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<クラシック・輸入盤新譜情報 06−08>
 
コメントはメーカー案内書より抜粋です
 
<Deutsche Grammophon>
4775795 \1850
モーツァルト:
ピアノ協奏曲 第17番 ト長調 K.453
ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
マウリツィオ・ポリーニ(Pf&指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年5月、ムジークフェライン大ホール、ウィーン(ライヴ録音)
ポリーニによる新録音というだけで、年間を通しても最大級の話題盤である
ことに間違いはないのですが、それがモーツァルト・イヤーにおけるモーツァ
ルト新録音、しかも弾き振りによる初録音レパートリーとなれば、10年単位
で見てもそうそうお目にかかれない大注目盤の登場です。昨年5月にそれ自体
が大ニュースとなったムジークフェラインにおけるライヴ録音。演奏会評も
「深い瞑想に似たまなざしで見つめられたモーツァルト」(Die Presse)と絶
賛されています。

4775799 \1850
モーツァルト:アリア集
1.やっと待ってた時が来た(「フィガロの結婚」)
2.恋とはどんなものかしら(「フィガロの結婚」)
3.どうしてあなたを忘れられよう K.505(コンサート・アリア)
4.男に、兵隊に誠実を期待するんですの?(「コジ・ファン・トゥッテ」)
5.恋人よ許して下さい(「コジ・ファン・トゥッテ」)
6.恋はくせもの(「コジ・ファン・トゥッテ」)
7.夢に見し花嫁姿(「皇帝ティトの慈悲」)
8.いつ果てるのでしょう(「イドメネオ」)
9.私は行く、だがどこへ? K.583(コンサート・アリア)
10.自分で自分がわからない(「フィガロの結婚」)
11.大いなる魂と高貴な心 K.578(コンサート・アリア)
12.あなたを愛している人の望みどおり K.577(コンサート・アリア)
限定デジパック
マグダレーナ・コジェナー(S, Ms)
ジョス・ファン・インマゼール(Fp)
エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル
録音:2005年12月ロンドン
コジェナーとラトル。プライヴェートでも良きパートナーとして知られるふ
たり(ボニングみたいにMr.サザーランドとか揶揄される心配もありません
し!)の共演による待望のCDリリースの報が届きました。そしてこちらもモ
ーツァルト!ここのところ多くのモーツァルト作品を舞台上で披露し、それ
らの高い評からも「天性のモーツァルト歌い」といわれるまでになったコジェ
ナー。これをサポートするのが、当代一の指揮者ラトル、しかも10年以上の
関係性を持ちサー・サイモンもうひとつの手兵ともいえるエイジ・オブ・エ
ンライトゥンメント起用。ピリオド楽器ならではの繊細さは、コジェナーの
モーツァルトには絶対不可欠であるのは明らか。彼女の声を優しく包み込む
ように寄り添います。さらにゲストにはフォルテ・ピアノのインマゼールと
いった豪華な顔ぶれでサポート体制は完璧です。
メゾ・ソプラノとして知られるコジェナーですが、潜在能力としてはソプラ
ノ音域も易々と歌えるだけのものを持っており、今回はソプラノのアリアま
でもが網羅されています。コジェナーのふくよかな声と最高のバックで、モ
ーツァルトの女声アリアの最高傑作が聴けるとは、贅沢この上ないアルバム
となっています。
このアルバムもツィマーマンとのブラームス同様、限定デジパックとプラ・
ケースによる通常盤の2WAYリリースとなります。通常盤は来月ご案内いたし
ます。

4776232 \1850
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 作品6
シュポア:ヴァイオリン協奏曲 第8番 イ短調 作品47
「劇唱の形式で」
ヒラリー・ハーン(Vn)
スウェーデン放送交響楽団
指揮:大植英次
録音:2006年2月(シュポア)
DG移籍後のリリースはどれも大きなヒットとなり、もちろん彼女のバッハも
モーツァルトも待ち望まれたリリースだったに違いはありません。でもしか
し。やはり彼女の超絶技巧を思う存分堪能したい!という欲求も確かに存在
していたはず。そんな中、ともにロマン派初期のヴィルトゥオジックな協奏
曲二曲のカップリングでヒラリーの新録音が登場。どちらも超絶技巧を必要
とする作品であるのは同じなのですが、ポピュラー度はまったく異なる二作
品。誰もが口ずさめるほどの有名曲パガニーニにくらべ、シュポアの作品が
メジャー・レーベルから出ることは極めて稀で、「劇唱の形式で」という副
題を伴う第8番はかつてハイフェッツがRCAに録音しているくらいです。シュ
ポワの8番はパガニーニの第1番と同じ頃に作曲され、ヴァイオリン奏者とし
て一世を風靡していたシュポアのイタリア演奏旅行の際、1816年にミラノ・
スカラ座で初演されました。ヴァイオリン・ソロがまるでオペラ歌手のよう
に延々とソロを弾き続ける曲で、自らの技量によほどの自信がない限り選曲
することすら憚られる難曲。録音の少なさはこんなところにも起因している
のかもしれません。しかし、このアルバムでのハーンは持ち前の正確なテク
ニックと素晴らしい音楽性を如何なく発揮、よく知られているパガニーニは
もちろん、シュポアの作品にもまったく新しい息吹を与えています。
また、伴奏指揮を努めるのは今をときめく大植英次。キャラクターからは想
像できない(?)実に質実剛健な音楽作りが持ち味な大植ですので、冷静で
哲学的な解釈を示すハーンとはベスト・マッチと思われます。彼のメジャー
・デビューとなる記念すべきアルバムでもあります。

4776234 2枚組 \3700
アルベニス:歌劇 「ペピータ・ヒメネス」 全曲
世界初スタジオ録音
プラシド・ドミンゴ(T)、キャロル・ヴァネス(Sp)、
ジェーン・ヘンシェル(A)、エンリケ・バケリゾ(Br)、
マドリッド・コミュニティ合唱団&管弦楽団
指揮:ホセ・デ・エウセビオ
英語(原語)歌唱
ここのところそれ自体が珍しいオペラのスタジオ録音。DGの並々ならぬ思い
入れが感じられるこのオペラ新録音は、アルベニスの知られざる傑作「ペピ
ータ・ヘメネス」です。ニュー・グローヴにも""Albeniz's neglected
operatic masterpiece""との表記があり、何ゆえ録音及び上演の機会が極端
に少ないのか謎ともいえる作品。バレイラの同名小説を元に、アルベニスの
パトロンでもあったマネー=クーツが英語で台本を書き、1896年バルセロナ
で初演されました。神学生の身分でありながら、恋心に揺れる主人公の心の
葛藤を描いています。今回の録音ではドミンゴをはじめ、ベテランのヴァネ
ス、サイトウキネンにも出演したことのあるヘンシェルら充実した歌唱陣が
起用され、アルベニスのスペシャリストで歌劇「マーリン」を復活蘇演した
ホセ・デ・エウセビオが指揮を務めています。マイナー・レーベルでわずか
に録音があっただけのこの作品、このDG盤の登場でオペラ・ファンのみなら
ず、クラシック音楽ファンに広く知れ渡ることでしょう。

4775724 \1850
ワックスマン:オラトリオ「ジョシュア」 全曲
世界初録音
マクシミリアン・シェル(語り)、
ロッド・ギルフライ(Br)、アン・ハレンベルク(Ms)、
ペーター・ブチ(T)、パトリック・プーレ(T)
プラハ・フィルハーモニー合唱団&管弦楽団
指揮:ジェームズ・セダレス
録音:2004年プラハ・ルドルフィヌム・ドヴォルザーク・ホール
今年はいったい何人の作曲家のアニバーサリー・イヤーなんでしょうか?こ
のワックスマンも生誕100年。クラシック・ファンにはヴァイオリンの名曲
「カルメン幻想曲」の作曲者として知られていますが、映画音楽作曲家とし
ての名声は世界に轟いており、「サンセット大通り」(1950年)と「陽のあた
る場所」(1951年)で2年連続アカデミー賞音楽賞を受賞したことでも知られて
います。生誕100周年といっても1967年60歳にして亡くなっているので、イ
メージ的にはもう少し古い作曲家と思われているかも知れません。コルンゴ
ルトなどと同じく、二次大戦前にアメリカに移住したユダヤ系作曲家で、ハ
リウッドの最盛期を担いました。
オラトリオ「ジョシュア」は亡き妻の思い出に作曲された大作で、1959年ダ
ラスで初演されたワックスマン生涯最後の作品。映画音楽の大家らしく大編
成のオーケストラを惜しみなく使い、保守的な作風でドラマティックに展開
していきます。この録音ではオーストリア出身で76歳の名優シェルをナレー
ターに起用(テキストは英語)、KOCHレーベルで数多くの録音を残している
セダレスが指揮を務めています。

4775901 \1850
「アイ・レット・ザ・ミュージック・スピーク」
1.ザ・デイ・ビフォ・ユー・ケイム
2.アイ・レット・ザ・ミュージック・スピーク
3.ホエン・オール・イズ・セッド・アンド・ダン
4.アイ・ウォーク・ウィズ・ユー、ママ
5.ザ・ウィナー・ティクス・イット・オール
6.バタフライ・ウィングス
7.ヘヴン・ヘルプ・マイ・ハート
8.ユーサ・クヴェラル・オム・ヴォーレン
9.アイ・アム・ジャスト・ア・ガール
10.ウート・モート・エット・ハーヴ
11.アフター・ザ・レイン
ボーナス・トラック (隠しトラック)
12.マネー・マネー
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(Vo)
スカンディナビアのミュージシャン達
録音:2004年ストックホルム
エルヴィス・コステロとのコラボレーション・アルバム「フォー・ザ・スタ
ーズ」の大成功の後も、ポピュラー音楽への飽くなき探求心を抱き続けてき
たオッター。ポピュラー・アルバム第2弾となる今回のアルバムは、彼女が
「ファンタスティックで私が愛する音楽」と語るABBAのメンバー、ベニー・
アンダーソンの作品集です。アンダーソンはABBA解散後も音楽活動を続けて
おり、このアルバムではABBAの作品の他にも、彼が書いたミュージカルから
3曲(7,8,10)を収録。アンダーソン自身も4曲目と11曲目を自ら編曲、ピアノ
で録音にも参加しています。オッターの美声を支えるのは北欧のジャズ&
フォーク・ミュージシャン達。クラシック風はもちろん、ジャズ、フォーク、
ポップス調と様々な形にアレンジされながらも、それぞれがオッターのやわ
らかな歌声で魅力的に響きます。
ボーナス・トラックはヒドゥン・トラックになっているようなので、トラッ
ク・リストへの掲載(トラッキングそのものも?)はされない可能性があり
ます。ちゃんと気づいてください・・・。
今年はこのアルバムを軸に欧州各地でツアーを行うオッター。年末には1999
年の「Home for Christmas」以来となるクリスマス・アルバムのリリースも
予定されています!

4776318 4枚組 \5550
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ集 (全16曲)
通常盤
アンネ・ゾフィー=ムター(Vn)
ランバート・オーキス(Pf)
録音:2005年2月、ミュンヘン・ガスタイク・ホールでのライヴ録音
先月ご案内したムターのモーツァルト/Vnソナタ集の通常盤です。デジパッ
ク盤は売り切れ次第、通常盤の出荷に切り替わります。

●DG Mozart Collectors Editions 2006
4775200 6枚組 \5100
モーツァルト:ピアノ・ソナタ全集
CD1
ソナタ 第1番 ハ長調 K.279(189d)、ソナタ 第2番 ヘ長調 K.280(189e)、
ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281(189f)
CD2
ソナタ 第4番 変ホ長調 K.282(189g)、ソナタ 第5番 ト長調 K.283(189h)、
ソナタ 第6番 ニ長調 K.284(205b)
CD3
ソナタ 第7番 ハ長調 K.309(284b)、ソナタ 第9番 ニ長調 K.311(284c)、
ソナタ 第8番 イ短調 K.310(300d)
CD4
ソナタ 第10番 ハ長調 K.330(300h)、
ソナタ 第11番 イ長調 K.331(300i) 「トルコ行進曲付き」、
ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332(300k)
CD5
ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333(315c)、幻想曲 ハ短調 K.475、
ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
CD6
ソナタ 第18番 ヘ長調 K.533/494、ソナタ 第15番 ハ長調 K.545、
ソナタ 第16番 変ロ長調 K.570、ソナタ 第17番 ニ長調 K.576
マリア・ジョアオ・ピリス(Pf)
録音:1989-1990年 デジタル
常にモーツァルトのピアノ・ソナタの定番とされてきたピリスのソナタ集が
ついにスリム・ケース化&値下げ再発売!DENONレーベルの第1回録音も素晴
らしいですが、この2回目はさらに表現に深みが加わり、すべての作品が絶品
の演奏。今回の再発売で、モーツァルト弾きとしてのピリスの魅力がさらに
広まることは間違いないでしょう。

4775214 7枚組 \5950
モーツァルト:ピアノ協奏曲集
CD1
第8番 ハ長調 K.246、第12番 イ長調 K.414、第16番 ニ長調 K.451
CD2
第9番 変ホ長調 K.271 「ジュノーム」、第17番 ト長調 K.453
CD3
第15番 変ロ長調 K.450、第22番 変ホ長調 K.482
CD4
第18番 変ロ長調 K.456、第24番 ハ短調 K.491
CD5
第25番 ハ長調 K.503、第19番 ヘ長調 K.459
CD6
第20番 ニ短調 K.466、第27番 変ロ長調 K.595
CD7
第21番 ハ長調 K.467、第23番 イ長調 K.488
ルドルフ・ゼルキン(Pf)
ロンドン交響楽団
ヨーロッパ室内管弦楽団(K.451)
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1980年代 デジタル
80歳を越えてから精力的にモーツァルトに取り組んだゼルキン。彼がアバド
と共に録音した協奏曲集は、80歳とは思えないゼルキンの堅実なピアニズム
と若々しい音楽性が魅力的で、今でもロングセラーを続けています。惜しく
も全曲録音は実現しませんでしたが、今回コレクターズ・エディションで初
BOX化!しかも現在バラ売りでは入手困難になっているものも数曲あるので、
今回のBOXはファンにとっても喜ばしいかぎり。珠玉の名演と呼ぶにふさわ
しい演奏をバジェット・プライスでお届けです!

4775222 7枚組 \5950
モーツァルト:
管楽器のための協奏曲&セレナードとディヴェルティメント集
CD1
1.クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
2.フルート協奏曲 ト長調 K.313、
3.ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
プリンツ(Cl)、トリップ(Fl)、ツェーマン(Fg)
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD2
1.フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
2.オーボエ協奏曲 ハ長調 K.271
シュルツ(Fl)、サバレタ(Hp)、トゥレチェク(Ob)、
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
3.セレナード 第11番 変ホ長調 K.375
ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
CD3
1-4.ホルン協奏曲 全曲(第1番?第4番)
ヘーグナー(Hr)、
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
5.セレナード 第12番 ハ短調 K.388 「ナハトムジーク」
ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
CD4
1.協奏交響曲 変ホ長調 K.297b
レーマイヤー(Ob)、シュミードル(Cl)、ヘーグナー(Hr)、ファルトゥル(Fg)
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2.セレナード 第10番 変ロ長調 K.361 「グラン・パルティータ」
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
CD5
1.セレナード 第13番 ト長調 K.525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
2.セレナード 第6番 ニ長調 K.239 「セレナータ・ノットゥルナ」
3.セレナード 第9番 ニ長調 K.320 「ポストホルン」
ゴールウェイ(Fl)、コッホ(Ob)、アイヒラー(ポストホルン)、
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
CD6
1.セレナード 第7番 ニ長調 K.250 「ハフナー」
ブランディス(Vn)、
カール・ベーム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2.フリーメイソンのための葬送音楽 K.477
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
CD7
ディヴェルティメント集
第3番 変ホ長調 K.166、 第4番 変ロ長調 K.186、第8番 ヘ長調 K.213、
第9番 変ロ長調 K.240、第13番 ヘ長調 K.253、第14番 変ロ長調 K.270
ウィーン・フィルハーモニー管楽アンサンブル
録音;1970年代
カール・ベームとウィーン・フィル、ベルリン・フィルの管楽器奏者達によ
るモーツァルトの協奏曲やセレナード・ディヴェルティメントをまとめたBOX
が登場。この中のいくつかは、既にDGオリジナルスやDG2CDシリーズなどで
CD化され定番としてロングセラーを続けていますが、たとえばCD7の管楽ディ
ヴェルティメントやCD4の協奏交響曲(ウィーン・フィル版)はカタログから
消えて久しいアイテム。今回これらを含めてBOX化されることは管楽器ファ
ンにとっては涙ものでしょう。70年代といえばウィーンもベルリンも全盛時
代。特に、ウィーン・フィル管楽セクションによるセレナードとディヴェル
ティメントは人類の至宝と呼ぶにふさわしい名演ばかりです!

4776134 10枚組 \8500
モーツァルト:交響曲全集
CD1
1.交響曲 第1番 変ホ長調 K.16
2.交響曲 第4番 ニ長調 K.19
3.交響曲 第5番 変ロ長調 K.22
4.交響曲 ヘ長調 K.76(42a)
5.交響曲 第6番 ヘ長調 K.43
6.交響曲 第7番 ニ長調 K.45
7.交響曲 ト長調 K.Anh.221(45a) 「旧ランバッハ」
CD2
1.交響曲 ト長調 「新ランバッハ」
2.交響曲 変ロ長調 K.Anh.214(45b)
3.交響曲 第8番 ニ長調 K.48
4.交響曲 第9番 ハ長調 K.73(75a)
5.交響曲 第10番 ト長調 K.74
6.交響曲 ニ長調 K.81(73l)
CD3
1.交響曲 第11番 ニ長調K.84(73q)
2.交響曲 ニ長調 K.95(73n)
3.交響曲 ニ長調 K.97(73m)
4.交響曲 ヘ長調 K.75
5.交響曲 第12番 ト長調K.110(75b)
6.交響曲 ハ長調 K.96(111b)
CD4
1.交響曲 第13番 ヘ長調 K.112
2.交響曲 第14番 イ長調 K.114
3.交響曲 第15番 ト長調 K.124
4.交響曲 第16番 ハ長調 K.128
5.交響曲 第18番 ヘ長調 K.130
CD5
1.交響曲 第17番 ト長調 K.129
2.交響曲 第19番 変ホ長調 K.132
3.交響曲 第20番 ニ長調 K.133
4.交響曲 第21番 イ長調 K.134
CD6
1.交響曲 第22番 ハ長調 K.162
2.交響曲 第23番 ニ長調 K.181(162b)
3.交響曲 第24番 変ロ長調 K.182(173dA)
4.交響曲 第25番 ト短調 K.183(173dB)
5.交響曲 第27番 ト長調 K.199(161b)
CD7
1.交響曲 第26番 変ホ長調 K.184(161a)
2.交響曲 第28番 ハ長調 K.200(189k)
3.交響曲 第29番 イ長調 K.201(186a)
4.交響曲 第30番 ニ長調 K.202(186b)
CD8
1.交響曲 第31番 ニ長調 K.297(300a) 「パリ」
2.交響曲 第32番 ト長調 K.318
3.交響曲 第33番 変ロ長調 K.319
4.交響曲 第34番 ハ長調 K.338
CD9
1.交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」
2.交響曲 第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
3.交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
CD10
1.交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
2.交響曲 第40番 ト短調 K.550
3.交響曲 第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」
カール・ベーム(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
録音;1960年代
ベームとベルリン・フィルによるモーツァルトの交響曲全集はいまなお語り
継がれている不朽の名盤。モーツァルトの演奏史上、さらには録音史上はず
すことのできない名盤です。この全集がその後のクラシック界に与えた影響
は大きく、録音から40年近く経た今もなお定番アイテムとして君臨し続けて
います。この名盤が今回ついにスリムケース化&プライス・ダウン!手に取
りやすく、さらにお求めやすくなって再登場です。もちろん、OIBPリマスタ
リングはそのまま継承。分厚く少々値がはる旧BOXを敬遠していた方々にも
安心してオススメできます!


734205(DVD-Video) \3350
バーンスタイン:「キャンディード」 全曲
ジェリー・ハドレー(T)、ジューン・アンダーソン(Sp)、
クリスタ・ルートヴィヒ(Ms)、ニコライ・ゲッダ(T)、
ロンドン交響楽団合唱団
ロンドン交響楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
1989年12月ロンドン・バービカンセンターでのライヴ
リズミカルな序曲が人気の「キャンディード」。ミュージカル全曲は最近宮
本亜門の演出で日本でも上演され、認知度も上がってきた作品ですが、バー
ンスタイン存命中は頻繁に改作され、バーンスタインが思い描いていたよう
な公演はほとんど行われませんでした。そこで、バーンスタインが自らタク
トをとり、演奏会形式で自分の理想的なキャンディードを再現したのがこの
公演。89年ロンドンでのライヴで、主演のハドレーをはじめアンダーソンや
ルートヴィヒ、ゲッダといった名歌手達の歌唱にも注目です。


<Decca>
4757787 2枚組 \3700
ガーシュウィン:歌劇「ポーギーとベス」全曲(1935年オリジナル版)
アルヴィー・パウエル(Bs)、マルキータ・リスター(S)、
ニコル・カベル(S)、ロバート・マック(T)、他
ブレア少年合唱団
ナッシュヴィル交響楽団&合唱団
テネシー州立大学バンドのメンバー
指揮:ジョン・マウチェリー
「ポーギーとベス」のが初演されたのは1935年のこと。その公演はブロードウェ
イのアルヴィン劇場で行われて成功を収めましたが、実は、現行ヴァージョンと
は異なった形で演奏されていたのです。このリハーサル時に使用されたガーシュ
ウィンの書き込み入りスコアが発見され、そこに記されたガーシュウィンの指示
に従って変更・追加された編集版を再現したのがこのディスクです。
1987年、音楽学者のチャールズ・ハム氏は、ガーシュウィンによる「ポーギーと
ベス」の編集(変更)に注目しました。彼は、1935年のブロードウェイ初演時に
ガーシュウィンがリハーサルで使ったスコアに書き残していた表記について調査
した結果、そこでは、対話部分とアクションを短縮して、リピート部分をカット
していたことが明らかになったのです。また、第1幕のストリートでのお祭り場
面に11の楽器編成によるバンドによるパフォーマンスを加えています。(この
CDではテネシー州立大学バンドのメンバーが参加)
このオリジナル版は、現行の3時間を超える長大な作品をガーシュウィン自身の
手で編集した短縮版であり、ガーシュウィン自身、この版で上演することをベ
ストとしたとされます。対話(セリフ)部分やアクション部分を引き締めて反
復を省略したことによって、音楽的充実度を高めることに成功したといえるで
しょう。通常CD3枚分の長さを擁した長大な作品ですが、この録音は2枚にコン
パクトに収まっています。
ここで歌っている題名役のパウエルとリスターは、2004年9月にオーチャード・
ホールで行われた「ポーギーとベス」(東急文化村の15周年記念公演)に出演
して好評を博しており、ポギベス歌いとしての名声を欲しいままにしている逸
材。そして、アメリカ音楽に精通したジョン・マウチェリーを指揮者に迎えて、
まさに万全の「ポギベス」演奏が登場したといっても過言ではありません。マ
ゼール盤(DECCA)、ラトル盤(EMI)といった名盤に続く、久々の新録音の誕
生です

4757495 2枚組 \1850
Relaxing Adagios
リラクシング・アダージョ
(モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番-第2楽章、V.ウィリアムズ:グリーンス
リーヴス幻想曲、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番「月光」-第1楽章、
ボッケリーニ:メヌエット、ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」-
第2楽章、ビゼー:歌劇「カルメン」-間奏曲、ヴィヴァルディ:「四季」-
“冬”、ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」-第2楽章、フォーレ:
レクィエム-“サンクトゥス”他、全33曲)
CD1
1. Bach Double Concerto: slow movement Szeryng/Hasson/ASMF
/Marriner 06:29
2. Delibes Lakme duet Sutherland/Bonynge 05:06
3. Borodin Nocturne from String Quartet 2 Borodin Qt 08:09
4. Satie Gymnopedie no 1 Pascal Roge 02:34
5. Satie Gnossienne no 3 Pascal Roge 03:07
6. Mozart Piano concerto no 21/slow movement Ashkenazy/LSO 07:47
7. Vaughan Williams Fantasia on Greensleeves ASMF/Marriner 04:20
8. Schubert String Quintet/Adagio (excerpt) Takacs/Perenyi 05:48
9. Beethoven Moonlight Sonata - opening movement Radu Lupu 07:04
10. Bach Sheep may safely graze Stuttgart CO/Munchinger 04:31
11. Casals Te lucis ante terminum (Song of the Birds) New Colllege
/Higginbottom 02:20
12. Faure Dolly Suite (Berceuse) Katia & Marielle Labeque 02:56
13. Guridi Aritz adarean Marisa Robles 02:08
14. Boccherini Minuet Stuttgart/Munchinger 03:40
15. Dvorak New World Symphony Largo extract VPO/Kondrashin 04:23
16. Bizet Intermezzo from Carmen MSO/Dutoit 02:33
17. Vivaldi Winter from 4 Seasons SCO/Munchinger 02:15
CD2
1. Gluck Dance of the Blessed Spirits Stuttgart/Munchinger 06:34
2. Handel Largo (Crux fidelis) New College/Higginbottom 02:25
3. Hofstetter Serenade SCO/Munchinger 04:02
4. Respighi Italiana from Ancient Airs and Dances Suite 111
I Musici 02:50
5. Mozart Clarinet Concerto: Slow movement Jack Brymer 07:27
6. Offenbach Barcarolle OSR/Bonynge 04:00
7. Puccini Humming Chorus VPO/Karajan 02:56
8. Beethoven Piano Concerto no 5/slow movement Ashkenazy
/Cleveland Orchestra 07:41
9. Rodrigo Fantasia para un gentilhombre Bonell/MSO/Dutoit 04:41
10. Saint-Saens The Swan Julian Lloyd Webber/ECO/Cleobury 03:12
11. Grieg Morning Lgo/Masur 04:18
12. Bach Air on a G String SCO/Munchinger 03:50
13. Boccherini Andante cantabile Segovia/Jorda 06:15
14. Chopin Nocturne op 9/2 Bolet 05:17
15. Faure Sanctus (Requiem) OSM/Dutoit 03:05
16. Rachmaninov Adagio from Symphony 2 (conclusion) RCO
/Ashkenazy 06:50"
クラシック音楽の宝庫DECCAが贈る、究極のリラクゼーション・アルバム!
既出CD: Baroque Adagios (470 460-2); Christmas Adagios (468 503-2);
Movie Adagios (468 506-2); Evening Adagios (470 780-2); Romantic
Adagios (466 710-2); Mozart Adagios (460 191-2); Vivaldi Adagios
(460 950-2); Violin Adagios (467 675-2); Romantic Piano Adagios
(470 777-2); Romantic Adagios II (473 596-2); Midnight Adagios
(475 004-2); Heavenly Adagios (475 345-2); Beethoven Adagios
(475 6646); Cello Adagios (475 6016); Guitar Adagios (475 6121);
Choral Adagios (475 6124); Lover's Adagio (475 7483); Tchaikovsky
Adagios (475 6658); Dreaming Adagios (475 7489)


●DECCA&PHILIPS オリジナルス
今年3月に開始されたDECCA&PHILIPS版オリジナルス。ご存知、DGが10年に渡り
リリースを続けミッド・プライス・シリーズの代名詞にまで育てあげた同シリ
ーズが3レーベルにまで拡大するといううれしいニュースでしたが、今回新た
に30タイトルが加わります。

4757710 \1350
バーバー:ヴァイオリン協奏曲 作品14
ブロッホ:バール・シェム(ハシディズム教徒の生活の3つの情景)
ウォルトン:ヴァイオリン協奏曲
ジョシュア・ベル(Vn)
ボルティモア交響楽団
指揮:デイヴィッド・ジンマン
録音:1996年1月

4757711 \1350
バルトーク:
管弦楽のための協奏曲
舞踊組曲
弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽*
シカゴ交響楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1981年1月&1989年11月*

4757712 \1350
ベルリオーズ:歌曲集「夏の夜」
ラヴェル:歌曲集「シェエラザード」
ドビュッシー:3つのビリティスの歌
プーランク:
歌曲(オルケニーゼの歌、ホテル、小さな水差し、ハートのクイーン、華やか
な宴、祭りに出かける若者たちは)
レジーヌ・クレスパン(S)
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
録音:1963年9月&1967年5月

4757713 2枚組 \2600
ブリテン:歌劇「ピーター・グライムズ」全曲
ピーター・ピアーズ(T)、クレア・ワトソン(S)、ジェイムズ・ピーズ(Br)、他
コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ベンジャミン・ブリテン
録音:1958年12月

4757716 \1350
メンデルスゾーン:八重奏曲 変ホ長調 作品20
ボッケリーニ:五重奏曲 ハ長調 作品37-7
アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:ネヴィル・マリナー
録音:1967年6&11月

4757717 \1350
ムソルグスキー:
組曲「展覧会の絵」(オリジナル版)
組曲「展覧会の絵」(管弦楽版;アシュケナージ編)
フィルハーモニア管弦楽団
ヴラディーミル・アシュケナージ(Pf+指揮)
録音:1982年6&9月

4757718 3枚組 \3900
ムソルグスキー:歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」全曲
"ニコライ・ギャウロフ(Bs)、オリヴェイラ・ミリャコヴィツ(Ms)、
ナジェジダ・ドブリアーノヴァ(S)、マルッティ・タルヴェラ(Bs)、
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団、ウィーン少年合唱団、ソフィア放送合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1970年11月

4757722 \1350
シャイー・コンダクツ・プッチーニ
交響的前奏曲(1876)、交響的奇想曲(1882)、歌劇「ヴィルリ」前奏曲、
同-要請の踊り(第2幕間奏曲)、歌劇:「エドガール」第1幕前奏曲、
同-第3幕前奏曲、ミヌエットI、ミヌエットII、ミヌエットIII、
歌劇:「マノン・レスコー」第3幕間奏曲、菊
ベルリン放送交響楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:1982年9月

4757723 4枚組 \5200
ロッシーニ:歌劇「ウィリアム・テル」全曲
シェリル・ミルンズ(Bs)、ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、
ミレッラ・フレーニ(S)、
ニコライ・ギャウロフ(Bs)、ジョン・トムリンソン(Bs)、
デッラ・ジョーンズ(Ms)、
エリザベス・コンネル(Ms)、他
アンブロジアン・オペラ合唱団
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
録音:1978-79年

4757728 \1350
サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 作品78 「オルガン付き」
プーランク:オルガン協奏曲*
ピーター・ハーフォード(Org)
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1982年6月&1992年2月*

4757729 \1350
D.スカルラッティ:ソナタ集
(イ短調 K.175、ハ長調K.513、ホ短調 K.402、ホ長調 K.403、ト長調 K.144、
ハ短調 K.115、ハ短調 K.116、変ホ長調 K.474、変ホ長調 K.475、
ト長調 K.449、ト短調 K.450、変ロ長調 K.544、変ロ長調 K.545、
ニ短調 K.516、ニ短調 K.517)
アンドラーシュ・シフ(Pf)
録音:1987年9月

4757730 \1350
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」-序曲、ポルカ、フリアント
同:連作交響詩「わが祖国」-モルダウ
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集(第1,3,8,10,9番)
同:交響的変奏曲 作品78*
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
ロンドン交響楽団*
指揮:イシュトヴァーン・ケルテス
録音:1962年3&4月、1970年7月

4757731 2枚組 \2600
R.シュトラウス:歌劇「アラベラ」全曲
オットー・エーデルマン(Bs)、イラ・マラニウク(Ms)、
リザ・デラ・カーザ(S)、
ヒルデ・ギューデン(S)、ジョージ・ロンドン(Br)、
アントン・デルモータ(T)、他
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1957年5&6月

4757734 \1350
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47
チョン・キョンファ(Vn)
ロンドン交響楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
録音:1970年6月

4757735 2枚組 \2600
ヴェルディ:レクィエム、聖歌四篇*
ジョン・サザーランド(S)、マリリン・ホーン(Ms)、
ルチアーノ・パヴァロッティ(T)、
マルッティ・タルヴェラ(Bs)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
シカゴ交響楽団&合唱団*
指揮:サー・ゲオルグ・ショルティ
録音:1967年10月&1978年5月*

4757757 2枚組 \2600
アルビノーニ:
5声の協奏曲集 作品7(12曲)
ソナタ集 作品2-6&5
ハインツ・ホリガー(Ob)、モーリス・ブルグ(Ob)
イ・ムジチ合奏団

4757760 \1350
ブレンデル-J.S.バッハ名演集
(イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971、コラール前奏曲「イエスよ、わたしは主
の名を呼ぶ」 BWV.639(ブゾーニ編)、前奏曲(幻想曲) イ短調 BWV.922、
半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903、コラール前奏曲「来たれ、異教徒
の救い主よ」 BWV.659(ブゾーニ編)、幻想曲とフーガ イ短調 BWV.904)
アルフレッド・ブレンデル(Pf)
録音:1976年5月

4757761 3枚組 \3900
J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
テオ・アダム(Bs)、ルチア・ポップ(S)、マルヤーナ・リポヴシェク(A)、
エバーハルト・ビュヒナー(T)、オラフ・ベーア(Br)、
ロバート・ホル(Bs)、他
ライプツィヒ放送合唱団
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:ペーター・シュライアー
録音:1984年8&9月

4757765 2枚組 \2600
ベルリオーズ:
レクィエム 作品5*
葬送と勝利の大交響曲 作品15
ロナウド・ダウド(T)、デニス・ウィック(T)
ワンズワース・スクール少年合唱団
ロンドン交響楽団、同合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1969年6月&11月*

4757768 \1350
ショパン:
24の前奏曲 作品28、前奏曲 嬰ハ短調 作品45、
前奏曲 変イ長調、即興曲全曲(4曲)
クラウディオ・アラウ(Pf)
録音:1973年4月&1980年8月

4757769 3枚組 \3900
グノー:歌劇「ファウスト」全曲
キリ・テ・カナワ(S)、フランシスコ・アライサ(T)、
エフゲニー・ネステレンコ(Bs)、
アンドレアス・シュミット(Br)、パメラ・コバーン(S)、
マリヤーナ・リポヴシェク(A)、他
バイエルン放送交響楽団&合唱団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1986年2月

4757773 \1350
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16*
シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
スティーヴン・コヴァセヴィチ(Pf)
BBC交響楽団
指揮:サー・コリン・デイヴィス
録音:1970年9月&1971年1月*

4757774 2枚組 \2600
ヘンデル:
オラトリオ「アレグザンダーの饗宴」 HWV.75-第1部
合奏協奏曲 ハ長調 「アレグザンダーの饗宴」 HWV.318
オラトリオ「アレグザンダーの饗宴 」HWV.75-第2部
ドナ・ブラウン(S)、キャロライン・ワトキンソン(Ms)、
アシュリー・スタッフォード(C-T)、ナイジェル・ロブソン(T)、
スティーヴン・ヴァーコー(Br)
モンテヴェルディ合唱団
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1987年6月
合奏協奏曲ハ長調は、オラトリオ「アレクサンダーの饗宴」初演時にも第2幕
の前に演奏された作品。

4757777 \1350
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番 変ホ長調 k.271 「ジュノーム」*
ピアノ協奏曲第8番 ハ長調 K.246 「リュッツォウ」
内田光子(Pf)
イギリス室内管弦楽団
指揮:ジェフリー・テイト
録音:1989年10月&1990年2月*

4757778 \1350
プロコフィエフ:オラトリオ「イワン雷帝」全曲作品116
リューボフ・ソコロワ(Ms)、ニコライ・プチーリン(Br)、他
マリインスキー歌劇場合唱団
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
録音:1996年9月
61年、スタセーヴィチによるオラトリオ編。

4757779 \1350
ラフマニノフ:
前奏曲 イ長調 作品3-9、前奏曲 嬰ヘ短調 作品23-1、絵画的練習曲 
イ短調 作品39-4、幻想的小品集 第3曲 メロディ ホ短調 作品3-3、
前奏曲 ロ短調 作品32-10、前奏曲 ハ短調 作品23-7、前奏曲 ヘ短調 
作品32-6、絵画的練習曲 ヘ短調 作品33-1、絵画的練習曲 ハ短調 
作品39-7、前奏曲 変ロ短調 作品32-2、幻想的小品集 第5曲 セレナード
作品3-5、ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 作品36(オリジナル版)
ゾルタン・コチシュ(Pf)
録音:1994年9月、ブダペスト (op.36)、12月、ノイマルク

4757780 \1350
ラモー:「優雅なインドの国々」組曲
18世紀オーケストラ
指揮:フランス・ブリュッヘン
録音:1992年10月

4757781 \1350
ロッシーニ:荘厳ミサ曲(グロリア・ミサ)
スミ・ジョー(S)、アン・マレイ(A)、フランシスコ・アライサ(T)、
ラウル・ヒメネス(T)、サミュエル・レイミー(Bs)
アカデミー&コーラス・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
指揮:サー・ネヴィル・マリナー
録音:1992年

4757782 2枚組 \2600
シェーンベルク:グレの歌
ジェイムズ・マクラッケン(T)、ジェシー:ノーマン(S)、
タティアナ・トロヤノス(A)、
デイヴィッド・アーノルド(Br)、他
タングルウッド祝祭合唱団
ボストン交響楽団
指揮:小澤征爾
録音:1979年4月

4757785 4枚組 \5200
ワーグナー:舞台神聖祝祭劇「パルジファル」全曲
ジョージ・ロンドン(Br)、マルッティ・タルヴェラ(Bs)、
ハンス・ホッター(Bs-Br)、ジェス・トーマス(T)、
グスタフ・ナイトリンガー(Br)、他
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
指揮:ハンス・クナッパーツブッシュ
録音:1962年


●Decca OST
1703629 \1850
オリジナル・サウンド・トラック
「レディー・イン・ザ・ウォーター」
ジェイムス・ニュートン・ハワード
ボブ・ディラン
「シックス・センス」「サイン」「ヴィレッジ」など少々怖い系で大ヒットを
続けるM.ナイト・シャマラン。すでに映画館では予告編が上映されていて話題
の最新作「レディー・イン・ザ・ウォーター」のサントラ登場!主演は、前作
「ヴィレッジ」で盲目の少女を演じた"ブライス・ダラス・ハワード"、「サイ
ドウェイ」のダメ男役で高い評価を得た"ポール・ジアマッティ"。音楽を担当
するのは"シックス・センス"から"ヴィレッジ"シャマラン映画全てを手がけて
きたジェームズ・ニュートン・ハワード(プリティ・ウーマン/キング・コン
グ/バッドマン・ビギンズ)。巨匠、ボブ・ディラン作の4トラックまで含み
ます。(「時代は変る」「エヴリ・グレイン・オブ・サンド」「悲しきベイ
ブ」「マギーズ・ファーム」)全て豪華ラインナップ!!今年秋の公開まで
このサントラでちょっと怖い思いをしていて下さい。

9841658 \1850
「SCOOP」オリジナル・サウンド・トラック
チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」 (ロストロポーヴィチ/BPO)
J.シュトラウス:
アンネン=ポルカ (フランチェク/ウィーン・J.シュトラウスo)
同:トリッチ・トラッチ=ポルカ 
(ホーレンシュタイン/ウィーン州立歌劇場o)
マイアミ・ビーチ・ルンバ (ザビア・クガート楽団)
ハチャトゥリアン:サブレ舞曲 (ブラック/LSO)
グリーク:「ペール・ギュント」第1組曲 (カラヤン/BPO)
チャイコフスキー:
バレエ組曲「くるみ割り人形」 (ヴォーラート/ベルリンso)
アディオス・ムチャチョス、リカード、デンゴーゾ (レスター・ラニン)
前作「マッチ・ポイント」が8月日本公開予定というタイミングに、すでに
その次の最新作「Scoop」のサントラが登場。主演女優は「マッチ・ポイン
ト」と同じスカーレット・ヨハンソン。「X-Men」のヒュー・ジャックマン
を相手役にロンドンでシューティングされた愛ありサスペンスありのコメ
ディ。今回はたっぷりクラシック作品がフィーチャーされたサントラです。




<Universal US>
Steinway Legends
クラシック界の老舗2つのコラボレーション!スタインウェイと3大レーベル
が贈るこれ以上なくゴージャスなピアノ・アルバム集です。もちろん選ばれ
たアーティストも超一流。しかも初CD化音源まで含んだこだわりの選曲。違
う巻に同じ作品が選ばれており、同じスタインウェイがアーティストによっ
てどう響くかを比較できるなど、マニアの方も納得の仕上がりです。もちろ
んピアノ学習者も必携!
今後、さらに5アイテム(アーティストはまだ分かりません)が追加される
予定。

B000707402 2枚組 \2080
Steinway Legends ホロヴィッツ
Disc.1
J.S.バッハ:いざ来ませ、異邦人の救い主よ BWV659
D.スカルラッティ:ピアノ・ソナタ ホ短調 K380
リスト:忘れられたワルツ 第1番 嬰へ短調 S215
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K333
シューベルト:楽興の時 第3番 ヘ短調 D780
リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S172
ショパン:英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53
ショパン:マズルカ イ短調 作品17-4
ショパン:スケルツォ 第1番 ロ短調 作品20
シューベルト/リスト:小夜曲 S560
リスト:即興曲 ”夜想曲” 嬰へ長調 (1872)
モシュコフスキ:練習曲 ヘ長調 作品72-6
モシュコフスキ:8つの性格的小品より「火花」 作品36-6
Disc.2
シューベルト:軍隊行進曲 変ニ長調 D733
モーツァルト:ロンド ニ長調 K485
シューベルト:即興曲 変ロ長調 D935-3、変イ長調 D899-4
シューマン:クライスレリアーナ 作品16
スクリャービン:練習曲 嬰ハ短調 作品2-1、嬰ニ短調 作品8-12
ラフマニノフ:前奏曲 ト長調 作品32-5、嬰ト短調 作品32-12
ラフマニノフ:V.R.のポルカ
ヴラディーミル・ホロヴィッツ(Pf)

B000715402 2枚組 \2080
Steinway Legends アラウ
Disc.1
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 作品27-2 「月光」
モーツァルト:ロンド イ短調 K511
シューベルト:アレグレット ハ短調 D915
リスト:ピアノ・ソナタ イ短調 S718
バラキレフ:イスラメイ(東洋風幻想曲)1928年録音のリマスター版
Disc.2
ショパン:即興曲 第1番、第2番、第3番、第4番「幻想即興曲」
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居 作品26
ベートーヴェン:
「プロメテウスの創造物」の主題による15の変奏曲
(エロイカ-ヴァリエーション) 作品35 初CD化
クラウディオ・アラウ(Pf)

B000721802 2枚組 \2080
Steinway Legends ポリーニ
Disc.1
ベートーヴェン:
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 作品53 「ワルトシュタイン」
シューマン:交響的練習曲 作品13
ストラヴィンスキー:「ペトルーシュカ」からの3楽章
ウェーベルン:変奏曲 作品27
Disc.2
シューマン:アラベスク ハ長調 作品18
ショパン:舟歌 変ニ長調 作品57
ショパン:
練習曲(作品25) 第1番「エオリアン・ハープ」、第7番、第9番「蝶々」、
第10番、第11番「木枯らし」、第12番
リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S178
ドビュッシー:
12の練習曲より 「反復する音符のための」「対比的な響きのための」
「組み合わされたアルペジォのための」「和音のための」
マウリツィオ・ポリーニ(Pf)

B000707302 2枚組 \2080
Steinway Legends アシュケナージ
Disc.1
モーツァルト:ピアノ・ソナタ ニ長調 K448
ショパン:前奏曲 嬰ハ短調 作品45
ショパン:マズルカ 変イ長調 作品59-2 初CD化
ショパン:スケルツォ 第4番 ホ長調 作品54
チャイコフスキー:ドゥムカ ハ短調 作品59
スクリャービン:ピアノ・ソナタ 第5番 嬰ヘ長調 作品53
ラフマニノフ:絵画的練習曲 第1番、第2番、第5番
Disc.2
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 作品109
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第17番 ニ長調 D850 初CD化
プロコフィエフ:
「ロメオとジュリエット」からの10の小品より「別れの前のロメオとジュリ
エット」「仮面」 作品75
タネーエフ:プレルードとフーガ 嬰ト短調 作品29
ヴラディーミル・アシュケナージ(Pf)

B000731602 2枚組 \2080
Steinway Legends 内田光子
Disc.1
モーツァルト:ロンド イ短調 K511
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K332
モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K397
シューベルト:即興曲(D899) 第4番、第2番
シューベルト:6つのドイツ舞曲 D820
シューベルト:ピアノ・ソナタ 第13番 イ長調 D664
Disc.2
ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO80
シューマン:クライスレリアーナ 作品16
ドビュッシー:
12の練習曲より 「組み合わされたアルペジォのための」「対比的な響きの
ための」「反復する音符のための」「装飾音のための」
ベルク:ピアノ・ソナタ 作品1
内田光子(Pf)

<EMI CLASSICS>
●GREAT RECORDINGS OF THE CENTURY
間もなくGREAT RECORDINGS OF THE CENTURYシリーズの特別セールを行う
予定となっており、今回ご紹介の新譜も9月末までの予定で、特別価格と
させていただきます。価格は各1枚あたり\1200となります。
下記の価格はセール終了後の通常価格になっています。

CMS-3615152 2枚組 \2900
アルベニス:イベリア、グラナドス:
アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)(1959、62、63年ステレオ録音)
スペイン系の作品で絶対的な評価を勝ち得ているラローチャのテクニック的
にも絶頂期の名録音。

CMS-3615332 3枚組 \4350
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集(5曲)、合唱幻想曲
ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
ジョン・オールディス合唱団、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
オットー・クレンペラー指揮 (1967年ステレオ録音)
巨匠指揮者と気鋭のピアニストの共演で結実した比類なき名録音

CDM-3615422 \1450
ショパン名演集
前奏曲集、即興曲集、舟歌、子守唄
アルフレッド・コルトー(ピアノ) (1933、34、49年モノ録音)
偉大なショパン演奏家、コルトーの絶頂期の決定的銘録音

CMS-3615542 3枚組 \4350
カーン/ハマースタインII:ショウ・ボート
フォン・シュターデ、ストラタス、ハドリー、ハッバード、バーンズ、
ギャリソン、オハラ、ニコルス、クルプ、ギッシュ、
アンブロジアン合唱団、
ロンドン・シンフォニエッタ、
ジョン・マッグリン指揮(1987年ステレオ録音)
20世紀前半のミュージカルを愛するマッグリンが27年ニュー・ヨーク初演版
を基に重要な別ヴァージョン12曲を加えたオーセンティックな決定盤。

CDM-3615712 \1450
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
タニェエフ:協奏的組曲*
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
フィルハーモニア管弦楽団、ハチャトゥリアン指揮、*マルコ指揮
(1954年モノ録音、*56年ステレオ録音)
自身のために作られた協奏曲を作曲者の指揮とともに演奏したオイストラフ
の歴史的名演。

CMS-3615802 2枚組 \2900
マーラー:
交響曲第4番*
交響曲第8番「千人の交響曲」
*ポップ
コネル、ヴィーンス、ロット、シュミット、デニーズ、ヴェルセイユ、
ヒンニネン、ゾーティン、ティフィン・スクール少年合唱団、
ロンドン・フィルハーモニー合唱団、管弦楽団
クラウス・テンシュテット指揮 (*1982年、86年ステレオ録音)
ドイツ、オーストリア系音楽において、フルトヴェングラー、クレンペラー
と並ぶ巨匠として評価されるテンシュテットのマーラー作品のなかでも秀逸
とされる名録音

CDM-3615892 \1450
シューベルト:
弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」
弦楽四重奏曲第15番
ブッシュ四重奏団 (1936年、38年モノ録音)
シューベルトの四重奏曲作品の真価をしらしめた決定的名盤

CDM-3615912 \1450
シベリウス*、チャイコフスキー、グラズノフ:
ヴァイオリン協奏曲集
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
*ビーチャム指揮、バルビローリ指揮(*1935年、37年、34年モノ録音)
30台後半のハイフェッツの演奏を収録した名録音。シベリウスはその世界初
録音でいまだに凌駕されないと高い評価を得ている。

CDM-3615932 \1450
シマノフスキ:
スターバト・マーテル
聖母マリアへの連祷
交響曲第3番「夜の歌」
シミトカ、クイヴァー、コネル、ギャリソン、CBSO合唱団
バーミンガム市交響楽団、サイモン・ラトル指揮 (1993年ステレオ録音)
80年代初期からラトルが熱心に取り上げてきたシマノフスキの記念碑的初
録音。

CDM-3615962 \1450
ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの詩; イソルデの愛の死
ブラームス:アルト・ラプソディ
マーラー:歌曲集(5曲)
ベートーヴェン:悪者よ、どこへ急ぐ-「フィデリオ」
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ)
フィルハーモニア管弦楽団、
クランペラー指揮(1962年、64年ステレオ録音)
20世紀を代表する名歌手、ルートヴィヒのクレンペラーと共演したソロ録
の全てを1CDにまとめたアルバム。


<EMI CLASSICS>
CDM-3713292 \1450
フランク:(ヴァイオリン)ソナタ イ長調
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
ドビュッシー/マイスキー編:レントより遅く
:ミンストレル(前奏曲集第1巻第12曲)
ミッシャ・マイスキー(チェロ)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
(1981年12月29-31日 ジュネーヴ、コンセルヴァトワールで収録)
良きパートナーとして音楽活動を続ける2大アーティストの芸術の結晶
廃盤中のCDM−7635772の復活登場。チェロの魅力を余すところなく弾きあげ
たピアノとの見事なコンビネーションが聴きものです。


