9月28日

秋のいろ

稲刈りが終わった田んぼ

無事刈り終わって裸になった田んぼがひとつ、またひとつ。
後に残った稲わらの根は碁盤目のようにきちんと並び、
律儀につんつん立っている。
子供のころ、これを踏んで歩くの好きだった。
小さい子供の足ではびくともしなくて、硬くズックにつきささる。
いった〜イ!と叫びながら、それでも一つ一つ踏んでいく。
こんな懐かしさをいつまでも呼び起こして欲しい、
ニッポンの秋の当たり前の風景画。
いつまでも当たり前の景色でありますように…。