り上げるなど、燃え上がるような凄
まじい熱意を感じさせるリリースである。

PTC 5186 147(SACD-Hybrid) 2枚組 \5700
G・プッチーニ:歌劇《トスカ》
モンセラット・カバリエ(ソプラノ)、ホセ・カレーラス(テノール)、
アン・マレー(メゾ・ソプラノ)、
コリン・デイヴィス(指揮)、
コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団、他
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。
カバリエ、カレーラス、マレーなど世界最高峰のソリストたちを揃えた豪華
布陣による名演奏がマルチ・チャンネルで聴けるオペラ・ファン注目のリリ
ース。

PTC 5186 139(SACD-Hybrid) \2850
ペンタトーン・クラシックス最新カタログ付き特別仕様盤
W・A・モーツァルト:若き日の交響曲集Vol.4 ――
交響曲第6番へ長調K.43/同第48番ニ長調K.111/120/
同第50番ニ長調K.161/163/同第51番ニ長調K.121/
同第52番ハ長調K.208/102/同第55番変ロ長調K.App.214
ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・ザ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。交
響曲第6番に加えて若き日のモーツァルトが作曲を行った番号の付けられてい
ない交響曲を収録。このシリーズでは42番以降の番号が独自に割り当てられ
ている。ペンタトーン・クラシックスのタイトルを網羅したカタログを封入
した特別仕様でのご提供!

PTC 5186 138(SACD-Hybrid) \2850
W・A・モーツァルト:若き日の交響曲集Vol.3 ――
交響曲第7番ニ長調K.45/同第8番ニ長調K.48/同第9番ハ長調K.73/
同第19番変ホ長調K.132/アンダンティーノ・グラツィオーソ
ネヴィル・マリナー(指揮)、
アカデミー・オヴ・ザ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ。
1768年-1769年、1772年に作曲された4つの交響曲と、交響曲第19番第2楽章の
初稿である「アンダンティーノ・グラツィオーソ」を収録。





<Gimell>
CDGIM 207 2枚組 \2080
タリス・スコラーズ-ルネサンス時代の巨匠たち ――
トマス・タリス(c.1505−1585):40声のモテット《御身よりほかにわれは》
ジョン・タヴァナー(c.1490−1545):ミサ曲《西風》
ジョスカン・デ・プレ(c.1440−1521):ミサ曲《パンジェ・リングァ》
ジョヴァンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ(c.1525−1594):
ミサ・ブレヴィス
ウィリアム・バード(1539/40−1623):4声のミサ曲
トマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548−1611):レクイエム
ピーター・フィリップス(指揮)、タリス・スコラーズ
世界最高のア・カペラ・グループとして古楽界に君臨するタリス・スコラー
ズ。7枚目のベスト盤となる今回のテーマは「ルネサンス時代の巨匠たち」で
あり、タヴァナー、ジョスカン、パレストリーナ、バード、ビクトリアそし
てタリスといった6人の作曲家の6作品を収録。いずれの演奏もタリス・スコ
ラーズの録音の中で特に高い評価を獲得した名演ばかり。ルネサンス時代の
音楽を至高の演奏で存分に堪能できる贅沢なタイトルである!ピーター・
フィリップスによって1973年に結成されたタリス・スコラーズは、グループ
名の由来となった16世紀イギリス音楽の大家トマス・タリスなどの偉大な作
曲家たちの作品を続々と発売し、その確かな理論に裏づけされた歌唱法と群
を抜く演奏で世界中のファンに大きな感動を与え続けている。





<Capriccio>
49533 7枚組 \5400
D・ショスタコーヴィチ:映画音楽集 ――
ハムレット/新バビロン/馬あぶ/5日5夜/リア王/ゾーヤ/ベルリン陥落
/黄金の丘/マクシム/女ひとり
ミハイル・ユロフスキ(指揮)、
ジェームズ・ジャッド(指揮)、
レオニード・グリン(指揮)、
ベルリン・ドイツ交響楽団、ベルリン放送交響楽団
ショスタコーヴィチの生誕100周年を記念したリリースが一挙3タイトル登場!
メインとなる第1弾は、1920年代から1970年までショスタコーヴィチが力を注
いだ映画音楽選集BOX。他のレーベルに先駆けてショスタコーヴィチの映画音
楽の録音へ積極的に取り組んできたカプリッチョの名盤をまとめた今回のリ
リースでは、ショスタコの映画音楽の中でも特に重要な作品を網羅しており、
アニヴァーサリー・イヤーに相応しい重要なリリースである!

71096(SACD-Hybrid) \2580
D・ショスタコーヴィチ:
組曲《モスクワのチェリョムーシカ》/ジャズ組曲第1番/舞台管弦楽のため
の組曲(ジャズ組曲第2番)/2人でお茶を(タヒチ・トロット)
スティーヴン・スローン(指揮)、ベルリン放送交響楽団
生誕記念リリースの第2弾となるジャズ・アルバムでは、ショスタコーヴィチ
の作品の中でも外すことの出来ない重要な作品であるジャズ組曲などを収録。
都響への客演で日本でもお馴染みとなった指揮者スティーヴン・スローンは、
オペレッタ《モスクワのチェリョムーシカ》をレパートリーとするなど意欲
的なプログラミングが高く評価されているマエストロ。

71097(SACD-Hybrid) \2580
D・ショスタコーヴィチ:
組曲《ボルト》Op.27a/組曲《黄金時代》Op.22a/
映画音楽組曲《司祭とその下男バルダの物語》Op.36
ドミトリー・キタエンコ(指揮)、
ライプツィヒMDR交響楽団
続くリリース第3弾は、世界初のSACD Hybridフォーマットによるショスタコ
ーヴィチの交響曲全集を録音した巨匠キタエンコによる組曲集。「ボルト」、
「黄金時代」に加えて貴重な録音となる「司祭とその下男バルダの物語」を
キタエンコのタクトで聴くことができる嬉しい1枚。ちなみにライプツィヒ
MDR交響楽団はあのケーゲルとのコンビで有名な旧ライプツィヒ放送響のこと。

71099(SACD-Hybrid) \2580
アルフレード・カゼッラ(1883−1947):
ヴァイオリン、ピアノとチェロと管弦楽のための三重協奏曲Op.56
ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.48
マティアス・ヴォロング(ヴァイオリン)、石坂団十郎(チェロ)、
フランク・インモ・ツィヒナー(ピアノ)、
ミヒャエル・ザンデルリンク(指揮)、
ウラディミール・ユロフスキ(指揮)、ベルリン放送交響楽団
「20世紀のポートレート」シリーズ最新盤は、ヴィヴァルディの作品を再び
世に送り出したことで知られるイタリアの作曲家アルフレード・カゼッラの
協奏曲集。ドレスデン・シュターツカペレのコンサートマスターであるマティ
アス・ヴォロング、巨匠ボリス・ペルガメンシコフから教えを受けたチェロ
界の新星、石坂団十郎とドイツ期待のピアニストであるツィヒナーといった
面々が揃ったソリスト陣は強力!

71101(SACD-Hybrid) \2580
H・ヴォルフ:イプセンの《ゾルハウグの祭り》の劇音楽
ハンス・プフィツナー(1869−1949):
イプセンの《ゾルハウグの祭り》の3つの序曲
ギュンター・ランプレヒト(ナレーター)、
メヒティルド・ゲオルク(メゾ・ソプラノ)、
ユ・チャン・ナ(バリトン)、
ヘルムート・フローシャウアー(指揮)、
ケルンWDR管弦楽団、ケルンWDR合唱団
「ペール・ギュント」の作家としても知られる19世紀ノルウェーを代表する
劇作家ヘンリク・イプセン。イプセンの作品である「ゾルハウグの祭り」を
題材として、ヴォルフとプフィツナーの2人の作曲家それぞれが書き上げた作
品をカップリングした好企画。





<VMS>
VMS 605 \2180
ホルン四重奏と管弦楽のための協奏曲集 ――
R・シューマン:コンツェルトシュテュックOp.8
/パウル・クーネン(1908−1996):変奏曲Op.69
ハラルド・ゲンツマー(1909−):協奏曲
ベルリンフィル・ホルン四重奏団、
ミヒャエル・ボーダー(指揮)、バンベルク交響楽団
以前Koch Schwannからリリースされていたものの、現在では入手困難となっ
ていたホルン関係者感涙のディスクがVMSより復活!カラヤン時代のベルリン
・フィルを支えたゲルト・ザイフェルト、ギュンター・ケップ、クラウス・
ヴァレンドルフ、マンフレート・フリアーの4人が凄まじい演奏を徹底披露!
中でもザイフェルトのパフォーマンスは圧巻の一言!3曲とも見事過ぎるほど
の演奏であるが、特に難曲で有名なシューマンのコンツェルトシュテュック
はまさに壮絶。1987年バンベルクでの録音。

VMS 150 \2180
F・リスト:テノールのための歌曲集 ――
愛の歌/喜びに満ち、悲しみに満ち/すばらしいことに違いない/地上の天使
のような姿/風がざわめく/ローレライ/僕の歌には毒がある/朝起きると
胸に尋ねる/Es donnern die Hoh'n/Es Lachelt der See/なぜかくも美し
くひばりは歌う/きれいな芝生があり/彼らは何と言った/おお、夢に来ま
せ/君よ、もしも私が王だったなら/音楽の力
エンドリック・ヴォットリヒ(テノール)、
セミヨン・スキヒン(ピアノ)
エンドリック・ヴォットリヒは、1992年にヴェルディのオテロでオペラデビュ
ー。2001年にはティーレマンが指揮するワーグナーの「ニュルンベルクのマ
イスタージンガー」でバイロイト音楽祭に初登場するなど勢いに乗っている
ドイツ人歌手の1人である。

VMS 169 \2180
サクソフォーン、ヴァイオリンとピアノのためのポエム ――
マルク・アイシェンヌ(1933−):カンティレーナとダンス
アドルフ・ブッシュ(1891−1952):組曲
デートレフ・ベンスマン(1958−):
Wo das Licht die Saite Kreuzt、クァドラル
アレクセイ・フリード(1922−):ティンパノン
ベンスマン・トリオ
ベンスマン・トリオは、ベルリン・サクソフォーン四重奏団などで活躍する
デートレフ・ベンスマンを中心に2004年の秋から活動を開始したアンサンブ
ル。ピアノとヴァイオリンにサクソフォーンが加わることにより、斬新な響
きが醸し出されている。





<Peperland>
PEP 00019 \2180
ヨハン・ネーポムク・ヴェント(1745−1801):
パルティータ第4番変ホ長調/同第5番変ホ長調/同第6番変ホ長調
コレギウム・ヴィエネンセ
ウィーン国立歌劇場のオーボエ奏者や作曲家として活躍した18世紀ボヘミア
の作曲家ヴェントのパルティータ集。ハルモニームジークの編成が1つの特徴
であり、モーツァルトと同世代の隠れた作曲家の1人である。コレギウム・
ヴィエネンセは、現ウィーン国立音大教授であるクラリネット奏者、クルト
・シューミッドらウィーンの演奏家によって結成された実力派木管アンサン
ブル。

PEP 97203 \2180
イェネー・タカーチ(1902−):ピアノ作品集Vol.3-演奏会用作品集 ――
ユーモレスクOp.1/狂詩曲Op.45-1/トッカータとフーガOp.56/
パルティータOp.58/音と沈黙Op.78/4つの墓碑銘Op.79/
フランツ・リストの墓Op.100/トッカータ第2番Op.120
アイマ・マリア・ラブラ=マック(ピアノ)
エジプトのカイロではアラビア音楽、フィリピンのルソンでは民族音楽の研
究を行うなど作曲家と音楽学者の2つの顔を併せ持った現代オーストリアを代
表する作曲家タカーチのピアノ作品集。演奏はフィリピンを代表する女流ピ
アニストであるラブラ=マック。

PEP 98205 \2180
イェネー・タカーチ:ピアノ作品集Vol.5-2台ピアノのための作品集 ――
4手と2人の打楽器奏者のためのバレエ/アラビア組曲op.15/
4手のためのピアノ小品《4×4》Op.106/2台ピアノと打楽器のための
《日記の断片》Op.93
エドワード・クトロヴァッツ(ピアノ)、
ヨハネス・クトロヴァッツ(ピアノ)、
ミヒャエル・カーリグ(打楽器)、ケヴァン・テヘラーニ(打楽器)
4手連弾や2台ピアノに打楽器を組み合わせるなど、民族音楽の特色をふんだ
んに取り込んだタカーチの作品の数々。クトロヴァツ兄弟によるピアノ・
デュオは、母国のウィーン国立音大で教鞭を執りながら世界各地でコンサー
トを開いている。

PEP 98205 \2180
J・ハイドン:ピアノ三重奏曲集Vol.3 ――
ピアノ三重奏曲第21番ハ長調Op.71-1,Hob.XV-21/同第6番ヘ長調Op.41-1,
Hob.XV-6/同第18番イ長調Op.70-1,Hob.XV-18/同第22番変ホ長調Op.71-2,
Hob.XV-22/同第9番イ長調Op.42-2,Hob.XV-9
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタット
ハイドン・トリオ・アイゼンシュタットは、1992年にウィーン音楽大学のマ
スタークラスで室内楽を学んでいたメンバーによって結成されたハイドンの
スペシャリスト集団。(当アルバムは、カプリッチョ(Capriccio)よりリリ
ースされている49489(4CDs)のディスク1と同内容となっております。ご了
承下さい。)





<Rude Noises>
Rude Noises 014 \2180
《Rain/Bow》のための音楽
マックス・ナグル(サクソフォーン、クラリネット、電子楽器)、
アン・ハーヴェイ=ナグル(ヴァイオリン)、他
革新的なダンスや現代的なバレエを繰り広げるジェローム・トーマス・カン
パニーの作品のための音楽。





<Extraplatte>
EX-EP 020-2 \2180
トマス・ダニエル・シュレー(1957−) ――
アンサンブルのための《Licht Farbe Schatten》Op.38/管楽合奏のための
《Quia tu es Deus fortitudo mea》Op.24/アルバOp.26/ハープと弦楽合奏
のための《Wacht auf Harfe und Saitenspiel》Op.35/管弦楽のための《オ
ーロラ》Op.32
ヴォイチェク・ライスキ(指揮)、
ポーランド放送交響楽団
トマス・ダニエル・シュレーは、メシアンの下で作曲を学んだオーストリア
の作曲家。シュレーは1990年から98年までは国際ブルックナー音楽祭の芸術
監督を務め、1999年からはボン・ベートーヴェン・フェスティヴァルのアシ
スタント・ディレクターの任にある。高度な技術と理解が必要とされるシュ
レーの作品を、ポーランド放送響が洗練されたアンサンブルで聴かせてくれる。

EX 655-2 \2180
アスカニオ・マイオーネ(c.1565−1627):
トッカータ第1番-第5番/Prtita Sopra il tenore antico,o romanesca/
Canzona francese prima/Recercar del decimo tuono/Recercar sopra il
canto fermo di costantio festa e per sonar all Arpa/Canzona Franzese
Terza/Recercar sopra il canto fermo di costantio festa/Recercar
del quarto tono/Canzon francesa quarta
アン・ザウナー(ハープ)
16世紀から17世紀にかけてイタリアのナポリで活躍した作曲家アスカニオ・
マイオーネ。マイオーネ自身がハープ奏者として活躍していたこともあり、
自らの経験に基づいた素晴らしい作品を残している。

EX 582-2 \2180
オルガンのための作品集第1巻 ――
J・スヴェーリンク:Ballo Del Granduca
L・ハスラー:踊れ、跳べ
J・カプスベルガー:カナリオ
B・パスクィーニ:ベルガマスカ
J・ケルル:チャッコーナ、カンツォーナ
G・ムファット:チャッコーナ
J・フックス:ソナタ/他 全21曲
ペーター・ワルドナー(オルガン)
グスタフ・レオンハルト、ジャン=クロード・ツェンダー、イェスパー・ク
リステンセンなどの下で学んだ鍵盤楽器奏者ペーター・ワルドナーのオルガ
ン作品集。

EX 592-2 \2180
オルガンのための作品集第2巻 ――
L・ハスラー:Wer liebt aus treuem Hertzen
J・パッヘルベル:第2アリア
J・S・バッハ:
コラール《イエスよ、いまぞ汝御空より降り来たりて》BWV.650、
トリオ《いと高きところにまします神にのみ栄光あれ》BWV.664
C・P・バッハ:オルガン・ソナタ イ短調Wq.70-4
J・G・アルブレヒツベルガー:前奏曲(3曲)
J・ハイドン:Stucke fur die Flotenuhr
J・ブラームス:コラール前奏曲《おお愛する魂よ、汝を飾れ》Op.122-5
他 全21曲
ペーター・ワルドナー(オルガン)
ペーター・ワルドナーのオルガン作品集の第2巻。大バッハやC・P・E・バッ
ハ、ハイドン、ブラームスなど馴染みの深い作曲家の作品が並ぶ。

EX 651-2 \2180
クラウス・オーベルマイアー(1955−):
弦楽四重奏曲第2番《35》/同第3番/同第1番/タステン/ディミヌエンド
/Felder des Wohlbehagens/ブートキュート/Uberlagerung und
Verschiebung/タ・ポ/In den Tropen war es sehr heiss und es
regnete viel
アルノルト・クヮルテット、バラネスク・クヮルテット、
アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、
ドイツ・カンマーフィルハーモニー、他
リンツ・ブルックナー音楽院で研鑽を積んだオーストリアの作曲家オーベル
マイアーの作品集。オーベルマイアーの作品は、クロノス・クヮルテットや
アンサンブル・モデルンなどにも演奏されるなど注目が集まっている。

EX 641-2 2枚組 \4360
ピア・パルム ――
ブラウ/シゴーニュ/Souffleuse/アリアドネの声/Schnurlsamt/オスゾー
スケープ/オルトゥング/ロッキー/プレイフル・アビス/イエロー・プロ
グレシオン/サブタレイニアン・スケルツォ/トレジャー・チューブ/コー
アン/フロム・スクラッチ/ラウバイン/スクラッチ・グリーン
ピア・パルム(バス・リコーダー、リコーダー、電子楽器)
オーストリアの女流リコーダー奏者ピア・パルムの自作自演集。





<ASV Gold>
GLD 4022 \2080
W・A・モーツァルト:
フルート四重奏曲第1番ニ長調K.285/アダージョ ヘ長調K.580a/ピアノと
木管のための五重奏曲変ホ長調K.452/クラリネット五重奏曲イ長調K.581
アンサンブル360
イギリスの若手演奏家たちによって結成された室内楽団「アンサンブル360」
のデビュー・アルバム。ASVは今後この新鋭アンサンブルの録音&リリースを
継続的に行っていくという方針を打ち出しており、これからの飛躍と活躍が
期待されている。平均年齢30歳未満という若さ溢れるフレッシュなパワーで
新鮮なモーツァルトを披露してくれる!





<Halle>
CDHLL 7512 \1680
イギリスの風景 ――
A・バックス:交響詩《ティンタジェル城》
F・ディーリアス:春初めてのかっこうを聞いて、河の上の夏の夜
E・エルガー:夏の急流
G・フィンジ:落ち葉
J・アイアランド:丘
R・ヴォーン・ウィリアムズ:揚げひばり、ノーフォーク狂詩曲第1番
マーク・エルダー(指揮)、
リン・フレッチャー(ヴァイオリン)、
ハレ管弦楽団&合唱団
ハレ管弦楽団自主制作シリーズの新譜は「イギリスの風景」と題されたまさ
にイギリス一色の作品集。音楽監督のマーク・エルダーは、ロイヤル・フィ
ルハーモニック協会のコンダクター・アウォーズ2006に選出されるなど、今
後の更なる活躍が期待されている。





<COE Records>
CDCOS 507 5枚組 \4580
W・A・モーツァルト:セレナード&協奏曲集 ――
セレナード第12番ハ短調K.388《ナハトムジーク》/同第11番変ホ長調K.375
/同第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》/ホルン協奏曲第1番-
第4番/フルート協奏曲第1番ト長調K.313/ファゴット協奏曲変ロ長調K.191
/フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299/オーボエ協奏曲ハ長調K.314
/協奏交響曲変ホ長調K.297b/クラリネット協奏曲イ長調K.622
リチャード・ホスフォード(クラリネット)、
ティエリー・フィッシャー(フルート)、
ダグラス・ボイド(オーボエ)、
ジョンナサン・ウィリアムズ(ホルン)、
アレグザンダー・シュナイダー(指揮)、ヨーロッパ室内管弦楽団
今年2006年はモーツァルトの生誕250年と同時に、世界屈指の名門室内管弦楽
団であるヨーロッパ室内管弦楽団の結成25周年というアニヴァーサリー・イ
ヤーにあたる。シュナイダーとヨーロッパ室内管の名演の中から選りすぐっ
たモーツァルトの録音がセットで登場!超一流のソリストたちによる妙技も
聴き逃せない!





<Resonance>
CDRSN 3078 \1080
キッズ・ラブ・クリスマス! ――
ジングル・ベル/鐘鳴りわたり/この小さな赤ちゃんは/ウィ・ウィッシュ
・ア・メリー・クリスマス/そりすべり/われら3人東の王/くるみ割り人形
より/降誕のキャロル/まぶねの中で/ウォーキング・イン・ジ・エアー/
きよしこの夜/サンタが街にやってくる/ダビデの村の/トロイカ/クリス
マス・ファンファーレ/牧人ひつじを/ベツレヘムの小さな町/ひいらぎと
つた/神の御子は今宵しも
様々なアーティスト
子供たちのためのシリーズ“hear this!”のクリスマス・アルバム。世界中
で親しまれているクリスマス・キャロルが満載の1枚となっており、クリスマ
ス・パーティーのBGMとしても最適!

CDRSN 3076 \1080
イートン・カレッジのクリスマス音楽 ――
ハンドル:シオンの讃美の歌声をあげ
賛美歌:ホーディー
ジョスカン:アヴェ・マリア
ピゴット:Quid petis o fili
レイヴンズクロフト:Remember O thou man
フレッハ:リウ・リウ・チウ
パーソンズ:アヴェ・マリア
伝承曲:ガウデーテ
オケゲム:アヴェ・マリア
伝承曲:ひとりの幼児がわれらのために生まれ
タヴナー:ゴッド・イズ・ウィズ・アズ
ヴィレッテ:聖母への賛歌
ブリテン:ローザ・ミスティカ
メンデルスゾーン:アヴェ・マリア
ワーロック:ベツレヘム・ダウン
ハウエルズ:シング・ララバイ
ポストン:Jesus Christ The Apple Tree
コルネリウス:3人の王
ガードナー:明日は私の喜び踊る日
伝承曲:アヴェ・マリア
トーマス・ウィンペニー(オルガン)、
フランシス・ファウクス(指揮)、
イートン・カレッジ・チャペル聖歌隊
イギリスで最も有名な男子校の聖歌隊が歌うクリスマス・アルバム!

CDRSN 3062 \1080
H・パーセル:
ばらの花はよりかぐわしく、ああ恋することは何とすばらしい、
静かな小暗い場所へ連れていっておくれ、しばしの音楽、
もし音楽が恋の糧なら、男は女のためにある、
恋の病いから逃れようとしても、彼女はどこにいても私を避ける、
Take not a Woman's anger ill、愛しいアストレアから、
狼星のかなたまで、朝の賛歌、夜よ去れ、主よ道を誤りし人間とは何か、
地はゆるぎ、祭壇を飾れ、夕暮れの賛歌、新グラウンド
B・ブリテン:冬の言葉Op.52
イアン・パートリッジ(テノール)、
ジョージ・マルコム(チェンバロ)、
ジェニファー・パートリッジ(ピアノ)
パーセルとブリテンの名歌曲をイギリスの重鎮が美しく歌った名盤。





<Raumklang>
RK 9902 \2180
ビューナウ伯の宮廷音楽II ――
トマス・アヴェナリウス(c.1580−1641):Phantasia ridiculosa、Intrada
ステファン・オット(1603−1656):Er begehret mein
アンドレア ス・ハマーシュミット(1611−1675):
Canzon a 3、Paduana(2種)、Courente、Das ist je gewislich wahr
サミュエル・サイデル(1615−1665):
Herr, wenn ich nur dich habe、Wie lieblich sind auf den Bergen、
Ich weis, das mein Erloser lebet、Ich liege und schlafe
ダニエル・セリシウス(1581−1626):
Herr, der du bist vormals、A solis ortus cardine
エサヤス・ヒックマン(1638−1691):O tempus amatum
ヨハン・グロー(1575−1627):Ich bin die Auferstehung
コンスタンツェ・バックス(ソプラノ)、ドロシー・ミールズ(ソプラノ)、
クリスティーネ・マリア・レンベック(ソプラノ)、
ウタ・クラウス(ソプラノ)、ヘニング・ヴォス(アルト)、
アレクサンドル・シュナイダー(アルト)、
ウーヴェ・シュルツ(テノール)、
クリストフ・ブルメストル=ストレフェル(テノール)、
ヴォルフラム・ラトケ(テノール)、マレク・ルツェプカ(バス)、
ラインハルト・デッカー(バス)、フりーデマン・クロス(バス)、
ノルベルト・シュスター(指揮)、ドレスデン古楽アンサンブル
17世紀ドイツの最大の宗教音楽作曲家であったハンマーシュミットが仕えて
いたとして知られるザクセン・ヴェーゼンシュタインのルドルフ・フォン・
ビューナウ伯爵。ビューなう伯爵へ仕えたりと親交を持っていた作曲家たち
の作品を集めたアルバムの第2弾。演奏はラウムクラングの録音に度々登場
し定評あるパフォーマンスを披露しているドレスデン古楽アンサンブルによ
るもの。

RK 2506 \2180
ヨハン・ヴァレンティン・メーダー(1649−1719):
聖マタイの受難オラトリオ
ニッキ・ケネディ(ソプラノ)、ハンナ・モリソン(ソプラノ)、
ドロシー・メルケル(アルト)、ゲルト・トゥルク(テノール)、
クリスティアン・ヒルツ(バス)、
ミヒャエル・アレクサンドル・ヴィーレンス(指揮)、
ケルン・アカデミー《オーケストラ・ダマルス・ウント・ハウテ》
父と4人の兄弟全員がオルガン奏者という音楽一家に生まれたメーダー。自身
も作曲家、オルガン奏者、歌手として名声を獲得し、スウェーデンのストッ
クホルム宮廷の音楽監督も務めていたとされている。メーダーの宗教音楽は
ブクステフーデの影響を受けており、中でも1700年に作曲された「聖マタイ
の受難オラトリオ」は最高傑作と評される作品である。





<Phaedra>
DDD 92048 \2180
In Flanders' Fields Vol.48
ステファン・メイラール(1970−):作曲家の肖像Vol.2 ――
アルカナ/愛の歌/ニュー・オーリンズ/夢/庭/愛はふたたび/マンゴー
/銀杏並木/夏の踊り/I Can Tell From Paradise/失われた都市/
アラコアラ/野原
ルドウィック・マーツァレク(ヴァイオリン)、
ローレンス・ルクセン(ヴァイオリン)、ピエール・ヘノー(ヴィオラ)、
キャロリン・スティーヴンス(チェロ)、
フランク・ヘンドリックス(フルート)、
アンディ・ドント(サクソフォーン)、
ステファン・シモンズ(ユーフォニウム)、
カルロ・ウィリアムス(ヴィヴラフォーン)、
マーク・メールスマン(歌)、フランソワーズ・ヴァンヘッケ(歌)、
ゲール・カラート(ピアノ)、ステファン・メイラール(ピアノ)
フランダース地方の音楽を伝えてくれる「In Flanders' Fields」も第48集に
到達。ベルギー作曲家協会“COMAV”のメンバーにも名を連ねる若手作曲家
ステファン・メイラール2枚目の作品集。「愛はふたたび」以外は2001年か
ら2005年にかけて作曲された新しい作品を収録。





<Cybele>
Cybele 350.901 \2180
G・エネスコ:ヴァイオリン・ソナタ第2番へ短調Op.6
M・レーガー:ロマンス ホ短調Op.87
J・ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番へ短調Op.120(ヴァイオリン版)
W・ルトスワフスキ:パルティータ
アネット=バーバラ・フォーゲル(ヴァイオリン)、
ウルリッヒ・ホフマン(ピアノ)
ヴァイオリンのフォーゲルはグリーンハウス、グリュミオー、メニューイン
などの名手たちとの共演経験を持ち、200年よりアイオワ・アカデミーの国際
室内楽音楽祭「Magisterra」の音楽監督を務める女流演奏家。

Cybele 300.101 \2180
D・ショスタコーヴィチ:チェロ・ソナタ ニ短調Op.40
ベルント・ハンシュケ(1969−):チェンジアントII
L・V・ベートーヴェン:チェロ・ソナタ ト短調Op.5-2
ジャン・ハルスドルフ(チェロ)、マイケル・ハンシュケ(ピアノ)
ルクセンブルク出身でローマでチェロを学んだ後、ヨーロッパ・ユニオン・
ユース・オーケストラに参加するなど同国有数のチェロ奏者として活躍中の
ハルスドルフによるチェロ・アルバム。

Cybele 130.101 \2180
J・ハイドン:
ピアノ・ソナタ第50番ハ長調Hob.XVI-50/同第51番ニ長調Hob.XVI-51/
同第52番変ホ長調Hob.XVI-52
トマス・レアンダー(ピアノ)
レアンダーは、デュッセルドルフのロベルト・シューマン・アカデミーでヘ
ルベルト・ドレクセルに指導を仰ぎ、ウィーンではバドゥラ=スコダに師事
した経歴の持ち主。





<Marc Aurel Edition>
RK MA 992 \2180
マルク・ポルスシェル:オートマティック ―― Sektor-9.SeKtor
電子楽器による演奏
Polscher:Automatik

<Onyx>
ONYX 4015 \2080
ムローヴァ&ラベック-リサイタル ――
I・ストラヴィンスキー:イタリア組曲(プルチネラからの編曲)
F・シューベルト:ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934
M・ラヴェル:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
クララ・シューマン:ロマンスOp.22-1
ヴィクトリア・ムローヴァ(ヴァイオリン)、
カティア・ラベック(ピアノ)
ヴィヴァルディの協奏曲集(ONYX 4001)、シューベルトの八重奏曲
(ONYX 4006)が世界各国で最高の評価を獲得するなど、オニックス・レーベル
の看板アーティストとしての地位を不動のものとしたムローヴァが三度登場!
サード・アルバムとなる新譜は、これまでに幾多の共演を重ねている盟友カティ
ア・ラベックとのデュオによるリサイタル・プログラム!収録曲は、今年の秋
から冬にかけてムローヴァとラベックが実際のコンサートで演奏を予定してい
る曲目をずらりと揃えた魅惑のラインナップとなっている。
ジャケットもムローヴァとラベックのビジュアルを余すことなく活かしたデザ
インに仕上がっており、注目度は抜群!ちなみに女王ムローヴァと才女ラベッ
クのデュオは、9月から12月にかけてイタリアやイギリス、スイスへのコンサー
ト・ツアーが予定されている。美しきミューズたちが贈る最高のリサイタルを
存分にご堪能あれ!2005年12月パリでの録音。

ONYX 4013 \2080
W・A・モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番K.271《ジュノム》
同第25番ハ長調K.503
ロンド イ長調K.386
パスカル・ロジェ(ピアノ)、
レイモンド・レッパード(指揮)、インディアナポリス交響楽団
モーツァルト生誕250周年の2006年も残すところあと数ヶ月となったところに超
強力タイトルが舞い降りる!ムローヴァとともにオニックスの屋台骨を支える
フランス屈指のピアニスト、パスカル・ロジェがこれまでのフレンチ・プログ
ラムから一転モーツァルトの協奏曲を録音!
モーツァルトの生誕250年記念リリースとなるロジェのモーツァルトのメイン
はなんといっても名作「ジュノム」。壮大なスケールを持った「第25番」と
第12番終楽章の代用と言われる「ロンド」などカップリングも魅力的。共演の
オーケストラはアメリカの隠れた実力派インディアナポリス交響楽団。バロッ
ク時代、古典派時代のスペシャリストであり、現在はインディアナポリス響の
桂冠指揮者を務めるレッパードのタクトも冴え渡る!

ONYX 4016 \2080
20世紀のヴァイオリン協奏集 ――
E・コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
S・バーバー:ヴァイオリン協奏曲Op.14
W・ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
ジェームズ・エーネス(ヴァイオリン)、
ブラムウェル・トヴェイ(指揮)、バンクーバー交響楽団
ハイフェッツやメニューインといった巨匠たちの後継者と称される注目のアー
ティストであるカナダの若き天才ヴァイオリニスト、ジェームズ・エーネスが
オニックスにデビュー!既にニューヨーク・フィル、シカゴ響、フィラデル
フィア管、サンフランシスコ響、ボストン響といったアメリカのメジャー・オ
ーケストラやロンドン響、ブダペスト祝祭管、そしてNHK交響楽団と共演を重
ねるなど演奏経験は同世代のアーティストの中では群を抜いて豊富。
シャンドスからリリースされているノセダ&BBCフィルとの共演による「ドヴォ
ルザーク/ヴァイオリン協奏曲(CHAN 10309)」でも見事な演奏を披露してい
るエーネス。エーネスは19世紀-20世紀の作品や新作の初演などを得意として
おり、収録されている3作品は今回のオニックス・デビュー盤に相応しいプロ
グラムと言える。高いポテンシャルを証明する圧倒的な演奏に大喝采!





<Channel Classics>
CCSSA 24806(SACD-Hybrid) \2850
ボリビアのバロックII ――
バルビ(1720−1775):ソナタ第9番
J・J・I・ブレントネル(1689−1742):グローリアとオノレ
J・de・アラウージョ(1646−1712):Cayosole al alba、Si el Amor
G・B・バッサーニ(1657−1716):ミサ・エンカルナシオン
P・ロカテッリ(1695−1764):ソナタ第10番
作曲者不詳(18世紀):
ステラ・カエリ、トタ・サルティス、めでたし元后、とても美しい御方
フロリレジウム(編曲):トラディショナル・ボリビアン・メロディー
フロリレジウム、
アラカエンダル・ボリビア合唱団、
アレハンドラ・ウェイアー(ソプラノ)、
カティア・エスカレーラ(ソプラノ)、
アンジェリカ・モンヘ(メゾ・ソプラノ)、
ヘンリー・ヴィルカ(テノール)
ボリビアの都市サンタクルスから車で6時間というジャングルの中にあるコンセ
プシオン教会で行われた録音が大きな反響を呼んだ「ボリビアのバロック」シ
リーズ待望の続編!イタリアの図書館で第2ヴァイオリンの楽譜が発見され、
世界初録音が可能となったバッサーニの「ミサ・エンカルナシオン」などボリ
ビアに眠っていたバロック音楽が満載!そして「ボリビアのバロックI
(CCSSA 22105)」の世界的ヒットにアメリカのCBCテレビが注目。来る11月
に1時間の特集番組の放送が決定されるなど「チャンネル・クラシックス」と
「ボリビアのバロック」への更なる期待度上昇は間違いないだろう。





<Aeolus>
AE-10094(SACD-Hybrid) \2580
ルイ・クープラン・エディションVol.1-クープランへの序曲 ――
ルイ・クープラン(c.1626−1661):
組曲ニ短調/同イ長調/同へ長調/同ト長調/同イ短調/ファンタジー
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)
オランダが生んだ世界有数の鍵盤楽器奏者であるボブ・ファン・アスペレン。
「J・S・バッハ」と「フローベルガー」シリーズをソロ録音の柱として進行し
てきたアスペレンだが、今回新たにスタートさせるのはクープラン!しかも取
り上げるのはクープランはクープランでも大クープランであるフランソワ・ク
ープランではなく、叔父にあたるルイ・クープランというアスペレンならでは
のプログラミング。フランソワ・クープランに次いでクープラン一族の重要人
物であるルイ・クープランは、17世紀最大の鍵盤音楽作曲家の1人として知ら
れる偉大な音楽家。深い知識と研究成果、レオンハルト直伝の技巧を発揮した
アスペレンの演奏は、期待に違わぬ素晴らしいシリーズとして新たなる金字塔
を打ち立てるに違いない。

AE-10501(SACD-Hybrid) \2580
フローベルガー・エディションVol.5 ――
幻想曲第1番-第7番/カンツォーナ第1番-第6番
トッカータ第5番、第8番、第13番、第14番
ボブ・ファン・アスペレン(オルガン)
J・S・バッハのシリーズと同時進行としてアスペレンが大きな力を注いでいる
フローベルガー・エディションの最新盤の演奏は、なんとチェンバロではなく
オルガン!初のオルガン演奏による録音となった第5集でアスペレンが弾くの
は、ボローニャのサン・マルティノ教会に設置されている1556年に制作された
歴史的オルガンという注目の銘機。アスペレンの研究に研究を重ねた解釈によ
る演奏は壮大にして荘厳。大きな注目を集めることになるであろうアスペレン
のオルガンによるフローベルガー。36ページに及ぶブックレットにはアスペレ
ン自身による解説も収められており注目度は非常に高い!