<EMI FRANCE>
CZS-3478262 15枚組 \9000
イヴ・ナット:ピアノ録音全集
ベートーヴェン:
創作主題による32の変奏曲ハ短調WoO 80(1955年録音)
ベートーヴェン:ソナタ第1番-第32番(1951-5年録音)
シューベルト:樂興の時D.780(全6曲)(1952年録音)
ショパン:
ソナタ第2番変ロ短調Op.35「葬送」(1953年録音)
幻想曲へ短調Op.49(1953年録音)
舟歌嬰ヘ長調Op.60(1953年録音)
ワルツ第14番ホ短調(遺作)(1930年録音)
ブラームス:
2つのラプソディOp.79(1956年録音)
ヘンデルの主題による変奏曲とフーガOp.24
3つの間奏曲Op.117(以上1955年録音)
シューマン:
クライスレリアーナOp.16(1951年録音)
3つのロマンスOp.28
トッカータOp.7(以上1951年録音)
幻想小曲集(全8曲)Op.12(1955年録音)
ノヴェレッテOp.21(1950年録音)
幻想曲ハ長調Op.17(1953年録音)
フモレスケ変ロ長調Op.20(1955年録音)
交響的練習曲Op.13(1953年録音)
蝶々Op.2(1954年録音)
アラベスク ハ長調Op.18
子供の情景Op.15(全13曲)(以上1952年録音)
ウィーンの謝肉祭の道化Op.26(1938年録音)
幻想小曲集Op.12より3曲(1937年録音)
子供の情景Op.15(全13曲)(1930年録音)
ピアノ協奏曲イ短調Op.54w/ビゴ指揮(1933年録音)
フランク:交響的変奏曲嬰へ短調w/ビゴ指揮(1942年録音)
ブラームス:間奏曲変ロ短調Op.117 No.2(1938年録音)
リスト:ハンガリア狂詩曲第2番嬰ハ短調
ストラヴィンスキー:
ロシアの踊り(「ペトルーシュカ」より)(以上1929年録音)
ナット:ピアノ協奏曲w/デルヴォー指揮(1954年録音)
ナット:小さな音楽のために(1929年録音)
ナット:5つのメロディw/I.ヨアヒム(1943年録音)
以上 イヴ・ナット(ピアノ)



<VIRGIN CLASSICS>
VC-3592942 \1980
シャルパンティエ:モテット「ソロモンの裁き」
ポール・アグニュー
レイフ・アルーン=ソレン
ニール・デイヴィース
モード・グニジャズ
マーク・モロモ
マーク・モーヨン
ジョアオ・フェルナンデス
アナ・カンタン
レザール・フロリサン、
ウィリアム・クリスティ指揮
クリスティ、レザール・フロリサンの新録音。スペシャリストとしての定評
高いクリスティが発掘したシャルパンティエの傑作モテット。「ソロモンの
裁き」は器楽曲、レチタティーヴォ、アリア、アンサンブル、合唱、ナレー
ション部分からなる壮大な作品。シャルパンティエの最後の作品と推定され、
1702年パリ議会の再召集を祝って演奏された。

VC-5457372 \1980
ハッセ:
歌劇「アルミニオ」より3曲
「La scusa」より2曲
ヘンデル:
歌劇「アルチーナ」より
カンタータ「暁よ、東方に輝け」より2曲
歌劇「オルランド」より2曲
ヴィヴィカ・ジノー(メゾ・ソプラノ)
ル・ヴィオラン・ドゥ・ロワ
ベルナール・ラバディ指揮
注目のメゾ、ジノーのバロック・アリア集
ヴァージン・レーベルへの5作目の新録音。カナダ、ケベックをベースとする
アンサンブルとの共演です。


VB-3654632 \1000
ショーソン:愛と海の詩
ベルリオーズ:夏の夜
フランソワーズ・ポレ(ソプラノ)
モンテ・カルロ・フィルハーモニー管弦楽団、
アルミン・ジョルダン指揮

VB-3654652 \1000
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調K.543
スコットランド室内管弦楽団、
ユッカ・ペッカ・サラステ指揮

VB-3654662 \1000
ショパン:
ピアノ・ソナタ第1番ハ短調Op.4
ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

VB-3654672 \1000
モーツァルト:
ピアノ協奏曲第9番変ホ長調K.271「ジュノム」
ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491
ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)
ドイツ室内フィルハーモニー

VB-3654682 \1000
モーツァルト:
ヴァイオリン協奏曲第1番変ロ長調K.207
ヴァイオリン協奏曲第2番二長調K.211
ロンド ハ長調K.373
アダージョ ホ長調K.261
ロンド変ロ長調K.269
クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン&指揮)
ドイツ室内フィルハーモニー

VB-3654692 \1000
モーツァルト:
フルート協奏曲第1番ト長調K.313
モーツァルト:フルート協奏曲第2番二長調K.314
アンダンテ ハ長調K.315
ロンド 二長調K.184
アラン・マリオン(フルート)
オーヴェルニュ管弦楽団、 
ジャン=ジャック・カントロフ指揮

VB-3654702 \1000
リムスキー=コルサコフ:
交響組曲「シェエラザード」Op.35
ロシアの復活祭序曲Op.36
スイス・ロマンド管弦楽団、 
アルミン・ジョルダン指揮
ロベルト・ズィマンスキー(ソロ・ヴァイオリン)

VB-3654712 \1000
ヴィルトゥオーソ・ヴァイオリン協奏曲集
ロカテッリ:ヴァイオリン協奏曲二長調Op.3 No.12「和声の迷宮」
ルクレール:ヴァイオリン協奏曲ヘ長調Op.7 No.4
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲二短調
タルティーニ/デュパン編:ソナタ ト短調Op.1 No.4「悪魔のトリル」
ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン&指揮)
オーヴェルニュ管弦楽団

VB-3654722 \1000
VOICES OF THE SOUL
バッハ:ミサ曲ロ短調より2曲
ハイドン:ミサ曲「聖チェチリア」より
プッチーニ:グローリア・ミサ より
メンデルスゾーン:「神よ、われを審き」(詩篇43)
プーランク:グローリア ト長調より
ヴェルディ:レクイエム より
フォーレ:レクイエム より3曲
ブラームス:ドイツ・レクイエム より
フォーレ:アヴェ・ヴェルム Op.65 No.2
ボンテンポ:レクイエム より2曲
モーツァルト:レクイエム より2曲
ミシェル・コルボ指揮 

VB-3654732 \1000
ウェディング・クラシックス
シャルパンティエ:テ・デウムより前奏曲/クリスティ指揮
アルビノーニ/ジャゾット編:アダージョ/リース指揮
パッヘルベル:カノン/パロット指揮
シューベルト/デュパン編:アヴェ・マリア/キールーズ
フランク:カンタービレ ロ長調/ダンビー(オルガン)
バッハ:G線上のアリア/レッジャー指揮
バッハ:主よ、人の望みの喜びよ/パロット指揮
バッハ:トッカータ 二短調/ロッグ(オルガン)
フォーレ:パヴァーヌ/ヒコックス指揮
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス/ノリントン指揮
ヘンデル:ハレルヤ/マッケラス指揮
フォーレ:ピエ・イエス/アージェンタ(ソプラノ)、ヒル指揮
ショスタコーヴィチ:ワルツ/ヤルヴィ指揮
グノー/シャラン編:アヴェ・マリア/ヘンドリックス(ソプラノ)
エリクソン指揮
メンデルスゾーン:結婚行進曲/マッケラス指揮



DVBW-3592849(DVD-Video) \2850
ヴァレリー・ソコロフ/NATURAL BORN FIDDLER
ブルーノ・モンサンジョン・フィルム
プロローグ
ベートーヴェン:ソナタ第7番Op.30 No.2 
プロコフィエフ:ソナタ第2番Op.94bis
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」
サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
バルトーク/シゲティ編:ハンガリア歌曲集
スコリーク:スペイン舞曲集
ドヴォルザーク/パーシンガー編:わが母の教え給いし歌
ヴァレリー・ソコロフ(ヴァイオリン)
スヴェトラナ・コセンコ(ピアノ) 
(2004年9月トゥールーズでのコンサート)
音楽映画の巨匠モンサンジョンの、若きヴァイオリニスト、ソコロフの魅力
を伝える最新作品
ソコロフは1986年ウクライナのカルコフ生まれ。母国で学びコンサート、コ
ンクールで注目を浴び、その後ロストロポーヴィチ、ツァイトリン、シュヴァ
ルツェンベルク、ブロン、リッチ、オジムのマスター・クラス受講。2001-2
年にはメニューイン・スクールで学び現在はロンドンのロイヤル・カレッジ
・オブ・ミュージックに在籍。05年にはエネスコ国際コンペティションでグ
ラン・プリ、エネスコ・ファウンデーション賞を獲得。今注目の逸材でモン
サンジョンは「オイストラフとメニューイン亡き後、これほど白熱したヴァ
イオリンの才能のサウンドを再び耳にできると想像できなかった」絶賛。
昨年9月のモンサンジョン映画祭で本映像は上映され、ソコロフも来日し銀
座ヤマハ・ホールで2回のリサイタルを披露しています。

VCW-3593052(1CD+1DVD)※限定デジパック盤 \2080
VC-3593092(1CD)※通常盤 \1980
モーツァルト:ミサ曲ハ短調 K427
フリーメイソンのための葬送音楽 K477
ナタリー・デセイ(ソプラノ)
ヴェロニク・ジャンス(ソプラノ)
トピ・レシプウ(テナー)
ルカ・ピサロニ(バス)
コンセール・ダストレー合唱団、管弦楽団
ルイ・ラングレー指揮
理想的な顔合わせで実現したモーツァルトの傑作声楽作品
モーツァルトの後半生で作曲されたレクイエムと並ぶ宗教的声楽作品の傑作
とされる「ミサ曲ハ短調」はやはり未完の作品。デセイ、ジャンスともモー
ツァルトのアリア集の録音で高い評価を得ていますが、その録音で指揮を担
当したラングレーがアイムの主宰するコンセールを指揮して理想の顔合わせ
が実現しました。ボーナスDVD付きの限定盤と通常盤を同時にご案内いたし
ます。(DVD内容未定)

<ARTE NOVA>
82876888812 \650
ブルックナー:交響曲第1番 ハ短調(1866年第1稿版・リンツ稿)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団

82876888832 \650
ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調(1877年第2稿版)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団

82876842312 \650
ブルックナー:交響曲第3番 ニ短調(1889 年第3稿・ノーヴァク版)
デニス・ラッセル・デイヴィス(指揮)
リンツ・ブルックナー管弦楽団
D.R.デイヴィスとリンツ・ブルックナー管弦楽団が、満を持しての全曲ライ
ヴ録音シリーズ続編。今回の発売分は、最初の3曲の録音。ブルックナーの
宇宙の鳴動を思わす壮大なスケールで鳴り響く圧倒的な音の伽藍を築きなが
ら、重厚さを保ちつつ見通しのいい明快な解釈で聴くものを魅了する録音で
ある。今回の録音でも、D.R.デイヴィス自身が解釈する最もブルックナー演
奏にふさわしい版を選び、演奏に臨んでいます。その結果、南ドイツ=オー
ストリア特有の明るく開放的で、伝統と歴史に裏付けられたサウンドに、デ
イヴィスの現代感覚が光る指揮ぶり。リンツ・ブルックナー管にとって旧全
集の録音から約10年を経て、かつての録音とは一味もニ味も違う、進化した
ブルックナー解釈の新時代を感じさせる明快さ、すっきりとした演奏が繰り
広げられます。残りの曲も、2007年後半から2008年に発売予定。



<DHM>
82876850552(SACD-Hybrid) \1900
テレマン:ヴィオラ・ダ・ガンバのための作品集
「ソナタ ロ短調」「ソナタ ホ長調」「協奏曲イ長調」「組曲 ニ短調」
「協奏曲 ト長調」
ヒレ・パール(gamb)
フライブルク・バロック・オーケストラ
バロック期に最も栄えた楽器の一つ、ヴィオラ・ダ・ガンバ。楽曲、録音と
も最も多いのは、フランスのもの。また通奏低音としては当たり前の様に多
く使用されています。もちろん大バッハは、有名なガンバ・ソナタ、ブラン
デンブルク協奏曲第6番やカンタータの多くに使用。ドイツの作曲&ガンバ
演奏家アーベルも多数の作品を残しています。それ以外のドイツの作曲家に
よるガンバの作品の録音は、意外と少ないように思われます。当時最も人気
のあったテレマンは、ガンバを使用した作品を多数残したドイツ作曲家の一
人ですが、意外と録音が少ないのが不思議です。この録音では、テレマンの
ガンバ・ソロを中心にした作品を集めたアルバムで、現在最も実力・人気の
ある女流ガンビスト、ヒレ・パール。そしてヨーロッパで最も人気のある古
楽器グループ、フライブルク・バロック・オーケストラ(現地でコンサート
・チケットを取るのは至難)のメンバーがサポートし、新しいテレマン解釈
を聴かしてくれることでしょう。ヒレ・パールは、フライブルク・バロック
・オーケストラのガンバ奏者としても長年活躍しているので、息もぴったり
です。
【録音:2006年3月15-17日、フライブルク、パウルス・ザール】


<OEHMS CLASSICS>
OC599 \1450
ヘンデル:カンタータと、鍵盤楽器のための作品集
カンタータ「残酷な暴君、愛の神(Crudel tiranno amor)」HWV97b
(2005 年新発見の自筆譜、チェンバロ伴奏版による)
チェンバロ組曲第7番ト短調 HWV432
音楽時計のための小品より、9曲
オルガンまたはチェンバロのための、フーガまたはヴォランタリーOp.3より
HMV.605 とHMV609
シルヴィア・グリーンベルク(Sp)
エドガー・クラップ(Cemb,Org), ウェン=シン・ヤン(Vc)
2005年に相継いで、バッハとヘンデルの自筆譜が発見された。その一つは、
ここに収録されたヘンデルの作品で、ミュンヘン・バイエルン州立図書館に
保存されていた【イタリアン・カンタータHWV97<Crudel tiranno Amor>】の
楽譜で、比較的有名なヘンデルのカンタータの一つである。1899年に当館に
寄与された芸術史学者フォン・リール氏の纏めた曲集が鑑定された結果、ヘ
ンデルの自筆譜であることが確認されたもの。既に知られていたヘンデルの
片腕のクリストファー・スミスの8つの楽譜に紛れて、手書きを特定するの
は困難であったようだ。新たに発見された楽譜は、通常知られているソプラ
ノ独唱と通奏低音付きオーボエ(または弦楽合奏)版の楽譜ではなく、チェ
ンバロのみによる伴奏版である。レチタティーヴォ部分に、稀な作曲家本人
による通奏低音和音記載がされているため、当時の通奏低音の研究に計り知
れない意味を持つものである。また、ここでは珍しいヘンデルのキーボード
作品も収録されている。
http://www.stmwfk.bayern.de/downloads/aviso/2005_4_aviso_08-11.pdf
【エドガー・クラップ】 1947年生まれのドイツのオルガン奏者。ヘルムー
ト・ヴァルヒャの後任としてフランクフルト音楽大学教授を務める。モーツ
ァルテウム音楽院客員教授も兼務し、93年からはミュンヘン国立音楽大学教
授を務めている。 レコード史上唯一であるヘンデル「オルガンとチェンバ
ロのための作品全集」を録音し、ヘンデルの鍵盤楽器のスペシャリストとし
ても知られている。
【シルヴィア・グリーンベルク】 イスラエル生まれのソプラノ歌手。メー
タ指揮イスラエル・フィルの「マーラー:復活」でデビューし絶賛を浴びた。
その後チューリヒ・オペラのメンバーとなり、特に「ナクソス島のアリアド
ネ」のツェルビネッタ役、「魔笛」の夜の女王役では定評がある。録音でも
「オルフ/カルミナ・ブラーナ(シャイー指揮)」や、「プーランク/グロ
ーリア(J.L.コボス指揮)」など多数。最近では「マーラー/千人の交響曲
(ケント・ナガノ指揮)」のソロも務めた。
【ウェン=シン・ヤン】 16年間に渡って務めたバイエルン放送交響楽団の
首席チェリスト。最初、クロード・シュタルクとヴォルフガング・ベトヒャ
ーに師事。のちにシュタルケルとゲリンガスにも学ぶ。音楽監督のマゼール
からもその実力を高く評価され、マゼール作曲の「チェロ協奏曲」ヨーロッ
パ初演した。
【録音:2006年5月17日、ミュンヘン、アレルハイリゲン教会でのLive】

OC571 \1450
シューマン:「詩人の恋」Op48,「リーダークライス」Op24,
ハイネの詩による5 つの歌曲
「あなたの顔は」Op.127-2、「2人の擲弾兵」Op.49-1、
「憎しみ合う兄弟」Op.49-2、
「ベルシャザル王」Op.57、「浜辺の夕暮れ」Op45-3
ローマン・トレーケル(Br) オリヴァー・ポール(p)
べルリン州立歌劇場、バイロイト音楽祭で名ワーグナー歌手として存在感を
示すトレーケルは、ヨーロッパではリート歌手としてもすでに幅広い名声を
確立している。今までのドイツ・ロマン派の演奏同様、この最新録音盤の
シューマンも、そうした彼の最良の部分を聞き取ることが出来る見事なもの。
天性の美声、惚れ惚れするばかりのドイツ語の美しさ、それに感情を極めて
自然に歌い上げる類い希な表現力、そうした彼の歌の魅力がここに凝縮され
ている。最近の若手によるリートには2つの解釈があり、ゲルネやボストリッ
ジのような感情濃厚表現的なものと、ゲルハーヘルのようなやや軽めで知的
解釈のもの。このトレーケルは後者の部類に入りますが、聴けば聴くほどジ
ンとさせられます。ピアノのオリヴァー・ポールも決して大きく出ず、しっ
かりと歌をサポートする弾き方は絶品。
【録音:2005年11月21-25日 ベルリン、アンドレア教会】

OC612(SACD-Hybrid) \1600
2台のオルガン用編曲版による、ワーグナーの指環
1)「ラインの黄金」前奏曲
2)「ヴァルハラ城」
3)「ワルキューレの騎行」
4)「ジークフリート」より「森のささやき」
5)「神々の黄昏」より「葬送行進曲」
6)「ブリュンヒルデの自己犠牲」
ハンスイェルク・アルブレヒト(org & 編曲)
フライブルク生まれの若手鬼才オルガニストによる、ワーグナーの指環を複
数台オルガン用に編曲した演奏。この録音では、トゥルコアン聖ニコライ教
会に設置されている大小2台のオルガンを同時に使用(1つのコンソールで、
2台のオルガン演奏が可能)。5本のマイクロフォンを教会の中央の最適な場
所にセッティング。更に多重録音を最新録音機器とコンピュータを使用する
ことによって、あたかも5 人のオルガニストが、10台のオルガンを一気に演
奏しているように感じさせられます。このことにより、ワーグナーの管弦楽
効果を、十分に引き出すことに成功しました。通常のステレオCDでも十分な
音響効果を得られるようにミックスしてありますが、ぜひ5.1ch のサラウン
ド効果を聴いて欲しいとのことです。
【録音:2006年5月:トゥルコアン聖ニコライ教会(フランス北部)

OC582 \1450
ドイツ・ホルンのためのロマンティック作品集
リヒャルト・シュトラウス:「アンダンテ」
フランツ・ラハナー:「スイス民謡による変奏曲」
フランツ・シュトラウス:「主題と変奏 Op.13」 「夜想曲 Op.7」
シューマン:「アダージョとアレグロ Op.70」
カール・ピルス:「ソナタ風の3曲」
ルイ=フィリップ・マルソレ(Hr) デイヴィッド・ジャルバート(p)
第2回Audi モーツァルト・コンクール優勝。2005年ARD ミュンヘン国際コン
クール、ホルン部門で第2位を受賞した、カナダ出身のホルン奏者のソロ・
デビュー盤です。現地の批評家・聴衆も「2位を受賞したマルソレの方が、
音楽的に素晴らしい解釈!」と評価し、エームズ社長も大絶賛。現在彼は、
様々なオーケストラとの共演、そして室内楽を中心として活躍しています。
今後が楽しみなアーティストでしょう。ホルンを学んでいる方には基本の、
シュトラウス父子とシューマンをあえて選曲しているだけあって、その自信
が伺えます。
【録音:2006年5月16-19日 ミュンヘン、バイエルン放送局スタジオ】

OC578 \1450
モーツァルト:
歌劇「羊飼いの王様」序曲K.208、 ピアノ協奏曲第22 番K.482、
交響曲第31番K.297 ,
コンサート・アリア「私は行く、しかしどこへ」K.583,
「いえ、いえ、あなたには無理なこと」K.419,
「わが感謝を受けたまえ、やさしき保護者よ」K.383
リタ・シュトライヒ(Sp) ゲザ・アンダ(p)
ベルンハルト・パウムガルトナー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
シュトライヒは、1920年旧ソ連のバルナウル生まれのソプラノ歌手。1943年
にデビューして以来、コロラトゥーラ・ソプラノの第一人者として活躍しま
した。この演奏は1953 年にウィーン国立歌劇場のメンバーとなり、華々し
い活躍を始めたばかりの頃のもの。とりわけモーツァルトのオペラを得意と
していただけに、このコンサートアリアも実に見事。持ち前のハイソプラノ
で細かいパッセージも、難なく歌いきるさまはさすが「音楽史上、最も魅力
的な歌手のひとり」と言われただけのことはあります。ピアニストのゲザ・
アンダは、1921 年ハンガリー生まれ。お国物であるリストよりもモーツァル
トを愛し、自ら「カデンツァ集」を出版したことでも知られています。この
協奏曲第22番は前後の21番や23番ほど有名ではありませんが、自由な曲想に
満ち溢れた流麗で美しい作品。特に終楽章に突然現れるアダージョの部分が
たまりません。そんな詩情に満ちた作品こそ、アンダにぴったりの曲かもし
れません。
【録音:1956年8月19日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホールでのラ
イヴ: モノラル録音 】

OC579 \1450
モーツァルト:
ディヴェルティメント第7番 ニ長調K.205*、
ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調K218,
交響曲第25番 ト短調K183、
レチタティーヴォとアリア「幸せの影よ…私はお前を残してゆく」K.255
コンサート・アリア「私は行く、しかしどこへ」K.583,
トーマス・ツェートマイアー(Vn) マリヤーナ・リポヴシェク(Ms)
レオポルド・ハーガー(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
この年は、モーツァルトが1773年から1777年の間に、ザルツブルクで書かれ
た作品を中心にプログラムされました。ツェートマイアーは、1990年にフィ
ルハーモニア管とモーツァルトの協奏曲を弾きぶりで録音していますが、こ
のライヴはまだデビューしたての20歳の時の録音。ザルツブルク生まれの
ツェートマイアーと、ハーガー&モーツァルテウム管によるモーツァルト心
を知り尽くした演奏には、故郷の生んだ大作曲家への深い共感と尊敬が込め
られています。「個々の音、そのスリムで非常にフレキシブルなイントネー
ションは、将来的に新しいモーツァルト解釈として、スタンダード化される
だろう」と報じられました。そして今や、ワーグナー、R.シュトラウス歌い
として有名なスロヴェニア出身のリポヴシェク。彼女は当時からアーノンク
ールが頻繁に起用したメゾソプラノ歌手でもあり、ここでもモーツァルトを
感情豊かに歌いあげます。「光り輝く声と伸びやかな語法。今後ザルツブル
ク音楽祭に不可欠な歌手」と絶賛されたコンサートで、この直後ウィーン国
立歌劇場から契約の依頼があったそうです。
【録音:1981年8月15日、30日*, ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール
でのライヴ】

OC580 \1450
ハイドン:
2つのリラ(リコーダー)、2つのヴァイオリン、2つのヴィオール、
コントラバスとホルンのための協奏曲 ト長調
(リラ・オルガニザータ協奏曲第3番ト長調Hob.VIIh-3)*、
交響曲第84番変ホ長調Hob.I-84
モーツァルト:交響曲第38 番 ニ長調「プラハ」K.504
キャサリーナ・ラグマイアー、ラファエラ・ダンクザクミュラー(Bfl*)
ピエーレ・ピツル、ジェーン・ベリ(gamb*)
フランス・ブリュッヘン(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
フランス・ブリュッヘンがザルツブルク音楽祭への2回目の出演したときの
ライヴ。ここでは大変珍しい作品が演奏されることとなりました。ハイドン
がリラ・オルガニザータ(リラの形をした独特な音質を持った小型オルガン
といわれている)のために書いた協奏曲。現代ではオーボエかフルートに移
行するか、ハイドンがその後リラ・オルガニザータ・パートをはずし、クラ
リネットを含めたディヴェルティメント形式に編曲したものが演奏されるよ
うです。実際リラ・オルガニザータは現存しないので、ブリュッヘンは一つ
の可能性・提案として、その音をリコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバに持た
せることによって、作曲当時の音を蘇がえらせることに成功しました。2つ
の交響曲は、それまでブリュッヘンが18世紀オーケストラで行ってきたオリ
ジナル楽器奏法を、モーツァルテウム管のモダン楽器に適用し、「画期的な
解釈」とザルツブルクの聴衆を驚かした演奏です。
【録音:1995年8月20日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホールでのラ
イヴ】

OC581 \1450
ヨーゼフ・マルティン・クラウス:交響曲 ハ短調 VB148
フンメル:ピアノ協奏曲 ヘ長調 Op.post.(1833)
モーツァルト:交響曲第29 番 イ長調K.201(186a)
シュテファン・ヴラダー(p)
アイヴァー・ボルトン(指揮)
ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団
この年のテーマとして、モーツァルトと同時代。影響を受けた作曲家が取り
上げられました。ボルトンが取り上げたのは、J.M.クラウスとフンメルでし
た。なおこの演奏会では、「今までにザルツブルクには無い、斬新なアプロ
ーチ。よりモーツァルトの時代に近づいた演奏で、モーツァルトの音楽はカ
ジュアルで、甘くなく、非感傷的で、ダイレクトに私たちを打ちのめされる
ものであることが実証された」と絶賛を浴びた演奏です。
【録音:2003年8月17日、ザルツブルク、モーツァルテウム大ホールでのラ
イヴ】


<RCA RED SEAL EU>
82876877612 3枚組 \2400
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」(全曲)
エーリヒ・ラインスドルフ(指揮)
ニューフィルハーモニア管弦楽団
シェリル・ミルンズ(Br)、レオンタイン・プライス(Sp)、タチアナ・ト
ロイヤノス(Ms)、ジュディス・ラスキン(Sp)、エツィオ・フラゲッロ(T)
アンブロジアン・オペラ・コーラス
永らく廃盤となっていたラインスドルフの隠れた名盤が、再登場。 当時RCA
としてはめずらしくロンドンでの録音で、レオンタイン・プライス、ミルン
ズを起用して、熱い演奏を行っています。
【録音:1967年8-9月 ロンドン、ウォルサムストウ・タウン・ホール】

82876877602 3枚組 \2400
モーツァルト:歌劇「魔笛」全曲
ジェームズ・レヴァイン(指揮)ウィーン・フィル
マルッティ・タルヴェラ(Bs)、ズディスラヴァ・ドナート(Sp)、イ
レアナ・コトルバス(Sp)、エリック・タピー(T)、クリスティアン・
ベッシュ(Br)、ラヒェル・ヤカール(Sp)、他 テルツ少年合唱団員
1978年のプレミエ以来8年にわたって、ザルツブルク音楽祭を代表する名舞
台の「魔笛」。輝くような生気にみちたレヴァイン&ウィーン・フィルの演
奏も当時大絶賛され、あまりの評判に1980年にムジーク・フェラインザール
でスタジオ録音をしたものが、久々に輸入盤での再発売となります。コトル
バスのパミーナ、ベッシュのパパゲーノも、そのハツラツとした演技と歌唱
が話題を呼んだ演奏です。LPで発売された当時、初のデジタル録音による
「魔笛」全曲盤でした。
【録音: 1980年9月1-4日 ウィーン、ムジークフェラインザール DDD】

<NAXOS> 各1枚 \850
8.555016
<アイルランド狂詩曲>
伝承曲:
アイルランド組曲(編曲:アンダーソン)/ダニー・ボーイ/シング・アロン
グ・メドレー(編曲:ヘイマン) 
ヘイマン:マイ・ダーリン・アイリッシュ・ローズ 
コーハン:
オールド・ファッションド・シング・アロング・メドレー 
オコナー:マックナマラのバンド(編曲:ヘイマン) 
ハーバート:
アイルランド狂詩曲/ライト・オペラ「アイリーン」-アイルランド人にはす
ばらしい今宵
演奏/リチャード・ヘイマン&ヒズ・オーケストラ
世界的に愛されるケルトのメロディを、ヘイマンが見事なオーケストラ・サウ
ンドで再現。「アイルランド組曲」には「アイルランドの洗濯女」「夏の名残
のバラ」などの名作が含まれ、あらためてアイルランド=ケルトの魅力を味わ
える一枚です。

8.555311
モンテヴェルディ(1567-1643):<マドリガーレ集第5巻>
むごきアマリッリ/おおミルティッロ、わが心の君/私の魂はもう最後の時に
近づいていた/さあ、シルヴィオ/でも、もし憐れみによって/ドリンダ、あ
なたが私のものでなくても、私のものと呼ぼう/そこでひざまずいて泣きなが
ら/その胸を痛める必要はない、シルヴィオよ/私があなたを生命より愛して
いることを/ああ、美しく可愛らしく、かくも甘かった女よ/あなたはかつて
のように慈悲深くない/これ以上の何を私はあなたに差し上げられるでしょう
/アマリッリのためなら苦痛も甘美/ああ、優しい太陽に向かうように/美し
すぎる愛の暴君/愛の神よ、あなたがもしも公平ならば/あなたを愛していま
す、私の生命よ/蝶々が少しずつ飛び回るように/こんなにすばらしい響き 
※イタリア語歌詞、英語対訳付き
歌・演奏/デリティエ・ムジケ、マルコ・ロンギーニ(ディレクター)
シリーズ第5弾は、既発売4作に劣らない美しさを持つ、マドリガーレ集「第5
巻」を収録。5声によるハーモニーの営みですが、約10分を要する「こんなに
すばらしい響き」は器楽アンサンブルが加わる優雅な作品です。

8.557391
プリムローズ(1904-1982):<ヴィオラ編曲集>
ボロディン:弦楽四重奏曲第2番-夜想曲 
シューベルト:万霊節のための連祷 
ベートーヴェン:ノットゥルノOp.42(セレナードOp.8の編曲) 
ワーグナー:女声のための5つの詩(ヴェーゼンドンク歌曲集)-夢 
アギーレ/ハイフェッツ:ウエジャ(轍) 
バレ/ハイフェッツ:たき火のそばで(前奏曲第15番) 
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番「鐘」 
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番-アリア(カンティレーナ) 
ビゼー:アルルの女第1組曲-アダジェット 
ジンバリスト:サラサテーナ 
チャイコフスキー:6つの歌-ただあこがれを知る者だけが 
ブラームス:低音のための5つのリート-第1曲「調べのように私を通り抜ける」
演奏/ロベルト・ディアス(ヴィオラ)、ロバート・ケーニッグ(ピアノ)
20世紀を代表するヴィオラ奏者の一人、プリムローズが自らの楽器のために編
曲した小品集。数少ないヴィオラのレパートリーを埋める貴重な作品ばかりで
あり、特有の音色が好きな方にもおすすめ。ディアスはフィラデルフィア管弦
楽団の首席を務める名手です。

8.557555
ブクステフーデ(c.1637-1707):<オルガン作品集第5集>
トッカータとフーガ へ長調 BuxWV157/われは神より離れず BuxWV220/前奏
曲とフーガ イ長調 BuxWV151/今ぞ喜べ、愛するキリスト者の仲間たちよ
BuxWV210/カンツォネッタ ト長調 BuxWV172/われに来たれと神の子は言い
たもう BuxWV201/フーガ ト長調 BuxWV175/人は幸せに生きんとするや
BuxWV206/前奏曲とフーガ ト短調 BuxWV148/主イエス・キリスト、われ汝
を呼ぶ BuxWV196/フーガ 変ロ長調 BuxWV176/天にいますわれらの父よ
BuxWV219/トッカータ ヘ長調 BuxWV156
演奏/ジュリア・ブラウン(オルガン……ネブラスカ州、オマハ、聖セシリア
大聖堂、マーティン・パシ製オルガン使用)
シリーズ第5弾は、第2弾で登場したブラジル出身のオルガニストが再登場。
壮麗な「トッカータ」に始まり、約16分というコラール幻想曲「今ぞ喜べ、
愛するキリスト者の仲間たちよ」など、J.S.バッハの先輩格でもあるこの作曲
家の魅力が伝わる一枚です。

8.557556
ヴィヴァルディ(1678-1741):
<ファゴット協奏曲全集第3集(ヴィヴァルディ協奏曲全集シリーズ)>
ファゴット協奏曲P.384 RV.495/同P.69 RV.474/同P.433 RV.483/同「ジョ
ゼッピーナ」P.382 RV.502/同P.45 RV.472/同P.89i RV.500 
演奏/タマーシュ・ベンコーチ(ファゴット)、
ベーラ・ドラホシュ(指揮)ニコラウス・エステルハージ・シンフォニア
シリーズ第3弾は“激動する音”とでも言うべきト短調(P.384/RV.495)に始
まり、明快なハ長調(P.69/RV.474)、いきなりソロ楽器で始まるハ長調
(同P.45 RV.472)など、バラエティに富んだ6曲を収録。ブダペスト祝祭管
弦楽団の首席奏者による、見事な演奏が聴きものです。

8.557586
ダウランド(1563-1626):<リュート曲全集第1集>
ストラング卿の行進曲/ホワイト夫人に事あり/ホワイト夫人に事なし/ファ
ンシー「トレモロ」/ニコルズ夫人のアルマンド/ファンタジー/はかない望
み、ファンシー/別れのファンタジー/別れのファンタジー(イン・ノミネに
よる)/ファンタジー(ファンシー)(同題名3曲)/前奏曲/夢/ウィンター
夫人の跳躍/クリフトン夫人の風情/ヴォークス夫人のガイヤルド/ヴォー
クス夫人のジグ/タールトンの復活/靴屋の女房(なぐさみ)(トイ)/ハ
ンズドン令夫人のパフ/オルランドは眠る/ダウランド氏の真夜中
演奏/ナイジェル・ノース(リュート)
アントニー・ルーリーらと共にリュート曲全集を録音し、近年はJ.S.バッハ
のリュート作品集ほか、多くのレーベルに録音を行う名手がナクソスに登場。
しかもファン待望のダウランド作品集(複数枚を予定)に挑みます。解説文
もノース自身が執筆。

8.557615
<アルト、テノールのための教会カンタータ集>
J.S.バッハ(1685-1750):
心も魂も乱れはてBWV.35/われは貧しき者、われは罪の僕BWV.55 
M.ホフマン(c.1679-1715):わが魂はほめたたうBWV.189(バッハ偽作) 
テレマン(1681-1767):
われは知る、わが救い主のいますことをBWV.160(バッハ偽作)
演奏・歌/ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)
ケルン室内管弦楽団、ケルン・バッハ合唱団、
マリアンネ・ベアーテ・シェラン(アルト)、
マルクス・シェーファー(テノール)
※ドイツ語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
J.S.バッハの作品2曲と、かつてJ.S.バッハ作とされながら現在では本当の作
曲者が判明している2曲を組み合わせた1枚。ノルウェー出身のシェラン、ア
ーノンクールの信頼が厚いシェーファーとも、艶のある声質で素晴らしい歌
を聴かせてくれます。

8.557632
グリーディ(1886-1961):サルスエラ「農場」
歌・演奏/ビセンテ・サルディネロ(バリトン)、
アナ・ロドリゴ(ソプラノ)、エミリオ・サンチェス(テノール)、
フェリペ・ニエト(テノール)、フェルナンド・ラトーレ(テノール)、
マリア・ホセ・スアレス(ソプラノ)、
フアン・ホセ・メナ(指揮)
ビルバオ交響楽団、
ビルバオ・コーラル・ソサエティ(合唱指揮:ゴルカ・シエラ)
バスク地方の民族的文化を作品に反映させたグリーディの曲は、これまでも何
枚かのCDで紹介してきましたが、20世紀初頭の村を舞台に繰り広げられる楽し
い恋物語であるこの作品は、ウィンナ・オペレッタのバスク版といった雰囲気。
歌手や演奏者もオール・スパニッシュという、スペイン音楽ファンなら飛びつ
くような一枚です。

8.557635-36 2枚組
レーヴェ(1796-1869):オラトリオ「受難」
演奏・歌/ウード・レイネマン(指揮)
ウール・ロマンティーク祭アンサンブル、
ナタリー・ゴーデフロイ(ソプラノ)、
クリスティアーネ・ストッジン(コントラルト)、
ジャッキー・ダ・クナ(テノール)、ヘンク・ネヴェン(バス)、
エドヴィン・クロスレー=メルセル(バス……ペテロ)
※独語歌詞、英語対訳はwebsiteでご覧いただけます。
歌曲の作曲家として有名なレーヴェですが、このオラトリオは1829年に、メン
デルスゾーンの指揮で初演された大作。レーヴェ自身も同年に復権したJ.S.
バッハの「マタイ受難曲」などに関心を持ち、この作品を通じて当時の宗教
音楽観も垣間見えてきます。レーヴェの再評価にもつながる録音だと言える
でしょう。

8.557665
モーツァルト(1756-1791):<ヴァイオリン・ソナタ集第6集>
フランスの歌「ああ、私は恋人を失った」の主題による6つの変奏曲/ヴァイ
オリン・ソナタ第37番(第29番)(M.シュタードラー完成版)/ヴァイオリン
・ソナタ第38番(第30番)(M.シュタードラー完成版)/ピアノ・ソナタ第16
番(ヴァイオリンとピアノのための編曲版)
*()の中の番号はレッド・カタログに準拠したヴァイオリン・ソナタの番号
です。
演奏/西崎崇子(ヴァイオリン)、ベンジャミン・ローブ(ピアノ)
シリーズ第6弾は、ウィーン時代初期に書かれた2つのソナタ(作曲者の死後
に他人が完成。第30番は妻コンスタンツェに捧げた曲)、同時期に書かれた
変奏曲、そして晩年(1789年)に書かれたピアノ・ソナタの編曲版を収録。
自然体に近い演奏により、作品そのものの姿が浮かび上がってきます。

8.557738
ヘンツェ(1926- ):
ヴァイオリン協奏曲第1番/ヴァイオリン協奏曲第3番/5つの夜の小品
演奏/ペーター・シェパード=スカーヴェド(ヴァイオリン) 
[ヴァイオリン協奏曲第1・3番]
クリストファー・リンドン=ギー(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団 
[5つの夜の小品]アーロン・ショル(ピアノ)
戦後の新しい20世紀音楽創世時を感じさせる協奏曲第1番(1946年)、標題音
楽的で抒情美も漂わせる協奏曲第2番(1997年)、瞑想的な「5つの夜の小品」
(1990年)という異なる個性を持った3つの作品を収録。ヘンツェ=アヴァン
ギャルドという図式の誤解を解く一枚だと言えます。

8.557752
<イギリス弦楽小曲集第5集>
P.ハリソン:ティモシー組曲 
シャグラン:ルネッサンス組曲 
P.フレッチャー:民謡とフィドルの踊り 
ルイス:組曲「ナヴァラの娘」 
カザボン:ジョコーソ 
ロージングレイヴ:3つの小品(ハンフリー・サール編曲) 
アイアランド:ダウンランド組曲(1932、1941改訂、
ジェフリー・ブッシュ完成版)
演奏/ギャヴィン・サザーランド(指揮)
ロイヤル・バレエ・シンフォニア
シリーズ5枚目は既発売の4枚同様に、イギリスの豊かな田園を思わせる爽やか
な音楽を集めた者。民謡やルネサンス時代の舞曲などをモティーフに、メロ
ディの美しさが際立つ曲が多く、イギリス音楽ファンでなくても心惹かれる
でしょう。アマチュア・オーケストラの新しいレパートリーにもおすすめです。

8.557777
アイアランド(1879-1962):
弦楽四重奏曲第1番/前奏曲集第3番「聖なる少年」(弦楽四重奏用編曲)
弦楽四重奏曲第2番
演奏/マッジーニ四重奏団
イギリスの中堅作曲家アイアランドは、20世紀でありながら親しみやすい作品
が特徴であり、マッジーニQによるブリッジやヴォーン・ウィリアムズなどに
魅了された方には無条件でおすすめ。古謡をもとにした「聖なる少年」は代表
作の小品であり、多くの奏者が演奏しています。

8.557811
R.シュトラウス(1864-1949):アルプス交響曲
演奏/アントニ・ヴィト(指揮)
シュターツカペレ・ヴァイマール 
作曲者に縁のあるヴァイマールのオーケストラが、豊かで懐の深い音楽を聴か
せる名演。オーディオ・チェックにも用いられるほどオーケストラ・サウンド
の醍醐味を体験できる曲であり、ヴィトによる引き締まった指揮ぶりで音楽が
タイトに、そして雄大に響きわたります。オーケストラの落ち着いた音色も印
象的です。

8.557890
グリーグ(1843-1907):<弦楽オーケストラのための音楽>
組曲「ホルベアの時代より」/2つの悲しき旋律-晩春/同-傷ついた心/2つの
メロディ/抒情小品集第9集-ゆりかごの歌/2つのノルウェーの旋律/「ペー
ル・ギュント」第1組曲-オーゼの死 
演奏/オスロ・カメラータ、ステファン・バラット=ドゥエ(ディレクター)
グリーグの弦楽作品集を、オスロ音楽院の常駐団体として1988年に結成された
アンサンブルが演奏。情緒綿々という言葉が似合う豊かな感情を持った演奏は、
北欧音楽=幻想的という一元的なイメージに一石を投じるものです。

8.570008
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
<ピアノ作品集第5集 − 実用の手引き第1集-第9集>
演奏/ソニア・ルビンスキ(ピアノ)
ブラジル民謡を素材とするピアノ曲集であり、すべてが3分に満たない小品
(短いものでは約30秒の曲も!)を集めて、9つの組曲風に仕立て上げた作品
集。シンプルなメロディとリズムによる素朴な音楽が、次々に現れては消えて
いく一枚です。



<NAXOS OPERA>
8.660205-06 2枚組 \2000
マイアベーア(1791-1864):
歌劇「セミラミスの確認」
(ライヴ録音:2005年7月、ドイツ、バート・ヴィルトバート、クーアザール
(ヴィルトバートのロッシーニ音楽祭より))
歌・演奏/デボラ・リーデル(ソプラノ)、
フィリッポ・アダミ(テノール)、
フィオーナ・ジェーンズ(メゾ・ソプラノ)、
ヴォイテック・ギェルラフ(バス)、オルガ・ペレヤッコ(ソプラノ)、
レオナルド・シルバ(テノール)、マルコ・ベッレイ(ハープシコード)、
リチャード・ボニング(指揮)
ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団、
アルテンシュタイク・ロッシーニ合唱団
(合唱指揮:ハンス=ホルヘ:カームバッハ&マティアス・ウースター)
※伊語歌詞はwebsiteでご覧いただけます。 
ロッシーニ作品でも有名な題材を使ったこのオペラは、マイアベーア作品の
中でもあまり知られていないもの。ロッシーニの名前を冠した音楽祭でのラ
イヴ録音であり、かつてオペラ指揮者として一世を風靡したボニングが見事
なリードを聴かせてくれます。



<NAXOS HISTORICAL> 各1枚 \850
8.111041
<ヴィルヘルム・バックハウス − ブラームス:ピアノ独奏曲集>
スケルツォOp.4/創作主題による変奏曲Op.21-1/ワルツ集Op.39-第1番/同-
第2番/同-第15番/8つの小品Op.76-第2番「奇想曲」/同-第7番「間奏曲」
/同-第8番「奇想曲」/幻想曲集Op.116-第1番「奇想曲」/同-第2番「間奏
曲」/同-第4番「間奏曲」/3つの間奏曲Op.117-第1番/同-第2番/6つの小
品Op.118/4つの小品Op.119-第1番「間奏曲」/同-第2番「間奏曲」/同-第3番
「間奏曲」(録音:1932年-1936年、ロンドン)
演奏/ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ)
マーク・オバート=ソーン復刻。ドイツ音楽の救世主と呼ばれたバックハウス
の名演集であり、晩年のステレオ録音しか知らない方にこそ聴いていただきた
い一枚。50歳前後の録音であり、芯が強く、深いロマンをたたえた音楽は意志
の強さにあふれています。

8.111042-44 3枚組
ヴェルディ(1813-1901):
歌劇「アイーダ」(録音:1955年7月2日-18日、ローマ、ローマ歌劇場)
ボーナス・トラック:
ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ミラノフとピアースによる歌劇「仮面舞踏
会」ハイライト(録音:1955年1月9日、21日、ニューヨーク、マンハッタン・
センター) 
※リブレットは付いておりません、歌詞は伊語です
歌・演奏/[アイーダ]ジンカ・ミラノフ(ソプラノ)、
ユッシ・ビョルリンク(テノール)、
フェドーラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ)、
レナード・ウォーレン(バリトン)、ボリス・クリストフ(バス)、
プリニオ・クラバッシ(バス)、マリオ・カルリン(テノール)、
ブルーナ・リッツォーリ(ソプラノ)、
ジョネル(ヨネル)・ペルレア(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団(合唱指揮:ジュゼッペ・コンカ) 
[ボーナス・トラック]ジャン・ピアース(テノール)、ジンカ・ミラノフ
(ソプラノ)、レナード・ウォーレン(バリトン)、マリアン・アンダソン
(コントラルト)、ロバータ・ピーターズ(ソプラノ)、
ディミトリ・ミトロプーロス(指揮)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
マーク・オバート=ソーン復刻。「アイーダ」は米盤、ボーナストラックは
伊盤のLPから復刻。どちらもRCA Victor制作であり、クロアチア生まれのミ
ラノフに注目が集まった録音。ビョルリンク、クリストフらの共演陣も凛と
しており、隠れた名盤という評判も高まっています。ミトロプーロスの指揮
による「仮面舞踏会」は、ボーナスにしておくのがもったいないほどの演奏
です。

8.111045
<ヴァーツラフ・ターリッヒ>
ドヴォルザーク(1841-1904):
交響曲第7番(録音:1938年11月23日、ロンドン)
交響曲第8番(録音:1935年11月23日、28日、ロンドン)
演奏/ヴァーツラフ・ターリッヒ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 
マーク・オバート=ソーン復刻。チェコの伝統を受け継ぎ、現在に至るチェ
コ音楽とチェコ・フィルの評価を決定づけたターリッヒ。「十八番」とは彼
のドヴォルザークのためにあるような言葉であり、1930年代に録音されたこ
の2曲の演奏は、戦前のチェコ・フィルと当時の演奏を伝える貴重な記録でも
あります。



<dacapo(Marco Polo)>
8.226021 \1480
<ペトリ・プレイズ・コペル>
トーマス・コペル(1944-2006):
リコーダーのための協奏曲「ムーンチャイルズ・ドリーム」/リコーダーと
アーチリュートのための「ネレの舞曲集」/ロスアンジェルス・ストリート
協奏曲(ソプラニーノ・リコーダー、弦楽とチェレスタのための)
演奏/ボー・ホルテン(指揮)
コペンハーゲン・フィルハーモニック管弦楽団、
ミカーラ・ペトリ(リコーダー)、ラース・ハンニバル(アーチリュート)
リコーダーの妖精と呼ばれて人気を集め、現在もなお第一人者として活躍中
のペトリが、はらかずも追悼盤になってしまった作曲家の協奏曲を演奏。
「ムーンチャイルズ・ドリーム」はBMGにも録音があり、コペルのポップ感覚
あふれる音楽が世界的に知られるようになった曲。ペトリの演奏を想定した
作品集であり、北欧音楽ファン、リコーダー・ファンは必聴です。

8.226048 \1480
アウゴスト・エナ(1859-1939):歌劇「マッチ売りの少女」 
ツェムリンスキー(1871-1942):ファンタジア「人魚姫」(管弦楽のための)
歌・演奏/インガー・ダム=イェンセン(ソプラノ)、
イルヴァ・シールベリ(ソプラノ)、
トマス・ダウスゴー(指揮)デンマーク国立交響楽団・合唱団 
デンマークを代表する作家、アンデルセンの作品に音楽を付けたものは多数。
dacapoでもこれまで多くの曲をリリースしましたが、後期ロマン派に属する
2人の作品も注目すべきでしょう。ツェムリンスキー作品は日本でも知名度が
ありますが、イタリア・オペラに影響されているエナの1幕オペラは珍しいも
の。ベートーヴェンの交響曲シリーズで注目されるダウスゴーの指揮で。


●dacapo DVD-Video 9月新譜発売予告
すでにCDがリリースされているニルセンの交響曲全集6曲ですが、今回のDVD-V
は別録音によるコンサートのライヴ映像+ドキュメンタリーによる貴重な映像。
9月リリースを予定しております。ご注文は改めてご案内いたします。

2.110403-05(dacapo)(3枚組)
C.ニルセン(1865-1931)<交響曲全集>
交響曲第1番-第6番
(収録:2000年11月2日、4日、デンマーク放送コンサート・ホール)
ボーナス・ドキュメンタリー:光と影 − カール・ニルセンの生涯と音楽
演奏/ミカエル・シェーンヴァント(指揮)デンマーク国立放送交響楽団
NTSC方式/画像構成比:16:9/音声方式:ドルビー・デジタル2.0、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1(交響曲集)、
ドルビー・デジタル2.0(ドキュメンタリー)
286分(交響曲集227分、ドキュメンタリー59分)
英・仏・独・デンマーク語字幕付き(ドキュメンタリーのみ)
片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9) 



