奧の細道二人旅・江戸深川U

江戸深川芭蕉庵界隈U

深川不動堂・富岡八幡宮

深川不動尊 深川不動堂 江東区富岡1丁目

 門前仲町駅で地下鉄を降りて地上に出ると、そこはもうお不動さんの門前。それらしい土産物屋などが並び、参詣客で賑わっています。
 江戸の元禄年間、江戸市民を中心に不動尊信仰が広まり、元禄16年に成田山のご本尊である不動明王の江戸出開帳が実現。これが深川不動堂の起こりとなります。
 お堂の真後ろを首都高速が通っていて、何やら勿体ない気がしました。
      境内自由  
   富岡八幡宮   江東区富岡1丁目

  不動さんを出て、すぐ前の道を左に折れるとすぐに富岡八幡宮の境内です。江戸初期まで永代島という小島だった深川・門前仲町界隈を埋め立てし、1627年に応神天皇を祭神とする富岡八幡宮が創建されました。当時は広大な敷地を持ち、江戸最大の八幡宮で「深川の八幡さま」と親しまれました。
 江戸勧進相撲発祥の地であり、境内には「巨人力士の碑」など相撲にまつわる碑が多く見られます。「横綱力士の碑」には、初代明石志賀之助から65代貴乃花までの歴代横綱の四股名が刻まれていました。(この時点では若の花はまだ刻まれていません。)

                        境内自由     
   富岡八幡


御神輿
 ここの祭りは深川祭りと呼ばれ、赤坂・山王日枝神社の山王祭り、神田明神の神田祭りとともに江戸三大祭りと呼ばれています。3年に一度の本祭りでは、120数基の御輿が巡航します。
 表参道の御輿庫に展示されているのは日本一の大御輿。高さ4m、重さは担ぎ棒を含めて約4.5tになります。

               下は横綱力士の碑
       横綱力士の碑           
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