AE-10421 2枚組 \4360
ヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダー(1593−1635):オルガン作品全集
タブラトゥア・ブーフ/リチェルカール・タブラトゥラ
レオン・ベルベン(オルガン)
16世紀-17世紀ドイツの音楽一家に生まれ、足が不自由でありながらもオルガ
ン奏者や作曲家として活躍したヨハン・ウルリヒ・シュタイグレーダーの書き
上げたオルガン作品全曲を収録。ムジカ・アンティクヮ・ケルンなどで鍵盤奏
者を務めるオランダ人演奏家レオン・ベルベンが、リュディングヴォルト聖ヤ
コビ教会に設置されているシュニットガー製オルガンでスケールの大きい演奏
を聴かせてくれる。

AE-10581 \2180
ルイス・ウルテアガ(1882−1960):オルガン作品集
アレグロ・マエストーソ/Ofrenda al Beato Pio X/マルチャ・レリギオサ
カノン形式による牧歌/パストレーラ/レスポンソ/栄光のエルサレムへ
フィナーレ
エステバン・エリゾンド(オルガン)
ウルテアガは、その生涯で88曲に及ぶオルガンのための作品を作曲したスペイ
ンの音楽家である。来日経験も持つスペインのオルガニスト、エリゾンドがサ
ン・ヴィセンテ教会のオルガンで同郷のウルテアガの作品を演奏した録音。

AE-10611(SACD-Hybrid) \2580
ポール・ド・マレングロー(1887−1956):
シンフォニック・オルガン作品集Vol.1
交響曲《神秘の子羊》Op.24/組曲《修道会》Op.65/交響曲《受難》Op.20
ペーター・ファン・デ・ヴェルデ(オルガン)
フランク、ドビュッシーの系譜を受け継ぐベルギーの作曲家マレングローの作
品集がスタート。キリストの受難を描いた作品など、収録曲は何れも宗教色の
濃い内容となっている。アントワープでの録音。





<Signum Classics>
SIGCD 082 \2180
オリアーナの勝利-トマス・モーリーが編纂したマドリガル曲集 ――
マイケル・イースト(c.1580−1648):それゆえ空はとても薄暗く
ダニエル・ノルコム(1576−before.1655):天使の顔は輝いて
ジョン・マンディ(c.1529−?1591):陽気な彼女
エリス・ギボンズ(1573−・1603):美しいオリアーナ万歳
ジョン・ベネット(c.1575−1614):今や生ある者はすべて
ジョン・ヒルトン(?−?1608):美しきオリアーナ、美しき女王
ジョージ・メイソン(c.1573−1632):妖精と羊飼いの踊り
リチャード・カートン(c.1558−1638?):平穏な空気と澄んだ空
ジョン・ホルメス(?−1929):誕生日を記念したあなたの美しいブーツ
リチャード・ニコルソン(c.1570−1639):すべての羊飼いよ、歌え
トマス・トムキンス(1572−1656):牧神と愉快なサティルス
マイケル・カヴェンディッシュ(c.1565−1628):
おいで、優しい恋人と羊飼いの優美な娘
ウィリアム・コッボールド(1560−1639):薔薇と月桂樹の花冠
トマス・モーリー(1557−1602):起きよ、目覚めよ
ジョン・ファーマー(c.1570−fl.1592−1599):
美しい妖精よ、私は一言聞いた
ジョン・ウィルビー(1574−1638):貴婦人オリアーナ
トマス・ハント(17世紀):聞け!なんじら甘い歌声を
トマス・ウィールクス(1575−1623):ヴェスタはラトモス山を駆け下りつつ
ジョン・ミルトン(c.1563−1647):月の中の美しきオリアン
エリス・ギボンズ(1573−?1603):
キャレットのまわりで、すべてを感嘆させる旋律
ジョージ・カービー(?−1634):天使の顔は輝いて
ロバート・ジョーンズ(c.1577−after.1615):
美しきオリアーナ、見せかけの愚かな目配せを
ジョン・リスレイ(?):美しいシゼレアから手渡された彼女の鳩
トマス・モーリー:水晶の泉のほとりに
エドワード・ジョンソン(fl.1572−1601):来たれ、幸運の鳥よ/
キングズ・シンガーズ〔デイヴィッド・ハーリー(カウンターテナー)、
ナイジェル・ショート(カウンターテナー)、ポール・フェニックス(テノー
ル)、フィリップ・ローソン(バリトン)、ガブリエル・クロウチ(バリト
ン)、スティーヴン・コノリー(バス)
1968年にケンブリッジ・キングズ・カレッジの学生たちによって結成された
「キングズ・シンガーズ」。瞬く間に注目を集めたキングズ・シンガーズが、
男声ア・カペラ・ヴォーカル・アンサンブルとして合唱王国イギリスにおける
代表的な地位に君臨していることは周知のとおり。
多重録音でによるタリスの40声のモテット「御身よりほかにわれは」では、
想像を遥かに超える神秘なる歌声を聴かせてくれるなどシグナム・クラシック
ス移籍後もレコーディング活動勢いは増すばかり。来る12月には来日公演も予
定されており更なる活躍が期待される!1998年3月にドイツで収録が行われた
WDR音源。

SIGCD 085 \2180
ミゼレーレ ――
ジョン・タヴナー(1944−):アテネの歌、The Lamb(子羊)
ジョン・アイルランド(1879−1962):高潔なる御方の御言葉より
S・ラフマニノフ:ヘルヴィムの歌
アレクサンドル・シェレメティエフ(1859−1931):Now ye heavenly powers
B・ブリテン:聖チェチーリア讃歌
パヴェル・ウカシェフスキ(1968−):アヴェ・マリア
アントニオ・ロッティ(1667−1740)8声の《Crucifixus》
G・アレグリ:ミゼレーレ
Z・コダーイ:夕べの歌
民謡(ショート編曲):The Dying Soldier
G・ホルスト:詩篇148番
ウィリアム・ヘンリー・ハリス(1883−1973):Faire Is the Heaven
ナイジェル・ショート(指揮)、テネブレ
男声ア・カペラ・グループであるキングズ・シンガーズと双璧を成すシグナム
・クラシックスの看板アーティストであるナイジェル・ショート&テネブレ。
最新盤で取り上げている作品は、現代の鬼才タヴナーから母国イギリスのアイ
ルランドやホルスト、ハンガリーの巨星コダーイ、ロシアの天才ラフマニノフ
など多岐に渡る。中でもアレグリのミゼレーレの出来は秀逸で、新たな名盤の
仲間入りをするであろう演奏を披露してくれる。





<Dal Segno>
DSPRCD 015 \2180
マスター・オブ・ザ・ピアノ・ロール-偉大なる女流ピアニストVol.5 ――
E・グラナドス:演奏会用アレグロ、間奏曲
I・アルベニス:アラゴネーゼ、スペイン風セレナード、セヴィーリャ
M・セゴヴィア:セレナード、牧歌第1番、同第2番
M・モシュコフスキ:
スペイン舞曲第2番Op.12-2、同第5番Op.12-5《ボレロ》、スペイン奇想曲Op.37
他 全17曲
パキータ・マドリグェラ・セゴヴィア
1900年バルセロナに生まれたマドリグェラ・セゴヴィアはアンドレアス・セゴ
ヴィアの妻でり、グラナドスの門下生としてその実力を発揮した女流ピアニス
トである。

DSPRCD 029 \2180
モーツァルト-ピアノ・ロール・レコーディングス ――
W・A・モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331《トルコ行進曲付き》よりロンド(パハマン)
幻想曲ニ短調K.397(ラーブ)
ピアノ・ソナタ第17番ニ長調K.576(ランドフスカ)
セレナード(バックハウス)
(リスト、ブゾーニ編曲)《フィガロの結婚》より主題と幻想曲(ホロヴィッツ)
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
「大作曲家の自作自演によるピアノロール」、「偉大なる女流ピアニスト」に
続く新たなシリーズが登場。ピアノ界の巨匠たちが演奏をを復刻していくシリ
ーズの第1弾はモーツァルト。

DSPRCD 030 2枚組 \4360
ベートーヴェン-ピアノ・ロール・レコーディングス ――
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2《月光》(パデレフスキ)
同第30番ホ長調Op.109(コルトー)
同第25番ト長調Op.79(ヘス)
同第3番ハ長調Op.2-3(ホフマン)
同第27番ホ短調Op.90(ダルベール)
ガヴォット ヘ長調(ダルベール)
アンダンテ・ファヴォリ へ長調Op.35(ランドフスカ)
ピアノ・ソナタ第12番変イ長調Op.26《葬送》(ランドフスカ)
バガテル ロ短調Op.126-4(バウアー)
トルコ行進曲(ホフマン)
様々なアーティスト(作品名の後ろの( )内が演奏者)
前出のモーツァルトに続くのは楽聖ベートーヴェン。パデレフスキ、コルトー、
ヘスなど1900年代前半にかけて活躍した偉大なるピアニストたちの演奏が蘇る。





<Arcana>
A 342 \2180
ギョーム・デュファイ:聖ヤコブのミサ曲
ラ・レヴェルディ
デュファイの「イタリアへの道(A 317)」、ビンゲンの「王の花嫁(A 314)」
など数々の名盤を送り出しているラ・レヴェルディは、2組のイタリア人演奏家
の姉妹を中心とした古楽アンサンブル。1986年に活動を開始したラ・レヴェル
ディにとって今年2006年は結成20周年となる節目の年であり、今回のリリース
は結成20周年記念盤となる。デュファイの演奏には特に高い評価を得ているレ
ヴェルディ。澄み切った歌声やサクバットの音色が織り成すハーモニーは絶品
である。

A 332 \2180
不可思議なる学芸-中世の思惟としての音楽
ラ・レヴェルディ
廃盤となっていたA 29の新装再発売盤。約10年前となる1993年に録音が行われ
たラ・レヴェルディの演奏。





<Phaedra>
DDD 92030 \2180
In Flanders' Fields Vol.30
ヨゼフ・ヨンゲン(1873−1953):
チェロのための作品集 ――
チェロ・ソナタOp.39/アリアOp.68-1/モト・ペルペトゥオOp.68-2/松の柔
らかさの中でOp.51-1/奇想曲−即興曲Op.51-2/ハバネラ/アルバムのページ
から/ワルツ
カレル・ステイラーツ (チェロ) 
ピート・クイケン (ピアノ)
現在、20世紀ベルギーの作曲家の中で最も注目を集めているといっても過言で
はないヨンゲン。ここ日本でも再評価の機運が著しく人気急上昇中の作曲家で
ある。まだまだ録音も決して多くはないだけに、チェロのための作品をまとめ
たアルバムは非常に重要である。チェロのステイラーツは、フランダース放送
管とロイヤル・フランダース・フィルの奏者を歴任し現在はベートーヴェン・
アカデミーに在籍するベルギー屈指のチェロ奏者。また、ピアノのピート・
クイケンはご存知クイケン・ファミリーの一員であり、ヴィーラントの息子
である。ベルギーの素晴らしき才能によって奏でられる充実のヨンゲン・ア
ルバムの登場!

DDD 92031 \2180
In Flanders' Fields Vol.31
アルトゥール・ミュールマンス(1884−1966):管弦楽作品集 ――
2つの民族リズムによる幻想曲/ヴァイオリンと管弦楽のための2つの楽章/
オーボエと管弦楽のための2つの田園詩/歌劇《エイドリアン・ブロウワー》
序曲/オーボエ協奏曲/クラリネットと管弦楽のための狂詩曲/管弦楽のた
めの2つの舞曲
リュドミラ・ペテルコヴァ(クラリネット)、
ジンドリチ・パツデラ(ヴァイオリン)、
ピート・ファン・ボックスタル(オーボエ)、
へルマン・エンゲルス(指揮)、
フラデッツ・クラーロヴェー・フィルハーモニック管弦楽団
ミュールマンス兄弟の兄であるアルトゥールの管弦楽作品集。ベルギーではそ
の名を知られる20世紀の作曲家であり、情緒に溢れる作品の数々は近年録音や
演奏の機会が増えつつある。

DDD 92032 \2180
In Flanders' Fields Vol.32
クラリネット三重奏のための作品集 ――
M・グリンカ:悲愴三重奏曲ニ短調
コーン・デヨング(1957−):クラリネット三重奏のための《便り》
ジョルジュ・ロンク (1900−1967):前奏曲とアリアOp.30、アイドルOp.41
ダニエル・ジステルリンク(1948−):論争
パウル・ユオン(1872−1940):4つのトリオ・ミニアチュール
トリオ・クラリーノ
トリオ・クラリーノは、ベルギーの名手ブイケンスの教え子であるクラリネッ
ト奏者、ヨン・ファン・ラーテムを中心にベルギー王立音楽院の卒業生で結成
されたクラリネット三重奏団である。





<BNL>
BNL 112944 2枚組 \2180
W・A・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調K.304/同第24番ハ長調K.296/同第34番
変ロ長調K.378/同第42番イ長調K.526
フレデリク・ペラッシー(ヴァイオリン)、
タチアナ・パヴロワ(ピアノ)
メニューイン・スクールでの実績でその名を一躍世界に知らしめたフレデリク
・ペラッシー。モーツァルト・アルバムはその演奏が更に進化を遂げているこ
とを実感できる充実の内容。音色、解釈とも非常に深く見事な演奏である。
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

BNL 112942 2枚組 \2180
サン・リジェ大聖堂の歴史的オルガン ――
J・ヒメネス:Obra de 1 tono de Ileno
J・パッヘルベル:第4アリア
S・A・エレディア:obra de 8 tono alto
J・スヴェーリンク:半音階的幻想曲
J・スタンレイ:3つのヴォランタリーOp.7
他 全11曲
アンドレ・ロッシ(オルガン)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
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ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)





<Syrius>
SYR 141400 2枚組 \2180
J・S・バッハ:オルガン作品集Vol.2 ――
前奏曲とフーガ ト短調BWV.535/4声のコラール《キリストは死の絆につきた
まえり》BWV.279/コラール《キリストは死の絆につきたまえり》BWV.718/
幻想曲ロ短調BWV.563/前奏曲とフーガ ハ長調BWV.531/コラール・パルティ
ータ《おお神、汝義なる神よ》BWV.767/前奏曲とフーガ イ短調BWV.551/
同ト長調BWV.550/ノイマイスター・コレクションより12曲
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
パリ音楽院でナディア&リリ・ブーランジェにオルガンを学んだ知性派オルガ
ニストによるバッハ。
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
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ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

SYR 141396 2枚組 \2180
サン・カレー大聖堂の歴史的オルガン ――
J-F・ダンドリュー:オッフェルトリウム、二重奏曲、三重奏曲
L-N・クレランボー:第1旋法による組曲、第2旋法による組曲/他 全12曲
ヘルガ・シャウエルテ(オルガン)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
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ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)

SYR 141399 2枚組 \2180
M・E・ボッシ:オルガン二重奏のための幻想曲
作曲者不詳(19世紀):ソナタ
G・B・プレディエリ:ラルゴ
F・ボナッツィ:牧歌
B・アシオーリ:序曲《田園》
G・ロッシーニ:ロジーナのアリア/他 全10曲
アンドレア・マシナンティ(オルガン)、
フランチェスコ・タシーニ(オルガン)
このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
(dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは違います。ご注意下さい。)





<Cavalli>
CCD 428 \2180
エックハルト・コペツキ(1956−):打楽器のための作品集 ――
2台のマリンバのための《Wooden Delight》/打楽器独奏のための《キャンド
・ヒート》/マリンバ独奏と4人の打楽器奏者のための《月夜の踊り》/アル
ト・サクソフォーンと打楽器のための 《Mixed Music》/マリンバ独奏のた
めの《ソロ・ダンサーのための3楽章》/打楽器四重奏のための《ドラミング
・ライツ》
マリオン・アンダーソン(サクソフォーン)、
トロッシンゲン音楽大学打楽器アンサンブル
コペツキはオスナブルック音楽大学で研鑽を積み、トレーナーやプロの演奏家、
作曲家として活動を続けるドイツの音楽家。打楽器を中心とした編成に、サク
ソフォーンを融合させるなど斬新なスタイルの作品を発表している。





<Thorofon>
CTH 2464 \2180
ヨハン・ショップ(ca.1590−1667):
イナントラーダ/パドゥアーナ/アルマンド/クーラント/パドゥアーナ/
ガリアルド/他 全22曲
シモーネ・エッケルト(指揮)、
ハンブルガー・ラツムジーク





<Gala>
GL 100.779 2枚組 \2300
G・ヴェルディ:歌劇《アッティラ》(録音:1987年1月23日)
サミュエル・レイミー(バス)、
ガブリエレ・フェッロ(指揮)、
フェニーチェ歌劇場管弦楽団&合唱団、他

GL 100.785 2枚組 \2300
B・スメタナ:歌劇《ダリボル》(英語歌詞版/録音:1969年8月31日)
エイプリル・カンテロ(ソプラノ)、
ヴィレム・タウスキ(指揮)、
BBC管弦楽団&合唱団、他

<haessler> SWR MUSIC
KDC 5015 \2250
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
サー・ロジャー・ノリントン(指)
シュトゥットガルトSWR放送交響楽団
録音:2006年1月19-20日シュトゥットガルト・リーダーハレ、
ベートーヴェンザール(ライヴ)
ヴァイオリンからヴィブラートが消えて、いま未知のアダージェットがよみが
える。「巨人」、第4番につづいて、ノリントン&シュトゥットガルト放送響
によるマーラー・シリーズにいよいよ屈指の人気作第5番が登場します。
数多くのマーラー演奏がひしめく中にあって当コンビの個性を特徴付ける最大
のポイントが、ヴィブラートを徹底して排した“シュトゥットガルト・サウン
ド”。かのクレンペラーが甘美すぎてムード音楽のようだと嫌ったアダージェ
ットも、これまでとはまったく別次元の魅力で迫ります。もし彼がこの演奏を
聴いたらどう感じることでしょうか。
1900年当時に回帰した楽器配置も重要なポイント。すなわち左右両翼に振り分
けられたヴァイオリンと、木管楽器の後ろに一列に並ぶコントラバス。ホルン
を左側に、トランペット、トロンボーンとチューバは右側へと置く金管セク
ション。これによって得られる、どんなに響きの厚い箇所でも決して透明感を
失わないサウンドこそノリントンが手兵とともに長年の歳月をかけて目指して
きたもの。とびきりクリアな録音によってはっきりとつかめます。
暖かくピュアにもかかわらず、エネルギッシュでパワフル。好調ぶりを物語
るノリントン&シュトゥットガルトによるマーラー5番。自在なテンポも見事
なフィナーレののちに湧き上がる拍手と歓声もそのはずで、圧倒的な手ごたえ
を感じさせます。なお、これまでと同じ日本語オビとブックレットに解説の対
訳つき。




<harmonia mundi>
HMC 901928 2枚組 \3380
HMC 801928(SACD-Hybrid) 2枚組 \4500
ヘンデル:「メサイア」
シャスティン・アヴェモ(S)
パトリシア・バードン(A)
ローレンス・ザゾ(CT)
コビー・ヴァン・レンズブルク(T)
ニール・デイヴィス(Bs)
ルネ・ヤーコプス(指)フライブルク・バロック・オーケストラ
クレア・カレッジ合唱団
競合盤ひしめく「メサイア」の中、ヤーコプスは最高の演奏を届けてくれまし
た。フライブルク・バロック・オーケストラを自在に操りながら、ヤーコプス
ならでは知的刺激と熱い情熱の入り混じったヘンデルはお見事の一言。ヘンデ
ルの音楽に浸る喜びに溢れています。この録音では1750年に上演した時の形態
を元にし、ソリストを5人立てています。ソプラノは、スウェーデン出身で、
ここ数年猛烈な勢いで人気急上昇のシャスティン・アヴェモ。ヘンデルなど
バロック音楽から、「ルル」のタイトルロールまで得意とする恐るべき人で
す。アルトには、充実した深いアルトの美声が素敵なアイルランドのパトリシ
ア・バードン。カウンターテナー、テノールには、ローレンス・ザゾ、コビ
ー・ヴァン・レンズブルクとヤーコプス組というべきお馴染みの面々。バス
にはこれもバロックで大活躍のウェールズのバス、ニール・デイヴィス。ヤー
コプスが満を持しての「メサイア」です。

●ハルモニアムンディ クリスマス・エディション2006
超美麗装丁、完全限定盤

HMX 2971782 \1780
J.S.バッハ:
カンタータ「キリスト者よ、この日を銘記せよ」BWV63、
マニフィカトBWV243a(変ホ長調)
ドロシー・ブロツキー=ミールズ(S) キャロリン・サンプソン(A) 
マーク・ダンツ(T)ペーター・コーイ(Bs) 
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
2006年6月の来日で、ライブでもそのあまりの美しさに改めて我々を驚嘆させ
たヘレヴェッヘ。マニフィカトだと比較的華やかに演奏するのも一興ですが、
やはりこのヘレヴェッヘのようにどこまでも流れを失わない流麗なマニフィカ
トも格別です。いつ聴いても驚かされる名演奏、名録音。(HMC 901781(2CD)
の組みなおしで一枚になったもの。)

HMX 2971407 \1780
コレッリ:
合奏協奏曲 作品6より第5番(変ロ長調)、第11番(変ロ長調)、
第6番(ヘ長調)、第12番(ヘ長調)、第7番(ニ長調)、
第8番「クリスマス」(ト短調)
アンサンブル415
今なお色褪せることなく、歴史上に燦然と輝く名演奏。原盤はHMC901406で
2枚組みとして発売されていましたが今はもはや廃盤となっています。この盤
は、2枚組の2枚目のみを復活させたもの。発売当初から、コレッリが生きた
当時の編成で演奏しているなど、学術的にも、そして芸術的にも名高い名盤
です。

HMX 2971310 \1780
シュッツ:
クリスマス物語(キリスト生誕の喜ばしき物語)SWV435
小教会コンチェルト集第2集 Op.9から、めでたしマリアSWV333、
天は滴を落としSWV322、ヨセフ・汝ダビデの子よSWV323、
今日こそキリストの生まれた日 SWV315、
今日こそ主なるキリストの生まれた日SWV439
ルネ・ヤーコプス(指)
コンチェルト・ヴォカーレ、
マリア・クリスティーナ・キール(ソプラノ)、
ゲルト・テュルク(テノール)他/録音:1989年9月
小教会コンチェルト集はシュッツの作品の中でも特に有名な部類にはいりま
す。17世紀のドイツのルター派の色合いと、イタリア・オペラのレチタティ
ーヴォの要素が混じりあった、えもいわれぬ魅力に満ちています。

HMX 2977079 \1780
魂のクリスマス-ヨーロッパ、アメリカのキャロル
ポール・ヒリヤー(指)シアター・オブ・ヴォイシズ
ヨーロッパの文化のなかで育まれたクリスマス・キャロルは、移民たちの手
によってアメリカ大陸にもたらされ、アメリカ的なものに発展していきまし
た。合唱の神様、ヒリヤーが、手兵シアター・オブ・ヴォイシズを率いてヨ
ーロッパとアメリカの美しいキャロル集をまとめました。「もろびとこぞり
て」をはじめ、シベリウスやホルスト、さらにはアイヴズのキャロルまで、
いずれも胸にしみ入るような逸品ばかりです。

HMX 2971794 \1780
ロマンティック・クリスマス・ソングズ
ウヴェ・グロノスタイ(指)RIAS室内合唱団
タイトルのとおり、ロマンティックなクリスマス・ソングを集めた一枚です。
何度でも繰り返して聴きたくなる、どこか懐かしい薫りがする曲ばかりです。

HMX 2971148 \1780
ノートルダム楽派のクリスマスのミサ
M.ペレス(指)アンサンブル・オルガヌム
かけた途端、壮大な石造りの教会の内部に入り込んだような、荘厳な雰囲気
が漂う一枚です。クリスマスとは、神の御子がお生まれになった日であると
いう宗教的な原点を感じさせる一枚です。アンサンブル・オルガヌムの素晴
らしさにはあらためて驚嘆です。

HMX 2978199 \1780
サヴォア教会の鐘の音
ダカン:南仏のクリスマス(ト長調)
ツィポーリ:パストラーレ
J.S.バッハ:パストラーレBWV590
バルバストル:イエスがお生まれになった時、ヨセフは幸せな結婚をした 
他全16曲
ルネ・サオルジャン(オルガン)
今から20年以上前にレコードとして発売されて以来市場から姿を消していた逸
品が、クリスマスシリーズで初CD化。南仏の真珠とも評されるタンドの町にあ
る教会のオルガンと、イタリア文化の影響も色濃く残るサヴォア地方のシャン
ベリーにある教会のオルガンを使って演奏しているなんとも贅沢な録音です。
キリストの誕生を一番最初に知らされた羊飼いの歌「パストラーレ」を集めた
もので、ゆったりとした気分が最高の一枚です。

HMX 2971632 2枚組 \2700
ベルリオーズ:オラトリオ〈キリストの幼時〉Op.25
ヘロデの夢、エジプトへの逃避、サイスへの到達
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指)
コレギウム・ヴォカーレ、シャペル・ロワイヤル、シャンゼリゼO.
ヴェロニク・ジャンス(Ms)、ポール・アグニュー(T)、
オリヴィエ・ラルエット(Br)、ローラン・ナウリ(Bs)、
フレデリック・キャトン(Bs)
ベルリオーズによる、キリストの幼時の壮大な音物語。神の御子という身分
でありながら、馬小屋の飼い葉おけの中で産声をあげ、その後もヘロデ王の
陰謀で命の危険にさらされるなど、穏やかではなかったキリストの幼いとき
の音楽描写はかなり激しく、時に崇高で、実に壮大な音絵巻物語となってい
ます。

HMX 2971082 \1780
シャルパンティエ:
歌劇「われらが主イエス・キリストの降誕」H.483(1684)、
オラトリオ「クリスマスの歌」H.414(1683?85)
クリスティ(指)レザール・フロリサン
クリスティとレザール・フロリサンによるこの演奏は、シャルパンティエの演
奏の中でも最高峰に位置するもの。シャルパンティエのクリスマス音楽の美し
さに酔いしれてしまいます。

HMX 2978223 \1350
ハルモニア・ムンディ・クリスマス・エディション
スペシャル・コンピレーションCD
今回ご案内してきた9タイトルの特に良い曲、ききどころばかりを集めた一枚
です。これに入っている曲を道しるべに全曲盤を買うもよし、プレゼントと
して使うもよし、黄門様の印籠のように決定打的な一枚です。





<PREISER>
PRCD 90703 3枚組 \5640
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集
ノーバート・ブレイニン(Vn)ギュンター・ルートヴィヒ(P)
録音1989年9月-1990年2月(フランクフルト フェステブルク教会)
2005年4月に亡くなったアマデウス弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン奏者、ノー
バート・ブレイニン(1923年、ウィーン生まれ)が、1989年から90年にかけて
レコーディングした全集。現在、ジョジュア・ベルが弾いている1713年製、ス
トラディヴァリウスとベーゼンドルファー・インペリアル(蓋、全開で)録音
されています。




<ONDINE>
●初回限定 CRYSTAL EDITION!超特価お買い得、Special Version

ODE 9030 \1350
ショパン:
ノクターン第9番ロ長調Op.32の1
ノクターン第2番変ホ長調Op.9の2 
ワルツ第3番イ短調Op.34の2
前奏曲第7番イ長調 
前奏曲第15番変ニ長調「雨だれ」
前奏曲第20番ハ短調 
マズルカ第22番嬰ト短調Op.33の1 
マズルカ第16番変イ長調Op.24の3 
マズルカ第25番ロ短調Op.33の4 
リョベート:10のカタロニア民謡
ティモ・コルホネン(G)

ODE 8780 \1350
シベリウス:
ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47 
カレリア組曲Op.11 
ベルシャザール王の饗宴Op.51
ペッカ・クーシスト(Vn)
レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキPO.

ODE 9800 \1350
J.S.バッハ:
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調BWV1041 
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042 
2本のヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043 
2本のヴァイオリンのための協奏曲ハ短調BWV1060
ヤーッコ・クーシスト、ペッカ・クーシスト(Vn) 
タピオラ・シンフォニエッタ
ソロのための協奏曲は、ホ長調をペッカが、イ短調をヤーコが弾く。2台のハ
ープシコードで演奏されることの多いハ短調 BWV1060 は、オーボエとヴァイ
オリンのための協奏曲がオリジナル。

ODE 10220 \1350
シベリウス:
シベリウス:交響曲第3番ハ長調Op.52 
ヒンデミット:4つの気質
オリ・ムストネン(Pf,指)ヘルシンキ祝祭O

ODE 9500 \1350
ラウタヴァーラ:
ピアノ協奏曲第3番「夢の贈り物」(1998)
「秋の庭」(1999)
ラウタヴァーラとアシュケナージの会話
ヴラディーミル・アシュケナージ(指&P)
ヘルシンキPO 録音:1999年8月

ODE 9200 \1350
ブルックナー:
交響曲ヘ短調“第00番”,
弦楽五重奏曲より“アダージョ”(F.エスター編曲弦楽オーケストラ版)
ウラディミール・アシュケナージ(指)ベルリン・ドイツSO.

ODE 8950 \1350
ウェーバー:
クラリネット協奏曲第1番ヘ短調Op.73 
同第2番変ホ長調Op.74 
クラリネット小協奏曲Op.26 
クラリネット五重奏曲変ロ長調Op.34
カリ・クリーック(Cl) 
サカリ・オラモ(指)フィンランド放送SO.新ヘルシンキSQ.

ODE 9690 \1350
モーツァルト:
「フィガロの結婚」(自分で自分がわからない,恋とはどんなものかしら),
「ティートの慈悲」(ああこの瞬間に,立ち去りましょう),
ロッシーニ:
「セビリアの理髪師」(今の歌声は),
「チェネレントラ」(不安と涙のうちに生まれ),
ベッリーニ:
「カプレーティとモンテッキ」(ロメーオがあなたの息子を殺したとしても)
ドニゼッティ:
「ファヴォリータ」(ああ、私のフェルナンド),
「アンナ・ボレーナ」(この荒々しい炎に),
マスネ:「ウェルテル」(ウェルテル、ウェルテル)
エリーナ・ガランチャ(Ms) 
アレクサンドルス・ヴィルマニス(指)ラトヴィア国立SO.

ODE 10430 \1350
モーツァルト:
「コジ・ファン・トゥッテ」-
岩のように動かずに,
お願い、許して、恋人よ,
コンサート・アリア「私のうるわしい恋人よ、さようなら」K.528,
「ツァイーデ」-
やすらかにおやすみ下さい,
コンサート・アリア「ああ、私には分かっていた」K.272,
「フィガロの結婚」-
楽しい思い出はどこへ,
コンサート・アリア「どうしてあなたを忘れよう」K.505
ソイレ・イソコスキ(S) マリタ・ヴィータサロ(P)
ペーター・シュライヤー(指)タピオラ・シンフォニエッタ,
録音:2004年1月

ODE 8970 \1350
ベートーヴェン, シューベルト, シューマン, ブラームス, 
マーラー
君を愛す、新しき愛、新しき生命、寂しさの喜び、鱒、野ばら
糸を紡ぐグレートヒェン、水の上で歌う、音楽に寄す、至福 
《ミルテの花》より、わたしの恋は緑にもえ、甲斐なきセレナード
恋人を訪ねて、姉妹、永遠の愛について、《若き日の歌》より
カリタ・マッティラ(S)イーモ・ランタ(Pf)

ODE 8930 \1350
シュニトケ:
ピアノと弦楽オーケストラのための協奏曲 
ヴァイオリン協奏曲第3番 
ヴァイオリン・ソナタ第3番
ラルフ・ゴトーニ(Pf) マルク・ルボツキー(Vn) 
イリーナ・シュニトケ(Pf)
ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ,
シベリウス・アカデミー管楽プレイヤーズ

ODE 9610 \1350
エングルンド:
交響曲第4番「郷愁」(1976)
交響曲第5番「フェンニカ」(1977)
万里の長城(1949)
エリ・クラス(指)タンペレPO

ODE 9710 \1350
フェルリング:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 
同:3つのコントルダンス/3つのメヌエット
ビューストレム:カドリユ 
リタンデル:アリアI「もしオルフェウスが太古に」 
同:アリアII「アウラの岸が永遠なりせば」 
トゥリンドベリ:ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op.1
クレータ=マリア・ケンタラ(Vn) ヘルマン・ヴァレーン(Br)
ユッカ・ラウタサロ(指)六階O.

ODE 9970 \1350
サーリアホ:
聖杯劇場(1997)-Vnと室内Oのための 
ソラール(1993) 
オーロラ(1986)-9人の奏者と電子楽器のための
ヨーン・ストルゴール(Vn) 
ハンヌ・リントゥ(指)アヴァンティ!室内O.

ODE 10160 \1350
クリストファー・ラウス:
打楽器と管弦楽のための幻想曲「救われたアルベリヒ」
狂喜
ヴァイオリン協奏曲
イヴリン・グレニー(Perc) 
チョーリャン・リン(Vn)
レイフ・セーゲルスタム(指)ヘルシンキPO.