<cpo>
777071-2(SACD-Hybrid) \2550
レスピーギ(1879-1936):
感覚(メゾ・ソプラノと管弦楽のための抒情詩)/バレエ音楽「魔法の鍋」
/アレトゥーザ(メゾ・ソプラノと管弦楽のための短詩)
演奏・歌/マルツィオ・コンティ(指揮)
パレルモ・マッシモ劇場交響楽団、
ダミアーナ・ピンティ(メゾ・ソプラノ)
チャンネル:マルチチャンネル・サラウンド・サウンド(5.1ch)、2ch 
ステレオ、CDスタンダード・ステレオ(全トラックを3つのチャンネルで収録)
まだまだ全貌が知られていないレスピーギの、新しい一面を聴かせてくれる
一枚。シェリーの詩を使った「感覚」などメゾ・ソプラノ歌手だった妻のた
めに作曲した歌曲、ロシアの音楽をベースにディアギレフの委嘱で書かれた
バレエ音楽を収録しました。

777139-2 \1980
カリヴォダ(1801-1866):
交響曲第5番/同第7番(世界初録音)/序曲第16番
演奏/クリストフ・シュペリング(指揮)ダス・ノイエ・オルケスター 
チェコのプラハに生まれたカリヴォダは、シューマンの援護を受けて多くの
作品を生み出し、ベートーヴェンの再来という評も出たほどの才能。ロマン
派交響曲の幅広さを知るため、ぜひともチェックしていただきたい一枚でしょ
う。

777151-2 \1450
オンスロウ(1784-1853):九重奏曲/五重奏曲
演奏/マーアロット五重奏団、マンデルリンク弦楽四重奏団、
ヴォルフガング・ギュトラー(コントラバス) 
ポスト・ベートーヴェンの一人として当時の人気作曲家だったオンスロウです
が、ここ数年で多くの作品が録音され、復権へとつながっています。特に管楽
器も含めた「九重奏曲」は、ベートーヴェンやシューベルトが類似した編成で
書いている作品に並ぶ佳曲です。

777192-2 2枚組 \1980
ネルーダ(1843-1915):
チェロ協奏曲第1番-第5番(ライヴ録音:2005年5月19-20日、デッサウ)
演奏/ベアーテ・アルテンブルク(チェロ)、
ゴロー・ベルク(指揮)デッサウ・アンハルト・フィルハーモニー 
デンマークのコペンハーゲンで活躍し、チェリストとしても名前を挙げたネル
ーダの協奏曲集。自らの演奏のために書かれ、このライヴ録音は自筆譜をあた
っての蘇演と言うべき貴重なもの。北欧音楽ファンには、ロマン派の一面を垣
間見るように聴いていただきたい一枚です。

777193-2 \1480
ザレブスキ(1854-1885):<ピアノ作品集>
グランド・ポロネーズ/薔薇と棘/子守歌/タランテラ/ヴァルスOp.27-2/
同-Op.27-6/メロディア/マズルカ
演奏/マリアン・ミカ(ピアノ) 
リストに師事し、ポーランドのヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして活躍した
ザレブスキ。30歳足らずで亡くなり忘れられた存在となりましたが、19世紀
ヴィルトゥオーゾの系譜を語る際に注目したい音楽家であり、その作品から
テクニックをうかがい知ることができるでしょう。




<First Edition>
FECD1909 \2080
<ポーランドの現代作品集>
ルトスワフスキ:ルイヴィルのためのファンファーレ
(録音:1987年4月29日)* 
ペンデレツキ:デ・ナトゥラ・ソノリス第2(録音:1972年5月17日) 
スクロヴァチェフスキ:夜の音楽(録音:1981年4月28日) 
パヌフニク:夜想曲(録音:1965年5月9日) 
タンスマン:カプリッチョ(録音:1955年4月)* 
ラトハウス:管弦楽のための前奏曲(録音:1954年6月) 
※すべて世界初録音 *印はルイヴィル管弦楽団委嘱作品 
タンスマンのみモノラル録音
演奏/ローレンス・レイトン・スミス(指揮……ルトスワフスキ)、
ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮……ペンデレツキ)、
ジョン・ネルソン(指揮……スクロヴァチェフスキ)、
ロバート・ホイットニー(指揮……パヌフニク、タンスマン、ラトハウス)
ルイヴィル管弦楽団 
1940年代から80年代まで、幅広い時期に作曲されたものであり、民族楽派から
トーン・クラスター、機能主義的な作品など、20世紀ポーランド音楽史の歩み
を垣間見るようなセレクションにもなっています。近年は日本の指揮台に立つ
ことが多くなったスクロヴァチェフスキの、バルトークを思わせる作品も聴
きものです。

FECD1911 \2080
<ハンガリーの現代作品集>
シェイベル:クラリネットと弦楽のための小協奏曲(録音:1969年5月9日) 
ドラティ:チェロ協奏曲(録音:1977年10月2日) 
コダーイ:交響曲(録音:1962年11月14日) ※すべて世界初録音
演奏/ホルヘ(ジョージ)・メスター(指揮……シェイベル、ドラティ)、
ロバート・ホイットニー(指揮……コダーイ)ルイヴィル管弦楽団、
ジェームズ・リヴィングストン(クラリネット)、
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ) 
指揮者として有名なドラティの作品は、民謡風の第2楽章やエルガーの協奏曲
を思わせる深い情感が印象的な作品(シュタルケル入魂の演奏)。民俗舞曲風
のシェイベル作品、日本の情緒とも共通点がありそうなコダーイ作品も聴きも
のでしょう。



<cpo DVD-Video>
777194-2(DVD-Video) \3960
レハール(1870-1948):
オペレッタ「ルクセンブルク伯爵」(独語歌詞)
(ライヴ収録:2005年7月16日、ウィーン、アン・デア・ウィーン劇場[ウィ
ーン・クランクボーゲン音楽祭2005])
歌・演奏/ボー・スコウフス、ユリアーネ・バンゼ、ライナー・トロスト、
ガブリエーレ・ボーネ、アンドレーアス・コンラート、
エーファ・マリーア・マロールト、シュテフェン・レスラー、
アルフレート・エシュヴェ(指揮)
ウィーン放送交響楽団、ウィーン・クランクボーゲン音楽祭合唱団、
ミヒャエル・ショッテンベルク演出、 他 
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:ドルビー・デジタル5.1、
PCMステレオ/135分/英・仏・独語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
「ほほえみかける幸福」「ルクセンブルク・ワルツ」といった素晴らしいアリ
ア、ワルツもふんだんにある作品であり、スコウフスやバンゼほかの名歌手
たちによって作品の魅力が倍増。当初はCD制作だったものの、演出など視覚
的な素晴らしさを考慮してDVD化されました。オペレッタ・ファンは必見です。



<ARTHAUS MUSIK DVD>
101401 \2880
<ホセ・カレーラス − ウィーン・カムバック・リサイタル>
(ライヴ・コンサート収録:1988年9月16日、オーストリア、ウィーン国立歌
劇場)/スペシャル・フィーチャー[画面上に歌詞を表示させることが出来ま
す]
歌・演奏/ホセ・カレーラス、ヴィンチェンツォ・スカレーラ(ピアノ)
NTSC方式/画像構成比:4:3/音声方式:PCMステレオ/120分/片面二層ディ
スク(DVD9)
ホセ・カレーラスのDVD7枚シリーズ、その第1弾としてリリースされるのは白
血病から立ち直ってステージ復帰した感動的なコンサートです。カレーラス・
ファンはもちろん、オペラ・ファンも、素晴らしい歌手の貴重な記録として
持っていたい一枚でしょう。



<OPUS ARTE DVD>
OA0949D 3枚組 \6150
ワーグナー(1813-1883):
「神々の黄昏」- 楽劇「ニーベルングの指環」第三夜(独語歌詞)
エクストラ・フィーチャー[キャスト・ギャラリー/オペラ概要/プレゼンタ
ーのジーマン、作曲家ヴァヘマンズ、デ・レーウによる「神々の黄昏」紹介]
(ライヴ収録:1999年、オランダ、アムステルダム、音楽劇場)
歌・演奏/ハインツ・クルーゼ、ヴォルフガング・シェーネ、
ヘンク・スミット、クルト・リドル、ジャニーヌ・アルトマイアー、
エーファ=マリーア・ブンドシュー、アンネ・イェヴァング、
ヘベ・ダイクストラ、イルムガルト・ヴィルスマイアー、
キルシ・ティーホネン、ガブリエーレ・フォンタナ、ハンナ・シャー、
キャサリン・キーン、
ハルトムート・ヘンヒェン(指揮)
ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団、
ピエール・アウディ(演出)、石岡瑛子(衣装)
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、
LPCMステレオ/269分(オペラ253分、エクストラ16分)/英・仏・独・西・
伊・蘭・日本語字幕付き/片面一層ディスク(DVD5)&片面二層ディスク(DVD9)
アムステルダム音楽劇場を舞台に、アウディの近未来的ステージ演出とヘン
ヒェンの手堅くも躍動的な指揮で独自の世界観を作り上げた、指環4部作の完
結編。

OA0955D \2850
ブリテン(1913-1976):
フィルム「グローリアーナ」(英語歌詞)(エリザベス1世役にジョーゼフィ
ーン・バーストーを迎えた、ブリテンの歌劇のフィリダ・ロイドによるフィル
ム・バージョン(1999年、オペラ・ノースの再演作品に基づく))/エクス
トラ・フィーチャー[キャスト・ギャラリー/ジョーゼフィーン・バースト
ー、フィリダ・ロイド、トム・ランドル、ポール・ダニエルとのインタビュー]
歌・演奏/ジョーゼフィーン・バーストー、トム・ランドル、
エマー・マギロウェイ、デーヴィッド・エリス、スザンナ・グランヴィル、
エリック・ロバーツ、クライヴ・ベイリー、リチャード・ホワイトハウス、
ヒラリー・ジャクソン、イアン・パターソン、マシュー・マディマン、
クリストファー・ラーヴィン、クリストファー・スペイト、
ポール・ダニエル(指揮)
イギリス・ノーザン・フィルハーモニア、
デーヴィッド・グリード(コンサートマスター)、
オペラ・ノース合唱団、フィリダ・ロイド(演出)
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、
LPCMステレオ/138分(オペラ101分、エクストラ37分)/英・仏・独・西・
伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
現エリザベス女王の即位を祝う時期に作曲・初演され、エリザベス1世のセン
セーショナルな恋愛を描いたことで問題作とされたオペラ。ルネサンス舞曲
などを用いながら楽しい雰囲気を作り、まるで20世紀のシェイクスピア劇を
思わせる作品に仕上がっています。ライヴではなく映画として制作された作
品であり、まさに音楽美と映像美の合体だと言えるでしょう。

OA0956D \2380
ラモー(1683-1764):
モテット「主がシオンの繁栄を回復したもうとき」/コンセール用のクラヴ
サン曲集[コンセール第3番-内気/コンセール第3番-ラ・ラ・プープリニエ
ール/同コンセール第4番-ラモー]/伝記ドキュメンタリー「本当のラモー」
(ウィリアム・クリスティ、ジョン・エリオット・ガーディナー、シルヴィ
・ブイス、アンドレイ・シェルバン、ローラン・ペリーのインタビューを含
む)(収録:2004年、パリ、アンヴァリッド、サン・ルイ教会)
歌・演奏/[モテット]ニコラ・リヴァンク、ソフィー・デイヌマン、
ジェフリー・トンプソン、オルガ・ピターチ、
ウィリアム・クリスティ(指揮)レザール・フロリサン(管弦楽・合唱) 
[コンセール用のクラヴサン曲集]ベアトリス・マルタン(クラヴサン)、
パトリック・コーエン=アケニヌ(ヴァイオリン)、ニマ・ベン・ダヴィド
(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、セルジュ・サイッタ(フルート)
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:DTSサラウンド、
LPCMステレオ/97分(演奏39分、ドキュメンタリー58分)/英・仏・独・西
・伊語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
オペラ公演「遍歴騎士」で来日が予定されているクリスティ&レザール・フ
ロリサンですが、この作品は予習用にも最適。美しい教会での収録映像であ
り、音楽の雰囲気作りには最適です。ドキュメンタリーは、なかなかこの作
曲家の実像へと迫るチャンスがないだけに貴重。フランス・バロックの入門
アイテムとしてもおすすめです。



<Euro Arts DVD>
2050146 \2700
<ピエール・ブーレーズ・コンダクツ・モダン・クラシックス>
ベルク:
歌劇「ルル」からの5つの交響的小品-第2番「オスティナート」/同-第3番
「ルルの歌」/同-第4番「変奏曲」/同-第5番「アダージョ」 
ドビュッシー:
ボードレールの5つの詩-噴水/フランソワ・ヴィヨンの3つのバラード 
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」
(ライヴ収録:2000年4月25日-26日、ドイツ、ケルン・フィルハーモニー
[トリエンナーレ音楽祭])
演奏・歌/ピエール・ブーレーズ(指揮)シカゴ交響楽団、
クリスティーネ・シェーファー(ソプラノ)
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/91分/英・独・仏語字幕付き/片面二層
ディスク(DVD9)
CDでも名演を披露しているコンビが、得意とするレパートリーを指揮・演奏
しているコンサート・ライヴ。ブーレーズの精緻な指揮ぶりで音楽づくりの
秘密がわかり、シカゴ響の見事な演奏(ソリスト級の名手たちを映像で)が、
近代作品の醍醐味を伝えてくれます。TDKコアから既発売の映像と同じもので
す。

2050406 \2700
<スウィンギング・バッハ:ボビー・マクファーリンとゲスト>
J.S.バッハ:
協奏曲BWV.972-第1楽章/同-第3楽章/管弦楽組曲第1番-第6曲「ブレーI/II」
/平均律クラヴィーア曲集第1巻-フーガ第5番/2つのヴァイオリンのための
協奏曲-第1楽章/同-第3楽章/トッカータとフーガ ニ短調/管弦楽組曲第3番
-第2曲「アリア」/同-第3曲「ガヴォット」/同-第5曲「ジグ」/ファッジ
・フーガ ト短調/バッハのランチ − J.S.バッハの主題による変奏曲/雪が
何?/ディコンストラクティング・ヨハン/「目覚めよ、と呼ぶ声あり」に
よる即興曲/トッカータ、ファンクとコラール/J.S.バッハ=マイルス・デイ
ヴィス:セヴン・ステップス・トゥ・バッハ/管弦楽組曲第2番-第6曲「メヌ
エット」/同-第7曲「バディネリ」/バッハ・メドレー/即興曲第1番/即興
曲第2番/J.S.バッハ=グノーの「アヴェ・マリア」による即興曲/チェンバ
ロ協奏曲第5番のラルゴによる即興曲/ブランデンブルク協奏曲第3番-第3楽章
/チェンバロ協奏曲第3番-第3楽章
(ライヴ収録:2000年7月28日 ドイツ、ライプツィヒ、マルクト広場)
歌・演奏/ボビー・マクファーリン(ヴォーカル)、
ギル・シャハム(ヴァイオリン)、アデーレ・アンソニー(ヴァイオリン)、
ジャック・ルーシェ・トリオ、キングズ・シンガーズ、ジャーマン・ブラス、
イルジー・スティヴィーン(フルート)、コレギウム・クォドリベット、
タートル・アイランド・ストリング・カルテット、
クンテセンス・サキソフォン五重奏団、
クリスティアン・ガンシュ(指揮)
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/124分/英・独・仏語字幕付き/片面二層
ディスク(DVD9)
ジャズばかりでなく、クラシックやヴォーカル・ファンなど幅広いリスナー
を魅了してきたボビー・マクファーリン。J.S.バッハの音楽を自ら歌い、アレ
ンジして聴かせるステージはまるで宝箱のようです。登場するゲストたちも
バラエティに富んでおり、楽しいままに時間が過ぎる一枚だと言えるでしょ
う。TDKコアから既発売の映像と同じものです。

2054708 \2700
<ディヴァイン・ダンサーズ>
マスネ:マノン(抜粋)
(レイソン・ルーカス編曲、ケネス・マクミラン振付) 
ワイル:どのくらい長い時間(クシシトフ・パストル振付) 
ラフマニノフ:想い出(ジュリアン・レステル振付) 
フランク・シナトラ、ポール・アンカ:マイ・ウェイ
(シュテファン・トス振付) 
プーニ:ファラオの娘(抜粋)(ピエール・ラコット振付) 
パーセル:ムーア人のパヴァーヌ(ホセ・リモン振付) 
ガーシュウィン:フー・ケアーズ(ジョージ・バランシン振付) 
チャイコフスキー:眠りの森の美女-グラン・パ・ド・ドゥ
(マリウス・プティパ、ルドルフ・ヌレエフによるシャルル・ジュード振付)
ブレル:アムステルダム(ベン・ヴァン・コウヴェンベルグ振付) 
レ・ブルジョワ(ベン・ヴァン・コウヴェンベルグ振付) 
グラズノフ:ライモンダ(抜粋)(マリウス・プティパ振付) 
(ライヴ収録:2006年1月11日、チェコ、プラハ国立劇場)
ダンサー/ポリーナ・セミョーノワ、イゴーリ・ゼレンスキー、
ナターリャ・ホフマン、アルティン・カフティラ、デルフィーン・バイ、
ダニール・シムキン、ドミトリー・シムキン、マリア・アレクサンドロワ、
セルゲイ・フィリーネ、シャルル・ジュード、ステファニー・ルーブルト、
ジャン=ジャック・エルマン、ヴィヴィアナ・フランシオシ、
オクサーナ・クチュルク、ロマン・ミハリョフ、マレク・トゥーマ
NTSC方式/画像構成比:16:9Anamorphic/音声方式:PCMステレオ、
ドルビー・デジタル5.1、DTS5.1/90分/英・独・仏・西語字幕付き/片面二
層ディスク(DVD9)
今年の1月に行われたバレエの祭典とも言うべきステージは、バレエ&ダンス
・ファン必見。スター・ダンサーたちが集い、クラシックからコンテンポラ
リーまでさまざまな時代のダンスを見せてくれる、まさに映像で楽しむスタ
ー・カタログだと言えるでしょう。



<DVD International>
DVDI0734 \1750
<プラネット・アース:南アメリカ-宇宙から見た地球の映像>
[ソング・インデックス:ア・ラ・カサ・デル・ナンドゥ/カロ・ニーノ/
ソロ・デ・ケーナ/ダンサ・デ・カラ・ルナ/ダンサ/ウアラ/エストゥディ
オ・パラ・チャランゴ/ミス・リャミタス/シクリャダス/マリアナ・キサ
ス/ドレンシャス/カパク・チュンチュ/ラ・マルーサ/ティンク/エル・
メルカド・デ・テスタッショ/パスクラ・リンダ]/追加フィーチャー
[映像・音楽はDVD-VIDEOと同内容です。PCがインターネットに接続されて
いる場合、各映像に関するミッションの詳細をご覧いただけます。ディスク
には200以上の地球の画像(低・中・高解像度フォーマット)が含まれてい
ます]
作曲・演奏/インティ・イリマニ
NTSC方式/画像構成比:16:9(1.78:1)、4:3Letterbox/音声方式:
ドルビー・デジタル5.1サラウンド・サウンド、DTS6サラウンド・サウンド
/70分/英語字幕付き/片面二層ディスク(DVD9)
スペース・シャトルと国際宇宙ステーションから地球を観た美しい映像シリー
ズの最新盤。7月新譜の北アメリカ大陸に続き、南アメリカ大陸を宇宙より俯
瞰。各種の学習に資料として使用も可能であり、環境ヴィデオとしても楽し
めるという、さまざまな用途があるでしょう。Windows PCではDVD-ROMとして
も利用できますので、ますます用途が広がるはずです。

<TESTAMENT>
SBTLP0119 19枚組 \89600
★ご注文締め切り日 8月3日
締切日までのご注文は必ず商品確保いたしますが、それ以降のご注文は確保
出来ない場合がございます。お早めにご検討下さい。(Goodies)

美麗重量アナログ盤
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」全曲
1955年録音 ステレオ
完全限定盤!
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 
指揮:ヨーゼフ・カイルベルト
お待たせいたしました!発売告知からお問い合わせ殺到の55年スレテオ・リ
ングのアナログ19枚組、遂に登場!末永く語り継がれるであろう名演名録
音にして、二度と手に入らない完全限定BOX!
イギリス、ドイツ、アメリカそして日本。ヒートアップするカイルベルト
55年リングへの絶賛。これほどまでになった現象は、このリングが「2006年
の話題盤」にとどまらず、5年後10年後にワグネリアンになった方も必ず「聴
いてみたい!」と思われる不朽の名盤となることを決定付けたといって過言
でありません。しかしながら、CDよりも鮮明に当時の空気を描き出すLPによ
る全曲BOXは、この機会を逃すと二度と手に入らないもの。しかも世界で限
定1,000セットとなると、その貴重度は計り知れません。
この1,000セットという数も、採算を度外視し、スタンパーを最高クオリティ
で保てるだけの数ということで決定されました。プレスに関してテスタメン
ト社に問い合わせたところ、なんと「企業秘密につき教えられない。」との
答えが。納得のいくプレス工場に辿りつくまでヨーロッパ中を探し、遂に巡
り合った究極のプレス工場だとのことで、「もしもプラント名が知れ渡れば、
これからLPをリリースするどこの会社もそこを使うに決まっている」との自
信。テスタメント社側だけでなく、日本でも専門家の方々が一見して「これ
は凄い!」と、お墨付きを頂戴しています。装丁も、4つのオペラそれぞれ
が個別のBOXにもちろんLPサイズの解説とともに収められ、その4つの箱がシ
リアル・ナンバー付きのハード・ケースに収められるという豪華版。お届け
は、このケースをさらに紙ケース(POSと品番のみ表記)に収めたものにな
りますので、配送、お持ち帰りも安心です。(とはいえ、重量レコード180g
x19枚ですので重いです・・・。)
そして、なんと。このアナログBOXは全世界に先駆けて、日本が先行発売で
きることとなりました。割り当て数やシリアル・ナンバーの若い番号が手に
入るなど、有利な条件が揃います。
周辺部分についてばかりお伝えしましたが、突き詰めればすべては内容の音
楽です。fineNFの名エンジニア福井氏いわく「録音が大変すばらしいことは
事実だが、正直、55年当時のエンジニアは誰一人、CDというフォーマットの
出現を想像だにしていなかった。なので、録音もLPの特質を最大限生かすよ
うに製作されており、CDよりLPで聴くほうが音楽の美質がより発揮されるの
はやむを得ないこと。」とコメントくださいました。最高の音楽を最適な
フォーマットで聴く。ここに今回のLP発売の真意があります。ですので、
貴重な物だからといって棚にしまっておくのではなく、それこそ溝が擦り切
れるまで何度でも針を落とし、感動を味わって頂きたい、これこそが発売
に関わった者すべての願いでもあります。




<Arion>
ARN68714 \2180
マルカントワーヌ・シャルパンティエ (1643-1704):
ポール・ロワイヤルのためのミサ曲 H.5
ギョーム・ガブリエル・ニヴェール (1632-1714):
オルガン曲集 第1-3巻より
フレデリック・ムニョース(Org)
アンサンブル・アリアンナ
指揮:マリー=ポール・ヌヌ
ルイ王朝期、リュリと並び立ったとされるシャルパンティエ。残された作品
も多く、フランス楽壇の巨人であることは間違いないのですが、実は生年す
らはっきりしないところもあり、作品の録音も多いとはいえません。ニヴェ
ールは、3巻にわたるオルガン曲集を出版していますが、これに含まれる作品
はすべて、典礼時に聖歌隊と交互に演奏されることを目的に作られたもので
す。(ニヴェールのこの出版がこうした曲集の初めてのもので、後のフランス
楽派のスタンダードになっています。)今回のアルバムでは、こうした習慣
が忠実に再現され、シャルパンティエのミサ曲と交互に、ニヴェールの作品
が現れる構成になっています。
こうした興味深い試みを歴史的遺産でもあるサン・ポン・ド・トミエール教
会で収録したのがこのアルバム。この教会のオルガンも歴史的に大変貴重な
ものです。アンサンブル・アリアンナは、パリ近郊の有名な修道院学校の女
生徒で構成された声楽アンサンブルで、前作のヘンデル&ヴィヴァルディの
カンタータ集(ARN 68635)では、モンテヴェルディ賞も受賞。若いながらも
その実力はすでに証明済み。アルバム構成から収録場所、プレイヤーとすべ
てにおいて最高の選択がなされた一枚です。
アートワークも非常に美しい、デジパック仕様。

ARN68015 \2180
シャルパンティエ:真夜中のミサ H.9
同:讃歌「主の生まれ給いし時」 H.314
同:器楽のためのノエル H.534
マリー=クロード・ヴァラン(S)、ジャン=ルイ・バンディ(B)、
ジル・ラゴン(C-T)
ナント声楽アンサンブル
指揮:ポール・コレオ

ARN68037 \2180
シャルパンティエ:「サロモンの判決」 H.422
同:聖クサヴィエへの敬意を表す讃歌 H.355
ナント声楽アンサンブル
アンサンブル・ストラディヴァリア
指揮:ポール・コレオ
シャルパンティエの新録新譜発売にあわせて、Arionが誇る過去のシャルパン
ティエ作品を2作、復活させます。上の一枚は、完全にクリスマスをモチーフ
にしたもので、8月新譜は季節ハズレではありますが、真夏に聴こうがその価
値が薄れることなどない極上のアルバムです。(とはいえ、今年のクリスマ
ス特集には忘れずラインナップして頂きたい一枚でもあります。)多くの傑
作を残しながらも、録音が多いとはいえないシャルパンティエにじっくり耳
を傾けてみるには絶好の機会です。

ARN68461 \2180
ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集 Vol.1
弦楽四重奏曲 第4番 ニ長調 作品83
弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 作品110
弦楽四重奏曲 第13番 ロ短調 作品138
ドビュッシー弦楽四重奏団
99年にリリースが開始されたドビュッシーQのショスタコーヴィチ弦楽四重奏
曲全集。2006年、ショスタコーヴィチ・イヤーを迎え、同時にその評価も高
まり、すでに第1巻が手に入らないことにご批判も頂いておりました。アニ
ヴァーサリー・イヤーということもありここに復活とあいなりました。これ
で、全6巻15曲が揃います。ご存知、6巻目にはル・ゲが参加したピアノ五重
奏曲も併録。
Vol.2 第3,7,10番 ARN 68506
Vol.3 第1,5,12番 ARN 68534
Vol.4 第6,9,11番 ARN 68596
Vol.5 第2,14番 ARN 68674
Vol.6 第15番&P五重奏 ARN 68675





<MD+G>
60413972 \2080
90413976(SACD-Hybrid) \2950
チャイコフスキー:ピアノ作品集
1.ポロネーズ
2.子守歌 作品16-1
3.おお、その歌を歌ってくれ 作品16-4
4.なぜそんなに 作品16-5
5.常動曲
6.四季
7.ドゥムカ
レフ・ヴィノクール(Pf)
録音;2006年3月
レフ・ヴィノクールはサンクトペテルブルク出身の36歳。13歳の時になんと
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルと共演してデビューしたという
技巧派ピアニストです。クララ・シューマン・コンクールに優勝、95年のブ
ゾーニ国際コンクールでは5位に入賞しています。既にARTE NOVAやTELOSレ
ーベルから数枚のアルバムをリリース。MDGデビュー盤はお国物チャイコフ
スキーのピアノ作品集です。「四季」をメインに据え、ピアノ曲のみならず
歌曲からの編曲も収録。テクニックもさることながら、美しいタッチも魅力
的です。
同時にSACDハイブリッド盤もリリース。すでに高い評価を得ているMDG独自
の「2+2+2」録音によるマルチチャンネル・サウンドがお楽しみいただけま
す。管弦楽作品やオルガン録音に絶大な威力を発揮すると思われがちなこの
技術ですが、一番難しいともいわれるピアノ録音においての有効性も是非、
ご体感ください。

30813932 \2080
90813936(SACD-Hybrid) \2950
「14人のフルーティスト、セカンド・アルバム」
フルート・ウェイヴ
1.ヘンデル:シバの女王の入場
2.ラヴェル:「クープランの墓」より前奏曲-メヌエット-リゴードン
3.ヴェルディ:歌劇 「椿姫」前奏曲
4.モーツァルト:歌劇 「フィガロの結婚」 序曲
5.メンデルスゾーン:劇音楽 「真夏の夜の夢」より スケルツォ
6.バッハ:協奏曲 ハ短調 BWV1060
7.マシューズ:海とフルートの波
8.ディニク:ホラ・スタカート
9.マンシーニ:「ピンク・パンサー」組曲
ベルリン14人のフルーティストたち
アンドレアス・ブラウ(Fl)、他
録音:2005年6月
ベルリン・フィル首席奏者ブラウが中心となって1996年に結成された「ベル
リン14人のフルーティストたち」。ベルリンのオーケストラの首席奏者たち
が揃いも揃ったゴージャスなアンサンブルとしてしられ、第1作「ダンシン
グ・フルート」もスマッシュ・ヒットとなりました。4年振りとなるセカン
ド・アルバムがようやく登場です。タイトルの「フルート・ウェイヴ」は彼
らが現代作曲家ジークフリート・マシューズに委嘱した新作。他にもクラシ
ックの名曲に混じってマンシーニの「ピンク・パンサー」組曲が収録されて
います(ピンク・パンサーはドイツで人気なのでしょうか?ベルリン・フィル
の金管アンサンブルもよく演奏しています)。メンバーのほとんどがベルリ
ンの主要オケ・メンバーという強者ぞろい。ピッコロからサブコントラバス
・フルートという巨大フルートまでを駆使し、フルート属の無限の可能性を
見事に導き出しています。

30913842 \2080
テレマン:組曲、ソナタと協奏曲集 Vol.4
協奏曲 ト長調 TWV43:G5
組曲 ホ長調 TWV55:E2
協奏曲 変ロ長調 TWV52:B1
ソナタ ニ長調 TWV41:D1
協奏曲 イ短調 TWV43:a3
ムジカ・アルタ・リパ
録音:2005年5月
まもなく結成四半世紀を迎えるドイツの古楽器アンサンブル、ムジカ・アル
タ・リパのテレマン集第4巻。今までの3枚は各国の音楽専門誌で高い評価を
得ています。
Vol.1 MDG 309 1189-2 \2080
Vol.2 MDG 309 1250-2 \2080
Vol.3 MDG 309 1314-2 \2080

61314132 \2080
シュライエルマヒャー:室内楽作品集
オート・ファクトリー・ウィズ・ホーン・ルーム
オーボフォン
ヴィオラとバス・クラリネットのための3つの小品
メルスブルガー序曲ウィズF.L.
ネットワーク
ザクセン・ブラス・アンサンブル
ノリコ・キタムラ、アネリー・シュヴァネベック、ロベルト・マッテス、
クリスチャン・レショウスキ、ミニョン・リー、
サンドラ・クライン(Ob,E.Hr)
ドロテア・ヘムケン(Vla)、フォルカー・ヘムケン(B.Cl)、
ミヒャエル・ショーンハイト(Org)、
アンサンブル・アヴァンギャルド
シュテファン・シュライエルマヒャー(Pf,サンプリング)
録音;2002-2006年
現代音楽のピアニストとして、ケージの全集をはじめMDGに多くの録音を残し
ているシュライエルマヒャー。今回のアルバムでは、なんと彼自身の作品、
とりわけ室内楽がフィーチャーされています。「オート・ファクトリー」は
高級車メーカーBMWの委嘱で2005年に書かれた作品。9人の金管奏者の演奏に
工場のノイズが絡みます。ノイズのサンプリングではシュライエルマヒャー
自身が行っており、こんなところでも多才ぶりを発揮。オーボフォンは6人の
オーボエ奏者のために2003年に書かれた作品。「3つの小品」はゲヴァントハ
ウス管のバス・クラリネット奏者でバス・クラ作品をいつも探しているヘム
ケンのために、シュライエルマッヒャーが2003年から2005年にかけて毎年誕
生日プレゼントとして書いた作品で、同じオケのヴィオラ奏者である奥さん
との二重奏ができるように書かれています(このCDではご本人達が演奏して
います!)。さらにメルゼブルガー序曲は、メルゼブルク(テンシュテットの
故郷でもあります)の大聖堂のオルガンが2004年に再建された際、その献堂
式のために書かれた作品で、F.L.はフランツ・リストのこと。リストはこの
大聖堂の最初のオルガン献堂式に作品を書く予定でしたが、間に合わなかっ
たという史実があります。そして「ネットワーク」はドイツの学術研究機関
であるマックス・プランク協会のメルクル議長退任に際して2002年に書かれ
た作品。
とにかく、シュライエルマヒャーの圧倒的な才能と仕事量に多面的に触れる
ことができる貴重なアルバムです!

60102502 \2080
ゴルトベルク:チェンバロ協奏曲全集
協奏曲 変ホ長調
協奏曲 ニ短調
ワルデマール・デーリング(Cem)
ソフィア・ソロイスツ
指揮:エミール・タバコフ
録音:1986年
バッハのゴルトベルク変奏曲は、弟子であったこのゴルトベルクが仕えてい
た王様の不眠症を治すために書かれた作品です。そのゴルトベルクはバッハ
に学び、チェンバロの名手でもありましたが、少ないながらも作品を残して
おり、このアルバムは彼の協奏曲を録音したもの。今回久々に再発売されま
す。




<AMBITUS>
AMB96887 \2180
Classic4Sax - ディッファレント・ストーリーズ
フローリオ:四重奏曲 (アレグロ・デ・コンチェルト)
ラヴェル:ボレロ
バーンスタイン:
「ウェスト・サイド・ストーリー」より アイ・フィール・プリティ、
バルコニーのシーン、チャチャ、アメリカ
フロレンツォ:サド-アメリカ
ドリヴェラ:ワパンゴ
ハンス=ヨアヒム・マルクス:シェーファーリート
ペック:ドラスティック・メイジャース
ウィルバーニー:ウラ・イン・アフリカ
マイケル・ナイマン:トニーへの歌
カーティス:クレツマー・トリプティシュ
ブラームス:こんばんは、おやすみなさい
Classic4Sax
ラス・オーセンビュルグ (S-Sax)、ヴォルフラム・バーチュ (A-Sax)、
カローラ・エルスナー (T-Sax)、キャサリーナ・トムセン (B-Sax)
ドイツでは、サックス四重奏がブームなのでしょうか?先月もMDGからアリア
ージュ・カルテットの「真夏の夜の夢」が発売となったばかり。同じくMDGに
は「24のカプリース」をサックスで録音してしまったラフ・ヘケマが参加す
るアカレファクス・リード重奏団も在籍し、木管アンサンブルでのアレンジ
物録音がどれも好評を得ています。今回のAMBITUS盤も好企画。ディッファレ
ント・ストーリーズとタイトルにありますが、これは伝統とは異なる現代音
楽作品という意味と、よく知られた作品の別の側面という意味を同時に含ん
でいます。とりあげられている作曲家も多彩で、バーンスタインがいると思
えば、マイケル・ナイマンからブラームス、さらには初めて名前を聞く作曲
家まで。楽器の移り変わりが妙でもあるラヴェルの「ボレロ」まで含まれて
おり、サックス4本でどんなアプローチが聴けるのかも大変たのしみ(演奏時
間は4分くらい)な一枚です。




<Reference>
RR106 \2080
シルクロード・アンサンブルのピアニスト、ソロ・デビュー!
ジョエル・ファン(Pf)/ワールド・キー
1.サイグン:アクサク・リズムによるスケッチ(トルコ)
2.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第3番 イ短調 作品28より(ロシア)
3.スッカーリ:La nuit du Destin(シリア)
4.El-Dabh:Sayera(エジプト)
5.陳基鋼(チェン・ギガン):Instants d'un opera de Pekin(中国)
6.リスト:
ヴェルディの「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ(ハンガリー)
7.ボルコム:...la belle rouquine(アメリカ)
8.スカルソープ:夜の(オーストラリア)
9.シューマン:ピアノ・ソナタ第2番 ト短調 作品22より(ドイツ)
10.ヴァスクス:Kantate(ラトヴィア)
ジョエル・ファン(Pf)
ジョエル・ファンは1969年ニューヨーク生まれの中国系アメリカ人ピアニス
ト。ヨーヨー・マ率いるシルクロード・アンサンブルのメンバーで、ワール
ド・ツアーにも同行、コンサートの中ではヨーヨー・マの伴奏を務めるなど、
大スターからの信頼も厚い俊英ピアニストです。記念すべきデビュー盤とな
る今回のアルバムは、世界各地のピアノ曲を集めたもの。シルクロード・プ
ロジェクトに参加していただけに、中東やアジアなどの珍しい作品も選ばれ、
ありがちな名曲集とは一線を画す内容になっています。

RR107 \2080
ヴァージル・フォックス
ザ・バッハ・ガーメット-1976年サンフランシスコ・ライヴ!
1.幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
2.反復フーガ
3.羊たちは安らいで草を食む (狩のカンタータ BWV208 より)
4.トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564
5.マタイ受難曲より ファイナル BWV244
6.プレリュードとフーガ イ短調 BWV543
7.G線上のアリア BWV1068
8.プレリュードとフーガ ニ長調 BWV532
9.主イエス=キリストよ、われ汝を呼ぶ BWV639
ヴァージル・フォックス(Org)
録音:1976年、聖メアリー大聖堂、サンフランシスコ (ライヴ)
今年30周年を迎えるリファレンス。オーディオ・ファイル・メーカーとして
知られる同レーベルのエンジニアは、創立の年である1976年、ヴァージル・
フォックスのコンサートの録音を依頼されます。今や伝説となった手製の3
チャンネル・アナログ・レコーダーを用い、キース・ジョンソン博士が録音
として残したのがこのテープ。もちろん、メジャー・レーベルにも多くの録
音を残しているフォックスですので、権利のクリアには大変な時間を要した
ようですが、この記念すべき年に遂にリリースとなります!
3チャンネル・マスターをリファレンスが誇るHDCD技術を使ってCDフォーマッ
トに変換している点にも注目です。オーディオ・ファイル・メーカーの腕の
見せ所といわれるオルガン物ですので、アメリカ随一のオルガニスト、ヴァ
ージル・フォックスの音楽がどう蘇っているか、聞き逃せないリリースです。




<TELARC>
SACD60141(SACD-Hybrid) \3350
ラウンド・アップ ウェスタン映画主題歌集
1.ウエスタン・サウンド(効果音)
 牧場のシーン-ラウンド・アップ-疾駆する馬-馬のいななき
2.ロッシーニ:「ウィリアム・テル」序曲より フィナーレ
3.荒野の7人
4.「ザ・フューリーズ」組曲
ラウンドアップ:TVウエスタン・メドレー
5.ボナンザ
6.ローハイド
7.幌馬車隊
8.ライフルマン
9.西部開拓史
10.OK牧場の決闘
11.ポップス・ホー・ダウン
12.大いなる西部
13.ハイヌーン(真昼の決闘)
14.コヨーテの鳴き声とキャンプファイアーのシーン(効果音)
15.タイ・ヤイ・ユピ・ユピ・イェイ
16.シェナンドー
17.レッド・リヴァー・ヴァレー
18.峠のわが家
19.ラレドの通り
20.シルバラードからのテーマ集
フランキー・レイン (Vo)、ロン・マックロビー(口笛)、
5月祭男声合唱団
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
録音:1986年
Telarcで最もマルチチャンネル化のリクエストが多かったアルバム!
「ラウンド・アップ」はカンゼルが1986年に録音した西部劇のテーマ曲集で、
音楽のみならず馬のいななきや疾走音などの様々な効果音を収録し、当時の
オーディオ・ファン達をうならせたアルバムです。時代は変わり、SACDマル
チチャンネルが普及してくると、このアルバムも当然マルチチャンネル化の
リクエストが増えていったのですが、残念ながら2チャンネルのマスターし
か存在せず、どうしたらマルチチャンネル化できるかテラークのエンジニア
達も試行錯誤を繰り返してきました。そして、今回ようやくその方法が見つ
かり5.1チャンネル・サラウンドで蘇りました。詳細はブックレットや
TELARCのホームページ上で公開されていますが、複数のステレオ・マスター
の音を細分化し、それを再編集することで実現したようです。シンシナティ
・ポップスのはじけんばかりの楽しい演奏と、それを取り巻く効果音がサラ
ウンドの大迫力で堪能できます!

●NEW MID LINE
※カタログNO.の変更はありません。
CD80106 \1350
スター・トレック-壮麗なスペース・トリップ
1. ドーシー:アセント
2. R.シュトラウス:ツァラトゥストラはかく語りき(冒頭)
3. J.ゴールドスミス:スター・トレック メイン・テーマ
4. カレッジ:スター・トレック
TV「宇宙大作戦」のオリジナル・パイロット
5. フィリップス:宇宙空母ギャラクティカ メイン・テーマ
6. J.ウィリアムズ:スーパーマン 愛のテーマ
7. J.ウィリアムズ:スター・ウォーズ
スローン・ルーム&エンド・タイトル
8. J.ゴールドスミス:エイリアン クロージング・タイトル
9. J.シュトラウス:美しく青きドナウ
10. ハチャトゥリアン:「ガイーヌ」よりアダージョ
11. R.シュトラウス:
ツァラトゥストラはかく語りき(冒頭-オリジナル・ヴァージョン)
ドン・ドーシー(Keybord)
シンシナティ・ポップス・オーケストラ/指揮:エリック・カンゼル

CD80361 \1350
シンティレイション-コンドナシス・ハープ・リサイタル
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ、序奏とアレグロ
サルゼード:シンティレイション、星のきらめき
ドビュッシー:アラベスク、亜麻色の髪の乙女、神聖な舞曲と世俗的な舞曲
グランジャーニー:幻想曲
ガーシュウィン:前奏曲 第2番
ヨランダ・コンドナシス(Hp)

CD80626 \1350
ザ・ベスト・オブ・ラフマニノフ
1. 交響曲第2番より アダージョ
2. ヴェスプレより Bogoroditsye Devo, Raduisya (Rejoice, O Virgin)
3. 前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2 (オーケストラ版)
4. 前奏曲 ト短調 作品23-5
5. 「鐘」より アレグロ 作品35
6. 14の歌より ヴォカリーズ 作品34-14
7. 前奏曲 嬰ハ短調
8. 交響的舞曲より アンダンテ・コン・モート 作品45
9. パガニーニの主題による狂詩曲より アンダンテ・カンタービレ
10. ピアノ協奏曲 第2番 (抜粋)
11. ヴェスプレより Khvalite Imya Gospodne
12. ピアノ協奏曲 第3番より ファイナル
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:アンドレ・プレヴィン
ロバート・ショウ・フェスティヴァル・シンガーズ
シルヴィア・マクネアー(S)
ボルティモア交響楽団/指揮:デイヴィッド・ジンマン
シンシナティ・ポップス・オーケストラ/指揮:エリック・カンゼル
ラン・ラン(Pf)
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ユーリ・テミルカーノフ、他

CD80629 \1350
ザ・ベスト・オブ・ショパン
1. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
2. 夜想曲 作品15-1
3. ワルツ 第4番 作品34-3
4. 夜想曲 嬰ハ短調 作品27-1
5. 夜想曲 イ長調 作品28-7
6. 前奏曲 ホ短調 作品28-4
7. 前奏曲 ハ短調 作品28-20
8. 夜想曲 作品9-2
9. 夜想曲 作品72-1
10. 前奏曲 変ニ長調 作品28-15 「雨だれ」
11. ワルツ 嬰ハ短調 作品64-22
12. バラード 第3番 変イ長調 作品47
13. ワルツ 第1番 変ホ長調 作品18
14. アンダンテ・スピアナートと大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
15. 英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53
ジョン・オコーナー、ジョン・キムラ・パーカー、
マルコム・フレージャー(Pf)
ヨランダ・コンドナシス(Hp)、他

CD80632 \1350
ザ・ベスト・オブ・バーバー
1.「悪口学校」序曲 作品5
2.ヴァイオリン協奏曲 作品1-アンダンテ
3.弦楽のためのアダージョ
4.ノックスヴィル-1915年夏 作品24
5.ピアノ協奏曲 作品38-カンツォーネ
6.神の子羊
ロバート・マクダフィ(Vn)、ジョン・キムラ・パーカー(Pf)
シルヴィア・マクネアー(S)
アトランタ交響楽団/指揮:ヨエル・レヴィ
セントルイス交響楽団/指揮:レナード・スラットキン
ロバート・ショウ・フェスティヴァル・シンガーズ
指揮:ロバート・ショウ
よくある作曲家別コンピと侮るなかれ。上記3つのベスト・オブ・シリーズ
は2003年にトップ・プライスで発売されていたものです。さすがにトップ・
プライスではなかなか買う気になれない感じもしますが、今やDGのトップ・
ピアニストになったラン・ランの音源を含んだラフマニノフや他のレーベル
では作り得ないアメリカン・レーベルならではの「バーバー」など、テラー
クの魅力がいっぱい詰まった好企画盤。「最初からミッドで出してれば・・
・」なんて気もしますが、ミッド化されて一躍輝きを増すシリーズです!





