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MES『月見荘危機一髪』

 MESは掲示板を使ったオンラインセッションです。
 ツリー型掲示板をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんが、GMの発言に対してプレイヤーがレスという形で、各自のキャラクターのセリフや行動などを付けていきます。
 そのため通常のセッションでは起こりえない「同じ場面で一人のNPCが複数のPCと、同時に別々の会話をする」という事態が発生します。
 以下のリプレイにもそういう場面がありますが、なるべく時間軸になるように並び替えてあります。
 また、地の文やOOC(プレイヤー発言)での会話などはカットしてあります。

GM

 ここは東京、四谷にあるスナック「女王蜂」。
 人通りの少ない、といっても昼間でも誰も通らないような路地裏にその店はある。
 決して目立つはずのない店、人が立ち寄らない店、人でないものが立ち寄る店。

 普段は気味が悪いほど静かな店が今晩は珍しく騒がしい。
 それもその筈、この店には年に二回ほど常連達が会合を開く日がある。今日は丁度その日なのだろう。人でないもの達が集まる日なのである。

 9月20日(土曜日) 23:12 スナック「女王蜂」にて
 集まっている妖怪達は元締めの蜂岡真由美を始め、物見坂賢三、神無月冬夜、斎 魅那、魔宮林蔵、それに見慣れぬ女子大生くらいの女の子がいる、美人だ。
 まだ来ていない妖怪達もいる様だ。

 普段、ネットワークのメンバーが全員一度に揃うというのは滅多にない。
 妖怪達にとって棲み難くなった現代、この大都会東京で生き延びる妖怪同士の親睦を深めようというのがこの集まりの目的である。

【この時点での女王蜂ネットのメンバー】
・蜂岡 真由美 (はちおか まゆみ)/女王蜂の化身 ※ネットワークの元締め
・蜂岡 由美 (はちおか ゆみ)/真由美の娘
・琥若璃 (コ・ニャンリー)(愛称:ニャン)/猫娘ハーフ ―[足手まとい]月見 耕平
・敷守 小夜 (しきもり さよ)/座敷わらし
・狐月 荘太 (こげつ そうた) /妖狐
・魔宮 林蔵 (まみや りんぞう)/FIAT500の変化
・辰巳 京志朗 (たつみ きょうしろう)/大蛇(おろち)の変化 ―[足手まとい]観月 玲依奈(れいな)
・斎 魅那 (いつき みな)/夜刀の神の眷属
・神無月 冬夜 (かなづき とうや)/吸血鬼ハーフ
・風飛(ふうひ)/闇夜のカラス
・古槻 莞爾 (ふるつき かんじ)/古時計の付喪神
・物見坂 賢三  (ものみざか けんぞう)/水晶玉の付喪神
・土部 将信 (つちのべ まさのぶ)/ツチグモ
・ミクロマン /おもちゃの変化 ―[足手まとい]得手 公雄(えて きみお)


ニャン登場

ニャン 「やっほぉ〜 みんな元気だったぁ〜(=^^=) あ、真由美さん、おひさぁ〜 もう、お爺ちゃん(物見坂賢三の事)ったら、一緒に行こうって言ってたのぃ〜 先に行っちゃうんだもん」

真由美 「久しぶり、ニャンちゃん。相変わらず元気そうね」

賢三 「おお、やっと到着かの…。」

京志朗登場

京志朗が足音も立てずに入ってくる。

京志朗 「よう、じゃまするよっ」

ちらりと店内を見渡すと見たことのない女性がいるのを見つけ近くに座る。

京志朗 「はじめまして、京志朗です お一人ですか」

女子大生 「あ、はじめまして…。」

おどおどしている。

京志朗 「新しいお仲間なのかな、お嬢さん、よかったら名前を教えてくれる」

小夜がニャンに飲み物を持っていく。

ニャン 「あ、ありがとね(=^^=)」

ニャン 「ぷひゃ〜 とぉ〜っても喉が乾いてたのよ 美味しかったぁ〜(=^^=)」

と、小夜ちゃんの頭を撫でる。

女子大生の名前を聞く。

魅那 「真由美さん。あの人は?」

聞えると気を悪くするかも知れないのでこっそりと。

ニャン 「はにゃ?(=^^=) えっと……あっ!、壮太君でしょ!!(^O^)/ うっわぁ〜 ほんとに化けるの上手だねぇ〜……ってあれ? どうしたの?(^^;」

真由美 「ああ、由美の事ね。」
真由美 「丁度いいわ、皆にも紹介しておきましょう。」
真由美 「みんな、聞いて。紹介するわ、新しく仲間に加わった私の娘の『由美』よ。」
真由美 「京志郎くん、チョッカイ出さないでね。」