ODE 10170 \1350
マグヌス・リンドベルイ:
ピアノ協奏曲(1990/4) 
クラフト(1985)
エサ=ペッカ・サロネン(指)
フィンランド放送SO.トイミー・アンサンブル
マグヌス・リンドベルイ(Pf)

<ONDINE>
KDC 5014(SACD-Hybrid) 2枚組 \3380
マーラー:
交響曲第6番イ短調「悲劇的」
ピアノ四重奏曲イ短調(1876)
クリストフ・エッシェンバッハ(指)フィラデルフィアO.
クリストフ・エッシェンバッハ(P)
[フィラデルフィアO.のメンバー]デイヴィッド・キム(Vn)・チューン=
ジン・チャン(Va)・エフェ・バルタチギル(Vc)
録音:2005年11月(ライヴ)、
2006年3月フィラデルフィア、ヴェリゾン・ホール
[エグゼクティヴ・プロデューサー:ケヴィン・クラインマン、
レコーディング・プロデューサー:マーサ・デ・フランシスコ、
バランス・エンジニア:エヴェレット・ポーター(交響曲)
ジャン=マリー・ヘイセン(四重奏)、
レコーディング・エンジニア:チャールズ・ギャグノン(交響曲&四重奏)
ジョシュア・ティズバリー(四重奏)]
バルトーク、チャイコフスキーにつぐエッシェンバッハ&フィラデルフィア管
によるシリーズ最新作はマーラーの「悲劇的」。
音楽監督エッシェンバッハのもと、華麗をきわめた“フィラデルフィア・サウ
ンド”が全開!舞台左右両翼に並んだヴァイオリン。最近話題の楽章配置はア
バド、ヤンソンスらとは異なり、2楽章スケルツォ、3楽章アンダンテの順によ
る演奏といったポイントに加え、なにより現代屈指のマエストロがスーパー・
オケを鳴らし切って、破格のスケールで展開される音楽はまさに圧巻というほ
かありません。そして当シリーズの目玉といえるのが驚異的な録音。SACDフォ
ーマットを活かしメジャーレーベルでの経験も豊かな最高の布陣による仕事が
確認できます。
カップリングは交響曲と同じ調性による若き日の四重奏。名手エッシェンバッ
ハがフィラデルフィアのトップ・メンバーと親密なアンサンブルを聴かせてい
ます。なお、今回は特別に日本語のオビに加えて、音楽評論山崎浩太郎氏によ
る充実の解説つきというのも大きな魅力となっています。スリップケース入り
の豪華仕様。




<SUPRAPHON>
SU 3890 10枚組 \10500
ショスタコーヴィチ:交響曲全集
[CD 1]
交響曲第1番へ短調Op.10
交響曲第12番ニ短調Op.112「1917年」
[CD 2]
交響曲第2番ロ長調Op.14「10月革命に捧ぐ」
交響曲第10番ホ短調Op.93
[CD 3]
交響曲第3番変ホ長調Op.20「メーデー」
交響曲第14番ト短調Op.135「死者の歌」
[CD 4]
交響曲第4番ハ短調Op.43
[CD 5]
交響曲第5番ニ短調Op.47
交響曲第9番変ホ長調Op.70
[CD 6]
交響曲第6番ロ短調Op.54
交響曲第15番イ長調Op.141
[CD 7]
交響曲第7番ハ長調Op.60「レニングラード」
[CD 8]
交響曲第8番ハ短調Op.65
[CD 9]
交響曲第11番ト短調Op.103「1905年」
[CD10]
交響曲第13番変ロ短調Op.113「バビ・ヤール」
マキシム・ショスタコーヴィチ(指)プラハSO.
プラハ・フィルハーモニックCho.(第2番・第3番)
マリーナ・シャグチ(S)ミハイル・リソフ(Bs)(第14番)
ぺテル・ミクラーシュ(Bs)プラハ・フィルハーモニックCho.男声Cho.、
キューン混声Cho.の男声Cho.(第13番)
録音:(第1番・第9番)1999年11月30日&12月1日
(第12番・第15番)2006年3月8-9日 (第2番)2005年12月6-7日
(第3番・第11番)2006年2月28日&3月1日 (第14番)1999年12月7-8日
(第4番)1998年2月3-4日 (第6番)1999年3月2日 (第7番)2002年2月27日
(第8番)2003年4月7-8日以上プラハ市庁舎スメタナ・ホールにおけるライヴ
(第13番)1995年2月1日
(第5番)1996年11月13日プラハ、ルドルフィヌムにおけるライヴ
生誕100年を記念して、続々と強力なタイトルが目白押しのショスタコーヴィチ
のアルバム。スプラフォンからは、作曲者の息子マキシムがプラハ響と行なっ
たライヴによる交響曲全集がリリースされます。もっとも録音の古い第4番をは
じめ、第5番、第6番、「バビ・ヤール」の4曲を除いて、ほとんどすべてが初出
という注目の内容です。
なんといっても血のつながりを持つ親子というのはほかの誰にも真似の出来な
い強み。生まれた時から父親の作品に身近に接してきたマキシムを、その解釈
においてもっとも信頼できる権威のひとつとするのは異論の余地のないところ
です。交響曲では第15番の初演を手がけ、チェロ協奏曲集(SU.3414)などの
アルバムを作り上げてきた数々の実績がこれを物語っています。けれども不思
議といえば不思議なこともあるものです。肝心の交響曲の録音については、わ
ずかにロンドン響やソヴィエト国立響などと散発的に残しているのみで、ここ
に至るまで単独のオケで全曲が揃うことはかないませんでした。
こうした状況の中で、足掛け10年の歳月をかけてようやく完成した当セットの
存在意義はきわめて大きいといえます。しかもここではオケが指揮者と90年代
前半から親密な結びつきを深めているプラハ響であることや、既出の4曲がい
ずれも高い評価を得ていたことからも演奏内容への期待度も高まります。
さらに音質面にも万全の配慮で、全集化にあたり既出の内容も含めて2006年に
最新のリマスタリングを施しています。





<harmonia mundi>
HMU 907403 \2250
HMU 807403(SACD-Hybrid) \2300
C.P.E.バッハ:
4つの管弦楽のシンフォニアWq.183 no.1-4
チェロ協奏曲 イ長調
アンドルー・マンゼ(指)イングリッシュ・コンソート
アリソン・マクギリヴレイ(Vc)
快進撃のとまらないマンゼ&イングリッシュ・コンソート、次なる新譜は、
C.P.E.バッハ。バロック時代と古典派時代のちょうど端境期に生きたC.P.E.
バッハの作品は、なんといってもきらきらと輝く生命力が魅力です。マンゼ
のエネルギッシュで推進力に溢れた統率は見事。オケのメンバーが一丸とな
って縦横無尽に駆け巡る音型を熱演、時に激しく時に甘くやわらかな魅力に
満ちており、気分爽快にしてくれることうけあいです。カップリングのチェ
ロ協奏曲でソリストをつとめているアリソン・マクギリヴレイは、グラスゴ
ー出身。学生のころから様々なアンサンブルに参加、ホグウッド率いるアカ
デミー・オブ・エンシェント・ミュージックでも重要なメンバーとして活躍
し、イングリッシュ・コンソートのプリンシパルチェロ奏者です。マンゼの
快活な指揮のもと、伸びやかで魅力的な演奏を繰り広げています。




<STOMP MUSIC>
EKLD 0720 \1750
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 ハ短調op.18
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調op.23
ジュリアス=ジョンウォン・キム(P)
ウラディミール・ヴァーレク(指)
北ドイツ放送フィル
ウィーン在住の韓国人ピアニスト、ジュリアス=ジョンウォン・キムによる2大
ピアノ協奏曲の胸のすく快演。ヨーロッパのリサイタルで証明済みの素晴らし
いテクニックと天賦の美音で美しいメロディの宝庫である2つの協奏曲を爽やか
に弾きあげています。韓流=恨(ハン)=情念の世界という先入観とは無縁の
爽快な味わいがそれぞれの作品の魅力を一層引き立てています。





<Gega New>
GD 303 \1880
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調op.54、クライスレリアーナ op.16
アンナ・ストイチェヴァ(P)
ロッセン・ミラノフ(指)
ブルガリア国立放送交響楽団
外へ外へと開花しているような美しい容貌とは対照的な内省的演奏でシューマ
ンの本質に迫った滋味溢れる好演です。外面的な効果などまるで意に介さずシュ
ーマンの精神の深淵をひたすら指向した演奏なので、聴いている時はそれほど
でないようでも、聴き終えた時にはシューマンの音楽の全てを伝えられたよう
な尋常ならざる感銘を受けることでしょう。





<ATMA>
ACD2 2500 \1850
「金曜日」
ボロディン:スケルツォ
コピロフ:ポルカ
ドステン=ザッケン:子守歌
アルツィブーシェフ:セレナーデ
ソコロフ:スケルツォ,マズルカ,カノン
ブルーメンフェルト:サラバンド
リャードフ:マズルカ,サラバンド,フーガ
グラズノフ:前奏曲とフーガ,クーラント
ヴィトール:メヌエット
ソコロフ/グラズノフ/リャードフ:ポルカ
リムスキー=コルサコフ:アレグロ
アルカン四重奏団〔ローラ・アンドリャーニ(Vn),ナタリー・カミュ(Vn),
リュク・ボシュマン(Va),デイヴィッド・エリス(Vc)〕
「金曜日」は、10人の作曲家による、弦楽四重奏のための小品集です。19世紀
末、サンクトベルブルグに、材木商で財を成し、自ら弦楽四重奏でヴィオラを
弾くという大の音楽好きだった、ミトロファン・ベリャーエフという人物がい
ました。彼はリムスキー=コルサコフやグラズノフ、リャードフなど、多くの
才能ある作曲家を支援し、彼らの集まりはベリャーエフ・サークルと呼ばれま
した。「金曜日」というのは、ベリャーエフの館で金曜日に室内演奏会が催さ
れていたことによるもの。アレクサンドル・ボロディン (1833-1887)、ニコラ
イ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908)、アナトーリ・リャードフ(1855-
1914)、ニコライ・ソコロフ(1859-1922)、アレクサンドル・グラズノフ(1865-
1936)といった人たちから、アレクサンドル・コピロフ (1854-1911)、マクシ
ミリアン・ドステン=ザッケン (18??-19??)、ニコライ・アルツィブーシェフ
(1858-1937)、ヨゼフ・ヴィードル(1863-1948)、フェリクス・ブルーメンフェ
ルト(1863-1931)など、多彩なメンバーです。革命直前のロシアの裕福な音楽
生活を垣間見るような気がします。アルカン四重奏団はカナダのケベックを拠
点に活動する団体で、結成からもう20年近くも歴史があります。ちなみにア
カンとは、彼らの支援者であるアルミニウム会社の名前だそうです。





<ORFEO D'OR>
ORFEOR 705061 \2080
モーツァルト:
「バスティアンとバスティエンヌ」
イレアーナ・コトルバス(S バスティエンヌ)
トーマス・レールベルガー(T バスティアン)
ペーター・ヴァン・デア・ビルト(Bs コラス)
レオポルド・ハーガー(指)モーツァルテウム管弦楽団
録音:1969年7月31日,レジデンツ
モーツァルト:
「劇場支配人」
エディタ・グルベローヴァ(S マダム・ヘルツ)
クリスティーナ・ラキ(S マドモワゼル・ジルバーラング)
トーマス・モーザー(T ムッシュ・フォーゲルザング)
イシュトヴァーン・ガーティ(Bs ブフ)
レオポルド・ハーガー(指)モーツァルテウム管弦楽団
録音:1976年7月29日,モーツァルテウム
「バスティアンとバスティエンヌ」と「劇場支配人」という、決して有名では
ないけれどとても楽しいモーツァルトの2作品を収録。12歳の時の作品「バス
ティアンとバスティエンヌ」は、少年らしさが出た佳作。西側で有名になった
ばかりの頃のコトルバスが可憐な歌を聞かせてくれます。「劇場支配人」は、
半分以上が演劇ということで上演が少ない作品ですが、音楽は大変優れたもの。
こちらも、破竹の勢いで名声を上げていた頃のグルベローヴァが出演、さらに
これがザルツブルク音楽祭のデビューだったモーザーも出演。名歌手の若い頃
を楽しむに打ってつけのCDです。

ORFEOR 708061 \2080
メンデルスゾーン:歌の翼に Op.34-2,古いドイツの春の歌 Op.86-6
マイヤベーア:おいで,ばらを、百合を、鳩を、太陽を,人間嫌い
マーラー:
私の歌をのぞき見しないで,私はやわらかな香りをかいだ,真夜中に,
私はこの世に忘れられ,美しさのゆえに愛するなら
ツェムリンスキー:
太鼓と笛 Op.8-3,麦畑での戦死 Op.8-4,茶色いびいどろの靴をはいて
Op.22-1,陽光に満ちた夕暮れの花の萼 Op.22-2,民謡 Op.22-5,
私の心の海で Op.22-6
シェーンベルク:
ゲオルク・フォン・フルンツベルクは自分のことをどう歌ったか Op.3-1,
失われた大軍 Op.12-1,あなたの金の櫛を下さい Op.2-2,期待 Op.2-1
ベルク:大好きな美しい女性,眠れないいくつもの夜,遠くの歌,墓碑銘
ツァイスル:夜が始まる,叫び声
トーマス・ハンプソン(Br) 
ヴォルフラム・リーガー(P)
録音:2005年8月18日
なんと昨年のザルツブルク音楽祭のリサイタルがもうCD化されました。トーマ
ス・ハンプソンが、ユダヤ系や新ウィーン楽派といった、ナチスによって「禁
じられ、追放された」作曲家の作品を集めています。ハンプソンの柔らかな美
声が会場の隅々にひたひたと行き渡るようなメンデルスゾーンの「歌の翼に」
から、CDに録音するほど好んでいる、珍しいマイヤベーアの歌曲も素晴らしい
もの。しかし本領はやはり近代歌曲でしょう。ツェムリンスキーのとろけてし
まいそうな世紀末美にまみれた「茶色いびいどろの靴をはいて」、若々しい抒
情性がハンプソンにピタリのベルクの初期歌曲集、これまた絶品のシェーンベ
ルクの作品2の2曲、そしてお得意のマーラー、とくに「私はやわらかな香りを
かいだ」の吸い込まれてしまいそうなソットヴォーチェなど、どれもこれもク
ラクラ来てしまいます。ハンプソン・ファンはもちろん、普段リートはあまり
聞かないという19世紀末音楽マニアにもお勧めです!




<naive>
OP 10001 \1800
J.S.バッハ:
プレリュードとフーガ ト長調BWV 541、ファンタジーとフーガ ト短調BWV542、
プレリュードとフーガ ホ短調BWV548、トッカータ、
アダージョとフーガ ハ長調BWV 564、フーガ ト長調BWV577、
フーガ ハ短調BWV575、カンツォーナ ニ短調BWV588、
「われは神より離れまじ」BWB658、「われらの主イエスキリスト、
ヨルダンの川に来れり」BWV684
グンナー・イーデンスタム(オルガン)
イーデンスタムはスウェーデン出身のオルガンの名手。シャルトル大聖堂のオ
ルガンコンクールでも優勝しています。バッハのオルガンの名曲ばかりを集め
たもの。足鍵盤にも技巧を凝らした曲、絶え間なく動く16分音符がちりばめら
れている曲など、イーデンスタムの名手ぶりが存分に味わえます。10月下旬に
来日も予定されています。




<AVI-MUSIC>
4260085 530106 \2250
ブルッフ(1838-1920):
クラリネット,ヴィオラとピアノのための小品より Op.83-1、2、4、5、6&7
シューマン(1810-1856):
3つのロマンスOp.94 、おとぎ話 Op.132、
練習曲(6つのカノン風小品) Op.56、幻想小曲集Op.73
トリオ・ディ・クラローネ[ザビーネ・マイヤー、ウォルフガング・マイヤー、
ライナー・ヴェーレ]カレ・ランダル(P)
クラリネットの新しい音楽を提示し続けている、ザビーネ・マイヤーが率いる
トリオ・ディ・クラローネのAVIレーベルからの2枚目のアルバム。今回は、ブ
ルッフとシューマンといったロマン派の作品を取り上げています。ブルッフの
隠れた名曲「8つの小品」は、思わず感傷的になってしまう悲痛なメロディーが
印象に残ります。ヴァイオリン協奏曲だけではない!と思わせるブルッフの魅
力が溢れる演奏です。またシューマンのクラリネット三重奏曲「おとぎ話」や
「幻想小曲集」など珠玉のクラリネット作品を収録。クラリネットの魅力をと
ことん掘り下げた濃い内容です。

4260085 530229 \2250
モーツァルト:
弦楽四重奏曲第15番ニ短調K.421(417b)
弦楽四重奏曲第14番ト長調K.387「春」、
弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465「不協和音」
カルミナ四重奏団
録音:2005年10月26-28日
スイスを本拠地とするカルミナ四重奏団のAVIレーベルからのリリースです。モ
ーツァルトの弦楽四重奏団の傑作として親しまれている「ハイドン・セット」
から3曲を収録。弦楽四重奏とは思えない幅広い表現力と精緻な音楽性、完璧な
アンサンブルは必聴です。




<IMU IMU / ALBA>
IMUIMU 061 \2080
多彩なカンテレ-フィンランド・カンテレ音楽パレード
ユッカ・リンコラ(1955-):
テラコッタ・レディ/エヴァ・アルクラ(カンテレ)
ジャン・シベリウス(1865-1957):
即興曲 作品5-5/ウッラ・ホンコネン(カンテレ)
アンナ=カーリン・コルホネン:
オカピ/インプロバトゥル・カンテレデュオ
ヴィルマ・ティモネン:
ぎくしゃくしたプレー/ヴィルマ・ティモネン(カンテレ)
民謡(アンティ・ラントネン):
伯爵のポルスカ/オウティ・リンナランタ(カンテレ)
アスコ・ヒュヴァリネン(1963-):
きしむ音のワルツ/エイヤ・カンカーンランタ(カンテレ)
ティモ・ヴァーナネン(1970-):
ネーレム/ティモ・ヴァーナネン(エレキカンテレ)
レッド・スチュアート/P・W・キング:テネシーワルツ/カンテレ・トリオ
民謡(カンテレ・トリオ 編曲):
トゥリカリ・マズルカ/カンテレ・トリオ
マルッティ・ポケラ(1948-):
リョンロット幻想曲/マルッティ・ポケラ(カンテレ)
民謡(ヘッリ・シュルヤニエミ 編曲):
鳥のように歌えたなら/ヘッリ・シュルヤニエミ(カンテレ)
マルッティ・シュルヤニエミエ(ヘッリ・シュルヤニエミ 編曲):
結婚の歌/ヘッリ・シュルヤニエミ(カンテレ)
民謡(ヴィルマ・ティモネン 編曲):
宝石のポルスカ/ヴィルマ・ティモネン(カンテレ)
民謡(オウティ・リンナランタ 編曲):
ケリマキ・ポルスカ/オウティ・リンナランタ(カンテレ)
フィンランド伝統の楽器カンテレには、弦の数と半音を弾くためのメカニズム
の違いにより、さまざまな種類があります。演奏される曲もいろいろ。古くか
らの伝承曲と民謡だけでなく、現在はクラシック、ジャズ、ポップスの分野の
曲もカバーする新しいカンテレ音楽も盛んになってきました。トッププレーヤ
ーによる演奏を集めたアルバム。ジャズミュージシャンで作曲家のユッカ・リ
ンコラと、打楽器奏者で作曲も手がけるアスコ・ヒュヴァリネンが書いた、民
俗楽器の枠を超える作品も演奏され、“今に生きる” カンテレの多彩な音と表
現を聴くことができます。エレキカンテレのユニークな響きを活かした曲、思
わずステップを踏んでしまう曲。「カンテレって?」という聴き手だけでなく、
この楽器に親しんでいる人たちにとっても新しい発見のあるアルバムです。

IMUIMU 054 \2080
木作りの心-カンテレ・トリオと踊ろう
ヴィネタの鐘 山の朝 結婚前夜のコッキラの踊り リパブリック賛歌 
ティリトンバ 道に迷って フィンテレスカ トゥリカリ・マズルカ 
オペラ・ワルツ 短調のフォックストロット・メドレー 木作りの心 
三角の帽子 すみれ 悪魔のポルカ 昔のワルツ やあ、マンタ 
アルプスのばら ナポレオン行進曲 テネシーワルツ 蛍の光
カンテレ・トリオ
トイヴォ・アラスパー(カンテレ) マッティ・コンティオ(カンテレ) 
ティモ・ヴァーナネン(カンテレ)
オストロボスニアのペルホ川渓谷出身のベテラン奏者、トイヴォ・アラスパー
(1929-)。フォークとジャズのフュージョングループ “カレリア” にも参加
したフィンランドでもっとも有名なミュージシャン、マッティ・コンティオ
(1948-)。1997年最優秀若手アーティストを受賞、グループ “ロイトゥマ”
のメンバーでもあるティモ・ヴァーナネン (1970-)。世代の違う名手3人が集
まったトリオが、伝承の曲、民謡、オリジナル曲に加え、懐かしい曲も演奏し
ます。アルバム名になった〈木作りの心〉はドイツ民謡の〈別れ〉 (ムシ・デ
ン) が原曲です。




<Simax>
PSC 1830 \2280
R.シュトラウス:セレナード 作品17-2、献呈 作品10-1
ワーグナー:
オペラ「タンホイザー」-エリーザベトの挨拶の歌「おごそかなこの広間よ」
ヴェルディ:オペラ「トロヴァトーレ」-炎は燃えて 彼女は足枷をされて
シーグル・レ(1871-1904):ノルウェー舞曲第2番
エルガー:セレナード 
ファリャ:オペラ「はかない人生」-スペイン舞曲第1番
クライスラー:ジプシーの女 
モシュコフスキ:
ギター 作品45-2 (サラサーテ編)、わらの中の七面鳥(アメリカ民謡)
ルードヴィーグ・マティアス・リンデマン:
コラール「ただ愛する神の摂理にまかす者」による変奏曲
ヨハン・クヴァンダール:フルートと弦楽のための協奏曲 作品22(1963)
モシュコフスキ:エチュード・カプリース
J.S.バッハ:
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903、
シチリアーナ (フルートとハープシコードのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031
から)
マーリト・イセネ(S)
オスロ・フィルハーモニック管 ベルゲン・フィルハーモニック管
エルンスト・グラーセル(Vn) アーリル・サンヴォル(Org)
オルヌルフ・グルブランセン(Fl)
スヴェッレ・ブルーラン(指) ロベルト・リフリング(P)
桧舞台に立っている間は喝采を浴びながら、時とともに名前も音楽も忘れられ
かけてきたノルウェーの偉大な音楽家たち。国際的に活躍するきっかけを手に
しながら、フラグスタートに乞われノルウェー国立オペラの創設に加わったソ
プラノ歌手、マーリト・イセネ (1923-2003)。長年に渡りオスロ・フィルハー
モニック管弦楽団のコンサートマスターを務めたエルンスト・グラーセル
(1904-1974)。ノルウェー教会音楽の発展に貢献したアーリル・サンヴォル
(1895-1984)。オスロ・フィルハーモニックに30年以上在籍し、マールボロ音
楽祭ではゼルキンやカザルスとも共演したフルート奏者、オルヌルフ・グルブ
ランセン (1916-2004)。ロベルト・リフリング (1911-1988) は、ノルウェー
で初めてバッハの〈平均律クラヴィーア曲集〉全曲をコンサートで弾いたピア
ニスト。洗練された明晰な演奏が愛され、“真のノルウェー紳士”と言われま
した。放送録音と個人のアーカイヴ録音により彼らの芸術を偲ぶシリーズが始
まります。




<Ondine>
ODE 1079 2枚組 \2080
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):
鳥と管弦楽のための協奏曲-カントゥス・アルクティクス「極北の歌」(1972)
秋の庭 (1999)第3楽章《ジョコーゾ・エ・レッジェーロ》
ピアノ協奏曲第1番 (1969)第3楽章《モルト・ヴィヴァーチェ》
クラリネット協奏曲 (2001)第2楽章《アダージョ・アッサイ》
交響曲第7番《光の天使》 (1994)第3楽章《コメ・ウン・ソーニョ》
洗礼者聖ヨハネ追悼の徹夜の祈り-ヴィジリア-(1971-72 rev.1996) (全4曲)
アポテオシス(1992 rev.1999)
弦楽オーケストラのためのアダージョ・チェレステ(2000)
フルート協奏曲-風と踊る-作品63(1975)
真実と偽りの一角獣座(1971 rev.2000) (3曲)
ディヨメーヌ(アフロディーテ礼賛) (1968)
ピアノ協奏曲第3番《夢の贈り物》(1998)第3楽章《エネルジーコ》
交響曲第1番(1956 rev.1988/2003)
柳の木陰で(1998)?リスの歌、わが心の歌
天使たちの訪れ(1978)
セーゲルスタム(指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管
ラルフ・ゴトーニ(P) マックス・ポンマー(指)ライプツィヒ放送響
リチャード・ストルツマン(Cl) 
ミッコ・フランク(指)スウェーデン放送響
ミッコ・フランク(指)ベルギー国立管
パトリック・ガロワ(Fl) 
ティモ・ヌオランネ(指)フィンランド放送響、フィンランド放送室内合唱団
アシュケナージ(P&指)ヘルシンキ・フィルハーモニック管
いろいろな夢を見た。至福の夢、悪夢…。ラウタヴァーラにとって夢は、自分
だけのための隠れ家だった。はるか昔、子どものころから変わらず…。シベリ
ウスの後、もっとも国際的な成功を収めたフィンランドの作曲家、ラウタヴァ
ーラの作品は、彼の音楽を敬愛するレイヨ・キールネンの Ondine レーベルで
体系的に紹介されてきました。世界のオーケストラで演奏されるようになった、
鳥と管弦楽のための協奏曲〈カントゥス・アルクティクス〉 から、受胎告知だ
けでなく災禍をもたらす“天使”を示す〈天使たちの訪れ〉 まで。テーマ、
そして時代によりスタイルの異なる作品をあらためて構成。ラウタヴァーラの
聖と俗の世界を再訪する旅に誘います。





<Zig-Zag Territoires>
ZZT 060901 \2280
ラヴェル:
ボレロ、亡き王女のためのパヴァーヌ、ラ・ヴァルス、
左手のためのピアノ協奏曲、スペイン狂詩曲
クレール・シュヴァリエ(P) 使用楽器:1905年エラール製
アニマ・エテルナ、ジョス・ファン・インマゼール(指)
コンサートでロマン派の作品を取り上げセンセーショナルな演奏で聴き手を魅了
しているインマゼール&アニマ・エテルナですが、今回はラヴェルの作品。イン
マゼールのボレロと聞いただけで興味が湧きますが、その期待を裏切ることのな
い極めて個性的な演奏が繰り広げられています。色彩美、弾力のある音色、演奏
が進むにつれて新鮮な驚きを覚え、これまでに体験したことのないようなボレロ
に出会うことが出来ます。また左手のためのピアノ協奏曲では、「2台ピアノの
ための作品集(ZZT030903)」でインマゼールと息の合った演奏を聴かせたクレ
ール・シュヴァリエが好演。彼女の際立った魅力的な音彩と精緻な技巧を聴かせ
てくれています。
アニマ・エテルナとインマゼールは2008年にはベートーヴェンの交響曲のリリー
ス予定があり、今後の活躍にますます期待が膨らみます。

ZZT 060902 \2280
J.J.ヴァルター(1650-1717):
セレナーデ、組曲第8.9.14&20番、パッサカリア第7番
レ・プレジール・デュ・パルナッス
ダヴィッド・プランティエ(Vn&指)
ヨハン・ヤーコプ・ヴァルターは同時代のビーバーとヴェストフ(ヴァイオリン
と通奏低音のためのソナタ集ZZT 050201)と並んで17世紀後半のドイツ語圏を代
表するヴァイオリン奏者であり、ドレスデンの宮廷ヴァイオリン奏者も務めて
いました。ヴァルターの作品は当時のヴァイオリン演奏技術の最高峰を行くも
のでした。プランティエによってまた時代に埋もれた偉大な作曲家の貴重な作
品を最高のかたちで私たちのもとに届けられます。





<HARMONIA MUNDI>
HMU 907401 \2250
HMU 807401(SACD-Hybrid) \2300
アルヴォ・ペルト:ダ・パーチェム
ダ・パーチェム・ノミネ(2004) 
ヌンク・ディミティス「今こそ主よ、僕を去らせたまわん」(2001) 
Littlemore Tractus(もう少し長くのばした)(2000) 
Dopo la vittoria(勝利のあとに)(1996/1998) 
マニフィカト(1989) 
2つのスラヴ詩篇(1984/1997)
An den Wassern zu Babel(バビロン川のほとりに)(1976/1984/1996)
ポール・ヒリヤー(指)
エストニア・フィルハーモニック室内合唱団
クリストファー・バウアーズ=ブロードベント(Org)
「もはやこれ以上のものはありえない絶対的な解釈」とグラモフォン誌でも絶賛
された、ヒリヤーによるペルト作品集です。どこまでも澄み切った響きは、太陽
の光を受けたプリズムのように刻一刻とその表情を変えながら、聴くものの心に
響き渡ります。「聖なるミニマリズム」と評されるペルトの音楽のエッセンスを
じっくりと味わえます。今回参加しているオルガンのクリストファー・バウアー
ズ=ブロードベントが織り成す響きもどこまでも深く滋味に富んだものとなって
います。
ペルトの伝記作家でよき理解者でもあるヒリヤーによるペルトの宗教音楽の録音
は、ハルモニア・ムンディレーベルではこれで3タイトル目となります。ますま
す深まるその芸術に目が離せません。

HMU 907400 \2250
HMU 807400(SACD-Hybrid) \2300
「グローリーランド」
アメリカ発祥のフォークソング、スピリチュアル音楽、ゴスペル集
アノニマス4
ダロル・アンガー(ヴァイオリン、マンドリン)
マイク・マーシャル(マンドリン、ギター、マンドチェロ)
ディスクをかけた途端、アメリカの広大な大地に果てしなく続くとうもろこし
畑が目の前に広がるかのようです。とても陽気な気分の声とマンドリンなどの
アンサンブルに心も思わず弾みます。アノニマス4は、「クールな芸術性とあた
たかみのある人間性の理想的な融合」とタイムズ紙でも激賞されている、4人
女性による声楽アンサンブルです。一時活動を休止していましたが、ファンの
熱い要望もあり、このたび活動を再開しました。再開第1弾は、アノニマス4が
重きをおいているアメリカ発祥の音楽の発掘的試みのアルバムです。マンドリ
ンの名手2人をゲストに迎えて満を持しての演奏に、身も心も弾む、陽気でたの
しい一枚です。

HMU 907421 \2250
アグリコラ:シャンソン&ヴィオール音楽集
アグリコラ:
落胆した女のようにI(4声), II(3声), III(2声)、
あらゆるよいものに満ちV, III, II, I(3声)他
ファブリス・フィッチ/アグリコラI:女のように(2声、4声)
ピエール・ド・ラ=リュー:もし眠っているのなら
他、<全22曲>
フレットワーク
マイケル・チャンス(C-T)
麗しき音色の弦楽器奏者集団、フレットワークの新譜は、ネーデルラント楽派
の重要な作曲家、アグリコラです。アグリコラは1446年頃に生まれ、1506年に
亡くなりました。イタリアやフランスの王室礼拝堂、宮廷などに仕え、モテッ
トなどの声楽作品で知られています。(バッハと同時代に生きた人物にヨハン
・フリードリヒ・アグリーコラがいますが、特に関わりはないようです。)他
にもフィッチやラ=リューなど、アグリコラの同時代に生きた作曲家達の作品
が収められているのもうれしいところです。マリナーのメサイアやガーディナ
ーのモンテヴェルディ、バッハの録音などで幅広くファンをもつマイケル・
チャンスとの共演とは、なんとも豪華。フレットワークの面々による深く沁み
こむような音色による遠き15世紀の宮廷に鳴り響いた音楽に、心洗われる想い
です。




<SYNNARA>
NSC 083 \2080
子供を亡くした兵士
妻を亡くした兵士
ご飯のバラード
乞食の歌 
ナムウェオンに向かう警官
牢獄のチュンハン
インダン川への旅
水夫の嘆き 他全13曲
ジョン・ジョンレル、イム・ヒョンビン、ジョン・ユンヘ、
ジャン・ミュンイ、ナム・サンギル(歌)
ハン・ソンジュン、ソン・ジェウォン(太鼓)
クリス・モンロー(Perc),クラッグ・フローリー(Sax),
エヴェン・ビューラー(Vib),ダグ・ミラー(Keyboard),
ジョシュ・スチュワート(Tr)
おしゃれで豪華な装丁のケースを開けて、CDをトレイにのせて音楽が流れてく
るとのけぞること疑いなし!強烈にえぐい。ただ聴き込むうちのそのえぐさが
妙に懐かしく思われてくる。おしゃれなヨン様に代表される韓流のルーツも実
はパンソリの底に流れるこの「恨(ハン)」であり、朝鮮半島を渡って日本で
は浄瑠璃や演歌になって日本人の血の中に行き続けているのでしょう。Jazzと
のコラボレーションで聴きやすくはなっていますが、パンソリに圧倒されるこ
と疑いなし!