<KLEOS>
KL5138 \2080
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 ハ長調 作品9-3
モーツァルト:ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
トリオ・デ・サーロ
アニ・カファフィアン(Vn)、バーバラ・ウェストファル(Va)、
グスタフ・リヴィナス(Vc)
トリオ・デ・サーロはトスカーナでの音楽祭「インコントリ・イン・テッラ
・ディ・シェナ」のために結成されたトリオ。実際のライヴも各地のプレス
で高い評価を得ています。





<DELTA CLASSICS>
DCCA-0025 \2415
モーツァルト:セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
(36年/37年録音)
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番(*)(15,May,1954)
モーツァルト:交響曲第40番(10,June,1949)
フルトヴェングラー(指揮)
ルフェビュール(p),BPO
フルトヴェングラーはモーツァルトをあまり得意にはしていなかった(?)
と言われているが、それは本当の事なのだろうか?
今回収録した3曲はモーツァルトの超有名曲でしかも各ジャンルに於ける代表
的な名曲であることは周知の事実であり、いろんな演奏家の録音と容易に比
較できる。
録音年代も違い、フルトヴェングラーのモーツァルト演奏のスタイルの変遷
を知る上でも面白いかもしれないが、これらの演奏を聞く限りとても「得意
ではなかった」というのは感じられらないが、あえて言うなら、全てフルト
ヴェングラー節になってしまっているところであろうか?しかし、そのスタ
イルで判断するのは無謀であり、「アイネ・クライネ」はやや重たさを感じ
るものの、強弱などがこの上なく美しい名演である。
ピアノ協奏曲は、54年にルガノでルフェビュールをソリストに迎えたもので
あり、出だしから感情豊かに始まる。この曲は出だしで全てが決まると言わ
れてるだけあり、テンポ設定などは抜群である。ルフェビュールのピアノも
一楽章から素晴らしい演奏を展開し、この曲で一番有名な二楽章の出だしは
極めて美しくはじまる。三楽章では、フルトヴェングラーとルフェビュール
はぶつかりあいながらピアノを引き立てドラマティックに終わる。正に究極
の20番といえる。
40盤は49年の物で他に2種類(44年、48年)の録音が残されているが、この
40番は重々しい演奏ではなくどちらかといえばきびきびした演奏である。こ
の演奏と44年は一楽章の提示部の反復はない。ライヴ故の傷は仕方がないが、
ベルリン・フィルの合奏力が伺える名演でもある。
ノイズを極力排除したというものの、マスターに起因するノイズは発生しま
す。予めご了承ください。尚、録音日は諸説ありますが、今回一般的に知ら
れている日を明記しております。
アイネ・クライネはSP盤からの復刻でありPolydor67156-8( 781 1/2 GE1、
679 1/2 GS1、680 1/2 GS1、681 1/2 GS1、785 1/2 GE1)です。
尚、ピアノ協奏曲二楽章(トラック6)において欠落がありますが、これは
使用音源によるものです。




<Accord>
4428213 4枚組 \4200
ショスタコーヴィチ:ピアノ作品集
24の前奏曲とフーガ 作品87
人形の踊り
24の前奏曲 作品34
5つの前奏曲 
格言集 作品13
ピアノ・ソナタ 第1番 作品12、ピアノ・ソナタ 第2番 作品61
3つの幻想的舞曲 作品5
ポルカ
カロリーネ・ヴァイヒェルト(Pf)
録音:1988年(ソナタ)、1991&92年(作品87)、
スタインウェイNo481000
1993年(作品34、他)、1997年(ポルカ)
生誕100周年にうれしい企画!新録当初から高評価だったヴァイヒェルトの
ピアノ作品集が4枚にまとめられてバジェット化!
モーツァルト・イヤーが盛り上がる一方、ショスタコーヴィチ関連商品も
続々発売となるなか、アコールから好企画が登場です。新録当初から大変評
価が高かったヴァイヒェルトによるショスタコーヴィチ作品をBOX化してプ
ライス・ダウンします。2台ピアノ作品は含んでいませんが、この4枚でほぼ
全集に近いところまで作品が揃うのも魅力。毎年年末にリリースされるアコ
ールBOXシリーズの一環ともいえるアート・ワークです。

<QUERSTAND>
VKJK0608(SACD-Hybrid) 2枚組 \2450(7月19日ご注文分までの特別価格)
通常価格 \3380
マーラー:交響曲第2番ハ短調 「復活」
ファビオ・ルイージ指揮
MDR交響楽団(ライプツィヒ放送響)、
クリスティアーネ・エルツェ(S)、藤村実穂子(Ms)
録音:2005年4月17日、ゲヴァントハウス,ライプツィヒ、ライヴ
※ァビオ・ルイージとMDR交響楽団のマーラー・シリーズ、今回はついに大
作「復活」である。「復活」は、かつては情念おどろおどろしい演奏が主流
であったが、ルイージは、イタリア人らしい流麗なフォルムと旋律の歌わせ
方、ドイツ人好みの見通しの良い骨格のしっかりした音楽、この二つの要素
を見事に融合させ、「復活」から驚くほど瑞々しい、青年マーラーの想いを
引き出している。ルイージはまだ今ほど注目されていない頃、1997年にウィ
ーン・トーンキュンストラー管弦楽団を指揮して「復活」(ORF、CD154)の
ライヴ録音を残しており、その頃からマーラーにユーゲントシュティル風の
美を復活させたと大きな評判を取ったものだった。その8年後の録音、ルイ
ージは大きな成長を遂げ、2007年からドレスデン州立歌劇場の音楽監督を務
めるだけの大指揮者に上ってきた。その成果がこの演奏にはっきりと聞いて
取れるだろう。

VKJK0615 \1680
モーツァルト:
フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調
ヴェスペレ・ソレムネス ハ長調 K.339-ラウダーテ・ドミヌム
レクイエム K.626、
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618 他
マンフレート・ホーネック(指)
スウェーデン放送交響楽団,
スウェーデン放送合唱団
録音:2001年11月15日
マンフレート・ホーネックの指揮したモーツァルトのレクイエムのCD、だが
一ひねりが効いている。静かな鐘の音で始まると、まずグレゴリオ聖歌<永
遠の安息を死者にお与え下さい>が聞こえる。されにモーツァルトから父へ
宛てた手紙の朗読を挟み込み、モーツァルトのレクイエムが演奏される。こ
れもサンクトゥス以下をカット、そこに<涙の日>の未完成断片のままの演
奏が置かれ、そしてアヴェ・ヴェルム・コルプスが演奏され、最後に静かな
鐘の音で締めくくられる。単なるレクイエムの演奏とも、また一般的な宗教
儀式における演奏ともことなった、独自の構成である。ホーネックは読売日
本交響楽団に頻繁に客演しているので、日本でもなじみの深い指揮者だろう。
オーストリア生まれ、ウィーン・フィルのヴィオラ奏者を経て、指揮者に転
向して成功を収め、2007年からはシュトゥットガルト歌劇場の音楽監督に就
任予定。

VKJK0210 \1680
リスト:
コラール「私達へ、魂の救いを求める人達へ」による幻想曲とフーガ
オルソン:前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 Op.39
デュプレ:エヴォカシオン
ヨハネス・ウンガー(オルガン)
録音:2001年9月
デンマーク第二の都市、オーフスの大聖堂での収録。この大聖堂のオルガン
は、度重なる増強によって、極めてパワフルで表現力豊かなものになってい
る。これは特にリストの大作、幻想曲とフーガで大きな強みを発揮している。
この曲は後にピアノ4手のために編曲され、そちらでも知られているが、や
はりオルガンの方が醍醐味がある。ほとんどオルガンによる交響詩といった
趣のリストならではの音楽に目を見開いてしまうだろう。ヨハネス・ウンガ
ーは、ライプツィヒとコペンハーゲンで学び、2003年からはライプツィヒの
トーマス教会のアシスタント・オルガニストを務めている。

VKJK0520 \1680
「サウンドウェイズ・フォー・ギター&ピアノ」
寺島陸也:牧歌第1番
ハイドン:弦楽四重奏曲第8番Op.2-2, Hob.III-8-アダージョ
ポンセ:ギター・ソナタ、
ベットガー:ストア
ボッケリーニ(ブリーム編):導入とファンダンゴ、
ヴォルシナ:衝撃
クリス・ビロブラム(ギター)
ラインハルト・ヴォルシナ(ピアノ)
録音:2005年7月、
クリス・ビロブラムは1972年テューリンゲンのアルンシュタット生まれ。ワ
イマールのリスト音楽院で学んでいる。このアルバムでは古典派と近代のギ
ター作品を取り混ぜている。寺嶋陸也は1964年生まれ、東京藝術大学の大学
院を修了。トーマス・ベットガーは1957年生まれのドイツの作曲家。

VKJK0605 \1680
ベトヒャー:青いスズメバチ(18の即興演奏)
アンドレアス・ベトヒャー(ヴィブラフォン、ピアノ、マリンバ 他)
アンドレアス・ベトヒャーによる18の即興演奏。使用楽器は、ヴィブラフォ
ン、ピアノ、マリンバ、など。

VKJK0609 \1680
シューマン:合唱作品集I
ロマンスとバラード第1集 Op.67、ロマンス第1集 Op.69
ロマンスとバラード第2集 Op.75、ロマンス第2集 Op.91
3つの歌 Op.114
ハワード・アーマン(指揮)
MDR放送合唱団
録音2003年11月,2004年4月,2005年9月、
シューマンの作品の中でも、合唱曲集はかなり重要な分野であるが、いまだ
知るひとぞ知る存在に留まっているのは残念だ。作品67と作品75は無伴奏混
声合唱曲、他の3曲はごく簡素なピアノ伴奏がある。いずれもシューマンな
らではの深いロマンティシズムが美しい。ハワード・アーマンはロンドン生
まれ、1998年からMDR放送合唱団の音楽監督に就任している。

VKJK0616 \1680
バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ ニ短調
フランク:前奏曲、アリアと終曲
リスト:バラード第2番 ロ短調
プルッグマイヤー=フィリップ:自由な即興曲
ウテ・プルッグマイヤー=フィリップ(ピアノ)
録音:2005年7月、
ウテ・プルッグマイヤー=フィリップの名は、ある一部の人たちには熱狂的
に知られている、つまり彼女はピアノの即興演奏のカリスマ的名手なのであ
る。このCDでは、お得意の即興演奏に加え、ブゾーニ、フランク、リストの
良く知られた作品も収録、彼女がロマン派のピアノ曲においても優れた演奏
者であることを示している。

※廃盤のお知らせ
好評を得ておりました「ハイティンク、シュターツカペレ・ドレスデン首席
就任コンサート(ブラームス:交響曲第1番他)品番:VKJK0414」は廃盤と
なりました。




<BIDDULPH>
80217 \1680
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタ第4番ニ長調
タルティーニ:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
タルティーニ:ヴァイオリン協奏曲ニ長調
J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲ト短調
ヨーゼフ・シゲティ(Vn)
カルロス・ブソッティ(Pf)
ジョージ・セル指揮コロンビア交響楽団
録音:1949年11月30日&12月2日、1954年2月23日、1954年2月22日
1954年1月15日、1954年1月13日
エンジニア:デイヴィッド・ハーマン、全てモノラル
1950年代半ば、シゲティ62歳の録音。歳を感じさせるどころか、ますます脂
が乗り切っていた時期、円熟の演奏が聴ける。タルティーニとバッハの協奏
曲ではセルと共演しているが、セルとの丁丁発止の緊張感あふれる対決は聴
きもの。シゲティはバロックを弾かせてもやはりシゲティでした。
音質も良好。




<NMC>
NMC D085 \1450
ニコラス・モー(b.1935):ライフ・スタディズ
リチャード・ロドニー・ベネット(b.1936):スペルス(呪文)
ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団
ジェーン・マニング(Sop)
サー・デヴィッド・ウィルコックス指揮
フィルハーモニア管弦楽団&バッハ合唱団
(コンティヌム・レーベル復刻)
ニコラス・モーとリチャード・ロドニー・ベネットというイギリス作曲界の
巨匠ふたりの大規模なオーケストラ作品をカップリング。二人とも前衛音楽
ではなく、バックス、ヴォーン=ウィリアムス、ブリッジ、ブリテンと続く
近代イギリス音楽の系譜に連なる新保守主義もしくは新ロマン主義ともいえ
る抒情的でドラマティックな音楽。なお本盤はコンティヌム・レーベル音源
の復刻です。

NMC D108 \1980
「オペラ/ヴァイオリンとピアノのための新作」
ジョー・カットラー(b.1968):レ(ガイア)、
リチャード・コーストン(b.1971):雨の7つの国、
ジョセフ・フィブス(b.1974):ファンタジア、
ブリン・ハリソン:リスニングI
ジョナサン・パウエル:イントレシータ、
モーガン・ヘイズ(b.1973):オペラ
ダラ・モーガン(Vn)
マリー・デュレア(Pf)
録音:2002-2003年
現在30代のイギリス若手作曲家のヴァイオリンとピアノのための作品を収録。
ヴァイオリンのピッチカートとプリペアリングされたピアノとの打楽器的な
かけあいの面白いコーストン作品、さすがギャヴィン・ブライヤーズの弟子
だけのことはあると思わせる、延々とひとつのモティーフを繰り返し続ける
ハリソン作品が注目。ヴァイオリンのモーガンは現代音楽スペシャリストと
してウィーン・モデルンほか数々の音楽祭に出演している。

NMC D117 \1980
トランスミッション/リチャード・バレット(b.1959) 作品集
インターフェレンス(コントラ・バス・クラリネット、声とバス・ドラムの
ための)
アプグランツベラーデン/アウスアインアンデルゲシュリーベ
ン(abglanzbeladen/auseinandergeschrieben)(パウル・ツェランの詩に
よる-打楽器のための)
玄武岩(トロンボーンのための)
エア(ヴァイオリンのための)
クノスペンド-ゲシュパルテナー(knospend-gespaltener)(クラリネット
のための)
トランスミッション(エレクトリック・ギターとライヴ・エレクトロニクス
のための)
カール・ロスマン(コントラバスCl,Vo,ペダル・バス・ドラム)
ピーター・ネヴィル(Perc)
ベンジャミン・マークス(Trb)
スーザン・ピエロッティ(Vn)
カール・ロスマン(Cl)
ダリル・バックリー(E.Gtr)
リチャード・バレット(ライヴ・エレ
クトロニクス)
リチャード・バレットは即興演奏など自ら演奏に関わるアクティヴな活動を
続けている作曲家。そのせいかアルバムには友人の演奏家のために書かれた
演奏効果の高い作品が多い。「アプグランツベラーデン」と「エア」はナチ
の収容所から生還したものの1970年に自殺したドイツのユダヤ人詩人パウル
・ツェランの作品から触発されて書かれた。





<KAIROS>
12522KAI \2080
ハンス・ツェンダー(b.1936):
キャバレー・ヴォルテール(2001/02)-
フーゴー・バルのテキストによる(声と8楽器のための)
ムネモシネ-ヘルダーリンを読んでIV(女声、弦楽四重奏とパス・バンドのた
めの)(2000)
ハンス・ツェンダー指揮
クラングフォルム・ウィーン、サロメ・カンマー(声)
録音:2005年
全曲世界初録音
18世紀から19、20世紀にかけて活躍した詩人、思想家の詩をテキストとした
ツェンダーの近作声楽作品を2曲。「月に憑かれたピエロ」以来の伝統である
シュプレッヒ・シュティンメ(語り歌い)による歌唱で言葉のイントネーショ
ン、子音などが楽器の奏法にまでエコーのように反映され、声とアンサンブ
ルが一体となって詩に表された無常の世界を音化する。

12532KAI 2枚組 \4160
ベルンハルト・ラング(b.1957):反復の劇場(2000-2002)
CD1)第一話、第二話、CD2)第二話(続)、第三話
ヨハネス・カリツケ指揮
クラングフォルム・ウィーン、レ・ジュヌ・ソリステ(声楽アンサンブル)
録音:2003年
ベルンハルト・ラングはアカデミックな音楽教育のほか、哲学、ジャズを学
んだ経歴が彼の作風に大きく影響を与えていると思われる。テキストはJ.K.
ユイスマンス、ウィリアムS.バロウズの詩、ニュルンベルグ裁判の議事録な
どから取られ、ドイツ語、フランス語、英語がパッチワークのように扱われ
ている。その処理は「反復の劇場」のタイトル通り、言葉のある部分の発音
が繰り返されて複雑な音のテクスチュアを作ってゆく。この辺はミニマル的
でもあり、耳にした印象は全く異なるもののライヒの声楽の諸作品を想起さ
せる。アンサンブルはチープな響きが意図的に仕掛けられていてマイケル・
ナイマン、クルト・ワイルを無調にしたような響き。ハイナー・ゲッベルス
と同じくジャーマン・ロックの延長上にある政治的シアター・ピース。

12562KAI \2080
ベアト・フラー(b.1954):
ファマ/評判(2004/05)-大アンサンブル、8人の声と遊びのためのシアター・
ピース
ベアト・フラー(音楽監督) クラングフォルム・ウィーン、
ノイエ・ヴォーカル・ゾリステン・シュトゥットガルト(声楽アンサンブル)、
イザベレ・メンケ(語り)、エヴァ・フラー(コントラバスFl)、他
録音:2005年
フラーはスイス生まれでウィーンでハーベンシュトック=ラマティに作曲を
オトマール・スイトナーに指揮を学んだ。この作品は2005年10月にドナウエッ
シンゲン音楽祭で初演された大アンサンブルと声楽のための8つのシーンから
なる大作。フラー独自の鮮やかな音色の変化が楽しめる。




<TUDOR>
TUDOR7129 \1980
ヨゼフ・ヨアヒム・ラフ:
ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調、第5番ハ短調
アリアドネ・ダスカラキス(Vn)
ログリット・イシャイ(Pf)
録音:2004年
交響曲全集は完結し後は室内楽作品もじわじわと録音が進んでいます。ヴァ
イオリン・ソナタは既に本盤と同じ演奏者によって第1・3番/半音階的ソナタ
(CD7122)がリリースされています。新ドイツ派といわれるラフですが、フラ
ンク、フォーレを思わせる抒情的な音楽です。

TUDOR7138(SACD-Hybrid) \1980
ショスタコーヴィチ:
ピアノ三重奏曲第1番ハ短調、第2番ホ短調
チェロ・ソナタ ニ短調
ラフマニノフ・トリオ・モスクワ
ナタリア・サヴィノヴァ(Vc)、ミハイル・ツィンマン(Vn)、
ヴィクトール・ヤンポリスキー(Pf)、
録音:2005年
作曲家若輩17才の時の若いエネルギーのほとばしるみずみずしいピアノ三重
奏曲第1番、それからおよそ20年後の第二次大戦末期に書かれた第2番は音楽
に遥かに深みが感じられる。他にチェロ・ソナタを収録。ラフマニノフ・ト
リオ・モスクワは1995年に結成された。CDは他にハイペリオンよりグリンカ、
チャイコフスキー、ラフマニノフ、グレチャニノフのトリオを録音している。

TUDOR7139 \1980
「ブゾーニ:J.S.バッハ・トランスクリプション」
トッカータ第1番ハ長調BWV564、トッカータ第2番ニ短調
BWV565、コラール・プレリュード第3番、第8番、第5番、第2番、
シャコンヌ ニ短調BWV1004
マウリツィオ・バリーニ(Pf)
録音:2005年DDD
バリーニは1975年生まれ。ラザール・ベルマン、マウリツィオ・ポリーニに
教えを受けたこともある。ギドン・クレーメルらとも活動をともにしたこと
があり、ヨーロッパ、アメリカを中心に活躍する若き俊英である。

●廃盤のお知らせ
TUDORレーベルの以下の品番は廃盤になりました。
701, 702, 704, 709, 713, 721, 754, 757, 763, 765, 784,785,786,787,
794, 798, 7009, 7028, 7039, 7043, 7074.




<DIVOX>
CDX 79904 \1980
フレスコバルディ:オルガン作品集(全13曲)
アンドレア・マルコン(オルガン)
フランチェスコ・ザニン製オルガン(1998年)
録音:1999年10月4,5日
ヴェニス・バロック・オーケストラの指揮者としても知られる、アンドレア
・マルコンによる、ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643) のオルガン
作品集。マルコンはDIVOX社に、「トレヴィーゾの歴史的オルガン」と題され
たシリーズを6枚リリースしているように、イタリアのオルガン作品の復興に
力を入れている。フレスコバルディのオルガン曲の録音は、決して珍しい訳
ではないが、しかしマルコンの手にかかると、彼がモンテヴェルディと並ぶ
17世紀の前半の偉大な作曲家であったことがひしと伝わってくる。

CDX 70501-6(SACD-Hybrid) \2500
ヴィヴァルディ:オペラ序曲集
「オリンピアーデ」,「ダリオの戴冠」,「ジュスティーノ」,
「エジプトの平原のアルミーダ」,「アルシルダ」,「忠実なニンファ」,
「グリセルダ」,「テンペのドリッラ」の序曲,ほか
ステーファノ・モランディ(指揮)、
イ・ヴィルトゥオージ・デッレ・ムーゼ
録音:2005年10月27-30日、
ヴィヴァルディといえば協奏曲ばかりが有名だったのは過去のこと、今では
オペラも大人気。これらは、よく知られた協奏曲を凌ぐほどの名作揃い。こ
こにはそうしたオペラの序曲を中心に収録。モランディが時代楽器のオーケ
ストラを鮮やかに操った素晴らしい演奏を、SACDで楽しめる。

CDX 25216 \1980
「チョコレート・ラウンジ」-有名小品集
クライスラー、トセッリ、ペルゴレージ、ラフ、ブラームス、ラフマニノフ、
ハイドン、ブラガ、ドヴォルザーク、ムソルグスキーの作品
アンドレアス・トリオ・ニューヨーク
【ユージン・ドラッカー(Vn)、アルバート・カテル(Vc)、 ミルトン・
ケイ(P)】
録音:1990年
エマーソン四重奏団のヴァイオリン奏者ユージン・ドラッカー率いるアンド
レアス・トリオ。オペラのナンバーや序曲、民謡、歌曲からの編曲を含むポ
ピュラーでメロディアスな作品を演奏。カフェでのBGMに使えそうなコンセ
プトになっています。

CDX 25248 \1980
モーツァルト:ピアノ作品集
ピアノ・ソナタ第4番 変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ第9番 ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ第10番 ハ長調 K.330
ロンド イ短調 K.511
グルックの「メッカの巡礼」のによる変奏曲 ト長調 K.455
関敦子(ピアノ)
録音:2004年4月20-23日
関敦子によるモーツァルトのピアノ作品集。関は武蔵野音楽大学と同大学を
経て、1991年からドイツに留学。1991年に国際シューベルトコンクールで第
1位。1995年、イタリアのピネロロ国際ピアノコンクールで第1位。現在はド
イツを拠点に活躍している。非常に瑞々しい音の持ち主で、情感の湧き上が
るモーツァルトとなっている。


<MEMORIA>
999.001 4枚組 \5600
「ヴァチカンでの録音集」
ドビュッシー:映像第1・2集/前奏曲集第1巻、
ラヴェル:夜のガスパール
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
ベートーヴェン:ソナタop. 2- 3/ピアノ協奏曲第5番、
シューマン:ピアノ協奏曲、
リスト:死の舞踏
アルトゥーロ・ベネデッティ=ミケランジェリ(p)
ガヴァッツェーニ(指揮)
フレッチャ(指揮)
RAIローマ交響楽団
DIVOXレーベル傘下のヒストリカル・レーベルMEMORIAのミケランジェリ・
ヴァチカン・ライヴが再プレスされることになりました。1960-1987年にか
けてヴァチカンで収録されたもので、ヴァチカン放送からミケランジェリに
送られたテープを復刻したものです。




<ARTS>
●ARTS NEW HYBRID SACDシリーズ
47706-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:
交響曲第1番へ短調
交響曲第15番イ長調
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
録音:2004年3月、2005年6月
SACDライヴ・レコーディング
夏の大型新譜の登場です。カエターニ・ショスタコーヴィチ交響曲全集録音
シリーズの7枚目は最初と最後の交響曲のカップリング。これまでの録音は
大作続きでしたが、ここでちょっとした箸休め。1番も15番も規模こそ4番、
7番、11番ほどではないものの、その室内楽的書法の緻密さ、密度の濃さでは
何れも引けをとらない傑作です。ここでカエターニの棒は室内楽を取り上げ
るように精緻を極め、そのせいか特に15番のロッシーニの引用や短い間にめ
まぐるしく変わる音色の変化は、さながらポスト・モダンの現代音楽を聴い
ているかのようです。

47728-8(SACD-Hybrid) \2080
「コンチェルタンゴ」
アストル・ピアソラ(1921-1992):
二重協奏曲(ギター、バンドネオンと弦楽オーケストラのための)-リエー
ジュへのオマージュ
オスカー・エミリオ・ティラオ(b.1941):
コンチェルタンゴ・ブエノス・アイレス(ギターと管弦楽のための)
オリヴィエロ・ラカニーナ(b.1951):
コンチェルト・セレナータ(アルトル・ピアソラへのオマージュ)
エドゥアルド・カテマリオ(ギター)
ミヒャエル・ツィスマン(バンドネオン)
ニコラ・パスコフスキ指揮
ヴィンチェンツォ・ガリレイ管弦楽団
録音:2005年
ピアソラの協奏曲といえばバンドネオン協奏曲が有名ですが、このギターと
バンドネオンのための二重協奏曲も、それに勝るとも劣らない傑作です。爪
弾くギター、すすり泣くバンドネオン、とても涙なくしては聴けません。武
満が彼のギター作品やギター協奏曲(特に武満には珍しくラテン色の濃い「虹
に向かって、パルマ」など)を書くにあたり、いかにピアソラの影響を受けて
いたかわかります。他にひたすら楽しいコンチェルタンゴ・ブエノス・アイ
レス、ピアソラに捧げられたコチェルト・セレナータもピアソラのスピリッ
トを受け継ぐ協奏曲です。ARTSレーベルのギター作品を一手にひきうけるカ
テマリオの名演奏です。

●ARCHIVESシリーズ
43053 2枚組 \2960
ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ(シンデレラ)」
ピエロ・ベルージ(指揮)
ベルリン放送交響楽団、ベルリン歌劇場合唱団、
ビアンカ・マリア・カソーニ(MS)、ジョバンナ・ディ・ロッコ(S)、
テレサ・ロッキーノ(S)、ウゴ・ベネッリ(T)、
セスト・ブルスカンティーニ(Br)、アルフレド・マリオッティ(B)、
フェデリコ・ダヴィア(B)
録音:1975年ステレオ・スタジオ録音ADD115:59 24bit/96kHzリマスター
指揮のピエロ・ベルージはイタリア・フローレンス生まれ。作曲をダラピッ
コラ、指揮をマルケヴィッチに学んだ後、アメリカではクーベリック、バー
ンスタインにも教えを受けている。モンテヴェルディからベリオ、メシアン、
ノーノなど現代音楽まで幅広いレパートリーを持っている。グリュミオーを
伴奏したパガニーニの録音もあった。1975年のスタジオ録音で音質は極めて
よい。ロッシーニ独特の軽やかさ、メロディの美しさがよくとらえられてい
る。オール・イタリアの歌手陣も優秀。

●レッド・ライン・シリーズ
47790 2枚組 \2160
ベネデット・マルチェッロ(1686-1739):ソナタ集 作品2
CD1)ニ短調、ト長調、ニ短調、ロ短調、ニ長調、イ短調
CD2)ト短調、へ長調、ハ長調、変ロ長調、ホ短調、ト長調
ハンス・ルードヴィヒ・ヒルシュ指揮
アカデミア・クラウディオ・モンテヴェルディ・ヴェネツィア
録音:1985年
47213(CD1)、47214(CD2)をセットにまとめたもの。今まで分売で発売されて
いたARTSレーベルのロング・セラー商品です。




<プロダクト・オン・レコーズ・レーベル(日本)>
PRODUCT-ON はジャズ・クラシックを中心とした実力ある若手音楽家の派遣・
マネージメント、イベントスペースのブッキング管理、CD制作を手掛けてい
ます。今回PRODUCT-ON制作のクラシックのCDを取扱うことになりました。
今後も若手アーティストを登用したアルバムが順次発売になる予定です。

PON1029 \2520
「ベルシューズ」-“クラリネットとハープによる静かな空間”
Aya Horigome(Hrp)/Mari Sakurai(Cl)
1-5.ポール・リード:
「組曲“キッチンガーデン”」より前奏曲、春、霧、異国風、夏
6.トゥルニエ:「六つのノエル」よりIII
7.アッセルマン:ギター
8.デュパルク:悲しき歌
9.フォーレ:秘密
10.セヴラック:私の可愛い人形
11.サティ:ジムノペディ第一番
12.ラヴェル:ハイドンの名によるメヌエット
13.ラヴェル:美しい三羽の極楽鳥
14.カッチーニ:アヴェ マリア
15.フォーレ:あけぼの
16.ドビュッシー:小品
17.ボーカン:哀歌
18.グラズノフ:エレジー
19.フォーレ:「レクイエム」-「ピエ イエズス」
堀米綾(ハープ)、桜井真理(クラリネット)
フランス印象派の作品を中心に集められたアルバムBerceuse。まるでクロー
ド・モネの睡蓮のように、クラリネットとハープの織りなすハーモニーと透
きとおるような音色で、人の心を潤すことでしょう。

堀米綾 Aya Horigome(Hrp)
東京藝術大学付属音楽高校を経て、東京藝術大学卒業。99年イタリア・シエ
ナ・キジアーナ音楽院夏期マスターコースを修了。大学卒業時、東京藝術大
学同声会新人賞受賞。03年国際アジア音楽祭に出演し好評を得る。今年9月に
は、ザグレブフィル来日演奏会でオーケストラメンバーとして出演する。こ
の他、自主企画のコンサートやレストランでのライブ演奏など、地域に根ざ
した活動を展開する。ソロ、アンサンブル、オーケストラで活動する他、
ジャズユニット「菊池成孔Pepe Tormento Azucarar」のメンバー、劇団「し
ずくまち♭」劇団演奏家として活動する。これまでにハープを、桑島すみれ、
木村茉莉、各氏に師事。

桜井真理 Mari Sakurai(Cl)
1998年東京藝術大学音楽学部付属音楽高校卒業、2002年東京下術大学音楽学
部器楽科卒業、2004年3月ハノーヴァー音楽大学ディプロム課程卒業。2005年
2月帰国。1999年10月全日本演奏家協会ベストプレイヤーズコンテスト入賞
及びコンサートに出演。2001年7月芸大フィルハーモニアとコープランドの協
奏曲を共演、2002年4月東京藝術大学同声会主催卒業演奏会に出演。2004年6月
第2回国際モーツァルト協奏曲コンクール3位入賞、2004年9月第6回日本クラ
リネットコンクール3位入賞。ボルツアーノ・トレント・ハイドンオーケスト
ラとモーツァルトの協奏曲を共演。今までに、小笠原長孝、山本正治、村井
祐児、ヨハネス・パイツ、アレッサンドロ・カルボナーレ、ペーター・シュ
ミードル、カール・ハインツ・シュテッフェンスの各氏に師事。




<コウベレックス・レーベル(日本)>
KRS-446 \2800
「美の都・パリのオルガン芸術」土橋薫(オルガン)
ニコラ・ド・グリニ:
讃歌「来たれ創造主なる聖霊よ」(讃歌をテノールで、5声 / 5声
のフーガ / 2重奏/ クロモルヌのレシ / グラン・ジュによる対話)
フランソワ・クープラン:
「修道院のためのミサ」より「ヴォア・ユメーヌによる対話」
「聖体奉挙、テノールをティエルスで」
ルイ・クロード・ダカン:
ノエルXII 「スイスのノエル、グラン・ジュと2重奏」
ジャン・ジャック・ボーヴァルレ=シャルパンティエ:
ノエル「神様、あなたのお恵みで」
セザール・フランク:コラール 第1番
カミーユ・サン=サーンス:前奏曲とフーガ 第3番 op.99-3
シャルル=マリー・ヴィドール:
オルガン交響曲 第5番より 第4楽章 アダージョ、第5楽章 トッカータ
クロード=ベニュー・バルバストル:ラ・マルセイエーズとサ・イラ
土橋薫(オルガン)
録音 2006年1月15日、4月6日、収録 いずみホール(仏・ケーニッヒ社製オル
ガン)、
全14曲 66分
音楽家や芸術家の集まる場所として文化が花開いた"パリ"をキーワードに作
品を集めたアルバム。いずみホールは関西の音楽発信コンサートホールとし
て重要な役割を担っているが、ケーニッヒ社製のフランス様式のオルガンは、
16年が経過して弾き込まれ、楽器そのものの響きが深まった感がある。曲目
はいずみホールが自主企画したコンサート(2006年1月)のプログラム内容で、
ライブ録音を含む土橋薫の充実した演奏を楽しむことができる。リード管や
"プラン・ジュ"のバランスのとれた音づくりで生き生きと演奏される、フラ
ンス古典の名作グリニー「讃歌:来たれ創造主なる聖霊よ」。ロマン派オル
ガンを代表するフランク「コラール」1番では、作曲者の意図するロマンティ
ックオルガンの音色が見事に再現され、オーケストラ的で叙情的な音楽性が
土橋の演奏で豊かに表現されている。

土橋 薫(オルガン)
大阪音楽大学ピアノ科及びオルガン科卒。東京芸術大学大学院修了。西ドイ
ツ・ウェストファーレン州立教会音楽学校留学。国内外各地での演奏活動で
好評を博す。現在、大阪音楽大学、相愛大学音楽学部、及び甲南女子大学の
講師。LIC はびきのオルガン講座講師。日本オルガニスト協会会員。




<若林工房レーベル>
WAKA-4111 \2300
memoire-ロシア・ピアノ小品集
スクリャービン: 左手のための前奏曲と夜想曲 作品9
前奏曲 作品17の5 & 練習曲 作品42の4
ボロディン: 《小組曲》より 間奏曲 & 夢想
ムソルグスキー: 瞑想(アルバムの綴り)
リャードフ: 3つの小品 作品57 & 前奏曲 作品11の1
キュイ: 前奏曲 作品64の16 & 作品64の10
チャイコフスキー: ロマンス 作品51の5 & 感傷的なワルツ 作品51の6
ラフマニノフ: リラの花 作品21の5 & 前奏曲 作品3の2
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
録音:2005年11月29-30日、新川文化ホール(富山県魚津市)
日本を本拠地として録音・コンサートに充実した活動を続けるイリーナ・メ
ジューエワの最新録音。約1年ぶりのスタジオ録音となる今作は、2005/06年
のシーズンにザ・シンフォニーホール(大阪)で行った4回のソロ・リサイタ
ル(テーマ:「ショパンとロシアの作曲家たち」)で取り上げたロシアの作
品を基に編んだ1枚で、「追憶」「想い出」を意味するタイトル(memoire)
に相応しい、ノスタルジックで詩情溢れるアンソロジー・アルバムです。
チャイコフスキー、ラフマニノフ、スクリャービンからリャードフやキュイ
などの知られざる名曲に到るまで、細やかで濃密な抒情の世界へ聴き手を誘
います。ブックレットには演奏者自身の手によるライナーノーツを収録。文
学的・詩的なファンタジーに溢れる美しいアルバムの誕生です。




<WEITBLICK>
SSS0060-2 \1980
J.S.バッハ:音楽の捧げ物
王の主題による5つのカノン:デッサウによる編曲版
6声のリチェルカーレ:ウェーベルンによる編曲版
ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響
アマデウス・ウェーバーシンケ(フリューゲル・ピアノフォルテ、通奏低音)
ジェルジ・ガライ、ヘルガ・ロッチャー(Vn)、ペーター・クリュグ(Vc)、
ハインツ・フグナー(Fl)、フリッツ・シュナイダー(オーボエ・ダモーレ)、
エルヴィン・クレツマー(Fg)、トーマス・ヴュンシュ、
エルノ・クレポク(ヴィオラ・ダモーレ)、
ハイニ・フォーグラー、ベルトラム・バルト(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ウォルフガング・ウェーバー、ハンス・ヴェルナー(Vc)、
ディーター・ツァーン(Bs)
1972年5月24日、6月5日、ライプツィヒ・ベタニア教会に於けるスタジオ録音
WEITBLICKによるケーゲル・エディション、まさかのバッハ演奏!隅々までケ
ーゲルの厳しい眼が光った出色の蔵出し音源。許光俊氏も絶賛。

SSS0061-2 \1980
シベリウス:交響曲第4番、交響曲第1番
ヘルベルト・ケーゲル指揮ライプツィヒ放送響
第4番:1969年3月4日コングレス・ハレ・ライプツィヒ・ライヴ
第1番:1982年4月26日ライプツィヒ・ゲヴァントハウス・ライヴ
WEITBLICKによるケーゲル・エディション、シベリウスが登場!
ケーゲルのシベリウスはとても珍しく、第4番がETERNAにある程度です。当CD
は演奏を繰り返し鬼才の偏愛が窺えるその「第4番」。聴いていて、もう気分
が落ち込んでしまうコワーイ演奏です。ここまで暗い演奏がかつてあったで
しょうか。初出レパートリーとなる「第1番」はシベリウスの交響曲の中でも
人気の高い名作。1980年以降のケーゲルはゆっくり目のテンポを取って、ロ
マンティックな部分を強調したりする場合が多いのですが、この演奏もその
部類です。実に恰幅の良い演奏です。ドイツ人指揮者でシベリウスを積極的
に取り上げる人は決して多くありません。ケーゲルもその例に漏れませんが、
やはりプロフェッショナル。レパートリーにあるものには凄腕で聴かせてく
れます。

<VENEZIA>
CDVE04253 10枚組 \5400
マーラー:交響曲選集 他
交響曲第1番「巨人」
モスクワ・フィル 1969年
交響曲第3番 ニ短調(ロシア語)
ヴァレンティーナ・レヴコ(Ms) 1961年
第4、5楽章のみドイツ語版:イルガ・ティクヌーセ(Ms) 
1975年 モスクワ・フィル
交響曲第4番(ロシア語)1972年 第4楽章のみドイツ語版 1973年
ガリーナ・ピサレンコ(S) モスクワ・フィル
交響曲第5番 嬰ハ短調 ソビエト国立交響楽団 1974年
交響曲第6番「悲劇的」 イ短調 レニングラード・フィル 1978年
交響曲第7番「夜の歌」 ホ短調 レニングラード・フィル 1975年
交響曲第9番 ニ長調 モスクワ・フィル 1964年
以上、キリル・コンドラシン指揮
交響曲第10番 
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮 ソビエトRTV交響楽団 1963年
歌曲集「亡き子をしのぶ歌」(ロシア語) タチアナ・ヴシュエワ(Ms)
ユーリ・テミルカーノフ指揮 ソビエト国立交響楽団 1979年
「大地の歌」(ロシア語)
リマ・ヴァラノワ(S)、ミハイル・ドヴェンマン(T)
クルト・ザンデルリング指揮レニングラード・フィル 1958年
特にライブ録音の交響曲第10番以下にマスターテープに起因する音の揺れ、
ノイズが聴かれます。ご了承ください。
CDVE04234 スヴェトラーノフ指揮マーラー:交響曲全集は現在廃盤です。

CDVE04254 \1350
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf) 1958年8月8日 モスクワ
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」
エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ソビエト国立交響楽団 1974年
共に名演奏の復刻です。




<ARCHIPEL>
ARPCD0291 2枚組 \1800
モーツァルト:弦楽四重奏曲選集
弦楽四重奏曲第14番 ト長調 KV.387
弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 KV.421
弦楽四重奏曲第17番「狩」 変ロ長調 KV.458
弦楽四重奏曲第18番 イ長調 KV.464
弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 KV.575
弦楽四重奏曲第23番 ヘ長調 KV.590
ヴェーグ弦楽四重奏団 
1951年パリでの録音(第18、23番)、1952年パリでの録音(他)
年代の古さを感じさせる音質です。優雅で美しい名演奏の復刻です。

ARPCD0342 \950
シューベルト:楽興の詩 Op.94. D.780
シューマン:森の情景 Op.82
以上1955年10月録音
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」ハ長調 Op.53
1954年8月29日 ザルツブルクでのライヴ録音
ヴィルヘルム・バックハウス(Pf)
良い音質です。

ARPCD0345 \950
チェーザレ・ヴァレッティ(Tenor) 名唱集 1949-52年録音
モーツァルト:ドン・ジョバンニから「恋人を癒めて」他
ロッシーニ:セビーリャの理髪師から「空はほほえみ」
ドニゼッティ:愛の妙薬から「人知れぬ涙」他
ドニゼッティ:ドン・パスクアーレから「何という、やさしさ」
マスネ:ヴェルテールから「春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか」他
マスネ:マノンから「ああ消え去れ、やさしい面影よ」他 
ロッシーニ:アルジェのイタリア人、ベッリーニ:夢遊病の女
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア、連隊の娘 からアリア 全16曲。
チェーザレ・ヴァレッティ(Tenor)
アルトゥーロ・バジーレ、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ、
マリオ・ロッシ指揮
ローマRAI、ミラノRAI、トリノRAI 各管弦楽団、合唱団
イタリア出身の名リリック・テノールヴァレッティの美しい歌声を集めたアル
バム。良い音質です。





<CARUS>
83.189 \1850
シューベルト:男性合唱曲集
ゴンドラのこぎ手 D.809
憂い D.825
永遠の愛 D.825-A
春の歌 D.914
春の歌(第2作) D.740
酒と恋 D.901
墓と月 D.893
反対 D.865
森の中の夜の歌 D.913 他 全14曲
シューベルト・ホーホ・フィーア(Schubert hoch vier)男声四重奏団
カールスルーエ・ホルン四重奏団、Thomas Seyboldt(Pf)
2005/2006年 デジタル録音

83.194 \1850
ヨゼフ・マルティン・クラウス:弦楽四重奏曲集
弦楽四重奏曲 ト長調 VB2-187
弦楽四重奏曲 ハ短調 VB2-179
弦楽四重奏曲 ホ長調 VB2-180
弦楽四重奏曲 ト短調 VB2-183
弦楽四重奏曲 ロ長調 VB2-181
弦楽四重奏曲 ハ短調 VB2-179及びホ長調 VB2-180の
2曲が世界初録音となります。 2005年デジタル録音
サラゴン弦楽四重奏団
フランス、プロバンス地方の美しい修道院「サラゴン」の名前を持つ18世紀の
音楽演奏を得意とする女性4人の弦楽四重奏団。
※ヨゼフ・マルティン・クラウス(1956-1792)
ドイツに生まれ、学び22才でスウェーデンに渡り、国王の寵愛をうけたクラウ
スはスウェーデンのモーツァルトと称されています。ハイドンやモーツァルト
の影響を色濃く受けた、世界初録音となる2曲を含む、学術的にも貴重な、美し
い弦楽四重奏曲を集めたアルバムです。





<ANDROMEDA>
ANDRCD5056 2枚組 \1150
ヴェーバー:ピアノ・ソナタ第3番 ニ短調Op.49
1954年12月 モスクワでの録音
シューマン:
「ユモレスク」変ロ長調、「アベッグ変奏曲」
幻想小品集Op.12から第2番「飛翔」、第3番「なぜ?」、第7番「夢のもつれ」
1955年6月 モスクワでの録音
1950年6月19日モスクワでのリサイタルからショパン作品集:
24の前奏曲から 第4、5、6、8、9、10、11、17、19、23、24番
ワルツ第4番 ヘ長調 Op.34/3、バラード第2、3番
夜想曲 第6、12番、 スケルツォ第1番 ロ短調
スヴャトスラフ・リヒテル(Pf)
良い音質です。





<WALHALL>
WLCD0177 3枚組 \2650
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」
ジークムント:ラモン・ヴィナイ
ジークリンデ:アストリッド・ヴァルナイ
フンディング:ヨーゼフ・グラインドル
ヴォータン:ハンス・ホッター
フリッカ:ゲオルギーネ・フォン・ミリンコヴィッツ
ブリュンヒルデ:マルタ・メードル 他
ヨーゼフ・カイルベルト指揮バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
1955年8月録音 モノラル
話題のテスタメント SBT41931(1955年7月25日ジークリンデ:グレ・ブラウエ
ンスティン、ブリュンヒルデ:アストリッド・ヴァルナイ)とは別テイクです。
こちら(WALHALL)はモノラル録音です。お気をつけください。
音質良好です。

WLCD0178 4枚組 \3300
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
ジークフリート:セット・スヴァンホルム
ブリュンヒルデ:キルステン・フラグスタート
グンター:ヴァルデマール・ヨンセン
グートルーネ:イングリート・ビョーナー 他
フェイルシュタット指揮
ノルウェー国立歌劇場管弦楽団&合唱団 他
音質良好です。

<DELTA CLASSICS>
DCCA-0024 \2575
1チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
2.チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」(*)
(1869年オリジナル版)
日本初演、国内初録音(*)
曽我大介(指揮)
東京ニューシティ管弦楽団
「劇的なドラマを生み出し、形式の異なった音楽に個性を与える能力を持って
いる」-コンドラシンコンクール優勝時の審査員のコメント
というように、曽我の指揮には人々を魅了する何かがある。それは、技術的
なものだけではなく心に訴えかける音楽を作り出す才能が本質的にあるとい
う事でもある。
チャイコフスキー「悲愴」終演後、東京ニューシティ管事務局には電話やメー
ルなどで「悲愴」の演奏についての賛辞が多く寄せられたというから、会場の
お客さんの感動は最高潮だったのであろうそれを証明するのは、「悲愴」3楽
章である。「悲愴」の中でも一番の盛り上がりを見せるこの楽章極稀に3楽章
終了後にぱらぱらと拍手が入る事はあるが、会場全体で大拍手が巻き起こるの
はあまりなく、この大拍手こそ会場全体が曽我の演奏に酔いしれた証拠といえ
よう。
曽我は様々なコンクールに優勝・入賞をする実力者であり、ヨーロッパ(主に
ルーマニアなど)で活躍しているが、国内では2001年から2003年末まで大阪シ
ンフォニカーの音楽監督を勤め、その就任は日本で一番若い音楽監督として注
目を浴び、プログラムも曽我らしい内容でシンフォニカーとのコンビで関西楽
壇を席巻した。今年4月に東京ニューシティ管の首席指揮者に就任、東京圏で
も彼の演奏を聞く機会が増えた事は喜ばしい事でもあり、意外にも純クラシッ
ク作品のアルバムは、今回が初であり大変意欲的な内容である。
「悲愴」のカップリングに選ばれたのが「ロメオとジュリエット」であるが、
今回収録したのは普段私たちが慣れ親しんでる「ロメジュリ」ではなく、チャ
イコフスキー若書きの1869年の初版(オリジナル版)である。
このオリジナル版はコンサートでの演奏も珍しいが、録音も珍しく僅か一種類
しか録音がなくこの曽我盤が一番入手しやすい盤かもしれない。曲を比較する
と、違いが多い事にまず驚かされる。出だしからすでに違う。中間部で現行版
にも使われているメロディーが顔を出すが、その後の展開も大きく違い、終わ
り近くにティンパニーのソロが入っているなど、かなりチャイコフスキーとし
ては試行錯誤したようであり曲の完成度では現行版に譲るとしても、チャイコ
フスキー独特の管弦楽法が味わえる曲であることは確かである。
曽我大介と聞いてあまり「ピン」とこない方には「題名のない音楽会21」であ
の青島広志氏とたびたび共演しているのでTVなどで見たこともある方も多いの
では?青島氏と、のりつっこみができる、唯一の指揮者かもしれない(?)



<日本フィルハーモニー交響楽団>
JPCD-1007 \2100
モーツァルト:
フィガロの結婚序曲(18,Oct,98)
魔笛序曲(26,May,92)
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(18,Aug,91)
交響曲39番より3,4楽章(27July,2000)
交響曲40番より1楽章(24,June,94)
交響曲41番より1,3,4楽章(13July,97)
ディヴェルティメントK.136より3楽章
オッコ・カム(フィガロ)
広上淳一(魔笛、アイネ・クライネ、交響曲41番)
山下一史(交響曲40番)
ルカーチ・エルヴィン(交響曲39番、ディヴェルティメント)
今年50周年を迎えた日本フィル。4月には毎年恒例となっている自主制作盤
の新譜をご案内したばかりだが、今年はメモリアル・イヤーということで間
髪いれずに異例の速さで新譜をしかも2タイトル発表してきた。
まずは今年生誕250年で注目されているモーツァルトの名曲を集めた名演集。
この曲目からすれば2枚組みにはなろうかという内容だが、より多くの人に
モーツァルトの名曲を聴いてもらいたいという配慮だろうか、美味しいとこ
ろをぎゅっと詰めた日本フィル自主制作ならではの企画で商業ベースを意識
していたらとても真似のできない事である。
日本フィルに保管されている膨大な音源から、それぞれ一つ一つ吟味しただ
上手いという演奏ではなく、少し傷があってもより熱演のものだったり、指
揮者とオケそして会場が一体となってる演奏だったり音源を選択したスタッ
フはかなり厳しい目で選んだだけあり、どの演奏も秀逸で単なる自主盤の枠
を超えて50年間日本フィルが発信し続けているテーマがこの一枚に凝縮され
ている。これは必聴!

JPCD-1008 \2300
1.メンデルスゾーン:結婚行進曲、
2.ヴェルディ:アイーダより凱旋行進曲、
3.ボロディン:イーゴリ公よりだったん人の踊り、
4.チャイコフスキー:エフゲニー・オネーギンよりポロネーズ。
5.ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
6.チャイコフスキー:白鳥の湖よりワルツ、
7.チャイコフスキー:眠りの森の美女よりワルツ、
8.チャウコフスキー:くるみ割り人形より花のワルツ、
9.ストラヴィンスキー:火の鳥1919年版全曲
下野竜也(1)、飯森泰次郎(2)、小林研一郎(3、5、8)、渡邊暁雄(6)
オッコ・カム(7)ルカーチ・エルヴィン(4、9)
最近のオムニバス盤の主流は、フェードアウトしてでも収録曲が多くかつ、
値段もお手頃という物がクラシック初心者には買いやすいらしい。
しかし、今から20年前位のレコード全盛期はその様なフェードアウトしてま
で曲数を増やすなど、到底無理だったが一曲まるまる聞く事ができ、それが
初心者の手引書みたいな役割を果たしていた。と言う点では、この管弦楽名
曲集は願ってもない内容である。どの曲も全部を聴き通すのはいくら有名曲
でも初心者では厳しいだろう。しかし、この選曲なら一度はCMなどで聞いた
事はある(火の鳥は?だが)はずなので耳あたりも良いのでは?
演奏はいまさら解説する必要が無いと思われるものばかりで、指揮者も創立
指揮者の渡邊暁雄をはじめ、現音楽監督の小林研一郎、関東・関西で活躍し
ている飯森泰次郎、注目度No.1の下野竜也、そして日本フィルとゆかり深い
オッコ・カムにルカーチ・エルヴィンという面々。どの曲もたっぷり聞かせ
ます。今後も日本フィルの自主制作盤からは目が離せません!