京志朗 「きびしいな、真由美さん 来るものは拒まずだよ」

ニャンと由美の会話

ニャン 「にゃ 壮太ぢゃなかったのかぁ(^^; (笑) あ、由美ちゃん、あたし琥若璃(コ・ニャンリー)って言うの 宜しくね(^_-)ミ★ そうそう、呼ぶ時はニャンでいいからね(=^^=)」

由美 「初めまして(゚゚)(。。)ペコッ こ、にゃんりーさん? …にゃんさん」

ニャン 「にゃはは(=^^=) そんなにかしこまんなくていいよ ニャンで十分 ねえねえ、由美ちゃんも真由美さんみたく女王蜂さんなの?」

由美 「ニャンさんですね。」
由美 「ええ、そうみたいです。でも、なるべくならあの姿にはなりたくないな、私。」
由美 「ニャンさんはどんな姿になるんですか? とても妖怪には見えませんけど…」

ニャン 「あたし? あたしはね・・・・(と顔だけ変化(笑))・・・こんな姿なの(=^^=) お母さんが猫娘でお父さんが中国の導士?だったかな だから、わたしは猫娘と人間のハーフってわけ(^^)」

由美 「ふーん、そうなんですか。何だか私と似てますね。」
由美 「私もお父さんが人間だとか聞かされていますけど、…見た事ないし。」

ニャン 「え〜っ 由美ちゃんもなの? あたしもお父さんって見た事無いんだ・・・お母さんも物心ついた時には何処かに旅に出ちゃってたし・・・」

真由美 「そんな事、話さなくていいのよ。」

由美 「……。」
由美 「似てる者同士、仲良くして下さいね(^^)」

ニャン 「うん(=^^=) あたしの方こそ、宜しくね (見た目が)同い年くらいの子がいなかったから、とっても嬉しいの ショッピングとか映画とか色々付き合ってね(=^^=)」

由美 「わあ、そう言ってもらえると嬉しいです(^^)」
由美 「こちらこそ(^^)よろしくお願いします、ニャンさん(゚゚)(。。)ペコッ」

賢三と由美の会話

賢三 「わしゃあ 物見坂賢三じゃ 見ての通り水晶占いを生業にしておる 悩み事があったらいつでも見てやるぞ かっかっか」

由美 「はい、こちらこそよろしくお願いします(゚゚)(。。)ペコッ」

魅那、小夜と由美の会話

魅那 「初めまして、由美さん。ここで働かせて貰ってます、 魅那といいます。よろしく。」

由美 「小夜ちゃんに魅那さんですね。よろしくお願いします。」
由美 「でも、小夜ちゃんって、妖怪に見えないね。いくつ?」

小夜 「……ちょっと忘れてしまいました。永く生きてきましたから」

風飛と由美の会話

風飛 「カーカー ボクは風飛カー よろしくカーね」

といって由美の肩に止まってしまいます

由美 「きゃあ!」

悲鳴を上げて驚く由美。

由美 「何!? この鴉…。言葉が喋れるの? ひょっとして、この鴉も妖怪?」

風飛 「そう、妖怪カー ボクみたいに人間にならない妖怪もいるカー 見た目は普通のカラスと同じだからカーね」

由美 「そんな妖怪もたくさんいるんですね。 よろしくね(^^)、風飛さん。」

遅れてきた荘太

荘太 「遅くなりましたぁ〜」

真由美 「いらっしゃい、荘太くん。遅かったわね。屋台の方は上手くいってる?」

荘太 「順調ですよ。常連さんもできてきたしね それに、なんてったって腕がいいもの(笑)」

いきなり女の子を口説き始めた京志郎を呆れ顔で見ながら

荘太 「あ、真由美さん 料理とか作るの人手足りてます? 俺で良かったら手伝いますけど…」

真由美 「丁度良かったわ。じゃあ、悪いけど荘太君、お願いできる?」

荘太 「はいはい まかせといて」

遅れてきた古槻と冬夜

真由美 「あら、二人が時間に遅れるとは珍しいわね…。」

古槻 「いや、ちょっと色男君に付き合わされてね。」
古槻 「遅れて、すまない。」

冬夜 「……。」

真由美 「まあ、いいわ。」
真由美 「じゃあ、これで今日来れる人(妖怪)で来ていないのは、土部さんだけね。そろそろ来るはずだけど…。」

GM

 これで「女王蜂」には土部将信を除き、今日来る予定の妖怪達が全員揃った。
 まるで女王蜂に群がる無数の働き蜂の様に…。
 「妖怪達は引き付けあう」これほどの妖怪達が一堂に会すれば必ず何かが起ころうというもの。