NSC 158 \2080
無伴奏ヴァイオリン独奏による「アリラン変奏曲」
ヴァイオリン独奏による「故郷への道」「朝鮮民謡を主題とした小品」
「歓喜」「故郷の村」
ヴァイオリン協奏曲 掘削工
ヴァイオリン協奏曲 溶鉱炉が見える海辺にて
白高山(Vn)、ピアノ伴奏、オーケストラ、指揮不明
韓国戦争の渦中だった1951年、ロシア・モスクワのチャイコフスキー音楽院で
開かれた校内コンサート。黒い髪の毛のある東洋人研究生の聞いたことのない
激情的な演奏が終わると、当時、チャイコフスキー音楽院教授だった世界的な
バイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ(1908?1974)は、直接彼を教える
と進み出た。彼は北朝鮮から特別研究生として招かれたバイオリニスト白高山
(1930-1997)。彼の演奏した曲は「アリラン、アリラン、アラリヨ」で始まる
本調アリランを変奏した無伴奏「アリラン変奏曲」だった。 国を失った悲しみ
が消え去る前に、ふたたび分断と同族戦争で苦しむ民族の悲しみを悽絶なメロ
ディーで表現した同曲は今も、白高山だけがまともに演奏できるという評価の
ある彼の代表作だ。
白高山はオイストラフの弟子としてたゆまず実力を伸ばし、1957年、ロシア・
モスクワで開かれた第1回チャイコフスキー国際音楽コンクールで入賞し、1978
年にはチャイコフスキー・コンクールのバイオリン部門審査委員に委嘱され、
終身審査委員を勤めた。平壌(ピョンヤン)音楽舞踊大学などに在職し、北朝
鮮はもちろん、中国、モンゴルなどから来た留学生たちを育てた。
本格的な作曲家活動をしたのではないが、白高山は西洋楽器であるバイオリン
を利用し、民族的メロディーを盛り込んだ曲を創作し演奏することも楽しんだ。
「アリラン変奏曲」のほかに、民謡を土台にした「民謡を主題にした小品」が
それだ。今回のアルバムにはこのほか「故郷への道」「歓喜」「熔鉱炉が見え
る海辺で」など創作曲が収録され、彼の直筆楽譜写真もブックレットに載せら
れた。同アルバムは日本新世界レコード社でオープンリールの形態で保有して
いた北朝鮮の音楽の中で、白高山の演奏音源のみを再整理して作ったものだ。
東亜日報 2006年6月27日の記事より
音の状態はあまりよくありませんが貴重な録音です。ご了承ください。




<WAON Records>
WAONCD 060 \2080
(DSD録音)
櫻田亨・リュート愛奏曲集-やすらぎのガット 
7つの響き-「7台の総ガット弦リュートによる名曲集」
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497?1543):ファンタジア40、33
ハンス・ノイジドラー(1508?1563):お気に召すまま
ラテン舞曲「ヴァシャ・メーザ(パッサメッツォ)とフップフ・アウフ」
作者不詳&フランシス・カティング:グリーンスリーヴズ(1600ca.)
ジョン・ダウランド(1562?1626):
ラクリメ(涙のパバーヌ)、メランコリー・ガリアード
ニコラス・ヴァレット(1585?1650):菩提樹の下で、デカパン道化師
ピエトロ・パオロ・メリイ(17世紀):
カプリッチョ「偉大なマティアス」、コレンテ「王妃」
エネモン・ゴーティエ(老ゴーティエ)(1575?1651):
メッサンジョーに捧げるトンボー、カナリー、メッサンジョーの遺言
ロベール・ド・ヴィゼ(c.1650-c.1725):
リュリ氏の序曲「ヴェルサイユの洞窟」、パッサカイェ(パッサカリア)
J.S.バッハ(1685?1750):プレリュード(ド短調)
ヴァイス(1686?1750):ファンタジー(ド短調)、チャコーナ(ソ短調)
櫻田亨【(使用楽器)6コース・ルネッサンスリュート、8コース・ルネッサン
スリュート、10コース・ルネッサンスリュート、13コース・アーチリュート、
11コース・バロックリュート、14コース・テオルボ、14コース・バロックリュ
ート】
「オランダバロックの愉悦」(WAONCD 040)で妙なるアンサンブルを繰り広げ
ていたルストフォッファースのメンバーにして日本のリュート界のホープ、櫻
田亨のソロ・アルバムです。7種類のリュートを、曲の時代やイメージに合わせ
て巧みに選択し、それぞれの曲でやすらぎと深い瞑想のような世界を繰り広げ
ています。DSD録音による、ガットの振動の最後の余韻から櫻田の息遣いまです
べてをとらえ尽したクリアにしてあたたかみのある音色も特筆に価します。
櫻田亨は、日本ギター専門学校、オランダのデン・ハーグ王立音楽院を卒業。
ギターを(故)高久慶三郎、リュートを佐藤豊彦に師事しました。滞欧中は、
フランス・ブリュッヘン、トン・コープマンらの指揮によるオペラ等に参加す
る他オランダをはじめヨーロッパ各地でコンサート、CD録音に活躍。帰国後は、
レパートリーに応じて中世・ルネッサンス・バロックの各リュート、テオルボ、
ビウエラ、バロックギター、19世紀ギターと各種の楽器を使い分け、ソリスト
および通奏低音奏者として活躍しています。後進の指導にもあたりながら、
日々やすらぎの音色を私達に届けてくれています。

WAONCD 050 \2080
月の光に魅せられて-名曲集
ドビュッシー:月の光 
J.B.カルドン(1760-1803):ソナタ へ短調 
グリンカ:夜想曲 
M.トゥルニエ(1879-1951):妖精=序奏と舞曲 
D.スカルラッティ(1685-1757)(摩寿意英子編):
〈K.466/L.118〉アンダンテ・モデラート、〈K.132/L.457〉カンタービレ 
ドビュッシー:アラベスク第1番 
ピエルネ(1863-1937):即興綺想曲 
サルツェード(1885-1961):夜の歌 
林晶彦(1955-):光の竪琴 
林晶彦:平和を求める祈り(ささやかな祈り)
摩寿意英子(グランドハープ)
摩寿意英子は東京生まれ、父はイタリア美術史教授の摩寿意善郎。5歳のとき、
画家である母から琴の手ほどきを受けました。東京芸術大学日本画家卒業後、
絵筆をハープに持ちかえ、東京藝術大学(ハープ専攻)の大学院を修了してい
るという異彩ハーピストです。空間に絵を描いていくかのようなその音楽は、
聴く者の眼前に様々な情景を思い起こさせるイマジネーションに富んだものと
なっており、聴く者をあたたかく包み込む魅力に満ちています。ドビュッシー
のピアノのための名曲をハープで演奏しているほか、グリンカの名曲「夜想曲」、
スカルラッティのチェンバロのためのソナタをハープに編曲したもの、さらに
委嘱の新曲まで収録した意欲的なアルバムとなっています。なお、このディス
クは以前にルーチェ・レコードからLUCE-1010として発売されていたものと同一
原盤です。




<FARAO classics>
S 108048(SACD-Hybrid) \2150
モーツァルト:レクイエム
アンナ・コロンディ(S) ゲルヒルト・ロンベルガー(Ms)
イェルク・デュルミュラー(T) ヨッヒェン・クプファー(Bs)
エノッホ・ツー・グッテンベルク(指)
クラング・フェアヴァルトゥング管弦楽団
ノイボイエルン合唱協会
録音:2005年10月
バッハ「マタイ受難曲」で高い評価を得た、グッテンベルクとクラング・フェ
アヴァルトゥング管弦楽団によるFARAO録音、第2弾はモーツァルトのレクイエ
ム!このレクイエムは、ピリオド楽器を使用して、アンサンブルも強固、そし
て積極的に個性的な表現も取り入れていれながらも、心のこもった優しさと、
人肌のぬくもりが常に宿っていて、安心して身を委ねられる包容力の感じられ
る大変に優れた演奏です。ノイボイエルンの合唱も大変充実。モーツァルトの
レクイエムは星の数ほどCDがありますが、その中にあっても存在意義の大きい
演奏でしょう。ジュースマイアー版を使用。





※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<DOREMI>
DHR 7874/9 6枚組 \10800
「リカルド・オドノポゾフVol.1」
[CD 1]
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77
[カール・バンベルガー(指)フランクフルト・オペラO. / 1954年頃]
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
[ワルター・ゲール(指)オランダ・フィルハーモニックO. / 1953年頃]
ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
[レオニード・ハンブロ(P)/ 1952年頃]
パガニーニ / コハンスキ編:ラ・カンパネッラ
[ワレンティン・パヴロフスキー(P)/ 1945年頃]
[CD 2]
サラサーテ:ハバネラOp.21-2
[グリゴリー・アッシュマン(P)/ 1947年]
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.6
[ジャンフランコ・リヴォリ(指)ジュネーヴ放送SO. / 1954年頃]
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番ロ短調Op.7
[パウル・ヒュぺルツ(指)ユトレヒトSO. / 1950年頃]
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼンOp.20
[ジャンフランコ・リヴォリ(指)ジュネーヴ放送SO. / 1955年頃]
サラサーテ:マラゲーニャOp.21-1
[グリゴリー・アッシュマン(P)/ 1947年]
ノヴァーチェク:常動曲Op.5-4
[オットー・ヘルツ(P)/ 1946年]
[CD 3]
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソOp.28
[ジャンフランコ・リヴォリ(指)ジュネーヴ放送SO. / 1955年頃]
グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.82
[ワルター・ゲール(指)パリ交響楽協会O. / 1953年頃]
ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.53
[ワルター・ゲール(指)パリ交響楽協会SO. / 1953年頃]
サン=サーンス:ハバネラOp.83
[ジャンフランコ・リヴォリ(指)ジュネーヴ放送SO. / 1955年頃]
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調[1951年頃]
プロコフィエフ / D.J.グリュネス編:ピーターと狼-主題とプロセッショナル
[ワレンティン・パヴロフスキー(P)/ 1945年]
[CD 4]
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲ホ短調Op.64
[ジャンフランコ・リヴォリ(指)ジュネーヴ放送SO. / 1954年頃]
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35
[ワルター・ゲール(指)オランダ・フィルハーモニックO. / 1952年頃]
ショーソン:詩曲Op.25
[ジャンフランコ・リヴォリ(指)ジュネーヴ放送SO. / 1955年頃]
ヴィラ=ロボス:黒鳥の歌
[オットー・ヘルツ(P)/ 1946年]
[CD 5]
ヴィターリ:シャコンヌ ト短調
[ハインツ・ウェールレ(Org)/ 1950年頃]
バッハ:シャコンヌ[1952年頃]
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV.1042
[ワルター・ゲール(指)オランダ・フィルハーモニックO. / 1952年頃]
ベートーヴェン:三重協奏曲ハ長調Op.56
[シュテファン・アウバー(Vc)アンへリカ・モラレス(P) フェリックス・
ワインガルトナー(指)ウィーン・フィルハーモニックO. / 1937年10月]
[CD 6]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ イ長調RV.31
[レオ・ロスタル(Vc)べンジャミン・オレン(Cem) ハインツ・ウェールレ
(Org)/ 1950年頃]
ラロ:スペイン交響曲Op.21
[ワルター・ゲール(指)ユトレヒトSO. / 1951年頃]
プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調Op.19
[ハインリヒ・ホルライザー(指)チューリヒ放送SO. / 1957年頃]
ヴィラ=ロボス:ヴァイオリン・ソナタ第3番
[レオニード・ハンブロ(P)/ 1952年頃]
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調RV.21
[レオ・ロスタル(Vc)べンジャミン・オレン(Cem) ハインツ・ウェールレ
(Org)/ 1950年頃]
リカルド・オドノポゾフ(1914-2004)はロシア人の両親のもとアルゼンチンで
生まれ、同地でアウアー門下のアーロン・クラッセに師事。
1927年にベルリン高等音楽院に入学し、ルドルフ・デマンとカール・フレッシュ
に学ぶ。つまり、ロシア派、ドイツ派、フランコ=ベルギー派のヴァイオリン
奏法が、彼の中で統合されているのである。
1932年にウィーン国際音楽コンクールに優勝。
1934年から1938年までウィーン・フィルのコンサートマスター。
コンサートマスター時代の録音にワインガルトナーとのベートーヴェン:トリ
プル・コンチェルトがある(当セットに収録)。1937年にはブリュッセルで開
催された第1回イザイ・コンクール(現エリザベート王妃国際コンクール)に参
加。大本命と言われたダヴイッド・オイストラフをおびやかす第2位に入賞した。
第2次大戦中はアメリカに渡り、1944年にカーネギーホール・デビュー。
1956年からウィーンに戻り、ウィーン音楽大学の教授として後進の指導にあた
りながら、演奏活動をつづけた。
1963年初来日。
「コンサートホール社は1950-60年代に数多くのLPを制作メールオーダーの会社
で、ヴァイオリン・レパートリーの多くはオドノポゾフに割り当てられた。一
般発売されなかったため広くは注目されなかったが、その演奏はゆとりあるテ
クニックを背景としたオーソドックスな正攻法。音色はうつくしく冴え、解釈
は新奇に走らぬヨーロッパの伝統を感じさせるもので、心ある愛好家の中で注
目され、愛蔵されてきた。いままでポツポツと復刻盤が出ていたが、これだけ
まとめてCD化されるのは初めてなので、オドノポゾフの再評価を問う注目の一
組と言えるだろう。」(音楽評論家 芳岡正樹)




<talent>
DOM 292990(SACD-Hybrid) \2180
ヴォルフ=フェラーリ:
オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴットのための協奏曲集
牧歌 イ長調
(オーボエ、弦楽、2つのホルンのためのコンチェルティーノ)op.15 
イングリッシュホルン、弦楽、2つのホルンのための小協奏曲op.34 
組曲 ヘ長調(ファゴット、弦楽と2つのホルンのためのコンチェルティーノ)
ピエト・ファン・ボクスタル(Ob、E-hrn)、ルク・ルブリ(Fag)
ハンス・ロトマン(指)西ザクセン交響楽団
『聖母の宝石』などオペラブッファの作曲家としておなじみのヴォルフ=フェラ
ーリのもうひとつの顔は室内楽と協奏曲の作曲家。1932年に作曲された『牧歌』
から、最後に書いたイングリッシュホルンのための小協奏曲(1947)まで、ど
の作品でも前世紀の後期ロマン派の作風を一貫しています。ロマンティックな
曲想はオペラ作曲家ならではのものですが、激情的な叫びとは無縁の牧歌的な
世界に心洗われる思いがすることでしょう。

DOM 291077 \2080
コロラトゥーラの芸術/エリザベト・ヴィダル フランス・オペラアリア集
ビゼー:木霊よ、かぐわしき大気の上に来たれ-「美しきパースの娘」 
トーマ:甘い偽り-「エルヴィールの物語」 
トマ:あなた方の瞳に、友よ わたしの花を分け合おう-「ハムレット」 
トーマ: 暗い土牢で-「カルマニョーラ伯」
トーマ:わたしはティターニアよ-「ミニョン」 
サン=サーンス:ナイチンゲールとバラ-「パリザティス」 
マスネ:私そんなに美しいかしら? 私が女王様のように町を行くと-「マノン」 
マスネ:おおマノン、あなたは女王-「マノン」 
グノー:ワルツ-「ファウスト」 
ダヴィッド:かわいい鳥-「ブラジルの真珠」 
マスネ:タイスの瞑想曲(独唱版)
エルザベト・ヴィダル(Sop)、アンドレ・コニェ(Br)
ハンス・ロトマン(指)マイニンゲン・オペラ管弦楽団





<GOODINTERNATIONAL>
GI 2063 2枚組 \3780
ジョン・フィールド:夜想曲全集(No.1-18)
キム・デジン(Pf)


MONOPOL 2073 2枚組 \3780
ショパン:夜想曲全集(No.1-21)
キム・デジン(Pf)
夜想曲の創始者、ジョン・フィールドの夜想曲,全曲(「トルバドール」と呼
ばれる19番は除く)とショパンの夜想曲全曲をロベール・カサドシュ・コンペ
ティション優勝者のキム・デジンが叙情豊かに弾ききっています。フィールド
とショパンを聴き比べるのも一興。





<ORFEO>
ORFEOR 691063 3枚組 \6240
ワーグナー:「ローエングリーン」
シャーンドル・コーニャ(T ローエングリーン)
エリーザベト・グリュンマー(S エルザ)
フランツ・クラス(Bs ハインリヒ王)
エルネスト・ブラン(Br フリードリヒ・フォン・テルラムント)
リタ・ゴール(Ms オルトルート)
エーベルハルト・ヴェヒター(Br 軍令使)
ほか
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指)バイロイト祝祭管弦楽団,合唱団
録音:1959年8月4日
リリースのある度に大きな話題となる、ORFEO D’ORのバイロイト音楽祭ライヴ
・シリーズ。新刊は、なんとマタチッチ指揮の「ローエングリーン」。マタチッ
チのワーグナーは定評あるところですが、全曲録音はごく僅か。この「ローエン
グリーン」は、マタチッチがたった一回だけバイロイト音楽祭に出演した時のも
の。柔和な弾力性に富んでいながら、熱気も高いマタチッチのワーグナーの特
性が見事に発揮されています。歌手も、前年のヴィーラント新演出初年度に大
評判となったコーニャを始め、グリュンマー、ゴール、ブラン、クラス、そし
てヴェヒターと、実に豪華。もちろん、バイエルン放送蔵出し音源で、音も上々
ワグネリアンも、マタチッチ・ファンも大喜びの素晴らしいライヴ録音。

ORFEOR 703062 2枚組 \4160
モーツァルト:「ポントの王ミトリダーテ」
ブルース・フォード(T ミトリダーテ)
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms ファルナーチェ)
シンディア・シーデン(S アスパージア)
クリスティアーネ・エルツェ(S シーファレ)
ほか
サー・ロジャー・ノリントン(指)カメラータ・ザルツブルク
録音:1997年2月1日
なんとノリントンの「ミトリダーテ」が登場!1997年のモーツァルト週間のラ
イヴで、その年の夏のザルツブルク音楽祭でも全く同じキャストで上演されま
した。ノリントンの溌剌とした音楽の素晴らしいこと!当時破竹の勢いで国際
舞台に活動を広げていたカサロヴァを始め、ロッシーニ・テノールとして知ら
れるブルース・フォードのタイトル・ロールなど、キャストも優秀。少年モー
ツァルトのイタリアオペラを、充実した演奏でどうぞ!
-あらすじ-
「ポントの王ミトリダーテ」は、1770年、モーツァルトが14歳の時に作曲され
たオペラです。舞台は紀元前135年のクリミア。タイトルロールでもある王、ミ
トリダーテの婚約者アスパージアを巡る物語。ミトリダーテ王が戦争で留守の
間に、ミトリダーテの息子2人、シーファレとファルナーチェは、アスパージア
への恋心を募らせていきます。アスパージアも、王よりもその息子シーファレ
のことを愛しており、その想いを打ち明けます。最終的にミトリダーテは息子
シーファレとファルナーチェとの婚姻をゆるすという物語。2人の男性の間で
揺れ動くアスパージアの心を描写する激しいアリア、ファルナーチェが、遂げ
られぬ想いを裏に隠しながら歌うアリアのなど、作曲当時14歳という年齢が信
じられません。




<FUGA LIBERA>
FUG 515 \1850
ホアン・クリソストモ・アリアーガ(1806-1826):声楽のための作品集
おお、救いのいけにえよ
スターバト・マーテル
オイディプス王のアリア(ニコラ・フランソワ・ギヤール詩)
エルミニ
メデーのアリア(オペラのアリア)
「オロールおばさん」より二重唱
砂漠のハガルとイシュマエル
パウル・ドンブレヒト(指)
イル・フォンダメント(管弦楽(オリジナル楽器))
ビオレト・セレナ・ノールドゥイン(S)、ロベルト・ゲッチェル(T)、
ミカエル・ステンベーク(T)、フベルト・クレッセンズ(バス・バリトン)、
ブリユク・ヴァテレ(ボーイソプラノ)
今年は、20歳の誕生日を目前にして亡くなったスペイン出身の夭折の天才作曲
家、アリアーガの生誕200年(没後180年)の年にあたります。アリアーガはス
ペインのビルバオに生まれ、15歳の時に、音楽の学びをすすめるためにパリに
移ります。音楽院できわめて順調に優秀な成績をもって進学していましたが、
20歳の誕生日を目前にして突然死しました。その短い生涯、さらに誕生日も
50年を隔ててモーツァルトと同じ1月27日であることなどから、「スペインの
モーツァルト」と評されることもあります。このディスクに収められているの
は世界初録音の声楽作品。アリアーガの交響曲や弦楽四重奏曲の録音は多数あ
りますが、声楽作品は皆無だったといってよいでしょう。この度フーガリベラ
・レーベルが、アリアーガの子孫らの協力を得て、研究者らとともに未出版の
楽譜を発掘、世界初録音のはこびとなりました。1曲目と2曲目は、アリアーガ
がただ2つ遺した宗教声楽作品。2曲目のスターバト・マーテルは15歳の時に作
曲されたもので、ケルビーニに献呈されています。他の声楽作品は、すべてア
リアーガの生涯最後の数ヶ月の間に書かれました。どれも、血がしたたりそう
なほど鮮烈で美しい響きで、シンプルながらも心に響く美しい作品ばかりです。

FUG 603 \1850
Tiempo del Angel-天使のとき
ピアソラ:
ブエノスアイレスの夏
天使のミロンガ
ミステリアスなフーガ
オブリビオン(忘却)
コントラバシヒモ
イ短調の旋律
天使の死
チキリン・デ・バチン
ブエノスアイレスの冬
アストリア・アンサンブル
ピアソラの名曲ばかりを集めた一枚です。アストリア・アンサンブルは、ピア
ソラに認められたクラシックの若き俊英6人たちと、アコーディオン奏者のクリ
ストフ・デルポルテによって設立されたアンサンブルです。時に熱く、時にク
ールに、鮮やかな演奏が実に魅力の一枚です。

FUG 517 \1850
ショスタコーヴィチ:ピアノソナタ第2番、24の前奏曲集
プラメナ・マンゴーヴァ(Pf)
ベルギーのレーベルFUGA LIBERAから、名門エリザベート音楽院のホープ・デ
ビューシリーズが始まります。第1弾はピアノのプラメナ・マンゴーヴァ。エル
=バシャらに師事しています。そのテクニックと知性に裏付けられた深い表現
力は際立っています。

FUG 602 \1850
Regency’s Night
モリコーネ:シシリアン
コラード・ネーヴェン:クール・ジャーニー
R.ロジャース&ハート:マイ・ロマンス
コラード・ネーヴェン:カスケード
マルシア・マリア&ラッシンフォッセ:ジェイト・シガーノ
コラード・ネーヴェン:メルシィ
ジスモンチ:パルアソン
コラード・ネーヴェン:わが父への歌
シコ・ブアルキ:ベアトリス
ジャン=ルイ・ラッシンフォッセ(ベース)、コラード・ネーヴェン(Pf)
ラッシンフォッセは名手として名高いベーシスト。ネーヴェンは、ジャズとい
うよりもむしろ現代音楽の世界で活躍している若手実力派です。心の奥底から
湧き出る楽想によって紡ぎだされ、聴くもののスピリットに染み入る「出会い
の妙」の一枚です。




<haenssler>
98 487 \2080
メンデルスゾーン:「異国からの帰郷」
ユリアーネ・バンゼ(S リズベート) イリス・ヴェルミリオン(A 母)
カルステン・ジュース(T ヘルマン)
クリスティアン・ゲルハーヘル(Bs カウツ)
シュテファン・ミュラー=リュッペルト(Bs シュルツ)
ヘルムート・リリング(指)シュトゥットガルト放送交響楽団
シュトゥットガルト・ゲヒンガー・カントライ
録音:2003年10月18?19日(ライヴ録音)
話題となった「ボストンから来た叔父」(98 221)に続き、リリングがメン
デルスゾーンの珍しいオペラを録音しました。「異国からの帰郷」は、メン
デルスゾーンが1829年(マタイ受難曲を蘇演した年)、長期の英国旅行の間
に作曲したもの。その年の12月26日、両親の銀婚式を祝うためにベルリンで
招待客を集めて初演されました。軍に召集されて6年も消息のないへルマンを
待つ母と、その養女でヘルマンを愛するリズベートが、翌日の記念式典を準
備していると、リズベート目当ての旅商人のカウツがヘルマンに成りすまし
そうとたくらんだものの、変装した本当のヘルマンに邪魔をされ、最後に彼
が正体を明かしめでたし、という程度の簡単なもの。1時間ちょっとのこじん
まりしたオペラとはいえ、そこは天才メンデルスゾーン、音楽は実に高度。
ちょっと「夏の夜の夢」序曲を思わせる序曲から、数々のアリア、重唱まで
どれもこれも良い曲ばかり。とりわけトラック20の「夜曲」と名づけられた
4分ほどの間奏曲の美しいこと!一聴の価値ありです。バンゼ、ヴェルミリ
オン、ジュース、ゲルハーヘルらの歌も充実、特にジュースの甘いテノール
の美声は聞きものです。メンデルスゾーン好き、オペラ・マニアには絶対に
逃がせない注目の新録音です。

93 117 2枚組 \4500
バツェヴィチ:ヴァイオリンとピアノのための作品全集
パルティータ、ヴァイオリン・ソナタ第2番,第3番,第4番,第5番、
ユーモレスク、コリサンカ、ヴィトラツ、調べ、2つのオベルキ、
コンチェルティーノ、奇想曲、主題と変奏、3つの舞曲
ピオトル・プワフネル(Vn)
エヴァ・クピーク(P)
20世紀ポーランドの作曲家、グラジナ・バツェヴィチ(1909-1969)の、ヴァ
イオリンとピアノのための作品を集めたもの。バツェヴィチは、先日来日し
たクリスチャン・ツィメルマンがピアノ・ソナタ第2番を各地で演奏し、その
素晴らしさから日本でも急速に知名度が上がっている人です。彼女自身ヴァ
イオリニストとしてもかなり活躍した人で、いずれの曲も醍醐味満点です。
ヴァイオリンのピオトル・プワフネルは1974年、ポーランドのウッジ生まれ。
まだ十代の1991年にヴィニャフスキ国際コンクールで優勝、1995年にはミュ
ンヘン国際コンクールでも優勝した名手。エヴァ・クピークはドゥシニキ生
まれ、現在はミュンヘンを中心に活躍している。





<Dynamic>
CDS 512 3枚組 \5640
ヴェルディ:「運命の力」
スザンナ・ブランキーニ(S レオノーラ)
レンツォ・ズーリアン(T ドン・アルヴァーロ)
マルコ・ディ・フェリーチェ(Br ドン・カルロ)
パオロ・バッターリア(Bs グアルディアーノ神父)
ティツィアーナ・カッラーロ(Ms プレツィオシッラ)
パオロ・ルメーツ(Bs メリトーネ)
ジュゼッペ・ニコデーモ(Br カラトラーヴァ公爵)
ルーカス・カリティノス(指)
ヴェネト・フィルハーモニー管弦楽団,ロヴィゴ・ソシアーレ劇場合唱団
録音:2006年1月
今年の1月20、22、24日と、イタリア、ヴェネト州のロヴィゴ(パドヴァの南
の町で、ヴェネツィアとボローニャのちょうど真ん中当たり)で新制作された
「運命の力」のライヴ録音です。ピエール・フランチェスコ・マエストリー
ニ新演出のこのプロダクションは、リヴォルノ、トレント、バッサーノ・デ
ル・グラッパ、ピサ、モデナ、ラヴェンナと、北部から中部のイタリアの諸
都市の劇場との共同制作という力の入ったものです。ドン・アルヴァーロを
歌うズーリアンは、2003年のベッリーニ大劇場でのプッチーニ「ボエーム」
のロドルフォ、同年ラ・ヴォーチェ公演でベッリーニ「ノルマ」のポリオー
ネ、2005年のプッチーニ「トゥーランドット」べリオ補筆版のカラフなどで、
日本でもすっかり知られているテノール。スザンナ・ブランキーニは、ロー
マ生まれの若いソプラノで、近年ヴェルディ・ソプラノとして急速に注目さ
れています。指揮のルーカス・カリティノスはギリシャ出身、1985年から
1992年までギリシャ国立歌劇場の指揮者を務めたベテランです。
なお、時期は未定ですが、DVDも発売される予定です。

CDS 519 \1950
ガルッピ:四声の協奏曲集
協奏曲 ハ長調、協奏曲 ト長調、協奏曲 ニ長調、協奏曲 ト短調、
協奏曲 変ロ長調、協奏曲 変ホ長調、協奏曲 イ長調
アンサンブル・イル・ファルコーネ
〔ファブリツィオ・ハイム・チプリアーニ(Vn,指),ダヴィデ・モンティ
(Vn),グイード・デ・ヴェッキ(Va),マルチェッロ・スカンデッリ(Vc),マ
ウリツィオ・レス(Violone),パオラ・チャデッラ(Cemb)〕
録音:2005年7月,ジェノヴァ
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785)の非常に珍しい協奏曲作品集です。
1740年頃の作曲だろうと推測されています。大半が緩?級?緩という構成で、
手堅い書法の上にガルッピらしい美しい旋律美が映えています。ファブリ
ツィオ・ハイム・チプリアーニ率いるアンサンブル・イル・ファルコーネの
優れた演奏でお楽しみください。

CDS 511 \1950
タウナー:「私の秘密の庭」
セレナーデ、道に沿って、讃歌、いやいやながらの花嫁、
サヴェーリオの物語、金と緑、蝋燭の沈黙、視点、キョウチクトウ練習曲、
喜びの出発、空の下で、ミンガジアーナ第1番、遠くの丘、
ミンガジアーナ第2番、日没
アドリアーノ・セバスティアーニ(G) サビーナ・ピカレッリ(Hp) 
フランチェスコ・サントゥッチ(Fl, Sax, Cp) ルカ・ルーリオ(P) 
ルチアーノ・トリスタイーノ(Fl)
録音:2005年9月
ラルフ・タウナーは、クラシック音楽ファンの間でも知る人は知っている合
衆国の大変有名なギタリスト。オレゴンというグループの一員として活躍し
た後、ジャンルの枠にとらわれない多数の名作を発表、アヴァンギャルドで
ありながら極めて美しい作品に、世界中でカリスマ的な人気があります。彼
自身の演奏のCDもありますが、ここではイタリアのギタリスト、アドリアー
ナ・セバスティアーニと彼の仲間たちがタウナーの世界に挑んでいます。





<Ambroisie>
AMB 9995 2枚組 \4360
グルック:「アリステオ」,「バウチとフィレモーネ」
アン・ハレンベリ(Ms アリステオ,羊飼いの娘)
マグヌス・スターヴェラン(T アティ,ジョーヴェ)
ディッテ・アナセン(S チレーネ,バウチ)
マリー・レノーマン(Ms チディッペ,フィレモーネ,シルヴィア)
クリストフ・ルセ(指)レ・タラン・リリク,ナミュール室内合唱団
録音:2006年
クリストフ・ルセが、グルックのレアなイタリア・オペラを世界初録音!こ
こに収録された二つのオペラは、1769年にグルックがイタリアを訪問した際、
ルイ15世の孫であるパルマ公爵フェルディナンドと、オーストリアの大公夫
人マリア・アマーリアの結婚式のために作曲されたものです。全体は「アポ
ッロの祝宴」と名付けられ、「プロローゴ(序幕)」、「バウチとフィレモ
ーネ」、「アリステオ」、そして「オルフェオとエウリディーチェ」全部と、
4つの部分からなり、それぞれが独立した作品でした。ここではそのうち、
「バウチとフィレモーネ」と「アリステオ」を収録しています。ルセとレ・
タラン・リリクの見事な音楽と、スターヴェラン、ハレンベリといった北欧
系のバロック歌手の気持ちのよい歌によって、グルックの幻の作品が見事に
甦っています。





<HUNGAROTON>
HCD 32414 \2080
モーツァルト:
大五重奏曲(原曲:セレナード変ロ長調K.361「グラン・パルティータ」-
C.F.G.シュヴェンケによる編曲)
弦楽五重奏曲第4番ト短調K.516(C.D.シュテグマンによるフォルテピアノ
4手編曲版)
マルコム・ビルソン(フォルテピアノ)
アビゲイル・グレアム(Ob)モーニカ・トート(Vn)
ラースロー・モーレー(Va)
チッラ・ヴァーリ(Vc)
ツヴィ・メニケル(フォルテピアノ)
録音:2005年11月7-9日、2006年1月31日-2月1日フンガロトン・スタジオ
今年のモーツァルト・イヤーはリリース点数・内容ともにたいへん賑やかな
拡がりをみせていますが、またまたHUNGAROTONから一風変わったアルバムの
登場です。
奏者の数が13から5へとコンパクトになった「グラン・パルティータ」。編曲
はモーツァルトの友人のクラリネット奏者アントン・シュタードラーのその
また友人で、C.P.E.バッハのあとハンブルクのカントルを務めたシュヴェン
ケ(1767-1822)。基本は原曲に忠実でも、第4楽章のメヌエットでは自筆譜
にはない第3のトリオが含まれていたりする仕掛けもあってビックリ。ただ、
この追加には不自然さがなく「ひょっとしてオリジナルを書いた後に、モー
ツァルトが作曲したのではないか」とビルソンも推理するほど。
そして、ビルソンがどうしても弾きたくて過去に自ら四手用に編曲し演奏も
したというK.516。あえてここでは同時代のシュテグマン(1721-1826)によ
る版を採用しています。彼は1789年に独語で初めてドン・ジョヴァンニを歌
ったバリトン歌手で作曲家、鍵盤奏者。後年につれて作曲とモーツァルトや
ベートーヴェン、グルックの編曲を数多く手がけたことで知られます。
そもそも編曲作品はもとが傑作でないとちっともサマにならないところです
が、その点今回はバッチリ!第一人者ビルソン、その直弟子メニケルほかピ
リオド演奏に通じた名手たちの演奏が楽しさいっぱいで、お祭りムードを大
いに盛り上げる素敵なアルバムに仕上がっています。






<MIRARE>
MIR 019 \2300
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番嬰ヘ短調Op.1、第4番ト短調Op.40
パガニーニの主題による狂詩曲
ボリス・ベレゾフスキー(P)
ドミトリー・リス(指)ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
驚異的なテクニックと豊かな音楽性を持つ世界屈指のヴィルトゥオーゾ・ピ
アニスト、ボリス・ベレゾフスキー。フランスMIRAREレーベルから3枚目のラ
フマニノフ・アルバムが発売されます。ベレゾフスキーの巨体から繰り出さ
れる音楽は、濃厚で抑え切れない表現力が絶えず湧き出ているよう。ドラマ
ティックで華麗なラフマニノフの音楽に豊潤な音、詩的な表現力、卓越した
技巧で圧倒的に迫っています。第1番の冒頭からその熱い音楽と強烈な技巧
で聴き手を惹きつけ、第4番では丁寧にラフマニノフの抒情性を描き出して
います。またパガニーニの主題による狂詩曲は映画でも多数使用されている
有名な第18変奏は息を呑むほど美しく、ベレズフスキーの余情をたたえた演
奏にグッときます。

MIR 018 2枚組 \3780
ショパン:前奏曲Op.28、練習曲Op.10&25
フィリップ・ジュジアーノ(P)
フランスの若手ピアニスト、フィリップ・ジュジアーノは、パリ国立音楽院
にて、ジャック・ルヴイエに師事。1990年にショパン国際ピアノコンクール
にて17歳で最年少入賞し脚光を浴びる。再び1995年に同コンクールに参加し
第2位(最高位)を獲得、現在も世界的に演奏活動を行っています。また
1993年の初来日以来、何度となく日本を訪れ確実にファンを増やしています。




<Studio Lyric>
LCD 060208 \2625
“Tuba Buffo”
J・S・バッハ:テューバとヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調BWV.1060
管弦楽組曲第2番-バディネリ
J・E・ガリアルド:ソナタ第5番
ドミトル:ルーマニア舞曲第2番
ブログ:3つの小品
ショスタコーヴィチ:バレエ「明るい小川」?アダージョ
ヤコブセン:テューバ・ブッフォ
ピアソラ:忘却
夕焼け
藤田英大(Tuba) ロジャー・ボボ(指) 澤田みづえ(Pf) 竹中のりこ(Vn)
なんとも爽快なCDの登場。藤田英大はサイトウ・キネン・オーケストラのテュ
ーバ奏者としても有名ですがジャンルを問わず、ソロ、オーケストラ、JAZZで
も活躍している。伝説のテューバ奏者、ロジャー・ボボの愛弟子で、現在テュ
ーバ界の第一人者、オイステイン・ボーズヴィック(BIS)の好敵手にして親
友でもあります。アンプのヴォリュームを上げ、窓を開け放ち、缶ビール片手
に藤田のテューバの豪快にしてユーモラス、ちょっぴり物悲しい響きに浸って
いると自然に笑みがこぼれてくる、ストレス解消に最高の1枚です。




<hr musik>
HRMK 03006 2枚組 \4360
ボーイト:「メフィストーフェレ」
マーク・S・ドス(Bs メフィストーフェレ)
アルベルト・クピード(T ファウスト)
アンナリーザ・ラスパリョージ(S マルゲリータ)
ミケーラ・レモール(S エレーナ)
ハンス=ユルゲン・ラツァー(T ワグナー)
ほか
パオロ・カリニャーニ(指)
フランクフルト博物館管弦楽団,フランクフルト歌劇場合唱団
録音:2004年5月(ライヴ録音)
2005年、2006年と来日、いずれの演奏会も大評判となった今話題の指揮者、パ
オロ・カリニャーニのオペラ録音が登場。カリニャーニは1961年ミラノ生まれ、
1999年からフランクフルト歌劇場の音楽総監督に就任、当時音楽的には低迷し
ていたこの歌劇場で短期間に高い評価を得て、一気に名声を高めました。独特
の風貌、新鮮な音作りから「鬼才」と評されることも多い彼と、やはり「鬼才」
と言えるボーイトの傑作「メフィストーフェレ」の相性はドンピシャです。マ
ーク・S・ドスはクリーヴランド出身のバス=バリトン。ブッセートのヴェル
ディ・コンペティションで優勝した逸材です。アルベルト・クピードは日本で
も良く知られたベテラン・テノール。アンナリーザ・ラスパリョージは、藤原
歌劇団のビゼー「カルメン」でミカエラを歌って評判だったソプラノ。フラン
クフルト博物館管弦楽団とは、フランクフルト歌劇場のオーケストラのこと。
傑作のわりに、あまり録音の多くない「メフィストーフェレ」に、注目の録音
が加わったことを歓迎しましょう!