<M&A>
M&ACD1187 12枚組 \15800
プラド・カザルス・フェスティヴァル・ライヴ第2集
収録内容(全てモノラル録音)
CD1=メニューイン(Vn)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調(1956年7月7日)
バッハ:パルティータ第2番ニ短調(1955年7月9日)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調(1955年7月8日)
CD2=メニューイン(Vn)、カザルス(チェロ)
バッハ:ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調(1955年7月8日)、
バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番(1955年7月2日)、
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番(1956年7月3日)
CD3=ゼルキン(P)、ケンプ(P)*
バッハ:イタリア協奏曲(1956年7月11日)、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番(1954年6月20日)、
シューマン:交響的練習曲(1956年7月12日)、
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番(ケンプ、1959年7月15日)
CD4=ホルショフスキ(P)
バッハ:平均律より前奏曲とフーガ第14,15,24,17番(1956年7月17日)
モーツァルト:幻想曲(1962年8月1日)、ソナタハ短調(1962年8月1日)
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調(1954年6月9日)
CD5=ホルショフスキ(P)
シューマン:クライスレリアーナ(1962年8月1日)、
ブラームス:幻想曲作品116(1958年7月11日)、
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第32番(Vn=メニューイン1956年7月7日)、
カザルス:鳥の歌(Vc=カザルス、1956年7月18日)
CD6
シューベルト:
六つの歌曲(Soprano=ロス・アン・ヘレスP=ホルショフスキ、Vc=カザルス
1956年7月8日)、
ブラームス:
チェロ・ソナタ第1番(Vc=カザルス、P=ホルショフスキ 1958年7月19日)、
ベートーヴェン:
ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」(Vn=フェラス、P=ケンプ
1959年7月15日)
CD7
モーツァルト:
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのためのディヴェルティメント(Vn=ヨゼ
フ・フックス、Va=リリアン・フックス、Vc=トルトウリエ 1953年6月16日)
メンデルスゾーン:
ピアノ・トリオ第2番(Vn=フェラス、Vc=カザルス、P=ケンプ 1959年7月15日)
CD8=ヴェーグSQ
モーツァルト:
弦楽五重奏曲ト短調(Va=ウォールフィッシュ 1956年7月11日?)、
ブラームス:弦楽四重奏曲作品51
CD9
バッハ:
カンタータとミサ曲の抜粋(バッハ・アリア・グループ=スティーバー、
スミス、ピアース、ファロウ他)
CD10=カザルス指揮祝祭管
バッハ:
結婚カンタータ「今ぞ去れ、悲しみの影よ」(Soprano=シュターダー 
1953年6月19日)、
バッハブランデンブルク協奏曲第3番(1953年6月19日)、
バッハ:ブランデンブルク協奏曲第4番(1953年6月24日)、
モーツァルト:
「どうしてあなたが忘れられましょう」(Soprano=ロス・アン・ヘレス、
コレギウム・ムジクム・ロンドン1959年7月9日)、
モーツァルト:ディヴェルティメントニ短調(ヴェーグ室内管)
CD11=カザルス指揮祝祭管+
ホルショフスキ(P)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番(1953年6月24日)、
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番(1959年7月9日)
CD12=カザルス指揮
モーツァルト:
協奏交響曲(Vn=ヨゼフ・フックス、Va=リリアン・フックス+祝祭管 
1953年7月19日)、
ベートーヴェン:交響曲第4番(コレギウム・ムジクム・ロンドン 
1959年7月8日)




<MEMORIES>
ME1073/74 2枚組 \3380
ドヴォルザーク:
チェロ協奏曲(1987年11月16日ライヴ)、
交響曲第9番「新世界」(1985年6月24日ライヴ)
ハインリヒ・シフ(チェロ)
チェリビダッケ指揮
ミュンヘンフィル
怪演の誉れ高い、巨匠チェリビダッケの「新世界」。全曲が50分を超えるビ
ックリ演奏で世評高い名演です。チェリビダッケの怒声が頻繁に聞こえる熱
演。さらに名手ハインリヒ・シフをソリストに迎えたチェロ協奏曲も完璧な
チェリビダッケ・マジックによる遅いテンポが全曲を埋め尽くします。隅々
まで厳しい眼の行き届いた奇跡的な演奏。どちらも音質良好でございます。

<Channel Classics>
CCSSA 23506(SACD-Hybrid) 2枚組 \3380
G・マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》
リサ・ミルン(ソプラノ)、ビルギット・レンマート(アルト)、
イヴァン・フィッシャー(指揮)、
ブダペスト祝祭管弦楽団、ハンガリー放送合唱団
I・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のマーラー第2弾であり、チャンネル・
クラシックスでのリリース4枚目となる今回の新譜は初の声楽付き作品とな
る大作、マーラーの「復活」!
ブダペスト祝祭管は、イヴァン・フィッシャーとゾルタン・コチシュによっ
て設立されたオーケストラ。全ての楽員を2年契約と定め、更新時には必ず
オーディションを実施するという世界でも稀に見る厳しい姿勢は非常に有名
である。
イギリスとドイツを代表する世界的ソリストを迎えての今回の「復活」。更
に磨きがかかったI・フィッシャー&ブダペスト祝祭管による壮大で荘厳な
マーラーへの注目度は非常に高い!(SACD Hybrid盤のみのリリースとなりま
す)

CCSSA 24106(SACD-Hybrid) \2850
G・ロッシーニ:ピアノ作品全集Vol.7“館のアルバム” ――
《老年のいたずら第8集−館のアルバム》より 気取った前奏曲/現代の見本
/反舞踏的ワルツ/反牧歌的前奏曲/生粋のタランテッラ/夢/いわゆる劇
的な前奏曲/未来の見本
パオロ・ジャコメッティ(ピアノ)
チャンネル・クラシックスがデヤン・ラツィックと共に世界に誇るピアニス
ト、パオロ・ジャコメッティが1998年より進めるロッシーニのピアノ作品全
集もいよいよ佳境。1970年にミラノで生まれ、現在はユトレヒト音楽院で教
授を務めるなどオランダを中心に精力的な活動を行っているジャコメッティ。
味わい深い解釈と卓越したテクニックで奏で続けてきたロッシーニ・シリー
ズも、次回作のVol.8で完結予定となっている。また前作で弾いていた1858年
製のエラールから、ショパンが好んだとされるフランスのプレイエルの1858
年製ピアノへと使用楽器を変更している点もポイント。

CCS 14998 \2080
O・レスピーギ:歌曲全集Vol.3 ――
アルメニアの詩人の語る4つの詩P132/2つの抒情詩P123/5つの抒情詩P108
/4つの抒情詩P125/La donna sul sarcofago P121/La statua P122/4つ
のスコットランド民謡の編曲P143
エリザベッタ・スカノ(ソプラノ)、
レオナルド・デ・リージ(テノール)、
アンドレア・カッツェル(ソプラノ)、
レイニルド・メース(ピアノ)
日本では「ローマ三部作」、「シバの女王ベルキス」、「リュートのための
古風な舞曲とアリア」などの影に隠れてしまっているが、歌曲関係者やファ
ンの中で非常に根強い支持を得ているレスピーギの歌曲集。
レスピーギの歌曲集はローマ・サンタ・チェチーリア音楽院教授時代の門下
生であり、妻でもあったエルザ・レスピーギの協力を得て作曲が行われたこ
とでも有名である。今回の第3集の歌い手にはイタリア歌曲のスペシャリスト
であるスカノらを起用しており、充実のアルバムに仕上がっている。

●Canal Grande
The very best of 15 years Channel Classics
チャンネル・クラシックスの創立15周年記念リリース第2弾(第1弾は、モー
ツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集Vol.3/ポッジャー(CCSCAT 20067)
は、同レーベルの歴史を飾ってきたアーティストたちによる名盤のミッド・
プライス・シリーズ「カナル・グランデ(Canal Grande)」!
今回のリリースの内容は過去15年間の間に行われたリリースの中から、チャ
ンネル・クラシックスの録音において特に重要な役割を担った15タイトルを
選び出したものとなっている。
アーティストもポッジャー、ウィスペルウェイ、インマゼール、オランダ・
バッハ協会、ジェンツ、ラツィック、I・フィッシャーなど同レーベルを代
表する豪華面々が顔を揃えており、演奏と録音、統一されたデザインのパッ
ケージなどチャンネル・クラシックスが自信を持って発信する記念シリーズ
である!

CG 06001 \1650
W・A・モーツァルト:
交響曲第29番イ長調K.201/ピアノとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調/
2台のピアノのための協奏曲変ホ長調K.365
ユルゲン・クスマウル(指揮)、
アムステルダム・モーツァルト・プレーヤーズ
左利きのヴィオラ奏者であり、古楽のスペシャリストであるユルゲン・クス
マウルがオランダの腕利きたちを率いたモーツァルト・アルバム。
(通常盤規格番号/CCS 1190)

CG 06002 \1650
W・A・モーツァルト:
ピアノ協奏曲第20番ニ長調K.466/同第21番ハ長調K.467
ヨス・ファン・インマゼール(フォルテピアノ)、アニマ・エテルナ
今も眩い輝きを放ち続けるベルギーの巨匠インマゼールと、ピリオド・オー
ケストラ、アニマ・エテルナのコンビによるモーツァルトの名盤中の名盤。
(通常盤規格番号/CCS 2391)

CG 06003 \1650
L・ボッケリーニ:弦楽五重奏&四重奏&三重奏曲集
ボッケリーニ四重奏団、アンナー・ビルスマ(チェロ)
鈴木秀美を中心としたボッケリーニ四重奏団に、オランダが生んだバロック
・チェロの第一人者ビルスマを迎えた超一流アーティストによる味わい深き
ボッケリーニ。
(通常盤規格番号/CCS 3692)

CG 06004 \1650
G・P・テレマン:室内楽作品集
フロリレジウム
初期の録音にはポッジャーも参加しており、現在も様々な録音に取り組み名
演を生み出している古楽器アンサンブル「フロリレジウム」。
(通常盤規格番号/CCS 5093)

CG 06005 \1650
パンドルフィ・メアリ:ヴァイオリン・ソナタ集(1660)
アンドリュー・マンゼ(ヴァイオリン)、
リチャード・エガー(チェンバロ)
M今を時めく“バロック・ヴァイオリンの鬼才”アンドリュー・マンゼがチャ
ンネル・クラシックスに行った壮絶で圧倒的な凄演!
(通常盤規格番号/CCS 5894)

CG 06006 \1650
F・シューベルト:弦楽四重奏曲ハ長調Op.163
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、オルフェウス・クヮルテット
世界最高のチェリストの一人として数えられるウィスペルウェイが、1994年
に録音を行ったシューベルト最晩年の作品を収録。
(通常盤規格番号/CCS 6794)

CG 06007 \1650
J・ハイドン:
チェロ協奏曲第1番ハ長調/同第2番ニ長調/交響曲第104番ニ長調
ピーター・ウィスペルウェイ(チェロ)、フロリレジウム
ウィスペルウェイが1710年Barak Norman作のチェロを用いてフロリレジウム
と共に録音に臨んだみずみずしさを感じさせてくれるハイドン。
(通常盤規格番号/CCS 7395)

CG 06008 \1650
A・ピアソラ:タイムレス・タンゴ
アルフレッド・マルクッチ(バンドネオン)、
アンサンブル・ピアチェヴォーレ
アルゼンチンのブエノスアイレス出身で、現在はベルギーを活動の拠点とす
るバンドネオンの名手マルクッチによる魅惑のタンゴの数々。
(通常盤規格番号/CCS 10997)

CG 06009 \1650
D・スカルラッティ&G・F・ヘンデル:ギター作品集
カトナ・トウィンズ
ギター作品にも積極的な姿勢を見せるチャンネル・クラシックスが、ハンガ
リーのカトナ兄弟によるギター・デュオ「カトナ・トウィンズ」を起用した
ファン必聴盤。
(通常盤規格番号/CCS 14298)

CG 06010 \1650
J・S・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ集Vol.2
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調BWV.1006
同ソナタ第2番イ短調BWV.1003/同ソナタ第3番ハ長調BWV.1005
レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン)
感動の渦を巻き起こしたバロック・ヴァイオリンの天女ポッジャーの記念碑
的名演奏!
(通常盤規格番号/CCS 14498)

CG 06011 \1650
L・A・ルブラン:オーボエ協奏曲集Vol.1
バート・シュニーマン(バロック・オーボエ)、
ラジオ・チェンバー・オーケストラ
現代のバロック・オーボエのスペシャリスト、シュニーマンが18世紀ドイツ
で当代随一のオーボエ奏者という評価を受けたルブランの作品を響かせる。
(通常盤規格番号/CCS 16198)

CG 06012 \1650
愛と哀しみの歌-モンテヴェルディ、フレスコバルディほか 作品集
ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)、
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)、
オランダ・バッハ協会、他
オランダが世界に誇る85年の歴史を持つ声楽&器楽グループによる「愛と哀
しみ」をテーマとした17世紀のマドリガーレ集。オランダのソプラノ歌手、
ゾマーの透明で艶やかな歌声も絶品。
(通常盤規格番号/CCS 17098)

CG 06013 \1650
王室礼拝堂のジェントルマンたち-16世紀イギリスの合唱作品集
ピーター・ダイクストラ(指揮)、ジェンツ
瞬く間にスターダムへと上り詰めた驚異の男声ア・カペラ・グループ「ジェ
ンツ」のチャンネル・クラシックス・デビュー盤。ノーマルCD盤は既に廃盤
となっていただけに、嬉しい復活!ちなみにジェンツは今年10月から11月に
かけて待望の再来日公演が決定している。
(通常盤規格番号/CCS 18998は廃盤となっており、現役盤はCCSSA 18902の
SACD-Hybridのみ)

CG 06014 \1650
J・ハイドン:ピアノ・ソナタ第50番ハ長調
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.19(第1楽章カデンツァ:ラツィック)
デヤン・ラツィック(ピアノ)、
ヘリベルト・ベイゼル(指揮)、ボン・クラシック・フィルハーモニー
ザグレブの生んだピアノ界の若き天才ラツィック。ベートーヴェンの第1楽章
では自作のカデンツァを用いるなど、その才能を存分に発揮したハイ・パフォ
ーマンス。SACD Hybrid盤のみリリースとなっていたが今回ノーマルCD盤が
初登場!
(通常盤規格番号/CCSSA 19703/SACD Hybrid盤 )

CG 06015 \1650
S・ラフマニノフ:交響曲第2番/ヴォカリーズ
イヴァン・フィッシャー(指揮)、ブダペスト祝祭管弦楽団
I・フィッシャー&ブダペスト祝祭管のチャンネル・クラシックス移籍第1弾
であると同時に、同レーベルによる大編成オーケストラのレコーディング
第1弾として新たな一歩を踏み出した記念的なアルバム。「指揮台の上で聴
く音楽」というコンセプトで収録が行われた録音は、演奏、音質の両面で絶
賛を博したことは記憶に新しい。
(通常盤規格番号/CCS 21698)





<PentaTone>
PTC 5186 120(SACD-Hybrid) \2850
L・V・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
M・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op.26
アルトゥール・グリュミオー(ヴァイオリン)、
コリン・デイヴィス(指揮)、
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、
ハインツ・ワルベルク(指揮)、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最
新作。20世紀を代表する大ヴァイオリニスト、グリュミオーの至芸を堪能で
きる1枚。

PTC 5186 125(SACD-Hybrid) \2850
J・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調Op.83
L・V・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
ミッシャ・ディヒター(ピアノ)、
クルト・マズア(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
フィリップスのクァドラフォニック(4チャンネル録音)の復刻シリーズ最
新作。ディヒターは、第3回チャイコフスキー国際コクール(1966年)で第
2位を獲得した名ピアニスト。





<Phaedra>
DDD 292018 \2180
R・シューマン:謝肉祭Op.9/森の情景Op.82/子供の情景Op.15
ヨゼフ・デ・ベーンハウワー(ピアノ)
ベーンハウアーは、シューマン夫妻の研究家としても名高いベルギーのベテ
ラン・ピアニスト。このシューマン・アルバムは自らの研究の成果を発揮し、
穏やかで優しさを感じさせてくれるベーンハウアーのシューマンへの想いが
詰まった美演である。

DDD 92033 \2180
In Flanders' Fields Vol.33
ロデウィック・モルテルマンス(1868−1952):
歌劇《海の子供たち》より 夜明けと日の出/ミニヨン《君よ知るや南の国》
/交響詩《朝の気分》/交響詩《ヘリオス》/イン・メモリアム/交響詩
《春の神話》
ニーナ・ステンメ(ソプラノ)、
ツォルト・ハマル(指揮)、
フランダース放送管弦楽団&合唱団フランダース放送管弦楽団・合唱団、
フェルナンド・テルヴィ(指揮)、BRTNフィルハーモニック管弦楽団 
特に叙情的な歌曲やピアノ小品で有名なアントワープ生まれの作曲家モルテ
ルマンスの管弦楽作品集。特に2005年のバイロイト音楽祭の「トリスタンと
イゾルデ」に出演したスウェーデンのソプラノ、ニーナ・ステンメが歌う
「ミニヨン《君よ知るや南の国》」には注目!1988年&1999年の録音。

DDD 292015 \2180
F・シューベルト:ピアノソナタ イ短調D.784
J・ブラームス:7つの幻想曲Op.116
F・リスト:オーベルマンの谷
C・ドビュッシー:組み合わされたアルペッジョのための
A・スクリャービン:練習曲嬰ニ短調Op.8-12
ニコラ・カロ (ピアノ) 
ニコラ・カロは1979年ベルギーのアントワープ出身という気鋭のピアニスト。
王立フレミッシュ音楽院、スヴェーリンク音楽院で学んだのち、数々のコン
クールで入賞。1999年の国際ショパン音楽祭にはゲストとして招かれるなど
活発な活躍を見せている。




<Gimell>
CDGIM 992 \2080
GIMSA 592(SACD-Hybrid) \2850
エリザベス王朝の調べ-タリス・スコラーズ、ウィリアム・バードを歌う
ウィリアム・バード(1542/43−1623):
目覚めていよ/悲しみと不安が/怒りたもうな/導きたまえ、おお主よ/
おお主よ、御身のしもべエリザベスが/マニフィカト(大典礼曲)/4声の
ミサ曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス
ピーター・フィリップス(指揮)、タリス・スコラーズ
1973年にピーター・フィリップスによって創設されて以来、世界最高のア・
カペラ・グループとして古楽界に君臨し続けるタリス・スコラーズ。グルー
プ名に冠しているタリスをはじめ、ジョスカン、パレストリーナ、アレグリ、
ビクトリア、グレーロ、そしてバードなどルネサンス時代の作品の演奏への
評価は絶大であり、世界中のファンに大きな感動を与えている。今回の新譜
は、先だってDVD-Videoとしてリリースされた「エリザベス王朝の調べ
(GIMDN 902)」を多くのリクエストに答える形でCD化されたものであり、
イギリスのテュークスベリー大聖堂で行われたコンサートを収めた待望の
1枚なのである!テュークスベリー大聖堂でのウィリアム・バードの作品に
おける演奏の素晴らしさはDVD-Videoで既に証明済みなだけに、ファンにとっ
て嬉しいリリースとなること間違いなし!




<CCn'C>
CCn'C 00702 \2080
アブソリュート・ミックス ――
P・ヒンデミット:小管弦楽のための室内音楽第1番Op.24-1
マイケル・ドアティ(1954−):
デッド・エルヴィス、シング・シング・ジョン・エドガー・フーヴァー
ジェームズ・マクミラン(1959−):...as others see us...
チャールズ・コールマン(1968−):ヤング・ワーズ
コンロン・ナンカロウ(1912−1997):ス
タディ第2番(イヴァ・ミカショフ編曲)
ジョン・アダムズ(1947−):《室内交響曲》より ロードランナー
C・ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲(ベンノ・ザックス編曲)
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、
アブソリュート・アンサンブル
「CCn'C」の製作統括を行うクリスチャン・ヤルヴィは、その名の通り父は
ネーメ・ヤルヴィでありエストニアの音楽一家ヤルヴィ一族の次男である。
アブソリュート・アンサンブルはクリスチャンが1993年に創設し自ら音楽監
督を務めるアンサンブル。コンサートのライヴを収録した「アブソリュート
・ミックス」にはヒンデミットやドアティ、ナンカロウ、アダムズなど近代
&現代音楽ファンにとって魅惑の面々による作品がズラリと並んでいる。ド
イツ・レコード批評家賞を受賞した「アブソリュート・ミックス」。炸裂す
るクリスチャンのタクトとアブソリュート・アンサンブルのパフォーマンス
は圧巻!

CCn'C 01712 \2080
セレスティアルス ――
ペーテル・ヴァヒ(1955−):
フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲ニ長調《Chant Of the
Celestial Lake》
ウルマス・シサスク(1960−):
レオニダス、フルートと弦楽オーケストラのための協奏曲Op.78
マーリカ・ヤルヴィ(フルート)、
クリスチャン・ヤルヴィ(指揮)、タリン室内管弦楽団
マーリカ・ヤルヴィは、パーヴォやクリスチャンと同じくエストニアの巨匠
ネーメ・ヤルヴィを父に持つヤルヴィ一族の女流フルート奏者である。ヴァ
ヒ、シサスクの両人とも現代エストニアを代表する作曲家として様々な作品
を発表している。クリスチャン率いるタリン室内管のサポートを得たマーリ
カのフルートからは迸る感情を存分に聴き取ることが出来るだろう。

CCn'C 02022 \2080
トレイン・ソングス ――
J・ボン・ジョヴィ:ホームバウンド・トレイン
ゲルノット・ウォルフガング:ユーゴスラヴィアン・レイルロード・ソング
トム・ウェイツ:ダウンタウン・トレイン、トレイン・ソング
ミヒャエル・ラダノヴィッチ:
モンドライン、ザ・トレイン・ウィル・ブリング・ハー・バック・トゥー・
ミー、アバウト・トレイン
ビリー・ストレイホーン:A列車で行こう
トーマス・マンデル:トレイン・フロム・オッシア
ジョン・コルトレーン:グランド・セントラル
イアン・アンダーソン:ロコモティフ・ブレス
J・シュトラウス(ラダノヴィッチ編曲):トレイン・デ・プレジール
パット・メセニー:ジャコ
スプリング・ストリング・クヮルテット
Extraplatteのブルー・スモーク・オン・ヨハン・シュトラウス(EX 601-2)
では、シュトラウスとディープ・パープルの作品を組み合わせるという仰天
の演奏を聴かせてくれたスプリング・ストリング・クヮルテット。電車に関
する作品を集めた今回のアルバムでもスプリング・ストリング・クヮルテッ
トの超絶技巧が爆発する!




<Anleut>
A 034 \2180
C・P・E・バッハ:
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタハ長調WQ.136
同ニ長調WQ.137
チェンバロとヴィオラ・ダ・ガンバのためのソナタ ト短調Wq.88
ローレンツ・デュフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)、
ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ)
ヴィオラ・ダ・ガンバの権威デュフシュミットと、オランダを代表する鍵盤
楽器奏者アスペレンの強力タッグによるアルバムが登場!デュフトシュミッ
トはスイスのバーゼル音楽院で学び、25歳という若さでグラーツ音大の客員
教授に就任。同時に2つの音楽祭の芸術監督にも任命され、古楽器アンサン
ブルのアルモニコ・トリビュート・オーストリアの音楽監督としても活躍中。
オランダの生んだ鍵盤楽器、特にチェンバロの重鎮として世界に名高いアス
ペレンの正確なタッチと多彩な表現に満ちた演奏がデュフシュミットのヴィ
オラ・ダ・ガンバを更に際立たせている。ちなみにデュフトシュミットは
今回の録音では、ヤコブ・スタイナー1679年製のヴィオラダ・ガンバを使用
している。




<Extraplatte>
EX 647-2 \2180
ウィーン・クラリネット・コネクション-Cafe Europa ――
F・メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》序曲
H・サルムホッファー:O bijav
P・グレインジャー:岸辺のモリー
A・クケルカ:Czernowitzer Skizzen
H・ヘードル:四重奏曲第2番、Out of Love、Itchy Fingers
F・シューベルト:即興曲第2番
T・タイシンク:Duna Lied
伝承曲:美しきミンカよ
M・カーティス:クレツマー・ウェディング
J・コスマ:枯葉
ウィーン・クラリネット・コネクション
「ウィーン・クラリネット・コネクション」はウィーン・クラリネット界の
巨星、オッテンザマー&シュミードルにクラリネットを学んだヘルムート・
ヘードルを中心に結成されたクラリネット四重奏団。コンサートのライヴを
収録した「Cafe Europa」には、メンデルスゾーンやシューベルトといった
クラシック作品の編曲版からメンバー自作の作品、コスマの「枯葉」など幅
広いレパートリーを収録。楽器を存分に鳴らした重厚なクラリネットの響き
は見事!

EX 662-2 \2180
エグザイル ――
アレクサンドル・ツェムリンスキー(1871−1942):Walzergesange Op.6
エゴン・ヴェレス(1885−1974):
Wie ein Bild Op.3、Lieder der Madchen Op.7a、
Kirschblutenlieder Op.8、Einsamkeit
フランツ・ミトラー(1893−1970):5つの歌
ヴィクトル・ウルバンチチ(1903−1958):
Der Traum、Die Elfe、Lustwandelnd schritt ein Madchen、
O Suse Mutter!、Fruhling、Vision der Schonheit
エーリヒ・ヴォルフガング・コルンゴルト(1897−1957):3つの歌Op.22
ジュディス・コペツキー(ソプラノ)、
ユリア・ティンホフ(ピアノ)
ナチスの台頭によって祖国から逃れなければならなかった作曲家たちの歌曲
を集めた作品集。ウィーンのソプラノ奏者であるジュディス・コペツキーは、
ウィーン・フィルやウィーン国立歌劇場、プラハ国立歌劇場などで活躍し、
プレートル、ギーレン、シルマー、ハーゼルベックなどの指揮者とも共演を
重ねている。




<Pepperland>
PEP 97201 \2180
イェネー・タカーチ(1902−):
小さなソナタOp.51/私のためにOp.76/ちょっと新しいことOp.116
ソナチネお嬢ちゃんOp.118
アイマ・マリア・ラブラ=マック(ピアノ)
エジプトのカイロではアラビア音楽、フィリピンのルソンでは民族音楽の研
究を行うなど音楽学者としての1面を持ち、自らの作品にその特色を反映さ
せるなどしたオーストリアの現代作曲家タカーチのピアノ作品集。ピアノの
ラブラ=マックはフィリピンの女流奏者である。

PEP 03026 \2180
コダーイとハンガリアン・スクール ――
Z・コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲Op.7
ゾルタン・セーケイ(1903−2001):Polyphon et Homophon Op.2
イストヴァン・セレニィ(1904−1972):3つのディアローグ
ヤーノシュ・ジュライ・ガール(1924−):
ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲
クララ・フリーデル(ヴァイオリン)、
クリストフ・パンティロン(チェロ)
ハンガリーの大作曲家コダーイや世界的ヴァイオリニストとして名を馳せた
ゾルタン・セーケイなど、20世紀ハンガリーの音楽家たちによるヴァイオリ
ンとチェロのための二重奏曲を集めた民族色に満ちたアルバム。

EX 550-2 \2180
77分で巡る世界一周-
アンダルシアのガスパチョ/ルーアンのジョン・ダウランド/シャルトル/
ラデッキー行進曲/ソフィアからイスタンブールへ/ヴォルガのポルカ/
冬の城/タンゴ/他 全20曲
トリロジー
2本のヴァイオリンとチェロで世界中の様々なスタイルの音楽を77分に渡っ
て演奏。ラデツキー行進曲のパロディーが飛び出すなど予測不能の展開で
音楽による世界一周を実現させた好企画盤!

EX 251-2 \2180
ギターとピアノのための新しい音楽 ――
クラウス・オーベルマイアー&ロベルト・スポール:
ボックス・ミュージック、ガッファ、デライ
トム・ジョンソン:ラショナル・メロディーズIII&IV
クラウス・オーベルマイアー:コーズ
ジョン・ケージ:2声のためのソナタ
クラウス・オーベルマイアー(ギター)、
ロベルト・スポール(ピアノ)、
ディトマール・ヴィスナー(フルート)

<Capriccio>
71093(SACD-Hybrid) \2580
モーリス・ラヴェル(1875−1937):
バレエ音楽《ダフニスとクロエ》組曲第2番
ピアノ協奏曲ト長調/管弦楽のための舞踏詩《ラ・ヴァルス》
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、
ガリー・ベルティーニ(指揮)、ケルン放送交響楽団
2005年3月に77歳という年齢で急逝したイスラエル(モルドヴァ共和国、旧ソ
連生まれ)出身の巨匠ガリー・ベルティーニ。
ベルティーニと言えばケルン放送響とのマーラー・チクルスがあまりにも有名
だが、1998年より東京都交響楽団の第4代音楽監督に就任し、十八番であるマ
ーラーの交響曲全曲演奏を中心に幾多の名演を繰り広げるなど日本の音楽界に
多大な足跡を残したことも記憶に新しい。
今は亡き巨匠の隠れた音源の発掘に成功し、カプリッチョの一大快挙となった
「エディション・ガリー・ベルティーニ」のシリーズ第2弾はベルティーニ自
身が重要なレパートリーとしていたフランス作品3タイトルが登場!
ラヴェル・アルバムの目玉であるピアノ協奏曲で注目のソリストを務めるのは
なんと女帝マルタ・アルゲリッチ!アルゲリッチのラヴェルのピアノ協奏曲に
対する厳しい姿勢は周知の通りなだけに、ベルティーニ&ケルン放送響のコン
ビとの共演は期待大である!
(録音=ダフニスとクロエ:1989年11月11日/ピアノ協奏曲:1985年12月7日
/ラ・ヴァルス:1988年9月3日/すべてライヴ録音)

71092(SACD-Hybrid) \2580
クロード・ドビュッシー(1862−1918):
管弦楽のための3つの交響的素描《海》/夜想曲/牧神の午後への前奏曲
ガリー・ベルティーニ(指揮)、
ケルン放送交響楽団、ケルン放送合唱団
ケルン放送響とのコンビでも度々取り上げられ、日本でもキ響とオール・ド
ビュッシー・プログラムのコンサートを開催するなどベルティーニが得意とし
ていたドビュッシー。
その中でも名作として輝き続ける3大作品のライヴ録音は、フランス印象派を
代表する大作曲家の作品ならではの色彩感に満ち溢れた音の洪水を存分に堪能
させてくれる。
(録音=海:1993年11月6日/夜想曲:1988年9月3日/牧神の午後への前奏曲:
1987年11月30日/すべてライヴ録音)

71094(SACD-Hybrid) \2580
エクトル・ベルリオーズ(1803−1869):
幻想交響曲Op.14a/序曲《ローマの謝肉祭》Op.9/
歌劇《ベンヴェヌート・チェルリーニ》序曲
ガリー・ベルティーニ(指揮)、
ケルン放送交響楽団
全楽章を通して恋人を表現した旋律「イデー・フィクス(固定楽想)」が繰り
返し登場するベルリオーズの大作「幻想交響曲」もベルティーニ&ケルン放送
響が得意としていたレパートリー。
大規模な編成と壮大なスケールを併せ持つ初期ロマン派の重要作品でもマエス
トロ・ベルティーニのタクトが冴え渡る!
(録音=幻想交響曲:1993年5月4日−8日/ローマの謝肉祭&ベンヴェヌート・
チェルリーニ:1994年3月24日−25日)

93515(DVD-Video) \2650
ジャコモ・プッチーニ(1858−1924):歌劇《ラ・ボエーム》
ローランド・ヴィラゾン(テノール)、
アレクシア・ヴルガリドゥー(ソプラノ)、
エレーナ・デ・ラ・メルセ(ソプラノ)、
マルクス・マルカルド(バリトン)、
リュドヴィク・テジエ(バリトン)、
ウルフ・シルマー(指揮)、
ウィーン交響楽団、
2002年のブレゲンツ音楽祭で上演が行われたプッチーニのライヴを収録した
DVD-Video。注目は現在最高のキャスティングとの評価を受けたネトレプコと
の「椿姫」での共演が絶賛を受けるなど、その一挙手一投足が世界から注目を
集めている期待のテノール歌手ロランド・ヴィラゾンの起用である!
(NTSC/カラー/16:9/リージョン・コード:0/収録時間:約100分/字幕:
ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語)




<Arcana>
A 413 2枚組 \4360
J・ハイドン:弦楽四重奏曲全集コレクション第3巻 ――
弦楽四重奏曲集Op.20,Hob.III-31-36《太陽四重奏曲集》
フェステティチ・クヮルテット〔イシュトヴァン・ケルテシュ(ヴァイオリ
ン)、エリカ・ペテーフィ(ヴァイオリン)、ペーター・リゲティ(ヴィオ
ラ)、レジェ・ペルトレーニ(チェロ)〕
当代最大のハイドン研究家であり、バルトーク研究の権威でもあるラースロー
・ショムファイの監修のもとでリリースが進められているにフェステティチ・
クヮルテットよるハイドン弦楽四重奏曲全集の新作が登場!
今回リリースとなる「コレクション第3集」には1772年に作曲が行われ、楽譜
の表紙に太陽の絵が描かれていたことから「太陽四重奏曲集」と呼ばれる6曲
を収録。
フェステティチ・クヮルテットは、メンバー全員がハンガリー出身&ウィーン
国立アカデミーで学んだ同窓生であり、ピリオド楽器を用いた演奏は抜群の評
価を獲得している。
フェステティチ・クヮルテットは第1巻、第2巻・・・と数字に沿ってのリリー
スを行っておらず、コレクション第3集(A 413)は2003年に発売されたコレク
ション第7集(A 417)に続くリリース第8弾となる。
ピリオド楽器によるハイドンの弦楽四重奏曲全集の完結まであと一歩!
(コレクション第4集は未リリースのタイトルであり、A 414の規格番号は現時
点で欠番となっていおります。ご注意下さい。)




<Linn>
CKD 280(SACD-Hybrid) \2580
ファンタジア-クラリネットとピアノのための作品集 ――
ヴィトルト・ルトスワフスキ(1913−1994):ダンス・プレリュード
ミゲル・ユステ・モレーノ(1870−1947):
カプリッチョ・ピントレスコOp.41、エチュード・メロディコOp.33
C・ドビュッシー:狂詩曲第1番
F・プーランク:クラリネット・ソナタ
C・ニールセン:幻想的小品
アントニオ・ロメロ・アンディア(1815−1886):
ルクレツィア・ボルジア”のモティーフによる幻想曲
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)、
イノセンシオ・ネグリン(ピアノ)
スコットランド室内管の管楽器セクションを支えるクラリネットのマキシミ
リアーノ・マルティンは、グスタフ・マーラー・ユーゲント管などで活躍し、
マッケラスやベルグルンドといった巨匠たちに将来を期待されるスペインの
若き名手。今年の7月から12月まではイギリスでのスコットランド室内管のコ
ンサートを中心に、膨大なコンサート・スケジュールが予定されている。
ドビュッシー、プーランクやニールセンといったクラリネットの重要レパー
トリーからモレーノ、ロメロといったスペインの香りが漂う作品までをカバ
ーしている。





<Avie>
AV 2107 \1350
W・A・モーツァルト:
交響曲第40番ト短調K.550/同第41番ハ長調K.551《ジュピター》
ダグラス・ボイド(指揮)、マンチェスター・カメラータ
マエストロ・ダグラス・ボイド第3弾はモーツァルト!第1弾のベートーヴェ
ン、第2弾のマーラーともマンチェスター・カメラータとのパフォーマンスで、
指揮者としても高い名声を獲得したダグラス・ボイド。
名門室内オーケストラがひしめくイギリスの中でもマンチェスター・カメラー
タは屈指の実力を誇り、世界中から称賛を受けている。世界最高峰のオーボ
エ奏者としてヨーロッパ室内管の創設に携わり、様々な名匠の下で演奏を重
ねてきたダグラス・ボイド。モーツァルト・イヤーに送り出すライヴ録音は
前2作を凌ぐ名演である!

AV 2085 \2080
20世紀の合唱作品集Vol.2-マクミランとイギリスの同世代の作曲家たち ――
ジュリアン・アンダーソン(1967−):主に向かって新しい歌を歌え
ジェームズ・マクミラン(1959−):キリストは勝てり、聖母マリアのお告げ
ジョナサン・ダヴ(1959−):Ecce beatam lucem、Into thy Hands
ライアン・ウィッグルスワース(1979−):リブラ・ノス
ジュディス・ウィアー(1954−):Love Bade Me Welcome
ロビン・ホロウェイ(1943−):Since I believe
フランシス・グリアー(1955−):聖アウグスティヌスの祈り
タリック・オレーガン(1978−):キリストは蘇られた
ピーター・ウィシャート(1921−1984):イエスの甘き思い出
ジョン・ジョーベルト(1927−):Whitsun Carol Op.115b
ガブリエル・ジャクソン(1962−):めでたし元后
エドワード・ヒギンボトム(指揮)、
オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団
エドワード・ヒギンボトムが、オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団の
ディレクター就任30周年記念リリースの第2弾。
これまでにヒギンボトム&オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団は70を
超える録音と多くのコンサートを行い、世界中から高い評価を獲得してきた
という実力と実績を誇っている。
第2弾では現代スコットランドの音楽界の旗手であるジェームズ・マクミラン
と、同じく20世紀に生まれたイギリスの作曲家たちの作品を網羅!ウィシャー
ト以外は現在も一線で活躍中の面々が名を連ねており、30年間という長き年月
をかけて熟成された名コンビの演奏で現代イギリスの合唱作品を存分に味わう
ことが出来る1枚である。ちなみに完結となる第3作では「アメリカ」のリリー
スが予定されている。




<Pavane>
ADW 7475/6 2枚組 \4360
ジョセフ・ヨンゲン(1873−1953):ピアノ作品全集Vol.1 ――
ピアノのためのソナタ形式の組曲Op.60/ピアノのための小組曲Op.75/ソナチ
ネOp.88/2つの小品Op.33/2つのワロン風ロンドOp.40/たそがれOp.52/即興
曲第1番op.87/同第2番op.99/同第3番Op.126-1/24の小さな前奏曲集
ディアネ・アンデルセン(ピアノ)
ベルギーが誇る20世紀の大作曲家ヨンゲンのピアノ作品を網羅したベルギーの
レーベル、パヴァーヌ(Pavane)ならではの見事なリリース!リエージュ音楽
院やブルージュ音楽院で教鞭を執っていたヨンゲンの作品は、ここ日本におい
ては器楽作品が取り上げられることが多くロパルツと並び近年再評価が著し
い。ディアネ・アンデルセンは、ベルギーのブリュッセル王立音楽院教授、
ヨーロッパピアノ教育連盟ベルギー支部長などの要職にあるベテラン奏者。
目の前に様々な風景が浮かび上がるかのような美しく情緒溢れるヨンゲンの
ピアノ作品の数々は、ファンならずとも一聴に値する音楽である!

ADW 7503 \2180
ジョルジュ・バルボトゥーへのオマージュ ――
ジョルジュ・バルボトゥー(1924−):
金管五重奏のための《シャンソネリー》/ホルンとピアノのための4つの小品
《セゾン》/ホルンと弦楽四重奏のための3つの小品《トリプティク》
エリック・ソンブレー(ホルン)、
アビニョン金管五重奏団、
コルデリア・パルム(ヴァイオリン)、
ガブリエラ・コヴァクス(ヴァイオリン)、
ファブリス・デュラン(ヴィオラ)、
フローレンス・マリー(チェロ)、
ジャン=ピエール・レコウディ(ピアノ)
1970年から1984年までパリ管弦楽団のソロ奏者を務め、その後はパリ音楽院
教授として教鞭を執るなど世界のホルン奏者たちに多大な影響を与えた続け
るフランス・ホルンの大御所ジョルジュ・バルボトゥーが書き上げた作品を
集めたオマージュ・アルバム。バルボトゥーの作品に挑むのは、アヴィニョ
ン・プロヴァンス地方管弦楽団のソロ奏者を務めるエリック・ソンブレーで
ある!ホルン奏者&関係者必携!

ADW 7497 \2180
ジョゼフ・ボダン・ド・ボワモルティエ(1689−1755):
オペラ・バレ《キューピットの旅》Op.60/4声のソナタOp.34-3/ソナタ第5番
ト短調Op.26-5/クラヴサン曲集Op.59より第3組曲/ソナタ ホ短調Op.37-2/
協奏曲ト長調Op.21-3/協奏曲ホ短調Op.37-6/La Casa Dolce
ラ・チェトラ・オルフェオ
バロック・フルート奏者ミシェル・ケーステルマンスを中心に1994年に結成
されたバロックアンサンブル、「ラ・チェトラ・オルフェオ」によるフラン
スバロックの作曲家ボワモルティエの器楽作品、合奏作品を集めた1枚。ピリ
オド楽器を使用している「ラ・チェトラ・オルフェオ」は、特に16世紀から
18世紀の作品を主なレパートリーとして欧米を中心に広く活躍中のアンサン
ブルである。

ADW 7496 \2180
W・A・モーツァルト:
フルート協奏曲ト長調K.313/アンダンテ ハ長調K.315/フルート協奏曲第2番
ニ長調K.314/フルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299
ジャン=ミシェル・タンギー(フルート)、ベノワ・ウェリィ(ハープ)、
フィリップ・ベンダー(指揮)、王立ワロン室内管弦楽団
ジャン=ミシェル・タンギーはランパルやニコレの指導を受け、ベートーヴェ
ンオーケストラ・ボンの主席フルート奏者などを歴任。日本へも度々招聘さ
れマスタークラスを行うなど幅広く広く知られているフルート奏者である。

ADW 7485 \2180
ジャック・ファン・ヘレンタール:トリプティク、冬の瞑想
ジョヴァンニ・ボッテシーニ(1821−1889):
序奏 とガヴォット、メロディー、《夢遊病の女》幻想曲、華麗なる奇想曲
クリスティアン・ファンデル・ボルヘ(コントラバス)、
ピエール・ブルネロ(ピアノ)
アントワープ歌劇場で奏者としてのキャリアをスタートさせ、1982年にはブ
リュッセル・ダブルベース四重奏団を結成するなどしたヘレンタールと、数
多くのコントラバス作品の作曲を行ったボッテシーニのカップリング。ボル
ヘは現在ロイヤル・フランダース・フィルの第1ソロ走者を務めるベネルク
スの名手として活躍を見せている。

ADW 7486/7 2枚組 \4360
J・ハイドン:歴史的楽器による初期ソナタ第1集 ――
ソナタ第1番Hob.XVI-1-ソナタ第18番Hob.deest
綿谷優子(チェンバロ&クラヴィコード)
綿谷優子はベルギー在住の日本人鍵盤楽器奏者。2001年2月に行われた当盤の
録音ではピアノではなく、チェンバロとクラヴィコードを用いてハイドン初
期の鍵盤ソナタ18曲を弾きこなしている。




<Palette>
PALCD-983 \2180
W・A・モーツァルト:
セレナード第10番変ロ長調K.361《グラン・パルティータ》
A・ドヴォルザーク:セレナード ニ短調Op.44
スウェーデン・セレナード・アンサンブル
スウェーデン・セレナード・アンサンブルは、ヨーテボリ響、スウェーデン
放送響、ヘルシンボリ響、王立歌劇場管、ロイヤル・ストックホルム・フィル
の弦楽器、管楽器奏者によって1995年に結成された精鋭揃いのアンサンブル。
モーツァルトとドヴォルザークのセレナードを、スウェーデン・セレナード
・アンサンブルが洗練された美しい演奏で聴かせてくれる期待の1枚。1998年
1月の録音。

PALCD-985 \2180
W・A・モーツァルト:
セレナード第11番変ホ長調K.375、同第12番ハ短調K.388《ナハトムジーク》
フレドリク・セーデルベリ(1966−):ピエロの死(世界初録音)
R・シュトラウス:セレナード変ホ長調Op.7
スウェーデン・セレナード・アンサンブル
モーツァルトとリヒャルト・シュトラウスの名作に加えて、世界初録音となる
スウェーデンのマルメに生まれた作曲家フレドリク・セーデルベリの「ピエロ
の死」を収録。「ピエロの死」は2000年5月にスウェーデン・セレナード・ア
ンサンブルによって世界初演が行われたであり、ロマン派的な雰囲気を持っ
た新たなレパートリーとして注目の作品である。2000年11月の録音。

PALCD-986 \2180
ペア・マルテンソン(1967−):ヴァイオリン協奏曲
ヨアヒム・サンドグレン(1965−):
Cordes sur bois、ヴァイオリニストのためのソロ
マッツ・ラーション・ヨーテ(1965−):
ワルキューレの騎行第2番、ヴァイオリンと木管楽器のための協奏曲
フレデリク・ブルステット(ヴァイオリン)、
ステファン・ソリヨム(指揮)、
スウェーデン・セレナード・アンサンブル
1960年代にスウェーデンで生まれた3人の作曲家たちの作品集。これまでのア
ルバムとは一転、現代音楽的な作風の作品が収録されている。ブルステット
は現在ヘルシンボリ響の第1コンサートマスターを務める期待のヴァイオリン
奏者であり、超絶技巧を存分に発揮!





<Sterling>
CDA 1654-2 \2180
ヨハン・ゴットリーブ・ナウマン(1741−1801):
ソナタ第2番ニ短調、同第5番ト短調、同第6番ホ長調
ヨーゼフ・マルティン・クラウス(1756−1792):
フォルテピアノのための3つの変奏曲
ヨハン・ヴィクマンソン(1753−1800):
ディヴェルティスマン ニ長調、フラグメンツ イ長調、ソナタ ハ長調より、
メヌエット&終曲
ヨハン・アグレル(1701−1765):
ソナタ第5番ニ長調より メヌエット、同第6番ト短調より 第4変奏
オロフ・アールストレム(1756−1835):
ソナチネ第2番ト長調、牧歌ト長調
スティーグ・リッビング(スクウェアピアノ、
フォルテピアノ、オルガンクラヴィコード)
1970年にスウェーデン放送からリリースされた2枚のLPをまとめてCD化を行っ
た新装盤。ストックホルム王立音楽院などでも教鞭を執ったスティーグ・リッ
ビング(1904−2002)がストックホルム音楽博物館に所蔵されている貴重な鍵
盤楽器を用いて1968年に行った貴重な録音である。




<Footprint>
FRCD 005 \2180
スウェーデンの童謡集(全33曲)
様々なアーティスト
ピアノ伴奏のオーソドックスな童謡からトランペット、ベースが伴奏するジャ
ズ風の童謡、効果音満載の童謡など様々なスタイルの作品を33曲収録。





<Antes Edition>
BM-CD 31.9220 \2180
W・A・モーツァルト:
弦楽四重奏曲第2番ニ長調K.155/同第4番ハ長調K.157/同第6番変ロ長調K.159
/同第7番変ホ長調K.160
コルネリウス・フロウェイン(指揮)、シンフォニエッタ・ケルン
1957年フランクフルト出身の指揮者であり演奏家でもあるコルネリウス・フロ
ウェイン率いる室内オーケストラ、シンフォニエッタ・ケルンによるモーツァ
ルトのミラノ四重奏曲集。

BM-CD 31.9209 \2180
ディミトリ・ニコラウ(1946−):
舞曲と旋律Op.125/2つのゲーテ歌曲Op.138/3つの舞曲Op.190/ジークフリー
ト・ベーレントの追憶Op.102
ゲルトラウト・エルハルト(ソプラノ)、
アルノルト・セステルハイム(指揮)、
バーデン・ツプフ・オーケストラ、他
ディミトリ・ニコラウは作曲家、指揮者、舞台監督や音楽学者として活躍して
いるギリシャ出身の音楽家。「ジークフリート・ベーレントの追憶」は特にマ
ンドリン作品で有名なベーレントを偲んで作曲された作品である。

BM-CD 31.9211 \2180
アンドレ・カンプラ(1660−1744):
金管五重奏とオルガンのためのリゴードン
F・メンデルスゾーン:オルガン・ソナタ第1番へ短調Op.65-1
ジークフリード・カルク=エラート(1877−1933):
Lobet den Herm mit Pauken und Zimbeln Schon、Triumphmarsch
G・ガブリエリ:ピアノとフォルテのソナタ(金管五重奏&オルガン版)
G・ムファット:トッカータ・デチーマ
R・シュトラウス:ヨハネ騎士団の騎士の荘重な入場
シャルル=マリー・ウィドール(1844−1937):トッカータ
ウジェーヌ・ジグー(1844−1925):Grand choeur dialogue
金管五重奏団《ダス・ブレッヒ》、ヨハヒム・エンデルス(オルガン)
アンテス・エディションからソロ・アルバムのリリースを行っているダルムシ
ュタット州立歌劇場管弦楽団のトランペット奏者、マンフレッド・ボックシュ
ヴァイガー率いる金管五重奏とオルガンによる作品集。

BM 31.2409 \2180
イン・ヴィノ・ヴェリタス-ワイン&シャンパン ――
オスカル・ネドバル(1874−1930):
《ぶどう園の花嫁花婿》より 序曲、二重奏第2番、二重奏第8番
カール・ミヒャエル・ツィーラー(1843−1922):ポルカ《人生は喜び》
J・シュトラウスI世:ワルツ《ローレライ=ラインの歌》Op.154
J・シュトラウスII世:シャンペン・ポルカOp.211、ワルツ《酒、女、歌》
他 全14曲
ウィルマ・マレール(ソプラノ)、
アレクサンドル・ピンデラク(テノール)、
マンフレート・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
ベラ・ムジカ(Bella Musica)の新シリーズとなる「HOMMAGE」。アルバムの
タイトル「イン・ヴィノ・ヴェリタス(ラテン語で酒の中に真理あり)」に
あわせたワインやお酒に因んだ作品を集めたアルバム。

BM 31.2410 \2180
エクイターナ-世界の馬たち ――
ダニエル・オーベール(1782−1871):《青銅の馬》序曲
F・リスト:Marsch der Kreuzritter
D・ショスタコーヴィチ:組曲《ハムレット》より
フランツ・ミクサ(1902−1994):Islandisch Rhapsodie
J・F・ワーグナー:行進曲《マリア・テレジア》/他 全16曲
マンフレート・ミューザウアー(指揮)、
ドナウ・フィルハーモニー・ウィーン
続いてのタイトルは世界馬術見本市「エクイターナ」がテーマとなっており、
馬に関連する作品などが集められている。ドナウ・フィルの熱演も好印象。





<Thorofon>
CTH 2529 \2180
ハラルド・ゲンツマー(1909−):
コントラバス・ソナタ/チェロ・ソナタ第2番/コントラバスのための幻想曲
/チェロとコントラバスのための6つのバガテル/チェロ・ソナタ第1番
マーティン・オステルターグ(チェロ)、
ナビル・シェハタ(コントラバス)、
オリヴァー・トリエンドル(ピアノ)
トロフォン(Thorofon)がリリースを進めるドイツ作曲界の大ベテラン、ゲン
ツマーの作品集。1980年クウェート出身のナビル・シェハタは現在ベルリン・
フィルの第1ソロ奏者を務める若き実力者。チェロのオステルターグもバーデ
ン・バーデン・フライブルク南西ドイツ響の第1ソロ奏者の任にある。

CTH 2533/6 4枚組 \8720
ピアノ三重奏曲集 ――
F・シューベルト:ピアノ三重奏曲第1番変ロ長調D.898
R・シューマン:
ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.63、同第2番ヘ長調Op.80、
同第3番ト短調Op.110、幻想小曲集Op.88
J・ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番ロ長調Op.8、同第2番ハ長調Op.87
F・メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調Op.49
F・リスト:オーベルマンの谷
C・シューマン:ピアノ三重奏曲ト短調Op.17
ハイペリオン・トリオ
ハイペリオン・トリオは1999年の結成以来ドイツの各都市を主な活動の場とし
てコンサート活動を続ける若手演奏家たちによるピアノ三重奏団である。収録
作品は音楽史上に輝く名作ばかりだが、アンサンブルの実力を発揮したフレッ
シュな演奏を聴かせてくれる。

CTH 2531 \2180
W・A・モーツァルト:
ピアノ・ソナタ第9番ニ長調K.311/ロンド ニ長調K.485
ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330/ロンド イ短調K.511
ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331《トルコ行進曲付き》
フランツ・フォーラヴァー(ピアノ)
トロフォンへシューマンのピアノ作品全集や、ゴロー・ベルクのタクトでサ
ン=サーンスのピアノ協奏曲第2番の録音を行っている実力派フォーラヴァー
のモーツァルト・アルバム。





<Christophorus>
CHE 0123-2 \1080
チェロ二重奏曲集 ――
ジャン・バリエール(c.1705−1747):ソナタ ト長調
J・ハイドン:二重奏曲ニ長調
J・オッフェンバック:二重奏曲ホ長調Op.54
I・アルベニス:スペイン組曲Op.47より
ヘンリク・ヴィエニャフスキ(1835−1880):エチュード−カプリースOp.18
ウィルフリード・ヒラー(1941−):Schildkroten-Boogie
マリオ・エスクデロ(1928−2004):Impetu
マリア・クリーゲル(チェロ)、
ウェルナー・トーマス=ミフネ(チェロ)
シュタルケルのアシスタントとして研鑽を積んだマリア・クレーゲルとウェル
ナー・トーマス=ミフネの演奏によるチェロ二重奏曲集。1986年の録音。




<Cavalli>
CCD 272 \2180
アンドレ・ドゥシェーヌ・ミーツ・バンベルク-アンドレ・ドゥシェーヌ
(1949−):Lettre a ma mere
アンドレ・ドゥシェーヌ(エレキ・ギター)、
マティアス・クントミュラー(電子楽器)、
フランク・タシュナー(打楽器)
個性的な現代作品を紹介する「エディション・ヴィラ・コンコルディア」シ
リーズの新作。プログレのギタリスト、シンガーとして活躍しているアンド
レ・ドゥシェーヌが2003年にバンベルクを訪れた際に行われたライヴの録音。

