第22章 「失われた神殿 Cazic」
Cazic−Thuleは恐怖をつかさどる神です。その神殿であった場所、それが南のジャングルの中に今も残っています。そこには、Cazicを今も信仰しているリザードマンたちの住処となっています。
Cazicのあるジャングル地域はAntonicaの人間などにとっては秘境ですが、オーガーやトロールにとっては故郷です。そのため、それ以外の種族(注1)はジャングルを通るときは特に注意しないといけません。というのも、ここにはオーガーやトロールの衛兵が巡回していることがあるからです。Cazicへと向かう途中に衛兵に見つかって殺されてしまう冒険者も多いのです。(注2)
また、一番近い街がFreeportで、そこからRo砂漠を越えてこないといけないという、行くだけでちょっとした旅になってしまうため、特にゲートやポータルを開けない魔法使い系以外の職業の人は注意が必要です。
とはいえ、Faydwerでの邪悪との戦いで少し腕を上げたGivuは、そこに行ってみることにしました。そこには今もKirineが冒険しているという話を聞いていたので、会いに行ったわけです。
始めてのジャングルは特に緊張しました。オーガーの衛兵の話は聞いていたので、注意しながら進みますが、一度見つかって、逃げ出すはめにもなりました。
ようやくして、たどり着いたCazic。入り口にはたくさんの冒険者がメンバーを探したり、休憩したりしています。
ここで、目的どおりにKirineと再会、早速合流します。
Cazicにいるリザードマンには2つの派閥があり、お互いに快く思っていない様子。それを利用する手もありますが、どちらも冒険者に対しては敵対的なので、振りかかる火の粉を払っていると、結局はどちらとも対立する事になります。
また、ここには神殿部分、ピラミッドのような建物の部分とあり、特にピラミッド方面に行くには迷路を抜けないと行けないという、なかなか後半にふさわしい難易度になっています。
特に迷路では、そこに入っていったKirineが迷って死にかけるという事件が発生。目印に曲がり角においておいたコインを誰かが拾っちゃった模様(笑)
Hutt 「Kirine危ない。今行く」
数分後…HPが減り始めるHutt(^-^;)
Givu 「うお、やばいぞ。わし行く」
数秒後…
Givu 「うがあ! 迷った!」
何をしているんだか(笑) まずGivuが行くってのが自殺行為なんですよね(笑) (注3)
結局、Givuは他の冒険者の後について行って迷路脱出。その頃、二人は死んじゃってました…。
Kirine 「目印に置いたコイン、銅貨なのに…皆そんなにお金に困ってるの!?」
ごもっとも(笑)
・Givu…レベル35〜48。特に45以降がメインです。
・注1:いわゆるEvil系以外の種族。
・注2:もちろん、Givuも何回もやられました。後に復讐しました。
・注3:何度か言ってるし、皆知っている事ですが、Givuは方向音痴です(^-^;)