<SALZBURGER FESTSPIELDOKUMENTE>
SF 017 2枚組 \2450
“モーツァルト22 アリアと場面集 1951年-2003年”
全てライヴ録音。

「バスティアンとバスティエンヌ」から
イレーナ・コトルバス(S バスティエンヌ)
レオポルド・ハーガー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1969年7月31日,レジデンツ,モノラル

「アポロとヒュアキントゥス」から
アーリン・オジェー(S メリア)
ロルフ・アンソニー・ジョンソン(T オエルバス)
レオポルド・ハーガー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1981年1月,祝祭大劇場,ステレオ

「第一誡律の責務」から
マーガレット・プライス(S 世俗の精神)
ヴォルフガング・サヴァリッシュ(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1978年1月,モーツァルテウム大ホール,ステレオ

「みてくれのばか娘」から
エディト・マティス(S ニネッタ)
ベルンハルト・コッツ(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1960年8月5日,レジデンツ,モノラル

「ポントの王ミトリダーテ」から
アーリン・オジェー(S シーファレ)
エッダ・モーザー(S ジューニア)
レオポルド・ハーガー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1971年8月7日,フェルゼンライトシューレ,ステレオ

「アルバのアスカーニョ」から
エディト・ガブリ(S シルヴィア)
ゲルトルーデ・ジャン(Ms アスカーニョ)
ウェルナー・クレン(T アチェステ)
レオポルド・ハーガー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1967年8月1日,レジデンツ,モノラル

「ルーチョ・シッラ」から
スーザン・グリットン(S チェチーリョ)
ルーバ・オルゴナソー ヴァ(S ジューリア)
シルヴァアン・カンブルラン(指)
カメラータ・ザルツブルク
録音:1993年8月,祝祭小劇場,ステレオ

「解放されたベトゥーリア」から
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms )
フィリップ・オーギャン(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1991年7月28日,モーツァルテウム大ホール,ステレオ

「シピオーネの夢」から
テレサ・シュティッヒ=ランダル(S リチェンツァ)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)
カメラータ・アカデミカ
録音:1967年8月13日,モーツァルテウム大ホール,モノラル

「牧人の王」から
リタ・シュトライヒ(S アミンタ)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)
カメラータ・アカデミカ
録音:1958年8月10日,モーツァルテウム大ホール,モノラル

「偽の女庭師」から
ピエレット・アラリー(S サンドリーナ)
レオポルド・シモノー(T ベルフィオーレ)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)
カメラータ・アカデミカ
録音:1959年8月30日,モーツァルテウム大ホール,モノラル

「ツァイーデ」から
ロベルト・ホル(Bs オスミン)
ゲルハルト・ヴィンベルガー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1983年8月28日,モーツァルテウム大ホール,ステレオ

「イドメネオ」から
フェレンツ・フリッチャイ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1961年7月26日,祝祭大劇場,モノラル

「後宮からの逃走」から
フリッツ・ブンダーリヒ(T ベルモンテ)
イシュトヴァン・ケルテス(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1961年8月4日,レジデンツ,モノラル

「後宮からの逃走」から
ディアーナ・ダムラウ(S ブロンヒェン)
アイヴァー・ボルトン(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:2003年8月19日,祝祭小劇場,ステレオ

「フィガロの結婚」から
イルムガルト・ゼーフリート(S スザンナ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Br 伯爵)
カール・ベーム(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1957年7月30日,旧祝祭劇場,モノラル

「ドン・ジョヴァンニ」から
チェーザレ・シエピ(Bs ドン・ジョヴァンニ)
リタ・シュトライヒ(S ゼルリーナ)
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1956年7月24日,旧祝祭劇場,モノラル

「ドン・ジョヴァンニ」から
ニコライ・ギャウロフ(Bs ドン・ジョヴァンニ)
ジェライント・エヴァンス(Br レポレッロ)
ヴィクター・フォン・ハーレム(Bs 騎士長)
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1970年7月27日,祝祭大劇場,ステレオ

「コジ・ファン・トゥッテ」から
エリザベス・シュワルツコップ(S フィオルディリージ)
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms ドラベッラ)
カール・ベーム(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958年8月11日,旧祝祭劇場,モノラル

「コジ・ファン・トゥッテ」から
マーガレット・マーシャル(S フィオルディリージ)
アグネス・バルツァ(Ms ドラベッラ)
キャスリーン・バトル(S デスピーナ)
フランシスコ・アライサ(T フェランド)
ジェイムズ・モリス(Bs グリエルモ)
リッカルド・ムーティ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1982年7月28日,祝祭小劇場,ステレオ
※CDの表記ではフィオルディリージがグンドゥラ・ヤノヴィッツになっていま
すが、ザルツブルク音楽祭の記録ではマーガレット・マーシャルのシングル
キャストで、録音を聞く限り、実際に歌っているのもマーシャルではないかと
思われます。

「劇場支配人」から
クリスティーナ・ラキ(S マドモワゼル・ジルバーラング)
エディタ・グルベローヴァ(S マダム・ヘルツ)
トーマス・モーザー(T ムッシュ・フォーゲルザング)
レオポルド・ハーガー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1976年7月29日,祝祭小劇場,ステレオ

「カイロの鵞鳥」から
ワルター・ラニンガー(Br ドン・ピッポ)
ジョージ・メイラン(T ビョンデッロ)
エーリヒ・ツレック(T カランドリーノ)

ベルンハルト・パウムガルトナー(指)
カメラータ・アカデミカ
録音:1956年8月3日,レジデンツ,モノラル

「騙された花婿」から
エーベルハルト・ビュヒナー(Tドン・アスドゥルバーレ)
ヴォルフガング・ベロン(T プルケーリオ)
ベッティーナ・コサック(S エウジェーニア,ベッティーナ)
イシュトヴァーン・ガーティ(Bs ボッコーニオ)
ゲルハルト・ヴィンベルガー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1975年8月3日,モーツァルテウム大劇場,ステレオ

「ティートの慈悲」から
ドロレス・ツィーグラー(Ms セスト)
キャロル・ヴァネ(S ヴィテッリア)
マルタ・セン(S アンニョ)
クリスティーネ・バルボー(S セルヴィーリア)
ラーズロ・ポルガー(Bs プブリオ)
リッカルド・ムーティ(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1988年7月26日,フェルゼンライトシューレ,ステレオ

「魔笛」から
イレアーナ・コトルバス(S パミーナ)
クリスティアン・ベッシュ(Br パパゲーノ)
ジェームズ・レヴァイン(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1980年8月8日,フェルゼンライトシューレ,ステレオ

「魔笛」から
ヨゼフ・グラインドル(Bs ザラストロ)
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1951年8月6日,フェルゼンライトシューレ,モノラル
毎度好評のSFシリーズ、今回はCD2枚を費やして、戦後のザルツブルク音楽祭
(+モーツァルト週間)でのモーツァルトのオペラの数々からアリア、場面を
抜粋(一部はコンサートでの演奏)。22作品、29トラック。指揮者はフルト
ヴェングラー、ベーム、ミトロプーロス、カラヤン、フリッチャイ、ケルテス、
サヴァリッシュ、ムーティ、レヴァイン等など、歌手も一流どころがずらりと
並んでいます。モーツァルティアン大喜びの貴重な録音が満載です!




<LSO Live>
LSO 0087 \1150
LSO 0587(SACD-Hybrid) \1950
ベートーヴェン:
交響曲第4番op.60 変ホ長調 
交響曲第8番op.93 ヘ長調
ベルナルド・ハイティンク(指)&ロンドン交響楽団
録音:2006年4月19、20日、2006年4月24、25日
ロンドン、バービカンセンター(ライヴ録音)
プロデューサー:ジェームス・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン
ついにハイティンク&LSOのベートーヴェン・ツィクルスが完結です。ハイティ
ンクの手にかかると、どのオーケストラもそのオケ「らしい」音色やオリジナ
ル・カラーといった個性が存分に引き出される、いわばハイティンク・マジッ
クのようなものがあります。ロン響ともすでに度々共演を重ねておりますが、
リリースを重ねる度に、ロン響の弦のテンションの高さ、管楽器の上手さ、ア
ンサンブルの完璧さにあらためて驚かされるばかり。第4番の終楽章のピアノと
フォルテの対比、駆け巡る弦楽器のパッセージと、それに応える管楽器の丁々
発止のやりとりは聴いていて思わずググッと身を乗り出してしまうほど。第8番
も、第2楽章の管楽器の刻むリズムを聴いていると心躍ります。ツィクルスの最
終盤を飾る華やかな名曲2曲のカップリングを、思う存分楽しめる、ハイティン
クの指揮が冴え渡り、ロン響のエネルギーが120%爆発した演奏となっています。




<0ORFEO>
ORFEOR 653062 2枚組 \3960
バーバー:「ヴァネッサ」
エリノー・スティーバー(S ヴァネッサ)
ロザリンデ・エリアス(エリカ)
ニコライ・ゲッダ(T アナトール)
イーラ・マラニウク(Ms 老男爵夫人)
ジョルジョ・トッツィ(Bs 老医師)
ほか
ディミトリ・ミトロプーロス(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1958年8月16日
+幕間のバーバーの談話
バーバーの傑作「ヴァネッサ」、ミトロプーロスとウィーン・フィルのライヴ
が発掘です!「ヴァネッサ」は、同じ年の1月15日にメトロポリタン歌劇場で
初演、大成功を収め、春にはRCAによって録音もされました。そして夏のザルツ
ブルク音楽祭で上演、スティーバー、エリアス、ゲッダ、トッツィらの主要キャ
ストとミトロプーロスの指揮は共通しています。物語は、20年前に恋人アナト
ールに棄てられたヴァネッサが、彼の同名の息子と出会い、恋に落ちるが、息
子アナトールは同時に彼女の姪エリカを誘惑、結局ヴァネッサとアナトールが
結婚、エリカは次の「アナトール」が来るまで館で待つことになる、というも
の。このザルツブルクの上演は、バーバーへの理解のなさから批評で叩かれし
まっていますが、演奏そのものは大変高水準、ミトロプーロスの指揮も、セッ
ション録音より明らかに熱が入っています。ザルツブルクのORFのスタジオに
保管されていた秘蔵テープからの蔵出し音源で、モノーラルながら音も上々で
す。特典に、幕間でのバーバーの談話を収録。




<haenssler>
93 183 \2250
ストラヴィンスキー:
3楽章の交響曲
ハ調の交響曲
詩篇交響曲
ミヒャエル・ギーレン(指)
南西ドイツ放送SO.
WDRケルン放送Cho.
録音:2003年3月25&26日、2006年5月2-4日、2005年12月7&8日
フライブルク、コンツェルトハウス(ライヴ)
近現代作品にめっぽう強いギーレンの最新録音はストラヴィンスキーの交響曲
集。それぞれ、収録順にニューヨーク・フィル、シカゴ響、ボストン響とアメ
リカを代表するスーパー・オケに捧げられた交響曲は、様式上すべて新古典主
義時代と呼ばれる時期に書かれたもの。ほかならぬギーレンの新盤は、演奏は
至難ながらも3大バレエがあまりに強烈すぎてマイナーな位置づけに甘んじてい
るこれらの作品のイメージを一新する強力な内容といってさしつかえないでしょ
う。ボリュームをいっぱいに上げてみてください。3章の交響曲では「春の祭典」
ばりに、野卑なリズムと音響の大洪水にたっぷり浸れます。刺激的なブラスの
咆哮と大迫力のパーカッションを捉え尽くした優秀録音。かつてのカミソリの
ような切れ味に加えて、近年はより響きも豊かな音楽作りへとシフトしている
当コンビの充実ぶりを知るのにまたとない一枚となっています。





<SUPRAPHON>
SU 7011(DVD-Video) \4750
字幕:チェコ語,英独仏
スメタナ:「売られた花嫁」
ガブリエラ・ベニャチコヴァー(S マジェンカ)
ペテル・ドヴォルスキー(T イエニーク)
インドジフ・インドラーク(Br マジェンカの父)
マリエ・ヴェセラー(S マジェンカの母)
ヤロスラフ・ホラーチェク(Bs ミーハ)
マリエ・ムラゾヴァー(Ms ハータ)
ミロスラフ・コップ(T イェニーク)
ほか
ズデニェク・コシュラー(指)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
プラハ・フィルハーモニー合唱団
プラハ国立歌劇場合唱団
映像監督:フランティシェク・フリップ
収録:1980年12月?1981年2月
チェコの国民的オペラといえばこのスメタナの「売られた花嫁」。物騒な題名
と裏腹に、農村を舞台にしたほのぼとのした物語はとても楽しいものです。チェ
コだけでなくドイツでも上演の盛んなオペラですが、映像は稀。ここに収録さ
れているのは、1981年制作のテレビ映画。ライヴではなく、スタジオで収録さ
れたもの。地元制作だけに、舞台のローカル色は完璧です。さらに、ベニャチ
コヴァーとドヴォルスキーという、当時のチェコを代表する二大スター共演と
いう豪華な配役です。指揮は、チェコの知性派、コシュラー。さすがの出来栄
えです。

SU 3878 2枚組 \2960
スメタナ:「キス」
カレル・カラシュ(Bs パロウッキー)
ルドミラ・チェルヴィンコヴァー(S ヴェンドゥルカ)
ベノ・ブラフト(T ルカーシュ) プジェミスル・コチ(Br トメシュ)
マルタ・クラーソヴァー(A マルティンカ)
ヴラディミール・イェデナークティーク(Bs マトウシュ)
ほか
ズデニェク・カラバラ(指)
プラハ国立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1952年6月30日,7月1-2日
「キス」はスメタナの6つめオペラ。1876年に作曲、初演された喜劇です。ヴェ
ンドゥルカとルカーシュはかつて愛し合っていたものの、ルカーシュは別の女
性との結婚を強いられます。しかし妻が亡くなったので、ルカーシュは改めて
ヴェンドゥルカに結婚を申し込もうとするのですが、お互い意地の張り合いで
喧嘩別れになり…しかし仲直りして、二人のキスで幕になるという話です。当
時は「売られた花嫁」に次いで人気のあるオペラだったそうです。しかし録音
には恵まれず、1980年のブルノでの録音がCDになっていただけでした。このCD
は、1952年プラハで録音された歴史的音源。スメタナのスペシャリストとして
高名だったカラバラの指揮に、プラハ国立歌劇場のベストメンバーによる大変
優れた演奏です。モノーラルながら、年代にしては良好な音です。





<ORFEO>
ORFEOR 707062 2枚組 \3960
アメリカの歌声が聞こえる-トーマス・ハンプソン 米国歌曲を歌う
マクドウェル:ああかわいいバラ,海
ロフラー:ヘレンに
トムリンソン:夕べの歌
リッター:二人の古参兵のための哀歌
ブリッジ:最後の祈り
ヴォーン・ウィリアムズ:澄んだ夜中,喜べ、船乗り仲間よ、喜べ!
カステルヌォーヴォ=テデスコ:ルイジアナ
ヒンデミット:あそこの沼地で歌おう
スタンフォード:勇気はあるのか、おお魂よ
ゴールド:出発
カーゲン:ドラム
ワイスガル:シロ
ボールズ:ブルー・マウンテン・バラーズ(4曲)
ロレム:早朝のアダムのように
ナジンスキ:下を向いてごらん、美しい月よ
バーンスタイン:あなたの言ったことに
スティル:悲しみ
ナイルズ:私の恋人の髪の色は黒い
フォスター:夢路より
ヒンデミット:
私は間で,ああ、あなたは持ち上げる,打て!打て!太鼓を叩け!
ロイター:太鼓,ある暗い娘のための歌
パーレン:体験,私もアメリカだ
ベイコン:黄海の岸,荒々しい夜,柵を下げろ,延期なしの創作
バーガー:心,孤独な人々
ヘイジマン:裕福な男
ナジンスキ:リチャード・コリー
ロレム:下を向いてごらん、美しい月よ,神々
コルンゴルト:祝詞,患者
ほか
トーマス・ハンプソン(Br)
ヴォルフラム・リーガー(P) マルコム・マルティノー(P)
録音:2001年8月12日, 17,22日,2005年8月22日(コルンゴルトのみ)
2001年のザルツブルク音楽祭では、4回に渡って<アメリカの歌声が聞こえる>
と題された演奏会が開かれました。ここではそのうち、ハンプソンがピアノ伴
奏で歌った曲を集めています。ハンプソンは、埋もれてしまった米国の歌曲の
復興に積極的で、国会図書館に眠っていた自筆楽譜に新たな生命を吹き込み、
高い評価を得ています。ここに収録されている数々の曲からも、ハンプソンの
熱い想いが伝わってくるようです。さらに2005年のリサイタルから、コルンゴ
ルトの歌曲を収録しています。




<naive>
V 5025 \2080
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.77
同第2番嬰ハ短調 Op.129
セルゲイ・ハチャトリャン (Vn)
クルト・マズア(指)フランス国立O
昨2005年のエリザベート王妃国際コンクールで優勝した若きヴァイオリニスト、
セルゲイ・ハチャトリャン。お待ちかねのCD第2弾はショスタコーヴィチの協奏
曲2篇。長大な第1番はスターリンの恐怖政治時代、それも悪名高きジダーノフ
批判の時期に作曲され、ショスタコの代表作に数えられはするものの、屈折し
た神経質な音楽は一筋縄にはいかない難物。それを弱冠21歳のハチャトリャン
が驚嘆すべき張り詰めた緊張感と深い音楽性で再現しています。大人でもなか
なか実現できぬ稀代の名演と申せましょう。オイストラフを思わせるつるつる
した美音も魅力。第1番の陰に隠れた存在の感のある第2番も、久々の注目演奏
の登場。日本でも人気急上昇のセルゲイ・ハチャトリャン、目が離せません。





<GRAND SLAM>
平林直哉責任プロデュース、GRAND SLAMフルトヴェングラー・シリーズ第9弾
★完全限定生産 ★
GS 2015/6 2枚組 \2250
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(改訂版)
[ボーナス・トラック]
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」よりブリュンヒルデの自己犠牲
マーラー:歌曲集「さすらう若人の歌」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
フィルハーモニア管弦楽団
キルステン・フラグスタート(ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
録音:1954年4月10日ウィーン、ムジークフェラインザール
1952年6月23日、1952年6月24-25日ロンドン、キングスウェイ・ホール
Source: Private archive、HMV (U.K.) ALP 1016、ALP 1270
制作者より
このディスクに収録された1954年4月10日のライヴであるブルックナーの交響曲
第8番はこれまでいくつかのレーベルでCD化されていますが、CD1枚に無理やり
詰め込むために意図的にピッチを上げたと思われるものや、ノイズを除去しす
ぎて原音の輝きを失っているものが散見されました。しかし、今回入手したテ
ープは驚くほど状態が良く、それを注意深くピッチや音質を補正することによ
り、この演奏を理想通りの音質で蘇らせることに成功しました。かつてフルト
ヴェングラーの生演奏を体験した人たちの多くは、フルトヴェングラーの実際
の音について「暖かく透き通るような音。絹の肌触りのような柔らかい音色」
と証言していますが、このディスクではまさにその印象に近いものが体験でき
ます。それは目からうろこと言っても過言ではありません。
■解説書の内容
制作者によるフルトヴェングラーのブルックナーの交響曲第8番の総ざらいと、
かつて流布した別人説を掲載します。この別人説は改訂版を使用しているとい
う理由で、フルトヴェングラーではなくクナッパーツブッシュではないかと噂
されたものです。この説は現在ではまったく否定されていますが、この説を日
本で最初に紹介した故藁科雅美氏の記事(月刊『ディスクリポート』より)を
歴史的な事実として転載します。その他、珍しいプログラムも含まれます。
■制作者よりおことわりとお願い
ブルックナーは当時の放送録音としては最上の音質の部類に属しますが、除去
出来ないかすかな混信、電気系統のノイズ、および修正が困難な出力レベルの
変動が見られます。また、ボーナス・トラックはLPよりの復刻ですのでLP特有
のノイズが混入します。
なお、制作上の都合により原則として初回完全限定プレスとなります。以上、
あらかじめご了承下さい。(平林 直哉)

<STEINWAY JAPAN>
SJLYA 001 \2080
新居由佳梨-“Melancolie”(メランコリー)
プーランク:
メランコリー、プレスト、エディット・ピアフを讃えて(15の即興曲より)、
イタリア奇想曲
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、西風の見たもの、喜びの島
ラヴェル:オンディーヌ、亡き王女のためのパヴァーヌ、道化師の朝の歌
リスト:愛の夢 第3番、ラ・カンパネラ
新居由佳梨(P)
スタインウェイ・ジャパンが2002年秋からスタートさせた“Young Virtuoso
Series”で、全国各地でコンサートを開催している新居由佳梨が、このたび
待望のCDをリリースしました。「最初のCDは、私の大好きなフランスの小品
を集めて・・・。特にプーランクは、本当に美しい小品が多くて、もっとも
っと皆様に知っていただきたいんです・・・。」 とのアーチストの想いか
ら、プーランク、ドビュッシー、ラヴェル、リストが収録されています。
Neumannのマイクによる優秀録音でスタインウェイの美しいピアノの音と多
彩なニュアンスが存分に楽しめます。
なおこの秋には、東京と大阪でのリサイタルも予定されています。





<claves>
50-2601/02 2枚組 \4360
シューマン・ピアノ作品全集 Vol.1
幻想小曲集op.15 
アラベスク ハ長調op.18 
花の曲 変ニ長調op.19 
ユモレスク 変ロ長調op.20 
アレグロ ロ短調 
子供の情景op.15 
3つのロマンスop.28 
森の情景op.82 
3つの幻想的小曲op.90
フィンギン・コリンズ(P)
ジャケットの白面の貴公子然とした容貌からは想像もつかない深みある演奏
に驚かされる衝撃のシューマンです。フィンギン・コリンズは1977年アイル
ランドのダブリンに生まれ、ジョン・オコーナーのもとで研鑽を積み1999年
にはクララ・ハスキル・コンクールで見事優勝に輝いています。底知れぬエ
ネルギーを秘めつつも決して声高ではない演奏は一度聴いたら決して忘れら
れない巨匠の味わい。テンポやフレージングの自然な感覚は天性のものなの
でしょう。『森の情景』など聴いていると、今ここで創造された音楽を聴い
ていると思えるほど。今後のリリースにも要注目の素晴らしい才能が現れた!

50-2605 \2180
ショスタコーヴィチ:
ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調op.8 
ピアノ三重奏曲第2番 ホ短調op.67 
ブロークの詩による7つの歌
チューリヒ・ピアノ・トリオ、グン-ブリト・バルクミン(Sop)
今は幻のように消え去ったソヴィエト。その文化的抑圧の下でも巧妙に本心
を披瀝し続けた作曲家の全体像が凝縮された好選曲のアルバムです。作曲家
が10代の時に書きモダニズムの雰囲気を湛えたピアノ三重奏曲第1番の先鋭性、
親友の追悼のために書かれた第2番のまるで冥界から響いているような底知れ
ぬ暗さ、そして最晩年に作曲された歌曲集の清澄でもはや何にも囚われない
自在な境地と、この稀有の作曲家が築き上げたミクロコスモスをこの1枚から
うかがい知ることができます。それぞれの曲の本質を鋭く抉り出している緻
密な演奏も好感が持てます。





<TAHRA>
TAH 611 3枚組 \6240
イタリアのカラヤン
モーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
ブラームス:交響曲第2番 ニ長調 Op.73,ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指)
RAIトリノ管弦楽団、RAIローマ管弦楽団、ゲザ・アンダ(P)
テレサ・シュティヒ=ランダル(S),ヒルデ・レッセル=マイダン(A),
ワルデマール・クメント(T),ゴットロープ・フリック(Bs)
録音:1954年2月19日,1953年3月26日,1954年12月11日,1954年12月4日,
1954年2月12日
1950年代の前半、カラヤンは頻繁にイタリア放送(RAI)のオーケストラとし
ばしば共演しています。このCDには、1953年から1954年にかけての5つの録音
が収録されています。いずれもカラヤン40代半ばの颯爽とした音楽が楽しめ
ます。これらのうち、おそらく「ジュピター」、ブラームスの第2交響曲、
バルトークは初出音源。他も珍しい音源なことは間違いありません。カラヤ
ン・ファンにはうれしいリリースでしょう!




<RADIO SERVIS>
CR 0348 \1850
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 Op.83*
ムソルグスキー:「展覧会の絵」
ギャリック・オールソン(P)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団* ガエタノ・デローグ(指)*
録音:1978年* 1974年
1973年「プラハの春」音楽祭(CR0323)に続くオールソンの「プラハの春」
音楽祭ライヴ・アルバム第2弾。オールソンの鮮やかな技巧と深い音楽性が
光っています。チェコ・フィルの好サポートを得て、重厚な響きの味わい深
い演奏に仕上がっています。しかし、重々しいだけではなくオールソンのた
だならぬ推進力と高揚感溢れる演奏で一気に聴かせてくれます。また、展覧
会の絵でもライヴの躍動感がそのまま伝わります。

CR 0318 \1550
モーツァルト:
交響曲第38番「プラハ」、第41番「ジュピター」、
歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲
プラハ室内管弦楽団
録音:2006年1月22日 ライヴ
世界屈指の室内オーケストラ、チェコのプラハ室内管弦楽団。中世の佇まい
を残すプラハの美しい街で、モーツァルトは自作を初演しています。その名
も「プラハ」交響曲第38番。
このモーツァルト・アルバムはその「プラハ」交響曲に加えてモーツァルト
最後の交響曲、第41番「ジュピター」、歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲が
収録されています。約半世紀にも及ぶ歴史を持つ名門楽団による、聴き応え
のあるアルバムです。





<AEON>
AE 0643 \2250
バルバラ・ストロッツィ(1619-1677):カンタータ、アリア集
アンサンブル・ポイエーシス
バルバラ・ストロッツィはイタリア初期バロック音楽の作曲家・声楽家とし
て活躍した女性。
バルバラはソロ・カンタータを中心に100曲以上を作曲。これらはストロッ
ツィ自身が歌うために作られたと考えられます。彼女の父親は、モンテヴェ
ルディのパトロンのひとりでもあったジュリオ・ストロッツィ(バルバラは
庶子であったといわれている)。裕福な父親の後押しもあり、楽譜も多数出
版されていました。また、未婚ながら4人の子供を持つ自由奔放な女性であ
りあり、その作風は大胆かつ叙情性に溢れた音楽です。





<SUPRAPHON>
SU 3891 3枚組 \3300
「ザ・ベスト・オブ・チェコ・クラシックス」
[CD 1]
スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
[CD 2]
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集第1集Op.46 & 第2集Op.72
[CD 3]
ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」 
序曲「謝肉祭」Op.92  交響的変奏曲Op.78
[CD 1]
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)チェコ・フィルハーモニックO.
録音:1990年3月26-28日プラハ城、ヴラディスラフ・ホール
[CD 2]
ヴァーツラフ・ノイマン(指)チェコ・フィルハーモニックO.
録音:1985年3月19日-4月16日プラハ、ルドルフィヌム・スタジオ
[CD 3]
イルジー・ビエロフラーヴェク(指)チェコ・フィルハーモニックO.
録音:1989年9月プラハ、ルドルフィヌム・スタジオ
1990年5月28日プラハ、支庁舎スメタナ・ホール(ライヴ)
ドヴォルザークとスメタナが書いた、あらゆるクラシック音楽の中でもとび
きりの名作をお得なセットにしました。名門チェコ・フィルによる演奏は作
品本来の魅力をストレートに伝える好ましいものです。





<AVI-MUSIC>
4260085 530144 \2250
R.シュトラウス:
13本の管楽器のためのセレナードOp.7*
ソナティナ 第2番 変ホ長調「楽しい仕事場」*
ドヴォルザーク:セレナード Op.44 ニ短調**
ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブル
[ザビーネ・マイヤー、ライナー・ヴェーレ、ウォルフガング・マイヤー、
アコス・ホフマン、カイ・フィッシャ、アルブレヒト・マイヤー、
ディーテルム・ヨナス、アンドレア・リーバークネヒト、
アンナ・ガルズリー、ダーク・イェンセン、
シュテファン・シュヴァイゲルト、セルジオ・アゾリーニ、
ゲオルグ・クルーチ、クラウス・ローラー、ブルーノ・シュナイダー、
二クラウス・フリッシュ、カール・フェスラー、オリヴァー・アルヴァレス、
マニュエル・フッシャー=ディスカウ、クリストフ・シュミット]
録音:*2003年12月 **1994年4月
ザビーネ・マイヤー管楽アンサンブルは、スイスで10年以上に渡り毎年開催
されているリューゲンツ管楽フェスティヴァルの際に結成されたアンサンブ
ル。「13本の管楽器のためのセレナード」は、優雅で上品な雰囲気を持つ作
品。R.シュトラウスの初期の頃の作品でオーボエの美しい響き、クラリネッ
トの軽快なリズム、ホルンの明るくゆるやかな音、腕利き揃いのアンサンブ
ルが繰り広げる妙技に酔いしれます。

4260085 530052 \2250
シューベルト:
ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第2番イ短調D.385、
ヴァイオリン・ソナタイ長調D.574、
ヴァイオリンとピアノのための幻想曲ハ長調D.934
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)ジルケ・アヴェンハウス(P)
アンティエ・ヴァイトハースは現代ドイツを代表する女流ヴァイオリニスト。
2006年秋には、人気上昇中のジャン=ギアン・ケラスとアンサンブルを組み、
アルカント・カルテットとして来日します。シューベルトの明るく楽しい音
楽が、ヴァイトハースの冴えた演奏で繰り広げられています。





<ORFEO>
ORFEOR 709062 2枚組 \4160
モーツァルト:歌曲集
クローエに寄す K.524
ひめごと K.518
ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時 K.520
「フィガロの結婚」の差し替えアリア“私の胸は喜びに踊り” K.579
別れの歌 K.519
春への憧れ K.596
イルムガルト・ゼーフリート(S) エリック・ウェルバ(P)
録音:1958年8月7日,モーツァルテウム,モノラル
満足 K.473
子供の遊び K.598
かわいい糸紡ぎ娘 K.531
孤独に寄せて K.391
すみれ K.476
アリエット「鳥たちよ、お前たちは毎年」 K.307
カンツォネッタ「静けさは微笑みながら」 K.152
「フィガロの結婚」の差し替えアリア“私の胸は喜びに踊り” K.579
インゲボルク・ハルシュタイン(S) エリック・ウェルバ(P)
録音:1968年8月19日,モーツァルテウム,モノラル
希望に寄せて K.390
満足 K.349
偽りの世 K.474
おいで、いとしのツィターよ K.351
すみれ K.476
別れの歌 K.519
夕べの想い K.523
クローエに寄す K.524
夢に見る姿 K.530
アリエット「寂しく暗い森で」 K.308
ドイツ語による小カンタータ「無限なる宇宙の創造者を崇敬する君たちよ」
K.619
ペーター・シュライアー(T) イェルク・デムス(P)
録音:1975年8月19日,祝祭小劇場,ステレオ
小さなフリードリヒの誕生日 K.529
かわいい糸紡ぎ娘 K.531
ひめごと K.518
魔法使い K.472
ヘレン・ドナート(S) クラウス・ドナート(S)
録音:1975年8月14日,祝祭小劇場,ステレオ
ドイツ語による小カンタータ「無限なる宇宙の創造者を崇敬する君たちよ」
K.619
ワルター・ベリー(Br) エリック・ウェルバ(P)
録音:1981年7月31日,祝祭小劇場,ステレオ
すみれ K.476
何と不幸せなことか K.147
アリエット「寂しく暗い森で」 K.308
アリエット「鳥たちよ、お前たちは毎年」 K.307
満足 K.473
魔法使い K.472
エディト・マティス(P) ハインツ・メジモレック(P)
録音:1983年8月5日,祝祭小劇場,ステレオ
ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時 K.520
すみれ K.476
夕べの想い K.523
アリエット「鳥たちよ、お前たちは毎年」 K.307
アリエット「寂しく暗い森で」 K.308
カンツォネッタ「静けさは微笑みながら」 K.152
「フィガロの結婚」の差し替えアリア“私の胸は喜びに踊り” K.579
ドイツ語による小カンタータ「無限なる宇宙の創造者を崇敬する君たちよ」
K.619
エディタ・グルベローヴァ(S) アーウィン・ゲイジ(P)
録音:1984年8月4日,祝祭小劇場,ステレオ
ザルツブルク音楽祭というと、ついオペラやオーケストラ・コンサートばか
りに目が向いてしまいますが、もちろんリサイタルも毎年極めて充実してい
ます。このCDには、1958年のゼーフリートから1984年のグルベローヴァまで、
7人の歌手のリサイタルから、モーツァルトの歌曲、演奏会用アリアなどを選
りすぐっています。最大の注目は、なんといってもグルベローヴァ、1984年
の若々しい歌声が聞けます。しかも「夕べの想い」、「静けさは微笑みなが
ら」 と「無限なる宇宙の創造者を崇敬する君たちよ」の3曲は、おそらくセ
ッション録音もしていない貴重なもの。ゼーフリートは、既に1957年のリサ
イタル(ORFEOR 297921)や1969年のリサイタル(ORFEOR 505991)がCDにな
っていますが、これは1958年のものから。親しみやすい可憐な声は、モー
ツァルトのリートにぴったり。インゲボルク・ハルシュタインは1960年代を
中心に活躍したミュンヘン出身のソプラノ、繊細で可憐な歌です。そして全
盛期のシュライアー、ドナート、マティスら、おなじみのモーツァルト歌手
の美しさもすばらしいものです。至福の時を過ごせるCD2枚です。




<OPUS蔵>
OPK 7026 \2250
ベートーヴェン:
交響曲第3番変ホ長調作品55‘英雄’<ウラニアLP>
コリオラン序曲 <メロディア 黒盤、 青トーチ盤>
フルトヴェングラー(指)ウィーン・フィル(1944年12月)
フルトヴェングラー(指)ベルリン・フィル(1943年)
ウラニアの最初期盤ではありませんがかなり初期のプレスらしく随分と豊かな
音です。安原氏の手持ちの1枚が素晴らしい音でした。2年以上前に復刻してい
ましたが、一部修復の必要な個所があり先延ばしになっていました。キングの
須賀エンジニアの工夫で何とか修復ができたので発売にこぎつけられました。
組み合わせは有名な「コリオラン」ですが、音のよい黒ラベルをメーンとしま
した。以前ブルックナーの第5(OPK7013)を黒レーベルで出した際に、「何故
もっと初期の盤を使わないのか」というメールをいただきました。実は初期盤
がよくない場合もあります。「コリオラン」の場合青トーチレーベルは音が痩
せている上にピチカートの欠けや拍手の挿入などあって問題があります。そこ
でおまけとして初期盤の音を付けました。一度お確かめください。(オーパス
蔵代表 相原了)
「久しぶりに「ウラニアのエロイカ」を聴き、感動した。ぼくはフルトヴェン
グラーの「エロイカ」では、夙に52年のウィーン盤をベストに挙げて来たが、
それは録音の差によるところが大きい。ウラニア盤は今まで、ずいぶん復刻CD
を耳にしたが、ウィーン盤を超えるようなものにはついぞぶつからなかった。
ところが、今回のオーパス蔵盤は違う。その鳴りっぷりの良さ、歪みの少なさ、
音の鮮明さが今までの復刻盤の比ではなく、これからは本盤をもってフルト
ヴェングラーの「エロイカ」のベストCDとしたい。」(宇野功芳)

OPK 7029 \2250
チャイコフスキー:
交響曲第5番ホ短調作品64 
組曲「くるみ割り人形」
カラヤン(指)フィルハーモニア管弦楽団
デニス・ブレイン(ホルン)
録音:Kingsway Hall, London 1952
英Columbia LP (33CX シリーズ使用)
1952年カラヤンがフィルハーモニアと録音を本格化したころの録音です。彼が
録音したチャイコフスキーの第5番は5種類ありますが、これは最初のものです。
この演奏はじつに雄大かつしなやかな情感を表現した優美なものです。勝手な
推測ですが、カラヤンはまだムラヴィンスキーの同曲の演奏を耳にしていなか
ったのではないでしょうか。後年の演奏と違い、ドイツロマン派を思わせるゆ
ったりした歩みはデニス・ブレインの優美なホルンと相俟って魅力をたたえて
います。当時のフィルハーモニアの実力を感じるにもってこいの録音です。
(オーパス蔵代表 相原了)
「当時、1950年代半ばまでのフィルハーモニアは、若くて優秀な奏者をそろえ
ていたことで知られる。飛び抜けてスター性をそなえていたのがホルンのデニ
ス・ブレインで、この録音でも特に第2楽章で、そのソロを堪能できる。スケー
ル感豊かなふくらみをもち、温かく安定したその響き。それがフィルハーモニ
ア自慢の木管群とからみあう美しさには、思わず聞きほれてしまう。楽団の創
立者で、この録音のプロデューサーでもあるウォルター・レッグの得意気な表
情が、目に見えるような気がする。 (山崎浩太郎)」