CCD 451 \2180
ミロシュ・ベンビノフ(1978−):
Seven Gates To Wildness/Listy Od zmierzchu do switu/prochem i
cieniem jestesmy/Letters.From dusk till dawn
様々なアーティスト
ワルシャワ音楽院で研鑽を積んだポーランドの指揮者、作曲家であるミロシュ
・ベンビノフ。ベンビノフは若干16歳で指揮者デビューを果たし、カトヴィツ
ェ・ポーランド放送響やシンフォニア・ヴァルソヴィアへ客演を行っている。




<Aeolus>
AE-10461 \2180
シャルル=マリー・ウィドール(1844−1937):オルガン交響曲第4番Op.13-4
マルセル・デュプレ(1886−1971):Chemin de la Croixより、
ウジェーヌ・ギゴー(1844−1925):12の小品より
アンドレ・フルーリー(1902−1995):Noel Bourguignonのよる変奏曲
アレクサンドル・ギルマン(1834−1911):序奏と変奏曲/他 全23曲
スザンヌ・シャイゼマルティン(オルガン)
マルセル・デュプレの下でオルガンを学んだベテランオルガン奏者による作品
集。




<Cybele>
SACD 960.501(SACD-Hybrid) \2850
ロルフ・リーム(1937−):百槇の話(世界初録音)
アルフレード・ハース(サクソフォン&クラリネット)、
ハイナー・ゲッベルス(エレキ・ギター&アコースティック・ギター&チェロ)
クリストフ・アンデルス(エレキ・ギター&ドラムス)、
カリン・フランク(ハープ)、カール・リーム(オルガン)、他
ドイツの大物現代音楽作曲家ロルフ・リームが、グリム童話「百槇の話」を題
材として作曲を行った作品。演奏者には主に現代音楽を活躍の場とするハイナ
ー・ゲッベルスも参加。

Cybele 050.107 \2180
シャルル・トゥルヌミール(1870−1939):
オフィス第36番/同第20番/同第37番/同第23番
サンドロ・R.ミュラー(オルガン)

Cybele 050.108 \2180
シャルル・トゥルヌミール(1870−1939):
オフィス第36番/同第45番/同第50番/同第24番
サンドロ・R.ミュラー(オルガン)




<Piano21>
P 21020-A 2枚組 \2180
ロシアン・ミュージック ――
S・ラフマニノフ:
ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30、前奏曲嬰ハ短調Op.3-2《鐘》、
前奏曲ニ長調Op.23-4、前奏曲ト短調Op.23-5
P・I・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ短調Op.23、秋の歌
S・プロコフィエフ:
せき立てるように、前奏曲ハ長調、トッカータハ長調Op.11
R・シチェドリン:ユーモレスク
A・スクリャービン:練習曲嬰ト短調Op.8-9
N・リムスキー・コルサコフ(シフラ編):熊蜂の飛行
シプリアン・カツァリス(ピアノ)、
ホルスト・ニューマン(指揮)、
ライプツィヒ放送管弦楽団、
モーリス・スーザン(指揮)、
リール放送交響楽団
2004年にリリースされたモーツァルト&バッハの3タイトルに続くカツァリス待
望の新譜が遂に登場!
文字通りロシア音楽一色の最新盤は、「シプリアン・カツァリス・アーカイヴ
ス」と銘打った貴重な音源の中の1970年代のライヴ録音&セッション録音によ
るもの。
プログラムのメインはなんといってもラフマニノフとチャイコフスキーの協奏
曲!ソロに比べると格段に協奏曲録音が少ないカツァリスだが同時にロシア物
の録音も非常に少なく、若き日のカツァリスによる非常に貴重なレパートリー
を堪能出来る注目盤あることは間違いない。
大規模な協奏曲と対比するようにシフラ編曲の「熊蜂の飛行」が収録されてい
る点もミソ。超絶技巧の現人神による驚嘆の演奏の数々。





<Chandos intro>
CHAN 2020 \1650
L・V・ベートーヴェン:
ピアノ協奏曲第5番Op.73《皇帝》/《プロメテウスの創造物》序曲Op.43/
交響曲第5番《運命》Op.67
ジョン・リル(ピアノ)、
ワルター・ヴェラー(指揮)、バーミンガム市交響楽団
シャンドスの過去の名盤の復刻を行う新シリーズがスタート。“シャンドス・
イントロ”は以前リリースが行われていた音源や現在も発売中の音源から新た
にカップリングを行い、デジタル・リマスターを施したミッド・プライス・シ
リーズ。
世界中から高く評価されてきた演奏を多数盛り込んだプログラミングに加えて、
美しく情緒豊かな風景をジャケットに用いている点もこれまでのシャンドスの
ラインナップとは一味違った特色であり大きなセールス・ポイント!
1970年チャイコフスキー国際コンクールの覇者、ジョン・リルの「皇帝」がメ
イン・プロ!24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2021 \1650
E・エルガー:
エニグマ変奏曲Op.36/威風堂々第1番/チェロ協奏曲Op.85/朝の歌Op.15-2
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
ノーマン・デル・マー(指揮)、
ボーマンス・シンフォニエッタ
シャンドスの初期を支えたギブソンとデル・マーのマエストロ・コンビが、そ
れぞれイギリスのオーケストラを率いた作品集。24-bit/96kHzデジタル・リマ
スターによる新装再発売盤。

CHAN 2022 \1650
S・プロコフィエフ:
バレエ音楽《ロメオとジュリエット》より/交響曲第1番《古典交響曲》/
ピーターと狼/組曲《キージェ中尉》より トロイカ/組曲《3つのオレンジ
への恋》より 行進曲
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
エストニアが世界に誇る巨匠のタクトによるプロコフィエフ。輝かしいサウン
ドで人気作品を網羅することの出来るカップリングに仕上がっている。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2023 \1650
A・ハチャトゥリアン:
バレエ組曲《スパルタクス》第2番/バレエ音楽《ガイーヌ》より/
組曲《仮面舞踏会》/交響曲第3番《シンフォニー・ポエム》
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
フョードル・グリュシュチェンコ(指揮)、
BBCフィルハーモニック
根強い人気を獲得し続けるハチャトゥリアンの代表作を1枚に集結させたタイト
ル。中でも「交響曲第3番」は15本のトランペットが用いられる壮大な作品とし
て有名。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2024 \1650
C・ドビュッシー:
月の光/組曲《子供の領分》/牧神の午後への前奏曲/小組曲/レントより
おそく/喜びの島/管弦楽のための3つの交響的素描《海》
コリン・フレミング(フルート)、デレク・ベル(ツィンバロン)、
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)、アルスター管弦楽団
得意とするレパートリーで見事なパフォーマンスを披露し好評を博したトル
トゥリエのドビュッシー。フルートのフレミングは現在もアルスター管の首席
奏者を務めている。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2025 \1650
F・メンデルスゾーン:
交響曲第4番《イタリア》/序曲《フィンガルの洞窟》/ピアノ協奏曲第1番
/八重奏曲より スケルツォ/結婚行進曲/カプリッチョ・ブリランテ
アレグザンダー・ギブソン(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズ、他
イギリスの名門室内オーケストラ、ロンドン・モーツァルト・プレーヤーズを
従えたハワード・シェリーの弾き振りも収録!24-bit/96kHzデジタル・リマス
ターによる新装再発売盤。

CHAN 2026 \1650
G・ホルスト:
組曲《惑星》/ブルック・グリーン組曲/セント・ポール組曲
アレグザンダー・ギブソン(指揮)
、スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
リチャード・ヒコックス(指揮)、
シティ・オヴ・ロンドン・シンフォニア
ベストセラーとして親しまれているギブソンの「惑星」とヒコックスの指揮に
よる小編成オーケストラのための組曲を1枚に収めた注目盤。ジャケットも内容
に相応しく印象的。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2027 \1650
D・ショスタコーヴィチ:
交響曲第5番《革命》/祝典序曲/ピアノ協奏曲第2番/2人でお茶を
ネーメ・ヤルヴィ(指揮)、
スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、
ドミトリ・ショスタコーヴィチ・Jr(ピアノ)、
マキシム・ショスタコーヴィチ(指揮)、
イ・ムジチ・モントリオール
父ヤルヴィがシャンドスに録音を行ったショスタコーヴィチの交響曲集の中か
ら第5番《革命》をピックアップ。お馴染みショスタコーヴィチの息子&孫に
よる演奏も併録。24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2028 \1650
R・ヴォーン=ウィリアムズ:
揚げひばり/すずめばち序曲/グリーンスリーヴスによる幻想曲/
ロンドン交響曲(交響曲第2番)
マイケル・デイヴィス(ヴァイオリン)、
ブライデン・トムソン(指揮)、
ロンドン交響楽団、
ヴァーノン・ハンドリー(指揮)、
ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
ともにバックスを中心としたイギリス音楽のスペシャリストであるブライデン
・トムソンとヴァーノン・ハンドリーによるヴォーン=ウィリアムズの世界。
24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。

CHAN 2029 \1650
P・グレインジャー:
カントリー・ガーデンズ/緑の茂み/ある朝早く/穴掘りに出た豚がいた/
羊飼いの歌/シャロー・ブラウン/リンカーンシャーの花束/固定されたド
/ストランド街のヘンデル/日曜日が来ればわたしは17歳/楽しい鐘の音/
岸辺のモリー/モリスもどき/イングリッシュ・ダンス
スティーヴン・ヴァーコー(バリトン)、
デイヴィット・アーチャー(トランペット)
リチャード・ヒコックス(指揮)、
マティアス・バーメルト(指揮)、
BBCフィルハーモニック、
ティモシー・レイニッシュ(指揮)、
ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オヴ・ミュージック、他
シャンドスの1大シリーズである「グレインジャー・エディション」などの音
源を中心としたグレインジャーのベスト盤。様々な編成や楽器でグレインジャ
ーの魅力を味わえる!24-bit/96kHzデジタル・リマスターによる新装再発売盤。





<Natives>
CDNAT 06 2枚組 \4360
F・クープラン:2つのミサからなるオルガン小品集
教区のためのミサ曲/修道院のためのミサ曲
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)
フランスのオルガン専門レーベル「ナティーヴ(Natives)」の取り扱いを開始
します!
モスクワ出身のロシア人オルガン奏者シェボルキーナは、モスクワ音楽院で学
んだのち、フランスに渡りオルガンの世界的権威マリー=クレール・アランに
師事した経歴を持つ。
1996年からはミシェル・シャピュイと共にヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオル
ガニストを務めるなど、世界有数のオルガン奏者として第1線で活躍中。神聖な
響きを醸し出すクープラン・アルバムもヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオルガ
ンを使用して行われた録音である。
76ページのカラー・ブックレットも充実した内容となっており、クォリティは
非常に高い仕上がりとなっている。

CDNAT 01 2枚組 \4360
クロード・バルバストレ(1724−1799):
ノエルのための組曲第1番-第4番/マニフィカト/協奏曲ニ長調/
前奏曲とフーガ ニ短調/マルセイエーズ行進曲とサ・イラ
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)、
ミシェル・シャピュイ(オルガン)
18世紀フランスの名オルガン奏者として知られ、多くの作品を残しオルガン作
品の作曲家としても重要な役割を果たしたバルバストレ。このバルバストレ作
品集ではシェボルキーナと同じくヴェルサイユ宮殿王室礼拝堂のオルガニスト
を務めるミシェル・シャピュイとの共演を収録。今回の録音では、パリのサン
・ロック教会に設置されているオルガンを使用している。フランスのディアパ
ゾン賞受賞作。

CDNAT 03 \2180
F・クープラン:教区のためのミサ曲より、修道院のためのミサ曲より
ルイ・マルシャン(1669−1733):グランド・ディアローグ、Pieces choisies
ルイ=ニコラ・クレランボー(1676−1749):組曲より
ジャン=フランソワ・ダンドリュー(1682−1738):オルガン小品集第1巻より
ジャン=クロード・ダカン(1682−1738):ノエルの新しい曲集より
クロード・バルバストレ(1724−1799):Manuscrit de Versaillesより
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)
17世紀から18世紀にかけて活躍した作曲家たちによるオルガンのための重要作
品の中からの抜粋を収録したアルバム。





<Raumklang edition apollon>
RK ap 10102 \2180
And So It Goes ――
ビリー・ジョエル:The Longest Time
ジョン・カンダー:New York New York
マイケル・デイヴィス:Breakfast in America
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:Blackbird
ミゲール・マタモロス:Juramento
シニード・オコナー:In this heart
フレディ・マーキュリー:Somebody to love
ヴィンス・クラーク:Only you
パーシー・メイフィールド:Hit the road Jack
マックス・ウェルナー:Rain in May
ウェルドン・ジョンソン:Since you went away
ジョン・レノン&ポール・マッカートニー:Can't buy me love
チャールズ・シングルトン&エディ・スナイダー:Strangers in the night
ブライアン・ウィルソン&マイク・ラヴ:Good vibrations
ジェームズ・テイラー&ドン・グロニック:That lonesome road
ビリー・ジョエル:And So It Goes
アマコード
先立ってリリースされた「いざ来たれ、異邦人の救い主よ(RK ap 10205)」と
「ピエール・ド・ラ・リュー(RK ap 10105)」の2タイトルが揃ってアメリカ
の「ア・カペラ・オスカー」に選出されるなど、快進撃を続けるアマコード。
ラウムクラング(Raumklang)の「エディション・アポロン」3枚目のリリース
となる今作は、ビリー・ジョエル、レイ・チャールズ、ビートルズやクイーン
によって歌われた名立たる名曲16作品を収録したポップソング・アルバム!
アマコードは1992年秋にライプツィヒの聖トーマス教会バッハ・クワイアーの
出身者で結成された5人の男声によるア・カペラ・グループであり、その神秘
的で美しさに満ち溢れた歌声はここ日本でも注目を集めている。最近のポップ
・ソング・アルバムといえば好評を博している「ジェンツ」の「イン・ラヴ
(CCSSA 23306)」が挙げられるが、アマコードの「And So It Goes」は5人と
いう少人数のアンサンブルならではの特性を活かし、見事なまでに調和のとれ
たハーモニーと抜群の表現力で一味違った演奏を聴かせてくれる。

RK 2003 \2180
憂鬱な旋律 ――
作曲者不詳:
Worldes Blis Ne Last No Throwe、Hevene quene、Miri it is while sumer
ilast、Ar ne kuth ich sorghe non、Bryd one breere、Dou way Robin/
Sancta mater gracie、Wel wer hym that wyst、Abide I hope it be the
best、Plus penser que dire、Alas departynge is ground of woo、
My woeful heart、Lullay lullow
ウォルター・フライ(fl.1450−1475):
Alas alas is my chief song、So ys emprentid
ロベルタス・ド・アングリア(fl.1460−1475):O fallaze e ria Fortuna
ジョン・ベディンガム(1422−1460):Agwillare
アンサンブル・ベラドンナ
3人の女性アーティストによるヴォーカル&器楽によるバロック・アンサンブ
ル、アンサンブル・ベラドムナが中世イギリスで演奏されていた数々の作品を
奏でたタイトル。





<Etcetera>
KTC 1310 \2180
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643−1704):
死者のためのミサ曲H.2/死者のためのモテットH.311/深き淵よりH.189/主
を恐れるものは幸いなりH.221/《四旬節のための瞑想》より/めでたし女王
H.24/聖ペテロの否認H.424
ミシェル・ラプレニー(指揮)、
サント修道院聖歌隊、アンサンブル・レ・ムニュ・プレシール
ルネサンス時代やバロック時代の合唱作品のスペシャリストとして世界でも指
折りに数えられる名匠ラプレニーと、29人の歌い手たちによって構成されてい
るサント修道院聖歌隊によるシャルパンティエの宗教作品集。
荘厳で尚且つ見事なまでの美しさと、深く研究された解釈を感じてくれる演奏
は見事という他ない。
(注:こちらのタイトルは、2005年にご案内を行った「Lira d'Arco/LA 006-2
(未入荷)」からのレーベル移行発売盤となります。誠に勝手ながら
「LA 006-2」で戴いております新譜オーダーは一旦キャンセルとさせていただ
きます。)





<Musique En Wallonie(Cypres)>
CYP 3617 \2180
ジャン・ロジステル(1879−1964):弦楽オーケストラのための作品集 ――
ラメントとアレグロ・エネルジコ/アダージョ/フルートと室内オーケストラ
のための組曲/古い形式のラルゴとスケルツォ/ヴィオラと弦楽オーケストラ
のための《アデュー》
マルク・グローウェルズ(フルート)、アン・レオナルド(ヴィオラ)、
ジャン=ポール・デッシー(指揮)、
ベルギー王立ワロニー室内管弦楽団
作曲家、ヴィオラ奏者として活躍したジャン・ロジステルは、ベルギー南部の
フランス語圏の都市リエージュに出身の音楽家である。収録作品の中では、ベ
ルギーの生んだフルートの世界的名手マルク・グローウェルズが録音に参加し
た「フルートと室内オーケストラのための組曲」が特に注目。ピアソラから
「タンゴの歴史」を献呈されたフルート奏者でもあるグローウェルズが、王立
ワロニー室内管とのコンビでロジステルの作品の魅力を存分に聴かせてくれる。

CYP 5682 \2180
1500年から1650年のリエージュ、マーストリヒト、アーヘンの音楽 ――
アルント・フォン・アイヒ(ca.1485−ca.1530):
Mit got so woln wirs heben an
トマ・トザマン(ca.1508):Domine Jesu Christe
アダム・ルイル(1492−ca.1508):Jupiter omnipotens
ランベルトゥス・デ・モンテ(ca.1579):Magnum Triumphum
ライヒャルト・マンゴン(ca.1580−ca.1630):
Sihe meine Freundin、Kennest du dich nicht
ヨハン・ストッケン(ca.1445−ca.1501):
ブルネッテ、Helas ce n'est pas sans rayson
ランベルト・ピートキン(1613−1969):
4声のためのソナタ第1番&第2番、O Salutaris hostia
レオナルド・デ・ホーデモント(1575−1636):
Sancta et immaculata Virginitas
アンリ・ドゥ・モント(1610−1684):
Je ne scay ce que c'est、Je ne vais plus a la guerre、アルマンド、アル
マンド・グラーヴェ
ルドヴィク・エピスコピウス(ca.1520−1595):
Laet varen alle fantasie、Vruecht en duecht myn hert verhuecht、
Ick seg adieu
フリッツ・ヘラー(指揮)、アンサンブル・バロッコ・ロッコ
アンサンブル・バロッコ・ロッコは1985年より活動を開始している声楽と器楽
による古楽アンサンブル。特に16世紀-17世紀のベルギー、オランダ、ドイツ
音楽の演奏には定評がある。声楽にサックバットなどの管楽器群が華を添えて
いるのが印象的な好演奏である。

CYP 5681 \2180
ド・リーニュ侯時代のコントルダンス ――
Ball at the Theatre de la Monnaie/Ball at the Vauxhall Pleasure
Gardens at Spa
ロベール・コーネン(指揮)、
コンセール・ブルジョワ
「会議は踊る」の名言を残したベルギー・ブリュッセルの貴族であるド・リー
ニュ侯が活躍した18世紀に演奏されたコントルダンス(田舎の踊り)集。コン
セール・ブルジョワはベルギー出身の世界的チェンバロ奏者であるロベール・
コーネンが率いるバロック・アンサンブル。

CYP 3618 \2180
アンドレ・エルネスト・グレトリ(1741−1813):
Seizieme Lecon、《Zemire et Azor》序曲、《Jugement de Midas》序曲
アルマン=ルイ・クープラン(1727−1789):
《Que Le Sultan Saladin》による変奏曲
W・A・モーツァルト:
グレトリーの「サムニウム人の結婚」の行進曲の主題による8つの変奏曲ヘ長調
K.352
デュードネ・ゴーベール:グレトリの《L'Acheron》によるパッセージ
アレクサンドル・ボエリー(1785−1858):
《La danse n'est pas ce que j'aime》による変奏曲
フェリックス・ゴドフロワ(1818−1897):
獅子心王リチャード、Tandis Que Tout Sommeille
C・フランク:グレトリーの《リュシール》による4手のための二重奏曲
ガイ・ペンソン(チェンバロ&ピアノフォルテ&ピアノ)、
シルヴィア・ベルニエール(ピアノ)、
ディルク・ヴァンデール(ヴァイオリン)、
フレデリク・ドゥセンネ(語り)
ベルギーの鍵盤楽器奏者ガイ・ペンソンが、同じくベルギーのクリス・マーネ
によって製作されたチェンバロ、3種のピアノフォルテ(アントン・ワルター
のレプリカ&コンラート・グラーフのレプリカ)、エラール製のピアノを使い
分けて収録を行った意欲作!

CYP 5683 \2180
エミール・マテュー(1844−1932):交響的抒情詩《Freyhir》
パトリック・デルクール(バリトン)、マルク・ラホー(テノール)、
クリスティーネ・ソルホーセ(メゾ・ソプラノ)、
ヴェロニク・ソルホーセ(ソプラノ)、
ジャン=ピエール・ヘック(指揮)、
リエージュ・フィルハーモニック管弦楽団、
ブリュッセル合唱協会、ナミュール・シンフォニック・クワイヤー
エミール・マテューは王立モネ劇場の伴奏者、ルーヴェンの音楽学校長やヘン
ト音楽院の院長の務めた19世紀ベルギーの音楽家。2000年のライヴ録音。





<Attacca>
Babel 8742-5 \2180
イグナス・リリエン(1897−1964):
ヴェロニカ、メディアンツによる4つのシャンソン、ミーツカゼルネ(共同住宅)
ライネルマリア・リルケ:ハーブスト
パウル・ヴェルライネ:インドレンツ
アンヤ・ファン・ヴァイク(メゾ・ソプラノ)、
フランス・ファン・ルート(ピアノ)
ポーランドやソ連の間で揺れ動いたウクライナの都市、リヴィフに生まれたユ
ダヤ人作曲家イグナス・リリエンの歌曲集。1986年の録音。

Attacca 2295 \2180
Fusion Moderne ――
グース・ヤンセン(1951−):Met Spoed/Urgent
アネスティス・ロゴテティス(1921−1994):フュージョン
ルシエン・ゲータルス(1931−):4つの小品
テオ・ルーヴェンディー(1930−):
バス・クラリネットとピアノのための音楽
ヨス・クンスト(1936−1996):No time at all
トン・ブルイネル(1934−1998):ルッキング・アース
アドリアン・ファン・ノールト(1954−):レゲエ
ヨープ・ストレイザー(1934−):インターセクションV-2
ポロ・デ・ハース(ピアノ)、ハリー・スパルナアイ(バス・クラリネット)
「Fusion Moderne」は、クラシックから現代音楽までを広くカバーするデ・ハ
ースと、現代音楽のスペシャリストであるバス・クラリネット奏者スパルナイ
のデュオである。

Babel 9158-1 \2180
逃走用梯子5 ――
ロバート・ディック:Flames Must Not Encircle Sides、ルックアウト、
アナムネシス、演奏会用練習曲Vol.2《フライング・レンスッンズ》
ルチアーノ・ベリオ:セクエンツァ
C・ドビュッシー:シランクス
福島和夫:メイ
ロバート・モリス:ラウドラ
ダニエル・アシア:プラム/ドリーム・セクエンスII
ロバート・ディック(フルート)
Ladder of Escape 5/Dick(fl)





<Signum Classics>
SIGCD 084 \2180
F・メンデルスゾーン:オラトリオ《聖パウロ》序曲
R・シューマン:バッハの名による6つのフーガ
ウィリアム・ボルコム:(1938−):Free Fantasia
ジョージ&アイラ・ガーシュウィン(カブレ編曲):ガーシュウィン兄妹
ジークフリート・カルク=エラート(1877−1933):かわいいワルツ
ヨゼフ・ヨンゲン(1873−1953):英雄ソナタ
サイモン・プレストン(オルガン)
カルガリー国際オルガンコンクールの芸術監督などを務めるサイモン・プレス
トンが、ロイヤル・アルバート・ホールのオルガンを使用して行ったレコー
ディング。





<VMS>
VMS 172 \2180
バロック・ソナタ集 ――
G・F・テレマン:ソナタ ヘ短調
J・S・バッハ:ソナタ ト長調BWV.1027
A・ヴィヴァルディ:ソナタ ト短調
ヨハン・フリードリッヒ・ボデッカー(1607−1683):
《ラ・モニカ》によるソナタ
J・F・ファッシュ:ソナタ ハ長調
リヒャルト・ガラー(ファゴット)、
ヨハネス・マリア・ボグナー(チェンバロ&オルガン)、
エルンスト・ワイゼンスタイナー(コントラ・バス)、
クレメンス・ホラーク(オーボエ)
グラーツ出身のファゴット奏者であるリヒャルト・ガラーは、現在ウィーン交
響楽団の主席ファゴット奏者を務める傍ら、ウィーン音楽大学で教鞭を執るな
ど今後の更なる活躍が期待されている名手である。





<Zappel Music>
ZM 0004 \2180
ソロ&デュエット ――
バルドゥイン・スルツァー(1932−):ビシニウム・バッサビレ
フリップ・フィリップ(1969−):ムーズ
ウェルナー・ピルヒナー(1940−2001):Einfach Zweifach
ラインハルト・サス(1961−):ソナタ、デュオ
エルンスト・ワイゼンスタイナー(コントラ・バス)、
ディトマール・キューブルベック(トロンボーン)、
フリップ・フィリップ(マリンバ)、マーカス・プージェ(チェロ)、
ラインハルト・サス(ピアノ)
このアルバムの主役、エルンスト・ワイゼンスタイナーは、クラシックから
ジャズまでの幅広いジャンルに取り組みを見せているウィーン交響楽団の主席
コントラ・バス奏者。共演としてウィーン・フィルの主席トロンボーン奏者
キューブルベックが参加!





<Paula>
PACD 156 \2180
B・バルトーク:ピアノ作品集 ――
ルーマニア民族舞曲/3つのロンド/組曲Op.14/アレグロ・バルバロ/《子供
のために》より/ブルガリアのリズムによる6つの舞曲/4つの哀歌/ソナタ/
田舎の夕べ
イェンス・ラムシング(ピアノ)
イェンス・ラムシングはデンマーク王立音楽院でピアノを学んだのち、ローマ
ではグイド・アゴスティ、ブダペストではコロネル・ゼンプレーニの下で研鑽
を積んだデンマークの鍵盤奏者。土俗的でありながらスマートなスタイルのバ
ルトークを聴く事が出来る。





<Immortal>
IMM 960009(DVD-Video) \2450
ア・ナイト・トゥ・リメンバー ――
P・I・チャイコフスキー:序曲《1812年》、レンスキーのアリア
G・ヴェルディ:歌劇《運命の力》序曲
J・ハイドン:チェロ協奏曲ニ長調より アダージョ
G・ビゼー:歌劇《カルメン》より
J・マスネ:エレジー
プラシド・ドミンゴ(指揮&テノール&ピアノ)、
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮&チェロ)、
オルガ・ボロディナ(ソプラノ)、キーロフ歌劇場管弦楽団
ドミンゴとロストロポーヴィチ。2人の巨匠が指揮を振り、歌い、チェロを弾
いた共演盤。スペインのメリダ歌劇場でのコンサートを収録。(画像フォー
マット-NTSC(地域コード:0)、4:3、カラー/サウンド・フォーマット-ステ
レオ2.0、ドルビー・デジタル5.1/収録時間-58分)





<Ponto>
PO-1048 2枚組 \2300
G・F・ヘンデル:歌劇《オルランド》(録音:1963年)
デイム・ジャネット・ベイカー(メゾ・ソプラノ)、
パメラ・ボウデン(アルト)、
アーノルド・ゴールズブロー(指揮)、
イギリス室内管弦楽団、他

PO-1049 2枚組 \2300
P・I・チャイコフスキー:
歌劇《スペードの女王》(ロシア語版/録音:1984年12月2日)
ウラディミール・アトラントフ(テノール)、
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)、
アルジス・シュライティス(指揮)、
バイエルン国立歌劇場管弦楽団&合唱団、他




<Gala>
GL 100.626 3枚組 \3450
M・ムソルグスキー:歌劇《ボリス・ゴドゥノフ》(録音:1972年5月6日)
ニコライ・ギャウロフ(バス)、マルク・レシェティン(バス)、
ボリス・ハイキン(指揮)、
ローマ・イタリア放送交響楽団&合唱団、他




<Etcetera>
KTC 1309 \2180
ロビン・デ・ラーフ(1968−):管弦楽作品集 ――
大管弦楽のための《ウニーソノ(Unisono)》/ピアノ協奏曲*/
管弦楽のための協奏曲
エド・スパニャールド(指揮)、ジョージ・ベンジャミン(指揮)、
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団、
ラルフ・ファン・ラート(ピアノ)*、
ペーター・エトヴェシュ(指揮)*、ラジオ・チェンバー・オーケストラ*
帝王ヤンソンスのタクトによって破竹の快進撃を続けるロイヤル・コンセルト
へボウ管弦楽団の録音がエトセトラからリリース!アムステルダム音楽院を
優秀な成績で卒業し、ブーレーズにも一目置かれるロビン・デ・ラーフは、
新ウィーン楽派の音楽、中でもアルバン・ベルクの作品を特に好み、バルト
ークとストラヴィンスキーの作曲技法の研究を行い自らの作曲活動に取り込
むなど、斬新で意欲的な作品を世に送り出している現代オランダの作曲家で
ある。「大管弦楽のための《ウニーソノ(Unisono)》」はコンセルトへボウ
管の委嘱によって2004年に作曲、初演が行われた作品。一方「管弦楽のため
の協奏曲」はハーグ・レジデンティ管の委嘱により作曲が行われた作品で、
ファゴットによる冒頭部分がストラヴィンスキーの「春の祭典」へのオマー
ジュとなっており、タイトルはもちろんバルトークを意識して付けられたも
のである。デ・ラーフの作品はトロンボーンなどの低音楽器群や打楽器を効
果的に用いているのが特徴の1つであり、この部分もバルトークやストラヴィ
ンスキーの影響を受けている部分と言えるだろう。今回リリースとなる作品
集では、大作曲家の作品を演奏する際のコンセルトボウ管とは一味違った機
動力と、徹底したアプローチによる現代作品の解釈を体感することが出来る!

KTC 4016 \2180
R・シューマンへのオマージュ-
R・シューマン:
おとぎの絵本Op.113、3つのロマンス、管弦楽なしの協奏曲へ短調Op.14、
おとぎ話Op.132
ジェルジ・クルターク(1926−):R・シューマンへのオマージュ
ヤン・ミヒエルス(ピアノ)、
ベンジャミン・ディルティエンス(クラリネット)、
トニー・ニィス(ヴィオラ)
ロベルト・シューマンと現代ハンガリーの巨匠クルタークのコラボレーショ
ン・アルバム。ピアノを担当するのはEufodaへ多くの録音を行い、近現代の
作品を得意としているベルギーのアーティスト、ヤン・ミヒエルス。Eufoda
への録音でもハイドンの《十字架上のキリストの最後の7つの言葉》の楽章間
にクルタークの作品を散りばめるという仰天の試みを聴かせてくれるなど、
大胆な姿勢は健在。室内楽奏者としてエトヴェシュの下で演奏活動を続ける
など、特に20世紀からコンテンポラリー作品の演奏を得意とするクラリネッ
トのディルティエンス。フランクフルト放送響の客演ソロ・ヴィオラ奏者を
務めるトニー・ニィスとのトリオによるシューマンとクルタークの演奏。ま
さに対照的とも言える両者の音楽の対比は、興味を抱かずにはいられない不
思議な魅力を醸し出している。




<Globe>
GLO 5217 \2180
アン・マクデアーミへのトリビュート-ケルト地方のハープのための音楽
The Blackthorn Bush/The Banks of the Suir/Molly Bawn and the Green
/Mountain At the Seashore/Welsh melody/Women of the Glen/I am in
a cold cell/Sad am I/Drunk at night and dry in the morning/The
Fairhaired Lad/The Fairhaired Girl/The Land of the ever young/
Helen of Kirconnell/Three Scots Jigs/Dream Angus/Red House/John
McNeil/Spey in Spate/The Silver Moon my Mistress is/The Athole
Highlanders/Music of the Islands/Och I am sad
エドワルト・ウィッツェンブルフ(ハープ)、
クリス・ウィッツェンブルフ(ハープ)
アバディーンに生まれた国際的なハープ奏者であり、歌い手でもある女流音
楽家アン・マクデアーミがスコットランド、アイルランド、ウェールズの民
謡を2台のハープのために編曲を行った珠玉の15曲を収録したトリビュート・
アルバム。オランダのハープ奏者であるエドワルト&クリスのウィッツェン
ブルフ兄弟によるデュエットが、郷愁を誘う涼しく優しい旋律のケルト音楽
を届けてくれる。





<Musique En Wallonie>
MEW 0633 \2180
ピエール・ド・ラ・リュー(c.1452−1518) ――
ミサ《アヴェ・マリア》/晩祷
カピラ・フラメンカ、サルレンテス
フランドル楽派、ルネサンス音楽のスペシャリストとして活躍を見せている
カピラ・フラメンカによるド・ラリューの作品集第2弾。第1弾の「7つの苦し
みのミサ」(MEW 0207)は、ベルギー・セシリア賞、ディアパゾン・ドール、
レペルトワールR10などヨーロッパの音楽雑誌が選定する各賞を数多く受賞す
るなど絶賛を浴びている。ミサ《アヴェ・マリア》、晩祷の2作品でもカピラ
・フラメンカの5人の男声コーラスが真価を発揮。奥深く荘厳に響き渡り、聴
き手の心に届く歌声は前作をも凌ぐ格別の演奏である。

MEW 0526-0527 2枚組 \4360
C・グノー:歌劇《ファウスト》より
G・ビゼー:歌劇《真珠取り》より、歌劇《カルメン》より
A・トマ:歌劇《ミニョン》より
J・マスネ:歌劇《ラオールの王》より
L・ドリーブ:歌劇《ラクメ》より
R・ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より、歌劇《ローエングリン》より
他 全41曲
ルイ・リシャール(バリトン)、様々なアーティスト
ベルギーの声楽家のヒストリカル・レコーディング・シリーズの最新盤。ベ
ルギーのバリトン奏者ルイ・リシャール(1889−1977)の1922年から1936年
にかけて行われた録音を収録。




<Avie>
AV 2101 \2080
J・S・バッハ:
フルートとチェンバロのためのソナタ ロ短調BWV.1030/同変ホ長調BWV.1031
/同イ長調BWV.1032/フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV.1034
/同ホ長調BWV.1035
フィリッパ・デイヴィス(フルート)、マギー・コール(チェンバロ)、
アリソン・マクギリヴレイ(チェロ)
フィナンシャル・タイムズ誌からは「一流の巨匠」と評されるなど、イギリ
スで国際的に高い評価を受けているフルート奏者の1人である女流演奏家フィ
リッパ・デイヴィス。1977年にプロムス・デビューを果たした後、ジュリア
ン・ブリーム、パスカル・ロジェ、ヨー・ヨー・マ、スティーヴン・コヴァ
セヴィチらと定期的に共演を行っており、現在はギルドホール音楽院で後進
の指導にもあたっている。共演のマギー・コールとアリソン・マクギリヴレ
イも、その録音がグラモフォン・アウォードに輝き、グラミー賞にノミネー
トされるなど実績は十分なだけに演奏への期待が高まるディスクである。




<Quartz>
QTZ 2027 \2080
J・S・バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調BWV.1001(ヴィオラ編曲版/ハ短調)
/無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV.1012(ヴィオラ編曲版/ト長調)/シャ
コンヌ(ヴィオラ編曲版/ト短調)
ロビン・アイルランド(ヴィオラ)
2005年7月に惜しまれつつも活動を停止したリンゼイズのメンバーとして、長
きに渡って世界中で活躍してきたイギリスのヴィオラ奏者ロビン・アイルラン
ド。大バッハのヴァイオリンとチェロのための無伴奏作品をヴィオラで奏で
たアルバムからは非常に味わい深く、豊かな音楽が流れ出してくる。中でも
名曲中の名曲である「シャコンヌ」の演奏は、経験によって培われた音楽性
が発揮された名演奏である。

QTZ 2042 \2080
J・ブラームス:
ホルン三重奏曲変ホ長調Op.40/ピアノ三重奏曲第3番ハ短調Op.101
クラリネット三重奏曲イ短調Op.114
デイヴィット・パイアット(ホルン)、
ロバート・プレーン(クラリネット)、
グールド・ピアノ・トリオ
ピアノ三重奏曲の第1番、第2番を収録したブラームスの三重奏曲集Vol.1
(QTZ 2011)に続くグールド・ピアノ・トリオによるブラームスの第2巻。
第2巻ではロンドン交響楽団の主席ホルン奏者であり、伝説の名手デニス・
ブレインの再来と評される天才奏者デイヴィット・パイアットが参加!アル
スター管、やチューリッヒ室内管などでの多彩な経験を持つクラリネット奏
者、ロバート・プレーンも負けじとハイレベルの演奏を披露してくれる。

QTZ 2041 \2080
ロイヤル・セレブレーションのための音楽 ――
W・ウォルトン:組曲《ヘンリーV世》
G・F・ヘンデル:《水上の音楽》より
G・フィンジ:ロマンス
P・M・デイヴィス:Farewell to Stromness
E・エルガー:セレナード
E・グリーグ:《2つの悲しき旋律》より 過ぎし春
T・アルビノーニ:オーボエ協奏曲ニ短調Op.9-2より Adagio
A・グレチャニノフ:クリード
J・S・バッハ:コラール《いざ来たれ、異教徒の救い主よ》
B・ブリテン編曲:イギリス国歌
A・ホディノット:祝典のためのファンファーレ
ゴードン・ハント(オーボエ)、
エカテリーナ・セメンチュク(メゾ・ソプラノ)、
クリストファー・ウォーレン=グリーン(指揮)、
フィルハーモニア管弦楽団、聖ジョージ・チャペル聖歌隊
全世界が注目する中、2005年4月9日にウィンザー城で行われたチャールズ皇
太子とカミラ夫人の結婚式。この様々な話題を集めた結婚式を記念して製作
が行われた記念盤がクォーツ(Quartz)より登場!祝祭に相応しい収録曲の
中でも、吹奏楽におけるヒットで日本でもお馴染みの「ヘンリーV世」や、
ブリテン編曲の「イギリス国歌」でのフィルハーモニア管の重厚なサウンド
によるパフォーマンスは見事!ちなみにこのアルバムは「The Prince's
Charities」の支援を得て製作が行われている。

QTZ 2033 \2080
シルエット ――
F・リスト:ため息、愛の夢、ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調
S・プロコフィエフ:
《ロメオとジュリエット》より モンタギュー家とキャピュレット家
F・ショパン:
ワルツ第5番変イ長調《大円舞曲》Op.42、子守歌変ニ長調Op.57
F・メンデルスゾーン:無言歌第1番ホ長調Op.19b-1《甘い思い出》
G・ガーシュウィン(アール・ワイルド編曲):
I Got Rhythmによるエチュード
F・クライスラー(ラフマニノフ編曲):愛の喜び
ヨーク・ボーウェン(1884−1961):ピアノ・ソナタ変ロ長調Op.160
ウォーレン・マイリー=スミス(ピアノ)
イギリスの若手世代期待のピアニストとして脚光を浴び、スタインウェイ・
アーティストにも選ばれたウォーレン・マイリー=スミス。ウィグモア・ホ
ールでのデビュー・コンサートが絶賛を博すなど今後の活動に大きな期待が
寄せられている。中でもイギリスのラフマニノフとの異名を持つボーウェン
のピアノ・ソナタは要チェックのプログラム。

QTZ 2029 \2080
Tracked ――
マイケル・ナイマン:In Re Don Giovanni
S・ラフマニノフ:ヴォカリーズ
M・アーノルド:スコットランド舞曲
J・ウィリアムス:シンドラーのリスト
A・ヴィヴァルディ:ファゴット協奏曲ト短調
アンジェラ・モーレイ:青のワルツ
S・バーバー:弦楽のためのアダージョ
G・ガブリエリ:ピアノとフォルテのソナタ
Luter:クレオール・ジャズ
A・R・ラフマン:ボンベイ・ドリーム
C・ドビュッシー:月の光
伝承歌:メリー・ブラックスミス&スリーピー・マギー
G・ガーシュウィン:前奏曲第2番
B・ヘルマン:サイコ
E・ネヴィン:ナルシッサス
M・フィンドン:セルパン・ダンス
V・モンティ:チャルダッシュ
アンディ・フィンドン(フルート&ピッコロ&クラリネット&サクソフォー
ン、その他様々な木管楽器)
1956年ロンドン出身のアンディ・フィンドンは王立音楽大学で学んだフルー
ト、クラリネットやサクソフォーンをフルに活用し、スタジオ・プレーヤー、
クラシックのアーティストとして多忙を極める演奏家である。今回のレコー
ディングではピッコロからコントラバスまでのフルート族、クラリネット、
アルトからバリトンのサクソフォーン、リコーダー、民族楽器など様々な木
管楽器を用いて驚異の多重録音を聴かせてくれる。凄まじいテクニックの数々
をご堪能あれ!

QTZ 2030 \2080
クラウディオ・サントロ(1919−1989):
ラヴ・ソングとポピュラー・ソング、プレリュード/ピアノのための《パウ
リスタナス》
ロサナ・ラモサ(ソプラノ)、マルセロ・ブラトケ(ピアノ)
クラウディオ・サントロはブラジルのアマゾナス州に生まれ、作曲家やピアニ
ストとしても活躍し母国ブラジルやドイツで教鞭を執った音楽家である。録
音に参加しているラモサとブラトケもブラジル出身のアーティスト。

QTZ 2028 \2080
ロベルト・フックス(1847−1927):
ピアノ三重奏曲第1番ハ長調Op.22/同第2番変ロ長調Op.72
グールド・ピアノ・トリオ
グールド・ピアノ・トリオはチャールズ・ヘンネン国際コンクール、メルボ
ルン国際室内楽コンクールなど優勝を果たすなど数々のコンクールでの入賞
歴を持つ実力派ピアノ・トリオ。新たにリリースとなるオーストリアの作曲
家フックスのピアノ三重奏曲集は貴重な録音である。

QTZ 2025 \2080
アンディ・スコット&デイヴ・ハッセル-サンド・ダンサー ――
オトリア・イントロ/ジェリー・ベイビー/カチャーオズ・グイロ/ジャン
ゴ・タンゴ/サンド・ダンサー/バングル/ザ・ライト・ザット・フォール
ズ/モーニン/トゥインクル/マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ/フレ
ヴォ/オトリア/アズ・イット・ハップンド...パート1/パート2/パート3
/ティー・フォー・ツー
アンディ・スコット(サクソフォーン)、デイヴ・ハッセル(打楽器)
サックス奏者アンディ・スコットと様々なパーカッションを駆使した演奏で
バックを務めるデイヴ・ハッセルによるデュオのデビュー作品。ピアソラな
どのクラシカルな作品から自作、即興演奏までを広くカバーするなど、サッ
クスと打楽器群が魅惑のデュオを披露する。

QTZ 2023 2枚組 \4160
L・ヤナーチェク:ピアノ作品全集 ――
主題と変奏(ズデンカ変奏曲)/4つのピアノ小品《霧の中で》/ピアノ・ソ
ナタ《1905年10月1日》/3つのモラヴィア舞曲/組曲《草陰の小径にて》
マルティーノ・ティリモ(ピアノ)
キプロスの音楽一家に生まれ、ヴァイオリン奏者であり指揮者でもあった父
親からピアノとヴァイオリンの手解きを受けたマルティーノ・ティリモ。
1971年から1972年にかけてミュンヘンとジュネーヴの国際コンクールを制覇
するなど国際的なキャリアを確実に積んだ後は、バルビローリ、ボールト、
ザンデルリンク、マズアやラトルといった巨匠たちと共演を重ねるなど名ピ
アニストとしての地位を確固たるものとしている。





<Phono Suecia>
PSCD 164 \2180
ファゴット・コン・フォルツァ ――
ペール・モッテンソン(1967−):バスーン協奏曲
アンデシュ・エリーアソン(1947−):波
アンドレ・シーニ(1945−):翡翠色のスクーナー
ダニエル・ベルツ(1943−):
バスーンとウィンドアンサンブルのための協奏曲
クヌート・ソンステヴォルド(バスーン)、
アンドレアス・ハンソン(指揮)、
スウェーデン放送交響楽団、
トミー・アンデション(指揮)、
スウェーデン・ウィンドアンサンブル、他
ノルウェーで生まれ、作曲家の両親を持ったスウェーデンのファゴット奏者
クヌート・ソンステヴォルドは、デンマーク放送響、ストックホルム・フィ
ルやスウェーデン放送響で活躍し、現在はソリスト、指導者として活躍を続
けている同国を代表する名手である。

PSCD 167 \2180
レンナット・フレードリクソン(1952−):作品集 ――
ヴァイオリン協奏曲/トリオ・ソナタ/ソナタ・スクーラ/3つの夜の歌
ダン・アルムグレン(ヴァイオリン)、
マッツ・ロンディン(指揮)、
ヘルシングボリ交響楽団、
ストックホルム・アーツ・トリオ、
レーナ・グランルンド(メゾ・プラノ)、
グスタフ・シェークヴィスト(指揮)、
グスタフ・シェークヴィスト室内合唱団 
ノールショーピング響とヘルシングボリ響のコンサートマスター、指揮者、
音楽祭の音楽監督、そして作曲家と様々な姿を持つスウェーデンの音楽家フ
レードリクソン。ちなみに「ヴァイオリン協奏曲」はスウェーデン放送P2で
50年に1度の名作として紹介された作品。




<Eufoda>
EUFODA 1104 \2180
ルネサンス時代フランドルにおけるポリフォニー音楽 ――
フィリップ・デ・モンテ(1521−1603):
E Morte o Vita、Deh S'io Potessi Haver
ジャケス・デ・ヴェルト(1535−1596):
Ascendente Jesu、Vox In Rama、Quiescat Vox Tua
オルランドゥス・ラッスス(1532−1594):
Ce Faux Amour、Saccio Na Cosa、
Tu sai Madonna Mia、Quis Mihi Det/他 全19曲
エリック・ファン・ネーヴェル(指揮)、クレンデ
ラッススを筆頭に、マドリガーレに定評のあるデ・モンテとデ・ヴェルトの
作品を集めた作品集。1986年の録音。

EUFODA 1111 \2180
F・シューベルト:
ゴンドラの舟人D.809/愛D.983a/小さな村D.598/セレナードD.920/若者の
歓喜D.983/墓と月D.893/父の聖名の祝日のためにD.80/愛の心D.747/16世
紀からの酒の歌D.847/夜の明るみD.892/輪舞にD.983b/春の歌D.740/夜鳴
きうぐいすD.724/現在の中の過去D.710/悲しみD.825/自然の喜びD.422/
夜D.983c/酒宴の歌D.75
マルフィ・シンガーズ、ヨハン・ヒューズ(ピアノ)、
ペーター・ピーテルス(ギター)
マルフィ・シンガーズは、フランドル地方出身の6人の歌い手によって1983年
に結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。1987年の録音。

EUFODA 1112 \2180
女声のための作品集 ――
F・メンデルスゾーン:
歌の翼に、6つの二重唱曲Op.63、日曜日の朝Op.77-1、夕べの歌、
何で陽気でいられよう
R・シューマン:
タンバリンを鳴らしてOp.69-1、修道女Op.69-3、礼拝堂Op.69-6、
孤独な少女Op.91-4
F・シューベルト:
詩篇第23番Op.132、セレナードOp.135、女たちの挽歌、偉大なるハレルヤ
J・ブラームス:女性合唱のための民謡集
カレル・アーツ(指揮)、カペラ・コンシニテ
昨年2005年で結成40周年を迎えたベルギーの女声合唱団カペラ・コンシニテ
による名曲集。1986年の録音。

EUFODA 1122 \2180
金管五重奏のための作品集 ――
T・スザート:舞踏組曲
A・ホルボーン:組曲
C・ルジューヌ:Revecy venir du Printans
F・ショーグル:鱒による変奏曲
F・プーランク:シテール島への船出
E・グラナドス:スペイン舞曲第6番
B・バルトーク:ルーマニア民族舞曲
H・ファン・レインスホーテン:ロッシーニの誕生パーティー
S・マイヤーズ:カヴァティーナ
J・ヴァンデルロースト:プロヴァンス地方の民謡集
L・デ・メーステル:ギタネリアス
グレインジャー:羊飼いの歌
W・レンウィック:ダンス
F・デヴリース:Ui“James Ensors Beelden”
P・カブス:ロンドレット・ブルレスコ=グロテスコ
F・セリス:Hypocriete Treurmuziek
E・フェルシューレン:ブリュッセル組曲
テオ・メルテンス金管五重奏団
1955年のジュネーヴ国際音楽コンクールであのモーリス・アンドレに次いで
2位に輝いたベルギーのトランペット奏者、テオ・メルテンスが率いる実力派
金管五重奏団による作品集。1987年の録音。




