ちょっとお勉強しましょうか

トマトはどうして赤いの?
それは、
リコピンという赤い色素のせいです。
このリコピンにはとっても大きな力があるんです。
それは「
抗酸化作用」というもので、近頃よく聞く「活性酸素」を消去する働きがあるんです。
その力はビタミンEの100倍、β-カロチンの2倍もあります。

このリコピンは赤い色素そのものだから、赤いトマトほど、たくさん含まれています。
真っ赤に熟して収穫するミニトマトはリコピンがたくさん!
また、このリコピンは、火を通すと、体内で作用しやすくなるそうです。
油を加えると、もっと吸収がよくなります。
生もよいけれど、煮込んだり、炒めたり、ピザのトッピングにしたり、いろんな使いかたで、ミニトマトのリコピンパワーをアップさせましょう!
ヘタを取るだけで使えるミニトマトは、簡単で美味しく栄養価の高い食材ですね。

では! こんなお料理はいかがかな?

活性酸素って?
活性酸素は本来、体に入ってきた細菌を撃退するもの。
でも、活性酸素が過剰だと、体の細胞や組織も傷つけてしまうんだって。
それが「酸化」
酸化された細胞はいわゆる「老化」現象を起こすし、もっと悪いと「ガン化」させることも。
こわ〜。

老化とは、運動機能や内蔵機能の低下、皮膚のシワなど美容上のおとろえのほかに、血管が衰える動脈硬化なども含まます。
この老化は活性酸素による「酸化」のせいだと言われています。
活性酸素の「酸化」は、細胞や組織を変質させるため、がん細胞が生まれる突然変異を起こす原因になると思われます。