OPK 2064 \2250
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 作品77 
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47 
ラヴェル: ハバネラ形式の小品 3'11"
スカラテスク:バガテル 3'28"
ジネット・ヌヴー(Vn) ジャン ヌヴー(P)               
イッサイ・ドブロウェン(指)フィルハーモニア管弦楽団
ワルター・ジュスキント(指)フィルハーモニア管弦楽団
録音:1946年、1945年
ノイズを徹底的に取る復刻が特にヨーロッパで流行でありますがどうも実在感
の希薄な音になっているようです。ノイズを取ったあと恐らくはイコライザー
で弱くなった音を補って聞かせる復刻は演奏家の息使いを取り去ってしまいま
す。ヌヴーもノイズの大きなイギリス盤でやらねばならないかと思っていまし
たら、レコード収集の名人がフランス盤を入手してくれました。恐らく他の復
刻より実在感があると思います。ブラームスの方が録音は新しいのですが、シ
ベリウスの方が緻密な音が捉えられています。これは他の盤でも同様なので、
元の録音に差があるものと考えられます。
それにしても、シベリウスは名演です。SPでもこの弱音を再現できるのだとい
うことが実感できるものです。まだ活動を始めたばかりのフィルハーモニア管
弦楽団ともども若さの勢いが感じられます。
おまけに小品を2曲つけました。アンコールとしてお聴きください。
(オーパス蔵代表 相原了)

OPK 7027/8 2枚組1枚価格 \2250
音源 市販テープ
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 (1954.4.10ライブ)
ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調作品21 (1952.11.29ライブ)
フルトヴェングラー(指)ウィーン・フィル
某所からオープンリールテープが貸し出され、試しに音を録ってみました。こ
の種のテープはヨーロッパでかなり出回ったようです。ブルックナーはAndante
が放送局のテープからCD化しておりますが、全く遜色のない音で驚きでした。
市販テープといっても元テープに近い音源から作られたのでしょうか。(以前
に出しました54年のニューイヤーコンサートもテープがありましたが破損して
おりLPから起こしています(OPK7006/7)。)一方のベートーヴェン「第1番」は
フルトヴェングラー大病後の復帰初日(1952年11月29日)の貴重なライブ録音
です(EMBLEM等の11/30録音とは別演奏)。
(オーパス蔵代表 相原了)
「しかし、最高の聴きどころは第3楽章のアダージョ。ブルックナーの書いたも
っとも美しい楽章だが、最晩年の明澄と古雅の心境に達したフルトヴェングラ
ーの表現は、叙情のきわみに素朴な憧れをこめて、美しいフレーズごとに数秒
間の無音の区切りをおく。その絶妙の空間はまさしく天国的な祈りを思わせる。
とりわけ忘れがたい情感につつまれるのはアダージョの結び。ホルンの吹く
第1主題の悲痛なこだまと響きあう、嘆きにも似た甘美な第1ヴァイオリンの
第2主題…。 あの弱奏につぐ弱奏の4分50秒! その悲しいまでの美しさ! 
演奏している1954年4月といえば、あと7か月もすればこの世の人でなくなるフ
ルトヴェングラーの、これが告別の予感だったかも知れなくて、荘厳なリズム
ではじまる素晴らしい第4楽章より以上に、このアダージョを、精神的な情感
のクライマックスとして、ハース版よりも相性のよさを共感しつつ改訂版の表
情を慈しんでいる指揮ぶりは感銘深い。
VPOの弦のアンサンブルの中でのヴィオラや、チェロ・パートが旋律を担当する
場合などの音の質感や、素晴らしいホルンの響きやトランペットの存在感を音
楽的に出したオーパス蔵盤の味わい豊かな音づくりは素晴らしい。(小林利之)」




<BIS>
BIS SA 1616(SACD-Hybrid) \2380
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125「合唱付」
ヘレナ・ユントネン(Sop)、カタリナ・カルネウス(Ms)、
ダニエル・ノルマン(Ten)、ニール・デイヴィス(Bs)、ミネソタ・コラーレ、
オスモ・ヴァンスカ(指)ミネソタO
シベリウスで名を売ったヴァンスカがアメリカのオーケストラと始めたベートー
ヴェンの交響曲シリーズ、楷書風ながらボルテージの高い演奏が世界中で評判
を呼んでいます。今回は待望の「第9」。これが予想以上に個性的で、物凄い
面白さ。比較的小編成なうえSACDハイブリッドによる抜群の録音の良さで隅々
まで見通せるうえ、リズムの切れ味が良いため迫力とスピード感(殊に第1楽
章とフィナーレ)にも欠けていません。まさに21世紀の「第9」出現と申せま
しょう。

BIS SA 1591(SACD-Hybrid) \2380
グリーグ:
「ペール・ギュント」組曲第1番 Op.46
「ペール・ギュント」組曲第2番 Op.55
リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲(吹奏楽版)
古いノルウェーの歌と変奏 Op.51
鐘の音 Op54の6
ウーレ・クリスチャン・ルード(指)ベルゲン・フィル
SACDハイブリッド盤。新しいグリーグ管弦楽全集を進めるルードとベルゲン・
フィル。かつてリリースされた「ペール・ギュント」全曲版から抜き出された
2つの組曲の登場です。今年は「ペール・ギュント」の原作者イプセンの、来年
はグリーグの没後百年にあたります。グリーグの地元ベルゲンのオケの透明で
素朴な響きが魅力です。

BIS 1614 \2250
スヴェーリンク:オルガン曲集
トッカータ イ短調、同ト短調、同ハ長調、詩篇23、詩篇36、詩篇116、詩篇140
半音階的幻想曲、エコー幻想曲、コラール変奏曲「いと高きにある神のみに栄
光あれ」、コラール変奏曲「幼子我らに生まれ」
鈴木雅明(Org)
神戸・神港教会のマルク・ガルニエ制作のオルガン使用。
ヤン・スヴェーリンク (1562-1621)は初期バロックのオランダの作曲家。彼の
音楽は強固な構成力による壮大さと、情緒に溺れることのない精神的な強さが
特徴。しかも人間的な温かみも欠けていません。すべての点で鈴木雅明にうっ
てつけ。世にも尊いアルバムとなりました。

BIS 1400 \2250
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ Vol.2
ブラジル風バッハ第7番 (1942)、同第8番 (1944)、
同第9番 (1945)-弦楽オーケストラ版、
同第9番 (1945)-無伴奏合唱版
ロベルト・ミンチュク(指)サンパウロSO、同Cho
ヴィラ=ロボスの名作を作曲者故郷ブラジルのオーケストラが演奏した好企画
の第2集。「ブラジル風バッハ第9番」は作曲者による弦楽オーケストラ版とア
カペラ(声のオーケストラ)版の両方を収めているのも注目。南米的熱気を味
わえます。

BIS 1581/2 3枚組 \4500
ダンツィ:木管五重奏曲全集
木管五重奏曲 Op.56(全3曲) 
同 Op.67 (全3曲) 
同 Op.68 (全3曲) 
ピアノと木管のための五重奏曲ニ短調 Op.41 
同ヘ長調 Op.53 
同ニ長調 Op.54
ベルリン・フィル木管五重奏団、ルーヴェ・デルヴィンエル(Pf)
管楽器を学ぶ人々が必ず手掛けるダンツィの五重奏曲。その全9篇がセットに
なり、さらに3枚で2枚価格というお求めやすいものとなりました。演奏は全員
がベルリン・フィルの2番奏者。完璧なアンサンブルの妙に興奮させられます。

BIS SA 1681(SACD-Hybrid) \2380
ハインツ・カール・グルーバー:
ラフ・ミュージック(打楽器協奏曲)
時勢(ハンス・カール・アルトマン詩)
大騒ぎ(シャリヴァリ)-J.シュトラウスの常動曲に基づく
マーティン・グルビンガー(Perc)、HK.グルーバー(シャンソニエ)
クリスチャン・ヤルヴィ(指)トーンキュンストラーO
アンサンブル・モデルンの指揮者としてもお馴染みのHK.グルーバー。彼は最近
どこかネジがはずれてしまったのか、やたら歌いたがりますが、当アルバムも
やらかしています。これが下品極まりない歌唱で、軽犯罪法ギリギリのヤバさ。
ネーメの息子クリスチャン・ヤルヴィが巧妙な指揮振りを示しています。恐怖
のSACDハイブリッド盤。




<ROYAL OPERA HOUSE>
ROHS 004 2枚組 \3200
モノラル
R.シュトラウス:「エレクトラ」
ゲルダ・ラマーズ(S エレクトラ)
ヘドヴィヒ・ミューラー=バトー(S クリソテミス)
ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィク(Ms クリテムネストラ)
オタカール・クラウス(Br オレスト)
エドガー・エヴァンズ(T エギスト)
ルドルフ・ケンペ(指)コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1958年5月29日
これは驚きました!名指揮者ルドルフ・ケンペの「エレクトラ」です。これま
で海賊盤でも出回った形跡のない、非常に珍しいものです。ケンペはドレスデ
ン、バイエルンと、シュトラウスと縁の深い劇場の指揮者を務め、シュトラウ
スで高い評価を得ていたケンペですが、残された録音は少なく、「エレクトラ」
もこれが初出。さすがはケンペ、血生臭いこの作品の野蛮さをひけらかすこと
なく、常にエレクトラの抱える「悲しみ」を前面に打ち出した、非常に情感豊
かな「エレクトラ」を作り上げています。下手をするとお祭り騒ぎになってし
まう復讐の後の歓喜の音楽も、ケンペは実にしっとりと美しい音楽を作りあげ
ながら、ジワジワとクライマックスへ向かいます。単なる安っぽい復讐劇に留
まらないシュトラウスの豊かな感情描写を、見事に描き切っています。これは
ケンペのオペラ録音でも特筆すべき名演でしょう。タイトルロールのゲルダ・
ラマーズは、1915年ベルリン生まれのソプラノ、エレクトラと「ヴォツェック」
のマリーが当たり役でした。ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィクは、1950
年代のバイロイトに頻繁に出演したメッゾ。

ROHS 005 2枚組 \3200
モノラル
プッチーニ:「トスカ」
ジンカ・ミラノフ(S トスカ) 
フランコ・コレッリ(T カヴァラドッシ)
ジャン・ジャコモ・グエルフィ(Br スカルピア) 
フォーブズ・ロビンソン(Br堂守)
マイケル・ラングドン(Br アンジェロッティ)
デイヴィッド・トゥリー(T スポレッタ)ほか
サー・アレクサンダー・ギブソン(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1957年7月1日
これは何と言ってもコレッリのカヴァラドッシが目玉!コレッリはこの役を得
意とし、各地で歌っては熱狂を巻き起こしています。とあるイタリアの地方劇
場では、興奮した観客が終演後も帰らず、コレッリを引っ張り出してピアノ伴
奏でアンコールを歌わせた、という嘘のような本当の話があるほど。このコヴェ
ントガーデンでのライヴでは、若々しいコレッリの声を堪能できます。二つの
アリア、ことに「星は光りぬ」はもちろん、圧巻は、ナポレオン勝利の報を聞
いたカヴァラドッシの「勝利だ Vittoria」の一言、これをコレッリは10秒を
超えて伸ばしています。その他、メトのプリマドンナとして活躍したミラノフ
のタイトルロール、力強いグエルフィのスカルピアも素晴らしいものです。当
時のコヴェントガーデンは観客が行儀よく、拍手や歓声で音楽が煩わされるこ
とが少ないのもありがたいです。

ROHS 003 3枚組 \4800
モノラル
ヴェルディ:「ドン・カルロ」(5幕版)
ジョン・ヴィッカース(T ドン・カルロ) 
グレ・ブラウエンスタイン(S エリザベッタ)
フェドーラ・バルビエーリ(Ms エボリ公女) 
ティート・ゴッビ(Br ロドリーゴ)
ボリス・クリストフ(Bs フィリッポ) 
マイケル・ラングドン(Bs 大審問官)ほか
カルロ・マリア・ジュリーニ(指)
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団,合唱団
録音:1958年5月12日
これは海賊盤ではLP時代から有名だったもの。ジュリーニがスカラ座の音楽監
督(1953?56年)の後、各地でオペラを頻繁に指揮していた頃のものです。この
上演は、ルキアーノ・ヴィスコンティの演出で、それまであまり上演の多くな
かった5幕版の「ドン・カルロ」の真価を知らしめたものとして、後々まで語り
草になった名舞台でした。当時まだ英国ではそれほど有名ではなかったジュリ
ーニが、この公演で一気に人気が上がり、1960年代のEMIへの多数の録音に繋が
りました。歌手は、カナダのヴィッカース、オランダのブラウエンスタイン、
イタリアのバルビエーリとゴッビ、ブルガリアのクリストフと国際色豊かで、
それぞれが実力を存分に発揮しています。




<TDKコア>
●トッパンホール・ライヴシリーズ
TDKMA 002 \2450
モーツァルト:
クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407
トッパンホール・アンサンブル
四戸世紀(Cl)、西條貴人(Hr)、川崎洋介(Vn) 菅沼ゆづき(Vn)、
柳瀬省太(Va)、鈴木 学(Va)、古川展生(Vc)
録音:2005年7月 2006年3月
今まで四戸氏のオーソドックスレパートリーのアルバムがなかったのが不思議
で、ライスターの秘蔵っ子として長くベルリン放響(現ベルリンドイツ響)の
首席を務め、リッカルド・シャイーが激賞するドイツクラリネットの正統派。
ド級名人の川崎氏、しみじみうまい古川氏、渋さ爆発で、ドイツ人以上にドイ
ツ的の柳瀬氏など素晴らしい内容。

TDKMA 001 \2450
ベートーヴェン:
弦楽三重奏のためのセレナード ニ長調 作品8
七重奏曲 変ホ長調 作品20
トッパンホール・アンサンブル
川崎洋介(Vn)、柳瀬省太(Va)、古川展生(Vc)、吉田 秀(Cb)、四戸世紀(Cl)、
吉田 将(Fg)、阿部 麿(Hr)
録音:2005年7月 2006年3月
恐ろしい集中と名人同士のぶつかり合いがすさまじいうえに、桜井、野田両エ
ンジニヤの名録音が加わりとんでもない凝集力のベートーヴェン。古楽器全盛
の昨今まさに肚にゴリっと応えてくれるベートーヴェンらしいベートーヴェン
が展開されております。
トッパンホール・アンサンブル
四戸世紀:
15年間にわたりベルリンドイツ響主席クラリネット奏者として活躍。現在、読
売日本交響楽団主席クラリネット奏者。ドイツ仕込みの正統派の巨匠。
川崎洋介:
期待度の高まる若手ヴァイオリン奏者。ディレイ門下で日米で活躍。大阪セン
チュリー響のソロ・コンサートマスター。
柳瀬省太:
シュトゥットガルト国立歌劇場の首席ヴィオラ。サイトウキネンでも活躍。
古川展生:
人気・実力・顔面それぞれ若手NO.1チェロ奏者。東京都交響楽団の首席。
吉田 秀:
NHK交響楽団のコントラバス奏者。東京シンフォニエッタなどのメンバーとして
も活躍中。
吉田 将:
読売日本交響楽団首席ファゴット奏者。サイトウキネンや水戸室内管での活動中。
阿部 麿:
日本音楽コンクール優勝。超有望の逸材ホルン奏者。サイトウキネンオーケス
トラにも参加。
西條貴人:
東京都交響楽団のホルン奏者。東京メトロポリタン・ブラスクインテットJAPAN
HORN QUARTETのメンバーとして活躍中のホルン奏者。
菅沼ゆづき:
室内楽やソロ活動も含め幅広く演奏活動しており実力もあるうえに大変な美人
ヴァイオリン奏者。
鈴木 学:
元リンツ・ブルックナー管弦楽団首席ヴィオラ奏者。現東京都交響楽団首席
ヴィオラ奏者。日本人離れした容姿もインパクト。




<DOREMI>
DHR 7897/9 3枚組 \4160
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲全集
第1番変ホ長調Op.6
第2番ロ短調Op.7
第3番ホ長調
第4番ニ短調
第5番イ短調
第6番ホ短調
アレクセイ・ゴロコフ(Vn)
ザハリー・コズハルスキー(指)キエフ・シェフチェンコ歌劇場室内O.
(オーケストレイション&カデンツァ:アレクセイ・ゴロコフ)
ゴロコフ(1927?1999)はモスクワ生まれのヴァイオリン奏者。モスクワ音楽
院でヤンポリスキーらに師事。いくつもの国際的なコンクールに入賞した後、
ソ連国内にとどまらずドイツ、ポーランド、デンマーク、スウェーデン、ルー
マニアなどでツアーを行なっています。1951年レオニード・コーガンが第1位
に輝いたエリザベート王妃国際音楽コンクールで第7位。1957年にはキエフ音
楽院のヴァイオリン科の教授に就任。このパガニーニのほかにもベートーヴェ
ン、メンデルスゾーン、チャイコフスキーなど数多くの協奏曲録音を残してい
ますが、現状ほとんどCD化されていないためDOREMIの復刻は貴重です。



<ORFEO>
ORFEOR 712062 2枚組 \4160
モーツァルト:ピアノ・ソナタ集
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
クララ・ハスキル(P)
録音:1957年8月8日,モーツァルテウム,モノラル
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
グレン・グールド(P)
録音:1959年8月25日,モーツァルテウム,モノラル
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
シューラ・チェルカスキー(P)
録音:1961年7月31日,モーツァルテウム,モノラル
ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1962年7月28日,モーツァルテウム,モノラル
ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331 「トルコ行進曲付き」
ヴィルヘルム・バックハウス(P)
録音:1966年7月30日,モーツァルテウム,モノラル
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
クラウディオ・アラウ(P)
録音:1956年8月23日,モーツァルテウム,モノラル
パイジェッロ「哲学者気取り」の“主に幸いあれ”による6つの変奏曲
ヘ長調 K.398
ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 K.310
エミール・ギレリス(P)
録音:1971年8月6日,モーツァルテウム,ステレオ
ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
クリフォード・カーゾン(P)
録音:1974年8月26日,モーツァルテウム,ステレオ
1956年から1974年までの、ザルツブルク音楽祭で行われたピアノ・リサイタル
から、モーツァルトのピアノ・ソナタを中心に選り抜いています。個性も豊か
な7人のピアニストが、いずれも見事なモーツァルトを聞かせてくれます。こ
とにK.330は3種、K.310は2種と、同曲異演が比較できるのもうれしいもの。
いずれもモーツァルテウムでのライヴで、音の状態も良好なものばかりです。

ORFEOR 713062 2枚組 \4160
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」
アルテュール・グリュミオー(Vn)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
録音:1956年8月5日,モーツァルテウム,モノーラル
エリカ・モリーニ(Vn)
ジョージ・セル(指)フランス国営放送管弦楽団
録音:1959年8月3日,モーツァルテウム,モノーラル
ナタン・ミルシテイン(Vn)
カール・ベーム(指)シュターツカペレ・ドレスデン
録音:1961年8月13日,祝祭大劇場,モノーラル
ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn,指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1973年8月4日,モーツァルテウム,ステレオ
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の中でも人気の高いイ長調 K.219の 「ト
ルコ風」を4種収録しています。ヴァイオリニストも指揮者も個性豊かで、
第1楽章の印象的なヴァイオリンの出を比べるだけでも興味津々、4種続けて
聞いてもそれぞれに楽しめてしまいます。グリュミオーの艶のある華やかさ、
モリーニのひたむきな歌、ミルシテインの意思の強く気品高い美しさ、弾き
振りのシュナイダーハンのまさにウィーン風の柔らかさ、それぞれに魅力的
です。指揮では、意外なことにセルが一番テンポが遅くじっくり構えている
のが面白いです。お好みの演奏を聞くも良し、4種とっかえひっかえするも
良しの、楽しい2CDです。

ORFEOR 706061 \2080
クララ・ハスキル ピアノ・リサイタル
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 変ホ長調 Op.31-3
シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960
クララ・ハスキル(P)
録音:1957年8月8日,ザルツブルク,モーツァルテウム
以前SALZBURGER FESTSPIELDOKUMENTEから出ていたものと同じ内容。ORFEOの取
り扱いで、安定供給が可能となりました。モーツァルト、ベートーヴェン、
シューベルトからそれぞれ一曲ずつソナタを演奏しています。ハスキルはスタ
ジオの中だと時々神経質さが上回ってしまうこともありますが、このリサイタ
ルでは繊細さと熱気が見事に融合され、ハスキルの魅力の真髄に溢れています。
モーツァルトの、細部まで神経の通っていながら、決して力まない美しさ。ま
たベートーヴェンの、特に終楽章のプレスト・コン・フォーコの急速で湧き立
つ音楽に、一抹の翳りが走る絶妙の美!そして何と言ってもシューベルト、こ
の深みは絶品と言うほかありません!これはハスキルというピアニスト語る上
で絶対に外せない録音でしょう。
尚、この半月後のエジンバラでの同内容のリサイタルもTAHRAからCD化されて
います。ハスキル・マニアの方はこちらもあわせてどうぞ。





<BEL AIR>
フランスのDVDレーベル、BEL AIR(ベル・エール)の取り扱いを開始いたし
ます。
BAC 204(DVD-Video) \4750
164'00"
オールリージョン
字幕 英仏独西
モンテヴェルディ:「ポッペアの戴冠」
ミレイユ・ドゥランシュ(S ポッペア)
アンネ・ゾフィ・フォン・オッター(Ms ネローネ)
シルヴィー・ブリュネ(S オッターヴィア)
シャルロッテ・ヘレカント(Ms オットーネ)
デニス・セードフ(Bs セネカ)
ジャン=ポール・フシェクール(T アルナルタ)ほか
マルク・ミンコフスキ(指)
レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル・グルノーヴル
演出 クラウス・ミヒャエル・グリューバー
収録:2000年7月,エクサン=プロヴァンス音楽祭,旧大司教館中庭
BEL AIRのDVDのご案内、第1弾は、ミンコウスキ指揮の「ポッペアの戴冠」で
す!200年のエクサン=プロヴァンス音楽祭でのライヴです。演出はドイツ人
のグリューバー、静的かつ鋭い舞台づくりでは定評のある人だけに、装置は
あくまで簡素にし、登場人物に視点を集中させ、イマジネーションをかきた
てています。歌手は、フォン・オッター凛々しいネローネを筆頭に、ドゥラ
ンシュのポッペア、セードフのセネカ、フシェクールのアルナルタなど、充
実しています。そしてミンコフスキ。普段のダイナミックにブンブン跳ねる
音楽ではなく、弦楽器主体の小さな編成で、「ポッペア」の持つしっとりと
した情感を最大限に引き出し、深い感動へと誘ってくれます。





<Ondine>
ODE 1082(SACD-Hybrid) \2300
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノソナタ第1番 ニ短調 作品28
チャイコフスキー(1840-1893):四季(12の性格的描写) 作品37bis
オッリ・ムストネン (P)
録音:2005年11月 セッロホール(フィンランド、エスポー)
制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ
オッリ・ムストネン(1967-) のOndineレーベルのためのソロ第4作は、ラフマ
ニノフの第1番のソナタとチャイコフスキーの代表作〈四季〉の組み合わせで
す。ゲーテの『ファウスト』を念頭に置いて作曲され、出版の段階になって、
それぞれの楽章に与えられた《ファウスト》、《グレートヒェン》といったタ
イトルを外し、標題性との関連を放棄したという経緯のあるソナタ。全体像の
つかみにくい音楽はラフマニノフの作品の中でも特異な存在とされ、有名な
第2番のソナタにくらべるまでもなく、演奏されることの少ない作品です。真
のヴィルトゥオーゾの手になって初めて、英雄的、叙事的な物語が姿を現す。
そう語る音楽学者もいます。磨かれたピアニズム、作品の構成に対する洞察、
響きのデリケートな感覚ノノムストネンの演奏をそれぞれの耳と心で確かめ
てください。《ペチカのほとりで》に始まるチャイコフスキー。雪が降り始
めた11月のトロイカ。クリスマスのワルツ。ブックレットに写真の掲載され
た、笑顔のムストネンがこの音楽に似合っています。

ODE 1086(SACD-Hybrid) \2300
ペーテリス・ヴァスクス(1946-):
交響曲第3番(2004-05)、チェロ協奏曲(1993-94)
マルコ・ユロネン(Vc)
ヨン・ストゥールゴールズ(指)
タンペレ・フィルハーモニック管弦楽団
録音:2006年3月 タンペレホール(フィンランド、タンペレ)
制作:セッポ・シーララ、録音:エンノ・マエメツ
交響曲第2番(ODE1005) が2004年カンヌ・クラシカル・アウォード最優秀ディ
スク賞を受けたラトヴィアの作曲家、ヴァスクス(1946-) の第3番。モダニス
トから出発、民俗音楽と伝統を重視する作風を経て、現在は、みずからの音
楽により人々と繋がることを重視した創作をつづけています。神の世界の
美、人間性の運命と人々の運命、愛と理想への忠誠、光と闇の果てしない
戦い。第3番の交響曲は単一楽章。抒情的な気分のオープニング、衝突と
闘争の中間部、アダージョとアンダンテの終結部。大きく3つの部分に分
かれ、平原の静穏と一羽の孤独な鳥で曲を閉じます。チェロ協奏曲は、
リトアニアのチェリスト、ダーヴィド・ゲリンガスに献呈された作品です。
人々に苦痛と屈辱を強いたソ連体制下の時代の空気が作品の背後にあるとい
われます。このディスクでは、ラウタヴァーラのチェロ協奏曲(ODE819) を録
音したマルコ・ユロネンがソロを弾きました。芸術至上主義を否定し、人間
とその社会をとりまく恐怖や慰めや希望を音楽作品として表現。人々の心に
強く訴えかけ広く支持を得ています。




<naive>
OP 30435 3枚組 \4160
モンテヴェルディ(1567-1643):
マドリガーレ集第8巻「戦と愛のマドリガル集」全曲
-新録音-[CD3]
導入と踊り
こんなに素晴らしい勝利を
行け、可愛い羊飼いの娘よ
私は恋の炎に燃えて
心に幸せと喜びを持ちたいのは誰
ダイヤモンドのような忠誠で武装された心
行かないでおくれ、恥じらう娘よ
海が静かであろうとも
麗しいアンジョレッタ が
裸足のニンファが
-以下は既発盤からの転用-
[CD1](OP30196の再発)
タンクレーディとクロリンダの戦い(10曲)
情け知らずの女たちのバッロ(10曲)
[CD2](OP 30187の再発)
シンフォニア
人々よ、愛の込みのことを歌うがいい
ニンファの嘆き(2曲)
かわいい小鳥よ
どうして逃げるのだ、ああフィリッデよ
軍神マルスのために歌え(2曲)
恋する者はみな戦士(4曲)
天も地も風も今や沈黙し(2曲)
愛という狡猾な敵が来る
この上なく優しい小夜鳴き鳥よ
心に燃え、焦がれ、憔悴し
リナルド・アレッサンドリーニ(指)コンチェルト・イタリアーノ
リナルド・アレッサンドリーニがついにモンテヴェルディのマドリガーレ集
第8巻「戦と愛のマドリガル集」の全曲録音を完成しました!アレッサンドリ
ーニは、1997年と98年に2枚のマドリガーレ集第8巻のCDをリリース、大変高
い評価を得て、指揮者アレッサンドリーニの活路を開いたといってよいでしょ
う。しかし第8巻にはまだ数々の優れたマドリガーレが残っていました。今回、
それらを新たに録音し、前の録音と併せ、ついに第8巻全曲録音を達成しまし
た。もちろん、単なる収録曲数の多さが重要なのではなく、その演奏がこと
ごとく素晴らしい点こそ、この全集の大きな価値です。イタリア人ならでは
の明瞭な母音の歌唱、ダイナミックで切り込みの激しい音楽、濃い官能性な
ど、これぞ決定盤の名にふさわしい大名演です!英仏伊語による100ページの
解説冊子付き。




<harmonia mundi>
HMC 901930 \2250
シューベルト:アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
同:(美しき水車小屋の娘より)「さすらい」、「焦燥」
ウェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品op.11
シューベルト:鳥たち
同:ピアノとヴァイオリンのためのソナタD.384(op. posth. 137)
同:子守歌D.498
A.ベルク:4つの小品op.5 (原曲:クラリネットとピアノ)
シューベルト:夜と夢D.827
ジャン=ギアン・ケラス(Vc)、アレクサンドル・タロー(Pf)
いまや人気絶頂、日本にもたびたび来日しているチェロのケラスと、先日の
ショパンのワルツ集でもますます冴え渡る音色を聴かせてくれたピアノのタ
ロー、2名による夢のデュオの登場です。ウィーン出身の3人の作曲家たちに
よる作品を集めたもので、シューベルトの名曲中の名曲「アルペッジョーネ
・ソナタ」をはじめ、シューベルト歌曲のチェロへの転用、ウェーベルンの
作品など、ヴァラエティに富んだ内容。特筆すべきなのはなんといってもケ
ラスのますます磨きのかかったストレートに心に響く音色と、タローのピア
ノのタッチ。思わずため息が出てしまいそうに美しいアンサンブルで、体験
したことのない深い世界に引き込まれます。ケラスは11月に来日が予定され
ており、ますます楽しみです。

HMX 2908193 3枚組 \4750
【CD1】
ヴィヴァルディ:
コンチェルト・リピエーノ ハ長調 RV114 
カンタータ「消え去ってくれるか、今はもう消え去ってくれるか」RV684 
4声のソナタ 変ホ長調「聖なる墓で」RV130 
「悲しみに暮れるエルサレムの娘たちよ」RV638 
スターバト・マーテル RV621
原盤:HMC 901571
【CD2】
ヘンデル:
“オンブラ・マイ・フ”-アリア、レチタティーヴォ、名場面と管弦楽集
歌劇「アドメート、テッサリアの王」序曲「閉じよわが瞳」
歌劇「セルセ」-シンフォニア、「オンブラ・マイ・フ(懐かしい緑の木陰よ)」
歌劇「ジュリアス・シーザー」-「美しく花咲く牧場で」,ジグ,
「静かに秘かに獲物を狙う狩人は」
ラダミスト組曲
歌劇「ロデリンダ、ロンゴバルドの女王」-シンフォニア,
「あなたは何処」,「混乱は彼女を捉える」
歌劇「アルチーナ」-「緑の牧場」
合奏協奏曲「アレクサンダーの饗宴」ハ長調
原盤:HMC 901685
【CD3】
17世紀イギリスの民謡とリュート・ソング
ダウランド:
見よ、この不思議/私を、誰よりもこの私を/お前たち、愛と運命に
ルーセル嬢のパヴァン/愛しい人が泣くのをみた/流れよ、我が涙/
悲しみよ、とどまれ/愛の神よ、今までに/彼女は許せるだろうか/
我が窓から行け
カンピオン:
私の可愛いレスビアよ/あんな女どもに興味はない/私の恋人は断言した
作者不詳:
ヘンリー王/ケンプ氏のジグ/民謡:三羽のカラス/ああ、ああ/
恋人に林檎をあげよう/バーバラ・アレン/レンダル卿
俗謡:我が窓から行け
原盤:HMC 901603
アンドレアス・ショル(カウンターテナー)
【CD1】キアラ・バンキーニ(指)アンサンブル415(録音:1995年6月)
【CD2】ベルリン古楽アカデミー
【CD3】アンドレアス・マルティン(リュート)録音:1996年4月
ハルモニアムンディからうれしいニュースです。カウンターテナー世界の御三
家の一人アンドレアス・ショルが、ムンディで活動を再開するとのこと。これ
を記念して、今までのハルモニアムンディのリリースの中から特に選りすぐり
の3タイトルをまとめてお得なボックスセットとして発売します。あらためて
ショルの美しい声に浸ってみませんか?いずれも過去にきわめて高い評価を得、
発売当初世界を震撼させたといってもよい驚異的な美しさに満ちています。

HMC 901943 \2250
バラード集
ショパン:バラード(全4曲/op.23, 38, 47, 52)
ブラームス:バラードop.10
セドリック・ティベルギアン(Pf)
録音:2006年4月
1998年のロン=ティボー・コンクールで優勝し一躍その名が知られたティベ
ルギアン(1975年-)。待望の新譜はショパンとブラームスのバラード集。
ショパンのバラードの第1番の冒頭から、ものすごい音楽の推進力にたちまち
引きこまれ、比較的たっぷりしたテンポで寄せては返す波のようなメロディー
に酔いしれます。彼の紡ぎだす研ぎ澄まされたハーモニーは、倍音の先の先
にまで耳を澄ましているかのようで、崇高さすら感じさせます。ブラームス
のバラードもロマンの薫りが濃厚でありながらどこかはかなく、32歳にして
すでに隔世の感のある演奏となっています。

HMU 907389 \2250
ダニエル・バチェラー:作品集(全26曲)
〔ムッシュー・アルマン、報われ得ぬ我が心のたけを述べんと、
ジョン・ダウランドのガイヤールに基づくガイヤール、ほか〕
ポール・オデット(リュート)
ダニエル・バチェラー(1572?1619)は、エリザベス朝黄金時代を代表する作
曲家です。リュート奏者や音楽学者、古楽ファンたちの間ではその存在を知
られていましたが、楽譜の出版もほとんどなされていないままのため、なか
なか彼の作品をまとめたものはありませんでした。バチェラーの作風は、比
較的シンプルな和声ながら、贅を尽した装飾が特徴的で、名手オデットの紡
ぐ一糸の乱れもない精緻な装飾音が、聴く者をやさしく包みこみます。現代
屈指の名手が、われわれを古の王朝の世界へと誘います。

HMU 807214(SACD-Hybrid) \2300
「ロンドンの喧騒」
ポール・ヒリアー(指)シアター・オブ・ボイシズ、フレットワーク
レコード芸術誌の海外盤試聴記でも取り上げられたHMU 907214のハイブリッ
ド盤。16世紀のロンドンの町の喧騒が、SACDでさらにリアルに蘇ります。



<Simax>
PSC 1233 \2280
ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):
ビョルンソンの劇のための交響的前奏曲作品8 (1872)
管弦楽のための伝説作品11 (1874)
ヨハン・ペーテル・セルメル(1844-1910):
フランドルの謝肉祭作品32、交響詩作品50
ミハイル・ユロフスキー (指)
オスロ・フィルハーモニック管弦楽団
録音:2003年8月25日-29日 オスロ・コンサートホール
制作:クシシュトフ・ドラーブ、録音:エリサベト・ソメシュネス、
マーリト・アスケラン
ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための〈ロマンス〉が現在も各地の室内
オーケストラで演奏され、グリーグに次いで国際的な知名度も高いヨハン・
スヴェンセン (1840-1911)。スヴェンセンやグリーグと同じく国から作曲家
助成金を受けるほど評価され、作品も広く演奏されながら、没後、ほとんど
の曲がアーカイヴに閉じこめられてしまったヨハン・ペーテル・セルメル
(1844-1910)。ともにライプツィヒで学び、指揮者としても活躍したノルウェ
ーのナショナル・ロマンティシズム時代のふたりの作曲家。ビョルンソンの
劇からインスピレーションを得た、戦いと恋の音楽〈シーグル・スレムベ〉。
スペインのアランブラ宮殿を舞台に、悪の力からの救いを求めキリスト教に
改宗したムーアの王女ゾラハイダの伝説。ベルリオーズの〈ローマの謝肉祭〉
に触発されて作曲にとりかかり、フランドル地方のカリヨンの旋律も素材に
した〈フランドルの謝肉祭〉。人類のためにゼウスの火を盗んだため過酷な
罰を受け、ヘラクレスに救われるプロメテウスの神話。〈ゾラハイダ〉 を
のぞき、これが初録音です。