 さて、今宵は一体、何が…。

遅れてきた土部

土部 「ふぅ・・・すみません。遅れてしまいました。ややっ!皆さんおそろいの様子。新参者が一番最後とは、恐縮です。」

ぺこぺこしながらカウンターへ。

真由美 「ああ、紹介するわね。皆知ってると思うけど、新しく仲間になった土蜘蛛の土部さん。」
真由美 「ちょっと、約束の時間、だいぶ遅れてるみたいだけど…。」

土部 「いや、ちょっとテストの採点がたまってしまいまして(笑)」

京志朗 「よろしく土部さん。京志朗です」

土部 「やあ、あなたが京志朗君ですか。お噂はいろいろと伺ってますよ。」

土部 「あ、私には日本酒を冷で・・・って、そうでした!荘太さん。」

土部 「店の前にある屋台って、荘太さんのですよね。緊急事態です! ゴキブリが恐ろしいまでに大群で集ってますよ。早く駆除しなければ保健所さんに営業停止にさせられます。私も手伝いますから早く外へ!」

京志朗 「ほんとかい?そりゃあ大変だ。真由美さん殺虫剤ある?」

真由美 「今日買ってきた、「ゴ○ジェット」があるけど。」

と、京志郎に渡す。

真由美 「店に入ってこない様にきちんと全部退治してね。」

京志朗 「まかせろ。じゃあ由美ちゃんまた後でネ」

由美ちゃんにウィンク

ニャンの反応

ニャン 「ゴ、ゴキブリ?(^^;」

好奇心チェックに成功したので、見に行こうとして思い留まる。

荘太の反応

荘太 「え、え〜っ? 嘘? 綺麗にしてたはずなのに!」

小夜 「荘太さん。作りかけの料理は引き受けますから行ってみた方が良いですよ。」

荘太 「あ、ありがと! ぢゃあ、あとお願いね、小夜ちゃん!」

外に出て行く荘太。

真由美 「ゴキブリ退治…。忙しい連中ね(^_^;)」

風飛の反応

風飛 「ゴキブリ……カー 最近見てなかったカーね」

外に出る。

GM

 土部さんに言われて店の外へ出た妖怪達。
 外に出た面々は土部、荘太、風飛、京志郎の一匹と三人。

 「女王蜂」の前に止めてある一台の屋台。
 路地裏で街灯もなく、店の小さな外灯一つで照らされている。

 一行が目にした物は…!
 荘太君の屋台が真っ黒に塗装されている。
 いや、よく見ると表面がザワザワと波打つように動いている。
 そう。荘太の屋台に、恐ろしいほど大量のゴキブリが群がっているのである。
 (表面びっしり!まるでゴキブリのベールで覆い被された様に…^^;)

土部の行動@

土部 「50年前にはこんなにゴキブリはいませんでしたが、最近になって増えたのでしょうかね。とにかく駆除しましょう」

と、独り言のように言って手で捕まえるつもりで近づきます。

土部が近づき手を伸ばすとその瞬間。
ゴキブリの群れが大きく盛り上がる。そして、真っ黒い津波のように土部に覆い被さる!

