長い間眠っていたとは思えない程あっさりと走り出した。ドライブに入れた瞬間何の引っ掛かりもなく静かに走り出した。エンジンも、何のストレスも無く5000rpmまで回る。減衰力調整式のダンパーも、柔らかくなってはいるものの正常に機能している。久々に走ってみると、街が紅葉していることに気づく。フロントウインドウを流れる景色が新鮮に感じられる。ここも、所々紅葉していた。

　この4ヶ月の間、運転はしなかったものの、パジェロの横、後のシートに乗る機会があったり、林道ツーリングで友人のランドクルーザープラドに同乗する機会を得られた。プラドは林道でとても良く曲がる車であった。対してパジェロはどうかというとやはり重く、動きが緩慢であるが、コントロール性とエンジンパワーで補っている。パジェロのノーマルの足回りの味付けは絶妙だと思う。　どちらも良い車だと思う。