<Pro Musica>
PPC 9056 \2280
エドヴァルド・グリーグ(1843-1907):
「ペール・ギュント」 組曲第1番 作品46
最後の春 作品34-2、ノルウェー舞曲 第2番 作品35-2
ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):
祝祭ポロネーズ作品12
去年、山で山羊の番をしていた作品31 (ノルウェー民謡の編曲)
ハルフダン・シェルルフ(1815-1868):ハルダンゲルの花嫁の行進
オーレ・ブル(1810-1880):セーテルの娘の日曜日
リカルド・ノルドローク(1842-1866):
情景音楽の3つの小品(ヨハン・ハルヴォルセン編曲)-決心、
ヴァルス・カプリース
リカルド・ノルドローク(1842-1866):ウーラヴ・トリュグヴァソン
ヨハン・ハルヴォルセン(1864-1935):
ボヤールの入場行進曲(1893)、幻想の踊り (月光の乙女たち)
ヨハン・スヴェンセン(1840-1911):ノルウェー芸術家の謝肉祭作品14
リカルド・ノルドローク(1842-1866):
ノルウェー国歌「われらこの国を愛す」(ヨハン・ハルヴォルセン 編曲)
ペール・ドライエル(指)ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
録音:1989年1月 オールセイント教会 (トゥーティング、ロンドン)
制作:アルネ・ペッテル・ルーグナン、録音:ショーン・ルイス
ペール・ドライエル(1929-) はノルウェーの指揮者。ヴィレム・ファン・オ
ッテルロー、パウル・ファン・ケンペン、フェルディナント・ライトナーら
に指揮法を学びました。1978年、ロンドン交響楽団を指揮してグリーグの劇
付随音楽〈ペール・ギュント〉全曲を初めて録音。さまざまな賞を受けるな
ど、国際的に高く評価されました。この Pro Musica のアルバムではロイヤ
ル・フィルハーモニックを指揮。ノルウェーのナショナル・ロマンティシズ
ムを代表する音楽を演奏しています。





<現代ギター>
GGBD 3018 \2940
稲垣 稔「ソングス」
カサド:前奏曲とサルダーナ、レオナルドの歌、2つのフィンランドの歌
4つのカタルーニャ民謡(リョベート編):
アメリアの遺言、ロッシニョール、糸を紡ぐ娘、盗賊の歌
グリーンスリーヴス(E.S.デ・ラ・マーサ編)
2つのイギリス民謡(デュアート編):茂みといばら、くろどりとつぐみ
テオドラキス:3つのエピタフィオス
クレンジャンス:ラ・ミラネーゼ
ポンセ:しおれた心、愛する母
フォスター?E.S.デ・ラ・マーサ編:スワニー河
2つのメキシコ民謡(アスピアス編):小鳥売りの娘、ラ・アデリータ
レイス:もしも彼女がたずねたら、1つのワルツと2つの愛
バリオス:クリスマスの歌
稲垣 稔(Gt)
稲垣 稔の10年振りとなるソロ・アルバムが現代ギター社より発売! その類
いまれな美しい音で、世界の歌の数々を弾く、親しみやすいアルバムです。
スペイン、イギリス、ギリシャ、メキシコ、ブラジルなどの民謡や歌を、シ
ンプルなものから少々
凝った珍しい編曲まで、バラエティ豊かに聴かせます。心を込めて奏でられ
た“歌”の数々は、きっと聴く人の心を癒してくれることでしょう。



<BEL AIR>
BAC 014(DVD-Video) 2枚組 \5400
274'00"
オールリージョン
PCM STREO,
DOLBY DIGITAL 5.1
NTSC
16:9
字幕 英仏独西
ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」
クリフトン・フォービス(T トリスタン)
ジャンヌ=ミシェル・シャルボネ(S イゾルデ)
アルフレート・ライター(Bs マルケ王)
アルベルト・ドーメン(Br クルヴェナール)
藤村実穂子(Ms ブランゲーネ) 
フィリップ・デュミニ(Br メロート)ほか
アルミン・ジョルダン(指)
スイス・ロマンド管弦楽団,ジュネーヴ大歌劇場合唱団
演出:オリヴィエ・ピー
収録:2005年2月
「トリスタンとイゾルデ」に、強力なDVDが登場しました!2005年2月のスイ
ス,ジュネーヴ大歌劇場でのライヴです。第一に、今やヨーロッパで最も注
目されている演出家の一人、オリヴィエ・ピーの演出。現代風の洗練された
舞台の中に、強いエロティシズムを盛り込みつつ、冴えを随所に感じさせて
くれます。キャストも強力。フォービスは、ドラマティック・テノールとし
てメキメキ頭角を現し、オテッロ、トリスタン両役で高く評価されています。
シャルボネは、近年ドイツもののドラマティック・ソプラノとして目覚まし
い活動をしているソプラノ。そしてワーグナー歌手として旬真っ盛りのドー
メンと我らが藤村。そしてライターは、パーペに続く若い世代のドイツ人バ
スとして大いに期待されている人。そして濃厚タップリのジョルダンの指揮!
これは見逃せない「トリスタン」です!
特典として、制作ドキュメンタリーを52分収録。




<SDG>
SDG 124 2枚組 \3500
J.S.バッハ:カンタータ集
[CD1]三位一体節後第14日曜日のためのカンタータ
カンタータ第25番「汝の怒りによりてわが肉体には全きところなく」BWV25
カンタータ第78番「イエスよ、汝はわが魂を」BWV78
カンタータ第17番「感謝の備えものを献ぐる者は、われを讃う」BWV 17
[CD2]ミカエルの祝日のためのカンタータ
カンタータ第50番「いまや、われらの神の救いと力と」BWV 50
カンタータ第130番「主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め」BWV 130
カンタータ第19番「かくて戦い起これり」BWV 19
カンタータ第149番「喜びと勝利の歌声は」BWV 149
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ&モンテヴェルディ合唱団
[CD1]マリン・ハルテリウス(S)、ロビン・タイソン(A)、
ジェイムス・ギルクリスト(T)、ペーター・ハーヴェイ(B)
[CD2]マリン・ハルテリウス(S)、リチャード・ウィン・ロバーツ(A)、
ジェイムス・ギルクリスト(T)、ペーター・ハーヴェイ(B)
CD1に収められている曲は、三位一体節後第14日曜日のために書かれています。
この日の礼拝では、イエスがらい病患者を癒す場面の聖句が読まれます。3曲
とも比較的大きめの編成で、曲も手のこんだもの、目のつまったものとなっ
ています。特に第78番は、後にロ短調ミサ曲の「クルツィフィクスス(十字
架につけられ)」にも転用されている第1曲のコラール合唱曲の主題が、聴く
ものの心にズシッと響く、カンタータの中でも1,2をあらそう人気曲。かの
鈴木雅明氏も大学でこのカンタータを初めて演奏した時に、あらためてバッ
ハの素晴らしさに気付かされたという曲でございます。ミカエルの祝日のた
めに書かれたカンタータもいずれも華やかな合唱曲が特徴的。魅力的な2枚組
みとなっています。

SDG 127 \2850
J.S.バッハ:カンタータ集
降誕節第3日のためのカンタータ
カンタータ第151番「甘き慰めなるかな、わがイエスは来ませり」BWV 151
カンタータ133番「われ汝にありて喜び」BWV 133
カンタータ64番「見よ、父のわれらに賜いし愛の」BWV 64
降誕節第2日(殉教者ステパノの記念日)
カンタータ第57番「試練に耐えうる人は幸いなり」BWV 57
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ&モンテヴェルディ合唱団
ギリアン・キース、キャサリン・フーグ、ジョアンヌ・ルン(S)、
ロビン・タイソン(A)、ウィリアム・タワーズ(T)、
ジェイムス・ギルクリスト(T)、ペーター・ハーヴェイ(B)
華やかな合唱曲で始まる151番、まるでオペラのような濃い楽曲構成の57番。
クリスマスのカンタータなだけにバッハの筆の勢いも日常礼拝のためのカン
タータとはまた一味ちがって、どれもとても楽しめる内容です。今年のクリ
スマス・シーズンにむけてバッハ・ファン必携の内容の1枚です。

SDG 701 \2450
サンチャゴへの巡礼
12世紀のカリクスティヌス写本/トマス・ルイ・ヴィクトリア、
ヤコブス・クレメンス・ノン・パパ、パレストリーナ、
ギョーム・デュファイ、クリストバル・モラレス、ラッスス、
ムートンらの作品
ジョン・エリオット・ガーディナー(指)
モンテヴェルディ合唱団
録音:2005年5月
2004年にコンビ結成40周年をむかえたガーディナーとモンテヴェルディ合唱団
による、「サンチャゴへの巡礼」最新盤登場です。キリスト教では、ちょうど
日本のお遍路さんのように、フランスを始発点として、スペインの聖地サン
チャゴ・デ・コンポステラへと巡礼する伝統があります。ガーディナーとモ
ンテヴェルディ合唱団は、巡礼の旅路に沿って、その道中にある教会や修道
院に立ち寄っては、16世紀から17世紀にかけてイベリア半島で生み出された
宗教合唱曲を中心に演奏してきました。その音楽巡礼の旅を経てロンドンに
戻った彼らによって演奏されたのがこのディスクです。「音楽巡礼」の旅を
経て結束をかため、さらに高みへ昇った彼らと一緒に、音楽巡礼を追体験で
きる、きわめて壮大な一枚となっています。

<レグルス Les Graces >
RGCD-1015 \3045
J.S.バッハ:
平均律クラーヴィア曲集よりハ長調 BWV846/ニ長調 BWV850、
パルティータ第1番 変ロ長調 BWV825、 
《ゴルトベルク変奏曲》ト長調 BWV988よりアリア
D.スカルラッティ:ソナタ ト長調 K.144/ソナタ ト長調 K.146
J.デュフリ:三美神(情愛をこめて)ニ長調
J-Pラモー:ミューズたちの語らい ニ短調
家喜美子(チェンバロ)
オランダ在住のチェンバリスト家喜美子初の国内発売。 現代の名工カッツマ
ンの楽器によるチェンバロ音楽最盛期の俯瞰図。

「響きを聴く」ことの大切さを、私は、ますます実感しているが、響きには耳
で聞こえるものとそうでないものとがある。練習の一つに、私は「花から響き
を聴く」ことを半年ほど続けたことがある。目に留まった花々に耳を傾けてい
るうちに、同種類の花でも1本ずつ違う響きを発していることに気がついた。
そんな花の響きとの対話がそのまま、音楽の響きとの対話に繋がっていった。
チェンバロは物理的に制約のある楽器である。(中略)だから「チェンバロを
弾く」というアプローチではその制約内でのことしか起こらない。ではどのよ
うにしてバロック音楽の要求する劇的なコントラスト、あるいは繊細なニュア
ンスの表現を可能にしていくのだろうか?それは「チェンバロを弾く」のでは
なく、チェンバロと奏者が一体となって音楽の響きをキャッチし、共振してい
くのである。(家喜 美子)

<LA BOTTEGA DISCANTICA>
DISCANTICA 118 \2180
アルベルト・ブランカフォルト製オルガン
オルガン四手連弾のための音楽
ヨハン・ゲオルク・アルブレヒツベルガー(1736-1809):
前奏曲とフーガ ハ長調
モーツァルト:フーガ ト短調 K.401
アドルフ・フリードリヒ・ヘッセ(1809-1863):
オルガン四手連弾のための幻想曲
モーツァルト:幻想曲ヘ短調 K.594
ロッシーニ:オペラ「セビーリャの理髪師」序曲
ベートーヴェン:音楽時計のためのアダージョ
メンデルスゾーン:2つのフーガ
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」から ハレルヤ
ファビオ・チオフィーニ、ジョルディ・ベルジェース(オルガン)
録音:2004年7月27-28日、スペイン、カタルーニャ州タラゴナ県ラ・セルバ・
デル・カンプ、
使徒アンドレア教会
使用楽器:2003年、アルベルト・ブランカフォルト製 Op.146

DISCANTICA 119 \2180
ガエターノ・カッリード製オルガン
バルダッサーレ・ガルッピ(1706-1785):
リピエーノとフルートを伴うソナタ/アレグロ・エ・スピリトゥオーソ
第2ソナタ/フルートの応答を伴うソナタ
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペシェッティ(1702-1766):
ソナタ I/ソナタ II/ソナタ III/ソナタ IV/ソナタ
デイヴィッド・ダール(1937-):イタリア組曲
カンツォーナ,悲しいパストラーレ,パヴァーナ,エレヴァツィオーネ,
ガリアルダ,半音階的リチェルカーレ,トッカータ
ファビオ・チオフィーニ(オルガン)
録音:2004年8月16-17日、イタリア、ウンブリア州ペルージャ県シジッロ、
使徒アンドレア教会
使用楽器:1793年、ガエターノ・カッリード製

DISCANTICA 133 \2180
モーツァルト:
ピアノ四重奏曲ヘ長調 K.478
ピアノ四重奏曲イ長調 K.493
アルタリア四重奏団
イダ・ゴトコフスキー(ヴァイオリン) クリン・D・バルス(ヴィオラ)
ロジャー・ドリンカル(チェロ) アイヴァー・ゴトコフスキー(ピアノ)
録音:1991年8月19-23日、パリ、ドイツ教会
Clavesレーベルからの移行再発売。

DISCANTICA 140 \2180
最も哀れな恋人 イタリアのカンタータ集
アレッサンドロ・ストラデッラ(1639-1682):
カンタータ「最も哀れな恋人」(ソプラノと通奏低音のための)
ピエトロ・アントニオ・ロカテッリ(1695-1764):
フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調 Op.2 No.4
エルコーレ・ベルナベイ(1622-1687):
カンタータ「愛の王国から」(ソプラノと通奏低音のための)
アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741):
カンタータ「疑いの影」(ソプラノ、フルートと通奏低音のための)
ピエトロ・ナルディーニ(1722-1793):
フルートと通奏低音のためのソナタ ト長調
ジャコモ・カリッシミ(1605-1674):
カンタータ「書け、悲しげな瞳よ」(ソプラノと通奏低音のための)
カメラータ・エルマンス
クリスティーナ・パオルッチ(ソプラノ)
ファビオ・チェッカレッリ(フラウト・トラヴェルソ)
アレッサンドラ・モンターニ(チェロ)
ファビオ・チオフィーニ(チェンバロ、指揮)
録音:2006年1月7-8日
カメラータ・エルマンスはイタリア、ウンブリア州テルニ県アッローネのW・
エルマンス・バロック・アカデミーにおいて2000年に創設されたピリオド楽器
使用のアンサンブルです。

DISCANTICA 141 \2180
アンコール 2台のピアノのための音楽
J・S・バッハ/マイラ・ヘス編曲:
主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ BWV147 より)
J・S・バッハ/A・ヴェッジョッティ編曲:
われ御身を呼ぶ、主イエス・キリストよ
ベートーヴェン:行進曲ハ長調 Op.45 No.1
ブラームス:ハンガリー舞曲集 から 第6番,第9番
グリーグ:民謡 Op.63 No.1
ジュゼッペ・マルトゥッチ/F・ペッリーノ編曲:ジーガ[ジグ]
モーツァルト:ソナタ ニ長調 K.448 から アンダンテ
ラヴェル/カステルヌオーヴォ=テデスコ編曲:パヴァーヌ
シューマン/ドビュッシー編曲:カノン形式の練習曲 Op.56 Nos.2,4
シューマン:悲しみ Op.85 No.6
ボッラット=ペッリーノ・ピアノ・デュオ
エレーナ・ボッラット、フォルコ・ペッリーノ(ピアノ)
録音:2005年6月30日、7月1日、イタリア、SMCイヴレア、バロック・ホール

DISCANTICA 142/143 2枚組 \3300
J・S・バッハ:クラヴィーア練習曲集 第3部
前奏曲とフーガ BWV552
教理問答書コラール集 BWV669-689
4つのデュエット BWV802-805
オッリ・ポルトハン(オルガン)
録音:2005年4月20-24日、フィンランド、コトカ、コトカ教会
使用楽器:1998年、マルッティ・ポルトハン製

DISCANTICA 144 \2180
ドメニコ・ベンヴェヌーティ/ドメニコ・デンシ製オルガン
マルコ・アントニオ・カヴァッツォーニ(1485-1569):
レセルカーダ[リチェルカーレ]
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ集第2巻 から
第2トッカータ,聖体奉挙のための第4トッカータ,第4カンツォン
ヨハン・カスパル・ケルル(1627-1693):トッカータ II/パッサカリア
ゲオルク・ムッファト(1653-1704):第1トッカータ
ヨハン・ヤコプ・フローベルガー(1616-1667):第7リチェルカーレ
ヨハン・パッヘルベル(1653-1706):チャッコーナ[シャコンヌ]ニ短調
ハイドン:音楽時計のための4つの小品
ヘンデル:オルガン協奏曲変ロ長調
アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):トッカータ イ長調
モーツァルト:アンダンテ ヘ長調 K.616
ベルナルド・ストラーチェ(1637-1707):戦いのバッロ
アドリアーノ・ファルチオーニ(オルガン)
録音:2005年10月、イタリア、ラツィオ州ヴィテルボ県オルテ、聖母被昇天バ
ジリカ大聖堂
使用楽器:1582年、ドメニコ・ベンヴェヌーティ/1721年ドメニコ・デンシ製
(2001年、リッカルド・ロレンツィーニ復元)

DISCANTICA 145 \2180
ベルナルド・パスクィーニ(1637-1710):2台のオルガンのための作品集 Vol.2
[ロンドン(1704)とベルリン(1702)の手稿譜による]
ソナタ第6番ホ短調(*/+)/同第5番ロ短調(*/+)
リチェルカーレと多数の旋法によるフーガ(*)/ソナタ第1番ニ長調(*/+)
同第11番ト短調(*/+)/ペトロニッラのためのパッサカリア(*)
カプリッチョ ト短調(+)/ソナタ第9番ハ短調(*/+)/同第4番変ロ長調(*/+)
カンツォーナ・フランチェーゼ ヘ短調・ハ短調(*)/カプリッチョ変奏曲(*/+)
ソナタ第2番ハ長調(*/+)
エドアルド・ベッロッティ(オルガン(*))
マウリツィオ・サレルノ(オルガン(+))
録音:2006年6月15-16日、10月1-2日、ミラノ、サンタ・マリア・デラ・
パッショーネ教会
使用楽器:2001年、マッショーニ・ディ・クヴィオ・オルガン工房製(+)
1985年、マッショーニ・オルガン工房製(*)
「ソナタ」は「2台の鍵盤楽器のための14のソナタ」から選ばれたもの。この
ソナタ集は低音パートしか記譜されておらず、ほかのパートは演奏者に委ねら
れています。
Vol.1:DIACANTICA 109

DISCANTICA 87 \2180
【未案内旧譜】
フィリッポ・カポッチ(1840-1911):オルガン作品集
「オルガン小品集」から
ソナタ/前奏曲とフーガ/カンタービレ/グラン・コーロ
祈り/幻想曲/メロディ
「聖務曲集」["L'office divin"]から
O quot undis larimarum(讃歌のための詩節とアーメン)
オルガンのための幻想曲
ディエゴ・カンニッツァーロ(オルガン)
録音:イタリア、パレルモ、イエス教会(Casa Professa)
使用楽器:1952年、G・タンブリーニ製






<LIRA CLASSICA>
LRCD 093 \2180
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第1番変ホ長調 Op.12
ハイドン:弦楽四重奏曲ハ長調 Op.74 No.1
ウェーベルン:緩徐楽章
アジムート弦楽四重奏団
ドメニコ・コッタラッソ、エミリオ・トージ(ヴァイオリン)
ステファノ・マルティノッティ(ヴィオラ) 
ヴァレンティーナ・トゥラーティ(チェロ)
録音:2001年、MAPスタジオ

LRCD 108 \2180
デュオ・ザッパ.マイノルフィ ベルリン・フィルハーモニー・デビュー・
リサイタル
プロコフィエフ:チェロ・ソナタ Op.119
ヤナーチェク:おとぎ話
ショパン:チェロ・ソナタ Op.65
J・S・バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第2番 BWV1028 から アンダンテ
デュオ・ザッパ=マイノルフィ
マッティア・ザッパ(チェロ) マッシミリアーノ・マイノルフィ(ピアノ)
録音:2003年4月11日、ベルリン・フィルハーモニー室内楽ホール、ライヴ
ニューヨークのジュリアード音楽院で同窓の二人のイタリア人演奏家が1994年
に結成したデュオです。

LRCD 110 \2180
フラヴィオ・サーラ エルミタージュ劇場ライヴ
マヌエル・マリア・ポンセ(1882-1948):
南の協奏曲(ギターと管弦楽のための;1941)(*)
賢王アルフォンソ10世(1221-1284)編纂:
「聖母マリアのカンティガ集」から(+)
イサーク・アルベニス(1860-1909):マヨルカ(舟歌)Op.202(#)
マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
悪魔的カプリッチョ Op.85(パガニーニに捧ぐ;1935)(**)
ニキタ・コシキン(1956-):
アッシャー・ワルツ Op.29(エドガー・アラン・ポーによる;1984)(**)
ホアキン・トゥリーナ(1882-1949):
セビーリャ(幻想曲)Op.29(1923)(**)
フラヴィオ・サーラ(ギター)
録音:2004年5月28日、サンクトペテルブルク、エルミタージュ劇場、
第9回オリンパス国際音楽祭(*)
2005年5月2日、トレヴィーゾ、エデン劇場、
第7回カステルヌオーヴォ=テデスコ国際ギター祭(+)
2004年4月9日、ラヴェンナ県チェルヴィア、ストリコ市立劇場(#)
2004年9月15日、ブルーミントン、インディアナ大学音楽学部、
アウアー・コンサートホール(**)
フラヴィオ・サーラは1983年イタリアのモリーゼ州カンポバッソ県ボヤーノに
生まれ、1994年から8年間カンポバッソの音楽院で学び、1998年からはオスカル
・ギリアの主催するマスタークラスにも参加、2001年ガルニャーノ、2003年ミ
ケーレ・ピッタルーガ、2006年アリリオ・ディアスといったコンクールで優勝
している若手の星です。

LRCD 111 \2180
ファブリツィオ・ガリッリ:静寂、音楽、記憶の声
ピアノのための幻想曲(1967)(*)
変形 I & II(声優、2台のピアノと打楽器のための;1970)(+)
小組曲「Franciscus vir catholicus」
(2つのトランペットとオルガンのための;1982)(#)
Night reflection - 2001年9月11日、ニューヨーク
(声優、2台のピアノとソプラノサクソフォンのための;2001)(**)
Proenium - 無窮動(In memoriam...)(2台のピアノのための;2002)(++)
アダ・マウリ(ピアノ(*/++))
マリア・マディーニ・モレッティ(ピアノ(+/**/++))
アンドレア・ドゥルベッコ(打楽器(+))
アレッサンドロ・クァジモード(声優(+/**))
きりゅう・たかゆき、ジョヴァンニ・グランディ(トランペット(#))
フランチェスコ・ズヴァデッリ(オルガン(#))
ほうじょう・すみこ(ピアノ(**))
ジュゼッペ・パルミジャーニ(ソプラノサクソフォン(**))
録音:2004年4月、ピアチェンツァ、G・ニコリーニ音楽院(*)
1997年11月、トレント、フェスティヴァル・ムジカ 900、ライヴ(+)
2004年10月、ピアチェンツァ、聖アントニーノ・バジリカ教会(#)
2004年1月、ピアチェンツァ、G・ニコリーニ音楽院、ライヴ(**)
2004年10月、ピアチェンツァ、G・ニコリーニ音楽院(++)




<CONCERTO>
CD 2017 \2180
五月に 16&17世紀イタリアの音楽
不詳(16世紀):五月に[Era di maggio]
パオロ・スコート(16世紀):Turluru la capra è moza
不詳(16世紀):Zorzi(サルタレッロ)
バルトロメオ・トロンボンチーノ(1470-1535以後):
美しき処女[Vergine bella]
アンドレア・アンティコ(1478頃-1556):
Vergine bella che del sol vestita. b.t.
不詳(16世紀):Pan de Miglio Caldo
フランチェスコ・パタヴィーノ(1478頃-1556):
スペインの騎士[Un Cavalier Di Spagna]
ジョルジョ・マイネリオ(1535頃-1582):
フランスのバッロ/イングランドのバッロ/Putta Nera Ballo Furlano
ルドヴィコ・フォリアーノ(15世紀終-1538頃):La Zotta
不詳(16世紀):La pastorella si leva per tempo
不詳(16世紀):El Bisson(パヴァーナ)
不詳(16世紀):La Roncha El Fuso(ガリアルダ)
ジョヴァンニ・ダ・ノーラ(1510頃-1592頃):Cingari simo
ガブリエーレ:ファッラメーロ(16世紀):Siate Avvertiti
ジョヴァンニ・ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1661):第5トッカータ
ジョヴァンニ・フェリーチェ・サンチェス(1600頃-1679):
パッサカリアによる独唱ためのカンターダ[Cantada]
アンジェロ・ノターリ(1566-1664頃):カンツォーネ「Passaggiata」
ジョヴァンニ・ステファーニ(17世紀):
恩知らずなニンフ[Ninfa Sconoscente]
ジョヴァンニ・バッティスタ・リッチオ(16-17世紀):
カンタータ「Jubilent omnes」/カンツォン「La Grimaneta」
ジュゼッペ・ジャンベルティ(1600頃-1662頃):Villan di Spagna
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
第8カンツォーネ「L'Ambitiosa」
ヴィンチェンツォ・チェレスターニ(1589-1617以後):
とても美しいお嬢さん[Damigella tutta bella]
アンサンブル・デル・リッチオ
マルコ・ベアスレイ(歌、太鼓、鈴)
ロレンツォ・ジロード(笛、Storte)
ルカ・ボンビーニ(トロンボーン)
オッタヴィオ・ダントーネ(スピネッタ、チェンバロ)
ジョルジョ・フェラリス(リュート、テオルボ、キタローネ)
ジャンニ・リヴォルタ(笛)
録音:1990年

CD 2024 \2180
モーツァルト:オルガン作品集
序曲とフーガ ハ長調 K.399/フーガ ト短調 K.401
同変ホ長調 K.153/小ジグ K.574/アヴェ・ヴェルム(リスト編曲)
レクイエム より キリエ(クレメンティ編曲)/幻想曲へ短調 K.594
アンダンテ へ長調 K.616/幻想曲ハ短調 K.608
アレッシオ・コルティ(オルガン)
録音:1994年、ミラノ、クリスティーナ・プロテスタント教会
初出レーベル:Antes Concerto

CD 2025 \2180
ピエトロ・ドメニコ・パラディージ(1710-1792):
チェンバロ・ソナタ集(1754)(Vol.1)
第7番変ロ長調/第8番ホ短調/第9番イ短調/第10番ニ長調
第11番へ長調/第12番ハ長調/チェンバロのための協奏曲変ロ長調
フィリッポ・エマヌエーレ・ラヴィッツァ(チェンバロ)
録音:ミラノ県ベルナレッジョ、バルトーク・スタジオ
使用楽器:J・D・ドゥルケン製(モデル:1769年、パスカル=ジョゼフ・タス
カン製)
Vol.1は CD 2003で発売中です。

CD 2033 \2180
アンジェロ・ジラルディーノ(1941-):ギター作品集
グァダルキビルのソナタ(2004)
地中海ソナタ(2004)
アンドレス・セゴビアとの対話(2002)
ソナティナ幻想曲「キャッツキル・ポンド」(2003)
幻影の三部作(2002)
ジュリオ・タンパリーニ(ギター)
録音:2006年、バルトーク・スタジオ
1981年までギタリストとしても活躍していた作曲家ジラルディーノの最近の作
品を演奏したアルバム。1971年ブレッシャ生まれのギタリスト、タンパリーニ
は当レーベルからすでにターレガ(CD 2001/2)とロドリーゴ(CD 2028)の録
音をリリースし好評を得ています。





<CHALLENGE CLASSICS>
CC 72104 \2180
ピアノ四手連弾のためのフランス音楽
ダリウス・ミヨー(1892-1974):「屋根の上の牛」(1918)
モーリス・ラヴェル(1875-1937)/ジャン・ジュマン編曲:
亡き王女のためのパヴァーヌ(1899)
同/ルシアン・ガルバン編曲:オペラ「子供と魔法」(1920-1925)より
ワルツ集;雨蛙のワルツ、とんぼとスフィンクスのワルツ(アメリカ風ワルツ)
五時のフォックストロット
ジャック・イベール(1890-1962):「物語」(1922)から 白い小さなろば
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)/ルシアン・ガルバン編曲:
「動物の謝肉祭」(1886)
ウェイネケ・ヨルダンス、レオ・ファン・ドゥセラール(ピアノ)
録音:2001年11月20-21日、スフラフェンデール、ブロームリネ・スタジオ
1981年以来デュオを組んでいるヨルダンスとドゥセラールが、ベル・エポック
の「骨董(Bric-à-Brac)」のようなフランス音楽を聴かせてくれるア
ルバムです。

CC 72155 2枚組 \3300
モーツァルト(1756-1791):ヴァイオリンと管弦楽のための作品全集
協奏曲第1番変ロ長調 K.207/同第2番ニ長調 K.211
協奏曲第3番ト長調 K.216/ロンド変ロ長調 K.269(261a)
協奏曲第4番ニ長調 K.218/同第5番イ長調 K.219
アダージョ ホ長調 K.261/ロンド ハ長調 K.373
ヨハネス・レールタウアー(ヴァイオリン、指揮)
ラ・ボレア・アムステルダム
録音:2005年11月、2006年1月、アムステルダム、ワロン教会
知る人ぞ知るオランダのピリオド・ヴァイオリン奏者ヨハネス・レールタウア
ー(1959年生まれ)。ウィーンとプラハでヨセフ・スクに師事しましたが、や
がてピリオド・パフォーマンスに転向し、アムステルダム・バロック管弦楽団
の次席コンサートマスター(1988-1991)、アニマ・アテルナのコンサートマ
スター(1991-1998)、オランダ・バッハ協会管弦楽団のコンサートマスター
(1991-)を務め、1990年には自らラ・ボレア・アムステルダムを創設、ヴァ
イオリニストとしてだけでなく指揮者としても活躍しています。当録音では山
縣さゆりがコンサートミストレスを務めています。

CC 72163 \2180
「メリー・クリスマス!」
アンダーソン:そりすべり
バーリン:ホワイト・クリスマス
フランス伝承歌:神の御子生まれたもう
ブラームス:子守歌
デイヴィス、オノラッティ&シメオン:リトル・ドラマー・ボーイ
De Corte:Kerst door het hele jaar
ファリャ:子守歌
伝承歌:世の人忘るな[God rest ye merry gentleman]
メル・トーメ:クリスマス・ソング
フランス伝承歌:マリアの愛のためにノエルを
ドレイク、シャール、スティルマン&グレアム:アイ・ビリーヴ
伝承歌:マリアに御子が生まれた[Mary had a baby]
伝承歌:まぶねのイエス[御子は飼葉桶の中に]
フランス伝承歌:厩の中に[子牛と灰色のろばの間に]
プレトリウス:エサイの根より[Es ist ein Ros entsprungen]
ディクス:御使い歌いて[What child is this ?]
スタイン&カーン:レット・イット・スノー!
オランダ伝承歌:Maria die zoude naar Bethlehem gaan
伝承歌:クリスマスおめでとう[We wish you a merry Christmas]
伝承歌:ジングル・ベル
ミランダ・ファン・クラリンヘン(ソプラノ)
マタンギ弦楽四重奏団
マリア=パウラ・マヨール、ダニエル・トリコ・メナチョ(ヴァイオリン)
カルステン・クレイエル(ヴィオラ) ネンデル・ツィルケル(チェロ)

CC 72048 \2180
フランスの交響的オルガン音楽
セザール・フランク(1822-1890):3つの小品(1878)から 幻想曲(牧歌)
カミーユ・サン=サーンス(1835-1921):前奏曲とフーガ ロ長調 Op.99 No.2
シャルル=マリー・ヴィドール(1844-1937):
交響曲第5番 Op.42 から 3つの楽章
ジュアン・アラン(1911-1940):クレマン・ジャヌカンの主題による変奏曲
マルセル・デュプレ(1886-1971):
前奏曲とフーガ へ短調 Op.7 No.2/哀歌 Op.24
世界は救世主を待ち望み Op.23
ジャック・ファン・オールトメルセン(オルガン)
録音:1997年7月1日、スウェーデン、イェーテボリ大学音楽学部、
アルティステン
初出:オランダ Vanguard

CC 72071 \2180
ショスタコーヴィチ(1906-1975):
ヴァイオリン・ソナタ Op.134
ヴィオラ・ソナタ Op.147
イサベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン、ヴィオラ)
ロナルト・ブラウティハム(ピアノ)
録音:1992年3月23-24日、ユトレヒト、マリア小教会
初出:オランダ Vanguard




<イェーテボリ交響楽団(GSO)>
GSO SACD 02(SACD-Hybrid) \2300
「Europe's Finest ヨーロッパの粋をあつめて」
アルヴェーン:祝典音楽 Op.25
ウェーバー/フェリクス・ワインガルトナー編曲:舞踏への勧誘
リスト:メフィスト・ワルツ第1番
シベリウス:カレリア序曲 Op.10
ヴェルディ:オペラ「運命の力」序曲
エルガー:愛のあいさつ
J・S・バッハ/レオポルト・ストコフスキ編曲:われらの神は堅き砦
リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
ラヴェル:ボレロ
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)
イェーテボリ交響楽団
録音:2005年8、11、12月、2006年1月、イェーテボリ・コンサートホール
スウェーデンを代表するオーケストラの一つであるイェーテボリ交響楽団の自
主レーベル・リリース第1弾。2004年に首席指揮者に就任した1948年スイス生
まれのマリオ・ヴェンツァーゴのタクトによる、まずはお披露目といった趣の
ヨーロッパ管弦楽名曲集です。「舞踏への勧誘」の管弦楽版はベルリオーズ編
曲のものが有名ですが、ここでは大指揮者ワインガルトナー(1863-1942)の
編曲版が使用されています。




<ARS PRODUKTION>
ARS 38019(SACD-Hybrid) \2500
忘れられた至宝 Vol.2
フランツ・ダンツィ(1763-1826):ファゴット協奏曲集
序曲変ホ長調 P.32(管弦楽曲)
ファゴット協奏曲ト短調
ファゴット協奏曲ハ長調
ファゴット協奏曲へ長調
ジェーン・ガワー(ファゴット)
マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)
ケルン・アカデミー
録音:2006年1月3-5日、ドイツ、ヴッペルタール、インマヌエル教会
ホープリチによるクルーセルのクラリネット協奏曲集(ARS 38016)に続く「忘
れられた至宝」シリーズ第2弾は、マンハイムとシュトゥットガルトの宮廷で活
躍したイタリア系ドイツ人作曲家ダンツィのファゴット協奏曲集。もちろんピ
リオド楽器を使用。ジェーン・ガワーはオーストリアに生まれ、オランダ国家
給費留学生として王立ハーグ音楽院を卒業後、数々のピリオド楽器オーケスト
ラで活躍し、2005年からはガーディナー率いるイングリッシュ・バロック・ソ
ロイスツおよびレヴォリューショネル&ロマンティーク管弦楽団の首席ファゴ
ット奏者を務めています。マイケル・アレグザンダー・ウィレンズはジュリア
ード音楽学校でジョン・ネルソンに師事したアメリカの若手指揮者。レオン・
ボトステインのアシスタントとしてアメリカ交響楽団の日本ツアーに参加した
こともあり、16世紀から21世紀まで広いレパートリーを持つ指揮者として世界
中で活躍しています。