土部 「!!!」

回避ロールは苦手なので、妖怪の能力「物質透過」ですり抜けようと試みる。成功。

一斉に飛び掛かってきたゴキブリの群れは、何もなかった様に土部の体を通り抜ける。

土部 「な、なんなんですか!?」

土部の体を通過したゴキブリの群れは、後ろでまた大きな山を作る。
近づくとまた飛び掛かってきそうな気配だ。

知力判定の成功により、以下の発言。

土部 「このゴキブリはどうもおかしいです!恐らく何者かに操られていると思われます。注意してください!」

風飛の行動@

風飛 「これは多いカーね。さすがにどけてもゴキブリさんは文句は言えないカー」

くちばしで突こうとすると、ゴキブリの群れが襲い掛かってくる。

風飛 「む、むぐう なんでこんなにいるのカー!」

回避に失敗。

風飛 「い、痛いカー!! こ、こいつら普通のゴキブリじゃないカー」

京志朗の行動@

冷静に 「ゴ○ジェット」をかまえてシューします

京志郎がスプレーをかけると、ぽろぽろとゴキブリが落ちていく。
さすがに凄い威力だ^^;

しかし、数が多いため、きりがない!
ゴキブリが落ちて、屋台の表面が見える、またゴキブリが覆い尽くすといった事が何度も繰り返される。
すると、ゴキブリ達は集まる向きを変え、今度は一斉に京志郎に向かって来た!

回避は成功。

ゴキブリの群れは、京志郎を外れて壁に激突。
そこでまた大きなゴキブリの山をつくる。

京志朗 「荘太、水で吹き飛ばしてもいいか?」

少し怒った。

荘太の行動@

荘太 「ちょ、ちょっと水で吹き飛ばすのは待ってよ(^^;」
荘太 「屋台に被害がない方法で試してみるから」

幻術により炎の幻覚を発生させる。

GM

 壮太の妖術(幻覚)が炸裂する。
 屋台の後ろに熱の塊(巨大な炎)が現れる。
 その瞬間、屋台のゴキブリ達が一斉に屋台から離れる。
 すると…、

 視覚判定には京志朗以外成功。

 屋台の下に何かいる!
 暗くてよく分からないが、壮太の屋台の下に隠れるようにじっと身を潜めている。
 真っ黒い巨大な何かが…。

ニャンの行動@

外を覗いていたニャンは、外の状況を伝えたあと、入口から離れるとしゃがみこんで屋台の下を覗く。
するとその黒い塊は、ゴソリと動き出した。
その途端、それは目にも止まらない速さでアスファルトの上を滑るように移動する。
辛うじてその物体が屋台の下から、側にあったゴミ箱の陰に移動するのが確認できた。
ゴミ箱の陰から、それがこちらを見ている気配が感じ取れる。
そして、ゆっくりとそれが姿を現した。

「女王蜂」の外灯に照らされたその姿は……、

地面に着きそうな長い触覚。漆を何度も重ね塗りした様な^^;黒光りする外骨格。
そう、ゴキブリである。
誰もが知っているあのゴキブリである。
身の丈2m近い巨大なゴキブリだった。それが後ろ足2本で直立している。

ニャン 「みゃんっ(ノ><)ノ」

悲鳴をあげて京志郎の背中へ逃げ込む。

京志朗 「……」

さすがにあきれているようだ。

京志朗 「荘太、変わった客だな…」

荘太 「・・・・・やめてよ」

京志朗 「食べるものがなくなればどこかへ行くんじゃないか?」

荘太 「食べ終わったら素直に帰ってくれると思う?(--;)」

土部の行動A

土部 「人の物を勝手に食べるとは・・・ゆるせません・・・」

土部 「あなた。いったい何者なんです?どうしてこんなことをしたんですか?」

するとその巨大ゴキブリは人語を話し出す。

ゴキブリ妖怪 「…何者だと。いいだろう、冥土の土産だ」
ゴキブリ妖怪 「貴様達、人間に教えてやろう」

妖力を感知する能力がないと人間に化けている妖怪は人間にしか見えない。

ゴキブリ妖怪 「遂に今日、我々ゴキブリ族がこの地球の覇権を手に入れる時が来たのだ!」
ゴキブリ妖怪 「人間どもめ、有史以前から存在する我々を馬鹿にしおって」
ゴキブリ妖怪 「何がゴ○ジェットだ! 何がゴキブリ○イ○イだ!」
ゴキブリ妖怪 「正式な我々の名前も呼ばない人間どもに今こそ天罰が下る時が来たのだ。我々は『ゴキブリ』ではない!『ゴキカブリ』だ!」

ゴキブリ妖怪 「その計画の手始めとしてここにあった、この小汚い屋台を占拠してやった。俺様の姿を見たからには生きて返す訳にはいかん!」
ゴキブリ妖怪 「さあ、人間どもよ!今こそ淘汰されるのだ!死ね!」