<New World>
80648-2 \2080
アウグスタ・リード・トーマス(1964−):
ソプラノと管弦楽のための《ギャザリング・パラダイス》
ヤコブ・ドラックマン(1928−1996):サマー・ライトニング(夏の稲妻)
スティーヴン・ハルトケ(1952−):交響曲第3番
ハイディ・グラント・マーフィー(ソプラノ)、
デイヴィット・ジェームズ(カウンターテナー)、
ロジャース・コーヴィー=クランプ(テノール)、
スティーヴン・ハロルド(テノール)、
ゴードン・ジョーンズ(バリトン)、
ヒリアード・アンサンブル、
ロリン・マゼール(指揮)、ニューヨーク・フィルハーモニック
近現代アメリカ音楽の宝箱とも言うべき貴重な存在であるニュー・ワールド
(New World)。新ロマン主義に属するハルトケやドラックマン、リード・ト
ーマスら現代アメリカの作曲家たちの作品を収録し、全曲世界初録音となる
今回のリリースはとにかく演奏者が豪華!全米で最古の歴史を持ち、今年11
月には日本ツアーも予定されている言わずと知れた超強力コンビであるマゼ
ール&ニューヨーク・フィルに加えて、ハルトケの交響曲第3番ではヒリアー
ド・アンサンブルが演奏に加わるなど錚々たる面々が顔を揃えている。頻繁
に演奏が行われる名作だけでなく、ニューヨーク・フィルにとってのお国物
であるこれらの作品のチェックも粋ではなかろうか!2003年-2004年の録音。

80643-2 \2080
ルー・ハリソン(1917−2003):
室内楽のための作品とガムランのための作品 ――
スレンドロによる協奏曲/一緒に演奏しよう/カルロス・チャベスのための
挽歌/ベティ・フリーマンとフランコ・アセットのためのセレナーデ/弦楽
四重奏曲/打楽器のための組曲
ルー・ハリソン(スリン)、
クロノス・クヮルテット、
ポール・プライス(指揮)、マンハッタン打楽器アンサンブル、他
惜しくも2003年に亡くなったアメリカの偉大なる現代音楽作曲家ルー・ハリ
ソン。12音技法を用いた作品なども多数残しているハリソンだが、世界の民
族音楽への計り知れない探究心は有名である。収録曲にもバリ島の民族音楽
ガムランが取り入れられており、ワールド・ミュージックの要素を併せ持っ
たクロスオーヴァー的な作品を聴くことができる。CRIレーベルからの移行再
発売。

80636-2 \2080
ヘンリー・ブラント(1913−):フルートのための音楽 ――
ゴーストとガーゴイル/様々なフルートのための《グレゴリオ聖歌によるミ
サ曲》/天使と悪魔
ニューヨーク・フルート・クラブ
ヘンリー・ブラントはアメリカ人の両親のもと、モントリオールで生まれた
アメリカの大ベテラン。ニューヨーク・フルート・クラブは多くのフルート奏
者たちが集い、1920年に結成された大編成のフルート・アンサンブルである。

80630-2 \2080
イヴ・ベグラリアン(1958−):
へヴンとヘルの結婚/世界の創造/ロビン・レッドブリースト/ワンダー・
カウンセラー/ランドスケープ・フォー・プライバシー/フラミンゴ
イヴ・ベグラリアン(声&電子楽器)、
コリー・ダーゲル(声)、マーガレット・ランンカスター(ピッコロ)、
ポール・ドレシャー・アンサンブル、様々なアーティスト
リンカーン・センター・フェスティヴァルや中国の京劇など幅広いプロジェク
トを手がけるアメリカの女流作曲家、イヴ・ベグラリアンの作品集。




<De Haske>
DHR 24-002-3(日本語曲目表記輸入盤) \2730
DHR 04-019-3(通常輸入盤) \2180
アースクエイク-ヤン・デハーン:クラフトヴェルク
ヤン・ヴァンデルロースト:
北のラプソディー《ケベック》、タンツィ、管楽器のためのアダージョ
フィリップ・スパーク:平和を求めて、ヴァレリウス変奏曲
ヤコブ・デハーン:アースクエイク(地震)
ヤン・デハーン(指揮)、
ヤン・ヴァンデルロースト(指揮)、
竹内雅一(指揮)、名古屋芸術大学ウィンドオーケストラ
DHR 24-002-3は、インレイカード(裏ジャケット)に日本語による曲目が表
記されています。

DHR 12-007-3 \2180
シャタリング・スパークス-J・ホゼイ:ブラック・グラニテ“3”
J・ヴォスフェルト:Scadawerth
T・ドス:アルピナ・サーガ
K・ホーベン:コドン
J・ボコック編曲:Mr.インクレディブルからの音楽
S・シュワルギン編曲:オールディーズ・フォーエヴァー
J・ブランケン:メイヤーズ・ブルース
P・シャールズ:ダンス・パーティー
ティーメン・ボトマ(指揮)、
オランダ王立陸軍騎兵隊ファンファーレバンド

<WATERLILY>
WLA 078 \2080
リスト:管弦楽作品集
前奏曲
ゲーテ記念祭の祝祭行進曲(コチシュ編)
忘れられたワルツ第2番(コチシュ編)
オーベルマンの谷(コチシュ編)
忘れられたワルツ第3番(コチシュ編)
華麗なマズルカ(コチシュ編)
マゼッパ
ゾルタン・コチシュ(指)ハンガリー国立フィル
録音:2006年1月
今年6月末から7月にかけて来日中のコチシュとハンガリー国立フィルの新譜
です。リストの管弦楽作品を収録。なんとうち5曲はコチシュの手による編
曲。ハンガリー三羽烏の一人のピアニストとして鮮烈なデビューを果たし、
指揮者としても順調にキャリアをかさね、さらにアレンジまで手がけるとは、
コチシュの世界のますますの充実振りがうかがえます。「忘れられたワルツ
第3番」の深遠な世界も、ピアニストとして曲を熟知したうえでの編曲とあっ
て、単なるオーケストラ化ではなく、リストの宗教的な世界を拡大させた
見事な編曲となっています。「前奏曲」や「マゼッパ」も、コチシュの指揮
によって、ハンガリー国立フィルの熱い血潮を感じさせる音色と、怒涛のよ
うな推進力が120パーセント爆発した演奏となっています。





<LSO Live>
LSO 0092 \1050
LSO 0592(SACD-Hybrid) \1850
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱つき」
トワイラ・ロビンソン(S)カレン・カーギル(A)
ジョン・マック・マスター(T)ジェラルド・フィンリー(Bs)
ベルナルト・ハイティンク(指)ロンドンSO. & Cho.
録音:2006年4月29 & 30日ロンドン、バービカンセンター(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
巨匠ハイティンク&ロンドン響によるベートーヴェン・シリーズにいよいよ
第九が登場します。現在もリリースは進行中ですが、今年の4月をもって全
録音を終えた当プロジェクトの掉尾を飾ったプログラムです。
ここまで通して聴いてこられた方はお分かりのように、ハイティンク=物分
りの良い、おとなしいアプローチをイメージすると大間違い。アグレッシブ
で緊張感に満ちた前半2楽章。ピリオド演奏も顔負けのパンチ力に鮮烈な響
きが特徴です。アンダンテではとめどなく溢れ出る美しさに引き込まれます。
そして「合唱」が加わるフィナーレ。前評判どおりのフィンリーの雄雄しい
歌い出しにもしびれますが、なかでもロンドン響コーラスはいつも通り万全
の出来栄えで、人間ベートーヴェンが込めた魂の賛歌を圧倒的な表現力で歌
い尽しています。コーダのトゥッティは、まさに至福とほかたとえようもな
く震えが止まらないほど。
残すところ4曲、いまを生きる、わたしたちの時代の新たなベートーヴェン。
全集の完成がほんとうに待ち遠しいかぎりです。





<SUPRAPHON>
●ターリヒ・エディション3タイトル
SU 3829 \1350
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲K.492 
同:歌劇「魔笛」序曲K.620
同:交響曲第33番変ロ長調K.319 
同:交響曲第38番ニ長調K.504「プラハ」
チャイコフスキー:組曲第4番ト長調Op.61「モーツァルティアーナ」
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)
スロヴァキア室内フィルハーモニックO.
チェコ・フィルハーモニックO.
スロヴァキア・フィルハーモニックO.
録音:1950年6月20日、1951年ブラチスラヴァ、政府庁舎大ホール
1954年6月9日、1954年11月18-19日プラハ、
ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)
ターリヒの幅広いレパートリーのなかでも、スメタナやドヴォルザークと並
んでひときわ高い評価を得ていたのがモーツァルト。輝きに満ち、磨き抜か
れた美しさが結晶化したような音楽が魅力です。「魔笛」序曲と2曲の交響曲
は貴重なライヴ録音。モーツァルトへのオマージュ的内容のチャイコフスキ
ーは、49年新設時に首席指揮者を務めたスロヴァキア・フィルとのもの。

SU 3830 2枚組 \2700
ドヴォルザーク:スターバト・マーテルOp.58, B 71
スーク:アスラエル交響曲Op.27
[ボーナス・トラック]ターリヒは語る-1952年5月28日録音セッション
ドラホミーラ・ティカロヴァー(S)マルタ・クラーソヴァー(A)
べノ・ブラフト(T)カレル・カラシュ(Bs)
ヤン・キューン(合唱指揮)プラハ・フィルハーモニックCho.
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)チェコ・フィルハーモニックO.
録音:1952年1月8、9、12-14日
1952年5月22‐29日プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
ドヴォルザークの推薦でプラハ音楽院時代に援助を受けたターリヒにとって
は、チェコのほかのどの音楽家以上にその作品への敬意と愛着もひとしおで
した。また、ターリヒは同時代をともに生きたスークのスペシャリストでも
ありました。
3人の子供たちの相次ぐ急逝が作曲動機となったドヴォルザーク。“死の天
使”という表題を持ち、スークの師であり義父ドヴォルザークと自身の妻で
ドヴォルザークの娘オタイリーへの哀悼を込めた壮大な葬送シンフォニー。
ターリヒにゆかりの深い二人が書いた2曲は、内省的で苦痛の表明そして克服
という内容が共通する作品です。ともに半世紀以上も前のものになりますが、
その絶大なる説得力ゆえ代表的録音としてのポジションを保持し続けていま
す。およそ5分間にわたりターリヒの肉声が聞けるボーナス・トラック。その
アスラエル交響曲の録音中、指揮者69歳の誕生日に団員へ向けてのスピーチ
が収められています。

SU 3831 \1350
ドヴォルザーク:序曲&管弦楽曲集
序曲「自然の王国で」Op.91, B 168 
序曲「謝肉祭」Op.92, B 169
序曲「オテロ」Op.93, B 174
弦楽オーケストラのためのワルツOp.54, B 105より
第1番イ長調、第4番ニ長調
ポロネーズ 変ホ長調B 100 
歌劇「ルサルカ」Op.114, B 203第2幕 よりポロネーズ
[ボーナス・トラック]弦楽オーケストラのためのワルツOp.54, B 105より
第1番イ長調、第4番ニ長調
ヴァーツラフ・ターリヒ(指)
チェコ・フィルハーモニックO. 
プラハ・ソロイスツ・オーケストラ
録音:1948年12月24日、1952年3月20日、1951年2月14日、1951年4月28日
プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール
1940年4月録音場所不明
ターリヒは次のような言葉を残しています。「ドヴォルザークはどのように
大自然が聴こえるかを心得ていました。対象を形あるものとしてではなく、
音楽を魂の価値あるものへと変えてしまうのです。」ここに収められた小品
の数々は、耳にするだけで風景が思い浮かぶほどにスラヴのエッセンスが
ぎっしり詰まっています。




<IDIS>
IDIS 6492 \1550
シューベルト:交響曲第9番 ハ長調 D.944「グレイト」
モーツァルト:交響曲第34番 ハ長調 K.338
カール・ベーム(指)NDR交響楽団
録音:1956年10月29日
カール・ベームが1956年にNDR交響楽団に客演した際の録音。初出かもしれ
ません。62歳のエネルギッシュなベームの音楽が楽しめます。

IDIS 6494 \1550
「ファウスト」序曲
「リエンツィ」序曲
「パルジファル」-聖金曜日の音楽
「神々の黄昏」-ジークフリートのラインへの旅
ジークフリート牧歌
グイド・カンテッリ(指)
NBC交響楽団,ニューヨークフィルハーモニー管弦楽団,
フィルハーモニア管弦楽団
録音:1951-1956年
夭折の天才、カンテッリのワーグナー集。

IDIS 6490/91 2枚組 \3100
バッハ:
無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV.1004(2種)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005
ヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調 BWV.1042
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV.1021
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番 ハ短調 BWV.1017
ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 ホ長調 BWV.1016(2種)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001
アドルフ・ブッシュ(Vn)
録音:1928-1943年
アドルフ・ブッシュのバッハ録音を集めたもの。

IDIS 6493 \1550
シャルパンティエ:「メデ」(抜粋)
イルマ・コラッシ(S メデ),ポール・ドレンヌ(T ジャソン),
ナディア・ソトロ(S クレユーズ),ほか
ナディア・ブーランジェ(指)合奏団,合唱団
録音:1953年
ナディア・ブーランジェによる、フランス・バロック・オペラの先駆的演奏。




<MN Records>
MNRCD 109 \2250
マイケル・ナイマン:
Acts of Beauty(アクツ・オブ・ビューティ)(世界初録音)
EXIT no EXIT(出口のない出口)(世界初録音)
クリスティーナ・ザヴァッローニ(ソプラノ)、
センティエーリ・セルヴァッジ、カルロ・ボッカドーロ(指)
アンドリュー・スパーリング(バス・クラリネット)、
ナイマン・クヮルテット
「アクツ・オブ・ビューティ」はナイマンの歌曲集の第3作目にあたるもの。
詩は16世紀のヴィンツェンツォ・カルターリによるもので、歌詞の題材は、
人々の美醜を決めるのは顔ではなくオシリである(!)という、ちょっとえ
ぐい内容です。今までとは一味ちがうナイマンの新しい側面を見ることがで
きる作品です。二曲目の「出口のない出口」は、うってかわって器楽曲。
サッカーファンの死に捧げた「After Extra Time」(ベッカム・クロスの改
訂版)に次ぐサッカーつながりの作品です。「After Extra Time」ではアナ
ウンサーでもあるジョン・モトソンの声も入っていましたが、ここではバス
・クラリネットがモトソンの声を楽器で再現しているという一風かわった趣
向もまた一興です。

MNRCD 108 \2250
マイケル・ナイマン:
ツェランによる6つの歌曲
カストリオット・レクジェピのバラード(世界初録音)
ヒラリー・サマーズ(A)、マイケル・ナイマン・バンド
サラ・レオナード(S)、ナイマン・クヮルテット
「ツェランによる6つの歌曲」は、1990年に作曲されました。パウル・ツェラ
ンは「アウシュビッツの後に詩を書くことは野蛮だ」で知られる、アウシュ
ビッツを体験し、セーヌ川に投身して亡くなったルーマニア人の詩人です。
詩の内容は恐怖や空虚といったものを表しており、ナイマンの曲づけととも
に、ツェランの故郷であるルーマニアへの郷愁を感じさせる内容です。歌手
のヒラリー・サマーズはこれまでにもナイマンと共演を重ねているだけあっ
て、しっくりと決まっています。「カストリオット・レクジェピのバラード」
は、旧ユーゴの紛争で一家を亡くし、ただ一人生き残った18ヶ月の赤ん坊が、
6ヶ月後に両親に引き取られるといった内容を扱った歌曲です。両方とも明
らかにクラシック音楽にジャンル分けされる作風です。





<ZIg-Zag Territoires>
ZZT 060602 \2180
シューマン:弦楽四重奏曲 作品41 第1&3番
ルノワール弦楽四重奏団[レーヌ・コルレット、フローラン・ブランヌー(Vn)
ファニー・クーペ(Va)、エマニュエル・ゴゲ(Vc)]
2006年はロベルト・シューマンの没後150年の記念の年にあたります。ピアノ
曲を中心に作曲していたシューマンですが、30代にはいると室内楽作品でも
傑作を多く生み出しています。弦楽四重奏作品41もその一つで、多彩な感情
表現を含んだ叙情的な作品です。
そんなシューマンの記念すべき年にアルバムをリリースするルノワール弦楽
四重奏団は、2003年ボルドー国際四重奏コンペティションで受賞経験のある
若手実力派カルテット。

ZZT 060502 \2180
フランチェスコ・ヴェントゥリーニ(ca1675-1745):
ソナタ弟2、5、6、8&11番 コンチェルト・ダ・カメラ
ヨナス・カウフマン(T) ヘルムート・ドイチュ(Pf)
ダヴィッド・プランティエ(Vn&指) ラ・チェトラ・バロック
フランチェスコ・ヴェントゥリーニは18世紀頃ハノーバーの宮廷で活躍して
いた作曲家。彼のコンチェルト・ダ・カメラ(室内協奏曲)は1715年頃アム
ステルダムで出版され、イタリア様式とフランス様式の混合を試みた「趣味
の融合」として知られている様式で作曲された革新的な作品。フランス風の
堂々とした序曲とイタリア風の見事な協奏曲、そしてオーケストレーション
はラモー、バッハ、テレマンのような色彩感覚を持ち合わせています。
ジュゼッペ・アントニオ・ブレシャネッロ(HMC 905262)のようにあまり知
られていない作曲家の録音を積極的に進めているデイヴィッド・プランティ
エとラ・チェントにより、フランチェスコ・ヴェントゥリーニの魅力あふれ
る音楽に触れることが出来るアルバムです。

ZZT 060601 \2180
13世紀-16世紀にかけての聖歌集 in プラハ
ディカントゥス、ブリジット・レーヌ(指)
プラハの聖ジョージ教会(バシリカ)から13世紀から16世紀までの、いくつ
かの交唱聖歌集、行列聖歌が発見されました。プラハのパリ-フランス協会と
サブレ・フェスティヴァルの発案で音楽学者のマリー=ノエル・コレットが
引き受けたかなり大掛かりな研究プロジェクトがスタートしました。こうし
たことを受けてZig-Zag Territoiresは、ブリジット・レーヌとディスカン
トゥスとのコラボレーションを実現。彼女たちはすでに多くのアルバムを発
売し、中世の合唱のレパートリー、音楽学の研究と演奏の最先端グループで
もあります。このアルバムUniversi populi(すべての民よ)は、豊かなメロ
ディー、華麗な装飾、ポリフォニーの革新的なスタイル、中世のヨーロッパ
でのボヘミア音楽の豊かさを示しています。





<XXI-21>
XXICD 21421 \2080
グレゴリアン・チャント “ビートルズ”
CANTUSIエッケ・ホモ(この人を見よ)
ゼアズ・ア・プレイス 
ひとりぼっちのあいつ 
ストロベリー・フィールズ・フォーエバー
CANTUSIIインテリゲンティ・パウカ(わかっている人にはひと言で通じる)
トゥモロー・ネバー・ノウズ 
ウィズイン・ユー、ウィズアウト・ユー 
ジ・インナー・ライト
CANTUSIIIシト・ティビ・テッラ・レウィス(汝の上の土の軽からんことを)
ブラック・バード 
マザー・ネイチャーズ・サン 
ビコーズ 
CANTUSIVオムニア・ビンチト・アモール(愛は全てに勝つ)
ザ・ワード 
愛こそはすべて 
レット・イット・ビー-ジ・エンド
マルタン・ダジュネ(指)スコラ・ムジカ・コール
リヴァプール近郊の僧院で、その秘密の文書は発見された!そこには12世紀
に生きていたジョン神父、ポール神父、ジョージ修道士の驚くべき行状が記
されていた、という「ダ・ヴィンチ・コード」ばりのコンセプトで作られた
のがこのアルバム。いまや立派な古典であるビートルズの作品をグレゴリオ
聖歌のスタイルで歌っています。原曲ととてもよくなじんだ編曲なので、秘
密文書(=ライナーノート)の信憑性はいやますばかり?ジョン神父はイチ
ゴ畑で"秘密の草"を栽培していて、他のメンバーと一緒にその煙を楽しんで
いた?店頭演奏で話題になること間違いなし!

XXICD 21541 \2080
ザ・ジュリエット・レター(ジュリエットの手紙)/エルヴィス・コステロ
デリバー・アス-フォー・アザー・アイズ-
アイ・アルモスト・ハヴ・ア・ウィークネス
ザ・バーズ・ウィル・スティル・シンギング 他全20曲
ケリー=アネ・カッツ(Vo) アビッシー四重奏団
パンク・ロックのヒーローから今ではジャンルの枠を軽々と超えて活躍して
いるコステロの名作にカナダの多才な女性ヴォーカルをフィーチャーした注
目盤です。シェイクスピアの偉大な悲劇のヒロイン、ジュリエット宛に現在
も世界から多くの手紙がとどいているというニュースから着想されたヴォー
カル・ソロと弦楽四重奏のための作品で、コステロとブロドスキー四重奏団
のメンバーによって共同制作されたものです。ここではカナダの気鋭のアー
ティストたちが作品の抒情味をさわやかに引き出しています。

XXICD 21440 \2080
スティーヴ・ハケット ギターレ・クラシック
「夜のざまざまな側面」
水平線/黒い光 
バッカス 
ヴィヴァルディ:二調の協奏曲 
シネマ・パラダイス
「スケッチ・オブ・サティ」 
ジムノペディ第1番 
ジムノペディ第2番 
ジムノペディ第3番 
グノシェンヌ第1番 
グノシェンヌ第2番 
グノシ ェンヌ第3番
「真夏の夜の夢」
テセウスの宮殿 
蝋の像 
舗装された泉のそばで 
ティタニア 
どうぞくつろいで 
オベロン 
この木の中に
スティーヴ・ハケット(guit)、ジョン・ハケット(Fl)、
ジュリアン・コルベック(Keybd)
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団
あのジェネシスのギタリストとして活躍したスティーヴ・ハケットが贈る極
上の環境音楽コレクション。「夜のさまざまな側面」ではキーボード、「ス
ケッチ・オブ・サティ」では弟ジョンのフルート、そして「真夏の夜の夢」
ではロイヤル・フィルと共演しています。クラシック・ギターをも得意とし
ているスティーヴだけにオリジナルも編曲も格調高く、その響きに包まれる
気持ちのよさは格別です。





<Talent>
DOM 2910505 \2080
ストラヴィンスキー:歌曲集
雲、牧歌、ゴルデツキーの抒情詩による2つの歌op.6、バリモントによる2つ
の抒情詩、日本の3つの抒情詩、幼年時代の思い出による3つの小さな歌、
小歌曲集、猫の子守唄、子供のための3つのお話、子守唄、4つのロシア民謡、
小さな音楽の枝、ウィリアム・シェークスピアの抒情詩のための3つの歌、
ディラン・トーマスを偲んで、ふくろうと子猫ちゃん (全34曲)
オルガ・ロマンコ(Sop)
ヴィクトル・サモイレンコ(p)、
アレクサンデル・ゴリシェフ(指)ボリショイ劇場室内楽アンサンブル
イタリアの心を持つロシア人ソプラノと評されるように、プッチーニ、ヴェ
ルディのヒロインを歌って大絶賛を獲得しているモスクワ生まれのソプラノ、
ロマンコがストラヴィンスキーの歌曲を歌った注目作です。20世紀音楽の革
命家の作品集ながら、意外にも抒情的でロマンティックな作風が目立ってい
ます。美しい声を持つオペラ歌手として活躍しているロマンコですが、ここ
では故郷の大先輩の歌をピアノや室内楽をバックに、ひとつひとつ丁寧に歌
い上げています。





<ACCENT>
ACC 24172 \1880
W.A.モーツァルト:
モルト・アレグロ KV72a、ちいさなジーグ KV574
アダージョ 作品番号なし、
クラヴィーアのためのフーガKV153 ほか
(ヴェローナ、サン・トマソ教会のオルガン使用)
アレグロ 『ロンドン練習帳』より KV15a
アダージョ グラスハーモニカのためのKV356 ほか
(ボローニャ、サン・ドメニコ教会のオルガン使用)
アンティフォナ「まず神の御国を求めよ」KV86
ソナタニ長調 KV381 (4手)、小葬送行進曲 KV453a
(ボローニャ、サン・ペトロ教会のオルガン使用)
リウウェ・タミンガ(Org)
モーツァルトの演奏される機会の少ない珍しいオルガン作品を幅広く収録し
ています。またボローニャとヴェローナの貴重なオルガンを使用し録音して
います。モーツァルトはオルガン演奏にも非常に優れていましたが、その殆
どが即興演奏であったために作品として残されているものは多くはありませ
ん。このアルバムでは、アンドレ・イゾワールやジーモン・ゼヒターによっ
て完成された断片のみの作品も収録しています。

ACC 10012 \1880
ブクステフーデ:
アリア「それでもなお死は逃げられないのか」
カンタータ「全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ」
J.C.バッハ:アリア「ああ、私が頭に豊かな水を持っていれば」
テレマン:アリア「主よ、怒って私を責めないで下さい」 他 全16曲
ルネ・ヤーコブス(C-T) クイケン・コンソート 
パルナッスス・アンサンブル
このアルバムは、バッハと並び称された大家ブクステフーデとテレマンの作
品をヤーコブスのカウンター・テナー、クイケン兄弟をはじめとする豪華演
奏陣で送る一枚です。深い宗教的感動に溢れる名演を堪能出来ます。
(旧品番ACC77912)

ACC 30004 2枚組 \1880
[CD1]
1700-1750年のオーボエ・ソナタ
ヘンデル:ソナタ ヘ長調 C.P.E.バッハ:ソナタ ト短調
ジェミニアーニ:ソナタ ホ短調 他
パウル・ドムブレヒト(Ob) W.クイケン(Vc) R.コーネン(Cemb)
[CD2]
テレマン: 忠実な音楽の師 ターフェルムジークより組曲 他
パパウル・ドムブレヒト(Ob) W.クイケン(Vc) 
R.コーネン(Cemb)
(旧品番ACC57804&48013)




<ORFEO>
ORFEO 686061 \2080
ラテン・アルバム
ピアソラ(1921-1992):
リベルタンゴ(ヴィーンハルト編)、
アディオス・ノニーノ(オスバルド・カロー編)、
天使のミロンガ(オスバルド・カロー編)、
オブリビオン(ヴィーンハルト編)、
レビラード(オスバルド・カロー編)
ポンセ(1882-1948): エストレリータ(ヘイフェッツ編)
ファリャ(1876-1946):
スペイン舞曲(クライスラー編)、火祭りの踊り
クライスラー(1875-1962):ジプシーの女
ヒナステラ(1916-1983):
パンペアーナ第1番、ヴァイオリンとピアノのためのラプソディー
アルベニス(1860-1909):タンゴOp.165/2
ミヨー(1892-1974):ブラジリア(ヘイフェッツ編)
ヴィラ=ロボス(1887-1959):ナナ、ポロ、黒鳥の歌
ヴィーンハルト:サルサ(1966年)
マイク・モウワー:ボッサ メレンゴヴァ(1958年)(ヴィーンハルト編)
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
ペーター・フォン・ヴィーンハルト(P)
ムターに次ぐ期待の女流ヴァイオリニスト、アラベラ・美歩・シュタインバッ
ハー。先日の来日コンサートでは力強い演奏を披露し聴衆を驚かせました。
ストラディヴァリウス「ムンツ」(1736年製/日本音楽財団貸与)、ムター
から贈与された弓、最高の演奏環境を見事自分の手中におさめ、その美貌と
ともに観客を魅了します。
待望のニュー・アルバムはこの時期にぴったりなラテン・ピース。ピアソラ
の強いリズムと物悲しい旋律を時には切なく時には激しく聴かせます。特に
アディオス・ノニーノでは鬼気迫る演奏です。ポンセの代表作エストレリー
タはハイフェッツがヴァイオリン独奏に編曲し有名になりましたが、原曲は
甘く美しい歌曲。アラベラの演奏は外見とは裏腹で非常に男性的。エストレ
リータも甘さだけではなく、豪快で意志の強さを感じさせます。
またショスタコーヴィッチの協奏曲の録音などが予定されており、今後も目
の離せないアーティストの一人です。




<naive>
V 5019 \1650
モーツァルト:
クラリネット五重奏曲K. 581
ピアノ、クラリネット、ヴィオラの三重奏曲K. 498
ウォルフガング・メイヤー(Cl) パトリック・コーエン(Hf) 
モザイクSQ.
2006年のナイーブの最新カタログ(CDサイズ、146ページ、フルカラー)のつ
いたお得なカタログCDです。今回はモザイク弦楽四重奏団の名盤、モーツァ
ルトのクラリネット五重奏曲とコーエンの参加した三重奏曲。モザイク弦楽
四重奏団のオリジナル楽器の音色もあたたかにとらえられたきわめて優秀な
録音。モーツァルト・イヤーも折り返し点を過ぎましたがまだまだ名盤復活
は続きそうです。(原盤:E 8736)

V 5023 \1980
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集
ソナタop.13“悲愴”
ソナタop.106“ハンマークラヴィーア”
ソナタop.49-1
フランソワ=フレデリク・ギィ(Pf)
昨年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭でも来日した、ギィの新譜です。ガスティ
ネルとの共演のCD(ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2他
(V 4927)/ベートーヴェン:チェロとピアノのためのソナタ集(V 4995))
また、巨匠ベルグルント&LPOと共演したブラームス:ピアノ協奏曲第2番
(V 4944)もリリースされており、ますます活躍著しいギィ。作品の魅力を
引き出す手法は彫刻家を思わせる、まさに芸術家肌のピアニストです。ハン
マークラヴィーアは超難曲ですが、いとも簡単に作品をまとめあげ、さらり
と演奏しているのは驚異的ですらあります。




<XXI-21>
XXICD 21509 \2180
パピノ=クチュール:協奏的小品第5番
ラヴェル:ラ・ヴァルス
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
ズービン・メータ(指),
ウィルフリード・ペルティエ(指)※パピノ=クチュール
モントリオール交響楽団
録音:1963年9月21日
これは貴重な録音が!モントリオールの音楽の中心地、プラス・デザールの大
ホールの柿落とし公演のライヴです。このメインの指揮者が、この年モントリ
オール交響楽団の音楽監督に就任したばかりのズービン・メータ、まだ25歳!
メータと言えば、翌年1962年からロサンジェルス・フィルの音楽監督に就任し
てメキメキと頭角を現したことで知られていますが、モントリオール交響楽団
も1967年まで兼任していたのです。このライヴで聞ける「ラ・ヴァルス」と
「巨人」は、若く才能のある指揮者だけが生み出せる瑞々しさと、これから大
成して行くことが予感される勢いがあって、とても興味深いものです。ウィル
フリード・ペルティエはモントリオール交響楽団の創設者の一人。1CDが2枚組
用ジュエルケースに入って、演奏会冊子の縮小復刻版の特典付き。音はテープ
がよれている所がありますが、鑑賞にさしつかえありません。





<BIS>
BIS SA 1501(SACD-Hybrid) \2250
J.S.バッハ:カンタータ全集 Vol.32
第111番「わが神の御心のままに、常に成らせたまえ」BWV111
第123番「いと尊きインマヌエル」BWV123
第124番「わがイエスをばわれらは放さず」BWV124
第125番「平安と歓喜もて」BWV125
野々下由香里(Sop)、ロビン・ブレイズ(A)、
アンドレアス・ヴェラー(Ten)、ペーター・コーイ(Bs)、
鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
珠玉のライプツィヒ・カンタータ四作品を取り上げ、バッハ音楽の真髄とも言
うべき「愉悦」と「祈り」の魅力をたっぷりとお聴きいただきます。名人芸的
フルートが活躍し、シュヴァイツァーも「神秘家バッハの最も素晴らしい作品
のひとつ」と評した第123番、華やかな二重唱が魅力の第111番、124番。ひと
きわメランコリックな美しさに満ちた名作の第125番など、心揺さぶる響きの
連続。輝かしく透明なバッハの魅力をお楽しみ下さい。

BIS SA 1543(SACD-Hybrid) \2250
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番Op.113「バビ・ヤール」
ヤン=ヘンドリク・ローテリンフ(Bs)
マーク・ウィグレルワース(指)オランダ放送フィル、同Cho
ショスタコーヴィチの交響曲のなかでも、バス独唱とバスのみの合唱を含む特
異な作品である「バビ・ヤール」。ロシアのバス歌手ならではの声量と芝居が
かった表現の要求される難曲ですが、オランダ人ローテリンフが挑戦。重量感
あふれる演奏を繰り広げています。

BIS 1454 \2080
レスピーギ:
日没
弦楽四重奏曲ニ短調
ドリア調四重奏曲
ステラ・ドウフェクシス(Ms)、ニュー・ヘレニックSQ
レスピーギといえばローマ三部作のようなド派手音楽で人気がありますが、自
身ヴァイオリンの名手だっただけに室内楽には、より真摯な情感があります。
1991年創立のギリシャのニュー・ヘレニックSQがレスピーギの古代的な美し
さを味わせてくれます。

BIS 1422 2枚組 \2080
C.P.E.バッハ:鍵盤作品全集 Vol.15
ピアノ協奏曲ニ短調 Wq23(H427) 
同変ロ長調 Wq39(H427) 
ソナチナ 変ホ長調 Wq105(H464) 
ソナタ イ短調 Wq65 33(H143) 
同 ニ短調 Wq62 15(H105) 
ガブリエル Wq117 35(H97) 
フィリピーヌ Wq117 34(H96) 
カロリーヌ Wq117 39(H98)
アレグレット ヘ長調 Wq116 19(H301) 
アレグロ ニ長調 Wq116 20(H302) 
セノフォンとシビル Wq117 29(H123) 
ソフィ Wq117 40(H125) 
オーギュスト Wq117 22(H122)
エルネスティーヌ Wq117 38(H124) 
アンダンティーノ Wq116 18(H108)  
ルイーズ Wq117 36(H114)
ミクローシュ・シュパーニ(タンジェント・ピアノ、クラヴィコード)、
オーパスXアンサンブル
シュパーニによるC.P.E.バッハの鍵盤作品全集シリーズは協奏曲篇と独奏曲篇
がありますが、ともに15集となる今回は、両者あわせて1枚価格という大サー
ビス。シュパーニの演奏も手馴れ、曲も充実感を増し、疾風怒濤の音楽に存分
にひたれます。





<DOREMI>
DDR 71148 \1880
ヴィヴァルディ:アリア集
「怒れるオルランド」,「勝利のユディタ」,
マニフィカト RV.611からのアリア
カンタータ「魂と心の狩りへ」 RV 670
ニシ・ドミヌス RV.608
ジューリア・カシラーギ(Ms)
アルキメデ弦楽合奏団
ジューリア・カシラーギは、バロックを中心に活動しているイタリアのメッゾ
ソプラノ。現在メキメキと頭角を現しています。ほの暗い声のメッゾで、ヴィ
ヴァルディのラメントな音楽に映えます。





<ONDINE>
ODE 1073 2枚組 \3300
オッリ・コルテカンガス (1955-):オペラ「メッセニウスとルシア」
ハンヌ・ニエメラ(B,ヨハネス・メッセニウス),
パイヴィ・ニスラ (ルシア・グロトヒューセン)
エッシ・ルッティネン(Ms、カルラ),
ニクラス・スポーンベリ(B、マグヌス・アンドレ)
リク・ペロ(B、修練者),
ラッシ・ヴィルタネン(T、ルドベキウス),
ヨウニ・ココラ(Bs、大尉),
パウラ・エテラヴオリ(A、エルサ)
アルヴォ・ヴォルメル(指)
オウル室内合唱団 ユンニン・ポヤト少年合唱団 オウル交響楽団
録音:2005年9月19日-22日 マデトヤ・ホール (オウル)
[歌詞:フィンランド語 英語対訳付]
オッリ・コルテカンガス (1955-) は、間宮芳生と共作した児童合唱のための
〈木々のうた〉でも知られる作曲家。シベリウス・アカデミーでラウタヴァー
ラとハメーンニエミに作曲法を学びました。5作目のオペラは、スウェーデン
の歴史学者ヨハネス・メッセニウス (1579-1636) が主人公。ウプサラ大学で
歴史学を教えていましたが、反逆を理由にフィンランド東部カヤーニ城で囚
われの生活を送った人物です。ユハ・セッパラが史実に基づき書いた台本で
は、妻ルシア、城の司令官 (大尉)、現代の美術史家カルラのフィクションに
よるエピソードをまじえ物語が展開。アリアはないものの、伝統的な手法が
音楽の基本となっています。メッセニウスが生涯を閉じたフィンランド、オ
ウル市400年記念の委嘱作。





<TAHRA>
TAH 614 2枚組 \4160
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調
マーラー:交響曲第6番 イ短調 「悲劇的」
エドゥアルド・ヴァン・ベイヌム(指)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
録音:1955年4月21日(ブルックナー),1955年7月7日(マーラー)
なんとなんと!TAHRAからベイヌムの未発表ライヴが一度に2つ登場!どちらも
1955年のライヴです。ベイヌムの指揮するマーラーの6番はこれが初登場。ロ
マン色の濃い、充実度の高い音楽になっています。なお第2楽章がアンダンテ、
第3楽章がスケルツォの配列。ブルックナーの8番は、PHILIPS録音(1955年6月
6-9日)の1月半前のもの。ライヴならではの盛り上がりが見事です。

TAH 590 \2080
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
ドビュッシー:交響詩「海」
シャルル・ミュンシュ(指)RAIトリノ管弦楽団
録音:1951年6月8日
シャルル・ミュンシュのトリノでのライヴ録音。この時がミュンシュのイタリ
ア・デビューだったそうな。ミュンシュといえば熱い音楽、それがライヴでは
ハメを外さんばかりに倍加するのはご存知の通り。ここでもベートーヴェンに
慣れぬオーケストラが徐々にノリノリになって行く様は、一流オーケストラと
はまた違った醍醐味、予想通り「嵐」がエネルギー渦巻くド迫力です!「海」
も実に生き生きした演奏。ミュンシュ・ファンならずとも興奮の1枚です。

TAH 591 \2080
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35 「葬送」
シューマン:幻想小曲集 Op.12
ドビュッシー:仮面
ラザール=レヴィ:前奏曲第1番
シャブリエ:ピアノのための9つの小品
イヴ・ナット(P) ラザール=レヴィ(P) マルセル・メイエル(P)
録音:1953年3月17日,シャンゼリゼ劇場,
1955年2月,ワルシャワ,1929年10月17日,1955年5月31日,ローマ
TAHRAがあらたなシリーズを開始。往年の名ピアニストの秘蔵音源を復刻する
<ピアノ・アルヒーフ>、全10巻が予定されています。その第1弾がこれ。
ナット、ラザール=レヴィ、メイエルの貴重な録音が集められています。





<RADIO SERVIS>
●旧譜のご案内です
CR 0331 \1850
エドゥアルド・ ハーケン-オペラ・リサイタル
モーツァルト:「魔笛」、
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」、
スメタナ:「売られた花嫁」、
ヴィーレム・ブロデク:「井戸の中から」、
ウェーバー:「魔弾の射手」、
アルベルト・ロルツィング:「ロシア皇帝と船大工」、
マイアベーア:「ユグノー教徒」、
ヴェルディ:「ナブッコ」 、
ドヴォルザーク:「聖書の歌」
エドゥアルド・ ハーケン(Bs)

CR 0311 \1850
マルタ・クラーソヴァー-オペラ・リサイタル
グルック:「オルフェオとエウリディーチェ」、
スメタナ:「秘密」、
グノー:「サッフォー」、
ヴィーレム・ブロデク:「井戸の中から」、
モンテヴェルディ:「オルフェウス」、
チェイコフスキー:「スペードの女王」、
ヴェルディ「トロヴァトーレ」、
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」、
ボロディン:「イーゴリ公」、
フィビヒ:「メシーナの花嫁」
マルタ・クラーソヴァー(A)

CR 0197 \1850
マリア・タウベロヴァー -オペラ・アリア名曲集
スメタナ:「口づけ」、
ドヴォルザーク:「ルサルカ」、
ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」、
ドニゼッティ:「ランメルモールのルチア」、「連隊の娘」、
トマ:「ミニョン」、
ヴェルディ:「トロヴァトーレ」、「椿姫」、「仮面舞踏会」、
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」、「マノン・レスコー」、
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」、
スメタナ:「二人のやもめ」から
マリア・タウベロヴァー(S)ルドルフ・バシャタ(指) プラハ放送響

CR 0245 \1550
スタニスラヴァ・ソウチコヴァー オペラ・リサイタル
アダン:モーツァルトの主題によるコロラトゥーラ・ソプラノ、
フルートと管弦楽のためのブラヴァード
ヨハン・シュトラウス II:「こうもり」、
ルドルフ・フリムル(1879-1972):「放浪の王者」、
ルドルフ・ピスカーチェク(1884-1940):「スロヴァキアの王女」、
グノー:「ロミオとジュリエット」、
ヴェルディ:「リゴレット」、「椿姫」、
モーツァルト:「皇帝ティトーの慈悲」、「劇場支配人」、
ドヴォルザーク:「ジャコバン党員」、「ルサルカ」、
スメタナ:「リブシェ」からのアリア、ほか
スタニスラヴァ・ソウチコヴァー(S)ヤン・シュティフ(指)

CR 0137 \1550
ベノ・ブラシュート -チェコ・オペラの伝説 1947-1956
スメタナ:「ダリボール」、
ドヴォルザーク:「ディミトリー」、
フィビヒ:「シャールカ」
フロート:「マルタ」、
アダン:「ロンジュモの駅馬車 」、
ヴェルディ:「椿姫」
レオンカヴァッロ:「道化師」、
プッチーニ:「トスカ」、
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」
ビゼー:「カルメン」、
マスネ:「マノン」、
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」
ベノ・ブラシュート(T)
カール・アンチェル(指)フランティシェク・ダイク(指)
プラハ放送響 プラハ放送管

CR 0183 \1550
ロマン・ヤナール -オペラ・アリア集
モーツァルト:
「ドン・ジョヴァンニ」、フィガロの結婚」、「コシ・ファン・トゥッテ」、
ベートーヴェン:「フィデリオ」、
ロッシーニ:「セビーリャの理髪師」、
チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」、
ヴェルディ:「シチリアの晩祷」、「ドン・カルロ」、
ワーグナー:「タンホイザー」、
ジョルダーノ:「アンドレア・シェニエ」、
スメタナ:「ダリボル」、「秘密」から
ロマン・ヤナール(Br) オンドジェイ・クカル(指)プラハ放送響

CR 0342 \1550
スメタナ:
「チェコのブランデンブルク人」、「リブシェ」、「秘密」、「悪魔の壁」
ドヴォルザーク:「ジャコバン党員」、
チャイコフスキー:「スペードの女王」、
ボロディン:「イーゴリ公」、
ヴェルディ:「リゴレット」、「ファルスタッフ」、
ロッシーニ:「セビリアの理髪師」、
フォエルステル:「エヴァ」、
ヤナーチェク:「死の家より」
ヤロスラフ・ ソウチェク(B)

CR 0130 \1550
ワーグナー&ヴェルディ、オペラ序曲集
ワーグナー:
「さまよえるオランダ人」「トリスタンとイゾルデ」
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ヴェルディ:
「シチリア島の夕べの祈り」「アイーダ」「ナブッコ」「運命の力」
ギュンター・アインハウス(指)プラハ放送響

CR 0019 \800
ロッシーニ:序曲集
「ウィリアム・テル」「セミラーミデ」「絹の梯子」「どろぼうかささぎ」
「アルジェのイタリア女」
ウラディミール・ヴァーレク(指) プラハ放送響

<CALLIOPE>
KDC 5012 \2450
日本語解説
歌詞対訳つき
シューベルト:
白鳥の歌(D.957)全曲、憧れ(D.879)、死と乙女(D.531)、
ブルックの丘で(D.853)、漁師の歌(D.881)、さすらい人(D.493)
ナタリー・シュトゥッツマン(A)
インゲル・セデルグレン(Pf)
録音:2005年6月 スイス・ラ・ショード・フォン サル・ド・ムジーク
豊かな歌声と深みのある解釈で歌い上げた「冬の旅」(CAL9339)が大好評だ
ったナタリー・シュトゥッツマンの「白鳥の歌」がリリースされます。弱音
表現から劇的な盛り上がりまで、よく考察し、よくコントロールされた歌唱
で聴かせてくれています。「白鳥の歌」は、死ぬ間際に白鳥が一声鳴くと言
われていることから告別の意味をもち、その「うめき」「嘆き」と言った心
情が含まれた内容となっています。シュトゥッツマンのしっとりとした温か
みのある歌声が、絶望感に浸された曲調とあいまってラ・ショード・フォン
のホールの絶妙な響きの録音に仕上がっています。セデルグレンのピアノも
味わい深くシュトゥッツマンをサポートしています。





<Profil>
PH 06038 \2080
シューベルト:交響曲第9番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
サー・コリン・デイヴィス(指)ドレスデン・シュターツカペレ
録音:1996年7月1 & 2日ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
豊かな歌でいっぱいに満たされた、夢のように美しいシューベルト。魅惑の
ドレスデン・シュターツカペレ・エディションにデイヴィスの「グレイト」
が登場します。ボストン響(80年)以来3種目となるデイヴィスの「グレイト」
は、当オケとの全集録音(「グレイト」は96年7月2-4日、場所はルカ教会)
の直前にあたるものでライヴとしては初めて。
名誉指揮者デイヴィスそのひとの誠実な音楽作りのもと、ドレスデンの美質
が花開いた全集は最良の成果ともいえるたいへん優れた内容でした。ドレス
デンといえばシューベルトはもっとも得意とするところ。主なところだけで
も「グレイト」をべーム(79年ライヴ)、シノーポリ(92年)で、さらにサ
ヴァリッシュ(67年)、ブロムシュテット(81年)とは全集を残しています。
そして、このたびのデイヴィスのライヴ盤。さりげないフレーズのひとつひ
とつが有機的に絡み合い、やがて大きな音楽を形作るさまがなんとも自然な
のはさすが。長い伝統に培われた独特の流儀と腰の落ち着いた響きが極上で
す。ここにはシューベルト演奏のひとつの理想形があるといって差し支えな
いでしょう。





<ORFEO>
ORFEO 665061 \2080
ワーグナー:「タンホイザー」,「ローエングリーン」,「ワルキューレ」
R.シュトラウス:
「ナクソス島のアリアドネ」,「アラベラ」,「カプリッチョ」からの場面
ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集
アドリアンネ・ピエチョンカ(S)
ウルフ・シルマー(指)ミュンヘン放送交響楽団
録音:2005年3月18-23日
カナダ生まれで、今やミュンヘンやウィーンの歌劇場で引っ張りだこのソプラ
ノ、アドリアンヌ・ピエチョンカの、ワーグナーとシュトラウスのアルバム
です。ピエチョンカは2005年秋のバイエルン国立歌劇場来日公演での「タン
ホイザー」でエリーザベトを歌って強烈な印象を残していますので、ご記憶
の方も多いでしょう、瑞々しくもしっかりとした芯があり、押し付けがまし
くないのに説得力があるという、まさにワーグナー、シュトラウスに理想的
なソプラノ。このCDでも、どの場面も「もっと聞きたい!」と思ってしまう
ほど魅力的。シルマーの伴奏も実に見事です。





<現代ギター>
GGBD 3020 \2940
フレスコバルディ:アリアと変奏 
ヴァイス:ファンタジー 
ポンセ:プレリュード・ホ長調、ジーグ(イ短調組曲より) 
J.S.バッハ:
プレリュード・ニ短調BWV999、プレリュード(BWV998より)、
プレリュード(BWV1006aより)
ソル:魔笛の主題による変奏曲
ヴィラ=ロボス:エチュード第1番、5つのプレリュード
ポンセ:カンシオン
M=トローバ:ソナチネ第1楽章
渡辺範彦
録音:1971年6月25日 武蔵野公会堂
日本人として初のパリ国際ギターコンクール優勝、その完璧なテクニックと
成熟した音楽性で日本のギター界に多大な影響を与えた渡辺範彦。その名声
に比して活動期間が短かったために残された録音は決して多くない。この録
音は1971年6月、成蹊大学ギターソサエティが主催するサマーコンサートにゲ
スト出演した時のもの。30数年を経て世に出たこの貴重なライヴ録音を最大
限に活かすため、調弦や拍手を含めて一切ノー・カットで収録している。ぜ
ひ客席に座っている気分で、この不世出の天才の演奏を楽しんでいただきたい。





<GRAND SLAM>
GS 2014 \2250
チャイコフスキー:交響曲第4番へ短調Op.36
J.S.バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調BWV.1050
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィリー・ボスコフスキー(ヴァイオリン)、
ヨゼフ・ニーダーマイヤー(フルート)、
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(ピアノ)
録音:1951年2月4日、8日、9日、10日、ウィーン、ムジークフェラインザール
1950年8月30日、ザルツブルグ、フェストシュピールハウス
[使用ソース]HMV (U.K.) ALP 1025, Private archive
制作者より
チャイコフスキーは英HMVの初版LP ALP1025よりの復刻です。この交響曲第4番
はフルトヴェングラー唯一の録音であり、しかもフルトヴェングラーの個性が
顕著に表れた名演で、宇野功芳著『フルトヴェングラーの全名演名盤』の中
でも特に絶賛されているものです。一方のバッハは1950年8月のザルツブルグ
音楽祭でのライヴで、フルトヴェングラーを熟知している人でさえも卒倒す
るほどの巨大な演奏として有名です。この演奏はこれまでさまざまなレーベ
ルから発売されていますが、アナウンス、チューニングの様子に加え、冒頭
のヴィオラ奏者の大きな飛び出しが入っている録音としては唯一の市販盤と
なります。フルトヴェングラーはこの時、ピアノの前に座って指揮をしてい
たはずですが、そんな時でもあの両手が震える棒はいつもと変わらなかった
ことを如実に伝えるドキュメントと言えます。かつてチェリビダッケは「ミ
スも音楽のひとつである」と語っていましたが、この飛び出しはまさにその
好例です。そのため、このディスクではあえて“完全版”と謳っています。
なお、このバッハは当時のエア・チェック音源のため、歪みや音揺れが含ま
れることをご了承下さい。(平林直哉)
■解説書の内容
解説書には交響曲第4番の英グラモフォン誌の初出の批評、および詳細な録音
データを掲載します(他にも珍しい写真等を掲載予定)。





<harmonia mundi>
HMU 907387 \2080
モーツァルト:幻想曲とロンド集
幻想曲 ニ短調 K.397、ロンド ニ長調 K.485、幻想曲 ハ長調 K.395
ロンド イ短調 K.511、行進曲 ハ長調 K.408、前奏曲とフーガ ハ長調 K.394
幻想曲 ハ短調 K.396、
ボーマルシェのセビリアの理髪師のロマンス「私はランドール」による12の
変奏曲 変ホ長調 K.354(299a) 
アダージョ ロ短調 K.540、メヌエット ニ長調 K.355、小ジグ K.574
グラス・ハーモニカのためのアダージョ ハ長調 K356/617A
リチャード・エガー(ピアノフォルテ、1805年製)
マンゼとの共演、さらに先日のゴルトベルク変奏曲でも誠実な演奏で我々を
魅了し続けているリチャード・エガーによる、モーツァルト作品集の登場で
す。
リチャード・エガーの言葉より
“今年2006年は、250年前に生まれた男に捧げる記念コンサートとレコーディ
ングがいっぱいあると思います。・・・このディスク上でのリサイタルは、
モーツァルトによる‘自由’な構造のピアノ音楽、ロンド、幻想曲、そして
前奏曲といったプログラムからなっています。彼はこれらの音楽形式を、
J.S.バッハ、そしてより重点的に、彼の息子たち、C.P.E.バッハ、J.C.バッ
ハらから受け継ぎました。偉大なる「幻想曲ニ短調 K.397」の重き雲が立ち
込めるような冒頭は、その後軽やかな気分のアリアへと移ろってゆきます。
この作品は、19世紀にモーツァルトの作品ではないとされていました。自筆
譜等の楽譜資料が完全なかたちではのこっていないからです。私は、この小
さな宝石ともいえる作品を結ぶために、「egarrtorial-エガートライアル-エ
ガー的試み」という選択をとらせていただきました。”と述べているように、
第一曲目では、エガー編による幻想曲が聴けるという興味深い試みも。エガ
ーの人格の誠実さが光ります。・・・“私はこのプログラムを、グラス・ハ
ーモニカのために書かれたK.356のアダージョで締めくくりました。優れたオ
リジナル楽器を用いることによって、モーツァルトの音楽の多様性を知るこ
とができ、彼の音世界にひとっとびすることができると確信しております。
250年たった今も、モーツァルトが我々とともに生き続けていることに感謝し
つつ・・・ハッピー・バースディ!”