ARS 38456 \2180
「天空の光」
ジュリオ・カッチーニ(1546-1618):アヴェ・マリア
J・S・バッハ(1685-1750)/グノー(1818-1893):アヴェ・マリア
J・S・バッハ:トッカータ BWV565(オルガン・ソロ)
ロッシーニ(1792-1868):小ミサ・ソレムニス から アニュス・デイ
ホセ・エリアス(1675-1749):
トカータ・デ・コントラス 第5旋法(オルガン・ソロ)
ラヴェル(1875-1937):
ドゥルシネア姫に思いを寄せるドン・キホーテ から 叙事的な歌
フェデリコ・モンポウ(1893-1987):魂の歌
アンドレア・ガブリエーリ(1533-1585):
カンツォン「ある日シュザンヌは」(オルガン・ソロ)
マーラー(1860-1911):「亡き子をしのぶ歌」から お前の母さんが
アルベール・ルノー(1855-1924):トッカータ ニ短調(オルガン・ソロ)
アリエル・ラミレス(1921-):ミサ・クリオージャ から キリエ−グローリア
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ブラジル風バッハ第5番 から アリア
カトリーヌ・ダゴワ(アルト)
エドガー・トイフェル(オルガン)
録音:2006年4月14-20日、フランス、サランク、聖ロラン教会
使用楽器:1873年、テオドール・ピュジェ製

ARS 38457 \2180
「太陽、月と星 女声合唱作品集」
ジークフリート・シュトローバッハ[ストローバッハ](1929-):
君を思う(2002)/夏空の下で(2002)
エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-):The first RUNO(1948)(*)
グスタフ・イェンナー(1865-1920):
女声合唱とピアノ伴奏のための12の歌 から(+)
おお太陽よ、おお太陽よ,月は嘆き悲しみ,彼方に至福の星が
アルフレート・ケルペン(1926-):
「太陽の物語」(2人のソプラノ、2人の語り手と女声合唱のための;2002)(#)
スタイナル・アイエルセン[スティナル・アイエルゼン](1948-):
さすらう星々[Vandrestjerner]
ジークフリート・シュトローバッハ:月は昇った[Der Mond ist aufgegangen]
ビーネ・ベッカー=ベック(指揮)
カンテッラ(女声合唱団)
マレン・ヴァイス(ソプラノ(*))
サンドラ・セッピ、ニコーレ・パルメン(ソプラノ(#))
ペーター・トンガー、ランガ・ヨゲシュヴァル(語り手(#))
イヴェッテ・キーファー(ピアノ(+))
録音:2005年5月5-8日、10月29日、メンヒェングラートバッハ、
聖カミリウス教会




<STRADIVARIUS>
STR 33717 \2180
イヴァン・フェーデレ(1953-):Mixtim アンサンブルのための音楽
Mixtim(7人の奏者のための祭礼音楽;1989)
翡翠の庭園 II[Il giardino di giada II]
(G管フルートと弦楽三重奏のための;1991)
11人の奏者のための夜想曲(2004)
メビウス群島[Arcipelago Moebius]
(B♭管クラリネット、ヴァイオリン、チェロろコントラバスのための;2001)
こだまする輪郭[Profilo in eco](フルートとアンサンブルのための;1995)
マリオ・カローリ(フルート)
マルコ・アンギウス(指揮)
アンサンブル・アルゴリトモ

STR 57001 2枚組 \2180
ルイジ・ノーノ(1924-1990):ソロ・テープのための作品全集
Omaggio a Emilio Vedova(1960)
Musiche di scena per Ermittlung(1965)
Ricorda cosa ti hanno fatto in Auschwitz(1966)
Contrappunto dialettico alla mente(1967-1968)
Musiche per Manzu(1969)
Für Paul Dessau(1974)
Ricorda cosa ti hanno fatto in Auschwitz(1970年3月21日、RAIでの放送)
Contrappunto dialettico alla mente(1968年11月17日、RAIでの放送)
RAIミラノ放送局にすばらしい状態で保管されていた貴重なテープをCD化した
注目盤です。
2枚組で1枚分の価格。

廃盤のお知らせ
以下の規格番号商品の廃盤が確認されました。
今後の入手は不可能です。なにとぞご了承ください。
STR
10004, 10009, 10011, 10018, 10019, 10020, 10039, 10041, 10049, 10051,
10060, 10066, 10071, 13593, 13596, 13602, 13603, 13608, 13609, 13612,
13617, 20006, 33302, 33311, 33313, 33314, 33316, 33321, 33322, 33328,
33338, 33343, 33353, 33358, 33371, 33387, 33389, 33390, 33393, 33419,
33421, 33422, 33447, 33463, 33478, 33479, 33484, 33490, 33544, 33545,
33555, 33598, 33599, 33602, 33604, 33623, 33630, 33637, 33728




<GRIFFIN>
GCCD 4054 \2080
聖母マリアの旅
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):けがれなきバラ[A spotless rose]
マルセル・デュプレ(1886-1971):アヴェ・マリア
マックス・レーガー(1873-1916):アヴェ・マリア(オルガン・ソロ)
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
マニフィカト ト長調
フランシス・プーランク(1899-1963):
おお、おおいなる神秘[O magnum Mysterium]
リチャード・シェファード(1949-):
新しき母への祈り[Prayer for a new mother](*)
ジェイムズ・マクミラン(1959-):
Gaudeamus in loci pace(オルガン・ソロ)
ヨハネス・エッカルト(1553-1611):
マリアが寺院に行ったとき[When to the temple Mary went]
ルカ・マレンツィオ(1553-1599):三つの奇跡を[Tribus miraculis]
パブロ・カザルス(1876-1973):
おお、道行くすべての者たちよ[O vos omnes]
ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):
スターバト・マーテル から 第1曲
ジャン・ラングレ(1907-1991):
アヴェ・マリア−めでたし、海の星[Ave maris stella](オルガン・ソロ)
グレゴリオ聖歌:サルヴェ・レジナ
ピーター・フィリップス(1561頃-1628):サルヴェ・レジナ
カルロ・ジェズアルド(1560-1613):
めでたし、いと優しきマリア[Ave, dulcissima Maria]
レノクス・バークリー(1903-1989):
天の女王よ、喜びたまえ[Regina coeli laetare]
ピーター・フィリップス:めでたし天の女王[Ave Regina coelorum]
デイヴィッド・ホールズ(指揮)
ソールズベリー大聖堂聖歌隊
ダニエル・クック(オルガン)
サイモン・ジェイコブズ(オルガン(*))
録音:2006年5月1-3日、ソールズベリー大聖堂

GCCD 4055 \2080
あなたの甘美なる音 ノーリッジの新しい音楽
チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(1852-1924):
汝ら新エルサレムの聖歌隊[Ye choirs of new Jerusalem]
ウィリアム・バード(1543-1623):妨げたまえ、主よ[Prevent us, o Lord]
デイヴィッド・クーパー:来たれ、わが道よ[Come my way]
パトリック・ハドリー(1899-1973):
わが愛する人は語った[My beloved spake]
マイケル・ニコラス(1938-):ホセアの歌[A song of Hosea](*)
カール・リュッティ(1949-):聖パウロと聖ペテロ
ピーター・アストン(1938-):汝らもしわれを愛さば[If ye love me](*)
同:御身の住まいのなんと麗しき[How lovely is thy dwelling place]
ハーバート・ハウエルズ(1892-1983):
おお、エルサレムの平和のために祈らん
[O pray for the peace of Jerusalem]
マシュー・カン(1972-):
われは見上げて[I will lift up mine eyes](詩篇121)(*)
エドワード・ベアストー(1874-1946):
主の助けなければ[If the Lord had not helped me]
スペンサー・ミッチェル:おお、聖なる宴[O sacrum convivium]
ヒースコート・ステイサム(1889-1973):
主の慈悲深きを知る汝ら[Ye that know the Lord is gracious]
エドガー・ベイントン(1880-1956):
そしてわれは新しき天国を見たり[And I saw a new heaven]
モートン・ローリドセン[Morten Lauridsen](1943-):
おお、おおいなる神秘[O magnum Mysterium]
アンドルー・シンプソン(1968-):主は言われた[Dixit Dominus](*)
デイヴィッド・ダネット(指揮)
ノーリッジ大聖堂聖歌隊
ジュリアン・トマス(オルガン)
録音:2006年4月26-28日、ノーリッジ大聖堂 (*)世界初録音

GCCD 4053 \1480
【旧譜/特別価格】
テューダー朝のアンセム名曲集
ウィリアム・バード(1543-1623):聖なる賛美のうちに/主に従う人の魂は
トマス・ウィールクス(1576-1623):ダヴィデの息子にホサンナ
ジョン・タヴァナー(1490-1545):安息日が過ぎて
トマス・トムキンズ(1572-1656):
わが愛する人は語った/おお、主に向かって歌え
ウィリアム・バード:
教えたまえ、主よ/主に向かって歌え/アヴェ・ヴェルム・コルプス/
喜び歌え
トマス・タリス(1505-1585):世の救い主よ
トマス・ウィールクス:ダヴィデが聞いたとき/いと高き所では神に栄光あれ
トマス・トムキンズ:全能の神、全知の泉/ダヴィデが聞いたとき
オーランド・ギボンズ(1583-1625):
おお、主よ、御身の怒りで/ダヴィデの息子にホサナ
ジョン・ブリズマン(1525頃-1591):平安のなかで
ウィリアム・マンディ(1529-1591):おお、主、万物の創り主よ
伝ロバート・ホワイト(1538頃-1574):おお、神をたたえよ
ドナルド・ハント(指揮)
ウスター大聖堂聖歌隊
レイモンド・ジョンストン(オルガン)
録音:1992年4月、1993年6月、ウスター大聖堂





<GLISSANDO>
779 024-2 2枚組 \2180 ※旧譜値下げ
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 BWV1007-1012
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
録音:2000年8月、バイエルン、ビナビブルク、巡礼教会
メジャー・レーベルにも登場したミュラー=ショット(1976年ミュンヘン生ま
れ)の「無伴奏」。最近お問い合わせの多いこの2枚組がお得な価格に値下げ
されました。

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0027 \2415
ベートーヴェン:エグモント序曲(27,May,1947)
ベートーヴェン:交響曲第1番(*)(30,Mar,1954)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(27,May1947)
フルトヴェングラー(指揮)、BPO
シュトゥットガルト放送交響楽団(*)
フルトヴェングラーが得意にしていた作曲家はベートーヴェン、ブラームスな
どのドイツ・ロマン派が多く、とりわけベートーヴェンを演奏会で取り上げる
頻度が高かった事は、記録を見れば一目瞭然である。
その中でも音として確認できるものでは、英雄、運命、合唱という名曲が郡を
抜いて録音が多く、それらを好んでいた事が伺える。
今回収録したベルリン・フィルとのベートーヴェンは流石手兵という事もあり、
変幻自在の演奏で最も「らしさ」がでている。
しかし、シュトゥットガルト放送響とのベト1もなかなかどうして、捨てたも
のではない!放送響という特性からか、どんな指揮者、どんな曲目でもこなさ
なければいけない事もあり、このフルトヴェングラーとのベト1も単に演奏し
ていますという感じではなく、ベルリン・フィル程ではないが随所に「らし
さ」があり、ベートーヴェンの1番というよりは、フルトヴェングラーが指揮
したベト1という印象を持つほどの出来で、この演奏は是非一回は聞いておく
べき録音であろう。
運命は、ここではほとんど解説する必要はないが、戦後活動を規制されていた
中でようやく復帰を果たした47年5月25日の演奏会の3日目にあたる名演である。
フルトヴェングラーの数ある運命の録音の中でもその出来は一、二を争うもの
であり、1楽章冒頭からすさまじいほどのエネルギーが放出され、弦楽器のス
ピード感、金管の強奏、ティンパニーの強打、木管の伸びやかで明るい音色、
どれをとっても秀逸である。
しかも全体を通して、強弱の差が大きく、テンポの揺れもあり、アンサンブル
が崩壊するのではないかと思わせる演奏であるが、そのぎりぎりの所で調和す
るあたりは、長年一緒にやってきたフルトヴェングラーとベルリン・フィルな
らではで、この運命にならぶ演奏は今後も出てこないかもしれない。
全曲ともに過去に発売された事がありますが、ベト1は現在入手が困難かもし
れません。

<MEMORIES>
ME1031/36 6枚組 \3380
マーラー:
交響曲第3番
ロンドンフィル、合唱団、イートン・カレッジ少年合唱団、マイヤー
1986年10月5日ライヴ、
交響曲第4番
ボストン交響楽団、フィリス・ブライン・ジュルソン 
1977年1月15日ライヴ、
交響曲第5番
コンセルトヘボウ管 1990年12月9日ライヴ、
交響曲第6番「悲劇的」
ニューヨークフィル 1986年10月23日、
交響曲第7番 クリーヴランド管、1978年3月23−25日ライヴ
テンシュテット指揮
大好評の「巨人」、「復活」に続くテンシュテットのマーラー。バーンスタイ
ンが格調すら感じさせるのに対し、テンシュテットは扇情的な色気に満ちてい
る。特に今回はクリーヴランド管との第7番「夜の歌」が世界初出。最高音質
とは言えないものの魑魅魍魎が徘徊しそうな不気味さ漂う名演。第3番は、チ
リチリとしたノイズが散見されるのは残念だが音質自体は良く、偏執狂的な
なかなか終わらない音楽の醍醐味を楽しめる。第5番は、病を得てからの渾身
ライヴで鬼気迫る。第4番はとてつもなく美しい。第6番はマーラーのオケ、
ニューヨーク・フィル共演で、これが最も音が悪い。しかし、噛み締めるよう
な遅いテンポで全曲を貫き、骨格を剥き出しにするような迫力は十分伝わる。
※以前にご案内していますが、再入荷商品です。

ME1075/76 2枚組 \3380
バルトーク:弦・打楽器とチェレスタのための音楽、
シューマン:交響曲第2番
1983年11月ライヴ
ブラームス:交響曲第3番、
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」1970年代
バーンスタイン指揮
バイエルン放送響
抜群のコンヴィネーションを見せたバーンスタイン+バイエルン放送響。バイ
エルン放送響は非常に優秀な上に指揮者を映す鏡というか、ストレートな音楽
表現に定評があります。ウィーンフィルの様にオブラートに包んでしまうこと
なく、バーンスタインが完成期に見せた凄みを余すところなく音にしてくれま
す。シューマン第2はバーンスタインのテーマ曲ともいうべき作品で、全ての
演奏が名演ですが、この叙情溢れるバイエルン盤も格別です。ブラームスの
第3は、ウィーンフィル盤を凌ぐ超名演の呼び声高く、かつてレコード芸術誌
で輸入盤ベストにランクインしたこともある超名演です。




<MUSIC&ARTS>
M&ACD1191 2枚組 \1980
ベートーヴェン:
交響曲第8番、交響曲第9番
クレンペラー指揮
コンセルトヘボウ管、
グレ・ブラウェンステイン(S)、アーシャ・ヘイネス(A)
エルンスト・ヘフリガー(T)、ハンス・ヴィルブリンク(B)、
アムステルダム・トーンクンスト合唱団
1956年5月17日ライヴ録音
ボーナス・トラック 
「フィデリオ」より“ああ、裏切り者よ” グレ・ブラウェンステイン(S)
クレンペラー指揮コンセルトヘボウ管 1951年4月26日ライヴ
ARCHIPELレーベルの音質は無価値になるだろうと、M&Aのオーナーが豪語する
セット。第8番、第9番という全プログラムが収録されているのは有難い限りで
す。1枚サービス価格というのもM&Aの必死さが伝わってきます。

M&ACD1192 13枚組 \15800
モントゥー+サンフランシスコ響ライヴ 
CD1
ベートーヴェン:
序曲「献呈式」1949年12月4日、
交響曲第5番 ハ短調「運命」1947年2月16日&1950年12月10日、
「プロメテウスの創造物」アダージョ1944年12月17日、
「フィデリオ」序曲1944年1月16日、
「レオノーレ」序曲第3番1952年3月30日
CD2
モーツァルト:
「ドン・ジョヴァンニ」序曲1950年2月5日、
交響曲第35番 ニ長調K.385「ハフナー」1946年3月24日、
ピアノ協奏曲第12番 K.414第2、3楽章
ウィリアム・カペル(P)1950年4月23日、
「魔笛」序曲1952年2月3日、
「後宮からの逃走」序曲1945年4月21日 
グルック:「アウリドのイフィゲニア」序曲1945年1月21日、
ハイドン:交響曲第88番 ト長調1945年1月21日
CD3
リヒャルト・シュトラウス:
交響詩「ドン・ファン」1949年1月29日、
交響詩「死と浄化」1952年4月13日、
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲル」1952年3月30日、
「ばらの騎士」組曲1951年3月25日
CD4 
ワーグナー:
「パルシファル」-前奏曲と聖金曜日の音楽1950年4月9日、
「名歌手」第1幕前奏曲1947年11月16日、
「名歌手」師弟たちの踊りと名歌手の入場1950年4月23日、
「さまよえるオランダ人」序曲1951年2月11日、
「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死1952年4月6日
CD5
ワーグナー:
「ワルキューレ」ヴォータンの別れと魔の炎の音楽1947年1月19日、
「ジークフリート」森のささやき1947年1月19日、
「神々の黄昏」ジークフリート、ラインへの旅1951年3月4日、
「リエンツィ」序曲1950年2月5日、
リスト:
交響詩「前奏曲」1950年4月16日、ハンガリー狂詩曲第2番1949年3月13日
CD6 ベルリオーズ
「ローマの謝肉祭」序曲1946年12月8日、
「トロヤヌス」前奏曲1945年11月18日、
「キリストの幼時」より「エジプトへの逃避」序曲=2本のフルートとハープ
によるトリオ、1948年3月28日&1947年12月21日、
「ファウストの劫罰」より「鬼火」、「妖精の踊り」、ハンガリー行進曲
944年11月26日、
「ロメオとジュリエット」より「序曲」、「ロメオ独り」、「カプレの祭り」、
「愛の場面」1944年11月26日、
序曲「海賊」1952年3月9日
CD7
メンデルスゾーン:
「フィンガルの洞窟」序曲1949年1月9日、
交響曲第4番 イ長調「イタリア」1947年2月23日、
「ルイ・ブラス」序曲1949年3月27日
チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」1950年3月12日
ブラームス:
ワルツ集(ヘルツ編;管弦楽版) より第1,2,11,14,15番1949年3月27日
CD8
ロッシーニ:「アルジェのイタリア女」序曲1952年4月6日
ブラームス:
交響曲第1番第2楽章1951年12月23日、
悲劇的序曲1949年2月20日
トマ:「ミニョン」序曲1949年2月6日、
デュカ:交響詩「魔法使いの弟子」1952年2月3日、
メシアン:キリストの昇天1948年3月28日、
シベリウス:悲しきワルツ1949年3月13日、
ウェーバー:「オイリアンテ」序曲1950年1月29日、
スーザ:星条旗よ永遠なれ1948年3月7日
CD9
ボロディン:
「イーゴリ公」だったん人の踊り1951年12月23日、
R=コルサコフ:
「クリスマス・イヴ」組曲1943年12月19日、
「ロシアの復活祭」序曲1952年4月13日、スペイン奇想曲1952年3月2日、
グラズノフ:バレエの情景1943年12月12日、
ラフマニノフ:交響曲第2番より第2楽章&第3楽章1941年2月27日
CD10
フランク:
前奏曲、コラールとフーガ(ピエルネ編;管弦楽版)1944年12月3日、
交響詩「贖罪」1952年4月13日、
「プシシェ」組曲1944年12月3日、
交響曲 ニ長調1946年4月7日
CD11
グレトリー:
「セファールとクロシス」1947年2月16日、
ニコライ:「ウィンザーの陽気な女房」序曲1950年12月31日、
マスネ:「フェードル」序曲1950年3月12日、
ファリャ:「三角帽子」組曲1946年2月24日、
ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲1952年3月2日、
ワーグナー:「タンホイザー」序曲1951年4月22日、
レスピーギ:「ローマの噴水」1946年3月24日
CD12
ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第3番第1楽章+ソロモン(P)1951年2月11日、
シューベルト=リスト編:さすらい人幻想曲+リリー・クラウス(P)
1951年3月4日、
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番第1楽章+シューラ・チェルカスキー(P)
1944年12月10日、
ブラームス:二重協奏曲より第1楽章+ナオム・ブリンダー(Vn)、
ボリス・ブリンダー(Vc)1947年12月7日
CD13
ウォルトン:「ファサード」組曲1950年2月26日、
シューマン:交響曲第4番1952年3月9日

M&ACD724 \1980
こちらも廃盤が限定入荷(在庫のみ)
アルカン:独奏ピアノのための協奏曲 
マルク・アンドレ・アムラン(P)
超人気アイテムながら長らく廃盤でした。在庫が発見されましたが、ごく僅か
です。お早めのご注文をお願いします。デジタル録音




<AMRRICUS, U.S.> 
創業10年を迎えるアメリカ、ワシントンに本拠地を持つレーベルです。そのラ
インナップを見れば今まで正規代理店がなかったのが不思議な位の充実ぶりで
す。特筆すべきは、ピアニスト、ワルター・ハウツィヒの最新録音が多いこと
です。ハウツィヒは、1921年ウィーン生まれ最初はエミール・ザウアー門下。
ナチス台頭でユダヤ系のハウツィヒは家族の多くををホロコーストで失ってお
ります。アメリカ脱出後は、シュナーベル、ブゾーニ門下のミエチスラフ・ム
ンツにも師事し、演奏家としての活動を確固たるものにします。レパートリー
の広さと奇をてらわぬ内にも愉悦に満ちた演奏は高い評価を得ております。わ
が国ではピアノ初心者、中級者に弾き方を懇切丁寧に解説した名著「やさしい
ロマン派小品集」で知られ、ピアノを愛する方には忘れられない存在です。
ディスクはBMGの「乙女の祈り、ピアノ名曲集」くらいしかありませんので、
貴重です。来春には、久々の日本公演が決まっております。
他にもオースチン・パワーズでも有名な名優マイケル・ヨーク朗読による、
「イノック・アーデン」、上記ムンツの歴史的ライヴ(真珠湾攻撃翌日のライ
ヴ含む)など名盤が目白押しです。

価格:各1枚 \1980

AMR20061045
ショパン:
夜想曲変ロ短調作品9-1、バラード第4番へ短調作品52、
幻想即興曲嬰ハ短調作品66、雨だれ前奏曲、前奏曲ト短調作品28-21、
ポロネーズハ短調作品42-2、ワルツへ短調作品70-2、ピアノ・ソナタ第3番
2006年2月最新デジタル録音
ワルター・ハウツィヒ(P)

AMR20061042
アルヴォ・ペルト:TRIODION
最新デジタル録音
ランシング・カレッジ合唱団+吹奏楽

AMR20051041
リスト:
アヴェ・マリアホ長調S182、ソナタロ短調、メフィスト・ワルツ第1番、
即興曲嬰ヘ長調S191、子守唄第2版S174b、ハンガリー狂詩曲第6番S244、
演奏会用練習曲「森のざわめき」、半音階的大ギャロップ
最新デジタル録音
ロジャー・オウエンス(P)

AMR20051040
リスト:メフィスト・ワルツ、
シューベルト=リスト編:鱒、
練習曲第10番へ短調、超絶技巧練習曲より「夕べの調べ」、タランテラ、
ダンテを読みて
最新デジタル録音
エレナ・ウリヤノヴァ・カルディヌ(P)

AMR20041039
チャイコフスキー:ピアノ作品集
ロマンスへ短調作品5、「四季」より
秋の歌作品、舟歌作品、トロイカで、くるみ割り人形より行進曲、花のワルツ
感傷的なワルツ作品51−6、とぎれた夢へ短調、ユモレスクト長調、
ドゥムカハ短調 
最新デジタル録音
ダリア・テリジン(P)

AMR20041037
リスト:
ベルリオーズの「レリオ」の主題による交響的大幻想曲、死の舞踏2曲、
最新デジタル録音
ダリア・テリジン(P)+イーゴリ・ブラチコフ指揮キエフ交響楽団

AMR20041035 2枚組
リスト:
ピアノ・ソナタロ短調、演奏会用練習曲「悲しみ」、「軽やかさ」
最新デジタル録音
ダリア・テリジン(P)

AMR20041034
スペイン、ラテンのピアノ音楽集
アルベニス:「イベリア」より喚起、港、セヴィリャの聖体際
レバリャティ:ハバネラの舞曲、
ミヨー:「ブラジルの思い出」4曲、
モンポウ:前奏曲集、
ヒナステラ:アルゼンチンの三つの舞曲、モンポウ:庭園の若い娘
最新デジタル録音
ルース・ローズ(P)

AMR20031031
バッハ:フランス組曲第3番、第5番、パルティータ第1,2番
最新デジタル録音
マリアンナ・ラシュコヴェツキー(P)

AMR20031029
ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ、
プーランク:様々な主題、
グラナドス:ゴイエスカスより3曲、
ヒナステラ:ピアノ・ソナタ作品22 
最新デジタル録音
リンダ・モンテサ(P)

AMR20031028
ワルター・ハウツィヒ アンコール集
マルチェッロ=バッハ編:オーボエ協奏曲よりアリア、
グルック=ズガンバーティ編:歌劇「オルフェオ」よりメロディ、
ヘンデル=ミュンツ編:歌劇「ベレニーツェ」よりメヌエット、
シューベルト=リスト編:セレナーデ、
シューベルト:楽興の時D780第3番、
シューマン:トロイメライ、
ブラームス:ワルツ嬰イ長調、
ショパン:
華麗なる大ワルツ、夜想曲嬰ホ長調作品9−2、子犬のワルツ、
英雄ポロネーズ、
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女、花火、
モンポウ:庭園の少女、
デマルトー:スペインの夜、
ファリャ:鏡の舞曲、「恋は魔術師」より宗教的火の踊り、
イグナツ・フリードマン:ゲルトナー・ワルツ、
シュトラウス=ハウツィヒ編:
喜歌劇「こうもり」よりコンサート・パラフレーズ 
最新デジタル録音
ワルター・ハウツィヒ(P)

AMR20031027
ビゼー:カルメン組曲第1番、
ラヴェル:パヴァーヌ、
クロード・アリュー:木管五重奏曲、
モートン・グールド:パヴァーヌ、
ジャン・ミシェル・ダマーズ:17のヴァリエーション
最新デジタル録音
キャピトル木管五重奏団

AMR20031020
Extraordinary Vistas Sleep is supposed to be ? Arraon Copland/Emily
Dickinson 、Sunsets ? Ruth Crawford Seeger/Carl Sandberg 、Clouds ?
Ned Rorem/Paul Goodman 、Windy Nights ? David Rakowski/Robert Louis
Stevenson 、Filling Station ? Elizabeth Bishop、English Usage ? Virgil
Thompson/Marianne Moore What the Living Do ? Joel Phillip Friedman/
Marie Howe 、Night Thought ? Beth Wieman/Gerald Jonas 、The Act ?
Beth Wieman/William Carlos Williams 、The Dolphins ? Scott Lindroth/
Richard Harteis 、Last Songs ? Galway Kinnell 、Last Songs ? Galway
Kinnell 、Acrostic Song ? David Del Tredici/Lewis Carroll 、if you
can’t ? David Diamond/e.e.cummings 、On the Beach at Fontana ? Roger
Sessions/James Joyce 、…from Sonny's Blues ? James Baldwin 、
Painting the Gate ? Aaron Kernis/May Swanson To be Sung on the Water ?
David Rakowski/Louise Bogan 、Christes Crosse ? Thomas Morley/arr.
Charles Wuorinen、Teleology ? May Swenson 、La Figlia Che Piange ?
John Peel/T.S. Eliot 、Lightenings VIII ? Charles Wuorinen/Seamus
Heaney 、…from The Song of the Lark ? Willa Cather 、In the Woods ?
Edward MacDowell/Goethe (adapted MacDowell) 、Night ? Arraon Copland
/Aaron Schaffer 、Though I take the Wings of Morning ? Amy Cheney
Beach/Robert Nielsen Spencer
スーザン・ナルキ(S)、アラン・フェインベルク(P)他

AMR20021026
ゴットシャルク:ピアノ小品他
ヘレン・ビードル(P)

AMR20021025
リヒャルト・シュトラウス:イーノック・アーデン
最新デジタル録音
マイケル・ヨーク(ナレーター)、ジョン・ベル・ヤング(P)

AMR20021024
リヒャルト・シュトラウス:「薔薇の騎士」よりワルツ、
スクリャービン:二つのマズルカ、
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、
ショパン:マズルカ3曲、
オーランド・ギボンズ:パヴァーヌ、
ラヴェル:ラ・ヴァルス他 最新デジタル録音
ロベルト・ポリ(P)

AMR20021023
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番、
ベートーヴェン:交響曲第8番 
最新デジタル録音
ガーネット・アンガー(P)、
チャールズ・デミュンク指揮
ヴァルナ・フィル

AMR20021022
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、
ズガンバティ:ガヴォット、
シューベルト=ゴドフスキー:ロザムンデよりバレエ音楽、
パガニーニ=リスト:練習曲、
フォーレ:即興曲作品31、
ショパン:前奏曲より6曲、
ラヴェル:ハヴァネラ、
スクリアビン:練習曲作品2、
ドリーヴ=ドホナーニ:コッペリア、
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
ミエチスラフ・ムンツ(P)、
フランク・ブラック指揮
NBC響(モーツァルト、1940年10月17日)、
レオン・バージン指揮
国際オーケストラ協会管(ラフマニノフ、1941年12月8日)
ソロ作品は1940年代録音

AMR20021019
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番、
シューマン:謝肉祭
ワルター・ハウツィヒ(P)

AMR200111021
4手によるピアノ作品集
ブラームス:ワルツ作品39、
グリーグ:ワルツ・カプリース、ノルウェイ舞曲、
ドビュッシー:古風な六つの古代の墓碑銘、
プーランク:悲歌 
最新デジタル録音
トリヴ・トレデル、テレフ・ジュヴァ(P)

AMR20011018
ヨアンナ・ポラコヴァ(ソプラノ)ロシア歌曲集
(スクリアビン、ラフマニノフ、プロコフィエフ、メトネル) 
最新デジタル録音
ヨアンナ・ポラコヴァ、ダグ・アシャツ(P)

AMR20011017
ブラームス:16のワルツ、
ショパン:
ポロネーズ変ロ長調作品71−2、マズルカイ長調作品68−2、
マズルカ変ロ長調作品7−1、ワルツ変イ長調作品79−1、ワルツホ短調、
グラナドス:スペイン舞曲第5番、
ヒナステラ:ミロンガ、舞曲集、
ゴドフスキー:古きウィーン、
イグナツ・フリードマン:ゲルトナーワルツ、
ヨゼフ・シュトラウス=シュナーベル編:ワルツ、
ヨハン・シュトラウス=グリューンフェルド編:こうもりパラフレーズ
最新デジタル録音
ワルター・ハウツィヒ(P)

AMR20011016
スメタナ:三つのボヘミア舞曲より、
ヤナーチェク:霧の中で、
コダーイ:マロシュゼク舞曲、
バルトーク:ルーマニア舞曲2曲、
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番、
ショパン:幻想ポロネーズ
最新デジタル録音
アレン・キンド(P)

AMR20011012
ピアノ伴奏によるフルート変奏曲集
チェルニー:変奏曲ハ長調作品80、
シューベルト:変奏曲ホ短調「しぼめる花」、
モシェルス:変奏曲ニ短調作品21、
ショパン:ロッシーニのチェネレントラの主題による変奏曲
最新デジタル録音
デニス・ショウ(Fl)、トーマス・ショウ(P)

AMR20001015
バッハ:トッカータハ短調BWV911、
ショパン:
前奏曲作品28-15,16,17、スケルツォ第4番へ長調作品53、
夜想曲嬰ニ長調作品27-2、
スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番、
ダニエル・ピンカム:ピアノ前奏曲(全12曲) 
最新デジタル録音
ジョナサン・バス(P)

AMR20001014
ワシントン・サクソフォン・クァルテット
アルビノーニ:アダージョ、
ラフマニノフ:ヴォカリーズ、
ガーシュイン:ララバイ、
コープランド:夏の夜想曲、
ムソルグスキー:古い城(展覧会の絵より)、
バーバー:アダージョ、
エルガー:ニムロッド他
最新デジタル録音
ワシントン・サクソフォン・クァルテット

AMR19991013
マーラー:交響曲第5番「アダージェット」のピアノ編曲版、
スクリャービン:即興曲作品14-2、二つの詩曲、
ミシェル・ブロック:美しい日他
最新デジタル録音
ジョン・ベル・ヤング(P)

AMR19991009
ショパン:
夜想曲嬰ハ短調、ワルツ変ニ長調作品70-3、ワルツ変ホ長調作品18、
バラードト短調作品23、子守唄変ニ長調、
アンダンテ・スピアナートと華麗なるポロネーズ、マズルカハ長調作品24-2、
マズルカ二長調作品33-2、バラード変イ長調作品47、
ワルツ変ト長調作品70-1、ワルツ変ニ長調作品64-1、
ポロネーズ変イ長調作品53
最新デジタル録音
ワルター・ハウツィヒ(P)

AMR19981007
ワシントン・サクソフォン・クァルテットII
バッハ:組曲第3番、
ドビュッシー:子供の情景より、前奏曲より、
グラズノフ:サクソフォン四重奏曲、
ガーシュイン:ピアノのための前奏曲他
最新デジタル録音
ワシントン・サクソフォン・クァルテット

AMR19981006
THE FESTIVE TRUMPET
デヴィッド・ジャーマン:祝祭的トランペット、
ロルフ・ウォリン:エレジー、
ホヴァネス:聖グレゴリオの祈祷者他
最新デジタル録音
イアン・ピアソン(Tp)、テッド・ゲントリー(P)

AMR19971005
アメリカピアノ音楽傑作集
バーバー:夜想曲、
パ・ド・ドウーノーマン・デロ・ジョイオ:ピアノ・ソナタ第3番、
ベンジャミン・リース:オデッセイ他
最新デジタル録音
ユージン・バーバン(P)

AMR19971004
シューベルト:
さすらい人幻想曲、ドイツ舞曲、レンドラー(3曲D790,D.734,D.366)、
優雅なワルツD.969
最新デジタル録音
ワルター・ハウツィヒ(P)

AMR19971003
バッハ:
リュート組曲より「サラバンド」、「ブ−レ」、イギリス組曲よりNo.5、
パルティータよりNo.3、No. 6、半音階的幻想曲とフーガ、
平均律クラヴィア曲集第2集他
最新デジタル録音
ジョセフ・ステファンズ(Org)

AMR19961002
シューベルト:交響曲第5番、
ドヴォルザーク:弦楽セレナード
最新デジタル録音
イスラエル・カメラータ・エルサレム

AMR19961001 2枚組
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
最新デジタル録音
ポール・オレフスキー(Vc)+ワルター・ハウツィヒ

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