ゴキブリ妖怪はそう言うと、猛然と襲い掛かってくる。

土部 「いや・・・あなたはゴキブリ族ではなくて妖怪なのでは」
土部 「地球の覇権を手に入れた後、どうするんでしょう?」

京志朗の行動A

妖力"水流"で攻撃。敵は回避成功。

ゴキブリン 「うわっ!危ない!」
ゴキブリン 「こら!貴様。この私を殺すつもりか!」

京志朗 「なにを今更いっているのだ 改心するなら今のうちだぞ」

ゴキブリン 「……!?」
ゴキブリン 「さては貴様たち…(ヨウカイダナ)」

京志朗 「妖怪などという名ではない、我が名は京志朗だ。憶えておけ」

ゴキブリ妖怪 「フン! 同じ妖怪には変わりない」
ゴキブリ妖怪 「さあ、お前達も同じ妖怪なら俺様の邪魔をするな」

ニャンの行動A

ニャン 「ねえ、壮太ぁ〜 あのでっかいゴキブリ 屋台から遠ざけた方がいいんぢゃないの?」

荘太 「なあ、ニャン。例えばの話だが…あのゴキブリの親分をこのまま無事に退治できたとして、だ。お前、あのゴキブリまみれになった屋台でラーメン食べたいか?」

荘太 「お前がどうしてもあの屋台で食べたいって言うんなら守るけれども…」

ニャン 「んじゃ、勢い余って壊しちゃっても文句言わないでね(^_-)ミ★ よぉ〜し 荘太のお許しもでたことだし いくわよぉ〜っ(>_<)/」

妖力で風の刃を作り出して攻撃。敵は回避成功。
さらに妖怪の姿に戻りながら移動して、爪で近接攻撃。命中。

荘太の行動A


荘太 「ゴキブリの分際で、よくも人の屋台を…」

妖力"狐火"で攻撃。命中。

魅那の行動@

結界をはるための準備行動。

GM

ゴキブリ妖怪 「ぬおー!ついに我が輩を怒らせたな!」
ゴキブリ妖怪 「覚悟するがいい!」

京志郎に近接攻撃。命中。

戦闘の2ターン目で止まってしまい、この後の展開についてはGMからフォローがありました。

ゴキブリ妖怪と死闘が繰り広げられる。
しかし、多勢に無勢。数で勝る正義の妖怪軍団「女王蜂」の面々が徐々にゴキブリ妖怪の力を削って行く。
そして、ゴキブリ妖怪の死。

ゴキブリ妖怪 「これで勝ったと思うなよ。もう既に計画は実行に移されている。今ごろは私の兄弟たちが…。ぐはぁ!!ガックリ」

そこへ「女王蜂」に電話が。

真由美 「ニャンちゃん、耕平君から電話よ。何だかえらく慌ててるけど」

電話に出るニャン。

耕平 「大変だ、ニャン。アパートが突然沸いてきたゴキブリに占領されちゃった! 中にはまだ得手さんが!うわあっ!! ツーツー(電話が切れる)」

さあ、急げニャン、妖怪達! 月見荘が危ない!

1.月見荘前にて
恐ろしく大量のゴキブリに占拠され真っ黒になってしまった月見荘。
その前で立ち尽くす耕平。

耕平 「大変だ!中にはまだ得手さんが…!」

既に警察や消防には連絡してるハズ…。周りには当然、大勢の野次馬達が集まりつつある。
ここで色々選択肢はあるでしょうが、中に突入した場合。廊下もゴキブリに埋め尽くされ真っ黒い絨毯を敷き詰めたよう。

2.得手君の部屋にて
得手君…ゴキブリに集られつつも何とか無事です。
そして、ゴキブリの山が突然割れたかと思うと、中からは先ほどのゴキブリ妖怪が!
この二匹は最初に戦ったゴキブリ妖怪の兄弟です。

ゴキブリ妖怪A 「ちくしょう!次郎がやられちまった」
ゴキブリ妖怪B 「違うよ兄貴!次郎は俺だよ」
ゴキブリ妖怪 「地球戦略の拠点としてこの小汚いアパートを我々の秘密基地にするのだ!」
等と言いながら戦闘。

ゴキブリ妖怪を倒すと今まで群がっていたゴキブリ達が嘘のように居なくなってしまいます。

翌日の新聞には「古アパートでゴキブリの異常大発生 天変地異の前触れか」などと書かれる事になるでしょう。

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