「西暦2000年が閏年になる筈でならないと言いつつやっぱり閏年であること」の検証

 

地球の自転は24時間ジャストではない、公転周期も…
これを補正するするために存在する「閏…」

閏年とは陰暦で「閏月」のある年
陽暦では2月29日のある年

2000年は、どうもややこしい理由での閏年らしい
4年に一度の閏年…2月29日
100年に一度だけ閏年無し…1800年、1900年などの100の公倍数年に設定
但し400の公倍数年は閏年…1600年、2000年等
と、言うことで2000年は閏年だと…

そういうものだとされているけど、一体どういう計算の上に成り立っているのだろう?



※2004/10/28追記
このページをお読み頂いたM様より、上記の公転周期が近似値であり、
正確には「365日5時間48分45.9747秒」との御指摘がありました
現在の私の状況から、この計算をやり直すのには少々時間を要しますので…
(大きな誤差はないであろうという…お言葉もいただき)
しばらくは、このままの表記とさせていたたきます
時間が出来次第、対応するつもりですので…御了承ください


※2005/5/18追記
チョットばかり映画のページを離れ、久しぶりにこちらサイドに帰ってきました
懸案事項であった計算やり直しをやってみました
M様からは、私ページに合わせた形で計算したものを送っていただきましたが
ともかく一度、自分でやり直してみて…、答え合わせさせていただきました
M様、いろいろとお手数おかけしました…感謝いたします
と、いうことで…再計算バージョンでございます



地球の公転周期:365.24219878125日(365日5時間48分45.9747)

4年に1回閏年…365日OVER分を計算
5時間48分45.9747秒×4年=23時間15分3.8988秒
なるほど、約1日になる

100年に1回は閏年が無くなるわけだから…
5時間48分45.9747秒×100年=24日5時間16分37.4700秒
なるほど、100年間に閏年24回でいいのか(あまりがあるけど)
それで100の公倍数年は閏年無しの設定に…

400年に1回は閏年復活だから…
5時間48分45.9747秒×400年=96日21時間6分29.8800秒
まあ…約97日
100年に24回の閏年…400年で96日
おー、1日足さなきゃいけない
ん?100年毎に5時間16分37.4700秒のあまり?
400年で21時間6分29.8800秒…同じことか…

まてよ、500年ではいけなかったのか?
5時間48分45.9747秒×500=121日2時間23分7.3500秒
100年に24回の閏年…500年で120日
オーバーし過ぎか?
ブレはこっちの方が小さいと思うけど…1日足して2時間24分差
400年だと2時間53分30.1200秒マイナス
この位の差だと、早目に処理しておいた方が問題ないか…?

100年、400年ときて2000年時点で他の年数が話題に出ていないということは、
次の修正は2000年OVER?

念のため2000年でのブレ
5時間48分45.9747秒×2000=484日9時間32分29.4000秒
400年に97回の閏年…2000年で485日
なるほど修正するにはまだ早い

2400年でのブレ
5時間48分45.9747秒×2400=581日6時間38分59.2800秒
400年に97回の閏年…2400年で582日

2800年でのブレ
5時間48分45.9747秒×2800=678日3時間45分29.1600秒
400年に97回の閏年…2800年で679日
いい線が出てきた…

3200年でのブレ
5時間48分45.9747秒×3200=775日51分59.0400秒
400年に97回の閏年…3200年で776日
差がほぼ1日
と言うことで
4年に1回閏年、100の公倍数の年は閏年では無くなり
400の公倍数の時は閏年復活
そして3200の公倍数の時は、再度閏年で無くなる

電卓1つでこれ以上は大変なので止めます。
公転周期・自転周期も変わっていくのだからロング・スパンは無意味か…
GOも生きてませんので…

※TVで、現在のグレゴリオ暦が使われ始めたのが「1582年」と紹介していた
今回が、2度目の400年修正だったとか
でも1600年当時では世界中が使っていたわけではないし
現在のようにネットワークで繋がっているわけでもない
まあ、実質的には今回が「初」と考えても良いでしょう

それから、閏年の特異日が3200年ではなく、3300年とも紹介していたが
3300年では、数字的にオカシイと思うのだが…





※2005/5/18追記
修正前のモノも、とりあえず残しておきます


地球の公転周期:365.2422日(365日5時間48分46秒8/100)

4年に1回閏年…365日OVER分を計算
5時間48分46秒8/100×4年=23時間15分4秒32/100
なるほど、約1日になる

100年に1回は閏年が無くなるわけだから…
5時間48分46秒8/100×100年=24日5時間16分48秒
なるほど、100年間に閏年24回でいいのか(あまりがあるけど)
それで100の公倍数年は閏年無しの設定に…

400年に1回は閏年復活だから…
5時間48分46秒8/100×400年=96日21時間7分12秒
約97日
100年に24回の閏年…400年で96日
おー、1日足さなきゃいけない
ん?100年毎に5時間16分48秒のあまり?
400年で21時間7分12秒…同じことか…

まてよ、500年ではいけなかったのか?
5時間48分46秒8/100×500=121日2時間24分
100年に24回の閏年…500年で120日
オーバーし過ぎか?
ブレはこっちの方が小さいと思うけど…1日足して2時間24分差
400年だと2時間52分48秒マイナス
この位の差だと、早目に処理しておいた方が問題ないか…

100年、400年ときて2000年時点で他の年数が話題に出ていないということは、
次の修正は2000年OVER?

念のため2000年でのブレ
5時間48分46秒8/100×2000=484日9時間34分
400年に97回の閏年…2000年で485日
なるほど修正するにはまだ早い

2400年でのブレ
5時間48分46秒8/100×2400=581日6時間43分12秒
400年に97回の閏年…2400年で582日

2800年でのブレ
5時間48分46秒8/100×2800=678日3時間50分24秒
400年に97回の閏年…2800年で679日
いい線が出てきた…

3200年でのブレ
5時間48分46秒8/100×3200=775日57分36秒
400年に97回の閏年…3200年で776日
差がほぼ1日
と言うことで
4年に1回閏年、100の公倍数の年は閏年では無くなり
400の公倍数の時は閏年復活
そして3200の公倍数の時は、再度閏年で無くなる

電卓1つでこれ以上は大変なので止めます。
公転周期・自転周期も変わっていくのだからロング・スパンは無意味か…
GOも生きてませんので…

※TVで、現在のグレゴリオ暦が使われ始めたのが「1582年」と紹介していた
今回が、2度目の400年修正だったとか
でも1600年当時では世界中が使っていたわけではないし
現在のようにネットワークで繋がっているわけでもない
まあ、実質的には今回が「初」と考えても良いでしょう

それから、閏年の特異日が3200年ではなく、3300年とも紹介していたが
3300年では、数字的にオカシイと思うのだが…