<ORFEO>
ORFEOR 702061 \2080
ベルク:初期の7つの歌
マーラー:天上の生活
ツェムリンスキー:トスカーナ地方の民謡によるワルツの歌(6曲)
ヴォルフ:メリケの詩による5つの歌曲集
R.シュトラウス:
少女の花 Op.22(4曲),花束をつくろうと Op.68-2,愛の神 Op.68-5
+アンコール
(マーラー:誰がこの歌を作ったのか,ヴォルフ:小さなものでも,ペンナ
に私の恋人がいる,リスト:それは、きっと素晴らしいこと)
ディアナ・ダムラウ(S)
シュテファン・マティアス・ラーデマン(P)
録音:2005年8月31日
今、ドイツの若いソプラノの中では人気・実力とも圧倒的なのが、このディ
アナ・ダムラウ。バイエルン州東部の町、ギュンツブルク出身、ヴュルツブ
ルク音楽院で学び、ドイツの地方劇場で歌った後、1999年にバイエルン国立
歌劇場に「ナクソス島のアリアドネ」のツェルビネッタでデビュー。以降は
破竹の勢いで、ザルツブルク音楽祭には2001年に初登場以来毎年出演、2004
年12月ににはスカラ座再建公演のサリエリ「見出されたエウローパ」でタイ
トルロールを務めました。2005年にメトにデビュー。ツェルビネッタや「魔
笛」の夜の女王が当たり役のように、高音とコロラトゥーラに優れている一
方、中音域の瑞々しさ、豊かな表現力も卓越していて、リートでも大変高い
評価を得ています。この2005年ザルツブルク音楽祭でのリサイタルでも、特
に後半のヴォルフ、シュトラウスは極上!大歌手でも若い旬の頃しか味わえ
ない滴るような新鮮さがたまりません。

ORFEOR 599061 \2080
ベートーヴェン:「フィデリオ」
ワーグナー:「ワルキューレ」
R.シュトラウス:「サロメ」,「エレクトラ」,「影のない女」
からの場面
ウルズラ・シュレーダー=ファイネン(S)
ギュンター・ヴィッヒ(指),ペーター・シュナイダー(指),
アーノルト・クヴェンネト(指)ライン・ドイツオペラ管弦楽団,合唱団
録音:1971-77年
ORFEOのライン・ドイツオペラのライヴシリーズ。ウルズラ・シュレーダー
=ファイネン(1936-2005)は、1970年代に活躍したドラマティック・ソプラ
ノ。1968年からライン・ドイツオペラに所属し、1970年にメトに、1971年に
はバイロイト、1973年にはウィーンにデビューと、かなりの実力者。カール
・ベームも彼女を重用した一人です。しかし1979年にわずか43歳で引退。ス
タジオ録音を全く残さないままだったので、日本では全く知られていないま
までした。この録音は、ライン・ドイツオペラでの貴重なライヴ。彼女の素
材の良さが十分理解できるものです。





<PREISER>
PRCD 20046 2枚組 \2160
ワーグナー:「さまよえるオランダ人」
ハンス・ホッター(Br オランダ人),ヘレーネ・ヴェルト(S ゼンタ),
ベルント・アルデンホフ(T エリック),クルト・ベーメ(Bs ダーラント)
レス・フィッシャー(Ms マリー),ヘルムート・クレプス(T 舵手)
ヴィルヘルミ・シュヒター(指)NDR交響楽団,合唱団
録音:1951年
1951年の放送録音。ホッターは若い頃オランダ人を得意としたものの、残さ
れた録音はあまり多くなく、他に1944年の放送録音(クレメンス・クラウス
指揮)と1950年のメトのライヴ(フリッツ・ライナー指揮)があったくらい。
この録音は、録音状態が良いことで知られていたものです。アルデンホフ、
ベーメら共演も優れ、さらにNHK交響楽団を叩き上げた名匠シュヒターの引
き締まった指揮も見事、聞き応えのある「オランダ人」です。

PRCD 20045 2枚組 \2160
ヴェルディ:「リゴレット」
+ボーナス ジュゼッペ・タッデイ ヴェルディのアリア
(「仮面舞踏会」,「ドン・カルロ」,「シチリアの晩鐘」,「オテッロ」
から)
ジュゼッペ・タッデイ(Br リゴレット),
フェルッチョ・タリアヴィーニ(T マントヴァ公爵),
リーナ・パリューギ(S ジルダ),
ジューリオ・ネーリ(Bs スパラフチーレ),ほか
アンジェロ・クエスタ(指)RAIトリノ交響楽団,合唱団
録音:1954年2月
CETRA原盤の名盤の復刻。多くの録音が残されているヴェルディの「リゴレ
ット」の中でも、特に注目に値する録音の一つです。ジュゼッペ・タッデイ
は、1916年生まれで、当時30代後半、若々しいバリトンの声と驚くべき見事
な演技力に舌を巻きます。マントヴァ公は、フェルッチョ・タリアヴィー
ニ、彼も全盛期で、見事な美声を披露してくれています。他社から既にCD
が多数発売されていますが、今回のPREISERのCDは、かなり状態の良いソー
スを使用、しかも加工臭の少ない素直な音で、古めかしさを感じさせないも
のになっています。半世紀前の名盤を楽しみましょう。





<harmonia mundi>
HMC 901919 \2080
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集
ヴァイオリン・ソナタ イ短調 op.23-4
ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 op.30-2
モーツァルトの『フィガロの結婚』から「もし伯爵様が踊るなら」による
12の変奏曲 ヘ長調 WoO 40
ダニエル・ゼペック(Vn)、
アンドレアス・シュタイアー(ピアノフォルテ)
使用ヴァイオリン:ザルツブルク製(1700年ca.)(ボン、ベートーヴェン
・ハウス所蔵)
ラ・フォル・ジュルネにはじまった5月の来日でますますファンを魅了させ
たアンドレアス・シュタイアーの次なる新譜は、ダニエル・ゼペックとの
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ。ゼペックは、フランクフルトの
音楽大学に学び、その後アルバン・ベルクのメンバーでもあるゲルハルト
・シュルツのもとでも研鑽を積み、ブレーメン室内管弦楽団の奏者として、
またドイツのみならず国際的室内楽奏者として活躍しています。シュタイア
ーともドイツ内外でたびたび共演をかさね、機知に富んだアンサンブルで聴
く者をうならせるコンビです。使用した楽器は、リヒノフスキーがベートー
ヴェンにプレゼントした弦楽器のクヮルテット用4つの楽器の中のヴァイオ
リン。ボンのベートーヴェン・ハウスが初めて録音のための使用を許可した
というなんとも意義深いものです。モーツァルトの「トルコ行進曲」で我々
の度肝をぬいたシュタイアー、ベートーヴェンでも時折光る独創性がなんと
も魅力です。

HMC 901889 \2080
ロカテッリ(1695~1764):
コンチェルト・グロッソ(合奏協奏曲)op.1より第2、4、7、8、9番
ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(指)
フライブルク・バロック・オーケストラ
ロカテッリは、バロック時代、作曲家としてはもちろんヴァイオリニストと
しても大活躍していました。そんな彼が作曲したコンチェルト・グロッソに
弦楽器奏法の粋が盛り込まれているのは当然のこと。結果として得られた作
品は、弦楽器の変幻自在な魅力に満ちたものです。こんな難しい技法を盛り
込んだ弦楽器ものをパガニーニより100年も前に書いていたとは!ロカテッ
リ、おそるべしです。フライブルク・バロック・オーケストラの面々の妙技
が冴え渡る名演となっています。

HMC 901894 \2080
ボッケリーニ(1734-1805):2つのチェロを伴う弦楽五重奏曲集
弦楽五重奏曲集op.18より第3番 変ホ長調(G.287)
弦楽五重奏曲集op.29より第6番 ト短調(G.318)
弦楽五重奏曲集op.41より第2番 ヘ長調(G.347/ op. 37-22)
ロエル・ディールティエンス(指&チェロ)
アンサンブル・エクスプロラシオン
ボッケリーニの弦楽五重奏曲は、どのパートをとっても役割が重要で、さら
にスタイルも実に様々。特にここにおさめられた3曲の五重奏曲は、ボッケ
リーニの真骨頂が味わえる名曲ばかりです。瑞々しい弦の音色、まばゆい音
型、メリハリのある作品が、アンサンブル・エクスプロラシオンのメンバー
たちによって見事に演奏されています。

HMC 901890 \2080
シューマン:蝶々op.2、謝肉祭op.9、ウィーンの謝肉祭の道化op.26
シュテファン・ヴラダー(Pf)
ヴラダーは生粋のウィーン育ちのピアニストです。今やウィーン音楽大学の
教授もつとめ、若干41歳にして名実ともに巨匠の仲間入りを果たした音楽家
の一人。そんな彼の新譜は、シューマンのピアノへの創作意欲がもっとも活
発だったころの作品集です。謝肉祭はクララへの愛の歌、さらにはショパン
へのオマージュなど、詩・文学的な面からみても実に興味深い楽章がちりば
められており、ヴラダーはそれらひとつひとつをかみしめるように、しかし
熱さをもって弾いています。また、「ウィーンの謝肉祭の道化」は謝肉祭の
前の仮面をつけた人々が集うお祭の喧騒が感じられる曲ですが、ヴラダーの
演奏は一人一人の仮面の下までをも想像させるような、イマジネーションと
独創性に満ちたものとなっています。

HMI 987067 \2080
エルネスト・ハルフテル(1905-1989):
シンフォニエッタ 
悲歌 
詩篇
ヴィクトール・パブロ・ペレス(指)
オルケスタ・シンフォニカ・デ・テネリフェ
ハルフテルは、スペインの大作曲家ファリャの愛弟子で、ファリャの絶筆作
品となったオペラ「アトランティダ」を補筆し、カンタータとして世に出し
た人物としても知られています。ダリ、ガルシア・ロルカらと親交をむすび、
スペインの文化界においてなくてはならない存在でした。ストラヴィンスキ
ー、また、1925年から10年間はラヴェルの下で修行をつみ、その作風は新古
典主義的なものが多いです。シンフォニエッタは1928年ごろに書かれ、この
曲によってハルフテルはアメリカでも知られるようになったというものです。





<MANDALA>
MAN 5112 \2180
ファリャ:恋は魔術師、三角帽子、ドビュッシー賛歌
ラファエル・アンディア(G)
オケ作品のギター編曲版というと、どうもしっくりこない場合も時折ありま
すが、このアンディアの編曲は実に見事にきまっています。BGMとしてもよ
し、ギターの妙技を堪能するもよし、夏にぴったりの一枚の登場です。




<PREISER>
PRCD 89409 4枚組 \7120
“スターリン時代のソ連の名歌手たち”
〔登場する歌手(収録順)〕
ナデージダ・オブーホワ(Ms 1886-1961)
キプラス・ピャトラウスカス(T 1886-1968)
ミハイル・ロメンスキー(Bs 1887-1971)
ユーリー・キポレンコ=ドマンスキー(T 1888-1955)
セルゲイ・ミガイ(Br 1888-1959)
エレーナ・カトゥリスカヤ(S 1888-1966)
ニカンドル・ハナーエフ(T 1890-1974)
ヴァレリヤ・バルソワ(S 1892-1967)
ニコ・クムシャシヴィリ(T 1892-1942)
ウラジーミル・ポリトコフスキー(Br 1892-1984)
イワン・ブルラク(Br 1893-1964)
マクシム・ミハイロフ(Bs 1893-1971)
マルク・レイゼン(Bs 1895-1992)
イワン・パトルシンスキー(Bs 1896-1960)
ニコライ・ペチコフスキー(T 1896-1966)
ダヴィド・バドリーゼ(T 1899-?)
ヴィタリー・クリチェフスキー(T 1899-?)
アレクサンドル・ピロゴフ(Bs 1899-1964)
アンドレイ・イワノフ(Br 1900-1970)
ドミートリー・タルホフ(T 1890-1966)
ナターリヤ・ロジェストヴェンスカヤ(S 1900-1997)
イワン・コズロフスキー(T 1900-1993)
イワン・スコプツォフ(Bs 1900-1983)
パンテレイモン・ノリツォフ(Br 1900-1993)
ブロニスラワ・スラトゴーロワ(Ms 1905-1995)
ミハイル・グリーシコ(Br 1901-1973)
セルゲイ・レメシェフ(T 1902-1977)
マリヤ・マクサコワ(Ms 1902-1974)
ニコライ・オーゼロフ(T 1887-1953)
ボリス・グミリャ(Bs 1903-1969)
グリゴーリー・ボリシャコフ(T 1904-1974)
アレクサンドル・バトゥーリン(Bs 1904-1983)
アレクセイ・イワノフ(Br 1904-1982)
ゲオルギー・ネレップ(T 1904-1957)
ソフィヤ・プレオブラジェンスカヤ(Ms 1904-1966)
ニコライ・シチェゴリコフ(Bs 1905-)
エリザーベタ・シュムスカヤ(S 1905-1988)
ヴェラ・ダヴィドワ(Ms 1906-)
ソロモン・フロムチェンコ(T 1907-?)
エレーナ・クルグリコワ(S 1907-1982)
アナトーリ・オルフョノフ(T 1908-1987)
ゲオルギー・ヴィノグラードフ(T 1908-1980)
ナターリヤ・シュピーレル(S 1909-1995)
パヴェル・リシツィヤン(Br 1911-2004)
ダヴィド・ガムレケリ(Br 1911-)
ティート・クージク(Br 1911-1990)
ナデージダ・カザンツェワ(S 1911-)
セルゲイ・シャポシニコフ(Br 1911-1973)
ウラジーミル・イワノフスキー(T 1912-)
アレクセイ・クリフチーニャ(Bs 1912-1974)
ミケリス・フィシェル(T 1915-)
アルトゥール・フリンベルグ(T 1916-)
ミハイル・アレクサンドロヴィチ(T 1917-2002)
イリーナ・マスレンニコワ(S 1918-)
レオカディヤ・マスレンニコワ(S 1918-)
ヴェロニカ・ボリセンコ(Ms 1918-1995)
ザーラ・ドゥルハノワ(Ms 1918-)
ヴェラ・フィルソワ(S 1918-1993)
エフゲニヤ・スモレンスカヤ(S 1919-1989)
アレクサンドル・オグニフツェフ(Bs 1920-1961)
ゲオルク・オーツ(Br 1920-1975)
イワン・ペトロフ(Bs 1920-)
ゴアル・ガスパリャーン(S 1922-)
イリーナ・アルヒポワ(Ms 1925-)
ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(S 1926-)
リマンタス・シパリス(Bs 1927-)
PREISERだからこそのすごいCDが登場!“スターリン時代のソ連の名歌手た
ち”と題されたこのCD4枚組には、全部で67のアリアが収録、スターもいれ
ば、今日ではほとんど無名の歌手もいますが、いずれもがボリショイを沸か
せた名歌手、素晴らしい歌の連続にワクワクします。ロシアオペラのみなら
ず、イタリアオペラ、フランスオペラ、ドイツオペラと、いずれもロシア語
の歌唱ながら、多岐にわたります。

PRCD 89650 \1780
ニカンデル・ハナーエフ、アリア集
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」
ワーグナー:「ジークフリート」
ビゼー:「カルメン」
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」
チャイコフスキー:「スペードの女王」
リムスキー=コルサコフ:「サトコ」
シャポーリン:「デカブリストたち」
からのアリア
ニカンデル・ハナーエフ(T)
録音:1937-53年
全てロシア語の歌唱。ニカンデル・ハナーエフ(1890-1974)は、1930、40年
代のボリショイ劇場を代表するドラマティック・テノール。特にチャイコフ
スキーの「スペードの女王」のゲルマンが当たり役でした。その他ヴェル
ディのオテッロや、ワーグナーのジークフリートなど、ド迫力の歌です。

PRCD 89656 \1780
ナデージダ・オブーホワ アリア集
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」,
リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」,「雪娘」,「サトコ」,
ボロディン:「イーゴリ公」,
チャイコフスキー:「スペードの女王」,
ビゼー:「カルメン」,
マスネ:「ウェルテル」,
サン=サーンス:「サムソンとデリラ」
ナデージダ・オブーホワ(Ms)
ナデージダ・オブーホワ(1886-1961)は、1920年代に活躍したボリショイの
偉大なメッゾ。モスクワの音楽一家に生まれ、恵まれた環境で学びました。
1916年にボリショイにデビュー、すぐにトップ・メッゾになりました。
1930年代にはコンサート活動が主となりましたが、声の状態は極めてよく、
ここに収録されているのはその頃の録音です。

PRCD 89664 \1780
エリザヴェータ・シュムスカヤ アリア集
ワーグナー:「ローエングリーン」,
ヴェルディ「トラヴィアータ」,
グノー:「ファウスト
チャイコフスキー:
「オルレアンの乙女」,「イオランタ」,「エウゲニ・オネーギン」
マスネ:「マノン」,
ドリーブ:「ラクメ」,
ビゼー:「真珠とり」
レオンカヴァッロ:「道化師」,
プッチーニ:「ボエーム」,からのアリア,場面
エリザヴェータ・シュムスカヤ(S)
エリザヴェータ・シュムスカヤ(1905-1988)は、1940年代を中心に活躍した
ソプラノ。声そのものは軽めながら、類いまれな表現力で極めて広範囲な役
を歌っていました。

PRCD 89645 \1780
アレクセイ・イワノフ アリア集
ドニゼッティ:「愛の妙薬」,
ワーグナー:「タンホイザー」,
グノー:「ファウスト」,
ムソルグスキー:「ボリス・ゴドゥノフ」,「ホヴァーンシチナ」,
ルビシュタイン:「デーモン」,
チャイコフスキー:「マゼッパ」,
ボロディン:「イーゴリ公」,
レオンカヴァッロ:「道化師」
リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」,からのアリア
アレクセイ・イワノフ(Br)
アレクサンドル・オルロフ(指),ワシリー・ネボルシン(指),
アレクサンドル・メリク=パシャエフ(指)
ボリショイ歌劇場管弦楽団,他
録音:1947-1952年
アレクセイ・イワノフ(1904-1982)は、1938年から1967年まで30年近くボリ
ショイ劇場で活躍したバリトン。1945年には、終戦直後のウィーンに招かれ
「トスカ」のスカルピアを歌っているほど名声の高かった人物で、表現力は
抜群。全てロシア語の歌唱。

PRCD 89648 \1780
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ アリア集
ヴェルディ:「アイーダ」,
チャイコフスキー:「オルレアンの少女」,「マゼッパ」,
ムソルグスキー:「ホヴァーンシチナ」,
タニェーエフ:「オレステア」,
リムスキー=コルサコフ:「皇帝の花嫁」,からのアリア,場面
ソフィア・プレオプラジェンスカヤ(Ms)
録音:1946,1951年
ソフィア・プレオブラジェンスカヤ(1904-1966)はペテルブルグ生まれのメッ
ゾソプラノ。ボリショイ全盛期の当時にあって、レニングラードに留まり続
け、キーロフ劇場を拠点としていました。ことにチャイコフスキーの「オル
レアンの少女」のジャンヌ・ダルク役を得意としました。




<SUPRAPHON>
SU 3819 \1650
ヴァーツラフ・ヤン・トマーシェク:ピアノ協奏曲集
ハ長調Op.18 
変ホ長調Op.20
ヤン・シモン(P)
ヴラディミール・ヴァーレク(指)プラハ放送SO.
録音:2005年3月21-23日、2006年3月21-23日、4月5日
プラハ、チェコ放送第1スタジオ
ベルリオーズ、パガニーニ、クララ・シューマン、そして若きワーグナーら
とも親交のあったトマーシェク(1774?1850)。19世紀前半プラハの楽壇で
中心にあったボヘミアの作曲家です。ウィーンに出て活躍したグループと、
19世紀の国民楽派との橋渡しをした役割も重要とされています。
多くの歌曲やオペラなども残していますが、見落とせないのがエクローグ・
狂詩曲・ディテュランボスといったピアノ曲。これらは技巧と内容とのバラ
ンスが見事で、先駆的なアイデアは弟子のヴォジーシェクやシューベルト、
シューマンら後世のお手本とされるほど。彼はまたロマン派に顕著な性格的
小品の創始者ともいわれています。
おそらく1803年から1805年にかけて書かれた2つの協奏曲。当時の古典派の
様式をよく伝える一方で、ときに時代を先取りするような書法も垣間見えて
刺激的です。まずピアノ好きの方であれば、独奏曲同様に独特のセンシティ
ヴでメロディアスな魅力に引き込まれること間違いないでしょう。

SU 3877 \1650
ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
パヴェル・ハース:弦楽四重奏曲第2番「猿山より」(打楽器つき版)
パヴェル・ハース四重奏団
コリン・カリー(パーカッション)
数々のコンクールで入賞を果たし、「ここ数年のうちに有名になるのは間違
いなし」とストラッド、インディペンデントなど各紙が太鼓判を押す気鋭の
アンサンブル、ハース・カルテット。ヤナーチェクの名作と、その弟子で第
2次大戦下ガス室に送られ非業の死を遂げたハースの作品は、今年6月の初来
日公演でも取り上げたのと同じ演目です。
ハース26歳の作「猿山より」は、チェコ=モラヴィア高地で過ごした夏の休
日を回想して書かれたもの。師を思わせるメロディの魅力と、作品の特徴と
してジャズのアドリブ語法の指示が強調されるように、実体は完全にハース
の音楽となっています。
デビュー盤は実演での高評価をそのまま裏付けるような内容で、このたびス
プラフォンはその才能に惚れ込み専属契約を結びました。
[ハース四重奏団の経歴]
2004年   (フィレンツェ)ヴィットリオ・E・リムボッティ賞
2005年5月 (チェコ)プラハの春国際音楽コンクール第1位
2005年6月 (イタリア、レッジョ・エミリア)パオロ・ボルチアーニ・コ
ンクール優勝

SU 3876 \1650
メンデルスゾーン:交響曲集
第3番イ短調Op.56「スコットランド」
第4番イ長調Op.90「イタリア」
イジー・ビエロフラーヴェク(指)プラハ・フィルハーモニア
録音:2006年4月28-30日プラハ、ルドルフィヌム
現代チェコの巨匠ビエロフラーヴェクが1994年に自ら創設した手兵プラハ・
フィルハーモニア。オケの結成以来レパートリーの中心に据えてきたメンデ
ルスゾーンを録音しました。ハルモニア・ムンディやスプラフォンでのモー
ツァルト演奏も活き活きとして気持ちの良いものでしたが、ここでも弦の美
しさなどとりわけ印象的。録音も優秀です。

SU 3886 \1350
ヤナーチェク:
ラシュスコ舞曲集 
弦楽のための組曲 
弦楽のための牧歌
フランティシェク・イーレク(指)
ブルノ・フィルハーモニックO.
録音:1991、1992年

SU 3887 \1350
ヤナーチェク:
タラス・ブーリバ 
オーケストラのためのアダージョ 
オーケストラのための組曲Op.3 
序曲「嫉妬」 
コザックの舞曲 
セルビアのコロ舞曲 
ヴァイオリン弾きの子供 
交響詩「ブラニーク山のバラード」
フランティシェク・イーレク(指)ブルノ・フィルハーモニックO.
録音:1986、1991 & 1992年

SU 3888 \1350
ヤナーチェク:
シンフォニエッタ 
ドナウ交響曲 
ヴァイオリン協奏曲「魂のさすらい」 
シュルークとヤウ
カロリーナ・ドヴォルジャーコヴァー(S)
イヴァン・ジェナティー(Vn)
フランティシェク・イーレク(指)
ブルノ・フィルハーモニックO.(ブルノ国立フィル)
録音:1986、1992年
モラヴィアの中心ブルノに生まれ、長いことブルノ・オペラの首席指揮者を
務めたイーレクは、数多くの初演経験を持ちヤナーチェクのスペシャリスト
として知られます。1958年ブルノで、イーレク自身の肝煎りで初めて開催さ
れたヤナーチェク音楽祭では管弦楽作品だけでなく、すべてのオペラのリハ
ーサルと演奏を手がけています。
ここではたとえば、絶対に外せないシンフォニエッタやタラスも、ほかのオ
ケで聴くのとは一味もふた味も違う味わいで興味が尽きません。民謡をベー
スにしながらユニークな音楽語法に長けたヤナーチェク。その名をポピュラ
ーにした立役者イーレクによる記念碑的なシリーズは、膨大なカタログを誇
るスプラフォンのなかでもその価値がはかりしれないものです。




<naive>
V 5067 \1650
佐渡 裕-スーパー・ワールド・オーケストラ2006年ライヴ
ラヴェル:ボレロ 15'28"
ビゼー:
「カルメン」組曲 第1番 
第1幕への前奏曲 1'59" 
アラゴネーズ 1'12" 
間奏曲 2'15" 
闘牛士の歌 2'47"
「カルメン」組曲 第2番 
ハバネラ 2'01" 
ジプシーの踊り 4'29"
ポール・デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」 10'40"
ベルリオーズ:断頭台への行進(「幻想交響曲」より) 4'58"
佐渡 裕(指揮)
スーパー・ワールド・オーケストラ
2006年6月ライヴ録音
ついに佐渡がナイーブ・レーベルから登場!オケはなんとスーパー・ワール
ド・オーケストラです。メンバーは、すべて世界最高水準の奏者達によって
構成されており、まさに音楽界の「ドリーム・チーム」といったところ。演
奏曲目も、佐渡のエネルギッシュさが遺憾なく発揮されるプログラミングで、
盛り上がること間違いなし。すべてライヴ録音ということもあって、丁々発
止のアンサンブル、ちりばめられたソロ・パートの上手さ、すべてが息をつ
く間もなく押し寄せてきます。




<Profil>
PH 06012 \2080
ブルックナー:交響曲第5番
ギュンター・ヴァント(指)ミュンヘン・フィルハーモニー
録音:1995年11月29日、12月1日
遂に正規盤で登場。音質もクリヤーで温かみがあり最高に素晴らしいものが
ございます。この頃のヴァントは巨匠ぶりが尋常でないだけに、しかも曲も
曲。人知を超えた崇高さで、いつなんどき聴いても無条件で感動させられて
しまいましょう。すごい1枚でございます。しかし、当時のミュンヘン・
フィルはベルリン・フィルと肩を並べていただけあってその美しさうまさは
絶品。形容のしようがございません。

PH 05041 \2080
ブラームス:セレナーデ第1番
フォン・ウェーバー:クラリネット協奏曲Op.74
ヘルムート・ギーサー(Cl)
ギュンター・ヴァント(指)
ケルン放送交響楽団
録音:1968年10月2日、1977年11月25日 
共にケルンのヴァルラフプラッツ・ザール
これも素晴らしい録音。60年代のブラームスもヴァントの伝記作家にして当
シリーズ監修人ヴォルガング・ザイフェルト教授の一番のお薦め演奏だけあ
って50歳代のヴァントの切れ味の良いリズムと独特の気品。これは大変な名
演。ウェーバーもドイツドイツした味わい深さが素晴らしい1枚でございま
す。管楽器マニアにはもうお馴染みのヘルムート・ギーサーは長年ケルン
放響の首席を務めたかの地の伝説的クラリネット奏者。




<WERGO>
WER 6680 \1850
ヘンツェ:鉄条網の向こうのオルフェウス、アリスタエウス
ロビン・グリットン(指)ベルリン室内合唱団
マルティン・ヴットゥケ(語り手)、
マレク・ヤノフスキ(指)ベルリン放送交響楽団
1926年生まれのヘンツェは、今年で御年齢80歳。ますますその創作意欲は衰
えず、我々に新しいものを提示し続けてくれています。今回は、ちょっと前
の作品ではありますが、いずれも世界初録音。いずれも「オルフェウスとエ
ウリディーチェ」の物語にまつわる内容のものです。神話の世界の時代、音
楽の名人オルフェウスと結婚して間もないエウリディーチェは、蛇にかまれ
て命をおとします。黄泉の国からエウリディーチェを連れ戻すために、オル
フェウスは地獄の番人に得意の歌を聴かせて門を開かせることに成功します
が、地上に戻るまで決してエウリディーチェの方を振返ってはならない、と
いう約束を破ってしまい、エウリディーチェと再び引き裂かれてしまう、と
いう悲しいおはなし・・・。2曲とも、詩の主体は時にオルフェウス、時に
エウリディーチェ、時に傍観人、と様々ですが、この悲話を現代音楽劇に置
き換えたものとなっています。2曲目の題名アリスタエウスは詩の中にでて
くる人物で、エウリディーチェを死にいたらしめた蛇を先祖にもつとされて
います。かたや清澄な無伴奏合唱の世界、かたや色彩豊かな絡み合う管弦楽
を伴うドラマと、ヘンツェの芸術の真骨頂を味わうことができます。

WER 6564 \1850
エンノ・ポッペ(1969-):作品集
木材(クラリネットとアンサンブルのための/1999、2000年)
骨(アンサンブルのための/2000年)
オイル(アンサンブルのための/2001年)
ウィーン・クラング(音)
フォーラム、エルネスト・モリナーリ(Clソロ)、
ステファン・アスバリー(指)
4エンノ・ポッペは10歳にして作曲のコンテストで優勝したというまさに天
才。ブックレットの中で、「シャベルを手に取り、森に行け。暗い穴を見つ
けたらすぐさま掘り返せ。あなたにちょっとでも幸運が宿っていれば、あな
たは木か骨か油を掘り当てるだろう?。」自然界の物質は古来より不変で、
200年以上前に生きたベートーヴェンと我々を結びつけるものもこうした自
然界のものである、という一風かわったオーガニック作曲家ですが、しかし
作り上げる音世界は意外と前衛的。しかし、味方を変えれば原始的な世界と
も申せましょう。




<AUDITE>
AU 92512(SACD-Hybrid) \2180
シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化芝居「幻想的情景」op.26
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番 イ長調D.959
河村尚子(P)
録音:2003年3月
ハノーヴァー国立音楽芸術大学の演奏家過程で学ぶかたわら、ヴィオッティ、
カーサ・グランデなどで1位となるなどヨーロッパのコンクールさらにはリ
サイタル、コンサートで活躍中の河村尚子のデビュー・レコーディングアル
バム。シューマン、シューベルトというロマン派の二大看板をカワイ・ピア
ノを使用して粒立ちの良い美しい音色で端正に弾きあげています。この年代
ならではの瑞々しい感性がSACDの素晴らしい録音によって余すところなく収
録されています。1981年生まれと若く今後の活躍が本当に楽しみなピアニス
トです。

AU 92516(SACD-Hybrid) \2180
ブラームス:
チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調op.99 
チェロ・ソナタ第1番 ホ短調op.38
ティルマン・ヴィック(Vc) パスカル・ドヴァイヨン(P)
録音:2003年12月
ブラームスの30代に書かれた第1番(1865)と、そのおよそ20年後に作曲さ
れた第2番のチェロ・ソナタ(1886)をSACDマルチチャンネルの素晴らしい
音質で収録したハイブリッドCD。渋くて重厚な響き、それこそがブラームス
という人は別として、ハノーヴァーを中心に活動し、すでに多くのCDをリリ
ースしているヴィックのよく歌い、しかも爽やかで引き締まっていた演奏の
ほうがブラームスの孤高の魅力を一層引き出しているのではないでしょうか。

AU 92511(SACD-Hybrid) \2180
マリンバ・スカルプチャー(彫刻)
パヴァッサー:彫刻3 
カイザー:ハリケーンの目 
マチアス・シュミット:3つのスケッチ 
ロソロ:エヴェリン・グレニー「小さな祈り手」による変奏曲 
安倍圭子:コザックの思い出 
スティーブ・ライヒ:名古屋マリンバ 
イグナトヴィッツ:トッカータ 
安倍圭子:わらべ歌リフレクションII
カタジナ・ミツカ、フランツ・バッハ、
エッカート・ストローマー(マリンバ)
録音:2003年12月
4マリンバの名手として世界的に活躍しているカタジナ・ミツカ(1972-)の
素晴らしいテクニックをSACDの高音質で堪能できる一枚。自身もマリンバの
名手である安倍圭子の作品やミニマル・ミュージックのライヒの作品など収
録作品も多彩で誰が聴いても楽しめる内容になっています。

AU 92521(SACD-Hybrid) \2180
ソロ・ド・コンクール-トランペットとピアノのためのフランス音楽
シャリエール:ソロ・ド・コンクール 
リュッフ:モビル 
ゴーベール:カンタービレと小スケルツォ 
バレ:コンクールの小品 
ビッチュ:4つの変奏曲 
サン=サーンス(ビュセ編):変ホ調のファンタジー 
シャイヨー:コンクールの断片 
フローラン・シュミット:3つの部分からなる組曲op.133
ハンネス・ロイビン(Tp) ルーカス・マリア・キューン(P)
録音:2005年10月
トランペットとピアノという珍しい組合せの作品集。いずれもパリ高等音楽
院トランペット科の最終試験用に書かれた課題作ですが管に強みを誇るフラ
ンス音楽の伝統がうかがえる力作が揃っていて、単なる課題曲集に留まって
いません。ドイツの気鋭の奏者による好演を捉えたSACDのハイ・クオリティ
にも注目したい一枚です。

<RTVE>
CD 65204 2枚組 \3300
ヴェルディ:オペラ「椿姫」
クリスティーナ・ガリャルド・ドマース(ソプラノ:ヴィオレッタ)
イスマエル・ホルディ(テノール:アルフレード・ジェルモン)
ヘナロ・スルバラーン(バリトン:ジョルジュ・ジェルモン) ほか
エンリケ・パトロン・デ・ルエダ(指揮)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
ビリャマルタ劇場合唱団
録音:2004年11月5、7日、ビリャマルタ劇場

CD 65248 \2180
ビリャンシーコ(クリスマスの合唱曲集)
ホセ・マリア・ガルベス:Una pandereta suena
リカルド・オルモス:El cant dels ocells
フリアン・パレーラ:Aguinaldo del pueblo
ヘスス・グリーディ:Ator mutil
アントニオ・セラーダ:Villancico en seguidillas
アマンド・ブランケール:Feume llenya
ホセ・マリア・マルティーン:Cantemos, pastores
フアン・マリア・トマス:La letania de Navidad
フランシスコ・カーノ:En Belen tocan a fuego
ホセ・アントニオ:Donostia Oi Betlehem
アントリーン・デ・ラ・フエンテ:Figurines de barru
ヘスス・グリーディ:Camina a Virxen
マリアーノ・アルフォンソ:Zumbale al pandero
アルベルト・ブランカフォルト:El noi de la mare
フアン・ホセ・ファルコーン:Villancico de la entrada de los pastores
ネメシオ・オターノ:Adeste, fideles
フリアン・ペレーラ:Gatatumba
フランツ・グルーバー:Stille Nacht(きよしこの夜)
アントニオ・ソレール:
A Belen se van corriendo(*)/Ya de noche y por las calles(*)
A Belen a ver al nino(*)/Por caer las Navidades(*)
マリアーノ・アルフォンソ(指揮)
スペイン放送合唱団
録音:2005年7月、サラ・レンス/2004年12月、記念劇場(*)
「ビリャンシーコ」といっても古楽のジャンルではなく、スペインのクリス
マス合唱曲です。「きよしこの夜」以外はスペイン系作曲家の作品。

CD 65250 \2180
アンヘル・マルティン・ポンペイ(1902-2001):
2台のピアノのための協奏曲ニ短調(1935-1939)(*)
ヴァイオリン協奏曲ホ短調(1946-1954)(+)
ホルヘ・ラバイナ、マルタ・サバレータ(ピアノ(*))
マヌエル・ギリェーン(ヴァイオリン(+))
エイドリアン・リーパー(指揮)
スペイン放送交響楽団
録音:2004年6月5-9日(*)、2005年6月21-24日(+)、マドリッド、記念劇場




<AUTOR>
SA 01062 \2180
世紀スペインのピアノ伴奏歌曲集
ホアキン・エスピン・イ・ギリェーン:トリアーナのマハ
ホセ・M・ゴミス:嫉妬の苦痛
ホセ・バレーロ:ペレーレ
ニコラス・トレド:親愛なる陰
フェルミン・ガルシア・アルバレス:グラナダに
アントニオ・ラパレス:わがナザレに
マリアーノ・ソラリオ・フエルタス:
セビーリャのフラメンコ歌手/マラゲーニャ
マヌエル・ヒロ:アラブの歌
バシリオ・バシーリ:ラ・ビバンデラ・アンダルーサ
イシドロ・エルナンデス:モーロのセレナード
セバスティアン・イラディエル:アウロラ、ジプシーの女/トリアーナの真珠
モンセラート・カバリエ(ソプラノ)
マヌエル・ブルゲラス(ピアノ)

SA 01089 \2180
ウニベルサル・グレゴリアーノ スペインのグレゴリオ聖歌集
復活祭のミサ
聖霊降臨祭のミサ
「キリストの御体」のミサ
イスマエル・フェルナンデス・デ・ラ・クエスタ(指揮)
カント・グレゴリアーノ合唱団

SA 01147 \2180
フランシスコ・ゲレーロ(1950-):
Op.1 Manual(ピアノのための;1976)
室内協奏曲(フルート、クラリネットと弦楽四重奏のための;1976)
ルイス・デ・パブロ(1930-):
Umori(管楽五重奏のための;1992-1993)
第二の朗読(アンサンブルのための;1993)
ミゲル・アンヘル・グリス(指揮)
アンサンブル・ソリスタス・デ・セビーリャ
録音:2005年9月23-25日、セビーリャ、アポロ劇場

SA 01148 \2180
ホセ・ルイス・トゥリーナ(1952-):管弦楽作品集
アロンソ・ムダーラのファンタシアによる幻想曲
ハープと影/束の間の音楽/12音による幻想曲/2つの交響的舞曲
ホセ・ルイス・テメス(指揮)
マラガ・フィルハーモニー管弦楽団
録音:2005年9月、マラガ・フィルハーモニー・リハーサル・ホール

SA 01157 2枚組 \4360
フェデリク・モンポウ(1893-1987):ピアノ伴奏歌曲全集
あいまいな歌(1926)/4つの歌曲(1925-1928)/灰色の時間(1915)
8つのわらべ歌(1926)から 第1−3曲/雲(1928)
アメリアの遺言(1938)/8つのわらべ歌 から 第4−6曲/牧歌(1945)
川に降る雨(1945)/最後の旅(1947)/8つのわらべ歌 から 第7−8曲
市の歌(1948)/魂の歌(1951)/夢の戦い(5曲;1942-1951)
唖の子(1955)/ベリーサの歌(1955)/アウレアーナ・ド・シル(1951)
サン・マルティ(1958)/アヴェ・マリア(1958)/最初の一歩(1964)
Mira quina resplandor(1966)/ベッケリアナス(6曲;1970‐1971)
ポール・ヴァレリーの詩による5つの歌曲(1972)
エレーナ・グラヘーラ(メゾソプラノ) アラン・ダマス(テノール)
アントン・カルド(ピアノ)
録音:2004年9月第2週、リェイダ、アウディトリ

SA 01191 2枚組 \4360
ヘスス・ルエダ(1961-):弦楽器のための作品集
弦楽四重奏曲第1番(1989-1990)/同第2番「陰より」(2003)
同第3番「群島」(2004)/機械庭園(弦楽五重奏曲;1999)(*)
ラヴ・ソングズ(ヴィオラとピアノのための;1999-2004)(+)
ファウストの日記(ヴァイオリンとヴィオラのための;1999)
羅針盤箱(ピアノと弦楽のための五重奏曲;1992)(+)
迷宮の記憶(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2000)(+)
アルディッティ弦楽四重奏団
アーヴィン・アルディッティ、グレーム・ジェニングス(ヴァイオリン)
ラルフ・エーラース(ヴィオラ) ロハン・デ・サラム(チェロ)
トニ・ガルシア・アラケ(コントラバス(*))
アナンダ・スカリアン(ピアノ(+))
録音:2005年5月、ロンドン・オール・セインツ教会

SA 01193 \2180
アンヘル・オリベル(1937-2005):器楽合奏のための音楽
エプシロン(2000)/バッハの対位法への接近(2000)
アンヘル・アルテアーガの記念に(1984)/四人のための詩句(1976)
独白(1980)
フアン・ホセ・オリーベス(指揮)
アウディトリオ・デ・サラゴサ室内管弦楽団(グループ「エニグマ」)
録音:2003年12月22-23日、サラゴサ、アウディトリオ、サラ・ガルベ




<COLUMNA MUSICA>
1CM 0142 \2180
ホセ・マリア・サンチェス=ベルドゥ(1968-):不在の建築
Ahmar-aswad(管弦楽のための;2000-2001)(*)
不在の構造(2群に分かれた8つのチェロのための;2002-2003)(+)
Qabriyyat(弦楽合奏のための;2000)(#)
マショー=アルキテクトゥール V(アンサンブルのための;2004)(**)
トリオ III「光と影の吐息が」
(ヴァイオリン、チェロとピアノのための;2000)(++)
沈黙の建築(アコーディオンのための;2004)(##)
快楽と過失の風景(管弦楽のための;2003)(***)
P・ロフェ(指揮(*))
フランクフルト放送交響楽団(*/***)
E・アリスクレン(指揮(+))
コンフント・イベリコ・チェロ八重奏団(+)
I・ヴォルコフ(指揮(#))
アンサンブル・オリオル・ベルリン(#)
タレル・ソノーロ(**)
トリオ・ダマール(++)
エステバン・アルゴーラ(アコーディオン(##))
P・ルンデル(指揮(***))
録音:2005年3月4日(*)、2002年3月15日(#)、2003年12月5日(***)、
ヘッセン放送、ライヴ(*/#)
2004年6月2日、セビーリャ、セントラル劇場、ライヴ(**)
2003年10月2日、マドリッド、ユーロソニック・スタジオ(++)
2005年3月12日、マドリッド王立高等音楽院、マヌエル・ホール(##)
サンチェス=ベルドゥはアンダルシア地方のアルヘシラスに生まれ、ガルシア
・アブリル、フランコ・ドナトーニ、ハンス・ツェンダーらに師事したスペ
インの作曲家。

1CM 0144 \2180
ワルツ・カフェ
リャードフ:音楽玉手箱
シュルツ/エヴラー編曲:
コンサート・アラベスク(ヨハン・シュトラウスのモチーフによる)
ブラームス:ワルツ Op.39 No.15
ヨハン・シュトラウス II/イグナツ・フリードマン編曲:春の声
シューベルト/リスト編曲:ウィーンの夜会 から 第7曲,第6曲
ドビュッシー:レントより遅く
ラヴェル:ラ・ヴルス
ミゲル・バセルガ(ピアノ)
録音:2005年7月25-27日、サラゴサ、アウディトリオ
ミゲル・バセルガは1966年ルクセンブルク生まれのスペイン・アラゴン系の
ピアニスト。

1CM 0151 \2180
ルイジ・ボッケリーニ(1743-1805):
ギターと弦楽のための五重奏曲集 Vol.3
第6番ト長調 G.450/第7番ホ短調 G.451
第9番ハ長調「マドリッドの帰営ラッパ」 G.453
アルモディス
ビエル・グラエリス、オレゲル・ベルトラン(ヴァイオリン)
アンドレア・マメリア(ヴィオラ) イニャキ・エチェパレ(チェロ)
ジョアン・カルレス・マルティネス(ギター) 
ルドビカ・モスカ(カスタネット)
録音:2005年8月、イェローナ、アルベルト・モラレーダ・スタジオ
モダーン楽器を使った演奏。

1CM 0070 \2180
【未案内旧譜】
遠き庭園
海(3曲)/酔った庭園(3曲)/遠き庭園の(4曲)/
失われた地の歌(4曲)
ホセプ・ピエラ(朗読、朗唱)
グレゴリオ・ヒメーネス(エレクトロアコースティック音楽)
グループ・ラ・ドローバ
アンドレウ・マルティ、ホセプ・ナバーロ(ギター)
レミジ・モラン(リコーダー)
録音:2000年9月19日、バレンシア、タバレット・スタジオ
11−13世紀アル=アンダルースの詩人たちの作品(カタラン語訳)の朗読と、
伝承音楽、エレクトロアコースティック音楽のコラボレーション。

1CM 0096 \2180
【未案内旧譜】
マヌエル・オルトラ(1922-):幻想曲とフーガ
性格的変奏曲(P・パラウの主題による、ピアノのための)
悲しい舞曲(チェロとピアノのための)(*)
幻想曲とフーガ(チェロとピアノの)(*)
[メゾソプラノとピアノのための9つの歌曲](+)
牧歌(1942)/意味など無い(1953)/ナザレのイエス(1954)
ペテネーラのグラフィック(1956);鐘,6本の弦,小道
子供(1956)/踊り(1959)/天使の毛羽(1962)
モンセラート・トルエーリャ(メゾソプラノ(+))
シラ・エルナンデス(ピアノ)
マヌエル・マルティネス・デル・フレスノ(チェロ(*))
録音:2002年12月14-15、21-22日、Jafre、ラウディトリウム
バレンシア生まれ、バルセロナ育ちの作曲家マヌエル・オルトラは、1968年
から1987年までバルセロナ市立高等音楽院教授を務めました。

1CM 0104 \2180
【未案内旧譜】
クラリネット五重奏名作集 II
ハインリヒ・ヨゼフ・ベールマン(1784-1847):
クラリネット五重奏曲変ホ長調 Op.23(*)
フランツ・クロンマー(1759-1831):
クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.95(+)
ウェーバー(1786-1836):
クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.34(*)
ジョセプ・フステル(クラリネット)
バルセロナ・グリンカ弦楽四重奏団
アーラ・ボロンコワ(ヴァイオリン) 
ゲラシム・ヴォロンコフ(ヴァイオリン(*)、ヴィオラ(+))
ベルナ・ボファルイ(ヴィオラ) ナビ・カベスタニー(チェロ)
録音:2002年10月日、バルセロナ、エスペランサ教会
フステルはスペイン、バレンシア県ビリャヌエバ・デ・カスティリョン生ま
れ。使用楽器はヤマハですが、さすがに南欧的な音色を出しています。




<ALMAVIVA>
DS 0141 \2180
ピアノラ・ロール
アルベニス:セビーリャ/スペイン組曲 から グラナダ(セレナータ)
トゥリーナ:絵画的組曲「セビーリャ」から オレンジの樹の下で
ファリャ:交響的印象「スペインの庭の夜」から 遠方の舞踏
ファリャ:4つのスペインの小品 から クバーナ
グラナドス:スペイン舞曲集 から アンダルーサ
ゲルボース:マラゲーニャ
チャピ:モーロ幻想曲(セレナータ)
ゴミス:鉄格子のそばに(セレナータ・アンダルーサ)
チュエカ・イ・バルベルデ:カディス(パソドブレ)
パティーニョ:フラメンコのため息(パソドブレ)
フアランス:ラ・ヒラルダ(マルチャ・アンダルーサ)
ロメロ:デ・ウエルバ(ファンタンギーリョ)
伝承曲:セビリャーナス(アンダルシアのポピュラーなバイレ)
ビバス:アルメリーアのファンダンギーリョ(クプレ)
オコーン:アンダルシアの思い出(ボレロ)
アロンソ:
サルスエラ「ラ・カレセーラ」から 酔っ払いと警官たちのパサカーリェ
アロンソ:セビーリャ万国博覧会讃歌
ピアノラ自動演奏
イスマエル・ラモス・ヒメーネス(演奏監修)
録音:2005年2月28日、ウエルバ県立博物館
使用楽器:1921年、ウェーバー製
自動演奏鍵盤楽器ピアノラ(ピアノ・ロールを仕組んで演奏するピアノ)に
よる、アンダルシア地方にまつわるスペイン音楽。アンダルシア音楽資料セ
ンターおよびマヌエル・デ・ファリャ・アーカイヴ所蔵のピアノ・ロールが
使用されています。

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