致命的ミス?…マイケル・ダグラス主演「サウンド・オブ・サイレンス」

 


マイケル・ダグラス主演の「サウンド・オブ・サイレンス」について(映画)一言というか…文句
※このネタは2002年5月公開時の映画の内容についての記述です


2001年:アメリカ映画
2002年5月:日本公開

私が、マークを付けた映画

一体何が気にいらないのかといえば
展開はバレバレ状態、幼稚な伏線、問題の…数字、どこに謎が?状態
少しは楽しまさせて欲しかった

そして、まあいろいろな立場の人間が出てくるのだが…それぞれがあまりに強すぎる
こんなに強い人間ばかりでは疲れる
結局、
強気で、より声がでかい人間が勝つのではやりきれない
各種映画系サイトを見にいったが、どのサイトも褒めまくり…?
私的には信じられないが、まあ個人の感想なので…




それよりも、この映画のメインともなるシーンで致命的ミス…

腰砕け状態&怒・怒・怒・状態で映画館を後にした


で、誰か私と同じふうに思った方はいないかと検索かけまくったところ
たった1人方ですが同様の指摘をなさっておられました
0人でなくて良かった



↓この下はネタバレになので注意を!
というか、映画を見ていない人は見ないで下さい






問題の女性が覚えている「6桁の数字」について

※これは2002年5月公開時の映画の内容について
私の記憶を元にした再現したものです


ラスト目前、いよいよ謎(?)が明かされるシーン


主人公の精神科医が女性から聞き出すコトの顛末


〇〇〇の向う側に立つ少女…回想シーンの映像
(設定状況からして、この位置関係は間違いなし)

〇〇〇に彫られた6桁の数字

その数字を なぞっていた少女
数字の書体はディジタル風の丸身を帯びたもの


少女の前に
「埃まみれのガラス片」を差し出す精神科医

数字を書き出す少女、右から左へ





18

218



6桁の数字…802218

この数字では問題解決ならず、怒る犯人達…殺す!
犯人を止める精神科医、本当の数字を教えると…
(時間稼ぎの策)

まず…〇〇〇と少女の位置関係を説明する精神科医
(設定状況からして、この位置関係は間違いなし)


これは、
数字を逆から見る位置となる


続ける精神科医…彼女は数字を右側から書き始めた
一の位、十の位、百の位…十万の位の順に…
(※上記の表記による)
さらに、彼女は数字を逆に覚えていたと…

ようは…
逆さまに見た数字をそのまま記憶しながらも
どっちが先頭文字かは理解していた
…ということになる

おもむろに、
ガラス片を掴み上げる精神科医

左右反転のうえにガラスを裏返す!
本当の数字は…

815508
って…オイオイ!
3次元方向に廻しちゃマズイだろう

彼女は平面上の文字を逆さ側からみていただけ
全ての状況を総合して判断すれば
180度回転だろう!点対称による2次元内の移動だ!
812208
これ以外に正解はない

なのに、
815508 でビンゴ!?
絶対に変だ!
と思っているうちに…映画は終わってしまいました






いつかこのネタを書こうと思ってました

念のためビデオ・レンタルが開始したら再度内容を確認しようと思っており
ついに、その機会が来ました

問題のシーンに突入

えっ?
なんかシーンが足りない気がする…カットされた?
セリフが全く違う!?


〇〇〇に対する立ち位置に関するセリフが消えた

※数字を逆さから見ていた事実を消去?そして…

逆さまの数字なんだ…記憶の中で逆さまに…
数字を右から左に書いた…鏡に映したように…

とのセリフに変わっていた

数字を逆さに記憶していた → 数字自体を鏡像として記憶していた
ビデオ化に際して変更?


翻訳の問題とも考えたが、あまりに変更内容が?

ビデオがこの状態…確認不能


でも、
変更したということは、やはりミスっていたんだなと考える
私です

                                                   2003/09/08

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